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宮崎県 串間市

平成17年第5回定例会(第6号 9月20日)




平成17年第5回定例会(第6号 9月20日)




                     平成17年9月20日(火曜日)午前10時開議





第 1  市政総体に対する一般質問





〇本日の会議に付した事件


 1.市政総体に対する一般質問





〇出席議員(20名)


     1番  上 村 久 三 君       2番   中 村 利 春 君


     3番  山 口 直 嗣 君       5番   英   聡 子 君


     6番  門 田 国 光 君       7番   岩 下 幸 良 君


     8番  渡 辺 郁 郎 君       9番   右 松 重 博 君


    10番  津 曲 保 夫 君      11番   福 添 忠 義 君


    12番  竹 下 主 之 君      14番   田 上 俊 光 君


    15番  木 代 幸 一 君      16番   武 田 政 英 君


    17番  田 中   勝 君      18番   児 玉 征 威 君


    19番  黒 水 憲一郎 君      20番   末 海 重 俊 君


    21番  内 田 浩 幹 君      22番   森   光 昭 君





〇欠席議員(0名)


  な し





〇説明のため出席した者の職氏名


 市   長     鈴 木 重 格 君   助   役       酒 井 親 則 君


 教 育 長     五 島 千穗子 君   収 入 役       坂 口 正二郎 君


 監査委員      高 山 暉 男 君   消 防 長       岩 下 五 男 君


 総合政策課長    野 下 賢 良 君   総務課長        武 田 憲 昭 君


 財務課長      佐 藤 強 一 君   会計課長        坂 中 喜 博 君


 税務課長      山 口 義 人 君   市民生活課長      清 水 秀 人 君


 福祉保健課長    牧 野 准 郎 君   総合産業課長      川 野 敏 昭 君


 都市建設課長    深 江 健 輔 君   水道課長        小 笠 峰 夫 君


 教育委員会事務局長 田 中 卓 良 君   監査委員会事務局長   立 本 伊佐男 君


 農業委員会事務局長 山 口 文 男 君   選挙管理委員会事務局長 古 川 真 澄 君


 市民病院事務長   福 満 芳 子 君





〇議会事務局職員出席者


 局長        前 田 宜 良 君   次長          武 田   宏 君


 庶務係長      吉 田 成 子 君   議事調査係長      門 川 勇一郎 君


 書記        川 野 寿 春 君





 (午前10時01分開議)


○議長(森 光昭君)  これより本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は20名であります。


 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第6号によって進めることにいたします。


 直ちに日程に入ります。


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◎日程第1 市政総体に対する一般質問





○議長(森 光昭君)  日程第1、16日に引き続き、一般質問を行います。


 それでは、8番渡辺郁郎議員の発言を許します。


○8番(渡辺郁郎君)  (登壇)おはようございます。


 私も同僚議員と同様に、先般の台風で尊い命を失われた方の御冥福を祈り、またその御遺族に対しては謹んでお悔やみ申し上げたいと思います。さらに、今日まで災害に遭われ復興に携われているボランティアを初め被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。また、執行側の方には台風時、そしてその後の災害調査等に本当に御尽力いただいておることに対しまして、心から感謝を申し上げたいと思います。


 それでは通告しておりました順に従って質問させていただきますが、一般質問5日目となりますと、重複する項目もあります。私が理解していなかった内容につきましては、私なりに視点をとらえてお聞きしたいと思いますので、執行側の方もよろしく御答弁賜りますようお願いを申し上げます。


 まず初めに、市長が掲げておられる選挙公約について、任期半ばではありますが、公約に対して自己評価をいかようにとらえられているかお聞きしたいと思います。


 市長は市長選挙としては串間市市制施行以来初めてという無投票で当選をされました。早いもので既に3年が経過いたし、残り任期も10カ月足らずであります。市長は就任早々の14年9月、定例議会冒頭の所信表明で、派閥を解消し、みずからは全市民派市長でありたいと位置づけをされ、串間市民はさまざまな課題、問題はあるが、市民とともにこれら難題に取り組み、新生串間市の創造に向かい前進したいというリーダーとしての方向性を述べられました。そして有権者との契約、すなわち選挙公約として、串間市民が串間に生きてよかったという串間市づくり、人がとどまる、人が来てくれる魅力ある串間市づくりを目指し、連携交流都市の創造、活力再生、元気都市の創造など、5つの項目を柱とした新生串間市創造計画を選挙公約として提唱されているわけであります。


 御承知のとおり、選挙公約は選挙に勝つための手段としての単なるスローガンとして提唱されるべきものではなく、当選後は全力を尽くして実行する、すなわち有権者と結んだ契約であります。今日、市民は鈴木市長がどんな手法で提唱されている公約を実行するか、一言一行動を見守っております。


 鈴木市長は市議会議員、県会議員として30年以上にわたりさまざまな提案、提言をなされ、それぞれ市政、県政発展に寄与されてこられています。多くの市民、県民はその政治手腕を高く評価いたしております。そして市長自身は政治家としての集大成を図るべく市長選にチャレンジされたものと私は思っております。市民から見れば選挙公約すべてがよいこと尽くしではないと評価されておられる方もおられると存じます。がしかし、結果は無投票当選でありました。公約の重み、鈴木市長はしっかりとかみ締めておられるものと存じます。


 任期4年間、市民の生活向上のためにいかに予算化し、着実に実行し、契約行為を果たすか。任期残りも10カ月足らずであります。公約を、自己評価をどうされているかお聞きしたいものであります。


 次に教育行政について、教育長にお聞きしたと思います。


 私は6月議会で教科書採択について質問をしております。その中で、教科書採択の権限はという質問に対し、教育長の御答弁は、権限は市町村教育委員会である、串間市は南那珂地区義務教育諸学校教科用図書協議会で学校の教諭等からなるそれぞれの教科別専門調査員を委嘱し、共同調査研究を行い、その結果をもとに答申を行い、協議会で採択し、2市2町の教育委員会で承認することになっておりますと答弁されているわけであります。


 いま一度お聞きします。この答弁のとおりであるか、再度お答えを願いたいと思います。


 また、本年採択された中学校教科書はいずれの出版社が採択されたのかお聞きしたいと思います。


 2点目は、教育長は常々串間市内小中学校の学力レベルは、科目によっては県レベルのものもあるが、総合的には低い。しかし逐次向上の途にあると過去に答弁をなされております。


 昨今、日本の子供たちの学力低下がさまざまな場で叫ばれています。文部科学省も学力低下を認め、中教審にゆとり教育や学習指導要領全体の見直しを表明しております。ゆとり教育への転換告示は昭和52年であります。学習指導要領の改訂はゆとり教育への転換告示以来、平成元年、平成10年に実施されております。私はこのゆとり教育が即学力低下に結びついているとは思っておりません。しかし学習指導要領改定によって、理数系のみならずあらゆる学習内容が削減されていることは事実のようであります。私が集めてみました資料等を見ますと、宿題も大幅に減っており、自宅で勉強する時間も大幅に減っております。授業時間や学習内容を減らし、宿題を出さなければ、子供たちは自由な時間や考える時間がふえ、学習意欲は高くなり、思考力もつき、教育効果は上がるとして、ゆとり教育は取り入れられたものと思っております。しかし結果は全く逆の方向へと進んでいます。


 ある評論家は、基礎知識や学力もなく社会も知らない小中学生が自由になった余裕の時間で何かの勉強や研究に没頭する動機は皆無に近い。ふえた自由な時間はテレビやテレビゲームをする時間にそっくり入れかわっただけであり、意欲や学力がつくどころか、怠けぐせがつき、勉学や将来の勤労意欲にまで支障を来すと論評しております。


 教育長として生徒間、学校間の学力練磨を目指し、串間管内でも結構ですが、数値目標を掲げるなどして、学力向上に努められるお考えはないかお聞きしたいものであります。


 3点目は道徳教育についてであります。


 文部科学省の学習指導要領では、道徳の時間を小中学校では週1時間、年間で35時間、ただし小学1年生のみは34時間実施しなければならないとされております。1学期では14時間が標準と定めているようであります。もし時間に間違っていれば御指摘をいただきたいと思います。


 市内の実態はどうなんでしょうか。またいかなる教材、資材を活用し、その事業内容にはどんなものが取り入れられているのか、お示しをいただきたいと思います。


 次に防災についてであります。


 本議会冒頭に、今回の台風14号で河川の増水、高潮による被害状況の報告がありました。目下被害状況の実態調査が実施されており、助役の報告よりもさらに被害箇所、被害額はふえてくるものと思っております。また、同僚議員からも災害対応について質問がありました。私も同僚議員と同様、災害適用とならない箇所、場所についても、詳細に調査をしていただき、市民生活に支障を来たさないように前向きの御検討、対処をしていただけることをお願いして、次の項目を質問したいと思います。


 今回、立派な串間市地域防災計画をいただきました。その中で気になる点についてお聞きしたいと思います。


 まず、防災会議委員の構成についてであります。防災会議委員は串間市防災会議条例でうたわれているわけでありますが、私はこの委員の中に市内6地区の区長会長を任命すべきであると考えております。防災会議は指定公共機関、指定地方公共団体、住民等がその全機能を発揮し、相互に有機的な関連を持って、市の地域にかかわる防災予防対策、災害応急対策、災害復旧復興対策を実施して、市全域における土地の保全と住民の生命、身体、財産を災害から守るための重要な会議であると思っております。


 区長さんはそれぞれの生活圏の実態を最もよく把握されている方であります。災害規模も地球温暖化の影響かもしれませんが、年々大きく予想をはるかに超える災害が昨今発生をしております。条例改正も含め検討すべきお考えはないか。防災無線も設置されようとしているわけであります。ぜひ前向きに、現実の災害に対応する体制を検討していただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。


 2点目は、災害が発生し、市外からの救援、支援物資を得られるまでの当座の食料、飲料水、生活必需品等の備蓄について、いかように考えておられるのでしょうか。電気、水道、電話などのライフラインが寸断することは当然検討しておくべきであり、輸送ルートの途絶も考えておくべきであります。またこれらの復旧が長期化することも予測しておかなければならないと思います。串間市は高齢者が多く、出生率が低いとはいえ乳幼児家庭もあり、病弱者もおられるわけであります。当座の救援物資としていかなるものが、今どの程度、いずれの場所に確保されているのか、また備蓄について平時からいかように取り組まれようとしているのかお聞きしたいものであります。


 次に介護保険についてでありますが、先の国会で介護保険法の一部を改正する法律が参議院本会議で可決成立しています。改正の主な趣旨は同じ要介護状態であれば、在宅と施設における給付等負担は公平とすべきであるという観点から、施設入所者の居住費、食費は介護保険の給付対象外とする。この施行は早速10月1日から施行されることになっております。また来年4月からは新予防給付地域密着型サービスなど、新たな取り組みがスタートすることになっております。


 我が串間市にも特別養護老人ホームとして寿楽園、望洋の郷、ゆうゆうの森、老人保健ホームとして長寿の里、介護療養型医療施設ホームとして県南病院があり、多くの方が入所をされています。今回の改正によって回覧された説明資料を見ますと、多床室、ユニット型個床利用の第1段階の方、おおむね現状維持、第2段階の方については現行よりやや減、第3、第4段階の方については増となっているようであります。特に第3段階、課税年収収入80万円から266万円の方については、相当の負担があろうと思います。


 この内容を網羅した資料が市民、市内、各家庭に配布されたわけでありますが、市民からは見てもわからんという質問があります。各地区ごとの説明会等を催し、詳しく市民に密着する内容は説明すべきではないかと思うわけでありますが、その点どのように考えておられるかお聞きしたいものであります。


 次に本城地区内の諸問題についてであります。


 私は毎回質問のたびに、産業廃棄物問題を取り上げております。去る9日、県の関係者、業者、そして助役を初め市の関係課職員も出席して、また同僚議員も出席をいただいております。現状及び今後の推移などについて、本城地区住民を主体に意見交換会がありました。私はそのつど申し上げています。前の処理業者は関係法規に沿った処理業務をやっていない。許認可権者たる県当局は強力な指導監督をすべきである。また平成13年7月、再認可申請中止以降は現状のまま放置されておる。この状態で放置されては困る、原状復帰に県は代執行するべきではないか、強く県にアタックしていただきたいなど、市当局に要望またはお願いをしてまいりました。今議会、同僚議員からも質問がなされています。


 そこで市長にお聞きしたいのですが、今回の意見交換会の中で、業者の方から処理業務申請許可された場合、公害防止協定を地区民は結びたいという提案がありました。これに対して地元からは、県、できれば市も立ち会うべきとの要望があったわけであります。これに対し、県当局は協定はあくまで業者と地元で結ぶべきである、県の立ち会いについては検討したいという答えでありました。私は許認可権者たる県として、一歩も二歩も下がっている答弁であると思います。当然立ち会うべしと考えます。今までの業者のずさんな廃棄物の処理、施設の維持管理、いずれも県の手ぬるい甘い指導監督がゆえに、今日の結果を招き、住民が今、そして将来の生活に不安を抱いているわけであります。一端を抱く県にも責任があると思います。


 この県の答弁に対し、市長はどのようなお考えを持っておられるか、ぜひお聞かせをください。


 次に水道についてであります。


 同僚議員からも質問がありました。本城にも4つの地区が水道未普及地域であります。水道施設整備に当たっては、すべての家庭からの協力が必要であり、負担も伴うゆえに計画的に整備をしていきたいとの答弁がありました。昨年だったと思います。小規模飲料水施設がある樋口地区は、簡易水道への接続陳情を出されていると思います。住民陳情があって初めて検討されるのか、未普及地の接続を考えておられるとするならば、考えのまとまっていない地区、残り3区の声も聞かれるなど、また相当な個人負担も伴うわけでありますので、これらの地区に対する説明、意見交換等を取り組まれるべきと思いますが、その考えをお聞かせください。


 3点目はリフレッシュビレッジについてであります。


 会社と地元の意見交換があったと聞いております。私はちょうど委員会視察と重なり出席できなかったわけでありますが、助役は参加されたと伺っております。どのような団体、個人が参加をし、どのような声が上がったのかお聞かせください。またその声が今日の会社経営にどのように生かされておられるのか、お聞きしたいと思います。


 以上で壇上からの質問を終わります。(降壇)


○市長(鈴木重格君)  (登壇)渡辺議員の質問にお答えをいたします。


 ここ3年間の自己評価についてでございますが、私が目標として掲げました5つの柱で申し上げますと、連携交流都市串間の創造につきましては、男女共同参画基本計画の策定とその推進、市長室を開放したカレーランチミーティング、いわゆる市長と語る会の開催、NPOの活動支援、活力再生・元気都市串間の創造につきましては、市内の新規学卒者への雇用の機会を提供するための雇用創出事業、3大イベントを一本化した串間活性化委員会への支援、インターネットによる特産品等情報発信事業、串間では初めての取り組みとなります串間市農業振興中長期計画策定事業、快適空間串間の創造につきましては、市民病院建設、大平地区統合簡易水道建設、串間駅東部区画整理事業、知的障害者通所授産施設の開設、じん芥処理場改良、基幹型在宅介護支援センター設立、笠祇・古竹・奴久見地域水道事業への着手、継続事業といたしまして、総合保健福祉センター建設、新規事業といたしましての防災行政無線施設への着手、清流の里串間を目指した水辺環境保全都市宣言と事業のスタート、教育・スポーツ・文化のまち串間の創造につきましては、北方中学校屋内運動場の建設、国際交流協会設立とその支援、旧廃校歴史保存事業、つながる便利都市串間の創造につきましては、地域イントラネット基盤施設整備、緊急地方道路田之野風野線整備、辺地債を活用した大納高畑山線の整備等があるところであります。


 その他の事業につきましては、主要施策の成果に関する報告書でお示ししているところでありますが、私、平成14年に市政運営に携わり、串間の厳しい深刻な財政状況を目の当たりにし、そして実態を認識したところであります。この深刻な財政的窮状から11月に財政危機宣言を発しました。そうした中での事業展開でありまして、その評価は市民の皆さん方にゆだねるところでありますが、この厳しい財政状況の中にあって、新串間市創造計画は進捗を見ているものと、このように思っているところでございます。


 次に、産廃問題につきましての御質問でありましたが、もう渡辺議員御案内のとおり、かねてからの懸案事項でありまして、渡辺議員におかれましても地元をだれよりも大切にされながら、心配をされ、活動してこられたところでございます。また本城地区の方々にとりましても、また市民生活の安全を守る行政といたしましても、大変心配をいたしてきたところでございます。これまで事業者におきましては、県の指導に基づきまして改善工事も進められてきたところでありますが、先日地元説明会を開催をいたしまして、地元の御意見、御要望等に対する県、事業者からの説明もなされたことは御案内のとおりであります。9月中には営業の運びとなると、このようにお聞きしておりますが、今後はこれまでの地元からの御意見、御要望等を十分踏まえまして、県並びに事業者に対しましても、安心安全で開かれた処分場として運営されるよう、市といたしましてもその動向等に十分注意してまいりたいと、このように思っているところであります。


 なお、公害防止協定の立ち会いにつきましては、過去の県の姿勢は問われているところでありまして、要請をしていきたいと、このように思っているところでございます。


 そのほか、御質問をちょうだいをいたしましたが、担当課長をして答弁いたさせます。(降壇)


○助役(酒井親則君)  (登壇)御答弁申し上げます。


 7月15日、串間温泉いこいの里で開催をしました地元との意見交換会についてのお尋ねでございますが、温泉に対する意見を聞かせてくださいということで、本城地区の区長会長さんの方にお願いをしたわけでございますけれども、快く受けていただきました。参加していただいたのは、本城地区区長会長さんを初め役員の方々5名と地元出身の市会議員1名でございます。温泉からは支配人を初め調理長、担当係長の3名、行政は私以下3名が参加したところでございます。


 その意見は非常に建設的なものが多く、なるほどと感じるものもたくさんございました。その一例を御紹介申し上げますと、地元産の鶏肉、地元で取れた野菜、キノコなど、地元産の旬の食材を使用した料理で業績を伸ばされている他施設の事例の紹介、附属施設を有効に活用するための手段として、ゲートボールやグランドゴルフ等の月例杯の開催、さらにはマスコミの利用方法についての提案等もいただいたところでございます。


 今後も地元商工会、高齢者クラブ等も交え、より多くの皆さんの御意見を拝聴し、健全経営の参考にさせていただきたいというふうに思っておるところでございます。


 以上でございます。(降壇)


○教育長(五島千穗子君)  (登壇)お答えいたします。


 教科書についてでございますが、採択の権限は市町村教育委員会にあります。しかし、いわゆる教科書無償措置法によりまして、共同採択をとっております。この共同採択は地区内の市町村が共同して、種目ごとに同一の教科書を採択することとなっておりますので、その方式をとっているところでございます。


 中学校の教科書につきましては、結果につきましては前回の同じ教科と変更になった教科がございます。


 学力向上でございますが、5月に実施されました学力テストの結果を受けて、各学校で分析し、その対策を検討いたしました。各学校の対策につきましては、到達度を数値目標であらわし、指導することといたしました。各学校とのヒアリングを行いまして、この計画をもとに各学校が実施することといたしております。また途中で経過のヒアリングを実施する旨、各学校長には伝えてございます。


 道徳教育についてでございますが、道徳教育は大きく分けまして4領域、自分自身に関すること、他の人とのかかわり、自然や崇高なものとのかかわり、集団や社会とのかかわり、大きく分けまして4項目ございます。そしてそれに指導内容が入ってまいりますので、指導内容が22から23項目ほどございます。各学校では教材につきましては、副読本、読み物、新聞記事、そして心のノート等を使用いたしております。時間は議員が御指摘のとおり35時間でございます。


 以上でございます。(降壇)


○総合政策課長(野下賢良君)  (登壇)防災についてのお尋ねでございますが、まず串間市防災会議委員に区長会会長を加えるべきではないかとの御質問でございますけれど、御承知のとおり串間市防災会議の委員につきましては、会長を市長とし、国、県、市及び関係機関等の職員26名で構成しているところでございます。串間市防災会議条例第3条の規定に基づきまして、市長が任命もしくは指名することとしております。


 お尋ねの区長会会長につきましては、御質問にありましたとおり、各地区の実情を一番精通されておりますので、委員にお願いする方向で検討してまいりたいと考えております。


 次に、災害時における食料等の備蓄についてでございますけれど、現在のところ備蓄については行っていないところであります。


 今回の台風14号の対策におきまして、市内のスーパーに連絡をし、いざというときの食料の供給、調達をお願いしたところでございます。今後これら民間業者との物資供給に関する協定を締結するなど、流通在庫備蓄に努めてまいりたいと思っているところでございます。


 以上でございます。(降壇)


○福祉保健課長(牧野准郎君)  (登壇)お答えをいたします。


 介護保険法の改正に伴います市民への周知方法についてのお尋ねでありますが、本年の10月から施行されます施設給付費の利用料の変更につきましては、さきの9月1日の区長文書にてチラシを全戸に配布し、お知らせしたところであります。


 また、国や県においても、テレビ、ラジオ等のメディアなどを通じて、制度の内容等が放送されるようであります。


 御指摘のとおり、制度の改正に当たり、市民への啓発を図ることは肝要であります。今後広報紙等での周知はもちろんのこと、各地区のサロンや各種会合等を通じて、市民への周知を図ってまいりたいと思います。


 以上でございます。(降壇)


○水道課長(小笠峰夫君)  (登壇)お答えします。


 水道未普及地域の対策についてお尋ねですが、議員御指摘のとおり、市内にはいまだ多くの未普及地域があり、本城地区につきましては遍保ヶ野、口広、居城田、樋口の4集落でございます。本城地区の未普及地域対策について、今後関係機関、または地域住民との十分な協議を含め、整備を図ってまいる所存でありますが、財政状況もありますので、中長期的に整備を図ってまいりたいと思います。


 以上でございます。(降壇)


○8番(渡辺郁郎君)  自席から質問をしてまいります。


 まず教育行政について、教育長に再度お聞きします。


 教科書採択は学校を設置する市町村教育委員会ですよね、間違いありませんね。それは南那珂地区は共同採択をしているということのようなんですが。6月議会の答弁内容、あなた先ほど言いましたように、学校の先生方で専門調査員、教科ごとの専門調査員をして調査研究を行い、その結果について2市2町の協議会で採択をし、教育委員会が承認をするという作業工程ですよね。であれば、既にどの教科書を採択するか、選択するかということは、もう現場の専門調査員である先生方の段階で決まっているんじゃないんですか。それがただ教育委員会、協議会でただ承認、採択をすると、名だけの手順じゃないんでしょうか。これについてはどうお考えですか、お聞かせください。


○教育長(五島千穗子君)  お答えいたします。


 教科書の調査専門委員は出てきました教科書をすべて調査いたします。そしてその中で公正・公平に判断し、この教科書にはこういう特徴がある、この教科書にはこういう特徴があるという意見を付して出してまいります。その段階ではこの教科書を採択してほしいということは一切ございません。各教科書の特徴を全部出してきて、採択委員会に持ってくるということでございます。


 以上でございます。


○8番(渡辺郁郎君)  今、教育長が言われましたけれども、そうあってもらえば何もないと思うんですよ。今までいろんなところでとやかく言われることはないと思うんですね。6月の議会でそのことがちょっとひっかかっとったもんですから、再度お聞きしました。


 今後、今言われるように、公平・公正な採択、今後4年ごとにあるわけですから、ぜひともそういう姿勢で取り組んでいただきたいと思います。


 そこで、1つだけまだ聞きたいんです。この串間市5人の教育委員がいらっしゃるわけですよね。この南那珂地区協議会には串間市から何名採択委員としてこの協議会に参加されているんですか、そこを教えてください。


○教育長(五島千穗子君)  お答えいたします。


 南那珂の会議には、委員長と教育長と2名参加いたしております。


 以上でございます。


○8番(渡辺郁郎君)  教育長に引き続きお聞きしてまいります。


 学力の低下、私、先ほど下がっておると申し上げました。確かにOECDに参加されている国、そして非加盟国とを含めて、今46カ国でそれぞれ到達度基準、これは15歳以上を対象とされておるということになっているようですが、その中で見ますと、非常に日本の生徒さんの学力が落ちておると。その原因としては先ほど私も申し上げましたが、非常に宿題をする時間、勉強をする時間が少ない。反面、テレビとかゲームをする時間は世界で最も長いという基準が出ているようであります。


 確かに学習指導要領の中では厳選をされたあれですから。その中で、先生方は現場で真剣に取り組んでおられます。私も先週、本城中学校で本城小中学校の合同運動会がありました。行きました。確かに運動会という場をとらえておっても、先生やら生徒さんは一生懸命、少ない練習時間を生かして、地元の方々、保護者にその成果を見せてくれました。本当に感動いたしました。炎天下の中でありましたが、だれ一人倒れることなく、最後まで頑張っておりました。


 中でも、昼の食事の時間である父兄が言われた中に、感動したと、何だと聞きましたところ、応援がもう本当にリーダーをトップに団員、そして赤白と分かれたその生徒が一丸となってあれだけのことをまとまってやったと。とてもできるもんじゃない。一生懸命やっとったと。競技は別として。そういうお声を聞きました。私もうれしかったなということで、校長先生、教頭先生もお聞きになっておりましたが、その言葉を。


 このように、現場の先生は一生懸命、運動会を問わず。学力向上に取り組んでおられるわけです。


 そこで、教育委員会として例会というのですか、これをされておられると思うんですね。この教育委員の方々というのは、現場の学校参観とか給食の様子とか、そういうところには行かれているんでしょうか。そこをちょっと教えてください。


○教育長(五島千穗子君)  お答えいたします。


 各教育委員は年1回、学校訪問、定期的な学校訪問がございます。そのときには必ず学校に行き、学校の授業の様子、それから先生方の勤務の様子、子供たちの授業参観の様子、それは全部見てまいります。


 以上でございます。


○8番(渡辺郁郎君)  私はなぜそんなことをお聞きしたかというと、教育長はこの議会の論議の中で、学力向上に努めてまいる努めてまいると、教育長ひとり相撲じゃ困るんですよね。教育委員が一丸となって現場の先生方と地域の住民方と保護者と一体となって、学力が落ちていればどう取り組んでどうそのレベルを引き上げるかと。やはり見られないと、美辞麗句じゃ私は生徒さんの学力向上は上がらないと思います。そこでちょっとお聞きしたわけであります。現場を見られておるということで安心しました。今後とも頑張っていただきたいなと思います。


 次に、先ほど道徳教育、時間間違いないという。串間市内の学校ごと、もしくは学年ごとでも結構なんですが、この基準時間に対してどのくらいの道徳教育を時間割りの中に取り組まれておるのか、ちょっと教えてください。


○教育長(五島千穗子君)  先ほど35時間と申しました。35時間は必ず達成するように、1年間の授業時数の中で、35時間が達成できるように計画を立てております。そしてそれは必ず実施するということにしております。


 以上でございます。


○8番(渡辺郁郎君)  この学習指導要領の中で定めてある35時間は必ず串間市の小中学校は時間割りに入れておると、そう理解してよろしいんですね。わかりました。


 私がいただいた資料の中に、ある地方、これはもう都市部なんですが、全然やっていないと、道徳教育を。道徳教育イコール説教というふうに理解されている学校、先生もおられるというのを聞いたものですから、串間市はそういうことはないと、本城でやっぱり生徒の登下校時でも、本城の生徒だけではないと思います。あいさつをしてくれます。声をかければ声に反応してくれます。そういう教育をされているから、そういう人間として、人としての歩むべき道、それをされておるんだろうなと思って安心をいたしました。


 ぜひ、今後ともそういう取り組みというのは、まず人としてやっていいこと、それはしてはならないということを、しっかりやっぱり植えつけるべきであろうと思います。これは学校だけのものではないと思います。地域もそれに参加をし、保護者も家庭でのしつけ教育等をやらないかんと。これは当然のことだと思います。


 そういうところで、よろしくお願いしておきたいと思います。


 次に、水道課長、中長期的に取り組んでいるという考えをお聞きしました、お答えを。私最初に議員になったときに、時の委員長は田上委員長だったんですが、秋田県の山内村というところに視察に行きました。ここも下水道事業を、雪国ですからぜひつくってもらいたいという行政に訴えがあったんですが、この一例のときにちょっと聞いたところに、非常に銭がかかると、いきなりやりたいと言っても、負担が伴うから、やはりそれぞれ見積もり等をして、おまえんとこの家はこっだけかかっどというような、やっぱりそういう準備を、貯蓄等をしていかないと、行政が取り組もうとすっときに、地区住民がそれに反応し切れないと。だから長年かかって取り組んできましたと。それがようやくできる段階になったから、今、行政ができるというて、していただいているんだという話を聞いたことがあります。


 先ほど言いましたように、相当の個人負担が伴うわけです。だからやはりそういう説明とか、その地区の方、未普及地の方、本当にひっぱってもらいたいのか、もうこんまんまでよかという考えなのか。しかしやはり未普及地解消のためにはつながないかんと。であれば、そういう説明会を順次組み込んでいただいて、取り組んでいただきたいと思います。


 声があってから、取り組むんじゃなくて、こちらからもやはりアタックしていただきたい。再度そこをお聞かせください。


○水道課長(小笠峰夫君)  お答えします。


 今、未普及地域の今後の対応といたしまして、議員御指摘のとおり、地元に対しまして積極的に協議をしてまいりたいと思います。また協議をすることによりまして、100%の同意を得た後に、事業実施に向けてそれぞれの関係機関等と十分協議を行い、中中期的に整備をしてまいりたいと思います。


○8番(渡辺郁郎君)  総合政策課長、区長会連合会の防災会議への参加については、前向きに検討するということでありました。ぜひやっていただきたいと思います。


 そこで、この地域防災計画を見ますと、特に住民に直結するのは災害に出会ったときの避難場所、避難経路等だろうと思うんですよね。計画、資料の中に風水害、地震等の避難場所というのがあるわけですが、見ますとほとんど公的施設が避難場所として定めてあります。


 一例なんですが、本城の公民館は御存じだと思います。例えば遍保ヶ野の公民館、これは川のそばにあります。低いところにあります。そういうところに風水害の避難場所が適切かどうなのか。また口広の公民館は昨年の台風16号で屋根が飛びました。これが風に強い施設なのかと。やはりこういう避難場所等についても、現状にそぐった避難場所として、やっぱり公的施設だからそれを計画の中に網羅するというあれじゃなくて、よく内容、その置かれている場所の施設の状態等を考えて、この計画書を作成をしていただきたいなと思います。この点、どうですか。


○総合政策課長(野下賢良君)  避難場所についてでございますが、渡辺議員御指摘のとおり、施設の老朽化、また河川に近いこと等、また海岸線に位置すること等によりまして、避難場所として適切でない施設の状況もあるところでございます。事務局と申しますか、総合政策課におきましても、高台の公共施設について指定することが最も安心安全ではないかということで、計画をいろいろ中身について協議しておるところでございますけれど、一方避難場所を仮に高台等にしました場合、遠くにした場合に、途中までの距離が長くなると、またその途中に危険性も出てきやせんかという協議もいろいろやっているところでございます。


 しかし、御指摘のとおり、いろいろ施設の状況として、現況にそぐわない状況もございますので、今後再点検を行いまして、必要に応じましてはそういう高台等への施設への検討も行っていきたいというところで協議をしているところでございます。


 以上でございます。


○8番(渡辺郁郎君)  いずれにしても計画をつくる場合は、私も、御存じのように元自衛官であります。指揮官の名において計画はつくるべきだと思います。だからこの計画、こういう考え方があるがと、指揮者だったらどう考えられるであろうかと。原点は市の執行権者市長であります。こういう計画をつくられた、それの所掌担当事業課があると思いますけれども、もう少し深刻にこの計画策定等に当たっての姿勢を正していただきたい。これはきつく要望をしておきたいと思います。


 そこで、防災訓練についてであります。


 本年5月、県の総合防災訓練が串間市でありました。市内からも関係団体、また住民等多く参加されたことと思います。串間市は御承知のように海岸線に沿って集落は構成されている地区、また山合いに点在する集落、河川に低いところに集落があるもの、少々雨が降れば水がたまり、床下、床上浸水がある、それぞれ地域によって災害の対応によっては、この防災訓練もやはり小さいけれども小規模訓練をしておくべきであろうと思います。この点はどうお考えでしょうか。


○総合政策課長(野下賢良君)  ただいまの質問につきましては、風水害に関しての御質問であろうかと思いますけれど、御質問のとおり串間市におきましては、沿岸部を対象に毎年9月1日に県下一斉の訓練として津波、地震対策訓練を行っているところでございます。風水害対策につきましては、現在のところまだ実施をしていないところでございますけれど、いろいろ地域的に内陸部、海岸部、河川部ございます。今後もまたそれぞれの状況も見ながら、また先進といいますか、そういう取り組みをしている自治体もあると聞いておりますので、再度調査、また勉強してまいりたいと思っております。


 以上でございます。


○8番(渡辺郁郎君)  災害は忘れたころにやってくる、備えあれば憂いなしと、その大原則を忘れることなく、できたらそういうミニ訓練で結構ですから、地域ごとの訓練を計画をしていただきたいと、これもお願いをしておきたいと思います。


 次に、水道課長、過去の答弁の中で、本城地区、これは農業集落排水事業もあるわけですが、簡水の。管網図ですよね。確かに本城地区は施設建設がもう古くて、管自体が老朽化して、諸所に破れて、路面等に出てくる。そのたびに工事等をしていただいております。ほとんど国道に沿って埋設されていると思うんですよ。市長の御配慮等もあって、国道448、本城小中学校入り口から、竹下商店まで、第1期工事として今年度以降、道路改良をしていただくことになっています。


 この機会をとらえて、そういう整備、管網図の整備等もしていただきたいと思うんですが、そのお考えはありませんか。


○水道課長(小笠峰夫君)  お答えします。


 管網図の整備につきましては、水道課におきまして、認可並びに布設替え、拡張した年度の図面、竣工図をもとに維持管理をしているところでありますが、図面の破損により、本管等の維持管理が困難で、またお客様が来られたときの対応等に苦慮していたところであります。このため平成15年度におきまして、上水道区域の管網図を地図情報システムに入力して、完了しているところであります。


 簡易水道施設につきましては、市木、本城地区の水道管等の情報作業を今年度計画をしているところでございます。


 以上でございます。


○8番(渡辺郁郎君)  ぜひ整備をお願いをしておきます。


 るる質問をいたしました。これで終わりたいと思いますが、最後に市長、先週、時期市長選への出馬表明をなされました、ぜひ頑張っていただきたいと思います。やはりそういう市長選ともなれば、味方もおれば敵もおると思います。しかし、ついていかれる、信じておられる市民もおられると思いますので、そういう方々のためにも頑張ってやっていただきたいなと。私も応援をしたいと思います。常在戦場、かつ必勝の戦士として頑張っていただくことを御祈念申し上げて、私の質問を終わります。


○議長(森 光昭君)  次に、10番津曲保夫議員の発言を許します。


○10番(津曲保夫君)  (登壇)最後になりましたが、もうしばらくおつき合いをお願いいたしたいと思います。


 それではまず防災行政無線についてお尋ねをいたします。


 私がボールを投げて4年。防災無線が今年度設置の運びとなりました。8月11日の臨時議会で、地区説明では各地区からの要望等はなかったとのことでしたが、私は高松から宮ノ浦までの方々に聞いてまいりましたが、ほとんどの方が防災無線ができることすら知らない人が非常に多いようです。どのような形で各地区の皆さんに説明をしたのかお尋ねをしておきます。


 次に、自主防災組織についてお尋ねをいたします。


 県の危機管理室が強く訴えるのが、自分の身は自分で守るという防災意識の高揚、非常時持ち出し品の備えや避難場所の確認、寝室に転倒しやすい家具などを置かないなど、日ごろからの心構えの大切さを強調しております。個人の力には限度があるため、地域ぐるみでの防災活動が重要になってくるかと思います。そこでクローズアップされるのが、自主防災であるとしております。災害時には早目の行動が大切ですが、それも正確な情報収集と日ごろの備えがあってのことだと思います。


 そこでお尋ねをいたします。3月議会での答弁は、5月29日の県総合防災訓練にあわせて各地区にお願いするとのことであったが、現在どの地区で防災設備ができているのか教えていただきたい。


 次に地震対策についてお尋ねをいたします。


 新潟県中越地震、福岡西方沖地震、宮城県沖地震など、最近の日本列島はいつでもどこでも地震の発生するおそれがあると思います。足元の対策を確実なものとして、被害を最小限度に食いとめることが必要かと思います。情報伝達網の整備、子供、高齢者などの災害弱者対策、建物の耐震化など検証し、天災への備えを忘れてはならないのではないでしょうか。日本列島には無数の活断層が走っており、プレートがぶつかり合い活断層がずれて地震を引き起こすと言われております。日向灘にも南北にプレートの境目があり、沖合50キロは幾つも活断層があるように聞いております。


 5月29日に当市で行われた県防災訓練で、震度6強の地震を想定した大がかりな訓練が行われましたが、その後、串間市ではどうなっているのか、お聞かせをいただきます。


 県の防災訓練の反省会はどのような意見が出たのかお尋ねをしておきます。


 それから消防長にお尋ねしておきますが、救急車の有料化については同僚議員から答弁がなされましたので、別に串間市での救急患者の傷病の程度、年齢別の搬送状況についてお聞かせください。


 それと今度条例が変わりました火災報知機の価格、幾らぐらいから幾らぐらいまでかお教えいただきたいと思います。


 次に、教育長にお尋ねいたします。


 文部省がゆとりの教育の路線の総仕上げとして、02年4月に実施した新学習指導要領の象徴とされる総合的な学習の時間について、公立小中学校の保護者の約5割が肯定的に評価しているとのことが、日本PTA協議会のアンケートでわかったようであります。一方、学力低下の懸念はふえる傾向にあり、学校週5日制に批判的な回答は、肯定的な回答を9ポイントも上回っておるようです。調査は昨年10月から11月、小学校1年生から中学校3年生の保護者6,000人を対象に実施されたようであります。この中で5,056人、84%から回答を得ているとあります。


 総合学習の認知度を聞いたところ、まあ知っているが51%を占めております。評価については、まあよいと非常によいが合計で48%だそうです。余りよいと思わない、全くよいと思わないのは合計でわずか10%にとどまったようであります。理由は私が知りたいと思うことを学ぶようになったが30.3%が最も多かったようで、認知後が高いほど、総合学習に対する評価が高い傾向にあり、非常によく、まあ知っているの層では、評価する割合がそれぞれ76.4%だったそうです。


 完全学校週5日制については、余りよいと思わないと、全くよいと思わないが合計で39.3%、まあよいと思う、非常によいと思うは30.3%だったようです。否定的な評価は中学校の親が多く、全体では昨年より3ポイントふえております。よい点は、家族と過ごす時間がふえたが39.7%、心配なのは、子供の学力が低下したが29%で最も多かったようです。学力低下については、心配しているが76.1%で、昨年より6.4ポイントふえ、過去3回の調査で最多となったようであります。学力向上のために小学校の親は学校の宿題や課題を見るようにしたが47.2%、中学生は学習塾や進学塾、通信教育などを利用したが61%でトップだったそうです。


 以上のようなアンケートが出ておりますが、教育長はこの結果をどう評価されるのかお伺いしておきます。


 次に、深谷市では暑さが厳しいため、小中学校で夏休み前に授業をなくす短縮授業を普通よりも8日繰り上げ、7月11日から実施すると発表されております。この授業不足を補うため、2学期を3日間繰り上げて、8月29日から初め、いずれも午前中の3時間授業をするとあります。市教委では中学校の暑さ対策がねらいということで、午後の教室が特に暑いため、午前中の授業をふやしたと言っております。市内の小中学校19校を対象に、今年度は試行的に導入されたようです。今回の対策について、児童生徒を対象に、暑いと感じたか、学習にどれくらい集中できたかのアンケートをとるようにありました。保護者と教師に暑さ対策として効果があったか等を調査をして、継続的に実施するかどうかを判断するそうです。串間市でも考えてみてはいかがでしょうか。


 次に、小学校の体育の授業の資質向上を目指し、世田谷区教委では教員向け体育指導集、授業お助けブック、ゲームボール運動要領編を制作されたようです。体育授業のコツを新年度から授業に役立ててもらうため、全区立64の学校の先生400人に配布されております。制作された資料集はバスケットボールやサッカーなど、ボールを使った運動の指導方法をイラストつきで解説、児童一人一人の運動能力に目を配ったチーム編成や、ハンディキャップをつけたルール、種目ごとの作戦の立て方など、具体的な例を示し、児童が協力し合って目標達成感を学べる授業の工夫をわかりやすくアドバイスするものだそうです。また、号令のかけ方や整列のさせ方など、ベテランの教員にとっては今さら同僚に恥ずかしくて聞けないという内容も盛り込んであるようであります。


 区教委がこのような指導集を作成した背景には、全国的に体力低下の傾向に歯どめが立たない状況であるからとあります。外で遊ばなくなった子供たちの生活習慣の変化に加え、児童に運動の楽しさを十分に伝えられない体育の授業の質の問題も指摘されているからだそうです。また、教員の高齢化、体育指導に熱心な先生が減ったり、少子化で学級数が減少したり、学年担任同士の意見交換をする機会が少なくなっていることも問題になっているようです。一考されてはいかがかと思います。このような取り組みもひとつ考えてもらいたいと思います。


 次に図書館の利用についてお尋ねをしていきます。


 佐賀県の嬉野町では図書館の本を郵便で希望者の自宅に届けるサービスを行うことになったそうです。日本郵政公社九州支社によると、貸し出しの際の配達サービスを郵便局が行うのは全国初とあります。同サービスは登録制で、町民が対象だそうです。郵便局員が月2回登録している町民を訪問し、読みたい本の注文を聞いて、図書館に貸し出しを依頼、小冊子で登録者に届ける、返却も冊子小包で利用できるように、6月1日からスタートされるとありました。小冊子小包の料金は利用者の自己負担で、職員が貸し出しの注文を処理した際の事務手数料、利用1回当たり81円とあります。


 嬉野町では高齢者や障害者や入院患者などの利用を想定して、このような対策がとられたようです。嬉野の町長さんは、図書館に来られない多くの方々が本の貸し出しを受けられるようになればと期待されているようです。そう難しい問題じゃないので、串間市でもいかがでしょうか。


 また、倉敷市の図書館では、新たに市内すべての小中学校の図書室から図書館にある蔵書を検索、予約システムできる環境を先月から始めたようです。2月に各公民館で同様の取り組みをさせたのに続き、利用者の利用便向上と蔵書の活用を図るとありますが、倉敷市は蔵書が100万冊以上もあるようで、ちょっと当市とは合わないかもしれませんが、公共施設を結んだ市の光ファイバー網を活用して、小中学校を初め市立高校、養護学校等の83校が対象で、児童生徒向けと学校司書らを対象にした業務用パソコン2台を配備して、学校ごとのパスワードを振り分けたようでございます。この点もひとつ考えていただきたいというふうに思います。


 壇上からの質問を終わらせていただきます。(降壇)


○市長(鈴木重格君)  (登壇)津曲議員の質問にお答えをいたします。


 自主防災組織の取り組み状況につきましては、本年度当初に開催をいたしました区長会、この区長会の席上におきまして、各集落における防災体制の組織づくりをお願いをし、自主防災意識の高まりを期待しているところでございます。あわせまして、今、大平小学校区域でありますけれども、ここを対象にモデル的な組織として期待をしているんでありますけれども、自主防災組織の設置を進めているところでございます。今後は海岸地域への防災行政無線も設置をすることからいたしまして、集落ごとの設置も進めてまいりたいと、このように考えているところであります。


 津曲議員におかれましては、消防団活動、本当に50年一貫してリードしていただきまして、本当にこの道50年であります。こういった御提言をいただきましたここに至るまでの津曲議員の提言と御支援、この場をかりて敬意と感謝を申し上げたいと思っております。


 いろいろと御質問をいただきましたが、担当課長をして答弁いたさせます。(降壇)


○教育長(五島千穗子君)  (登壇)お答えいたします。


 ゆとり教育等についてのアンケートの結果についてでございますが、議員御指摘のように、日本PTA全国協議会が6,000人の会員に実施して、約5,000人の回答があったとお聞きしております。アンケートの結果、御指摘のように総合的な学習の時間については小中学校の保護者の過半数が肯定的にとらえ、学校完全週5日制については40%近くが否定的との結果が出ているようでございます。


 私の考えということでございますが、見解ということでございますが、総合的な学習につきましては、導入から3年が経過し、全教科の横断的な内容を取り扱うという点からは定着してきており、一定の成果を感じ取っております。また学校完全週5日制につきましては、夏期休業の短縮による授業時数の確保等の検討の必要性も課題に上るなどしてきておりますから、課題があるものだと考えております。


 夏場の暑い時期の短縮授業についてでございますが、今のところは教育委員会としては考えておりませんが、これまで夏休み等の長期休業中の短縮につきましては、校長会とも検討しておりますし、南那珂地区教育委員会連合会の場におきましても協議として出ているところでございます。


 学校体育の指導に生かせるワンポイント事例集のことでございますが、基本運動、陸上運動、陸上競技の練習方法の工夫とか、器械運動の練習方法の工夫、ゲームボール運動、球技の練習方法の工夫などがワンポイントアドバイスとしてまとめてあるということで、お聞きいたしまして私も見せていただきました。大変わかりやすくまとめてありますので、今後どう取り扱うか、教育委員会で検討していきたいと考えております。


 以上でございます。後は事務局長がお答えいたします。(降壇)


○総合政策課長(野下賢良君)  (登壇)防災についての御質問でございますが、まず防災行政無線が整備されることを知らない地域住民が多いが、どう周知したのかとのお尋ねでございますけれど、まず全区長を対象とした区長会が年度当初の4月26日にアクティブセンターでございました。そのときこの防災行政無線の沿岸部への本年度設置について、まずは御説明をいたしたところでございます。


 また、地域関係者、沿岸部でございますが、説明会につきましては、本年5月9日から12日までの4日間、市木、都井、本城、福島地区の関係する区長さんを対象に具体的に防災行政無線の整備の概要、この防災行政無線でお知らせする情報等の説明をしたところでございます。


 周知不足があるのではとのことでございますけれど、この防災行政無線設置の完成とあわせまして、再度御説明する機会も必要と考えております。その説明会を計画することで、現在も準備を進めているところでございます。なお、それまでに説明の要望、要請等がございましたら、地区を訪問し、説明会を開催したいと思っているところでございます。


 次に地震対策についてでございますが、日向灘沖地震の対策はどう考えているのかとのお尋ねでございますが、宮崎県で起こり得る地震で、本市への影響が予測されるものにつきましては、日向灘南部地震、日向灘北部地震、またえびの・小林地震等が想定されているところであります。


 今回これらの対する対応でございますけれど、今回導入します防災行政無線システムにつきましては、英議員にもお答えしましたとおり、衛生ひまわりからの津波のリアルタイム情報や気象庁から配信されます震源情報をもとに、地震の発生、その震度及び地震の到達時間を沿岸部にあります屋外拡声子局32カ所でございますが、情報発信するリアルタイム地震放送機能も整備することとしております。串間市にごく近い震源地での地震発生につきましては、それをキャッチして発信するまで時間的に対応できない分がございますが、日向灘沖またえびの・小林での内陸部等遠隔地での発生する地震につきましては、このシステムで事前に感知し、その揺れを事前に屋外拡声子局から情報を発信することで、これまでの防災行政無線に比べ、防災行動への対応が可能になるものと思っているところでございます。


 次に去る5月29日に開催した宮崎県総合防災訓練の反省会についてでございますが、県において開催する予定でございましたが、諸事情により現在まで開催に至っていないところでございます。今後の開催につきましても、お聞きしますところによりますと、現在未定であるということでございます。


 以上でございます。(降壇)


○消防長(岩下五男君)  (登壇)お答えいたします。


 救急患者の傷病程度、年齢別の搬送状況についてのお尋ねでありますが、平成16年中の串間市での傷病程度でありますが、軽症患者、入院加療を必要としない患者ですけれども、36%、中等症患者、1日以上3週間未満の入院を必要とする患者が34%、それから重症患者、3週間以上の入院を必要とする患者ですけれども、26%、死亡が4%であります。


 年齢別の搬送状況についてでございますけれども、65歳以上が58%、18歳以上65歳未満が32%、7歳以上18歳未満が6%、生後28日以上7歳未満が4%となっております。


 次に住宅用火災警報器の価格についてでございますけれども、現在単独型と連動型がありまして、どちらも1個約5,000円から1万円ということでございます。


 単独型につきましては乾電池式とコンセント式で、電気工事はかからないところでございますけれども、連動型につきましては、工事費がかかるということでございます。


 以上でございます。(降壇)


○教育委員会事務局長(田中卓良君)  (登壇)郵ブック事業につきましては、平成17年6月より嬉野町立図書館と郵便局が提携をして、図書館の本を有料で利用者の自宅に届けるサービスとして始められたようでございます。嬉野町にお聞きしましたところ、現在余り活用されてなく、その理由としては郵便料の自己負担があるところに、その理由があるようでございます。


 次に学校図書館との連携についてでございますが、市立図書館のホームページから蔵書の検索ができますので、現在は学校側がインターネットで必要な本を検索して、電話、ファックスにより図書館に予約などをしている状況であります。


 また、移動図書館などを利用して、流通の面でも対処しているところでございます。


 以上でございます。(降壇)


○10番(津曲保夫君)  総合政策課長、その防災無線ですが、地区住民の方の説明ですが、要望があればするということですね。そのように受け取っていいですね。わかりました。


 それでは前後しますけれども、地震についてお尋ねをいたしますが、8月の16日に起きました宮城沖地震、この地震はお盆のUターンラッシュのピークを直撃したところでありますが、地震の初期微動をとらえるマグキャスト、今伝えるという意味だそうですが、このシステムが気象庁の緊急地震速報で、04年の2月から運用されているようにあります。この地震が14秒前に宮城県の何町ですか、キャッチをしております。また、70秒前に東京の大手町で揺れの速報が届いたということです。宮城県沖からここまで何キロあるかわかりませんが、地震の場所とでこのようなずれがあるということが言われております。


 まず揺れが来たら、その警報を受けて10秒以内に動けば、けがはしても死ぬことがないというふうにリアルタイムは、NPO法人でやっていますけれども、地震情報協議会の中で話が出ております。うちもリアルタイムが今度導入されるようですので、そこ辺の人間の命を守るという10秒間の目安、これも大切ですけれども、受けた地震周波が本当にそのまま来るのか来ないのか、つけてみらんとわからんというような答えになると思いますけれども、このあたりを十分に検討して、でき上がったらすぐそっちの実験等もしていただきたいというふうに思います。


 このマグキャストは新幹線にもついているんだそうです。今度新幹線の被害がなかったということもマグキャストじゃなかろうかというふうに言われております。


 まだこれ全部日本全国にということはまだありませんけれども、ぜひ調査をしていただいて、どれくらいかかってどんなものか、そこら辺を検討していただきたいと思います。


 それから自主防災組織についてお尋ねしますが、今、市長が言われました大平小学校区で今動きがあるということですが、ほかの地区にはどのようにお願いしてあるのかお聞かせを願います。


○総合政策課長(野下賢良君)  リアルタイム地震装置につきましては、今、津曲議員御指摘のように、まずP波を感じてS波が来る時間帯、その地震について屋外拡声子局から発するわけですけれど、その地震のキャッチを音声に変えて出すということで、1つの時間がかかるという、基本的にはP波をキャッチしまして15秒ぐらいで屋外拡声機から出せるというそういうメーカーさんの話をお聞きしております。極端な例を言いますと、テレビに警告音を発して地震情報が出ますけど、その前に拡声機から発することができるということを聞いております。実際取りつけをいたしまして、試験電波を通しまして、そういうもろもろの試験をやった中での対応していくことになりますので、しばらく設置後の試験電波並びにその試験等について時間をいただきたいと思っております。


 次に自主防災組織でございますけれど、先ほど市長が申しましたとおり、沿岸部並びに大平小学校区の自主防災組織についてお願いしているところでございます。


 実は先ほど申しましたとおり、年度当初の4月の26日に全体区長会がございまして、そのときに自主防災組織のお願いについてのチラシもお配りしております。その中で、特に防災行政をつけます沿岸全区、また内陸部においてはモデル的な自主防災組織について御相談申し上げますということを言っております。


 現在、例えばその自主防災組織の名称、正式名称じゃないんですけど、またリーダーのお方の名前、その連絡先等について、その場で1枚紙をお渡しし、回答をいただいております。まだ153区中43区、大体26%しかいただいていないところですけれど、今後全区に救急に立ち上げることもいろいろ今後の運営上難しさがありますので、できるところからぜひ立ち上げていきたいということで、現在まずは大平地区のモデル地区と、防災行政無線ができることで沿岸部地域にも御相談申し上げていきたいと思っております。当然この自主防災組織につきましては、もうそこに消防本部、消防団の皆さんの連携とか指導が必要でございますので、改めて連携しながらやっていきたいと思っております。


 以上でございます。


○10番(津曲保夫君)  総区長会あたりでということですが、市長の奥さんも金谷の北区の区長ですよね。沿岸部で金谷でも今度防災訓練をやりましたが、私はその後で相談があったんじゃなかろうかと思って、まだ奥さんには聞いてないんですけれども。ぜひ行って相談をしてみてください。できるできないは別として。


 金谷にも消防団員が23名おります。中には女性の方も10名おられます。だから区長さんだけじゃなくて、消防団OB、現役、そこ辺も含めて話をしていかないと、なかなか取り組めません、これは。地区の区長さんあたりもお願いをして、その区長さんあたりと、それに加わってもらわないと、なかなかできないと思います。


 私もこの前その話をしましたら、区長さんが毎年変わられるので難しいというところもありましたけれども、そういう話もありましたけれども、それでほっといたらいつまでおいてもできません。ぜひそのように取り組んでいただきたいというふうにお願いをしておきます。


 それから、鹿児島県が今年度から実践的な防災知識や技術を身につけた地域防災推進を養成する講座を始めたようです。これはもう防災組織ができ上がったからこれをやるんだろうというように思いますけれども、これ、前の宮之城、今何ですか、薩摩町ですか、そこの消防団長に聞いてみましたら、そこは31集落、そのうちの29集落が防災組織はあるんだそうです。なぜかというとあそこ鶴田ダムの放水ではんらんして、あそこの温泉街もつかった経験がありますので、その後すぐ避難誘導等のことから始まって、できたように聞いております。資料を送ってくれませんかというたら、11月来るからそのとき持ってくるわというような話をされましたので、またそれをいただいたら持ってきますので、参考にしていただきたいと思います。


 それから避難場所についてお尋ねしますが、14号台風で避難されるのに、私が福島小学校のかぎを預かっておりますので、2時半に電話を受けて、あけました。その方は高校に、上町は高校に避難するということで、高校に行かれたら全然だれもいない、あいてないということで、体育館に行かれたそうです。総合体育館に行かれたそうです。そうしたら市の職員の方がおって、福島小学校に行けというふうに言われたそうです。高校はどうなっていたかということと、私も体育館をあけて電気をつけてびっくりしました。北側半分は雨漏りです。バケツやらシートがいっぱい敷いてありました。避難場所じゃありません、これは。これは教育委員会も関係がありますけれども、修理、また明くる朝は天井が落ちました。御存じかと思いますが。


 こういう避難場所あたりを見直したり、中央公民館あたりに行くよりも、塩屋原の方は消防署でいいんじゃないですか。そういうふうに避難場所の見直し方、そこ辺も考えてみていただきたいと思います。特に都井中の体育館あたりは携帯電話も入りません。そこら辺も見直していただきたいと思います。


 まず14号の台風のときの高校の体育館の扱い方、どうだったか、それだけ先にお聞かせください。


○総合政策課長(野下賢良君)  福島高校についてでございますけれども、台風が強くなったのが5日、6日でございましたが、4日だったと思います。学校の方に電話をしてまいりまして、今回の台風は非常に強いようでございますので、自主避難される方等が出てくると思いますと、そういうことで話したところなんですけれど、ちょうど福島高校の樹祭、これが開催された後でございまして、5日、6日は学校が休みですと、そういうことで話したところでございます。そして事務官というのですか、その方とお話しする中で、とにかく携帯番号を教えてくださいと、非常時の場合につきまして、また連絡しますと。これが深夜でございましたものですから、とりあえず福島高校におみえになった方に大変御迷惑をおかけしましたけど、福島小学校にお願いしますと。事務官の方にもすぐ電話しまして、明くる日の朝からは6時には開放してくださいと、まだ来るかもしれませんということでお願いしたところでございます。高校につきましてはそういうような状況でありましたけれど、やはりそこまで職員を配置するべきだったかなと思っております。反省いたしております。


 次に避難場所の見直しでございますけれど、先ほど渡辺議員にもお答えしましたとおり、現況として消防署の一例を挙げていただきましたけど、やはりいろんなケースがございます。雨台風、風等がありますけど、やはり全体的な見直しもしていかないかんなということで、今内部ではいろいろ協議をしているところでございます。これもまた全体の再点検と申しますか、そういう避難場所のあり方等についても協議を進めていきたいと思っております。


 以上です。


○10番(津曲保夫君)  避難場所も福岡県西部沖地震あたりで、福岡市の九電体育館あたりでもコンセントが足りなくて、お茶も沸かせないというような状態も起こっております。ここあたりでそういう長期化するような震災等もありませんけれども、結局避難所としての機能をしていない体育館等が非常に多くあるかと思います。もう一回見直していただきたいと思います。


 それから避難誘導路、これが串間でやったやつですけれども、8月の30日の新聞ですが、避難路に自衛隊の給水車がとまっておりました。県の防災訓練の中でですよ。こういうときはまず避難路の確保をしなきゃいけないのに、自衛隊の給水車がとまっております。恐らくこれは帰りだからこうなったのかも、写真から見ると帰りだったからこうなったのかもしれませんけれども、県の防災訓練の反省で、ここ辺まで出てくるんじゃなかろうかと思いましたので、ないということです。


 で、私がそこでお願いしたいのは事前調査、場所の事前調査、これですね、コアジサシが20つがいぐらいちょうどあそこに卵を産む前だったんです。で、バートルが来てバリバリバリやってくれたので、まず2週間寄りつきませんでした。その後また来まして、卵を産みまして、物すごい大群になって引き上げていきましたけれども。そこ辺のこともひとつまたありましたら、やっていただきたいと。


 それと分散、実践型ということでありましたけれども、時間がばらばらで、早く終わったりしたようです。福島川の河川敷でやったのに、1回解散したのに知事がみえたというのでまた集合というような事態もありました。そこ辺も何かそういうことがありましたら、県の方によろしくお願いしておきます。


 それから、自主防災組織で、やろうかな、どうしようかなというところはあったらですね、早速もう集中的にやっていただかないと、ばらばら流れてしまうと思うんです。そこ辺で先ほど言ったように、市長の奥さんも今は区長さんですから、お願いして、まず市長の足元にそういうのをつくってもらえればと思いますが、市長、その辺いかがですか。


○市長(鈴木重格君)  先ほど答弁しようと思ったんですが、私は自主防災組織、これはもうみずからやっていただきたいと思っているんですが。私、金谷のことが取り上げられましたので、いつかも申し上げましたが、もう金谷という地域、室町時代からの歴史が見えている、文献では見えているわけでありますが、その当時からずっと災害に遭い続けてきているわけでありますから、ずっと人々に受け継がれてきているわけであります。したがって災害といったときには、だれが何をするのか、自分が何をすればいいのかということはちゃんと身についているわけですね。でありますが、去年、ことしと私も避難等々目の当たりにしたんですが、本当に私にはそれほどてきぱきとした、みずから身についたそういったことがなされておるということであります。これは消防団もそうでありますし、そこに住む人たちもそうであります。そしてだれが食事の差し入れをするのか、もう自然発生的にだれかがやると、またそのネットワークも女性間でもあると。私はこれが実にうまくいっているなと。もちろん区長さんもそうでありますけれども、ちゃんとそういう歴史的なものがあって、自主的にやられると。これがまさに自主防災だなと、私は思っているわけであります。


 しかし今回ちょっと困ったという話を聞いたんですが、がんとして、もう今回は大丈夫だと、長い経験から動かんでもいいと、避難せんでもいいと、がんとして聞かなかった方がおられたと、またほかの地域にもおられたと、それは古いそういう経験の中から今回はせんでもいいと、こういう判断があるようでありますが、そういったところが1つ課題かなと、こう思っています。


 これはもう長い歴史の中で、自然に身についた自主防災組織、昔からあちこちあると思っています。そういったものをやはり長い経験を積んだ皆様方もおられるわけでありますから、体験をした人たちもおられるわけでありますから、地域の消防団やら区長さんやら、またその地域のリーダーの皆様方とそういった体制ができていけばなと思っています。


 またそういう手助けと指導というのでしょうか、そういった問題提起なり、あるいはまたそういった方向への誘導等はやっぱり行政やっていきたいと思っています。


 とりあえず今、区長さんにお願いをいたしておりますが、やはりこのやっぱりその地域のリーダーだと思っていますし、消防団のやはり今までの経験と今からどうすべきかということのやはり意識改革は、私は問題であろうと、こう思っています。


 今、大平地域の動きに私は注目をしているわけでありますが、今回のこういったものが広がっていけばいいがなと、このように思っています。


 なお、高いところに、そして食料もかなりの備蓄があるということで、せんだって児玉議員から提案がありました。望洋の郷とか、あるいはそういう福祉施設はどうかという指摘がありました。早速私は望洋の郷と話ができました。そしてついきのうおとついのことでありましたが、寿楽園も高いところにありますし、食料もあるわけでありますから、そういったところでお願いもし、快諾を得ているところでありまして、また実際望洋の郷にも避難をした人もおりますし、そういった点ではいい提言をいただきましたし、そういった避難場所についてもお気づきの点があったら、どしどし御指摘いただいて、御紹介いただいて、そういったところを選定をし、そこに市民の皆さん方に周知徹底していきたいと、このように思っているところでありまして、議員各位におかれての経験から、またそういった適切、適当な避難場所があれば御紹介をいただいて、御支援をいただければありがたいと、このように思っています。


○10番(津曲保夫君)  市長、わかりました。


 防災でもう一つ、答弁は要りませんが、防災無線を供用したら、かえってそういう組織がないとうろたえて、鶏小屋あけたごつ、ビャーとだれがどこ行くかわからんごつなっですよ。そういうこともあり得ることを想定して、根気よく自主防災組織をやっていただきたいというふうに思います。


 次に、都市建設課長、大束苗場の跡地について、先日同僚議員からありましたが、面積等はそのとおりでありますが、これ、あなたが答えたのをちょっと読んでみますね。大束苗場跡地の利用計画についてでありますが、主に大束地区住民を対象にしたスポーツ健康づくりと交流のために、多目的に利用できる公園施設を整備するものでありますと。これ、あなたが3月議会で答えているんですよ。その後に、大束苗場は大束地区住民の健康づくりと交流の場として整備する大束地区多目的用地として取得するものですと。この中で、用地購入費で4,800万円、これも購入したわけです。それでこの前、先日話は出ませんでしたが、整備費として、概算として5,000万円程度を予定するところでありますと出ております。これ、あなたが言われたんですよ。それで、5,000万円はいいんですが、同僚議員からも出ましたけれども、どのようにどうすればいいのか、考えておられるのか。


 というのも、私もサッカー協会長をして、ことしも南九州大会やりましたが、40チーム来てくれましたけど、11チーム断りました。場所がないんです、場所が。それでぜひこの苗場跡地にサッカーができる2面、考えてほしいというように思っております。というのも、きのうおとといですか、都城工業と宮崎工業のラグビー部が2日間合宿しましたけれども、陸上競技場の芝が荒れます。1面では困る面もあるんですが、神戸大学が来たときに、ちょうど城南高校もダブりまして、広場でやりました、上の広場でですね。そこ辺を踏まえて、どういう形で苗場跡地をされるのかお尋ねをいたしておきますが、よろしくお願いいたします。


○都市建設課長(深江健輔君)  (登壇)お答えいたします。


 大束苗場跡地の整備計画についてであります。福添議員にもお答えしましたように、多目的に使える公園としての整備を進めております。具体的に申し上げますと、サッカー、ソフトボール、グランドゴルフ等、こういった運動広場の整備を考えているところでございます。


 以上でございます。(降壇)


○10番(津曲保夫君)  都市建設課長、もう答弁は要りませんが、多目的広場、ここの排水も考えてもらわないと、今度雨が降ったとき上ってみてください。芝もはいで、排水をよくすれば結構使える広場になると思います。御検討をお願いしておきます。


 それから、教育長、お尋ねいたしますが、教育長と語る会、これはまだ今続けておられるのか、おられれば最近の内容を教えていただきたいと思います。


○教育長(五島千穗子君)  市PTA連絡協議会と協力しながら続けております。


 最近の、ちょっと急だったんであれですが、いろいろ教科指導の件、それからあいさつの件、朝食の件、それから宿題、先ほども出ましたが宿題の件、それから先生の指導方法の件、部活動の件、スポーツ少年団の件、いろんな意見が、話題を1つに絞っておりませんので、いろんな話題が出てまいりますし、私も子育ての先輩としての答えを聞かれることもございます。


 以上でございます。


○10番(津曲保夫君)  最近、教育長が語る会が余り口から出てこないものだから、続いてやっておられるのかなと思ってお尋ねをいたしました。


 次いで、教育委員会事務局長、先日、体育指導員等に学校の指導に配備していることというふうに私は受けとめたんですが、何番議員やったかな、6番議員の。その答弁に私はそういうふうに受けとめたんですが、どこに配備してあるのかお聞かせをいただきたいと思います。


○議長(森 光昭君)  再度質問してください。


○10番(津曲保夫君)  私の聞き取り方が悪かったかも知れませんけれども、指導者資格をとった者、体育指導員を配備したというように受け取りましたが、全然そういうことはありません。


 訂正はよろしいんですが、もう時間がありませんので。


 18日の福島中学校の運動会で12人の子供が救急車で運ばれております。救急車6台動いたそうです。大会の途中あたりには放送で水は小まめにとりましょうということは、絶えず放送されておりました。それは事務局長も聞いておられると思いますが。


 それで、この起こったのは閉会式からです、閉会式から。原因が熱中症と呼吸過多というふうになっておりますが、もうほとんどその日に帰宅しておるようですけれども、この辺教育長、連絡は受けておられると思いますけれども、感想をひとつお聞かせください。


○教育長(五島千穗子君)  学校の方から報告を受けております。10名もの生徒が救急車で運ばれたということを聞きまして、本当に驚きました。学校側の指導を確認いたしましたところ、開会式の競技上の注意で、水分補給を十分取ること。それから生徒は水筒を持参していたということ。それから各団のテント内に給水用のポンプが配置してあって、水分補給をするように指導してあったというようなことをお聞きいたしました。


 そして救急車で運んだのは、病院へ搬送して点滴を受けた方が回復が早いであろうという判断のもとで、救急車の出動を要請したというふうに聞いております。


 やはり、最近、昼と夜の温度差が激しいし、それからいろんな面で体力を消耗したんだろうと思いますが、やはり体力をつけていかなくてはいけないなということも1つは考えました。


 それから先ほどから出ておりますが、自分の体の様子、調子、それはやはりきちんと気をつけるべきだと、そのところも指導していきたい。そして学校側といたしましても、今回はこのような指導を行っておりますが、指導に漏れがないように、やはりきちんとした指導をしていくように、学校側にも指導していきたいと考えております。


 以上でございます。


○10番(津曲保夫君)  それで、学校あたりの先生が何かもう倒れた子供を見ておろおろしているというようなことも子供たちから聞きました。消防本部はいつでも救急訓練ができるようにできていると思います。ぜひ学校の先生あたりも一遍にはみんなできんでしょうから、そういうふうに訓練をしていただいて、こういう場合に適正な処置をしていただきたいというふうにお願いをして質問を終わります。


○議長(森 光昭君)  以上で、一般質問は全部終了いたしました。一般質問を終結いたします。


 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。明日は午前10時から本会議を開いて、議案質疑を行います。


 本日はこれにて散会いたします。


(午前11時59分散会)