議事ロックス -地方議会議事録検索-


宮崎県 えびの市

平成17年12月定例会(第 5号12月12日) 一般質問




平成17年12月定例会(第 5号12月12日) 一般質問





 
                      平成十七年十二月十二日 午前十時開議





第  一  一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一  一般質問





出 席 議 員(十八名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君    一九番   蕨 南 善 之  君


欠 席 議 員(一名)


     八番   井川原 志庫男  君





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   今 村 隆 一 君    議事運営係   西 峯 由 美 君


  議事運営係長  門 田 美 利 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君    財産管理課長   中 武 正 道 君


  助   役   冨 岡   務 君    福祉事務所長   木 村 政 一 君


  収 入 役   宮久保 辰 二 君    健康生活課長   西 田   健 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君    環境業務課長   下別府 敏 則 君


  総務課長    山 下 寿 男 君    観光商工課長   平 野 浩 二 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君    税務課長     藤 嶋   勉 君


  財政課長    栢 木 美代子 君    戸籍保険課長   浜 松 政 弘 君


  建設課長    新屋敷   久 君    給食センター所長 堀 川 純 一 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君    老人ホーム施設長 赤 崎 正 史 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君    市民図書館長   森 田 郷 子 君


  学校教育課長  坂 本 謙太郎 君


  社会教育課長  白 坂 良 二 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第五号によって進めます。


 報告いたします。井川原志庫男議員、西原政文議員から、本日の会議に遅刻する旨の届け出がありますので御報告いたします。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、外園秀雄議員、有馬正雪議員、外園三千男議員の三人を予定しております。


 まず、五番、外園秀雄議員の発言を許します。外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  おはようございます。


 今期定例会議会の一般質問も本日で三日目ということで、私の発言内容も同僚議員の発言と一部重複をする点もあるかと思いますけれども、そういう点につきましては御理解をいただきまして、前向きな御答弁をお願い申し上げます。


 まず初めに、財政問題についてでございます。


 三位一体改革の推進に伴いまして、本市における財政状況は大変厳しい状況にございます。新聞報道等によりますと、谷垣財務大臣の発言の中で、大臣はこの三位一体改革に伴います地方交付税の削減に意欲を持ってると、こういった報道もされているようでございまして、今後、地方交付税等の依存財源はさらに削減されるのではないかと考えております。


 自主財源の基盤の脆弱な当市にとりましては、今後の地方交付税等の依存財源の大幅な増は見込めないわけでございまして、こういった厳しい財政状況の中にありまして、将来にわたって健全な財政運営を行うには、行政改革をして今後の財政運営は大変厳しい状況にあるというふうに認識をいたしておりますが、これについて市長はどのように見解をお持ちなのか御所見を賜りたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま質問されましたように、三位一体の改革で本市における行財政運営は今後ますます厳しさを増すと考えられます。これまでも市長就任以来、非常な危機感を持ってさまざまな改革を行ってまいりましたが、さらに緊急財政改革推進計画を他の市町村に先駆けて立ち上げ、平成十七年度から四保育所の民営化を実施し、平成十六年度退職者から三年間はその欠員補充に伴う職員採用の凍結を行うこととしております。


 さらに、同計画に基づき、平成十八年度からの民間委託計画につきましても、現在、鋭意実現に向けて取り組んでいるところでございます。民間でできることは民間にお願いし、簡素で効率的な行政を目指していかなければなりません。健全な行財政運営を確立するため、さらなる行政改革の推進を目指して、現在、第四次えびの市行政改革大綱の策定と集中改革プランの策定作業を行っておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  ただいまの市長答弁の中に保育所等の民営化、そしてまた職員採用の凍結など、健全な財政運営についての取り組みをしているということの御答弁を賜りましたが、財政構造上、経常収支比率が八十を超えると弾力性を欠き、財政運営上、大変厳しい状況にあるというふうに言われておりますが、先日の宮浦議員の質問に対して財政課長の答弁にございましたように、ここ数年、この経常収支比率が九十を超えてるという状況でございます。


 そういった中で特に十六年度決算におきましては、退職者等の増に伴う人件費の大幅な増があった、そういった特殊事情は承知しておりますが、経常一般財源の中に減税補てん債、臨時財政対策債、これらを含めてその数値が九九%でございまして、減税補てん債、そしてまた臨時財政対策債を除きますと、既にもう一〇〇をオーバーしている状況にございます。


 こういった当市の財政状況を考えますときに、当市の財政状況はがけっぷちに置かれている。万が一、予想しがたい大きな歳出等が発生いたしますと赤字財政に転落をするんじゃないか、そういった心配もいたしているところでございまして、こういった当市の財政状況の現状を見ますときに、今後の自主自立の生き残りをかけた財政運営をするためには、行政改革は避けて通れない大きな課題だというふうにも考えております。


 そこで、現在、先ほどの市長答弁にもございましたように行政改革に向けた取り組みもされておるわけでございますが、この行政改革を進める中で、まずサービス機関であります行政の立場として、市民サービスの低下については最大限の配慮をしていかなければならない、このように考えておりますけれども、この件について市長はどのようにお考えをお持ちなのか、まずお尋ねをしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 行財政改革を推進して、簡素で効率的な行政運営を行うためには市民の皆様の御理解と御協力は欠かせないところでございます。市民が主役の開かれた行政改革と行政運営を行い、市民サービスの低下にならないようにしていくためには、今後あらゆる場面で市民参加の仕組みを積極的、前向きに取り組んでいく必要があると考えます。


 職員の意識改革にもつながるためにも、今後なお一層市民の皆様の声、知恵やアイデアをいただきながら、市民参加型の行政運営に努めてまいりたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  ただいまの市長答弁の中に市民が主役、市民サービスの低下を招かないよう最大限の努力をしていく、そういった内容の御答弁でございました。私もそのとおりだというふうに考えておりますが、まず行政改革を進めるためには、こういった市民サービスの低下を招かないように配慮することが最重要課題であるというふうにも考えております。


 そこで、まず行政改革を進める中で、サービスを受け、市民が主役であります。市民の理解をまず得ることが大切じゃないかというふうにも考えております。そのためには住民に対する情報の提供、そしてまた説明等十分しながら、市民の理解を得る必要があると思いますが、これについてどのように今後取り組みをされていくおつもりかお伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 市民に対しての行政からの情報は非常に大事であると思っております。これから、さらに広報等を使い、そしてまた市民講座、出前講座もありますし、また市民の説明座談会等を開きながらやっていかなければいけないというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  ぜひそのようなお取り組みをしながら市民の理解を深めていただいて、行政、地域住民が一体となった行政運営をしていただきますように私の方からもお願いを申し上げておきますので、よろしくお願い申し上げます。


 次に、通告を出しております財政運営についてのハでございます。現在、国際交流センター、市民図書館等の各施設の指定管理者制度の導入、そしてまた給食センター、給食部門等の民間委託等の計画が進められているところでございますが、これらについての現況、取り組みについてお伺いをしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 国際交流センターにつきましては、指定管理者制度導入に向けて公募を行ったところでございます。そのほかの業務の民間委託計画につきましては、計画どおり実施できるよう鋭意取り組みを行っておるところでございます。


 今後の指定管理者制度を含む民間委託の推進につきましては、ただいま策定中の第四次えびの市行政改革大綱において、基本的な位置づけを行っております。また、国で今年新たに策定されました地方公共団体における行政改革の推進のため新たな指針に基づきまして、ただいま平成十七年度から平成二十一年度までの集中改革プランの策定作業を行っておりますが、この中でも具体的、年次的な計画を立てて、今年度内には公表することになっております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  国際交流センターについては公募してる、その他の施設については計画どおり進めるよう。今、取り組みをしているところだ、そういった御答弁でございました。この他の施設につきましては計画どおり実施できる見通しがあるのかどうかお尋ねをしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 できるように鋭意努力いたしておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  この委託、指定管理者制度の導入、これは昭和四十年代からの高度成長に社会経済の高度成長に伴いまして、行政事務も膨張してまいりました。現在この社会経済も安定期に入ったと言われておりまして、膨張したままでの行政事務を進めてたら、当然これはパンクするというのはもう明らかでございまして、行政のスリム化を図るために指定管理者制度の導入等は大変重要な施策でございますが、この指定管理者制度の目的、趣旨というのは規制緩和を図りながら、民間の柔軟な発想のもとに自主事業等を進めながら、各施設の効率的な運営を図り、市民、そしてまた利用者のサービス向上を図るとともに、地域経済の活性化につなげるのが大きな目的ではないかというふうに考えております。


 ただ、単に指定管理者制度の導入であれば、今までの民間委託と全く変わりのない、いわゆる行財政のコスト削減にだけの導入になると、このように考えております。


 そこで、この民営化を導入されるときに、やはり規制緩和等図りながら、受託者の自主事業が可能な方策を講じなければならないというふうにも考えておりますが、市長、今後この規制緩和についてのお考えをお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 指定管理者導入につきましては、今まで以上に市民サービスがよくなるように、そして経済効果も出るような形で進めていきたいと思っております。そしてまた、規制緩和等につきましては、その導入先が運営ができるような形で柔軟な形で進めていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  今期、議会にも三施設の指定管理者制度の導入に向けての案件が提案をされております。私はこのことは行政改革に向けた大きな一歩であるというふうにも理解をいたしております。この案につきましては総論、各論、それぞれ見解の違うところもございますけれども、私は大きな前進であるというふうに評価しているところでございます。


 どうか今後の指定管理者制度の導入につきましては、市長がただいま答弁をされましたように、柔軟な姿勢のもとに規制等を緩和しながら市民、利用者のサービス向上に努めていただくようにこの件についてはお願いを申し上げておきたいと思います。


 次に、ニでございますが、多様化する市民の行政に対するニーズに対して、機動力のある行政サービスを進めるためにはグループ制の導入について必要じゃないかと考えております。全国各自治体におきましても、このグループ制の導入についての取り組み、そしてまた検討等も進められておるところでございますが、えびの市におけるこのグループ制の導入についての検討等がなされているのか、そしてまた、今後どのように進めていかれるおつもりなのか御答弁を賜りたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 グループ制導入に向けて、十月二十四日と二十五日の二日間にわたりまして、係長以上の全職員を対象に、グループ制の基本的な考え方等についてグループ制導入の手引きを作成し、これに基づき研修を実施したところでございます。これを踏まえまして、今後平成十八年度からグループ制の試行を行い、平成十九年度完成、導入したい計画であります。平成十九年度完全導入したい計画であります。今年度はさらに来年度試行に向け、関係課による先進地視察研修も行いたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  グループ制の導入については十八年度試行、十九年度実施に向けた取り組みをしているとの御答弁でございますが、このグループ制の導入に当たりましては、まず職員の意識改革が重要であるし、また職員の資質が問われる、私はこのように考えております。行政に対する認識を深めなければならないというふうに考えておりますが、そのためには職員の研修等が必要になってくるというふうに考えております。


 先ほどの市長の答弁では研修等実施していくと、そういった御答弁でございます。これは最重要であると思いますので、ぜひ時間を十分かけて計画的に取り組みしていただくようにお願いを申し上げたいというふうに考えております。よろしくお願いをいたします。


 次に、農政についてお尋ねをいたします。


 アメリカ産牛肉がBSEの関係で輸入禁止になっておりましたけれども、きょう輸入再開に向けた決定がされるようでございます。今後、畜産農家の皆様に与える影響をも大きいんじゃないかというふうに考えておりますが、本市の基幹産業であります農業も御承知のとおり農業者の高齢化の進行、そしてまた、先ほど申し上げましたように農畜産物の輸入自由化、さらには産地間競争が激化をいたしております。こういった中で大変厳しい農業環境にあるわけでございますが、今後、将来にわたって希望の持てる農業の維持、継続をするためには担い手対策、そしてまた地域需給率の向上に向けた地産地消の推進、特産品の確立等が最重要課題になるというふうに考えております。


 そこで、この担い手対策について現在どのように取り組みをされているのかお尋ねを申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 担い手対策についてでございますが、担い手対策につきましては、平成十九年度から国が実施する品目横断的経営安定対策に対応できる認定農家の掘り起こしとして、集落営農を組織化するため平成十八年度から畜産農林課に担い手対策室を設置して、市とJAが一体となった取り組みを行ってまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  この担い手対策につきましては、えびの市の農業を見てますときに農業者の高齢化が急速に進行しております。現在農業を営む皆さん方は七十代、八十代の方が多いわけでございまして、農業に愛着を持ち、そしてまた生きがいを求めながら農業に従事されておりますけれども、後継者等がなく、今後の農業経営に不安を持ちながらの経営をされておるようでございます。


 先ほどの答弁の中で十八年度から畜産農林課に担い手対策室を設けたい、このように御答弁がございました。これにつきましては、さきの同僚議員の蔵園議員の質問の中で十七年度から計画をしていると、そのような御答弁でございました。この担い手対策は先ほど来申し上げておりますように、これからのえびの市の農業運営するためには避けて通れない課題であるというふうにも私は認識いたしておりますので、ぜひ計画でなくて、十八年度から、十八年度に担い手対策室が設置できるよう最大限の努力をお願いをしたいと思いますが、その件について市長、どのようにお考えになるんでしょう。どのようにされるのかお聞きいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 十八年度より畜産農林課に担い手対策室を設置するように努力します。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  十八年度から担い手対策室を設置するように努力をするという御答弁でございました。これにつきましては農業委員会、そしてまた農協との協議等も必要になろうかと思いますが、この設置については十八年度設置でしていただくように約束をお願いしたいんですけれども、それについてはいかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  十八年度より畜産農林課に担い手対策室を設置するようにいたします。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  ありがとうございます。ぜひそのように御努力をお願い申し上げたいというふうに考えます。


 次に、特産品、いわゆるブランド品の確立の取り組みについてでございますが、現在取り組みをされている状況等について御答弁を賜りたいと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 特産品の確立についてでございますが、えびの産ヒノヒカリのブランド化のための対策といたしまして米、食味コンクールを行い、市内外にアピールすることができました。また、えびの産タケノコもえびの野菜村で販売を行って、好評を得ておるところでございます。


 畜産では宮崎牛やハマユウポークなどのように県一帯の宮崎ブランドやえびの産黒豚、えびの高原卵など、えびの市独自のブランドを確立に向けて頑張っているものもあります。


 また、野菜ではエコピーマンやエコ白菜、完熟キンカン「タマタマ」などの取り組みが行われております。今後も関係者が一体となった取り組みを行ってまいりたいと考えております。特に米の食味コンクールを行いましたときに、五つ星マイスターの社長がえびの産ヒノヒカリはとてもおいしいと、これはAクラスやなくて特Aだということをお話をされましたので、その点につきましてはまた後日、JAの組合長の方とも話をしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  特産品の確立については鋭意取り組みをされております。私のこれは承知いたしておるところでもございます。


 先日、ただいま市長が御答弁をされましたように、先月の十一日だったと思いますが、米の食味コンクールが開催されまして、私も出席をさせていただきました。その中で米の食味審査、五つ星ですかね、藤木明先生の講評の中にも、ただいま市長が答弁をされましたように大変高い評価を得たというふうに私も考えております。


 ことしは特に台風十四号、そしてまた異常気象、秋の異常な秋ウンカ等の発生の悪条件の中での講評でございまして、こういった条件がそろえば、私も当日、参考出品されました魚沼産コシヒカリを上回る、いや超えられるブランドが確立できることも考えております。


 ただ、この確立するためには行政、そしてまた農協との関係機関等はもちろんでございますが、それ以上に生産者の意識改革が大切であるというふうに考えております。生産者の意識改革なくして、私はこのブランド米の確立も厳しいんではないかというふうに考えておりますが、今回のこの食味コンクールには各関係の団体の方等が出席をされておりましたけれども、私が生産者の参加が若干少ないんじゃないかというふうにも考えたところでございます。


 今回は第一回ということで当然二回、三回と継続されるというふうに考えておりますが、今後のこのコンクールを開催されるに当たりましては、そういったことも十分配慮していただきまして、一人でも多い生産者の方が参加できるような配慮をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま質問されましたように検討し、そして前向きに取り組んでいきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  ぜひそのように御配慮方をお願いを申し上げます。


 次に、地産地消の推進についてでございます。


 現在国道二二一号線、そしてまた二六八号線の道路沿いにえびのっ娘、野かいどうの里、そしてまた島内に牛越の里など、農産物の直売所が開設をされておりますし、そしてまた行政においても学校給食センターにえびの産ヒノヒカリの活用、さらには季節野菜等の活用に取り組んでいただいておるところでございます。


 えびの市の農業の活性化を図るためには、やはり地域自給率の向上を図らなければならないというふうに考えております。今後さらにこの取り組みを進めていただきたいと思いますが、現在における取り組み、進捗状況等についてお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 地産地消の推進について、地産地消の推進といたしましては学校給食に一〇〇%のえびの産ヒノヒカリを提供しているのを初め、学校給食の食材として野菜類の利用もお願いをしておるところでございます。そして市内のAコープ二店舗と直売場四カ所も稼働しております。


 また、畜産ではAコープが中心となりますが、市内で生産された宮崎牛やハマユウポークの販売を行っておりますが、特にえびの産黒豚は販売を始めて十五年以上となります。最近、えびのっ娘でも肉の日と称しまして九のつく日には肉の特売などが行われております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  農政の問題で、ただいま市が取り組んでいる状況等について御答弁を賜りましたが、転作の割当等があったかというふうに考えておりますが、この転作等についての、もしそういった説明等がありましたら、その結果について御答弁を賜りたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  平成十八年度の転作の割当につきましては、議員が今御質問されてましたようにありました。昨年より一一七トン少ない七一九四トンでございます。昨年は追加ということで一四〇〇トンいただきましたので、八七一一トンになりましたので、かなりの差があるわけでございます。


 実はそういうことを踏まえまして十一月二十九日でございますけれども、十八年度米の都道府県の配分が決まったわけですが、それに対する市町村に割当があるということで、市長並びに中村組合長、そして中野県議で三名で県の水田農業推進協議会の方の会長さん、または事務局の方に、ことしもどうしてもえびの産ヒノヒカリの上乗せをしていただけないかと、上乗せしていただけないかということで要望したところでございます。


 しかし、先ほど言いましたように県全体でも一七三〇トンの昨年に対する割当減になっておるところでございます。それは先ほど言いましたえびの市が一四〇〇トン昨年いただいた数量よりも多いというような状況でありまして、なかなか厳しい状況であると。


 しかし、えびの市が取り組んでおります先ほども出ました米の食味コンクール、また土づくりを中心とした作付体制等について、えびの市の米づくりというんでしょうか、高く売れる米づくりというのを非常に評価しておりますと、そういうことで県の方もできる限りの努力はしてみたいということでお答えをいただいておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  配分率、これはどういう状況なんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  配分率につきましては、一・六%市町村均一ということでいただいておるところでございます。


 それで、議員が今おっしゃるのは恐らく転作の割当ということだろうというふうに思いますけれども、それにつきましては現在いろいろ調整しておりますけれども、昨年は実績が三〇%でしたけれども、ことしはやっぱり四割ぐらいは配分をしなければ、今の状況では難しいだろうということで考えております。先ほど言いましたように、県の方の上乗せはいただければそういうふうな状況は回避できるというふうに思いますけれども、現段階は非常に厳しい状況だろうということで、担当課としては考えておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  次に、企業誘致についてお尋ねを申し上げます。


 待望久しかった南九州コカ・コーラボトリング(株)もこのたび操業開始されまして、今後の企業誘致におきましても大きな起爆剤になるんじゃないかというふうに考えております。今後、これを契機にしてさらに企業誘致も軌道に乗るというふうに考えておりますが、現在、企業誘致について取り組み、そしてまた企業との交渉等が進められておられたら、このことについて御答弁を賜りたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現在、白州ヘルス飲料(株)えびの工場が十月十二日に操業を開始されております。また、この工場とは別に南九州コカ・コーラボトリング(株)が工場見学者施設を建設中であり、年内に完成する予定で、来春にはグランドオープンされると聞いております。オープンされると、県内外からこの工場及び花畑等の見学者が企業側の発表では年間三十万人を見込んでおられます。交流人口の促進が図られますので、えびの市の経済の活性化につなげていきたいと考えております。


 企業誘致につきましては、現在工業用地跡地などの用地に対して問い合わせがあり、現地案内を行っております。まだ正式の進出計画書の提出はなされておりませんが、長くたたない時期に進出計画書の提出や具体的な市への依頼などがあるのではないかと考えております。具体的に公表できるところまでになりましたなら、まず市議会の皆様に御相談したいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  南九州コカ・コーラボトリング(株)の操業開始に当たりまして、私は地域経済に対しまして多くの相乗効果があると、これはもう現実であると考えますが、現在工場跡地に問い合わせがあるという御答弁でございました。現在、企業誘致についての交渉を進めているのはこの一社のみなんでしょうか、お尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 工場誘致につきましての話は二、三ありますけれども、まだ公表するところまでいっておりませんので申し上げることはできませんが、その時期が来たならば、まず一番先に議会の皆様方に公表したいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  この工場跡地に問い合わせがあるというこの一社ですけれども、この企業については現実にはいかがなんでしょうか。まず企業誘致、その企業の進出する見込みがあるのかないのか、お尋ねをしたいと思いますけれども。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 工場跡地に紹介しておる企業があります。しかしまだ正式に発表するところまでいっておりませんので、その時期が来たら、皆様方にまず一番先にお願いしたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  ぜひひとつ実現するように御努力をお願いを申し上げたいと考えます。


 先ほどの市長答弁の中で南九州コカ・コーラボトリング(株)に年間三十万人程度の見学者を見込まれると、こういった御答弁でございました。現在旅行体系も大きく多様化しておりまして、家族型、あるいはビジネス型いろいろあるようでございます。南九州コカ・コーラボトリング(株)の操業に伴いまして、今後さらにビジネス等の旅行もふえてくるんじゃないかと考えております。そこで、やたけ荘跡地にビジネスホテル等の誘致はお考えになってないのか、お尋ねをしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 やたけ荘跡地についてでございますが、京町温泉郷の中核施設としてのビジネスホテルなどを誘致したいと考えておるところでございます。現在現地案内などを行い、交渉中の企業がありますので、今後積極的に取り組んでいきたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  現地案内等をされた企業というのは一社なんですか、それとも複数の企業なんでしょうか、お尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しての答弁は観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 ただいまの質問の何件かということでございますが、以前は二社ほどお願いしておりましたが、現段階におきましてはその二社については大変厳しゅうございまして、最近一社が参っておりますので、今後はこの一社に絞り込んで検討していきたいと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園秀雄議員。


○五番(外園秀雄君)  えびの市における豊かな観光資源を活用した企業誘致も大切じゃないかというふうにも考えております。そういった意味でえびの市にはすばらしい京町温泉郷を有しているわけでございまして、この京町温泉郷の活性化を図る上からも、核となる企業誘致も重要でございます。ぜひひとつやたけ荘の跡地を有効活用する上からも、こういったビジネスホテル等の企業誘致について、さらに御尽力をいただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。


 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前十一時  四分


                    開議 午前十一時二十一分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、十八番、有馬正雪議員の発言を許します。有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  発言の許可をいただきました。


 ただいまから一般質問を行います。


 通告に市長の政治姿勢についてをまず一番目に掲げておりますが、市長の任期満了に伴う今期最後の定例議会であるわけであります。宮?市長が就任当時約束されましたことについてのその実現について、どのように自己評価されているか、まずお示しをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私の公約につきましては件数四十一件に対し、三十四件は実施、着手いたしまして、八二・九%は取り組んだと思っております。


 大型のハード事業七件については財政再建を優先したために実現、実施できませんでしたが、一部民間活力を生かした取り組みを行っているところでございます。財政の厳しい中、改革を断行しながら、私といたしましては最善を尽くしてやるだけのことはやらせていただいたと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  公約について実施したものがトータルで八二・九%というふうにおっしゃいましたが、これは同僚議員の質問の中では九二・九%取り組んだという九月議会での発言がありますが、答弁がありますが、そのことについてはどうなんですか。ちょっと差異があることについて説明をいただきます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 当初の分は施政方針からであったと思います。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  年度の施政方針に対するそうでしょうが、公約実現ということになりますと、全体をとらえてのことでの答弁と、そういうふうにここでは理解をしておきたいと思います


 次に、行財政改革についてでありますが、市長は就任当時から一貫して財政の危機を訴えになりましたね。行財政改革は前向きに推進されたと、そのことについては一定の評価をするものであります。


 ここでちょっと市長にお伺いするわけでありますが、えびの市の一般会計の借金四十億円を返しましたと、この市政座談会で公表されたということで同僚議員から質問があったと思うんですが、四十億円がひとり歩きする結果となる、結果となっているわけですね。このような表現は市民に説明不足ということで、大変誤解を招きやすいというふうに考えるわけであります。情報化時代は市民も的確な情報を求めているわけでありますし、したがって市長に説明責任が伴う、こういうふうに考えるわけであります。これについての市長の見解をちょっとお伺いいたしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 九月議会でしたか、同僚議員からそのような質問もございまして、その後精査いたしましたところ、元金を七十四億円すべての元金を七十四億円返済し、金利を十七億円返済いたしております。あわせて九十一億円ということになっておりますので、現在はそのように説明をいたしておるところであります。


 今の答弁を一部取り消しさせていただきますが、「同僚議員から質問がありました」ということでございましたけれども、その「同僚議員」を取り消しさせていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  答弁をいただきましたが、改めて市長に問いたいと思いますが、市の借金を返したとの表現は正確には起債償還金のことであり、償還金は地方交付税の基準財政需要額に参入され、交付税措置を受けたもので、交付税措置を受けたものが多いわけであります。こういうふうに理解をしているわけでありますが、市長の見解をここで求めたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 議員が質問されますように当初四十二、三億円というように返済した話をしたようなことも覚えておりますが、私が拡大して多く返しておるというようなことは話しておりませんが、しかしその起債もえびの市民のために、いろんなものをつくるたびに起債されたということはわかっております。しかし、これをもう少し計画的にやっていただければ、今のような形にならなくても、幾らか市民の方々に恩返しができるような形になっていっておるんじゃないかなと。ただそれを私自身思っておるわけでございますけれども、地方債などを利用してよく活用されておるということは自分でもわかっております。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長のおっしゃることはよくわかります。


 そこでこの基準財政需要額に参入された総額ですね、それと償還額に対する比率、これを説明をいただきたいと思います。これ課長で結構であります。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては財務課長をして答弁をいたさせます。


 まことに申しわけありません。財政課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  お答えいたします。


 各年度別に申し上げます。


 平成十四年度、市債の借入残高に対します基準財政需要額の参入でございますが、七十一億三百六十六万四千円でございます。


 次に、十五年度でございますが、七十億五千七百五十七万九千円、十六年度が六十八億六千九百六十七万五千円、十七年度が六十六億六千三百七十八万八千円となっております。


 この交付率でございます。平成十四年度が四二・四%となっております。したがいまして五十億八千六百二十二万三千円となるところでございます。それから十五年度でございます。四三・六%でございます。五十億三百八十二万四千円、十六年度でございます。四三・五%、四十七億四千七万六千円、十七年度が四四%、四十五億三千百三十七万六千円となっております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  十四年度からの年度別を聞きましたが、トータルでどうなってますでしょうかね。


○議長(宮崎和宏君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  お答えいたします。


 大変申しわけございませんが、トータルで出しておりませんので、後でお知らせいたしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  年度ごととトータル、資料で結構でございますので、後でいただきたいと思います。


 それでは、十四年度から、十七年度は見込みで結構でありますが、いわゆる宮?市政になってからの起債の額ですね、それといわゆる返済されました、償還された四年間のトータル、それからそれに対する利息、この三つをひとつお示しをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  お答えいたします。


 平成十四年度からの起債額でございますが、十七年度はまだ確定ではございません。当初予算ベースでお答えいたしたいと思います。


 各会計の合計でございますが、三十六億六千七百十万円でございます。


 償還額でございます。七十三億六千五百五十六万円、以上でございます。


 申しわけございません。利息でございますが、十七億二百十九万円でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この分につきましては、元金と利息九十億六千七百七十五万を返済をされたということになりますね。そしてその間に、借り入れをされた分が、起債を起こされた分が三十六億六千七百十万円、内容的にはこういうことでありますので、その辺を整理して、やはり市民の皆さん方には正確に伝えるべきであるというように思いますが、市長、どうでしょう。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 そのようにしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長としてこの借金、そしていわゆる起債額、起債償還等につきましては、市民の関心事が大きいわけでありますが、ぜひそのように正確な数字をもって市民に伝えると約束していただけますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  正確な数字で市民に知らせるのは当然のことでございますので、そのような形に今後やってまいります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  次に、地方債残高の現状についてお示しをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  お答えいたします。


 平成十七年度末の地方債残高の見込みでございますが、百十九億四千二百二十八万三千円の見込みでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  今、えびの市はお聞きしたんですが、九市の状況ですね、これがわかっておればお示しをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  九市の状況でございます。これは十六年度の決算の結果からでございますが、宮崎市が百六十一億七千三百、申しわけございません。


 小林市でございます。百六十九億七百七十九万九千円、串間市でございます。百三十二億二千七百九十五万七千円でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  私の手元にありますこの詳細残高の状況で、今確認をする意味でお聞きをいたしたわけですが、これから言いますと、えびの市が十六年度末の同一のペースでいきますと、百二十九億五千万と繰り上げていますが、その点間違いないですかね、確認してください。


○議長(宮崎和宏君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  お答えいたします。


 ただいま御答弁申し上げましたのは、平成十六年度末の決算の状況でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  今、これ手元にあります資料は県内九市の地方債残高の状況の表を持っているわけでありますが、これ正確を期するために今確認をいたしたわけであります。十六年度は百二十九億五千万、いいですかね、これで、えびの市の残高。


○議長(宮崎和宏君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  御答弁申し上げます。


 説明不足でございました。ただいま御答弁申し上げましたのは、これは九市の一般会計の地方債の残高でございます。


 したがいまして、ただいま申し上げましたこの数字と、さきに御答弁しました数字は全体の、先ほどのが全体の各会計のが算入されておりますので、その分差額が出ていると思います。(発言する者あり)


 お答え申し上げます。百二十九億四千九百五十一万八千円、これは全会計の合計でございます。一般会計の残高は百八億九千五万七千円でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  今、私の持っております資料と合致いたしたわけであります。


 そこで、九市の状況もずっと書いてあるわけでありますが、これはえびの市が一番地方債の残高が少ないわけですね。ところが私はここで二つの視点でこの問題とらえてみたんですが、これはやはり宮?市長が財政問題については真剣なお取り組みをしていただいたと、その結果、最低限度のその年度の起債を抑えてそういった結果が出てきたんだろうと、これが第一点です。


 二点目は、ずっと考えてみますと、市が第三次総合計画をつくりまして、そしてこれは一九九二年から二〇〇一年まででありますが、これは住みたいまちづくりをビジョンにして掲げたわけですね。ここでは国の補助金政策を削減して一般財源化による交付税措置による起債で事業を推進しなさいということで起債を起こしてきたわけであります。したがって起債が増嵩した。こういうことに対して市長の認識を伺いたいと思うんですが、どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま質問がありましたように、えびの市は住みたいまちづくりを目指して社会資本の整備を行ってきたことは事実であります。ですから、財政基盤の脆弱なえびの市はその財源を大きく地方債に依存してきたと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員、通告について起債等については整理して質問していただきたいと。通告がないようでありますので、整理して質問していただきたいと思います。


○十八番(有馬正雪君)  関連して申し上げたわけでありますが、大事なことでございますから、市長の見解をただしてみたところであります。ただしたところであります。


 そういったことでいわゆる起債による事業の推進を国も進めたし、えびの市もそういったことで取り組みをしてきたと、これは少なからず社会資本の快適性、安全性、創造性を求める生活基盤整備と社会資本の整備を進めてきたわけであります。いろいろ美化センターが市民生活に必要不可欠な施設、産業、文化、教育、体育施設等が建設されて、このことに対して市長自身、議員であり、その是非を論じて建設に賛同されたと理解しているわけであります。市長、どう受けとめておいでですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、議員から質問がありましたように、そのたびに議会に提案されまして議会が認めて、それをやってきておりますが、もう少し計画を持ってやっていただいたならば、今みたいなような厳しい財政的なものにはなっていなかったのではないかなと、私は考えておるところでございます。ここまで来る間にいろんな、例えば西諸の首長会のときに前市長に対していろいろ相談したけれどもだめであったと。だからこのような形になりましたというような首長もありましたし、そのときによく考えていただいたならば、まだまだ今よりも幾らかはよかったのかなというふうに考えておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  その議会制民主主義は市民を代表する議員の議会における議決、市民の意思となるわけでありますから、そこで決定したことは市民の意思としてそういった起債を起こして事業を推進してきたと、これは市民も理解をしていただけると思うんですね。


 私が申し上げたいのはそのことの是非を問うのではなくて、これだけの住みたいまちづくりのために大変な起債を起こしてきたが、やはり交付税の措置によって助かって償還をしてきたと、そして今、宮崎県の自治体の中では一番地方債の残高が少なくなってきたと、通常申し上げてもなかなかわかりにくいところがありますが、この件につきましては、やはり一人当たりの市民から申しますとえびの市は五十五万千円、お隣の小林市は六十五万五千円、そして串間市は九十万四千円、実に一・七八倍というえびの市より多く借金を抱えているわけであります。


 だから、先ほども申しましたように、市長が緊縮財政、財政再建を本当に政策に掲げてそれを実行されたと、そのことがこういう結果になっているわけでありますが、その点につきましては、市長の政策を評価するものである。そして視点を変えますと、いい時期に生活基盤の整備とか社会資本の整備に、それこそ後でよかったものもあるでしょうが、議会の議決を経て、そしてそれが成功してきたと、こういうふうな受けとめ方でいいんではないかと思うんです。そのことを市長に御認識をいただきたいし、我々も正当な評価をすべきであるというふうに考えているところであります。そういうふうに御理解をいただくことにいたしまして、答弁は要りません。


 行財政改革について問題提起をしてまいりました。これに対する市長のこの自己評価を求めるわけでありますが、具体的に機構改革についてまず、グループ制が機能していないと御批判の声が多かったと、先ほども外園議員の質問で、このことについてはグループ制は研修をさせて、十八年度試行、十九年度実施ということでやっていくということでありましたので、この点については市長のこのことについてはもう答弁は要りません。試行期間が長くて成果が上がっていないということで、お含みおきいただいて、こういう結果になったんだろうと、これも答弁は要りません。時間がちょっと思ったより過ぎておりますので。


 ただ、きょうまでやっていただいた成果の上がった事例を一つ、課題として残るものを一つ、御答弁をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 機構改革につきましては、平成十六年四月に部門制、グループ制を試行した大規模な組織機構の改革を行いまして、二課、一室、十七係を減少し、名称や窓口、レイアウトなどを改善して、市民の目線に立ったわかりやすい行政サービスの提供に努めたところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 〇時  一分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長、残念ながら期待するような御答弁をいただけないんですが、時間の制約もありますので次に進ませていただきます。


 自衛隊のまちづくり対策監の設置について、基地対策調査特別委員会で市長はそういうふうにしますという約束をされましたが、専任制をどう考えてらっしゃいますか、お伺いいたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 自衛隊、基地対策監の設置につきましては、平成十八年四月から職名は基地対策監ではありませんが、基地対策専任職を配置する考えでおります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長が上京されたときに、前中谷防衛庁長官が全国で自衛隊のまちたくさんありますが、非常に協力的であるという評価をいただいたと、そこでいわゆる「市役所の中には対策係があるんですか」ということを聞かれたと。そういったことで特別委員会ではどうしてもつくらなくてはいけないということで、そういう約束をしていただきましたが、ぜひそういうふうにひとつやっていただきたいと思います。


 次に、この特別委員会で御報告を申し上げました中に、開設以来、総額百八十億円を超える事業をもって、えびの市の社会資本の整備がなされてきたことは明らかであります。私はこの防衛庁の予算をどう獲得するかということが市発展のかぎとなる、えびの市独特の防衛庁との関係を持っているわけでありますから、これを最高に活用するということが今後のえびの市の発展につながりますし、他自治体と比べましても、そういった面では非常にすばらしいことじゃないかとこう考えるわけであります。


 したがってこれを進めるためには自衛隊のまちづくり条例というものの設置が必要ではなかろうかとこう思うんですが、市長の見解を求めたいと思います。(発言する者あり)


 ただいま申し上げましたことは提言という形で受けとめていただきたいと、こう思います。十分検討をしていただきたい。これはやはりえびの市の特異性を持っているわけでありますから、きらりと光る小さなえびの市でも、そういうふうに十分活用の利点というのがあるわけでありますから、そういうふうにひとつ基本的な考え方を持って、この問題については十分内容の検討をしていただきたいと思います。


 次に行きます。


 職員の意識改革ということで出しておりますが、この市長に付与されてる指揮監督権の行使が機能していないということを申し上げてきたわけでありますが、これは職員の意識改革は具体的にどのように指揮されたかという点について具体的に説明をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 これまでさまざまな機会を通じまして、えびの市の現状特に財政状況を説き、職員一人ひとりが従来にも増して常に問題意識を持ち、改革と挑戦、職務に対する姿勢を明確にするよう促してまいったところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  先般宮日の新聞の論説に野尻町の庁内塾、行政体は頭脳集団であるべきだと、合併が不首尾に終わった野尻町は職員意識の改革に乗り出したと。みずから考え行動する民間企業であれば当たり前のことである、そういった発想で考えたと。まず、職員意識改革は野尻町が手本にする職員研修は岩手県の一戸町、全国に先駆けた朝朱け塾、これを投入しまして野尻町の「フロンティア朝朱け塾」、毎朝三十分ほどの講義と週一回、長瀬町長を囲んだ二時間のミーティングを開くと、一期生は幹部クラスというから思考を柔軟に保つ訓練を実施しているという記事があったわけですね。これについて市長はどういうふうなお考えをお持ちでしょうか、お伺いします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 議員さんからこの野尻町の職員に対する庁内塾ということで質問があるということを聞きまして、そしていろいろ宮日新聞にも登載されておったということでございましたので、それを探すのに大変でしたけれども、実は十月十五日の宮日新聞に載っておるようでございます。


 この以前に、実は私は野尻町長さんと西諸市町村長会のときに話したことがあるんです。「町長さん、合併はどげな事ですか」と聞いたときに、「合併をするちゅうことになったとこいが、もう職員のやる気がなくて大変困っております」と、「えびの市は合併をしないということを打ち出されましたが、上からの方の圧力は何かありますか」ということをお聞きになったものですから、「今のところ何もありません」というふうに話をしたら、ぜひ、えびのに研修に行きたいというようなことでございました。


 そしていろいろ検討されたんだろうと思うんですが、これはまずこの野尻の朝朱け塾ですね、これはまずことしは四年間で幹部が二十九名受講するというふうになっておるようでございますが、えびの市は今まで全職員を対象に研修を行っておるところでございます。ですから野尻町の人たちがえびのに研修に来られたのかよくわかりませんけれども、議会の方には研修においでいただいたというようなことをお伺いしたことがあります。そのようなことで、野尻町に負けないような形でえびの市は全職員に対しての研修は以前より行っておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この論説の結びとして、県内で平成の大合併第一次を見送った二十五市町村に自己改革の試みが見えにくいとあれば、野尻町の旗振り役に期待をしたいと、こういうふうに結んであるわけでありまして、まさしくこの非合併を宣言したえびの市にとりましても大変な前途であるわけでありますから、職員の意識改革のために思い切ったそういった試みをしていただきたいと思います。市長のそういったお気持ちをさらにお聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 野尻町のこの朝朱け塾に負けないような形で、これからもさらにえびの市は全職員に向けて研修は行いますし、そして各課ごとの研修もさらに進めていった方がいいんじゃないかなと今思っておるところでございますが、市民の皆様方に対しても、そのような研修をしながら、そして市民サービスをさらに行っていくような形にしていきたいと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  ぜひそのように実行していただきたいと思います。


 次に、都合の中で変更いたしておりますが、農政については、この三番目に挙げております農政についてで質問をいたしていきたいと思います。


 農業の粗生産額について耕種と畜産の比率は平成十二年度より十六年度までどう推移していますか伺いますと通告いたしておりましたが、農業委員会の方から資料いただきました。だから十七年度の見込み、まずこれを説明いただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  お答え申し上げます。


 十七年度の見込みということでございますが、これにつきましては暦年で調査しますので、現在のところまだ調査をしておりませんので、御了解願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  それでは、十六年度の結果が出ておりますから、これをもとにしまして質問いたしたいと思います。


 この資料を見ますと、十六年度のえびの市の農業の粗生産額二百億円を突破いたしたわけでありますが、これは大きな快挙であるというふうに考えるわけでありますが、この原因について分析ができていますか、伺います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  主な上がった原因と申しますのは、肥育牛のベースの問題等で、結局相場が上がったということで、肉用牛関係が主になっているようでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  おっしゃるようにこの内容を見ますと、畜産の計が百五十二億円でありますから、これは全体の四分の三を占めている、耕種部門が四十九億一千百万円でありますからこれは四分の一、これでいいんですね。こういうふうな結果になっているわけでありますが、この耕種部門での中の米の位置づけ、これは十九億円だったですかね、そうですね。十九億六千七百万円という数字が出ておりますが、年々ふえていってるわけであります。平成十三年、十四年、これは二十億を米の総収益で上げるということになると、本当にすばらしい米の生産地だとこういうふうに思うんですが、その辺についてどう考えますか、伺います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  米については毎年上がっておるということでございますが、先ほど来ありますように若干減反の緩和もあったということで、私どもとしましては十六年度につきましては、単価二百五十円ということで計算させていただいておりますけれども、その状況で今のように十九億六千七百万円ということになったようでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この所得率のアップですね、総生産額でありますから、これから経費を引いて純利益が出るとなるわけですが、この関係で米については現段階でどのぐらいの所得率でしょうかね。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  所得率については今手元にございませんので、しばらくお待ちいただきたいと思います。ただ、えびの市の全体的に見ますと一戸当たりの分、一〇アール当たりの分ということで出しておりますけれども、一戸当たりでしたら十五年度ですが、百十二万八千円程度に所得としてはなっているようです。それから、一〇アール当たりで九万というような数字になっております。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この粗収益・粗生産額というのは申し上げましたように、それから所得を、経常を引いて所得が残るということになりますが、この所得率をアップするための考え方として基盤整備が進んできたと思うんですよね。今回の議会でも、大分基盤整備につきましては経費を投入している、市の持ち出しもあるということだが、なかなかそれが税収にあらわれないという質問もあったようであります。


 だから、私はこの点についてはいわゆる所得率を上げるということは、米を例にとりますと、土地の生産性をどうするかと。土地の生産性を向上させる、これは基盤整備とかそういったことで労働費を軽減していくということがありますし、いわゆる労働生産費ということから考えましても、基盤整備以外に経費を引き下げるということはなかなか問題があるんだなというふうに考えておるわけですが、これ基本的な問題としてその辺のとらえ方であると思うんですよね。


 これは土地生産性、労働生産性を重視した経営体でなければならないということについては十分理解をされていると思うんです。このことにつきましてやはり所得率、この税収に上がらないというところは底辺のところは広がりがあるわけでありまして、そしてこれは所得標準のところで所得税に適用されるところまで所得は上がっていないというふうな受けとめ方で考えているんですが、この点についてはどうでしょうかね。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  基盤整備、一つの対策としましては基盤整備をやっていただいて農業を営んでもらうというのがあるわけですけれども、非常に税金まではね返ってないということで、市長も特に今回の議会の中でもお話しましたように、何とか所得を上げるような対策を打てということで指示もらったわけですが、まず今考えておりますのは十九年度に向けての農地の集積ということがあるわけですけれども、これにつきましては基盤整備の済んだところは割とスムーズにいくんじゃなかろうかというふうに考えております。基盤整備が済んでないところにつきましては、なかなか、担い手が大きい機械等で整備というのはなかなか難しいというふうに思っておりますけれども。


 もう一つの手だてとしましては裏作の利用ということを考えております。裏作につきましてもことしから麦については霧島酒造さんのところと契約栽培ができますし、そのような形の中で今後どうしていくかということになるわけですが、野菜等の栽培についてもできればということで今、農業委員会の会長ともお話しまして、この裏作だけの季節的な貸し借りでしょうか、そういうところについても農業委員会と一体になってやっていこうということで今お話をしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  やはり土地の生産性を目標にした営農のあり方というのは当然今おっしゃったようなことが本当に実行されていかなければならないと思うんですよね。裏作に家畜用の飼料等の問題がありますが、これについてはどんな普及の状況でしょうか、伺いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  裏作にイタリアン等の飼料作物というのは大分進んできておりますけれども、実態と申しますと、畜産農家が一応堆肥を交換で散布するのに裏作を貸してくれというのが実態のようでございます。


 先ほどちょっと説明が足りなかったんですけれども、裏作の高度利用につきましては、私どもが基本的に考えているのは畜産農家の堆肥の利用ということを基本的に考えておりますので、稲作の稲わら、それから麦作の麦のわら等の利用、それから、先ほどおっしゃった飼料作物の利用ということで現在中国の稲わら等もストップされておりまして、非常に厳しい状況でございますので、その対応をしていきたいというふうに考えておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  苦しい財政の中から基盤整備等も進んでいるわけでありますから、いかに効率よくそういったものを導入していくかということが課題だと思いますので、そういった意味でひとつ十分な御検討をいただいて、よりよい所得向上につながるような営農のあり方を指導していただきたいと、こう思っております。


 時間が足りませんので、二、三を割愛をさせていただきまして四番の家畜排泄物処理法に基づく市の対応、その実績と評価をお示しください。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  家畜排泄物処理法の状況ということでございましたが、平成十六年十一月から本格的に施行になりました家畜排泄物処理法がございますけれども、平成十一年度から関係機関とともに対策に乗り出してきたところでございます。


 現在の法に適用される農家等につきましては酪農家が二十八戸、肉用牛農家が百四十六戸、養豚農家が二十三戸、それから養鶏農家が二十戸ということで二百十七戸程度になっているようでございます。


 うち平成十二年度よりリース事業を含め、補助事業等について整備を行ってまいりました。国庫補助事業では八戸、県補助事業では四戸、市単独事業で百三十五戸、合計百四十七戸の整備を行ってきたところでございます。


 それによりまして一部ではございますが、若干整備がまだ整ってないところがありますけれども、これは従来の施設等でお願いしておりますけれども、この農家についても若干簡易的なものでございますので、整備をしていけばということで考えておりますが、この農家につきましては二戸程度があるということで指導しております。ほとんどの農家につきましては整備が済んだということで考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長のところにお手元に資料をお上げいたしておりますが、川辺町のこの事例を紹介したいと思うんですが、これは家畜排泄物処理法に基づくそういった関係でこの徹底したいわゆる環境を十分配慮して、そういった取り組みをしているわけですね。鹿児島県の川辺町は土着菌による畜産公害を防止し、悪臭対策をあわせていえるような堆肥生産に成功しているという。


 ここで見ていただければわかるんですが、森の精という、いわゆる森から種菌を取って、バイオテクノロジーという関係でそれを培養していくということでありますが、これなんかは畜産の町として環境に配慮した取り組みとしては本当にすばらしいものだなとこう思っております。そうお金もかからずに、そして堆肥舎が先ほど説明があったように十分配備されているということになりますと、こういう形を利用して、そして優良なバクテリアが十分含まれた優良堆肥を生産していくということがすばらしい環境保全、そして有機農業につながっていくんじゃないかと、こう思うんですが。


 これを見てください。現地を見させていただいたわけでありますが、やっぱりすばらしい内容であります。市長、えびの市は市としてはどこの自治体も堆肥のいわゆる処理をして、自治体で直接直営で処理して、そして皆さんにそれを配布して、そして有機農業を進めているということをやっているわけでありますが、そういうことは相当お金もかかりますし、そういった面では採算ベースに乗らないというところもたくさんあることも知っているわけであります。


 こういったことでこの川辺町で生産される土着菌の製造工程等十分勉強されまして、そしてお金のかからない方法で環境の保全、そして有機農業の推進に役立ててもらいたいとこういう思いがあるんですが、どうでしょうか。市長の見解を求めたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私もこの森の精の製造の工程図をいただきまして拝見をさせていただきました。この森の精というのは私の考えではいわゆる山の腐葉土を利用したものではないかなと思っております。そしてそれに糖蜜を加えるというようなことでございますが、菌というもの例えば酵素とか菌とか、これが糖を加えることによって、その菌やら酵素系統が安定するようになっております。ですからそのためにこの糖蜜を加えて、そして米ぬか等と混ぜて、製造されていらっしゃるというふうに思っておるわけですが、とにかく有機農法としていいものは大いに利用しながら、それをやっていかなければいけないのではないかなと思っておりますが、この森の精の製造工程の内容が、まだ今見せていただきましたところでありまして、十分にわかっておりませんけれども、製造経費とかそういうのもございますので、十分検討させていただきたいと思いますが。


 えびのにはEM菌というのもグループができておるようでございます。これも一つの糖蜜を利用する方法であるということも聞いておりますし、やはりそのようなことになりますと、EM菌にしろまたこの森の精にしろ、有機栽培に対して必要であるならば、ぜひ利用してみたいと思いますので、一応担当課とも十分検討しながら、そしてその検討の結果、どうであるかということもこの川辺町当たりにも問い合わせをしながら調べていただかさせていただきたいと思います。


 そしてその後、いろいろと必要に応じて結論を出していかなければいけないのではないかなと思っておりますので、今のところ十分検討調査をさせていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  環境に配慮しました農業の形態というのが今、問われているわけでありますから、ぜひそういった形でお取り組みをしていただきたいとこう思います。


 次に、福祉の問題でありますが、この点につきましてはえびの市が県に比べまして二十五年先取りしているという市の高齢化対策で知事との話し合いをされて、何かモデル的な事業を取り入れたらどうですかということを、これは六月議会で市長の方にお願いしていたわけですが、どうでしょうか。その後、知事と会われましてこういった問題を話し合われたことがあるんでしょうか、伺いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては知事に会う前に一応少し事務所長にも指導しておきましたので、福祉事務所長の方でその後どうであったかということで詳細につきましては答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 六月議会以降、市長から指示がございまして、県の担当課の方に申し入れいたしております。えびのは高齢化が進んでおりますので、地域によっては地域の方たちのエネルギーをその地域の高齢者、障害者など、地域内で困っている方々の支援をしていこうとする意欲があります。そういう意欲を何とか生かせないものかということで、今後具体的な相談を行うこともあるということで、県の方にも御相談しておりますが、その結果についてはまだ結論が出ていないところでありまして、今後とも十分な県との協議、検討を重ねてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長がえびの市の高齢化の実態を十分把握して、そして九市でワースト一位でありますから、そういったことを含めて知事にそういった問題を提起する、できたらモデル事業として何かをやるというようなところまでいっていただきたいと思うんです。


 だから機会があったら市長、じきじきにこういったえびの市の状況を十分話されまして、そして二十五年先取りというのは大変な意味があると思うんですよね。そういった面でひとつ話を進めていただきたいとお願いしておきます。


 時間がありませんので、たくさん通告しておりましたが、通告いたした分については一つの課題として受けとめていただきまして、内容の検討をさらにしていただきたいと思っております。


 最後になりましたが、観光について。


 この九州自動車道のえびののパーキングエリアについてでありますが、これは水先案内パイロットショップというようなことで、道路公団に対して思い切ったお願いをしたらどうかなと思ってるんです。実は西日本道路、高速道路ですね、株式会社の、会長あいさつの記事があったんですよ。これは「地域社会とともに歩む高速道路を目指して」と、このタイトルでありますが、これ二〇〇五年、ことしの十月一日に民間として設立した会社でありますよね。


 この内容は各地の経済界・自治体との連携に重点を置き、地域から愛されるお客さまに喜ばれる会社にしたいと。サービスエリアの機能充実により収益の向上を図るとともに新規事業を含めて地域への貢献と地域のその他の連携による共栄に向けて活動していきたいと、こういう思いを社長が提言しているわけです。これはもう民間の会社になったわけですから、そういった意味で今を十分生かすようにして、ぜひこのことについてはパーキングエリアの関係も、そういった意味で十分えびの市の今後の活用をしていただくように、社長にそういった陳情をすべきではなかろうかとこう考えるんですが、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 えびのパーキングエリアにおける施設内看板設置専用許可につきましては社長に十分相談を申し上げますが、今まではこの専用許可は認められていないようであります。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほど農政の問題で、農業所得のところで米の所得率はということでございましたが、これにつきましてはえびの市の平均的に肉用牛との複合ということで四〇・三という数字が出ております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 大変申しわけありませんけれども、有馬議員さんには大変申しわけありませんけれども、今までの答弁の中でいわゆる起債系統につきましてはでございましたが、市民説明会のことでございますが、「今後は正確な数字で市民の皆様に説明したいと思います」というふうに答弁をいたしましたが、「今後も正確な数字で市民の皆様に説明したいと思います」に訂正をさせていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  次に、十五番、外園三千男議員の発言を許します。外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  それでは、私の質問をさせていただきます。


 まず、通告書順ではございませんで、飛び飛びになるかと思います。


 そこで、まず通告いたしておりました交付申請書等のあて先についてということで、今ここに書いておりますけれども、えびの市市長に「殿」とか「様」となっているのではないかと思っておりますが、こういう「殿」、「様」の使い方を自治体によってはこの「様」、「殿」が好ましくないということで改善をされている自治体がかなりございます。当市としてもこういう「様」、「殿」の使い方というのはやはり改善すべきではないかなと思っておりますので、この改善についてはどのようなお考えを持っておられるのか、市長にお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの議員さんの質問に対しましては、私も過去議員時代に質問したことがありました。今の質問につきましての詳細な説明は戸籍保険課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  浜松戸籍保険課長。


○戸籍保険課長(浜松政弘君)  ただいまの質問に対して御答弁申し上げます。


 確かに交付申請書あるいは届出書、許可申請書等におきまして、「様」、「殿」、「市長あて」という様式がございます。これにつきましては、最近の様式ではもう「市長あて」というのが普通の様式であるようでございます。申請書を改正しまして新しく印刷する場合は、もうすべて「市長あて」というふうにやっております。


 今後このようにもう統一していきたいというふうに考えておるところでございます。ただ、現在の用紙をすべて破棄するのもちょっと不経済でございますので、当分の間はこれを使っておりますが、今後はすべて統一していきたいというふうに考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  わかりました。ぜひそういう形でお願いしたいと思います。


 次に、子どもの安全確保についてということで、質問確認いたしました。九月ごろまでにはこういう公用車にあるいはステッカーとかそういうのを張って、対応ができるんじゃなかろうかということで御答弁をいただいておりますが、その後どのようになったのか、今一向に進んでおらないもんですから、御答弁を願います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 子どもの安全確保といたしまして、議員より六月議会で公用車などへのステッカーの張りつけの御提言がなされました。このことは子どもの安全確保ということで、重要な課題と受けとめております。子どもを取り巻く社会環境の悪化はますます進んでおります。このような中でまずえびの市としましては、地域の高齢者の方々の御協力を得て、子どもたちを地域で見守っていただくという意味での高齢者クラブによる見守り隊の発足をお願いしたところでございます。ステッカーの公用車への張りつけについては今後さらに検討してまいります。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  この高齢者クラブの方々の見守り、地域の方々が子どもさん下校の際とかそういうときに一緒に帰ってこられる、それはわかるんですよね。でもこれはですよ、三カ年ぐらいの計画じゃないですか、予算的にはどうなんですか、ずっとこういうのがつけられるんですかね。高齢者、これとはまた意味が違った防犯にもなると思うんですよ。ほかのところは自分の車、あえて緑に塗ったりして対応しているところがあるんですよ。こういうものには積極的にというか、そういう対応ができないんでしょうか。


 これじゃあ高齢者のこれはいつまで続きます。ずっと続きますか。車はステッカー張った場合は議員でもいいじゃないですか、職員でもいいじゃないですか、協力を得れば、民生委員さんの車だっていいじゃないですか、そういうことはなぜ考えられないんですか、答えてくださいよ。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 見守り隊はおっしゃるように高齢者の皆様方が自発的に、そして市の方からもお願いしたところでございます。公用車へのステッカーの張りつけにつきましては、これは議員が言われますようにやればできることですから、これは十分検討し、早目につけるようにしたいと思っております。


 詳細につきましては総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 九月に高齢者の方々の御協力を得ましてえびの市見守り隊というのを発足させていただきまして、この際、子どもたちの見守り行動をされる場合、交通安全との関係もありますし、遠くからも見えるということで蛍光色のメッシュベスト、各高齢者クラブに二着と帽子等を配布して、そういった意味でちょっと予算等を提出させていただいておるところです。


 そこで市長が答弁しましたように、ステッカー等については早急に対応していきたいと思っているところです。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  ただいまの御質問に対しましては学校教育課長にて答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本学校教育課長。


○学校教育課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 見守り隊発足準備会議において、警察、防犯協会、交通安全協会などの関係者協議の中でステッカーについて協議をしたところですが、悪用の問題も現実的に出されたところでございます。


 また、えびの市のPTA連絡協議会でもステッカー装着の検討を過去にしたことがございますが、問題もあるとの意見があり、実施できなかったということで聞いておりますので、教育委員会としましてはそういう部分も考慮しながら、総務課とも十分協議をして進めていきたいというふうに考えております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  そういったこと言われるけれども、要するに「――――」協力を願えばいいんですよ。だれでんかれでんするからおかしくなるんですよ、そういうのは。だから「――――」、人を判断して、そういう人たちに例えば民生委員さんとか我々議員でもいいじゃないですか。やっぱり公用車だけじゃなくて、そういうものをきちっと立て分けてしていけば、できると私を思ってるんですよ。市長、これ早急に取り組むということですので、学校教育課の方もよろしくお願いしときます。


 次に行きます。


 今、今度は次に、いわゆる永山公園とか八幡丘公園の設置物についてということで出しておりましたが、一つは八幡丘公園の展望所、それから木製でつくられている遊具ですね、こういうものに対しては、私はよく八幡丘まで今散歩しているものですから、歩いているものですから、よく私を知っておられる方が、「議員さん、景観的にもちょっとおかしいんじゃないか」と、それで「もう少し修繕、修理とか、そういう改修できないか」という意見が出ております。まず、この八幡丘の展望台、あるいは木製遊具についてはどういう計画があるのか、ちょっとお知らせ願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しての答弁は観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 私たちも今、担当課といたしましても気づいておりましたが、今年度中に現在調査、検討いたしました結果、防腐剤入りの塗装ということで、結果としまして、それは今後木製遊具、アスレチックの遊具ですね、それと先ほどありました展望台も木製でございますので、それにつきましては今年度中に整備する予定でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 二時  一分


                    開議 午後 二時 十二分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  議長、ちょっと取り消しをさせてください。不穏当な発言がございましたので。


○議長(宮崎和宏君)  この際、外園三千男議員から発言の取り消しの申し出がありますので、これを許します。外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  先ほど私が子どもの安全確保についてステッカーの関係で「――――判断したら」ということを言いました。これは大変不穏当な発言でありまして、「――――」ということを取り消しをさせていただきます。


○議長(宮崎和宏君)  お諮りいたします。ただいま外園三千男議員から発言のとおり。発言の取り消しを許可することに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君) 御異議なしと認めます。お諮りのとおり許可することに決定いたしました。外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  大変申しわけございません


 次に、八幡丘公園については本年度中に終了して改修していただくということで、ありがとうございます。


 次に、永山公園のトラック周辺にある木製の運動設備、いわゆるこのアスレチックというんですか、いろんなのが永山公園の周りにトラックの周りにあるわけですが、これは本当に見ると無残にも壊れたり、いわゆるだれが使うんだろうと思うような感じがあります。これについてはどういうふうな考え方を持っておられるのか、お聞かせを願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 教育委員会で管理しております王子原運動公園、それから永山運動公園、神社原運動公園につきましては何回となく点検を行っておりますが、その中で修理不可能なものにつきましては撤去したものもあります。今後とも点検をしっかり行い、補修が必要なものがありましたならば、早急に補修を行い、事故等のないように十分注意していきたいと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  わかりました。では、今言いましたようにこのアスレチックというんですか、運動用具というんですかね。これは補修が必要なものは補修、悪いものは撤去するということでございますが、これはいつ点検をして、いつまでにこういう補修をしていただくんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  ただいまの御質問に対しての答弁は社会教育課長にて答弁いたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  白坂社会教育課長。


○社会教育課長(白坂良二君)  永山公園の施設等につきまして早急に点検を行いまして、補修が必要と判断した場合は、予算の範囲内で早急に対応していきたいというふうに思っております。補修並びに撤去につきまして早急に点検に入りたいと思います。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  それともう一つなんですが、いわゆる周りにだれも入らないようにというか、車とか入られないということで木製の壁柵といいますかね、支柱が立っとって、それにロープがずっと通してありますね。それを見るともうかなり倒れたり、いろんなふうになっているんですよ。それもきちっと見ていただいて、見た目にここはスポーツ施設だな、いいなという、そういう感じのものにしていただきたいと思っておりますので、またそれちょっと、これをあわせてぜひ早急な点検をして、改修できるものは改修していただきたいと思っております。答弁は要りませんので。


 次に行きます。


 まず、次にですね、通告しておりました事業の仕分けということで通告出しておりますが、この事業仕分けというのは国、地方公共団体ですかね、この自治体がやっておるんですけれども、始めたのは国より自治体の方が早く、こういう事業の仕分けということで実施しております。これは歳出削減のための手法として国に先駆けて既に地方自治体が取り組んで、これ民間のシンクタンクといいますか、こういうものの協力を得ながらやってきておる実態があります。


 市長もこういう事業仕分けじゃないけれども、市長も民間にできることは民間にとして、行政でできることは行政にということで今日進んでこられておりますが、今後三位一体の改革が進む中において、もう大変歳入の伸びが望めないような状態にあります。


 そこで行政の仕事としては本当にそういう必要かどうか、いわゆる行政がその事業した方が必要なのかどうかということで、すべての事業の見直しを行っている実態があるんですね。


 今後はこういう事業のすみ分けといいますか、仕分けといいますか、こういうものが必要になってくると私は思っておりますが、市長はこういうのはどのようにお考えでしょうか。今後の大事なあれになると思うんですけれどもね、施策の一つになると思うんですが、市長としてはどういうお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、議員がお尋ねになりましたように見直すべきところは大いに見直さなければいけないと思っております。現在えびの市は緊急財政改革推進計画をもちましてそれに従ってやっておるところでございます。ハード事業面はおさえておるところでございますが、さらに見直すところは見直し、これからやっていかなければ、なおさら厳しい状態になってくるのではないかなと思っておりますので、慎重に対応していきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  これは事業の仕分けということで、すべての事業といいますか、今さっきも言いますように本当にそもそも必要なのか、あるいは必要であったら行政がするべきかあるいは民間がやった方がいいのかということ、そして行政が引き続きした方がいいのかという、そういうことなんですよ。


 今、緊急財政改革推進計画の中で云々と言われましたけれども、ずっと将来にわたってはもうその都度その都度じゃなくて、例えば今これをしていくと、どんどんどんどん何年後にはこういう事業、何年後にはこういう事業はこうなるんだということがずっと手にとるようにわかってくるわけですよね。


 それで、これにはいわゆる市の職員だけじゃなくて、住民の参加、自治体職員の参加、それとそのOBといいますか、それから議員さん、そういう数々の方々が入って、まず現場の視点と外部から見た視点、この二つの観点から、各事業がどのような状態にあるのかということを具体的な見直しができるという利点があるそうです。


 これ見てもらうとわかるんですが、私もインターネットで引いてみました。そしたら、かなりのところが大きいところですけれども、実際やってますね、こういう形でやってるんですよ。これを見るときにきちっとした仕分けの仕事のそういうものにここ一年とか二年でなくて、例えば二年から三年かけて、いろんな意見を聞いて実施してるんですよ。これはもうえびの市が独自で合併もしない、独自で行こうとするならば、私はこれは大事なことだと思うんですよ。ぜひこういうものを市民も巻き込んで、いつも言われる市民参画の形で、これどうしても実施していただけないだろうかという思いで質問しております。


 この一番いいあれは仕事の事業の仕分けをただ事業の名称だけで判断するんじゃなくて、具体的に事業の内容まで突っ込んで、そして実際の事業の中身が必要か否かを判断して、これだったらいけると、これだったら例えば必要ない、必要ある、必要なときには民間あるいは行政がやっていくと、そういう形がきちっとできるそうです。


 そして、これが何年後にはこういうふうにして廃止しますよというのをきちっと計画的にできて、市民にもわかりやすくできるというんですよ。それによってかなりの予算組みができるというんですね。削減がずっとしていくことによって、そういう利点があるそうです。ぜひ市長、これは一回ちょっといろんなインターネットからとればわかると思うんですよ。ぜひこういうものをえびの市の一つの行政に生かして、入れていただきたいと思っております。ちょっと考えていただけませんでしょうかね、よろしくお願いしときます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては行政改革推進委員会にも民間の方々も入っていただいて検討してもらっておるところでございます。御質問の点につきましては、さらに研究をさせていただきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  先ほど、市長は十七年から二十一年までの、いわゆる実施する集中プランの作成を今策定中だと言われました。そう言われたんですが、じゃあこの中に事業の廃止、あるいは民間への委託などがしっかりした計画で網羅されているんですか、そうなると。私はなぜかというと、もう今経費削減ということで、ことしも予算組みには削減ということで二〇%のカットされて予算組みがなされたということですよね。そうすると今後、こういう予算を本当にこの事業の仕分けをしていかない限り、今後はさらに経費の節減ということができるのかどうかということですよ。そこまで、今のこの状態でですよ、本当に経費の削減がこれ以上できるんですか。そういうものを思えば、歳入は見込めない部分というのがいっぱいあるじゃないですか。


 そうすると歳出にしわ寄せがくるわけですから、そういうものも将来にわたって、やはりそういうものにも目を向けてほしいという思いで、こういう事業の仕分けというのを各自治体で今後行っていく傾向があるということで、私は提言しているわけですよ。


 ぜひこれは市長、お願いしますわ。本当におくれていきますよ、どんどん。我がやは独立してほかのところとは合併しないというんだから、ここ一、二年でぱっとつくるという、いろんな意見を聞いて、三年なら三年後にやってもいいじゃないですか。そういう思いがあって、ぜひ考えてくださいということですので、再度御答弁をいただきます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 議員さんの言われることはよくわかります。ですから、さらに研究をさせていただきまして、これから厳しいえびの市になっていくと思いますが、その点につきましても十分研究をさせていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  ちょっと余談になりますけれども、私が、おとといだったかな、庭におりましたら、「議員さん聞いていいですか」と言われて、「何でしょうか」と言ったら、「今、えびの市は銭がなか、銭がなかばっかり言うちゃっち、議員も減らせればよかと」とそういう話でした。


 そういうものをもうちょっと市民の方々にわかってもらえるような、やっぱりそういうのも必要じゃないかなと思うんですよ。何年後はこうなります、何年後はこういう事業ができない分もあるし、こうなりますよという、やっぱりそういうものをきちっとした、私たちも持っておかないかんし、ましてや行政に携わる職員の方々も持っとかないかんのかなという思いがしておりますので、ぜひこういうのはさらに研究を重ねていただいて、ぜひ実現できるようにお願いしておきます。


 次に行きます。


 ちょっと時間的なものがありますが、まず次に、今回、高齢者の虐待についてということで、高齢者の虐待防止法ということで高齢者虐待の防止、高齢者の養護に対する支援等に関する法律が二〇〇六年四月一日より施行されます。この法律整備の背景には、近年急速に表面化している高齢者虐待の増加があるということで、昨年度三月に厚生労働省がまとめた家庭内における高齢者虐待に関する全国の実態調査をしたところ、虐待を受けている高齢者の一割が生命にかかわる危険な状態におちたとされて、五四・一%は虐待を受けたことの自覚がないと、逆に二九・八%の高齢者には虐待を受けることの自覚がないなど、新聞報道がなされていると、こういうことでなされております。


 ここで、えびの市では高齢者に対する虐待の把握といいますか、こういうものはどのようになっているのか、その虐待を受けたその内容について、わかっていればお知らせください。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 高齢者虐待につきましては、具体的な数字の把握は現在のところいたしておりません。ただいまのところ各地区にございます中学校区単位で在宅介護支援センターを配置いたしております、その中でいろいろと相談業務を行っておりますし、また高齢者の状態把握等もやっていただいております。そういう中から高齢者虐待に対する実態の調査はできるんじゃないかなというふうに思いますけれども、実質的に高齢者虐待という形での報告は現在のところ受けていないところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  幸いといえば幸いかもしれませんが、このいわゆる今度ははっきりしてるんですね。どういうのが虐待に当たるのか。これは五種類といった方がいいのか、五系といった方がいいのか、これは二〇〇六年の来年の四月一日からもうこれは完全に施行されます。これについては各市町村が対応や関係機関との連携体制の強化などが求められているわけですね。


 これによると、まず高齢者の定義、高齢者の虐待の定義ということで、二番目が家庭における養護者による高齢者虐待に対するシステムとして市町村等に報告しなければならないと、あるいは市町村の対応、養護者に対する支援、連携、協力、整備ということで五つほどあります。


 その中でまず虐待の定義なんですが、私が言うまでもなく皆さん御承知と思いますけれども、まず身体的虐待、これは暴力で体に傷やあざを与えた場合ですね、これは具体的には平手打ちとかなぐるとかけるとか、そういうのが入り、無理やり食事を口に入れるとか、それで二番目に養護を著しく怠ること、これは必要な介護や生活の世話を怠り、体や心の状態を悪化させると、入浴をさせないとかそういうことですね。


 もう一つは心理的虐待、それから性的虐待、経済的虐待、これは本人の意思がなく、財産や金銭を勝手に使ったりする、いわゆる処分するということで、これは悪徳業者のリフォームも入るみたいなんですよ。


 そこでこういうふうに今大体説明しましたが、それで今後の対応についてこの法律がありますので、大体どういう感じで進められていくのか、時間いっぱい使っていきたいと思います。


 そこで、まずこれは市町村に対する対応ということでありますが、この第三条の中に、木村所長はわかると思うんですが、この第三条の中に国及びとあると思うんですね。この国及び地方公共団体の責務等ということで、第一項に国及び地方公共団体は高齢者虐待の防止ということで、高齢者虐待を受けた高齢者の迅速かつ適切な保護及び適切な養護に対する支援を行う関係省庁、相互間のその他関係機関及び民間団体の間の連携の強化、そして民間団体の支援、その他必要な体制を整備に努めなければならないということがあります。これは整備ですからどういう対応、対策を練って、これをされていくのかということで、まず連携の強化はどのような対策を練っていかれるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 議員さんおっしゃいますとおり、高齢者虐待防止法第三条によりまして、国及び地方公共団体の責務として位置づけられておりますが、関係機関、民間団体間の連携強化等の体制整備ということでございます。


 先ほども申し上げましたが、まずは地域の民生委員さん、あるいは在宅介護支援センターとの関係、そしてまた保健所、警察署等との関係等も出てくると思います。児童福祉法の中で、児童に対する虐待防止の連絡調整会議を設けることができるということになっておりますけれども。


 先般、児童虐待に対しましてはその地域協議会を設置いたしました。いわゆる警察、保健所等々との関連機関等を入れまして協議会を設置したわけでございますけれども、高齢者虐待防止に関する連携強化、体制の整備につきましても、そのような関係機関等との連携を持つための協議会等を設置してまいりたい、そしてネットワークをつくりまして、高齢者虐待防止に関する相談業務、あるいは防止に関する啓発活動、そういったものも、その協議会の中で協議しながら施策を進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  これはわかりました。


 次に行きます。


 この第三条の中の第二項ですけれども、この中には高齢者虐待の防止及び高齢者虐待を受けた高齢者の保護並びに要保護に対する支援ですね。これは専門的な知識に基づき、適切に行われるようということで、云々となっていますが、いわゆるこの職務に携わる専門的な人材の確保及び資質の向上を図るため、関係機関の職員の研修を講ずるよう努力しなければならないと。いわゆるこの専門的な人材の確保というのは現状はどうなのか、それで現状と今後違っていく点ですね。これはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 第三条第二項にありますのは国、地方公共団体ということで示してありますけれども、市町村の職員にとりましては専門的な知識というのはなかなか難しいところがございます。現在のところ考えられますのは保健師さんが考えられるところでございますけれども、上部団体いわゆる専門的な判断をする必要があるときには医師会、病院の先生でございますけれども、そういったところ等との関連も必要になってまいります。密接上部団体になりますと県の担当課ということになると思いますけれども、そういったところとの連携を密にして対応をしていくということが考えられるというふうに思っているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  ちょっと時間がありませんけれども、あちこち飛びます。


 今言われたのはいわゆる専門的な人材の養成ということで、これは保健師を当てたいということですね。これは要するにこの保健師さん、これにはじゃあいつからこういう資質にかかわる講習といいますか、そういうのはどういう感じでおられますか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  ただいま保健師さんというふうに申し上げました。実は来年四月一日から介護保険制度が改正になりまして、地域包括支援センターを設置しなければならないということになっております。外部に委託することも可能なわけですけれども、その地域包括支援センターの中に資格を有する者の配置が必要となっております。その中に保健師さんが入るわけでございまして、そのほかに社会福祉士、ケアマネージャー等の三名の配置が義務づけられているところでございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  先ほどにちょっと戻りますけれども、いわゆる協議会の設置、ネットワークづくりなんですが、これはいつごろ設置をお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 先ほど答えましたけれども、地域包括支援センターを来年四月一日から立ち上げていきますが、なるだけ早い時期にそういうネットワークづくりをしていきたいというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  そうすると、この第三条の第二項関係ですけれども、いわゆるえびの市では老人福祉法の規定によって介護施設ですね、そういうものに従事されている関係機関の職員には専門的な人材が確保されているということでいいんでしょうか。これを包括した中で地域包括の活動支援センターをつくらなければならないわけですけれども、老人介護のそういう福祉法に基づいた、規定に基づいた中には専門的なそういうものを持った人がえびのには、いらっしゃるということでいいんでしょうかね。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 高齢者虐待に対する問題解決を図る上では、専門的な知識が必要になってまいります。しかしながら、第一義的な状況の把握というものにつきましては専門的知識を有するということはないんじゃないのかなというふうに考えております。いわゆる在宅介護支援センターの中では地域の高齢者の実態等を把握してもらう。その中の状況を把握して、虐待のおそれがある場合はそういうネットワークの中で検討し、専門的な知識を有するところにつきましては、いわゆる次の段階、県の職員あるいは医師会等を通じて問題の解決に図っていきたい。そういうシステムになってこようかというふうに考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  そうすると相談的にはそうなんですけれども、ここで言う、いわゆる事務の委託ができるわけですよね。そうするとこのいわゆる情報収集がなされて、その中でどういう状況かということで、そして相談する人は相談する、ところがこの事務委託については専門的な者を要するというふうに解釈私はしてるんですが、この事務的な要素についてはどうなんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 説明不足があったようです。来年四月一日からの地域包括支援センターに配置する職員につきましては業務の委託ということではございませんで、今回の制度改正等もどのような動きになっていくか、まだ不透明な部分もございます。しばらくは直営でいきたいというふうに考えているところであります。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  今、この第三条の第二項関係では、いわゆる第六条ですかね、この第六条関係では高齢者及び養護者に対する相談及び指導、助言というものはこれは委託できるということになっていると思うんですが、今いわれたのは直営でいきたいという考えだということですが、ちょっとその辺は私はようわからんかったから、もう一回立て分けて、委託できる部分と、そうじゃないですよ、自分はこうですよというその部分の立て分けが、わかっていればちょっと教えていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 地域包括支援センターは先ほど申し上げましたが、直営でやってまいります。今回の高齢者虐待防止対策法の第六条に規定してあります相談、指導及び助言の項目でございますけれども、議員さんおっしゃるとおり委託が可能な部分でございます。


 地域包括支援センターの中での業務の一つとしてとらえていくことができるというふうに考えておりますので、しばらくは先ほども申しましたけれども、直営という形でこの業務の遂行に当たるというふうに考えているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  ちょっと時間がございませんが、あこそこ聞きます。


 第三条のいわゆる第三項といいますか、この中には第三条の第三項ですね、この中にはいわゆる人権審判事件にかかわる救済制度についてということで、必要な広報、その他の啓発活動を行うものとすると、これはどういうふうな解釈をした方がいいんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  議員さんおっしゃいます人権審判事件にかかる救済制度、具体的な解釈がまだ来てないところでございますけれども、いわゆる高齢者虐待に対しての個人情報保護等の関連もあるんじゃないのかなというふうに考えているところでございます。


 加えて、いわゆる情報を伝えることによって、その情報提供者に対する権利の侵害といいましょうか、情報提供者を守るための一つの救済制度にもかかわってくるのかなというふうに思っております。まだ具体的に法解釈等が出ておりませんので、この程度で御理解を願いたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  少しもうちょっと聞かせてください。


 いわゆるこの第七条の第一項、第二項、これはいわゆる養護者による高齢者虐待にかかわる通報ということで、市町村に通報しなければならないとされておるわけですが、いわゆる市町村に通報するよう努めなければならない、これが第二条ですね。こういう第七条の第一項、第二項については、これは市民への周知徹底が必要なのかなという思いがしているんですが、これはどういう感じなんでしょうか。ちょっと教えてください。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 議員さんおっしゃいますとおり、虐待防止法の施行について市民の皆様方にお知らせする必要があろうかと思います。もう少し具体的に法の趣旨等がわかりやすく国、県の方から概要等が参りましたら、それらを織りまぜながら市民の皆さんにお知らせしてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  それと、今度は飛びます。第十条ですが、いわゆるこういう施設の受け入れをするためには居室の確保の措置を講ずるものとするということで、各関係施設はいつでも受け入れをできるような状態になるのかどうなのかですね、その点どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  第十条に関係する居室の確保でございますが、いわゆるその事件等が発生しました場合に、保護をとる必要がある場合に確保しなければならないわけですけれども、現行の中では老人ホームの短期入所等が考えられるわけでございます。


 ただ、その施設等があきの状態ということであればよろしいんですけれども、その辺のところは関係機関とも十分連携をとりながら、その確保に向けて努力していく必要があるだろうという、そのための規定になっているかと考えます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  これは虐待を受けて、もう生命に危険が及ぼすときということでありますけれども、これは私はぜひ幾つかはやっぱり受け入れをしてくれるところを、やっぱり幾つかは常時短期入所ですから、ある程度はあけとってほしいなというものがあります。


 それと、これはぜひそういうふうにして協議会の中でぜひ強く要望していただきたいと思います。この点についてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  今、議員さんおっしゃいます内容につきまして、ネットワークその協議会の中で十分論議していただきたいというふうに考えます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  時間がありませんので、これ最後にしますが、要するに第十五条関係ではいわゆる市町村に、第十五条ですね、市町村に養護者による高齢者虐待の防止ということで云々と書いてありますが、これらの事務に専念、専門的に従事する職員を確保するよう努めなければならないとありますが、市長はこの確保についてはどうなんでしょうか、市長、どうなんですかね。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 先ほどもお答えいたしましたけれども、地域包括支援センターを直営で設置する予定でございます。その中にその専門の職員をおきたいというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  大体わかりましたが、最後に第十六条の関係でお伺いいたしたいと思います。


 この中でいきますと、いわゆる通報を受けて居室の確保、そして入所、あるいはそのときには……ですね、警察も入ってもらわなければならない、いわゆる警察の援助要請というのが緊急事態に備えてしなければなりませんが、一応これは二十四時間体制でできるのかどうなのか、その点だけを聞いてこれは終わります。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  議員さんおっしゃいますよう二十四時間体制ということになりますと、いろいろと関係機関等との連絡体制をどのようにやっていくかという問題が出てまいります。ですので、これからのネットワークをつくる際の重要課題として提案をさせていただいて、十分論議していただきたいというふうに考えております。その中で答えを出していただくようにお願いをしていきたいというふうに考えます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  ぜひネットワークづくりがぴしゃっと決まったときにはまたよろしく、私にもどういう内容かをお示しを願いたいと思います。


 福祉事務所長には大変申しわけございませんが、次に行きます。


 いわゆる地域生活支援事業の取り組みということで出しておりました。これは障害者の自立といいますか、自立と共生の社会実現を目的として障害者の自立支援法ですが、これが平成十八年四月一日に施行されますが、これが事業実施といいますか、この内容の事業実施についてはもう御存じだと思いますけれども、十八年の十月から市町村の地域生活支援事業ということで、暫定的なものかもしれませんがそういうふうにしてあります。


 障害者の自立支援法として法では第七十七条で事業の内容が示されておりますので、これによると相談支援、コミュニケーション支援、いわゆる手話通話といいますか、日常生活用具の給付等、移動支援、地域活動支援と、いろんなのがありますが、いわゆる今回この事業の中のどれを選択をされたのか、ちょっとお教え願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 まだ福祉事務所内での検討の段階でございます。ですので、これが決定しました、この事業を完全に来年から行いますということではございませんので、あらかじめ御了承を願いたいと思います。


 現在、私たちの方で検討いたしておりますのは障害者が自立できるような形のための支援を行うということで、自動車運転免許取得の関係の事業を取り入れていきたいと。


 その他の事業でございますが、社会参加型促進事業の中の自動車運転免許取得の関係の事業、それとコミュニケーション支援事業、前の方になりますけれども、手話通訳者派遣事業、いわゆる障害者と健常な方々とのコミュニケーションを図るための一つの手法として手話通訳事業を展開していったらどうかなと。あくまでもまだ事務レベル段階での検討でございますので、御了承を願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  これ選ばれたのはよくわかりましたけれども、これは一つの基準の水準、いわゆる実施水準がちょっとこれでいきますと、実施水準の底上げを図りたいというような法の趣旨だと思うんですが、いわゆる手話の通訳者派遣事業をすることによって、ほかの事業と少しは格差が縮まるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 他の事業との格差が縮まるのかということでございますが、他の事業との格差についての比較はいたしておりません。大変申しわけございませんが、今この事業の中で今やらなければいけないこと、ぜひやりたい事業という内容が事務レベルの段階では、ただいま申し上げました二つの事業ということでございます。まだ上司の方にもそのような内容のことは申しておりませんので、あくまでも事務レベルということで御理解を賜りたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  これ以上はちょっと厳しい質問なのかと思うんですが、今言われましたんでこれ一点だけちょっとお願いします。


 この手話通訳派遣事業というのは確かにしたいという考えでいらっしゃるんですが、これは手話通訳の養成とか、あるいは手話のできる人たちだけで派遣事業をするのか、それとも手話の通訳の養成も兼ねてこういうのが派遣事業として取り組まれるのか、その点だけをちょっとお伺いします。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 今、御質問がありましたようにその対象者だけなのかということでございますが、具体的にその対象については示されておりません。私たちとしては全体的な取り組みをしたいと、そういう考えでおります。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  しつこいようですけれども、ということはやはりこの手話通訳、これを受ける場合ですね、通訳派遣事業をした場合に、今恩恵を受ける人というのはえびの市には大体何人ぐらいいらっしゃるでしょうか。わかってれば、わからなければもういいです。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  大変申しわけございません。


 先ほどの答弁を訂正させていただきます。


 対象者ということに対しまして全体的にと申し上げましたけれども、市民の皆さんを公募して講座を開いていきたいという考えでございます。


 それと先ほどの質問で、その対象者何人程度かということですが、大変申しわけございません。この点、今、資料を持ち合わせておりませんので、御了承をお願いしときます。


○議長(宮崎和宏君)  外園三千男議員。


○十五番(外園三千男君)  では、次に移らせていただきますけれども、有馬議員がよく食育については基本法に基づいて質問をよくされます。きょうされなかったから私にさせていただこうかなと思っておりますが。


 食育基本法はことしの七月に施行されて、食育への関心をそれで盛り上げていくということで、各県の地域で高まっておりますが、この中にはいわゆる企業や自治体が子供に食の大切さ、あるいは正しい食生活の知識などを教える、いわゆる食育の啓発活動に取り組んでいる実態がございます。


 そこで、教育委員会として、あるいは市長としてこういうものに取り組むような計画があるのかどうなのか、その点をお願いします。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 この食育につきましては各学校では以前から体育の保健学習や家庭科、総合的な学習の時間などの授業、それから給食を通して食の役割や栄養のバランス、地産地消の考え方等の指導を行っています。このように現行の学習指導要領にのっとった食育の充実を図っているところでありますけれども、今後、家庭への啓発もあわせて行うよう学校にも働きかけていきたいと思っております。


 さらに食育基本法に示されているとおり、国の食育推進基本計画や県の食育推進計画が策定されると思いますので、それらに基づいて当市でも食育の推進を図っていきたいと考えていますが、まずは来年度の教育施策の中に食育についての推進を盛り込んで明記し、各学校への指導を重ねていきたいと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 食育の重要性はこの法律の前文にもありますように、国民一人ひとりが食について改めて意識を高め、自然の恩恵や食にかかわる人々のさまざまな活動への感謝の念や理解を深めつつ、食に関して信頼できる情報に基づく適切な判断を行う能力を身につけることによって、心身の健康を増進する健全な食生活を実施するためと規定されております。そのために市町村は市町村食育推進計画を作成するように努めなければならないとされておりますが、まだそこまでに至っておりません。


 今後速やかにプロジェクトチームを立ち上げて検討してまいりたいと存じます。現在までの対応について複数の課に分かれておりますので、各課長に答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  西田健康生活課長。


○健康生活課長(西田健君)  お答え申し上げます。


 健康生活課の関連でお答え申し上げますが、実は健やか親子21というえびの市計画を既に策定をいたしております。健やか親子21これはえびの市健康づくり計画の一環でございまして、食育を見つめた次世代支援の計画ということで現に乳幼児、小学校、中学校等に分けて取り組みを進めております。


 また、保健師、そして栄養士等によりまして出前講座、もぐもぐ教室、家庭学級教育と、こういったことを進めておりまして、さらには食改善推進委員会の方々による指導も地域の中で行っていただいております。


 なお、今後、成人に向けましても健康日本21の中で栄養編という中で、食育と位置づけて取り組みをいたしております。ただ、計画につきましては、教育長からもございましたとおり、関係課がまたがっておりますので、協議の上、県の計画が策定されることを基本としてと考えております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  食育関係の畜産農林課関係でございますが、学校給食にえびの産ヒノヒカリを利用していただいているのは再三申し上げておりますけれども、地元でとれました野菜、白菜、シイタケ、イチゴ、里芋、シロネギ、ニンジン、大根、タケノコでございますが、給食の材料に使っていただき、その生産過程等を紹介しておるところでございます。


 また、JA青年部が主催になりますけれども、農家のおじちゃんと語る会、また米の学習教室なども行っております。具体的な対応につきましては農家のおじちゃんを語る会につきましては小学五年生を対象に、各農家を訪問、農家の話を聞き、質問に答える学習を行っております。


 また、米の学習教室は六月に田植え、そして観察会を途中二回ほど行っておりますが、十月に稲刈り、十二月に収穫祭等を行っております。今後もこういった取り組みを教育委員会と連携して行ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君) 御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、明十三日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 三時 十九分