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宮崎県 えびの市

平成17年 9月定例会(第 5号 9月16日) 一般質問




平成17年 9月定例会(第 5号 9月16日) 一般質問





 
                       平成十七年九月十六日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出 席 議 員(十九名)


     一番   宮 浦 佳 紀  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   宮 崎 和 宏  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   中 間 從 郎  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   宮 野 重 敏  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   外 園 三千男  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   栗 下 政 雄  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    十九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係    西 原 邦 浩 君


  事務局次長   今 村 隆 一 君    議事運営係    篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  門 田 美 利 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君   学校教育課長    坂 本 謙太郎 君


  助   役   冨 岡   務 君   社会教育課長    白 坂 良 二 君


  収 入 役   宮久保 辰 二 君   財産管理課長    中 武 正 道 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君   福祉事務所長    木 村 政 一 君


  農業委員会会長 木 野 次 雄 君   健康生活課長    西 田   健 君


  総務課長    山 下 寿 男 君   環境業務課長    下別府 敏 則 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君   観光商工課長    平 野 浩 二 君


  財政課長    栢 木 美代子 君   税務課長      藤 嶋   勉 君


  建設課長    新屋敷   久 君   戸籍保険課長補佐  森 永 時 紀 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君   農業委員会事務局長 向 原 雄 二 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮浦佳紀君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第五号によって進めます。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、蔵園晴美議員、宮野重敏議員、栗下軍治議員の三人を予定いたしております。


 まず、十番蔵園晴美議員の発言を許します。蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  おはようございます。


 ただいまから、私の一般質問をさせていただきますが、定住促進についてでありますけれども、また、企業誘致等につきまして、一般質問をしていくわけでありますけれども、一貫して私は、定住促進、そしてまた農業問題、つながりがあると確信をいたしておりまして、市長の政治的な、またその政策、方針などをお聞きしているわけでございますが、なかなか一向に前に進んでいないのが現状ではないかと考えております。


 昨日もいろいろと定住等、また企業誘致につきまして、質問等もあったわけでございますが、それを踏まえまして質問をさせていただきたいと思います。


 ただ、市としては住みたくなるまちづくりを推進して、活性化を図りたい旨の答弁しかないわけでありますが、なぜ具体的政策がないのか、市民の間では、えびの市の将来人口、農業の後継者不足を心配する声が聞こえてくるのが現状であります。企業誘致の促進を図り、市内人口の流出に歯どめをかけまして、市内滞留、市民の滞留でありますが、そしてまたしいては定住策の明確化による市外からの転入者及びUターン者などの優遇措置、これらを促進することにより基幹産業である農業の後継者不足を解消、さらに農業活性化に結びつくものと確信をいたしております。このようなことで私は市民に説明をいたしております。


 また、さらに市民の間では職員の意識改革、能力による人事のあり方、職員の削減、そしてまた我々の議員定数削減など、さまざまな問題が提起されております。企業誘致による定住促進の施策を第一の重要課題として取り組む必要があるのではないかと考えております。


 この定住につきましては、それぞれの議員各位の立場で提言等がなされておりますけれども、先般多久市の方に特別委員会で視察に行きました。次の日には、高速道路の分岐点である鳥栖市の方に行きましたけれども、多久市の方はえびの市と大体似たような地域性があるわけでありますが、力の入れようがえびの市とは全然違うような気がしてならなかったわけであります。また、一人の課長が観光・農政・商工、ありとあらゆる、また定住促進に関する担当もいたしておりまして、手帳にはびっしりと行事が組まれているのが現状であるとの説明も受けております。そのような観点から、今回はその特別委員会で調査いたしましたけれども、その内容と全く同じことをえびの市がどのように考えているかをお聞きいたしたいと考えております。


 まず、?でありますが、定住対策、企業誘致、(一)企業誘致の現状について、まず市長にお伺いいたしますが、きのうの同僚議員の一般質問の答弁におきまして、企業が来るはずのがもう来なくなったということも答弁をされていらっしゃいますが、その前は、私どもは市長のその姿勢に大変期待をいたしておりました。近いうちに特別委員会に御相談でもできるような発言もあったわけでありますが、そのいきさつにつきまして、まず市長から御説明をいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 実は、やたけ荘跡地の件でございますけれども、あそこにホテルをつくりたいという企業が進出してきたいということで相談を受けたわけでございます。そのことにつきましては、全面的に協力姿勢を持ちまして、ぜひえびのに進出してきていただくようにというようなことで、交渉を続けておりました。そして実は、京町の旅館組合長にも、もしかしたらえびのに大手のホテル業が来るかもしれないということを話をいたしましたところ、旅館組合長もぜひ誘致していただきたいというようなことを言われましたので、実は私も半分びっくりしたところもありますが、「どうしてですか」ということでお聞きをいたしましたところ、京町の温泉旅館は、観光バスを一台受け入れる大きさのホテルがないと、だから大変その面については困っておりますので、ぜひ誘致していただきたいというようなことでございましたので、私もさらに追い打ちをかけまして、ぜひえびのに進出してきていただくようにということで話をいたしました。


 先ほどの議会でも申し上げましたように、いわゆる国民宿舎の跡地、そして老人福祉センターのところを取り壊していただいて貸していただきたいと、そのかわり老人福祉センターは私たちの方で市がおっしゃるところに建設をしてあげますというようなことでございました。しかし、いわゆる国民宿舎の跡地、そして老人福祉センターの跡地を三十年間ほど無償で貸していただきたいということでございました。


 老人福祉センターをつくっていただくならばそれでいいんじゃないかと、やはり老人福祉センターも二億前後はかかるんじゃないかなと思っておりますし、ぜひそのような形で進めていただきたいというふうに相談を申し上げておりました。途中で老人福祉センターを建設するだけならば、えびの市の方がかなり損をされるようでございますので、さらにもう一つ何かを整備してやりますというようなことでございましたので、非常にいい誘致であるということを思いまして、担当課にも鋭意努力してやるようにということで指示し、そして私もその方ともお会いいたしまして、話を進めるようにぜひえびのに来ていただくようにということで、誘致の話をいたしておりましたが、最近になりまして、こちらの方から話をいたしましても、なかなかその方とお会いすることができずに、これはもうえびの市を諦められたのかなというふうに感じておるわけでございますが、担当課にはさらに交渉するようにということで指示はしてあるところであります。以上です。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ただいま、いきさつにつきましてはわかったわけですが、なかなか会えなくて話ができない。また、進出計画もはっきりしなくてもうあきらめたのかなということでありますけれども、市長はこの方と何回ぐらいお会いになりましたか。何年何月ごろということでお示しいただきたいと思います。何回ぐらい交渉されたものかお伺いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ここにその記録は持ち合わせておりませんけれども、数回お会いをいたしております。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  数回会ったということでありますけれども、最後に会われた印象をお聞きいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  最後にお会いいたしました印象ということでございますが、印象につきましては、何も悪いような印象は受けていないところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  やはり企業誘致というのは、毎回私も申し上げておりますように、企業誘致の対策室もあるわけでありますから、やはり担当に営業に行くように、予算づけをしながらやっていかなくては、ただただ、今担当課の方で、また対策室の方で回っているのが現状でないかと思いますけれども、その職員の営業的な予算づけにつきましては、どのようにお考えになっているかお聞かせいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 営業的な経費につきましては、それが必要であるならば、今後ぜひ前向きに検討してそのような形にしていきたいと、……申しわけありません。(発言する者あり)


 旅費等はつけてあります。大体原課の方が要求しておるような形にはつけてあります。今後必要に応じてさらに前向きに検討はしてまいります。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  それでは、その予算づけがなされていることにつきまして、その内容について、市長にお伺いいたしますけれども、予算額とそしてまた、その営業内容についてお示しいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 営業内容につきましては、担当課長に答弁をいたさせます。観光商工課長に答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  そのまま休憩します。


                    休憩 午前 十時 十五分


                    開議 午前 十時 十七分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  大変失礼いたしました。


 御質問にお答えいたしたいと思います。企業対策の誘致費でございますが、これにつきましては、報酬費七万一千円、職員手当等六万円、旅費三十一万六千円、需用費八万円、役務費十五万円、負担金、補助及び交付金三万円、以上が企業対策誘致費でございますが、今現状といたしましては、市長が述べられたとおり、旅費等の執行は見ていないところでございます。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ただいま担当課長の方から、旅費として三十一万六千円、まだ執行はされていないというようなことでありますけれども、この三十一万六千円について、予算査定をされてここに金額が上がってきているわけでありますけれども、担当課の要望として、この予算要求をしたわけでありますが、その内容について市長はよく理解をされていらっしゃると思いますが、どのような意味でこの予算づけをされたかお伺いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 旅費の三十一万六千円につきましては、企業誘致の目的でこの旅費をつけておるところでございますが、現在のところ、まだそこまで行っていないのではないかなというふうに思います。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  企業誘致の目的で予算が組まれておるが、まだそこまで行っていない、しかし、話はあるわけですね。市長もよく言われます「何社か来ている」と、今、一社につきましては、先ほど印象はよかったんだけど、何の連絡もとれなくなった。ほかの企業に対して担当課へ、この旅費が組んであるわけですから、あいさつに行くとか、電話なりするとか、そういう指示はされたものかお伺いをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、二社ほど、いわゆる何というんですか、人脈を通じまして来ております。これがもう少し具体的になりましたならば、企業誘致・まちづくり対策調査特別委員会にも御相談を申し上げたいと思っておるところでございますが、まだそこまで行っておりませんので、報告しないわけでございますけれども、まずこれが、その形が前向きに行くようでしたならば、ぜひ議会の皆様方の御協力をいただかなければなりませんので、一番先に相談は申し上げたいというふうに考えております。


 現在、二社来ておるところにつきましては、まだ今のところ本社の方に出向きなさいということまでは指示していないところであります。議会終了後その人脈を通じまして、その方にも御相談し、そして必要があるならばじゃなくして、ぜひ企業訪問してお願いはするように指示はいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  このホテル建設のときにも、市長は特別委員会にはいち早く報告いたしたいということでありますが、これは期待してよろしいんでしょうか。また前のような、先ほどの答弁のように、印象は悪くなかったんだが、もう何も連絡がないと、そのようにならないように、御自分としては自信があられると思いますが、いかがでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私としては、自信はあるんですけれども、とにかく相手のあることでありまして、そこがまだ十二分に把握できないところであります。しかし、鋭意努力はしてまいります。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  市長の力強いお言葉を信じまして待ちたいと思いますけれども、やはりこういうふうに予算も組んであるわけですから、いち早くそういう話があったら、私は営業に行くべきだと考えております。そしてまた、担当課にもいち早く指示を出しまして、電話なり営業なりするべきだと考えておるわけでありますけれども、私の知っているところでは、二社ほど施設設置の会社と、そしてホテル建設をしたいという会社とお会いしまして話をしたんですが、市長もその一社につきまして、お会いしておりますが、担当課に指示をされまして、電話なりあいさつなり、行かせるようなそういう指示をされたか、そしてまたその別なホテル建設につきまして、担当課の方から話があったかお伺いいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 担当課の方から国民宿舎やたけ荘の跡地について、ホテルをつくりたいと。大きなホテルではなくして、あそこを例えば分割してどうにかならないものでしょうかというような話でありましたということで、報告は受けております。その後どのような形になるかわかりませんが、話だけはよく聞いてやたけ荘跡地にマッチするものであれば、ぜひお願いしてやらなければいけないがと、そのようなことで、そのつもりでやってくれということで指示はしてあります。


 それから、二社と言われましたけれども、もう一社は、同じ方であるかないかわかりませんけれども、話だけはありましたということで、報告は受けております。だけど、もう一つの方は、えびの市のやたけ荘跡地はマッチしないというようなことでありましたというような報告を受けておりますので、詳細につきましては、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 やたけ荘跡地のホテル誘致のことでございますが、今御質問されました内容につきましては、今市長が述べたとおり、報告はしているところでございますが、その指示の中で、私の方といたしましては、先ほど答弁しましたように、大きなホテルを建設するという話が前の指示でございましたので、それが今結果といたしましては、京町地区にといいますか、えびの市に限っては観光客は期待できるが、ビジネス客が期待できないというようなことが最大のネックになっているというような回答もいただいておりますが、この地にやはり京町温泉郷を考えた場合に、やはり中核的な施設をどうしても担当課としては誘致したいというような考えを持っておりましたので、その方を市長の方にも進言したところでございますが、今言われました切り売りとか、小さな規模のビジネスホテルの建設とかということにつきましては、以前議会にも御報告したとおりでございますが、えびの市やたけ荘跡地検討委員会で、一応リゾートホテルを誘致したらどうかということで、鋭意努力された結果といたしまして、実現は見ていないところでございますので。関係各課と議会終了後、そういう財産の処分等につきまして、検討させていただきながら、今言われました企業といいますか、そういうところとも折衝を今後していきたいと思っております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ただいま、担当課長の方から丁寧に説明があったわけでありますけれども、市長の方もこのホテル建設につきましては、切り売りをしてもらえないかという話は聞いたと、確実にその担当課の方から話は伝わっているようでありますけれども、やはりホテル建設につきましては、あそこの老人福祉センター、あそこはやはりプラッセだいわの裏の方にも泉源があるわけでありますから、向こうの方に移動する計画、これを早く打ち出して、企業が相談に来た場合には、そのような市の計画、そしてまた切り売り計画もありますと、そのようにやはり説明をしていかないと、もう期間があれから三カ月経過をいたしておりますが、電話一本をなされていないのではないかと思います。市長、その老人福祉センターの移動、そしてまた跡地の切り売りについて、どのようにお考えかをお示しいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 やたけ荘の跡地にホテルを造りたい、そのやたけ荘の跡地と老人福祉センターの跡地を三十年間無償で貸してくださいというときに、いわゆる市が老人福祉センターを新しくつくってもらうならば、今質問がありました場所につくりたいというふうには考えておりましたし、ぜひそのようにしていただきたいとお願いはしたところでありますが、老人福祉センターも築後三十数年になっておるんじゃないかなと思っております。ですから、建替えの時期にも来ておりますが、非常に厳しいえびの市の情勢でございますので、これはよく検討していかなければいけないことでありますが、もしあの老人福祉センターを移転するとするならば、今おっしゃる場所につくりたいというふうには考えております。


 そして、やたけ荘跡地の切り売りの件でございますけれども、できるならば一括で大きなホテルでも、ぜひ誘致したいというふうに今のところ考えておるところでございますが、切り売りは今のところは考えておりませんが、社会の情勢で、そして皆さんがそのような形で「やれ」と言われるならばあれですが、今のところ切り売りというところは考えていないところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  皆さんが「やれ」ということではなくて、やはりこれは市長の政治姿勢だと思います。きのうもいろいろと発言がありまして、この企業誘致奨励の優遇措置ですが、「何かいい知恵があればアドバイスをしてください」とか。これは取り消しをされたようでありますけれども、この議会ではまだ承認されていないんじゃないかなというふうに考えておりますけれども、やはりえびの市のトップリーダーとしての姿勢です、これは。市長の考えです。何かあれば教えてくださいとか、皆さんがいいと言えばそのようにしますとか、それでは私は毎回市長に申し上げておりますけれども、言動には、やはりトップリーダーとして注意すべきではないかと。私どもも大変期待をいたしておるわけでありますけれども。


 さて、担当課長は、市長もそうですが、跡地に大きなリゾートホテル等をつくりたいということでありましたけれども、しかし小さい企業でも雇用が十人、二十人とあるわけです。固定資産税も相当入ってきます。それを「大型のホテル」、「大型のホテル」、いつごろをめどにそういう大型ホテルを市長が誘致したいのか、お示しをいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 やたけ荘の跡地につきまして、「皆さんがそのようなことで言われるならばやります」というふうに言いましたが、実はトップリーダーがはっきりと決めてやらなければいけないということもわかっております。しかし、単独でやって悪い結果が出てきておるのがえびの市にもあるんです。だから、その前に相談をするときには相談をしたいなと、ただそのような形で思っておるだけなんです。


 とにかくたくさんの皆さんが「それはやめた方がいいぞ」というときには、やはり立ち止まって一考するところがないといけないのではないかなと思っております。しかし、進めることは自分の考えに沿って進めていくようにいたします。


 それと、やたけ荘に大型のリゾートホテルをいつごろまでに誘致するつもりかということでございますが、できる限り早い時期に誘致はしたいんですが、とにかく相手のあることでありますから、それがはっきり言えないところであります。しかし、市民の皆さんが期待をしておるような形にぜひしていきたいということだけは考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  市長はいつも力強くそのような答弁をされておりますが、それではお伺いいたしますが、担当課長も一生懸命頑張っておるようなことでありますけれども、ではその企業に電話一本しましたか、三カ月の間に、お伺いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 ただいまの企業の方と私と企業対策室長と、執行部といたしましては、二名で応対させていただいたわけですが、そのときの話といたしまして、先ほど来の内容でございましたので、切り売りの問題とか、そういうことをまず庁内で整理検討した上で、その方針が出ない限り、前に進まないと私の方で判断して、まだ電話していないところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  名刺をいただいて、奥さんも一緒にみえて、京町に土地を一つ買ったんだけども、場所的にどうかなということで、相談にみえたわけです。そして現場を見まして、いろいろと担当課の説明を聞いたというふうに私も伺っておりますけれども、もう既に三カ月が経過いたしております。聞くところによりますと、電話連絡も何もないと。切り売りの話も全く出ていないと。それは今から検討されるわけですか、市長にお願いするわけですか。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 先ほど答弁させていただいた内容と重複するかと思いますが、やたけ荘跡地検討委員会というのが、前助役を頭に組織された機関がございまして、先ほど市長が答弁されたとおり、大型リゾートホテルといいますか、京町温泉の中核となるホテルを誘致したらどうかという検討結果に基づきまして、誘致活動を行った経緯がございます。その後、企画政策課の方、それと普通財産でございます財産管理課の方、それと企業誘致担当の観光商工課、こういう部署でまだその後の対策について調整がまだ進んでいないところでございましたので、この九月定例議会終了後、三課で調整会議を行い、先ほどからありますように跡地をどういう形で今後処分していくか、誘致活動をしていくか、そのあたりが決まりましてから、私は行動に移ろうということで考えておりましたが、今の御質問のとおり、私の方としても努力が足りませんでしたので、室長を頭としまして対策室がありますが、それを統括している私といたしましても、積極的に機会を見て、早い時期にお話を聞き、また誘致に向けて活動していきたいと考えております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  全く議会対応の答弁だと指摘をさせていただきます。それでは、その検討委員会は議会終了後すぐやるということでありますが、その前はいつ開催されているか、月日を教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  ただいま、答弁した内容でございますが、やたけ荘跡地検討委員会につきましては、私の所管ではございません。ただ、それは一回答申といいますか、結果を出されたということで、その後の方向性がまだ見ていないということで認識しております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  方向性を見ていないということでありますが、毎回毎回この企業誘致、そしてまたたくさんの議員が企業誘致、定住対策についていろいろと質問いたしておりますが、ほとんどが議会対策のための答弁に聞こえてなりません。私が一番申し上げたいのは、企業がまず相談に来ます。せめて一週間以内には「お越しいただきましてありがとうございます」と、そしてまた向こうの要望も、電話でも結構ですから、聞くだけでもいいと思います、向こうの要望を。そのように市長が担当課に、担当課から相談が来た場合には、市長がこれは指示するべきなんですよ、議会で言われる前に。そこらあたりは市長、どうでしょうか、市長の指導として、簡潔にお願いします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  企業が話しに来られたときに、一週間以内に電話でもしてすぐ問い合わせて話を聞きなさいというような指示はいたしておりませんが、これからいわゆる市内から遠く離れたところの皆さんがそのような形でおいでになりましたときとか、またいろんな企業がおみえになりましたならば、必ずそのような形にしていきたいと思います。


 それと、今現在二社ほど話が来ておるということでありましたが、一社がえびの市の人が中に入っていらっしゃいますので、その方に十分御相談は申し上げたいと思っております。


 それから、もう一社は、きのう話においでいただいたところでございますので、そのような形でやっていきたい、もしかしたら今のところ感触としては、この企業はえびの市に進出してきていただくのではないかなと思っております。特別委員会の方にも、そのときにはまず御相談を申し上げたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げておきます。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  それでは、市長がそのように指示をしていただくということでありますが、もう一つ、施設の設置の会社につきまして、言いましたけれども、二年以上前です、二年ぐらいになりますか、風力発電の方とも、市長は多分お会いになったんじゃないかと思いますけれども、そこにつきまして、連絡をされたものか、確認だけで結構ですから、したかしてないか、答弁を求めます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  いたしておりません。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  市長、担当課の方にも指示いただきまして、担当課が電話等をしているか、指示をしていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しては、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 その企業については、電話連絡はしていないところでございますが、平成十七年六月二日に共同でしたいという企業、もう一社、矢岳高原で今風向精査の調査を行っているIPPジャパンと豊島メックさんが今後は、共同でやりたいということで、現在までは十メートルの高さで風向精査をことし四月末まで実施されたということで、それを受けまして、今後五十メートルの高さで一年間風向精査を実施したいと、その旨で二社が連携をとって今後結果を共有していくと、そしてその後の事業展開も行っていきたいというようなお話で豊島メックの方がおみえになりまして、私どもその話を聞きまして、建築確認等の問題、それと国立公園内に設置するのか、その他の地域でやるのかという御相談がございましたので、そういうお話は県と土木事務所、うちの財産管理課の建築住宅係の方とお話をして相談に乗っているところでございますが、まだ現在風向精査の段階でございまして、それと立地する場合の県道の拡幅の問題、それと環境調査とか、いろいろ諸問題が残っておりますけど、まずは結果で矢岳高原で風力発電が可能であるか、それを今企業が実施されている風向精査の結果を待って、それと市の方針として、新エネルギーで風力発電をどう取り組んでいくかということも合わせて今後検討させていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  電話も全くしていない、全くこの企業の誘致に対する積極性に欠けております。今の話をだれが聞いても、一般市民の方もそう思われるんじゃないかと思います。私が議場でただすべきものではないと。やはり大変な状況下にある我がえびの市でありますから、もう少し危機意識を持って企業の誘致には取り組んでいただきたい。重ねて積極性に欠けていることを御指摘を申し上げて、次に進めさせていただきます。


 企業に対する優遇措置について、きのうも一般質問がありましたけれども、市長はまだ考えていない、何かいいアイデアがあれば教えてくださいということでありますけれども、私は市長に聞きますが、企業に対する優遇措置、何かいい方法はないでしょうか、市長、お答えをお願いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 厳しい財政ということは、よくわかっておられるようであります。財政が許せば優遇措置はやる方法はありますが、今のところ優遇措置は固定資産税の三年間の減税ということであります。今の時代にどこの九市の市長会のときにいろいろ尋ねるときがあるんですが、「もう今、きつかで優遇措置どこいじゃなかぞ」というように言わる方もあります。そのようなことで、えびのはそれでも固定資産税の三年間の減免は行っておりますが、三年を過ぎたら固定資産税は入ってきます。そのようなことで、いろいろ企業の方にも優遇措置は固定資産税の減免だけですということを説明はいたしておりますが、企業といたしましてはまだあるのかもわかりませんが、えびのにおいでいただいて話を聞かれる企業は「いや、それだけあればよろしいです」と「それでもいいんです」というようなことを話はされております。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  今どきそういうのは、はやらないという九市の首長の話だというふうに理解いたしたわけでありますけれども、しかしやはり優遇措置をある程度とって、きのうの話じゃありませんけれども、企業方の企業の誘導に乗ってはいけないとか、いろいろと私も余りいい答弁ではないなというふうに感じたわけであります。やはりえびの市として企業を誘導する、その誘導策の一つとして優遇措置が必要ではなかろうかと、これは市長に提言をいたしておきます。


 次は、地元雇用についてでありますけれども、これにつきましては、割愛させていただきまして、定住対策について、これも毎回毎回言いまして、特にえびの駐屯地縮小による熊本からの特科連隊第三大隊の移駐、これに伴いまして、いろいろ御提言申し上げましたけれども、これも実際実に結びつかなかったということがあるわけでありますけれども、この定住対策につきましては、私当初申し上げましたように、やはり基幹産業である農業の後継者、これの不足解消、農業活性化に結びついていくわけです。基本はいかにえびの市の人口を現在のまま維持するか。幾ら延ばしていくか、これにかかっていると思いますけれども、定住策を市長が財政的に大変厳しいということはわかっております。市長が考えていらっしゃるか、考えていらっしゃらないのか、考えていらっしゃれば、簡潔に「考えている」と、考えていなければ、「何もない」と御答弁をいただきたいと思います。簡潔にお願いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 定住対策につきましては、企画政策課の方に空き家等につきまして、そしてまた白州ヘルスや自衛隊特科連隊がえびの市に移駐してくる前にどのような形になっておるかということを調査するようにということは指示いたしております。(発言する者あり)


 考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  先ほど空き家情報の提供等を言われましたが、その提供によりまして、どのくらいの効果があったか、担当課からお聞きでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 報告は受けております。(発言する者あり)効果はあります。(発言する者あり)


 効果につきましては、十一室契約をしていただきましたということであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  十一室の効果があったということであるようでありますが、私もまた聞いてみたいと、現場に行ってですね。


 それと、定住策は市長は持っているということでありましたけれども、市長の定住策に対する最重要の一点だけ簡潔にお聞かせいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 定住対策につきましては、三つの柱を考えております。そのうちの一つでいいと言われるならば、農業に対する担い手対策に連動した定住対策であります。


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前十一時  〇分


                    開議 午前十一時  十分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  定住対策の最重要課題として、ただいま市長は農業の担い手に対する定住対策を最重要課題というふうにおっしゃいましたので、時間等も大分経過いたしておりますが、先ほど二、三指摘をいたしておりましたけれども、とにかくまず企業誘致に対するには営業が必要、予算も計上してありますけれども、それも使っていない。指摘されてから消化するような予算執行ではだめだと思いますから、実のある営業活動に努めていただきたい、指摘しておきます。


 さて、二番目に通告いたしておりますが、農政問題であります。東部、中部、西部の農業後継者担い手の現状についてでありますけれども、市長は、先ほど定住対策の最重要課題として担い手育成についての考えで進めていきたいと言われましたが、この担い手の年齢層について、(一)でありますけれども、御認識はどういうふうにされているか、まず市長にお伺いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 市内世帯主の年齢別農家数は、三千三百六十七戸中五十歳未満が九百一戸であります。五十歳以上が二千四百六十六戸であります。約七〇%以上が五十歳以上の農家となっております。また、六十五歳以上の農家数は九百九十戸となっており、約三〇%を占めておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  それではお伺いいたしますが、今市長がおっしゃいましたように、三千三百六十七戸、六十五歳以上が九百九十戸、約三〇%、これはいつの統計でしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの答弁は畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  ただいま市長が申し上げました年齢層につきましては、平成十二年度の農業センサスによるものであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  平成十二年といいますと、十三、十四、十五、十六、十七.相当経過しております。もう既に三〇%が七十歳以上、十年後にはもう八十が近くなります。このように担い手につきましては、担当課でも一生懸命努力をされているのはわかっているわけでありますけれども、宮崎県の総合農業試験場による試算という資料を持っておりますが、また議員各位には別の農業センサスの資料が配付いたしてありますが、これは一九九五年からいたしますと、七十五歳以上が四十五名という数字が出ておりますが、これがもう既に二〇〇五年、半分ですね。そしてまたさらに五年後には十八、これは統計的数字でありますので、実際的にはかなり減ってきます。市長がおっしゃるその定住対策の第一の重要課題としての担い手に対する対策、これをどのようにお考えになっているか、現状を踏まえた上でその政策をお示しいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 農業における担い手対策に連動した定住対策につきましては、グリーンツーリズムで農業に親しんでいただいた方々が就農に至るケースが非常に多うございますので、ぜひそのような形でグリーンツーリズムを中心といたしました方々がそのようなことになるようにしていきたいと。そしてまた、今後団塊世代の大量退職を迎えることになりますが、田舎志向の方々も多いようでございますので、こうした方々を受け入れる対策も有効ではないかなと思っておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  非常に議会答弁としては的確な答弁だと思いますが、その中身でありますが、定住対策につきまして、そのグリーンツーリズムを中心とした定住対策、そしてまた私どもの世代でありますが、団塊の世代、田舎志向が多いということでございますが、それをいかにえびの市に引っ張ってくる、その施策というのはどういうものかお聞かせをお願いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 農業の担い手を確保する可能性といたしましては、グリーンツーリズムで農業に親しんでいただいた方々が就農に至るケースが多いようであります。ですから、そのようなことを大いに利用いたしまして、自衛隊の隊員の方々にも定年後は農業に関心のある方々が多いようでもありますし、このようなことから、農業の基盤強化と定住化を図ってまいりたいと考えています。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  定住促進というのは、えびの市にいかに外部からの人を住まわせるか、これが最重要課題であります。市長がただいま申し上げられましたが、グリーンツーリズムを体験して就農が多いとおっしゃいましたが、実績をお示しいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 実績等につきましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  市長が先ほど申し上げましたグリーンツーリズム並びに自衛隊員の定年後の新規就農等につきましては、今から取り組むということで、今対応しておりますけれども、現時点でわかっている内容については、市長が取り組んでおります契約栽培でございますけれども、それらについても三名程度、定年されて就農されている方もいらっしゃるようでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ただいま、担当課長の方から、契約栽培等も三名定年退職者が就農しているということでありますけれども、これはあくまでも担い手の対策としての一つの定住策でありますけれども、それでは、この契約栽培において、この方々が就農をされたと、三名の実績があるというわけでありますが、グリーンツーリズムの体験による就農者、これはどこでも自治体が取り組んでいる事業でありますけれども、市長にお伺いいたしますが、グリーンツーリズムに対する御自分の体験、何回ほど体験されてどのようにお感じになったか、それがどのようにまた就農に結びつくのか、体験をされていらっしゃればわかるわけですから、そのグリーンツーリズムを通じて新規就農ができると。その確信があればその確信をお示しいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私のグリーンツーリズムの体験といたしましては、田植えとか稲刈り等を体験はいたしております。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  それをされて、新規就農が多いようであると答弁をされましたけれども、これにつきましては今後取り組むということでございますが、これを経験されて新規就農に対する、新しく農業をやりたいという方がふえるということで今後取り組んでいくわけですから、市長がそれをすることによって新規就農をしたいとか、そういう気持ちをどこに持たれたか、こういうことだから新規就農に今後取り組んでいくと、それを求めております。簡潔にお願いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私は別に職業もありますので、農業に対する新規就農の考えは持ちませんでした。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  市長がそういう答弁をしてどうされるんですか。職業は何ですか、市長。市長の職業。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 職業は市長であります。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  職業は市長であればこそ、そのグリーンツーリズム、先ほど定住関係で申し上げましたけども、市長は農業担い手に連動した定住対策をとりたいと、それにはグリーンツーリズムを推進しながら、新規就農者をふやすんだと言われるわけですから、私はまた別の職業が出てくるんじゃないかと思って、ちょっとひやひやしておりましたけれども、もう一度その新規就農者がおれば、そのグリーンツーリズムを体験してどのように感じられたか、もう一回だけお聞かせいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 都会の方々がえびの市のグリーンツーリズムを体験されますと、自然が豊かでありますし、非常に心身ともにいやしになるのではないかなと。ですから、そのようなことを大いに考えていただいて、そして将来就農につながるようにし、そしてその可能性が出てくるのではないかと考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  そうですね、自然が豊かで、そしてまた都会からえびの市に来られれば心身ともにリフレッシュして、いやしのまちえびの市、こういうことでございますが、やはり市長としてもこういうことを取り組んでいきまして、そして定住対策につなげる確信をもう一度、その心意気をお聞かせいただきたいと思います。それに間違いないでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 先ほど答弁したとおりでございますが、そのようなことで定住促進に向けて頑張っていきたいと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  時間も残り少なくなりましたけれども、市長におかれましては、そのような取り組みを念頭に置きながら、定住対策、企業誘致、そしてまた農業の担い手等に全力投球をしていただきたいと思いますが、それでは、あと一つ簡潔に御答弁をいただきたいと思いますが、この農業センサスは平成十二年でありますけれども、相当もう年数がたっておりますが、市長の方でもし現時点でどのくらい農業者戸数が減っているか、年齢層がどうなのであるか、一分程度にまとめてお答えをいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しての答弁は、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  簡潔に申し上げますと、平成十七年、ことしでございますが、センサスの調査をいたします……けれども、若干新規就農者ということで、後継者がふえているようでございますが、現在ちなみにSAP会員としては、十八名ほど籍を置いて頑張っているようでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  余り簡潔過ぎたわけでありますけれども、新規就農者はふえている、後継者もふえているということですが、相対的にかなり減っていると私は考えております。それから農業センサスが五年おきだというふうに思っておりますが、常にやはり担当課としては、そのようなことを把握しながら、市長がおっしゃる定住対策、これに連動した担い手育成をやっていかなければならないと、このように考えておりますが、さて、きのうの一般質問から今振り返ってみますと、多久市の場合は、企業誘致、定住促進、同僚議員からいろいろと提言がありましたが、市長の答弁は近いところに福岡のベッドタウン、大きな町があるから、えびの市とは違うんだと答弁なさいました。ところがきょうのこの定住促進、また答弁がありましたけれども、これは農業担い手に連動した定住対策をとりたいと、もちろん人口をふやしたいということでしょう。そしてまたグリーンツーリズム、そしてまた自衛隊にも関心のある方がたくさんいらっしゃるから、そういう就農対策をとっていきたいと、このようにおっしゃいますが、きのうときょうと少し矛盾している点もあるわけです。本当にすばらしいえびの市ですから、グリーンツーリズムを通じて都会からえびの市に定住させる。このような方針があるにもかかわらず、昨日の答弁では、大都会の近くにある多久市だからそれはできるんだということでありますので、全然話がきのうときょうで違っております。


 ところで、今月の議会におきまして、担い手対策室設置については答弁をするという、六月議会での市長答弁でありましたけれども、その経過報告につきまして、どういう話し合いがいつごろなされて、何回ぐらいなされたか、そして結果はどうであったか、お示しをお願いいたします。また対策室設置につきましても。(発言する者あり)


 そのように御報告を求めます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 担い手対策室設置についてでございます。担い手対策室の設置につきましては、担当課長に指示をし、検討させておりましたが、年度途中での設置につきましては、条例等の改正や人事異動等の問題もありまして、設置することが困難でありました。新年度に向けてさらに検討してまいりたいと考えております。(発言する者あり)


 検討回数等につきましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  この担い手対策室につきましては、蔵園議員の御質問に対しまして、九月議会には答弁できるようにしたいということで、市長が答弁されまして指示を受けました。農協の参事と主に協議をいたしましたが、参考としておりますけれども、日程については手元にありませんけれども、農協としましては、早急に設置してほしいというような強い要望がございました。私としましても、事務的な内容で総務課長と一回、この問題について協議をさせていただいたところでございます。


 先ほど市長が申し上げましたとおり、年度途中での問題につきましては、条例の問題、また人事異動の問題があって難しいということになったところでございますが、農協の方もそれぞれ今研修を行っておりまして、担い手対策室の必要性というのは、十分承知しておるようでございますので、今後新年度に向けまして、さらに協議をさせていただきたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長より発言の訂正の申し出がありますので、これを許します。


○観光商工課長(平野浩二君)  蔵園議員さんの一問目の質問の企業誘致の現状のところの答弁で、矢岳自然公園を「国立公園」と言いましたのが、県立公園でございますので、「県立公園」に訂正をよろしくお願いしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  そのまま休憩いたします。


                    休憩 午前十一時四十二分


                    開議 午前十一時四十三分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。次に、十五番、宮野重敏議員の発言を許します。宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  それでは、今期九月定例会の一般質問を議長の発言の許可をいただきましたのでいたします。


 通告順にするのが通例でございますが、農業委員会会長さんの都合によりまして、まず農業委員会行政を先にお尋ね申し上げます。


 通告いたしておりました農業委員会行政についてということで、会長、先ほどの七月の農業委員改選に当たりまして、新しい農業委員会会長さんが、木野会長さんが就任をされたわけでございますが、木野会長さんにおかれましては、三期目の農業委員ということで、前期は会長代理という大変、木野会長の経歴を見ましても、市の行政の農政畑の中で一生懸命努力いただきまして、公務退職をされた中で、今現在農業にいそしんで、それぞれえびの市の新鮮野菜出荷の組合長さんもされていたということで、一年のうち三百六十日、それぞれ新鮮野菜を地産地消で出荷されていることもお聞きをいたしております。そのような中で、公私大変な立場でしょうが、今回、会長就任に当たられましてのいろんな農業委員会行政も厳しい面もございます。そしてまた限られた予算の中で、活動もできない分野も、それぞれ年末には十二月末、市長の方に建議もなされるわけですが、大変厳しい状況も理解をいたしているところでございますが、まず会長就任への豊富をお尋ねしてみたいと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  御答弁申し上げます。


 このたびの農業委員改選後の初総会におきまして、会長の大役を仰せつかり、身の引き締まる思いであります。もとより微力でありますが、農業委員及び関係者の御指導、御協力をいただきながら、農業者の代表として、法令に基づく適正な農地行政に努め、農地の確保とその有効利用に農地の流動化、また担い手育成はもとより後継者の確保などに取り組み、えびの市農業の持続的発展のため全力を注ぐ所存であります。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  心強い豊富をお聞きをいたしまして、大変なやりがいのあられる仕事と思っております。今会長さんの言われましたように、農業委員会は市内の農業者の立場で公的ただ唯一の利益機関として、農地法に基づいての活動をしていただくわけですが、今後よろしくお願い申し上げます。


 農業委員会の相談といいますか、いろんな今言われましたように各分野に及ぶわけですが、今回改選後の農業委員会の構成、それぞれ三小委員会があると思っておりますが、その小委員会の委員長さんと、それぞれ農業委員会の本会議が月例であると思いますが、そのためのいろいろ三条、四条、五条の農地法に基づいた各委員会の現地確認とか書類確認と思っていますが、委員会構成と会長さん、大まかなその委員会の役割をお尋ねをいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  御答弁申し上げます。


 今回の改選で委員二十二名のうち六名の委員が交代をされました。委員会の構成は選挙委員が十五名、選任委員が七名であります。選任委員の内訳は、農協、共済組合及び土地改良区からの推薦委員がそれぞれ一名であります。議会からの推薦委員が四名であります。


 役割分担でありますが、農業委員会の的確、敏速な活動と円滑な運営を行うため、委員七名で構成をし、三つの小委員会を設置いたしました。また農業委員一人一人が日常的に活動する体制として、委員ごとに担当地区を設定をしながら、担当地区の農地については、各委員が責任を持って取り組んでいく体制を整備したところであります。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  先ほど御質問がありましたのに弁申漏れがありましたので、御答弁申し上げます。


 委員会の体制でありますが、三つの委員会があるわけでございますが、第一小委員長が田中委員です。第二小委員長が山之内委員であります。第三小委員長が有馬委員であります。小委員会はそれぞれの分野でいろんな活動をしながら、三条、四条、五条について、いろんな仕事をするわけですが、特に四条、五条につきましては、現地調査等を行いながら、法令に基づきながら、的確に処理をしていくという内容であります。以上であります。


○議長(宮浦佳紀君) 宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  今回の改選によりまして、それぞれの委員の構成が会長さんのもとで行われたということで、小委員長さんの名前もお聞きして、初めて知ったわけでございますが、この今回の改選の中には、議会推薦を過去に受けられた女性農業委員の方も二人継続して公選によって出ていただいたわけですよね、当選していただきました。会長さんにおかれましては、一番議会推薦としての学識経験を持っておられる立場ではございますが、公選で打って出られて、今三期目ということで、大変すばらしいことだと思っています。


 それぞれの小委員会、三委員会の委員長さんを初め、そしてまた木野農業委員会会長さんのもとで、えびの市農業者の立場で、それぞれ農地法の法律行為に基づいた中で御活躍を御期待申し上げます。


 続きまして、農業従事者の高齢化に伴い、担い手への農地流動化、そしてまた農地集積、耕作放棄地の防止、花嫁等の問題とか、農業者年金加入の促進ということで通告をいたしておりましたが、これは全体的に農業委員の皆さん方には年金相談、農地移動に関する相談、そしてまた転用、農地がえの転用するときにも、これは農地法がかぶっているわけですから、農業委員会の許可が要ります。そしてまた農地の貸し出しに関する相談。今回株式会社の農地はリース方式でしたか、特区に限ってということでしたが、九月一日からでしたかね、株式会社もそれぞれ農業委員会の許認可をいただけば、農地の運用ができるということになっておりますが、そういうことの問題やら、農業をやめたいときに、そういう離農される方が、その農地の相談を農業委員会に相談されたり、また新しく農地を購入される方とか、大変多岐に渡るわけですが、今後のお取り組みとして御期待を申し上げるわけですが。


 それぞれ年末には、農業委員会の法律行為に基づいて、市長に対して農業委員会の申立、建議、そういうことがなされるわけですが、その中に一番農業委員会として、地域農業委員会として取り組むということの中で、建議が重要な位置を占めると思いますが、市長もそのときは来ていただいて、その建議の内容を十分報告を受け、そしてまた市長の方からも取り組みの内容をお聞きされると思いますが、行政のほとんど全般にわたって、行政活動、農業委員活動においても予算が伴うわけですね。そこらあたりの難しさもあると思います。えびの市も今、財政健全化の中で、そういう今十八年度までは後期の建て直し時期でもありますが、そこらあたりは、ちょっと市長の方には通告をいたしておりませんが、前農業委員会の会長代理もされていたわけですが、そこらあたりの建議の実効性といいますか、農業委員会は市長に建議をされる中での取り組みの状況、過去、在職された三期の総体でもいいですが、何パーセントくらい市の方から協力をしていただけたか、そのことが一番今後、えびの市農業の振興にもつながるし、また本来の農業委員会の活動にも即すると思いますので、大まかでいいですからお尋ねをしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  御答弁申し上げます。


 まず、建議のことでございますが、農業委員会といたしましては、毎年市長あてに建議をいたしております。それぞれ各委員に建議の内容について十分勉強して、それをまとめながら、どの建議が一番いいのかということで検討しながら、市の方へ毎年二件か三件程度建議をいたしておりますが、市長といたしましてもその建議については、一生懸命取り組んでもらっております。パーセンテイジでということでございますが、私から言いますれば、市長としても一生懸命取り組んでもらっておるということで御理解をいただきたいというふうに思います。以上です。


○議長(宮浦佳紀君) 宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  今、農業委員会の中で、一点に絞ってお尋ねをしてみたいと思いますが、この耕作放棄地が、私もことしの三月定例会で前祭礼田会長さんに議会に出席を願いまして、耕作放棄地の状況をお尋ねいたしましたところ、市の三二六一ヘクタールの中の三・七%の約一二三ヘクタールが耕作放棄地としての位置づけであるということでございましたが、もちろんこれは農業委員会の役目としては復耕地、水田、畑、果樹、採草地、もちろんこれを復元して、本来の農業地としての取り組みをしていただくのが本来の姿でございますが、この中で、前回、白地地域が幾ら、青地地域がこの分野で何パーセントくらい農業振興地域外、内、ちょっとそこら辺はまだ事務局の方が当たっておられなかったわけですが、この耕作放棄地の復田可能としての農業委員会として見ておられる面積は、耕作放棄地の中の何パーセントくらいになり、また面積でわかっておられればお尋ねを申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  御答弁申し上げます。


 耕作放棄地の面積でありますが、二〇〇〇年センサスで宮野議員がおっしゃったとおり、一二二ヘクタールという数字になっておりますが、その耕作放棄地がどれだけ復元ができるかということでございますが、私もまだそこまで詰めておりませんので、これから勉強したいというふうに思っておりますから御理解をいただきたいというふうに思います。以上です。


○議長(宮浦佳紀君) 宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  わかりました。農業委員会会長さんにおかれましては、就任の豊富をという、そっちの方を主にでしたが、今後耕作放棄地のこの分野については、えびの市のそれぞれ農業産業振興になれば、株式会社が農業参入ができるという法律改正もできているようですし、そしてまた畜産振興のために、耕作地の放牧、畜産に対しての放牧活用、そういう分野等、今後取り組みをいただきまして、できるだけこの面積が少なくなるような、後継者の少ない中に、農業従事者が高齢化する大変な時期ではございますが、そのようなお取り組みを会長さんを中心に委員の皆さんがなされますことを御要望を申し上げます。そしてまた私どもも農業委員会、市議会、行政、市ともに三者一体となってそれぞれえびの市農業者の発展のために頑張る責任もあるわけでございますので、今後よろしくお願いを申し上げまして、農業委員会会長さんに対してのお尋ねを終わります。ありがとうございました。


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前十一時五十九分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  それでは、午前中に引き続き一般質問をいたします。


 市長への通告の一番目といたしまして、政治姿勢でございますが、財政についてということで、市の緊急財政改革推進計画の実施のもとに、国の三位一体改革による交付金・補助金等の減額によりまして、本年度当初予算はマイナス五%でしたか、前年対比、予算組みがされたわけでしたが、これからは国の税源移譲の方もはっきり見通しのつかないような状況ということでございますが、新規事業追加で、六月補正の中で、ソフト事業も国のエネルギーに関するそういう新規もまた追加補正もありましたが、厳しい財政状況にはかわりはないということで、自主財源に乏しい依存財源が約七割を占めるというようなことですが、この年度中と、これからの十七年度、そして新年度予算は十二月ですか、査定、ヒアリングが始まると思いますが、それの市民に対しての一定の財政改革推進の期間でありますが、どのような影響があるものか、大まかな質問でございますが、お尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 国の三位一体の改革に伴う国庫補助・負担金改革の影響額につきましては、財政課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  御答弁申し上げます。


 平成十七年度実施されました分につきましては、これは制度が廃止になりましたので、数値は十七年度に仮置きしたものでございます。えびの市がこの三位一体の改革に伴いまして、国庫補助・負担金のこの改革に伴う影響額でございますが、八千四百八十四万七千円でございます。


 新年度につきましては、国のシーリングに基づきまして、各省庁が今後年末の折衝に臨みますが、国の予算編成の動向や三位一体の改革の決着などで不確定要素があります。したがいまして、時期的には平成十八年度当初予算編成方針を策定する状況下になく、また新年度予算編成作業が実施されていない現段階で、新年度につきまして予測することはできないところでございます。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  よくわかりました。市長も政治信条とされまして、元気な生き生きとした明るいえびの市づくりということで、市民が豊かになる市政、そしてそのような主役の市民の信条を支えているわけですが、もちろんえびの市だけでなくして、すべての自治体が財政運営は大変厳しい状況にあるわけですので、市といたしましても、市長の申されますように、市の基幹産業である農業を一つの主軸として、自主財源のウエイトを上げるということが少子高齢化の中で人口減、大変、一段と厳しいものがあると思いますけれども、そのような形でえびの市が元気になるような新しい形での十八年度までが後期の緊急財政健全化の実施計画でございますが、基幹産業である農政等については、ハード事業等もしていただきたいと御要望申し上げまして、次に移らさせていただきます。


 農林業振興についてですが、特別栽培によるヒノヒカリ米及び竹炭米、薬草米の栽培普及ということでございますが、通告いたしておりましたが、きょうのテレビでしたか、ことしは全国的に、えびのは今回台風十四号の影響で水稲等に一億五千万程度の被害が予想されるという畜産農林課のコメントもありましたが、国全体といたしましては、近々最終的な作況指数が出るということで、ことしの全国的な米の生産は生産過剰が予想されると。それで農林水産省としては、主食となる部分は別といたしまして、過剰米としては保管米をするような状況ではないかというようなことで、近々これも確定するようでしたが、年々若い世代になって、それぞれ米の消費量も十年前からすれば約三分の一程度に落ちているというようなことでございますので、えびのヒノヒカリの名声に甘えることなく、やはりこの前市長が米つくりの講習会を会長とされまして、えびの市水田農業協議会の主催であったわけですが、その講師の話でもやはりこれから米をつくるには、買っていただける米づくりが市場の大前提であり、価格設定はできないと、消費者、なかなか相手さんが買っていただける形でないと米も流通が過剰になって、それぞれ余っていると。


 そしてまたえびのヒノヒカリは、中部以北では全然そういうのは、えびの産ヒノヒカリとしての銘柄は存じていないということでしたので、えびの市といたしましては、そういう国が定める特別栽培による米の栽培、消費者に安心・安全な、そしてまたおいしいわけですから、そしてまた竹炭米、薬草米の栽培を私は取り組むべきではないかと思っておりますが、この前、三月議会の一般質問の中では、西川北がヒノヒカリの減農薬米を栽培して、去年でしたね、そういうことも聞いておりましたが、この取り組みはどのようになっているのかをお尋ねを申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ヒノヒカリの特別栽培についてございますが、えびの産ヒノヒカリの特別栽培米につきましては、売れる米づくりの対策といたしまして、慣行栽培に比べて農薬の使用を二分の一以内に抑えた米の栽培、つまり特別栽培が必要と考えております。その取り組み状況は平成十六年度から行っておるところであります。ことしも西川北地区と西郷地区で三百四十四アールを農業改良普及センターに指導をお願いして行っておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  答弁漏れもあるようですが、二問目でいいです。


 この特別栽培米、これは既成の農薬使用料の半分に抑えるということでございますが、今、えびののヒノヒカリは中期性となりまして、ほとんど農薬は使っていないわけですね。当初田植えのとき、箱施薬として使ったり、植えつけ後の水田除草に除草剤を散布して、あとは収穫期に大体出水後ぐらいに、カメムシ防除とウンカの発生といいますか、ウンカ防除を兼ねた混合農薬を一回ぐらい降るぐらいで、ほとんど、これは私は特別栽培米に合致していると思うんですよね。


 そしてまた、経済連が進めるこのJA規格にも、これからさっき申しました米の需要は年々落ちている中に、当初有馬議員が今回一般質問でされましたが、タイ米は十分の一、カリフォルニア米は五分の一の価格に輸入が緩和されるようになるというような、大変な太刀打ちできないわけですよね。そういう形でこのヒノヒカリ米をそれぞれ生産農家の組織、JAとか、消費者経営もあるわけですから、えびののヒノヒカリについては、全体を特別栽培米としての栽培に持っていって、そしてまたほかのところのヒノヒカリ米とすると、やはり差別化商品としてこれからの需要にこたえる、私は行政指導が必要と思っておりますが、このことについてお答えを願います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ヒノヒカリの特別栽培につきましては、とにかくこだわりの米づくりをしなければならないということで、担当課の方にも指導はいたしております。まず有機栽培で行って、そして農薬もできるだけ抑えるようにというようなことで指導はいたしておるところでもあります。


 そして、先ほど一問目で答弁漏れがございましたけれども、大変申しわけございませんでした。竹炭米、薬草米の栽培についてでもございますが、まずヒノヒカリを栽培するのに竹炭を使って試験的に行ったらどうかということも前畜産農林課長には指導いたしておりました。そしてまた、現在の課長にもそのように指導はいたしておるところでございます。この竹炭米につきましては、付加価値のついた栽培と、市内の竹林の利活用のために必要と考えております。


 また薬草米につきましては、今年度よりその取り組みを行っております。詳細につきましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  今の取り組み状況につきましては、薬草米について十アール現在行っておりますけれども、品種につきましては、春陽という品種でございます。この品種につきましては、たんぱく質の含量が非常に低いということで腎臓病の患者に最適というお米でございます。今後は栽培結果を十分検討して病院との連携によりまして、栽培面積を拡大していければというふうに考えておりますけれども、若干今回の台風等で被害があったというようなことも聞いております。


 また竹炭米につきましては、昨年実施しておりますけれども、昨年の状況につきましては、台風等も来まして、その結果について発表できるような効果は得られなかったというふうに思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  薬草米は、これは薬事法の規定がありまして、今課長が言われましたが、腎臓病に最適という表示ができるわけですかね。そういう表示ができれば、薬草米としての位置づけが確立されて消費者にもうけると思いますけど、こういうふうな製品ができるわけですかね、これは。問題はないわけですか。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  この新しい品種の春陽につきましては、先ほど言いましたように、腎臓病に最適というような表示がなされて、種子の取り扱いもなされているようですので、一応今回取り寄せを行ったところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  この種子特許、パテントによりまして、これは商標登録はされている米になるわけですか。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  そのとおりでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  ぜひそのような特異性のある米ということでございますので、これは行政えびの市がそういう試験栽培も農家にされておられるわけですから、ぜひこれを倒状などの問題も解決する中で、全国に先駆けてこれを種苗パテントの開発社と契約をしてえびのでできる薬草米としての確立をしていただきたいと思っております。


 この竹炭米ですが、竹炭米の取り組みといいますか、竹炭は今後のえびのいろいろ後でも質問いたしますけど、竹林振興とか、また地元のそういう特用農産物としてのタケノコの生産とかいうものに結びつくわけですが、私は竹炭としての効能は、活性結晶炭による竹炭はミネラルが多く含まれていると。そしてまた体内の有害物質や毒素を吸着して、それを排除する作用があると、そして三つ目には脱脂肪効果が非常に大きいので、すぐれたダイエット効果もあるということですので、これもヒノヒカリが普及ほとんどですので、おいしい米に、さっき市長が申されたように、耕畜連携の中で思い切ったそういう有機堆肥を使って、これも実践すぐできると思うんですよね。ぜひこの二つの普及を図っていただきたいと思いますけれども、これは課長の方でいいです。取り組みの考えをお尋ね申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  竹炭米につきましては、先ほど言いましたように、昨年そういうような結果に終わったわけでございますが、現在の状況としましては、議員御指摘のように竹林の利活用という考え方で進めてまいりたいというふうに思っているところでございますが、ちょっと残念なことに今炭を焼いていただく方が非常に少ないということがありますので、それらとも話し合いながら進めてまいりたいというふうに思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  ぜひ炭焼きもなかなか採算に合わないと炭を焼くという人が出ないと思うわけですけど、また竹炭が高価であってもまた栽培の経費に要るし、そこらあたりは今後竹林振興と合わせて、えびのにはそれぞれ孟宗竹、古参竹、大名竹とかくそれらの竹林の宝庫ですので、ぜひ取り組みをいただきたいと思いますが、市長、このことについては、市長の在職中に方向性をしっかりとした中で担当課の方に指示を願いますかね。これは大きなえびの市の生き残りの農政の私は柱になると思いますけど、市長の考えをお尋ね申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 竹炭米につきましては、私も以前より非常に考えさせられるところもありますので、有機栽培とともに、ぜひえびのにも普及ができるような形にしていきたいと。そのためには試験栽培みたいなものをやらなければいけないと思いますので、十分検討させていただいて、その方向に向けて進むようにいたしたいと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  明ければ三、四月には新しい稲づくりの作業が始まるわけですので、ぜひそのような形で取り組みを御要望申し上げます。


 続きまして、家畜貸付牛、優良牛保留報償牛と和牛子牛生産担い手支援報償金の状況はということでございますので、これは今回家畜貸付牛の補正も出ているようですので、今回新しい新規でされましたこの優良牛の保留報償牛の導入の現段階での、九月せりも終わったわけですが、それとこの三十頭以上を規準としての担い手支援報償金の三十頭以上に対して子牛生産農家に対して一万ということでしたが、この利用状況といいますか、導入状況、出荷状況はどうですか、これをお尋ね申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対する答弁は畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  まず、優良牛の保留報償事業についての進捗状況でございます。ことしの四月から六月まで導入分が十六頭ございました、そして十六頭分については、七月に交付をいたしたところでございます。内容は、優等賞が一頭、一等賞が十五頭でございます。ちなみに七月以降のせりにつきましては、七月に六頭、それから八月は毎年ございませんので、九月が四頭ということで、現在十頭がその後導入されております。すべてで二十六頭ということで現在なっているところでございます。


 それから子牛生産担い手対策事業についてでございますが、この事業につきましては、ことしの四月から来年の三月までの一年間の実績により交付したいというふうに考えておりますけれども、対象者につきましては、要綱によりまして、おおむね三十頭以上の子牛を出荷した農家ということになっております。三十頭ということでおおむねをつけまして約八割で一応考えておりますので、二十四頭を規準に持ちたいというふうに考えております。それを超えたものに対して、予算の範囲内で交付するということになりますので、例えば二十五頭の方は一頭分が交付されるということになります。三十頭の方はちなみに六頭ということになりますので、御理解いただきたいというふうに思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  この事業は大変優秀な系統の子牛を親牛として、えびの市に置くということで、牛のえびのの銘柄、産地確立を図るために大変いいことですが、ここでは新規事業として優良牛保留報償金を見ると、二百四十九万でしたね、この範囲内で、今どのくらい、わかりますね、これはまたそれぞれせり市も八月はなかったわけですが、来年三月までには、それぞれえびの市の子牛も西諸家畜連主催の品評会に出ると思いますので、積極的な取り組みをお願い申し上げまして、状況がわかりました。


 続きまして、飼料稲ワラ等の粗飼料の安定的確保と供給の状況ということですが、口蹄疫が中国、ロシア、大変向こうの方にも今蔓延して、今日本に来る家畜農家の粗飼料の稲ワラは輸入がストップしているようでございますが、畜産農家としては、この粗飼料が、いろいろ牛は反すう動物であり、第二胃から後、そしょくして粗繊維を戻す作用があって、二度噛みをするわけですが、これをいろいろ工業的にたわしみたいなグラスファイバーでこれを押し込んで、押し込むときは小さいようですが、そうすると唾液を含んで中では大きく膨らんで粗飼料がわりになるというようなことも前からやっておりますが、なかなかこれがやはり自然体でないものですから、思うように行かずに肥育等をされている方は、粗飼料としては稲ワラは一番いいと。耕畜連携でそういう契約をされているところもありますが、この水田減反にカウントされる飼料用稲ワラ、この栽培状況をお尋ね申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  飼料用の稲ワラ等の現状ということでございました。これの推進につきましては、具体的には耕畜連携堆肥料促進事業によりまして、堆肥と稲ワラを交換することを推進しております。平成十六年度の実績でいきますと、一〇二ヘクタールがその対象になっているようでございます。


 状況といたしましては、繁殖農家におきましては、比較的市内の稲ワラの有効利用がなされておりますけれども、大規模の飼育農家等につきましては、安定的な供給の問題、それから保管場所の問題等もありまして、海外の購入粗飼料に頼っているのが現状でございます。今後稲の栽培も農地の集積等で規模が拡大されるものと思いますので、有効利用ができるものということで今後推進してまいりたいというふうに思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  なかなか耕畜連携の中でも協力いただける農家もあるわけですけど、ほとんどはもう収穫と同時にカッターですき込むのも多いわけですが、畜産の振興のためにはこの事業の取り組みを一層望むところでございます。


 また、間伐材等によるチップ、おがくずですか、そういうのやら、竹を繊維分として供給するようなのも報道されておりますが、この分野もできたら、有効活用できたら、今後の課題として取り組みをお願いしておきます。


 次に、果樹栽培でございますが、今、秋の味覚ということで、それぞれ新聞紙上やらテレビ報道でも小林地域を初めとして、観光ナシ園とか、ブドウ狩りとか、それぞれあるようですが、えびのも台風等の自然災害には壊滅的な影響を受けるわけですけど、普及所あたりでは、新しいブドウの品種も開発されて、この西諸あたりに指導されているようですが、えびのもそれぞれ果樹振興が行政指導等がちょっと弱いんじゃないかと思うんですよね。このことについて、指導と栽培状況ということでお尋ねいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  果樹の栽培状況についてでございますけれども、現在把握しておりますのがブドウが六ヘクタール、クリが二八ヘクタール、ナシが四ヘクタール、ブルーベリーが〇・五ヘクタールということになっているようです。カキについては栽培面積がないようでございます。指導体制につきましては、御存じのとおり、市、農協等も専門的な技術員がいないため、改良普及センターを中心に専門技術員を中心とした指導がなされているのが現状でございます。果樹等につきましては、台風等も非常に問題があるわけでございますけれども、消費者の方からはやはり果樹のものも必要だというような内容の話もありますので、推進してまいりたいというふうに考えておるところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  小林市は、JA管内じゃなくして、小林市だけでも、ブドウ、ナシ、もちろんここは先進地ですので、新植は去年一〇ヘクタールくらいあったようですが、えびのもこれを見て少ないわけですが、えびの市も果樹振興会というのがあるわけですので、本来ならえびのも果樹の専門職員を設置して、配置して普及・指導を普及所と一体となって、また市内のJA、民間業者とも連携をとってするべきと思いますけど、この分野について市長、須木村あたりもクリもですけど、ユズ等も出荷されているようですので、えびのも面積的には小林より広いわけですよね、面積というか全体的な。この取り組みについて、市長、もうちょっと推進をするべきと思いますけど、どうでしょう。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 果樹の栽培につきましては、担当課とも十分検討いたしまして、そして果樹栽培の規模の農家の皆様方ともいろいろ話をしながら、栽培の方向に向けて指導をしていきます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  今、市長の答弁の中で今後普及してみたいということですので、それぞれグリーンツーリズムもこれからますます活発にしていかなくてはならないわけですので、この検討が新植に対しての実りになりますように、希望を申し上げまして次に移らせていただきます。


 国の進める原木シイタケ再生プランという通告でございましたが、今回、地球温暖化防止のためにそういう山林の手入れ、特に原木シイタケのクヌギの新植等は、京都議定書の日本が温暖化防止のためのCO2六%の中で、森林の持つ役割が三・九%でしたか、このような中で国が進めていると思いますけど、シイタケにも菌性とこの原木シイタケがあるわけですね。特にえびの市も市有林の中には原木シイタケを植栽されていて、今回もまた払い下げの回覧文書も回っておりましたが、この原木シイタケ再生プランというこの事業、県あたりも環境森林部ですか、そういう形で環境に配慮した県の部署の新設もなされているようですので、この原木シイタケ栽培を各希望者にとっては、もうちょっとこれを推進するべきだと思っておりますけど、どうでしょうか、このことについてお尋ね申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  原木シイタケについてでございますけれども、原木シイタケについては、議員御指摘のとおり、原木と菌性栽培ということで、シイタケ栽培については、大きく分かれておるようでございます。最近自然を生かした栽培、また外国産の残留農薬などの問題もありまして、消費者からは食の安全をもとに原木シイタケの要望が強まっているようでございます。林野庁も中山間地域の活性化と安心な食品の提供の観点から、原木シイタケ再生プランを推進することになったようでございます。当市でも原木シイタケに欠かせないクヌギがえびの地震以後多く植林されておりますので、この活用に取り組んでいるところでございます。販売につきましては、地理的、気象的条件を生かし、原木シイタケ栽培につきましても、試験栽培や講習会等を開催しまして、推進を図っているところでございます。ちなみに白鳥の下湯には、市で試験栽培を今、行っておりますけれども、観光の面からも若干見ていただいているような状況もございます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  国も、新しいこのような環境のものと交えた中で、国の地産地消、そういう安心できる食料の生産、そしてまた、自給率の四五%でしたか、目標に新しい事業を進めているわけですので、えびの市においても、国・県が進める新規事業については、それぞれ見落としのないようにしていただいて、勉強していただいて、そしてそういう国・県補助の中でこういうソフト事業は取り組んでいただきたいことを要望申し上げます。


 アバンダント白鳥郷土の森の通告でございますが、これは私も林活の市議会議員の林活会長としての、平成十六年度中も現地調査をいたしたわけでございましたが、今回、林業審議会ですか、ここに市長の方からこのアバンダント白鳥の原生林八六ヘクタールを三十年間契約で借りているわけですが、もう既に五年たとうとしております。ここをどのようにして開発といいますか、原生林のそういうすばらしい巨木が三メートル回りの幹直径のいろんなナラ、カブ、シイとか桜というのが二百六十本くらいあるわけですが、ここもそれぞれえびの市の市民の皆さん方、そして市外の人、教育の森とか、またいやしの森とか、そういう自然との触れ合いの中でここも活用していただきたいわけですが、ここの調査をどのように開発といいますか、生かすかということで、十四年度調査のとき、希少動物の猛禽類がいるということで、この調査でちょっと手間取って、このことで今、結論も出たわけですが、林業審議会の答申の中に、ここは今回市長の方に出たと思うんですけれども、今後どのようにここは郷土の森を活用されまして、全国に誇れる、これは自然森林であって、えびの市のこれは本当に全国に誇れる原生林の宝と思うんですよね、このことについて、市長、今後の取り組みをお尋ね申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 白鳥の郷土の森についてでございますが、平成十三年三月、保存協定を締結して巨木調査と希少動植物の調査を実施し、市民等へ解放に向けて作業を進めております。私自身、ことしの七月二十日に担当課職員とともに現地調査を行い、改めてこの森の希少価値を体験いたしたところでございます。この森に行ってみまして、非常に大きな巨木があります。これを多くの人に見ていただかなければこの価値もわからないなと。しかし、たくさんの方々がこの森に踏み込んでしまえば台なしになっても大変だがなというふうに考えたところでございます。


 この森の整備につきましては、本年度中に保護条例を制定しまして、平成十八年度に整備計画の調査を行い、平成十九年度より遊歩道の整備を計画しているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  そのような希少動物がいるということで、ここもちょっと時間がかかったわけですけれども、これはぜひ市民の森としての活用を、それぞれここは今まで行政、議会、市民の皆さん方と、三回でしたか、調査も縦走もいたしました本当にすばらしいところでございますので、二十一世紀に誇れる環境の地として、この前子ども議会もありましたが、そういうえびの市の子どもの皆さん方、児童の皆さん方にも自然の中での触れ合いの教育を早くできるように、十九年度からということでございますので、理解をいたしました。


 続きまして、竹サミットということです。今回大分県の別府では四十六回全国の竹の大会ということで二回目ということでございますが、えびのも全国に誇れる竹林面積があり、大河平も竹林の一つのそういうきばっど村の地域活性化も興しているところでもあるわけですが、大河平が七六ヘクタールでしたか、えびので竹サミットをぜひ開催できないかというような市民の声でもございますが、これにはそれぞれの開催地となれば、予算も大きな資金もかかると思いますけれども、このことについて、それぞれ開催するとなると、参加する一つの全日本竹産業連合会というところですが、ここに加盟していなくてはいけないということですが、ここの状況と、今回九月末日で参加申込が締め切りということでしたが、えびの市での参加は、担当課当たりの出席はどのように考えておられるのか、そのことについてお尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 竹サミットについてでございますが、ことしの十一月におっしゃいますように、大分で第四十六回全国サミットが開催されます。今のところ、市からの出席は考えておりませんが、大会の資料等を取り寄せて、活動内容を把握したいと考えています。


 なお、竹サミットの誘致につきましては、担当課で調査をしました結果、竹産業連合会の会員でなければ参画ができないようであります。ちなみに当えびの市は会員にはなっておりません。もう少し検討させていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  それぞれ、全国でどのくらいの自治体の会員があるのか、私も把握しておりませんけれども、これからのえびの市の竹林振興とか竹炭振興、そしてまたこの中には、タケノコ部会とか竹炭部会、竹製品、竹材を活用する部会というようなことがあるようですので、今回市も資料を取り寄せて今後の参考にしたいということですので、これはぜひ今回はそのような形でいたし方ないですけど、資料を取り寄せた中で勉強していただきたいと要望申し上げておきます。


 ちょっと飛びますけど、八幡公園北側に一望できる展望台設置と国道二二一号に通じる市内遊歩道の健康階段、このことについては、市長が三月入院しておられまして、私もちょっとこのことについて質問いたしましたが、市長職務代理者である助役さんの方に答弁いただきました。


 ここは八幡丘の一番北側の西の一番高いところに位置するわけですが、ここは非常に展望もいいし、市内が一望できる手軽な、そう多額の予算も伴わない、私は市民が喜んでいただけるすばらしい展望であり、そしてまた市有林の中を健康階段みたいなのをつくって、ここはもちろん保安林の防災工事もしてありますが、その外でございますので、市長も前、松形市長さんのとき、産業建設常任委員会で、ここは調査を一緒にした経緯もあったわけですが、ここは助役さんの方から市長にこのような要望があったとお聞きされていると思いますので、このことについては、建設効果といいますか、設置効果はどう考えておられるんですか、お尋ね申し上げます。(発言する者あり)


 そうですか、ではその展望台について、市長の考えを、三月議会での私の答弁もお聞きされていると思いますので、市長とされまして、ここにそういう観光名所、そしてまた健康的な登山といいますか、階段も踏まえた中で、市長の考えをお尋ね申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま、質問されました箇所につきましては、過去に私も行ったことがあります。大変見晴らしのいいところであるということは存じております。そこに行くまでには、地形は急傾斜でありまして、勾配がきつく、隣接には作業路がありますが、岩石が露出しており、安全のための防護対策を行っている箇所でもあります。せっかくの遊歩道設置の御提言でありますが、安全上支障があるものと考えます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  巨大岩石の防災工事をされたところの、一番南の端なんですよね、そこは市の市有林の中でありまして、もちろん行政が設置することになれば、いろいろ安全的な責任もありますので、簡単にはいかないと思いますけど、遊歩道設置として、そこら辺は安全な位置づけでできると思うんですよね。そこら辺を今後また市長としてはされて、所管課に、いろいろ畜産農林課とか、観光商工課、企画政策課にまたがると思いますけど、もう一回調査していただけんでしょうかね。私は市民が喜んで、そしてまた本当に予算的にも、そう多額な経費を伴わない事業として、これはいいことだということで私は提言をいたしているわけですけど、どうですか、再度調査の意思はないですかね。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま、質問のとおり、場所的には非常にいいところでありますが、その過程におきまして、急傾斜であったり、また大きな岩石が露出いたしております。まず、安心、安全でなければいけないというふうに考えておるところでもありますし、調査は担当課と一緒になりまして、幾つかの課に分かれるかもしれませんが、一緒になりまして、調査はいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮野重敏議員。


○十五番(宮野重敏君)  それでは、最後の質問になりましたが、このバイオマス発電という森林の不用材活用による森林バイオマス発電施設を市内に誘致、設置を建設できないかということで、通告いたしておりましたが、これは先ほど申しましたように京都議定書の発効によりまして、国も三・九%の森林吸収を確立するために、今まで石炭、石油に頼っておった化石燃料から、こういう不用木材等の活用によって発電をしたいということで、これは諫早市に第三号機が設置されたと聞いておりますが、これは地球温暖化防止のことでもあり、県も木材によるバイオマス発電を推奨しているわけですが、このことについては、市が誘致建設をしていただいて、木材関係に携わる人たちも今、大変木材が安くなって立法一万五千円しておった杉材等が、今七千円を切るという形で、もう採算に合わんと、そして山に行けば、曲がり材の優秀なこういうのも市場はとらんのかというぐらいの大変もったいない木材の切れ端もたくさんあります。ぜひこの取り組みをしていただきたいと思いますが、市長、どうでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 森林バイオマス発電施設の設置につきましては、関係者と何回か検討いたしておりますが、広域での設置でなければ、燃料となる木材の供給が困難と考えます。場合によっては、畜産の畜ふんの利用もできないものか、検討いたしましたが、現在畜ふんのバイオマス発電施設は高城町と川南町にあって、当市の大型畜産農家もその施設へ燃料として供給を行っております。


 今後も関係者と検討は重ねてまいりたいと考えますが、設置費用もさることながら、いかにしてどのような成分と形状を持った燃料としての価値ある木材を安定的に供給できるかが、かぎではないかと考えます。


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 一時五十六分


                    開議 午後 二時  十分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。次に四番、栗下軍治議員の発言を許します。栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  それでは、私の一般質問を行わせていただきます。


 まず最初に、行政改革市民アンケートの結果についてということでお願いをしているわけでございますけれども、このアンケートが昨年の暮れからことしの春にかけて、市民、そして職員のアンケートが実施されたということでございます。まだ私たちにはそのアンケートの結果の用紙をいただいていないんですけれども、これをいただけるものかどうかをお尋ねします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 行政改革市民アンケートは、議員の皆様方にもお配りいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  よろしくお願いを申し上げます。


 私は、新聞紙上で知ったもので、質問をさせていただくわけでございますけれども、市民の声を聞くということは、市長が進められております市民が主役のこの行政、これを推進する上では大変大事なことだと思います。七月の新聞紙上でそのアンケート結果を見たわけでございますけれども、その結果を市長はどのように受けとめていらっしゃるのか、お聞きをしておきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 行政改革市民アンケートは、昨年平成十六年十一月に満二十歳以上の市民六百名の方にお願いをいたしまして、三百三名の回収を得ました。行政改革についての初めての市民アンケートを実施したところでございましたが、その結果につきましては、市民の皆様の厳しい、そして貴重な御意見が伺えたと思っているところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  新聞には、行政改革の取り組みの評価で最も多かったのが「普通」で二五・六%、「まあまあよくやっている」「よくやっている」が一五・九%、「努力不足」「やや努力不足」「努力が足りない」というのが四一・二%というのがありましたけれども、このパーセント数字に対して、市長はどのように思われますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 市民アンケートでは、市の行政改革への取り組みについて、どのような印象を持っているかをお聞きいたしました項目で、回答者二百八十九人のうち、「普通」と答えた人が七十四人で、二五・六%を占め最も多かったのでございますが、全体から見ると「努力不足」の評価が多い結果となっております。すなわち「努力が足りない」「やや努力が足りない」が合わせて百十九人で四一・二%を占めております。「まあまあやっている」「よくやっている」の評価は合わせて四十六人の一五・九%、「分からない」も結構多くて、五十人の一七・三%でございました。


 こうした市民の評価を謙虚に受けとめ、今後なお一層の努力を尽くしていかなければならないと感じております。アンケートを実施したしました平成十六年度は、第三次行政改革大綱に基づき、四月に組織機構の改革を実施し、また保育所の民営化など、緊急財政改革推進計画に着手いたしました。引き続き、改革の手を緩めることなく、民間委託への取り組み、集中改革プラン、第四次行政改革大綱策定など、精力的に取り組んでいるところでございます。こうした取り組みについて、成果を出し、より市民の皆様に評価していただけるよう、職員一丸となって頑張ってまいりたいと考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  とにかく市民の声を聞くということを行われたということは、非常にいいことだったと私は思っております。この行財政改革を行うということは、非常に問題が大きくなったり、痛みが出たりするものでございますけれども、こういうものは、やはり短期で終わるということが肝要じゃなかろうかと。間違いが起こったらいかんとですけど、間違いなく、時間をかけないでやはり実行していくということが大事なことじゃないかと、このように思っているわけでございます。そして、この前、ことしの春だったですか、保育所の民営化をされましたけれども、途中でちょっといろいろとございましたが、結果的には、あれで終わって、そしてその結果がよかったということでございますから、ある一定の時間はごたごたがあってもめても、それを短期で終えて、そして宮?市長が目指される宮?市政、新しい宮?市政というのに早く着手をしていただきたい。それを市民は待っていると思うんですよ。


 昨日からも、一般質問の中で、行革とか、あるいはまた企業誘致とか、何かもたもたしたものがございますけれども、そういうものをやはりきれいに整理しながら、さっさと仕事をしていただきたいということを市長にお願いを申し上げたいと思っているわけでございます。市長、御所見はいかがでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 行政改革は、今までも、そしてこれからも不断に行っていかなくてはならないものと考えております。行政改革大綱に基づく取り組みに加え、地方分権改革の一層の進展の中で、簡素で効率的な行政を目指すことが急ピッチで問われておりまして、全国の全市町村が本年度中に集中改革プランの策定を行い、公開するようになっております。


 えびの市におきましては、とりわけさきの国の三位一体の改革に伴い、財政面での改革が緊急を要すると判断いたしまして、今回の集中改革プランを先取りした格好で、昨年三月にえびの市緊急財政改革推進計画を独自に策定し、御承知のように保育所の民営化を先頭に鋭意改革を推進いたしておるところでございます。


 おっしゃいますように、行政改革は痛みを伴うもので、決断、実行、短期で終えるように取り組むことが肝要でございます。緊急財政改革推進計画は、平成十六年度から平成十八年度までの三年間で、市財政の歳出構造改革を行うとするものでございまして、この改革をやり遂げた後には、新しい行政に着手できると考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  とにかくスピードを上げながら行政改革を行っていただきたいということをお願いいたします。


 それでは、ぷらいど21事業について御質問をいたします。財政が苦しい中にぷらいど21基金というものをつくって、市民に活気をつくり出していただこうということで計画をされました。それぞれの地域で今活動が始まっておりますけれども、市民は各グループがどのような活動をしているのか、また、その結果、あるいは成果がどうであったのかというのを、なかなか知る機会がないと、こういうふうに思うわけです。知ろうとする人はその集落に行ったり、そのグループのところに行ったりしたらわかるわけでございますけれども、私、提案でございますけれども、先般別府市で勉強させていただいたときに、ヒントを得たわけでございますが、より効果を上げるために、この資金を申請するグループ、審査するときなんか、市民を前にグループが取り組もうとする事業計画等を発表をしていただく、そうすることによってその発表会そのものが一つのイベントになると思うんですよね。一般市民も来ているだろうし、その資金をいただこうとするグループも来ているだろうし、そしてそうすることが多くの市民にその資金の使い方とか、そういうものが理解をされると同時に、そのほかの来ているグループも「ああいうこともあるのか、ああいうことをしたらいいんじゃないか」というようなヒントにもなると。いわゆるその活動内容がよくわかって、ヒントにもなって、よい方向にいろんな集落活動というのが向いていくんじゃないかと私は思っているわけでございますけれども、その付近について、何かお考えはございますか。


○議長(宮浦佳紀君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  ただいま、議員さんのおっしゃったような趣旨につきまして、私どももそうした場を設けたいという考えでおったわけでございますが、まずぷらいど21にはどういった団体が取り組まれていらっしゃるかということにつきましては、私どもの方でも出前講座を新たに設けたりいたしまして、そういった啓発の場面をつくりたいと思っておったところでございますが、最も活動される団体の方々の直接的なそういう発表の場というのがより必要だという視点で考えていたところでございます。


 ただ、ぷらいど21だけの関係者だけの場でなくて、今議会に補正予算でえびの市元気なまちづくり市民会議補助金をお願いしておりますけれども、その市民会議の活動の中で、元気なまちづくり推進交流大会の開催という計画がございますが、この中で講演会のほか、市民の方々のさまざまな元気なまちづくり活動の発表の場を設定いただく計画でございます。


 こうした中で、ぷらいど21事業の活動内容もどんどん発表していただけたらと考えております。この元気なまちづくり市民会議には、市内のほとんどの団体を網羅した形で入っていただいておりますので、そうした意味では、より市民の方々へのPRというのもできるのではないかと思っております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  せっかくの市民のお金を使うわけでございますから、できるだけ効果の上がる方向で、そういう事業を組み立てていっていただきたいと思います。


 別府市では、別府市でも杉乃井ホテルですか、あれが一応閉鎖、倒産という形になりまして、やはり厳しいんじゃないという形で考えていましたけれども、非常に活気があった。その中には、やはりまちの人たち、市民がそういう活気をつくり出していくというのを、自分たちは見させていただきました。あそこのまちづくり支援事業というのは、大体五百万円を市が計画をしまして、その事業の五分の四の補助で、最高三十万円という形でございました。えびの市は事業費の五〇%となっていますが、この二年間で何か感じていらっしゃること、見直したらいいというような点もございますか。


○議長(宮浦佳紀君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  この助成割合につきましては、これまでも審査会の中でいろいろ見直し等の御意見等も出まして、いろいろ議論をしてきたところでございますが、現在の私どもの結論といたしましては、ぷらいど21助成事業は、グループや地域、地区でのまちづくり活動を三年間の助成終了後も自主的に続けていただくことを前提に助成しておりますけれども、市の助成率を高くしますと、事業の目的である助成終了後の自主的なまちづくり活動の存続ができなくなるという懸念がされますことから、現時点では、現在の二分の一の規準でお願いしたいということにしております。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  別府市の方でもその付近を考慮して、最高額を三十万というのに決めたんじゃないかなというふうに私も思っているところでございます。そしてあそこの場合には、二人以上のグループであったらいいというようなことにもなっていたようでございます。とにかくそのようなことで、この資金が有効に使われることを御要望を申し上げておきます。


 それから、森林セラピー基地についてということで通告をいたしておりましたが、これは林野庁が制度化を目指して進めておりますこの森林セラピー基地、セラピーというのは療法という意味だそうですけれども、候補の自治体が全国ネットワーク会議を設立したというのを新聞で見ました。これは平成十七年六月十七日に設立をしたそうですけれども、宮崎県では日之影町、綾町が参加をしているそうでございます。全国で二十八自治体と三民間法人が参加をしているということでございます。えびの市には、このアバンダント白鳥、あるいはえびの高原、クルソン峡などがあるわけです。えびの市もこの森林セラピー基地という事業に手を挙げる考えがあるんですか。まずそれからお聞きをしていきたいと思います、市長。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 森林セラピー基地についてでございますが、森林セラピー基地につきましては、地域の環境資源や森林を生かして、中・長期的に滞在してもらって、健常者や心身に障害のある方が心身両面の医療によって心身をリラックス、リフレッシュさせることで、その年齢、性別を問わず広く普及しているものであります。なお、この関係分野につきましては、多岐にわたり森林のほか、観光、医療、福祉、教育など関係があるものでございます。


 森林セラピー基地に手を挙げる考えはないかとのことでございますが、現在のところ、北霧島森林療法研究会を中心に取り組みたいと考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  北霧島森林療法ですか、これはえびの市だけではないわけですね。(発言する者あり)わかりました。ということは、取り組みたいという意思でございますけれども、市はいやしというのをキャッチフレーズにしておりますけれども、いやしということになれば、このセラピーというのは、非常にマッチした取り組みだと思っておるわけです。とにかくこういうことは先に手を挙げて、先に名乗りを上げるということが、全国にPR効果があるというふうにも考えるわけでございますけれども、この全国ネットワーク会議というのがことしの六月に設立をされまして、今度十月の何日か全国サミットが長野県であるということのようでございますけれども、とにかくこれに参加して、そういういやし効果とか、勉強する、学習するという気持ちはないものかどうか、お聞きをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 全国のネットワーク会議の参画につきましては、現在西諸地区を中心といたしまして、県や市町村、民間団体等により、北霧島森林療法研究会を平成十七年四月九日に設立いたしております。全国段階までの参画には至っておりませんが、その活動計画につきましては、森林療法に適すると思われる森林情報を収集するとともに、現地調査を行う、二つ目に森林資源をランク分けし、活動実施箇所を選択する、三つ目に森林療法についてのモニターを募集することなどを上げ、今後の対策といたしましては、北霧島森林療法研究会を中心に対象となる箇所などを検討していく予定であります。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  いろいろな事業の取り組みというのがあるわけでございますけれども、こういうような全国的なものというのは、できるだけ早く取り組んでいった方が、いったそういうような地域がやはり名前が売れるというんですか、PR効果が出ると思いますから、ぜひこの北霧島のそのグループでもおくれないように取り組んでいっていただきたい。そして南九州のへそと言われている地域ですから、ここがある程度やはり有名になって、人がここに集まるくらいのそういう大きな構想でひとつお願いを申し上げたいと思います。


 次に、畑地かんがい事業について、お伺いいたします。この畑地かんがい事業というのは、この地域の最後のやはり大きな事業だろうと思いますけれども、一千億くらいの事業でございますから。この地域の農業振興に大きな役割を果たす最後の大事業であると思います。先日の質疑の中でも、畑かん事業と財政面で懸念されている部分もあるように、私は思いましたが、将来にわたりこの市の基幹産業である農業の振興を図るためには、この畑かん事業は、どうしても必要不可欠でございます。特に、水のない畑地帯に水が来ることにより、その地域の農業の形態と生活が大きくかわると思います。変化すると思います。活力ある農業経営と安定した生活がその農村地帯で営まれることによりまして、結果として、やはりスムーズな行政につながっているんじゃなかろうかと。金は要るんだけれども、金はかかるんだけれども、やはり投資というんですか、必要なものにやはり投資をしながら、この事業を進めていくということが大切なことではないでしょうか。


 当初の事業計画は平成八年から平成十九年までとなっていましたが、この総会等に行ってみますと、二十六年まで延びたということでございます。推進同意をとってから、長年が経過しますと、人や考え方がかわりまして、この施行同意を取りつける、そのことが非常に厳しくなります。


 もう今でも地域の農家の方々の中には、「まだあっとや」と、「畑かんなくなったんやねや」というような声も聞かれる状態であります。ですから、やはりこの推進同意をとるためのムードづくりとか、あるいは地権者への呼びかけ、そういうものはどうしても早くからやっていかんといかんと私は考えます。今この市役所の前付近には、人が集まるところには、ああいう看板がありますけれども、できましたらあれよりも小さくていいから、その集落、畑地、かんがい事業を行おうとするその地域の中に、ああいうような看板等を設置しながら呼びかけをしていくというふうなことも必要ではなかろうかと、このように思っているわけでございますけれども、その付近を市当局者はどのように思っておられますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま、議員さんが質問になりましたように、この畑かん事業は、事業が一番最初に計画されたのは平成八年であります。そして現在平成十七年でありますが、まだえびの市にはそれが進んできていないところでございます。さらにこれから延びまして、議員が質問されますように、平成二十六年まで延びておるところでございます。そのようなことを考えますときに、国営のかんがい配水事業の完成が平成二十六年に延びまして、施工同意などへの心配が懸念されておりますが、市では農業収益の向上を目指し、事業推進に取り組む決意であります。先日この件につきまして、JA代表、理事、組合長及びえびの市農業委員会会長などともお会いいたしまして、営農指導などの御協力などをお願いいたしたところでございます。今後はやってよかったと言えるように頑張って事業を推進していくつもりでございます。


 詳細につきましては、農村整備課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  お答えいたします。


 先ほど議員の方から市役所の一階、正面玄関から入ったところの左側のところに大きな看板がございます。それとは別に、事業箇所というんですか、そういうところについて小さな看板でも立てたらいいんじゃないかという御提案をいただきました。本当にありがたいと思っております。今後はそういう形のものを検討したいと思っております。


 先ほど、市長が申しましたように、西諸畑かん事業につきましては、もう議員さんも御存じのように、二市二町にまたがる農地及び水田、四一五〇ヘクタールを対象に新規の水源として大淀川水系の岩瀬川上流の方にダムを築造し、幹線水路及び支線水路等により各ファームポンド、尾八重野等にもございます、そういう形のものに導入後、各地区の末端まで配水をいたし、スプリンクラー等による新しい畑作の計画を行う予定でございます。


 先ほどおっしゃいましたように、えびの市畑地かんがいにつきましては、今まで水田の補助というのが優先というんですか、まずはそういう形のものでしてまいりましたので、今後は畑地かんがいの方を計画をしております。


 本同意につきましては、おっしゃいましたように、平成八年にとっておりまして、これは市内九地区六三〇ヘクタールで九五・二%でございました。また関連事業といたしまして、未整備地区の区画整理、農地保全、農道整備等を県営事業等で一体的に実施し、営農の改善、合理化を図って近代的な営農を目指すことを目的としております。私たちの方でも課内会議、関係各課の会議、それと庁議メンバー等による会議等を行いまして、市としての事業推進の意思統一を図り、最終的には先ほど市長が申しましたように、JAの組合長及び農業委員会の会長、それと議会の議長、そういう形のものと市長とのトップ会談等を行いまして、相互の協力体制もとったところでございます。


 今後は、その下部組織といったらあれですけど、関係各課との会議等を開催いたしまして、畑作の営農推進のためにJAの専門部会とか農業改良普及所、そちらを交えまして、営農指導や水需要による畑作の新しい農業経営への転換を進めていくつもりであります。また、内部的には、事業推進体制として、プロジェクト及び仮称でありますけれども、畑地の基盤対策室など、ハード面とソフト面の両方から将来のえびの市の農業の安定を図れるよう努力したいと思っております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  このような事業を行う場合、事業は金が準備できたらできるんですよ。しかし、私が心配するのは、施行同意が簡単にとれないということです。我々もほ場整備とかいろんなことをやってきましたけれども、これをやはりその直前になってすぐ一〇〇%とれるというものではないんですよ。その付近を長年、私は十年かかると思いますけれども、十年間くらい前からそういうムードをつくっていって、ずっと説得していきながらいかんと、これは金では買えんとですわ。だから、心配しているわけでございますけれども、この前のえびの市の畑地かんがい推進会議の予算を見てみて、ちょっとびっくりしたんですけれども、十六年度は三十五万だったのに、ことしは十五万ということに減らしてある。これを見て、全然今のところ眠っておこうという感じじゃないかなと。動かんというような感じじゃないかなと思ったものですから、きょうは質問をしているわけでございますけれども、こういうことではなくて、とにかくその地域の農家に対して畑かんはせないかんというような、そういうような呼びかけというのは、精力的にやっていくというような姿勢を見せていただきたい。市長、そこの付近はどう考えますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この畑かん事業につきましては、えびのの基幹産業は農業であります。農業の方々がもうかる農業をしていただくために、やらなければいけない事業であります。えびの市もこの畑かん事業につきましては、精いっぱい努力をしてまいります。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  市長の方からは、精いっぱい努力をするということでございますが、私はこの予算の面から見て、本当にただ言うだけなのだろうかなと。気概があるのかなということを感じているわけでございます。どうしても市長、頑張ってやっていただきたいと思います。


 では、次にまいりたいと思います。次は、農業用水路ということで、出しておりますけれども、これもやはり農業関係ですが、このえびの市内の、えびの市の水田農業を担っているのは、いわゆる用水路なんですよね。人間の体で言えば血管だと思います。その血管がどこかで詰まったり、流れなくなったりした場合には、その地域の農業というのは病気になるということになろうかと思います。ですから、基幹的な水路はどのくらいあるのだろうか。あるいは水田に沿った小さな水路というのはどのくらいあるのだろうかということを調べていらっしゃるだろうかということで、質問をしております。まず、そこから入っていきたいと思います。何キロくらいありますか、大体でいいですが。


○議長(宮浦佳紀君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  えびの市の農業用水路、これは大体どのくらいあるかという御質問でございました。


 十六年二月発刊で、ちょっと古いかもしれませんけれども、宮崎みどり図鑑という宮崎県農政部が出している資料によりますと、県内で一万二千キロメートル、この中には用水路と排水路も一緒に基幹的なもので入っております。用水路は五百六十七キロメートル、排水路が四百六十一キロメートルでございます。その中で、えびの市は市内では土水路を含めまして、全体で三百四十七キロあると思います。その中の用水路が二百二十キロメートル、排水路が百二十七キロメートルは、幹水路として県の方のデータでございます。あとの小水路につきましては、県内、市内のデータ等はないようでございます。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  私は、この問題を出したのは、農業新聞に用水路管理、行政支援の検討という項目で論説が載っていたものですから、これで初めて知ったんでございますが、この新聞の中では、全国的な農業用水路は受益面積一〇〇ヘクタール以上、百町歩ある農業用水路、基幹的な農業用水路ですけど、これが大体四万五千キロに及ぶと、しかし、ちょっとわからんなというあれで見ていたら、国道は五万四千キロになっている、一般国道が五万四千キロあるそうですけれども、鉄道が二万七千キロ、この鉄道の二万七千キロを上回る、いわゆる基幹的な水路があると。水田に沿って流れる小さいものを含めれば、全国の用水路の延長は四十万キロ、四十万キロというのは地球を十周するくらいの距離だそうです。これだけのいわゆる用水路というのを農家は守っていかなければ、日本の主食である米というのはつくれんとですよね。それを何十年も昔から、やはりお互いさまとか、人のため、奉仕、ボランティアですね、一反歩の人も、一町歩、二町歩、三町歩の人もみんな一人ずつは出なさいという形で管理してきたわけでございます。その付近が今、国、そして県、市が進めています水田農業、これは担い手というのを重点にやっておりますけれども、私は、この担い手は大切なことだと思います。とにかく耕作する人がいなくなるわけですから、その裏側にはこういうような仕事があるんだということです。これも知りながら、こういうような表の方の事業というのを推進していかなくては、集落の自治というのが崩壊をしていく心配があるんじゃないかと思います。ですから、今いろんな農業の何をやれ、かれをやれといういろんな質問がございますけれども、とにかく厳しい状態ですから、表も裏も見ながら、取り組んでいっていただきたい。私はそういうふうに思っているわけです。


 こういうふうな大規模の法人とか、あるいは大規模の稲作農家、そういうのをつくれば、集落の人たちというのは、だんだん水路関係に係る人が少なくなるわけですから、私がちょっとこの前、九月七日の新聞で見たのはちょっと明るいニュースだったんですけれども、これでは農林水産省はそういうものを守るために資源保全施策として、平成十七年から新たな支援に乗り出すというような記事もありましたので、やはりそういうものを水田地帯であるえびの市も農政の中で、やはりいち早く取り入れながら、何か手だてをしていっていただきたい、こういうふうに申し上げたいと思うわけでございます。


 というのは、先般土地改良協会の問題がございましたね。市長は、約二百万円というのを削るという形での問題がございましたけれども、こういうようなことをよく調べて、考えてこの農業問題というものに取り組んでいただきたい。私は、例えば米の問題、これには五万円と書いておりますけれども、この前秋田県の寺田知事は、所得はもう四万円を切ったと言われるんですよ。非常に厳しい状態、しかし、えびの市の農家というのは、とにかく米づくりというものになれば、そういうものは度外視にして取り組んでおりますから、ひとつ市長、この二百万円の問題も、また前向きに考え直していただけないでしょうか、市長の御見解をお願いします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 御指摘の補助金につきましては、過去多額の補助金を交付いたしております。事業費は、そのほとんどが人件費であり、多いときで事業費の約七五%を補助いたしておりました。特に、平成六年度から一挙に市の補助金がはね上がっておりますが、人件費の改正と同時に、その不足分をさらに補てんしたものであります。各種団体の運営は、基本的には、自主自立が基本でありますので、給与体系等もその団体の体力、他市町村の同職種の状況などを分析のもとに改正されるべきものと考えております。補助金の支出そのものは、政策的に決定されますが、その場合におきまして、公益上必要であるとの決定が考慮要素とされた事項に照らして客観的合理性を有するとき、地方自治法第二百三十二条の二項の規程違反でないということでありまして、全くの自由裁量行為ではなく、客観的に公益上の必要性が認めなければならないこと、そして支出の必要性や正当性の根拠を客観的な資料やデータに基づいて、的確に示すことができるものであると思慮いたします。


 御承知のとおり、地方自治体の補助金の交付をめぐってその適法性について論議されており、特に現在の厳しい財政危機の中では、安易に補助金を支出していないかどうか問われる状況にあります。したがいまして、えびの市の置かれた社会的、財政的状況や、他の行政政策との関連性等を総合的に考慮して判断したものでありまして、財政健全化の取り組みの中で、市の単独補助金の整理、見直しをしているところであります。


 御理解を賜りたいと思いますが、市の基幹産業の農業ということを考えますときに、いま一度再考はいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  ありがとうございます。ひとつよろしくお願いをいたします。再考するということですので。


 次に、企業誘致についてということでお願いをしておきました。今まで先輩議員がこの問題で非常に論議をしておられますけれども、私もこの項目を出してみましたので、きょう聞いておりますと、大体同じようなことだなという気持ちがしております。とにかく、市長は「市民に対して働く場をつくります」、「企業誘致に努力します」と言ってそれに努力をされています。いるんですけれども、その八〇%、九〇%恐らく努力はされているんだけれども、もう少しその中の何パーセントというものがもうちょっとこうしたらいいんじゃないかという部分があるんじゃないかと思います。そういうことで私も見ていて、そういう節を感じましたので、ここにこうして出しているわけでありますが、企業というのは、企業が市に来るということは、市民にとにかく害を与えない、そして市民が喜んで働ける場を提供する、そういうものであったら、小さなベンチャー企業でも何でもいいんじゃないかと思うんですよ。とにかく大手の企業だけが来るというものではなくて、末端の小さな仕事をするものであってもいいんじゃないかと、そういう、とにかく市民が働く場を数多くつくるということによって、ここに定住する人がふえるということにもつながるわけでございますから、そういうことでお願いをしたいと思います。


 私は、ちょっと思うところは、昨年よりえびの市を中心にニンニクや野菜を生産するという会社が霧島の方に来ているわけでありますが、この会社は昨年から事業を始めています。昨年は十二町歩ぐらいでニンニクを作っていましたが、ことしは四十町歩するという計画でございます。四十町歩ということになりますと、市民に対しての、いわゆる労賃として支払われる金額というのが最低八千万になるということになりますが、冬場の仕事としては、非常に末端のいわゆるシルバーとか、あるいは末端の市民は喜んで働く場を確保できるというふうに思うわけですよね。


 そういうのが来ているのに、どうも市の方の動きが鈍いんじゃないかというのを感じます。ということはどういうことだろうかなと思っているんですけど、本当に市長、あの企業、市長も何回か話をしているんですけれども、誘致する気持ちがあるんですか。来てもらうという、その辺から聞いてみたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 議員さんがおっしゃるのは、健康家族のことと思いますが、この中に、というと失礼ですけれども、夢というのがあるようでありまして、そこの責任者という人でしょうか、いろいろおみえになりまして話をされたようでございます。市といたしましては、正直言いまして、精力的に誠意を持って交渉はいたしております。私もこの健康家族につきましては、鹿児島の本社の方にお伺いいたしまして、社長と専務さんとお会いいたしまして、話もしてきました。


 ですから、ぜひえびのに来ていただいて、そしてえびの市の農家所得を上げるためにしていただきたいのでございますが、別な方からもまた話がいろいろ、同じ系統が来まして、いろいろえびの市の市有地を払い下げてほしいというようなことでございまして、払い下げることは払い下げるんですが、相手の方から非常に安い、破格な値段を提示されたりいたしまして、大変こちらの方が困るような、そして市民に対しても申しわけないような価格を提示されるものですから、その点について、ある程度話が鈍っておるところがあるかもしれませんが、相手が示された価格ではできませんということは担当課の方にも指示はいたしておるところであります。市民の財産をそのような破格の安い値段で売却することはできないということで、指示してあるところであります。


 えびのに来ていただいて、えびので働く場所を提供し、そして農家所得を上げていただくことに対しては、大賛成でありますので、ぜひ来ていただきたいというようなことで、話はいたしております。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  来てもらいたいという気持ちはあるけれども、市有地の払い下げの問題でちょっとぐあいが悪いということのようでございますが、あれは恐らく私の感じでは、とにかく出だしであって、まだ交渉に入っていないわけでしょう、その価格の交渉というのには。そこまで早く、そこまでの時間がものすごく長いんですよ、市の取り組みというのが。売れんのだったら売れんという形で、きちっとそこで出したらいいわけやけど、交渉の段階までなかなか時間がかかっていかんもんで、私はそこを言っているんです。そういうような、いわゆる行政の手続とか取り組みがちょっと遅いんじゃないかというところが気にかかっているわけです。


 実は、この情報では、小林市の市長はその企業にどうしても誘致企業にするから、小林でやってくれというアプローチをかけていると聞いています。これは恐らく五、六年、あるいは十年後にはこの企業は来てよかったとか、あるいは悪かったという結果というのが出るわけでございますけれども、やはりここで誤った判断をされないような取り組みをしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。市長、積極的にひとつ取り入れるように取り組んでいただけないでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今までもこの企業に対しまして、対応を悪くしたようなこと、そしてまた話が進んでいかないようなことは、一切申し上げておりません。ただ、えびの市の市有林の土地の払い下げが申請をされておるようであります。そしてその価格につきましては、先ほども申し上げましたように、破格の安い値段でありますので、それではできないぞと、市民の皆さんの財産であるからというようなことで、時下相場ならば決して反対するようなことも毛頭ありませんし、なお、えびの市の基幹産業は農業でありますから、その農業の一端を担う健康家族でありますから、ぜひおいでくださいということは話しております。


 担当課もそのつもりでやっていると思いますが、とにかく今期定例会中でも、一回は先ほどもいろいろ話が出ましたように、電話でも相手の企業に対しまして、アプローチをいたします。とにかくえびの市が積極的にやらないのではないかということは、誤解なさらないようにしていただきたい。とにかくやりなさいということは既に指示がしてありますので、そのつもりで前向きに頑張ってまいりますので、そのおつもりで今後も対応してまいりますので、そのようにお考えいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  この企業誘致でとにかく私の言いたいのは、行政、あるいは市長、職員の方々が一生懸命頑張っているというのはわかっているんですけれども、しかし、例えば商売に例えた場合に、店にいて商売をする売り方、そして出ていって商売をする売り方というのがあるんですよね。やはりこの場合、企業誘致というのは、ここに座っていて待ってたんじゃ、いい企業、よほどえびの市に来たい企業でなかったら来ないと思うんですよ。だから、予算の方もまだ全然、旅費の方も使っていないようでございましたから、やはり組んであるんだったら、思い切ってどんどん出ていって、えびの市の市民のために働く場を確保できるような職場をつくられることを御要望申し上げまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(宮浦佳紀君)  お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮浦佳紀君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、二十日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 三時二十三分