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宮崎県 えびの市

平成17年12月定例会(第 6号12月13日) 一般質問




平成17年12月定例会(第 6号12月13日) 一般質問





 
                      平成十七年十二月十三日 午前十時開議





第  一  一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一  一般質問





出 席 議 員(十九名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君   議事運営係    西 原 邦 浩 君


  事務局次長   今 村 隆 一 君   議事運営係    篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  門 田 美 利 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君    財産管理課長   中 武 正 道 君


  助   役   冨 岡   務 君    福祉事務所長   木 村 政 一 君


  収 入 役   宮久保 辰 二 君    健康生活課長   西 田   健 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君    環境業務課長   下別府 敏 則 君


  総務課長    山 下 寿 男 君    観光商工課長   平 野 浩 二 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君    税務課長     藤 嶋   勉 君


  財政課長    栢 木 美代子 君    病院事務長    坂 本 健一郎 君


  建設課長    新屋敷   久 君    給食センター所長 堀 川 純 一 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君    老人ホーム施設長 赤 崎 正 史 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君


  学校教育課長  坂 本 謙太郎 君


  社会教育課長  白 坂 良 二 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第六号によって進めます。


 報告いたします。宮野重敏議員から本日の会議に遅刻する旨の届け出がありますので、報告いたします。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、西原義文議員、溝辺一男議員、押川秀齢議員の三人を予定しております。


 まず、二番、西原義文議員の発言を許します。西原義文議員。


○二番(西原義文君)  おはようございます。


 少し風邪を引いていまして、途中でせき込んだりして、ちょっと執行部の皆さん方にはお聞き苦しい点もあろうかと思いますが、御了承を願いたいと思います。それでは、通告に従って、早速質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 まず一つ目にEM菌活用と培養施設についてですが、六月議会でEM菌普及の問題で、EM菌普及について、十分今後検討してまいりますというお答えをいただきましたが、その後検討されましたかどうかをお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今質問のEM菌でございますけれども、昨日の有馬議員の質問の中で森の精という土着菌の質問がございましたけれども、私もEM菌につきましては、ある程度その専門家というのでしょうか、その人たちの話を聞いたのでございますけれども、今考えますと、このEM菌は昨日の有馬議員の土着菌の問題と一緒ではないかなと、EM菌と土着菌は一緒ではないかなというふうに考えておるところでございますが、もし間違っておりましたならば、また教えていただきたいと思いますが、いわゆる土着菌は腐葉土を利用した菌ではないかなというふうにきのうの資料をいただいて、私は思ったところでございますけれども、このEM菌というのはEM菌という菌がありまして、それを水の中に加えて、そしてそれに、これもいわゆる糖蜜、オリゴ糖とかそういう糖を入れて安定しながらつくっていかなければいけないというようなことでありましたし、またその一倍から三倍ぐらいの液をつくったやつをいわゆる米ぬか等に配付いたしまして、ぼかしというのをつくっていくんだというふうに聞いておりますし、そしてまた田植え前にそのぼかしたぬかを十キロくらい降っておきますと、その後の田植え等の後の草についても余りはえてこないというようなことでございまして、非常に米も無農薬でいい米ができるというふうに聞いたところでございますが、このEM菌につきましては、十年ほど前に市といたしましても、家庭における残飯ごみの家庭内処理方法として、その普及に取り組んだことがございます。しかし、家庭での菌の培養やその管理などが難しく、普及するまでには至りませんでした。


 現在、EM菌や土着菌を初めとする細菌利用につきましては、六月議会で議員さんが御紹介されました福岡県行橋市のように、培養機や専門嘱託員を配置している自治体もあれば、広島県のように室内実験で水質の浄化作用が全く認められなかったとして、利用を推進しないことにした自治体もあるようでございます。また、民間におきましても、賛否両論が存在するようでございます。資料などの収集や、調査研究などをさらに行いながら、今後の対応などを検討することにいたします。


 私は、EM菌と土着菌が同じような作用をするのではないかと言いましたのは、同じく両方とも糖を加えておかないと菌が安定しないということであります。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  EM菌のことに関しては、十分理解していただいていると思っておりますが、また十年ほど前にEM菌の活用をえびの市でも取り組んだが普及しなかったということは、少しやはり運動が足りなかったんじゃないかなと思っています。現在、六月議会でもお話したように、市内でもEM菌を使って実績を上げていらっしゃるグループの方がいっぱいいらっしゃるんですね。私もこれだけのものを質問する分には、自分でも試してしないといけないということで、昨年度の六月からずっと使用しておりますが、まずおふろに入れて私は入っています、使用しています。


 私のところは田舎ですから、そのまま下水に流すような形をとっていますが、昔はやはりちょっとどぶ臭いにおいがしていましたが、このEM菌を使うようになってからほとんどにおいがとれました。これは私が実証済みであります。


 そしてまた、きょう遅刻をされています宮野議員さんでいらっしゃいますけど、彼もEM菌の話を聞いて使ってみようかということで、畜産をしていらっしゃいますから、使ったらやはり「西原さん、よかがお」ということで、そういう話をされていましたので、実績は十分ありますので、今後の課題じゃなくて、思い切って使ってみてはいかがですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 実は、議員さんのこの質問の項目が出ましてから、私の知人もこのEM菌を使用しているようでございます。その人からも実は、私このEM菌についても話を聞いたところでございます。


 いわゆるEM菌も糖を加えないと安定しないということでございますので、考えようによっては、えびの市にはその糖蜜というでしょうか、糖水というのを捨てていらっしゃる企業もあると思っておりますので、もしこれがそのような形になるのでしたならば、その企業とも話をし、いただくようにすればいいということは考えておりますが、まず今言われますように、今議会終了後、その知人のところに行きまして、その製造方法というのでしょうか、いろいろ聞きまして、そして今言われますように、どぶ臭いのも消えていきますということも聞いておりますので、ぜひ使用してみたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  今後使用してみたいというお言葉をいただきましたが、補足なんですけど、私は、このEM菌を人畜無害という話を聞いておりましたから、飲用じゃないEM菌、いわゆる台所、排水とかそういうところにたらす分を日にちをかけてペットボトル一本一リットルを飲んでみました。全然体にも害がありませんので、そういうこともひとつ視野に入れていただいて、培養施設のことも六月議会で七十万くらいお金がかかるんじゃないかということをお話しましたが、こういうお金をかけなくても、今ポリタンクというのが百リットル、二百リットル、三百、四百、五百リットルと売っていますが、五百リットルくらいのポリタンクでも幾らですかね、五百リットルタンクで一万九千三百二十円という、二万円しませんので、こういうのでまず培養をして、それを市民の方に配付がちょっとおぼつかないようでしたら、職員の方々がひとつ使ってみていただいて、実績を上げてから市民の方たちにも促進するような形を取っていただければいいと思うんですが、もう一回念のためにお聞きいたしますが、「使用してみたい」という言葉を先ほど市長の方で申されましたけど、これは培養して使ってみるというふうに理解してよろしいですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現在ぷらいど21基金を利用しながら、このEM菌についていろいろ研究されていらっしゃるグループもあるようでございます。その方々の御報告も年度末には、入ってくるのではないかというふうに考えておりますので、その方々からも十分このEM菌について教えていただいて、そして自分でも利用させていただきたいと思いますが、このEM菌は優良微生物であるというふうに私は知人から聞いたのでございます。ですから、まず水二リットルに、いわゆる糖分を三十、そしてEM菌を三十まぜて、そして一週間から十日間くらいあったかいところに置いて発酵させて、そしてそれを使っていくんですというようなふうに簡単に教えていただいたわけでございますけれども、いま一度実践に向けて私の知人からも十分勉強させていただきたいと思っておりますし、そしてまたそれが事実いいということでございますので、自分でも使用してみたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  ぷらいど21の公金を使ってこういうふうに培養していらっしゃるグループもあるということは、それだけ行政もそういう効果を認めているというような形にとれるんじゃないかと思いますので、また十七年度の施政方針の中でも二十一世紀は環境と健康志向が強まる中、また一層の環境施策の充実に努めて川内川の河川浄化にも浄化槽の普及促進を進めていくと施政方針の中にも書いてあります。結果的に、このEM菌使用と浄化槽促進とで二重の効果が出てくるのではないかと思います。川内川の上流のえびの市にとっては、下流地域に対して環境対策としては、十分責任を果たせるのではないかと思っておりますので、いま一度前向きな姿勢でEM菌培養を取り組んでいただきたいと思います。


 続きまして、関東えびの会でのえびの産ヒノヒカリの試食についてお伺いしたいと思います。十六年十二月議会で私も参加しました関東えびの会でのレセプションの中で、えびの産ヒノヒカリの試食の件でお伺いしましたところ、今回十一月六日に行われました関東えびの会では、えびの産ヒノヒカリの試食が実施されて、結果はよかったと聞いておりますが、内容をもう少し詳しくお伺いできればと思っております。よろしくお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  関東えびの会の状況について御説明申し上げます。


 ことしの関東えびの会は、十一月六日に行われたところでございますが、議会からも宮野議員さんを初め、会派からもたくさんの議員さんが出席いただき、盛大にレセプションが行われたところでございます。当日は、JAえびの市からも新米をいただきまして、試食をしていただきました。また、市の方からはふるさとえびの自慢ということを題しまして、ことしのえびの産ヒノヒカリのPR、またえびの市に農地や山林、そして空き家を所有している方々に管理委託の紹介等を行ったところでございます。


 参加された方につきましては、先ほど申し上げましたえびの産ヒノヒカリを食べていただきまして、えびの産ヒノヒカリは非常においしい、ぜひこちらの友人にも紹介したいと大変喜んでいただいたところでございます。今後、このヒノヒカリが口コミで広がっていくことを期待しておるところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  好評でよかったということですが、話によると注文もとれたらというお話でしたが、好評と同時に幾らか注文とかそういうのもありましたか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  参加者の方には、JAと郵便局が今回発売しております申込書をそれぞれお渡ししたところでございます。まだその結果については確認しておりませんけれども、ぜひその注文書によって申し込みをしていただきたいと、最寄りの郵便局でその納入していただきますと送りますよというPRしたところでございます。今後、その状況についても把握してまいりたいというふうに思っておりますけれども、まだ一カ月前後でございますので、把握していないのが事実でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  昨年度の関東えびの会の催しからすると、そのとき試食がなかったということで、こういう形でお願いして、今回実施されたことに対しては、行政の方を高く評価したいと思います。


 また、私もことしちょうど東海えびの会と関東えびの会が同じ日ということで、私の方は東海えびの会の方に、助役、前議長さん、事務局長を初め各議員も参加をさせていただきましたが、東海えびの会は関東えびの会からすると、かなり催しが違って、ある公園を一時時間的に貸し切ってそこで盛大に百五、六十名でしょうか、参加して行われた経緯で、盛り上がりがまたちょっと違った雰囲気の中で行われて、地元産の商品を全部即売という形で販売をしておりましたが、そこで出たおにぎりはもう初めからえびの産のヒノヒカリということで、向こうも意識をしてそういう形でヒノヒカリを持参されたような形で盛大に行われました。この場をお借りしまして、関係各位の方々にはお礼を申し上げたいと思います。今後も両面ともにますますこういう会の親睦が図れることを望んでおります。


 続きまして、えびの産ヒノヒカリ看板設置について通告を申し上げておりましたが、私の方で通告後、看板の設置場所が確認できましたので、答弁はこちらはいただきません。当局の方々、ありがとうございました。立派な看板が立っておりますので、ヒノヒカリの一つの宣伝の塔として十分果たせるんじゃないかなと思います。


 続きまして、広報えびのについてお伺いしたいと思います。現在発行されている広報えびの内容については、すばらしい内容であるということは、私自身認識しておりますが、えびの市発注の工事名、工事場所、落札業者等の公表をできないものか、広報えびのに記載できないものかをお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  広報えびのへの公共工事の工事名、工事場所、落札業者等の公表の件でありますけれども、現在公共工事等につきましては、問い合わせがあった場合は、担当課の財政課の方で問い合わせがあった場合は、お知らせをしているところでありますけれども、現在広報紙への掲載につきましては、多く市民に伝達していく必要があると思われる行政情報、それからイベント情報等を優先して現在掲載しております。毎月編集委員会を行いまして、要望がある中から紙面の都合等がありまして、現在掲載しているところであります。なかなか今議員さんおっしゃいます公共工事等につきましては、県内各地の広報紙等も調べておりますけれども、なかなかそこまで行っていないようであります。


 今後、情報の開示ということで研究はしていきたいと思っているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  問い合わせのみ行政の方でお知らせしているということなんですが、実は、個人的な用事でいつだったですか、熊本県の山鹿に行ったときに鹿央町という町がありますが、合併して山鹿市になったと思うんですが、そこの鹿央町の中央公民館というところにちょっと用事があって行って、そこにそういう広報紙等が置いてありました。それをちょっと見させていただいたところ、これは十月分でありますが、この広報紙の一覧に入札結果の報告、八月分ということで、二カ月に一遍でしょうか、一カ月に一遍でしょうか、入札があったたびに全部入札日と工事名、工事場所、落札業者名、そして落札額が書いてあります。


 えびの市民の方々の声も聞けば、なかなかえびのもお金が云々というとよくないんですが、「不景気のせいかなかなか工事もあんまりなかな」ということをお聞きしております。できれば、支障がないようでしたら、こういう形で載せていただければ、これだけの工事をえびのもちゃんとしているんだなということで、市民の方々も御理解をいただけるんじゃないかなと思っておりますが、記載するような方向で検討していただければと思い、参考までに山鹿の担当課のところに問い合わせをお願いしましたところ、こういうのを記載して苦情等はありませんかということで問い合わせをお願いしましたところ、一切そういうことはないということで、回答がまいっておりますので、いい方向性だったら、他の自治体のこういうのをまねても私は全然恥ずかしくないと思いますので、いま一度そのところの答弁をお願いします。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  広報の件でありますけど、先ほどもお答えしましたように、紙面の関係もありますので、そこについてはちょっと研究させていただきたいというふうに思います。


 それと、現在ホームページもリニューアル化してきておりますので、ホームページ等で情報の開示ができないか、そこら辺についても同時に研究していきたいというふうに思っているところです。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  ホームページ等でも開示していきたいという御答弁でしたので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 続きまして、薬草米として販売可能か、品名「大粒低グルテリン米水稲新品種春陽」というお米なんですが、現在糖尿病、またその可能性を否定できない人を含めて、全国で千六百二十万人いると言われているそうですが、まだまだ増加していくであろうと、今や国民病と言っても過言ではない状況であり、自覚症状がないため受診しない、あるいは治療を中断する人が大勢いると今言われております。今回、試験栽培した水稲品名「大粒低グルテリン米水稲新品種春陽」についてお伺いしたいと思います。


 この水稲は、たんぱく質が他の米より少ない米で、たんぱく質摂取量を制限する必要のある腎臓病患者への食事療法に活用を図ることが期待されている品種である、これを実際今私が行政とタイアップして、ことし一〇アールほど試験栽培をしたところなんですが、栽培方法はヒノヒカリとほとんどかわりません。ちょっと倒伏があるかなという形で収量もヒノヒカリとほとんどかわらないような状況でありますが、今このえびの産ヒノヒカリも今は行政、官民一体となってブランド化に一生懸命になって進めている最中で、ちょっと水を差すようなことで大変申しわけないんですが、ヒノヒカリのブランド化もなかなか難しいところがありますので、農家の所得向上のためにも、少し違った志向の米を栽培したらどうかということで、畜産農林課の方と話をして、こういう形をとらせていただいたんですが、この春陽という品種をえびの市の地域特産として確立はできないか、お伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この大粒低グルテリン米は、低たんぱくであるというようなことでございますが、そして糖尿病にたくさんの方が使っているということでございますけれども、糖尿病の方々には医師の方は御飯をたくさん食べないようにと、御飯に制限があると思うんです。この御飯はいわゆる米でございますけれども、この米の持つ炭水化物が体の中に入ったときに、糖に変化するから、いわゆる米をたくさん食べないようにというようなことで指導をされていらっしゃると思います。それがこの大粒低グルテリン米は、糖尿病の方々に推奨してあるというようなことになりますと、非常にその点については、糖尿病については、普通の米といたしますと、炭水化物系統が少なくなっておるというふうに認識するわけでございますが、これをえびの市のいわゆる特産米として、つくる気持ちはないかというようなことでございますが、これからの農業というのは、やはりそのような特殊なものを栽培いたしまして、皆さんにPRし、そしてそれが所得向上につながるのではないかというふうに考えます。担当課とも十分今後検討してみたいと思っております。


 詳細につきましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  この米の栽培につきましては、市長の方から、平成十六年度指示をいただいたところでございます。しかし、苗床をつくりましたけれども、種子の中に一部まざり物があるということで、急遽停止しまして、平成十七年度につくりかえをしたというような経緯がございます。


 この品種につきましては、市長の方からいろいろ説明していただきましたけれども、私どもが持っている資料では、議員さんの状況と若干違いますが、耐倒性に強いということ、それから一般の品種に比べてグリテリン含量が三分の一、それから易消化たんぱく質が約六〇%まで減らしておるということで、糖尿病から進んだ腎臓病の患者に食事療法としていいんじゃないかというような品種になっているようでございます。


 この品種につきましては、東北研究センターで開発されたものでありまして、そのでき上がったものについては、新潟県の環境衛生研究所に送りまして、DNA鑑定を経て販売が可能になるというような流れになっているところでございます。ことし、先ほど議員さんの御紹介のとおり、約一〇アールの栽培をしていただきまして、販売の体制が整っているわけでありますが、現在市内の二つの病院に試食をお願いしております。


 それから、味について若干不安等もございましたノで、東急ストア筑紫野店で十一月二十六日から二十七日イベントをいたしましたけれども、そこで割と若い方々に四十名を限定しまして試食をお願いしたところでございます。なお、その結果えびの産ヒノヒカリとの比較で二種類食べていただきまして、「どちらがおいしいでしょうか」ということをお聞きしたわけですが、四十名中十四名がこの春陽を選んでいただいて、えびの産ヒノヒカリと比べての評価ですから、非常に高いんじゃないかというような自信を持ったところでございます。


 そして、今回食味コンクールにお願いしました藤木マイスターにも一応お願いしまして、今試食をお願いしておりますけれども、販売体制についてどうしたらいいのかというのを今検討を行っておりますけれども、病院の販売、または普通の米屋さんの販売、そしてもう一つは薬屋さんの販売、それらを視野にして検討を今重ねているところでございます。


 このお米につきましては、先ほど申しましたように、成分の分析を行っておりまして、それによりまして、栄養士の方で食事療法としては指導いたさなければならないだろうというふうに思いますので、そういうふうな徹底した指導等が今後必要になるのではなかろうかというふうに考えているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  行政の方でいろんな御協力をいただいておることは感謝申し上げますが。


 個人的にも、口コミで結構この話が広がって、私のところに問い合わせがまいっております。分けてくださいということで。これがブランド化すればかなり高額な値段で販売ができると思います。今ことしのヒノヒカリが一等米で六千五百円くらいですかね、ちょっと値段は定かではありませんが、六千五百円くらいの一等米の値段なんですが、この春陽の場合は、はるかにその値段を超えた値段で、現在販売の方をいたしております。値段的には、買われる方も全然不満はないということで、健康志向が強くなっている昨今、皆さん関心は持っていらっしゃるというふうに受けとめておりますが。


 そこで、最初ふれ込みが薬草米ということでふれ込みをしました。これを販売するに当たって、「薬草米」という言葉を使えるのかどうかをお伺いしたいと思います。畜産農林課長で結構です。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  私どもも最初は薬草米ということで考えておったわけですけれども、若干薬事法に触れるんじゃなかろうかということでございまして、その件につきましては、保健所等に確認をさせていただきたいというふうに思っています。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  確認の方をよろしくお願いしたいと思いますが、薬事法となると、薬の部類に入りますので、お米の場合は食物でありますから、ちょっと難しいかなと思いますが、いろいろまた今後販売方法の方もまた行政のお力を借りながら、地域の特産、やがてはこのヒノヒカリを上回るえびのの特産として販売できるような確立を、体制をとっていきたいと思っておりますので、その点はよろしくお願いしたいと思います。


 続きまして、市道後川内苧畑線とえびの市北部基幹農道についてを二つ前後して書いておりますが、ちょっと質問の都合上、えびの市北部基幹農道についてから質問をさせていただきたいと思います。


 えびの市北部基幹農道も一部を除いて平成二十二年には完成予定だったと思いますが、完成後に国道と並行して通行できる利点があり、通行量がかなりふえることが予想されます。農産物運搬道路よりも利便性を求めた車の通行量が多いと思いますが、加久藤、麓の国道二二一号のとりつけ交差点のことでお伺いしたいと思います。あそこの交差点は非常に変則的で国道二二一号線より北部農免には入りづらく、将来は通行量がふえた場合には、事故がすごく心配されるところではないかと思っております。ここの交差点を行政としてはどのように考えておられるかお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  お答えいたします。


 えびの市北部基幹農道のうち、えびの二期地区でございますが、加久藤麓の国道二二一号のとりつけ付近につきましては、平成十七年二月に計画変更を行いまして、近くの未整備区間、共有林等がございましたけれども、そちらの方の用地取得は困難ということで計画変更を行い、県営事業から削除して事業完了となっております。


 議員さん御指摘の交差点につきましては、市内部での検討や県など、当然国道関係が出てまいりますので、西諸県農林振興局並びに小林土木事務所、県のこうした協議に必要な公安委員会、えびの警察署などとの、やはり関係機関との協議が必要ではないかと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  いろいろ関係機関と交渉が必要ではないかということですが、皆さんも御存じのとおり、きょうも雪が降っていますね。今月の五日も雪が降りまして加久藤峠が通行どめになった経緯がありますが、この道路が完成した折には、必ずこの道路を迂回路として使うような形になってくるんじゃないかなと思います。今までは、あそこをそのまま使用していた経緯があるんですが、谷川組さんが健在のころはドライバーとしてはプロの方が毎日運転していらっしゃいましたから、事故等はほとんどなかったと思いますが、今度はそこを利用する分に関しては、通行すれば不特定多数の素人というといかんとですが、運転には余り得意でない方も乗られたときにあそこを利用されるんじゃないかと思います。そういうときに、加久藤に人吉から下ってきたとき、左折するのにあそこでかなりブレーキをかけないと、左折ができないような状況であります。


 現在、私も人吉方面等から帰るときには、あそこの道路を利用して帰っているような状況でありますが、非常に左折する折にも後ろに大きい車がついていると追突をされるんじゃないかなと、そういう気配を感じながら左折するような状況でありますので、当局の方も十分そういうところも視野に入れて、二十二年には市内はほとんど開通するような状況になりますので、それに合わせて改良ができるものなら改良できるような形をとっていただきたいと思いますが、それとちょっと補足なんですが、お聞きしたいんですが、現在はあそこの道路を県の方からも直営という形で引き渡されたということなんですが、農村整備課が今管理をしているのか、それとも建設課が管理をしているのか、そちらの方をちょっとお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  お答えいたします。


 今現在では、市の方では建設課の方の管理になっております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  建設課が管理していらっしゃるということなんですが、大変申しわけないんですけれども、課長の方も一回あそこを通行してみてください。ちょっと周りが若干舗装がしていないところだけ用地交渉がうまくいかなかったところの区間だけなんですが、かなり道路の周りが整備というより、草刈り等がなされておりませんので、また最近小さい買い物袋なんですが、ああいうごみ等が散乱をしております。不法投棄のまた要因になるといけませんので、お時間があったら少しあそこを草刈り等なんかをお願いしたいと思います。


 続きまして、市道後川内苧畑線についてお伺いしたいと思います。市道後川内苧畑線については、こちらにいらっしゃる栗下政雄議員さんの方も、何回か拡張のことで質問をしていらっしゃいますが、えびの市北部基幹農免道路、これが平成二十二年に完成する計画になっていたと思いますが、一部未完了を含めてそういう形をとります。北部基幹農免道路が完成した折には、先ほどと同じなんですが、車の通行量が多く見込まれ、今のままでは通行に支障が出てまいると思います。現在もかなり車の通行量が多くて、一部極端に狭いところがありますので、交互通行ができなくて、どちらかがバックをして人の家の方に入るか、水田の取り入れ口の方に入るか、そういう状況でありますが、この道路の拡張を地元の人たちもお願いしているところでありますが、国道より後川内までの工事ができていますが、なぜそれから先、とまっているのかをお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 御質問の市道後川内苧畑線につきましては、苧畑集落と、それから国道二二一号を直接結んでおる非常に利便性が高い道路ということになっております。現在道路幅員が非常に狭くて、御質問のように離合がなかなか厳しい状況であるというふうに理解をしております。


 ただいまの御質問の国道から後川内橋までのところは、以前改良しているわけですけれども、それから北の方、いわゆる今質問がありました後川内苧畑線につきましては、改良はされていないわけですけれども、この理由につきましては、今現在改良している市道は、市道廿里後川内線という市道でございまして、この約九四〇メートル区間を整備しているわけですけれども、この事業につきましては、緊急地方道整備事業と、こういった事業名で実施しております。これにつきましては、国道交通省の道路局の予算であります五五%の交付金をいただいて改良しているというふうな過去の経緯でありまして、この緊急地方道整備事業のいわゆる採択要件が、当時、今もそうですけれども、この道路改良をするということになりますと、その採択条件がその他の関連事業等といわゆる一体的に整備をすることによって相当な効果があるものであるというのが条件であります。その関連事業といいますと、いろいろあるわけですけれども、そのときの状況は例えばえびの消防署、あるいは文化センター、あるいはえびの市JA等々の公益施設がその周辺にあって、そういう事業も展開されたわけですけれども、そういう公益施設と一体となった道路改良というのが緊急性、必要性が認められたということで、この区間だけが緊急地方道整備事業に該当したと、こういう経緯があるようでございます。


 したがいまして、この緊急整備事業以外に今質問の後川内苧畑線については、改良の計画はその当時はなかったというふうに御理解いただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  廿里後川内線は公益性があるから緊急地方整備事業で工事をされた、橋から先は公益性が余りなかったという、当時はそういう理解を求めていますが、今回この北部基幹農免道路が開通した折には、ちょうど国道と並行して走っていますから、加久藤峠等なんかが先ほどもお話したように通行どめになんかなったときには、大きい車はどこを迂回して国道の方に出ればいいかということも一つの大きな問題になってくるんですよね。


 苧畑坂元高野線ですか、苧畑高野線ですか、現在高野線の、あれはもう十分機能を果たしていますが、ちょうど中間的にこの後川内苧畑線が、距離的にも非常に利便性を考えるといい道路ですので、これをなるだけ早く行政の方でも知恵を絞っていただいて、今ちょっと財政的に大変厳しいところもありますが、なるだけ補助率の高い制度を取り入れて、工事の方を改良はできることを望んでいると思います。


 参考までに一つお聞きしたいんですが、この後川内苧畑線の沿線住民の協力が得られないと、もう拡張工事は一〇〇%できないというのは承知しておりますが、この沿線住民の協力同意を一〇〇%もらわんと、今なかなか難しいところがありますよといううわさも聞いておりますが、実際この一〇〇%が条件なのかどうかをお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 道路改良をする場合につきましては、一定の例えば道路構造令等々に従いまして、一定規格以上の道路を整備する必要があるということでございまして、一番問題になるのは、いわゆる事業計画を立てたときに、国・県のヒアリングを受けるわけですけれども、一番先に問題視されるのがいわゆる地域住民、その人たちの合意形成ができているのか、本当に事業採択になったときに、いろいろ協力をもらえるのか、具体的に言えば用地買収に応じてもらえるのか、あるいは建物、あるいは立木等の保障に応じてもらえるのかというのが一番問題にされます。これについての根拠につきましては、今国の方がいわゆる工期設定をする段階で、時間管理ということをやります。一事業の場合、大体五年から六年で事業完成するというのが原則でありまして、いつまでたっても用地交渉等がいかないで、いつまでも未完成ということはもうままならないというような厳しい、いわば指導がありまして、そういった意味で、やはり申請する側といたしますれば、一〇〇%同意でなければやはり国・県に対して自信がないというような状況で一〇〇%をお願いしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  一〇〇%同意が必要、一つの事業としては、大体五年から六年が期限ということを今お伺いしました。


 この地域住民の方の話は「もう早く道路が広がればよかじゃっどん」、今のままの状況じゃなくてもいいから、新設に道路が難しいところは、通してもらっても構いませんよという地権者の方も私の耳に入っておりますが、ここは確認をしてまた地域の区長さんともよく連携をとりながら、また当局の方にお願いしたいと思っておりますので、そのときはひとつよろしくお願いしたいと思います。


 続きまして、有機堆肥利用拡大についてお伺いしたいと思います。かねてより市長は、えびの市は農業が基幹産業であると言われており、農業施策にははかり知れない御努力をされていることは、市民の方々も御理解されているところでありますが、現在有機堆肥利用状況は、どうなっているのかお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  現在、有機堆肥関係につきましては、市が直接取り組んでおりますのが、有機堆肥利用促進事業、また県単事業を入れまして、耕畜連携堆肥促進事業等を行っております。全体で四千二百トン余りの堆肥を流通しておるわけでございますが、全体で申し上げますと、五%にまだ満たない状況だというふうに思っております。


 一般的に普及されておりますのが、稲ワラとの交換によります堆肥の利用等があるわけでございますが、そういうことで、私どもとしましては、まだまだ十分でない部分がございますので、今後この対応についてもしていきたいというふうに考えておるところでございますが、特に契約栽培等、または米の栽培ではトレーサビリティ等を義務づけておりまして、それらについては堆肥の利用がなされているというふうに理解しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前十一時  〇分


                    開議 午前十一時 十一分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。西原義文議員。


○二番(西原義文君)  ちょっと中断しましたが、続きまして、有機堆肥の使用料は、四千トンくらいでしたか、使用されているということなんですが、この有機堆肥の効果はどのような形で出るかお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  それぞれ作物で若干の違いがあるというふうに思いますけれども、野菜等でしたら、肉厚というんでしょうか、地力によりまして肉厚になる、またお米につきましては、分けつ関係、それから秋落ちをしない、それからまた刈り取ってからの後ですけれども、食味ということが言われています。私の方で実験しましたのが、従来飼料作物でありましたけれども、トウモロコシでしたら、ほとんど半分程度の量しか採れなかったような実績もあったようでございます。そういうことで堆肥につきましても、一般的に良質堆肥ということ、また完熟堆肥というような言い方をしておりますけれども、若干完熟でないものについては、いろいろ問題もありますので、私どもとしましては、畜産農家に対しては完熟に近いものをつくっていただきたいと、そしてまた耕種農家につきましては、それを再度自分の作物に合うような形のものにつくりかえをしていただきたいというような指導をしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  完熟堆肥等を使用していただくような形なんですが、堆肥を使用すれば水持ちがよくなると、よく昔から言われております。水田等なんかで、この水持ちの悪い水田等は堆肥をどんどん使うような促進を行政の方でも図っていただきたいと思いますが。


 また、高齢化が進んでいるこの現状の中で、農村部の堆肥散布が今大変な労力になっています。一度は散布したが、もう二度目からは大変だから、もうまた化学肥料に切りかえるという声もよく聞いています。有機堆肥農法を推進することがこのままではもう困難な状況になってくるのではないかと思っております。そこで、JAと行政とがタイアップして堆肥散布機を購入するか、一番いい形をとっていただいて、リースするような形はできないのかをお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほど詳しく説明しませんでしたけれども、県単事業によります耕畜連携堆肥利用促進事業というのは、二千四百七十四トンほど利用しておりますけれども、これは畜産農家の堆肥を第三者に散布する方に補助が出るものでございます。そういうことで、耕種農家の方で高齢者の方につきましては、そういうような依頼していただければ、こういうような補助事業等もありますので、PRをしていただきたいと思っておるところでございますが、平成十八年度からJAえびの市の方もJA出資型法人を立ち上げたいと、そして高齢者等の支援を行いたいということを考えているようでございます。


 それらにつきましては、今後一緒になった形で検討しておりますけれども、どうしてもえびの市の場合は、先ほど来申し上げておりますように、畜産農家の環境問題も含めまして堆肥の利用が必要だというふうに思っているところです。ぜひ耕種農家の方々についても、そういうことで現在支援しております事業等も含めて耕畜連携を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、御指導等をよろしくお願いしたいというふうに思います。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  十八年度からJAがそういう事業を立ち上げて高齢者の方の支援をしていくという形を今お聞きしたんですが、いわゆるこの平地の耕地整理田の一〇アールですよね。それと山間部の未整理田の一〇アール、これに対して基本料金というのを、いわゆる耕地整理田で決めていますから、未整地田へいった場合、かなり料金が高くなるんですよ。こういう料金的なネックもあって、なかなかそういう法人等、そういう商売をしている方には頼みにくいという一つの難点も持っています。まず、この料金設定をJAだけでしているのか、その中にいわゆる行政も入って決めているのか、そういう料金的なことに関してあればお教えいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君) 作業受託等の利用料金だというふうに思いますけれども、これはJAが主体になっておりますけれども、機械銀行というのがございまして、そこには県の普及センター、また私どもの行政、そして農業委員会等、それとオペレーター、直接作業を行う方ですが、それとJAとで協議して毎年料金については検討しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  機械銀行やらのオペレーターの方と協議をしながら毎年しているということなんですが、これはやはり毎年上がっていっているんですね、料金が。かなり高齢者の方たちからすると有機堆肥促進事業で協力して堆肥を入れましょうという形で行われているんですが、そういうオペレーター、機械銀行なんかにお願いすると、かなりの金額になってくるんですよ。その金額にびっくりして、頼んだ分はしょうがないから、もう来年からはよかろうという形が多いんですね。それでも私が個人的にもちょっとこういう堆肥生産をしていらっしゃる方たちが市内の方がいらっしゃるものだから、「あんたのところで降ってくれんね」ということをお願いしましたところ、「我が家の堆肥をとっくいやれば、降り方は無料でふっくるいよ」ということをおっしゃるんですが、これは規模が違いますから、そういう方たちの今度はそういう散布機が未整地田の方には入ってこんとですね、機械が余り大きくて、だから降ってあげたいんだけど、機械が入らんから、降いがならんと、そういう声も実際あるんですよ。


 このえびのは農業が基幹産業ということを市長の方も口が酸っぱくなるほど言われておりますので、こういうことも山間地にはこういった問題がいっぱい山積みしているということも十分行政の方も理解していただいて、農家所得向上のためにどうすればいいかということも今後の大きな課題になってくると思いますので、ひとつその点もよろしくお願いしたいと思いますが、以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  次に、九番、溝辺一男議員の発言を許します。溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それでは、お尋ねをいたします。質問通告の事項と質問の順番がちょっと前後するところがありますので、どうぞその点よろしくお願いをいたします。


 まず、一番最初に、市営の露天風呂のことについてお尋ねをいたしたいと思います。この露天風呂は屋久霧島公園の一角にありまして、非常にすばらしい環境の中にあるわけですが、流れる湯をせきとめまして、そして広い自然の浴場で入浴をしながら、大自然を満喫できるという、まことにこれはえびの市にとりましては、誇り得る観光施設であるわけであります。


 ところが、三年くらい前でしょうか、その流れる湯の温度が低下しまして、入浴不能となって、その対策としまして、そのところにボーリングをし、そこから温泉をくみ上げて、そして現在の露天風呂を運営しているという現状にあるようであるわけですが、その後どういうような状況にあるのか、ことしはどういうような状況であるのか、もちろん今はいい環境の条件のもとであっても入浴はできないと思いますが、一年じゅうを通してどういうような今、その露天風呂の状況はどういうふうになっているのか、その現状をお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 露天風呂の現状は、ただいま議員が質問されたとおりでございますが、現状につきましては、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 今御質問の露天風呂につきましてでございますが、今年度平成十七年度八月八日ころから源泉の温度が低くなったということで、観光協会の方から報告を受け、その施設の一部を改修を行いまして、十月二十四日から二十九日まで、源泉温度の調査を期間中連続して温水をくみ上げて実施したわけでございますが、温度といたしまして、二八・二度までしか上昇しなかったということで、その後最初のボーリング工事、温泉掘削工事を行いました平成九年度は、深さが二五〇メートルまで掘ってある源泉でございますが、そこの温度といたしましては、現在まで一一六メートルの位置で源泉をくみ上げていたということで、水中ポンプの耐える温度ということで五二度前後までが耐用許容範囲ということでございましたので、先ほど言いました一一六メートルの位置で源泉をくみ上げて、平成十七年度も運営を行っておりましたが、先ほど言いましたような状態になりましたので、深度が深くなるごとに温度が高くなるというような報告書も出されておりましたので、水中ポンプの位置を下げたら源泉の温度が上昇するのではないかと考え、水中ポンプの位置を下げてみましたが、水中ポンプを一四〇メートルの位置まで下げたところでその下の方に水中ポンプを下げることが困難という報告があり、一三八メートルの位置で先ほど言いましたような同様のくみ上げ方の方式で十一月十四日から十九日まで実施しましたが、今回は二四・九度までしか上昇いたしておりません。その結果でございますので、現在温泉施設だけは休業ということで、現在もほかの施設は運営しているような状況でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今答弁を聞いておりますというと、大変厳しい現状であるようであります。これはえびの高原一帯のことを考えて見ました場合に、以前はあのえびの高原の賽の河原付近は非常に噴気が強くで生き生きした感じであったわけですが、その当時はあの道路まで噴気が立ち込めて、視界が悪くて運転に支障が出るというくらいの非常に勢いのある噴気があちこち出ておりましたけれども、今は全くそれは見る影もなくなっておりますし、またあの周辺に流れておりました湯の川も枯渇しておりますし、当時に比べますと、全く死んだ状態のような感じのするえびの高原になっているわけです。ですから、その影響もあるんだろうと思いますが、いろいろこうして努力をされておるのにもかかわらず、こういうような状況であるということでは、これは大変今後の運営にも大きな問題があるだろうと思います。


 こういうふうな状況にあるというのは、市の運営上の責任でもないし、一生懸命努力をされておる状態でもこういうような状態であるわけですから、これはもう自然のいわゆる地下の変化による現象であろうと思うわけです。ですから、この状態をどういうふうにするのかというのが、大きな今後は問題になるだろうと思うんですが、この露天風呂の状況を、ちょっと収支状況を調べてみたんですが、十四年度の場合に、収入が四百三十九万六千円、そして支出が千八百七十四万七百三十五円ということで、マイナスの赤字の六百八十三万五千円程度、それから十五年度になりまして、収入が七百十四万四千円程度で支出が八百九十四万八千円、この年でもやはりマイナスが百三十万程度、それから十六年度の決算を見ましても、これは収入が六百九十五万円、そして支出の方が八百七十四万一千円程度であります。マイナス百十九万九千円というような非常に厳しい状況にあるわけですね。この三年間だけで千四十二万九千円というような赤字の状態であるようです。


 一方、支出の方を見てみますというと、あそこの場合は、すべてが国有地でありますために、借地をしての経営になっておりますが、その借地の方は借地料が百七十万相当ということでありまして、これから見ますというと、その借地料のために赤字をもって運営しているというような状況のようであります。


  こういう状況について、今までは人為的に対策をとられて、露天風呂を維持されてきたわけですが、こういう自然の現象に対しての人為的な対応というのももう限界があるのではなかろうかと思うわけですが、今後これにはどういうようなお考えを持っておられるのか、その点を市長の方にお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 露天風呂はえびの高原のいわゆる何と言うのでしょうか、皆さんがえびの高原の露天風呂に入りたいというような形で最初利用されていらっしゃいましたし、私が十四年に市長に当選させていただいたときに、七月になりますと、既に水中ポンプがまだ一年にもならないのに壊れて温泉をくみ上げることができなくなったというような状態が発生いたしましたときがありましたが、その当時までは、議員も言われますように地熱が大変ありまして、高温な温泉が出ておりましたけれども、最近になりまして、それがだんだんだんだん温度が下がりまして、現在では摂氏二四度くらいだというようなことでございます。


 このことにつきましては、えびの高原に今までお出でになる人は、露天風呂はどこですかというような形で盛んに言われておったのも事実であります。ふだん天候のいいときには、露天風呂は大変お客さんも多いということも市の物産協会の方々からも話を聞いたことがございます。しかし、冬場になりまして摂氏二四度、二五度となりますと、到底露天風呂に入れるような温度ではありませんので、このことにつきましては、平成十八年の春から夏のことを考えまして、一応その時点でどうなるかということもさらに勉強していきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今の現状を考えて、十八年度のそのシーズンになってどうするかということを考えるということでありますが、しかし、そのシーズンになってからその対策というのは、これは手落ちになるわけですね。ですから、考えられることはその以前に対策を講じておらなければ、そのシーズンになってはもう間に合わないわけですが、例えばこれを民営化でもするということになった場合、あそこは国有地の借地でありますが、そのような場合も可能なことになるわけでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 露天風呂は借用地でございますので、それを民営化にすることができるかということでございますが、それは今後の勉強課題とさせていただきますが、私が先ほど説明いたしましたのは、シーズンになってから考えるというのじゃないんです。来年の夏を迎えてどのような形になるのか、夏場は恐らく二四度でもいけるんじゃないかなというようなことなどを考慮しながら、そして考えているということでございますので、その点誤解のないようにしていただきたいと思います。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  民間委託と民営化ということで御質問でありますので、その件につきましては、環境省の自然保護官の方に問い合わせをした結果、集団施設内であれば、指定管理者制度の導入とか考えられますが、あそこ、露天風呂の方につきましては、直営で行う事業でするようにということでございましたので、民間にするということであれば、市じゃなくて直接民間の方とのやりとりになるということで、理解しております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  民営化の方はちょっと問題があるということでありますが、その指定管理者制度にした場合に、あそこ、利用料も指定管理者の考え方によって設定でき、そして利用料金も指定管理者が収受できる制度に持っていくということにした場合、その年間の収入とそれから支出、いわゆる収支採算が合いつぐ、その収入で一年間の維持管理ができる、いわゆる収支採算が合い、償われる状態でなければ、指定管理者としての料金収集の指定管理者制度に持っていけられないのかどうか、その点はどうですか。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 ただいま経費面のお話をされました。先ほどの質問の中でも、国有地の借り上げ料が百七十万程度、それをあそこは電気がありませんので、自家発電で電気を起こして水中ポンプを運営しているわけですが、その燃料代といたしましても、百七十万程度、合わせて三百五十万程度の経費を確保するための金額が当然毎年要るわけでございます。


 先ほど決算状況もお示しされたとおり、単年度につきまして相当な赤字が出ております。そういうことを考えますと、多額使用料の採用までした指定管理者制度では無理じゃないかということで考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今その料金の収入までできる指定管理者制度にできないかということを尋ねたわけですが、今の答弁はその利用料金だけでの収支採算はできないから、指定管理者制度としては向かないということですか。それとも別な方法があるわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 先ほど現状を答弁させていただきましたとおり、現在では温度が上昇するということは、自然現象でございますが、例えば近くにありますえびの高原荘、からくに荘につきましても、調査をいたしましたら、えびの高原荘につきましては、平成六年度五三度ございましたが、現在は四二度、それとからくに荘につきましては平成八年度に八〇度源泉であったものが、現在五二度になっているというような状況でございますので、先ほどの質問でございますが、利用料金を採用しても、そういう利用者の収入源がありませんので、そちらといたしましては、利用料金制度を導入した指定管理者につきましても、大変収入の面では厳しいのじゃないかということでお話をさせていただいております。


 委託として、委託料の中に、逆に維持管理の運営といたしまして、委託費を組んでお願いしていくということで、存続を図るという考え方もございますので、それも合わせまして今後検討させていただきたいと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  非常に厳しい現状のようでありますが、これは市長がおっしゃいましたように、夏になれば現在の温度で何とか対応できるのではなかろうかということを考えてやるんだとおっしゃいますが、それよりも先がこういうふうな現状であるということは見えているわけですから、早速どうするかということを、差し迫っている問題として検討されるべきであろうと思います。指定管理者制度にするか、あるいは民営化の希望があるか、それがいずれもないとするならば、今度は存続をどうするかという、これは差し迫った大きな問題だろうと思います。これほど地方財政が逼迫して、国の方からは行革を指示されている今日でありますから、十万でも二十万でも、この経費節減ということは緊急の今の課題であろうと思うわけですね、その点はどうでしょうか、早速これは検討に入る必要があろうと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この露天風呂の件につきましては、速やかに検討してまいります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  これは大変、考え方としては、本当にこの露天風呂というのは歴史もありますし、そして市内外に誇れるえびの市の施設でもありますし、これはぜひ存続をしてもらいたいというのが市民の願いであろうと思うわけですが、しかし、自然の力には対応できる範囲も決まってまいりますので、そういうふうな両面を十分考えて結論を出していただきたいと思います。


 次に、市立病院の運営についてをお尋ねをいたします。市立病院につきましては、関係職員の方、一生懸命頑張って運営に当たっておられるわけでありますが、これにつきましては、市立病院健全化計画というものがありまして、その五年計画が立てられて、その五年計画のことしが最終年度になっておるわけですが、その計画に基づいた実績の方からお尋ねをいたしますが、どういうふうな実績の方が挙げられるのか、その点はどういうものかお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては、病院事務長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本病院事務長。


○病院事務長(坂本健一郎君)  お答えいたします。


 平成十三年度に策定いたしました市立病院健全化計画の取り組みにつきましては、健全財政を目指し努力してきたところではありますが、作成当時と比べ、医療を取り巻く環境は国の急激な医療費抑制政策等により、大変厳しい現状となり、繰入金の減少等も影響し、計画の数値に比べ赤字経営を強いられていることは議員さん御承知のとおりでございます。このような中での実績といたしましては、CTの計画どおりの購入や、神経内科医の雇用計画が実現いたしました。入院、外来患者も着実に増加し、平成十四年度から平成十六年度までは、入院収益、外来収益とも過去最高の収益を更新しております。


 今年度につきましても、医師が一名減となる中、入院収益は微増でありますが、外来収益は昨年を大幅に上回る収益を上げております。給与費、経費等の医業費用につきましても、平成十六年度比較で健全化計画を上回る節減ができております。しかし、交付税等の激減により、一般会計からの財政支援がこれまでのようにできなくなり、健全化計画で予定していた一般会計負担金、補助金、出資金等の繰入金が減少し、多額の赤字決算が続いております。


 現在、これらの状況を打開し、一般会計に頼らない病院運営を目指して平成十六年四月に市立病院財政健全化実施計画書を策定し、健全財政に向け職員一丸となって努力しているところであります。


 特に、昨年病院の全部門の若手職員が中心となって発足いたしました病院改革プロジェクトチームでさまざまな意識改革の意見が集約され、市民の皆様に信頼され、安心して来院していただく病院を目指し、積極的な接遇研修、学習会等を実施しております。厳しい経営状況ではありますが、財政の健全化とともに、患者サービスの向上を目指して努力してまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今実績の方は答弁がありましたが、現在の病院の職員数、これは正職員、それからパート、それから臨時職、嘱託員、合わせて何人体制になっておるわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本病院事務長。


○病院事務長(坂本健一郎君)  お答えいたします。


 病院の職員の配置状況でございますが、現在職員が五十名、臨時・パート職員が四名、嘱託職員が十七名、委託職員が四名、計七十五名であります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その五年計画からいきますというと、十五年、十六年、これは十三年度からの医療収益の予定が立てられているわけですが、まず十五年度における、五年計画における病院収益事業は、九億三千三百八十二万四千円という計画が立てられておるわけですが、これに対しまして、現実は、八億三千二百八十三万円、この年におきましては、計画に対して、一億相当の開きが生じておるわけですね。これは十五年度です。それから、十六年度におきましては、見込みが、計画が九億四千三十三万三千円、これが実際は、決算では八億七千五百九十万七千円というようなことで、これも六千四百四十二万幾らの差が生じておるわけです。ですから、現実は非常に厳しい状況にあると思うわけですが、このように現実と計画との差が生じておるというのは、計画どおりできなかったものがあるだろうと思うわけですね、そのできなかったものは、どうしてできなかったのか、その理由はどういうふうな理由があったんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本病院事務長。


○病院事務長(坂本健一郎君)  計画と大きく相違しておりますのは、先ほど御指摘がございました入院収益、外来収益。入院収益、外来収益につきましては、十六年度決算におきましては、入院収益の方は、計画と比べまして二千百七十二万五千円減、外来収益が千三十七万九千円増加ということで、合わせまして千百三十四万六千円減少しております。これらにつきましては、他会計負担金等も合わせて約四千万減少しておりますが、大きな要因といたしましては、一般会計の大変厳しい財政状況の中での繰出金の減少が大きな要因となっておると考えております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その計画どおりにいかなかった事業が相当あるようですね。例えば療養型病床をつくるとか、在宅介護、あるいは居宅療養管理指導を行う、こういうものの計画を立てられて、こういうような収益まで上げられたんでしょうが、今申し上げたようなのはできていないようであります。これは計画どおりいかないという、非常に難しさがあるというのは、これは現実であろうと思いますが、それは仕方のないことでありますが、この計画どおり収益の上がっていないという、この理由を見ますときに、大まかに見ますと、この計画が立てられたときのスタッフ、いわゆる病院の体制、これが職員、臨時非常勤職、パート合わせまして六十二名であったはずです、この計画書を見ますと。ところが現在七十五名ということでありますから、これは相当人件費の方がこの経営を圧迫しておるというようなことが言えると思うわけですが、現実はそうでありますから、過去のことは仕方がありませんけれども、今後この状態が続くとするならば、これは大したことになっていくと思うんですが、この来年度からの病院運営というものは、どういうふうなことを考えておいでなのか、その点を市長の方にお尋ねをします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 非常に病院経営が苦しゅうございますけれども、来年度からは平成十七年度に退職される職員がおりますので、その点につきましては、当分の間、臨時職を採用して、行うというような計画は一応事務長とは話しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  退職者がおいでになるということですが、それには補充せずにパート等で運用するということですが、退職者は何名の予定ですか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本病院事務長。


○病院事務長(坂本健一郎君)  退職者は、看護師四名の予定でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  四名の退職者にも補充をしないで、臨時職、パートで対応するということであります。しかし、こういう状態ではその程度の経営計画というものでは追いつかないのではないかという気がいたすわけです。ですから、ひとつこのことにつきましては、健全な病院の運営ができますように、ぜひ英知を絞って対策を講じていただきたいと思います。


 それから次に、指定管理者制度についてお尋ねをいたします。


 今回の議案の中に、指定管理者に関する議案が出ております。そしてそれに関連して条例の改正まで議案として提出をされておりますが、その中で、二件ほどお尋ねいたしますが、在宅介護支援センターの、これは条例が改正をされることになっております。それによりますというと、これが指定管理者に持っていくための改正でありまして、その改正の内容は、指定管理者になった場合の業務の範囲が定められておるわけですが、その業務の範囲はこの在宅介護支援センター運営規則の中に定められておる業務がほとんどでありますが、しかし、その中に抜けておるのがあるわけですが、これは居宅介護支援事業が今現在の委託事業の中に入っておりますけれども、それが今度の管理者に行わせる業務の中に入っていない、それはどういうふうな関係があるわけですか。法律か何か改正をされたわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 議員さんおっしゃいますとおり、えびの市在宅介護支援センター運営事業実施規則の中で、介護保険法第七条第十八項の項目が、事業実施できるという項目が挿入されております。今回の条例改正に当たりましては、介護保険法が改正されまして、介護保険法第七条第十八項の部分改定がなされているところでございます。


 新しい改正の条文では、第八条第二十一項という形にかわっておりますが、この分につきましては、さらに新しく項目がつけ加えられまして、地域支援事業の中に組み込まれることとなっております。この地域支援事業の条文でございますけれども、第百十五条の三十八ということになります。この第百十五条の三十八の地域支援事業につきましては、次の条文になりますけど、地域包括支援センターという項目がございますが、第百十五条の三十九の項目でございますけれども、この地域包括支援センターの中で、先ほど申し上げました地域支援事業を行うということになっております。


 ですので、今回の介護保険法の改正によりまして、来年四月一日から昨日の外園三千男議員さんの質問にもお答えいたしましたとおり、来年四月一日から地域包括支援センターを福祉事務所内に置きまして業務を遂行することといたしております。ですので、今まで実施規則の中で表現しております旧介護保険法第七条第十八項の項目につきましては、直営で来年四月一日から実施するということになります。そういうことから、今回の条例改正でお願いいたしております業務の内容には省かさせていただいているということでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前十一時五十九分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  午前中の答弁でわかりましたが、現在在宅介護支援センターは、社協に委託をしており、その委託しておる業務の中に介護保険法第七条第十八項の居宅介護支援事業は、今度は法律が改正になって、包括支援センターでやるようになったと、そしてその包括支援センターは、市がやるようになったという答弁であります。そのとおりですね。間違いないですね。


 そうなりました場合に、今度は市の包括支援センターでやる、市の方でやることになれば、今まで社協でやっていたその事業が一つなくなることになりますが、それはどういう、これは社協にとっては、この中にはケアプランの作成とか、そういうものも入っていたと思うわけですね。そのケアプランは一件につき幾らということで、介護保険から支払われておったわけですが、そういうような収入もなくなれば、その事業がなくなるということであれば、そこにいた職員まで不要というようなことになるわけですが、そこらあたりは社協とはどういうような関係になっているわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 現在まで在宅介護支援センターの業務の中で、今回お示しいたしております条例改正の業務の内容ということでございますけれども、介護保険法第七条第十八項によります事業内容といたしましては、相談業務が主な内容でございます。今までも地域地域におられます高齢者の方々の介護に関する総合的な相談業務も行ってきておりますので、そういう一括した中での相談業務を行うこととしております。いわゆる条例の業務の中に(一)の方に、要援護老人やその介護者等からの在宅介護に関する各種の相談に対し、電話、面接及び自宅訪問等により総合的に相談に応じることという業務の内容も入っておりますので、一括してそういう業務を継続して行っていくという形になるというふうに考えております。


 今回、介護保険法第七条第十八項は発展的に第八条第二十一項にかわりまして、その二十一項の業務を地域支援事業として新年度からは地域包括支援センターの方で業務を行うという形になります。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今、この在宅介護支援センターを指定管理者によって行わせるというこの条例改正の業務の中には、在宅介護支援センターは、これは相談が主な事業であったから、その相談の業務がちゃんと今度の指定管理者の業務の中に定められておるということであります。


 もちろん、それは相談業務もそうでありますが、この介護保険法の七条の第十八項というのは、居宅介護支援という事業であったわけですね。この居宅介護支援事業には居宅サービス計画もつくるということになっているわけですね。この居宅サービス計画というのは、これはケアプランであろうと思うわけですね。このケアプランを今まで社協の方はケアマネージャーをそろえて、そしてケアプランをつくっていた、それが今度は市の方に移管するということにはそれだけの事業もなくなれば、人の必要もない、そしてその収入もなくなるということになりますが、そういうようなことになった場合の社協の状態はどのようなことになりますか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 今までの介護保険法第七条第十八項の項目につきましては、条文の内容といたしましては、行うことができるという項目の中で位置づけられてきております。したがいまして、現在まで在宅介護支援センターの業務委託としては、(一)から(十)に掲げる業務内容、加えて支援センターの中では介護保険法第七条第十八項に規定する事業を行うことができるという位置づけでございますので、その部分が今回削除されたから、十八年度からは在宅介護支援センターの委託業務の内容は若干少なくなるのではないかという御意見のようでございますけれども、項目としては行うことができるという項目でして、業務の委託内容とは(一)から(十)の業務を委託してきたということでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  行うことができる、いわゆる居宅介護支援事業を行うことができるという条文であったから、それを受けて社協は今現在やっているわけですね。これがケアプランなども含まれておるだろうと思います。それが今度は社協にはできなくなるんだから、それほど今後はケアプランに対する介護保険から支払われていた、支払いの収入というものがなくなる。それからケアプランの作成も包括支援センターに移管されるということになれば、社協の方ではそのサービス計画、いわゆるケアプランもつくることができないということになるわけですね。そういうようなことになりませんか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  社会福祉協議会そのものは、介護事業者でございまして、もちろんケアプランも作成していただかねばいけませんけれども、来年四月一日からの法改正によりまして、地域包括支援センターの中で、ケアプランに対する管理監督と言ってよろしいんでしょうか、ケアマネジメントの見直し等も含めて包括支援センターの中で対応をしていくこととなっております。ですので、ケアプランそのものは、従来社会福祉協議会の方でもしていただいておりますし、そのプランを行政として、本当にその内容的に必要なものかどうかを再確認する意味で地域包括支援センターの中での一つの業務として取り扱うことと、今回制度改正がなされたところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  どうもその辺がわからないわけですが、この居宅介護支援事業は、社協の方は以前からやってもらっておったということを、それは確かにそのとおりです。しかし、その在宅介護支援センターを社協に委託したのは、これは平成十一年だろうと思います。この条例の規則あるいは改正等を見ました場合に。そのときには、既に居宅介護支援事業をやっていたということですが、それは確かにそのとおりですね。ところが、介護保険に関するサービス計画、いわゆるケアプラン、これは平成十二年に介護保険法が施行されたわけですから、それを受けて社会福祉協議会に居宅介護支援事業を行うことができるというふうに規則も改正して、それを受けて今度は社協の方が今、この居宅介護支援事業の中にあるケアプランの作成などをやっているのだろうと思いますが、それが今度はなくなるということですから、そういうことになるわけでしょう。どうですか、それは。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  大変申しわけございません。説明がまずいようでございますが、居宅介護支援事業者といたしまして、社会福祉協議会は指定をされております。居宅サービス計画作成、いわゆるケアプランの作成事業者として位置づけられているところであります。しかしながら、今までの在宅介護支援センターの業務の位置づけといいましょうか、それにつきましては、旧法によります第四十一条の項目に当てはまる事業に対して助言指導等を行っていくと、相談業務を展開していくという内容でございました。その相談業務の内容といたしましては、四十一条の内容といたしましては、訪問介護、ホームヘルプサービス、あるいは訪問入浴介護、訪問看護、通所介護、デイサービス等でございますが、通称リハビリ、いわゆるデイケア、ショートステイ等でございますが、こういった事業を四十一条では事業指定をいたしております。その事業指定を受けるための相談活動を、総合相談を請け負っていくというのが、いわゆる介護保険法第七条第十八項に規定する内容でございまして、事業といいましても、総合的な相談等を受けていくというのが事業の内容でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その今おっしゃいました相談事業というのは確かにそれはそのとおりです。相談事業に加えて、居宅介護支援事業としての一つであるケアプランの作成、こういうものも含まれていたわけですね。だから今度はそれがなくなるというのですから、それだけ社協の方には仕事がなくなるということだろうと思います。だから、そこらあたりは社協の方はどういうふうな考えを持っておられるのか、その点をお尋ねしているわけです。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  大変申しわけございません。御理解いただけないんですけれども、居宅介護支援事業者として、社会福祉協議会は位置づけられておりまして、その指定を受けた事業者がケアプランを作成するというふうに位置づけられているところでございます。したがいまして、今まで在宅介護支援センターの業務の中でケアプランを作成していたんじゃないかという御指摘のようですが、実際は居宅介護支援事業者として指定を受けられている社会福祉協議会がケアプランを作成してきたということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その点はわかりました。そうしますというと、居宅介護支援事業にありますケアプランの作成というのは、ちゃんと社協の方の事業としてできる事業であったということですね。となりますと、その介護保険法第七条第十八項に基づく事業ができるという、その条文をつくる必要はなかったわけですね、それをつくらなくても、ちゃんと社協としては、事業はできていたわけですね。それならば、この条文は必要はなかったというわけですね。受託をするについての、条文はちゃんとある、しかしその条文には関係なく、介護保険法第七条第十八項の居宅支援事業をお願いするということにちゃんと社協に委託をしているわけですね。しかしそれがなくても、居宅介護支援事業者としての介護保険に基づくケアプランの作成はできたというわけですから、となれば、その条文そのものはもう必要なかったわけですね。そのようなことですね。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えをいたします。


 現段階におきまして、私どもの考え方といたしましては、議員さん御指摘のとおりではないかというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  お尋ねしてお答えをいただいておる範囲によりますと、市にも社協にも実害はないようなことがわかりました。それはそれでいいです。


 次に、もう一つ入りますが、この高齢者給食サービスもこれは今度社協に、指定管理者の業務として改正される条例案が出ております。この場合、まずその指定管理者制度の目的というのは、その制度のいわゆる公的な施設の設置の目的が効果的に発揮できること、それに加えて経費の節減ができること、こういうことが法の目的になっておって、そしてそれをもとに指定管理者制度での管理を任せると、いわゆる社協に業務委託するということになっておりますが、この場合に、給食は社協に管理者として行わせると、しかしそれ以外の業務がまだ残っておりますね。例えば第四条の利用者の申請とか、給食サービスを受けたいという人の申請、それから申請に対しての決定、そしてその結果の通知、さらにまた結果が決定がされれば、今後はまた社協の方に委託の通知、こういうものは市でやるということになっているようですね。だから、経費の節減、あるいは設置目的が公の施設の設置目的を効果的に発揮するための指定管理者制度であるんですから、この分まで業務の範囲に加えることができないわけですか。そうでなければ一〇〇%の指定管理者制度の効果が上がらないと、法の目的とするところではないと思うんですが、その点はどうですか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 議員さん御指摘になりました利用申請、利用の決定等についての手続上の関係ですが、今回の条例改正に当たりまして、規則の改正もしなければなりません。この給食サービスにつきましては、現在国の補助事業ということで事業展開をいたしておりますが、今回の介護保険法の改正によりまして、特別会計の方でこの事業がサービス提供が行われていくという形になります。詳細につきましては、これから内容を詰めまして、その規則の改正を行わなければなりません。その利用者の決定、あるいは利用申請のあり方につきましては、その細部の中で決定させていただきますけれども、条例の中で今回お願いいたしておりますのは、基本的な部分の条例改正をお願いし、指定管理者にこの事業を展開していただくという内容でお願いしているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  大変時間が少なくなりましたので、またこのことについては、いろいろお尋ねしたいほかのこともあるんですけれども、この事項につきましては終わりまして、次に、行政改革についてお尋ねします。


 えびの市の行政改革は、平成十六年三月につくられました緊急財政改革推進プランに基づいて行われておるわけですが、それによりますと、平成十六年度から平成十八年度まで、七十九名の職員を減員するという目標のようであります。これは行政改革というのは、一番ポイントになるのは経費の節減であって、経費の節減の大もとをなすのは、何と言ってもやはり人件費が大きなウエイトを占めるわけですが、その計画で今進められていると思うわけですが、減にするためには、定年退職者、そして勧奨退職者を募って、退職させた後に新規の職員を採用しないと、そういうふうな面で減にしていくという方向であるわけですが、ことしは早々と九月ごろでしたか、勧奨退職者の受付をされたようであります。この点につきましては、昨年は年度末ぎりぎりの三月にされまして、退職をされる方も非常に戸惑われたと思いますが、ことしの場合は、早々とそういうふうな受付をされまして、退職を希望される方も、また四月以降は新しい計画等の検討とか、あるいは心の準備とか十分できたことであろうと思います。非常にこの取り扱いはいい取り扱いだったなということを思うわけですが、この退職勧奨による希望者、そしてどの程度の数になって、どれくらい勧奨を認められたのか、その点をひとつお尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては、総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  本年度の定年退職者、勧奨退職者の数につきましてお答えいたします。


 定年退職者三名、それから勧奨退職者につきましては、十二名の予定でございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  定年退職者が三名、勧奨退職者が十二名の合計十五名になるわけですが、そうしますというと、来年の三月はこの十五名の方が退職をされることになります。そしてまたことしの三月には、これは十六年度でありますが、十六年度においては二十名が退職をされたわけで、合計三十五名が退職をされて、その後には職員を補充していない状態であります。ですから、七十九名の削減目標に対しましては、この三十五名といいますというと、あと三十二名がまだ減にする予定の数になるわけですが、これは十八年度までということでありますが、十八年度で一挙に三十二名という定年退職、あるいは勧奨退職者、これは到底不可能なことであります。となりますというと、この緊急財政改革が完全に実行されるということは不可能な状態になるわけですが、このことにつきましては、国の方からことしの三月に地方行革指針というのが示されております。それによりますというと、現在ある行政改革大綱を見直して、そしてその行政改革大綱をもとにして、国が掲げる九つの事項について、これを集中的な改革案をつくりなさいということになっておりますね、その中に定員管理についてもはっきりとうたわれておるわけですが、その定員管理について、今私が申し上げました三十二名の取り扱いはその計画の中にはどういうふうに定められようとしているわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 緊急財政改革推進計画書の中では、平成十六年度から平成十八年度までは退職に伴う職員の補充は行わないということを決定しているところであります。そういった中で、平成十六年度からは保育所、それから給食センター、ごみ収集部門、老人ホーム、市民図書館、国際交流センター等の民間委託ということで計画をしております。


 その中で、七十九名の職員がこの施設にいるということで、最終的な目標として七十九名の減ということを申し上げたところであります。そういったことを踏まえまして、現在集中改革プラン、平成二十一年度までの計画ということで公表しなさいということになっております。この数字等を踏まえて現在、集中改革プランに基づきます定員管理計画を策定しているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それでは、今検討されているということでありますが、結局七十九名に対してまだ三十二名足りないわけですから、その三十二名が完全に緊急財政改革プランのとおりに実行される年度はいつごろに作成をされているわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 集中改革プランが平成二十一年度までということに示されておりますので、二十一年度を最終目標ということで考えております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  二十一年度までにあと三十二名を減にするという計画だということですが、そうなりますというと、まだ今から五年間の期間があるわけですが、五年間の期間の間には、相当、これはやはり採用されないことになるわけですね、そうでなければこの目標は達成されないと思うわけですが、そのとおりになるわけですか、それは市長、市長でなければわからないでしょう。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 緊急財政改革推進計画では、平成十六年度から十八年度まで採用しないというふうに計画をいたしているところでございます。その後になりますと、集中改革プランを国の方から示されておりますので、いろいろ支障を来すといけませんので、その点については十分これから考えていかなければいけないと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  緊急財政改革推進プランに基づいて行われたその事業計画は、最終年度である来年度までにはこれは消化できなかった、いわゆる計画どおりにはいかなかったということであります。ですから、あと残った三十二名というのは、その時点でまた考えていくというような今の考え方ですね。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 緊急プランの中におきましての採用計画につきましては、十八年度までの三年間は採用をしないということは打ち出しております。


 それと七十九名につきましては、先ほどからも言いますように、民営化する職場、それと民間委託にする職場の職員はこれだけいますけれども、この分につきましては、この三年間でなくて、最終的な長期的な目標ということでお答えをしているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  だから、市長の方針を尋ねておるわけですが、その七十九名の減に達しない中でも、途中から十八年度が過ぎますと採用もするという考えですか、それともやはりこの三十二名、いわゆる七十九名が目標が達成されるまでは退職者の補充はしないという方針で行かれるわけですか、ここが一番のポイントだと思います。どなたが市長になられても、この職員の定数管理というのは一番行財政改革の中心をなすものです。ですから、七十九名減することによって、えびのの財政が健全化されるという計画を立てられたわけですから、それが実現されなかったのであれば、それをまた二期目当選されますならば、二期目にも継続されるのが当たり前の行き方だろうと思います。そこはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 十八年度までは採用しないということを決めております。その後につきましては、いろいろ集中改革プランもあります。それを交えながら、そして退職の方もあります。必要に応じては、それを組み入れなければならないような年もあると思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今おっしゃる答弁を聞いておりますというと、緊急財政改革推進プランは、完全なものでは終わることができなかった、その十八年度が終われば、それでも終わることが、完全なものに仕上げることができなかったけれども、その後は適当に考えて採用はするというような意味ですね。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しては、総務課長をして的確に答弁をさせます。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  職員の今後の定員管理の関係でありますけど、七十九名という数字につきましては、三年間で確実に七十九名減という考え方ではなくて、七十九名に関する職場については、民営化及び民間委託をしていきます。それについては、以前からもお話しております職種変更ということで、ほかの職場にもお願いしながら、七十九名を即減らすのじゃなくて、その後、長期的な考え方の中で、その後こういう形での七十九名の減ということで以前からお答えいたしているところです。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それは総務課長、今の答弁は大変な違いですよ。平成十六年十二月の議会において、緊急財政改革を進めるために、最終的には七十九名に減をし、そして三百十二名という数字になります、それが適正な数であります、こういうことをはっきりとおっしゃっているんですよ、これは。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  平成十六年十二月議会の答弁におきましては、十八年度を最終ということでは答弁はしておりません。最終的な目標として三百十二名が適正な数字ということでお答えいたしております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  だから、その三百十二名が最終的な目標であるということを答弁をされておる、それが市の目標であるわけですね。それは十八年度までの間の考えだったというわけですね、計画としては。


 じゃ、それはいいですが、三百十二名が改革なんかをやって、適当な数に、三百十二名に持っていきたいということですね。だから、三百十二名に持っていくことができなかったわけですから、この十八年度まではできないわけですから、もうあと三十二名というのが十八年までの緊急財政改革の中で予定されていたわけですね、そうでしょう。七十九名減にするというのが、十八年度までの計画として目標を定められていたわけですね、それは今さっきおっしゃった、そして十二月の議会ではそういうふうに答弁されております。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 この七十九名の減につきましては、十八年度を最終ということについてはお答えをしておりません。最終的な目標としまして七十九名の減、三百十二名が適正な数字ということでお答えしております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  これで終わります。次にまた質問をいたします。


○議長(宮崎和宏君)  次に十一番、押川秀齢議員の発言を許します。押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  ただいまより、私の一般質問をさせていただきたいと思います。十四名中の通告者の中で、十二番目ということでございまして、通告している内容については、もうほとんど出尽くしている状況でございますけれども、順を追ってお尋ねをしてまいりたいと思います。順番においては、一部変更をしてお尋ねさせていただきたいと思います。


 まず、土木行政についてお尋ねしてまいります。県道木場吉松えびの線の改良について、東川北より西川北、吉田温泉付近まではどのようになっているのか、進捗状況をお示しいただきたいということで通告をいたしております。


 この区間の状況におきましては、西川北地区内の中において、一部完成をしていただいております。そして西川北水流風戸から吉田温泉方向に至るところが途中でとまっているという状況でございます。なおまた東川北から西川北に入るところがまだほとんど手つかずというような状況でもございます。コカ・コーラが操業、白州ヘルス飲料の方で操業を開始していただいたわけでございます。そして上真幸橋の完成ができまして、交通量が今後ふえてくるという状況でございますが、まず、平成六年、七年にかけて県道改良についての県の方のいろいろ調査もしていただいたことがございます。そういった中で、一次、二次、三次というような方向で三次に分けた計画を立てていきたいという話が当時あったわけでございます。その後、一次の計画が十六年度完成をしたわけでございます。その後、二次的なものがほとんど進んでいないような状況でございます。その辺の進捗状況がどうなっているのかお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 今御質問の県道木場吉松えびの線でございますけれども、東側はJA葬祭のところの二六八から西側の方に吉田温泉まであるんですけれども、ちょうど約五キロほどあります。この中で、今御指摘がありましたように、二カ所ほどが手つかずの整備がされていない箇所があります。この二つとも同じような内容で整備がされていないわけでありますけれども、水流風戸の方も約四五〇メートル、それから菅原神社鳥居付近からちょっと東側の方、ここも約四五〇メートルということでございまして、県の方の考え方につきましては、用地がなかなかうまく取得できない状況ということでございます。


 私たちもことしの五月ごろだったと思うんですけれども、地元の区長さんがとりまとめをされまして、全員が同意の意向を示されましたよということで、その文書を持って県の方に上げたわけですけど、県の方はそれを再チェックしたところ、そのうちの関係者はたくさんいらっしゃるんですけれども、一件の物件が約二十四名の相続関係者がいらっしゃるということが判明しました。その二十四名の中に二人が同意の印鑑をついていないと、それでもう一人は行方不明だということで、もうちょっと地元のえびの市の方で整理をして持ってきてくださいと県の方から言われました。それについて、今対応の仕方を検討中なんですけれども、行方不明者につきましては、裁判で整理ができると、現在いらっしゃる二名については、地元の方でぜひ頑張っていただきたいというふうな状況でございます。両方とも同じような内容で、用地がうまく整理ができないという状況でございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  状況については、今建設課長の方から説明がございましたように、そういった状況であろうということはわかるわけでございます。いつも問題になりますように、今矢岳高原開発についてもそうでございますが、やはり矢岳高原にお客を呼ぶためにも、この風戸から吉田温泉の間の道路改良はどうしても早急にやらなくちゃならないんじゃないか、そしてまた吉田温泉に対するお客を呼ぶための道路としても、何としても必要な道路であると思っております。


 一件の中の二十四名ですか、その中の行方不明の一名の方については、何とか解決方法はあるにしても、あと一名の方の同意が難しいということのようでございますが、先ほど課長の方からもありましたように、地元区長の方でも全力を尽くしたいという考え方があるわけですね。そういったことで市の方でもそのことに全力を尽くしていただきたいということを申し上げたいわけです。その辺のことについてどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  やはり、私たち窓口であります建設課が中心になって、相手方に十分説明をする中で理解と協力をもらうというような、十分認識しておりますので、早速また相手方とも相談をしてまいりたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  この件について、一番近い、近々の交渉をされたのはいつごろでしょう。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  私個人的には相手方と一回も交渉していないわけですけれども、うちの工務係の方が、いわゆる相手二人ということなんですけれども、区長さんとも連絡をとりまして、近いうちに上がると、実際は窓口になっている、納税されている方だろうと思うんですけれども、いろいろ相談をしているということまではわかっているんですけど、私個人的には、まだ一回もその相手方には会っておりませんので、近いうちに相手方とも相談をしてまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  担当の方は行って交渉したということでございますが、先ほど申し上げましたように、一番大事な部分だろうと思っています。水流風戸から吉田温泉の間は、一部を除いて車の交差もできないという状況でございます。軽自動車の交差もできない、そういったことでございますので、真剣に取り組みをしていただきたい。課長が一回も行っていないということでございますけれども、そういったことの誠意を、市としての誠意を持ってやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。


 次に、市長の政治姿勢についてお尋ねしてまいりたいと思います。この件については、もうそれぞれの同僚議員の中からの一般質問、あるいは議案質疑等についても、もう相当議論がなされていますが、私も考え方をお尋ねしてまいりたいと思います。


 市長は、指定管理者制度に伴い、民間委託を進めていくと言われているが、その進捗状況をお尋ねしますということで、内容的には大分わかってきている部分もございます。今回の定例議会に対しても、白鳥温泉上湯、下湯、そしてまた配食センター、また福祉事務所関係の分でございますけれども、今回議案にも出ているわけでございますが、私九月議会においてお尋ねをいたしました。八つの部門についてのことでございますけれども、追加議案としてまた交流センターの民間委託の問題が議案に出されるわけでございますけれども、そのほかの部門についての状況、これを内容的にわかっているつもりでございますけれども、いま一度確認のためにお尋ね申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 緊急財政改革推進計画に基づきまして、平成十八年度より実施する計画の民間委託につきまして、国際交流センターにつきましては、来年四月から指定管理者制度導入に向けて指定管理者の公募を行ったところでございます。そのほかの業務の民間委託計画につきましては、計画どおり実施できるよう鋭意取り組みを行っておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  国際交流センターにおいては、四月一日からできるようにしていると、ほかについては鋭意努力しているということでございますが、この九月定例会においてのことでございますが、「緊急財政改革推進計画に基づく民間委託の事務作業につきましては、可燃ごみの収集、養護老人ホーム、国際交流センターのそれぞれの委託の方針をまとめまして、これらの案件を一括して、現在職員団体に交渉を申し入れているところでございます」、こういうふうに答弁をいただいております。この「職員団体に交渉を申し入れているところでございます」ということのその後に出てくるのが、「職員団体には八月三十一日に申し入れをいたしたところでございまして」と、「八月三十一日に交渉申し入れをいたしたところであります」というふうに答えておられます。その職員団体との交渉状況というのは、今現在どういう状況にあるのかお示しを願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 職員団体との交渉につきましては、団体の方もよく理解をしていただきまして、国際交流センターの指定管理者制度導入については、協力をいただいたところでございます。そのようなことでございまして、残されました分も職員団体等とも鋭意努力して話し合いを進めておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  交流センターにおいては理解をしていただいているということでございますが、そのほかの部門については、今鋭意交渉をしているところであるということでございますが、この経過について、いつどのような方向で話し合いがなされたのかお示し願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 詳細につきましては、総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 八月三十一日に民間委託及び指定管理者制度について、両職員団体に申し入れをしたところであります。そういった中で、それぞれの民間委託をする施設、それから委託する目的等について、それぞれの職員団体に説明をして、先ほどありましたように、国際交流センターにつきまして、先行させていくということで交渉をさせていただきました。


 ほかの施設等については、具体的に目的なり、内容等については説明させていただいておりますけど、今現在交渉の過程であります。中間ということで、来年四月一日からの実施ということで、今後も交渉を進めていきたいというふうに思っております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  今交渉の途中ということでの説明でございますが、先般の宮日の新聞記事でございます。「えびの市の宮?道公市長は、二十八日の会見で来年度実施を目指していた市給食センターなどの調理業務を民間委託をするやについて」ということでありまして、「十二月市議会での提案は難しいとの見通しを示した」ということでございますが、「最優先課題で取り組む財政再建策の一環だが、職員組合が強く反対しているためできないと説明している」ということでございますが、これは事実でしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 先日の宮日新聞に今議員がお尋ねになりましたような記事が載っておりました。「職員団体等が反対してできません」ということは話しておりません。ですから、何かの行き違いでそのような形にして新聞に掲載されたのでございますが、それにつきましては、助役、総務課長の方からも抗議を申し入れておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  助役、収入役の方からも、これは抗議は宮日の方にでしょうか。(発言する者あり)


 宮日新聞の方に抗議を申し入れているということでございますが、これは保育所民営化の折にもあったことでございますが、二つの職員団体があるわけでございまして、ここに書かれている「職員組合が強く反対しているためできない」という、これは新聞記事ですからそのまま申し上げます。実質名称がある団体がここに出てきているわけですね。このことについてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 実は、これは十一月二十八日の記者会見のときの記事であったろうと思うわけですが、ほかの新聞はこのようなことは一切書いていないんです。しかし宮崎県が誇る宮日新聞がこれを報道したものですから、非常にいろいろなところに支障を来しておるところでございます。当初、昨年度の保育所の民営化につきましては、いろいろありましたけれども、皆様方の御協力をいただきながら、四月一日から民営化をいたしております。そのようなこともございまして、その後職員団体等ともいろいろ話をいたしまして、双方で紳士的に誠意を持って話をし、そして妥協するようにというふうに申し合わせをいたしておるところであります。


 ところが、二十八日の新聞記者会見が宮日新聞だけが、そのようなことで組合が反対してできないというようなことを報道しておるようでございますが、そのようなことは一切その日には申し上げておりません。ですから、組合の方々も最近はえびの市の事情をよくわかっていただいて協力をしていただいておりますということは話したと思っております。


 しかし「反対をしておる」ということは、話していないところであります。そのときに、総務課長、それから助役はおりませんでしたけれども、収入役以下各担当課長が出席をいたしておりました、その点につきまして、総務課長もわかっておりますので、なお詳細につきましては、総務課長にも答弁をいたさせます。


 答弁を少し訂正させていただきます。「組合と妥協したときにしか」というようなことを答弁したようでございますが「妥結」でございます。その点御理解いただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 先ほど市長の方から二十八日の記者会見の関係でお答えがありましたように、職員団体が反対しているからできないという内容等については、市長からの発言はありませんでした。


 それと新聞記事の中には「職員組合」という言葉が使ってありますけれども、この言葉につきましても、「職員団体」ということで、記者会見で発言しております。この件につきましても、宮日の方には私の方からも抗議をしております。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 二時  〇分


                    開議 午後 二時 十四分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  まことに申しわけありませんけれども、押川議員の質問に対しまして、答弁を少し訂正をさせていただきたいと思います。


 実は、助役と総務課長が宮日の方に抗議をいたしておりますということでございましたけれども、助役は記者会見に出席しておらずに事情がわかっておりません。だから助役じゃなくして総務課長と私が一応異議申立をやったところでございますので、そのように訂正をさせていただきます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  今市長の方から訂正がございました、抗議をしたのは市長と総務課長であったということでございますが、それはそれでいいわけです。その抗議に対して宮日の方の返事と申しますか、対応はどのようなものであったのかお尋ねをします。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 職員団体の名称につきましては、間違っていたということで、本人から私の方に話がありました。


 それから、反対しているからできないという内容等については、「何らかの対応をしたい」という言葉でしかまだ返事が来ていないところです。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  ということは、市長、この記事はすべてが間違った記事であったということにはならないんじゃないかというふうに思われますが、その点については、市長どのようにお考えかお尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 全部間違ってはいないと思いますが、間違っておるところは素直に訂正をしていただきたいなと思っておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  今私がお尋ねしているのは、全部間違っているとかということじゃなくて、この記事すべてが間違いではなかった、あるいは一部でもそういった言葉で表現されていたのかなと思うわけです。そのことをお尋ねしています。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 民間委託等について、職員団体等とも話がうまいぐあいに進んでおりましたけれども、この新聞記事で、正直言いまして大変職員団体の方もおもしろくないところが出てきて、今議会中でもありますけれども、職員団体等との話が、今やっていないところであります。また議会終了後、直ちにその点につきましては、職員団体等にも御相談申し上げ、話を進めていきたいと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  いま少しこの新聞記事において質問させていただきたいと思いますが、今の市長の答弁の中で、この新聞記事がいわゆる原因になって、職員団体との交渉がうまくいかなくなったような内容の説明でございましたが、そのように受けとめてよろしいでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 はっきり言いまして、この新聞記事で迷惑を被っておるのは事実であります。この誤解を解きながら、そして職員団体等とさらに話は進めていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  いま一つは、「財政再建を目指す宮?市長は、市学校給食センターの調理業務、市養護老人ホーム真幸園と市立病院の給食業務を来年度民間委託し、調理師二十七人を一般事務職に移す政策の実現を公表していた」というふうにありますが、このことに間違いございませんか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 いわゆる民間委託をするところの業務については、職種変更はやります、職種変更はしたいということは説明はいたしております。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 ほかの記者の方から「どういった意味で職員団体との交渉をするのか、交渉事項としてはどういったことが考えられるか」という質問がありましたので、「職種変更という労働条件との関係がありますので、交渉事項になります」という答弁をしております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  一般事務職ということではなくて、職種変更ということで話をされたということでございますが、新聞記事は、私今朗読をしましたように「一般事務職に移す政策の実現を」というふうにあるわけですね。ここも間違いであったというふうに言われるというふうに受けとめてよろしいですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 そのようなことは一切申し上げておりませんから、そのとおりであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  先ほど来、この間違った部分については抗議をしたと言われておりますが、このことについては抗議をされましたか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 抗議はいたしております。私の方はいたしております。総務課長の方も答弁をさせたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  その後に、「調理師が一般行政職を勤めるのは大変と、職員組合は強く反対、今議会会期中に上程できる可能性は五分五分」と、宮?市長の談話としてありますが、この発言はどうでしょうか。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  そのまま休憩いたします。


                    休憩 午後 二時二十六分


                    開議 午後 二時二十九分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。ただいまの押川議員の発言につきましては、この通告のとおり、民間委託についての進捗状況の通告があります。そしてまた今の発言につきましては、新聞報道についての発言の中身についてのどうかという質問であるようでありますので、これは議会進行上、これは通告外とさせていただきたいと思います。それでは、通告に関連した質問をしていただければ、スムーズに行くんじゃないかなと考えておりますので、新聞報道等の発言云々についての質問等については、私の範囲内で、これはちょっと遠慮していただきたいと思います。押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  通告外ということの判断であるようでございますが、私は指定管理者制度に伴い、民間委託を進めていくと言われているが、その進捗状況をお尋ねしますということで、通告をいたしております。そして、この九月議会において市長の答弁がなされている問題について、お尋ねをしてまいったわけでございます。


 この中で、国際交流センターにおいては、職員団体との交渉もうまくいっているということであったから、その他の問題についてはどうですかとお尋ねをしました。答弁があいまいな点があったから、新聞記事を出してお尋ねをしてまいったわけでございます。


 それでは、お尋ねいたしますが、今まで職員団体との交渉を何回されたのか、何月何日ということでお答え願いたいと思います。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  御迷惑をおかけしておりますけれども、具体的な交渉日程の関係の資料をここに持ってきておりませんので、通告をそこまで想定していなかった関係で、後ほど回答させていただきたいと思います。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  そのまま休憩いたします。


                    休憩 午後 二時三十四分


                    開議 午後 二時三十六分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  大変申しわけなく思っておるところでございます。


 交渉関係につきまして、御説明申し上げます。八月三十一日に六項目について両職員団体に提案しております。九月十二日に市長、財政課長、病院事務長による職員団体への説明、それから九月十五日に財政課長の財政状況の説明、九月十七日、同じく市長、財政課長、病院事務長、内容等の説明を行っております。十月五日、交流センター、ごみ収集関係についての交渉を行っております。十月六日、給食センター、図書館の関係についての交渉を行っております。十月十一日、交流センター、ごみ収集関係についての交渉を行っております。十月十四日、給食センター、図書館に関する交渉を行っております。十月十七日、交流センター関係の交渉を行っております。十月十八日、老人ホーム、市立病院の関係の交渉を行っております。十月十九日、老人ホーム、市立病院の交渉を行っております。


 それ以降につきましては、国際交流センター関係を一本ということで交渉を行っております。十月二十五日、十月二十六日、十月二十八日、十月三十一日、十一月一日、十一月二日、十一月十四日、妥結ということになっております。


 そのほかの関係につきましては、まだ交渉継続という形になっております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  御答弁いただきました。そこでお尋ねいたしますが、交流センターについては妥結ということで、ほかの案件については、交渉に入っているということですね。実際にその交渉に入っておられますか、確認をいたします。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 交渉の内容等につきましては、先ほども答弁いたしましたように、今回の民間委託の目的、どういった内容で民間委託した、目的等について、今説明をさせていただいております。人事関係についての具体的な交渉にまでは至っていないということであります。これにつきましては、今後お願いしたいというふうに考えているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  いま一度確認いたしますが、内容の提示であって、いろいろな交渉という段階ではないんじゃないかということを思うんですが、その点いま一度御確認いたします。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  職員団体の交渉といいますのは、まず提案して内容を説明するのも交渉の一つと位置づけております。説明しましたのは、具体的な中身について、過程の段階を今説明しておりますので、八月三十一日以降、すべてこれは交渉というふうに受けとめております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  十八年度よりこの指定管理者制度を実施していく、そのことは言われますように、内容の整理をきちっとしていかなくてはならない、九月議会でも申し上げております。十二月議会にも今回白鳥上湯、下湯、社協関係の問題、また交流センターの問題、出たわけですが、その他の部門についてもやはりきちっとした整理をつけて、そして十八年度四月一日からの実施に向けての準備をするのは、これは執行部の責任であろうと思うわけです。


 保育所民営化の折にも三月議会に出され、非常に混乱をしたわけでございます。そういったことのないようにということで前々から申し上げております。職員の方々もやはり、えびの市の将来のことを考えて、協力すべきは協力するというような話もあるというふうに聞いております。そこをトップリーダーとしての市長、職員の方々のリードをされていくのは、あなたの責任であるというふうに思いますがいかがでしょうか、お尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 職員団体の皆様方もえびの市の実情がよくおわかりになっていらっしゃいますし、非常に前向きに協力をいただいておるのは事実でございます。ですから、いろいろ交渉につきましても、誠心誠意、お互いに誠意を持って交渉をいたしておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  このことは、私の方からも市長に強くお願いをしておきたいと思います。ぜひとも合併をしない、自主自立のまちづくりをしていくんだということで言われるわけですから、そういったことがなるだけ円満に解決していくように、そのことがまた市の発展につながっていくというふうに私は考えておりますので、そのことを強くお願いを申し上げておきたいと思います。


 次に、企業誘致については、白州ヘルス飲料の操業が開始され、また幾つかの企業の進出も実現していると。市長は、かねがねこのほかにも幾つかの企業からの引き合いがあると言われているわけですが、どのような状況かお尋ねいたしますということで通告をいたしております。


 内容については、まだ言えないということで、きのうの同僚議員の質問でもあったと思いますが、私ども議員の方も市民の皆様方から、白州ヘルス飲料の後の企業誘致はどうなっているのか、どこどこの跡地はどうなるのか、またどのような企業がえびの市に打診してきているというような話がよく聞こえてまいります。


 私どもも議員として、やはりえびの市の将来について、市民の皆様方にやはり情報を提供していかなくてはならない責任があると思っておりますので、市長、話せないものについては、これはやむを得ませんけれども、大体どのようなものが来ているというようなことがあれば、お示しを願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 企業誘致につきましては、現在工業用地跡などの用地に対して問い合わせがあるのは事実であります。そして現地案内も行っておるところでございます。まだ、正式の進出計画書の提出はなされておりませんが、長くたたない時期に進出計画書の提出や、具体的な市への依頼などがあるのではないかと考えております。具体的に公表できるところまでなりましたら、まず市議会の皆様に御相談をしたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  具体的に公表できる段階になれば、まず議会の方にお知らせをするということでございます。考えてみますと、コカ・コーラの誘致が持ち上がった時点において、前松形市長の方も、今の市長の答弁のように、なかなか内容はまだ言えないということでずっと説明を延ばされた経緯もございました。私どもは間違いのないということの確証を得て、結局土地開発公社の用地買収にも賛成していった経緯がございます。そういったことで内容は言えなくても、やはりはっきりした、来ると、幾つかは来るというようなことが、自信を持って示されるものが幾つくらいありますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 進出してきたいという企業はあります。しかし、相手のあることでございますので、はっきりとここで言えないところが残念でございますが、公表できる段階になったならば、まず市議会の皆様方に御相談は申し上げたいと思っておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  まだ言えないということのようでございますが、私自身が聞いている範囲の中では、自動車関連企業があるやに聞いているし、また太陽熱利用と申しましょうか、そういったことの発電に関する企業の話も聞いております。あるいは、丸正さんのようなそういった観光牧場に関するような話もあるわけです。そういったことがやはり何らかの方向のもとに、こういった職種のものの話があるとか、そこまでは言えなくても、先ほども申し上げましたように、一つないし二つはあるんだということを、実は私は聞きたかったわけです。しかし、言えないと言われれば、これは市長の考え方でございますので、それ以上は聞くわけにまいらないというふうに思いますが、ぜひとも一つでも企業誘致に成功していただくようにお願いをしておきたいと思います。


 次に入りますが、市長は前回の市長選において、農業政策の柱として、契約栽培を進めていくと言われ、現在取り組みをされていますが、それがえびの市の農業全体から見たときにどのような成果が上がっていると考えるか、お示しをいただきたい。また他にも多くの公約を掲げられましたが、その中にこれだけはやりたかったけれども、できなかったものは何かお尋ねいたしますということで通告をいたしておりますが、まずこの契約栽培を進められて今日まで来られたわけです。


 契約栽培をえびの市の農業政策の柱としてやるんだということが公約の中で言われたことは事実であります。それが今現在のえびの市の農業政策に、あるいはえびの市の農業全体の中にどのように展開され、影響しているのかをお尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私の公約の一つとして、農業施策の柱として契約栽培を進めてまいりました。農業全体から見たときは、量的には多いとはいえませんが、私としては大きな成果が上がったものと高く評価しておるところでもございます。


 その一つは、畜産農家の皆さんが家畜排泄物処理法によりつくられた有機堆肥を利用した土づくりを行っていること。二つ目は定年帰農された方や高齢者などが生きがいとして農業を営まれることができたこと。三つ目は販売先の開拓ができたこと。四つ目は農産加工の特産品ができたこと。その中で、特に評価していることは販売先が確保できたことであります。


 継続的に販売先を確保することはなかなか厳しいことであると思いますが、さらに努力を続けてまいります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  契約栽培を進めたことによって、畜産農家の排泄物の利用をして農地の改良を図った。あるいはまた特産物の確立ができた。またその販売先の確保ができた、幾つか上げられました。私も農家の一人でございます。今えびの市の農業所得が全体から見たときに、一番の柱はやはり和牛生産であろうと思っております。肥育牛を含め、この和牛の生産、そして酪農、またそ菜園芸、米はその全体の柱としてあるわけですが、今えびの市の農業所得を支えているのは、今申し上げました子牛価格に見るような高水準の取引価格が推移している中でございますけれども、やはりえびの市の全体の農業ということを考えたときには、そういった大きな柱のもとに目を見配るべきじゃないかというふうに思うわけです。


 この契約栽培がだめだったとは申しません。しかし、えびの市の農業の柱として、強いてやるとするならば、やはりそういった大きな目線のもとに取り組みをすべきと思うわけですが、その点については、市長どういうふうにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、議員が質問されましたように、和牛系統が非常に粗生産額を上げているのは事実であります。そのために、市も畜産に関しましては取り組んでおります。えびの市で生産された優良牛を保留できるようにというような形でわずかではございますけれども、それに対しては、優遇措置をいたしておるところであります。議員が申されましたように、粗生産額はそのような形で和牛生産が一番ウエイトを占めておりますが、これから先の農業に関しましては、所得向上のためには、さらに私は契約栽培がこれから重要な時期になってくるというふうに思っております。これをやることによって、農家の皆様方も計算ができる農業ができるというふうに考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  市長の方から今、御答弁いただきましたが、和牛に取り組む考え方の中で、えびの産の優良牛に対する市の補助が今年度からつけていただいたということがございます。実は、これにつきましては、私議員になさせていただきましてから、ちょうど十年経過したわけでございますけれども、最初からこの問題を再三再四執行部の方にお願いをしてまいりました。今伊藤畜産農林課長が一番御存じと思います。松形市政の折にも何回となく提案をしてまいりました。しかし、それがなかなか実現できませんでしたけれども、宮?市長の英断によって、今回この助成ができた、制度ができたということで、優良牛保留に対する畜産農家も今現在喜んでいただいておるわけでございます。その点については、高い評価をしているところでもございます。


 しかし、契約栽培ということになれば、全体をながめたときに、この契約栽培について取り組みをできる農家がどれほどの数があるのか、私実は疑問に思っている一人でございます。その辺についての見通しについては、どのように考えておられるのかお尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 和牛に対しての補助金優遇措置につきましては、議員が議会ごとに質問されておりましたこともよくわかっております。


 この契約栽培でございますけれども、私が考えておりますことは、いわゆるえびの市のほ場整備も着々と進んできております。米につきましては、農家の皆様方もたくさんつくっていただいておるところでございますが、現在今のえびの市の田んぼを見ましたときに、空いておる田んぼが非常に多いのではないかな、これに対しての契約栽培ということを常に畜産農林課長にも話しておるところでございますが、この契約栽培につきまして、どれくらいの見通しがあるのかということにつきましては、大変失礼でございますが、私の方では直接把握しておりませんが、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  市長が先ほど契約栽培のメリット点というんでしょうか、成果については御説明を申し上げましたが、先ほど市長の方から話がありましたように、裏作の対応をしろということで特別な指示をもらっております。何回も申し上げますけれども、霧島酒造の方と麦の栽培については、一応契約ができて、もう三町歩の麦の栽培を行っております。これにつきましては、来年から取り組むための種子の採取ということで取り組むわけでございますが、そのほかに裏、表作でしょうか、結局たばこの人たちも水田の方が品がいいということで、若干そういう形の契約栽培というまではいかないかもわかりませんけれども、土地の利用の集積ができたところであります。


 今後目指すものにつきましては、市長の方からも先ほど申し上げました今の契約栽培のものを拡大することも十分必要なんですけれども、本当に農家として生計が立つためには、やはり産地づくりをしなければならないだろうというふうに思っています。その場合、何が一番適するのかということで、現在農業委員会にお願いしているのは、裏作の一応賃貸借ができるような形をとってほしいと。そしてまず裏作からでも、今空いている土地に何かをつくっていこうということを考えています。


 今考えておりますのは、麦作のほかにタマネギ、またフカネギ等ができるんじゃなかろうかということで、今検討を行っておりますけれども、そういうことを行うことによって、一番議員さんが先ほど来おっしゃいますように、畜産農家の堆肥の有効利用というのをやはり考えなければならないというふうに思っておりますので、そういう形のものを今検討しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  今課長の方から説明いただきましたが、霧島酒造の方と麦の契約栽培を三町歩ほどやっていると、そしてまたたばこ耕作組合との裏作の契約栽培、非常にいいことだと思います。


 私、先般丸正の社長さんとお会いしてお話を聞く機会がございました。今課長の方からございましたように、タマネギの、葉タマネギと申しますか、契約栽培を進めたいんだという考え方も持っておられます。そしてえびの市の採れた野菜を、あるいは米にしても、関西スーパーというジャンボな流通経路を持っておられるわけでございますが、そういった中で販売していきたいというような強い決意もされておられます。


 私は、今市の方で進められておるあの契約栽培のことを念頭に置いた質問をしておりましたけれども、提案として、今申し上げたこういったことの契約栽培を、契約栽培をするのであれば、そういった契約栽培を取り組みすべきだということを提案をしたいと思っていたやさきでございました。やはり生計の立つ、課長の方から言われましたように、えびの市の農家が生計の立つ、そういった所得の向上を目指した契約栽培、こういったものに行政として取り組むならば、そういったものに取り組まなくてはならないんじゃないかということを申し上げたかったわけです。市長、その点について市長の考え方をお尋ねしたい。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 契約栽培でございますが、実は、私事で大変失礼でございますけれども、私も契約栽培を行って、そして企業が成立するようにやったことが過去にございます。びっくりするくらいの農家の皆様方が取り組んでいただきまして、いろいろと、いわゆる企業としては成功したわけでございますが、私はこの契約栽培が一番農家の皆様方がやる気になればいいのではないかなと、なぜかと言いますと、先ほども申し上げましたように、計算のできる農業ができるというふうに思っているところであります。契約栽培にいたしましても、いろいろなところが今企業はその契約栽培を目指して進出してくるのではないかなと思ってもおります。


 丸正さんが契約栽培に取り組んでいらっしゃることも聞きました。大したものでございます。丸正は販売先も立派なところをたくさん持っていらっしゃいますので、あの企業と一緒になって契約栽培を行うならば、私は農家として、契約栽培としての生計が立っていくのではないかなと思っております。


 そのような形で、以前から契約栽培は推奨する一人であります。農家の皆様方も真剣にそのことも考えていただきたいなと思いますが、私は過去にやったことによりますと。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  市長の方からまだ詳しく説明をされたいようでございますけれども、私の方も時間がございませんのでお尋ねをさせていただきたいと思います。


 次の段階で、ほかの多くの公約を掲げられましたが、これだけはやりたかったけれどもできなかったのは何かということで通告をいたしております。市長、もう時間がございませんけれども、目玉になるものを一つ挙げていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 私の公約でできなかったものは何か、そしてまたやりたかったものは何かということでございますけれども、私は農政問題で農産加工場の建設と農畜産物特産品の展示即売センターの開設、そして農協との人事交流ということでございましたけれども、この農産加工につきましては、近日中にその話が新年度に向けてできていくのではないかなと思っております。


 また、農産特産品の展示即売場は、農協がえびのっ娘をつくっていただきましたので、これでいいのではないかなと思いますが、農協との人事交流などはこれから畜産農林課に担い手対策室をつくりまして、お互い交流をしながらやっていきたいと思っておりますので、これも新年度に向けてはできていくと思っております。


 この農産加工場をえびの市にはぜひつくりたかったけれども、えびの市の現在の厳しい財政状況の中ではこれが打ち出せなかったのが非常に心残りでありましたけれども、最近になりまして農産加工、いわゆる皆様方にえびの産タケノコの加工したものをお配りしたと思うんですが、あの食品工場がえびの市に進出してきたいと言っておりますので、その点は大変ありがたく思っておりますし、また時期が来ましたならば、皆様方にも公表し、御相談を申し上げたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  もう少し時間がほしいところでございますけれども、残念ながら時間が来たようでございます。


 実は、私も市長の前回の選挙の公約の資料をここに持っているわけでございますが、昨日の有馬議員の答弁にも八二・九%達成と。(発言する者あり)


 これで私の一般質問を終わります。


○議長(宮崎和宏君)  お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、明日十四日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 三時 十三分