議事ロックス -地方議会議事録検索-


宮崎県 延岡市

平成17年第16回定例会(第3号 9月15日)




平成17年第16回定例会(第3号 9月15日)





議  事  日  程  ( 第 三 号 )





第十六回延岡市議会(定例会)第九日


成十七年九月十五日(木) 午前十時開議





 



第九日(平成十七年九月十五日)





 議事日程


 本日の会議に付した事件


 出席議員


 欠席議員


 説明のための出席者


 事務局職員出席者


 開  議


 議案第二三号(平成十六年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定)ほか三十九件


 議案に対する総括質疑及び一般質問


  新井敏文君(志士虹鐘の会)    個人質問


    一.市長の政治姿勢


      (1)アスベスト問題とその対応について


      (2)指定管理者制度の運用等について


      (3)延岡西高校の跡地活用について


    二.災害用伝言システム「一七一」


      (1)実体験イベントについて


    三.障害児療育支援体制


      (1)検討会報告書について


      (2)県との協議と具体策について


    四.水害対策


      (1)大瀬川と隔流堤整備について


      (2)排水ポンプと河川整備について


   市長答弁


   助役答弁


   総務部長答弁


   市民環境部長答弁


   福祉保健部長答弁


   都市建設部長答弁


   上下水道部長答弁


  新井敏文君    再質問


   市民環境部長答弁


   福祉保健部長答弁


   都市建設部長答弁


  新井敏文君    再質問


   市長答弁


  吉井茂広君(公明党市議団)    個人質問


    一.市長のマニフェスト


      (1)中心市街地活性化について


       ?まちづくり三法について


       ?まちづくり交付金について


      (2)コミュニティセンターについて


      (3)火葬場整備建設について


      (4)アスリートタウンについて


      (5)出張日数について


      (6)公務の日々公表について


    二.高齢者福祉行政


      (1)高齢化対策について


       ?高齢者いきいき社会について


       ?介護保険「新予防給付」について


      (2)「走ろう会」補助金制度創設について


    三.災害対策


      (1)富美山地区浸水について


    四.商工行政


      (1)シルバー人材センター活用について


    五.幼児教育行政


      (1)子供読書活動の推進について


      (2)生活設計体験学習について


   市長答弁


   市民環境部長答弁


   福祉保健部長答弁


   商工部長答弁


   上下水道部長答弁


   教育長答弁


   教育部長答弁


  吉井茂広君    再質問


   市長答弁


   福祉保健部長答弁


   教育長答弁


  白石武仁君(日本共産党市議団)    個人質問


    一.市長の政治姿勢


      (1)知事の選挙公約(県営施設の県央集中を是正する)と、先の出前県庁


         での西高跡地へ県営施設をつくるのは困難という発言を、市長はどう


         受け取ったか


    二.台風十四号災害の教訓


      (1)市民と水田を守るため沖田川樋門などとの連携による事前放流につい


         て


    三.指定管理者制度と守秘義務


      (1)制度導入に際して生じると予想される問題点について


    四.成年後見人制度について


      (1)悪質な訪問業者から認知症や知的障害者を守るための実効性ある施策


         について


    五.障害者スポーツ振興


      (1)フライングディスク普及のための市の積極的参加について


    六.歴史教科書採択


      (1)不採択を求める運動に対する文部省通知と一部の教育委員会の妨害活


         動発言について


    七.学校校舎耐震診断


      (1)実施率の遅れの原因について


   市長答弁


   総務部長答弁


   福祉保健部長答弁


   農林水産部長答弁


   教育長答弁


   教育部長答弁


  白石武仁君    再質問


   市長答弁


   総務部長答弁


   福祉保健部長答弁


  川口大海君(無所属)    個人質問


    一.市長の政治姿勢


      (1)合併新のべおか市の拠点構想


       ?市庁舎耐震調査業務委託事業について


        (一)補正計上のねらい〈新庁舎の将来像〉


       ?複合的公共施設・PFIの導入可能性について


        (一)市民プラザ〜憩いの場〜癒しコーナー


      (2)延岡道路一部開通の効果(利便性)について


      (3)高速交通ネットワークの展望


       ?新たな交流と地域活性化への貢献


    二.市民サービス向上


      (1)やる気満々の職員像「ファイト」標語提言


    三.防災行政


      (1)防災の日 九月一日〜すわ!地震どうする?


      (2)台風十四号のつめ跡とその対応


    四.都市の再生


      (1)まちづくり交付金の活用


       ?中心市街地(駅周辺)の再生開発について


       ?商店街空き店舗利用「味どころ」誘致について


    五.道路行政


      (1)恒富西地区交通ネットワーク


       ?県道(通称)小野通線―めしとり坂&愛宕山トンネル構想の実現


    六.新市キャンペーン


      (1)『ふるさと大使』設置〜新しいスタンス宣伝効果


       ?愛宕山「夜景大使」を設け全国発信


       ?郷土の先賢顕彰大使も同じく対応


    七.福祉のまちづくり


      (1)総合福祉センター必要論


      (2)老人保健施策の展望方向


       ?三大生活習慣病(がん・心疾患・脳障害)の予防対策


       ?骨粗しょう症による骨折多発状況と用心


       ?「熱中症」の脅威対応


    八.教育行政


      (1)学力向上とゆとり教育〈アットホームの愛!〉


       ?『生きる力』を、どうはぐくむべきか


      (2)心の教育の環境づくり


       ?「伝統文化子ども教室」実践成果


   市長答弁


   企画部長答弁


   総務部長答弁


   福祉保健部長答弁


   商工部長答弁


   都市建設部長答弁


   教育長答弁


  川口大海君    再質問


   市長答弁


   商工部長答弁


 延  会





議事日程


第一   1議案第二三号 平成十六年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定


     2議案第二四号 平成十六年度延岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認


             定


     3議案第二五号 平成十六年度延岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定


     4議案第二六号 平成十六年度延岡市食肉センター特別会計歳入歳出決算の認


             定


     5議案第二七号 平成十六年度延岡市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定


     6議案第二八号 平成十六年度延岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算


             の認定


     7議案第二九号 平成十六年度延岡市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算


             の認定


     8議案第三〇号 平成十六年度延岡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定


     9議案第三一号 平成十六年度延岡市水道事業会計決算の認定


    10議案第三二号 平成十七年度延岡市一般会計補正予算


    11議案第三三号 平成十七年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算


    12議案第三四号 平成十七年度延岡市下水道事業特別会計補正予算


    13議案第三五号 平成十七年度延岡市介護保険特別会計補正予算


    14議案第三六号 平成十七年度延岡市水道事業会計補正予算


    15議案第三七号 延岡市税条例の一部改正


    16議案第三八号 延岡市火災予防条例の一部改正


    17議案第三九号 民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための


             都市再生特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関


             係条例の整理に関する条例の制定


    18議案第四〇号 延岡市生活環境保護条例の一部改正


    19議案第四一号 延岡市下水道条例の一部改正


    20議案第四二号 延岡市東海コミュニティセンター条例の一部改正


    21議案第四三号 延岡市須美江家族旅行村条例の一部改正


    22議案第四四号 延岡市母子生活支援施設設置条例の一部改正


    23議案第四五号 延岡市児童館設置条例の一部改正


    24議案第四六号 延岡市盲人ホーム条例の全部改正


    25議案第四七号 延岡市点字図書館設置条例の全部改正


    26議案第四八号 延岡市立島浦診療所条例の全部改正


    27議案第四九号 延岡市余熱利用健康施設ヘルストピア延岡条例の一部改正


    28議案第五〇号 工事請負契約の締結(恒富中学校校舎新増改築 管理普通教


             室棟建築主体工事)


    29議案第五一号 工事請負契約の締結(恒富中学校校舎新増改築 特別教室棟


             建築主体工事)


    30議案第五二号 指定管理者の指定(延岡市東海コミュニティセンター)


    31議案第五三号 指定管理者の指定(延岡市須美江家族旅行村)


    32議案第五四号 指定管理者の指定(ファミリーハイツ)


    33議案第五五号 指定管理者の指定(旭児童館)


    34議案第五六号 指定管理者の指定(緑ヶ丘児童館)


    35議案第五七号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス盲人ホーム)


    36議案第五八号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス点字図書館)


    37議案第五九号 指定管理者の指定(延岡市立島浦診療所)


    38議案第六〇号 指定管理者の指定(延岡市余熱利用健康施設ヘルストピア延


             岡)


    39議案第六一号 専決処分の承認(平成十七年度延岡市一般会計補正予算)


    40議案第六二号 専決処分の承認(平成十七年度延岡市水道事業会計補正予算


             )





第二    一般質問





本日の会議に付した事件


日程第一 1議案第二三号 平成十六年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定


     2議案第二四号 平成十六年度延岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認


             定


     3議案第二五号 平成十六年度延岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定


     4議案第二六号 平成十六年度延岡市食肉センター特別会計歳入歳出決算の認


             定


     5議案第二七号 平成十六年度延岡市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定


     6議案第二八号 平成十六年度延岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算


             の認定


     7議案第二九号 平成十六年度延岡市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算


             の認定


     8議案第三〇号 平成十六年度延岡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定


     9議案第三一号 平成十六年度延岡市水道事業会計決算の認定


    10議案第三二号 平成十七年度延岡市一般会計補正予算


    11議案第三三号 平成十七年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算


    12議案第三四号 平成十七年度延岡市下水道事業特別会計補正予算


    13議案第三五号 平成十七年度延岡市介護保険特別会計補正予算


    14議案第三六号 平成十七年度延岡市水道事業会計補正予算


    15議案第三七号 延岡市税条例の一部改正


    16議案第三八号 延岡市火災予防条例の一部改正


    17議案第三九号 民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための


             都市再生特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関


             係条例の整理に関する条例の制定


    18議案第四〇号 延岡市生活環境保護条例の一部改正


    19議案第四一号 延岡市下水道条例の一部改正


    20議案第四二号 延岡市東海コミュニティセンター条例の一部改正


    21議案第四三号 延岡市須美江家族旅行村条例の一部改正


    22議案第四四号 延岡市母子生活支援施設設置条例の一部改正


    23議案第四五号 延岡市児童館設置条例の一部改正


    24議案第四六号 延岡市盲人ホーム条例の全部改正


    25議案第四七号 延岡市点字図書館設置条例の全部改正


    26議案第四八号 延岡市立島浦診療所条例の全部改正


    27議案第四九号 延岡市余熱利用健康施設ヘルストピア延岡条例の一部改正


    28議案第五〇号 工事請負契約の締結(恒富中学校校舎新増改築 管理普通教


             室棟建築主体工事)


    29議案第五一号 工事請負契約の締結(恒富中学校校舎新増改築 特別教室棟


             建築主体工事)


    30議案第五二号 指定管理者の指定(延岡市東海コミュニティセンター)


    31議案第五三号 指定管理者の指定(延岡市須美江家族旅行村)


    32議案第五四号 指定管理者の指定(ファミリーハイツ)


    33議案第五五号 指定管理者の指定(旭児童館)


    34議案第五六号 指定管理者の指定(緑ヶ丘児童館)


    35議案第五七号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス盲人ホーム)


    36議案第五八号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス点字図書館)


    37議案第五九号 指定管理者の指定(延岡市立島浦診療所)


    38議案第六〇号 指定管理者の指定(延岡市余熱利用健康施設ヘルストピア延


             岡)


    39議案第六一号 専決処分の承認(平成十七年度延岡市一般会計補正予算)


    40議案第六二号 専決処分の承認(平成十七年度延岡市水道事業会計補正予算


             )


日程第二    一般質問








◎午前十時零分 開議





○議長(稲田和利君)  これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおりであります。





◎日程第一 1議案第二三号 平成十六年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定


      2議案第二四号 平成十六年度延岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の


              認定


      3議案第二五号 平成十六年度延岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認


              定


      4議案第二六号 平成十六年度延岡市食肉センター特別会計歳入歳出決算の


              認定


      5議案第二七号 平成十六年度延岡市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定


      6議案第二八号 平成十六年度延岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決


              算の認定


      7議案第二九号 平成十六年度延岡市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決


              算の認定


      8議案第三〇号 平成十六年度延岡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定


      9議案第三一号 平成十六年度延岡市水道事業会計決算の認定


     10議案第三二号 平成十七年度延岡市一般会計補正予算


     11議案第三三号 平成十七年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算


     12議案第三四号 平成十七年度延岡市下水道事業特別会計補正予算


     13議案第三五号 平成十七年度延岡市介護保険特別会計補正予算


     14議案第三六号 平成十七年度延岡市水道事業会計補正予算


     15議案第三七号 延岡市税条例の一部改正


     16議案第三八号 延岡市火災予防条例の一部改正


     17議案第三九号 民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するため


              の都市再生特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴


              う関係条例の整理に関する条例の制定


     18議案第四〇号 延岡市生活環境保護条例の一部改正


     19議案第四一号 延岡市下水道条例の一部改正


     20議案第四二号 延岡市東海コミュニティセンター条例の一部改正


     21議案第四三号 延岡市須美江家族旅行村条例の一部改正


     22議案第四四号 延岡市母子生活支援施設設置条例の一部改正


     23議案第四五号 延岡市児童館設置条例の一部改正


     24議案第四六号 延岡市盲人ホーム条例の全部改正


     25議案第四七号 延岡市点字図書館設置条例の全部改正


     26議案第四八号 延岡市立島浦診療所条例の全部改正


     27議案第四九号 延岡市余熱利用健康施設ヘルストピア延岡条例の一部改正


     28議案第五〇号 工事請負契約の締結(恒富中学校校舎新増改築 管理普通


              教室棟建築主体工事)


     29議案第五一号 工事請負契約の締結(恒富中学校校舎新増改築 特別教室


              棟建築主体工事)


     30議案第五二号 指定管理者の指定(延岡市東海コミュニティセンター)


     31議案第五三号 指定管理者の指定(延岡市須美江家族旅行村)


     32議案第五四号 指定管理者の指定(ファミリーハイツ)


     33議案第五五号 指定管理者の指定(旭児童館)


     34議案第五六号 指定管理者の指定(緑ヶ丘児童館)


     35議案第五七号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス盲人ホーム)


     36議案第五八号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス点字図書館)


     37議案第五九号 指定管理者の指定(延岡市立島浦診療所)


     38議案第六〇号 指定管理者の指定(延岡市余熱利用健康施設ヘルストピア


              延岡)


     39議案第六一号 専決処分の承認(平成十七年度延岡市一般会計補正予算)


     40議案第六二号 専決処分の承認(平成十七年度延岡市水道事業会計補正予


              算)





○議長(稲田和利君)  日程第一 議案第二三号平成十六年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定外三十九件を一括議題といたします。


 これより、ただいま一括議題といたしました四十件に対する総括質疑及び日程第二の一般質問を行います。


 これより二二番 新井敏文議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


      〔二二番(新井敏文君)登壇〕


○二二番(新井敏文君)  それでは、通告に従いまして一般質問を行います。


 まずもって、今回の台風十四号で被災されました皆様方に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。実は、私の家内の実家が岡富町にありまして、大変な、一階まで全部つかりました。また、古川にある身内三世帯も被災をしました。そういった形からも、一議員として当然、また、被災者の側に立った強い要望、提言をしてまいりたいと思います。


 まず、お断りを申し上げますが、通告の中で、合併問題については割愛をいたします。それから、水害対策の富美山地区の浸水対策について、これも割愛をいたします。


 いつもの質問ですと、きちんと原稿を用意してやるわけなんですけど、いろいろと復旧作業のお手伝いをする中で時間がとれませんでしたので、十分な原稿がありません。どういうふうになるか、ちょっと自信はないんですが、何とかまとめたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


 まず、市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。


 まず、アスベスト問題と、その対応について。


 アスベストというものは、天然に産出する繊維状の鉱物の総称であります。青、茶、白石綿、がありまして、これは体内に入りますと、がんの一種であります中皮腫を引き起こします。この病気は、潜伏期間が三十年から四十年ありまして、すぐすぐに発症するものではありません。そういうことで「静かな時限爆弾」とも呼ばれています。


 青石綿、茶石綿につきましては、一九五五年に使用禁止されておりますが、白石綿につきましては、原則禁止ではあります。原則禁止は二〇〇四年十月にずれ込んでおります。酸やアルカリの影響を受けない、そして耐熱性、絶縁性、吸音性にすぐれておるということで、非常に多くの輸入をし、建材に多く利用されております。また、現在でも奇跡の鉱物ということで、発電所やプラントなどの配管の接続部分でも現在も使用されております。


 今回、このアスベスト問題で、機械大手のクボタなど約五十社で従業員約五百人の死亡が判明をしております。この大量使用のつけは、従業員だけではなく、そういった工場の周辺住民にも被害が出てきておりまして、これは一般市民へも広がる可能性を持っております。ですから、これは労災だけでなく、公害の様相も呈してきております。また、アスベスト使用のビルや住宅の解体が今後ピークを迎えることも大変な問題であります。


 質問をいたします。


 一点目、県と市の取り組み状況と今後のスケジュールについてお伺いいたします。


 それから、取り壊し予定施設や空き施設の事前調査の必要性があるのではないか。取り壊し施設としては、現在の消防庁舎、清掃工場、それから来年春に移転をします警察庁舎、空き施設としましては、ダイエー、医師会病院、夜間急病センターなどがあります。


 三点目、新市となります北浦・北方町、二町との整合性も求められます。合併後、二町の所有しておった公的な施設、これを新市の延岡市で調査をする、それから分析、除去をするということではなく、今、現有の二町が所有する公的施設であれば、今、二町が責任を持って調査・分析・除去をするのが本筋だと思いますので、その辺の二町との取り組み状況と、連携をどう考えているのか、市長にお伺いいたします。


 次に、指定管理者制度の運用などについて、お尋ねいたします。


 現在、延岡市では、管理を委託している施設が三十六施設、直営している施設が二百十九施設あります。来年の九月一日までにサービスの向上、経費の削減が可能なら、民間を指定管理者として運営をできるだけ任せなさい、官から民へ、民ができるものについては民がやりなさいという方針であります。今回、本市では九施設で移行の予定でありまして、今議会にも議案として提案をされております。また、ホームページ上では、恒富コミュニティセンターが指定管理者を公募しております。ところが、人口規模、財政規模、半分程度の隣の日向市では、公的施設十六施設をこの指定管理者制度へ移行予定であります。延岡にない施設としては、老人福祉センター、駐車場、男女共同参画センターなどを日向市は移行予定施設として挙げております。


 また、他自治体では、公的なプール、それから公園、延岡市も多くの公園を抱えておりますが、予算措置ができず、何ら整備が行き届いてない公園も多々あります。そういった公園も、この指定管理者制度の移行の対象になっております。まだまだ本市では、真剣に取り組んでいけば、この制度移行への可能な施設はあるのではないかと私は思っております。


 質問をいたします。


 一点目、指定管理者制度への移行は、九施設で終了なのか。管理委託している二十七施設、直営で運用されている二百十九施設の移行はどうなるのか。


 二点目、指定管理者選定会議、公募をしまして複数の希望組織団体が手を挙げた場合、それを一組織団体に絞り込んでいくのが、この指定管理者選定会議でありますが、他自治体では民間のメンバーを入れながら協議をするところもあります。そういった意味から、この延岡市の会議のメンバーは助役と各部長で構成をされていますが、民間のメンバーを加える考えはないのか、お伺いします。


 次に、延岡西高校の跡地活用についてであります。


 本年の七月二十三日、カルチャープラザのべおかで、安藤知事出席のもと、出前県庁が開催されました。平成十九年三月に閉校する延岡西高校の跡地活用について、知事は「施設を整備する場合も県営施設ではなく、事業費を助成する方向になる」との考えを示しました。現在、市民からの要望、提案を上げてもらい集約中であります。


 市長は、早い時期に集約をし、県に要望をするという意向を表明しております。しかし、市民の大半が、この西高施設について県営施設としての整備を前提にしていたはずです。市が整備し、県が助成をするとなれば、整備規模、要望案もそれなりに縮小せざるを得ないと思います。


 さらに、県が助成をする、市が整備をするということであれば、これは西高を市が買収して整備をしなさい、そして県が助成しますよということも考えられます。そうなると、これは大変な出費を伴う事業になってまいります。


 そこで、早急に、当然のこととして、県立延岡西高校を県営施設として、県予算での整備を強く要望すべきではないかと思いますが、ご見解をお伺いいたします。


 合併問題は、割愛をいたします。


 次に、災害用伝言システム「一七一」についてお尋ねをいたします。


 大きな災害時に安否確認ができない状況が生じます。今回の台風のときも、私の家も一階がつかりましたから、電話がだめでした。それから、携帯を所持しておりましたが、水に落とし、それも使えません。全く安否が確認できないような状況もありました。


 ただ、もし携帯でも、PHSでもいいんですけど、持っておれば、この一七一という番号を押すということで伝言を残して相手に聞いてもらうということがあります。簡単に言えば、被災をしたけど大丈夫だよと、命には別状ないよということを残して、そして親類縁者が私の電話番号にアクセスすると、その伝言が聞ける。あるいは、私本人は、相手の残した伝言を聞くことができます。何か必要なものはないかと相手方から伝言が入ったやつを、この一七一をアクセスさせることによって、相手からの伝言も聞くことができるシステムであります。これは、一般電話、公衆電話、携帯電話でも利用が可能であります。


 そして、これは六月議会でも質問をしましたが、当局の方で正面玄関の所にパンフレットを置いてPRに努めていただいております。感謝をいたします。


 ただ、やはりまだ知らない、利用の仕方が実際にわからないという方が多々ありますので、このシステムは毎月一日、九月一日とか、十月一日なら平常時でも利用可能ということでありますので、そして、新潟中越地震では約三十五万件の利用がされております。


 そこで質問をいたします。


 NTTでは、市町村での実体験イベントを実施し、システムの理解と活用促進を図りたい意向を持っております。NTTと共催で実体験イベントを開催できないか、お伺いいたします。


 次に、障害児療育支援体制についてお伺いいたします。


 八月三十一日に、清武町の県立こども療育センターを視察し、県担当者よりいろいろと説明を受けました。この清武町の療育センターからは、延岡市に月二、三回、巡回療育相談ということで、現在は児童相談所まで来ていただきまして、障害者の方々のお役には立っております。また、そのセンター医者、大体、小児整形の小児医に来ていただくんですが、そのお医者さんの指示を受けて、通常時は理学療法士による機能訓練もさくら園の方でやっておる状況であります。


 ただ、このセンターから月二、三回来ていただく巡回療育を受けられるのは、絞り込んで一回約八名ということであります。やはり重症な、そして診療訓練が必要な方を抽出していけば、約一日一回では八名が限界だということであります。また、県北から清武まで行って診療訓練を受けますと、これは丸一日、長時間を要する大変な苦行であります。私も見てまいりましたが、心身ともに痛んでいる子供たちは、その診療訓練、それから清武まで行くその中で、相当疲労こんぱいをしております。そういう状況であります。


 そういった中で、平成十六年七月、障害児療育体制強化検討会を設置し、これは目的としては入所児が重度、重複化が進行している、重症心身障害児施設が不足し、その機能を強化する、それから県北、県の西の地区の療育体制の充実、こういった目的で設置され、六回の検討会、二回の県外調査、二回の保護者との意見交換会、これは延岡と都城でありますが、そういった協議を重ねた結果、七月二十五日、最終報告をまとめております。


 質問であります。


 一点目、検討会報告書について。


 障害児療育体制検討会が、体制整備の方向性を示したが、県北の整備目標について、どのような感想を持ったか。


 二点目、県との協議と具体策について。


 県は、関係市町村との協議を始める予定だが、本市としても県北市町村との意見交換などを通して県北の意向をまとめ、具体化に向け早急に対処すべきではないか。


 次の水害対策の一点目、富美山地区の浸水対策については、割愛をいたします。


 今回の台風、平成五年の台風も、私は現場におりましたが、元天照閣の前が隘水をしました。ただ、土のうで対処して、ちょろちょろっとあふれるぐらいで、そう大きな隘水ではありませんでした。そして、今回のように、低内地へ隘水をして、大きな流れ込みがあったということもありませんでした。


 今回、午前十一時過ぎぐらいから隘水が始まったわけですが、私も身内がおりましたので、もう隘水の規模がちょっといつもとは違うと感じましたので、車に乗せて、これはもう避難をさせないといかんということで、強引に連れ込んで車に乗せて、国道二百十八号線を松山市方向に行きましたが、隘水のその勢いたるや大変なものでした。水だけではなく、大木、流木がどんどん川の方から二百十八号線に流れ込んでまいります。その中を、タイヤ半分ぐらいつかりながら、ハンドルもとられながら、やっとの思いで脱出をいたしました。


 この隘水によりまして、岡富地区は大半の世帯が一階部分が全部浸水をしております。そして停電、それから、当然、一階部分がつかっておりますので、自宅の電話は不通、そうなりますと安否も確認をとれず、私の家内の父、母と安否の確認がとれたのは六日当日、台風が来た日の夜中十二時、やっと安否が確認できたという状況もありました。


 それで、今回の浸水については、私は四月に古川の排水ポンプ場が完成しましたので、非常に期待をしておりました。一抹の不安はあったんです。しかし、この排水ポンプは、水門を閉めた直後稼働を始めまして、大変な十分に機能を果たしました。いつもは冠水をするであろう道路、それから自動車学校もありますが、全く冠水せず、十分に威力を発揮しているなと、一時はその時点では喜んでおったんですけど、本川が、本流が、計画高水位、計画高水域が、この河川のこのままこれを超えていくと堤防決壊につながる、あるいは断面が足りない下流部では隘水をしてしまうおそれがあるという計画高水位に来た場合は運転調整をしないといけないということで、計画高水位に達した時点でこの排水ポンプをとめました。当然、水門は閉まっておりますので、内水は増水し、そして今回の隘水でありますので、あっという間に床上、そして一階まで浸水をいたしました。


 通常ですと、内水でやられる場合は、じわじわじわじわふえてきますので、畳を上げたり、いろんな作業ができるんですけど、今回の場合は、地区住民も経験をしないような増水のスピードでありまして、全く二階に物を運ぶような時間もないということで、大変な被害をこうむったわけであります。


 また、桜小路排水機場、これも毎秒七トンの能力を持つポンプ場ですが、古川は毎秒十二トンなんですけど、ここの周辺もいつも浸水をすると。六月議会も取り上げましたけど、一番先に、まず免許センター、保健所前ですね、あそこが冠水を始めます。そして、市民体育館の方にずっと、国交省の前もずっと冠水をしていくわけですが、避難施設である市民体育館の前も、もう腰ほどまでに最終的には冠水をいたしました。職員の誘導にも問題があったと思います。その辺の地理がわからない職員がおったんでしょう。一番大変なルートを選定されて、帰るときに腰までつかって帰ってきたと。もう二度と体育館は避難しないという住民もおりました。これは、周辺排水計画にも問題があるんですが、一番は排水ポンプ能力毎秒七トンが、今の集まってくる雨水を処理するには能力不足だということを、私は指摘をしておきたいと思います。また、被災後の復旧作業場でも、いろいろと問題がありました。


 それで、大瀬川と隔流堤整備についてお尋ねいたします。


 現在の河川整備計画では、洪水時、大瀬川が毎秒四千五百トン、五ヶ瀬川が毎秒一千五百トンの流量に分流されます。須崎公園下流の両河川の合流地点では、大瀬川の水位が一メートルほど高く、流量の差からも大瀬川が五ヶ瀬川に流れ込み、壁となり、五ヶ瀬川の流下を妨げ、よどみ、結果として合流部から上流に向け、五ヶ瀬川の水位を上昇させております。今回の台風十四号で甚大な被害を受けた岡富、古川、松山町など五ヶ瀬川左岸では、断面が不足している地点で隘水し、被害を拡大させております。


 このように、両河川が合流することが水災の一原因となっておりますので、両河川を隔流し、五ヶ瀬川の水位を上昇させないようにするための計画が隔流堤整備であります。現在、須崎公園から鷺島に向け、整備されつつありますが、計画の概要と進捗状況をお伺いいたします。


 次に、隔流堤完成後、大瀬川は五ヶ瀬川への流れ込みがなくなり、合流部から下流域の水位が上昇、水位の上昇は、これは大瀬川です、上昇することになる。そうなると、海岸に近いため、満潮時などには本流からの隘水が懸念されるが、どう対応するのか、お伺いいたします。


 二点目、排水ポンプと河川整備について。


 一点目、分流堤から須崎公園までの各水門、樋門の閉鎖と計画高水位到達時刻を示せ。また、平成になってから、過去の台風で計画高水位まで到達した事例を示せ。


 二点目、機能を果たしていた排水ポンプを生かすためにも、早急に河川本流の整備に取り組むべきと思うが、市としても強く国土交通省に申し入れしてほしい。どう認識しているか。


 三点目、桜小路排水機場周辺の排水計画は、国土交通省延岡工事事務所と協議中とのことであったが、実施されるようだ。その計画内容を示せ。


 四点目、岡富・古川土地区画整理事業の計画の中で、古川地区に市単独の排水ポンプ建設が予定されているが、実現されるのか。また、事業計画の中での地域内排水計画を示せ。


 以上で壇上からの質問を終わりますが、答弁によりましては再質問をいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。


(降壇)


      〔市長(櫻井哲雄君)登壇〕


○市長(櫻井哲雄君)  ただいまの新井議員の御質問にお答えいたします。


 まず初めに、アスベスト問題に関する県と市の対応についてのお尋ねでございます。


 この問題は、健康や環境など、幅広い対応が求められるところから、県及び市も、当初より情報の共有化、組織間の連携を深めるため、全庁的な対応をとってまいりました。


 県にお伺いしましたところ、県は副知事をトップに、関係各課によるアスベスト問題に関する連絡会議を開催し、当面の対策として、健康不安対策、石綿使用施設対策、解体工事対策、環境対策を柱として進めているとのことでした。


 本市におきましても、助役をトップに庁内連絡会議を招集し、関係各課との協議を重ね、本市の所有する施設等のアスベスト使用実態調査を開始し、現在、該当する施設の洗い出し作業を実施しているところであります。


 また、社会福祉施設や学校施設及び規模の大きい民間の建築物についても調査を開始しているところであります。


 なお、洗い出し作業を終えた後は、学校など、児童生徒や市民の皆様の利用が多い施設を優先して分析調査に取り組んでいきたいと考えており、九月補正予算に七百万円を計上したところであります。今後とも、国・県と連携しながら、市民の不安解消に努めてまいりたいと考えております。


 次に、北方・北浦両町の取り組みの状況と連携についてでありますが、北浦町の公共施設につきましては、アスベストの調査に基づいて、今議会に分析委託料を上程しているとのことでございます。


 また、北方町につきましては、調査を行い、現在、その対応について検討中とのことでございます。


 今後、来年二月の合併を見据え、両町と相互に情報交換を図りながら、対応してまいりたいと考えております。


 次に、西高跡地活用についてのお尋ねでございます。


 御案内のとおり、県におきましては、厳しい財政事情の中、公共事業の縮減や施設整備の見直しを打ち出してきており、出前県庁における知事の発言につきましても、そのような流れを考慮したものであると考えております。


 しかしながら、県営施設の県下適正配置は、県土の均衡ある発展の観点から必要不可欠なものであると考えておりますので、これまでにも増して、県営施設の少ない県北への配置については粘り強く要望してまいる必要があると思っております。


 議員御指摘の西高跡地につきましても、県営施設として整備することが最善であると考えておりますので、早急に活用についての方向性を決定し、要望を行ってまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


      〔助役(柳田喜継君)登壇〕


○助役(柳田喜継君)  お答えいたします。


 管理者制度についてでございますが、今、市が持っている施設の管理移行ということでございますが、その移行につきましては、今議会に提案しております九施設に引き続きまして、現在管理委託をしております二十七の施設につきましても移行準備を今いたしておるところでございますが、この準備ができ次第、次の十二月議会にお願いしたいと考えております。


 また、現在、直営で管理しております二百十九の施設でございますが、これにつきましても、管理移行への可能性について、順次、検証してまいりたいと考えております。


 次に、指定管理者選定会議に民間のメンバーを加えたらということでございますが、選定会議のメンバーにつきましては、今回は制度の導入の初期段階であるということ、そしてまた、制度を早急に実施した、導入を図ったということによりまして、現時点におきましては民間の方をメンバーには加えておりません。ただ、選定会議に関する要綱を定めておるわけでございますが、この要綱の中に「外部の学識経験者を選定会議に出席させ、説明または意見を聞く」ということにいたしております。こういった定めをいたしておりますので、当面はこの方法でカバーをいたしまして、選定会議に幅を持たせるというか、こういった形で選定会議を進めたいと思っているところであります。


 以上でございます。


(降壇)


      〔総務部長(町田訓久君)登壇〕


○総務部長(町田訓久君)  お答えいたします。


 災害用伝言システムの実体験イベントの開催についてのお尋ねでございます。


 災害用伝言ダイヤル一七一は、議員御指摘のとおり、NTTが災害時に提供する被災地域とその他の地域を結ぶ伝言板であり、大災害発生後に電話が通じにくくなった場合や連絡手段がないときに、家族や知人などの安否確認ができるサービスであり、メッセージ伝達に大いに役立つものでございます。


 市では、先月、NTT西日本宮崎支店の御協力をいただきながら、防災講演会を開催したところであり、御指摘の一七一実体験イベントの開催につきましても、今後、検討してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔市民環境部長(飯干泰志君)登壇〕


○市民環境部長(飯干泰志君)  お答えいたします。


 アスベストに関し、消防庁舎等の取り壊し予定施設の事前調査についてのお尋ねでございます。


 消防庁舎や警察庁舎など、県や市の施設につきましては、既にアスベスト使用実態調査を開始しておりますので、その結果が明らかになった時点で適正な対応がとられることになります。


 また、民間の施設につきましても、一千平方メートル以上の施設について、同様の調査に取り組んでいるところです。


 さらに、一定規模以上の吹きつけ石綿を有する建築物解体時には、大気汚染防止法において、作業工事の届け出義務化やアスベスト飛散を防止する厳しい作業基準が定められており、その遵守が義務づけられております。


 今後とも、県と連携しながら、市所有施設の適切な対応とともに、解体建築物の監視を行っていきたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔福祉保健部長(夏田邦裕君)登壇〕


○福祉保健部長(夏田邦裕君)  お答えいたします。


 障害児療育に関しまして、二点の御質問でございます。


 まず、療育体制強化検討会の報告書案についてでございますけど、御案内のとおり、肢体不自由児施設といたしましては、清武町に、こども療育センターがございますけれども、重症心身障害児施設としての新たな機能強化の声を受けまして、障害児療育体制強化検討会が設置されまして、このほど報告書案でございますが、出されたところでございます。


 その中におきましては、県北地区におきます肢体不自由児通所施設機能を整備すること、さらに、民間法人等の主導によりまして重症心身障害児入所施設の整備、さらには在宅重症心身障害児支援のために、通園事業B型といったものを実施するとございまして、私どもとしては大変ありがたく思っているところでございます。


 ただ、当面は、既存施設の活用、地域の療育資源との連携を図ると示されておりまして、私どもといたしましても、既存施設とのさらなる連携、強化を図っていかなければと思っているところでございます。


 次に、この体制整備の具体化に向けて、関係市町村との協議を早急にということでございますけれども、この肢体不自由児の療育に関しましては、今日まで、さまざまな団体から御要望もありまして、そういう声を受けまして、私どもも機会あるごとに市長が直接県にお願いをするとか、さらに、御案内のように、県議懇談会でも、もう数年にわたりまして要望をしてきたところでございます。今回、検討会の報告書にこの県北地区の必要性というものが提言されたことは、一歩前進ではないかと思っております。


 ただ、現時点で、県の協議内容は明確になっておりませんが、いずれにしましても、まず市の方向性を明確にして、地域の資源活用等を含め、近隣の関係市町村との協議を進めていかなければならないと思っております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔都市建設部長(岡田博志君)登壇〕


○都市建設部長(岡田博志君)  お答えいたします。


 隔流堤整備についてのお尋ねでございます。


 隔流堤事業は、平成十六年度から、河川管理者であります国土交通省により進められており、須崎公園から鷺島間七百六十メートルに築堤し、五ヶ瀬川と大瀬川を完全に隔流するものでございます。その隔流区間の中で、川舟の往来と稚アユの遡上のため、延岡大橋下流に水門一カ所を設け、平水時は開放され、出水時には閉鎖されることになっております。


 進捗状況につきましては、事業初年度の平成十六年度当初予算が五億二千三百万円、同じく補正予算が二億四千七百万円、また、今年度は五億八千三百万円の当初予算が計上され、順調に整備を進めていただいているところでございます。


 次に、隔流堤完了後の大瀬川の水位上昇についてのお尋ねでございます。


 先ほど申し上げましたように、大瀬川と五ヶ瀬川の川底の高低差のため、大瀬川の水が五ヶ瀬川に流出しておりますが、隔流堤完成後は、その流出が阻止されることとなります。このため、議員御指摘のような懸念が生じます。


 また、現在も、大瀬川は五ヶ瀬川に水が流出することにより、特に隔流堤下流において流速が低下し、土砂の堆積が進む原因になっております。このため、隔流堤を新設するとともに、大瀬川下流の川底の掘削も、あわせて計画的に実施し、大瀬川沿いの治水安全度の確保も図ることにしていると国土交通省より伺っております。


 次に、今回の台風時における水門の閉鎖時刻等についてのお尋ねでございます。


 御質問の分流堤から須崎公園までの五ヶ瀬川及び大瀬川沿いには、水門・樋門等が十数カ所設置されております。水門の閉鎖時刻につきましては、現在、操作人の方々に報告書の提出をお願いしているところございますので、現時点で確認のできている古川排水機場と桜小路排水機場の状況を報告させていただきます。


 まず、水門の閉鎖時刻につきましては、古川排水機場が九月五日の二十時三十六分、桜小路排水機場が同じく九月五日の十八時三十六分でございます。


 また、計画高水位に到達した時刻につきましては、古川排水機場が九月六日の八時五十分ごろ、桜小路排水機場は、同じく九月六日の九時三十分ごろに到達しているもようでございます。


 次に、平成に入り、計画高水位に到達した事例があるのかとのお尋ねですが、松山橋の下流に設置されております河川水位観測ポイントでは、平成五年八月十日の台風七号で、六センチほどの計画高水位を超えておりますが、ちなみに、今回の台風では、同地点で約七十センチ超えていると伺っております。


 次に、河川本流の整備についてのお尋ねでございます。


 隔流堤事業が完成しますと、大瀬川からの河川水流入が阻止され、五ヶ瀬川の流量が減少いたします。このため、完成後は、五ヶ瀬川の水位が現在より低くなり、古川排水機場の効力も格段に向上することとなりますので、本市といたしましても、隔流堤の整備促進を引き続き要望しているところございます。


 これにあわせまして、現在、五ヶ瀬川水系河川整備計画を策定するに当たり、住民の意見の反映させるために設けられております五ヶ瀬川水系流域委員会の論議を十分に尽くしていただき、安全・安心な河川整備計画の策定と、その事業化を進めていただくよう要望してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔上下水道部長(田中賢幸君)登壇〕


○上下水道部長(田中賢幸君)  お答えいたします。


 まず、桜小路排水機場周辺の排水計画についてのお尋ねでございます。


 御案内のように、台風十四号によります五ヶ瀬川上流域で長時間の降雨があり、日之影町では、降り始めから千二百ミリメートル以上の降雨が続き、これまでの記録を更新したところでございます。このため、長時間にわたって大瀬川の水位が高い状況が続き、ポンプによる連続した排水が必要な状況でございました。


 お尋ねの浸水対策につきましては、国土交通省延岡河川国道事務所と協議を行い、来年度から実施することになっているところでございます。


 対策としては、周辺地区内への雨水の流入を極力減少させるため、配水管に逆流防止の自動ゲートを設置するとともに、排水路の側壁のかさ上げ工事を行う計画となっております。


 あわせまして、他の浸水軽減対策につきましても、多方面から検討してまいりたいと考えております。


 なお、抜本的な解消のためには、排水ポンプの能力アップが必要となりますので、今後も国土交通省に要望していきたいと考えておりますので、御理解をお願い申し上げます。


 次に、岡富古川土地区画整理事業の排水計画についての御質問でございます。


 お尋ねの雨水排水ポンプ場は、下水道基本計画に組み込まれておりまして、来年度、実施設計を行い、その後、関係機関と協議を行った上で、区画整理事業の排水計画との整合性を図りながら進めていく計画となっております。


 また、地域内の排水計画につきましては、起伏が多く、排水がスムーズに行われない場所も多いことから、各放流先への円滑な排水を行うために排水勾配を確保した盛り土工事を行い、岡富地区は自然流下方式、古川地区については、排水ポンプによる五ヶ瀬川への放流、多々良地区では調整池を設けまして五ヶ瀬川への直接放流を計画しているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  新井敏文議員の再質問を許可いたします。


○二二番(新井敏文君)  答弁ありがとうございました。ちょっといろいろと出てきましたんで、お願いします。


 まず、アスベストなんですけど、三点お願いします。


 県内の中皮腫での死亡数、ここ数年で結構ですので教えてください。あと、退職後、定期的に健康診断が無料で受けられるという、健康管理手帳制度、これはPRの必要がありますが、どういうふうに告知がされておるのか。


 それから、調査が終わりますと、これから分析、そして除去作業という形になりますが、分析機関、そして除去作業業者、これは受け入れ体制はこの県北にあるのか、お伺いします。


 それから、療育の問題につきましては、いろいろ話をしますが、需要がはっきりしません。じゃあ実際、通所施設で毎日開かなくちゃいけないのか、それとも重症心身障害児の入所施設をつくれば、どの程度入所希望者がいるのか、需要が全くはっきりしません。県との協議の中でも、その辺のことをきちんとやらないと、具体化がおくれると思います。そして、需要がはっきりすれば、小児外科医がどの程度必要なのか、それから理学療法士、作業療法士、そのスタッフがどの程度必要なのか、その辺も出てきますので、その需要の把握という点を急ぐべきだと思いますが、部長の御見解をお伺いします。


 それから、水災問題なんですけど、これは五ヶ瀬川計画高水位に達したので、運転調整のために排水ポンプを停止しておりますが、大瀬川の方は計画高水位に達しておりますけど、排水ポンプは停止していません。連続稼働しております。これは、なぜかというと、五ヶ瀬川の方は運転調整をしてポンプをとめないと、断面が不足しておるからということなんです。実際、古川のポンプ場から一キロ下流に向けて、ずっと左岸側が隘水をしておりますが、このあたりは最大で七十センチ計画堤防高より不足している所があります。そして、反対側、右岸側、岡中側の堤防と比べて、最大で二メートル低い堤防があります。そして、ダイエー前からも隘水をしましたが、あそこも国交省は断面不足ということを指摘しております。


 今回の隘水で、どこが断面が不足しておったのか、はっきりしたと思います。そして、排水ポンプがきちんと稼働できるような、ゆとりのある断面を持った河川本流の整備をしなくちゃだめだということが、今回はっきりしたと思います。そういった意味で、かさ上げについては、部長、これは区画整理事業の中で、どこから事業を取り組めばいいかという問題がありますが、二百十八号の拡幅、そしてかさ上げ、そして岡富橋、これで、ぽかぽか温泉のところで三メートルぐらい上がりますので、この事業を最優先すべきではないでしょうか。


 それから、断面不足の指摘の中で言われておりますのが、教育委員会下の市の駐車場、あそこは今は毎秒六千トンの計画ですが、最大百年に一回の台風に耐え得るためには、毎秒七千二百トンの流量を対応できる河川にしなくちゃならないと言っていますが、すべてとらないとだめだと言っております、国交省は。今から三十年後は六千五百トンでいきたい。そのためには、半分とらんとと言っております。


 それで、今、環境云々、魚の問題もありますけど、降水時期、平常時に陸地で見える部分については、掘削をどんどん進めていかないかんということも、これは計画案の中できちっと言っておりますので、これは強く市の方からも要望をしていただきたいと思っております。


 それから、水門の操作人につきましても、今回、岡富古川地区は、停電に見舞われました。通常、水門は電機操作できますので、ボタン一つで開閉ができますけど、停電時は手動になっておりました。その辺の訓練が全くなされておりません。それをきちんとやっておかないと、次来る台風で停電になったときは同じことです。私が現場におりましたけど、内水がたまって、本川が下がって、あけなくちゃいかん、スムーズにいっていません。きちんとこれは国と市の方が同席をして研修をやるみたいですから、早急にやらんと大変なことです。これをどうするのか、ちょっとお伺いしておきます。


 それから、復旧後なんですけど、有料電化製品が途中から無料になったり、消毒剤散布については、ここに、生活環境課に取りにいって自分でやるということですが、宮崎では行政が委託をして業者にやらせております。それから、災害救助法が適用されましたが、この救助法が、何に、どういうことができるのかというのが行政の方ではわかっておりません。後から後から出てきますけど、これをきちんと研究をして、これが適用されたときに、あれができるんだという確認をする必要があります。


 それから、携帯電話、区長さんたち携帯電話持ってますけど、これ夕方になると充電切れして使えません。やはり予備のものを区長さんあたりにはきちんと持たせるようなこともやらないといけないと思います。これは要望にしておきます。


○市民環境部長(飯干泰志君)  県内の中皮腫の死亡者につきましては、県にお聞きしましたところ、平成十三年七人、平成十四年八人、平成十五年八人ということになっております。


 次に、健康管理手帳制度の件ですが、石綿を製造し、または取り扱う業者に従事し、一定の要件に該当される方は、離職の際、または離職の後に都道府県労働局に申請することによって、健康管理手帳が交付されます。本市では、延岡労働基準監督署が受け付け窓口になっております。


 議員お尋ねでございます制度のPRにつきましては、都道府県労働局が石綿製造事業者等、文書で周知を図るとともに、ホームページでの紹介やリーフレットの配布を行っているようでございます。


 なお、手帳の交付を受けますと、無料で健康診断を受けることができることになっております。


 次に、アスベストに関する分析機関及び工事関係ですが、アスベストに関する分析及び工事は、特殊な業務となりますので、限られた業者への委託となります。


 まず、分析機関につきましては、市内に二社程度、近隣に一社の計三社程度が、委託可能な業者として把握しております。


 また、工事業者としましては、県内で四社、うち、市内で二社が請け負い可能な業者として把握しております。いずれも、込み合っているようですが、発注をする場合は、先ほど市長がお答えしましたように、学校等の施設については優先的に取り計らっていただくようお願いしてまいりたいと思っております。


 以上でございます。


○福祉保健部長(夏田邦裕君)  お答えいたします。


 今後、障害児療育支援につきまして、県と協議を進めていくわけでございますけれども、確かにおっしゃるように、関係者の方にどのようなニーズがあるかということを、事前に十分に把握していくことは当然必要なことだと認識しております。


 これにつきましては、市内にございます「さくら園」、そこで地域療育強化事業というのをやっておりますし、先ほどお話の中にございましたように月一回か二回程度、児童相談所で巡回療育相談もやっておりますので、そういった中で、十分関係者の方から聞き取りといいますか、調査を行いまして、そのニーズの把握に努めてまいりたいと思っております。


 以上でございます。


○都市建設部長(岡田博志君)  お答えいたします。


 河川本流の整備と降水時期の撤去についてのお尋ねでございます。


 河川本流の整備につきましては、岡富古川地区の土地区画整理事業の中でかさ上げを検討しておりますが、現在、各個人の換地設計の段階になっておりまして、区画整理の中でこの事業が一番大事なところで、これが済み次第、一番に工事は二百十八号線、堤防のかさ上げ工事から着手すると考えております。


 次に、降水時期の撤去につきましては、議員御指摘のように、五ヶ瀬川流域河川整備事業の中で、撤去を含めた検討を国土交通省から行うというふうなことを聞いておりますので、そのようにしたいと思います。


 また、水門操作人の研修についてですが、研修につきましては、年度初めに操作人の皆様に集まっていただいて、また、国土交通省の担当者の方も同席のもと研修会を兼ねた説明会を開催しておるところでございますけれども、それと雨季に入る前には、現地において操作人の立ち会いのもとに機器の操作、それから説明、また試運転等も行って万全を期したつもりだったんですけども、しかしながら、今回の御指摘のように、今回予想を上回る河川水位の上昇により、各水門の操作上で課題も見えてきましたので、国・県とも相談しながら早急に操作人に対する研修を実施するよう努力していきたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  新井敏文議員の再質問を許可いたします。


○二二番(新井敏文君)  ちょっと要望が一点あります。


 今、救助法が動き出しました。生活支援法も動き出しましたけど、これは救助後の救済措置であります。河川本川の整備のためには、やはり今回は激甚災害、局地激甚災害というような抜本的な整備事業の取得に向けて、市長にも動いていただきたいと思っております。


 それから、防犯上、今、家をあけますので、延岡の方も防犯的にいろんな事件が起こっておりますので、警察の警らをお願いします。


 最後になりますが、何か災害が起こった後に、防災会議、水防会議をぜひ開いていただきたい。いつも年明けて六月とかやっていますが、災害後にやるのに、この防災会議、水防会議は意味があると思いますので、その辺、市長どうでしょうか。お願いします。ありがとうございました。


○市長(櫻井哲雄君)  御指摘のとおりでありまして、私もいろんな、こういう災害、そういう事案があったその後にすぐ、反省事項はそのときに全部上げて、一年たつともう忘れてしまうので、また異動もあるので、全部書き抜いて、そういうものをベースにして対策を立てていくということを常に言っておりますので、それも含めまして御提案の趣旨の実現に向けて努力したいと思います。


○議長(稲田和利君)  これをもって新井敏文議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 これより五番 吉井茂広議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


      〔五番(吉井茂広君)登壇〕


○五番(吉井茂広君)  公明党市議団の吉井でございます。日本じゅうが改革、改革という中、本丸の改革も自分自身がやらなければならないと思いました。今の立場でどうか。私は、市民の皆様のおかげで議員として働かせていただく恩は片時も忘れることはできません。議員になったとき、初心に返り、諸先輩に指導を受けたことは、一つ、吉井君、なくてはならない議員、社会人になりなさい。二つ、あの人は、いつもいても、いなくてもいい人になるのか。三つ、あの人は、いない方がいい議員、いては困る議員になるなということでした。


 二番目は、市民に対して、人に対して誠実さが大事ということです。一人一人の悩みを解決していくため、市民の悩み、苦しみを解決していくために、市民の皆様に報恩感謝の気持ちであることの大切さです。


 三番目は、常在戦場で、今いるところが戦いで、勇気を持って挑戦し、気配り、目配り、心配りを行い、相手に「ここまでやるか」と思うぐらい、現場第一に、市民の皆様に議員は喜んでもらいなさい。支持者から誇れる議員になりなさい。選挙民だけではなく、多くの人々から尊敬され、信頼され、私利私欲を投げ捨て、立派な人間になることである。人格をつくりことであると種々教えていただきました。


 これからも、諸先輩、同志に指導を受け、市民のために役立つ、なくてはならない人になるため、自己の改革にまい進する決意ですので、よろしくお願いいたします。


 また、一人の人を大切に、現場第一義主義で走る中、一年間で市民相談件数は五百件を超えました。相談の後も必ず訪問、その後のケアも行っています。特に、市のあらゆる部署の方々には大変お世話になり、市民の方々に喜んでいただいております。各課の皆様には、心から感謝いたします。これからもよろしくお願い申し上げます。


 マニュフェスト。イタリア語で「はっきり示す」という言葉です。声明とか宣言とか訳します。任期期間中の選挙民との数値目標、実行策の約束です。


 市長マニュフェスト、未来に羽ばたく延岡へ、私が目指す新しい延岡市政について、何点か質問いたします。


 活力に満ちたまちづくり、にぎわいの中、市民交流できる地域再生を目指し、旧アヅマヤ跡地活用を含めた中心市街地活性化の推進、延岡駅周辺の鉄道高架の検討です。どういう裏づけと計画があるのか。また、前回の私の質問にも、最優先で岡富コミュニティセンターをつくる約束をしましたが、この約束と具体的な答え、完成はどうか、質問いたします。この件は、後で商工部長の立場での質問、回答をお願いいたします。


 安心・安全なまちづくりの中、新たな火葬場整備の件で、人間にとって生・老・病・死という人生の総決算に、老いて死を迎える人生の決まったことに対して、市長としてどのような思いと計画実行があるのか、質問いたします。また、市民環境部長にも考え、計画を質問いたします。


 人づくり、まちづくりについて。


 スポーツ施設の整備とコミュニティ施設の拡大です。高速道路開通を取り組む中、アスリートタウンを目指す全市民にとって、県は箱物の自粛を打ち出しておりますが、延岡スポーツの伝統を継承していくためにも早期実現の具体策をお示しください。資金の方法はどうか。場所等の計画はどうか。また、体育協会連盟、推進委員会、市民推進の状況はどうか、質問いたします。


 次に、市長の出張日数についてお伺いいたします。


 国は、役人の出張旅費の見直しにより四億円を節約しました。出張に関しては、市職員の方々も旅費の予算がないため、出張に行けないなど、非常に苦労しております。そういう声も聞きます。市長は、少なからず出張しておられるようですが、首長みずから率先して垂範することが道理と思い、質問いたしました。市長は、市民の財産です。市長の行動日程をはっきりするために、次の質問をいたします。


 視察の折、広島県の全市の市長は、各新聞に自分自身の行動を新聞に公表し、市民と市政の身近さと新聞を通じて行動の対話を行っていました。


 七月六日、広島市長、市長往来は、市議会本会議出席。呉市長、午前八時三十分、中区でJR東日本支社、松田支社長と面談。午前九時四十分、県会議長に主要事業要望。午前十時何々、移動、午後五時三十分、市内呉振興会へ。府中市長、休暇。廿日市市長、午前六時東京出発、東京の公用が時間別に書かれておりました。


 全国津々浦々、日々公表がある中、櫻井市長におかれましては、いまだ市民に親しまれる新聞に載せ、市民の懐に入っていかない理由を質問いたします。決断と納得いく回答を望みます。櫻井市長、今回の十四号台風で、被害地区、被害者宅にも市長は何回も足を運んでいただきましたが、私も四六時中駆けめぐりました。そのとき、市民の何人かの方は、市長が来ないという苦情を聞きましたが、市長はよく動いている、現場にいると言っても理解が得られませんでした。種々のことを考え、質問の大切さを感じてください。


 福祉保健部長にお尋ねいたします。


 二〇二五年、六十五歳以上とする高齢化世帯が四〇%を超える中、多くの高齢者が健康で充実した人生を楽しめる高齢者いきいき社会を目指すとともに、健康長寿の延伸のために、治療中心から予防重視へ転換することを目的とした健康日本21が現在、全国に推進されております。例を挙げて見ますと、八十歳になっても自分の歯二十本以上を保つために、歯科検診と自己管理を通じて健康づくりを行う「八〇二〇運動」があります。このような健康社会づくりの一環として、また、介護予防十カ年戦略を本市の場合、介護予防の拠点の整備、サポート体制についての計画、どのように考えているか、質問いたします。


 また、介護予防の観点から、体力向上、栄養改善などの取り組みが必要になってくると考えますが、その際、必要となる管理栄養士、実践指導者、健康運動指導士の本市における実態と確保の方策、育成についてお伺いいたします。


 次に、本市の介護者の現状でありますが、十七年三月末の高齢者は二万八千七百七十九人、高齢化率二三・二%となっております。一方、要介護認定者は四千六百六人のうち、要支援、要介護一の認定を受けている人は二千三十三人で、認定者の全体の四四・一%を占めております。これらの方々に対して、今回の制度見直しの一つとして、来年四月から新予防給付が創設され、体力向上、栄養改善、口腔ケアなどの新しいサービスが始まることになっております。また、平均寿命から健康寿命を差し引いた六年から七年間の病気や障害に悩みと不安を感じております。介護を受けなくても済む元気な高齢者をふやす重要な課題と実際に会議をうけなければならない人がいます。本人・家族のためにも、介護度の悪化を防ぎ、改善を図っていく必要があると考え、新予防給付対象者を含め、要介護者改善の方策について、本市における具体的な計画、取り組み状況について質問いたします。


 介護をする上では、一人一人の状態や環境が異なっているので、画一的なプログラムはないと思いますが、介護の目的は生活機能の向上であり、家族を含めたきめ細かい対策が必要であると考えます。少しでも多くの人が改善されるよう、福祉保健部長の考えを質問いたします。


 七月末、夕刊デイリーに、市民グループ「走ろう会」が主催した「歩こう会」の記事が掲載されていました。延岡市役所前、朝五時三十分、ラジオ体操の後、三キロの道のりを歩く会が開催され、私も一週間ほど、夕刊デイリーの佐藤社長は皆勤賞で参加されておりました。心身とも充実した健康的な歩こう会です。市内の長渡ヒサコさんは八十九歳、皆勤賞で参加されており、お話を聞きますと、七十歳のときに大病をされたそうです。それから、少しずつ自分なりに努力され、また、走ろう会に参加しており、その姿がどれだけ多くの人に感動を与えたかわかりません。これもまた介護予防改善の一例と思い、体験のお話をさせていただきました。


 健康長寿社会づくりは、このような自助努力と行政の応援があっていいのではないかと思います。現在、補助金については、総合的な見直しが行われていますが、健康長寿社会の推進のための本市の取り組み状況とあわせて補助金制度創設についてお伺いいたします。


 次に、私の議員としてのスタートは、富美山地区の浸水問題でした。床上、床下浸水が多く発生し、地元では大雨の時期は、また被害に遭うのではないかと生命の恐怖を感じ、私も何度も畳上げ、避難もままならない人たちがいます。災害弱者に安心して暮らせる対策についてお伺いいたします。


 御存じのように、平成九年、富美山地区は床上浸水九十八戸、床下浸水六十六戸と大きな被害を受けました。その後も集中豪雨や台風の際には床下浸水が何度も発生しています。去年の台風二十三号でも、床上、床下浸水が発生し、地域の人々は恐怖を感じております。


 先週の十四号は、延岡じゅうが大被害に襲われました。私は、この問題解決を目指し、議員の使命と感じ、地域訪問を重ね、現場確認や地域の方々と協議を行い、地元議員と一体となって、市・県に陳情を重ねてきました。


 今までのことを受けて、本年六月三十日、市当局より大きなステップとなる浸水対策案が提案されました。設計には、柚木谷川の景観対策、遊歩道三面張り、外水をとめるフロートゲートが盛り込んでおり、十九年度完成に期待しております。


 市提案の対策の中には、初めて取り組む新しい事業があるとの説明もありました。その対策案の概要は、雨水を地下に浸透させる浸透貯留施設です。調べてみますと、浜松市は、既に二千五百基を超える浸透ますを設置し、大きな効果を発揮しているようです。


 本市では、浸透貯留施設を今後どのように設置していくか、説明をお願いいたします。また、地元ではポンプ設置の要望も持っております。このポンプ設置や、ほかに浸水対策はないのか、あわせて質問をいたします。


 商工部長にお伺いいたします。


 まちづくり三法の見直しが検討され、中心市街地商店街が停滞している、衰退しているが、全体の九六%に達しています。空洞化をもたらした大きな原因の一つに、大型店舗など大規模集客施設の進展です。経済の変化と大型店舗ひとり勝ちの中、コンパクトシティの形成を通じた、歩いて暮らせるまちづくりが必要であるとなっています。行政による市街地支援策コンパクトシティに対する具体策を質問いたします。また、税制措置や市町村の裁量で、柔軟に活用できるまちづくり交付金は、どのように使い、また、見直し策、改善策はないか、質問いたします。


 人が歩いていない。昨年、祇園町二、三割減、地元スーパーオープンの改善が期待された町も、前年比、平日が一三%減、一日千三人の減、休日二一%の減と、一日六百二十三人の減少傾向に歯どめがかかりません。それには、人の流れ、集客数のふえる一つにアヅマヤ跡地にコミュニティの設立を提案いたします。


 平成十六年、延岡市にあるコミュニティの利用者は、大会議室から小会議室を含め、一年間に二万百四十人の利用者数字が出ておりました。そのほかに、健康器具利用者が一年間に九千七百七十人という利用状況が報告されていました。一年間に約三万人、関連質問の介護予防体操、ダンス、文化、教育、高齢者地域会合、コミュニティの設立は、早期実現が望まれております。


 一つのデータに、なぜ早く目をつけて手を打たないのか。アヅマヤ跡地を活性化の拠点とし、総合施設と位置づける、商工部長としての地元の方々との意見交換をどう行い、どう考えを持ったか、質問いたします。そして、具体的に、用地、事業計画の作成、予算、施設の整備、運営方法、オープンはいつごろか、質問いたします。


 また、少子高齢化社会について質問いたします。


 高齢者いきいき社会実現のため、合併に向けてのシルバー人材センターの活用についてお伺いいたします。


 現在、少子高齢化社会は、日本全体、本市にとっても大きな課題です。とりわけ、今後、団塊の世代の退職時期を迎え、社会保障負担の考えでの中、その一つに、今後、高齢者の健康増進、生きがいづくりは、とりわけ就労場所確保が考えられますが、今後、合併に伴い、一市二町を含めたシルバー人材センターの活用、今後の方針、計画はどうか質問いたします。


 教育部長にお伺いいたします。


 子供読書活動の推進が平成十三年十二月に施行されました。


 一つ、子供の読書に親しむ機会の提供、整備、充実はどうか。


 二つ、家庭、地域、学校を通じた社会全体の取り組みはどうか。


 三つ、子供読書活動に関する理解と関心はどうか、質問いたします。


 また、文部科学省は、来年一千億の新たな概算要求の中、小中学生を対象にした体験塾「経済教育」が東京都を中心に行われ、注目しております。ファイナンス・パーク(生活設計体験学習)の取入れがスタートしました。


 楽しんで学べる学習、仕事とお金の体験学習の中、自分の親が、大人が、こんなに苦労をしながら一カ月のお金をいただいていると気づく中、私のお小遣いの使い道に注意しようとか、何かを得るためには、何かの努力が要るようだと考えるようになったとか、自然に自分の将来を考えるようになった等々の感想が述べられる中、社会人になるための総合的な学習時間を活用した、身近にかかわる銀行、株式投資、金融、クレジットカード、税金、社会保険料、公共料金、住居・食費等の生活に関する能力を身につけていくことです。高校生学習の中には、会社を興す体験学習も出ております。社会に出ても、働く意欲の出る授業で、今のニート減少にもつながると思っております。私は、知識から知性プラスアルファと、社会に出てから生涯学習のスタートとして、机の上のものとは違い、訪問、見学、体験は、体じゅうで感じるものと思い、ファイナンス・パークの考え方、取り組み、場所、訪問時間の組み入れの具体策をお聞かせください。


 以上で、壇上からの質問を終わります。どうもありがとうございました。


(降壇)


      〔市長(櫻井哲雄君)登壇〕


○市長(櫻井哲雄君)  ただいまの吉井議員の御質問にお答えいたします。


 まず、新たな火葬場の建設についてのお尋ねであります。


 火葬場は市民の生活に欠かすことのできない環境施設の一つであると認識いたしております。近年、都市化や高齢化社会の進展・ライフスタイルの変化、環境問題の顕在化などにより、火葬場を取り巻く環境も大きく変わろうとしておりますが、私としましては、人生の終えんの儀式にふさわしい雰囲気を保ち、御遺族にとって安らぎの場となるような施設が理想的であると考えております。


 しかしながら、現在の火葬場は、昭和五十三年の建設で、終えん地として求められる荘厳さにこたえる施設としては老朽化が進んでおり、建てかえが必要なことは十分認識いたしております。


 新たな火葬場の建設につきましては、合併後のまちづくりや、市民生活の向上に大きな意味を有しますので、新市建設計画の中で特例債を活用する方向で検討を進めてまいりたいと考えております。


 次に、私の出張についてのお尋ねでございます。


 私は、公務出張は、いわば場所を変えての市政執行と認識をいたしております。市政全般を預かる市長として、当然ながら、会議や要望活動など、出張の機会が多くならざるを得ないことは御理解いただけるものと思いますし、県北地域や県全体、九州地区の代表としての業務もございます。


 もちろん、留守をするに当たっては、その必要性や市政の運営に支障を来たさないという点に十分配慮いたしておりますが、やはり延岡市のため必要なものには出席し、さまざまな場面で延岡市長として意見を述べ、主張し、情報を収集してくることは重要であり、私自身の市政運営の糧にもなっていると思っております。


 次に、私の活動日程の公表についてのお尋ねでございます。


 昨年の九月議会におきまして、私の活動日程の公表に関し、吉井議員の方から大変ありがたい御提言をいただいたところであります。


 このことにつきましては、翌週に出席する大きな行事を一週間分まとめ、広報からその他の行事とともに週間行事予定として現在、報道各社に配布いたしておりますが、今後は、本市のホームページへの掲載も検討してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔市民環境部長(飯干泰志君)登壇〕


○市民環境部長(飯干泰志君)  お答えいたします。


 新火葬場建設についてのお尋ねでございます。


 現在の火葬場は、建築後二十七年を経過し、老朽化に伴うトラブルも発生しておりますが、随時、必要な補修を行い、住民サービスの低下を招かないよう努めてきているところです。しかしながら、耐用年数も相当経過しておりますので、新火葬場の建設は緊急の課題となっております。ただ、建設計画を検討する上で、予定地の決定が大きな問題となっております。


 そこで、まずは現在地を含めて隣接地での建設が可能かどうか、地質調査等の可能性調査を実施し、その結果に基づいて、今後の建設計画を進めてまいりたいと思います。


 建設に当たりましては、先ほど市長が申し上げましたように、合併特例債の活用などを視野に入れながら、住民のニーズに対応できるよう配慮してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔福祉保健部長(夏田邦裕君)登壇〕


○福祉保健部長(夏田邦裕君)  お答えいたします。


 まず、介護予防拠点の整備及びサポート体制についてでございますけれども、今後、到来する超高齢化社会を活力あるものにするためには、お話の中にもございましたように、多くの高齢者の方が住みなれた地域で、生きがいを持って、健康で充実した人生を送ることが一番重要であると思っております。そういった観点から、私どもといたしましては、今日まで、成人病検診といったものを実施いたしまして、疾病の早期発見に取り組むとともに、いろんな関係者等を中心に転倒予防教室など、さまざまな事業に取り組んできたところでございます。


 御案内のように、国の方におきましても、来年四月の介護保険制度の改正では、介護予防に重点を置いたシステムへと転換を図りまして、在宅介護支援センターの機能を拡大いたしました地域包括支援センターを設置するなど、新たな方針を示しておりますので、その動向も十分踏まえながら、介護予防体制の整備を進めてまいりたいと思っております。


 次に、管理栄養士、実践指導者、健康運動指導士の実態と確保の方策についてでございますが、本市では、健康づくりを目的といたしまして、平成十二年から水中健康運動教室を行っておりまして、そのほか食生活を改善するために、市内至るところで料理教室等も実施いたしまして、介護予防とか、生活習慣病の予防に努めてきたところでございます。


 お尋ねの本市におきます市職員につきましては、管理栄養士は一名でございます。それから健康運動指導士が二名、健康運動実践指導者が一名配置をされております。このほか、市内では、病院や福祉機関でございますが、管理栄養士が四十六名、健康運動指導士が九名、健康運動実践指導者七名の方が幅広く活動しておられます。


 また、管理栄養士や健康運動指導士等の確保、育成につきましては、今後、事業を推進する上で、必要に応じて民間の人材を活用するとともに、広域合併後の組織体制を十分勘案しながら、検討してまいりたいと考えているところでございます。


 次に、要介護者の改善方策と取り組み状況についてでございますが、本市ではこれまで、軽度の要支援状態にある方に対しましては、脳活性化教室、転倒予防教室、介護予防デイサービスといった介護予防事業を実施するとともに、要介護者につきましては、利用者の自立支援の観点からケアマネジメントが行われるように、いろんな関係者による連絡会を通しまして指導を行ってきたところでございます。


 今回の制度改正は、これまでの事業を介護予防の観点から再編しまして、一貫性、連続性のある総合的な介護予防システムの確立を目指すものでございます。そのため、本市といたしましても、保健師、社会福祉士といった専門職を配置いたしました地域包括支援センターを設置しまして、家族を含めた総合的な相談に応じるとともに、介護予防の観点に立った包括的・継続的なケアマネジメントを通しまして、要支援、要介護状態の方々の改善を図ってまいりたいと思っております。


 最後に、健康長寿社会の推進への取り組み状況と補助金制度創設についてでございますけれども、本市の健康づくりの取り組みにつきましては、先ほど来述べておりますように、水中健康教室とか、糖尿病予防とか、認知予防といった健康教室を中心に、生涯スポーツの面ではシルバースポーツ教室を開催するなど、市民の健康づくりに取り組んでいるところでございます。


 また、議員の方から御紹介がございましたように、多くの市民グループや団体もそれぞれ健康増進に取り組んでおられまして、健康長寿社会づくりの一役を担っていただいているものと考えております。


 ただ、補助金制度でございますけれども、健康づくりとしての団体等への運営補助はございませんけれども、そういった取り組みが地域づくりに資するような内容という場合には、例えば、リフレッシュのべおかの助成事業もあるわけでございますので、御相談をいただければと思っているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


      〔商工部長(中嶋 弘君)登壇〕


○商工部長(中嶋 弘君)  お答えいたします。


 初めに、中心市街地活性化支援策としてのコンパクトシティに対する具体策についてのお尋ねでございます。


 現在、中心市街地の活性化につきましては、全国的な傾向として、大規模商業施設等の郊外立地やモータリゼーションの進展、人口の停滞などのさまざまな要因が重なりまして、まちとしての機能低下が大きな問題となってきております。


 本市におきましても、人口や通行量の減少、空き店舗の増加など、中心市街地の空洞化が進展しており、今後、議員御提案のとおり、商業や地域コミュニティ機能などが集積したコンパクトシティの形成により、中心市街地としての魅力や活気の再生が喫緊の課題と認識しております。


 そういったことから、現在、まちの中核的、先導的な役割を担う交流拠点となり得るアヅマヤ跡地を中心に、回遊性やにぎわいのあるコンパクトシティを形成することが必要と考えております。また、十八年度に建てかえを予定している山下新天街アーケードとも連動させながら、その効果をまち全体に波及させることが重要と考えているところでございます。


 次に、まちづくり交付金の活用方法についてのお尋ねでございます。


 まちづくり交付金は、個性あるまちづくりを促進し、生活の質の向上と経済の活性化を目的に、市町村の自主性や裁量性が認められた、国の支援事業でございます。


 本市におきましては、都市再生整備計画区域として、中心市街地地区と川中地区が認められており、具体的には、道路や街路事業、土地区画整備事業を初め、山下通線カラー舗装化事業などを計画しているところでございます。


 また、アヅマヤ跡地を再利用し、まち全体の活性化を図る上で、今後、道路などの周辺環境整備が必要となりますので、市道のカラー舗装化事業などを追加申請する予定にしております。中心市街地活性化基本計画に基づく、さまざまなハード事業を推進するためにも、引き続き、積極的な活用を図っていきたいと考えております。


 次に、アヅマヤ跡地へのコミュニティセンター建設と具体的な取り組みについてのお尋ねでございます。


 商店街の活性化につきましては、回遊性や集客力の向上が大きな要因となっており、多くの利用者が見込めるコミュニティセンターの設置は、中心市街地の活性化を図る上でも、有効な手段と認識いたしております。また、中心市街地の活性化に関する市民アンケートにおきましても、設置要望の多い施設となっております。


 そういったことから、現在、アヅマヤ跡地の再利用を検討しておりますが、基本的には公共施設として多機能なコミュニティセンターと商業施設を併設した複合的な施設の建設を念頭に、協議、検討を進めてきたところでございます。


 今後、アヅマヤ跡地の再利用計画を具現化させていく中で、商業者を初め、地域住民とのワークショップ等を開催しながら、まちなかの中核的施設の整備や周辺環境整備の早期実施に向けまして、引き続き、関係機関等とも積極的に協議、検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。


 最後に、一市二町を含めたシルバー人材センターの活用についてのお尋ねでございます。


 少子高齢化社会が急速に進む中、高齢者の就労機会の確保を初め、多様な活動の場の創出など、シルバー人材センターの果たす役割は、ますます重要となってくるものと考えております。


 このような中、現在、延岡市シルバー人材センターでは、来年二月の市町村合併に伴う二町への会員拡大や団塊の世代の入会による新しい職種の開拓の必要性など、今まで以上に充実した事業展開を目指しているところでございます。


 市といたしましても、二町への会員拡大などシルバー人材センターの事業をさらに充実し、高齢者の生きがいづくりや就労の場の確保など、活力ある高齢化社会の実施のために、合併に向けたシルバー人材センターの体制づくりなどを支援してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔上下水道部長(田中賢幸君)登壇〕


○上下水道部長(田中賢幸君)  お答えいたします。


 富美山地区の浸水軽減対策についてのお尋ねでございます。


 議員御指摘のように、台風の豪雨や河川の増水に伴う富美山地区の浸水状況の深刻さや地区の皆様の御心配は十分認識しているところでございます。


 このため、地区の皆様や地元関係議員の皆様方の御意見をいただきながら、有効な浸水軽減対策について検討してまいりましたが、今年度より柚木谷川の拡幅改修工事に着手し、県道岩戸延岡線の改良工事に合わせて、まず下流側より施工を始めまして、平成十九年度に完成させる予定でございます。


 御質問の浸透貯留施設につきましては、どのような施設を、どのくらいの箇所を設置する必要があるか等につきまして検討するための調査設計を今年度発注いたしておりまして、来年度、国の認可を取りまして、平成十九年度より設置していく計画としております。


 また、その前段階といたしまして、柚木谷川からの逆流を防止するための自動ゲートを十七年度と十八年度で設置することにいたしております。


 排水ポンプ設置につきましては、設置費用が多額にのぼるため、市での設置は難しいと考えておりますので、富美山地区の地形的な状況等を検討し、他都市での有効性と費用対効果が確認されております浸透貯留施設を設置することで浸水被害の軽減を実現したいと考えております。


 議員御案内の浜松市は、二千五百基程度の浸透ますを設置しておりまして、浸水被害の軽減に多大な効果を上げているとお聞きしております。このような事業を導入しながら、今後、地域の皆様と協議を重ねて、災害に強いまちづくりを目指して、浸水対策事業を進めていきたいと考えておりますので、御理解をお願い申し上げます。


 以上でございます。


(降壇)


      〔教育長(牧野哲久君)登壇〕


○教育長(牧野哲久君)  お答えいたします。


 初めに、子供読書活動の推進についてのお尋ねでございます。


 本市の小中学校におきましては、朝の読書活動などに全校が取り組んでおりまして、平成十五年度の県及び全国平均をそれぞれ上回っております。


 また、読書活動の推進のために、市立図書館の司書が各学校を巡回しまして、図書室の整備を初め、ブックトークや読み聞かせなど、教職員や児童生徒へのアドバイスを行うなど、さまざまな面で学校支援を行っているところでございます。


 さらに、PTAや民間のボランティアを活用している学校が、小学校で十九校、中学校で五校となっておりまして、子供の読書活動への家庭、地域の関心は高まってきております。


 市といたしましても、平成十六年度より、親への読み聞かせ講座等を開催し、これらを通して読書活動への理解、関心を深めていただくとともに、啓発活動も行っております。


 今後とも、学校、家庭、地域を通じて、社会全体で子供の読書活動の推進を図れるように努めてまいりたいと思っております。


 次に、ファイナンス・パークについてのお尋ねでございます。


 ファイナンス・パーク学習は、議員もお話しのように、アメリカのNPO団体が開発したものでございまして、生活設計体験学習と呼ばれております。国内では、初めて東京都の品川区の中学校で導入され、校内に銀行、スーパー、販売店などの模擬店舗を設置し、その中で生徒たちが年収や子供の数、借家から持ち家等の与えられた条件設定の中で家計を学んでいく体験学習でございます。


 現在、学校におきましては、小学校三、四年生の社会科の単元で「人びとのしごとと、わたしたちのくらし」や、中学校公民の「私たちの暮らしと経済」等の単元を通して、商業や暮らしを初め、金融や流通、家計簿等について学習しております。


 ファイナンス・パーク学習については、多くの商業関係者や、その他の協力や、また、経費等の問題もございますので、今後、研究させていただきたいと思います。


 なお、体験を通した学習の充実は、今後も努めてまいりたいと思っているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


      〔教育部長(杉本隆晴君)登壇〕


○教育部長(杉本隆晴君)  お答えいたします。


 スポーツ施設の整備についてでございます。


 スポーツ施設の整備につきましては、アスリートタウンを推進していく上で不可欠なことであり、これまでにも厳しい財政状況の中で、施設の安全性や緊急性を十分に配慮しながら、年次的に整備を進めてきたところでございます。その中で、今年度は、県の補助制度を活用いたしまして、西階野球場のメーンスタンドの改修工事を行うことといたしております。


 また、本市の体育協会におかれましては、各種競技団体の意見を踏まえて、真剣な検討会を行い、その中で、西階運動公園と市民体育館を連携し、体育スポーツゾーンとして県立延岡西高校跡地におけるスポーツ振興中核施設の整備についての要望書を六月と七月に県教委と県に対し提出されたところでございます。


 現在、県は、財政改革推進計画、平成十六年度からの三カ年計画でございますが、この中で、施設整備、いわゆる箱物の新規着工を原則、凍結するとしていますが、これまでにも市長会等を通じて「県営スポーツ施設の均衡配備とスポーツ施設整備促進支援対策の充実」について要望を行っており、これからも引き続き、県に対し、このことを要望してまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  吉井茂広議員の再質問を許可いたします。


○五番(吉井茂広君)  御答弁ありがとうございました。提案とちょっと質問がございます。


 アヅマヤ跡地での複合施設は、ほかの団体とのこれからの調整も多分あると思いますが、調整がうまくいかなかった場合とか、最優先事業として考えている岡富コミュニティセンターの設立、今後の対応について、市長はどう考えているのか、お聞きいたします。


 次は、提案事項でございますけれども、日々公表が、市長往来が徐々に広報から今回はホームページ、来年は新聞にと流れが変わるように御提案いたします。


 福祉保健部長にお尋ねいたします。


 介護予防十カ年戦略の中、私は、実践指導者、健康運動指導士は、資格を取るための研修等はどうなっているのかとか、どのような資格が基準になるのかとか。私は、これから健康増進のため、地域職場の予防の取り組み、連絡強化が必要になり、多くの資格者が必要と予想されますので、延岡市が人口比率の割に全国一資格者が多いと言われる人材の資格者増員のPR推進をお願いしたいと思っております。これは、親孝行の意味で申し上げました。


 教育長にお伺いいたします。


 今回の台風被害にも多くの子供たちのボランティアの姿を見ました。一軒一軒声をかけ「何か、お手伝いありませんか」、その後に、女の子の場合は「あの子はいいお嫁さんになるわ」と言っていました、みんなが。男の方は「いい社会人になるわ」。畳を運び、ごみを運び、大きな体験学習の姿です。人のことを思いやり、他人に尽くす多くのことを学んだと思っております。


 教育の中に取り組んでいない必要なものは、やっぱり現場を確認し、体験をリーダーがすることが大事と私は思っております。日銀、三越の前にあります、日本橋にあります。東京証券取引所、それから歩いてそうかかりません。大手銀行の本店、ましてや、あの新宿?島屋、これなんか日本一にぎわいです。ましてや、お手洗いは日本一きれいです、これは。びっくりします、これを見たら。これ、行かれたらいいと思いますけど。これは観光行政にもつながりますけれども、修学旅行者が「こちらはお手洗いがない」と。やはり先ほどの観光行政、商工部長にも一遍行っていただきたいのを、子供たちに修学旅行の中とか、そういうものに、規模の大きさ、初めて見る、目、口、耳、肌で感じる新しい体験があります。必ずや到来するものを受け入れ、早目の対応をお願いしたいと思っておりますので、何か感想がありましたら、よろしくお願いいたします。


○市長(櫻井哲雄君)  お答えいたします。


 岡富地区におけるコミュニティセンターの整備につきましては、先ほども申しましたように、最優先課題であるということを認識いたしておりますが、場所の問題等で時間のみが経過しているのが実情でございます。


 現在、アヅマヤ跡地でその検討をしているところでございますが、もしその複合施設が不調に終わったといたしましても、私といたしましては、他の候補地につきまして地元との調整を視野に入れながら、来年度事業の中で取り組んでまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○福祉保健部長(夏田邦裕君)  お答えいたします。


 健康運動指導士の資格取得についてでございますけれども、これは養成講習会で講習を受けて、それから認定試験を受けて資格を取るということでございますけれども、その講習会を受けるのに、その前に資格が要るようでございまして、だれでもかれでもというわけではなくて、特に多いのが医師、保健師、栄養管理士といった、資格を持った方がこの養成講習会を受けると。大体、学科と実技で九十六単位だそうでございまして、一単位が九十分だそうでございまして、掛けていただくと、どのくらいかわかると思いますが、かなりハードル的には高いかなと思っております。


 それと、一回指導者の認定を受けても、車の車検と似たようなものでございまして、五年に一回更新が必要で、またそのときに研修があると、かなり厳しい内容となっております。


 ただ、議員おっしゃるように、今後の健康づくりとか、介護予防推進ということにつきましては、こういった有資格者がたくさんいらっしゃることが本当に必要と思いますので、私たちもできるだけPRして、多くの方に取っていただければと思っております。


 以上でございます。


○教育長(牧野哲久君)  お答えいたします。


 ファイナンス・パーク学習に関連して、体験学習の重要性についてのお尋ねでございますが、私も近日、上京の予定がございますので、そういった情報収集をしてまいりたいと思います。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  吉井茂広議員の再質問を許可いたします。


○五番(吉井茂広君)  御礼を述べたいと思っております。岡富コミュニティセンター、来年度事業に着手すると。これは、私が昨年九月本会議の質問で、市長答弁で「岡富コミュニティセンターは最優先で行う」と回答をいただき、今回は、来年度事業という回答をいただきました。私もびっくりいたしました。岡富地区の皆様の喜びの顔が浮かび、今からが楽しみです。夢がふくらみます。議員になって二年半、初めて大きな仕事ができ、議員になってよかったと思っております。


 これからも市民の声を聞き、市民の方、区長さんと一緒になって、延岡のために働いてまいります。


 以上です。


○議長(稲田和利君)  これをもって吉井茂広議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 議事の都合により、しばらく休憩いたします。


午前十一時五十五分 休憩


午後 一時  零分 再開


○議長(稲田和利君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 これより一〇番 白石武仁議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


      〔一〇番(白石武仁君)登壇〕


○一〇番(白石武仁君)  日本共産党市議団の白石でございます。


 まず、今度の台風十四号は、本市に未曾有の被害をもたらしました。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。また、救援、救済に当たられた多くの方々に、心から御礼を申し上げます。


 質問に入る前に、通告にあります台風災害の教訓その一の沖田ダムの文言を削除いたします。訂正をお願いいたします。


 それでは、通告に従いまして質問いたします。当局の答弁をよろしくお願いいたします。


 まず、市長に、さきに行われました出前県庁での知事発言についてお尋ねをいたします。


 安藤知事は、さきの選挙で、県営施設の県央一極集中の是正をとなえていましたが、先日、本市で開いた出前県庁で延岡西高跡地の利用について、大規模な県営施設の建設は財政的に厳しいと、選挙のときより後退する発言をしました。助成する方向でとも言ったようだが、県北にも県営施設ができると思い、一票を投じた市民を裏切る発言ではなかったでしょうか。また、助成の方向でというのは、市に跡地整備を押しつけ、県はそこそこの負担しかしないということになります。


 問題は、今になって財政難を言い出したことにあります。


 県の中核にいた知事が当時の財政状況を知らなかったはずはありません。市民の要望である県営施設の建設は、また先送り、存続を求めた西高は閉校になる。結局、市民は、知事が変わっても何も変わらない県政だと落胆するだけしかないのでしょうか。


 市長は、この知事発言をどう受けとめられたのか、お伺いいたします。そして、県営施設の建設を強く働きかけていくべきだと考えます。市民の不満を直接知事に持っていけるのは、市長しかおりません。今こそリーダーシップを発揮するときではないかと思います。御所見をお伺いいたします。


 次に、台風災害について質問しますが、その二のケーブルテレビに関する質問を割愛いたします。


 農林水産部長に伺います。


 災害から教訓を学び、次に来る事態に備えることは、被害を最小限に抑える大事な手段であると考えます。しかし、状況を見てみますと、去年受けた被害から効果的な対策がとられたとは、とても思えません。人家への浸水被害こそ免れましたが、片田、小野、冷尻周辺の田んぼは、今回も完全に水没いたしました。沖田川の堤防整備が完成したために、愛宕山を中心とした沖田川に面する山の斜面に降った雨が内水となって一気にあふれるのが原因だと言われていますが、この地域は河口が近いため、台風が接近する時期と、一年で最も潮位が高くなる時期とが重なり、満潮ともなると上流からの水がよどんでしまい、一面、海のようになるという地形的な弱点があります。


 稲は、実が入れば、一日程度なら水没させておいた方が風で倒されなくて被害はないと聞きましたが、花をつける時期なら凶作の心配をしなくてはなりません。土地改良区が管理する塩浜樋門は、その規模からして、内水があふれそうになって水門をあけても到底間に合いません。状況の変化に合わせた迅速な対応が求められます。


 今回の十四号は、進路予想から日本海側を通過しそうで、大雨になる可能性が非常に高いと言われておりました。このような場合に備え、市と土地改良区が協議して沖田川河口にある塩浜樋門を塩の干満に合わせて開閉する管理連絡体制はとれないものでしょうか。住宅の浸水被害や農作物への被害を出さないためにも、ぜひ検討していただきたいと思います。


 指定管理者制度導入で生じると予想される問題について、総務部長にお尋ねをいたします。


 本市が導入を決めた指定管理者制度は、住民福祉の増進を目的に、税金をもとにつくられた施設の管理運営に民間の論理を入れることであり、市民の利用権を後退させると危惧されています。その問題点について伺います。


 まず、施設で働く人の労働条件が低い方へ変えられるのではないかという心配です。県外の例ではありますが、民間に委託されたある公立保育所では、園長も一年雇用の契約社員、担任も契約かパート労働者です。そして、働きたくても働けないという雇用継続が困難な事態が起きる心配はないのでしょうか。


 公の施設が保障する平等利用権は守られるのか。これまでも公会堂や公民館が、政治目的であるとか、反対派の妨害が予測され、安全が保たれないなどの理由で使用を拒否されたことで裁判に持ち込まれた例は数多くあります。そしてまた、恣意的に拒否されることはないのでしょうか。


 最も懸念されるのが、プライバシーの問題です。公務員には、仕事上知り得た個人の秘密は、その職を離れても口外してはならないという守秘義務が課せられています。家庭内暴力や虐待などで保護された施設の職員が、民間企業の従業員の場合、この守秘義務は課せられるのでしょうか。


 民間であることで、守られるべき個人の秘密が漏れるようなことになれば、人権問題になってきます。問題点は、これにとどまりませんが、以上の点について、部長の御所見をお伺いいたします。


 次に、悪質商法から、認知症を含む高齢者と知的障害者を守るため、成年後見制度の充実を求め、福祉保健部長にお尋ねをいたします。


 世間の人たちが悪質リフォーム業者の存在を知ったのは、埼玉県富士見市に住む認知症で高齢の姉妹が、リフォーム工事を繰り返され多額の負債を抱え、家が競売にかけられ、業者が逮捕されたというニュースが最初だったのではないかと思います。言葉たくみに家がだめになると不安をあおり、建設業の免許がなくても五百万円以下なら工事ができるという法律を悪用して、一度契約をしたら最後、何度も何度も必要のない工事を重ね、金をだまし取るという手口で被害者が続出し、社会問題にまで発展しております。


 東京弁護士会の高齢者障害者総合支援センターで相談に当たっている弁護士は、「この被害は、法定後見人がついていれば防げた」と言っております。判断能力のない本人にかわり、財産管理や契約をする代理権、本人がした契約を取り消すことができる取消権を行使して守ることができるのは、法定後見人だけだと言っています。


 成年後見制度は、既に判断能力の低下した人を対象にする法定後見制度と、将来に備えて本人が契約しておく任意後見制度があります。社会的弱者を守る最良の方法だと考えますが、広がりは少なく、政府も制度の普及に向けて動き出したようであります。


 一番の問題は、費用の問題が大きな壁になっているということです。申し立ての手続に一万円、判断能力の鑑定費用に五万円から十万円、第三者後見人を依頼すれば、弁護士の場合月に三万円ほどかかると言われていて、払えない人をどう援助するかが今後の課題になります。


 わずかな年金しか収入のない高齢者、費用を負担することができません。介護保険で制度を利用できるようにするべきだという意見もありますが、厚生労働省は七月から、首長申し立ての手続を緩和して、介護保険法改正で全市町村に新設する地域包括支援センターを総合窓口にして、制度の広報から手続まで受ける体制を整えたと聞きました。


 本市でも、近くで工事をしているので、そのついでに家を見てやるとか、壁の様子がおかしいなどと言って家々を訪ねて回る業者が確認されています。深刻な被害を出さないうちに、この制度を広く活用できるようにするべきであり、また、このような制度があることを知らない市民には、広く知らせることが必要だと考えます。御所見をお伺いいたします。


 福祉保健部長に、もう一点お尋ねいたします。障害者のスポーツ振興についてであります。


 フライングディスク普及のため、市の積極的な参加と支援を求めます。


 昨年、市立東小学校で、フライングディスクの講習会が、ジュピア財団の主催で開かれました。市内の障害者団体から多くの人が保健福祉大学の学生ボランティアに支えられ参加をしました。初めて経験する人がほとんどであったにもかかわらず、皆さん夢中になって楽しんでおられました。障害があっても楽しみながら大勢でできるという点でも入りやすいスポーツだと思います。ぜひフライングディスクの普及に当局の支援を期待したいと思います。また、同時に、アスリートタウンのべおかは、障害のある人も、恵まれた環境で気軽にスポーツを楽しんでいると、市外からみえた人が感心するような取り組みを期待したいと思います。


 次の市営住宅でのペット飼育の質問は、割愛をさせていただきます。


 次に、歴史教科書採択について、教育長にお尋ねいたします。


 教科書採択の作業も終わりましたが、採択する過程で一部問題点が残ったので、お伺いいたします。


 教科書採択をめぐり、教師や市民の意見を排除し、採択に反映させないようにする動きがあったことは重大な問題であると考えます。


 文部科学省は四月、教科書採択について、外部からの働きかけに左右されることなく、円滑な採択に支障を来すような事態があった場合は、警察との連携を図ることを求める通知を全国の教育委員会へ出しました。


 これを受けて、一部の教育委員会は、教科書採択は教育委員会の権限だとして、新しい歴史教科書をつくる会の教科書採択に反対する市民運動を妨害活動として、これを敵視する姿勢を明らかにいたしました。


 この問題を重視した自由法曹団は、同省に対し申し入れを行い、市民が意見を表明することは、通知のいう外部からの働きかけに当たるのかどうかをただしたところ、同省は、教師が意見を述べたり、市民が意見書を提出するなどの行為は、外部からの働きかけに含まれないと返答しました。また、同省は、四年前の採択でも警察との連携が必要であるという事態が生じたことは確認していないと明言をいたしました。


 市民が庁舎に出かけ、プラカードなどを掲げ、教科書採択に関する意見を表明することに対して、警察が介入することはないとも答えています。


 歴史の事実をゆがめた教科書を子供たちに使わせたくないと採択に反対し、これを阻止しようとする市民運動は、表現の自由であると文部科学省が認めたことに大きな意義があると思います。


 これに関し、三点お尋ねいたします。


 一つ目に、採択に関して、教師や市民の意見を排除して、採択に反映させないようにする動きをどう感じられたか。


 二点目に、四月に文部科学省が出した通知を、本市教育委員会も受け取っているのかどうか。


 三点目、一部教育委員会が同調した新しい歴史教科書をつくる会の教書採択に反対する市民運動を、妨害活動とした通知をどう受け取られたか。


 以上、三点、明確な答弁を求めます。


 学校校舎耐震診断について、実施率のおくれの原因を教育部長にお尋ねいたします。


 学校施設の耐震化が急がれる中で、文部科学省の調査でも、公立小中学校の施設の耐震化は、やっと五割を超えたにすぎないことが判明いたしました。対策のおくれの背景に、国の予算措置の後退があることが浮き彫りになっています。文部科学省は、二〇〇五年度末までに、全国の公立学校の耐震診断を終わらせる三カ年計画を進めておりますが、今回の調査は計画達成が極めて難しい状況にあることを示しました、


 耐震化が進まない理由として、七割を超える自治体が財政上の理由を挙げており、国に対し予算増を求める声は高くなっています。


 日本共産党は、学校の耐震化推進を強く求めてまいりました。文部科学省の全国調査自体が、我が党議員の「整備の必要な学校すら把握せずに、必要な整備が進むはずがない」という追求の結果、始まったものであります。


 中山文部科学大臣は、二十五年前には六千億円の整備があったのに、随分減ってきたと予算の削減を認めています。


 三月に出された文部科学省の学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議の報告書でも、国の財政支援の必要性として、国は地方の財政力格差や財政状況の変動にかかわらず、必要な財源を機動的に支出し、かつ安定的に保障することが必要であると指摘しています。


 自治体としても、政府に対し、耐震化推進の年度計画を立てて、改修を確実にするための予算を確保するように求めるべきではないでしょうか。また、耐震診断単独でも補助をするよう、あわせて求めることが必要だと思います。どのような計画をお持ちなのか、お尋ねをいたします。


 現在、宮崎県全体で、耐震診断実施率で四一・三%、耐震化率は四九・二%と、ともに五〇%を割っています。このおくれている現状をどう改善していくおつもりなのか、あわせてお尋ねをいたします。


 以上、壇上からの質問を終わります。


(降壇)


      〔市長(櫻井哲雄君)登壇〕


○市長(櫻井哲雄君)  ただいまの白石議員の御質問にお答えいたします。


 県営施設の建設についてのお尋ねでございます。


 議員のお話しのとおり、先日の出前県庁の際に、県知事は、延岡西高校跡地の活用策について、現在は全くの白紙としながらも、一般論として、仮に施設を整備する場合には、県営施設ではなく、事業費を助成する方向になるとの考えを示唆しております。


 これは、県におきましては、現在、平成十六年度から取り組んでいる財政改革推進計画の最中にあり、財政的に大変厳しいことを受けての発言ではないかと考えておりますが、本市にとりましては、延岡西高跡地の活用は合併後の地域づくりに欠かせないものであり、県北地区には県営施設が非常に少ないこともありますので、あくまでも県営施設としての整備が望ましいと考えているところでございます。


 そのようなことから、県に対しましては、県営施設として整備していただくよう、今後、官民挙げて強く要望してまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


      〔総務部長(町田訓久君)登壇〕


○総務部長(町田訓久君)  お答えいたします。


 指定管理者制度の導入に関しまして、三点のお尋ねでございます。


 最初に、雇用の継続についてでございますが、指定管理者の選定に公募のシステムを採用いたしますと、当然、競争の原理が働きますので、場合によりましては、雇用の継続が困難なことも生じるのではないかと思っております。


 次に、施設の利用が平等に行われるのかとのお尋ねでございますが、平等利用の確保につきましては、指定管理者の候補者の選定時に申請者から提出されました書類や聞き取りにより、その体制を審査することにいたしております。


 さらに、議会の議決を受けました後に、当該団体と取り交わす協定の中に指定管理者が守るべき事項を盛り込むことにいたしておりますので、恣意的に利用が拒否されることはないと考えております。


 最後に、情報の守秘義務につきましては、民間企業へも当然課せられるわけでございますので、先ほど同様に、申請団体の審査並びに協定の中で徹底してまいりたいと思います。


 以上でございます。


(降壇)


      〔福祉保健部長(夏田邦裕君)登壇〕


○福祉保健部長(夏田邦裕君)  お答えいたします。


 まず、成年後見制度の活用についてのお尋ねでございます。


 御指摘のように、認知症などで判断能力の低下した方々の権利を守る方法といたしまして、成年後見制度の利用が有効な手段と言われておりまして、その制度の幅広い活用が望まれているところでございます。


 本市におきましても、民生委員さんや地域福祉推進チーム、在宅介護支援センターといったところと連携を図りながら、地域の認知症高齢者などを把握し、その権利の擁護に努めております。


 また、成年後見の申し立てをする親族がいない場合には、かわりまして市長が審判請求の手続ができるようにしているところでございます。


 また、本制度の利用支援につきましては、弁護士会、司法書士会、社会福祉士会といったところが積極的に取り組んでおられますけれども、本市でも制度の十分な活用が図られますよう、広く市民に周知を図ってまいりたいと考えております。


 次に、障害者の方々のフライングディスク競技の普及についてのお尋ねでございますけれども、このフライングディスク競技につきましては、いつでも、どこでも、だれでも、安全に取り組みやすいスポーツとして、特に、知的障害者の方を中心に多くの方々が楽しんでおられることは、私ども十分認識をいたしておりますが、本市において、さらなる拡大を図るためには、指導者の育成、それにいろんな面でのPRが必要ではないかと思っております。


 また、アスリートタウンのべおかの構築のためにも、障害者の方だけではなく、健常者と障害のある方々がともにスポーツを楽しむといったことも大事ではないかと思っております。


 現在、私ども障害福祉分野におきましては、県障害者スポーツ大会参加、それから「泳ごう会」といったものを支援しておりますけれども、障害のある方がスポーツを通じまして積極的に社会参加をされることは、障害福祉におきまして大変重要であると思っておりますので、このフライングディスク競技に限らず、障害者スポーツの振興には、今後ともできる限りの支援をしていきたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


      〔農林水産部長(沖米田 孝君)登壇〕


○農林水産部長(沖米田 孝君)  お答えいたします。


 台風災害時の塩浜樋門の管理・連絡体制についてのお尋ねでございます。


 塩浜樋門は、沖田川の最下流域にあり、通常は左岸の水田から集まってくる農業用水を排水しておりますが、台風のときは、周辺の山間部から大量の雨水が流入するため、井堰からの取水を遮断して内水を排水しております。


 ただし、沖田川の水位が内水面より高くなった場合には、汚泥水の逆流を防ぐため、樋門のゲートを閉じなければなりません。


 特に、高潮のときは、塩水の浸水により、水田が壊滅的な被害を受けるおそれがありますので、地元の土地改良区は操作責任者を配置して、適切な水門操作に努めているところでございます。


 しかしながら、過去には、多量に流入する内水により、水田の冠水にとどまらず、住宅まで浸水被害が及んだこともございますので、さらに樋門操作の適正化を図るとともに、被害を防ぐための方策を関係機関とも連携をとりながら、検討してまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


(降壇)


      〔教育長(牧野哲久君)登壇〕


○教育長(牧野哲久君)  お答えいたします。


 歴史教科書の採択に関するお尋ねでございます。


 まず、教師や市民の意見を排除して採択に反映させないようにする動きをどう感じたかということでございますが、教科書の採択に当たりましては、公正かつ適正な採択がなされるよう配慮しなくてはなりません。私どもは、教員の調査研究結果や教科書展示場のアンケート等も参考にしながら、採択事務を進めてきたところでございまして、本市におきましては、教師や市民の意見を排除するような動きはございませんでした。


 次に、文部科学省からの通知を受理したのかとのお尋ねでございます。


 文部科学省は、本年四月に「平成十八年度使用教科書の採択について」という通知を各都道府県に送付しており、県教育委員会を通しまして、私ども市町村教育委員会も受理をいたしております。


 次に、教科書採択に関する市民運動に対する判断についてのお尋ねでございます。


 教科書採択に当たりましては、さまざまな立場から、あらゆる論議がなされていることは承知いたしておりまして、御案内のように、教科書の採択は公正かつ適正に行われなければなりません。


 市民の皆様の御意見・御要望は参考意見として承っておりますが、採択に当たりましては、違法な行為や事務に支障を来すような行為に左右されることなく、適切な審議環境を確保し、公正に対応しなければならないと思っております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔教育部長(杉本隆晴君)登壇〕


○教育部長(杉本隆晴君)  お答えいたします。


 学校施設の耐震化推進計画についてのお尋ねでございます。


 学校施設の耐震化につきましては、御指摘のように、全国的に大変厳しい状況でございます。


 文部科学省が設置いたしました、学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議が本年三月に報告書を発表いたしておりますが、その中で、耐震補強事業の予算化はもとより、耐震診断経費の予算措置さえ困難であるという自治体が六割を占める実態が明らかにされております。


 本市の計画につきましては、昨年度から取り組んでおります耐震診断優先度調査を、本年度末までに百%終了させる予定でございまして、今後は、この調査結果をもとに、耐震補強をするのか、あるいは改築するのかなど、将来的な施設配置計画も含めた総合的な整備方針をまとめたいと考えております。


 しかしながら、本市も、他の自治体と同様、財源確保が大きな課題でございますので、耐震診断を含めた耐震化予算に対する国の財政支援の改革や安定的な財源確保などについて、全国都市教育長協議会等を通じて、今後とも強く求めていきたいと考えております。


 次に、学校施設の耐震化の対応についてでございます。


 先ほど述べました調査研究協力者会議の報告書によりますと、これまでは全面建てかえによる整備が多く行われていたものを、今後は改修では建物の構造耐力の向上が困難なものを除き、可能な限り既存施設を生かして、耐震補強や基礎的な整備をあわせて行っていくという、改修による再生整備への転換がうたわれております。


 また、国は、財源支援の仕組みの改革を行うとともに、明確な整備方針を示すことや、地方公共団体においては、地域の実情を踏まえた整備計画の策定が必要であると報告されているところでございます。


 本市におきましても、このような考え方を含めまして、庁内各課との協議はもちろん、県並びに他市町村との情報交換を行いながら、耐震診断優先度調査終了後、総合的な検討を重ね、基本方針を明確にしていきたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  白石武仁議員の再質問を許可いたします。


○一〇番(白石武仁君)  ありがとうございました。


 それでは、再質問をさせていただきます。


 まず、市長にお願いいたします。


 知事発言の載った新聞を読んで、私は大変憤慨しました。あの議会の品位を汚さないように言葉を慎重に選んで「大変憤慨しました」と言いましたけども、その胸の内は、もっと違うものがあります。あの言い方では、選挙のときの票欲しさに、空手形を切っただけではないかという思いがあるんです。一つの学校がなくなる。これは地域にとって大変なことだと思うんです。文化の発信地が消える。地域が寂れ、経済活動が衰えるなどの影響が出ることがはっきり目に見えているからです。そういう犠牲を押しつけておいて、新たに跡地整備の負担までかぶせようとする、到底承服できる話ではありません。地元の夕刊も批判する記事を書きましたが、市民の気持ちを代弁したものではなかったかと思います。


 二年前の七月十七日付の新聞に、知事選挙に出た各候補の公約が出ています。知事は、県立スポーツ施設の県民利用の利便性の拡充を上げています。約束しておいて、財政難を理由に無理だという話があるでしょうか。


 別の新聞のアンケートに、県庁時代の自身について、実態をよりよく知ろうとする姿勢がなかったと答えています。今もその姿勢は変わっていないようです。財政状況も考えずに、公約だけを振り回したことになります。完全な公約違反であり、知事としての自覚を問われる問題だと思います。


 知事は、多選自粛を口にして「三選まで」と言っているようですが、公約をほごにして延岡市と延岡市民を軽視するようならば、一期で十分です。


 県営施設の問題は、それほど重いということを教えてやるべきだと思います。そして、市長が議会や市民を引き連れて交渉に行く、そのぐらいの強い姿勢を見せてください。犠牲ばかりを押しつけられてはたまりません。再度、答弁をお願いいたします。


 総務部長にお尋ねをいたします。


 指定管理者制度は問題がたくさんあります。一度には全部を質問できませんので、また次の機会にお尋ねしたいと思いますが、民間企業の職員でも守秘義務は課せられるということですが、そもそも守秘義務とは何かという教育を徹底していただくように要望しておきます。


 私は今、日向の金融機関に個人情報を漏らされたという人の相談を受けています。人権推進課に資料をいただきながら対応しているところですが、その金融機関の上司も、漏らした本人も、事の重大さに気がついていないようです。新しく管理者になった場合、今まで全く縁のなかった義務を負わされるわけですから、真剣な学習が必要だと思います。


 県内の施設でセクシュアルハラスメント、預かり金横領、入所者に体罰を加えるそこの責任者が、三つの事件を起こした容疑で逮捕されました。万一、そのような不祥事、不正が発生して、それを団体の職員が内部告発をした場合、市は対応できる体制がとれているのでしょうか。本来なら、告発した人は、その勇気をたたえられるはずなのに、日本では逆に裏切り者扱いをされるという風潮があります。告発した職員の保護をどう考えておられるのかをお聞かせください。


 福祉保健部長に、答弁をいただいた中で、健常者と障害のある方々がともにスポーツを楽しむことも大事ですと、大変踏み込んだ答弁をいただきました。私は、ここは大変重要な点だと思うんです。健常者と障害者のスポーツ交流はありますが、どうしても体力的に競技によっては一方的に差が開いてしまうという場合があります。しかし、このフライングディスクの場合、簡単なゲームだと、そのディスクを的に当てて落とす、当てただけでもいいというような競技があります。東小学校で行われた講習会には、健常者も来ておりましたけれども、障害者のある人の方が成績がよかったという場合がありました。こういう人たちと触れ合うことによって「思いやり」そういう心もはぐくまれていくのではないでしょうか。


 残念ながら、まだ障害者に対する偏見は残っております。偏見は、正しい知識がないところから生まれるという文書を最近読みました。それを取り払うためにも大変大事なことだと思います。部長、ぜひこのフライングディスクの普及、お力添えをお願いしたいと思います。


 それから、教育長、答弁は要りませんけども、今回の質問は、正しい教科書を子供たちに渡したいという教師や保護者の運動が妨害運動ではなかったということを証明していただきたかった、認めていただきたかったという点で質問をさせていただきました。


 それから、教育部長、二点に分けての丁寧な御答弁いただきました。ありがとうございます。私は、この耐震診断に対する質問を、議会で初めてじゃないかという事務局の方からも言われたことがあります。しかし、その後、ほかの会派の議員方さんも、たくさん多くの方が耐震診断に対する質問を取り上げてくれました。大いに歓迎することだと思うんです。いろんな資料を集めて、そして議会で活発に議論する、これがケーブルテレビをごらんになっている市民の皆さん方が、議会は災害対策に真剣に取り組んでいる、そういうことを受けとめてもらえるいい機会ではないかと思うんです。


 ただ、先ほど私は質問の中で、予算に困っている自治体が七割と質問いたしましたが、部長の答弁では六割という答えをいただきました。このずれは、また確認したいと思いますけれども、引き続き、耐震診断、その他防災の面に関する質問は続けていきたいと思いますので、学校施設に関してよろしくお願いいたします。


○市長(櫻井哲雄君)  西高跡地に関する県への要望についてのお尋ねでございます。


 跡地の活用につきましては、先ほども御答弁申し上げましたように、本市だけではなくて、県北の地域活性化に欠かせない施設であるという観点から、先生の御提言も踏まえまして、官民挙げて、さらに県へ強く要望してまいりたいと思います。


○総務部長(町田訓久君)  指定管理者について、お答えいたします。


 まず、守秘義務の関係でございますけど、今回の指定管理者制度移行に伴いまして、守秘義務も含めて関係事項について、今回移行いたします指定管理者の方に研修、それから啓発を行ってまいりたいと思っております。


 それと、施設内で不祥事が起こるということは、あってはならないことでございますが、もしそういうことが生じた場合には、まず施設を所管いたします担当課が窓口となりまして事実確認を行い、事実が確認された場合には協定書等に基づき、事件に応じた注意や処分を行うことになるわけでございます。さらに、場合によりましては、要綱に基づきまして、選定会議を開きまして、指定の取り消しなど、厳しい処分につきましても可能であると考えております。


 それからまた、告発を行った個人に対しましては、平成十八年四月一日から施行されます公益通報者保護法というのがございます。これに関連します刑法、政令などにより保護されるものと考えております。


 以上でございます。


○福祉保健部長(夏田邦裕君)  フライングディスク競技についてでございますが、まさしく議員さんおっしゃられますように、私ども、単に言葉としてノーマライゼーションという言葉をよく使いますけれども、やはり障害のある方もない方も、一つの競技なり、一つのことにともに取り組んでいって参加していく。そういった中で、本当の意味の相互理解が深まっていくんじゃなかろうかと思っておりまして、こういう競技の普及には、今後とも十分努めてまいりたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  これをもって白石武仁議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 これより二五番 川口大海議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。


      〔二五番(川口大海君)登壇〕


○二五番(川口大海君)  川口大海でございます。


 ただいまより、個人質問を行ってまいりたいと思います。当局の御答弁をよろしくお願いいたします。


 まず、市長の政治姿勢についてお伺いします。


 一、合併、新延岡市の拠点構想についてであります。


 このたび、市庁舎耐震調査業務委託事業が補正計上されております。このことは、新潟を初め、各地で地震多発傾向にありますので、万一に備えて適切な取り組みと考えます。


 そこで、調査の結果、この老朽庁舎がどう診断されるか。まあ、人間で言えば、もう百歳とも言えるのではないでしょうか。そろそろ引退、新しい展開のときと思います。合併新市誕生の好機をとらえて、新しい市の顔として、市民プラザのような大きなスケールの中に庁舎を位置づけていく、そういう拠点づくりを、この際、挑戦すべきと御提言いたします。


 それにこの庁舎は、実に段差が多く危険で、その上、迷路状態で、しかも他の施設がばらばら点在、転入してきた方の意見を聞きますと、まるでウオークラリーみたいだとか。


 行政視察で先進都市を見ますと、そのまちの顔である庁舎は、きちんと整備されております。それも、長期的、年次的に計画を立て、その実現を図っての成果とのことです。もうそろそろ本市も決断のときではないでしょうか。


 二、複合的公共施設として、今日的新手法であるPFI方式の導入可能性に挑戦してはいかがですか。


 市長、新しい市の顔として、市民プラザづくりに、この方式で成功している事例を研究しようではありませんか。


 大学誘致に成功した手法、行政運営が高く評価され、表彰を受けました。日本を代表する企業の中にも、地方のふるさとづくりに理解を示しておりますので、PFI導入プロジェクトチームをつくり、挑戦されますよう御提言いたします。これからは、官が民の力とともに目的達成を図っていく段階と考えます。


 この市民プラザが完成しますと、その庭園に憩いの場とか、いやしの施設が設けられ、いつも市民を初め、外来の方々が相集う拠点の誕生となります。人が来る、そこにまちの活性化の原点があります。合併による特例債で、清掃工場、消防署、火葬場をつくっていく、このことは合併前から広域行政のスタンスで取り組んできました。確かに住みよいまちづくりにこの三つは必要であります。


 今、声を大にして主張しているのは、合併した新市が、どう羽ばたいていくかであります。


 全国合併による新しいまちづくりに、どこもかしこもしのぎを削る思いで発展計画に取り組んでおります。先進成功事例のスタンスとして、三つ紹介します。


 一、市長がビジョンのもとに政治力を発揮。


 二、ビジョン実現への支援体制確立。


 三、市民が広く注目、まちを挙げて立ち上がっている。


 以上、新方式挑戦を図り、市民プラザとしての拠点づくりに向けて、今後、どう考え、どう挑戦していかれるのか、市長より夢のあるビジョンをお示しいただきたい。お願いします。


 次に、二、延岡道路の一部開通の効果と、その利便性についてであります。


 今春四月二十三日、開通式が挙行され、まさに国土交通省の快挙、その前の開通記念イベントに、人・人・人、たくさんの市民が賛同しました。いかに、市民待望の高速道であるか。


 この式典で、関係当局の報告と説明の後、地元代表衆議院議員、江藤 拓氏により、お祝いの言葉をいただき、この東九州自動車道は、鹿児島〜福岡間が貫通して、初めてその効果が確立するものであって、早期完成に期待が込められました。


 その後、テープカットが劇的に催され、ついに車の通行開始。この記念行事に、かわいい園児たちが花を添えてくださいました。


 後の懇談の場で、この子供たちが大きくなったとき、全線開通されているように、そんな話題が花咲きました。


 この際、開通した延岡道路の利用状況と利便性、どんなに市民に喜ばれたか開示していただき、このムードでもって今後の完成への早期実現に拍車をかけてほしいと願いものでございます。


 次に、三、高速交通ネットワークの展望についてお伺いいたします。


 東九州自動車道全延長四百三十六キロメートル、この間、三工区が八十一キロメートル完成、順次、着工されておりますが、どこをどういうふうに、どれくらいの月日で取り組んでいかれるのか。また、九州横断自動車道延岡線全延長約九十五キロメートル、実現へのアクションプランを御教示くださいませんか。それと、高速道づくりのつち音が高くなっておりますので、その実現に際して、大きな希望がございます。


 以前、建設省時代は、専ら道路建設で、その具体化に際し、ドライバーの疲れや、同乗者の休憩のため、サービスエリア、パーキングエリア、それに加えて道の駅が設置され、多くの利用があります。


 今、国土交通省は、人に優しい道づくりのスタンスで取り組まれ、高速道はネットワークを図り、地域間交流の促進に貢献してくださっております。


 先進高速道には、安全性と快適性をつくる道路景観事業が随所に設けられており、ユニークなものとしては、エリアに果樹園広場を併設し、ドライバーによい印象を与えております。これがハイウェーパークとなり、潤いと快適空間として大変好評。東名高速道などでは、このようなサービスに加えて、中央分離帯新植栽形態にニュートピアリーという事業も展開してきました。


 そこで、延岡にこれらのサービスが設置できないか、できれば南道路ICに何か一つ、オアシス風の効果を大きく期待するものであります。


 以上について、市長より、これもまた、夢の実現を図る、そんな御答弁をお願いいたします。


 次に、二、市民サービスの向上のために。


 やる気満々の職員像「ファイト」標語の設置を提言いたします。


 類似都市、都城では、職員像というより、市長から市民まで「ウェルネス都城」、この元気いっぱいのかけ声が響いています。


 我が市では、「リフレッシュ延岡」、どうもムードがいま一つですね。「共に輝き創る拠点都市」もいいんですけど、この際、職員像としてのキャッチフレーズ「ファイト」はいかがでしょうか。一つの提言です。いまや、合併新市誕生を契機として、まちづくりに立ち上がる時と考えます。それで、職員の皆さんが「ファイト、ファイト」と予算がなくても、元気いっぱい、知恵と工夫を凝らし、ファイトのかけ声のもとに、市民サービスをお願いいたします。


 総務部長、早速、ファイトある御所見をお伺いいたします。


 三、防災の日、九月一日、すわ、地震、どうする。


 いつも申しているのですが、昔、天災は忘れたころにやってくる、今、忘れないうちにも起こってしまう。巨大地震がいつ発生するか、予知がなかなか困難で、結果として前兆現象があったとなり、例えば、阪神大震災前に、赤い月が観測されたとか、地震雲が空に浮かぶと危ないとの説、全く予測がつかないところであります。


 そこで、地震や津波に対して、万全体制としてこれだけは備えておこうという呼びかけは、行政として、安心して暮らせるまちのべおか、どう対処されていますか。


 そこで、ハザードマップづくりとその活用。あらかじめ自主防災体制を強化して「いざ、どうする」とあわてない訓練と申しますか、構えが必要と考えます。行政対応、市民への指導マニュアルについて、総務部長の御所見をお伺いいたします。


 次に、二、台風十四号のつめ跡と、その対応について。


 これは、本議会でお見舞いの言葉を拝聴しました。私も、また一日も早い復旧を願うものでございます。


 本当にびっくりする被害発生、十カ所ほどお見舞いに行き、言葉のかけようもありません。車も泥んこになって帰りました。まさにショックです。このような悲惨な被害を二度と繰り返さないよう、絶対そのような対策が必要と痛感しております。被害状況を総括していただき、その被害がどの程度と判断されますか。そして、災害救助法の適用により、いろいろと対策が講じられると思います。復旧と救済の方向をお示しください。


 本会議でもう既に検討されましたけれども、当面の対応と申しますか、抜本的な対策は今からでございます。重ねて市長並びに担当部長の御所見をお伺いいたします。


 次に、まちの再生手法として。


 一、都市づくり交付金の活用を提言いたします。


 最近の国策、平成十六年度スタートとして、自治体が都市再生整備計画を策定し、それが地域の特性を生かしたもので、総合的に推進された場合、交付金を認定するものです。


 本市は、昭和五十年、商業近代化の国指定を受け、以来、中心市街地の活性化が叫ばれ、櫻井市長の目玉事業とも言える拠点都市構想の実現に取り組んでまいりました。その間、大型店が相次いで撤退する中で、商店街と連携、TMO、ハード・ソフト事業が推進され、共に輝き創るというスタンスで、いまやその実現が待たれております。


 そこで、本市が鉄道高架の可能性調査に取り組むことは、まことに時宜を得たものと判断いたしております。先進地の成功事例を見ますと、単なる新企画ではなく、そのまちの「顔」である駅前とか、中心市街地の活性化がテーマとなっています。そして、その再生方法も鉄道高架による都市再生を図っております。福井市、半田市、富山市など、そのまちづくりの共通する「顔」再生の実現です。中でも富山市は、スイスシティ大作戦と称し、富山の風土を生かした美しいまちづくりを年次的、複合的、総合的にプラン化し、都市MIRAI一大ランドづくりが成功いたしております。


 本市も、城下町七万石の歴史資産と文化の香り高い特性を生かした計画を期待いたします。


 次に、二、商店街空き店舗利用「味どころ」設置ですが、全国的傾向として、ショッピングの商店街に変化が生じて、人が集まるコーヒーショップから居酒屋まで、にぎわいの場づくりが盛んになってきました。メーン商店街に直結する路地利用型の飲食街、例えば、北海道のラーメンの横丁のように盛り場を形成しています。


 そこで、本市の空き店舗対策がいろいろ計画されていますが、その展望はどうですか。商店街全体で、空き店舗は何店になっていますか。この際、これらに飲食店誘致事業を推進してみてはいかがでしょうか。旅をしますと、見たり聞いたり楽しんだ後、その地方の郷土料理と申しますか、食文化が決め手となるものでございます。


 以上、商工部長より、斬新な御答弁をお伺いいたします。


 次に、道路行政について。


 交通体系と渋滞解消策として、恒富西地区交通ネットワークづくりの早期完成を強く望むものであります。


 市当局の肝いりで、横谷線が単独事業として完成、どんなに便利な路線か、市民から大変喜ばれています。そして、目下この横谷線とクロスする県道八重原延岡線、古城地区、(通称)めしとり坂の工事が進行しております。今後、この延長路線、小野通線が整備されますと、釈迦地トンネルに通じる利便性が確保されます。それに、この恒富西地区は、大瀬大橋が完成、広く利用されておりますので、この際、交通ネットワークづくりに拍車をかけてくださいませんか。


 いま一つの問題は、南延岡駅前通りの交通渋滞で、この解消には、いつもいろんな提言がされております。私としては、愛宕山トンネル構想の実現しかないと考えます。このトンネルが完成しますと、延岡のまちの線形が北から南まで一本化いたします。


 都市建設部長、西環状線の進行とあわせて、このネットワークづくりにも御尽力くださいませんか。御見解をお伺いいたします。


 次に、新市キャンペーンとして。


 一、ふるさと大使を設け、新しいスタンスで推進しますと、その宣伝効果は大なるものが期待されると思います。


 山紫水明の地、橋の川面が輝く、水郷のまち延岡。新市誕生を契機としてキャンペーンし、まちづくりに力を注ぐ段階と考えます。そこで、我がまちのふるさと大使を設け、ドーンと打ち上げてはいかがでしょうか。情報化時代を先取りするインパクト表現「大使」の登場を。その公募もありますが、まずは、郷土出身、各界で大活躍されている著名な方に一役買ってほしいのであります。


 「ふるさと大使」全国発信。その第一号は、愛宕山夜景大使として、郷土出身の写真家、長友健二先生に御委嘱申し上げ、愛宕山のすばらしい夜景を、まず御紹介いただきますと、愛宕山が名所として人々に親しまれ、その輪が、さらにさらに拡大されるでしょう。この愛宕山には、行政がざっと二十億円投資し、見事にリニューアルされました。そして、山ろくには区画整理事業の成功により、愛宕大通りが誕生、新しい町並みを形成しております。


 長友健二先生のふるさと大使PRで、「日本夜景遺産」「夜景百選」「美しい日本の歩きたくなるみち五百選」と認識が広がり、それに加えて「愛宕山フォトコンテスト」で大飛躍が想定されます。そうなりますと、美しい海岸線と相まって、神戸とか香港のような人気の日が訪れるやもしれません。何事もやってみることです。


 このスタンスは続いて、


 二、郷土の先賢顕彰大使として、若山牧水、後藤勇吉など、新しい郷土のふるさと大使の登場によって我がまちのあすが開けるような喜びがわいてきます。


 先進事例の一つとして、愛知県豊橋市で、中核都市移行を記念して、この大使制を導入。何と同市出身の俳優、松平 健さんが登場しています。大変好評でマツケンサンバ、これとは違う延岡風土の香りを生かした合併記念の第一号事業としてスタートするようお願いします。


 企画部長、市民が思わず「ヤッター」と拍手するような大使を御答弁ください。


 次に、福祉のまちづくりについて。


 一、総合福祉センター確立の必要性があります。


 中心市街地、駅周辺の再生開発と並行して、市民生活の中で大きなウエートを占めているのが、医療・介護・患者情報・生活保護・児童福祉・生涯福祉など、給付から負担まで市民の最大の関心事と考えています。


 今度の衆議院選でも、郵政民営化の声が高く、年金とか福祉の問題は台風で吹き飛ばされた感じです。確かに、給付の問題、医療と介護の役割分担、高齢者の健康維持など、多彩な福祉分野と市民生活とのふれあいの場が必要であります。


 さきに述べた「市民プラザ(市庁舎)」の中に、複合的、効率的窓口を設けた総合福祉センターが誕生しますと、市民サービスがどれほど向上することか。


 次に、福祉のまちづくりの今日的な問題について。


 まず、二、老人福祉施策の展開方向について申し述べます。


 国においては、健康寿命を延ばすため、健康の治療重視型の医療保険制度から総合的な健康維持体制へと転換も示しております。今後、介護保険にしましても、持続可能な制度構築のために、予防重視型システムづくりの段階を迎えています。そこで、老人福祉施策が、今後どのような取り組みになるのか、その展開方向をお示しください。


 九月は、老人の日、敬老の日、長寿を祝う多彩な行事が催されます。このとき話題になるのが「人生ピンピン、コロリが一番いいね」とか申します。「そんな、皆さん、元気で百歳まで頑張ってください」と声をかけています。確かに、健康で元気な毎日の確保が高齢社会の大きなテーマです。


 本市の、健康のべおか21のデータによると、高齢者の代表的な病気として、御案内のとおり、三大生活習慣病で全体の六〇%を占めています。


 そこで、一、三大生活習慣病、がん・心疾患・脳血管疾患の予防対策の現況と今後の展開方向についてお伺いいたします。


 これもまた、さきに述べた総合福祉センターが設置されますと、自分の健康を守り、早期発見、早期治療で元気が維持されると確信します。


 次に、骨粗しょう症による骨折多発状況と、それをどう用心していくかであります。


 最近、お年寄りの方が、手首、足、背中と、典型的な骨折が多発しています。ちょっとしたくぼみで転倒しただけなのに、寝たきりになる深刻な骨折。それは骨粗しょう症に侵されているからで、自覚しがたいのが、この特徴と言われます。


 そこで、用心、見逃すな、骨粗しょう症のサイン。適切な対処方法を広く普及すべきと考えます。


 三、熱中症の脅威対応について。


 もう、夏も終わりですが、暑い日の出来事に、楽しいゴルフのプレー中に日射病というのか、脱水状態で倒れるケースがあります。時としては、けいれん症、熱疲労、それから熱射病に移行すると死に至るケースがあります。


 このところ、台風、地震発生で、そんなとき長い停電で熱波に襲われることになります。危険性の認識、いろいろな状態への対処方法、いざというときどうすればいいか、大切な備えが要ります。


 以上につきまして、保健福祉部長の温かい御所見をお伺いいたします。


 次に、教育行政の問題です。


 一、学力向上とゆとりの教育。特に、アットホームの愛。


 最近の話題に、子供の学力が低下して、世界の子についていけるのかという不安の声をよく耳にします。確かに、以前、子供のランドセルにそろばんが刺さっており、暗算が得意でした。ところが、コンピューター時代となり、先進国が先行、中でもインドはすごいようです。


 テレビを見ていても、外国の子供はいろんな問題をさらりと解答します。基礎がしっかりしているから応用がきくのです。特に、インドの子供たちは、複数の掛け算も何てことなく、日本大丈夫でしょうか。二二が四、三三が九、段階どまりでは、と不安であります。


 そこで、学力向上への教育システム、本市独自の資料を使っていただいております。その成果と今後のレベルアップ効果についてお示しください。


 いま一つ、この学力低下論が叫ばれる際、ゆとり教育が問題視されております。確かに、子供一人一人の成長にはゆとりが必要であります。


 頭脳は、鍛えて、鍛えて、初めて成果が上がるものです。ぽやんぽやんしていますと、三日もすれば何とやら、そういった徹底的なトレーニングとゆとりのバランスこそ、大切なスタンスであると考えます。


 このバランスを支えるのが本人の自覚であり、人間性も豊かに成長し、人生の荒波に向かってドーンと乗り越えていける「生きる力」こそ、教育の成果であります。教育長より、実践的教育論を御答弁お願いいたします。


 二、心の教育環境づくりについて。


 伝統文化、子どもの教室の実践効果をお尋ねいたします。


 テレビのスイッチを入れると、またもや災害とか事件が目に飛び込んできます。本当に嫌な世の中でございます。


 先日、宮城県登米市で、中学三年生男子生徒が警察官を襲うという事件発生、これは氷山の一角にすぎません。このケースもまた、ふだん大人しくまじめな生徒であったという。冗談じゃない、そんなまじめないい子がなぜ事件を起こすのですか。心の傷、ゆがみが生じており、そのシグナル、危険信号を見逃したのでしょう。


 そこで、問題提起です。


 そんなシグナルが生じないよう、平素より子供たちに豊かな心をはぐくむために、学校・家庭・社会が一体となって、まず、命を大切にする心、そして、人に思いやりの心を強く教育していくことです。もっと勇気を持って、家庭でアットホームの場を設け、愛がはぐくむスタンスが大切です。子供はパソコンゲームをチュンチュンチュンチュン、親はパチンコ、これでは世の中真っ暗やみじゃないですか。


 そこで、学校では、より道徳教育を協調し、世の中全体で豊かな心をはぐくむ場づくりと、その参加を期待いたします。


 この前、優しいふれあい交流会が西小学校で催され、大人も子供も楽しく明るいひとときを過ごしました。これは、ほんの一例であります。こんな交流の中に、問題を起こすような子供はいないのであります。


 そこで、企業城下町延岡として、歴史と文化の輝くまちづくりが多彩であります。その流れに伝統文化子ども教室が活況を呈しており、芸術文化の専門家が子供たちに手取り、足取り、その芸術性のすばらしさを伝承しております。このような取り組みの成果と今後の展望を教育長にお尋ねいたします。


 以上で、壇上からの質問は終わりますが、御答弁によりましては質問席からの再質問も行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


(降壇)


      〔市長(櫻井哲雄君)登壇〕


○市長(櫻井哲雄君)  ただいまの川口議員の御質問にお答えいたします。


 まず初めに、市庁舎の将来像についてのお尋ねでございます。


 現在の市庁舎は、建築後五十年が経過し、老朽化が顕著となっており、緊急時の災害対策本部としての機能や避難施設としての安全性、また来庁者の利便性にも懸念を抱いているところでございます。したがいまして、これまで幾度となく御提言をいただきました市庁舎の耐震診断調査について、今議会に補正予算として計上しているところでございます。


 合併後の市庁舎につきましては、今回、実施予定の耐震診断調査結果とあわせまして、さきに実施いたしました劣化度診断調査の結果を踏まえながら、将来の新庁舎建設も含めた中長期的な営繕計画を総合的に研究してまいりたいと考えております。


 また、将来の新庁舎建設時には、御提言のような斬新的なアイデアを多くの方々から集約し、市民と行政のコミュニケーションの場となる建設構想が描かれるのではないかと思っているところでございます。


 次に、PFI方式導入の検討についてでありますが、新庁舎の建設につきましては、今日のように財政事情に厳しい時代の公共事業の手法の一つとして、PFI導入による整備が全国的に行われるようになってまいりました。


 PFI事業では、事業を遂行する特別目的会社が破綻した場合のリスク負担や大企業しか受注しにくいといった課題などがありますが、民間のコスト感覚やノウハウが生かされ、安くて質のよい公共サービスの提供が可能となるほか、サービス提供における行政のかかわり方も改善されるなどのいろいろなメリットがあると言われております。


 全国の自治体で、平成十六年度末までに取り組まれた事例は、約百四十件となっており、事業分野も教育、文化を初め、福祉、環境など多岐にわたっておりますが、効果的な導入を行えばメリットも大きく、また、地域の企業を活用した事例も幾つか出てきているようでございますので、今後、本市といたしましても、先進事例を参考にしながら、PFIによる手法の調査研究に取り組んでまいる必要があるものと考えているところでございます。


 次に、延岡道路の利用状況とその利便性についてでありますが、このたびの延岡道路の開通は、一部区間とは申せ、新に生活産業道路としての機能が強化されたばかりではなく、東九州自動車道を初めとする高速道路網の整備促進へ向けた動きが加速されるなど、将来への夢がまた一つ大きくふくらんだ思いがいたします。


 また、この道路と延岡南道路とが有機的につながったことで、市街地と国道十号や伊形方面が短時間で結ばれ、物流の効率化や延岡南道路の収益アップに直結するなど、その効果を期待する声が多く寄せられております。


 開通後の利用状況につきましては、延岡南道路の交通量から推側するほかありませんが、五月以降の交通量が一日平均五千九百台と、昨年同期より一八%増加していることを勘案いたしますと、この数字をさらに上回る交通量であることは申すまでもございません。


 このことは、従来の道路を利用するよりは時間の短縮が図られるだけでなく、安全性や快適性にもすぐれ、しかも無料で通行できるという便利さが利用者に歓迎されているものと思われます。


 市民の方々の喜びの声を耳にするとき、一日も早い高速道路の完成を願うとともに、これからも東九州自動車道を初め、高速交通網の整備促進に向け、官民一体となっての強力な運動を展開していかなければならないと決意を新たにしているところでございます。


 次に、東九州自動車道と九州横断自動車道延岡線の整備状況等のお尋ねでございます。


 まず、東九州自動車道でございますが、全延長四百三十六キロメートルのうち、既に供用されております区間は、大分米良から津久見間二十七キロ、西都から清武間二十七キロメートル及び末吉財部から隼人東間二十七キロの三区間八十一キロメートルで、供用率が一九%でございます。


 本県関係では、供用区間は先ほど申し上げました西都〜清武間と、自動車専用道路として建設されました門川〜延岡間十二キロメートルでございます。


 供用区間以外の区間につきましては、御承知のとおり、有料道路方式で建設中の門川〜西都間五十二キロメートルと、新直轄方式で建設されることになりました大分県境〜北川間、清武〜北郷間及び北郷〜日南間の三区間で、道路公団が早期の完成を目指して鋭意事業に着手されております。


 また、北川〜延岡間につきましては、残りの一工区の完成が待たれるところでございますが、今年度から大峡地区内の工事に着手されると伺っております。


 なお、完成時期等でございますが、国土交通省、道路公団とも、現段階でその時期を想定するのは難しいとの返答でございました。


 一方、九州横断自動車道延岡線につきましては、全延長九十五キロメートルのうち、北方〜延岡間八・五キロメートルの区間は、平成十九年度までに供用が予定されております。


 また、新直轄区間の御船〜矢部間二十三キロメートルは、今年度、熊本県側から用地買収に着手されると伺っております。


 なお、基本計画区間であります矢部〜延岡間の整備計画への早期格上げと、北方町蔵田〜北方間の早期着工に関して、国土交通省等関係機関に強く要望しているところでございます。


 最後に、延岡南ICに休憩施設等の設置ができないかのお尋ねでございます。


 高速道路における休憩施設及び道路景観施設は、長時間走行を円滑にし、安全性と快適性を高めるために必要な施設でございます。議員御指摘のハイウェイパークは、そもそも東名高速道路において、環境施設帯、いわゆる騒音対策のための緩衝緑地や築堤でありますが、その一部を地元自治体の協力のもとに、地域のよりよい環境の創出を目指して、都市公園との兼用工作物として整備されたものであります。


 また、ニュートピアリーは、中央分離帯の植栽を従来の自然植栽から金網にツタを繁茂させ、造形的な樹木に似せて、省力的な維持管理を図るために同じく東名高速道路での整備されたものでございますが、いずれにしましても、このような施設はそれなりのスペースが必要でございます。


 したがいまして、既に供用されております延岡ICから南IC間に、これらの施設を新たに設けることは、事業用地の制約と暫定二車線の供用という点から、現段階で設置することは難しいと国土交通省より伺っております。


 しかしながら、休憩施設につきましては、高速道路がネットワーク化される中で必要な施設でございますので、その他の区間も含め、今後とも機会あるごとに、その必要性や可能性について国土交通省等関係機関に要望してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔企画部長(楠葉秀三君)登壇〕


○企画部長(楠葉秀三君)  お答えいたします。


 初めに、まちづくり交付金の活用についての御質問でございます。


 この交付金制度は、歴史や文化などの地域特性を生かした個性あるまちづくりの実施により、都市の再生を図ることを目的とした国の支援事業でありますので、市町村の自主性、または裁量性が認められており、この制度を活用して都市再生事業を進めている自治体もございます。


 現在、本市では、中心市街地地区と川中地区の都市再生整備計画区域におきまして、道路や街路事業や土地区画整理事業のほか、山下通線カラー舗装化事業なども計画しているところでありますが、都市の再生手法としての本制度の活用は、中心市街地活性化などの観点からも意義のあるものでございますので、今後、拠点都市づくりの議論の中で検討してまいりたいと考えております。


 次に、ふるさと大使による愛宕山のPRについてでございますが、愛宕山は、近年、登山道を初め、遊歩道や駐車場が整備され、ウオーキングや散策などの場所として多くの市民の皆様に親しまれております。


 こうした中、昨年は「日本夜景遺産」や「夜景百選」また「美しい日本の歩きたくなるみち五百選」にそれぞれ選ばれ、これらを記念して、今年度は、愛宕山フォトコンテストを実施しているところでありますが、全国への情報発信の一つの足がかりになればと願っているところでございます。


 こうしたことから、議員御提案の件につきましては、愛宕山の持つ観光地としてのポテンシャルを引き出せるよう研究するとともに、郷土出身の著名な人材を大使として活用するという視点からも、今後のまちづくりの課題として、関係課や関係団体等と研究・協議してまいりたいと思っております。


 次に、先賢顕彰大使の創設についてでございます。


 御案内のとおり、郷土の先賢の顕彰につきましては、偉業等に共感する個人や団体等が中心になって行っているところでありますが、中には、若山牧水顕彰会のように、静岡県沼津市の沼津牧水会と民間交流を行うなど、広く活動されている団体もございます。


 先賢は、礎となって、そのまちの発展等に尽くしてこられた方々でございますので、合併後の新市におきましても顕彰されるものと考えておりますが、先賢者の定義や顕彰の内容など、行政としてはなかなか難しい部分もございますので、御提案の先賢顕彰大使につきましては、今後の研究課題とさせていただきたいと思っております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔総務部長(町田訓久君)登壇〕


○総務部長(町田訓久君)  お答えいたします。


 初めに、職員像についてのお尋ねでございます。


 御案内のとおり、地方を取り巻く非常に難しい環境のもとで、未来に羽ばたく新延岡市を創造していく主役は、言うまでもなく市民の皆さんでございますが、その市民活動を支える職員の果たす役割、責任も以前に増して大きくなってまいります。そのため、職員一人一人が強い使命感の中にも、あふれるファイトを秘め、知恵と工夫を凝らしながら、市民サービスのさらなる向上に努めていかなければならないと考えております。


 現在、市民サービス向上を目指した接遇面の取り組みとして、ニコニコ運動を実施しておりますが、御提言の標語「ファイト」につきましては、これからの職員像として大事な要素であると思いますので、その趣旨を踏まえつつ、やる気、元気のある職員の育成と活力ある職場環境づくりに努めてまいりたいと考えております。


 次に、地震・津波に関する体制についてのお尋ねでございます。


 御質問のハザードマップにつきましては、今年度、県が津波に関する浸水想定図を作成することになっておりますので、このデータをもとに、今後、検討してまいりたいと考えております。


 また、地域の防災力強化のための自主防災組織の育成につきましては、地域のリーダーである区長の皆様の御協力と御理解をいただきながら、本年七月に採用いたしました防災推進員を中心に、現在、積極的に取り組んでいるところでございます。


 今回の台風災害におきましては、行政を初めとして、市民の皆様一人一人の防災に対する意識をさらに高める必要性が改めて認識されたところであり、広報のべおかやホームページ等により、日ごろからの備えや心構え等の情報提供に、さらに努めてまいりたいと考えております。


 最後に、台風十四号における被害状況についてのお尋ねでございます。


 今回の台風は、未曾有の降雨及び河川増水を招き、市内各地に河川はんらん等、多くの地域で浸水被害が出たところでございます。


 十四日現在で判明している被害の状況は、床上浸水が千百四十九世帯、床下浸水が九百五十二世帯、土木関係の被害が十八カ所、八千三百万円、農業関係の被害が千四百二十八ヘクタール、一億円、農水産・商工業等を含めた被害額は四億六千万円以上になっているところでございます。


 これ以外にも住宅や家財の被害、停電や浸水による営業休止に伴う損失等もございますので、市内における被害額は、実際には相当大きなものになると思っております。今後、このような被害を未然に防止するため、総合的な対策が必要になってくるものと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔福祉保健部長(夏田邦裕君)登壇〕


○福祉保健部長(夏田邦裕君)  お答えいたします。


 まず初めに、台風十四号におけます復旧と救済の方向についてでございますが、御案内のとおり、今回の台風によります被害に対しましては、九月六日に遡及しまして災害救助法が適用されたところでございまして、これによりまして、とりあえず床上浸水された世帯に対して日用品や毛布、バスタオル等の配布や、教科書、文房具をなくした小中学生に対してその支給を行うことにしておりますけれども、とにかく床上浸水が約千百二百世帯でして、人数にしますと大体四千人でございますが、この人たちに対しまして、一昨日十三日に毛布とバスタオルの配布、それから本日十五日、日用品、それからヘルストピアの招待券、さらには台風の後にいろんな企業から食料品や飲料水、そういう救援物資をいただいておりますので、そういうものを合わせまして十三日ときょうで、多くの職員が出向きまして、それぞれ区長さんの協力を得て配布を行っているところでございまして、きょうの七時ぐらいまでには何とか終わらせたいと思っております。


 なお、今後につきましては、被災者の方々につきまして、災害援護資金貸付とか、それから被災者生活再建支援支給事業といったものの相談、受け付けなど、児童家庭課を中心に行ってまいりたいと思っております。


 いずれにいたしましても、被災者の救済、復旧には全力を傾注してまいりたいと思っております。


 次に、総合福祉センターの必要性についてでございますけれども、現在、私ども福祉保健分野についての相談につきましては、福祉保健部、五つ課がございますが、そこの専門職員が対応しておりますけども、最近は内容が非常に多岐にわたっておりまして、それぞれ問題もリンクしておりまして、なかなか難しい複雑なケースが増加しておりますが、そういった場合には臨機応変に各課が連携をして総合的な支援を行うなど、市民の立場に立った対応に努めているところでございます。


 御提言をいただきました総合福祉センター構想につきましては、今後の検討課題とさせていただきたいと思っております。


 次に、老人保健施策の展開方向と三大生活習慣病の予防対策等についてでございます。


 初めに、老人保健施策の展開方向についてございますが、本市では老人保健事業の中で、まず、何といいましても一次予防、いわゆる生活習慣の改善、次に、二次予防として健康診査やがん検診で病気の早期発見、早期治療に取り組んでいるところでございまして、今後の方向性につきましては、介護保険制度の見直しとあわせまして、健康寿命等を延ばすために予防重視型システムへの転換を図りまして、市民の皆さんが健康で生きがいと安らぎのある生活を送られるよう取り組んでまいりたいと考えております。


 次に、三大生活習慣病についてでございますが、御案内のとおり、三大生活習慣病は、死亡原因の六割を占めておりまして、まさにその対策につきましては、治療よりも予防が重要であると認識をいたしております。


 そのため、健康のべおか21計画の中で、食生活の改善や運動の推進、さらに病気の早期発見と早期治療のための健診事業を展開するとともに、若い世代からの、何といいましても自分の健康は自分でつくるという自己管理の重要性についても広くPRしているところでございます。


 健康を守ることは、市民の皆さんにとって最大の課題でありまして、私どもとしましても、今後は近く予定されております介護保険の改正の中で、介護の必要な方をできるだけ減らすという予防という形も見据えて、より効果的な計画の推進に向けて努力してまいりたいと考えております。


 次に、骨粗しょう症に対する適切な対処方法の普及に関するお尋ねでございますけど、骨粗しょう症は、骨の量が減少すると同時に質が低下いたしまして、通常なら骨折しないような軽い力が加わっただけで骨折を起こしやすくなる病気でございまして、一般的にこの病気の初期には、ほとんど自覚症状はなく、知らない間に進行し、その後、背中や腰の痛み、背骨の変形、中には身長が縮む等の症状として出てくると言われております。


 年をとれば、だれでもなる可能性がある病気でございますけれども、特にカルシウムの摂取不足や運動不足のある人は、より注意が必要でございます。


 現在、高齢者クラブ等を対象として転倒予防を含めた骨粗しょう症予防の健康講話を実施しているところでございますが、今後とも、さらにその充実に向けて周知・啓発を図ってまいりたいと思っております。


 最後に、熱中症についてございます。


 御案内のように、熱中症は、体温の急激な上昇によって引き起こされる障害で、重症化すると意識低下等を伴い、死に至ることもございます。


 熱中症には、熱波により主に高齢者に起こるもの、それから、よく新聞報道等で出てきますが、閉じ込められた車の中で、いわゆる幼児が高温環境で起こるもの、さらに高熱環境での労働で起こるもの、さらにはスポーツ活動中に起こるものなどがございまして、特に夏場、その条件によりだれにでも起こり得る障害と言えるのではないかと思っております。


 議員のお話のように、身近なところでも起こっておりますので、今後、市民の皆さんやその関係者に対し、十分にその危険性の認識をしていただけるよう、熱中症予防のための周知・啓発に努めてまいりたいと思っております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔商工部長(中嶋 弘君)登壇〕


○商工部長(中嶋 弘君)  お答えいたします。


 地域の特色を生かした空き店舗対策についてのお尋ねでございます。


 現在、商店会連合会加盟の空き店舗数は六十八店舗の状況にありますが、本市におきましては、平成十二年度より八店舗の飲食店を含め、二十八店舗の新規出店に対し、家賃や店舗改装費の一部を支援するなど、積極的に空き店舗対策事業に取り組んできたところでございます。


 また、子育て支援と各種講座を開催するキッズホームや商業高校生の実習店舗として利用するイベント工房など、延岡市TMOの空き店舗を借り上げ、運営する交流拠点施設への支援も行ってきたところであり、地域コミュニティの観点からも一定の成果を上げてきたと認識いたしております。


 今後とも、にぎわいや回遊性の創出、不足業種の解消などによる魅力ある商店街づくりを図るため、空き店舗対策につきましては、他市の事例を調査研究するとともに、各商店街の状況や特色を考慮して、効果的な対策を講じてまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔都市建設部長(岡田博志君)登壇〕


○都市建設部長(岡田博志君)  お答えいたします。


 初めに、恒富西地区の交通ネットワークづくりの早期完成についてのお尋ねでございます。


 恒富西地区につきましては、中心市街地と伊形地区、南方地区、さらには広域農道を経由して東海地区とをリンクする交通ネットワーク上の重要な地区となっております。


 横谷線の完成により、ネットワークが効果的に機能し、市民の皆様に喜ばれていることにつきましては、議員御案内のとおりでございます。


 現在、宮崎県において整備を進めていただいております県道八重原延岡線の古城地区、(通称)めしとり坂の完成や、同路線において未整備となっている小野地区の整備を進めることで釈迦地トンネルへ通ずる利便性、安全性が確保され、大瀬大橋と相まって、恒富西地区のネットワーク機能はさらに向上するものと思われます。


 このため、事業の推進について県へ要望してまいりますとともに、関連する市道の整備にも取り組みながら、早期交通ネットワークづくりを進めてまいりたいと考えているところでございます。


 次に、愛宕山トンネル構想の実現についてのお尋ねでございます。


 南延岡駅周辺につきましては、西環状線と主要地方道稲葉崎平原線を行き交う交通により、朝夕、一時的に交通渋滞が起きているようであります。


 市内の交通渋滞対策としましては、他の経路に車を導くことが効果的と考えられており、対策の一環として国道十号のバイパスであります延岡道路を国において主要地方道北方土々呂線へのアクセス向上のために、県道八重原延岡線、(通称)めしとり坂を県において整備を進めていただいているところであります。


 愛宕山にトンネルを抜くバイパス構想は、都市計画マスタープランにおいて将来のビジョンとして掲げており、実現しますと、南延岡駅周辺の渋滞対策における効果は大きいと認識しておりますが、現在、整備が進められております高速交通網による交通の分散状況を勘案しながら、将来の課題として研究してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


(降壇)


      〔教育長(牧野哲久君)登壇〕


○教育長(牧野哲久君)  お答えいたします。


 初めに、学力向上のための教育システムについてのお尋ねでございます。


 本市は、学力向上に向けた独自の取り組みといたしまして、小学校一年生から中学校三年生までの算数・数学の計算力アップを目指す問題集でありますパワーアッププリントを作成するとともに、保護者向けの家庭学習の手引書を配付いたしております。


 学校で活用するパワーアッププリントは、小中学校全学年に対応し、わからない点や疑問点を復習しやすいように構成されているため、学校現場からは「基礎基本の定着に効果的である」という声が寄せられております。


 また、家庭学習の手引書では、昨年度七月に実施しましたアンケート結果によりますと、小学生の保護者の約八割が「規則正しい生活を送るようになった」、中学生の保護者の約六割が「みずから計画を立てて勉強するようになった」などと感じておりまして、その活用に効果があらわれております。


 本年度も、家庭学習や国語の音読の力を伸ばす音読文集の作成等研究を進めており、さらなる取り組みの充実に努めてまいりたいと考えております。


 次に、ゆとり教育と生きる力についてのお尋ねでございます。


 ゆとりのある教育とは、みずから学び、みずから考え、主体的に判断し行動する、生きる力を身につけていくことがねらいでございます。そのためには、読み・書き・計算などの学力はもとよりでございますが、生活習慣や生活態度など、日常生活における基礎基本をしっかり身につけさせることがまず必要でございまして、このことを学校のみならず、家庭における親の愛情のもとで繰り返し教えていくことが大切であると思います。


 こうした基礎基本を児童生徒一人一人にしっかりと身につけさせながら、みずから考え、みずから行動できるような教育をバランスよく進めていくことが生きる力の育成につながるものと考えております。


 次に、伝統文化こども教室の取り組みと展望についてのお尋ねでございます。


 伝統文化活性化国民協会の助成を活用し実施いたしております伝統文化こども教室は、平成十五年度に九教室から始まりまして、十六年度に十二教室、十七年度は十七教室と、年々活況を呈しているところでございます。また、その助成額は三カ年で二千八百七十六万円となっておりまして、これにより郷土芸能を初め、さまざまな伝統文化の伝承を図ってまいったところでございます。これまでに千人に近い子供たちが参加し、一生懸命に取り組んでおりますが、練習の厳しさや楽しさを知るとともに、講師や子供同士の触れ合いなどによって情操に与えた効果も大きなものがあったと思っております。


 議員御指摘のように、痛ましい事件が頻発する中にありまして、このような取り組みは豊かな心をはぐくむ場として大きな役割を果たすものと考えますので、これからも子供たちに夢や希望を与え、豊かな心を育てるための効果的な事業に取り組んでまいりたいと思います。


 以上でございます。


(降壇)


○議長(稲田和利君)  川口大海議員の再質問を許可いたします。


○二五番(川口大海君)  市長を初め、御答弁ありがとうございます。夢の実現から希望が何かわいてくるような気持ちで感謝しております。本当に質問してよかったと、答弁をかみ締めております。その実現を図るために、重ねて幾つか質問をいたします。


 初めに、最初の市長の政治姿勢でありますが、行政執行に際して、どんなに現実が厳しくても、将来への希望に向かって挑戦する努力は大切であります。時としては、夢の実現を図っていく、このスタンスが発展の道を開くことに通じるケースも期待されます。


 そこで、新しい手法PFIです。プライベート・ファイナンス・イニシアチブと称し、民間の資金、経営能力、技術ノウハウを活用して、国とか地方自治体で効率的に公共サービスを提供するものであります。PFI法、平成十一年七月制定、その活用に向けて、平成十二年三月、基本方針が内閣総理大臣により策定され、今日に至っています。先進国では、公共サービスの提供にこの手法が広く活用されております。早く言えば、市役所のリース方式ですね。先進事例を参考に、どのような調査方法で取り組んでいかれるのか、重ねて御所見を市長にお伺いいたします。


 二つ目は、商店街の活性化であります。


 最近、鹿児島に行かれましたでしょうか。新幹線開通により、まちづくりのつち音が高く、地下街には味のまちからアミューズメントカラーで、映画館も組み込まれており、いよいよ第二の福岡に飛躍しつつあります。


 今、我がまちでも、夜のにぎわいが飲食店、静かなブームになっています。この機をとらえて、昼も夜も、延岡郷土料理、例えばアユ、子持ちアユめしなどなど、食べ歩きの交流効果を期待して、まちの味どころづくり計画を推進することを重ねて提言いたします。TMO構想に、このラインの味つけをしてほしいものです。九州各地、例えば、八代、飯塚、矢部、山口市等々、先進事例を参考にして、延岡風ユニークな味どころづくりに取り組んでくださいませんか。


 最後に、先ほどから台風の被害の全貌が開示されましたが、その当面の対応だけでも最優先に取り組んでくださいますことに、今、感謝を込めまして、さらに実施されますことを強くお願いして質問を終わりたいと思います。


○市長(櫻井哲雄君)  PFI研究の手法についてのお尋ねでございますが、先ほども御答弁申し上げましたように、さまざまの課題もございますし、そういう意味で、近隣の先進事例を参考にしながら、具体的には関係課による研究チームをつくって研究してまいりたいと思っております。


 以上でございます。


○商工部長(中嶋 弘君)  お答えいたします。


 延岡ならではの味どころづくりの取り組みについてのお尋ねでございます。


 商工部といたしましては、これまで延岡ならではの商いづくりにつきましては、さまざまな施策を段階的、継続的に実施してきております。先ほども御答弁申し上げましたように、飲食店関係につきましても、空き店舗対策事業によりまして、新たに八店舗の出店を支援してきたところでございます。


 議員御提案につきましては、今後とも民間主導で味どころを促すために空き店舗事業を活用して、新たな開業に向けての支援をしていきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(稲田和利君)  これをもって川口大海議員の総括質疑及び一般質問を終わります。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 明日は午前十時に会議を開き、本日に引き続き総括質疑及び一般質問を行った後、議案及び陳情の委員会付託を行います。


 本日はこれをもって延会いたします。


午後二時四十九分 延会