議事ロックス -地方議会議事録検索-


宮崎県 日向市

平成17年  3月 定例会(第1回) 03月16日−04号




平成17年  3月 定例会(第1回) − 03月16日−04号







平成17年  3月 定例会(第1回)



  議事日程               第四号

             平成十七年三月十六日午後一時零分開議

日程第一 一般質問

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯本日の会議に付した事件

 一、一般質問

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             出席議員(二十四名)

                 二番  日高博之

                 三番  柏田公和

                 四番  松葉通明

                 五番  黒木末人

                 六番  溝口 孝

                 七番  黒木円治

                 九番  片田正人

                 十番  河野有義

                十一番  岩崎寿男

                十二番  日高一直

                十三番  鈴木三郎

                十四番  甲斐誠二

                十五番  岩切 裕

                十六番  赤木紀男

                十七番  黒木 優

                十八番  西村豪武

                十九番  黒木敏雄

                二十番  松本弘志

               二十一番  松木良和

               二十二番  江並 孝

               二十三番  坂口英治

               二十四番  荻原紘一

               二十五番  那須和代

               二十六番  黒木万治

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             欠席議員(二名)

                 一番  甲斐敏彦

                 八番  鈴木富士男

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

      説明のための当局出席者

            市長       黒木健二

            助役       金丸裕一

            総務課長     黒木久典

            職員課長     黒木英信

            企画課長     水永光彦

            財政課長     林 雄治

            税務課長     黒木英一

            環境整備課長   渡部照男

            農林水産課長   黒木利幸

            農村整備課長   日高壽夫

            商業観光課長   黒木 一

            建設課長     横山幸道

            福祉事務所長   富山栄子

            会計課長     谷村美江

            監査委員

                     村田育生

            事務局長

            教育長      宮副正克

            教育次長     土工冨志夫

            社会教育課長   児玉直人

            学校給食共同

                     萩原義仁

            調理場所長

            行政管理室長   野別忠勝

            市町村合併

                     黒木雅俊

            対策室長

            高齢者あんしん

                     村田京一

            対策室長

            日向サンパーク

            温泉指導     木村孝太郎

            対策室長

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

      議会事務局出席者

            局長       日高利夫

            局長補佐     中里光男

            議事係長     大久保雅登

            主査       柏田武治

            主事       東原留美子

            主事       堀田浩一

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議 午後一時零分



○副議長(西村豪武) ただいまから本日の会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第一 一般質問



○副議長(西村豪武) 日程第一、一般質問であります。

 昨日に引き続き一般質問を続行します。

 本日は、坂口英治議員、松葉通明議員、片田正人議員、黒木万治議員の四名を予定しております。

 なお、念のため申し上げます。平成十五年十一月二十一日の議会運営委員会の申し合わせにより、一般質問は、午後五時以降は新たな質問者の質問は行わず、翌日に繰り下げると確認しております。したがって、会議の進行状況によっては、一部の質問予定者の質問をあすに繰り下げることもありますので、前もって御承知おきください。

 それでは、二十三番坂口英治議員の発言を許します。



◆二十三番(坂口英治) 〔登壇〕それでは、通告書に従いまして順次質問してまいります。

 まず初めに、サンパーク温泉「お舟出の湯」の現状について、大きく三点ほどお伺いしてまいります。

 一点目は、衛生管理についてであります。毎回お尋ねをしている問題でございます。

 安全に衛生的に業務を行っておられるとは思いますが、常に緊張感を持って運営をしていただくために、今回も安全性についてお伺いいたします。

 二点目は、経営管理についてであります。

 経営診断の結果の公表はいつされるのか。診断の結果を受けての今後の経営再生計画及び施設運営再生計画の策定とその公表はいつされるのか、また、運営面において今後どのような努力をされるのか、営業活動、イベントの開催、経費節減などを含めてお尋ねいたします。

 三点目は、人事管理についてであります。

 職員教育、研修はどうなっているのかお伺いいたします。市民から聞くところによれば、市内外の利用者による苦情があるとのこと、こげなことがあったげなとの声を聞きます。げなげな話で終わってほしいと思いますが、どのような状況なのか、答えられる範囲でお願いいたします。

 職員配置について、市長、社長としての考えをお聞きいたします。

 市長の現場主義の考えが温泉館の社長としての職員管理に生かされているのか。温泉館の職員一人一人とひざを交えて話をされたことがあるのか。仕事上で困っていることを聞き、社長の再生への意気込みを伝えるべきではないかと思います。

 何か困っているという話を聞けば、また、運営がうまくいっていないようであれば、待っているのではなく、みずから飛び込んでいくこと、そういうことが私の考える現場主義でございます。いかがでしょうか、お尋ねいたします。

 次は、マニフェスト、行財政改革大綱についてであります。

 まず、市長のつくられたマニフェストについて、現在までの実現状況をどう評価されておられるのかお伺いいたします。

 マニフェストの中には、一般ごみ収集の民間委託と行政パートナー制度の導入などは難しい公約であると思いますが、どのように取り組まれているのかお伺いいたします。

 提案として、一般ごみ収集について、地域を限定して一部民間委託をしてはどうか。市直営でやる場合との比較を市民に判断してもらってはどうか。また、現在三人体制であるが、二人体制では安全性、効率性の上からはどうか、市民の評価はどうかなど、比較検討してみることも必要ではないのか。結果を公表して市民の判断を仰ぐことが、市民とのパートナーシップであると考えます。いかがでしょうか。

 東郷町は一人体制、門川町は二人体制でやっているようであります。市長の見解をお伺いいたします。

 また、行財政改革大綱の中身に沿った改革についてであります。

 行財政改革の進捗状況について、合併された場合の取り組みについて、二点お伺いいたします。具体的にお聞きいたします。

 民間委託については、資源ごみの収集、公立保育園の運営が民間委託されますが、現在の担当職員の再配置など、今後どのようになるのかお伺いいたします。

 再配置には、どの職場に何人配置するかは、各職場の事務量、仕事量の調査が必要であると思います。その調査の結果をお尋ねいたします。

 また、給食センターの建てかえと民間委託の計画はその後どうなっているのかお伺いいたします。

 次は道路建設についてであります。

 平岩の渡辺病院と十号線の間の道路建設、交差点の改良工事について、地元に疑問を持っている方がおられます。今後も理解を得る努力をしていただけるのかお伺いいたします。

 最後に、施政方針と重点施策の中から何点かについてお伺いいたします。

 まず、東北楽天ゴールデンイーグルス及び欽ちゃん球団ゴールデンゴールズに対しての受け入れ態勢、経済波及効果についてどのように評価しておられるのかお伺いいたします。

 次は、重度心身障害者医療費助成制度の申請の改善についてお伺いいたします。

 次は、環境マネジメントシステムISO一四〇〇一の認証取得に向けての今後の取り組みをお伺いいたします。

 次に、観光客倍増の観光振興計画の今後の取り組みについてであります。今後の取り組みをお伺いいたします。

 最後に、以前から質問をしております埋蔵文化財センターの今後の建設計画を、市長、教育長にお伺いいたします。

 以上で壇上よりの質問を終わります。答弁をいただきまして、発言席より質問をさせていただきます。〔降壇〕



○副議長(西村豪武) 二十三番坂口英治議員の質問に対する答弁を求めます。市長。



◎市長(黒木健二) 〔登壇〕 二十三番坂口議員の御質問にお答えいたします。

 まず、日向サンパーク温泉「お舟出の湯」の衛生管理についてでありますが、衛生管理責任者を中心に、担当社員が細心の注意を払って衛生管理マニュアルに忠実なメンテナンスを実施しており、衛生管理上の問題は生じていないところであります。

 また、定期的にレジオネラ属菌や大腸菌等の検査並びに放流水の水質検査を実施しておりますが、いずれも異常は認められていないところであります。

 次に、経営管理についてでありますが、昨年実施いたしました経営診断の結果につきましては、議員の皆様には既に説明させていただいたところであります。

 今後の経営の方向や具体的な計画につきましては、経営診断の結果を受けて今月末までに取りまとめ、市の広報や各種会合等を通じてお知らせしたいと考えております。

 次に、人事管理についてでありますが、職員研修につきましては、日向保健所が実施しますレジオネラ属菌汚染防止対策講習会に派遣するとともに、ふだんの接客サービスについては、毎朝実施しております朝礼において各部門から上がってくる課題事項を検討し、施設長がその場で適切な対応について指導を行っております。

 また、職員配置についてでありますが、衛生清掃部門については、安全・安心の確保の見地から社員を配置しておりますし、そのほか特にお客様と接するサービス部門につきましては、気持ちよく施設を御利用いただくために細心の注意を払うよう現場指導がなされているところであります。また、営業実績及び課題は毎月報告を受けており、必要に応じて指示しているところであります。

 次に、マニフェストの現在までの実現状況についてでありますが、今年度につきましては、特に緊急かつ優先的に取り組む必要のある施策について、既存の予算の枠の中あるいは補正予算を計上させていただいた上で、幾つかの項目の実現に向けて取り組んできたところであります。

 こうした中で、昨年十二月八日には、本市の構造改革特別区域計画について、内閣総理大臣より、「ひゅうが環境・リサイクル・国際物流特区」として認定をいただくことができ、今後、細島港を生かした企業誘致を進めていく上で一層弾みがついたところであります。

 ほかにもホームスタディ事業やブックスタート運動等について実現できたところであります。

 このほかにも、東郷町との合併協議会、ISO一四〇〇一の認証取得や、三十人学級導入に向けた調査研究などに取り組んでいるところであります。

 次に、一般ごみの民間委託につきましては、資源物収集の民間委託の状況等も見ながら、議員御提案の内容も含め検討していきたいと考えております。

 また、行政パートナー制度の導入につきましては、事務事業の見直し等を行い、その中で民間にできることを探っていきたいと考えております。

 次に、行財政改革の進捗状況でありますが、平成十五年度末現在では、全体で七十三項目のうち三十一項目が完了しております。現在、残りの四十二項目について取り組んでおりまして、平成十七年度にこれまでの進捗状況の把握と検証を行い、次の第四次行政改革大綱の策定の参考にしたいと考えております。

 次に、資源物回収の民間委託に伴う職員の配置につきましては、事務事業の多様化により、人員体制に欠員が生じている部署への配置が必要となっておりますが、現業職員を非現業職場に配置することで解消を図りたいと考えているところであります。

 また、公立保育所の法人立移管に伴う職員の配置につきましては、平成十九年四月から法人立に移管します日知屋保育所の保育士は、残りの二園にそれぞれ配置しますが、すべての保育園の保育業務をより充実させるために、保育指導及び子育て支援等を専門的に行う保育士を福祉事務所内に配置することを現在検討中であります。

 次に、事務量、仕事量の調査につきましては、昨年、各課の課長等へのヒアリングを実施したところであります。

 学校給食共同調理場につきましては、施設の老朽化に伴う建てかえの問題もありますので、民間委託も含め検討していきたいと考えております。

 次に、平岩の渡辺病院と十号線の間の道路、いわゆる南日向駅前支線の建設についてでありますが、二カ所の変則交差点を一元化して、交通機能及び安全性の向上を図ることを目的に計画しております。現在、地元説明会を一月から三回、笹野三区の住民と平岩全区長に対して行ったところであります。

 今後は、これまでに説明で出されました御意見、御要望等について協議調整を行いながら、関係住民との合意形成と事業の実施時期を見きわめてまいりたいと考えております。

 次に、東北楽天ゴールデンイーグルスの春季キャンプの評価についてであります。

 近鉄球団の統合から始まり、楽天球団の新規参入の経緯、キャンプの誘致活動と、何かと話題を振りまいたIT企業の球団のキャンプインということもあり、市民の盛り上がりも大きく、期間中約二万五千人の観客や報道関係者を見たところであります。キャンプの模様が全国に情報発信され、評価としては大成功であったと認識しております。

 次に、受け入れ態勢についてでありますが、市民中心の支援の会の立ち上げに時間を要したことや、キャンプの日程が迫っていたこともあり、当初は戸惑いもありましたが、キャンプ後は順調に対応できたと思っております。これも支援の会の実行委員会の皆様を初め、多くの市民の皆様の御協力のたまものと深く感謝を申し上げます。

 今後は、球団との連携や警備の問題等も出てまいりましたので、次期キャンプに向けて検討を行うことが必要であろうと考えております。

 また、経済波及効果についてでありますが、キャンプ期間が短い中で、昨年の近鉄キャンプを上回る観客数や、ホテルが満杯の状態が続くなど大きな効果があったのではないかと考えております。現在精査をしているところであります。

 次に、欽ちゃん球団ゴールデンゴールズの評価についてであります。

 まず、受け入れ態勢についてでありますが、短時間に、しかも野球のキャンプというよりも極めてイベント性の高い内容であったため、従来の手法によるキャンプ受け入れには限界があったところですが、こうした状況に、欽ちゃん球団ゴールデンゴールズ日向応援団など多くの市民が取り組みを支援していただいたところであります。実際に球団が本市でキャンプを行った二月六日から十三日までのお倉ケ浜総合公園の来場者数はおよそ五万六千人と推計しておりますが、経済波及効果については現在精査中であります。

 当初、交流人口の拡大とイベント等における市民参加と交流の促進という大きく二つの目標を掲げて取り組みましたが、ひまわり塾の皆さんによるキャンプ来場者への聞き取り調査によりますと、市外から約六五%の方が来られたという結果であり、多くの市民の自主的な支援などからも、これらの目標については成果を上げることができたと考えております。

 それから、キャンプ期間中多くのマスコミが当該キャンプを取材し、その様子を全国に配信されましたが、萩本監督の持つ話題性もさることながら、本市の市民性、地域性を大いにPRできたものと思っております。

 次に、重度心身障害者医療費助成制度申請についてでありますが、利用者の利便性を図るため、医療機関の窓口での受け付け、代理申請及び郵送での受け付けを行い、多くの方に御利用いただいているところであります。

 県におきましては、現物給付方式での取り扱いについて検討されているところですが、現物給付にするためには、他の制度との調整等も必要になります。市としましては、県との協調をとりながら対応してまいりたいと考えております。

 次に、日向市環境マネジメントシステムISO一四〇〇一の認証取得に係る今後の取り組みについてであります。

 このシステムは、市みずからが市内の大規模事業所として積極的に省エネ、省資源、さらにはごみの排出量の削減に取り組むことにより、地球環境の負荷軽減に努力することを宣言する国際規格であります。

 今後、電気の使用量やごみの排出量など環境側面の洗い出しを行うとともに、十七年度上期にはシステムの構築を終え、その後に試行期間、予備審査を経て、十七年度末に認証取得したいと考えております。

 次に、観光客倍増の観光振興計画の今後の取り組みについてであります。

 日向岬やお倉ケ浜、美々津の歴史的な町並みなど本市の恵まれた観光資源を生かすとともに、日向の黒潮文化と東郷の森林文化を融合させることにより、これまでにない新たな魅力を創出し、観光客の倍増を図ることが可能であると考えております。

 このため、十七年度中に新しい観光振興計画を策定することにしておりまして、通過型から滞在型への転換や、国内外への情報発信力の強化などを主な視点として、具体的な戦略、重点プロジェクトを構築してまいりたいと考えております。

 次に、埋蔵文化財センターの建設計画につきましては、市内に残る文化財の保存と活用を図るため、改めて検討してまいりたいと思っております。

 また、教育問題につきましては、教育長より御答弁をお願いいたします。

 以上であります。〔降壇〕



◎教育長(宮副正克) 〔登壇〕二十三番坂口議員の御質問にお答えをいたします。

 ただいま市長の御答弁もあったところでございますが、まず、共同調理場の建てかえについてでございます。

 御承知のように、共同調理場が建設されまして二十五年を経過いたしておりまして、地盤沈下等も随所に見られ、建て屋は相当老朽化が進んでいるような状況にございます。また、文部科学省等の定めによります学校給食衛生管理の基準に対応するためにも、その維持管理にも苦慮している状況にございます。

 これらのことから、早い時期に検討委員会を組織いたしまして、今日までの共同調理場での給食供給の成果と反省を踏まえ、先進事例を参考にしながら、調理方式あるいは運営形態、あるいは立地場所等の検討が必要であろうかと、このように考えておるところでございます。

 以上でございます。〔降壇〕



◆二十三番(坂口英治) サンパークの温泉「お舟出の湯」でございますけれども、それこそもう何回も連続してさせていただいている問題でございまして、当然水質検査、そこら辺も異常がないわけですけれども、どうでしょうか、やはりもう一年後、二年後になりますと、検査の状況、検査の結果が間があいていくとか、そういうところの変化というものが今後やっぱり出てくるんでしょうか。

 そこら辺、安全性の面から、市民にやはり周知するためにも、できる限り多くやっていただきたいと、そういうふうに思っておるものですから、そこら辺の変化、そこだけお聞かせをいただきたいと思います。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 レジオネラ群の検査はもう毎月ということで、これはもう日本一安全・安心ということで、ずっと一年間通してやってまいりまして、異常なしという結果が出ております。

 それから、これ、私どもの市の出資だけで環境衛生センターに委託をして検査をしてもらっているわけですが、県の日向市の保健所も独自に、昨年は三回ほどやっていまして、特に異常なしという結果が出ております。

 そのほかには、例えば大腸菌群数という大腸菌の状況ですとか、あるいは過マンガン酸のカリウムの消費量だとか、あるいは色度、あるいはpH、そういったことも定期的にやっておりまして、基準値よりもはるかに少ない数字で異常なしという状態でございます。これは続行してまいりたいと思っております。

 以上であります。



◆二十三番(坂口英治) そうしたら、今後も検査の回数、方法というものは変わってはいかないということでございますね。はい、わかりました。

 それでは、経営管理についてお伺いいたします。

 今月末に取りまとめて、市広報や各種会合等を通じてお知らせしたいということでございますが、当然、ホームページにも出していただけるんだろうと思うんですけれども、今作成というか、それの状況はどうでしょうか。



◎市長(黒木健二) この前の診断の結果につきましてはもう御案内のとおりでございますけれども、それをもとにしまして、独自に第三セクターの方でやっているわけですけども、ほぼ案はできておりまして、あとは私どもが精査をしながらチェックをしていくという段階で、そんなに時間はかからないというふうに思っております。

 以上であります。



◆二十三番(坂口英治) はい、わかりました。大体案ができているということですね。

 このいわゆる経営再生の計画ですね、市長言われるように。先ほど観光振興計画のところにもあったんですが、先日の答弁のときにも、柏田議員の答弁だったですかね、五年間でこういうふうにやるとか、あと十年間はこういうふうにやるとかいうことで、もう非常に戦略的に観光計画の方は取り組まれるようなんですけれども、この第三セクター、それは運営は任せてあるからでしょうが、うちの室長もここから派遣をされて当然やっておるわけですけれども、こういう戦略的なものを含めて、ひとつきちっとしたものを出していただきたい。こうやります、こうやりますと。従来と同じようなものでは非常に市民も不安を持っておるわけですね。

 なぜかといいますと、水道代としての公費を投入しました。これ、実際に市長は、繰り返して言うと失礼かもしれませんが、選挙に出られるときには、公費は投入したくないと、そして、投入するときにはまたほかの施設の転用も考えたいというようなこともあるわけですね。だけども苦渋の選択をされて、今度入れられたわけですよね。

 だから、もうありきたりのものは要らないんですね、はっきり言って。三月末じゃなくても四月でもいいんですが、ぜひとも戦略的なものを考えていただきたい。そうでないと、もう前回も、前の支配人がやはりそういう計算書だとか、そういうきちっと、銀行におられた方ですからそれはもう立派なものをつくっていただいたんですね。だけど実際は、入湯者というか来客者がなければ、これはどうにもならんことなんですね。

 だから、それに対して、戦略的にこういうふうなイベントを組んだり、こういうふうな営業活動をする、こういうふうな接客をしていくというやっぱり前向きなものをいただきたいわけですね。それをつくるだけの能力があるかどうかということはわかりませんが、そこら辺を含めてやはり、もう三月に間に合わせればと議会で答弁されておりますから、それに合わせて、それはいただきたいのはやまやまですが、もうありきたりのものは結構と思っております。そこら辺、再度、どういうふうな形の策定をされるのかお聞かせをいただきたいと、社長としての気持をお聞かせいただきたいと思います。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 今度の観光振興計画というのは、私は、基本的には、まずやっぱり日向の美々津から細島までのこの五十・九キロメートルというリアス式の海岸、あるいは白砂青松の海岸といういわゆるブルースカイといいますか、そういったものをやっぱり売り出していくべきだろうと思っています。その中には、やっぱり見るだけじゃなくて行動するというようなものも、それこそ知恵と英知を出さないといけないと思っています。その中核になるのが、私は日向ハイツが一つその中核になってほしいと思っていますし、そして、あと一つはやっぱりお舟出の湯だというふうに思っています。

 私が今考えておりますのは、戦略的とまではいかないかもしれませんけれども、欽ちゃんの効果もあったかもしれませんが、とにかくことしは意外と伸びております。予想以上に伸びておりますが、それは一過性なのかなというような感じもしておりますので、これをやっぱり継続をして、客の倍増を図っていかなきゃならないわけです。そのためには、今いろいろとアンケート調査をしているんですけれども、パックのバスを購入したことによって対前年度に比較しまして団体客の数がふえ続けております。

 それは何かといいますと、あそこのオートキャンプ場にグランドゴルフといったものができる、そして、それを昼食と、あるいはおふろとセットにしたパックのやり方でやると。それがアンケート調査をしてみますと、大変楽しかったと、よかったというような回答が多くなっておりまして、また来てみたいというようなのが、この前、塩見地区でしたけれども、八〇%はまた来たいという方の回答があったと。そういうことも一つの事例としてありますので、当然周辺の環境整備も含め、さらには、いろんなやっぱりイベントとの組み合わせも含めまして、戦略的なものを練っていきたいとふうに思っています。

 以上です。



◆二十三番(坂口英治) その三月末というのはよろしいんでしょうか、その戦略的なものというのが。今、温泉センターの中で、第三セクターの方でお任せをしているという形ですよね。

 そこで、四月以降とかそこら辺の延長の気持ちがあれば、この際お聞かせをいただきたいと思います。



◎市長(黒木健二) 先ほども言いましたように、私の方にはもう案としては届いておりまして、私の方がそれを見まして、私としてやっぱりこういったものを入れてほしい、こういったものをつけ加えてほしいということを今チェックしている段階であります。

 以上です。



◆二十三番(坂口英治) そうしたら、三月の末で間に合うということでよろしいんでしょうか。



◎市長(黒木健二) そういうことで努力をいたしたいというふうに思っています。

 以上であります。



◆二十三番(坂口英治) ありがとうございます。

 あと、できてみないと評価というのができませんし、またここで議論できませんので、またできた時点で評価をさせていただきたいと思いますけども、ぜひともその戦略的なものもやっぱり入れていただく。日向ハイツの件も昨日出ましたけれども、そこら辺との関連を含めて、ひとつお知恵をかりながらよりよいものをつくっていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 それから、人事管理について、レジオネラの講習会に行っておられると。ふだんの接客サービスについては毎朝実施しております、朝礼において、各部門から上がってくる課題事項を検討し、施設長がその場で適切な対応について指導を行っておると。これは上がってくるものに対してですよね。その場で起こった苦情とかそういうクレームに対しては、どんなふうに対応されているのかなと思うんですね。

 延岡の件がありますよね。そこら辺の話もしていただけませんか。答えられる範囲で答えていただきたいということでお願いをしとるんですが。そこら辺わかりましたら。なければ私の方、調査しているから、もう私がしゃべってしもうてもいいんですが。お願いします。



◎日向サンパーク温泉指導対策室長(木村孝太郎) 毎朝八時半から十分ないし十五分程度朝礼がございます。その際に、勤務体制上、遅番の方が夜十時まで勤めるんですけども、その日、最終的にお客様から上がってきたクレームとかトラブル等、まとめて朝礼で各部門からの報告がございまして、具体的な対応の結果とか、宿題みたいに残る場合もございますけども、朝礼の際にどう対応すればいいかということを協議をいたすと。その場で解決しない場合もございますけども、その場合は、副館長並びに館長がその担当部門の方に指示しまして対応すると。場合によっては、お客様のところに直接お伺いするということも中にはございます。

 そういうことで、その都度その都度解決するということになっておりますが、朝礼に限らず、トラブルが生じた場合は、その場で直接その担当者に指示するという考え方で施設長が当たっておるというところでございます。

 以上です。



◆二十三番(坂口英治) クレームがあったときには施設長がその場で指示をするんですよね。ということは、クレームのお客さんがいますよね。そうしたら、それに対して対応するのが施設長なんですか。それとも接客係で、接客係が一遍事務所なら事務所に行って、こういうことがありますよと、ですからどうしましょうかということで指示を受けて、もう一回帰って、接客係がそのクレームの対応をするんですかね。

 その延岡の件、もう中身はいいですわ、かぎのことはわかっていますから。ただ、そのときに対応したのはどなたですか。



◎日向サンパーク温泉指導対策室長(木村孝太郎) トラブルが生じるそのケースごとに違いますけれども、マネジャーが対応したり、副館長が対応したり、施設長が対応したり。常時施設長が対応しているというわけではございません。

 以上でございます。



◆二十三番(坂口英治) 延岡の件は何曜日に起こっていますか。



◎日向サンパーク温泉指導対策室長(木村孝太郎) 二十三番議員がおっしゃっている御質問の内容がちょっと把握できないところでございます。



◆二十三番(坂口英治) 把握できないほど苦情が多いんですか。

 延岡の方の苦情ですよ。そんなにたくさんあるんですか。かぎの問題です、かぎをなくされたという。わかりましたか。ほかに何か延岡であるんですか。あれば教えてください。



◎日向サンパーク温泉指導対策室長(木村孝太郎) 大変失礼いたしました。

 延岡市のお客様が入浴されまして、げた箱のかぎをなくしたといって来て……。



◆二十三番(坂口英治) いえいえ、その中身はいいですよ。何曜日かだけ教えてください。クレームが起こったのは何曜日か、曜日だけ教えてください。



◎日向サンパーク温泉指導対策室長(木村孝太郎) 今、何曜日だったかというのはちょっと記憶にございませんけども。



◆二十三番(坂口英治) 調べてもらうまで休憩してください。



○副議長(西村豪武) しばらく休憩します。



△休憩 午後一時三十七分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議 午後一時三十九分



○副議長(西村豪武) 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を続行します。



◆二十三番(坂口英治) はい、わかりました。対応されたのが副館長なんですよね、副施設長というのか、どっちかだわな。施設長がそのときに何かいらっしゃらなかったみたいなものですからね。

 市民からいろんな話が出て、土日は休まれるとかいう話ですね、一番お忙しいときに。それは毎週ではないんですけど、何かいてほしいときに、一番クレームの起こりそうなときにいらっしゃらなかったりとかいろいろされるものですから、だから、それが起こったのが土日なのかなと思って、今お聞きしたところなんですよね。

 だから、対応するといっても、衛生管理責任者が副館長でおられますよね。保健所OBでやられて、もうそれこそ衛生管理にはベテランで立派な人と思うんですね。ところが、やっぱり接客ということになると難しい面があるのかなというふうに思うわけですね。

 そういうときにどんなふうな形でどういう対応をされるのかによっては、もうささいなことであっても大きなものになるんですよね。そこを僕は心配しとるわけですね。

 だから、従業員の方は一生懸命やられるけど、その接客で対応のいかんによってクレームになる。もうささいなことなんですよ、実際は。と僕は思うとりますけれども。ただ、その対応自体がやっぱりちょっと難しいものがあって、大きなものになってくる。そうすると延岡の人は、自分の友達なんかとか自分の親戚あたりは、もうあそこであげなことがあったげなと公言されたと、そうしたら、もう延岡から、その近辺に住む人たちが来なくなるという可能性もありますよね。だから、僕はそこを心配しとるわけですよ。

 いい評判であれば、その人たちからどんどん輪が広がるけれども、逆にクレームをうまく処理をしないと、だんだん、今は多いかもしれんけど、そういうものを大事にしないと。客商売なんですよ、実際。客商売と考えていらっしゃる。それはここにありますよ。お客さんに対しての部門については、気持ちよく施設を御利用いただくように頑張っていますと、それはわかるんですよ。

 ただ、クレームがして、接客係の女の子は女の子でそういうクレームがついた、じゃあお伺いして対応した人がうまくやらないと大変なんですね。だから私はここで、いわゆる職員の配置、人事管理、こういうものを社長も少しはひとつしていただきたいと。

 もう一つ言わせていただくと、こういうことがあったみたいなんですね。

 その欽ちゃんのゴールデンゴールズがせっかく来られるので、これをチャンスととらえて何かイベントをしませんかと、名誉館長ということでされたんですね。その前なんですよ、僕が心配するのは。

 企画課はこの問題、どんなふうに聞いておられますか。わからんやったらわからんでいいですよ、聞いてなけりゃ聞いてないで。



◎企画課長(水永光彦) ちょっと承知しておりません。



◆二十三番(坂口英治) そうですか、はい。あっさりもう言っちゃいますわね。

 担当課が相談に行ったわけですよね、せっかく来られるから、温泉の方でも何かいいイベントやら考えませんかと。そうしたら、温泉に入ってくれればいい、来てくれればいいという最初の発言だったんです。そして、いや、それではということで内部協議をしまして、二、三のアイデアが出てきたわけですね。

 その中の一つが、名誉館長としてたすきをかけていただいて、そして応対をしていただければということだったんですね。そこはいいんですよ、結果はいいんです。結果オーライでいいんです。

 その前に、投げかけたときに最初に判断をした、そのところなんですね。来てくれればいいとか、入ってくれればいいという問題ではないんですよ。企画が、せっかくこういういいチャンスだからどんどんやってくださいよということなんです。

 下の健康管理課の国保のところでも、今一生懸命講座をやっているんです。どんどんそこを利用していただきたいということで、職員はみんな一生懸命になっとるわけですよ。来るたびに、じゃあだれがあいさつに来て、だれが対応して、よくいらっしゃいましたと、今、安全ですからぜひとも温泉に入って、また皆さんに話をしてくださいというようなセールスを何で、それでいて、講座に来た人たちに対してどんどんアピールしているとは思うんですが、もっと努力を私はしてほしいと、機会あるたびに。客商売なんですよ。

 人事配置のあたりで出てきましたけど、もう一つ言わせていただければ、今いろんな企業とかお店やらに行きますと、若い人たちが精力的に働いております、責任者として。私は年齢とか経歴とか、そういうものは要らないんじゃないかと。お客さんを第一に考える、お客さんを大事にする、この温泉館を愛する人であれば、愛してくれる人であれば、僕は年齢関係ないと思うんですよ。過去の経歴も何も関係ないと思うんですよ。

 私は、だからそういう人たちが、失礼だけど、言うてしまうと問題になるかな、あの給料で二人は雇えるなと思っとるもんですから、どなたとは言いませんけれども、そういうふうに、人事配置の件も戦略的に考えていただきたい。発想の転換をせないかんわけですよ。今、市長がよくおっしゃる、細島だけが発想の転換ではないんですよ。観光に対しても、やっぱり発想の転換をして戦略的にやろうとされているわけですから、温泉の経営に対しても、発想の転換をして戦略的にやってくださいよ。

 いいと思うんですよ。僕はもう安全性だけをあれすれば、あと何も問題ない、お客さんは来てくれると思っとりますので。だから、せっかく来てくれたお客さんを大事にすると、そこだけなんですよ。そして、こちらからチャンスがあればどんどんアピールをしていく、営業活動をする。私も時間がありゃ、どげな営業活動をしていますかと聞きたいぐらいなんですけれども、もう内情はわかりますので。

 だから、そこら辺も含めて、もっとやはり区長会の区長の方とか企業の方とか、頭を下げて行けば何ぼでも対応してくれると思うんですよ。そんなに冷たい人たちではないんですよね。日向市民ですから、日向のためになるということで一生懸命してくれるわけですから、そういう人たちのところにどんどん行くべきだろうと思うんですよね。

 先ほどバスの件もありました。バスがそれぞれに、きょうはどこが入っている、きょうはどこが入っているということですが、もうその区長なら区長さん、この日にはおたくにバスを出しますから何人集めてくれんですかと、それぐらいのやっぱり積極性がないと。向こうが言ってきた、うちに来てくれ、バスで、十名だけ食事を用意するから来てくれじゃなくて、バスを出しますよと。何時と何時に、何曜でもいいんですけど、この前も言いましたが、何曜と何曜はおたくのところに出しますから、最低やっぱり十人は欲しいですから、何曜と何曜と何曜は各十人ぐらい御協力いただけませんかということで頼み込んでいけば。僕は、それだけの積極性のある長がやはり上に立たないとよくなっていかんと、そういうふうに思っておりますもんですから。もうそれ以上は言いません。よろしくお願いをしておきます。

 それから、実際にこの役員会で、こういう経営の面とかそういうものがどういうふうな論議をされているのか、いわゆる出資者の方たちとの。全くそこら辺は、こっちが大株ですから、ほかのところから買い占められることもないでしょうから、ライブドアみたいにはいきませんから安心していいんでしょうけれども。ほかの方たちにもひとつ、やはり農協にしても、やはり接客のところで活動されているところもあるわけですよね。

 だからそういうところで、極端に言えば、そういうところからひとつ職員を派遣してくれんですかと、元気のいいばりばりやるような人たちを派遣してくれんですかというような発想の転換も私はできると思うんですね、お金じゃなくて。それに対してお金をちゃんときちっと払えばいいわけですから。そこら辺とかいろいろあわせて、もう少し考えていただきたいと、そういうふうに思っております。

 役員会での論議がもしわかれば、ひとつお願いをしたいと思います。



◎市長(黒木健二) お答えしたいと思います。

 いろいろと御指摘、貴重な御提言をいただきましてありがとうございました。

 私もここに来る前は、県の物産振興センターで陣頭指揮をとっておりまして、新宿にありますコンネ館の責任者でもありましたので。物産センターで私は二週間に一回は必ず講話をしまして、やっぱりお客さんに対する接客態度というのがいかに大事なのかということは、口を酸っぱくしてきたつもりであります。山形から専門家も来ていましたから、そういうのは十分に浸透しておったかなというような感じはしております。

 議員の御指摘のとおり、やっぱり自分はここのセールスマンだということの意識というんですか、そういったものが醸成されないことにはなかなか直らないだろうと思います。私も直接に、例えば何回か呼ばれて、例えば忘年会でも呼ばれましたし、いろんな会合にも行きましたから、その場では、とにかく上の方に言いにくいことがあれば、私に直接手紙なり何でもいいですからくださいというような話をしたところです。そういうようなのは来ておりませんけれども、周りからはいろんな意見が出てまいりますので、今、議員から御指摘があった点につきましても十分踏まえまして、本当に、要はどれだけここを気に入っていただいて、リピーターが来るかということが一番大事なことだというふうに思いますので、自分たちはそういうセールスマンなんだよという意識を徹底させたいというふうに思っております。

 それから、増資の件につきましては、何社かについてお願いはしておりますけれどもなかなかいい返事がもらえないというのは、これはもう御案内かと思います。

 今、議員御指摘のありました職員の派遣という問題については、ちょっと私も気づかない点でございましたので、これはちょっと検討してみたいというふうに思っています。

 以上であります。



◆二十三番(坂口英治) もう一言言わなきゃいけなくなりましたですね。

 忘年会のときに行かれて、何かありましたら私に言ってください、手紙でも何でもいいですからと。言えるもんじゃないんですよ、一従業員としては。なぜかというか、説明しましょうか。

 市長ですよね。社長とはわかっていますよ。社長に直接直訴するというのはどういう覚悟が要るかということですよ。昔はお殿様に直訴するというたら、死を覚悟していくわけですよ。自分の首を覚悟して直訴しないとしきれないんですよ。だけどこんなときに、こんな就職の難しいときには、やっぱり今の仕事というのは大事にしたい。やっぱりそれは皆さんそれに対して喜びを感じて働いておられるから、やめたくはないんですよね。だからなかなか言いにくいところはあるわけですよ。

 もし市長が来ます。そして、どこかにおりていきますよね。そうしたら、だれが言うたかということになるわけですよね。全体がやっぱり気分を悪くするわけですな。それは犯人は見つからんかもしれんけども、全体が気分を悪くする。そういうことは、やっぱり職場の和ですから。やっぱり逆に、その内部のことは内部で片づけよう、内部で隠そうというところがあるわけですよね。

 だから私が言うのは、現場主義でいって、市長がこの部門の方、集まっていただいてということで、個別に話をされてもいいわけですよ。何か困ったことはありませんかと。管理部門は管理部門、どうですかと。売店の人たち、じゃあ売店で何か困ったことはありませんかと。衛生のところで機械の運転をされる方は衛生で何かありませんかと。もうちょっとこういう機械を入れたらいいとか、そういうことはありませんかと。

 それは市長を通じて、第三セクターですから、その担当がおってそこで運営しとるから、そこら辺は通じて上がってくるんでしょうけれども、延岡の件でも何でも入ってきていないんですよね、市長のところまでは。だから、いい報告はあるかもしれん、それは。入館数がふえましたよと、欽ちゃんでどんどん入りましたと、少し上向きになりましたよという話はあるかもしれんけども、耳の痛いことはやっぱりだれも報告はしないんですよ。

 ですから、行って、そういう人たちの各細かい分野で集まっていただいて、それこそ職員の昼食会ではありませんけれども、私は昼食会よりもその働いたところへ行って話をしてもらいたいというのがあるんですけども。そういうことはできんかもしれませんけど、僕はもうそれぐらいまで発想の転換をして、中に入っていろんなものをせんと、社長として苦しい立場がずっと続きますよということなんですよね。

 計画とかいうのはあるんですが、結局動かしているのは人なんですよ。だから、私が言いたいのは、従業員の人たちが楽しく働いていますかということなんですね。自分たちが楽しく働いていれば、お客さんにも楽しく接することができるんですよ。自分が落ち込んでいるときにはうまくいかないんですよね。それが必ず出てくるんですよ、相手に。だから、常に楽しく働いているだろうかということなんですよね。そこを私は聞いていただきたいし、また、いろんな話がもし入ってくれば、行って細かくこの部門、この部門で何かありませんかというふうにしていただきたい。言ってきてください、私のところに来てくださいじゃないんですよね。

 私は、現場主義はあなたから、市長から行ってほしいということで壇上で申し上げたんですよ。そこの発想の転換をひとつお願いします。それは答弁は要りませんけど。

 マニフェスト、行財政改革についてでございます。状況はわかりました。マニフェストの……。

 いいですわ、もういいです、もうわかりますから。答弁は要りませんと言いましたからいいじゃないですか。どうしてもと言うんなら受けます。



◎市長(黒木健二) 私は、これは経験で申し上げたんです。といいますのは、先ほど言いましたように、新宿にあるコンネ館も私の所管でございましたから、行く機会はなかなかございませんでしたので、だから、それは名前は要りませんと。どういうことが中に、それは東京の出身の奥さん方もいらっしゃいます、東京の人もいます。ですから、どういうような状態が一番困っているか、どういう状態がやっぱり雰囲気的に悪いか、どういうような商品をやっぱりそれぞれの東京の方々は望んでおるのかと、そこら辺のものがちゃんと準備されているかどうか、そういうことを上司に言うのは、そこの例えば現場の上司には難しいだろうから、名前は要りませんと。それが間違っていないと思うならば、私はそれをちゃんと裏打ち調査をして、分析をして、自分で対応しますと、そういうことなんです。

 この前も私は、あなた方の名前が欲しいというわけじゃない。それはだからもう無名でください、無記名でくださいという話をしたんです。そうすれば、私がそういうことでいろいろ公表することはないわけですから、こういったことが問題となっているようですけれどもという形での調査はできるということを思ったもんですから、そんな話を申し上げたということです。そういうことです。

 以上であります。



◆二十三番(坂口英治) じゃあもう一回いきましょうかね。

 物産館におられたんですよね。だから極端に言えば、温泉館であれば、温泉館の中にいらっしゃったということですよね。そこの長としておられたということですよね。



◎市長(黒木健二) いや、それは東京です。



◆二十三番(坂口英治) いやいや、東京なんですが、東京から、じゃあこういうものを品ぞろえをしたりとか、こういうものがありましたと、こういうふうに働きにくいですよ、この人がどうですよとか、こういう仕事はもうちょっとこうやったら効率がいいんじゃないですかと、そういう話は来ましたですか。



◎市長(黒木健二) 十通以上来ましたよ。

 以上です。



◆二十三番(坂口英治) 十二月に行かれて、その話をして、三月までに、現在の市長のところに話は来ていますか。



◎市長(黒木健二) 残念ながら来ていません。

 以上です。



◆二十三番(坂口英治) ここまで言うとちょっとあれかもしれんけど、県民性の問題もちょっとあるのかなという。その人によりますよね。

 なかなか言葉を選ばないかんから難しいんだけど、もうやめます。いいですわ。

 やってください。できれば現場主義で入っていただきたいということで、ある程度いわゆるトップが入っていただいて、ひとつそこら辺、働きやすい職場をつくっていただいて、クレームの少ない職場をつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。わかりました。

 そうしたら、マニフェストと行財政改革大綱ですけれども、どうでしょうか。マニフェストも一年たちました。そしてまた、進捗状況も大きく変わっておるわけですけれども、そこら辺含めて、マニフェストのホームページの書きかえ、ひとつもう少し進んだものにしていただくと、私も検索をするときにありがたいんですが。そこら辺の現在の進捗状況の情報公開といいますか、説明責任をひとつとっていただけんかなというふうに思います。それが一点ですね。

 それと、あと行革大綱、これ、ホームページに載っていないんですよね、何でか。理由は何でしょうか。私、ちょっとわからんやったもんだから、お願いします。



◎行政管理室長(野別忠勝) ホームページの方には現在載せていないところなんですが、ホームページの開設をいたしまして早急に取り組みたいと思っております。進捗状況等の掲載をしていきたいと、そのように考えております。



◆二十三番(坂口英治) はい、ありがとうございます。そうしたら、その点はお願いをしておきます。

 それから、あと、このマニフェストの中で、一般ごみの収集の民間委託、提案も二点ほどさせていただきました。検討したいということで。

 あと、行政パートナー制度の導入。これも今まではルールづくりをしたいということで、ルールづくりをメーンにお話しをいただいたんですけれども、どうなんでしょうか。事務事業見直しを行い、その中で民間にできることを探っていきたいということなんですけれども、実際にこのルールづくりはどんなふうな形で、どこが担当して、どんなふうな進捗状況になっとるんでしょうか。



◎行政管理室長(野別忠勝) ルールづくりにつきましては、市の方で日向市の共同推進チームというチームを設置いたしまして、そこの中で検討しているところでございます。昨年度、専門家の講師を呼びまして、共同推進のための職員研修を数回、それと市民への講演会も実施しているところでございます。

 そういったことで、今後、ルールづくりとか共同で行うべき事業について調査研究をしていきたいと思っているところでございます。

 以上です。



◆二十三番(坂口英治) わかりました。お願いしておきます。

 もう時間がありませんので、とんとんと行きます。

 この楽天。波及効果も出てまいりましたけれども、お聞きしたいのは、この受け入れをする球場の改修。ここら辺のゴーサインを出せるところのタイミング、ここをちょっとお聞かせをいただきたい。

 それから、欽ちゃんの球団に対しても、来年度こちらから呼びかけるにしても、来年、誘致のためのタイミングの基準とか、もしそこら辺がありましたらお願いいたします。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 楽天イーグルスの場合は、本当に今回の新キャンプの状況を見ながら、また市民の熱意等を見ながら、総合的にまた検討してみたいというのが向こうさんの返事であったわけですけれども、私どもとしては、それなりに市民が中心となって盛り上げていただきましたので、私どもの熱意というものは十分に向こうにわかっていただいたんではないかなというふうに思っていますし、また、今までのやっぱり調整のやり方からして、密度は高いのではないかなというふうに期待をしているところですが。ただ、ことしの秋季キャンプだけは、向こうの仙台の方でやる方針というふうに伺っておりますので、次期、来年度の春季キャンプからどうするかという問題になろうかと思いますので、これについては、また市民ともども誘致活動を展開をしてまいりたいと思います。

 そのスケジュールですけれども、やはり設計から施工ということになりますと、九十三メートル両翼があるわけですが、そういうものを主体とした場合の、それを百メートルにするといった場合に、やっぱり十カ月くらいは設計からいたしますと必要じゃないかなというふうに思います。これは、間違っていたらまた都市計画部長の方から補足させますけれども、そういうことを感じておるところでございます。

 それから、欽ちゃんのゴールデンゴールズにつきましては、最後の日に私の部屋に参りまして、それこそ余り冗談抜きじゃなくて真剣にですけれども、市民からのまたおいでいただきたいという署名活動を手渡したときに大変感激をされておりまして、私からもお願いをしましたら、また来たいですねと、ふるさとは二つあってもいいですよねというような感じで、桜川村というところが今、一つのキャンプ地でありますけども、その二つ目があってもいいですよねということは、日向市をその拠点にしたいという意味だろうと思いますので、大いに期待をしているところであります。

 また、これもまた市民の皆さん方とともに誘致活動を展開していきたいというように思っています。

 以上です。



◆二十三番(坂口英治) 欽ちゃんの方はわかりました。

 楽天の方ですよね。いわゆる球場の改造ですよね。七億円ぐらいやっぱりかかってくると。このゴーサインというのは、タイミングというのはどうなんでしょうか。



◎市長(黒木健二) ですから楽天の方からの返答、返事というものがやっぱり来るときには、その球場のこと、あるいはそのほかのこともいろいろと要求があるでしょうから、そういったことを踏まえて早急に取り組んでまいりたいというふうに思っています。

 以上です。



◆二十三番(坂口英治) はい、わかりました。

 それと、あと環境マネジメントシステムISO一四〇〇一、担当課がどこになるのかなと思っておるわけですね。この計画の段階、実行の段階で多少変わってくるんでしょうけども、他市の状況もひとつ調べていただいて、どこが担当するのがいいのかなというふうに思っておりますので、そこのところをお願いしたい。

 それから、埋蔵文化財のセンターは、改めて検討してまいりたいというようなことでトーンダウンしていますね。また最初から、埋蔵文化財の重要性からまたやり合わないといかんのかなと思っておりますけれども、重要性に対して、そしてまた、改めてというとトーンダウンに聞こえるんですが、どういうことでしょうか。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 ISOにつきましては、環境整備課の方で担当をすることになっておりまして、実現に向けていろいろと準備をしていただいているところであります。

 それから、埋蔵文化財センターにつきましては、私、さきの議会等で、例えば町中再生の一環として、あるいはそういう空き家店舗の活用といったような形から、町のにぎわいの創出をやっぱり醸し出すのじゃないかというような形でお話しを申し上げたと思います。そのことも当然私の頭の中には入っておりますが、合併というような問題が出てきますと、スペースといったような問題も出てきますので、そういったことも念頭に置きながらそういうことを申し上げた、後退をしているというわけではございません。そういうことでございます。

 以上であります。



◆二十三番(坂口英治) はい、わかりました。

 そうしたら、この道路の件、交差点の築造ですが、新聞で、大々的にということでえらい大問題になっとるみたいですが、私はそこまで把握はしていなかったんですが、きょう、何かほかの新聞で出ていたというようなことですけども。ひとつ地元の話をきちっと聞いていただいて、了解を得た上、納得した上で、工事の時期も今から探っていきたいということでございますので、そこら辺、地元を大事にしていただきたいと、そこだけ聞いて終わります。ありがとうございました。



◎建設課長(横山幸道) 道路建設につきまして、市長答弁に補足させていただきたいと思います。

 先ほどの市長答弁にもございましたように、十分に地元の方の御意見等ございますので、協議調整を行いながら合意形成を図ってまいりたいと、かように考えているところでございます。

 以上でございます。



◆二十三番(坂口英治) はい、ありがとうございました。



○副議長(西村豪武) 以上で二十三番坂口英治議員の質問を終わります。

 ここでしばらく休憩します。



△休憩 午後二時十一分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議 午後二時二十分



○副議長(西村豪武) 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を続行します。

 次は、四番松葉通明議員。



◆四番(松葉通明) 〔登壇〕それでは、通告書に従いまして質問をさせていただきます。

 初めに、水産行政。藻場造成についてお伺いをいたします。

 藻場は沿岸域における重要な一次産業の場であり、海の生き物の産卵場、命の生まれる場所、魚介類の幼稚仔魚の生育場であります。アワビ、ウニ、サザエなどはホンダワラ類やアラメ、カジメなどの海藻を食べて育ちますし、幼稚仔魚は藻場で身を隠しながら、そこにいる多くの小動物を食べて育ちます。

 こうして藻場で大きく育った魚介類は漁獲の対象となるわけですが、その藻場が沿岸域において消滅し、沿岸資源は総じて減少傾向にあり、その資源回復には、漁場全体に海藻豊かな海を取り戻し、水産物の増殖が必要と考えますが、漁場回復への取り組みをどのように計画されているのかお伺いをいたします。

 漁民の森についてお伺いをいたします。

 海と山との関係は、森は海の恋人と言われています。また、日本では、江戸時代から海岸近くの森林に魚が寄りつくことから、それを魚つき林として保護した歴史があるとお聞きします。

 海を再生するためには、魚つき林を生態系の重要な部分ととらえ、沿岸流域すべての森林を守り、沿岸海域で資源を再生し、大切に守り育てていくことが将来の漁業にとって重要な問題と考え、豊かな海をはぐくむ漁民の森造成は必要と考えますが、その取り組みについてお伺いいたします。

 建設行政。籾木道路拡幅についてお伺いをいたします。

 籾木道路は昭和三十年に完成して、今日、車社会での生活道路としてニーズに合っていないと思うところであります。

 失業対策事業によって振興を見せた籾木道路も、随所に舗装のひび割れや陥没箇所が多く、さらには、随所に使われている石垣積みは根石の上から膨らみ、また、大雨警報が発令されると、過去に三回起きた大きな道路決壊の恐怖が区民の脳裏を走ると聞きます。ゆえに、通学路としても非常に危険な状態であります。昨今のモータリゼーションの時代にあっては、幅が狭く非常に危険であります。

 しかしながら、この道路の役割は、ただ単に籾木地区の生活道路のみならず、隣接地域とのアクセス道としての大役を果たしながら、一方では日向灘沿岸、北部広域農道まで通じる道路として、国道十号線の非常時における渋滞緩和のバイパス道としての大きな役目を、狭いながらも既に果たしているところであります。

 そういう中での安全で安心な道路をと、籾木地区民の期待が寄せられているところの市道金ケ浜と籾木地区間の籾木路線の拡幅についてでありますが、平成十三年五月に、籾木地区民により市当局へ要望が提出され、その後、市当局との協議の中で、県単ふるさと農道緊急整備事業で整備していくとの方向性が出され、その後、市当局から県へ要望も上がっていると聞きますが、そこで、計画されていまだに着工が見出されておりません。着工されていない理由と、この間どのような取り組みをなされたのか。

 また、県では、財政が厳しくなったこともあり、道路建設は容易ならざるものと予測されますが、そうした中にあって、いつ着工し、何年間で建設しようとしているのか、具体策を明らかにしていただきたくお伺いをいたします。

 以上、壇上からの質問を終わります。〔降壇〕



○副議長(西村豪武) 四番松葉通明議員の質問に対する答弁を求めます。市長。



◎市長(黒木健二) 〔登壇〕四番松葉議員の質問にお答えいたします。

 まず、藻場の造成についてでありますが、海面におきましては、土砂の流入や工場・生活排水、海水汚濁などの複合的な作用による海岸環境の悪化により、藻場が減少していると言われております。議員御指摘のように、魚介類の生育場である藻場が消失し、沿岸水産資源への影響が懸念されており、そのために、藻場などの維持、回復が求められております。

 藻場造成技術の確立等につきましては、県の水産試験場等において積極的な取り組みがなされております。

 市といたしましては、農林振興局などの協力を得ながら漁協が実施しているクロメ種苗育成事業に対して補助を行っておりますが、今後とも関係機関と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えているところであります。

 次に、漁民の森についてでありますが、議員御指摘のように、昔から山が海の魚を育てると言われております。森林の魚つき機能につきましては、土砂の流出を防止して河川水の汚濁化を防止したり、きれいな川の水、栄養物質、えさを川や海の生物に提供することなどが考えられております。

 このような趣旨のもと、本市におきましては、平成十二年三月に富島漁協の皆様方の御協力により、日向岬の一角に〇・九七ヘクタールの漁民の森が造成されております。

 今後とも漁業、林業を含む関係機関との連携を強め、市民の皆様への啓発を初め、豊かな森づくりと豊かな海づくりの推進に努めてまいる所存であります。そのことが豊かな自然環境保全を醸成する源だと思っております。

 次に、籾木地区の道路拡幅についてでありますが、御指摘のとおり地区の方々から強い要望が出されているところであります。

 市といたしましても、周辺地域の環境改善、地区の基幹的道路としての整備の必要性から、県事業による農道整備を要望してまいりましたが、昨今の厳しい財政状況から採択に至らなかったものであります。

 しかしながら、この道路の必要性は市としましても十分に認識しているところであります。今後、計画に当たっては、一・五車線的道路の整備手法等も念頭に置きながら検討してまいりたいと考えておるところでございます。

 以上であります。〔降壇〕



◆四番(松葉通明) 昭和の半ば、五十年半ば過ぎごろから、クロメの減少とともに、アワビ、サザエ、そしてイセエビ、そういったものが姿を消し始めたわけですけれども、今の金ケ浜ドライブインの南沖、松ヶ崎というところがあっとるんですが、あそこが日向で一カ所のカジメが生えておるところです。そして、あの御鉾ケ浦、あそこに一カ所カジメとアマモがあるんですが、そこで、漁業者がみずから、数年前からウニを撤去して、そこが三倍ぐらいふえております。ですから、そういったところにウニフェンス、一円に三十センチメートルぐらいに網を巻いてずっと張っとるような格好で、それをウニが入れ越さないわけですね。そういったことで、県外でもいろいろ研究されて、そういったことで成功されているところがあります。

 日向でもそういったことを、技術と指導を提供していただければ、漁民としてはすべての面で協力いたしますから、そういったところの研究もひとつしていただきたいというふうな考え、市長、どんなでしょうかね。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 私も堀一方は伊勢ケ浜、そして荒浜で泳いだ人間で、荒浜に行ったときに、本当にあれほどのウニがおって、ミナがおって、サザエがおったのが、今潜ってみたら、それも五、六年前ですけど、今はもう潜れませんから、本当にいないんですよね。それほどに魚介類が少なくなっているというのは、そういったもののえさになる藻場がなくなったんだろうというふうに思います。

 県の水産試験場等から聞いた話によりますと、深層海水を利用しますと、例えば都農のウニ、あれが何か非常に生育がよくなってきたと、そして藻場も何か出てきたという話を聞いたことがございます。

 そういうようなこともあわせまして、水産試験場も、栽培漁業センターを含めまして、この藻場の造成については真剣に取り組んでおりますので、勉強しながら一緒にやってまいりたいというふうに思っています。

 以上であります。



◆四番(松葉通明) ありがとうございました。

 それから、この参考資料に土砂の流入とかが載っておりますが、こういったものは、林業を抜くときにはやっぱり土砂がたくさん出ますわね。あれの抜き方の方法、そういった技術面のところもひとつ改革をしていただくと非常に助かると思います。

 きのう黒木円治議員の方からありましたが、河川を浄化することが海の浄化にもなるわけですから。あれを抜いたままでおいちょったら、あの赤土が降った川に流れて、そして海に流れるわけですね。だから、そこに。もうそれは前から聞いておるような話です。

 それと、この生活排水、これもやっぱり影響しておると思うとですが、これも黒木円治議員がきのう申されましたように、下水道管の住宅からのつなぎ込みの問題ですね。これをしていただきますと、海がきれいになるという、解消にもつながるんではないかなと。

 それと、合併浄化槽、ああいったこともやっぱり積極的に推進をしていただくと、またその藻場造成にもプラスになるというふうに考えるわけです。藻場造成も港の中の波のやわらかいところでは繁殖が多いとですが、やっぱりそういった港内での研究あたりも少しはしてもらうとどんなかと思うとるんですがね。市長、お願いします。



◎市長(黒木健二) とにかく研究機関としては県しかございませんので、県の方にそのことを踏まえまして要望してまいりたいというふうに思います。

 以上であります。



◆四番(松葉通明) 御鉾ケ浦の港内にアマモもあるわけですが、このアマモも、鹿児島ですね、鹿屋の方で増殖をされて成功されておる例があります。ですから、何もカジメだけじゃなくしても、アマモがふえてくれば養殖の稚魚あたりの生育の場となりますので、またアオリイカの産卵の場ともなりますので、そういったことも県の方に御指導していただきたいと思います。

 平成十三年度と十四年度にブロックケーシングで保護して沈めた藻場の、いわゆる指導して、日向市が入っていた何かありますね、細島の方に。細島で育成して、平岩の方に生えていたんですかね。それが失敗に終わちょっとですが、あれは原因は何じゃったとでしょうね、水産課長。



◎農林水産課長(黒木利幸) ただいまの質問につきましては、クロメの種苗育成事業の関係だと思いますが、平岩の方はちょっと波が荒いということもありまして、クロメにつきましてはロープでずっと張りめぐらすような仕組みで養殖をやっていくんですけれども、台風等そういった気象条件によって流出したというふうに聞いております。

 以上です。



◆四番(松葉通明) 今後ともひとつ藻場造成を御指導していただきたいというふうに考えます。

 それから、漁民の森ですが、平成十二年に細島の方で造成がなされておりますね。これは継続で年次計画でずっと計画はできないものでしょうか。お伺いをいたします。



◎農林水産課長(黒木利幸) 漁民の森ということで植栽しておりますので、あと下刈りとかそういった形で管理が主体になってくるんじゃないかというふうに考えております。

 以上です。



◆四番(松葉通明) 水産庁が平成十四年度に創設した漁民の森づくり活動推進事業の補助を受けて、島根県あたりが積極的にやっているようでございます。こういった補助制度を利用しての漁民の森、これが植物プランクトン、また動物プランクトンが流れてくるわけですが、そういったことにおきまして、積極的にこれも取り組んでいただきたいというふうに考えます。答弁は要りません。

 それから、きのう溝口議員の方から籾木道路のことで質問があったわけですが、私なりにひとつ聞いてみたいと思います。

 きのう市長は、国の補助金でどうこうと言いなさったですが、あれは平成十七年度からはないわけですかね。

 籾木道路も平成三年の三月の議会ごろから地元の方たちが陳情されたり、また、地元議員たちが質問されておるわけですが、それを何しますと平成十七年ですから、十四年ぐらいたっておりますね。

 そういったことだって、きのうの林野庁の補助事業、あれはいつもらっていつできるということは、市長、答弁はできないですかね。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 籾木道路についてはもう随分陳情も受けておりますし、ふるさと農道といったところ、私が農政水産部長をしているときには承った記憶はないんですけれども、その何年後かにとにかく満杯になりまして、非常に使い勝手がいいということで、ふるさと林道とふるさと農道というのがあったんですが、全国一の利用率でありまして、もう本当に県内至るところで要求がございまして、とてもじゃない、新規採択はできないというような状態になっておったというような状況で、籾木は多分外れたと思います。もう少し早く出しとればよかったのかなというような気がいたしております。そういうことで、ふるさと農道での整備というのは県としてももう廃止したような状態ですので、とても難しい状態と思います。

 ですから、先ほど答弁しましたように、市道の方は、これは一・五車線というので一応考えるのが早いのかなというのが一つございます。

 それから、私がきのう申し上げましたのは、農林省、それから国土交通省、それから林野庁、三省でいろいろと持っておった補助金というものを、地方の発想で使いやすいようにした交付金、いわゆる補助金の一種ではありますけれども、使い勝手のいいというか、それから、地方からの再生計画書をつくって、それで上げていって、国が認めればそれで認めましょうということのようです。

 これは、ただ、まだ通過していませんから、要綱等がまだ詳細にはできておりませんけれども、私の方が情報を聴取した段階ではそういうことになっています。

 これは、ですから、そのときには市町村道とかあるいは農道とか。ただ、これが今、広域農道等云々というのがありますので、このところが引っかかるところではありますけれども、これもいろいろと知恵を出すあれかなというようには思っています。

 ただ、そういう一つの制度ができたということで、これができるかどうかはわかりませんけれども、今度知恵を絞って要望をしてまいりたいというふうに思っています。

 以上であります。



◆四番(松葉通明) この広域農道から籾木までに、これを見ますと、市道の六百八十五号、これは農免農道整備事業というのでやっていくわけでしょうかね。市長に。



◎市長(黒木健二) お答えします。

 一応要望としてはそういうことで、農免道路という形が一番妥当かなというふうに思っています。

 ただ、先ほど言いました交付金の方は、農道も市町村道も、林道も含めまして複合的にできるという形になっていますので、検討の余地があるのかなというふうに思っています。



◆四番(松葉通明) 地域の方たちが大変苦労いたしまして、地域からの署名も二千百八十三名あったのも市長、御存じでしょうけど、そういった苦労もされております。

 そしてまた、東郷町の鵜戸木だとか庭田、田の原は日向ですけど、そういったところからの隣接の署名等もいただいており、また、事業者も日本ホワイトファームほか四十社あたりからも署名もいただいておるようなところでございます。

 籾木地区もこういった村づくりには大変力を入れているところですから、市長、何とか力をいただいて、籾木道路の早期着工、早期完成に向かってひとつよろしくお願いいたします。

 以上で私の質問を終わります。



○副議長(西村豪武) 以上で四番松葉通明議員の質問を終わります。

 ここでしばらく休憩します。



△休憩 午後二時四十四分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議 午後二時四十六分



○副議長(西村豪武) 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を続行します。

 次は、九番片田正人議員。



◆九番(片田正人) 〔登壇〕通告書に従いまして質問してまいります。

 一番、ゴールデンゴールズ、東北楽天ゴールデンイーグルス春季キャンプについて。

 両球団のキャンプの誘致、受け入れ態勢などの反省事項、改善事項、また、来年までのキャンプ効果の活用方法等をお伺いいたします。

 二番、宮崎交通産業再生機構支援問題について。

 市長の見解と今後の対応策をお伺いいたします。

 三番、平成十七年度財政運営について。

 一、枠配分予算編成方式の具体的効果、成果をお伺いいたします。

 二番、ゼロからの行財政改革の具体的効果、成果をお伺いいたします。

 三番、選択と集中による行政運営の効率化の具体的効果、成果をお伺いいたします。

 四番、日向市、東郷町合併問題について。

 一、日向市、東郷町の合併説明会、アンケートの結果に対する評価、見解をお伺いいたします。

 二番、国・県の財政支援措置(合併特例債、交付税算定がえ)等の評価と活用方針をお伺いいたします。

 三番、合併協議会で先延ばしになっている調整項目や事務事業以外の調整を今後どのような形で行い、決定していくのかをお伺いいたします。

 以上、壇上からの質問を終わります。〔降壇〕



○副議長(西村豪武) 九番片田正人議員の質問に対する答弁を求めます。市長。



◎市長(黒木健二) 〔登壇〕九番片田議員の御質問にお答えいたします。

 まず、ゴールデンゴールズキャンプに関する御質問についてでありますが、当該キャンプについては、本市の地域振興や地域経済の活性化を図るとともに、キャンプ受け入れ支援時における市民との協働やイベント等への市民参加を促進する目的をもって取り組んだところであります。

 当該キャンプは、当初目標とした交流人口の拡大とイベント等における市民参加と交流の促進など一定の成果をおさめたところですが、初めての経験でもあり、例えば受け入れ態勢が十分に構築できたとは言えなかったという反省点もあります。

 こうした反省点も踏まえ、協働を前提とした市民、行政等それぞれの役割を検討していきたいと考えております。

 また、来年までのキャンプ効果の活用方法については、欽ちゃん球団ゴールデンゴールズの日向応援団などの方々と連携し、機会あるごとにキャンプ誘致の継続を球団やマスコミ等関係機関にアピールするなど、地域振興や地域経済の活性化につながる施策を検討していきたいと考えております。

 次に、東北楽天ゴールデンイーグルスの春季キャンプについて、反省事項、改善事項等であります。

 キャンプ誘致に関しましては、市民の熱心な署名活動に支えられ、トップセールスも行いましたので、球団に対するインパクトはあったのではないかと考えております。その結果として、今回の春季キャンプ地に決定していただいたのではないかと思っております。

 秋以降についてはまだ白紙の状態でありますので、関係団体と協力しながら引き続き要望活動を展開してまいりたいと思います。

 次に、受け入れ態勢についてでありますが、市民主導の実行委員会を中心にいろいろな活動を展開していただき、大きな成果を上げることができたところであります。

 しかしながら、初めてのキャンプということで、球団との連携、警備の問題等も出てまいりましたので、次期キャンプに向けて検討が必要であろうと考えております。

 キャンプ効果の活用方法についてでありますが、多くの報道関係者が集まり、本市のキャンプの模様が全国に情報発信され、楽天のキャンプ地日向のイメージは浸透したのではないかと思います。楽天効果を活用しながら、いろいろなイベント等に生かしてまいりたいと考えております。

 次に、宮崎交通株式会社が産業再生機構の支援を受けることについてでありますが、本県全域にバス事業を展開し、長年にわたって県民の交通手段を確保するために重要な役割を果たしてきた宮崎交通が、自主再建を断念したことはまことに残念であります。

 しかし、産業再生機構が引き続きバス事業を主力事業として継続することを考えていることは、よい方向であったと認識しています。

 今後は、宮崎交通から出されるバス事業の見直し計画について、本市と入郷地区で構成する宮崎県バス対策協議会日向・東臼杵南部地域分科会で、住民の交通手段が確保できるように十分協議してまいりたいと思っております。

 次に、枠配分予算編成の方式の具体的効果、成果についてであります。

 平成十七年度の予算編成に当たっては、将来世代へ持続可能な財政構造を図るため、枠配分予算編成方式を試行的に導入し、予算編成を行ったところであり、ゼロベースからの事業再構築を基盤とした選択と集中による予算編成を図ったところであります。

 また、このことは、行政経営の視点に立った行政運営システムの構築を目指すためのものであり、既に導入済みの行政評価システムに連携するシステムとして枠配分予算編成方式を位置づけるものであります。

 なお、枠配分により生じた貴重な財源を政策重点化経費として生かすことにより、ゼロベースからの事業再構築、選択と集中による予算編成が可能となったところであります。

 しかしながら、今回の手法は初めての試みであり、今後検証を行うことによって、その成果を次年度以降に生かしていきたいと考えています。

 次に、ゼロからの行財政改革の具体的効果、成果についてでありますが、スクラップ・アンド・ビルドの基本に立って、廃止・終了事業二十八件、新規事業二十件の見直しを行ったところであります。

 また、これまで検討してまいりましたごみ処理業務のうち、資源物収集部門を平成十七年度から民間に委託することや、公立保育所業務につきましても、平成十九年度から日知屋保育所を法人立保育園に移管することにしております。

 次に、選択と集中による行政運営の効率化の具体的効果、成果についてでありますが、行財政改革推進の基本手法として導入しました行政評価システムは、平成十六年度で三年目を迎え、すべての事務事業について事前・事後評価を実施しました。さらに、枠配分予算編成方式と連携をすることにより、各課での事業の選択について論議を深めることに貢献できたと考えております。

 その結果、平成十七年度当初予算におきまして予算総額の調整を行い、別枠で政策重点化経費を計上したところであります。

 次に、合併に関するアンケート調査結果についてでありますが、日向市では、合併した方がよいと答えた方が八〇・一%、合併しない方がよいと答えた方が六・八%で、合併賛成が大多数でありました。

 また、説明会におきましては、いろいろと貴重な御意見をいただいたところでありますが、今後の協議の参考にさせていただきたいと思います。

 一方、東郷町では合併賛成が五九・六%、合併反対が四〇・四%という数字が出ておりますが、この結果につきましては、東郷町の情勢を判断した結果ではないかと考えています。

 次に、国・県の財政支援措置の評価と活用方針についてでありますが、合併に伴う財政支援措置については、全員協議会の場でも申し上げましたとおり、合併に伴う大きなメリットとして評価しております。

 特に、交付税の合併算定がえにつきましては、本年三月末までに合併を知事に申請すれば、合併後も今後十年間合併しなかったものとして算定した地方交付税の合算額を保障するもので、その期間、早い時期に行財政改革を進めれば進めるほどその効果が大きくなるものと理解しています。

 なお、今回の財政支援措置のうち合併特例債については、つまるところ借金として後世に残ることに変わりはなく、将来の財政負担が心配といった御意見も住民説明会の場で出されたところであります。このことから、合併特例債を含む財政支援措置については、上手に活用することが重要であると認識をしております。

 また、活用方針につきましては、今後の合併協議会においてその詳細を検討してまいりたいと考えております。

 次に、事務事業の調整についてでありますが、調整項目については、今後もそれぞれの担当者において検討・協議を行い、調整を行った上で、随時合併協議会に提案していきたいと思っております。

 また、その結果につきましては、協議会だよりやホームページなどを活用し、幅広く情報の提供を行っていきたいと考えております。

 なお、事務事業以外の調整につきましては、案内板等の設置などが考えられますが、関係機関と協議して進めてまいりたいと思います。

 以上であります。〔降壇〕



◆九番(片田正人) 答弁ありがとうございました。順次再質問してまいります。

 まず、キャンプの問題なんですけれども、さすがに十三番目になりますと、いろんな方々が質問されていまして、いろんな課題も、またその質問と答弁の中で明らかになった部分もあるのかなというふうに考えております。

 ゴールデンゴールズと楽天ゴールデンイーグルスに分けて御答弁いただいたわけなんですけれども、時間がない部分というのは非常に私ども、当然そのとおりだろうと思っていますし、なかなか環境が未整備であった、新たな取り組みであったということに関しては、当然私どもも承知しているところでございます。

 岩切議員の質問の中でもあったんですが、受け入れの問題、市役所の庁内体制の問題があったんですけども、基本的にキャンプが決まりました、誘致が決まりましたという段階で、市長から職員の方にどのような御命令、指示という形で、その受け入れの取り組みをするようにというふうにされたのか、それを最初にお伺いしたいと思います。◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 まず、欽ちゃんのゴールデンゴールズが決まったのが、突如去年十二月三十日においでになって、即決という形になりました。

 それで休暇に入ったわけでありますけれども、時間的な、もう二月ですので、それこそ本当にもう一カ月ちょっとしかないというような状態でありましたから、どこがいいかなといろいろ考えました。それこそ庁議も開きまして、そういうことでやったわけですけども、結局やっぱり協働参画という市民の御協力なくしてはこれはなかなか難しいなということで、その前には楽天がもう決まっておりましたので、商業観光課もちょっとパニックの状態でしたから、ちょっとやっぱりここにやってもらうのは大変だろうと。

 時間がないから、また、市民の団体に直接事務局をしてお願いをしてやっていくのもまた大変だろうということでいろいろと考えた、その考えた末に、そういうことで、市民参画をやっている企画が一番ベターかなということで、欽ちゃんの場合にはお願いをしたと。それに呼応するかのように、商店街の方々が自主的に立ち上がっていただいた。

 また、楽天の場合は、署名活動をしていただいた民間の方々が積極的に立ち上がっていただいて、本当にいろいろと、ボランティアの方々も含めまして、大きな成果を上げたというふうに思っています。

 以上です。



◆九番(片田正人) ありがとうございます。

 いろいろ考え方があると思うんですけども、私、以前、行革の関係で質問したときに、職員として、仕事の部分と作業の部分はやっぱり分けて考えるべきであろうと。前の議会のときも、企画の部門の、いわゆる政策立案の部門と執行の部門はやっぱりある程度切り離して考えていった方がいいのかもしれないというふうな御提案をさせていただいたところなんです。

 ですから、職員が一緒に市民と協働していくことに関しては非常によろしいことであるし、私もそれはいい形ができているんだなと思いますが、基本的に、それを業務でやられる方と無償ボランティアでやられている方が同じ作業をするというのはやはり非常に問題が、今度は市民の方々の方からもいろんな声が出るということですので、どのような形でそういう協働参画をやっていったらいいのかということを企画の方は考えていただいて、そして、市民の方々と一緒に、市民の立場で今度は職員の方々も参加しつつ、私どもも参加しつつというような形が、やはりここのところ望まれる形になっていくのかなというふうに私は考えたところであります。

 岩切議員と議論されていましたが、そんなに相違点はないと思うんですよ、基本的にやっている部分で。ただ、いろんなところで行き違いがあるのかもしれませんけども、多分そういうふうな意味だと私は解釈しております。その考えについては、市長、どのようにお考えでしょうか。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 基本的にはそういうことだと思いますが、県と違いまして、市の場合は大きなイベントというものを経験する機会が少ないということでありますので、私はこれをどちらにも指示したことなんですけれども、今回経験したこのノウハウを、やはり反省点も含めて、それからどうやってやっていくべきか、何が一番大事なのか、そしてやっぱりそういう問題点というものを整理して、今後のイベントがあったときには直ちに市民の皆さん方とやっていけるような、そういうマニュアルをつくるべきだということを指示し、今、そういうことを精査していただいているところであります。

 以上です。



◆九番(片田正人) ありがとうございます。

 市長、そういう形で、マニュアルがいいのか悪いのかちょっと私もわからないんですが、まず情報の共有ということをおっしゃっていますので、庁内の情報の共有、どの課におられても、やはりそういう形の参加がどんな立場でもできるのか、いろんな立場でできるような形の情報の共有化を進めていただきたいと。これを一つの成果としてとらえるならば、お願いしたいところであります。

 住民参画で、市長もよくおっしゃるんですが、市は住民の方が主役であると。じゃあ行政は今までどうだったのかと考えたときに、行政の立場というものは、私が考えるに、それが劇団だったら、主役で舞台に立つのが市民の方だったら、行政は今まで脚本家であったりとか、監督をやっていたりとか、照明もやっていました、演出までやっていたと。そういう形を今まで行政がやってきた。だから主役の住民の方々は、行政が書いた台本のとおりに踊る。衣装も決まっていた、照明も決まっていた、舞台装置まですべて決められた上で、ただ単に踊っていただけなのかもしれないと。

 だから今度は一歩進めて、行政の方は今度はプロデューサーになっていただきたいと。だから、主役の方々がこういう衣装を着たいとか、こういう舞台で踊ってみたいと。そうしたら、すみません、衣装はこの分の予算しかないんですと。そうしたら、私が縫いましょうかという人が出てくるかもしれないし、舞台をもっと広げたいと言われたら、予算が足りない、じゃあ私たちがちょっと大工道具を持っていって広げましょうかとか、そういうことが多分出てくると思うんですよ。

 ですから、今までみたいに脚本も書く必要ないし、自分たちが、自分たちの仕事として、専業として。監督として命令することもないと。やはりそういう形の協働のスタート、これが一つのいいきっかけになればいいなというふうに私は考えております。これは経済波及効果云々は別として、この行政の中での効果は一つですね。市民との関係の中で生かしていただきたいなというふうに思っています。

 あと、キャンプの効果、活用の方法ということなんですが、イベントとかいろいろ検討していかないといけないと。まさしくそのとおりでしょう。基本的に今度は時間もありますし、いかにそのキャンプ効果を今度は持続していくのか。今回たくさんの方が来られた分を、次のキャンプにつなげていくまで大体どれだけ使っていけるのか、イベントなり何なり。経済効果をいかに広く波及させていくのか。市民の方々のある一定の部分に経済波及効果があっても、やはり市民の方々の広がりにはなかなかつながらないだろうと。ですので、いかにその経済波及効果を広げていくのか。

 そして、戦略として、日向がこれを発信されたということなっていますね、やはり。欽ちゃんのときでもそうですし、ゴールデンゴールズでも。しかし、何を発信したかったのかがいま一つまだ絞りきれていない。

 だから、市長の戦略として、例えば情報発信をキャンプでされるならば、じゃあ今何を一番発信したいのか、日向として何をアピールしたいのか、それを戦略として今の間に練ることじゃないかと思うんですよ。市長のお考えをちょっとお伺いしたいと思うんですが。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 十五年ごろまでは、残念ながらレジオネラというものがありまして、悪いイメージのやっぱり情報が全国津々浦々に発信をされたと。まずそれを払拭するのに明るい話題をというのが、私のまず念願でありました。

 そういう意味では、今度両球団がおいでになって、それこそTBSの「ウォッチ!」というのがありますが、あれ、トータルしますと一時間十分、この日向の関係が欽ちゃんの関係で放映をされていると。だから、日向にはこういったところがあるよといったようなことが、特産物も含めまして。そしてまた、そういうよそから来た方々に対する熱意といいますか、歓迎ぶりといいますか、もてなしといいますか、そういったものがやっぱり全国に発信されたということは、それは一回行ってみたいねというような、観光的な面で名前が全国にそういういい意味で出たということは非常にいいことだと思いますし、そして、それに付加価値をつけるという意味で、いわゆる観光資源あるいは特産物というものが全国に発信されたことは、非常にいいことだというふうに思っています。

 以上です。



◆九番(片田正人) 地上波で宮崎で放映していないような朝の番組等も実は日向を発信していたりして、日向の市民の方々がわからない部分でも実は発信されていたりするわけですよね。非常にその効果は大きいのかもしれません。私は大きいんだと思います。

 それで、ただ、短い時間の間に、例えば日向というイメージだけでは弱いのかもしれない。日向のイメージとして何を一番訴えたいのか、そして観光客が欲しいのか、物品を売りたいのか、いろんな戦略があると思います。

 観光客をふやしたいということで市長も考えていらっしゃいますので、その部分で具体的に発信できるもの、一番効果あるもの、それは外部の方々の意見を聞くなりいろいろあると思います。ぜひそういうような取り組みをしていただきたいというふうに考えております。

 あともう一点、せっかくボランティアの方々、住民の方々、一生懸命頑張ってくれましたので、ぜひとも市長の方から、行政側を代表して、市民の方々に報いるだけのメッセージを何かしらやっぱり伝えていく。そして、その市民の方々も一生懸命頑張ったんだなと、認められているんだなと、そして、また一緒にこれから頑張っていけるんだなということを、常々市長も、この議会を通してのみならず、いろんな場をとらえてまた発信していけば、市民の方々もまた一生懸命やりがいも持てるし、体制もできてくるのかなというふうに考えておりますので、その点もお願いをしておきます。

 あと一点、キャンプについてなんですが、一部スポーツ新聞紙上で、楽天キャンプのときに、市関係者の発言ということでいろんな報道がありまして、その辺で私もちょっと思い悩んだところがあるんですが。新聞もいろいろありますけども、一応署名記事になっていましたし、その中で、議会をかりて、市長としての正式な見解として、あの記事はどういう意味なんだと、こういうふうに私は考えているんだということを、もう一度市長の口からはっきり永久保存の議事録に残していただきたいというふうに思っていますが、いかがでしょうか。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 市民の会を含め私たちも、この楽天の場合は非常に全国的に注目されていましたので、いろいろと注文を楽天に実は出しました。ああいうこともやってほしい、こういうこともやってほしい、特に市民との交流といったことについて。ただ、私たちの要求が余りにも多くし過ぎたのかもしれません。

 楽天側は、やっぱり体力を向こうでつくって、こちらでは調整をしていって本格野球に臨みたい、体力というような感じに、そこに重きを置いておりましたものですから、そこに違いが、ミスが出てきたかなというように思っています。

 ただ、私どもはそういうことを、それは曲解を多分して、それぞれに思い違いというものがあったけれども、あのような新聞記事になっているようなことは、これは曲解で、だれもそんなことを言った覚えはありませんし、これは私もすぐ向こうの管理部長にお会いしまして陳謝をしたんですけども、向こうも別にそういうことはわかっておりますよというような形でご理解をいただきました。そういうことでございます。

 ただ、そういうことで、先ほども言いましたように、いろいろございましたけれども、しかし、お互いに市民との交流、特に小・中学生との、運動部員との交流といったような形、あるいは気軽にずっとサインもしていただきましたし、それから物産展といったような形も快く引き受けていただきました。そういう意味では、市民との交流というものが、やっぱり欽ちゃんを見て思うんですけども、やっぱりファンあっての野球、すべてというような感じがいたしましたので、そういう意味では、非常に楽天もよかったんではないかというように思っています。

 以上です。



◆九番(片田正人) はい、ありがとうございます。

 先ほど坂口議員からの質問もありましたが、余りいい情報というのは早く伝わらないものですが、ネガティブな情報というのはやっぱり非常に影響を持ったりとか、広がり方のスピードが速かったりとかいうことがありますので、そういう点で、適宜そういう部分に対しては対処いただきたいというふうに考えております。

 そういった部分も含めた反省もありながら、次の議会になるか、次の次の議会になるかわかりませんけども、またこういう形でキャンプの利用をしていますと、誘致にまたこう動きます、こういうイベントをやっていきますというような報告が受けられることを楽しみに待っておりますので、よろしくお願いします。

 一番目は終わります。

 次、宮崎交通の産業再生機構支援の問題なんですが、九州では九州産業交通、スカイネットアジア航空に次いで三番目と。宮崎が公共性を旗印に公費を投入していく企業はなぜにこれほど脆弱なのかというふうに嘆かざるを得ないところなんでございます。

 基本的に宮崎交通もいろいろ事情があった中で、バブル期を過ぎてから、シーガイヤのような形で大規模なリゾート開発、ホテルの部屋数がふえた中で観光客はふえないということで、過大なホテル投資で経営の足を引っ張ったと、そういう点では、シーガイアもやはり今の状況に陥った部分の責任の一端はあるのかなと考えたりするところであります。

 基本的にこれから求められるのは、市長もいつもおっしゃっていますが、徹底した情報公開と。やはり公費を投入している部分がありますし、赤字路線に関しての関心というのは、やはりより交通的に弱者の方々に影響が大きいということですので、その状況を含めて、見通しも含めながら、適宜市民の方々に徹底した情報公開をしながら説明をしていく、そしてその代替策を常に提案していく、提示していくというような姿勢が必要だと思うんです。答弁に含まれておりましたけども。

 その情報公開、提供、そういった意味で、あと具体的にその路線云々の部分はなかなかまだ見えてこないと思うんですけれども、赤字路線は廃止をするんじゃないかとか、県知事が乗って、それで維持していかなきゃいけないよというようなコメントを出したりとかいう形があったりするんです。市長、この答弁以上にまだ具体的にとらえていらっしゃる部分とか、この議会の中で言っていいような情報がもしおありならば、先立って情報公開の部分はありますので、もし教えていただければありがたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 御案内のとおり、私が経営者の中で尊敬する岩切章太郎さんがあれほどのものをつくって、県民の足を築いたということのほかに、宮崎の大地にやっぱり観光というものを描いたということの、そういう自然の美、あるいは人工の美、あるいはもてなしの美といいますか、そういったことの哲学で、これほどの観光宮崎というものを築いた創業者のところがこういう形になったということは、本当にまことに残念です。

 知事もいろいろと言っておりますけれども、いろいろと苦しい路線があるけれども、やっぱり県民の足として維持できるように、とにかくいろいろとその確立に努めていきたいというようなことであります。日向市のこの関係では二十六系統ございます。残念ながらすべて赤字でございます。

 それ相当の補助金がそれぞれの市町村でなされておりますが、これは三月の臨時株主総会で役員の話が来まして、そこまでに、多分三月までに新しい名乗りが出てくるんではないかと言われていましたけれども、なかなか難しいような感じですね。

 だから、六月の定時株主総会にそれが出てきてどうなるかということでありますけれども、そういったところを見ないと、この赤字路線をどうするのかということは、これは県も含めて多分協議をされている。県内全体そんなに黒字はないと思いますので、それをどうしていくのかということが本当に。熊本の産交につきましても、バス路線だけはまだ決まっていないというのがありますので、なかなか厳しいのかなという認識は持っています。

 以上であります。



◆九番(片田正人) はい、ありがとうございます。

 市長ならではの情報があるのかなというふうに若干期待をしたところでしたが、三月の臨時株主総会もまだ出てこないということです。

 宮崎の津村市長がおっしゃっています。本来行政がやることを、今まで宮崎交通には代行してもらったことも多大にあるというようなこともありますし、そういう意味では一心同体でやってきた部分はあると思います。

 それで端的に言いますと、宮崎交通はなくなろうともバス路線は残ればいいわけであって、市民の方々にとれば。だから、どういうような運営体であろうが、バスの路線がどうやれば維持できるのか。あれだけの大きさのバスじゃなくてもいいんじゃないかとかいろいろな知恵を、今度は赤字路線を抱えている自治体からどんどん発信していかなきゃいけないのかなと、維持するために。そういう点では、やはり行政の方がお骨折りをいただかなければいけないことだろうというふうに思っています。会社を維持させるんじゃなくて、バス路線を維持させることに重点を置いて、ぜひとも市長には活動をしていただきたいというふうに思っています。

 岩切章太郎さんがおっしゃっていました、心配するな、工夫せよと。心配もしながら工夫もしないかんということでございますので、ぜひとも市長にはお願いをしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 続きまして、平成十七年の財政運営についてでございます。

 予算が今回出されていますので、予算の内容の中には立ち入りませんが、前回の議会でもお伺いしたところでありましたので、また質問させていただいたところでございます。

 答弁をお伺いしたんですけども、正直なところよくわからないんですよ、やっぱり具体例が出てきませんので。具体的にこういう形でこういう形。だから、予算の審議をしながらそういう部分が出てくるのかなというように私は考えています。

 予算の審議に立ち入るわけにいきませんので、その予算審議の参考に、余りにも漠然としていましたので、当初予算は多いものですから、その中でどういうような指針が出てくるのかなと、参考になればというような形で一般質問を上げさせてもらったところでございました。

 端的に、ちょっと素朴な疑問なんですけど、市長にちょっとお伺いしたいんですが、枠配分予算編成、そしてゼロベースからの事業再構築、選択と集中。これ、基本的に、市長は今の国の財政とか地方財政を見た中で、予算枠を全体として少し縮小ないしは現状維持をしていきたいがためにこういう手法をとられるのか、それともある部分を削って、私がやりたい事業をやるために、予算のつけかえをするためにこういうふうなスタートをするのかと、それともそれ以外の部分なのか。市長の編成のお考え方、全体、その一、二、三を含めてなんですけども、お考えがあったらお伺いしたいなというふうに思います。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 今後、予算というのは国あるいは県、市町村も含めまして、右肩上がり、増加するということはないということを含めまして、やっぱり減少傾向にいくだろうということが根底にありまして、ゼロからの行財政改革あるいは枠配分といったような形を設けたところであります。

 以上です。



◆九番(片田正人) ありがとうございます。

 一つずつ質問します。

 枠配分予算編成なんですが、端的にお伺いしますが、職員すべてにその趣旨というものが徹底されたのか、そして、市長とのお考えというのがギャップなくすべてに浸透したというふうにお考えかどうか、その一点お願いします。



◎財政課長(林雄治) 枠配分予算編成方式につきまして、市長答弁に補足をさせていただきたいと思います。

 今回の枠配分予算編成方式につきましては、先ほど市長が申し上げましたように、国の構造改革あるいは三位一体改革で一般財源が縮小しておりまして、従来の積み上げ方式では対応できない、そういう側面もございましたし、また、市長が申し上げましたゼロベースからの事業再構築促進あるいは選択と集中という考えから、十七年度に試行的に導入したということでございます。

 それで、この内容につきましては、課長会でも各課長に御説明申し上げましたし、それから、予算を編成していく過程で担当者にそれをまた割り当てをいたしまして、それぞれ財政課の職員とそれぞれの主管課の職員が同時に編成作業を進めていくという並行的な作業を進めてきたところでございます。

 ですから、そういう意味では、深い意味での枠配分方式というのは理解できなくても、その作業の流れの中で理解をしたというふうに認識をいたしております。



◆九番(片田正人) ありがとうございます。

 新しい試みでありまして、次年度以降にその成果を生かしていきたいという御答弁をいただきましたので、枠配分の部分に関してどれだけの変化があったのか、また個別にいろんな事業を予算審議していく中で出てくるのかなというふうに思っています。

 ゼロからの行財政改革なんですけれども、基本的に、先ほどもお伺いしたんですが、これよりも借金をふやさないためなのか、全体の枠を縮小するのかといろいろ考えてみたところなんですが、これ、ゼロからの行財政改革の中で、スクラップ・アンド・ビルドの基本に立ってということで、廃止・終了事業が二十八件、新規事業が二十件の見直しを行ったというふうに参考資料に書いてあります。民間委託の部分とか法人立に移管、保育所ですね、ありました。

 そこでお伺いしたいんですけども、市長にとってこのゼロからの行財政改革のスクラップするものの基準は何なのか、ビルドするものの基準は何なのか、何を指標に置かれているのか。そして、客観的に職員に伝える場合には、何を基準にしてスクラップするよ、何を基準にしてビルドするよと。市民の方々に、こういうことに関してはスクラップしますよ、これに関してはビルドしますよという説明、これは徹底した説明責任ということをおっしゃっていますので、こういう指標があるなら、ぜひ今のうちにお伺いしておきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 具体的な基準といいますか、それは別に示してはおりませんが、ただ、職員に言っていることは、例えば新産都市というのがもう切れましたよね。そういった絡みで、例えば既存事業でそういったものがまだ残っておる。これは県でもあったんですけれども、そういうのはちょっともう違うんじゃないのというような形。それから、今、やっぱり住民のニーズとしてそれこそこれはもうおかしいんじゃないのと。例えば住民の方々にお願いした方がより効率的じゃないのとかいったようなものですね。

 そういったような形で、ゼロからの行財政というのは、そういう現業分だけではなくて、自分はいつも言っていますけども、事務分野についてもそういったことを皆さんに申し上げて、そして査定をしていただいておるというような状態です。

 以上です。



◎財政課長(林雄治) 市長答弁に補足をさせていただきたいと思います。

 スクラップ・アンド・ビルドの基本的な考え方でありますけども、やはり現在進めております事務事業評価制度を活用していきたいというふうに考えております。これにつきましては、十六年度に行いましたその行政評価につきましては、十五年度の事務事業の事後評価を活用していくということになりますので、若干一年おくれる面もございます。その面とか、やはり一年間経過しておりますので、その間の変化の中に立ってスクラップ・アンド・ビルドしていくということでございます。

 そういうことで、基本的には行政評価を基本として行っておるところでございます。



◆九番(片田正人) はい、ありがとうございます。行政評価を基本にということでございました。

 私も前々から提案しておりますが、行政評価に関しては、それならばなおさら第三者評価であるとか外部評価の位置づけをしっかりして、人員を整えて取り組んでいかなければ、職員の側からすると、素人の方々に批判されて事業がつぶれるのはかなわんということも出てくるかもしれません。それに、逆に言うと、素人の方々がこういうことを言ってきたから、こういうふうにやらにゃいかんのかということも出てくるかもしれません。

 その中のシステム、そしてリンク、うまくスタイルができ上がらないと、お互いにあらぬ誤解やあつれきが生じる可能性がありますので、ぜひともそういう部分、行政評価委員会の陣容であるとか、内部での評価の今度はあり方であるとか、そういった部分も当然視野に入れながら、全体的に、まだ改めるべきもたくさんあると思います。でき上がったばかり、まだ今、回す以前の段階ですから、そういう点でぜひともお骨折りをいただきたいというふうに思っております。

 これは、選択と集中による行政運営の効率化も同じでした、私が聞こうと思ったのは。何を選択するのか、何を集中するのかという基準。ぜひともそういう部分に関しましても、当然行政内部での予算編成も、そして予算編成が終わった部分に関して今度は住民の方々に、何を選択して何を集中したのか、私はこの基準によって、こういう指標によって、そして行き着く先は、例えば地方債残高はこれだけのまちですよとか、財政力指数はこれだけのまちを目指すんですよとか、具体的に指標化、数値化していってわかりやすく提示していくことが、ことしの仕事もありましたよね。予算の部分もあったし決算の部分もあった、成果説明書もあった。そういうような部分とあわせて、市長がいつもおっしゃっています説明責任、そして住民参画を完全なものにしていく一つの手法だと思いますけれども、いかがお考えかお伺いします。



◎市長(黒木健二) いろいろと今度の枠配分といいますか、そういう予算の取り組みの仕方というのは、初めての取り組みでありましたので、そういったことも踏まえまして、基準づくりというのは確かに重要な要素であろうと思いますので、検討していきたいと思います。

 以上です。



◆九番(片田正人) はい、ありがとうございます。

 財政運営について、最後、一点ちょっとお伺いしたいんですが、素朴な疑問なんです、これまた。

 今、黒木市長にとって、先ほどみたいに、右肩上がりの時代でないから予算もそんなに大きくできませんよという中で、予算の制約がある中で、市民ないしは議会の中からこういう事業をやってくれと言われる方がつらいのか、市長そのものがやりたい事業があるけども、議会から、財政を抑えにゃいかんからやめた方がいいよと、それはならんと、どちらがつらいですか、市長の立場として。お伺いします。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 どちらもつらいです。



◆九番(片田正人) 一般質問の中でも見ていたとおり、そう野放図に予算の拡大を招くような質問であるとか要求というのはなかなか出てきていないと。市民の方々もそろそろわかっていらっしゃるのかなというふうに思うんですよ。

 ですから、それよりも、今限られた財源をどう利用していくのかというような視点から質問をしている議員がほとんどだと思うし、市民の方々もそういう事情はだんだんわかっていらっしゃるのかなと。市民の方々もそれぐらいはわかると思うんです、間違いなくそれは。この中に住んでいるわけですから、状況をずっと、私より長く住んでいる方がほとんどですし。

 そういう中で、やはり市民の方々に情報公開するというのは、そういう市民の方々の視点を信頼していただきたいと、行政の方にぜひとも。そうむちゃな要求はしてくることはないだろうなと思って、そういうような視点からちょっとお伺いしてみたんですが、どちらもつらいですよね、やっぱり。でも、つらいですけど、やっぱり私も一緒にやってかなきゃいけませんので、ぜひとも、その次の質問に絡む問題ですので、よろしくお願いします。

 四番目の日向市、東郷町の合併問題でございます。

 説明会の評価とアンケートの評価はどうですかということをお伺いしてみたんですけど、説明会の成果が非常にあらわれたのかなと、アンケート結果に。合併した方がよいと答えた方が八〇・一%。その中の何%でしたか、一番多かったのは財政の支援があるからという理由で賛成したと。これはやはり説明の方法、内容を聞けば、多分こういう方向になるだろうし、逆に一〇〇%答えていただけたというぐらいに行政の方々は思っているのかもしれないなと、そういうふうに判断するところであります。

 東郷町の方の評価をいただいたわけですけども、いいですか、質問、ちょっと。

 その「東郷町の情勢を判断した結果ではないかと考えています」といただいたんですが、それはどういう意味なのかちょっとよくわからないんですけど、東郷町の情勢を判断した結果ではないかというのはどういうことなんでしょうかね。ちょっとお伺いします。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 十六歳以上の方々に、東郷町ではアンケート調査を実施いたしました。これは私の考え方ということで御理解いただきたいと思います。どなたからかそういうことを聞いて云々ではなくて。やっぱり高齢者の方々にとってはやっぱり住みなれたまちというものが、東郷町というものがやっぱりそこになくなるということに一抹の寂しさ、哀愁というのがあったのかなと。そういうのがやっぱり四〇%ということに出てきたのかなというふうに個人的には考えています。そういう意味です。



◆九番(片田正人) はい、ありがとうございます。

 説明会についての問題というのは、やっぱり参加人員の数と質だと思います。

 一般的に、やはり私が見たところによると、まず全体量が少ない。日向市の場合、来られた方が少ない。それにあわせて、女性が少ない。若年層が少ない。これはどの集会を開いても、どのような会合を開いてもそういう傾向があるのかもしれませんけども、合併というのは基本的には皆さんに関与する部分ですので、なるべく幅広い方々に来ていただきたかったなと思っているのが行政の方々の考え方だったと思います。そう信じております。

 しかし、やはり住民の方々というのは、何かしらの不安であるとか、損失であるとか、すぐそばに迫った危機であるとかいう部分に関してはやはり関心をさっと持つかもしれませんけれども、あれほど安心だ、大丈夫だと言われたらやっぱり来ないんじゃないかと。それは当たり前の結果なのかなと、人数的には。

 財政的にこういう形になりますよということを言われれば、ああ心配するなと、おれ行ったけど余り大したこと言っとらんかったよと、財政はいいなるらしいわいと、心配しとったことも何も出てこんかったと。だから、僕が行った何カ所かでも市長に質問がありましたね。余りいいことばかりなんですけど、本当に悪いことはないんですかという質問をされた方が何人かいらっしゃったですね。やっぱりそういうふうな雰囲気だと人は来ないですよね。当然、私もそう思います、自分で。

 ですから、その来なかった人たち、今までの答弁の中にもありましたけど、精いっぱいの広報はしましたと、できるだけのことはやったと。でも、その関心がないという状況をどういうふうに分析するのかと、大多数の方々がわざわざ足を運ぶまでもないというふうに合併の問題を考えるという、この今の状況がいかがなものなのかというふうに考えるところです。

 民意をとりあえず反映するのは議会だからということで議長はおっしゃいますけど、あの状況で民意というのをどれぐらい図るのかと。その母数は、あの数の中で割合は出ていますけども、その数、質の問題をどういうふうに評価されているのかということをお伺いします。



◎助役(金丸裕一) よくサイレントマジョリティーということが言われておりまして、賛成派、多数派の人は何も物を言わないと。どちらかというと少数派の方の方が出てくるということで、私個人的にはこのアンケート結果の八〇%というのは、やはり合併に関して問題意識を持った人が出てきた割には賛成してくれた人が多かったなと。私はもっと低いと思っていたんですね、東郷と同じぐらいの数字かなと。合併を問うと、今、片田議員が言われたような方々というのはもともと出てこないだろうなと。

 同じ地区でやったのは確か美々津だけですかね、三カ所というのは。あとは大体一地区一カ所ぐらいでしかやっていませんので、本当にどこかの会場に行った人の意見を聞いてやったんじゃないと思うんですが。ですから、その意味では、この数字というのはやっぱり問題意識を持った人が説明会でそういう話を聞く。だから、問題意識を持っているからこそ、私がほとんど説明をいたしましたけれども、一カ所を除いて、私の説明をうのみにするのではなくて、ちゃんとしんしゃくしていただいた結果。

 ですから、これと同じように理解できたかという質問に対しても、同じぐらいの数字がたしか出ていたんじゃないかなと。この数字の方が私にとっては非常にありがたい数字だったんですけど。

 ということで、これはやはり意識の高い方が話を聞いて答えた数字ということで、母数は確かに千程度ということで少ない。我々もいろいろ区長たちにお願いして、とにかく集めたいと。任意協議会のときが四百何十名ですか、少なくともこれを上回る数字でやらないといけないという覚悟を持ってやったんですけれども、この結果ということについては非常に残念に思っております。ただ、数字としてはそういう理解をしております。

 以上でございます。



◆九番(片田正人) はい、ありがとうございます。

 助役から御答弁いただきまして、サイレントマジョリティーと。大体サイレントマジョリティーと使う側というのは、統治する側が大体いつも使うもんで、住民側は、サイレントマジョリティーだからということで私は黙っていますよという人は一人もおらんわけであります。ですから、どういう評価をするかというのはそれぞれの立場によるなと。住民サイドの立場から考えるならば、サイレントマジョリティーという単語はなかなか出にくいものなのかなというような私は印象を持っておるところであります。

 それはもう見解の相違ということにしておきたいと思いますが、そういう形でよろしいと思います。

 ただ、例えば、きのうも問題になりましたが、東郷の国保病院の説明なんかをされていました。助役、これは一応八千八百六十七万七千円の黒字がありますと。これは事実なんですよ、間違いなく。しかし、その事実に至る経過を説明しなければ、その平成十五年度の未処分利益剰余金を言っただけでは正確な事実は伝わらないと思うんですよ。

 その前の年は、実は一億千三百八十四万三千円ありました。その前の年は一億二千三百八十一万二千円ありました。そして、今期は会計補助として七千万円を投入しました。その内訳は、交付税として六千百六十万円、単年度で八百四十万円は町の一般会計から入れて、そして、今現在八千八百六十七万七千円の剰余金があります。

 したがいまして、助役が説明されたように、五年間ぐらいの経過措置がありますから、その間にやれば何とかなりますという、ここはそれを説明しないとつながりませんよね。八千八百六十七万七千円が来年には一億円になるかもしれん、二億円になるかもしれん。その過去を説明しなければ。

 数字というのはひとり歩きをしますよね。ですから、そういう説明をしなければならないのじゃないかと私は思ったわけなんですよ。それは非常に不十分な説明。事実ではない。事実ではないことないですよ、うそでないんですよ。事実なんですよ、それは。事実ですが、説明の手法として問題ありだろうと私は思ったところです。

 それで、あと、例えば交付税の算定がえにしても、次に重なる部分もあるんですが、この算定がえをされる。算定がえをされるということは、基本的に一市一町あったものとみなして、その年々で交付税が来ますよということになりますよね。

 しかし、その交付税の大もとは、実は、ことしの地方財政計画でもそうですが、四兆九千億円ぐらい足らんのですよね、やはり。ほとんどは、それが特別会計の中の借金とか臨財債の中に依存しているものであると。交付税は、実は国が余っているお金を地方にやっているとか、地方の税収を一度持ってきているだけじゃなく、借金という形でその一部が補てんされているんですよということまで言わなければ、交付税が入ってくること、事実だけ言っては、それは事実ですが、内容までしっかり住民の方々に本当に伝わるのかどうか。今なぜ合併なのか、そして、これからの財政運営がどうなるのかというところまで思いが至らないんでないかと。

 それは考えがあるとかないとか、能力があるとかないの問題じゃないんですよ。情報としてそれがないからですよ。情報を持っている側が選別して情報を伝えるということは非常に危険なことだと私は思うんですよ。だから、そういうことを説明しても、市民の方の合併をしようと思っている方々、熟度が高いとおっしゃった。そういう方にはわかったんじゃないですか、そういう説明をしても。

 先ほど、私、予算のときに言いましたが、住民の方を信用してください、信頼してください。そういうネガティブな情報を流しても、最終的には信頼してもらえるような形の説明をすればいいんじゃないかと私は思うんですよ。

 だって、この答弁を見たらそうでしょう。その次の問題ですよ。財政支援措置ですよね。算定がえでつまるところ借金として後世に残ることに変わりなく、これは特例債ですよ、将来の財政負担が心配といった御意見も住民説明会で出されたところですと言われても、特例債のことについて一番大きなウエートを割いて説明していたじゃないですか。

 私、だから、そういった部分に関しても、こういう意見を言われても、熟度が高いと助役がみずからおっしゃったとおりですよ。そういう判断をする能力は、住民の方、十分力を持っていると思うんですよ。だから、それが残念でならない、私としては。正面からもっと訴えればよかったのではないかと思うんです。この答弁のような説明をしていれば、私も何もこういう質問はしません。

 しかし、助役は自動車の例も出されました、特例債に関して。例えばローンで車を買う場合に、七割は補てんできます、九五%ローンを組めますという説明をした。わかりやすいと思いました、私は。

 しかし、今問われているのは、本当に車が必要かどうかですよ。それを議論することだと思うんですよ、僕は。本当はリヤカーで済むかもしれない。軽トラかもしれない。自転車だったら百台買えるかもしれない。そちらの方がみんなのためになるかもしれない。ガソリン代も要らない。メンテナンスの費用も要らない。車検代も保険代も要らない。その選択を住民の方々と一緒にしていきましょうよということを法定協でやろうとしたんですが、なかなかできませんでした。

 ですから、そのような中で、私は思うんですが、市長がおっしゃった、十六年六月の議会の中で、地方債を先に行かれて事業をして、あとの交付税措置というのは先食いですよと。地方財政の悪化を招くというふうにおっしゃっていました、御自分で。そういうような形でつぶし合うことじゃいかんよと、地方財政全体の悪化を招くというようにおっしゃっていた。

 だから、そういう視点の中で、私は何にこれを使いなさいとか、地方特例債をこう使いなさいとか、これを使っちゃだめとかじゃなくて、方針として、市長のこのゼロからの行財政改革であるとか、選択と集中の部分に合致したような方針が多分にあると思うんですよ、合併後についても当然。それは継続していくわけですから。

 その部分を行財政方針として市民の方々にわかりやすく説明したらいかがでしょうかと思うんですが、いかがかどうかちょっとお伺いします。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 いろいろとお話しがございましたけれども、まず国保病院についてお答えしたいと思います。確かに累積では八千八百万円。ただし、やっぱり補助金をつぎ込み、そしてなおかつ単年度のあれをしていくと二千万円ぐらい多分出ていましたから、九千万円ぐらいのあれになるかなというふうに思っていますが、ただ、今の状態でそれをやった場合にはそういうことになるんですよねと。

 ただ、五年間はやっぱり過疎債というのが過疎地域には残りますから、その交付税というのは残りますよねと。交付税は残りますよね、五年間は。制度的に残りますよね。法律的には残るんですよ。



◆九番(片田正人) 僕が決める立場じゃないので、その制度というのが、僕は。



◎市長(黒木健二) 過疎債はもう、とにかく過疎法が五年間延長になりますから、これはそういうことで、過疎での交付税というのは、特例債と同じようなシステムの制度というものは残ります。

 そして東郷町も来年度に、十七年度に診断をします。専門家を入れてということも、ちゃんとこれは説明をしております。これは個人的な見解です。

 一番の赤字の累積が出る原因というのは、やっぱりそこに入院をしてということになりますと、宿直の先生がいらっしゃる、あるいは食事の世話をする給食の方々がいらっしゃるということで、今の東郷町の病院を見たときに、年間やっぱり二千三百から五百人の方々が救急という形で利用されていますので、経済的に考えたらいろいろあるかもしれませんけれども、命のことを考えると軽々には廃止はできない。ですから、そういう意味で、いろんな考え方が僕は病院の経営のあり方としてはあるだろうというふうに思います。

 それから、交付税の問題ですけども、きのうも私は答えましたけれども、歳入なき支出はないというのは、それはもう当たり前のことではないかとある議員から怒られましたけれども。それはしかし、やっぱり税収というものが半分しかない、行政のそのサービスの。住民は何のために税金を払っているかということになりますと、それは行政サービスの対価として払っている。直接、間接に問わず。

 そのときに、半分しかないときに、今度は十年間はそういうことで、多分片田議員は十年間そんなの持つかな、交付税がということかもしれませんが。ただ、今の国と六団体の間では約束をされた事項です。

 ですから、私はその十年後の間に、今度は十年後にはいわゆる財源移譲、補助金というものはなくなって財源移譲というものができます。

 しかし、きのうも言いましたように、このように産業の構造というのが弱体化している宮崎県の場合には、行政サービスを賄うだけのものはなってこないだろう。さすれば、やっぱりそこの地方と都市との格差というものを是正するがための財政の調整機能、保障機能というものは、それは交付税として残らざるを得ないだろう。いい方法があればまた別ですけれど。そういうようなことの知恵というのが必ずや出てこないといけないし、そうしなければ行政サービスというものは出てこない。

 しかし、それまでに身軽になるためには、やっぱりいろんなことを、市民の方々にできることは、きょうはパートナーシップのまちづくりというような形で進めましょうやと。そのためには組織づくりが大変必要ですよね、例えば福祉をやる場合にと、そういうことを私は申し上げております。

 以上です。



◎助役(金丸裕一) 私の合併の住民説明会での説明について御意見がございましたので、お答えをさせていただきたいと思いますが、前半と後半で私は説明の仕方を変えております。そういう御意見があるのであれば、合併の説明会をやっている最中に言っていただきたかったなと今思っているところでございます。

 例えば、東郷の国保病院の問題につきましても、確かに一番最初の前段のころは結果だけを申し上げておりましたけれども、最近赤字じゃないのかとかいう御質問が途中で出てまいりましたので、後半での説明会では、私が最初の説明で、ここ数年赤字ですと、こうこう、こうですという説明を事前にしたところでございます。

 また、もう一点言いますと、合併でいいことばかり言うなということがありまして、心配になることはないのかということで、市長が防災の話をされたもんですから、その話につきましても、冒頭の説明の中の結びで、いい話ばかりじゃないと。そういう防災とかの心配もあるんですよという説明の仕方に途中から変えたところでありまして、そういう御意見がおありであれば、議員であり合併協議会の委員でもあるわけですから、途中でこうすべきじゃないかという御提案をいただければ改善することもできたんではないかと。また、それが前向きの議論じゃないかなと今思っているところでございます。

 以上でございます。



◆九番(片田正人) まず、法定合併協議会が説明会を主催するのか、行政がするのかと、私は何回もする前に聞きましたね。行政がされると。それが議決事項であるとか提案事項であるなら、私もこういう場で言います。そういう機会が公式に認められているんだったら。

 それで、じゃあ最初に説明された方と、次に後半から説明された方というのが二回来られましたか。どっちをベースに考えるんですか。最初だけ聞かれた方もいるわけでしょう。住民の方をベースに考えていただきたいなという視点で私は申し上げたんですよ。

 別にいいんです。やり方がどうのこうのと、僕は助役を否定しているわけじゃないんですよ。ただよりよい方向で、行政の方も、議会の方も、住民の方々もいい合併ができればそれでいいじゃないですか、納得づくで。もしやるんだったら。それで共通認識がとれれば。私は別に、何もけんか腰になる必要もないし、こういう形だったらこうと。それを責めているわけじゃないですよ。ただ、こういう考え方もあったんじゃないか。私はそれが。

 もういいです。そういうことは同じことになってしまうからいいです。言ったことはわかると思います。余りめったに感情的にならないんですけど、すみません、取り乱しました。申しわけございません。

 ただ、先ほど市長からも答弁いただいたわけなんですけども、基本的に二〇〇八年には国債の大量償還、四十兆円の借りかえが出てくるというような話もあります。

 ここ三年の流れで見ても、国家の財政の中で、そういうようなところで、果たして、交付税の配分に関してはいいかもしれないけど、総枠の縮小というのはやっぱり否めないんじゃないか。それだったら合併するよりましだろうという話に多分なると思うんですよ。しなくてもそれよりましになると。

 だから、私がいつも足腰のしっかりとした、財政基盤という形が強い自治体という形だと、できれば自分たちが、依存財源をなるべく割合を少なくしていくような形で行政需要を縮小していく。そして、歳出圧力をなるべくかわしながら、先ほど言いましたね。議会の方もそんなにむちゃな質問をしていないし、要求もしなくなったんじゃないですか。というのは、事情がわかっているからだと思います。

 僕は、自分が蓄財するよりも、将来の方々に借金をなるべく残さないような形にするというのが本来の姿だと思うんですよ。預かり物ですから、今は。ですから、返せない借金をやっぱりしていくというより、なるべく借金は減らしていく。そして、行政需要の整理をしながら、その中で、市長が言われたとおり先食いであるとか選択と集中とか、そういう答弁を去年六月にされたので、私、非常に期待しておりました。

 だからその中で、例えばそいうった選択と集中であるとか、ゼロベースからの行財政改革、今度合併される東郷町の方々に、市長はこういう方針で市長になったんだよということをお伝えになりましたでしょうか。それが今度の新市の、当然そこから切りかえることはないですよね、市長は。合併したからといって、ゼロベースの行財政改革をあきらめるわけじゃないし、選択と集中をあきらめるわけじゃないですよね。そういう形をお伝えになられましたか。一点だけちょっとお伺いします。



◎市長(黒木健二) 私の公約は、元気で活力ある日向と、それから三つの視点、それから大きな柱である教育改革ですとかゼロからの行政改革、これはもう変わりません。

 ただ、東郷町ではまだその機会はありません。言う機会はあってない。それは法定協しかないわけですので、法定協の中での私の考え方はこういうことですということは述べていませんで、とにかく四十六項目の中についてどういうふうに調整をしていきましょうかということが一つの命題でありましたから、なるべく早い機会に私の基本的な方針というものは述べていきたいと思います。

 以上です。



◆九番(片田正人) では、法定協の調整方針の中に、市長が公約された部分のゼロベースからの行財政改革とか選択と集中が反映された部分というのはありますか。調整の中で、例えば幹事会に指示をしたとか、部会に指示をしたとか。私はこういう公約だったんだからそれにたがうような形で調整したら困るよというような内部でのお話し合いというのはあったんでしょうかね。ちょっとそれをお願いします。



◎助役(金丸裕一) お答えいたします。

 きちんと御理解いただきたいのは、市長の多重人格性ということを御理解いただきたい。市長は行政の長であり、政治家であり、個人である。三つの顔を持っております。

 今回の調整方針は、行政の長としてお互い東郷町と日向市というのがあるわけですので、できるだけそういったものは出さないようにいたしました。ですから、あくまでも行政機関同士の調整ということで、当然編入合併ですから日向市の考え方がいきますよということで、市長の方針は日向市の施策に反映させていくわけですから、それは間接的に調整方針の中の今後具体的にやっていく中で、例えば十七年度で行革大綱が終了しますけれども、十八年度以降の行革大綱を十七年度に検討することになると思います。

 そういった中で、御指摘のゼロからの行財政改革といったことは当然検討されていくということになるのではないかと思っております。

 以上でございます。



◆九番(片田正人) 調整方針でまとまった部分に関して、それが行政間で調整した部分で、その調整の過程においてそういうことがあったのかどうかということをお伺いしたところだったんですが、助役の答えはこれからのことでしたものですから、それはそれとしていいです。そういう形なんだろうというふうに思っています。

 僕、ずっと法定協の中、調整方針を見ましたけども、若干そういう部分では、そごを来すようなところもやっぱりあるのかもしれません。行政改革の面からいうと、一部バックする部分もあるかもしれんし。それをいかに、市長の答弁にありましたとおり、早く効果を上げれば上げるほど合併効果は大きくなると。交付税の算定がえについてもそうですよね。特例債についてもそうなんですが、僕は方針を示していただきたい。大きな指針として示していただきたい。使い道の云々じゃなくて指針として示していただきたいということだったんですが、なかなかそういう点ではないんです。いろいろ個別の事業でも気になる議員がたくさんいらっしゃるし、それは東郷町の方々もやはり同じように気になさっている。

 いろんな法定協の中では、枠の配分を決めてみたりとか、周辺部の枠組みを決めてみたりとか、その使い方をいろいろ議論しているところもまだあるんですよね、実際。ですから、少なくともその議論までは、助役が言われたまだ今からのことだと思いますが、方針、指針を市長として改めて何かないのか。言ってみれば何でもいいです。特例債の使い方はこうだというところがあったら。一番これを気をつけるとか、こういうことが黒木健二のポイントだと、特例債を使う合併、私が合併するのはこうだということがあればお伺いしたいと思います。



◎市長(黒木健二) 選択と集中ということですから、あれもこれもということはできないと思います。本当に指針というのがそこで具体的に出てこないといけませんでしょうけども、多種多様にわたっておりますからなかなか難しいと。大枠の指針というような感じになろうかと思います。

 ただ、今こう聞いてみますと、道路関係のやっぱり陳情が多いですよね。そういうことじゃなくて、やっぱりハード的なもの、道路関係もそうですけども、その中でもやっぱり選択と集中というものをせざるを得ないということを本当に御理解いただきたいと思いますし、やっぱり箱物自体というものもなかなかもう難しいよというようなこともちゃんと申し上げていきたい。やっぱりソフトを中心にした、重視したそういう地域づくりというものにシフトしていかないといけないんじゃないかということを強く訴えていきたいというふうに思っています。

 以上です。



◆九番(片田正人) はい、ありがとうございます。

 そういった指針でも参考になると思います。市民の方々も思うと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。すみません。



○副議長(西村豪武) 以上で、九番片田正人議員の質問を終わります。

 ここでしばらく休憩します。



△休憩 午後三時五十七分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議 午後四時十四分



○副議長(西村豪武) 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を続行します。

 次は、二十六番黒木万治議員。



◆二十六番(黒木万治) 〔登壇〕私は今日の重要な課題について、必要な提言も交えて市長、教育長に質問を行います。

 まず最初に、政府の進める大増税路線についてであります。

 二〇〇五年予算案は、定率減税の半減、若者にはフリーター課税、高齢者の住民税の非課税措置の段階的廃止、生活保護の母子加算の削減、障害者福祉の利用者負担の導入、国立大学授業料の値上げなど、あらゆる分野で庶民に痛みを強いる中身になっています。

 特に強調したいのは、年金暮らしの高齢者に増税が集中していること、市民の生活と暮らしに深刻な打撃を与えるということであります。

 小泉内閣の進める連続的、本格的な増税路線を市長はどう受けとめようとしているのか、市民の暮らし、福祉を守る立場に立つべき市長の基本姿勢をまず伺いたいと思います。

 次に、二〇〇五年、地方財政について、四点について市長の見解を問いたいと思います。

 一番目に、地方交付税、一般財源の規模についてでありますが、二〇〇四年度には地方交付税、臨時財政対策債が大幅に減らされ、多くの自治体が悲鳴を上げたということでした。

 二〇〇三年度の水準からすると、財政運営が厳しいのは変わりありませんが、地方交付税と地方税、臨時財政対策債を合わせた一般財源は昨年並みに確保していると思いますが、これをどう評価されるのか。私は、地方六団体などの抗議と怒りを集中させた世論の力の結果とも見ているが、いかがでしょうか。

 二番目に、関連して、二〇〇四年度の交付税が大幅に減らされたことや、政府がずっと交付税削減を繰り返し言ってきたことが背景にあることから、歳入を実際より低く見積もり、財政が大変だからといって住民サービスを後退させてはならないと思うわけであります。

 今苦しいのは、国・市の財政よりも市民、住民の暮らし、生活であります。その観点から、適切な予算計上になっているのかどうかということを聞いておきたいと思います。

 三番目に、政府が地方交付税削減を基本方向としている以上、地方交付税制度を維持させること、さらに、拡充を求めることが重要であると考えます。市長の今後の取り組む姿勢、対応について、決意のほどを聞いておきたいと思います。

 四番目に、公共事業の交付金化が創設されました。これまでの補助金制度と比較してどのように受けとめているのか。国が法律や要綱をつくり、自治体の計画を判断し、交付金を決める、そういうふうに理解しておりますが、過大な幻想は持てないというふうにも思いますが、どうでしょうか。

 次に、土木行政についてであります。

 災害復旧工事についてお聞きします。

 昨年十月二十日の台風二十三号などの災害の最終的被害状況、その後の復旧度、見通しについてはどうまとめられているのかお聞きいたします。

 次に、復旧工事のスピード化についてであります。

 災害の調査から設計、国・県からの査定、手直し設計、指名審査会、業者選定、入札、着工へと大まかに並べてみましたが、これに現場写真撮りなど細々あると思うわけですが、余りに業務が多過ぎて時間がかかり過ぎる。

 率直に申し上げたいと思うわけであります。一連の手続の中で簡素化すべき点はないのか。また、各担当課とも通常業務がある中で、災害復旧業務で大変だと思うわけでありますが、必要な職員の配置を補強して対応してもらいたいと思いますが、どうでしょうか。何よりも一日も早い復旧を求める地権者、地域住民の声にこたえてもらいたいと思うわけであります。

 次に、介護保険行政についてであります。

 一番目に、政府が今国会に提出した介護保険改悪法案では、ことし十月から、特別養護老人ホームや老健施設など介護保険施設の居住費と食費を保険給付の対象から外し、全額自己負担をしようとしています。入所者の現状からして、その影響をどうとらまえ、どう対応しようとしているのかお聞きいたします。

 二番目に、介護保険で介護が必要だと認定されたにもかかわらず、サービス料金を払えなく、サービスを利用できない人がふえていると言われております。実態をどう掌握しているのかお聞きいたします。

 次に、市道の改良についてであります。

 これは、市道日向中学校線というよりも、手前の中原八幡線も含むということでありますが、どう全面改修を考えておられるのかお聞きします。

 最後に、教育行政についてであります。

 これは、母子家庭の方から寄せられた声としてお聞きいたします。

 学校保健法(歯科)医療券についてでありますが、この券での治療の制限をやめて、普通に歯科医の診断と判断、裁量のままに治療ができるようにできないのかという点と、有効期日が八月三十一日となっております。延長はできないのかということをお聞きして、壇上からの質問といたします。〔降壇〕



○副議長(西村豪武) 二十六番黒木万治議員の質問に対する答弁を求めます。市長。



◎市長(黒木健二) 〔登壇〕二十六番黒木議員の御質問にお答えいたします。

 日本経済は自律的な回復基調が見られるようになりましたが、依然として国・地方を通じ厳しい財政事情にあります。また、少子・高齢化が進行する中で、活力ある経済社会を構築していく必要に迫られているところであります。

 このような背景から、国におきましては、持続的な社会生活の活性化を実現するために、既存の制度の見直しなどの取り組みが行われていると認識をしております。

 次に、地方交付税と一般財源の規模に対する評価についてでありますが、昨年十一月に決まった三位一体改革の全体像では、平成十七、十八年度について、地方の安定的な財政運営に必要な交付税を含めた一般財源の総額を確保することが決定となり、地方六団体が繰り返し求めてきた総額確保が一応実を結んだとはいえ、国・地方の財政構造の改革、財政規律の確立という本質的なことについては、根本的な解決が先送りされたところであります。

 次に、財源難と住民サービスの関係についてでありますが、このことについては、住民から行政運営を負託されたものは地方自治体であると認識すれば、住民サービス、住民満足度の向上を目指すことは必須の課題であり、それに向け、将来世代へ持続可能な財政構造の確立を図る必要があるものと理解をしております。

 次に、地方交付税制度の維持、拡充への対応についてであります。

 地方交付税制度につきましては、地方自治体が課税客体の大小に左右されることなく、普遍的に地方自治を運営していくための基盤であり、今後とも全国市長会等を通じて、地方交付税制度の持つ財源調整と財源保障機能の堅持を働きかけてまいりたいと考えております。

 次に、公共事業の交付金化についてであります。

 これにつきましては、詳細な内容は示されていないため全体像が不明確でありますが、制度としては地方の自主性、裁量性を尊重した補助金の交付金化を目的として新設されたものと受けとめています。

 次に、災害復旧工事についてであります。

 昨年は相次いで台風が襲来し、本県には四つの台風が接近または上陸しました。中でも十月二十日の台風二十三号では、床上浸水十棟、床下浸水五十八棟、道路被害六十カ所、河川被害十二カ所、がけ崩れ六カ所など甚大な被害が出たところであります。なお、台風十六号から二十三号までの被害総額は、約四億五千万円の被害となっております。

 次に、その後の復旧度、見通しについてでありますが、国の災害査定が一月末でしたので、事務の手続上、復旧工事に着工していない箇所もございます。現在、所要の事務手続を行っているところであります。

 次に、復旧工事のスピード化についてでありますが、災害の発生時から災害復旧事業を完了させるまでには国の災害査定を受けることから、さまざまな手続を行う必要があり、復旧までに時間を要しているところであります。

 このため住民生活に支障が出ている箇所については、本復旧前に土砂撤去等の応急工事を実施しているところであります。また、速やかに現地調査を行うなど、早期に災害査定を受けられるよう努めてきたところであります。

 今後とも手続の迅速かつ的確な処理を行い、早期復旧に努力してまいりたいと考えているところであります。

 次に、介護保険施設における居住費用と食費に係る保険給付の見直しの影響及びその対応についてでありますが、今回の改正は、介護保険と年金給付の重複の是正や、在宅と施設の利用者負担の公平性の観点から見直しがなされるようであります。

 この見直しに伴いまして利用者負担が増加することになりますが、収入が低い利用者の負担軽減を図るため、介護保険から補足的給付を行うこととしております。この軽減措置により、相部屋の場合の利用者負担の増加額は、それぞれの所得段階に応じて月額千円から三万四千六百円ほどとなる見込みであります。

 この軽減措置に加え、収入が低い利用者に対しましては、さらに高額介護サービス費の見直し、社会福祉法人による利用者負担減免制度の運用改善、法施行前から特別養護老人ホームに入所している旧措置入所者の減免制度の延長等により負担の軽減が図られるものと考えているところであります。

 次に、要介護認定を受けている人で介護保険サービスを利用できない人の実態掌握についてでありますが、平成十七年一月現在、要介護認定者数は千八百十七人で、このうち介護サービスを利用している人は千五百七十一人で、サービスを利用していない人は二百四十六人となっております。

 現在、第三期介護保険事業計画策定に向けて、要介護認定を受けている人全員を対象にアンケート調査を実施していますが、この中に介護サービスを利用していない理由などの質問項目を設けて、利用していない人の意向を把握することにしているところであります。

 また、本人や家族などからの相談、民生委員の方や在宅介護支援センターの職員、ケアマネジャーからの情報提供等により把握できた場合は、その状況に応じて適切に対応していきたいと考えているところであります。

 次に、市道中原八幡線の舗装の全面改修についてでありますが、当路線の一部に排水施設の不十分なところがあり、これが原因で舗装面にクラックが入っている状況が見られますので、十七年度中に補修工事を実施したいと考えております。

 また、教育問題につきましては、教育長より御答弁をお願いいたします。

 以上であります。〔降壇〕



◎教育長(宮副正克) 〔登壇〕二十六番黒木議員の御質問にお答えをいたします。

 学校保健法(歯科)医療券についてでございますが、平成十六年四月一日に公布・施行された学校保健法施行令の一部を改正する政令第七条によりまして、齲歯につきましては、それまでの制限された医療方法から、保険診療の対象となる治療を援助の対象とするよう改められておりまして、現在それに基づきまして実施しておるところでございます。

 また、有効期限につきましては、夏休み中に治療を進めるために限定しておりますが、期限が過ぎましても診療は可能でございますので、積極的な利用をお願いいたしておるところでございます。

 以上でございます。〔降壇〕



◆二十六番(黒木万治) 答弁をいただきました。

 もう少し論議を深めてみたいと思うんですけれども、市長、この大増税ですよね。ことしから来年、再来年という形で、消費税の増税も計画されているようでありますけれども、先ほど壇上で申し上げた件、あるいはこれにまだ介護保険料も払わなきゃならん、国民年金保険料ですよね、それに国保税とかいろいろな形で税金はかけられておるわけです。それとこのお年寄りの住民税非課税も百二十万円が取っ払われるような状況が来ると。こういう中で、私は、市長から今答弁をいただきましたけれども、果たして六万、日向市民の市長として、こういう今述べられたような受けとめ方でいいんだろうかと、今お聞きしてそういうふうに率直に感じたところなんですよね。

 こういうふうにじわじわとどんどん増税をやられて、締めつけられてくると。所得はどんどん減っている、あるいはふえる方向ではない状況の中で、もうじわじわ攻められていくような状況になってくると。

 少なくとも市長は、やっぱり六万市民の暮らし、福祉やら生活を守るという先頭に立たなければならないということですよね。地方自治法、日向市を預かっておられるわけですから。そういうときに、何か小泉首相が言うような、少子・高齢化が進行するからしようがないみたいな、そういう背景から国がそういうことをやるんでしょうというふうに認識しておりますというような答弁で果たしていいのかどうかと。果たしてそれが日向市民が幸せになる方向であるのかどうかと、私は今そういうふうに率直に受けとめておるわけですけれども、そういう点、市長、いかがでしょうか。



◎市長(黒木健二) この税金の問題につきましては、ただ日向市だけに関係するんじゃなくて、日本全国でこういう形で実施されようとしているわけです。議員御指摘のとおり、定率減税の縮小とか、あるいは雇用保険の問題、社会保険の問題、それから、やっぱり私が思っているのは、いろんな控除が廃止される。配偶者特別控除だとか、あるいは老齢者控除だとか、こういったことも、やっぱり結局はそういうものがなくなっていくということは、それだけの負担がふえていくというとですから、増税感というものがひしひしと国民の間に、市民の間に広がっていっているということは本当に遺憾なことだと、大変残念だというふうには思います。

 やっぱり少子・高齢化の中で、とにかく生産活動をしていく人間が少なくなっていく中で、高齢化が一方ふえていく、そして社会保障費というのがだんだんふえていったときにどうすればいいのかということの中で、いわゆる小泉内閣の構造改革というのが出てきたんだろうと思います。それは、特殊法人の改革ですとか、あるいは民間にできることは民間にというのはそういう一つの事例だろうと思います。そういうことで、一方では、歳出を抑えるためにいろんなそういう構造改革をやり、しかし一方では、そういう高齢化に対応するためにどうすればいいかということですから。

 税金が高くなることについて喜ぶ人はだれもいないわけですので、私も先ほど議員御指摘のように、特に高齢者年金の方々にやっぱり税金がかかっていくということについては、大変悲しいことだなというふうに受けとめております。やっぱりこれからは、そういうような意味におきまして、増税をしなくてもいいような、結局市民との協働といつも言っておりますけれども、やっぱり行政と市民とが役割分担をしながらいろいろと行政サービスを担っていく、そういう協働関係というものが大事になっていくのかなというふうに思っているところです。

 以上であります。



◆二十六番(黒木万治) そういう大増税路線に対してやっぱり正面から受けとめていただいて、もちろん市長がおっしゃられたとおりです、項目的には。やっぱりそういう中で、市民の暮らしとか、言われるように高齢者の暮らし、命をやっぱり守っていくと。市独自でもあるいはそういう施策が、きめ細かなそういうものが私は必要になってくるというように考えますので、ひとつ市長としても今後のそういう状況については、六万市民の立場に立って取り組んでいただきたいというふうに思います。

 地方財政については、市長も交付税について、今後も財源保障機能の堅持を働きかけてまいりたいということで、地方交付税が、臨時財政対策債も含めまして、二〇〇三年、二〇〇四年にかけて六億千万円規模に削られている状況で、しかしことしは、申しましたように地方六団体等の頑張りを含めまして、去年並みを維持できているという状況ですから、やっぱり私は、ここのところはさらに拡充を求めて頑張っていく必要があると思うんですよね。

 金がない、金がない、金がどんどん減っていくんだと、こういう話ばかりでは、もうやっぱり国のこれは思うつぼになりますから、やっぱり地方から声を上げて、これを返してくれと、例えば国の予算を組み替えさせるぐらいの地方の気概が私は必要だと思うんですよね。

 例えばいろいろ、要らないお金をむだに使っているという状況がありますし、定率減税にしても、国の大金持ちやら大企業に対してはそのまま残して国民の方だけ半減、そして来年廃止だという方向ですから、やっぱりこういう不公平というか、大企業やら大金持ち優先になっておりますから。本当に金がないんじゃなくて、やっぱりイラクの自衛隊派兵にしても百四十六億円予算が組んであると。もう総額では六百四十八億円も出していると。やっぱりこういうのも国の予算を組み替えていけば、幾らでも地方はまだ金をよこせと、予算計上しろという大運動ができると思うので、その点をひとつ強調しておきたいと思うんです。

 それから、一つはこの税源移譲について、個人住民税一〇%フラット化するとかいろいろ言っておりますけれども、市長も言っておられますように、やっぱりこの日向市の人口とかこういう規模の市で、私はこの税源移譲は余り税の増収は期待できないというふうに思うんですけど、そこら辺は担当課で試算しておられるのか、市長からどういうふうにお考えになっておられるかお聞きしておきます。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 まだ手持ちには、担当課は出しているのか知りませんが、ちょっと私、まだ連絡を受けていないんですけれども。

 基本的に、今度の財源移譲でとにかく大幅な税金がふえたのは東京、大阪というふうに、何かの新聞には出ていました。それが東京の場合には随分の大きな多額のお金であったと記憶しております。宮崎県の場合には、先ほども言いましたように、そういうような産業構造からしまして、税源移譲になったとしても、恐らく足りないんだろうと思います。よく私、出しますけれども、宮崎県全体の県と市町村の財政というのは一兆円です。一兆円の予算というものが組まれるためには、それだけのそれなら税源移譲がなるかとなると、なかなか難しいと思います。

 ですから、そういう意味では、本当にまだまだ補助金というのが随分あります。三位一体の改革というのは、要は、補助金というのは、中央省庁に行って、その使う旅費だとかいろいろと時間をかけるそのむだをやめましょうということなんですから、例えば特別養護老人ホームをつくるにしても、もう四十年たちましたよと。四十年たてば地方にもやり方はわかります、国の指導を仰がなくてもということで、そういうようなのも、だからやめましょうやということがこの補助金の趣旨でしょうから、そういったものは本当にやっぱりやめていただいて、地方の方に財源移譲していくということが非常に大事になってくると思います。その予定で、また、今度の知事会の会長に選ばれた麻生さんも、さらに闘う知事会ということで頑張っておられるように聞いております。

 以上であります。



◎税務課長(黒木英一) 税源移譲について、市長の答弁に補足をしたいと思います。

 現在、所得税が四段階、市・県民税、住民税が三段階、あわせて五%から五〇%の累進で行っているわけですけれども、総務省の原案では、地方税については、給付と負担の原則で一〇%の比例税率にしたらどうかというのが総務省の素案でございます。

 日向市で現在十三億円から十四億円の間で、個人住民税でございますけども、比例税率になったときにどのくらいの税金になるかなということで、粗計算なんですが約十億円ということで、定率減税とかいろんなものを考えないでそういう数字を一応はじいております。

 以上でございます。



◆二十六番(黒木万治) いろいろ税の問題については、三位一体を市長は言われますけれども、やっぱり国としてはこの負担金、補助金制度、これを何とか廃止して、負担金であればやっぱり経費のパーセントで国が保障しなきゃならないわけですから、その分を削って、そして、税源移譲だということで国からの出す金を何とか抑えていこうと。自分たちは大借金を起こしているわけですけれども、それを地方に押しつけようということだと思うんですよね。

 しかし、これは本当は国が責任を持たないけない負担金、補助金ばかりですよね。義務教育費であるとか、国民健康保険税とか、公立保育所、生活保護、児童扶養手当とか。こういう状況ですので、やっぱり地方の財源確保について、闘う知事会と市長が答弁されましたけども、少し全国市長会も負けずに頑張っていただいて、我々議会もそうですけれども、一緒になって中央にそういう立場でやっぱり頑張っていく必要があると思うんですね。そういうことをひとつ強調しておきたいと思います。

 それから、災害の問題について。

 大変担当課にはお世話になりました。塩見地域は非常に、今回の台風で奥野川は特にはんらんしたということで、被害が大きいということで、昼夜担当課長にはいろいろとお世話になったわけですけれども、なかなかこれが見た目でできないわけですよね。

 先ほど答弁もありましたけれども、この所要の手続を行っていると。この所要の手続が、聞けば聞くほどこれが余りに多過ぎると、私、素人風に考えますと。しかし、国の査定を受けるからそれが必要なんだということでありますけれども、これはもう少し簡素化できないのかというふうに通告しておきましたけど、簡素化をするようなことは何も答弁がなかったわけですけれども、これはどうなんですか。ひとつそこら辺は、市長も助役も県の方でそういう立場におられたわけですけれども、もうこれで目いっぱいと。

 去年十月ですよね、台風でやられたのは。十一、十二、一、二、三月と何もできていないとなると、これはやっぱり地権者、地域住民としては長いもんじゃと。せっかくやってもらえるなら、一日でも早くやってもらいたいということですよね。早田はもう荒起こしも早う二月中にはやりたかったと、そういう問題がいっぱいあります。まだ堤防も切れたままで、そういう状況がずっと続いておるわけですけれども、そういう件、いかがでしょうか。



◎助役(金丸裕一) 災害復旧に関するお尋ねでございますけれども、建設行政に携わっておりましたのでルールを申し上げますと、災害復旧事業というのは国の補助事業、それで非常に補助率が高いということで、やはり災害復旧事業は補助でやりたいということがございます。

 十六年度の場合は災害が非常に多かったもんですから、国土交通省関係でいえば前代未聞という七次査定、年明けまで査定がございました。ですから、農政は年内でたしか終わったと思うんですが、私どもの努力としては、とにかくいかに早く査定を受けるかということで、災害が発生しましたら、先ほど市長がお答えいたしましたように、まず応急災害復旧をすると、通れるようにする、安全を確保すると。

 それから準備作業をやって、とにかく、査定がいつありますというのが来ますので、それに上げるためにはいつまでに印をつけなきゃいけないというのがありますので、それに間に合わせてやっていったということで、一番遅かったのが国土交通省の関係で、日向市が七次査定、一番最後に回されたということもありまして、建設課関係がちょっとおくれているというのがございます。

 そういうことで、もうとにかく災害査定を受けなければ補助が受けられないということですので、そこのところはもうどうしようもならないと。

 それから、もう一つ言いますと、指名審査会で審査をいたします。それから、見積もり期間というのを、今度はこれは建設業法というのがありまして、適正な見積もり期間をとらなきゃいけないということで十日から十五日間、県の場合ではこれは土日を省いております。ですから、県の場合ですと、県が発注してから入札が三週間後なんですね。そういったふうな、これが法で決められた手続といいますか、これは緊急を要する場合は五日間は短縮できるんですけれども、県の場合は、市の場合もですが、今回もたしか十日間に短縮をしたと思います。これはやっぱり法で五日間短縮できるということになっておりますので、そういう短縮できるところは短縮できるように努力しているということで御理解を賜りたいと思います。



◆二十六番(黒木万治) そういうふうに理解をしていきたいと思います。一生懸命やっていただいておるという前提のもとに、そういう質問をしたところであります。

 それから、助役がせっかく答弁されましたのでもう一点お聞きしたいんですけれども、こういう災害に関して県の立場と市の立場。私はこの市と県がもう少し歩み寄るといいますか、打ち合わせというか、そこら辺のところがやっぱり十分でないような気がするんですよね。

 ですから、県の体質としてどうも市を見おろしておるというか、住民の目線のところに立っておられるのかなというふうに思わざるを得ないようなことを、今回、土木事務所にも何回か伺いました。先週の金曜日は、奥野川を朝日橋から小原のプールまで、河川課長含めて全部歩いていただいて調査したようなこともあるわけですけど、その点、どうもそういう違和感といいますか、そういう気がしてならないんですけど、せっかくの機会ですから、助役、いかがでしょうかね。



○副議長(西村豪武) 本日の会議は、議事の都合によりあらかじめ延長します。



◎助役(金丸裕一) お答えいたします。

 県の立場というのは、全市町村分の災害査定を取りまとめる立場と県の事業の分の査定を受けるという二つの立場がございまして、特に今回の場合は全県的に起きたということで、国土交通省でいえば整備局と九州財務局との調整をしていくということで、例えば日向が遅くなったとか、例えば六次査定では日向を入れることができんかったとかいうようなことがございまして、特に市民の目線で考えていないということではないと理解しておりますので、御理解を賜りたいと思います。



◆二十六番(黒木万治) そういう災害業務、市と県が力を合わせてそういうふうにやっていただくというのが一番助かるわけですけれども、何かもう一つやっぱり県が上におって、市が下におって、何か県の目線がかなり高いのかなと。それで、そういうような言葉使いになるのかなと、県の皆さんはというふうに感じまして、どうも違和感を感じたような気がしましたので、あえてこの災害と関係がありますので、助役に答弁いただきました。

 次に、介護保険行政について。

 これは相当、住民税非課税世帯も含めましてですよね。いわゆる食費からホテルコスト代含めて自己負担ということになるので、全国的にも深刻な問題として、あらゆる民主団体、そういう医療関係の皆さん方、施設の皆さん方、この見直しに対して、これを撤回するような運動も相当あるわけです。今この答弁を聞いた限り、もちろん自己負担は上がると、三万四千六百円になりますよというような答弁されましたけれども、あとはすべてフォローするわけですか。

 今の答弁では、低所得者の皆さん含めて、そういう状況も全部掌握されて、もう何らフォローされるから問題ないような答弁でありますけれども、担当課としてそこら辺はいかがなんですかね。



◎高齢者あんしん対策室長(村田京一) 施設と在宅の不公平の是正、これは、在宅の方は食費、居住費は自己負担になっていると、施設入所の方は介護保険から支給されているということで、その是正なんですが、本来的には基準的に五万八千円ほどかかります。それが軽減措置等によって先ほどの数字になるんですが、日向市の場合、平均的に見ますと、低所得者が多い関係で月額約七千円になる予定です。

 以上です。



◆二十六番(黒木万治) ということは、高齢者あんしん対策室長としては、その低所得者の方も含めてすべてそういう問題は起こらないと、十分フォローしてある、掌握してあるというふうに理解していい今の補足答弁でしょうかね。そういうことになるわけですか。



◎高齢者あんしん対策室長(村田京一) ですから、先ほど言いました施設において、施設給付費を自己負担、保険の対象外にすることによって、居住費で一万円、それから食費で四万八千円、基準的に合計五万八千円ほどの負担が出る予定ですけども、いろんな軽減措置を講じて、住民税非課税世帯の方を中心にしますと、先ほど言いました、それが平均的に月七千円の負担増になるということでございます。



◆二十六番(黒木万治) はい、わかりました。

 七千円でもなかなか負担できないという方もいらっしゃると思いますので、またその辺も一段としたフォローをお願いしたいんです。

 この認定をされて、介護保険の利用料が払えないという理由も含めまして、先ほどの答弁で相当おられますよね、二百四十六人と。これ、私、前も質問したことがあると思うんですけれども、この中に介護サービスを利用していない理由などの質問項目をもってアンケートをとると。これは、今度初めてこういうふうにやられるわけですかね。これは相当多い数ですよ。



◎高齢者あんしん対策室長(村田京一) 実は、この調査は三年前の策定の見直しでも行っております。そのときのデータでは、一番多いのは自分の力で生活したいと。それから、家族の介護を受けることができるので、今のところはそのサービスの必要がないと。それから、他人の力をかりたくないというような理由。それと、病院とか施設に入所しているというような理由で、利用料が高いからというような理由は全体の六・一%という数字です。

 以上です。



◆二十六番(黒木万治) アンケート結果が出たら、また教えていただきたいというふうに思います。

 それで、市道の関係ですけれども、この道路は、これはいわば富高地区で一番古い状況になっていると思うんですね。中原八幡線。これは私があの日向中に通うちょったころとそんなに変わらんですわ。もちろん拡幅もできていないわけですけれども、今も車も利用できないわけですけれども、私はきょう日向中に卒業式に行きましたけれども、この質問項目を出していましたから、またきょうじっくり通ってみたんですけど、これは昔とちっとも違わんと改めて思いました。もう舗装が破れている、上から上から舗装していっているけれども長持ちしない。もちろん排水も悪いわけですけど、昔のあのセメンでやってありますね。

 これはひとつ、この排水のないところをするというのも結構ですけれども、こっちの高見橋通りの方から全面的に改修する必要があると思うんですね。これはもちろん通学道路ですけれども、そして高見橋通りの区長あたりも、もうこれまで何遍も建設課にはいろいろお願いに行っていると。部分的にはそれぞれ改修してもらっているけれども、もうそろそろ全面的にやっていただくべきだというふうにも言っておられます。

 向こうは広見になりますけれども、日向中のお墓があるところなんかも、これはもう昔と本当に一緒ですわ。僕らが学校のころ、自転車であそこに通いよったころと本当、そのままですね。

 これは、まだ日向市の町場にこういう道路があるというのはちょっと、これは市長、全面的に改修をする必要があると思います。舗装だけですよ。しかし、当然、舗装をやるにはもちろん排水口も必要なところはあるし、ちょっと拡幅した方がいいというところも出てくると思うんですけど、ちょっとこれは検討してもらえないでしょうかね。どんなでしょう、建設課長。



◎建設課長(横山幸道) 市道中原八幡線の舗装全面改修について、市長答弁に補足をさせていただきます。

 本路線につきましては、これまで局部的に舗装等打ちかえをしてきているようでございます。それで、今回一部排水のそういった不十分なところがございまして、そことあわせて路面の悪いところを局部的に改修していきたいという考えでございます。御理解賜りたいと思います。

 以上でございます。



◆二十六番(黒木万治) 建設課長、そこの言われる箇所を舗装されて排水をされても、やっぱり全体としては相当見ばえが悪い道路ですよね。もう御承知のとおりだと思うんですけれども。やっぱりどこを回ってもこれほど悪い路線はないなというふうに思えるようになっているんですよ、私は。

 もう国道あたりだったら一晩で相当舗装をやっていますけれども、そこまではいかんにしても、ひとつ市道の、かなり車も多いし、区長たちもそういうように何回も言っておられるということですので、十分わかっていただいておりますので、今後の計画にぜひ入れて取り組んでいただきたいというふうに思います。非常にそういうことになっておるようであります。要望しておきます。

 教育委員会のこの歯の治療券についてですが、これは参考資料のとおりであれば何ら問題はないわけですね。両方広げなわからんですけど、これ、平成十六年四月一日からやっておられるということですね。

 私、この相談を受けまして、この質問をするに当たって、歯医者さんにもちょっと事情を聞いてこの質問をしているわけですけど、それとここに写しで、平成十六年七月二十三日に日向市教育委員会の印鑑があって日付なんですよね。しかし、ここには、この歯で治療できるのは云々というのが書いてあるわけですよね。この齲歯、要するに虫歯の場合は全部できると。あるいは乳歯とか永久歯というのは、ここに書いてあるとおりなんでしょうかね。そこら辺からこうすると、やっぱり混乱が出てくると思うんですよね。虫歯だけの治療は−−これは齲歯ですから虫歯という意味でしょう−−できますよということで、しかしここには、この券で治療できるのはということでは、乳歯、永久歯でいろいろ書いてありますけれども、そこら辺のところをちょっと説明してください。



◎教育次長(土工冨志夫) 教育長の答弁に補足して、私の方から御説明申し上げます。

 あくまでもここに書いてあります保険対象の治療ということになります。その範囲内ということでありますので、そちらに書いてありますその部分については、当然保険の対象内ということになろうかと思いますが、中には、私、どういうのがあるかわかりませんけども、保険対象外の治療もあると、その部分には含まれないということでの解釈だと思います。

 以上です。



◆二十六番(黒木万治) これ、次長、相当抽象的なお答えですね。僕もなかなかわかりにくいけど。これを、この券を、例えば四月に学校医が行って学校で歯の検査をしますよね。そして、あなたはこういうことで治療に行きなさいと、そういう家庭の事情も含めて、この母子家庭のこれが渡されると思うんですね、学校の方から。それではなかなか親の方にもこれはわかりにくいと思うんですよ。

 例えばお医者さんにいろいろお聞きしますと、虫歯の治療でも、これでやっておられるのはシルバーという材料を使っておるんだと。そして、パラジウムというのではこれは使えないんだと。これは単価もいろいろ書いてあります。私、歯医者さんからこれを聞いたわけですね。

 ですから、本当は歯医者さんとしては、普通にやれば、子どもたちの大事な歯ですから、パラジウムという形で治療してあげたい。しかし、この券ではそれができないということなんです。さっきの次長の説明だけでは、この保険にあるのはこうだというだけでは、私はなかなかわかりにくいなと。

 ですからそこのところを、お医者さんがこういうふうに治療しようと、こういう治療が一番この虫歯には適当だと、一番普通の治療の仕方だというふうに治療されるようにこれをされたらどうかというのが質問の趣旨ですね。



◎教育次長(土工冨志夫) この医療券を発行しておる対象者からちょっと御説明を申し上げますと、この医療券は要保護、それから準要保護世帯の児童・生徒を対象としています。

 それで、要保護につきましてはもう全額対象となるんですけれども、準要保護につきましては、保険治療を行いました差額の三割ですね、自己負担額、これについてうちの方で見るようになっているわけですね。そうなりますと、当然その保険対象外のものまで全部見るということになりますので、それはできないということになろうと思います。

 ただ、歯科医は、それを保険の対象として治療する必要があるとなれば、それは当然診てくれることになると思いますけれども、その辺でしかちょっと、私の方、細かいところはわかりませんが、そういうふうになると思います。



◆二十六番(黒木万治) 要するに、歯科医がこういう治療がいいということであればそういうふうにやると、できるということですね。

 それと、この八月三十一日という期日を切っているのは、ずっと九月でもいいという先ほどの答弁ですね。

 この点は、私はこれは重要な問題だと思うんですよね。これはやっぱり歯医者さんもなかなか説明しにくいと、子どもたちに、ここまでしかできないと、その何かと。そうすると、やっぱりそういう家庭の背景があるわけですよ、今、次長が言われたような。そこら辺のところまで、歯医者さんとしてはやっぱり子どもたちにはなかなか説明しにくいんだと。

 こういうのはやっぱりもう取っ払って、大いに、保険がきく範囲ではやれるということであれば、こういうことまで書かなならんのかどうかですよね。保険の範囲ならできますというように、ここ、何か書いておった方が、お医者さんとしてもわかりやすい、これをもらった保護者もわかりやすいと思うんですね。細々書いてあるけれども、なかなか理解しにくい。私はそういうふうに思いますけれども、これは、そこら辺はもう少し改善の方法があると思うんですが、どうでしょうか。その点が一点ですね。

 福祉事務所長もおいでになっておられますけど、母子家庭医療費助成金給付申請、これで子どもさんたちが歯の治療に行くとすれば、これでは内容はどうなりますかね。ちょっとそこのところも教えていただきたいと思うんです。



◎教育次長(土工冨志夫) その医療券の内容の説明等につきましては、今後私どもの方でさらに検討を進めていきたいと思います。

 以上です。



◎福祉事務所長(富山栄子) 母子家庭医療費助成制度で治療した場合は、本人の負担額が千円までとなっております。だから、本人が負担する三割の保険の場合、それのうちの千円を差し引いた残りの額が助成になっておりまして、病院に行ったときに全額一応支払いをしていて、その後で千円以上の分についてお返しをするという制度になっております。

 以上です。



◆二十六番(黒木万治) その場合はあれですね、所長、これは歯の治療に対する制限というのはないですよね。それはお医者さんの判断で十分できるということになるわけですよね。

 ですから、そこのところはもう両方、子どもさんとしては、そういう家庭では治療はできるということになるわけですので、そこら辺だけ確認しておきます。



◎福祉事務所長(富山栄子) 健康保険が使える分の治療ということでございます。保険を使って、それで治療して、そして、その本人負担の分について助成をするということですから、治療の対象は保険がきく治療ということになっております。



◆二十六番(黒木万治) はい、わかりました。どうもありがとうございました。終わります。



○副議長(西村豪武) 以上で二十六番黒木万治議員の質問を終わります。

 これで本定例会の一般質問を終わります。

 以上で本日の日程は全部終わりました。

 明日は午前十時に本会議を開き、市長提出議案の審議を行います。

 本日はこれで散会します。



△散会 午後五時十四分