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大分県 豊後大野市

平成20年 12月 定例会(第4回) 12月09日−04号




平成20年 12月 定例会(第4回) − 12月09日−04号







平成20年 12月 定例会(第4回)



          平成20年第4回豊後大野市議会定例会会議録

議事日程(第4号)

                 平成20年12月9日(火曜日)午前10時開議

日程第1 一般質問

     衞藤竜哉君

     神志那宗作君

     衞藤正宏君

     宮成昭義君

     伊藤憲義君

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本日の会議に付した事件

 日程第1.議事日程に同じ

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出席議員(29名)

     1番  衞藤竜哉君      3番  浅野益美君

     4番  橋本祐輔君      5番  佐藤辰己君

     6番  小野順一君      7番  恵藤千代子君

     8番  佐藤生稔君      9番  長野健児君

    10番  津高栄治君     11番  小野泰秀君

    12番  佐藤徳宣君     13番  安藤豊作君

    14番  小野栄利君     15番  赤嶺謙二君

    16番  高山豊吉君     17番  清田満作君

    18番  宮成寿男君     19番  衞藤正宏君

    20番  伊藤憲義君     21番  宮成昭義君

    22番  首藤正光君     23番  深田征三君

    24番  三浦正吉君     25番  後藤章子君

    26番  宇薄克哲君     27番  深田正和君

    28番  神志那宗作君    29番  渡邊一文君

    30番  生野照雄君

欠席議員(2名)

     2番  羽田野昭三君     31番  若松成次君

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長      芦刈幸雄君   副市長     衛藤孝典君

 収入役     安東忠司君   教育長     首藤正史君

 総務部長    羽田野長則君  企画部長    赤嶺信武君

 生活環境部長  長谷川和壽君  保健福祉部長  赤峯和憲君

 産業経済部長  後藤政美君   建設部長    羽田野 修君

 教育次長    田嶋誠一君   消防長     三好徳雄君

 公立おがた総

 合病院豊後大          総務部次長

         野田健治君           歌 則生君

 野市病院事業          兼総務課長

 管理者

 企画部次長兼

         三代良介君   清川支所長   羽田野隆敏君

 秘書政策課長

 緒方支所長   後藤秀一君   朝地支所長   工藤武敏君

 大野支所長   坂本増文君   千歳支所長   津留村永博君

                 選挙管理委員

 犬飼支所長   藤原啓次君   会事務局長兼  菅原正美君

                 監査事務局長

 農業委員会           公立おがた総

         山口正美君           後藤和幸君

 事務局長            合病院事務長

 財政課長    衛藤陽一君

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事務局職員出席者

 事務局長    三代英昭    主幹      羽田野光江

 副主幹     清水康士    主任      山津輝芳

          開議 午前10時00分



△開議の宣告



○副議長(生野照雄君) ただいまの出席者は29名であります。

 31番、若松議長、2番、羽田野昭三議員から欠席の届けが出ております。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○副議長(生野照雄君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。

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△一般質問



○副議長(生野照雄君) 日程第1、一般質問を行います。

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△衞藤竜哉君



○副議長(生野照雄君) 1番、衞藤竜哉議員の一般質問を許可します。

 衛藤議員。

     〔1番 衞藤竜哉君登壇〕



◆1番(衞藤竜哉君) 1番、衞藤竜哉です。

 今回、2項目について一般質問をさせていただきます。

 それでは、これからのまちづくりをどのように考えていくのかを1つ、テーマとして質問させていただきます。

 平成18年から3年間と限定したふるさとイキイキ事業は、地域ごとに合併以前と同様に特色ある行事やイベントを行い、農産物の販売を初め伝統芸能やいろいろな催し物で地域住民と観光客との交流を図ってきました。事業費は毎年、行革という名のもと削減されるばかりで、小さなイベントなどは仕方なく中止や廃止、活動内容や事業費用の見直しなどを渋々行い、小さくなりながらでも地域の活性化のため、伝統を守っていくためにといったことで、市民がそれぞれの地域で頑張ってきました。しかし、何か大きな寂しさを感じるのはどの地域も一緒でしょう。平成21年度からはこのイキイキ事業がなくなりどのように変わっていくのか、市の方針が出ていれば、お考えをお伺いしたいと思います。

 このふるさとイキイキ事業の質問については、先般、9番、長野議員も質問されていましたが、同様の質問の趣旨等になるかと思いますので、再質問等で少し違った切り口で質問ができればと考えています。よろしくお願いいたします。

 ?です。

 まちづくり委員会も4年目を迎え、委員会としてのあり方、進め方、委員の選考の仕方など、今までの問題点を確認して、その反省とこれからの委員会の充実、活性化、連携の強化を図る必要があるのではないでしょうか。このまちづくり委員会は市長の諮問機関ということですが、委員会がそれぞれ独自の審議を行い、それを行政に対して提言できるような活動がやはり必要で、そのことが協働のまちづくりなど、発展的な内容に近づくのではないでしょうか。市としての考えはどうでしょう、お聞きします。

 大きな2項目めで、地球環境にやさしい取り組みを考えるですが、豊後大野市は具体的にどのようなエコ活動に取り組んでいるのでしょうか、またこれから取り組もうとしているのでしょうか、伺います。

 あるテレビ報道や新聞にも出ていましたが、割りばしを使わないで自分のはしをいつも使うマイはし運動、特に木の割りばしを使わない、使うのであれば竹製の割りばしにする、できれば自分のはしをいつも携帯しておくような、そんな取り組みを広めてみてはどうでしょうか。百貨店やデパートなどでは、おしゃれなはし、カラフルなはし、意外に奇抜なはし、またそんなはしを入れるいろいろな種類のケースを販売しているコーナーがあるそうです。節電、紙など備品類の節約、また節水などは職員にもある程度定着しているはずですが、こんなちょっとした割りばしですが、地球環境を考えたとき、いろいろな面で取り組む必要があるのではないかと思います。どうでしょうか。

 また、2項目めの2番ですが、私は6月定例会で早急な市庁舎建設計画に反対をしました。しかし賛成多数で可決し、基本設計が執行されるよう準備され、昨日の答弁の中、プロポーザル方式で第1優先業者が決まったとお聞きしました。どのような提案がなされたのか興味がありますし、これで新庁舎の青写真が21年7月ごろまでには提出され、市民などに十分な説明がされていくのだろうと考えています。もし庁舎を建築するとしたら、いろいろな分の機能を削ってでも、最新のエコロジーを視野に入れた設備設計に取り組んでほしいと思っているのです。豊後大野市の庁舎は、近隣の市やどこの市にもないエコな事業で庁舎を考えてほしいのです。今は早急な建設に取りかからず、しっかり議論を重ね、しっかり計画を練り、他市に誇れる市庁舎建設を強く望みます。そのような計画は持っているのでしょうか。

 3番ですが、また現存する市有建造物など、この建て物などでこんなエコロジーな取り組みがされているのか、またされようとしているのか、伺います。

 以上、大きな項目2点をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。



○副議長(生野照雄君) まず、1のこれからのまちづくりをどのように考えていくのかの?については、市長から答弁があります。

 芦刈市長。

     〔市長 芦刈幸雄君登壇〕



◎市長(芦刈幸雄君) 1番、衞藤竜哉議員のこれからのまちづくりをどのように考えていくのかの?まちづくり委員会の充実、連携の強化についてのご質問にお答えをいたします。

 議員もご承知のとおり、豊後大野市まちづくり委員会につきましては、市町村の合併の特例に関する法律、いわゆる旧合併特例法の第5条の4第1項の規定に基づきまして、合併前の各町村の区域ごとに合併と同時に設置をされました地域審議会でございまして、市の施策に対してご提言等をいただく諮問機関でございます。そして、これまでふるさとイキイキ事業の実施に係る協議など、地域審議会設置に関する協議書にございます設置区域に係るまちづくりに関することを主にご協議いただきますとともに、市章の選定や総合計画の審議委員など、各種委員にも互選で選出をいただいているところでございます。

 そこで、ご質問のまちづくり委員会の充実と連携の強化についてでございますが、本年の11月に各町のまちづくり委員会に市民が主体となった地域づくりについてのご提案をいただくために諮問をさせていただきました。その後、まちづくり委員の皆様を対象に、地域づくりについての講演会を開催いたし、また講演会の終了後には、それぞれのまちづくり委員会の交流を深めていただくために意見交換会を行いまして、委員皆様の地域を超えた、懇親も深められた有意義な会であったと感じております。

 このようなことから、今後におきましては諮問に対する活発なご議論をいただくために、さまざまな取り組みを行っていきますとともに、設置区域を超えた委員会相互の交流の機会も積極的に設けまして、委員皆様が一体となって市政に参画できるよう、その環境づくりに取り組んでまいりたいと存じております。

 以上、答弁とさせていただきますが、?のイキイキ事業の市の方針についてと2の地球環境にやさしい取り組みを考えるにつきましては、担当部長から答弁をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。



○副議長(生野照雄君) 次に、同じく1のこれからのまちづくりをどのように考えていくのかの?については、企画部長から答弁があります。

 赤嶺企画部長。

     〔企画部長 赤嶺信武君登壇〕



◎企画部長(赤嶺信武君) 1番、衞藤竜哉議員のこれからのまちづくりをどのように考えていくのかについてのご質問にお答えいたします。

 まず、イキイキ事業の市の方針についてでございます。

 ふるさとイキイキ事業につきましては、9番、長野健児議員のご質問にお答えいたしましたとおり、現在、各町のまちづくり委員会及びスポーツ振興会が行った各事業の評価をもとに、町内に設置したふるさとイキイキ事業最終評価選定選考委員会におきまして第1次の審査を行っており、今後はこの第1次審査の結果を踏まえ、第2次審査、そして来年度の予算措置も含めた最終的な評価を決定してまいりたいと考えております。

 この審査では、評価が高く継続すべき事業において、市が事業主体となって取り組むべきものと、実行委員会等が主体的に取り組み、市が補助をすべきものに分類をしております。また一方で、予算措置担当課から事業内容等についてヒアリングを行うとともに、本庁と支所との分担などについても協議を重ねているところでございます。

 なお、現在、第1次審査の途中ではありますが、おおむねの事業は継続して実施する方向となっております。

 そして、このイキイキ事業は3年間という期間を限定して行うサンセット方式の事業でありますことから、ふるさとイキイキ事業という事業名での実施ではなくなりますが、今後、商工観光課等の各事業担当課において予算措置を行い、引き続き積極的な支援をしてまいる所存でございます。

 以上、ご答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) 次に、2の地球環境にやさしい取り組みを考えるについては、生活環境部長から答弁があります。

 長谷川生活環境部長。

     〔生活環境部長 長谷川和壽君登壇〕



◎生活環境部長(長谷川和壽君) 続きまして、地球環境にやさしい取り組みを考えるのご質問にお答えします。

 地球温暖化問題・エコ活動につきましては、世界レベルで取り組む大きな問題であり、一人一人が温暖化防止についての意識を持って活動することにより、初めて解決に向かう重要な問題と考えております。また、事業活動や生活の中で、二酸化炭素を初めとする温室効果ガスを抑制する活動が求められております。

 議員ご提案のマイはし運動の提唱につきましては、豊後大野市役所においても多くの職員が昼食を市内業者から購入しております。このマイはし運動は、ごみの減量化、資源の保護につながり、弁当業者への負担も軽減し、身近にできるエコ活動ととらえております。現在、一部の職員はマイはし運動を実践しておりますが、すべての職員が取り組むことで、環境に対する職員の意識改革にもつながると考えています。身近にできるエコ活動の一環として、全職員に対しまして、市民の皆様の模範となるべく取り組みを展開してまいりたいと考えております。

 また、新庁舎建設におきましては、その計画から建設、運用、改修、取り壊しに至るまで、常に環境に負荷を与えることから、自然や環境への配慮は新庁舎建設計画の中心的な概念として位置づけられるものであると考えております。今後、基本設計はもとより、さまざまな場面におきまして、21世紀に求められる環境要件を重視した自然、環境、人に優しい庁舎となるよう取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 次に、現存する市所有物への取り組みについてでございますが、本年10月に策定をいたしまして豊後大野市地球温暖化対策実行計画に基づき、豊後大野市事務事業に対して温室効果ガス削減活動に取り組んでいるところでございます。この取り組みは、市民の生命財産にかかわる業務のある病院、消防本部を除く本庁・支所等で実施をしております。

 具体的な取り組み状況につきましては、本年第3回議会定例会におきまして、4番、橋本議員の地球温暖化防止のための実態の取り組みについてのご質問に対してご答弁を申し上げましたのと同様、全庁を挙げて行っております両面コピー、両面印刷の徹底、裏紙の使用、使用済み封筒の再使用、事務室のごみの分別を徹底し減量を図るなどの廃棄物の減量化、また昼休みの一斉消灯の徹底、毎週水曜日のノー残業デーの実施による照明時間の縮減や出張時の相乗りの徹底、公共機関の積極的な利用などの省資源・省エネルギーの推進、コピー再生紙、エコマーク、グリーンマーク製品を優先購入するなどの活動のさらなる徹底のほか、公用車エコドライブなど省エネ啓発活動を推進し、事務事業に伴う温室効果ガスの排出抑制を目指しております。また、市民の皆様に対しましては、毎月、市報により情報提供や啓発を行っておるところでございます。

 今後とも県・事業者・市民の皆様のご協力をいただきながら、地球温暖化防止活動を推進してまいりたいと存じますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 以上で答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) 執行部より答弁がありましたが、1のこれからのまちづくりをどのように考えていくのかについて、1番、衛藤議員、再質問がありますか。

 1番、衛藤議員。



◆1番(衞藤竜哉君) 1番のこれからのまちづくりをどのように考えていくのかについて再質問をさせていただくんですが、まずイキイキ事業、先般の9番、長野議員のときにも質問があって、ある程度のことはお聞きしましたし、イキイキ事業の質問等は、もう以前からかなりいろいろな形で、定例会などの一般質問の中でも議案質疑の中でも質問等が出てきたところでありますが、どのように見直すのかなと思っていたら、結局はおおむね継続の事業ばかりと。それでいいのかなと、私ちょっと不安になっていたところであります。

 しかも本庁の担当課で一括して予算を持つということで、多分産業経済部の商工観光課あたりがかなり大きなウエートを占めるんではないかなと思っております。

 その中で、以前も申したことがあると思いますが、いろいろなイベントがありますが、やはり私は市として大きなイベントというんですか、たくさんの観光客が来てくれる、それを市として4つ、5つなど、そういうことをまとめて、市の中心的な観光PR、そういったイベントだということで位置づけてやるべき。そして、あとの分に関しては、やはり各地域にお願いしながらやっていくべきではないかなと私は個人的に思っているんです。

 強いて言えば、幾つか例を挙げますと、緒方のチューリップ祭り、清川の御嶽神楽大会、犬飼の花火、三重町の真名野長者まつり、朝地の紅葉祭り、大野町の師田原ダムの火祭り、千歳のひょうたん祭りとありますが、そんな形で、やはり大きなイベントを市としてしっかりと位置づけてやっていくという、そういった方向がいいのではないかなと私は思っています。

 何もかも継続して1つの課でやるというのは難しいのかな。1つ例えますと、ふるさと振興祭なんかは、やはり各町で今までやってきましたが、各町でいろいろな事情がありますけれども、各町で使っていった金額、それぞれ予算が違います。ふるさと振興債を1市1会場でやるという計画もありましたが、そういう計画になれば、また問題ないと思うんですが、それもまた難しいのかなと。どのようにそういうことを考えているのかなと思っております。

 私たち、今、提案されたんだけれども、まだまだ先が見えないような、こういった事業ですが、観光協会それから各地域のそういったボランティア、それからいろいろな実行委員会に携わってきた方々ですね、やはり真剣に各地域を思っていますし、市としてもやはりしっかりとした考え方を持っていかないと、中途半端に終わると、ただお金だけを出せばいいのかという形にもなります。この3年間やってきて、今、地域の方もやはり自分たちでやらにゃいけんという形の方向も出ている地域もあります。そういった中でどのようにこれから考えていくのか、お伺いしたいと思います。



○副議長(生野照雄君) 芦刈市長。



◎市長(芦刈幸雄君) 今、イキイキ事業のことで衛藤議員から再質問がございましたが、私もやはりふれあいミーティングあるいはおでかけ市長室、そして各種のイベントに出向きまして、特に18年度から始まりましたけれども、19年度、20年度に近くなりまして、今、衛藤議員がいみじくも申し上げましたが、例えば朝地町等で言われたことにつきましては、確かにやはり緒方町のチューリップ祭り等につきましては大きなイベントであるというふうに思っておりますが、それぞれの町でも、今までずっと続けてきた小さなイベントでも、特色のあるまちづくりに生かしたことをこれまでずっと続けてこられましたし、何とかやはりこのことを続けていただきたいと。どこどこの町にある大きなイベントが特色があるから、これだけを残すということではなくて、やはり小さくても、それだけ地域の人は頑張ってきたんだということを、市長、念頭に置いていただきたいという思いをたくさん意見としていただきました。そのようなことで、また大野町のまちづくり委員会からもそのような要望も私はいただきました。

 したがいまして、やはりこのことはこれまでの成果を見詰め、評価をいたしながらも、そのことを勘案をしながら審査をいただきたいというようなことを担当部にも申し上げてきたところでございます。これまでの成果を評価しながら、今、1次審査の途中でございますが、私、市長としてはそのようなことも申し上げてきたところでございます。

 以上でございます。



○副議長(生野照雄君) 市長より再質問の答弁がありましたけれども、1番、衛藤議員、再々質問がありますか。

 衛藤議員。



◆1番(衞藤竜哉君) だからこそ、これから難しくなっていくのかなと。いろいろな事業、イベント等、予算がどんどん削られていくばかりであります。その中で、やはり残してもらいたいというのは確かにわかります。私たちもそうです。だからこそ、行政の方が厳しくなっていくのかな、どのように振り分けていくのかなというのが少し心配でもありましたし、どのように仕切っていくのかというところを期待していたところなんですけれども、今までと変わらないままいってしまうのかなと。ただ予算だけ削られて、頑張れ、頑張れといった形でやってしまうのかなと。そこは寂しいのかなと私は思うところであります。

 今、いみじくもチューリップ祭りのことを市長も申されましたが、やっと今、チューリップの球根植えが終わったところであります。9日間かけて植えつけに来られたボランティアの方は1,600人を超えました。豊後大野市内の方以外でも、遠くは宮崎県延岡市、熊本市内の方、それから大分県の中では中津市のほうからも来ていますし、先般お聞きしましたら、福岡のほうで40人ほどの女性のモニターツアーがありまして、緒方のほうに球根を植えに来たそうです。40人の中で、こういったチューリップ祭りを知っている方が2割程度だったそうです。今まで緒方町がいろいろな形でこのチューリップ祭りのPR、宣言等をしてきましたが、やはり福岡の市内でもなかなかまだ浸透していないというか、2割の方が知っていましたが、ほかの方は知らなかったという形で、また花の咲くころ、それからまた球根を堀りに来るといった形で大変喜んで帰ったそうです。こういった形で、やはりチューリップ祭りが1日のイベントではなく、フェスタの間、植えつけの間、そして球根を掘る間、長い期間、いろいろな観光客それから市民の方々、特に老人会や中学校の生徒、それからことしは三重総合高校の高校生のボランティアの方にも加勢をいただいたそうでありますが、多くの人に助けていただいて、こういったイベントを維持しているというところに、やはり大きなイベントだけではなく、そういった小さなイベント等も守っていかなければいけないという中で、先ほど市長が言いましたけれども、そういった目配りをするためには、私はどういった形の姿勢が欲しいのかなと、姿勢を示していかなければいけないのかなというところに大変苦労するんではないかなと思っております。

 そういった中、2番目のまちづくり委員会ともかかわってくるんですが、そういった市長また行政からの諮問の協議だけではなく、そういった中での小さなイベントそれからいろいろな諸行事、諸問題等、そういったまちづくり委員会と協議して、そしてそれを行政に提言をしていくという、そういった形のまちづくり委員会にできないのかなと。ぜひそういった方向の見直しというんですかね。でないと、年に4回しかないようなまちづくり委員会、諮問がなければ開かないようなまちづくり委員会というのも何か寂しいなと以前から思っていたんですが、もっと積極的に……。まちづくり委員会に公募して参加した方もいます。もっと市に提言をしたいことがあるんではないかと思っています。そういった中もっと行政として組み入れていく、そして取り組んでいくという形の方向が示せないかなと思っていますので、そのことについてお考えをお聞きしたいと思います。



○副議長(生野照雄君) 赤嶺企画部長、答弁。



◎企画部長(赤嶺信武君) まず、イキイキ事業につきましては、この目的を1つは支所長の権限ということで周辺部対策、そしてそれぞれの地域で行っている活動に対する自立を促すというようなところを一つの目的として、この事業を起こしたわけであります。その成果は、これまでの取り組みを見ておりますと、かなり市民の皆様方が自分たちの取り組みとして行ってきた事業も多く見受けられますので、これについては大変私どもも高く評価をしているところであります。

 今回、このイキイキ事業の継続と申しますのは、いわゆる補助金をこういうふうにつけるか、つけないかということの論議でありまして、事業をやる、やらないということに対しては、そこの実行委員会なりが判断をしていくだろうというふうに考えております。その自立という意味には、人の面それから財政的な面、大きく分けて2つほどあるのかなというふうに思いますが、当分の間、財政的に自立というのは非常に厳しいものがあります。ですから、当分の間は引き続いて補助金という形でできれば、そういった形で予算組みをしていきたい。そして、これまで培われてきたその実行委員会でのノウハウというものがありますので、これを大事にしながら、行政の1つの課がすべてに取り組むのではなくて、この補助金という形で実行委員会に補助金を出して、そこの皆様方で自主的な取り組みをなお促していくというようなことを今後も続けていきたいというふうに考えております。

 今回のイキイキ事業の中で、ある事業については人的にも財政的にも自立ができたというふうに判断をして、補助金は今回やめようという事業もございます。ですから、それはその実行委員会で今後、自立してやっていくであろうという判断のもとに、そういうことをさせていただきました。これは1つの事業であります。こういったことが芽生えてきているということが大事なことであって、我々はこれをもっと支援していくために、事業名は変わりますけれども、当分の間、こういった事業を続けていきたいというふうに考えているところであります。

 それから、まちづくり委員会の件でありますが、これは先ほど市長の答弁にもございましたが、今回初めて諮問をさせていただきました。これまでは諮問という形での審議を投げかけていなかったという反省点がございます。市からの諮問がなければ開けないというものではございません。それぞれのまちづくり委員会の皆様方が自主的な開催によって、市のほうへ提言などをいただければ、それは非常に我々としてもありがたいことだろうというふうに考えております。

 ただ、予算的には年4回ぐらいしかこれまで組んでおりました。それ以外で自主的に取り組むものについては、ぜひともお願いしますというような形でお願いをしてきたところであります。

 今回、諮問は市民が主体的になった地域づくりについてということで投げかけております。これはまず皆様方ができる、あるいはやりたい、こうありたいといったようなことは何でしょうかというようなことで、委員の皆様方から自分たちで取り組めることを、まず小さなことでもいいから上げてみてくださいというようなことで投げかけをいたしました。決して難しく考えてくださいませんようにということで、まず自分が考えた上でのご提言なりがありますれば、それをお出しいただきたいということで、今後、まちづくり委員会でそういったことが議論されるだろうというふうに思います。

 先般もこの講演会のあと懇親会も持ちましたが、それぞれのまちづくり委員のご意見としては、おおむね今回の講演会に対しては好評な印象を持たれていたということで、今後、ワークショップ的な形で進められる委員会もございますし、自由な討議で進めるという委員会もございます。これからそういった形での活発な議論をいただき、自然体の相互の連携もとりながら、まちづくり委員会のご意見を今後いただいて、さらにステップアップさせていただきたいというふうに考えています。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) それでは、次に2の地球環境にやさしい取り組みを考えるについて、1番、衛藤議員、再質問がありますか。

 衛藤議員。



◆1番(衞藤竜哉君) 2項目めに入ったんですが、1項目めの要望ということで、チューリップの球根植えが終わりました。終わりましたが、9日間かかったそうです。かかった中で、これは20年度の予算の中で球根を買い、植えつけたんですが、21年度を目指したときに、9日の間、緒方支所の産業建設課の職員は皆出払っていたんです。1人残っていた時期もありましたけれども。こういった取り組みは、支所でなく、やはり市全体で取り組んでいただかないと、各担当課、また小さな支所の課になると大変難しいのかなと。住民にも負担、迷惑をかけるのかなと思っています。住民がまた積極的に参加すればいいんだけれども、人数が集まれば集まったほど、その世話をしなければいけなくなるといった形で、これからの運営の仕方も考えていかなければいけないのかなと思っていますので、その点をこれから協議していただきたいと強く要望して、次の質問に入ります。

 2番目のエコな取り組みということでありますが、地球環境にやさしい取り組みを考えるということですが、マイはし運動の提唱、これは雑誌等で見て、これはぜひ豊後大野市でも取り組んでみたらどうやろうかなと個人的に思っていたし、同僚議員にも相談したところであります。環境衛生課のほうでも調べていただいて、資料をいただいたんですけれども、私が思っていたほど以上に弁当を持ってきている職員が多いんです。もっと少ないのかと思っていたんですけれども。ちょっと調べた中で、弁当を持ってきている職員が、総務部でも6割の方、それから企画部は5割、55%、生活環境部でも8割近い方、それから保健福祉部でも7割、産業経済部で7割、建設部も7割、教育委員会も7割、支所に関してはもうほとんど100%に近いような状況でいると。先ほど生活環境部長も言っていましたが、結構マイはしを使っている職員もいるという形です。

 ただ、生活環境部が調べたアンケートの中で、弁当持参という中にはしだけ持っている方が含まれているという形で、若干数が正確ではないんですけれども、調べてみると、思ったより弁当を持ってきているんだなと思いました。

 これはいろいろ個人的にあると思いますが、やはり100%に近くなるように、ちょっとしたことですけれども、そういった運動を市としてもしっかり取り組んでいただきたいと思います。これは我々議員も、外食している方それから中で弁当を食べている方がいますけれども、私たち議員は不定期でありますが、やはり割りばしを使わずマイはしを使う、そういったエコロジーな取り組み、それから節電、議員の控室等、いないときは電気を消すとか、そういった取り組みを、やはり議長を初めとしてしっかりと取り組んでいかなければいけないのではないかなと思っておりますので、今日は議長がいませんけれども、副議長、強く要望しておきます。

 それから、この新庁舎建設に関してのエコロジーを視野に入れた取り組みということで、これについて私なりの考えを先ほど言わせていただきました。生活環境部のほうからでしたが、そういった考えがもしあるのであれば、企画部のほうになるんではないかなと思いますけれども、先ほど私はある分を削ってでもと言っていましたが、やはり建物、1,000坪つくるものを500坪にしてでも、そういった発電やいろいろな形、それから上下水道、特に下水道、三重川に庁舎の下水を出すときには、その水は飲んでもいい水が出るような、やはりそういった特殊な庁舎をつくるといった意気込みがぜひ欲しいと思うんですが、そういった考えはあるのか、ないのか、お聞きしたいと思います。



○副議長(生野照雄君) 赤嶺企画部長。



◎企画部長(赤嶺信武君) 庁舎に対するエコロジーの取り組みは、これはもう中心的な課題ということでとらえております。

 まず、庁舎の建設に当たりましては、いわゆる建設の始まりからその建物がなくなるまで、トータルライフコスト、ライフサイクルコスト、このことを念頭に置いて事業を組み立てる必要があるというふうに思っております。当然ライフサイクルコストというのは、ランニングコスト、いわゆる維持管理まで含めたものを考えた上で当初から計画をしなければいけませんから、この中ではそういったエコロジーな取り組みが必要となります。

 ただ、ライフサイクルコストで考えた場合に、いわゆる初期投資とそれから維持管理的なランニングコスト、このあたりとの兼ね合いが出てきます。その建物がなくなるまでの一生の間のコストを抑えようとすれば、当然に初期投資、いわゆるイニシャルコストがある程度かかってきます。こことの兼ね合いをうまくする必要が出てきます。

 そして、規模を縮小してでもというご指摘でありますが、やはりある程度必要な規模というのは確保しながら、なおかつそれでエコロジーな取り組みをその中に入れていくということが必要になってきます。これは風であったり、光であったり、熱であったり、さまざまな自然環境をどのように取り込んでいくかということになってきます。

 それと同時に、もう一つは職員の意識、ここが非常に大事になってくるというふうに思っておりますので、庁舎は外側だけがよくなるのではなく、やはり内側、いわゆるソフト部分、人間も変わっていかなければならないというふうに考えています。そういった取り組みを進めていくということで、庁舎の事業を組み立ててまいりたいというふうに考えています。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 1番、衛藤議員、再々質問がありますか。

 衛藤議員。



◆1番(衞藤竜哉君) そういった中で、先ほども言いましたが、できるところから取り組んでいく、あるものは利用しながらやっていくといった方向で、会議室が足りなかったら、各支所の部屋がまだあいております。そういった形の会議室の利用、それからいろいろな形で再利用をしていくという形をぜひ取り組んでいっていただきたいと思いますし、私はまだまだそういった中で、地域振興、いろいろな形の中でもっと真剣に取り組んでほしい分がありますし、そんな中で頑張っていただきたいなと、そう思っています。ひとついろいろな意味でご検討をしていただきたいと思います。

 それから、先ほどエコのことについて言い忘れたんで、もう一つつけ加えたいと思いますが、先ほど部長が言いましたノーマイカーデーですね、この間実施されたと聞きました。12月3日ですか。その実績等をお知らせいただいたんですが、本庁の中では、40%の方がノーマイカーデーで相乗りや公共交通機関等を利用して通勤してきたと。しかし、支所は9%。10%いっていないんです。やはり地域的、地理的なものもありますし、公共交通機関も少ない、それからいろいろな事情があると思います。聞けば、6月もあったんだけれども、6月に間に合わなかったと。ことしの12月が真剣にしっかり取り組むための第1回目だったとお聞きしますんで、これはやはりパーセントが高くなるような施策を、取り組みをぜひお願いしたいと思います。

 こういったちょっとした取り組みは、ほかの市民への影響、お手本になると思いますし、先ほど企画部長も言いましたが、やはり職員の意識の改革につながってくるのではないかなと思っています。そういった中で、しっかりとした取り組みをお願いしたいと思います。

 それから、いろいろな形で私も各部局を回ったんですが、先ほどのマイはしの件でもありますし、各部局でそれぞれ何かいろいろいい意味で取り組みをしているんです。教育委員会へ行ったら、こういう紙があって、何月何日に何という店に、メニュー、金額とか書いてあるんです。一番上に教育長の名前があるんですけれども、その一番端っこに、「マイはし」と書いてあるんです。はしの要らない方はここに書いてくださいという形で書くそうなんです。こういった取り組みを各部局がそれぞれ統一してやれば、もっと取り組みも真剣になるんではないかなと。

 ちょうど私が教育委員会のほうに行ったとき、この書いてあるのを見せてもらったときには、全員マイはしではなかったです。教育長もそうだったですね。ぜひそういった形で、少しでも意識改革の部分で取り組んでいただきたい。先ほども言いましたが、それが全市にいろいろな形で波及するんではないかなと思いますので、よろしくお願いしたい。

 これで質問を終わります。



○副議長(生野照雄君) 長谷川生活環境部長。



◎生活環境部長(長谷川和壽君) 先ほどのマイはしの件でございまして、本庁・支所を含めまして、弁当を頼んでいる人が25%です。4分の1の方が何らかの形で外食ということでございますが、人数的には約30名ということでございまして、議員ご指摘のように、数量的には微々たるものではございますけれども、いわゆる職員の意識づけという形ですね、これがまたある程度定着した段階で、今度は市民にも、例えばお弁当を買って持って帰って食べると、そういったときはもうはしをお断りしましょう運動ですね、こういったものも進めていく必要があるのかなということでございます。

 それと、先般、12月3日に行いました全県下統一したノーマイカーデー、6月のときには私どもも取り組みが甘かったわけでございますが、今回は職員に周知をいたしまして、議員申されましたように、本庁では40.3%、支所では9.6%ということで。当然本庁には職員もそれぞれ支所から多くの職員が来ておりますんで、相乗り等が可能といいますか、やりやすいんです。ところが、支所の場合は、いわゆる通勤範囲は広いんですけれども、職員が少ないものですから、なかなか相乗りの相手が見つからないみたいな感じで、なかなか実行しづらい。ただ、こういった相乗りができない職員につきましても、いわゆるエコドライブの中のふんわりアクセルというものですね、いわゆる急加速、急発進、急ブレーキ、こういったものは控えて穏やかな運転というようなことで、エコにつなげていきたいなというふうに思っておりますので、今後ともささやかなことからでも、意識づけという考え方から進めてまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○副議長(生野照雄君) 議会といたしましても、地球環境に優しいエコ活動につきましては、先ほど衛藤議員から申されましたように、議長に報告して、私どもも何らかの活動をしていきたいと思っております。

 以上で、衛藤議員の一般質問を終わります。

 ここで、11時10分まで休憩いたします。

          休憩 午前10時53分

          再開 午前11時11分



○副議長(生野照雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△神志那宗作君



○副議長(生野照雄君) それでは、28番、神志那宗作議員の一般質問を許可いたします。

 神志那議員。

     〔28番 神志那宗作君登壇〕



◆28番(神志那宗作君) 28番議員の神志那宗作であります。市長の政治姿勢と職員の不祥事の2点について見解を伺います。再質問、再々質問も用意していますので、時間稼ぎのような長々とした答弁ではなく、要点をつかんだ簡単明瞭な答弁をお願いします。

 質問の第1は、市長の政治姿勢についてであります。

 5町2村の合併により豊後大野市が発足して、はや4年間が経過しようとしております。この間、芦刈市長においては、初代市長として「豊かな自然と文化を未来につなぐやすらぎ交流都市」を標榜しつつ、市民の暮らしを守るためにご尽力されてこられていることに、そのご苦労には敬意を表したいと思います。

 さて、私ども日本共産党豊後大野市委員会では、豊後大野市政に対する市民アンケートを実施中ですが、8月末から10月25日までの間に、全世帯数の約5%に当たる755通の回答が寄せられています。この設問の一つで、「芦刈市政についてどうお考えですか」と質問したところ、「評価する」が4%、「ある程度評価する」が17%、「少し不満」が24%、「大いに不満」が30%、「どちらとも言えない」が13%という結果でありました。まとめてみますと、芦刈市政に「少し不満」、「大いに不満」が54%で回答者の半数以上を占め、「評価する」、「ある程度評価する」、21%の2倍半以上もあります。市民は芦刈市政に対して非常に厳しい評価を下していると言わざるを得ません。

 そこで、お尋ねですが、この現実を踏まえて、芦刈市長においては市政を担当しての4年間をどう自己評価しておられるのか、また市民の評価がこれほどまでに厳しいのはなぜと考えておられるのか、反省点も含めてお伺いいたします。

 次に、来年4月には4年間の任期が終了し、改めて市長選挙が行われます。芦刈市長においては、次期市長選に再出馬の意思があるのでしょうか。

 先日、小野議員の質問に対して、来年4月以降も市民の理解と信任をいただければ、魅力あるまちづくりに全身全霊を傾けたいと答弁されましたが、これは実質上の出馬表明だと理解いたしたいと思いますが、それでよろしいでしょうか、端的に答えてください。

 もしそうだとするならば、私はあえて申し上げたいと思います。介護保険制度や後期高齢者医療制度への対応、三重高校跡地の後藤学園への無償貸与、三重病院とおがた病院の統合問題に見られるような国・県言いなりの行政姿勢をきっぱりと改め、市民の目線に立った住民本位の市政に徹していただきたい。また、行政の無駄を省き、大型事業は差し控え、福祉、教育、暮らしを最優先する政策への転換を図っていただきたいと思います。

 例えば市財政再建のために現在実施している議員、特別職、職員の報酬や給与の一部カットは3月で切れます。これを継続するとともに、特別職の退職金の一部カットなども実施していただきたいと思います。また、39億円かけての複合型市庁舎の建設や41億円もかけてのケーブルテレビ整備などは当分の間見合わせて、その予算を市民の福祉、教育、暮らしに振り向けていただきたい。そして、子育て支援対策として妊婦健診の回数をふやす、子供の医療費無料化年齢を拡大する、お年寄りのために敬老会補助金や金婚のお祝い等を復活させる、介護保険料や利用料、後期高齢者医療の保険料の市独自の減免制度をつくる、不幸にして親が国保税を滞納しているために無保険になっている子供には保険証を交付する、学校などの耐震改修・改築を急ぐ、古くなった市営住宅の改修や改築をすることなどこそ優先させていただきたいと思いますが、見解はいかがでしょうか、お尋ねいたします。

 第2の質問は、職員不祥事への対応についてであります。

 佐伯俊宜という収納課の職員が8月1日に売春防止法違反、場所提供業の容疑で逮捕されてから既に3カ月がたちました。大変遺憾なことであり、私は強い怒りを禁じ得ません。佐伯容疑者は病気を理由に釈放されたままで、いまだに起訴もされず、行政処分も受けず、市職員としての身分や給与が保障されたままというではありませんか。佐伯容疑者の逮捕自体でさえ、行政に対する市民の信頼が大きく損なわれているのに、このような状態をいつまでも放置しておけば、行政に対する市民の信頼はますます地に落ちてしまうのではありませんか。

 私は、ことしの1月16日、大分市のある人物A氏の依頼で、某県議と3人で佐伯氏の件で羽田野総務部長に面談いたしました。A氏から部長への直接的な依頼は、佐伯氏から未払い分の賃金をもらってほしいとのことでしたが、その折、A氏から佐伯氏は大分の都町で複数のスナックを裏オーナーになって経営している、セックス産業もしている、週1割で金貸しもしているなどの話もありました。私たちは、もしこのことが事実ならば、市職員としてあるまじき行為なので、事実関係を調査し、厳正に処分するようにという申し入れを数枚の資料提出とあわせて行ったわけであります。

 その後、部長より、調査したが、そのような事実は把握できなかった旨の連絡があり、そのままになっていたので、先般の佐伯容疑者逮捕のニュースには、やはりA氏が言っていたことが本当だったのかとびっくりし、なぜもっと徹底した調査を要求してこなかったのかと、我ながら悔やまれたものでもあります。

 そこで、お尋ねいたしますが、市としては、私どもの申し入れを受けてから今日まで、具体的にはどんな内部調査を行ってきましたか。佐伯氏に対してはどんな対応をしてきましたか。執行部として、調査がおろそかで対応が甘かったとは思いませんか。

 スナック経営や高利貸しについての調査もきちんとしましたか。いつまでもだらだらと放置しておかないで、今こそ市独自の内部調査を強め、警察や検察とも連携をとり、協力して一日も早い解決を図るべきではありませんか、見解を伺います。

 また、佐伯容疑者については、調査事実に基づいて厳正な処分を行うとともに、指導・管理者の責任も問われるべきではありませんか。

 さらに、このような不祥事の再発防止対策を具体的にはどう考えておられますかお尋ねして、ここからの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○副議長(生野照雄君) それでは、神志那議員の質問1の市長の政治姿勢を問うについては、市長から答弁があります。

 芦刈市長。

     〔市長 芦刈幸雄君登壇〕



◎市長(芦刈幸雄君) 28番、神志那宗作議員の市長の政治姿勢を問うについてのご質問にお答えをいたします。

 まず、市政担当4年間の自己評価と反省点についてでございます。

 市政の総括につきましては、6番、小野順一議員のご質問に対しまして、主に施策の取り組みについてご答弁を申し上げましたが、さらに財政面についてご答弁を申し上げたいと思います。

 議員もご承知のとおり、夕張市が財政破綻をしたことをきっかけにいたしまして、50年ぶりに財政再建団体制度の見直しとなりました地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる自治体財政健全化法が昨年の6月に制定をされました。この法律では、4つの財政指標が定義をされまして、このうち連結実質赤字比率と将来負担比率が新しい指標として採用されたわけでございますが、これらの指標につきましては、本年の9月議会定例会におきまして、監査委員から平成19年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見として、すべての比率におきまして良好な状態である旨のご報告をいただいたところでありまして、このことは、合併以降、行政改革に取り組んできた成果の一つであると私なりに評価をいたしているところでございます。また、合併時点からの約39億円の地方債残高の削減や40億円を超える基金の積み立てにつきましても、中長期的な観点でまちづくりを進めるための財政基盤の確立という意味で、成果があったものと考えております。

 このように、平成19年度決算における健全化判断比率につきましては健全段階にありますが、引き続き行政全般並びに各企業等の経営改善に向けまして、不断の努力を図っていかなければならないと考えております。

 また、自治体の財政状態をはかる方法として、先ほど申し上げました4つの指標のほかにも、財政力指数や経常収支比率、起債制限比率などさまざまな指標や基準がありますが、それら一つ一つの指標は、その指標が求める状況の一側面しかとらえることができず、総合的に財政力や市の状態をあらわす指標はないものと思っております。したがいまして、1つの指標のみから財政力や財政の健全性を判断するには難しい面がございますが、個別の指標の最適化を考慮しつつ、複数の指標で総合的に財政力の有無や市の財政状況を判断し、本市の経営体力にふさわしい行政規模へと体質改善を目指し、財政構造の健全化に努めなければならないと考えております。

 しかしながら、先ほど申し上げました自治体財政健全化法の4指標のうち将来負担比率につきましては、一般会計における地方債残高や債務負担行為のほか、公社や第三セクターに対する債務保証、損失補償など、一般会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率でございまして、これらの負債が将来財政を圧迫する可能性が高いかどうかを示す初めてのストック指標として採用されたものでございまして、この比率が高い場合、将来これらの負担額を実際に支払わなければならないことから、今後の財政運営が圧迫されるなどの問題が生じる可能性が高くなるというものでございます。そこで、これまで本市の財政状態を示す大きな柱として考えておりました経常収支比率と実質公債費比率にこの将来負担比率を柱の一つとして加えまして、他の財政指標の適正化を図りながら、財政運営に取り組んでまいりたいと存じます。

 このことは、当然に将来にわたりましてまちづくりを進めていく上で必要となる財源を確保していくためのものでございまして、そのためにも、これまで申し上げてまいりましたように、選択と集中等による行政改革を着実に遂行していくことが、これからの豊後大野市を築いていくために今しなければならない最優先課題であると考えております。

 確かに行政改革により市民皆様が厳しい環境に置かれておりますことは、私なりに十分承知をしておりますが、旧大野郡5町2村が逼迫をした財政状況の中で将来にわたって基幹的な住民サービスを維持していくことが困難となり、スケールメリットを生かしたまちづくりを行っていくことを選択した今回の合併であったこと、そしてこれまでの取り組みにより、その成果が徐々に出ていることを、議員各位はもとよりでございますが、市民皆様にもいま一度ご認識をいただきまして、中長期的なまちづくりの観点から、本市の基盤づくりとまちづくりについて、ともに考え、ともに行動し、ともにつくっていくことを改めてお願い申し上げる次第でございます。

 また、市民皆様の中には、私どもの説明などが不十分でご理解をいただけないことや誤解を招いていることが見受けられる部分もございますので、こうした点につきましては深く反省をし、今後はより多くの市民の皆様へご理解が得られるよう、誠心誠意努力をしてまいる所存でございます。

 次に、次期市長選に出馬の意思があるのかについてでございます。

 次期市長選の出馬につきましては、6番、小野順一議員のご質問にもお答えをいたしましたように、これまでの約4年間の取り組みによりまして、本市のまちづくりの基盤は整いつつありますが、その成果が新たな地域づくりへと実を結ぶにはまだまだ道半ばでございまして、また本市が抱えております幾つかの課題の方向性は示したものの、解決までには至っておりませんで、これらの課題を解決し、行政運営を安定したレールに乗せていくことが私に課せられた責務であるとの思いから、来年4月以降におきましても市民の皆様のご理解とご信任をいただければ、対話、公正、信頼の信条のもとに、魅力あるまちづくりと市民皆様の幸せのために全身全霊を傾けてまいりたいと考え、2期目の出馬を決意いたしたところでございます。

 また、議員のご質問の中で、妊婦健診や乳幼児医療費、敬老会の補助など、福祉部分を中心にさまざまなご意見やご要望がございましたが、私は私たちの世代が課題を先送りせず、責任を持って解決し、夢や希望を持てる地域社会を次世代へ引き継がなければならないことから、今必要なこと、今しなければならないことをしっかりと考え、教育・保健・医療・福祉など、将来にわたって質の高い行政サービスを継続かつ安定的に提供できる足腰の強い行財政体質に転換していくことが必要でございまして、そのためにはやはり行政改革は不可欠であると考えております。改革なくしては健全財政はなく、ひいては市民サービスの向上もあり得ないと考えております。私はこのことを念頭に置きながら、今後とも市民のため、豊後大野市のために、直面する課題に背を向けることなく最善を尽くしてまいる所存でございますので、議員皆様方におかれましても、何とぞご理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 なお、国民健康保険の資格証明書交付世帯における子供への対応につきましては、本年の10月30日付で厚生労働省から、子供のいる滞納世帯に対する資格証明書の交付に際してはきめ細やかな対応をするように通知があり、また国保運営協議会の中でも同様のご意見が出されまして、本市といたしましても、世帯主の納付状況と子供がひとしく必要な医療を受けられることとは別の問題であると判断いたしまして、今月の4日に短期被保険者証を発行いたしたところでございます。

 以上、答弁とさせていただきますが、2の職員の不祥事の対応につきましては、担当部長から答弁をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。



○副議長(生野照雄君) 続きまして、2の職員不祥事への対応はについては、総務部長から答弁があります。

 羽田野総務部長。

     〔総務部長 羽田野長則君登壇〕



◎総務部長(羽田野長則君) 続きまして、職員不祥事への対応はについてのご質問にお答えします。

 まず、?の市としてどんな内部調査を行ってきたか、調査がおろそかで対応が甘いのではないのか及び?のこの職員については複数のスナックを経営し、高利貸しもしているとの情報も寄せられていた。真偽をきちんと調査したかについてでございます。

 当該職員に関する事前情報は3件ほどございました。1件目につきましては、平成19年7月に当該職員に大分市内の店を貸し付けているという人物が、毎月20万円の家賃収入が怠っている。本人が自宅にいないし、連絡がとれないということで、収納課長を訪ねて来庁しました。このため、当時の総務課長と収納課長とで当該職員に対し毎月20万円の支払いの件について事実の確認をいたしましたが、そのようなことはありませんとの回答でありました。

 2件目につきましては、平成19年12月27日に、これは差出人不明の郵便で当該職員が大分市都町でサイドビジネスをしている旨の告発文が届きましたので、当時の総務課長、収納課長で当該職員に対し、虚偽の発言は処分の対象になるということを伝えまして、事実確認を行ったところであります。しかし、本人はそのような事実は一切ないときっぱりと否定しましたので、それ以上の調査には及んでいません。

 次に、3件目でありますが、平成20年1月16日、別府市居住の男性が来庁し、当該職員が大分市内で店舗を複数経営しており、オーナー的存在となっているので、調査をしてほしい旨の申し入れがありました。これを受け、1月22日に私と当時の総務課長、収納課長及び総務班長とで当該職員に対しまして調査依頼者の氏名を告げ、そのような事実があるのではないかと確認の聞き取りを行ってまいりましたが、友人、知人に店舗経営をしている者がいるが、自分はかかわっていないと。自分自身そのような事実はない、身に覚えのないことだと否定をされました。これ以上踏み込むこともできずに、調査はそこで終わっております。

 以上が事実確認の状況でありますが、我々職員による調査におきましては限界があることから、私のほうから当該職員に対しまして、他から見て誤解されるような行動は絶対することのないよう強く指導をいたしますとともに、担当課長にも指導監督の強化を指示してきたところであります。

 なお、この3件目の聞き取り調査の結果につきましては、調査依頼者に報告をいたしましたが、その後は何の連絡もあっておりません。

 当該職員は8月1日に逮捕をされました。しかし、体調悪化のため、翌2日に釈放となりました。その後、先月の末まで本人と面談のできる状況になく、ご家族や中央警察署と連絡をとり、健康状態等の確認を行ってきたところであります。今月に入りまして、短時間なら面談は許可できるという主治医の許可を得まして、去る6日に面談を実施したところであります。

 しかし、事件に関することにつきましては、警察がまだ捜査の段階ということもあり、主に健康回復状態、生活態度それから日常の行動等について確認をいたしたところでございます。ただ、市で実施をいたしました3回の聞き取り調査につきましては、再度確認をいたしましたが、やはりこれまでの回答と変わりないということでありました。

 次に、?の当該職員については厳正な処分を行うとともに、指導・管理者の責任も問われるべきではないかについてでございます。

 今回逮捕されました職員につきましては、起訴処分をされた場合、または自供した場合に、本市による事実確認を行った上で、しかるべき厳正な処分を考えていますし、幹部職員につきましても、責任を明確にして処分を行う考えでございます。

 次に、?のこのような不祥事の再発防止対策をどう考えているかについてでございます。

 今回の不祥事発生後、全庁的な危機管理体制を整えるため、企画部秘書政策課内に危機管理特別対策班を設置いたしまして、豊後大野市危機管理指針を策定するための危機管理対策プロジェクトチームを部局の枠を超えて立ち上げまして、年内に策定が完了するよう現在、作業を進めているところでございます。

 危機管理指針が策定されましたら、個別事案の危機管理指針として活用するとともに、職員に対する危機管理マニュアルの策定を行い、職員の綱紀粛正や倫理観の高揚、法令遵守の徹底を図ってまいります。

 さらには、9月8日に全職員を対象といたしまして不祥事の防止と危機管理体制の確立に関する研修会を開催、あわせまして、不祥事についての職場ミーティングの実施を図ってきたところであります。

 以上で答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) それでは、1の市長の政治姿勢を問うについて、28番、神志那議員、再質問がありますか。

 28番、神志那議員。



◆28番(神志那宗作君) 市長にもう少しまともに答えていただきたいと思います。

 私は市長のこれまでの財政成果、この内容はお聞きして結構でございますけれども、こういうことを長々とお聞きしているわけではないんです。私どものアンケートに市長の市民の評価が21%しかないということをもとに、自己反省やその原因をお尋ねしているわけです。

 きのう、きょうの新聞に、麻生内閣の支持率が出ておりましたですよね。20%台に落ち込んで、ひどいのは22%ぐらい、市長の評価率とほぼ同じぐらいに出ていました。麻生首相はこう言っています。首相官邸での記者団に、非常に厳しい数字だ、私への評価だと受けとめていると述べ、みずからに原因があることを認めた。その上で、景気対策、なかんずく雇用対策は不十分だという意見だと思う。きちんとした政策立案を上げて、それにこたえていくと強調したというふうにけさの新聞報道に載っております。今の市長のご答弁をお聞きしておりますと、市民への説明が不十分だと、十分な理解がいただけないと、あたかも市民の理解度が悪いような答弁をされておりますけれども、私は市長自身の政治姿勢に問題があるからこそ、市民がこういう評価を下しているんではないかと思って、先ほど言ったようなことを取り上げたわけです。

 三重高校跡地の後藤学園への無償貸与、執行部の理屈は理屈であります。しかし、市民はそういう理屈をきちんと受けとめ切れていないままに評価をしておるんです。三重病院、おがた病院の統合問題でもそうでしょ。賛成という方はわずかしかない。やむを得んなというあきらめムードで、ようやっとやっているんです。これも市民があれだけ署名運動なんかをして、合併前には合併しても三重病院は残すという県知事の約束まで市長自身がとりにいってしておるわけです。そういうものの中で、いろいろな経緯がありましたけれども、結局、県の言うままに、最終的にはもう実質三重病院の廃止に近い統合にやっているわけです。あるいは、今度の市庁舎の建設問題でもそうです。市民の多くは、まだ市庁舎の建設は納得はいっていない。早いんではないかといういろいろな見解があるわけです。そういう中で、これを22年度にということでごり押しをしよう、こういう政治姿勢に、市民があなたへの評価に不信を持っておられると思いませんか。私はそう思うわけです。

 それと、先ほど私が取り上げた幾つかの福祉的な施策についても、財政改革だからしようがないと一言で切り捨ててしまう。

 例えば子供の医療費の無料化の問題、これについても、あなたは得々としてこれが大きな成果のように言いました。確かに一定の成果です。しかし、合併前には朝地町や清川町や大野町は、もう既に小学校入学まで無料であったわけです。ようやっと今それが復帰をしただけではありませんか。全国的にはもっとこれが進んでおる。あなたがこの次に市長選に出るとするならば、こういうものをもう少し、せめて小学校卒業まで引き上げる、そういうぐらいの公約ができませんか。

 それから、妊婦健診の回数でもどうですか。5回。これはもう交付税で来ているわけです、5回分は。もう14回までふやせというのが厚生労働省の言い分です。舛添厚生労働相も、無料で受けられるように来年度予算に組み入れ、できれば4月から実施したいと、こうまで言っておるんです。こういうことも市長としては直ちにやると、4月からやりますということが言えないんですか。

 敬老会補助金、金婚式の祝いもそうです。3年前の12月定例会で私の質問に市長は、財政が持ち直したというような位置づけができれば検討したいと。私が1年待てばいいんですか、2年待てばいいのか、3年待てばいいんですかとお尋ねいたしました。市長は、2年は待っていただきたいと言いました。もうあれから2年どころか3年待ちましたよ。直ちに検討して、来年度からでもぜひ実施すると、そういう答弁ができないんですか、お尋ねいたします。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 芦刈市長、答弁。



◎市長(芦刈幸雄君) 今の再質問の中で、いわゆる共産党のアンケート調査の結果で評価が低いというようなことでございますが、まずことしの2月26日に共産党から予算編成についてというような申し入れがございました。23項目ございましたけれども、やはり本当にもう私はそういう要望については常に真摯に対応してきたつもりでございます。そして、議員は多分このことを検証をしていないというふうに思っておりますが、23項目のうちどれだけ私が足を運びながら一生懸命努力をしてここまできたかというようなことを検証していないというふうに思っております。そして、共産党がこれだけ要求したことについて、市長はやはりこれだけ対応していただきましたというようなことをちゃんと市民にアンケート調査と同時に知らせていただければ、それはまた違った角度からのことが見えるというふうに思っております。ですから、やはり私は今申し上げましたように、何事にも市民の皆様のことを考えながら対応しております。

 そして、先ほど国・県の言いなりというようなことでございますが、まず三重高校の跡地につきましても、今まで議会にも申し上げましたが、最初、県の教育長から4億7,000万円というような金額の提示がございました。これについては、私はやはりもうこれでは決して受けることができない。そして県の言う今までの体制からするならば、もう言ったことが終わりというふうに判断をいたしましたが、これを何とか知事までお願いをするという背景には、もう神志那議員も旧三重町時代からの議員でございますので、承知のことと思いますし、またこれまでも申し上げてきましたが、何とかやはり藤華看護学校にこの地でもう少し学科をふやしてほしいという議員からの要望に基づいて、私は当時、後藤学園にお願いをした経緯があります。そのようなことで、今回もお願いをして、後藤学園のほうが、いわゆるあのことの宿題が残っていますが、このことをお願いをされたことについて、できれば立ち上げをさせたいという意向で申し入れがございました。そこで、今申し上げましたように、やはり私どもとしても、この金額では絶対に無理だというようなことで知事まで申し上げて、なおかつ合併特例債も全国で初めてでございますが、県の総務部長が総務省にお願いをし、そのことが成就いたしまして、一般財源で約1億2,000万円というようなことで、議員の皆さんに最終的にご理解をいただきまして決定をされたわけでございますが、この経済効果につきましても、年間2億7,000万円というようなことで、これについてはやはり検証をしていかなければならないというふうに考えております。

 また、景気対策についても、今回の予算で、やはり私は市民の皆さんの暮らしといいますか、このことが一番重要であるというような思いから、当初の私の査定の中には原課からの要望は上がっておりませんけれども、建設業に働くその方たちの生活を見るときに、やはり何とか浮揚させたいという思いで、道路の維持補修費等についても5,000万円、もう私自身が指示をして、これは実施箇所も多いわけなんで、何とかこれについては予算に計上してほしいというようなことで、予算の原課要望からするなら、もちろんいわゆるその100%以上の予算のお願いをしているわけでございますが、私はやはり常に市民の皆さんのことを考えながら今までもきたつもりでございますし、これからもそういう姿勢で臨みたいというふうに思っております。

 また、市の庁舎の建設についても、ごり押しというような言葉を言われますが、いま一度、やはり当時の4年前の合併協議のことを振り返って考えていただきたいというふうに思っております。その合併協議の中で、平成15年3月26日に提出をいたしまして、12月25日に合併協議会で確認をされたわけでございますが、その中に今申し上げた新市の事務所の位置が……。6項目あるわけでございますが、まず1番に三重町に置く、それから小委員会の報告を待って最終的に決定をするというようなことでございます。それから、平成17年1月24日に小委員会が開催をされておりますが、そのまとめとして、新市誕生後、行政関係者、住民代表、識見者等で構成する豊後大野市本庁舎建設検討委員会(仮称)を速やかに設置をし……

     〔「議長、発言をとめてください。そんな長々した答弁は要りません」と呼ぶ者あり〕



◎市長(芦刈幸雄君) そういうことを説明をしないと、このことが一度も今まで……。何といいますか、私たちは承知をしておりますが、というようなことで、新庁舎の建設のことが出ましたんで、説明をしているところでございますが、それなら最後に、やはりずっと決めたことを合併協議会だよりで平成17年3月に市民の皆さんにも全部お知らせをしているというようなことを……。

 これは、合併協議でちゃんと決められたことを私はやはり守らなければならない。しかし、その背景には財政のことを一番考えなければならないということで、財政のことを常に総務部長それから財政課長に確認をしながら、それとこの庁舎のことだけではなくて、今、計画俎上に上がっている全体のことのすべてにわたって実施をした場合の財政計画が、例えば悪くなるようなことがないようにというようなことを常に考えているところでございます。以上、答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) 28番、神志那議員、再々質問がありますか。

 神志那議員。



◆28番(神志那宗作君) では、端的に質問しますので、端的に答えていただきたいと思います。

 先ほど申し上げました……。答弁していただけないんですよね。議員や特別職や市職員の給与、報酬カット、これをしてくださいということを言いましたけれども、これの答弁がない。

 それから、特別職の退職金のカットを私は言いました。特に市長の退職金、1,500万円です。私どものアンケートによると、「あなたの暮らし向きは以前と比べてどうですか」、「よくなった」、「ややよくなった」、合わせてたった1%です。「悪くなった」、「大変悪くなった」、市民の65%はこう答えておるんです。「市政や国政に望むことはどんなことですか」、「税金の無駄遣いをやめること」、546で72%、2番目の「燃料、物価対策」、49%をはるかに二十何%上回って、断トツで税金の無駄遣いをやめることとなっているんです。私は退職金が無駄遣いとは思いませんけれども、市民は苦しい中で、やはり市の財政を少しでも節約できるところは節約してほしいというふうに願っているわけです。ですから、こういうことにこたえて、私は今の質問をしたんですけれども、先ほど市長、答弁なかったんで、それについてのご答弁をお願いします。

 市長に答弁を求めます。



○副議長(生野照雄君) 芦刈市長。



◎市長(芦刈幸雄君) 議員報酬及び特別職、職員の給与並びに特別職の退職金の一部削減についてというようなことでお答えをいたします。

 報酬及び給与の削減につきましては、豊後大野市長等の給与の特例に関する条例、豊後大野市議会議員の議員報酬の特例に関する条例並びに豊後大野市一般職員の給与の特例に関する条例に基づきまして、私は10%、副市長、収入役、教育長7%、そして議員の皆様及び職員には5%を来年3月まで削減をさせていただくこととなっております。また、特別職の退職金につきましては、削減後の給料で計算されることから、給与と同様に退職金も削減をされるということになります。そこで、これらの削減の継続につきましては、本市の財政状況等を踏まえながら検討してまいりたいというふうに考えております。



○副議長(生野照雄君) これで3回終わりましたので、次にいかせていただきます。

 2の職員不祥事への対応について、神志那議員。



◆28番(神志那宗作君) この質問に入る前に、退職金については10%がそのままなっているからという。その10%削減したのが1,510万円です。常勤の副市長710万円を大幅に超えているんです。2割、3割ぐらいのカットをするというぐらいの答弁が私は欲しかったんですけれども、できれば検討していただきたいと思います。ましてや次の市長選挙に立候補するならです。

 それでは、次にいきます。

 職員不祥事について。

 ちょっと数が多いので、よく聞いておいてください。

 我々が提出した資料、数枚ありますけれども、その中には佐伯容疑者が裏オーナーで経営していると言われる複数のスナックやバーの名前や住所、電話番号等まで書いて提出してあります。これらのものが存在するのかどうか、現地に行って確認したことがございますか、端的に答えていただきたい。

 また、我々が提出した資料の中に、数名の人物の氏名、住所、生年月日が示されております。このうち佐伯俊宜容疑者のほかに上野泰秀、後藤弘臣という人物も逮捕、起訴され、既に裁判が結審をしております。これら2人の裁判結果から見ても、佐伯容疑者が裏オーナーになって売春の場所を提供していたという容疑は、限りなく黒に近いと私は思いますが、市長はどう受けとめておられますか、お尋ねをいたします。

 売春を提供したとされるクラブ・ニキータの現地調査、現地確認はしましたか、あるいは近隣の人々の声を聞いてみましたか、お尋ねいたします。

 佐伯容疑者は、11月8日まで180日間病休で給与が100%支給されておると、11月9日から病気休職で給料が80%支払われておるというように聞きます。12月1日にはボーナスも出たんではないかと思いますが、これらの事実についてお尋ねをいたします。

 さらにまた、佐伯容疑者は病気休職をしておるが、現在は入院しておるんですか、入院していないんですか。うわさでは入院はしていないというふうに聞きます。私どもが先日、都町の彼のアパートやあるいはこのニキータ、その周辺を聞いてみました。これが事実かどうかわかりませんが、佐伯はこのかいわいを飲み歩いているというふうなうわさがありました。あるいは、同じような店を経営している人は、あの事件以来、ばったり客足が途絶えて、大変な被害をこうむっておる、早くこういう事件を解決してほしいと、こういう声もありました。こういうことに対して、きちんとした早期の解決が必要と思いますが、どうでしょうか。

 それから、さらにいきます。

 羽田野総務部長は、先ほどの報告の中で、1月16日に別府市の人物が行ったと言いましたが、あれは間違いでございます。あれは別府市とは書いていないはずで、大分市と書いてあるはずです。私どもが提出したね。その人物と私と県議会議員が一緒に行ったわけです。

 これまでの全員協議会や佐藤生稔議員、赤嶺謙二議員の質問に対して、私どもの申し入れを市長にも副市長にも報告していなかったというように答弁したが、それが事実だったら、これは豊後大野市職員服務規程第4条に違反する。このこと自体だけでも地方公務員法第29条の懲戒の対象になるのではありませんか、お尋ねいたします。

 それから、いま1点、よく聞いておいていただきたいんですが、羽田野総務部長は佐伯容疑者の逮捕後、8月4日の議会全員協議会の前日、私に面談を求めてきました。そして、概要を報告してくれました。その折、私どもへの1月16日の申し入れについては、全員協議会の場で触れないでほしいと口どめを私に依頼しました。私は即答を避け、翌日、全員協議会の始まる前に申し入れを断る旨の返答をいたしました。全員協議会の場で、私が市長は報告を受けていたか否かと尋ねると、芦刈市長は、私どもは聞いていませんと答弁しました。そこで、私が総務部長は報告したかと尋ねると、羽田野総務部長がどう答弁しようかともじもじし、異様を察した若松議長が休憩を宣告しました。そして、その間に多分、総務部長と市長が口裏を合わせたのではないかと思います。しばらくしてから、羽田野総務部長が私のところに来て、すみません、きのう報告したと言ったのは勘違いでしたと言って、開会後、総務部どまりで報告はしていませんという発言をしました。

 今、私が言ったことに間違いや反論があったら、羽田野総務部長にご答弁、釈明を願います。

 その上で、芦刈市長には、羽田野総務部長のこの行為は職員服務規程に照らしてふさわしい行為であるか、ふさわしくない行為であるか、感想、意見を述べていただきたい。

 以上。



○副議長(生野照雄君) 羽田野総務部長、答弁。



◎総務部長(羽田野長則君) お答えをいたします。

 資料の件、それから現地確認、近隣の人の声を聞いたかどうかといったこと等につきましては、我々としましても、逮捕後、現地を確認してきたところであります。ただ、その近隣の人の声という、そこまではとれておりません。ただ、住居を借りておりました。そこの貸し主の大家さんのほうには、一応どういった状況で住んでおったかということは確認をしてきております。

 それから、上野、後藤等の判決、結審しているということで、非常に黒に近いというふうなことでありますが、私どもとしましては、本人が否認をしておりますし、警察のほうも全然捜査ができていないという状況であります。そういった中で、どういう処分ということも現段階ではできない状況でありますので、そこはお伝えをしておきたいと思います。

 それから、病気休暇の関係でありますが、本年の5月13日から11月8日まで180日間、病休で100分の100の給料を出しております。ただし、手当等について、通勤手当それから住居手当等は支給はしておりません。

 その後、180日を経過ということで、11月9日から現在、病気休職に入っております。医師の診断が12月31日までとなっておりますので、この間が休職の扱いとなっております。給料は、先ほど申されましたように100分の80が支給をされております。期末手当につきましても100分の80が支給されますが、勤勉手当については支給されません。ここら辺につきましては、職員の給与に関する条例等に基づいた支給でありまして、現時点ではこれをとめるというわけにはいきません。

 それから、飲み歩いているとかいうふうなお話がありましたが、これは先般、12月6日にご本人さん、そしてその時点でお父さんもご同席をされまして、一緒に確認をとったわけであります。確かに飲み歩いているとか、そんなことはないようでありますが、病気の治療上、やはり家の中にずっと閉じこもっておくよりも、ある程度外出をして、そういった外の環境等に触れることによって治療のほうが進むというふうな医者の指示等もあっておるようでありまして、外出のほうは幾らかはしておるようであります。

 それから、いずれにしましても、我々はもうこの件については一日でも早く片づけていきたいという思いは持っておりますが、現在は警察のほうの手にもう渡っているということで、私どもとしての捜査というか、調査関係は、もうこれ以上のところはやはり限界があると踏んでおります。

 それから、これまでの私の行動等でありますけれども、以前にも申しましたように、この件に関することにつきましては、市長、副市長のほうには報告いたしておりません。こういった件数が、過去、私が総務部長に就任しましてから、いろいろなものを含めまして、文書によるものが57件ほど、それからメール等によるものが113件ほど入っております。合計しますと170件と。17カ月で170件程度のそういったいろいろな情報が入ってきますが、こういった情報の中で、職員に関するものにつきましては職員へ聞き取りをしまして、事実確認がとれたものについてのみ上のほうへ報告をするというふうな、これまでの事務の手続を踏んできておりました関係上、今回の事件につきましてもそういった事実関係がとれなかったということで、報告は上げておりません。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 芦刈市長、答弁。



◎市長(芦刈幸雄君) 総務部長については服務規程違反ではないか、感想をということでございますが、この案件につきましては、総務部長も解決に向けまして、やはり本当に真剣にこれまで対応してきたところでございまして、このことをどうするかということについての発言は差し控えたいというふうに思っておりますし、いま一度中身を検証すべきであるというふうに思っております。

 それから、私もこの早期解決に向けまして、先般、ちょうど警察署の署長が不在でございましたが、副署長がおりましたので、早期解決をぜひというようなことも、三重警察署に出向きましてお願いをいたしたことを答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) 28番、神志那議員、再々質問がありますか。

 28番、神志那議員。



◆28番(神志那宗作君) 3点だけ市長に進言をいたします。

 このままの状態をずるずると続けていたのでは、また三、四カ月たって、真相解明が進まないまま、市民の不信が高まるばかりです。そのうちに市長も任期切れ、羽田野総務部長も退職してしまう、そういう心配すらあります。真相解明のために特別調査チームをつくり、警察や検察、マスコミの力もかりて、事件の早期解決に力を尽くしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 2つ目、羽田野総務部長は、大分からわざわざ元店長をしていたという人物を伴って、現職の県議と市議である私が一緒に数枚の資料まで提出したのに、こういう事態を異例の事項とも思わず、上司にも報告せず、自分で握りつぶしたということになります。さらに、先ほどの私の羽田野総務部長に関する質問に答弁がなかったということは、認めたということになると思いますが、マスコミの前でも事件の兆候は全くわからなかったというようにしらを切っておりますし、あるいは市議会議員の私に自分たちの監督不行き届きと失態を隠すために口どめをしようとすると。きのうは私に報告したと言ながら、その明けの日には勘違いでしたと前言を翻す。こういう人物のもとでは、真相の解明は進まないばかりか、妨げにこそなるのではないでしょうか。ましてや総務部全職員のトップとして、職員の綱紀粛正はできないと思います。直ちに任用がえを求めたいと思いますが、市長の見解はいかがですか。

 3つ目、豊後大野市報に市長より、経過報告、謝罪の言葉、処置について報告していただきたいという申し入れ文書が、多分、氏名、住所を明記した一市民から来ていると思います。私のところに来ました。このことに対してきちんとこたえるべきではありませんか。

 3つの点を質問して、終わります。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 衛藤副市長。



◎副市長(衛藤孝典君) 神志那議員のご質問にお答えしたいと思います。

 職員の人事管理をしていくという立場でお答えさせていただきたいと思いますが、この問題につきまして、本当に議員の皆さんや市民の皆さんに信用失墜をさせてきたことについて、深くおわびを申し上げたいと思っております。

 私も何とか本人に面談をして、本人の口から事件の状況や最近の状況について聞きたいということで、この間ずっと……

     〔「私は市長に3つ質問をしたんです。副市長には質問しておりませんので、答弁、交代してもらってください」と呼ぶ者あり〕

     〔午後零時13分 22番 首藤正光君退場〕



○副議長(生野照雄君) 芦刈市長。



◎市長(芦刈幸雄君) 早期解決をということで、チームを設置してというようなことでございますが、私は私自身もやはり市民から不祥事に対するいろいろな声を聞きますというようなことで、先般、警察署の署長を訪ねましたが、今申し上げましたように、副署長しかおりませんでしたので、そのことを真剣にもうお願いをした。あとはもう警察の捜査にゆだねるというしかないというふうに思っておりますんで、その対応を注視してまいりたいというふうにしておりますし、またその過程において、必要であればそのことを検討してまいりたいというふうに思っております。それから総務部長の任用がえをというようなことでございますが、これについては、今申し上げたようにこの解決に向けまして人事担当の部長として真剣に対応しているところでございまして、このことについては考えておりません。

 以上でございます。



○副議長(生野照雄君) 経過の報告を市報等に載せるかということについては。芦刈市長。



◎市長(芦刈幸雄君) 経過の報告を市報に載せるかというようなことでございますが、これについてはまた重要なことでございますので、内部で検討させていただきたいというふうに思っております。



○副議長(生野照雄君) 以上で、28番、神志那議員の一般質問を終わります。

 ここで13時30分まで休憩をいたします。

          休憩 午後零時16分

          再開 午後1時30分



○副議長(生野照雄君) 再開いたします。

 午前中に引き続き、会議を開きます。

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△衞藤正宏君



○副議長(生野照雄君) ただいまから19番、衞藤正宏議員の一般質問を許可いたします。

 19番、衞藤正宏議員。

     〔19番 衞藤正宏君登壇〕



◆19番(衞藤正宏君) 副議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして、2問4項目の質問をいたします。

 まず、1番の豊後大野市の農業振興について、3項目にわたって質問をいたします。

 今、本市の農業従事者は、多くの方々が農業をやめることを決めております。現在、使用している農機具が壊れたとき、あるいはおじいちゃんが農業ができなくなったら農業をやめますと、きっぱりとあるお年寄りのおばあちゃんが言っておりました。海外からの安い輸入農産物の増加は国内農業を圧迫し、しかも食の安全さえも脅かし、農業を担う人の高齢化や若い後継者の不在を招き、耕作放棄地が増加しているのが現状であります。現在、日本では農業に就業しようとしている若者は1,000人にも満たないわけであります。医者や弁護士になろうとする人よりも農業を選ぶ人が少ない現状であります。農業従事者の高齢化、若者の農業離れの中、本市の農業もまた崩壊に近い危機を迎えております。この現状を踏まえて、お尋ねをいたします。

 若い担い手の確保の方策あるいは優良農地の保全、今後の農産業の振興をどのように図っていくのか、また本市ならではの新しい奇抜的な発想で担い手をつくり上げたいものです。この点についてお聞きをいたします。

 2番目の農業振興センターについてお聞きをします。

 農業振興センターは、本市の職員、JAの職員、そして豊肥振興局の職員との連携によって、中山間地を主体とする豊後大野市の農業振興発展を目的として2年前に発足したものであります。

 国が進める担い手政策では農業、農村の活性化は不十分であり、高齢者や婦女子を含めた中小規模の農家の支援、活用は、市の農業、農村の維持発展に不可欠であるとの趣旨であります。これまで農業振興センターとして、この2年間、地域の農業振興にどのようにかかわってきたのか。

 また、地球温暖化現象による異常気象により、農業収入は低下の一途をたどっております。特に葉たばこにおいては、この3年間連続の減収であります。本市の将来を見通した豊後大野市に適した農産物、この開発が必要不可欠と思います。そして、この特産物、今、ネギが奨励品としてセンターを中心に皆さんのお世話でやられております。この今の農業振興センターは、国・県を通して非常に作業が多いわけでありますが、農業をやっている人は年老いた人々が一生懸命やっているわけであります。この開発に何らかの施策を講じる必要があると思われます。この点についてお伺いをいたします。

 3番目の予算についてであります。

 本市の基幹産業である農業を立て直し、新しい農業の姿を創造するためには、従事者の方々に夢と希望と活力を与えていただくことが大事なんです。

 お伺いします。芦刈市長、平成21年度の予算編成に当たって、どのような観点から取り組んでいかれるのか。また、豊後大野市民、農業従事者の市民への思いを込めて、お答えをいただきたいと思います。

 2番目の公立病院の統合についてお尋ねをいたします。

 先日来、先輩、同僚議員が質問いたしました。まず初めに、県立三重病院の診療所移行については、議会の特別委員会で県立三重病院の存続を全員で決議をいたしました。多くの方法、手段を論議してまいりましたが、このような結果になって残念でなりません。この三重病院を利用なされた地域の方の心情を思うときに、私は豊後大野市議会特別委員会の副委員長として、議会の権威のなさ、あるいは県の一方的な考え方に納得はいきません。

 質問に入ります。

 先日、同僚議員がおっしゃっておりました。この公立病院の統合問題、おがた病院を核としてやられるわけでありますが、総額13億7,300万円の予算で51床の病床をつくる、そしてあらゆる整備をする、この基本構想に当たっては、医師の確保が前提であります。

 話は少し変わりますが、私は以前から千歳の庁舎の質問をしてまいりました。千歳の庁舎はすべてすると10億円ちょっとかかっているそうでありますが、毎年あのまま放置をして、2,000万円の借金を数十年間払っていくわけであります。基本構想で13億円に及ぶ資金を投入するわけでありますから、この医師確保に当たりましては絵にかいたもちにならないように、市執行部あるいは県との協定、そして議会と一丸となってやるべきだろうと思っております。

 先日来の質問にありました件は除きまして、医師確保対策について、医師にとって魅力ある病院環境の整備、このことはどういうことを意味しているのかなと。研修医の方々に来ていただく、そして27人の医師を確保するために、今回の計画の中にドクターハウス、このことは全然触れておりません。地域の人々が安心して通える道路網、このことについても触れておりません。地域の住民が安心してかかれる病院でなければなりません。看護師の体制、この際、すべてのことを協議して、そして県の援助を求めながら、豊後大野市だけでなく、竹田、直入を含む広域の中核病院として体制づくりをしていくことが、豊後大野市地域の皆さんにこたえることではないかなというふうに思っております。

 各路線につきましては、また自席で質問いたしますが、私どもは先々週、厚生文教常任委員会におきまして長崎県離島医療圏組合の研修に行かせていただきました。この長崎県は医療問題に非常に関心が深いわけです。長崎医療医師センターを中心として、研修医の方がいっぱい来ますと。そして、一番感心しましたことは、県自体がこの離島組合に離島手当、諸手当を含んで、1人当たり約400万円の予算を組んでいると。1人の医師ですね。そういう話で、離島の病院に勤務される方は、平均約1,600万円の給料をいただいているということであります。このことも1つ念頭に置きまして……。やはり県が合併協議の際、約束違反までして引き上げた三重病院であります。おがた病院にすばらしい病院をつくっていただくために、このことも1つ頭に入れて執行部の方は検討していただく。そのことを含めて、この体制についてお聞きをいたします。

     〔午後1時32分 15番 赤嶺謙二君入場〕



○副議長(生野照雄君) それでは、1の豊後大野市の農業振興策についての?については、市長から答弁があります。

 芦刈市長。

     〔市長 芦刈幸雄君登壇〕



◎市長(芦刈幸雄君) 19番、衞藤正宏議員の豊後大野市の農業振興策についてのご質問にお答えをいたします。

 まず、豊後大野市は少子・高齢化により農業従事者も高齢化の一途をたどっています。担い手の確保、優良農地の保全、多様な地域産業の振興を今後どのように図っていくのかについてでございます。

 全国的に見ましても、また豊後大野市の農業においても、農業従事者の減少、高齢化などが加速する一方で、農業経営の規模拡大や新規就農の受け入れにつきましては大変厳しい状況にありまして、農業構造全体の脆弱化の進行が懸念をされております。

 そこで、本市といたしましては、担い手の確保、優良農地の保全、多様な地域産業の振興を図るために、豊後大野市担い手育成総合支援協議会を中心に、次の3点を重点的に推進をしていきたいと考えております。

 まず第1に、既存の認定農業者に対しまして、経営研修会や簿記講習会の開催を初め、定期的なフォローアップをしながら、担い手の確保・育成に努めていくということでございます。既存の認定農業者を育成することで、これまではぐくんできました水稲を初め葉たばこや畜産などの伝統的な豊後大野市農業を維持していきたいと考えております。

 第2に、水田地帯を中心に集落営農を推進して、優良農地を保全し、農地の遊休化を未然に防いでいくということでございます。これまで市内で多数の集落営農組織が設立をされましたが、今後におきましても、機械や新規作物の導入、特産品の加工などに対しまして支援をしていきますとともに、認定農業者と同様に定期的なフォローアップをしながら、育成に努めてまいりたいと考えております。

 第3に、市外からの優良な企業的農業経営体の誘致や異業種からの農業参入の受け入れを進めていくということでございます。昨年、プロジェクトチームを設置いたしました結果、ことしの9月に東京都の人材派遣会社が市内大野町で将来的に20ヘクタール規模が見込まれますシロネギ農場を開設するなど、徐々にその効果はあらわれておりまして、今後も農地の状況や地域の特性を考慮し、県やJAなどの関係機関とも連携を図りながら、事業を積極的に進めてまいりたいと考えております。

 さらに、これらに加えまして、U・I・Jターンなどの就農希望者に対しても、農地や空き家情報の提供など、市内で安心して農業を営んでもらうための体制を整備しているところでございます。

 今後、県やJAなどの関係機関とも連携を図りながら、以上の施策を中心に積極的に進めることで、担い手の確保、優良農地の保全、多様な地域産業の振興を図ってまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきますが、?の農業振興センターが開設して2年を経過しようとしていますが、本市の農業振興や将来を見通した地域の特産物の開発にどのようにかかわってきたのか、市民からの要請はなかったのか、また今後の計画をお聞きしますと?の平成21年度予算編成は農業予算をどのような観点から取り組んでいくのか、具体的に説明をお聞きしますと2の公立病院の統合についてにつきましては、担当部長から答弁をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。



○副議長(生野照雄君) 同じく1の豊後大野市農業振興策についての?及び?については、産業経済部長から答弁があります。

 後藤産業経済部長。

     〔産業経済部長 後藤政美君登壇〕



◎産業経済部長(後藤政美君) 続きまして、農業振興センターが開設して2年を経過しようとしていますが、本市の農業振興や将来を見通した地域の特産物の開発にどのようにかかわってきたのか、市民からの要請はなかったのか、また今後の計画をお聞きしますについてお答えいたします。

 豊後大野市内の農産物として、野菜ではピーマンを中心に、ゴーヤ、ネギ、ナス、イチゴ、里芋、花卉ではキク、スイートピー等、果樹ではカボス、クリ、特用産物では葉たばこ、お茶が栽培され、市では産地の拡充定着に向け取り組んでまいりました。

 具体的には、青果物の取り組みとして、平成19年度に実施したJAぶんご大野の大野集出荷場のピーマン袋詰め機と計量器の導入支援は、年50アールから1ヘクタールのピーマンの生産面積拡大につながっております。また、清川クリーンピーチの安定した品質向上対策として、糖度計の設置助成により生産品の一定した品質保持が図られ、より購買者から信頼度の高い産品の供給ができるようになりました。

 農産物の加工については、豊後大野市内産農産物に付加価値をつけ、市の特産品として開発し、産業を振興する上で大変重要でございます。例えば昨年度から試作栽培を行っています新品種の高糖度カンショ、べにはるかについては、青果物の産地化とあわせて、芋の特性である甘さと繊維質が少ない特徴を生かし、豊後大野市内を中心にお菓子製造業者や農産物加工所等にお願いをいたしまして、まんじゅう、プリン、スイートポテト、ケーキ等の試作を行っていただきました。その結果、業者によってこの甘さを生かした加工品をつくりたいとの意見もあり、今後も青果の産地化とあわせて推進を図っていく予定でございます。

 また、市内大野町の黄金千貫生産者協議会では、平成18年度から大分県内の酒造業者と提携して芋しょうちゅうの仕込みを行い、ことしの2月に豊後大野産の芋を使用した郷の一魂が販売されるようになりました。量的にはまだまだでございますが、味はまろやかで、消費者からの評判は大変よく、生産者も販売拡大に期待をいたしておるところでございます。

 最近注目を集めた特産品としては、大分県が実施をした平成20年度おおいた・ワンコインふるさと商品コンクールにおいて、NPOむらおこし水車、あねさん工房の出品したカボスコンフィチュール、手づくりカボスジャムでございますが、これがございます。この産品は、きれいな緑色の色合いや風味のよさなどで高い評価を受け、見事最優秀賞に輝きました。また、手づくりの店ホープのサツマイモでつくったかりんとうも同コンクールで入賞し、どちらも新たな市内産加工品として期待いたしております。

 このほか、千歳町を中心にして生産をされているお茶についても、製茶以外にペットボトル飲料として販売されているほか、県の特産品としての大部分を大野町で生産をされています豊のしゃもについても、付加価値と通年販売を行うため冷凍加工設備の要望があり、市としては県と連携をして、飼料等の高騰対策の一環という側面も含め、一般会計補正予算第3号でご提案をさせていただいているところでございます。

 市といたしましては、今後とも民間による市内産農産物を利用した加工食品開発を助長し、市内の道の駅や里の駅などを拠点とした販売ネットワークを利用促進することで、消費者ニーズに対応した豊後大野市独自の地域を活用した農林畜産物の展開を広げていきたいと考えております。

 次に、平成21年度予算編成は農業予算をどのような観点から取り組んでいくのか、具体的に説明をお聞きしますについてでございます。

 今、日本の農業を取り巻く状況は、世界的な食料不安、安全・安心な食への関心の高まりの中、自給率向上に向けた取り組みが急がれておりますが、一方では、食料基地としての農業地帯は、議員ご指摘のとおり過疎化、高齢化、後継者不足により担い手が不足しており、農業集落の消滅も危惧される状況でございます。

 このような状況の中で、市では担い手の確保を最重要課題の一つとしてとらえており、現状の担い手を育成支援することとともに、水田を農業経営の中心としている集落につきましては、集落営農の組織化及び法人化を推進しております。また、畑地帯につきましては、J・I・Uターンや異業種等の企業からの農業参入を視野に入れ、県やJA等関係機関と連携して推進しているところでございます。また、典型的な中山間地域であります本市の農業集落の存続や農業施設等の管理により、農業の維持継続を図るため、中山間地域等直接交付金事業や農地・水・環境向上対策事業の推進にも努めております。

 日本の農業、特に本市の農業につきましては、大多数が中山間地域の中小零細農家や兼業農家であり、これらの農家や農地を守りつつ、産業としての農業経営が成り立つ認定農業者や農業法人を一つでも多く確保・育成していくことが、これからの本市の農業振興としては重要であろうと考えております。そのためには、これまでの中心でありました稲作中心の農業経営から、園芸作物や畜産等の導入など、経営の拡充が必要であると考えています。

 平成21年度予算編成につきましては、以上申し上げたことを踏まえ、本市の基幹産業である農林業の振興を図るべく、安全・安心な食の提供のための食料提供基地としての施策やこれまで培ってきた地域特性を生かした生産振興を基本とし、元気で魅力ある市農業の実現を図るため、県やJAなど関係機関と連携し、その振興に必要な助成措置と指導等に最大限の努力をしてまいりたいと考えております。

 以上、ご答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) 次に、2項目め、公立病院の統合については、保健福祉部長から答弁があります。

 赤峯保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 赤峯和憲君登壇〕



◎保健福祉部長(赤峯和憲君) それでは、19番、衞藤正宏議員のご質問の2点目、公立病院の統合についてお答えを申し上げます。

 統合後の病院等の基本構想案については、既にお手元に配付させていただいて、説明を申し上げております。さらには、今議会での一般質問で23番、深田征三議員、15番、赤嶺謙二議員からも質問をいただいています。重複する点については省略をさせていただきます。

 まず、医師確保の問題でありますが、医師住宅につきましては、現在の公立おがた総合病院の医師住宅が老朽化しております。その建てかえが課題となっているところでございますが、今回の公立病院の統合により医師の増員が見込まれることから、新たな住宅の整備を検討しているところでございます。

 その整備の方法につきまして、従来の市が建設して管理する手法をとりますと、どうしても後年度に維持管理費が発生し、また病院事業の資産として経営にも影響を与えてくることから、民間活力を利用した医師住宅の確保に向け、現在、調査研究を進めているところでございます。

 また、医師住宅の整備の時期につきましては、公立病院の統合について、核となる公立おがた総合病院の施設整備工事の完了後、直ちにおがた病院と三重病院を統合することとなっており、具体的な日程では、平成22年度の中ごろを想定しているところでございますので、この施設整備が完了するまでに、医師住宅につきましても設置を完了してまいりたいと考えておるところでございます。

 続きまして、医師の給与等の待遇面の改善につきましては、市立病院に勤務する職員につきましては、地方公務員として条例や規則に基づきまして給与や勤務労働条件が決定されることとなっております。医師に限って給料表の特別な運用をすることはできないこととなっておりますので、現行の制度に基づいて運用していくことといたしております。

 なお、本年の人事院勧告におきまして医師の給与改善が勧告されましたので、来年4月からの適用に向けて、現在、調整を進めているところでございます。

 また、医師の諸手当につきましては、平成19年9月に病床手当、文書料手当を新設して改善を図ってきたところであり、できる限りの処遇は改善しているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

 続きまして、医師や患者のための交通アクセスの改善につきましては、公立病院の統合により、市の中核となる病院を整備していくことといたしております。このため、医師を初めとする医療スタッフの利便性の向上と患者の交通アクセスの確保、また高次医療機関の所在する大分市への救急搬送のための交通対策を実施する必要があることから、中九州横断道路を初めとする市内道路網の整備を促進していかなければなりません。

 とりわけ県道緒方朝地線と三重新殿線バイパスにつきましては、通勤・通学等の日常生活や産業の振興に果たす役割が大きい本市の主要幹線道路であることから、従来より県に改良の促進を要請してまいりましたが、今回の公立病院の統合におきましては、救急搬送など生命にかかわる重要な路線となっていくことでありますから、9月25日の市長と知事との協議におきまして市長から本路線整備の必要性を訴え、知事の理解を得たところでございまして、既に11月17日に市長が県土木建築部長に改良促進の要望書を提出したところであり、また今後、県と提携する予定となっております基本協定の中にも、市内道路網の整備促進をうたっていくことといたしているところであります。

 次に、看護師の確保対策につきまして、統合後の病院では、看護体制を患者10人に対して1人の看護師を配置する、いわゆる10対1の看護体制にすることとしておりますが、現在のおがた病院が13対1の看護体制であることから、今期定例会におきまして、患者サービスの充実と経営の効率化の観点から、10対1の看護体制をとるよう豊後大野市職員定数条例の一部改正をご提案申し上げているところでございます。議決をいただければ、直ちに採用試験を実施し、看護師の配置をしていきたいと考えているところであります。

 また、統合後の病院の看護師につきましては、基本的には市で新規に採用していきたいと考えております。現在、藤華医療技術専門学校などを訪問いたしまして、看護師の確保が図れるよう依頼をしているところでございますが、開設当初に充足する見込みがない場合につきましては、県に職員派遣を要請してまいりたいと考えているところであります。

 以上、答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) 1の豊後大野市の農業振興策について、19番、衞藤正宏議員、再質問がありますか。

 19番、衛藤議員。



◆19番(衞藤正宏君) もう私も過去に3度ほどこの農業問題を質問いたしました。しかるべき担い手不足の対策には、非常にどこの県……。国が苦慮しているわけでありますから、奇抜な発想も何にもないわけでありますが、通り一遍のお答えをいただきましたが、野菜部会のほうでは、ことし油高騰対策ということで二重カーテンをしていただきました。この二重カーテンも本当にありがたかったんでありますが、11月の何日でしたか、非常にもう霜もおり出したときに物が配給されたと。せっかく市の予算は9月議会に通っていたものが、11月の中ごろ、もう雪が降るころに物が届いたということで、皆さん方は非常にありがたいのか腹が立つのかといいますと、ありがたかったけれども腹が立つということが本音ではないかなというふうに思います。このことは答えは要りませんが、ひとつせっかく組んだ予算であります。敏速に生産者のもとへ届けていただきたい、これは希望しておきます。

 それから、ネギを中心としたいろいろな開発が行われておりますが……。

 3問ほど質問をしたいと思います。

 郷の一魂も、まだ酒造工場もできない、黄金千貫の生産量も調整がつかないということで、非常に部長答弁のとおり人気があります。しかし、少し高いんではないかなという懸念もありますんで、安くておいしいものを皆さんに供給することがやはり大事かなと。安いだけがよいんではない。この間の議会研修でありましたが、1万円のケーキが売れるという時代でありますから、少なくとも人気のあるものにしてほしいなと。そのことについてお答えをいただきたい。

 それから、市長に、豊後大野市の農業の生産者あるいは従事者の方に、21年度予算は思いを込めて奇抜な予算を組んでいただきたかったんですが、ご答弁がありませんで、非常に残念でなりません。そこで、平成18年度から19年度、農業予算が約5億1,900万円の減額になっているわけです。これは市長に嫌みを申すわけではありませんが、5億1,000万円減額をして、39億円の庁舎を建てるのかなと。これは私の嫌みでありますが、ぜひやはり部会に対しても1万円でも2万円でもいいんです。やはり市長に予算を組んでいただいて、各野菜部会に肥料の1袋でもいいんです、上げることは、市が応援してくれているという夢とか希望とか活力を与えることなんです。私、ぜひこのことを市長に知っていただきたいなということでこの質問に書きました。このことについてもお答えをいただきたいと思います。

 農業問題は非常に難しい。そして、先ほど申しましたように、いろいろな事務があることも私も承知しております。しかし、農業をする人は本当に真剣にしているわけです。お年寄りが。だから、私ども議員も執行部の皆さんも、やはり本当に頑張っている人のために一生懸命応援しようではありませんか。そのことについて、できたら市長にお答えをいただきたいと思います。

 以上であります。



○副議長(生野照雄君) 芦刈市長、答弁。



◎市長(芦刈幸雄君) 本市の基幹産業は農業でございまして、特に私が最近の部長会議等で申し上げていることは、やはり農業にいたしましても、あるいは建設業にいたしましても、そういう働く方が疲弊をしておりますし、やはりいわゆる議決をいただいた予算につきましてはきちんと消化をして、そしてその疲弊をした産業に対して、何とかやはり浮上策を設けていただいて、立て直すといいますか、そういうことをしていただきたいということも最近の部長会議では特にもう申し上げております。

 したがいまして、今、申し上げましたように、この農業のことにつきましても、非常に重要な位置づけという思いをいたしておりまして、これからも市としての最大限の支援をしてまいりたいというふうに考えております。



○副議長(生野照雄君) 後藤産業経済部長。



◎産業経済部長(後藤政美君) お答えいたしたいと思います。

 最初に郷の一魂のことについても少しお話がございました。人気のある商品にしてほしいということ、私どももそのように考えております。ただ、いかんせん量がちょっと少ないものですから、私どももいろいろ宣伝に使いたいと思っておりますが、例えば市長などが上京したりとか、いろいろなところに出かけていくときには、ぜひ土産物として持っていってほしいとか,市内の道の駅など、大野町、大地だけではなくて、ほかの道の駅でも置いていただきたいとか、そのようにして宣伝をしていきたいと。ここにしかないものという形で宣伝をしていきたいと。ぜひ人気のあるものにしていきたい。

 そういう需要がふえれば、逆に黄金千貫の栽培面積もふやさなければいけない。お互いに鶏と卵のような関係ですけれども、そういう関係をぜひつくって、商品が広がれば生産も大きくなる、生産が大きくなれば商品もさらにシェアを広げるという形にぜひ持っていきたいというふうに思いますし、そのためにはまずもう少し量をふやさないことには宣伝が十分に行き渡らないというふうに思っております。最大限一つの特産としてやっていきたいというふうに考えております。

 21年度予算に関連をして、18年度から19年度、少し額が下がったというお話がございます。これは農業者の場合、特に農業構造改善事業がなかったということは大きな理由でもございます。仮にそういうことがなかった場合には、むしろ農業予算が拡大するように、拡大しなければならないような施策展開を図っていくように我々も努力していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(生野照雄君) 19番、衛藤議員、再々質問がありますか。

 19番、衛藤議員。



◆19番(衞藤正宏君) 冒頭に言っておきます。答えはいいです。

 皆さん農業をやっている方は、市が応援すると非常に活気も出てきます。黄金千貫だけではありません。すべての作物をつくっている……、シイタケにしてもそう、畜産にしてもそうです。畜産の品評会に行きますと、本当に牛を我が子のようになでている、きれいにしている。そういう姿を見たときに、やはり豊後大野市が支援しなくては、どこもするところがあるわけではないんです。国の施策は、今は非常に微々たるものであります。ひとつ頑張ってやっていただきたいと思います。

 以上、希望しておきます。



○副議長(生野照雄君) 次に、2の公立病院の統合について、19番、衛藤議員、再質問がありますか。

 衛藤議員。



◆19番(衞藤正宏君) 私の言った部分はすべてお答えをいただいたわけであります。何度も申すようになりますが、この医師確保は、27名の確保があってこそ、この13億7,000万円に及ぶ構想した、投入したことが生きていくわけであります。そして、なおかつ県のほうにいろいろな支援をしていただくことを、もっと協定をする前に望んでいかなければいけません。緒方大野線に至っては、今度、市長の努力によりまして、夏足工区のトンネルが落とされるようになりました。これについては、非常に市長、本当に努力していただいております。あの路線の危ない部分が両家工区においてもあります。なお引き続いて、ひとつご尽力をいただきたいと思います。

 お答えは要りませんが、ただこの医師の手当のことについて、私はこれは医師の確保の最条件になるんではないかなと。これは条例で決まっているからやれないんだと、そういうことではなくて、県ともっと協議して、27人は何が何でも確保するんだという気持ちがなければ、三重病院が診療所に変わったことは何になるんですか。ただ犠牲になっただけになるんではないですか。豊後大野市の公立おがた総合病院が竹田、直入あるいは野津……。今まで野津の方で三重病院を利用していただいた方も、おがた病院に来るんだという、来ていただくんだという気持ちがあったら、そんなことを言えるはずがないんです。後でこの質問だけを聞きますが、県のほうに堂々と申し込みしていただきたいと。

 道路アクセスについては、11月17日ですか、市長、すぐ行っていただいたと。このことを聞いて、また安心したわけですが、千歳についてもすべてのことも、この病院問題に関連してよくしていただくことが大事ではないかなと思っております。

 1つだけお聞きします。この県との協定書を交わすとの答弁がありましたが、この内容について、今までに公表していない部分がありましたら、ひとつ協定書の内容をお聞きしたい。

 それから、協定をする前に、議会の全員協議会でもう一度説明があるのか、そこのところを確認したいと思います。



○副議長(生野照雄君) 赤峯保健福祉部長。



◎保健福祉部長(赤峯和憲君) お答えします。

 県との協定であります。9月22日に全員協議会で協議事項について説明をさせていただきました。25日にその協議事項について知事との協議が調ったということで、それを文書化していくということでありまして、この協定の文書案ではございますが、これについては後日、説明をさせていただきたいというふうに考えております。



○副議長(生野照雄君) 衛藤議員、再々質問がありますか。

 19番、衛藤議員。



◆19番(衞藤正宏君) 県との協議をするということでありますが、ぜひ今、私が要望しました県道の改良、そして医師の手当、それからすべてもうこの際、このことだけではなくて、看護師も10対1にしていただけるということでありますから、非常に患者の方は喜ぶと思います。あらゆるものを協議していただいて、協定書の内容については全員協議会を開いていただいて、きめ細かな説明をしていただきたいと思います。

 ご答弁は要りません。これで終わります。



○副議長(生野照雄君) 赤峯保健福祉部長。



◎保健福祉部長(赤峯和憲君) 協定の中身であります。先ほど言いましたように、9月22日に説明、議論をいただいた中身の部分を文書化していくということでございます。

 当然、ドクターの手当関係という話がありましたが、将来的な運営面についての県の支援というのは、もうこれまで説明したとおりないわけであります。あくまでもこの統合によって起こった施設整備等が支援の対象となっているところでございます。

 いずれにいたしましても、協定案については後日、説明をさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) 以上で、19番、衛藤議員の質問を終わります。

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△宮成昭義君



○副議長(生野照雄君) 続きまして、21番、宮成昭義議員の一般質問を許可します。

 宮成議員。

     〔21番 宮成昭義君登壇〕



◆21番(宮成昭義君) 21番、宮成昭義です。今回、3項目、4点について質問をさせていただきます。

 質問項目1の周辺地域活性化対策についてであります。

 ?、?、一括して質問を申し上げます。

 合併後4年が経過する中で、この周辺地域活性化対策については、これまで多くの議員がこの壇上で質問してきたことはご承知のとおりであります。今定例会においても、2人の議員が質問をしました。地域活性化対策の必要性が問われていると考えます。

 このことを踏まえて、旧町村ごとに独自性のあるまちづくりに対し支援を行うということで、市全体のまちづくりの機運の醸成と均衡ある市勢の発展を目指すということで、3年前に18年度より本年まで3年間でありますが、ふるさとイキイキ事業と銘打って、各町ごとに事業が展開をされました。この事業は期限つきでありますから、当然本年度でなくなるわけでありますが、この事業をどのように評価、検証したのか、伺いたいと思います。

 あわせて、この時期は新年度予算編成の時期でもありますが、我々議員も含め、来春は市長選挙もあり、21年度予算は当然骨格予算ということになるわけであります。7つの町の状況を見るとき、協働のまちづくり、均衡ある市勢の発展を目指す本市にとっては、まだまだ格差があるし、旧町村ではぐくんできた歴史・文化を踏まえ、すばらしい多くの町独自事業が消えゆく寂しさを訴える市民もいるわけであります。このことを考えるとき、次年度以降もこの事業は必要不可欠であり、継続すべきであると考えるが、その事業計画、展開の考えがあるのか否かを伺うということの質問でありますが、先ほども言ったように、昨日そしてきょうと同僚議員が質問し、答弁をいただいておりますので、答弁は結構ですが、再質問で答弁をいただければと思っております。

 次に、質問項目2の新型インフルエンザ対策と予防についてであります。

 冬場の時期を迎え、ことしは2カ月前ぐらいから早くインフルエンザの流行の兆候が見られると。早目の予防接種が報道等を通じて呼びかけられている昨今であります。本市における昨年度事業実績を見ると、予防接種事業として、ポリオ・インフルエンザ経費として2,667万3,000円が支出をされ、多くの市民がこの予防意識を持っているということがうかがえると思います。

 今回、私は、発生すれば非常に危険度が高く、人から人へと感染し、流行が懸念される新型インフルエンザについて、本市での計画や予防対策はどのようになっているのかについてお伺いをいたします。

 大分県では、平成16年2月にH5N1号と言われる高病原性鳥インフルエンザが発生以来、国の新型インフルエンザ対策行動計画を踏まえて、平成17年12月5日に大分県新型インフルエンザ対策行動計画が策定をされました。聞き及んだところでは、本市ではこの新型インフルエンザ対策行動計画が他の市町村よりおくれているとのことであるが、この対策行動計画の策定状況はどのようになっているのか、伺います。

 3点目でありますが、地上デジタル放送に伴う受信把握状況についてお尋ねをします。

 現在の地上アナログテレビ放送は、電波法の一部改正により、2011年、平成23年7月24日までに地上デジタルテレビ放送に完全移行することになっていることはご承知のとおりであります。そのような中で、三重局、佩楯山でありますが、昨年の12月10日に開設をし、2010年までには市内周辺すべてが開局、放送開始になることを、企画調整課が作成、地上デジタル放送情報により本市のホームページで見ることができます。

 そこで、この豊後大野市周辺の地上デジタルテレビ放送開始状況を見ると、千歳局、白鹿山中継所でありますが、犬飼局、あわせて竹田会々局が2009年、平成21年、来年度でありますが、開設をされるということになっております。NHK総合を初め、教育、OBS、TOSチャンネルは、アナログ放送同様開局をされるわけでありますが、OABだけは開局がなされる状況になっていないが、そのわけ、考えをお聞きをしたい。

 なお、答弁についてはこの質問項目3からの答弁をお願いできればと、副議長に配慮をお願いするところであります。

 以上であります。



○副議長(生野照雄君) 質問の途中でありますけれども、ここで14時40分まで休憩をいたします。

          休憩 午後2時26分

          再開 午後2時41分



○副議長(生野照雄君) そろいましたので、休憩前に引き続き会議を開きます。

 1の周辺地域活性化対策につきましては、本人の希望で再質問以降の答弁というようなことでございます。

 それで、3の地上デジタル放送化に伴う受信把握状況については、企画部長から答弁をいたします。

 赤嶺企画部長。

     〔企画部長 赤嶺信武君登壇〕



◎企画部長(赤嶺信武君) 21番、宮成昭義議員の地上デジタル放送化に伴う受信状況把握についてのご質問にお答えをいたします。

 平成13年の電波法改正によりまして、地上アナログテレビ放送が廃止され、地上デジタルテレビ方式に変更されることになっており、平成23年7月24日で地上テレビ放送はデジタル放送へ完全に切りかわります。アナログ方式からデジタル方式へ電波の形式が移行することにより、デジタル放送の電波の特性から、本市においては1,000から1,200の難視聴世帯が発生すると想定されています。

 また、昨年12月に三重中継所が開局されましたので、放送エリアである三重町、清川町、千歳町、犬飼町の電波状態を測定いたしましたが、その結果、40調査点中28カ所において、いずれかのチャンネルの受信に障がいが発生する地点や全く受信できない地点がございました。こうした難視聴地域の解消については、何らかの対策が必要と考えております。

 また、議員のご質問であります千歳町の白鹿中継所については、大分朝日放送に確認いたしましたところ、現状でアナログ放送を送信していない中継所については、基本的にデジタル放送も送信しないとのことでありました。考え方として、白鹿中継所のカバー範囲は三重中継所の受信エリア内であるため、今回は中継局を置かない判断としたとのことでありました。

 これは民間の放送局の経営等にかかわる部分でありまして、自治体としては関与しがたい部分であろうかと思います。しかしながら、市内の地域間で受信できる放送、つまりは得られる情報に格差があることは望ましいことではないと認識しております。したがいまして、今後は当該放送局への施設整備の要請や高速情報通信網の情報基盤整備の一環としてのケーブルテレビの整備による解決策なども視野に入れて、改善方法を探ってまいりたいと考えております。

 以上、ご答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) 続きまして、2項目めの新型インフルエンザ対策と予防については、保健福祉部長から答弁があります。

 赤峯保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 赤峯和憲君登壇〕



◎保健福祉部長(赤峯和憲君) それでは、21番、宮成昭義議員のご質問の2点目、新型インフルエンザ対策と予防についてとのご質問にお答えいたします。

 新型インフルエンザが大流行を起こしますと、被害が甚大となり、自治体機能の麻痺、住民の生活の混乱、社会機能の維持さえ困難になることが考えられているところであります。

 基礎自治体である市レベルでの対応は、大規模自然災害と同様な取り組みが必要なため、全職員を対象とした新型インフルエンザについての研修を行ったところでございます。その後、庁舎内関係部署による作業部会を開催し、豊後大野市全庁で平常時から新型インフルエンザ対策を推進し、拡大防止や発生時のパンデミックと呼ばれる爆発的大流行に備えるため、新型インフルエンザ対応計画を本年11月に策定いたしたところであります。

 本市といたしましては、この豊後大野市新型インフルエンザ対応計画に基づき、発生前、国外発生、国内発生、県内発生のそれぞれのレベルに応じ、危機管理体制の確立、情報の収集・提供、感染拡大防止、感染者への支援、社会機能の維持等に努めてまいります。

 また、新型インフルエンザの市民への啓発につきましては、これまで市報、ケーブルテレビ、市のホームページ、各種教室等を通じ、感染拡大防止についての情報を提供してまいったところであります。今後におきましても、収集した情報につきましては、新型インフルエンザの感染防止・拡大防止の観点から、引き続き市民の皆様に情報提供を行い、情報の共有化に努めてまいりたいと思います。

 新型インフルエンザ対策に必要な市役所内の備蓄につきましては、健康福祉課、消防関係職員用といたしまして、マスク、防護服、手と指の消毒用アルコールなどの物品を備蓄しているところであります。今後の対応といたしまして、全庁体制での取り組みを想定した場合の各部局、支所等を含めた来庁者に対応する職員用マスク等の備蓄について、必要物品、必要量を検討しているところでございます。

 家庭における留意点としまして、手洗い、うがい、せきエチケットなどを普及するとともに、最低2週間分の食料やマスク等の日用品の備蓄等についても、住民皆様に浸透するように、市報やチラシ、今年度作成予定の保健福祉パンフレット等、あらゆる機会を通じ周知を図ってまいりたいと考えております。また、関係者間で新型インフルエンザ対応のシミュレーションを実施するとともに、初動封じ対策の推進を図っていくこととしております。

 いずれにいたしましても、新型インフルエンザが発生した場合、感染力、病原性の強さ等を正確に予測することは困難でありますが、豊後大野市新型インフルエンザ対応計画に基づき、国・県、庁内一体となった取り組みを推進するとともに、各部局においても、新型インフルエンザが発生した際の具体的な対応策につきましてあらかじめ検討し、その流行状況に応じた対策を総合的に推進してまいる考えであります。

 以上で答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) それでは、3の地上デジタル放送化に伴う受信把握状況について、21番、宮成議員、再質問がありますか。

 21番、宮成議員。



◆21番(宮成昭義君) ただいまは三重中継局の難視聴地域も、三重、清川、千歳、犬飼、全く受信ができないところもあるというように答弁をいただきましたし、OABの不開設状況についても答弁をいただきました。アナログ放送を送信していない中継局はデジタル放送も基本的には送信をしないと。あわせて、OABは三重局の受信エリア内であり、民間放送局の経営等についての云々といったことは関与しないというような答弁をいただきましたが、同じ年度の開局予定の竹田会々局は、アナログ放送でも千歳局と同じ状況にあるわけであります。竹田会々局のデジタル放送が開局できる状況にあり、そのような中で、本市の豊後大野市周辺の地上デジタルテレビ放送の開始状況から見ますと、同じ状況にありながら、他方、白鹿中継局についてはOABには開局しないと。竹田会々局についてはアナログ放送もない中ではありますが、一方、デジタル放送では開局をすると。これは豊後大野市のホームページに出ている資料から確認ができるわけであります。

 そのような状況の中で、他方はできて、他方はできないと。ましてや今、部長が民間放送の云々ということの中で関与はしがたいということでありますが、今言ったように、同じ状況、状態にある竹田会々局ができて、豊後大野市千歳局の中継所が開設できないというのはどういう状況にあるのか、再度お尋ねをしたいと思います。



○副議長(生野照雄君) 赤嶺企画部長、答弁。



◎企画部長(赤嶺信武君) 現在、国のほうでは、アナログ放送をしているエリアはカバーするようにという指針を出しているようでありますが、OABとしましては、千歳局につきましては、今回は開局しないというふうな方針のようであります。したがいまして、将来的にはまだ不明な点が多うございますが、2011年までの計画はないというような判断でございます。

 ただ、三重局でのOABのカバーというのは、可能性としたら考えられるというようなことでございます。全く受信できないというような状況かどうかというのは、現在のところまだちょっと判明しておりません。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 宮成議員、再々質問がありますか。

 宮成議員。



◆21番(宮成昭義君) これはことしの11月11日にホームページから検索をしてとったものでありますが、ご存じのように、今言ったように竹田はできて豊後大野市千歳局の開局はできないと。状況は一緒なんです。竹田会々局チャンネル表及びロードマップ、千歳局チャンネル表アンドロードマップ、今言ったように、今までNHKの総合、教育、OBS、TOS。これはアナログ放送で、竹田会々局も千歳局もOABはないわけです。そういう中で、この紙面を見ますと、先ほど言ったように、竹田、千歳、犬飼については2009年開局予定という中に、竹田会々局はアナログ放送が設置をされておりませんが、デジタル放送では41チャンネルということで開局ができると。千歳局については非該当ですよと資料があるわけです。

 そういう状況の中で、あえて部長にお聞きをしたいと思いますが、協働のまちづくりということをよく耳にします。企画部長が定義として考えている協働とは、どういう状況の中で定義しているのか、1点お尋ねをしたいというように思いますし、この千歳局開局がなされない、納得がいかないということを申し述べたい。

 同時に、あわせて市長は本市の一体感、協働のまちづくり、均衡ある市勢の発展、あわせて今回の同僚議員の緊急性等を踏まえての順位づけの質問の中で、地上デジタル放送に伴う難視聴地域の解消を図るという答弁をされました。このように竹田会々局ができ、千歳白鹿山局が開局できないような格差のある計画立案をした、また立案をさせた、そしてそれを豊後大野市のホームページに立ち上げることを許した、その理由をお聞かせ願いたいと思いますし、先ほど言ったように、難視聴地域の解消という市長の答弁との整合性はどこにあるのか、お尋ねをしたいと思います。



○副議長(生野照雄君) 赤嶺企画部長、答弁。



◎企画部長(赤嶺信武君) OABという民間の放送局の方針でありますので、市としての方針と申しますか、そういったことを要請はいたしますが、押しつけるということはできません。ですから、あくまで我々はその現状の与えられた範囲の中で検討をするというようなことでございまして、難視聴が生まれる、そういったエリアに対しては、今後、高速情報通信網の整備などによって解消されるような状況がございますので、そういったことを検討したいというふうに考えているところでございます。

 協働のまちづくりと申しますのは、これまでも申し上げておりますが、市行政と市民そしてNPO等が一緒になって市政を担っていこうというような考え方でございまして、いわば参加型の民主主義とでも申しましょうか、そういったところが根本にあろうかというふうに思います。ですから、もちろんこの協働のまちづくりに対しましては、情報発信と申しますか、情報公開というものがその前提となろうというふうに思っております。したがいまして、情報格差をなくすということは、市としては大切なことであるというふうに判断しております。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 芦刈市長。



◎市長(芦刈幸雄君) 今、部長のほうから答弁をさせていただきましたが、難視聴の地域につきましては、やはりもうなくすような努力をしなければならないというふうに考えております。今、OAB、なぜ竹田の会々にできてこちらにできないかという理由も、私、承知をしておりませんが、いずれにいたしましても、OABのほうに私自身がそのように出向いて努力をしてまいりたいというふうに考えておりますし、またそれぞれ民間の−−今までも申し上げてきましたが、例えば携帯電話等につきましても、いわゆるできた地域とできない地域があるわけでございます。それぞれ会社の方針といいますか、それといわゆる採算性がとれないとか、特殊な理由があればとか、いろいろありますけれども、これまで国道442号沿いはできた。しかしながら、大野町の安藤地域につきましては、もう何回もこれまで言ったわけでございますが、できないというようなことで、今月中に福岡まで足を運ぶ予定をしておりますけれども、そういうことにつきましては、やはり均衡性のとれるようなことを努力してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○副議長(生野照雄君) 21番、宮成議員、この件につきましては部長も市長も努力するということでございますので、次にいかせていただきます。

 2項目めの新型インフルエンザ対策と予防について、21番、宮成議員、再質問がありますか。

 宮成議員。



◆21番(宮成昭義君) 質問に入る前に、今、部長から協働という定義もお聞きをしました。まさに私もそのとおりだと。市民と行政が知恵を出し合い、話し合い、力を合わせて地方自治の可能性を高め発展させていくというように私もとらえております。そういう観点からしますと、やはりいろいろな状況では真実は現場にある、現場こそ地域課題の解決の糸口になるというように私はとらえております。

 その例が、昨日も一般質問しました橋本議員と同じように、三重総合高校の部室等の施設整備の問題であります。広大な面積を持つ豊後大野市であって、なお一層現地に足を運び、地域住民の意見を聞くと。現場中心主義の中で行政推進をしていただくと、日の当たらないところに光を当てることこそ豊後大野市の発展があるというように考えて、2点目の再質問をさせていただきたいと思います。

 私は対策行動計画ができているかできないないかということでお願いをしたんですが、先ほど部長が、対応行動計画というようなことで答弁をされました。どちらにしても、11月に作成が終わったということでご答弁をいただきました。啓発活動についても、しているということでありますが、この対策行動計画と対応行動計画、この対応行動計画は今、答弁をお聞きしますと、職員中心の対応計画のように私は受け取りました。やはり市民の状況、またインフルエンザ等にかかった場合には生命にかかわることでありますんで、対応策であれ、対策行動計画であれ、いかに市民に知らせ、市民個人個人がその対策に取り組むか、また取り組ませるかが大切であります。

 推計でも、もしこの高病原性鳥インフルエンザが発生、流行した場合、大分県における患者数は、中等度で入院患者数は5,100人、死亡数で1,600人、重度では1万9,000人が入院、6,100人が死亡するというような推計も出ておりますし、本豊後大野市でも、この重度の方々がかかった場合、200人程度は亡くなるのではないかとも言われております。また、インフルエンザ菌b型による細菌性髄膜炎は、子供にとって最も重症な病気であるとも言われております。

 答弁では、発生時の対応策は、あらかじめ検討し総合的に推進をするとのことでありますが、あらかじめ検討するとはどのようなことなのか、お聞きをしたいと思います。



○副議長(生野照雄君) 赤峯保健福祉部長。



◎保健福祉部長(赤峯和憲君) お答えします。

 新型インフルエンザの猛威というのは、東南アジア等でもう既に鳥から人にうつっているという状況もありますし、さらに人から人にいっているものもあるというような状況の中から、いわゆる感染力の強さと、これが流行したときには大変な混乱が生じるということであります。発生前さらには国外発生、国内発生、大分県発生とか、いろいろな状況を想定しながら、当然、平常時からその対策をとっていかなくてはならないと。対応計画については、当然、発生した場合の対応について、行政が主体となって取り組むという関係から、市の職員が中心になっておりますけれども、当然、市民の方々についても対応をとっていただくと思います。その辺については、11月に策定したばかりでありますから、今後、早急に周知をしていきたい。

 ただ、感染する前の対策、いわゆる感染防止の対策等については、先ほど申し上げましたように、これまで市報さらにはケーブルテレビ等を通じながら、市民の皆様にお知らせしているところであります。感染防止を主体に置きながら、今後もそういう啓発については取り組んでまいりたいと思います。

 あらかじめ検討し総合的に推進するということでありますが、市役所の各部局ごとに、いわゆるワークシートをこしらえて、いろいろな段階の想定、さらには当然、教育委員会については学校の閉鎖とか、いろいろな状況も出てきましょう。さらには、住民のライフライン、特に上水道関係についても、その扱いをあらかじめいろいろ検討しながら対策を練っておかないと大きな混乱をいたすと、そういうことから、そういうものを総合的に検討して推進すると、そういう意味であります。



○副議長(生野照雄君) 21番、宮成議員、再々質問がありますか。

 宮成議員。



◆21番(宮成昭義君) 今、総合的に推進するということもお聞きをしました。どちらにしても、あってはならないことでありますが、そういう状況になったときには、情報をいち早くキャッチして、横の連絡を密にして、その対策・対応に取り組んでいただくことを強調して、この項の質問を終わりたいと思います。



○副議長(生野照雄君) 続きまして、1の周辺地域活性化対策について再質問がありますか。

 宮成議員。



◆21番(宮成昭義君) 来年度、市長選挙等もある関係で、骨格予算的なものにこれから取り組んでいくんだろうというように思いますが、先搬部長が事業主体、実行委員会が主体になり、それぞれ分類をするというような答弁をいただきましたが、その一例としてどういうのがあるのか、まず1点お聞きをしたいと。

 同時に、予算関係のことにも答弁をされまして、本庁と支所との分担をするというようなことでありましたが、この3年間の事業状況等を見ると、会計等については本庁のほうで処理をしたという部分がありますが、聞きますと、そういう面では、次年度以降、実施をされるようであれば、そういう予算、会計的な処理は支所ごとでできるような状況にはならないのかなということでお聞きをしたい。会計上、いろいろな問題もあろうかと思いますが、特に補助金等を出すというようなことで一本化になれば、そういう1つの団体等、まちづくり委員会等におろしてきて、その中で配分等を考えていただくというような会計処理上も簡素化できるような状況にはならないのか、それをあわせてお聞きをしたいというように思います。



○副議長(生野照雄君) 赤嶺企画部長、答弁。



◎企画部長(赤嶺信武君) まず、最初のご質問で、その事例はというようなことでございますが、今までの事業の流れをできるだけ崩したくないというふうには考えておりまして、実行委員会的なもので事業をこれまで行ってきたものに対しては、実行委員会を補助するというような方向であろうというふうに思います。それから、一つの事例で申しますと、例えば大野町の緑のふるさと協力隊等もこのイキイキ事業の中に入っておりました。本来考えますと、こういったものについては市の予算の中で行うべきであろうというふうに考えておりますので、市内部の予算で対応していくだろうというふうに想定されます。そして、そういった事業主体が実行委員会であるものについてはそちらのほうにと、今ご説明を申し上げたとおりであります。

 本庁と支所との関連でありますが、当然各町で行っておりますイキイキ事業の中で、イベント的なものにつきましては、やはり支所の職員の方がかなりの部分を担ってやってきたというような状況があります。裏方としても、それから組み立てとしても。ただ、今までの状況を見てみますと、その事業の計画の組み立てから実施に至るまで、市民が担ってきている状況も生まれてきております。したがいまして、そういったことをサポートしていくということに対しての支所、あるいは本庁はその支所をサポートしていくといったような状況になるのかなというふうに考えられます。

 会計的な処理でございますが、今の議論は補助金ということで考えております。例えばまちづくり委員会が適切かどうかというのはわかりませんけれども、その町、その町でそういった事業に対する組織ができれば、そういった組織に補助金を支出していくということは可能だろうというふうには思いますが、これは今後の状況次第ということと、それから我々の内部で、そういったようなことも現在、議論をされておりまして、まだ決定されておりませんので、今後の議論で方向性を定めてまいりたいというふうに考えています。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 21番、宮成議員、再々質問がありますか。

 宮成議員。



◆21番(宮成昭義君) 今、答弁をいただきましたが、そういう面では、ぜひ会計処理等がしやすいような状況で対応していただければありがたいなというように思っています。

 同時に、先ほどから答弁がありますように、第1次審査なり、今後、評価をして精査をしていくということであります。そういう状況であるようでありますが、評価が高かろうが、低かろうが、先ほど申し上げましたように、各町から出てきた事業はそれなりの歴史的、文化的要素があるわけであります。このことを心にとめて、審査、評価をしていただき、次年度より同様な事業展開がなされるということを確認して、以上で私の一般質問を終わりたいと思います。



○副議長(生野照雄君) 以上で、21番、宮成議員の一般質問を終わります。

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△伊藤憲義君



○副議長(生野照雄君) 続きまして、20番、伊藤憲義議員の一般質問を許可します。

 伊藤議員。

     〔20番 伊藤憲義君登壇〕



◆20番(伊藤憲義君) 副議長の許可をいただきましたので、通告しました3項目につきまして質問をいたします。

 総務省は市町村合併を推進する方針を見直し、平成の大合併を打ち切る方向で検討に入った。予想以上に合併が進んだことや、周辺地域の衰退など、合併の弊害が各地で見られるようになったため、2010年3月を目途に区切りを迎えることになりました。合併により職員の削減による効率化やスケールメリットも少なくないが、弊害もまたこれも少なくないという状況であります。

 大分県は、合併当初の2005年から旧町村部の住民を対象に聞き取り調査を行っていますが、この中で住民からの意見として、住民健診の実施箇所が不便になった、あるいは職員減や市役所からの注文がなくなり店の売り上げが減った、また道路の整備がおくれるようになった、さらには支所に行っても担当がおらず、すぐに対応ができないなど、多くの不満の意見が寄せられております。

 豊後大野市もその例外ではありません。大分県は旧町村部に対して早い段階からその対策を立てています。ちょうど合併して4年が過ぎようとしております。旧町村の政策の違いから、なかなか一体感の醸成ができない。そこで、次の点について伺います。

 周辺部対策については6月の議会でもお尋ねをし、前向きに取り組むとの答弁でありましたが、支所機能の充実が住民の不安を和らげるものと思います。そこで、さきに質問しました支所の権限と予算は、来年度予算でどのように反映をさせるのか、それぞれの支所長とどのような検討がなされたのかをお尋ねをします。

 支所の職員数については、先日の全員協議会で説明を受けましたが、22年度以降検討に入るとのことですが、支所の人員確保は必要であると考えます。少ない人数で支所も取り組んでおりますけれども、職員のやる気で支所の機能をどう生かすかが課題であります。対応を伺います。

 次に、農業生産団体や地域活動を進めるNPOや個人に対する運営補助金の見直しを考えていただきたいと。日の当たらないところで一生懸命に汗を流している市民も少なくありません。こうした方に日を当てるためにも、少しでもこういった助成を行う必要があるのではないかと思います。対応を伺います。

 すべての自治体が進んで合併したわけではありません。むしろ時代の大きな流れに身を任せ、やむを得ないといった気持ちで合併したところも少なくなかったと思われます。住民の積極的な参加や情報共有が必要と考えますが、どのような対応が必要か、考えを伺います。

 住民の心の中に行政区画の壁が残っている限り、なかなか一体感は望めません。それぞれの地域の特性を生かしながらのまちづくりはどのようにするのか、伺います。

 合併後の職員同士の意思疎通の難しさがあります。出身自治体の仕事のベースでこれまでやってきたと。豊後大野市のルールに統一を早めなければならないと思います。なかなかこの統一で一本化になっていないという状況を考えるときに、切りかえを早めなければならないと思われます。特に支所の職員にはこのことが必要ではないかと思います。

 住民の行政に対する反応が無関心にならないよう、積極的な参加を促すには、どのようにするのか、何が必要と考えるか。行政改革は進めなければならない。一方で、まちづくりも必要であります。両立して進める考えを伺います。

 道路整備について伺います。

 道路は、地域経済の活性化や住民の安全で安心な生活を確保するための最も基礎的な社会資本であります。防災対策、通学路の整備、救急医療など、生活に密接に関係しています。

 今回は、緒方地区のみの道路改良の部分を質問いたします。

 緒方高千穂線は主要県道でありますけれども、急峻な上に危険地域が多い。早期の改良が望まれております。期成会も市あるいは県に強い要望をしております。市と県との協議はどのように進んでいるか、伺います。

 続きまして、小富士幹線について伺います。

 小富士幹線も一部改良が進んでいますが、肝心の国道502号接続部分が残されており、これも早い改良が望まれています。一部用地買収が難航したというふうに伺っていますが、地域は早い改良を願っています。対応を伺います。

 次に、下自在中央線についてお尋ねをします。

 この道路につきましては、合併前に緒方総合運動公園があります百合丘団地から国道502号に接続する市道枝石線の改良が計画された経緯がございます。この道路の整備に住民は期待をしております。取り組む考えがあるか、伺います。

 道路整備は、住民の活性化に一番目につく事業であります。積極的な対応を望んでいます。財政状況も厳しいところではございますが、安心・安全のためにも、積極的に取り組むことが必要であると考えます。見解を伺います。

 緒方工業高校の跡地利用について伺います。

 この土地は緒方町の一等地にあり、国道502号に面しています。経済状況が悪い中、企業の進出は難しい面があるとは思いますが、その後、県との協議はされたのか。早い有効利用を図ることが市の発展につながると思うが、市の考えを伺います。

 以上、執行部の見解を伺います。



○副議長(生野照雄君) まず、2の道路整備については、市長から答弁があります。

 芦刈市長。

     〔市長 芦刈幸雄君登壇〕



◎市長(芦刈幸雄君) 20番、伊藤憲義議員の道路整備についてのご質問に一括してお答えをいたします。

 議員もご承知のとおり、本市の道路整備計画につきましては、中九州地域高規格道路及び国道57号、国道502号を広域連係軸とし、これらに連結をいたします県道三重新殿線、百枝大野線、三重野津原線、緒方大野線、緒方朝地線を地域連係軸に、またこの地域連係軸に市道を連結させる、いわゆるはしご型の循環道路整備を行うことで、市の中心部と各町の生活拠点との所要時間を30分から25分に短縮し、市民生活の利便性の向上を図ることを目的としておりまして、現在、この計画に基づき道路整備に取り組んでいるところでございます。

 そこで、まず県道緒方高千穂線についてでございますが、本路線の実施状況といたしましては、平成19年度に小原工区の延長240メートルを事業費5,200万円で改良し、今年度は小原工区の道路情報板の設置、そして災害防除事業で上畑地区の測量・設計を事業費5,000万円で実施すると伺っております。また、地域から改良や歩道設置について要望が出されておりますので、今後、期成会とともに県に対して事業の推進を強く要望してまいりたいと考えております。

 次に、市道小富士幹線については、改良計画延長1,160メートルのうち終点側の400メートルを、平成14年度から19年度にかけまして事業費1億5,030万円で完了しておりまして、今年度は280メートルを事業費1,800万円で実施することといたしております。また、残りの480メートルにつきましては、継続的に実施をし、早期に計画路線分を完了するよう努力してまいります。

 最後に、下自在中央線につきましては、議員のご質問にもございましたように、市道の改良計画路線には上がっておりませんが、現在、各支所へ整備計画路線の選定を依頼しておりますので、今後、各路線の必要性や緊急性等を踏まえて検討してまいりたいと存じておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 以上、答弁とさせていただきますが、1の周辺部対策についてと3の緒方工業高校跡地利用についてにつきましては、担当部長から答弁をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。



○副議長(生野照雄君) 次に、1の周辺部対策について及び3の緒方工業高校跡地利用については、企画部長から答弁があります。

 赤嶺企画部長。

     〔企画部長 赤嶺信武君登壇〕



◎企画部長(赤嶺信武君) 20番、伊藤憲義議員の周辺部対策についてのご質問にお答えいたします。

 まず、支所の権限と予算についてでございます。

 将来における組織・機構の再編につきましては、現在、行政改革推進本部において検討しているところでございます。その内容につきましては、去る11月25日の議会全員協議会におきましてご説明申し上げましたように、平成32年度からのいわゆる一本算定を見据え、中長期的な視点で合併市から普通市への転換を目指したものでございます。

 その中で、支所のあり方につきましては、過疎化、少子・高齢化が極端に進む周辺地域の衰退を議員を初め多くの市民が懸念されていることから、そうした市民感情等にも十分配慮しつつ、住民と行政との交流及び調整拠点として、その機能の充実強化を図ることが肝要であるとの考え方のもとで、具体的な議論の積み上げを図っております。

 また、職員数につきましては、現行の職員配置比率22.8%をできる限り維持し続けていく方向で最終調整に入っております。

 いずれにいたしましても、職員の責任感やモチベーションを高めるとともに、市民の市政に対する信頼感、親近感、安堵感の醸成につなげていくためにも、今後とも支所機能の充実強化に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 次に、個人や団体の運営費補助の見直しについてでございます。

 平成19年度決算における負担金補助及び交付金の状況は453件、総額で19億1,831万5,000円、このうち12億1,172万4,000円が経常的経費となっております。これを前年度と比較いたしますと、件数で32件の減、総額で5億73万9,000円の減、経常的経費では3,494万9,000円の減となり、総額では大幅に削減できたものの、そのほとんどが臨時的経費であり、集中改革プランにおいて主眼とされている経常的経費の削減が約3,500万円にとどまったことから、今後は削減に向けた取り組みをさらに強化していかなければならないと考えております。

 しかしながら、特に各種団体に対する補助金及び負担金、事業実施に伴う補助金等につきましては、各種団体の運営や市民生活に多大な影響を及ぼすことが予想されますので、一度の大幅な削減は市民の理解を得られず、現実的ではないと考えており、その削減に向けた取り組みは、中長期的、段階的に実施するよう検討しているところでございます。

 行政コストの削減は、本市にとって至上命題であることは言うまでもありません。その意味においては補助金等も例外ではなく、削減の対象としなければならないと考えておりますことから、普通交付税の合併算定がえの10割保障がある平成26年度までに、とりわけ物件費の予算規模と照らし合わせながら、目標値に向かって徐々に削減を図ってまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、一体感のまちづくりについてでございます。

 本市は発足以来、旧町村のまちづくりを継承することを基本とし、各種の事業を行ってまいりました。そのうち旧町村の固有の事業、とりわけ観光及びスポーツイベント等については、若干の規模縮小はあるものの、ふるさとイキイキ事業として継続してきたところでございます。

 このイキイキ事業につきましては、これまでの一般質問の中でお答えしてまいりましたように、現在、最終評価選定選考委員会で第1次審査を行っておりますが、おおむねの事業を継続して実施する方向となっているところでございます。

 また、イキイキ事業の最終評価の選考と並行して、各町のまちづくり委員会に市民が主体となった地域づくりについてのご提案をいただくために、諮問をさせていただきました。この諮問は、協働のまちづくりの取り組みの一つとして、これまで各町で培われてきた人や自然、歴史・文化などの地域資源を活性化させるとともに、地域力を高め、市民が主体となった地域づくりを確立していくための方策についてご検討をいただくためのものでございまして、今後、それぞれのまちづくり委員会でご議論をいただき、ご提案をいただくこととしております。

 こうした取り組みは、議員のご質問にございます一体感のまちづくりを目標の一つとしておりますが、この一体感のまちづくりは、市民皆様と行政とが一緒になって地域の力を高めていく過程の中で徐々に醸成されていくものであると考えております。そのため、今後におきましても市民の皆様や地域の声を伺い、地道ながらも確実に一体感が醸成されるようさまざまな取り組みを進めてまいりますので、議員各位におかれましても、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 続きまして、緒方工業高校跡地利用についてのご質問に一括してお答えいたします。

 平成20年3月をもって閉校となりました緒方工業高校の跡地につきましては、昨年9月の定例会で4番、橋本祐輔議員にご答弁申し上げましたとおり、県有財産でありますので、まず県の考え方を市に示すよう打診をしているところでありますが、いまだ具体的な方向も示されていない状況でございます。

 本市といたしましては、跡地の利活用につきましてあらゆる場面で情報収集を行うとともに、情報提供についても各方面にお願いしており、企業誘致や学校誘致を初め、あらゆる活用策を探っている段階でございます。

 しかし、現在のように経済の減退が進む中にあっては、有効な跡地利用はますます厳しい状況となっています。本市は大分県と熊本県をつなぐ要衝でありますし、両にらみも含め、引き続き熱意を持って取り組みたいと考えております。

 今後も所有者であります県が何らかの方向性を出していただくことを引き続きお願いするとともに、本市といたしましても、県と協議しながら最善の活用策を探ってまいりたいと考えますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 以上、ご答弁とさせていただきます。



○副議長(生野照雄君) 質問の途中でありますが、15時50分まで休憩をいたします。

          休憩 午後3時36分

          再開 午後3時46分



○副議長(生野照雄君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。

 1の周辺部対策について、20番、伊藤議員、再質問がありますか。

 伊藤議員。



◆20番(伊藤憲義君) 先ほど21番の宮成議員のイキイキ事業の予算の関係で、支所に任せたらどうかというような話なんですけれども、私も支所長さん方との協議を余り深くされていないというふうに感じております。支所機能を上げるためにも、ある部分の権限それから予算の部分を協議して、周辺地域が活性化するための部分を、やはり支所長の意見を取り入れて本所の対応を決める、このことが一番大事だろうというふうに思います。先ほども申しましたように、周辺市民は非常に不安に駆られておりますんで、仮称でありますけれども、地域振興助成金と銘打ってでも、思い切って支所長に任せる権限ができないのか、その点をお尋ねをします。

 さらにまた、人数の点でありますけれども、先般、25日にいただきました平成32年の普通市になるまでの間、いわゆる支所の人数を22.8%でいきたいと。恐らく数は減ってくるだろうと思いますけれども、やはり周辺町村、特に僻地と言うと失礼になるんですが、奥のほうにおられる方、お年寄りが多いわけであります。もうこの方が支所まで出てこられないという状況が今ございます。コミュニティバスあたりを使ってやっと出てこられたけれども、なかなか支所でその対応ができないという部分もあって、できればそういった部分の対応も考えていただければありがたいというふうに思います。

 そういったところで、そこをやると、結局、職員の数が足りなくなるという状況もありますし、さらにはまたその他のいわゆる出先の機関におられる職員の方、ここら辺が民間移譲になっていくんではなかろうかと。そういった計画もなされておるようでありますけれども、この部分の計画を、いわゆるどういった部分の民間移譲を考えておられるのか、その点をお尋ねします。



○副議長(生野照雄君) 赤嶺企画部長、答弁。



◎企画部長(赤嶺信武君) まず、イキイキ事業に関しまして、支所長との協議の件でありますが、これは最終の選考委員会の中に支所長も一緒に入っていただいて議論を進めておりまして、そういったご意見をもとに、今回、第1次の審査ではおおむねの方針が決められてきたというような経緯がございますので、支所長とのそういった協議を重ねておりますということは申し上げておきたいというふうに思っております。

 そして、現在、いわゆる周辺部対策と申しますか、その協議をまず企画部内部で議論をしております。どういった議論かと申しますと、これまで市長がふれあいミーティングやおでかけ市長室等で出かけていっていただいたご意見、これがおおよそ200弱ございます。そういったご意見の中で、いわゆる地域の活性化についてのご意見を多くいただいております。そのご意見を参考にしながら、具体的な方策というものを今、検討している段階でございます。

 まず、その周辺部とはどういったことをいうのか、あるいは指すのか、こういったところの定義をきちんとしながら、その具体的な方策について、まずたたき台をつくり、その後に支所長にご意見を伺っていきたいと。最終的には市長との協議を重ねながら、そういったご意見を反映させていきたいというふうに考えておりまして、その中にも、先ほどご提言のありました地域振興助成金という−−仮称ということで議員のご指摘がありましたが、そういった関係のご意見もございますので、今後、そのことも含めまして協議を重ねてまいりたいというふうに考えております。

 それから、今後の支所の職員の数ということと、それから奥のほうまでの対応が滞るんではないかというご心配でありますが、いわゆる支所機能でございますので、これが今後、職員が純減していく中でどういった対応ができるかというと、やはり市民の皆様のお力をかりたいというところがあると思います。したがいまして、これをどういうふうにシステム化、構築化していくかということが現在の課題でありまして、これも議員の皆様方からもご意見が出ておりますように、例えばお年寄りの方が1つの申請書を書くにも往生しているというような状況がありますから、こういったことは、例えばですが、NPO法人等でそういったことを受けてやるといったようなことも可能ではないかというふうに考えておりまして、そういったことをどういうふうにしたら今後やれていくのかというようなことを現在、検討中でございますので、こういったことを今後、より具体的な方策として編み出していきたいというふうに考えているところでございます。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 伊藤議員、再々質問がありますか。

 20番、伊藤議員。



◆20番(伊藤憲義君) そういった方向で取り組む部分も十分わかります。ただ、1点だけ。

 来年度予算に反映ができるのかどうかという部分を先ほどお尋ねしました。いわゆる支所の機能と権限の部分、これはやはり本所担当課とそれから支所長と協議を重ねて、地域住民の声、一番前線におる支所長の意見が一番大事だろうというふうに私も思います。ですから、そこら辺の協議を重ねながら来年度予算に反映をさせていただきたい。来年度予算は暫定予算だというふうに聞いておりますけれども、一つの目玉といいますか、足を築いていただければ大変ありがたい。市長も意欲を燃やしてという部分がありましたんで、そういった部分の検討もひとつよろしくお願いを申し上げます。



○副議長(生野照雄君) 赤嶺企画部長。



◎企画部長(赤嶺信武君) 我々も現在の協議、検討は、新年度予算に反映できるようにしたいということで重ねておりますが、ただ長期的な視点で取り組む必要のあるものが中にやはり多くございますので、できるところからやっていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 続きまして、2の道路整備について、再質問がありますか。

 伊藤議員。



◆20番(伊藤憲義君) 緒方高千穂線でございますけれども、これは県が旧町村の時代に積極的に取り組むという話でありました。しかし、なかなか積極的に取り組む予算が非常に少ないと。最近においては1.5車線でどうだろうかと。延長が非常に長うございますし、先般、高千穂との紅葉祭りにも出席をしましたけれども、あの道路、非常に急峻な道路であります。これはもう建設部長であります羽田野部長が一番よく知っております。あの手前の部分ですね、もう計画をされて、部長、ご存じだろうと思いますけれども、あの部分からつないでいってほしいという意見も結構あります。その部分の対応ができるのかどうか。

 さらにはまた、小富士幹線については、国道502号接続部分が21年度ですか、先ほど市長のお話ではもう計画をされておるというような形でありますんで、この部分についてはもう早急な計画が必要だというふうに思います。

 先ほど市長は答弁で、各町のいわゆる市道の道路改良計画をつくるというお話をされました。これは今年度中につくるんですか、次年度つくるという予定になっておるんですか、そこら辺をお伺いします。もしつくるとなれば、各町の意見の集約はどのようにされるのか、その点をお尋ねします。



○副議長(生野照雄君) 羽田野建設部長。



◎建設部長(羽田野修君) お答えをいたします。

 緒方高千穂線につきましては、延長が31キロございまして、緒方町にとりましては背骨であるというふうに考えておりますし、改良率から見ますと33%ということで、県の平均が61%以上でありますから、かなりおくれているというような状況であります。

 といいますのは、先ほど議員からもご指摘がありましたように、急峻であるということが一番であるというふうに考えておりますが、県の計画につきましては、平成10年の時点でありますと、県の予算も2,100億円あったというふうに聞いております。今現在では900億円を割るというような状況で、かなり厳しい状況でありますが、姥社の地区につきまして、昨年だったと思いますけれども、ペーパーロケーションといいまして、図面上で計画をして、ルートとあらの金額については概算を出しているという状況であります。県といたしましては、今後の予算のつきぐあいによって計画をしたいということでありますけれども、昨日、聞いてみますと、24年ぐらいには何とかかかれるようにしていきたいというようなお話のようでございました。

 それから、小富士幹線につきましては、14年から7年はたっております。通常、私どもは5年で工事ができて供用開始ができるという、早期に効果が出るような事業計画を立てるんでありますけれども、この線につきましては、途中、用地ができなかったからということで、ちょっとおくれていますが、用地のほうも今年度、話ができたということであります。したがいまして、21年度から22年度にかけて工事を完成させたいという気持ちでございます。

 それから、下自在中央線についてでありますけれども、これにつきましては、市長答弁のとおり当初の計画には上がっておりませんが、これができれば、中九州横断道路ができて、それからこれは堀家農免道路ですか、それを通って国道502号につながる最短のルートになるというふうに考えております。今、次の道路計画……。今までははしご型道路でありますし、また中心までの時間が25分以内ということで計画をしておりましたけれども、それがほぼ二十二、三年には完成されてくるということになれば、今度はそれぞれ横断的な路線も考えていかなければならないということで、今、各支所におろしているところであります。今現在で25路線ぐらい上がってきておりますけれども、それらをまた精査をしながら、いい道路をつくっていきたいと、計画をしていきたいというふうに考えております。その計画を練る段階で、支所とも協議をしていきたいというふうに考えているところであります。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) もう再々質問はいいですかね。

 続きまして、3の緒方工業高校跡地利用について、再質問がありますか。

 伊藤議員。



◆20番(伊藤憲義君) 県の用地であるということで、市もなかなか積極的には進められない部分があろうかと思いますけれども、三重高校を買収するときにそういった方向でという部分でお願いをした経緯がありますので。

 ことしは割と草を切ったようですけれども、ほうっておくと非常に危険度も増すし、何が起こるかわからないというような状況であります。先ほど経済状況が好転をしない限り難しいだろうという思いでありますけれども、これは知恵を出して、やはり何かいい方向のものを見い出すと、このことが一番大事であろうと思います。内部で検討する、県との交渉をやるということでありますけれども、何か地域と一緒になって進めるような協議会……。市全体にはいわゆる廃校の遊休地が結構多くあり、この検討もされておるようでありますけれども、これとは別に緒方工業高校の有効利用の検討委員会なるものをつくる考えはないか。また、そういった方向で取り組むことを希望するわけであります。

 答弁お願いします。



○副議長(生野照雄君) 赤嶺企画部長。



◎企画部長(赤嶺信武君) 緒方工業高校の跡地につきましては、県のほうの考え方としては、これまでにも幾つかのお話はあったわけでありますが、目ぼしいものがございませんで、全く実を結ばなかったというような状況もあります。

 先ほど議員からご提案がありました、そういった組織を今後、検討させていただきたいというふうに思います。

 以上です。



○副議長(生野照雄君) 芦刈市長、答弁。



◎市長(芦刈幸雄君) 私も緒方工業高校の跡地につきましては大変気にしているところでございまして、ぜひ早くと、何とか跡地利用そして活用ができればという強い思いを抱いております。しかしながら、今回、三重高校跡地の問題で大変苦労しました。緒方工業高校跡地を活用するにいたしましても、県につきましては、やはり今回、三重高校を私どもが譲っていただいたと。例えば学校と同じような施設であれば、そのような条件ということになろうかというふうに思います。私たちも本当にこれだったら市民の皆さんの理解が得られる、ああこれは難しい、その選択は本当に厳しい状況の判断の中で、いつも厳しい判断を迫られておりますけれども、前回もお話をしたかと思うんですが、高校の閉校式に行ったときに、PTAの会長からこの高校の跡地に草が生えないように、何とか跡地利用を考えてほしいというようなお話があったときに、本当に胸を打たれました。したがいまして、これからそのような活用についても、私も真剣努力をいたしますが、議員の皆様方の切なるご協力をよろしくお願い申し上げたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○副議長(生野照雄君) 以上で、20番、伊藤議員の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○副議長(生野照雄君) これで本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれで散会いたします。

 次の会議は、12月10日午前10時といたします。あすでございます。

          散会 午後4時05分