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宮崎県 日南市

平成19年第1回定例会(第2号) 本文




2007年03月02日:平成19年第1回定例会(第2号) 本文

*開議前の諸報告
影山一雄議長 開議に先立ち御報告いたします。
 日監発第三〇号をもって例月出納検査の結果の報告を受けましたので、あらかじめその写しを配付しております。
 お手元にお配りいたしておりますとおり、平成十九年度当初予算概要について正誤表の提出がありましたので、御確認のほどをよろしくお願いいたします。
─────────────── ○ ───────────────
                    =開議 午前十時二十分=
*開 議


影山一雄議長 ただいままでの出席議員二十二名、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、お手元の議事日程第二号により進めることにいたします。
 最初に、平成十八年度関係議案の審議に入ります。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第一 議案第八号から日程第一二 議案第一号まで


影山一雄議長 日程第一議案第八号から日程第一二議案第一号までの以上十二件を一括議題といたします。
 ただいま議題に供しました議案について、その付託をしておりました特別及び各常任委員会の委員長の審査結果の報告を求めます。
○総務文教委員長審査結果報告


影山一雄議長 最初に、総務文教委員会に付託しておりました日程第一議案第八号及び日程第二議案第九号の以上二件について委員長の審査結果の報告を求めます。


田中重信総務文教委員長(登壇) 私ども総務文教委員会に付託を受けました議案二件につきまして、審査しました結果について御報告を申し上げます。
 まず、議案第八号宮崎県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてであります。
 本案は、市町村の廃置分合及び地方自治の一部を改正する法律の施行に伴い、宮崎県自治会館管理組合を組織する団体と協議する必要があるので、地方自治法第二百九十条の規定により所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第九号収入役の事務の兼掌に関する条例を廃止する条例であります。
 本案は、地方自治法の一部を改正する法律が公布され、収入役制度が廃止されたことに伴い、本条例を廃止する必要があるので提出されたものであります。
 いずれの議案も、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの総務文教委員長の報告に対して、質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので質疑を終結し、討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い挙手により採決します。
 議案第八号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第八号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第九号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第九号は原案のとおり可決されました。
○環境福祉委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、環境福祉委員会に付託しておりました日程第三議案第二号から日程第八議案第一二号までの以上六件について、委員長の審査結果の報告を求めます。


坂口義弘環境福祉委員長(登壇) 私ども環境福祉委員会に付託を受けました議案六件について、審査結果の御報告を申し上げます。
 初めに、議案第二号、第三号、第四号の以上三件について報告します。
 まず、議案第二号平成十八年度日南市国民健康保険特別会計補正予算についてであります。
 補正額につきましては四億一千二百九十四万九千円を追加し、補正後の予算総額を五十八億三千五百九十三万一千円とするものです。補正の内容につきましては、保険給付費及び共同事業拠出金の追加並びに繰越金を財源とした国民健康保険運営基金への積み立ての追加を行ったものであります。
 次に、議案第三号平成十八年度日南市老人保健特別会計補正予算についであります。
 補正額につきましては、七千五百四十五万一千円を減額し、補正後の予算総額を五十六億五千五百二万六千円とするものです。補正の内容につきましては、医療給付費の減額及び医療費支給費の追加であります。
 次に、議案第四号平成十八年度日南市介護保険特別会計補正予算についであります。
 補正額につきましては、三億三千九百三十一万一千円を減額し、補正後の予算総額を三十四億七千八百二十八万円とするものです。補正の内容につきましては、保険給付費及び地域支援事業の減額と歳入超過に伴う介護保険運営基金積立金の追加及び後期高齢者医療制度に伴う介護保険制度システム改修に係る電算業務負担金であります。
 いずれの議案も、採決の結果、全員賛成をもって可決すべきものと決しました。
 次に、議案第一〇号日南地区衛生センター管理組合の規約変更に関する協議について、議案第一一号日南串間広域不燃物処理組合の規約変更に関する協議について、及び議案第一二号国民健康保険中部病院組合の規約変更に関する協議についての以上三件につきましては、地方自治法の一部を改正する法律が公布され、助役及び収入役制度等の改正が行われたことに伴い、それぞれの組合の規約について所要の改正が行われたものです。
 いずれの議案も、採決の結果、全員賛成をもって可決すべきものと決しました。
 以上で、審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの環境福祉委員長の報告に対して、質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので質疑を終結し、討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い挙手により採決します。
 議案第二号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第二号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第三号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第四号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第四号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一〇号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一〇号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一一号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一一号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一二号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一二号は原案のとおり可決されました。
○産業経済委員長審査報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、産業経済委員会に付託しておりました日程第九議案第五号から日程第一一議案第七号までの以上三件について、委員長の審査結果の報告を求めます。


長友昭三郎産業経済委員長(登壇) 私ども産業経済委員会に付託を受けました議案第五号、第六号、第七号の三件について、審査した結果等を報告いたします。
 初めに、議案第五号平成十八年度日南市簡易水道特別会計補正予算です。
 補正額は、百十万円の減額で、補正後の予算総額は五千九百万五千円となります。補正の内容は、簡易水道改良事業の確定等に伴う事業費及び市債の減額などです。
 次に、議案第六号平成十八年度日南市水道事業会計補正予算です。
 収益的支出について、補正額は千八百九十万円で、補正後の予算総額は六億八千七百六十万円となります。補正の内容は、職員の退職に伴う給与調整、並びに飫肥・東郷浄水場及び関連施設業務に係る債務負担行為です。
 次に、議案第七号平成十八年度日南市下水道事業会計補正予算です。
 収益的収入について、補正額は一億五千六百五十一万九千円で、補正後の予算総額は七億五千六百七十六万円となります。また、資本的収入について、補正額は一億五千三百五十六万千円の減額で、補正後の予算総額は七億四千七百七十三万二千円となります。補正の内容は、地方公営企業繰出金の繰り出し基準の変更に伴う一般会計負担金・補助金の繰出額の調整と消費税の補正です。
 いずれの議案も、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で、審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの産業経済委員長の報告に対して、質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので質疑を終結し、討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い挙手により採決します。
 議案第五号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第五号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第六号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第六号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第七号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第七号は原案のとおり可決されました。
○予算審査特別委員長審査報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、予算審査特別委員会に付託しておりました日程第一二議案第一号について特別委員長の審査結果の報告を求めます。


豊倉照光予算審査特別委員長(登壇) 私ども予算審査特別委員会に審査を付託されました議案第一号平成十八年度日南市一般会計補正予算について、審査した結果等について御報告を申し上げます。
 まず、審査の方法としましては、各常任委員会を単位とする三つの分科会を設け、本案を分割付託し、それぞれ関係ある分科会において休会中、関係課長等の説明を求め、慎重に審査を行ったところです。
 なお、本日、予算審査特別委員会の全体会議を開き、各分科会長の報告を求め審査しましたが、その各分科会長の報告及び各分科会長に対する質疑及び予算の内容については、議員各位も特別委員会の委員として本案の審査に当たられたことでもあり、ここでは省略します。
 また、討論については、日南市議会の先例により本会議で行うものとし、採決の結果、議案第一号について全員賛成をもって原案のとおり可決することに決した次第です。
 なお、次の意見・要望が付言されましたので、申し添えます。
 まず、飫肥城由緒施設管理については、施設入館者減少の分析と検証を行うとともに、関係各課及び関係団体との連携を含めた対応策を図られるよう努力されたい。
 次に、国民健康保険、老人保健、介護保険の予算総額は平成十七年度決算額約百四十二億円から平成十八年度補正後百四十九億円と一年間で約七億円も増加している。これは、市民の負担増とともに一般会計からの繰出金増加にもつながっているので、増加傾向にある医療費の適正化、市民各層の健康の確保、病気の予防に全庁を挙げて取り組んでいただきたい。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。(降壇)
○質疑省略の件


影山一雄議長 この際、お諮りいたします。
 この議案につきましては、議長を除く全議員をもって構成する特別委員会で審査した案件ですので、質疑を省略して審議したいと思いますが、これに御異議ごさいませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、質疑を省略して審議することに決定しました。
○討 論


影山一雄議長 これより討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより挙手により採決します。
 議案第一号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一号は原案のとおり可決されました。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第一三 議員提出議案第一〇号及び日程第一四 議員提出議案
 第一一号


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第一三議員提出議案第一〇号及び日程第一四議員提出議案第一一号の以上二件を一括議題といたします。
○提出者趣旨説明


影山一雄議長 提出者の趣旨説明を求めます。


十七番(川口敏治議員) 読み上げて趣旨説明といたします。
 まず、議員提出議案第一〇号日南市議会委員会条例の一部を改正する条例についてですが、地方自治法の一部改正に伴い、委員の選任、委員会記録の作成等に関し、所要の改正を行う必要があるため、本案を提出するものです。
 次に、議員提出議案第一一号日南市議会会議規則の一部を改正する規則についてですが、地方自治法の一部改正に伴い、委員会の議案提出、会議録作成等に関し、所要の改正を行う必要があるため、本案を提出するものです。
 詳しい内容等につきましては、添付しております新旧条例、規則対照表を御参照ください。
 以上で趣旨説明にかえさせていただきますが、どうぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○質疑及び委員会付託並びに討論省略の件


影山一雄議長 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第一〇号及び第一一号の以上二件につきましては、申し合わせにより質疑及び委員会付託、並びに討論を省略して審議したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。よって、お諮りしましたとおり決定しました。
○採 決


影山一雄議長 これより採決いたします。
 議員提出議案第一〇号を原案のとおり可決することに御異議ごさいませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第一〇号は原案のとおり可決されました。
 次に、議員提出議案第一一号を採決いたします。
 議員提出議案第一一号を原案のとおり可決することに御異議ごさいませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第一一号は原案のとおり可決されました。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第一五 各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長の選任
 について


影山一雄議長 次に移ります。
 次は日程第一五各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長の選任についてを議題といたします。
 各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長の任期については、日南市議会の申し合わせにより、一年となっておりますので、休憩中にそれぞれの委員会を開催し、正副委員長の互選をしていただきますようお願いいたします。
 また、互選終了次第、その結果を議長の手元まで御報告いただきますようお願いいたします。
 この際、しばらく休憩いたします。
                   =休憩 午前十時四十三分=
                   =開議 午前十時五十七分=


影山一雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
○各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長互選結果報告


影山一雄議長 休憩中、各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長が互選されましたので、その結果を議会事務局長に報告させます。


松本敏雄議会事務局長 御報告いたします。
 総務文教委員会委員長、田中重信議員、副委員長、杉富正議員。環境福祉委員会委員長、坂口義弘議員、副委員長、中尾貞美議員。産業経済委員会委員長、長友昭三郎議員、副委員長、濱中武紀議員。議会運営委員会委員長、川口敏治議員、副委員長、中尾貞美議員。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第一六 議案第一三号から日程第三一 議案第二八号まで


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、平成十九年度関係議案の審議に入ります。
 日程第一六議案第一三号から日程第三一議案第二八号までの以上十六件を一括議題といたします。
○提案理由説明


影山一雄議長 市長の提案理由の説明を求めます。


谷口義幸市長(登壇) 平成十九年第一回日南市議会定例会に当たり、今後の市政運営について私の所信の一端を申し述べますとともに、御提案いたしております平成十九年度の関係議案について、提案理由の説明を申し上げます。
 市政運営に大きな影響を及ぼす経済の見通しにつきましては、昨年十二月に閣議決定されました平成十九年度予算編成の基本方針の「我が国経済の現状と見通し」の中で、「景気は、消費に弱さが見られるものの、回復を続けている。我が国経済は、世界経済の着実な回復が続くもと、企業部門、家計部門ともに改善が続き、改革の加速、深化と政府、日本銀行の一体となった取り組み等により、物価の安定のもとでの自律的、持続的な経済成長が実現すると見込まれる」とされております。
 しかしながら、地域経済が公共事業に依存している本市においては、行財政改革の推進による公共事業の圧縮により、これまでにも増して厳しい状況が予想されております。
 このような情勢の中、昨年は市政一新を進めながら、今回初めての試みとして総合計画の審議会に公募により市民の方に参画していただき、計画素案の作成段階から議論を深めていただきました。
 また、市議会や市民委員会、各地区で開催しております「しゃべろやかたろや」での御意見のほか、市民意向調査などを反映した第四次日南市総合計画後期基本計画を策定したところであります。この計画は、平成十九年度から平成二十二年度までの四年間の計画であり、子育て支援を初めとする福祉や教育などの施策の充実はもとより、各種産業の振興や交通網の整備、生活基盤の整備など、日南市全体の活性化につながる基本的施策の方向や主な事業内容について策定したものであります。
 これからは、私が政策目標として掲げております「あなたと創る夢のあるまち」の実現に向けて、議員各位の御協力をいただきながら、市民の皆様とともに各種施策に取り組む所存であります。そのためには、市民と行政が同じ目標を共有し、お互いの自主性を尊重しながら、対等な関係で協働していかなければなりません。
 さらに、地域の原点である人財、市民が安心して暮らせる生活基盤、そして、各種産業における活発な生産活動のいずれも欠けることのないよう日々努力をしていかなければならないと肝に銘じております。
 それでは、今後の市政運営において、福祉や保健の充実、各種産業の振興などの基本的な施策を着実に推進する中で重点的に進めなければならない点について申し上げたいと存じます。
 初めに、第四次総合計画の推進であります。
 第四次総合計画を策定しましてから六年が経過し、本市を取り巻く財政状況等の厳しさが増す中、今まさに地方自治のあり方そのものが問われています。そのため、市が自主、自立するための意識改革や行財政改革を行うとともに、市民と行政の協働によるまちづくりを推進し、住民自治を目指すことがより一層重要であると考えています。今回、策定しました第四次総合計画後期基本計画の着実な実施に努めてまいります。
 次に、行財政改革の推進であります。
 夢のある日南市を築いていくためには、将来にわたって自主、自立できる自治の基盤、仕組みづくりを急がなければなりません。そのため昨年、組織機構の一新を行い、市民と協働できる体制を整え、市政一新計画で示しました改革項目の着実な実施に努めてまいります。
 また、行財政改革の有効な手法であります合併については、県の合併構想を基本としながらも、関係市町の置かれている状況に十分配慮しながら、合併新法の適用期限である平成二十二年三月末までのできるだけ早い時期の合併を目指して話を進めていきたいと考えております。
 次に、市民が安心して暮らせるための危機管理であります。
 命あるものは日常生活の中でさまざまな危険にさらされ、その危険から身を守るための備え、つまり危機管理をしておかなければなりません。台風や東南海・南海地震、日向灘沖地震などの自然災害、また、武力攻撃や大規模テロ、あるいは自然界の脅威であるウイルスなど、私たちはいつどのような危険に遭遇するかわからない状況にあります。
 皆様も記憶に新しいことと思いますが、ことし一月に清武町、日向市、新富町で連続して発生しました高病原性鳥インフルエンザにより、鶏や鶏卵の移動が禁止され、生産農家に莫大な損失をもたらしました。このような教訓や想定される危機に対して改めて万全な備えの必要性を痛感したところであります。
 そのための自然環境や施設の整備、危機管理体制の拡充はもちろんのこと、非常時の備えや危機回避を適時に行えるよう情報伝達手段についても充実を図ってまいります。
 次に、地域の将来を担う人財の育成であります。
 人財の育成に当たりましては、まず、子育て支援の充実により、子供を安心して産み育てられる環境を整えてまいります。そして、地域に根差した特色のある教育を推進する中で学力の向上を図るとともに、家庭、学校、地域が一体となって地域ぐるみで心豊かで郷土を愛し、誇りの持てる人づくりに努めてまいります。
 次に、市民生活や産業の振興に欠くことのできない都市基盤の整備であります。
 ますます過熱化する地域間競争を勝ち抜くためには、本市の持つ自然や歴史などの豊富な資源を生かすための高速道路の早期整備や油津港の利活用の促進がかぎであると考えております。
 東九州自動車道新直轄事業につきましては、北郷~日南間の設計協議確認書調印が完了し、用地買収が始まるとともに、来る今月二十五日には着工式が挙行されることになりました。東九州自動車道は、県南部地域の産業、経済、文化の振興と地域間交流や連携のための生活の道として、また、災害時の命の道として欠くことのできない最重要路線であり、早期開通と日南~志布志間の格上げに向けて今後も関係機関への要望を積極的に行ってまいります。同時に、東九州自動車道の開通を踏まえた市内の交通体系の確立につきましても、引き続き進めてまいります。
 次に、本市の持つ豊富な資源の有効活用であります。
 昨年は、堀川運河などで構成する油津の港物語が水産庁の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に、飫肥が「第十三回優秀観光地づくり賞」で金賞総務大臣賞を受賞し、飫肥城が県内で唯一「日本百名城」に、富土と大堂津の二カ所の海水浴場が環境省の「快水浴場百選」にそれぞれ選ばれました。
 また、「日本の棚田百選」である酒谷坂元棚田を舞台にした第十二回全国棚田(千枚田)サミットや赤煉瓦ネットワーク全国大会が開催され、感動のうちに終わることができました。サミットや全国大会の開催は、本市の豊富な観光資源や特産品、また、人情にあふれる日南市民の「おもてなしの心」を全国にアピールできたと考えております。
 さらに、ことしになり、飫肥城下町と油津の町並み、堀川運河が認められ、本市が「美しい日本の歴史的風土百選」に選ばれるなど、本市の持つ地域資源や地域おこしに取り組む市民活動が高く評価されました。ことしは飫肥城下まつりが三十回の節目を迎えることから、飫肥城下まつりを通じ、本市の魅力を全国に情報発信して観光のみならず地場産業など幅広い相乗効果が生まれるように施策の展開を図り、地域の振興へとつなげてまいります。
 最後に、市民と行政の協働であります。
 地方分権が進む中、従来のような国、県に依存した市のあり方、仕組みでは対応できなくなり、行政だけのサービス提供は質的にも量的にも困難な状況になっています。そこで、市民や団体、企業など多様な主体が公共の担い手として積極的に参加し、役割と責任を自覚しながら、行政と力をあわせてまちづくりに取り組む協働型社会の実現を目指してまいります。
 私は、今後とも、財政状況がますます厳しくなる中で行政サービスの向上を目指し、議会や市民の皆様の御提言などを参考にリーダーシップを発揮してまいります。
 以上、市政に臨む私の所信の一端を申し述べさせていただきましたが、山積する懸案事項を解決しつつ、市政発展のために全力を挙げて取り組んでまいります。議員各位を初め、市民の皆様の温かい御支援と御協力をお願い申し上げます。
 次に、予算関係議案について御説明申し上げます。
 国及び地方財政は、高齢化の急速な進展に伴う社会保障費などの諸経費や公債の累増に伴う公債費の増大等により、歳入歳出構造はますます硬直化してきています。国と地方を合わせた借入金残高は、平成十八年度末で七百七十五兆円程度に上ると見込まれ、主要先進国中、最悪の水準であり、今後も少子・高齢社会、環境対策への対応などの行政需要の増大が見込まれる中で極めて厳しい状況となっています。
 本市においても、市債残高の累増に伴う公債費や保険事業関係の繰出金の増大が歳出を圧迫し、三位一体の改革による地方交付税や国庫補助負担金削減等の影響により、基金の枯渇が目前に迫る状況となり、極めて厳しい財政運営を余儀なくされています。
 このような状況の中、予算の編成に当たりましては「ムダ・ムラ・ムリをなくす」の財政健全化への基本理念と財政計画等を基本として、第四次日南市総合計画後期基本計画に基づきながら「あなたと創る夢のあるまち」を目指して、新年度予算を編成いたしました。
 特に、市民みずからが主体となって考え行動しやすい環境をつくり、市民と行政が連携を深めながら、開かれた市政の推進を市政運営の基本理念として各種の市民福祉や生活環境基盤整備などの基本的な施策を初め、本市の将来を担う子供たちの生活、教育環境充実のための事業、災害から市民の命の安全、安心確保を図るための防災、減災等の事業、市民が健康で豊かな生活を営むための事業及び市民と行政の協働によるまちづくりを進めるための事業などに財源を配分しております。
 以下、予算の概要について説明申し上げます。
 まず、議案第一三号平成十九年度日南市一般会計予算について申し上げますと、予算額は百五十八億九千万円で、前年度に比べ〇・八%の減となり、地方自治体の予算編成の目安となる地方財政計画の歳出規模の伸び率〇・〇三%の減と比較し、若干のマイナスとなりました。
 歳入について申し上げますと、市税は、市民税が税源移譲の影響等により一九・七%の増、固定資産税が一・一%の増となり、全体では七・九%の増となりました。
 地方譲与税は、所得譲与税が皆減となったことや自動車譲与税が六・九%の減となったことなどにより、全体では五七・四%の大幅な減となりました。
 また、普通交付税につきましては、前年度決定額の三・三%減となる四十六億九千二百万円を計上いたしました。基金繰入金は前年度比一八・〇%増の総額約三億一千三百万円で、内訳といたしましては、財政調整積立基金から一億五千万円、公共施設等整備基金から一億二千八百万円などとなっています。
 国庫支出金は、障害者自立支援給付費負担金や私立保育園運営費負担金等が増となりましたが、公共土木施設過年災害復旧費負担金の皆減等の影響により、前年度比四・四%の減となりました。
 県支出金は、私立保育園運営費負担金等の増や生涯スポーツ拠点施設整備促進事業費補助金及び参議院議員選挙費委託金の皆増等により、前年度比二二・九%の大幅な増となりました。
 市債は、給食施設整備事業債及び陸上競技場整備事業債等が皆増となりましたが、道路整備事業債及び公園整備事業債の大幅な減や過年補助災害復旧事業債の皆減等の影響により、全体では一九・七%の減で総額十一億六千六百万円となり、歳入における市債への依存度は七・三%となっております。
 次に、歳出について申し上げますと、義務的経費が前年度比一・七%の増となっております。これは、人件費が退職者不補充等の影響により一・〇%の減となりましたが、扶助費が児童手当や私立保育園児童委託料の増等により五・二%、公債費が二・一%といずれも増となったことによるものであります。
 投資的経費につきましては、前年度比一〇・二%の減となっております。内訳について申し上げますと、普通建設事業は、天福公園の屋内投球練習場整備事業や山瀬東郷線街路整備事業の皆減等がありましたが、学校給食受け入れ施設整備事業や陸上競技場全天候型施設整備事業が皆増等となったことによりまして全体では一・八%の増となりました。
 災害復旧事業は、過年度災害復旧費の皆減等により、五三・六%の大幅な減となっております。その他といたしまして、物件費が経費削減等により三・一%の減、補助費等が下水道事業会計繰出金の減等により二・三%の減、維持補修費が一四・一%の減、繰出金が国民健康保険特別会計や老人保健特別会計の増加により三・七%の増などとなっております。
 次に、主な事業につきまして、第四次日南市総合計画の体系に沿い、概要の説明を申し上げます。
 第一は、活力のある元気なまちづくりであります。主な事業といたしまして、二十六件、約五億七百万円を計上いたしております。
 まず、油津港と東九州自動車道を基軸としたまちづくりを推進するため、都市計画道路の整備に努めてまいります。本年度も東九州自動車道と市街地を結ぶ幹線道路であります平野線の整備を進めてまいります。
 また、油津地区の歴史的町並みや道筋を保全しながら、生活環境の向上を図り魅力ある歴史的景観を生かしたまちづくりを進めるため、道路等の歴史的景観の創出に努めるとともに、新規事業といたしまして、歴史的な町並みの景観形成に貢献する建築物等について、新築及び改築などの外観工事に係る費用の一部を助成してまいります。
 さらに、歴史的景観の拠点施設であります油津赤レンガ館につきましては、市民の皆さんが安全で安心して利活用できるよう耐震診断及び補強計画を策定してまいります。
 次に、天福公園整備事業において、アクセス道路として整備いたします海田天福線街路事業につきましては、所要の事業費を確保し、平成十九年度完成を目指してまいります。
 次に、企業誘致の促進につきましては、雇用の創出と産業の振興を図るため、市外からの企業誘致が成功した場合に、その企業を紹介した個人または法人等に対して報奨金を支払う制度を新たに設けます。また、既存の誘致企業の活動を積極的に支援するとともに、企業誘致の優遇措置などの最新情報を発信し、県や都市在住の本市出身者との連携を図り、企業誘致活動を展開してまいります。
 次に、市民交流につきましては、本市のあらゆる資源を市外に向けて情報を発信し、観光客や団塊の世代を含めた定住者、季節移住者等を呼び込み、交流人口の増加による活性化に取り組んでまいります。
 次に、市民活動につきましては、行政需要の多様化に対応するため本市で活動する市民活動団体との協働のもと、市民と行政の協働によるまちづくりを進めてまいります。また、区長会や各種活動団体との連携、協力により、新たな地域コミュニティーの組織形成を目指してまいります。
 さらに、新規事業といたしまして、魅力あるまちづくりを実践する第一歩として公共施設等における住民の力を集結する取り組みを支援し、市民と行政の協働によるまちづくりを具体的に推進してまいります。
 次に、歴史的資源の保存、活用といたしまして、飫肥地区の歴史的な町並みの保全を図り伝統的な景観形成事業に引き続き取り組むとともに、飫肥城下町の重要伝統的建造物群保存地区選定、三十年を記念して開催される記念シンポジウムなどのイベント開催に対して助成してまいります。
 第二は、地域特性を生かした生きがいの持てるまちづくりであります。主な事業といたしまして、六十一件、約六億四千六百万円を計上いたしております。
 まず、農林水産業の振興といたしまして、農業の振興につきましては、安全・安心な食糧の生産基地づくりを農家に働きかけ付加価値化やブランド化を進め高所得農業を目指すとともに、新鮮で安全な農産物を地元で生産し地元で消費する体制を確立するための地産地消推進事業などを実施してまいります。
 新規事業といたしまして、極わせ温州ミカンを中心とした栽培体系から消費者ニーズの高い優良品目・品種への更新を推進し、かんきつ類の年間を通じた出荷体制の整備を図ってまいります。
 また、農業後継者や新規就農者対策といたしまして、栽培技術や経営手法の研修に対する助成事業に新たに取り組むとともに、引き続き高齢農業者を対象にした簡易ハウスの導入に対する助成金も計上いたしております。
 次に、農業生産基盤づくりといたしまして、担い手の育成や農地の効率的な利用、農業経営の安定化を図るため、新たに酒谷の中津留地区の圃場整備や宮浦地区の樹園地の排水路整備について県営事業での採択を目指し、土地に係る事前調査や整備計画の策定に取り組んでまいります。
 また、良好な農村環境づくりを推進するため、地域が共同に行う農地や農業用水路等の点検補修等の計画的実施や環境保全に向けた先進的な営農活動の支援に新たに取り組んでまいります。
 次に、畜産業の振興につきましては、健康な土づくりを基本とし、早期水稲の稲わら供給による自給率向上を図るため稲わら確保事業を支援するとともに、堆肥舎の建設や堆肥の散布事業に対し助成を行い、畜産農家と稲作農家等が連携した資源循環型農業を推進してまいります。
 次に、林業の振興につきましては、飫肥杉の活用、普及拡大を図るため、木造新築住宅建築材の一部として飫肥杉を交付する事業を引き続き実施してまいります。また、新規事業といたしまして、森林や林業に対する関心を高めるとともに、地区住民の憩いの場として市民との協働により森林公園の施設充実に取り組んでまいります。
 次に、水産業の振興につきましては、漁獲量の安定的増大を図るため、漁礁設置等の事業を行うとともに「とる漁業」から「つくり育てる漁業」への転換を図るため、イセエビの放流事業に対する助成経費等を計上いたしております。
 また、本市で水揚げされた水産物の消費拡大を図るため、みなとあぶらつ朝市の開催に対しても助成を行ってまいります。
 次に、商工業の振興につきましては、厳しい経済環境に対応できる中小企業の経営基盤の確立を図るため、中小企業特別融資制度を引き続き実施してまいります。
 また、商店街活性化のため、商工会議所が運営しております交流プラザに対する補助金、油津商店街振興会が運営する地域健康増進館「元気や」に対する補助金等を計上するとともに、油津商店街振興会の駐車場管理に対しても助成してまいります。
 さらに、中小企業の経営安定と発展のため、資質の向上や能力開発、技術の向上等を図るための研修に対する助成事業にも取り組んでまいります。
 次に、観光の振興につきましては、祭り行事に対する助成等を行い、日南海岸を初めとする日南市の豊かな自然、歴史、風土を生かした観光の振興を図り、市民と行政が協力し「おもてなしの心」の醸成や観光客誘致のための事業を実施してまいります。
 特に、本年度は昭和五十三年に始まった飫肥城下まつりが三十回の節目を迎えることから、全国各地の歴史、文化及び風土にはぐくまれた「深編み笠踊り」を招聘し、泰平踊を初め各地の郷土芸能とのつながりや歴史を検証するとともに、飫肥城下まつりを県内外に情報を発信する事業に対して助成してまいります。
 第三は、安全で快適なまちづくりであります。主な事業といたしまして、四十八件、約二十一億八百万円を計上しております。
 まず、公園の整備につきましては、天福公園整備事業につきまして、屋内投球練習場の整備とあわせ、園路などの周辺整備を計画的に進め、本年秋の完成を目指してまいります。
 次に、生活関連道路につきましては、交通安全や防災対策に配慮した道路交通網の整備を進めてまいります。各種制度事業により、小井手黒岩線、鼻繰線及び平野線などの整備を進めますとともに、西迫線を初めとする単独の改良舗装、災害防除及び維持補修事業などを実施してまいります。
 また、老朽化しております星倉橋の修繕を計画的に進めるとともに、道路橋梁の修繕計画策定のための調査経費を新たに計上いたしております。
 次に、住居環境の整備につきましては、老朽化しております楠原住宅の建てかえを計画的に進めるため、地質調査及び実施設計等の経費を計上いたしております。
 次に、防災体制の確立につきましては、新規事業といたしまして近年の地球温暖化などによる自然災害の増加、大規模化に対応し、災害時の情報伝達をさらに充実、確実なものとするため、家庭で防災行政無線を受信することができる防災ラジオを導入し、ひとり暮らしの高齢者や市民に対する情報伝達の充実に努めてまいります。
 また、台風や風水害時における避難体制の充実を図るため県の浸水想定区域をもとに洪水、土砂災害の区域や避難場所等を記載したハザードマップを配布するとともに、万が一の事態に備え、災害発生時、特に地震発生直後における避難場所での応急的な対応として毛布などの生活用品を年次的に購入し初動体制の充実を図ります。
 このほか、公共施設の耐震診断、耐震補強、木造住宅耐震診断事業、台風時などにおける気象情報、避難勧告等の情報を家庭のパソコンや携帯電話を利用して市民に配信する事業などに引き続き取り組んでまいります。
 次に、消防、救急体制の整備につきましては、市民の生命を最優先と位置づけ、疾病や傷害による救急事態や火災発生時に迅速、的確に対処することができるよう消防ポンプ自動車や高規格救急車搭載のAEDの更新を行い、高機能消防指令センター等を活用し、市民が安心して暮らせるまちづくりに努めてまいります。また、市内七カ所の中学校に新たにAEDを設置するとともに、市民の救急知識の普及、啓発に努めてまいります。
 次に、環境保全につきましては、新規事業といたしまして、河川や水路などの悪臭や水質汚染負荷を軽減するため、EM菌を活用した取り組みを行うための経費を計上いたしております。
 次に、生活排水処理対策につきましては、現在日南地区衛生センター管理組合において処理しておりますし尿について、下水道施設を利用した処理の経済性、効率性を調査するための経費を新たに計上いたしております。
 次に、新エネルギーの活用、推進につきましては、乱杭野地区風力発電事業化導入計画に基づき、風力発電施設実現に向け、引き続き民間事業者等への普及、啓発に努めてまいります。
 第四は、健康で安心できるまちづくりであります。主な事業といたしまして、五十二件、約四十四億七千二百万円を計上いたしております。
 まず、児童福祉対策につきましては、次代を担う子供たちが健やかに生まれ、安心して産み育てることのできる環境づくりを推進するため、子育て家庭等の育児支援を図る子育て支援センター事業、一時保育事業及び延長保育促進事業等を実施してまいります。また、四月から民営化する飫肥保育園において、一時保育事業及び延長保育促進事業を始めるための経費を計上いたしております。
 さらに、夏休み期間中に実施しております学童保育事業につきましては、本年度から新たに開設小学校を一校追加するとともに、放課後児童クラブにつきましても、開設時間を延長して実施してまいります。
 新規事業といたしまして、放課後の学校施設を利用し、地域の方々の参画を得て子供たちとともに勉強やスポーツ、文化活動等を行う子供の居場所づくりの取り組みを始めることにいたしております。このほか、母子家庭や乳幼児に対する医療費の助成、児童扶養手当の支給等に引き続き取り組むとともに、児童手当につきましては、三歳未満の児童に対する支援額を一律一万円といたします。
 次に、高齢者福祉対策につきましては、ふれあいいきいきサロン活動が市内全体に広がるよう支援するとともに、ひとり暮らしの高齢者対策として実施しております緊急通報システム事業につきまして新たなシステムの導入を図り、見守りのさらなる充実に努めてまいります。
 次に、障害者福祉対策につきましては、障害者及び障害児が、その有する能力及び適性に応じ自立した日常生活、または社会生活を営むことができるよう必要な福祉サービスに係る給付その他の支援を行う障害者自立支援事業に取り組んでまいります。
 次に、保健対策につきましては、すべての市民が生涯、心身ともに健康で充実した生活を送ることができるよう、各種疾病の予防、早期発見のための検診率の向上などの充実に努めてまいります。また、新たに市民の検診、保健指導の具体的な実施方法、成果目標の設定等を盛り込んだ実施計画を策定することにいたしております。
 第五は、郷土を愛する心豊かな人づくりであります。主な事業といたしまして、三十七件、約六億四千三百万円を計上いたしております。
 まず、学校教育につきましては、新規事業といたしまして、若年層の未就職や中途退職者の問題に対処するためキャリア教育調査研究協議会を設置し各学校での実施状況を含めた調査を行い、今後のキャリア教育のあり方の研究を進めてまいります。
 また、学校図書館司書を活用した事業や図書館の環境整備、学校図書等整備戸村基金を活用した図書の充実を行い、自分自身を積極的に高めていく児童・生徒の育成を図ります。
 さらに、中学校区を単位とした小中連携による学力向上の推進や元気な学校、元気な先生、元気な子供づくりを推進するための学校自慢づくり事業に引き続き取り組みます。このほか、心と命をはぐくむ学校づくり推進事業、心と命のアドバイザー事業などについても引き続き取り組んでまいります。
 次に、教育環境の整備につきましては、新規事業といたしまして、近年の児童・生徒数の減少傾向に配慮しながら学校の活性化を推進するため、小中一貫教育、学校の統廃合及び校区の見直しなどの調査・研究を進めるとともに、学校施設の営繕を計画的に実施し安全で安心な教育環境の整備に努めます。
 次に、学校保健につきましては、就学児や定期の健康診断など保健管理を実施するとともに、家庭との連携を強化し、児童・生徒の健康管理の徹底を図ります。また、学校給食につきましては、安全・安心な給食を提供するため地産地消を考慮した献立や調理法の研究などおいしい給食づくりに努め、本年二学期から中央共同調理場の運用を開始して小中学校の完全給食を実施することにいたしております。
 次に、生涯学習につきましては、生涯学習や自治公民館等の活動を支援するとともに、語学塾を開講し、語学力の向上、国際感覚の醸成を推進し、教育の振興を初め、国際交流、小村寿太郎侯の顕彰等を図ってまいります。
 次に、市民文化につきましては、各地に伝承されている郷土芸能などを後世に伝えるため、伝統文化伝承事業や文化講演会開催など文化事業の充実に努めてまいります。
 次に、市民体育の振興につきましては、新規事業といたしまして、市民の健康増進と競技力の向上はもとより、観光振興策と一体となった誘致活動による社会人、大学等の合宿の増加を図り地域活性化に資するため、陸上競技場を全天候型に整備するための経費を計上いたしております。
 第六は、参加と連携による計画推進であります。主な事業といたしまして、十八件、約一億円を計上いたしております。
 まず、第四次総合計画の後期となります平成十九年度から平成二十二年度までの第四次総合計画後期基本計画を推進するため、市民意識調査経費について計上いたしております。
 次に、人口の減少、少子・高齢化、農林水産業や商工業の産業の低迷など市が抱える諸課題に対処し市の活性化を図るため、東京、東海、近畿在住の本市出身者等で構成する日南市活性化懇話会の運営経費につきまして計上いたしております。なお、職員数の見直しにつきましては、飫肥保育所の民営化など組織体制の見直し等により職員数の適正化を図っております。
 次に、特別会計及び企業会計について説明申し上げます。
 まず、議案第一四号平成十九年度日南市国民健康保険特別会計予算について申し上げますと、予算額は六十億一千八百万円で、前年度に比べ二〇・八%の大幅な増となっております。これは平成十八年十月から実施された保険財政共同安定化事業に対する拠出金が前年度当初予算比で約五億六千八百万円の皆増となったことなどによるものであります。また、保険給付費や老人保健拠出金の医療関係経費の総額は一〇・七%の増となっています。このような医療費の増高をいかに適正なものにするかが喫緊の課題であると認識いたしております。したがいまして、保健事業活動として疾病の予防、早期発見のための脳ドック検診などを引き続き実施するとともに、本年度から新たに国保ヘルスアップ事業に取り組み、生活習慣病対策及び医療費の適正化を図ってまいります。
 次に、議案第一五号平成十九年度日南市老人保健特別会計予算について申し上げますと、予算額は六十億六千三百万円で、前年度に比べ六・一%の増となっております。本年度も医療費適正化のためのレセプト点検の強化、医療費通知の実施などにより医療費の抑制に努めてまいります。また、七十五歳以上の高齢者を対象とした後期高齢者医療制度が平成二十年四月から広域連合として開始されることに伴う保険料徴収システム開発委託料や広域連合に対する負担金等を計上いたしております。
 次に、議案第一六号平成十九年度日南市介護保険特別会計予算について申し上げますと、予算額は三十三億二千五百万円で、前年度に比べ九・七%の減となっております。保険給付費の総額は、平成十八年度の保険給付費及び認定状況の実績をもとに見込み、一一・三%の減となっております。本年度も地域支援事業に取り組み、要支援、要介護状態になるおそれのある高齢者を対象とした効果的な介護予防事業を実施し、保険給付費の抑制に努めてまいります。
 次に、議案第一七号平成十九年度日南市簡易水道特別会計予算について申し上げますと、予算額は六千百万円で、前年度に比べ三・四%の増となっております。事業の主なものといたしましては、伊比井地区の老朽化した配水管の布設がえや富土簡易水道の滅菌機の取りかえなどであります。
 次に、議案第一八号平成十九年度日南市漁業集落排水特別会計予算について申し上げますと、予算額は二千二百五十万円で、前年度に比べ六・三%の減となっております。予算の内容は、集落排水施設の安定稼働を行うための維持管理経費を中心に計上いたしております。
 次に、議案第一九号平成十九年度日南市水道事業会計予算について申し上げますと、収益的収支では収入総額七億三千五百十万円に対し、支出総額は六億六千五百六十万円で、差し引き六千九百五十万円の黒字予算となっております。また、資本的収支では収入総額二億一千四十万円に対し、支出総額は五億二千七百十万円で、差し引き三億一千六百七十万円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんすることにいたしております。建設改良の主なものといたしましては、飫肥浄水場施設の更新による施設整備や配水管整備等を行ってまいります。
 次に、議案第二〇号平成十九年度日南市下水道事業会計予算について申し上げますと、収益的収支では収入総額七億四千二百六十五万四千円に対し、支出総額は七億四千五百万円で、差し引き二百三十四万六千円の赤字予算となっております。また、資本的収支では収入総額七億四千七百四十三万四千円に対し、支出総額は九億七千四百万円で、差し引き二億二千六百五十六万六千円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんすることにいたしております。建設事業の主なものといたしましては、前年度に引き続き吾田処理区と油津処理区の汚水管渠等の整備や日南下水終末処理場改築更新工事を行うとともに、新たに水質改善下水道事業に取り組み、計画的に合流地区の水質改善を図ってまいります。
 次に、予算関係以外の議案について説明申し上げます。
 まず、議案第二一号日南市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて本市職員の扶養手当について所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第二二号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例は、地方自治法の一部を改正する法律が公布され、助役及び収入役制度等の改正が行われたことに伴い、本市条例についてもこれに応ずる改正を行うものであります。
 次に、議案第二三号日南市副市長定数条例は、地方自治法の一部を改正する法律が公布され、助役にかえて副市長を置くことに伴い、副市長の定数を定める条例を制定するものであります。
 次に、議案第二四号日南市男女共同参画社会づくり条例は、本市の男女共同参画社会の実現に向け、基本理念を定めるとともに、市、市民及び事業者等の役割を明確にし、総合的かつ計画的に推進していくための条例を制定するものであります。
 次に、議案第二五号杉の友教育振興育英基金条例の一部を改正する条例は、杉の友教育振興育英基金について、有能な人材の育成に資するため、基金の一部または全部を処分することができるよう運用の見直しを行うものであります。
 次に、議案第二六号日南市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例は、日南市中央共同調理場の新設に伴い、その設置について所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第二七号日南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、国民健康保険税の各納期における納付額の均等化を図るとともに、税額の軽減申請期限を延長するものであります。
 次に、議案第二八号日南都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例は、下水道事業の第五期事業区域における受益者負担金の額を定めるものであります。
 以上で提案理由の説明を終わりますが、詳細につきましては、それぞれの所管委員会で御説明申し上げます。
 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。(降壇)
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*諸報告


影山一雄議長 以上で本日の日程は終了しました。
 次の本会議は五日に開き、平成十九年度関係議案に対する質疑を行います。
 なお、議案に対する質疑の通告は、五日の午前九時までとなっておりますので、期限厳守をお願いします。
─────────────── ○ ───────────────
*散 会


影山一雄議長 これをもって本日の会議を散会いたします。
                  =散会 午前十一時五十一分=