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宮崎県 日向市

平成13年  3月 定例会(第1回) 03月15日−05号




平成13年  3月 定例会(第1回) − 03月15日−05号







平成13年  3月 定例会(第1回)



  議事日程                            第五号

                   平成十三年三月十五日午前十時零分開議

日程第一 一般質問(個人)

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◯本日の会議に付した事件

 一、一般質問

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             出席議員(二十五名)

                 一番  黒木敏雄君

                 二番  日高一直君

                 三番  黒木円治君

                 四番  清水稔久君

                 五番  片田正人君

                 六番  鈴木富士男君

                 七番  河内政男君

                 八番  甲斐敏彦君

                 九番  鈴木三郎君

                 十番  近藤勝久君

                十一番  黒木康弘君

                十二番  奈須泰典君

                十三番  赤木紀男君

                十四番  岩切 裕君

                十五番  河野俊彦君

                十六番  (欠員)

                十七番  黒木 優君

                十八番  十屋幸平君

                十九番  西村豪武君

                二十番  松木良和君

               二十一番  松本弘志君

               二十二番  江並 孝君

               二十三番  坂口英治君

               二十四番  荻原紘一君

               二十五番  那須和代君

               二十六番  黒木万治君

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      説明のための当局出席者

            市長       山本孫春君

            助役       弓削哲郎君

            収入役      黒木國衛君

            総務課長     井藤修身君

            職員課長     黒木輝章君

            企画課長     土工冨志夫君

            財政課長     甲斐秀夫君

            契約管理課長   鈴木一治君

            環境整備課長   黒木史郎君

            農林水産課長   和田正義君

            農村整備課長   黒田禮三郎君

            商工観光課長   水永光彦君

            建設課長     田辺英雄君

            消防長      松木 優君

            監査委員     西澤司瓏君

            教育長      宮副正克君

            教育次長兼

                     澄本和久君

            学校教育課長

            社会教育課長   黒木英一君

            図書館長     新名勝彦君

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      議会事務局出席者

            局長       三宅賢明君

            局長補佐兼

                     福井 實君

            庶務係長

            議事係長     大久保雅登君

            主査       児玉貴美君

            主事       柏田武浩君

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△開議 午前十時零分



○議長(黒木敏雄君) ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第一 一般質問



○議長(黒木敏雄君) 日程第一、一般質問であります。

 昨日に引き続き、個人制の一般質問を行います。

 まず、二十三番坂口英治議員の発言を許します。



◆二十三番(坂口英治君) 〔登壇〕おはようございます。十三年度の当初議会でございますので、市長の力強いリーダーシップに期待をいたしまして、通告書に従って順次質問してまいります。

 まず初めは、平成十三年度市政の基本方針と重点施策の中から、課題と今後の取り組みについてお伺いしてまいります。

 一ぺージの初めのところに「誠実・公正な市政」「清潔で透明な市政」「民主的で開かれた市政」と、市長の政治姿勢・理念を掲げられておられます。山本市長らしさが感じらます。黒く太字で強調され、この冊子の中で三度も繰り返されております。そこで、この言葉に込められた市長の思いをお伺いいたします。

 次は、山本市政になり一年が経過いたしました。この一年で市長のカラーがどの程度出せたと思われますか、また、ことし一年、どのようなカラーを出していかれるのか、お伺いいたします。

 次は、六、七ぺージの本市の財政事情の中からお伺いいたします。十三年度の予算編成上で苦労された点、留意点、考え方がありましたら、まずお伺いいたします。

 また、「起債に当たりましては、償還額の一部を交付税措置のあるものを中心に事業を厳選しているところでございますが、後年度の財政負担を考慮し、抑制に努めなければならないと考えているところでございます」とあります。また、「平成十三年度の財政運営に当たりましては、行政改革の推進などにより経常的経費の一層の節減に努め、計画的な歳出の重点化を図り、財政体質の健全化に努めてまいらなければならないと考えているところでございます」とあります。そこで具体的にどのように進めていかれるのかお尋ねいたします。

 次に、八、九ぺージの市政の基本方針の中から二点ほどお伺いいたします。まず、方針の中に「地方分権の推進に当たって、行政能力の強化、税財源の確保、健全財政化の推進が強く求められております」とあります。また、「地方分権に対応できる体制を整えていくため、行財政改革を積極的に推進し、財政基盤の確立を図っていかなければならないと考えております。」また、「自主財源の確保に努めるとともに、事務事業の見直し、機能的な組織・機構の確立など、行政改革大綱の主旨に沿って推進してまいります」とあります。そこで、言葉だけではなく、実際にどのように対応し取り組んでいかれるのか、お伺いいたします。

 次に、九ぺージに「市民による、市民のための、個性豊かなまちづくり」とございます。この個性豊かなまちとはどのようなまちを指しているのか、市長の考えておられるまちをお尋ねいたします。

 次は、十ぺージの十三年度の重点施策について何点かお伺いいたします。一番目は、中を読んでみますと、新規事業が多いのであります。予算編成において既存の事業について事業評価、スクラップ・アンド・ビルドの手法によって検討がなされたのか、お尋ねいたします。

 二番目は、十一ぺージから十七ぺージにかけ地球温暖化防止実行計画書、行政改革大綱、優しい福祉のまちづくりモデル地区整備計画書、日向市エンゼルプラン、健康21行動計画、ごみ処理基本計画、富島幹線水路整備基本計画、お倉ケ浜海水浴場整備基本計画など、たくさんの計画書などの作成が挙げられております。これらの計画書などについて策定時期、担当課はどこか、委託するのか、自前で作成するのか、国、県の方針か、新たな住民の要望にこたえるためか、担当課で思い立ったものなのか、それぞれについて簡潔にお答えください。

 三番目は、十一ぺージの行政改革について、この中に「行政改革推進委員会の意見、助言をお聞きして」とありますが、今までどのような意見、助言がなされているのか、お尋ねいたします。

 また、策定時期については、まだできていないのかという思いもあります。改革は待ったなしであります。いつ完成するのか、あわせてお尋ねいたします。

 四番目は、新規助成事業について多くの助成事業が挙げられております。また当初予算の中にもたくさんの助成事業などがございます。それぞれ国、県の制度事業、補助事業であるもの、市の単独であるものなどさまざまであります。市民のニーズにこたえるための助成事業であり、必要なものであると考えますが、財政改革として既存の補助事業、助成事業に対する事業評価、スクラップ・アンド・ビルドの手法を取り入れ検討をされたのか、お伺いいたします。

 五番目は、十四ぺージ、簡易包装の普及など、ごみ減量に対する取り組みが行われ、三つの買い物運動を市民運動として展開させるとのことであります。どのように取り組まれるのか、お尋ねいたします。

 六番目は二十ぺージの教育の関係では、このたび塩見小学校の大規模改造事業が行われます。この予算の中に文化のための一%予算の組み入れは考えておられるのか、まずお伺いいたします。

 次、七番目は、図書館の運営について、現図書館は多くの方に利用され、大変喜ばれております。しかし、蔵書数には不満の残るところであります。現体育館は三樹市長時代に放送大学の受け入れのために緊急避難的に改築されたものであります。そこで、新たに増設する考えはないか、お伺いいたします。

 また、旧図書館は今、放送大学として活用されております。しかし、学生数が年々減少し、大学経営に支障を来している状況であります。特に、県北の学生数が大幅に減少しており、新たな振興策が望まれます。現況をどう把握されているのか、お伺いいたします。

 次は、大きい二番目として、民間委託の実施についてであります。行財政改革の一環として、民間委託の考えはないのかお伺いいたします。介護保険事業など、新たな事業が展開され、事業量もふえて、職員の増員が望まれるところであろうと思います。そこで、庁内外の各課の仕事量を調査すること、そして、職員数についても総体的に検討することが必要であると考えます。市長の見解をお伺いいたします。次は、三番目として、選挙公約の実現についてであります。

 一年たって多くの事業をこなしてこられたと思います。一年前の選挙のときは選挙公報、選挙チラシなどにたくさんの公約を載せられておられます。これらを実現すること、約束を守ることは市長として、また人間として大切なことであります。それぞれの公約の実現に向けてどのように取り組んでおられるのか、お伺いいたします。

 次は、四番目として提案制度の実施についてであります。

 提案制度ということを考える場合、市民は百人委員会などを通じて提案と言える意見や提言がなされると考えます。職員の皆様に対する提案制度というものについてどう考えておられるのか、お伺いいたします。

 以前は提案制度があり、また、現在もあるかもしれませんが、職員の皆様の貴重な意見、提言、提案を吸い上げる方法として恒常的にやれないものか、お伺いいたします。

 次は、五番目としてグリーンパーク及び野外音楽堂の活用についてであります。

 きれいに整備されており、この施設を大いに活用すべきであります。現在の活用状況について、また、今後の活用計画についてあわせてお伺いいたします。

 最後に、教育行政の出前授業の実現についてであります。

 出前授業については、昨年の十二月議会で提案したものであります。その後どのように検討されたのかお伺いいたします。

 以上で壇上よりの質問を終わります。答弁をいただきまして、自席から再度質問してまいります。〔降壇〕



◎市長(山本孫春君) 〔登壇〕おはようございます。二十三番坂口議員の御質問にお答えいたします。

 まず、市政に対する基本的な姿勢についてのお尋ねでございますが、第十四代日向市長として就任をいたしまして一年を迎えようといたしております。今日まで「誠実・公正な市政」「清潔で透明な市政」「民主的で開かれた市政」を基本理念に取り組んでまいりました。市政各般にわたり順調に進展を見ているところでございます。この理念は、二十一世紀のまちづくりに欠かせない市民参加のキーワードだと考えているところでございます。

 また、私自身のカラーがどの程度出せたかということでございますが、今日まで培ってきた長い議員活動を通して国、県との信頼関係の上に成り立った行政運営ができるものと確信をいたしております。さらに言わしていただくならば、誠実・奉仕の政治活動に徹する、これが私のカラーであると認識をいたしているところであります。

 次に、平成十三年度予算編成についてでございますが、予算の編成に当たりましては、限られた財源をいかに活用し、市民のニーズに、あるいは要望に、さらに市民福祉の向上につなげていくかなどの視点に立って編成を行ったところでございます。低迷する経済状況等を踏まえ積極的な予算の編成といたしましたが、事業内容の妥当性、投資効果、緊急性等、総合的に検討の上厳選をし、起債に当たっては地方交付税措置のある起債を選び、また、行政改革等により簡素で効率的な行政運営を図っていくこと等を基本に予算編成を行ったところでございます。

 次に、市政の基本方針についてでございますが、八番甲斐議員を初め各議員にお答えをいたしたとおりでございますが、行政改革は、複雑多岐にわたり、多様化する市民ニーズや行政課題に的確かつ柔軟に対応した、より効率的で効果的な行政を進め、市民サービス・福祉の一層の向上を図ることを目的にしているところでございます。新しく策定を予定しております行政改革大綱では「事務事業の見直し」「組織・機構の改革」「人材の育成」などを実施項目の中心にして、職員と一体となって市民の要望に即したよりよい行政運営を目指して推進していくことにいたしているところでございます。

 次に、個性という概念についてでございますが、市政を運営していく上で六万市民の声を聞き、尊重していくことは、首長としての責務であると思うのであります。日向市の歴史と文化、自然環境を生かしたまちづくりを進めていくことが大事であります。本市に見合った個性豊かなまちづくりに結びつくのではなかろうかと考えているところでございます。

 次に、事業のスクラップ・アンド・ビルドでございますが、区画整理事業や街路事業等のように中長期にわたる事業を除きますと、単年度で完了する事業が多数を占めておりますので、基本的に同種類の新規事業につきましては、既存の事業が完成するか、または中止するかの選択の中で予算編成を行ったところでございます。今後は、事業評価制度の推進を図り、事業ごとの現況認識を行い、事業の選択や中止などの検討を行い、スクラップ・アンド・ビルドの原則にのっとり取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 また、各種事業の基本計画や計画書はほとんど国、県との関係あるものでございます。富島幹線水路整備基本計画とお倉ケ浜海水浴場整備基本計画につきましては、重点施策の中で申し上げましたとおりでございまして、市単独で作成するものでございますが、作成後は制度事業の検討も行っていくことといたしておるところでございます。

 次に、行政改革についてでございますが、各議員にお答えいたしましたように、新しい行政改革大綱につきましては、いましばらく時間を要する状況でございまして、新年度のなるべく早い時期に策定したいと考えているところでございます。

 新大綱の策定につきましては、民間団体などの代表者で構成をいたします「日向市行政改革推進委員会」の御意見を賜ったところでございますが、主なものとしては、「補助金の見直し」「部長制の導入」「民間活力の導入」「職員の資質の向上」「行政サービスの向上」を求めるものなどが出されたところであります。これらの御意見を参考にして、実施計画を策定をしていく予定でございます。

 次に、新規補助事業の中で民間バス利用助成はスクラップ・アンド・ビルドによって助成することとしたものであります。期限つきの助成については、基本的にスクラップとしております。

 また、補助団体の決算状況を参考に検討を行い、繰越金の多い団体につきましては、一部減額補助といたしたところでございます。その他漁業研修施設設置事業等新規補助事業につきましては、国、県の制度事業活用による助成でございます。

 次に、三つの買い物運動とごみ減量化の取り組みについてでございますが、循環型社会が機能するためには、生活者の役割が大きく影響するものと考えております。そのため、本市では、昨年十月に、市民団体・商工団体の代表者の方々を委員として「三つの買い物運動推進会議」を発足をしたところでございます。この推進会議は、家庭ごみのもととなる過剰包装を減らすため、「簡易包装推進・過剰レジ袋お断り・買い物袋持参」の三つの買い物運動を推進するさまざまな率先行動・啓発活動を行っております。今後は、推進会議の数カ月間の運動の評価・反省を踏まえ、市民・事業者・行政と連携をしながら、運動の拡大・浸透を図ってまいりたいと考えているところでございます。

 次に、放送大学に対しての振興策についてでございますが、放送大学は、周知のとおり、官民を挙げた誘致運動が実って平成八年十月に本市に開校していただいた生涯学習の貴重な拠点施設でございます。本市といたしましては、市民の皆様が入学しやすいように入学料の半額助成を実施しているところでございます。また、民間におかれましては、日向市放送大学振興協議会におきまして、放送大学の応援団的な組織としての活動をしていただいておりまして、サークル活動や研修旅行への助成など、大学の振興に御協力をいただいているところでございます。このような中、本市の生徒数に減少傾向がありましたことから、平成十三年度一学期の学生募集期間には、大学事務局はもちろんのこと、市の職員や商工会議所も一体となって、事務所訪問等を積極的に行い、学生の募集に努めたところでございます。

 図書館の増設につきましては、現時点では増設の考えは持ってないところでございます。

 次に、民間委託の実施についてでございますが、八番甲斐議員を初め各議員にお答えしましたように、最少の経費で最大の効果を上げることが自治体にとっての基本原則であると認識をいたしているところでございます。特に、民間委託につきましては、行政サービスの低下を招くことなく、経費の節減が図られることを原則に検討してまいりたいと考えているところでございます。

 また、新しい大綱策定のため、庁内各課の状況も点検をしているところですが、嘱託員や臨時職員の採用につきましても、要望課のヒアリグを行いながら現状の把握に努めているところでございます。新たな行政需要につきましては、最も効率的な行政運営体制を構築するために、スクラップ・アンド・ビルドの原則にのっとり簡素合理化できるものや行政需要の変化に伴うものを中心に、組織・機構の整備を図っていくとともに、行政需要や財政状況等を勘案して、適正な定員の管理に努めてまいる所存でございます。

 次に、選挙公約の実現についてでございますが、お尋ねの公約につきましては、市民各位の御理解をいただき、既に実施しているものもございますし、国、県の制度を活用すべく、現在、関係機関との協議も進めているものもございます。今後とも、六万市民の福祉の向上とだれもが安心して暮らせるまちづくりに向け、公約の実現に鋭意努力を傾注してまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、提案制度の実施についてでございます。このことにつきましては、毎年、定期的に全職員に対し、自分の職場や全庁的に見て改善したらよいと思われる点、解決策等について提案を求めているところでございます。また、これ以外にも職員からの意見や要望等については、随時、相談を受けているところでございます。地方分権に伴って、地方自治体にも新たな展開が求められてきておりますが、このような中で、職員の積極的な取り組みを促すことからも、提案制度については、さらに今後もしっかり取り組んでまいりたいと考えているところであります。

 次に、グリーンパーク及び野外音楽堂の活用についてでございますが、健康増進や憩いの場として、市民はもとより市外の方々や諸団体等も含めて多くの方々に御利用をいただいております。具体的には、グラウンドゴルフ、ゲートボール、地区の運動会やレクリエーション、各種学校の遠足、音楽会やバンドの練習等が主な利用目的でございますが、特に目立つのがグラウンドゴルフによる利用でございまして、市内外の愛好者グループによって季節を問わず、年間を通して利用がなされておるようでございます。また、近年では市外の方々が市内の宿泊施設にお泊まりになりまして、グリーンパークでのグラウンドゴルフ等を楽しまれるケースもふえてまいっておるようでございます。

 その他、休日には家族連れやさまざまなグループでにぎわっておりますが、それぞれが思い思いに広大な自然の中、解放感を味わっていただいておるところでございます。今後も恵まれた自然環境の中で楽しんでいただけるよう、既存施設の維持管理に努めてまいりたいと考えているところでございます。現時点では、新たな施設の整備については当面予定はしておりません。

 なお、教育問題につきましては、教育長より答弁をお願いいたします。以上でございます。〔降壇〕



◎教育長(宮副正克君) 〔登壇〕二十三番坂口議員の御質問にお答えをいたします。

 市政の基本方針と重点施策の課題とその取り組みについてのうち、初めに塩見小学校大規模改造事業の具体的な内容についてでございますが、大規模改造事業は、建設後二十年以上経過した建物を対象として、屋根及び内外装の仕上げ及び設備の改修を行うものでございまして、国の補正事業により実施いたしているところでございます。塩見小学校につきましては、今年度の耐震診断により補強が必要と判定されましたので、耐震補強工事の実施、及び従来から実施してきました全面的な改修に加え、バリアフリー化に伴うエレベーターの設置、また併設する特別教室への空調設備の設置及び校内LANの整備を行うよう計画をいたしておるところでございます。

 なお、文化のための一%予算の組み入れにつきましては、どのようなことをどこに行うか検討いたしましたが、通常の場合、壁画を施すなどの工夫も見られますが、校舎の壁面の向きの点から困難な点もあるようでございますので、学校とも協議をしてみたいと考えておるところでございます。

 次に、図書館運営についてでございますが、このことにつきましては、議員御指摘のとおり、現在の図書館が旧保健所跡地に開館してはや四年が経過したところでございます。また、この四年の推移の中で、蔵書数が約一・七倍になるなど、図書館としての整備充実にも努めてきておるところでございます。しかしながら、整備充実が進めば収蔵スペースを確保する課題等もあるわけでございます。このことから、図書館の運営に当たっては常に将来を見据えた計画が必要でありますし、また、昨今ではインターネットの普及が図書館行政にもたらす変革の動向にも配慮することが必要となってきているところでございます。

 以上のことから、図書館の増設につきましては、中長期的な展望のもとに検討を要する課題として受けとめておりまして、当面の課題としては現在四カ所ございます地区公民館図書室を市立図書館の分館として位置づけ、図書館の機能充実を図ることができないか、考えているところでございます。

 次に、教育行政における出前授業の実施についてでございますが、昨年十二月議会におきまして答弁いたしたとおりでございますが、現在、市内の小中学校におきましては学社融合の教育を推進しておりますが、そこでは、教職員以外の多数の地域の方々や専門家の方々に教壇に立っていただきまして、指導をいただいておるところでございます。

 また、平成十四年度から導入されます総合的な学習時間等への対応に向けて、本年度東臼杵教育事務所管内では広域人材バンクの整備を図っておるようでございます。今後は広域的な人材の活用が図られるものと思っておるところでございます。それとともに、本市は本市なりの人材バンク「日向きらめき人」などのさらなる充実を図ってまいりたいと、このように考えておるところでございます。以上でございます。〔降壇〕



◆二十三番(坂口英治君) お答えをいただきましてありがとうございます。

 それぞれまた再質問させていただきたいと思うわけですけれども、黒く、太く強調されまして、この冊子の中にも三度も繰り返して載せられておるわけですね。だから、それの思いが非常に伝わっては来るんですけれども、ひとつお伺いしたいのは、以前から、各市長も誠実なスローガンをそれぞれ挙げられて行政運営をやってきておったわけですね。その中でも、やはりいろんな問題、特に不祥事あたりも起こってきておるわけですけれども、この市長の思いで、職員一同、同じ思いで取り組んでいくということが大事になってくるわけでございますけれども、そこら辺の取り組み方、どのような形で進められていくのか、まずお伺いしたいと思います。

 それから、市長のカラーということで、国、県とのパイプの強さというようなことを強調されたところですね。これはこれで結構でございます。

 次は、本市の財政事情についてでございますが、予算編成上に苦慮した点というようなことで総合的に事業を厳選しというようなことで予算編成をされたということでございますけれども、非常に思い切った予算になっておるし、私は考えますに、総花的な予算となっているような感じがするわけですけれども、そこら辺、市長はどのように考えるか、再度お伺いいたします。

 それから、行政改革の中で、起債など後年度の財政負担を考慮して抑制に努めなければならないと、それと同時に、行政改革の推進などにより経常的経費の一層の節減に努めというようなことで、その後に計画的な歳出の重点化を図りというようなことで、ここでもいろんな事業の重点化をしておるわけでございますけれども、この中で経常的経費の一層の節減という形で十二年度及びこの十三年度、どのような状況に節減がなされているのか、そこ辺をお聞かせいただきたいと思うわけです。

 市民による、市民のための個性あるまちづくりということでございますけれども、本市に見合ったまちづくりというようなことをおっしゃられたわけですけれども、それが今度の予算にということでございますので、それはそれで結構でございます。

 それから、十三年度重点施策について、新規事業においては完成か中止をする時点で、また次の新しい事業というようなことで引き続き流れてくるわけでございまして、その中で、予算の編成がなされたというようなこと、そしてまた、選択をしていったというようなことがございますけれども、スクラップ・アンド・ビルドでどの程度の、どういう事業が削られてきたのか、そこら辺を少し詳しくお知らせをいただきたいと思います。

 それから、策定時期というようなことで行財政改革大綱、それからやさしい福祉のまちづくりモデル地区整備計画書とか、日向市エンゼルプラン、それから健康21行動計画、それからごみ処理基本計画、富島幹線水路整備基本計画、それからお倉ケ浜海水浴場整備基本計画というような形でいろいろ挙げられておるわけですけれども、その策定時期をお聞かせいただきたいということと、市長、官民共同という形でまちづくりを行っていくということで市民参画を重点にうたわれておるわけですね。そしてまた、市民による、市民のためのまちづくりということで、市民によるということを強調されて、今、まちづくりを行っておるわけですけれども、この計画、これ、それぞれ今挙げました計画の策定の時期で市民参画の考え方ですね。これ、どういうふうな考え方をされているのか、市民の意見を聴取されているのか、ここら辺、お聞かせをいただきたいと思います。

 それから、行政改革についてであります。いろいろ意見なんか出されてそれらを参考にして実施計画を策定していくということで、昨日も事業の見直し、それからまた組織機構の変更の答弁がなされ、また、新聞にも大きく取り上げた問題でもあるわけですけれども、この中で、私、民間委託の中でも申し上げましたけれども、この定数の管理というようなことで、この行政改革推進委員会の中ではどういう形で論議がされ、またこの新しくつくろうとする行政改革大綱の中で、この定数管理という問題はどのように示されているのか、また、どのような形で検討がなされたのか、そこら辺を教えていただきたい。さきの民間委託の中でも話しましたけれども、この事務量とか仕事量、ここら辺の調査をどのような形でなされてきたのか、再度詳しくお聞かせをいただきたい。

 それと、市長、先般からですね、諸般の事情により作成が遅れているとか、市民にわかりやすいということも大事なのでということで、市民にわかりやすいものをつくりたいというようなことなんですけれども、市民にわかりやすい実施計画というようなことでどういう形でそこら辺の検討、及びつくられようとするのかお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、新規助成事業というようなことで、この中身もそれぞれ事業評価、それからまた、スクラップ・アンド・ビルドの手法を取り入れてやられたということでございますので、どういうものがスクラップされたのか、もう少しお聞かせをいただきたいと思います。それだけとりあえずお願いいたします。



◎市長(山本孫春君) 二十三番議員の再質問にお答えをいたします。私の基本理念であります「誠実・公正な市政」「清潔で透明な市政」「民主的で開かれた市政」を実現をするためには、何といっても職員の皆さん方の理解協力が大前提であることには間違いありません。したがいまして、私は、月に二回、定期課長会を開催をいたしておりますが、そういう中で、私の気持ちは絶えず管理職の皆さん方におつなぎをし、さらにそのことを職員にも周知徹底いただくような配慮をいたしておるところでございます。

 財政状況のことにつきましては、細部にわたってでありますので、総花的な予算ではないかということについては、はっきりお答えをしておきたいと思うんですが、やはり一年間取り組んでまいりまして、住民側から切実な願いとして出されたもの等については厳選をしながら、しかも財政状況、非常に厳しい中でありますから、いかに効率的な補助事業あるいは有利な起債等の対象事業になるかと、このようなことも十分吟味しながら、厳選をしながら、重点的なものについて、今回しかも初めての予算編成でもありました。そういった面から極めて積極的な予算編成になったことを御理解をいただきたいと思っております。

 それから、各種計画でありますが、このことにつきましては、担当課長の方からその策定の時期、あるいは委託かあるいは市直接対応するのかと、こういった質問もありましたが、それらにつきましては担当課長の方からお答えをさせることにいたします。

 なお、行政改革大綱のおくれは何なのかということでありますが、立ち上がりも、いわゆる行政改革大綱を確定をするために、市民の皆さんたちの代表による推進委員会等の立ち上げ、こういった関係も御承知のような状況の中での市政スタートでありましたし、その辺のことも影響しておることもひとつ御理解いただきたいと思っております。何といっても、行政改革大綱がこれからの市政の円滑な運営のために極めて大事でありますし、たびたび議論を深めておりますように、行財政の効率的な運営という立場からも重要な課題であると認識をいたしておりますし、鋭意取り組みをさせておりますので、早い機会にということの表現をしておりますが、恐らく五月ぐらいになるのかなと、このような判断もいたしておるところであります。

 その中での定数管理の問題等については、担当課長の方から答弁をさせることにいたします。以上です。



◎財政課長(甲斐秀夫君) 市長答弁の補足を申し上げます。

 まず、起債に当たってでございますけれども、後年度の負担ということがいろいろ問題になります。一般歳出の方で義務的な経費、これは現在、平成十三年度では四四・二%を占めております。この中は人件費、扶助費、公債費でございますけれども、この義務的な経費がふえることによって、投資的な経費とかあるいは臨時的な経費に回す分が少なくなってくるということが考えられますので、なるだけ起債に当たりましては、抑制する方向あるいは地方交付税の措置のあるものを厳選していきたいというような観点から予算の編成に私たち財政課では事務的に臨んでおるところでございます。いろんな事業がたくさん出てまいりますけれども、予算要求時には起債でということもありますけれども、財政課の方でいろいろ厳選しながら、一般財源でできる部分については一般財源でやっていこうという基本的な方針で臨んでいるところでございます。

 それから、経常的な経費の節減でございますけれども、これは前年度の経常経費を上回らないということで現在は平成十二年度も十三年度も予算編成に臨んだところでございますけれども、物価等の伸びがないということで、具体的な数字はありませんけれども、十二年度の経常経費よりも十三年度の経常経費は少なくなくなっているというふうに考えております。今後は、十二年度もそうでしたけれども、予算執行をする段階において、各所管課にも経常経費あるいはその他の経費についても節減についてお願いをしていくことにいたしております。

 それから、スクラップ・アンド・ビルドでございますけれども、先ほど市長が申し上げたとおりでございまして、長期間にわたる事業でスクラップになっていくというものは余り数がないわけでございまして、私どもで取り扱うのは本来単年度で終了するという事業が非常に多うございますので、その同種類の事業については、その事業が済んだときに次のものを立ち上げていくということで、なるだけ重複して予算がふくらまないように十分気をつけているところでございます。

 それから、補助金等のスクラップ・アンド・ビルドでございますけれども、これも市長が先ほど申し上げましたように、民間バス利用助成についてはその典型的なものかと思っておりますけれども、スクラップしたものについての公表については、一応差し控えさせていただきたいというふうに考えております。以上でございます。



◎職員課長(黒木輝章君) 行革大綱関係について市長答弁に補足をさせていただきます。

 行政改革推進委員会の意見についてでございますが、これまで三回開催いたしまして、主なものについては、市長が申し上げたとおりでございます。民間委託につきましては、職員定数との関係もあるわけですが、民間委託を進めて職員の定数については総数は変えずに、現状員の中で管理に努めていただきたいというような意見も出ておるところでございます。今回は、実施計画書も同時に策定をしておりますので、時間を要しているところですが、現在、庁内各課の業務状況等の分析作業を行っております。これに加えて、行政改革推進委員会の意見等も十分反映させながら、推進本部会の中で論議を詰めて策定をすることにしております。

 なお、職員の定員管理につきましては、現段階におきましては、わかりやすく数値目標を掲げる予定にしておるところでございます。以上でございます。



◎総務課長(井藤修身君) 十三年の重点施策の中で各事業についての策定時期についてお尋ねでございますけれども、それぞれ私の方で把握いたしておりますので、御報告申し上げたいというふうに思います。まず、地球温暖化防止実行計画につきましては、現在策定中でございまして、十二年度中には策定予定でございます。行政改革大綱につきましては、本年の五月には策定されると、十三年の五月になると思います。それから、優しいまちづくりモデル地区整備計画につきましても十三年度中ということでございます。それから、(仮称)日向市エンゼルプラン、アンケート調査について平成十三年六月から平成十四年三月までの実施予定でございます。健康日本21行動計画につきましても十三年度中の予定でございます。ごみ処理基本計画につきましても十三年度予定となっております。農業振興地域整備計画改定につきましては十二年度中から十三年度にかけてということでございます。富島幹線水路整備基本計画につきましては十三年度中ということでございます。お倉ケ浜海水浴場整備基本計画につきましては平成十三年度中ということになっております。

 なお、市民参画についてはどうかというお尋ねもあったかと思いますが、一部コンサルにお願いする部分もございますので、昨日でしたかね、優しい福祉のまちづくりモデル事業等につきましては、市長答弁にありましたように、市民参画の中で対応したいということであります。それぞれほかにつきましても、市民の代表の方について、それぞれ御審議をいただく場があろうかというふうには考えているところでございます。以上でございます。



◆二十三番(坂口英治君) 大分いただきましてありがとうございます。スローガンにつきましては、ひとつ徹底をしていただいて不祥事のないような形でお願いをしておきます。

 予算の編成でございますけれども、総花的ということはないと、総合的に厳選をして重点的なものをピックアップして予算編成をし、その結果、極めて積極的になったというようなことでございますね。考えますに、情報公開という形で考えますと、当初予算それから決算、これは先日も出てまいりましたけれども、広報で公表されるわけですね。ということで、情報公開の意味からも、当初予算を大きく思い切ってふくらませ、そしてこの情報公開で市民の判断を仰ぐと、そしてまた、あと、補正予算、ここら辺は抑えていきながら、一年を通したトータルでは節減をした予算として結果としてなっていくのか、補正予算の編成の考え方ですね、確認だけをさせていただきます。

 それから、経常経費、数字ではあらわせないということでございますけれども、物価の伸びを見ないとみても少なくなっているということで、また、それから各課に節減をお願いしているということで、これは非常に大事な問題でございますので、よろしくお願いいたします。それから、今、申し上げましたけれども、先ほど、こういう答弁もいただいておりますね。予算において既存の事業のスクラップ・アンド・ビルドというような形で、今、課長から予算が今後ふくらまないように気をつけていくというようなこともいただいておるわけですけれども、そこら辺あわせて、市長にもう一回お伺いしておきます。

 それから、実際に新規事業、それから助成事業においてスクラップ・アンド・ビルドで実施をやったのか、そこら辺、お願いをしておきます。

 それから、各計画におきまして、今、総務課長から詳しい補足答弁もいただきましたけれども、それぞれ十二年度、十三年度中に出てくるわけでございますけれども、私、特に市民参画という形でどういうふうに取り組んでいるかというのが一つの大きな課題としてお聞きしておるわけですね。それぞれは各課でコンサルあたりをしながら、優秀な皆さんがつくるわけですからそれはいいわけですけれども、こういう計画を実行していく、実際に第一線でやっていくのは市民なんですね。何かその意見及び参画というものをどのように取り入れていくのかというのもこれ、大事なことだと思うんですね。今、市民の代表について審議をする場があるだろうと、あるというようなこともあるわけですけれども、私は策定の段階からここら辺、入り込めないのかな、参加できないのかなという思いでお聞きしたんですね。その点で策定の段階からという点だけでひとつお聞かせをいただきたいんですね。いわゆる計画策定においては、市民の踏み込む場ではありませんということなのか、いや、やはり皆さんもともにまちづくりをやっていくと、市民の、市民によるまちづくりということで、こういう策定の中にもひとつ御意見をお聞かせくださいという形でオープンにしていくのか、その一つとして百人委員会があるわけですから、百人委員会の中に投げかけいくということも必要ではないかと思うんですね。私、ちょっとわからんもんですから、この何といいますか、市民参画というか、百人委員会の参画するところの境界線というか、これ以上は踏み込めない、これ以上はだめですよというところの限度というか、境界線というのがちょっと私ははっきりわからんもんですから、この計画の策定を通して論議をさせていただいておるわけですけれども、ちょっとここら辺をお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、行革につきましては、次の民間委託のところで質問させていただきます。

 続きまして、簡易包装の普及というような形でごみ減量に対する取り組みが行われて、「三つの買い物運動」というものを市民運動としてということですね。市民運動として展開をしていき、また定着をさせたいというようなことですね。先日、十九番議員からも特に詳しい話が出てきたわけですが、この推進会議のメンバーの中で、それこそ商店主の方、それとか事業業者と言われましたけれども、そういう方たち、それから市民の方、それと行政というような方でメンバーを組まれて、その中から意見が出されたんでしょうけれども、昨日も買い物袋、独自のものを作成してはというようなことですね、なぜかといいますと、万引きの問題とかいろいろあるわけですね。そして、簡易包装にしたいけれども、消費者の方たちがやはり包装したものをお買いになると、だから、つくらざるを得ないと、いろいろその場その場の立場の人たちからすれば、非常に意見の食い違うところもあるわけですね。先日は息の長い取り組みになるというふうにおっしゃられたわけですね。このハードルといいますか、それぞれの障壁といいますか、障害というか、そういうものを取り除くというか、そういうふうにしないと、これは息の長いというか、一生かかってもやはり平行線ではないかという、ハードルは越えないんではないかなという感じもするわけですね。だから、この推進会議の中で、そこら辺、じっくり練りながらやっていただかないと、この市民運動として一つの定着を見るとすれば、うまくやらないと私、「花のいっぱい運動」と一緒の形で、展開はするけれども定着までは難しいという段階になってくりゃせんかなというふうに思うわけですから、ここら辺、「何カ月かの反省を踏まえ」ということで答弁をされております。この反省を含めてどういうものか、今後、どういうふうな形で具体的に取り組んでいかれるのか、お伺いいたします。

 それから、塩見小学校の大規模改造事業について、文化のための一%予算の編成をということでお願いしたわけですけれども、学校と協議をしたいということで答弁をいただいておりますので、ひとつ壁画だけでなくて、ほかのところでこの文化的な一%の予算が活用できる形がないのかどうか、ひとつ完成するまでに協議をしながら実行に移っていただきたいと思います。これはお願いをしておきます。

 それから、図書館の運営についてでございますけれども、市長は増設の考えはないと、教育長は将来を見据えた計画が必要だと、中長期的な課題ということで、結論としては増設の考えはないというのはわかるんですね。ですが、やはり今の蔵書数に対してどうでしょう、不満は残りませんでしょうか。そこだけお聞かせいただきたいと思います。

 それから、放送大学の学生数につきましては、事業所を訪問などして取り組んでいただいているということでありがたいことでございますけれども、非常に難しい面がありまして、今、県北の学生数が三分の一ぐらい減っておるわけですね。そしてまた、今度は西都以南の県央、宮崎市あたりを中心に三倍以上ふえてきておるわけですよ。総体数は変わらないんですけど、どうかシフトが向こうに偏っているという、人口の差もあるんでしょうけれども、そこら辺、あるわけですね。このままでは放送大学を宮崎に置いたらどうかという話も本部の方から来ているというふうに聞いております。そこでですね、市長として、放送大学を日向市に置く価値と必要性、そこの根本のところだけお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、民間委託につきまして、サービスの低下を招かない形で、今後検討してまいりたいというわけですね。これは多くの議員が各市長に対してお願いをしてきておるわけですね。ですから、当然、行政としての検討の結果なり、効率性の問題、そしてまたサービスの問題、それぞれ結果を持っておると思うんですね。そこら辺をお示しをいただきながら、新市長として、このコスト比較、住民サービスの比較をどう把握されておるのか、お聞かせをいただきたいんですね。市長がかわるたびに「検討検討」では困るわけですね。以前から検討しておると思うんですね。ですから、市長も長年議員としてやってこられておるわけですから、そこら辺を知っておられると思うんですね。よろしくお答えいただきたいと思うんですね。まず民間委託の必要性ということですね、お願いします。

 それと、今、行政改革においても大綱の中で数字として、数値目標を掲げて定数管理をということで、大綱の中の実施計画の中で打ち出していくということでございますけれども、いわゆる定数削減という形で、よく言われます何年間で何%なり、何人なりを削減していくという目標だろうと思うんですね。それはそれでありがたいんですけれども、じゃ、住民サービスの面においてどうなんだろうかという考え方があるわけです。だから、私は、各課の仕事量、事務量、きちっと調査をした上で、民間委託、そしてまた定数管理をするべきであろうと思うんですね。先ほど点検しているということなんですね。各課の仕事量、しておりましたらお示しをいただきたいと思います。

 選挙公約でございますけれども、それぞれ実施しているものもあると、国、県と協議中のものもあるということで、今後とも努力をしていくということで、すべてが短期で解決する問題ではないと思うわけですね。その中で二つほど特にお聞かせいただきたい。

 企業誘致、旭化成への取り組み、一区、四区の取り組み、そしてまた、先日は台湾企業の視察の答弁もされております。企業誘致の可能性を含めて、取り組みをお聞かせいただきたい。

 それから、小児夜間急患センター二十四時間体制でございます。この中で医師の確保、スタッフが不足しているということでございますが、二十四時間ということになると、非常に医師のローテーションが大変だろうと思うんですね。そしたら、けさ、ニュースで小児科医の志望が少なくなっていると、医大生ですね、収入として見たとき、外科、内科の半分以下だというわけですね。そして今、伸びているのが耳鼻科と眼科だったですかね。小児科医自体の減少も起こっておるわけですね。非常に医師の確保、難しい面があるんですけれども、どのような解決を取り組んでおられるか、答えにくいところでしょうけれども、現状をお聞かせいただきたいと思うんですね。なぜかといいますと、これ、十四年までにやりたいという市長の答弁もございますので、ここら辺、非常に難しい問題なんですけれども、お聞かせをいただきたいと思います。

 それから、提案制度の実施につきましては、定期的に全員に改善策の提案を求めている、意見、要望を随時受けつけているということで、今現在、もうやっていらっしゃるわけですけれども、その中で一つ、二つでも簡単に結構でございますので、どういう改善策を提案されているのかお聞かせをいただきたい。

 そして、さらに今後とも取り組んでまいりたいということでございますので、恒常的なものとしてやっていけるということ、そしてまた、この改善策というもの、冊子にまとめて公表できるような形のものをつくっていかれるのか、お聞かせをいただきたいと思います。

 それから、グリーンパーク、野外音楽堂。今、グリーンパークの方は非常に多いわけでございますけれども、音楽堂の方が何か少ないような感じもいたすんですけれども、バンドの演奏というようなことで利用はされておるわけでございますけれども、どの程度の活用状況なのか、音楽堂の方に対しましてひとつお願いをしたいと思うんですね。

 それから、教育行政として教育長に、私、出前授業とか出前講座とか言うもんですから、旭化成の出前講座が主になってくるような形で、旭化成だけでなくて、今、本市なりに「きらめき人」の充実を図るということでございますので、充実を図りながら、ひとつこの活用をして十四年からの総合学習の中でひとつ対応をしていただきたいと思うわけですね。この点についてもう一度お聞かせいただきたいのと、先日、二十一番議員が廃油石けんづくりという形で提案されたわけですね。学校として薬品の保管あたりが大変というようなことはこれ、もう当然わかります。ここら辺を出前講座みたいな形で、出前授業みたいな形で石けんづくりに、ここは教育長の後ろに座っているお方の協力も仰がないかんわけですけれども、そういう形でひとつ出前講座として取り組むこともできはせんかいなと思うわけですので、ひとつここら辺もあわせてお聞かせをいただきたいと思います。以上です。



○議長(黒木敏雄君) ここでしばらく休憩いたします。



△休憩 午前十一時十二分

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△開議 午前十一時二十四分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を続行いたします。

 二十三番の質問に対する答弁を求めます。市長。



◎市長(山本孫春君) 二十三番の再々質問にお答えいたします。

 当初予算の編成の考え方の中で、今回提案をいたしております予算、最終日に決定いただきますれば、この全貌について市民の皆さんに周知徹底をし、御理解いただくことの責務があると思っております。したがいまして、広報紙上で、極めてわかりやすく、今回の予算については、市民に周知徹底をしたいと思っておるところであります。

 なお、補正予算についての考え方、できれば、当初予算でそのまま執行するのが一番いいんでしょうけど、国の事業等の関係、県の補助事業等の関係等、その辺のことも無視するわけにはまいりません。これは市民の新たな行政ニーズにこたえていくためにも、原則としては、当初予算そのままでいくのが一番いいと思うんですけれども、やむなく補正をお願いすることはあろうと思っております。それから、とにかく予算が膨張しないように配慮をして今回の当初予算も編成をさせていただいたつもりであります。住民からのたくさんの要望そのままを予算に反映しますと、恐らく二百五十億でも足りないような状況の中で厳選をさせていただきまして、二百十六億という予算をお願いをしておりますから、この辺の事情は御理解をいただきたいと思っておるところでございます。

 各種計画の策定に当たっての市民参画、私はこのことは絶えず言っておりますだけに、まず先般の総合計画の関係、これも立ち上がりが遅かったわけなんですが、七月十三日に百人委員会をスタートさせて精力的に取り組んでもらいました。そういった状況の中で百人委員会の性格、市民に対する理解、ここあたりが不足しておったことはたしかであります。したがいまして、十三年度は本格的にこの市民百人委員会が市民参画の行政展開につながるような、そういう仕組みに改めていきたいと思っていますし、先ほどから総務課長が申し上げました各種計画につきましても、百人委員会が参画できる分野については積極的にお願いしたいと、なお、専門的な立場でコンサルタントにどうしてもお願いしなくてはならぬこともたくさんあります。そこらあたりのことをひとつしっかり御理解をいただきたいと思っておるところであります。

 次に、ごみの減量化対策については、これは具体的なことでありますので、環境整備課長にお願いをすることにいたします。

 なお、図書館の問題について、私は現時点での増設の考えはありませんということをすっぱり申し上げたところでありますが、状況いろいろあるようでありますし、やはり中長期的な展望に立ってはその必要性を十分加味しながら対応していかなくちゃならぬと、こういう認識は持っておることははっきり申し上げておきます。

 次に、放送大学の関係でありますが、これは私はかつて県議会時代に県北は高等教育機関が薄い地区だということで、日向市にということをあえて当時の企画調整部長にお願いをして誘致した経緯があります。したがいまして、生涯学習の拠点として、あるいは国際化の中でそういった国際交流の立場からも放送大学は将来ともしっかり存続させたい、こんな気持ちでいっぱいであります。したがいまして、先般の課長会でも企画課長の方から、放送大学の学生募集等については、全庁的な取り組みもしようじゃないかということでお願いもしました。商工会議所の方でも積極的に取り組みをいただきまして、そのことが平成十三年度の第一期の入学生の中には増員という形で反映されることを期待をいたしておるところであります。

 なお、選挙公約の中の企業誘致の問題、私は、このことは就任早々から強く言ってまいりました。まず、今の細島の企業誘致促進協議会、この中で誘致業種の拡大、もう御案内のように、宮日新聞でもトップに堂々と掲載をいただきましたが、製造業だけでなくて、あれだけすばらしい港があるんですから、したがって、流通関連業種も誘致企業の中に加えていただくと、こういう方針変更もさせていただきました。これは私は公約の実行の一つだと思っております。そして今、旭化成にもあるいは知事とも連絡をとりながら、可能な限り雇用の場の創出につながる企業立地に向かって真剣な取り組みをさせていただいておることを御理解をいただきたいと思っております。

 なお、選挙公約の中では、多目的スポーツセンターも公約に掲げておりました。これは形は変わりましたけど、全天候型の運動施設ということで入札の結果も決まったようでありますから、近く議会の方に追加提案をさせていただくということで大きく前進だと思っています。さっきから話題になっております百人委員会のことも私の選挙公約でありましたし、このことも今より充実の方向で努力をしておりますし、先ほどから申し上げますように、総合計画の素案づくりも御協力をいただいたということであります。

 なお、人間尊重の理念を重視した施策の展開等ついても、私は、積極的にこの人権尊重の役所のまず体制づくり、そしてまた、市民の皆さんにもそのことを広く啓蒙するために、先般も人権を考える市民の集いと桂文喬さんの人権講座等もお願いすると、こういったことの取り組みもさせていただいておるところであります。あくまで選挙公約については、実現の努力を惜しまないつもりであります。

 なお、二十四時間体制につきましては、先般もお答えいたしましたとおり、確かに医師不足が大きなネックになります。こういった問題については、日向市医師会並びに県の方にも御相談を申し上げ、最大限の努力をすることで、医師の確保が実現すれば平成十四年という一つの目標を設定して取り組んでおりますが、ぜひとも、少子化の中で、そういう状況の中で、実は小児科医師を志望される皆さんが、二十三番御指摘のとおり、これは全国的な大きな課題になっております。それだけに私は二十四時間体制整備は重要だという考えで真剣に取り組んでまいりたいと思っております。

 なお、提案制度につきましては、先ほど申し上げましたように、常時提案制度については取り組みをさせていただいております。具体的な取り組みの状況については、担当課長から答弁をさせることにいたします。

 答弁漏れもあったかもしれませんが、その分は関係課長で補足答弁をさせますので、よろしくお願いいたします。以上です。



◎財政課長(甲斐秀夫君) 市長答弁に補足をいたします。

 まず、事業のスクラップ・アンド・ビルドでございますけれども、事業費につきましては先ほど市長が申し上げましたとおりでございまして、事業の完了を待って次の新しい事業を入れるということでありまして、具体的に一件だけ申し上げますと、日知屋財光寺通線改良事業でございますけれども、これは日知屋の四区内の事業は十二年度で終了いたしますので、十三年度においては永江・江良工区の改良事業を入れるというようなぐあいにして、予算がふくらまないような状況を基本にしながら、予算編成等の事務方ではやっているところでございます。

 それから、補助・交付金の状況でございますけれども、十二年度当初と十三年度当初を比較いたしますと、六千二百万円ほど増加いたしております。増加はいたしておりますけれども、増の要因といたしましては、市制五十周年記念事業を平成十三年度にたくさん抱えておりまして、その補助金がふえております。例えば、市制五十周年記念事業補助金とか、世界アマチュア囲碁選手権戦とか、美術展の補助金を増額したこととか、スポーツマスターズの開催とか、夏期巡回ラジオ体操の補助金とか、そういうもの等が九千八百万円ほど新規にふえております。それから、増額した分を差し引きますと三千六百万円ほど実質的には補助金等を減額したことになっておりまして、期間・期限の来たもの、事業の終了したもの等についてはスクラップをしているところでございます。以上でございます。



◎職員課長(黒木輝章君) 行政改革等について市長答弁に補足をさせていただきます。

 まず、民間委託につきましては、行政サービスの低下を招くことなく、効率的に推進することのできる事務事業についてということを基本に、民間活力の導入を検討するということにしているところでございます。

 それから、職員の定数関係の点検作業につきましてですが、各課から上げていただいております業務に対する改善事項や要望、あるいは時間外勤務の状況、臨時職員の状況等を総合的に分析をして現在調査等を行っているところでございます。

 それから、提案制度についてでございますが、今年提案されておるものですが、庁舎内の分煙対策、また公用車の一括管理による有効活用というようなものが上がってきているところでございます。今後の改善事項ということでございますが、現在事務改善に伴うものが主なものでございますので、今後は行政全般にわたって提案できるようなシステムをつくっていきたいと考えておるところでございます。以上でございます。



◎商工観光課長(水永光彦君) グリーンパークの野外音楽堂の活用状況につきまして、市長答弁に補足して御報告申し上げます。

 グリーンパークにつきましては芝生面積の四分の一以上、また野外音楽堂利用する場合は届け出ということになっております。私どもの方で現在まで把握しておりますのが音楽堂で三十六件ということで把握いたしております。主な内容ですけれども、市民音楽会のグリーンパーク野外コンサート、これは例年定期的にやっておられるようです。ことしは二〇〇一年ということで若者グループによる「初日の出コンサート」が開かれております。またその他、民謡会とかチャリティーライブ等が開かれておるようでございます。市民の交流の場とか、憩いの場として大いに利用していただきたいというふうに考えております。以上です。



◎環境整備課長(黒木史郎君) 「三つの買い物運動」につきましての補足答弁を申し上げたいと思います。

 具体的な活動がなければ進まないんじゃないかという点でありますが、この点につきましては、事業者の方と消費者、行政の方で具体的に今後考えております問題、あるいは、今、出てきておりますのが事業者としては簡易包装につきましては具体的な簡易包装を羅列すると、展示しておくと、そのうちに消費者がこれというような具体的な方法の簡易包装というものが今提案されておるところです。それと買い物袋の市内の各店舗での一年間の消費量、そういうものも具体的に挙げていって、今後、その現状に進んでいこうという方向にあります。それと、昨年十月からの実践事項、そこを具体的に挙げていって実態調査、その中に反省を求めていこうという形であります。

 それから、買い物袋の具体的な分につきましては今、各団体でばらばらに買い物袋を工夫しております。その分の統一という話も挙がっておるところですが、それは新年度に向けての会議の中で具体的に話をしていくということになっておる実態です。以上です。



◎健康管理課長(林雄治君) 市政の基本方針と重点施策の課題と今後の取り組みについての中の各種計画につきまして、市長答弁に補足をさせていただきます。

 そのうち健康日本21行動計画につきましてお答えをいたします。健康日本21行動計画につきましては、厚生省の二十一世紀における国民健康づくり運動、すなわち健康日本21でございますが、これに基づきまして地方公共団体が地方計画を作成することになっております。本市におきましても、行動計画を策定することになりますが、これは老人保健事業、それから国民健康保険事業の中の保健事業や地域活動等も含めた今後の日向市の健康づくりのための指針となるものでございます。

 今後の具体的な取り組みでございますけれども、この運動が行政にとどまらず、広く関係団体の参加、及び協力を得ながら、国民が主体的に取り組む健康づくり運動を総合的に推進していくことになっておりまして、庁内組織の策定部会で素案をつくりまして、民間機関を含めた策定委員会で成案を得るということにいたしております。策定時期につきましては、十三年度中に策定予定ということでございます。以上でございます。



◎環境整備課長(黒木史郎君) 十三年度の重点施策についての補足を申し上げたいと思います。

 地球温暖化防止実行計画書の住民参加についてという点でありますが、百人委任委員会の中からも環境問題については多くの提言がなされております。地球温暖化につきましては、日向市役所が一事業所という形でのとらえ方をしておるところです。一事業所ではありますが、市民の方たちの利用する場でありますので、その点については役所内部、職員だけの問題ではないと思っておりますので、市民の協力がなければ温暖化防止、一事業所であってもそれは不可能であるという点で二カ年の中間年度の中で見直しをする、その中で住民の方々に公表をしていくという点がありますので、そういう中での参加という点を一つ考えているところです。

 ごみ処理基本計画の点につきましては、日向市のごみ減量化推進協議会という要綱が設置されております。これを生かすと同時に、百人委員会のメンバーの方たちの多くの意見を取り入れる中で「日向市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」、こういうものを意見を取り入れながら見直しをしていく、特に、廃棄物の処理及び清掃に関する条例の中では市民の義務、課題、そういうものが非常に明確といいますか、そういう点が弱い分がありますので、そういうものを含めて条例改正、市民の責務、事業者、行政という役割分担というのを今後検討していく必要があるんじゃないかというふうに考えておるところです。以上です。



◎図書館長(新名勝彦君) 蔵書数について市長答弁に補足させていただきます。関連がありますのでちょっと報告もさせていただきます。毎年蔵書数も増加することから今年度は車庫を改装しまして、一万三千冊の蔵書数の確保をするようにいたしております。利用の仕方としましては、余り利用されなくなった古い図書、そういうものをそちらに回しまして、利用する図書、それから新しい図書、そういうものを現在の本館の方に置くと、そういう利用の仕方を考えているところでございます。

 それから、蔵書数ですが、開館当時が四万四千冊ありましたが、三月一日現在で七万九千五百四十四冊ということで、ここ四年間で三万五千冊の増加を見ております。これを見ますと、順調に増加していると考えておるところでございます。以上です。



◆二十三番(坂口英治君) 時間がございませんので、先ほどお願いしておった民間委託のところだけ特に強調してお伺いしておきます。各課の事務量、仕事量を調査したというような答弁もあったんですけれども、その調査の結果を教えていただきたいということでお願いしました。それからコストの比較、サービスの比較をどう把握しているかということで、市長としては、今から検討ということで、それはそれでわかりますけれども、当局として、どういう形でこのコスト比較、サービス比較をとらえているのか、ここら辺もあわせてお願いしたいということと、行革の中では事務事業について民間委託ということでございますけれども、現業を含めたところの民間委託の必要性というものについて市長の見解をお伺いしておきます。

 それから、先ほど基本計画書の策定の中での市民参画の入り方ですね、ここら辺、お伺いしたいんですけれども、そうすれば、ただ時間がなかっただけということで、今後、こういう基本政策の策定には市民参画を促していくということで受け取ってよろしいんでしょうか。そこ辺、市民参画の境界線がございましたらお聞かせいただきたいと思います。

 それから、企業誘致、それから小児夜間、それから多目的施設、スポーツ施設、百人委員会というようなことで市長から公約について真剣なる熱っぽいお話いただいたんですけれども、ほかのものに対しても市長がここで皆さんに訴えておきたいというものがもしございましたら、公約もたくさんございますので、ほかにございましたらお願いしておきます。

 あと、提案制度あたり、それから三つの買い物運動、それぞれ問題ございますけれども、それぞれよろしくお願いいたします。

 それから、図書数についても順調に増加しているということで、今、不満はないというふうに受け取っておりますので、ここら辺、順調にまだ増加いたしますように、予算要望あたりよろしくお願いしておきます。

 それとまた、各地区公民館の分館の体制ですね、ここら辺もひとつよろしくお願いいたします。そこだけ確認しておきます。



◎市長(山本孫春君) 二十三番の再々々質問にお答えをさせていただきます。

 民間委託の関係については、大変重要な課題と受けとめております。行政改革大綱もたびたび申し上げておりますように、できるだけ早く結論をいただこうということでありますし、そういった中でもかなり議論が深まっておるように報告を受けておりますし、可能なものは民間委託の方向もしっかり受けとめて取り組まなくちゃならぬというふうに考えております。

 なお、いろんな各種計画の策定に当たりましては、先ほど申し上げましたように、平成十三年度は百人委員会もすっきりした形の百人委員会に充実をされることを期待しておりますし、百人委員会の皆さんにも積極的に各種計画の計画の段階から参加をいただくと、こういう取り組みを進めてさせていただきたいと思っております。

 なお、選挙公約につきましては、私も二十三番の質問等で、ちょうど一年前になります選挙をやったのが、その辺の資料等を整理をしまして、こちらに持ってきておりますが、たくさんの課題について選挙公約をさせていただいております。特に、市の選挙公報については「対話と協調」の実現ということで、先ほど申し上げました多目的総合スポーツセンターの関係だとか、市民ホットライン何でも相談窓口、これも実現をしております。細島一区を抜本的に見直し多面的な活用も選挙公約でありました。これも実現の方向で方向性が明らかになってきておるところであります。

 なお、地方分権に伴う行財政改革の積極的な推進については、行政改革大綱の中でも議論を深めさせていただいておる。

 小児夜間救急二十四時間化、このことについては、先ほど医師の確保が極めて難しい問題でありますけど、努力の限りをしたいということで、今、専任の担当職員を配置して取り組みをさせていただいておるところであります。

 なお、小学校区ごとの学童クラブ、いわゆる学童保育の関係についても、二十六番議員、二十四番議員からの質問もありましてお答えしたとおり、これから年次計画的に進めようと、こういう段取りであります。

 なお、リハビリテーションセンターの設立も約束をしておりますけど、これはなかなか難しい課題で、これから真剣にまた取り組ませていただこうと思っているるところです。

 環境、教育、文化、福祉ボランティアの積極的な支援、これは時代の流れでありますし、当然、そういうような方向で展開をしておるところであります。人権尊重の理念を重視した施策の展開、先ほど申し上げたとおりであります。

 そしてまた、一番大事なのは、これから日向市をしっかり担ってもらわなくちゃならない若者が夢と希望に輝く農村、漁村の振興については、これまた議員さん方の大変貴重な御提言等も踏まえながら、真剣に取り組んでおるところであります。

 中小企業技能者センターの設置については、北部高等技術専門校がいよいよ来年は終わります。平成十五年から西都に一校化されます。その跡地の問題についても今、具体的に県との相談を進めておるところであります。高齢者のための空き教室の有効活用、このことについても教育委員会と御相談をしながら、空き教室についての高齢者と児童とのコミュニケーションの場としての活用等について推進をさせていただいておると、こういう状況であることを御理解いただきたいと思っております。以上です。



◎職員課長(黒木輝章君) 市長答弁に補足を申し上げます。

 先ほどの業務の点検でございますが、現在点検中でございまして、結果は出ていないところでございます。

 それから、コスト比較についてでございますが、これは全国地方自治経営学会が調査しておるものですが、平成十年度の決算によるものでございますけれども、ごみ収集部門、全国の三十二市の平均でございます。直営で行っておるものを民間に委託した場合でございますが、四四・六%でできるというようなことでございます。それから学校給食につきましては、三十五市の平均でございますが、四七・四%の割合ということになっております。以上でございます。



◆二十三番(坂口英治君) 二点ほどだけ確認させていただきます。

 民間委託ということで「重要な課題であると考える。今後議論が深まっていく」と、今、現在深まっているということなんでしょうか。ちょっとそこ聞き落としましたけれども、この市民の立場から考えましたら、やはりサービスは落ちない、コストは低い、そうすればやはり民間委託をして、そしてまた、そういう人たちを今からふえてくるであろう仕事に対して、事業量に対して、その全体の中から定数を変えずにこういう人たちを利用しながら、利用というとおかしいけれども、こういう人たちを活用しながら業務を遂行していくということは、私は一番大切なことだろうと思うんですね。それを事務事業については、民間委託という形で大綱の中には盛り込まれているようでございますけれども、ここら辺含めてひとつ真剣な論議をすべきではないかと思うんですね。もうそういう時期だろうと私は思うんですね。じゃないと、それこそ、今、業務を点検中でございますけれども、私、非常に事務量、業務量というのはふえてきておるだろうと思うんですよね。そのあおりを食ってか、福祉の行事とかそういうものを簡素化されたりとか、切られたりとかするわけです。そういうことはあってはならぬわけですから、そのためにもやはり皆さんの事務事業量、そういうものをきちっと把握をして、それに対応する計画を今からつくるべきではないかと思うわけですね。その点で市長に再度お伺いいたします。

 それから、私、聞き落としてしまったと、書きそびれたという形なんですけれども、今、基本計画の中で、健康日本21は民間機関を含めた策定委員会でとか、それから温暖化に対しては二カ年の間の見直しの中で住民に公表する中で参加してもらうというようなことなんですけれども、ほかのものに対してもその立ち上がりが遅かったとはいいながら参画できるものはあると思うんですね。これはいつもいつも「立ち上がりが遅かった」、「急々で来たもんですからどうにもならんですわ」というようなことで答弁でかわされても困るもんですから、そこら辺きちっと、各基本計画の中の策定に市民が参画をするシステムづくりをひとつやっていただけるのかどうかということだけお伺いして、後は市長の力強いリーダーシップに期待をいたしまして、この一年間、財政的にも厳しい中でございますけれども、乗り切っていただくようにお願いを申し上げまして終わりたいと思います。



◎市長(山本孫春君) 民間委託の件につきましては、先ほども申し上げましたように、行政改革大綱も早めに結論を出していただく作業を進めております。そういうこと等も踏まえながら、私自身も、いかに効率的で効果的な行財政運営をすることが今の日向市にとって大事であるかということも十分認識をしておりますし、真剣に取り組んでまいりたいと思っておるところであります。

 なお、百人委員会がこれから各種計画等に対する参加、これはもう先ほど申し上げましたように、十三年度にはより充実した形の百人委員会としての活動に期待をいたしておりますし、可能な限り、百人委員会の皆さんに各種計画に参画をいただき、同時に、そのことを行政と一緒になって進めていただく、こういう取り組みをさせていただこうと思っておるところであります。以上です。



○議長(黒木敏雄君) 以上で二十三番坂口英治議員の質問を終わります。

 ここでしばらく休憩いたします。



△休憩 午前十一時五十八分

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△開議 午後一時零分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開き一般質問を行います。

 次は、二十六番黒木万治議員の発言を許します。



◆二十六番(黒木万治君) 〔登壇〕私は、今日の情勢からして重要な点について必要な提言も交えながら、市長、教育長に質問を行います。山本市長は、市政の基本方針の中で「誠実・公正な市政」「清潔で透明な市政」「民主的で開かれた市政」を理念として挙げられ、さらに「日向市に住んでよかったと実感できるまちづくり」、「だれもが安心して暮らせるまちを」と言っておられます。共感できる理念ではありますが、これらを文字どおり推し進め、市民の望んでおる市政を実現するためには、まず全職員の意識として市長の理念が理解され、実践されることが大事ではないかと思うわけであります。課長会において徹底しておるとこれまで答弁をしておられますが、それだけでは不十分ではないか、全職員のものになっていないのではないかと思います。これまでのやり方でよしとするのではなく、抜本的なやり方が必要ではないか、どう取り組まれるのか、お聞きいたします。

 市政の基本方針と重点施策のこの冊子は全職員に配付され、読まれて理解されているのか、この点も大事なことですのでお聞きしておきます。

 続きまして、地域経済の主役である商工業、サービス業、建設業などの中小企業業者を振興させる施策についてであります。今回は八項目ときめ細かく挙げまして質問を行います。

 今、戦後最悪の長引く不況と大企業のリストラのもと、市民の暮らしも中小企業業者の経営も深刻な打撃を受けています。進行している市内中小企業業者の相次ぐ倒産や廃業は、その経営者とそこで働く人や家族の生活を脅かしているとともに、地域経済や地域社会をも土台から危うくしております。今こそ、地元の中小企業業者を元気にして雇用の創出、地域経済の活性化を図る政策への転換が必要ではないでしょうか。山本市長は、中小企業業者の振興についてどう考えておられるのか、どのように位置づけておられるのか、今日の景気の動向については、どう考えておられるのか、まずお尋ねをいたします。

 商工業やサービス業、建設業の中小企業業者は市民の雇用と所得の場を大きく保障しているとともに、売り上げの多くはその地域内で使われ、そのお金が地域内で繰り返し循環することで足腰の強い地域経済の土台がつくられます。一方で、大企業や大型店は儲からなければ、ダイエーなどのように他の都市へ移転したり、さっさと店じまいをやります。売り上げは本店へ直送され、地元への経済効果は余り期待できません。このような点からも日向市が振興のための施策を持ち、その施策を推進することが強く求められております。そこで、経営基盤を安定し、強化するための施策、中小企業者及びその従業者の福祉の増進、及び雇用の安定策についてはどう取り組んでおられるのかお聞きいたします。

 次に、資金を確保するための国、県、金融機関及び信用保証協会に対する要請についてでありますが、銀行の貸し渋り、保証協会の査定のあり方などの対策をこれまでもたびたび問題にしてきました。これまでの取り組み、その中で問題点も明らかになってきていると思いますので、はっきりさせてもらいたいと思います。

 次に、研修、技術習得は継承に関する支援助成についてと、次の中小企業に関する調査及び情報の収集提供についてであります。これらは関係機関との連携協力などが極めて重要だと思っていますが、中小業者にとっても営業を守っていく上でおろそかにできない点ばかりであります。改正も含めて強化すべきではないか、現在のシステムも含めて具体的に答弁していただきたいと思います。

 次に、大企業、大型店がその工場、事業所、店舗を縮小、閉鎖、拡大または新規展開する場合の影響調査と公表についてであります。この点について県の行う三年に一度の統計調査に頼っていると、このような今日の状態では厳しい情勢に合わないのではないか、この点の取り組みが弱いのではないかという点を指摘しておきたいと思います。

 次に、下請取引の適正化と実態調査についてであります。公共工事の発注の場合、前渡金が四〇%の割合で支払われることになっておりますが、下請業者との関連ではどうなっているのか。つまり、建設業法第二十四条の三、同法の二十四条の五で工事代金の支払いについて明記されておりますが、法規どおり実施されているのか、下請いじめという問題があってはならないが、実態はつかまれているのか、取り組みについてお聞きいたします。

 続いて、中小企業者のすぐれた特質と地域経済での役割に対する理解を広める、あわせて後継者育成の対策、取り組みについてでお聞きしまして、中小企業業者が主役のまちづくり振興策の質問といたします。

 続きまして、教育行政についてであります。質問の前に、教育委員会と関係者に対して一言お礼を申し上げます。これまで図書館で働く委託職員の皆さんの身分保障、待遇改善を提案してまいりました。新年度から社会保障制度の適用など一定の改善がなされるということでありますので安心しております。また、昨年六月の議会の一般質問で紹介いたしました水月寺の地蔵菩薩座像も調査された結果、市の有形文化財としてこのほど指定されたということで喜ばしい限りであります。これらの取り組みに対してお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 さて、新年度事業として塩見小学校の大規模改修事業が施工されるとの説明がなされております。この点については、何人かの議員から質問も行われております。私は卒業生の一人と、そいう立場でお聞きをしておきたいと思います。もちろん、この事業を歓迎する立場ではありますが、大規模改修事業とは、これまでさまざまなその学校の改修項目を統合して事業費が二千万円以上の大規模改修に対して国庫補助金がつく、そういうふうに私は理解をしてきたところでありますが、塩見小学校の関係者がこれまで要望してまいりました運動場の土の入れかえを伴う整備、渡り廊下の屋根の設置、運動場へおりるセメント塗りの斜面の階段、体育館の照明が暗い、駐車場を広げてほしい等々の要望にこたえるものになっているのかどうか。今、求められている要望との整合性、文部科学省が推し進めてきている改修事業のあり方、エレベーターの設置も含めてずれがあるのではないか、そのような気がしてならないのでありますが、これらの点をわかりやすく説明していただきたいと思います。

 次に、生活環境対策についてであります。

 一番目に、国道三二七号線の中村地区のバイパス計画についてであります。この地域については、もともと交通量が多い上に見通しが悪いので、交通安全の点から歩道をつけてほしい、中村区の歴代区長、関係住民が要求してきた経過があります。しかし、この上を高速道路が通るという計画が明らかになり、これに伴いバイパスを抜きたいと、土木事務所が話を持ってきて説明がなされております。すぐにでも用地買収に取りかかるような話でありましたが、その後計画がおくれてきております。不満の声も上がっております。実情はどうなっているのかお聞きをいたします。

 二番目の河川浄化対策についてであります。市内の河川浄化が強く叫ばれ、これまでいろいろと取り組みがなされてきております。取り組まれてきている浄化対策については今の時点でどうなっているのか、水質検査の状況はどのような結果を示しているのか、ダイオキシン、環境ホルモンなどの検査は行われているのかいないのか、全体の取り組みについて明らかにしていただきたい。

 最後に、元細島駅舎の取り壊しについてであります。青少年の非行防止、周辺の安全の面からも老朽化しているこの建物の「取り壊しを」との声が寄せられておりますが、JRに働きかけるべきではないかということを申し上げて壇上からの質問といたします。〔降壇〕



◎市長(山本孫春君) 〔登壇〕二十六番黒木議員の御質問にお答えいたします。

 まず、市政運営に当たっての基本理念については、先ほど二十三番坂口議員にお答えしたとおりでございますが、市長就任以来一年を迎えようといたしておりまして、市政各般にわたって順調な進展を見ているところでございます。職員各位にもハード、ソフトの両面において理解、協力をいただきながら、市民福祉の向上に取り組んでいただいておるところでございます。今後とも、職員との真の対話と協調を図りながら市政運営に努めてまいりたいと考えておりますが、市政の基本方針と重点施策については、全職員に周知徹底する必要があるんではないかというお尋ねでありますが、このことにつきましては、庁内LANのグループウエアに入れて、職員全体に周知徹底を図ってまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、中小企業を振興させる施策についての御質問ですが、中小企業の振興なくして地域経済の活性化はあり得ないという認識を持っておるところでございます。そのための施策については、大変、重要な課題として取り組んでいるところでございます。

 まず、経営基盤を安定し、強化をするための施策といたしましては、「日向市中小企業補助事業」や「日向市地場産業振興対策補助事業」、そして事業主を対象として、窓口相談指導や巡回指導等を行っている中小企業相談所に対する助成事業など、その取り組みを行っているところでございます。

 次に、中小企業者及びその従業者の福祉の増進及び雇用の安定のための施策につきましては、公共職業安定所など関係機関の御協力を得ながら、進めさせていただいておりますが、今後とも、引き続き連携を図りながら進めてまいりたいと考えておるところでございます。また、新たな雇用の場を確保するために、企業誘致につきましても、これまで以上に推進をしてまいりたいと考えているところでございます。

 次に、本市の中小企業特別融資制度についてでありますが、市内の中小企業者の事業資金の融資を円滑にし中小企業の育成・振興を図ることを目的にしており、県の信用保証協会、金融機関、中小企業相談所など、関係機関の御協力をいただきながら、貸し渋り等についても万全を期しながら利用促進に努めているところでございます。これまで原資の増額や融資期間の延長、信用保証料の助成など、利用者の資金確保のため改善に努めてきたところでございます。また、制度の趣旨、取り扱いについては、機会あるごとに信用保証協会や各金融機関等との協議を行っており、今後も本制度の拡充に努め、利用促進に努めてまいりたいと考えているところでございます。

 次に、中小企業従事者に対する研修、技術取得、継承に関する支援、助成についてでございますが、日向地区の中小企業従事者の技術力の向上、職業能力の向上を目的とした「日向地区職業訓練会助成事業」や、「地場産業振興対策補助事業」による地場産業従事者への支援、また「日向市企業振興補助事業」による簿記講座に対する補助等、各種の支援、助成を行っているところでございます。また、従業員の労働意欲の高揚と資質の向上を図り、市内中小企業の振興に寄与する目的から、「商工業優良従業員表彰事業」により、業務に精励し、技能にすぐれた市民の模範となる従業員の表彰も行っているところでございます。中小企業従事者の資質の向上と人材育成は、中小企業を振興させる上で極めて重要なことでございますので、機械技術支援センターとの連携も図りながら、今後とも支援、助成に努めてまいりたいと考えているところでございます。

 次に、中小企業に関する調査及び情報の収集・提供についてでございますが、中小企業の振興を図る施策を実施する上で、まず、的確に実情を把握することは非常に重要であります。調査及び情報の収集体制については、今後さらに充実を図ってまいりたいと考えておるところでございます。また、正確で必要な情報を中小企業者に対して提供することも必要でありますので、今後、中小企業者間の情報ネットワークの構築と情報提供を行うシステムづくりについて検討を行ってまいりたいと考えているところでございます。

 次に、企業が工場や事業所、店舗を縮小、閉鎖、拡大または新規展開したりする場合の影響調査についてでございますが、誘致企業や大規模小売店舗にあっては、ほとんどの場合、事前に事業計画書の提出や報告、協議がなされますので把握することができますが、その他の企業、店舗にあってはなかなか把握することが難しい状況にございます。特に、店舗の閉鎖等の場合は、そのことが発生して初めて明るみに出てくることでありまして、事前に把握することは困難でございます。事前相談等があれば、適切に対応していくことは当然のことでございます。また、公表についてのお尋ねでございますが、仮に、内容や実態が把握できたといたしましても、多くの場合は、経営内容等に関する事項と思われますので、公表は適当でないと思われるところでございます。

 次に、下請取引の適正化と実態調査についてのお尋ねでございますが、建設業法第二十四条の三につきましては「下請代金の支払」、第二十四条の五につきましては「特定建設業者の下請代金の支払期日等」についての規定が設けてあるものでございます。昨今の厳しい経済事情を考えますと、議員御指摘のとおり、下請業者への適正な代金支払い等の確保は、経営の安定、健全性を維持するためにも特段の配慮が必要であることは申すまでもありません。かかる適正化への対応でございますが、本年一月二十九日に日向地区建設業協会を初め、日向管工事協同組合、日向電気工事業協同組合に出向き、「下請契約における代金支払いの適正化について」の文書を手渡し、法の遵守について遺漏のないよう各業界への周知をお願いしたところでございます。実態調査につきましては、現在のところ実施しておりませんが、日向地区建設業協会を初め、関係の方々から下請取引についての実情を伺ってまいりたいと考えているところでございます。

 次に、中小企業者のすぐれた特質と地域経済での役割に対する理解を広め、あわせて後継者を育成するための施策についてでございますが、中小企業者は、地域雇用における重要な担い手として地域経済を支えているとともに、文化や伝統の担い手としても大きな役割を果たしていただいておるところであります。この中小企業者のすぐれた特質を広めるためには、市内の企業が持っているそれぞれの得意とする分野や保有している設備等についての情報は、ガイドブックとして取りまとめ、広く情報発信できるように取り組みたいと考えているところでございます。

 また、後継者の育成に当たりましては、先ほど申し上げましたとおり、「地場産業振興対策補助事業」や、人材育成のための各種の支援、助成事業などの施策により積極的に取り組み、あすの日向市の地域経済を担う人材の育成に積極的に努めてまいりたいと考えているところでございます。

 次に、国道三百二十七号中村地区のバイパス計画についてでございますが、本事業は、平成十二年度から六カ年計画で県単道路改良事業により行っていただいておりますが、御質問の中にありましたように、交通量の増加、カーブ、危険な場所であり、非常に関係住民にとっては早期完成が望まれるところであります。したがいまして、今後とも、早期完成に向けて、日向土木事務所と相談をしながら推進を図ってまいりたいと考えているところでございます。

 次に、河川浄化対策についてでございますが、八番甲斐議員にお答えいたしましたとおり、市内の河川の水質検査につきましては、環境基準の定められている河川を中心に、八河川十五カ所においてBOD、SS、大腸菌群数など、汚濁の代表的な指標となる項目についての調査を行い、「日向市の環境事情」の冊子を作成し、議員や関係企業、希望する市民等の皆さんに配布をし、お知らせをいたしているところでございます。今後は、市広報を活用して、ダイオキシン等の状況も含め、広く市民に周知徹底をしてまいりたいと考えているところでございます。

 次に、旧細島駅舎の取り壊しについてでございますが、JR細島線軌道敷の跡地につきましては、平成八年度より計画的に用地取得を行い、一部道路として供用を開始をいたしているところでございます。旧細島駅の跡地利用につきましては、次年度以降、地元の意見も伺いながら、整備計画を策定をしてまいるところでございます。

 御指摘のありました子供の非行防止や安全面での問題点につきましては、早急に現地調査を行い、必要な対策を講じさせていただきたいと考えているところでございます。

 なお、教育問題につきましては、教育長より御答弁をお願いをいたします。以上でございます。〔降壇〕



◎教育長(宮副正克君) 〔登壇〕二十六番黒木議員の御質問にお答えをいたします。

 教育行政においての塩見小学校大規模改造事業の内容についての御質問でございますが、エレベーターの設置につきましては、大規模改造とセットの工事でありますので、この事業で行わなければ実施は困難と考えておるところでございます。今日のバリアフリー化の促進の認識に基づきモデル的なものになろうかと考えておるところでございます。

 学校が抱えている施設整備の課題であります運動場の整備つきましては、十二月議会でも答弁いたしたとおり、国の補助枠が県下で毎年二校程度と少ないために苦慮いたしておるところでございますが、昨年はこの適用を受けまして細島小学校の運動場の整備を終えたところでございます。重ねて、塩見小につきましても、ことしの一月にも県の担当課へまいりまして、陳情を積極的に行ったところでございます。今後とも国、県に対し粘り強く要望してまいりたいと考えておるところでございます。

 また、運動場におりる階段の設置につきましては、十三年度に実施したいと考えておるところでございます。なお、渡り廊下の屋根の架設につきましては、体育館の改造とあわせて検討させていただきたいと考えておるところでございます。

 また、その他の学校の要望につきましては、危険性、緊急性を勘案しながら適宜計画してまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。〔降壇〕



◆二十六番(黒木万治君) わかりやすく答弁をしていただきましてありがとうございます。

 あと何点かお聞きしてみたいと思うんですけれども、基本姿勢で市長、だれもが反対するという者はいない理念ですよね。しかし、歴代の市長も立派なこういう言葉で努力してまいられました。当然のことながら、その基本理念に沿って一生懸命やってこられたわけですけれども、全職員に徹底するという意味で、私は、市役所が大きく変わったというのが市民が実感できるということが今、求められると思うんですよね。市民としては、そこのところが本当にこういう理念のもとに実施されていくということはみんなが望んでいることだと思うんですね。そういう意味では、全職員にこの理念というものが徹底されると、私は、これは極めて重要だと思うんですね。毎年少数の優秀な若い職員が採用されるわけですよね。そういう若い職員の手元にこの基本方針と重点施策が一冊ずつ渡るか渡らないかということは、これは私は大事なことだと思うんですね。今、どこまで渡っているんですか、これは、課長さんだけですか。課長補佐、係長さんあたりまではこれは渡るわけですかね。あとの若い人たちは循環されてみると、これは市長、余り私は従来のやり方の域を出ていないと思うんですね、だれが決めたのか知りませんけれども。係長あたりまで配っておけばいいであろうと過去にだれかが判断をして、それを山本市長もそのままやっておられるということだろうと思うんですけれども、そんなに費用はかからないと思うし、一年間の重要な、市長を含めて、これは何で若い職員も含めまして一冊ずつ渡って、さらに理解してもらおうというふうに思われないのかどうか、渡さない方がおかしいんじゃないですか。これじゃ従来の域を出てないと思うんですね。その点、余り費用のかかる問題でもないし、もっとこれを徹底して私はやることの方が市民にとって幸せであると、そういうふうに考えるわけです。この点どう思われるか、まずお聞きいたします。



◎市長(山本孫春君) 二十六番の再質問にお答えいたします。

 まさしく二十六番おっしゃいますように、市政運営の基本理念であります。特に、平成十三年度当初予算に対する市長の基本姿勢、これは全職員に周知徹底されることが極めて大事であります。私はいつも全庁的な取り組みをしようということで職員一人一人にもよく声をかけます。そういったことからいたしますと、市政の基本方針、この一年間の指針になる重要な課題でありますだけに、全職員に配付をするような配慮をさせていただきたいと、このように思うところであります。以上です。



◆二十六番(黒木万治君) わかりました。ぜひ、徹底させていただいて、本当に全職員一体となったまちづくり、市政運営に努めていただきたい。金もかからないし、新年度からですから、まだ間に合うと思うんですよね。そういう点は極めて大事なことであるというふうに指摘をしておきます。

 中小企業の振興につきまして、市長も中小企業の地場産業、個々の振興なくして発展はないというふうに答弁をされました。確かにきょうの新聞等におきましても戦後三番目の、この二月度の倒産だと、大変な不況なんですね。ですから、私は八項目にわたって今回きめ細かく出しました。確かに丁寧に答弁をいただきました。しかし、これは従来の、いわゆるこれまでに行われてきた施策が、それは当然といえば当然ですが、答弁として返ってきたわけですよね。ですから、今の状況、戦後三番目とも言えるような倒産がある、二月に倒産しているんだと、全国的にですね、そういうふうに追い込まれていると、こういう状況の中で、果たしてこの従来のとってこられた施策でいいのかどうか、今、日向市の進行している中小企業の倒産、業者の廃業、こういう点をリアルにとらえたなら、行政として緊急に、あるいは手厚く対策をとる必要があるのではないか、そういう点を考えるわけですね。それぞれ八項目についてはこれまでの状況で答弁されました。決して行政が何もしてないというわけじゃありません。答弁されたとおり、いろいろと手は打っておられます。しかし、今日の自民党型政治といいますか、この不況のもとでこれだけでは及ばないと、日向市がもっとここに分厚く手当てをする必要があるのではないかと、私はそのように考えるわけですね。その点、市長、もう少し今日の厳しい情勢からして、どこにどのような手を打たなければならないか考えられる必要があるんじゃないかと思うんですが、この点、どう考えておられるのか、お聞きしたいと思うんです。

 今、きのうもどこどこの業者が危ないらしいとか、あそこもどうもいかんげなと、ちょっと店に立ち寄っただけでもそういう話なんですね。「今、議会中じゃな」と、「はい、議会ですわ。一生懸命やっております」と、「あっこもやおいかん」と、こういう話があいさつがわりに出てくる。まさにそういうふうに追い込まれているのが今日の、これまで市の発展に尽くしてこられた中小企業業者の皆さんだということで、市長も十分現状をつかんでおられると思いますけれども、新年度に当たりもっと手を打つ必要があると思います。そういう点ではどうなのかと。

 それから、下請の問題等につきましても、この一月にさらに突っ込んで三つの団体について申し入れをしておられるということでありますが、これはやはり公共事業を発注する側としてのこういう下請いじめがあってはならないという立場で、もう少し実態調査もこれからやられるという先ほどの答弁でしたけれども、徹底した、この法二十四条の三号ですね、こういう立場で私は徹底される必要があると思うんですね、こういう不況になりますとなかなか仕事がもらえない。下請として仕事をもらっても材料も何もかも自分でそろえてやらなならぬ、あんまり文句を言えばこれはまた上の方からいじめられると、そういう状況になりはしないかと、小さいところはびくびくしている。不況になればなるほどこれは深刻になってきます。ぜひ、この点は発注元としては申し入れ、お願いではなくて、徹底してこれは守らせると、そういう立場に強く立っていただきたいというふうに思いますので、この点もお聞きしておきます。

 それから、我が党の代表質問で、荻原議員から提案がありました、今日の中小企業を本当に主役にしていくという意味では、これらを含めて私も今、取り上げましたような項目も含めまして、中小企業の振興条例、いわゆる地域経済振興条例みたいなものを、この点、打ち出す必要があるんじゃないかと、ここらでそういうまちづくりを進めていく必要があるんじゃないかと、そういうふうに考えますので、この点については市長、関連してどういうふうに今の情勢との兼ね合いでとっておられるのか、この前の答弁もあっておりますけれども、さらに輪をかけてお聞きしておきたいと思います。

 それから、中小企業の特質とその問題についても積極的な取り組みをということで答弁をなされております。これはこれでいろいろと冊子にして明らかにしていくという取り組みもしていくと、ガイドブックということで答弁されておりますので、ぜひ、そういう取り組みをしてみんなのものにしていただきたいというふうに思います。以上、中小企業の点についてお聞きいたします。



◎市長(山本孫春君) 二十六番の重ねての質問にお答えをいたします。中小企業振興についてでありますが、二十六番おっしゃいますように、戦後三番目の厳しい不況、先行きの非常に暗い状況が依然として続いておることも認識をいたしております。そういう中に、少しでも地場中小企業の皆さんが地域経済の活性化に取り組むための行政としての支援、これは重要でありますし、その中の一つに私が就任当初から公共事業の発注等については可能な限り地元優先等も強調させて、そのような方向で取り組んでまいりました。そしてまた、けさほどからも出ましたように、臨海工業地帯の企業誘致の促進、これは雇用の拡大と同時に、これまた、企業の誘致を図ることによっていろんな経済的な波及効果があるわけなんですから、こういった問題にもより積極的に取り組んでまいりたいと思っております。なお、下請取引業の適正化についての問題、これは当然法律があるわけですなんですから、この法律に基づいて下請企業者にしわ寄せがいかないような取り組みをするのは当然のことでありますので、この趣旨を徹底をして、下請業者の健全育成と経営の安定に努めてまいりたいと思うところであります。

 なお、地域経済振興条例の関係につきましては、二十四番にお答えいたしましたとおりでありますが、全国的な動きも始まっておるようでありますし、そういった動向等十分受けとめながら検討を加えていきたいと、このように考えるところであります。

 答弁漏れの件がありましたら、担当課長から補足答弁をさせますので、よろしくお願いいたします。以上です。



◎契約管理課長(鈴木一治君) 下請取引の適正化と実態調査につきまして市長答弁に補足をさせていただきます。

 下請契約の原則は元請業者と下請業者が対等で信義・誠実なものでなければならないというふうに考えております。下請代金支払い状況等の調査につきましては、本市では今のところ実施しておりませんけれども、国土交通省が全国的に資本金一億円以上、そういった業者等について、五千社を対象に実施をいたしておるところでございます。

 下請取引の適正化につきましては、二十六番議員がかねて平成十一年十二月議会ですか、ここを初め、たびたび本議会等で中小企業の経営を守る対策の一環として、こういうルールづくりをしてはどうかという御提言等をいただいたことを参考にしながら、先ほど市長が御答弁申し上げましたように、本市の建設業界、管工事組合、それから電気工事事業協同組合等に法の遵守について徹底するように事務局の方にお願いをしたところでございます。今後でございますが、厳しい建設業界の状況を考えますと、元請、下請の契約の適正化につきましては、大変重要な問題と認識をしておりますので、その実態の把握につきましては、今後、努力をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。



◆二十六番(黒木万治君) ありがとうございました。もう細々申し上げませんので、今日の情勢等置かれておる立場、これは積極的に取り組んでいただきたいというふうに強く要求いたします。

 次に、教育行政について、文部科学省の補助事業の中に、いわゆる運動場の問題等が補助の目的が違うということで今度なされないんだろうというふうに考えます。県下で二校という点ではこれは大変厳しいというふうに考えますが、鋭意努力していただきたいと思います。エレベーターですね、国の方も公共事業を相当アメリカと約束をしましてやらにゃならんということで、景気対策ということで政府の方針でいろいろやってきております。エレベーターはそういう目的で、それはそれといたしまして、これは従来、どういうふうに活用されるんでしょうかね。いわゆる養護学校の皆さんとかお年寄りの皆さん等の交流で学校においでいただいたときに使用するというものなのか、毎日毎日子供たちが乗ったりおりたりして活用できるものなのか、ただ、エレベーターがついているけれども、ふだんは使うものではないと、そういう交流のときに年に何回かは使うものだというようなものなのか、そこ辺のところが今日の時点ではっきりしておれば、ひとつお聞かせ願いたいと思うんですね。なかなかエレベーターと小学校でぴんと来ないといいますか、何といいますか、「よっしゃ」というところまでいっておりませんので、これはどういう形で今後使用されていくのかなというのをひとつはっきりさせていただきたいと思います。



◎教育長(宮副正克君) 二十六番黒木議員の御質問にお答えをしたいと思いますが、このエレベーターの設置に基づきまして、その活用ということでございますが、これもすべての学校にということにはなかなかならない状況にあろうかというぐあいに思っております。塩見小ということを考えましたときに、ハード面とソフト面の両面からの接点があるというぐあいに理解をしておるところでございますが、一つはエレベーターといいましても、これは学校の校舎のつくりといいますか、いわゆる建物の配置上で設置可能なところと非常に困難なところと、そういったところが構造的にあるようでございます。それともう一つは、現在、ソフト面ではこの校区内に日向養護学校を要しておりまして、通常的に交流学習が進められておるということでございます。この点を十分配慮いたしまして、現在の一つのバリアフリー化の動向とあわせまして促進を図ってみたいと、このように考えておるところでございます。通常、毎日子供たちがそれを活用するということにはならないかと思っております。ただ、参観日等高齢者等いらっしゃるわけでございますが、そういったところはまたその機会に活用するということで、できるだけ、その適時性を考えながら対応させていくということを考えておるところでございます。以上でございます。



◆二十六番(黒木万治君) わかりました。毎日乗ったりおりたりということではいろいろ維持費とか、また足腰が弱ってしまってもいけないがという心配もしております。そういう状況だろうと思います。日常的にと言われておりますけれども、養護学校とのそういうのは塩見小学校の伝統で従来からやってきておりますので、そういう点の活用ということで了承しておきたいと思います。

 続いて、生活環境対策につきましてお聞きいたしますけれども、この三二七のバイパスにつきましても、どうも土木事務所の最初の話と、中だれといいますか、中休みといいますか、その辺のところがもう少しこのごろトーンダウンしておる、予算の配分の関係でしょうけれども。せっかくこれをやると、歩道でいこうというところまで来ておって、いや、高速道路が抜けるからだと、もうまっすぐ通したい、家を動かさなければならない人たちもこれはしぶしぶ賛成されたという状況があるわけですよね。私も土木事務所に一緒に何回か交渉といいますか、申し入れに行った経過があるわけですけれども、そういう点で考えると、もっと納得のいくように、スピーディーに話がつかないものかなと、そういうふうに考えるわけですね。市長も、ひとつこの点、努力していただいて、不満が今、出ておりますので、その辺の新しい情報といいますか、地域のみんなに返していただきたい。この点はなかなかバイパスができないと、いわゆる中村の東区の改良、道路も抜けないということで関係皆さんも心配しておられますので、ひとつ、そういう関連もありますので、お願いをしておきたいと思います。

 河川浄化でひとつ、八河川調査をやっておれられるわけですね。一つ一つ面倒ですけれども、耳川はどうだ、塩見川はどうだ、富高川はどうだという形で主な河川が今日の水質検査のデータからしてどうなのかと、浄化対策もいろいろやられておりますが、よくなっているのか、悪くなっているのか、塩見川はこうですわという形で答弁していただくとわかりやすいと思うんですね。

 それから、ダイオキシンとか環境ホルモン等も最近検査の中にいろいろ取りざたされているんですけれども、これはなされているのか、なされていないのかということでお聞きしましたが、やっておられないとするならば、技術的なものなのか、お金が相当かかるからというようなことなのか、あるいはやる必要はないと、大体わかっているんだと、大したことはないんだというようなことなのか、担当課も専門家もおられますので、その辺も、もう少しわかりやすく答弁していただきたいと、そういうように思います。

 細島駅舎の取り壊しについては、いろいろこれも非行防止とか安全のための対策をとるということで答えられました。地元との協議もいろいろありますということですけど、これは取り壊すわけにはいかないわけですかね。何か役に立ってますか、これが。何のもう今日では役にも立たない古い老朽化した建物であるとだれもが見ております。いっそ取り壊して、その跡の広場はその後どうするかということでまず取り壊すことが先じゃないかと、そういうふうに思うんですね。今の答弁では跡地利用をいろいろ考えているとか何とか答弁しておられますが、跡地はそれはもう広場であれば遊び場でも何でもいいわけですが、まず取り壊しをJRに要望されたらどうでしょうか。この辺を、JRも大分、市としては土地を買い上げてもうけさせておりますよ。こういうことぐらいは自前で取り壊してくれと、ずばっと頼む必要があるんじゃないですか。以上です。



◎環境整備課長(黒木史郎君) 市長の答弁に補足を申し上げたいと思います。

 河川水質の調査の測定結果について、これ、申し上げるのが非常に数字的に項目も多いもんですから、御指摘の塩見川の部分の環境の全体的な部分だけについて御答弁したいと思うんですが、よろしいでしょうか。



◆二十六番(黒木万治君) いやいや、課長、数値とかいろいろ後で教えていただいて、とにかく今日の時点で、これまでに比べる中でね、そういう八河川、主な河川が水質として見た場合によくなっているのか、悪くなっているのかという形で答弁していただくとわかりやすい、それとそのホルモンの問題……。



◎環境整備課長(黒木史郎君) まず、ダイオキシンですが、ダイオキシンにつきましては県が保健所を通じて調査を行っておるところであります。環境ホルモンについては、国の委託でこれも県の方が行っております。河川ですが、河川につきましては、部分的に悪いところはあります、基準以下というのは。特に申し上げますと、眼鏡橋川、平岩、幸脇の、ここにつきましては従来から上流に施設がありまして、そこの部分の環境基準を指導しておるところですけど、そこの部分が従来に比べれば下がってはきておりますけど、一定の部分の基準値以上にあると。あと全体的には十年度、十一年度を比較しましたときには平均的にはpH、DO、BOD、そういうものについては下がってきております。また、測定地域の部分で若干の差はあるところです。と申しますのは、亀崎川の場合に亀崎橋、新開橋というふうな形で測定しますし、塩見川の場合には瀬の口橋、汐田橋、たいえい橋、その地点地点での若干の変化はありますが、全体的には下がってきている状況であります。



◎企画課長(土工冨志夫君) 細島駅の駅舎の件でございますけれども、このJR細島線の跡地利用に関連するものとして、平成七年の十二月二十二日に日向市長とJR貨物の間で「JR細島跡地処理に関する覚書」というのが締結されています。この中で実は駅舎の土地について今、年次的に買収していっているんですけれども、この譲渡するまでの間、日向市においてこの土地は無償で管理しなさいという内容になっております。そして、駅舎についても、その土地を買収するときに、日向市において取り壊しなさいという形に、この契約になっておりますので、事前にうちの方で今後協議をしまして、取り壊しについて検討してまいりたいと思っています。以上でございます。



◆二十六番(黒木万治君) 何で細島駅舎の問題、最初にそういうふうに答弁せんとですか。時間がもったいないじゃないの。最初はいろいろ云々というようなことを言っておって、緊急に対策をとるとかいろいろ言って、今ごろになってから、買収するときに取り壊す取り決めがあって市として検討すると、最初からそういう答弁があれば、もっと時間が十分あるときに私も質問ができた。そういう点は指摘しておきたいと思うんですが。

 河川浄化で保健所が、あるいはダイオキシンとか環境ホルモン等はやっているというふうに答弁されました。当然、数値は握っておられるわけですわね。ですから、そういう中で問題はないということだろうと思うんですが、そこ辺のところはちょっと具体的に、具体的といいますか、わかりやすくちょっと答えていただくといいと思うんですが、河川全体としては、数値が下がってきているということですけれども、例えば、絞りますけれども、塩見川とか富高川、こういう川においては、これは見た目ではなかなかわからないんですよね。だれもが、どんどんよくなってくるというふうに対策もとってきておられますから、望んでおるわけですけれども、ちょっとどれぐらいよくなってきているのか、いや、そうではないよということなのか、もう一遍、ただ下がってきてますというようなやつじゃなくて、もっと詳しく答えてもらうといいと思います。

 細島駅舎のことは検討するということですが、これはそれなら、課長、市独自で判断していいということですね。もうJRは関係ないんだよということですね、駅舎の取り壊しについては。そういうことになりますか。そういうことですかね、もう一度。



◎環境整備課長(黒木史郎君) ダイオキシンにつきましては、現在のところ、数値は県の方からまだ受けておりません。あと、塩見川の点で申し上げますと、BODだけの点で御説明申し上げたいと思います。昨年度が、単位については省略させていただきたいと思いますが、塩見川の十年度のBODの瀬の口橋が〇・八、十一年度が〇・六、汐田橋が十年度が二・七であったのが〇・七、たいえい橋が一・〇であったのが〇・七というような一つの状況です。以上です。



◎企画課長(土工冨志夫君) そのような御理解でよろしいと思います。



◆二十六番(黒木万治君) 最後に、この河川浄化ですが、ダイオキシンとか環境のものは県保健所がやったということですが、まだ数値は来てないということは、これはどういうことですか。まだ、検査が行われたばかりで結果が出ていないという意味ですか。それとも、市担当課が無視されているということになるんですか。ちょっとそこだけお聞きして終わります。



◎環境整備課長(黒木史郎君) 調査は行われておりますが、まだ市の方にその分の報告がなされてないと、まだ報告を受けてないということであります。〔「だから、調査がいつ行われたのか、新しいから数値が出てないということか」と呼ぶ者あり〕調査については、十一年国が行いまして、十二年県が行っているところです。



○議長(黒木敏雄君) 以上で二十六番黒木万治議員の質問を終わります。

 ここでしばらく休憩いたします。



△休憩 午後二時十四分

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△開議 午後二時二十四分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開き一般質問を続行します。

 二十六番に対する補足答弁を許します。環境整備課長。



◎環境整備課長(黒木史郎君) 先ほどの答弁に不足がありましたのでお答えしたいと思います。

 土壌及び地下水のダイオキシン類の調査につきましては、昨年の十月六日に県の方で行っておるところであります。まだ、その結果については報告が来てないという状況であります。以上です。



○議長(黒木敏雄君) それでは、次に十一番黒木康弘議員の発言を許します。



◆十一番(黒木康弘君) 〔登壇〕一般質問も四日目、私が最後ということになりました。今回も私どもの会派の代表で岩切議員が市長の基本姿勢を中心に質問をしてまいりましたので、私は、観光行政からずっと環境行政のところまでを質問をしてまいりたいと思いますんでよろしくお願いしたいと思います。

 まず、サンパーク整備計画についてでございますが、この問題はこれまで私も議員に当選させていただきまして、六十二年、六十三年あたりから森ビル構想、当時はそういう時代から歴代の市長もずっと取り組んできましたし、私どももそのたびにいろいろと質問をしてきた経緯もあります。今議会でも何人かの議員が質問をされまして、運営あるいは経営方式、それなりに答弁がありました。また、一部関連施設等についても質問があって答弁もあったところです。私は、このサンパーク問題、これ、あそこの地域全体をどのように運営をしていくかと、こういう視点で質問をしてまいりたいというふうに思います。

 先日の質問の中でもありましたように、現在の宮崎のシーガイア、これは私ははっきり言って倒産だと、こう思います。そうした状況を踏まえた上で、サンパークの事業計画ですから、市民の方々も大変心配をしておられます。また、市長におかれては、いろいろと検討されて、重大な決意をして前市長の計画を引き継いでやろうと、そういう決意で進められておられる事業だと、こう思います。私ども社会市民連合の市議団も昨年の十二月の追加補正につきましても賛成をいたしました責任からもこれ、重く受けとめておりますし、これからのこういった事業に対しましては予算も賛成をし、そして自己責任の部分も出てまいりますので、提言も含めて質問をしてまいりたいというふうに思います。

 一番の温泉施設を含めた全体的な管理運営形態でございますが、これ、第三セクター方式で行うと、こういう内容の答弁がありました。申し上げましたように、私は、温泉施設だけでの経営、黒字を生み出す経営というのは大変厳しいのではないか、こう思います。予定されております道の駅、それから現在管理を委託しております管理公社あるいは観光協会、こういったところ全体を含めてどのように考えておられるのか、まずお尋ねをいたします。

 答弁の中で「有限会社で」という答弁もありましたが、出資団体、規模、こういったところについてもお尋ねをいたしておきたいと思います。

 それから、財政運営の計画と見通しということで出しておきましたが、私どももこれまで道の駅を含めた幾つかのところを会派で調査をしてまいりました。温泉や道の駅などを含めてそうした複合経営で黒字を出していると、そういうところもあります。そうしたところの経営方式を考えますと、今後、温泉のところでまず立ち上げはするというふうに答弁がありましたが、やっぱり独立採算で黒字を生み出していくということを考えますと、そういった複合経営によってのサンパーク全体を視野に入れたその経営方式、これでないと厳しいんではないかというふうに思います。また、計画の中で今後十年間ぐらいを見通した財政運営をどのように考えているのか、お尋ねをしておきます。

 それから、次の林業行政についてでございますが、今日、森林の果たす役割というのが明確に示されるようになりました。日本全体の森林が今、公益的な機能の評価額として林野庁が平成十二年の九月に全国で七十四兆九千九百億円という額を発表いたしました。これは水源涵養、あるいは土砂崩壊防止、あるいは鳥獣保護、あるいは酸素の供給、こういったところでありますが、これを宮崎県で見ますと、評価額が一兆七千億というふうに県は算出をしております。これを日向・入郷の十四万六千七百ヘクタール、この森林の面積に単純計算をいたしますと、四千二百三十八億円生み出していると、こういうことになりますし、また、日向市の森林面積は約六千八百ヘクタール、これに置き直してみますと百九十六億円程度の公益的な価値を生み出していると、こういう計算になります。また、法改正によりまして、国有林それから民有林、これが一緒になって整備計画を立てるようになりました。これを流域ごとに立てるというふうになってまいりまして、平成十三年から十八年までの五カ年計画も現在縦覧されております。今度の計画の中でどのような課題があり、どのような施策で解決に向けた取り組みとなっているのか、その点をお尋ねをいたします。

 それから、?の公有林と貸し付け林等の管理でございますが、公有林につきましては経営計画があり、そのとおり実施をされているというふうに思います。しかしながら、公有林の台帳図面、こういったところ、境界といったところは過去、年次的に整備をしていくということ等になっておったんですが、今日、もうきちっと終わっているのかどうか、そのことも含めてお尋ねをいたします。

 それから、貸し付け林、分収林、こういったところの管理に対して指導はどのように今日なっているのか、特に、今回は学校林についてどのようになっているのかという件と、今後、どのような対応を考えているのかという点をお尋ねしたいというふうに思います。

 学校林の所在地は、御案内のように、大字日知屋の下払というところで面積も十二ヘクタールあります。今回、教育長の方へ質問を出さなかったというのは、昭和二十八年ごろの植栽でありまして、その当時、日向市では美々津、岩脇中学校はありましたが、富島中学校が一校しかなかったわけですね。そのときにPTAの方々が学校林として木を植えて、そして将来の子供たちのためにということで造林や育林をされてまいりました。今日では、大王谷中学校、日向中、財中等がありますので、そういった関係で本当に教育委員会の方でそこらあたりがずっと受け継いで議論がどうだったのかなという点等も含めて、今回は市長部局の方にお尋ねしようということにしたところであります。樹齢も申し上げましたように二十八年ぐらいからですから、もう五十年近くになっておるところでもあります。ちょうどそこのところは水源涵養林としても大変重要な役割を果たしている林分でもあります。したがいまして、この林分を伐採をして分収するというのではなくて、今日の評価をもって市の方が買い取って公有林として、また水源涵養林として管理すべきではないかというふうに思うんですけれども、市長の考えをお尋ねをいたしたいと思います。

 それから、公有林の五齢級以上の杉、ヒノキの間伐状況と、今後の計画のところですが、今日、二十五年以上の林分は相当ふえているというふうに思います。今日の評価額としてどれぐらいになっているのか、また公益的な価値も含めて調査をして、そして、これはやっぱり決算時には資料としてきちっと公表すべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。

 次に、水産行政であります。沿岸漁業の現状と今後の対策について?の人工魚礁、それから築いその設置の充実ということでございますが、このたび白浜港整備に伴うイクイ灯台のところの沖防設置、この計画は具体化をして県と三漁協で、報道によりますと、四十二億五千万で昨年の十二月に調印をされたというふうに聞いております。今日まで沿岸漁業の漁獲高が年々減少して、県を初め関係市町村もとる漁業から育てる漁業へということで政策転換をして人工魚礁や築いそ等の設置をされてまいりました。この事業をもっと積極的に実施すべきだというふうに思うんですが、現状と今後の取り組みについてお尋ねをいたします。

 それから、消防行政でありますが、常設消防体制の現状と今後の対策について、まず定員増を含めた充実への具体策ということでありますが、今日、本当に少ない隊員と本部員七十五名体制で頑張っておられる皆さんに本当に敬意と感謝を申し上げたいと思います。これまでの経緯を見ますと、昭和五十七年日向・門川・東郷を区域とする広域消防で発足をして今日に至っておるところですが、当初から年次的に増員をすると、そういう計画で発足はしましたが、その間、人員増については大変おくれている状況がずっと続いてまいりました。そしてまた、その間、施設や装備、それはかなり充実をされてきたというふうに思います。今日、新しい消防力の基準から見ましてもこの七十五名体制というのは余りにも少ない人数であります。今度の新しい基準に照らして試算をしてみますと、施設の基準、それから人員の基準、そういうものから見て、日向・門川・東郷区域の人口約八万四千というふうにした場合に、隊員それから本部員、教育要員含めて百三十四名体制でやるのが一番望ましいと、これが本当に住民サービスとしてもいい体制であるということになりますが、現在、七十五名の体制ですから五十九名の人員不足ということになります。県内各市、この基準どおりこの体制となっていないということも私も承知をしております。そこで、では、日向の広域体制としてこれだけは最低必要だという、そういう人員を隊員、それから教育要員、そういったものを含めて試算をしてみますと、百四名おれば消防署としてやっていけるんではないかと、これは私どもと消防署の中にあります消防職員研究会というところで議論をし、そして、最低これだけの人数であれば、頑張ればできると、こういう結論として出た数字であります。今年も御承知のように、五名が採用となりますし、その間はもう五名減ということになるわけですから、教育期間中はですね、その増員対策について早急にこれは検討すべきというふうに思いますが、市長の考えをお尋ねをいたします。

 それから、?の団の消防施設の現状と今後の対策ということなんですが、これは市の方も市の予算ですべて整備をしていくということになりました。ひとつ今後の計画を前倒しをして充実をすべきではないかというふうに思うんですが、それは現在団員の勧誘も非常備消防のところではなかなかできない、難しいという状況があります。こういった大きな課題もありますんで、せめてその館ぐらいはきちっとしたものをつくって、そして非常備の団員のところにも活動していただくと、そういう必要があるんではないかという点から市長にお尋ねするものであります。

 それから、最後の環境行政の関係ですが、家電リサイクル法の関係につきましては、五番片田議員にも答弁がありましたし、また十九番西村議員からも質問されて答弁がありましたので、ただ、私は、この不法投棄がずっと以前に考えたときには、あのフェリーが着く、そしてフェリーが帰る時間帯に港を通じて持ってきて、そして、どこかその時間帯の範囲で帰るようなそういうところまでエリアを含めた調査なりいろいろしていく必要があるんじゃないかなというふうに思っていたんですが、今度、この法が施行されますと、特に余り通っていない道路、こういうところ、しかも夜間といったところは非常に問題が出てくるんではないかなというふうに思うんですが、答弁もございましたので、そこのところをパトロールなり対策を十分やっていただくということでこれは削除したいと思います。要望にしておきたいと思います。

 それから、合併処理浄化槽の関係でございますが、これ、昨日も質問がありましたように、平成五年から取り組んでまいりまして、現在、六百五十九カ所実施されておると、これは私はもっとこれまでもPR不足の感があったんではないかというふうに思っているんですが、しかし、年々増加していると、そういう状況でもあります。それはこれまでの単独浄化槽が設置できなくなったと、こういうこと等もありまして、今後、この合併処理浄化の方式がふえるというふうに思うんですけれども、そこで今後の取り組みとして、できるだけ上流から下流へと、入郷の町村もそういう推進方法で進められております。ですから、ひとつそういった地域をモデル地域として市の方でも取り組んでいく必要があるんではないかというふうに思うところですが、いかがでしょうか。

 それから、現在、日向市では国、県の補助のみでこれ、実施をしているんですが、入郷町村ではこの国、県の補助に上乗せをして実施をしておると、こういう状況であります。もちろん改築等についてもずっと上乗せをしてやっているということでありますが、この改築につきましては、日向市はやっておりませんが、他の市では取り組んでいるところもあります。日向市では市街化区域の中にあっては下水道を中心にやっておりますし、また、これにも莫大な投資をしております。これに対しまして農村部におきましては、秋留地区の農業集落排水事業とこの事業のみでありますので、私は、公共事業の投資のバランスからいっても、もっともっとこういった農村の住環境整備も含めて取り組んでいく必要があるというふうに思うんですけれども、そうした上乗せ等についても検討すべきではないかと思いますが、市長の考えをお尋ねをして壇上からの質問を終わらせていただきます。〔降壇〕



◎市長(山本孫春君) 〔登壇〕十一番黒木議員の御質問にお答えいたします。

 まず、サンパーク整備計画における温泉利用施設を含めた全体的な管理運営形態についての御質問でございます。八番甲斐議員を初め各議員にお答えいたしたとおりでございますが、御案内のように、サンパークには既にオートキャンプ場やテニス施設が整備をされております。その運営につきましては、観光協会と公共施設管理公社に委託をしているところでございます。温泉利用施設がオープンすることに伴い、利用者の利便性に配慮し、総合的な管理運営についての検討は十分していく必要があろうと考えておるところであります。

 次に、第三セクター方式にした場合の出資者の構成についてでありますが、市を中心にいたしまして、市内の団体、法人、個人等の組み合わせが考えられますが、それぞれにメリット、デメリットがあるものと思われますので、今後、温泉施設開業に向けた準備段階におきまして支配人を含め、関係者、団体と十分協議を行いながら、慎重に検討してまいりたいと考えているところでございます。

 次に、温泉利用施設の財政運営計画及び見通しについてでございますが、近隣市町村にも温泉施設があり、温泉施設の経営基盤を確立する上で厳しい状況にありますことは十分認識をいたしております。九番鈴木議員にもお答えいたしましたように、サンパーク温泉利用施設の持っている優位性というのも確かなものがあるわけでありますから、経営手腕のすぐれた支配人を中心とした経営努力と、市民を初めとして利用者に親しまれる温泉施設づくりを目指すことにいたしたいと思います。特に、四月から開業準備室を開設することにいたしております。その中で支配人を中心に、運営方針並びに開業全般について、また収支の見通し等についても慎重に検討いただき、安定した経営基盤づくりに最善を尽くしてまいりたいと考えているところであります。したがいまして、収支計画書については、現段階では答弁を控えさせていただきたいと思っているところでございます。

 次に、林業行政の森林整備計画についてお答えいたします。森林整備計画につきましては、平成十三年度から十八年度までの計画を現在公告縦覧中であります。計画の基本としまして、森林の有する諸機能を総合的に発揮させるための適正な施業の実施により健全な森林資源の維持造成を図ることといたしております。課題としましては、林業を取り巻く情勢、御案内のように、大変厳しい状況に置かれております。建築用資材等の需要拡大を図りながら、森林の管理と維持可能な経営の確立のため、基盤整備はもちろんのこと、担い手対策、長伐期施業委託などの施策を展開し、自然環境を重視した公益的機能の拡大強化を図る必要があろうと考えているところでございます。

 次に、貸し付け林、分収林の管理についてでございますが、貸し付け林、分収林のほとんどが学校と消防団所有となっておりまして、そのほとんどが管理不十分な状況にあります。森林の保全の意味から、早急に管理についての指導を行うとともに、特に学校関係については、教育委員会と管理指導はもちろん、今後の分収契約そのものについても十分協議をしてまいる所存でございます。

 参考までに日向市の公有林の内訳を申し上げますと、公有林全体の面積は七百七十三・四五ヘクタールございます。そのうち三十六・五五ヘクタールを貸し付けをいたしておりますが、その内訳は消防団十六・四四ヘクタール、学校林二十・一一ヘクタールで、先ほど十一番、壇上からの質問にありましたように、学校林は富島中学校十二ヘクタール、幸脇小学校三・九六ヘクタール、平岩小学校、岩脇中学校合わせて四・一五ヘクタールであります。

 次に、公有林と民有林の境界整理についてでございますが、昭和六十三年度より平成九年度までに公有林地の図面作成業務については終了いたしておりますが、一部境界の不明確な箇所もあり、今後、年次的に整備をしていかなくちゃならないと考えているところでございます。

 次に、五齢級以上の杉、ヒノキの間伐状況と今後の課題についてでございますが、五齢級以上の杉、ヒノキの間伐については、施業計画に基づき公有林整備事業で実施をいたしているところでございます。課題としましては、間伐後の処理がございますが、木材価格等を考慮しながら、保育処理か利用処理かは間伐現場の条件により検討をいたしているところでございます。

 次に、五齢級以上の杉、ヒノキの経済的な評価でございますが、面積四百二十三ヘクタール、材積にいたしますと七万五千五百立方で単に金額に換算をしますと、現在の木材価格からは約二億円の価値となるようでございます。しかし、この森林の評価は、木材価格からだけでなく、公益的な役割も換算することになれば、かなりの価値があるものと判断をされるところでございます。

 次に、沿岸漁業の現状と今後の対策についてでございますが、御質問の人工礁、築いそ設置については、質問の中にありましたとおり、漁業経営者の安定向上を図るためには欠かせない事業であると認識をいたしておるところでございます。本市においても、築いそにつきましては、毎年投入を実施しております。並型魚礁につきましても、投入規模を拡大しました平成七年度以降は一年置きに投入をし、漁場造成に取り組んでいるところでございます。また、県においても、漁場造成を目的とした大型魚礁の沈設を実施するなど、沿岸漁場の整備開発に取り組んでいただいているところでございます。

 また、既に御承知のとおり、細島工業港沖の沖防波堤建設計画に伴う漁業補償問題も、昨年暮れにようやく各漁協との間で補償契約が成立をし、今後は県においても漁業補償の一環として、種々の漁業振興策が実施されることになっております。市といたしましても、県とも連携を図りながら、これらの事業とあわせて、漁家の経営安定のために積極的に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 次に、常設消防体制の現状と今後の対策の中で、定員増を含めた充実への具体策についてでございます。特に常備消防につきましては、一刻たりともその使命から逸脱することのできない最も重要な職場、部署であることは十分認識、理解をいたしているところでございます。そのようなことから、消防車両を初め資機材等につきましては、年次的な整備のもとに今日に至っておりますが、お尋ねの職員体制につきましては、御指摘のように研修期間中の補充につきましても、臨時職員等での対応ができない特殊性がございます。このことにつきましては、十二月議会でもその充実を図るべく要望を承っているところでございますが、消防本部、署を含めての組織体制を初め、その対策について鋭意取り組んでいただいているところでございます。今後につきましては、当然、御指摘のありました広域連合、あるいはまた、高速自動車道を見越したところの定数の見直しを、前倒し採用を含めて、関係町とも協議をしながら、行政改革推進の中で十分検討してまいりたいと思っているところであります。

 次に、消防団施設の現状と今後の課題でございますが、消防団活動の拠点であります消防機庫及びホース乾燥塔の新設、現に有する消防機庫の増設または改修については、年次計画により全額市負担で整備を進めているところでございます。平成十二年度は細島地区を管轄する第八部、及び草場花ケ丘を管轄する第三十一部の消防機庫を新築中でございます。現在までに南日向コミュニティプラザ事業、東部開発事業を含めますと九ケ部の消防機庫を整備をしてまいったところでございます。

 消防資機材の整備でございますが、消防団車両につきましては、経過年数十五年をめどに更新をしているところでございます。また、その他の資機材あるいは備品等につきましては、毎年十一月に各消防機庫の巡回点検を実施をいたしまして、不備な機材器具等について改善を行い、災害時の対応に万全を期しているところでございます。

 次に、家電リサイクル法施行についての対応は要望ということでありましたので、お答えを割愛をさせていただきますが、いずれにいたしても、御質問にありましたように、不法投棄の取り締まり、これは万全を期していかなくちゃならない課題だと認識をいたしておりますので、十分その趣旨を踏まえてしっかり対応させていただきたいと、このように考えておるところであります。

 次に、合併処理浄化槽の設置状況と今後の取り組みについてでございますが、平成五年から取り組んでおります合併処理浄化槽設置整備事業は、平成十二年度末までに六百五十九基が設置の予定であります。約二千六百人が合併処理浄化槽によって生活排水対策を行っているところでございます。この設置整備事業につきましては、設置者の申請に応じる形で行っておりますので、必要性を啓発することにより、普及促進を図ってまいりたいと考えておるところでございます。維持管理費につきましては、使用する人員の数によっては、公共下水道や農業集落排水事業の使用料に比べて高い印象が強いようでございますので、まずは調査を行いたいと考えているところでございます。

 御提案の設置補助金の上乗せにつきましては、モデル地区の指定も含めて、他市の状況等も踏まえて、今後前向きに検討してまいりたいと考えているところでございます。以上で答弁を終わることにいたします。〔降壇〕



◆十一番(黒木康弘君) 答弁をありがとうございました。サンパークの問題ですが、これは今議会でも市長答弁されておりますように、今度四月からのこの第三セクでの立ち上げ、ここからずっと順次計画をしていくという内容の答弁がなされましたが、それはそれとして、私も理解をいたしますが、イメージとして、「ああ、四月から準備室をつくって、そして温泉施設、あるいは道の駅、あるいは今のコテージ、それから温泉施設とコテージの間の広場、こういうところを含めてこんなふうに活用していくんだな」とか、あるいは私どもの会派の赤木議員が昨年質問いたしました、ふろから見る下の少し入り江のところの活用方法等も提案もしたりしてきておったんですが、そういう全体をこういう計画でずっと立ち上げはここから、そして全体はこういうふうに将来進めていくんですと、そういうものは何かイメージとして頭に描かかれないもんですからその点と、それから、そうした場合に今、市長、答弁ありましたように、収支については現段階ではまだそういうところまで計画をしてないんでというふうに言われましたが、やっぱりそこまで少し踏み込んで、黒字経営にこれは持っていくんだと、そういうもので私どもも、これ、賛成をしました責任からもこれを予算も通過したわけですから、そして、今日まで十何億という投資をしてやっていくわけですから、やっぱりいいところの皆さんの提言やそういうものは受けながらつくっていってほしいというところもあるもんですから、その点を含めて再度お願いをしたいと思います。

 それから、森林整備の関係につきましてわかりました。私が考えておりましたのは、今、私有林の林齢五齢級以上のところも含めてですが、ほとんどそのまま放置されていると、こういう状況等もありますんで、今後はそういった所有者の方々から、一部負担金を出していただいて、市の方で、あるいは市はまた、森林組合を通じて担い手対策の一環として、そこの間伐なりあるいはそういうところをやって担っていただくと、そういう雇用創出の面、そういうものを含めてどうだろうかという提案もあったところなんですが、今、市長答弁でありました「長伐期施業委託事業」といいますか、こういう事業が具体的にそういうところに当てはまるのかなというふうに思いますけれども、これ、できましたら、現課の方でどういう事業か、少し説明をしておいていただきたいというふうに思います。

 それから、公有林の維持管理のところ、わかりました。私自身も少し残っているかなと思ったんですが、まだ境界の点、一部残っているということでございますので、早くきちっと整理をするようにここは要望しておきたいというふうに思います。

 それから、学校林との関係、これ、きょうあすどうこうということじゃありませんけれども、市長答弁がありましたように、今後、教育委員会、教育委員会だけでなしにPTAのところもあるわけですから、そのときの契約内容が昭和三十三年当時の、名誉市民であられます三尾市長時代のときのことで、これで内容で、時価またはその材積等をもって分収することができるという内容のところもありますんで、そういったところも含めて、これは甲乙協議するというふうになっていますが、ぜひ、そこのところを協議をお願いをして、私が申し上げましたような、将来にわたっての水源涵養といった面も含めて検討をぜひお願いしておきたいというふうに思います。

 それから、その評価額でございますが、これ、毎年決算時には蓄積等が出ているんですが、これを評価額として大体どれぐらいになるのかと、これ、現在の木材市場の価格、大変低くなっておりますけれども、そしてまた、各林分ごとに道路網が整備してあるところないところ、平均値というわけにいかないところもあると思うんですが、こういったところも含めて今後は調査をして、そして決算時には蓄積、それから評価額として幾らと、額で示されるような、そういうところもぜひやっていただきたいと思うんですが、再度お願いをいたします。

 それから、水産の関係わかりました。わかりましたということよりも、ちょっと私の方で資料を調査したんですが、ちょっと不十分で日向市の関係につきましては平成八年、それから平成十年、一年置きに、市長言われましたように、並型、築いそ、それぞれ事業を実施してきております。私が申し上げたかったのは、県が特に実施をしております魚礁のところで、川南、都農、日向、そして門川、延岡とずっとあるわけですが、これ見ますと、都農と川南、ここのところは非常に面積も大きいし、投資額も大きいと、ところが、日向のところだけは落ち込んでいるという状況もあるわけです。それなりに、それがどういうことでできないのかということも私なりに調査をしてみましたら、確かに門川漁協との関係等もあり、なかなかできないという状況でありますが、しかし、市長、言われましたように、市も県もつくる漁業から育てる漁業ということを打ち出しておりますし、そういうことを実現していくためには、ぜひ、市も県も一緒になって、やっぱり漁業者と話し合いをして、この事業を積極的にやってほしいというふうにこれは要望しておきたいと思います。

 それから、消防の関係、体制、現状というのも申し上げましたし、わかりました。これ、十三年度の行革推進委員会のところで検討していくということですが、昨年からもこの問題、本当に深刻な問題だなというふうに思ってますし、また質問も出されました。今、年休もなかなかとれないと、こういう状況もありますし、それから、火災が発生する、そして消防署からすぐ第一陣の消防車が出動する、そしてこれはひょっとしたら大きくなるかもしれないと、こういう場合には、指令の方で、今、公休あるいは年休で休んでいる隊員のところにすぐに出てきてやるようにということで、消防署に行って出ていく、たまたまそれが鎮火をする前に到着をしたと、そういう場面のときに、一般の市民はわからないわけですね。ただ、消防車の「日向市消防車」という自動車は今ごろ来ておったと、こういうこと等も聞かれて、「本当に私ども苦しいんです」という隊員の声もあります。ですから、そういう面も含めて、これは、消防長、きょうはおいでになっておられますが、隊員の、本当に一生懸命やろうと、私どもでできるだけ少ない隊員でやろうとする意識、そのところをやっぱり酌み取ってですね、市長の方もですが、ぜひ、これは早急に何かいい知恵はないのか、ただ、行革と言えば人員を減らせばいいということじゃないと思うんですね。もう少し知恵を出して、何とか教育要員のところももう既に五名退職したら五名減員になるわけですから、そこのところあたりも含めて何とか対策はできないのか、この点は一点お聞かせ願いたいと思います。

 それから、環境のところ、もうわかりました。今後調査をしていくということですが、これはずっと以前にも質問いたしましたら、同じような答弁でありましたが、ぜひ今後、川の汚濁防止、そういったところも含めて取り組んでいただきたいというふうに思いますので、何点か今、質問したて関係について御答弁をお願いしたいと思います。



◎市長(山本孫春君) 十一番の重ねての質問にお答えをさせていただきます。

 まず、サンパーク施設の総合的な管理についての考え方、先ほどもちょっと触れましたように、総合的な運営体制というのは確立をすることが望ましいと、このように理解をいたしております。平成十四年度オープンでありますから、その間、精力的にそういった運営形態等も含めて慎重に対応してまいろうと、こういうことで、先ほど申し上げました支配人を四月一日から準備室の方においでいただくということになっておりますし、すばらしいノウハウを持っていらっしゃる支配人だというふうに私は理解いたしておりますし、この人を中心に十一番御提言のありましたことも含めて慎重に検討をさせていただきたいと、このように思うところであります。

 それから、森林整備計画の中で分収林の問題等については非常に重要な課題でもありますだけに、早速、教育委員会等とも再度協議を重ねながら、適正な体制を確立をしたいと、このように考えております。民有林等についても御指摘がありましたように、民間の森林は非常に管理が行き届いてないという問題点もありますし、そういった現実もよく理解をしておるつもりであります。したがいまして、こういった適正管理に向かっての取り組み、どうすることが一番望ましいのか、担当課で十分検討もさせながら適正な対応をしたいと、このように思っておるところであります。

 なお、消防行政の中の定員増を含めた充実への具体策については十一番御指摘のとおり、私自身もかつて消防に関係したことがありますし、実情をよく理解しておるつもりでありますから、何らかの対策を早い機会に確立をして、いったん緩急の場合に初期消火、さらには防災体制を完璧な状況にするためにも適切な対応をしてみたいと、このように考えておりますので御理解を賜りたい思っております。

 なお、答弁漏れの部分があったとすれば、担当課長の方からそれぞれ答弁をさせますのでよろしくお願いいたします。以上です。



◎農林水産課長(和田正義君) 市長答弁に補足させていただきます。

 長伐期の施業計画でございますが、新しい森林整備計画でございます。市町村については施業計画と示されておりますが、新しく三つの骨子が出てきました。公益的機能を重視した森林施業の推進と、流域管理のシステムに基づく森づくりということと、国民の森をつくっていく推進ということで、今まで国有林、公有林、民有林、同じ地域の山林をおのおの管理しておりましたが、今度、流域的に同じ山を一緒に管理していくという制度になってきましたので、補助金もつきますので、そこあたりで、民有林についても協力を求めて管理をお願いするということになります。できない方は森林組合でも委託して補助金をいただいて管理するということになります。

 それと、市有林の材積調査ですか、今年度から予算化して、もう十齢級の伐期を過ぎた杉、ヒノキがありますので、ここあたりのしっかりした材積を求めていきたいと思います。

 それと、学校林につきましては、私たちもちょっとうかつでしたけど、富島中学校については、契約が二十八年に契約しておりまして、火災で契約書が消失しておりました。場所は確認しておりましたけど、平成九年に契約を終わっておりますけど、一伐期という契約が入っておりますので、これについて、今から管理をしていただくということはちょっと難しい面もありますので、教育委員会、学校側とPTA、早急にここについては協議いたしまして、適正な評価で市が買い取っていくということで、関係者ともちょっと煮詰めていきたいと思います。以上でございます。



◆十一番(黒木康弘君) サンパークの問題、わかりました。市長が全体的なものを視野に入れて今後進めていくと、立ち上がりからそういうところの方向に向かってやっていくんだというところの説明がありました。これ以上はもう出てこないと思いますし、ここのところで描く以外にないかなというふうに思います。わかりました。

 それから、森林整備につきましては、今、補足答弁でもわかりましたが、今、「ふるさとの森を守る会」という団体が公有林の山口のところを一部お借りをして、今月の十八日ですか、植栽をして、これをまた富高川の源流の地点にもなろうかと思うんですが、そこをやるということ等も聞いております。そういったふるさとの森づくりといいますか、そういった点も今後当局の方でも進められていくということのようですので、よろしくお願いをしておきたいと思います。

 あと、常設消防のところもわかりました。この一点お聞きして終わります。これは今、市長が十三年度というふうに言われました。この四月から隊員が五名いなくなるという状況は生まれますんで、早急に対策を考えたいということの、今、答弁がありましたが、ぜひ、このことを確認をして終わりたいと思うんですが、そのことをもう一度市長の方からお願いをして終わりたいと思います。



◎市長(山本孫春君) 十一番の重ねての質問にお答えを申し上げます。先ほどお答えいたしましたが、いわゆる消防職員のアンケート調査等も手元にあります。これを見ましても、いったん緩急の場合に、もし早急に現場に到着できなかったり、先ほど十一番おっしゃるような事態が生じた場合には、やはり市民のとうとい生命財産を守る崇高な消防精神を逸脱することになります関係もありますだけに、私自身、極めてこの問題は真剣に受けとめさせていただいておりますので、できるだけ早い機会に結論を出して、万全の体制で六万市民の生命財産を守る体制確立、同時に消防の場合は一部事務組合との対応等もありますので、門川町、東郷町とも相談をしながら、しっかり取り組んでまいることを申し上げて答弁といたします。以上です。



○議長(黒木敏雄君) 以上で十一番黒木康弘議員の質問を終わります。

 これで本定例会の一般質問を終わります。

 以上で本日の日程は全部終わりました。

 明日は午前十時に本会議を開き、市長提出議案の審議を行います。

 本日はこれで散会いたします。



△散会 午後三時二十六分