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宮崎県 えびの市

平成17年 3月定例会(第 7号 3月14日) 一般質問




平成17年 3月定例会(第 7号 3月14日) 一般質問





 
                        平成十七年三月十四日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出 席 議 員(十八名)


     一番   宮 浦 佳 紀  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   宮 崎 和 宏  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   中 間 從 郎  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   宮 野 重 敏  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   外 園 三千男  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   栗 下 政 雄  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君    一九番   蕨 南 善 之  君





欠 席 議 員(一名)


     八番   井川原 志庫男  君





 議会事務局職員出席者


  事 務 局 長   柳 田 和 幸 君   議事運営係     西 原 邦 浩  君


  事務局次長     今 村 隆 一 君   議事運営係     篠 原 亜矢子  君


  議事運営係長    門 田 美 利 君








 地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市長職務代理者


  助     役   冨 岡   務 君   財産管理課長    中 武 正 道 君


  収  入  役   宮久保 辰 二 君   福祉事務所長    木 村 政 一 君


  教  育  長   上 野 兼 寛 君   環境業務課長    下別府 敏 則 君


  総 務 課 長   山 下 寿 男 君   観光商工課長    平 野 浩 二 君


  企画政策課長    小 崎 久美子 君   税 務 課 長   馬越脇 泰 二 君


  財 政 課 長   栢 木 美代子 君   水 道 課 長   境 田 次 男 君


  建 設 課 長   便 元 益 男 君   給食センター所長  堀 川 純 一 君


  学校教育課長    藤 嶋   勉 君   会 計 課 長   泊   秀 智 君


  社会教育課長    白 坂 良 二 君   老人ホーム施設長  赤 崎 正 史 君


  畜産農林課長    鬼 川 利 男 君   市民図書館長    森 田 郷 子 君


  農村整備課長    新屋敷   久 君





                   開議 午前 十時  〇分


○議長(宮浦佳紀君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第七号によって進めます。


 報告します。井川原志庫男議員から、本日の会議に欠席する旨の届け出がありますので報告いたします。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、村岡隆明議員、有馬正雪議員、栗下軍治議員の三人を予定いたしております。


 まず、六番村岡隆明議員の発言を許します。村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  おはようございます。


 早速、私の一般質問、通告書に従って質問をさせていただきたいと思います。


 まず最初に、財政改革について質問をさせていただきたいと思います。


 ちょうど一年前に、緊急財政改革推進計画というものがあるということが、この議場で市長の答弁の中で明らかになったわけでございますが、この推進計画について何点か質問をさせていただきたいと思います。


 まず、この計画の中には民間委託される予定の施設が何個か挙げられておりますが、一つは保育所の民営化ということで既にこれは実施されたとことであります。残りが来年度からの民間委託ということが予定されておるんですが、この施設、残りの施設について、市長の方から各担当課に指示が行ってると思うんですが、市長部局としてはどういった形で担当課に指示をされているものなのか、現時点での指示を説明をしていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  今、御質問のように平成十六年三月に緊急財政改革推進計画を策定して、臨時課長会で市長から説明がなされたところであります。


 平成十六年十一月二十四日に民間委託内部検討会を開催し、関係課長等に改めて緊急財政改革推進計画に基づいて、民間委託の実現に向けて具体的な準備作業に入るよう指示がなされているところであります。関係課それぞれ必要な検討を進めていると考えるところでございますけれども、具体的には指定管理者指定手続条例成立後の取り組みとなっていくと予定いたしております。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この緊急財政改革推進計画、これがこういう形で財政改革が進められているということなんですが、議決を諮るような計画でもないので、市民サイドから見ると、この計画というのがどの程度の実効性があるものなのか、あくまでも財政改革の中の計画の一環にしかすぎないのか、本当に来年の四月から進めていくのか、そこら辺が議員としても市民になかなか説明しにくい部分でありまして、保育所のように十二月議会でばたばたして決まるということがないように、いろいろ詳しく説明をしていただきたいと思うんですが、十一月二十四日に立ち上がったということなんですが、指定管理者の制度が今度条例が挙がってますが、この条例が可決された後にまたもう少し具体的に進んでいくということでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  このいわゆる指定管理者指定手続条例、これが議会で承認されますと、市の方の各施設、これがこの指定管理者制度に該当するもの、しないもの等について一つ一つチェックしていくことになると思います。そして、十七年度中にそのそれぞれについて直営か、またこの指定委託制度にもっていくのか、そのようなこと等を結論を出していかなきゃならないと考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  十一月二十四日に緊急財政改革推進計画に従って、計画を進めるようにという指示を各担当課にされたということなんですが、その後に九月だったですかね、この管理者制度の導入ということで今回、条例が挙がってるんですが、今、各担当課におろされた指示、進めるようにということなんですが、これはいつぐらいまでにどういった内容でまとめるとか、そういった指示はされてないんでしょうか。あくまでもこの指定管理者制度が条例が可決してから具体的に進むと、それが指定管理者制度の条例が、手続が進まないとわからない部分があるのか、そこをちょっと聞きたいんですが。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  もう十六年度はあとわずかになりました。十七年度に入りますと、速やかに今後のスケジュールをつくって、具体的な検討に入っていくことになると予定いたしております。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ということは、あくまでも十八年の四月スタートに向けて、緊急財政改革推進計画に準じて民間委託、条例が通れば指定管理者の指定という形になると思うんですが、そういった形で進めるということで決まっているというふうに認識してよろしいでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  今、申し上げましたように、指定管理者制度に該当するかしないか、そのあたりの判断から進めていかなきゃならないと思います。そして、これは指定管理者制度の方がより市民サービスが充実していくというものについては、この条例に合致するような検討を進めていく、また直営の方がいいというものについては、やはり今後とも直営でいくというようなことになっていくと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  指定管理者制度の指定するかどうかということに対する施設というのはかなりたくさんあったと思うんですが、緊急財政改革推進計画の中にある当初民間委託という形で上がってたと思うんですが、その施設について指定管理者制度導入という結論を出すのか、あくまでもこの十七年度の中で検討して直営でいいものが出てくれば直営でいくお考えなのか、十八年度四月スタートというのがはっきり決定づけられているのか、そこをお伺いしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  緊急財政計画に入っているものも含めて検討を行ってまいります。緊急財政計画に入っているものは、一応民間委託、形は別としまして、持っていく予定にいたしておりますけれども、やはりこの今回の条例をもとにした詰めをまだやらなければいけないと考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ということは、指定管理者制度の手続の条例が可決されて、それに準じて検討する中で、これは直営でやはり今までどおりやった方がいいと、この緊急財政改革推進計画の中の施設についてですけれども、直営の方がいいという判断が出る可能性もまだあるというふうに認識してよろしいでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  そのように御理解いただいて結構だと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  あとですね、この民間委託される予定の施設、指定管理者に指定される施設の予定の中には、教育委員会の管轄のやつも何個かあったと思うんですが、教育長はこれに関してはどのような指示をされてますでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 緊急財政改革推進計画においては学校給食センター、市民図書館が含まれているのではないかと思います。その両施設に民間委託が予定されていますが、学校給食センター、市民図書館につきましては、県内における民間委託の状況等について調査を行い、資料等の収集を図るようにそれぞれの所属長に指示しているところでございます。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この今、状況を調べているということだったんですが、時期的にいつぐらいまでに調べてくれとか、年間の予定みたいなのは立ててらっしゃるんでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  いつまでということではなく、現在はその調査を行って、資料の収集を図っていると、いわゆる情報を得ている段階でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今、各担当課に指示がおりて、いろんなことを調査中だという時期だと思うんですが、これは緊急財政改革ということで、財政的なメリットがあるということからの切り口での計画だと思うんですが、この民間に委託するに当たって、財政の効果がどれほどあるのかということが、市民サイドとしては一番興味があるところだと思うんですが、もちろん指定管理者の部分ではほかのメリットも説明されるところだと思うんですが、緊急財政改革の中の位置づけとしては財政的なメリットということが大きなポイントだと思うんですが、この財政のシミュレーションというのは、現在はわかってるんでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  緊急財政改革推進計画における財政シミュレーションについてでございますけれども、一応具体的な取り組みとして掲げております項目の(五)のところまではマクロに踏襲しておりますけれども、財政上の数値は国の方針等で大きく変化してまいります。現在のように国が次年度の方針すら提示できないような現状では、シミュレーションするのに非常に苦慮いたしているところでございます。


 十六年度いわゆる現年度の特別地方交付税も三月はもう残り少なくなりましたけれども、まだ正式な通知が届いていないところでございます。


 そのような中で、財政改革プランはその方向性を示したものでありまして、具体的には各担当課におきまして、調査、研究しております中から、具体的なものが今後、一つ一つと出てくることになると思います。今の時点では、この財政シミュレーションの中には、具体的な指定管理者制度に関するものは含まれていないところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この財政シミュレーションの細かい数字というのは恐らくまだ出されてないというところだと思うんですが、財政的な切り口から民間委託した方が財政的なメリットがあるという判断があったんだと思うんですが、ここの判断の基準というのはどういったことだったのか、職員の削減というところのメリットだけなのか、そのメリット、民間委託に踏み切ったメリットをどういうふうに判断されているか、教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  御承知のように現在の市町村の財政状態というのは、従前のやり方ではやっていけない状況の中にございます。だから、いわゆる義務的経費等は従来どおり維持していなかきゃならないものと、それから、今後節減できるものとがあるということは御承知のとおりであります。そして、緊急財政計画の中には、いわゆる削減可能と思われるものをピックアップして一応入れてるところでございます。数字的なものまでは踏み込んだ検討はしていないというところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  なかなか自分たちもどういったメリットがあるのかというのを市民に説明を求められたときに、職員の方を削減して歳出を抑制するというような説明しか、今の状況ではできない状況なんですが、その指定管理者制度が導入されてから、また具体的に進めていくというお話だったんですが、市民から見ると、直営か民間かということは非常に大きな影響が出る部分なんですけれども、市民である利用者とかですね、各担当課、各部署には諮問機関を審議会とかお持ちだと思うんですけれども、そういったものへの説明ができている状態なのか、まず、市長部局の方から市民とか諮問機関への説明されてるかどうかを教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  各種機関に対する説明というのは、この指定管理者制度についてだと思いますけれども、まだそこまで至っていないところでございます。一応緊急財政プラン、これの一番大きなものとしては人件費等の節減ができるということからスタートしてこの指定管理者制度にも取り組んでいくというところでございまして、いわゆる先ほど申し上げましたように、十七年度に入りますと速やかにこれを今後のスケジュールをつくって、いわゆるおくれることのないように十分な時間をとれるようにして検討に入っていきたいと考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ということは、市民とか各審議会などへの説明というのはやはりこの新年度に入ってから、指定管理者制度の条例が通ってからというふうに考えてよろしいでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  そのとおりでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  同じ質問なんですが、教育委員会とか学校給食センターなどでありましたら、それの運営委員会などもあるんですが、今回のこの民間委託、指定管理者の予定がされているというような説明は教育委員会等へは説明されているでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 職員や利用者や諮問機関、教育委員会への説明につきましては、まだ実施していませんけれども、教育委員会への説明につきましては、緊急財政改革推進計画の中で、平成十八年度から民間委託への取り組みの対象に、学校給食センターと市民図書館が予定されているということを報告はしているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  まだ内部での説明の状況だというふうに考えますけれども、今後この指定管理者の条例が通れば、これに準じて委託じゃなくて指定管理者を指定するという形になってくると思うんですが、最終的に四月、三月この条例が通って、新年度を迎えて進められるわけなんですが、あくまでも緊急財政改革推進計画に載ってる施設についてお伺いしますけれども、今後の予定、いつぐらいまでに、管理者制度の導入となりますと、受け入れ先などの公募とか、保育所みたいにスムーズには時間的にもっと時間がかかるんじゃないかなと思うんですが、今後の指定管理者制度に基づいた進め方ですね。いつぐらいまでにどういった形で進めていくのか、そういったことをちょっとお伺いしたいんですが、市の指定管理の概要が各施設ごとにまとまると、こういった形で募集しますよという募集の要項みたいなのが、それはいつぐらいまでにつくる予定なのか、そういったことは決まってるんでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  先ほど申し上げましたように、十七年度に入りますと、すぐスケジュールの作成に入ることを申し上げましたが、まだそうした募集等の要項等についてまだ決めていないところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  これは教育委員会の方はどうでしょうか。今後の日程、十七年度の日程というのがある程度予定されてるものがあれば教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 まだ、市長部局と未調整でありまして、多くの課題がありますので、市長の意向を踏まえ、今後、市長の意向を踏まえ、市長部局と協議を進めていく中で、民間委託に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  予定どおり四月からの指定管理者、来年度の四月からの実施ということを考えれば、一番遅くても十二月の議会にはこの条例を出さなければ間に合わない形になると思うんですが、その最終の逆算した計画みたいなのは立ててらっしゃらないんでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  今おっしゃいましたように、私どもは今のところ四月に入ってすぐ検討を始める、最終的には今の予定としましては、十二月定例会へ提案できるようにしたい、それに間に合うようにスケジュールをつくっていきたいというふうに考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  計画に上がっている施設について、ずっとお伺いしてまいりましたけれども、この指定管理者制度、今回条例にも上がってまして、恐らくこれは可決されるんだと思うんですが、この指定管理者制度導入の目的というのは、どういったふうに考えていらっしゃるでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  指定管理者制度の目的ということでございますが、これは村岡議員も御承知のとおり、住民のニーズはますます多様化してきております。そしてそれにこたえるための行政サービス、これはより一層の高度化、多様化が求められてきていると思います。


 そして、それを実現するためには、民間の手法を取り入れる、いわゆるニューパブリックマネジメントの考え方が公共施設の運営にも取り入れられつつあるということはこれもまた御承知と思います。


 このような背景のもとに、平成十五年九月二日施行の地方自治法の改正により、公の施設の指定管理者制度が導入されたわけであります。従来公の施設は地方自治体がみずから管理するよりも、一層向上したサービスを住民が享受でき、ひいては住民の福祉がさらに増進されることを目的として管理委託制度がございました。


 しかし、これは委託を行うことができる団体が、地方公共団体が出資している法人で、政令で定めるもの、または公共団体、もしくは公共的団体のみが対象とされてきております。


 しかしながら、最近は公的団体以外の民間団体においても、十分なサービス提供能力のある団体がふえてきていると考えられます。また、住民の多様化するニーズに対して効果的、効率的に対応するため、民間の事業者の有するノウハウを活用することが有効であるとして、今回の法改正に至ったものと考えているわけであります。


 なお、従来の管理委託から今回は管理に関する権限を委任するというところまでいくようになっております。さらに管理委託契約から、議会の議決によって管理者を決定するという、いわゆる従来の契約制度からいわゆる行政処分制度への変わってきたと認識しているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  私もこの指定管理者民間委託、この件に関しましてはここの部分が一番クローズアップされなければいけないところだと思うんですが、くしくも財政的な切り口の計画が上がった後に、この指定管理者という新しい制度が導入されたわけなんですが、今のこの緊急財政改革推進計画だけを見ますと、なかなか市民の側から見るとメリットがなかなか伝わってこないわけでありまして、この指定管理者制度導入に当たりましては、その市民ニーズへの対応というのが一番のメリットだと思いますので、そこをもっと掘り下げて、市民の皆さんに説明をしていっていただきたいと思ってるわけであります。


 保育所の民営化に当たりましても、財政的な説明はあったんですが、民間の活力を得ればこういったことができるというような説明が非常に少なかったような気がしますので、この指定管理者制度導入に当たりましては、財政的なメリットはもちろんですけれども、今、助役がおっしゃいましたような市民ニーズ、こういったことが対応できるんだということをもっとアピールしていっていただきたいと思います。この点に関してはどうでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  今、村岡議員がおっしゃいましたように、私たちは財政があって、市民があるんじゃなくて、市民サービスを優先する、その裏づけとしての財政運営だと考えておりますので、御指摘の点については十分これを尊重していきたいと考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  指定管理者制度につきましては、また新年度からいろんな具体的な策が上がってくると思いますので、また順次質問をさせていっていただきたいと思います。


 続きまして、財政改革の中の二点目、受益者負担の適正化についてお伺いしたいと思います。


 財政が各地方自治体苦しくなりまして、この受益者負担という言葉もよく最近耳にするようになってきたんですが、この受益者負担の適正化ということについて市長のお考えを聞きたかったんですが、助役としてはどういった御認識のもとで考えてらっしゃるでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  もう御承知のように行政運営の根幹となるものは、いわゆる税収入というのが順調に伸びていくことが一番好ましいわけでございますけれども、現在のえびの市の状況からして、税収に大きく頼ることはなかなか難しい状況の中にございます。


 そうなりますと、いわゆる国からの地方交付税、これが大きなウェイトを占めてくるわけでございますけれども、三位一体の改革が進んで、地方分権が本格化してきますと、地方自治体は少ない財源をどのようにやりくりして市民生活、市民サービスを確保していくかということに対して、それぞれ自己決定、自己責任の原則に基づいた運営ということが必要になってくると、より一層必要になってくると考えるわけでございます。


 戦後六十年たつわけでございますけれども、各自治体においては住民のために寄与する行政を行うため、さまざまなサービスを提供することによって住民の要望にこたえてきたわけでございますけれども、今後すべてのことを行政が無料、または低廉な金額で提供するということは、今の財政規模からしますと、非常に無理を生ずるところが出てくると思うわけでございます。何がしかの市民負担というものを考えていかなければなりません。


 市民の皆さん方が、この程度ならと言っていただける程度のものについては見直しを進めていかなきゃならないと思います。住民のために一定の公共サービスの水準を維持していくためには、応分の負担をお願いしていかなければならないと考えます。私どもは経費を節減し、行政の改革も進めながら、御理解をいただける範囲での住民負担はお願いしなければならないであろうと考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  市民への応分の負担という言葉が今、出てきたんですが、その中の一つに家庭ごみの有料化、今回の持ち込みの有料化とは別に家庭から出るごみの有料化の適正化、これに関しましては以前、蔵園議員からもごみ袋に料金を上乗せするような形で有料化ができないものかという提案がなされたと思うんですけれども、あれ以来、各自治体ではこの家庭ごみの有料化というのは非常に効果があると、ごみの削減にも非常に効果があるということでいろんな事例が発表されているんですけれども、えびの市ではまだこの家庭ごみの有料化というのが進んでないんですが、この進んでない理由というのが何かあればお聞かせ願いたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  私どもも全国の市町村でごみ収集の有料化に取り組んでいる市町村が数多くあることは承知いたしております。私どもも何回となく検討いたしてきているわけでございますけれども、いわゆるごみ収集の民間委託の問題、それから、分別収集の細分化等を今のところ優先して検討いたしております。これが一応の軌道に乗りますと、その次、どのようにその有料化に持っていくかどうかも含めまして、検討を進めていかなければならない次の段階になるというふうに予定しているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  といいますと、この有料化に対するハードルがあるというよりも先に、優先順位の問題で収集の委託などが終わった後に検討すると、するかしないかはわからないけど、有料化に関しては検討したいということでよろしいでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  終わった時点でといいますよりも、今の民間委託、まだ市内全体からは民間委託が残ってるところもございますし、それについての検討と実施、それから、分別収集にしましても、まだ市民の皆さん方の御協力はいただいておりますけれども、これが完全に軌道に乗ってしまったということはまだまだ言えないと思います。だから、これをある程度見ながらと申しますか、これなら、という時点になったときに、どうするかということを考えていかなきゃならないと思っているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この提案を改めてさせていただいてるのが、各自治体で非常に効果が出ているという点が一つと、今回、生産もとのコストが上がったということでごみ袋が値上がりするんですけれども、中にはこれが有料化なのかなと、粗大ごみの有料化も一緒になるものですから、思ってらっしゃる市民の方もいらっしゃるようですので、できれば一緒に値上げしていただければよかったのかなと考えたものですから、提案させていただいたんですが、これについても随時また検討していっていただきたいと思います。


 続きまして、行政改革についてお伺いしてまいります。


 先日ですね、行政改革推進委員会が開会されたようですが、その協議の中で、今回は市民の公募の方も入れられて委員会が開会されたということだったんですが、この中で、その協議会の中で行政改革に対して市民の方からはどういった意見が出たのか、そういったことがわかれば教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  市民の代表で構成されます行政改革推進委員会で出ました御意見の主なものを御紹介いたしますと、まず、この議事録をきちんととってくださいと、そして行革推進本部の方にもそういった内容をきちんと伝えてほしいと。それから、えびの市の行政改革はどれくらいの目標を持っているのかと。それから、今までは情報公開の不足があったと思うけれども、今後はそういったものをきちんとお願いしたいと。それから、住民のニーズの多様化とかあるだろうけれども、市民生活の低下につながるような改革は省いていただきたいとか、そのようなことが出されたところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  実はこの委員会は、私も傍聴させていただきまして、その後、委員の複数の方から推進委員となって会議があったんだけど、自分の立場がよくわからないという意見が出たんですけれども、四次の改革大綱をつくるための委員会だったと思うんですけれども、三次の行革がどの程度進んでいるものかとか、そういったこともなかなかわかりにくいという意見があったんですが、この行政改革大綱、四次の大綱というのが十八年度当初に策定される、十八年度からスタートという形になると思うんですが、この推進委員会の今後の開会の予定が決まっていましたら教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  今後の行政改革推進委員会の予定といたしましては、十七年度から第四次大綱の策定を内部で行いますけれども、その大綱案がまとまりました段階で、大綱案をこの委員会で審議していただく形で開催をお願いしたいと考えております。


 平成十七年度当初予算では、三回分の予算をお願いしているところでございまして、九月以降に開催をお願いしたいと予定しております。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  とりあえず内部で案を考えていくというお話だったんですが、現在は内部での検討というのはどの程度進んでいるんでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君) 小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  平成十六年度におきましては、第四次大綱策定に向けまして策定部会の設置をいたしました。そしてワーキンググループの若い職員で構成されますワーキンググループの職員公募を行いまして、この三月末までにはそういった策定体制を整備する予定でございます。


 それから、先ほどありました市民代表による行政改革推進委員会を設置いたしまして、それから、基礎資料収集といたしまして、市民アンケートや職員アンケートを実施いたしまして、そういった資料収集を図っております。


 こういったことを踏まえまして、具体的な大綱の策定作業は平成十七年、四月から着手する計画でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  四次に向けて四月から取り組むと、内部で。九月以降に行政改革推進委員会の方に諮っていくという予定になってると思うんですけれども、この行政改革についてはもっと早い時期から市民の意見を取り入れるべきじゃないかなというのが私の案なんですが、実際この行政改革の大綱というのも改革大綱ができたときに目を通すぐらいで、なかなかその進捗状況とかいうのが伝わってこないんですが、このワーキンググループの方で九月ぐらいをめどに大体つくっていかれるという予定なんですが、その中に市民の方、行政改革推進委員の方でもいいと思うんですけれども、ワーキンググループの中に入れられるというようなお考えはないんでしょうか、ある程度たたき台ができてから検討されるということに変更がないのかどうか、そこをお伺いしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  市民の皆様の御意見といたしましては、市民アンケートの中で総体的にお伺いしたところでございます。また行革推進委員の方々には、いつでも私ども事務局の方に御意見を寄せていただきたいということは申し上げておりますし、市民の方々も機会があれば御意見をいただくことは結構でございますが、ワーキンググループの中に入るという作業の過程には、これは庁内の組織体制でございますので、ちょっと無理かと思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  九月ぐらいまである程度たたき台ができて、九月以降に市民の方々、推進委員の方々がそれをチェックされていく形になると思うんですが、実際、九月以降に三回今のところ計画されているということだったんですが、この三回で委員の方々がどの程度この大綱への意見が述べられるのか、それが非常に疑問に思うわけでありまして、一回は前回十六年度で行われてると思うんですが、この九月までの間に今までの大綱の進捗状況をお伝えするとか、もちろん委員の方が聞いてこられれば、こちらからは情報提供しますというお話だったと思うんですが、もう少し委員の方々に九月にその案ができてきたらすぐに対応できるような、もう少し情報を与えていただくようなことができないかなと、これを委員会の会長が、会は招集する形になってると思うんですけれども、この事前に九月以前に案ができる前に、もう少しこの行革に対しての意識を深めてもらうような形での委員会の開会というのはできないものか、そこをお伺いしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  実は行政改革推進委員会のある委員さんからも早期にという要望等も出ておりますので、今後、上司とも検討してまいりたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  せっかくですね、公募の方も入れられて、委員会が形成されているようですので、ぜひこの市民の方が意見を、勉強した上での意見を述べられるような、そういった環境をつくっていただきたいと思います。


 三次の積み残しがどういったものがあるのかとか、そういったことがわからないと、四次の大綱、九月に出されても、なかなかそれに対応した本当の意見というのは出てこないんじゃないかと思いますので、そういった要望があれば、ぜひその要望にもこたえていっていただきたいと思います。


 行革について最後に、この行革大綱策定というのが義務づけられているんですが、この大綱の策定の目的というのをどういうふうに考えてらっしゃるのか教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  もともと行政改革大綱は政府が実行すべき行政改革の方針をまとめたものとされております。


 四つございまして、位置づけが。一つは新時代に対応できる簡素で効率的な行政、二番目が国民の主体性が生かされる行政、三番目が国民に開かれた信頼される行政、四番目が国民に対し、質の高いサービスを提供する行政、この四つの視点を示す総合計画として位置づけられております。地方公共団体におきましても昭和六十年の地方行政改革大綱に基づきまして、行政改革を推進するため、こうした大綱を策定して取り組んでいるところでございます。


 えびの市としましては、このような基本的なものに基づきまして行政改革の方針を、市としての方針を決定し、そして積極的に推進するために、そのための指針となる総合計画としてこの大綱を位置づけているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  その市民の主体性という言葉がその中にも出てきたんですが、ぜひ主体的に公募で参加された市民の方もこの行政改革推進委員会の中にはいらっしゃるようですので、ぜひその人たちが一〇〇%力を発揮できるような環境をつくっていっていただきたいと思います。この大綱につきましては、あと一年間かけて進んでいくと思いますので、また随時お伺いしていきたいと思います。


 続きまして、情報共有について質問をさせていただきたいと思います。


 財政的に非常に厳しい中で、市民との協働とかいう言葉を毎回この議会では提案させていただいてるんですけれども、財政的な苦しい中にあって、情報共有と住民参加というようなものも、えびの市にあってはもうこれに頼るしかないんじゃないかと、私は非常にその点についてもっと進めるべきだと常に思ってるんですけれども、情報共有という言葉は施政方針の中にも出てきておりますし、そういった認識は確かにあられるんだと思うんですが、なかなか市民サイドから見て、行政の情報を市民が共有してるなという実感がなかなかわかないところなんですが、市民との情報共有についてですね、今回ホームページの更新なども予算には上がってるようですが、新年度にこの情報共有について新たに取り組まれる、そういうものがあれば教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  市民との情報共有につきましては、広報広聴事業、市民参加、それぞれの取り組みをいたしておるわけでございますが、今後、新年度新たに取り組む計画があるかということでございますが、新年度は新たに市公式ホームページのリニューアルなどが計画されているところでございます。しかしながら、今後より意義のある、より積極的な情報共有を目指していくべきだと考えております。そういった手法等について今後研究、努力していきたいと考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  新しい取り組みということでホームページのリニューアルというお話が出たんですが、これはどういった形で内容としてはリニューアルされるのか、ある程度案があれば教えていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 現在のホームページ、非常にページデザインも統一されていない、そういった内容については今後統一していきたいということ、サイトにつきましても、アクセスの関係で非常に不便の状況等あるということで、利用者が使いやすい内容にしていきたい。それと同じように検索システムを非常に複雑で、いろいろホームページにアクセスされる方々からもいろいろ情報が寄せられていますので、そういった意味でのアクセスについても対応していきたいということと、特に緊急情報等の関係で携帯電話からアクセスができないような状況等にありますので、そういった関係についても今後検討していきたい。


 特に防災関係は携帯で対応できるんじゃないかということで、そういうこともちょっと研究していきたいということと、アクセシビリティ、特にJISの関係が統一されておりません。そういった意味でのJIS規格に統一していきたいというような内容等を今、検討しているところであります。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  このホームページというのは情報共有の中の一つだとは思うんですが、今のホームページがなかなかメッセージみたいなものが見ているものに伝わってこないわけですね。以前も御提言いたしましたけれども、まず市長の名前が出てこない、市長の写真も出てきませんし、市長がどういったことを思ってるんだというような、よその自治体見ると市長からのメッセージが一週間に一回更新されたり、中には毎日更新されているような首長さんもいらっしゃるんですが、そういったホームページを開けば、市の行事とかそういった情報だけじゃなくて、えびの市がどういった方向に向かおうとしてるんだと、市民の皆さん、こういったことで協働していきましょうというようなメッセージをもうちょっとたくさん中に入れていただきたいと思ってるんですが、その点についてはどうでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  今、提言ありました要請についても内部の方では検討していきたいというふうに思ってるところです。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この情報共有についてですね、なかなか住民参加という言葉もあるんですが、住民の皆さんも意識が上がってこないと、行政の方から「協働、協働」と言っても前には進まないと思うんですけれども、このまちづくりのやり方が、今までからすると変わってきているという現状は助役の方も把握されていらっしゃると思いますし、よくそういったお言葉もちょうだいするんですが、今、各自治体で名前は違ってるんですが、独自のその町の憲法とでもいいましょうか、まちづくりの基本条例、自治体の基本条例というのを制定して、こういった形の住民と協働していこうと、そういったことも条例化して、市民にも明確にどういった体制でえびの市は協働していくんだというような形の情報を条例化して進めている自治体が非常にふえてきてるんですけれども、こういった条例を制定される考えがないかどうか、まずお伺いしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  ちょうど今より五年ほど前になりますか、二〇〇〇年に地方自治法の大改正が行われました。いわゆる分権改革によって機関委任事務が廃止になりまして、そして、それぞれの自治体は自治事務はもちろんのこと、法定受託事務についても条例措置ができる形となっております。とすれば国がいわゆる個別法令、個別施策について憲法という国の枠組み法があるように、自治体でも独自の政策、制度をめぐる個別条例、個別施策についての枠組み法が基本条例として必要になってくるのではないかという議論が有識者の間で広く行われてきているわけであります。


 そして、もうこれも既に御承知のように、北海道のニセコ町がまずまちづくり条例をスタートさせました。その後、全国各市の市町村において、これに類似した基本条例がつくらてれておりますけれども、それぞれがそれぞれの町のいわゆる独自性といいますか、特殊性といいますか、そういうものを含めた基本条例をつくっているようでございます。


 いわゆる自治基本条例は住民の権利やそのための制度保障など、自治実現のための基本となる条例として、また地方自治の本旨と申しますか、これを法的側面から支える条例として期待されるというところでございますけれども、しかし、この基本条例につきましては、先ほど申し上げましたように、各市町村でそれぞれ独自性を持った条例がつくられているようでございます。


 この私どもも自治基本条例、これにつきましてはただいま企画政策課の方でこれの研究を進めてもらっておりますけれども、これを条例という形でもっていくにつきましては、今少し、いわゆる市民と共有しながらと申しますか、市民と同じ立場に立って、守り、実行していく基本条例でなければならない、市民にとっても非常にわかりやすいものでなきゃならないというふうに考えております。


 そういうことで、いま少しこれを検討進めさせていただきたいと考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  市民との協働というのは、なかなか最初はリスクもあることだと思うんですが、こういった条例をとりあえずつくるという形の中で、まず協働を進めていくということであれば、何かイベントをするというような形でもございませんので、リスクも少ないし、まず最初の切り口からも市民の方からもわかりやすいんじゃないかと思いますので、ぜひえびの市独自の自治基本条例を市民の皆さんと一緒になって、市民と共通のルールをつくるという意識でぜひ進めていっていただきたいと思います。


 続きまして、教育行政の方に入っていきたいと思います。


 一番目に、飯野中学校寄宿舎跡地や高野分校などを利用して、地域共同体験活動を推進するお考えはございませんかという質問を上げておりますが、この寄宿舎も目標を終了した形で、高野分校も休校という形になると思うんですが、今、その地域との共同ということが非常に叫ばれているんですが、せっかくこういった施設がその役目を終えたり、休校になったりするんであれば、こういた施設を有効利用してそういった体験活動を推進できないものかと考えたわけなんですが、その点については教育長はどんなお考えでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします


 飯野中学校寄宿舎跡地や休校になります高野分校の施設を有効に活用するということは大変望ましいことだと考えております。健全な青少年を育てるために、地域共同体験活動は今後ますます重要になってくると思っております。わくわく教室や各種体験活動など可能であれば、ぜひ活用していく方向で前向きに検討してまいりたいというふうに思っております。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  いろんな自治体を見てみますと、普通の学校がある期間にある地域の子どもたちが上下、年齢は別として一カ所に宿泊して、一週間そこから学校に通学すると、世代を超えた先輩が後輩に授業を教えてあげたり、その地区の人が食事をつくってくれたりというような体験をするような企画を教育委員会の主催でされている自治体もあるというふうに聞いておりますけれども、そういった形で利用するのも寄宿舎なども非常に宿泊の準備が整っておりますし、高野分校におきましても自然が非常に残っていますので、そういった形で教育委員会の主催でということはお考えでないでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 そのことも含めまして、今、具体的にというわけではありませんが、この地域共同体験活動とかの中でわくわく教室とか各種の体験活動、そういうものを含めて考えて前向きに検討し、可能であればぜひ活用していきたいというふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  教育行政の二番目に移りたいと思います。


 国際交流都市を生かして、小学校での英語教育を推進できないかという提言なんですが、今、構造改革特区の中でも小学校にもうカリキュラムとして英語教育を入れてると、二年生まで、三年生から四年生、五、六年というふうに段階で時間数をふやしたりして取り組んでる自治体があるんですけれども、えびの市もせっかくですね、国際交流都市ということで交流センターがあったり、留学生の方とかたくさんいらっしゃる中で、先ほどちょっとえびの市の子どもたちの成績の状況を見させていただいたんですが、英語が余りよくないという状況がありまして、せっかくこういった市を挙げての取り組みをしているのになかなかそれが生かされてないんじゃないかなと思うんですが、こういった小学校の中での英語教育の推進ということは教育長はお考えになってらっしゃいませんでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 小学校での英語教育につきましては、各小学校で総合的な学習の時間を活用いたしまして、数十時間、平均して二十時間程度の英語教育を実施いたしております。


 指導者につきましては、中学校の英語教諭が小学校に出向いて指導したり、国際交流員に指導をお願いしているところであります。学校間におきまして英語教育の時間数にばらつきはありますけれども、今後、積極的に英語教育へ取り組んでいくよう、それぞれの学校にお願いしていきたいと考えております。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  総合的な学習の中で、そういった取り組みをされているというのはお伺いしてたんですけれども、特区を受けている自治体に関してはもうカリキュラムで何時間、何時間と決めて、本当に効果があるような、英会話ができるような、ある程度できるような評価の最終目的までつけて取り組んでるようですので、その英語教育に関して一定の本当の効果が出るような英語教育を進めていっていただきたいと思います。


 続きまして、教育委員会を学校教育に専念する部局として学校教育部門以外は市長部局へ転換するお考えはございませんかという質問だったんですが、これは市長じゃないと答えられない部分かなと思うんですが、出雲市などはこれはもう市長の強い意志でこういった形に取り組まれてる、そして学校教育は非常に独自のウィークエンドスクールとか、そういった形の土曜日を使った補習みたいな形の取り組みもされてるんですけれども、こういった部局を変えるという大きな改革だと思うんですが、こういったことに関しては、する、しないというのは御答弁できないと思うんですが、助役はどういったお考えでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  今、村岡議員もおっしゃいましたように、いわゆる教育委員会を学校教育に専念する部局と、学校教育部門以外を市長部局へ転換するということについて、私が市長にかわってお答えするわけにはまいりません。


 しかし、御質問のように学校教育部門以外の、いわゆる社会教育と文化部門を市長部局へ移している市に島根県の出雲市がございます。これは二〇〇一年の四月から実施しているようでございますけれども、出雲市長は単に思いつきでおやりになっているのではない。市長の前歴が文部省の、当時でございますけれども、高等教育局の主任視学官までお務めになった教育行政の大ベテランであります。だから信念を持っておやりになってると考えております。


 社会教育部門を市長部局に移すについては、法的には地方自治法第百八十条の七に基づき、補助執行するという形で行われているようであります。


 そのほか、東京都の杉並区の教育特区制度、埼玉県志木市の地方教育審議会の設置など、義務教育のあり方について、今後、地方分権、そして三位一体改革の中で、教育行政の責任の所在に関する論議が今後ともますます盛んになっていくと考えております。そのことにつきまして、私どもも今後注目していく必要があると考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ぜひそういったいろんな各自治体の独自の動きが特区という形で実現しているところもございますので、できればえびの市からも、全国に先駆けて特区が申請できるような、そういった政策が出てくることを期待しております。


 続きまして、男女共同参画についてお伺いしていきたいと思います。


 これも最初市長の意見をお伺いしようと思ってたんですが、男女共同参画、これが懇話会ができ上がりまして、計画が順調にでき上がってきていると思うんですけれども、新年度に向けてどういった取り組みをして、どういったことを期待されているのか、その点をお伺いしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  山下総務課長。


○総務課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 男女共同参画プランは昨年策定させていただきまして、それに向けて平成十七年度は行動計画等について、具体的に策定の方向で議論させていただきたいというふうに考えております。


 現在、えびの市としましては、合併せずともだれもが生き生きと暮らせる魅力あるほっとなまちづくりを目指すということで進めさせていただいておるところです。こういった中で、さまざまな取り組みを官民共同で推進していくということは非常に重要なことであるということでありまして、そのためにも男女共同参画関係につきましては、地域リーダーの育成ということで、新年度予算でもお願いしてますけれども、講座を開催させていただきまして、そういったリーダーを育成していきたいというふうに思っております。


 そういった中で、ただリーダーの形成だけでなくて、より市民の方々に理解していただきたいということで講演会等も計画しているということでありますし、今後、広報等を通じた啓発やら、それから出前講座等にも積極的に対応して、男女共同参画の社会形成に向けて進めていきたいというふうに思っているところであります。以上です。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この男女共同参画というのも順調に進んできていると思うんですが、なかなか成果が見えにくい部分だと思いますので、ぜひ信念を持って、市長がいらっしゃれば市長にそこら辺をお伺いしたかったんですが、リーダー育成とかにも十分な予算を使って育成して、効果が出るようなものにしていっていただきたいと思います。


 最後に、少子化についてお伺いしたいと思います。


 次世代育成支援行動計画、これが何とかぎりぎりになってつくるということに十二月議会で上がりまして、策定されてると思うんですが、この進捗の状況をお聞かせください。十七年度いっぱいでつくられる予定だったと思うんですが、進捗状況お聞かせください。


○議長(宮浦佳紀君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  お答えいたします。


 一月二十五日、二月二十五日、庁内会議を開きまして、データ収集を行ってまいりました。三月二日には策定委員会を開催いたしまして、行動計画のたたき台といいましょうか、そういったものをお示しして、今後、三月の二十四日に予定しておりますけれども、最後の策定委員会で決定をしていただくという形をとらさせていただいております。


 現在、三月二日にたたき台の内容につきまして、それぞれの各委員さん方で検討をいただいて、その疑問点等について何かありましたら事務局の方に御連絡くださいというふうにしておりますけれども、今のところそういう問い合わせは来ておりません。計画の内容を若干申し上げます。まだ決定、よろしいですか。


○議長(宮浦佳紀君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  三月二日と二十四日に策定委員会を二日開催されて、二十四日にあと開催される予定だということなんですが、この委員の方々はエンゼルプランの推進協議会の方々と一緒だったと思うんですけれども、この委員の方々にしても、二日に説明を受けて二十四日で策定をすると、非常に考える時間がないんじゃないかなと思うんですが、新年度に入りまして、計画が推進する中で、徐々にその計画の中身がわかってきたことについては、修正できるような形の協議会にしていっていただきたいと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  策定終了後の予定でございますけれども、地域会議というようなものを、地域協議会ですね、そういったもので御意見等を拝聴しながら、盛り込みやっていきたいというふうに考えております。当然、計画は五年間の計画で、後期計画はまた五年間見直してつくるわけですけれども、前期計画のその五年分の計画の内容につきましては、逐一そういう御意見等をお聞きしながら、取り入れてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前十一時 十三分


                    開議 午前十一時二十九分


○議長(宮浦佳紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、十八番有馬正雪議員の発言を許します。


○十八番(有馬正雪君)  発言の許可をいただきましたので、ただいまから一般質問を行います。


 通告をいたしておりますが、きょうは教育長の方にまずお尋ねをしたいと思います。通告どおりいたしませんので、御了解いただきたいと思います。


 世界的レベルで日本の子どもたちの学力低下が問題になっています。私ごとでございますが、孫が高校へ三人、小学校に三人在学中であります。私ども将来を考えますと、大きな関心事でありますので、えびの市の児童・生徒の学力はどうなっているのか、その実態をお示しをいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 えびの市の児童・生徒の学力の実態でございますけれども、本市の子どもたちの学力の実態をはかる一つの目安といたしまして、昨年度から標準学力検査を実施しております。その結果、昨年度と比べまして、えびの市の平均正答率は上がってきております。全国の平均正答率と差は余りないのではないかなと思っております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  資料をいただきました。これによりますと、全国平均正答率を一〇〇とした場合のえびの市の平均正答率、ほとんど一〇〇点に近いわけでありますから、日本の中のいわゆる平均から行きますと、そう遜色がないということでありますか。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 私どもとしましては、マイナス五、プラス五、上下の五ポイントの中に入っておりますと、大体全国の平均にあるのではないかなというふうに考えてはおります。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  いただいた資料の中には、きょういただいたんですが、教研式とありますが、これ正確にはどういうことなんですか。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 教育研究所でございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  まだ十分目を通していないんですが、この調査されました内容からいきますと、これは全国のいわゆる正答率、全国の平均からどうなのかということの内容でございますから、全国の平均が下がっておれば、この数字は全国平均の正答率はわかるんですけれども、全国のレベルでどれくらいの、ほとんどこれは算定の仕方なんですが、その辺はどうなりますでしょうかね。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 この資料に示されておりますポイントは全国平均正答率を一〇〇とした場合、ですから全国平均を一〇〇と置きかえた場合にえびの市はこのような状況にありますという数字でございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  おっしゃることわかるんですけれども、いわゆる世界的なレベルでというですね、学力が低下しているということでございますから、これどうでしょうね、結局、全国は世界の中に比べてどうなのかということが出てこないと、この資料だけでは内容がわからないわけですよね。その辺についてはどうなんでしょう。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 全国のレベルが低くなってきていれば、当然この数値も下がってくるということで、ここに示されています資料は全国を、繰り返しになりますけれども、一〇〇とした場合ということですので、当然全体が下がればこれも下がってくるというふうに理解しております。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  全国のそういった世界のレベルに比較しましてどうなのかということにつきましても、やっぱり知りたいですよね。そういった面では後日でも結構でございますので、資料をいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 後ほど、その資料を提出させていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  非常に関心がございましたので、中山大臣の方に「ちょっと教えてください」とこう言ったんですが、このIEA国際教育到達度評価学会がやってるんですね。この中では中学校の二年生を対象にしまして、小麦とネズミと蛇がいた場合に、蛇を殺したらどうなるかという設問があったらしいですね。それによりますと、国際の平均正答率は三三%、日本の中学二年生の国際平均正答率は三一%、トップレベルの日本の学力を誇っていたわけでありますが、四十六カ国地域の二十七位という不名誉な結果になったと、こうなんですね。これについては、教育長、御存じでしょうか。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 詳しいことまでは存じておりませんけれども、大体のことは知っているつもりでありますけれども。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この生物のピラミッドとの一端が崩れたら、生態系に微妙な影響を与える、もう御存じでありますよね。結局蛇がいなくなると、ネズミがふえて、ネズミがふえたら小麦は全滅するということだろうと思います。


 それで、このことは理科の教育とかの生態系の問題になりますと、中学二年生では十分そのことを理解をするのが世界的なレベルに合うわけでありますから、大変残念ながら、そういう結果については今後の大きな課題ではなかろうかと思うんですが、教育長のお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 私もそのとおりだと思っております。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  農業の現場ではですね、もう天敵農法というのがはやっているわけですね。天敵で害虫を殺す。そこまで進んで、そして次世代の、一番これから食料を消費している若い年代がそのことを承知してないということになりますと、やはりこれは大変な問題だということで、これは食農の関係、食育と農業というのは表裏一体でございますので、そういった中で、このことを十分そういう機関が研究をしているということでございますから、後日、教育長の方にも資料を私の方から差し上げたいと思いますが、そういった形で今後はこの問題については御検討いただきたいと、こういうふうに思います。


 通告の?、?は関係がありますが、これはゆとり教育、みずから学び、みずから考える子どもを育てようと、ゆとり教育が始まって、二〇〇二年から今二〇〇四年まで三年間ですが、総理も学習指導要領全体を見直す、文部科学大臣も同じ方針で述べているわけですね。これについては教育長はどう受けとめておいでか伺います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 小泉総理大臣が施政方針演説で学習指導要領の見直しについて言及したことにつきまして、教育長としてどう受けとめているかという御質問にお答えいたします。


 この施政方針演説は、中山文部科学大臣の一連の記者会見での発言等と重なる部分も多いと感じております。昨年末、公表されましたOECDの国際学習到達度調査、PISAの結果や、国際教育到達度評価学会IEAによります国際数学理科教育動向調査の結果を見まして「学力が低下傾向にある」と中山大臣が発言されたことは御存じのとおりであります。それ以降「学習指導要領の見直しを図るべきだ」とたびたび発言されておられます。


 不易と流行という言葉もありますが、私は学校教育の不易の部分は人間尊重の教育の育成とし、それを基盤にして学校は今日的課題を解決し、よりよい教育を提供する場として進化していくべきではないかと考えております。そういう点で文部科学省がスクールミーティングなどで学校現場の実態や声を基盤にいたしまして、学習指導要領の見直しを図ろうとする動きは大切なことだと考えております。


 また、中山大臣がこの二月に「現行の学習指導要領の目標、理念は間違っていない」と発言されましたが、私も同じように考えております。問題は果たして目的どおりに進んでいるかどうかにあり、それを検証することが地教委や学校に課せられた務めだと思っております。


 しかし、学力低下しているからということで、以前の詰め込み教育を単純に復活することでそれが解消されるかどうかは疑問が残ります。変化の激しい今日の社会におきまして、現存する知識や技能はすぐに古くなっていくのではないかとも思われます。ですからこそ、これからの社会に主体的に対応できるためには、今持っている知識や技能を駆使して新しい知識や技術を生み出す力が必要であると考えます。


 そのためには、思考する時間や精神的なゆとりが必要であるとも思います。時間に縛られ、窮屈な中で思考力は育たないというふうに思うからでございます。時間を争って学習させる方法もありますが、そればかりではなく、ゆとりを持って学習させる時間も十分与えていくことも大切なことではないかなというふうに思っております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  教育長の基本的な考え方に私も全く同感であります。


 ついでに通告で四番目に申し上げておりました、いわゆる私立学校では「ゆとり教育」を事実上導入せずに教科学習を強化しており、高校や大学の入試に「公私間格差」が起きた事実もあると、これ新聞に出てるんですよね。それと関連しまして、いわゆる塾通いができる子どもとそうでない子どもとの二極現象があると、これも新聞に出ておりましたが、この辺については教育長、どういう考えをお持ちでしょうかね。伺います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 大都市圏や中核都市では私立、公立を問わずに本人や保護者が望む教育を選択する幅が広く、公立離れが起こっているという指摘がございます。えびの市には私立の小・中学校はありませんが、それだからこそなおさら各学校がより質の高い教育を提供できるように努力していかなければならないと考えております。


 平成十七年度から学校二学期制を導入いたしますけれども、今、各学校ともより質の高い教育をより創造的な教育活動を合い言葉に子どもたちの学力を含め、人間性や体力の向上をさせるさまざまな教育計画を立てているところでございます。例えば二学期制になって長くなった一学期を利用いたしまして、より長いスパンで総合的な学習の時間に取り組んだり、教師も長い時間をかけて子どもたちをじっくり評価し、具体的な指導に生かしたりできるよういたします。


 夏休みにも各学校の工夫により、サマースクールと称し、学校や地域の公民館を使いまして、学習指導を行い、児童・生徒の基礎的、基本的な学習内容の定着を図る計画を立てておりますし、自由研究や総合的な学習の時間の研究についての相談を受けることができるような体制を整備している学校もございます。そういうことでございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  教育長、今おっしゃったようなことをひとつ教育の基本に据えて、今後やっていただきたいと思います。それで私は子どもたちが自然を大切にする心を養い、体験を通じて得られる感動や労働の価値、つくる人への感謝の気持ちを得ることが生きる力の教育だと確信を持っているわけでありますが、ぜひともそういった形で今後の教育の方向、詰め込み教育ではなくてゆとり教育も十分視野に入れた教育の方針を立てていただきたいと思います。教育長、お答えいただきます。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  今言われましたことを十分にかみ砕きまして、そのようになるように努力いたしていきたいというふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  次に、この食育について質問をさせていただきますが、我が国、この国は食育基本法の成立を目指している、これをどういうふうに受けとめていますかということでございますが、きょう資料をいただきまして、本当にえびの市では食と農について学校の方針がぴしっと出ておりますね。本当に私はこれを見て、大変うれしく思ったところであります。


 それで、今後ともこういった食と農についての地域の皆さん、そして児童・生徒との触れ合いを密にしまして、そして、いわゆる食育についての指導を今後続けていっていただきたいとこう思うわけであります。


 宮城県の古川市の高倉小学校の五年生が育てた大豆がみそになったと、手づくりの感動をいっぱい表現しているわけですね。今はこのいただきました資料の中では、そこまでいっていないわけですから、つくる喜びとか地域の皆さん方と一緒になって、例えば大豆ですが、大豆をつくって、大豆からみそをつくって、それをみんなでいただくということなんですよね。だから私はこの今のえびの市ももう農政につきましては、二百二十町歩を超える休耕田とか休耕畑があるわけでありますから、やっぱり行政もそこまで踏み込んで、教育委員会と話を詰めて、地域の人たちとの触れ合いをしていくべきだなと考えているんですが、教育長のお考えを伺いたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  ありがとうございます。


 私も全くそのようなことを考えております。どこまでできるかわかりませんけれども、それに向けて努力したいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この前、農業新聞にこの記事が載っていたんですが、食と農にかかわる学習教科は理科と社会だと。そのとおりだと思います。農作物の生育を観察するのは理科であり、それが売られる市場調査は社会科の学習になる。本やインターネットで農業について調べるには資料を読み、考える力が必要です。そのことがOECDの調査で言う読解力であり、国語の力であるというふうに言ってるんですね。まさしく私もそのとおりだと思っているんですが、やはり食と農で食育の形でこういった全国でも本当六〇%を超える農業の体験学習を全国でやっているわけですね。


 そこにもう一歩、歩を進めてそういったことを十分取り上げて、そして学力低下を食農教育でカバーする、そういったものが欲しいと。えびの市は農村純農村地帯でありますから、当然先ほど申しましたようにいっぱいやればできるという要素を持っているわけでありますから、高齢者の人たちも農業の先生であり、農業の名人がいるわけでありますから、そういうところで話し合いをしながら進めていく、そういう中で子どもがきちんとした形で、いわゆるOECDの調査という、そういう読解力もできるし、理科も社会も十分そういう中でマスターできると、これについてはどうでしょう。教育長のお考えを伺います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 やはり今後は農業の大切さということをまず基本におきまして、その学習を進めていくということは大事なことではないかと思っております。そのようなことにつきましては、今後、私自身も勉強不足の感がありますので、十分研究をしていかなければならないものだなというふうに感じております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  中山文部科学大臣が、学習指導要領の見直しは人間力向上を第一に掲げるべきであると。その一つに食育の充実が明記されているわけですね。これ中央審議会でこういったことを答申していると思いますが、こういったことはいわゆる食育は、食育は知育、徳育、体育の方バランスを重視した教育上大事な役割を果たすと思いますと、こう言ってるわけでありますから、その食育については今のこのお取り組みの中に先ほど申し上げました一歩進んだ考え方でこれをぜひ実行していただきたい。


 私もグラウンドゴルフとか、いっぱいお年寄りとおつき合いをしておりますので、そういった中でいい食育という活動ができるんではなかろうかと。実は下大河平で飯野小の五年生の方が二十名来てくれました。そして、高齢者の方はグラウンドゴルフ二十五名でしたが、ちょうど同じようなあれでゲームをやったわけであります。


 そのとき、お汁粉を皆さんに婦人会の方がふるまったわけですね、そしたら、ずっと飲む中で、気のきいたばあちゃんが「ここのお汁粉はおいしいでしょ、ここのお汁粉は違うんですよ」とこう言うんですね。聞いてみましたら、川内川の一番上流のきれいな水でできたお米で、モチ米でつくるんだというようなことを一生懸命話をしてるんですね。


 そういったことを考えますと、今後はやはりそういった食育について、どこでも気軽にできるわけでありますから、教育長、そういったことにつきましては、今後ひとつ教育方針の中にきちんと位置づけをしていただきたいと思います。どうでしょう。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  食育につきましては大変重要な大事な部分でございます。そのことにつきましては十分研究もいたし、また教育施策の方にもそれを入れ込んでいかなければならないというふうに考えております。以上でございます。


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 〇時  一分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮浦佳紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  質問に入ります前に、発言の訂正をさせていただきます。先ほど下大河平の高齢者と、それから小学校五年生の飯野小の人たちとの触れ合いの中で「啓蒙」という言葉を使いましたから、これ「啓発」にひとつ御訂正をいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  訂正をさせていただきます。先ほどの御質問の中で、全国平均点の推移というようなことで、資料を提出いたしますとお答え申し上げましたけれども、学習指導要領が十四年度に改定になりました。十四年度と十五年度をあわせまして二カ年の成績をあわせまして平均値を出しているということでございますので、その求められました資料がないわけでございます。まことに申しわけございません。おわび申し上げます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  それでは、施政方針については市長が御不在でございますので、この最後の六番目のところに十二月定例議会でえびの市の年少人口の比率が低くて、将来が危惧されると警告をいたしたわけでありますが、定住促進が最優先課題であると提言をいたしたわけであります。市長、そのことについては是と認められたわけでありますが、施政方針に定住促進の項目がないのはなぜですかということで、通告をいたしておりますので、これは市長職務代理者の助役の方に見解を求めたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  施政方針の中に定住促進という言葉がないというような御発言だったと思いますけれども、文章の中で三カ所ほど使ってると思います。新たな項目を立ててということではなくて、文章の中で三カ所使ってると思いますが、いわゆる行政サービスそれ自体すべてが定住対策へつながっていく、えびの市のいわゆる年少人口が低くて、将来が危惧されるところでございますけれども、少子高齢化への対応は、結局今後の大きな問題でございます。これからは市民の目線に立って、市民がいかに住みやすいえびの市をつくっていくか、いわゆる現在住んでいる市民、これの住みやすいまちをつくっていく、そのことが定住へつながっていく、こういうことで施政方針は書かれている、こういうふうにお受けとめいただきたいと思うわけでございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長職務代理の助役のおっしゃることはわかるんですが、議員各位も市の喫緊の課題として質問があったわけでありますね。えびの市の将来のために今何をどうするかということについては、やはり定住促進についてはという項目があって、皆さんが十分そのことを理解をしていくということだと思います。だから、非常に入っていないというのがもちろん自衛隊の関係は出していただいておりますから、一つはそういうふうに受けたんですけれども、定住促進について本当に真剣な取り組みをしているという姿勢が施政方針の中では必要だということで申し上げたわけであります。答弁は要りません。


 定住促進の施策についてという項目を通告の中に出しておりますが、定住促進の決め手はだれもが住みたいまちとしての条件が整備されていることであると。特に若人の定住は企業立地による進出があって、働く場があるのかということと、これはえびの市の基幹農業である農業で生計が立って、そして後継者がふえていく状況なのかと。


 そして、えびの市に在住する自衛隊に住みたくなる魅力ある定住対策案が示されるか、ここを具体的に出してるわけでありますが、これについて市長職務代理者助役の所見を伺いたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  今の御質問の件でございますけれども、定住促進ということは、これ非常に大きな問題であるということは議員の皆様方と見解は同じにするわけであります。ただ何をどうやっていくかということが今後の問題になるわけでございます。


 定住促進のためにはやはり企業立地による雇用の拡大ということにも、さらに努力を続けていかなければなりません。現在でも南九州コカ・コーラボトリングの次に今度はどこへというようなこと等で検討いたしているわけであります。


 また、農業で生活できるかということでございますけれども、やはり魅力のある農業というのを今後、考えていかなきゃならないだろうと思います。有馬議員も御承知のように、従来、統制経済の中での農業でございましたから、農産物をつくるということは農家は得意でございますけれども、これを販売するということがなかなか不得手と申しますか、そこまでなかなか農家は手が回らない、だから今後はつくったものをいわゆるえびのの新鮮な農産物、これをどのようにして都市へ送り込んでいくかということを考えていかなきゃならないと思います。


 そして、農業で生活ができるように考えていく、また都市と農村との交流ということも含め、いわゆるグリーンツーリズム等取り上げていくことによって、えびの市の農業というのが成り立つような方法を考えていく、こういうこと等も必要であろうと思います。


 また、自衛隊にとって住みたくなるまちというのも、自衛隊の皆さんがどういうことが一番えびの市に魅力を感じていらっしゃるかということ等も、今後さらにさらに検討していかなきゃならないと思います。


 また、そのほか有馬議員の方でもこうしたらいいじゃないかというような御意見をお持ちであれば、これも御提案いただきたいと思うわけでございます。今後とも定住促進に向けては可能な限り方法を検討しながら努力していきたいと思うわけでございます。以上です。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  定住促進問題につきましては、各同僚議員の方から質問が出ているわけであります。この自衛隊の定住問題につきましても小林と比較すると明らかにマイナスの要因がたくさんあるわけですね。西諸では都市形態が中心でありますし、人口も多いし、快適性とか利便性とかそういった問題については十分充足したものがあると、えびの市については若干劣るわけでありますから、それにかわる定住策をやるべきではないかということはやっぱり年度当初にはきちんとした形で内容を検討して、そして出すべきじゃないかと思うんですが、どうでしょう。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  今、有馬議員の御指摘のとおりだと思います。そうした小林とえびのの違いがどこにあるのか、そして小林の方が優位である場合に、えびの市はそれを何によってカバーできるのかということ等を、私たちはまだこれから真剣に検討していかなきゃならないと思っております。今後とも御助言いただければありがたいと思うわけでございます。以上です。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  今、御答弁をいただきましたように、これは喫緊の課題として取り上げるべきだとこういうふうに思っております。


 先般、林業活性化議員連盟の主催によりますところの、西諸地域の大会があったわけでありますが、小林は木材、これは建築資材の柱といいましたが、これを家をつくる施主にプレゼントとして八十本提供するということであります。考えてみますと林業の活性化と環境保全による森林の多目的機能を高め、あわせて定住促進を図る、これ一石三丁の有効な手だてであると。もう事業展開をしているわけでありますが、もう既にこれについては申込み者がたくさんあるという説明受けているわけであります。


 考えてみますと、これはえびの市は小林を凌駕する森林資源があります。たくさん面積は広いわけでありますから、やっぱりそれだけのものを持っておればそれにかわるものをやるべきではないかと、こう思うんですが、どうでしょう。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  小林市が、今御発言のように木材のプレゼントを行っているということは私も承知いたしております。今後、市長とも十分協議しながら、どこまでが可能なのか、えびの市としてどこまでやれるのかということを今後検討させていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  助役の考え方よくわかりました。やはりこれは相当ハンディがついているわけでありますから、自衛隊の定住を促進するためには思い切った優遇措置をとるということが必要ではなかろうかと、森林のそういった関連します事業も同時に展開していただきたいと思います。これについては答弁は要りません。


 今度のいわゆる施政方針を出されるまでに、この自衛隊の定住策についてはどこまで協議を進められたのか、これ施政方針の中で出ておりますので、施政方針の中に。そのことが話し合いがあれば、その内容をお聞かせをいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  自衛隊に特定した定住対策ということはできないわけですが、えびの市を選んで転入していただく隊員を大事にし、隊員の存在を十分意識してそういった定住対策を検討してまいってきております。特に定住促進プロジェクトの中では係長、一般の職員、若い人たちも含めまして、部会を構成して検討していただいております。そういった中でいろいろと具体的な提言も出ておりますけれども、また今後、その最終の報告を三月の末に受けて、まとめていくという段階でございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  施政方針を決めるということは、市役所内部で十二月の時点からいわゆる予算等関連もありますので、御審議をいただいていると思います。だからこの定住促進の問題につきまして、自衛隊との関係は、もうどうしても小林がそういうふうに具体的な線を出している。そういう中ですから対応が遅いと思うんですよ。これは前向きにやらなくては、もう一年おくれたら、一年小林の方に何も手を打ってないわけですから、えびの市は。そういう対応の仕方では本当にまずいんではなかろうかと思いますが、市長職務代理者の助役の方から御答弁をいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  ただいま御指摘の点、重く受けとめていきたいと考えます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  次にこの株式会社丸正の社長とえびの市の市長との会談についてを通告をいたしておりましたが、市長が不在でございますので、この?、?、?通告をいたしておりますが、?番目の野菜の契約栽培について本格的な取り組みが始まりますが、開かれた流通システムが生かされる、市内の耕種農家の所得増が図られると期待をされているところであります。これにつきましては、お手元に資料があると思いますが、助役のところに。ちょっと説明をさせていただきます。「資料を示す」


 五枚つづりでありますね。この表紙は休耕地の利用還元野菜生産任意組合の有機物還元栽培野菜づくりに取り組んでいるということで表示がしてあります。この二枚目につきましては日本列島どこよりも恵まれた大地、えびの市、小林市は九州山脈と霧島連山に囲まれた澄み切った高原のささやかな風に吹かれてすばらしい野菜が育ちます。新鮮な純の味をたっぷり盛り込んだ高原野菜が自慢です。家畜を主とする排せつ処理を核として、有機物を土壌に還元し、ビタミン、ミネラルなどの栄養分が豊富な野菜をつくるということで、写真が添付してあります。


 堆肥散布の省力化と散布協力推進ということでありますが、これは休耕田のいわゆる三反歩区画の一〇アール当たりの堆肥散布が飛躍的にこれを改善しなくてはならないということで、そのマニアスプレッダダンプというのを、三ページですね、ありますが、これ一反分の計算は約五分で一〇アールを対応散布するということでありますが、極めて省力的にこういうものができるわけであります。だれでもこういう関係でありますと、散布してもらおうということになるわけでしょうが、そういったことで、そしてこの生産者別に圃場確認看板をつくって野菜のトレーサビリティー、生産農家履歴システムを構築していくということで出ているようなわけであります。


 四枚目でございますが、ここでは有機物還元栽培の商標登録証ができております。野菜販売の状況も出ておりますが、有機物還元栽培圃場面積一〇〇町歩を計画、これは十七年度ですね。そういうふうに出ております。これ一〇〇町歩というのは大変な面積であるわけでありますが、それでこれは例えばこの計画が実現しますと、諸収益が反当二十万から二十五万で、二億から二億五千万の諸収益がえびのに落ちるわけでありますから、農業で生計が立つ若い人がふえてくる、これが定住につながると思っているわけであります。


 市長職務代理者の助役の見解をお聞きいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  有馬議員の方より休耕地利用還元野菜生産任意組合の資料をいただきまして、拝見させていただきました。非常に規模の大きい生産と流通システムを持っていらっしゃると思うわけであります。市長不在の今、私の方でこうだと断定できませんけれども、地産地消というのにはある程度限界が出てこようかと思うわけであります。


 そうした場合に、原則的に言えば安定した大きな流通システムを利用して活用していくことがえびの市農業の活性化、ひいては農家所得の増につながり、また農業後継者を育てていくことにもつながっていくのではないか、そのように今受けとめているところでございます。今後、市長の方とも協議して、十分詰めさせていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長が全快してお帰りになりましたら、ひとつそういったことで十分内容御検討いただきたいと思います。


 四枚目、五枚目、最後のページは輸送関係の大きな大型トラックがえびの高原を写真を写した、そういったものが掲載されておりますが、こういうふうにして宣伝をしてるんだということでございます。お目通しをいただきたいと思います。私はこれも新しい企業誘致の形で農業の活性化を図れるということで、十分協力体制を市としてはとってもらいたいというふうに思っておりますが。これについての市長職務代理者助役のお考えをお聞かせをいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  いわゆる市内の農家だけでなくて、いわゆる市外からのいろんな交流等を通じて、魅力のある農業、これを展開していくことができるのではないかと考えております。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  実はあした、関西、関東のこの丸正の取引のある優良スーパーマーケット四十社の三百手店舗の社長、十二の会社からえびのに、市長に表敬訪問をするということで、お見えになるわけであります。私の方に連絡をしてくれと来ましたんで、市長の秘書の方に申し上げましたら、病気の前でございましたから、それでいいですよということになっておりました。


 それで、これはひとつ表敬訪問を議会の始まる前の八時半に出てくるということでございましたので、このことにつきましては市長の方から助役の方にそういった内容についてのお話があったのかどうかお聞きをいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  市長の方から連絡を受けております。あしたお会いすることにいたしております。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  ぜひお会いをされまして、これは関西スーパーの会長をしております北野祐次さんという本当一代であれだけのものを築いた方が会長としてお見えになるということでございますので、そういったことも含めまして対応していただきたいと思います。


 そしてこのえびの市の野菜をえびの高原異口同音にえびの高原野菜としてブランド化して販路拡大を図る計画でありますので、これで大きく前進すると思うわけであります。ぜひ企業の力を借りてでもこれはやっぱりえびの市の農家の方々が農業で飯が食えるというところまで、やっぱり企業の方も活用すべきじゃなかろうかと思います。重ねてこれは助役の方にお答えをいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  あした大阪方面、それから四国まで含めて大勢の方がお見えになると聞いております。私どもがえびの市内にいて気がつかない点を、いわゆる外から見てえびのはこうすべきだとか、えびののここがいいところだとかいうような有効な御指摘をたくさんいただければありがたいというふうに、今から期待しているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  次に、この各運動公園の整備についてを通告いたしておりますが、まずこの神社原運動公園は狭いところですがコンパクトに整備されましたが、駐車場の整備がおくれているわけであります。グラウンドゴルフ大会の参加数は東部で二百名を超えるわけでありまして、そしていわゆる高速道の側道にずっと縦列駐車をやるわけです。そうしますと、とても長い間車が駐車いたしておりますので、通常の一般の方の車が交差ができないということで、どうしても駐車場が欲しいということでございます。


 これにつきましては、どうしても隣に空き地がございまして、格好の駐車場があるわけでありますので、そこを貸与してもらうか、買い取ってもらって、駐車場にしていただきたいと思いますが、ひとつ早急な対応を願いたいわけですが、御答弁をいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  白坂社会教育課長。


○社会教育課長(白坂良二君)  神社原運動公園の駐車場につきましては、入り口に四、五台のスペースのある小さい駐車場だけで、大きな駐車場がなく、今議員さん御指摘のとおり、高速の側道に縦列駐車をお願いをいたしているところでございます。確かに今、グラウンドゴルフ大会を例に申されましたけれども、高齢者の方々に大変危険なことも十分承知いたしております。


 それで、ただいま隣接の空き地をおっしゃいましたけれども、そこの隣接の空き地を貸してもらえないかということで、今、所有者の方と二回ほど折衝をしたところでございますが、まだ最終的な結論は出ていないところでございます。私どもといたしましては、財政的なものもございまして、一応所有者の方には無償で貸してもらえないだろうかということで今、折衝をしているところでございます。いましばらく時間をいただきたいというふうに思っております。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  協会の方から陳情を申し上げまして、早速そういったお取り組みをしていただいたことにつきまして感謝を申し上げる次第であります。


 生涯スポーツの振興は市の主要な施策でありますし、各運動公園の整備や本当に十分されているわけでありますが、一番おくれているのは、これはトイレの整備であると思うんです。永山公園、神社原運動公園、王子原も十分でないと思いますが。これにつきましても、西諸市郡のグラウンドゴルフ協会の大会を実は開催をいたしたわけでありますが、参加数は六百五十名を超えるわけである。これは教育長も助役の方も参加をしていただきましたんで、そのことについては十分御承知おきをいただいていると思います。人数の割にトイレの絶対数が足りないわけです。これは本当パニックの状況が続いております。しかも高齢者ですからトイレが近い。既設の数ではとにかく物理的に無理な状態であるわけでありますから、ここではひとつこのことについて御配慮いただきたいと思います。


 そこで、皆さんがどうされたかということでいろいろ苦情等でお聞きをいたしております。生理現象は我慢できなということですよね、まず。高齢者はトイレが近いということも重ねておっしゃいます。参加数が女性が三分の二、圧倒的に男性より多いわけであります。男性の方は何とか環境的に悪いが、立ち小で難を逃れるわけでありますが、女性の方は困るわけですよね。


 結果として集団で河川敷の堤防を越えて、河川敷で用を足したと市外の参加者から苦情を受けるわけであります。だから、これはやっぱり施設の片手落ち、いい施設をつくっても、そういったことで外部からのお客さんに大変悪いイメージを与えるということでございますから、これについての対応を片手落ちの施設にならないように改良を願いたいと思うんですが、どうでしょう。


○議長(宮浦佳紀君)  白坂社会教育課長。


○社会教育課長(白坂良二君)  各運動公園のトイレの整備状況でございますが、今、議員さん御指摘のとおり、グラウンドゴルフ、ゲートボールなど一チーム五、六人の選手の方がいらっしゃいまして、それが何十チームと一斉に競技をされましての競技、そしてその大きな大会になりますと、休憩が一斉になりますので、トイレが不足しているということは十分承知いたしております。


 今、女性の方が多いということもおっしゃいました。女性の方が男性のトイレまで来て、用をされていらっしゃるというのも聞いております。絶対的な数が確かにどこの運動公園も足りないということは十分承知いたしておりますが、今後の整備計画につきましては、現在の厳しい財政状況では即トイレの増設というのは非常に厳しいというふうに考えますけれども、今後ともまた教育委員会内で十分協議をいたしまして、またそれらの結果に基づきまして、市長の方にも御相談を申し上げたいというふうに考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  対応として考えられますことは、レンタルの簡易トイレがあるわけですね。簡易トイレ、これはリースであるわけでありますが、大きな西諸市郡の大会等は先ほど申し上げましたように六百五十名を超えるわけでありますから、対応してもらうということも一つの方法だと思います。


 そういったことも十分経費的にどうなのかということも含めて御検討いただきたいと思います。答弁は要りません。


 次に、循環バスについてでありますが、御案内のとおり既存の宮交の路線バスについては、宮交が多額の債務で再生機構支援を申請されたと。これから赤字路線の事業廃止は避けられないと思うが、えびの市への影響はどうなのか、伺います。


 また、このバス路線の廃止については広報えびの一月号で大河平線が廃止になると発表されているわけであります。バス利用者はその後に続く言葉が欲しい、行政の対応を待っている、そこに動けるのが市民主役の政治ではないのですかと、お尋ねをしたいわけであります。これも市長職務代理者の助役にその対応策についてお聞きをいたしたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  私どもも、この市内のいわゆる市民の方々へのバスのサービス、これをどうするかということを真剣に何回も検討してまいりました。そして、お年寄り、いわゆる車のない家庭とか、特にお年寄りなんかに対してどのようにするかということもいろいろと各種の検討をいたしてまいりましたけれども、限られた財源の中での費用効果と申しますか、そのあたりを考えましたときに、果たしてどうすべきかと。


 現在、いわゆる福祉タクシーの利用等も高齢者の方々にはしていただいてるわけでございますけれども、この範疇に入る方と、それから、これからこの中に制度上、入れない方々との間をどうするかということ等を考えているところでございますけれども、これなら、という決め手になるものをまだ見出していないというところでございます。


 これからもお年寄り、特に市街地から離れたところにいらっしゃる方々、そういう方々に対してどのような手を行政として差し伸べていかなきゃならないかということは、さらに検討させていただきたいと思います。いましばらく時間いただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この問題につきましては、同僚議員が何回も質問いたしております。特に外園議員が内容について詳しく質問をいたしたことがありますが、それでもこの対応がおくれているということについては、大変残念であるわけであります。


 それで、一つ例をとりますと、鍋倉の人でありますが、今現在、週に二回市立病院にリハビリで通院をしていると。週二回ということは月八回の通院でありますから、市立病院から上大河平のタクシー代は往復で三千五百円かかるというんですね。これを八回に掛けますと、二万八千円ぐらいになるわけでありますから、大変な負担になるわけであります。


 それで、どうでしょうかね、私は市民サービスに不可欠な市民の足としての交通弱者の支援は、行政の責任であると判断しているわけでありますが、これはどういうふうな対応をしていただけますでしょうかね。伺っておきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  現在、市内の幾路線かで宮交バスが走っているのは御存じだと思います。これの利用状況というのが、バス一台に対して〇・幾らと、〇・何人というような数になっております。これを今度は市が肩がわりと言ったらちょっと言葉が悪いと思いますけれども、市内を循環するバスを走らせた場合に、果たしてどれだけ利用していただけるかということも、これもちろん今までも検討してまいりました。市民一人でも二人でも困っていらっしゃる方があった場合に、これよりは放置できるかというと、これは放置できないわけでございますけれども、では、どういう手を差し伸べていくかということが、また考えていかなきゃならない問題だと思います。これはさらにこのバスの延長上において検討させていただきたいと思うわけでございます。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この件につきましてはどうですか、その内容の調査をされていらっしゃるわけですか。いわゆるもう私のところに来てる人は今、鍋倉に二人、大河平に一人ですが、三名いらっしゃるわけですね。そういう調査をして対応していくということが当然図らなければならないと思うんですが、市長職務代理者の助役から御答弁をいただきます。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  企画政策課の方でそうした御家庭のことについては調査をいたしているようでございますので、今後、それを基本に検討させていただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君) 有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  今おっしゃったことをひとつ実現をしていただきたいと思います。


 以上をもちまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(宮浦佳紀君) 次に、四番栗下軍治議員の発言を許します。


○四番(栗下軍治君)  引き続きまして、私の一般質問をさせていただきます。


 私、市長の政治姿勢についてということで通告をしておりましたのでございますけれども、入院ということで、市長職務代理者の助役さんの方の御答弁を願いたいと思います。


 市長とか、社長とか、こういうようなトップに立たれる方の考え方とか、あるいは思い、その行動によってその組織の優良、あるいは強弱とか、方向性というのが決まっていくというのが大体この社会の常じゃなかろうかと思います。


 そういうことで、市長がいらっしゃれば市長の考え方というのを聞きたいと思っていたんですけれども、その目標というのはえびの市の将来のあるべき姿というのが見えないというのが根底にあるわけです。市民の方々もこれからえびのはどうなるんだろうかということを一応心配してるんじゃないかなというふうに思いまして、質問をさせていただくんですけれども、この通告をしております三位一体改革、あるいは市町村合併というものが今、起こりまして、県下行政、そして市民も巻き込んだ大きな波になってると、県下が揺れ動いているということであろうと思います。そういう中で選挙は過去ございましたけれども、これが組織選挙というのが破れ、そしてまた俗に言う草の根選挙というのが勝つという現象が起こっているようでございます。


 助役さん、このような変化をどのように御理解されていらっしゃいますか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  今、御質問が県内の多くの選挙で組織選挙が破れ、草の根選挙が勝つという異変が起こっているけれども、職務代理者はどのように考えるかと、個人的意見でもいいということでございますけれども、この場で個人的意見を申し上げるのは控えさせていただきたいと思います。選挙に関することでございますので、これに対する意見も遠慮させていただきます。


○議長(宮浦佳紀君) 栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  実は、私は市民の考え方、いわゆる市長も言ってられるんですけれども「市民が主役」ということを言っておられます。ですから、今日の政治の中に本当に市民の考え方というものを吸収して、そして、この政治というのがやられているんだろうかなというものを感じたものですから、一応こういう質問をしてみたわけでございますけれども、行財政が非常に厳しいということで、市役所内部だけのことに終始してるんじゃないかなというような気持ちがあって、こういう質問をしてみたわけでございます。


 実は、このえびの市は自主財源というのは非常に低いわけでございますけれども、先般、私たちの会派で長野県の中野市、岡谷市というところに行政視察に行きました。そこで感じたんですが、中野市というところも非常に山の中で奥まったところで高いところで三百数十メートルあったと思いますが、あの中で財政指数で見ますと〇・四九、そして岡谷が〇・六五ということで、非常に高い、なぜだろうということで中を見させていただいたわけでございますけれども、やはり農業、観光、企業誘致等を一生懸命前向きに取り組んでるということが大体見えてきました。えびの市の場合には大きく考え方を変えなければ、この自主財源の確保というのは非常に厳しいものがあるんじゃないかなというふうに思ったわけでございますが、意識改革というものは本当にできそうでございますか。職員の意識改革というのが。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  今の御質問にございましたように、いわゆる今後えびの市の財政力指数をどう上げていくかということにつきましては、これは市役所の職員だけでなくて、えびの市を挙げて取り組んでいかなきゃならない問題だと、いわゆる産業構造等につきましては。


 しかし、最後におっしゃいましたように、職員の意識はどう変わったのかということでございますが、これは職員も毎日真剣に仕事をしておりまして、積極的にこれが日を追って変わっていきつつあると、私は考えているわけでございます。まだまだ十分ではないと思いますけれども、しかし、職員の一人一人の意識改革を進めていかない限り、このえびの市の将来というのは開けてこないと考えております。このことを議論しながら、絶えず改革へ向けて、その実践に向けて挑戦していく職場風土をつくっていきたい、こういうふうに考えております。


○議長(宮浦佳紀君) 栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  私、ある会社のパンフレット見ていたんですけれども、今回の一般質問の前にも当初にもちょっと意見がございましたが、質問がございましたけれども、この職員の対応ですね、電話とか、あるいはあいさつとか、そういう御質問がございましたけれども、そのパンフレットの中に、その会社が職員を採用するという条件というものがありましたけれども、当たり前のことを当たり前にできる人ということをその会社は出していたようでございます。当たり前のことというのはあいさつ、返事、身だしなみ、あるいは気配り、心配りと、こういうことですけれども、言葉にすると簡単ですが。組織の中で働く以上、これがしっかりとできているからこそ、みんなが楽しく働いたり、また気持ちよく仕事ができるということにつながっていくということですけれども、このような簡単なことができない人はやはり仕事もできないでしょうというようなことが書いてありましたけれども、なるほどなと。


 ですから、いろんなことを企画したり、あるいは前向きに物事考える場合にも、気持ちがいい気持ちの職場でなかったらそういうものが生まれてこないんじゃないかというふうに思うわけでございます。そういうことで、とにかくすべては前向きに、いい気持ちですばらしいえびの市をつくるという目標で、ひとつ意識改革をしていっていただきたいものだと思ってるわけでございます。


 次に移りますけれども、土地改良協会の運営についてということでお尋ねをいたします。


 土地改良協会の運営が非常に厳しくなっている原因は市の財政改革に伴う補助金の大幅な削減にあります。協会は私は準公的組織だと思いますが、助役さんはこの協会、どのように考え、とらえていらっしゃるかお伺いいたします。(発言する者あり)


 市長でなければちょっと、会長でなければだめだというようなことでございますので、市の方から土地改良に補助金をいただいているわけでございますけれども、この土地改良区というのは一七あるわけでございますが、この土地改良区に対しまして、土地改良区は運営するのに経費を総経費は大体二億2千万ぐらい年間集めて、そして運営されているわけですけれども、その中の用水、排水等の維持管理、あるいは農道とか、そしてまたそれに担当する人の日当等に大体年間一千四百万を使って、私は公的施設だと思いますけれども、公の施設だと思いますけれども、これを守っているというふうに思っているわけでございます。


 それで、市としても補助金を今までずっと出していただいたんですけれども、昨年、非常にダウンされまして、土地改良が協会の運営が非常に厳しくなったということでございます。


 私の考え方としては、こういう施設の維持管理をしているうちの約半分七百万円ぐらいは補助してもらえないんだろうかということを思ってるんですが、行政としてはどのように考えられますか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  この問題につきましても、土地改良協会の会長が確か市長がおやりになってると思います。それに対して私の方でどれだけ補助金を出すのが適当だということはちょっと申し上げかねますので、お許しいただきたいと思います。


○議長(宮浦佳紀君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 二時  〇分


                    開議 午後 二時 十一分


○議長(宮浦佳紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  この土地改良の問題はまた次に回すことにいたしまして、農政問題について質問をさせていただきます。


 えびの市の水田農業ビジョンの基本というのは、二、二〇〇ヘクタールの水田を維持していくというところに私は主眼を置いていると思うんですけれども、この維持していくということだけでは、プラス思考の考え方でないと思うんですよ。担い手が育たなかったということ等も一つの原因になってるんじゃないかなという気がしているわけでございます。今日になりましては、この集落営農というのは非常に大切な事業であるというふうにも認識をしているわけです。


 しかし、この集落営農だけで生活ができるかというと、そうも考えられないなと思ってるんです。ということはここに農業新聞に、三月九日のに集落営農経営というのが位置づけられたというのも載っていましたけれども、これを見てみますと、農林水産省が出したものですが、これは四四ヘクタールの農地に水稲を二九ヘクタール、麦を一四ヘクタール、大豆を一四ヘクタールつくって、そして三十人が参加する規模で主たる従事者一人が大体六百万ぐらいの所得を得るというようなこと、試算を出しているようでございますが、これじゃあやっぱりこの集落営農だけを推進するということでは地域の農業の振興活性化というのにはつながっていかない、維持だけじゃないかという感じがするんですが、課長、そのことはどのように考えられますか。


○議長(宮浦佳紀君) 鬼川畜産農林課長。


○畜産農林課長(鬼川利男君)  お答え申し上げます。


 集落営農の私はとらえ方のところだと思いますけれども、国が示しております今回、食糧・農業・農村の基本計画の中の集落営農の位置づけというのは、主にこの担い手というところ視点を置いてるわけでありますけれども、今、私どもが進めております集落営農、もちろんそれもございますけれども、一つにはえびのの場合で言えば、ここでありますように約二、二〇〇ヘクタールぐらいあります水田の維持というのがどうしても必要だと、ここのところをきちんと守っていかないとえびのの農業が、振興そのものがやっぱりつながってこないんではないかというのが一番原点にあるんではないかということで、このようにやっているところでありますが、そのための一番の手段というのが基盤整備だったし、ある面では自立できる農業への確立というのは、この集落営農もその手段になるかもしれないわけですね。


 ですから、手段というふうに位置づけをしますと、いろんな集落営農の枠組みといいますか、方法があるということをもうちょっと私どもは勉強していく必要があるんではないかと。ですから、これが集落営農ですよということでなくて、地域にあったあるいはそういった作物ごととか、あるいは営農形態といいますか、あるいはそこの農業全体の形態から見た集落営農というのは、それぞれあってもいいんではないかという視点から考えますと、やはりえびのの場合については、まずそういう水田の維持をきちっとやっていきながら、その延長線上に専業農家、つまり専作農家というのが生まれてくるというふうに私ども配置づけをしてるわけであります。


○議長(宮浦佳紀君) 栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  この減反ですけれども、大体昭和四十五年に減反政策が始まって、もう三十五年ぐらいが経過をしているわけです。現在は少子高齢化、あるいは担い手不足という非常に極端な状況になってると思いますが、このことはえびの市の農政というものが、やはりこういうふうにして変化していくということを先取りできなかったというところにも原因があるんじゃないかなというふうに思うわけですね。


 いわゆる危機意識というのがございますけれども、先般、議員研修の中では、えびの市はほめられましたけれども、自衛隊問題が新聞に出たら即動いたということでほめていただきましたが、この農政という面では非常に危機意識ということに対しまして、非常にそういうものが薄かったんじゃないかなという気がしてならないわけです。これをやはりもうここまでこうして厳しくなった、こういう状態をまた逆転していい方向に持っていくということになりますと、相当な意識の転換ですか、考え方を大きく変えなければならないんじゃないかと思うんです。


 私たちは長野県の中野市でこの研修をさせていただいたわけでございますが、あそこの場合に、やはり資料やあるいは市の職員等と話をしていく中で、冬は雪に埋もれ、春になると一斉に忙しくなる、そういうふうな地域にめり張りがあるなというものを考えました。そして新しいことには果敢に取り組んでいくという気風を感じたわけでございますけれども、こんなえびの市の市民性というんですかね、この新しいものに非常に慎重な構えをするという気質もあるような気もするわけでございますが、やはりほ場整備も進んでいくことだし、ここで今こそいろんな情報を集めながら、そして知恵を出し合いながらプラス思考で何かに挑戦していくということが大切じゃないかと思うんですが、課長さん、いかがですか。


○議長(宮浦佳紀君) 鬼川畜産農林課長。


○畜産農林課長(鬼川利男君)  お答え申し上げます。


 おっしゃいますように、えびの市は水田地帯ですから、本当に米依存型というのは今でもぬぐえないといいますか、米作の振興大会また開くとかですね、そういったことになるぐらい非常に米についてはある面では損益性を無視した形での振興というのも逆に見受けられるのではないかというぐらい、米については損得抜きでやってらっしゃるという方も結構私たちも見受けるわけでございますけれども、ここからの脱却ということは、言うならば、この分については例えば兼業農家とか、あるいは高齢者の農家の人たちの役割としての位置づけを持ってくるんであれば、ある程度これが見えてくるんではないか。つまり残された専業農家が畜産とかあるいは施設園芸等に取り組んでいくというそういう転作的な農業の目安といいますか、そういったものについては見えてくるんではないかということが言えるわけであります。


 ですから、集落営農の進めというのはそういった意味で、集落営農が、さっきから言うように主ではないんですね。そこのところを目指すために集落営農というのを位置づけることによって本来の転作的な農業といいますか、こっちの方に移行できる要素持っているんではないか、そういった意味では、集落営農の位置づけというのは新たな農業の展開の一歩だと。ですから、先ほど申し上げました集落営農もひょっとするとそういった営農の手段かもしれないというのはそういった意味でもございます。


 もう一つは、今、法人化が求められている時代でありますけれども、やはり契約栽培といいますか、そういう契約提携といいますか、そういうものの模索というのがやはりもう一つ必要になってくるんではないか。流通の面から考えますと単に消費地に売るということだけでなくて、そことの提携をどうやっていくかという、これ先ほど有馬議員さんからもそういった提案がありましたけれども、言いますならば、そういったところあたりも十分トータル的には考えていくというのも農業で生活をしていくという面では一つの方法ではないかということを考えておるところであります。


 中野市みたいに非常に冬場が何もできないところについては、農業に対する危機意識と同時にどうしたら収益性を上げられるかという面での議論というのが深まってきているんではないかと思いますが、えびのは以前にも説明申し上げましたように、ある程度何でもできるという、そういったのが逆にゆったりした気持ちになってしまうというのがありますから、段階としてはそういう水田のところに一回入り込んで、きちっと整備をしていくことからが次の段階がうまれてくるんではないかと。そういうふうに考えているところでございます。


○議長(宮浦佳紀君) 栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  産業はすべてでございますけれども、特に農業というのは「売り」というのが大切だと思います。何といってもやっぱり仕事をしてもうからんといかんということが最後にはあるわけでございますが、これはもうけが少なかったらやはり減っていく、やる人がいないということにつながっていくと思うんです。


 この中野市の場合、昭和四十五年に減反が始まると同時に米よりも収量の高い路地のアスパラガスの栽培を始めているようでございました。あそこは約六、七百町歩の水田だったと思うんですが、いいところには米をつくらずにアスパラガスを植えるというようなことを推進し、昭和六十年度には二十七億の売り上げになっているようでございました。


 それから、現在十五年度には、バブルがはじけてから野菜の輸入増と、あるいは連作障害等がありまして、今六億一千万になっているというようなことでございました。


 しかし、この野菜が二十七、八億からあと下がったとしてもここの中野市のすばらしいところというのは、それ以外のほかのものにやはり手を出す、今までやっていたキノコ栽培、これをやっぱり取り組んだということによって、昨年の売り上げが百九十億あったと、キノコだけでですね。という話を聞きました。ですから、いろんなもうかるということにはもう果敢に手を出していくというこの地域性というものがあるように思いました。


 そういうようなことで、ここの中野市でほかにびっくりしたのは外国人の登録者が六百二十一人いるということですね。ブラジルを初め、中国とかあるいは韓国等の人たちがこの市に六百何名も来ている、ということはその市の中にそれだけの仕事場がある、働き場があるということを意味していると思います。えびの市も国際交流センターを中心に外国の方も勉強にきていらっしゃるようでございますけれども、やはり外国からでもこのえびの市をねらって来たいという、そういうようなえびの市をやっぱり創造する必要を感じるのでございますけれども、そのためにはちょっとした考え方だろうと思います。


 この中野市がもう一つあるのは、資料を見てみますと、市役所の構図ですか、見てみますときに市役所の、大体部長制をとっていましたけれども、その中の経済部の中に農政課と観光課を二つ分けて、そして農政課の中に売れる農業推進室というのをつくっていまして、行政がやっぱり売るということに力を入れてるなというのを感じたわけです。


 だから、何をつくろう、例えば集落営農しなさいとか、何をつくりなさいという前に、もうかったら黙っててもやっぱり市民がもうかる方には目を向け、取り組んでいくということになるというふうに感じたわけでございますが、助役さん、そういうような考え方で何とかこの農業の活性化というのを取り組む意思はございませんか。


○議長(宮浦佳紀君)  市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  つくる農業よりも売る農業と、こういうふうにおっしゃるわけでございますけれども、従来御承知のように、従前の農業基本法時代これまた統制経済の時代でございましたので、つくりさえすれば売ることは考えなくてよかったという時代でございますけれども、現在は売れるものをつくらなければならないという時代に変わってきてるということは御承知だと思います。


 従前の農業基本法も農業基本法だったのが改正になった基本法では食糧・農業・農村基本法と名前が変わっているはずでございます。これは名前だけでなくて、いわゆる食糧として何を生産していくか。食糧といいますと、当然これは都市へのいわゆる消費者へどう提供するかということになると思います。だから基本法自体が既に食糧というのを一番先に取り上げておりまして、その真ん中に農業がきていると、そして我々は農業だけでなくて、そこに住む人たち、その農村をどうするかということまで考えていかなきゃならない、いわゆる集落営農というお話を先ほどされましたけれども、私たちはここにどうして住むかという問題、何をつくるかという問題、どれをどう売っていくかという問題、売るということに重点を置いた農業を今後は展開していかなきゃならない、そういうことで畜産農林課長も真剣に考えてると思いますので、その旨お答えいたします。


○議長(宮浦佳紀君) 栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  今、助役さんの方も、売れる農産物をつくるという方向で考えているという御答弁をいただきましたが、とにかくえびの市の自主財政をふやすということにしまして、十年、二十年、三十年かかろうと思いますけれども、この農業が何とか活性化することによって、えびの市というものはある程度安定していく、住みやすいえびの市になっていくんじゃないかなという気がしてならないわけでございます。非常に「農を制する人は国を制する」という言葉がございますように、農業というのは非常に簡単なようで難しいものでございますけれども、何とかしてこの危機的な状況を皆さん方の、みんなの英知で切り抜けていきたいものだと思っているわけです。


 ぜひ集落営農だけではなくて、ひとつ新しいものを何か夢を持たせながら取り組んでいくというものを探していただけないものかと思っているわけです。


 私は今思っていますのは、今までの農業というのは農産物をつくって、農協なり経済連なりを、市場を通して売るという考え方でございましたけれども、このえびの市の市民の場合には特にそれしか方法は持たないわけですが、これからはやはり流通経費をカットして、そして直接販売するという方法が近道であり、もうけが多いという形のものになってくるかと思います。


 そういう農業を推進するために、今、私も霧島の方にある一つの企業が今、手を出しておりますけれども、ああいうものを中心にして地域の活性化に取り組んでいきたいなと思っているわけです。ということは自分の農場でつくって、直接消費者に届けるという方法をとっているようでございますから、非常に生産者にとってメリットがあると私は思っているわけです。


 そういうことで今、例えばさつま芋の栽培の依頼もございました。焼酎でなくて食用と加工用ですけれども、焼酎用が今、三十円ないし四十円で取引されているようでございますが「八十円でつくってくれないか」ということを言ってきたようでございます。ということはやはり流通コストというのを排除したら、そんな販売というのもできるということになると思うんです。


 そして市の方も、行政の方もそういうもの、ここに座ってるのでなくてやっぱり出ていって、どういうものか、それをどういうものかというのを見ながら、よく勉強しながらえびの市民のために、市の農家のために、農業のためにどしどし前向きのプラス思考で取り組んでいただきたいと思うんですが、いかがですか。


○議長(宮浦佳紀君) 鬼川畜産農林課長。


○畜産農林課長(鬼川利男君)  お答え申し上げます。


 おっしゃいますようにプラス思考、そのとおりだと思いますし、私どもの仕事というのはやっぱり現場に出ないと話になりませんから、極力そういったことで私以外といった方がいいでしょう、ほとんど現場に出向いていろいろ農家の人たちとか、あるいは組織の皆さん方と話し合いいたしておりますけれども、おっしゃいましたようにそういう新たな企業との提携といいますか、こういったことについては今ももちろんやっていますし、これからもぜひ前向きに進めさせていただきたいというふうに思っております。


○議長(宮浦佳紀君) 栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  とにかく難しい問題でございますけれども、一生懸命そちらの方も市民のためにひとつ御努力をお願い申し上げておきます。


 そして、最後に、私は定住促進について出していたと思うんですけれども、この先月、宮崎市の方がですね、えびの市に住みたい、子どもがいるということで「住宅を、一戸建てを探してくれないか」と言ってきたんですけれども、なかなか探すことができないという厳しい状況があるのを感じました。というのは、特に我々はえびの市に住んでいてそう思うんですけれども、市外に住んでいる人がえびの市に住みたいと言っても、やっぱりなかなかそういう家を、市営住宅だったら市役所に来ればいいけれども、それ以外のものは情報がなかなかとれないという状況でございます。


 さっきから出ていますように、自衛隊さんの定住という問題も小林が多いということはいろんな条件があると思いますけれども、恐らく今までずっと小林に自衛隊の先輩たちが住んでいた、それが転居することによってあく、その後に入るという形が道ができているんじゃないかという感じもするわけですね。だから住みたい人はどこでどうして住む場所を探すかということが問題になってくるんじゃなかろうかと思います。


 私はここに書いているのは、これからえびの市というのはやはり高齢化時代を迎えて、どんどんどんどん空き家というのが出てくるはずだ、その付近を行政で把握していて、そしてそれを市民、あるいは市役所に行ったら、そういう空き家がわかる、そして貸してくれるか貸してくれないかですね、その付近がわかるというようなあっせん的なものはできないものだろうかということを思ったわけですが、この点についていかがですか。


○議長(宮浦佳紀君) 小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  まず、空き家の調査の関係でございますが、企業誘致プロジェクト部会で平成十五年十月に区長さん方に空き家の調査をお願いし、十六区から回答を得ることができました。飯野地区十三件、加久藤地区十一件、真幸地区六件、計三十件の報告がある中で、約半数の詳細調査を実施し、調査時点ですぐ住める状態の空き家が十四件ありましたが、所有者の意思確認等を含め、その後の調査が手つかずの状態であったため、情報の更新など再調査の必要があります。今後は市の公式ホームページのリニューアルにおいて、どのような情報提供をしていくのか、検討する必要がありますので、空き家情報提供につきましても検討してまいりたいと考えております。


 ただ、宅地建物取引業法の関係で、自治体のホームページで行っているのはあくまでも情報の受け付けと掲載のみでありまして、交渉、契約は貸主と借主が直接行うことが大前提となっているようです。市であっせんまではできないと考えます。御承知のとおり現在定住促進プロジェクトチームを立ち上げ、定住策を検討しておりますので、ある程度の方向性をまとめた上でそのことを含め、できることから取り組んでまいりたいと考えます。以上でございます。


議長(宮浦佳紀君) 栗下軍治議員。


○四番(栗下軍治君)  あっせんはできないということですけれども、情報だけでも出していただければ助かる人が多いんじゃないかというふうに思っているわけです。


 先般、このえびの市内に住んでいる人もそういう空き家、一軒屋を探そうということで探し始めたんですが、わからないということで市役所に相談にいったら、市の市営住宅を紹介された。それに入るためにはいわゆる別居じゃだめだ、離婚をせなだめだというようなことが何かあるようですが。


 そのようなことで、とにかく市民の方でもやはり住宅を探すというのに困っていらっしゃる方もいらっしゃるようでございますから、ひとつその付近を十分市民のためのお世話をしていただきたいものだと思っております。またそうすることが定住策にもつながっていくのじゃないかと考えております。


 先の土地改良問題等がちょっとできませんでしたので、私の質問はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(宮浦佳紀君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮浦佳紀君) 御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延


会することに決定いたしました。


 次の本会議は、明十五日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 二時 四十分