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宮崎県 日南市

平成18年第2回定例会(第2号) 本文




2006年03月01日:平成18年第2回定例会(第2号) 本文

                    =開議 午前十時二十分=
*開 議
影山一雄議長 ただいままでの出席議員二十二名、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の会議はお手元の議事日程第二号により進めることにいたします。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第一 議案第九号から日程第一三 議案第二号まで


影山一雄議長 最初に平成十七年度関係議案の審議に入ります。
 日程第一議案第九号から日程第十三議案第二号までの一三件を一括議題といたします。
 ただいま議題に供しました議案について、その付託をしておりました特別及び各常任委員会の委員長の審査結果の報告を求めます。
○総務文教委員長審査結果報告


影山一雄議長 最初に、総務文教委員会に付託しておりました日程第一議案第九号から日程第三議案第一一号までの三件について委員長の審査結果の報告を求めます。


田中重信総務文教委員長(登壇) 私ども総務文教委員会に付託を受けました議案三件について審査しました結果について、御報告を申し上げます。
 まず、議案第九号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例であります。本案は、地方自治法の一部を改正する法律が施行され、公の施設に係る管理委託制度が廃止されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第一〇号日南市税条例の一部を改正する条例であります。本案は、地方税法の一部を改正する法律等が公布され、公共施設の用に供する家屋及び償却資産について特例措置が施行されたため、本市条例についてもこれに応ずる改正を行うものであります。
 次に、議案第一一号財産の取得についてであります。本案は、共同調理場建設用地の取得について地方自治法第九十六条第一項第八号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第三条の規定により提出がなされたものです。
 いずれの議案も別段討論もなく、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの総務文教委員長の報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い、挙手により採決します。
 議案第九号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第九号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一〇号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一〇号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一一号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一一号は原案のとおり可決されました。
○環境福祉委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、環境福祉委員会に付託しておりました日程第四議案第三号から日程第六議案第一二号までの三件について委員長の審査結果の報告を求めます。


坂口義弘環境福祉委員長(登壇) 私ども環境福祉委員会に付託を受けました議案三件について、審査結果の御報告を申し上げます。
 まず、議案第三号平成十七年度日南市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)についてであります。
 補正額につきましては、二億二千十万五千円を追加し、補正後の予算総額を五十一億九千三百九十七万三千円とするものです。
 補正の内容につきましては、高額医療費拠出金及び直営診療施設勘定繰出金の追加、並びに繰越金を財源とした国民健康保険運営基金への積み立てなどが主なものであります。また、歳入につきましては、県支出金の減額、一般会計繰入金及び前年度繰越金の追加などが主なものであります。
 別段討論もなく、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、次の意見・要望が付言されましたので申し添えます。
 予防医療に関して、ハード・ソフト両面での施策に積極的に取り組んでいただきたい。
 次に、議案第四号平成十七年度日南市介護保険特別会計補正予算(第三号)についてであります。
 補正額につきましては、九千七百七万九千円を減額し、補正後の予算総額を三十三億八千六百八万九千円とするものです。
 補正の内容につきましては、保険給付費の減額及び介護保険運営基金積立金の追加などが主なものであります。また、歳入につきましては、国庫負担金及び支払い基金交付金等の減額が計上されているものです。
 別段討論もなく、採決の結果、全員賛成をもって可決すべきものと決しました。
 次に、議案第一二号日南市国民健康保険運営基金条例の一部を改正する条例につきましては、宮崎県国民健康保険診療報酬支払融資基金が廃止されたことに伴い、日南市国民健康保険運営基金の管理について所要の改正を行うものです。
 別段討論もなく、採決の結果、全員賛成をもって可決すべきものと決しました。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの環境福祉委員長の報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い、挙手により採決します。
 議案第三号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって議案第三号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第四号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第四号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一二号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一二号は原案のとおり可決されました。
○産業経済委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、産業経済委員会に付託しておりました日程第七議案第五号から日程第一二議案第一四号までの六件について委員長の審査結果の報告を求めます。


長友昭三郎産業経済委員長(登壇) 私ども産業経済委員会に付託を受けました議案六件につきまして、審査いたしました結果等について御報告を申し上げます。
 初めに、議案第五号平成十七年度日南市簡易水道特別会計補正予算(第二号)についてであります。
 この補正につきましては、歳入のみの補正で市債借り入れ減額に伴う一般会計繰入金の追加であります。
 別段討論もなく、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 続きまして、議案第六号平成十七年度日南市漁業集落排水特別会計補正予算(第一号)についてであります。
 この補正につきましては、漁業集落排水処理施設及びポンプ場の維持管理業務にかかわる債務負担行為であります。
 別段討論もなく、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 続きまして、議案第七号平成十七年度日南市水道事業会計補正予算(第二号)についてであります。
 補正額について申し上げますと、資本的収入につきましては、一億二千八百九十万円の減額で、補正後の予算総額は五億六千八百七十万円となり、資本的支出につきましては、九千九百六十万円の減額で、補正後の予算総額は八億九千六十万円となります。
 補正の内容につきましては、事業費の減少に伴う事業債の減額や東郷浄水場関連施設の事業費の減額に伴うもの、また、飫肥・東郷浄水場及び関連施設業務にかかわる債務負担行為などであります。
 別段討論もなく、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 続きまして、議案第八号平成十七年度日南市下水道事業会計補正予算(第四号)についてであります。
 補正額について申し上げますと、収益的収入につきましては、千三百六十七万九千円の減額で、補正後の予算総額は七億三千四百八十一万二千円となり、収益的支出につきましては、四百八十万円の増額で、補正後の予算総額は七億五千七百六十万円となります。また、資本的収入につきましては、五千二百五十五万五千円の減額で、補正後の予算総額は七億七千百八万九千円となり、資本的支出につきましては、四千九百万円の減額で、補正後の予算総額は九億七千二百万円となります。
 補正の内容につきましては、下水道使用料の減額、企業債と企業債償還元金の減額及び汚水枝線整備事業と下水終末処理場などの維持管理業務にかかわる債務負担行為の追加などであります。
 別段討論もなく、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 続きまして、議案第一三号、議案第一四号、以上の二件についてであります。
 まず、議案第一三号市道路線の廃止についてでありますが、本案は県営上隈谷地区ふるさと農道整備事業により、山之口上隈谷線が市道として認定されたことに伴い、本路線の廃止について提案されたものであります。
 次に、議案第一四号市道路線の認定についてでありますが、本案は地域住民の生活道路として重要な路線であるため、市道路線の認定について提案されたものであります。
 いずれの議案も別段討論もなく、採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの産業経済委員長の報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い、挙手により採決します。
 議案第五号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第五号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第六号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第六号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第七号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第七号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第八号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第八号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一三号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一三号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第一四号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって、議案第一四号は原案のとおり可決されました。
○予算審査特別委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、予算審査特別委員会に付託しておりました日程第一三議案第二号について、特別委員長の審査結果の報告を求めます。


豊倉照光予算審査特別委員長(登壇) 私ども予算審査特別委員会に審査を付託されました議案第二号平成十七年度日南市一般会計補正予算について、審査した結果等について御報告申し上げます。
 まず、審査の方法としましては、各常任委員会を単位とする三つの分科会を設け本案を分割付託し、それぞれ関係ある分科会において、休会中、関係課長等の説明を求め慎重に審査を行ったところです。
 なお、本日議会会議室において予算審査特別委員会の全体会議を開き、各分科会長の報告を求め審査しましたが、その各分科会長の報告及び各分科会長に対する質疑及び予算の内容については、議員各位も特別委員会の委員として本案の審査に当たられたこともあり、ここでは省略します。また、討論については、日南市議会の先例により本会議で行うものとし、採決の結果、議案第二号について全員賛成をもって原案のとおり可決することに決定した次第です。
 なお、意見・要望が付言されましたので申し添えます。
 まず、時間外手当については、職員の健康保持、労働時間の短縮及び財政負担軽減などの観点から、振りかえ等の制度をより一層活用されたい。
 次に、文書広報については、市民の利便性を考慮してわかりやすい紙面内容に工夫されたい。
 次に、一部事務組合等広域圏事業については、市政一新計画に基づき、他自治体とも連携をとりながら、さらなる行政改革を早急に進められたい。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。(降壇)
○質疑省略の件


影山一雄議長 この際、お諮りいたします。
 この議案につきましては、議長を除く全議員をもって構成する特別委員会で審査した案件ですので、質疑を省略して審議したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、質疑を省略して審議することに決定いたしました。
○討 論


影山一雄議長 これより討論に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより挙手により採決します。
 議案第二号に対する委員長の報告は、原案可決です。
 これに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 全員賛成です。
 よって議案第二号は原案のとおり可決されました。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第一四 議案第一五号から日程第三五 議案第三六号まで


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、平成十八年度関係議案の審議に入ります。
 日程第一四議案第一五号から日程第三五議案第三六号までの二十二件を一括議題といたします。
○提案理由説明


影山一雄議長 市長の提案理由の説明を求めます。


谷口義幸市長(登壇) 平成十八年第二回日南市議会定例会に当たり、今後の市政運営について私の所信の一端を申し述べますとともに、御提案いたしております平成十八年度の関係議案について提案理由の説明を申し上げます。
 まず、市政運営の大きな影響を及ぼす経済の見通しにつきましては、本年一月に閣議決定された「平成十八年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」の中で、平成十七年度の我が国の経済は、年央にはそれまでの輸出・生産などに見られた弱い動きを脱し、景気は穏やかな回復を続けているとし、企業部門の好調さが雇用・所得環境の改善を通じて家計部門へ波及しており、民間需要中心の緩やかな回復が続くとされております。
 国の平成十八年度の経済財政運営の基本的な態度につきましては、「改革なくして成長なし」、「民間にできることは民間に」、「地方にできることは地方に」との方針のもと、「基本方針2005」等に基づき、郵政民営化の着実な実施、金融改革、総人件費改革、資産・債務改革、市場化テストによる業務の開放・規制改革等を通じ、「小さくて効率的な政府」を実現するとしております。そのため、規制、金融、歳出、税制等の改革を推進するなど、各分野にわたる構造改革を断行することにより、経済の活性化を実現し、民間需要主導の継続的な経済成長を目指そうとしております。
 このような中で、平成十八年度においても消費及び設備投資は引き続き増加し、我が国の経済は、民間需要中心の緩やかな回復を続けると見込まれております。
 しかしながら、景況にも地域間格差があり、景気回復の波が地方に届くまでには今しばらく時間を要することは言うまでもありません。さらに、地域経済が公共事業に依存している自治体においては、行財政改革の推進による公共事業の圧縮により、これまでにも増して厳しい状況が予想されております。
 このような情勢や合併破綻を背景に、昨年、議員各位を初め、日南市行政問題対策会議や関係団体、市民の皆様から御意見、御提言をいただくとともに、市職員からの提案も募りながら、平成二十二年度を目標とした「市政一新計画」を策定したところであります。
 ことしは、市政一新を進めながら、再生に向けた「第四次日南市総合計画後期基本計画」を策定し、宮崎県、そして南九州における本市の将来のあるべき姿を示していきたいと考えております。
 これからは、夢と現実のはざまの中で「あなたが創る夢のある日南市」の実現に向けて、市民と行政がお互いの自主性を尊重し、対等な関係で目標、目的を共有しながら協働していかなければなりません。
 さらに、地域の原点である「人財」、市民が安心して暮らせる生活基盤、そして各種産業における活発な生産活動のいずれも欠けることのないよう日々努力をしていかなければならないと肝に銘じております。
 そこで、今後の市政運営において、市民の福祉や保健、各種産業の振興などの基本的な施策を着実に推進する中で、重点的に進めなければならない点について申し上げておきたいと思います。
 まずは、行財政改革の推進であります。
 夢のある日南市を築いていくためには、将来にわたって自主自立できる自治の基盤、仕組みづくりを急がなければなりません。そのために組織機構改革などにより市民と協働できる体制を整え、市政一新計画で示しました改革項目の着実な実施に努めてまいります。また、合併は行財政改革の有効な手法でありますので、今後もその可能性を追求してまいりたいと考えております。
 第二点目は、市民が安心して暮らせるための危機管理であります。
 現代社会においては危険が多様化し、それに対応する備えも非常に難しくなっております。毎年のように上陸し、甚大な被害をもたらす台風や、いつ発生するかもわからない日向灘沖を震源とする地震などの自然災害、外交や民族問題などから危機感の募る外部からの武力攻撃や大規模テロ、さらに自然界の脅威であるウイルスなど、私たちはいつどのような危険に遭遇するかわからない状況にあります。命あるものは日常生活の中でさまざまな危険にさらされ、その危険から身を守るための備え、つまり危機管理をしておかなければなりません。
 皆様も記憶に新しいことと思いますが、昨年の九月に襲来した台風十四号は、北上する速度が遅く、台風を取り巻く雨雲と台風本体の雨雲が流れ込んだことにより、県内二十七カ所のアメダス観測所のうち十六の観測所で記録を更新する大雨となり、死者十三人を出すなど県内に甚大な被害をもたらしました。
 このような教訓や想定される危機に対して、改めて万全な備えの必要性を痛感したところであり、そのための自然環境や施設の整備、危機管理体制の拡充はもちろんのこと、非常時の備えや危機回避を適時に行えるよう情報伝達手段についても充実を図ってまいります。
 第三点目は、地域の将来を担う「人財」の育成であります。
 人財の育成に当たりましては、まず、子育て支援の充実により、子供を安心して生み育てられる社会の構築を進めなければなりません。そして、地域に根差した特色のある教育を推進する中で、学力の向上を図るとともに、家庭、学校、地域が一体となって、地域ぐるみで心と命を大切にする心豊かで郷土を愛し誇りの持てる「日南人」を育成しなければならないと考えております。
 第四点目は、市民生活や産業の振興に欠くことのできない都市基盤の整備であります。
 ますます過熱化する地域間競争を勝ち抜くためには、本市の持つ自然や歴史などの豊富な資源を生かすための高速道路の早期整備や油津港の利活用の促進がかぎであると考えております。
 新直轄方式による整備区間として選定されました東九州自動車道「清武~日南間」につきましては、松永地区での中心くい設置式が行われ、いよいよ本格的な高速道路整備の動きが肌で感じられるようになりました。今後の整備進捗を左右する用地買収や工事等の諸問題を解決し、円滑な事業の推進が図れるよう東九州自動車道日南市建設促進協議会を設立するなど支援体制の強化を図ってまいります。同時に東九州自動車道の開通を踏まえた市内の交通体系の確立につきましても、引き続き進めてまいります。
 第五点目は、本市の持つ豊富な資源の有効活用であります。
 昨年は小村寿太郎侯生誕、ポーツマス条約締結、そして日南海岸国定公園指定の節目の年で、本市の持つ歴史や自然を活用した各種事業の展開により市内外に広くアピールするとともに、先人の偉業を後世に伝える礎を築けたと思っております。先日、小村寿太郎侯生誕記念事業で発刊いたしました『骨肉』が本県出版界を代表する出版物に贈られる第十六回宮日出版文化賞に選ばれましたことは、まことに喜びにたえないところであります。
 ことしは、第十二回全国棚田サミットや赤煉瓦ネットワーク全国大会が本市で開催されます。一昨年の「わかば」から昨年の小村侯生誕及び日南海岸国定公園指定の節目、そして棚田サミットや赤煉瓦ネットワーク全国大会へと続く好機を最大限に活用し、観光のみならず、地場産業など幅広い相乗効果が生まれるような施策を展開し、地域の振興へとつなげてまいります。
 最後に、市民と行政の協働であります。
 地方分権が進む中で、国と地方との関係が、これまでの「上下・主従」から「対等・協力」へと変化しております。このことは自治体と住民の関係においても同様であります。自己決定、自己責任の原則に基づく本来の自治を実現するためには、行政と市民や団体、地域、企業などの多様な主体が協働していかなければなりません。そのため、行政組織機構の改革や住民自治を目指すための新たな施策の展開により、市民と行政が広く協働できる体制、情報提供や共有の仕組みなどの構築を進めてまいります。
 これからの厳しい経済情勢と行財政改革という乱気流の中で、いかに安定を保ちながら本市の目指す目的地にソフトランディングさせ、新たな旅立ちをすることができるかであります。そのためには、議員各位を初めとする市民の皆様の御助言、御指導といったレーダーに導かれながら、私の持つ行財政の運営手腕を駆使してまいりたいと考えております。
 以上、市政に臨む私の所信の一端を申し述べさせていただきましたが、山積する懸案課題を解決しつつ、市政発展のために全力を挙げて取り組んでまいります。議員各位を初め、市民の皆様の温かい御支援と御協力をお願い申し上げます。
 次に、予算関係議案について御説明申し上げます。
 国及び地方財政は、高齢化の急速な進展に伴う社会保障費などの諸経費や公債の累増に伴う公債費の増大等により、歳入歳出構造はますます硬直化してきております。国と地方を合わせた借入金残高は、平成十七年度末で七百七十兆円を超え、前年度に比べ三十兆円以上もふえる見込みであり、今後も少子・高齢社会、環境対策への対応などの行政需要の増大が見込まれる中で、極めて厳しい状況となっています。
 特に、自主財源の乏しい財政基盤の脆弱な本市にとりましては、一部の業種に明るい兆しがあるものの、総体的には依然として厳しい状況であり、加えて国が進める「三位一体の改革」によります影響で、極めて困難な財政運営を余儀なくされております。
 このような状況の中、予算の編成に当たりましては、「ムダ・ムリ・ムラを無くす」の財政健全化への基本理念と財政計画等を基本として、「第四次日南市総合計画」に基づきながら、「あなたが創る夢のある日南市」の実現に向けた予算編成を行いました。
 特に、「市民みずからが主体となって考え、行動しやすい環境をつくり、市民と行政が連携を深めながら開かれた市政の推進」を市政運営の基本理念として、過去十二年間ふえ続けてきた市債残高の抑制を図り、各種の市民福祉や生活環境基盤整備などの基本的な施策を初め、食の安全・安心を推進するための事業、防災・減災等による市民の命の安全・安心確保のための事業、本市の将来を担う子供たちの教育環境充実のための事業や郷土を愛する心豊かな人づくりを推進するための事業などに財源を配分しております。
 以下、予算の概要について御説明を申し上げます。
 まず、議案第一五号平成十八年度日南市一般会計予算について申し上げますと、予算額は百六十億二千万円で、前年度に比べ九・四%の減となり、地方自治体の予算編成の目安となる地方財政計画の歳出規模の伸び率〇・七%の減と比較して大幅なマイナスとなりました。これは、平成十八年度に予定しておりました学校給食共同調理場整備事業等について、財源の有利性から平成十七年度に繰り上げて取り組むこととしたことなどによるものであります。
 歳入について申し上げますと、市税は、固定資産税が評価がえ等の影響により前年度比五・四%の減となりましたが、市民税が一三・三%の増となり、全体では一・四%の増となりました。
 また、地方交付税につきましては、前年度比〇・七%の減、普通交付税の減額に伴う財源補てんとして発行を許可される臨時財政対策債につきましても九・八%の減になると試算したところであり、自主財源の少ない本市の財政運営は大きな影響を受けています。
 このため、各種施策を円滑に進めるために積み立てております基金につきまして、残高を考慮し、中長期的な財政運営を視野に入れながら設置目的に沿って活用し財源の確保を図りました。基金からの繰り入れにつきましては、前年度比四・四%減の総額約二億六千五百万円で、内訳といたしましては、財政調整積立基金から一億五千万円、公共施設等整備基金から一億円などとなっています。
 国県支出金につきましては、国庫支出金は、公共土木施設災害復旧費負担金の大幅な減、三位一体の改革によります児童扶養手当負担金の削減や公営住宅家賃対策補助金の廃止等により、前年度比三九・四%の減、また、県支出金につきましても、木材産業構造改革事業費補助金の皆減等により二八・二%の減となりました。
 市債につきましては、災害復旧債が前年度比七七・三%の減となったことなどにより、全体では二三・七%の減で、総額十四億五千百六十万円となり、歳入における市債への依存度は九・一%となっております。
 次に、歳出について申し上げますと、義務的経費が前年度比一・〇%の増となっておりますが、これは職員の定年退職者の増に伴い人件費が〇・七%、扶助費が児童手当の増等により一・八%、公債費が〇・六%といずれも増となったことによるものであります。
 投資的経費につきましては、前年度比四八・五%の大幅な減となっております。これは、先ほども申し上げましたが、学校給食共同調理場整備事業や学校施設耐震補強事業等につきまして、平成十七年度に繰り上げて取り組むこととしたことなどによるものであります。
 内訳について申し上げますと、普通建設事業が二八・一%の減、災害復旧事業が市道富土小目井線災害復旧事業の予算措置終了により七四・六%の大幅な減となっております。
 その他といたしまして、物件費が経費削減等により前年度比六・三%の減、補助費等が〇・七%の減、維持補修費が八・七%の増、繰出金が老人保健特別会計や介護保険特別会計等への繰出金の増により八・五%の増などとなっております。
 次に、主な事業につきまして、第四次日南市総合計画の体系に沿い、概要の説明を申し上げます。
 第一は、活力のある元気なまちづくりであります。
 主な事業といたしまして二十一件、約五億五千九百万円を計上いたしております。
 まず、油津港と東九州自動車道を基軸としたまちづくりを推進するため、都市計画道路の整備に努めてまいります。本年度も東九州自動車道と市街地を結ぶ幹線道路であります平野線の整備を進めてまいります。また、天福公園整備事業において、アクセス道路として整備いたします海田天福線街路事業、油津地区の歴史的町並みや道筋を保全しながら生活環境の向上を図る、身近なまちづくり支援街路事業にも取り組むとともに、山瀬東郷線につきましては、市民生活の利便性向上や都市基盤の充実を図るため、所要の事業費を確保し、平成十八年度中の完成を目指してまいります。さらに、県南の海上輸送の拠点である油津港改修事業や歴史的町並みを再生する堀川周辺環境整備事業の県営事業に対する負担金を計上いたしております。
 次に、地域情報化の推進につきましては、情報通信社会に対応し、快適で豊かな市民生活と活力あふれる産業活動、交流活動などを実現するため、庁内や学校等の公共施設に配置したパソコン等を活用し、事務事業の効率化と住民サービスの向上を図ってまいります。
 次に、市民交流につきましては、新規事業として、本市のあらゆる資源を市外に向けて、ホームページ等を含めたさまざまな手段で情報発信し、観光客や団塊の世代を含めた定住者、季節移住者等を呼び込み、交流人口の増加による活性化に取り組んでまいります。
 また、市民主体のまちづくり活動の自主性・自立性を促すために、地域づくり団体等の行動しやすい環境をつくるための助成金につきましても計上いたしております。
 第二は、地域特性を生かした生きがいの持てるまちづくりであります。
 主な事業といたしまして、五十八件、約六億九千九百万円を計上いたしております。
 まず、農林水産業の振興策といたしまして、農業の振興につきましては、恵まれた気象条件に適合した作物を有機、減農薬栽培することによる安全・安心な食糧の生産基地づくりを農家に働きかけ、ブランド化や高所得農業を目指すとともに、新鮮で安全な農産物を地元で生産し、地元で消費する体制を確立するための地産地消推進事業などを実施してまいります。
 また、新規事業として、団塊の世代の定年退職者による帰農者や新たに農業を始める人を対象にした研修施設の整備に対する助成金、高齢農業者を対象にした簡易ハウスの導入に対する助成金を計上いたしております。
 担い手育成対策として、集約型農業を進め、収益性の高い農業を推進するため、農道整備事業や圃場整備事業等の県営事業に対する負担金を計上いたしております。
 さらに、十月に本市で開催されます「第十二回全国棚田サミット」の支援を初めとして、都市住民との交流を促進し、農山村の活性化に取り組んでまいります。
 次に、畜産業の振興につきましては、耕畜連携による健康な土づくりを基本とした良質堆肥の有効利用と広域的な流通促進を図り、資源循環型畜産を推進してまいります。
 次に、林業の振興につきましては、飫肥杉の活用・普及拡大を図るため、飫肥杉を木造新築住宅建設材の一部として交付する事業を引き続き実施してまいります。また、森林の持つ多面的機能の発輝を図り、良質材を生産するための公有林整備事業を行うとともに、南那珂森林組合への貸し付け事業などを実施してまいります。さらに新規事業として、市土と環境保全のため、人工林の伐採後に再造林されない民有地の「植栽未栽地」への再造林を支援してまいります。
 次に、水産業の振興につきましては、漁獲量の安定的増大を図るため、漁礁設置等の事業を行うとともに、みなと朝市の開催に対しても助成を行ってまいります。また、魚食の普及・拡大を目的として、マリンロッジ日南を整備し、指定管理者制度の導入を図ります。
 次に、商工業の振興につきましては、市内産業全体の活性化を図るため、市民の皆さんに好評であります住宅リフォーム促進事業について、引き続き実施してまいります。また、商店街活性化のため、商工会議所が運営しております交流プラザに対する補助金、油津商店街振興会が運営しております姉妹都市物産交流館に対する補助金等を計上するとともに、新たに油津商店街振興会の管理する駐車場の運営に対しても助成してまいります。さらに、新規事業として、中小企業の経営安定と発展のため、資質の向上や能力開発・技術の向上等を図るための研修に対する助成事業にも取り組んでまいります。
 次に、観光の振興につきましては、まつり行事に対する助成等を行い、日南海岸や飫肥城周辺の豊かな自然、歴史、風土を生かした観光の振興を図り、行政と民間観光事業者が協力した観光客誘致のための事業を実施してまいります。
 第三は、安全で快適なまちづくりであります。
 主な事業といたしまして、四十七件、二十四億二千五百万円を計上いたしております。
 まず、公園の整備につきましては、平成十五年度から取り組んでおります天福公園整備事業につきまして、市民の競技力向上や社会人・大学等のキャンプ誘致を図るための屋内投球練習場を整備するとともに、園路や広場等の周辺整備を計画的に進め、平成十九年十月の完成を目指してまいります。また、新たに和田街区公園につきまして、公園利用者の安全で快適な利用環境の確保を図るため、災害防除事業に取り組んでまいります。
 次に、生活関連道路につきましては、交通安全や防災対策に配慮した道路交通網の整備を進めてまいります。各種制度事業により、小井手黒岩線、大平線、山川線及び坂元線などの整備を進めるとともに、上隈谷線を初めとする単独の改良舗装、災害防除及び維持補修事業などを実施してまいります。また、急傾斜地の土砂災害を未然に防止するための急傾斜地崩壊対策事業に取り組むとともに、県営事業として実施される急傾斜地崩壊防止事業負担金を計上いたしております。さらに、老朽化しております星倉橋の修繕を計画的に進めてまいります。
 次に、住環境の整備につきましては、老朽化しております楠原住宅の建てかえを平成十九年度設計、平成二十年度建設着手に向けて経済的に効率的な方法で行うための調査・研究経費を計上いたしております。
 次に、災害予防対策の推進につきましては、避難所にも指定しております学校施設等の耐震診断調査に取り組むとともに、耐震診断において強度が不足する建物についての補強設計費や工事費を計上いたしております。また、市民がみずからの木造住宅の耐震診断を行う場合の助成事業にも取り組んでまいります。さらに新規事業として、台風時などにおける気象情報、詳細な避難勧告等の情報を家庭のパソコンや携帯電話を活用し、市民に配信する事業に取り組んでまいります。
 次に、消防・救急体制の整備につきましては、市民の生命を最優先と位置づけ、疾病や障害による救急事態の発生時に迅速に、また的確に対処することができるよう高規格救急車の更新やAEDの導入を行い、高機能消防指令センター等を活用し、市民が安心して暮らせるまちづくりに努めてまいります。また、大雨などによる国道二百二十号の交通遮断時において、消防団活動の拠点となります鵜戸分団の水防資機材を整備いたします。さらに、消火活動時のアスベスト被害から消防団員を守るため、防じんマスクを購入し、消防団員の安全確保を図ってまいります。
 次に、環境保全につきましては、河川等の水質浄化を促進するため、合併処理浄化槽設置整備に対する助成を行ってまいります。また、子供たちの通学路の安全確保と明るいまちづくりを推進するため、防犯灯の管理経費についても計上いたしております。
 次に、廃棄物処理対策につきましては、廃棄物の適正処理と循環型社会の構築を目指して、諸施策を進めてまいります。ごみ減量対策の取り組みにつきましても、資源ごみ回収促進に対する支援を実施してまいります。また、ごみ収集運搬体制の円滑な運営を図るため、清掃運搬車購入経費につきましても計上いたしております。
 次に、新エネルギーの活用推進につきましては、新規事業として「乱杭野地区風力発電事業化導入計画」に基づき、風力発電施設実現に向け、民間事業者等への普及啓発に努めてまいります。
 第四は、健康で安心できるまちづくりであります。
 主な事業といたしまして、五十五件、約四十三億一千三百万円を計上いたしております。
 まず、児童福祉対策につきましては、少子化対策として、子育て家庭等の育児支援を図るための子育て支援センター事業、乳児保育促進事業及び延長保育促進事業等を実施してまいります。また、母子家庭や乳幼児に対する医療費の助成、児童扶養手当の支給及び学童保育事業等に取り組むとともに、児童手当につきましては、支給対象年齢を小学校修了前までに拡大いたします。さらに新規事業として、吾田東小学校児童を対象に、従来の小学校の空き教室を活用する方法でなく幼稚園等への送迎による委託方式により、二学期から放課後児童クラブを開設してまいります。
 次に、高齢者福祉対策につきましては、高齢者の方々が安心と生きがいを持って楽しく暮らせるような長寿社会づくりを目指して、ふれあいいきいきサロン活動が市内全体に広がるよう支援してまいります。このほか在宅福祉を支援するため、生きがい活動支援通所事業や高齢者住宅改造助成事業などに取り組んでまいります。
 次に、障害者福祉対策につきましては、障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、必要な福祉サービスに係る給付、その他の支援を行う「障害者自立支援事業」に新たに取り組むとともに、医療費の助成事業なども実施してまいります。
 次に、保健対策につきましては、精神障害者の在宅生活の支援、各種疾病の予防、早期発見のための検診率の向上、事後指導の充実に努めてまいります。本年度も予防接種事業、老人保健事業及び母子健康事業等に所要な経費を計上いたしております。
 第五は、郷土を愛する心豊かな人づくりであります。
 主な事業といたしまして、四十一件、約二億三千万円を計上いたしております。
 まず、生涯学習につきましては、各地区の公民館における各種講座の充実に努め、生涯学習推進大会を開催するとともに、生涯学習や公民館活動の拠点となる自治公民館等の整備を支援してまいります。また、語学塾の開講による語学力の向上・国際感覚の醸成を推進し、教育の振興を初め、国際交流・小村寿太郎侯の顕彰等を図ってまいります。
 次に、学校教育につきましては、新たに学校図書館司書を活用した授業や図書館の環境整備、学校図書館等整備戸村基金を活用した図書の充実を行い、児童生徒の読書意欲の向上に努めてまいります。
 また、新規事業として、小学六年生及び中学一年生にふさわしい指導のあり方の研究を行い、中学進学に伴う問題点を解明し、学力の向上を推進してまいります。さらに学校やクラス単位での自慢できる活動を行う先生、子供たちを支援し、元気な学校、元気な先生、元気な子供づくりを推進するため、学校自慢づくり事業に取り組みます。このほか、心と命をはぐくむ学校づくり推進事業、心と命のアドバイザー事業、指導力の充実を図るための教職員の研修・研究活動、外国語指導助手による英語教育の充実、さらに、いじめ、登校拒否等の未然防止や事後指導への対応のためのスクールアシスタント派遣事業及び適応指導教室事業にも取り組んでまいります。
 次に、学校保健につきましては、新規事業として、子供たちの心身の健やかな健康を保護し、快適な教育環境の充実を図るため、学校保健室の空調設備を計画的に取り組んでまいります。
 次に、市民文化につきましては、本に親しみ知識などを学び心豊かな人材育成を図るため、ブックスタート事業の内容をさらに充実させ、新たにベビーブック事業として取り組んでまいります。また、各地に伝承されている郷土芸能などを後世に伝えるための伝統文化伝承事業や、本市の歴史を全国に発信する「赤煉瓦ネットワーク全国大会日南大会」を支援するとともに、文化講演会開催などの文化事業の充実に努めてまいります。
 このほか、図書館サービスの充実を図るため、図書管理システム経費や図書購入費について計上いたしております。
 次に、市民体育の振興につきましては、各種団体の育成強化に努めるとともに、本年度も市民体育大会やつわぶきハーフマラソン大会開催経費等について計上いたしております。
 第六は、参加と連携による計画推進であります。
 主な事業といたしまして、十九件、約六千百万円を計上いたしております。
 まず、第四次総合計画の後期となります平成十九年度から平成二十二年度までの「第四次総合計画後期基本計画」の策定経費を計上いたしております。
 次に、市民総参加・市民協力による「あなたが創る夢のある日南市」の実現に向けて、市民と行政の協働を推進するとともに、地域のつながりをさらに深め、自治活動の活性化を図り、安心して快適に暮らすことができるまちづくりを推進してまいります。
 次に、新規事業として、現在、班単位で配布しております市内回覧を各戸配布に切りかえ、市民が市のさまざまな情報を家庭にとどめ、有効に活用できるようにしてまいります。
 次に、固定資産税の公平・適正な課税を行うための、固定資産業務管理システム事業を実施してまいります。
 なお、職員数の見直しにつきましては、組織体制の見直し等により職員数の適正化を図っております。
 これらの事業を行うための主な財源といたしまして、市税四十億千五百十万円、地方譲与税五億三千五百三十万円、地方消費税交付金四億五百万円、地方特例交付金一億八百十万円、地方交付税五十三億二千二百万円、国県支出金二十四億二千二百四十四万円、財産収入一億一千二百十万五千円、繰入金二億六千五百三十二万五千円、市債十四億五千百六十万円を計上いたしております。
 次に、特別会計及び企業会計について御説明申し上げます。
 まず、議案第一六号平成十八年度日南市国民健康保険特別会計予算について申し上げますと、予算額は四十九億八千二百万円で前年度とほぼ同額となっております。
 保険給付費や老人保健拠出金の医療関係経費の総額は一・五%の増となっており、第二号被保険者の介護給付費納付金分を含めた総額でも一・四%の増となっております。このように医療費の増嵩をいかに抑制するかが喫緊の課題であると認識いたしております。したがいまして、保健事業活動として、疾病の予防・早期発見のため、脳ドック検診などについて実施してまいります。さらに、平成十六年度から国の補助を受けて実施しております「国保ヘルスアップモデル事業」にも取り組んでまいります。
 次に、議案第一七号平成十八年度日南市老人保健特別会計予算について申し上げますと、予算額は五十七億一千二百万円で、前年度に比べ八・八%の増となっております。本年度も、医療費適正化のためのレセプト点検の強化、医療費通知の実施などにより、医療費の抑制に努めてまいります。
 次に、議案第一八号平成十八年度日南市介護保険特別会計予算について申し上げますと、予算額は三十六億八千二百万円で、前年度に比べ五・三%の増となっております。
 介護保険制度は、平成十八年度から第三期事業計画に入ります。そのため、平成十七年度に改定いたしました「日南市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画」において見込まれました本市の要支援、要介護者に必要な介護サービス量をもとに、保険給付費等の額を算定いたしております。これにより、第一号被保険者であります六十五歳以上の方の平成十八年度から平成二十年度までの三カ年間の保険料基準額は、年間四万九千八百万円で、月額では四千百五十円となり前年度に比べ五・一%の増となります。
 保険給付費の総額は、平成十七年度の保険給付費及び認定状況の実績をもとに見込み、三・〇%の増となっております。また、本年度から地域支援事業といたしまして、要支援、要介護状態になるおそれのある高齢者を対象とした効果的な介護予防事業を実施するための経費を新たに計上いたしております。
 次に、議案第一九号平成十八年度日南市簡易水道特別会計予算について申し上げますと、予算額は五千九百万円で、前年度に比べ一一・九%の減となっております。事業の主なものといたしましては、伊比井地区の国道二百二十号の老朽化した配水管の布設がえや細田簡易水道の滅菌機の取りかえなどであります。
 次に、議案第二〇号平成十八年度日南市漁業集落排水特別会計予算について申し上げますと、予算額は二千四百万円で、前年度に比べ二・一%の増となっております。予算の内容は、集落排水施設の安定稼働を行うための維持管理経費を中心に計上いたしております。
 次に、議案第二一号平成十八年度日南市水道事業会計予算について申し上げますと、収益的収支では、収入総額七億四千八百八十万円に対し、支出総額は六億六千四百八十万円で、差し引き八千四百万円の黒字予算となっております。また、資本的収支では、収入総額一億一千八十万円に対し、支出総額は四億六百八十万円で、差し引き二億九千六百万円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんすることにいたしております。建設改良の主なものといたしましては、石綿管、老朽管の布設がえによる配水管整備を実施するほか、飫肥浄水場施設整備更新事業の実施設計業務を行ってまいります。
 次に、議案第二二号平成十八年度日南市下水道事業会計予算について申し上げますと、収益的収支では、収入総額六億三百八十四万一千円に対し、支出総額は七億五千七百万円で、差し引き一億五千三百十五万九千円の赤字予算となっております。また、資本的収支では、収入総額九億百二十九万三千円に対し、支出総額は九億六千八百万円で、差し引き六千六百七十万七千円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんすることにいたしております。建設事業の主なものといたしましては、前年度に引き続き吾田処理区と油津処理区の汚水管渠等の整備や日南下水終末処理場改築更新工事を行ってまいります。
 次に、予算関係以外の議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第二三号組織機構の改革に伴う関係条例の整備に関する条例は、組織機構の改革に伴い、課の名称等について所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第二四号日南市国民保護協議会条例及び議案第二五号日南市国民保護対策本部及び日南市緊急対処事態対策本部条例は、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律が施行されたことに伴い、日南市国民保護協議会及び日南市国民保護対策本部並びに日南市緊急対処事態対策本部の設置について、条例を制定するものであります。
 次に、議案第二六号日南市災害派遣手当等の支給に関する条例は、災害対策基本法における災害派遣手当及び武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律の施行に伴う武力攻撃事態等派遣手当の支給について、条例を制定するものであります。
 次に、議案第二七号宮崎県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の増減については、市町村の廃置分合に伴い、宮崎県自治会館管理組合を構成する市町村について組合を組織する団体と協議するため、地方自治法第二百九十条の規定により提案するものであります。
 次に、議案第二八号日南市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて、本市一般職等の職員の給料等について所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第二九号日南市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例は、国家公務員の退職手当法の改正に準じて、本市職員の退職手当に関する事項について所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第三〇号日南市ねたきり老人等介護手当支給条例を廃止する条例は、現行のねたきり老人等介護手当支給事業にかえ、介護保険事業において、新たに介護用品支給事業を実施することに伴い、本条例を廃止するものであります。
 次に、議案第三一号日南市長寿祝金条例の一部を改正する条例は、長寿祝金の受給資格及び受給年齢について所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第三二号日南串間地域障害程度区分等認定審査会の共同設置に関する協議については、障害者自立支援法が公布されたことに伴い、介護給付等の支給に関する審査会を日南市、串間市、北郷町及び南郷町で共同して設置するものであります。
 次に、議案第三三号日南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は、日南串間地域障害程度区分等認定審査会の設置に伴い、日南串間地域障害程度区分等認定審査会委員の追加について所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第三四号日南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、国民健康保険の被保険者の利便性を図るため、国民健康保険税の納期を改定するものであります。
 次に、議案第三五号日南市企業立地促進条例の一部を改正する条例は、企業立地を促進するため、指定工場の対象となる要件を緩和するものであります。
 次に、議案第三六号日南市商工業振興基金条例は、日南市商工業振興基金について、市内中小企業の振興に資するため、企業が開催する研修事業等へ支援する財源として運用できるよう改正するものであります。
 以上で提案理由の説明を終わりますが、詳細につきましては、それぞれの所管委員会で御説明申し上げます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。(降壇)
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*諸報告


影山一雄議長 以上で、本日の日程は終了しました。
 次の本会議はあす二日に開き、平成十八年度関係議案に対する質疑を行います。なお、質疑の通告は二日の午前九時までとなっておりますので、期限厳守をお願いいたします。
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*散 会


影山一雄議長 これをもって、本日の会議を散会いたします。
                  =散会 午前十一時三十七分=