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宮崎県 日向市

平成16年 10月 臨時会(第6回) 10月25日−01号




平成16年 10月 臨時会(第6回) − 10月25日−01号







平成16年 10月 臨時会(第6回)



  議事日程               第一号

            平成十六年十月二十五日午前十時零分開会

日程第一 会期の決定(議会運営委員長報告、質疑、採決)

日程第二 市長提出議案第七五号及び第七六号審議(上程、提案理由説明、質疑、合併協議会設置等に関する審査特別委員会設置・付託)

日程第三 市長提出議案第七五号及び第七六号審議(特別委員長報告、質疑、討論、採決)

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◯本日の会議に付した事件

 一、会議録署名議員の指名

 二、諸般の報告

 三、会期の決定

 四、市長提出議案第七五号及び第七六号

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             出席議員(二十六名)

                 一番  甲斐敏彦

                 二番  日高博之

                 三番  柏田公和

                 四番  松葉通明

                 五番  黒木末人

                 六番  溝口 孝

                 七番  黒木円治

                 八番  鈴木富士男

                 九番  片田正人

                 十番  河野有義

                十一番  岩崎寿男

                十二番  日高一直

                十三番  鈴木三郎

                十四番  甲斐誠二

                十五番  岩切 裕

                十六番  赤木紀男

                十七番  黒木 優

                十八番  西村豪武

                十九番  黒木敏雄

                二十番  松本弘志

               二十一番  松木良和

               二十二番  江並 孝

               二十三番  坂口英治

               二十四番  荻原紘一

               二十五番  那須和代

               二十六番  黒木万治

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      説明のための当局出席者

            市長       黒木健二

            総務課長     黒木久典

            職員課長     黒木英信

            企画課長     水永光彦

            財政課長     林 雄治

            建設課長     横山幸道

            会計課長     谷村美江

            監査委員

                     村田育生

            事務局長

            教育長      宮副正克

            教育次長     土工冨志夫

            社会教育課長   児玉直人

            市町村合併

                     黒木雅俊

            対策室長

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      議会事務局出席者

            局長       日高利夫

            局長補佐     中里光男

            議事係長     大久保雅登

            主査       柏田武浩

            主事       東原留美子

            主事       堀田浩一

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△開会 午前十時零分



○議長(甲斐敏彦) ただいまから平成十六年第六回日向市議会臨時会を開会します。

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△教育長あいさつ



○議長(甲斐敏彦) ここで、去る十月一日付で引き続き日向市教育長に就任されました宮副正克さんからあいさつの申し出がありましたので、これを許します。教育長。



◎教育長(宮副正克) おはようございます。

 議長のお許しを得ましたので、一言ごあいさつを申し上げます。

 このたび市長の御推薦を得まして、九月定例市議会において議員各位の御同意をいただき、特段の配慮をもって再度教育長として教育行政に参画できますことに、この場をかりまして厚くお礼を申し上げる次第であります。その任に当たり、無上の喜びと同時に、職責の重さを改めて認識をいたすものでございます。

 二十一世紀を迎えた今日、地方分権の時代の到来とともに、行財政上、国はもとより地方自治体の総体としても幾多の課題を抱え、前代未踏の体質改善の変換期にあります。教育行政にあっても、教育改革が進行する中、地方分権時代における教育委員会制度のあり方が問われている時期にあります。この時期、これらの現状認識を踏まえ、教育行政の多様な今日的諸課題に期待性を持って対処をすることはもとより、全国的な教育水準の維持向上を図るべく、画一的な要請にこたえることとあわせ、地域の実態や特性に立脚した個性化からの要請にこたえるべく、その推進体制の確立が不可欠と考えております。

 今後におきましては、一般行政との協調体制のもとで、幼・小・中・高の連携、一貫教育の推進等、学校・家庭・地域社会の連携、融合の教育を基調として、日向ならではの教育の実現を目指し、国の動向を見きわめながら、規制緩和措置等を最大限に生かし、日向市教育のアイデンティティの創出に向けた集大成に微力ながら全力を傾注し、尽力してまいる所存でございます。

 市長並びに議員各位におかれましては、これまで同様の御指導と御鞭撻を賜りますよう切にお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(甲斐敏彦) 今後とも健康に留意され、本市の教育行政に御尽力をいただきますようお願いをいたします。

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○議長(甲斐敏彦) 本日の会議を開きます。

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△会議録署名議員の指名



○議長(甲斐敏彦) 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に十二番日高一直議員、十七番黒木優議員を指名します。

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△諸般の報告



○議長(甲斐敏彦) 日程に入る前に報告します。

 まず、十月四日、宮崎市において、県知事、県議会議長及び各部長に対して、平成十七年度における県の施策、予算に対する要望行動を市長、教育長に同行して行いました。議長のほか、総務、経済、建設の各常任委員長も出席しました。

 十月六日には、本市で平成十六年度第二回宮崎県市議会議長会総会が開催されました。南九州市議会議長会総会に提出する議題、決算等を承認しました。

 十月十五日には、東京で九州横断自動車道延岡線建設促進中央大会が開催され、今後とも総力を挙げて建設の促進に向けた取り組みを継続していくことを確認をしたところです。副議長が出席しました。

 十月二十三日には、都城市市制施行八十周年記念式典が開催され、副議長が出席しました。

 次に、市長から十月二十二日付で地方自治法第百八十条第一項の規定に基づき専決処分した事項について報告がありましたので、お手元に配付済みであります。

 以上で報告を終わります。

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△日程第一 会期の決定



○議長(甲斐敏彦) 日程第一、会期の決定を議題とします。

 この臨時会の会期及び議事日程について、議会運営委員会の審査の経過並びに結果の報告を委員長に求めます。十七番黒木優議員。



◆十七番(黒木優) 〔登壇〕御報告申し上げます。

 本日招集されました平成十六年第六回日向市議会臨時会の会期及び議事日程について、去る十月十八日、議会運営委員会を開催しましたので、委員会における審査の経過並びに結果について申し上げます。

 本臨時会に提案されます議案は、事件決議一件、補正予算一件の計二件であります。以上の議案について、当局の関係課長から概要の説明を受け、審査しました結果、会期を本日一日間とし、議事日程についてはお手元に配付してあります議案のとおり決定いたしました。

 議案の審議方法でありますが、今回事件決議及び補正予算につきましては、関連がありますので、いずれも質疑の後、議長を除く全員で構成する「合併協議会設置等に関する審査特別委員会」を設置し、これに付託の上、審査することといたしております。

 以上、本臨時会の会期及び議事日程について、その概要を申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。〔降壇〕



○議長(甲斐敏彦) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。

 お諮りします。

 この臨時会の会期は、本日一日間とすることに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。したがって、会期は本日一日間と決定しました。

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△日程第二 市長提出議案第七五号及び第七六号審議(上程、提案理由説明、質疑、合併協議会設置等に関する審査特別委員会設置・付託)



○議長(甲斐敏彦) 次は、日程第二、市長提出議案第七五号、第七六号を一括して議題とします。

 市長に提案理由の説明を求めます。市長。



◎市長(黒木健二) 〔登壇〕おはようございます。

 議員各位におかれましては、平成十六年第六回日向市議会に御参集をいただき、まことに御苦労さまでございます。

 議案の説明を申し上げます前に、先日の台風二十三号による被害状況等について御報告を申し上げます。

 このたびの台風もまた大型で非常に強い勢力を保ち続けたまま、本市に接近することが予測されましたので、十月十九日の午前十一時に「情報連絡本部」を設置、同日午後十時二十五分、大雨洪水警報の発令と同時に、「災害警戒本部」へ移行、翌二十日の午前八時三十分には「災害対策本部」を設置いたしました。

 本部では、徹夜の警戒体制をとるとともに、前回までに接近した台風の際の避難状況等を勘案して、市内十八カ所の避難所を開設して、職員二名ずつを配置する一方で、市民の皆様に対し、防災行政無線や消防車両による広報活動を行い、十分警戒されるよう呼びかけたところであります。

 台風の接近に伴い、二十日の早朝から降り始めた雨は近年に類を見ない降水量となり、一部道路の冠水を初め、河川の増水へとつながりまして、午前九時から午前十一時までの間に耳川、石並川及び塩見川が指定水位を超える状況に至りました。

 また、市街地では富高・広見地区、古市ヶ原一帯の冠水が著しく、周辺住家が孤立するおそれが生じてきたことから、富高・広見地区の古市ヶ原地域十三世帯、四十五人、幸脇・飯谷地区四十一世帯、百四人、美々津・余瀬地区三十三世帯、九十人、美々津・石並川左岸六世帯、四十人に避難勧告を発令し、対策を講じたところであります。

 被害の状況でありますが、今月二十二日までの調査結果によりますと、床上浸水九棟、床下浸水五十八棟でありまして、公共土木施設、農林水産施設、農作物等の被害の状況については現在調査中であります。

 被害を受けられた方々には心からお見舞い申し上げますとともに、台風接近に際し、御尽力をいただきました各地区の消防団や自主防災会、各関係機関の皆様方に心から敬意を表し、感謝を申し上げる次第であります。

 私も台風通過直後に、特に被害が集中した富高・広見地区(古市ヶ原地域)一帯を中心に市内を巡回し、被災者や地域の方々からお話を伺いましたが、さきの議会でも申し上げましたとおり、災害対策につきましては今後とも地域住民の皆様方はもとより、各関係機関との連携を一層密にし、万全を期してまいりたいと存じます。

 また、御案内のとおり、先日、新潟県で直下型の地震が発生をし、甚大な被害をもたらしておりますが、今さらながら自然災害の脅威を認識しております。したがいまして、災害対策につきましては、いつ何どきでも対応できるよう万全を期してまいりたいと思っておりますし、また被災に遭われました新潟の多くの方々に対し、心からお見舞いを申し上げたいと存じます。

 さて、本会議におきまして御審議をお願いいたします議案は、事件決議一件、補正予算一件の計二件であります。

 それでは提案理由の概要を御説明申し上げます。

 まず、議案第七五号日向市・東郷町合併協議会の設置についてであります。

 日向市と東郷町との合併問題につきましては、九月三十日の全員協議会におきまして、これまでの経緯を御報告申し上げたとおりでありまして、去る九月二十四日に東郷町長から日向市と東郷町との合併協議会設置についての正式な要請を受けたところであります。

 東郷町では、この要請を前に、本年八月十八日から九月一日にかけまして、市町村合併に関する町政座談会を各地域で開催されたほか、全戸を対象とした合併に関するアンケート調査を実施されたようであります。

 調査結果によりますと、回答者のおよそ四割が日向市と東郷町との一市一町の合併協議を希望しており、他の枠組みを含めますと、およそ八割が合併を希望しているとのことであります。

 このような経緯を踏まえ、本市と東郷町による一市一町での合併協議について、正式に申し入れがなされたものと受けとめております。

 この要請を受け、去る十月十八日、本市におきまして、日向市及び東郷町の三役合同会議を開催し、一市一町の合併協議会設置に関する確認を行ったところであります。

 申し上げるまでもなく、日向市と東郷町は歴史的にも経済的にも、また文化的にもいにしえより親密な関係にあり、生活圏、経済圏はほぼ一体化しております。とりわけ本市におきましては、六万市民の命の水を耳川水系の東郷町から取水しておりまして、まさに運命共同体として深いつながりを築いてきたところであります。

 現在では、これらを基盤として、ごみ処理、し尿処理、斎場、消防などの重要施策に関しましても広域行政で取り組んでおります。

 二十一世紀を迎え、地方分権型社会への推進が一段と図られており、地方自治体には自己決定、自己責任による行政サービスの提供や魅力ある個性豊かなまちづくりが求められております。加えまして、少子高齢化の著しい進行や環境問題の顕在化、情報化の進展等により、行政需要が増大する一方で、三位一体の改革もいよいよ本格化し、財政基盤の強化や事務処理の効率化がますます求められております。

 私は、このような複雑多様化、高度化の一途をたどる行政課題への対応策の一つとして、市町村合併を視野に入れております。したがいまして、今回の東郷町長からの要請を真摯に受けとめ、合併に関する具体的な協議を深めていく必要があるものと判断したところであります。

 このようなことから、地方自治法第二百五十二条の二第一項及び市町村の合併の特例に関する法律第三条第一項の規定に基づき、日向市・東郷町の合併による新市の建設に関する基本的な計画の作成、そのほか合併に関する必要な協議並びに住民への情報提供と行政・議会・住民が一体となった合併の協議を行う場として、「日向市・東郷町合併協議会」を設置したいとするものであります。

 次に、第七六号平成十六年度日向市一般会計補正予算(第四号)についてであります。

 本案につきましては、日向市及び東郷町を構成団体として設置をお願いいたします合併協議会に要する所要の経費を補正予算として計上するものであります。

 以上、二件につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、詳細につきましては担当課長をして説明いたさせますので、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。〔降壇〕



○議長(甲斐敏彦) 次に、提案理由の補足説明を関係課長に求めます。まず、総務課長。



◎総務課長(黒木久典) それでは、議案第七五号日向市・東郷町合併協議会の設置について、市長の提案理由に補足して御説明を申し上げます。

 議案書一ページをお開きください。

 本件は、日向市と東郷町の合併による新市の建設に関する基本的な計画の作成など、合併に関する協議を行う場として、地方自治法及び市町村の合併の特例に関する法律に基づき、合併に係る協議会を設置したいとするものでございます。

 議案書二ページをお開きください。

 日向市・東郷町合併協議会規約案について、その主なものにつきまして御説明を申し上げます。

 まず、第二条は、協議会の名称でございますが、「日向市・東郷町合併協議会」と称することとしております。

 第三条は、協議会の所掌事務でございまして、第一号から第三号までの事務を行うものであります。

 第四条は、協議会の事務所でありますが、日向市に置くこととしております。

 第六条は、会長及び副会長の規定でございます。

 第七条でございますが、協議会の委員の規定であります。委員は、関係市町の長、議会議員五人以内、関係市町の長がそれぞれ推薦した学識経験者五人以内、以上の者をもって充てることとしております。

 次に、三ページになりますが、第十条は、協議会の会議、これを略して総会ということにしておりますが、総会の開催方法等について規定をしております。

 第十二条は、幹事会でございますが、総会に提案する必要な事項について協議、調整するため、幹事会を置くことにしております。

 第十三条は、小委員会でございますが、その事務の一部について調査、審議等を行うため、小委員会を置くことができるとするものでございます。

 第十五条は、協議会の経費についてでありますが、運営に要する経費は関係市町の負担金及びその他の収入をもって充てることとしております。

 続きまして、四ページをお開き願います。

 第十六条でございますが、出納の監査でございます。協議会に監事を二人置くこととしております。監事は会長が関係市町の監査委員のうちから委嘱をすることとしております。

 その他各条において、必要な事項を規定しております。

 以上で私の補足説明を終わります。



○議長(甲斐敏彦) 次に、財政課長。



◎財政課長(林雄治) それでは、議案第七六号平成十六年度日向市一般会計補正予算(第四号)につきまして、市長の提案理由の補足説明を申し上げます。

 今回の補足説明につきましては、議案書に基づきまして御説明申し上げますので、よろしくお願いをいたします。

 議案書の五ページをお開きいただきたいと思います。

 議案第七六号平成十六年度日向市一般会計補正予算(第四号)。第一条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ百八十万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ二百二十九億三百七十万四千円とするものでございます。

 恐れ入りますが、十四ページと十五ページをお開きいただきたいと思います。

 まず、歳出から御説明を申し上げます。

 議案第七五号に基づく「日向市・東郷町合併協議会」の設置に要する経費といたしまして、それぞれ六百八十万円を見込んでおりますが、当初予算で合併協議会に要する経費五百万円を計上いたしておりましたので、必要見込額として百八十万円の追加補正をお願いするものでございます。

 したがいまして、十五ページの説明欄でございますが、[六九]広域行政の推進、〇二 合併問題の調査研究等の経費として百八十万円の補正を行うものでございます。

 内訳はごらんのとおりでございますが、一九の負担金補助及び交付金の法定合併協議会負担金百五十万円につきましては、補正前と合わせて六百万円となります。その内容につきましては、協議会の開催経費、協議会だより等の印刷製本費、それから新市建設計画策定業務委託料等が主なものでございます。

 なお、歳入につきましては、十二ページ、十三ページになりますけれども、地方交付税を充当いたしております。

 以上で、簡単でございますが、議案第七六号平成十六年度日向市一般会計補正予算(第四号)の補足説明を終わります。



○議長(甲斐敏彦) 以上で、提案理由の説明を終わります。

 ただいまから質疑に入りますが、この案件については、後ほど議長を除く全員で構成する合併協議会設置等に関する審査特別委員会を設置して審査する予定でありますので、お含みの上、質疑をお願いします。

 質疑はありませんか。十五番岩切裕議員。



◆十五番(岩切裕) いろいろあるんですけれども、特別委員会の方もありますので、そちらで細かいことをお聞きすることで、一点だけ、一番気になっていることなんですが、一市二町で今まで議論をされてきました。そしてそれがとんざしたわけですね。そして四月二十三日の臨時議会で私たちは賛成したけれども、門川町はだめだったという経過があって、つまり一市二町という枠組みでずっと考えてきて、突然一市一町になるわけですね。要するにまちづくりにしても根本的に考え直さなければいけないというのは当然だと思うんですけれども、日向市としての考え方ですね、基本的にどういうまちづくりをしていくのかというのが、一市二町で考えてきて、そしてまた一市一町で考えるという、そこらあたりですね、市長の頭の中でどのように整理されているのかというのを少し、一点だけです。お願いいたします。



○議長(甲斐敏彦) 答弁を求めます。市長。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 先ほども提案理由の中で説明いたしましたけれども、経済圏、それから生活圏、それから水の取水といったような問題、それからこれまでの耳川水系での生活圏といいますか、歴史的な、あるいは文化的な、そういう流れの中で深いつながりがあると思っています。もちろん門川さんとは港湾という流れの中で非常に一体的なものがありますけれども、東郷さんとはそういう意味では耳川水系を中心とした歴史的な、あるいは文化的なつながりが非常に深いと。そういうことで、一つは日向の場合には海岸線五十・九キロ、これはリアス式でずっと直線ではないですけれども、直しますと五十・九キロありますから、こういう海岸と山林とが融合した、海と都市と山林とが共生した、そういう魅力あるまちづくりが私のイメージとして浮かんでまいっております。

 以上であります。



◆十五番(岩切裕) この問題だけですけれども、つまり今市長が言われたということは、海があり、山がありということは、一市一町が一市二町になり、あるいは一市二町五村ということを含めた形の広域的な行政のあり方あるいは一つの自治体になるということも含めて、とにかくワンステップだからやろうかということなのかですね。一市二町で今まで準備されてきていて、大きな門川町が抜けたわけですね。そのときには取水の問題なんていうのはだれも言われていない。一衣帯水という関係は皆さん御存じのことでありますから、今さら言うまでもないけれども、それが即合併になるということとはまたちょっと違う。それは言わずもがなのことだと思うんですけれども、だから要するに行き当たりばったりじゃないかということなんですよ。だからそこらあたり市長のお考えをお願いしたい。



◎市長(黒木健二) 全員協議会の中でも私申し上げたと思いますが、とにかく遅かれ早かれ合併というのは避けて通れない問題ではないかと自分ではそういうふうに認識しております。といいますのは、少子高齢化だとか、あるいは行財政の非常に厳しい状況だとか、そういったことを考えますと、遅かれ早かれそういうことをやらないといけないんじゃないかと。そういうことであれば、やはりいろいろな財政的な支援措置が受けられる合併特例債だけではなくて、それ以上のものが支援が受けられるその時期に合併をして、それぞれの社会的な資本整備等も含めてその間に整備をするのが今後の魅力あるまちづくりのために一番ベターであるし、ベストであると、自分はそういうふうに考えております。そして、そういう手始めとして、とにかく一市一町で合併をいたしまして、門川さんも町長さんの言によりますと、いずれはそういうような時期も来るであろうから、そのときには相談に乗ってほしいというような話もございましたし、また今、南部の方で合併もいろいろと協議をされておりますけれども、時代の流れとして行く先々どうなるかわかりませんけれども、そういったことも非常に議論として上ってくる時期があるかもしれないということは私の頭の中にはあります。

 以上です。



◆十五番(岩切裕) つまり行き当たりばったりというのは非常に申しわけない言い方なんですが、全体的な方向としては、今市長が言われたように、財政的な事情や諸般の事情を考えたときに、合併というのは避けて通れないと。ならばやはりできるところからどんどんやっていくと。しかもいろんな総合的に有利な条件の中で、今回東郷から申し出があったので、乗るということですね。では逆に、こちらの方から六月の段階で積極的に話をするというふうにはなぜならなかったのか、最後にお伺いします。



◎市長(黒木健二) 私の選挙公約の中に、一番最初に合併の問題は掲げてありました。それはもちろん一市二町という形で、そして聞くところによりますと、宮崎県の中では何度でも言っておりますけれども、一番熟度の高い地域だということで、重点地域指定にもなっておったんではないかと思いますが、そういうことで残念ながら門川町さんがああいう形になりましたけれども、先ほど言いましたように、これから十年あるいは二十年先を考えていった場合には、やはり合併というのは私は避けて通れない問題だと。さすればということで、自分としてもそういう模索をしておったことは事実であります。門川さんがああいう状態になって空中分解になりましたので、やはりいろんなことを総合的に勘案すると、そういう道と選択肢というものもあるのではないかということではいろいろと人にも相談をし、自分でもいろいろと考えておったことは事実でありますけれども、そういうものがまだ熟度としては自分の中では固まってなかった。そういう中で東郷町長さんから申し出があったということであります。

 以上であります。



○議長(甲斐敏彦) 次に、二十四番荻原紘一議員。



◆二十四番(荻原紘一) それでは、今回東郷町の方からも先ほどの報告のとおり、合併の特例に関する法律の改正、これを改正合併特例法といって、期限内の日向市との合併協議を進めたいという申し入れがあったと。そして今回に及んでいるわけです。そこで基本的なことについて絞って幾つかの点について伺っておきます。

 まず、第一点、これは今日の合併推進強化というものが全国、また宮崎県内でも今進められているのは御承知のとおりです。この方向を見ますと、地方分権の推進だとか、また三位一体の改革だとか、こういうこととあわせて合併推進が必要だというようなことが強調されております。しかし、ここには地方自治、団体自治、こういうものが真に尊重されて、そこに住んでいる住民が安心してあらゆる面で生活をしていくことができるという、こういうことに逆行している。こういう事態を招いているという点があるんではないかというふうに見ているわけであります。もちろん合併問題は一概には行きませんし、そこに住んでいる住民の意志に基づいて、住民のそうした意見を尊重して先ほど言ったような基本的な立場が尊重される方向で進められることが大事だと思いますけれども、市長はこの基本的な点について、まずどういうふうに受けとめておられるのかをお聞きしておきたいと思うんです。

 関連しまして、二番目に、合併については門川との関係もありましたが、これで一応振り出しに戻るといいますか、新たなスタート、また審議を重ねていくというような状況になっていたと思いますけれども、急遽東郷町との間にこういう合併問題というものがまた持ち出されてきた。なぜこれは急がなければならないのか。先ほどの提案などを聞きましても、市長の提案理由というのはそんなに急がなくてもいいのに何か無理に今急がなきゃいけない、来年の三月いっぱい申請しなければいけない。幾つかの点については触れておりますけれども、何も今回の合併の法律改正、また新しい法律というのももちろんできておりますけれども、なぜ合併特例法の期限内、こういうふうに言うけれども、そこをもう一つ納得のいくように、別に急がなくてもそんなに変わりはない。新しい法律のもとでも私は同じようなことがやはり示されてきているという内容になっているというふうに思っていますが、この点について伺いたい。

 三番目に伺っておきたいのは、日向市民もそうですけれども、東郷町民、また東郷町、日向市の実態、こういうものを考えてみましても、簡単に割り切れない。切実で複雑な実態とともに住民のそれぞれの声というものが今出されております。市長は約四割だとか、約八割だとか、そういうような言い方をされましたが、これは約で割り切れるようなものではない。手元にいただいております、これは東郷町が出されている合併問題に関するアンケート等の資料集でありますけれども、これを見ても、正確に言えば、アンケートの回収状況というのは全戸対象と言われましたが、六四・七八%の回収率だと。その中で自立の道というのが二一・五五%、そして一市二町が三一・八〇、一市一町が三七・五四、その他が九・一〇であります。この中身に立ち入りますと、一層いろいろなことを考えさせられる……



○議長(甲斐敏彦) 二十四番、簡潔にお願いします。



◆二十四番(荻原紘一) わかりました。そういう状況になっているわけであります。だから一概にそういうことについて私は割り切れないものがある。もう少し今の実態、住民の意向、こういうものを深く受けとめて真の打開策というものを打ち出すということこそが求められているんではないか、そういうふうに思いますが、いかがでしょうか。

 最後に、昨日の全員協議会の場でもって市長は上杉鷹山の言葉まで持ち出されまして、なせば成るとか、何かそういうことまで言われましたけれども、この「なせば成る、成らぬは人のなさぬなり」というのは、市長の考えというのはだれが一体これは主人公だと思って考えられて進められているのかというのをひとつ伺っておきたいと思います。

 最後に関連して、スケジュール、こういうことについて基本的にひとつどういうふうになるのかということを、非常に無理が来ている、無理ではないかという、こういう立場からスケジュールについてもお聞かせ願いたいと思います。

 大事な問題ですから、議長、いつも言っていますように、こういう場合は私はそういう立場で発言しているということはあえて申し上げておきます。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 住民の方々の安心を保障して暮らしていくということはもとよりでありますから、この合併協議会もいつも言っておりますけれども、最終判断は住民の方々の意向ということになります。それは尊重しなければならないことだというふうに思います。

 それから、なぜ急ぐのかという、期限内にやってもやらなくても同じではないかということの御質問でございましたけれども、これは基本的に違うんであります。例えば来年の三月三十一日までに知事に申請をし、そして十七年度中に合併をする、しないかでは、先ほど言いましたような財政的な支援というのが全然違ってくるということです。それは私はただ単に合併特例債だけを言っているわけではございませんで、これからいろいろの、例えば国あるいは県からの優先採択とか、重点事業だとか、そういったものが合併する、しないかでは多分ペナルティーがついてくるんではないかと予測をしております。

 それから、一番肝心な問題は、御案内のとおり、支援策の中に、合併をしたならば、この十年間合併した市町村が受けていた交付税が勘案されない。今までのことを保障します。しかし、これ以降の五年間は激減緩和といいますか、そういったことが若干起こってきますよということですから、合併する市町村としないとでは随分違ってくるということがありますので、そこら辺が全然違うということでありますので、その辺は御理解いただきたいと思います。

 それから、四割、八割は約数で言ってもらっては困るというふうな話でございましたけれども、確かに二一%が自立でございます。私が八割と言いましたのは、一市一町が三七%、それから一市二町が三四%でしたか、そのほかにその他というのがあります。このその他は多分都農町のことを想定されている。ですから、都農町のことも想定したならば八割という数字になりますよと、こういうことでございます。

 それから、全員協議会の中で、なせばなるというような上杉鷹山の言葉でしたけれども、これはとにかく先ほど言いましたような十六年度に申請をして十八年度にそういうものを合併という形に持っていきますと、スケジュール的に非常に厳しいということは私も十分承知しておりますから、事務局サイドに対して、あるいはいろんな幹事会に対しましてもそういうような気概でもって事務を進めてほしいというようなことを申し上げたものであります。無理ではないかというのが一つございますけれども、先進地の事例を見ますと、三カ月、例えば任意合併協議会でいろいろと詰めたこと、調整項目というのがありますが、門川さんと一市二町でやった場合に三百七十五項目ほどの調整項目があったと思いますけれども、大体Aクラス、Bクラス、Cクラスというふうにランクづけがしてありまして、大体その中でのものにつきましてはほとんどのものが、全部が全部とは言いませんけれども、大体の協議というものは終了しておりますから、東郷町さんとの間でもそれを踏まえて、これまでの任意協議会での調整項目の議論を踏まえてスムーズに行くのではないかと私は思っております。

 以上であります。



◎市町村合併対策室長(黒木雅俊) 以後のスケジュールということでございますが、もしここで可決いただきますと、先ほどからもいろいろと全協の中でも御説明申し上げたところでございますが、改正特例法の期限があっております。改正されております。来年三月までに県知事の合併申請までやっておれば、一応特例の期限があるということはございます。そして十八年三月までに合併しておれば、特例措置が受けられますということはなされているところでございますが、今後そういうことでいろいろと現況調整項目、合併調整項目といいますが、そういう項目、それと新市建設計画、そういう調査等をずっとこれから行って、それからまた協議会の総会にお諮りいたすことになります。その後、住民説明会を任意協議会と同じような形で行いまして、最終的に目指すは先ほども市長答弁にもございましたように、三月をめどに全力を注ぎたいということで、三月までにはそういう形で知事への申請までという形で今のところ考えております。

 以上でございます。



◆二十四番(荻原紘一) 市長の今の答弁では私は非常に軽視できない、そういう答弁をされていると思う。例えば合併する、合併しないとでは大きな違うがあると。その中で重点施策、優先施策、こういうものにペナルティーもかかってくるんじゃないかというふうに思うというようなことも言われましたけれども、そういうのが事実であれば、これこそ最重視して、そういうようなやり方でもって合併を推進するという、こういうことをやってはならないんだと、合併というのは自主的なもので、本当に住民の意向を重視しなければいけないということは政府といえども、これは認めざるを得ない、そういう基本的な立場だと思うんです。市長が今言われたことについて、もう少しどういうことか。私がお聞きしているのは、合併するかしないかということでの違いということではなくて、きょうお聞きしているのは、今度の法律というものが二つ改正されると同時に新しい法律ができた。等というのがついたけれども、そのもとでやっても、別に違いはないじゃないか。そのことについて限って言えば、何も三月いっぱいで申請をしなければとか、そういうことをしなくても、詳しいことはまた特別委員会でお聞きしますが、六年以内に合併なら合併するにしても、そういう一応の期間をゆっくりと設けてやってもできるじゃないかというようなことをその限りでは言えると思うんです。

 もう一回、その辺について市長に先ほど聞きましたように、新しい法律のもとで合併しても特段の障害とか、不利というようなことはないじゃないか。もっと中身に立ち入ってそこのところをお答え願いたいと思います。



◎市長(黒木健二) お答えいたします。

 だから私が言っておりますのは、先ほど言いましたように、何遍も言いますが、十六年度中に知事に申請をして十七年度中に合併をしないと、いろいろな支援措置というものが受けられませんよということです。では、なぜ支援を受けたいかということなんですけれども、前から言っておりますように、非常に行財政の厳しい状態です。そういう中で健全な行財政というものを構築するためには、そういったものを活用して、そして社会基盤というものを僕は整備すべきだと、そういうふうに思っているからであります。

 以上です。



◆二十四番(荻原紘一) 今言われましたいろいろな支援措置が受けられないと。だからもっと具体的にそのいろいろな支援措置というのは、現行法と新しい新法と二つ両方立てで出てきているんですけれども、この中でやっている基本的には何の違いもないじゃないかと。来年の三月いっぱいまでが期限内だといって急がせてきたけれども、さらに合併推進というような形で今回の新法というものを設定してきたという、そういう面があるじゃないかと。中身には触れられませんけれども、そういう面からいろいろな支援措置が受けられないと言われますけれども、もっとそこのところをお答え願いたい。

 私はあくまでも、なぜこんなことにそこのところを重視して言っているかといいますと、この東郷町のアンケート、意見の中でも、例えば自立とかそういうことを主張して希望しておられる人たちの中でも、もっと慎重にそこのところを進めていただきたいと。現在でさえ東郷町はへき地になっている。ますます日向と合併したらへき地となり、小学校の統廃合云々、過疎が進むんじゃないかと、こういうことを初め、二、三十年先のことを考えたら自立をしていかなければいけないと、こういうのが出されているのであります。こういうことに今、耳を傾けて一つ一つ住民が納得して自分たちの自治体がどうなっていくかということを決定していく、そこを保障していく、そういうことで慎重に、本当に住民が主人公の姿勢で進める必要があるじゃないかと。

 どうも市長の今の答弁を聞いていますと、本当に私は具体的にこれを進めようとするからにはそういう内容が伴わないと伝わってこないと思うんです。余りにも市長は大ざっぱに、市長の答弁としては進められているんじゃないかと。もっとそこのところは慎重に対処してもらいたいと思いますので、もう一度かみ合った形で答弁しておいていただきたい。



○議長(甲斐敏彦) 補足答弁を許します。企画課長。



◎企画課長(水永光彦) いろいろと期限内になぜ急ぐのかというのがございますけれども、それからもうちょっと具体的にまちづくりの件について明らかにすべきだというのがありますが、今回提案いたしておりますのは、そういう協議をするための協議会の設置についてでございます。きょう本日議決いただいたならば、法定協議会が発足いたしまして、その中でそういったものも議論されていくということで御理解いただきたいと思います。



◎市長(黒木健二) 誤解をされているんじゃないかと思いますけれども、先ほどこれ何回も言っていますけれども、支援措置は十六年度中に知事に申請をして十七年度中に合併をしないと支援措置は受けられないんですよ。それを再度答弁をしておきます。

 以上です。



○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。

 お諮りします。

 ただいま議題となっております議案第七五号、議案第七六号については、議長を除く全員で構成する「合併協議会設置等に関する審査特別委員会」を設置して、これに付託したいと思います。御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦) 御異議がありませんので、そのように決定しました。

 なお、本特別委員会は、申し合わせにより、副議長を委員長に、総務常任委員長を副委員長とします。

 ここで特別委員会審査のため、しばらく休憩します。



△休憩 午前十時五十二分

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△開議 午後一時十分



○議長(甲斐敏彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第三 市長提出議案第七五号及び七六号審議(特別委員長報告、質疑、討論、採決)



○議長(甲斐敏彦) 次は、日程第三、市長提出議案第七五号、第七六号を一括して議題とします。

 ただいまの議案に対する委員会審査について、合併協議会設置等に関する審査特別委員長の報告を求めます。合併協議会設置等に関する審査特別委員長、十八番西村豪武議員。



◆十八番(西村豪武) 〔登壇〕合併協議会設置等に関する審査特別委員会の審査の結果を御報告いたします。

 本特別委員会に付託されました議案は、議案第七五号、第七六号の二件であります。本議案につきましては、先ほどの当局の出席を求め、慎重に審査した結果、委員会といたしましては、賛成多数をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(甲斐敏彦) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。

 議案第七五号、第七六号について、一括して討論に入ります。

 討論交互の原則から、まず反対討論はありませんか。二十四番荻原紘一議員。



◆二十四番(荻原紘一) それでは簡潔に、関連しておりますので、第七五号日向市・東郷町合併協議会の設置について、さらには関連する今回の一般会計補正予算について反対討論を行います。

 この合併協議会をつくる理由ということでは、新市の建設に関する基本的な計画の作成とか、その他合併に関する協議を行って住民への情報提供等、行政、議会、住民の一体的な合併協議を行うという、こういう説明資料もいただいているところであります。しかし、今一番重視しなければならないのは、合併そのものについては住民が主人公という立場で、住民自治、団体自治、こういうものが尊重されること、そして住民の意向、意思に基づいて合併をするかどうかは決められるべきであるという、このことが一番大事だと思います。

 今の現段階でも言えることは、今政府、国は地方分権などといいながら、実際には上からの合併を押しつけるというものを今の段階でも進めております。もちろん県も一体となって、知事が勧告できるような新たな措置などもとろうしているのにも、それは出てきていることだと思います。何より、今東郷町と合併しなければならないといった場合に、日向の市民の意向もそうでありますが、東郷町の住民の意向をどう受けとめるか、こういうことについても、これから将来の東郷町のあり方そのものについても非常に重要な課題であるだけに、急いでやるということについては問題がある。慎重に対応しなければならない。これがやはり前提になると思うわけであります。

 合併特例債というものは廃止になりましたけれども、このことでも新たに特別の配慮をするというようなことも今論議をされて、来年度の四月ごろまでにはそういうことも明らかにされるという段階だし、そしていわゆる普通交付税算定外という点でも今回の新法のもとでやるにしても、これは基本的には二〇一四年度、二〇一五年度までは保障されるという内容になっているわけであります。そういうことをとってみましても、来年三月いっぱいまでに県知事に対する申請をしなければならないという、こういうような無理なスケジュールのもとで進めるということは問題だということが、今回の法定合併協議会をつくるという点では一番重視しなければならない問題点だと考えております。

 以上のことを述べまして、今後の日向市の方向というものは日向市が今置かれている実情に基づいて市民のいろんな意見などをよく聞いた上で、今後の方向というものは決めるべきだという立場を申し上げて、反対討論といたします。



○議長(甲斐敏彦) 次に、賛成討論はありませんか。十五番岩切裕議員。



◆十五番(岩切裕) ちょっと基本的なことだけ、さきの特別委員会でかなりいろんな多角的に多方面についてはお尋ねをさせていただきました。それは行政の質をきちんと高めてほしい。住民参画、情報公開、そういうことを踏まえた上でやっていただきたいということもあるからでありますが、その前の大前提として、この間お隣の東郷町の方から、議長さん、町長さん見えて経済状況をいろいろ判断してやっていただけないかということの申し出があったというのが大前提でありますので、そのときに十倍の規模を持つ日向市がどのようにすればお手伝いができるかということをきちんと場を設けて議論をするということ自体は、私は避けて通れないだろうというふうに思います。

 合併の押しつけだとかという議論が、今ありました。住民自治、団体自治ということも言われておりますけれども、まさに今そういう厳しい状況の中であればこそ、自分たちのまちづくりを本当に真剣に考えていくということが必要だと思いますし、それを東郷町の方から合併ということで持ちかけられたわけですから、それを中身を踏まえながらしっかり議論をしていくということが大事ではないかというふうに思います。

 ただし本当に日向あるいは東郷の地域の皆さん方が合併してよかったということが言えるような形に持っていくということを最大限に努力するということは当然でありますけれども、情報公開、市民参画ということを柱にして、丁寧にきちんと、限られた時間でありますが、全力を挙げてやっていくということで御努力をお願いしたいということで、賛成討論といたします。



○議長(甲斐敏彦) ほかにありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦) 討論を終わります。

 議案第七五号と第七六号は関連がありますので、一括して採決します。

 ただいまの議案について、委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕



○議長(甲斐敏彦) 起立多数であります。

 したがって、議案第七五、第七六号はいずれも原案のとおり可決されました。

 これで本日の日程は全部終わりました。

 以上で、平成十六年第六回日向市議会臨時会を閉会します。



△閉会 午後一時十八分

              署名者

         日向市議会議長   甲斐敏彦

         日向市議会議員   日高一直

         日向市議会議員   黒木 優