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宮崎県 えびの市

平成17年 9月定例会(第 4号 9月15日) 一般質問




平成17年 9月定例会(第 4号 9月15日) 一般質問





 
                       平成十七年九月十五日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出 席 議 員(十九名)


     一番   宮 浦 佳 紀  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   宮 崎 和 宏  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   中 間 從 郎  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   宮 野 重 敏  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   外 園 三千男  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   栗 下 政 雄  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    十九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   今 村 隆 一 君    議事運営係   西 峯 由 美 君


  議事運営係長  門 田 美 利 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君   財産管理課長   中 武 正 道 君


  助   役   冨 岡   務 君   福祉事務所長   木 村 政 一 君


  収 入 役   宮久保 辰 二 君   健康生活課長   西 田   健 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君   環境業務課長   下別府 敏 則 君


  総務課長    山 下 寿 男 君   観光商工課長   平 野 浩 二 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君   税務課長     藤 嶋   勉 君


  財政課長    栢 木 美代子 君   戸籍保険課長   浜 松 政 弘 君


  建設課長    新屋敷   久 君   給食センター所長 堀 川 純 一 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君   老人ホーム施設長 赤 崎 正 史 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君   市民図書館    森 田 郷 子 君


  学校教育課長  坂 本 謙太郎 君


  社会教育課長  白 坂 良 二 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮浦佳紀君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第四号によって進めます。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 今期定例会の一般質問発言順位につきましては、お手元に一般質問通告一覧を配付いたしておきましたから御了承願います。


 本日は有馬正雪議員、蕨南善之議員、溝辺一男議員の三人を予定いたしております。


 まず、十八番有馬正雪議員の発言を許します。有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  議長より発言の許可をいただきました。今期定例会のトップバッターを承りまして一般質問ができ得ますことを大変うれしく光栄に存じているところであります。


 質問に先立ちまして、一言申し上げたいと思います。


 まず、台風十四号の被害を受けられました方々に、心からお見舞いを申し上げる次第であります。この台風につきましては、市役所の職員の皆さん方が危機管理のもとに日夜を分かたず御協力いただきまして、素早く対応していただきましたことにつきまして、深甚の敬意を表する次第であります。本当にありがとうございました。


 それでは質問に入りますが、行政改革をどう進めるかの項目について、四点ほど出しておりますが、この件につきましては、項目の中身はこの順番どおりいきません。すべて有機的につながっておりますので、そういうふうに御了解をいただきたいと思っております。


 まず、職員数の問題についてでございますが、えびの市は宮崎県の九市の中で一番職員数が多いと言われておりますが、判断の基準といわれております市民一千人当たりの職員の数、それから職員一人当たりの市民数をまずお示しをいただきたいと思います。これにつきましては、資料要求いたしておりましたので、資料をいただきました。


 まず、市長はこの資料を見られて、どのような所見をお持ちでしょうか、お伺いいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 えびの市の職員数を見ますときに、宮崎県九市の中でも多い方であるようであります。これから行政改革を行うことによりまして、先進地に近づけていきたいというふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  いただきました資料で、私なりに分析をしてみたんですが、まず、これ住基人口一千人当たりの職員の数で表示してありますが、えびの市は一五・四五人ですね。都城は七・四九、小林が一二・〇五人というふうになっているわけであります。(発言する者あり)


 そうですね。小林が一二・二九人、はいはい。


 このまず都城との対比でございます。住基人口一千人当たりの職員数はえびの市は十五名、都城市はわずか七・五人、えびの市の半分の職員で千人の市民を受け持つことになるわけですね。逆に言えば、えびの市は都城市の二倍の職員で千名の市民を受け持っているということになるわけであります。


 次に職員一人当たりの市民数は、えびの市の六十五人に対し都城は百三十三名であります。都城市の職員一人当たりの市民数は、えびの市職員の二・二倍の市民を受け持つことになるわけであります。


 市長はこのことをどう認識されていらっしゃいますか、お伺いをいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、議員さんが質問されますように、えびの市は都城、小林に例えましても、職員数が多いようであります。どこの役所でも基本的な仕事をするのは一緒ではなかろうかというふうに考えておるところでもあります。ですから、これからえびの市も先進地に近づけるような努力を今後やってまいりたいというふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  こういった数字が出ておりまして、これは数字は感情を持たないストレートに厳しい現実を映し出すわけでありますから、これを参考にしましていろいろ考えてみたわけでありますが、このことがどういうふうに財政面に影響しているのかということを分析をしていたわけでありますが、これは平成十六年の決算カード、これは監査室からいただいた分で見たわけでありますが、予算に占める人件費の割合、これは二七・一%になっておるわけであります、人件費が。三十億一千九百万円、大変驚くような数字になっているわけであります。


 これはまず全体のいわゆる全国の類似団体十一の市があるわけでありますが、これは近くは阿久根市、大分の臼杵市、後は和歌山、長野、山形、岩手というふうに飛んでおりますが、十一の市がえびの市と類似する団体であるというふうに言われているわけであります。これと対比してみますと、大体えびの市の状況というのがよくわかるわけであります。これ、対比してみました。


 類似団体は平均を出して、十一の団体の平均が出ておりますが、これにえびの市の状況はどうなっているかといいますと、人件費、今申し上げましたが、類似団体は一人当たりですが九万九千八百八十二円、えびの市は十一万五千三百十九円になっているわけであります。もう明らかに人員が多いということは、ストレートにこういうふうに出てきているわけであります。


 そしてこれがどういうふうに影響してくるかというと、投資経費ですね、建設的な投資に当たるこの経費が、類似団体は十一万七百八円、一人当たり。えびの市は五万二千円というわずかな額になっております。これをトータルしますと、大体五万二千円の差がありますから、十二億四千八百万円のいわゆる少ない投資経費になっているということが現実の問題として出てきているわけであります。


 逆に収入の方でありますが、歳入の方でありますが、市税はこの類似団体は十四・九%、七万八千八百八十四円が一人当たりの市税であります。えびの市は六万七千五百三十五円でありますから、この計算は大分差がつきまして、この税収の面でも大体二千七百万円ぐらいの差が生じているということになるわけであります。


 こういうふうに考えてまいりますと、どうしても職員数の問題を本当に考えていかなくてはならないということになるわけであります。情報化の時代は、この市民も敏感にそのことを悟っているわけでありまして、他市の状況から推察すれば、職員一人当たりの受け持つ市民数は都城市の半分だから、そういったことを含めて、九月の定例区長会で職員が多過ぎる、削減の提言があったと聞いてはいますが、このことについての真相を、市長、お聞かせいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、議員が質問されましたように、区長会でも職員数が多いのではないかというような意見が出ております。そのために、えびの市は保育所の民営化をお願いし、そして緊急財政推進計画をつくりまして、十六、十七、十八年度も職員採用をやらないと、退職者の補充はしないというようなことでやっておるところでもございます。


 これから、今、議員が質問されましたような形で、できるだけ先進地に早く近づけるような形に持っていきたいということは考えておるところでもあります。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  住基人口千人当たりの職員数、今、市長のそういった前向きな改革に向けての考え方には共鳴をするものであります。それで、いわゆる市民に対するサービスもこういうふうに職員が多ければ、えびの市は他市に比べて大分サービスもよいだろうというふうに受けとるのが常識でありますし、また、行政運営も効率的に推進されるだろうと、こう思うのが常識であるわけでありますが、私はなかなかこの改革は進まないという点で、疑問を持っているわけであります。


 このことを踏まえて、次の可燃・不燃ごみの収集の民間委託について質問をいたしたいと思います。


 本年度三月の議会で、溝辺議員の質問に、環境業務課長は、平成十六年からごみの細分化に伴い廃プラスチックが多くなり、月二回の収集を週一回にという市民の要望を含めて、十月ごろから民間に移行したいと、十八年度の計画を前倒しすると説明をされていらっしゃいますね。三月の議会であります。市民の要望にこたえる担当課の姿勢は私は高く評価したいんですが、溝辺議員もそういうふうに評価をしておりました。


 もちろん市長も施政方針でえびの市緊急財政改革推進計画により、平成十七年度早期に、可燃・不燃ごみの収集の市内全域民間委託を進めると述べられていらっしゃるわけですね。えびの市の環境問題を考えるときに、またえびの市の緊急財政改革推進のための一日でも早い実現を期待するのは市民だと思うんですよ。


 市長、なぜこんなにおくれているんですか。その原因について、施政方針と相反しているので、市長の説明責任があるというふうに私は考えます。具体的に市長の考えをお示しを願いたい。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現在、民間に委託しております真幸地区と加久藤地区の北部ブロックにえびの高原を含む飯野地区の南部及び加久藤地区の南部ブロック、加久藤地区の永山や中島、飯野地区の北部ブロックなど、市内を三ブロックでの民間委託を検討をしております。この三ブロックを二分割し、市内を六ブロックに再編する、可燃ごみの週二回収集、不燃ごみの月一回収集を民間に委託し、市民の皆さんから要望が多い廃プラスチックの週一回収集や、ごみの細分化に伴い多量に出されるようになった資源ごみの収集ブロックの変更を実施するため、いましばらくの時間をいただきたいと思っておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  すべてを掌握されていなければならない市長の答弁としては、ちょっとまずい、納得し得ないところもありますが、この議員の職責は具体的政策の最終決定と行財政運営への批判と監視であります。したがって議員は政策プランから推進のプロセスについて、このような異常と言える場合はチェックする義務があるわけであります。当然納得のいく説明を求めるわけでありますから、今の市長の説明では具体性がありません。したがって、具体的な答弁を求めていますから、職員団体との折衝の過程等については、担当課長に答弁を指示していただきたい。市長、よろしいでしょうか。


 環境業務課長は議会で、先ほど申し上げましたように、三月の議会で答弁をされております。そのとおりなぜ進めなかったのか、大変疑問に思うわけであります。その理由について真摯に議会答弁後の計画推進のプロセスを日時を入れて具体的に説明を求めたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しては、担当課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  下別府環境業務課長。


○環境業務課長(下別府敏則君)  御答弁いたします。


 まず日程等の、日程等というよりも経過でありますが、十七年四月に民間委託を含めた廃プラスチックの週一回収集に移行したいということで、庁内にありますごみ処理検討委員会、それと廃棄物減量等審議会、そういういろんな関係機関で、十七年四月からの移行に伴いまして、いろんな形でお願いをしてきております。


 しかし十七年度の早期ということで、おくれている理由でありますが、担当課においては市民の皆さんからの強い要望で、廃プラスチックの収集回数の見直しなど、民間委託への計画案を作成しておりますが、十八年度に民間委託する各部門と一緒に庁内協議を進めておりますので、十七年度実施というのがおくれている状況にあります。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  今の担当課の説明では解せないわけであります。ほかの部門も一緒にというその理由ですね。これはどこが、総務課でしょうかね。どういうところでそういう協議をされて、結論が出たんですか。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前 十時二十八分


                    開議 午前 十時 四十分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。下別府環境業務課長。


○環境業務課長(下別府敏則君)  民間委託に伴いますプロセスでありますが、環境業務課といたしましては、平成十七年七月六日に総務課に対して労働団体との交渉日程の設置をしてくださいということで、民間委託に伴います計画書案を提出し、総務課にお願いしたところであります。その後、十七年七月十三日には財政関係を含めた打ち合わせ等をいたしております。十七年八月十二日につきましても、総務課とのいろいろ打ち合わせを行ったところでありますが、最終的に十七年八月十六日の庁議におきまして、十七年度の民間委託が難しいという判断をしていただいたところであります。詳しい関係については担当課については総務課にそういう団体交渉等の設定のお願いをしたところでありますので、労働団体との関係については総務課の方にお願いをしたいというふうに思います。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  職員団体への提案までの経過について、総務課の方からお答えいたします。


 先ほど環境業務課長の方から説明がありました七月の六日に、職員団体への提案についての話があったところであります。その内容等につきまして、原課と調整する中で、提案の内容、提案理由等が非常に不備な面がありましたので、何回か差しかえる中で、再協議をお願いしながら、総務課としては最終的な判断の、これで提案できるという判断をしたのが八月三十一日ということになったところであります。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  下別府環境業務課長。


○環境業務課長(下別府敏則君)  先ほどの答弁の中で、労働団体と申し上げましたが、職員団体に訂正方をお願いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  答弁漏れがありましたので、申しわけありません。


 原課の方から、先ほど言いましたように、七月六日に総務課の方に交渉の関係の申し入れが来たところであります。それに基づきまして、総務課と環境業務課との間で調整する中で、最初、八月八日に十月から民間委託をしたいということで、職員団体の方に申し入れたところでありますけれど、現実的に八月八日、九月議会に現実的に日程等の関係で調整ができないというような状況がありまして、提案をすることができないような状況になりまして、再度、原課の方に見直しということで総務課の方から原課の方にお願いをして、八月十二日の会議ということになったところであります。以上であります。(発言する者あり)


 だから、八月八日に提案はしたところでありますけれど、日程等の関係で職員団体に対する提案ができないという状況が発生してきましたので、八月十二日に原課との調整に入って、再度の見直しということでお願いをしたところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  今のところですが、八月十二日に原課とまた調整されたんですか。総務課。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  先ほども申し上げましたように、八月八日に組合の方に提案したわけでありますけれど、その提案が成立いたしませんでしたので、八月十二日にそのことを受けて、原課と協議をしたところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  答弁を聞いていると、本当に納得でき得ませんね。


 まず、機構改革は機能していないと思うんですよ。何のための機構改革か、これは疑問視する声が大きく問われているわけであります。組織改革、市民への広報は、わかりやすく素早く効率的に対応ができる市役所を目指して、市民の目線に立った組織の改革を行いましたと、そうですよね。これは広報、市報にそういういわゆる改革に向けての機構改革に向けて、はっきりこういうふうに公表してあるわけですね。もう一体全体今の担当課長と総務課長の答弁ですが、こういうずるずるした、もうとにかくそれは職員団体との関係もあるでしょう。そういう状況ではとてもじゃないと思うんです。


 これは市長に申し上げますが、まず市長、施政方針で公約をするということは、議員は市民を代表して議会の場で質問をしておる、あなたは議会の場で答弁するということは、公に約束をするわけですから、議会での答弁は。そのとおり実行せにゃいかんのです。どんどんどんどん延びて、施政方針を立ててもそれが実行できない。もう私はおかしいと思う。なまぬるいことで、先ほど言いましたように、職員はいっぱいいる、よそよりも。都城の倍、市民に対してはいるわけですから、もう少しスピーディーにこの問題を解決していかにゃ、市民が困るじゃありませんか。


 廃プラスチックが出て困ると、月一回のやつを週に一回してくれというような要望を出しておるわけでありますから、担当課としてはそういうような、いわゆる改革を提案をしてきているわけですから、速やかに実行せにゃならん、そうでしょう。また担当課長は、総務課長も含めてですが、十分その意に対して、前向きに、スピーディーに解決していかなければ、これは市民がどういうふうに思うでしょうかね。


 繰り返して言いますが、職員は多過ぎるほどいる。そして機構改革をして、市民のために迅速に対応していくと言いながら、こういうこの状況というのは、もう本当に納得できません。


 これはこの答弁の中で、ここで一つお願いしておきますが、市役所の三階に自治労の文書が掲示されておりますね。あの内容は、職員団体と交渉に当たる担当課の対応が問われているわけであります。先ほど申し上げました議会答弁は公約だから、答弁どおりできない理由は明確にすべき責任があります。だからこの行財政改革推進について、こういうふうにやろうという計画を担当課が提案をして、市長が認めて、そして施政方針に出すということは、恐らく予算的な面も十分考慮に入れているわけでありますから、これが進まないという手はありません。


 だから私はもう口頭で聞いてもわかりにくいと思いますから、この緊急財政改革推進計画を出されて実行に移されたときから、自治労との関係は、職員団体との関係は、書類をもって、私のところにみんなに、これは資料要求をいたしたいと思います。そのときから、最初から、いわゆる財政計画をどういうふうに進めたかという、いわゆるその推進のプロセスを期日と内容と、それから自治労に対する、職員団体に対する交渉の経過、そういったものを一応この改革に沿ってやられた全部をひとつみんなに配付してもらいたいと。余りにもこれは大きな問題だと、これは市民は納得しませんよ。もうここで一々前にさかのぼって言うのは大変ですから、書類をもって、きょうまでの経過、内容についても議員の皆さん方にも配付していただきたいと、こう思います。


 ところで市長、市長は、市の行政の統括者として、指揮監督権が付与されているわけでありますね。えびの市の緊急財政改革推進計画を具現化するために、職員にどのような命令をされているのか。一連の課長の答弁では、市長の命令が末端に浸透していない。だからこういうことになっているわけであります。これも具体的に教えていただきたい。いつ、どこで、だれに、どの課にということです。指示したということを、これも後で文書でひとつこの件についてはいただきたいと思います。


 そして、地公法の中身を読むと、これ市長、いわゆる職員は服務の根本基準が守られているかということが、私はどうしても問題があると思うんです。まず地公法の三十条では、すべての職員は全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、かつ職務の遂行に当たっては、全力を挙げてこれに専念しなくてはならない。専念していますか、職員が。専念しておれば、こういうふうに時間がかかるはずはないと私は思うんです。


 そして三十五条では、職員は職務に専念する義務があるというふうになっておりますし、三十二条では法令及び上司の職務上の命令に従う義務があるということは、職員がそういうふうに義務づけられているわけであります。


 この辺はちょっと訂正します。法令等及び上司の職務上の命令に従う義務があるですね。そして三十五条では職務に専念する義務がある。


 こういう一連の職員の職務の根本基準というのに照らして、市長は今のえびの市の職員の状況をどういうふうに判断されますか。率直な御見解をお聞かせいただきたいと思います。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 議員が以前よりいろいろ職員数についても質問をされていらっしゃいます。職員も先進地の役所に比べまして、かなり多いということもわかっております。ですから、いろいろな仕事も迅速に、スピーディーにやらなければいけない。だから市民の皆さんがおみえになりましたならば、まず笑顔を絶やさず、親切に対応していただきたいということもいろいろ申し上げておるわけでございますけれども、とにかくそのようなことでありまして、今、議員が質問されましたことに対しまして、一口で言いますと、危機意識の欠如であるかなととらえておるところでもあります。(発言する者あり)


 具体的には、職員の意識改革も進みつつあると思っておりますが、自治体の運営は制度的に守られております。


 例えば、収支が赤字でも、翌年度歳入の繰り上げ充用という特例が法で規定されております。資金繰りもしかりであります。


 したがいまして。(発言する者あり)


 このようなことから、職員の意識改革も進まなければいけないと思っておるところでもあります。これから、さらに職員の意識改革のために指導をしてまいりたいと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  質問に対しての答弁、本当に納得のいかない点がありますが、後にもたくさんのあれが控えておりますので。


 その前に、先ほど、いわゆる文書をもって担当課としてやっていただくということ、やっていただきたいということを申し上げましたが、それは市長の方からひとつきちんと命令をしていただきたいと思いますが、どうですか。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 議員の質問につきましては、記録にある分は全部出させます。たまに口頭で指示しておるときもありますので、その分につきましては、いつ、何日ということが記録に残っていない分もありますので、全部出すことができませんけれども、記録にある分は全部提出させます。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  これは市長、口頭で指示しておるときもあるということですが、期日も欲しいんですが、できなければ口頭で言った内容ですね、そういったものも含めてお願い申し上げておきたいと思います。


 小泉総理が改革をとめるなということで圧倒的な自民党支持を受けて選挙で大勝しました。えびの市もまさに改革をとめたら、えびの市の明日があるだろうかと。これはもういわゆる非合併を宣言しているわけでありますから、先ほど申し上げました財政の状況等を十分考えてみますと、本当に改革なくしてえびの市の明日はないと、そういう状況下にあるわけであります。


 だから本件のこの問題について、おくれの原因を徹底分析して、職員のやる気を喚起しなくては改革はできませんよね。そういうことでございますから、市長が職務権限として指揮命令、指導の役割を果たしていかなならんわけでありますから、ひとつそういったことで市長の踏ん張りを期待をいたして、次に入りたいと思います。


 えびの市の公の施設にかかわる指定についてでありますが、このことにつきましては、通告をいたしておりましたが、村岡議員の方の資料要求を見させていただきました。この資料で内容がわかりましたので、この件については若干一言申し上げたいと思います。


 公の施設の指定管理者制度が自治法改正によって、平成十五年の九月から施行されたと。旧法は公の施設に限られた利用者に長期かつ独占的利用の是非について、大変議会でも論議された経緯があるわけであります。民間にできることは民間にというこれが大きなネックになっていたことも事実であります。したがいまして指定管理者制度は時代の要請にこたえた制度であるわけでありまして、この活用が行政改革の決め手となると思うのであります。


 市長、やはりこの計画的に進めることが大事でありますが、そういった自信がありますか、伺っておきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの公の施設の指定管理者制度につきましては、進めていきたいと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  通告を十項目出しておりましたが、まだ一項目のところにひっかかっているわけでありますが、大事なことですからこの点についてはゆっくりやらせていただきたいと思います。


 職員の意識改革についてでありますが、えびの市が合併せずに単独で生き残りをかけるとき、それぞれの分野で能力を発揮できる人材が必要、特に全職員が政策形成能力を持つことが要求されると、私の質問に対して市長は答弁されているわけであります。


 そうあるために、市長、どういうふうに指揮監督をされましたか、伺っておきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 えびの市がみずからの責任で社会経済情勢の変化に柔軟かつ弾力的に対応しつつ、地域の特性を生かした個性あるまちづくりを推進していくためには、組織の活性化とともに、その担い手となる人材の育成を図り、職員個々の資質の向上や政策形成能力など、各分野での専門的能力のさらなる向上に努めることが重要であると考えております。職員一人一人がそのことを自覚し、意欲と情熱を持って職務に取り組まなければなりません。人材育成を、効果的、効率的に進めていくためには、職場管理、職員研修、人事管理などの環境整備が必要であり、さらにこれらが相互作用し、体系的に統合されたシステムとして機能するような対策を講じてまいります。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長、そうあってほしいと思います。


 今までの、一問目、二問目の質問の答弁を聞いておりまして、もうこのままではとてもじゃないですから、今おっしゃったように、職員の意識改革というのはいわゆる政策形成能力を持つところまで意識を高める、これが大事だとこういうふうに考えるわけであります。


 政策形成のためには、時流を読むこと、先見性が問われる、そのためにいかに情報を収集するか、特に官公庁が発表している白書や刊行物の収集が大事であると言われております。各関係課では関連のある白書等については必携すべきだと思いますが、どのような状況でしょうかね。わかっている範囲で結構でございますが、教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 白書や刊行物につきましては、それぞれの関係課で定期的な購買などにより、必要最小限の保有をしております。


 また、それぞれの課で、必要な情報は県、市町村と情報交換したり、インターネットなどを活用することにより情報を得るようにいたしております。


 今、求められているのは、情報を待っているのではなく、みずから取りにいき、活用していくことでありますので、このことを職員に対しても指導をしているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この職員の意識改革の中で、すべての職員が政策形成能力を持つことができれば、効果的に攻めの行政ができるわけですね。ぜひともそういうふうに職員に対しまして指導をされまして、みんながこういった能力養成のための情報収集をしていくということを進めていただきたいと思います。


 この農水省の平成十八年度の概算要求は先日発表されました。農基法に基づく農政改革方向づけの予算が重点施策として載っておりましたが、集落営農と担い手育成に百二十億円、食育関係でにっぽん食育推進事業に四十八億円、もちろんこれは概算要求ですから、これから財務省との折衝になるわけでありますが、十八年度の予算がそういうふうにいち早く、いわゆる概算要求として出ているわけでありますから、これはやっぱり政形、いわゆる政策形成能力という点からいけば、本当に自分で勉強して先取りをすべきだと、こう思うんですよね。このことがどういうふうなとらえ方をするかということが、職員のそういった意識改革につながっていくわけでありますから、そういった指導を職員にいち早くすべきではなかろうかと思うんです。


 畜産農林課長は勉強していると思いますので、この概算要求を読まれて、どういうような認識を持たれたものかな、畜産農林課長に、一言、このことについて考え方を、概算要求を見られた思いをひとつ伝えていただきたいと思います。(発言する者あり)


 市長の方から指示をお願いします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しての御答弁は、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  農政関係の基本的な計画ということで、平成十八年度に向けての予算の概算が出たということでございますけれども、私どもの情報としましては、日本農業新聞等で掌握しているところでございますけれども、これらにつきましては議員も御指摘のとおりに、るる変わってきているというような状況になっているようでございます。それを当市に置きかえまして、その問題がどう取り組めるかのというのを、県等とも踏まえまして、一緒に検討しておるところでございますが、平成十八年度ということでございまして、これから取り組みについて検討させていただきたいというふうに考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  ぜひそういうふうに進めていただきたいと思います。


 この三番目に、通告の三番目でございますが、職員に自己のコスト意識を持たせるために、具体的にはどのような指導をされたかということで通告をいたしておりますが、これも三月議会から繰り返し繰り返し申し上げているわけであります。意識改革のキーワードは自己のコストを知るということから始まる。自己のコストを知るということだと、こう思うんです。えびの市からもらう給与や報酬が、日給、時給で幾らになるかということを認識して自己改革はできる。自分のことも含めてですが、私たちも特別職の公務員でありますから、そういった意識を持つわけでありますが、これは人に、他に公表する必要はないわけでありますから、あくまでも自分の意識の中にそういったものがあるかないかということで変わってくると思うんです。だからそういうことはひとつ意識改革のために、そういうところまでひとつ指導していただきたいと思いますが、市長、御答弁をいただきます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 職員のコスト意識については毎年事務事業評価を全事業について取り組んでおりますが、その中で事業費や職員の人件費の投下コストや市民一人当たりなどの単位コストを出し、考察いたしておりまして、かなり職員のコスト意識も高まってきたと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  これは市長の指導力のいかんによって、皆さんがそういう意識を持つかどうかということにつながると思いますので、ひとつ前向きにそういったことでお進みいただきたいと思います。


 次、農政についてでありますが、耕畜連携循環型農業を進め、環境保全型社会の先端的地域へ改革することが急務であると。これを具現化するため、具体的な取り組みをお示しくださいというふうに通告しておりますが、これはえびの市を先端的地域へ変革するということは、時代の先頭を一番先を行くということでありますね。先端的地域というのは、そういう読みがあります。


 先進地になることです。その意気込みを高く評価するものでありますが、他の自治体より一番先を行くえびの市の耕畜連携循環型農業を実現するための取り組みですね、これをお示しをいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 耕畜連携循環型農業の具体的な取り組みについてでございますが、耕畜連携循環型農業の環境保全型社会の先端的地域へ改革の具現化の取り組みにつきましては、平成十六年十二月二十八日にえびの市も環境基本条例をつくり、えびの市の豊かで美しい自然環境を保全し、地球規模の環境保全にもかかわっていくことにいたしております。


 議員の御指摘の耕畜連携の具現化につきましては、耕畜連携堆肥利用促進事業と有機堆肥利用促進事業などで、堆肥の有機的活用と、稲わらの畜産利用を進めて、畜産農家と耕種農家との耕畜連携を図っているところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  このWTOの関連の問題でありますが、これは米の自由化はもう抗し切れない状況になって、そういう時代が来ているわけであります。そしてもう環境の問題を市長がそういうふうに言われますから、環境に対する思いを持った農政の改革というのは極めて重要な意味を持つというふうに考えるわけであります。


 これはなぜかというと、価格の面で自由化になったら太刀打ちできないわけでありますから、ちなみに、今の米の国際価格は、一トン当たりアメリカでは三百ドルから四百ドルというふうに言われております。これ、四百ドルに直しまして、為替レートで計算してみますと、四百ドルというのはキロ単価四十四円ですね。三百ドルになりますと、キロ単価三十三円でありますから、三十キロの袋いっぱいが九百九十円なんですよね。七千円ですから七倍です。そういうところで、価格で太刀打ちできないわけですから、環境を配慮した農政のあり方というのが問われてくるわけであろうと思うんですよね。


 市長のこの施政方針で述べられたことは、当を得た考え方でありますし、幸いに畜産がこれだけ盛んでございますから、耕畜連携というのは、もう極めてえびの市としてはスムーズな展開ができるというふうに受けとめているわけであります。


 だから環境基本条例が制定をされた、環境の基本計画が今策定中であると。でき得るなら、世界が認証しているISOまで、そこまでいったら世界が認めるわけでありますから、えびの市もいい環境の中で育った米や野菜は、本当に安全でおいしいんだということが評価を受けて、価格の面で太刀打ちできないが、えびの市の米は高く買ってくれる。そこまでやっぱり考え方を持って、いわゆる環境の問題については取り組みをしていただきたいと思いますが、市長の取り組む姿勢をもう一回伺っておきたいたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 県が認定いたしておりますエコファーマー「持続型農業法」につきましては、当市では「みやざきエコピーマン」、「みやざきエコ白菜」、「完熟きんかん」などが県の認証を受け、このブランド名で出荷をされております。この取り組みは議員さんが御提言されているとおり、持続農業法によるエコファーマーの認証を受け、環境に配慮した生産、流通の取り組みを行って、付加価値をつけて販売することとなっております。


 なお、残留農薬の検査、良質堆肥の使用、土壌診断なども認証の基準となっております。認証を受け、販売するためには、各生産者がこれらの条件のすべてをクリアする必要があります。今後はイチゴや白ネギについても認証を受ける予定でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  通告のところで、そのことは、今おっしゃったことについては、今から言おうと思っておりましたら、市長が先に言われましたが、いわゆる環境との関連、そういったことで取り組みをする、これはいわゆる生産性に対する一つの認証をしていくということでありますから、えびの市としては環境の問題は条例をつくって、そしてISOまで取得していくという考え方で、両方相まって環境の町、えびの市、そこでできる農産物が非常に価値の高い安全なものであるというふうなアピールをして、ブランド化につなげていけたらと思うんです。


 これは、この前、米づくりの講演会がありましたね。あのときに米のDNAの鑑定が進んでいるという話がありました。私はまさかそこまでできるのかなという疑問を持ったわけでありますが、現実にそういったことが行われているわけであります。だからヒノヒカリかヒノヒカリでないかというのは、米をDNA鑑定に回したら一発でわかるということでありますから、トレーサビリティの問題も、本当に顔の見える本物の志向ということが、これから変わってくる。消費者のニーズというのは変わってくると思うんですよね。だからいち早くこういった考え方で基礎を固めて、どこにも負けない先進的な役割をするような農業でないと、私はもうとてもじゃないが農業では食っていけない時代が来ると思うんです。だから先行してやっていただきたいという思いがありましたから、こういうふうに通告を申し上げていたわけでありますが、今の答弁で結構でありますから、次に進みたいと思います。


 環境対策についてでありますが、えびの市議会としては、思い切った考え方で子ども議会を教育委員会に申し出て、そして子ども議会が始まりました。初めてでありますが、これからの時代に生きる子どもたちは、恵まれた自然を大切にして、だれでも住みたくなるえびの市に夢を託している。そのために子ども議員の質問の内容が環境問題に集中した嫌いがありました。それで、このことでありますが、これからの環境問題に取り組みます、昨年、環境基本条例ができました、これから環境問題に取り組みますという答弁に終始したわけですね。聞いておりました、全部。


 夢を求める子どもたちに夢をはぐくむに足る具体性のある回答が欲しかったねと、傍聴した皆さんはそういう感じを持ったと、こう言うんですよね。だからやはりえびの市としては、環境基本条例の制定もおくれたと、いち早くいわゆる基本計画を策定するということですが、この進捗の状況ですが、どういうふうになっているでしょうかね、伺いたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 環境基本計画策定の初段階として、十四の関係課、二十二名からなるテーマで分けた三つの専門部会を前年度の二月から立ち上げ、議論、検討、調査などを行い、現在までに約六〇%の作業を終えました。


 一方、省エネルギービジョンの策定作業も同時に進めており、それぞれ環境基本計画策定作業は健康生活課、省エネルギービジョン策定作業は観光商工課が担っております。


 そこで省エネルギー部門は環境基本計画の重要な部分を占めていることから、事務局の一部共同化、住民アンケート調査の合同実施、合同会議や協議など連携を図り、効果的に企画立案や作業推進においての情報やデータの共有などによる両計画の充実や、予算面での配慮、作業の効率化などを念頭に置きながらも進めているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  時間がありませんので、後は教育について若干質問させていただきたいと思います。


 通告をいたしておりましたが、二学期制導入により半年経過いたしたわけでありますが、三学期制と比較して問題はないか。分析されている内容についてお聞きをしたいと思います。教育長にお願いします。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 二学期制の問題点についての御質問でございますが、現段階におきましては、まだ学校二学期制が導入されたばかりで、各学校とも二学期制のよさを生かした教育活動の企画、実施に取り組んでいるところでありますので、その総括をする段階には至っておりません。


 しかしながら、夏休みが終わった今の時点で申せますことは、三学期制であれば、七月は各学校とも成績処理に追われたり、ふだんより子どもたちとのふれあいが減る傾向の時期でありましたけれども、しかし二学期制になりまして、七月はそれまでの子どもたちの学習成績や学習の様子、生活の様子をじっくりまとめる時期に充てられまして、それが個人面談あるいは夏休みに実施することになりました家庭訪問に生かされるようになりました。おかげで面談や家庭訪問が充実し、保護者との連携強化につながっているという認識をしております。


 また、以前は七月は宿泊研修等の学校行事を取り入れることができなかった時期でしたけれども、ことしから宿泊学習や、あるいは修学旅行などの体験学習を入れることができ、年間の行事が分散されたというのでしょうか、そういう点では学校生活にゆとりが生まれてきているというふうに認識しております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  もう一点だけ。西臼杵の教育委員会は自己決定、自己責任において夏休みを短縮して、二十時間授業をふやす計画があると報道されておりましたが、えびの市はこの授業時間についてはどう対応されているのか伺いたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 西臼杵では二十時間ほどの時間が夏休み早くするということで、夏休みを短縮して二十時間ほどの時間を余裕を見つけたということでしたが、えびの市におきましては、これは西諸も一緒でございますけれども、二学期制を敷いた、あるいは導入した関係上、二十時間以上の時間が確保できております。それにつきましての活用法というのですか、その時間をどうしたかというのは、それぞれの学校で取り組み……その時間を有効につかうということで、例えば学力向上にもそれが生かされるだろうし、総合的な学習の時間、これをもっと充実させようとか、あるいは学校行事の充実とか、そういうような取り組みがなされているところでございます。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  次に、十九番蕨南善之議員の発言を許します。蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  ただいまから私の一般質問を行わせていただきたいと思います。


 今回の一般質問のテーマを、人口の流出を防ぎ、人口を定着させ、過疎からの脱却、それを目指すという点において一般質問をさせていただきたいと思います。


 具体的に説明を加えながらお尋ねをいたしますので、簡明に御答弁をいただければありがたいと、このように思います。


 まず、えびの市の人口の推移について、どのように考えておられるか、これをお尋ねをしてまいりますが、えびの市の人口は長期計画最終年度の平成二十三年度の目標を二万四千九百人といたしております。あと六年でこの目標を達成をすることができるかどうか、この点について、まず市長の考えを伺いたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 えびの市の人口は平成十七年八月一日現在で、二万三千五百二十三人となっております。えびの市第四次総合長期計画を策定いたしましたときの人口フレームでは、目標年次である平成二十三年の人口推計値を、二万五千三百八十八人から二万二千八百十五人の間としております。中間年の平成十八年の推計値の下限が二万三千八百九十五人でありますが、現在既にこの推計値を下回っている状態となっております。このままでいきますと、平成二十三年は下限の二万二千八百十五人を下回るおそれもあります。日本の国全体が予想より早く、間もなく人口減少に転換しようとしておりますが、長年過疎化の傾向にありましたえびの市の状況は大変厳しいと考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  私は具体的に項目を追ってお尋ねをしてまいるとこういうことで、ただいま市長の方から御答弁をいただきましたそういうものについても、それぞれに考えを伺いたいとこういうふうに思っておりましたが、今、御答弁ございましたように、二十三年度の推計は、一応二万五千三百八十八人から二万二千八百十五人、二千五百人ぐらいこの幅が大きいわけですね。しかし実際の人口は大体五年間で一千四百人ぐらい減少しておりますから、大体年間二百八十人ぐらいは平均して減少してきておると、こういう実態がございます。


 ですからその推移でいけば、二十三年度は今市長が御答弁されましたように、下限とする二万二千八百十五人をもっともっと下回るのではないかと、こういうふうに推定をされるわけで、およそ二万一千人台に減少するんではないかと、こういうふうに推定されるわけですけれども、この点についてはどうでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま議員が質問されましたように、えびの市はこれから人口減少に向かっていくおそれがありますので、それを食いとめるためにも、農業の振興とか企業誘致などを行い、幾らかでも人口の歯どめになるようにしていかなければいけないというふうに考えておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  ただいま、二万一千人台に落ち込むんではないかと、こういう厳しい推計をお尋ねをいたしたわけでございますが、これについては御答弁がございませんでしたが、そういう実態になるであろうと、あるいはそういうふうにはならないと、どういうふうに思っておられますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいま、質問されましたように、二万一千人台ということになるのではないかというようなことでございますが、でき得る限りそのようにならないように努力してまいりたいと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  私は今までそれぞれの執行部がいろんな対策をとりながら進んできたその経緯を踏まえて、こういう人口の減少率でございますよと。そういたしますと、現実には今申し上げました二万一千人台になるんじゃないかと、こういうことを申し上げておるわけでございます。もちろんその対応としていろんな政策を展開することはこれは当然のことでございますから、それを現在もやってきた、しかしそれでもそういう減少の推移であるということを踏まえると、二万一千人台になるんではないかと、こういうことをお尋ねをしておるわけです。市長、どういうふうに思われますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 えびの市のいろいろな事情を考えますとき、状況を考えますときに、まず自衛隊も御存じのとおり縮小をされております。ですから人口は言われるように、減少していくおそれがあります。しかしどうにか。(発言する者あり)


 非常に難しいところでございまして、現状のままでいきますと、そのような人口の推計になるのかなと思われるところもあります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そういうふうな厳しい状態になるということは推計がされると。そういたしますと、よほど効果的な政策を展開していかなければ、これに歯どめをかけることはできないと、こういうふうに思いますけれども、この効果的ないろんな人口減少を防ぐそういう政策が展開をされておるというふうに思われますか、どうですか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 でき得る限り人口減にならないようにということで、いろいろな人脈を通じたりしながら企業誘致も進めておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  企業誘致についてはまた具体的にお尋ねをする予定になっておりますので、後で触れたいと思いますが。


 これはよっぽど思い切った、そして効果的な、全庁挙げて、あるいは全市民を挙げて、そういう政策に推進しなければ、これはもうこの厳しい二万一千人台に落ち込むことは、おおよそ予測ができると、こういうことだと思います。


 先ほどの質問の中にもございましたが、実際、真剣にそのような効果ある施策が展開されておるかどうかについては、極めて疑問なところもございます。これは具体的に後々お伺いしてまいりたいと思います。


 次に、高齢化率、非常に高くなっております。高齢化率について、お尋ねをしてまいりたいと思いますが。


 この人口二万一千人台に落ち込むことが推計をされるこの長期計画最終年度の、あと六年ですけれども、その平成二十三年度の大体の高齢化率、どのように推計をされますか、お尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 まことに申しわけございませんけれども、平成二十三年度の高齢化率はまだ検討していないところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  やっぱりこれは当然の成り行きとして、あと六年たったらどれぐらいになるなと、これはおよそ推計をするのが当然であると、こういうふうに考えております。高齢化率というのは非常に政策推進の上で大きな影響があるわけですから、それは当然推計をされてしかるべきだと。そういうところにどうも踏み込みの足りないところがあるんじゃないかと、こういう疑問が生まれてくるわけでございます。


 平成十二年の四月一日には二八・八%でございましたが、現在、本年段階では三二・七%ぐらいになっておると、こういう実態がございますと、毎年〇・八%程度、これ上昇していく状況にあるようでございます。そういたしますと、平成二十三年度には大体三七・五%ぐらいにはなるんではないかと。この上昇率を推計をすると、そういうことになりそうですが、この点どういうふうに思われますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 特に大きな人口の増減がなければ、そのような形になっていくのかなと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  この四〇%近い高齢化率ということになりますと、これは極めてえびの市の状況は厳しいと、こういう認識を持たなければならないと。そのためにどうするかと、いろいろ対応策を講じていかなければなりませんけれども、活力というのは非常に失われていくと。そして国保とか介護等の危機的状況が生まれてくるのではないかと。こういう認識を持っておられますか、いかがでございますが。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 その認識は持っております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  生産年齢人口が減少するということが高齢化率の上昇でございますから、これはもう税収にも響く、そして介護需要等が増大をして、非常に厳しい行政運営になると、こういうことを市長も認識をされておるということでございますが、これについては適切な対応策を今とっておられるということが言えるかどうか、お尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 出生人口が前年度で一七五人ぐらいだと思います。そして高齢者の皆様方がお亡くなりになるのが三百名ぐらいではないかなと思っておりますが、それだけ考えてもえびの市は自然減ということになっていきますので、でき得る限りそれを避けるために、今あちこち努力はしておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  私が申し上げましたこの生産年齢人口というのは、とにかく働いて生産を上げられる状況にある人口、こういうことを申し上げておるわけでございます。生まれる人口と取り違いをされたと思うんですけれども。


 佐賀県の多久市というところに私どもは行きました。ここは人口が二万三千六百七十三人と全くえびの市と同じ人口ぐらいでございます。高齢化率は二六%だと、現在。しかしこれを二二%の目標に持っていきたいと、そういうことを考えておると、それに取り組んでおると、こういうことでございましたから、私どもも実際のところびっくりしたわけでございます。しかしやっぱりそれぐらい考えていろんなことの施策、そういう高齢化率を下げていくというところに焦点を置いて施策を展開するならば、もっと違った展開の仕方があるんではないかと、こういうことを思うわけでございますが、この点についてはどうですか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 佐賀の多久市の例で言われましたけれども、まさにそのとおりにしていくことができれば、えびの市もいいのだがなと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 〇時  一分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  高齢化率についてお尋ねをしてまいりましたが、市長、高齢化率を上げないと、そういう方向になればいいがなと、極めて願望的な御答弁でございますけれども、しかし私はやっぱりそういう強い意志を市長自身が持たれなければ、効果的なそういう対策は生まれてこないと、対応は生まれてこないと、そういうふうに思いますので、このことについては申し添えておきたいと思います。


 次に、定住対策についてお尋ねをいたしますが、定住対策といいましてもそれはいろいろの面がありましょう。私はこの中で、特に定住対策で重要な部分と思われる住宅対策についてお尋ねをしたいと思います。


 この住宅につきましては、持ち家と借家があるわけでございまして、えびの市の場合は借家の場合、公営と民営が大体四〇%ずつ、こういうように半分ぐらいずつになっておるようでございますけれども、県の場合は公営が二二%と、そして民営が六五%となっておると。民営の比率が非常に高いわけでございます。私は民営の比率、借家の対策としての民営の比率をもっと上げる必要があると、そういうふうに考えるわけでございますけれども、それに対して有効な誘導策を考えておられるかどうか、お尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 民営の定住化についても協力をというようなことでございますが、まずそれをやるために、今、企業誘致をし、そしてするために民間の不動産業者の方々を呼んでいろいろ御協力をお願いしておるところでもあります。そのためには市もでき得る限り企業を誘致し、そして定住するような状態にもっていかなければいけないし、また自衛隊にいたしましても、御協力をいただかなければいけないというふうに考えておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  これ、企業誘致、そして自衛隊の皆さん方の定住、こういうことについても極めて重要な事項であることは論をまたないところでございますけれども、私が申し上げておるのは、今、借家としての民営化、この民営、公営の比率が半々になっておると、この現状をもっと民営をふやすべきだと、その誘導策を考えておられるかと、こういうことでお尋ねをしたわけでございます。


 民間を呼んでいろいろ話をしておるということでございますから、それについてはちょっといつごろ、どういう状況で、どういう人たちにそういうふうなことを話をしたというか、誘導策になり得るようなそういう展開をされたか、お尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問につきましては、企画課の方が担当いたしておりますので、答弁をいたさせます。企画政策課であります。


○議長(宮浦佳紀君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  不動産業者の協力を得るというこの内容でございますが、今回の南九州コカ・コーラの関連の誘致企業に対する定住対策の一環といたしまして、企業側の移動に伴う従業員の市内居住をお願いするという観点から、市内の空き家、空き室の不動産情報の積極的な提供に努めたところでございます。


 市内の不動産の事業者、十四事業者に御案内をいたしまして、九社の出席がございまして、八月十一日に市役所でこの空き家情報の収集について協力をお願いし、そういった情報を一括いたしまして、翌日白州ヘルス飲料の方へ提供いたしました。そういった取り組みをしたところでございます。


 今後ともこのような形で引き続き情報提供を行うようになっているところでございます。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  現在、民間にある借家を活用していただくための対策をとられたと、こういうふうに理解するわけでございますけれども、その結果はどういうふうに、いわゆる私が申し上げる民営あるいは公営の借家比率をどのように展開できると、そういうふうな見通し、どういうふうになりましたか、お尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  先ほど申し上げました取り組みにつきましては、市内の現在の借家の需要提供を満たすということでございまして、市内定住ということを優先的にした取り組みでございますが、今後の民間の借家の需要拡大ということを目指しましての、その第一歩というふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  この借家につきましては、やはり民営の方が居住性が高いと、こういうふうに私は判断するわけでございます。公営は一定の制限がありますし、制度上、そう居住水準の高い借家をつくるわけにもいかんと、こういうこともございますから、そういうふうになりますと、やっぱり民営化を進めると、いわゆる借家の民営率を高めるということがいい条件の居住水準の高い住宅を提供ができると、そういうことになりますので、そういう方向で今後大いに努力をしていただきたいと、こういうふうにお願いを申し上げておきたいと思います。


 持ち家についてでございますけれども、えびの市の場合は、戸建て持ち家が八三%だと、こういうふうなことでございまして、県全体から言いますと、県は六八%ということでございますから、極めて戸建て持ち家の率が高いと、こういうことになるわけですけれども、それはいわゆる宅地等の取得が割合県全体からすると容易であるといいますか、そういうふうな条件もあると思いますけれども、これは宅地供給が非常に大きな問題になると思うんですよね、この持ち家の住宅については。


 これについても民間活力を誘導すると、そういうことが必要であって、宅地供給について市がやるというのも一つの方法でありましょうけれども、民間に頑張っていただいて、そして宅地供給をしていただくと、こういう方向を誘導する必要があると私は思いますけれども、この点についてはどういうふうにされておりますか、お尋ねをいたします。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  そのまま休憩いたします。


                    休憩 午後 一時 十六分


                    開議 午後 一時 二十分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 持ち家対策につきましては今後の動向を見ながら対策を検討してまいります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  それではちょっと遅過ぎるんですよね、市長。長期計画の中にもちゃんと計画してあるんですよ。民間活力による住宅建設や宅地開発を誘導し、人口流出防止、人口定住を促進すると、こういうことがちゃんとうたわれておるわけですよね。今後検討してやりますなんていうんじゃ、市長の積極的な姿勢というものがどのへんにあるかと。人口流出、定住促進を進める上で、そういう熱意がないんじゃないかと言われても仕方がない。今後、もう既に検討して、そして実行に移していっておられるぐらいの意気込みが欲しいわけですよ。そういうことは、今まではやっておられなかったと、こういうことですね。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 持ち家対策、つまり定住対策につきましては、企業誘致をしながら、人口の流出を防いで、そして定住できるように、今盛んにその方向に向けてやっておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  いろんな方策を立てて人口がふえる方向での努力をしておると、これは若干やられておることを私も認めるところでございます。しかしその持ち家対策についての宅地供給等の民間誘導をするというふうに計画にもあり、これはぜひ必要なことなんですから、それをやっておられなかったのかと、今まではやっておられなかったのかと、このことだけを聞いているんですよ。そのいろんな人口引きとめ政策について取り組んでおるというそういうことはまた後で聞きますから、今誘導策をやられておられるかどうかということだけを聞きましたので、それに御答弁をいただきたいと思います。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


 休憩はとっておりません。先ほどはとりましたけど、それはまた再開して、今そのままです。とっておりません。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 民間の持ち家対策に対しまして、土地の優遇措置は行っていないところでございますが、これからその点については必要があれば十分検討してまいります。


 担当課の方に詳細につきましては、答弁をいたさせます。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  私は、今後検討すると言われたから、誘導策は行っておられないのですかということを、今までは行っておられなかったんですかということをお尋ねしたんですよ。もうしてなけりゃしてない、していればしておると。


 民間に対する優遇政策と言われましたけれども、私は優遇政策なんて聞いてないんですよ。誘導政策ということを聞いておるわけですね。これは長期計画の中にも開発を誘導しと、こういうことがうたわれておる。優遇じゃないんですよ、それは支離滅裂ですよ、市長の答弁は。ちゃんと当たり前に答えてください。そこはどうなんですか、優遇策について私は尋ねておりません。誘導というふうに申し上げておるわけです。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 やっておりません。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そういうことは、誘導政策はとってないと、現在とってないと、こういうことでございます。これはまた先ほど申し上げました多久市の例でございますけれども、執行部の取り組みについてですけれども、非常に我がえびの市とは格段の違いがあるわけですよね。ですからそこら辺でやっぱり高齢化率も二六%を二二%にしようと、そういう意気込みがあらわれてきておるんだと思いますけれども、その多久市では戸建て分譲住宅団地及び民間賃貸集合住宅の整備に当たり、官民が持つそれぞれの資源、能力、支出を提供し合い、リスクを少なくし、効率的、効果的な事業推進のために、定住促進官民協働プロジェクト事業推進会議を設立の予定だと。やっぱりここまでいかなきゃいかんとですよね。全然、意気込みが違うでしょう、市長。どういうふうに思われますか。お尋ねをいたします


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 佐賀県の多久市の問題につきまして、意気込みが違うというようなことでございますが、多久市は確かに人口的にはえびの市と一緒ぐらいです。しかし面積的から言いますと、えびの市の三分の一ぐらいじゃないかなと思っております。そしてまた福岡の大都市に近い関係で、農家所得もえびの市に比べますと、かなり高所得であるようであります。だから後継者にいたしましても、何も心配することはないというような状態であるようであります。


 えびの市もそのような形にしなければいけないのでございますが、なにせ南九州のへそ地ではありますが、今のところ農業所得も上がっておりません。農業所得の向上ということは今後の課題であります。ですからその点につきましては、今後そのような形にやっていきたいなということは考えておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  この答弁の中で、市長もこれではいかんなということを切実に感じておられるような答弁を今いただきました。やっぱりもっと前に前に積極的に進めていただくということが大切であろうと、こういうふうに思います。


 次に行きますが、このえびの市の人口の流出を防ぎ、人口を定住させ、過疎からの脱却という意味では、これは企画政策課の方でも前に答弁をいたしましたが、定住対策だけではだめだと、これは優遇的なそういう対策だけではだめだと、住みたいまちづくりを、そういう町をつくることによって、基本的にはそこに住む人たちがふえるんだと、こういうふうなことを議会の答弁をされたことがございますが、これはまさしく、それは基本です。そういう視点で物事を取り組む姿勢を推進していくということが大切でございますから、そういう住みたいまちづくりについて、どういうふうに展開していくかということで、お尋ねをしたいと思います。


 まず、この農林業、商工業、観光等の振興によりまして、産業に活力をつくるということがやっぱり住みたいまちづくりの第一歩であろうと、こういうふうに思いますけれども、この点については市長、同感であろうと思いますが、いかがでございますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  住みたいまちづくりについての考えは同じであろうと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そしてやっぱり教育、文化、スポーツ、そういうものの振興によって、二十一世紀にふさわしい人づくりをしておる、展開をしておると、そのことも住みたいまちづくりとしての一つの姿ではなかろうかと、こういうふうに思いますが、この点についてはどうでございますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 住みたい町をつくるにしても、そしてまた活力あるえびの市をつくるためにも、今、言われるように、人づくりが原点であるというふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  次にやっぱり市民の皆さんが安心して生活ができる、そういう保健、医療、福祉、この充実もまた、住みたいまちづくりの基本ではないかと、こういうふうに思いますが、いかがでございますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 そのとおりだと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そして、生活、生産の手段としての交通基盤の整備、これも整わなければやっぱりそこに住みたいと思わないと、こういうふうに思いますし、また今申し上げましたようなそういう市民のニーズに即応できるような行政体制、行政執行、そういうことが行われるようなえびの市、そういうものでなければみんなが住みたいと思わないと、こういうことであろうと思いますが、この点についても御意見をいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 住みたいまちづくりのためには、交通機関等の整備もしなければいけないというようなことでございますが、そのとおりでありますけれども、この整備につきましては大変厳しいものがあるというふうに考えておるところでもあります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  市長の住みたいまちづくりの認識、そういうものを拝聴いたしましたが、そういうものを踏まえた上で、現在までえびの市が整えてきた都市基盤の整備、このことについての評価についてお尋ねをいたしたいと思います。


 まず、美化センター、最終処分場ということでお示しをしておりますが、これは四十四市町村には例が見られなかった、し尿を含めてでございますけれども、ごみ等を野外投棄しておったと、こういう実態がございましたから、これは何としてもこれを整備をしなきゃいかんと。喫緊の重要課題であったわけでございますけれども、市長はその施設についての建設、これをどういうふうに評価をされておられますか、お伺いをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 人間が生活する上には必要な施設であるというふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  一般論としてのお答えのようでございますが、特にえびの市が建設をした美化センター、最終処分場、これはやっぱりえびの市にとって重要かつ不可欠なこういう施設であったと、こういう認識であろうと思いますが、間違いございませんか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 最終処分場並びに美化センター建設については、そのとおりであるというふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  次に、資料館、図書館についてお尋ねをいたしますが、この資料館、これは歴史文化を知るということで大切でございますし、また図書館については、これはもう知識の宝庫でございますね。こういうものを活用することによって、えびの市の人づくりは大きく前進しておると、こういうふうに思いますけれども、いかがでございますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  図書館につきましては、人づくりのために大変貢献しておるというふうに思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  この資料館、図書館の場所はもう実にすばらしい南の方に霧島連山の眺望がございますし、静かで明るくて、すばらしい場所にあると、そういうふうに思っておりますが、土曜、日曜日あたりは子ども連れのお母さん方が非常にたくさん出かけておいでになって、まさしく子どものいわゆる子育てセンター的な役割も大いにあらわれておるようであると、こういうふうに思っておるわけでございまして、小林の図書館あたりと比べますと、相当な差があると。このようなすばらしい図書館を活用できるということは、市民にとって大変な喜びであろうと、こういうふうに私は認識をいたしておるところでございますが、市長はどういうふうに考えておられますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  えびの市の図書館はすばらしい位置にあるということは私も考えております。また、図書館を利用される人は、特にそのように感じていらっしゃるのではないかなと思っておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  次に、地区体育館についてお尋ねをいたしますが、これはスポーツの振興というのは、市民の根性を養い、あるいは協調心を養い、連帯感を生み、活力のある明るいまちづくりが達成できると、そういうことであろうと思いますが、その認識、市長の認識をお伺いをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 体育館等につきましては、そのとおり認識いたしております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  このスポーツの振興というのは、いろんな市民の皆さん方のストレスを解消し、そして健康な体をつくり上げていくと、こういう極めて重要な役割を担っておりますから、したがって国保の改善とか、あるいは介護の需要をふやさないといいますか、なるだけ市民の皆さん方が介護の対象にならないと、そういうような予防的役割の中で非常に役立っておると、そういうふうに思っておるわけでございますけれども、これについて市長はどういうふうにお考えになりますか、お尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 体育館におきましては、一人でも多くの市民の方々が利用されまして、そしてでき得る限り健康な状態に自分を持っていかれるような形に、ぜひしていっていただきたいなと思ってもおりますし、その点を考えますと非常に国民健康保険とか介護とか、そういうのに役立っておるのではないかなと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  市民体育館とかあるいは上江地区体育館、これは自衛隊の皆さん方にも大いに活用をいただいておるようでございます。スポーツ愛好者が多いという自衛隊の皆さん方、そういう皆さん方に活用がされておるこのような体育館、そして年間各体育館の利用者を見ますと、大体一万人ぐらいずつ年間利用していただいているようでございます。ですから今、地区体育館、非常にスポーツ振興、そしてそれから派生するいろんな住みたいまちづくりにやっぱり非常に役立っておると、私はこういうふうに思いますけれども、こういう点についての市長の認識をお伺いをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、質問されましたような形で、大変役立っておると、そのように考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  次に、ほ場整備についてお尋ねをいたしますが、二十年ぐらい前まではえびの市のほ場整備率、県下最低の三五%程度だったと、こういうように思いますけれども、現在では六五%程度のほ場整備率になっておると、こういうふうに思います。その整備によって生産性が著しく向上して、担い手育成にも役立っておりますし、耕作放棄防止をして田園景観の維持にも大いに役立っておると、こういうふうに思いますけれども、このほ場整備の評価について市長の認識をお尋ねをいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ほ場整備につきましては、非常に農家の皆さんの生産意欲を増しておるのではないかなと思っております。さらにこのほ場整備ができております地域の皆様方にお願いをしたいのは、裏作についてぜひ検討し、農家所得を上げるような形にしていただきたいという強い願望もあります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  この活用については、これはまた十分考えなければいけない問題だと、こういうふうに思いますけれども、やっぱりこの水田が持つダム的機能、これはすばらしいものがございます。


 今度の台風の大量の雨につきましても、やっぱり被害が少なかったというのは、相当ありましたけれども割合に少なかったというのは、やっぱり水田あたりが持つダム的機能、二千四百町歩のダム的機能があるわけでございますから、これはすばらしいものがある。


 またそのことによって、豊かな水資源が涵養されると、こういうことでございまして、このほ場整備によってえびの市ははかり知れない恩恵を受けておるわけでございます。そういうことを十分お互い認識しなきゃならんと、これからもでき得るだけ整備をして進めていくということは必要であろうと、こういうふうに思うところでございますが、次に道路・橋梁のことでお尋ねをいたします。


 道路・橋梁につきましては、まだこれから残された課題、たくさんあるわけでございますけれども、もう既にえびの高原小田線も二十億円かけて整備が改良がされ、そして今白鳥付近は着々と整備が進んでおるようでございますし、京町小林線等につきましても、三三%ほどの以前の整備率がもう既に八〇%近い整備率になっておると、こういうふうに思っておりますし、また本来市で施工しなければならなかった川内川にかける四つの長大橋、これも三十億円余りかけて、これは県の代行施工、県施工等で架橋がされておる状況でございます。


 南のいわゆる広域農道につきましても、これも三十数億円かかったと思いますけれども、既に完成をし、北部の農免道路も着々と整備が進んでおると。こういう状況を市長はどういうふうに受けとめておられるか、お尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 南の方の、あれは何というのでしょうか基幹農道というのでしょうか、あの大型農道につきましては、あそこにようこそあのような道路をつけていただいたというふうに考えますし、また地域の皆様方にも非常に活用されておるのではないかと、地域の皆さんも大変喜んでいらっしゃるのではないかというふうに考えております。


 また、北の方の基幹農道というのでしょうか、まだでき上がっておりませんけれども、今、着々とその整備が行われておりますが、とにかくいい道路をつくっていただき、そして地域の皆さんがそれを大いに利用していただきたいものだと思っております。


 北の方も南の方もですけれども、かなりの負担金を出さなければいけない状態でありますので、ぜひ市民の皆さん方にも喜んで大いに道路を利用していただきたいと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  今、美化センターとか、あるいは図書館とか、あるいは地区体育館とか、ほ場整備とか、あるいは道路・橋梁の整備等につきまして、市長の現在までの都市基盤の整備についての評価をいただいたところでございます。極めて重要な施設であり、えびの市に不可欠のものであるということの十分な認識を持っておられるようでございます。これはもう私ども、全くそのとおりだというふうに考えるところでございますけれども、これらの土地基盤の整備については、今はちょっと市長の方からも負担金等のお話がございましたが、多額の財源が捻出することが必要であり、また設計とか施工とか、土地の取得等に非常に多大の、そして多年の人的投資も必要であったと、そういうふうに努力をして、ようやくでき上がったこれらの都市基盤の整備でございます。


 今、そのようにえびの市の都市基盤、生産、生活基盤が一定の水準まででき上がってきておるということについては、市長としてはこれらの基盤を基本として、そしてこれらを大いに活用しながらソフト的な政策の振興に集中することができると、そういうふうな立場であられると、私は非常にこのある意味では宮?市長は恵まれたそういうような立場にあられるなと、そういうふうに思いますけれども、その点についての市長の認識、いかがでございましょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今まで整備されてきておりますいろんな施設に対しては、大変ありがたく思っております。しかしそのかわり、かなりの起債もふえております。だから市民の皆様方にも非常に痛みを感じさせておりますが、しかしそれはそれで、これからそれを大いに利用し、さらにいろんな施設が充実するように努力してまいりたいと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 二時  一分


                    開議 午後 二時 十五分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  次に企業について、企業誘致についてお尋ねをいたします。


 もうその意義につきましてはこれは言うまでもないことでございますので、あえてここでは割愛させていただきます。


 この企業誘致につきましては、立地基盤の整備ということで、これは分譲型団地の整備、いわばレディーメード方式でしょうかね。あらかじめ団地をつくって、そこに誘致をすると、こういう方式。オーダーメード方式というのは企業がこういう形で進出をしたいということを受けて、それに従って整備をするというのがオーダーメード方式。こういうふうなことであろうと思いますが、これからの立地基盤の整備、これについてはどのような形で、どのようなバランスでやっていこうとされますか、お尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 企業誘致につきましては、現在も企業が何社か打診に来ております。まず企業の方の条件を聞いて、そしてやっていきたいというふうに考えております。まず相手があることですから、相手の要望をまず聞いてからということにいたしておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  企業進出については今市長の御答弁だとオーダーメード方式、企業の要望に合わせて整備をすると、こういう方向で整備をしていきたいと、このようなことでございます。これについては、リスクがないからもうそれが一番ですけれども、しかしちょっと時間が急ぐというような場合には、間に合わないということもございますから、その点で企業がほかのところに行ってしまうと、そういうおそれはありますよね。ある程度のバランスというものを考えなければいけないのではないかと。全部オーダーメード方式でやられますか。そこをちょっとお尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 全部オーダーメード方式でやられますかということでございますが、実は企業の方がもう来る前に、市内のいろんなところを見ながら、そして相談に来る場合もあります。実はまだ発表はできませんけれども、きょうの昼休み時間に、ある企業が来ました。そしてそれはもう既にえびののどこというような形で、企業の方が決めております。ですからそれを聞いて、あそこならよかろうというようなことで、企業の方には御協力をしたいというふうに考えておるところであります。全部が全部、オーダーメード方式ではありません。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  今の市長の答弁を聞くと、もうオーダーメード方式でいくと、こういうふうな答弁だったと、こういうふうに思っております。リスクがないですから、その方が安全ですよね、安全。だけど積極性から言えば、また一歩劣るということもあるんじゃないかと心配しますけれども、オーダーメード方式でいかれた方が安心でしょう。


 この企業誘致については、地元の熱意、これに尽きるということを言っておられる人があります。私は全く同感だと、今日の時代、やっぱり企業誘致というのは皆すべての市町村が自治体が目を皿のようにして、その進出を希望しておるわけですから、より地元の熱意を示さなければほかのところに行ってしまうと、そういう可能性はあるわけですよね。ですから私は市長がやっぱり感触のあるものについては、すべて待ちの姿勢じゃなくて、すべてもう全力を挙げてこれにアタックしていくと、前向きに取り組んでアタックしていくと、こういう姿勢が必要だと思います。いかがでございますか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 えびのに進出したいという企業にはアタックをいたしております。余りアタックが強くて、途中で来られなくなったところもありますけれども、そこら辺の調整をしながらやっていきたいと思っております。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  非常に積極的にアタックをして、それがかえってというようなことは、それはアタックの仕方が悪いんですよね。(発言する者あり)


 そういう点は配慮をしながらやらんと、下手なアタックの仕方はいかん。これはもう市長としては十分配慮をしながら、本当に来てもらえるようなアタックの仕方をしなきゃいかん。そうだと思いますが、これはこれ以上尋ねません。


 そうですから、特別委員会もあるわけですから、そういうふうにある程度キャッチをされたら、地元はこうですよと、特別委員会もあるからその人たちにも協力をしてもらって、そして地元の熱意を示すと、こういうことが私は大切だろうと、こういうふうに思いますが、そういうふうなお気持ちがあられるかどうかお伺いしておきます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  実はきょうの昼時間にお会いした企業にも、そのような形で話はしております。ですから、これが決まる前に、議会の皆様方には御相談を申し上げ、御協力をいただいて、ぜひ誘致したいものだというふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  次に、都市計画道路の関係でお尋ねをいたします。


 えびの中央線、あるいは駅前北町通線等については、これはもう担当課に尋ねますので、ここではお尋ねをいたしません。この都市計画道路路線内においては、建築を許可するときに、一定の要件があるわけですよね。それはしかも二階以下とか、あるいは地階がないとか、あるいは鉄骨とか木造とか、そういうように容易に移転ができる、そういう条件があれば、事業認可以前ならこれは建築を許可すると、こういうことでございますけれども、そういう実態がもう今はたくさん出ております。これはしかし法律が許しておるわけですから、許可をしなきゃならんと、こういうことでございますけれども、そういう建築事業認可以前であっても、その要件を超える場合、例えば三階建てのそういう建物、そういうものについては許可が認められないと、こういうことであれば、今、計画道路として設定をされておられるそういうものについての事業の効果、そういうものを十分に追求しなきゃならんと、それが市民のためなんですから。そういう意味で、そういう見直しも含めて検討される気持ちがあるかどうか、これをお尋ねをしておきます。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまお尋ねになりました件につきましては、建築法に従ってやっていきたいと思っております。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  まことに申しわけありません。蕨南議員さんの一番最後の質問でございますけれども、私は建築法にのっとって行いますと、やりますと言いましたけれども、正式には建築基準法に従ってやりますということであります。訂正させていただきます。


○議長(宮浦佳紀君)  次に、九番溝辺一男議員の発言を許します。溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  きょう一般質問の最後になりましたが、まず行財政改革についてお尋ねをいたします。緊急財政改革推進計画によりまして、平成十七年度から保育所が民営化をされました。さらにまた十八年度からは給食センター、それから市民図書館、それに国際交流センター、老人ホーム、さらにはまた美化センターのごみ収集の全部民間委託、これはちょっと計画は狂っておるようでありますが、これが実現に向けて、いろいろ事務が進められておるということが配付されました資料によってわかったわけですが、あと半年のことでありますが、これは計画どおり、やはりこの今進められておる事務は計画どおり十八年度四月から実施できる見込みが確実にあるのか、そういうような意気込みで進んでいらっしゃると思いますが、間違いなく行われるとは思いますが、そのとおり間違いはありませんか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問につきましては、来年四月一日からできるように努力していきますけれども、現在職員団体等にも交渉の申し入れをしたところでございますから、そのような形になるように努力してまいります。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その計画どおり実現に向けて進むという意思のようであります。まずその点はわかりました。


 ところで、この中で指定管理者制に持っていくというものがあるようであります。これは現在、指定管理者制に向けて募集の、指定管理者制の公募の前段として、そのホームページあるいは市広報等によって、その準備がなされておるようでありますが、それによりますというと、まず指定管理者に持っていく施設としては、白鳥の下湯、それから上湯、それから中央の在宅介護支援センター、それに高齢者の給食サービス、この四つははっきりと指定管理者制に持っていくということが広報されておるようでありますが、その中で指定管理者制に持っていきますというと、当然これは管理者の管理の基準、あるいは業務の範囲、これを明確にしなければならないと思うわけですが、それはできておると思うわけですけれども、これは下湯、上湯に限ってひとつ御説明をいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  担当課長をして答弁をいたさせます。(発言する者あり)


 済みません、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 さきの区長会を通じまして、応募を公募で行ったところでございますが、指定管理者の応募要項ということで、議会資料として、村岡議員さんの方から要請がありましたので、要求に基づきまして議員さんに配付しているところでございますが、この募集要項といたしまして、名称、所在、沿革、役割、そして概要等、指定管理者が行う管理の基準、これは項目といたしまして、一、関係法令及び条例の規定を遵守すること、二、施設整備及び物品の維持管理を適切に行うこと、三.業務に関連して取得した利用者等に関する個人情報を適切に取り扱うこと、それに管理基準に関する最目的事項は仕様書に定めるということで、今後指定管理者が選考委員会等で定められますと、協定書の内容を協働で作成していく考えであります。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今、指定管理者制に持っていった場合に、指定管理者に行わせる管理の基準が答弁がありました。これからいきますというと、今度の改正になりました、いわゆる平成十五年九月二日から施行になりました改正自治法によりますというと、この指定管理者にその施設の使用許可あるいは全体にいいますと処分権まで与えることができるということになっておりますが、この場合はえびの市の場合はどういうふうに扱われておるわけですか、この管理基準の中では。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 法の趣旨からいいますと、今言われました権限、許可とか、そういうものにつきましても指定管理者側にあるようになると考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それではその点はわかりました。ところがこの指定管理者に関する条例は、三月の定例会において提案されまして、執行部の方からよく説明を聞き、また質問、あるいは質疑等を行いまして、その条例案をよしとして、可決がされておるわけでありますが、その条例によりますというと、募集をする前段に、次に掲げる事項をと申しますと、これ七項目ありますが、次に掲げる事項を市の掲示上、さらにはえびの市の広報紙、それからホームページに掲載をして、指定管理者の公募をするということになっております。


 それによりますというと、既にそのホームページ、あるいは広報紙等にはそれが掲載されておりますが、その中に今言われました、この管理基準、あるいは業務の範囲、これもそれに掲載するというのがこの条例の第二条の定めになっておりますが、それが載っていないということはこれはどういうことですか。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 下湯につきましては設置条例に基づきまして運営を行っております。


 それと上湯につきましては、観光施設の条例、設置条例に基づいて行っておりますので、その条例改正につきましては、指定管理者の選考を済んで、また十二月議会に指定管理者の議決をお願いするときと同時に条例改正を行った上で、告示をしたいと考えておるところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今、私がお尋ねしましたのは、ことしの三月に制定をされました条例においては、条例第二条において、次の項目をそれぞれ市の広報紙、あるいはホームページ、それから市の掲示上に掲示して募集を行うということになっておるが、ただいま既に交付をされております市の広報紙、それからホームページ、それに条例どおりにこれが記載されていないということです。だからそれはなぜですかということをお尋ねしておるわけです。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 今の件につきましては、先ほど広報のあり方の中でホームページということで登載をしておりますが、その中でダウンロードをして見ていただくということで御紹介をしているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  三月の議会におきまして、えびの市の公の施設にかかわる指定管理者の指定の手続に関する条例というのが制定をされておるわけです。そしてその第二条に、もうわかりやすくこれは条文を読みますので。


 市長は指定管理者に公の施設の管理を行わせようとするときは、あらかじめ次に掲げる事項を市役所の掲示上、市の広報紙及びホームページに掲載して、指定管理者になろうとする法人、その他団体を公募するものとするということになっているわけであります。そしてその項目が、まず第一に、公の施設の名称の所在地、こういうものを掲載しなさいというのがこの条例ですね。二番目に、申請受付期間、それから三番目に指定管理者を指定して管理を行わせる期間、それから四番目に指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲、五番目に申請の資格、六番目に選定の基準、七番目にその他市長が指定する事項、これを掲示して、そして募集をしなさいというのが条例です。


 だから今、私が尋ねておりますのは、この4番目にあります指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲というのが掲示されていないということです、この条例どおりに。それはそこはなぜですか。だからされていないということはこれはもう条例違反になるわけですね。それはなぜですかということです。


○議長(宮浦佳紀君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  今、質問のあった事項につきましてお答えいたします。


 募集要項等については今、設置条例に基づきましてするのが当然かと思いますけれど、相当な量になりますものですから、その分につきましては、手続期間、募集の期間を設けて、既にきょう指定管理者の現地説明会を二社で行っておりますが、その際に要項等、そういうことを配付させていただいているところでございます。(発言する者あり)


 先ほど言いましたように、公募の募集につきましての広報のあり方でございますが、それにつきましてはホームページの登載の中に指定管理者募集要項ということで取り出しますと、こういう様式ができております。それにつきましては、先ほど言いましたように、村岡議員さんの資料要求でございました募集要項等を配付いたしている内容を問い合わせ及びきょう現地説明会に参加された方にお配りしております。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  そのお尋ねしていることは難しい問題じゃないわけですね。この条例に指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲、これは市の掲示上、それから市の広報紙及びホームページに掲載をしなさいということになっておるわけでして、そして既にこういうふうにホームページも出されておるわけですね。これに載せるようにこの条例はないっているわけですよ。それをなぜしていないんですかということですよ。


 条例にちゃんと定めがあるのに、この七つの項目のうちに五つだけは全部これに掲載はされております。その条例どおりにちゃんと掲示、掲載するのが条例で義務づけられておるわけですね。そのうちのまず二つがなされておりません。その一つが今管理業務と業務の範囲です。それからもう一つは選定の基準、これも以前にこういうようなホームページ、市の広報紙、掲示上に掲載しますと、しなさいという条例になっておるわけです、これは。それがされていないということですよ。だから要綱でどうとかいうことじゃなくて、条例どおりなぜされていないんですかということを尋ねておるわけなんです。


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩します。


                    休憩 午後 二時四十六分


                    開議 午後 二時五十八分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 御指摘のとおり、指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲と選定の基準が公募の回覧に記載が漏れておりますので、条例に沿って、再募集をいたします。大変申しわけありません。今後このようなことのないよう、注意をいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  再募集をするということでありますが、それはそれとして、また後でお尋ねをいたしますが。


 今、言いました指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲、これは今度改正になりました地方自治法では新たに地方自治法第二百四十四条の二の第四項に、これは条例で定めなさいということになっておりますが、これはえびの市の場合は条例にも定めてありませんが、これはどういうことですか。条例で定めなさいということになっております。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 ただいま御質問にありました内容等につきましては、十二月議会でお願いするという考え方を持っているところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  これはしかし、それならば間違いであったというわけですね、条例は。


 この三月の議会においてこの条例案が提案されまして、我々議会の方は提案理由の説明を十分聞き、そして質疑あるいは質問等を行って、それに的確な答弁がなされて、これは間違いないものと、この条例はよしとするというところで議決されたものですが、そんなに簡単な改正をするような条例を、三月に提案されて十二月にはまた改正するという軽々にやられるわけですか。そんなことは余り提案者としての準備、そして法律に対する解釈、その点が不勉強じゃありませんか。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 この指定手続に関する条例の改正でなく、それぞれの施設の個別条例の改正につきまして、十二月にお願いするという考えであります。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それならば、今、私が言いました指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲、これはちゃんと通達が来ておるわけですね。この法律は平成十五年の九月二日に改正自治法が施行されたわけですが、この法律が改正された時点において、十五年の七月の十七日に総務省から通達が出されて、そしてそれが知事あてに出され、そしてその知事からはこういうような内容になっております。


 条例の定めるところによるものであって、条例で規定すべき事項、これは指定管理者の指定の手続、指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲、その他必要な事項は条例で定めることとされておると、これが通達です。これを知事あてに、その市町村に十分周知されたいという通達ですが、これは県からも来ておるはずですね。このとおりしなさいということが。だからこういうものが来ておるのに、三月の議会では適当な議案であるという説明をされて、議会もそれを認めて議決したわけですが、それはどういうふうに今考えられますか。それは市長の方にお願いをいたします。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 お尋ねの件につきましては、個別条例で行っていきますが、詳細につきましては総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 この指定管理者制度の導入につきましては、各自治体、それぞれの取り扱い等が若干違っておるところでございます。えびの市につきましては、まず手続条例を制定させていただきまして、それに基づきまして公募をする。公募をすることによりまして、個々の業務、管理の基準、業務の範囲等がその後に決まりますので、個々のそれぞれの条例をその後の議会で改正させていただくというシステムをとらさせていただいております。


 中に、各ほかの市町村におきましては指定の手続条例を制定せずに、もう直接個別条例、改正という自治体もあるようでありますけれど、えびの市としましては手続条例を制定させていただきまして公募、そしてその後に個別条例の改正という段取りで考えているところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  しかしそんなこと、よう言えるものですね。まずこの改正自治法が施行されたのは十五年の九月の二日です。その時点においてちゃんとその法律には、第二百四十四条の二の第四項に、この管理の基準、それから業務の範囲、これは条例で定めるものと、ちゃんと明記されておるわけです。そして今度はそれを受けて、三月に指定管理者の手続に関する条例が提出されたわけですが、その条例の中には、指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲は、広報によって掲示するという条例までもうでき上がっているんですよ。それを個々に、今度はそのつど改正しているんだと、そういうような考え方、そういうような説明は通りませんよ、それは。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 業務の関係につきましての業務の範囲、管理の基準、議員さんおっしゃいますとおり、地方自治法第二百四十四条の二第四項において条例で定めるものという規定がされております。この条例の制定につきましては、個々の施設ごとにすることもできるというような解釈をしております。この解釈の方法については、国の方からもそういった内容で示されておるところであります。手続条例をまず制定して、募集して、内容等が具体的に決まった段階で、個別条例の改正という手続を踏んでいくというシステムですね。それでえびのの場合は進めていくということであります。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  あくまでも個別条例でそのつどそのつど改正するという考えのようですが、それならば、そういうような通知が来ておるならば、それを見せてください。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 例規検討のポイントということで、条例整備の考え方としまして、条例の整備方法としては、個別の施設を指定管理者制度へ移行させるつど、当該公の施設条例を改正する方法が最もオーソドックスな手法と考えられますが、全施設に共通する部分について、通則的な条例、えびの市の場合でいいますと、指定手続に関する条例などを制定しておいて、個別施設の指定管理者を指定する際に、個別の公の施設条例を改正する手法もあるというふうに指導がなされておりましたので、えびのとしましては指定手続条例をまず制定させていただきまして、その後の個別条例で改正するという手法をお願いしたところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  そうしますと、この制定をされた手続に関する条例、そのものが今度は問題になるわけですね。ちゃんと第二条の第四項、それから第六項、これはちゃんと市の広報あるいはホームページで掲載して募集するということになっておるのにそれをやっていないというわけですから。


 だから今おっしゃったことは、今さっき担当課長が説明されました業務の範囲、管理の基準、それと選定の基準、これを条例でうたえばよかったわけです。はずですよ。そのようにちゃんと法律そのものがなっているわけだから、それで済んだわけですよ、ちゃんと。そしてこの条例においては、個々の施設の条例においては、その管理においては、この施設の個々の市の条例に準じて行うということになっているわけですから、その条例がちゃんともとにあるわけだから、そのことをこの本文、条例にうたえば済むことだったわけですよ、それは。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  御指摘の業務の範囲等につきましては、個々の施設によりまして内容等が異なってきますので、この手続条例の中にはそれぞれうたうことはできないと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  そういうことですよ、個々の施設において異なっておるから、この管理基準の、今おっしゃった、担当課長がおっしゃったその管理の基準、あるいは業務の範囲は市の条例に遵守して行うんだということまで入っているわけですから、この管理基準、それから業務の範囲は。だからその市の条例に基づいてやるということがはっきりとこの中に含まれて、基準に含まれておるわけですから、条例に基づいてやるならば、個々の条例はちゃんと定められておりますね。休館日は幾ら、あるいは使用内容はどうということが。それで済んだはずですよ。


 それでいいですが、しかしこの条例そのものは、そして今回募集された、既に発送されて掲示されている市の広報、それからホームページ、それから市の掲示上に掲載されたものは、これは条例違反の掲示がされておるということでありますね。だから再募集をするということですが、その再募集ということはどういうようなことをされるわけですか。既にもう掲示されて、間違った、条例に違反したものを掲示され、あるいは広報されておるわけですが。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今までの分は取り消しをいたしまして、条例に従って再募集をいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  そうなりますと、既に市の広報紙を発送されておりますし、ホームページにも既に掲載をされておりますし、そのことはどうされるわけですか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 間違っておるものは取り消しをしなければいけないと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それはしかしできないでしょう。ちゃんとこの条例ではかれこれを掲示して、そして指定管理者となろう者を募集するということになっております。そしてその第四項に指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲、これをちゃんと定めない限り、条例で定めない限り、この市の広報、それからホームページ、これにも掲載できないでしょう、そうなれば。


 そのとおりですよ、ちゃんと定めてないわけですから、条例で。だからそういうことをおっしゃらずに、これは当然市長、こういうような条例を提案する、あるいはこういうような広報をするということは、もう明らかに市長の監督不行き届きですよ、これは。ですからこれは市長、その責は十分認識をされて、しかるべき真摯な市長としての態度をとられた方がこの場はいいじゃありませんか。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  そのまま休憩します。


                    休憩 午後 三時二十二分


                    開議 午後 三時二十六分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 御指摘のとおり、手続条例に基づいて募集をしていませんので、手続条例に基づいて再募集を行います。


 また、個別施設の指定管理者の指定の際に、個別条例の改正を十二月にお願いいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それはできないでしょう、やるとおっしゃっても。ちゃんとこの二条において、こうこういうものを掲示するということになっているわけです。だからそれを十二月に改正するとおっしゃるのに、それを今度またやり直すということはできないでしょう。だから十二月までその募集を待つということですか。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 三時二十九分


                    開議 午後 三時四十五分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 御指摘のとおり、指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲と選定の基準が公募の回覧に記載が漏れておりますので、条例に沿って再募集をいたします。大変申しわけありません。今後このようなことのないよう、注をいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それは、今おっしゃったことはわかりますが、とにかく今の行政の進め方は法律とかあるいは条例、あるいは規則、そういうものを軽視されておる向きが多分にあるんじゃないかと。これが市長の政治姿勢じゃないかと、こういうことを思うわけですね。


 これはこの際ですから申し上げますが、今回の九月定例会が六日に招集されました。そしてその招集されたことにおいて我々議員は応招の体制を整えておりました。ところが当日の九時ごろになりまして、招集告示日を変更するという通知がありました。このことにつきましても、そう軽々にできる問題じゃないわけですね。ちゃんとここに行政実例があるんですよ。これによりますと、長が議会招集の告示をした後は、その招集期日は原則として変更できず、例外的に客観的に必要やむを得ないと認められる理由がある場合に限り変更することができると解してよろしいかという自治省に対しての照会で、長が議会招集を変更することはできない。その理由として、告示は学説上準法律行為的行政行為と認められるべきもので、通知行為の一種である。したがって告示は公定力を持って法的秩序を一定する力があるものであるから、一度有効に告示された後、これを取り消すことは規定の法律的秩序を破壊する結果となるものであって、長が一度有効に招集期日を告示した場合は、これを変更することはできないものであると、こういうことですね。


 こればかりではないわけですね。十五年の十一月の十日に、臨時議会が開かれましたが、それは議員の一般選挙後の議会構成を主とした臨時議会でありました。それも招集日を短縮されております。これもちゃんと実例がある、自治省が示した見解が、議員の一般選挙後の議長選挙等を急施事件として認定して、その招集日を短縮することはできないと、行政実例がちゃんと出ておるわけです。このことについて、十二月の議会で私と市長とは議論をしましたが、最終的にはこれは見解の違いですということで納められております。


 こういうふうに非常に法律や条例、規則に対する考え方が、市長の考え方が、これは軽々であるのか、それともどうであるのか、そういうような姿勢があるからこういうような事務が行われるわけです。


 それからもう一つ参考までに、参考じゃありませんが、後でお尋ねしますが、今、指定管理者に上湯と下湯をするということですが、この上湯につきましては、これは観光施設の設置の条例において、上湯、それからえびの高原のキャンプ場、それから宿泊所、それから露天風呂、ちゃんと条例に定められております。そしてそれをことしの四月からは観光協会に委託をされております。しかしこの委託というのは、法律は条例の定めによって委託することができるということになっておりますけれども、これは条例には委託ができるという定めもないわけで、にもかかわらずやはり委託をされております。


 ですから、このようにいろいろと法令、条例、あるいは行政実例等に反した行政が行われつつあるわけですから、もうこういうことのないように、厳重に今後はやはり市長みずからはっきりとした認識のもとに、指揮監督して行政を進めていただきたいと思うわけであります。


 次にお尋ねいたしますが、市税の、国保税の納入対策でありますが、これは十六年度の決算がこの定例会に上程をされておりますが、それによりますというと、収納率を見てみますと、市税の全般については一般的にはこれは若干でありますけれども、徴収率が向上しております。これはまことに努力の結果であり、これは敬意を表すべきであると思うわけです。しかし国保税につきましては、これは介護保険税もそうでありますが、前年度にしてこれが徴収率が低下しておるわけです。率にしますというと、一・五四%だと思います。この一・五四%といいましても、これは金額に直しますと、もとの徴収すべき金額が大きいわけですから、一・五という数字も莫大な数字で、やはり一千万円を超す金額になるわけですが、これが徴収率が低下したことによって、よけいに滞納になったことになっております。


 この収納につきましては、ことしの四月から機構改革がされまして、その機構改革の中で収納対策を上げなければ、財政上にも支障が出、そしてまた税の公平負担の面から問題があるから、ぜひ収納率を上げるためにということで収納対策室まで設けてその業務に当たられたわけですが、にもかかわらずほかのは上がっておるけれども、ほかの市税のものは上がっておるけれども、国保税だけが低下しておるということは、これは組織上に何か問題があったんだろうと思います。それはどういうふなものであったのか、それをはっきりと把握をされておるのか、どうですか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては、戸籍保険課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  浜松戸籍保険課長。


○戸籍保険課長(浜松政弘君)  ただいまの御質問に対しましてお答え申し上げます。


 昨年度の機構改革で、税務課に収納対策室を設置いたしてもらいまして、この体制変化というのが、旧健康推進課におられました徴収嘱託員二名の方につきましても税務課配置となったわけでございます。


 この体制の中で、国保税の徴収につきましては、滞納繰り越し分を収納対策室で行いまして、現年度分を戸籍保険課の国保年金係で行うこととなりました。


 このような国保税の徴収体制は、今まで初めてのことであったというふうになっておりますが、このようなことから収納対策室と国保年金係の連携というのが少しうまくいかなかったと、それから国保年金係の担当者も一人体制という配置で、いわゆる賦課と徴収を一人で担うという体制に加えまして、このような長引く経済低迷の中で、厳しい社会情勢も影響しまして、御指摘のような結果になったと、担当課としては結果を反省をしているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その内容は今おっしゃいましたが、そうしますというと、原課の方では徴収体制が不備であったということになりますね。それは機構改革によってそういうことになったわけじゃありませんか。


○議長(宮浦佳紀君)  浜松戸籍保険課長。


○戸籍保険課長(浜松政弘君)  体制的に担当者が一人ということには、やはり無理があったということもその一つの要因としては考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  徴収体制が現年度の分については担当課の方でやるという方針になった、しかしその担当が一人になったということが大きな原因のようであります。


 この機構改革等をやる場合には、これは取りまとめの主管課は総務課であると思うわけですが、こういうのは組織機構を改編する場合は、やはり担当課とのそういう打ち合わせというのはやらないわけですか、やられたわけですか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては、総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 この戸籍保険課につきましては、組織機構の見直しで、平成十六年四月から旧市民課、それから健康推進課が合併した形で発足したわけであります。発足する前に、それぞれの担当課長からも意見を聞きながら、配置をしたところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  担当課とも十分打ち合わせて機構改革をやったということでありますが、それが十分行われておるならば、現年度の徴収が一人でというようなことにはならなかっただろうと思います。その辺のことはそれ以上は申し上げませんが、まず考えますときに、この現在の保険税というものは毎年医療費が増高をすることによって保険税を上げなければならない状態になっております。またことしの六月においては保険税を上げるための条例の改正までされておるわけですね。市長はそれを提出されておるわけです。


 ところが一方においては、税率を上げて、税負担を多くしながら、一方においては収納率を低下させるということになりますというと、これはもう悪循環の繰り返しで、大変なことになりますね。一たん滞納になりますというと、これは翌年度からは過年度分の徴収ということになりますが、過年度分の徴収は、せいぜい徴収率が上がって二〇%程度です。後の八〇%はもうずっと滞納として残っていきますが、これがこういう状態が続きますというと、雪だるま式で滞納額はどんどんふえていくことになりますが、ことしのこの結果を踏まえて、何かことしは対策が講じられておるのかどうか、これはぜひ講じて、こういうことのないように税率も上げないで、そして徴収率も上げて、そして国保運営ができるような体制に持っていく必要があると思います。この点はどうでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この収納率の現状は十分受けとめておりますので、市税収納率対策推進本部会議を開催いたしまして課題を分析するとともに、担当課へ指導を行ったところであります。


 また、このことを憂慮し、本年度は戸籍保険課に国保収納強化対策を図るため主幹を配置しまして、税務課と一体となって業務を遂行しているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  対策はとられておるようであります。主幹を一名配置して、徴収体制を整えたということでありますが、もちろんその十六年度の結果を踏まえて体制ができたことになりますが、その一人の体制をふやしたことによって、それに全部依頼するということは、これはとてもが目的が達せられることじゃありませんので、ぜひ収納率を上げるためにはやはり全庁的な取り組みが必要であろうと思います。ですから大変この収納率を上げるということは大変なことでありましょうけれども、ぜひ去年、十六年度のような結果にならないように、御努力をしてほしいと思います。


 次には、職員の旅費についてでありますが、以前は職員が出張する場合は、交通機関を利用して、その交通機関に相当する旅費支給が行われて公務を遂行しておったわけですが、現時点におきましては非常に財政面が逼迫をしておりますために、もう出張は九州管内はほとんどが公用車利用で出張されておるようです。このことは運転する職員にとっては大変な肉体的な労働が一つ以前に比べれば加わった格好であって、無理な点があろうと思います。特に女子の職員の方にとってはなお一層の肉体的な労働の負担というものは大きいものがあろうと思うわけですが。


 そのような公用車で出張をしまして、出張先の方に駐車場があればそれでいいわけですけれども、駐車場がない場合は、これは路上駐車をするわけにもいかず、やむなく有料駐車場に駐車をする場合があるはずです。こうなりますと、買い物などならば、そう時間も要しませんけれども、出張となりますと、それぞれの用件があって出張するわけでありますので、時間も相当長くなるわけですね。そうなればなるほど、今度は駐車料の負担というのも大きくなってまいります。また、人口の多い町に行きますというと、ホテルに置いても駐車料金が必要なところがあります。


 そういうような現状でありますが、この駐車料金についてはどういうような取り扱いがなされておるのか、一つお尋ねをいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 えびの市職員等の旅費に関する条例で、旅費の種類として鉄道賃、船賃、航空賃、車賃、日当、宿泊料、食卓料、移転料、着後手当、扶養親族移転料、支度料、旅行雑費及び死亡手当と規定されており、駐車料は旅費には含まれておりません。詳細につきましては、総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 ただいま市長の方から条例の内容等について答弁させていただきましたとおり、駐車料金につきましては現在職員の方には支給していないところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  駐車料金は旅費の中には今、規定されていない、すなわち支給していないということであります。しかしこれは財政上から考えますと、とにかくそうでありましょう。しかし出張して仕事をするその職員の立場になって考えれば、これは当然考慮すべきであろうと思います。特別職の者につきましてはちゃんとこれは予算措置もありますし、支払われておると思いますが、駐車料を支給しないなら支給しないよう、あるいは支給するなら支給するように、これはえびの市においては一律統一した取り計らいが必要であろうと思うわけですね。


 ですから、この職員の公務出張に関係する駐車料だけは、やはり検討する必要があるんじゃないかと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 職員の出張の際の駐車料金の件でございますけれども、この件につきましては、前向きに検討させていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  前向きに検討ということですが、これはやはりもうはっきりと市長の判断で支給する方法にもう進めるべきだと思います。だから職員といっても、公務出張で出張しておるわけですから、駐車料まで払ってということに、自己負担ということになりますというと、これは余りむごい出張になります。その行き帰りの運転の苦労、あるいは精神的な肉体的な疲労というのは、以前に増してふえているわけですから、ぜひそれは完全な公務を執行させるためには、果たさせるためには、この駐車料金はぜひこれは認めるべきであろうと思います。ぜひそのように早急に検討を願いたいと思います。


 それから、これもう一つお尋ねですが、出張についてのお尋ねですが、やはりこれは出張し、いろんな会議がありますというと、会議後に解散後に懇談会があります。言いますならば懇親会といいますが、その懇親会といいますけれども、それに出席するのは内容はこれは慰労的なものでなくして、やはり出席しますというと、話が出るのは職務上いろいろな仕事の関係、そしてまた職員同士の近親感、そういうものが非常に参考になる面が多いわけですが、それについての負担金は今個人負担となっておるようですが、これはやはり県下一律にそういうような状態が保たれておるのか、これも実際、懇親会といいますというと、飲み食いの派手な宴会みたいな印象を受けますけれども、実際はその会議そのものは仕事上の話が主であります。これで非常に参考になる場合もあるわけですね。県下の状態はどういう実情になっているのか、えびの市の場合は現時点では負担がされていない、認められていないようです。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しては、財政課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮浦佳紀君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  御答弁申し上げます。


 県内の状況を調査をいたしたことはございませんけど、九市の担当者会等に出席いたしました際に、情報としてお聞きした部分で御答弁をさせていただきます。


 隣の小林市におきましては支給はしてないということ等でございます。あと何市かあったようでございますが、はっきりした明確にどこの市ということを覚えておりませんので、今ここでお答えすることはできないところでございます。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  財政課長の立場から言うならば、ぜひそういう面は節約してほしいというところでありましょう。しかしみんなほかの市町村が、市として九市ですが、ほかの八市が公費で負担されておるのであれば、えびの市ばかりが、小林市もということでありましたが、自己負担ということになりますと、どうも負担率が高くなるわけですね。そしてまた、たまにはもうそれには出席しないということで、やはり職員同士の仕事上の問題、あるいはその職員としてのつながりの問題、そういうものが希薄になっていくわけですが、これは当局の方の判断によってされるべきことでありましょうから、これ以上のことは申し上げません。


 次に、市有林の霧島演習場の未売渡地についての問題でありますが、これはえびのの市有林がまだ十二町歩ほど霧島演習場の拡張計画の中にあったものが未買収になっておるわけであります。このことにつきましては、昨年から議会の方もこれはぜひ買収をしていただくべきだということで、いろいろ提言がされ、また執行部の方もそれに呼応していろいろ働きかけて、防衛庁あるいは施設局に働きかけがされておるところでありますが、新年度になりまして、十七年度になりまして、市の方もあの演習場の土壌調査までするということになってきておるわけですが、この売り渡しの現状についてはどういうような状況下に進んできているのか、その点をお尋ねいたします。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 霧島演習場隣接の市有地につきましては、旧ごみ埋立地であった関係で、何らかの安全確認が得られれば購入しますとの防衛庁の意向を受けまして、現在市の方で当該地の土壌調査と下流域の水質検査を専門機関であります財団法人宮崎県環境科学協会に委託して実施中でございます。


 調査期間は九月末までとなっておりますので、その結果を待っての交渉になるというところでございますが、実は先月議長と一緒に施設局の方に行きまして、この問題につきましてもいろいろ陳情を申し上げたところでございますが、この調査が終わりまして、何も支障がないということになりますと、買い上げの方向に急転直下していただくのではないかなというふうに感触を受けたところであります。


 これが終わり次第、調査が終わり次第、全精力を傾けて売却の方向に交渉したいというふうに考えておるところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  この問題につきましては、今、市長の答弁でわかりました。


 土壌調査の途中であって、今月末には終了するということであります。それが異常がなければ買収は間違いないだろうというようなお話であります。ぜひその調査結果が異常でないことを願うばかりであります。ぜひそれが済んだら、積極的にまた防衛庁の方にも、あるいは施設局の方にも働きかけていただきたいと思います。


 次に企業誘致についてでありますが、日本の景気もようやく回復の過程に入ったようであります。しかし昨年の暮れあたりからちょっと横ばいになったということで、国の方でも景気が踊り場に差し掛かったと言われておりましたが、この踊り場も八月の末には踊り場を脱したということで、日銀も政府もそのとおりはっきりと宣言をされております。それを裏づけるように株式市場も非常に活気を呈しておりますが、こうなりますというと、企業の設備投資そのものが非常にふえてくるはずであります。現に新聞報道等によりますと、昨年比相当な設備投資が伸びておるという見込であります。


 こういうような時期にこそ、この企業誘致に取り組んで誘致を実現しなければ、また時期を逸することになるわけですが、市長の方ではやはり昨年の三月の施政方針におきましても、えびの市は南九州の流通拠点基地であって、いろいろな企業からのアプローチが多いと、さらにまたことしの三月におきましては、企業誘致に積極的に取り組みますと、また南九州コカ・コーラボトリングが進出をしましたが、それに次ぐ企業誘致に全力を尽くしますというふうにおっしゃっておるわけです。しかしどうもその割には形があらわれないわけですね。


 また担当課長におきましても、三月の議会においては白州ヘルス飲料の工場の建設が始まってから非常に企業の問い合わせが多くなったということであります。もう大概なころには何か一つぐらいは確たるものが決まりそうなものだと思うわけですが、全くそういうようなことがまだありませんが。


 六月の議会において市長は、今スポーツ関係の企業が一つ話に来ておると。それから国民宿舎やたけ荘の跡地を無償で貸してほしいという企業も来ていると。その企業に対しては無償で貸してやるから計画書を出しなさいということを話しておるということを答弁をされておりますが、その企業についてはその後どういうような動き、そしてまた対応をされておるわけですか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 実は蕨南議員さんの質問だったでしょうか、企業誘致のために企業が交渉に来ておりますが、来なくなったところもありますというのがこの問題でありまして、私もがっかりしておるんですけれども、向こうの言うとおりに対応はいたして、条件もいろいろと飲んでおりましたけれども、途中で音信不通になりまして、大変困っておるところでございますが、こちらの方からもアプローチはしておるところであります。


 それから、市長は企業誘致をやらなければいけないというふうにやっておるけれども、全然企業誘致の跡が見えないというようなふうに私は解釈したわけでございますけれども、東長江浦に理健ミネラルという水会社が一つ来ております。そして西郷保育所にも保育所跡地に昭南電子が業務拡張のためにあそこを買収し、あそこに売って、そしてあそこに進出してきておるようであります。それと名古屋精密金型も工場拡張のために、かなりの予算を使って拡張をしておるようでありますし、まだほかにも企業が進出したいというふうに来ておりますが、これが具体的になりましたならば、まず市議会の皆様に御相談を申し上げたいというふうに考えておるところであります。


 企業もいろいろお考えになるところがあろうと思いますが、こちらの方が待ち望んでいろいろ対応するつもりで待っておっても、向こうの方が、相手があることでありますし、向こうがそれ以上に進出してくるという気配がなければ対応ができないというところも残念なところであります。


 済みません、私、西郷保育所に昭南電子と言ったようでございますけれども、これは真幸コーポレーションに訂正をさせていただきたいと思います。以上です。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その企業誘致については話があったけれども、その後音信不通になったと、そういう程度で企業を待っていてはとてもが誘致なんていうのはおぼつかないものですね。


 そして相手のあることだし、相手が来ると言わなければどうにもならないんだというような考えのようですが、そういうことではなくして、口にはおっしゃいますように、積極的に、そしてまた全力を尽くさなければ、当然待っている状態では来ないわけです。


 だから今さっきの質問の中にもありましたように、企業が進出するというのは、その自治体の取り組み方次第だと、いわゆる積極さだということを我々も調査研究したさきでいろいろ聞いております。ですからそういうことを考えますときに、えびの市の場合は、まず誘致条例の改正、もうこれも二十年近く前のものでありますし、また以前はありました企業誘致のパンフレット、こういうものもまだつくっていない。なぜそういうものもできていない、あるいはまた企業誘致奨励の条例も現代に合った改正をされない、それはどういうような考え方ですか。そういうものからまず取り組んでいかなければ、企業そのものはその地方自治体の取り組み方いかんによって、進出もすれば進出もしないということが一番の決め手だと思うわけです。改正も施策もやらない、パンフレットもつくらないというのは、それはどういう理由があるわけですか。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 企業誘致につきまして、その企業誘致奨励につきましては、現在のところえびの市は固定資産税の減免、三年間ということでございます。そのことにつきましても、企業は大変喜んでおります。


 実はコカ・コーラを誘致するときに、工業団地の件につきましていろいろ話をするときに、私に職員の中で「市長、えびの市が初めて大手企業を誘致するんだから、お金は幾ら要ってもいいからコカ・コーラを誘致せいというぐらいの気持ちでやらんといけないんじゃないですか」ということを言うた職員がおりますが、なるほどそのとおりであると。しかしあなた方がそのようなふうな状態で、市政を運営しておるから、非常に困るところも出てくるんじゃないかと、僕は商売人だから企業がどのようなことを考えておるかということもある程度はわかっておると、だから企業のペースに乗らないように、ぜひ誘致しなければいけないというふうにやったところでありますが、コカ・コーラは誘致をいたしました。


 現在、企業向けに対しての工場誘致に対してのパンフレットもつくっていないというようなことでございますが、いろいろ担当課の方でも鋭意努力はしてもらっております。そのやたけ荘の跡の問題につきましても、担当課は十分その後企業と接触をいたしております。それも事実であります。そのようなことで、企業誘致に対して、積極的にえびの市がその姿を見せていないということではなくして、誠心誠意来られた企業に対しては話はし、誘致をぜひしていただくようにというふうにお願いはいたしております。


 担当課も真剣にこれにつきましては取り組んでおります。以上です。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  私のお尋ねしたいのは端的に、なぜ誘致条例の改正を現代に合ったものにしたくないんですかということを聞いておるわけです。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 企業誘致奨励の現代的なものがどのようなものであるのか、よく検討しておりませんが、その点についてアドバイスがあれば教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  もうこの誘致条例の改正、現代に合った、他市に劣らない条例改正が必要ではありませんかということは、もう何年前からも申し上げて、ここに提言しておることですね。にもかかわらず内容についてはまだ承知していないので、いいものがあれば教えてください、こんな状態ではとてもがそれはおぼつかないです。ぜひ積極的にやはり他市の状況をみずから調査されて、そして企業が、企業を市のペースに乗せなければいけないわけで、企業のペースに乗ってはいけません。市のペースに企業を乗せなければいけないわけですから、ぜひそういうふうに取り組まれるべきだと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 おっしゃることはよくわかります。検討もいたしたこともあります。その検討といいますと、例えば土地を取得するのに、取得価格の三%ぐらいを補助しなさいというような要望がありまして、到底えびの市の現状を考えますときに、そういうことはできない状態であります。ですから固定資産税の減免につきまして、大変喜んで、それだけでも結構ですという企業もいらっしゃるんです。ですから理健ミネラルにしても、また名古屋精密金型にいたしましても、そして真幸コーポレーションにいたしましても、また先にはゴールド工業にいたしましても、同じ形でありまして、何も私は別によくすることは企業も大変喜んでもらえることということはわかりますが、でき得る限り市のために、市のことを考えながらやっていくためには、これでもいいというふうに考えておるところであります。(発言する者あり)


○議長(宮浦佳紀君)  市長より発言の申し出がございますので、これを許します。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  発言の訂正をさせていただきたいと思います。


 ただいま、溝辺議員さんの質問の中で、企業誘致奨励につきまして、何かいいアイデアがあったら教えてくださいというふうに言いましたけれども、その件につきましては、取り消しをさせていただきます。


 それと蕨南議員さんの最後の質問で、建築基準法と回答いたしましたが、建築の規制に関しましては都市計画法にも関することでもありましたので、建築基準法及び都市計画法に訂正をお願いいたします。以上であります。


○議長(宮浦佳紀君)  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮浦佳紀君)  御異議なしと認めます。よって、本日は、これをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、明日十六日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 四時三十六分