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宮崎県 都城市

平成17年第7回定例会(第1号11月30日)




平成17年第7回定例会(第1号11月30日)





 
平成十七年第七回都城市議会定例会議事日程(第一号)


                   十一月三十日(水曜日)・・・・・・・・午前十時開議





第 一 会議録署名議員の指名


第 二 会期の決定





 ※ 議案の審議(提案理由説明・質疑・討論・採決)





第 三 議案第一三七号 都城市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改


            正する条例の制定について


第 四 議案第一三八号 都城市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改


            正する条例の制定について


第 五 議案第一三九号 都城市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の


            勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定


            について


第 六 議案第一四〇号 都城市特別職に属する非常勤職員の報酬・費用弁償


            等及び証人等の実費代償に関する条例の一部を改正


            する条例の制定について


第 七 議案第一五二号 横市川総合流域防災事業に伴う市道今房和田線和田


            橋架替工事委託に関する基本協定の締結について





 ※ 議案の審議(提案理由説明)





第 八 報告第  九号 専決処分した事件の報告について


第 九 報告第  十号 専決処分した事件の報告について


第一〇 報告第 一一号 専決処分した事件の報告について


第一一 議案第一三五号 専決処分した事件の報告及び承認について


第一二 議案第一三六号 専決処分した事件の報告及び承認について


第一三 議案第一四一号 平成十七年度都城市一般会計補正予算(第四号)


第一四 議案第一四二号 平成十七年度都城市下水道事業特別会計補正予算


            (第二号)


第一五 議案第一四三号 平成十七年度都城市国民健康保険特別会計補正予算


            (第三号)


第一六 議案第一四四号 平成十七年度都城市公設地方卸売市場事業特別会計


            補正予算(第二号)


第一七 議案第一四五号 平成十七年度都城市老人保健特別会計補正予算(第


            二号)


第一八 議案第一四六号 平成十七年度都城市農業集落下水道事業特別会計補


            正予算(第一号)


第一九 議案第一四七号 平成十七年度都城市整備墓地特別会計補正予算(第


            二号)


第二〇 議案第一四八号 平成十七年度都城市介護認定審査会特別会計補正予


            算(第一号)


第二一 議案第一四九号 平成十七年度都城市介護保険特別会計補正予算(第


            二号)


第二二 議案第一五〇号 平成十七年度都城市簡易水道事業特別会計補正予算


            (第一号)


第二三 議案第一五一号 平成十七年度都城市水道事業会計補正予算(第二号)


第二四 議案第一五三号 都城北諸合併協議会の廃止に関する協議について


第二五 議案第一五四号 都城・北諸県地域視聴覚教育協議会の廃止に関する


            協議について


第二六 議案第一五五号 都城・北諸県公平委員会の共同設置の廃止に関する


            協議について


第二七 議案第一五六号 都城北諸県地域介護認定審査会の共同設置の廃止に


            関する協議について


第二八 議案第一五七号 都城北諸県広域市町村圏事務組合の解散に関する協


            議について


第二九 議案第一五八号 都城北諸県広域市町村圏事務組合の解散に伴う財産


            処分に関する協議について


第三〇 議案第一五九号 都城北諸県広域市町村圏事務組合の解散に伴う事務


            の承継並びに決算の審査及び認定に関する規約につ


            いて


第三一 議案第一六〇号 都北衛生センター管理組合の解散に関する協議につ


            いて


第三二 議案第一六一号 都北衛生センター管理組合の解散に伴う財産処分に


            関する協議について


第三三 議案第一六二号 都北衛生センター管理組合の解散に伴う事務の承継


            並びに決算の審査及び認定に関する規約について


第三四 議案第一六三号 財産の処分について


第三五 議案第一六四号 遺贈の放棄について


第三六 議案第一六五号 市道の認定及び廃止について


第三七 諮問第  二号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求め


            ることについて





 ※ 議案の審議(委員長報告・質疑・討論・採決)





第三八 議案第一一四号 平成十六年度都城市一般会計歳入歳出決算の認定に


            ついて


第三九 議案第一一五号 平成十六年度都城市食肉センター特別会計歳入歳出


            決算の認定について


第四〇 議案第一一六号 平成十六年度都城市土地区画整理事業特別会計歳入


            歳出決算の認定について


第四一 議案第一一七号 平成十六年度都城市下水道事業特別会計歳入歳出決


            算の認定について


第四二 議案第一一八号 平成十六年度都城市国民健康保険特別会計歳入歳出


            決算の認定について


第四三 議案第一一九号 平成十六年度都城市公設地方卸売市場事業特別会計


            歳入歳出決算の認定について


第四四 議案第一二〇号 平成十六年度都城市老人保健特別会計歳入歳出決算


            の認定について


第四五 議案第一二一号 平成十六年度都城市農業集落下水道事業特別会計歳


            入歳出決算の認定について


第四六 議案第一二二号 平成十六年度都城市整備墓地特別会計歳入歳出決算


            の認定について


第四七 議案第一二三号 平成十六年度都城市都市開発資金特別会計歳入歳出


            決算の認定について


第四八 議案第一二四号 平成十六年度都城市介護認定審査会特別会計歳入歳


            出決算の認定について


第四九 議案第一二五号 平成十六年度都城市介護保険特別会計歳入歳出決算


            の認定について


第五〇 議案第一二六号 平成十六年度都城市簡易水道事業特別会計歳入歳出


            決算の認定について


第五一 議案第一二七号 平成十六年度都城市水道事業決算の認定について





本日の会議に付した事件


 日程 第一 会議録署名議員の指名 から、


 日程 第五一 議案第一二七号 まで





出席議員


 永 井 弘 美 君   西 川 洋 史 君


 神 脇 清 照 君   今 村 美 子 君


 立 野 和 男 君   森 重 政 名 君


 本仮屋   勉 君   本 田 和 夫 君


 竹之下 一 美 君   杉 村 義 秀 君


 蔵 屋   保 君   龍ノ平 義 博 君


 山 田 裕 一 君   徳 留 八 郎 君


 山 下 博 三 君   福 留 一 郎 君


 大 浦   覚 君   東 口 良 仲 君


 岩 切 正 一 君   本 郷 貞 雄 君


 益 留 道 雄 君   内 村 仁 子 君


 楡 田   勉 君   児 玉 優 一 君


 下 山 隆 史 君   橋之口   明 君


 黒 木 優 一 君   奥 野 琢 美 君


 植 村 浩 三 君   来 住 一 人 君


 永 山   透 君   藤 井 八十夫 君





欠席議員


 な し





説明のための出席者


 市長          長 峯   誠 君


 助役          土 持 正 弘 君


 総務部長        安 田 良 信 君


 企画部長        亀 沢 幸 治 君


 財務部長        前 田 四一郎 君


 生活環境部長      松 元 清 光 君


 健康福祉部長      横 山 成 保 君


 産業部長        長谷川 慈 弘 君


 土木部長        堀 川   渉 君


 水道局長        日 高 邦 晴 君


 合併対策事務局長    七牟礼 純 一 君


 大学設置推進事務局長  松 尾 久 丸 君


 行政改革推進担当理事  三 角 光 洋 君


 総務課長        高田橋 厚 男 君


 財政課長        岩 崎   透 君


 教育委員会委員長    佐々木 鴻 昭 君


 教育長         玉 利   譲 君


 教育部長        今 村   昇 君


 選挙管理委員会委員長  宮 田 基 久 君


 監査委員        小 山   繁 君


 監査委員        吉 原 秀 治 君





事務局職員出席者


 局長          中 間 俊 幸 君


 次長          長 倉 重 久 君


 補佐兼総務担当主幹   元 明   晃 君


 議事担当主幹      稲 吉   稔 君


 議事担当副主幹     中 島 恵利子 君


 議事担当副主幹     永 盛 譲 治 君


 議事担当副主幹     藤 崎 雄 三 君





=開会 十時〇〇分=


○議 長(藤井八十夫君) ただいまの出席議員は定足数に達しております。


 これより平成十七年第七回都城市議会定例会を開会いたします。





=開議 十時 一分=


○議 長(藤井八十夫君) これより直ちに本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第一号によって進めることにいたします。





◎日程第一 会議録署名議員の指名





○議 長(藤井八十夫君) 日程第一 「会議録署名議員の指名」を行います。


 会議録署名議員に、下山隆史議員と楡田勉議員を指名いたします。





◎日程第二 会期の決定





○議 長(藤井八十夫君) 次に、日程第二 「会期の決定」を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、お手元に配付いたしております会期日程のとおり、本日から十二月十九日までの二十日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(藤井八十夫君) 御異議なしと認めます。


 よって、会期は本日から十二月十九日までの二十日間と決定いたしました。





◎日程第三 議案第一三七号から 日程第七 議案第一五二号まで





○議 長(藤井八十夫君) 次に、日程第三 議案第一三七号「都城市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第七 議案第一五二号「横市川総合流域防災事業に伴う市道今房和田線和田橋架替工事委託に関する基本協定の締結について」までの、以上五議案を一括議題といたします。





◎提案理由説明





○議 長(藤井八十夫君) 議題に対する市長の提案理由の説明を求めます。


○市 長(長峯 誠君) (登壇)ただいま上程されました議案第一三七号「都城市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から議案第一四〇号「都城市特別職に属する非常勤職員の報酬・費用弁償等及び証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」までの四条例議案につきまして、一括して御説明申し上げます。


 本四議案は、平成十七年八月十五日の人事院勧告に基づき、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が平成十七年十一月七日に公布されたことに伴い、本市におきましても国家公務員に準じて一般職の職員の給料、扶養手当及び勤勉手当並びに特別職の職員の期末手当を改定するため、所要の改正を行うものであります。


 次に、議案第一五二号「横市川総合流域防災事業に伴う市道今房和田線和田橋架替工事委託に関する基本協定の締結について」御説明申し上げます。


 本件は、横市川総合流域防災事業に伴う市道今房和田線和田橋架替工事の施工を宮崎県に委託する旨の基本協定を締結するに当たり、地方自治法第九十六条第一項並びに都城市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。


 以上で、提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。(降壇)





◎委員会付託の省略





○議 長(藤井八十夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。


 ただいま議題となっております五議案につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(藤井八十夫君) 御異議なしと認めます。


 よって、お諮りいたしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。


 なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。


 議案熟読のため、十一時五分まで休憩いたします。


=休憩 十時  六分=





=開議 十一時 五分=


○議 長(藤井八十夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





◎質 疑





○議 長(藤井八十夫君) これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(藤井八十夫君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。





◎討 論





○議 長(藤井八十夫君) これより討論に入ります。


 来住一人議員。


○(来住一人君) (登壇)ただいま五議案が議題となっており、全議案に賛成でありますが、特に、議案第一三七号「都城市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、私ども日本共産党の立場を簡素に述べて討論に参加したいと思います。


 本議案は国会において、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案が可決されたことを受けて、本市における一般職の職員の給与の本俸を〇・三%引き下げるなどの措置を行うものであります。


 小泉政権のもとで、「構造改革」と称して進めてきた「新自由主義」の経済路線、大企業の利潤追求を最優先した規制緩和万能、市場原理主義、弱肉強食を進める経済路線、これら構造改革を国民に押しつけるため、「官から民へ」とか、「小さな政府」とか、「公務員の既得権益打破」という言葉を広く流布し、公務員労働者と民間労働者、現役世代と高齢者、働く女性と専業主婦との対立を意図的につくり、分断を図ることを常套手段として進めておりますが、本件の一般職の給与を引き下げることも小泉政権のこれらの動きの一つであることは明白であります。


 人事院は、公務員の労働基本権制約の代償措置機関としての役割を果たすことが求められているのに、ところがその役割を忘れたかのように、官民格差を理由に、連続して公務員給与の引き下げを勧告してきましたが、その勧告に沿ったものであること。公務員の給与の引き下げは、民間企業の給与のさらなる引き下げの圧力となり、官民合わせての賃金引き下げの悪循環を進めるものであること。また、給与の減額を四月にさかのぼって実施することは、賃金請求権を事後に締結された労働協約や事後に変更された就業規則により、変更することは許されないとする不利益不遡及の原則を覆すものであることから、基本的には反対であります。


 しかし、同時に、労使間において合意しているということも事実であり、これをどう評価するかという問題も大変重要な問題であります。労働組合の団体交渉権は組合の存立に関する根本的な問題であることは言うまでもありません。したがって、労使間の合意を尊重するという立場に立つべきという結論に達したものであります。


 職員組合も、また、多くの職員の皆さんも「不満だけど、やむを得ない」という立場であろうと思います。私は、労働組合に対し、干渉する思いは全くありません。ただ言えることは、公務員の賃金が全国的に引き下げられ、これに続くものは、「公務員も給与を下げたのだから、国民も住民も我慢して、福祉の後退を認めてほしい」ということになることは、はっきりしているのではないでしょうか。そうしますと、労働組合がまた職員の皆さんが、全体の奉仕者という立場から、つまり、住民の立場から物事をとらえるなら、不満だけどやむを得ないという妥結は、積極的な意味を持つものになると思います。


 こうした立場が、暮らしや福祉を守る市民との共同を広げ、住民の理解と支持を得るものになるのではないでしょうか。


 以上のことを述べて、討論を終わります。(降壇)


○議 長(藤井八十夫君) ほかに討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(藤井八十夫君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(藤井八十夫君) これより、議案第一三七号「都城市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第一三八号「都城市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第一三九号「都城市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第一四〇号「都城市特別職に属する非常勤職員の報酬・費用弁償等及び証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び、議案第一五二号「横市川総合流域防災事業に伴う市道今房和田線和田橋架替工事委託に関する基本協定の締結について」の、以上五議案を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも原案を可決することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(藤井八十夫君) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第一三七号、議案第一三八号、議案第一三九号、議案第一四〇号及び議案第一五二号は、いずれも原案を可決いたしました。





◎日程第八 報告第九号から 日程第三七 諮問第二号まで





○議 長(藤井八十夫君) 次に、日程第八 報告第九号「専決処分した事件の報告について」から、日程第三七 諮問第二号「人権擁護委員候補者の推選につき議会の意見を求めることについて」までの、以上三報告、二十六議案及び一諮問を一括議題といたします。





◎提案理由説明





○議 長(藤井八十夫君) 議題に対する市長の提案理由の説明を求めます。


○市 長(長峯 誠君) (登壇)ただいま上程されました報告第九号から報告第一一号までの「専決処分した事件の報告について」一括して御説明申し上げます。


 報告第九号は、平成十七年六月十六日午後四時四十分ごろ、都城市北原町三十一号五番二先国道二百六十九号において、隣車線から車線変更をしてきた軽自動車が公用車に衝突した事故に係る和解の成立について、報告第一〇号は、平成十七年八月二十二日午後七時二十分ごろ、都城市上川東二丁目二先国道十号において、公用車の後方を走行していた軽自動車に単車が追突し、その勢いで軽自動車が公用車に追突した事故に係る和解の成立について、報告第一一号は、平成十七年十月十三日午前九時三十分ごろ、都城市南横市町三千九百二十五番地三横市地区公民館駐車場において、公用車が駐車中の乗用車に衝突した事故に係る和解の成立及び賠償金額の決定について、それぞれ、地方自治法第百八十条第一項の規定に基づき、専決処分いたしたものでありまして、同条第二項の規定により御報告申し上げるものであります。


 次に、議案第一三五号「専決処分した事件の報告及び承認について」御説明申し上げます。


 専決処分いたしましたのは、平成十七年度都城市一般会計補正予算であります。


 去る九月五日から六日にかけての台風十四号により被災された方々に対し、県の支援制度に合わせて、緊急に生活支援を行うための経費として、四百九十三万円を追加したもので、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき、議会を招集する暇がないと認め、専決処分いたしましたので、同条第三項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めるものであります。


 次に、議案第一三六号「専決処分した事件の報告及び承認について」御説明申し上げます。


 本件は、平成十六年七月十三日午前十一時四十分ごろ、都城市上町十四街区一号先国道十号交差点において、公用車が停車中の乗用車に追突し、同乗用車の同乗者に頸部捻挫等の傷害を与えた事故に係る和解の成立及び賠償金額の決定について、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき、議会を招集する暇がないと認め、専決処分いたしましたので、同条第三項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めるものであります。


 次に、議案第一四一号「平成十七年度都城市一般会計補正予算(第四号)」について、御説明申し上げます。


 今回、御提案申し上げました補正予算は、人事院勧告による国家公務員の給与改定に準じて実施する一般職員の給与改定に伴い、各款ごとに所要の措置を講じたのを初め、さきの台風十四号等による被災箇所の災害復旧事業費を増額し、国・県支出金の決定または内示に合わせて、農林水産業費等の関係事務事業費を増額もしくは減額するとともに、合併に伴う打ち切り決算を行うための所要の措置を講じ、これら緊急に必要な経費十二億九千二百五十五万一千円を追加し、予算の総額を五百一億七千六百五十三万六千円に補正しようとするものであります。


 以下、款の順に従いまして補正予算の概要を御説明申し上げます。


 第五款 議会費を八百十二万八千円減額しましたのは、合併に伴う議場改修に要する施設修繕料の不用額等を減額したものであります。


 第一〇款 総務費に追加しました九億五十三万六千円は、県委託金の確定及び内示に伴う国勢調査費及び固定資産評価事務改善に要する鑑定評価委託料の不用額を減額する一方、合併に伴う打ち切り決算を行うために必要な他会計への繰出金を新たに追加し、市有財産管理費及びコンピューター管理業務等の経費を増額したものであります。


 第一五款 民生費に追加しました二億七千九百四十三万五千円は、国・県補助金の内示及び事業費の確定に伴い、被用者児童手当給付費、身体障害者住宅改造助成事業費及び国民健康保険特別会計の事業勘定に対する職員給与費等繰出金等を減額する一方、生活保護費を初め、すこやか福祉基金積立金、障害者ホームヘルプサービス事業費、重度心身障害者医療給付費、更生医療給付費及び知的障害者福祉施設整備費等を増額したものであります。


 第二〇款 衛生費を七千九百四十九万円減額しましたのは、国・県補助金等の内示に伴う合併処理浄化槽設置費及び市指定ごみ袋の購入費用の不足額等を増額する一方、合併に伴い広域事業に対する負担金の不用額等を減額したものであります。


 第二五款 労働費を四十六万八千円を減額しましたのは、勤労者会館管理費の電気料の不足額を増額する一方、雇用促進事業費を減額したものであります。


 第三〇款 農林水産業費に追加しました三千二百六十九万円は、台風十四号により被災しました山林の復旧のために林地崩壊防止事業費、被害地等森林整備事業費を新たに追加したのを初め、県補助金の内示及び事業費の確定に伴い、元気な地域農業支援総合対策事業費、都城盆地土地改良基金積立金及び木材乾燥施設等整備特別対策事業費等を増額もしくは減額したものであります。


 第三五款 商工費に追加しました七二七万四千円は、物産展開催費補助金等を減額する一方、商工観光活性化基金積立金等を増額したものであります。


 第四〇款 土木費を七千百八十二万七千円減額しましたのは、台風十四号により被災しました市営住宅の施設修繕のため公営住宅管理運営費及び臨時河川等整備事業費等を増額する一方、臨時地方道整備事業費、ウエルネス交流プラザの管理運営費及び下水道事業特別会計への繰出金等を減額したものであります。


 第四五款 消防費に追加しました二百九十四万円は、消防団運営費を増額したものであります。


 第五〇款 教育費を二千百七十八万二千円減額しましたのは、学力向上推進事業費等を増額する一方、私立幼稚園への就園奨励費補助金等を減額したものであります。


 第五五款 災害復旧費に追加しました二億二千七百六十八万円は、台風十四号による被災箇所の災害復旧に要する経費として、現年発生農地農業用施設災害復旧事業費及び現年発生単独耕地災害復旧事業費等を増額するとともに、現年発生林道補助災害復旧事業費を新たに追加したものであります。


 以上の歳出予算に対する歳入予算としましては、今回決定のありました国・県支出金及び普通交付税等を計上いたしております。


 なお、今回、横浜冷凍株式会社様から商工観光活性化基金へ寄附をいただきましたので、御意思を尊重いたしまして、所要の措置を講じたものであります。


 第二表「繰越明許費」から第六表「地方債補正」につきましては、今回の事業費補正等に合わせて、それぞれ所要の措置を講じたものであります。


 また、一時借入金の最高額に三十億円追加し、一時借入金の最高額を百億円としましたのは、合併に伴う打ち切り決算を行うため、所要の措置を講じたものであります。


 次に、議案第一四二号「平成十七年度都城市下水道事業特別会計補正予算(第二号)」から議案第一五一号「平成十七年度都城市水道事業会計補正予算(第二号)」までの十議案につきまして、一括して御説明申し上げます。


 まず、下水道事業特別会計を二千三十一万九千円減額しましたのは、公共桝布設事業費等を増額する一方、中央終末処理場等の管理費等を減額したものであります。


 国民健康保険特別会計の事業勘定に追加しました十億九十七万七千円は、退職被保険者等療養給付費、国民健康保険運営基金積立金及び一般被保険者保険税還付金等を増額し、また、合併に伴う打ち切り決算を行うため、所要の措置を講じたものであります。


 診療施設勘定を百八万六千円減額しましたのは、医薬材料費を増額する一方、診療所職員賃金の不用額を減額したものであります。


 公設地方卸売市場事業特別会計に追加しました三千万円は、合併に伴う打ち切り決算を行うため、所要の措置を講じたものであります。


 老人保健特別会計に追加しました五億七千四百九万六千円は、給与改定等に伴い、人件費を減額する一方、医療給付費の不足額を増額したものであります。


 農業集落下水道事業特別会計に追加しました九十四万二千円は、給与改定等に伴い、人件費を減額する一方、台風十四号の被災により志和池地区管理費を増額したものであります。


 整備墓地特別会計に追加しました八千万円は、合併に伴う打ち切り決算を行うため、所要の措置を講じたものであります。


 介護認定審査会特別会計を二百八十六万七千円減額しましたのは、給与改定等に伴い、人件費を減額したものであります。


 介護保険特別会計に追加しました百十二万二千円は、介護認定審査会共同設置費等を減額する一方、介護給付費準備基金積立金等を増額したものであります。


 簡易水道事業特別会計を百万七千円減額しましたのは、御池簡易水道の維持管理に要する経費等を減額したものであります。


 水道事業会計に追加しました四百四十五万二千円は、給与改定等に伴い、人件費を減額する一方、上下水道料金システムの料金プログラム修正に要する経費を増額したものであります。


 次に、議案第一五三号「都城北諸合併協議会の廃止に関する協議について」から議案第一六二号「都北衛生センター管理組合の解散に伴う事務の承継並びに決算の審査及び認定に関する規約について」までの十議案につきまして、一括して御説明申し上げます。


 本十議案は、平成十七年十二月三十一日をもって都城市、北諸県郡山之口町、同郡高城町、同郡山田町及び同郡高崎町を廃し、平成十八年一月一日に、その区域をもって新たに都城市を設置することに伴い、各協議会及び機関の共同設置の廃止並びに一部事務組合の廃止の協議をすることについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案第一六三号「財産の処分について」御説明申し上げます。


 本件は、市が寄附を受けておりました土地を株式会社九南に処分するため、地方自治法第九十六条第一項並びに都城市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第三条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案第一六四号「遺贈の放棄について」御説明申し上げます。


 本件は、都城市上長飯町に居住しておられた故人が、生前生活の場とされていた御自宅の土地及び建物を都城市に遺贈する旨の遺言をされていたことに関するものであります。


 遺贈された物件は、面積狭小のため、公共用地としての有効利用は難しく、駐車場がないために現状のままでは処分条件が悪い上、仮に更地にして処分するといたしましても、住宅の解体費用と維持管理費等が必要となります。


 また、土地の所有権登記が故人の夫の名義であり、相続人もいらっしゃるため、故人の御遺志を尊重し、遺贈を受け入れましても、市の持分は二分の一となり、財産管理上不都合が生じますので、民法第九百八十六条第一項の規定により、遺贈の放棄をすることについて、地方自治法第九十六条第一項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案第一六五号「市道の認定及び廃止について」御説明申し上げます。


 本件は、県営ふるさと緊急農道整備事業等に伴う関係市道の認定及び廃止を行うものであります。


 次に、諮問第二号「人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて」御説明申し上げます。


 人権擁護委員の方々におかれましては、高潔なる人格と高邁なる識見をもって、基本的人権の擁護、自由人権思想の普及高揚に御尽力いただいておりますことに対し、深く敬意を表しているところでございます。


 このたび、人権擁護委員として御活躍をいただいております田中良明氏が平成十七年十二月三十一日をもちまして任期満了となられますので、その後任として立野勝己氏を次期人権擁護委員として法務大臣に推薦いたしたく、ここに人権擁護委員法第六条第三項の規定により、議会の意見を求めるものであります。


 以上で、提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議のうえ、御賛同くださいますようお願い申し上げます。(降壇)


○議 長(藤井八十夫君) 提案理由の説明が終わりましたが、質疑は十三日に行うことにいたします。


 なお、質疑の通告は十二日の午後五時までにお願いいたします。


 一般質問の通告は本日の十二時三十分までにお願いいたします。





◎日程第三八 議案第一一四号から 日程第五一 議案第一二七号まで





○議 長(藤井八十夫君) 次に、日程第三八 議案第一一四号「平成十六年度都城市一般会計歳入歳出決算の認定について」から、日程第五一 議案第一二七号「平成十六年度都城市水道事業決算の認定について」までの、決算議案十四件を一括議題といたします。





◎決算特別委員会委員長報告





○議 長(藤井八十夫君) 本件について、決算特別委員長の報告を求めます。


○決算特別委員会委員長(下山隆史君) (登壇)それでは、先の九月定例会において閉会中の継続審査に付されました、議案第一一四号から議案第一二七号までの平成十六年度決算議案十四件につきまして、決算特別委員会の審査の概要と結果を御報告申し上げます。


 本特別委員会は、去る十月二十七日から十一月二日までの五日間にわたり、審査を行ったところであります。審査に当たっては、予算の執行状況、投資効果等を中心に、各部・局長に決算の総括的な説明を求めるとともに、決算説明資料に基づいて、各所管課の説明を受けました。


 平成十六年度の本市の財政状況を指標で見た場合、経常収支比率は、八八・九%で対前年度比四・八ポイントの増、公債費比率は、一七・六%で対前年度比一・九ポイントの増、また、公債費増加の抑制措置として、二〇%以上になると一定の事業に係る地方債の発行を許可しないとする指標である起債制限比率は一〇・三%で、対前年度比〇・八ポイントの増となっております。いずれも前年度に比べ悪化しており、経常収支比率、公債費比率はともに危険ゾーンにあります。


 こうした状況の中、今後も厳しい財政運営が求められており、財政の健全化に取り組む必要があると判断いたします。


 以下、会計ごとに順次御報告申し上げます。


 なお、決算額等の金額は、すべて千円単位で申し上げますので、御了承ください。


 まず、議案第一一四号「平成十六年度都城市一般会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入決算額が前年度比九・八%増の五百三十億七千六百四十万九千円、歳出決算額が前年度比一〇・九%増の五百二十六億四千九百五十四万六千円、差し引き四億二千六百八十六万三千円の黒字決算となっております。


 また、歳入歳出差し引き残額から翌年度へ繰り越すべき財源四千二百九十八万九千円を差し引いた実質収支は、三億八千三百八十七万四千円の黒字となっていますが、実質収支から前年度実質収支六億九千百八十五万九千円を差し引いた単年度収支は、三億七百九十八万五千円の赤字となっております。


 一方、単年度収支に積立金と繰上償還金を加算した額から、積立金取り崩し額を差し引いた実質単年度収支は、十二億七千百二万七千円で、黒字となっております。


 一部委員から、「本決算は、一つには、長引く不況で市民生活が、より深刻化する中で、しかも、市民会館が使用可能であるにもかかわらず、百億円を超える巨費を投じて総合文化ホールの建設を進めた開発型の決算になっていること。二つには、企業立地促進条例に基づく措置により、特定の企業に対する補助金や固定資産税を減免する優遇措置があること。三つには、家族的経営農業者を破壊する政府の農業政策に追従しているとともに、ゼネコン奉仕となる都城盆地畑地かんがい事業が進められていること。以上三点を含んだ決算であることにより、認定できない。」との反対討論がありましたが、採決の結果、本議案は賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一一五号「平成十六年度都城市食肉センター特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の七億四千四百八十七万六千円で、前年度に比較して歳入・歳出いずれも二〇・二%の増となっております。


 また、実質収支及び単年度収支並びに実質単年度収支は、いずれもゼロ円となっております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一一六号「平成十六年度都城市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入決算額一億一千五十四万四千円、歳出決算額千二百三十万九千円で、歳入歳出差し引き残額九千八百二十三万五千円の黒字となっております。また、実質単年度収支も同額の黒字となっております。収入済額の主なものは、祝吉郡元保留地処分金一億二百五十九万三千円、支出済額の主なものは、公債費六百三十二万円及び祝吉郡元土地区画整理事業費の役務費二百八十三万五千円となっております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一一七号「平成十六年度都城市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入決算額が前年度比二・三%減の四十二億四千五百五十四万三千円、歳出決算額が前年度比二・一%減の四十二億四千三百五十六万円で、差し引き百九十八万三千円の黒字決算となっております。


 また、この差し引き残額から翌年度へ繰り越すべき財源の繰越明許費繰越額百九十八万三千円を差し引いた、実質収支及び単年度収支並びに実質単年度収支は、いずれもゼロ円となっております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一一八号「平成十六年度都城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 まず、事業勘定は、歳入決算額が前年度比一・六%増の百二十九億九千四百四十五万四千円、歳出決算額が前年度比一・六%増の百二十九億九千四百八万八千円、差し引き三十六万六千円の黒字決算となっております。


 また、実質収支は、同額の黒字となっておりますが、前年度実質収支三十七万九千円を差し引いた単年度収支及び実質単年度収支は、一万三千円の赤字となっております。


 次に、診療施設勘定は、歳入及び歳出決算額が、同額の五千三百五十三万八千円で、前年度に比較して歳入・歳出いずれも六・九%の減となっております。


 また、実質収支及び単年度収支並びに実質単年度収支は、いずれもゼロ円となっております。


 一部委員から、「十六年度においても、国民健康保険税の引き上げが行われ、所得の一割を超える税額となり、このことによって特に低所得者層に過酷な負担を強いていること。同時に、滞納者から事実上、保険証を取り上げるなど、大変無慈悲な国保行政を進める決算となっていることから、認定できない。」との反対討論がありましたが、採決の結果、本議案は賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一一九号「平成十六年度都城市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の一億四千九百二十四万二千円で、前年度に比較して歳入・歳出いずれも四・〇%の増となっております。


 また、実質収支及び単年度収支並びに実質単年度収支は、いずれもゼロ円となっております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一二〇号「平成十六年度都城市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の百三十八億五千七百二十六万九千円で、前年度に比較して歳入・歳出いずれも一・一%の減となっております。


 また、実質収支及び単年度収支並びに実質単年度収支は、いずれもゼロ円となっております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一二一号「平成十六年度都城市農業集落下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の一億五千八百三万三千円で、前年度に比較して歳入・歳出いずれも五二・一%の減となっております。


 また、実質収支及び単年度収支並びに実質単年度収支は、いずれもゼロ円となっております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一二二号「平成十六年度都城市整備墓地特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の二千五百五十一万五千円で、歳入決算額が前年度比六・四%増、歳出決算額が前年度比五七・九%増となっております。歳出額の主なものは、公債費千四百八十五万七千円及び上長飯霊地公園事業費九百三十九万四千円等であります。


 また、前年度実質収支七百八十一万七千円を差し引いた単年度収支及び実質単年度収支は、七百八十一万七千円の赤字となっております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一二三号「平成十六年度都城市都市開発資金特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の一億二千百八十六万六千円となっております。


 また、実質収支及び単年度収支並びに実質単年度収支は、いずれもゼロ円となっております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一二四号「平成十六年度都城市介護認定審査会特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の七千八十九万六千円となっており、前年度に比較して歳入・歳出ともに九・〇%減となっております。


 また、実質収支及び単年度収支並びに実質単年度収支は、いずれもゼロ円となっております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一二五号「平成十六年度都城市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入決算額が前年度比三・七%増の七十八億四千四万一千円、歳出決算額が前年度比三・七%増の七十八億三千九百五十四万四千円で、差し引き四十九万七千円の黒字決算となっております。


 また、実質収支は、同額の黒字となっておりますが、前年度実質収支四十九万八千円を差し引いた単年度収支及び実質単年度収支は、一千円の赤字となっております。


 一部委員から、「生活保護基準同等、もしくはそれ以下のわずかな年金から強制的に保険料を差し引くなど、高齢者の生存権さえも侵害する決算となっているため、認定できない。」との反対討論がありましたが、採決の結果、本議案は賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一二六号「平成十六年度都城市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の四千七百八十五万二千円となっております。


 収入済額は四千七百八十五万二千円で、主なものは、使用料二千五百五十四万二千円、繰入金二千百九十八万八千円であります。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 次に、議案第一二七号「平成十六年度都城市水道事業決算の認定について」申し上げます。


 本決算は、収益的収入及び支出において、消費税及び地方消費税込みで収入額二十一億一千百八万六千円、支出額十七億九千五百七十五万一千円で、差し引き三億一千五百三十三万五千円の純利益となり、健全な経営状況となっております。


 一方、資本的収入及び支出につきましては、収入額六億三千百四十一万円、支出額十二億四千七百一万九千円で、差し引き六億一千五百六十万九千円の不足となりますが、これは、減債積立金二億一千五百十九万四千円、過年度分損益勘定留保資金三億六千八百二十七万円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額三千二百十四万五千円で補てんしております。


 採決の結果、本議案は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 以上をもって、決算特別委員会の報告を終わります。(降壇)





◎質 疑





○議 長(藤井八十夫君) 決算特別委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(藤井八十夫君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。


 討 論


○議 長(藤井八十夫君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 来住一人議員。


○(来住一人君) (登壇)私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっております、平成十六年度の決算議案十四件のうち、議案第一一四号、議案第一一八号、議案第一二五号の三議案について、反対の立場から討論をいたします。


 まず、議案第一一四号「平成十六年度都城市一般会計歳入歳出決算の認定について」述べます。平成十六年度一般会計の歳入決算額は、五百三十億七千六百四十万九千四百九十三円、歳出決算額は五百二十六億四千九百五十四万六千六百八十円であり、前年度に比較し、歳入で九・八%、歳出で一〇・九%増加した決算となっております。決算の内容は年次計画をもって進めている学校施設整備で、上長飯小及び明道小の校舎改築、祝吉中の大規模改造、大王小の体育館改築、西中学校の運動場整備などが行われました。就労の確保と経済的波及効果等を目的とした住宅リフォーム促進事業、緊急地方道路整備事業等のほかに、生活関連道路緊急整備事業、また県営及び団体営におけるため池等整備事業など、市民生活に深くかかわった事業が進められた決算となっております。決算全体については評価するものでありますが、同時に次のような問題が含まれたものとなっており、同意できないものであります。


 第一に、不況がますます深刻になるもとで、市民生活をどう守るかが自治体の最重要課題となっているのに、総事業費百十六億円の巨費を投じて、総合文化ホールの建設を進めるなど、いわゆる開発型を進めた決算となったことであります。市民会館が使用可能な状態にある中、ウエルネス交流プラザに引き続き、大・中の二つのホールを併設した総合文化ホール建設の問題点については、幾度となく述べておりますので、本日は繰り返すことはいたしません。


 一般会計における地方債、つまり市の借金残高は十六年度末において、五百二十二億七千三百九十六万五千円であり、市民一人当たり約三十九万三千円となっております。


 十五年度末より借金残高は、十一億五百三十万三千円増加しているのでありますが、増加の主要なものが総合文化ホールにかかわる借入金二十二億四千四百六十万円であります。こうして、開発型の予算執行が借金をとめどもなく膨脹させるものとなっております。


 第二に、企業立地促進条例に基づく固定資産税免除が七社で千四十二万九千五百円、雇用奨励金が四社で六百二十万円、用地取得補助金が一社で五百七十四万円、合計十二社で二千二百三十六万九千五百円の優遇措置を受けております。


 これは、後で述べる税の徴収のあり方と対照的なもので、実に不公平な優遇と言わなければなりません。


 第三に、農業の家族的経営を破壊する政府の農業政策に無批判的に追随するものとなっていることであります。むしろ、専業農家の経営が深刻となり、私の周りでも離農を思い立っている方、また残念でありますが、自ら生命を絶った方もおられます。このように命を絶つまでに追い込まれている一方では、盆地畑かん事業に膨大な税金がつぎ込まれ、まさに農業分野におけるゼネコン奉仕の開発型が進められております。


 第四に、税徴収のあり方が強権的であることであります。平成十六年度の税滞納処分での債権や不動産の差し押さえは、千百七十三件に上っております。これは五年前の平成十一年度に比べると、実に十二・二倍になるものであります。我が党は、差し押さえによる滞納処分すべてを否定するものではありませんが、ここ三年の差し押さえ件数の拡大は、異常というべきものであり、到底容認できるものではありません。差し押さえによる滞納処分のあり方は、税徴収における自治体の敗北であると私は思います。本市における、税徴収のあり方から「一体、自治体とは何か」を再考させることを訴えるものであります。


 次に、議案第一一八号「平成十六年度都城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」述べます。


 国民健康保険は、国民に医療を保障する社会保障の根幹をなす制度の一つであります。ところが、国庫負担の大幅な切り下げによって、過酷な負担を国民に強いてきました。本市においても、十六年度も保険税が引き上げられ、ますます深刻なものとなっております。本市の三万一千百九十七戸の国保世帯のうち、年間所得が百万円以下が一万八千百八十七世帯、全体の五八%であります。国保滞納世帯は四千六百三十六世帯でありますが、同じく百万円以下というのが、二千二百八十三世帯、四九・二%であります。この数から、国保税がいかに重くのしかかっているかを容易に推測できると思います。滞納世帯に対し、十六年度も保険証の資格証を四百二十五件、短期証を二千百七十八件も発行しております。国保世帯の所得階層状態から見て、この制裁措置がいかに非人間的であるか、明白であります。基本的に、この制裁措置を全廃することを強く要求するものです。


 次に、議案第一二五号「平成十六年度都城市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」述べます。


 本市の六十五歳以上の高齢者は三万一千三百八十名でありますが、そのうち一万七千三百二十三名、率にして五五・二%の方は市民税の非課税世帯に属されております。こうした方々にとっては、一カ月当たり二千六百二十五円の保険料が身を切る痛みとなっております。少しばかりの田畑を所有しているがために、減免制度を受けられない、生活保護も受けられない方々が数多くおられると思います。まさに、最低生活も保障されていない方々からも、容赦なく保険料を年金から差し引いております。


 平成十五年度に本市においても、保険料の減免制度がつくられましたが、もっと多くの高齢者が利用できるよう、条件の緩和を要求するものです。


 以上で討論を終わります。(降壇)


○議 長(藤井八十夫君) 以上で、通告による討論は終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(藤井八十夫君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。





◎採 決





○議 長(藤井八十夫君) これより、決算議案十四件について、採決を行います。


 本件のうち、議案第一一四号、議案第一一八号及び議案第一二五号につきましては反対の意見が出ておりますので、先に起立により採決を行います。


 まず、議案第一一四号「平成十六年度都城市一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決を行います。


 本件は委員長報告のとおり、これを認定することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


○議 長(藤井八十夫君) 起立多数。


 よって、議案第一一四号はこれを認定いたしました。


 次に、議案第一一八号「平成十六年度都城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決を行います。


 本件は委員長報告のとおり、これを認定することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


○議 長(藤井八十夫君) 起立多数。


 よって、議案第一一八号はこれを認定いたしました。


 次に、議案第一二五号「平成十六年度都城市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決を行います。


 本件は委員長報告のとおり、これを認定することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


○議 長(藤井八十夫君) 起立多数。


 よって、議案第一二五号はこれを認定いたしました。


 次に、議案第一一五号「平成十六年度都城市食肉センター特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第一一六号「平成十六年度都城市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第一一七号「平成十六年度都城市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第一一九号「平成十六年度都城市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第一二〇号「平成十六年度都城市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第一二一号「平成十六年度都城市農業集落下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第一二二号「平成十六年度都城市整備墓地特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第一二三号「平成十六年度都城市都市開発資金特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第一二四号「平成十六年度都城市介護認定審査会特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第一二六号「平成十六年度都城市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」及び議案第一二七号「平成十六年度都城市水道事業決算の認定について」の、以上十一件を一括して採決を行います。


 本件は、いずれも委員長報告のとおり、これを認定することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議 長(藤井八十夫君) 御意義なしと認めます。


 よって、議案第一一五号、議案第一一六号、議案第一一七号、議案第一一九号、議案第一二〇号、議案第一二一号、議案第一二二号、議案第一二三号、議案第一二四号、議案第一二六号及び議案第一二七号は、いずれもこれを認定いたしました。





◎散 会





○議 長(藤井八十夫君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。


 次の本会議は、十二月七日の午前十時から開くことにいたします。


 本日はこれをもって散会いたします。


=散会 十二時 八分=