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宮崎県 日向市

平成15年  6月 定例会(第4回) 06月02日−01号




平成15年  6月 定例会(第4回) − 06月02日−01号







平成15年  6月 定例会(第4回)



  議事日程                            第一号

                    平成十五年六月二日午前十時零分開会

日程第一 会期の決定(議会運営委員長報告、質疑、採決)

日程第二 市長提出報告第一号〜第九号及び市長提出議案第四九号〜第五九号(上程、提案理由説明)

日程第三 市長提出議案第五五号及び第五六号(質疑、事件決議審査特別委員会設置・付託)

日程第四 市長提出議案第五五号及び第五六号(特別委員長報告、質疑、討論、採決)

日程第五 議員提出議案第八号(上程、提案理由説明、質疑、討論、採決)

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◯本日の会議に付した事件

 一、会議録署名議員の指名

 二、諸般の報告

 三、市長報告事項

 四、会期の決定

 五、市長提出報告第一号〜第九号及び市長提出議案第四九号〜第五九号

 六、市長提出議案第五五号及び第五六号

 七、市長提出議案第五五号及び第五六号

 八、議員提出議案第八号

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             出席議員(二十六名)

                 一番  甲斐敏彦君

                 二番  日高博之君

                 三番  柏田公和君

                 四番  黒木末人君

                 五番  溝口 孝君

                 六番  松葉通明君

                 七番  鈴木三郎君

                 八番  日高一直君

                 九番  黒木円治君

                 十番  片田正人君

                十一番  鈴木富士男君

                十二番  河野有義君

                十三番  岩崎寿男君

                十四番  甲斐誠二君

                十五番  岩切 裕君

                十六番  赤木紀男君

                十七番  黒木敏雄君

                十八番  黒木 優君

                十九番  西村豪武君

                二十番  松木良和君

               二十一番  松本弘志君

               二十二番  江並 孝君

               二十三番  坂口英治君

               二十四番  荻原紘一君

               二十五番  那須和代君

               二十六番  黒木万治君

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      説明のための当局出席者

            市長       山本孫春君

            助役       弓削哲郎君

            収入役      黒木國衛君

            総務課長     黒木久典君

            職員課長     鈴木一浩君

            企画課長     後藤 明君

            財政課長     林 雄治君

            契約管理課長   萩原義仁君

            税務課長     黒木英一君

            港湾工業課長   黒木英信君

            福祉事務所長   富山栄子君

            消防長      松木 優君

            教育長      宮副正克君

            教育次長     土工冨志夫君

            社会教育課長   山本正志君

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      議会事務局出席者

            局長       日高利夫君

            局長補佐     中里光男君

            議事係長     大久保雅登君

            主査       柏田武浩君

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△開会 午前十時零分



○議長(甲斐敏彦君) ただいまから平成十五年第四回日向市議会定例会を開会します。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△会議録署名議員の指名



○議長(甲斐敏彦君) 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に三番柏田公和議員、二十五番那須和代議員を指名します。

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△諸般の報告



○議長(甲斐敏彦君) 日程に入ります前に報告します。

 去る五月二十一日、本市において日向市、東臼杵郡南部町村議会議員協議会の平成十五年度第一回理事会を開催し、平成十四年度会務報告、決算及び平成十五年度事業計画、予算など、総会提出議案等の協議を行いました。

 さらに、総会を、本年は七月三十一日、西郷村において開催することを決定しました。

 なお、総会での本市提出要望事項については、本日の日程終了後、全員協議会を開催して協議することにしております。

 次に、五月二十六日と二十七日の二日間、第百六十四回宮崎県市議会議長会定期総会が、えびの市で開催され、平成十四年度の会務報告及び決算報告、さらに平成十五年度の事業計画及び予算等の審議が行われ、いずれも原案のとおり認定、可決されました。

 緊急要望として、地方分権に向けての三位一体改革についての要望書が提出されました。

 要望書の概要は、一つ、国庫補助負担金の廃止、縮減に当たっては単なる地方への負担転嫁となるようなことはあってはならない。

 一つ、国から地方への税源移譲は、真の地方自治の確立に不可欠であり、三位一体改革の重要な柱になるものであることから、これを先送りすることは到底受け入れがたい。

 一つ、地方における行政サービスのあるべき水準についての検討や法令による事務事業の義務づけの見直しなしに、地方交付税について一方的な総額の削減や財源保障機能の廃止、縮減を行うことには強く反対する。

 以上の趣旨で、内閣総理大臣を初めとする関係省庁の大臣等に要望書を提出しました。

 その他九市合同の要望事項の協議があり、東九州自動車道の早期実現について外七件を決定し、今後とも実行運動を継続することを確認しました。

 なお、役員改選では、本年度、本市が幹事に選任されました。

 次に、市長から、日向市議会の議決に付すべき契約以外の建設工事に関する報告、平成十四年度日向市繰越明許費についての報告、日向青果地方卸売市場株式会社の平成十四年度決算報告書について、株式会社日向サンパーク温泉の平成十四年度決算報告書、平成十四年度日向市土地開発公社の事業報告書及び決算書について、財団法人日向文化振興事業団の平成十四年度事業報告書及び収支決算書並びに平成十五年度事業計画書及び収支予算書について、平成十四年度日向市水道事業会計予算繰越について、監査委員から平成十四年度定期監査等の結果についてそれぞれ報告がありましたので、その写しをお手元に配付しております。

 以上で報告を終わります。

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△日程第一 会期の決定



○議長(甲斐敏彦君) 日程第一、会期の決定を議題とします。

 この定例会の会期及び議事日程について、議会運営委員会の審査の経過並びに結果の報告を委員長に求めます。十八番黒木 優議員。



◆十八番(黒木優君) 〔登壇〕御報告申し上げます。

 本日招集されました平成十五年第四回日向市議会定例会の会期及び議事日程につきまして、去る五月二十六日及び三十日議会運営委員会を開催いたしましたので、委員会における審査の経過並びに結果について申し上げます。

 本定例会に提案されます議案は、報告九件、条例六件、事件決議二件、補正予算三件の計二十件であります。

 以上の議案につきまして、当局の関係課長から概要の説明を受け審査しました結果、会期を本日六月二日から六月十八日までの十七日間とし、議事日程につきましては、お手元に配付してあります案のとおり決定いたしました。

 それでは、議事日程の内容につきまして、その概要を申し上げます。

 まず、一般質問であります。一般質問は六月九日から十一日までの三日間を予定しております。質問順位は、先例によりまして、本日の会議終了後抽せんで決定することになります。

 なお、一般質問の通告書の提出期限は、日程案にも記載してありますとおり、あす三日の正午までとなっておりますので、議会事務局へ提出願います。

 次に、各議案の審議要領について申し上げます。

 まず、議案第五五号及び第五六号の事件決議につきましては、本日の日程第三として、質疑の後、議長を除く全員で構成する事件決議審査特別委員会を設置、これに付託の上審査し、本会議において採決まで行うことにしております。

 また、今回、意見書に関する議員提出議案第八号につきましても、急を要する案件であることから、本日、日程第五として審議していただくことにしております。

 次に、報告第一号から第九号並びに議案第四九号から第五四号まで及び議案第五七号から第五九号までの各議案につきましては、十二日の本会議におきまして、質疑の後、それぞれ所管の各常任委員会に付託の予定となっております。

 次に、各議案及び請願等の委員会審査は、六月十三日、十六日及び十七日の三日間を予定しております。

 次に、選挙管理委員会委員長から、任期満了の通知がありました選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙、市長から推薦依頼のありました国民健康保険運営協議会委員につきましては、本会期最終日に決定する日程となっております。

 最後に、意見書、請願書等の提出期限について申し上げます。

 日程案にも記載してありますとおり、提出期限は六月十日の午後五時までとなっておりますので、議会事務局へ提出願います。

 以上、本定例会の会期及び議事日程につきまして、その概要を申し上げましたが、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。〔降壇〕



○議長(甲斐敏彦君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 質疑を終わります。

 お諮りします。この定例会の会期は、本日から六月十八日までの十七日間とすることに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は十七日間と決定しました。

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△日程第二 市長提出報告第一号〜第九号及び市長提出議案第四九号〜第五九号審議(上程、提案理由説明)



○議長(甲斐敏彦君) 次は、日程第二、市長提出報告第一号から第九号まで及び市長提出議案第四九号から第五九号までの計二十件を一括して議題といたします。

 市長に提案理由の説明を求めます。



◎市長(山本孫春君) 〔登壇〕おはようございます。

 梅雨入りを間近に控え、アジサイの花も一段と鮮やかさを増してまいりました。議員各位には、平成十五年第四回日向市議会定例市議会に御参集をいただき、まことに御苦労さまでございます。

 さて、議案を提案いたします前に御報告をさせていただきたいと存じます。

 先週末の三十日から三十一日の未明にかけて台風四号が日向灘沿岸を通過いたしましたが、市は三十日の午前九時に災害警戒本部を設置し、警戒に当たったところでございます。

 被害状況といたしましては、財光寺の国道一〇号線沿いの民家で床下浸水が一件ございましたが、日向警察署や第四分団の消防団員の方々の御協力をいただき対処したところでございます。

 五月の台風の日本上陸といたしましては、三十八年ぶりということだそうですが、これから梅雨に入り、また台風時期を迎えますので、今後とも防災体制には万全を期して取り組んでまいりたいと考えております。

 次でございますが、先日は、皆様方には大変お忙しい中に全員協議会を開催していただき、日向サンパーク温泉施設「お舟出の湯」の改善計画等について説明をさせていただいたところでございます。

 皆様方から貴重な御意見をいただきましたが、これらを十分に参考にさせていただき、施設改修に向けて万全を期するとともに、管理運営体制の確立を図りながら、市民の皆様方を初め施設を利用される方々から信頼され、また満足していただけるよう、安心・安全な温泉施設の再開を目指して、最善の努力をしてまいりたいと存じます。

 また、被害を受けられた方の補償交渉は九名の方を残しておりますが、最後のお一人まで円満なる解決に向けて、今後とも誠意を持って対処してまいりたいと考えております。

 それから、四月二十八日に、県産杉材の中国輸出第一便の出発式が細島港で行われたところでございます。

 これは、宮崎県森林組合連合会が、長引く木材価格の低迷からの脱却を目指し、昨年から県産杉材の中国輸出を計画され、その実現に向けて市場調査活動や木材見本市出品等を通して、中国側との粘り強い交渉を展開されておりましたが、その活動が見事に実を結び、今回の第一便の輸出の運びとなったものでございます。

 細島港は、申すまでもなく、九州の扇のかなめに位置しており、九州有数の、そして本県最大の外国貿易港として確固たる地位を占めていると自負しておりますが、今回の杉材の輸出開始により、細島港の振興に寄与することはもとより、耳川流域の一大杉産地を有する日向入郷地域の経済の活性化が図られるなど、港の重要性がますます高まるものと期待をしているところでございます。

 最後になりますが、「宮崎ねんりんピック二〇〇三」の総合開会式が、五月十八日にお倉ケ浜総合公園運動広場で開催されました。

 県内各地からたくさんの選手・御家族の皆さん方が参加され、開会行事が盛大に行われたところでございますが、私は、開会式のあいさつの中で、日向市のいろいろな観光施設等を紹介し、本市の観光PRに努めたところでございます。

 本大会には二十種目のスポーツ・文化競技に県内四十四市町村から三千九百名が参加され、延岡市、日向市、門川町、高千穂町の二十二会場で熱戦が繰り広げられたところでございます。

 なお、このねんりんピックは、県内にお住まいの六十歳以上の方を対象に、スポーツや文化競技の実施を通じて、体力、気力の維持増進を図るとともに、仲間づくりや健康づくりを積極的に推進し、心豊かに生きる長寿社会を目的に、毎年開催されているものでございます。

 以上、報告を終わらせていただきます。

 さて、本会議におきまして御審議をお願いします議案は、報告九件、条例六件、事件決議二件、平成十五年度補正予算三件の合計二十件でございます。

 早速各議案の提案理由の概要について御説明申し上げます。

 まず、報告第一号日向市退職金条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてでございますが、「恩給法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律」が、平成十五年三月三十一日に公布され、平成十五年四月一日から施行されることとなりました。

 このことに伴い、本市においても国に準じて同様の改正を行う必要がありましたので、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分したものでございます。

 次に、報告第二号日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例、報告第三号日向市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例及び報告第四号日向市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、一括して御説明申し上げます。

 いずれの条例も、平成十五年三月三十一日に公布されました「地方税法等の一部を改正する法律」のうち、施行日が平成十五年四月一日となる規定に関連して改正等を行う必要がありましたので、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分したものでございます。

 次に、報告第五号日向市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例でございますが、消防団員に対する公務災害補償の基準となる「非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令」が平成十五年三月二十八日に公布され、平成十五年四月一日に施行されることとなり、関連する条例の規定について改正する必要がありましたので、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分したものでございます。

 次に、報告第六号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第九号)の専決処分について御説明申し上げます。

 補正予算の主な内容でございますが、条例で定められております減債基金ほか各基金において利子が発生したことにより、積立金の追加補正を行ったものでございます。

 また、事業費の確定に伴い、国県支出金、市債等に変更が生じましたので財源の更正を行ったところでございます。

 そのほか、繰越明許費補正、地方債補正の専決処分について、歳入歳出予算補正とともに御承認をお願いするものでございます。

 次に、特別会計でございます。

 まず、報告第七号公営住宅事業特別会計補正予算(第五号)の専決処分でございますが、市債の額の確定により、財源の組み替えのみを行ったものでございます。

 地方債補正の専決処分について、歳入歳出予算補正とともに御承認をお願いするものでございます。

 次に、報告第八号細島東部住環境整備事業特別会計補正予算(第二号)の専決処分でございますが、事業費の確定に伴う減額補正、また、土地売払収入の見込み減に伴いまして、財源の組み替えを行ったところでございます。

 次に、報告第九号介護保険事業特別会計補正予算(第四号)の専決処分でございますが、介護保険介護給付費準備基金等に利子が生じましたので、条例に基づき積立金の追加補正を行ったものでございます。

 次に、議案第四九号日向市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例でございますが、雇用保険法等の一部を改正する法律が、平成十五年四月三十日に公布され、そのうち国家公務員退職手当法の一部を改正する規定が、平成十五年五月一日に施行されました。

 このことに伴い、地方公務員の退職手当制度においても所要の措置を講ずる必要がありますので、改正を行うものでございます。

 次に、議案第五〇号日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例についてでございますが、平成十五年三月三十一日に公布された「地方税法等の一部を改正する法律」のうち、施行日が平成十五年七月一日以後となる規定に関連して改正を行うものでございます。

 次に、議案第五一号日向市家庭奉仕員派遣手数料徴収条例を廃止する条例についてでございますが、従来実施していた身体障害者、または心身障害児の日常生活の支援を行う家庭奉仕員の派遣事業が、本年四月一日から始まりました「支援費制度」に移行したことによりまして、市が当該派遣事務に係る手数料を徴収する必要がなくなりましたので、条例を廃止するものでございます。

 次に、議案第五二号日向市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでございますが、平成十五年三月三十一日に公布されました「地方税法等の一部を改正する法律」のうち、施行日が平成十六年一月一日となる規定に関連して改正を行うものでございます。

 次に、議案第五三号日向市消防団条例の一部を改正する条例についてでございます。

 消防団員に対する費用弁償につきましては、平成八年に額の改定を行い現在に至っておりますが、常備消防を置く県内他市と比較しても低水準にあることから、これらの平均的な水準まで額を引き上げまして、消防団員の処遇改善と消防団の活性化を図りたいとするものでございます。

 次に、議案第五四号日向市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、平成十五年四月一日に施行されました「消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令」により、消防団員等公務災害補償等責任共済基金が、市町村に支払う消防団員退職報償金支払額が増額されたことに伴う改正でございます。

 次に、議案第五五号財産の取得についてでございますが、「県立北部高等技術専門学校」が平成十四年度末で廃校となったことから、その跡施設に、日向高等職業訓練校を移転・充実し、「(仮称)日向地区中小企業技能センター」として活用を図るものでございますが、同施設について、県から有償で譲り受けるため、地方自治法第九十六条第一項第八号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。

 同技能センターを設置することにより、県北、特に日向・入郷地域の中小企業の優秀な人材や技能者の養成及び技術の高度化が促進されるとともに、地域経済の活性化と地域の発展が図られるものと期待をしているところでございます。

 次に、議案第五六号財産の取得についてでございますが、今回、取得しようとする財産は、「災害対応特殊化学消防ポンプ自動車(?型)」でございます。

 現車両は昭和五十七年に購入し、約二十年を経過しておりますが、エンジン出力、性能及びポンプ能力等が著しく低下し、消防活動に支障を来しているところでございます。

 このことから、今回購入するものでございまして、地方自治法第九十六条第一項第八号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。

 同車両を更新することにより、特殊災害等の発生に瞬時に対応するとともに、管内はもとより緊急消防援助隊化学隊車両として、広範囲な消防活動の充実が図られ、市民の生命や財産の保全が確保されるものと期待しております。

 続きまして、議案第五七号から議案第五九号までの平成十五年度日向市一般会計補正予算、並びに各特別会計補正予算につきまして、その主な内容を御説明申し上げます。

 まず、一般会計補正予算についてでございます。

 今回の補正予算につきましては、国・県等の補助の内示に伴う事業を中心に、緊急かつやむを得ない経費について補正することといたしております。

 まず、民生費でございますが、国民健康保険制度の改正に伴い、本年度より「国民健康保険保険者支援制度」が創設されたところでございます。これにより、国保財政の安定化のための「国民健康保険保険者支援制度繰出金」を計上するものでございます。

 次に、農林水産業費でございますが、財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業の決定により、平岩農村公園の夜間照明施設整備等を行うものでございます。

 次に、土木費でございますが、駅周辺土地区画整理事業等において、それぞれ国の補助内示に伴い追加補正を行うとともに、日向南町第二土地区画整理事業について、事業取り組みのための地区内調査委託費を計上するものでございます。

 次に、消防費でございますが、駅周辺土地区画整理事業の進捗に伴い、駅前において耐震性貯水槽型の防火水槽を新設し、また、財光寺南土地区画整理事業の進展により、松原地区の消防機庫を建て直すことといたしたところでございます。

 次に、教育費でございますが、コミュニティ助成事業の決定を受け、比良区のコミュニティセンター建設事業に対し助成するとともに、南町公民館新築等につきまして建設補助を行うものでございます。

 次に、諸支出金でございますが、これにつきましては雇用能力開発機構からの譲渡申し入れを受け、資産の有効活用を図るために、勤労者福祉施設「日向ハイツ」の取得を行うものでございます。

 本施設は市内でも重要な観光施設の一つでございまして、さまざまなイベントを企画するなど、本市の観光振興にも有効活用を図ってまいりたいと考えております。

 なお、取得後の運営につきましては、県の公園協会に委託し、従来と変わりない形で行う予定にいたしております。

 今回の補正の財源でございますが、歳出に伴います国県支出金・市債等のほか、平成十四年度の決算見込みによりまして、その剰余金の一部を計上いたしているところでございます。

 そのほか、地方債補正を歳入歳出補正予算とともにお願いするものでございます。

 次に、財光寺南土地区画整理事業特別会計補正予算でございますが、補助事業にあわせて事業推進を図るため、建物移転補償費等を追加補正いたしているところでございます。

 次に、国民健康保険事業特別会計補正予算でございます。

 今回の補正は、保険税の据え置きに伴う財源の更正と今後の実績見込みにより、療養給付費の減額補正を行うものでございます。

 以上二十件につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、詳細につきましては担当課長をして説明いたさせますので、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。

 以上です。〔降壇〕



○議長(甲斐敏彦君) 次に、提案理由の補足説明を関係課長に求めます。



◎総務課長(黒木久典君) それでは、私の方から、報告第一号から第五号までの専決処分条例五件、議案第四九号から議案第五四号までの条例六件、議案第五五号及び五六号の事件決議二件につきまして、市長の提案理由に補足して御説明申し上げます。

 まず、報告第一号日向市退職金条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてでございますが、お手元の議案参考一ページをお開きください。現行条例と改正条例の新旧対照表でございます。

 本市職員の年金制度は、昭和三十七年十一月三十日以前に退職した職員につきましては、本市の退職金条例に基づき支給されているところでございまして、当該条例は、恩給法等に準じて改定されているものでございます。

 本条例は、恩給法の改正に伴い、扶助料の年額に加算する特例金額を平成十五年四月以降、減額する改正を行ったものでございます。施行日は、平成十五年四月一日でございます。

 次に、報告第二号日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例について御説明いたします。議案参考は二ページからでございます。内容が多岐にわたりますので、要点を絞って御説明申し上げます。

 今回の改正は、税目ごとに大きく分けますと、個人住民税関係、法人市民税関係、固定資産税関係、特別土地保有税関係の改正となっております。

 まず、個人住民税関係の改正内容でございますが、上場株式等に係る譲渡所得の特例措置の見直し、上場株式等の配当等に係る所得税法の改正に伴う所要の整備、商品先物取引に係る雑所得等の課税の特例の見直しなどとなっています。

 次に、法人市民税関係でございますが、法人である政党または政治団体について、収益事業を行わない場合に限り、均等割の非課税措置を講じたこととなっています。

 次に、固定資産税関係でございますが、平成十五年度評価替えの実施により、引き続き負担水準の均衡化を図るものとしており、宅地及び農地の負担調整など、所要の措置を講じているものでございます。

 次に、特別土地保有税関係でございますが、現下の経済情勢にかんがみ、平成十五年度以降、特別土地保有税の新たな課税を停止したことによる所要の整備を行ったものでございます。

 施行日は、平成十五年四月一日でございます。若干の経過措置が規定されております。

 次に、報告第三号日向市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例について御説明いたします。議案参考は二十ページでございます。

 地方税法の一部を改正する法律により、特別土地保有税は、平成十五年度から新たな課税が停止され、特別土地保有税審議会に関する規定も削除されたところでございます。

 このことによりまして、本条例を廃止するものでございますが、日向市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例に規定する、特別土地保有税審議会委員の規定も不要になることから削除したものでございます。

 本条例は、平成十五年四月一日から施行しております。

 次に、報告第四号日向市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案参考は二十一ページからでございます。

 まず、介護納付金賦課限度額の引き上げについてでございますが、介護納付金の賦課限度額は、介護保険制度の施行時に七万円と規定なされております。介護保険制度の定着とともに介護給付費は増加してきておりまして、介護保険料の負担の公平を図るために八万円に改定する改正を行ったものでございます。

 また、先物取引に係る雑所得等の課税の特例の改正についてでございますが、今回の地方税法の改正により「商品先物取引」が「先物取引」に改正されたこと等による所要の改正を行ったものでございます。

 施行日は、平成十五年四月一日からでございます。

 次に、報告第五号日向市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例でございますが、議案参考は二十四ページからでございます。

 本条例は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が改正されたことにより改正するものでございまして、消防団員等の公務災害補償の損害補償基礎額の引き下げ、また、扶養加算額のうち、配偶者への扶養手当の引き下げ、配偶者以外の子等扶養親族のうち三人目以降の扶養手当の引き上げ、さらに介護補償額の引き下げを行うこととしたものでございます。

 施行日は平成十五年四月一日からとしております。

 続きまして、議案第四九号日向市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例でございますが、議案参考は二十八ページからでございます。

 今回の改正は、雇用保険法等の改正に伴うものでございまして、六月以上勤務して退職した職員のうち、−−これは市職員ということでございますが−−一定の要件にある者が職業についた場合、雇用保険法に規定する就業促進手当の額に相当する額を退職手当として支給することとするものでございます。

 本条例は、公布の日から施行することとしております。

 次に、議案第五〇号日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案参考は三十二ページからでございます。本条例も改正内容が多岐にわたっておりますので、要点を絞って御説明をさせていただきます。

 まず、個人住民税関係についてでございますが、平成十六年一月一日以後に支払いを受ける一定の上場株式等の配当等に係る課税につきまして、道府県民税配当割の創設による所要の改正を行うものでございます。

 次に、道府県民税株式等譲渡所得割創設等に伴う所要の改正を行うものでございます。

 また、配偶者特別控除のうち控除対象配偶者について配偶者控除に上乗せして適用される部分の控除を廃止することに伴う改正を行っております。

 次に、固定資産税関係でございますが、その他の法令の改正に伴う所要の整備を行うものでございます。

 次に、軽自動車税関係でございますが、軽自動車税の申告及び報告の様式が全国統一様式となったことによる所要の整備を行うものでございます。

 次に、たばこ税関係でございますが、税率の引き上げに伴う所要の改正を行うものでございます。

 次に、特別土地保有税関係でございますが、その他の法律の改正に伴う所要の改正の整備を行うものでございます。

 施行日は、平成十五年七月一日からとしておりますが、税目によりましては、本年十月一日、平成十六年一月一日、平成十六年四月一日から施行するものもございます。

 次に、議案第五一号日向市家庭奉仕員派遣手数料徴収条例を廃止する条例についてでございますが、家庭奉仕員の派遣事業が、本年四月一日から支援費制度に移行したことにより、市は、当該派遣事務に係る手数料を徴収する必要がなくなり、条例を廃止するものでございます。

 公布の日から施行することとしております。

 次に、議案第五二号日向市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案参考は四十八ページからでございます。

 上場株式等の取引につきましては、地方税法の改正により、市町村民税の課税の対象とならなくなったところでございます。

 したがいまして、市町村民税の申告義務から除かれることになり、国民健康保険税についても同様の取り扱いになるため、国民健康保険税の申告義務の規定について改正を行うものでございます。

 施行日は、平成十六年一月一日からとしております。

 次に、議案第五三号日向市消防団条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案参考は四十九ページでございます。

 本条例は、消防団員の処遇改善と活性化を図るために、消防団員の費用弁償について改善を行うものでございます。

 改正内容といたしましては、費用弁償の対象に、会議のための出動を加えたこと。さらに、費用弁償の支払い額を定める別表第二の改正を行い、費用弁償の額を一律二百円引き上げて千八百円とするものでございます。

 本条例は、公布の日から施行することとしておりますが、平成十五年四月一日にさかのぼって適用することとしております。

 次に、議案第五四号日向市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案参考は五十ページでございます。

 本条例は、政令の改正により、消防団員退職報償金支払い額が増額されたことに伴い、退職報償金支払い額を定める別表の改正を行い、退職報償金の支払い額を各階級、各勤務年数とも一律二千円引き上げることとするものでございます。

 本条例は、公布の日から施行することとしておりますが、平成十五年四月一日から適用することとしております。

 次に、議案第五五号財産の取得についてでございますが、議案参考は五十一ページに県立北部高等技術訓練校の位置図、五十二ページに配置図を記載しております。

 次に、議案第五六号財産の取得についてでございますが、議案参考五十三ページに、災害対応特殊化学消防ポンプ自動車仕様概要を載せております。

 以上で私の説明を終わります。



○議長(甲斐敏彦君) ここでしばらく休憩します。



△休憩 午前十時四十四分

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△開議 午前十時四十五分



○議長(甲斐敏彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。



◎財政課長(林雄治君) それでは、最初に、報告第六号から第九号までの専決処分によります平成十四年度日向市一般会計補正予算及び各特別会計補正予算につきまして、市長の提案理由の補足説明をさせていただきます。

 お手元にお配りをいたしました予算参考資料に基づき御説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。

 一ページをお開きいただきたいと思います。

 ?の「今回の各会計の補正額」につきましては、一般会計が八千五十八万四千円、公営住宅事業特別会計は起債額の確定による財源の更正でございます。細島東部住環境整備事業特別会計が、減額の一千百七十万円、介護保険事業特別会計が九千円となっております。

 ?の「補正後の予算額」は、各会計の補正後の予算額をお示しいたしております。

 二ページをお開きいただきたいと思います。

 それでは、まず、一般会計補正予算の「今回の補正の主なもの」につきまして、款ごとに御説明申し上げます。

 総務費の補正額は、八千九百二十八万三千円でございまして、退職手当の補正額八千九百二十万九千円につきましては、退職者十一名にかかる現計予算の不足額を補正するものでございます。

 また、減債基金積立金、公共施設整備等資金積立基金積立金につきましては、利息の額が確定いたしまして、現計予算より増となりましたので、それぞれ追加して積み立てるものでございます。

 次に、民生費の補正額は、三百六万三千円でございますが、老人福祉施設整備費等補助金返還金につきましては、平成十二年度の介護予防拠点整備事業の精算に係る返還金でございます。

 衛生費につきましては、精神障害者居宅生活支援事業補助金につきまして、利用者の実績に基づき、四百三万八千円を減額するものでございます。

 次に、農林水産業費につきましては、補正額が四十五万三千円でございますが、主なものといたしましては、有害獣被害防止対策事業補助金四十万六千円の追加補正でございます。

 商工費につきましては、起債額の確定により財源の更正を行うものでございます。

 次に、土木費でございますが、補正額が減額の八百五十一万三千円でございます。

 主なものといたしましては、県営事業でございます連続立体交差事業の街路負担金の確定に伴いまして、二千万円を減額するものでございます。

 このほかに、公営住宅事業特別会計への繰出金が、四百二十万円の減額補正、細島東部住環境整備事業特別会計への繰出金が一千五百六十八万七千円の追加補正となっております。

 消防費につきましては、消防事務財政調整積立基金積立金の利子が確定いたしましたので、条例に基づきまして三万六千円を積み立てるものでございます。

 また、教育費につきましては、県補助金の決定により、アートキャンプみやざき推進事業補助金三十万円を補正するものでございます。

 次に、各特別会計の補正状況につきましては、市長が提案理由で申し上げたとおりでございますので省略させていただきたいと思います。

 続きまして、議案第五七号から議案第五九号までの、平成十五年度日向市一般会計補正予算及び各特別会計補正予算につきまして、市長の提案理由の補足説明を申し上げます。

 予算参考資料の三ページをお開きいただきたいと思います。

 一般会計の補正予算の歳出につきまして、款ごとにその主なものについて御説明申し上げます。

 まず、一行目、款二総務費でございますが、補正額は四十三万千円でございまして、情報公開制度の確立に要する経費でございます。

 次に、五行目、款三民生費の補正額は、六千二百四十二万二千円となっております。

 補正の主なものといたしましては、九行目、国民健康保険事業特別会計への繰出金六千万円でございますが、市長が申し上げましたように、低所得者を多く抱える保険者を財政的に支援する国民健康保険保険者支援制度が本年度より創設されたところでございまして、財源といたしましては国及び県が一部負担することとなっております。

 次に、十六行目、款四衛生費でございますが、合併処理浄化槽設置事業の所管がえによる組み替え補正でございます。

 次に、二十行目、款六農林水産業費につきましては、補正額が一千四十三万八千円でございます。

 まず、主なものといたしまして、市長の提案理由にもございましたように、二十八行目の平岩農村公園施設整備事業三百九十万円でございまして、コミュニティ助成事業の決定により夜間照明施設整備や駐車場の舗装工事等を実施するものでございます。

 四ページをお開きいただきたいと思います。このほかには、三十行目、楠群地区飲雑用水配水管整備事業百九十万円等となっております。

 次に、三十八行目、款七商工費でございますが、日向地区中小企業技能センター改修工事のための図面作成経費を計上いたしております。

 次に、四十二行目の款八土木費でございますが、補正額が二億五千八百九十一万六千円でございます。

 主な事業といたしましては、財光寺南土地区画整理事業が、四十八行目から五十二行目まで、合わせまして合計二千六百万円の追加補正でございます。また、日向南町土地区画整理事業につきましては、五十三行目から五十五行目までと五十七行目を合わせまして、三百万円の追加補正となっております。それぞれ事業の進捗を図るものでございます。

 五十六行目の(仮称)日向南町第二土地区画整理事業一千五百万円につきましては、日向南町土地区画整理事業の地区拡大を図ることとしまして、予定地区内の現況測量、基本設計等を実施するものでございます。

 次に、五十八行目から、五ページの六十一行目までの駅周辺土地区画整理事業につきましては、補助制度の組み替え補正とともに、合計二億一千四百万円の追加補正を行うものでございまして、移転補償等の経費でございます。

 次に、消防費につきましては、補正額が一千六百九十一万四千円となっております。

 六十六行目の自主防災組織等の育成強化に要する経費につきましては、自治総合センターのコミュニティ助成事業補助金を活用した曽根地区の防災備品等の整備に対する助成でございます。

 また、六十九行目、七十行目の、常備、非常備消防施設の整備充実に要する経費の中には、先ほど市長が申し上げました、駅前の防火水槽の新設、松原地区の消防機庫の建てかえ経費が含まれております。

 次に、七十一行目の教育費でございますが、補正額は一千七百三十二万九千円でございます。

 主なものといたしましては、七十八行目でございますが、関本勘兵衛家の改修工事が終了いたしましたので、その管理運営について委託し、文化、観光両面にわたっての活用を図ってまいります。

 また、八十行目の自治公民館の整備助成一千三百八十七万千円につきましては、比良区のコミュニティセンター及び南町公民館等の建設補助でございます。

 六ページをお開きください。

 八十九行目の款十三諸支出金六百七十万円につきましては、市長が提案理由で申し上げましたように、勤労者福祉施設「日向ハイツ」を普通財産として購入するものでございます。

 以上、一般会計の補正総額は三億七千三百四十五万円となりまして、補正後の総額は二百十七億九千百四十五万円となります。

 続きまして、七ページの財光寺南土地区画整理事業特別会計及び八ページの国民健康保険事業特別会計につきましては、市長が提案理由で申し上げましたとおりでございますので、詳細につきましては省略させていただきたいと思います。

 以上で、平成十四年度の専決補正予算並びに平成十五年度の一般会計補正予算及び各特別会計補正予算の補足説明を終わらせていただきます。



○議長(甲斐敏彦君) 以上で提案理由の説明を終わります。

 ここでしばらく休憩します。



△休憩 午前十時五十七分

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△開議 午前十一時六分



○議長(甲斐敏彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第三 市長提出議案第五五号〜第五六号審議(質疑、事件決議審査特別委員会設置、委員会付託)



○議長(甲斐敏彦君) 次は、日程第三、市長提出議案第五五号及び第五六号を議題とします。

 ただいまから質疑に入りますが、この議案は後ほど議長を除く全員で構成する事件決議審査特別委員会を設置して審査する予定でありますので、お含みの上、質疑をお願いいたします。

 それでは、質疑を許します。

 二十四番、荻原紘一議員。



◆二十四番(荻原紘一君) それでは、基本的なことについて、五五号、五六号について質疑をしておきます。

 まず、五五号の、これ(仮称)日向地区中小企業技能センターの買収予定ということで価格も示されています。この価格が、県との関係というのももちろんございますので、これが妥当かどうかという。いわゆるこの価格について、鑑定価格、そういうこととの関係。これは特別な関係のある土地でもありますので、この点についてお聞きしておきたいと思うんです。

 あと、基本的なことと申し上げましたが、そのことについては、これは重要な課題ともなりますので、まず一番目に、現在ある日向地区の高等職業訓練校、これは職業訓練、法人日向地区職業訓練会という、これは定款もあるわけですけども、このいわゆる訓練校のこれまでの実施状況、内容について、まずお聞きしておきたいわけであります。

 今回、この訓練校というのが、県立の北部高等技術専門校、こちらの方に移転をすることに伴う買収、取得と、こういうふうになっているわけですので、関連してお聞きするわけであります。

 二番目に、今回、仮称ということで、技能センターということで活用するというふうになっているわけでありますけれども、このことについて、これまでいろいろと市当局関係課においても必要なことについては実態とあわせて関係者のいろいろな御意見、要求、いろいろ懸念されるような問題、そういうことなども含めて検討もしてこられていると判断するわけであります。

 この点について、まず基本的なことを、重要なことについては抜けないように答弁をまずお願いをしておきます。

 続きまして、五六号の財産の取得につきまして、市長の方からも、生命・財産の確保というような点から提案がございました。

 今回は、災害対応特殊化学消防ポンプ自動車?型と、こういうふうになっておりますが、これが随意契約ということになっています。それだけにこの購入価格の六千百八十九万八千六百八十円、これが妥当かどうかという、この点が問われるわけであります。その点について随意契約でありますので、これまでの慎重なる、いろいろ審査事項、こういうことについてお聞きしておきます。

 関連しましてですね、この特殊化学消防ポンプ自動車のこれまでの?型の活用状況、そういうのも含めまして、これはどんな機能を特に持っているのかという点について、基本的なことについては説明をしておいていただきたいわけであります。

 同時に、この議案につきましては、当初は本日提案という予定にはなかったわけであります。後でこれは訂正があって、きょう特別委員会をつくって審議をするということになって、そのときの理由に、何か基準のことについて言われているわけであります。これ以上私も言いませんけれども、基準の変更というふうに、何か八月末までにこのポンプ車?型というものを納入といいますか、購入といいますか、そういう関係。それで基準の変更というのがある。そういうふうに承って、その場は内容について立ち入るというのはふさわしくないということを判断して、それ以上お聞きしておりませんので、この機会にその点を明らかにしておいていただきたいと思います。

 以上です。



◎港湾工業課長(黒木英信君) ただいまの質問にお答えいたします。

 まず、価格の件でございますが、議案書の三十七ページに具体的な種類ごとの価格は掲載いたしております。これにつきましては、それぞれの種類ごとに不動産鑑定を行いまして、その価格の七割というのが宮崎県の財産に関する条例に定めてありまして、鑑定評価額の七割としているところでございます。

 続きまして、日向高等職業訓練校の内容でございますが、学科といたしまして、普通学科、専門学科がございます。また、それに加えまして基本実技と応用実技がございます。

 科目といたしましては、パソコン表計算科、ワープロ科、和裁科、造園科がそれぞれ三カ月から二カ年間という期間でございます。それに加えまして、建築科、木工科、左官科、表具科、塗装科、建築板金科、これが期間が一年から三年ということでございます。

 定員といたしましては、それぞれの学科、二十名から三十名という定員になっておるところでございます。

 続きまして、高等技術専門校の跡を日向地区中小企業技能センターとて活用するということになった経緯についてでございますが、これにつきましては、日向高等職業訓練校の校舎老朽化に伴いまして、改築のことが出てまいっておりました。平成七年三月八日に職業訓練会の方から日向市議会へ陳情書が提出されておるようでございます。平成七年の三月議会で趣旨採択ということになっておるようでございます。

 そういった経緯の中で、宮崎県が県立高等技術専門校、これは日向と高鍋と都城にございますが、この再編計画を発表いたしまして、平成九年二月でございます。その折に日向市といたしましては、高等技術専門校につきまして、県北十五市町村長による陳情活動を宮崎県知事に対して行っております。しかしながら、平成十年に候補地として西都市が決定されたのでございます。

 その後、高等技術専門校の有効活用ということで、日向職業訓練会の移転も含め、(仮称)中小企業技能センターの設置について総合的に検討を進めるということになりまして、宮崎県知事へ平成十三年十月十五日に北部高等技術専門校についての払い下げ等の陳情を行ったところでございます。

 その後、庁内で、平成十四年五月十日でございますが、中小企業技能センター設置検討委員会というのを設置いたしまして、この中にもちろん日向市議会の代表の方も御参加いただいておるところでございます。

 小委員会も含めまして延べ五回の検討委員会を重ねまして、北部高等技術専門校跡を払い下げいたしまして、中小企業技能センターとして開設する運びとなったところでございます。

 以上です。



◎契約管理課長(萩原義仁君) 随意契約の関係ですけれども、三社による指名競争入札を行っております。ただ、二回の入札でも落札者がありませんでした。

 しかしながら、最低で提示されました入札価格が予定価格に近い僅少差の範囲と認められましたので、ほかの二社の同意を得まして、見積もりによる中村消防防災さんとの随意契約になったところです。

 以上です。



◎消防長(松木優君) あと三点御質問があったかと思います。

 まず、これまでの活用状況について。大きなもので平成三年、これは十月三日、リニアモーターカーの火災がございました。このときには非常に機能を発揮したところです。それから、平成十四年三月十二日、これは御存じの、延岡市のレオナ火災、ここでの緊急応援ということで出ております。

 あと、船舶の火災出動がございます。それに出動をいたしまして対応をしておるというようなことが活動の状況の主なものかというふうに思っております。

 それから、機能ですが、これはやはり二十年も使用しておりますので、相当技術も変わっております。確かに最新の技術ということで、一番の機能の特徴と申しますと、自動で泡を混合させるというシステムになっておるわけですが、自動比例混合装置ということで、今までは手動でやっておりました、今までの車は。水と泡をつくる、いわゆる泡の原液があるわけですが、これを自動で混合するシステム。それと、必ずこれは腐食防止ということで、洗浄を七カ所から八カ所しなければなりません。これも自動でするというようなことになっております。

 そのほか、自動放水銃とか、いろいろと最新のシステムが採用されております。主なものはそういうことでございます。

 それから三つ目、本日、初日の日に議案ということでお願いしたわけですが、御質問にございました基準の変更というようなことについては別にございません。ただ、これは市長が提案理由で御説明を申し上げましたように、やはり最も大きな理由といたしましては、過去にも先ほど申し上げましたリニアモーターカー、それからレオナ等、いついかなるときでもその発生に関しましては瞬時に対応できなければならないということで、一日も早く整備する必要があるというようなことで、まず仕様書にうたいましたのが、八月末までにはせめて納入ができるようなことはできないか。

 今のような理由と、それと、最新式で二十年も経過しておりますので、幾ら署員といえども、やはり一、二カ月は訓練期間が要ります。そういうことで十月に、この化学ポンプ車は当本部しかございませんが、九州地区の緊急消防援助隊の合同訓練がございます。これが宮崎市でございますので、これにも間に合わせたいというようなことで、いろいろと業者と協議をいたしましたところ、六月の末では八月末にはちょっと難しいんじゃなかろうかということで、せめて六月の初旬に契約ができれば大丈夫ですという確約をいただいたものですから、急遽、六月の初日の提案ということになったわけでございます。

 以上です。



◆二十四番(荻原紘一君) それでは、まず五五号の関係についてです。

 二十名から三十名の人たちが、この職業訓練校で技能を獲得しようということで学んでおられるということであります。

 これは、今後の課題ということも含めてお聞きしておきますれども、一番のこの問題点というのは、どういうところにあるのかと、これをきちんと抑えておく必要があると思うんです。

 そこで、五月十日、検討会が設置されて五回ぐらい持たれているということでありますけれども、その検討会の中ではどういうような点が一番、今後の課題ということも含めて出されているのかということについて伺っておきたいと思うわけであります。特別委員会もありますから、それほど立ち入らないことにしますけども、その点を伺います。

 次に、消防ポンプ自動車の関係についてでありますが、契約のあり方として、指名競争入札を行っているということであります。もう少しこのあたりは、もちろん不鮮明とか、そういうような面はないものというふうにも受け取っているわけですけども、今の経過報告だけでは、どうしてそんなことになっていくのか、指名競争入札そのもののあり方というものがどういうふうに行われるかということも非常に大事なことですし、そして、それがまた随意契約になるということになりますと、こういう特殊な化学ポンプ車という、そういうことにかかわることだけに、もう少しそこのところは詳細な答弁、説明をお願いしておきたいと思います。



◎港湾工業課長(黒木英信君) 職業訓練校の課題ということでございますが、現下の非常に厳しい社会情勢の中で、訓練法人日向高等職業訓練会、それぞれ六十六名の会員がいらっしゃるわけですけども、そういった中で、特に若年の方についての技能の向上を図られているというところでございますが、社会の要請にこたえるために、それぞれ従業員の技能の向上には、日常から努めていらっしゃるところだろうと思います。そういった中で、訓練会の方々みずからが運営される訓練法人でございますが、それぞれの職業能力の向上に向けて御尽力いただいているところでございます。

 それから、検討会での内容でございますが、日向地区技能センターということになりますと、核には職業訓練校が入るわけですけども、それに加えまして、鉄鋼組合、塗装組合、建設産業労働組合、そのほか左官組合とか、いろんな異業種間の交流が図られてくるであろうと思われます。そういった中で、異業種間の連携はもとより、技能向上の核として施設を活用いただくというようなことを考えております。

 さらに、施設そのものは職業訓練会の方で運営いただくわけですが、どういたしましても、職業訓練会の施設を上回る分、技能センターの分につきましては市からの相当な財政支援が必要ではなかろうかという結論をいただいておるところでございます。

 以上です。



◎契約管理課長(萩原義仁君) 今回の指名に関しては、消防本部の仕様に適合するポンプ、この製造メーカーが全国で三社ございます。そこで、今回の業者選定に当たりましては、納車後のメンテナンスも考慮しまして、この製造メーカーの代理店である三社、−−竹田ポンプ店、中村消防防災、三輪商事、この三社を指名しました。

 先ほども申しましたように、二回目の入札でも落札者がないと。それで、市の規程によりまして、これは日向市工事請負契約等に係る指名競争入札の執行に関する規程第九条第二項第一号、この部分に、「最低入札価格と予定価格の差が僅少のときは見積もりによる随意契約ができる」という、その規定を運用しております。

 以上です。



◆二十四番(荻原紘一君) では最後に、まず五五号の関係について港湾工業課長の答弁がございました。

 私は、山本市長の答弁を、この基本的なことについては求めておきたいと思うわけです。

 今、課長から、必要な答弁は受けているわけでありますけれども、この検討委員会の内容なども、市長、直接受け取っておられると思うんですけれども、今も出されたように、問題は市長も言われたように、この施設が今後どのように活用されていくのかという、この点が中心になると思うわけであります。

 後継者育成という、そういうような問題も含めまして、これまでの経過というものの内容はどうであったかということなども含めて、そこは慎重に検討しておく必要がありますし、今言われました職業訓練会六十六名の皆さん方、この関係者の方の意見をよく聞くということと同時に、日向市の関係する中小企業、働いている人、市民の要求・意見をよく聞いて、この施設を生かしていくという、これがやっぱり基本に据えられなければならないと思うわけですけれども、最後に、このことについての市長の見解を求めておきたいと思います。

 市長自身、これまでもこの施設にはかかわってきておられるというふうに判断しておりますので、その点をひとつ確認しておきたいと思うわけであります。

 次に、もう一度、この消防ポンプ車のことについてでありますけれども、二回やっても落札者がいないという、その後の経過というのはわかりましたけれども、これは、いわゆる、どういう面から見ても不公正な面というのはやっぱりないんだと、そういうふうに受け取っていいかどうかという、この点を市長に確認しておきたいと思います。



◎市長(山本孫春君) お答えいたします。

 まず、日向地区中小企業技能センターの関係でありますが、先ほどから二十四番の質疑に対して港湾工業課長の方で答弁がありましたが、時代はまさに日進月歩の状況で進展を見ております。そういう中で、どんなに高度化しようとも技能者による生活面での存在というのは極めて重要と、このように私は認識をいたしておりまして、実は、中小企業技能センター、仮称でありますが、このことについては先ほど課長答弁のように、西都に統合すると、こういう状況を踏まえて県の方にも御無理をお願いして、今回三千万円余りの価格でもって譲り受けると、こういうことになったわけでありまして、答弁の中にありますように、六十五の訓練会の構成メンバーの皆さん、それぞれすばらしい技能をお持ちの皆さんたちです。こういった皆さんたちが後継者をしっかり育てること、そしてまた、その人たちがより豊かで、快適な生活の実現のためにそれぞれの技能を発揮していただく。そしてさらにまた、本市の場合は企業立地等も進めております。そういった技能者の皆さんたちが相互にこの場所で研修ができる、そんな施設にしたい、こんな思いを込めて、今回、高等技術専門校を買収をさせていただいて改造させていただき、有効活用を図ろうというものであります。

 二つ目の、入札のあり方でありますが、これまた、契約管理課長の方から答弁がありましたように、そういう規定もございますので、それらにのっとって、厳正、公平に今回の契約を結ばせていただこうということであります。

 何せ消防長の答弁の中にありますように、特殊な機能を備えた化学消防ポンプ車であります。そういった面で装備等にもかなりの時間を要するということもありますので、今回、そういった面で、いわゆる自動車専門メーカーである三社、それを扱う竹田ポンプ、さらに中村消防防災、三輪商事、こういった三社がそれぞれの機種を扱っているということで、見積もり入札の結果、落札ができなかったということで、最低価格だった中村消防防災と契約を結ぶと、こういうことになった次第であります。

 何せこの消防関係についても、まさに生活様式も大幅に変わってまいっております。そういう中で、特殊な火災等に対する市民の生命・財産を守る崇高な消防精神を遺憾なく発揮するためにも、装備の面では極めて重要と。一刻も早く、そういう機能の高い化学消防ポンプ車を導入することが大事ということで、今回、先ほどの説明のとおり八月までには納車をしていただいて、十月に九州地区の大会等もあるようであります。それらに備えてしっかり訓練もしていただこうと、こういう配慮のもとに提案をしていることを御理解いただきたいと思ってます。

 以上です。



◎消防長(松木優君) 先ほど、補足答弁の中で一カ所誤りがございましたので、訂正しておわびをしたいと思います。

 私、化学消防ポンプ車が県内で日向市消防本部だけと申し上げたような気がいたします。誤りでございまして、県内で東消防本部だけということで、緊急消防援助隊の化学消火隊に登録されておるポンプ車が日向市消防本部の車だけであるということに訂正をさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(甲斐敏彦君) 以上で質疑を終わります。

 お諮りします。

 市長提出議案第五五号及び第五六号は、議長を除く全員で構成する事件決議審査特別委員会を設置して、これに付託したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。

 なお、本特別委員会は申し合わせにより、副議長を委員長に、総務常任委員長を副委員長とします。

 ここで特別委員会開催のため、しばらく休憩します。



△休憩 午前十一時三十六分

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△開議 午後零時八分



○議長(甲斐敏彦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

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△日程第四 市長提出議案第五五号〜第五六号審議(事件決議審査特別委員長報告、質疑、討論、採決)



○議長(甲斐敏彦君) 次は、日程第四、市長提出議案第五五号及び第五六号を議題とします。

 この議案に対する事件決議審査特別委員長の報告は省略したいと思います。

 御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。

 ただいまから質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 質疑を終わります。

 討論に入ります。

 ただいま議題となっております市長提出議案第五五号及び第五六号について討論を許します。討論はありませんか。

 二十四番荻原紘一議員。



◆二十四番(荻原紘一君) それでは簡潔に、まず、議案第五五号の日向地区中小企業技能センターとして活用するためということで、今度、財産取得ということになりました。このことについて賛成討論を行っておきたいと思うんです。

 この活用というのは、既に特別委員会でも発言しておりますので繰り返しませんけれども、関係者、市民の意向ですね、若者とかそういう失業者、障害者の皆さん方の意向が十分に生かされるような方向で、この施設が活用されるように努力をしていただきたいということを申し上げておきたいと思うんです。

 それから次の、五六号の災害対応の特殊化学消防ポンプ自動車の購入につきましても、賛成討論を簡潔にしておきたいと思います。

 こういう点では市長も申されましたように、特殊災害、そういう面から、生命・財産を守るという非常に大事な点でもありますので、この点については今回購入されるわけでありますが、同時に必要な、人的な体制というものをとっていく必要があるんじゃないかと。このことについても対応策も考えられておられると思いますが、このことも含めて申し上げまして討論といたします。



○議長(甲斐敏彦君) 以上で討論を終わります。

 採決します。

 この議案に対する特別委員会の決定はいずれも原案可決であります。

 特別委員会の決定のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 御異議なしと認めます。

 したがって、市長提出議案第五五号及び第五六号は、いずれも原案のとおり可決されました。

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△日程第五 議員提出議案第八号審議(上程、提案理由説明、委員会付託、質疑、討論、採決)



○議長(甲斐敏彦君) 次は、日程第五、議員提出議案第八号を議題とします。

 提出者に提案理由の説明を求めます。

 十八番黒木 優議員。



◆十八番(黒木優君) 〔登壇〕議員提出議案第八号につきましては、文案を朗読することにより提案理由にかえさせていただきたいと思います。

 真の地方分権の確立を求める意見書(案)

 本市においては、これまで、地方分権改革を実効あるものとするためには、事務や権限の委譲とともに、それに見合った地方財政基盤の確立が不可欠であるとの認識に立ち、国から地方への税源委譲等による地方税財源の充実・確保について、あらゆる機会を通じて国に強く要望してきたところである。

 現在、政府においては、国と地方の役割分担に応じた税財源配分のあり方の検討に当たって、昨年六月に閣議決定された「経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇二」の方針に沿って、国庫補助負担金、地方交付税、税源委譲を含む「三位一体」で行うこととされているところである。

 しかしながら、今回の地方分権改革推進会議意見書案は、地方交付税や国庫補助負担金を削減する一方で、税源委譲を先送りするなど、地方分権の推進と地方財源の確保について、明確な筋道を明らかにしていないのみならず、国の財政再建のための地方財源削減案と批判せざるを得ないものとなっている。

 このような議論は、地方分権に逆行するものであり、特に、本県のように広大な県土を有する一方で、過疎化・高齢化が著しく進行し、財政基盤の脆弱な地方にとっては、遅れている社会資本の整備はもとより、県民生活に直結する教育・福祉施策や国土保全対策等の一層の推進を図る上からも、断じて受け入れることができないものである。

 このため、国会並びに政府におかれては、三位一体改革に当たっては、地方の実情を十分に踏まえ、個性豊かで活力に満ちた自主・自立の分権型社会の実現に向け、国庫補助負担金の廃止・縮減、財源保障機能を有する地方交付税制度の堅持、税源委譲を含む地方税財源を充実・強化する議論を積極的に展開され、真の分権改革を推進するよう強く要望する。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

     平成十五年六月二日

                              宮崎県日向市議会

 以上であります。〔降壇〕



○議長(甲斐敏彦君) 以上で提案理由の説明を終わります。

 質疑に入ります。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 質疑を終わります。

 お諮りします。

 議員提出議案第八号については、会議規則第三十七条第二項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。

 討論に入ります。討論はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 討論を終わります。

 採決します。

 この議案について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 御異議なしと認めます。

 したがって、議員提出議案第八号は原案のとおり可決されました。

 なお、ただいま可決されました意見書については、本日の会議終了後、速やかに内閣総理大臣を初め、関係省庁に提出しますので御了承願います。

 ここでお諮りします。

 明日、六月三日から六月八日までの六日間は、議案熟読のため休会したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(甲斐敏彦君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。

 次の本会議は六月九日、午前十時に開き、個人制の一般質問を行います。

 質問の順位は、本会議終了後抽せんで決定します。

 発言通告書は、あす六月三日の正午までに議会事務局へ提出願います。

 以上で本日の日程は全部終わりました。

 本日はこれで散会します。



△散会 午後零時十八分