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宮崎県 日向市

平成15年  1月 臨時会(第1回) 01月31日−01号




平成15年  1月 臨時会(第1回) − 01月31日−01号







平成15年  1月 臨時会(第1回)



  議事日程                            第一号

                    平成十五年一月三十一日午前十時零分開会

日程第一 会期の決定(議会運営委員長報告、質疑、採決)

日程第二 市長提出議案第一号〜第六号審議(上程、市長提案理由説明、総務・財政課長補足説明)

日程第三 市長提出議案第一号〜第六号審議(質疑、損害賠償事件等審査特別委員会設置、付託)

日程第四 市長提出議案第一号〜第六号審議(特別委員長報告、質疑、討論、採決)

日程第五 常任委員会委員の所属変更について

日程第六 日向東臼杵南部広域連合議会議員の選任について

追加日程第七 閉会中の調査申出書

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◯本日の会議に付した事件

 一、会議録署名議員の指名

 二、諸般の報告

 三、会期の決定

 四、市長提出議案第一号〜第六号

 五、市長提出議案第一号〜第六号

 六、市長提出議案第一号〜第六号

 七、常任委員会委員の所属変更について

 八、日向東臼杵南部広域連合議会議員の選任について

 九、閉会中の調査申出書

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             出席議員(二十三名)

                 一番  黒木敏雄君

                 二番  清水稔久君

                 三番  黒木円治君

                 四番  (欠員)

                 五番  片田正人君

                 六番  鈴木富士男君

                 七番  鈴木三郎君

                 八番  (欠員)

                 九番  日高一直君

                 十番  黒木康弘君

                十一番  奈須泰典君

                十二番  赤木紀男君

                十三番  岩切 裕君

                十四番  河野俊彦君

                十五番  河内政男君

                十六番  甲斐敏彦君

                十七番  黒木 優君

                十八番  (欠員)

                十九番  西村豪武君

                二十番  松木良和君

               二十一番  松本弘志君

               二十二番  江並 孝君

               二十三番  坂口英治君

               二十四番  荻原紘一君

               二十五番  那須和代君

               二十六番  黒木万治君

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      説明のための当局出席者

            市長       山本孫春君

            助役       弓削哲郎君

            収入役      黒木國衛君

            総務課長     黒木久典君

            職員課長     鈴木一治君

            企画課長     後藤 明君

            財政課長     林 雄治君

            商業観光課長   林田俊則君

            建設課長     田辺英雄君

            教育長      宮副正克君

            教育次長     土工冨志夫君

            社会教育課長   山本正志君

            日向サンパーク温

            泉施設レジオネラ 黒木 一君

            症被害対策室長

            日向サンパーク温

                     木村孝太郎君

            泉指導対策室長

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      議会事務局出席者

            局長       日高利夫君

            局長補佐     中里光男君

            議事係長     大久保雅登君

            主査       柏田武浩君

            主事       藤本一三君

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△開会 午前十時零分



○議長(黒木敏雄君) ただいまから平成十五年第一回日向市議会臨時会を開会します。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△会議録署名議員の指名



○議長(黒木敏雄君) 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員に十二番赤木紀男議員及び十七番黒木優議員を指名します。

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△諸般の報告



○議長(黒木敏雄君) 日程に入ります前に報告します。

 まず、去る平成十四年十二月三十一日付で十八番十屋幸平議員から議員辞職願が議長あて提出されました。閉会中でしたので、会議規則第百四十条第二項の規定により議長において同日付で議員辞職を許可しました。

 さらには、平成十五年一月六日付で十七番黒木優議員から議会運営委員会委員の辞任願の提出がありましたので、委員会条例第十三条の規定により議長において同日付で委員辞任を許可しましたので、あわせて報告します。

 次に、一月十六日、宮崎市において第三十六回南九州市議会議長会定期総会が開催されました。総会では、各県提出議題計八件を協議し、そのうち、宮崎県からは標題「農業経営の安定対策について」と「東九州地域の高規格幹線道路網の整備促進について」の二件を提出しました。すべての議案を採択後、全国市議会議長会を通じて、関係各省庁に実行運動を継続して行うことが確認されました。

 次に、一月二十九日、三十日の両日、大分県別府市において九州市議会議長会第四回理事会が開催されました。役員の補欠選任や会務報告を承認した後、次期九州市議会議長会及び全国市議会議長会総会の提出議題等について協議しました。

 次に、市長から本日付で地方自治法百八十条第一項の規定に基づき専決処分した事項二件について報告がありましたので、その写しをお手元に配付しております。

 なお、そのうち一件の日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染事故による損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての報告については従来同様本文中の別紙写しの配付を省略しましたので、御了承願います。

 さらには、一月二十九日付市長あてに報告されました日向サンパーク温泉施設レジオネラ肺炎患者集団発生についての調査報告書及び改善計画書の提出がありましたので、その写しをお手元に配付しております。以上で報告を終わります。

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△日程第一 会期の決定



○議長(黒木敏雄君) 日程第一、会期の決定を議題とします。

 この臨時会の会期及び議事日程について議会運営委員会の審査の経過並びに結果の報告を委員長に求めます。二十二番江並孝議員。



◆二十二番(江並孝君) 〔登壇〕御報告申し上げます。

 本日招集されました平成十五年第一回日向市議会臨時会の会期及び議事日程につきまして、去る一月二十七日、議会運営委員会を開催いたしましたので、委員会における審査の経過並びに結果について申し上げます。

 この臨時会に提案されます議案は、事件決議五件、補正予算一件の計六件であります。以上の議案につきまして、当局の関係課長から概要の説明を受け、審査しました結果、会期を本日一日間とし、議事日程につきましては、お手元に配付してあります案のとおり決定いたしました。

 それでは、議事日程の内容につきまして、その概要を申し上げます。

 まず、議案の審議方法でありますが、事件決議五件及び補正予算につきましては、いずれも質疑の後、議長を除く全員で構成する損害賠償事件等審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することといたしております。

 次に、このたび議員辞職に伴い欠員が生じていますことから、日程第五及び第六において、常任委員会委員の所属変更及び日向東臼杵南部広域連合議会議員の選任について審議することとしております。

 以上、本臨時会の会期及び議事日程につきまして、その概要を申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) ただいまの委員長報告に対する質議に入ります。

 質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。

 お諮りします。この臨時会の会期は、本日一日間とすることに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は本日一日間と決定しました。

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△日程第二 市長提出議案第一号〜第六号審議(上程・提案理由説明)



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第二、市長提出議案第一号から第六号までの六件を一括して議題とします。

 市長に提案理由の説明を求めます。市長。



◎市長(山本孫春君) 〔登壇〕おはようございます。議員各位におかれましては、平成十五年第一回日向市議会臨時会に御参集いただきましてまことに御苦労さまでございます。

 さて、本臨時会におきまして御審議をお願いいたします議案は、事件決議五件、補正予算一件の計六件でございます。

 それでは、早速提案理由の御説明をさせていただきますが、今回提案をいたしております議案につきましては、すべて日向サンパーク温泉施設「お舟出の湯」におけるレジオネラ症集団感染事故に係る案件でございますので、一括して説明を申し上げます。

 昨年七月に発生いたしましたレジオネラ症集団感染事故は、日向市有史以来の未曾有の大惨事となり、市民の皆様並びに温泉施設を利用された多くの方々に、多大な不安と御迷惑をおかけいたしました。ここに改めて心からおわびを申し上げる次第であります。

 事故発生以来、その内容や経過等につきましては、議会でもその都度御報告申し上げてまいりましたが、特に、被害者の救済を最優先課題とし、「これに全力を尽くすことが私に課せられた最大の責務である」との強い決意のもとに、昨年九月二日から、全職員一丸となって補償交渉に努めてまいりました。この結果、被害対象者一千三百十八名のうち、昨日現在一千二百八十九名の方との示談が成立いたしまして、あと二十九名の方を残しているところでございます。

 このうち、亡くなられた七名の方の補償につきましては、できる限り、御遺族の意向に沿った補償額を提示できるように、また、遺族間の公平性を確保するために、顧問弁護士等の見解もお聞きしながら、対策本部の中で検討を重ねてまいりました。昨年末にようやく死亡者に対する補償基準がまとまりましたので、御遺族の方に補償額の提示を行い、ことしに入りましてから本格的な補償交渉を始めさせていただいたところでございます。御遺族の方に対しましては、市としてでき得る限り最大限の誠意をお示ししながら、御理解をいただけるようお願いをしてまいりましたが、このほど、七名のうち、五名の方について御了解が得られ、示談成立の運びとなったところでございます。

 次に、汚染原因の究明についてでございますが、昨年十月二十一日に「日向サンパーク温泉施設レジオネラ菌原因究明等委員会」を設置いたしまして、藪内英子会長を中心に、これまでに四回の委員会を開催したところでございます。委員会では、温泉施設の現地調査や関係者からの聞き取りを踏まえながら、汚染の原因を明らかにしていくとともに、施設の再開に向け、再発防止策等について検討を重ねてまいりましたが、一昨日二十九日に、委員会としての調査報告書が市長あてに提出をされたところであります。その中で、原因究明につきましては、県の中間報告で推定された「源泉タンクの適切な清掃、消毒などの衛生管理が不十分だったこと」等の八項目に加え、「市や温泉施設関係者のレジオネラ属菌に対する認識が不足していた」等、新たに三項目の汚染原因が追加されております。

 また、報告書では、温泉施設の改善計画も提案をされ、施設・機器等の改善といたしまして、「浴槽への湯量の供給能力を高める」「高温タンクの温泉水が常に六十度を保つように施設改善をする」等が挙げられ、さらに、管理の改善といたしましては、「日常の衛生管理を専門管理会社へ委託し、毎日の衛生管理業務日誌を記録し、衛生管理責任者と施設責任者が確認をする」こと等も提案をされております。その他については「水質検査、お湯の状況等を掲示板等に常時掲載する」等、温泉施設の情報公開に関しましても提案がなされているところでございます。

 市といたしましては、この報告書をもとに温泉施設の改善計画を作成し、先ほど、県(日向保健所)に提出をしてきたところでございます。

 以上、今回の事故に係る経過及び現在の状況等を申し上げ、提案理由の説明にかえさせていただきたいと存じますが、議案第一号から議案第五号につきましては、先ほども説明いたしましたように、今回亡くなられた方々のうち、五名の方の示談が合意に至りましたので、損害賠償額の決定及び和解をしたいとするものであります。

 また、議案第六号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第七号)につきましては、補償対象者全員の方についての総額見込みによる不足額の追加補正と、日向サンパーク温泉の施設改善に向けての経費について計上したものでございます。この結果、補正額は八千二百八十万円で、補正後の金額は二百四十四億一千九百二十五万円となるものでございます。

 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長をして説明いたさせますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。以上です。〔降壇〕



◎総務課長(黒木久典君) それでは、私の方から議案第一号から第五号までの事件決議五件について、市長の提案理由に補足して御説明申し上げます。

 今回の事件決議は、地方自治法第九十六条第一項第十二号及び第十三号の規定により議会提案するものでありますが、損害賠償額五百万円を超える案件について審議をお願いするものでございます。

 議案書一ぺージをお開きください。損害賠償額の決定及び和解についてでございます。

 まず、第一項は賠償の相手方についてでございますが、上記感染事故に係る被害者と記載をし、匿名としております。これは「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の中で、レジオネラ症が四類感染症に指定がなされておりまして、当該法律によりまして、患者の人権の保護及び個人情報の保護に十分配慮するよう規定がなされていることによるものでございます。

 第二項は、賠償額でございますが、三千百二十四万七千二百二十円でございます。

 第三項は、和解の要旨でございますが、示談書の要旨を記載をしております。その内容でございますが、第1号は、損害賠償金額の支払い義務の規定でございます。第二号は、支払いの時期及び方法を規定しております。第三号は、示談成立後の債権債務の不存在の確認を規定しております。第四号は、示談は、議会の議決をもって有効となる規定でございます。

 次に、二ぺージをお開きください。議案第二号でございます。

 賠償額は、三千九百九十三万六千二十一円でございます。和解の要旨は議案第一号と同様でございます。

 次に、三ぺージをお開きください。議案第三号でございます。

 賠償額は、四千九百五十九万三千九百四十五円でございます。和解の要旨は議案前各号と同様でございます。

 次に、四ぺージをお開きください。議案第四号でございます。

 賠償額は、二千七百七十五万五千百三十五円でございます。和解の要旨は、議案前各号と同様でございます。

 次に、五ぺージをお開きください。議案第五号でございます。

 賠償額は、四千五百二十六万三千二百三十円でございます。和解の要旨は、議案前各号と同様でございます。以上で補足説明を終わります。



◎財政課長(林雄治君) それでは、議案第六号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第七号)につきまして、市長の提案理由の補足説明を申し上げます。

 お手元の議案書に基づき御説明を申し上げますが、まず、七ぺージをお開きいただきたいと思います。今回の一般会計補正予算につきましては、第一条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ八千二百八十万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ二百四十四億一千九百二十五万円とするものでございます。

 次に、今回補正の主な内容につきましては、議案書の十八ぺージ及び十九ぺージをお開きいただきたいと思います。

 歳出予算でございますが、(款)七商工費(項)一商工費の補正を行うものでございます。補正の主なものにつきましては、説明欄にございますように(目)三の観光費の「日向サンパーク温泉施設改善事業」が八百八十万円、次の(目)四レジオネラ症対策費の備考欄説明なんですが、「賠償金」七千四百万円の追加補正を行うものでございます。

 まず、観光費の「日向サンパーク温泉施設改善事業」につきましては、「施設改善計画書」に基づきまして、温泉施設の改善を図るための「実施設計及び監理委託料」をお願いするものでございます。

 次に、レジオネラ症対策費の「賠償金」につきましては、被害対象者千三百十八名の全員の方の補償見込額に対する現計予算の不足額を追加補正するものでございます。なお、これら補正予算の財源といたしましては、全国市長会市民総合賠償補償保険金をレジオネラ症対策費の「賠償金」に、それから特別交付税を観光費の「日向サンパーク温泉施設改善事業費」に充当をいたしております。以上、簡単でございますが、補正予算の概要を申し上げまして、補足説明とさせていただきます。



○議長(黒木敏雄君) 以上で提案理由の説明を終わります。

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△日程第三 市長提出議案第一号〜第六号審議(質疑・損害賠償事件審査特別委員会設置、付託)



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第三、市長提出議案第一号から第六号までの六件を一括して議題とします。

 ただいまから質疑に入りますが、この案件は後ほど議長を除く全員で構成する損害賠償事件等審査特別委員会を設置して審査する予定でありますので、お含みの上質疑をお願いします。

 それでは、事件決議五件と補正予算は関連がありますので、六件一括して質疑を許します。質疑はありませんか。二十四番。



◆二十四番(荻原紘一君) 今回の臨時会の議案の内容について、市長から説明を受けましたが、私は、三点について基本的なことについてお尋ねをしておきます。

 山本市長の方から冒頭、多大な不安と迷惑をかけたと、おわびを申し上げると、こういうふうに壇上で言われたわけです。私は、この点にかかわって、これは非常に大事な点でありますので、まずこのことについてお聞きしますが、命をなくされた方たち、遺族との関係で今回の損害賠償額の決定、和解と、こういうふうになっているわけです。この日向サンパーク温泉施設レジオネラ菌原因究明等委員会の報告書の中にも、心ならずもというようなことで、命をなくされた方たちのことについても指摘されてあります。命をなくされた、そういう遺族の方たちにとっても何といいますか、無念さというか、そういうものがあると思うんですけれども、この点について、今の段階で遺族関係者の皆さんともいろいろ折衝されて、基本的な点についてどのように受けとめておられるのか。市長が冒頭言われた、先ほど申し上げましたような多大な不安と迷惑をおかけしたということに関連して、そこの点について、非常に大事な点なのであえてもう一度市長の見解、お考えを伺っておきたい。これが第一点目であります。

 それから、二点目ですけれども、きょう原因究明等の委員会から調査報告書を私どもに対しても配付されておりますけれども、市長からも先ほど報告がありましたけれども、この点にかかわって市長はこの報告書をどのように受けとめておられるのか、この基本的な点についてのみお聞きしておきたいと思うんです。

 それから三点目は、今回の議案でも先ほど説明があり、また財政課長からの補足説明もありました。今回の施設改善費についてのもう少し詳しい説明をしていただきたい。改善計画書にかかわってその計画書に基づいての設計監理委託料だという説明がこの八百八十万円についてはありました。本日県の方にも提出されたという改善計画、この全体との関係でもこれは今回のこの補正予算関係はどのようになるのか、この関係でもお聞きしておきたいわけであります。以上、三点だけお願いします。



◎市長(山本孫春君) 二十四番のただいまの質問にお答えいたします。

 まず、第一点は、冒頭、壇上から申し上げましたように、一千三百十八名の多くの皆さん方に精神的にも肉体的にも大きな迷惑をかけました。これらに対してはまことに申しわけない気持ちでいっぱいでありますし、特に、亡くなられた皆さんに対しては誠心誠意その償いをさせていただきたいということで、壇上から申し上げましたように、遺族の皆さん方の意思を尊重しながら、最終的には顧問弁護士等の判断等もいただき、補償額を提示いたしまして、誠心誠意交渉の結果、御理解をいただいたことでありまして、大変、私自身はこのことについては哀悼の誠を捧げながら、御理解いただいた御遺族に対しては心から感謝をいたしておる次第であります。

 なお、第二点の調査報告書については、四回にわたりましてあらゆる角度から検討、検証をいただいた結果でありまして、これを真摯に受けとめまして、このことについてはけさほど保健所の方にも改善計画書を提出をいたしましてまいりました。保健所の適切な指導等を受けながら、言うなれば、今回未曾有の事件を起こしたわけなんですから、私はその立場から問題解決のためには全力を投球して、議場でも申し上げてまいりましたように、せっかく莫大な資金を投入してつくって温泉であります。それを再生をさせるというのは私の責任だと、このようなことで今回の原因究明等委員会の報告を真摯に受けとめ、その間、多くの皆さん方の意見等も寄せられております。それらのことについても十分今回の改善計画の中に盛り込んでいくということでお手元に配付のような形の書類を保健所の方に改善計画書の提出をさせていただいたところであります。

 なお、設計関係のことにつきましては、担当課長の方から答弁をさせることにいたします。以上です。



◎商業観光課長(林田俊則君) まず、施設改善についての詳しい説明ということでございますけども、施設改善につきましては、日向サンパーク温泉施設レジオネラ菌原因究明等委員会の中で学識経験者といいますか、委員の方が二人入っておられます。今回、施設としてどこを改善すべきなのかということは、やっぱり専門のコンサルに頼んで中を見てもらうことが一番だという提案を受けまして、その学識経験者といいますか、コンサルの方の推薦をいただきまして、現場で視察をしております。その中で幾つかの改善すべき点を指摘いただいております。それに基づきまして、委員会の中にもオブザーバーとして出席をしていただきまして、設備改善、施設の改善ですね、そういうものをどこをしたらいいのかというのを委員会の中で発言をしていただいております。それに基づきまして今回の報告書としてできておるわけです。きょう、日向保健所の方にもその改善計画書を提出したわけです。内容につきましてはお配りしてある中に詳しく書いてあると、これは一方的に出したということではではございませんで、県とは何回か協議しまして、国が今度新しく条例を追加する地方自治体ですね、県になるわけですけれども、その際の指針というのを新しく十月二十九日付で出しております。さらに厳しい内容となっておるわけですが、それについてもクリアできるような施設改善が必要であるということで、その点につきましても日向保健所の方と協議をさせていただきまして、不備な点につきましては、指導いただきながら、その追加を加えて改善計画書という形で出させていただいております。

 それから、二番目の委託料の説明ということでございますが、中身につきましては、今、申し上げましたように、どこを改修すべきなのか、それのコンサルですね、改修計画コンサルといいますか、それと実施設計、それから現場の監理、最終的にはつくった物に対する維持管理ですね、そのマニュアルの作成指導、その費用が入っておるところでございます。



◆二十四番(荻原紘一君) 特別委員会もございますので、基本的なことについてお聞きしましたのは、市民の声としてもレジオネラ菌集団感染症にかかわる問題では人間の命の重み、さらなる安全衛生対策を強めてもらいたいなどのそういう切実な声があると思うんです。特に、亡くなられた人たちのそういう立場で考えたときに、金で人の命はかえられないと、そういう立場で、このことについて思いめぐらしたとき、私は多大な不安と迷惑をかけたということのその内容について、そこのところは言葉だけの問題ではもちろんありませんけれども、今回、遺族の関係者の方々に会われてどのようなそういう悲痛な声が寄せられたかというようなことについて、私は率直に、市長がどのように受けとめておられるのかという基本的な点にかかわることだけにお聞きをした次第であります。

 あとは、特別委員会がありますので、その点でまた詳しい説明があると思いますので、以上で終わります。



◆十九番(西村豪武君) 総務課長の方から説明もありましたが、今回賠償の相手方についてABCDEという、第一号から第五号まで、そういう表現でされておりまして、また、先ほど「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」、これを基本に置かれてプライバシーの面に配意した提案ということなんですけど、この資料として事前に手元にいただいております、これを見ました場合に、「感染症の患者等が置かれている状況を深く認識し、これらの者の人権に配慮しつつ」というくだりとか、あるいはまた、「人権の保護に配慮し」とか、あるいはまた「感染症の患者等の人権が損なわれないように」とかいうようなくだりでもってABCDEという表現がなされておるんですけれども、これについて法規的な手続上の問題といいますか、提案されるに当たって先例がどういうふうになっているのかと、特に石岡市等の先例についてどういう形で提案先例があるのかということと、それと実際、患者さんというのは現にかかっておられる進行形の状況で四類感染症にかかっておられ状況の中で配慮するというのが一般的ではないのかなと、特に、完治されておる、治っておられる方、あるいはまた既に他界、大変かわいそうなんですけども、亡くなっておられるということで、既に進行形ではないわけですよね。そういうものについての表現方法についてABCDEという匿名でもって提案されるものが正しいのかどうかというのが、ちょっと法律的な背景わからないもんですから、そこ辺、総務課長の方でいろいろ調べられた結果、等という表現が、家族といいますか、残されている遺族の方々のことを意味しているんだろうというふうに推測できるんですが、そこ辺の点、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。

 それと、施設整備費が八百八十万円ということで提案されているんですが、今、二十四番議員の方からも質疑が出ておりましたけれども、この一月三十一日付で保健所長あてに提出されました改善計画書の中身を見ましても、今、林田課長の方から御説明もありましたけれども、この一の施設全般に係る衛生管理ということで、(二)ということで満杯と湧水の状況を満たさぬ浴槽で改造可能なものは改造するということで、そういったものの費用が八百八十万円というふうに認識するわけですが、ただ、不可能な浴槽は廃止すると、これが仮に改造ができないものについて廃止した場合に、全体的な温泉施設としての、一般に言う魅力といいますか、施設としての機能が十分に果たせるのかと、もちろんおふろですから、入ることで十分用が足りると思うんですけども、せっかく施設された物がわずか八百八十万円の改装費でもって対応が十分なされるのかということなんですが、そこ辺のところをわかる範囲、お願いしたいと思います。



◎総務課長(黒木久典君) 議案の形式のことでございますが、先ほど法律名を申し上げましたが、その中に人権の保護というのは大きな柱があるわけでございますが、第十六条にいわゆる情報を公表するに当たっては、個人情報の保護に留意しなければならないということで、情報の保護が規定がなされておるというのが一つの背景にございます。それと、遺族に対して職員が交渉を何回か重ねたわけでございますが、その中で遺族から強い要請があっております。ぜひともそういった氏名等を公表しないようにということを承ってきたという報告もいただいておるわけでございます。

 それと、先例でございますが、石岡市の例は、これは地方自治法の百七十九条の市長専決でやっておるようでございますが、議会に対する承認は実名があったらしいということは聞いておるんですが、確認はしておりません。それと、同様な例で沖縄県の那覇市の医療事故があったわけでございますが、医療事故で遺族の方がやっぱり相当額、示談をしております。那覇市の例では、医療事故の中で匿名で議会に提案されておりまして、やはり本市と同じような形で提案がなされておるようでございます。それと、県の地方課にもこの形で適法性はいかがかということについて御相談申し上げたわけでございますが、これらについては、総合的に勘案して自治体の主体性でよろしゅうございますというふうな回答をいただいているところでございます。以上でございます。



◎建設課長(田辺英雄君) 今回の改善で基本的な機能を失うんではないかというような御質問でございますけども、確かに、報告書の中で浴槽数を減らすという項目がございまして、場合によっては減らすこともできるんじゃないかということで計画をしているものでございますが、基本的には本来基本計画が作成してございます。その基本は壊さない程度に今回改善をするものでございまして、あくまで基本計画そのものにのっとって一部改修できるところは改修しようというものでございます。あくまで基本計画は守っていくつもりでございます。

 以上です。



◆十七番(黒木優君) 二点ほどお尋ねしますが、損害賠償対象者は千三百十八人のうちの示談が成立した方が市長ただいまの御報告で千二百八十九名という大変スピーディーな事務処理がなされておりますし、今回、七名のとうとい命をなくされた方のうちの五人が今回示談内諾ということで、当局の御努力に敬意を表するところであります。

 そこで二点ほどお尋ねしますが、ABCDEの五名の方々の性別と年齢をお尋ねをしておきます。

 それから、示談の内諾の時点で御遺族から市に対してどのようなコメント、御意見等が寄せられたか、その概要をお尋ねいたしたいと思います。



◎レジオネラ症被害対策室長(黒木一君) 五名の亡くなられた方の性別と年齢でございますが、一応、今回、先ほど総務課長が答弁したように、非常に遺族の方から強い匿名の要求が出ております。今回、役所の方でも検討したんですけれども、性別、年齢についても一応今回は公表しないということで進めております。御理解をいただきたいと思います。

 それから、遺族からの要望というのは、今先ほど言いましたように、非常に地域において周囲の住民の目が厳しいということで、交渉の過程の中ではそういう議会の議決を得る際に、非常に匿名の希望があったということでございます。以上です。



◆十七番(黒木優君) おっしゃりたいことはわかりますけれども、市長、今回賠償額が提示したありますよね。したがって、年齢と性別あたりは市長、やっぱりそこまでは明らかにしていただくことが必要だと私は思います。そのことによって被害者の特定というものは到底推測だにできませんから、そこあたりの市長の考え方をお尋ねしたいと思います。



○議長(黒木敏雄君) 休憩します。



△休憩 午前十時四十六分

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△開議 午前十時四十七分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開き質疑を続行します。十五番。



◆十五番(河内政男君) これは執行部も大変苦慮して、やっぱり遺族の匿名をということを重視しているんであろうと思うんですが、特別委員会があるので、本会議ではなかなか議事録にも残るわけですから、この件に関しては、今の質問に対しては特別委員会で私はすべきと思いますが、いかがでしょうか。



◎総務課長(黒木久典君) 議案の提出の方法については、市長も申し上げたとおりでございますが、一応、七名の死亡者、そのうちの五名ということで大変特定がしやすい状況でございます。それで、議案の提出は議長あてにしておりますが、今回、議員さん方にはお渡しはしておりませんが、付属書類ということで議長に対しては示談書の写しを添付をしております。これは議会の中での取り計らいでそれを閲覧ができるかどうか、それは議長さんのお考えになることだと思うんですが、そこらあたりで十分審議の対象となり得る状況といいますか、情報が入手できるのではないかということでございます。私どもの方は公開の場でそれらが明確になることによる被害者の遺族の人権配慮という立場で申し上げておるわけでございます。以上でございます。



◆十七番(黒木優君) 写しを議長に提出してあるということを今初めて聞きましたが、それを承知しておりませんでしたので、了解いたします。



○議長(黒木敏雄君) 以上で質疑を終わります。

 お諮りします。市長提出議案第一号から第六号までの六件は議長を除く全員で構成する損害賠償事件等審査特別委員会を設置して、これを付託したいと思います。御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。

 なお、本特別委員会は申し合わせにより、副議長を委員長に、総務常任委員長を副委員長とします。

 ここでしばらく休憩します。



△休憩 午前十時四十九分

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△開議 午前十一時二十分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第四 市長提出議案第一号〜第六号審議(特別委員長報告・質疑・討論・採決)



○議長(黒木敏雄君) 日程第四、市長提出議案第一号から第六号までの六件を一括して議題とします。

 この議案に対する損害賠償事件等審査特別委員会委員長の報告は省略することにしたいと思います。御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議がありませんのでそのように決定しました。

 ただいまから質疑に入ります。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。

 討論に入ります。ただいま議題となっております議案第一号から第六号までの六件について一括して討論を許します。討論はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 以上で討論を終わります。

 採決します。議案第一号から第六号までの六件について一括して採決します。この案件に対する特別委員会の決定は原案可決であります。特別委員会の決定のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第一号から第六号までの六件は原案のとおり可決されました。

 ここでしばらく休憩します。



△休憩 午前十一時二十一分

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△開議 午前十一時三十六分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第五 常任委員会委員の所属変更について



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第五、常任委員会委員の所属変更についてを議題とします。

 現在、建設常任委員会は二名の議員辞職に伴い、委員数は四名であります。他の委員会との均衡上、増員の必要があると判断しました。そこで、総務常任委員である河野俊彦議員から所属変更の申し出がありましたので、河野俊彦議員を建設常任委員会に所属変更したいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議ありませんので、河野俊彦議員の委員会の所属を建設常任委員会に変更することに決定しました。

 休憩します。



△休憩 午前十一時三十七分

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△開議 午前十一時五十一分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第六 日向東臼杵南部広域連合議会議員の選任について



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第六、日向東臼杵南部広域連合議会議員の選挙であります。議員辞職に伴い、日向市議会選出の日向東臼杵南部広域連合議会議員が一名欠員であり、日向東臼杵南部広域連合長から後任の選出を求められましたので、その補充のための選挙であります。

 選挙の方法については指名推選としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議ありませんのでそのように決定しました。指名は議長がすることに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議ありませんのでそのように決定しました。

 それでは、日向東臼杵南部広域連合議会議員に片田正人議員を推選します。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議ありませんので片田正人議員を日向東臼杵南部広域連合議会議員の当選者とします。片田正人議員が議場におられますので会議規則第三十二条により本席から当選の告知をします。

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△日程追加について



○議長(黒木敏雄君) 次は、先ほど文教厚生常任委員長からお手元に配付しておりますように、「閉会中の調査申出書」が提出されました。

 お諮りします。この「閉会中の調査申出書」は急施事件と認め、日程に追加し、追加日程第七として審議したいと思います。御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって「閉会中の調査申出書」の件は急施事件と認め、日程に追加し、追加日程第七として審議することに決定しました。

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△追加日程第七 閉会中の調査申出書



○議長(黒木敏雄君) 追加日程第七、「閉会中の調査申出書」の件を議題とします。

 本件は申出書のとおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議ありませんので、委員長の申し出のとおり決定しました。なお、調査の期間は本日から平成十五年五月十二日までとします。

 これで本日の日程は全部終わりました。

 以上で平成十五年第一回日向市議会臨時会を閉会します。



△閉会 午前十一時五十三分

   署名者

 日向市議会議長  黒木敏雄

 日向市議会議員  赤木紀男

 日向市議会議員  黒木 優