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宮崎県 西都市

平成26年 12月 定例会(第5回) 12月17日−06号




平成26年 12月 定例会(第5回) − 12月17日−06号









平成26年 12月 定例会(第5回)



             平成26年12月17日

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●議事日程(第6号)

                      平成26年12月17日(水曜日)

                           午前10時00分開議

第1 議案第104号 西都児湯情報公開・個人情報保護審査会の共同設置について

第2 議案第105号 西都児湯公平委員会の共同設置について

第3 議案第106号 西都児湯固定資産評価審査委員会の共同設置について

第4 議案第107号 西都児湯情報公開・個人情報保護審査会の共同設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

第5 議案第108号 西都児湯公平委員会の共同設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

第6 議案第109号 西都児湯固定資産評価審査委員会の共同設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

第7 議案第110号 西都市生きがい交流施設の設置及び管理に関する条例の制定について

第8 議案第111号 西都市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定について

第9 議案第112号 西都市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の制定について

第10 議案第113号 西都市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

第11 議案第115号 西都市国民健康保険条例の一部改正について

第12 議案第126号 平成26年度西都市一般会計予算補正(第9号)について

第13 議案第127号 平成26年度西都市国民健康保険事業特別会計予算補正(第4号)について

第14 議案第128号 平成26年度西都市簡易水道事業特別会計予算補正(第3号)について

第15 議案第129号 平成26年度西都市下水道事業特別会計予算補正(第4号)について

第16 議案第130号 平成26年度西都市営住宅事業特別会計予算補正(第2号)について

第17 議案第131号 平成26年度西都市農業集落排水事業特別会計予算補正(第2号)について

第18 議案第132号 平成26年度西都市介護保険事業特別会計予算補正(第3号)について

第19 議案第133号 平成26年度西都児湯障害認定審査会特別会計予算補正(第2号)について

第20 議案第134号 平成26年度西都市後期高齢者医療特別会計予算補正(第3号)について

第21 議案第135号 平成26年度西都市水道事業会計予算補正(第2号)について

第22 請願第7号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する請願

第23 請願第8号 「食の拠点」(道の駅)整備計画の再考を求める請願

第24 請願第9号 「食の拠点」(道の駅)の白紙撤回を求める請願

第25 請願の継続について(請願第2号・第5号)

第26 議員提出議案第10号 米価暴落に対する政府の緊急対策を求める意見書の提出について

第27 議員提出議案第11号 「山村振興法」の延長及び地域林業・地域振興の確立に向けた施策の拡充を求める意見書の提出について

第28 議員提出議案第12号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について

第29 常任委員会の所管事務調査について

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●本日の会議に付した事件

 議事日程(第6号)に同じ

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●出席議員(17名)

       1番  井上久昭君    2番  曽我部貴博君

       3番  楠瀬寿彦君    4番  岩切一夫君

       5番  恒吉政憲君    6番  荒川昭英君

       7番  太田寛文君    8番  田爪淑子君

       9番  荒川敏満君    10番  中武邦美君

       12番  北岡四郎君    13番  井上 司君

       14番  中野 勝君    15番  河野方州君

       16番  黒木正善君    17番  狩野保夫君

       18番  黒木吉彦君

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●欠席議員(1名)

       11番  兼松道男君

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●当局出席者

市長        橋田和実君   副市長       黒木郁雄君

総務課長      大西秀邦君   財政課長      阿萬 浩君

総合政策課長    中武久充君   危機管理課長    冨山喜市君

市民協働推進課長  浜砂 磐君   税務課長      鈴木俊文君

商工観光課長    吉野弘人君   スポーツ振興課長  橋口智俊君

建設課長      横山真一君   建築住宅課長    清  隆君

農政課長      大坪立芳君   農地林政課長    緒方一男君

生活環境課長    藤代武司君   市民課長      黒木政博君

健康管理課長    大西良和君   地域医療対策室長  中武康哲君

会計管理者     甲斐祐子君   福祉事務所次長   黒木弘志君

上下水道課長    児玉宗聖君   教育長       竹之下 悟君

教育政策課長    黒木郁夫君   社会教育課長    大河内敏雄君

監査委員      神田 守君   監査事務局長    今井愛子君

農業委員会事務局長 本部定澄君   消防長       川崎貞生君

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●議会事務局出席者

事務局長      片岡昌宏君   事務局次長     中武資貴君

議事係長      江川知成君   議事係       橋口 慎君

議事係       杉尾博之君

                          午前10時00分 開議



○議長(井上久昭君) これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は、議事日程第6号によって進めることにいたします。

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△議案(第104号〜第113号・第115号・第126号〜第135号)及び請願(第7号〜第9号)常任委員長報告



○議長(井上久昭君) 日程第1、議案第104号から日程第10、議案第113号まで、日程第11、議案第115号、日程第12、議案第126号から日程第21、議案第135号までの議案21件及び日程第22、請願第7号から日程第24、請願第9号の請願3件を一括して議題といたします。

 これより各常任委員長の報告に入ります。

 まず、総務常任委員長の報告を求めます。



◆4番(岩切一夫君) (登壇)おはようございます。今期定例会において、総務常任委員会に付託されました議案について、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第104号西都児湯情報公開・個人情報保護審査会の共同設置について

 議案第105号西都児湯公平委員会の共同設置について

 議案第106号西都児湯固定資産評価審査委員会の共同設置について

 議案第107号西都児湯情報公開・個人情報保護審査会の共同設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

 議案第108号西都児湯公平委員会の共同設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

 議案第109号西都児湯固定資産評価審査委員会の共同設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてであります。

 この6つの議案は、西都児湯管内での機関の共同設置に係る議案と関連する条例について所要の整備を行おうとするものであります。西都児湯管内での機関の共同設置については、同管内市町村で、一昨年よりワーキング等を重ねた結果、情報公開・個人情報保護審査会、公平委員会、固定資産評価審査委員会について、平成27年度から共同設置を行おうということで合意が得られて、地方自治法並びに地方公務員法の規定に基づき提案されたものであります。

 議案ごとに概要を申し上げますと、まず議案第104号についてでありますが、本案は、西都児湯情報公開・個人情報保護審査会を西都児湯管内7市町村に宮崎県東児湯消防組合を加えた8団体で共同設置するに当たり、規約を定め、関係団体と協議することについて議会の議決を求めようとするものであります。

 なお、同審査会の事務局は、新富町が担うとのことであります。

 次に、議案第105号についてでありますが、本案は、地方公務員法で規定される公平委員会を西都児湯管内7市町村に高鍋・木城衛生組合、宮崎県東児湯消防組合及び西都児湯環境整備事務組合を加えた10団体で共同設置するに当たり、規約を定め、関係団体と協議することについて議会の議決を求めようとするものであります。

 なお、委員会の事務局は、本市が担うとのことであります。

 次に、議案第106号についてでありますが、本案は、地方税法に規定されている固定資産評価審査委員会を西都児湯管内の7市町村で共同設置するに当たり、規約を定め、関係団体と協議することについて議会の議決を求めようとするものであります。

 なお、委員会の事務局は、高鍋町が担うとのことであります。

 次に、議案第107号、議案第108号、議案第109号についてでありますが、議案第107号は、「西都児湯情報公開・個人情報保護審査会」、議案第108号は、「西都児湯公平委員会」、議案第109号は、「西都児湯固定資産評価審査委員会」、それぞれの共同設置に伴い、関係する条例について所要の整備を行おうとするものであります。

 次に、議案第113号西都市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。

 本案は、一般職の職員が特別職の職を兼ねる場合の報酬給付の特例について所要の整備を行おうとするものであります。具体的には、職員が勤務時間外に別の特別職の職員を兼ねるときの報酬支給の規定について、支給することができる旨の改正を行おうとするものであり、選挙事務に係る各投票所の投票管理者に課長職を選任し、非常勤特別職で規定している報酬支給の対応が可能となるよう条例を改正しようとするものであります。

 次に、議案第126号平成26年度西都市一般会計予算補正(第9号)についてのうち本委員会に付託された部分についてであります。

 まず歳入についてであります。歳入については、地方交付税4,688万9,000円の増額、国庫支出金3,428万円、繰入金5,103万3,000円の減額など総額で1,462万3,000円減額され、これにより歳入の総額は170億7,822万9,000円となっております。

 次に、歳出についてであります。歳出について主なものは、総務費中総務管理費において、本庁舎耐震補強の見直しにより、同実施設計業務委託料など1,616万4,000円の減額。ふるさと納税に係る謝礼品の見直しに伴い、謝礼品費900万円、謝礼品送料や広告料252万6,000円の増額。同じく徴税費において、土砂災害特別警戒区域地番拾出し業務委託料など192万9,000円の増額。同じく戸籍住民基本台帳費において、住民票や印鑑登録証明証などの改ざん防止用紙代として18万1,000円の増額となっております。

 また、地方債補正として、道路新設改良事業及び義務教育施設整備事業の起債限度額が、それぞれ9,430万円の減額及び9,290万円の増額となっています。

 以上8件の議案につきましては、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。(降壇)



○議長(井上久昭君) 次に、文教厚生常任委員長の報告を求めます。



◆6番(荒川昭英君) (登壇)今期定例会において、文教厚生常任委員会に付託を受けました議案、請願について、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第110号西都市生きがい交流施設の設置及び管理に関する条例の制定についてであります。

 本案は、市民の生きがいづくり並びに健康増進及び地域コミュニティの活性化を図るため、西都市生きがい交流施設を設置しようとするものです。

 まず、現在、建設中である施設の現地調査を行い、所管課より説明を受けたところです。また、管理については、社会福祉協議会に委託する方向であり、今後、指定管理について協議・検討していくとのことでした。

 本案については、種々質疑の後、ある委員より、「本案は、市民生きがいづくり並びに健康増進及び地域コミュニティの活性化を図るため、西都市生きがい交流施設を設置するものであり、賛成である。それだけに、この施設が設置目的にふさわしく、有効に運営されることを願う立場から、また管理責任を明確にするためにも、「指定管理制度」による管理を検討すべきである」との要望を含めた賛成討論がなされ、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第111号西都市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定についてであります。

 本案は、介護保険法の一部改正に伴い、本市における指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定めるため、条例を制定しようとするものです。

 本案については、種々質疑の後、ある委員より、「本案は、介護保険法の一部改正に伴う条例の制定であるが、本条例の制定は、介護に対する国の責任を放棄し、自治体と住民に、そのしわ寄せを押しつけるものであり、安心できる介護保険制度を求める立場から賛成できない」との反対討論がなされました。採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第112号西都市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の制定についてであります。

 本案は、介護保険法の一部改正に伴い、本市における地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要な基準を定めるため、条例を制定しようとするものです。

 本案については、種々質疑の後、ある委員より、「議案第111号との関連で賛成できない」との反対討論がなされましたが、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第115号西都市国民健康保険条例の一部改正についてであります。

 本案は、健康保険法施行令の一部改正に伴い、所要の整備を行おうとするものです。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第126号平成26年度西都市一般会計予算補正(第9号)について本委員会に付託をされた部分についてであります。

 まず、地域医療対策室について、衛生費のうち保健衛生費に、東米良診療所入り込み道路への転落予防柵設置工事費や医療法人西都児湯医療センターへの1次救急医療助成金に関する予算が計上されています。

 次にスポーツ振興課について、教育費のうち保健体育費に、都於郡地区体育館のバレーボール用ネット購入費や清水台公園パークゴルフ場のパンフレット印刷代、西都原運動公園屋内練習場修繕費などの予算が計上されています。

 次に社会教育課について、教育費のうち社会教育費に、市公民館空調用地下タンクを撤去するための工事費や都於郡城跡法面保存整備事業、青少年研修施設まがたま館周辺の竹伐採などの予算が計上されています。

 次に福祉事務所について、民生費に、来年度4月に開館予定の「生きがい交流広場」の備品等や障害者自立支援給付支払等システムのデンサン処理等委託料、子ども・子育て支援新制度に係る業務補助非常勤職員の費用等の予算が計上されています。

 次に教育政策課について、教育費に、シュレッダー購入や漢字検定・英語検定の費用、穂北小学校校舎のひさし撤去等の予算が計上されています。

 また、第2表債務負担行為補正として、学校給食調理等業務委託(平成27年度から平成29年度までの3年間)の債務負担行為補正が計上されています。

 次に、健康管理課について、民生費のうち社会福祉費に、衛生費のうち保健衛生費に、水痘予防接種業務委託料やがん検診業務委託料等の予算が計上されています。

 本案については、種々質疑の後、ある委員より、「学校給食調理等業務委託費の債務負担行為補正がなされているが、このことについては、学校給食の調理業務を民間に委ねることについては、当初から反対の立場をとっていた経緯から賛成できない」との反対討論がなされましたが、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第127号平成26年度西都市国民健康保険事業特別会計予算補正(第4号)についてであります。

 本案は、保険給付費など総額3,960万2,000円を減額補正しようとするものです。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第132号平成26年度西都市介護保険事業特別会計予算補正(第3号)についてであります。

 本案は、保険給付費など総額1億3,944万4,000円を増額補正しようとするものです。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第133号平成26年度西都児湯障害認定審査会特別会計予算補正(第2号)についてであります。

 本案は、諸支出金など総額24万2,000円を増額補正しようとするものです。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第134号平成26年度西都市後期高齢者医療特別会計予算補正(第3号)についてであります。

 本案は、保健事業費など総額466万9,000円を増額補正しようとするものです。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、各議案の審査過程においてある委員より、「生きがい交流施設が設置目的にふさわしい施設として運営されていくためには、指定管理者による運営方法を当初から選択すべきであると考えているので、施行までに検討していただくよう要望したい」

 またある委員より、「第6期介護保険事業計画策定業務は、今後膨大な作業量が予想されている。それらを遅れることなく準備・計画・実施していくためには、それにふさわしい人的配置が求められている。思い切った人員配置を行い、これらの作業が計画どおり進めることができるように強く要望したい」

 またある委員より、「文化財保護費の工事請負費について、都於郡城跡の法面保存整備事業は城跡の樹木を根元から伐採したことで、樹木根が枯れて法面が崩壊したため、長年その修復を行っていただいていることに感謝している。この事業を終えるにはあと7年はかかるだろうとのことである。そのような中、二の丸跡の発掘調査で虎口「塀」の跡が発見されているので、観光事業の観点からもそれらを再建していただきたい。また伊東マンショ肖像画の里帰りやガイダンスセンター建設が取り沙汰されている中である。予算上厳しいことは理解しているが、国県への積極的な要望活動等により、法面保存整備事業の早進化を強く要望したい」

 またある委員より、「青少年研修施設費の法面竹伐採業務委託料について、公的施設内の竹が民間敷地内に垂れ下がっており、長年にわたって迷惑をかけている。ほかにこのような施設がないか、各施設を再点検して対処していただきたい」

 またある委員より、「衛生費保健衛生費、地域医療対策費について、住民の安心安全の観点からも地域医療における救急医療の充実は大変重要である。現在、救急医療の充実等のため、地方独立行政法人化に向けて努力していただいていると思うが、地方独立行政法人早期設立に向け一刻も早い評価委員会の実施を強く要望したい。また年末・年始における救急医療体制についても、しっかりとした対応ができるよう各関係機関と十分な協議を行っていただきたい」との意見・要望がなされました。

 次に、平成26年請願第7号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する請願についてであります。

 本請願は、山鹿明氏より提出されたものでありますが、その願意はウイルス性肝炎患者に対する医療費の助成について、本市議会が衆参両議院並びに政府(内閣総理大臣・厚生労働大臣)に対し、意見書を提出してもらうよう求めるものであります。

 本請願については、採決の結果「願意妥当」と認め、全会一致をもって採択すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。(降壇)



○議長(井上久昭君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。



◆10番(中武邦美君) (登壇)おはようございます。今期定例会において、産業建設常任委員会に付託されました議案6件及び請願2件について、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第126号平成26年度西都市一般会計予算補正(第9号)について、本委員会に付託された部分についてであります。

 主なものでは、まず、農業委員会について、農林水産業費のうち、農業費に、農地中間管理事業制度に伴う、農地台帳管理システムの改修の予算が計上されています。

 次に、農地林政課について、農林水産業費のうち、林業費に森林整備地域活動支援交付金の減額などの予算が計上されています。これは、山林所有者が年度内に既存路網の改良を行う可能性がないなどの理由のためであります。

 次に、農政課について、農林水産業費のうち、農業費に、口蹄疫埋却地の工事箇所の追加に伴う、測量設計委託料の増額などの予算が計上されています。

 次に、商工観光課について、商工費のうち、商工費に緊急雇用事業を利用した、市街地活性化推進事業の予算などが計上されています。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の過程において、ある委員より、「農地中間管理機構に関連する予算補正が計上してあるが、これからの農地の有効活用や耕作放棄地の解消を図ることは重要と考える。関係課及び関係機関と一体となって積極的に取り組むことを要望したい」

 またある委員より、「地籍調査については、このままの状況では40年程度期間を要するとの説明を受けた。人員不足とのことであるため、人員を増加してでも事業の促進を図ってもらいたい」との意見・要望がなされました。

 次に、議案第128号平成26年度西都市簡易水道事業特別会計予算補正(第3号)についてであります。

 本案は、上三財浄水場の遠方監視設備工事の執行残など1億1,068万円を減額補正しようとするものであります。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第129号平成26年度西都市下水道事業特別会計予算補正(第4号)についてであります。

 本案は、浄化センター改築更新工事委託料など、5,142万6,000円を減額補正しようとするものであります。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第130号平成26年度西都市営住宅事業特別会計予算補正(第2号)についてであります。

 本案は、酒元住宅建築改修工事など908万8,000円を減額補正しようとするものであります。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第131号平成26年度西都市農業集落排水事業特別会計予算補正(第2号)についてであります。

 本案は、岩崎地区のポンプ修繕など107万8,000円を増額補正しようとするものであります。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第135号平成26年度西都市水道事業会計予算補正(第2号)についてであります。

 本案は、高砂浄水場の制御盤修繕など708万2,000円を増額補正しようとするものであります。

 本案については、種々質疑の後、別段異議なく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、請願第8号「食の拠点」(道の駅)整備計画の再考を求める請願についてであります。

 この請願は、西都商工会議所会頭、仁科俊一郎氏外5人から提出されたものであり、その願意は、市長が述べられておりますとおり、西都の食や農産物及びその加工品などの地場産品、また、西都原をはじめとする本市のすぐれた観光施設を市外に発信し、交流人口の増加を図ることで西都市全体の活性化につなげることについては、全面的に賛成するものであります。

 しかし、私ども各団体は仕事柄、日ごろから市民と直接会い、さまざまな意見や考えを聞いております。その意見を聞いておりますと、市長が一般質問で答えられた「市民には一定の理解を得られている」との発言が本当にそうなのかと思うほど異論を聞くわけでございます。ですので、市民に「食の拠点」(道の駅)事業を周知させることも含め、この事業が本当に市民の望むものであるのかどうかの再考をお願いしますということであります。

 委員会としましては、請願者の願意を詳細に把握するため、紹介議員に説明を求め、さらに請願者を参考人招致し、審査を行ったところであります。

 参考人招致については、平成26年12月12日午後4時、西都商工会議所の仁科会頭、西都市三財商工会の奥野会長、宮崎県飲食業生活衛生同業組合西都支部の横山支部長、西都地区製材協同組合の横田理事長の4人が参考人として出席され、請願の趣旨について説明を求めました。請願の説明について求めたところ、「6億5,000万円かけてやったときに食の拠点が成り立つのかというのが一番の疑問点であります」、「基本計画、整備計画のデータを見させていただきました。もっと熟慮したほうがいいのではないかというデータが普通に載っている。この食の拠点をつくること自体は、私は何も異論するものではない。ただ中身がしっかりと精査された中で、よしこれなら大丈夫だとそういったところで進んでいくのであれば何も反対するものではない」、「今、街の中が空洞化しているのに、なおこれが進むのではないか」、「やっぱりせっかくそれだけのお金をかけるのであれば、やはり西都は西都原なので、西都原と市街地とを結ぶ拠点にぜひその道の駅はつくってほしい」などの意見を交えながら説明を受けました。

 その説明を受け、ある委員より、「この請願というのは、再度事業を周知させていけばこの事業を進めてよいということなのか、それとも市民の声を聞いて白紙にして、再度考えてほしいということなのか」と再考という考え方について質問したところ、「情報が我々のところにほとんど届かない。この前、市議会を傍聴に行ったときの内容で疑問に思ったところを聞いたら「それは検討しています」というふうな答えしかない。これはつくることありきで、検討されたものには見えないと私は思っていますし、やれないのであれば、白紙に戻すということも含め、もうちょっと検討すべきではないか」、「現在の進捗状況がどのぐらいまでかは、なかなかわからないですが、今の進捗状況がどうであれ、やはり議論を進めていくべきではないかと思います」という回答でありました。

 以上のような審査の後、ある委員より、「今回、提出された請願については、委員会において提出団体の出席をいただき、趣旨等について伺ったところであるが、整備計画の内容が十分周知されていないなど、さまざまな意見や提案等があったところである。整備計画が具現化されていなことや市民への周知が十分でないことは、理解できるが、西都の農産物は西都市の宝であり、農業がなくなることは食もなくなることである。農作物については、農家の皆さんが一体となって安全な体制で生産されていることを市内外に発信し、あわせて西都原を中心とした観光資源を紹介していくことは重要であり、早急に整備することは必要と考える。現在進められている食の拠点の整備は安全な農畜作物による食を提供することなど、本市の活性化に大いに貢献できるものと確信する」という反対討論がありました。

 またある委員より、「12日の委員会に参考人として請願者6名中、4名の方に来ていただき願意を伺った。参考人としてみえた方は請願を提出された団体を代表する立場として、今回の「食の拠点」(道の駅)構想について率直な御意見を述べていただいたと受けとめている。皆さんは計画についてもう少し丁寧な説明を望んでおられると感じた。建設すれば維持管理費や運営費が発生する。その費用が十分見込めるのか、経営が成り立つのか、経営者の立場から疑問を持っておられるために、さまざまな御意見を言われたと思われる。1つ、予定地に建設されると街なかの空洞化が一層進むと予想されること。2つ、コンサルタントから経済効果の説明を聞くことができなかったこと。3つ、西都原を主とした観光で取り組むことが大事であるのに、その手だてが構想に見えないこと。4つ、示された数字のデータではレストランも物品販売も勝算が見込めないことなどである。今回の計画の詳細な中身がわからないために、本当にこの構想計画は西都市にとって利益を生むものとなるのか大変心配しておられると感じた。補正予算は可決されたが、具体的な用地交渉はまだ始まっていない現在、もう少し時間をかけて内容を検討し、市民の意見を反映させた構想に練り直すべきであると考え、請願を採択することに賛成する」という賛成討論がありました。

 またある委員より、「このたび提出された請願は、整備計画の再考をということで、委員会において提出された4団体の代表者に出席をいただき、その請願に至った経緯などを伺ったところだが、「食の拠点」イコール「道の駅」プラス「西都」ならではの「食」の魅力の発信といった食の拠点づくりが目指す理解が不十分であり、はてこれは行政の責任かと思いきや、さにあらず、4団体の代表者それぞれに広報さいとの10、11月号の「食の拠点」が掲載されている記事を読まれたか問うたところ、どなた一人として読んだとの回答はされなかった。『一事が万事』という言葉がある。ここに食の拠点に対する関心度と理解度とをかいま見た気がする」という反対討論がありました。

 採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。

 次に、請願第9号「食の拠点」(道の駅)の白紙撤回を求める請願についてであります。

 この請願につきましては、「食の拠点」を考える会代表佐川嘉正氏から提出されたものであり、その願意は、広報さいとの10、11月号に「食の拠点」の記事が掲載されているが、その記事にはこの事業が成功するような重要なことが記載されていない。西都市の税金をほかの事業に使ってほしいので、「食の拠点」(道の駅)整備計画の白紙撤回を求めるものであります。

 審査の過程において、請願第8号と同様に、請願者の願意を詳細に把握するため、紹介議員に説明を求め、さらに請願者を参考人招致したところであります。

 参考人招致については、平成26年12月12日午後3時、「食の拠点」を考える会の佐川代表が参考人として出席され、請願の趣旨について説明を求めました。

 請願の趣旨について求めたところ、「道の駅についていろいろな意見が出るが、市民の目線でいろいろ議論したら、私たちが情報を得ることができる広報さいとの「食の拠点」シリーズに3つのことがないのに気づいた。1つ目は、農産物を生産する市民である農業者の声が載っていない。2つ目は、農産物、畜産も含めてそれを消費者に提供する食堂経営者や料理研究家という料理を鑑定する人たちの声もない。3つ目は、市民としてはAコープやいっちゃが広場は市民が利用して、観光客はこのはな館というふうにすみ分けをしている。それなのに、市民が果たして利用できる道の駅が実現できるのか、シーガイアの教訓で、市民が利用する道の駅でないとうまくいかないという観点からも非常に不安に思いました。市民あってこその道の駅と思っていますので、一度白紙撤回をした方がよいという思いで出しております」という内容の説明でありました。

 最後に委員長から、確認の意味で「食の拠点を考える会の代表の佐川さんとしては、広報さいとの10月、11月号を読んで、全く農家の方たちの意見が見えない。また、料理についても市民の声が全く載っていないのではないか。それから食の拠点に期待する声もほとんど載ってない。したがって、現在の計画については白紙撤回を求めるのですよということで理解してよろしいか」との質問をすると「そのとおりです」と肯定されました。

 以上のような審査の後、ある委員より、「今回提出された請願については、委員会において請願者に出席をいただき、趣旨について伺ったところであるが、整備計画について4つの項目により白紙撤回を求められる内容であった。本市の基幹産業である農業は、全国の食料基地としての役割を担う大きな地域であると思う。農産物については、農家の皆さんが一体となって安全な体制で生産されていることを市内外に発信し、あわせて西都原を中心とした観光資源を紹介していくことは重要であり、早急に整備することは必要と考える。現在、進められている食の拠点の整備は安全な農畜産物による食を提供することなど、本市の活性化に大いに貢献できるものと確信する」という反対討論がありました。

 またある委員より、「請願の意見は理解できるところではあるが、6月議会において補正予算が可決されているので、白紙撤回は難しいと判断する」という反対討論がありました。

 採決の結果、賛成者なく、不採択とすべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。(降壇)



○議長(井上久昭君) 以上で常任委員長の報告を終わります。

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△質疑



○議長(井上久昭君) これより常任委員長報告に対する質疑に入ります。

 まず、総務常任委員長報告に対する質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 質疑なしと認めます。

 次に、文教厚生常任委員長報告に対する質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 質疑なしと認めます。

 次に、産業建設常任委員長報告に対する質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 質疑なしと認めます。

 これをもって常任委員長報告に対する質疑を終結いたします。

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△討論



○議長(井上久昭君) これより議案に対する討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。

 17番狩野保夫君の発言を許します。



◆17番(狩野保夫君) (登壇)私は、ただいま議題となっている市長提出の議案のうち、議案第110号については賛成の立場から、議案第111号、第112号、第126号については反対の立場から理由と若干の意見を申し上げ討論を行います。

 まず、議案第110号西都市生きがい交流施設の設置及び管理に関する条例の制定についてであります。

 本案は、市民生きがいづくり並びに健康増進及び地域コミュニティの活性化を図るため、西都市生きがい交流施設を設置しようとするものでありますが、この施設がその設置目的にふさわしく、有効に運営されることを願う立場から賛成するものであります。

 施設の目的については、地域福祉を推進する活動、自主的かつ自発的に地域福祉に関する活動を行う個人または団体に活動の場を提供、交流を通じて市民の生きがいづくり、健康増進及び地域コミュニティの活性化を図ることでありますが、このことに加えて新たな施設では障がい者支援等の対策として、物品販売を行うことが予定されているとのことでありました。

 現在の生きがい交流広場は、平成16年度から個人所有の建物を借りて、その運営を社会福祉協議会に委託して行われてきました。開設から平成25年度までの10年間の利用者数は延べ24万9,970人で、年間の平均利用者は約2万5,000人であります。中でも利用が多いのが健康器具の利用で、25年度の利用者数で比較しますと約7割を占めています。施設についてはいろんな意見があることを承知しておりますけれども、これまでの市民や地域の人たちの交流施設として、その役割を担ってきたものと理解しています。その上で新しく設置される施設の運営に関して意見要望を申し上げておきます。それは、管理運営についてです。議案質疑では、新しい施設の管理はこれまでと同様、社会福祉協議会に委託をするということでしたが、私は施設の中において一部物品販売もされること等考えた場合、そして、またこの施設がその設置目的にふさわしく有効に運用されること、また管理責任を明確にするためにも指定管理制度による管理を検討されることを賛成するに当たり強く要望しておきます。

 次に、議案第111号西都市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定についてであります。

 本案は、介護保険法の一部改正に伴い、本市における指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための有効的な支援の方法に関する基準を定めるため、条例を制定しようとするものでありますが、この条例が制定されるのは介護に対する国の責任を放棄して、自治体と住民にそのしわ寄せを押しつけるものであり、安心できる介護保険制度を求める立場から賛成できないのであります。

 この条例が提案されることになったのは、安倍自公政権が今年の通常国会で医療介護総合法の可決を強行したことによるものであります。この法律の目指すところは多くの高齢者を介護サービスの対象者から除外し、入院患者の追い出しをさらに強化するなど、公的介護、医療保障を土台から掘り崩す大改悪法であるということであります。

 今年の7月、厚生労働省は都道府県の担当者を集めた全国介護保険担当課長会議を開催し、総合法の具体化に向けたガイドライン案、告示案、政省令案などを明らかにいたしましたが、ガイドライン案ではどういうことが書かれているかといいますと、その一つは新総合事業の導入であります。総合法は要支援者の訪問介護、通所介護を保険給付から除外し、市町村が実施している地域支援事業に移すとしています。例えば、要支援の高齢者が市町村の実施している地域支援事業に移されるなら、今は介護施設での支援が受けられていましたが、今度はシルバー人材センターやNPO法人、そしてまた市内各地に設置されている地域づくり協議会での実施も求められてきます。プログラム法が打ち出した公的支えをなくし、国民を自助に追い込むという方針を介護分野で実践したのが今回の要支援切りであると言えます。平成29年度までに全ての市町村が総合事業に移行することになります。今後それらの方針が示され、条例制定も必要になってくるものと理解しています。当面3年間は準備期間として進められ、本格的な実施は平成29年4月1日からということのようでありますけれども、今後推進される介護にかかわる事業はまさに保険あって介護なし、介護を受ける人も家族にとっても不安いっぱいの制度改悪と言わなければなりません。

 以上の立場から介護保険制度が介護を受ける人、そしてそれを支える家族の立場に立って考えた場合、今回の条例制定はこれまでの介護保険の要支援制度を後退させることにつながる制度へと準備を進めていくものであり、介護保険法の一部改正に伴うとはいえ、賛成できないのであります。

 次に、議案第112号西都市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の制定についてでありますが、本案は議案第111号と関連した議案であり賛成できませんので御理解いただきたいと思います。

 次に、議案第126号平成26年度西都市一般会計予算補正(第9号)についてであります。

 今回提案されている予算補正は、必要な予算であると理解をいたしております。その上で本案に賛成できないのは、第2表において学校給食調理業務委託費の債務負担行為の補正がされているからであります。

 内容としては、平成27年度から29年度までの学校給食調理業務委託費として1億3,599万9,000円が補正されています。私は、学校給食の調理業務委託を民間に委ねることについては当初から反対の立場をとってきました。学校給食の調理業務委託がされた理由は、西都市の財政が厳しいとして民間でできることは民間にという行財政改革の方針によるものでありました。その行財政効果は今後厳格な検証が求められることでありますけれども、橋田市長は市長就任以来、西都市の財政は数年後には赤字が出る。基金が枯渇すると言われてきましたが、では、今の本市財政はどうでしょうか。赤字どころかここ数年毎年4億円からの黒字を出し、基金を増額させてきました。その基金残高は平成25年度決算においては地域の臨時交付基金を除き67億1,000万円という多額の基金を保有するという状況にあります。

 今年の3月における市政方針においては改革と再生に取り組む中で財政状況の改善も見えてきたとの立場から、将来の西都市に向かって投資をしていくこと、いわゆる西都創生への具体化に向けて積極的な事業展開を図っていくこととしたとして、これまでの財政運営の方向性を一転して大規模事業へ財政投資するとの方針を述べられました。その投資先が今問題になっている「食の拠点」(道の駅)や大規模工業団地開発等への投資であります。市民の大事な福祉や教育に関する事業を財政が厳しい、赤字になる、基金が枯渇すると殊さら財政危機を強調されて削減される一方において、今度は財政にゆとりができたとして大規模事業に投入することは、市民の立場に立った行財政運営に照らして余りにも問題であります。財政にゆとりが出たならば無駄遣いをやめて、福祉や教育を充実させる予算に回すべきであります。学校給食センターの調理部門についてもいま一度見直されることを要望しておきます。

 以上で議案に対する討論を終わります。(降壇)



○議長(井上久昭君) 以上で通告による討論は終わりました。

 ほかに討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 討論なしと認めます。これをもって議案に対する討論を終結いたします。

 次に、請願に対する討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許します。

 まず、6番荒川昭英君の発言を許します。



◆6番(荒川昭英君) (登壇)私は、請願第8号「食の拠点」(道の駅)整備計画の再考を求める請願については、次の理由により賛成であります。

 本請願は、西都商工会議所会頭仁科俊一郎様、西都西児湯医師会会長岩見晶臣様、三財商工会会長奥野一夫様、妻駅西地区商店街振興組合理事長松根喜一郎様、宮崎県飲食業衛生同業組合西都支部横山邦夫様、西都地区製材協同組合理事長横田欽一郎様から提出された「食の拠点」(道の駅)整備計画の再考を求める請願であります。

 「食の拠点」整備計画にかかわって、これまでの経過について若干述べたいと思います。

 「食の拠点」整備計画は、委託額796万9,500円でコンサルタントに委託し、本年3月に作成された西都市「食の拠点」施設整備基本計画書をもとに事が進められております。この整備計画は約130アールの用地購入費や測量設計委託料費など合計1億3,780万9,000円の事業費が本年6月議会に提案され、種々物議が醸される中で賛成多数により可決されたことから、市長は予算執行が可能となったわけであります。

 私は、本年6月議会、9月議会において一般質問や討論を行ってまいりました。市長は、本会議の質問を受けて次のように答弁されております。その要旨を述べますと、市長は施設の必要性について、「宮崎県は交流新時代を迎え、各自治体は交流人口を増やすための取り組みが盛んに行われており、地域間競争がますます厳しさを増している。このまま何もしなければ本市の将来の発展はなく、衰退の一途をたどると考えている。市民の理解を求めることについては、市長と語る西都づくり懇談会や広報紙において内容を伝えた。その結果、異論もあったが整備の必要性について一定の理解が得られたと考えている。また、商工会議所の会頭をはじめ、会員に説明をし、収支計画や経済波及効果等に対する質問が出されたが、賛成の意見もあった」と述べられております。

 私は、これらのことを受けて意見として当時次のように申し上げております。「懇談会における意見交換会及び説明会の内容を精査すると、限られた人数の参加者に説明されこのことをもって理解が得られたと判断されるには無理があり、周知に至る状況ではなかったと思っている。事前に説明や意見交換会を行った上で理解を得るべきであったと考える。本予算が決まってから説明し、理解を求めていくと言われることには矛盾を感じている。農業振興地域内農用地、いわゆる青地という区域ですが、その除外を含め、用地の諸手続をされたことにも鑑み、実施ありきで先行して事が進められてきたことをもとに作成されたとしか思えない施設整備基本計画については信憑性を欠くものであるとも言わざるを得ない。本市の経済効果を図るために投資的事業である建設事業を適宜展開していくことには異論はないが、しかし、今回の『食の拠点』整備基本計画についてはいまだに多くの市民から疑問を抱く声を聞くことからも徹底した周知が図られておらず、理解は得られていないと思っている。このような状況下においてハード面が先行して事が進められていることを危惧している。『食の拠点』整備については一旦白紙に戻し、さらに調査研究を行い、議論を深めた上で市民の目線で判断されるべきである」と私は当時の意見として申し上げてきたところであります。

 今回提出されました請願の願意は次のとおりであります。

 西都市全体の活性化につなげる方法として「食の拠点」(道の駅)を整備し、情報発信基地として活用し、農産物の売り上げにも寄与させようとの計画についてはいささか疑問を持つものである。市民の意見を聞いておりますと、市長が一般質問で答えられた市民には一定の理解を得られているとの発言が本当にそうなのかと思うほど異論を聞く。本事業は6億円以上の経費を要し、多額の税金をつぎ込む事業であり、失敗は絶対許されない。つきましては、市民に再度、事業を周知させることも含め、この事業が本当に市民の望むものであるかどうかの再考を願う趣旨の請願であります。

 また、今議会における請願についての所管委員会での審査に当たっては、26年12月12日に紹介議員を招致しての質疑や提出者を参考人招致しての質疑が行われております。紹介議員の招致につきましては私自身議員になって初めてのことでありまして、このことは事実として今後の議会運営活動の参考にしたいと思います。提出者を参考人招致しての質疑を傍聴して私が受けとめた提出者の意見の要旨は、「施設運営等に疑問を抱いている、市民がわかるような格好で説明すべきである、施設計画の中身にも問題がある、市民の理解が得られていない」など、多岐にわたる意見があったと解釈しており、真に危惧されている様子がうかがえました。

 請願の願意は私がこれまで申し上げたことにも照らして採択すべきものと考えますので、この請願については賛成であります。

 つきましては、本市の発展を本市の中枢を担っておられる各種団体等の請願提出者の思いを無にすることなく、「食の拠点」(道の駅)施設整備計画は再考されることを求めて討論といたします。(降壇)



○議長(井上久昭君) 次に、4番岩切一夫君の発言を許します。



◆4番(岩切一夫君) (登壇)議題となっています請願第8号「食の拠点」(道の駅)整備計画の再考を求める請願に反対の立場から討論をいたします。

 今回の「食の拠点」(道の駅)整備計画の再考を求める請願は、その審査に当たり、12月12日に産業建設常任委員会において、今回の請願者であります団体から4名の方を参考人として招致されました。参考人の意見の中で市民の方々へ「食の拠点」整備の説明が周知されていないなどがありました。このことは市当局においては広報さいとによりシリーズで「食の拠点」整備の説明を掲載されておりますが、いまだに市民の皆様への周知徹底が図られているとは言いがたいところであります。しかし、「食の拠点」整備計画については、平成26年度市政方針において「基本計画をもとに市民の皆様や関係団体から意見を聞きながら計画を進めてまいりたい」と施設建設への方針が示されました。本市は基幹産業である農業をはじめ、歴史や文化財、観光やスポーツ施設といったさまざまな資源があること、平成28年度に東九州自動車道全線開通や国道219号線広瀬バイパスが開通すること、また宮崎大学の根岸准教授によると東九州自動車道の開通は地域経営の重要性が問われる時代に入ったことを意味し、観光地、食といった資源を生かして、交流人口を増やし、雇用を生み、地元にお金を落としてもらう方法を市町村は考える必要があり、努力しなければ取り残されるであろうと言われております。さらに国では国民が安心して働き、子育てができ、将来に夢や希望を持つことができるような魅力あふれる地方を創生し、地方への人の流れをつくるまち・ひと・しごと創生法が可決成立し、地方創生が本格的に始動するなど国の施策とマッチしております。

 このようなことから、施設整備は本市にとって重要な施策であり、今から早急に推し進めていくべきであります。食の拠点は本市の魅力である食を核として、観光、スポーツ、産業、文化といった地域の資源と有機的に連携するところで本市の新たな魅力を創出し、交流人口の拡大と市内全体の経済の活性化を図るため、一日も早い完成を目指す必要があり、計画の再考につきましては反対であります。

 市当局においては今後具体化された整備計画を早急に示すとともに関係団体や市民の皆様にさらなる理解を求めるよう努力されることを要望いたしまして反対討論といたします。(降壇)



○議長(井上久昭君) 次に、17番狩野保夫君の発言を許します。



◆17番(狩野保夫君) (登壇)私は、ただいま議題となっている平成26年請願第8号、請願第9号に賛成の立場から一括して討論を行います。

 まず、請願第8号は「食の拠点」(道の駅)整備計画の再考を求める請願であります。

 本請願は西都商工会議所会頭仁科俊一郎氏、一般社団法人西都市西児湯医師会会長岩見晶臣氏、西都市三財商工会会長奥野一夫氏、妻駅西地区商店街振興組合理事長松根喜一郎氏、宮崎県飲食業環境衛生同業組合西都支部横山邦夫氏、西都地区製材協同組合理事長横田欽一郎氏の6団体代表から提出されたものであります。

 次に、請願第9号は、「食の拠点」(道の駅)の白紙撤回を求める請願でありますが、「食の拠点」を考える会代表佐川嘉正氏から提出されたものであります。

 そこで、私がなぜ本請願に賛成するのか、採択をすべきだと考えるのか、その理由と若干の意見を申し上げておきます。なお、本請願の是非はこれからの市政にとって極めて重要な意味を持つものと考えられますので、その立場から討論いたしますので、少し長くなりますけれども、よろしくお願いいたします。

 第1の理由は、本2件の請願の願意に全面的に賛成できるからであります。

 その請願の趣旨ですが、請願第8号では西都の食や農産物及びその加工品などの地場産品また西都市をはじめとする本市のすぐれた観光施設を市外に発信し、交流人口の増加を図ることで西都市全体の活性化につなげることについては全面的に賛成であるとの立場を示した上で、しかし、その方法が「食の拠点」(道の駅)を整備し、情報発信基地として活用し、農作物の売り上げにも寄与させようとの計画についてはいささか疑問を持っている。また、私ども各団体は仕事柄日ごろから市民と直接会い、さまざまな意見や考えを聞いているが、市長が一般質問で答えられた市民には一定の理解を得られているとの発言が本当にそうなのかと思うほど異論を聞いていると述べられた上で、わざわざ高速道路をおりてくるはずがない。農産物しかないのに、道の駅に来ることは考えられない。西都原にある施設と同じものをもう一つつくって共倒れするのではないか、近隣より高い税金を取らなければならない財政状況なのに大丈夫かと寄せられた市民の声を紹介しながら、本事業は6億以上の経費を必要とし、多額の税金をつぎ込む事業であり、失敗は絶対に許されないので、市民に再度事業を周知されることを含め、この事業が本当に市民の望むものであるかどうかの再考を求めるという請願であります。

 次に、請願第9号は、広報さいと10月号、11月号をもとに意見が4点述べられていますが、主な内容としては、安全安心を基本に西都の環境が育んできた伝統的な日本古来の農産物などを消費者は期待していると指摘しながら、その食の拠点の基盤である農産物の生産者、農家の意見、そしてまた食に関係する人、食の拠点に対する市民の声が全く記載されていないこと等4つの点から疑問の意見を述べた上で、西都市の財政からどれほど最終的に払われるかは不明だが、西都市民が西都市に住んでよかったと感じられる善政にその金を使ってほしいと切に思う等の理由等から「食の拠点」(道の駅)整備計画の白紙撤回を求めるというものであります。

 私は、「食の拠点」(道の駅)整備計画については、今年4月の市議会議員選挙では市民の皆さんに市政アンケートをお願いし、御意見を伺い、その結果から計画を白紙撤回し、一から議論をやり直すことを公約に掲げました。選挙後の議会でもこの公約の立場から6月議会では計画を白紙に戻し、市民や関係団体による協議の場をつくり、いま一度建設の是非を含め議論することを、9月議会では今からでも遅くない、計画を棚上げにして最初からの議論をJA等関係団体へ申し入れをと、また、このことは市民投票か、市長が辞職して「食の拠点」(道の駅)の建設の是非を争点に審判を受けることを提言するなど、この問題に対する基本的な姿勢と態度を表明してきたところであります。

 以上の立場から本2件の請願の趣旨願意は私の姿勢と全く同じものであり、全面的に賛成の態度を表明するものであります。

 本請願に賛成する第2の理由は、住民の代表機関であり、チェック機関である議会が本請願を採択するなら市民や団体の意見の声も無視して強引に計画の推進を図ろうとされる橋田市政に反省を促し、地方自治の本旨に基づき、市民を主人公とした市政運営に立ち戻らせることができるし、市民の代表機関である議会として、議員として、その責任と役割を果たすことができると考えるからであります。

 私は、昭和53年4月に市議会議員に当選させていただきましたが、今年で37年目であります。この間の私の議員生活の中で、市長提案に対して市内の主要団体からこのような請願書が提出されたことは記憶にありません。そこで、本請願を採択するに当たって、「食の拠点」(道の駅)整備計画がなぜこんにちのような事態を招いているのか、いま一度考えてほしいと思います。

 その一番の原因は、この計画推進に対する橋田市長の強引な姿勢にあるということであります。市議会に計画の概要が説明されたのは昨年の9月議会でしたが、そこでは建設場所が航空写真で示され、計画の概要とともに、概算事業を含めた内容と言える整備計画そのものが示されました。

 次には、今年の3月議会では市政方針で市長は基本計画をもとに市民の皆様や関係団体から御意見をいただきながら計画を進めてまいりたいとの方針を示されましたが、予算は提案されませんでした。その理由について市長は、「現在、市で基本計画を策定中であり、関係団体による作業部会が開催できなかったため、意見を伺ってから予算計上すべきと考え提案を見送った。このため、平成26年度当初に農林業や商工業の関係団体や市民の皆様に基本計画を説明して御意見を伺った上で予算案を議会へ提案させていただき、基本設計、実施設計等を進めてまいりたい」との見解を述べられました。

 次に6月議会では商工会議所の役員や会員への説明会、市長と語る西都づくり懇談会や市の広報紙等において基本計画の内容について伝えた結果、整備の必要性に一定の理解が得られたとの理由から基本計画で示された6億4,902万6,000円のうち、土地の取得費等の予算として1億3,780万9,000円が提案されました。

 2つ目の原因は、今申し上げた整備の必要性に一定の理解が得られたとの認識のもとに提案された予算に対する議会の出した結論にあるということであります。6月議会において予算の付託を受けた市議会の産業建設常任委員会は整備の必要性に一定の理解が得られたということについて確認する立場からJA西都や西都商工会議所等の代表を参考人として招致して審査が行われましたが、参考人からは誰一人として賛成の立場からの意見はなく、JAや西都商工会議所等からの理解は得られてないということが明らかになったということであります。私も市政アンケートによって示されたその結果等を紹介したところであります。

 ところが、市議会はこれらの意見を真摯に受けとめることなく、反対6賛成11という多数をもって事業推進につながる予算を可決したのであります。そのことによって6月議会以降、強引に進める市長の姿勢とともに予算を可決した議会と議員への批判は本当に日に日に大きくなっているわけであります。以上のことがこんにちの事態を招いているということであります。

 以上の経緯を踏まえて、私はこの際言いたいと思います。我々議会は議決機関であるとともに行政に対する監視機関、チェック機関であり、議員にはその責任と役割が負託されています。また、6月議会でも申し上げましたが、市長のために議員になっておられる方はおられないと思います。そうであるなら、もし市長が行政運営において間違った方向に進もうとしているときにはそれを指摘し、一緒になって正しい行政運営をさせる、その役割を持っているのが議会であり我々議員ではないでしょうか。それとは逆に間違った方向に進むことを容認するなら、それこそ行政の監視役としての責任を放棄したものと言わなければなりません。以上の経緯から明らかなように市長の強引な姿勢とそれを容認してきた議会議員の姿勢と態度が今回のような請願が提出される事態を招いている原因となっていることを反省されるべきだと思います。このことは請願に賛成する立場から、この際厳しく指摘するものであります。

 私は、6月議会において一部の予算が可決されたにもかかわらず、今議会に2件の請願が提出されたことをどう受けとめるのかが議会と議員に求められていると思います。本請願が提出されたことには、市長と議会にいま一度再考する機会を与えていただいたものと私は思っています。

 私は、請願書の中で西都市民が西都市に住んでよかったと感じられる善政、このする意味は市民に幸福をもたらすよい政治、正しい政治という意味ですけれども、そのために金を使ってほしいと切に思うと述べられています。そして、いま一度再考を求められているということは、西都市政が誤った選択をしてほしくないとの思いから議会のその判断に望みをかけて請願されたものと受けとめていますし、そしてまたこんにちの事態を招いていることへの責任が厳しく問われているとも受けとめているところであります。

 以上の立場から、市長と議会に若干の意見を私は申し上げておきたいと思います。請願は市長提出議案ではありませんけれども、請願が提出された原因は先ほどから申し上げてきましたように市長の「食の拠点」(道の駅)整備計画に対する姿勢にありますので、まず市長の姿勢について意見を申し上げておきたいと思います。

 1点目は、第4次西都市総合計画の基本方針、精神に立ち返ってほしいということであります。市長は第4次西都市総合計画では食創生都市を目指すということを大きな柱にしており、この「食の拠点」事業はその一つであると言われています。そこで、その第4次西都市総合計画を見ますと、まちづくりの理念と目標像については次のように書かれています。

 元気な日本のふるさと西都を目標像として西都づくりを進め、本市の大きな財産である豊かな自然をはじめとした地域資源において農畜産物や食品、料理など、西都が持つ力、いわゆる資源です、この力である食を通じて、雇用の創出や地域の活性化を図りながら人々に癒やしと活力を与える食創生都市を目指すことを基本的な目標としています。また、西都創生に向けての基本戦略については人、地域、環境、豊かさの4つの観点から西都創生に向けて重点的に取り組む基本戦略が設定されています。中でもその基本戦略において人については地域の社会活動や経済活動を支える人が活躍でき、活発な交流が行われるまちづくりを進める必要があり、総合計画の目標像を支えるのは人であると位置づけています。また、地域については市民と行政が協働して地域特性を生かし、地域課題を解決しながら市民や市民活動団体、民間事業者など地域社会を構成する多様な主体がともに支え合い、総力を結集して地域経営を守っていく姿勢のもとで構築する地域社会であると位置づけています。まさに第4次西都市総合計画で掲げる食創生都市づくりは壮大な事業であります。ここで掲げる事業が本当に成功できるならば、すばらしいことであります。

 では、この構想について請願を出されている市民や団体の皆さんが反対かというと、先ほども申し上げましたように基本的には賛成の立場であると私は受けとめています。ところが、市長が食創生都市づくりの一つと位置づけられている「食の拠点」(道の駅)整備計画については多くの市民と団体と意見が一致していない、合意が図られていないわけであります。では、なぜ、一致していないのか、私はその原因は食創生都市を目指され、構想を立てられ、その一つとして「食の拠点」施設整備計画を具体化し、市民や関係団体、議会との合意形成を図り、公表するという手続、つまり、計画推進に一番大事であり一番大切にすべきであった市民や団体や議会が一致するための手続、民主的プロセスが不十分であったということにあると思います。そういう手続を抜きにして、市長は自分の思い、計画を優先され、しかもそれを強引に進めようとされていることに合意できない、一つになれない、最大の原因があると思うのであります。

 ですから、市長がここで「わかりました、いま一度再考してみましょう」という請願が求めているこの立場での態度をとられるならば打開策への道が開けるのではないかということであります。

 2点目は、そのためにも今の姿勢を反省していただき、市長に就任されたときの原点に立ち返ってほしいと私は切に思います。このことは一般質問でも申し上げましたけれど、請願に賛成する理由にかかわる内容でありますので、いま一度申し上げておきたいと思います。

 私は、平成17年3月議会の橋田市長の就任後の市議会で次のように申し上げました。

 「自治体の市長にはあらゆる権限が集中し、それを決済する権限が与えられる。問題はその権限の行使のありようによっては行政の方向も市民の暮らしも大きく影響を受けるし、場合によっては市民の厳しい批判を受けることになる」と指摘し、市政運営を行うに当たっての政治理念と姿勢について伺ったことがあります。これに対して橋田市長は、「約4,000票の差がついたこの結果に市民の皆さんの思いと期待、責任の重さをひしひしと感じており、市民が主役の市政を実行していかなければならないとの思いを強くしている、市政運営に当たっては管理型行政から地域経営型行政へと転換していかなければならないと思う。そして、市民と行政と協働という概念で運営をしていくことが必要となるので、市民に開かれた市政を実現していきたいと思っている」と答弁されました。私も聞いておりまして実に新鮮に聞こえましたし、応援された多くの市民の皆さんがその決意と政治姿勢に期待されたと思います。ところが、市長就任時の政治姿勢は10年後の今はどうでしょうか。市民が主役の市政を実行していかなければならないとの思いを強くしていくと答弁されましたが、市民が主役でなくて市長が主役になっています。また、市政運営に当たっては管理型行政から地域経営型行政へと転換していかなければならないと答弁されましたが、今の市政は転換されるはずだった管理型行政そのものではないでしょうか。

 また、市民と行政との協働という概念で運営をしていくことが必要になると答弁されましたが、6月議会、9月議会、この12月議会でも明らかのように協働の相手との溝は深まるばかりではないですか。また、市民に開かれた市政を実現すると答弁されましたが、開かれるどころか市民や団体の意見も聞かないということであれば、閉鎖的な行政になってしまうのではないでしょうか。私は市長就任の政治姿勢や理念から大きく逸脱されているのではないかと思うわけであります。今そのことを総合計画の基本方針、戦略的にも私は申し上げましたように反していると思います。

 市長は自分が正しいという思いから突き進もうとされているのだと思いますけれども、市民や団体は立ちどまって考えみましょうと言っておられるわけであります。その市民の声を反映しているのが先日の宮日の支局長が書かれた記者ノートだと私は思っています。一般質問でも紹介しましたが、いま一度要約して紹介しておきたいと思います。

 このような記事でありました。「食、農業のまち食創生都市のフレーズは農業が盛んで豊かな食を生み出す西都市をあらわす枕言葉として市民に定着している。食農業のまちで市が2016年開業を目指す『食の拠点』施設整備事業が迷走している。6億5,000万円もの公金が費やされるが市と関係がぎくしゃくしている農業団体との議論がまとまらない。長くにぎわうための施設の位置づけ、方向性、詳細を固めることのないまま施設整備だけが淡々と進む異例の事態となっている。せっかくの枕言葉もむなしく響く。市民も巨額の公金に見合う市全域に波及効果をもたらす施設となるかを疑問視している。市民と事業との接点を整える手だてはある。市民が愛着を持てない箱物としないためにも、市は早急に市民と向き合い、施設のあり方を明確にさせる努力が要る」というものでありました。まさに今の市民の声を捉え、的を射た指摘であり、提案であると思うわけであります。そういう意味でも、この請願は市長と議会に再考するチャンス、機会を与えてくれているものと私は思うわけであります。問題は議会に扉を開かせる勇気と決断があるかどうかであります。市長にはそれに答えて鍵を外して扉を開く勇気と決断があるかどうかだと思うわけであります。

 新年度の予算編成までには少し時間があります。ぜひこれまでの姿勢を反省されて、西都市民3万1,000人の行政の最高責任者として賢明な判断をされることを強く申し上げておきたいと思います。

 次は、議会の姿勢について若干意見を申し上げておきます。

 1点目は、まず本請願に対する審査状況と結果及び議員の姿勢についてであります。

 先ほど請願の付託を受け、審査した産業建設常任委員会の委員長報告がありました。委員会では12月12日、請願第8号、請願第9号それぞれ請願代表者の皆さんを参考人として招致し、請願提出の願意等について審査が行われたとの報告がなされました。私も傍聴しましたが、いずれも計画に対しては厳しい意見が出されたと思っています。ところが、産業建設常任委員会の結論は継続審査という判断をすることもなく、6月議会に続いて問答無用と言わんばかりで不採択との報告でありました。特に請願第9号については賛成者なしとの報告でしたが、本当に残念であるとともにその態度には憤りさえ感じます。

 2点目は、請願の願意に向き合う議員の姿勢についてであります。

 委員長報告において、ある議員から参考人の方が市の広報紙を読んでおられなかったことを反対の理由に挙げられたようでありますけれども、そんな理由をもって請願に対する反対理由とされるというならば、私は言いたいと思います。では、あなたたちは請願の趣旨、願意をどう思われるのか、また参考人として招致され、意見を述べられた市民や団体の皆さんの西都市を思うその真剣な声をどう真摯に受けとめられたのでしょうか。請願代表者のそういう声よりも、市の広報の記事を読んだか読まなかったかのほうが大事だと言われるのでしょうか。私はそのことについては考えていただきたいし、指摘をしておきたいと思います。

 また、ただいまも反対の立場からの討論がありましたけれども、その態度は市長を擁護する立場が中心で、請願の願意に対する姿勢を感じることができないのであります。請願を審査した委員会における参考人の意見を一々申し上げることはいたしませんけれども、どの発言も西都市を思う気持ちであふれていることは真摯に聞く姿勢を持っておられる人なら理解できるはずであります。そういう見方ができないのであれば、そういう姿勢こそ反省すべきではないでしょうか。また、これだけ重要な請願が付託され、委員会での参考人を招致しての審査が行われたのに、議会に来ておられるのに傍聴されなかった議員がおられたことも非常に残念に思っています。このことは請願に対する態度にかかわることですから指摘をしておきたいと思います。

 以上、幾つかの角度から賛成理由と意見を申し上げてきましたけれども、最後に討論が終わるに当たって、いま一度申し上げたいと思います。きょうこの討論が終わりましたら採決が行われます。もし、本請願を不採択にするようでは何の解決にもなりません。ますます深刻な事態を招いていくだけではないでしょうか。それだけにここは我々議員がその役割を発揮して、請願を採択して市長に再考を促す、その役割を果たそうではありませんか。そのことを議員各位に訴えて本2件の請願に対する賛成討論を終わります。(降壇)



○議長(井上久昭君) 次に、9番荒川敏満君の発言を許します。



◆9番(荒川敏満君) (登壇)政友会の荒川敏満です。

 請願第9号「食の拠点」(道の駅)の白紙撤回を求める請願について反対の立場から簡略的に討論いたします。

 この請願では農家の意見や料理研究家等の意見等が10月、11月号の広報紙に掲載されていない。いっちゃが広場は市民、このはな館は観光客とすみ分けができている。なお、この食の拠点は市民が利用されることが鍵、売り上げ見込みも考えられない数字と言われているが果たしてそうでしょうか。私は、市民の意見や農家等の意見は周知不足も当然あるでしょうが、まだまだこの道の駅に関しては認識不足があり、関心が薄いような気がいたします。本請願は「食の拠点」(道の駅)の白紙撤回を求めているものでありますが、視点を変えてみますと西都市には県内はもちろん、全国に、そして世界にも自慢できる観光地があり、年間100万人にも及ぶ観光客が来ると言われています。そして、これまで言われ続けてきた通過型観光がこの施設によって、今後さま変わりしていくものだと考えられます。

 では、いっちゃが広場とこのはな館はどうなるのかということになりますが、それぞれの施設でそこにしかないものを販売したり、そこにしかないものを確保したり、そこにしかない料理を出したり、それぞれ独自の色を出し、どの施設にも立ち寄らせる工夫ができれば十分対応ができることだと思います。その証拠に三財にあるいきいき市場はいっちゃが広場ができてから客が増えたとの話も聞きます。これだけの農業、林業が盛んな本市にそのような道の駅たるものがないのが不思議なぐらいで、遅いぐらいであります。高速道路から道の駅を目指して来る観光客は多くは期待できないと思いますが、西都原に来る年間90万人、そのほかにも合わせて西都市に来る100万人にも及ぶ観光客はその特色を生かした施設が点在することにより点から面へと広がることは可能であり、通過型観光に歯どめをかける一つの手段となり得るものだと考えます。必ずや本市の活性化の一翼を担ってくれる食の拠点になるものだと信じるものであります。

 最後に、「食の拠点」(道の駅)整備計画に関する予算は、さきの6月議会で賛成多数で議決された議案です。今後は当局がしっかりとした運営計画を立て、財政支援が発生しないような具体的な計画を示すことが必要であり、そのことで議会として議論することが賢明なことだと考えます。よって、この請願第9号については反対であります。

 以上であります。(降壇)



○議長(井上久昭君) 以上で通告による討論は終わりました。

 ほかに討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 討論なしと認めます。これをもって請願に対する討論を終結いたします。

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△採決



○議長(井上久昭君) これより議案第104号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第105号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第106号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第107号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第108号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第109号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第110号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第111号を起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(井上久昭君) 起立多数であります。よって、本案は可決されました。

 これより議案第112号を起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(井上久昭君) 起立多数であります。よって、本案は可決されました。

 これより議案第113号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第115号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第126号を起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(井上久昭君) 起立多数であります。よって、本案は可決されました。

 これより議案第127号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第128号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第129号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第130号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第131号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第132号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第133号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第134号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより議案第135号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

 これより請願第7号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択することに決しました。

 これより請願第8号を起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。本件はこれを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(井上久昭君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。

 これより請願第9号を起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。本件はこれを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(井上久昭君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。

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△請願(第2号・第5号)の継続について



○議長(井上久昭君) 日程第25、請願の継続についてを議題といたします。

 請願第2号及び請願第5号については、所管の常任委員会によって目下審査中のため、自席に配付しておりますとおり委員長からの閉会中の継続審査の申し出があります。

 お諮りいたします。

 本件は、委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本件は閉会中の継続審査に付することに決しました。

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△議員提出議案(第10号)提出



○議長(井上久昭君) 10番中武邦美君から所定の賛成を得て、議案の提出がありましたので、事務局長に朗読いたさせます。

 議案は自席に配付を終わっております。

 (事務局長朗読)

 議案提出議案第10号

 米価暴落に対する政府の緊急対策を求める意見書の提出について

 標記のことについて、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。

 平成26年12月12日

 西都市議会議長 井上久昭様

 提出者 西都市議会議員 中武邦美

 賛成者    〃    恒吉政憲

  〃     〃    太田寛文

  〃     〃    田爪淑子

  〃     〃    井上 司

  〃     〃    中野 勝

 (提案理由)

 米価暴落に対する政府の緊急対策を求めるため意見書を提出しようとするものである。

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△議員提出議案(第10号)上程



○議長(井上久昭君) 日程第26、議員提出議案第10号を議題といたします。

 議案の朗読は省略いたします。

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△提案理由説明



○議長(井上久昭君) 提出者に提案理由の説明を求めます。



◆10番(中武邦美君) (登壇)意見書を朗読することによって、提案理由にかえさせていただきます。

 米価暴落に対する政府の緊急対策を求める意見書(案)

 2014年産米の生産者米価が暴落しコスト割れの低水準になっている。稲作農家が他産業並みの労賃を得て米づくりをするには、農水省の調査によると平均で玄米60キロ1万6,000円が必要とされている。しかし、2014年産米は農協や業者の取引価格が前年を2,000円も下回り、コシヒカリ60キロ玄米1等価格が1万円台と暴落している。

 全国の指標となる新潟県一般コシヒカリは前年比1,700円安い1万2,000円である。暴落の背景にはJA全農(全国農協連合会)や米卸売業者が13年産米の在庫を過剰に抱え、投げ売りをする状況があると言われている。農家は今年から経営所得安定対策が半減され、米価変動補填交付金も事実上廃止されたもとで米価の暴落が続くなら、米生産が根底から脅かされることになりかねない。

 政府は主食用米から飼料用米への転換を、助成金を増額して誘導しているが、対策の初年度ということもあり、種もみの確保、マッチング、貯蔵・調整施設などが未整備であり、生産現場で十分な対応ができていない事態にある。

 この間の米価の下落は、2013年、2014年度の基本方針を決めた昨年11月の食料部会で、今年6月末の在庫が2年前に比べて75万トンも増える見通しを政府が認識しながら、何らの対策を講じてこなかったことにある。また、攻めの農政改革で5年後に政府が需給調整から撤退する方針を打ち出したことも追い打ちをかけている。

 米の生産が危ぶまれる事態は西都市の地域経済にとっても深刻な事態であり、国民の主食である米の生産の危機は国民全体にとっても大きな影響をもたらすことになりかねない。主食の米の需給と価格の安定を図るのは政府の重要な役割である。過剰基調が明確になっている今、政府の責任で緊急に対策を実施することが求められている。

 稲作は農業の土台である。再生産可能な米価と所得の補償は絶対に必要であり、新年度に向けて米生産農家が希望を持てるような支援策を示すべきである。

 よって、政府は2014年産米の米価暴落に対し緊急に過剰米処理を行い、米価安定対策を早急に講じることを強く求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成26年12月17日

 宮崎県西都市議会

 (提出先)

 衆議院議長       様

 参議院議長       様

 内閣総理大臣      様

 農林水産大臣      様

 以上、よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。(降壇)

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△議員提出議案(第10号)質疑



○議長(井上久昭君) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

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△議員提出議案(第10号)委員会付託省略



○議長(井上久昭君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第10号については、会議規則第37条第3項の規定により、常任委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は常任委員会への付託を省略することに決しました。

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△討論



○議長(井上久昭君) これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 討論なしと認めます。

 これをもって討論を終結いたします。

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△採決



○議長(井上久昭君) これより議員提出議案第10号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

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△議員提出議案(第11号)提出



○議長(井上久昭君) 12番北岡四郎君から所定の賛成を得て、議案の提出がありましたので、事務局長に朗読いたさせます。

 議案は自席に配付を終わっております。

 (事務局長朗読)

 議員提出議案第11号

 「山村振興法」の延長及び地域林業・地域振興の確立に向けた施策の拡充を求める意見書の提出について

 標記のことについて、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。

 平成26年12月16日

 西都市議会議長 井上久昭様

 提出者 西都市議会議員 北岡四郎

 賛成者    〃    中武邦美

  〃     〃    荒川敏満

  〃     〃    曽我部貴博

  〃     〃    楠瀬寿彦

  〃     〃    垣吉政憲

  〃     〃    荒川昭英

  〃     〃    田爪淑子

  〃     〃    中野 勝

  〃     〃    狩野保夫

 (提案理由)

 「山村振興法」の延長及び地域林業や地域振興の確立に向けた施策の拡充を求めるため意見書を提出しようとするものである。

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△議員提出議案(第11号)上程



○議長(井上久昭君) 日程第27、議員提出議案第11号を議題といたします。

 議案の朗読は省略いたします。

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△提案理由説明



○議長(井上久昭君) 提出者に提案理由の説明を求めます。



◆12番(北岡四郎君) (登壇)意見書を朗読することによって、提案理由にかえさせていただきます。

 「山村振興法」の延長及び地域林業・地域振興の確立に向けた施策の拡充を求める意見書(案)

 山村における経済力と住民の福祉の向上を図り、あわせて地域格差の是正と国民経済への発展に寄与することを目的として昭和40年に山村振興法が制定され、これまで国の政策支援が行われてきた。

 しかしながら、山村地域を取り巻く環境は主要産業である農林業の低迷や就業機会の減少、生活環境整備の遅れと過疎化・高齢化に伴う集落機能の低下など多くの課題を抱え、以前として厳しい状況にある。

 山村地域はこれまで国土と自然環境の保全、水源の涵養、地球の温暖化防止など多面的で公益的な役割を果たしてきたところであり、こんにち地方創生が叫ばれているが、地方創生は山村地域の活性化なしには達成することが困難である。

 そのような中で「山村振興法」が平成27年3月末で期限を迎えることから、国においては山村地域の現状及びその果たす役割を踏まえ、法の期限を延長するとともに次の事項の実現を図られるよう強く要望する。

 1、「山村振興法」の内容の充実を図り、「山村振興交付金」を創設するとともに「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」等山村地域の活性化を図るための助成制度の一層の充実・強化を図ること

 2、木質バイオマスの利用、再生可能エネルギー対策の強化、6次産業化の推進等の産業振興施策の充実強化を図ること

 3、川上から川下に至る一貫した林業・木材産業の振興、木材利用の促進を図るための森林・林業対策の充実・強化を図ること

 4、鳥獣被害の深刻化に鑑み、被害防止に関する対策の充実・強化を図ること

 5、道路整備のための財源を十分に確保し、特に地方における道路財源の充実を図ること

 6、森林吸収源対策を強力に推進するため地球温暖化対策のための税等に係る所要の税制措置を講ずるとともに地方税財源を確保・充実する制度を創設すること

 7、税財源の乏しい山村地域の実情に即した地方交付税制度の充実強化を図り、所要の額を確保すること

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成26年12月17日

 宮崎県西都市議会

 (提出先)

 衆議院議長       様

 参議院議長       様

 内閣総理大臣      様

 財務大臣        様

 農林水産大臣      様

 環境大臣        様

 内閣官房長官      様

 林野庁長官       様

 以上、よろしく御審議をいただきますようお願いをいたします。(降壇)

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△議員提出議案(第11号)質疑



○議長(井上久昭君) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

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△議員提出議案(第11号)委員会付託省略



○議長(井上久昭君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第11号については、会議規則第37条第3項の規定により、常任委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は常任委員会の付託を省略することに決しました。

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△討論



○議長(井上久昭君) これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 討論なしと認めます。

 これをもって討論を終結いたします。

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△採決



○議長(井上久昭君) これより議員提出議案第11号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

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△議員提出議案(第12号)提出



○議長(井上久昭君) 6番荒川昭英君から所定の賛成を得て、議案の提出がありましたので、事務局長に朗読いたさせます。

 議案は自席に配付を終わっております。

 (事務局長朗読)

 議員提出議案第12号

 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について

 標記のことについて、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。

 平成26年12月17日

 西都市議会議長 井上久昭様

 提出者 西都市議会議員 荒川昭英

 賛成者    〃    荒川敏満

  〃     〃    河野方州

  〃     〃    狩野保夫

 (提案理由)

 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求めるため意見書を提出しようとするものである。

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△議員提出議案(第12号)上程



○議長(井上久昭君) 日程第28、議員提出議案第12号を議題といたします。

 議案の朗読は省略いたします。

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△提案理由説明



○議長(井上久昭君) 提出者に提案理由の説明を求めます。



◆6番(荒川昭英君) (登壇)ただいま議題となっております議員提出議案第12号につきましては、意見書(案)を朗読することによって、提案理由にかえさせていただきます。

 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書(案)

 我が国においてウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは肝炎対策基本法や「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第IX因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」でも確認されているところであり、国の法的責任は明確になっている。

 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、肝炎治療特別促進事業として実施されているが、対象となる医療がB型・C型肝炎ウイルスの減少を目的とした抗ウイルス療法であるインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されているため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数に上る。特に肝硬変、肝がん患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の方も多く、生活に困難を来たしている。また、現在は肝硬変を中心とする肝疾患も身体障害者福祉法上の障害認定(障害者手帳)の対象とされているものの、医学上の認定基準が極めて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態が報告されるなど、現在の制度は肝炎患者に対する生活支援の実効性を発揮していないとの指摘がなされているところである。

 他方、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の制定時(平成23年12月)には、「とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援のあり方について検討を進めること」との附帯決議がなされた。しかし、国においては肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成を含む生活支援について何ら新たな具体的措置を講じていない。肝硬変・肝がん患者は毎日120人以上の方が亡くなっており、医療費助成を含む生活支援の実現は一刻の猶予もない課題である。

 よって本議会は下記事項を実現するよう強く要望する。

                記

 1、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること

 2、身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体者障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にすること

 平成26年12月17日

 宮崎県西都市議会

 (提出先)

 衆議院議長       様

 参議院議長       様

 内閣総理大臣      様

 厚生労働大臣      様

 以上です。御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)

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△議員提出議案(第12号)質疑



○議長(井上久昭君) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

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△議員提出議案(第12号)委員会付託省略



○議長(井上久昭君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第12号については、会議規則第37条第3項の規定により、常任委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は常任委員会への付託を省略することに決しました。

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△討論



○議長(井上久昭君) これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 討論なしと認めます。

 これをもって討論を終結いたします。

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△採決



○議長(井上久昭君) これより議員提出議案第12号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。

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△常任委員会の所管事務調査について



○議長(井上久昭君) 日程第29、常任委員会の所管事務調査の件を議題といたします。

 各常任委員長より、自席に配付しておりますとおり、所管事務調査のため次期定例会まで閉会中の継続調査の申し出があります。

 お諮りいたします。

 本件は申し出のとおり許可することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上久昭君) 御異議なしと認めます。よって、本件はこれを許可することに決しました。

 今期定例会は、11月28日開会以来、本日まで20日間にわたり熱心に御審議いただき、閉会の運びとなりました。議員及び理事者各位の御協力に対し、深く感謝の意を表する次第であります。

 これをもちまして、平成26年第5回西都市議会定例会を閉会いたします。

                          午前11時59分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

                     西都市議会議長  井上久昭

                       〃  議員  曽我部貴博

                       〃  議員  黒木正善