宮崎県 串間市
平成17年第4回臨時会(第1号 8月11日)
平成17年第4回臨時会(第1号 8月11日)
平成17年8月11日(木曜日)午前10時開会
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 工事請負契約の締結について
(上程、提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、委員長報告に対する
質疑、討論、採決)
〇本日の会議に付した事件
1.会議録署名議員の指名
2.会期の決定
3.工事請負契約の締結について
4.平成17年度串間市一般会計補正予算(第3号)
〇出席議員(19名)
1番 上 村 久 三 君 2番 中 村 利 春 君
3番 山 口 直 嗣 君 5番 英 聡 子 君
6番 門 田 国 光 君 7番 岩 下 幸 良 君
8番 渡 辺 郁 郎 君 9番 右 松 重 博 君
10番 津 曲 保 夫 君 11番 福 添 忠 義 君
12番 竹 下 主 之 君 14番 田 上 俊 光 君
15番 木 代 幸 一 君 16番 武 田 政 英 君
17番 田 中 勝 君 18番 児 玉 征 威 君
19番 黒 水 憲一郎 君 20番 末 海 重 俊 君
21番 内 田 浩 幹 君
〇欠席議員(1名)
22番 森 光 昭 君
〇説明のため出席した者の職氏名
市 長 鈴 木 重 格 君 教 育 長 五 島 千穗子 君
助 役 酒 井 親 則 君 収 入 役 坂 口 正二郎 君
監査委員 高 山 暉 男 君 消 防 長 岩 下 五 男 君
総合政策課長 野 下 賢 良 君 総務課長 武 田 憲 昭 君
財務課長 佐 藤 強 一 君 会計課長 坂 中 喜 博 君
税務課長 山 口 義 人 君 市民生活課長 清 水 秀 人 君
福祉保健課長 牧 野 准 郎 君 総合産業課長 川 野 敏 昭 君
都市建設課長 深 江 健 輔 君 水道課長 小 笠 峰 夫 君
教育委員会事務局長 田 中 卓 良 君 監査委員会事務局長 立 本 伊佐男 君
農業委員会事務局長 山 口 文 男 君 選挙管理委員会事務局長 古 川 真 澄 君
市立病院事務長 福 満 芳 子 君
〇議会事務局職員出席者
局長 前 田 宜 良 君 次長 武 田 宏 君
庶務係長 吉 田 成 子 君 議事調査係長 門 川 勇一郎 君
書記 川 野 寿 春 君
(午前9時59分開会)
○副議長(内田浩幹君) これより平成17年第4回串間市議会臨時会を開会いたします。
ただいまの出席議員は19名であります。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の会議は、お手元に配布してあります議事日程第1号によって、進めることにいたします。
これより日程に入ります。
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◎日程第1 会議録署名議員の指名
○副議長(内田浩幹君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、10番津曲保夫議員、11番福添忠義議員を指名いたします。
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◎日程第2 会期の決定
○副議長(内田浩幹君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の会期は、1日間としたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(内田浩幹君) ご異議なしと認めます。
よって会期は、1日間と決定いたしました。
なお、会期及び審議日程につきましては、お手元に配布しております会期並びに審議日程表のとおりでありますので、ご了承願います。
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◎日程第3 議案第70号工事請負契約の締結について
(上程、提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決)
○副議長(内田浩幹君) 日程第3、議案第70号を議題といたします。
これより、本件に対する市長の提案理由説明を求めます。
○市長(鈴木重格君) (登壇)本日提案いたしました議案第70号工事請負契約の締結についての提案理由をご説明いたします。
串間市防災行政無線(同報系)通信設備工事について諸準備を進めて参りましたが、入札を執行いたしました結果、落札者との間に仮契約を締結いたしましたので、本契約を締結するため提案するものであります。
ご審議賜りますようお願いいたします。(降壇)
○副議長(内田浩幹君) 市長の提案理由説明はお聞きのとおりであります。
しばらく休憩いたします。
(午前10時02分休憩)
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(午前10時03分開議)
◎質 疑
○副議長(内田浩幹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより議案第70号に対する質疑に入ります。
それでは、18番児玉征威議員の発言を許します。
○18番(児玉征威君) 質問に入る前に、議案で通告してこれだけ休憩時間がとられるというのはあまり前例がないので、ひとつ改善をしていただきたいと思います。
それではお尋ねいたしますが、工事請負契約について、12社を指名したというふうに聞いているわけですが、結果として5社辞退があって7社でやられたというふうに聞いております。私ちょっと理解できませんが、指名審査会で十分業者を選定されて指名したのに、5社も辞退するというのは今まで例がありません。聞いたことないんですが、どういう形で業者を選定されたのか、指名に該当する業者をどの程度あって、どういう経過で12者に絞られたのか。それから辞退されたというのは、どういう理由で辞退されたのか。こういう点は今後指名にあたってペナルティ等を考えておられるのか、そういう点をひとつ答えていただきたいと思います。
それから、これを受けたエヌ・ティ・ティネオメイト南九州は、県内隣接で実際実績というのがどうあるのか。それで1億3千5百45万で契約金額が上がっているわけですが、予定価格との差ですね。最低制限価格を設けていないということですけど、こういう無線関係・マイク関係というのは、業者や機種によって非常に性能が違ってくると思います。そういう点では、この機材については何らかの基準というんですか、選定の基準、あるいはそういうものを調査して、そういう点では何らかの保証措置というんですか、こういうものがあるのかどうかですね、契約案件の中ですね、その点。
それから当然全体ではありません、この行政防災無線は第1期計画だと思いますが、残りとの関連で見たときに残事業等ですが、そういう点では今回の契約案件をどう見たらいいのか。
それから、実際の年間の管理費はどの程度必要になるのか。
以上おたずねいたします。
○総合政策課長(野下賢良君) お答えいたします。
まず、資機材の指定についてでありますが、串間防災行政無線通信設備工事における設計につきましては、資機材の特定は特にしていないところであります。ただ特記仕様書の中で一般的な事項として、仕様書以上の機能・性能確保及び工事を心がけ、優れた運用性を発揮するに必要な機器構成及び工事施工を行うこととか、仕様書に明記なき事項といえども当然なすべき付帯工事設置等については、受注者の責任において遅滞なく処理すること。また屋外拡声器等につきましては、終了時スピーカーからのしゅうわ音の雑音が出ないこと。また設備等に関しては、台風の常襲地帯であることから規定以上の風圧に耐えるよう施工すること。海岸線につきましては、塩害対策を十分にすること等をもろもろ特記仕様書としてあげておりまして現場説明時に説明をいたしております。
またこのようなことから今後の施工管理につきましては、平成16年度に基本設計等を委託いたしました社団法人日本情報システム協会に委託することで準備を進めておりますが、この中でも十分チェックして工事を施工することしております。
次に年間の維持費についてでございますが、大体300万円ほどを予定しております。その内訳を申しますと、保守点検料が1百万、回線使用料これは市役所に置きます親局遠隔消防署が12万円、保険料これは災害ですけど5万円、電波利用料これは総務省の九州総合通信局に支払う利用料でございますが35万円、あとリアルタイム地震放送回線使用料これは地震の告知の部分でございまして30万円、あと電気料これは5カ年間のバッテリーを分散しまして約1年間に103万円、あと九州通信局の定期検査料が15万円ということで、約300万円の見込みを試算しているところでございます。
また残りの事業等につきましては、ご承知のとおり額が安く落ちたところでございますけど、今後沿岸部の計画ということで国への補助申請もしておりました。またそのことで今後そういう相談ができる可能性があるのかということも含めまして、県・国と協議を進めていくこととしております。以上でございます。
○財務課長(佐藤強一君) お答えいたします。
12社に絞った理由というお尋ねでございました。
まず選定基準におきまして、防災行政設備工事に伴う業者選定委員会におきまして、串間市に指名願いが提出してある市内96社、県内362社、県外310社、合計の768社のうち、工事の内容からして電気通信業種を取得している164社の中で、過去に電気通信工事等の実績のある業者を24社選定していただき、指名審査委員会の中でさらに指名願いの出ている内容の関係書類を審査して12社に絞ったところでございます。
また今後辞退された業者あるがというようなことでございました。
辞退された業者は4社ございまして、1社は入札における失格業者でございました。辞退された理由ということでございますけれども、辞退された辞退通知書の中では、都合によりというような内容でございますが、中身を聞いて見ますと、設計仕様に会わない部分が当社ではありますというような部分もございました。
それから請負業者の実績についてでございますけれども、北方町のワイヤレス放送設備、諸塚村の防災無線システム、小林市の防災無線システム、鹿児島県の行政情報ネットワーク等々の実績があるということでございます。以上でございます。
○18番(児玉征威君) 4社ですが、こういう経済情勢のときに4社辞退、今まで1社程度はあったのかなと思いますが、過去4社もこういう大規模工事で辞退があったというのはないと思います。そうなりますと相当な業者がいるわけですが、この選定がやはり的確にされなかったというふうに今の答弁では見ていいんですか。やっぱり指名審査の点でこれだけの金額であれば、12社を指名すると規定ではなっているわけですね。だから本来これだけの業者がおれば指名を受けたい業者がおる。指名入札の場合は特別な条件でやるんで、通常は一般競争入札という形が地方自治からいけば通例だと思います。それをわざわざ指名入札で指名を12社に絞り込んだ。しかしその絞り込んだ業者が4社も入札に参加しなかった。これについて結果論としてでもですが町内で協議がされてどういう問題点があったのかということについては論議されているのか。
もうひとつは機材の選定ですよね。安くとったからということになっているわけですよね。安いか高いというそれも私は業者選定の状況から見て、果たしてそういうふうに評価していいのかという疑問が出てくると思います。機材は何という機種、どこの業者の機材をするということになるのでしょうか。私も宣伝機材をいろいろ購入しますが、メーカーによってそれが相当同じ値段とかでも違うし、値段を相当安くするということを行う機種や業種もあります。そういう点から見ると、この防災無線の機材が本当に性能として、最初は確かに同じだと思います。しかしある程度年数が経ってくるとそれによる機材の状況が変わってくるわけです。そういう点での調査というのはどの程度されてどの機種を選定をされるという形になるのか。この点をひとつ答えてください。
○総合政策課長(野下賢良君) 機材についてでございますけれども、落札いたしましたエヌ・ティ・ティネオメイト南九州でございますが、その後挨拶に見えました中で、ご存知のとおりエヌ・ティティ防災行政無線の機器の製造は行っておりません。そのことで機種についての話をしましたところ、松下系パナソニックの機器を使いたいということで話を受けているところであります。その後詳しい打ち合わせ等もいたしておりませんけれども、今お聞きする中では、パナソニックの機器を使用することで準備を進めますということでしたのでご報告申し上げます。以上であります。
○財務課長(佐藤強一君) 辞退された理由を検討したのかということでございますが、串間市が提示した設計図書及び仕様書に対しまして、辞退された会社それぞれで内容を精査されそれらの内容を満たすことができないことで辞退されたというふうに理解しております。ただ先ほどのご質問の中でペナルティを考えているのかというようなことでございましたけれども、今後のこのような電気通信関係の発注があるかどうかわかりませんが、発注するときには辞退は担保されているということでございますので、それに伴って指名から外すとかそういったことはできないことになっております。ただ今後このようなことがあったらケースバイケースで検討していきたいというふうに思っておるところでございます。
○18番(児玉征威君) これは助役が指名審査会の会長だと思います。初めてかどうか知りませんが関わられたと思います。先ほど24社を選定してその中から12社に絞り込んだということですから、串間の特別なこれを導入すればそういう機械のない点ですが、この調査能力といいますかこういう問題を業者選定のですね、この辺に問題はなかったんでしょうか。ひとつはエヌ・ティ・ティが北方町いくつか挙げられました。当然こういうところは機種・機材等はセットだと私は理解するわけです。だから安くでということになる。そうすると先ほどいわれたところというのは、いわゆるパナソニックですか、ナショナルの、これを使われてるということだと思います。そういう点では他のそれぞれの12社選定したところが、それぞれがどういう機材を使っているかというところまでは調査されたのか。それから今回辞退された業者が、どういう実績があってそういう辞退の経過とかいう点はあるのかないのかそういう調査はされたのかどうか、その点一つ答えてください。
○助役(酒井親則君) 業者選定委員会の中では、個々の業者の機器の種別は検討いたしておりません。
○財務課長(佐藤強一君) 今回どの機種を各業者が使用しているのかということについては、先ほど助役がお答えしたとおりでございますが、過去の実績等十分できると、串間市の仕様書の中で十分できるという理解の下で、今回指名して入札に臨んでいただいたということでございます。ただ残念ながら各会社でうちの仕様書を精査した結果、辞退ということで残念な結果になったところでございます。
○副議長(内田浩幹君) 次に、11番福添忠義議員の発言を許します。
○11番(福添忠義君) 十数年来の計画が実を結ぶわけでありますから、大変結構なことだというふうに思っております。
そこで財産取得ですからお尋ねいたしましが、前の議会でも聞きましたが、今回取得する財産の防災行政無線ですけれども、大いに多目的利用していくんだと、すべきだというような形で検討するということでありましたけれども、その利用計画はどのように協議されてその内訳はどうなっているのかを一点。
それから今回37基の海岸線に限定されておるわけでありますが、先ほど質問の中でも私は後々公平の原則からいくならば、当然市内全域に計画的にあるのが当たり前でありますが、答弁では計画はないと、可能性を今後探るということですけれども、それはどういうことなのか。
そして今回執行額と予算額と差ができていいことだと思うんですけど、そういう形では津波に限定したとしても私はまだ37ではなくて対象地域はあると思います。当然安くなれば補助金は返還をしなければならないわけですね。これは過疎振興計画に基づいてやる事業だと思いますが、非常に有利な事業だということはよく理解できますので、もっとエリアを拡大といいますか、津波だけに限定しても極端な言い方をすると本町・泉町・寺里・木代ここらあたり、本城あたりも含めて私は対象地域だと思います。だから予算の範囲内で国とエリアの拡大を予算残に基づいてそういう協議はされなかったのか。私は当然早期にすべきだと思いますが、それはどのような対応をされているのか。
それから辞退が4社ということでありますけれども、私は7百何社の中で164社、それから24社、そして12社絞ったというふうに強烈に絞込みをしてきたわけですから、オールジャパン的な対象の会社からですね。私はこの程度の仕事に串間の仕様書にのっとり機材を調達することが不可能だったいうことで辞退をした理由ですが、これは正しくそんなことはありえないと思います。それはこの程度というと失礼ですが、この程度の通信施設は串間の仕様書を見て辞退をするというのは、正しく指名審査委員会で選定を間違ったと思います。これは結果的にはそうだと思いますが、ここあたりは本当にオールジャパン的な会社が、本当に串間の仕様書を見て機材を調達することができなかった理由で辞退されたというふうに理解できない。だからもう少し立派な納得できる答弁をしていただかなければ、あまりにも串間の指名審査選定委員会はずさんというふうにしか受け取れませんが、この問題について私に指摘があれば答えてください。
○総合政策課長(野下賢良君) まず可能性で言葉が少なくたいへん失礼しましたが、補助金での可能性ということでございます。後でまたご説明申し上げますが、まず多目的利用についてでございますけど、デジタル方式の防災行政無線でございます。これもご承知とおりでございますけど、あと市役所に親局、消防署に遠隔制御装置、第2高畑山に中継局を設けまして、沿岸部の32局屋外拡声器ですが設ける計画でございます。これにつきましては、防災行政という防災の立場上から緊急な防災を含め行政からのお知らせイベント情報等々を考えておるわけですけど、先の議会でもご指摘のありました事業計画等につきましては、大変申し訳ありませんが現在協議を指定なしところでございます。この工事の着工におきまして、関係各課とあらゆる利用等について協議を進めてまいりたいと思っております。
次に内陸部についてでございますけど、ご承知のとおり内陸部広うございます。その必要性十分認識しております。だいたい基本設計を平成16年度お願いしたわけですけど、その中で内陸部についてもあと78局、中継局が大矢取という基本設計もできております。このことにつきましてはご存知のとおり莫大な費用というのもありますけれど、いろいろ段階的な設置等も検討してまいりたいと思っているところでございます。
予算内、要するに今度の入札の中で安く落札できたわけでありますが、この中での今いわれました泉町等々の設置等につきましては、補助の申請が沿岸部ということで出しております。このことでこの額も含めて今後規模拡大・事業拡大についての可能性を県と国等と協議して参りたいということの先ほどのご答弁でありましたのでよろしくお願いしたいと思っております。
○11番(福添忠義君) 協議をするという役所の言葉が何もしないということを端的に私は出たことだと思います。これは前から予算の段階から多目的に利用していくんだと、行政サービスを向上するためにしていくんだという答弁だったんです。これはいいことですがねと。しかし今になってまだ協議しとらんということで今からしていくということですけど、財産の取得ですからそういうものは財産を取得する前に当然私はそういうことを協議して、多目的利用していくんだと、こういう行政効果があるのだから財産を取得するんだという論調にいかなければ、買ってみて後で使い道を考えるんだと形は非常に私は役所的にいえば役所的か、民間とのずれというか温度差があるなとつくづく考えるわけですけど、そこ辺はもっとなぜそれができなかったのかそれがひとつ。
それから予算の範囲内で拡大、また補助金の返還をせずにというこれも検討をするということですけど、私は入札をされたのは何日も前ですから、もっとすぐそのあしで予算残が出るわけですから国・県を含めて予算をオーバーするならともかく範囲内でするなら、私は計画を早急に作って、その範囲内で折衝をしてその年度内に補助金を返還しなくてもいい形に即対応しなければならんとですけど、今からということですけれども、その程度ですか。そう一度答えてください。
○総合政策課長(野下賢良君) ご指摘のとおりであります。行政サービスを事前につくる協議等が必要であろうかと思ってますけれども、先ほどご答弁したとおりでございます。今後また関係課とも協議しながら進めて参りたいと思います。
それと補助金の関係でございますけど、今後また県と国と協議を進めさせていただきたいと思ってます。その協議等が止まっていたことについてはお詫びを申し上げます。
○副議長(内田浩幹君) 次に、16番武田政英議員の発言を許します。
○16番(武田政英君) それでは私も何点かお聞きをいたします。
今回60%程度で落札をされたわけでありまして、それについては今ご説明もあったわけでありますけれども、この当初予算の分の見積もりというかその積み上げは、16年度の防災行政無線設備調査設計委託380万円計上されてあったわけでありますけど、その中で見積もりの積み上げをされたと思いますが、これは9月には決算が出てくると思いますが、結果この380万円の委託料は執行された金額は関連ですからいくらだったのか。
それから防災行政無線設備設計管理委託ということで160万円計上されているわけですけれども、それは380万円の当初のやつは社団法人日本農村情報システム協会というところが当初の見積もりといいますか設計委託をしたわけですけど、今度の管理委託160万円については、どのようなお考えなのか、どのような契約を考えておられるのか、またその対象となる業者はどういう業者で考えておられるのか、その点。
それから今福添議員からも質疑がございました関連でありますけど、こういうコンサルがついてるわけですから、今回の実際の落札額というのは当初予定の60%近くでありますから、結局37箇所で60%で済んだわけですから、当初の予定でいけば先ほどから議論になっていますようにもっと場所を広げて50箇所ぐらいやって、当初の予算の範囲内でやろうとそういうコンサルとの協議というか、そういうためにコンサルもいるんじゃないかと私は思うわけですが、そのあたりの考えとしてはどんなものなのか。当初2億2千いくらの予算をもって望んだわけで、実際はこういうことでありますからそれはそれでいいわけですけど、今後の展開ということでいけば、もっとこの際広げて計画をすれば広いエリアがカバーできると、予算も有効に使えるということだと思いますが、こういうことについてはコンサル等々の協議というかそのあたりはなかったのか。
以上お聞かせいただきたいと思います。
○総合政策課長(野下賢良君) まず平成16年度の基本設計等についてでございますけど、串間市防災行政無線施設調査基本設計及び実施設計業務委託料ということで予算計上いたしております。予算額が380万円、設計額が379万8千円、契約額が189万円、契約先につきましては、社団法人日本農村情報システム協会でございました。この日本情報システム協会につきましては、2社と指名競争入札を行ったわけでございますが、相手もう1社でございますが、財団法人日本消防設備安全センターにつきましては、298万円の応札ということで日本情報システム協会が落札ということでございました。これにつきましても先ほど申し上げましたように、串間全域の基本設計についても行ったところでございます。以上が平成16年度の概要についてでございます。
次に管理委託が160万円あるがその状況についてでございますけど、ただいま申し上げたとおり平成16年度に日本農村情報システム協会が基本設計並びに実施設計業務を実施したところでございまして、平成17年度のこの管理委託につきましても、日本情報システム協会に委託することで準備を進めております。その中で先ほど今回の落札額についてまだエリアを広げるべきではないかということでございますが、先ほどご答弁いたしましたとおり今委託の業務を進めております。委託することで。それらの後にこの協会とも協議し、当初予算内でのエリアの拡大を国・県と協議して参っていきたいと思っているところでございます。
○副議長(内田浩幹君) 以上で通告による質疑は、全部終了いたしました。
質疑を終結いたします。
◎委員会付託
○副議長(内田浩幹君) ただいま議題となっております議案第70号については、総務常任委員会に付託いたします。
総務常任委員会は直ちに審査を願います。
それでは委員会審査のため、しばらく休憩いたします。
(午前11時38分休憩)
─────────────
(午後 2時32分開議)
◎委員長報告
○副議長(内田浩幹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより、議案第70号に対する総務委員長の報告を求めます。
○総務常任委員長(黒水憲一郎君) (登壇)本日、当総務常任委員会に付託を受けました議案第70号工事請負契約の締結について、審査いたしました結果をご報告いたします。
本件は、串間市防災行政無線通信設備工事に関する本契約の締結をするために提案されたものであり、全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありましたので、申し上げます。
ます、今回の指名については、12社を指名したとのことでありますが、このうち4社が入札を辞退し、1社は失格との結果であります。指名審査会では、九州管内の実績のある会社を指名したとのことでありますが、今回のこのような結果においては、今後は指名審査会で十分な調査を行い指名していただきたい。
また、落札額が予定価格の62.5%で落札されたものでありますことから、工事施工にあたっては、十分な施工管理に当たっていただきたい。
最後に、事業費の執行残が8千万円相当あるので、この機会に、国・県に対し事業の補助金変更申請の協議をされたいとの意見がありました。
以上で、総務常任委員会の報告を終わりますが、議員各位の賛同方よろしくお願いいたします。(降壇)
○副議長(内田浩幹君) 以上で、総務常任委員長の報告は終了いたしました。
◎委員長報告に対する質疑
○副議長(内田浩幹君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(内田浩幹君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○副議長(内田浩幹君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり」
○副議長(内田浩幹君) ないようでありますので討論を終結いたします。
◎採 決
○副議長(内田浩幹君) これより採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。
本件は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり」
○副議長(内田浩幹君) ご異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
◎日程追加 議案第71号平成17年度串間市一般会計補正予算(第3号)
(上程、提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決)
○副議長(内田浩幹君) お諮りいたします。
ただいま市長から議案第71号が提出されました。
この際、本件を急施事件と認め、議題とすることにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり」
○議長(内田浩幹君) ご異議なしと認めます。
よってこの際、議案第71号を議題とすることに決定いたしました。
議案第71号を議題といたします。
これより本件に対する市長の提案理由説明を求めます。
○市長(鈴木重格君) (登壇)本日追加提案いたしました議案について、その提案理由をご説明いたします。
議案第71号は、平成17年度串間市一般会計補正予算(第3号)であります。
今回の補正予算は、衆議院議員の選挙執行経費を緊急に予算措置する必要から、提案するものであります。
その内容は、歳出第2款総務費において、衆議院議員選挙費の所要経費として2千2百79万1千円を追加したものであります。
その財源として、歳入第15款県支出金において、同額を追加したものであります。
この結果、予算規模は、99億3千8百73万6千円となっております。
以上、本日追加提案いたしました議案について、その提案理由をご説明いたしましたが、ご審議賜りますようお願いいたします。(降壇)
○副議長(内田浩幹君) 市長の提案理由説明はお聞きのとおりであります。
しばらく休憩いたします。
(午後 2時37分休憩)
─────────────
(午後 2時38分開議)
◎質 疑
○副議長(内田浩幹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより議案第71号に対する質疑に入ります。
本件に対する質疑通告はないようでありますので、質疑を終結いたします。
◎委員会付託
○副議長(内田浩幹君) ただいま議題となっております議案第71号については、総務常任委員会に付託いたします。
総務常任委員会は直ちに審査を願います。
それでは委員会審査のため、しばらく休憩いたします。
(午後 2時39分休憩)
─────────────
(午後 2時55分開議)
◎委員長報告
○副議長(内田浩幹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより、議案第71号に対する総務常任委員長の報告を求めます。
○19番(黒水憲一郎君) (登壇)本日、当総務常任委員会に付託を受けました議案第71号串間市一般会計補正予算(第3号)について、審査いたしました結果をご報告いたします。
本件は、衆議院議員の選挙執行に要する経費を緊急に予算措置するものであり、別段異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決することに決しました。
以上で、総務常任委員会の報告を終わります。(降壇)
○副議長(内田浩幹君) 以上で、総務常任委員長の報告は終了いたしました。
◎委員長報告に対する質疑
○副議長(内田浩幹君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(内田浩幹君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○副議長(内田浩幹君) これより討論に入ります
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(内田浩幹君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
◎採 決
○副議長(内田浩幹君) これより採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。
本件は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(内田浩幹君) ご異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
○副議長(内田浩幹君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
これにて平成17年第4回串間市議会臨時会を閉会いたします。
(午後 2時58分閉会)