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宮崎県 日向市

平成14年 12月 定例会(第5回) 12月19日−07号




平成14年 12月 定例会(第5回) − 12月19日−07号







平成14年 12月 定例会(第5回)



  議事日程                            第七号

                  平成十四年十二月十九日午前十時零分開議

日程第一 市長提出議案第六八号〜第八二号審議(各常任委員長報告、質疑、討論、採決)

日程第二 継続審査中の請願等審議(関係常任委員長報告、質疑、討論、採決)

日程第三 請願等審議(関係常任委員長報告、質疑、討論、採決)

日程第四 市長提出議案第八三号〜第九〇号審議(上程、提案理由説明、質疑、討論、採決)

日程第五 議員提出議案第一八号審議(上程、提案理由説明、質疑、討論、採決)

日程第六 日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染問題対策特別委員長中間報告(質疑)

日程第七 各種委員の選任について

追加日程第八 議員辞職について

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◯本日の会議に付した事件

 一、市長提出議案第六八号〜第八二号

 二、請願第一四号

 三、請願第一五号、陳情第二三号及び陳情第二四号

 四、市長提出議案第八三号〜第九〇号

 五、議員提出議案第一八号

 六、日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染問題対策特別委員長中間報告

 七、各種委員の選任について

 八、議員辞職について

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             出席議員(二十五名)

                 一番  黒木敏雄君

                 二番  (欠員)

                 三番  黒木円治君

                 四番  清水稔久君

                 五番  片田正人君

                 六番  鈴木富士男君

                 七番  鈴木三郎君

                 八番  近藤勝久君

                 九番  日高一直君

                 十番  黒木康弘君

                十一番  奈須泰典君

                十二番  赤木紀男君

                十三番  岩切 裕君

                十四番  河野俊彦君

                十五番  河内政男君

                十六番  甲斐敏彦君

                十七番  黒木 優君

                十八番  十屋幸平君

                十九番  西村豪武君

                二十番  松木良和君

               二十一番  松本弘志君

               二十二番  江並 孝君

               二十三番  坂口英治君

               二十四番  荻原紘一君

               二十五番  那須和代君

               二十六番  黒木万治君

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      説明のための当局出席者

            市長       山本孫春君

            助役       弓削哲郎君

            収入役      黒木國衛君

            総務課長     黒木久典君

            職員課長     鈴木一治君

            企画課長     後藤 明君

            財政課長     林 雄治君

            農村整備課長   黒田禮三郎君

            建設課長     田辺英雄君

            監査委員     西澤司瓏君

            監査委員

                     武藤 司君

            事務局長

            教育長      宮副正克君

            教育次長     土工冨志夫君

            社会教育課長   山本正志君

            行政管理室長   治田幹生君

            東九州自動車道

                     柳田哲二君

            建設対策室室長

            職員課課長補佐  村田京一君

            職員課係長    竹田 誠君

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      議会事務局出席者

            局長       日高利夫君

            局長補佐     中里光男君

            議事係長     大久保雅登君

            主事       藤本一三君

            主事       東原留美子君

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△開議 午前十時零分



○議長(黒木敏雄君) ただいまから本日の会議を開きます。

 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程により進めることにします。

 日程に入ります前に報告します。

 市長から本日付で、地方自治法第百八十条第一項の規定に基づき専決処分した事項について、すなわち日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染事故による損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての報告がありましたので、その本文の写しをお手元に配付しております。なお、この報告については、本文中の(別紙)の写しは配付を省略しましたので御了承を願います。

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△日程第一 市長提出議案第六八号〜第八二号審議(各常任委員長報告、質疑、討論、採決)



○議長(黒木敏雄君) 日程第一、市長提出議案第六八号から第八二号までの十五件を一括して議題といたします。

 ただいまの議案に対する委員会審査について、各常任委員長の報告を求めます。

 まず、総務常任委員長、十九番西村豪武議員。



◆十九番(西村豪武君) 〔登壇〕それでは、総務委員会の御報告を申し上げます。

 本定例会におきまして総務委員会に付託されました議案は、条例一件、事件決議一件、平成十四年度補正予算一件の計三件であります。

 委員会といたしましては、去る十二月十一日に、所管課長等の出席を求め、慎重に審査いたしましたので、委員会における審査の経過並びに結果について申し上げます。

 議案第七二号日向市火災予防条例の一部を改正する条例、議案第七四号辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第七五号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第五号)中総務委員会付託部分の計三件は、いずれも委員会といたしましては、別段異議なく全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 以上、御報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 次は、文教厚生常任委員長、十三番岩切裕議員。



◆十三番(岩切裕君) 〔登壇〕それでは、御報告申し上げます。

 本定例会において、文教厚生委員会に付託された議案は、条例二件、事件決議一件、補正予算五件の計八件です。

 委員会では、去る十二月十一日、十二日の二日間にわたり、所管課長等の出席を求め、現地調査も踏まえ慎重に審査しましたので、委員会における審査の経過並びに結果について申し上げます。

 まず、議案第六八号日向市勤労青少年体育センター条例の一部を改正する条例、議案第七三号工事請負契約の変更について、議案第七五号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第五号)中付託部分、議案第七九号平成十四年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第二号)、議案第八〇号平成十四年度日向市介護保険事業特別会計補正予算(第二号)、議案第八一号平成十四年度日向入郷地域介護認定審査事業特別会計補正予算(第二号)、議案第八二号平成十四年度日向市老人保健事業特別会計補正予算(第二号)の計七件については、委員会としては、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第六九号平成十四年度日向市国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、委員会としては、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 なお、審査を踏まえ、次の三点を委員会の意見として付記することにしましたので申し添えます。

 まず、債務負担行為の補正のうち、大王谷小学校仮設校舎リース料に関連して。提出を求めた平成十四年五月一日現在の平成十四年度、同十五年度の小学校児童数一覧表によれば、来年度、大王谷小学校の五年生は、一クラス四十人の三クラス編制が見込まれています。既に一年生には三十人学級制が導入されていますが、他校では同じ五年生で三十人を下回るクラスもあり、子供たちには同等の学習環境が提供されなければならず、できるだけ早期に全学年三十人学級制の実現に努力をしていただきたい。

 二点目に、民生費の高齢者福祉費、「ぷらっとバス」の運行委託料の補正に関連して。現在、「利用促進協議会」で改革に向けた検討が開始されています。沿線の高齢者クラブ、障害者団体等を対象にした利用者アンケートでは、「利用しない理由」として、「右回り、左回りがわからない」「路線がわからない」「目的地まで時間がかかる」「時刻表がわからない」「偶数日、奇数日がわからない」など、基本的な問題が的確に指摘されています。この事業は、公共交通の利便性に欠ける市民を対象に、かゆいところに手が届くようにとの思いを込めてスタートした事業なので、衆知を結集し、初期の目的を十分達成できるよう、改革に努力していただきたい。

 三点目として、民生費の障害者福祉費、(仮称)「支援費支給決定調整委員会」等報償費に関連して。「支援費支給制度」については、来年四月一日からの施行に向け、目下急ピッチで準備が進められています。この制度は、「介護保険の障害者版保険料のいらない介護保険」と言われ、これまでの「措置」制度からサービスの選択・契約へと変わる、いわゆる「社会福祉基礎構造改革」の柱の一つです。相談に始まり、支給申請、支給の要否の検討、障害程度区分・支援費額の決定、苦情・異議申し立ての調整に至るまで、運用準備に膨大な作業を必要とします。この新たな制度のスタートに際して、十分にマンパワーを確保するとともに、制度の周知に丁寧を尽くし、障害児者の立場に立った運用に努力していただきたい。

 以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 次は、経済常任委員長、十七番黒木優議員。



◆十七番(黒木優君) 〔登壇〕御報告申し上げます。

 本定例会におきまして経済委員会に付託となりました議案は、条例一件、補正予算一件の計二件であります。

 委員会におきましては、去る十二月十一日に所管課長等の出席を求め、慎重に審査いたしましたので、委員会における審査の経過並びにその結果について申し上げます。

 議案第七〇号日向サンパーク勤労者体育施設の管理及び運営に関する条例の一部を改正する条例、議案第七五号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第五号)中経済委員会付託部分の二件は、いずれも委員会といたしましては、別段異議なく全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 次は、建設常任委員長、十五番河内政男議員。



◆十五番(河内政男君) 〔登壇〕御報告申し上げます。

 本定例会におきまして、建設常任委員会に付託となりました議案は、条例一件、補正予算四件の計五件です。

 委員会におきましては、去る十二月十一日に所管課長等の出席を求め、慎重に審査いたしましたので、委員会における審査の経過並びその結果について申し上げます。

 議案第七一号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議案第七五号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第五号)中建設委員会付託部分、議案第七六号平成十四年度日向市公営住宅事業特別会計補正予算(第二号)、議案第七七号平成十四年度日向市財光寺南土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)、議案第七八号平成十四年度日向市下水道事業特別会計補正予算(第二号)の計五件は、いずれも委員会といたしましては、別段異議なく全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。

 ただいまの各常任委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 以上で質疑を終わります。

 討論に入ります。ただいま議題となっております市長提出議案第六八号から第八二号までの十五件について一括して討論を許します。討論はありませんか。二十四番。



◆二十四番(荻原紘一君) それでは、議案第六九号日向市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてのみ簡潔に反対討論を行います。

 今回は、健康保険法等の一部改正及び地方税法の一部改正によるものであります。改正の内容、改正の要点、これについての関係課から説明をしていただいたわけであります。この中には、改正と言えない、いわゆる改悪だというそういう面がありますので、どうしてもその点を容認することができないという立場から反対をするものであります。

 具体的に申しますと、これまで国民健康保険制度には公的年金等の特別控除十七万円というものがありましたが、これが廃止されるというこの点であります。もう一点は、給与所得控除、これは二万円または五%、こういうのがありましたが、これも廃止をするという点であります。今、国民健康保険制度に加わっておられる人たちは、大変な状況の中で国保税を払おうと思っても払えない。資格証明証や短期保険証、こういうものを発行されておりますけれども、私たちもいろいろな相談を直接受けております。こういう時期でありますから、国がこうした健康保険法、地方税法、こういうものを改正するならば、もっと負担を軽くする方向にこそやるべきであります。国の責任というものが中心にあるわけでありますけれども、今の時期にこうしたことを安易に認めることはできないということを強調しまして反対討論といたします。



○議長(黒木敏雄君) 以上で討論を終わります。

 採決します。

 まず、議案第六八号から第八二号までの十五件のうち、議案第六九号の一件を除く十四件について一括して採決します。

 ただいまの議案について、関係常任委員長の報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六九号の一件について採決します。

 ただいまの議案について、関係常任委員長の報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕



○議長(黒木敏雄君) 起立多数であります。したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。

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△日程第二 継続審査中の請願等審議(関係常任委員長報告、質疑、討論、採決)



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第二、継続審査中の請願等審議であります。

 請願第一四号幸脇小学校児童数減少に伴う校区の見直しと境界改正に関する請願書を議題とします。

 ただいまの請願に対する委員会審査について、関係常任委員長の報告を求めます。

 文教厚生常任委員長、十三番岩切裕議員。



◆十三番(岩切裕君) 〔登壇〕それでは、御報告申し上げます。

 閉会中の継続審査になっていました請願第一四号について、委員会における審査の経過並びにその結果について申し上げます。

 請願者は、日向市大字幸脇三八〇−二、幸脇小学校PTA会長、村上光彦さん外五名です。

 請願の要旨は、幸脇小学校の児童数の減少に伴い、校区範囲の見直しと各小学校児童数の平均化を図っていただきたいというものです。

 委員会における審査の中で、?児童数減少への対応策として、校区の見直しを求める請願者の気持ちも考え方も十分に理解できる一方、当該地区に現在居住している人たちの思い、希望も同等に尊重されなければならない。?また校区割りについては『日向市立小中学校通学区域審議会』という審議機関も存在する。などの意見が出され、これに結論を出すには、地域の状況、制度、学区割りの考え方など、まだ多くの課題について多面的に調査、検討する必要があり、したがって、さらに閉会中の継続審査にすべしとの動議が出され、採決の結果、全員一致をもって継続審査にすべきものと決定しました。

 以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) ただいまの関係常任委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。

 討論に入ります。討論はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 討論を終わります。

 採決します。

 関係常任委員長の報告は、閉会中の継続審査の申し出であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、請願第一四号は閉会中の継続審査に決定しました。

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△日程第三 請願等審議(関係常任委員長報告、質疑、討論、採決)



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第三、請願等審議であります。

 請願第一五号権現原東部農地の農道舗装、用排水溝の改修改良に関する請願書及び陳情第二三号敬老自治体宣言に関する陳情書、陳情第二四号年金制度を改善し、安心して暮らせる老後の保障を求める陳情書の三件を一括して議題とします。

 ただいまの請願等に対する委員会審査について、関係常任委員長の報告を求めます。

 まず、経済常任委員長、十七番黒木優議員。



◆十七番(黒木優君) 〔登壇〕御報告申し上げます。

 本定例会におきまして経済委員会に付託となりました請願第一五号について、委員会における審査の経過並びにその結果について申し上げます。

 請願者は、日向市大字塩見一四三五六番地、松木武楽夫さん外一名であります。

 請願の要旨は、権現原東部農地の農道舗装、用排水溝の改修改良を求めるものであります。

 委員会では、十二月十一日に現地調査を行い、農村整備課長等の出席を求め、慎重に審査し、採決の結果、全員一致で採択すべきものと決定しました。

 以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 次は、文教厚生常任委員長、十三番岩切裕議員。



◆十三番(岩切裕君) 〔登壇〕それでは、御報告申し上げます。

 本定例会において文教厚生委員会に付託された陳情第二三号、陳情第二四号について、委員会における審査の経過並びにその結果について申し上げます。

 まず、陳情第二三号敬老自治体宣言に関する陳情書について。

 陳情者は、宮崎市和知川原三丁目七二、宮崎県高齢者運動連絡会会長代行、林好美さんです。

 陳情の要旨は、戦前戦後、一貫して社会と産業の発展に貢献し、現在もまた社会の一員として大いに活躍することを願っている高齢者への思いを込めて、「敬老自治体宣言」を採択され、来るべき高齢化社会への礎石としていただきたいというものです。

 委員会審査の中で、「高齢化社会を迎え、医療・介護保険や年金など高齢者に負担がしわ寄せされる状況のもと、この宣言を行うことで、より一層必要な高齢者施策を進めていくことができる。宣言で世代間差別が生じることはなく、高齢者が大切にされることが、かえって子供の幸せにつながっていく。日向市はこれまで幾つかの宣言を行っており、この宣言もぜひ採択してほしい」という賛成意見と、「趣旨はわかるが、高齢者に対しては敬老会の開催や高齢者クラブへの支援、また地域での運動会などが行われており、敬老は当然のことで、宣言までする必要はないのではないか。『敬老』を宣言するなら『子供』も『青少年』も宣言しなければならず、そもそも世代間の公平性を欠くし、『敬老』という内容は自治体の『宣言』としてはそぐわない。自治体の『宣言』は、世代共通・普遍性のあるテーマを掲げるべき」などの反対意見、また「市内の高齢者クラブの意見を聞いたり、他自治体の考え方、取り組み状況等も調査し、慎重に結論を出すべきで、しがたって継続審査がいいのでは」などの意見が出されました。

 委員会では、まず継続審査について採決した結果、賛成少数で否決、次いで賛否両論あり、採決の結果、賛成少数で不採択にすべきものと決定しました。

 次に、陳情第二四号年金制度を改善し、安心して暮らせる老後の保障を求める陳情書について。

 陳情者は、宮崎市大和町一三四番地二、全日本年金組合宮崎県本部執行委員長、津守信弘さんです。

 陳情の要旨は、無年金者や低額な年金受給者をなくすため、一般財源による全額国庫負担の「最低年金保障制度創設」を中心要求とした五項目の要求から成るもので、国民の老後が安心して暮らせるよう、国に対し意見書を提出していただきたいというものです。

 委員会では審査の中で、「高齢者の生活を支える基本は公的年金だが、国民年金については、保険料が高額であるために無年金者や少額しか受けられない人が四割を超え、また、二〇〇〇年三月の法改正で賃金スライド制が廃止されて、報酬比例部分の五%削減も決まった。厚生年金も支給開始年齢が六十五歳に繰り延べられ、不況の影響で国民年金への切りかえがふえているなど、陳情書には現状が的確に書かれている。極めて切実な問題であり、真正面から受けとめるべきで、国民が老後を安心して暮らせるよう、ぜひ意見書を提出すべきである」という賛成意見と、「現在の年金財政の厳しい状況を考えた場合、意見書の内容には賛成できない。無年金者への全額国庫負担は納めている人の間に不平等を生む。世代間の公平性を考えるべきで、百八十四兆円の取り崩しには同意できない。将来を見据えると、これではとても足りない。少子・高齢化社会を迎え、年金制度全体がどうあるべきか考えるべきで、高齢者雇用の確立を前提として、支給年齢の繰り延べや保険料値上げ、給付額の低減もある面やむを得ない」などの反対意見が出され、採決の結果、賛成少数で不採択にすべきものと決定しました。

 以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) ただいまの関係常任委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。

 討論に入ります。討論はありませんか。二十四番



◆二十四番(荻原紘一君) それでは、まず陳情第二三号の敬老自治体宣言に関する陳情書が文教厚生委員会では不採択ということになっておりますので、これについて反対討論を行っておきます。

 今の報告の中でも、これがなぜ重要かということについては触れているわけであります。ただ、これが認められないという理由に、例えば「敬老」を宣言するなら「子供」も「青少年」も宣言しなければならず、世代間の公平性を欠く云々ということもあります。このような論理というか考え方というのは、私は適切ではないと考えております。なぜならば、高齢者は日本においても、詳しくは申しませんが、これまで大変な時代を生きて日本の社会のためにも貢献してこられ、そしてまた現実にも重要な社会の貢献をされてきている。人間としての誇りを持って、人間として長生きしていて本当にすばらしいと思っていただけるような老後を保障するということも、これは重要な課題であります。自然法則によって、子供も若者もみな高齢化していくわけであります。これは、まさにこの報告にもありますように、普遍的な国民共通の課題と言わなければなりません。ましてや今、社会保障の改悪、むだをなくして本当に人間を大事にする、高齢者を大切にしなければならないというときに、この高齢者に対するいわゆるやってはならない悪い政治というものを、施策をとってきている。中身には立ち入りませんが、そういう状況であるだけに、このような高齢者が大事にされる敬老宣言というものを行うということは当然のことであります。これをいろいろといろんな理由をつけてやることこそが、私は全市民的なそういう立場から考えてみても、高齢者の立場から考えてみても、納得できない。このことを強調して反対討論とします。

 それから、関連がありますが、続きまして、陳情第二四号年金制度を改善し、安心して暮らせる老後の保障を求める陳情書につきまして、これまた理由にならないと私は判断をせざるを得ないわけでありますが、そういうことが上げられて文教厚生委員会では不採択、こういうことになっておりますので、このことも非常に今重大な焦点になっているだけに、反対討論を行うものであります。

 けさの新聞が報道していますように、年金関係については物価スライド制、こういうものを凍結して、閣僚折衝では〇・九から一%引き下げると、こういう事態になっていることは承知のとおりであります。こうした中で、今回の陳情項目というのは五項目ありました。一番目には、国民年金(基礎年金)に対する国庫負担は、直ちに国会決議どおり三分の一から二分の一に増額するということ。二番目に、一般財源による全額国庫負担で最低年金保障制度を創設して、無年金者や低額な年金者をなくすこと。三番目に、女性の年金を改善し、年金の男女格差を是正すること。四番目に、公的年金老齢の支給開始年齢は原則六十歳とし、保険料は引き上げないこと。五番目に、現金支給額五年半分百八十四兆円、これは二〇〇二年度末でありますが、という積立金は過大であり、計画的な活用を考えること。全体的にも、具体的にもこれは当然大事な内容でありまして、今、国民的な課題としてもこの要求というものは筋が通ってるし、私は国民的な支持も受けているというそういう内容だと考えるのであります。こういうことについて、なぜいろいろな理由をもって反対しなければならないのか。私はこのことを主張して、皆さんが一致する重要なこの課題では、やはりみんなの力を合わせて今やっていかなければならない、そういうことを申し上げて反対討論といたします。



○議長(黒木敏雄君) ほかにございませんか。十三番。



◆十三番(岩切裕君) 陳情第二三号、そして陳情第二四号について、委員会では不採択となりましたが、不採択に賛成する立場で簡単に討論を行います。

 まず、陳情第二三号の「敬老自治体宣言」についてです。

 インターネットでちょっと状況を見てみますと、平成に始まったぐらいから各自治体でこの宣言をなさっているところがあります。すべて見ることはとてもできません。山梨県の塩山市とか岡山県の玉野市が平成四、五年ぐらいに、それから町村が結構多いんですけれども、そういうところでやっておられます。数としては、宇都宮市議会を初めとして、不採択のところの方が数としては圧倒的に多いという現実があります。その一番の理由というのは、やはり高齢者対策については、考え方としても施策としても精いっぱい自治体としては取り組んでいるということで、これを殊さら敬老自治体ということを言う必要があるのかということがその反対論の柱でありまして、文教厚生常任委員会でも、基本的なみんなの考え方というのはこの点にあったというふうに思っています。日向市においても、高齢者との交流が盛んに行われておりますし、それなりの高齢者施策が「ぷらっとバス」を中心にして取り組まれております。したがって、完璧とは言えませんが、十分に対応がなされてる中で、あえて敬老自治体というのを宣言する必要があるのかというところの考え方が文教厚生委員会では主意を占めたというふうに思っておりまして、私もそう思っております。

 それから、もう一点、宣言というものは、基本的にソフト面といいますか、物の考え方というようなことを、啓発を込めるという意味が非常にあると思いますね。平和の問題にしても人権の問題にしてもそうです。したがって、そういうふうにして考えてみた場合に、敬老というのは、具体的な目的というのは私は政策の充実だというふうに思います。ならば、政策の充実なら政策の充実ということに力点を置いた形を、政策性の動機を明確にした方がよろしかろうというふうに思います。あっても、それはいいと思います。あってもいいと思いますが、そんなにあってもいいという程度の宣言であるならば、私はない方がよろしかろうという判断をいたしまして、まず二十三号についてはそういうことであります。

 それから、陳情第二四号、年金制度の改善の問題による陳情なんですが、御承知のとおり、二〇〇四年度に年金制度の抜本改革に向けて今議論というのを行われております。御承知のとおり、これも問題になっておりますけれども、国民年金というのは、要するに空の部分三分の一あると言われています。実際に、今ありましたように、払えない状況の人もいます。払わない人もいます。しかも、二号保険者の場合、納めなくても保険給付の対象になるとかといって、実質的に三分の一が空年金だというふうに言われています。それと、年金制度全体を見てみた場合に、国民年金とそれから厚生年金とそれから共済年金というのは、本当に支払い期間も支払い金額も対象もてんでばらばらであります。そういう制度が、いろんな形の異なった制度が乱立する中で、じゃ将来はどうあるべきかというのは、税にするのか社会保険にするのかという基本的な課題が、今本当に基本的に考えなきゃいけない時期になってると思っています。

 最近、そのちょうど中間でありますスウェーデンの方式等が議論になっておりますけれども、いずれにしても、日本の制度は非常に中途半端なんですね。それはなぜかというと、高度経済成長を前提にして、少子・高齢化を全く考えてなかった。今度の少子・高齢化、それから経済的な高度経済成長は望めないという状況のもとでは、世代間の公平をいかに図るかということと高齢者の生活保障をどうするかという非常に重要な問題があります。このせめぎ合いを考えると、制度全体がどうあるべきかということを考えないと、一部分だけはこうでいいという、これは議論にならないんです。したがって、みんな真剣に考えています。真剣に考えているからこそ、一つの意見についてはなかなか賛成できないというふうに思いますし、私もやはり制度全体のあり方を考えたいということで、この二四号の不採択という意見に賛成であります。以上です。



○議長(黒木敏雄君) 討論を終わります。

 採決します。

 まず、請願第一五号について採決します。

 関係常任委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、請願第一五号は採択に決定しました。

 次は、陳情第二三号について採決します。

 関係常任委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決します。本案は採択することに賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕



○議長(黒木敏雄君) 起立少数であります。したがって、陳情第二三号は不採択に決定しました。

 次は、陳情第二四号について採決します。

 関係常任委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決します。本案は採択することに賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕



○議長(黒木敏雄君) 起立少数であります。したがって、陳情第二四号は不採択に決定しました。

 ここでしばらく休憩します。



△休憩 午前十時三十九分

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△開議 午前十一時三十二分



△日程第四 市長提出議案第八三号〜第九〇号審議(上程、提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次は、日程第四、市長提出議案第八三号から第九〇号までの八件を一括して議題とします。

 市長に提案理由の説明を求めます。市長。



◎市長(山本孫春君) 〔登壇〕議員各位におかれましては、連日の審議、まことに御苦労さまでございます。

 本会期中にぜひとも審議をいただきたい案件がございますので、追加提案をさせていただきたいと存じます。

 追加提案をいたします案件は、条例四件、補正予算四件の計八件でございまして、早速目録に従い、提案理由を御説明させていただきます。

 今回提案いたします案件は、人事院勧告に伴う一連のものでございますので、説明内容の関係から、まず初めに、議案第八六号日向市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 本年の国家公務員の給与改定につきましては、去る八月八日、人事院が国会及び内閣に対し勧告を行ったところでございます。これを受けて、政府は十月十八日の閣議におきまして、給与勧告制度が創設されて以来、初めてとなる俸給及び扶養手当の引き下げ、期末手当の支給割合の〇・〇五月分引き下げなどの改定を行う給与法案を決定し、同法案は十一月十五日、国会において可決をされ、十一月二十二日に公布されたところでございます。

 民間給与におけるベア中止、定昇停止、賃金カットなど厳しい実態を反映して、公務員給与が初めて民間給与を上回るという状況から、官民給与の均衡を図り、公務員給与の適正な水準を確保するとの基本的な考え方のもとになされた給与勧告であり、これを受けての国家公務員の給与改定でございます。

 本市といたしましても、情勢適応の原則に従い、国に準じて職員の給与を改定したいとするものでございます。

 改正の主な内容でございますが、一般職の職員の給料について、すべての級の給料月額を国に準じ引き下げることにしております。このことにより、今回の本市の給料改定率は、全職種平均マイナス二・〇%となるものでございます。

 なお、本年四月からの年間給与について、民間給与との実質的な均衡が図られるよう、三月期の期末手当の額について所要の調整措置を講じることにいたしております。

 また、扶養手当につきましては、配偶者に係る支給月額を二千円引き下げること、扶養親族たる子・父母等のうち三人目以降の支給月額を二千円引き上げることにしております。

 期末・勤勉手当につきましては、年間の支給割合を〇・〇五月分引き下げることとし、本年度は三月期の期末手当の支給割合を〇・〇五月分引き下げまして、平成十五年度以降はこの三月期の期末手当を廃止し、六月期と十二月期の期末・勤勉手当に再配分するものでございます。

 また、昨年、民間における賃金との権衡を考慮し、特例措置として支給しました「特例一時金」につきましては、今回、地方自治法の一部改正が行われ、廃止されましたので、関係の条例について所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第八三号日向市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。

 地方公共団体における特別職の期末手当の改正に当たりましては、国の特別職及び指定職職員の期末手当に準じて、適正な改正が行われることが適当である旨が国から示されているところでございます。

 先ほど御説明いたしました「一般職の職員の給与に関する法律の一部改正」及び「特別職の職員の給与に関する法律の一部改正」によりまして、国の特別職及び指定職職員の期末手当の支給割合は、現行の年間三・五五月から〇・〇五月引き下げて年間三・五〇月となり、また、平成十五年度以降は三月期の期末手当を廃止するとともに、六月期が一・七月、十二月期が一・八月の支給割合とされたところでございます。

 このことにより、平成十五年度以降につきましても、国の特別職及び指定職職員の期末手当に準じることができるように、議員の期末手当額の計算に当たって、基準とする一般職職員の期末手当の支給割合について読みかえ規定を設けるものでございます。

 次に、議案第八四号日向市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案第八三号で御説明いたしました理由により、常勤の特別職の期末手当につきましても、国の特別職の職員等の期末手当に準じることができるように、所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第八五号日向市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案第八三号及び第八四号と同様の理由により、教育長の期末手当につきまして、所要の改正を行うものでございます。

 続きまして、議案第八七号から議案第九〇号までの平成十四年度日向市一般会計補正予算並びに各特別会計補正予算につきましては、一括して説明申し上げます。

 今回の補正予算は、議案第八六号で提案いたしております一般職の職員の給与改定に伴い、経費に増減がございますので、調整をするものでございます。

 あわせまして、各費目間において、人事異動等に伴う経費の増減がございますので、これにつきましても調整をするものでございます。

 また、一般会計につきましては、退職手当が見込まれますので、所要額を計上いたしております。

 なお、これらの財源でございますが、一般会計におきましては、地方交付税を充当し、公営住宅事業、下水道事業、国民健康保険事業の各特別会計におきましては、一般会計からの繰入金を減額することにいたしております。

 以上、各会計ごとの補正額は、一般会計補正予算は追加の七千三百八十五万六千円、公営住宅事業特別会計補正予算は減額の二百四万円、下水道事業特別会計補正予算は減額の八百四十七万九千円、国民健康保険事業特別会計補正予算は減額の二百五十五万三千円でございます。

 以上、八件について、その概要を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、担当課長より説明いたさせますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。以上です。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 次に、提案理由の補足説明を関係課長に求めます。

 まず、総務課長。



◎総務課長(黒木久典君) それでは、私の方から、追加提案をいたしました議案第八三号から第八六号までの条例四件につきまして、市長の提案理由に補足説明をいたします。

 改正の趣旨につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおり、人事院勧告に伴う国家公務員の給与改定に準じまして、本市の特別職及び一般職の職員の給与改定を行うものでございます。

 今回の案件は、まず、議案第八六号日向市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について御説明をいたします。

 本議案は、まず議案書の四ページを開いていただきたいと存じます。

 第一条として、日向市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正を規定しております。

 続きまして、六ページの方をお開き願いたいと存じます。

 一行目に、第二条として、やはり同様の改正文を規定しております。これは、今回の改正内容が同一の改正条項に関し、施行日が異なる内容が規定されておりまして、わかりやすくするために、条例改正の手法として、施行日ごとに大きく第一条と第二条に分けて改正することとしたものでございます。

 それでは、恐れ入りますが、議案参考四ページをお開き願いたいと存じます。

 第一条日向市一般職の職員の給与に関する一部改正でございます。

 まず、第十条第三項は、扶養手当のうち配偶者の手当額を一万六千円から一万四千円に減額するものでございます。また、子供等の扶養親族のうち、三人目以降の手当額を三千円から五千円に増額するものでございます。

 第二十一条は、期末手当に関する規定でございます。

 三月期の期末手当につきましては、百分の五十五を百分の五十に、〇・〇五月引き下げるものでございます。

 次に、五ページをお開きください。

 第三項は、再任用職員につきましても期末手当を〇・〇五月引き下げるものでございます。

 附則第六項は、特例一時金の廃止に伴う改正でございます。

 議案参考六ページをお開きください。

 附則第七項、第八項、第九項の改正も特例一時金の廃止によるものでございます。

 次に、七ページでございます。七ページは現行の給料表、八ページは改正案の給料表でございます。

 次に、九ページをお開きください。

 第二条といたしまして、日向市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正でございます。

 第二十一条は、期末手当の規定でございます。

 まず、第一項は、三月期の期末手当を廃止するものでございます。

 第二項は、三月期の期末手当の百分の五十を削り、六月期の百分の百四十五を百分の百五十五に〇・一引き上げまして、十二月期の百分の百五十五を百分の百七十に〇・一五引き上げる改正をするものでございます。この結果、従来の期末手当が三・五五月だったものが〇・三月下がりまして、三・二五月になるものでございます。また、在職期間に係る割合の表を改めております。これは、公務員の期末・勤勉手当の支給回数を民間のボーナスの支給割合に見合うように改正をし、また、支給回数についても民間の実態の合わせて年二回とするものでございます。

 十ページをお開きください。

 第三項は、再任用職員についても所要の改正を行うものでございます。

 第二十二条は、勤勉手当に関する規定でございます。

 第二項第一号は、六月期及び十二月期の勤勉手当について、おのおの百分の六十及び百分の五十五であるものを百分の七十に改定し、合わせて〇・二五月引き上げるものでございます。この結果、勤勉手当につきましては、一・一五月だったものが一・四月ということになりまして、〇・二五月の増ということになるわけでございます。

 期末手当及び勤勉手当の率が結果的に引き上げとなっておりますのは、三月期の期末手当を廃止することによりまして、その割合が各々に配分されたことによるものでございます。

 次に、第二号は再任用職員の所要の改正でございます。

 次に、十一ページをお開きください。

 第三条外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例につきましては、特例一時金の廃止に伴い、附則第二項を削除するものでございます。

 第四条、日向市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正につきましては、第十三条において、三月期の期末手当の廃止に伴う改正をしております。

 附則はいずれも特例一時金の廃止に伴う削除でございます。

 次に、恐れ入りますが、再度、議案書の六ページをお開きいただきたいと存じます。中ほどから下の方の附則について御説明をいたします。

 まず、附則第一項は、施行期日でございます。この条例は、公布の日の属する月の翌月の初日から施行するということにしております。議決されますと、年内に公布をすることになりますから、平成十五年一月一日施行ということになります。ただし書きに規定してるものは、平成十五年四月一日から施行するということにしております。

 次に、議案書七ページをお開きください。

 上から四行目の附則第五項について御説明を申し上げます。

 この規定は、平成十四年四月一日から条例施行日の前日までに、既に受けておる給与等の合計額から、当該期間の改正後の規定で算定した給与等の合計額との差額を、平成十五年三月に支給する期末手当から差し引くとする規定でございます。つまり、本年四月からの年間給与について、民間給与との実質的な均衡が図られるよう、逆格差分を三月期の期末手当において減額するという規定でございます。

 続きまして、恐れ入りますが、再び議案参考一ページをお開き願います。

 議案第八三号日向市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 第五条第一項の改正は、三月期の期末手当を廃止することによる改正でございます。

 第二項の改正は、読みかえ規定を入れることによりまして、期末手当を国の特別職及び指定職員に準じて支給できるよう改正するものでございます。読みかえ規定により、期末手当の年間の支給月数は三・五月となります。なお、施行日は平成十五年四月一日からとするものでございます。

 次に、議案参考二ページをお開きください。

 議案第八四号日向市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。

 第四条ただし書きは、議案第八三号と同様の趣旨で、読みかえ規定を加えるものでございます。

 施行日は、平成十五年四月一日でございます。

 続きまして、議案参考三ページをお開きください。

 議案第八五号日向市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例でございますが、第四条第一項にただし書きを加える規定でございますが、先ほど御説明申し上げました議案第八三号及び第八四号と同様の趣旨によるものでございます。

 施行日は、平成十五年四月一日としております。

 以上で補足説明を終わります。



○議長(黒木敏雄君) 次は、財政課長。



◎財政課長(林雄治君) それでは、私の方から議案第八七号から第九〇号までの補正予算につきまして、市長の提案理由の補足説明をさせていただきます。

 まず、一般会計補正予算でございます。

 今回の補正の主なものにつきましては、ただいま市長が申し上げたとおりでございまして、一般職の職員等の給与改定に伴うものと退職手当等の補正でございます。

 一般職の職員の給与改定につきましては、期末手当の減額、扶養手当の増減額となるものでございます。

 また、当初予算におきまして、改定率〇・五%程度を見込みまして、所要額を計上いたしておりましたので、今回の改定によりまして減額補正を行うものでございます。

 また、当初予算が本年一月一日の現員現給に基づいて調整されておりますので、その後、三月に定年あるいは勧奨等による退職、四月には新規職員の採用、また、定期人事異動等によります費目間の増減を調整いたしております。

 それから、退職手当でございますが、本年度退職者数は、現在のところ七名となる見込みでございまして、その総額は一億七千三百七十六万一千円と見込んでおります。現計予算計上額が五千万円でございますので、一億二千三百七十六万一千円を追加補正させていただいております。

 以上、一般会計の補正額は七千三百八十五万六千円の追加でございまして、地方交付税を財源といたしております。補正後の額は、さきにお願いいたしております補正予算と合わせますと、二百四十三億三千六百四十五万円となるものでございます。

 次に、公営住宅事業特別会計の給与改定に伴う補正予算につきましては、二百四万円の減額補正でございまして、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。

 補正後の額は、さきの補正予算と合わせますと、六億五千九百七十六万円となるものでございます。

 次に、下水道事業特別会計の給与改定に伴う補正予算につきましては、八百四十七万九千円の減額補正でございまして、これも一般会計からの繰入金を減額するものでございます。

 補正後の額は、さきの補正予算と合わせますと、二十五億一千二百十四万一千円となるものでございます。

 次に、国民健康保険事業特別会計の給与改定に伴う補正予算につきましても二百五十五万三千万の減額補正でございまして、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。

 補正後の額は、さきの補正予算と合わせますと、五十四億五千七百七十三万四千円となるものでございます。以上でございます。



○議長(黒木敏雄君) 以上で提案理由の説明は終わります。

 ここで、議案熟読のため、しばらく休憩します。



△休憩 午前十一時五十六分

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△開議 午後一時零分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次は、ただいま議題となっております議案第八三号から第九〇号までの八件について一括して質疑を許します。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 以上で質疑を終わります。

 お諮りします。議案第八三号から第九〇号までの八件については、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議ありませんので、そのように決定しました。

 討論に入ります。議案第八三号から九〇号までの八件について、一括して討論を許します。討論はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 討論を終ります。

 議案第八三号から第九〇号までの八件について一括して採決します。

 ただいまの議案を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。



◆十三番(岩切裕君) 先ほどの委員長報告の中で、一部私が読み間違いを犯しておりますので、ちょっと訂正の方をお願いしたいのですが、先ほどの文教厚生常任委員会の委員長報告の中で、委員会の各委員に確認をいただきました文章の内容と私が壇上で報告しました中に一部読み間違いがありましたので、今から言います内容で御訂正をお願いしたいと思います。

 それは、三点目の民生費、障害者福祉費の付記意見の中に関することなのでありますが、「支援費支給制度」を説明する言葉の中で、本来「この制度は介護保険の障害者版と言われ、税と収入に応じた自己負担で実施されるもので」というふうに読むべきところを、「この制度は介護保険の障害者版、保険料のいらない介護保険と言われ」というふうに間違ってしまいましたので、各委員で確認いただきました文章とそごを来しておりますので、その点、訂正していただきますようによろしくお願いいたします。



○議長(黒木敏雄君) ただいま文教厚生委員長から委員長報告の一部の訂正の申し出がありました。会議規則第六十五条の規定により、文字の訂正を議長において許可します。

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△日程第五 議員提出議案第一八号審議(上程、提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第五、議員提出議案第一八号を議題とします。

 提出者に提案理由の説明を求めます。二十一番松本弘志議員。



◆二十一番(松本弘志君) 〔登壇〕それでは、議員提出議案第一八号、朗読して提案理由にかえさせていただきます。

   道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告に反対し、高規格幹線道路網の早期整備を求める意見書(案)

 東九州自動車道及び九州横断自動車道延岡線は、東九州・中部九州地域の産業、経済、観光、文化等の飛躍的発展を図る上でなくてはならない重要路線であり、高規格幹線道路網などの高速交通ネットワークの整備促進が不可欠である。

 しかしながら、先日示された道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告では、「道路関係四公団の債務の確実な返済」に重点に置き、「料金値下げ」「採算を超える高速道路は国・地方の財源による建設」などの内容の最終報告が示された。

 ようやく高速道路が始まろうとしている本県にとっては、高速道路整備の大幅なおくれとともに、新たな費用負担増が懸念され、到底容認できる内容ではない。

 高速道路は、地域経済の活性化はもとより、救急医療、災害時の代替ルート、国土保全機能維持のための定住促進等に寄与し、地域の自立ある発展につながるものであり、国土形成がいかになされるべきかという長期的な視点に立って、地方に新たな負担を求めることなく、国の責務として整備される必要がある。

 よって、国におかれては、高速道路の整備水準が依然として低い本県などの地方の実情と、地方の自立的な発展のための整備の重要性を深く認識された上で十分な議論を尽くし、次の措置を講じられるよう強く要望する。

         記

 一、高速道路網は、全体の高速道路ネットワークが果たすべき役割を考慮し、地方に新たな負担を求めることなく、国の責務として整備すること。

 二、国土開発幹線自動車道建設法に定められた予定路線である一万一千五百二十キロメートルについては、建設凍結することなく着実に整備すること。

 三、高速道路網の早期整備を図るため、財源を確保するとともに、全国料金プール制を活用した有料道路制度を継続すること。

 四、東九州自動車道を初めとする本県の高速道路の早期整備を図ること。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

      平成十四年十二月十九日

           宮崎県日向市議会

 以上です。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 以上で提案理由の説明を終わります。

 質疑に入ります。ただいま議題となっております議員提出議案第一八号について質疑を許します。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。

 お諮りします。議員提出議案第一八号については、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議ありませんので、そのように決定しました。

 討論に入ります。討論はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 討論を終わります。

 採決します。

 議員提出議案第一八号については、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕



○議長(黒木敏雄君) 全員起立であります。したがって、議員提出議案第一八号は原案のとおり可決されました。

 なお、ただいま可決されました意見書については、本議会終了後、速やかに内閣総理大臣を初め、各関係省庁等に提出しますので、御了承願います。

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△日程第六 日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染問題対策特別委員長中間報告



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第六、日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染問題対策特別委員長中間報告を議題とします。

 日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染問題対策特別委員長に中間報告を求めます。十七番黒木優議員。



◆十七番(黒木優君) 〔登壇〕「日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染問題対策特別委員会」の活動について、今議会までに行った特別委員会審査を踏まえ、中間的な報告をいたします。

 日向市が施設を設置し、「株式会社日向サンパーク温泉」に管理運営を委託していた「日向サンパーク温泉お舟出の湯」で、平成十四年七月下旬、レジオネラ属菌を原因とする集団感染事件が発生、議会としても独自の対応が必要であるとして、八月十二日の第三回臨時市議会において本特別委員会を設置し、調査を始めました。

 以後、十一月二十七日までの約三カ月間、類似事件が起こった茨城県石岡市への調査団派遣、警察当局に許可を受けての「お舟出の湯」の現地踏査ほか、市の関係課長、サンパーク温泉施設支配人、宮崎県日向保健所職員、同温泉施設設計業者、設備配管施工業者などの参考人の出席を求めて、計九回の特別委員会を開催しました。その中で「株式会社日向サンパーク温泉」の定款や業務委託契約書、設計図・簡略図などの関係書類等を可能な限り提出を求めるなど資料収集に努め、それらの資料も参考にしながら審査を積み重ねてきました。

 石岡市には、委員長ほか三名の委員を派遣、事前に質問事項を八項目二十九の設問に整理して送付しておき、その設問について説明を受けて質疑を行うとともに、施設見学を含めて視察調査を実施しました。

 石岡市から事案に対する取り組みや経過等が詳しくわかる資料の提出を受けたほか、質疑の概要と石岡市議会の真剣かつ積極的な取り組みの実態を見聞できた旨の報告を受けたところであります。

 次に、特別委員会の審査を進めるに当たっては、特に参考人を招聘して審査する場合、限られた時間にできる限り内容を深めるため、また審査の効率性を高める意味からも、石岡市の実情に倣い、各委員があらかじめ参考人に対する質問を出し合い、それを整理集約して参考人に送付しておき、特別委員会の冒頭にまずそれに答えていただき、それを踏まえて質問を行う方法で審査を進めてきました。

 所管課長等の出席を求めての第三回特別委員会に始まって、第九回目となる宮崎県日向保健所関係者の参考人質疑を踏まえて、レジオネラ症集団感染の原因、責任の所在にかかわると考えられる重要な事実、また発言内容を主要な点に絞ってまとめれば、以下のとおりであります。

 まず第一点、責任の所在ということに関しては、所管課長等に対する質疑に関連して提出を求めた「日向市」と「株式会社日向サンパーク温泉」との間で締結している「日向サンパーク温泉施設管理運営委託契約書」の第一条第一項に、委託事務の範囲として「温泉施設の維持管理」が明記してあり、この契約に係る両者間の「申し合わせ事項」には、衛生面の保守管理は温泉側の費用負担で行うこと等が明記されているにもかかわらず、受託者である「株式会社日向サンパーク温泉」には清掃規則があるのみで、殺菌、消毒等を含む衛生管理に関する規則は全く設けられていなかったこと。

 第二点、塩素注入とともに、衛生管理の基本の一つである温泉管理の限界が問題視されている「電気ヒーター」を導入することに関する協議から決定に至るまでの経緯については、従来、市議会本会議、特別委員会等で答弁・説明されてきた「国定公園内だからボイラーは設置できない」という法令等の制約規定等はどこにも存在せず、県の自然環境保全審議会の中で「自然にやさしい設備にしたらいいのでは」との意見が出され、それが市の上層部に伝えられたという以上の事実経過はいまだ明らかでないこと。

 第三点、「電気ヒーター」は、最高でも六十度Cまでしか昇温できず、しかも、実際に加温する配管部ではその温度を下回っており、したがって、新しいレジオネラ症防止マニュアルの基準を満たしていなかった。しかし、日向保健所が相談を受けた段階では既に設置されており、ボイラー等への転換は、設備工事の進捗状況から、もはや不可能なため、日向保健所は塩素注入による安全衛生管理、いわゆるソフト面での管理をしっかり行うことを前提に、電気ヒーターによる加温設備を許可したということ。

 第四点、衛生管理のかなめとも言える塩素注入による濃度管理については、基準では浴槽水中の遊離残留塩素濃度を一日二時間以上〇・二ないし〇・四ミリグラム/リットルに保つことが望ましいとされているにもかかわらず、日向保健所の立入調査があるまで、ろ過系統で六つ、大小十一ある浴槽のうち、大浴槽の一つについて、わずかに一日一回測定を行っていただけで、しかも、担当社員は「〇・二ミリグラム/リットルで自動的に注入される」と認識していたようで、したがって、その測定結果を書き込む記録表は〇・二という数値の羅列になっていたという衝撃的な事実が明らかになったこと。

 第五点、開業当初の設備の操作、取り扱いに関する引き継ぎについては、温泉施設社員が他の仕事に忙殺されていて、一般的には三、四日で終わる程度の引き継ぎ事務が、業者がプレオープン一週間前から常駐していても充分に引き継ぎの時間が取れないありさまで、それが結果的に施設側の衛生面に係る管理の甘さにつながってしまったこと。

 第六点、安全衛生面に関する関係機関との連携という点では、同温泉の設計・監理業者、設備施工業者、同温泉施設社員、また市の担当者も、設備施工業者が「レジオネラ防止マニュアル」の存在をホームページで知るまで、衛生管理指導の直接の窓口である日向保健所に相談していなかったこと。

 第七点、温泉施設社員及び市の担当職員のレジオネラ感染症に関する認識という点については、日向保健所の説明によると、「レジオネラ症防止マニュアルに基づく改善指導を行った際、極めてわかりやすいパンフレット及び詳しいマニュアルをもとに、塩素注入による管理の重要性を力説し、そのパンフレットとマニュアルを渡した」とのことであるが、このことがいずれの社員・職員の記憶にも定かには残っておらず、持って帰って温泉施設支配人もしまい込んだままで、極めて残念なことに、日向保健所の指摘・指導が見落とされてしまったこと。同じような指摘や指導は、「開業前の事前検査の際にも行われた」と給排水設備業者が説明しており、レジオネラ菌に対する基本的な認識の欠如、注意力の不足が事件の根幹に横たわっているとも言えること。

 最後に、第八点、被害の拡大につながったとされる日向保健所の自粛要請後の営業続行判断については、「続けるか否か葛藤はあったものの、当時、まだ設備機器は新しいし、市外客からレストラン利用の予約が入っていて、また、休業するにしても、その理由となるべきレジオネラ菌の存在もその時点では疑いの段階であり、予約日以後に清掃・消毒を行えばいいのでは」と考え、株式会社日向サンパーク温泉社長(日向市長)に報告して営業を続行したということ。

 以上の主要な点のほか、審査の中で、まだまだ多くの事実が明らかになっています。しかし、これまでは警察による関係者への事情聴取が続いている中での特別委員会開催で、招聘した参考人のほとんどがその対象者でもあり、事情聴取中であることを理由に、説明等を拒否された質問も多くありました。

 特に、配管施設設計・監理業者である株式会社楠山設計からは、ほとんど説明を拒否されており、これに対しては、何らかの対応が必要です。

 また、それぞれの参考人の間で説明内容に食い違いも見られ、それを整理して矛盾点を解きほぐす作業、あるいはまた、これまでの内容を吟味することにより、新たな問題点を明らかにし、できる限り事実関係を究明する作業も残っています。

 「宮崎県福祉保健部レジオネラ症対策本部」は、十月二十八日、中間報告書を公表し、汚染原因として、源泉タンクの衛生管理の不備、源泉を消毒せず、うめ水として使っていたこと、高温タンクの温度維持の不十分さなど、八項目を指摘し、日向市に対し、改善計画書の提出を指示しました。また、市の「日向サンパーク温泉施設レジオネラ菌原因究明等委員会」は、十一月二十八日、第二回目の会議を開き、県が指摘した八項目に、配管に水抜きシステムがなかったことなど三項目を加え、計十一項目を汚染原因とする見解を発表しました。

 この県及び市の二つの委員会の報告によって、事件の全体像はかなりわかってきました。しかしながら、市議会は、議会独自の立場でこの感染症問題に対処する必要があるとして、特別委員会を設置しました。したがって、さらに議会独自に調査を続行し、でき得る限り事実関係を究明し、事件の全体像を議会としての対応をまとめ、次回定例議会で最終報告をすることにします。

 以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

 質疑はありませんか。二十四番。



◆二十四番(荻原紘一君) 内容について質疑させていただくということではありませんが、ただ、今の委員長の壇上からの報告では、最後のところを、この文章では「事件の全体像と議会としての対応をまとめ」というところを、「事件の全体像を」と、こういうふうに読みかえられたわけですね。それで妥当だと私は判断するわけで、さすが委員長だと思ったんですが、ただ、前のところでは、一ページのところでは、私の聞き違いかもしれませんが、下から五行目の「契約書の第一条第二項」というところを、私には「一項」というふうに聞こえたのであります。これが一点。

 それから、次のページに「第二点、塩素注入とともに、衛生管理の基本の一つである温度管理」というところを「温泉管理」と読まれたのであります。

 もう一点、一番下から三行目同じページですが、そこに「持って帰った温泉施設支配人」というのがあるんですけれども、ここのところを「持って帰って」、「て」というふうに私は聞き取ったのであります。

 最後の方は、そういうふうなことで「全体像を」というふうに正しく言われたので、委員長はやっぱり壇上で言われたことの方が正しいんだろうというふうに受け取ってよろしいんでしょうか。



◆十七番(黒木優君) 御訂正をお願いいたします。

 すべて指摘のあったところは私の読み違いでございまして、深くおわびして訂正をさせていただきます。

 最後のくだりですけれども、「全体像を議会としての対応をまとめ」、これも今賛同を得たような御意見ではございませんで、これも読み違いであるということで御訂正を願います。以上です。



◆十五番(河内政男君) 私は、特別委員会、九回に及ぶ慎重審査をしていただいてるということに感謝申し上げますが、二点ほどお尋ねをしておきます。

 まず第一点は、参考人として意見を聞いておりますが、日向保健所、指導・監督機関である保健所が、委員の話を聞くと、何か自分たちに落ち度がなかったような対応だったというふうに私は解釈するんですが、私は保健所の指導が最初から大変重要なポイントではなかったかというのと、結局、県のこの関係条例をすぐ改正しましたね。そういったところが何かまずいところがあって改正したんであろうと思うんですけど、そういったことは協議の中で質疑はなかったものかどうか。

 それと、もう一点は、設計・監理業者である楠山設計事務所が説明を拒否してるというのは、もってのほかだと思うんですよ。その経緯をひとつ、どういうふうな事情で説明を拒否したものかお尋ねしておきます。



◆十七番(黒木優君) 河内議員にお答えいたします。

 日向保健所の指導が徹底してなかったんじゃないかというようなことですけれども、保健所長以下六名の職員の御出席を得て、いろいろと特別委員会の委員で、それぞれの立場で質疑をさせていただきました。もちろん設問は、壇上から申し上げましたように、事前に二週間程度前に送致しておきましたから、それに基づいてお答えをいただいたわけです。その中で御指摘のような保健所の指導が欠けていたんじゃないかというようなことには、余り突っ込んだはっきりしたものが出てこなかったということでございます。

 第二点目の県における条例の改正への面につきましては、これはまた特別委員会等とは論外のものでございます。

 第三点目、楠山設計がことごとく質疑に対して説明答弁を拒否したということは、壇上からも申し上げましたように、お手元の報告書にありますように、警察の方で取り調べ中の資料等がないということと、そのことにも少し触れましたけれども、何としてもこの多くの拒否をされた点については、再度、本特別委員会においても何らかの対応をすべきということで、今回は中間的な報告ということで御了承願いたいというふうに考えます。以上です。



◆十五番(河内政男君) まず、保健所の対応ですけど、これは水質検査、年に一回やればいいというような基準があるのかもわかりませんが、その許可をする段階で、当然チェックしなきゃならんことだろうと思うんですよ。そういうことはどうなってたのか。当初、水質検査すれば、当然これは、結果論であるんだけど、レジオネラ菌を発見できたんじゃなかろうかという思いがするわけですね。

 それと、今後、私は、関係条例の改正はどういう点を改正したのか、論外じゃなくて、委員会の方でそれも参考までに調べていただきたい。

 それと、楠山設計事務所が説明を、幾ら資料がないからといっても、それは当然やるべきであると思うんですが、これもひとつ厳しく究明していただきますようにお願いしたいと思います。以上です。



○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。

 なお、来年三月の定例会で最終報告をするとのことでありますので、お知らせしておきます。

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△日程第七 各種委員の推薦について



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第七、各種委員の推薦についてを議題とします。

 市長から推薦依頼がありました(仮称)日向市・門川町(東郷町)任意合併協議会委員の二名の推薦であります。

 お諮りします。各種委員の推薦については、議長から指名することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議ありませんので、そのように決定しました。

 それでは指名します。(仮称)日向市・門川町(東郷町)任意合併協議会委員に、黒木敏雄議員、赤木紀男議員を指名します。

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△追加日程第八 議員辞職について



○議長(黒木敏雄君) 次に、先ほど八番近藤勝久議員から議員辞職願が提出されました。

 お諮りします。近藤勝久議員の議員辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、追加日程第八として、近藤勝久議員の議員辞職の件を議題とします。

 八番近藤勝久議員の退場を願います。

   〔近藤勝久議員退場〕



○議長(黒木敏雄君) 議員辞職願を局長に朗読させます。



◎局長(日高利夫君) 朗読いたします。

    平成十四年十二月十九日

 日向市議会議長 黒木敏雄様

             日向市議会議員 近藤勝久

     辞職願

 今般、一身上の理由により議員を辞職したいから、許可されるよう会議規則第百四十条第一項の規定により願い出ます。以上でございます。



○議長(黒木敏雄君) お諮りします。近藤勝久議員の議員辞職を許可することに御異議ありませんか。

    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議がありますので、起立により採決します。

 近藤勝久議員の議員辞職を許可することに賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕



○議長(黒木敏雄君) 賛成多数であります。したがって、近藤勝久議員の議員辞職を許可することに決定しました。

 これで本日の日程は全部終わりました。

 以上で平成十四年第五回日向市議会定例会を閉会します。



△閉会 午後一時三十六分

     署名者

  日向市議会議長  黒木敏雄

  日向市議会議員  奈須泰典

  日向市議会議員  十屋幸平