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宮崎県 延岡市

平成19年第26回定例会(第2号 3月 6日)




平成19年第26回定例会(第2号 3月 6日)





議  事  日  程  ( 第 二 号 )


 第二十六回延岡市議会(定例会)第八日


平成十九年三月六日(火)午前十時開議





 



第一  1議案第一一七号 平成十九年度延岡市一般会計予算


    2議案第一一八号 平成十九年度延岡市国民健康保険特別会計予算


    3議案第一一九号 平成十九年度延岡市食肉センター特別会計予算


    4議案第一二〇号 平成十九年度延岡市老人保健特別会計予算


    5議案第一二一号 平成十九年度延岡市介護保険特別会計予算


    6議案第一二二号 平成十九年度延岡市簡易水道事業特別会計予算


    7議案第一二三号 平成十九年度延岡市水道事業会計予算


    8議案第一二四号 平成十九年度延岡市下水道事業会計予算


    9議案第一二五号 延岡市岡富コミュニティセンター条例の制定


   10議案第一二六号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定


   11議案第一二七号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定


   12議案第一二八号 延岡市下水道条例等の一部を改正する条例の制定


   13議案第一二九号 延岡市支所設置条例の一部を改正する条例の制定


   14議案第一三〇号 延岡市特定農山村地域活性化基金条例を廃止する条例の制定


   15議案第一三一号 延岡市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定


   16議案第一三二号 障害者自立支援法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例


             の制定


   17議案第一三三号 延岡市まちなか子育て交流広場条例の制定


   18議案第一三四号 延岡市予防接種健康被害調査委員会条例の一部を改正する条


             例の制定


   19議案第一三五号 延岡市就学指導委員会条例の一部を改正する条例の制定


   20議案第一三六号 延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例の制定


   21議案第一三七号 延岡市分担金等の督促手数料及び延滞金の徴収に関する条例


             の一部を改正する条例の制定


   22議案第一三八号 延岡市行政手続条例の一部を改正する条例の制定


   23議案第一三九号 延岡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定


   24議案第一四〇号 職員団体の登録に関する条例の一部を改正する条例の制定


   25議案第一四一号 延岡市職員定数条例の一部を改正する条例の制定


   26議案第一四二号 延岡市職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部を改正


             する条例の制定


   27議案第一四三号 延岡市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正


             する条例の制定


   28議案第一四四号 延岡市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例の制


             定


   29議案第一四五号 延岡市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例


             の制定


   30議案第一四六号 職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条


             例の制定


   31議案第一四七号 延岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正す


             る条例の制定


   32議案第一四八号 延岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例


             の制定


   33議案第一四九号 延岡市特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定


   34議案第一五〇号 延岡市一般職職員給与条例の一部を改正する条例の制定


   35議案第一五一号 延岡市単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準を


             定める条例の一部を改正する条例の制定


   36議案第一五二号 延岡市職員等の旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正


             する条例の制定


   37議案第一五三号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定


   38議案第一五四号 常勤特別職職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条


             例の制定


   39議案第一五五号 延岡市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定


   40議案第一五六号 延岡市消防本部及び消防署並びに消防団設置等に関する条例


             の一部を改正する条例の制定


   41議案第一五七号 延岡市消防団条例の一部を改正する条例の制定


   42議案第一五八号 延岡市非常勤消防団員退職報償金支給条例の一部を改正する


             条例の制定


   43議案第一五九号 延岡市特別会計設置条例の一部を改正する条例の制定


   44議案第一六〇号 延岡市火葬場条例の一部を改正する条例の制定


   45議案第一六一号 延岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条


             例の制定


   46議案第一六二号 延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定


   47議案第一六三号 延岡市火入れに関する条例の一部を改正する条例の制定


   48議案第一六四号 延岡市社会福祉法人の助成手続に関する条例の一部を改正す


             る条例の制定


   49議案第一六五号 延岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条


             例の制定


   50議案第一六六号 延岡市乳幼児医療費助成に関する条例の一部を改正する条例


             の制定


   51議案第一六七号 延岡市母子家庭医療費助成に関する条例の一部を改正する条


             例の制定


   52議案第一六八号 延岡市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正


             する条例の制定


   53議案第一六九号 延岡市ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の一部を改正する


             条例の制定


   54議案第一七〇号 延岡市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定


   55議案第一七一号 市道の路線廃止(一路線)


   56議案第一七二号 市道の路線認定(三路線)


   57議案第一七三号 訴えの提起


   58議案第一七四号 財産の取得


   59議案第一七五号 製造請負契約の締結


   60議案第一七六号 指定管理者の指定(川中コミュニティセンター)


   61議案第一七七号 指定管理者の指定(岡富コミュニティセンター)


   62議案第一七八号 指定管理者の指定(子育て交流広場「まちなかキッズホーム


             」)


   63議案第一七九号 延岡市・北川町合併協議会の廃止について


   64議案第一八〇号 宮崎県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少


             及び宮崎県自治会館管理組合規約の変更について


   65議案第一八一号 北川町に係る消防事務の受託の廃止について


   66議案第一八二号 字の名称の変更


   67議案第一八三号 宮崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減


             少及び宮崎県市町村総合事務組合規約の変更について


   68議案第一八四号 宮崎県北部地域障害者給付認定審査会を共同設置する普通地


             方公共団体の数の減少及び宮崎県北部地域障害者給付認定審


             査会共同設置規約の変更について


   69議案第一八五号 延岡地域介護認定審査会の共同設置の廃止について


   70議案第一八六号 平成十八年度延岡市一般会計補正予算


   71議案第一八七号 平成十八年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算


   72議案第一八八号 平成十八年度延岡市下水道事業特別会計補正予算


   73議案第一八九号 平成十八年度延岡市老人保健特別会計補正予算


   74議案第一九〇号 平成十八年度延岡市農業集落排水事業特別会計補正予算


   75議案第一九一号 平成十八年度延岡市介護保険特別会計補正予算


   76議案第一九二号 平成十八年度延岡市浄化槽事業特別会計補正予算


   77議案第一九三号 平成十八年度延岡市水道事業会計補正予算





第二  一般質問





本日の会議に付した事件





日程第一  1議案第一一七号 平成十九年度延岡市一般会計予算


      2議案第一一八号 平成十九年度延岡市国民健康保険特別会計予算


      3議案第一一九号 平成十九年度延岡市食肉センター特別会計予算


      4議案第一二〇号 平成十九年度延岡市老人保健特別会計予算


      5議案第一二一号 平成十九年度延岡市介護保険特別会計予算


      6議案第一二二号 平成十九年度延岡市簡易水道事業特別会計予算


      7議案第一二三号 平成十九年度延岡市水道事業会計予算


      8議案第一二四号 平成十九年度延岡市下水道事業会計予算


      9議案第一二五号 延岡市岡富コミュニティセンター条例の制定


     10議案第一二六号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定


     11議案第一二七号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定


     12議案第一二八号 延岡市下水道条例等の一部を改正する条例の制定


     13議案第一二九号 延岡市支所設置条例の一部を改正する条例の制定


     14議案第一三〇号 延岡市特定農山村地域活性化基金条例を廃止する条例の


               制定


     15議案第一三一号 延岡市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定


     16議案第一三二号 障害者自立支援法の施行に伴う関係条例の整理に関する


               条例の制定


     17議案第一三三号 延岡市まちなか子育て交流広場条例の制定


     18議案第一三四号 延岡市予防接種健康被害調査委員会条例の一部を改正す


               る条例の制定


     19議案第一三五号 延岡市就学指導委員会条例の一部を改正する条例の制定


     20議案第一三六号 延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例の


               制定


     21議案第一三七号 延岡市分担金等の督促手数料及び延滞金の徴収に関する


               条例の一部を改正する条例の制定


     22議案第一三八号 延岡市行政手続条例の一部を改正する条例の制定


     23議案第一三九号 延岡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定


     24議案第一四〇号 職員団体の登録に関する条例の一部を改正する条例の制


               定


     25議案第一四一号 延岡市職員定数条例の一部を改正する条例の制定


     26議案第一四二号 延岡市職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部を


               改正する条例の制定


     27議案第一四三号 延岡市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を


               改正する条例の制定


     28議案第一四四号 延岡市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例


               の制定


     29議案第一四五号 延岡市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する


               条例の制定


     30議案第一四六号 職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正す


               る条例の制定


     31議案第一四七号 延岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改


               正する条例の制定


     32議案第一四八号 延岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する


               条例の制定


     33議案第一四九号 延岡市特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定


     34議案第一五〇号 延岡市一般職職員給与条例の一部を改正する条例の制定


     35議案第一五一号 延岡市単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基


               準を定める条例の一部を改正する条例の制定


     36議案第一五二号 延岡市職員等の旅費及び費用弁償に関する条例の一部を


               改正する条例の制定


     37議案第一五三号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の


               制定


     38議案第一五四号 常勤特別職職員の退職手当に関する条例の一部を改正す


               る条例の制定


     39議案第一五五号 延岡市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制


               定


     40議案第一五六号 延岡市消防本部及び消防署並びに消防団設置等に関する


               条例の一部を改正する条例の制定


     41議案第一五七号 延岡市消防団条例の一部を改正する条例の制定


     42議案第一五八号 延岡市非常勤消防団員退職報償金支給条例の一部を改正


               する条例の制定


     43議案第一五九号 延岡市特別会計設置条例の一部を改正する条例の制定


     44議案第一六〇号 延岡市火葬場条例の一部を改正する条例の制定


     45議案第一六一号 延岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正す


               る条例の制定


     46議案第一六二号 延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定


     47議案第一六三号 延岡市火入れに関する条例の一部を改正する条例の制定


     48議案第一六四号 延岡市社会福祉法人の助成手続に関する条例の一部を改


               正する条例の制定


     49議案第一六五号 延岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正す


               る条例の制定


     50議案第一六六号 延岡市乳幼児医療費助成に関する条例の一部を改正する


               条例の制定


     51議案第一六七号 延岡市母子家庭医療費助成に関する条例の一部を改正す


               る条例の制定


     52議案第一六八号 延岡市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を


               改正する条例の制定


     53議案第一六九号 延岡市ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の一部を改正


               する条例の制定


     54議案第一七〇号 延岡市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定


     55議案第一七一号 市道の路線廃止(一路線)


     56議案第一七二号 市道の路線認定(三路線)


     57議案第一七三号 訴えの提起


     58議案第一七四号 財産の取得


     59議案第一七五号 製造請負契約の締結


     60議案第一七六号 指定管理者の指定(川中コミュニティセンター)


     61議案第一七七号 指定管理者の指定(岡富コミュニティセンター)


     62議案第一七八号 指定管理者の指定(子育て交流広場「まちなかキッズホ


               ーム」)


     63議案第一七九号 延岡市・北川町合併協議会の廃止について


     64議案第一八〇号 宮崎県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の


               減少及び宮崎県自治会館管理組合規約の変更について


     65議案第一八一号 北川町に係る消防事務の受託の廃止について


     66議案第一八二号 字の名称の変更


     67議案第一八三号 宮崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数


               の減少及び宮崎県市町村総合事務組合規約の変更につい


               て


     68議案第一八四号 宮崎県北部地域障害者給付認定審査会を共同設置する普


               通地方公共団体の数の減少及び宮崎県北部地域障害者給


               付認定審査会共同設置規約の変更について


     69議案第一八五号 延岡地域介護認定審査会の共同設置の廃止について


     70議案第一八六号 平成十八年度延岡市一般会計補正予算


     71議案第一八七号 平成十八年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算


     72議案第一八八号 平成十八年度延岡市下水道事業特別会計補正予算


     73議案第一八九号 平成十八年度延岡市老人保健特別会計補正予算


     74議案第一九〇号 平成十八年度延岡市農業集落排水事業特別会計補正予算


     75議案第一九一号 平成十八年度延岡市介護保険特別会計補正予算


     76議案第一九二号 平成十八年度延岡市浄化槽事業特別会計補正予算


     77議案第一九三号 平成十八年度延岡市水道事業会計補正予算


日程第二 一般質問








◎午前十時零分 開議





○議長(稲田和利君)  これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおりであります。





◎日程第一 1議案第一一七号 平成十九年度延岡市一般会計予算


      2議案第一一八号 平成十九年度延岡市国民健康保険特別会計予算


      3議案第一一九号 平成十九年度延岡市食肉センター特別会計予算


      4議案第一二〇号 平成十九年度延岡市老人保健特別会計予算


      5議案第一二一号 平成十九年度延岡市介護保険特別会計予算


      6議案第一二二号 平成十九年度延岡市簡易水道事業特別会計予算


      7議案第一二三号 平成十九年度延岡市水道事業会計予算


      8議案第一二四号 平成十九年度延岡市下水道事業会計予算


      9議案第一二五号 延岡市岡富コミュニティセンター条例の制定


     10議案第一二六号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定


     11議案第一二七号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定


     12議案第一二八号 延岡市下水道条例等の一部を改正する条例の制定


     13議案第一二九号 延岡市支所設置条例の一部を改正する条例の制定


     14議案第一三〇号 延岡市特定農山村地域活性化基金条例を廃止する条例の制定


     15議案第一三一号 延岡市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定


     16議案第一三二号 障害者自立支援法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定


     17議案第一三三号 延岡市まちなか子育て交流広場条例の制定


     18議案第一三四号 延岡市予防接種健康被害調査委員会条例の一部を改正する条例の制定


     19議案第一三五号 延岡市就学指導委員会条例の一部を改正する条例の制定


     20議案第一三六号 延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例の制定


     21議案第一三七号 延岡市分担金等の督促手数料及び延滞金の徴収に関する


               条例の一部を改正する条例の制定


     22議案第一三八号 延岡市行政手続条例の一部を改正する条例の制定


     23議案第一三九号 延岡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定


     24議案第一四〇号 職員団体の登録に関する条例の一部を改正する条例の制定


     25議案第一四一号 延岡市職員定数条例の一部を改正する条例の制定


     26議案第一四二号 延岡市職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定


     27議案第一四三号 延岡市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定


     28議案第一四四号 延岡市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例の制定


     29議案第一四五号 延岡市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定


     30議案第一四六号 職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定


     31議案第一四七号 延岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定


     32議案第一四八号 延岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定


     33議案第一四九号 延岡市特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定


     34議案第一五〇号 延岡市一般職職員給与条例の一部を改正する条例の制定


     35議案第一五一号 延岡市単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基


               準を定める条例の一部を改正する条例の制定


     36議案第一五二号 延岡市職員等の旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定


     37議案第一五三号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定


     38議案第一五四号 常勤特別職職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定


     39議案第一五五号 延岡市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定


     40議案第一五六号 延岡市消防本部及び消防署並びに消防団設置等に関する


               条例の一部を改正する条例の制定


     41議案第一五七号 延岡市消防団条例の一部を改正する条例の制定


     42議案第一五八号 延岡市非常勤消防団員退職報償金支給条例の一部を改正する条例の制定


     43議案第一五九号 延岡市特別会計設置条例の一部を改正する条例の制定


     44議案第一六〇号 延岡市火葬場条例の一部を改正する条例の制定


     45議案第一六一号 延岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定


     46議案第一六二号 延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定


     47議案第一六三号 延岡市火入れに関する条例の一部を改正する条例の制定


     48議案第一六四号 延岡市社会福祉法人の助成手続に関する条例の一部を改正する条例の制定


     49議案第一六五号 延岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定


     50議案第一六六号 延岡市乳幼児医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定


     51議案第一六七号 延岡市母子家庭医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定


     52議案第一六八号 延岡市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定


     53議案第一六九号 延岡市ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定


     54議案第一七〇号 延岡市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定


     55議案第一七一号 市道の路線廃止(一路線)


     56議案第一七二号 市道の路線認定(三路線)


     57議案第一七三号 訴えの提起


     58議案第一七四号 財産の取得


     59議案第一七五号 製造請負契約の締結


     60議案第一七六号 指定管理者の指定(川中コミュニティセンター)


     61議案第一七七号 指定管理者の指定(岡富コミュニティセンター)


     62議案第一七八号 指定管理者の指定(子育て交流広場「まちなかキッズホーム」)


     63議案第一七九号 延岡市・北川町合併協議会の廃止について


     64議案第一八〇号 宮崎県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の


               減少及び宮崎県自治会館管理組合規約の変更について


     65議案第一八一号 北川町に係る消防事務の受託の廃止について


     66議案第一八二号 字の名称の変更


     67議案第一八三号 宮崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数


               の減少及び宮崎県市町村総合事務組合規約の変更について


     68議案第一八四号 宮崎県北部地域障害者給付認定審査会を共同設置する普


               通地方公共団体の数の減少及び宮崎県北部地域障害者給


               付認定審査会共同設置規約の変更について


     69議案第一八五号 延岡地域介護認定審査会の共同設置の廃止について


     70議案第一八六号 平成十八年度延岡市一般会計補正予算


     71議案第一八七号 平成十八年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算


     72議案第一八八号 平成十八年度延岡市下水道事業特別会計補正予算


     73議案第一八九号 平成十八年度延岡市老人保健特別会計補正予算


     74議案第一九〇号 平成十八年度延岡市農業集落排水事業特別会計補正予算


     75議案第一九一号 平成十八年度延岡市介護保険特別会計補正予算


     76議案第一九二号 平成十八年度延岡市浄化槽事業特別会計補正予算


     77議案第一九三号 平成十八年度延岡市水道事業会計補正予算


 日程第二 一般質問





○議長(稲田和利君)  日程第一 議案第一一七号平成十九年度延岡市一般会計予算外七十六件を一括議題といたします。


 ただいま議題となりました議案のうち、本日提出されました議案第一八六号平成十八年度延岡市一般会計補正予算外七件については提案理由の説明がなされておりませんので、この際、本八件について、当局の提案理由の説明を求めます。


     〔市長(首藤正治君)登壇〕


○市長(首藤正治君)  ただいま議題となりました議案につきまして御説明を申し上げます。


 まず初めに、議案第一八六号平成十八年度延岡市一般会計補正予算並びに議案第一八七号から議案第一九三号までの各特別会計及び水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。


 今回の補正は、各会計におきまして、それぞれの科目ごとの最終見込み額をもとに、歳入歳出予算の調整をいたすものであります。


 また、繰越明許費の設定並びに債務負担行為及び地方債の補正を、あわせて計上いたしております。


 議案第一八六号平成十八年度延岡市一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ七億八千百六十七万円を追加し、予算総額を五百三十三億一千五百十四万円といたしました。


 補正予算の主な内容でございますが、退職手当や基金への積立金、岡富古川土地区画整理事業、国の補正予算に伴う事業などを計上いたしております。


 この補正財源として、地方交付税、分担金及び負担金、繰越金等を追加計上いたしております。


 繰越明許費の設定は、戸籍電算システム導入事業ほか二十八件で、二十一億九百六十九万五千円を地方自治法第二百十三条第一項の規定により繰り越すものでございます。


 債務負担行為の補正につきましては、災害援護資金貸付金償還金で二千四百三十万円、災害対策貸付保証料補助及び利子補給金で四千九百十七万九千円を追加し、戸籍電算システム導入事業で設定をしておりました四億一千八十二万九千円を減額するものでございます。


 議案第一八七号平成十八年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算は、事業勘定で歳入歳出それぞれ二千七百八十四万九千円を追加して、予算総額を百四十七億五百六十五万五千円といたしました。


 補正予算の主な内容は、共同事業拠出金の追加等で、財源として一般会計繰入金、繰越金等を計上いたしております。


 また、繰越明許費の設定は、後期高齢者医療制度対応システム開発事業で、二千百五十二万五千円を地方自治法第二百十三条第一項の規定により繰り越すものでございます。


 議案第一八八号平成十八年度延岡市下水道事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ一千五百三十万四千円を減額し、予算総額を四十七億三千二百二万八千円といたしました。


 補正予算の内容は、公共下水道事業費及び公債費の減額等でございます。


 議案第一八九号平成十八年度延岡市老人保健特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ二億九千六百七十六万三千円を追加しておりまして、予算総額を百三十五億五千七百六十六万円といたしました。


 補正予算の内容は、医療給付費の追加等で、財源として支払基金交付金、国庫支出金等を計上いたしております。


 議案第一九〇号平成十八年度延岡市農業集落排水事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ三百九十万一千円を減額しておりまして、予算総額を四億七千四百二十九万七千円といたしております。


 補正予算の内容につきましては、処理施設維持管理経費の減額調整が主なものでございます。


 議案第一九一号平成十八年度延岡市介護保険特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ五億二百八万円を減額し、予算総額を八十七億一千六百万七千円といたしております。


 補正予算の主な内容は、保険給付費の減額等でございます。


 また、繰越明許費の設定は、後期高齢者医療制度採用システム開発事業で、八百四十七万九千円を地方自治法第二百十三条第一項の規定により繰り越すものでございます。


 議案第一九二号平成十八年度延岡市浄化槽事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ三百五十五万八千円を減額いたしておりまして、予算総額を二千百十万八千円といたしております。


 補正予算の内容は、事業費の減額調整が主なものでございます。


 議案第一九三号平成十八年度延岡市水道事業会計補正予算は、収益的収支におきまして、給水収益の減少及び受託工事費関連予算の調整に伴いまして、収入額を九千二百三十八万円減額し、支出額を三千五百万円減額いたしております。


 次に、資本的収支につきましては、排水施設整備事業費等の増減に伴いまして、収入額を三億三千九百十七万六千円減額し、支出額を三億五千八百九十二万円減額いたしております。


 以上が、一般会計、各特別会計、水道事業会計補正予算の概要でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  これより、ただいま一括議題といたしました七十七件に対する総括質疑及び日程第二の一般質問を行います。


 なお、ただいま提案理由の説明がありました議案第一八六号平成十八年度延岡市一般会計補正予算外七件については、質問通告締め切り後に提出されておりますので、通告がなくても、本八件に対する質疑は許可いたします。


 この際、御報告いたします。


 今期定例会における総括質疑及び一般質問の通告者並びに質問順位は、お手元に配付いたしております一覧表のとおりであります。


 これより三番 中城あかね議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


     〔三番(中城あかね君)登壇〕


○三番(中城あかね君)  おはようございます。中城あかねでございます。


 一般質問に入らせていただく前に、先日三月四日に閉校されました県立延岡西高等学校に、これまで携わってこられた皆様、多くの職員関係者、一万三千九十三人の卒業生の皆さん、西校の思い出と伝統は、長く市民の記憶に残ることでしょうという言葉を贈り、感謝の心を表したいと思います。


 それでは、通告書に従い、質問に入らせていただきます。


 今回の定例議会の大きな注目される点は、平成十九年度予算案についてですが、まずは市長の政治姿勢についてお伺いいたします。


 十七年度三月定例議会より、今回の登壇で、五回目の登壇となります。初登壇の最初の質問がケーブルテレビ未整備地区問題でしたが、一年たって、本会議より私の住む三輪地区でもこの様子をそのまんま見ていただけるようになりました。


 さきの県知事選挙で東国原知事が当選されたのは、宮崎を変えなければいけないという県民の期待票ではなかったかと思います。やはり市民から市政改革の期待をかけられ、市政を託されたのが一年前の首藤市長であったと思います。


 私と同じ日に当選して、私と違い、まだ任期があと三年も残っている市長のこの一年間の自己採点、自己評価からお聞きしたいと思います。


 次に、十九年度予算全般についてお伺いいたします。


 市の借金に当たる市債の十九年度末公債費残高は、一千百九十六億円と見込まれ、半分は国からの交付税で賄われるとしても、残高は五百九十八億円になります。もっと身近な金額で示してみましょう。市民一人当たり幾らの借金になるかと言うと、本市人口を十三万人として計算してみますと、四十六万円になります。市民の給与状況を考えますと、二カ月分、三カ月分にも相当いたします。地方債の累積ですから、現市長のみの責任でないことをつけ加えなければなりません。


 自主・自立性の高い効率的運営が叫ばれる今日、十九年度予算全般に対する市長の今後の市債軽減についてのお考えをお尋ねいたします。


 次に、予算内容について、具体的にお尋ねします。


 総額予算の前年比を注目しますと、隣の日向市では実質〇・四%の減、串間市では五・五%の減などとなっておりますが、本市では実質一・九%の増額となっております。特筆すべき点として、国・県が投資的経費の抑制を推し進める中、本市では二三・二%を投資的経費が占めています。再びお隣の日向市を例に挙げますと、日向市では一六・一%です。新規事業七十五件の経費が投資的経費のほとんどでしょうが、投資的事業全般について市長の見解をお尋ねします。


 次に、新規事業のうち(仮称)市民協働まちづくりセンターについてお尋ねします。


 このセンター構想が出てきたことそのものに驚いております。それも三億円という巨費です。市民と市長との懇談会で歴史民俗資料館の話題が出たとき、財政の逼迫を理由に否定された経緯を耳にしております。


 県立歴史博物館には、県(あがた)と延岡が呼ばれた時代の地図模型があり、土持氏が県全域を配下におさめていたと説明してあります。市内妙町には、これを祭る土持神社があり、恒富中学校正門前には土持氏が初めて建てた城跡として「天主山」と呼ばれる緑地公園があります。


 歴史を離れますと、市内小野町冷尻地区には、市内外はもちろん、遠く県外からも求めてくるミネラル分豊富な飲料水が、こんこんとわき出ている所もあり、私が訪れたときも、市外から二台の車がとまっていました。


 一村一品ならずとも、一つの地域には一つの自慢があり、長年にわたり地域の人々により守られてきました。これらの自慢を発見し、守り続けることこそ、市長が公約とされている「小地域コミュニティの再生」にもつながり、経費もかからずに済むはずです。


 今月末には、ココレッタ延岡もグラウンドオープンし、住民活動の拠点といううたい文句のつく岡富コミュニティセンターもできます。


 さきの県議会で西校跡地問題も検討中だという県の発言もありました。既存の建物の再利用は、構想の中にはないのでしょうか。(仮称)市民協働まちづくりセンター構想の基本的な考え方、発想の始点についてお伺いいたします。


 また、今後、どのような利用をするのか、あるいはどのような団体に利用させるのか、計画があれば具体的に説明をお願いいたします。


 市長は、さきの十二月議会では、第五次行財政改革の目的は財政の健全化だと答弁されております。その目的にまい進する予算案の提案だと思いますが、わかりやすい御答弁をお願いいたします。


 次に、継続事業予算の枠内での質問として、バス路線廃止後の住民の移動手段として、自治体が取り組むコミュニティバスについて、商工部長にお尋ねいたします。


 継続事業予算は、福祉バスとか通学補助金とか、それぞれの単価で見ますと億単位にはならず、目にとまりにくい部分もありますが、毎年のことですから、よりよい効率化が望まれます。


 コミュニティバスは、住民の要望に沿った柔軟なダイヤと路線の設定が特色ですが、自治体運営のため負担が財政に及ぼす影響も大きく、より効率的運行が必要となります。


 北浦町、北川町も同じ問題が出てきていますが、ここでは例といたしまして北方区において運行されている「さわやか号」を取り上げ、配慮をお願いいたします。


 さわやか号は、旧北方町を路線とし、北方支所を拠点としております。合併後も本市市役所とか、市中心部に連絡しておりません。せめて、二、三日に一便くらいは、市中心部への路線を設定できないものでしょうか。


 実は、この提案は、私に寄せられた地域の方々からの陳情でもあります。三月三十一日に北川町も合併します。町内の小学校が併合され、スクールバスも検討されていると聞いております。「村の衆 おらもあすから 市民だべ」という川柳も生まれてきております。新しい延岡市になったら、すべての市民が延岡市民であって、住む場所によって受けられるサービスに格差があってはいけないということを前提に、コミュニティバスの問題はますますその価値が大きくなります。


 本市におきましても、もう一度コミュニティバスの路線やダイヤを白紙に戻し、延岡全域への対応が必要かと思われます。商工部長のお考えをお尋ねいたします。


 次に、教育長に、読み聞かせ運動の実態と今後の問題提起をさせていただきます。


 現在、各小学校を中心に、有志による読み聞かせが本市でも盛んに行われています。私も、その中の一人として、小学校の各学年でボランティアグループの仲間のお母さんと現場に立っております。


 「人は見た目が九割」というベストセラーの本から引用しますと、担任や保護者、またはそれにかわる親しい人が子供たちに読むならば、読む技術など特に要らない。大好きなお母さんや、それに準ずる親しい人が読むとき、技術がなくとも子供は喜んで聞くという一文があります。


 しかし、現場を体験しますと、技術云々の前に、まずは本の選び方から、読んだ後のフォローの仕方などの難しさに戸惑いを覚えます。朝から暗い話、悲しい話は御法度です。しかし、皆さんがよく知っている昔話にも、そういう場面が出てきます。ハッピーエンドで終わる話ばかりではありません。


 読み聞かせをした母親は終われば帰りますが、残された雰囲気をフォローするのは先生です。読み聞かせ運動の力ははかり知れません。それだけに、ここにかかわる人たちへの教育、学習の場が必要かと思われます。


 そこで、まず、市内各小学校では盛んにこの読み聞かせ運動が展開されていると思うのですが、教育委員会は、その実態をどのように把握されているのか、お伺いいたします。


 次に、読み聞かせ運動の力、効果は非常に大きく、将来的に本に親しむ子供たちを育てるためにも、今後とも充実させる必要があると思うのですが、教育長の読み聞かせ運動に対する率直な所見をお伺いいたします。


 また、読み聞かせ運動充実のためには、行政が積極的にかかわり、指導者を養成するための講座等を開くことが必要と考えますが、そのような支援策をとるおつもりはないのか、教育長にお伺いいたします。


 私たち市民の税金を使った予算です。自分たちでできることは自分でやる自助、地域で取り組めることは地域でやる共助、この考えをしっかり持って、すべてを行政に任せるのではなく、行政を見つめる目で、延岡市を一人一人が支えてくださることを願いつつ、以上にて壇上よりの質問を終わります。


 ありがとうございました。


(降壇)


     〔市長(首藤正治君)登壇〕


○市長(首藤正治君)  ただいまの中城議員の御質問にお答えいたします。


 まず初めに、就任後、一年間の自己評価についてでございます。


 私は、市民の目線に立った市政運営と経営感覚に基づく行財政運営を基本として、この一年間、合併後のまちづくりに一生懸命取り組んできております。


 市民の目線に立った市政運営ということで申し上げれば、積極的な情報公開などを目指す取り組みの一つとして、定例記者会見やケーブルテレビでのほっとトークの放映、市長交際費の公開、そして、まちづくり懇談会の開催などを進めてきております。


 また、行財政運営につきましては、第五次行財政改革大綱と財政健全化計画を策定いたしまして、その計画的な取り組みを進めてきているところでございます。大半は、まだこれからの取り組みということになっておりますけれども、これまで給与水準の見直しでありますとか、私自身の報酬の見直しなどに取り組んでまいったところでございます。


 合併後の初年度の取り組みにつきましては、おおむね順調に実施に移すことができたのではないかなと考えておりますけれども、私自身目標としているところには、まだ遠いという感じもいたしますので、これからまた職員と一丸となって、市民協働型の行政の推進を図りながら、着実にその取り組みを進めてまいりたいと思っております。


 次に、予算全般に対する市債軽減についてのお尋ねでございます。


 まず、この市債に対する基本的な考え方でございますが、市債は地方財政法第五条で公共施設等の建設事業費の財源とするという規定がございます。また、社会資本整備を行うためには、多額の費用がかかりますので、そしてその整備された社会資本については、これは長年にわたって市民の皆様が使っていくということになります。ですから、その負担を現在の市民にだけ強いることのないように、世代間の負担の公平性を保つという一面も起債制度にはあると考えております。


 ちなみに、この市債残高の水準についてでございますが、平成十七年度決算におきましては、本市は県内九市の中で市債残高の少ない方から数えて三番目という水準でございます。


 本市の平成十九年度の市債は七十八億円ほどでございますけれども、これは新清掃工場建設や消防庁舎の建設など施設の老朽化に伴う整備でございますとか、生活に密着した道路、災害に強いまちづくりなどを推進するための財源となります。


 今年度は、大型事業や合併関連事業が重なっている時期にあるため、この市債が多くなっておりますけれども、交付税措置のあります合併特例債などの有利な市債を活用することで実質的な負担の軽減を図り、財政の健全化に努めてまいりたいと考えております。


 次に、投資的事業全般に対するお尋ねでございます。


 議員御指摘のとおり、地方財政計画におきましては、投資的事業はマイナス九・八%となっております。


 しかしながら、本市におきましては、社会資本の整備につきましてはまだまだおくれていると言わざるを得ません。そうした中で、この新年度では、予算的には投資的経費として分類されているものの、実態は市民にとって不可欠な義務的事業と考えるべき、新清掃工場の建設でありますとか、消防庁舎の建設、こうした大型事業や合併関連事業が重なっている時期にあるために、一時的に投資的経費が大きくなっていると考えております。


 今後におきましても、ごみの最終処分場や火葬場など、市民生活にとって必要不可欠な施設については、年度間の事業量の調整を図りながら、計画的に実施してまいりたいと考えております。


 次に、(仮称)市民協働まちづくりセンターについてのお尋ねでございます。


 私は、これからのまちづくりを進めていく上で、行政課題を市民の皆さんと共有し、そして一緒になって解決していくという市民と行政の協働のまちづくりが基本になるものと考えているところであります。


 この(仮称)市民協働まちづくりセンターにつきましては、これからの協働のまちづくりのシステムを構築する上での市民活動の拠点を既存施設の改修により整備するものでありまして、従来のいわゆる箱物の整備とは異なる性質のものであると考えております。


 また、その運営につきましては、「公設市民営」と言えるような形態が望ましいと考えております。各種市民団体の事務局や会議室としての利用、あるいは市民団体同士の交流スペースなどといった活用方法が考えられますけれども、この管理運営方法を含め、詳細につきましては、関係市民団体等の意見、提言等を十分に踏まえながら、今後、検討してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


     〔商工部長(飯干泰志君)登壇〕


○商工部長(飯干泰志君)  お答えいたします。


 コミュニティバスの運行についてのお尋ねでございます。


 本市におきましては、現在、北方町と北浦町それぞれに旧行政区域内を運行するコミュニティバスがございます。また、北川町も町内を運行するコミュニティバスがございますし、いずれもバス路線の空白地域における高齢者や小学生の生活交通手段となっております。


 一方、議員も御承知のとおり、宮崎交通の不採算路線の統廃合などにより、バス路線存続のための自治体負担も増加しており、市民の皆様の生活交通手段を確保しながら財政負担を最小限に抑えるためには、それぞれの地域の実情に応じた輸送手段を講じる必要があると考えております。


 このため、今後は、既存のバス路線も含め、市内全域を見据えた取り組みが必要でありますので、議員御指摘のような路線やダイヤの見直しなどにつきましても、その取り組みの中で検討させていただきたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


     〔教育長(牧野哲久君)登壇〕


○教育長(牧野哲久君)  お答えいたします。


 初めに、小学校における読み聞かせ運動の実態把握についてのお尋ねでございます。


 教育委員会としましては、毎年、調査を行いまして、学校図書館運営全般に関しまして実態把握に努めているところでございます。


 本年度の調査によりますと、すべての小学校において読み聞かせ活動が実施をされておりますが、そのうち、二十三校につきましては、保護者やボランティアの方々の協力をいただき、内容の充実が図られておるところでございます。


 次に、読み聞かせ運動に対する私の所見でございますが、中城議員も御指摘のとおり、私は、読書活動の最初の入り口でありますこの読み聞かせが、その後の読書活動の習慣化を図る上で非常に重要な意味を持つ取り組みであると思っております。


 市といたしましても、保護者やボランティアの方々の協力をいただきながら、読み聞かせ活動が計画的に行われるよう学校を指導するとともに、さらに内容の充実が図られますよう努めてまいりたいと考えておるところでございます。


 最後に、読み聞かせ指導者養成策についてのお尋ねでございます。


 議員御案内のように、現在、市立図書館の司書が市内の小中学校の図書整備等の支援を行うとともに、読み聞かせやブックトークなどにも取り組んでいるところでございます。


 また、学校と連携し、読書指導の充実を目指し、図書ボランティアの皆さんに読み聞かせに関する図書の紹介など、情報の提供にも努めているところでございます。


 教育委員会といたしましても、読み聞かせや読書の重要性は十分認識いたしておりますので、議員御指摘の支援策等も含めまして、現在、私どもが策定を進めております延岡市子ども読書活動推進計画の中で検討しているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  中城あかね議員の再質問を許可いたします。


○三番(中城あかね君)  わかりやすい御答弁、ありがとうございました。


 教育長にもう一度、お尋ねいたしますけれども、読み聞かせのボランティアについて、本年度の読み聞かせの実態調査、二十三校については、連携と内容の充実が図られているという御答弁がありました。では、人数的には、大体どのくらいの方たちが携わっているのか、そしてあと一つ、計画的に学校へ指導、内容を充実するように学校へ指導しているという御答弁がありましたが、どのような指導をされているのか、この二点をよろしくお願いいたします。


○教育長(牧野哲久君)  お答えいたします。


 まず、ボランティアの総数、人数等についてのお尋ねでございますが、非常に市民の皆さんの理解が行き届きまして、多くの人に協力をしていただいておりますけど、今この場で実数については資料がございませんで、後ほど答弁をしたいと思います。


 それから、計画的な支援策をすべきだというお尋ねでございますが、私どもも学校訪問等を通しまして、ボランティアの皆様方が活動しやすいような条件整備について指導しているところでございます。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  中城あかね議員の再質問を許可いたします。


○三番(中城あかね君)  再質問のお答え、ありがとうございました。


 ちょっとこれは要望なんですけれども、まず、商工部長に、北方町、北浦町、北川町のコミュニティバスについては、旧延岡のバス空白地帯に運行を伸ばすことによって大変便利になり、高齢者の病院や買い物への有効手段となります。このことは地域住民の強い要望でもありますので、本当に前向きに考えていただきたいと思います。


 それと、教育長に要望なんですけれども、先ほど御答弁の中でもありました延岡市子ども読書活動推進計画を今年度中に策定し、十九年度から三カ年の計画で進めていくと思いますので、各学校の読み聞かせボランティアや市内サークルの横のつながりとか、連帯できる仕組みづくりと、また、計画の中に指導者養成講座などを盛り込んでいただきたいと強く要望いたします。よろしくお願いいたします。


○議長(稲田和利君)  これをもって中城あかね議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 これより七番 河野広美議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


     〔七番(河野広美君)登壇〕


○七番(河野広美君)  こんにちは。北桜会の河野広美でございます。


 通告順に従い、一般質問及び総括質疑を行います。


 最初に、高千穂線運行再開について市長にお尋ねいたします。


 昭和十年二月に、延岡〜日向岡元間の開通に始まり、昭和四十七年七月に、日之影〜高千穂間の開通とともに日之影線から高千穂線に改称し、昭和六十三年十二月に第三セクター高千穂鉄道株式会社が設立され、平成元年四月二十八日に営業を開始しております。


 そして、平成十七年九月の台風十四号の被害により、十二月に高千穂鉄道株式会社が経営を断念して以来、一年以上が経過をしております。


 平成十八年九月に国土交通省九州運輸局に高千穂〜槇峰間の休止届、延岡〜槇峰間の廃止届を提出しています。


 その間、沿線住民からは、廃線になれば、渓谷の底に位置する地区にとっては、災害のたびに土砂崩れが発生し、道路決壊などで交通が途絶するおそれが強い。鉄道は、災害に強い貴重な住民の足である。このままでは集落は衰退してしまう。また、県や沿線自治体は、採算性ばかりを考えている。近い将来、高齢化が進み、車に乗れない高齢者がふえる。そこを考えてほしい。さらに、都市部と田舎の格差は広がるばかり。県北は見捨てられてしまうなどという意見を聞きます。


 高千穂町の内倉町長は、高千穂にとって鉄道は重要な観光資源だが、同時に交通弱者の足と言っています。鉄道が走っていれば、家から高校に通えるのに、現在は寮や下宿を余儀なくされ、また、毎日送迎する家庭もあります。また、山下新天街でも、高千穂線が不通になり影響があると聞いております。本年の高千穂高校の入学者が減少したのも、高千穂鉄道にあると思います。


 ことしの二月七日に第三セクター高千穂鉄道株式会社が保有する資産の大部分を沿線、延岡市、高千穂町、日之影町に寄附をし、寄附を受けた三市町は、神話高千穂トロッコ鉄道に無償貸与するということで合意したと聞いております。これよって、譲渡の際にかかる多額の税負担問題がなくなり、高千穂線の運行再開の大きな障壁がクリアされたと思っています。


 その際、市長は、新会社が計画どおりに運行できれば、全線復旧という希望もある。将来的に全線復旧が可能なのかを見きわめ、状況を見守りたいとの考えを示しておられます。


 これより前に、一月三十一日付の宮崎日々新聞の特集において、市長は、地方の公共交通網の抜本的改革を訴え、乗り手側のニーズに対応したオンデマンド型の全く新しい発想の公共交通システムを構築しなければならない。対症療法的な考えではだめだと述べられ、新年度から専従の職員を置き、調査、研究に当たらせる方針を示されています。


 市長は、昨年九月に北方で行われたまちづくりの懇談会においても、根本的にこれからの公共交通機関をどう考えるかを考えていかなければいけないと思っていると答えられています。


 市長の方針はよく理解できますが、現実的には、今困っている人、不便を感じている市民がいるということです。何とかしてほしいという思い、それが運行再開へ向けての署名活動になっていると思うのであります。


 なぜ来年度からの調査、研究なのか、また、現在、新会社が国からの認可を受け、休止届、廃止届を取り下げないことには、市長の答弁もしにくいと思いますが、沿線住民の声であります「廃線は困る」という意見に対しての市長の御所見をお伺いいたします。


 さらに、高千穂線運行再開に向けて、「高千穂鉄道沿線住民の会」など六グループが県や国に訴えようと、イベントや署名活動に取り組んでおりますが、このような活動に対しての市長の考えをお伺いいたします。


 次に、新市建設計画の位置づけについてお尋ねいたします。


 宮崎県内の各市の予算が公表される中、宮崎市のホームページでは早くも平成十九年度予算について記載されています。


 延岡市の予算に関しては、事前に配付していただきました当初予算の概要に予算編成方針の一部が記載してあります。そして、市長の施政方針によって、市長の、元気な延岡復活への思いが理解されたところであります。


 しかしながら、私は、延岡市と宮崎市で異なる点があることに気がつきました。宮崎市の予算編成では「躍動する太陽都市 みやざき」をさらに発展させるため、三つの基本方針を定めています。


 その第一番目には、第三次宮崎市総合計画の着実な実施と新市建設計画の推進を掲げ、第三次宮崎市総合計画の総仕上げの年度として、分野別計画の着実な実施に取り組むとともに、新市建設計画に基づく各種事業を一層推進するとし、さらに、合併後の新宮崎市が一体となって、発展を遂げるための新市建設計画の実効ある推進図ること。新市建設計画に基づく重要課題に適切に対応し、地域の発展と住民福祉の向上に向けた各種施策に配慮した予算編成を行ったという記述があります。


 つまり、合併協議により策定された新市建設計画が前面に出されたもの、合併後、二度目の予算編成の中で、新市建設計画を重要視したものとなっているのであります。


 他方、延岡市の予算概要、市長の施政方針の中には、新市建設計画、新市基本計画という言葉は一回も使われていないことが気がかりでならないのであります。合併したら周辺部は寂れてしまうというような旧二町と北川町の住民の不安が、今後一層大きくなる心配もされます。


 北方町、北浦町との合併による新市建設計画と北川町の合併による新市基本計画は同一のものであると思っていますが、市長の御認識はどの程度あるのか、御所見をお伺いいたします。


 次に、本市の入札制度についてお伺いいたします。


 昨年末、県の官製談合事件で信頼が崩壊した県政でありますが、その立て直しの騎手を選ぶ出直し知事選挙において、東国原新知事が誕生いたしました。その結果、一般競争入札を導入するということを明言されております。


 本市は、一般的な入札については、指名競争入札制度によっていますが、今後はどのような形になるのか、お伺いいたします。


 また、合併協議会において、地元の工事は地元業者に配慮するということになっていたはずですが、昨年、地元の工事でありながら入札には参加できなかった業者もあると聞いております。


 最近は、公共事業の減少により競争も激しくなり、地域企業が生き残るためには大変なものがあります。地域企業、産業の育成のためにも十分な配慮をしてほしいと考えますが、企画部長に御所見をお伺いいたします。


 最後に、国道二一八号岡元アユやな場付近から吐合間、約一・五キロメートル、歩道のない箇所に歩道(自転車道)を設置について、都市建設部長にお伺いいたします。


 岡元アユやな場付近から吐合間について述べますと、この区間は交通量も多く、自転車で通学する子供たちにとっては、川沿いで突風が吹き、自転車がよろけるような大変危険な箇所であります。


 そのため、子供を持つ保護者にとって、朝送り出し、夕方帰ってくるまで、気が気ではありません。昨年、高校生の自転車通学も、高千穂線不通によりふえております。私もバイクで何度か通ったことがありますが、大型車とすれ違うときには、風圧で巻き込まれるのではないかと怖い思いもいたしました。事故が起きてからでは遅いですので、そういう観点から歩道を早急に設置すべきと考えるのであります。


 そこで、宮崎県市町村合併支援本部が平成十五年四月に制定しました「宮崎県市町村合併支援プラン」では、県事業の優先採択、重点支援、市町村事業に対する補助金、交付金の優先採択に努めるほか、快適な暮らしを支える社会基盤の整備として、道路整備など多くの事業が支援プランとして掲げられています。国道二一八号の歩道は、この支援プランに該当するものと思われるのであります。


 高千穂鉄道の現状の中で、通学生が危険な目に遭って通学している状況の今、県に対して「宮崎県市町村合併支援プラン」を前面に出して、強く設置を求めるべきと思いますが、御所見をお伺いいたします。


 以上で、壇上からの質問は終わります。


(降壇)


     〔市長(首藤正治君)登壇〕


○市長(首藤正治君)  ただいまの河野広美議員の御質問にお答えいたします。


 まず初めに、高千穂鉄道についてのお尋ねでございます。


 この高千穂鉄道、TRにつきましては、これまでも申し上げておりますように、第三セクターでの経営につきましては断念をしておりまして、運行再開や運行区間の延長につきましては、今後、新会社の動向に期待したいと思っております。


 また、TRの運休の問題と同時に、路線バスが相次いで廃止となるなど、日々の生活の交通手段の確保については、これは全市的な課題となっておりまして、今月三十一日には北川町と合併し、さらに市域が広がることも踏まえて、抜本的な見直しが必要であると考えております。


 TRの代替交通につきましては、これまでも路線バスの増便などを行ってまいっておりますが、新年度には体制を整えて、全市的に本格的な調査、研究を行ってまいりたいと考えているところであります。


 また、路線の存続を求める住民活動につきましては、新聞等で報道されておりますけれども、個々の団体の詳細な御意見につきましては、まだお聞きしておりませんので、今後、お話をお聞きする機会を設けるなど、十分に尊重してまいりたいと考えているところであります。


 次に、新市建設計画の位置づけについてのお尋ねでございます。


 この一年間、合併後の新生延岡市のまちづくりに取り組んでまいりましたけれども、さきの施政方針の冒頭でもお示ししましたとおり、今後とも、旧北方・北浦両町の市民や北川町民の皆様方の御期待にこたえられるように、新市の発展はもちろんのこと、市の一体感の醸成と地域の振興を図ってまいりたいと考えております。


 また、合併後のまちづくりを進めるに当たりましては、合併以前の市民の皆様の意向をもとに策定をされております「新市建設計画」、これが最も基本となるものととらえておりますし、現在、策定を進めております「第五次延岡市長期総合計画」におきましても、新市の一体的発展を図るため、新市建設計画を踏まえて合併後のまちづくりを推進するということを、まちづくりの視点の一つとして掲げているところでございます。


 今後とも、市民生活の向上と豊かな地域づくりを目指しながら、市民の皆様が合併してよかったと思っていただけるような、そんなまちづくりに鋭意取り組んでまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


    〔企画部長(中嶋 弘君)登壇〕


○企画部長(中嶋 弘君)  お答えいたします。


 初めに、本市における入札制度についてのお尋ねでございます。


 議員御指摘のように、本市での入札執行は、ほとんどの案件を指名競争入札で実施いたしているところでございます。


 しかしながら、一連の官製談合事件を受けまして、全国知事会が一般入札の拡大の提言を行い、宮崎県では、入札・契約の制度改革に関する基本的な考え方を明らかにしております。また、公正取引委員会による談合事件摘発等、入札制度改革については、避けては通れない喫緊の課題となってきております。


 本市でも、さきの議会において、一般競争入札の実施範囲を拡大する取り組みを行うことといたしましたが、現在、新年度からの実施に向けまして、条件つき一般競争入札の実施基準額や業種等について、その条件や内容等を含めた詳細について具体的な検討を行っているところでございます。


 次に、地域企業、産業の育成についてのお尋ねでございます。


 本市の工事発注につきましては、地元業者での対応が可能な案件は地元業者への発注を基本に考えているところでございますが、設計金額によりましては等級区分で選択する案件もありまして、地域要件を勘案しての指名を行うことができない場合もございます。


 しかしながら、市内業者及び産業の育成につきましては、十分に認識しておりますので、今後とも、地域業者への発注機会の確保を図ってまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


    〔都市建設部長(沖米田 孝君)登壇〕


○都市建設部長(沖米田 孝君)  お答えいたします。


 国道二一八号岡元〜吐合間の歩道設置についてのお尋ねでございます。


 岡元〜吐合間の歩道設置につきましては、これまでにも旧北方町において、県に要望した経緯がございますが、実現には至っておりませんでした。


 県といたしましては、必要性は十分理解しているが、交通量の多い通学路など優先度の高い箇所から整備を進めているところだとお聞きしております。


 現在の状況につきましては、議員御指摘のとおり、通学生などの自転車などが車道を走り危険であるため、今後、県に対し危険性、必要性を訴えながら歩道の設置を宮崎県市町村合併支援プランの一つとして計画していただくようお願いをしてまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  河野広美議員の再質問を許可いたします。


○七番(河野広美君)  高千穂線については、宮崎県は経営には参加しないとの姿勢を貫いているわけですが、東国原新知事は、宮崎をどんげかせにゃいかん、何とかせにゃいかんと考えているようでございます。宮崎県をもっと全国、世界に向けてPRをしていかなくてはとも言っておられます。


 日本の鉄道予算は、道路予算に比較しますとはるかに少なく、その大部分は都市の整備、新幹線や地下鉄に使われ、地方の鉄道には回ってこないのが現実です。地方と都市との格差が余りにも開き過ぎていることを訴えることが大切と思います。


 市長も延岡をどんげかせないかん、高千穂線をどんげかせないかんと考えているでしょうから、新知事が就任された今、どんげかせないかん同士が一緒になって、神話の里高千穂、日本の発祥の地と言われていますので、全国にPRをして、県・国に対して高千穂線運行再開に向けて要望活動など行動を起こすいい機会だと思いますが、再度お尋ねいたします。


 次に、新市建設計画の位置づけについては、市長の考えは理解できました。新市建設計画と新市基本計画を常に念頭に置いていただき、旧二町と北川町にも目を向けた市政をお願いしたいと思います。


 法定協のときには、杉本助役、中嶋企画部長、後藤総務部長は別のポストにおられたわけですから、一応、助役と企画部長に御認識をお伺いしたいと思います。


 入札に関しては、地元業者への受注機会の確保を図っていくという答弁をいただきましたが、例えば、北方町にBクラス級の工事があったとします。そのとき、北方町にはBクラスの業者がいないと仮定した場合、Aクラスを下げるのか、Cクラスを上げてまでの配慮までするのか、あくまでもBクラスの工事はBクラスの業者のみを参加させるのか、お伺いいたします。


○市長(首藤正治君)  お答えいたします。


 TRの存続についての重ねてのお尋ねでございますけれども、この件につきましては、もちろんおっしゃるように、県はもとより、沿線の自治体と十分に連携をして今後の対処をしていかなければいけないと考えておりますけれども、基本的にはこれまで第三セクターでの経営を断念したという経緯もございますし、そして今、その新会社に対する資産の貸与の方法なども示したところでありますから、今の段階では期待を込めながら、今後の新会社の動向を見定めていくことが基本になろうかなと考えているところであります。


 以上でございます。


○助役(杉本隆晴君)  新市建設計画に踏まえた合併後のまちづくりについての私の認識についてのお尋ねでございますけれども、このことにつきましては、先ほど市長が御答弁申し上げたとおりでございますが、私も合併後のまちづくりにつきましては、新市建設計画、あるいは基本計画、これが基本になると認識いたしておるところでございます。


 以上でございます。


○企画部長(中嶋 弘君)  お答えいたします。


 二点のお尋ねでございますが、新市建設計画につきましては、市長、助役が答弁したとおりでございまして、そのような方向で北川町の合併にも臨んだところでございます。


 それから、条件つき一般競争入札についての格付等についてでございますけれども、今後、条件つき一般競争入札の執行ということで考えておりますので、このようなことになれば、延岡市の業者等に等級の格付を行っておりますので、等級格付を混合するような指名はできないと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  河野広美議員の再質問を許可いたします。


○七番(河野広美君)  入札について、私が地元の工事は地元業者にと強く訴えるのは、地域企業、産業の育成はもちろんのこと、水災害のときなど、率先して地元の業者が重機を出して、また、水道管の水漏れがあれば、すぐに応急処置をし、原因がわかるまで夜も待機しているという状況があるからであります。だからこそ地元業者に配慮する必要性があると思いますが、このことについては、市長にお伺いしたいと思います。


○市長(首藤正治君)  お答え申し上げます。


 このことにつきましては、もちろん御指摘のとおり、地元のそうした地元の業者さんに対する配慮が必要であることについては十分認識いたしておりますが、基本的には先ほど企画部長から答弁申し上げたとおりでございます。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  これをもって河野広美議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 これより五〇番 湯浅啓祐議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


     〔五〇番(湯浅啓祐君)登壇〕


○五〇番(湯浅啓祐君)  社民党市議団の湯浅啓祐でございます。


 ただいまより、通告順に従い、総括質疑並びに一般質問を行います。当局の明快かつ前向きな御答弁を期待いたします。


 初めに、市長の政治姿勢についてお伺いしたいと思います。


 先般行われました知事選挙では、大方の予想を覆して東国原知事が誕生いたしました。新知事の発言や行動が連日のようにマスコミで取り上げられ、宮崎県内の情報が集中的に全国に発信されておりますが、市長は現在のこのような状況をどのように受けとめておられるのか、最初にお聞きしたいと思います。


 次に、施政方針と新年度の当初予算について質問いたします。


 初めに、県の当初予算に関連して質問をしたいと思います。


 県の新年度当初予算は、義務的経費を中心とした骨格予算になっております。そこで、新規事業などの政策的経費は、六月議会に肉づけするとなっておりますが、本市への影響について、まずお伺いしたいと思います。


 また、東国原知事は、一般会計の歳出見直しにより、単年度で三百五十億円の財源捻出をマニフェストに掲げていますが、公共事業が減り、県民生活に大きく影響するのではないかと懸念する声もございますが、御所見をお聞きしたいと思います。


 次に、県知事選の日程との関連でお伺いしたいと思います。


 このまま行きますと、四年後も一月に選挙が行われます。当初予算編成作業の上で、四年ごとに同じような問題を抱える可能性がございますが、この件についても御所見をお聞きしたいと思います。


 次に、本市の当初予算について、市長は市民協働の魅力ある地域づくりと災害に強いまちづくりを重点に置いて予算編成をしたと言われております。確かに、幾つかの新規事業も見受けられ、評価すべきものも多々あると考えております。しかし、災害に強いまちづくりについて見ると、その大半は、災害が発生したときに、被害をいかに最小限に抑えるかというものが中心となっています。


 海・山・川に恵まれた本市ではありますが、近年では毎年のように襲ってくる台風災害など、市民にとっては大変悩ましい課題であります。


 そこで、台風などの災害を未然に防ぐための重点的な取り組みが必要となります。山の森林を守り、植林を進めるなどの治山事業へ今からは特に力を入れていくべきであります。市長の御所見をお伺いしたいと思います。


 次に、新規事業として、東本小路の医師会病院跡地に(仮称)市民協働まちづくりセンターを整備することになっています。具体的な中身についてお聞きしたかったのですが、先ほどの中城議員の御質問に対して答弁がございましたので、私は、市民のまちづくり活動を支援するものとして、地域振興基金の利子の活用についてのみお伺いしたいと思います。


 これは、今までの市民の各種団体への補助金とどう違うのか、お伺いしたいと思います。


 次に、北海道夕張市の財政破綻のニュースが大きく報道されておりますが、このことについては、市民の間でも関心を持って受けとめられており、延岡は大丈夫なのかと、よく聞かれます。その声の中には、箱物などの建設について、今後はより慎重にすべきではとの声もございますが、どのようにお考えなのか、御所見をお聞きしたいと思います。


 本市は、現在、消防庁舎と新清掃工場建設事業が行われていますが、長年にわたって市民の要望の強い火葬場と歴史民俗資料館建設の見通しについても、御見解をお聞きしたいと思います。


 次に、本市の医療体制の問題について、お伺いしたいと思います。


 県立延岡病院の医療体制の問題を中心に、市長にお伺いしたいと思います。


 今、医師不足は、全国的に大きな問題になっています。その理由としてよく挙げられるのが、二年前に始まった臨床研修制度と大学医局制度の崩壊にあると言われています。


 医師不足の問題は県立延岡病院にも及んでおり、眼科の長期休診など医師確保の困難な診療科が発生しています。


 また、県立延岡病院の医師や看護師など医療スタッフの不足は、慢性的な長時間労働などの労働環境の悪化を引き起こしています。特に、徹夜勤務の後、余り休息も取らずに医療に従事しなければならないなどの過酷な勤務実態から、やめていく看護師も多いと聞きます。


 さらに、人手不足で厳しい環境に置かれている医師は、勤務医であることを避けるようになり、開業や別の医療機関への転職を模索するという現実が生じております。


 頼るべき医師が身近にいなくなる、公立病院でも診療科が減っていく、医療制度の見直しが進む一方で、安心とはほど遠い現場の実態がございます。こういった現実を抜きにして、市民が希望する医療が果たして実現できるのでありましょうか。


 県立延岡病院の患者の七割以上は延岡市民であります。合併によって、これまで以上に市民のための中核医療施設としての位置づけは高まり、その動向は我々市民にとっての極めて大きな意味を持つものと考えます。


 そこで、何点か市長に質問したいと思います。


 一点目、市長は、現在の本市の医療体制について、どのような認識を持っておられるのでしょうか。


 二点目、県立延岡病院の医師確保の問題については、現状とその影響をどのように把握しておられるのか。また、市長御自身が県病院に赴いて実情の把握に努められる考えはないのか、お伺いしたいと思います。


 三点目、県立延岡病院は、市民病院と冠を置きかえてもいいくらい、市民病院的な中核病院としての役割を担っています。そこで、本市としても、医師確保の問題については、延岡市の問題として市長は先頭に立って取り組むべきだと考えますが、いかがでしょうか、御所見をお伺いいたします。


 また、そのためにも医師派遣の問題については県との連携の強化が必要でありますが、この件についても御所見をお聞きしたいと思います。


 四点目、医師不足の問題については、医師会にも協力をお願いするなど、常日ごろの取り組みが必要であります。県外の病院に勤務している延岡市出身の若い人たちにも、延岡で働きたいと思っている人もいるかと思います。延岡に帰ってきて働いてもらうための条件整備を本市としても考えていく時期に来ているのではないでしょうか、お考えをお聞きしたいと思います。


 五点目、小児救急医療体制の充実のためには、現状では県立延岡病院に小児科医師を集中的に配置するなどの方法しかないのではないか。この件については、数年前、本市から県に提案したことがございますが、再度取り組んでいくお考えはないかについてもお聞きしたいと思います。


 次に、延岡に住む高齢者が安心して暮らしていくためにという視点から、何点か質問いたします。


 本市の高齢化率は、平成十八年十月一日現在で二五%となっており、市民の四人に一人が六十五歳以上ということになっています。


 周りを見渡すと、ひとり暮らしや高齢者だけの家庭が年々ふえております。戦前戦後の困難な時代を、家族の生活を守るためにと懸命に働き、生きてこられた高齢者の皆さんが、今、果たして安心して暮らしていけると言える時代でありましょうか。


 年金にも税金がかかるようになり、老年者控除も廃止され、そしてまた、医療費の負担増など、年金だけで暮らしていくことがますます厳しくなっています。そこで、市長は、本市の高齢者の現在の暮らしぶりについて、どのような認識を持っておられるのか、お聞きしたいと思います。


 新聞やテレビ等によると、ここ数年、高齢者をねらった振り込め詐欺や必要のないリフォーム工事、高額な商品を無理やり買わされたなどのニュースが後を絶ちません。本市も、例外ではありません。わずかな年金で細々と暮らしているお年寄りをねらうこと自体、まことにけしからんことで、本市としても、高齢者が被害に遭わないための、常日ごろからの積極的な取り組みが必要であると考えます。


 また、超高齢社会と言われる昨今では、高齢者の日々の暮らしの中で、家の中や外での転倒による骨折や、道路での歩行中の事故などをよく耳にいたします。市道の段差解消などの相談もふえてきています。そこで、日常生活でのいろいろな悩みや相談を、どこに持っていっていいのかわからないといったことをよく言われます。


 本市としても、超高齢社会に対応したまちづくりや取り組みがますます必要になってきているという観点から、市役所に行けば、いろいろな悩みや相談など、何でも気軽に相談できる高齢者のための窓口の設置が必要であると考えます。市長の御所見をお伺いしたいと思います。


 次に、JRの鉄道高架について質問いたします。


 昨年十二月に日向市の鉄道高架が終わりました。電車の中から見ると、駅周辺の風景が一変し、まちのイメージが大きく変わったような印象を受けます。延岡市にも早く鉄道高架をという市民の声も高まってきているのではないでしょうか。


 鉄道高架については、延岡駅から大瀬川以北の区間について調査、検討されているようでありますが、私は、鉄道高架の区間については延岡駅から南延岡駅までの区間、約六キロについても、新たな視点から検討していってもいいのではないかと考えております。


 この区間については、昭和五十年に、当時の延岡市議会、商工会議所、区長連絡協議会から県知事に対して鉄道高架の陳情書が出された経緯がございます。なぜ延岡駅から南延岡駅区間かと言いますと、私の考えとしては、一つには、延岡市南部のまちづくりのための新たな展望を切り開くものであること、二つ目には、道路の渋滞対策と渋滞による排気ガス等による環境汚染対策、三つ目には、踏切を通っている市民の安全対策などであります。


 この問題については、第五次長期総合計画においての位置づけも必要かと思いますが、市長の御見解をお伺いしたいと思います。


 最後に、台風や津波、火災など、災害時に備えるための方財町の道路整備、その他について三点、都市建設部長に質問をいたします。


 一点目、周回道路については、現在整備中でありますが、進捗状況と完成見通しについてお聞きしたいと思います。


 二点目、方財町と市内を結ぶ唯一の橋である鷺島橋北詰から方財町の間の道路のかさ上げと自転車道、歩道の設置についてお尋ねいたします。


 この道路は、方財町の皆さんにとっては市街地へ向かう唯一の道路であり、平成九年の台風十九号では冠水し、孤立したことがございます。この道路のかさ上げと自転車道、歩道の整備はいつごろ行う予定なのか、お聞きしたいと思います。


 三点目、平成九年の台風で方財町が一晩じゅう孤立したときに、その対策として、当時の建設省、現在の国土交通省は、緊急車両の堤防道路の通行を認めるということでありましたが、現在はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。


 以上で、壇上からの質問は終わりますが、御答弁によりましては再質問もあるかと思いますので、よろしくお願いいたします。


 最後になりましたが、今回、勇退される議員の皆様と職員の皆様の御苦労に感謝するとともに、これからのさらなる御活躍を祈念し、質問を終わります。


(降壇)


     〔市長(首藤正治君)登壇〕


○市長(首藤正治君)  ただいまの湯浅議員の御質問にお答え申し上げます。


 まず初めに、東国原知事による情報発信についてのお尋ねでございます。


 東国原知事の発言やその行動につきましては、就任直後の鳥インフルエンザ騒ぎなどもありまして、連日マスコミで取り上げられてまいりましたけれども、さすがに全国的に知名度の高い方ならではの注目度であると思っております。


 知事のマニフェストには、宮崎県の現状に大変危機感を持ち、知事自身のエネルギーや人脈、そしてネットワークをフルに活用して、豊かな宮崎を日本じゅう、世界じゅうに全力でPRし、宮崎県の再建とその自立に尽くしたいということが述べられておりますけれども、それを身をもって実践しておられるものと考えております。


 また、就任後、一週間のマスコミ登場を広告料に換算いたしますと、実に百六十五億円に達するという報道もございましたけれども、鳥インフルエンザによる風評被害も最小限に食いとめられ、逆に本県の特産品のPRにもつながっているようでございます。


 そのようなことを考えますと、知事による情報発信は、本県にとって大変大きなプラス効果となっていると考えておりますが、ぜひ、本市はもとより、この県北の情報発信にもお力添えをいただければと思っているところであります。


 次に、県の骨格予算が本市に及ぼす影響と歳出見直しによる県民生活への影響についてのお尋ねでございます。


 県の来年度一般会計当初予算は、骨格予算ではございますが、政策的な経費であっても早急な対応を要する経費等については所要額を計上し、県民生活に影響が生じないように措置をされているということでありますので、骨格予算であるがために市民の生活に大きな支障が出ることはないものと思っております。


 しかしながら、公共事業につきましては、年間所要額の約四割程度しか予算化されていないということでありますので、工事の発注がおくれることが見込まれます。


 また、市町村の負担を前提とした新規施策が打ち出された場合には、補正予算での対応が必要となる可能性もありますので、今後の動向を注視していく必要があると考えているところでございます。


 次に、歳出見直しによる県民生活への影響でございますが、歳出見直しで捻出をする三百五十億円のうち、二百億円を宮崎県の経済発展と県民の雇用、安心して暮らせる各種施策の充実など、将来の生活向上に必要な投資資金として活用し、残りの百五十億円は基金に充当するとしておられまして、県民生活の悪化につながることはないものと考えているところでございます。


 次に、知事選挙の日程と予算編成についてのお尋ねでございます。


 東国原知事の任期満了は、四年後の一月二十日となりますけれども、次の知事選挙は、公職選挙法に基づきまして、任期満了日の前三十日以内に実施するということになっております。


 いずれにいたしましても、現在の制度下におきましては、知事選挙が当初予算編成の最終段階と重なることになりますが、県民の生活に支障が出ないように配慮され、予算は編成されるものと思っているところでございます。


 次に、治山事業についてのお尋ねでございます。


 本市では、平成十七年にも台風による大洪水の発生によりまして、家屋等の浸水による甚大な被害が生じております。


 このような台風等による洪水発生時の浸水被害を軽減するためには、流域の森林の保水力を高めることや山地崩壊による土砂流出を防止するための治山事業の推進が大変重要であると認識いたしております。


 これまでにも災害に強い森林づくりを進めているところでありますが、今後、さらに担い手育成や適正な森林管理を進めるとともに、植栽未済地の植林や針葉樹と広葉樹の混交林化などの森林整備に加え、治山事業の推進に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。


 また、最近では、アースデイ実行委員会による上流域での間伐作業や民間企業、漁協などによります広葉樹林育成などの運動が広がってきておりますので、これら市民団体などとの協働による災害に強い森林づくりも推進してまいりたいと思っております。


 次に、箱物の建設についてのお尋ねでございます。


 御案内のとおり、北海道夕張市に限らず、地方都市の財政事情は、国の三位一体改革による影響や社会保障関係費の増加等の要因によりまして、非常に厳しいものとなっております。本市におきましても、第五次行財政改革の中で、財政の健全化、具体的には、基金に依存しない財政運営を実現することを最重要課題としてさまざまな改革に取り組むことといたしております。


 そのようなことから、いわゆる箱物の建設に当たりましては、既存の施設の有効活用等を念頭に置きながら取り組んでまいりたいと考えておりますが、市民生活に直結する施設など、真に必要と判断するものにつきましては、有利な起債や補助金等の活用により財源の確保を図りながら、建設してまいりたいと考えているところでございます。


 次に、火葬場と歴史民俗資料館建設についてのお尋ねでございます。


 火葬場につきましては、昭和五十三年の建設後、既に二十九年を経過しておりまして、老朽化が進んでおります。そして、市民生活に直結する施設でありますから、さきの施政方針でもお示ししましたとおり、新施設の早期実現に向けて鋭意努力してまいりたいと考えているところでございます。


 また、歴史民俗資料館につきましては、その必要性について十分に認識いたしておりますものの、現在、消防庁舎の移転新築や新清掃工場などの大きなプロジェクト事業を進めているところでもありまして、さらに、火葬場やごみの最終処分場の建設など、市民生活に直結していて優先的に考えるべき事業にも取り組まねばならない状況がございますので、当面の着手は難しいものがあると思っておりますが、引き続きその条件整備に努めてまいりたいと考えております。


 次に、本市の医療体制への認識についてのお尋ねでございます。


 本市の属する宮崎県北部医療圏の人口十万人当たりの医師数は、国や県の平均よりも下回っております。


 このような中で、延岡市医師会などの御協力によりまして、初期救急医療の毎日の準夜診療と、そして金曜日の内科・外科の深夜診療が維持されておりますが、医師の高齢化等の不安要因も抱えているのが実態でございます。


 また、議員御指摘のとおり、県立延岡病院の眼科が長期にわたって休診となっており、医師の確保が難しいという状況等もあわせて考えますと、本市の医療体制の現状は大変厳しいものがあると認識いたしております。


 次に、県立延岡病院の医師確保の現状と医師不足による影響についてのお尋ねでございます。


 先ほどもお答え申し上げましたように、医師不足の現状は大変厳しいものがあると認識いたしております。眼科医師の後任確保につきましても、大学にお願いしたり、自治体病院協議会、ホームページなどを通じて募集するなど手を尽くしておられますが、医師の確保ができない状況だとお聞きしております。この影響につきましては、一日三十数名の患者がいらっしゃったことを考えますと、大変大きいものがあると思います。


 そこで、私自身が県立延岡病院の実情の直接把握に努めてはという御提言でございますが、多くの市民が受診している病院でもございますので、私の立場で協力できることがあれば協力をしてまいりたいと考えております。


 次に、医師確保の取り組みと県との連携強化についてのお尋ねでございます。


 まず、医師確保の問題につきましては、このほど、市長としての立場と宮崎県北部広域行政事務組合の代表理事としての立場を兼ねまして、知事に対して県立延岡病院の眼科医師確保の件も含めまして、要望書を提出したところでございます。


 今後も、さまざまな機会をとらえて、医師の確保につきましてはお願いをしてまいりたいと考えております。


 また、県との連携につきましては、延岡市民のいわゆる命の最後のとりでとなる重要な病院の問題でもございますので、地元市長としてできる限り積極的に協力をして、連携の強化に努めてまいりたいと考えているところでございます。


 次に、本市出身の医師に帰ってきて働いていただくための条件整備についてのお尋ねでございます。


 医師の確保を進める場合、県や医師会を通じたり、大学病院の医局や地元医師等の地縁血縁を介して交渉していくことになるわけでございますが、この中ではさまざまな条件の提示が必要となってくるものと思われます。


 そのための条件整備につきましては、既に地元で頑張っていただいている医師との関係も出てまいりますので、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。


 次に、県立延岡病院の小児科医師集中配置によります小児救急医療体制の充実についてのお尋ねでございます。


 この件につきましては、平成十六年に県に提案して御検討いただいたところでございますが、初期救急医療は地元で解決してほしいという指導によりまして、実現しなかった経緯がございます。


 その後、御承知のように、平成十七年度から日向・入郷医療圏との広域的取り組みによりまして準夜帯の毎日の診療がなされるようになりましたけれども、深夜につきましては実態的に県立延岡病院で診療していただいているところでございます。


 もちろん、この現状に満足しているわけではございませんが、県においては、現在、県立病院の今後のあり方について検討が進められているところでもありますので、この推移を見守りながら最善の方法を検討してまいりたいと考えております。


 次に、高齢者の暮らしぶりをどのように認識しているかについてのお尋ねでございます。


 厚生労働省の平成十七年度国民生活基礎調査によりますと、高齢者の約六割の方が公的年金や恩給だけで暮らしておりますが、平均所得は平成十年をピークに減少してきております。このような状況のもとにあって、税法改正により老年者控除や定率減税の廃止等が行われ、年金を受給している高齢者の中にも課税される人も出てきております。


 また、健康保険法等の改正により医療費の一部負担の割合も増加してきておりますので、高齢者の方々の中では、将来の生活についての不安感が増してきているのではないかと懸念しております。


 さらに、高齢者が利用するサービスには、負担金額が税額によって定められているサービス等もございますので、間接的な影響も含めまして、高齢者の方々を取り巻く環境は一段と厳しくなってきていると認識いたしております。


 次に、高齢者のための相談窓口の設置についてのお尋ねでございます。


 市役所で取り扱っております業務は多岐にわたっておりますので、議員御指摘のとおり、どこに相談に行けばよいかわからないという方もおられるのではないかと思います。


 そこで、市民からの相談を受ける窓口といたしましては、生活環境課に市民相談窓口を設置して対応しておりますので、さらに周知を図ってまいりたいと考えております。


 特に、高齢者の方々からの相談につきましては、一階の高齢者対策課で対応するようにしておりまして、複数の課にまたがる相談の場合には、担当課に同行したり、担当職員に高齢者対策課まで来てもらうなどして、できるだけ要件が速やかに処理されるように配慮しているところでございます。


 また、市内各地域における高齢者の福祉相談窓口として、地域包括支援センターを市内十カ所に設置いたしておりますので、あわせて御利用いただきたいと考えております。


 次に、JRの鉄道高架の取り組みについてのお尋ねでございます。


 御案内のように、県知事に対する要望を受けまして、昭和五十五年度に県・市合同で祝子川から南延岡駅区間について事業の検証を行ったところでございます。


 この中で、大瀬川以南については、大部分が東は住宅地域、西は工業地域となっておりまして、交通の円滑化や踏切事故の防止には効果があるものの、土地利用の一体化やまちづくりの連続性といった事業効果が延岡駅周辺と比較して低いと判定されたようであります。そのため、第四次長期総合計画や中心市街地活性化基本計画においては、延岡駅周辺の鉄道高架構想が位置づけられているところでございます。


 したがいまして、現時点では、平成十七年度に調査を行いました区間における鉄道高架の取り組みを本市のまちづくりにおける重要な課題と認識しておりまして、これが現在策定中の第五次長期総合計画の市民と職員のワーキンググループによる議論の中でも取り上げられております。


 今後、専門部会や策定会議においても、さまざまな角度から検討してまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


    〔企画部長(中嶋 弘君)登壇〕


○企画部長(中嶋 弘君)  お答えいたします。


 地域振興基金の利子の活用についてのお尋ねでございます。


 御案内のとおり、地域振興基金は合併特例債を活用して基金の造成を行うものであり、新市における一体感の醸成や旧市町村単位における地域の振興を図ることを目的といたしております。


 そのようなことから、補助対象となる団体活動や事業につきましては、新市の一体感を醸成するイベントの開催や新しい市民まちづくり活動への支援のほか、地域間交流や連携を促進する事業、地域の行事等への支援、伝統文化継承への支援といったものに限って活用したいと考えておりますので、それが通常の補助金とは異なるところでございます。


 なお、これまで行われてきております既存の活動や事業でありましても、趣旨に沿うものにつきましては、補助の対象としていきたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


    〔都市建設部長(沖米田 孝君)登壇〕


○都市建設部長(沖米田 孝君)  お答えいたします。


 方財町の道路整備に関する三点のお尋ねでございます。


 初めに、周回道路の整備状況についてでございますが、周回道路の一部となります県発注の港湾改修事業による荷揚げ場の設置工事が本年度末に完成する予定と伺っております。


 荷揚げ場を周回道路として利用するためには、今回設置された荷揚げ場と既存の荷揚げ場を接続する道路の整備と道路管理を明確にする必要があります。


 現在、周回道路の管理について地元と調整を行っているところであり、その結果に基づいて、国・県と占用協議を行いたいと思います。この協議が整った後に、荷揚げ場と荷揚げ場を接続する道路の整備を実施し、早急に周回道路が利用できるよう努力してまいりたいと考えているところでございます。


 次に、鷺島橋北詰から方財町間の道路のかさ上げと自転車道の設置についてのお尋ねでございます。


 この道路は、方財町と市内を結ぶ唯一の道路であり、方財町の皆様にとりましては、通勤、通学などの生活道路として日常的に利用される重要な路線であると認識しているところでございます。


 現在、フラワーロードとして地元の皆様が植栽をされた区間の歩道整備と道路かさ上げの設計委託を行い、用地や排水処理について関係機関及び地権者と協議を行っているところでございます。この協議が整い次第、年次計画で整備を行ってまいりたいと考えているところでございます。


 最後に、鷺島橋北詰から方財町までの堤防管理用道路についてのお尋ねでございます。


 議員御指摘のように、市街地と方財町を結ぶ市道緑ヶ丘方財線が冠水いたしますと、方財町への行き来が不能となります。


 このため、国土交通省延岡河川国道事務所では、急病人を搬送する救急車など緊急車両の通行につきましては、現在も例外的に許可していただけることになっております。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  湯浅啓祐議員の再質問を許可いたします。


○五〇番(湯浅啓祐君)  多岐にわたる私の質問に対して、丁寧な御答弁をいただきまして、本当にありがとうございました。


 医療体制の問題について、二点ほどお伺いさせていただきます。


 医療体制の現状認識につきましては、大変厳しいものがあるという認識を市長は示されました。市長も先ほど申し上げられましたように、市民にとって命の最後のとりでと言える県病院の現状については、県病院を利用されている患者さんや家族の皆さん、そしてまた多くの市民の方の声が常にあります。そして、県病院側での市に対する要望もあると思います。市としても、先ほどの御答弁では、できるだけ協力するということで言われてるわけですから、かみしもを着た形ではなくて、気軽に、どんなぐあいですかぐらいなことでもいいから、時々は県病院に行けば、延岡市の救急医療を初め、医療体制の現実が見えてくるわけなんですね。見えてこない限りは、どういった形で市が県病院に対して対応するかということもできないわけでありますので、そういった意味で、市民の命と健康を守っていくという重要な課題でありますので、再度、市長の御答弁をお聞きしたいと思います。


 それから、あと一点、医療体制の問題でありますが、この医師確保の問題について、県との連携の強化に努めていると言われました。しかし、市としての具体策といいますか、医師確保について、支援とか、そういったものはほとんどなかったと思っています。


 そこで、県外で働いておられる、延岡市出身の方で延岡に帰って働きたいという人に対する条件整備について、先ほどの御答弁では、地元で働いている医師との関係もあるからという釈然としない答弁だったと思っています。県は、奨学金制度や宮崎大学に地元枠をつくってもらうなどの措置をしておりますね。


 医師確保の視点で、市内の高校生で、医師を目指しておるけれども、非常に経済的に厳しいという生徒さんも多分おられるかと思うんですね。そういった人に対する何らかの支援をするおつもりはないのかということをお聞きしたいと思っています。手をこまねいていたり、県にお任せという姿勢ではないかとは思いますけども、県北の医師の確保の問題は、大変重要な問題で緊急な課題でありますので、市長として、市民の代表として、やっぱり責任を果たす意味においても、医師確保の問題については、再度、御答弁をお聞きしたいと思っております。


 以上、お願いいたします。


○市長(首藤正治君)  お答え申し上げます。


 二点のお尋ねでございます。


 まず、県立延岡病院の状況について、もっと深く把握し、かかわっていくべきではないかという点がまず第一点でございましたが、この県立延岡病院、今、質問の中でもお話もありましたように、命の最後のとりでということ、そうした認識は、私どもみんな共通して持っているわけであろうと思います。そういう中核病院が本市にあるということ、これ自体、大変ありがたいことでありますが、これは基本的に今、県立ということでありますから、直接かかわるということも難しい部分もございますが、特に、今、御指摘もありましたような医師確保の問題等々、重要な問題もあります。地元の市長として、協力できるところは一生懸命協力をしていきたいという姿勢でおります。


 そして二点目に、その医師確保の問題で、市としての支援策をもっと具体的に打ち出すべきではないかという御質問であったかと思いますけれども、これにつきましては、先ほど申し上げたような事情もございます。そういう中で、他市の事例等々も、これからまた勘案しながら、市として、総合的にどういう形が一番、医師確保という課題にとっていいのか、その方向性はきちんと検討していきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  湯浅啓祐議員の再質問を許可いたします。


○五〇番(湯浅啓祐君)  私が最初に申し上げました、県病院に行って状況の把握ぐらいは、たまにしたらいいんじゃないんですかということに対しての御答弁がなかったように思いますけども、ぜひ、そういった趣旨だということを御理解の上、今後、参考にしていただきたいと。ぜひ行っていただいて、県病院の事務方の人たちも含めて、やはり市長の顔が見えませんがという言い方もされましたので、ぜひ一度、顔をお出しになって状況の把握をするなりしていただければいいんではないかと思っています。これは要望といたします。


 時間がございますので、鉄道高架の問題について再度お聞きしたいと思いますけれども、この鉄道高架の問題については、もう十分検討されているということで、検討の間は事業主体は県でありますし、予算措置についても、延岡市も大変大きなお金が要るということもあります。そしてまた、中心市街地のまちづくりの中での鉄道高架の位置づけということもあるということを承知の上で改めてお考えをお聞きしたいと思うんですけども、なぜ、今、延岡から南延岡駅までなのかということは先ほどの御答弁でもありましたけども、とにかくそのいろんな事情、昭和五十年というようなことを言われましたけど、あのときと今はかなり変わってきたんですね。


 市長も御存じのとおり、南延岡駅周辺の道路事情とか、大型店舗が幾つもできたり、当時はそういうことがなかったんですね。だから、どうしようもない、機関庫もなくなりました。だから、そこに何か事業展開したいという、いろんな働きかけもあるんですね。


 ところが、線路がここを遮断している関係もあって、そしてまた交通渋滞という慢性的なものもある。だから、これを打開するものというのは、もう鉄道高架しかないんではないかという私の考え方なんですね。だから、将来的にはこの問題は出てきますよと。出てくるから、今のうちにそれも頭に入れながら、こういった延岡市全体のまちづくりという観点からお聞きしているわけです。再度、お考えをお聞きしたいと思います。


 以上です。


○市長(首藤正治君)  お答えいたします。


 鉄道高架についての再度のお尋ねでございます。


 この鉄道高架、非常に大きな事業でもございます。先ほど御質問の中でもございましたように、確かに、この数十年の間に延岡市内のいろいろな状況が変化してきていることは御指摘のとおりでございます。同時に、ここ数年、特に国・県・市ともに財政の状況も大きくさま変わりをしてきておりまして、大きな事業がなかなか実現しづらい環境にだんだんなってきていると、これも考えているところであります。


 事業の有効性と、そしてその事業に対する財政的な部分の考え方、こういう財政的な視点は、従来以上にこれは重要なファクターとなってきているのではないかとも考えておりますので、こういった部分も勘案しながら、今後、議論が必要かなと思っております。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  これをもって湯浅啓祐議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 議事の都合により、しばらく休憩いたします。


午前十一時五十六分 休憩


午後 一時  零分 再開


○議長(稲田和利君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 これより一三番 太田 龍議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


     〔一三番(太田 龍君)登壇〕


○一三番(太田 龍君)  社民党市議団の太田 龍でございます。


 ただいまより、通告順に従い、一般質問を行います。


 今期最後の質問になります。また、東国原知事の誕生で、議会に対する市民の目線は、以前にも増して厳しいものがあると認識しております。市長を初め、当局の前向きで明快な御答弁をお願いします。


 初めに、市長に今日の政治状況についての認識と就任二年目を迎えた感想、また、北川町との合併を目前に控え、新市建設に取り組む決意をお伺いします。


 今、地方自治体は、五年半に及ぶ小泉改革により未曾有の財政危機に陥り、夕張市に象徴されるように、存続のふちに置かれております。安倍総理は、小泉改革を引き継ぎ、教育基本法の改正を強行し、憲法改正を行うための国民投票法案の成立まで視野に入れております。


 しかし、柳沢厚生労働大臣の失言を初め、大臣の事務所経費問題など、国民の政治不信はますますつのり、内閣支持率は下降しています。支持率回復のため、教育改革、再チャレンジなどと政策を打ち出していますが、何か国民生活には遠いところで議論されている気がしてなりません。市民に一番身近なところで行政を司っている市長の国政、現安倍内閣についての御所見をお伺いします。


 次に、安藤前知事の辞任、逮捕という県政の大混乱の中、宮崎県知事選挙が行われ、しがらみのない東国原新知事を県民は選択しました。新知事誕生から、鳥インフルエンザの発生もあり、宮崎県は全国的に注目され、知事の知事の動向は連日マスコミで報道されています。


 そんな中、今、県議会が開催され、県民の関心も高く、テレビ中継もあり、私も興味を持って見ていました。知事は、答弁で「県民は、ひたむきで誠実、一生懸命実直に生きている。しかし、中山間地を初め、周辺部は苦しい、県民の意見として、一、今の暮らしをどうにかしてほしい、二、福祉・医療をどうにかしてほしいとの意見が多く閉塞感がある」と、みずからの選挙戦を通じての県内の感想を答えていました。県民の気持ちをよくつかんでいるなと実感しました。


 今回の県議会は、知事のマニフェスト中心の質疑でありましたが、市長も昨年、新しい延岡をつくろうと訴え、継続よりも改革を求める市民の圧倒的な支持を受け、就任されました。一年前の市長自身に重なる部分があるのではと推察します。市長の新知事に対する印象と期待感についてお聞きします。


 次に、市長はこの一年間、北方・北浦町との合併、北川町との新たな合併協議、台風に伴う予想もしない竜巻被害など、あっという間に過ぎた一年間ではなかったかと推察します。議会開会日に、本格的な市政運営に取り組むために新年度の施政方針を述べられました。そこで、何点かについてお聞きします。


 一.企業経営者として、市行政を見ていた時点と行政のトップとして一年間行政運営をしてきての率直な感想をお聞かせください。


 二.市長が訴えたガラス張りの市政運営は実現したのか。市長が訴えた市民の閉塞感は解消されたのでしょうか。


 三.格差社会と言われる今日の社会状況を、どうとらえているのか。また、本市も行政面積が拡大し、地域拡大についての旧町住民は大いに不安を持っていると言われております。総合支所の今後の充実、あり方についてのお考えをお示しください。


 四.北川町との合併でますます広がっていく行政区域を一体化していくための具体的な方策についてもお伺いします。


 五.北川町との合併で県が示している合併構想案での第一号の県内の合併となります。しかし、人口は約十三万五千人にしかなりません。市長の公約でもありました人口二十万人の特例市実現への道のりは厳しいと思いますが、二十万都市構想について、現在のお考えをお聞きします。


 次に、交通政策で伺います。


 初めに、高千穂鉄道についてお伺いします。この点は、一部重複する部分もあるかもしれませんが、視点が若干違いますので、あえてお伺いします。


 この問題は、我が党の太田清海県議も、さきの県議会の代表質問で、県北に関する質問で、西校跡地の活用策と並んで知事に考えを聞いています。


 知事は、答弁で「高千穂鉄道沿線の交通網の整備は、バス事業者と自治体が連携をしながら確保したい、DMVも視野に入れて考えたい」と述べ、みずからのマニフェストの範囲内での答弁であり、運行再開につながる具体的な展望は示してないと思います。そこで、取締役であります市長に、改めてお聞きします。


 平成十七年の台風災害で運行を断念し、民間会社が運行を目指していることは、皆様方御承知のとおりです。最近の新聞記事等によれば、運行再開に希望を持てるような報道になっています。それらによりますと、高千穂鉄道は、直接、民間会社に無償譲渡する以外の資産を沿線自治体に寄附し、自治体は新会社にこれを無償貸与し、課税を回避し、新会社は運行を目指すというものであります。この問題は、私も何度か質問していますが、事態が動こうとしていますので、何点かお聞きします。


 初めに、素朴な問題でありますが、今回、資産を自治体経由で新会社に貸与する方法は、当初から考えられたのではないでしょうか。どうだったのかなという気がします。


 また、説明によると、本市が寄附を受ける区間は、綱の瀬橋梁から延岡駅までの二十八・九キロメートル、全線の五分の三であり、橋梁流失箇所が含まれています。新会社は、当面、日之影温泉駅まで、一年後に槇峰駅までの運行を計画していますが、本市の行政区域についての運行は廃止届を出したままであります。これは、仮に新会社が運行を開始しても、九月五日までに廃止区間の運行計画を提示しないと廃線になることになっております。そうなると、本市は負の資産のみの寄附を受けることになるのではないかと理解しております。そうであれば、寄附を受けた資産は、市として保全、管理していくことになりますが、財政面を含め、どのように今後対応していくのか。また、資産の有効活用については努力するとありますが、最終的に処分、撤去ということになった場合、その費用負担についても大きなものになると予想されます。どのように対処されるのか、市長の御見解をお伺いします。


 次に、合併に伴い、市域拡大に伴う地域住民の足を確保するための施策の必要性についてお伺いします。


 先日、テレビで長崎県営バスの路線廃止に伴う島原市の山間地の実情のレポートがあり、深刻な状況を映し出していました。また、高知県の山間部では、老人の通院、買い物の足を確保するため、地域の人が好意でマイカーで送迎をしていたら、白タク行為で逮捕された。NPO法人で送迎をしていたら、道路運送法の改正でできなくなったなど、地域の支え合いも困難な状況になりつつあります。本市も、宮崎交通の路線廃止問題があり、とても他市のことではなく、今後の大きな課題になるものと考えるものであります。


 そのテレビの中で、国土交通省の担当者はインタビューで、地方の足の確保は市町村の責務であると答えていました。そこで、新年度事務事業、組織見直しの中で、ぜひ住民の足の確保のための公共交通を総合的に考える部署の設置を提案したいと思いますが、お考えをお聞きします。


 次に、今年度の新規事業で、東九州道新直轄区間の工事用道路の建設にかかるようになり、いよいよ大分方面への高速道路の姿が見えるようになり、喜ばしいことであります。


 そこで心配になるのは、熊野江町の交通安全対策です。工事用道路として国道三八八号より熊北地区へ入る市道の拡幅が予定されています。ここの交差点は、地元の住民が横断歩道に押しボタン式の信号機の設置を長年要望しておりますが、現在のところ、まだ実現しておりません。今後は、工事車両の増加も予想され、早期の設置が必要と考えますが、これまでの経緯とあわせて、どのようになっているのか、お聞きします。


 次に、入札制度についてお伺いします。


 県の今回の官製談合事件により、市民の入札制度を見る視線は厳しいものがあると理解しております。市当局は、平成十二年の入札制度適正化法に基づき、制度改革に努めて、透明性の確保、公正な競争の促進を図っていることは評価をしております。二〇〇五年度の県公共工事の落札率が全国最下位と報道され、県においては新知事が入札制度改革を進め、二百五十万以上の工事について一般競争入札にするなどの一定の方向を示しています。本市も、十二月議会での入札に関する答弁で、一般競争入札の範囲の拡大や総合評価方式での入札にも取り組んでいくとありました。


 しかし、競争による低価格がすべてよいとも限らないと考えるものであります。地場企業の育成、地域内の活性化という面に問題が生じるのではないかと危惧しております。一番の心配は、現場で働く人たちの賃金が低く抑えられ、それが長年にわたり固定してしまうということです。本市のように、大規模な工事、特殊な工事の少ない地域では、条件つき一般競争入札制度プラス参加事業者名の事後公表がベストではないかと、ある研修会で聞きました。御所見をお伺いします。


 次に、ケーブルテレビについてお聞きします。


 今年度の市内の未配信地区と北方・北浦地区への配信事業は完了したのでしょうか。進捗状況と契約状況についてお聞きします。


 また、新年度予算には、北川町へのエリア拡大と旧市内の未配信地区(島浦)への配信をするための事業が盛り込まれていますが、この事業は、前回のような契約後の変更がないような方向で事業計画を立てているのか。また、島浦への配信は、水道の海底送水管の敷設と同時施工の予定と聞いていますが、連携はスムーズに行われているのか、また、新年度の事業が完了すると、山間部、海岸部、離島までの広大な情報ネットワークが完成し、今後の維持管理に大きな財政負担が生じるのではないかと危惧する面があります。以上について、企画部長にお伺いします。


 次に、離島漁業再生支援事業についてお伺いします。


 昨年よりこの事業に取り組み、新年度も予算を計上されています。地元の漁業者も初めての事業で戸惑いながらも、準備期間が短い中、一生懸命取り組みをしているようです。そこで、初年度の取り組み状況と推移、新年度への課題などについて、農林水産部長にお聞きします。


 また、私が以前より指摘・要望していたように、この事業は創意工夫を生かすとか、新たな考えを引き出すことが成功のかぎになると思います。地元の人と密接に相談、指導できる人的支援体制について、総務部長にお聞きします。


 次に、観光行政についてお聞きします。


 須美江家族旅行村の充実についてです。


 この施設は、市街地より近距離にあり、多くの市民に利用されております。特に、近年は、職員の創意工夫により、さまざまなイベントを実施し、リピーターが増加しております。サッカー場、テニスコートは、通年で利用されています。以前も何度か議会で取り上げられていますが、改めてテニスコートの改修と増設が必要と考えます。北浦の道の駅にあるテニスコートと連携することで、大会の誘致も可能になるとの競技団体の意見もあり、合併により、旧市、旧町で持っていた施設の一体的利用を図ることで、より効率的な施設運用が可能となりますが、商工部長のお考えをお聞きします。


 最後に、議案第一二八号に関して質問します。


 この条例は、下水道使用料を改定する議案で、今議会に提案し、六月分より平均四四・三%値上げする内容であります。一般会計からの繰り入れが増加しているので、負担の適正化を図るという点には理解をしますが、市民に大きな負担増になることから、私としては慎重に審議すべき立場から市長の提案理由をお聞きしました。しかし、納得のいかない部分もありましたので、改めて市長に見解をお聞きします。


 市長として、初めて市民に大きな負担を強いる議案として提案しておられますが、提案理由の説明が若干弱かった、みずからの言葉で語っていない、説明不足は否めないなと私自身感じました。下水道を公営企業に移行し、どのように効率的な企業運営をしていくのか、理念を改めてお聞かせください。


 次に、改定率の根拠と今後の見通しについてお伺いします。


 今回の改定で、十九年度三億五千万円の増収、次年度より、単年度ベースで四億二千万円の増収が見込まれ、使用料回収率は現在の四〇%から六〇%になるが、今回の改定率で何年間推移していくのか、今後は一〇〇%を目指していくのか。それなら、次期の改定時期はいつごろを想定しているのか。また、経営の向上には、今後の水洗化率の向上が重要であり、昨年、都市建設委員会で視察した岡谷市は九五・九二%、松本市は九六・〇四%の水洗化率でありました。両市とも、下水道普及率が九〇%を超えた時点で公営企業への移行、下水道事業が完全に維持管理の時代になった時点の移行で、単純比較はできませんが、本市は普及に努めながらの移行であるので、水洗化率の向上には従来に増して努力する必要があると思います。その方策と今後の取り組みを上下水道部長にお聞きします。


 最後に、三月末をもって退職される職員の皆さん、長年の御勤務、お疲れさまでございました。また、今期限りで勇退される先輩議員の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。


 以上で、壇上からの質問を終わらせていただきます。


(降壇)


     〔市長(首藤正治君)登壇〕


○市長(首藤正治君)  ただいまの太田議員の御質問にお答え申し上げます。


 まず初めに、現在の国政についてのお尋ねでございます。


 現在の我が国の状況をかんがみますと、景気回復は継続しているという話はありますけれども、しかし、私ども地方においては、依然、好況感はございません。また、そうした景気回復を実感できないなどの理由から、将来に夢と希望を持てない人も多いのではないかと思っております。


 そのような観点からしますと、国政の課題は、小泉構造改革の成果である経済回復を確実に安定成長へとつなげることと、改革に伴いマイナスの影響を受けた国民へのセーフティネットの確保であろうと思っております。


 私は、地域の活性化と市民生活の向上を心から願う者の一人として、経済の回復、安定はもちろんのこと、国民の求める教育や社会保障などの分野における課題解決にも全力を挙げていただきたいと思っております。


 また、地域住民に最も身近な基礎自治体として行政サービスの安定供給を図る観点から、地方自治体の行財政基盤の確立が図られるよう、税財政面を含めた地方分権改革の取り組みを進めていくことも強く望んでいるところでございます。


 次に、東国原知事に対する印象と期待についてでございます。


 東国原知事は、県民総力戦というスローガンのもとで、県庁の意識改革と新たな発想による可能性の追求、さらには、みずからセールスマンとなって全国へ情報発信することなどを掲げておられます。


 その中で、さまざまな課題があるとしても、宮崎県が本来持っている長所やその可能性を信じ、あえて宮崎の未来は明るいと言いたいと述べておられます。宮崎のために、みずからの経験や能力、人脈を活用し、国内だけでなく、世界中にPRをしていくということも強調されておられます。


 このような宮崎県の現状に危機感を抱き、みずからが先頭に立って、県の再建と自立を目指すという真剣な訴えが多くの県民の皆様の共感を呼んだものであろうと思いますが、就任後の行動を見ますと、知事の情熱が伝わってくる思いがいたします。


 こうした知事の政策と積極果敢な姿勢は、県内外の評価を受けているところですが、その取り組みが実を結び、県政と県民生活の向上、なかんずく、本市や県北の発展が図られることを大いに期待しているところでございます。


 次に、この一年間の市政運営についてでございます。


 私は、目標の一つに、経営感覚に基づいた行財政運営を掲げてまいりました。これにつきましては、これまで申し上げましたとおり、民間経営におけるマネジメントの手法によりまして、最も効率的、効果的なサービスの提供を図り、顧客満足度、市民満足度を高めるということでございます。


 この一年間、行政運営に携わってまいりましたが、行政の場合、市民満足度の追求という本来の目的よりも、ややもするとサービスを提供するという事業目標の達成だけに焦点が当たり、結果としてその提供に至るプロセスや手法などの面で、透明性や効率性等の視点が軽視されてきた面もあるのではないかとも思っております。


 現在、財政も大変厳しい状況にありますので、今後とも、このような視点を基本に据えて、職員の意識改革も進めながら、行財政全般の改革に取り組んでまいりたいと考えております。


 また、もう一つの目標として、市民の目線に立った市政運営を掲げてまいりましたけれども、市民との協働を基本にまちづくりを進める上で何よりも大切なことは、情報公開、さらには情報発信でございます。


 これまで、定例記者会見やケーブルテレビでの「ほっとトーク」の放映、そして市長交際費の公開、まちづくり懇談会の開催など取り組んできたところでございますが、政策決定の透明性が実感できているかなどと自省をしてみますと、市政の動きが市民の皆様の目に確実に見えるという理想には、まだまだほど遠い状況でもあります。今後とも、積極的に取り組みを進めてまいりたいと考えております。そして、その結果として、市民の皆様の閉塞感を解消していくことができればと思っているところであります。


 次に、格差社会、合併後の行政区画の一体化についてのお尋ねでございます。


 戦後の経済成長の成果の一つとして、国際的には比較的平等な所得分配による、いわゆる総中流社会と言われるほどの社会の平等性の実現がございました。昨今の格差社会と言われる現象は、バブル経済崩壊後の経済社会のシステム改革に伴うものでありますが、グローバル経済のもとで、日本が生き残るための取り組みの中で生まれてきた弊害の一つであろうと考えております。


 一方、地方におきましては、公共の福祉の向上を目指し取り組みを進めなければなりませんが、本市におきましても、合併後のまちづくりを進める上で、地域住民と行政の協働を図りながら、それぞれの地域の特性を生かした振興に取り組むとともに、あまねく市民サービスの充実を図っていかなければいけないと考えております。


 そのようなことから、各総合支所に必要な権限と人員を配置しているものでありますが、御指摘のように、今後、北川町との合併により、さらに広大な行政区域を有することになりますので、地域間の均衡が図られるよう、これまで以上に本庁と総合支所間の連携強化に努めてまいりたいと思っております。


 次に、二十万都市構想についてのお尋ねでございます。


 二十万都市構想につきましては、これまでにも申し上げてまいりましたように、道州制の導入を見据えた場合、行財政基盤をさらに強化し、権限と発言力を備えた都市を目指す必要があると考えております。


 今回の市町村合併では、北川町との合併によりまして、人口がおよそ十三万五千人となりますが、北方町、北浦町との合併前の本市の人口が、約十二万一千人であったことを考えますと、構想の第一歩であると思っております。


 また、県の合併推進構想では、将来の望ましい市町村として、本市と西臼杵三町との組み合わせも示されておりまして、また、過去には日向市、門川町との合併も相当に議論されてきた歴史もございます。


 こうしたことから、私といたしましては、さまざまな分野での広域的連携を深めるとともに、他地域の動向も見守りながら、圏域が東九州の真の中核都市として発展するための最善の道を探ってまいりたいと考えております。


 次に、高千穂鉄道についてのお尋ねでございます。


 TRの資産につきましては、新会社からの申し出が、高千穂〜槇峰間の鉄道事業に係る一式の設備及び施設等の無償譲渡でありましたので、その方向で弁護士や会計士等と検討を進めておりました。


 しかし、その中で、多額の譲渡税が課税されることが判明いたしましたので、さらに検討を加え、最終的に貸与するという方向となったものでありまして、これは当初から考えられていたものではございません。


 また、寄附を受けた後、仮に資産を処分、撤去することになった場合の費用負担につきましては、県と沿線市町が共同で負担をすることで協議を行っておりますが、資産の保全、管理につきましても、財政面の負担を含め、今後、協議してまいりたいと考えております。


 最後に、下水道使用料改定に関連して、事業経営の理念についてのお尋ねでございます。


 私は、これまで、行財政運営について経営感覚の導入、市民と行政の連携、協働等の基本的な考え方を述べてまいっておりますけれども、新しく公営企業化する下水道事業においては、今まで以上に合理的、効率的な企業経営が必要であると考えております。


 一方、御案内のとおり、本市財政が逼迫しております中で、下水道事業会計に対する多額の繰出金がさらに負担を与えていることから、行財政改革推進委員会の答申を受けて策定しました第五次行財政改革大綱におきましても、下水道使用料の適正化を掲げたところでございます。


 また、これまで、下水道事業におきましては、処理施設保全業務の一部民間委託を初め、集落排水事業の下水道化への事務移管、建設事業費の見直し、今回の組織統合に伴う人員見直し等の内部努力をしてきたところでもございます。


 このたびの使用料改定により、市民に負担を求めるに当たりましては、元来、経営上の徹底した自助努力が必要であることは十分に認識いたしておりますので、下水道事業の公営企業化、並びに水道事業との組織統合を契機に、上下水道一体となって経費削減を図り、今後とも、市民サービス向上に一層努めてまいる所存でございますので、御理解を賜りたいと存じます。


 以上でございます。


(降壇)


    〔企画部長(中嶋 弘君)登壇〕


○企画部長(中嶋 弘君)  お答えいたします。


 初めに、公共交通確保のための推進体制についてのお尋ねでございます。


 本市の公共交通につきましては、自家用車の普及が進む中、TRの運休やバス路線の廃止、あるいは合併により広くなった市域への対応などの課題を抱え、時代の大きな転換期にあると思っております。


 また、今後一層進展する少子高齢化社会を見据えた場合、これまでのような対症療法的な取り組みでは限界があると考えております。


 そのようなことから、今後、公共交通を総合的に調査、研究するための体制づくりを行ってまいりたいと考えております。


 次に、条件つき一般競争入札制度の導入についてのお尋ねでございます。


 御案内のように、本市では、一般競争入札につきましては、さきの議会で、その実施拡大を行っていくといたしたところでございます。


 現在、一般競争入札についての具体的な検討を行っているところであり、その実施方法につきましては、入札参加資格に、ある一定の条件を付して行う、条件つき一般競争入札を考えているところでございます。


 実施に際しましては、その条件の中に市登録業者であることや市内に本社を有すること等の地域的な要件を付して実施し、また、ダンピング受注の防止を図り、労働条件が低下しないよう、地場企業の育成について考慮してまいりたいと考えているところでございます。


 また、事後公表につきましては、談合防止の観点からも必要と考えておりますので、新年度からの実施に向けて検討していきたいと考えております。


 最後に、ケーブルテレビエリア拡大事業についてのお尋ねでございます。


 北方町、北浦町及び旧延岡市の未配信エリアにつきましては、既に整備を終え、放送を開始したところでございます。


 また、契約状況ですが、テレビにつきましては、合併前に整備された設備との調整等のため、加入手続が始まったばかりの北浦町につきましては、一八・九%ですが、全体では四五・五%となっております。さらに、インターネットにつきましては、一〇・八%となっております。


 来年度の事業のうち、北川町へのエリア拡大につきましては、現在、北川町において詳細設計を実施しており、本市の担当部署とも連携し、精度の高い計画作成に取り組んでいるところでございます。


 また、島浦エリアにつきましては、海底ケーブルを簡易水道送水管と同時施工により経費の削減を見込んだ計画となっておりますので、既に担当部局と密接に連携を図ってきておりますが、海底での施工であるため、自然条件の影響を受けやすく、変更の可能性が残るという特殊事情はございます。


 今年度の事業につきましては、完成した設備をケーブルテレビ事業者に貸付、運用費用を支払う形としており、収支のバランスはとれると考えております。


 御指摘のように、平成二十年度末にすべての事業が完成しますと、広大なネットワークが形成されますが、全体の維持管理につきましても、ケーブルテレビ事業者と連携し効率的運用を図ることにより、本市の財政負担を極力抑制する方向で努力してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


     〔総務部長(後藤和則君)登壇〕


○総務部長(後藤和則君)  お答えいたします。


 離島漁業再生支援事業に係る人的支援体制についてのお尋ねでございます。


 この事業につきましては、御案内のとおり、昨年の十月から延岡市離島漁業集落活動促進計画に基づいた活動を展開しておりまして、実際に活動していく中で、いかに創意工夫を凝らし、新たな手法も取り入れていくかといったことが事業成功へのかぎであると考えております。


 そのためには、地元と行政がより一層連携を深め、十分な意見交換を行いつつ対策を講じていくことが大事となってまいりますので、離島島浦の振興を図るという事業目的を達成するため、農林水産部と協議をしながら、支援体制の整備を図ってまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


     〔市民環境部長(柳田米敏君)登壇〕


○市民環境部長(柳田米敏君)  お答えいたします。


 熊野江町の交通安全対策についてのお尋ねでございます。


 国道三八八号熊野江神社前の横断歩道の信号機設置につきましては、議員御提言のとおり、今後、工事用道路としての利用が予定され、通行車両の増加が見込まれますので、信号機設置の必要性は十分認識しておるところでございます。


 区の方でも毎年、延岡警察署へ要望書を提出されておられますので、その意向を踏まえ、市といたしましても、引き続き信号機の設置について関係機関に要望してまいりたいと思います。


 なお、工事開始の際には、工事通行量の増大が予想されますので、国土交通省では交差点などに交通誘導員を配置するなど、交通安全対策を実施していくとお聞きしておりますので、御理解を賜りたいと思います。


 以上でございます。


(降壇)


     〔農林水産部長(永田哲夫君)登壇〕


○農林水産部長(永田哲夫君)  お答えいたします。


 離島漁業再生支援事業の取り組み状況と推移、新年度の課題等についてのお尋ねでございます。


 まず、初年度の取り組みにつきましては、事業開始が昨年十月からと短い期間にもかかわらず、地元は集落協定の締結及びグループごとに簡易加工やアワビの養殖など、意欲的な活動を行っており、順調に推移しているものと考えているところでございます。


 また、課題等につきましては、新年度から本格的な取り組みが開始されますが、二十一年度までの事業期間内に、いかに足がかりをつくっておくかが重要で、その後の取り組みに大きく影響するものと考えております。


 今後、より一層、集落と密接な連携を図るためにも、支援体制の強化が不可欠と考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


     〔商工部長(飯干泰志君)登壇〕


○商工部長(飯干泰志君)  お答えいたします。


 須美江家族旅行村の運営についてのお尋ねでございます。


 須美江家族旅行村の利用者は、昨年度は増加いたしておりますが、全体的に見ますと減少傾向にあることから、施設の魅力やロケーションなどにスポットを当てた新たな取り組みについて検討しているところでございます。


 その一つとして、須美江の持つ多目的広場や砂浜、気候風土、食材などのすばらしさを大学を初め、各方面に積極的に情報を発信し、スポーツや各種サークルの合宿等を誘致する取り組みにつきまして、現在計画しているところでございます。


 御指摘のテニスコートにつきましては、あと数面増設すれば大会等の誘致も可能となることから、その効果は大きいものと考えますので、今後、下阿蘇の浜木綿村との連携も十分念頭に置きながら、施設全体の運営計画の中で総合的に検討してまいりたいと思います。


 以上でございます。


(降壇)


     〔上下水道部長(田中賢幸君)登壇〕


○上下水道部長(田中賢幸君)  お答えいたします。


 初めに、今回の下水道料値上げにつきまして、何点かのお尋ねでございます。


 まず、使用料改定についての考え方でございますけれども、有収水量や汚水処理費用について、過去の実績及び将来の見積もり等、ある程度、確実に予測する必要があることから、平成十九年度から二十一年度までの三年間の数値をもとに試算したところでございます。


 この算定期間内で見積もった汚水処理費用に対して、現行の下水道使用料による回収率は約四〇%であることから、これをすべて使用料で賄おうとすれば、約二・二倍の値上げになることから、全国、県内、類似団体の使用料を総合的に比較検討し、また、市民の負担感等を勘案して、今回の改定額としたところでございます。


 次に、使用料回収率につきましては、基本的には汚水処理経費は使用者が負担することが原則でございますので、方向としては一般会計からの繰り入れにつきましては、できる限り減らしていくべきいものと考えております。


 また、次の改定時期についてでございますが、今回の算定期間、三年間の経過後には、その時点での経済状況、下水道事業の進捗状況、さらには一般会計と下水道事業会計の財政状況等を勘案し、受益者負担と一般会計の費用負担のあり方等について、総合的な検討が必要になるものと考えております。


 次に、水洗化率向上の方策と取り組みについてのお尋ねでございます。


 本市の公共下水道事業の水洗化率は、平成十六年度決算においては八五%となっておりまして、議員御指摘のとおり、効率的な事業経営のためには水洗化率の向上も重要な要素であると認識いたしております。


 このため、未接続家屋の解消に向けて、今回の上下水道統合のスケールメリットを生かし、上下水道局一体となって取り組むなど、これまで以上に計画的、継続的な戸別訪問を粘り強く続けてまいる所存でございます。


 なお、経済的理由等で接続が困難なケースもございますが、融資あっせん制度の利用と個別の状況に応じて対応してまいりたいと考えております。


 いずれにいたしましても、例年九月に実施しております下水道の日にあわせたポスター展などのイベントや水リサイクル通信を通して、積極的な市民啓発、広報活動を展開し、地域の生活環境改善、河川環境の保護、水質保全等の立場からも接続の必要性を十分に説明いたしまして、理解していただくよう努めてまいりたいと存じております。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  太田 龍議員の再質問を許可いたします。


○一三番(太田 龍君)  御丁寧な答弁、ありがとうございました。


 市長に、一年間の市政運営の中で、経営感覚に基づいた行財政運営を心がけてきたが、市政の動きが市民の目に見えるには、まだ遠い状況かなという答弁をいただきましたが、私もそんな気がします。市民の中では、やっぱり市役所は金があるんじゃろうな、医師会や警察の跡を買うんじゃろうがなとか、そういう意見を聞きます。その中、今回のあの下水道の値上げですが、ここ数年の国の制度変更の中で、社会保障費を含め、全体に負担が多くなっております。市民にとっては、また負担がふえるのかなというのが実感であるのかなと思っています。


 だから、やはりあの値上げ率の四四・三%というのは負担が大きい。なぜこの長い間、改定できなかったのか、その点と、今後は公営企業として移行するわけですが、適正な負担を適正な時期に市民にお願いするという、経営スパンですよね、市長がおっしゃる、そういう部分を明確にしながら企業運営に努めていってもらいたいと思います。


 TRの件を最後に。


 やっぱり資産を保全、管理していくということは、非常に複雑な問題を抱え込んでしまう。高千穂鉄道、総会があった後に正式に決まる問題であると思いますが、線路とか、のり面とか、橋梁あたりを、ある一定期間、これは市が面倒を見なきゃならないかなというところですが、現時点におけるボリュームとか、思いだけで結構ですので、TR、今度はこういう形になるということをお答え願いたいと思います。


○市長(首藤正治君)  お答え申し上げます。


 まず、下水道の使用料改定についての再度のお尋ねでございましたが、一つは、長い間、改定できなかったということについて、どう考えているのかということでございました。もちろん、料金につきましては、値上げをせずに済めば、それが一番いいわけでございますから、これまでできるだけ値上げをせずに、一部民間委託等の自助努力といいますか、こうしたことで努めてまいったと考えておりますが、しかし、昨今のいわゆる三位一体改革等によります交付税の大幅削減、こうしたことが急激に市の財政をも厳しいものにしてきておりまして、そういう中で今回の改定に至ったと考えているところであります。


 そして、これから先、どういうタイムスパンで見ていくのかというお話でございましたが、これにつきましては、今回は十分に予測等もするために、十九年度から二十一年度の期間でということ、先ほど部長から御答弁申し上げたとおりでございますが、そういう三年間で区切って数字を見て、その上での料金の算定ということになっているわけでありますが、今後は、収支の状況等、その三年間が過ぎた後、またしっかりと、そのときの経済の状況や財政状況、そして一般会計としての負担のあり方、こんなことをさまざまに勘案しながら進めていくことになるかなと考えております。


 そして二番目に、高千穂鉄道の資産の保全、そして管理の問題でありますが、これにつきましては、御指摘のとおり、かなりボリュームも出てくるのかなと認識いたしております。


 先ほど答弁申し上げましたとおり、これから、撤去等の費用については、県、そして沿線市町で負担をするという方向で協議を進めておりますが、議員御指摘の保全、管理の部分につきましても重要な問題であると思いますので、これもしっかり協議を進めてまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  これをもって太田 龍議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 これより四四番 川口大海議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


     〔四四番(川口大海君)登壇〕


○四四番(川口大海君)  川口大海でございます。


 ただいまより質問を行います。


 今、国会において、安倍総理が「美しい日本」国づくりを提言しており、この実現には国民の情熱が原動力と、熱っぽく主張しております。そして、総裁の思いは、社会に貢献したいと立ち上がっておられます。さあ、今こそチャンス到来、地域、ふるさとの町おこしの時を迎えております。


 美しい日本、元気なふるさとづくり、この実現に向けて、まず、市長に質問します。


 一.市長の政治姿勢について。


 初めに、知事誕生とその第一声、裏金問題の打診、そして鳥インフルエンザ対応について、オピニオンリーダーとしての御所見をお聞かせください。


 日本列島を駆け抜けた「裏金問題」まさに絶句。ゆがんだ慣習のあらわれでしょうか。どうにも妥当性を見出せないケースばかり、その一例、長崎県の場合、何と二億数千万円の裏金。処分された職員も五百人を超す始末です。この際、クリーンな行政展開を全国的に再チェックする必要性があるのではないでしょうか。


 そんなとき、新知事が、まるで竜巻のように登場。この問題が一番気になったのでしょう。一日も早く、県政の正常化を図り、すばらしい宮崎を全国に発信しようという段階で、鳥インフルエンザ発生、またまた全国的な話題提供。知事は、即現場に急行、そのまんま今日まで問題解決に一生懸命対処され、このことが県民によい印象を与え、関係方面から高く評価されました。


 市長、この知事の行政スタンスをどう感じられますか。


 本市は、裏金なんてないんでしょうね。ひとつ本音でクリーン行政のアクションを、この際、そのまんまを上回る心意気でお示しください。


 (二)合併・新生延岡の将来像(青写真)について、町おこし、数々の提言、主な構想十五項目に対する最終的な展望。


 市長は、自己のマニフェストに沿って五百五十六億七千八百万円を計上、国の伸び率〇・四%に対して二二・八%、百二億円増の快挙と言える大型予算であります。


 市長、このやる気満々のスタンスに向けて、何としても、これまでの積み残しとなっている構想を将来実現いただきたく、そうしないと高速道完成の暁には通過都市となってしまいます。


 まず、永遠の課題とも言える拠点都市づくり。中でも中心市街地活性化、我が町のドーナツ現象対策、ここが延岡だという核が必要不可欠であります。


 そして、県内で誇れる城下町七万石の遺産活用、ぜひ城づくり、三階やぐらとか。お城の雄姿が延岡のシンボルとなります。かつて、まつりのべおかで、城山に大河ドラマのように一夜城がつくられたところ、日豊本線の車窓からこの城の雄姿を見つけて、南駅で下車、城山まで駆けつけてくださった観光客の逸話は、今日まで伝わっております。


 このような名所づくり、熊本城本丸御殿方式で内藤御殿を設け、ここに懸案の歴史民俗資料館併設、先進都市のようにお茶室づくり、和室の要望は長年の命題でもあります。


 いま一つ、合併で九州二番目の大きな市となりましたので、来客はもとより、市民の皆様がいつも集まる場が必要。市民プラザ、そしてここに市庁舎もまとめてはどうですか。今の市役所は、タコ足のような迷路状態で、しかも大事なセクションが、てんでんばらばら。ワンストップサービスなんて、夢のまた夢。この際、将来への青写真づくりのプロジェクトチームを設置されるよう提言いたします。


 それと、思い切って申し上げますと、愛宕山のトンネル、これ地元の声はかなり大きいんです。今流行のテレビの方言で、市長の関心を求めたく、大海さんよ、あんた時にはいいこつ言うちょるが、早よ、あたごん山にずすっと穴をあけちくんね。


 確かに、このトンネルが完成しますと、町並みが一本通りとなり、今、交通渋滞市内一の南駅前通りがスムーズになります。


 御案内のとおり、区画整理の成果として、愛宕山山ろくの大通りが新しい町を形成し、発展してきました。これです。この町おこしスタンスを山と川のまち延岡らしく生かしましょう。この都市インフラ整備が高速道交通ネットワークの完成とともに、さらなる躍進をもたらすことが大きく期待されます。


 市長も知事も、劇的に登場されました。このことは、市民のニーズを一身に受けられたということで、その負託にこたえる立場にあると思います。どちらかといえば、提言は議員が質問するのではなく、市長の方から町おこしスタンスを開示されるものではないでしょうか。市民から、さすが市長さんとエールが来るような展望をお願いします。


 (三)美しい日本、元気なふるさとづくり。


 さきにも述べましたように、安倍総裁のマニフェスト、美しい日本、国づくり施策が推進されています。


 かつて、総裁になられる前、宮崎入りされたことがあり、そのとき、宮崎はすばらしいと、今にして思えば、美しいという言葉が既に表現されていました。この美しいふるさとづくりに、地域再生法活用スタンスを示され、感動した次第であります。市長、この施策にアタックして、元気なふるさとづくりを提言しようではありませんか。


 このたび、施政方針に、現在の姿を顧みつつ、地域の確かな将来像を持って市民生活の向上と豊かな地域づくりを目指すと主張されております。


 この際、さきに述べた町おこし構想の具体化を国策導入。例えば、地域再生法などを研究して、実行されますよう御提言します。市長、今ここで議場に元気がみなぎるような御答弁をお願いいたします。


 (四)協働のまちづくり、青空公民館地区の解消。


 市長提言、コミュニティ構想は、市民の関心と支持が多いとのことです。市民のまちづくりの活動の拠点としてセンター事業整備に三億円を投入、関係方面から期待が込められております。このコミュニティよりも小さな地区の対応も同時進行してほしいところです。


 例として、大瀬町、愛宕町東、北新小路、新小路には公民館がなく、公園にテントを設けて行事を催しておる状況です。大きな木の陰でひっそりと雨よけしているこの人たちのことも、市長、目を向けてください。


 二.健康都市宣言のまち。


 (一)市民の健康を守る施策の成果と今後の取り組み。


 超高齢社会を迎え、医療費の高騰は深刻な社会問題です。そこで、国において、医療費の抑制策を打ち出し、昨年、高齢者医療制度を設けたのが、医療制度改革関連法です。その結果、患者負担引き上げ、長期入院療養病床削減、加えて、生活習慣病予防に重点を置き、早期発見、早期治療を強化したところであります。健康づくりについて、福祉保健部長に質問をいたします。


 ?メタボリックシンドローム(早期対応)についてであります。


 生活習慣病としては、この肥満症(内臓脂肪症候群)と糖尿病でしょうか。病魔が静かに忍び寄ってくる。気がついたとき、手おくれに。それで、これまで市役所で予防策のモデル事業を行っていただき、広く市民に警鐘の鐘を鳴らしてほしいと提言。その成果と今後の効果策をお示しください。


 ?介護予防の効果的推進。


 国において、昨年、介護保険制度改正が行われのも、今後到来する三人に一人が高齢者という時代を見据えてのことであります。


 市民挙げての健康づくりと介護予防の実態を踏まえて、サービスの制限、削減、負担増が、どのように受け入れられ、効果が期待されるのか、ひとつ血の通った推進体制をお示しください。


 ?国保ヘルスアップ事業の成果。


 医療費の高騰は、国保税にも大きく反映しており、さきの税率アップで、上限が六十二万円(年額)、八期納入は市民にとっても大変負担となっています。国の医療制度改革に沿って健康を守り、医療費軽減策をどう実施されていかれるのですか。特に、市民サービスが住民感情をよくする効果が期待されます。その事例を踏まえて、国保体制維持に必要な取り組みを市民環境部長にお伺いいたします。


 ?相談窓口一本化、ワンストップサービス。


 これは、議会の都度、本日もですが、提言されているテーマであります。最近、老人会とグラウンドゴルフの集いに出会いがありました。そのとき、改正ばかりで、将来が不安でならないと訴えられました。


 確かに、支援費制度から障害者自立支援法、医療制度の改革関連法、介護保険制度の改正等々、まるで猫の目施策であります。


 一例として、ドイツの医療法を見ますと、筋が一本、それも長年基本法は変わってなく、随時運用が法律的になっています。車にしても、フォルクスワーゲンで、スタイルは長年、伝統的に守られていますね。どうも日本は、何事も小ぜわしい取り組みが多く、これが今、高齢者に向けられています。


 そこで、新制度の理解、適正な対応ができるよう、せめて相談窓口が一本化しますと、市民の安心、そして便利性が確保されます。福祉保健部長、ひとつ血の通った行政スタイルで御答弁ください。


 三.地産地消の町おこし。


 初めに、グリーンツーリズムとブルーツーリズムの宝庫づくり、名所、名物(味の勝負、味の文化)についてであります。


 東京に行きますと、あの地下鉄、何でみんなあんなに急ぐのでしょうか。せかせか、いらいら、どこ行くの。まさにストレスの温床です。そこで、都会と田舎の交流が今日的ブームとなってまいりました。


 そうなると、我が延岡は、山幸・海幸に恵まれており、合併でさらに拍車がかかってきました。山の景観、グリーンツーリズム、海の潮ざいブルーツーリズム、そこで、郷土の味で舌鼓を打つ効果は大きな期待が持てます。


 この味の文化で、この前、宮崎に行きましたら、地鶏どんぶりが大評判、鳥インフルエンザで宮崎が有名になった今がチャンスだと。


 これは一例でありますが、延岡は山紫水明の地で、ここに「食文化」の決め手で勝負する段階を迎えているのです。これまでの事例、今後の展望「延岡よいとこ、一度はおいで」と大いに打って出ようではありませんか。農林水産部長から、味の答弁を期待いたします。


 (二)観光ふるさと大使、全国発信について。


 郷土の先賢、写真家 長友健二先生の遺作点に感動いたしました。愛宕山がリニューアルされたとき、特に、夜景百選のすばらしさをPRする観光大使を提言いたしました。全国には、二百人ほどの観光大使が活躍をされております。


 そのまんま知事も、みずからが立ち上がると同時に、観光大使のPRを実行されたところで、我が延岡も合併という好機到来、観光ふるさと大使を全国に発信されますよう提言いたします。商工部長、延岡は人材豊かな特色があります。すばらしい大使を選定してください。


 四.都市インフラ整備についてであります。


 (一)恒富西地区交通ネットワークへの期待、通称、小野通りと北古城通り線改良についてであります。


 東九州・九州横断道づくりの槌音が高くなっており、その早期完成が待ち望まれます。この高速道と地元の交通ネットワークが連動して完成すると、まちの発展が大きく期待されます。


 通称、県道小野通りを見てください。ここは、高速道づくりのとき、寺畑トンネル工事で、土砂運搬のダンプが毎日何十台も出入りした道路です。


 工事が完成したら、それっきり、そのまんま。せめて路肩整備を行い、中央線を設けるとか、高速道に協力した地元にも温かい行政を推進してほしいものです。


 いま一つ、大瀬大橋南側に通じる北古城通り。ここも交通量が多く、線形が曲がりくねっており、大変危険です。文化センターまで直結するラインで、改良されますと便利なネットワーク誕生。


 次に、愛宕山ろく〜南古城通り(通学路)排水対策について。


 異常降雨とか、台風のときになると、ここは大量の排水が集中的に道路にあふれてしまいます。愛宕山ろくにすごい水みちがあるのでしょうか。これまで、いろいろとお願いしてまいりましたが、ぜひ早期対策のスピードアップをお願いいたします。


 (二)快適なまちづくり、下水道環境の問題解消、急傾斜地対策。


 このたび、下水道料金の値上げを。これは市長の経営感覚に基づく御英断でしょう。そうなると、きめ細かな市民サービスが、値上げを理解することにつながります。下水道の悪臭対策、水洗化接続問題、まとめてその実態と環境改善の研究をお願いいたします。


 次に、急傾斜地について申し述べます。


 最近の異常降雨とか、台風で、市内に物すごく急傾斜地が点在しております。一体何カ所、急傾斜地があるのでしょうか。それが、どの程度解決したのでしょうか。残り対策に大幅補正を計上していくスタンスを強く主張いたします。


 市長は、申すまでもなく、安心と安全をマニフェストとしていますので、せめて年次的な対処スタンスでもお示しください。


 最後に、教育の振興。


 (一)日本人の心の涵養、日本伝統の心が失われつつある今日。その復活策はどうあるべきか。


 教育基本法にメスを入れるのは、タブーかのごとく、指導方針で今日に至っています。このとき、安倍総裁がその改良に情熱を込めて取り組んでおります。この際、地方現場の声を強く主張していただきたいと願うものであります。


 テレビのスイッチを入れたら、新聞を開いたら、殺人、それも親が子を、子が親を。それに、本来優しいはずの女性が夫を殺すとか、それこそ美しい日本が、まずは平和でありますように願ってやみません。


 次に、よい環境によい子が育つ、恒富中プール、恒富中の運動場完成への期待であります。


 義務教育の現場、施設の整備が年次的に改修され、このたび地元恒富中が面目を一新したところで、関係方面から、見事な校舎がどう活用されていくのか、大きな期待が込められております。


 そこで、付随する施設が完成しますと、いよいよ、よい環境によい子が育つ、その実践モデルと言える教育の効果が大きく待ち望まれます。どうぞ心と体がつくる教育現場の完成をお示しいただきたいと思います。


 それでは、最後になりましたが、スポーツ振興の施設整備についての展望であります。


 延岡は、スポーツ王国と言われて久しく、多彩な活用が展開され、最近、水泳界のホープ、メダリスト松田選手の激励ムードがフィーバーいたしました。そこで、体育協会所属のスポーツ団体四十を見ますと、分類した場合に競技場の整備状況をどう見るのでしょうか。


 よく話題になる例として、野球、ソフトボール、サッカー、ラグビーなど、大型施設に各種大会を誘致することが可能で、事実、一部実行されております。そういう点で、延岡のメンツもあろうかと、その声には切なるものがあります。


 今回、三北の合併により、九州で二番目に大きな面積となりましたので、この際、この三北公園の一部を活用することを含めて、将来の展望をお伺いしたいと思います。以上、教育部長の意気込みをお示しください。


 以上で、壇上からの質問を終わります。


(降壇)


     〔市長(首藤正治君)登壇〕


○市長(首藤正治君)  ただいまの川口議員の御質問にお答えいたします。


 まず初めに、東国原知事の行政スタンスについてのお尋ねでございます。


 今回の知事選は、前知事を初めとする県幹部の不祥事が発端となったものでありまして、就任あいさつの中で、裏金発言がございました。これは、再建に当たって、幹部を初めとする県職員に公明正大な県政を推進する自覚を再認識させる意味でなされたものと思っております。


 また、鳥インフルエンザ発生の際に、あえて現場に駆けつけたことも、みずから動くことで、県職員、ひいては県民を牽引していくという気構えを示したものと理解いたしておりますが、このような知事の姿は、いずれの自治体にあろうと、今日トップに求められている姿であろうと思っております。


 また、裏金の問題につきましては、全くもって許されるものではありませんし、特に、市民と行政が連携、協働しながら、まちづくりを進めていくという市政運営の土台を根幹から否定するものでありますので、本市におきましては、今後ともクリーンな行政運営に努めてまいりたいと考えております。


 次に、将来のまちづくりについてのお尋ねでございます。


 さきの施政方針でもお示しいたしましたけれども、まちの活力を生み出すためには、まず本市の持つ地域自然を最大限に生かし、そして市外から人や財貨が流入する構造を確立する必要があると考えております。


 あわせて、地産地消の推進や中心市街地を初めとする商店街の振興などによりまして、市外から得た財貨を地域内で循環させる仕組みをつくることも欠かせないことでありまして、このいわゆる流入経済、そして循環経済というこの二つの側面から地域経済の活性化、その活力強化をしっかりと図っていくことが、本市全般にわたる活性化のかぎになるものであろうと思っております。


 また、都市の快適性という側面からまちづくりを充実させていくことも重要となってまいります。


 そのようなまちづくりの全体像の中で、議員ご提言の拠点として城山や内藤家の歴史を生かした取り組みを初め、市民プラザ的機能を備えた市庁舎の整備、こうしたことにつきましても、財政状況を十分に踏まえながら、長期総合計画策定等におきまして、総合的に検討してまいりたいと考えているところでございます。


 次に、地域再生法による計画づくりについてのお尋ねでございます。


 地域再生法に基づく地域再生計画は、地域の自主的、自立的な取り組みによりまして、地域経済の活性化、地域における雇用機会の創出、その他地域の活力の再生を図るものでありまして、本市におきましても、これまで道整備交付金や汚水処理施設整備交付金等の地域再生基盤強化交付金に関しまして、地域再生計画の認定を受けているところでございます。


 なお、国においては、このたび、地域活性化のさらなる推進を図るため、地域再生計画に連動して一体的な支援を行う施策等を取りまとめた「地域再生総合プログラム」を策定したところでありますので、本市におきましても、そういったものを含め、活用可能な国の支援策等について十分に検討しながら、元気な延岡の復活に向けた取り組みに努めてまいりたいと考えております。


 次に、公民館のない地区への対応についてのお尋ねでございます。


 御案内のとおり、自治公民館の建設につきましては、住民の皆様の総意のもとで自主的に建設していただくのが基本原則でありまして、それに対して補助を行うことにいたしておりますので、今後とも、その手法で進めさせていただきたいと考えております。


 なお、私といたしましては、マニフェストに掲げております地区社会福祉協議会のエリアを基本としたコミュニティ施設の整備を進め、公民館のない地区の皆様の地域活動に活用していただきたいと考えているところでありますが、時間的な問題、あるいは財政的な事情、こうしたものもありますので、当面は既存のコミュニティ施設を初めとする公共施設の活用をお願いしたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


     〔市民環境部長(柳田米敏君)登壇〕


○市民環境部長(柳田米敏君)  お答えいたします。


 医療費の軽減策についてのお尋ねでございます。


 国は、医療制度改革において、生活習慣病対策を大きなテーマの一つに挙げております。その施策として、平成二十年度から、すべての医療保険者に、メタボリックシンドロームに着目した特定健診、特定保健指導事業を法律で義務化しております。


 本市におきましても、その実施に向けまして、平成十九年度に、その実施計画を策定することにしておりますが、それとともに、生活習慣病の一次予防を中心とした国保ヘルスアップ事業を実施することにしております。


 生活習慣病が市民医療費の約三割を占めている現状から、医療費の軽減対策として重要な事業と認識いたしておるところでございます。


 また、市民の皆様の健康を守るという観点からも、今後、生活習慣病対策に積極的に取り組んでいかなければならないと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


     〔福祉保健部長(渡部恭久君)登壇〕


○福祉保健部長(渡部恭久君)  お答えいたします。


 生活習慣病予防の取り組みと成果と今後の効果的対策についてのお尋ねでございます。


 本市では、健康のべおか21計画の中で、さまざまな生活習慣病予防に取り組んでおり、御提言のありましたメタボリックシンドローム予防のための健診、保健指導も行ってきているところでございますが、現状では、まだその成果を分析、評価してお示しする段階には至っておりません。


 このような中、国は、昨年の高齢者の医療の確保に関する法律の制定により、先に答弁でもございましたが、平成二十年度からメタボリックシンドロームに特化した新たな健診制度を導入し、市町村や健康保険組合などの保険者に、特定健診、保健指導を義務づけしたところでございます。


 市といたしましては、治療重視型から予防重視型システムへの転換を目的とした今回の医療制度改革に合わせて、関係機関との連携を図りながら、体制の整備や効果的な健診、保健指導等について検討を行ってまいりたいと考えております。


 次に、介護保険制度改正についてのお尋ねでございます。


 御案内のように、今回の改正は、制度の持続可能性を高めることなどを主な目的として行われたものでございますが、一面では利用者のサービス制限や負担増を伴うものでございました。


 この点について、市では、事業者に対する説明会の開催や地域での出前講座等で制度改正の趣旨、内容について周知を図ってまいりましたが、その必要性については、おおむね御理解をいただいているのではないかと考えております。


 今回の改正は、今後到来する超高齢社会に対応するため、制度全体を介護予防重視型システムに転換し、介護予防事業等を積極的に推進していくことで重度化を防ぎ、結果的に介護保険対象者を減らしていくことを目指しております。


 今後は、このシステムが有効に機能するよう、関係事業者とも連携を深めてまいりたいと考えております。


 次に、相談窓口の一本化についてのお尋ねでございます。


 少子高齢化の急速な進展とともに、社会構造も大きく変化しており、保健、医療、福祉関係分野においては、持続可能な制度としての改正が毎年のように行われております。


 このような中、改正内容等につきましては、広報紙や出前講座等を通して市民の皆様へ周知を図るとともに、関係部署が幅広く連携して相談業務に当たっているところでございます。


 議員御指摘の相談窓口の一本化につきましては、市民サービス向上の面から大変重要なことと考えておりますが、現庁舎ではスペースの確保など解決すべき課題がございますので、当面は関係部署との連携を密に図り、市民相談に速やかに対応できるよう配慮してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


     〔農林水産部長(永田哲夫君)登壇〕


○農林水産部長(永田哲夫君)  お答えいたします。


 グリーンツーリズム、ブルーツーリズムについてのお尋ねでございます。


 議員の御質問にもありますように、幸い本市は、山、川、海の三拍子そろった山紫水明の自然環境に恵まれた都市でございます。また、五ヶ瀬川のアユ、そして、めひかり、灘アジ、自然薯、早掘りタケノコや、今がしゅんでございます空飛ぶ新玉ねぎなど、どこに出しても誇れる食材も豊富にございます。


 しかしながら、グリーンツーリズム、ブルーツーリズム事業に取り組むためには、受け入れ態勢を初め、整理すべき多くの課題がありますので、その検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。


 四季折々の行事や料理を組み合わせ、農家、林家、漁家をネットワーク化することなどにより、新しい農山漁村のまちづくりの効果も考えられますので、今後も、引き続き関係機関との連携を図りながら、本事業の推進に努めてまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


     〔商工部長(飯干泰志君)登壇〕


○商工部長(飯干泰志君)  お答えいたします。


 観光ふるさと大使についてのお尋ねでございます。


 せんだって、延岡出身の写真家、故長友健二先生の遺作展が開催されましたが、長友先生には延岡市のPRの一翼を担っていただけると思っていただけに、とても残念でございます。


 議員御提案の観光大使やふるさと大使につきましては、現在、全国の自治体で制度創設の動きが加速しているところでございます。


 本市におきましても、合併を機に、新市の魅力を全国に情報発信していくことが大変重要であると考えているところでございますので、今後、観光協会と連携し、本市出身の著名人や企業関係者、また、本市にゆかりのある人など人材発掘に努めながら、検討してまいりたいと思います。


 以上でございます。


(降壇)


    〔都市建設部長(沖米田 孝君)登壇〕


○都市建設部長(沖米田 孝君)  お答えいたします。


 都市インフラ整備に関する五点のお尋ねでございます。


 初めに、小野町と三須町、旧JA三須出張所間の県道八重原延岡線と北方土々呂線の重複供用区間の整備についてのお尋ねでございます。


 県道八重原延岡線の整備につきましては、現在、市街地の古城工区八百二十メートルにおきまして拡幅工事が実施されております。延岡道路や北方延岡道路の開通による交通量の変化も生じてきていると聞いておりますが、御質問の重複供用区間を含む未整備区間につきましては、危険箇所や離合困難箇所などを中心に、引き続き改良要望を行ってまいりたいと考えているところでございます。


 次に、大瀬大橋南側を起点として文化センター通線に通じる都市計画道路出北通線の整備についてのお尋ねでございます。


 当路線につきましては、今年度、大瀬大橋南詰からの古城水源地の区間で、水道管の布設に伴い、局部的に拡幅が行われ、安全性は向上しておりますが、大瀬大橋南詰から県立延岡高等学校の区間が未整備区間であり、早急に整備が必要な路線として認識しているところでございます。


 当路線の整備につきましては、御案内のように、都市計画道路須崎中川原通線大門工区を初めとする西環状線を、市内で最優先して整備する路線と位置づけ、県・市一体となりまして進めているところでございますので、これらの進捗状況を見ながら検討してまいりたいと考えているところでございます。


 次に、抜本的な排水対策についてのお尋ねでございます。


 愛宕山北谷川の砂防工事につきましては、県に要望書を提出した後に、県・市・地元関係者と現地調査を行い、対策の検討をしたいと考えておりますので、区長を通じ、関係地権者の同意書を提出していただきますようお願いしたいと思っております。


 なお、抜本的な市道の排水対策につきましては、関係機関と連携し、調査、研究をしてまいりたいと考えているところでございます。


 次に、側溝整備についてのお尋ねでございます。


 側溝整備につきましては、市民からの要望などに基づき、年次計画により実施しておりますが、予算も限られておりますので、緊急度や優先順位を考慮しながら実施しているところでございます。


 議員御指摘のとおり、市内には片側だけにしか側溝がない所もありますので、今後、現地調査を行い、道路の排水状況や宅地化の進行状況を見ながら、必要に応じて実施してまいりたいと考えているところでございます。


 最後に、急傾斜事業についてのお尋ねでございます。


 市内の急傾斜危険箇所は、千二十三カ所で、指定箇所が二百十三カ所あり、そのうち対策の完了している箇所は百三十二カ所、未整備箇所は八十一カ所であります。


 急傾斜整備には、一カ所当たりの工事に多額の費用を要することや、平成十五年度以降、国・県の補助事業が年次的に縮減されている状況でありますので、事業の長期化は避けられないものと考えております。


 これまでにも、県の御配慮により、危険箇所の多い県北地区の実情を考慮した予算配分をしていただいておりますが、今後とも、予算枠の確保に向けて、県に要望を行うなどの努力をしてまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


     〔上下水道部長(田中賢幸君)登壇〕


○上下水道部長(田中賢幸君)  お答えいたします。


 下水道未整備地区における排水路の悪臭対策及び水洗化促進についてのお尋ねでございます。


 御案内のように、下水道は生活環境の改善や河川などの水質の保全を目的とし、快適で衛生的な市民生活を確保するために、欠くことのできない重要な社会基盤であることから、特に市街地における下水道未整備地区の生活雑排水による排水路の汚濁状況を改善するためにも、今後とも積極的に整備促進を図ってまいりたいと考えております。


 また、水洗化向上につきましても、戸別訪問やさまざまな機会をとらえてPRし、市民の皆様に御理解を得るよう努力するとともに、今後とも、市民の皆様の御理解と御協力をいただきながら、下水道使用料金が下水道事業の推進などに有効に資するよう、経費節減等を図り、効率的な下水道事業経営に職員一丸となって取り組み、市民サービスの向上に努めてまいる所存でございます。


 以上でございます。


(降壇)


     〔教育長(牧野哲久君)登壇〕


○教育長(牧野哲久君)  お答えいたします。


 日本人の心のあり方についてのお尋ねでございます。


 御案内のように、これまでの教育におきましては、個人の権利を尊重する余り、人に尽くすとか、我慢するとかいった心が十分に育たないまま、個人の幸せや安定を大切にする心が形成されていった面も否定できないところでございます。その結果としまして、現在では、自己中心的に走る人々が多く見られるのも現実でございます。


 こうした状況を変えていくためには、市民一人一人が、みずからが社会的な存在であることを自覚し、社会とのきずなをみずからの意志で求めること、そして、しっかりとした規範意識を身につけることが必要であると考えております。


 これからは、公共の精神を尊び、公共と個人のバランスをとり、家庭や社会における責任を自覚できるような教育が大切であろうと思っております。公共の精神、伝統と文化をといった理念を掲げた新しい教育基本法のもと、家庭や地域社会を含め、社会全体で取り組んでいかなければならないと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


     〔教育部長(由良公明君)登壇〕


○教育部長(由良公明君)  お答えいたします。


 恒富中学校の施設整備に関するお尋ねでございます。


 学校施設の新増改築につきましては、年次的に計画の中で取り組んでおりまして、恒富中学校は昨年八月に新校舎が完成したところでございます。


 現在、防球ネットや防砂ネットの設置を含めたグラウンド整備工事を行っており、年度内の完成を目指しているところでございます。


 また、プールにつきましても、平成十九年度当初予算に計上させていただいており、これとあわせてテニスコートについても整備する予定でございます。このように、学校施設を整備することにより、学習面のみならず、スポーツ面におきましても、さらにすぐれた成果が期待できるものと考えているところでございます。


 また、周辺道路につきましても、県道八重原延岡線の改良工事が行われており、今後、歩道が整備される予定でございます。


 いずれにいたしましても、児童生徒の通学路の安全確保ができるよう、今後とも努めてまいりたいと考えております。


 次に、スポーツ施設についてのお尋ねでございます。


 本市は、毎週のように、大小さまざまな競技種目の大会が開催されているところでありますが、施設の絶対数が不足していることから、それぞれ競技団体に御参加をいただき、日程や会場の調整を行っているところでございます。


 このような中、さきに開催した十九年度分の年間調整会議では、新たに完成する北浦の海浜運動公園を含め、調整を行いましたが、大会を開催する環境も、ある程度、改善されてきているものと考えております。


 しかしながら、今後さらにスポーツの振興を図っていくためには、御案内の野球、サッカーなど、既に定着している大会の拡充に努めるとともに、幅広い競技種目において、新たな大会の誘致を進めていくことが必要でございますので、施設の整備・充実を図ることが喫緊の課題となってきております。


 したがいまして、今後のスポーツ施設の運営方針といたしましては、旧一市三町にございます施設の周知と活用を促進するとともに、県の支援も念頭に置きながら財源の確保に努め、施設の整備・充実を図っていく必要があると考えております。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  川口大海議員の再質問を許可いたします。


○四四番(川口大海君)  御答弁、ありがとうございました。その実現を強く願っておりますが、一つだけ。


 厳しい財政にありましても、やはり行政には夢とかロマンが必要であろうかと思います。十五の事業構想を申し上げましたので、例えば、それのシンクタンクをつくって鋭意研究していただくと。そういうことの表明といいますか、そして、中でも市民プラザ、こういう核をつくっていくことを、市長がどういうふうにお考えなのか、挑戦してほしいと思います。


 以上で、質問を終わります。


○市長(首藤正治君)  お答えいたします。


 市民の夢づくりに向けて、市民プラザのような、まちづくりの核となるものが、やはりこれから重要ではないかという御指摘でございますが、これについては、十分にその重要性を認識いたしております。


 今進めております長期総合計画、この中でしっかりと検討してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  これをもって川口大海議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 これより一二番 白石武仁議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


     〔一二番(白石武仁君)登壇〕


○一二番(白石武仁君)  日本共産党市議団の白石武仁でございます。


 任期最後の本会議で発言できることに感謝をしながら、通告順に従いまして、総括質疑並びに一般質問をさせていただきます。市長、関係部長の答弁をよろしくお願いいたします。


 質問に入ります前に、一つ訂正をお願いいたします。


 通告しておりました塩浜町への交番誘致については、これを割愛いたします。


 それでは、首藤市長にお伺いいたします。


 来年度当初予算で、総務費の予算の中に、電話交換機設備更新事業として三千九百八十三万二千円が計上されております。本庁と北方町総合庁舎をIP用交換機に切りかえるとなっておりますが、北浦・北川の総合庁舎への切りかえは計画されていないのか、まずこれをお尋ねいたします。


 IP電話事業は、規制緩和が生み出した産物と言われるように、電気通信事業が免許制から許可制に変わってから続々と登場してきた新規の事業者です。中には、高額の利息配当をうたい文句にして、出資者から多額の金を集めて行き詰まり、元金の回収ができなくなる出資者が出るなど、被害者までつくった近未来通信社は、電気通信事業法違反が初めて適用され、家宅捜査まで受けました。


 書類を一枚提出するだけで、審査もない、そんな業者に自治体の通信事業を任せて大丈夫なのか、心配が先に来るのは当然です。


 昨年の九月議会で、IP電話を導入すれば、年間四百万円、通信費を節約できると答弁がありました。しかし、将来的にわたってこの通信システムは保証されているのか、本当に大丈夫なのかという疑問をぬぐい切れませんし、値上げを要求されたなら、節約どころか、多額の設備投資をした上に予算の持ち出しという事態も予想されます。


 いずれ北浦・北川、二つの町の総合庁舎にも設置するようになると思いますが、そうなれば予算規模はさらに大きくなってきます。導入の必要性と、今申し上げた懸念材料を払拭する明快な答弁をお願いいたします。


 次に、柳田市民環境部長に、防災対策について二点お尋ねいたします。


 私は、十二月議会で、塩浜二丁目の県営住宅に入居している人たちが、子供の成長などで複数、車を所有しているため、道路が駐車場になっている。県の所有する空き地を駐車場にしてはどうかと質問いたしました。県は売却を予定しているが、積極的に交渉したいという前向きの答弁をいただいております。しかし、私自身、防災面からこの事態を見るという感覚が欠落していたために、今、痛恨の思いにかられています。


 一月十四日、この県営住宅で火災が発生し、入居者の男性が亡くなられました。この日は日曜日で、やはり片側の道路は車でいっぱいでありました。消防車も一台しか現場に近づけなかったようで、地元消防団を初め、応援に駆けつけてくれた消防車も付近に待機しているように見えました。


 県は、路上駐車を確認していたのに、災害が発生したときを予測できなかったのでしょうか。


 いつ起こるかわからない災害に備え、路上駐車を早急に解決する必要があると思います。売却を予定している土地の一部を県営住宅入居者用の駐車場にするよう要求していただくことはできないものか、部長の御所見をお聞かせください。


 もう一点、鯛名町の名水小学校の近くに、シーサイド鯛名という三十戸ほどの団地があります。この団地に住む人たちが、台風や強風のたびに、前の山から飛んでくる小石に大変迷惑をしておられますので、対策を求めたいと思います。


 小石と言っても、現物をお渡ししてありますので見ていただいたと思いますが、矢じりのような形をしております。小さくて軽いため、風に吹き飛ばされ、相当なスピードで飛んできて、家の壁や乗用車、カーポートは傷だらけになる、雨どいは詰まり、敷地内に吹き込んだ小石を片づけるのに何日もかかると言います。


 問題の山は個人が所有しており、重機が入って無残に切り取られています。一昨年の台風十四号のときは、土砂が名水小学校の通学路まで流れ出しました。児童生徒の安全を脅かす状態にまでなっています。


 小石は風にあおられて地面すれすれを飛ぶことがわかっていますので、防護さくをつけることで災害は防げるのではないかと思います。ぜひ検討していただきたいと思いますが、部長の御所見をお聞かせください。


 次に、障害者のスポーツ振興対策について、渡部福祉保健部長にお尋ねいたします。


 二〇〇五年九月議会で、障害者が気軽に楽しめ、健常者との交流も容易にできるスポーツとして、フライングディスク普及のために、市の積極的参加と支援を求めました。当時の福祉保健部長は、フライングディスクは、安全で取り組みやすいスポーツとして、知的障害者を中心に多くの方々が楽しんでいることは十分認識している。さらなる拡大を図るためには、指導者の育成と広報が必要である。障害のある方々がスポーツを通じて積極的に社会参加されることは大変重要である。フライングディスクに限らず、障害者のスポーツ振興には、できる限りの支援をしていきたいという答弁をいただきました。


 その後、この計画はどのように具体化されているのか、お聞かせください。


 次に、北浦町で大きな被害が出ております野猿による農作物への被害を防止するため、長野県大町市が、全国に先駆けて取り組み、著しい効果を上げているモンキードッグ事業導入の可能性について、永田農林水産部長にお尋ねいたします。


 さきの議会でも取り上げられた猿による農作物への被害は、金額もさることながら、農家の方たちの働く意欲までなくすほど深刻になっているのが現状です。丹精込めて育てた作物が猿に食い荒らされ、耕作をやめる人が出てくるという痛ましい事態を放置することはできません。


 モンキードッグ事業とは、農作物被害が出ている地域の家庭の犬を訓練所で教育して、猿を追い払うことで猿を人との境界線を確立することを目的に二〇〇六年に開始された事業です。


 今までの野猿対策では、完全な被害防止は不可能であるとされていましたが、モンキードッグは、狭い地域に限られるものの、被害をほぼなくすことが可能であると言われ、導入した地区では、昨年、猿による被害がほとんどなく、効果を上げているため、今後さらに頭数をふやすとしています。猿を捕獲せず、共存していく方法として期待でき、育成に取り組む地域もふえているようです。


 しかし、問題は、訓練にかかる費用です。一頭二十五万円前後必要と言われ、四、五カ月の訓練期間を要します。被害を受けている農家が負担することは大変です。農業を続ける意欲を取り戻し、作物を収穫する喜びが味わえるように、市の事業としてこれを立ち上げ、補助していくことはできないものか、部長の御見解をお聞かせください。


 最後に、区長の選挙運動について、白羽根選挙管理委員会委員長にお尋ねいたします。


 私たち日本共産党が行いました市民アンケートで、今までの数を上回る返信があり、千通を大きく超えました。意見の一部を同僚議員が三日目に質問いたしますが、その中に、区長の選挙運動に関しての意見が複数寄せられております。また、党の事務所に電話での問い合わせがありましたので、二つほど確認をさせていただきたいと思います。


 一つは、区の集まりに特定の候補者を連れてきて、区長が参加者に支持を訴える。区長という地位を利用しているのではと思うが、これは公職選挙法に抵触しないのかというのが一つ。


 次に、これは前回の市議会議員選挙だったそうですが、ある候補者の名前を書いた支持依頼が回覧板で回された地区がありました。このアンケートには、氏名、住所が書いてありましたので、私はその方に直接お会いして、話を聞かせていただきました。


 話によりますと、自宅に来た回覧板には、既に数名の人の名前が書いてありましたが、これはおかしいということで、選挙管理委員会に電話を入れて聞いたそうです。選挙管理委員会の返事は、当然、それはできないということで、直ちに指導が入ったのでしょう、慌てて区長が回収に来たと言います。


 一部の区長のすることが、市内全域の区長のすることと有権者の不振をかうようなことがあってはなりません。


 これらの行為は、公職選挙法が禁止している、どの違法行為に当たるのか、摘発されたらどういう処罰がされるのか、答弁をお願いいたします。


 以上で、壇上からの質問を終わります。


(降壇)


     〔市長(首藤正治君)登壇〕


○市長(首藤正治君)  ただいまの白石議員の御質問にお答え申し上げます。


 電話交換機設備更新事業についてのお尋ねでございます。


 電話設備の更新につきましては、現在の交換機の耐用年数が平成十九年度まででございますので、ケーブルテレビエリア拡大事業などを活用いたしまして、電話交換機をIP化した場合の調査、研究を行った結果、通信費の削減につながるものという試算が出たところでありまして、また、通信事業における規制緩和を考慮した場合、議員御懸念のような負担増といった事態にはならないものと考えているところでございます。


 ほかに、メリットとして、市役所から市民に電話をかけた際の着信番号の表示が、これまでのような市の代表番号表示から実際に電話をかけた各課所の番号の表示となりまして、これまで発生していたような着信番号による混乱は解消されることになります。


 また、市民からかけられた電話につきまして、本庁と各総合支所間などでの転送が可能になります。経費節減とともに、こうした面で市民サービスの向上が図られることにもつながりますから、電話システムのIP化は、いずれにしても必要であると考えているところでございます。


 そして、IP電話システムの将来にわたっての保証についてのお尋ねでございます。


 今回の電話交換機のIP化は、現在の一般加入電話システムと併用して、IP電話システムを導入する予定でありまして、これまでと同様に、実績と信頼のある事業者にメンテナンスを行っていただくことにしており、将来にわたっての保証や、万一の際の安全性についても十分に対応可能であると考えているところでございます。


 また、お尋ねの北浦町総合支所、そして北川町の電話交換機につきましては、既にIP対応機種に切りかわっておりまして、今後、ケーブルテレビ回線を利用した電話システムに接続可能な状況でございます。


 いずれにいたしましても、市の電話システムにつきましては、今後とも、市民にとっての利便性とともに、コスト、安全性、信頼性等を考慮しながら構築してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


     〔市民環境部長(柳田米敏君)登壇〕


○市民環境部長(柳田米敏君)  お答えいたします。


 まず、県営塩浜団地付近の路上駐車についてのお尋ねでございます。


 去る一月、県営塩浜団地の火災でお亡くなりになられた方に対し、謹んでお悔やみを申し上げます。


 さて、団地西側の県所有の空地を駐車場として有効活用することにつきましては、県とも協議をさせていただいたところですが、十二月議会で御答弁申し上げましたとおり、県は売却処分を考えており、駐車場としての活用は非常に難しいとのことでございました。


 しかしながら、県営住宅の入居者用駐車場に収容できない自動車の一部が路上駐車となっており、県も、その対策として文書による指導を検討されておられるようでございます。


 市といたしましても、県や地元と連携しながら、議員御指摘の防災面などを含め、路上駐車対策の啓発に努めてまいりたいと思います。


 次に、鯛名町の防災対策についてのお尋ねでございます。


 議員御提言の原因となっている場所は、斜面を階段状に削っているところで、表面は細かく砕けた岩のくずに覆われた状態になっております。そのため、台風などの荒天時には団地方向に飛んでいき、御指摘のような状況になっているようでございます。


 この山は個人所有の民有地であるため、市が直接対策を講じることはできませんが、土地所有者に対し、防護さくの設置を含め、小石などが飛ばないような対策をとるよう指導していきたいと考えております。


 なお、通学路の安全対策につきましては、関係各課と協議してまいりたいと思います。


 以上でございます。


(降壇)


     〔福祉保健部長(渡部恭久君)登壇〕


○福祉保健部長(渡部恭久君)  お答えいたします。


 障害者のスポーツ振興についてのお尋ねでございます。


 御案内のように、障害のある方々がスポーツを通じて積極的に社会参加されることは大変重要なことであると認識いたしております。


 このため、市としましても、引き続きスポーツ大会に対する運営支援や障害者福祉バスによる県内外の各種スポーツ大会への出場支援、あるいはスポーツイベントへの補助などを行ってきているところでございます。


 議員御指摘のフライングディスクにつきましては、市内の障害者施設におきましても、数年前より普及の取り組みがなされておりまして、毎年、県障害者スポーツ大会にも選手を送り出しております。また、その参加者数も、徐々に増加してきているところでございます。


 今後とも、フライングディスクに限らず、障害のある方々のスポーツ振興につきましては、社会参加をさらに促進する上からも、障害者の団体や施設等とも連携し、取り組んでまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


     〔農林水産部長(永田哲夫君)登壇〕


○農林水産部長(永田哲夫君)  お答えいたします。


 犬を使って猿を追い払うモンキードッグ事業の導入についてのお尋ねでございます。


 議員の御質問にもありました長野県大町市において、モンキードッグ事業の導入により被害が軽減し、効果の上がっている地域があることは認識いたしているところでございます。


 しかし、モンキードッグ事業のうまくいっている地域は、群れの数が少なく、生息範囲が広く、えさ場となる広い森林があり、集落間が離れているなどの条件があるようでございます。


 本市の状況といたしましては、県の調査によりますと、北浦から南浦地区及び北川町の一部の範囲に、十五から十八群れの生息が確認されるなど特殊な地域であり、追い払うだけでは効果が薄いと専門家からも言われているところでございます。


 しかしながら、農作物の被害防止は、農業振興上からも大変重要な課題でございますので、今後も効果的な対策を講じてまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


     〔選挙管理委員会委員長(白羽根健二君)登壇〕


○選挙管理委員会委員長(白羽根健二君)  お答えいたします。


 区長の選挙運動についての御質問でございますが、公職選挙法では、市政連絡員を兼ねております区長は、公務員等の適用がございます。


 なお、区長個人としての政治活動については、許されているところでございますが、時期・態様によりましては、地位を利用した選挙運動とみなされる場合もあります。


 その行為につきましては、公職選挙法第百三十六条の二におきまして、選挙期間中の公務員等の地位を利用する選挙運動を禁止しております。その中で、禁止行為として、地位を利用して公職の候補者の推薦に関与し、援助し、これらの行為をさせること、また、新聞その他の刊行物を発行し、文書図画を掲示することを援助し、これらの行為をさせること等となっております。


 なお、これらの行為が摘発された場合は、禁錮または罰金刑ということになっております。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  白石武仁議員の再質問を許可いたします。


○一二番(白石武仁君)  答弁、ありがとうございました。


 首藤市長、答弁は結構なんですが、一つだけ聞いていただきたいことがあります。


 私が、このIP電話に関して心配したのは、質問でも申し上げましたように、近未来通信社という会社が通信事業を利用して金を集めて多くの被害者をつくった。それと、きょう、また新聞でも報道されました平成電電という会社が一万九千人から四百八十七億円という、とてつもない額のお金を集めて、詐欺罪ですか、五人ぐらい逮捕されました。これは、規制緩和が生んだ大きな弊害じゃないかということでお聞きしたわけです。そこのことだけお含みおきください。答弁は必要ありません。


 それから、市民環境部長、済みません、何回も。本当は、これは県の担当する仕事で、何で市が答弁しなくちゃいけないのかというのがあるかもしれませんけど、延岡市民も県民です。陳情・請願権があるんだという立場から、ひとつ聞いてください。


 この地域は、私が以前にも改良を要求しています急傾斜地が幾つかあるんですよ。もし大きな地震でそこが崩れた場合とか、県営住宅自体が、もうかなり古い建物です。大きな地震で本当に倒壊した場合に、救急車両とか、緊急車両が、路上駐車があった場合に入ってこれるのかという、保証はないわけなんですね。


 県は、新しい知事ができて、えらい何か活発になっているようでありますけれども、まず、新しい知事がやるならば、縦割り行政を真っ先に変えてもらいたいと。県営住宅の担当する課は、駐車場として使わせてくれと要求してるらしいじゃないですか、話を聞くと。ところが、管理する方は、売るんだ売るんだと言うて、耳をかさない。しかし、そう言いながら十年以上ほったらかしてあると。まず、こういうところを改めてもらって、県の責任として。これを放置することは、県の責任放棄だと思います。責任として、災害が発生したときに、緊急車両などがスムーズに入れるように。


 きょう、北方町でも、また火事があったようですが、午前中の本会議が始まる前に。あれもスムーズに消火活動ができたのか、大変気になっています。そういう意味でも、大変でしょうけど、部長、ひとつ引き続き交渉をお願いしたいと思うんですが、そのお気持ちをお聞かせください。


 それから、福祉保健部長、障害者の方の取り組み、お礼を申し上げたいと思います。随分進展してるなという感じがいたしました。


 市長の施政方針にもありましたように、アスリートタウン延岡を大きく宣伝していくのは、健常者のスポーツだけじゃないと思うんですね。障害のある方でも、こんなに楽しく積極的にスポーツに参加している。そういう姿勢を見せていただいたことに大変ありがたく思いますが、さらにそれをもっと発展させて、延岡から宮崎とか県外の方に試合で選手を送り出してるようですけれども、今度は一つ提案なんですが、迎え入れて、延岡で大きな大会を開く計画はできないものかどうか。これは、検討していただく価値は十分あると思うんですけれども、ひとつよろしくお願いします。


 それから、永田農林水産部長に。


 猿の被害が非常に大きいということで、話の内容は説明で大体わかりました。しかし、市民の方にも、このモンキードッグ事業がどういうものかということを知っていただくために、ちょっと復習させていただきますが、門川にあります警察犬の訓練所の所長さんにお会いして、私はこのモンキードッグについて教えていただいてまいりました。北浦総合支所の日高水産農林課長もかなり詳しい方ですが、向こうは訓練ということの立場から教えてもらいました。


 三つ目的があるそうなんですね。一つは、犬を離しますので、人間を襲わないという訓練、それと、猿を深追いしないという訓練、それから、呼ばれたら必ずすぐに帰ってくるという訓練、これが三つ必要だそうですけれども、やはり犬の適正を見なければ、すべての犬がモンキードッグに訓練できるというわけではないと。大町市の方にも直接聞いたんですが、金額はやっぱり同じように二十五万円ほどかかると言います。市と県が補助をして、四カ月分二十万円を補助すると。一カ月分を個人が負担する。そういうことらしいです。


 訓練所の所長さんも積極的に協力していただける、協力したいというような話もされておりましたが、地形的な問題があって、これが導入が無理だということであれば、また別な方法を考えなくちゃいけないと思います。ただ、北川役場の人に話を聞くと、奥の方ですね、北川町の深瀬、上赤あたりですか、あそこの山深いところの集落の少ない、人口の少ないところに行けば、あるいは可能じゃないかということなんですね。


 ですから、このモンキードッグ事業は、広い地域だから、群れが多いからだめだというんじゃなくて、一つの選択として残しておいていただくことはできないものか、これをちょっとお伺いしたいと思います。


 私は、去年の七月だったですか、行われた「こども議会」の中で、北浦三川内中学校の小野 葵さんという女子生徒がした質問が大変印象に残ってるんです。あれをしてください、これをしてくださいと要望する意見が多い中で、彼女の意見は、延岡と合併した北浦町が寂れないために、延岡市は何をしてくれるのかという問いかけの質問だった。それなら返していかなければなりません。当局もそうでしょうけど、私も議員として、議会として、何かないものかと思ったときに、このモンキードッグ事業が入ってきたんですね。


 木原北浦自治区区長に伺いますと、北浦町は、もう二十年以上も前から猿の被害で苦しんでおられると。二十年間も、つくった野菜が次から次に猿からやられたら、本当に就労意欲なくすのは当然です。何かいい方法はないものか、別の方法があれば教えてください。


 それから、選挙管理委員長にお願いいたします。


 ことしは、一月の知事選挙を初め、四つ選挙があるわけですね。場合によっては衆議院の解散も可能性があると言われてますから、五つの可能性があります。もういいかげんに選挙違反で逮捕されたというニュースは聞きたくありません。


 これは、私も含めた反省なんですけど、実は知らずにやってることがある。だから、よっぽど公職選挙法は勉強しなくちゃいけないと思いますし、ドキッとしたことが私もあります。わかっててやれば、これは本当に悪質なもんだと思いますけれども、知らずにもしやってる人がいるといけません。改めて委員長として禁止事項を通達していただくことはできないものか、お尋ねいたしまして、質問を終わります。


○市民環境部長(柳田米敏君)  お答えいたします。


 県営塩浜団地の西隣の県所有地の空地につきましてのお尋ねですけど、この件につきましては、県営住宅の入居者用の駐車場となるように、私どもも引き続き、昨年もやったんですけど、県へ要望してまいりたいと思います。


 以上ございます。


○福祉保健部長(渡部恭久君)  お答えいたします。


 市主催で障害者のスポーツイベントを開催できないかというお尋ねでございます。


 障害者スポーツの重要性につきましては、先ほども申し上げたとおりでございますが、障害のあるなしにかかわらず、交流の促進という観点から、また、アスリートタウンづくりの一環という観点から、関係各課と連携しながら、その振興に取り組んでまいりたいと考えております。


 議員の御提案のございました市主催のスポーツイベントの開催につきましては、他市の状況等も調査をさせていただいて、また、体制的に実施できるか等もございますので、研究をさせていただきたいと思います。


 以上でございます。


○農林水産部長(永田哲夫君)  お答えいたします。


 モンキードッグ事業の場所によっては導入が可能なところではあるのではないかということでございますが、このモンキードッグ事業につきましては、長野県では導入をされた日にちも浅いようでございます。その効果は、今のところ出ているということでありますけれども、いろいろな問題も考えられますので、その状況を見守りながら、検討をしていきたいと思っております。


 それから、別の方法ということでございますが、現在、北浦では、猿の被害を受けにくい作物の栽培方法といたしまして、昨年度より雨よけハウスによりますアスパラガスの作付を推奨しているところでございます。現在は、約一ヘクタールに規模が拡大されていると。


 それから、これも昨年ですが、モデル的に導入しました電線入りの猿よけのネットも、現在、効果を検証しているところでございます。


 こういったものを併用しながら、さらに猿対策、有害鳥獣対策に努めてまいりたいと思っているところでございます。


 以上でございます。


○選挙管理委員会委員長(白羽根健二君)  お答えいたします。


 区長の選挙にかかわる対応でございます。


 今、御質問がありましたように、来月には県会議員選挙、さらには市会議員選挙が控えておるわけでございますので、選挙運動につきまして、文書等で啓発等を行ってまいりたいと思っております。


○議長(稲田和利君)  これをもって白石武仁議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 あすは午前十時に会議を開き、本日に引き続き、総括質疑及び一般質問を行います。


 本日は、これをもって延会いたします。


午後三時十七分 延会