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宮崎県 日向市

平成14年  9月 定例会(第4回) 10月17日−04号




平成14年  9月 定例会(第4回) − 10月17日−04号







平成14年  9月 定例会(第4回)



  議事日程                            第四号

                   平成十四年六月十七日午前十時零分開議

日程第一 市長提出報告第一〇号、第一一号及び市長提出議案第五五号〜第六五号審議(各常任委員長報告、質疑、討論、採決)

日程第二 継続審査中の請願等審議(特別委員長及び常任委員長報告、質疑、討論、採決)

日程第三 市長提出議案第六六号審議(上程、提案理由説明、質疑、討論、採決)

日程第四 議員提出議案第一四号〜第一六号審議(上程、提案理由説明、質疑、討論、採決)

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◯本日の会議に付した事件

 一、市長提出報告第一〇号、第一一号及び市長提出議案第五五号〜第六五号

 二、請願第一二号及び第一四号

 三、市長提出議案第六六号

 四、議員提出議案第一四号〜第一六号

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             出席議員(二十五名)

                 一番  黒木敏雄君

                 二番  清水稔久君

                 三番  黒木円治君

                 四番  (欠員)

                 五番  片田正人君

                 六番  鈴木富士男君

                 七番  鈴木三郎君

                 八番  近藤勝久君

                 九番  日高一直君

                 十番  黒木康弘君

                十一番  奈須泰典君

                十二番  赤木紀男君

                十三番  岩切 裕君

                十四番  河野俊彦君

                十五番  河内政男君

                十六番  甲斐敏彦君

                十七番  黒木 優君

                十八番  十屋幸平君

                十九番  西村豪武君

                二十番  松木良和君

               二十一番  松本弘志君

               二十二番  江並 孝君

               二十三番  坂口英治君

               二十四番  荻原紘一君

               二十五番  那須和代君

               二十六番  黒木万治君

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      説明のための当局出席者

            市長       山本孫春君

            助役       弓削哲郎君

            収入役      黒木國衛君

            総務課長     黒木久典君

            職員課長     鈴木一治君

            企画課長     後藤 明君

            財政課長     林 雄治君

            農村整備課長   黒田禮三郎君

            商業観光課長   林田俊則君

            建設課長     田辺英雄君

            監査委員

                     武藤 司君

            事務局長

            教育長      宮副正克君

            教育次長     土工冨志夫君

            社会教育課長   山本正志君

            東九州自動車道

                     柳田哲二君

            建設対策室長

            日向サンパーク温

            泉施設レジオネラ 黒木 一君

            症被害対策室長

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      議会事務局出席者

            局長       日高利夫君

            局長補佐     中里光男君

            議事係長     大久保雅登君

            主査       柏田武浩君

            主事       藤本一三君

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△開議 午前十時零分



○議長(黒木敏雄君) ただいまから本日の会議を開きます。

 日程に入ります前に、報告します。市長から本日付で、地方自治法第百八十条第一項の規定に基づき、専決処分した事項について、すなわち「日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染事故による損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」の報告がありましたので、その本文の写しをお手元に配付しております。なお、この報告については、本文中の「別紙」の写しは配付を省略しましたので、御了承願います。以上で報告を終わります。

 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程により進めることにします。

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△日程第一 市長提出報告第一〇号、第一一号及び市長提出議案第五五号〜第六五号審議(各常任委員長報告・質疑・討論・採決)



○議長(黒木敏雄君) 日程第一、市長提出報告第一〇号、第一一号及び市長提出議案第五五号から第六五号までの計十三件を一括して議題とします。

 ただいまの議案に対する委員会審査について各常任委員長の報告を求めます。まず、総務常任委員長、十九番西村豪武議員。



◆十九番(西村豪武君) 〔登壇〕総務委員会の委員長報告を申し上げます。本定例会におきまして総務委員会に付託されました議案は、報告一件、条例二件、事件決議一件、平成十四年度補正予算一件の計五件であります。委員会といたしましては、去る十月十一日に所管課長等の出席を求め、慎重に審査いたしましたので、委員会における審査の経過並びに結果について申し上げます。

 まず、報告第一〇号専決処分の承認について、日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例につきましては、委員会といたしましては、別段異議なく、全員一致をもって原案のとおり承認すべきものと決定しました。

 次に、議案第五五号日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例、議案第五八号日向市火災予防条例の一部を改正する条例、議案第六〇号財産の取得について、議案第六二号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第三号)中総務委員会付託部分の計四件につきましては、いずれも委員会といたしましては、別段異議なく全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 次は、文教厚生常任委員長、十三番岩切裕議員。



◆十三番(岩切裕君) 〔登壇〕では、報告します。本定例会において文教厚生委員会に付託された議案は、条例一件、補正予算二件の計三件です。委員会では、去る十月十一日、十五日の二日間にわたり、所管課長等の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、委員会における審査の経過並びに結果について報告します。

 議案第五六号日向市国民年金印紙購入基金条例を廃止する条例、議案第六二号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第三号)中文教厚生委員会付託部分、議案第六四号平成十四年度日向市介護保険事業特別会計補正予算(第一号)の計三件は、いずれも委員会としては、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 なお、審査を踏まえ、次の四点を委員会の意見として付記することにしましたので、申し添えます。

 まず一点目に、民生費・児童福祉費中の非常口のサッシ取りかえ等、各保育所の修繕料に関連して、本委員会は、議会閉会中の継続審査として八月二十一日に市立三保育所の視察及び職員との意見交換を行いました。その中で、特に日知屋保育所に関しては、その施設全体の老朽化、狭隘化が既に限界を超えており、早急な対応が求められていることを確認したところです。この問題については、当局でも検討委員会を設けて検討に入るということなので、できるだけ早期に新たな建設に向けて取り組んでいただきたい。

 二点目に、衛生費・清掃総務費中の負担金補助及び交付金の奨励補助「日向市家庭用電動生ごみ処理機購入費補助金」に関連して、この補助の目的は、生ごみの減量化にあり、その効果を図るために利用者にアンケート調査を行って対応するとのことであります。しかし、一基当たり上限三万円と金額も高く、数も今年度百五十基、新年度三百基と大幅にふえる見込みとのことなので、利用者の利用状況を正確に把握し、アフターケア等にも万全を図り、補助目的をきちんと達成できるよう対応していただきたい。

 三点目に、教育費・保健体育費中の「市立体育館施設管理運営費」に関連して、今回、大阪近鉄バファローズの秋季キャンプに伴い、ピッチャーズマウンドと四カ所のベース整備手数料として六十三万円が予算化されています。本委員会は、既に平成十三年六月議会委員会報告で日向サンドーム建設に対して近鉄球団に応分の負担を求めるべきとの意見を付記しました。しかし、同球団からは建設費について、現在に至るも何らの対応も示されていません。キャンプのための整備費まで市負担とするのは、ドーム建設の経過に照らし問題なので、近鉄球団に対しては建設費も含め再度、応分・的確な負担を求めていただきたい。

 最後に、例えば、教育費の文化交流センター管理費の委託料、レジオネラ菌感染症予防を目的とする冷凍機の点検委託費等に関連して、市民の命と安全を守るために、すべての市公共施設に関して、レジオネラ菌に限らず、火災報知器の点検など火災対策を含め、整備・点検また緊急時の対応などマニュアルを策定し、万全を図られたい。以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 次は、経済常任委員長、十七番黒木優議員。



◆十七番(黒木優君) 〔登壇〕御報告申し上げます。本定例会におきまして経済委員会に付託となりました議案は、報告一件、事件決議一件、補正予算一件の計三件であります。委員会におきましては、去る十月十一日、所管課長等の出席を求め、かつ現地調査を踏まえ、慎重に審査いたしましたので、委員会における審査の経過並びにその結果について申し上げます。

 まず、報告第一一号専決処分の承認について、平成十四年度日向市一般会計補正予算(第二号)は、委員会としては、別段異議なく全員一致で原案のとおり承認すべきものと決定しました。

 次に、議案第六一号土地改良事業の施行について、議案第六二号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第三号)中経済委員会付託部分は、いずれも委員会としては、別段異議なく全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 なお、委員会審査の中で次のとおり意見が出されましたので、付言しておきます。

 まず、報告第一一号については、日向サンパーク温泉施設レジオネラ症集団感染に係る補正予算の専決処分の承認であるが、所管課の説明の中で、今回の補償対象者は、施設の利用によりレジオネラ症に罹患またはレジオネラ症の疑いで医療機関において検査、治療を受けた方であること、また、被害者の方々への賠償金については、「全国市長会市民総合賠償補償保険金」から支払われることを確認したところである。このことを踏まえ、レジオネラ症対策費として経費支払いに要する財源内容については、財政面に対する心配・不安など市民感情の払拭と理解を求めるため、広報等による情報の提供に努められたい。

 次に、一般会計補正予算中、商工費・「十文字(クルスの海)展望所整備事業」については、今回、日向岬の自然景観を生かした観光スポットづくりの一環として、十文字展望所一帯の整備が平成十四、十五年度事業として実施されるが、当該地区は、日豊海岸国定公園第一種特別地域内に位置しており、整備に当たっては厳しい制約があるものの、将来的にはソフト事業の展開と並行して大型バスの一時停車スペースの確保を含む駐車場及び簡易トイレ施設等の整備も検討されたい。また、展望施設の存在が来客にとって一目瞭然に確認できるよう工夫を凝らすとともに、施設の安全面に十分配慮されたい。以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 次は、建設常任委員長、十五番河内政男議員。



◆十五番(河内政男君) 〔登壇〕御報告申し上げます。本定例会におきまして建設常任委員会に付託となりました議案は、条例一件、事件決議一件、補正予算三件の計五件です。委員会におきまして、去る十月十一日に所管課長等の出席を求め、慎重に審査いたしましたので、委員会における審査の経過並びにその結果について申し上げます。

 まず、議案第五七号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議案第五九号工事請負契約の締結について、議案第六二号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第三号)中建設委員会付託部分、議案第六三号平成十四年度日向市公営住宅事業特別会計補正予算(第一号)、議案第六五号平成十四年度日向市水道事業会計補正予算(第一号)の計五件は、いずれも委員会といたしましては、別段異議なく全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。

 ただいまの各常任委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。



◆二十四番(荻原紘一君) それでは、建設委員長に一件だけお尋ねしておきます。

 議案第五九号の工事請負契約の締結、これは市の浄化センターの機械濃縮棟建設工事だということで、本会議での提案説明並びに必要な質疑は基本的なことについては、もう、しているところであります。お聞きしておきたいのは、建設常任委員会でこの議案に関してどのような審議・審査がなされているのか、その主要な点のみに限って明らかにしておいていただきたい。以上であります。



◆十五番(河内政男君) 二十四番荻原議員にお答えします。

 担当黒木下水道課長並びに補佐、係長からそれぞれ設置の必要性についてとか工事概要説明、また設備の効果等について詳しく説明をいただきました。委員からは汚泥処理能力の向上についてとか、またコスト縮減・軽減等はどうかとかの質疑があり、水質浄化が大幅に改善される等の答弁もいただきながら、審議を進めたところであります。学習会を月一回、水処理対策についてとか、安全対策、また効率化等についても、質の向上を図る意味で維持管理等、またデータの共有とかいうような議題で定期的に行うという、非常にコスト意識と企業経営意識を持ってメンテナ会議をやっておるというような報告もいただいております。それから、契約に至るまでの流れの事務手続等も説明がありました。別段そういうことで異議はありませんでした。以上であります。



○議長(黒木敏雄君) 以上で質疑を終わります。

 討論に入ります。ただいま議題となっております市長提出報告第一〇号、第一一号及び市長提出議案第五五号から第六五号までの計十三件について一括して討論を許します。討論はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 以上で討論を終わります。

 採決します。

 まず、市長提出報告第一〇号、第一一号の計二件について一括して採決します。ただいまの議案に対する関係常任委員長の報告は原案承認であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、ただいまの議案は原案のとおり承認されました。

 次に、市長提出議案第五五号から第六五号までの計十一件について一括して採決します。ただいまの議案に対する関係常任委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。

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△日程第二 継続審査中の請願等審議(特別委員長及び常任委員長報告・質疑・討論・採決)



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第二、継続審査中の請願等審議であります。請願第一二号と第一四号の計二件を一括して議題とします。

 ただいまの請願に対する委員会審査について、広域行政対策特別委員長及び文教厚生常任委員長の報告を求めます。

 まず、広域行政対策特別委員長、十二番赤木紀男議員。



◆十二番(赤木紀男君) 〔登壇〕御報告申し上げます。平成十四年三月定例会において広域行政対策特別委員会に付託され、継続審査となっていました請願第一二号について、委員会における審査の経過並びに結果について申し上げます。

 請願者は、日向市上町三番十五号、日向商工会議所・会頭日高基秀さんほか九名であります。請願の要旨は、市町村合併特例法の期限が平成十七年三月までと残された期間が三年余であることから、本会議において、任意合併協議会の設置について積極的に取り組んでいただきたいというものであります。

 本請願につきましては、三月定例会、六月定例会におきまして、合併問題は、関係自治体住民に大きな影響を及ぼすものであり、住民の意思を十分尊重する必要性から、閉会中の継続審査としてきました。

 今回の審査でも、合併問題は、地方自治にかかわる重大な問題であるので、さらに継続して審査を行う必要があるとの意見も出されました。しかし、論議の中で、合併の是非や合併の範囲、合併の規模等について、意見の相違はあるものの、合併問題を協議する機関としての任意合併協議会を設置することには賛成であるので、趣旨採択にすべしとの意見が出され、採決の結果、賛成多数で趣旨採択に決定いたしました。以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 次は、文教厚生常任委員長、十三番岩切裕議員。



◆十三番(岩切裕君) 〔登壇〕報告します。閉会中の継続審査になっていました請願第一四号について、委員会における審査の経過並びに結果について報告します。

 請願第一四号「幸脇小学校児童数減少に伴う校区の見直しと境界改正に関する請願書」について、請願者は、日向市大字幸脇三百八十の二、幸脇小学校PTA会長村上光彦さんほか五名です。

 請願の要旨は、幸脇小学校の児童数の減少に伴い、校区範囲の見直しと、各小学校児童数の平均化を図っていただきたいというものです。

 委員会では、十月十五日に紹介議員の清水稔久議員に委員会への出席を求め、慎重に審査を続けてきました。審査の中で、請願の要旨である校区割変更の問題は、教育的、また地域的にも多くの複雑な要素が絡むので、現状を十分に把握するため、現地を詳細に調査し、また、関係者の意見を聞くなど継続して慎重に審査すべしとの動議が出され、採決の結果、全員一致をもって継続審査とすべきものと決定しました。

 以上、報告を終わります。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) ただいまの特別及び常任委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。

 討論に入ります。ただいま議題となっております請願第一二号と第一四号の計二件について、一括して討論を許します。討論はありませんか。



◆二十四番(荻原紘一君) 請願第一二号「日向市と門川町との任意合併協議会の設置要望に関する請願書」、これが委員会では趣旨採択ということになっております。私は、委員会では継続にすべきだという立場をとっております。この件に関しましては、日本共産党は住民の意思に基づいて地方自治体を適切な規模にしていくことに一律に反対するというものではありません。しかし、今、急速に進められている市町村合併への押しつけは、地方自治体の根幹を崩しかねない重大な問題点を持つものであります。

 まず一番目に、自治体の合併の是非は、何よりもそこに住む住民の合意と自治体の自発的な意見によって決められるべきであります。しかし、今起こっている合併の流れは、自治体の自主的な意見によるものでなく、国の強権的な行政指導、財政誘導によって全国の自治体に押しつけられているものであります。事の発端は一九九九年につくられた地方分権一括法の一環で市町村合併特例法が改定されたことにありました。政府は、これをてこにして、二〇〇五年三月までが期限だと自治体をせき立て、自治体に合併を強要してきました。今、日向市民の中に門川町との合併が緊急の課題だという意見が全体的にあるということについては、そのようには判断できません。

 二番目に、合併のねらいは、危機に陥った自治体財政のもとで大型開発を効率的に進める体制をつくり、住民サービスを切り下げることにあります。十年間地方交付税の特例もあるが、中長期的には国から地方への財政支出は巨額の規模で削減されます。これは総務省の試算にあっても、市町村が今の三千余から一千程度になれば、地方財政は四兆円から五兆円の削減になると、こういう試算を出していることからも言えることであります。

 三番目に、国庫補助負担金の削減、これは社会保障・福祉・教育関係費の削減であります。同時に地方交付税の改悪、これも福祉や教育などの標準的な行政サービスを保障するという機能をなくしていくことが政府の方針と言わなければなりません。市民の生存権を守り、地方自治の財政的な保障を図る機能を掘り崩すものであります。

 以上述べましたが、合併と市民の暮らし、住民の自治、日向市の現実と将来に何をもたらすか、幅広い全体的な合意を目指すことが求められていることを強調いたしまして、継続をすべきだという、急ぐべきではないと、こういう立場からの討論といたします。



◆十三番(岩切裕君) 今、請願第一二号について、継続審査にすべきという立場での反対討論がありましたけれども、少し議論を整理するために、趣旨採択に賛成の立場で意見をまとめてみたいと思います。

 この請願の内容は二点に絞ることができます。一つは、合併を当然の前提として合併協議会を発足させたいということが一つ、それから、その設置に向けて議会に積極的に取り組んでほしいという、この二点であります。

 しかし、まず、この任意の合併協議会をつくるというのは、執行当局の役割でありまして、議会がつくるとかということではないという、まず任務の基本的な違いがあります。その点がこの請願にはうまく理解がされておりません。

 それから合併を前提とするということについては、いろいろ異論があるところはこれまでの当議会の議論ではっきりしているところであります。たまたま四村で任意の合併協議会ができました。東郷町はそれにも参加をされておりません。それから、一市二町五村で自治体として本当にやっていけるのかという意見もあります。十五市町村まとまるべきではないかという意見もあります。二市一町でまとまるべきではないかという意見もあります。つまり、合併の形態についても、そもそも合併が是か非かということについても大きな異論があります。

 したがって、今言いましたような状況の中でこの判断を下すとすると、結局、任意の合併協議会をつくって議論はしようと、しかし、その方向がどうかということについては判断を含まれない、つまり、全面的に賛成することはできないけれども、その趣旨は大事であるということで趣旨採択であるという趣旨だと思いますので、そういう立場で賛成ということで討論させていただきます。以上です。



○議長(黒木敏雄君) 討論を終わります。

 採決します。

 まず、請願第一二号について採決します。特別委員長の報告は趣旨採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕



○議長(黒木敏雄君) 起立多数であります。したがって、請願第一二号は趣旨採択することに決定しました。

 次は、請願第一四号について採決します。常任委員長の報告は閉会中の継続審査の申し出であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、請願第一四号は閉会中の継続審査に決定しました。

 ここでしばらく休憩します。



△休憩 午前十時二十八分

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△開議 午前十一時十六分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第三 市長提出議案第六六号審議(上程・提案理由説明・質疑・討論・採決)



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第三、市長提出議案第六六号を議題とします。

 市長に提案理由の説明を求めます。



◎市長(山本孫春君) 〔登壇〕議員各位におかれましては、連日の御審議まことに御苦労さまでございます。本会期中にぜひとも御審議をいただきたい案件がございますので、追加提案をさせていただきたいと存じます。

 議案第六六号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第四号)についてでございますが、早速御説明を申し上げます。

 補正予算の主な内容でございますが、これにつきましては、現在も引き続き行っております「レジオネラ症集団感染」に係る被害者の方々への補償交渉の進捗状況から、先ほど専決の御承認をいただきました補償費用に対しまして、追加補正をお願いするものでございます。十月十六日現在の補償交渉状況を申し上げますと、対象者一千二百九十七名、示談成立者一千百八十六名、交渉中の方は百十一名となっているところでございます。

 補償交渉中の百十一名の方につきましては、亡くなられた方を初め、現在も入院、通院が継続になっている方も含まれておりますが、亡くなられた方に対しましては哀悼の意を表し、御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族の方々に対しましては、心からおわびとお悔やみを申し上げる次第であります。また、現在入院中または通院をされておられます皆様方に対しては、一日も早く全快されることを願っております。今回の「レジオネラ症集団感染」による被害に遭われた方及び家族の方々等の身体的・肉体的不安、あるいは苦痛等に対しましては、誠意を持って対応し、交渉を重ねているところでございます。

 なお、今回、追加補正を提案いたしております二億五千万円の補償費用につきましては、現段階において見込み得る「概算費用」として、積算を行ったものでございます。今回の補正の財源につきましては、全国市長会市民総合賠償補償保険金二億五千万円と平成十三年度の決算見込みによりまして、その剰余金の一部を計上いたしているところでございます。以上の結果、補正予算は二億五千八十六万七千円で、補正後の金額は、二百二十八億六千二百九十七万円となるものでございます。

 今回の提案につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、担当課長をして説明いたさせますので、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。以上でございます。〔降壇〕



◎財政課長(林雄治君) それでは、議案第六六号平成十四年度日向市一般会計補正予算(第四号)につきまして、市長の提案理由の補足説明を申し上げます。

 お手元の議案書に基づきまして御説明を申し上げますので、議案書の十二ページ、それから十三ページをお開きいただきたいと思います。

 今回の追加補正予算につきましては、商工費にレジオネラ症対策費といたしまして、二億五千八十六万七千円の追加補正をお願いするものでございます。

 内容につきましては、市長が提案理由で申し上げたとおりでございますが、汚染原因の究明と再発防止措置を講じるための「日向サンパーク温泉施設レジオネラ菌原因究明等委員会」の開催経費といたしまして、八十六万七千円、補償費用といたしまして、二億五千万円を追加補正するものでございます。なお、レジオネラ菌原因究明等委員会の開催経費といたしましては、十三ページにございますが、出会謝金、旅費等でございます。また、補償費用につきましては、治癒されて補償交渉中の方、また、亡くなった方を初め、現在なお入院あるいは通院治療中の方々のすべての現段階での見込み得る「概算費用」でございます。

 今回の一般会計補正額は、二億五千八十六万七千円で、補正後の総額は二百二十八億六千二百九十七万円となります。

 以上、追加補正予算の概要を申し上げまして、補足説明といたします。



○議長(黒木敏雄君) 以上で提案理由の説明を終わります。

 続けてよろしいですか。議案熟読は要りませんか。いいですね。

 ただいま議題となっております議案第六六号について、質疑を許します。質疑はありませんか。



◆十八番(十屋幸平君) 今、ほとんどわかったんですけれども、概算見込みということで、おおよその具体的にわかる範囲で、もし、差しさわりがなければ御報告いただきたいというふうに思います。

 それから、やはり今回の件で私もいろいろ意見を聞くんですけれども、市の税金の投入に関して、市民の方々がいろいろ不安を持っておられますので、そういうわかる範囲の中で御説明いただきたい。



◎財政課長(林雄治君) お答えいたします。

 補償額の積算状況でございますが、補償費用の補正額につきましては、現段階で見込み得る概算額でございまして、具体的な積算内容につきましては、補償交渉の段階でございますし、まだ入院あるいは通院治療中の方々もいらっしゃるわけでございますので、控えさせていただきたいと思います。ただ、積算に当たりましては、補償基準等に基づきまして補償額推計をいたしますとともに、治癒されて補償交渉中の方、また亡くなった方を初め、現在も入院・通院治療中の方々の概算見込み額を計上いたしたところでございます。今回の補正をもって大方の概算費用として見込んでおりますが、補償交渉の進捗状況によっては、今後、変動するというふうに考えておるところでございます。

 それから、補償者への補償金に対しまして、全国市長会市民総合賠償補償保険金を充てておるところでございますけれども、補償交渉につきましては、引き受け会社と十分な協議のもとに、補償基準を定めて行っておりまして、現在のところ、ほぼ補償保険金で対応できるものと考えているところでございます。今後の補償交渉におきましても、被害者の方々に誠意を持って対応をさせていただくとともに、補償保険金につきましても、対策室を中心に引き受け会社との十分な協議に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。以上でございます。



◆十八番(十屋幸平君) 簡単に数字だけなんですけれども、保険から大体幾らぐらいと、それから先ほど決算見込みの剰余金から幾らというふうに説明されたんですけれども、そのあたりがわかればお願いします。



◎財政課長(林雄治君) 今回の二億五千万の補償につきましては、議案書にもございますが、十、十一ページの全国市長会市民総合賠償補償保険金二億五千万を充てているところでございます。



◆十八番(十屋幸平君) 先ほどの説明の中で、保険金と剰余金のことだったんですよ、伺ったのは。だから、どちらが幾らで、どちらが大体幾らぐらいかという……。



○議長(黒木敏雄君) 休憩します。



△休憩 午前十一時二十七分

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△開議 午前十一時二十七分



○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。



◎財政課長(林雄治君) 二億五千八十六万七千円の追加補正歳出に対しまして、補償費用が二億五千万でございますから、それにつきましては、全国市長会の賠償保険金を充てております。八十六万七千円、これは検討会の経費でございますけれども、それは繰越金を充てさせていただいております。以上です。



○議長(黒木敏雄君) 以上で質疑を終わります。

 お諮りします。市長提出議案第六六号については、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。

 討論に入ります。討論はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 討論を終わります。

 採決します。市長提出議案第六六号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、市長提出議案第六六号は原案のとおり決定されました。

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△日程第四 議員提出議案第一四号〜第一六号審議(上程・提案理由説明・質疑・討論・採決)



○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第四、議員提出議案第一四号から第一六号までの計三件を一括して議題といたします。

 提出者に提案理由の説明を求めます。まず、十三番岩切裕議員。



◆十三番(岩切裕君) 〔登壇〕では、案文の朗読をもちまして提案の理由説明にかえさせていただきます。

 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)

 地方分権推進会議の中間報告が六月十七日に発表され、十月にもまとめを行うとしています。その中間報告の中で、これまでの文教政策を否定する次のような重大な提案を行っています。

 一、義務教育費国庫負担金について、最終的に全額を地方自治体の裁量になる一般財源化を念頭に置きつつ、当面、子どもの数を基本に「交付金化」する。

 二、事務職員、栄養職員に関して、定数法の規定から除く。

 三、現在、法律で一クラス四十人となっている学級編制について、四十一人以上も可能であるとして各県へ周知を行うべきである。

 四、高校生に対する育英奨学金事業について、国が財政負担をしているのを見直す。

 とりわけ、義務教育費国庫負担制度は憲法の要請から全国的な教育水準を確保するため、地方の財政力に左右されることなく必要な教職員の配置を行い、子どもたちが全国どこにいても必要な教育を保障する制度です。今回、子どもの数を基本にした「交付金化」を提案していますが、少子化の中で特に地方を中心に十分な教育保障や教育の水準の確保が困難になることは明白です。一九九七年の地方分権推進会議第二次勧告では「国庫負担金として教育や生活保護に限定し国が確実に負担する」とされ、その後閣議決定されています。今回の中間報告はこれに反するものです。毎年地方議会から国へ、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書が多く上がっています。(昨年度は千四百自治体)

 また、中間報告は事務職員や栄養職員の配置見直しにも触れていますが、今日の学校はさまざまな教職員の協力協働で成り立っています。「地方への情報提供」「学校裁量拡大による事務部門強化」「食教育充実」の中で両職種の配置は不可欠です。中央教育審議会等の答申や国会審議においても、両職種の重要性が指摘されています。

 一クラスの子どもの数については、現在展開されている少人数指導が子どもや保護者からもきめ細かな指導が受けられるとして好評です。学級定数を引き下げてきた経過や欧米諸国の状況からしても、四十一人以上も可能とすることは全くの暴論です。奨学金についても、長引く不況で家計が苦しいため、希望する生徒がふえているにもかかわらず、国が財政負担を見直し地方に押しつけることは子どもの学習権を奪うことにもなります。

 少子・高齢化が進行し知識型社会へ移行しつつある中、大切な子どもたちの教育は「未来への先行投資」として、重要視されるべきです。教育の重要性を踏まえ、ぜひ、義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要望します。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出します。宮崎県日向市議会。以上です。〔降壇〕



◆二十一番(松本弘志君) 〔登壇〕議員提出議案第一五号、第一六号、案文を朗読することによって提案理由にかえさせていただきます。

 地方税源の充実確保に関する意見書(案)

 現在、地方公共団体は、積極的に行財政改革に取り組み、効率的な行政体質の構築に努めているが、その財政運営は、長引く景気の低迷による税収減や景気対策に伴う公債費負担の増加などにより危機的な状況にある。その一方で、少子・高齢化の進展に伴う地域福祉施策の推進、循環型社会の構築に向けた環境施策の推進、生活関連社会資本の整備、地域産業の振興対策など、地方公共団体は、多様化する住民の行政需要に取り組んでいく必要がある。

 このような状況において、真に地方分権に資するものであるという観点から、地方税源の充実確保を図っていくことが極めて重要である。ついては、平成十五年度税制改正に向け、地方分権の一層の推進を図るため、地方税源の充実確保を図るとともに、特に下記事項について実現されるよう要望する。

 一、固定資産税は都市の基幹税目であることを十分に考慮し、平成十五年度の固定資産の評価替えに際しては、現行水準を堅持する等、その税収の安定的確保が図られるようにすること。

 二、法人事業税へ外形標準課税を導入すること。

 三、ゴルフ場利用税、事業所税、特別土地保有税及び不動産取得税は、地方公共団体の貴重な財源となっていることから、現行制度を堅持すること。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。宮崎県日向市議会。

 次に、議員提出議案第一六号高速自動車国道等の整備促進及び道路特定財源制度の堅持に関する意見書(案)

 福岡、大分、宮崎、鹿児島四県の東海岸部を南北に走る東九州自動車道は、九州縦貫自動車道及び九州横断自動車道と一体となって、九州を循環する高速道路ネットワークを形成し、東九州地域はもとより、九州全体の産業、経済、文化等の一体的発展と飛躍に貢献する最重要路線である。さらに本路線は、地域間交流や連携を推進するためにも、極めて大きな意義を持つものであり、その早期完成は緊急かつ重要な課題であり、最終的には国が責任を持って整備すべきであるにもかかわらず、今回、道路関係四公団民営化推進委員会では、採算性のみに重点を置いた議論がなされ、「施行命令区間の凍結」「全国料金プール制の廃止」「路線建設における地方の費用負担」などの中間整理が示されたが、まだまだ高速道路整備がおくれている本圏域など地方にとっては到底認められるものではない。

 一方、地方の道路整備を進める上でもう一つ重要な制度である道路特定財源制度についても、六月十四日に出された政府税制調査会の「あるべき税制の構築に向けた基本方針」で「一般財源化を含めそのあり方の見直しを行うべき」と記述されており、まだ道路整備が必要な地方にとっては、道路整備予算に不足を生じさせるような議論は容認できないものである。よって、国におかれては下記の事項について特段の配慮をされるよう強く要望する。

 一、道路関係四公団民営化推進委員会の調査審議に当たっては、採算性のみの視点でなく、高速道路が有する諸効果を踏まえ、地方の意見が十分に反映されるよう特段の配慮を行うこと。

 二、高速自動車国道建設については、凍結することなく、国の責務において、整備計画九千三百四十二キロメートルの早急な整備及び法定予定路線一万一千五百二十キロメートルの着実な整備を行うこと。

 三、高速自動車国道の整備に当たっては、全国料金プール制を有効活用し、地方に新たな負担を求めることなく、その推進を図り、償還後は無料開放すること。

 四、地方の実情を十分考慮し、今後とも地方の道路整備を安定的に進めるため、道路特定財源制度を堅持し、必要かつ十分な道路財源の確保に努めること。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。宮崎県日向市議会。以上です。〔降壇〕



○議長(黒木敏雄君) 以上で提案理由の説明を終わります。

 質疑に入ります。ただいま議題となっております議員提出議案第一四号から第一六号までの計三件について、一括して質疑を許します。質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。

 お諮りします。議員提出議案第一四号から第一六号までの計三件については、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。

 討論に入ります。討論はありませんか。



◆二十四番(荻原紘一君) それでは、議員提出議案の一五号と一六号につきまして、要点を述べて反対討論といたします。

 まず、一五号の地方税源の充実確保に関する意見書案についてであります。一番の問題は、「法人事業税へ外形標準課税を導入すること」という点が最大の問題であります。確かに、全国的にも百六十兆円の地方自治体の借金を抱えるに至ったわけであります。その原因等についてはもう触れませんけれども、今日、大企業には二兆円の減税をやると。その二兆円の財源をどう生み出すかということで、中小企業だとか国民に負担をさせると、そういうのが明らかに出てきているのが実態だと思うんです。

 その中で、この外形標準課税というのは、東京都の場合には、これは我が党も賛成をいたしました。なぜなら、大銀行だけに限定をして、大銀行というのが、実際には業務純益を相当上げながら、しかし、不良債権の処分損だというようなことを理由にして、税金をなかなか思うように納めない。だから、そういうような措置をとったと。しかし、今回出されているこの外形標準課税というのをやるならば、今の不況のもとで日本の九割近い中小企業というのは大変な赤字を抱えている。今度の場合はもうけていようが、もうけていなかろうが、そういうことにはかかわらず、皆、税金をかける、しかも、人件費にまで税金をかけるというやり方ですから、さらにこれは人数を減らさざるを得ないような状況にも中小企業というのは追い込まれるという、こういうやり方だったら、これは今でも大変な不況の状況で、中小企業は大変なんですけれども、ますますもって大変な状況になるというのはもう明らかだと。

 だから、やり方がもともと逆立ちしているわけでありまして、こういうやり方というものを続けていくということは、日向市内にある中小企業の皆さんの立場に立っても、私は断じてこの方向というのを許してはならないと、そういうふうに考えるわけであります。余り長くなってはいけませんので、どう解決するかということについては、だから消費税だとかこういう庶民いじめの方向じゃなくて、やっぱり大企業とか大銀行、こういうときに税金をまけてやるとか、公費を投入するとかいうようなやり方を改めて、そしてむだをなくして中小企業を守っていくということが求められていると。ちょっと長くなりましたが、この点は非常に重大なので、そういう立場で認められないということであります。

 次に、議員提出議案の第一六号の高速自動車国道等の整備促進及び道路特定財源制度の堅持に関する意見書案についてであります。これにつきましては、宮崎県に関連している高速道の関係、頭からこれを否定して反対するとかいうような立場ではもちろんないわけであります。ただ、我が党は、国民のやっぱり交通安全、そういうものを守っていく、産業振興に真につながるような方向でやっていくという、そういう面で公共事業のあり方というのは思い切って見直さなければならない、その中の高速自動車道をどういうふうにこれまでつくってきたか、どういうむだがあったか、どういう点は是正しなければならないのか、こういう点を明らかにすべきだと。

 特に、道路特定財源につきましては、これを見直して一般財源化を図って、そして地方でも、宮崎県なら宮崎県でもそうですけれども、そこで道路なら道路を、国道十号線でもそうですけれども、そういうような渋滞を解決するとか、必要なそういう高速道というのはつくるとか、そういう方向に重点的に充てることこそが必要なんだという、そういう立場であります。だから、基本的にここに表現されていることについては、このまま同意することはできないと、そういうことを端的に申し上げまして、私の討論といたします。



○議長(黒木敏雄君) 討論を終わります。

 採決します。

 まず、議員提出議案第一四号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第一四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議員提出議案第一五号地方税源の充実確保に関する意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕



○議長(黒木敏雄君) 起立多数であります。したがって、議案第一五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議員提出議案第一六号高速自動車国道等の整備促進及び道路特定財源制度の堅持に関する意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕



○議長(黒木敏雄君) 起立多数であります。したがって、議案第一六号は原案のとおり可決されました。

 なお、ただいま可決されました意見書については、本議会終了後、速やかに内閣総理大臣を初め、関係各省庁等に提出しますので、御了承願います。

 これで本日の日程は全部終わりました。

 ここで、市長から発言の申し出がありましたので、これを許します。



◎市長(山本孫春君) ただいま議長のお許しをいただきまして、自席からでありますが、一言ごあいさつを申し上げます。

 おかげさまをもちまして、九月三十日に開会いたしました平成十四年第四回日向市議会定例会におきましては、提案をいたしました専決処分、人事案件、条例、事件決議及び平成十四年度補正予算等、すべて原案どおり同意、可決をいただいたところでございます。議員の皆様方には、連日の慎重審議を賜り、また、議会の円滑なる運営に御尽力をいただきまして、衷心より敬意を表し、厚くお礼を申し上げます。

 皆様から賜りました貴重な御意見、御要望等につきましては、十分尊重し、検討いたしまして市政運営に遺漏のなきよう努めるとともに、予算の執行に関しましても、効率的な運営に、さらに慎重を期してまいる所存でございます。

 さて、本会議初日にも御報告申し上げましたが、このたびの日向サンパーク温泉「お舟出の湯」におけるレジオネラ症集団感染事故につきましては、本市始まって以来の大惨事となり、市民の皆様方並びに温泉施設を利用された多くの方々に、多大な不安と御迷惑をおかけしたところでございます。ここに改めまして深くおわびを申し上げるものでございます。

 さて、私は、事故発生以来、被害者救済が何よりも最優先課題と決意し、これまで健康相談、被害者の把握、補償交渉等に、全職員一丸となって誠心誠意取り組んでまいりました。その結果、状況を申し上げますと、昨日現在の補償対象者千二百九十七名、うち示談者数は千百八十六名で、対象者に占める示談成立者の割合は、九一・四四%となっております。

 一方、被害者救済に加えて、レジオネラ菌による汚染原因の究明も重要課題であり、関係機関による調査は進められておりますものの、市といたしましても早急に取り組まなければならないと心に期していたところでございます。このことから、一般質問でも御答弁いたしましたが、汚染原因を究明するとともに、再発防止措置を講ずるために「日向サンパーク温泉施設レジオネラ菌原因究明等委員会」を設置をすることといたしたところでございます。委員のうち、特に学識経験者として、前岐阜大学教授の藪内英子先生、アクアス株式会社つくば総合研究所技術開発部長の縣邦雄先生のお二人にお願いをし、専門的な立場からの御意見を伺いたいと考えております。早速、来る二十一日に第一回の委員会を開催予定でございます。

 今後とも、あらゆる方向から一刻も早く事態の収拾に努め、失われた信頼の回復に向けて全力を尽くすことが、私に課せられた最大の責任であると考えておりまして、危機管理体制を初めとして、二度とこのような事故が起こらないような体制の構築に向けて、さらに最善の努力をしてまいる所存でございます。

 なお、今回の定例議会におきまして、議員の皆様方にも、職員の交渉業務等に対しまして特段の配慮を賜り、また、一般質問等でも今回のレジオネラ感染事故に関する貴重な御意見を賜りました。ここに改めまして敬意と感謝を申し上げる次第であります。今後とも、議員各位の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、終わりに、皆様方の御健勝、御多幸を御祈念を申し上げまして、お礼のあいさつといたします。御苦労さまでございました。ありがとうございます。



○議長(黒木敏雄君) 以上で平成十四年第四回日向市議会定例会を閉会します。



△閉会 午前十一時五十分

     署名者

  日向市議会議長  黒木敏雄

  日向市議会議員  黒木康弘

  日向市議会議員  西村豪武