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宮崎県 都城市

平成18年第4回定例会(第7号 9月22日)




平成18年第4回定例会(第7号 9月22日)





 
平成十八年第四回都城市議会定例会議事日程(第七号)


                九月二十二日(金曜日)  午前十時開議





 ※ 議案の審議(委員長報告・質疑・討論・採決)





第 一 議案第二二三号 専決処分した事件の報告及び承認について


第 二 議案第二二四号 消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係


            条例の整理に関する条例の制定について


第 三 議案第二二五号 都城市火災予防条例の一部を改正する条例の制定に


            ついて


第 四 議案第二七五号 都城市税条例の一部を改正する条例の制定について


第 五 議案第二二六号 都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について


第 六 議案第二二七号 都城市文化賞条例の一部を改正する条例の制定につ


            いて


第 七 議案第二二八号 都城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制


            定について


第 八 議案第二二九号 都城市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の


            制定について


第 九 議案第二三〇号 都城市老人ホーム条例の一部を改正する条例の制定


            について


第一〇 議案第二三一号 都城市コミュニティセンター条例の一部を改正する


            条例の制定について


第一一 議案第二三二号 都城市農業伝承の家条例の制定について


第一二 議案第二三三号 都城市カンガエールプラザ条例の制定について


第一三 議案第二三四号 平成十八年度都城市一般会計補正予算(第三号)


第一四 議案第二三七号 平成十八年度都城市国民健康保険特別会計補正予算


            (第二号)


第一五 議案第二三八号 平成十八年度都城市老人保健特別会計補正予算(第


            二号)


第一六 議案第二四〇号 平成十八年度都城市整備墓地特別会計補正予算(第


            一号)


第一七 議案第二四一号 平成十八年度都城市介護保険特別会計補正予算(第


            二号)


第一八 議案第二三六号 平成十八年度都城市下水道事業特別会計補正予算(


            第二号)


第一九 議案第二四三号 平成十八年度都城市簡易水道事業特別会計補正予算


            (第二号)


第二〇 議案第二四四号 平成十八年度都城市水道事業会計補正予算(第一号


             )


第二一 議案第二三五号 平成十八年度都城市食肉センター特別会計補正予算


            (第一号)


第二二 議案第二三九号 平成十八年度都城市農業集落下水道事業特別会計補


            正予算(第二号)


第二三 議案第二四二号 平成十八年度都城市御池簡易水道事業特別会計補正


            予算(第一号)


第二四 議案第二六三号 工事請負契約の締結について


第二五 議案第二六四号 工事請負契約の締結について


第二六 議案第二六五号 工事請負契約の締結について


第二七 議案第二六六号 工事請負契約の締結について


第二八 議案第二六七号 財産の取得について


第二九 議案第二六八号 財産の取得について


第三〇 議案第二六九号 財産の取得について


第三一 議案第二七〇号 市の境界変更について


第三二 議案第二七一号 市の境界変更に伴う財産処分に関する協議について


第三三 議案第二七二号 公の施設の区域外設置について


第三四 議案第二七三号 字の区域の変更について


第三五 議案第二七四号 区域を越えて曽於市道の路線を認定することの承諾


            について





 ※ 議案の審議





第三六 議案第二四五号から議案第二六一号まで(決算議案十七件)の閉会中


    の継続審査について





 ※ 請願





第三七 請願第  一号 都城市民会館保存に関する請願書の閉会中の継続審


            査について








本日の会議に付した事件


日程 第一 議案第二二三号 から、日程 第三七 請願第一号 まで





出席議員


 本仮屋   勉 君   山 田 裕 一 君


 神 脇 清 照 君   黒 木 優 一 君


 相 葉 一 夫 君   福 留   明 君


 荒 神   稔 君   橋 口 浩太郎 君


 竹之下 一 美 君   今 村 美 子 君


 末 永 悦 男 君   森 重 政 名 君


 中 田   悟 君   西ノ村   清 君


 江内谷 満 義 君   下 山 隆 史 君


 美 原 純 裕 君   龍ノ平 義 博 君


 宮 元 正 文 君   福 留 一 郎 君


 永 井 弘 美 君   藤 井 八十夫 君


 坂 元 良 之 君   東 口 良 仲 君


 大 浦   覚 君   徳 留 八 郎 君


 岩 切 正 一 君   竹 森 隆 雄 君


 楡 田   勉 君   村 吉 昭 一 君


 永 田 照 明 君   永 田 浩 一 君


 榎 木 智 幸 君   有 馬 吾 平 君


 西 川 洋 史 君   植 村 浩 三 君


 蔵 屋   保 君   橋之口   明 君


 上 杉 順 市 君   児 玉 優 一 君


 永 山   透 君   来 住 一 人 君





欠席議員


 なし





説明のための出席者


 市長          長 峯   誠 君


 助役          土 持 正 弘 君


 収入役         前 田 公 友 君


 山之口町自治区長    轟 木 休 五 君


 高城町自治区長     上 東 正 治 君


 山田町自治区長     蔵 満   勇 君


 高崎町自治区長     佐 藤 忠 房 君


 総務部長        七牟礼 純 一 君


 企画部長        亀 沢 幸 治 君


 市民生活部長      前 田 四一郎 君


 環境森林部長      松 元 清 光 君


 健康福祉部長      横 山 成 保 君


 農政部長        長谷川 慈 弘 君


 商工部長        高田橋 厚 男 君


 土木部長        日 高 邦 晴 君


 水道局長        縄   千 昭 君


 消防局長        明 利 敏 博 君


 大学設置推進事務局長  松 尾 久 丸 君


 総務課長        田 爪 邦 士 君


 財政課長        岩 崎   透 君


 教育委員会委員長    内 田 國 昭 君


 教育長         玉 利   讓 君


 教育部長        今 村   昇 君


 農業委員会会長     穂之上   満 君


 選挙管理委員会委員長  中 川 興 二 君


 監査委員        宮 原 忠 人 君








事務局職員出席者


 局長          日 高 裕 文 君


 次長          長 倉 重 久 君


 補佐兼総務担当主幹   小 林 貴 夫 君


 議事担当主幹      稲 吉   稔 君


 議事担当副主幹     中 島 恵利子 君


 議事担当副主幹     永 盛 譲 治 君


 議事担当副主幹     藤 崎 雄 三 君


 議事担当主査      福 留   知 君





=開議 十時〇〇分=


○議 長(下山隆史君) おはようございます。


 ただいまの出席議員は定足数に達しております。


 これより、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第七号によって進めることにいたします。


 暑い方は、適宜上着をおとりください。





◎諸般の報告





○議 長(下山隆史君) 日程に入るに先立ち、この際御報告いたします。


 例月出納検査結果報告書の写しを各位のお手元に配付いたしましたので、御了承願います。





◎委員会開催の申し出





○総務委員長(榎木智幸君) ここで、総務委員会を開催させていただきたいと思います。総務委員は総務委員会室にお集まりくださいますようお願いいたします。


○議 長(下山隆史君) しばらく休憩いたします。


=休憩 十 時 一分=





=開議 十一時〇〇分=


○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





◎総務委員長の辞任及び正副委員長互選の結果の報告





○議 長(下山隆史君) 日程に入るに先立ち、この際御報告いたします。


 先ほど行われました、総務常任委員会で榎木総務委員長より辞任の申し出があり、委員会の許可を受けられました。


 その後、総務常任委員会において、正副委員長互選の結果、総務常任委員会委員長に荒神稔議員、副委員長に龍ノ平義博議員が選任されたことを御報告いたします。





◎日程第一 議案第二二三号から 日程第四 議案第二七五号まで





○議 長(下山隆史君) 日程第一 議案第二二三号「専決処分した事件の報告及び承認について」から、日程第四 議案第二七五号「都城市税条例の一部を改正する条例の制定について」までの、以上四議案を一括議題といたします。





◎総務委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、総務委員長の報告を求めます。


○総務委員長(荒神 稔君) (登壇)それでは、ただいま議題となりました議案第二二三号、議案第二二四号、議案第二二五号及び議案第二七五号の以上四議案について、総務委員会の審査の概要と結果を一括して御報告申し上げます。


 まず、議案第二二三号「専決処分した事件の報告及び承認について」申し上げます。


 本件は、平成十八年度都城市一般会計補正予算について専決処分したものであります。


 本市では、七月十九日から二十三日にかけての集中豪雨により農林施設、公共土木施設及び都市施設等の公共・公用施設が被害を受け、災害箇所は田畑、水路、道路等二百二十二カ所であります。その復旧等に必要な経費として六億二百六十八万一千円を増額し、一般会計歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ六百三十六億二十三万四千円としたものであります。


 歳出予算に対する財源は、地方交付税一億三千四百三十二万二千円、国庫支出金一億七百六万六千円、県支出金二億四千三百四十九万三千円、市債一億一千七百八十万円であります。


 次に、議案第二二四号「消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」申し上げます。


 本件は、消防組織法の改正に伴い、本市の関係条例において同法の条文を引用している箇所に条番号のずれが生じたので、これを解消するため条例の改正を行うものであります。


 次に、議案第二二五号「都城市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。


 本件は、火薬類取締法に基づく煙火消費許可の事務処理権限が、宮崎県条例の規定に基づき、県知事から市長に委譲されたことに伴い、市長が許可を行った場合における届出の義務を免除するため、条例の改正を行うものであります。


 次に、議案第二七五号「都城市税条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。


 本件は、軽自動車税の減免に関する規定のうち、生活保護の対象者についての減免規定が新市の条例において整備されていなかったため、条例の改正を行うものであります。


 採決の結果、議案第二二三号、議案第二二四号、議案第二二五号及び議案第二七五号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二二三号「専決処分した事件の報告及び承認について」、議案第二二四号「消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」、議案第二二五号「都城市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第二七五号「都城市税条例の一部を改正する条例の制定について」の、以上四議案を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二二三号、議案第二二四号、議案第二二五号及び議案第二七五号は、いずれも原案を可決いたしました。





◎日程第五 議案第二二六号





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第五 議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」を議題といたします。





◎文教厚生委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、文教厚生委員長の報告を求めます。


○文教厚生委員長(福留 明君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」文教厚生委員会が審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。


 本件は、男女共同参画社会の形成を促進するに当たり、市並びに市民、事業者及び教育に携わる者の責務や市の政策の基本事項を定めるため、新たに条例を制定するものであります。


 本条例案については、一委員から「性的少数者に対する偏見や差別が根強く、旧都城市の条例は性的少数者やその家族への励ましとなっていたので、削除する必要はない。」という理由で、「すべての人」と表現された部分を「性別又は性的指向にかかわらずすべての人」とするなど、条文の一部を修正する修正案が提出されました。


 採決に当たり、原案に賛成、修正案に賛成、それぞれの立場で活発な討論がなされました。原案に賛成の委員からは、「原案のすべての人という表現には、性的少数者も含まれている。」、「現在は男女平等の社会であり、人権は憲法でも保障されている。」との討論があり、また、修正案に賛成する委員からは、「旧都城市の条例にあったものを削除すると、性的少数者の人権が否定されるように感じる。」、「旧市の条例が施行されて、不都合はなかったので、根本的に中身を変える必要はない。」との討論がありました。


 採決の結果、議案第二二六号の修正案は、賛成少数で否決すべきものと決し、本案は賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎修正動議





○議 長(下山隆史君) 議案第二二六号に対しましては、森重政名議員のほか五名から修正の動議が出されました。





◎提案理由説明





○議 長(下山隆史君) この際、修正案の説明を提出者に求めます。


○(森重政名君) (登壇)議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」の修正案について御説明を申し上げます。


 この条例の制定は、旧一市四町の合併協議に基づいて行われるものであります。合併協議会では旧都城市の条例をもとに、新市において制定するというものでありました。旧都城市の男女共同参画社会づくり条例は、全国でも先進的とされ、「性別又は性的指向にかかわらずすべての人の人権が尊重され」と明記することで、男女に加え、性同一性障害に悩む人など、性的少数者も含んでいます。また性的指向とは、「性的意識の対象が異性、同性又は両性のいずれに向かうかを示す概念」と定義しています。条例の施行後、性的少数者に対する偏見や差別がなくなったとは、到底考えられません。どれだけの方々がすべての人と言われて、性的少数者を思い浮べられるでしょうか。


 今回の議案に対する一般質問や質疑の答弁では、すべての人に性的少数者も含まれると説明をされています。また、性的少数者の人権は守らなければならないとも強調されています。そうであれば、「性別又は性的指向にかかわらず」という文言を削除する必要はないということであります。


 したがいまして、修正案のとおり、その一部を修正し、ほかは原案のとおりとするものであります。


 以上、修正案の説明を終わりますが、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、説明を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 修正案熟読のため、午前十一時四十五分まで休憩いたします。


=休憩 十一時 十三分=





=開議 十一時四十五分=


○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 文教厚生委員長の報告及び修正案の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 児玉優一議員の発言を許します。


○(児玉優一君) (登壇)ただいま議題となっております議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」の原案に対して、反対の立場から討論をいたします。


 そもそも、この条例は平成十五年十二月議会に上程され、多くの議員から賛否両論の討論が出て、僅差ではありましたが、賛成多数により可決され、翌年の四月一日から施行されたものであります。可決後は、私にも県内外の議員及び市民の皆様から多くの称賛の言葉をいただきました。つまり、この条例に関しては、都城市はパイオニア的存在でありました。それが今回、合併に伴い見直しが行われ、条例の内容を大きく修正した形で提案されました。修正の内容は、「性別又は性的指向」、「性と生殖に関する」あるいは「性別にかかわらず」といった文言が軒並み削除されております。


 私は、合併により条例を見直したこと自体が悪いと言っているものではなく、内容が少数者の人権や存在そのものを無視した形で、条例がつくり直されていることに反対をしているのであります。


 加えて、当初この条例を策定されるに当たり、都城市男女共同参画社会づくり推進懇話会などの皆さんは熱心な議論をされ、また、市民や事業者の声を聞きながら苦労して答申を出されました。にもかかわらず、今回の条例の内容では、全く無視されているように感じております。


 市長を初め当局の皆様は、法律で国民の平等性はうたわれており、これによりすべて包括されているので問題はないと申されておりますが、それは言葉のマジックであり、それを言うのであれば、人権に関する条例すべてが不要になり、この条例自体も必要ではないように思えます。現実には、少数派と言われる方々が平等に扱われていないからこそ、この条例をつくろうとすることに反対される方々がいるわけであります。


 私を初め、多くの方々は体と心の性が一致しておりますが、言葉的には少数派と言われますが、心と体が一致せずに生をうけた方はたくさんいらっしゃいます。そのことは、本人が悪いのでしょうか。それとも親に責任があるのでしょうか。私は、決してそうではないと思います。この少数派と言われる方々が、例えば麻薬や薬を常用したことにより、体と心が一致しなくなったというのであれば、私は何も申しませんし、そのような方々の人権を認めようとも思いません。このことはだれが悪いとか、だれに責任があるとかではなく、この世に生をうけた時点で決まってしまっているのです。


 今回の問題で全国から都城市に、賛否両論の情報が寄せられています。数が多すぎてすべてを読むことはできませんでしたが、反対派の意見でこのような内容がありました。「私は、この条例で少数派の人権を守ることに反対です。その理由は、同性愛者には家庭がつくれないからです。家庭とは、父、母がいて、子供がいることです。ですから、子供が産めない同性愛者を認めることはできません。」といったものでありました。私は、このファックスを見て自分の目を疑いました。子供を産めないから、家庭が持てない。だから、少数派の人権を認めない。この文章から、市長は本当に法のもとにすべての人に平等が与えられているとお感じになりますか。


 以前の我が国では、女性は家事と育児が仕事だという風潮がありましたが、今日ではライフスタイルや価値観が変わり、多くの女性が社会進出をして活躍されております。そのために、少子化の状況を見てもわかるように、子供は最小限にしようとか、子供は産まないという人たちもたくさんいらっしゃいます。また、子供が欲しくてもなかなかできずに、多額の費用と時間を要しながら必死に子供を産み、育てようとされておられる方も大勢おられます。投稿者の理論から言えば、このような夫婦は家庭を持っていないわけですから、人権を認めないということになります。二十一世紀の我が国で、まだこんな考えを持っている人がいるとは実に嘆かわしいことであります。こういう人がいるからこそ、理屈でごまかしたような条例にするのではなく、はっきりと人権に関して明言化するべきであろうと思います。


 市長も同僚議員の質問で、この条例が施行されて約二年半、何も問題は起きていないとはっきり申されております。問題がないのであれば、修正をしなければならない理由はないと思いますし、私たちはこれからも我が町を性の解放地区や同性愛者の町にしようとは思っておりませんし、条例ができたから少数派の人たちが集まることもないと思います。


 私は、少数派の方々が不幸だと思うのは、生まれてきたことではなく、そういう人たちがいることを認めようとせず、偏見の目でしか見ることのできないこの時代にいることが不幸だと感じます。


 合併により人口およそ十七万二千人、面積で約六百五十平方キロメートルの南九州で三番目の市になりました。行政の皆様が南九州の中核都市という言葉をよく使われますが、心もそれくらい大きな町になってほしいと思います。


 私は、将来だれもが平等だと思える国になると信じ、その先駆けが都城市だと胸を張って言いたいし、市長にもそれくらい腹の据わった市長であってほしいと望みながら、反対討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 次に、中田悟議員の発言を許します。


○(中田 悟君) (登壇)ただいま議題となっております議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」賛成の立場から討論をいたします。


 男女共同参画社会条例の大きな目的は、国の第二次男女共同参画基本計画の概要第二部、施策の基本的方向と具体的施策の中で示されています。一、政策・方針決定過程への女性の参画の拡大。二、男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革。三、雇用等の分野における男女の均等な機会と待遇の確保。四、活力ある農山漁村の実現に向けた男女共同参画の確立。五、男女の職業生活と家庭・地域生活の両立の支援。六、高齢者が安心して暮らせる条件の整備。七、女性に対するあらゆる暴力の根絶。八、生涯を通じた女性の健康支援。九、メディアにおける男女共同参画の推進。十、男女共同参画を推進し、多様な選択を可能にする教育・学習の充実。十一、地球社会の「平等・開発・平和」への貢献。十二、新たな取り組みを必要とする分野における男女共同参画の推進。以上になると考えます。


 今回、提案されている都城市男女共同参画社会づくり条例は、その目的に沿ったものであり、問題のあるところはありません。以下、主な箇所について、順を追って意見を述べてまいります。


 まず、前文では条例制定の背景が示してあり、これまでの社会通念や慣行が男女平等推進を妨げてきたことがあれば、改善しようというものであり、差別を否定するなど、男女の区別をなくすというものではないと記述され、近年の行き過ぎた考え方とは違うということを明確に表現しています。


 第二条の定義では、男女共同参画社会とは、国の基本法や宮崎県の条例の前文及び条文では男女と表現してありますが、本議案ではあらゆることを考えて、すべての人と表現してあります。市民の定義としては、住んでいる人以外に、就業就学する者も入れてあり、配慮がなされています。これらのことも評価できるものであります。


 第七条は、生涯にわたる女性の健康への配慮と、わかりやすく表現されており、法令との整合性にも努めています。以上の点が、大いに評価できる点であります。


 また、国や県の法律、条例と違う文言を入れることに不安を抱く市民の方もいます。これらのことを考えると、今回提出された条例は賛成すべきものだと思います。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 次に、来住一人議員の発言を許します。


○(来住一人君) (登壇)私は、日本共産党を代表いたしまして、議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」の修正案に賛成の立場から討論をいたします。


 本条例案は、旧都城市の条例をもとに制定するという旧一市四町の合併協議によって提案されたものでありますが、旧条例に比べて最も大きく違う点は、第二条第一号の男女共同参画社会の定義において、「性別又は性的指向にかかわらず」という文言を削除しているところにあります。


 ただいま、上程されております修正案は、第二条に「性別又は性的指向にかかわらず」の文言を挿入し、同時に性的指向についての定義を新たに加え、第二条のこの部分を旧条例と同じ文言に修正しようというものであります。


 私は、旧都城市の条例の審議に参加した者の一人として、旧条例がどのような状況下で準備され、審議・決定されたかを先に述べておきたいと思います。


 条例を提案するに至るまでの市行政当局及び懇話会などの努力は、今回の議案質疑でも明らかにいたしましたが、懇話会は六回の会議を開催、実際は六回以上開催されております。男女共同参画社会づくりに関するアンケートが市民二千人を対象に行われました。また、参画社会づくりに関するグループインタビューを行い、女性、青年、商工、医療関係等の二十六団体、延べ百九十二名から聞き取り調査を行っております。さらに、十一の地区公民館において市民の声を聴く会を開催し、同時にこの間に市議会全員協議会を開催し、議会の意見も事前に掌握しながら進められ、男女共同参画という条例の性格もありますが、役所の机の上でつくり上げるのではなく、努めて市民の英知を集め、市民とともにつくり上げる努力を重ねて、旧条例案が提案されたものでありました。条例の内容もさることながら、まさに市民共同参画によって作成されたもので、懇話会委員や市担当職員の並々ならぬ努力があったのであります。


 もう一つは、これも特筆すべき特徴でありました。韓国での集団結婚式で問題になりました統一教会と深い関係があると言われる世界日報社という新聞社が、都城市と旧条例案に悪罵に満ちた執拗な攻撃をかける中で生まれた条例であったということであります。そのときに、参加されていない議員さんもいらっしゃいますので、きょう持って来ました。これがそのときに出された世界日報です。「あきれた男女共同参画条例案、成立すれば、同性愛解放区に」こういうことを述べておりまして、そして同時に、もう一つは、これもまた大変なビラですが、「そいでよかっか、ホモ・レズ同性愛を擁護、ゆがんだ都城市男女共同参画条例案」こういうものが全市にまかれて、我々市民に対する攻撃などが大変強まる中で行われたわけです。


 そして同時に、もう一つは、こうした悪罵に満ちた攻撃が行われるというだけでなくて、また持って来ましたが、私に対してはこの世界日報社が脅迫めいた抗議文まで送りつけてきました。しかも、念の入ったことにこの抗議文は私にだけでなくて、当時の市議会議員すべてにファックスを送られるという念の入れ方でありました。こうした彼らの攻撃というものは、同性愛など性的少数者を人間として扱わない、人権など一切認めないという立場に立っているのが特徴であります。


 条例から性別又は性的指向を削除して、励まされる市民はいないと思います。削除して喜ぶのは、性的少数者を人間として見ようともしない、世界日報などこうした一部の人間と団体であります。大変な攻撃を受けながらも、これらに動じず、市民との共同で生まれた旧条例が先進的であるという思いは、この条例づくりに携わった者だけでなく、研究者やマスコミ各社も評価しているところであります。旧条例は、確かに僅差で可決されたものでありますが、僅差であったからといって、この条例の先進性と意義が半減するものでないことを御理解いただきたいと思います。


 旧条例が施行されたのは、平成十六年四月でありますから、さほど時間は経過をしておらず、したがって、条例が定着したというにはほど遠いと思います。しかし、私は性的指向の規定が、大きな役割と意義を果たしつつあったと思います。何よりも、親兄弟にも話すことすらできず、一人で悩み続けている性的少数者の心のよりどころになりつつあったと思います。ありのままの自分を、これからの自分のあり方を親に語ることさえできないでいる人の苦悩は、想像さえつかないではありませんか。こうした人々にとって、「性的指向にかかわらず、すべての人の人権を尊重します。」と宣言してくれたこと、つまり、公の機関が公認してくれたことは、悩みが急速に解決に向かうものではありませんけれども、一点の光明を見出すものになったことは間違いないと思います。私自身、東京都、大阪府、福岡県などの面識のない方からも、涙ながらにお礼の電話をいただきましたが、まさに一点の光明と映っている様子でありました。


 性の多様性や性的少数者に対する理解が、私を初め市民の中に広がる上で、この条例が大きな役割を果たしつつあったと思います。これまで、性同一性障害や同性愛など性的少数者は、笑い者や特異な見せ物などとして扱われ、偏見と差別の渦巻く中に置かれておりました。近年、調査や研究も進み、同性愛は疾患ではなく、性の多様性の一つとされ、特にヨーロッパなどでは法律上も制度上も画期的な前進を遂げております。また、性同一性障害もテレビドラマ、「三年B組金八先生」でも取り上げられ、二〇〇四年には性同一性障害特例法が成立するなど、理解と認知は広がってきております。


 しかし、偏見と差別はまだまだ広く深く残っているのが現状であります。今回、市の方にパブリックコメントで寄せられたものに、特徴的にあらわれていると思います。その内容を一つ一つ紹介することはいたしませんが、共通しているのは、同性愛を認めるなら健全な家庭が壊れる。または、人間の性は男または女しかあり得ず、指向は異性に向かうだけが唯一正しく、他は一切認めないというものであります。これが特徴です。甚だしい意見では、「同性愛は一種の病気ととらえるべきです。精神異常者は病院で治療を受けている。何をもって精神異常かといえば、人間社会の一歩は家庭にある。同性愛者は家庭を築けない。家庭とは父、母、子女がいて成り立つ」こういうものがありました。同性愛者は家族を築けないと一方的に決めつけ、家庭にはいろいろなパターンやあり方があるのに、父、母、子女がいないと家庭でないと決めつける。つまり、異性愛だけが唯一で、しかも家庭も自分だけの概念に当てはめて、結論は同性愛を精神異常と決めつける、まさに偏見に満ちた驚くべき異常さであります。実は、こうした偏見を持っている家族の中に、性の指向で悩んでいる人がおられる可能性が十分あり得るということを述べておきたいと思います。


 このような特異な意見は排除したと言われますが、このような偏見が残っているからこそ、旧条例の規定は残すべきであって、この規定を削除すれば、結果的には偏見を持っている人の立場に立つことと同じであるわけです。


 憲法第十三条は、「すべての国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」第十四条は、「すべての国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と述べているから、あえて性別または性的指向の規定はなくてよいという、そういう当局の資料も出ておりますけども、憲法でうたっているから女性差別や障害者差別などがなくなっているかというと、現実は全く違うわけです。また、憲法で事足りるというのであれば、この参画条例の制定は必要ないということになるわけです。現に差別があるからこそ、個別の法律や条例が必要であることは議論を待たないところであります。


 性的少数者の人権は尊重されるべきという答弁を何回となく聞きました。この立場に立つのであれば、旧条例の規定を削除する必要はどこにもないと思います。ましてや、この間、何の不都合も発生しなかったのでありますから、むしろ削除することは、旧条例のこの規定は誤りであり、問題があるということになり、結果的には、性的少数者はこの条例のすべての人の外に置かれることになるわけです。削除を執拗に要求している者や団体の目的は、まさにこの性的少数者をこの条例の外に置くことに目的を持っているわけであります。


 この修正案は、市民に対する市議会議員の責任として提出されているものであると思います。全国どこの自治体においても、首長がすべて一〇〇%の条例や議案を提出できるというものではないことは、だれもが予想することであります。こうしたときに、議員が議案提出権を行使し、是正していくことは市民に対して当然の責務だと思います。また、市当局も望むところだと思います。


 最後に、議場におられる皆さんに申し上げます。性的少数者に対する偏見と差別は広く残っており、旧条例の規定を削除する社会的条件は生まれておりません。少数者の心のよりどころになる明かりを私たちの手で消すことはできないと思います。ともに皆さん、この明かりをともし続けようではありませんか。少数者を認知し、理解を深める市民の行動は、今始まろうとしているところであります。この問題は決して狭く、少数者の問題ではなく、人それぞれのあり方をあるがままに認め合う、まさに共同参画社会の基礎をなすものではないかと思います。


 議員各位の賢明な判断を期待して、討論を終わるものです。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 次に、山田裕一議員の発言を許します。


○(山田裕一君) (登壇)議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」討論をいたします。


 私たちがこういう条例を考えるときに、最も大事なことは、特に自分と考えや価値観が違う立場の人々のことをどれだけ考えて議論することができるかということであります。


 私は、男女共同参画社会づくり条例は、本来はすべての人が喜んでもろ手を挙げて成立されるべきもので、基本的に争ってまでつくったり、また廃止すべきものではないと思っております。そういう意味で前回、条例案を強引に採決し、可決させたことで、議会や議員同士ばかりでなく、一番大事な市民の間にも、かえって溝ができてしまったことを、とても悲しく思っております。あの後、大変後味の悪い思いをしてしまいました。


 今回、合併に伴い新しい条例案を採決するわけですが、あのときの混乱を今回は決して起こしてはならないと思っております。それは、賛成者、反対者の両方が不幸になるからであります。私は、今回の条例案はそういうこれまでの確執や混乱、問題点を新しい市になった今、一たん仕切り直そうというものだと思っております。


 確かに、今までの条例でも問題は起きておりません。ただ、その成り立ちがあれほどの混乱と溝を経てできた以上、本当に都城市民すべてが喜んで受け入れた条例と言えるでしょうか。さらに、あの条例ができたときは、まだ合併前ということで、旧四町の市民にその内容は一切知らされていませんでした。今回、一市四町で対等に合併したのですから、もう一度男女共同参画の目指す本当の理念という原点に返って、この問題を新しい全市民と新しく選出された全議員で考え直すのが本来の筋だと思うのです。今回の新条例提案はそういう意味を持つものと理解いたします。


 今でも、世の中の偏見や差別には、ほかにも多くの方が苦しんでおられます。身障者の皆さんや同和問題に苦しんでおられる方々、アイヌ問題や海外からの外国人労働者の方々、在日韓国人の方々などにも大変な御苦労をおかけしております。そして、その方々の間にも男女間の差別は存在をしていると思います。もし、さきの条例の文言を残すのであれば、今私が申し上げた方々のことも、きちんと条例に書き加えていかなければならないのではないでしょうか。そうでなければ、すべての人というのは、文字どおりそういった人たちのことも考えた世界中のあらゆる人を含むということだと私は思います。


 内外からの批判や指摘には謙虚に耳を傾けなければなりませんが、私は今回、全国の自治体や団体から、批判や、また賛同の意見が出ていることは、この決定に余り大きな影響を受けない方がよいと思っています。私たちの自治体のことは、私たち市民が考えて決めるというのが大原則です。ここの自治体で決まった条例の効力は、ここに住む市民において発生するものですから、他の市や団体からの意見は参考程度にとどめておくべきだと思います。他市の方や団体の方々もその辺を考慮し、静かに見守ってほしいと思っております。


 そして最後に、賢明な全国の皆さん、マスコミの方々、そして都城市の全市民に訴えたいと思います。我々市議会は、それぞれの政治的信条や主張、それぞれの立場は違いますが、皆等しく人間の幸福、そして市民の幸福を願っております。今回の条例案に賛成したから人間を差別したり、反対したから日本人のこれまでの伝統的な生き方を否定したりするものでは決してないということを御理解ください。そういう一面的な見方で、この条例の賛否が語られ、再び市民間に溝ができてしまわないことを切に要望し、私の討論を終わりたいと思います。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 次に、今村美子議員の発言を許します。


○(今村美子君) (登壇)ただいま議題となっております議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」反対の立場から討論いたします。


 今回の条例は、まず第一点目に、合併のため新市において旧四町の意見を反映させたいとのことでありましたが、旧町の方々の意見収集や議員への説明もなされないまま、短期間で十分な審議がなされたのかどうか、甚だ不明瞭であるということ。


 二点目、懇話会から「性別又は性的指向にかかわらず」の文言を残す、残さない両方の意見が併記された形で答申されたもので、懇話会自体、意見の統一を見なかったものであること。懇話会委員の話によると、「大半は性的指向という文言を残してほしいという立場だった。」さらには、「削除を求める市の意向を強く感じた。形だけの懇話会だった。」と感想を述べていらっしゃいます。そこには、市の主導権が強く感じられるものであること。


 三点目、旧条例は二年間の歳月を費やし、多くの市民の意見を集約し、業者等へ聞き取り調査を行い、市民参加の条例をつくったものであり、懇話会においては全会一致で答申が出されたものであること。


 四点目は、行政側の説明では、性少数者の人権の配慮は当然であると言われながら、「すべての人」という言葉で片づけられていること。この条例の一番重要な性少数者への文言を削除された今回の条例には賛成しかねます。


 性少数者が望むことは、この条例を通して自分たちの存在を認識してほしいと願っていることであり、「すべての人」という表現だけでは性少数者への思いやり、配慮が欠けていると大いに不満を持っているところでございます。


 以上四点の理由により、反対するものであります。


 最後に、旧条例に携わった懇話会のメンバーの一人が次のように言われていました。「男女共同参画とは、相手を認めることなんだとわかってきた。家族であれ、他人であれ、周囲の人すべてを一人の人間として、その生き方を認めることなのだと気づいたとき、私は気持ちが楽になった。何がよいか悪いかではなく、皆が仲よくなるためにその土台となるのが、男女共同参画だと思う。」と。差別をなくし、一人一人の生き方を認め、そして都城市の共同のまちづくりのため、性少数者への配慮を強く願うものです。


 以上で、反対討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 以上で、通告による討論は終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


 徳留八郎議員。


○(徳留八郎君) (登壇)ただいま今議会に上程されております議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」原案に賛成の立場から討論いたします。


 旧都城市において、平成十三年に開催された第一回宮崎県男女共同参画フェスタ以来、男女共同参画社会の形成についての機運が高まり、大きな広がりを見せる中で、平成十五年十二月の定例市議会において、男女共同参画社会づくり条例が可決され、翌年制定されたことは皆さん既に御存じのとおりであります。当時、私を含め議会の中でも活発な議論が展開され、まさしく歴史的な議会となりました。特に、性同一性障害者や同性愛者など性的少数者の人権をうたった表現が盛り込まれましたことに対して、意見が分かれたところであり、賛成十三、反対十二の一票差で可決されたことは、記憶に新しいところであります。


 今議会で、市当局から新市の新しい条例案が示されました。参考とした旧都城市の条例に比べて幾つかの変更点はありますが、特に議論の焦点になっているのは、第二条の定義の中の男女共同参画社会の担い手の部分であります。新しい条例案は旧都城市の条例にある、「性別又は性的指向にかかわらずすべての人」という部分が、「すべての人」に変更されています。その理由として、市当局は条例の対象であるすべての市民は、憲法第十三条及び第十四条において、個人としての尊重及び法のもとの平等が規定されており、このようなことによって「すべての人」という表現で包含できるという考え方によるものであります。


 旧条例制定時に議論となった性的少数者等を、この条例の対象から除外することを意図したものではありませんと、このように同僚議員の質問にも答弁しております。あわせて、パブリックコメントの公表もあり、この中には条例で性的少数者の人権尊重を認める必要はないといった偏った内容のものも複数ありました。しかしながら、懇話会委員全員がこうした意見は極めて偏った意見であり、とても容認はできない。性的少数者の人権は、当然守らなければならないという考えを全会一致で示されたとの市当局の説明を受け、私は、大方の市民の方々がお持ちの人権意識は、市民代表からなる懇話会のこの御意見に集約されているのではないかと、強く確信いたしたところでございます。


 すべての人に性的少数者も含まれていることは当然のことであり、旧都城市の条例の精神はそのまま引き継がれております。市当局の説明にもありましたとおり、憲法第十三条及び第十四条において、個人としての尊重及び法のもとの平等が規定されており、「すべての人」という表現で包含できるとの考え方によるものであり、旧条例制定時に議論となった性的少数者等をこの条例の対象から除外するものではないという考え方に賛同するものであり、市民の皆様の御理解をいただけるものと存じます。


 何より重要なことは、この条例案が可決成立されて男女共同参画社会の実現を目指すべく、パンフレットや広報誌を活用した啓発活動など、性的少数者の方々も含め、すべての人を対象とした男女共同参画推進の取り組みをしっかりとやることであると思います。市当局には強くこのことを望みます。


 よって、議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」賛成の立場からの討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) ほかに討論はありませんか。


 永田浩一議員。


○(永田浩一君) (登壇)議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」賛成の立場から意見を申し述べます。


 男女共同参画の推進につきましては、国の男女共同参画社会基本法の前文に次のように規定されています。「日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、男女平等の実現に向けたさまざまな取り組みが進められる中にあって、少子高齢化の進展、国内経済活動の成熟化など、我が国の社会経済情勢の急速な変化に対応していく上で、男女が互いにその人権を尊重しつつ、責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、緊急な課題となっている。」そして、「二十一世紀の我が国社会を決定する最重要課題」と位置づけられております。


 旧都城市では、平成十五年十二月の定例市議会において、男女共同参画社会づくり条例が可決され、翌年制定されたことは、皆様既に御承知のとおりでありますが、私ども旧四町には、男女共同参画条例がありませんでした。今般の合併により、旧都城市の条例が失効したことに伴い、旧四町の意見も反映させる形で改めて協議を行い、「旧都城市の例をもとに新市において、新たに制定するものとする」とした合併協議会の決定に基づき、今議会で市当局から新都城市のエリアを対象としたパブリックコメントの結果や懇話会での意見等を踏まえた条例案ということで上程されました。合併後の新市の新しい条例案であります。


 中でも第二条の定義の中で、「性別又は性的指向にかかわらずすべての人」とした旧都城市の条文から、「性別又は性的指向にかかわらず」の文言を削除した条例案となっていることについて、さまざまな議論があるところです。


 市当局は、条例の対象であるすべての市民は、憲法第十三条及び第十四条において、個人としての尊重及び法のもとの平等は規定されており、「すべての人」という表現で包含できるものとの考え方によるものであり、旧条例制定時に議論となった性的少数者等を、この条例の対象から除外することを意図したものではありませんと、このように同僚議員の質問に答弁しておられますが、私もこの考え方に賛同するものであります。条例案の第三条にも、「すべての人の人権の尊重」が規定されており、また、平成十八年度都城市人権啓発推進方針においても、宮崎県が作成した宮崎県人権教育・啓発推進方針に基づき、一人一人の人権が尊重される真に豊かでゆとりある、明るく住みよい社会づくりの促進に努めるとする市の姿勢が示されております。このことからも、この条例は性的少数者等を初め、すべての人の人権の尊重を基盤として制定されようとしているものであると私は考えます。


 全国の自治体で、男女参画推進を図るための条例が制定されているようですが、果たして全国の自治体の条例で「すべての人」としているものがどれほどあるでしょうか。市当局に伺ったところ、一部を除いては、ほとんどないということであります。県内九市では、現在五市に同様の条例があるようですが、宮崎市以外は「男女」であります。このことからも、今回の都城市の条例案は当然、性的少数者等の人権を尊重したものであり、市民の皆様の御理解もいただけるものと考えております。


 また、旧条例をどのように評価しているかとの同僚議員の質問に対して、旧条例を設置根拠として開設した女性総合相談では、平成十七年度に八百四十五件の取り扱いがあり、面接相談のみの件数を比較すると、宮崎県男女共同参画センターの相談件数を上回っており、今年度は昨年度を大きく上回るペースで相談がふえており、いろいろな悩みや問題を抱えておられる皆さんの問題解決に役立っているものと考えていること。審議会等における女性委員の占める割合が、条例制定前の平成十五年四月現在が一三・二%、本年四月が二三・九%と着実に上昇しており、市職員のうち課長補佐級以上に占める女性職員の割合も平成十五年四月現在が二・二%だったものが、本年の七月一日現在では九・七%と上昇していることなどから、旧都城市における条例制定の効果は確実にあらわれ始めているものと答弁がなされております。このことからも、条例制定により男女共同参画の推進が着実に図られるものと考えます。


 今後さらに、男女共同参画に関する施策の推進が図られる上でも、新市において早い時期に条例が制定され、条例に基づいて男女共同参画及び実施計画等の整備が図られ、性的少数者等の人権尊重を初めとする啓発活動や、男女共同参画社会の実現に向けたさまざまな施策が確実に実施されることを願うものであります。


 以上、男女共同参画社会づくり条例案について賛成の立場から討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) ほかに討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」の採決を行います。


 まず、本件に対する森重政名議員ほか五人から提出されました修正案について、起立により採決をいたします。


 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


○議 長(下山隆史君) 起立少数。


 よって、修正案は否決いたしました。


 次に、原案について起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 議案第二二六号「都城市男女共同参画社会づくり条例の制定について」は、委員長の報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 確認のため、しばらくそのままお願いします。


○議 長(下山隆史君) 起立多数。


 よって、議案第二二六号は原案を可決いたしました。


 午後一時半まで休憩いたします。


=休憩 十二時三十八分=





=開議 十三時 三十分=


○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





◎日程第六 議案第二二七号から 日程第一〇 議案第二三一号まで





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第六 議案第二二七号「都城市文化賞条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第一〇 議案第二三一号「都城市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について」までの、以上五議案を一括議題といたします。





◎文教厚生委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、文教厚生委員長の報告を求めます。


○文教厚生委員長(福留 明君) (登壇)ただいま議題となりました五議案について、文教厚生委員会が審査いたしました概要と結果を一括して御報告申し上げます。


 まず、議案第二二七号「都城市文化賞条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。


 本件は、都城市文化賞の受賞における賞金の贈呈を廃止するため、所要の改正を行うものであります。


 採決の結果、議案第二二七号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第二二八号「都城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。


 本件は、国民健康保険法の改正に伴い、七十歳以上の国民健康保険被保険者のうち現役世代並みの所得がある者の一部負担割合を二割から三割に変更し、あわせて出産育児一時金の支給額を三十万円から三十五万円に引き上げるために、所要の改正を行うものであります。


 採決に当たり、一部委員から、この改正は高齢者にとって負担がふえるものであり、これ以上高齢者に負担をかけることはできないから反対であるとの討論がありましたが、採決の結果、議案第二二八号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第二二九号「都城市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。


 本件は、社会福祉法に基づき設置する福祉事務所の所管事務について、今後、根拠法令が追加または変更された場合にも対応できるよう、所要の改正を行うものであります。


 採決の結果、議案第二二九号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第二三〇号「都城市老人ホーム条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。


 本件は、本年六月から都城市高崎養護老人ホームたちばな荘において、実施されている短期入所養護サービスを、本年十月から都城市高城養護老人ホーム友愛園においても実施できるようにするため、所要の改正を行うものであります。


 採決の結果、議案第二三〇号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第二三一号「都城市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。


 本件は、合併に伴う例規整備において、不備のあった箇所を適切な表現に直すため、所要の改正を行うものであります。


 採決の結果、議案第二三一号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 岩切正一議員の発言を許します。


○(岩切正一君) (登壇)ただいま議題となっております五議案中、議案第二二八号「都城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」日本共産党を代表して、反対の立場から討論いたします。


 本条例の改正は、さきの国会で成立した健康保険法等の一部を改正する法律によって、七十歳以上の高齢者の医療費の負担増を伴うものであります。


 国の法改正の主な内容は、一つには、高齢者の患者負担増であります。七十歳以上の高齢者のうち、二人世帯の年収が五百二十万円以上、一人世帯の年収が三百八十万円以上の人は、現行二割負担が三割負担に引き上げられます。


 二つには、療養病床に入院した高齢者の食費、居住費の負担増であります。これまでの食費は一日七百八十円、一カ月当たり二万四千円で、これを四万二千円にし、新たに居住費を月に一万円負担することになります。


 三つには、高額療養費の負担増であります。入院を含む自己負担限度額を、現役並み所得者と一般所得者の現行四万二百円が、四万四千四百円に引き上げられます。


 以上のように、本条例は国が進める医療費の負担増を市民に押しつけるものであり、高齢者が安心して医療を受ける権利を脅かすものとなるために、同意できないものであります。


 以上で討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 以上で通告による討論は終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二二七号から議案第二三一号までの、以上五議案について採決を行います。


 本件のうち、議案第二二八号につきましては、反対の意見が出ておりますので、先に起立により採決を行います。


 まず、議案第二二八号「都城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


○議 長(下山隆史君) 起立多数。


 よって、議案第二二八号は原案を可決いたしました。


 次に、議案第二二七号「都城市文化賞条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第二二九号「都城市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第二三〇号「都城市老人ホーム条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第二三一号「都城市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について」の、以上四議案を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。


〔「異議なしと呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二二七号、議案第二二九号、議案第二三〇号及び議案第二三一号は、いずれも原案を可決いたしました。





◎日程第一一 議案第二三二号及び 日程第一二 議案第二三三号





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第一一 議案第二三二号「都城市農業伝承の家条例の制定について」及び日程第一二 議案第二三三号「都城市カンガエールプラザ条例の制定について」の、以上二議案を一括議題といたします。





◎産業経済委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、産業経済委員長の報告を求めます。


○産業経済委員長(上杉順市君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二三二号及び議案第二三三号について、産業経済委員会が審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。


 議案第二三二号「都城市農業伝承の家条例の制定について」は、県営田園空間整備事業により安久町に建設される農業伝承の家が、県から本市に譲与されるに当たり、当該施設の設置及び管理に関する事項を定めるため、新たに条例を制定するものであります。


 議案第二三三号「都城市カンガエールプラザ条例の制定について」は、都城市カンガエールプラザの管理を指定管理者に行わせることができるようにするため、現条例の全部を改正するものであります。


 以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め、審査いたしました。


 採決の結果、議案第二三二号及び議案第二三三号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 産業経済委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二三二号「都城市農業伝承の家条例の制定について」及び議案第二三三号「都城市カンガエールプラザ条例の制定について」の、以上二議案を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二三二号及び議案第二三三号は、いずれも原案を可決いたしました。





◎日程第一三 議案第二三四号





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第一三 議案第二三四号「平成十八年度都城市一般会計補正予算(第三号)」を議題といたします。





◎総務委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、各委員長の報告を求めます。


 まず、総務委員長の報告を求めます。


○総務委員長(荒神 稔君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二三四号「平成十八年度都城市一般会計補正予算(第三号)」について、総務委員会が付託を受けた部分について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。


 第一表 歳入歳出予算補正については、歳入予算及び歳出予算を十億六千八百二十九万一千円それぞれ増額し、予算の総額を六百四十六億六千八百五十二万五千円としております。


 まず、歳入予算について申し上げます。補正額の主なものは、前年度繰越金四億六千五百十万二千円、地方交付税五億三千六十七万三千円、老人保健特別会計繰入金一億八百七十一万八千円、商工観光活性化基金繰入金一千万円の増額を初め、本年度実施の各事業に対する国・県の内示もしくは決定のあった国・県補助金及び市債等の増額もしくは減額であります。


 次に、今回総務委員会所管の歳出予算総額は、六億七百三十三万五千円でありますが、その主なものを申し上げます。


 第一〇款 総務費には、財政調整基金積立金五億六千三百五十九万一千円、市民税・固定資産税還付に要する経費二千九百四十万円、不動産簡易鑑定手数料百万八千円が計上されております。


 第二表 継続費補正は、高崎地区土地区画整理事業の進捗に合わせて、年度事業費の補正を行ったものであります。


 第三表 地方債補正は、県単補助治山事業費の財源として、長期資金を借り入れるため、限度額を新たに追加したものであります。


 第四表 地方債補正は、国・県補助金の内示や各事業の進捗に合わせて、臨時地方道路整備事業ほか四つの起債事業で限度額を増額もしくは減額して七百万円変更し、限度額総額を三十四億四百九十万円にするものであります。


 採決の結果、議案第二三四号について、総務委員会が付託を受けた部分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎文教厚生委員長報告





○議 長(下山隆史君) 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。


○文教厚生委員長(福留 明君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二三四号「平成十八年度都城市一般会計補正予算(第三号)」のうち、文教厚生委員会が付託を受けました部分につきまして、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。


 今回、当委員会が付託を受けました歳入予算の補正総額は、一億六千五百五十万七千円、歳出予算の補正総額は、二億四千百七十一万七千円となっております。


 まず、歳入予算について申し上げます。繰入金一億八百七十一万八千円、県支出金二千四百十三万円、諸収入の二千二百二十九万八千円等が措置されております。


 次に、歳出予算について、款の順に主なものを御報告いたします。


 第一〇款 総務費には、平成十七年度国・県補助金、負担金の返還に要する経費が計上されております。


 第一五款 民生費には、障害者自立支援法の施行に伴う事務処理システム作成委託及び谷頭保育所改修工事に要する経費等が計上されております。


 第二〇款 衛生費には、環境団体育成事業費補助金等を計上する一方、上長飯霊地公園多目的広場整備事業費を減額したものであります。


 第三〇款 農林水産費には、大雨による林地災害に伴う治山工事として、県単補助治山事業に要する経費等が計上されております。


 第五〇款 教育費には、耐震診断未実施校の小学校十三校、中学校十一校を対象とした公立小・中学校施設耐震診断事業費を初め、沖水中学校の学校林活用事業、幼稚園施設整備費補助金、自治公民館の建設支援事業費及び中尾下遺跡発掘調査受託事業に要する経費等が計上されております。


 以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め、審査いたしました。


 採決の結果、議案第二三四号で当委員会が付託を受けました部分につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎建設委員長報告





○議 長(下山隆史君) 次に、建設委員長の報告を求めます。


○建設委員長(西川洋史君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二三四号「平成十八年度都城市一般会計補正予算(第三号)」のうち、建設委員会が付託を受けました部分について、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。


 審査に当たりましては、所管の土木部四課と総合支所の三建設課に対して、補正予算の内容などについて説明を求め、委員会説明資料並びに所管事務に関して質疑を行いました。


 今回、建設委員会に付託されました一般会計の歳入予算は、土木部二課でマイナス一億四百四十七万四千円、高崎総合支所建設課が六千百九十八万円で、総額マイナス四千二百四十九万四千円であります。


 歳入予算が減額している主な理由は、公営住宅家賃対策費の補助金九千四百二十九万九千円が、財源移譲により交付税措置となったことに伴う減であります。


 また、歳出予算は、土木部四課でマイナス二百九十三万二千円、山之口総合支所建設課がマイナス三百十六万五千円、山田総合支所建設課が四千二十一万五千円、高崎総合支所建設課が九千六百十万四千円で、総額一億三千二十二万二千円であります。


 主な事業としましては、川東第七児童公園プール解体工事に要する経費六百五十六万八千円、谷一通線道路側溝改修工事に要する経費一千五百二万五千円、谷頭駅前ふれあい団地中層耐火三階建屋根防水改修工事に要する経費八百十九万円、高崎地区土地区画整理事業に要する経費六千九百万円などであります。


 採決の結果、議案第二三四号で建設委員会が付託を受けました部分につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 ここで、建設委員会としての意見・要望を申し上げます。


 まちづくり三法が改正となり、中心市街地ににぎわいをもたらす施策が進められているところであります。そこで、本市においてもまちなか居住空間の創設のため、中心市街地に公営住宅等の居住空間の整備を要望するものであります。


 また、水道局、土木部の執行に当たっては、今後も厳正に行い、加えて議会へ配慮ある対応をとっていただきたい。


 以上、意見・要望をお願いし、建設委員会からの報告を終わります。(降壇)





◎産業経済委員長報告





○議 長(下山隆史君) 次に、産業経済委員長の報告を求めます。


○産業経済委員長(上杉順市君) (登壇)ただいま議題となっております議案第二三四号「平成十八年度都城市一般会計補正予算(第三号)」のうち、産業経済委員会が付託を受けました部分につきまして、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。


 今回、産業経済委員会が付託を受けました歳出予算の総額は、八千九百一万七千円、歳入予算の総額は、一千三百九十四万三千円となっております。


 まず、歳出予算について款の順に従いまして、その主な内容を申し上げます。


 第三〇款 農林水産費の予算二千八百三十二万八千円の主なものは、国産粗飼料安定確保対策事業に要する経費百二十五万円、県営ため池等整備事業斧研地区の調査・計画に要する経費三百八十万円、農業後継者育成対策に要する経費百万円、家畜排せつ物管理・利用推進対策事業(施設等整備事業)に要する経費百四十五万六千円、市単独農道整備事業(農道改良)に要する経費二千万円が計上されております。


 次に、第三五款 商工費の予算五千五百三十一万九千円について申し上げます。商工費には、企業立地促進条例に基づく奨励措置に要する経費三千九百一万円、企業誘致推進事業に要する経費百三十七万一千円、地場産業振興センターの運営支援に要する経費三百十二万六千円、千日通り商店街整備事業に要する経費一千万円、高崎総合公園内の施設管理に要する経費百三十五万円が計上されております。


 次に、第四〇款 土木費の予算二百五万五千円について申し上げます。土木費には、まちづくり活動推進に要する経費二百万円、ウエルネス交流プラザ管理運営費に要する経費五万五千円が計上されております。


 続きまして、歳入予算について申し上げます。


 歳入の主なものは、県支出金として、強い農業づくり交付金関係事業費補助金三百十九万七千円、国産粗飼料安定確保対策事業費補助金百二十五万円、県営ため池整備事業に対して県単独土地改良事業費補助金百九十万円、家畜排せつ物管理・利用推進対策事業費補助金百四十五万六千円などが計上されております。


 国庫支出金は、国土交通省補助事業として、まちづくり交付金八十万円が計上されております。


 また、千日通り商店街整備事業に要する経費に、商工観光活性化基金繰入金一千万円が計上されております。


 以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め、審査いたしました。


 採決の結果、議案第二三四号の当委員会に付託された部分につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 各委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 西ノ村清議員の発言を許します。


○(西ノ村 清君) (登壇)ただいま議題になっています議案第二三四号「平成十八年度都城市一般会計補正予算(第三号)」について、日本共産党を代表して、反対の立場から討論いたします。


 本補正予算は、新都城市の発足時の旧一市四町ごとに予算を措置した当初予算に対して、肉づけ的予算となっており、十億六千八百二十九万一千円を補正して、予算総額を六百四十六億六千八百五十二万五千円にしようとするものであります。


 予算の内容は、谷頭保育所の改修工事、市単独農道整備事業費、高崎地区土地区画整理事業費、道路維持補修費、公立小・中学校施設耐震診断事業費、千日通り商店街などの中心市街地活性化事業補助金など、補正予算全体は市民生活と地域経済の向上に欠くことのできないものとなっていることは、評価するものであります。


 しかし、同時に次のような問題を含む補正予算となっているため、同意できません。


 それは、企業立地促進条例に基づき、一部企業に対して用地取得費補助金三千九百一万円を交付することであります。長引く不況のもとで、市民生活は社会保険料などの負担の増大、失業と低賃金等によって、住民税や国保税などの滞納が増加していますが、さらに定率減税の半減、二〇〇五年度から始まった政府の税制改悪により所得税・住民税の増税に加え、国保税や介護保険料が上がり、特に六十五歳以上の高齢者は公的年金等控除の引き下げや老年者控除の廃止などで負担が急増しております。


 このように、一般市民は増税や負担増になりながら、企業立地促進条例に基づき、一部企業に対しての用地取得補助金の交付は、余りにも不公平であることを述べて討論といたします。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二三四号「平成十八年度都城市一般会計補正予算(第三号)」の採決を起立により行います。


 本件は、各委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


○議 長(下山隆史君) 起立多数。


 よって、議案第二三四号は原案を可決いたしました。





◎日程第一四 議案第二三七号から 日程第一七 議案第二四一号まで





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第一四 議案第二三七号「平成十八年度都城市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」から、日程第一七議案第二四一号「平成十八年度都城市介護保険特別会計補正予算(第二号)」までの、以上四議案を一括議題といたします。





◎文教厚生委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、文教厚生委員長の報告を求めます。


○文教厚生委員長(福留 明君) (登壇)ただいま議題となりました四議案について、文教厚生委員会が審査いたしました概要と結果を一括して御報告申し上げます。


 まず、議案第二三七号「平成十八年度都城市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」に追加されました十億九千八百二十万四千円は、保険財政共同安定化事業拠出金及び制度改正に伴う出産育児一時金支給費等を増額したものであります。これらに対する歳入予算としましては、国庫支出金、療養給付費等交付金、共同事業交付金及び繰越金等が見込まれております。


 次に、議案第二三八号「平成十八年度都城市老人保健特別会計補正予算(第二号)」に追加されました一億一千七百八十二万円は、医療費国庫負担金過年度分交付に伴う一般会計への繰出金等を計上したものでありまして、歳入予算としましては、国庫支出金、一般会計からの繰入金が見込まれております。


 次に、議案第二四〇号「平成十八年度都城市整備墓地特別会計補正予算(第一号)」に追加されました二百五十万円は、上長飯霊地公園整備事業に要する経費を増額するものでありまして、歳入予算としましては、市債が見込まれております。


 次に、議案第二四一号「平成十八年度都城市介護保険特別会計補正予算(第二号)」に追加されました七千五百四十六万五千円は、国庫補助金等の償還金及び地域包括支援センター運営に要する経費等を増額するものであります。これらに対する歳入としましては、国庫支出金、県支出金、基金繰入金等が見込まれております。


 以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め、審査いたしました。


 採決の結果、議案第二三七号、議案第二三八号、議案第二四〇号及び議案第二四一号の四議案については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二三七号「平成十八年度都城市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」、議案第二三八号「平成十八年度都城市老人保健特別会計補正予算(第二号)」、議案第二四〇号「平成十八年度都城市整備墓地特別会計補正予算(第一号)」及び議案第二四一号「平成十八年度都城市介護保険特別会計補正予算(第二号)」の、以上四議案を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二三七号、議案第二三八号、議案第二四〇号及び議案第二四一号は、いずれも原案を可決いたしました。





◎日程第一八 議案第二三六号から 日程第二〇 議案第二四四号まで





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第一八 議案第二三六号「平成十八年度都城市下水道事業特別会計補正予算(第二号)」から、日程第二〇 議案第二四四号「平成十八年度都城市水道事業会計補正予算(第一号)」までの、以上三議案を一括議題といたします。





◎建設委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、建設委員長の報告を求めます。


○建設委員長(西川洋史君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二三六号、議案第二四三号及び議案第二四四号について、建設委員会が審査いたしました概要と結果を一括して御報告申し上げます。


 審査に当たりましては、土木部長、水道局長と所管の課長に説明を求め、質疑を行いました。


 まず、議案第二三六号「平成十八年度都城市下水道事業特別会計補正予算(第二号)」について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出ともに二百万八千円であります。歳出の主なものといたしましては、消費税及び地方消費税の納付に伴う費用百五十万円であります。また、これらに対する歳入といたしましては、市債等が見込まれております。


 採決の結果、議案第二三六号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第二四三号「平成十八年度都城市簡易水道事業特別会計補正予算(第二号)」について申し上げます。


 事業の主なものは、高崎地区簡易水道の維持管理に要する経費で、総額三百八十一万九千円であります。これらに対する歳入といたしましては、前年度繰越金等が見込まれております。


 採決の結果、議案第二四三号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第二四四号「平成十八年度都城市水道事業会計補正予算(第一号)」について申し上げます。


 収益的支出として主なものは、新たな水源を求める水源探査委託費用、水道資産の管理と施設の維持管理のための固定資産台帳の作成委託費用、配管台帳の作成委託費用等であり、総額一千四百七十二万一千円であります。資本的支出として主なものは、配水管敷設工事に伴う設計委託料及び工事費、電磁流量計設置工事費等であり、総額三千百八十五万円であります。これらに対する歳入といたしましては、基金運用収入及び前年度繰越金等が見込まれております。


 採決の結果、議案第二四四号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二三六号「平成十八年度都城市下水道事業特別会計補正予算(第二号)」、議案第二四三号「平成十八年度都城市簡易水道事業特別会計補正予算(第二号)」及び議案第二四四号「平成十八年度都城市水道事業会計補正予算(第一号)」の、以上三議案を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二三六号、議案第二四三号及び議案第二四四号は、いずれも原案を可決いたしました。





◎日程第二一 議案第二三五号から 日程第二三 議案第二四二号まで





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第二一 議案第二三五号「平成十八年度都城市食肉センター特別会計補正予算(第一号)」から、日程第二三議案第二四二号「平成十八年度都城市御池簡易水道事業特別会計補正予算(第一号)」までの、以上三議案を一括議題といたします。





◎産業経済委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、産業経済委員長の報告を求めます。


○産業経済委員長(上杉順市君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二三五号、議案第二三九号及び議案第二四二号の三議案について、産業経済委員会が審査いたしました概要と結果を一括して御報告申し上げます。


 まず、議案第二三五号「平成十八年度都城市食肉センター特別会計補正予算(第一号)」について申し上げます。


 本予算は、食肉センター一般管理事務に要する経費十一万円を増額したものであります。これに対する歳入は、一般会計からの繰入金が見込まれています。


 次に、議案第二三九号「平成十八年度都城市農業集落下水道事業特別会計補正予算(第二号)」について申し上げます。


 本予算は、山之口町内の麓地区、中原・正近地区及び下富吉地区の農業集落排水施設の維持管理に要する経費二十九万四千円を増額したものであります。これらに対する歳入は、一般会計からの繰入金を見込んでいます。


 次に、議案第二四二号「平成十八年度都城市御池簡易水道事業特別会計補正予算(第一号)」について申し上げます。


 本予算は、御池簡易水道事業維持管理費に要する経費十三万七千円を増額したものであります。これに対する歳入は、水道使用料等を見込んでおります。


 以上の内容について、農政部長及び所管課長に説明を求め、審査いたしました。


 採決の結果、議案第二三五号、議案第二三九号及び議案第二四二号の三議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 産業経済委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二三五号「平成十八年度都城市食肉センター特別会計補正予算(第一号)」、議案第二三九号「平成十八年度都城市農業集落下水道事業特別会計補正予算(第二号)」及び議案第二四二号「平成十八年度都城市御池簡易水道事業特別会計補正予算(第一号)」の、以上三議案を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二三五号、議案第二三九号及び議案第二四二号は、いずれも原案を可決いたしました。


〔「議会運営委員会開催のため、休憩をお願いします。」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) しばらく休憩いたします。


=休憩 十四時二十分=





=開議 十四時四十分=


○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





◎日程第二四 議案第二六三号





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第二四 議案第二六三号「工事請負契約の締結について」を議題といたします。





◎除 斥





○議 長(下山隆史君) 本件につきましては、地方自治法第百十七条の規定により、相葉一夫議員の退席を求めます。





◎総務委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、総務委員長の報告を求めます。


○総務委員長(荒神 稔君) (登壇)議案第二六三号「工事請負契約の締結について」申し上げます。


 本件は、都城市学校給食センター建設(建築主体)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、七つの特定建設工事共同企業体による指名競争入札で実施し、落札したものであります。なお、入札金額は十三億一千七百万円で当該建物は、鉄骨造二階建延べ床面積九千四百四十四・七八平方メートルであります。


 本件の審査については、九月十九日に総務委員会を開催し、審査を行いましたが、総務常任委員であります相葉委員につきましては、地方自治法第百十七条及び都城市議会委員会条例第十八条の規定に基づき、兄弟姉妹の従事する業務に直接関係のある事件については、その議事に参与することができないので、除斥となっておりましたが、除斥せずに、そのまま採決を行いましたので、九月二十二日に総務委員会を開催し、本件の再審査を行ったものであります。


 本件の審査については、相葉委員が除斥、下山委員が退席しました。既に、質疑・討論は終結しておりましたので、直ちに採決を行ったところであります。


 本件の討論については、一部議員より「入札に当たって、談合情報がもたらされたにもかかわらず、また、予備指名を受けた十社のゼネコンのうち、四社が辞退したにもかかわらず、入札が予定どおり実行され、談合情報どおりの入札結果となったことで、非常に疑念を抱く契約である。」との反対討論があり、また、「この議案については、指名業者の中から四社の辞退がありましたが、辞退の理由は、それぞれ社内事情によるものであり、入札自体は追加の一社を含む七社で正常に行われており、法的に何ら問題はない。談合情報については、入札前に誓約書を提出させるだけではなく、入札後に入札を行った全二十八業者を対象に事情聴取等を行い、その結果を公正取引委員会に送付するなど、適正な対応を行い、談合がなかったことを確認している。以上の点から、本議案は法的にも、手続的にも何ら問題のないものである。」との賛成討論がありました。


 出席委員九人の挙手による採決を行い、賛成四人、反対四人の同数でありましたので、都城市議会委員会条例第十七条に基づき、委員長の決するところにより、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 永田照明議員の発言を許します。


○(永田照明君) 議案第二六三号と議案第二六七号は、二問一括で考えていたものですから、議案第二六七号の方で討論させていただきます。


○議 長(下山隆史君) しばらく休憩します。


=休憩 十四時四十七分=





=開議 十四時四十八分=


○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、来住一人議員の発言を許します。


○(来住一人君) (登壇)ただいま議題となっております議案第二六三号について、日本共産党を代表して、反対の立場から簡素に討論をしておきたいと思います。


 議案第二六三号「工事請負契約の締結について」述べます。本件は、都城市学校給食センター建設の建築主体工事の契約を、飛島・吉原・相葉・山崎特定建設工事共同企業体と十三億八千二百八十五万円で締結しようというものであります。


 本件は、入札に至るまで特異な経過をたどっていることであります。七月十三日に大手ゼネコン十社及び市内業者三十社を指名業者に決定をしたのでありますが、七月十九日から二十五日にかけて、西松建設を含むゼネコン四社が次々と入札参加を辞退することを発表するという異常な事態が発生をいたしました。八月九日には、新聞社を通じて談合情報が提供され、八月十一日の入札結果は談合情報どおりとなったものであります。


 これまで、ゼネコンの入札辞退は経験したことはなく、四社もが辞退した異常な事態は、談合情報及び談合疑惑と関連がある可能性が非常に高いと予想することが至当であります。


 当局は、談合情報については、マニュアルに沿って対処したと報告をいたしておりますが、指名を受けた業者が四社も辞退することは想定していないし、対処のマニュアルもないのでありますが、しかし、入札辞退や談合情報など、これまでにない事態が発生したのでありますから、したがって、談合情報があった時点で入札の業務を停止すべきであったと判断するものであります。このような疑惑つきの契約については、同意できるものではありません。


 以上で討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 以上で、通告による討論は終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


 蔵屋保議員。


○(蔵屋 保君) (登壇)私は、今回の学校給食センター建設事業に関しまして、今回上程されました議案第二六三号「工事請負契約の締結について」賛成討論を行います。


 この議案は、都城学校給食センター建設関連の五議案のうち、本体工事の契約締結の議案でありますので、賛成という立場で討論を行います。


 今回の新学校給食センター建設は、平成八年にO−157による食中毒が発生して以来、学校給食調理場における衛生管理基準が厳しくなっております。そのような中にあって、今回の新学校給食センター建設は、現在の施設が老朽化していることなどから、当初は平成十九年九月からの予定で、また合併の関係で延びましたので、現在は平成二十年一月の開設を目標に、教育委員会で事業を進めてこられました。


 八月十一日に行われた建設工事の入札に前後して、談合疑惑が新聞等に掲載され、今回の議会で入札に関して多くの議員から質問がありました。八月三十一日の全員協議会、一般質問、委員会において質疑があり、当局からの説明があったところでございます。


 今回の入札に関しましては、都城市談合情報マニュアルに基づき執行されたとの報告を受けましたが、今回の議会でこのような状況に至った点を踏まえて、今後、不透明な部分については、入札制度全般について、さらに検討、改善をしていただきたいと要望いたします。


 私は、最新の施設でバラエティに富んだ温かい給食を子供たちに提供できるよう、また、給食センターで働く職員がより安全で、より能率よく仕事ができるよう、新都城市にふさわしい施設を建設していただきたいと切に願うものであります。


 今回建設される予定地は、横市町のほ場整備の残地でありますが、センター建設に隣接して、親水公園が整備されているところであります。一体となった整備をされ、周辺道路も今後も整備される予定と聞いております。地域住民にとりましても、一刻も早く建設が完了することを望んでおります。


 今回の新学校給食センターは、配食数でいいますと九州で二番目、全国で六番目の規模の最新設備で、衛生面でも国の衛生基準に対応できるすばらしい施設であると聞いております。平成二十年一月開設に向けて、日程的に厳しい状況の中で、センターの職員は通常業務をしながら、新しい施設の準備や研修をしていかなければなりません。職員一丸となって取り組んでいただきたいと期待しております。


 絶対に食中毒を出さない、子供たちに安全・安心で、おいしい給食を提供することが一番であります。子供たちも待ち望んでおります。


 最後になりますが、今回の議会におきまして、新都城市の学校給食センター建設に関する契約議案には、多くの議員が質問し、当局も詳細に説明していただき、熱心に激論を交わされ、市民の皆様も注目しておる議案でありますが、議員各位の御賛同を賜りますようお願いいたしまして、賛成討論といたします。(降壇)


○議 長(下山隆史君) ほかに討論はありませんか。


 藤井八十夫議員。


○(藤井八十夫君) (登壇)議案第二六三号「工事請負契約の締結について」反対の立場から討論を行うものであります。


 先ほどの委員長報告のとおり、九月十九日、総務委員会におきまして、議案の審査と採決を行ったところでありますが、相葉一夫議員が本体工事を落札したジョイントベンチャーのメンバーの相葉建設の代表者の実弟であったため、地方自治法第百十七条、市議会委員会条例第十八条に違反したとして、本日、本会議開会後、再審査を行ったところであります。


 総務委員長は総務委員会の席上で、市議会の名誉を傷つけた責任を委員長としてとりたいということを表明され、辞表を提出されました。その後、採決を行ったところであります。


 入札に当たり、談合情報がもたらされたにもかかわらず、さらに指名を受けたゼネコン十社中、四社が辞退するという前例のない事態が発生したにもかかわらず、入札に参加できなかった地元業者などを救済することもなく、予定どおり入札が実行され、談合情報どおり飛島ほか三社のジョイントベンチャーが落札をいたしました。


 このことは、入札の透明性、公平性、公正性の確保を原則とする指名委員会及び指名委員長としての義務を放棄していると、指摘されてしかるべきであります。今後にあしき前例となるものであります。


 よって、本議案に反対するとともに、入札のやり直しを行うべきものであると申し述べます。


 小・中学生に配食する給食センターの入札やり直しで、建設工事がおくれる可能性はありますけれども、すべからく疑惑のある給食を子供たちに食させるべきではないと思います。


 議員各位の賛同を求め、反対討論といたします。(降壇)


○議 長(下山隆史君) ほかに討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二六三号「工事請負契約の締結について」の採決を行います。


 この採決については、東口良仲議員ほか四名から記名投票によられたいとの要求がありますので、記名投票をもって行います。





◎議場閉鎖





○議 長(下山隆史君)  議場の閉鎖を命じます。


〔議場閉鎖〕





◎投票用札配付





○議 長(下山隆史君) 議長を除く、ただいまの出席議員は四十名です。白票及び青票を配付いたします。


〔投票用札配付〕


○議 長(下山隆史君) 配付漏れはありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 配付漏れなしと認めます。





◎投票箱点検





○議 長(下山隆史君) 投票箱を改めさせます。


〔投票箱点検〕


○議 長(下山隆史君) 異状なしと認めます。


 ただいまから、投票を行います。


 念のため申し上げます。本件を可とする議員は白票を、否とする議員は青票を投票願います。


 もう一度繰り返します。本件を可とする議員は白票を、否とする議員は青票を投票願います。


 事務局長が氏名を読み上げますので、順次投票願います。





◎事務局長点呼・議員投票





○議 長(下山隆史君) 点呼を命じます。


○事務局長(日高裕文君) それでは、順次氏名を読み上げますので、投票箱に御投票をお願いいたします。


 読み上げる順序といたしましては、議場の左前列の議席から順次読み上げていきます。


 本仮屋勉議員、神脇清照議員、荒神稔議員、竹之下一美議員、末永悦男議員、中田悟議員、江内谷満義議員、美原純裕議員、宮元正文議員、永井弘美議員、坂元良之議員、大浦覚議員、岩切正一議員、楡田勉議員、永田照明議員、榎木智幸議員、西川洋史議員、蔵屋保議員、上杉順市議員、永山透議員、山田裕一議員、黒木優一議員、福留明議員、橋口浩太郎議員、今村美子議員、森重政名議員、西ノ村清議員、龍ノ平義博議員、福留一郎議員、藤井八十夫議員、東口良仲議員、徳留八郎議員、竹森隆雄議員、村吉昭一議員、永田浩一議員、有馬吾平議員、植村浩三議員、橋之口明議員、児玉優一議員、来住一人議員。


○議 長(下山隆史君) 投票漏れはありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 投票漏れなしと認めます。


 投票を終了いたします。





◎議場開鎖





○議 長(下山隆史君) 議場の閉鎖を解きます。


〔議場開鎖〕





◎立会人指名





○議 長(下山隆史君) 開票を行います。


 都城市議会会議規則第三十一条第二項の規定により、立会人に江内谷満義議員と福留一郎議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いをお願いします。





◎開 票





○議 長(下山隆史君) 開票をいたします。


〔開 票〕





◎投票結果報告





○議 長(下山隆史君) 投票の結果を報告します。


 投票総数    四十票


 これは先ほどの出席議員数に符合いたします。


 そのうち、有効投票   四十票


      無効投票    〇票


 有効投票中


   賛成   二十五票


   反対    十五票


 以上のとおり賛成が多数であります。


 よって、議案第二六三号は原案を可決いたしました。





◎除斥の解除





○議 長(下山隆史君) 除斥を解除いたします。





◎議案第二六三号 工事請負契約の締結についての記名採決の結果





  白票(可)


 荒神  稔・竹之下一美・末永 悦男・中田  悟・江内谷満義


 美原 純裕・宮元 正文・永井 弘美・坂元 良之・大浦  覚


 蔵屋  保・上杉 順市・永山  透・黒木 優一・福留  明


 橋口浩太郎・今村 美子・森重 政名・徳留 八郎・竹森 隆雄


 村吉 昭一・永田 浩一・有馬 吾平・植村 浩三・橋之口 明


  青票(否)


 本仮屋 勉・神脇 清照・岩切 正一・楡田  勉・永田 照明


 榎木 智幸・西川 洋史・山田 裕一・西ノ村 清・龍ノ平義博


 福留 一郎・藤井八十夫・東口 良仲・児玉 優一・来住 一人





◎日程第二五 議案第二六四号から 日程第三〇 議案第二六九号まで





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第二五 議案第二六四号「工事請負契約の締結について」から、日程第三〇 議案第二六九号「財産の取得について」までの、以上六議案を一括議題といたします。





◎総務委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、総務委員長の報告を求めます。


○総務委員長(荒神 稔君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二六四号、議案第二六五号、議案第二六六号、議案第二六七号、議案第二六八号及び議案第二六九号の以上六議案について、総務委員会の審査の概要と結果を一括して御報告申し上げます。


 まず、議案第二六四号「工事請負契約の締結について」申し上げます。


 本件は、都城市学校給食センター建設(電気設備)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、三つの特定建設工事共同企業体による指名競争入札で実施し、落札したものであります。


 なお、入札金額は三億九千八百九十万円で、受変電設備、自家用発電設備、動力制御盤、照明器具設備一式であります。


 次に、議案第二六五号「工事請負契約の締結について」申し上げます。


 本件は、都城市学校給食センター建設(空調設備)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、六つの特定建設工事共同企業体による指名競争入札で実施し、落札したものであります。


 なお、入札金額は五億二千三十二万四千五百七十一円で、空冷ヒートポンプ式氷蓄熱システム、ダクト設備、自動制御設備一式であります。


 次に、議案第二六六号「工事請負契約の締結について」申し上げます。


 本件は、都城市学校給食センター建設(衛生設備)工事の請負契約に関して、議案及び関係資料のとおり、六つの特定建設工事共同企業体による指名競争入札で実施し、落札したものであります。


 なお、入札金額は三億二千六百九十六万円で、給湯、給排水、蒸気配管、衛生器具、生もの処理設備一式であります。


 次に、議案第二六七号「財産の取得について」申し上げます。


 本件は、都城市学校給食センター厨房備品をプロポーザル方式で選定された業者から随意契約で取得するものであります。


 なお、契約予定価格は八億五千九百十一万円であります。


 次に、議案第二六八号「財産の取得について」申し上げます。


 本件は、都城市総合文化ホール送迎用バス四台を取得することに関して、議案及び関係資料のとおり、四社による指名競争入札で実施し、落札したものであります。


 なお、入札金額は五千三百万円であります。


 次に、議案第二六九号「財産の取得について」申し上げます。


 本件は、高規格救急自動車一台を取得することに関して、議案及び関係資料のとおり、二社による指名競争入札で実施し、落札したものであります。


 なお、入札金額は三千百五十万円であります。


 採決の結果、議案第二六四号、議案第二六五号、議案第二六六号、議案第二六八号及び議案第二六九号の五議案については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第二六七号「財産の取得について」申し上げます。


 本件の採決に当たり、一部委員より「議員として、この契約については市民に説明する責任を持てないので、再度、契約を一からやり直すべきだ。」「プロポーザル方式により決定された業者と、随意契約されたということだが、この方式により業者を特定するためのシステムが、議会側に全く情報が開示されないまま進められたということで、議会としては、多額の経費を知らないままに、一年後に随意契約でこれを議決するのは、大変な無理がある。」さらに、「特定されたプロポーザル方式の経緯が非常に不透明であり、プロポーザルのヒアリングに招集されたほかの四社の業者から聞き取り調査をした結果、この方式は業界側としても理解ができない。この方式によって決定されるのはあくまでも設計業務であり、厨房機器等については入札が行われるものと認識した上で、ヒアリングに参加したということで疑惑を持たれている。」との反対討論がありました。


 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


 西川洋史議員。


○(西川洋史君) ただいまの議案第二六七号について、委員長の方にお尋ねいたします。財産の取得についてですね。


 この件について、十分、委員会では審議なさったと思うのです。しかしながら、私ども議員の方は、この契約の相手方を知りません。アイホーというところですけども、その概要について審議なさったのかお聞きしたいのですけども。


○議 長(下山隆史君) しばらく休憩いたします。


=休憩 十五時二十四分=





=開議 十五時二十八分=


○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 総務委員長。


○総務委員長(荒神 稔君) 総務委員会では、学校給食センター建設推進室の室長から株式会社アイホーの説明を受けました。各委員からの方の質疑はありませんでした。


 以上です。


○議 長(下山隆史君) 西川洋史議員。


○(西川洋史君) 委員会での当局側の説明だけに終わったみたいですけれども、私もちょっと勉強不足だったものですから、お聞きしたいのですけども、株式会社アイホーという会社は何社もあるみたいで、資本金二千万円とか、それから大きいところとかは資本金幾らなのかわかりませんけども、やはり八億五千九百万円からの財産取得をするのにふさわしい会社だったのか、そこまで議論がつくされた委員会だったのかなということで、ちょっと疑問があったものですから、このアイホーがどこのアイホーさんかですね。そこを聞きたいのです。私の方で持っているのは、資本金二千万円のアイホー工業株式会社と、それから株式会社アイホー、これは豊川市にあるのですけども、もう一つも愛知県なんですけども、二とおり私がもらっているんですけども、どちらのアイホーさんなのかなということをお聞きしたいなということです。


○議 長(下山隆史君) しばらく休憩いたします。


=休憩 十五時三十一分=





=開議 十五時三十五分=


○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 総務委員長。


○総務委員長(荒神 稔君) 契約の相手方ですが、福岡市博多区の株式会社アイホー福岡支店のみの説明しか受けておりません。


○議 長(下山隆史君) 西川洋史議員。


○(西川洋史君) 最後ですけれども、今のではちょっと相手先がわからない。福岡支店と言われても、支店ということは本社があるはずですよ。本社がどこにあるのかなと。やはり、これだけの財産を、八億円以上のものを随意契約でされるからには、やはり相手先もちゃんと確認した上で、そういう審査もしなくてはいけないと私は思うのですよ。ですから、そのことで私は質問したのですけども、もう一回、時間はかかっても構いませんので、相手先、支店ではなくて本社、それから資本金。これは大事なことです。今から採決に入るのですけども、大事なことですので。


 一般質問のとき、特定されたときに本社に全部送りましたと説明があったのですよ。特定された内容のものを本社にすべて送ったという。その送ったところは本社なのですか。ですから、私は今尋ねているのです。特定されたところの福岡支店ではなくて、本社の方を教えていただきたい。資本金とですね。


 以上です。


○議 長(下山隆史君) しばらく休憩いたします。


=休憩 十五時三十八分=





=開議 十五時四十一分=


○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 総務委員長。


○総務委員長(荒神 稔君) 総務委員会の中では、ただいま西川議員の方からお尋ねになったことは、一切、質疑はなく、また、話し合いもしておりません。その旨をお伝えしておきます。


○議 長(下山隆史君) ほかに質疑はありませんか。


 藤井八十夫議員。


○(藤井八十夫君) 質疑いたします。


 ただいまの西川洋史議員の質疑でございますが、当然、今、荒神委員長がおっしゃったように当局からの説明に対して、委員会の場で質疑等が出なかったと、アイホーについてですね。ところが、いわゆる本会議上での採決ですから、間もなくですね。一事不再議ですので、不明な部分が、また出てきた状況でもあります。今、アイホーの支店だとおっしゃいました。プロポーザルに参加されたところはほかに四社ありますが、そこは全部本社の方とやっていまして、そのあたりの説明にちょっと不明な点が出てきたということは、これだけは一言、本会議場ですので、申し述べておきます。


 以上です。


○議 長(下山隆史君) ほかに質疑はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 永田照明議員の発言を許します。


○(永田照明君) (登壇)明清会の永田照明です。ただいま議題になっております議案第二六七号「財産の取得について」反対の立場で討論をいたします。


 「議員必携」これは、私が町議会議員のときに使っていたものであります。全国町村議会議長会が編集し、議会活動に利用する本でございます。


 地方自治の仕組みと議会の使命の三、議会の使命と議員の職責。


 一、議会の地位 議会は条例の制定、改廃にとどまらず、広く行財政全般にわたる具体的事務の処理についても、意思決定機関としての権能を持つからである。このことから明らかなように、地方公共団体の長は、この長とは市長のことを示します、議会の議決を経た上で、もろもろの事務を執行することとされ、独断専行を許さない建前がとられている。それは、同時に議会の地位の重要性を示すものであり、議会がいかに住民の福祉を考え、住民の立場に立って判断しなければならないかを教えていると言える。しかし、長、議会ともに住民の直接公選による機関であり、互いに独立し、その権限を侵さず、対等の立場と地位にあるということを十分理解しなければならない。


 二、議会の使命 第一 多くの政策は、執行機関の側でつくられ、議会に提案されているが、議員は本会議や委員会での質問、質疑、修正等を通して、政策形成過程に参画し、予算、契約、条例等の審議において最終的な政策の決定、すなわち地方公共団体の意思決定を行っているのである。


 第二 議会が決定した政策を中心に行う執行機関の行財政の運営や事務処理ないし事業の実施が、すべて適法、適正に、しかも公平、効率的に、そして民主的になされているかどうかを判断し、監視することである。この批判と監視は、非難でもなければ批評や論評でもなく、あくまでも住民全体の立場に立っての監視である。


 三、議員の職責 議員は、住民から選ばれ、その代表として議会の構成員となるのであり、「選良」という言葉で呼ばれるように、人格、見識ともにすぐれた代表者である。したがって、議員の一言一句はとりもなおさず住民の意見であり、住民からの声であると言うべきであり、議員が行う質問や質疑、討論は、同時に住民の疑問であり、意見であり、表決において投ずる一票は、住民の立場に立っての真剣な一票でなければならない。


 また、憲法第十五条で「公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」と定められているように、議員は住民全体の代表者であり、奉仕者であって、これが議員の本質と言うべきである。議会が持つ二つの使命、すなわち「具体的な政策の最終決定」と「行財政運営の批判と監視」を完全に達成できるよう、議会の一員として懸命に努力することが議員の職責であろう。


 以上が、議員必携を抜粋したものですが、議会とは、議員とはこのようにあるべしと書いてあります。議場で議員全員へ、議会とは、議員とはこうあるべしと読み上げましたが、私は、壇上でいい加減に非難や文句を言っているのではありません。今、議員として、議員不在の議会にならないように、さらには議員の職責として、批判と監視がどうしても必要だから申し上げているのです。


 議案第二六七号、これについて疑問が残ったまま採決してしまうと、市民または支持者から、議員はいてもいなくても一緒ではないかと言われてしまいます。これだけ疑惑があるのに、議会として承認すれば、市民の目線では大変おかしな判断をすることになります。


 議案第二六七号「財産の取得について」は、特に厨房備品の入札をプロポーザルでの随意契約として、昨年九月二日に決定したにもかかわらず、一年間議会を無視して九月議会に提案されてきたわけですが、それも大学誘致、男女共同参画、給食センター、三件も一緒に議会とは事前協議もなく、黙って提案されてきました。執行部が言うように、配慮が足りなかったで済まされる問題ではないのです。この件についても、市民が聞いたら、執行部の姿勢にびっくりすると思います。我々は、ここで一年間、口を閉ざしたまま、わざと黙り続けた執行部の職務怠慢に、議会人として、議員として怒るのが当然です。


 また、談合疑惑、不透明な部分を明らかにしたいと思っても、市議会議員としては会派や組織、業界など周りからの圧力、いろいろな人間関係のしがらみがあり、割り切れない部分と心の葛藤が、賛成される皆様方にはあると思います。


 先日、私にも市長サイドの関係者から、高城町の業者を介して、質問や批判をやめてくれるようにとの話がありました。市長、だれが、どこに行って、だれに頼んだかわかりますね。もう一回言います。先日、私にも市長サイドの関係者から、高城町の業者を介して、質問や批判をやめてくれるようにとの話がありました。市長、だれが、どこに行って、だれに頼んだかわかりますね。


 市長は、今回の給食センター工事に疑惑があるから、このように関係者を動かし、反対しそうな議員に圧力をかけ、賛成議員として取りまとめようと保身に入る。このようなことがまかり通れば、今後、都城市はどうなります。市長、おかしいのではないですか。


 また、このように業者や側近を使って物申すから、我々とすれば、ますます疑惑が濃くなるのです。私は、業者のため、市長のための市議会議員ではありません。私は、市民のため、地域住民のために物申す市議会議員でありたいと思っております。


 しかし、議員各位の判断、決断は、私の話を普通に聞いていただければ、市議会議員として、自分自身に正義の心があるかないか、また、市民から負託され、選ばれた人であるとの自覚があるかないか、ただ、それだけです。


 今、市民の行政への関心は非常に高まっております。あとは、個人が政治家、市議会議員として市民をどう思っているか、市民をどれくらい意識し、行動しているかという政治姿勢の問題だと思います。


 議会開始時間から夜中まで一日中、市民や支持者はケーブルテレビ、またはインターネットで議員の政治姿勢を見ておられます。自分の支持した議員が、市長や執行部の顔色を伺いながら、よいしょをしながら、議決をするのか。さらには、市民の立場で代弁者として市民を思い、執行部の姿勢、疑惑、不透明さに対して危機感を覚え、市民のために議決をするのか。判断、決断は決して難しいものではありません。


 今回の入札で、ゼネコンの辞退を談合疑惑と思うか、不透明に思うか、思わないか。また、おかしいと思えば、執行部のあり方、執行部の姿勢を明確に指摘し、正しい方向に導くために議員として否決するか、しないか。さらには、自分自身も市民の立場に身を置き、本当に地域の一員として、冷静に、正確に判断されれば、議案第二六七号は否決して、厨房備品だけの入札をやり直し、約二億六千万円が安くなれば、安くなった分の金を原資に、市民の税金を効率よく投入すれば、市民、地域住民が現在つくっている農業、商工業等いろいろな団体や組織から障害・福祉関係者まで、弱者のために生きた金として使え、補助金、支援金の支出が可能となり、効率よく有効に使え、できる限りの支援が行えるのではないかと私は思います。


 なお、今回、同僚議員の一般質問にありましたとおり、都城市の財政健全度を診断する経常収支比率は八八・五%と高く、公債費比率も一七・五%と高く推移しています。これらを総合的に判断すれば、市の財政は危険ゾーンにあると企画部長からの答弁がありましたが、都城市が財政難であることは、市議会議員であれば全員わかっておりますし、長峯市長も新市に一千二百億円の負債があると、あいさつの中で言われておると聞いております。このような大事なときに、約二億六千万円という金は大きな小学校の体育館一つを建設しても、総事業費として余る金額です。このような大金を、ただのむだ金として、人の懐へ入るかもしれないのに、指をくわえ、何もせずに見て見ぬふりをして、市議会議員として見逃すのか、是は是、非は非として追求するのかの二者択一です。


 我々市議会議員は、地域や市民の代表者、代弁者でもありますが、執行部という行政の最高機関のチェックや批判、監視をする役目、役割を持ち、執行部と対等に物が言える、市民の立場で見れば、すばらしい権限を持っている頼もしい市民の味方の市議会議員であります。


 今回の議案第二六七号は、厳格に判断しないと、非常に重要な案件でございます。市民の声、意見を反映させるために、我々は議会という場所を有効活用し、行政の批判と監視をする番人として、また、議会人として誇りと責任を持ち、さらには議員としての役割に自覚を持ち、良心に恥じない正義の心、さらには同僚議員であります皆様方の常識ある政治姿勢と決断に期待をいたします。


 今回、明清会の仲間であります榎木総務委員長の辞任についても、うっかりミスで済まされないことから、委員長として、また、男としての責任から、委員長という職責にけじめをつけられました。このように、大事なときには決断とけじめが必要です。


 議案第二六七号「財産の取得について」議員各位の賢明な常識ある判断を期待し、反対討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 次に、橋口浩太郎議員の発言を許します。


○(橋口浩太郎君) (登壇)ただいま議題となっております議案第二六七号「財産の取得について」賛成の立場から簡潔に討論を行います。


 この議案は、都城市学校給食センター厨房備品を取得することについて、株式会社アイホー福岡支店と総額八億五千九百十一万円で随意契約しようとするものであります。


 この議案については、議会への報告がおくれたこと、業者の選定に当たってプロポーザル方式により特定したこと、随意契約の当否、契約金額の妥当性の点から反対の意見が出ているところであります。


 まず、議会への報告がおくれたことについては、遺憾とするところではあります。しかしながら、このことをもって、法的に本契約の有効性を否定するものではありません。


 次に、プロポーザル方式については、単に機器の価格をもって導入するのではなく、業者の力量、考え方、ノウハウについて総合評価を行い、特にO−157対策など、安全性や安心性を考慮して、業者を特定しようとして行われたものであります。このような性能発注方式は、設計業務だけでなく、平成十七年四月から施行された品確法にもあるように、設備導入では主流となりつつあります。


 さらに、今回の契約は地方自治法施行令第百六十七条の二第一項第二号の規定に基づき、契約の性質または目的が競争入札に適さないものとして、随意契約としたものであり、法的にも全く問題はありません。


 一部の議員から指摘のあったプロポーザル実施時の提示価格よりも契約金額がふえたことは、実施設計等を通じて詳細が決定されたことに伴うものであり、何ら問題はないと考えます。また、ほかの業者からの聞き取り価格と契約金額の差が二億六千万円あるとの指摘がありますが、同条件で見積ったわけではなく、これをもって不当とすることは全く根拠のないものであります。


 このような論法自体、私たち議会の良識を疑われるだけでなく、市民に対していたずらに市政が混乱しているかのごとき印象を与えるものであります。万が一、これを契機に、市民の信頼が損なわれ、市政が混乱するようなことになれば、その責任はまことに大きなものがあると言わざるを得ません。


 以上の点から、本議案は法的にも、手続的にも何ら問題のないものであり、可決すべきものと確信しております。議員の皆様方の御賛同をいただきますことをお願いいたしまして、討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 次に、本仮屋勉議員の発言を許します。


○(本仮屋 勉君) (登壇)ただいま議題となっております議案第二六七号「財産の取得について」反対の立場で討論します。


 この議案は、都城市学校給食センター厨房備品の取得に関し、プロポーザルにより業者が特定され、契約を締結することについて議会の議決を求めているものであります。


 都城市学校給食センターは、都城市横市地区に建設を予定しているもので、一度に一万四千食分の調理が可能な、まさに日本有数の規模を誇るもので、総事業費四十七億四千万円という巨額のものです。


 その都城市学校給食センター建設に伴う請負工事入札直前に、建設主体工事ゼネコン十社中四社が、電気工事六社中三社が指名入札を辞退するという前代未聞の事態が生起し、朝日新聞で談合疑惑が報道されたにもかかわらず、予定どおり入札が実施され、業者を決定しました。


 朝日新聞には、この事業の建設主体工事の入札に関し、入札の三日前に落札するJVを事前に名指しする情報が寄せられたとあり、落札後には落札結果が談合情報どおりになったとあります。この段階で土持助役は「こんなに辞退が出るのは、予定価格に魅力がなかったためか、あるいは地元企業との話し合いがうまくいかなかったからか、理由はわからないが応札する業者の中から厳正に選びたい。」とコメントされています。また、「これだけ次々と辞退した例は聞いたことがない。」とも言われております。それでも入札は強行されました。


 このことを契機に、早速私の会派、すなわち明清会で勉強会を開始し、情報収集、関係業者からの聞き取り調査を行いました。なぜならば、議員は市民の代弁者であります。少しでも疑問に思う点があれば、その疑問点を徹底追及し、きちんとした回答で市民の疑問に答える必要、義務があるからです。多分我々が、疑問に思うことにつきましては、市民の方も同じく疑問に思うはずです。


 その過程で、入札以前に厨房機器及び設置業務については、既に一年前の九月二日にプロポーザル方式により業者を特定し、八億五千九百十一万円もの随意契約を結ぶということが判明し、しかも、この間、全く議会には知らされておりませんでした。


 会派でこの件について調査を進める上で、多くの疑問点が浮上しました。我々は、集められるだけの資料を一生懸命集め、業者も来ていただいて、そして、このプロポーザルだけではなくて、実際の業者のあり方、契約はどうやるんだ、厨房機器設置という手順はどうやるんだ、あるいは、今度提案されております提案書、どういうものかしっかりと本当に生の声を聞き取りました。やはり、そこまでする必要があったからです。


 プロポーザル方式というのは、皆さんも御存じのように、技術提案の内容と、企業や技術者の能力等を総合評価するもので、価格一辺倒の競争入札にかわる方式でありますが、一方、密室の合議、これで業者が決まりかねない短所もあるという業者選定方式のことですね。


 このプロポーザルの提案要請書が業者に配付されたのが八月二日で、プロポーザルの提案に関する細部要領等が記載されておりますが、この要請書の中で、まず、疑問に思う点が三点ありました。


 一つ目は、提案書提出までに余りにも期間が短いこと。専門業者は、この手の提案書作成には通常一カ月ぐらいは要するとおっしゃっています。実際に提案書を見せていただきましたが、大変内容の濃いものです。このプロポーザルに関する現場説明会があったのが八月八日です。それまでは、なかなか提案書も説明が実際にないとつくれない。提出期限が八月二十五日ですから、実質二週間強、しかも、この間にはお盆休みを挟んでいます。通常お盆休みは皆さん休まれます。ところが、業者の方は、もう期間がないということで、これに携わった人間は休み返上で取り組んだと。その間、恐らく役所の方は休んでいたのではないかなというふうに思います。なぜ、このような性急な要求をしたのかが大変疑問であります。


 二つ目の疑問。提出要請書のプロポーザルの特定基準の項目、すなわちプロポーザルにおいて何を重視するかという点ですが、四項目書いてあります。一つ目、同種業務実績。二つ目、特定のテーマに対する技術提案。このあたりは大事なところですね。三つ目、総合評価。四つ目、その他必要と認めた事項、この四点だけです。プロポーザルで重視する点は、この四点だけです。見積価格に関することは全くありません。結果的に随意契約まで持っていくわけですから、本当に大事なことですが、これが全くないのです。これでは業者に向かって金に糸目はつけないから、いいものをつくれと、まさにこのように言っているようなものですね。お金に関しては全くありません。


 三つ目の疑問点。このプロポーザル結果で随意契約を結ぶとの記述は一言も出てきておりません。一番大事なことが全くないわけです。そして、辛うじて書いてあるのが、八月十二日に配付された業者質問の回答書、プロポーザルに関して業者が疑問に思っていることをいろいろ質問を出してきます。それに対して当局が回答を出して、それを業者に渡す。この回答書の一番最後の余白部分に、注釈程度に書かれております。これが果たして、八億円以上の随意契約を結ぶという項目に当たるかどうか、皆さん、しっかり考えてください。このように、書いてあります。注釈ですから、米印が書いてあります。「プロポーザルにより特定された厨房業者とは、厨房機器の設置について、平成十八年度以降に議会の議決を経た後、契約を締結する予定です。御承知おきください。」こんなことがありますか。これだけです。もう一回読みます。「プロポーザルにより特定された厨房業者とは、厨房機器の設置について」このあたりも非常にあいまいなんですね。「厨房機器の設置について、平成十八年度以降に議会の議決を経た後、契約を締結する予定です。」締結しますとは書いていないですね。「締結する予定です。御承知おきください。」まさに、これだけのことです。大変大事なことですね。業者にとっては、本当に最も重要なことです。それがこのような取り扱いです。これが果たして大きな都城市のやることかと、大変情けなくなります。


 それから、プロポーザルには厨房機器の業者五社が参加しましたが、提案書は相当中身の濃いものです。私も実際に見せてもらいました。そして、やはり、それだけの提案書の中身をしっかりと相手にわかってもらうためには、説明には半日以上必要だと、どの業者もおっしゃいました。ところが、各社わずか二十五分程度の説明時間で、そして翌朝には業者特定の通知が送られたということで、まさにこのプロポーザルそのものが形だけのものと言わざるを得ません。そして、専門的知識を十分に持ち合わせて慎重に判断しなければならない。このような大事な業者選定の採点をわずか二十五分の短時間で瞬時に行った。選定された委員の皆様の驚異的な能力には、ただただ感服しますと、皮肉の一つも言いたくなるような短時間での特定でありました。


 しかも、特定された業者の見積価格、このあたりは大変肝心です。これは、五つある業者の中で二番目に高いものです。一番目とはほとんど差がありません。そして、値引率。この値引率というのは、定価、この定価も相当業者によって差があります。このアイホーさんの場合は十二億円ちょっとですね。値引率というのは、定価に対する見積価格ですが、これは一番低かったですね。要するに、値引率が一番悪いということです。しかも、総合得点が二番目に高かった業者よりも二億円近く高く見積価格が設定してありました。いろいろ総合的に判断されるとおっしゃいましたが、低価格の業者については、「安かろう、悪かろう」と判断されたのでしょうが、この業者は、学校給食を専門としておられまして、一万食以上の事業も数多く手がけられている業者で、特定された業者以上に実績があると言われている業者ですので、この価格が安いから悪かろうということには該当はいたしません。


 さらに、選定された委員の皆様がそれぞれ項目に従って採点票に評価点をつけるわけですが、その中の価格、そして値引率の点数。これは、特定した業者に最も高得点、ほぼ満点に近いですね。金額が高くて、値引きが一番悪い。そこに一番高い点数をつけている。これを発見したときには本当に驚き、あきれまして、これでは当初から業者を特定したのではないかと思わざるを得ません。価格が高くて値引きが最低の業者に、価格・値引率の得点が何ゆえ最高得点なのか。どのような言い逃れをしても、これを納得できる人がおりますか。それとも、価格というのは一番最初に言ったように、金に糸目はつけない。だから、あんまり重要な判断材料ではない。そういうことだろうと判断せざるを得ません。


 選定された委員会のメンバーは、ここにおられます。助役を初め、四人の部長がおられるわけですから、この方々たちは市民の税金の有効使用に最も責任を有する人たちばかりですよ。それにもかかわらず、こういうことです。ある部長は、今回の議会で、覚えている方もおられると思いますが、二、三千万円というのを、わずかな金額と発言されました。そのような金銭感覚でいるのであれば、本当に言語道断、そのように言わざるを得ません。


 その結果が、八億五千九百十一万円の随意契約という結果につながったわけですが、恐らく他の業者はこれを妥当な価格だとはおっしゃらないでしょう。我々が聞き取り調査した業者は、一様に余りにも高すぎると、このようにおっしゃっています。


 今回特定されました業者、この業者が自社製品で賄える厨房機器、これは全体の中から見れば、ごく一部分です。聞いたところでは、炊飯器、洗浄器等こういったのが主で、大部分の厨房機器は、他の業者からの仕入れであると言われております。先ほど、二億円安い業者、これは大半が自社製品で賄えるのだそうです。このあたりに価格の差が出てきているのではないかと、その結果、非常に高い金額となっているわけで、この他社から仕入れる、この部分を入札にすれば、さらに価格というのは落とせたはずです。今回はそれはされておりません。まさに、言い値で契約を結ぼうとしております。


 もう一点、これは大変問題だと思いますが、プロポーザルの場に、実施設計の大建設計の社員三名が立ち会っていた点です。これは、今回の一般質問で藤井議員が本当に何回も確認をされました。当初二人と言っていたのが三人になって、実際に立ち会っていたというのは皆様も耳にされたと思います。大部分の人は、みんな聞いていると思うのですけども、ただでさえこのプロポーザル方式の欠点というのは、密室の合意のおそれがあると言われる、そういった方式なのですね。その場に関連業者を立ち会わせた当局の感覚というのは、大変、非常識きわまりなく、業者選定の場に関連業者を絶対に介入させるべきではない。あってはならないと私は思います。これは、もし仮に大建設計とアイホーが裏でつながっていた。これは仮にですよ。業者間での裏のつながりの可能性というのは、当然あるはずです。そういうことを考慮すれば、大変この実施設計の業者を三名もプロポーザルの場に入れたということは、むとんちゃくなだけならまだしも、意図するところがあったとすれば、極めて問題でありまして、遺憾なことだと私は思います。


 それだけでも十分にこの議案に反対する理由になるのですけれども、先ほど、余り大したことではないと言われる方もおられますが、この事実を一年間全く議会に伏せて、そして、ここは問題ですよ。いきなり、議会初日に議決を求める。まさに暴挙です。まさに暴挙とも言える当局の姿勢に怒りを覚えたのは私だけではなくて、かなりこの中の議員におられるはずです。その結果が、一審議見送りとなって、きょうに至ったわけですね。


 厨房機器業者を一年前にプロポーザル方式で特定して、八億五千九百十一万円もの随意契約を結ぶので、何とか認めてくれと言われて、そして本当に議会初日の一審議で、中身を精査する時間は全くありません。それで議員にオーケーしてくれと、このように頼んでいるわけです。大変、ばかにした行動だ。そう思わざるを得ません。


 市議会議員は市民を代表して市民の税金がむだなく、有効に使用されているか否かを市民にかわってしっかりとチェックする。こういった使命があるわけですね。したがって、このようないい加減な手順で提案された議案を、「はい、そうですか。」と、簡単に認めるわけにはいかないのを、御存じないはずはないでしょう。自分たちの都合で工期に間に合わせるために、急いだとしか思えません。そして、一年間何一つ説明しなかったのは、「特に説明する義務がなく、配慮が足りなかった、済みませんでした。しかし、九月議会で議決されないと、工期がおくれますのでよろしくお願いします。」そういった図式になります。説明する時間がないのであればまだしも、一年間もあったわけですね、一年間。これはやはり、議会、議員、そして市民を軽視した行為であり、このような行為を見逃せば、今後にあしき例と禍根を残し、今後とも同じような行為が繰り返されることが考えられます。すなわち、前回は黙って見逃してくれたのに、なぜ今度はいけないのだ。そういった反論ができるわけです。


 良識ある議員であれば、このような議案を黙って通過させるべきではないと私は思います。工期がおくれても、やはり市政は透明であり、議会も正常に機能してこその議会であるべきと思います。


 この件については、我々はしっかりと調査をして、勉強して、さらに真相を究明するために各議員が議会で質問してまいりましたが、納得のいく答弁はついに得られませんでした。市民の代弁者として正しいことは正しい、悪いことは悪いんだと、明確にするのが議員の努めであります。したがって、この件については、私たちは反対のための反対という立場ではなくて、本当に自信を持って、議員としての信念を持って発言しているわけであります。


 市長の言われる改革とは、やはり、その前提となるのは、市政に正義を貫く、これが一番の土台ですよ。その上で改革を進める。そういうことではないのでしょうか。疑わしきを疑わないで、市の都合で黙殺することは、やはり、これから先、悪い伝統をつくるだけです。市民や議会に知らせるべきは確実に知らせる。当然のことをきちんと行う。一番大事なことです。


 この議案の賛成者については、本当に状況だけで議会に混乱を招くとか、そういった議論をされております。何ら、今私が言った問題点、これを追求する努力すらありません。また、賛成される方は、議会の存在そのものを否定するかのような先ほどの行動に対しても、こういった議案の提出についても、寛容な心で許してしまうというのでしょうか。


 再度申し上げます。今一度、プロポーザルをやり直し、当然これから先もプロポーザルという方式はどんどん取り入れてくると思います。今回のような大変混乱をした、そして疑問点の多いプロポーザル、これを通してしまえば、本当にこれから先に実施するプロポーザル、これはその都度もめると思います。本当にもう一回、疑義のないしっかりとしたプロポーザルをやり直して、価格も先ほど説明しましたように、できる部分については競争入札を行い、妥当な価格、これは本当に大事だと思います。妥当な価格で契約するように求め、また、執行部の議会を軽視するかのような行為については、真摯に反省することを強く求めて、討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 次に、来住一人議員の発言を許します。


○(来住一人君) (登壇)ただいま議題となっております六議案中、議案第二六七号の「財産の取得について」日本共産党を代表して、反対の立場から討論をいたします。


 本件は、学校給食センターの厨房備品一式を株式会社アイホーから随意契約において、八億五千九百十一万円で購入契約を締結しようというものであります。


 株式会社アイホーに決定したのは、昨年九月、プロポーザルによるものでありました。プロポーザルによって決定した意味については、それなりに理解をするものでありますが、プロポーザルは、一〇〇%が随意契約となるものではありませんが、透明性をしっかり確保することは大前提になるものであります。しかし、この一年間、議会に一切報告をせず、突然、随意契約議案として提案されたものであります。


 プロポーザルによる評価は、六名の選定委員が行っているのでありますが、評価点が最も高かったのが株式会社アイホーで四百九十六点、二位の業者は四百七十八点であり、十八点の違いであります。いわば、よく見てみますと、一番委員と二番委員の評価で決まったようなものと言わなければならないと思うのです。ここに、疑惑があると認識できるものではありませんが、同時に不透明な部分が払拭できるものではありません。このような点からプロポーザル方式でなく、指名競争入札を研究すべきであったと思います。


 このような点が不明朗なために同意できるものではございません。


 以上で討論を終わります。(降壇)


○議 長(下山隆史君) 以上で、通告による討論を終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


 永井弘美議員。


○(永井弘美君) (登壇)今回、給食センター建設事業に関連いたしまして、ただいま議題となっております議案第二六七号「財産の取得について」賛成の立場から討論を行います。


 今回の議会で入札に関して、また、あわせてプロポーザル方式による厨房機器の随意契約について多くの議員から質問があり、また、当局からの説明があったところでございます。同方式は、同一仕様書により、金額の競争で行う一般的な入札に対し、業者から事業についての発想や解決方法などの提案をしてもらい、発注者は金額のみならず、その提案内容から創造性、技術力、経験等を総合判断して設計者を選定する方式であり、いわゆる性能発注の一種と言われるもので、選定された業者は、その後、発注者との共同作業により実施設計等を始めることになります。この方式は、時代が要請する業者選定の公正性、透明性、客観性を持った選定方法であり、高い技術力や経験を持つ業者を選定できるので、質の高い完成品を期待できると言われています。


 このように、プロポーザル方式に関しましては、国が推奨している民間業者の技術力を生かした性能発注の一つであり、他市においても給食センター建設に当たって、取り入れられている方式であります。しかし、一般的にはなじみがないこともあり、議案が上程されるまで議会に対して説明がなかったことについては、規定上問題はないとしても、行政のチェック機関としての議会の役割を考えると、大変遺憾に感じております。プロポーザル方式を実施する段階で、もしくはその後に、そのことを説明すべきではなかったかと感じております。


 私たち議員は、市民に対して説明する義務があります。その点を踏まえて、今回の議員からの指摘を重く受けとめ、今後、改善策を検討してもらいたいと要望いたします。また、入札に関しましても、今後、不透明な部分については、さらに検討、改善をしていただきたいと要望いたします。


 今後、時代に対応できる新しい発注方法もふえてくると考えられます。今回の議会でこのような状況に至った点を踏まえて、今後十分な対応をお願いし、また、私たち議員も情報収集に努め、研究してまいりたいと考えております。


 最後に、早い時期に最新の施設でバラエティに富んだ温かい給食を子供たちに提供できるよう、また、給食センターで働く職員がより安全で、より効率よく仕事ができるよう、新都城市にふさわしい施設を建設していただきたいと切に願うものであります。


 議員各位の御賛同を賜りますようお願いいたしまして、賛成討論といたします。(降壇)


○議 長(下山隆史君) ほかに討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二六四号から議案第二六九号までの、以上六議案について採決を行います。


 本件のうち、議案第二六七号の採決については、東口良仲議員ほか四名から記名投票によられたいとの要求がありますので、記名投票をもって行います。





◎議場閉鎖





○議 長(下山隆史君) 議場の閉鎖を命じます。


〔議場閉鎖〕





◎投票用札配付





○議 長(下山隆史君) 議長を除く、ただいまの出席議員は四十一名です。白票及び青票を配付いたします。


〔投票用札配付〕


○議 長(下山隆史君) 配付漏れはありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 配付漏れなしと認めます。





◎投票箱点検





○議 長(下山隆史君) 投票箱を改めさせます。


〔投票箱点検〕


○議 長(下山隆史君) 異状なしと認めます。


 ただいまから、議案第二六七号「財産の取得について」に対する投票を行います。


 念のため申し上げます。本件を可とする議員は白票を、否とする議員は青票を投票願います。


 もう一度繰り返します。本件を可とする議員は白票を、否とする議員は青票を投票願います。


 事務局長が氏名を読み上げますので、順次投票願います。





◎事務局長点呼・議員投票





○議 長(下山隆史君) 点呼を命じます。


○事務局長(日高裕文君) それでは、順次氏名を読み上げますので、投票箱に御投票をお願いいたします。


 読み上げる順序といたしましては、議場の左前列の議席から順次読み上げていきます。


 本仮屋勉議員、神脇清照議員、相葉一夫議員、荒神稔議員、竹之下一美議員、末永悦男議員、中田悟議員、江内谷満義議員、美原純裕議員、宮元正文議員、永井弘美議員、坂元良之議員、大浦覚議員、岩切正一議員、楡田勉議員、永田照明議員、榎木智幸議員、西川洋史議員、蔵屋保議員、上杉順市議員、永山透議員、山田裕一議員、黒木優一議員、福留明議員、橋口浩太郎議員、今村美子議員、森重政名議員、西ノ村清議員、龍ノ平義博議員、福留一郎議員、藤井八十夫議員、東口良仲議員、徳留八郎議員、竹森隆雄議員、村吉昭一議員、永田浩一議員、有馬吾平議員、植村浩三議員、橋之口明議員、児玉優一議員、来住一人議員。


○議 長(下山隆史君) 投票漏れはありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 投票漏れなしと認めます。


 投票を終了いたします。





◎議場開鎖





○議 長(下山隆史君) 議場の閉鎖を解きます。


〔議場開鎖〕





◎時間の延長





○議 長(下山隆史君) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。御了承ください。





◎立会人指名





○議 長(下山隆史君) 開票を行います。


 都城市議会会議規則第三十一条第二項の規定により、立会人に大浦覚議員と美原純裕議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いをお願いいたします。





◎ 開 票





○議 長(下山隆史君) 開票をいたします。


〔開 票〕





◎投票結果報告





○議 長(下山隆史君) 投票の結果を報告いたします。


 投票総数   四十一票


 これは先ほどの出席議員数に符合いたします。


 そのうち、有効投票  四十一票


      無効投票    〇票


 有効投票中


   賛成   二十七票


   反対    十四票


 以上のとおり賛成が多数であります。


 よって、議案第二六七号は原案を可決いたしました。





◎議案第二六七号 財産の取得についての記名採決の結果





  白色(可)


 相葉 一夫・荒神  稔・竹之下一美・末永 悦男・中田  悟


 江内谷満義・美原 純裕・宮元 正文・永井 弘美・坂元 良之


 大浦  覚・蔵屋  保・上杉 順市・永山  透・黒木 優一


 福留  明・橋口浩太郎・今村 美子・森重 政名・徳留 八郎


 竹森 隆雄・村吉 昭一・永田 浩一・有馬 吾平・植村 浩三


 橋之口 明・児玉 優一


  青色(否)


 本仮屋 勉・神脇 清照・岩切 正一・楡田  勉・永田 照明


 榎木 智幸・西川 洋史・山田 裕一・西ノ村 清・龍ノ平義博


 福留 一郎・藤井八十夫・東口 良仲・来住 一人


○議 長(下山隆史君) 次に、議案第二六四号「工事請負契約の締結について」、議案第二六五号「工事請負契約の締結について」、議案第二六六号「工事請負契約の締結について」、議案第二六八号「財産の取得について」及び議案第二六九号「財産の取得について」の、以上五議案を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二六四号、議案第二六五号、議案第二六六号、議案第二六八号及び議案第二六九号は、いずれも原案を可決いたしました。


○議 長(下山隆史君) 午後五時まで休憩いたします。


=休憩 十六時四十九分=





=開議 十七時 〇〇分=


○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





◎日程第三一 議案第二七〇号から 日程第三四 議案第二七三号まで





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第三一 議案第二七〇号「市の境界変更について」から、日程第三四 議案第二七三号「字の区域の変更について」までの、以上四議案を一括議題といたします。





◎総務委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、総務委員長の報告を求めます。


○総務委員長(荒神 稔君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二七〇号、議案第二七一号、議案第二七二号及び議案第二七三号の以上四議案について、総務委員会の審査の概要と結果を一括して御報告申し上げます。


 まず、議案第二七〇号「市の境界変更について」申し上げます。


 本件は、三月定例市議会において議決された都城市と曽於市の境界変更に関し、変更調書の中で国有地と表示されていた道路及び水路について、それぞれ国から両市に対する財産譲与が行われていたため、地方自治法第七条第一項の規定に基づき、当該道路及び水路の表示を公有地として、再度議会の議決を求めるものです。


 次に、議案第二七一号「市の境界変更に伴う財産処分に関する協議について」申し上げます。


 本件は、都城市と曽於市の境界変更に伴い、新しい境界に沿ったそれぞれの市有地部分について曽於市と財産協議を行うため、地方自治法第七条第六項の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。


 次に、議案第二七二号「公の施設の区域外設置について」申し上げます。


 本件は、曽於市の設置する農道川内線が都城市の行政区域に一部入り込む形となるため、地方自治法第二百四十四条の三第一項の規定に基づき、公の施設の区域外設置に関する協議を曽於市と行うことについて、議会の議決を求めるものです。


 次に、議案第二七三号「字の区域の変更について」申し上げます。


 本件は、山之口町山之口の一部区域及び高崎町江平の一部区域において、県営土地改良事業により従来の字界が原形をとどめなくなったため、字の区域を変更することについて、地方自治法第二百六十条第一項の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。


 採決の結果、議案第二七〇号、議案第二七一号、議案第二七二号及び議案第二七三号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二七〇号「市の境界変更について」、議案第二七一号「市の境界変更に伴う財産処分に関する協議について」、議案第二七二号「公の施設の区域外設置について」及び議案第二七三号「字の区域の変更について」の、以上四議案を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二七〇号、議案第二七一号、議案第二七二号及び議案第二七三号は、いずれも原案を可決いたしました。





◎日程第三五 議案第二七四号





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第三五 議案第二七四号「区域を越えて曽於市道の路線を認定することの承諾について」を議題といたします。





◎建設委員長報告





○議 長(下山隆史君) 本件について、建設委員長の報告を求めます。


○建設委員長(西川洋史君) (登壇)ただいま議題となりました議案第二七四号について、建設委員会が審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。


 本件は、道路法第八条第三項の規定により、曽於市から区域を越えて曽於市道の路線を認定することについて協議がなされたので、これを承諾することに関し、議会の同意を求めるものであります。


 採決の結果、議案第二七四号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(下山隆史君) 建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(下山隆史君) これより、議案第二七四号「区域を越えて曽於市道の路線を認定することの承諾について」の採決を行います。


 本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに御異議はありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二七四号は、原案を可決いたしました。





◎日程第三六 議案第二四五号から議案第二六一号まで(決算議案十七件)の閉会中の継続審査について





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第三六 「議案第二四五号から議案第二六一号まで(決算議案十七件)の閉会中の継続審査について」を議題といたします。





◎継続審査の申し出





○議 長(下山隆史君) 本件については、決算特別委員会委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております「議案第二四五号から議案第二六一号まで(決算議案十七件)の閉会中の継続審査について」は、委員長からの申し出のとおり、これを認めることに御異議はありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第二四五号から議案第二六一号までの決算議案十七件は、いずれも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。





◎日程第三七 請願第一号





○議 長(下山隆史君) 次に、日程第三七 請願第一号「都城市民会館保存に関する請願書の閉会中の継続審査について」を議題といたします。





◎継続審査の申し出





○議 長(下山隆史君) 本件については、総務委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 本件は、総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査を認めることに御異議はありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。


 よって、請願第一号は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。





◎閉 会





○議 長(下山隆史君) 以上で、本定例会の付議事件はすべて議了いたしました。


 これをもって、平成十八年第四回都城市議会定例会を閉会いたします。


=閉会 十七時九分=