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宮崎県 日南市

平成19年第1回定例会(第8号) 本文




2007年03月26日:平成19年第1回定例会(第8号) 本文

                     =開議 午後一時零分=
*開 議
影山一雄議長 ただいままでの出席議員二十二名、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、お手元の議員日程第八号により進めることにいたします。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第一 発言取り消し申し出の件


影山一雄議長 日程第一発言取り消しの件を議題といたします。
 暫時休憩します。
                     =休憩 午後一時零分=
                     =開議 午後一時一分=


影山一雄議長 再開します。
 お手元の発言取消申出書のとおり、磯江純一議員から去る三月十四日の一般質問における発言の一部を、申出書のとおり取り消したいとの旨申し出がありました。
 お諮りいたします。
 申出書のとおり取り消しを許可することに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、磯江純一議員の申出書のとおり発言の取り消しを許可することに決定いたしました。
 暫時休憩します。
                     =休憩 午後一時二分=
                     =開議 午後一時三分=


影山一雄議長 再開いたします。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第二 議案第二一号から日程第二二 議案第一三号まで


影山一雄議長 日程第二議案第二一号から日程第二二議案第一三号までの以上二十一件を一括議題といたします。
 ただいま議題に供しました議案及び請願、陳情について付託をしておりました特別及び各常任委員会の委員長の審査結果の報告を求めます。
○総務文教委員長審査結果報告


影山一雄議長 最初に、総務文教委員会に審査を付託しておりました日程第二議案第二一号から日程第一〇陳情第二二号までの以上九件につきまして、委員長の審査結果の報告を求めます。


田中重信総務文教委員長(登壇) 私ども総務文教委員会に付託を受けました議案八件、陳情一件について、審査した結果等を報告いたします。
 初めに、議案第二一号日南市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例です。
 本案は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、本市職員の扶養手当について所要の改正を行うため提出されたものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二二号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例です。
 本案は、地方自治法の一部を改正する条例が公布され、助役及び収入役制度等の改正が行われたことに伴い、本市条例についてもこれに応ずる改正を行うため提出されたものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二三号日南市副市長定数条例です。
 本案は、地方自治法の一部を改正する法律が公布され、助役にかえて副市長を置くことに伴い、副市長の定数を定める条例を制定するため提出されたものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二四号日南市男女共同参画社会づくり条例です。
 本案は、本市の男女共同参画社会の実現に向け、基本理念を定めるとともに、市、市民及び事業者等の役割を明確にし、総合的かつ計画的に推進していくための条例を制定するため提出されたものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二五号杉の友教育振興育英基金条例の一部を改正する条例です。
 本案は、杉の友教育振興育英基金について、有能な人材の育成に資するため、基金の一部または全部を処分することができるよう運用の見直しを行うため提出されたものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二六号日南市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例です。
 本案は、日南市中央共同調理場の新設に伴い、その設置について所要の改正を行うため提出されたものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二九号、第三〇号の二件について報告いたします。
 議案第二九号「平成十七年公共災第一号富土小目井線道路災害復旧工事(その一)の請負契約の締結について」の議決事項の一部変更について及び議案第三〇号「平成十七年公共災第一号富土小目井線道路災害復旧工事(その二)の請負契約の締結について」の議決事項の一部変更についてです。
 この二案ともに請負契約の締結について市議会の議決を得たものであり、また、議案三〇号については議決事項の一部変更について市議会の議決を得たものでありますが、実施設計の見直しを要し、その結果、契約の金額を変更する必要が生じたため提出されたものです。
 いずれの議案も、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、陳情第二二号公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の「安心・安全」の確立を求める陳情ですが、採決の結果、賛成少数をもって不採択とすることに決しました。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの総務文教委員長の報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い挙手により採決します。
 まず、議案第二一号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二一号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二二号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二二号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二三号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二三号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二四号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二四号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二五号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二五号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二六号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二六号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二九号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二九号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三〇号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第三〇号は原案のとおり可決されました。
 次に、陳情第二二号に対する委員長の報告は不採択とするものです。
 したがって、会議規則第七十条第一項を準用し、陳情を可とし、すなわち採択とされる方を採決いたします。なお、挙手のない方は不採択と見ますので、念のため申し上げます。
 陳情第二二号を採択とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 賛成少数です。
 よって、陳情第二二号は不採択とすることに決定しました。
○環境福祉委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、環境福祉委員会に付託しておりました日程第一一議案第一四号から日程第一五陳情第一九号までの以上五件について、委員長の審査結果の報告を求めます。


坂口義弘環境福祉委員長(登壇) 私ども環境福祉委員会に付託を受けました議案四件、陳情一件について、審査結果の御報告を申し上げます。
 まず、議案第一四号平成十九年度日南市国民健康保険特別会計予算についてであります。
 予算額は六十億一千八百万円で前年度に比べ二〇・八%の大幅な増となっております。これは、平成十八年十月から実施された保険財政共同安定化事業に対する拠出金が前年度当初予算比で五億六千八百万円の皆増となったことなどによるものであります。
 歳入の主なものは、国民健康保険税二十一億八百一万一千円、国庫支出金十四億七千三百六十三万五千円、療養給付費交付金九億一千三百十二万円、共同事業交付金六億三千八百二十三万一千円、繰入金六億一千八百八万三千円であります。
 また、歳出の主なものは、保険給付費三十九億二千六百四十八万八千円、老人保健拠出金九億二千八百四十五万八千円、介護給付金二億八千八十一万一千円、共同事業拠出金六億四千五百二十四万七千円であります。
 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、次の意見、要望が付言されましたので申し添えます。
 健康づくりの意識啓発を通じて、医療費節減につなげるため国保ヘルスアップ事業や保健事業を地域へ広がりが図れるよう取り組んでいただきたい。
 また、被保険者負担の公平性を図るため、保険税の収納確保に努めていただきたい。
 次に、議案第一五号平成十九年度日南市老人保健特別会計予算についてであります。
 予算額は六十億六千三百万円で前年度に比べ六・一%の増となっております。
 歳入の主なものは、支払い基金交付金三十一億一千四百十一万三千円、国庫支出金十九億二千六百七十八万二千円、県支出金四億七千九百五十五万九千円、一般会計繰入金五億二千九百六十四万一千円であります。
 また、歳出の主なものは、医療諸費五十九億八千六百三十万七千円であります。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第一六号平成十九年度日南市介護保険特別会計予算についてであります。
 予算額は三十三億二千五百万円で前年度に比べ九・七%の減となっております。この要因としては、平成十八年度の保険給付費及び認定状況の実績から給付費の総額を一一・三%の減で見込んだことによるものです。
 歳入の主なものは、保険料五億七千百三十一万一千円、国庫支出金七億六千七百八十七万一千円、支払い基金交付金九億六千百三十五万四千円、県支出金四億九千七百五十二万八千円、一般会計繰入金五億十一万二千円であります。
 また、歳出の主なものは、保険給付費三十億八千二百二十万八千円であります。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、次の意見、要望が付言されましたので申し添えます。
 介護保険料の徴収率低下に歯どめをかけるため、税務課と連携を図り、滞納者の実態把握に努め、収納率の向上を図られたい。
 次に、議案第二七号日南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでありますが、国民健康保険税の各納期における納付額の均等化を図るとともに税額の軽減申請期限を延長するものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、継続審査事件となっておりました陳情第一九号最低保障年金制度の創設を求める陳情につきましては、採決の結果、賛成多数をもって採択すべきものと決しました。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの環境福祉委員長の報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。


九番(井福秀子議員) 議案第一四号平成十九年度日南市国民健康保険特別会計予算について反対討論を行います。
 国の医療制度改革関連法案は、四百四十項目にも及び二〇〇六年十月以降、次々と具体化され、二〇〇八年四月までにおおよその体系、計画ができ上がることになっています。この最大の目標は、患者負担分を除いた医療給付費の伸びを抑えようというものです。そのため医療費抑制策を法律で規定したのです。
 その第一として、短期的に効果のあらわれる対策として患者負担の引き上げや高額療養医療費制度の自己負担額の引き上げなど、公的保険給付の内容、範囲を削減、縮小することです。第二に、中期、長期に効果のあらわれる対策として、都道府県に医療費適正化計画を義務づけることです。第三に、抑制効果を確実なものとするために、医療保険制度を都道府県単位の運営に切りかえることです。
 地方自治法第一条には、地方自治体は住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うことがうたわれています。ところが、自治体は三位一体改革によって国から地方への財政支出の削減が行われ、地方自治体と住民に負担が押しつけられました。そして、今度の医療制度関連法によって地方自治体の役割、あり方も大きく変えられようとしています。
 国民健康保険は、低所得者や無職者が年々増加しており、このままでは制度の崩壊すら危ぶまれています。国保の構造的な問題から生じる財政影響に対応するため、今後も国の責任において財政支援の制度を拡充、強化する必要があります。
 国保は、他制度と比較すると一人当たりの医療費が高いほか、加入者の所得に対する保険税負担も著しく高くなっています。また、国保は、所得割だけでなく、均等割及び世帯割を合わせて保険税が付加されています。
 国民健康保険中央会の資料によりますと、一世帯当たり年間所得は、平成十五年推計で、国保は百三十二万円、政管健保は二百三十万円、組合健保は三百七十一万円となっており、年間所得をもとにした保険税率では、国保は一一・四%、政管健保は七・三%、組合健保は四・八%となっています。
 このように、国保は他制度との格差があり高い保険税となっているため、払えないという人が全国で四百八十万世帯、日南市でも千五百六十一世帯となっています。格差社会の広がりの中、低年金、低賃金、不安低雇用などにより国保税の滞納がふえてきております。
 市は、負担の公平及び保険税の収納確保の向上に努力されております。また、滞納世帯対策として短期保険証や資格証明書の活用を図るとなっております。日南市の短期保険証の発行は七百五十五世帯、資格証明書の発行は二百五十六世帯ということです。ただし、七十五歳以上の高齢者には保険証を交付しています。滞納に至った状況など詳しく把握されているのでしょうか。
 滞納の背景には、借金、多重債務問題の解決が欠かせないのではないでしょうか。多重債務に陥り苦しむ住民を一人でも減らすことが市の各種の滞納の解消にも寄与するのではないかと思います。
 我が党が全国の病院にアンケートをお願いしましたが、その結果は、千人以上を超える方が症状が悪化したということでした。病人や子供のいる世帯には資格証明書を発行しない自治体がふえてきております。日南市では、十五歳以下の子供のいる十七世帯で保険証がありません。せめて子供のいる世帯には保険証を交付してやるべきだと思います。
 ことし、各地で国保税引き下げに踏み切る自治体が生まれています。もはや負担は限界という市町村の判断です。当初の一人当たりの課税額は、一般が七・四六%増、退職者が一七・二五%増となり、介護の二号被保険者は〇・四七%の減となっており、これでは連続の保険税の引き上げが懸念されます。昨年は、一般が九・九七%、退職者が一二・九二%、介護分が五・三六%と大変な国保税引き上げでした。
 五月末に決定されますが、基金の取り崩し、一般財源の繰り入れなど最大の努力をして支払い能力に合った保険税にすることを要望いたしまして、討論を終わります。


影山一雄議長 賛成討論はございませんか。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い挙手により採決します。
 議案第一四号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第一四号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一五号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一五号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一六号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一六号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二七号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二七号は原案のとおり可決されました。
 次に、陳情第一九号に対する委員長の報告は採択とするものです。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 賛成少数です。
 よって、陳情第一九号は不採択とすることに決定しました。
○産業経済委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、産業経済委員会に付託しておりました日程第一六議案第一七号から日程第二一請願第一八号までの以上六件について、委員長の審査結果の報告を求めます。


長友昭三郎産業経済委員長(登壇) 私ども産業経済委員会に付託を受けました議案五件、請願一件について、審査した結果等を報告いたします。
 初めに、議案第一七号平成十九年度日南市簡易水道特別会計予算です。
 予算額は六千百万円で前年度比三・四%の増となっております。
 事業の主なものは、伊比井地区の老朽化した配水管の布設がえや富土簡易水道の滅菌機の取りかえなどであります。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第一八号平成十九年度日南市漁業集落排水特別会計予算です。
 予算額は二千二百五十万円で、前年度比六・三%の減となっております。
 予算の内容は、集落排水施設の安全稼働を行うための維持管理経費が主なものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第一九号平成十九年度日南市水道事業会計予算です。
 まず、収益的収支では、収入総額七億三千五百十万円に対し、支出総額六億六千五百六十万円で、差し引き六千九百五十万円の黒字予算となっております。
 また、資本的収支では、収入総額二億一千四十万円に対し、支出総額五億二千七百十万円で、差し引き三億一千六百七十万円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんすることとなっております。
 予算の内容は、飫肥浄水場施設の更新による施設整備や配水管整備等が主なものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二〇号平成十九年度日南市下水道事業会計予算です。
 まず、収益的収支では、収入総額七億四千二百六十五万四千円に対し、支出総額七億四千五百万円と、差し引き二百三十四万六千円の赤字予算となっております。
 また、資本的収支では、収入総額七億四千七百四十三万四千円に対し、支出総額九億七千四百万円で、差し引き二億二千六百五十六万六千円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんすることとなっております。
 予算の内容は、吾田地区と油津地区の汚水管渠等の整備や日南下水終末処理場改築更新工事、また、水質改善下水道事業が主なものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二八号日南都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例です。
 本案は、下水道事業の第五期事業区域における受益者負担金の額を定めるため提出されたものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 最後に、閉会中の継続審査となっておりました請願第一八号予備調査山村境界保全事業の実施についての請願ですが、さらに調査・検討を要するとの意見が多数を占め、閉会中の継続審査と決しました。
 以上で審査結果の方向を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの産業経済委員長の報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い挙手により採決いたします。
 議案第一七号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一七号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一八号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一八号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一九号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一九号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二〇号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二〇号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二八号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二八号は原案のとおり可決されました。
 次に、請願第一八号に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものです。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、請願第一八号は閉会中の継続審査とすることに決定しました。
○予算審査特別委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、予算審査特別委員会に付託しておりました日程第二二議案第一三号について、特別委員長の審査結果の報告を求めます。


豊倉照光予算審査特別委員長(登壇) 私ども予算審査特別委員会に審査を付託されました議案第一三号平成十九年度日南市一般会計予算について、審査した結果について御報告申し上げます。
 まず、審査の方法といたしましては、各常任委員会を単位とする三つの分科会を設け、本案を分割付託し、それぞれ関係ある分科会において、休会中、関係課長等の説明を求め慎重に審査を行ったところです。
 なお、本日、予算審査特別委員会の全体会議を開き、各分科会長の報告を求め審査いたしましたが、その各分科会長の報告及び各分科会長に対する質疑及び予算の内容については、議員各位も特別委員会の委員として本案の審査に当たられたことでもあり、ここでは省略いたします。
 なお、討論については、日南市議会の先例により本会議で行うものとし、採決の結果、議案第一三号について、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決した次第です。
 なお、次の意見、要望が付言されましたので申し添えます。
 予算の執行に当たっては、昨年度に比べ、予算額の縮減、それに伴う新規事業の減少という極めて厳しい財政状況でありますので、各事業において厳しく精査し、市政一新の基本姿勢の上に立ち、効率のいい適正な予算を執行されたい。
 消防施設機材整備費の委託料については、関係課との調整執行に留意されたい。
 厚生会の補助金の使途については、再検討の上に予算執行に留意されたい。
 選挙事務については、より簡素化、効率化できるよう市長部局と選挙管理委員会とで十分な調整をされたい。
 保育料未納対策については、税の収納対策も参考にされ、過年度分を含めて収納率向上に努められたい。
 戸籍電算化については、事務の効率化を図るため、導入に向け検討されたい。
 市営墓地上城霊園の駐車場については、市民の利便性を考慮してさらなる検討をされたい。
 汚水処理施設共同整備事業調査については、経済性や効率性等を十分に調査され、今後の生活排水処理対策について検討されたい。
 商工観光課所管事項について、一点目、観光協会と連携し、観光協会会員の皆様の意見を十分に取り入れて、日南市の観光の発展のためより一層努力されたい。また、観光協会の法人化に向けて研究・検討されたい。二点目に、今年度、予算計上されていない住宅リフォーム促進事業費補助金について、日南市の活性化のために多大な効果のあった事業でありましたので、事業内容の見直しをした上で本年度実施できないか再検討されたい。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。(降壇)
○質疑省略の件


影山一雄議長 この際、お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案については、議長を除く全議員をもって構成する特別委員会で審査した案件ですので、質疑を省略して審議したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、質疑を省略して審議することに決定いたしました。
○討 論


影山一雄議長 これより討論に入ります。


八番(田中重信議員) 八番議員の田中重信です。提出議案第一三号平成十九年度一般会計予算に対し反対討論を行います。
 少々長くなりますけれども、思いの一部を述べさせていただきます。
 さて、夕張市の財政破綻は全国に大きな衝撃を与えました。このため、日南市の財政は大丈夫か、第二の夕張市になるのではないかといった多くの声が市民から寄せられています。
 一般的には、財政の安全性は実質公債費比率が低いほどよいとされていますが、その基本となる市債などの元利償還金や他会計への繰出金の根拠となる日南市の債務負担額は、平成十七年度決算による市債残高が一般会計の二百四十四億七百万円、上下水道会計などの特別会計の百二十七億八千八百万円、日南地区衛生管理センターに係る日南市の地方債負担割十三億五百万円、同じく日南串間広域不燃物処理組合九億一千五百万円、国民健康保険中部病院組合十一億四千八百万円となっており、日南市に係る市債残高合計は平成十七年度決算で四百五億六千三百万円となっています。
 このため、財政の危険性を示す平成十八年度実質公債費比率は一八・一%と基準を上回る結果となりました。さらに、経常収支比率は九四・二%と人件費などの固定経費の比率が極めて高い硬直財政となっており、厳しい財政状態に置かれています。
 今議会の一般質問答弁の中で思わず谷口市長が、「これほどまでに財政が悪化しているとは市長就任までわからなかった」と言われたほどに多額の借金となっています。
 谷口市長、あなただけの責任ではありません。全国で二割の自治体が財政危機に陥っている、日南市ばかりじゃないという横並び意識が職員や議会の中にあって危機感をみずからの問題として共有していないことこそが大きな問題なのです。
 東国原知事は、「どげんかせんといかん」と言って県民を挙げて宮崎県の再生に取り組んでいますが、日南市も、市民、行政、議会が一体となってどうにかしないとだれも助けてくれません。
 本日、日南市の行財政の柱となる第四次総合計画後期基本計画の詳細が公開されました。計画の柱となります人口動向につきましては、当初から指摘をしましたように、現状とは既に一〇%も誤差があり、基本となる前提が間違っている以上大幅な修正が必要と思われますが、「市政一新」の言葉ばかりが踊っている、地に足のつかない内容となっています。市の財政改革の基本がしっかりと確立されていなければ、今後の行財政改革の取り組み効果についても大いに疑問が残ります。
 さて、今議会では、平成十九年度一般会計を初めとする各提出議案に対し、各会派六名の代表質問と十一名の個人質問が行われました。各議員からは、いずれもこれまでにない厳しい収支予算編成に対し、市民生活に配慮した適正な予算配分となっているか。また、将来を見据えたまちづくりの骨格が示されているかなどの点について質問がなされました。
 市長の提案説明によると、市民意向調査などを反映した第四次日南市総合計画後期基本計画に基づき、市政一新計画で示した改革項目の実現に向けた予算編成を行ったとのことですが、各事業についての精査を行い、各分科会で慎重に審議してまいりました。
 しかしながら、各予算の事業項目を見てみますと、事務事業の見直しによる職員の適正配置に疑問の残る部署や、果たしてゼロスタートによる事業見直しが行われたのか疑義のある事業が随所にあります。
 まず、危機管理体制の確立についても、防災ラジオや携帯を活用したハード整備の取り組みは見られるものの、高齢者などに配慮したきめ細かな対応については示されていないばかりか、非常時の実働部隊となる消防団への配慮や地区防災組織との連携などはなおざりとなっています。
 さらに、本市の持つ豊富な資源の有効活用をうたっていますが、各地に伝承された各種伝統資産や豊かな自然の相乗効果を期待するソフト事業の展開等、横の連携に欠けています。
 市民と行政の協働についても、市長就任四年を迎えようとしている今回の予算の中で、市民の理解を得にくい、具体性に乏しい内容となっています。
 議会や市民の提言などを参考に、リーダーシップを発揮して予算編成を行ったとありますが、厳しい予算編成とはいえ谷口市長の個性や日南市の独自性を発揮した内容であるとはとても評価しがたい予算内容であります。
 いずれにしましても、実質公債費比率の現状からかつての右肩上がりの予算編成は許されるはずもありませんが、財政状況についての市民への説明責任について極めて不十分な点は、市長のみならず私ども議会も大いに反省するべきであると思います。
 さらに個別事業について見てみますと、歴史的町並みの景観形成に貢献する建築物への費用助成につきましても、高齢世帯が中心の広範な地域の中でどれほどの効果が期待できるのか。過去に行われた飫肥城下町の実績と比較検討しても大いに疑問が残ります。
 今回の新規事業として目につきます企業誘致促進のための報奨金制度については、極めて奇異な感じさえ覚えます。誘致企業に対する優遇制度については全国に事例が多く見られますが、口ききあっせんに対する報奨制度は異例の制度であり、運用についての十分な検討が必要です。
 また、本年は、飫肥城下町の重要伝統的建造物群保存地区指定三十周年記念の事業が予定されていますが、新たな催しを企画する以前に、過去の事業展開や城下祭り開催の反省がどのように本年度事業に生かされているのか、審査の中でも明らかではありませんでした。
 農林水産業の振興策につきましては、市政一新による投資的経費の見直しの中、大幅な減額となり、地場産業の後継者を育成する一次産業振興の誘導策として種々の事業が計画されています。しかし、ここ数年の推移を見ても、事業年度途中の変更を余儀なくされるなど、受益者の生の要望が生かし切れていない対話不足の感が否めません。
 殿所森林公園の整備事業にいたっては、縦割り行政と過去のしがらみから継続されたお役所型事業の典型といえます。
 地区住民との対話の中で、同じ予算を地元の要望に沿っておろすとすれば、地域防災や地域福祉のための拠点施設の整備など別の事業を要望されるのではないかと思われます。
 商工業の各振興策についても、商店街駐車場管理費補助金などに見られるように、例年同様予算措置をしただけの、個別事業に対する費用対効果への真摯な検討が見られません。
 クリーンエネルギーへの転換として、平成十三年から検討してきました風力発電事業につきましては、九州電力の事業枠の拡大が公表されましたが、本市は最適地とは言えないばかりか、事業に失敗して倒産し対応に苦慮した北海道の事例もあり、誘致事業者が台風災害などにより事業継続困難となった場合の施設撤去などに対する当市の責任も明確でなく、また、支援事業としての工事用市道整備に係る費用の算出も公表しない現状では、あえて事業を誘致する段階ではないと考えます。
 観光振興につきましては、先日、商工会議所で開催されたシンポジウムでの地元業界の地道な取り組みなどに対応する具体的な事業展開に乏しい内容となっております。
 また、健康で安心できるまちづくりとして取り組まれています放課後保育事業や子供の居場所づくりの取り組みについても、地元や事業を支える支援者との事前協議不足を懸念するものです。
 さらに、ふれあいいきいきサロンにつきましても、当初目標としました市内全域への設置にはいまだほど遠く、推進に向けた担当部署の意気込みが全く感じられません。
 学校教育関連事業の共同調理場につきましても、県内でも最後に完全給食に取り組むこととなった本市においては、議員各位も先進事例の研修を重ねた上で完全民営化での取り組みを提案してまいりましたが、かたくなに公設公営を押し通してきました。しかも、他市の事例との比較が困難な、恐らく高い買い物であったプロポーザル方式による工事発注であり、本市の市債残高が増加した一因ともなっています。
 今回、大幅な改修が必要として提案されている総合運動公園陸上競技場全天候型施設整備事業につきましても、関係団体との意見交換がどのように事業に反映されて予算の有効活用を図られているのか、納得のいく説明ではありませんでした。
 また、国保会計や介護保険への繰出金につきましても、制度変更に伴い支給総額の減少に対応する予防事業の展開は極めて不十分であり、単なる予算削減の事業内容が散見されます。
 加えて、上下水道会計などについても、今後の繰出金削減に対応する具体的施策と市民への説明が盛り込まれていません。
 以上の内容から言えることは、市長のリーダーシップが極めて希薄な上、各部署担当職員の市政一新への真摯な取り組みの熱意が全く感じられない極めて不十分な予算内容であり、市民の市政改革にかける期待にこたえる内容にはなっていないということです。
 以上、予算概要を総括しますと、今回、百五十八億九千万円の緊縮型予算との触れ込みで一般会計予算編成がなされ、過去の決算額に比べ大幅な支出抑制がなされています。
 市長の提案理由説明によれば、市の活性化に配慮し、「あなたと創る夢のあるまち」実現に配慮した市民協働の予算編成とのことですが、減額の中身は大幅な投資型予算の削減と国民健康保険、介護保険予算への繰出金に見られるように、給付サービスの大幅な低下並びに市民の負担増が主な柱となっています。
 現在、四百三十億円もの累積赤字があり、実質公債費比率が基準をオーバーしたための行財政改革の一環だと言われて、そのまま納得する市民が果たしているでしょうか。過去に行った市民のための事業負債だと言われても、将来予測を誤った行政当局と、過去にそれらの事業予算を認めてきた議会の責任を追及されるのが当然の帰結だと思います。
 これまでも、市の債務増加については、各議会や全員協議会開催ごとに要望、意見などの附帯決議などを行い警鐘を鳴らし続けてきました。
 特に前小泉政権下において交付税が大幅に抑制される中で、将来の交付税措置のある起債を安易に行うことについては、借金はあくまで借金であり、交付税措置も内税として総額を減じられることになれば、市の財政はすぐに破綻するとして反対をしてきました。
 図らずも市町村合併に失敗して、交付金補助金算定のペナルティーを受け、実質公債費比率が一八・一%となったため、宮崎県で唯一の県の許可を受けて財政を運営する起債制限団体に陥ってしまいました。しかしながら、これまで財政当局から将来の債務残高の推移の説明を受け、その都度各年度予算を原案可決し、承認してきたのはほかならぬ私ども議会であります。
 今回、予算に占める人件費や議会費などについては応分の減額を示さず、一般的な市民への各種サービスの低下と負担増を求めるのみの改革緊縮予算では、市民の協働はおろか同意すらも得ることは極めて困難であると思います。
 全国平均の市民千人に対する職員数は八・一二であるのに対し、日南市では一〇・〇三人となっています。事務事業の積み上げによる算出ではありませんが、この数字を単純計算しますと、日南市ではちょうど百人、職員が多いということになります。このことからも市職員削減に対する取り組みが不十分であると言えます。
 また、パーマネント手当と称されるおおよそ市民の理解を得られない職員の福利厚生費補助などの改善についても九年前から求め続けていますが、当局は極めて消極的かつあいまいな対応に終始しています。
 類似都市五十二市との比較においても、財政力指数で〇・四二の四十位で、最下位の〇・三七に限りなく張りついているなど多くの課題が明らかであり、それらを解決していこうという積極的な姿勢が当局には見られません。
 そればかりか、それらの詳細な資料は財政分析担当部署に秘蔵され、進んで情報を開示すると明言されている谷口市長の政治姿勢とは相反する対応となっています。
 私ども議会におきましても、特別委員会などにおいて議員定数や報酬、政務調査費のあり方について議論を続けていますが、市民からはさらに厳しい対応が求められています。
 「隗より始めよ」という言葉があります。財政改革を行うためには市民の負担増やサービス低下を行う前に、まず行政と議会がみずから血と汗を流せということであります。
 市長就任時にも申し上げましたが、私ども議会は、市長に対する辛口の応援団であります。厳しい行財政環境の中で当局の全職員並びに議会が一致団結して、血も汗も流す覚悟で市政一新の改革に取り組まなければ、市民協働のもとでの日南市の再生はあり得ないとの決意で今議会の審査を行ってまいりました。
 各担当職員にもお願いいたしましたが、今議会で質問された各項目についての各常任委員会、分科会における補足説明につきましても納得のいく内容ではありませんでした。
 これまでの議会では、多少の疑問や反対意見があっても、総体で整合性のある予算であれば要望等を附帯決議することで原案可決としてまいりました。しかし、今回、財政危機に直面したことが明らかになった以上、議会人として市民の賛同を得るに足る谷口市長のリーダーシップの発揮された予算編成であるのか。また、各担当部署職員の市政一新にかける熱意が十二分に伝わってくる内容であるのか厳しく審査をいたしました。
 残念ながら、るる申し上げましたように平成十九年度一般会計予算については、市民の同意を得られる内容にはなっていないばかりか、このままでは次世代に大きな負の財産を残すことになると判断し、議会人としての市民の負託にこたえるチェック機能を果たすため反対票を投じることを申し上げまして、私の反対討論を終わります。


九番(井福秀子議員) 議案第一三号平成十九年度日南市一般会計予算について反対討論を行います。
 二〇〇七年度の政府予算の最大の特徴は、経済成長に資するという名目で大企業や大資産家への異常なまでの大盤振る舞いがなされていることです。その一方で、定率減税の廃止や生活保護の削減に示されるように、国民への負担増と給付切り下げは無慈悲に継続、推進する内容となっています。これは、社会格差と貧困をさらに拡大するものです。
 二〇〇七年度の国の地方財政の計画は、地方の財源確保について必要な総額は確保された形ですが、歳出の規模を厳しく抑制した上での必要な財源です。特に給与関係費の削減と投資的経費削減が大きく、地方自治体としてもその対応が求められています。
 日南市の場合、退職者不補充などの影響で一・〇%の減、投資的経費が一〇・二%の減としてあらわれています。定率減税の廃止など前年度予算で既に決まった改悪が本格的に実施されることになります。去年、半減された定率減税がことしには全廃されます。
 所得税は一月から実施され、サラリーマンは一月の給与から、年金生活者は二月の支給年金から適用になります。一月の段階では定率減税廃止によってふえる所得税額よりも税源移譲によって減る所得税額の方が大きいため、給与からの天引きが減少しました。六月には住民税の定率減税廃止と税源移譲による住民税率の引き上げが同時に実施されるため、住民税が大幅にふえることになります。
 年金生活者の場合は、二月に税源移譲で所得税が減る一方、六月に市から届く住民税の課税通知の額が大幅にふえることになります。多くの人は倍近くになり、昨年初めて住民税が課税された人の中には、経過措置の関係で昨年の通知額の四倍近くになる場合も出てきます。
 先日、市役所を定年退職された方から、前、住民税は五千円だった。今、五万円になっているとお聞きしました。この方も六月には住民税が十万円近くになると予想されます。
 また、自営業者の場合は、税源移譲による所得税減額の効果が来年の確定申告後まで出てこない場合があり、住民税の増税の方が先にやってくることになります。
 また、昨年初めて住民税が課税された高齢者の多くは、経過措置が適用されているために、住民税が段階的に引き上がり、介護保険料にも、国保税についても、ことしも、来年も雪だるまのように負担がふえていくことになります。
 次に、生活保護関係では、二〇〇五年度から始まった十六歳以上の子を持つ世帯への母子加算への廃止が今年度完了するのに続いて、十五歳以下の子についての母子加算も廃止しようとしています。なぜこのようなひどいことをするのか。
 政府の説明は、一般の母子家庭と生活保護を受けている母子家庭を比べると、一般の母子家庭の生活水準の方が低いから生活保護の加算をなくすというのです。一般の母子家庭が生活保護水準以下で暮らさざるを得ない、これこそ問題なのではないでしょうか。
 在宅児童一人のとき、完全に廃止となった場合の一年当たりの減額は二十四万二百四十円にもなります。対象となる日南市における母子世帯は八世帯ということです。
 また、障害者自立支援法による負担増も一定改善されたとはいえ、障害サービスに応益負担を課すという自立支援法の根本が変わったわけではなく、次の見直しの来年度までの措置にとどまるものです。いまだ施設を退所した障害者は取り残されたままです。
 これら国の施策とはいえ、全国の自治体も国の弱者切り捨てから住民の命と暮らしを守るために独自の取り組みをしているところがふえております。日南市の場合、それが少しも見受けられません。財政が厳しいということで、日南市も前年度に比べ〇・八%のマイナス予算となっています。いろいろなところから少しずつ予算を削って、それを全天候型の運動公園の整備に回したともお聞きしました。
 私は、以前も討論いたしましたが、都市計画道路であります平野線は、どう考えても王子製紙企業のための道路と言われても仕方がない内容です。道路をつくるなとは言いませんが、企業も受益者負担をすべきではないかと思います。
 といいますのも、秋田県のある町で、一般住民が余り利用しない企業のための道路、町道ですが、総事業費から国庫支出金を除いた町費相当分の全額を受益企業が負担するというもので、その条例案が三月議会に提案されているとのことです。
 平野線については、総事業費が十億六千六百八十万円ということで、日南市の財政に大きく影響を与えています。財政難の中、受益者負担を求めるべきだと思います。
 また、歴史的景観を生かしたまちづくりということで、油津の町にかなりの予算がつぎ込まれています。予算があれば、どんどんやればいいことですが、緊急にやらなければならない事業なのでしょうか。
 これほど住民の負担がふえ、毎日の生活に事欠く多くの市民のことを考えると、福祉、暮らし、そして住宅リフォーム補助事業など中小企業の応援こそ手厚い支援が必要で、予算の使い方を考えるべきではないかと思います。
 以上で討論を終わります。


影山一雄議長 ほかにございませんか。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようでございますので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより採決します。
 議案第一三号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第一三号は原案のとおり可決されました。
─────────────── ○ ───────────────
*収入役退任あいさつ


影山一雄議長 次に移ります。
 収入役から退任のあいさつの申し出がございましたので、許可することにいたします。


福田榮助収入役(登壇) 収入役を退任するに当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
 本日は三月議会の貴重な時間を割いていただきまして、あいさつの機会を与えていただきましたことに対しまして、心から感謝を申し上げます。
 私こと東京オリンピックで沸いた翌年、昭和四十年四月に現王子製紙日南工場に入社し、市役所に転職して以来、男として、また父親として働くべき義務であろう四十二年間を今、終えようとしております。
 しかし、四十二年という歳月は一瞬の出来事でありました。あこがれて入った王子製紙を五年で退職し、公務員への再就職に向け、宮崎県産業開発青年隊の学業に一念努力し、卒業と同時に夢の実現に向け日南市役所に合格し、今日まで初心を忘れることなく自分なりに努力をしてまいりました。
 市役所の職員になれたおかげで、歴代市長を含む三役、教育長を初め市議会議員の先生方、そして多くの職員を知り得たことは、あの第十五回全国豊かな海づくり大会の仕事に従事できたこととともに私の大きな財産となりました。特に当時の宮元義雄日南市長には心から感謝をしたいと思います。
 しかしながら、残念にも収入役の任期を全うすることはできませんでしたが、在任中の二年八カ月は、議員の皆さん、職員の皆さんを初め多くの市民の皆さんに多大なる協力をいただき感謝の気持ちでいっぱいでございます。本当にありがとうございました。この場をおかりしまして、心から感謝を申し上げたいと思います。
 四十二年を振り返ったとき、世の中も、人も、役所も大きく変わりました。しかし、議員と役所の職員の果たすべき役割は全く変わっておりません。すべてにおいて大変厳しい時期を迎えておりますが、市民あっての私たちだと思ってきました。私は性格上、世のため、人のために生涯を生きていくことになろうかと思いますが、それが市民への恩返しになればと思っております。
 最後に、昨日、東九州自動車道新直轄事業北郷~日南間の着工式も無事終えましたので、今後は、市長、先ほど承認いただきました副市長、教育長を中心にして、日南市がさらなる発展を続け、議員の皆さん、特別職の皆さん、さらには親愛なる後輩の職員の皆さんの末永い御健康と御多幸を心からお祈り申し上げまして、退職に当たってのあいさつとさせていただきます。
 本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。(降壇)
                         [拍手しきり]
─────────────── ○ ───────────────
*日程第二三 地域活性化対策調査特別委員会の中間報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第二三地域活性化対策調査特別委員会の中間報告を議題といたします。
 特別委員長の報告を求めます。


井上 進地域活性化対策調査特別委員長(登壇) 地域活性化対策調査特別委員会の中間報告をさせていただきます。
 皆様御承知のとおり、東九州自動車道の清武~日南間においては、平成十五年十二月二十五日に開催された第一回国土開発幹線自動車道建設会議で国と地方が資金を負担する新直轄方式による高速道路の整備に着手することが決定されて以降、平成十七年十一月十五日には東九州自動車道新直轄事業北郷~日南間中心杭設置式が開催され、昨年九月九日、新直轄事業では宮崎県内で初めて清武ジャンクション、北郷インターチェンジ、清武町今泉並びに北郷町郷ノ原十九キロ区間の最初の本格工事、丸目トンネル約一・一キロに着手するための着工式が清武町船引の同町文化会館で開催されました。
 そして昨日、ついに北郷~日南間の着工式が北郷町農村環境改善センターで挙行されました。
 本路線の整備により、九州における循環型高速交通ネットワークが概成されるほか、高速交通体系の整備がおくれている東九州地区に高速交通サービスをもたらし、九州一体となった発展に大きく寄与することが期待されております。
 今後も市当局、関係機関、関係団体とさらに連携を深め、実効ある活動に取り組んでまいりたいと思います。
 それでは、平成十八年度の活動内容について主なものを御報告いたします。
 当特別委員会は、平成十八年五月三十一日臨時会におきまして、日南市議会第十五期議員六名により、本市経済を活性化するため、企業誘致、主要交通網の整備、油津港の利活用の促進、交流人口の拡大等に関する諸問題を調査するために設置されました。
 第一回の委員会で活動方針を確認し、六月二十七日、日南市へのIターン、Uターンされた八名の方と懇談会を開催し、その内容を踏まえ、三役及び担当課長とIターン、Uターンについて、生活情報発信について、新規就農者について、企業誘致と新規工業団地について意見交換を行いました。
 また、八月二日には日南市の誘致企業六社の代表の方々と意見交換を行い、今後の日南市の誘致企業政策等に関して貴重な御意見をいただきました。
 次に、要望活動では、十月十六日に県知事を初め関係関連部署に、東九州自動車道の早期整備、国道二百二十号の直轄管理の継続並びに同国道青島~日南改良の整備促進、油津港利用促進のためのインフラ整備について、さらに十一月八日から十日にかけて国土交通省、財務省、西日本高速道路株式会社、地元選出国会議員に、東九州自動車道の早期整備、国道二百二十号の直轄管理の継続並びに同国道青島~日南改良の整備促進、道路整備促進のための財源確保についての要望を行ってまいりました。
 その中で、地域の活性化のために東九州自動車道建設整備にできるだけ地元業者を使っていただくことを強く要望したところ、各所で大変前向きな回答をいただいた次第です。
 しかし、道路特定財源につきましては、平成十八年十二月八日に政府与党が見直しに関する具体策を発表いたしました。
 その内容は、道路整備に対するニーズを踏まえ、その必要性を具体的に精査し、引き続き重点化、効率化を進めつつ、真に必要な道路整備は計画的に進めることとし、平成十九年中に今後の具体的な道路整備の姿を示した中期的な計画を作成する。
 特に、地域間格差への対応や生活者重視の視点を踏まえつつ、地方の活性化や自立に必要な地域の基幹道路の整備や渋滞解消のためのバイパス整備、高速道路や高次医療施設への広域的アクセスの強化など、地域の自主性にも配慮しながら適切に措置する。
 さらに、平成二十年の通常国会において、税収の全額を毎年度の予算に道路整備に当てることを義務づけている。現在の仕組みはこれを改めることとし、所要の法改正を行う。また、毎年度の予算において道路歳出を上回る税収は一般財源とするというものです。
 当特別委員会としては、東九州自動車道が地域間格差是正、地方の活性化や自立に必要な地域の基幹道路、高次医療施設への広域的アクセスの強化のため早期に整備しなければならない大変重要な道路であることを今後とも強く要望してまいります。
 その他の活動として、王子製紙の新エネルギーボイラー、宮崎地頭鶏のふ化場、生産農家、加工場、そして特定農業法人など現地に出向き視察を行いました。
 以上、今年度の特別委員会の活動報告をいたしましたが、アクセス道路の整備促進、油津港のインフラ整備、団塊世代の受け入れ等の課題が山積しております。
 今後とも市当局や関係機関と連携をとりながら、日南市の活性化のためにさらに努力してまいりたいと思います。
 以上、報告を終わります。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結します。
 以上で地域活性化対策調査特別委員会の中間報告を終了いたします。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第二四 市町村合併調査特別委員会の中間報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第二四市町村合併調査特別委員会の中間報告を議題といたします。
 特別委員長の報告を求めます。


中島欽也市町村合併調査特別委員長(登壇) 市町村合併調査特別委員会の活動の中間報告をいたします。
 本特別委員会は、市町村合併促進にかかわる諸問題に対処するため、昨年九月二十八日に十五名の委員で設置したものでございます。
 既に御承知のように、地方分権の進展や少子高齢化の進行、日常生活圏の拡大、国、地方を通じた著しい財政状況の悪化など、市町村行政を取り巻く情勢が大きく変化していく中で、住民に最も身近な基礎自治体である市町村は、高齢化、多様化する住民ニーズに的確に対応し、効率的、効果的に行財政運営を行っていくことが求められております。
 その要望にこたえていくためにも、市町村の行財政基盤の強化は不可欠であり、市町村合併は有効な方策であるかと思います。
 それでは、本特別委員会の設置後の活動につきまして御報告を申し上げます。
 第一回の特別委員会を十月二十三日に開催し、第十四期の市町村合併調査特別委員会に関連した主な活動経過の報告と、今期の特別委員会の位置づけと行動計画について審議をしていただきました。その後、正副委員長で十一月一日に市三役との意見交換会を実施し、本特別委員会の位置づけと当面の行動について説明をしております。
 また、十一月九日に北郷町議会の正副議長に、翌十日には串間市議会議長と南郷町議会議長に特別委員会設置の報告をかねてごあいさつに伺い、また、日南串間地域市町村合併支援本部の南那珂農林振興局長にも支援体制を要請したところでもあります。
 十一月二十一日には、県の市町村合併支援室の橋口室長にも同様の報告と支援要請をお願いしたところであります。
 第二回目の特別委員会を十一月二十七日に開催し、正副委員長の活動計画の報告と、新市町村合併支援プランに関する議員研修会開催を提案したところであります。
 本年は統一地方選挙の年でもあり、今後の活動におきましては、時期を見きわめ、当局との連携を図りながら合併に向けての活動に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上で中間報告にかえさせていただきます。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結します。
 以上で市町村合併調査特別委員会の中間報告を終了いたします。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第二五 閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会所管事務継
 続調査許可の件


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第二五閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会所管事務継続調査許可の件を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元の所管事務継続調査申出書のとおり、各常任委員長及び議会運営委員長から閉会中の所管事務継続調査の申し出がなされていますので、それぞれ申し出のとおり許可することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、本件は委員長の申し出のとおり許可することに決定いたしました。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第二六 議員派遣について


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第二六議員派遣についてを議題といたします。
 お手元に配付しております資料の七ページのとおり、平成十八年第六回定例会閉会後、議員の派遣を要する会議等が開催され、議長において派遣を許可いたしましたので御報告をいたします。
─────────────── ○ ───────────────
*閉 会


影山一雄議長 以上をもちまして、本定例会に提出されました全案件の審議を終了しました。
 これをもちまして、平成十九年第一回日南市議会定例会を閉会いたします。
                   =閉会 午後二時二十六分=


     署 名 議 員


       日南市議会議長  影 山  一 雄


       日南市議会副議長 豊 倉  照 光


       日南市議会議員  杉 富    正


       日南市議会議員  坂 口  義 弘