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宮崎県 えびの市

平成17年 3月定例会(第 1号 3月 4日) 開会




平成17年 3月定例会(第 1号 3月 4日) 開会





 
                        平成十七年三月四日 午前十時開会





第  一 会議録署名議員の指名


第  二 会期の決定


第  三 諮問第  一号 人権擁護委員候補者の推薦について


第  四 議案第  一号 監査委員の選任について


第  五 議案第  二号 公平委員会の委員の選任について


第  六 議案第  三号 えびの市税条例の一部改正について


第  七 議案第  四号 えびの市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する


             条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する


             条例の一部改正について


第  八 議案第  五号 えびの市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条


             例の一部改正について


第  九 議案第  六号 えびの市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に


             関する条例の一部改正について


第  十 議案第  七号 えびの市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定


             について


第 十一 議案第  八号 えびの市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条


             例の制定について


第 十二 議案第  九号 えびの市長期継続契約を締結することができる契約に関する


             条例の制定について


第 十三 議案第 十 号 えびの市使用料及び手数料条例の一部改正について


第 十四 議案第 十一号 えびの市個人情報保護条例の一部改正について


第 十五 議案第 十二号 えびの市敬老祝金条例の一部改正について


第 十六 議案第 十三号 えびの市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につ


             いて


第 十七 議案第 十四号 えびの市観光施設の設置及び管理に関する条例の一部改正に


             ついて


第 十八 議案第 十五号 えびの市矢岳高原ベルトンオートキャンプ場の設置及び管理


             に関する条例の一部改正について


第 十九 議案第 十六号 えびの市白鳥温泉下湯施設の設置及び管理に関する条例の一


             部改正について


第二十  議案第 十七号 えびの市農用地整備公団事業負担金等徴収条例の廃止につい


             て


第二十一 議案第 十八号 えびの市飼料基盤整備事業分担金徴収条例の廃止について


第二十二 議案第 十九号 えびの市文化財保護条例の一部改正について


第二十三 議案第二十 号 議決事項の変更について


第二十四 議案第二十一号 市道の路線廃止について


第二十五 議案第二十二号 市道の路線認定について


第二十六 議案第二十三号 議決事項の変更について


第二十七 議案第二十四号 平成十六年度一般会計予算の補正について


第二十八 議案第二十五号 平成十六年度介護保険特別会計予算の補正について


第二十九 議案第二十六号 平成十六年度観光特別会計予算の補正について


第三十  議案第二十七号 平成十六年度水道事業会計予算の補正について


第三十一 議案第二十八号 平成十六年度病院事業会計予算の補正について


第三十二 議案第二十九号 平成十七年度一般会計予算について


第三十三 議案第三十 号 平成十七年度国民健康保険特別会計予算について


第三十四 議案第三十一号 平成十七年度老人保健特別会計予算について


第三十五 議案第三十二号 平成十七年度介護保険特別会計予算について


第三十六 議案第三十三号 平成十七年度観光特別会計予算について


第三十七 議案第三十四号 平成十七年度水道事業会計予算について


第三十八 議案第三十五号 平成十七年度病院事業会計予算について





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 会議録署名議員の指名


   二 会期の決定


   三 諮問第  一号 人権擁護委員候補者の推薦について


   四 議案第  一号 監査委員の選任について


   五 議案第  二号 公平委員会の委員の選任について


   六 議案第  三号 えびの市税条例の一部改正について


   七 議案第  四号 えびの市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する


             条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する


             条例の一部改正について


   八 議案第  五号 えびの市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条


             例の一部改正について


   九 議案第  六号 えびの市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に


             関する条例の一部改正について


   十 議案第  七号 えびの市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定


             について


  十一 議案第  八号 えびの市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条


             例の制定について


  十二 議案第  九号 えびの市長期継続契約を締結することができる契約に関する


             条例の制定について


  十三 議案第 十 号 えびの市使用料及び手数料条例の一部改正について


  十四 議案第 十一号 えびの市個人情報保護条例の一部改正について


  十五 議案第 十二号 えびの市敬老祝金条例の一部改正について


  十六 議案第 十三号 えびの市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につ


             いて


  十七 議案第 十四号 えびの市観光施設の設置及び管理に関する条例の一部改正に


             ついて


  十八 議案第 十五号 えびの市矢岳高原ベルトンオートキャンプ場の設置及び管理


             に関する条例の一部改正について


  十九 議案第 十六号 えびの市白鳥温泉下湯施設の設置及び管理に関する条例の一


             部改正について


 二十  議案第 十七号 えびの市農用地整備公団事業負担金等徴収条例の廃止につい


             て


 二十一 議案第 十八号 えびの市飼料基盤整備事業分担金徴収条例の廃止について


 二十二 議案第 十九号 えびの市文化財保護条例の一部改正について


 二十三 議案第二十 号 議決事項の変更について


 二十四 議案第二十一号 市道の路線廃止について


 二十五 議案第二十二号 市道の路線認定について


 二十六 議案第二十三号 議決事項の変更について


 二十七 議案第二十四号 平成十六年度一般会計予算の補正について


 二十八 議案第二十五号 平成十六年度介護保険特別会計予算の補正について


 二十九 議案第二十六号 平成十六年度観光特別会計予算の補正について


 三十  議案第二十七号 平成十六年度水道事業会計予算の補正について


 三十一 議案第二十八号 平成十六年度病院事業会計予算の補正について


 三十二 議案第二十九号 平成十七年度一般会計予算について


 三十三 議案第三十 号 平成十七年度国民健康保険特別会計予算について


 三十四 議案第三十一号 平成十七年度老人保健特別会計予算について


 三十五 議案第三十二号 平成十七年度介護保険特別会計予算について


 三十六 議案第三十三号 平成十七年度観光特別会計予算について


 三十七 議案第三十四号 平成十七年度水道事業会計予算について


 三十八 議案第三十五号 平成十七年度病院事業会計予算について





出 席 議 員(十九名)


     一番   宮 浦 佳 紀  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   宮 崎 和 宏  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   中 間 從 郎  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   宮 野 重 敏  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   外 園 三千男  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   栗 下 政 雄  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠 席 議 員(なし)





 議会事務局職員出席者


  事 務 局 長   柳 田 和 幸 君   議事運営係     西 原 邦 浩 君


  事務局次長     今 村 隆 一 君   議事運営係     篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長    門 田 美 利 君





 地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市長職務代理者


  助     役   冨 岡   務 君   財産管理課長    中 武 正 道 君


  収  入  役   宮久保 辰 二 君   福祉事務所長    木 村 政 一 君


  教  育  長   上 野 兼 寛 君   健康生活課長    西 田   健 君


  総 務 課 長   山 下 寿 男 君   環境業務課長    下別府 敏 則 君


  企画政策課長    小 崎 久美子 君   観光商工課長    平 野 浩 二 君


  財 政 課 長   栢 木 美代子 君   税 務 課 長   馬越脇 泰 二 君


  建 設 課 長   便 元 益 男 君   水 道 課 長   境 田 次 男 君


  学校教育課長    藤 嶋   勉 君   戸籍保険課長    浜 松 政 弘 君


  社会教育課長    白 坂 良 二 君   病院事務長     坂 本 健一郎 君


  畜産農林課長    鬼 川 利 男 君   会 計 課 長   泊   秀 智 君


  農村整備課長    新屋敷   久 君





                    開会 午前 十時二十三分


○議長(宮浦佳紀君)  ただいまから、平成十七年三月えびの市議会定例会を開会いたします。


 ただいまの出席議員は全員で、定足数に達しております。よって、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第一号によって進めます。


 この際、諸般の報告をいたします。


 監査委員から、平成十六年十二月二十七日付え監発第百三十号、平成十七年一月三十一日付え監発第三号及び平成十七年二月二十五日付え監発第八号をもって例月現金出納検査結果報告書が提出されましたので、閉会中各議員に配付いたしておきましたから御了承願います。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第八十一条の規定より、議長において、二番西原義文議員、十番蔵園晴美議員及び十一番押川秀齢議員の三名を指名いたします。


 日程第二、会期決定を議題といたします。


 今期定例会の日程は、お手元に配付いたしております会期日程案のとおり、本日から二十五日までの二十二日間とする旨、議会運営委員長から報告がありました。


 お諮りいたします。議会運営委員長から報告のとおり、今期定例会の会期は二十二日間とすることに御異議ありませんか。


    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮浦佳紀君)  御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、議会運営委員長から報告のとおり、本日から二十二日間とすることに決定いたしました。


 日程第三、諮問第一号人権擁護委員候補者の推薦について、日程第四、議案第一号監査委員の選任についてから、日程第三十八、議案第三十五号平成十七年度病院事業会計予算についてまで、以上一括して議題といたします。


 えびの市長職務代理者冨岡助役から、提案理由の説明を求めます。市長職務代理者冨岡助役。


○市長職務代理者助役(冨岡 務君)  最初に、お断りを申し上げます。


 三月定例の市議会を目前に市長が入院いたしまして、市議会の皆様、市民の皆様方に対し、大変御迷惑をおかけいたしますことを、申しわけなく存じます。職員一同行政に遅滞することのなきよう、万全を期してまいりますので御理解と御協力のほどをよろしく申し上げます。


 提案理由説明に先立ちまして、施政方針を朗読いたします。


 平成十七年三月えびの市議会定例会が開催されるに当たり、施政方針を申し述べ、議員の皆様を初め市民の皆様方の深い御理解と、より一層の御協力をお願い申し上げる次第でございます。


 「元気な生き生きとした明るいえびの市をつくること」、「市民が主役の開かれた市政・みんなが豊かになる市政・市民のために働く市政」を築くことが私の政治信条であります。政策立案の立脚点を市民におき、市民の皆様の御理解と御協力を得ながら、個性あるまちづくりを進めるため、本市の豊かな地域資源を活用して「ほっとなまちづくり」を目指しているところでございます。


 「市民が主役の元気なまちづくり」を進めるためには、まずは簡素で効率的・効果的な行政体制の確立が前提になると思います。


 えびの市は、これまで国の経済情勢や危機的状況にある財政事情を踏まえ、財政健全化の取り組みを積極的に行ってまいりました。とりわけ、「三位一体の改革」に基づく地方交付税の大幅削減及び国庫補助負担金の廃止・縮小等に伴い、極めて厳しい財政状況の中で、中・長期的な健全財政を確保するため、平成十六年三月に「えびの市緊急財政改革推進計画」(平成十六年度〜十八年度まで)を策定し、民間でできるものは民間の協力を得て行政運営を進めるなどの歳出構造改革に着手してきたところでございます。


 本計画に基づき、関係者の皆様の絶大な御理解、御協力を得て平成十七年四月から保育所の民営化が実現いたします。今後、平成十七年度早期に可燃・不燃ごみ収集の市内全域民間委託を、平成十八年度から市民図書館、学校給食センター、養護老人ホーム、国際交流センターの民間委託に取り組むなど、本計画の確実な推進に最大限の努力を傾注いたしてまいりたいと考えます。同時に、公の施設を民間事業者が管理することができる「指定管理者制度」の積極的な活用の検討を進めるなど、地方の時代にふさわしい簡素でしっかりした行財政システムの構築に努めてまいります。


 合併をせず単独で自立することを選択したえびの市は、限られた行財政資源のもとで、ますます高度化・多様化する住民のニーズに適切に対処し、住民の負担と受益のバランスをとりながら、持続可能な行財政運営を行い、真に自立した地方公共団体として、持続的な発展をしていかなければなりません。そのためには、今後さらに市民参加と協働のまちづくりを市民との情報及びビジョンの共有によって推進してまいります。また、職員の意識改革をはじめとする行政改革の推進、行政評価(事務事業・施策・政策の評価)システムの充実を図って、的確な判断と対応のできる行政、効率的で透明性のある成果重視の行政運営に努めてまいりたいと考えます。


 長年の懸案でありました区の統廃合につきましては、関連する事務システム体制の具体的な対応等の検討を進めながら、実現に最大限の努力を傾注いたします。


 「市民が主役の元気なまちづくり」の基本は、「農」が基本の健康なまち「えびの」の実現にあると考えます。二十一世紀は環境と健康志向が強まり、人間らしさを回復する場として、農村社会が再評価され始めています。


 えびの市の基幹産業である農林・畜産業の振興を図るために、その核となっています畜産と水田農業を土台に循環型農業を進めてまいります。耕蓄連携によって生み出された健全な農畜産物から「食」「農」に対する理解が深まることを通して、環境保全型社会の先端的地域へと「豊かな農業・美しい農村」の構築を目指します。このことが、農業と観光を生かしたまちづくりや新たな企業の立地、定住促進などに連動していくよう、新しい時代の農村の果たすべき役割を再認識し、自信と誇りを持ってえびの市のまちづくりを進めてまいります。


 また、「市民が主役の元気なまちづくり」のためには、市民が健康であることが大切です。高齢化が進む中、元気に長生きすることが幸せな人生を送ることにつながり、医療費や介護費用の軽減にもつながります。市民だれもが生涯にわたって元気に笑って過ごせるよう、子どもから大人まで市民総ぐるみの健康づくり運動を展開してまいりたいと考えます。


 平成十六年十二月に九州縦貫自動車道人吉えびの間の全線四車線化が実現いたしました。えびの市は、熊本、宮崎、鹿児島三県の中心に位置するインターチェンジを有し、南九州の流通、そして文化・経済の交流拠点都市として、他の市町村にない有利な条件を有しております。南九州コカ・コーラボトリング株式会社に続く、新たな企業誘致に全力を尽くしてまいります。


 えびの駐屯地の改編縮小は、平成十七年三月末第八特科連隊第三大隊の移駐等の配慮により、最小限の縮小にとどまることとなりました。移駐隊員を心から歓迎し、隊員の市内定住対策には最大限の努力を尽くしてまいりたいと考えます。


 平成十六年十二月決定された新防衛大綱における陸上自衛隊の定数削減をめぐって、えびの駐屯地廃止問題が浮上し、市総力を挙げての陳情活動等により、当面の廃止は免れたところでございますが、今後も継続して存続運動を展開していく必要があると考えます。えびの市の三つの防衛施設の存続を図って行くことは、地域経済効果はもちろん他市町村に比べて財政的にも有利性を持っていると考えます。


 こうした考え方を念頭に、本市のマスタープランでありますえびの市第四次総合長期計画、えびの市過疎地域自立促進計画をはじめ、各種計画を精査しながら推進し、顔のみえる行政、「小さくともきらりと光るえびの市」を目指して市民と行政が協働してまちづくりを進めてまいります。


 平成十七年度の予算編成にあたりましては、健全財政を確実なものにしていくために、事務事業の整理合理化と経費の節減を進め昨年度よりさらに厳しく財源の重点的、効率的な配分に留意いたしました。


 それでは、平成十七年度に取り組む主な施策について申し上げます。


 現在、第三次えびの市行政改革大綱(平成十三年度〜十七年度)によって行政改革を鋭意推進いたしておりますが、平成十六年度に実施いたしました市民アンケート、職員アンケートの結果等を踏まえまして、平成十七年度は、第四次えびの市行政改革大綱(平成十八年度〜二十二年度)の策定に取り組みます。これは「市民が主役」という考え方を基本に市民の視点に立った行政改革を行い、質の高い行政サービスの提供と、社会経済情勢の変化や、市民のニーズの多様化に迅速かつ的確に対応できる新しい行政システムの構築を目指すものでございます。


 平成十八年度から開始される宮崎県及び県内各市町村参加による電子申請及び文書管理システムへの対応に向け、より徹底したセキュリティ対策を確保するためパソコン一人一台化に向けた庁内ネットワークシステムを構築し、電子自治体に向けての取り組みを積極的に進めてまいります。


 また、行政手続データベースシステムを活用した県民ポータブルサイト(総合窓口)への対応と、市民への情報提供のより一層の充実を図って、えびの市公式ホームページのリニューアルを行ってまいります。


 創設三年目を迎える「ぷらいど21」助成事業につきましては、市民が主体となった、生き生きとしたまちづくり活動が拡大し、効果がさらに高まるよう積極的な支援を行ってまいります。


 また、昨年策定いたしました「えびの市男女共同参画プラン」に基づき、リーダーの養成等、男女共同参画の積極的な推進に努めてまいりたいと考えます。産業の振興につきましては、えびの市の基幹産業であります農林・畜産業の振興を図るために、「豊かな農業・美しい農村」の構築を基本理念としていますが、その実現のために何よりも農業・農村を実質的に支えています高齢者を含む多様な(認定農業者や集落営農の推進と法人化など)担い手対策に取り組みます。特に高齢化で生産者が少なくなっている和牛子牛生産担い手対策として支援報償事業を新設いたしました。


 本市の誇れる水田と畜産の有機的連動を図り、畜産振興を主体に耕蓄連携を進めて、循環型農業の構築を目指し、「安心・安全・信頼」をモットーにした生産体制を進めます。特にえびの産ヒノヒカリのブランド化や裏作・転作の高度利用など水田農業の確立に努める一方、畜産では、優良牛保留報償事業を新設いたしまして家畜の資質改良・増殖を図ってまいります。


 また、農業・農村の活性化、誇れる村づくりを目指して、都市と農村の交流活動であるグリーン・ツーリズムの推進や地産地消、農産加工、集落営農などの取り組みを積極的に支援してまいります。こうした交流等を通して高まる地域と自分自身への誇りが、地域づくりへとつながっていくと考えます。


 また、林業振興は、各種の支援事業を活用しながらの森林整備を進めるとともに、「アバンダントしらとり郷土の森」及び白鳥周辺での観光きのこ農園の整備を推進してまいりたいと考えます。


 次に、昨年立地協定・調印をいたしました白州ヘルス飲料株式会社えびの工場がえびのインター工業団地での建設工事に着手し、平成十七年十月稼働の予定となっております。その円滑な建設と操業開始に向け、市としても、企業立地促進プロジェクトチームによる連携・協力を行いながら、従業員の受け入れ・市内定住・地元雇用の要請など全力で取り組んでまいります。あわせて工業団地内に残る事業用地への南九州コカ・コーラ株式会社関連企業の進出に期待しながら、他企業に対する波及効果としての新たな企業誘致も積極的に行ってまいります。一方で、市内既存企業への支援も最大限行ってまいりたいと考えます。


 商工会を中心に実施される商品券発行事業につきましては、地元商店街活性化を図る対策として、引き続き支援してまいります。


 えびの高原キャンプ村は、平成十六年度掘削いたしました温泉源にポンプアップのための温泉動力設置工事を、またえびの市営露天風呂はボイラー設置工事を行いまして、それぞれ「温泉のあるキャンプ村」、「年間を通して利用いただける自然の露天風呂」として、その魅力と集客力のアップに努めてまいります。


 白鳥温泉上湯は、白鳥茶屋を食堂に改装して、売店を本館に移転し、より内容の充実した温泉運営と物産振興を図ってまいりたいと考えております。


 また、市温泉観光施設は、平成十七年度にすべての施設の滅菌機設置工事を完了する計画であり、レジオネラ菌対策等、温泉衛生管理体制の充実徹底に努めてまいります。


 矢岳高原ベルトンオートキャンプ場は、ログハウスを生かした施設利用のPR等を行うなど最大限の努力をしてまいります。


 市道、農道の整備につきましては、市民生活に直結する問題であり地域住民の方々の強い要望もございますが、厳しい財政状況を御理解賜りながら可能な限りの整備を進めてまいります。また、えびの中央線の道路改良につきましては、引き続き計画に沿って進めてまいります。


 次に、保健・福祉の施策でありますが、健康日本21えびの市計画「元気に笑って健康えびの」の行動計画の基づき、健康増進と生活の質の向上を目指した住民主体の健康づくり活動を積極的に支援しながら、腹ぺこキャンペーンの展開、田の神さあ体操の普及、健康推進員制度の定着化などに努めてまいります。高齢者が要介護状態に陥らないための支援として、配食サービス等の各種事業を行ってきておりますが、平成十七年度は、新たにモデル的に高齢者筋力向上トレーニング事業や地域の高齢者を地域が支える地域支え合い事業に取り組んでまいりたいと考えます。


 また、次世代育成支援対策推進法による行動計画に基づきまして、子どもが健やかに生まれ育つ環境づくりに努め、さらなる児童福祉の充実を図ってまいります。平成十七年四月一日から民営化により新たにスタートいたします四保育園につきましては、整備補助金によりその保育施設・設備の充実を図り、効率的な運営の促進に努めてまいりたいと考えます。


 老朽化の目立つ市営住宅につきましては、古川団地一棟を解体撤去し、外壁落下危険性のある二階建て住宅の外壁の改修を行うなど、安全で快適な市営住宅づくりに努めます。


 環境対策では、平成十六年十二月「環境基本条例」の制定に伴い、平成十七年度はこの条例に基づく環境基本計画を策定し、一層の環境施策の充実に努めてまいります。また川内川の最上流に位置するえびの市の義務として、その河川浄化対策の一つである浄化槽普及促進をさらに進めてまいります。


 平成十六年度よりごみの分別細分化を実施しておりますが、引き続きごみの減量化・分別の定着に向けての取り組みを実施いたします。廃プラスチックなどリサイクル推進のため収集回数の見直しを行い、可燃・不燃ごみ収集の委託を早期に市内全域に拡大したいと考えます。また、美化センターに直接持ち込みとなっている一般家庭からの粗大ごみ、事業系一般廃棄物(資源物を除く)の有料化を図ってまいりたいと考えております。


 まちづくりの基本である人づくりにつきましては、その基盤を生涯学習に置き、学校教育、社会教育、そして市民スポーツの充実振興を図ってまいります。生涯学習を推進するため、さまざまな学習機会や情報の提供に努め、ふるさと教育の推進、国際交流や世代間交流などに取り組みます。


 また、市民の学習能力や自治能力を高めるため、地域の核となる自治公民館活動の充実や出前講座の積極的な推進を図ってまいります。


 また、永山運動公園に全天候型のジョギングコースを新設し、市民の健康増進及び体力の向上を図ってまいりたいと考えております。


 えびの市教育委員会で、これまで準備が進められてまいりました学校二学期制につきましては、長い期間を生かしてじっくりと学習に取り組むことができるよう平成十七年度から実施いたします。また、児童・生徒の減少への対応として、平成十七年度から高野分校を休校し、飯野中学校寄宿舎を廃止いたしますが、高野地区の児童・生徒につきましては、飯野小・中学校まで送迎を実施いたします。


 なお、これらの事業を進めていくための貴重な財源となる市税につきましては、負担公平を期すためにさらに滞納対策の充実を図り、収納率の向上に努力する所存であります。


 以上、申し上げましたが、非常に厳しい財政の中にあっても、市民の皆様に少しでも元気を出していただくよう努めたところでございます。今後、さらに財政健全化と安定化へ努力を重ね、市民の皆様にとって、安心して住める安全なまちとして、より充実したえびの市を構築していくため、あすへの希望をつないで、この厳しい時期を乗り切っていきたいと考えます。市議会をはじめ、市民の皆様の御理解と御協力を切にお願い申し上げる次第でございます。


 続きまして、平成十七年三月定例会に提案いたします、議案の提案理由説明をさせていただきます。


 諮問第一号について、御説明申し上げます。


 人権擁護委員二名が平成十七年五月三十一日付任期満了になることに伴い、人格見識高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のあるえびの市大字西長江浦一九番地、前原傳氏及びえびの市大字向江六〇三番地四、亀澤睦子氏を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第六条第三項の規定により、議会の意見を求めるものであります。


 議案第一号について御説明申し上げます。


 平成十七年五月十日付で任期満了となる監査委員の後任として、人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し、優れた識見を有するえびの市大字湯田一一六番地、萩原邦三氏を引き続き選任したいので、地方自治法第百九十六条第一項の規定により、議会の同意を求めるものであります。


 議案第二号について御説明申し上げます。


 平成十七年三月二十四日付で任期満了となる公平委員会の委員の後任として、えびの市大字原田三二四六番地の三、星指末雄氏をお願いするものであります。同氏は人格が高潔で地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、かつ、人事行政に関して識見を有する者と認め、地方公務員法第九条の二第二項の規定により議会の同意を求めるものであります。


 議案第三号について御説明申し上げます。


 不動産登記法の改正により「土地登記簿」及び「建物登記簿」が「登記簿」等に改められ、これに伴う「不動産登記法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律(平成十六年法律第百二十四号)」が平成十七年三月七日から施行されることになりました。


 つきましては、えびの市税条例との整合性を図るため、条例の一部改正をお願いするものであります。


 議案第四号について御説明申し上げます。


 特別職報酬等審議会より答申のありました助役・収入役の給料月額につきまして、現行改正前の給料月額を基礎に一〇%減額改定する一部改正をお願いするとともに、教育長の給料月額についても同様の改定を行う一部改正をあわせてお願いするものであります。


 議案第五号について御説明申し上げます。


 市長の給料月額について、任期満了となる平成十八年三月十五日まで効力期間を延長し、引き続き特例的に減額を実施するため、条例の一部改正をお願いするものであります。


 議案第六号について御説明申し上げます。


 平成十七年度から飯野、上江、加久藤、真幸保育所を民営化し、岡元保育所を廃止することに伴いまして、市立保育所として残るのは上大河平保育所のみとなりました。この上大河平保育所につきましては現在休園中であり、本条例に規定する児童福祉法による嘱託医の報酬及び費用弁償は不用となりましたので、条例の一部改正をお願いするものであります。


 議案第七号について御説明申し上げます。


 地方公務員法の一部改正に伴い、地方公共団体の人事行政運営における公正性及び透明性の確保のため、職員の任用、給与等の状況を市民に公表することが義務づけられたところであります。その公表の事項、時期及び公表の方法について本条例を制定するものであります。


 議案第八号について御説明申し上げます。


 地方自治法の一部を改正する法律(平成十五年法律第八十一号)が施行され、これまでの管理委託制度は廃止され、新たに公の施設の適正な管理の確保のため、管理の受託主体を法律上制限せず、適正な管理を確保しつつ、住民サービスの質の向上にも寄与することを目的として、市が指定する指定管理者に管理を代行させる指定管理者制度が導入されました。


 このことから、地方自治法第二百四十四条の二第四項の規定による指定管理者の指定の手続等を定めるため、えびの市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例を制定するものであります。あわせて、指定管理者の行う管理業務等に伴う文書の情報公開に努めるようえびの市情報公開条例を今回制定する条例の附則において改正しております。


 なお、現在、公の施設の設置及び管理に関する条例で個別に管理委託しているものは、改正地方自治法で、施行の日から三年間の間に指定管理者を導入するか、直営で管理するかを選択するものであります。新設または既存施設で管理をゆだねる場合は、ゆだねる時点から指定管理者を導入することになります。指定管理者を導入する際は、この条例の規定により指定管理者の候補者を選定し、議会の議決を経て指定管理者を指定していくことになります。


 議案第九号について御説明申し上げます。


 地方自治法第二百三十四条の三の改正により、長期継続契約を締結することができる契約として、「政令で定める契約」が追加されたことを受けて、地方自治法施行令第百六十七条の十七として「翌年度以降にわたり物品を借り入れまたは役務の提供を受ける契約で、その性質上翌年度以降にわたり契約を締結しなければ当該契約に係る事務の取り扱いに支障を及ぼすようなもののうち、条例で定めるもの」が新たに長期継続契約を締結することができることとされたところであります。


 本市におきましても、多様化する契約形態に対応できるよう、商慣習上複数年にわたり契約を締結することが一般的であるもの、毎年四月一日から役務の提供を受ける必要があるものを対象とし、具体的には?事務機器の賃貸借に関する契約、?情報処理機器の賃貸借に関する契約、?庁舎等の維持管理に関する契約につきまして、長期継続契約締結することができる契約として規定するため、条例を制定するものであります。


 議案第十号について御説明申し上げます。


 えびの市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正に伴い、生活系廃棄物のうち、一般市民が直接搬入する粗大ごみについては処理経費の三割負担、事業系一般廃棄物や産業廃棄物のうち、処理施設で受け入れ可能な廃棄物については、処理経費の五割負担とするため、条例の一部改正をお願いするものであります。


 議案第十一号について御説明申し上げます。


 個人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十七号)が制定され、民間部門及び公的部門を対象とした個人情報保護制度が平成十七年四月一日から全面施行されることとなっており、地方公共団体においても、個人情報のより適切な保護、取り扱いが求められます。


 また、地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)の一部改正による指定管理者制度の導入に伴い、公の施設については、直営で管理するか、指定管理者に管理させるか選択することになりますが、この指定管理者が保有することとなる個人情報の適正な取り扱いについても規定を整備する必要があり、以上のような理由から条例の一部改正をお願いするものであります。


 議案第十二号について御説明申し上げます。


 本条例は、長寿の祝福と福祉の増進を図るため、満八十歳、満八十八歳、満九十歳、満九十九歳到達者及び満百歳以上並びに男女最高齢者に敬老祝い金を支給するため設置しておりますが、敬老祝い金を地域における商品券等により支給することによって、えびの市内の消費拡大を図るため、条例の一部改正をお願いするものであります。


 議案第十三号について御説明申し上げます。


 廃棄物の適正処理と排出の抑制は、市民の衛生環境上の問題から、地球環境規模での課題として変化しており、国が進める資源循環型社会への構築が地方自治体にも求められています。このような中で、平成十六年十二月議会に議決されたえびの市環境基本条例にも、廃棄物の減量と資源の有効利用が市民及び事業者の責務として定められています。


 今回、一般家庭から排出される粗大ごみと事業活動に伴って排出される多量の事業系一般廃棄物を施設利用者、自からが処理費用の一部を負担することで、廃棄物の排出抑制と減量化を推進するとともに、処理施設の延命化を図るため、条例の一部改正をお願いするものです。


 なお、今回の条例改正に伴い、条名の変更があるため、当該条を引用しているえびの市環境センターの設置及び管理に関する条例、えびの市清掃施設の設置及び管理に関する条例の一部を附則において改正しております。


 議案第十四号について御説明申し上げます。


 現在市が運営する観光施設の入浴料は、えびの高原キャンプ村二百円、えびの市営露天風呂二百円、白鳥温泉上湯三百円、白鳥温泉下湯二百五十円とそれぞれ異なっている状況でございます。利用者の利便性の向上を図るため、えびの高原キャンプ場、えびの市営露天風呂、白鳥温泉上湯の入浴料金を統一し、それに伴う施設使用料の条例の一部改正をお願いするものであります。


 議案第十五号について御説明申し上げます。


 現在、矢岳高原ベルトンオートキャンプ場には、オートキャンプサイト・キャンピングカーサイト・ティーピーテントサイト施設がございますが、雨天時に対応した宿泊施設がございませんでした。利用者の利便性の向上を図る目的で平成十五年度よりボランティアを募り、平成十七年度四月営業に向けて手作りでログハウスを製作しているところでございます。


 そこで、今回新たに新設されるログハウスを利用者に提供するために、条例の一部改正をお願いするものでございます。


 議案第十六号について御説明申し上げます。


 議案第十四号で御説明申し上げましたように、白鳥温泉下湯の入浴料を他の観光施設(えびの公園キャンプ村、えびの市営露天風呂、白鳥温泉上湯)と統一し、それに伴う入浴料等について条例の一部改正をお願いするものであります。


 議案第十七号について御説明申し上げます。


 霧島北部地域畜産基地建設事業に伴う受益者負担金を本条例により、昭和六十年度から徴収してまいりましたが、平成十七年二月末をもちまして、すべての償還が完了いたしましたことから、条例の廃止をお願いするものであります。


 なお、霧島北部地域畜産基地建設事業で整備いたしました畜産団地では、現在二十三戸が順調に営農いたしております。


 議案第十八号について御説明申し上げます。


 飼料基盤整備事業によりまして、小規模の飼料畑整備等を実施いたしましたが、本事業も廃止され、また今後同様の事業実施の見込みもないことから、条例の廃止をお願いするものであります。


 議案第十九号について御説明申し上げます。


 文化財保護法の一部を改正する法律により、地方公共団体及び教育委員会に係る条文も整理され、同法を引用しているえびの市文化財保護条例第一条の一部と、文化財保護法において保護の対象となる文化財の定義の中に、「文化的景観」が新たに追加されたため、同法を引用しているえびの市文化財保護条例第二条の一部改正をお願いするものであります。


 議案第二十号ついて御説明申し上げます。


 平成十四年末より宮崎県土木部指導のもと、県内の全市町村において幹線市町村道の見直しを進めておりましたが、当市においても幹線選定基準に基づき幹線の見直しを行いましたので、市道の起点終点等を変更する必要が生じたため、加久藤駅前通線外二十二線につきまして路線を廃止するものであります。


 また、市道島内西川北線の上真幸橋の完成に伴い島内西川北線外二路線を県営経営体育成基盤整備事業、中央耕地地区施工に伴い、永山灰塚線外二路線の廃止をするものであります。


 議案第二十一号について御説明申し上げます。


 平成十四年末より宮崎県土木部指導のもと、県内の全市町村において幹線市町村道の見直しを進めておりましたが、当市においても幹線選定基準に基づき幹線の見直しを行いましたので、それに伴い京町北部線外二十四路線につきまして路線を認定するものであります。


 また、市道島内西川北線の上真幸橋の完成、上門前尾八重野線及び上島内岡元線の改良に伴い、島内西川北線外四路線を認定するものであります。


 議案第二十二号について御説明申し上げます。


 平成十六年九月二十七日、議会の議決をいただきました市道岡元尾八重野線道路改良工事につきましては、大起、美義、ゆう・ひがし、特定建設工事共同企業体が施工中でありますが、工事の執行にあたり入札残を活用し、事業促進を図るため工事請負費の変更をお願いするものであります。


 工事の変更内容としては、法面保護工一九七?の追加であります。つきましては、当初契約二億二千五百七十五万円を二億二千八百七十三万二千円に変更し、増額二百九十八万二千円をお願いするものであります。


 議案第二十三号について御説明申し上げます。


 平成十六年度一般会計予算の補正につきましては、補正額三億三千三百十四万七千円を追加し、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ百十五億二千六百八万八千円となります。今回の補正は、各事業確定に伴うものが主であり、他に勧奨退職者十名分の退職手当、将来における定年退職者等に対する退職手当の財源確保のために積み立てるえびの市職員退職手当基金積立金などをお願いしております。


 財源については、地方譲与税、地方交付税、交通安全対策特別交付金、財産収入、諸収入などであります。


 なお、繰越明許費につきましては、西諸地区森林組合事務所改修等支援事業に伴い、事業主体の改修事業計画に時間を要し、年度内完成が見込めなくなったもの、及び治山事業に伴い国の事業採択決定が遅延し、年度内完成が見込めなくなりお願いするものであります。また、あわせて債務負担行為の変更をお願いするものであります。


 議案第二十四号について御説明申し上げます。


 平成十六年度国民健康保険特別会計予算の補正につきましては、五百八十三万三千円を追加し、予算総額は、歳入歳出それぞれ三十億六千四十一万三千円となります。歳入につきましては、増額分が国庫補助金一千五百十七万円、保険基盤安定負担分の確定に伴う一般会計繰入金二百八十九万三千円、繰越金三千百九十九万六千円などであります。減額分は、国庫補助金等の財源充当に伴う基金への繰り戻し四千四百二十二万八千円であります。歳出につきましては、市立病院の空調施設整備事業に係る国庫補助分を病院会計へそのまま繰り出す直営診療施設勘定繰出金六百二十万円などであります。


 なお、医療費適正化特別対策事業費につきましては、特別調整交付金の受け入れによる財源内訳の変更であります。


 議案第二十五号について御説明申し上げます。


 平成十六年度介護保険特別会計予算の補正につきましては、九千三百十五万七千円を減額し、歳入歳出それぞれ二十三億一千九十六万九千円となります。歳入につきましては、主なものとして、国庫負担金一千七百八万二千円、支払基金交付金二千九百九十万四千円、県負担金一千百六十八万一千円、一般会計繰入金の介護給付費繰入金一千百六十八万一千円、介護保険給付費準備基金繰入金一千六百七十三万七千円の減額でございます。歳出につきましては、主なものとして、保険給付費の介護サービス等諸費八千八百三十五万一千円、支援サービス等諸費五百九十七万九千円などの減額と保険給付費の高額介護サービス等費百三十五万一千円と、基金積立金百六十万八千円の増額をお願いするものであります。


 議案第二十六号について御説明申し上げます。


 平成十六年度観光特別会計予算の補正につきましては、二百二十二万八千円を減額し、予算総額は、歳入歳出それぞれ六千七百五十二万二千円となります。歳入につきましては、露天風呂施設使用料百四万円の減額及び白鳥温泉上湯施設使用料三百八十九万六千円の減額、基金繰入金二百七十万八千円を計上いたしました。歳出につきましては、基金積立金二百二十二万八千円の減額を計上いたしました。


 議案第二十七号について御説明申し上げます。


 収益的収入につきましては、営業収益の給水収益で使用水量の減少に伴い百二十三万五千円、その他営業収益の雑収益で建物総合損害共済災害共済金の見込額確定に伴い六百十九万八千円を減額し、営業外収益では雑収益のその他雑収益で水道新設加入件数増及び大口径加入に伴い百七十二万二千円を増額し、特別利益の過年度損益修正益を過年度分の無届使用水道料として十七万二千円増額するものであります。


 収益的支出につきましては、営業費用で決算見込みによる経費の不用額を四百四万六千円、減価償却費の有形固定資産減価償却費二十五万五千円、資産減耗費の固定資産除却費二百七十一万三千円を減額し、営業外費用では消費税を百二十三万一千円増額し、特別損益で過年度損益修正損を漏水認定等に伴う水道料還付として三万七千円増額するものであります。


 資本的収入につきましては、企業債を対象事業費の減少に伴い四百万円を減額し、資本的支出につきましては、建設改良費の固定資産増設費の配水管布設費を対象事業費の減少に伴い、三百七万一千円減額し、固定資産購入費の土地購入費を四十万三千円減額するものであります。


 議案第二十八号について御説明申し上げます。


 今回の病院事業会計の補正につきましては、収益的支出で職員の人事異動等に伴う給与費の減額補正と決算見込みによります材料費・経費・資産減耗費の減額補正の合わせて三千四十一万五千円の医業費用を減額し、今年度不納欠損処理を行う十四万九千円の特別損失の補正をお願いするものであります。


 資本的収入及び支出では、収入で今年度実施いたしました空調機改修工事の国庫補助金を特別調整交付金として国保会計より六百二十万円受け入れるものであります。支出につきましては、医療機器購入費と空調機等の改修工事費の入札残等を七百十五万二千円減額補正するものであります。これにより補正後の病院事業費用は九億三千三百三十四万二千円となり、資本的収入が二千八百十三万八千円、資本的支出が四千八百二万五千円となるものであります。


 議案第二十九号について御説明申し上げます。


 平成十七年度一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ百二億五千万円であります。前年度当初予算額と比較しますと、二億六千五百万円の減、伸び率マイナス二・五%となります。


 平成十七年度においては、直面する財政危機及び国の三位一体の改革の急速な推進を踏まえ、地方分権の時代に対応し、健全財政を確実なものにしていくため、えびの市緊急財政改革推進計画に基づき、徹底した歳出抑制と効率的な事務事業の推進に努めるとともに、財源の重点的・効率的配分に留意し、歳入面については、市税の課税客体、課税標準の的確な把握と徴収率の向上、受益者負担の適正化など自主財源の確保に努めることを基本としております。


 平成十七年度に取り組む主な事業といたしまして、総務費には、行政手続データベースシステムを活用した県民ポータルサイトへの対応と市民への情報提供のより一層の充実を図るため、えびの市ホームページリニューアル委託料、特色あるふるさとづくり事業としてえびの市ぷらいど21助成金等、民生費には、地域の高齢者を地域が支える地域支え合い事業、高齢者筋力向上トレーニング事業、民営化に伴う保育園整備補助金等、衛生費には、環境基本計画策定経費等、農林水産業費には、和牛子牛生産担い手支援報償金、優良牛保留報償金、負担金事業費等、商工費には、商店街活性化戦略事業として商品券発行事業費、白鳥温泉下湯滅菌機設置工事費等、土木費には、緊急地方道整備事業費、霧島演習場周辺道路改修等事業費、市営住宅外壁危険箇所改修事業費等、消防費には、西諸広域行政事務組合消防費負担金等、教育費には、永山運動公園ジョギングコース新設工事等、災害復旧費には、農業用施設災害・農地災害・公共土木施設災害等の経費をお願いいたしております。


 財源につきましては、市税、地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、自動車取得税交付金、国有提供施設等所在市町村助成交付金、地方特例交付金、地方交付税、交通安全対策特別交付金、分担金及び負担金、使用料及び手数料、国庫支出金、県支出金、財産収入、繰入金、諸収入、市債等であります。


 歳入予算の自主財源の割合は、二九・三%、依存財源は七〇・七%となっております。


 議案第三十号について御説明申し上げます。


 平成十七年度国民健康保険特別会計予算につきましては、前年度に引き続きまして国民健康保険の運営安定化のために、医療費適正化特別対策事業に取り組むとともに、税務課収納対策室と連携を取り、収納率の向上に取り組んでまいります。


 予算総額につきましては、歳入歳出それぞれ二十九億五千八百八十八万九千円となりました。前年度に比較して、歳入では国庫支出金が二億三千四百二万五千円の減、県支出金が一億一千百五十四万二千円の増となりましたが、三位一体改革による定率国庫負担の減と、それに変わる県財政調整交付金の新設によるものであります。


 歳出につきましては、保険給付費が五千八百四十三万五千円の増額となりましたが、これは老人保健法改正に伴う老人医療費受給開始が七十五歳に引き上げられたため、一般被保険者分療養給付費が四千百二十九万九千円増となったものであります。また、老人保健拠出金が一億三千七百十四万五千円減となりましたので、総額では九千七百六十九万二千円の減額となりました。


 保険税につきましては、医療給付費分と介護納付金分の課税でございますが、七月確定賦課のため暫定的な金額となっております。


 議案第三十一号について御説明申し上げます。


 平成十七年度老人保健特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ三十四億八百八万四千円で、前年度に比較して一億七千三十九万九千円の減となりました。


 歳入につきましては、支払基金交付金、国・県支出金及び一般会計からの繰入金等であります。


 歳出につきましては、医療給付費三十三億四千百五十五万円、医療費支給費五千三百四十三万八千円、審査支払手数料一千三百九万円などでございます。


 議案三十二号について御説明申し上げます。


 介護保険特別会計につきましては、第二期の介護保険事業計画に基づき事業運営を進めているところであります。


 平成十七年度介護保険特別会計予算の歳入・歳出総額は、それぞれ二十四億三千九十三万円で、前年度に対し一億八千四百二十万一千円の増となっております。歳入の主なものは、第一号被保険者保険料、国・県支出金、第二号被保険者保険料としての支払基金交付金、一般会計繰入金などであります。一般会計繰入金のうち、介護給付費繰入金は、二十九億三千七万九千円であります。


 歳出の主なものは、総務費八千四百十五万七千円、保険給付費二十三億四千四百六十三万四千円などであります。保険給付費は前年度に対し、介護サービス等諸費一億七千四百五十一万九千円、支援サービス等諸費二百十二万九千円、高額介護サービス等費二百五万三千円それぞれ増となっております。


 議案第三十三号について御説明申し上げます。


 平成十七年度観光特別会計の予算総額は、歳入歳出それぞれ五千九百八万八千円であります。


 歳入は、えびの高原キャンプ村施設使用料九百九十二万三千円、露天風呂施設使用料一千六十五万三千円、白鳥温泉上湯施設使用料二千六百九十八万六千円等の実績をもとに見込額を計上いたしました。


 歳出は、えびの高原キャンプ村事業費では、管理委託料二百九十万二千円、温泉ポンプ取付等に係る工事請負費六百三十五万六千円、露天風呂事業費では、管理委託料二百九十万二千円、給湯管設置に係る工事請負費二百二十二万一千円、白鳥温泉上湯事業費では、管理委託料一千八百七十四万八千円、調理備品購入費として百五十七万円等を計上いたしました。


 議案第三十四号について御説明申し上げます。


 水道事業会計では、住民の福祉の向上を図るとともに、健全化に向けた取り組みを行ってまいりました。しかしながら、経営の状況は極めて厳しい状況にあります。今後も、より一層水道事業の経営については、独立採算を目標に最善の努力をしてまいる所存であります。


平成十七年度予算の収益的収入予定額は、四億一千六百十九万五千円で、その主な収入としては、給水収益の四億五十五万九千円であります。収益的支出予定額は、三億二千二百二万三千円で、主な支出としては、支払利息の四千四百二十八万円、減価償却費一億二千九百七十六万五千円などであります。


 資本的収入は、一億六千三百十万一千円で、その主な収入としては、配水管布設及び布設替事業に伴う企業債の二千三百万円、一般会計の出資金一億一千九百十万円であります。資本的支出予定額は、二億四千二百十九万四千円で、その内訳は企業債償還金の一億九千六百四十三万四千円、建設改良費の四千五百七十六万円であります。資本的収入が資本的支出に対し不足する額七千九百九万三千円は、過年度損益勘定留保資金等で補てんするものであります。


 議案第三十五号について御説明申し上げます。


 平成十七年度病院事業会計予算につきましては、予算第三条の収益的収入及び支出で病院事業収益が七億九千九百四十七万二千円、病院事業費用が八億九千八百八十三万九千円となり、収益的収支で九千九百三十六万七千円の赤字予算となっております。今年度の三条予算につきましては、医業収益におきまして、整形外科の医師が宮崎大学整形外科医局員の減少に伴い一名体制となったことにより、入院、外来収益を減額して計上しております。支出につきましても、医師等の職員減による給与費及び材料費等の減少により、前年度に比べ減額計上となっております。


 予算第四条の資本的収入及び支出では、資本的収入が四千百七十六万六千円、資本的支出が七千百九十万五千円となり、今年度の資本的収入額が、資本的支出に不足する金額は三千十三万九千円となっております。この不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補てんいたします。


 以上、御提案申し上げましたが、何とぞすべての議案に対しまして、御賛同くださいますようにお願い申し上げる次第でございます。


 申しわけありませんけれども、三カ所ほど私が読み違えたそうでございますので、訂正方をお願い申し上げます。


 提案理由説明書の二十九ページでございますけれども、平成十六年度水道事業会計予算の補正について、議案第二十七号でございますが、下から五行目のまん中あたりの「特別損失」というところを「特別損益」と読んだそうでございます。「特別損失」に訂正させていただきます。


 次に、三十四ページの議案第三十号についてであります。国民健康保険特別会計予算でありますが、上から四行目になります「二十九億五千八百八十三万九千円」と読むべきところを私が「二十九億五千八百八十八万」と読んだそうでございます。「二十九億五千八百八十三万九千円」に訂正させていただきます。


 それから、あと一カ所、三十六ページの議案第三十二号介護保険特別会計でございますが、ちょうど真ん中あたりの行の一番右でございます。介護給付費繰入金は、私が「二億九千三百七万九千円」と読むべきところを「二十九億三千七万九千円」読んだそうでございます。これを「二億九千三百七万九千円」に訂正させていただきます。間違って読みましたそうで、申しわけございません。訂正させていただきます。終わります。


○議長(宮浦佳紀君)  説明が終わりました。


 ただいま、議題となっておりますり議案第三号えびの市税条例の一部改正についての質疑を行います。


 質疑通告のため、そのまま休憩いたします。


                   休憩 午前十一時三十五分


                   開議 午前十一時三十五分


○議長(宮浦佳紀君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 質疑の通告はありません。


 以上で、質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま、議題となっています議案第三号につきましては、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。


 これに御異議ございませんか。


    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮浦佳紀君)  御異議なしと認めます。


 よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。


 これより、討論に入ります。


 討論はありませんか。


    〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮浦佳紀君)  討論なしと認めます。


 以上で、討論を終結いたします。


 これより、議案第三号えびの市税条例の一部改正について採決をいたします。


 本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。


    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮浦佳紀君)  御異議なしと認めます。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。


 以上で本日の日程は、全部終了いたしました。


 次の本会議は、七日午前十時から開き、議案等に対する質疑を行います。


 本日は、これをもって散会いたします。


                   散会 午前十一時三十七分