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宮崎県 日南市

平成22年第2回定例会(第9号) 本文




2010年03月26日:平成22年第2回定例会(第9号) 本文

開議前の諸報告
影山一雄議長 会議に先立ち御報告いたします。
 本日の会議における欠席、遅刻の申し出のありました議員について報告いたします。
 黒木盛明議員、和足恭輔議員から、欠席の届け出が提出されております。
 以上御報告いたします。
─────────────── ○ ───────────────
                   =開議 午前十一時十八分=
*開 議


影山一雄議長 ただいままでの出席議員四十名、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、お手元の議事日程第九号のとおりであります。
─────────────── ○ ───────────────
*発言取り消し申し出の件


影山一雄議長 日程に入ります前に、本日、磯江純一議員から発言取り消し申出書が提出されましたので、直ちに議題といたします。
 しばらく休憩いたします。
                   =休憩 午前十一時十九分=
                   =開議 午前十一時二十分=


影山一雄議長 再開いたします。
 お諮りいたします。
 お手元にお配りしました発言取り消し申出書のとおり、発言取り消しを許可することに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、発言取り消し申出書のとおり発言の取り消しを許可することに決しました。
 しばらく休憩をいたします。
                  =休憩 午前十一時 二十分=
                  =開議 午前十一時二十二分=


影山一雄議長 再開いたします。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第一 議会運営委員会の委員の辞任及び選任について


影山一雄議長 これより本日の日程に入ります。
 日程第一議会運営委員会の委員の辞任及び選任についてを議題といたします。
 まず、御報告いたします。去る三月二十四日付で新生南郷会より、次の内容の会派変更届が提出されました。
 山口満議員の会派からの脱退。
 また、同じく三月二十四日付で新生クラブより、次の内容の会派変更届が提出されました。
 山口満議員の会派への加入。
 以上、御報告いたします。
○委員の辞任


影山一雄議長 次に、ただいまの報告に伴い、山口満議員から議会運営委員会の委員を辞任する旨の届出が提出され、委員会条例第十四条に基づき、議長においてこれを許可いたしましたので御報告をいたします。
 また、このことにより議会運営委員会に一名の欠員が生じましたので、委員会条例第八条第一項の規定に基づき、議長において指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
○指 名


影山一雄議長 よって、これより議長において指名いたします。
 議会運営委員に山下武典議員を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま指名しましたとおり、議会運営委員を決定することに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、お諮りしましたとおり決定しました。
○副委員長の選任


影山一雄議長 次に、先ほどの報告に伴い、議会運営委員会の副委員長が不在となりましたので、委員会条例第九条第一項、第二項の規定に基づく副委員長の互選のため、しばらく休憩をいたします。
                  =休憩 午前十一時二十四分=
                  =開議 午前十一時二十七分=


影山一雄議長 再開いたします。
○議会運営委員会の副委員長互選結果報告


影山一雄議長 休憩中に議会運営委員会の副委員長が互選されましたので、その結果を事務局長に報告をさせます。


松本敏雄議会事務局長 報告いたします。
 議会運営委員会副委員長に山下武典議員でございます。
 以上でございます。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第二 議案第三四号から日程第三二 議案二一号まで


影山一雄議長 次に移ります。
 日程第二議案第三四号から日程第三二議案第二一号までの以上三十一件を一括議題といたします。
 ただいま議題に供しました議案等につきまして、その付託をしておりました特別及び各常任委員会の委員長の審査結果の報告を求めます。
○総務文教委員長審査結果報告


影山一雄議長 最初に、総務文教委員会に審査を付託しておりました日程第二議案第三四号から日程第一一陳情第一九号までの以上十件について委員長の審査結果の報告を求めます。


平原光則総務文教委員長(登壇) 私ども総務文教委員会に付託を受けました議案六件について審査した経過等を御報告いたします。
 まず、議案第三四号日南市情報公開条例の一部を改正する条例であります。
 この議案は、公正で開かれた市政運営を行うとともに、社会全体に対する説明責任を果たすため、情報公開条例に基づく開示請求者の範囲を拡大するため提案されたものであります。
 この議案に対する討論はありませんでした。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第三五号日南市行政組織条例の一部を改正する条例であります。
 この議案は、まちづくり施策を一元的に推進するため、総務部内にまちづくり推進室を設置することに伴い、所用の改正を行う必要があるので提案されたものであります。
 この議案に対し、次のとおり反対討論がありました。
 北郷教育課、南郷教育課の統廃合について、市民、議会との事前すり合わせが十分になされていない。今回の条例案と議会の議決を要する案件については、こういった形で提案されるが行政組織の変更などについては、下位の議会同意の必要のない規則の変更や運用で行政当局だけの独断で決めてしまうことが往々にして見られる。これは住民軽視であり議会無視であるので、こういった条例改正については反対する。
 採決の結果、賛成少数をもって原案を否決すべきものと決しました。
 次に、議案第三六号日南市職員の退職手当に関する条例等の一部の改正する条例であります。
 この議案は、国家公務員退職手当法の一部を改正する法律が交付され、退職後に懲戒免職処分を受けるべき行為をしたと認められた者への退職手当の支給制限及び返納制度が創設されたことに伴い、本市条例についても、これに応ずる改正を行う必要があるので提案されたものであります。
 この議案に対し、次のとおり反対討論及び賛成討論がありました。
 まず、反対討論として、今回は確かに一歩進んだ改正であるという点は評価できる。しかし、これは懲戒免職に該当する場合に限られているのであって、それ以外の非違行為に対する処分との均衡性を考慮したとき、著しく均衡性に欠けると判断する。例えば、直近の事案である中部病院の問題等々にしても、被害額五千万円にも及ぶと推測されている被害にもかかわらず、一切処分対象にはならない。あるにしても、先のない定年間近の職員に対して、口頭注意あるいは将来に向けての注意処分程度であって、今回の退職金の差し押さえに比べると非常に均衡性を欠く。そういった意味で、一歩前進は認められるが反対であるという内容でありました。
 次に、賛成討論として、確かに不十分であるが、今のままでは退職手当のカットが入るという法的根拠がないのでひとまずこれで成立させておいて、なお一歩の改正をお願いするようにしたらどうかと思うがという内容でありました。
 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第三七号日南市一般職の職員の給与に関する条例及び日南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例であります。
 この議案は、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が交付され、時間外勤務手当の支給割合の引き上げ及び時間外勤務、代休時間の指定制度が創設されたことに伴い、本市条例についても改正を行う必要があるので提案されたものであります。
 この議案に対する討論はありませんでした。
 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第三八号日南市消防団員の定員、任免、服務、給与等に関する条例の一部を改正する条例であります。
 この議案は、消防団の所有する機械・器具整備点検にかかわる費用弁償の額を改定するため提案されたものであります。
 この議案に対する討論はありませんでした。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第三九号日南市立飫肥城由緒施設条例及び日南市国際交流センター小村記念館条例の一部を改正する条例であります。
 この議案は、飫肥城由緒施設及び国際交流センター小村記念館の入館料等の見直しを行うため提案されたものであります。
 この議案に対し、次のとおり反対討論がありました。
 算出根拠の事例として挙げられた熊本城など、比較対象が大き過ぎるのが反対理由の一つである。追加資料で、確かに萩博物館があったが、即参考にできるとも言いがたい。それよりも、市民が飫肥城周辺を散策したり、あるいは合併した南郷、北郷の方がこの機会に詳しく飫肥城を見てみようかと行ったときも有料だということで、市民への配慮が足りないのではないか。また、せっかくこれまでの努力で飫肥城を中心とした日南市の観光がふえつつある中で、駐車場料金の問題が逆に観光客誘致に水を差す結果になるのではないかと心配するので、この駐車場有料化を含む条例案については反対である。
 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、閉会中の継続審査となっておりました陳情第一号安全・安心な国民生活実現のため、国土交通省の地方出先機関の存続を求める陳情についてであります。
 審査の結果、賛成少数をもって不採択することに決しました。
 次に、閉会中の継続審査となっておりました陳情第一五号国に「治安維持法犠牲者への国家賠償法(仮称)制定」を求める陳情についてであります。
 審査の結果、今後も引き続き慎重な審査が必要との判断から、全員賛成をもって閉会中の継続審査とすることに決しました。
 次に、陳情第一七号くらし支える行政サービスの拡充を求める陳情についてであります。
 審査の結果、今後も引き続き慎重な審査が必要との判断から全員賛成をもって閉会中の継続審査とすることに決しました。
 次に、陳情第一九号選択的夫婦別姓制度法制化に反対する意見書の提出を求める陳情についてであります。
 審査の結果、賛成少数をもって不採択とすることに決しました。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの総務文教委員長の報告に対して質疑を許します。


九番(福岡浩一議員) 委員長報告の中で、議案第三五号日南市行政組織条例の一部を改正する条例に反対討論があったとお聞きしましたが、具体的にほかにどういう反対討論があったか教えてください。


平原光則総務文教委員長 お答えいたします。
 総合支所の教育課の統廃合に関する反対討論に至った関連した意見として次のような審査経過をたどっております。
 総務委員会として注視したのは、今回、特に総合支所教育課の引き上げ、あるいは統廃合、規模縮小に至るまでの教育委員会の議会に対する説明が一貫性に欠けているのではないかと。例えば、規模縮小、統廃合に至っては市行政の主導であったとも受け取れる発言、あるいは教育委員会個々の委員会欠席等々からして、委員会としての主体性に欠けるのではないかという意見が支配的で関係者の参考人招致をとの意見もありました。
 いろいろ審議する中で、参考人招致の前に、教育委員会に対し委員会の議事録等を要求すべきではないかという意見があり、全員その意見に賛成でした。
 十九日、即座に教育委員会に対し資料提示を求めました。そして、二十三日に議事録等の資料を受けて、議事録等を精査し審査したところです。その内容を申し上げます。
 ある委員の意見として、幼小中一貫教育の検証は大丈夫かという意見。あるいは、また別の委員からも同感の意見。そして最後に、委員長の意見として、機構改革については地域住民への十分な説明が必要であるとの見解が述べられております。
 その実行の可否について、私のほうからただしたんですが、いまだに実行されていないことが明らかになりました。総務文教委員会としては、ぜひ実行されるよう注文をつけて、この件については審査を閉じたところであります。
 これを受けて反対討論に至ったと思っております。


影山一雄議長 ほかにございませんか。


三十八番(井上 進議員) 議案第三九条でございますが、入館料の改定になりまして、第八条の中に飫肥城内とありますが、飫肥城内の範疇はどのような形で審議されたのか。もしおわかりになれば教えていただきたいと思います。


平原光則総務文教委員長 飫肥城の範疇に限っての質問等もなかったし、審議はしておりません。


三十八番(井上 進議員) 飫肥城内、いわゆる大手門から入りまして上のほうに上がっていきますと飫肥小学校の運動場に出るわけでありますが、その場合も入館料といいますか、料金が改正されるのか。その辺についての御審議はいただきましたでしょうか。


平原光則総務文教委員長 先ほども答弁しましたように、どこの範疇だと特定して料金がどうだこうだという審議はしておりません。


三十八番(井上 進議員) となりますと、この議案についてお尋ねいたしますが、飫肥城内に入る場合も有料化になるということなのか。
 また、駐車場につきましては、いろいろお話を承っておりましたけれども、もしその辺の御審議がなければ、当局でも結構でございますが御説明をいただければ大変ありがたいと思います。


影山一雄議長 暫時休憩します。
                  =休憩 午前十一時四十三分=
                  =開議 午前十一時五十四分=


影山一雄議長 再開します。


平原光則総務文教委員長 お答えします。
 委員会で説明を受けた内容は、飫肥城内を有料化するということはおわかりと思いますが、城内に入場するごとに六百円を徴収するということです。ただし、六百円を支払ったことで、各施設は無料だという解釈で説明を受けております。そして、大手門を入ると、看板を立てるということのようです。


影山一雄議長 休憩します。
                  =休憩 午前十一時五十五分=
                  =開議 午前十一時五十六分=


影山一雄議長 再開します。


平原光則総務文教委員長 飫肥城内に入った場合に六百円徴収するわけですが、具体的に大手門を入って、飫肥城の敷地と飫肥小学校の敷地がありますよね。だから飫肥城小学校は無料ですけれども、大手門入ったら六百円と。入って、敷地をずっと上がって、垣根で仕切りをしてありますから、そこの部分は有料ですよということだと私は理解しています。そういうことで論議しています。


影山一雄議長 休憩します。
                  =休憩 午前十一時五十七分=
                  =開議 午前十一時五十八分=


影山一雄議長 再開します。


三十二番(磯江純一議員) 陳情の第一九号です。
 私は日本の将来を本当に危惧しております。と申しますのは、この夫婦別姓でどういう現象が起こるかと言いますと、教育現場もそうですし、市役所の窓口でもそうでしょう。そして、先祖を祭る祭祀の問題。どうなるのか本当に私は心配でなりません。
 そうした観点から、この夫婦別姓がどういうメリットがあると判断されたのか。そういう審議がされたのかお伺いしたいと思います。


平原光則総務文教委員長 メリットがどうこうということについては出ておりません。


影山一雄議長 ほかにございませんか。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結します。
 ここで午後一時まで休憩をいたします。

                  =休憩 午前十一時五十九分=
                  =開議 午後 一時  零分=
*再開前の諸報告


影山一雄議長 再開前に御報告いたします。
 濱中議員から、午後の欠席届が提出されております。
 以上、御報告いたします。
○討 論


影山一雄議長 再開します。
 これから討論に入ります。
 五名の議員より討論の通告を受けておりますので、これを許可します。
 最初に、田中重信議員の発言を許します。


二十六番(田中重信議員) 二十六番田中重信です。
 議案第三五号、三六号について反対討論をいたします。
 初めに、議案第三五号日南市行政組織条例の一部を改正する条例についての反対討論です。
 本議案は総合的なまちづくりの推進に関する事務を総務部の事務分掌とするもので、各課で取り組んでいるまちづくりの事業を効果的に統括することを目的としています。一見、整合性のある説明に見えますが、条例改正の目的はあいまいであり、条例改正の必然性やこれまでのまちづくりとの関連についても十分に説明されていません。
 これまで数々の条例が議会に上程されてきましたが、いずれも総花的な説明に終始し、具体的な肉づけについては議会や住民の目に触れずに進められ、内容変更や組織改変についても規則改正や庁内検討委員会などの手法で進められてきました。議会や住民に提示されるときには、公聴会や住民組織代表者のヒアリングといった形式的な手続を経た後に無修正のまま行われ、実質的に議会や住民の意見を全くといっていいほど取り入れてきませんでした。協働社会の構築とは名ばかりで、相も変わらず行政サイドによる企画立案、上意下達の体質は変わっていません。
 例えれば、合併時の組織機構について、旧日南市議会では六十四の管理職体制は三市長の役職ポストを新市に横すべりさせるだけのものであり住民本位の組織機構ではないとして反対してきましたが、二カ月余りの議会の全員協議会の申し入れに対して示された譲歩案は管理職ポスト六十三というもので、結局は市長の専決事項として強行されてきました。
 また四月から予定されている新組織体制についても議会の議決事項ではないとして、合併住民説明会では、当分の間、総合支所については削減しないと住民に約束したにもかかわらず、総合支所から教育課などを統廃合し総合支所職員のみを大幅に削減しています。
 また中心市街地活性化事業についても、調査研究のためにはまちづくり株式会社への出資が必須との説明で議会として最低限の出資に同意しましたが、いつの間にか中心市街地活性化事業の実施が既成事実化して庁内を横行し、進捗状況についてもただいま積算中の一言で済まされ、一部の関係市民と庁内関係者のみで極秘裏に事業構築が進められているなど極めて閉鎖的で市民や議会を無視した内容となっています。
 これら一連の審議を経て、本議案についても過去の反省からさらに総合的視点から十分な検証を必要とするとの判断のもと反対いたします。
 続きまして、議案第三六号日南市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について反対討論を行います。
 今回の改正は委員長報告にもありましたとおり、懲戒免職に該当する職員の退職金の支払い停止や返還請求を定めるもので、一歩前進の点は認めるものの懲戒免職事由は極めて限定されたものであり、民間企業等の処分事例と比べ基準が著しく甘いものとなっています。
 また、懲戒免職以外の不祥事や行政に対する不利益行為などについては処分とは名ばかりで、今回の改正との均衡性に欠ける内容であります。
 例えれば、最近発覚した被害額五千万円とも言われる日南市立中部病院における窃盗事案について見ると、民間では管理・監督の職にある者の損害賠償責任についても厳しく定め、本人または保証人にその弁済を求める内容となっています。それに対し、日南市においては管理・監督の職にある者の処分は戒告などの損失弁済・補てんを求めない内容となっており、しかも裁判が確定していないとの理由で、それすらもなされておりません。当該職員が今後退職すれば、その時点で退職金数千万円を支払い、一切おとがめなしの無罪放免で市がこうむるであろう被害額五千万円は自動的に税金で補てんされてしまう仕組みであります。
 世間一般常識では到底考えられない処分内容となっている一連の条例に関する今回の改正には、その改正内容が不十分であるとの判断から反対をいたします。


影山一雄議長 次に、井戸川格議員の発言を許します。


三十九番(井戸川 格議員) 私はけさになって賛成討論を申し込みました。原稿がありませんから思いつきで話をしたいと思います。
 教育委員会の問題でまちづくりの議案第三五号が論じられているのは若干筋違いではないかと思っております。
 確かに、合併した時点で旧北郷町、旧南郷町もある程度の縮小的なものがあると思いますけれども、合併してまだ一年も経っておりません。ある程度、今から十年、二十年でいろいろな問題が出てきて、新しい日南市は五十年後にでき上がると思っております。
 余談ですが、村角総務課長、日南の市旗を広げていただけませんか。この市旗を皆さん御存じでしょうか。四つの針がありますけれども、あれは昭和二十五年に旧日南市ができたときの東郷、飫肥、油津、吾田の四つを指しています。飫肥、油津、吾田、東郷の二十五年前の合併から、今でも東郷は東郷、吾田は吾田、油津は油津、飫肥は飫肥という地域のしこりが残っております。飫肥城下まつりをするときに、油津は飫肥城下まつりには協力しないと。または、港まつりのときは飫肥は協力しないというような合併の後遺症が今でも残っております。
 やっと旧北郷町と旧南郷町と旧日南市が合併して、今から先、すばらしいまちをつくっていこうというときにいろいろな障害が出てくると思います。その中で、教育委員会の問題がまちづくりに転換されて、まちづくりの条例三五号を反対するという意見が多いと聞いておりますが、甚だ筋違いではないかなと思っております。
 私は三五号については賛成をして、賛成討論を終わります。


影山一雄議長 次に、鈴木教夫議員の発言を許します。


二十番(鈴木教夫議員) 議案第三五号日南市行政組織条例の一部を改正する条例について反対討論を行います。
 本条例の一部に事務を分掌するために総務部にまちづくり推進室を設置することにより、市全体での大きな再編が実施されようとしています。この再編により、北郷・南郷教育課、また下水道、水道課の北郷・南郷分室も今回統合・移管されることで、北郷町、南郷町総合支所より二十名相当の職員が本庁に異動することになる。
 教育委員会の会議議事録を見ますと、北郷・南郷教育課は、市としての大きな改変の中の教育委員会における改変である。また、機構改革については、地域住民への十分な説明が必要であるとの認識である。
 この発言内容から見て、まさに合併協定書の事務組織及び機構の取り扱いに相当するものであります。
 そこで、合併直後の急激な変化による影響を最小限に抑えるため、段階的に再編、見直しを行うものとすると明記されているにもかかわらず、唐突に実施することは旧北郷町、旧南郷町住民への背信行為である。
 よって、在任特例中の議員の役目として到底容認できるものではなく、反対するものであります。


影山一雄議長 次に、坂口義弘議員の発言を許します。


三十三番(坂口義弘議員) 議案第三九号について反対討論をします。
 議案第三九号は、飫肥城由緒施設及び国際交流センター文化記念館条例の一部を改正し、同施設及び国際交流センター小村記念館の入場料等の見直しを行うものであります。
 主な改正点は、飫肥城内を大人料金六百円の有料化。二番、飫肥城駐車場の有料化、三百円。三番、四半的の料金、大人三百円から四百五十円の一五〇%アップ、高校生以下二百円から四百五十円の二二五%の値上げとなっておりますが、せっかく食べ歩き・まち歩き事業、海幸山幸などで飫肥への関心が高まっているときに、はっきり言って日南市民に負担を強いる条例改正ではないかと考えております。
 ごみの有料化で、一家庭当たり四千円の市民への負担。そして、そのごみ回収により特別の使途もないのに一般会計への繰り入れ。そして、この議案は、飫肥城に一回行くごとに千円弱の負担。簡単に値上げし過ぎるのではないかと考えます。
 当局は現下の厳しい経済状況、それに伴う市民のふところ状況をどう見ているのか。何も感じていないのではないか。感じていないからこそ、このような提案がされるのだ。そのような思いがいたします。
 市民の誇りの飫肥城大手門入場に対し、駐車場料金三百円、入場料六百円を徴収することは、確実に日南市民の足を、そして愛着を飫肥から遠ざけることになります。
 四半的料金の値上げ四百五十円の改定に対し、しゃれで値上げしましたとの値上げ感覚理由が当局におありとも聞いておりますが、今回の値上げはしゃれでは許されないと感じております。
 お忘れでしょうか。大手門の柱、松尾の丸のかわらまで、あの建物は多くの市民の浄財、寄附がきっかけで建設されたことを。多くの市民は施設のスポンサーであります。無料で大腕を振って大手門を通過できるはずです。
 一方、市外からの観光客がせっかく飫肥まで来たのに、有料となれば、トイレだけ使って何も見ずに帰る状況も気になります。
 以上の理由から、厳しい経済環境の中、大手門入場料が六百円必要。よかったねと言ってくれる市民はいない。
 以上の理由から飫肥城由緒施設の料金見直し、値上げには反対いたします。


影山一雄議長 次に、井福秀子議員の発言を許します。


二十五番(井福秀子議員) 陳情第一九号選択的夫婦別姓制度法制化に反対する意見書の提出を求める陳情書について反対討論を行います。
 委員会でも不採択になりましたが討論いたします。
 今、多くの女性たちが一人の人間として人格と個性が輝く生き方をしたいと願い、それを妨げる障害を取り除いて、真の男女平等と子供に権利を確保しようと求め始めています。
 女性の社会参加が進む中で、結婚による姓の変更が働く女性に不利益を与えており、また姓を変えることが自分らしさを失うと感じて、結婚しても旧姓を名乗れるようにしてほしいというのもその一つです。
 憲法第二十四条が結婚を個人の尊厳と両性の本質的平等の上に成り立つことを保障していることからしても、夫婦別姓を選択したいとの要求は至極正当なものです。
 別姓で、家族のきずなが弱まるということが反対理由の一つとして言われ、この意見書でも述べられていますが、世論調査では別姓は家族の一体感に影響がないとする人が半数を超えています。
 政府も、この世論調査を国民の理解を示す極めて重要な変化として受けとめ、制度導入への決意を表明していたはずです。法制審議会が選択的夫婦別姓を含む民法改正の答申を言い出したのは一九九六年です。にもかかわらず、いまだに国会に法案を出していない政府、法務省の責任は重大です。
 諸外国では夫婦の姓について選択性をとる国がふえています。夫婦同姓を強制する国は主要な先進国では日本だけです。日本は世界の流れから大きく立ちおくれているのが現状であり、速やかな対応が求められます。
 以上のような立場から、夫婦別姓制度法制化に反対する意見書の提出を求める陳情書に反対するものです。


影山一雄議長 以上で通告による討論は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い、採決いたします。
 議案第三四号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第三四号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三五号に対する委員長の報告は原案否決とするものです。
 したがって、会議規則第七十条第一項の規定に基づき、原案を可とされる方の起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので念のため申し上げます。
 議案第三五号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立をお願いいたします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第三五号は原案可決とすることに決定いたしました。
 次に、議案第三六号、議案第三七号の二件については起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので念のため申し上げます。
 議案第三六号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の起立をお願いいたします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第三六号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三七号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第三七号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三八号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第三八号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三九号については起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので念のため申し上げます。
 議案第三九号に対する委員長の報告は原案可決です。これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成少数です。
 よって、議案第三九号は原案否決とされました。
 次に、陳情第一号に対する委員長の報告は不採択とするものです。
 したがって、会議規則第七十条第一項を準用し、陳情を可とし、すなわち採択とされる方を起立により採決いたします。なお、起立されない方は不採択とみなしますので、念のため申し上げます。
 陳情第一号を採択とすることに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成少数です。
 よって、陳情第一号は不採択とすることに決定いたしました。
 次に、陳情第一五号、陳情第一七号については、起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので念のため申し上げます。
 陳情第一五号に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものです。これに賛成の諸君の起立をお願いいたします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、陳情第一五号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、陳情第一七号に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものです。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、陳情第一七号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、陳情第一九号に対する委員長の報告は不採択とするものです。
 したがって、会議規則第七十条第一項を準用し、陳情を可とし、すなわち採択される方を起立により採決いたします。なお、起立されない方は不採択とみなしますので念のため申し上げます。
 陳情第一九号を採択とすることに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成少数です。
 よって、陳情第十九号は不採択とすることに決定いたしました。
 暫時休憩します。
                   =休憩 午後一時二十五分=
                   =開議 午後一時二十六分=


影山一雄議長 再開します。
○厚生委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、厚生委員会に審査を付託しておりました日程第一二議案第二二号から日程第二〇陳情第一八号までの以上九件について、委員長の審査結果の報告を求めます。


福岡浩一厚生委員長(登壇) 私ども厚生委員会に付託を受けました議案六件、請願二件、陳情一件について、審査した結果等を御報告いたします。
 初めに、議案第二二号平成二十二年度日南市国民健康保険特別会計予算についてです。
 予算額は七十八億九千万円で、前年度当初予算比二・六%の増となっておりますが、これは保険財政の安定化を図るために国保連合会へ拠出する共同事業拠出金への増や平成二十一年度の実績をもとに見込んだ保険給付費の増などが主なものです。
 歳入の主なものは、国民健康保険税十九億五百七十万四千円、国庫支出金十七億二千四百九十七万七千円、前期高齢者交付金二十億四十九万三千円、共同事業交付金九億九千六百九十万六千円、繰入金七億一千四百八十五万三千円などであり、歳出の主なものは保険給付費五十四億六千三百三十万八千円、後期高齢者支援金等八億二千七百五十一万円、共同事業拠出金九億九千六百九十万六千円、保険事業費八千八百八万四千円などです。
 討論として、この予算では新年度の税額が上がるのではないかと思われる。市民の生活の現状は所得が上がらない、下がるばかりなのに税額は上がるといった状況であり、賛成できないとの反対討論もありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二三号平成二十二年度日南市老人保健特別会計予算についてです。
 予算額は九百万円で、前年度当初予算比八九・五%の減となっております。この予算は、平成二十年度より老人保健制度から後期高齢者医療制度へ移行したため、移行前の診療に伴う経過措置分の経費が主なものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二四号平成二十二年度日南市後期高齢者医療特別会計予算です。
 予算額は七億七千九百万円で、前年度当初予算比四・八%の増となっておりますが、これは後期高齢者医療広域連合に対する納付金の増などが主なものです。
 歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料四億二千百三十六万六千円、繰入金三億一千五百十七万五千円などであり、歳出の主なものは後期高齢者医療広域連合納付金六億八千百九十八万三千円などです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二五号、平成二十二年度日南市介護保険特別会計予算です。
 予算額は五十二億五千百万円で、前年度当初予算比三・五%の増となっておりますが、これは平成二十一年度の保険給付費及び認定状況の実績をもとに見込んだ保険給付費の増などが主なものです。
 歳入の主なものは、保険料七億一千三百八十三万五千円、国保支出金十三億三千五百七十七万円、支払基金交付金十四億八千四百八十九万七千円、県支出金七億八千六百十九万六千円などであり、歳出の主なものは保険給付費四十九億三千五十七万二千円、地域支援事業費一億一千二百七十五万円などです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二六号平成二十二年度日南市病院事業会計予算についてです。
 予算額については、収益的収支では収入総額十一億七千六百二十万六千円に対し、支出総額十一億七千三百六十八万二千円で差し引き二百五十二万四千円の黒字予算となっております。
 また、資本的収支では収入総額一千五百万一千円に対し、支出総額一億二千三百六十一万五千円で差し引き一億八百六十一万四千円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんされることとなっております。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、次の意見、要望が付言されましたので申し添えます。
 本年度の予算は黒字予算で編成されているが、これが決算時にも黒字となるように継続して努力していただきたい。
 次に、議案第四〇号日南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてです。
 本案は、市立中部病院に新たに麻酔科を設置することに伴い、所要の改正が必要となるため提案されたものです。
 この案件については、現地に赴き、新設される麻酔科やその他の診療科、病院内の施設などを調査し、総合的に審査いたしました。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、請願第一二号、請願第一三号の二件を一括して報告いたします。
 閉会中の継続審査となっておりました請願第一二号改正国籍法の厳格な制度運用を求める請願書、請願第一三号後期高齢者医療制度の即時廃止の意見書提出の請願書の二件についてですが、今後もさらに調査が必要であるとの意見が多数を占め、いずれも閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、陳情第一八号人権擁護法案の成立に反対する意見書の提出を求める陳情書についてですが、引き続き慎重な審査が必要であるとの判断が多数を占め、閉会中の継続審査が妥当ということに決定いたしました。
 以上で審査の結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようにお願い申し上げます。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの厚生委員長の報告に対して質疑を許します。


四十二番(中島欽也議員) 九月議会と十二月議会で質問した折に、医師の確保を重点的にやるんだということでございましたが、現在どのような形で確保されたのか。我々のほうには全然通達と言いましょうか、そういったものがないものですから。そういったことがどうなのか。まずはお尋ねしたいと思います。済みません。議案第二六号です。


福岡浩一厚生委員長 医師確保については、先ほども言いましたけれども、新年度より麻酔科、内科を兼ねて一名の増ということで確定という説明がありました。そしてまた、現在進行中ですけれども、御夫婦の先生二名に対してアプローチをかけているということでした。


四十二番(中島欽也議員) 委員長の報告では二百何万かの年間トータルの黒字が出るということなんですが、平成二十一年度の提案理由の中でまず市長が約二億ぐらいの赤字が出るとおっしゃいました。ことしは黒字になるということですが、委員長の報告では、何とかやり抜くということですけれども、それができるのか。
 それからもう一つ、過去十一億ですか、赤字がありましたが、その赤字解消のための手だてはなかったものかお尋ねしたいと思います。


福岡浩一厚生委員長 当局の説明では、新年度の病院経営の黒字に向けていろいろなところの予算をどんどん削って、病院の努力が見受けられました。それで、黒字に向けて頑張るんだと。病院も視察させていただきましたけれども、職員等の意気込みとか、中で働いている市の職員の態度なんかを見ても、黒字に向けて今年度頑張っていくと。
 累積赤字等については、まずはこの年度をやって、次につなげて徐々に赤字を減らしていくとのことでした。


影山一雄議長 ほかにございませんか。


二十六番(田中重信議員) 委員長、大変申しわけありませんが、三点だけ質疑させていただきます。
 まず、不正防止策をとったと当局から説明がありましたが、具体的にどのように審査をされたのかを伺います。不正防止についてが一点。
 二点目は、先に確定していないので処分も云々というのがありましたが、被害額五千万円とも言われる金額について、損失補てんについての審議はなされなかったのか。
 三点目ですが、先ほど中島議員の質問にもありましたけれども、過去には黒字予算、二億円の赤字決算。これを金額の多寡はありますが十年間繰り返してきました。本年度の黒字予算についてその辺と対比させての審査はされたのかお伺いいたします。


福岡浩一厚生委員長 不正に対するチェックをどうしているかという審査は、以前と違って二重、三重、四重のチェック体制をしいていると聞いております。
 そして、視察したときに、今回不正した臨時職員の電子カルテの手順について、病院当局から実際の電子カルテを使って我々に見せていただきました。
 その中で私も質問したんですけれども、個人パスワードを使って種々の操作をするんですが、パスワードを何回更新したか、操作をしたかを過去にさかのぼって二名のコンピューター専門の職員が随時点検しているということです。過去のことについてはです。現在は四重のセキュリティーをしいているということです。
 二番目の損失補てんについては審議しておりません。
 第三番目の黒字予算の赤字決算ということの対比についても、審議をしておりません。今回の黒字予算の職員の努力を希望したいということであります。


三十七番(國貞 章議員) 委員長の報告では黒字予算と言われましたね。委員会で審議されるに当たって、黒字予算という前提のもとでおやりになったんですかお尋ねします。


福岡浩一厚生委員長 当局の資料等が十二月末で作成しているという中で、今回、また新たに内科医を一名設けると。一名の医師を入れると一億円近くのもうけが出るという過去の事例もあったということもあり、我々は審査の中で、数々の部署で削減と予算を前年度比マイナスで上げているということも加味して審査したところ、できるのではないかと判断しました。


三十七番(國貞 章議員) この事業会計予算書の中に病院事業収益十一億七千六百二十万六千円と書いてありますが、医業収益は九億三千六百三十七万円しかないわけですね。その後にも書いてありますが、医業外収益二億三千九百三十三万六千円がすなわち一般会計からの繰り入れであったり、国からの補てん、交付金であったりするわけです。ですから単独でやりますと、この収益的収支から見てもあからさまに二億三千万円は赤と。ただ、交付金で一般財源同様で賄われるものもありますから全額ではないですけれども、赤字経営であることは間違いないし、一般質問でも出ましたように、過去に十三億円の赤字を出しているということで認識がちょっと違っているのではないかと思うんですが。


福岡浩一厚生委員長 一般会計からの繰入金は三億百四十七万円で、この内訳が普通交付税一億五千百八十万五千円。特別交付税八千百十八万円を除いた市からの持ち出し分は六千八百四十八万五千円であると。國貞議員が言われるとおり、交付金が三億幾らということで、それは赤字ではないかということではございますが、そのほかのことも含めて徐々に黒字化に向けて頑張るという職員の意気込みもわかりましたので、当委員会では可決となったわけでございます。


三十七番(國貞 章議員) 最後にもう一遍お尋ねします。
 要するに、病院の会計は赤字であると。一般会計からの繰入金はそもそも赤字の補てんですから。ちゃんとした認識でおやりになっているとすれば、当初の委員長報告の中の黒字経営だというのは間違いだったのではないかと思ってしまったところです。


福岡浩一厚生委員長 おっしゃるとおりだと思いますが、徐々に努力していくと考えていかないとだめなのではないかと。また、職員も新しいドクターを探すために努力しておりますし、我々委員会では事あるごとに、今回の事件のこともそうですし、病院の経営もそうですけれども、注視していきたいと思います。


影山一雄議長 ほかにございませんか。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので質疑を終結し、討論に入ります。
 二名の議員より討論の通告を受けておりますので、これを許可します。
 最初に、井福秀子議員の発言を許します。


二十五番(井福秀子議員) 議案第二二号平成二十二年度日南市国民健康保険特別会計予算について反対討論を行います。
 今までの悪政の置き土産が引き続き国民を苦しめています。高過ぎる国民健康保険税のため、全国で滞納は四百四十五万世帯、滞納率は二割を超えています。滞納を理由に保険証を取り上げられ、医療費の十割負担を求められる資格証明書にかえられた世帯は三十一万世帯です。
 企業の首切りで健康保険を脱退させられ国民健康保険税を払えないでいる人、雇い主の保険税逃れのために健康保険に入れず国民健康保険も無加入になっている人など、百万人規模の無保険者が全国で生まれています。
 先日、国民健康保険税、市民税を滞納していて保険証のない人の子供さんから相談がありました。父は歯が痛くても病院に行けず、市販の痛みどめを買って飲んでいる。父は左半身麻痺の兄の面倒を見るために泊まり込んだりしている。同じく滞納していた同居の家族の通帳から一部が差し押さえられ生活できない。父が倒れたら大変、何とかならないかという相談でした。このように払いたくても払えない方がこの日南市にもたくさんおられると思います。
 日南市は国民健康保険財政が非常に厳しい上に、医療費が県内二十八市町村の中第三位と高く、その医療費に見合ったものにするため、今回は医療分も後期高齢者支援金分もすべての税率が引き上げられています。
 医療分では、所得割が六・七五%から一〇・五%へ、資産割が一六・三%から二三%へ、均等割が一万九千七百円から三万六千円へ、平等割が一万九千円から二万五千九百円へ。そして、一人当たりの課税額は、一般被保険者が四万八千五百四十七円から七万六千七百五十円と、一・五八倍上がっております。退職被保険者では、五万八千九百五十六円から九万九千八百四十六円と、一・六九倍もの上がり方です。後期高齢者支援金分の一人当たりの課税額は、一万二千六百五十二円が一万八千九百十七円になり、一・四九倍に上がっています。介護分だけは一人当たりの課税額が少し下がっており、一万八千六百七十四円が一万六千七百三十四円に下がっています。
 この税率でいきますと、かなりの基金をつぎ込まなければ大幅な増税になることが目に見えております。国民健康保険基金の残高は約五億四千五百万円ということです。基金を取り崩し、これ以上の負担増にすべきではないと思います。
 県内でも国民健康保険財政が悪化し、運営が困難になる自治体がふえています。その最大の原因は、歴代政権による国庫負担の引き下げです。高齢化や医療の高度化などを背景に医療費が増大していますが、日南市の医療費が高い原因も明らかにして対策をとるべきではないでしょうか。
 門川町、高鍋町、小林市は、国民健康保険の歳入不足を補う県の資金から初めて貸し付けを受ける自体に陥ったようです。また、えびの市は、一般会計からの繰り入れで国民健康保険財政の建て直しを図るとのこと。
 今回の日南市の当初予算は増税が予想され、到底認めることはできません。低所得者はもちろんのこと、増税になると、ますます滞納がふえるばかりです。
 私ごとですが、私の場合は、十年前に比べると手取りの収入が年間約四十一万円の減収となっています。税金を見てみますと、国民健康保険税だけでも年間十七万六百円もふえています。
 このように、ほとんどの方が収入は減り、税金は上がっているので、ますます暮らしが大変になり、悲鳴が上がっているのです。
 国民健康保険は、国民皆保険の中核として我が国の社会保障制度の重要な役割を担っており、住民の健康維持増進に大きく貢献してきました。
 また、医療の最後のセーフティーネット、命綱としての役割を担っていますので、くれぐれも賦課時に増税にならないよう、努力をお願いいたしまして討論を終わります。


影山一雄議長 次に、田中重信議員の発言を許します。


二十六番(田中重信議員) 議案第二六号平成二十二年度日南市病院事業会計予算について先ほど委員長から答弁がありました。今後の可能性に期待するという委員長答弁もありと認めた上で、さらに当局に厳しさを求めるため反対討論をいたします。
 日南市立中部病院(旧中部病院)については、改築後の平成十二年度以降、税金による繰入金累積十三億六千八百万円を投入したにもかかわらず、本年度末に十一億四千六百万円の累積赤字となる見込みとなっています。
 これは民間の病院であれば合わせて二十五億一千四百万円の赤字を出したことになります。公立病院の多くが赤字とはいえ、十年以上も赤字を垂れ流し、経営改善の努力を怠ってきた経営責任はすべて病院管理者、すなわち経営者である市長と事務監督の責任者である事務局長にあり、その責任は極めて大であります。
 また、適正な事務手続を怠り、事務員による不正経理操作も長年にわたって見逃し、五千万円もの損害を与えた罪は市民感情としても到底許しがたいものがあります。
 医師不足だから公立病院は赤字でも構わないといった安易な発想と経営能力の欠如が累積赤字十一億四千六百万円となったのであります。
 議会や市民への経営改革の実効性ある具体的な対策もなく、また新たな牽制制度の導入による不正の再発防止や損害額の具体的な補てんの説明も不十分なまま本事業会計を承認することは断じてできません。
 よって、本議案に反対をいたします。


影山一雄議長 以上で、通告による討論は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い採決いたします。
 議案第二二号については起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので、念のため申し上げます。
 議案第二二号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第二二号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二三号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第二三号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二四号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第二四号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二五号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第二五号は原案のとおり可決されました。
 議案第二六号については起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので、念のため申し上げます。
 議案第二六号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第二六号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第四〇号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第四〇号は原案のとおり可決されました。
 次に、請願第一二号、第一三号、陳情第一八号の以上三件については起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので、念のため申し上げます。
 請願第一二号に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものです。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、請願第一二号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、請願第一三号に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものです。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、請願第一三号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、陳情第一八号に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものです。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、陳情第一八号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
○産業経済委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、産業経済委員会に審査を付託しておりました日程第二一議案第四一号から日程第二三陳情第一六号までの以上三件について、委員長の審査結果の報告を求めます。


坂口義弘産業経済委員長(登壇) 私ども産業経済委員会の付託を受けました議案一件、陳情二件について、審査した結果等を御報告いたします。
 議案第四一号サンライフ日南条例の一部を改正する条例であります。
 本案は、新たな養護老人ホームの建設敷地とするため、本年三月三十一日をもってサンライフ日南のテニスコートを廃止するものです。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、閉会中の継続審査となっておりました陳情第二号「協同出資・協同経営で働く協同組合法」(仮称)の速やかな制定を国に求めることについての陳情については、採決の結果、賛成少数をもって不採択と決しました。
 次に、陳情第一六号労働者派遣法の抜本改正を求める陳情書は、今後さらに調査検討を要するとの意見が多数を占め、閉会中の継続審査とすることに決しました。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの産業経済委員長の報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
 現在までに討論の通告はありませんので、これをもって討論を終結いたします。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い、採決いたします。
 議案第四一号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第四一号は原案のとおり可決されました。
 次に、陳情第二号に対する委員長の報告は不採択とするものです。
 したがって、会議規則第七十条第一項を準用し、陳情を可とし、すなわち採択とされる方を起立により採決いたします。なお、起立されない方は不採択とみなしますので、念のため申し上げます。
 陳情第二号を採択とすることに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成少数です。
 よって、陳情第二号は不採択とすることに決定いたしました。
 次に、陳情第一六号については起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので、念のため申し上げます。
 陳情第一六号に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものです。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、陳情第一六号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
○建設水道委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、建設水道委員会に付託しておりました日程第二四議案第二七号から日程第三一議案第四二号までの以上八件について、委員長の審査結果の報告を求めます。


徳尾尚男建設水道委員長(登壇) 私ども建設水道委員会に付託を受けました議案八件について、審査した結果等を報告いたします。
 初めに、議案第二七号平成二十二年度日南市簡易水道特別会計予算です。
 予算額は二億二千九百万円で、前年度に比べ一〇・六%の増となっています。事業の主なものは、伊比井地区、吹毛井地区の老朽化した配水管の布設がえや郷之原地区の電気計装設備の更新、監視システムの統合整備事業費負担金などであります。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二八号平成二十二年度日南市大島簡易水道特別会計予算です。
 予算額は二百万円で、前年度に比べ一一・一%の増となっています。予算の内容は、水道水の安定供給を図るための施設にかかわる維持管理経費です。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第二九号平成二十二年度日南市農業集落排水特別会計予算です。
 予算額は五千三百万円で、前年度に比べ六〇・六%の増となっています。これは内之田地区の県道改良工事に伴う下水道管の布設がえ及びマンホールポンプの移設工事費の皆増によるものであります。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のどおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第三〇号平成二十二年度日南市漁業集落排水特別会計予算です。
 予算額は三千百万円で、前年度に比べ八・八%の減となっております。予算の内容は、富土及び夫婦浦地区漁業集落排水施設の安定稼働を行うための維持管理経費です。
 採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第三一号平成二十二年度日南市公共下水道事業会計予算です。
 収益的収支では、収入総額六億九千八百十九万六千円に対し、支出総額は六億九千二百万円で、差し引き六億十九万六千円の黒字予算となっております。
 また、資本的収支では、収入総額七億六千五百六十七万六千円に対し、支出総額は十億二千六百万円で、差し引き二億六千三十二万四千円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんされることになっております。
 建設事業の主なものとしては、吾田地区の汚水管渠等の整備や下水終末処理場の改築更新工事を実施し、水質保全を図っていくものであります。
 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第三二号平成二十二年度日南市特定環境保全公共下水道事業会計予算です。
 収益的収支では、収入総額八千九百四十八万九千円に対し、支出総額は八千七百五十万円で、差し引き百九十八万九千円の黒字予算となっております。
 また、資本的収支では、収入総額二億一千九百万円二千円に対し、支出総額は二億五千九百二十万円で、差し引き四千十九万八千円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんされることになっています。
 建設事業の主なものは、大藤地区の汚水管渠等の整備を行っていくものであります。
 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、議案第三一号及び議案第三二号について、次の意見・要望が付言されましたので申し添えます。
 公共下水道の本管の整備が済んだ地区については接続等の促進を図り、水洗化率の向上に努めていただきたい。
 次に、議案第三三号平成二十二年度日南市水道事業会計予算です。
 収益的収支では、収入総額九億六百五十万円に対し、支出総額は九億五百八十万円で、差し引き七十万円の黒字予算となっています。
 また、資本的収支では、収入総額二億三千九百五十七万五千円に対し、支出総額は五億一千五百八十七万五千円で差し引き二億七千六百三十万円の不足を生じますが、これは内部留保資金などで補てんされることになっております。
 建設事業の主なものは、配水管整備、潟上取水井の濁度計整備及び各総合支所に設置してある監視システムの統合整備を行っていくものであります。
 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案四二号日南市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例です。
 本案は下水道事業の第六期事業区域における受益者負担金の額を定めるものであります。
 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で審査結果の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの建設水道委員長の報告に対して質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
 現在までに討論に通告はありませんので、これをもって討論を終結いたします。
○採 決


影山一雄議長 これより日程の順序に従い、採決いたします。
 議案第二七号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第二七号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二八号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第二八号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二九号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第二九号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三〇号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第三〇号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三一号、第三二号、第三三号、第四二号の以上四件については起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので、念のため申し上げます。
 議案第三一号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の起立をお願いいたします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第三一号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三二号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第三二号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第三三号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第三三号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第四二号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第四二号は原案のとおり可決されました。
○予算審査特別委員長審査結果報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、予算審査特別委員会に付託しておりました日程第三二議案第二一号につきまして、特別委員長の審査結果の報告を求めます。


坂田武人予算審査特別委員長(登壇) 私ども予算審査特別委員会に審査を付託されました議案第二一号平成二十二年度日南市一般会計予算について、審査した結果等について御報告申し上げます。
 まず、審査の方法としては、各常任委員会を単位とする四つの分科会を設け本案を分割付託し、それぞれ関係ある分科会において休会中、関係課長等の説明を求め、慎重に審査を行ったところです。
 なお、本日、予算審査特別委員会の全体会議を開き、各分科会長の報告を求め審査しましたが、その各分科会長の報告及び分科会長に対する質疑並びに予算の内容については、議員各位も特別委員会の委員として本案の審査に当たられたことでもあり、ここでは省略します。
 また、討論については、日南市議会の運営基準に従い、本会議で行うものとし、裁決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、次の意見要望が付言されましたので申し添えます。
 初めに、中小企業の経営の安定化、合理化を促進するため、中小企業の指導、育成を行う商工会議所への支援、連携をさらに強化されたい。
 次に、財団法人宮崎県南地域新地場産業創出センターの今後のあり方、事業費負担金及び運営費補助金の考え方について十分に検討されたい。
 次に、観光振興の充実を図るため、観光協会の今後のあり方、人の役割分担について十分に検討されたい。
 以上で審査結果等の報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。(降壇)
○質疑省略の件


影山一雄議長 この際お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第二一号につきましては、議長を除く全議員をもって構成する特別委員会で審査した案件ですので、質疑を省略して審議したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、質疑を省略して審議することに決定しました。
○討 論


影山一雄議長 これより討論に入ります。
 五名の議員より討論の通告を受けておりますので、これを許可します。
 最初に、井福秀子議員の発言を許します。


二十五番(井福秀子議員) 議案第二一号平成二十二年度日南市一般会計予算について反対討論を行います。
 国の二〇一〇年度予算は、自公政権を退陣させた国民の審判を受けて編成された予算であることから、一定の範囲で国民の要求を反映して、部分的ではあっても前進的な内容が含まれています。生活保護の母子加算復活や高校授業料の実質無償化などがあります。
 しかし、極めて不十分な内容もあります。無駄を削ると言って事業仕分けを大々的に実施しながら、結局は軍事費や大企業、大資産家減税などの聖域にメスを入れておらず、大きな問題点を抱えた予算になっています。
 さて、日南市の予算は合併二年目の予算で、景気低迷や人口減少により税収不足やふえ続ける社会保障関係経費等により財源不足で、地方交付税に大きく依存した財政構造になっています。経常収支比率も平成二十年度決算で九八・三%と大変高く、自由に使える予算がほとんどないという状況です。
 一般会計の予算は二百六十一億七千万円で、前年度比八・四%増となっています。その中で、市債は一九・四%の増となっています。この中身は、合併により、消防出張所や消防機材整備事業に約四億円、港湾事業負担金に約一億円、羽山橋などの橋梁整備事業に約二億四千万円。この平野線、羽山橋が問題だと思います。
 平成十三年度から都市計画道路平野線が建設整備中です。総事業費は十億六千六百八十万円ということですが、今年度は二億四千万円をかけて幅十六メートル長さ三百メートルを整備するものです。これは国が四〇%を出して、そのほかは日南市の借金で整備するものです。
 また、羽山橋は新しくかけかえるものですが、幅十五メートル、長さ四十七・七メートルで昨年は一億三千七百五十万円を使い、ことしは一億八千六百九十万円の予算で、すべて市の税金を使っての事業です。これは大型トラックが通れるように道路幅も平野線に合わせて広くしてあります。この二つの事業を合わせると、ことしだけでも四億二千六百九十万円です。
 この羽山橋が完成しても大型トラックは通れません。なぜなら広渡川があり、この広渡川に橋をかけない限り、工業地域から油津港への輸送道路として利用できないのです。広渡川に橋をかけるには莫大なお金がかかり、日南市ではとてもできるものではありません。全く見通しも立たない中で、都市計画道路として実施されているのです。厳しい財政のもと、今急いで改修する必要はありません。
 大型輸送トラックが油津港から油津の真ん中を通って危険だとして計画、実施されているものと思いますが、この道路や橋はだれが見ても王子専用道路です。羽山橋には新しく鼻繰橋もできており、地域住民は何も困りません。羽山橋の事業を中止するか、企業も応分の負担をして少しでも市の財政負担を少なくすべきと考えます。そして、でこぼこの生活道路や暮らしの予算に回すべきだと思います。
 以上で討論を終わります。


影山一雄議長 次に、平原光則議員の発言を許します。


十九番(平原光則議員) 私は賛成の立場で討論いたします。
 新予算案の評価に当たっての私の基本的な視点は、今日の自治体を取り巻く社会、経済、環境を客観的にどうとらえるかであります。
 それは、多くの自治体が厳しい財政状況の限られた財源に向き合う中で、新しい日南市の地域づくり、地域社会の維持向上、発展を担保するために具体的にどんな効果的予算を組もうとしているのかであります。私は、その基本的な視点で一般会計予算案の中身と市長の所信の一端を総合的に検証いたしました。
 その結果、総体的には、さきの臨時議会において総合計画の基本構想が議決されたことによって行財政改革大綱に基づき、その実効性が担保され、特に財源の補てん策の手法として、基金を取り崩さなければならない。あるいは借金に頼らなくては予算が編成できない状況の中で、平成二十年度末現在の市債残高を約十三億円減らす目標を立てられていることは一定の評価をするとともに期待できる予算であるということであります。
 さらに、私は具体的な事業予算案として評価できる点は四つあると思います。
 一つは、合併調整方針に基づく消防施設整備事業及び子ども手当支給事業の確実な実行予算であること。二つには、小中一貫教育の推進を意識した教育の充実に取り組む予算であること。三つには、医療、高齢者の福祉と介護等々助成を意識した予算であること。四つには、産業振興施策、都市基盤整備の推進を意識した予算であること。等々を評価して、総体的にベストな予算とは言えないまでも効率的な予算の執行に取り組むことを期待し、また総合支所教育課の機能縮小または統廃合による地域住民からの不信、不安解消のためにより一層の努力を切望し、賛成の討論とします。


影山一雄議長 次に、田中重信議員の発言を許します。


二十六番(田中重信議員) 反対討論を行います。
 まず、ごみ有料化は市民にとって税金の二重徴収であること。また、飫肥城駐車場有料化、中心市街地活性化事業、風力発電誘致、公営給食センター、その他複数の事業予算において無駄遣いや積算根拠のあいまいなものが散見されますが、ここでは総務省よりわたりを指摘された職員給与について反対討論を行います。
 これまで、市長の説明により日南市にはわたりはないものと信じてきましたが、総務省の調査結果には愕然とし、市長や職員に対する不信の念は限りなく高まっています。
 先進諸国イギリス、ドイツ、アメリカ等に比べ二倍も高いと言われる地方公務員の年俸今回の一般職人件費予算四十四億百六十万八千円を一般職員数の六百十五人で割ると、職員一人当たりの平均年俸は五百八十八万円となります。単純比較はできませんが、日南市の平均的所得は百八十万円台であり、実に三・三倍近い年収となります。
 確かに市長の強調されるとおり、特に優秀な職員を採用しており特別に困難な業務に従事させているので適正な水準と言えないこともないが、多くの市民から見て高給、厚遇と映るのは単なる市民のひがみ根性なのでしょうか。
 市民税五十三億七千万円のほとんどがこうした職員人件費で消えるのは地方都市財政に共通しているとはいえ、この厳しい不況にさらされ続けている多くの市民には釈然としない思いがあります。
 その職員給与に総務省が実質わたりとして指摘した給与のかさ上げが、市民や議会の目に触れずに規則の運用でやみ支給されていたことは、市長が何と抗弁しようとも動かしがたい事実であります。
 谷口市長は、今回の総務省の指摘はあくまで見解の相違であり、日南市にわたりは存在しないと公言し、職務分類規則変更のみを行い、実質給与の適正化を行っていません。しかし、市民の多くは総務省の発表で日南市にはわたりが存在すると考えています。
 こうした市長の態度は、ふだん口にしている市民目線の姿勢とはほど遠いものを感じます。市民からは我々議員にも定数、報酬などについて厳しい目が向けられていますが、経常収支比率が悪化する中で職員数の削減は先送りするなど、職員目線の市長とのやゆの声が聞こえてきます。
 市長、あなたには市民に約束した行財政改革断行の意思は残っているのですか。真に改革を志すのであれば、このような問題の解決を先送りせず、職員の将来をもともに憂い、職員組合と腹を割って協議を重ねて合意点を見出す努力を続けるべきです。それこそがあなたの標榜する「市政は経営なり」のスタンスです。多くの経営者はそうした血の出る努力を積み重ね、ロイヤリティーを高めることで企業力を強めています。
 そのことを申し上げ、市民の多くが反対するわたりの追認となる本予算については、修正提案がなされない限り、議会人として断固拒否することを宣言して本議案に対する反対討論を終わります。


影山一雄議長 次に、磯江純一議員の発言を許します。


三十二番(磯江純一議員) 田中議員から先を越された感じがしますが、一部考え方と観点が違うと思いますので、あえて議案第二一号に対して反対討論をいたします。
 納税者であります市民の皆様の労働環境とそれに伴う所得状況が大変厳しいことは否定的できない事実であります。そんな中、地域間格差、格差社会が問われており、各自治体は管内の産業経済の構造の相違により行財政のよしあしが顕著になっております。
 しかし、公務員の世界においては、それを無視するがごとく職員の給与には大差もなく地方公務員法で守られ、その正当性を主張され、市長も市職員の給与は職務に沿った適正なものであると答弁されております。
 しかし、本市職員の給与は、納税者の立場の市民の皆様の年間所得と比べ余りにも格差が生じており、そんなに仕事もしていないのにと厳しい声がちまたにあふれております。
 総務省の調査でもわたりが指摘され、複数の質問の中でも市長は確たる根拠も示されず、答弁の内容にも相違が出ております。
 予算書の一般行政職の給別職員数を見ますと、一級から七級までのうち、三級の主任主事、主任技師、副主任主事、副主任技師百七十一人、三一・六%。四級係長、主査、副主幹百九十六人、三五・七%。五級課長補佐、主幹八十一人、一四・七%と五百五十人に対して四百五十一人、実に八二%がここに集中しており、民間では考えられないことであります。これこそまさにわたりであり、無駄の長物と言っても過言ではないと私は確信しております。
 市政は経営であると言われる市長の政治姿勢はいかがなものでしょうか。加えて、市民の皆様がこの事実を許されるはずはありません。公務員はパブリックサーバント、公のしもべとも言われております。いち早くその原点に立ち返られ、地域経済に沿った納税者からも納得していただける給与体系にされることを強く求め、反対討論といたします。


影山一雄議長 次に、甲斐登議員の発言を許します。


二十二番(甲斐 登議員) 今、二人の方から給与関係についてありましたが、私も議案第二一号平成二十二年度日南市一般会計予算に反対をいたします。
 今、職員の給与が高いと言われたのはそのとおりであります。それよりも深刻なのは、同等の自治体と比べて職員数が多過ぎるということです。正規職員については変わりません。これは一般の方もわかっていると思います。ところが、一般の方がわからないのは臨時であり嘱託であります。これを日向市、宇佐市等に比べると圧倒的に多い数であります。これは即是正する必要があります。
 私はやみくもに削減せよと言っているわけではありません。削減するからにはその方たちの雇用も守らなければいけない。かつて私は三重県に視察に行ったことがあります。あそこにモクモクファームというのがあります。今、農業離れが進んでおります。遊休農地が多くあります。そういうものを活用して農業法人を立ち上げて雇用等を創出する。一石三鳥であります。ぜひ研修にやって、前向きに考えていただきたいと思っております。
 私は行政だけに求めるものではありません。日南市議会議員の報酬は、合併以前の旧日南市、旧北郷町、旧南郷町の報酬のまま一年間が過ぎております。この件は法定合併協議会での報酬等審議会の答申を尊重するという答弁をされておりますが、この審議会はあくまでも参考であります。国では人事院が勧告しています。これも参考です。したがって、決定するのは市長が決定するわけです。一市二町は対等合併であります。旧南郷町、旧北郷町、旧日南市それぞれの報酬をいただいているわけですが、対等合併ということであれば差があるのは理論上間違っている。多くの人がこれは認めるところでございます。ところが、報酬等審議会で決まったからこれを尊重すると。この一本やりで通している。
 これはもっと頭を使う必要があると思います。一番わかりやすいのが副議長の給与です。旧南郷町選出の議員ですね。旧南郷町の議員は今までのままの給与です。であれば、副議長もその給与に日南市の副議長としての差額分をプラスするのが正しい考え方だと思っております。報酬等審議会で決まったからと言われるかもしれませんけれども、その辺はよく状況を判断してトップが考えることであろうと思っております。
 平成二十一年度だけとっても、副議長だけをとっても百万以上、これはいわば過払いですよ。一般企業であれば返還を求められます。
 そういうことで、平成二十二年度も同額の予算が計上されているということでありますので、私はこの予算に反対するものであります。


影山一雄議長 以上で通告による討論は終わりますので、これをもって討論を終結いたします。
○採 決


影山一雄議長 これより採決いたします。
 ただいま議題となっております議案第二一号については起立により採決いたします。なお、起立されない方は反対とみなしますので、念のため申し上げます。
 議案第二一号に対する委員長の報告は原案可決です。
 これに賛成の諸君の起立をお願いします。
                         [賛成者起立]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議案第二一号は原案のとおり可決されました。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第三三 議案第四三号


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第三三議案第四三号を議題といたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。


谷口義幸市長(登壇) ただいま議題とされました議案第四三号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第四三号は日南市教育委員会の委員の任命についてであります。
 現教育委員の郡司驥一郎氏の任期が平成二十二年五月十八日で満了することに伴い、後任の委員として松野蓮香氏を任命したいと存じますので、議会の同意をお願いするものであります。
 松野氏は立正大学仏教学部を卒業後、現在、学校法人立正学園立正幼稚園理事長兼園長及び社会福祉法人白蓮福祉会理事に就任されています。また、南郷中学校学校評議員及び学校関係者評価委員も務めておられます。
 人格高潔で教育や文化に関し卓越した識見を有されており、教育委員としてふさわしい方であると確信いたしております。
 以上で提案理由の説明を終わりますが、何とぞ御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。(降壇)
○質疑及び委員会付託並びに討論省略の件


影山一雄議長 ただいま議題となっております人事案件につきましては、日南市議会の運営基準に従い、質疑及び委員会付託並びに討論を省略して採決したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、お諮りしましたとおり決定しました。
○採 決


影山一雄議長 これより採決いたします。
 議案第四三号について原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議案第四三号は同意することに決定いたしました。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第三四 議員提出議案第二一号


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第三四議員提出議案第二一号を議題といたします。
○質疑及び委員会付託並びに討論省略の件


影山一雄議長 お諮りいたします。
 ただいま議題といたしました議案につきましては、日南市議会の運営基準に従い、質疑及び委員会付託並びに討論を省略して審議したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、質疑、委員会付託、討論を省略して審議することに決定いたしました。
○提出者趣旨説明


影山一雄議長 それでは、提出者の趣旨説明を求めます。


長友昭三郎議会運営委員長 自席より朗読して提案理由にかえさせていただきます。
 核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書
 核兵器廃絶と恒久平和は、私たち被爆国民の心からの願いである。
 しかし、核兵器は未だに世界に約二万一千発も存在し、核兵器の脅威から、今なお人類は開放されていない。二〇〇〇年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議では、全面的な核兵器廃絶を約束したはずが、二〇〇五年の同会議では実質合意ができず、核軍縮はもとより核不拡散体制さえも危機的状況に直面している。核保有国である米国、ロシア、英国、フランス、中国の五カ国に加え、NPT未加盟のインド、パキスタンさえも核兵器を保有し、さらに二度にわたる地下核実験を実施した北朝鮮の動向などは、核不拡散体制を大きく揺るがしている。
 よって政府においては、核兵器の廃絶と恒久平和実現のため、被爆六十五周年を迎える二〇一〇年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けて、実効ある核兵器廃絶の合意がなされるべく、下記の事項について強く要望する。
 記
一、政府は、国是である比較三原則を堅持するとともに、平和市長会議
が提唱する二〇二〇年までに核平気の廃絶をめざす「二〇二〇ビジョン」
を支持し、その実現に向けて取り組むこと。
二、非核兵器地帯構想が世界平和の維持に重要な意義を有していること
に考慮し、世界各地に非核兵器地帯条約が実現するよう国際的努力を行
うこと。特に、朝鮮半島と日本を含めた北東アジア非核兵器地帯構想を
早急に検討すること。
三、核拡散防止条約(NPT)の遵守及び加盟促進、包括的核実験禁止
条約(CTBT)の早期発効、核実験モラトリアムの継続、兵器用核分
裂性物質生産禁止条約(カットオフ条約)の交渉開始と早期妥結に全力
で取り組むこと。
 以上、地方自治法第九十九条の規定により、意見書を提出する。
 平成二十二年三月二十六日
                       宮崎県日南市議会
 提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣
○採 決


影山一雄議長 これより採決いたします。
 議員提出議案第二一号について原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第二一号は原案のとおり可決されました。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第三五 議員提出議案第二二号


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第三五議員提出議案第二二号を議題といたします。
○委員会付託省略の件


影山一雄議長 お諮りいたします。
 ただいま議題といたしました議案につきましては、日南市議会の議会運営基準に従い、委員会付託を省略して審議したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、委員会付託を省略して審議することに決定いたしました。
○提出者趣旨説明


影山一雄議長 それでは、議員提出議案第二二号につきまして、提出者の趣旨説明を求めます。


三十二番(磯江純一議員) 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書。
 民主党の小沢幹事長は、昨年十一月十二日、韓国の民主党の丁世均代表と会談し在日韓国人等の永住外国人への地方参政権付与について、その早期の実現を図りたいとの考え方を示したとされる。さらには、同年十二月十二日、ソウルの大学で講演し永住外国人に地方参政権を認める法案を今通常国会に提出する考えを示したとされ、懸念するところである。
 参政権付与をめぐっては、民主党は二〇〇九年の政策集に結党時の基本政策に「早期に実現する」と掲げており、方針は「引き続き維持する」と掲載しているが、党内には一部の反対者もあり、衆議院議員選挙マニフェストでは見送っている。
 わが国には、永住権をもつ外国人が九十一万人生活しており、地域に密着な関係を持つに至っていることから、これら外国人に対し地方公共団体の意志決定に参加させるべきであるとして、これまでもしばしば永住外国人に対する地方参政権付与について議論がなされてきたところである。
 しかし、日本国憲法は第十五条において「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」と規定し、また第九十三条第二項において「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する」と規定しており、さらに同項中の「住民」の解釈として、平成七年二月二十八日の最高裁判所判決は「住民とは、地方公共団体の区域内に住所を有する日本国民を意味するものと解するのが相当である」としていることから、日本国民でない永住外国人に対し、地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権等を付与することは憲法上問題があると言わざるを得ない。
 また、先進八カ国(G8)を見ても、ロシアを除く七カ国は国として永住外国人に地方参政権を付与していない。
 一方、国籍法は、第四条において「外国人は、帰化によって、日本の国籍を取得することができる」と規定しており、永住外国人が憲法に基づく参政権を取得するためには、この国籍法に定める帰化によるべきものと考える。
 よって、国会及び政府におかれては、永住外国人への地方参政権に関する法律を制定することのないよう強く要望する。
 以上、地方自治法第九十九条の規定により、意見書を提出する。
 平成二十二年三月二十六日
                       宮崎県日南市議会
 提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、副総理・
国家戦略担当大臣、総務大臣、法務大臣、外務大臣、内閣官房長官
○質 疑


影山一雄議長 これより質疑に入ります。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結します。
○討 論


影山一雄議長 これより討論に入ります。


二十五番(井福秀子議員) 私はこの意見書に反対する立場で討論いたします。
 私どもはこの永住外国人への参政権は付与すべきだと考えます。
 その理由の第一は、その地域の住民として長く生活し、地方行政と密接なかかわりを持つ外国人に対して参政権を付与することは、憲法に明記されている地方自治の精神からいっても当然だということです。
 第二は、外国人に地方参政権を付与することは世界の趨勢になっており、時代の要請になっているということです。経済・社会がグローバル化し、世界的に人的な交流が進む中、生活の拠点を日本に移す外国人が急増しているもとでますます強く求められています。
 第三に、日本には特有の歴史問題があります。我が国で外国人参政権の運動が広がったのは、戦前、日本の植民地支配によって一方的に日本人に組み入れられ、戦後、国籍を選択する権利も与えられないまま再び一方的に日本国籍を喪失させられた朝鮮、中国の人々が声を上げたからでした。日本で問われている外国人参政権はこうした日本の過去の行為と切り離しては考えられません。
 以上のように、地方自治や基本的人権、歴史問題というさまざまな角度から永住外国人への参政権付与は現実的に求められており、この法制化に反対する意見書に同意できないものです。


影山一雄議長 ほかにございませんか。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、討論を終結します。
○採 決


影山一雄議長 これより採決いたします。
 議員提出議案第二二号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                         [賛成者挙手]


影山一雄議長 賛成多数です。
 よって、議員提出議案第二二号は原案のとおり可決されました。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第三六 道路・港湾等交通網整備促進特別委員会の中間報告


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第三六道路・港湾等交通網整備促進特別委員会の中間報告を議題といたします。
○特別委員長中間報告


影山一雄議長 特別委員長の報告を求めます。


河野哲夫道路・港湾等交通網整備促進特別委員長(登壇) 道路・港湾等交通網整備促進特別委員会の中間報告をさせていただきます。
 当特別委員会は、平成二十一年七月の定例会におきまして、東九州自動車道など主要道路網の整備及び重要港湾油津港などの海上交通網の利活用促進等に関する諸問題に対処するため、各会派から一名を選出し、八名の委員をもって設置されたものであります。
 それでは、平成二十一年度に行いました活動状況につきまして御報告申し上げます。
 第一回特別委員会を七月三十日に開催し、今後の委員会活動に関する方向づけについて協議いたしました。
 当委員会は主要交通網と港湾についてさまざまな調査を行うとともに、この時点では県と国、国土交通省や財務省等に対し、要望活動を行うことも予定していたところであります。
 八月二十七日に開催した第二回の特別委員会では、合併直後でもあり、新日南市としての東九州自動車道、国道二百二十号を初めとする主要道路交通網や重要港湾である油津港を初めとする港湾についての現況及び課題、また新日南市としての市当局の取り組み、姿勢について把握するため関係部長に出席を求め説明を受けたところであります。
 その中で主なものといたましては、一つ、東九州自動車道清武北郷─日南間については平成十五年十二月に新直轄区間として選定され、橋梁等の整備が着実に進められている状況である。
 二つ、国道二百二十号にかかる一時凍結解除の経過報告、今後は防災対策の具体化に向けて直ちに詳細な検討に取りかかる。
 三つ、国道二百二十二号の牛の峠バイパスについては平成十年度から事業停止状態となっているので、都城市や三股町とも連携をとっていきたい。
 四つ、市道については合併により路線数が千百六十三本、延長が七百九キロ、改良率が五九・九%である。今後も整備促進に当たるが、市民の声を聞きながら進めていきたい。
 五つ、重要港湾油津港では平成十年に油津港東埠頭に水深十メートルと十二メートルの岸壁が完成して以来、現在三つの定期貨物航路が運行されており、これにより油津港における取り扱い貨物量もふえている状況である。
 六つ、油津港での懸案事項として、一つ、耐震海岸整備については、県内では細島と宮崎は整備されているが、油津は整備されていないとのことであります。二つ目に、タグボートが設置されていないため基本的には志布志港からタグボートを要請しているため、平成二十年度実績でこのタグボートの回航料だけで三千七百五十万円の支出となっております。
 以上、申し上げたのはごく一部の内容でありましたが、詳細にわたって説明を受けたところであります。
 当日は会議室での説明を受けた後、油津港東埠頭や宮浦の国道二百二十号防災工事現場、東九州自動車道工事の橋梁や猪八重トンネルなどの各現場の調査をいたしました。
 第三回特別委員会を十月二十六日に開催いたしました。その中で、国に対する要望活動について、十一月二十四日から二十五日にかけて東九州地方整備局、財務省、国土交通省、本県出身国会議員に対して実施する方向で調整することを決定したところでありましたが、この後、総選挙後の自由民主党から民主党への政権交代に伴い、陳情・要望手続上の一定のルールが制定され、これまでの手順での要望行動ができなくなりました。よって、今年度については、時間的な関係から当委員会としては断念せざるを得ない状況となったところであります。
 このような状況でありましたが、十二月二十一日には議長、市長、富士地区協力会の皆様方とともに、民主党宮崎県連や国土交通省宮崎河川国道事務所に対し東九州自動車道北郷─日南間及び国道二百二十号防災対策実施区間の予算確保についての要望を行ってまいりました。
 また、本年二月四日には宮崎県ポートセールス協議会主催の宮崎県港湾セミナーに出席し、油津港を含めた県内三つの重要港湾の整備状況等について研修し、また港湾関係者との意見交換を行ったところであります。
 以上、今年度の特別委員会の活動を報告いたしましたが、残念ながら納得のいく活動が十分できなかったことを深く反省いたしているところであります。
 当委員会といたしましては、東九州自動車道などの真に必要な道路、命の道路としての国道二百二十号などの道路網の整備促進を図ることや県南地域における産業、物流の拠点港であり、経済振興を図る上でも非常に重要な油津港等の港湾機能の充実を図ることは日南市にとりましては必要不可欠であると考えております。
 つきましては、各案件とも課題が非常に山積しておりますが、今後とも市当局や関係機関と連携をとりながら、日南市の発展のため調査研究を初め、積極的な要望活動を行ってまいりたいと思っております。(降壇)
○質 疑


影山一雄議長 ただいまの報告に対し質疑を許します。
                    [「なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 ないようですので、質疑を終結します。
 以上で道路・港湾等交通網整備促進特別委員会の中間報告を終了いたします。
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*日程第三七 閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会所管事務継続調査許可の件


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第三七閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会所管事務継続調査許可の件を議題といたします。
 お諮りいたします。
 お手元の資料の八ページから十二ページの所管事務継続調査申し出書のとおり、各常任委員長及び議会運営委員長から閉会中の所管事務継続調査の申し出がなされていますので、それぞれ申し出のとおり許可することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、本件は委員長の申し出のとおり許可することに決定いたしました。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第三八 議員派遣について


影山一雄議長 次は、日程第三八議員派遣についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 お手元に配付しております資料の十三ページのとおり、地方自治法第百条第十三項及び会議規則第百六十条の規定に基づき、議員派遣承認要求書が提出されました。
 つきましては、閉会中に議員派遣を行うこととし、諸般の事情により変更が生じた場合は議長に御一任していただくことに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、お諮りしましたとおり決定いたしました。
─────────────── ○ ───────────────
*閉 会


影山一雄議長 以上で本定例会に提出されました全案件の審議を終了しました。
 これをもちまして、平成二十二年第二回日南市議会定例会を閉会いたします。
                     =閉会 午後三時三分=


     署 名 議 員


       日南市議会議長  影 山  一 雄


       日南市議会副議長 坂 田  武 人


       日南市議会議員  長 友  昭三郎


       日南市議会議員  柏 田  登美子