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宮崎県 日南市

平成22年第2回定例会(第8号) 本文




2010年03月18日:平成22年第2回定例会(第8号) 本文

開議前の諸報告
影山一雄議長 会議に先立ち御報告いたします。
 本日の会議における欠席、遅刻の申し出のありました議員について報告いたします。
 和足恭輔議員から、欠席の届け出が提出されております。
 以上御報告いたします。
─────────────── ○ ───────────────
                   =開議 午前九時五十八分=
*開 議


影山一雄議長 ただいままでの出席議員四十一名、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、お手元の議事日程第八号により進めることにいたします。
─────────────── ○ ───────────────
*発言申し出の件


影山一雄議長 日程に入ります前に、野川喜美子議員より発言の申し出がございますので、発言を許可いたします。
*発言取り消し申し出の件


一番(野川喜美子議員) きのうの私の一般質問の再質問におきまして、男女共同参画に関連した総務課長への質問箇所につきまして、議長において取り消しをお願いいたします。
 なお、取り消し部分につきましては議長に御一任いたします。よろしくお願い申し上げます。


影山一雄議長 ただいま申し出のありましたとおり、発言取り消しを許可することに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認め、発言取り消しを許可することに決定いたしました。
 また、ただいま発言取り消しをいたしましたことに伴い、この発言と関連する総務課長の発言についても、発言を取り消すことを御了承いただきたいと思います。
 なお、具体的な箇所につきましては反訳を要しますので、議長に御一任願いたいと存じます。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第一 市政に対する一般質問


影山一雄議長 それでは、本日の日程に入ります。
 日程第一市政に対する一般質問を行います。
 これより順次質問を許します。
○國貞 章議員個人質問


影山一雄議長 三十七番、國貞章議員の登壇を許します。


三十七番(國貞 章議員)(登壇) これで二度目の登壇になります。旧北郷町議会から日南市議会で弁を振るうことになりましたものの、旧北郷町の場合は質問と答えを合わせて二時間以内でございましたが、ここは自分の質問が三十分で、答えが何時間になろうと構わないというやり方で余りにも勝手が違うものですから、最初は戸惑いました。
 それから、大不況下で、かつて私も四百四、五十人ぐらいの従業員を抱えまして月の給料が一億円を超すときもありました。しかし、今や半減もいいところで、モラトリアム、セーフティーネットなどの融資で何とか生き延びているところでございますので、何度か欠席もいたしましたし、病に倒れて壇上に立つこともできないこともありまして、大変迷惑をかけたこともあります。
 一年たちましたので、何とか日南市の政治の状況も読めてきたような気がいたします。きょうは、そこらを踏まえて質問したいと思います。既に十九人の方がいろいろな方面から市政を論じておられますので、重複するところ等も多分にあろうかと思います。同じようなことを繰り返し質問するかもしれませんけれども、その節は御容赦願いたいと思います。
 質問に先立って、本日の冒頭に野川議員が釈明を求められました。この一般質問とは一体何なのか。おこがましい言い方ですけれども、一般質問とは市の行政全般にわたる問題を議員主導で議論していくのが趣旨であります。私どもが質問の相手先を市長あるいは教育委員長と書いているにもかかわらず、大半はこちらにいらっしゃいます部長がお答えになりまして、壇上からの質問においてのみ市長が深々とあいさつされた後に話をされますけれども、ここは竹刀や木刀での練習場ではないので、生でやりとりしてこその真剣勝負の世界ではないかと思います。大所高所からの政策論議を展開してこそ一般質問の価値があるのではないかと。
 そういう観点からしますと、たまたまきのうの野川議員の質問は総務課長に向きましたが、部長のお答え、あるいは教育次長のお答えというのは一般質問の趣旨から外れていると思うんです。詳細な内容を市長がどうしてもお答えになれないときには、やむを得ないと思います。決定権者である市長や教育委員長とのやりとりがなかったら我々の言うことは──ここは勉強会でも市政の説明会場でもないわけですから、そういうことで考えると、野川議員の謝罪は何なのかと思います。
 では、根本的に今言いました一般質問という考え方で問うていきますので、再質問もぜひ市長にお願いいたしたいと思います。
 秀吉がかつて秀頼を託すために、五大老七奉行制をしきました。ここで言えば、三大老が倉岡副市長、阪元副市長、教育委員長であり、七奉行が、そこにお並びになっている部長、北郷町総合支所長、南郷町総合支所長、そして、教育次長が盛んに答弁されているようですので、そこらあたりかと思っているところです。しかし、市長、とにかく御自分の考えをストレートにぜひ聞かせていただきたいと思います。
 それでは、一般質問に入りたいといます。
 これは二、三日前の新聞です。日米密約があからさまになったニュースがここに載っております。「使わず、つくらず、持ち込まず」の非核三原則で通してきたはずの我が国が、実は既に四十年も前に「核の持ち込みはいいです」と政府の認可が出ているという実に驚くべき事実をようやく政府も認めたようであります。これからの日米関係の進展を考えると大変なことになろうかと思いますが、結局、国民にわからない部分であれこれやりとりがなされていたということを考えますと、実に恐ろしいことだと思いました。
 あえて新聞を持ち出したのは、またまた小沢、鳩山の一連の金と政治にまつわる問題から、今度はさらに飛び火して、北海道教職員組合献金で札幌地方検察庁が小林議員に任意聴取要請と。きょうの新聞ではおやめになるようなことも出ておりました。一千六百万円もの政治献金を提供されて政治家になったようで、これまた氷山の一角でしょうけれども、ゆゆしき問題だと思っておりました。
 この上の段には秋葉原の殺傷事件が載っているのです。そして、強制わいせつ容疑で逮捕の事件。傷害容疑では、日南市の方のようですが、DVで逮捕された件。あるいは、福岡県町村会不正経理、元副知事が接待を求めと。これも金権汚職です。多少心温まる話と言えば、宮崎公立大学の大学入試等の合格の写真が載っております。
 なぜこの新聞を持ち出しているかというと、まさに世情は混沌としております。きのう、磯江議員から、今の民主党のトップにまつわる金権汚職問題の話がいろいろ出ました。本当に何という感じでございます。お母さんからマザコン献金ということで毎月一千五百万円。しかも一年で一億八千万円。七年で十二億六千万円。七年でというのは、時効が七年だからです。それよりさかのぼりますと果てしなく献金の金額はふえようかと思うのです。公開された鳩山さんの去年の資産を見てみますと、ブリヂストンの株が実に五十億円だそうです。そして、資産が十五億六千万円と書いてありました。その五十億円のブリヂストンの株はおばあちゃんからいただかれたものだそうですが、株配当金だけでも一日に二十四、五万円あるらしいです。そういう方ですから、お金には全く不自由されていない。そのために、申告もせずに、摘発されただけでも十二億六千万円ですが、これは自主納税で済むようです。民間の我々がこんなことをしたらたちどころに逮捕され、実刑判決です。そういうことを考えると、まさしく網呑舟の魚を漏らすということになりかねない。我々が何かやりますと、天網恢々疎にして漏らさずということになりますから、巨悪は眠るという言葉がございますけれども、こんなことでいいのかと思うところです。宮崎市議会でもいろいろ起きているようですが、殷艦遠からずとして、せめて我々はこういう金権まみれの事件を起こさないように努めていかなければならないと思うところです。
 日南市の経営も、一年間の準備万端の上、ようやく新しい日南市の発展を目指して日南丸が出航しようとしております。しかし、前途はまさしく多難で、先ほどいろいろ申し上げましたが、世情は混沌としている。まして、百年に一度という未曽有の大不況でございます。そういうさなかに、果たして市民の皆さんの期待にこたえられるような目的地に無事に到達することができるのかと、本当に不安だらけの出航になるのではなかろうかと思っているところです。
 何とか今までやってきたのだからとおっしゃるかもしれませんが、経常収支比率が九八・三%と、一・七%の余裕しかない切迫した財政状況。そして、実質公債費比率が一七・九%。将来にわたっての公債費比率となると一五七・七%ということです。
 では、国政はどうかと見てみますと、来年度の予算が九十二兆二千九百九十二億円ということです。しかし、中身を見てみますと、税収は平成二年に六十兆円もあったものが三十七兆円しかない。起債の四十兆円超えは危険だということをさんざん言っておりましたが、やむを得ず四十四兆円という起債。あとの十兆円は、管財務大臣が当初、四十兆円ぐらいは埋蔵金を探し当ててそれを使うと言っておられましたが、わずか十兆円ぐらいしかないそうです。それで、合わせて九十二兆二千九百九十二億円ということのようです。先ほど言いましたように、その中で、税収が三十七兆円しかないと。御存じのように、法人税、酒税、所得税の三二%。法人税の二五・八%。さらには、消費税の五分の四の二五・九%。たばこ税の二五%しか交付税に回らないのに、一番もとになる国税の税収が三十七兆円ということになりますと、そのうち交付税として回るのは十兆円ぐらいになりかねない。そうすると、三割もダウンするのではないかと。
 交付税は一般財源ですから、交付税プラス基準財政収入額を合わせて計上し、義務経費に回しますと九八・三%ですから、あとは一・七%しかないわけです。今年度の日南市の税収の借り入れが四十億円借りて三十億円返すということのようですので、これは燃料不足で戦艦大和みたいに片道燃料で出航を余儀なくされかねない状況であると思っているところです。本当に懸念事項の多い中で、果たして日南丸が平穏無事に目的地に到達することができるのかどうか懸念されて仕方ありません。
 一年がかりで旧北郷町の基本計画、旧南郷町の基本計画、そして、旧日南市の基本計画を総合的に検討し、判断してつくり上げた新日南市の基本構想が発表されました。その海図をもとに日南丸は出航しようとしているところです。地方自治法が三百二十一条ある中で、その第二条の四項目に基本構想を定めてやりなさいということで、それを海図として出発するようです。
 少ない財源、逼迫した経営状況、そして、産業といい、市民一人当たりの報酬といい、県下の最下位です。こういう中でやっていくということになると、よほど自重して執行部の皆さんに頑張ってもらわねばならないのではないかと思います。
 質問の要旨については細々と書いてありますので、これも重複いたしますが、日南市立中部病院の不正事件についてはきのう時系列的に発表がありました。第五回公判が十五日に行われまして、それでようやく七百五十四万円の被害金額が立証されたと。しかし、本人が語るところによれば、五千万円もの公金を着服しているということです。大体どういうことでこんなことが起きたのか。しかも、過去二回も不正事件が起きていると聞いております。まず、毎日チェックし、一カ月に一回チェックすれば防げるはずの横領事件が、なぜかやすやすと起きてしまったのか聞きたいと思います。
 二番目の合併のその後については、きのうも議論が交わされましたが、聞いておりますと何かのれんに腕押しという感じでありました。市民を代表して議員は発言しておりますので、あくまでも主権在民、市民が主役ですから、ここは一歩譲るところは譲って対処していただかねばと思ったりしております。
 合併前は、合併しなければという異常なぐらいの市民、町民の熱意で合併したものの、合併してしまうと、先ほどの宇佐市議会の一例をとってみても、しなければよかったという人が結構多いのです。そういう地域から漏れてくるきしみ等について、慎重に声に耳を傾けていただきたいと思います。
 そして、三、「市政は経営なり」と市長はいつもおっしゃっております。倒産は続出し、失業者は増大しております。先ほども言いましたように、生産高についても宮崎県のブロックの中では最低です。一人当たりの収入も激減しております。これらについて今後どうやっていかれるのかお尋ねします。
 壇上からはこれで終わります。(降壇)


谷口義幸市長(登壇) 國貞議員にお答えいたします。
 初めに、日南市立中部病院についての一連の御質問です。
 まず、監視体制についての御質問です。
 事件発覚後、不正再発防止対策として、直ちに会計システムの編集が改ざんできないように機器のロックを行うとともに、現金の取り扱いを複数人で対応等させるなど、二重三重のチェックをすることにいたしました。
 また、病院内に、病院長を初めとする全医師、各部署の責任者で構成する対策委員会を設置し、各部署の現状の検証等を行い、改善策を指示いたしました。
 本庁内におきましても、副市長を委員長として関係部課長で構成する対策委員会を昨年九月二日に開催し、再発防止の改善策をとってまいりました。
 さらに、市の対策委員会といたしましては、民間の有識者として公認会計士、指定金融機関支店長、民間企業等の会計経験者の三名の方と、副市長を初め関係部長により構成する日南市立中部病院不正再発防止対策委員会を昨年の十月二十一日に開催し、現在、実施しております不正防止対策につきまして評価を受けたところであります。
 今後は、定期的な不正防止対策の検証と改善を行うことにいたしております。
 次に、住民意識調査と主なる不満要件等の対応策についての御質問です。
 住民意識調査につきましては、平成二十二年度におきましても、本年度と同様に無作為抽出により実施し、住民意向を解析の上、施策に反映していくこととしております。
 御質問の不満要件等の対策についてでありますが、北郷町及び南郷町総合支所におきましては、副市長をトップとした自治区調整会議を随時開催し、地域の皆様のニーズを常に把握しながら、適宜所要の事務処理を行っているところであります。
 さらに、各界を代表するメンバーで構成される地域協議会も、定期または臨時に開催し、自治区内の市政に対する住民要望を踏まえた協議が行われ、施策に反映しているところであります。
 次に、行財政改革についての御質問です。
 議員御案内のとおり、健全で持続可能な財政基盤を構築するためには、今後、さらなる行財政改革に取り組む必要があります。行財政改革とは、目的ではなく手段であり、行財政改革の道筋を明らかにすることによって総合計画の具現化が図られるものとなります。
 今後の市政経営では、将来にわたって自主自立できる自治の基盤、仕組みづくりに取り組むことが重要であると考えます。これらの取り組みは容易ではありませんが、議会や市民の皆様の御理解と御協力をいただきながら、抜本的な行財政改革を推進することとしております。
 実施につきましては、第一次日南市行財政改革大綱案で御説明申し上げましたように、五十八項目の改革項目に沿って行ってまいりたいと思います。なお、改革項目につきましては、必要に応じ追加してまいります。(降壇)


影山一雄議長 暫時休憩します。
                   =休憩 午前十時二十五分=
                   =開議 午前十時二十七分=


影山一雄議長 再開いたします。


阪元勝久副市長 日南市立中部病院の不祥事に対して少し誤解があるようでございますので、一点だけ私のほうから申し上げたいと思っております。
 といいますのは、私も旧南郷町の町長をしておりまして、副管理者という管理の責任の立場にあって、今回の不祥事に対しては大変申しわけなく、市民の皆さんに何と言っておわびしていいかわかりませんけれども、本当にこの問題については皆さんに大変御迷惑をかけたと思っております。先ほど市長も壇上から申し上げましたように、今、いろいろと対策をしているわけでございます。
 ただ、議員の御質問の中で、過去に二度の不祥事があったのではないかというお話でございますけれども、私が知っている限りでは、そういうことはありません。確かに一度は少額のことがあって処分されております。私の妻も昭和四十四年から中部病院に三十年ぐらい勤めておりまして、また、義理の妹もずっと勤めており、その間のことは私もずっと聞いております。また、調べました。しかし、二度の不祥事はどこにも出てきておりません。そういうことでありますので、公の問題ですから、はっきりと二度ということがあれば、私も訂正させていただきますけれども、過去に一度あったことは私も聞いておりますし、また、調べました。そういうことで御理解を賜りたいと思います。
 この不祥事については本当に申しわけなく思っております。


三十七番(國貞 章議員) 今、阪元副市長が二度と聞いているがそれはないとおっしゃっておりますが、日南市のオンブズマンの方からの議会に対するお願いにそう書いてありまして、真相は十分究明してください。
 それと、一臨時職員にお金を扱わせるに当たって、普通の企業では、保証人をつけて採用します。お金を扱わせる銀行等は、万が一そういう事件が起きた場合には保証しますと、連帯保証人をつけて採用します。それはどうされたのか。
 市長、お答え願います。


谷口義幸市長 お答えいたします。
 お尋ねの採用の経緯等については、担当のほうから答弁させたいと思います。


渡邊秀美中部病院事務局長 お答えいたします。
 日南市立中部病院の医事の臨時ということで雇用したわけでございますが、この者については連帯保証人等の契約はとっておりませんでした。


三十七番(國貞 章議員) それそのものがそういう犯罪を生む要素になっていると思われます。
 それともう一つ、病院は企業会計を採用されております。合計残高試算表をおつくりになっている。これはほかの水道事業も全部やられておりますが、この合計残高試算表で現金を確認し、それをもとに次の合計残高試算表ができて、それらを検討の上で予算がつくられるはずです。ところが、お配りいただいている合計残高試算表を見ますと、三月末日の合計残高試算表が、検査は四月十五日から四月三十日に行われていて、お配りになっているのが九月十八日。そして、我々に提示されたのは十一月二十七日から二十八日の第七回定例会で配られています。ということは、議会が三月の決算について掌握したのは八カ月たってからです。その間に、既に補正予算が組まれているんです。


影山一雄議長 暫時休憩します。
                   =休憩 午前十時三十三分=
                   =開議 午前十時三十四分=


影山一雄議長 再開します。


三十七番(國貞 章議員) 四月の合計残高試算表は、同じく第七回の定例会で議会に提示されています。五月の合計残高試算表は、ことしの二月十二日から十七日の議会で配られています。つくられたのが一月二十日ですから、我々に配られたのは、監査が六月十五日から六月三十日に行われておりますので、八カ月たってからです。
 予算統一の原則にのっとってこれがつくられているかというと、五月に関しては全然当月発生がないまま、六十七万九千四百十円という定期預金が突如あらわれてきて、突如、六十七万九千四百十円という出金があるんです。現金預金の項目はきちんと設けてありまして、数字は違っていますけれども、この数字が定期預金に六十七万九千四百十円計上されて、この定期預金のお金がそのままで品代で払われているという事態がここで出てきているんです。これが大もとにならなければならないはずなのに、でたらめな合計残高試算表等がつくられている。ここらも再度原点に立ち返って検討していただきたいと思います。


渡邊秀美中部病院事務局長 今、御指摘のございました合計残高関係の書類の件につきましては、決算認定の関係と補正予算の絡み、監査の日程の関係で記述等がずれていると解釈しております。今、御指摘がありました具体的内容については、今後こちらも調査いたしまして、次の機会にでもお答えできるようにしていきたいと思います。


三十七番(國貞 章議員) ほとんどタッチされていないような言い方です。合計残高試算表というのは毎月出していかないと、現金の動きがわからないではないですか。それが、議会に六カ月も七カ月も八カ月もたってから提示されること自体も、そういう不正を生む要因になっていくと思うんです。
 もう一つ、これは私自身のレセプトですけれども、こういうレセプトが必ず発行されます。通常の受益者の負担は三割、あるいは後期高齢者になると一割ということで、一割、二割、三割と違いますが、ここで点数が計算されます。これはお医者さんでないとわからないと思うんです。これらのレセプトが発行されて、この三割を負担しますから、レセプトの金額と現金入金は二カ月ぐらい後だと思いますが、レセプトで請求された個人負担金を除いてのお金が返ってくるでしょう。それを合わせてみても、それだけのものが消えていると、まずは思われます。
 また、レセプトという厳然たる正確さを期すためのものがありながら、五千万円にも及ぶのではなかろうかという不正事件が起きること自体、ちょっと考えられません。共犯者がいるのか、全くその職員に任せっ放しだったのか。こんなずさんなことで、二千万円とも五千万円ともまだ決着がついておりません。今のところ七百五十五万円ですが。
 これは一般会計からの繰り入れで市民からの浄財です。井上議員からの質問に皆さんがお答えになったのを見ましても、市の繰入金で十三億円を赤字補てんで繰り入れたわけですが、ここらを本当に……。
 既に手は打ってあるんですね。市長がお答えになりましたが、市長、もう二度と発生しないメカニズムはきちんと構築されたのですか。


谷口義幸市長 お答えいたします。
 先ほど壇上からも申し上げましたように、これからは定期的に防止対策の検証と改善を行って、万全を期してまいります。


三十七番(國貞 章議員) 壇上からも言いましたように、こういう不正事件がほかにも起きていないことを望んでおります。よほど為政者の皆さんにしっかりしてもらわないと、市民に顔向けができないということになりかねませんので、よろしくお願いしたいと思います。
 そして、市内の業者の現況です。TSRとか調査事務所の答え等を見ますと、赤字のところが大半です。うちなんかもそうですけれども。こういう実態把握ができているのかお尋ねします。


谷口義幸市長 いろいろと民間の実態把握ができているのかということでございます。
 きのう、おとといの御質問にもありましたように、今、内外ともに、そしてまた日南市も含めて非常に厳しい時代が来ております。しかし、その厳しい時代を何とかしなければいけないということで、皆さんとともに総合計画をつくり、行財政改革大綱もつくり、これからスタートをしようというところでございます。そういう中で、民間の景気といいますか、地域産業の振興、そして改革を進めながら一緒にこれから頑張っていきたいと思っております。厳しいとは認識いたしているところです。


三十七番(國貞 章議員) では、これで終わります。最後まで届きませんで申しわけございませんでした。


影山一雄議長 以上で國貞章議員の質問を終結し、午前十時五十五分まで休憩をいたします。
                   =休憩 午前十時四十三分=
                   =開議 午前十時五十三分=


影山一雄議長 再開いたします。
 引き続き一般質問を続行します。
○平原光則議員個人質問


影山一雄議長 次は、十九番、平原光則議員の登壇を許します。


十九番(平原光則議員)(登壇) 新生クラブの平原でございます。
 私は、大きく三つの項目について質問いたします。
 まず、質問項目第一は、職員人事行政について二点お尋ねいたします。
 まず一点は、一月二十四日に報道された日南市職員給与わたり八十人の総務省の指摘をどのように受けとめ、これの是正、対応をどうする考えかであります。
 公務員給与体系の是正については、以前から指摘されているにもかかわらず、平成十九年のながら条例違反に続いての今回の不適切わたり昇給問題であります。
 日南市が二回も続いての国からの指摘を受けたことは大変不名誉なことであり、市長の行政手腕と姿勢が問われるものであります。これだけ厳しい社会経済状況であるだけに、市職員の給与水準に対する市民の目線は大変厳しいものであります。しかも、市職員の給与の仕組みが不透明では、協働型新社会を目指す市長の政治理念のもと、市民の理解を得ることにはなりません。それだけに、指摘報道、わたりの日南市の現状で是正すべき点は、市民にきちんと説明すべきであります。市長の認識をお尋ねします。
 二点は、併任、兼務人事辞令に問題はないかであります。
 特に、総合支所内での兼務辞令が目につきます。これは、住民サービス向上の観点、あるいは、法の観点からも問題であります。速やかに改善すべきであると考えますが、市長の御見解をお聞きします。
 次に、質問項目第二は、安全安心なまちづくりについて二点質問します。
 一点は、セーフコミュニティーを行政施策の中心課題に据え、市民が安全で安心できる具体的な施策を明らかに示す考えはないかであります。
 セーフコミュニティーは、事故やけがは偶然の結果ではなく、予防できるという世界保健機関の理念のもと、行政と地域住民などの協働によりすべての人たちが安全で安心に暮らすことのできるまちづくりを進めるものであります。これは、WHOが世界じゅうの人を健康にという取り組みを進める中で、日々の生活において安全が健康に大きな影響を与えることに着目したのが始まりのようであります。
 我が国におけるセーフコミュニティーの歴史は浅く、認知度も低い現状でありますが、ここ数年来、関心を持つ自治体が急速に増加していることも事実であります。市長が今後、多くの市民、地方団体との協働により安全安心なまちづくりを目指す考えはないか。その決意をお尋ねするものであります。
 二点は、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指すにはどのような仕組みを考えているかであります。
 だれのせいでもないのに認知症の人と家族、周りの人たちが困っていて、それはだれにでも起こり得ることであります。認知症であっても、早期から終末期まで切れ目なく必要なサービスを受けながら、社会に受け入れられて暮らし続けたい。これが市民の切実な願いではないでしょうか。
 現在、我が国では百七十万人から二百万人、八十歳以上の約五人に一人が認知症だと言われます。さらに、認知症高齢者の患者も、潜在的にはかなりの数が存在していると考えられ、しかも、だれにでも起こり得る実にありふれたことだけに、行政の支援で安心して解決できる仕組みづくりを進めることが重要であります。認知症であっても安心して暮らせる社会を築くにはふだんからどのようなお考えをお持ちなのか。市長の御認識と決意をお尋ねします。
 次に、質問項目第三は、伝統的建造物群保存地区の空き家等、空き地対策について教育長にお尋ねします。
 伝統的建造物群保存地区内における空き家等が懸念される傾向の中で、歴史的環境の質的な維持向上を図るためには、どのような対策を考えているかであります。
 地区内では、建物の除却が進み、今後、空き家化からさらに空き地化が進行していくことが懸念されます。積極的な住み続けられる仕掛けづくり、あるいは、市独自の一定の水準、基準等を制度化することによって、空き家等の抑制が期待できると考えますが、教育長の見解をお尋ねするものであります。
 以上で壇上からの質問を終わり、詳細については自席から再質問します。(降壇)


谷口義幸市長(登壇) 平原議員にお答えいたします。
 初めに、わたり報道についての御質問です。
 さきに、坂口議員、磯江議員にお答えいたしましたとおり、今回の報道につきましては本市と国の職務の分類の相違でありましたので今回整理したものであります。なお、このことにつきましては市民の皆様にも、内容等について機会をとらえお知らせしていきたいと考えております。
 次に、併任辞令についての御質問です。
 合併に伴い、できるだけ住民サービスの低下を招かないよう、組織を細分化したことにつきましては、既に御理解いただいていると思いますが、今後は組織の統廃合を進めなければなりません。そのため、合併時に細分化した係等につきましては、すべての係に係長を配置することなく、将来を見据えた配置としたため、係長職員に多くの兼務を発令したところであります。
 なお、今回の組織の見直しにより係の統合を行いますので、係長の兼務は解消されます。
 次に、セーフコミュニティーによる安全で安心なまちづくりについての御質問です。
 議員御案内のセーフコミュニティーによるまちづくりを進めることにより、ボランティア意識の向上に伴い、行動する市民が増加し、地域の再生が図られる。さらには、事故や犯罪、そして、けがの減少により医療費削減に効果があるなど、安全で安心なまちづくりには効果的な手法であると言われております。
 本市における安全・安心なまちづくりの施策推進につきましては、まず、地域では、現在、モデルとして設立しました東郷地域協議会を初め各地域で設立を予定している地域連携組織の中で、住民と各種団体や行政との連携により安全・安心なまちづくりを進めております。
 また、本市におきましては、今回策定いたしました総合計画を基本に、安全・安心なまちづくり関連事務を所管するそれぞれの課が、庁内、そして関係機関との連携を図った上で事務事業を進めることといたしており、さらには、協働の理念のもと各種団体、住民との連携も引き続き図ってまいります。
 なお、セーフコミュニティーでのまちづくりは、科学的なデータに基づき、部門別、地域別診断とともに、分野や領域を超えて協働で取り組むまちづくり手法であり効果的であると聞いておりますので、今後研究してまいりたいと思っております。
 次に、認知症になっても安心して暮らせる優しいまちづくりについての御質問です。
 認知症の主な原因となる動脈硬化や脳卒中など、生活習慣病の予防に努めるとともに、高齢者が社会とのかかわりを保ち、できるだけ自立した生活を維持できるよう、生きがいづくり、健康づくりなどの活動を支援してまいります。
 また、施設に入所できないときなどは、地域包括支援センターが相談を受け付け、総合的に支援していく取り組みを進めております。(降壇)


安野喜宏教育長 平原議員にお答えいたします。
 伝統的建造物群保存地区内の空き家対策等についての御質問です。
 議員御案内のとおり、伝統的建造物群保存地区内は高齢化等が進み、空き家、空地が増加し、結果として、飫肥の歴史的景観が悪化することが懸念されます。これまでも伝統的建造物群保存地区保存事業により、空き家を修理、修景して活用してまいりましたが、所有者の負担が伴うこともあり、改修することができない物件もあります。市といたしましては、空き家の所有者に対して働きかけを行ってきましたが、困難な事例も出てきているのが実情です。
 このような空き家、空き地の問題は、飫肥城下町の歴史的景観やコミュニティーの問題だけでなく、今後、市内全域の問題となることが懸念されます。議員御提案の方策も含めて、関係団体とも協議しながら、検討してまいりたいと考えています。


十九番(平原光則議員) 順次再質問いたします。
 最初に、報道されましたわたりの問題に触れてみたいと思います。
 わたりの問題については、昨日まで何人かの方も質問されておりますので、市長の答弁で市長の認識の概略は知ることができます。
 そこで、若干視点を変えて再質問してみたいと思います。
 まず、市長に聞いてみたいと思うのですが、国からの指摘を受けたことに、市長としての感想があれば聞かせてください。例えば、端的に言って、問題はないということなのか。あるいは、市民の方に申しわけない。あるいは、早急に是正をする考えだということなのか。お答えください。


谷口義幸市長 お答えいたしましたように、国と市との表現の仕方が異なっていたようです。中身については問題ないのですが、そういう意味で報道されて、市民の方に御心配をおかけしたというのは申しわけないと思っています。


十九番(平原光則議員) わかりました。
 それでは、担当の阪元副市長はどういう感想をお持ちでしょうか。


阪元勝久副市長 先ほどから市長も申し上げておりますように、分類表の国のとり方の違いであって、全般的に悪いということではないと。
 そういう報道があったことについては、私も市民の皆さんには申しわけないという気持ちであります。


十九番(平原光則議員) 今、市長と副市長の感想を伺ったんですが、国と市のとり方が違うということになりますと、日南市からすれば国のとり方が間違っていることになるのでしょうか。市長からお願いします。


谷口義幸市長 お答えいたします。
 とり方が間違っているかどうかについては担当部長から説明させます。


長鶴浅彦総務部長 この件につきましては、国が間違っているというわけではございませんで、国が示されたものに対して、私どもが規則を制定する段階において、その認識について欠如した部分があったというものでございます。


十九番(平原光則議員) 私は先ほどの市長の感想を聞いた上で再質問しているのです。だから、担当部長がどうこうではないのです。市長がどう思うかということですから、端的に、率直に答えていただければいいんです。今から再質問しますので、そういう受けとめ方をして答弁をお願いしておきたい。
 次に、担当部長にお聞きしますが、わたり問題については過去、日南市議会でのやりとりの中での当局の答弁を振り返ってみますと二つあります。
 一つは、平成十四年二月の定例会において、当時の北川市長は答弁でこう言っています。「職員の給与は本市の給与条例に基づき支給しており、違法であるという判断はしていません」と。二つには、平成十九年三月の定例会で、谷口市長は「日南市の給料表の適用に当たっては、わたりは存在していると思うか」という私の質問に対して、「わたりは存在していない、整理できたと認識している」ということでした。
 昨日のどなたかの質問に、「わたりとは認識していない」という答弁だったと私はメモをとっております。そういう議会での答弁の経過等を振り返ってみますと、また今回の総務省の指摘からすると今申し上げたような以前からの答弁、あるいはきのうの答弁等での当局の判断・認識は否定されたと私は受け取るのですが、市長はそういう認識にはなりませんか。


影山一雄議長 暫時休憩します。
                   =休憩 午前十一時十一分=
                   =開議 午前十一時十二分=


影山一雄議長 再開します。


谷口義幸市長 お答えいたします。
 市の表現方法と国の指摘されたことが異なっているというのは申し上げたとおりでございます。ですから、国が指摘された表現の間違いについては訂正したところです。


十九番(平原光則議員) 緊張しないで、落ちついて聞いてください。
 私が言っているのは、平成十九年の私の質問に対しては、わたりは存在していませんと、あなたは答弁しているんです。今回、総務省は存在しているという指摘をしているんです。そういうふうに否定したことになりませんかと問うているわけです。
 今、聞きますと、取り消しをしたというのは答弁を取り消したという意味でしょうか。


影山一雄議長 暫時休憩します。
                   =休憩 午前十一時十三分=
                   =開議 午前十一時十四分=


影山一雄議長 再開します。


谷口義幸市長 お答えいたします。
 平成十九年にそういう答弁をしたということですが、わたりはないと、今でも私は思っております。ただ、職務分類表が異なっているということで、訂正したということでございます。


十九番(平原光則議員) どうもわかっていないみたいです。
 では、今度は市長に端的に聞きます。率直にお答えください。
 給与わたりとはこういうものですと事務方から説明を受けられているのでしょうか。再三にわたり休憩をとられて答弁されているのを聞いていても、きのうの答弁、あるいは先ほど触れましたように過去の議会答弁等を見ましても市長自身が職員の給与わたりについてはこういうものだと認識されていないという証拠が明らかになったのではないかと思います。
 端的に答えると、真実はわたりなんです。それが、今の答弁を聞いていても、わたりはないという認識に立っていると。その辺が、総務省が指導・指摘をしたことと市長認識にずれがあるのではないかと私は受けとめました。
 なぜ私がこういうことを聞くかというと、給与わたりは、簡単に言うと特殊な組合用語です。だから、一般市民の方がわたり云々と聞かれても何のことだかわからないだろうと思います。しかし、行政の長であるあなたは、職員や部課長が書いたことをそのまま答弁すればいいというものではなく、十分承知された上で、わたりはどういうことになっているか。今度指摘を受けたらどういうことになるかと答弁されないと。
 例えば、なぜ国の標準職務表の三級が日南市で四級になっているのか。あるいは国の標準職務表で二級になっているのに、なぜ日南市は三級になっているのかというチェックをしないと、給与の見直しが進みません。
 給与わたりとは組合用語であって、私も過去、在職中に組合にいて、その当時はわたりを進めたほうの立場です。これは組合の立場で運動方針としてやっていました。昔は峰わたりと言っていました。意味がわからないだろうと思いますが、だんだん高いところに渡っていくんです。いかに峰わたりに近く給与改定をとるかが、組合運動の力を評価されていたんです。県内八市の中で日南市と延岡市は非常に高かったです。私は、その中心的な役割をしていた役所に勤めた経緯からして、わたりがこういうものだとわかっているんです。阪元副市長は特にわかるはずですよ。
 ですから、そういった市長自身が理解しにくい点は、阪元副市長あたりにじっくり聞かれるとわかるんです。そういうことを十分理解されていないということをまず指摘しておきたいと思います。先ほどの答弁では、機会があったら市民に知らせたいということでしたが、知らせるどころか、行政の長であるあなた自身がしっかり認識されないと。職員が幾ら書いても市民には納得されません。そういうことを言いたいのですが、何か所見があれば聞かせてください。


谷口義幸市長 もっと深く研究、勉強してみたいと思います。


十九番(平原光則議員) はっきり言って、今、市職員の給与は高いという評価を市民の大多数はしていると思います。そうであるかどうかは市長自身の判断でしょうけれども、職員の給与に対して市民の目は非常に厳しいということは間違いないと思います。ですから、市長自身が総務省から指摘を受けたことは、単に表現が違っていたというだけではないんです。言いますように真実はわたりなんです。きつく言えば、むしろ日南市は実質的にわたりを実行しているんです。それで、総務省が適正に直しなさいと指摘しているんです。そういうことを研究してみますと今おっしゃいましたので、じっくりと研究されて、適切な情報を市民に発してください。期待したいと思います。
 次に、総務部長か担当副市長でも結構ですが、お答えいただければと思います。
 今回の総務省の指摘を受けて適切な対応として、先ほどの答弁では、事務方として規則の改正されたことについては評価したいと思います。ただ、改正したから今後は一切ないということになるかというと、そうではないのではないかなと私の経験からも感じますが、国の級別標準職務表と日南市の職務分類表を比較してみますと、果たして適合しているかというと必ずしもそうですと言えない部分も多数あると私は受けとめています。
 例えば、今度の改正の中では副主任主事をつくるということだと思うのですが、副主任と主任主事は同一分類になるようですけれども、それが問題ないのか。あるいは、副主幹を改正されるようですが、副主幹を四級に分類・適用すれば国の分類では主任、主事が三級となっていますから、その適用がどうなのかという疑問が残ります。もう一つは、多分係長と主査を同一分類にされていると思うのですが、これがいいのかどうか。
 いずれにしても、私の経験からすると国から指摘を受けないようにするためには、日南市の行政組織規則や初任給、昇格、昇給等に関する規則の整備を急がなければいけないのではないかという気がしてなりません。そこで、事務方としては、そういう規則等を改正するということでしたが、抜本的な見直しをしたいという予定はあるのでしょうか。
 これは総務部長か副市長でも結構です。


長鶴浅彦総務部長 ただいま議員から御指摘いただいた、初任給、昇格、昇給等に関する規則といったことの設置を含めてということでございますが、抜本的な見直しをする予定は現在のところはございません。
 ただし、今回、国より指摘を受けたという事実もございますので、合併時に作成しました規則を含めまして、この内容等については一度検証しておかなくてはいけないと考えております。


十九番(平原光則議員) では、引き続き総務部長にお答えいただければと思います。
 今後、国から再びというか三たび指摘されるとすれば、一つ気になるところがあるんです。日南市の場合、役職名が非常に多いです。どなたかも質問されておりましたが、私もそう思います。例えば、一係に複数の係長職を配置されています。例えば、主任、主事、主査、係長。四名ぐらいいて三名ぐらいは係長級です。そういうものが目につくところがあります。それから、一課に課長補佐も多いです。普通の民間では、一つの課に課長補佐は一人ぐらいだと思いますが、日南市の場合は一つの課に課長補佐が三人、四人いるところがあります。現在、部長制をしいているわけですが、部長制をしく前に課長補佐を複数置くということとは状況が変わってきていると思います。ここら辺を抜本的に見直さないと、課長補佐が何人もいるわけですから市民から見た場合は過分な給与をもらっていると。普通は一人でいいと思うんです。係長一人、主任か主事が一人、主査が一人の三人で済むんです。それが、四、五名のところで四名ぐらいが係長級だと。課長が一人いて課長補佐が三人も四人もいると。その分だけ給与を過分に払わなければいけないわけです。
 人を減らすことによって人件費は縮減できるのですけれども、そういう細かな組織、役職といったところまで手をつけないと本来の人件費縮減にはつながらないと思います。市長は決裁されるときに、課長補佐がこんなにいてもいいのかとか、係長級がこんなにいてもいいのかということを事務方に言われたことはありませんか。


谷口義幸市長 補佐、係長が多いということは特にありません。せっかく合併して新市になりましたから、職員が多くなったこともあって、行財政改革大綱の中でいろいろな改革を進めていきたいと思っております。
 特に、今の御質問のあるようなことにつきましては、必要に応じて評価、検証し、見直しを行いながら合併後の二年目に大きな検証を行って、三年目に大きく変えていく。そういう場で、仰せの件についてもきちんと整理していきたいと考えております。


十九番(平原光則議員) そう思いませんということでちょっと笑いが起こりました。市長が人件費の削減とおっしゃるけれども、そういうところに目をつけないとだめなんです。
 わたりの問題がこれで終わりでなくて、毎年総務省が入るかどうかわかりませんが、入ったとしたら、指摘を受けるのはここだと私は思います。これは実質わたりです。役職をつくってそこに渡って、給与を高くもらうというのはわたりです。
 ですから市長、こういったところをわからないと言って事務方に答弁させるのではなくて、あなた自身が本当に人件費を縮減していこうという気があるならば、職制の配置──課長補佐は一人でいいのではないかとか、係長は一人でいいのではないかとか、そこら辺まで微細にわたってチェックされないと。
 はっきり言って、これは実質わたりなんです。ですから、また指摘をされることはほぼ間違いないと私は推測します。どうでしょうか。


阪元勝久副市長 今、市長にということだったのですが、先ほどからいろいろ出ておりますけれども、今は合併をしてまだ一年ですから少し御理解を賜りたいと思います。旧日南市、旧南郷町・北郷町、それぞれ役職がありました。当時、旧北郷町の課長が何人、補佐が何人、係長は何人と。旧南郷町でもおりましたし、旧日南市にもおりました。合併すると、どうしても課長のところ、補佐のところがあります。その人たちを下げるとしても、そこにあった職務表はそのまま生きてくるわけです。どこかの係にしなければいけないということでありますので、早急にこれを縮小していかなければいけませんけれども、当面は今の職務表の中でやっていかなければ成り立ちません。
 皆さん御存じのように、公務員というのは、降格しても給料表は同じです。本当は職務職階給というものがあるのですけれども。今、わたりといわれているところを是正するには、将来的には大課制にしてまとめていかなければなりませんが、今は合併して、御存じのように全体で七百六十人もいる職員をそれぞれ配置しなければいけません。降格するわけにはいきませんので、当分はそこら辺を御理解いただきたいと思います。私たちも全体の給料を下げなければいけないとか、職員数を縮小しなければいけないことは十分にわかっております。当分はそういうことで御理解賜りたいと思います。


十九番(平原光則議員) 副市長が今、おっしゃったこともわからないことはないが、合併したから一係に複数の係長級がいてもいいということを盾におっしゃるのであれば、合併したということでこれは法律でできるんです。
 人件費縮減の視点に立つならば、一係に複数の係長職、あるいは複数の課長補佐を置くことは改めなければいけないということを肝に据えて、合併したばかりだから当面はこれでいきますという答弁ならいいです。副市長の答弁は認識がちょっと違うでしょう。合併したからずっといいという単純な思いではないですか。それでいけば、先ほど言いましたように、組織が変われば、法律的には降格できるんです。やるかやらないかはそのときの市長の判断でしょうけれども、法律的にはできると私は認識しているのですが、そうではないのですか。


阪元勝久副市長 絶対にできないのではなくて、公務員法の中で格付された給料を一般的には使っておりますので、当分はそのままにさせていただきたい。だから、これがずっと続くということではなくて、職員がだんだん少なくなるわけですから、大課制みたいなことにして今まで二人いたところを一人にするということをしていかなければなりませんが、当面は今のままでさせてくださいとお願いしているわけでございます。そこを御理解いただきたいと思います。


影山一雄議長 暫時休憩します。
                  =休憩 午前十一時三十二分=
                  =開議 午前十一時三十二分=


影山一雄議長 再開します。


十九番(平原光則議員) どうも副市長のとらえ方を私は容認できません。後でまた触れますが、北郷町総合支所、南郷町総合支所は二十の係があって、その六つは兼務です。あなたがおっしゃるように、合併して降格したらいけないからということであれば、なぜその当時、廃止できないんですか。違いますか。


阪元勝久副市長 一人で二役、三役するのは、それだけ係が多いから受け持ちをしなければならないということで今、やっているんです。一人に一つずつとなると、それだけ人員を要しますので一人で二つの係をしたり、また逆に、係長が二人いるのはそれぞれの業務をするということであります。先ほどから言っておりますように、今もし、ある補佐を係長まで下げたとしても、皆さん御存じのように給料自体は変わりません。ここは今、公務員法として身分が保証されているところです。そこは御理解を賜りたいと思います。


十九番(平原光則議員) わたりの問題についての再質問はまだあるのですが、たまたま、今、副市長の答弁がありましたので。
 係長兼務については正しいと思うのですか。


阪元勝久副市長 ケース・バイ・ケースですけれども、私は正しいと思います。


十九番(平原光則議員) 正しくないんです。国家公務員法の百一条第一項を見られたことがあるのかどうかわかりませんが、管理職を兼ねてはならないという規定があるんです。あなたはそれを御存じですか。


阪元勝久副市長 知っておりますけれども、時と場合によってはしなければならないときにはやむを得ないのではないかと思っております。


十九番(平原光則議員) 全く認識がなっていません。私が言っているのは、国家公務員法百一条の第一項で管理職を兼ねてはならないと規定があるのです。国家公務員法に基づいて下位で人事院規則があるのですが、それにのっとれば時と場合は関係ないんです。法律は守らなければいけないんです。阪元副市長は組合の関係をされていたので、人事院規則は十分承知だと思います。何十年か前に市役所から係長兼務辞令があって、組合から「おかしいんじゃないの」となりました。私のほうで人事当局におかしいと言ったら、早速、県あるいはそのころの自治省に照会したら、おかしいということで即刻新しい辞令を出された経緯があります。
 あなたの時と場合によっては正しいという認識は全く間違いです。係長と係長の横の組織はだめなのです。課長が係長を兼務するような縦のものはあなたがおっしゃるように時と場合によってはいいんです。横のA係とB係を一緒に兼務はできないということが国家公務員法であって、人事院規則もそうなっているんです。ただし書きはもちろんあるんです。しかし、日南市の場合はただし書きには該当しません。そういうことで、私の認識が間違っているのか。あなたは正しいと自信がありますか。


阪元勝久副市長 仮に保健と衛生と二つの係長を兼務することについては問題はあるかもしれませんけれども、正しいとかではなくて、やむを得ない措置だと私は思っております。


十九番(平原光則議員) 国家公務員法百一条第一項で管理職を兼ねてはならないという規定があるのですから。それに基づいて人事院規則があって、市町村の人事行為がなされているというのが正しいと私は言っているのです。あなたのやむを得ない場合はいいという認識は間違いだと思いますが、私の言っていることは間違いでしょうか。


阪元勝久副市長 いや、平原議員がおっしゃることは間違いありません。ただし、私としてはそれだけです。


十九番(平原光則議員) 担当副市長で人事関係も所管でありますから、時と場合によっては横の兼務はいいという認識は改められたほうが、今後の人事行政については正しいと私は思います。そう期待をしておきたいと思います。
 コミュニティー関係で、担当部長にお答えいただきたい。
 科学的なデータに基づいた地域診断というものが課題だと思うのですが、地域診断をそれぞれまとめられたものがあるのでしょうか。


藤元憲治市民部長 ありません。


十九番(平原光則議員) 次は、認知症の対応の仕組みの問題です。
 認知症の患者が急増しているとよく耳にします。現在、日南市ではどれぐらいの実態なのか。把握できていれば教えてください。


藤元憲治市民部長 把握しておりません。


十九番(平原光則議員) なかなか正直で端的にお答えいただいて、今後できれば把握されたほうがよろしいかと思います。
 鈴木議員の質問でしたか、介護関係の待機者が六百六十二名というお答えがあったと思うんです。これから高齢化するので、介護対策、あるいは認知症対策を立てるためにはどれぐらいの人数がいて、どうすればいいかということの根底は統計資料の数字です。それをもとにして政策を立てるべきで、統計学の必要性はそこにあります。
 国でも認知症が何人いるかという把握は難しいと言われております。一般的には人口の何%ではないかと言われておりますが、仮にそうであっても、日南市ではできれば三年に一回ぐらいは細かな調査をされて、日南市の場合はこれだけの認知症がいてこういう手だてをしますということがなければ市民は安心できません。
 恐らく延べで六百六十二人だと、またがってということだと思いますが、できればそういった細かく調査されて政策を立てるべきだと思いますが、そういう考えはありませんか。


藤元憲治市民部長 まず、先ほどおっしゃいました待機者の分につきましては、これまで何度も申し上げていますように、お一人の方がそれぞれの施設に予約されているという状況があります。施設からそういう情報でも提供いただければ、きちんと待機者の人数を把握できるようにしたいと思っているところです。
 もう一つは、施設の関係でございます。今現在、日南市の第四期計画の中では、この前から言っておりますように小規模多機能型を公募してもなかなか応募していただく法人がないという状況もございます。第五期計画をつくらなくてはなりません。その中で、先ほどありましたように、認知症の方も待機者の方も含めて全体の状況を把握しながら、第五期計画の中に反映させていきたいと思っているところでございます。


十九番(平原光則議員) ぜひ期待しておきたいと思います。
 引き続いて担当部長に聞きます。
 どなたか質問があったと思いますが、厚生労働省は全国で認知症サポーターの百万人育成を目指しているわけですが、日南市の場合、認知症サポーター養成講座の取り組み状況はどうでしょうか。


藤元憲治市民部長 認知症サポーターの養成講座につきましては、取り組んでおりません。


十九番(平原光則議員) 厚生労働省はそういうふうに今目指しているんです。それで、各自治体はそれぞれ努力をされていると思うのですが、日南市が取り組みをしていない理由は何でしょうか。


藤元憲治市民部長 大変申しわけありませんが、理由につきましては定かにはお答えできません。ただ、これから体制づくりのところからやっていこうと思っているところです。


十九番(平原光則議員) わかりました。
 認知症サポーター養成研修の取り組みが進んでいるところでは、九州では大牟田市が大変高く評価されているんです。取り組みもしていないのですからここの研修もされていないと想像がつきますが、大牟田市の事例等を担当課で研究されたことはないでしょうか。


藤元憲治市民部長 大牟田市の事例につきましては確かにインターネット等で調べさせていただきました。特に全体のことが一番気になるものですから、担当課に行ってみたらという話だけはしております。


十九番(平原光則議員) せっかく九州の大牟田市が全国で評価されていますから、研究されることを期待しています。
 それから、介護や福祉、認知症等に関する相談業務を主な役割として地域包括支援センターというものがあります。市民の中に十分に知られていないということもありましょうが、高齢者からも名称が呼びづらいと耳にするのですけれども、地域包括支援センターという呼び名を愛称で公募する考えというか計画はないでしょうか。


藤元憲治市民部長 平成十八年四月だったと思うのですけれども、地域包括支援センターという名称で立ち上がっております。全国的に地域包括支援センターという公の名称になっています。したがって、今、議員おっしゃるように、愛称も含めて公募してどうかしようかということについて現段階では考えていないところであります。
 ただ、早い話がPRの問題で、知っていただこうという努力あるいは工夫をできないかという検討していきたいと思っているところです。


十九番(平原光則議員) 伝統的建造物群保存地区のことをお尋ねします。
 空き家バンク制度があると思うのですが、日南市の場合、この取り組みはどうでしょうか。


村田豊年教育次長 お答えいたします。
 空き家バンクについてのお尋ねでございます。
 本市におきましては、既にホームページで空き家、空き地情報のバンクを設置しているところでございます。現在、市全体で十四件の情報を登録いたしております。その中に、伝統的建造物群保存地区内の空き家も一件含んでいるところで、既に問い合わせが来ておりますが、現在、契約までには至っていないところでございます。
 この件につきましては、今後も所有者に働きかけまして、積極的な登録を呼びかけていこうと思っております。


十九番(平原光則議員) 空き家の関係で市民部長にお聞きします。
 空き家の活用事例として、地域福祉の分野として、その空き家関係を教育委員会と研究する考えはありませんか。


藤元憲治市民部長 お答えいたします。
 議員も御存じのとおりでございまして、空き家、あるいは民家を使って、例えば高齢者の介護、ショートステイ、先ほど申し上げました小規模多機能をできるようになっているようでございます。環境の問題も出ますが、教育委員会に限らず、そういったところがあれば御紹介ができるような体制はつくっていきたいと思います。


十九番(平原光則議員) 以上で終わります。


影山一雄議長 以上で平原光則議員の質問を終結し、午後一時まで休憩いたします。
                  =休憩 午前十一時四十七分=
                  =開議 午後 零時五十八分=


影山一雄議長 再開いたします。
 午前中に引き続き一般質問を続行します。
○徳尾尚男議員個人質問


影山一雄議長 次は、十一番、徳尾尚男議員の登壇を許します。


十一番(徳尾尚男議員)(登壇) トリをとることになりました。トリというのはなかなか回ってこないものでございまして、年末の紅白歌合戦でも非常に歌の上手な人がトリをとるわけですけれども、私は一般質問は余り上手ではありません。なれていませんけれども、一般質問でトリをとるというのはこれが最初で最後かと思っております。そういうことで一生懸命頑張ってやりたいと思いますので、当局の明快な解答をお願いいたします。
 今回は三点について質問項目を上げております。環境に対する取り組みについてと、北郷中学生の部活動について、市職員の評価制度についてお伺いしてまいりたいと思います。
 まず、環境問題についてお伺いいたします。
 環境問題は近年、大変重要な問題として、日本はもとより世界の関心事となってきております。従来の公害問題から、都市、まちの生活型環境問題へと変化、拡大してきているのが実情でございます。生活環境、自然環境といった分野を超えた環境そのものを総合的にとらえる必要が生じてきております。これに対応していくためには、総合的で長期的かつ計画的な対策を講じる必要が生じてきているわけでございます。
 そこで今回、河川による水質浄化を重点に取り上げております。
 まず一点目、汚染源の調査対象をどのように実施されているかについてお伺いいたしたいと思います。
 河川に対する取り組みにおいてお伺いいたします。
 日南市においては現在、環境基本計画を作成中と伺っております。さきに環境基本計画策定のための各地区における環境基本計画策定ワークショップが実施されました。北郷においても行われ、約二十名の参加がございました。私も参加いたしました。
 その中で、環境問題について話し合いを進めたわけですが、今、北郷が抱えている環境問題で何が一番問題なのか。一番何をどうしてほしいかといったようなことを重点に、三班に分かれてそれぞれ討議いたしました。現在の広渡川の浄化を何とかしてほしい。昔のような川にならないだろうかというのが、この三班約二十何名の方の総合的意見でございました。
 この川を浄化するためにどういったことができるのかといろいろ討議もされました。森づくりや家庭排水問題など、取り組むべき課題は非常に多くあります。その中で現在、水質浄化に対して国や県で定められた基準に基づく検査、水質汚濁防止法による特定施設やゴルフ場など、河川の水質分析を継続的に実施され、生活環境の保全に努力されているのはよく承知いたしております。また、小・中学生の総合学習を通じて広渡川、酒谷川の水生動物調査を実施し、生物の生息状況の調査を確認するなど、自然に対する啓発活動にも取り組まれております。
 しかし、河川の浄化の状態はいまだかつて定かではありません。今後、検査方法や場所、あるいは汚染の原因を追求するなど、検査方法を見直し、魚がすめるきれいな水に返すだけの改善策は講じられないか、まずお伺いいたします。
 二番目に、広渡川、酒谷川内水面漁業協同組合が実施している魚の放流、生息状況について調査されているか伺います。
 市内どこの河川もそうですけれども、災害対策や環境美化活動、自然型河川づくり等により河川環境が大きく変化してきております。それとともに、魚のすむ環境も非常に変わってきております。流れによって瀬とふちがつくられたものの、今ではコケもほとんど見られなくなってきております。魚のえさとなるコケがないということは、魚は生育できないということになります。
 そこでお伺いいたします。
 毎年、日南広渡川漁業協同組合では、広渡ダム上下流と、酒谷川の日南ダム上下流にヤマメ、アユ、カニ等を放流されております。放流された魚の成育状況、生息状況の調査を実施されたことがあるのか。また、その状況調査結果と、その流域における生態系保全を促進するため、各関係機関等との連携はどう図られたかお伺いいたします。
 次に、中学生の部活動についてお伺いいたします。
 まず、練習に対する安全対策について伺います。
 小中一貫教育の実施に当たり、施設の同一敷地内に整備され、すばらしい教育環境が整えられました。ただ、体育施設であります運動場がいま一つ狭いため、中学生の部活動充実が心配されております。
 現在、野球部を中心に旧北郷中学校グラウンドを利用しています。移動の際、自転車通学の生徒は町道を利用して迂回して行っておりますけれども、中にはアリーナ前の県道交差点から旧中学校グラウンドに直結します階段を利用しております。この階段は老朽化しておりまして、周辺の杉及び竹林等の倒伏や枝葉の堆積など、繁茂しており、全体的に暗く危険な状態であります。生徒が使用する上で、安全面からも全面的な改修を行うか、または通路としてのあり方を図るべきではないかと思いますが、どうか伺います。
 次に、同じく部活動の指導体制についてお伺いいたします。
 旧北郷中学校グラウンドにて部活動が行われております。校舎から離れた位置でありますので、部活動に対する見守りが重要と思われますが、どういった見守りがされているのか。
 また、小学生から中学生までの一貫した指導体制の整備、一つの部活動に対し一人の顧問の先生が配置され、生徒が安心して部活動に親しめるよう環境の充実を図るべきであると思いますが、日ごろから事故やけが等の発生に対して連絡体制は十分確保されていることと思いますが、そうした見守り、指導体制はどうか伺います。
 次に、市職員への評価制度についてお伺いいたします。
 行財政改革大綱の中で人事評価の採用があります。人事評価の方法については、能力、業績等の方法を取り入れ、評価する人は上司の評価によるものと自己申告によるもの、業務の遂行状況を評価するものとなっておりますけれども、評価の状況によっては業務に影響を及ぼすことも考えられ、大変難しいものと思われます。これからどのような重点事項等に着目して目標とするのか。また、段階的に評価者あるいは調整者はどう構成されるのかお伺いいたします。
 次に、女性に対する評価についてお伺いいたします。
 地域社会のあらゆる場面で男女共同参画社会づくりに向けたさまざまな取り組みがあります。活力ある社会を築いていくためには、男女がお互いにその人権を尊重しつつ、個性と能力を十分に発揮できる共同参画社会を実現することが重要となってきております。この件につきましては、野川議員からもありましたので重複するかもしれませんが、回答をお願いしたいと思っています。
 日南市では、現在、組織において部課長への女性の登用が少ないのではないかと思います。女性の活躍の場づくりとあわせて、積極的に登用すべきではないかと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。
 以上で壇上からの質問を終了して、自席からの再質問に変えさせていただきます。(降壇)


谷口義幸市長(登壇) 徳尾議員にお答えいたします。
 初めに、河川の水質浄化についての御質問です。
 議員御承知のとおり、本市では、水質汚濁防止法に基づく特定施設などからの排水による影響が予想される河川においては特定項目を含めた水質検査を行い、適正な排水処理がなされているか監視を行っています。
 また、河川の水質保全を目的として、生活環境の保全に関する環境基準に基づく水質検査を広渡川、酒谷川を含めた市内河川十九カ所と堀川運河で年四回実施し、河川の水質の監視を行っているところです。さらに、本年度から調査区域を拡大し、過去、水質に異変があった箇所などの河川の状況を確認しています。
 現在、定期的に水質検査を実施している場所につきましては、水質の状態を監視するため、引き続き検査を行うとともに、河川の状況から判断して水質検査が必要と思われる箇所につきましても調査を行ってまいります。
 次に、放流後の生息状況調査についての御質問です。
 本年度の放流は、アユ四百キログラム、ヤマメ四百二十五キログラムでありましたが、詳細な生息状況調査については行っておりません。
 なお、日南広渡川漁業協働組合が取りまとめられている組合員等の採捕実績によりますと、アユ千四百キログラム、ヤマメ二十五キログラムで例年と変わらない状況であるとの報告を受けております。
 また、生態系保全の促進につきましては、河川の環境美化の観点から、漁業協働組合組合員や小学生とともに、河川の清掃活動や稚魚の放流活動などに取り組んでいるところであります。
 次に、人事評価制度についての御質問です。
 私は、自治体にとりまして人的資源が最大の経営資源であると考えております。本市職員が最大限に能力を発揮できる人事管理を行うためには、職員の能力や適性を的確に把握し、一定の評価基準に基づいた、信頼性と客観性の高い人事評価制度の構築が必要であると考えております。現在、制度の導入に向け調査・研究を進めるとともに、研修を実施している段階であります。今後、制度構築、評価者、被評価者の構成、評価者の研修等、段階的に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、女性職員の評価についての御質問です。
 議員御指摘のように、女性職員の部課長級への登用につきましては、現在の本市の組織の中では確かに少ないのが現状であります。私も女性の登用につきましては、男女共同の社会づくりのためにも、積極的に推進したいと思っております。この件につきましては、昨日、野川議員にもお答えいたしましたように、職員研修の充実を図りながら、積極的に登用してまいりたいと考えております。(降壇)


安野喜宏教育長 徳尾議員にお答えいたします。
 部活動時の旧北郷中学校グラウンドへの移動についての御質問です。
 北郷中学校の部活動のうち六つの部が体育系で、このうち旧中学校のグラウンドを利用している部活動は野球部と陸上部で、移動時にさくらアリーナ前の県道交差点からグラウンドに通じる階段を使用しております。この階段は民有地内にあり、老朽化した箇所につきましては、これまでにも土地所有者に御相談しながら改修工事などを行い、あわせて街灯の設置も行ってきたところであります。
 学校では、この階段の利用について部活動へ行く場合のみ認め、下校時は利用しないよう指導しております。また、月二回程度、部活動終了後、通学路を中心に巡回指導も行っております。
 市教育委員会といたしましては、今後も部活動顧問とともに、通学路の巡回指導や必要に応じて土地所有者の方に御理解と御協力を賜りながら安全確保に努めてまいります。
 次に、部活動の指導体制についての御質問です。
 北郷中学校では、現在、体育系の部活動が六部、文化系の部活動が一部活動を行っております。部活動の指導体制につきましては、部活動の指導計画の中で活動種目や顧問を決め、顧問は野球部が一名、他の部は各二名を配置しております。安全対策につきましては、顧問の指導のもとで部活動を行っており、顧問不在の場合は部活動を実施しないようにしております。
 また、事故等が発生した場合は、学校内での連携がとれるよう、学校長、養護教諭、保護者、病院等との連絡体制を整備しております。


十一番(徳尾尚男議員) 何項目かについて再質問させていただきます。
 現在、日南市で水質検査はそれぞれ実施されているようでございます。調べてみましたら、平成十九年に日南市の酒谷川、細田川の近辺の河川の水質検査をそれぞれ実施されているようでございます。
 そうした中で、水質検査を項目的に見てみますと、確かに以前と比べると数字的にはきれいになってきております。ただし、何が違うかと言いますと、上を流れる水はきれいになっておりますけれども、下に蓄積しているヘドロが完全に払拭されていない。
 ここでお伺いします。
 河川が汚濁している原因は何が一番大きいと思われますか。


藤元憲治市民部長 お答えいたします。
 議員も御存じのとおりでございまして、水質検査をやっているんですけれども、少なくとも環境基準を達成しております。したがって、今、御質問の汚濁という点については、この基準から申し上げると環境基準を達成していますので、私どもは認識しておりません。


十一番(徳尾尚男議員) 汚濁という言い方が悪ければ、上の水質検査だけですから、下に蓄積しているヘドロは検査対象にはなっていないんです。これを検査されたことがあるかどうかお伺いいたします。


藤元憲治市民部長 おっしゃった堆積物については検査しておりません。


十一番(徳尾尚男議員) だれが見てもこの河川はきれいだというのは、確かに流れる水もそうですけれども、実質川を本当にきれいにしたいということであれば下に蓄積しているヘドロがなくなるようなことをしないと魚は戻ってこないし、きれいな川とは言えないと思っております。
 そこで、日南市の中で生活排水対策というのがありますが、きのうも飫肥地区で若干出てきましたけれども、生活排水対策の中で一番大きいのは洗剤などが原因だろうと思います。洗剤はどういうものを使ったらいいですというような、家庭から出る生活排水がきれいになる対策は何か講じられたことがありますかお伺いいたします。


影山一雄議長 暫時休憩します。
                   =休憩 午後一時二十二分=
                   =開議 午後一時二十二分=


影山一雄議長 再開します。


藤元憲治市民部長 お答えいたします。
 議員も御存じのとおりでございまして、洗剤は便利なものですが、例えば過去に洗濯物についても化学洗剤によって河川を汚したり、あるいは地域の水を汚したりという問題がございました。その時点から、行政といたしましては、頻繁ではございませんけれども、洗剤によって河川の水質や自分の身の周りを汚すので適量にしましょうという広報はやってきた覚えがございます。
 では、何が効果的かという話になりますと、きのう飫肥の話を出させていただきました。今回、飫肥で臭うところがあるとか、観光客が迷惑だという話が出ましたけれども、飫肥の自治会で環境部会を昨年立ち上げていただいて、三月二十一日に飫肥の水路をきれいにしましょうということになりました。そこと私ども行政の建設課、水道課、消防本部が一緒になって、飫肥の水路を清掃しようという取り組みをしていただくようになりました。これが協働の原点になります。
 もう一つは、この環境部会は、水質をきれいにしようということで、EM菌を使っての取り組みもやっていただいています。そういう意味で言いますと、家庭の中でお茶わん洗いをされるときの洗剤の量の問題でありますとか、できましたら石けんにかえていただくのが一番いいんですが。こういう汚さない取り組みを地域の中でしていただくのが、我々とすれば一番ありがたいと思っているところでございます。


十一番(徳尾尚男議員) ここに、平成十九年度に発生しました水質汚濁に関する苦情相談に対する回答ということで、合計十八件の苦情に対する河川の汚染原因を市のほうで出されております。十八件のうち油の流出が三九%、汚濁物質流出が六一%。こういったことは毎年統計的にやられているのかお伺いいたします。


影山一雄議長 暫時休憩します。
                   =休憩 午後一時二十五分=
                   =開議 午後一時二十五分=


影山一雄議長 再開します。


藤元憲治市民部長 お答えいたします。
 今おっしゃったのは、事案的に我々が確認して、あるいは通報を受けた形で油あるいは汚す物質が流れているというものについて統計をとっているものでございまして、環境報告という形で毎年報告しているところでございます。


十一番(徳尾尚男議員) そういう報告を受けて、適切に対応していただきたいと思います。
 そこで、私は川をきれいにするためには何が一番必要かとずっと考えています。前から言っておりますが、汚染原因を突きとめないことには、その対策はできないだろうと思います。上流のほうの川はきれいなのです。石にもアユが育つだけのコケが生えております。それから下って行きますと、だんだん石の上にはヘドロがついて、魚もすめない状態になっています。
 では、どこから汚染が始まるのかということになるわけですけれども、例えば、ただ流れる水の検査だけではなくて底にたまっている汚濁物質がどの位置から発生しているのか的確に調査すると。では、なぜそこから汚れているのかと。その周辺に原因が必ずあると思うんです。
 ですから、例えば三キロか五キロぐらいごとにそういった検査をして、汚くなる原因を突きとめ、そして対策を講じていくということが必要ではないかと思います。その辺はどういうお考えをお持ちかお聞かせください。


藤元憲治市民部長 お答えいたします。
 水質の汚濁原因という話ですけれども、先ほど申し上げましたように、例えば油が流出した、あるいは河川汚濁防止法に触れるような物が出てきたというときには突きとめることはできますが、特別そういうものがない限り、河川を汚しているのはすべてが家庭からの雑排水が原因だろうと我々は思っています。先ほど申し上げましたように、恐らく皆さんの家庭でまず気をつけていただく。あるいは地域の中で取り組んでいただくということしか根本的には解決方法はないだろうと思っています。
 それと、先ほどから議員がおっしゃいます堆積物やヘドロと水質との関係、あるいはまた検査方法があるのかどうかについては、そういう会社があるだろうと思いますので、できるかどうかを含めて問い合わせをさせていただきたいと思います。


十一番(徳尾尚男議員) ぜひそこまでやっていただきたい。
 生活雑排水が一番の原因だということもわかりますが、ただ、北郷では坂元地区や内之田地区、郷之原地区等も下水道が完備されまして本来ならばきれいにならなければならないわけですが、依然として余り変わっていないということはどこかに原因があると思うんです。雑排水だけではなくて、雨が降ったら山からの濁り水が川に流れ込むとか、いろいろな原因があると思うんです。その原因を早く突きとめて、なくしていかないことにはよくならないだろうと。そのためには、今、盛んに言われています森づくりだとか、いろいろな方法があると思います。そういうことを総合的に考えてやっていかないと、いつまでたってもきれいな川にはならないと。そこのところ一年や二年できれいになるとは私も思っておりませんが、長いスパンでそういうことを目標にしながらやっていただきたいとお願いします。
 市長がうなずいていらっしゃいますけれども、どうですか。やる気がございますか。


谷口義幸市長 お答えいたします。
 議員仰せのとおりだと思っております。
 地球的にも環境問題は喫緊の課題でございますが、私も広報にちなんに「清流」というページをもらっています。市民の幸せは水や空気がきれいであるということだと思っています。議員仰せのように、そのためには、まず森づくりが原点であると思っています。川ばかりではなくて、農地を育て、飲み水や工場へさまざまな貢献をし、海に流れれば魚をはぐくみ、森づくりをもっと進めるべきであると。北郷や吉野方で進んでおりますが、これからも市有地はもちろんですが、民間の方にも呼びかけながらやっていきたいと思っております。
 そして、もう一つ大事なことは、先ほどから出ております汚さないことです。もちろん川や海岸を掃除してきれいにするのは大事なことですが、その前に一人一人が心がけて生活雑排水を捨てたり、油をそのまま流したりせず、汚さないことです。そういうことを一人一人が心がけていくことが大事ではないかと思っております。


十一番(徳尾尚男議員) 大変心強いお言葉をいただきましてありがとうございます。
 次に、魚の放流問題についてお伺いいたします。
 先ほど生育調査は実施していないということでしたけれども、市側からも放流のための予算を出しているわけです。そういった中で、ただ放流しっ放しで、魚がどういった状況であるのか全然わかっていないわけです。
 私も魚釣りを何度かしましたけれども、秋の落ちアユの時期になると東光寺橋の下のほうで、「だらがけ」というアユ釣りをやっておりましたが今はほとんど見られません。見られないということは魚がいないということです。
 河川の浄化と魚の生育状況というのがあるわけですけれども、ある程度は調査して、どういった状況にあるのかということを調べるべきと思いますが、そういう考えはございませんか。


田原義人産業経済部長 お答えいたします。
 放流したアユやヤマメがどういった状況にあるのか調査すべきではないかという御質問でございます。
 物理的にと申しますか、そういったことが可能なのかということもあります。例えば、昨年放流したアユがどれだけ成長したのかが調査可能なのかといったことも含めて検討してまいりたいと思っております。
 ただ、今の議員御質問の中で、魚がほとんどいないのではないかといった御指摘もいただきましたけれども、市長が壇上から申し上げましたように、広渡川漁業協同組合にお伺いいたしますと昨年と余り変わらないという報告も受けているところでございます。


十一番(徳尾尚男議員) 昨年と余り変わらないというのは、ほとんど魚はいないんですよ。私も何度か潜ってみますけれども──調査といってもどこかに潜ってみればわかります。ハエは少しはいますが、アユなんかは郷之原近辺の川には余りいません。そういうことで、せっかく放流していただいた魚が育っているのかどうかという疑問があります。ヤマメもそうです。釣りに行く人にいろいろ聞いてみると、ヤマメもほとんど成育していない状況です。毎年あれだけ放流されるのですから、相当いなければならないんですけれども、ほとんどいないというのが現状です。カニは、少しはふえたかと思いますが。
 カニの問題でまた一言聞いておきたいのですが、今現在、広渡川で漁業をする場合には鑑札が要ります。この鑑札は金額がいろいろございますが、何円と何円の鑑札があるか御存じであれば教えてください。


田原義人産業経済部長 手元に、正組合員の場合はどれだけのものが要るかといったものは持っておりますが、カニかごにつきましては、組合員で行使料が四千円、賦課金が五百円ということで、四千五百円をいただいていると伺っております。


十一番(徳尾尚男議員) ほかの魚をとる場合はわかりませんか。


田原義人産業経済部長 あと、ヤマメ等につきましては、正組合員で行使料が三千円、賦課金が五百円の三千五百円です。


十一番(徳尾尚男議員) 鑑札は二通りということですか。もうちょっとあったように思うんですが、改正したのですか。


影山一雄議長 暫時休憩します。
                   =休憩 午後一時三十九分=
                   =開議 午後一時三十九分=


影山一雄議長 再開します。


田原義人産業経済部長 私は、正組合員しか申し上げませんでしたけれども、遊漁者に対する遊漁料、準組合員に対する行使料、正組合員に対する行使料なり賦課金なりと、大きくは三種類に分かれているという状況にございます。
 漁種ごとに申し上げますと、手釣りの遊漁者については一日当たり五百円、年間二千円。準組合員は行使料二千円、正組合員は二千五百円。あと、ヤマメとかコイの竹かごにつきましては、遊漁者につきましては、一日当たり千円、年間三千円。準組合員につきましては三千円。正組合員については三千五百円。カニかご等の遊漁者については、一日千円、年間四千円。準組合につきましても四千円となっております。正組合員につきましては四千五百円。あと、フナ打ちの遊漁者につきましては、一日千円、年間五千五百円。準組合員はございませんで、正組合員につきましては五千五百円。コイの投げ網の遊漁者は一日千円、年間七千円。正組合員につきましては七千円と整理してあるようでございます。


十一番(徳尾尚男議員) こういうことで、非常にバラエティーに富んだ鑑札がとられているわけです。中には一番安い二千円というものがあります。鑑札をどこで見分けるのか知りませんが、これでカニかごをつけて、そのカニかごも大体一人三個が与えられた個数なのですが、これを十個も二十個もつける人がいるわけです。商売にしていると。こういうことでカニをいかに放流してもほとんどとり尽くしてしまうのが現状です。漁業協働組合のことですから、直接は取り締まりできませんが、そういったことの指導はしていただきたいと思います。
 漁業協同組合に対してそういった不法な漁業をしないように指導する考えはございませんかお伺いいたします。


田原義人産業経済部長 お答えいたします。
 違法な漁については当然取り締まりといったことをしなければいけないでしょうし、指導もいたします。
 ただ一方で、私どもといたしましては、川魚を活用して産業の振興や観光の一端にでも使っていただくとありがたいと思っているわけでありまして、広渡川漁業協同組合とは、何とか産業として使えないだろうかということもあわせて研究いただけないかという話し合いをしているという状況にございます。


十一番(徳尾尚男議員) 確かにそうです。観光としての価値もあるわけですから、中学生以下は無料とか、観光に来た人にはさおまで貸して楽しんでいただくとか、いろいろな方法がとられてもいいと思うんです。そういうことは大いに奨励していただきたいと思いますが、中には悪質な業者がいるということですので、指導をお願いしたいと思います。
 次に、同じく魚ですけれども、最近、北郷のダム上流にはブラックバスが非常に多く生息しております。現在そういった外来種の魚の調査をされたことはございませんかお伺いいたします。


田原義人産業経済部長 お答えいたします。
 外来種の生息状況については調査いたしておりません。


十一番(徳尾尚男議員) ぜひ一回調査してみてください。
 ダムの中にもコイが放流されていたのですが、最近はほとんど生息いたしておりません。小さなハエは前はよくいたのですが、ほとんどいなくなっております。あそこにはブラックバスがおります。私もよく釣りました。調査をお願いいたします。
 次に、学校の関係についてお伺いいたします。
 先ほどの中学校の生徒が通う階段ですけれども、確かに老朽化して、上りは何とか行けますけれども、下りになると転んだら大変なけがをするということです。街灯はつけていただいていますが、昼間は街灯はつきませんので、ぜひここは何とか安全に通行できるようにお願いしたいと思います。
 それと、指導ですけれども、今までは学校の校庭内に運動場があって、そこで部活動をやっておりました。今回は教室は離れたところにあるわけです。学生だけが行って部活動している状況があるのではないかという懸念をいたしております。
 そういうことはないのかお伺いいたします。


村田豊年教育次長 中学校の部活動を生徒だけでやっていることはないかということでございます。
 先ほど教育長が答弁申し上げましたように、中学校にはそれぞれ六部ございまして、原則二人ずつの配置を行っております。陸上部と野球部が旧中学校を使用しております。その中でも、野球部は顧問が一人という現状がございますので、場合によっては顧問が用事があっていけないときには部活動を中止するとか、代役の先生がかわりをしていただくというときには監督していただくという措置をとっているところでございます。


十一番(徳尾尚男議員) ぜひ安全に配慮していただきたいと思います。
 先般、私は学校のグラウンドに行ってみました。確かに、野球の練習をしているところは地盤が整地されて、以前の運動場のようになっておりますが、運動場の三分の二はほとんど使っていません。歩いてみますとぶよぶよです。雨が降って水が流れるのでしょう、溝が立っております。
 一回、次長が行ってみられたかどうかお伺いいたします。


村田豊年教育次長 旧北郷中学校のグラウンドに行ってみたかということでございます。
 御承知おきいただいていると思いますが、三年前に大幅改修したグラウンドでございまして、その後に土の入れかえをした関係で、多分旧テニスコートだろうと思いますが大雨が降ったときに溝ができて土を流すという状況がございます。下にはネトロンパイプが入れてあります関係で非常に水引きもよくつくってあり、先ほど申しおくれましたが、このグラウンドは整備して間もないものでございますので、できればこのまま使っていきたいと考えております。


十一番(徳尾尚男議員) 使えるのですが、非常に危険性があるんです。水が流れて溝が立っているんです。きれいに整地し直さないと陸上に使える状況ではありません。一回見に行ってきちっと整備してください。お願いしておきます。
 次に、評価方式です。
 しっかり評価していかないと、職員の反発を買って、むしろ業務に差し支えが出てくる可能性もございます。そういうことで、これはしっかりしていただきたいと思います。
 最近、会社あたりではダイバーシティーマネジメントという言葉が言われております。以前、私は会社に勤めておりまして、そこからもしょっちゅう月報を送ってきます。その会社も規模的には大きな会社です。これはどういうことかといいますと、一人一人の社員が持つさまざまな個性の違いや多様性を生かすことで個性を伸ばしたり、その人の特性を生かしてやるという運動です。これが今現在行われております。そういったことを考えて今後ともやっていただきたいと思います。名前だけ紹介しておきます。ダイバーシティーマネジメントであります。
 以上で終わります。


影山一雄議長 以上で徳尾尚男議員の質問を終結し、市政に対する一般質問のすべてを集結いたします。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第二 陳情の各常任委員会付託の件


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第二陳情の各常任委員会付託の件を議題といたします。
 お手元の文書表のとおり、四件の陳情が提出されましたので、所管の常任委員会に付託いたします。
─────────────── ○ ───────────────
*日程第三 議決休会の件


影山一雄議長 次に移ります。
 次は、日程第三議決休会の件を議題といたします。
 お諮りいたします。
 明十九日から二十五日までの七日間は休日及び議事日程の作成並びに委員会審査のため、休会にしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


影山一雄議長 異議なしと認めます。
 よって、お諮りしましたとおり決定いたしました。
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*諸報告


影山一雄議長 以上で本日の日程はすべて終了しました。
 次の本会議は、二十六日に開きます。
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*散 会


影山一雄議長 これをもって本日の会議を散会します。
                   =散会 午後一時五十三分=