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大分県 杵築市

平成 17年 12月定例会(第1回) 12月06日−02号




平成 17年 12月定例会(第1回) − 12月06日−02号









平成 17年 12月定例会(第1回)


     平成十七年 第一回(定例)杵築市議会会議録(第二号)

                             平成十七年十二月六日(火曜日)

〇議事日程(第二号)
                           平成十七年十二月六日午前十時開議
 日程第一 一般質問
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〇本日の会議に付した事件
 日程第一 一般質問
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〇出 席 議 員(四十五名)
      一番 渡辺 隆昭君         二番 加来  喬君
      三番 吉田 正信君         四番 井門 仙一君
      五番 渡辺 雄爾君         六番 河野荘一郎君
      七番 磯田 国博君         八番 片山 正巳君
      九番 菊池 武好君         十番 上野 辰治君
     十一番 竹林 大記君        十二番 大谷 淳一君
     十三番 糸永 省三君        十四番 中山田昭徳君
     十五番 河野 幸信君        十六番 鶴成  宏君
     十七番 阿部 洋二君        十八番 岩尾 武彦君
     十九番 西  紀子君        二十番 堀  寿満君
    二十一番 伊藤 公雄君       二十二番 河野有二郎君
    二十三番 岩尾 保文君       二十四番 河野 正治君
    二十五番 田邉 公一君       二十六番 田辺 節士君
    二十七番 岡山 秀夫君       二十八番 阿部 辰明君
    二十九番 小春  稔君        三十番 富来 征一君
    三十一番 神鳥 修行君       三十二番 小川 成人君
    三十三番 阿部 直瑞君       三十四番 二宮 勝行君
    三十五番 後藤 春義君       三十六番 上杉 健治君
    三十七番 鈴木 六朗君       三十八番 渡邉 公男君
    三十九番 阿部  勝君        四十番 衞藤 明和君
    四十一番 有田 昭二君       四十二番 阿部 幸市君
    四十三番 宮川 岩雄君       四十四番 阿部 多助君
    四十六番 真砂 矩男君
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〇欠 席 議 員(一名)
    四十五番 小島 甚吉君
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〇欠 員(なし)
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〇事務局出席職員職氏名
      局長 牧  成美君         参事 長谷雄菊美君
      次長 三河 伸治君         書記 宮本 展克君
      書記 後藤 一水君
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〇説明のため出席した者の職氏名
   市長 …………………… 八坂 恭介君     助役 …………………… 堀田 幸一君
   教育長 ………………… 土江 晃弘君     山香病院長 …………… 坂本 啓二君
   総務部長 ……………… 興田 信一君     産業建設部長 ………… 河野純一郎君
   福祉保健部長 ………… 大川 忠夫君     山香振興局長 ………… 金高 英俊君
   大田振興局長 ………… 本田 知典君     教育次長 ……………… 矢野 省三君
   秘書課長 ……………… 市村 孝徳君     総務課長 ……………… 宮脇 正直君
   総合政策課長 ………… 泥谷  修君     財政課長 ……………… 大村 政信君
   税務課長 ……………… 本多 数一君     生活環境課長 ………… 阿部 憲之君
   農林課長 ……………… 高野 廣志君     耕地水産課長 ………… 阿部 光孝君
   建設課長 ……………… 安部 和人君     都市計画課長 ………… 麻植 数広君
   水道課長 ……………… 荷宮 一郎君     会計課長 ……………… 江藤 昭義君
   保健年金課長 ………… 本田 義幸君     福祉課長 ……………… 浦上 研一君
   子育て支援課長 ……… 佐藤 律子君     教育委員会管理課長 … 門岡 俊一君
   社会教育課長 ………… 吉広 昌典君     山香病院事務長 ……… 吉田 隆博君
   総務課々長補佐 ……… 伊藤 淳一君     総務課々長補佐 ……… 古賀 秀一君
   財政課々長補佐 ……… 尾倉 良明君     総務課係長 …………… 佐藤  剛君
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 午前十時零分開議



○議長(真砂矩男君) 皆さん、おはようございます。寒い日になりました。ただいまより本日の会議を開きます。

 四十五番、小島甚吉議員より欠席の届け出があっております。

 直ちに日程に入ります。

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 日程第一 一般質問 



○議長(真砂矩男君) 日程第一、一般質問を行います。

 お手元に配付してあります一般質問通告表の順序により発言を許可します。

 二十一番、伊藤公雄議員。(発言する者あり)(笑声)



◆二十一番(伊藤公雄君) 皆さん、おはようございます。二十一番、改革クラブの伊藤公雄でございます。平成十七年第一回定例会、そして平成の大合併後の初の一般質問において一番くじを引き当てる光栄に浴しております。(笑声)ありがとうございました。

 まず、八坂市長に合併後初代市長御就任を心からお喜びを申し上げたいと思います。おめでとうございます。市長は、選挙のスローガンに、心は一つに活力と潤いのあるまちづくりを目指す。公約でありました。杵築丸の船長として頑張ってもらいたいと思います。合併を機に執行部、そして議会が一丸となって新杵築市政発展のために心を新たにして頑張ろうではありませんか。

 それでは、通告に従いまして、大きく三つのことを質問に入りたいと思います。答弁は簡潔に前向きにお願いをいたします。

 まず、新市に向かっての質問でございますが、分庁舎方式でスタートしたが効率的行政を考えた場合不経済で市民の負担が大きく、本庁舎方式に移行する考えはあるかないか、その思いをお尋ねいたします。

 次に、教育問題を始めとしていろんな制度があり、その概要を見るとそれぞれ異なっている。例えば、保育料は三年先に調整、国民健康保険は旧三市町村ともばらばらで二年先に統一。水道料を見ると当面現行どおりとなっているが早く調整、統一する必要があるのではないかと思いますので執行部のお考えをお尋ねいたします。

 次に、滞納金でございますが税務、水道両課長にお伺いいたします。

 税、また、水道使用料は公平、公正の原則にのっとり、善良な市民に対し平等に課税し市民負担は公平に納税が基本であろうかと思います。

 そこで、合併後の十月三十日現在の税金、水道料の滞納金を旧市町村別に示してもらいたい。

 次に、環境問題の公害でございますが、今人が集まれば家畜の排泄物、また鶏ふん等についての苦情が多く聞かれております。以前は農産物の生産に有効利用されていましたが、現在では経営規模の拡大、そして高齢化に伴う農作業の省力化により排泄物の資源としての利用が困難になる一方、生活環境に対する問題も生じているようです。

 そこで、公害に対する排泄物の野積み、河川や地下水への流水や浸透による水質汚染が心配である。その解消方法とその対策、そして管理基準を示してもらいたい。

 最後に、家庭ごみ収集でございますが、現在杵築市は、六業者が旧市町村別に委託契約をし、可燃ごみは週二回、不燃ごみは月二回収集を行っているが人口割、世帯割とも委託金が異なっている。人口に対しての委託金の差、また世帯割に対する委託金の差を低い順に示し、その割合を詳細に示してもらいたい。

 以上で第一回目の質問を終わります。



○議長(真砂矩男君) 泥谷総合政策課長。



◎総合政策課長(泥谷修君) 皆さん、おはようございます。それではお答えいたします。

 まず、新市に向かって分庁方式でスタートしたがいつごろより本庁方式に移行する考えかという御質問でございますが、一市一町一村の合併によりまして分庁方式、総合支所方式を採用しておりますが、分庁方式では組織の肥大化や効率性の観点から検証しても決して望ましい状況ではなく、いずれは組織を一つの庁舎に集中していかなければならないというふうに考えております。

 また、今後は事務事業の見直し、民間委託の推進、職員数の削減などの行政改革を行い、市民サービスを向上させる具体的な計画を早急に策定する中で、本庁舎移行の時期というものを検討したいというふうに考えております。その時期としましても、一気に実施するのかあるいは段階的に実施するのかも含めまして、市民の方の利便性が低下することのないよう、市民の方の意向も尊重しながらその形態を慎重に検討してまいりたいというふうに考えています。

 また、合併後間もないことでもありますので、今しばらく時間の猶予をいただきたいというふうに考えております。

 以上であります。

 続きまして、新市に向かってということで、いろんな制度を据え置いておるが一本化制度を早急に改正する必要がないかという御質問でございますが、現在御承知のとおり合併の協議会で積み残しとなっており、新市において調整するという項目が多数ございます。現在これらの調整作業を随時行っておりますが、中には従来からの経緯や事情、また独自の制度を構築することで行政責任を果たしているというものもございまして、制度を統一するために時間を要する項目もあります。

 しかしながら、新市の一体感の醸成、公平性、公正性の観点から、できる限り平成十八年度からできるものについては統一していきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(真砂矩男君) 本多税務課長。



◎税務課長(本多数一君) じゃあ、伊藤議員にお答えします。

 質問の要旨は、すべての滞納金額を示し、その解消策はどのように取り組んでいるのかという質問であります。お答えいたします。

 滞納金額とその解消策については、まず十月一日合併時の滞納総額でありますが、六億四千九百八十万二千三百七十三円となっております。その内訳は、一般税、いわゆる市民税、固定資産税、軽自動車税等ですが四億一千九百九十八万二千二百九十五円、国保税及び介護保険料が二億二千九百八十二万七十八円です。

 旧市町村別では、杵築市で四億四千二百七十六万(発言する者あり)済みません。旧市町村別では、杵築市の総額が四億四千五百二十七万六千七百三十八円で、滞納総額からの割合では六十八パーセントであります。山香町は、一億九千九百五十八万七千三百三十八円で三十一パーセントであります。大田村、四百九十三万八千二百九十七円、一パーセントになっております。

 今後の回収策については、納税意識の高揚のための啓発運動を今後も続けてまいります。納税相談会の開設や夜間徴収など積極的に取り組んでいき、納税に対する理解を訴えていきたいと思っております。

 また、国や県が行う徴収事務研修会に積極的に参加し、または課内で実践研修を行い、職員自身が法律知識を蓄え、また納税相談マニュアル等を作成し、一歩一歩財産調査を行い、滞納者に対して停滞なく対応していくつもりであります。

 以上です。



○議長(真砂矩男君) 荷宮水道課長。



◎水道課長(荷宮一郎君) 水道料金の滞納額とその対策についてお答えいたします。

 まず、滞納額でありますが、十月一日の合併時点でありますが、全体で六千七百九十二万九千八百七十六円となっております。

 旧市町村ごとの内訳でありますが、旧杵築市は五千三百十万七千四百五十六円で割合は七十八・二パーセント、旧山香町が一千四百七十七万九千二百七十円、割合では二十一・七パーセント、旧大田村が四万三千百五十円で割合は〇・一パーセントとなっております。

 次に、その未収金対策でありますが、滞納者は水を使用したわけですから当然支払い義務がありますし、企業経営の健全化、利用者の公平性からも未収金の回収に努めなければなりません。

 旧杵築市では、平成十四年十月二十九日に給水停止に関する取扱要綱を定め、滞納額が三カ月以上の対象者に給水停止の執行を行い、そして大口滞納者には分割による納入予定書を提出させ、約束不履行の場合は給水停止を行いながらその対策に当たっているところです。

 合併後につきましても、この給水停止に関する取扱要綱に沿って未収金対策に努めてまいります。

 以上であります。



○議長(真砂矩男君) 高野農林課長。



◎農林課長(高野廣志君) 畜産業農家の現状とその指導対策並びに管理基準をとの御質問でありますが、杵築市内の畜産業を営む農家につきましては平成十六年第五十一次大分県農林水産統計での報告をしていきたいと思います。

 乳用牛農家につきましては二十一戸、千四百十頭でございます。肉用牛農家は百四十七戸、四千三百頭、養豚農家につきましては三戸、千頭、養鶏農家につきましては十四戸で五十四万六千羽でございます。

 内訳といたしましては、乳用牛につきましては、旧杵築市では三戸、二百六十頭、旧山香町は十七戸、千百頭、旧大田村は一戸、五十頭であります。

 また、肉用牛農家につきましても、旧杵築市では三十九戸、千五百五十頭、旧山香町につきましては七十六戸、千九百十頭、旧大田村につきましては三十二戸で八百四十頭であります。

 次に、養豚農家でございますが、旧杵築市では一戸、三百頭、旧山香町につきましては二戸、七百頭となっております。

 また、養鶏農家でございますけれども、旧杵築市では二戸、十七万羽、旧山香町につきましては八戸、三十五万三千羽、旧大田村につきましては二戸、二万三千羽であります。

 また、指導体制でございますが、新市の発足に伴い一市三農協となりました。とりわけ畜産農家につきましては農協さんの協力が不可欠でございまして、これまで以上の連絡を調整を強化しながら市、県、それから農協等関係機関の連携のもと指導推進を図っていきたいと考えております。

 それから、議員さんのおっしゃりました管理基準を示せということでございますので、それについて報告していきたいと思います。

 議員さんもおっしゃるとおり野積み、素堀りについては家畜排泄物の不適切な管理による河川への流出や地下水への浸透等により水質汚濁を、汚染を招く恐れもあるため、国は平成十一年十一月一日、家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律が制定されております。

 また、ここの法の施行につきましては平成十六年十一月一日から施行されておりまして、家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律の施行規則で細部の施設管理基準が定められております。

 管理基準の中では、家畜排泄物の定義を牛、豚、鶏、その他政令で定める家畜の排泄物となっておりまして、牛及び馬につきましては十頭未満、豚につきましては百頭未満、鶏につきましては二千羽未満の畜産業を営む者には適応しないということになっております。

 管理基準について申し上げていきたいと思います。一番目が施設の管理──施設の構造部分でございます。固形状の家畜排泄物の管理施設は、床を不浸透性材料で構築し、適当な覆い及び側壁を設けること。

 二番目に、液状の家畜排泄物の管理施設は、不浸透性材料で構築した貯蔵槽とすること。

 それから、二番目に、家畜排泄物の管理の方法に関する基準ということでございます。

 まず一番目に、家畜排泄物は管理施設において管理すること。二番目に、管理施設の定期的な点検を行うこと。三番目に、管理施設の床、覆い、側壁または槽に破損があるときは遅滞なく修繕を行うこと。それから四番目に、送風装置等を設置している場合は当該装置の維持管理を行うこと。五番目に、家畜排泄物の年間の発生量、処理の方法及び処理の方法別の数量について記載して報告する義務を持たしております。

 ということで、一応、議員さんの方のお答えにしていきたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 阿部生活環境課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 二十一番議員さんにお答えをしてまいりたいと思います。

 ごみ収集金額の旧市町村間での支払いの金額の差が大きいことについて改善策はということであります。

 このことにつきましては、合併協議会におきまして、塵芥分別方法及び収集、運搬については合併年度は現行どおりとして新市において調整することとなっております。十八年度予算編成時におきまして委託契約の内容につきまして調整を図ってまいりたいと思いますのでよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。

 また、旧市町村ごとの金額を低い順から示せということでありますが、人口割で見ますと杵築市が一人当たり三千五百七十二円、大田村が四千五百七十九円、山香町が五千三百七十四円となっております。

 また、世帯割で見ますと杵築市が九千五百八十八円、大田村が一万二千二百九十八円、山香町が一万五千九百八十四円。

 以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) 二回目の質問でございますが、今度は、二回目は反対に公害問題、家庭ごみからいかしてもらいます。

 今、環境課長といいますか阿部課長が家庭ごみのことを言いましたが、平成十八年に新市調整、新市になったので調整すると。二年先にするんですか。十八年ということを今言ったでしょう。(発言する者あり)そやけえ来年十七年、十八年、そやから二年間せんちゅうことやろう。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) いえ、二十一番議員さんにお答えしますが、来年度の予算編成ということでありますので御理解をお願い申し上げたいというふうに思います。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) 今、先ほど課長よりそれぞれの平均価を聞きましたが、人口割にして杵築が一番安いわけですが、山香さんとの差が一人当たり六千三百九十六円という差があるわけです。また、大田地区におきましても二千七百十円という差が、もといあるわけでございまして、この差を十八年の四月一日からするというわけですね。そこはっきりしてください。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 地域差がそれぞれあると思いますが、計算方法を統一した方向で調整を図らしていただきたいというふうに思います。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) 地域差というのはどういうことを言うんでしょうか。人口ですか、それとも面積ですか。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 運行距離等がありますので面積等も勘案に入れさしていただきたいというふうに思います。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) そうした場合、今、杵築と山香、大田地区において差が一千二百万円ほどあるわけですよ。そのやつはやはり多く支払っておるが、これは皆税金じゃないんですか。早く合併をしたんですから私は早く改正をすべきだと思うんですが。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 先ほど当初の答弁で申しましたように、十七年度におきましては現行のままでということで御理解をお願いしたいと思いますし、来年度よりそうした調整をしてまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) それでは、家庭ごみはひとつ早急に早い時期に統一した金額で委託契約をして、少しでもお金を安くするようにしていただきたいと思います。

 次に、畜産物の、畜産の公害に入りますが、今、農林課長から施行令の規則をいろいろと聞きましたが、イロハニホまで五項目ございますが、読んだだけでありまして、これを今まで指導してきたか、経緯があるかないか。



○議長(真砂矩男君) 高野課長。



◎農林課長(高野廣志君) 今までの部分で指導してきたかという話でございますけれども、家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律につきましては、まず家畜排泄物の処理、保管施設の構造基準を内容するということの管理基準の策定をしております。

 それから、畜産業を営む者による管理基準に則した家畜排泄物の管理、それから県知事による必要な指導、助言、勧告、命令の実施ということになっておりまして、平成十一年十一月一日以降の国、県補助事業で建設した堆肥舎につきましては、法律及び施行規則を遵守しながら建設をしてきております。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) ここに書いてあるのをただ言うだけですが、もうあんまり難しい言葉を使わなくて質問をするわけです。お答えもそのようにしてください。

 畜産基地と言いますか畜産団地と言いますか、畜産農家の方に出向くと堆肥を野積みに大半がしておるわけでございまして、平口言うとその上にビニールを覆えばよいわけですがその指導をしておるか。まあ小さいことですが。

 それから、旧杵築におきましても養鶏場が二カ所でございます。東の夫婦池……じゃなくてヘビ池かな、こりゃあ。(発言する者あり)ヘビ池、それから相原の猪尾川の上流。雨が三十ミリ降れば茶褐色の水が流れるわけでございまして、下流は大変困っておる。池係も大変困っておるというのが実情でございますが、そういう養鶏場にどのような指導をしておるか。ただ規則を棒読みしなくて平口でちゃっと答えてください。



○議長(真砂矩男君) 高野課長。



◎農林課長(高野廣志君) 伊藤議員さんの御指摘につきましては、うちの畜産係が随時巡回してまいっております。そしてビニール等の被覆につきましても、野積み等あればそこの部分、畜産農家とお話をしながらそれについては随時指導していくということで聞いております。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) 私も相原でございまして、相原も養鶏場が何千羽、何万羽飼っておるか私は知りませんが、梅雨時期になると悪臭がし、またハエが出るときには大きなあくびをすると口の中に入ると(笑声)いうことがあるわけでございまして、そういうことを身近な公害を指導、ないような指導をしてもらいたいと思うわけでございます。ただ単にこの規則のばかりを一点張りにしてもだれもわからないわけでございますので、例えば鶏ふんならば、養鶏ならばふんを集めて目刈から、豊岡から相原の方に搬入して、それをかき混ぜて捨てるのが現実でございまして、覆いも何もないもんですから、先ほど言ったように三十ミリ降れば猪尾川の上流に茶褐色な水が流れるというような現状でございますので、ひとつ東の方でもあの夫婦池には茶褐色の色で栓を抜くのに大変困るというようなことも聞いておるのが実情でございます。ただ単に、ただ実際に出向いてひとつ徹底した指導をお願いいたします。

 次に……



○議長(真砂矩男君) 答弁はいいですか。



◆二十一番(伊藤公雄君) 答弁はもう通り一遍の答弁でしょうからいいです。(笑声)



○議長(真砂矩男君) 要りませんか。はい。



◆二十一番(伊藤公雄君) 次に、滞納でございますが、滞納は聞くところによると本多課長は滞納整理の名人だそうでございまして、山香の議員から聞いたんですが、県職の県税には出向き滞納の指導をして講和をするというような名人だそうでございますので、ひとつ先ほど課長が申されましたように滞納の士気の高揚を図り、また滞納相談等も設けてひとつ前向きに滞納を一銭、一円でも少なく、そうして一般財源に入れて、住みよい新しい杵築市をつくっていこうではございませんか。税務課長お願いします。



○議長(真砂矩男君) 本多課長。



◎税務課長(本多数一君) 一歩一歩滞納者の財産調査を行い確実に収納できるように、職員一同と一緒になってやっていきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) 税務課長、もとい水道課長さん。水道課長。平成十四年に水道に対してのできたですわなあ。その結果能率が上がっておりますかどうでしょうか。その点をちょっと。



○議長(真砂矩男君) 荷宮水道課長。



◎水道課長(荷宮一郎君) 給水停止に関する取扱要綱ということで、平成十四年十月に定めたわけでありますが、数字的にその効果はどうかということを申し上げますと、十四年までは年間に大体八百万から九百万、平成十二年度では一千三百万円ほど増加しておりました。それが要綱を定めまして平成十四年度では三百三十万、十五年度では百五十万と。増加はいたしましたがその額はかなり少なくなってきておりますし、平成十六年度ではマイナス七百八十万円というふうに減額に初めてなっております。今年度四月から九月末までの半年間でありますが、五百六十万ほど減額いうことでなっておりまして、その給水停止に関するこの要綱というのは効果が大きいというふうに考えております。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) 今度は人事担当にひとつお願いでございますが、滞納する場合には書類を送付し、また水道の場合は取水栓をとめ、またそれぞれ納入すればまた開けていく。いろんな作業があるわけでございます。また、一般税につきましても滞納処分をすればいろんなことが生ずるわけでございます。合併して滞納の係に職員を増員しましたか。ちょっと一点お聞きします。



○議長(真砂矩男君) 興田総務部長。



◎総務部長(興田信一君) 伊藤議員さんの質問にお答えしたいと思います。

 職員の数が変わったかどうかということでございますが、現状のままでございます。で、これにつきましては、今まで事業をやってきた中で今後どうするかということで今現在検討しているところでございますが、状況によりましては増員とか減員とかそういうことも考えていきたいなと思っております。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◆二十一番(伊藤公雄君) 旧市町村別だと金額もそう多くなく、また新杵築市だとか面積も金額も滞納金も大変膨らんでおるようでございます。ひとつ今度異動のあるときは徴収滞納係、徴収の方をひとつ目配りをして、気配りをして考えてもらいたいと。よろしくお願いいたします。

 それから、庁舎方式ですが、きょうの新聞に大分合同でございますが、由布市が発足後云々というような、庁舎方式の見直しということが大きく載っておりますが、最後で市長にお聞きしますが、先ほどの答弁ではいつするかわからないというような答弁でございましたが、これはやはり経済的な観念から申しますと早く、早いうちに本庁式にした方がよいのではないかと思うわけでございます。

 話は脱線しますが、いまだに山香町は支所──山香の議員には失礼ですけれども、山香にはまだ山浦、上村、四地区に出張所があるようでございまして、これはいかがなものかなあと私は一人でございますが思うわけでございます。そういうことをするよりも本庁舎式にすれば人員も減るし、今先ほど言った徴収する課には職員の増もできる。これはいかがなものかと思うわけでございます。最後に市長に答弁願いますが。

 それから、公害問題についてでございますが、以前山香町に云々というような話がございましたがあれはどうなったですか。畜産団地をつくるということでございましたが、だれか聞いとれば。

 思い出しました。安愚楽牧場。(笑声)



○議長(真砂矩男君) 畜産はどなたが答えますか。畜産団地はだれが答えますか。(発言する者あり)両方とも。はい。



◎二十一番(伊藤公雄君) いやいやまだじゃ。私は今安愚楽をちょっと……。



○議長(真砂矩男君) 畜産はだれが答えますか。八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 二十一番議員にお答えいたします。

 この牧場につきましては山香町の、旧山香町の議会の中で当分の間は停止というふうな形になっております。たびたび県が参りましたが、私も山香の議会の意見を尊重して、その件についてはまだ改めて新市として俎上に上がってないんで、従来の山香町の意見を尊重しております、とこのように答えております。

 以上。



○議長(真砂矩男君) 伊藤議員。



◎二十一番(伊藤公雄君) 最後でございますが、きょう第一回目の議会におきましていろいろ問題を提起いたしました。要は財政を取り巻く環境は実に厳しいということでございますので、できるならば本庁舎方式を早く取り入れまして、滞納をなくすためにも早く納税係の増員を図り、新市の総合計画を策定し新市の基礎を固めてもらいたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(真砂矩男君) 市長の答弁要らないですか。



◆二十一番(伊藤公雄君) 最後にしてお願いします。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ただいま分庁方式並びに総合庁舎方式についてでありますが、これは合併協議会の合意としてできたものでありまして、私がここでいつするとかいう立場ではございません。合併協議の約束事でございますから、また今議員さんのようなお話が出れば議会と歩調を合わせながら検討してまいりたいとこのように思います。

 以上。

………………………………………………………………



○議長(真砂矩男君) 十九番、西紀子議員。



◆十九番(西紀子君) 皆様、おはようございます。十九番の西紀子でございます。新杵築市となり第一回の杵築市議会定例議会が始まりました。本日は一般質問初日で私が二番目ということで大変に緊張しております。

 また、合併しました新しい地域のことについて、勉強しながら初心に返って頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 さて、皆様も感じているとおり、今どうしてこんなことが起こるのだろうかと思うニュースが毎日飛び込んできております。特に幼い尊い子供の命がいとも簡単に消え去られ、虐待されたり、そして高齢者においても家庭で、そして施設で虐待される。夫婦間においてはドメスティックバイオレンス等、弱者が傷つけられる社会になってきているように思えてなりません。

 国はもとより各自治体がみずから我が町の安全、安心は大丈夫か。もう一度見直すことも大事であろうかと思われます。

 それでは、通告に従いまして三つの質問をさせていただきます。

 一番目に、市内巡回バスについてですが、この質問については何回ともなくお伺いした経過があり、合併によりやっと見通しに腰を上げていただきました。また、八坂市長も公約の中に掲げております。その後の進捗状況はどうなっているのか。そして、現在、山香の福祉バス、大田の巡回バスは合併後も運行されているが、将来的には市内巡回バスとの関連性はあるのかお伺いいたします。

 二番目に、子育て支援についてです。今国を挙げての少子化対策を行っておりますが、進む少子化実らぬ対策と言いましょうか、一向に少子化の波はとまらない今の現状であります。杵築市においても同じではないでしょうか。その少子化対策の一環である子育て支援としてファミリーサポートセンター事業がありますが、これは子育て中の家庭を応援する、いわば在宅福祉サービスと言ってよいものだと思っております。このサービスを受けることで子供の虐待や保育所待機児童の解消にもつながり、また家庭での子育てにストレスを感じたときのリフレッシュなど、健やかに子供を育てるために設置することが必要であると思います。が、その計画があるかお伺いいたします。

 次に、ブックスタート支援事業についてお伺いいたします。

 この件につきましては、旧杵築市議会一般質問等で再三要望した経過がございますが、残念ながら本の贈呈までには実現いたしませんでした。

 しかし、旧山香町では既にブックスタート事業に取り組んでいたことには大変うれしく、また感動いたしました。また、感謝をしたいと思っております。ただ、残念なことに新市の事業計画には上がっていなく本当に失望いたしました。どこの自治体でも子供は未来の宝、人材育成、学力向上、親子の信頼を強くと言われますが、まさにその根幹はブックスタートではないでしょうか。絵本は心に感動を与えます。幼子をひざの上に抱きながら一緒になって感動を分かち合えるのです。その幼子に与えられた感動の芽はすばらしい人生にとっての大切な源であります。このすばらしいブックスタート事業をもう一度継続できないかお伺いいたします。

 最後に、市立図書館について質問いたします。

 現在、図書館事業として親子読書講座、おはなしくらぶ、古典文学講座、お母さん読書研究会等があります。市立図書館事業をもう少し充実したものにしていただきたい。新市になり幅広く市民に愛される市立図書館として事業の見直しをお願いしたいと思っております。

 また、本の貸し出し、検索等がスムーズにできるようコンピューターによる図書館管理を早急に設置する必要があると思うがその計画は。

 以上、大きく三つの質問について明快なる御答弁をよろしくお願い申し上げます。



○議長(真砂矩男君) 泥谷総合政策課長。



◎総合政策課長(泥谷修君) それでは、お答えいたします。

 市内巡回バスにつきましてのその後の進捗状況ということでございますが、市内巡回バスにつきましては十八年度早々に杵築庁舎、大田庁舎、山香庁舎、それから山香病院を結ぶ巡回バスの試験運行を実施したいというふうに考えております。運行形態につきましては委託方式により行い、料金は無料で対応したいと考えております。運行における経路、停留所、時刻等につきましては、現在検討している段階でありますが、基本的には幹線道路を利用した運行を今考えております。試験運行を行う中で、利用状況等を見ながら必要に応じて運行経路や走行時間等の見直しなども行う必要があろうかというふうに思います。

 また、運行に当たりましては、関係機関や運送業者との協議も行い実施する方針であります。

 それから、続きまして、現在運行しております旧山香町の福祉バス、それから旧大田村の巡回バスはいつまで継続していくのか、また将来の計画はという御質問でございますが、合併協議会の調整内容では、現行のとおり新市に引き継ぎ、新市において拡充に向け検討するというふうになっております。当面平成十八年度までは現行どおり運行したいというふうに考えております。その後についてでありますが、旧山香町が無料の福祉バス、旧大田村が無料の巡回バス、旧杵築市は現在路線バスの運行に対する補助も行って対応しております。また新たに十八年度より巡回バスというものも試験運行をするということになりますと、杵築市内で異なった交通体系が複数存在しているというふうなことにもなりますので、早急に総合的な運行体系の調整を行いまして一本化を図る必要があろうかというふうに考えております。

 どちらにしましても、住民ニーズを最大限考慮しながら、効率的な運行を確立するために、地域交通計画を策定しまして関係機関との調整を図りながら、平成十九年度からは新たな運行形態を策定して対応していきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(真砂矩男君) 佐藤子育て支援課長。



◎子育て支援課長(佐藤律子君) おはようございます。子育て支援課の佐藤律子でございます。西議員さんの御質問に対しお答えをさしていただきます。

 まず、ファミリーサポートセンター事業は、核家族の進む今日、また共働きの家庭のふえる中、今後確かに必要になってくるであろうと感じておりますが、合併後二カ月の中で一番私の感じましたことは、地域により子育てに対するニーズの地域差がかなりあるということです。これには人口差も大きく影響をいたしております。ファミリーセンター事業は会員の登録制により設置するもので、百名以上の会員登録をもって各市町村で一カ所設置できるようになっております。現在、大分県では体制が整い実施しているのは四市ございます。現在、希望者によりこれは立ち上がった事業であるためにどこでもかなり好評のようでございます。

 杵築市においては次世代育成支援行動計画を、旧市町村で十七年度にそれぞれ十年計画で立てておりますし、それを作成する段階で地域の調査をしておる経緯もありますので、それぞれのその実態に応じた進め方を今後考えていきたいと考えております。

 また、行政の押しつけではなく自主性のものが長続きをする秘訣でもあると考え、行政側の役割として何が一番求められているのかを早く把握した上で、よりよい方向へ進んでまいりたいと考えております。

 御質問の趣旨に添えない点があるかもわかりませんが、この事業につきましては少々時間をちょうだいいたしたく御理解を賜りたいと思います。

 また、ブックスタート事業につきましては、先ほど西議員さんよりおっしゃられたように、旧山香町が十七年度に実施をしております。三、四カ月児健診のときに色彩感覚を養えるような絵本、また一歳児健診のときには一歳児に合いそうな絵本を購入し、それぞれの健診時に保健師さんより指導をしながらお渡ししたそうです。千七百円までが補助対象なのですが、実際は二冊で千六百円程度の代金で済んだようです。そのときの対象者は五十五人、県より二分の一補助を受けております。補助事業としては三年間の打ち切り事業です。財政事情もありますのでこの実績を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。西議員さんのお気持ちを心に強く刻み御答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(真砂矩男君) 吉広社会教育課長。



◎社会教育課長(吉広昌典君) 社会教育課の吉広と申します。お答えいたします。

 西議員さんからの御質問は、一、図書館事業計画の見直しを、二、コンピューターによる図書管理を早急にの二項目でありました。

 図書館は、現在旧杵築市では親子読書講座、お母さん読書研究会、おはなしクラブ等の講座を実施しておりますが、これまでの講座を引き続き継続するとともに、旧山香町、大田村にも進めていかなければならないと思っております。

 今後は、市立図書館としての機能の充実を図り、講演会、講習会を実施し、お母さん講座、各グループ組織の育成強化を図り、現在の事業を拡大し、平成十八年度は心豊かな子供を育てるため、若いお母さん方を対象とした読み聞かせ講演会等を計画していきたいと思っております。

 また、コンピューターの導入につきましては、県下の状況もありますが予算的な問題もあり、ここで即答できませんので財政当局を含め内部討議を進めてまいりたいと考えております。

 以上であります。よろしくお願いします。



○議長(真砂矩男君) 西議員。



◆十九番(西紀子君) それぞれ今質問いたしましたが、課長が答弁していただきました。

 まず初めに、市内巡回バスについてでございますが、これは今泥谷総合政策課長によって、この計画については今後スムーズに利便性のあるものとして考えていくということを答えていただきましたので、ぜひそのように計画をスムーズにするようにしていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

 次に、ファミリーサポートセンターについてでございますが、これは今課長も答えの中にありましたように、地域性そういうものを重視されるものでありますが、今百名以上と、前の要綱では人口五万以上だったんですね。ファミリーセンターをするには。その要綱が変わりまして、広く十分に地域に見合わせたものとして取り入れるために百名ということになって規制が緩和されたのでありますが、杵築にしろ山香にしろ大田にしろそういうニーズは確かにあると思います。

 今後、アンケートとかそういう調査をしながらどこの地域が必要であるか、お母さん方が子供を育てるにはどういうふうな設置の仕方をしたらよいか、そういうことを十分に考えながら検討していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 特に子育て支援についてのこのブックスタートを私は強くお願いしたいんです。なぜならば、この時代、今皆さんお聞き──ニュースとかそれから新聞等々で、他人のことではない、我が自治体にはそういう事件が起こらないのか、そういう問題が起こってしまわないのか、そういうことがひしひしと感じられる今の状況でございます。本当にその根源は何か。やはり心の問題ではなかろうかと思われます。なぜこのブックスタートを私が強く訴えてまいったかというと、人間の心を育てなければ未来はない、そういう気持ちがあるからこそ母親が育てるために、そして父親が育てるために、お互いに幼いときから絵本を通して心の通じ合う、そしてその読み聞かせ、たかが絵本と言われますが、その絵本にはたくさんの意味が込められております。

 今課長が言われましたように、三、四カ月児健診のときにはどのような絵本を与えたらいいのか。ただ読むだけではないのです。絵の色彩感覚、そして絵にかかれているその構図、それはお母さん方にも感動し合える、子供にも自然とそれが受け入れられていく。お父さんがあぐらをかいて子供を、幼い子供を抱っこしてその中に入れてお互いが絵本を見る。お母さんが寝るときにちょっとだけでも絵本を読んであげる。そういう中で心というのは育っていくのだと思います。

 このブックスタートを、本当旧山香町が取り入れていたなんて、本当に私はもう感動しております。山香の子供さんたちも山香祭りで、ふるさと祭りで見ましたが本当に生き生きしておりますし、また、大田村の教育文化祭も私は出席させていただきましたが、本当地域とそれから子供たち、学校の先生たちがこの少ない子供たちをどうしたら大田の宝にしていこうか人材を育てていこうかという、そういうものがひしひしと感じとられました。本当にすばらしい教育をしているなあと。そして、教育の向上も西国東郡内ですかね大田は、旧大田は。西国東ですか。もう本当に学力向上でよい成績をおさめております。

 杵築市においては今現在成績が低下して、それをどうにかしようという今教育の方もそして行政の方も力を入れておりますが、その根源はやはり今後小さいときから読む、言語力、能力、そういうものが大きくなってつくものだと思います。そういう意味からもぜひ、十八年度には打ち切っておりますが、継続する意味があるんではないかそう思われますが、その点についてもう一度、課長じゃなくってこれは福祉部長の方にお答えお願いいたします。



○議長(真砂矩男君) 大川福祉部長。



◎福祉保健部長(大川忠夫君) 西議員さんにお答えいたします。

 ブックスタート事業につきましては合併協の中で議論されまして、新年度において、新市において調整をするという事項になっております。その中で私ども今二カ月でございますので、今すべての調整項目を全部当たれるかというとそこはちょっと時間をいただきたいと思っております。

 その中で、議員さんから旧杵築市のときに十三年度にたしか御質問いただいたんだと思います。この件につきましてですね。杵築市のスタンスといたしましては一人一人に配るのではなく、図書館等にそういう本を置いてという話でお答えをしたと思いますので、そこら辺も含めて今後新市の計画の中に考慮していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。



○議長(真砂矩男君) 西議員。



◆十九番(西紀子君) それでは、旧山香町でそのブックスタート事業がスタートした経過について、子育て支援課長その効果をちょっとお話ししていただければと思いますのでよろしくお願いいたします。



○議長(真砂矩男君) 佐藤課長。



◎子育て支援課長(佐藤律子君) この事業につきましての御質問をいただいたときから、山香町で実施された様子を私もお聞きをいたしました。それが保健師さんとの乗り合い事業で、保健師さんの方にやはり指導をいただいてお渡しするのが一番よかろうかというような形で実施されたと聞いております。保健師さんが三、四歳児健診のときに、やはりこの本はこういう形でそして皆さんにというような形でお渡ししましたときに保護者の方が大変感動をされて、そしてまた、一歳児健診のときにお渡ししたときにもとても、私どもも指導する上で本当によかった。そして受け取っていただいた方が喜ばれたということは私もお聞きをいたしました。

 それで、私の子育て支援課の立場といたしましては、この事業をお聞きしましたときに、まあどの事業が必要なのかということが私自身合併前にこの仕事に携わっておりませんでしたので、なかなか二カ月間の間の勉強不足の点もございますが、聞くこと聞くことが本当いい事業があるんだなあというような形のことばかりでございまして、選別をするのに実際のところ私もとまどっているようなことでございます。

 地域の差が先ほどあったと申しましたが、やはり人口の少ないところでやれる事業、そして多いところでは確かに皆さん必要と思われてるというような事業がありまして、事業の選別も難しゅうございますが、みんなが、みんなに同じ土俵の中で、みんなに日が当たるようにするためにはやはりどの事業が一番いいのかということを、私が課せられた一番の任務と思いながら、このブックスタートのよさは私も山香の方から聞いてはおります。

 しかしながら、先ほど部長も申しましたように、いろいろな事情、そして合併協のこの調整項目の中にありますことから、きょうここで即答ができませんことはお許し願いたいと思いまして、前向きに検討をさしていただきたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 西議員。



◆十九番(西紀子君) それでは、教育長に、突然で大変申し訳ございませんが、今朝の十分間読書や絵本の読み聞かせを行っておりますが、大体山香にしろ大田地区にしろ杵築にしろそれは全体的に広がりを見せておりますが、その効果をお願いいたします。



○議長(真砂矩男君) 土江教育長。



◎教育長(土江晃弘君) 西議員さんの質問にお答えをいたしたいと思います。

 先ほど社会教育課長の方から西議員さんの二つの質問について答弁さしていただきました。それをひっくるめて私の方から御答弁さしていただこうかと思います。

 杵築市立図書館の機能の充実につきましては、その建設を含めましてこれまで何度となく論議を重ねてきたところでございます。今回は西議員さんの方から、その機能充実について二つの面で御質問、要望、御意見をいただいているところでございます。

 まず一点目は、市立図書館が実施しておりますいろいろな事業をさらに充実さしたらという御意見でございます。ただいま御質問がありましたように、特に旧杵築地区においてはおはなしクラブ、読書指導のグループの方々の活躍によりまして、市内の幼稚園児、そして小学生に対しまして感性を磨く、そして心豊かな子供たちをはぐくむという観点から幼稚園、学校に出向きまして読み聞かせの活動を熱心にしていただいているところでございます。これを通しまして市内の子供たちを本当に絵本に親しみ、そして心を豊かにするということではぐくまれているわけでして、特にかかわってくれておりますグループ、団体の方々には敬意と感謝の気持ちでいっぱいでございます。この輪を旧杵築だけじゃなくって大田、そして山香と広げていくその手だてを考えなければいけないと思っております。図書館、そして今ある既存のグループ、団体と連携をとりながらその輪を広げていくように考えていきたいなとそのように思っております。

 二つ目の機能充実に向けてコンピューター化の導入ということで御意見をいただいております。大事なことだと思っております。図書館にコンピューター、電算化を導入するということについても以前から多くの方々から、また議会の中でも御意見をいただいております。何分にもかなりの財源が必要ですもんで今まで実現は見なかったわけです。しかし、早い時期に電算化、コンピューターを導入するということは、図書館を利用する市民にとりましても、またそこで仕事をしております図書館の職員にとりましても、これは早く整備をしていかなければならないことだと受けとめております。今後実現に向けまして、市当局と十分討議を重ねながら実現に向けて努力をしていきたい。そのように思っております。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 西議員。



◆十九番(西紀子君) 教育長さんには大変通告もなしにお答え願いましたが、私が今質問した答弁の内容は、図書館のことではなくって、まあそれも今図書館のことについて説明して、答弁していただきましたからありがたく思っておるんですけど、朝の十分間読書とか絵本の読み聞かせを広がっておりますが、その効能について、子供たちが静かになったとか、本をたくさん読み出したとか、そういうことについて私は答弁をいただきたかったんでございますけど。そのことについてよろしく、いま一度お願いいたしたいんですけど。



○議長(真砂矩男君) よろしいですか。土江教育長。



◎教育長(土江晃弘君) 先ほどの答弁の中で、そのこともひっくるめてお礼を兼ねながら御報告さしてもらったつもりですけど、どんな形でどのように変容したかということですが、今議員さんがもう既に、私が回答するまでもなく子供たちがそのことを通して落ちつきが出てきたり、また物事を判断するのに心の広い対応ができるようになったというようなことで、幼稚園においても、そして小学校低学年においても、生活の中でそういうような充実した部分が評価されておるということで受けとめておるわけでして、先ほど申しましたように、このすばらしいことをさらに充実するように、さらに全市的に広がるように努力をしていきたいということで回答さしてもらったところでございます。



○議長(真砂矩男君) 西議員。



◆十九番(西紀子君) ありがとうございました。今言われましたように読書、本の大切さというのがひしひしとわかってきたのではないかと思います。その源であるこのブックスタート、ぜひもう一度この新市において協議さしていただきたい、そう願っておりますのでどうかよろしくお願いいたします。

 今図書館、最後に図書館問題なんですけど、教育長が答弁していただきましたので、早くコンピューター化して検索ができたり、書き出しですかね、そういうものが早くできるように利便性のあるものにしていただきたい。

 課長、図書館について吉広課長さんですかね。課長さん、そのコンピューターの導入についてですかね、視察に行かれたとお伺いしておりますが、その模様をちょっとお願いしたいんですけど。



○議長(真砂矩男君) 吉広課長。



◎社会教育課長(吉広昌典君) そういうコンピューターの導入が必要というようなことで十一月の三十日に別府図書館、それから日出の図書館の方に調べに行きました。

 コンピューターをすれば職員の方も検索の方が早い。それから、借り入れの利用者の方もすぐ本が見つかり手間がかからないというようなことで喜んでおります。コンピューター導入については悪い問題点は一つもございません。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 西議員。



◆十九番(西紀子君) そういう利点もありますのでスムーズにこの予算化するように、財政当局もよろしくお願いしたいと思います。

 以上、大きく市内巡回バス、子育て支援、そして図書館問題について質問いたしましたが、すべてのことがこの新市において今から重要なものになっていく課題ばかりでございます。そういうことについてもこのブックスタート、特にこのブックスタートは私がもう本当に人間性、そういうものをつくるため、杵築市の人材をつくるために必要であるということを訴えてこの質問を終わらせていただきます。どうか新市長におかれましても、このことについて心にとめておきながら、新杵築市の子育て支援をしっかり、そして支援課というものをつくり上げておりますのでしていただきたい。その点について一点だけ、市長のこの子育て支援課をつくり上げた経緯、そして少子化対策に臨む心意気を答弁していただければ幸いだと思っております。よろしくお願いします。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) お答えいたします。

 ブックセンターにつきましては……



◆十九番(西紀子君) ブックスタート。



◎市長(八坂恭介君) ブックスタートにつきましては、お話がございましたとおり私が退任、十月の三十日に旧杵築市の退任したわけでありますけど、その前々日に校長経験者の方がお見えになりまして、特に幼児に対する本の読み聞かせ等々お話をいただきました。さっそく保健婦さんを呼んで現状を説明をさしていただき、できればそういったものを事業化したらどうかということで提案をさしていただいております。

 その中で、特にお母さん方がそういった時期に子供たちにそういった本を読むような余裕が、保健婦さんは当時のお話ではなかなか、そういったものをしましても何人かしか集まらないとかいうようなことでありました。

 そういったことで、ぜひ新市にもつなけてほしいということで御提案申し上げておりましたが、今言われたような形で山香町がやっているということでございますので、重々その点につきましては、その効果は小学校のときに出てくるんだというようなことであります。

 ですから、その幼児の間に、保育園に上がるまで百の数字、そして五十の音ちいいますか、そういったものを教えておけば必然的にそういった勉強に興味を持つというような体験談を通じてお話がございましたんで、保健婦さんを通じて政策の中で実現をしてほしいということを申し伝えたところであります。十分きょうのお話をお伺いしまして、改めてまた検討さしていただきます。



○議長(真砂矩男君) 西議員。



◆十九番(西紀子君) ありがとうございました。市長のその心意気を私も大いに期待をしてこの質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

………………………………………………………………



○議長(真砂矩男君) 十番、上野辰治議員。



◆十番(上野辰治君) 議席ナンバー十番の上野辰治でございます。今回は二つの質問をさせていただきます。

 その前に、私は少し偉くなったのかなあと。ばかは風邪を引かんちゅうけど風邪を引きまして、大変皆様お聞き苦しいと思いますが何とぞよろしくお願いいたします。

 まず一つ目といたしまして、廃屋問題対策についてでございます。「はいおく」と言ってもガソリンのハイオクじゃあございません。家の崩れかけた問題でございます。

 市内には点在する廃屋は台風時等に周辺環境に悪影響を与えている。また、火災等の災害予防などの安全確保と景観向上のために廃屋問題について総合的な対応策はできないか。市内に長い間居住や利用されていないままの廃屋が点在して、現在もかなりあると聞いております。このような建物は、屋根や壁が崩れかけており、台風時に周辺家屋にかわらなどが飛散し二次的な被害を与えている。そのような被害はその責任者や──責任者じゃございません。責任や補償を廃屋の所有者に求めることができず被害を受けた周辺住民は大変迷惑をしています。また、崩れかけた家自体ではなく、家の周りにも手入れができていないため景観が悪く大変見苦しい状態となっています。

 日常の管理ができていないこのような家屋は、何らかの要因で火災の発生なども心配される。野良犬のすみかになっていたりシロアリの発生源になっている廃屋もあると聞いております。

 この一つ目の質問は、一回目はこのぐらいにしておきます。また議席に帰ってから具体的にもろもろと申し上げます。

 二つ目、警察が協力的でない。これは私ちょっと控えめで協力的ではないと言ってますけど、仕事をする気がない。ここでこの場ではっきり言っておきます。まず、具体的にはまた議席に帰ってから言いますけど、我々の地区にかなりの違反駐車でもって道路に、もう片面をそっくり何百メーターという区間で、車の台数でいったら二、三十台とめておる。違反駐車の標識がないので標識を立ててくれと言ったら、これは立てられないとか。じゃあせめて交差点以内は、交差点以内五メーターは駐車違反だからこれにステッカーでも張って何とか注意をしてくれと言う。これもできない。

 我々警察じゃあございませんけども、私はたまたま区長もしてる関係で、議員になってから六年目、月に一回、我々地区ではまた一戸当たり五百円まで出して、お金まで出して交通安全対策には協力し、暑い日、また寒い日には街頭七時から七時四十五分まで立って、我々市民は一生懸命してる。これまた警察は仕事、これこれこれが仕事なのにこれを我々東地区は十二区ありますけど、各区長が通報しても全然請けあってくれない。このようなことでかなりの不満をまた議席に帰ってからこれも申し上げたいと思います。

 以上です。よろしくお願いします。



○議長(真砂矩男君) 阿部生活環境課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 十番議員さんにお答えをさしていただきたいというふうに思います。

 まず最初に、廃屋の問題でございます。議員御質問のように市内には廃屋や空き家が見受けられます。こうした廃屋の総合的な対策ということでありますが、確かに廃屋の倒壊等による危険性、また敷地内の雑草等による環境問題が懸念されておるのが現状であります。これらの廃屋に対する何らかの対応策が必要かと思われますが、施設そのものが個人の所有物件であって、現時点で市としてなかなかよい手法のないのも現状であります。

 今後は、他市町村の取り組み等を参考にしながら対応策を検討さしていただきたいというふうに思います。

 次に、警察が協力的でないということでございますが、駐車違反の標識及び駐車違反のステッカーの問題でありますが、これらについて警察当局と事前に話を聞かせていただきましたのでその旨をお答えをさせていただきたいと思います。

 まず一つ目の道路標識の件についてでありますが、現在、全国的に財政的な理由等によって生活道路での道路標識の設置については検討をさしていただいておるとのことでございます。現在新しく設置を行う分について警察当局と十分な協議が今後も必要かと思われますので、この対応策について今後とも検討さしていただきたいというふうに思います。

 二つ目の駐車違反の取り締まりの件については、現在その方向での、取り締まりの方向での検討中とのことです。今後とも警察当局と十分協議を重ねてまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。



○議長(真砂矩男君) 上野議員。



◆十番(上野辰治君) まず一つ目の廃屋の件ですが、まだまだ先ほど壇上で述べた以外に、過疎地域においては空き家の廃屋はさらに過疎化を促進させる要因となっていると考えられる。山香、大田さんの方々にはちょっとわかりにくいかと思いますけど、現、今杵築市内のやすらぎ葬祭場がありますね。あれから六軒町に行って大橋のたもとの突き当たりぐらいの右っかわにも空き地に、スクラップの車のあれを三段ぐらい積んで、あそこは一番カーブでもって交通にもかなり妨げておる場所に、その本人の所有地だからといってスクラップの車を何台も積んで、その間から草が伸びたりして、春には大変また見通しも悪く、これもかなり交通安全のときにも要望が出て言ってるんですけど、今の課長のお答えのように今まで条例がないとか、これ持ち家、所有者の権限だとか、これは私は変えてもらいたい。今から特に杵築の方では観光客をあれでもってああいう醜いところを見せたくもないし、これを執行部として今から先、私が今から言うことを検討中とか審議中とかやなくて前向きに検討してください。

 このような空き地、空き家となったままの廃屋は地域の防災、防犯、景観上ゆゆしき問題を発生させている。廃屋の撤去は所有者個人の責任であるということはこれは私もわかっております。撤去費用の問題や借地権の問題等々、対応は大変簡単ではないということもわかっておりますが、じゃあこれを今から先、今まで何百年も放ったってきて、またこれを先を何十年も放たっとくちゅうわけには我々人間としてこれはいけないんじゃないかと思います。犬畜生なればね食べっ放し、屁りっ放しでいいんだと思いますけど、やはり人間でありますから、やはり一応常識を持った対応をしてもらいたいと思います。

 廃屋問題の続きといたしまして、台風時には隣の家に迷惑かけるだけではなく人的な被害が出るようになってからでは遅過ぎると思います。人的というのはたまたま風が吹いているときにその瓦が落ちてきて子供に、頭に当たったらこれけがだけでは済まない。もしかしたら命も失う可能性もあると思います。これをそれがあってからでは大変遅いと思います。合併で管轄区域もふえており大変だと思いますけど、早急に廃屋の実態調査をして検討を願います。そして、市として行政指導や撤去命令などを空き家の廃屋、その所有者に撤去させるための何らかの対応に取り組むことができないかをお伺いいたします。

 それと、先ほどの警察が協力的でない。まずは私が、これ私が区長という立場の前に、区長は私は去年の十月一日から我が区の区長としてなりましたけど、その前、議員になってからもう六年前からこの交通安全、執行部の方御存じと思います。私の地区には十二区ある東地区館という立派な館がありまして、現在では杵築市全域の方が生涯教育等々でもって出入りをしております。

 この周りに入り口が三、四メーターしかないんですけど、そこは交差点でもあるんですけど、この周り両面に車をとめて、もう再度その都度私が、これは杵築市ではなくて私の地区の恥になりますから、何だ東の地区まで行ったら納屋の組は道路に車を止めて入れないやないかという苦情も聞きましたし、これを私たちが警察に通報しても全く、先ほどなんか課長さんが何か言ったけど、検討中とか言ってましたけど、私たちじゃあ手が負えないので東分会の交通安全、三役の方にお願いして行ってもらった。

 その具体的な回答が、あの部落に入ったら、一個手をつけたらもうハチの巣をつついたみたいになってどうしようもないのであの部落には行けない。こんな差別的な言葉を、これはこの質問をする前に私は交通安全の三名の方に了解を得て、これはこれ言ったら、これも言ってるで言ってないかっちゅう問題になると思うので、また交通安全に了解を得てここで今質問してるわけですけど、交通安全の課長さん、課長さん名前阿部さんやったかな。ま一度言ってはっきりとこれは、できたら私が後で交通安全、その言った人の名前も言いますから。あの部落に行ったらきりがない。

 課長、こっちに聞いちょるの。(「はい。聞いております」と呼ぶ者あり)そして、あそこに入ったらハチの巣をつついたみたいになるから行けない。はっきりした答えをもらって、そういうことで交通安全の三役の方は、私たちが行ってもこういう返答だったのでということで、それをもう行ったのが一年前ですから、今現在納屋の入り口、市長なんか知ってるけど港湾道路って言うんですかね、あの片面約六メーター道路あるんですけど、片面には常に自分のもう車庫がわりとして何十台と止めております。これ我々市民はもう警察に頼るしかないんです。警察に言えば道路が県道だから県に言え。じゃあ県の土木、別府土木に行ったら、いやそれは警察だと言うて、罪のぬすりけあいこでもってどうしても手をつけない。だからこの一般質問できょう言うんですけど。

 それと、さっき課長が、警察と話したら協議中って言いましたね。駐車違反にステッカーを張ることを。あれもすぐ張ってすぐ処罰しようとかそんなあくどいことも私は言ってません。やっぱり警察がステッカー張ればやっぱり人間だから、ああこれ悪いんだなあと思うて、こんなところにとめて罰金取られたらばからしいからちゅうてちょっとした脅し、脅しをやってもらいたかったんですけど、それもまずやってくれない。

 それと、交通安全の会長に言ったことと、今課長がこの質問通告書を出してから相談に行ったことと違う。警察がうそをついていいんですか。警察がうそをつくじゃったら我々もうそをつきますよ。

 そういうことでこの交通、警察が協力的でないということは、課長、私が今言ってることをそのまま具体的に、後で名前も言いますから、その人にこんなことを言ったじゃないかということを言ってください。そうでしょう。

 あとフイルム。たまたま五月ごろじゃったですかね東地区館で、青少年育成問題のときに私も出席してて、そのときにたまたま入り口に黒の大きな乗用車のシャコタンをして、フイルムは前からも真っ黒けしてて、そして警察の方もそこに来ていたから、あんな車はあれがいいんですかちゅうたら、いやその所有者が何をしようが一メーターでも動かない限りは我々は処罰はできない。じゃあならそれを動くまでそこに隠れていてそこでもって検挙したらどうですかまで言ったけど、いやそんな暇はない。

 なんだかんだ言うたら暇がないとか言うけど、私がいつも不信に思うのは、これは国の決まりだからこれ言い分がないんですけど、シートベルト、あれはシートベルトは交通安全対策というか事故防止やないわね。で大事故やったときの自分の命を守るため。こんなものしようがしまいが自分の勝手やと、私はそうやない。だから私はしません。(笑声)だから、もう五回ぐらい私は捕まっておりますけど、これは交通事故防止やないんです。こういうのを隠れて捕まえて、そんな暇があるんじゃったらこれ駐車違反の車にステッカー張って回った方が事故防止になると思うんですよ。あの車ただ道路にとめてるのが邪魔とかじゃなくて、あの間から子供とかが出て道路半分もうほとんど使っているから当然右っかわ通行で車も、走ってる車もあるから、たまたま警察問題にならない、事故処理でもっておのおのが話つけてるけどうちの部落では何度かそういう事故がありました。まあ人身まで行ったのもあるけど死にごとにはならなかったから警察問題に上げておりませんけど、こういうふうにしてかなり市民は迷惑、またこれを今話がもう前後してしょうがないんじゃけど、車をただとめてるだけならよかったんですけど、だれかな今、課長の名前を思い出せんがその方が前の税務課長さんはだれだった、杵築市の税務課長だれやったかな。(発言する者あり)え、江口さんの次。ああ阿部だ──阿部さんに軽自動車がもう三台ぐらいとまってて、こんなとこに恐らくとめてナンバーがあるっちゅうことは税金も払ってないっていうことで調べてもらったら、当然七年ぐらい払ってなかって、それをじゃあ、それを請求して何とか車をのけらしてもらうって言うたら、この数カ月前からナンバーを取って、廃車として今度はそこに置いて、それをすぐ別府土木に、県道だからということで別府土木に私は電話したら、道は市民に我々がつくって貸してるけどこれを処罰するのは警察。また警察だっちゅうから警察に言えば、いや県道に車を置いてるのはこれ県の責任だとかいうて、もう逃げあいこで手はつかないので、何でこれをこんなところで私が言うかっていうたら、市の方も交通安全に対しては補助金を百万近く上げてるんだわね。今からもうそんなのやらんでください。これ交通安全の杵築支部長の阿部多助さんもおりますけど、我々は一件五百円を出しててそういうふうにやってて、市もやってて、それは警察は全然取り上げないちゅうことは、それでああいう人たちはこれが仕事なんだから、仕事です、あれ勘違いせん。ふんぞり返っておれは署長だとか威張っているけど、勘違いしてるんじゃないかと思う。自分たちの仕事せないかんと思います。

 こういうことで、話は前後しましたけど答弁お願いします。



○議長(真砂矩男君) 二つとも要りますかね。廃屋の問題も両方一緒ですね。



◆十番(上野辰治君) そう、両方一緒に。



○議長(真砂矩男君) はい。阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 議員、大変難しい問題なんですが、ちょっと実例を話させていただきたいというふうに思います。先般ある旧杵築市内の小学校の近くにだったんですが、かわらが落下して通学児が危ないというようなことで、すぐ所有者の調査をしましたが、県外在住者ということもありましたが、電話をしながら対処のお願いをしたところでありますが、どうしても経費等の面で早急な対応がとれないということで、ただ子供の危険性等もあるもんですから、建設課等に対応してもらい、バリケードの設置をして対処をしておるところであります。市でそういう防災なり防犯、人的被害等の未然防止のために何らかをするということでありますが、先ほど言いましたように所有権または管理権等の兼ね合いがありますので、ぜひそうした被害の苦情に対しまして、所有者と今後とも協議を行い、そうした廃屋に対する取り組みのお願いをしてまいりたいと思いますので、ぜひ御理解をお願い申し上げます。



○議長(真砂矩男君) 交通関係。



◎生活環境課長(阿部憲之君) はい。警察も先ほど言いましたように、取り締まりをせんというんじゃないんぞというようなことで話を聞いておるんですが、議員おっしゃりましたそのものを当局に伝えまして、現状での警察の取り締まり等の対応について再度お願いをさしていただきたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(真砂矩男君) 上野議員。



◆十番(上野辰治君) 課長、廃屋の問題ですけれど、「所有者と協議をして」と言いましたね。ということは、廃屋をある場所、おたくなんかが一軒一軒当たってみて、それから所有者を探していってくれるんですか。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) すべての廃屋について、そういう対応はちょっと無理かと思いますので、そうした苦情のある件につきまして、ぜひそういう対応をとらせてもらいたいというふうに思います。



○議長(真砂矩男君) 上野議員。



◆十番(上野辰治君) それでですね、今まではさっき私が述べたように泣き寝入りをしているが台風当時その廃屋が飛んできたで、割れたら大工さん雇ってまたよくしているけど、今後はこれを市の阿部さんところに連絡をすれば、その持ち主のところに行って何らかの話し合いをしてくれるんですね。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) まあうちだけで対応がとれるかわかりませんけど、関係課と十分協議しながら対応をさしていただきたいというふうに思います。



○議長(真砂矩男君) 上野議員。



◆十番(上野辰治君) ということは、これ今まで被害に遭った方々知らないから、これを市報なり流してね、台風のときに隣の廃屋の家から物が飛んできて壊れた場合には市役所の何々課まで連絡をしてくださいちゅうことを市報などで流してもらったらどうでしょうか。それしてくれますか。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) その辺につきましては、ぜひ今後の検討ということで御理解をお願いしたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 上野議員。



◆十番(上野辰治君) 御理解っちゅうけどな、今まで何百年とこれ泣き寝入り、皆きてるんだから、これを「今から検討中」とか、それじゃだめですよ。はっきり「こういうふうにいたします」ちゅうことを、今まで被害に遭ってる方。今までのことさかのぼってじゃなくて今から。今からまた去年みたいに台風が五個も六個も来ることもあるから、そのために今後はこういう対策をしますいうことを市報に流してくれるのを、例えば日にちを切ってくれませんか。「何月号に載せます」とか。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 議員、市報に載せるそのものの検討をぜひさしてくださいということでありますので、そこ辺何とか御理解を。



○議長(真砂矩男君) 上野議員。



◆十番(上野辰治君) そんならやっぱりこれは被害に遭った方は今までどおりわからないから、もうこれは天災だから仕方がないで泣き寝入りしようちゅうことやけん、市報に載せなきゃ全般にわからない。私が一人でもって杵築、もう山香、大田まで行ってね、こんなことあったらみんなすぐ市役所に届け出なさいよちゅうことを言うわけにはいかんからね、この検討中をなるべく市長、助役、よろしくお願いします。──首振らんな。(笑声)



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) この廃屋の問題につきましては、私も議員の時代から再三質問をさせていただきました。一部ではこういったものを条例で定めてるところがありますが、罰則とかそういうものにはないわけであります。そういうことでありますので、改めてこの件につきましては検討させていただくし、また市報等々において今回の一般質問で出た内容等々の中で市報にもそういった廃屋のお持ちの皆さんにというような形で掲載ができるように検討いたします。やりたいと思いますので御理解をいただきたいと思います。以上。



○議長(真砂矩男君) 上野議員。



◆十番(上野辰治君) 廃屋で飛んできて、罰則をどうのこうのじゃありません、市長。廃屋を壊してね、所有者にただそのかわら飛んできて、そこが壊れたからその罰則云々じゃございませんから。ただ壊していただくことだけでいいです。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ですから、そういった条例ができましたら、所有者当然わかるわけでありますから、そういった方々にこういった条例ができたということで徹底し、もし危ない場合は市が壊して、後その費用を請求していいですかというような形のものになろうかと思いますので御理解を。



○議長(真砂矩男君) 上野議員。



◆十番(上野辰治君) なら、そういう条例を一日も早くつくっていただくように、それはお願いします。

 あとはまた警察が協力的でないということを、阿部課長、また二、三つけ加えておきます。私が、私今区長であり議員であっても言うことを聞いてくれないこの警察の方々に、先ほど言ったように交通安全協会の東分会の三役にお願いをしていってもこれはまた嘘の今の回答が来るみたいに、こういう方たちはなんで私がこういう方、三役にお願いしたかというと、ついことしの六月だったかな、警察の歓迎会で新しい職員が総がわりかなんかしたんで歓迎会で、なんちゅうか、東分会の三役の方、例えば女性の会長とか、ここに堀寿満さんとか阿部多助さんとかも交通安全。衞藤明和さんもおるけど、恐らくその席に行ったんじゃないかと思います。そういう飲みごとに行って顔つなぎをして、まあ親睦会だから大変私はいいと思ったんだけど、その方たちが言ってもろくな回答はくれない。そういうまた飲み食いする暇があったら、ステッカー一枚、二枚じゃない、十枚も張る時間があるんだから、これを課長、くれぐれもね、忙しいとか、そんな暇がないとか、我々だって仕事を持っていながら月に一回から二回街頭周辺に立って、一生懸命交通安全対策をやってるんだから、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(真砂矩男君) 答弁要りますか。



◆十番(上野辰治君) 答弁もういいです。



○議長(真砂矩男君) いいですか。すべていいですか。



◆十番(上野辰治君) はい、いいです。



○議長(真砂矩男君) はい。

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○議長(真砂矩男君) 三十四番、二宮勝行議員。



◆三十四番(二宮勝行君) 三十四番の二宮勝行でございます。三点について質問をさせていただきます。

 まず新杵築市庁舎の建設計画についてでございますが、十月一日に新杵築市が発足をして早くも二カ月余りが経過いたしました。財政再建を最重点課題に合併したわけでございますが、多くの懸案を抱えながら船出をし、今から一つずつ解決をして計画をしていかなければなりませんが、その中の大きな課題の一つが新市の庁舎の建設計画であろうと思います。市長はこのことについてどのようにお考えかお尋ねをいたします。

 二番目に、市道杵築山香線の新設計画についてでございます。

 三市町村が合併をして新杵築市が誕生して、私たち旧山香の市民はその市役所に行くのに、今回都合により合併できませんでした日出町の中を通る国道十号線をしばらく通行しなければなりません。このような例は全国的にも余りないようでございますし、ぜひ市道杵築山香線の新設を山香の市民の多くが切望しております。このことにつきまして市長のお考えをお聞かせください。

 三番目に、先ほど西議員が質問されましたが、若干違った面から少子化対策について私はお尋ねをいたします。

 日本は今急激な少子化が進んでおり、少子化が現在の状況で進みますと、近い将来日本の人口は減少化に進むと予想されております。この人口減少こそがふえ続ける高齢者の福祉事業、あらゆる年金事業の行き詰まり、税制の落ち込み等につながり、やがては日本の滅亡へと進んでいく問題であろうと思います。この大問題に対して、政府もやっと重い腰を少し上げ始めたように感じますが、まだまだ生ぬるいものであります。私たち杵築市でも厳しい状況であるのは十分承知しておりますが、現代の日本における最大の政治課題と考え、杵築市独自の思い切った、子供をたくさん産み育てることのできるような施策を講じてもらいたいと切に思うわけでございます。市長に何か思い切った考えがあればお聞かせ願いたいと思います。

 以上、三点についてお尋ねをいたします。



○議長(真砂矩男君) 興田総務部長。



◎総務部長(興田信一君) 三十四番議員さんにお答えをしたいと思います。質問事項でございますが、新杵築市役所の庁舎の建設計画についてということでございます。要旨につきましては、財政改革を最重点目標にしなければならない状況に並行して将来的に計画しなければならない課題に新庁舎建設があると思いますが、市長の考えを尋ねるということでございます。

 合併協議会で議論をいたしまして、当分の間、新庁舎は建設しないことを前提に現有庁舎を最大限に活用するという方針が出されております。現在のような分庁舎方式を採用しているところでございます。分庁舎方式では、組織の肥大化や効率性の観点から検証しても決して望ましい状況ではございません。いずれは組織を一つの庁舎に集中しなければならないと考えております。

 しかしながら、合併後間もなく周辺部対策や少子化対策、農林水産業の振興、環境問題等新市で取り組まなければならない課題が山積をしているところでございます。これらの課題に具体的に対応するための施策を限られた財源の中で展開していくには行政改革を強力に推進し、強固な行財政基盤を構築するということが最優先であると考えております。

 したがいまして、行政改革の一定の成果があらわれ、組織を再編してもなお新庁舎を建設する必要がある場合は、その時点で財政状況等を見極めながら検討してまいりたいと思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 河野産業建設部長。



◎産業建設部長(河野純一郎君) それでは、二宮議員さんにお答えをいたしたいと思います。

 市町村合併に伴いまして、旧山香から旧杵築を結ぶ市道の新設ができないかと。これにつきましては、山香地域住民の皆様の非常に強い要望があるのだがという御質問でございますが、現在杵築市街地へのアクセス道路といたしまして最も利用されておりますのが、国道十号線でありますが、この路線は一部に台風等のために、洪水時には冠水をいたしまして、たびたび通行どめになることがございます。また通過いたします交通量も非常に多くなっている状況でございます。

 議員さん御提案の市道杵築山香線の新設につきまして考えられますのは、二つのルートが考えられます。お手元にこの図面を差し上げてございますので、これによって説明をいたしたいと思います。

 まず一案といたしまして──この図面はですね、実線の箇所につきましてはもう既に拡幅改良済みの場所でありまして、点線の部分が計画中、あるいは未整備の部分でありますので御承知をお願いしたいというように思います。

 まず第一案といたしましては、右上に記載しておりますけれども、山香地区の中心部から市道小武中村線を通りまして、県道山香国見線を経まして、林道長谷線、それから市道山香線を通りまして、県道の大田杵築線に抜けるルートが考えられます。この路線のうち、旧山香の林道長谷線、それから旧杵築の山香線はまだ未整備となっておる状況でございます。

 それからもう一つの第二案といたしまして、下の方に記載しておりますけども、農業文化公園から県道山香院内線を通りまして、市道瀬口松尾線を経由いたしまして、林道迫田西仲尾線、これはもう既に整備済みでございます。それを経まして、それからこれは県事業でございますけども、元気な地域づくり交付金、エコランド山香地区を通りまして、林道鹿鳴越三号支線、そして日出町の赤松に抜けるルートが考えられます。で、この第二案につきましては、今現在林道鹿鳴越三号支線まで、瀬口松尾線から鹿鳴越三号支線までは現在計画あるいは実施中の場所であります。延長にいたしまして約八・八キロの区間であります。この二つのルートにつきましては、住民の皆様の利便性の向上や地域の活性化とともに、山香地区と杵築市街地を結ぶ路線といたしまして大変効果があるものと考えているところでございます。今後未整備の路線につきましては補助事業の関係もございますので国や県と協議をいたしまして、また計画の策定をしなければなりませんけれども、これにつきましては市の内部協議を重ねながら今後検討していきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 少子化はどなたが答えますか。佐藤子育て支援課長。



◎子育て支援課長(佐藤律子君) それでは、二宮議員さんの御質問に対し、御答弁をさしていただきます。

 このたびの合併によりまして新設をされました子育て支援課の今後の支援対策について御説明申し上げます。

 年々少子化の進む現在、今や子育て支援は国を挙げての重要施策の中にあります。この議会におきましても、このように御関心をいただき、まことに心強さを感じております。なお、この子育て支援課は、あらゆる面からこの少子化現象に歯どめをかけようと新設された課であると、私、重責を感じているところでございます。合併後、はや二カ月が過ぎましたが、先ほども申し上げましたようにそれぞれの地域の事情から地域差が生じていることが多々ございます。それらを調整しながら地域住民の多くの方が子育てへの関心、また理解を高め、地域全体で子育て家庭を支えることができるよう、まず支援サービスの充実、保育サービスの充実、子育て支援のネットワークづくり等に取り組んでいきたいと考えております。何といっても主体は子供でございます。将来を担う大切な子供を市の宝と考え、心豊かで健やかに育てられることを目標に課員一丸となって進んでまいりたいと思っております。

 子育て支援課は児童保育係、児童福祉係の二つの係の中に母子自立支援員、家庭児童相談員も配置され、母子、父子相談にも児童相談にも応じ得る体制も整えております。今後は今年度策定をいたしました次世代育成支援地域構造計画を指針とし、子育て支援の対策に努力いたす覚悟でございますので、ぜひ議員皆様方の御理解をちょうだいし、お力添えをいただきたく、よろしくお願いを申し上げます。

 以上、子育て支援課の新設に当たり、課としての今後の目標を申し上げ、御答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(真砂矩男君) 二宮議員。



◆三十四番(二宮勝行君) 庁舎の建設計画については総務部長の答弁で納得はいたしますが、いずれは改築、新築しなければならない時期が目に見えておると思います。私はこのことについて毎年若干ずつでも基金を設立してでもそういう意志を残していく必要があるんじゃなかろうかと、することがいいんではなかろうかと思いますが、いかがでございましょうか。



○議長(真砂矩男君) 一つずつでいいんだな。八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ただいま新庁舎の問題について御質問をいただきました。二十一番議員の答弁と同じでありますけど、ただいまはこれに向けての基金づくり、基金をつくったらどうかということでございます。これは議会の皆様の御同意も必要なことになります。またきょうの新聞にも出ておりました既に合併をしました杵築市と由布市を除きましては、今回の合併のある程度の合併した形の中でどのような地域の格差ができてるかというようなことも県が調査をし、それを厚くそういった周辺地域にまた予算を配分するというようなことも出ておりました。私ども合併しましてまだ二カ月ちょっとであります。また通勤の問題等々もございます。そういったことを勘案しながら議会の皆さんの御同意をいただければ、こういった問題についても積極的に取り組んでいきたいと、このように考えております。

 以上であります。



○議長(真砂矩男君) 二宮議員。



◆三十四番(二宮勝行君) 納得いたしました。市長の考えで十分でございます。

 次に、杵築山香線の新設につきましては、課長から説明をいただきまして、山香の市民も納得することと思いますが、できるだけ早い機会に、私たちはもう十年も前から第二案を期待し、続けてきておるところでございますので、引き続いて一案、二案、ともにできれば地域の産業発展には非常に有効になることと思いますのでよろしくお願いをいたします。これについてはもう答弁は要りません。

 三番目の少子化対策につきましては、ここで幾ら叫んでみても結果は同じかと思いますが、議員も執行部も考えることは同じだと思いますし、将来に向けて一番政治の、行政の一番大事な根幹をなす問題であると考えますので、今子育て支援課長が言われましたように一緒になって力を合わせて頑張っていくことが必要であると思います。

 そういうことでお聞きをしましたが、課もできましたし、できましたら市長に一言このことについての考えをお聞きできればありがたいと思いますが。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ただいま課長が申し上げましたとおり、それぞれの杵築、山香、大田で、国の主導によりまして平成十七年から十年間にわたってこの次世代育成支援行動計画を策定いたしております。これもまちまちでありますので、きょう御質問をいただきましたこともございます。この三つを早くつくり上げまして、大体五年計画で杵築市におきましては既に市報によってこの計画を上げております。そういった中で細かく、二十一年までにどういった事業についてやるということも出ておりますし、改めて三つのものを整理して議会の皆さんにも御提案を申し上げたいと、このように思っております。

 国もこの少子化対策につきましては、ある学者につきましては、もう介護保険と同じような形でですね、市民からこの少子化対策で女性に子供を産む人と産まない人というような形の中で、学者ですけど、もう十年もたつと介護保険と同じように一般の住民から、成人からこういったものをとる時代になるんではないかと、このように言われております。そういったことも勘案しながら、この地域にあった少子化対策について改めてまた御提案を申し上げたい、このように思っております。

 以上であります。



○議長(真砂矩男君) 二宮議員。



◆三十四番(二宮勝行君) 私、大変市長の考えも聞きましたし、これでもちまして一般質問を終わります。

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○議長(真砂矩男君) ここで午後一時まで休憩をいたします。

 午後零時五分休憩

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 午後一時零分再開



○議長(真砂矩男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。七番、磯田国博議員。



◆七番(磯田国博君) 七番の磯田国博です。一般質問を行います。

 合併により旧山香町立病院は新杵築市に引き継がれ、十月一日より杵築市立山香病院としてスタートしたわけですが、これからの病院事業の運営は二つのことが考えられると思われます。まず一つは杵築市民の健康保持に必要な医療提供、もう二つ目は公営企業として経済性を発揮する、この二つのことを踏まえて質問を行いたいと思います。

 市立山香病院の施設整備拡充について、一つ、市立病院は三万四千人近い地域住民の健康管理や地域医療の充実を図るため、病院を核とした保健、医療、福祉、介護が一体となった地域包括システムの構築を推進し、施設整備により特色ある病院づくりが必要ではないか。二つ目、住民検診や人間ドックの検診状況を見るとそれぞれ異なった診療機関で検診を受けているが、統一した市立病院での検診ができないか。三つ目が、検診センター、背骨センターの増設が急務だと思われる。既に基本構想実施計画も進められている。病院経営対策としても収益性のある事業については積極的に取り組むべきだと思うがどうか。三つについて質問を行います。院長もきょうは来ておりますんで十分な説明を願いたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 坂本啓二院長。吉田事務長が来てる。それでは吉田山香病院事務長。



◎山香病院事務長(吉田隆博君) 七番議員さんにお答えをいたします。

 御質問の要旨は一つには三万四千人市民の健康管理や地域医療の充実を図るため、病院を核とした保健、医療、福祉、介護が一体となった地域包括ケアシステムの構築の推進と、施設整備により特色ある病院づくりが必要ではないか。二つには住民検診や人間ドックがそれぞれ異なった診療機関で実施しているが、統一した市立病院で実施できないか。三つには検診センター、背骨センターの増設が急務と思われる。既に実施設計も進められており、病院経営対策として収益性のある事業については積極的に取り組むべきではと思うがどうかの三点についての御質問かと思われます。

 本件につきましては旧山香町議会第二回定例会において御質問のあった事案だと思いますが、まず第一点目でございますが、議員さん御案内のとおり、杵築市立山香病院は合併前より病院と健康管理センターが一体となり、地域住民の健康管理や地域医療の充実に取り組んでまいりました。さらに高齢者の皆さんが自立し、充実した日常生活を送れるよう居宅介護サービスとして訪問介護や訪問入浴、訪問看護、訪問リハビリ等、さらにデイケアや入所施設サービスとして介護老人保健施設を整備し、地域包括ケアシステムが推進されてきました。これまで培ってきた旧山香町立国保総合病院のノウハウを生かし、新しい枠組みでスタートした新杵築市の三万四千人市民の市立病院として地域住民の健康と命を守ることが最大の使命と考えております。その上で近年特に整形外科を中心に手術件数が増加しており、その手術の中でも脊髄手術が急増し、県内はもとより県外からも口コミで多くの患者が来院されます。そういう状況の中で脊髄手術という非常に専門的な手術が行える病院として特色ある病院づくりを進めてまいりたいと考えております。

 二点目でございますが、御案内のとおり現在は合併前の状況で住民検診、人間ドックを実施しております。議員さん御指摘のように杵築市立山香病院で実施できないかとのことでありますが、現在の山香病院では病院に併設しております健康管理センターと病院外来を使って週三回実施しております。新杵築市の人間ドック受診者は十六年度実績で四千二百人程度になっております。現状のまま市立病院で実施するには最大でも千八百人程度が限度かと考えております。市立病院では新市の人間ドックを受けるための検診センター基本構想を策定し、現在実施設計中でございます。議員各位と十分協議を重ね、また病院の経営状況を踏まえながら早い時期に市立病院で実施できるよう進めてまいりたいと存じております。

 三点目でございますが、市立病院では検診センターと一体化した背骨センターの建設を計画中でございます。背骨センター構想については、先ほども触れましたが、整形外科の脊髄疾患で受診に訪れる患者が近年急増し、それに伴って脊髄手術も急増し、市立病院の黒字経営に大きく貢献しております。今後もこの傾向はさらに続くものと考えられます。背骨センターという非常に特色ある施設で、現在は九州では飯塚に脊損センターがありますが、それ以外に独立した病棟で背骨センターを経営している病院はありません。市立病院では先ほどの検診センターと一体的に整備を進めてまいりたいと考えております。

 以上、どうか御理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) もう大体概略はわかりましたんですが。それでは、まず検診業務、検診業務について若干お尋ねをしたいんですが、今の病院では市民全員の、全体の検診は無理だと。四千二百人ぐらいの対象者があるが、最大でも千八百人しかできないというような状況にあるわけですが、これは旧山香町時代から今後市立病院に移行したときにどうすべきかという議論を二年間重ねてきたわけですが、検診業務のことにちょっとお尋ねしたいんですが、現在は旧の山香町の住民を対象にしておるわけですが、杵築さん、大田さんについては他の医療機関、厚生連と地域医療センターに検診業務、基礎検診と人間ドックを実施しておるわけですが、こういう姿がいいのかどうか、公立病院である限りは住民の健康管理は公立病院でやると、やらねばならないというような使命がありますんで、その辺のところをちょっと院長説明を願いたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 院長の方ですか。坂本院長。



◎山香病院長(坂本啓二君) 十月一日の合併で杵築市立山香病院長となりました坂本啓二と申します。どうぞよろしくお願いします。

 磯田議員さんの御質問にお答えします。かねてから町立病院の時代は町民の健康管理ということを最大の使命としましてずっとやってきましたけれども、その中の一環として人間ドック、総合検診を町民にやっておりました。で、大体千五百人から千八百人ぐらいの数をこなしてますけれども、今度新杵築市となったということで、でき得れば市立病院として市民の全体の健康管理という形で検診業務を請け負えるような体制を市立病院の中につくりたいと、そういうように考えております。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 検診業務のことについてもう少しお尋ねしたいんですが。今山香病院で山香町、旧山香町の住民が検診をしておりますが、そのほかの機関の杵築市さん、大田村さんを見ましても、検診の内容がですね、それぞれ検診項目であるとか、全体の診療費──診療費といいますか、料金とか個人が負担をする自己負担とか、国保の負担とか社保の人の自己負担とか、そういう内容も同じ市民でありながら違うというような状況に今ありますんで、この辺を今後は一つのものにしていく方がいいんではないかなというふうに今は考えますんで、その辺の件について院長、もう一回答弁を願います。



○議長(真砂矩男君) 坂本院長。



◎山香病院長(坂本啓二君) 今の件ですけれども、検診項目は調べてみましたところ鶴見病院さん、それからOHCさんと比べますと、山香町立病院の時代の検診料、少し違います。値段も若干違います。それから個人の負担の割合もそれぞれ違っております。ここらは今年度はこのまま三月までいくということでございますので、新年度からはできるだけあわせた形で検診項目もそろえた形でできたらやりたいというふうに考えております。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 検診業務につきましては、必要性を含めて今後十分検討していくということを言われますんで、検討課題としてしていただきたいなと思っております。

 次に、病院の経営状況について若干お尋ねしたいんですが、病院会計が公営企業会計で会計経理をしておるわけですが、過去のですね、過去の五カ年間の収支の状況、黒字と思うんですが、収支の状況と、剰余金が幾らあるのか、剰余金が幾らあって流用資金、手持ちの現金がどれだけあるのか、まずその二点をまずお尋ねしたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 吉田事務長。



◎山香病院事務長(吉田隆博君) 山香病院の過去五カ年間の収支の状況について御説明さしていただきたいと思います。──失礼しました。平成十二年度から十六年度まで申し上げさせていただきたいと思います。平成十二年度──純利益額でよろしいですかね。平成十二年度が六百七十七万九千円、平成十三年度が五千百七十二万八千円、平成十四年度が三千五百九十七万四千円、平成十五年度が一億一千二百三十二万八千円、平成十六年度が九千五百二十七万四千円の黒字となってございます。

 現在毎年減価償却等を行っておりまして、内部留保資金というのがございます。十一億強のお金が内部留保資金で残ってございます。それから決算上で繰り越し利益剰余金というのがございまして、三億二千八百万程度剰余金として残ってございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) はい。決算状況をお答え願ったわけですが、非常に今健全財政を保っておるわけですが、十六年だけでいいんですが、十六年の黒字の中で福祉部門、老健あたりの収支の状況は幾らぐらいになるんですか。



○議長(真砂矩男君) 吉田事務長。



◎山香病院事務長(吉田隆博君) 十六年度の決算額で見ますと、介護老人保健施設の黒字額が八百八十一万三千円となってございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 私も今回、病院の事業の中身的なものについて杵築市さん、大田村さんの議員さんを含めて内容を少しでもわかっていただけるとこれからいろんな事業が進めやすいわけですが、特に福祉部門をお聞きしたのは、かつて法定合併協議会の議論の中で、山香病院については福祉施設があるのでそれが黒字の原因になっておるんだと。福祉部門がなくなると赤字になるような状況にあるんだというような議論がなされてきたわけですが、杵築さんも大田さんもそういう状況は今日まで持ち続けておったんじゃないかなという気がしますんで、どちらかというとイメージダウン的な議論がされておったということで、今説明を聞きますとそうでない本来の病院事業に黒字が出ておるんだと、黒字会計でやっているんだというような状況にあるわけでございます。そこら辺のことについて院長も合併協議会あたりの中でそういう説明もする機会があったんかないんか、少しつけ足しがありましたらつけ足していただいて、病院の財政状況あたりも説明を願いたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 坂本院長。



◎山香病院長(坂本啓二君) 残念ながら合併協議会の中では私の発言する場は全くありませんでした。ただ言えますことは、平成十六年度の九千八百八十万の黒字の中で病院本体で七千万強の黒字を出しているという現状がございます。今後とも黒字経営ということで一生懸命頑張っていきたいと思っております。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 財政状況もそういう状況にもあるし、当然今後市民の健康管理を含めて病院が責任持ってやるという気持ちだと思うが、若干今計画をしております検診センター、背骨センター、これについての概要でいいんですが、どの付近にどう建てて、一階部分、二階部分、三階部分あるんでしょうし、それと総事業費がどれだけかかるのか、それは資金を、どういう資金を充てるのか、そこら辺がわかる範囲でいいですから事務長にお尋ねしたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 吉田事務長。



◎山香病院事務長(吉田隆博君) お答えをいたします。

 本件につきましては、旧山香町の中では煮詰まってきた案件ではございますが、新市の中ではまだ具体的に煮詰まってはない部分があろうかと思いますんで、基本構想の段階の数字的なものを御説明させていただきたいと思います。

 建設の予定として病院内で考えてございますのは、病院の南側と申しますか、駐車場がございまして、病院に併設を、つながったような形で三階建ての鉄筋コンクリートの建物を建てたいというふうに構想では考えてございます。面積にいたしまして約三千百平米程度でございます。基本構想で出ております事業費は六億三千万程度になってございます。

 以上でございます。(発言するものあり)はい、財源につきましては、この事業について国の補助金等はございませんので、病院が経営していく中では病院の病院事業債というのを起債を借りて現在までも工事をやってきてございます。改修等につきましてやってきてございまして、その病院事業債借りますと今のところ二十二・五パーセント程度交付税措置がなされます。考えてみればその分が返ってくるということでございますんで、でき得る限り病院事業債を借りて工事を実施していきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 今病院が計画をしております両センター事業ですが、事業費が六億三千万ぐらいを予定しておるということで、これに向かって今まで病院としても内部留保資金を確保してきたと思うし、病院事業はどちらかというと設備をしながらそれによって収益を上げていくというのが基本的な考え方であろうし、今後も今の旧病院ではこれは今後多くの収入も見込めないと思うし、これから事業を進めて設備投資をすることによって、やはり年間五千万から一億の収益が上がるようなことを考えていくと思うし、そういう方向で進めてほしいというふうに思っていますが、今財源の中でも起債を借りるということですが、起債も結構ですが、留保資金もあるんで、留保資金も充てていくというような考え方も持つべきじゃないかなというふうに思います。

 そこで、起債の関係が出ましたんで、そちらの執行部の方に。病院事業債、企業債を充てるということでしょうが、今合併ができて、合併特例債、合併をすることによって検診センターあたりが必要になってくるわけで、合併特例債の充当はできないのか。それともう一点は、起債を起こすと本来的には病院が償還をしていくわけですが、総務省あたりの負担区分の関係、これあたりを見ると行政が建設する場合は負担区分があるように思いますが、そこら辺が考えられるのかどうか。特例債と、そういう負担区分の関係、それと当然地方交付税の中に病院があることで算入をされるわけですが、それについて幾らぐらいあるのか、そこら辺もちょっと執行部にお尋ねしたいと思います。



○議長(真砂矩男君) どなたが答えますか。興田総務部長。前に。



◎総務部長(興田信一君) 七番議員さんの質問にお答えしたいと思います。

 病院事業をやる上において合併特例債の充当ができないかということでございますが、これにつきましては県等とも協議をしながら、今のところは合併特例債を充当するというような考え方は持っておりません。これから先、検診センター、新市の中で建設をするとなれば特例債の充当も考えざるを得んかなと思っておりますが、この点につきましては県等とも協議をしていきたいと思っておるところでございます。

 また負担区分でございますが、この負担区分につきましてもどういう部分で病院が持つのか、また一般会計の中で持っていくのかということにつきましても、これもですね、研究させていただきたいなと思っておるところでございます。

 また今交付税で病院の事業の中で措置をされておりますのは普通交付税、それから特別交付税の中で措置をされておるわけでございますので、今のところは病院に対して一億五千万から二億円の範囲で繰り出しをしている、これにつきましては、もう今まで建設をしてきました元利償還金の部分についての交付税措置の部分でございますし、またいろんな救急医療とかそういう面で交付税措置されておる部分を補助しているというような状況でございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 今財源のことを部長が説明をあったんですが、特例債は今のところ考えてないと。特例債を別に充当しないでも病院事業債もあるんで、二十二・五パーセントの返りもあるということで、それはそれとしていいとして、負担区分についても考えてみろうということですが、今まで病院が建設をして附帯事業として老健を建設しておるわけですが、そういう事業の負担も現在はされてないというような状況でもあるし、現在病院会計に充当をしておるのは、交付税で来る、そのままそれを病院の方に出しておると、これだけのようでありますし、一億四千万ぐらい出しておるんではないかと思うんですけれども、本来的にいくとそういう金額じゃなくなるんかもしれませんけど、それについては将来とも交付税に算入された部分については病院会計にはそのまま出すんだということでいいんですか。



○議長(真砂矩男君) 興田総務部長。



◎総務部長(興田信一君) 繰り出し基準、また補助基準に基づいて補助していきたいと思っております。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 交付税に入ったものについては病院会計の方に出すと。これはまあ全国的にもどこの病院も出しておると思うんですけれども、それはそういうことで確認をいたしたいと思います。

 事務長にもう一つお聞きしたいのは、今既設の建物について、もう耐用年数と同時に起債の償還も終わるころに来ておるんじゃないかと思うんですが、古いものであと一、二年ぐらいあるんかな、そこら辺がちょっとわかれば教えてください。



○議長(真砂矩男君) 吉田事務長。



◎山香病院事務長(吉田隆博君) すいません、ちょっと資料を捜しておりますので。申しわけありません。

 お答えをいたします。今現在借りております起債の中で平成二十一年に償還のあるもの、いわゆる今の病院の本体、五十四年、五十五年に建てました病院本体の償還でございますが、昭和五十四年に三億七千二百万円借り入れたものが、年間の元利償還金が三千二百十四万九千七百六十円というのが平成の二十一年に終わります。それから昭和五十五年に七億五千三百万円という借り入れをしております年間の元利償還金が七千十万四千六百二円という金額でございますが、これが平成の二十二年に償還が終わります。合わせまして一億二百二十五万四千三百六十二円というのが現在借り入れている過去の償還が終わる部分でございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) まあ大体病院の状況と今後の計画について、今回計画をしておりますが、前の事業の償還がもうそう長くないうちに終わるということで経営的にもそう負担はかかってこないんじゃないかなというふうに思われます。それで、院長、事務長でいいんですけど、どんなですか、全国の自治体病院が全国にどのくらいあるんか、それと県内に自治体病院がどのぐらいあるのか、まあ四軒ぐらいじゃないかと思うんですけど、そこら辺がちょっとわかれば。



○議長(真砂矩男君) 吉田事務長。



◎山香病院事務長(吉田隆博君) お答えをいたします。

 全国の地方公共団体が経営する病院事業の病院数が平成十五年度の地方公営企業決算の状況から調べますと千三病院があるようになってございます。そのうちのですね、約四割が経常利益を生じた病院、黒字でございます、三十九・二パーセントでございますが、赤字を計上したのが六十・八パーセントというふうになってございます。それから県内の自治体病院、いわゆる市町村立病院ということでとらえさせていただきますと、うちの病院と東国東広域病院と公立おがた総合病院と国立から移管されました中津市民病院の四つがあるわけでございますが、これの平成十六年度の決算の状況を見ますと、先ほど申し上げましたように本院につきましては九千五百万強の黒字でございますが、これ公表されておりますので決算額を述べさせていただきますが、広域病院の方が七千五百万程度の赤字を計上してございます。おがたの方が二億八百万円程度の赤字を計上してございます。中津市民病院の方がわからないんですが、平成十五年度の決算の状況を見ますと、二億五千九百万円の黒字を計上しておるようでございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 公立病院の今後の経営については非常に厳しいものがあるんですが、県内を見ると、東国東郡の広域とおがた、この病院が今赤字というようなことですが、かつては両病院についてはすばらしい経営で大きな黒字が出ておったわけですが、逆転をしておるというような状況であります。

 そこで、院長に最後にお尋ねしたいんですが、これから目指しておる病院像、私も疾病構造の変化によって、今後は高度医療提供を余儀なくされるんじゃないかなというふうに今思いますし、整形を中心にして経済効果がかなり上がっておりますし、院長として今後どういう病院づくりを、特色のある病院づくりをしていこうというふうに考えておるのか、お尋ねをしたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 坂本院長。



◎山香病院長(坂本啓二君) 磯田議員に答えます。

 この病院の今後の展望ということでございますけれども、やはり私は自治体立が運営する病院は、市民の健康管理と命を守るということが最大の使命と思っております。そういう観点からこの杵築市はかなり高齢化率も高い、もう二十九パーセントぐらいになっておりますし、やはり今まで山香町で進めてまいりました地域包括ケア、いわゆる保健と医療と福祉と介護と、そういうものを一体的に運用する地域包括ケアシステムを、この新杵築市の中にも少しずつ広めていきたいと、そういうふうに考えて、まずそういう一点考えております。

 それから二つ目が、今自治体立病院の経営も非常に厳しい状況がありますけれども、やはり一番大事なことは患者さんに喜んでもらえる病院にする、そのためにはやはり医療の質を上げないといけないということで、今全力を挙げて医療の質を上げる職員の意識改革、今度医療機能評価機構の受診も考えていますし、それからいろんな意味で療養環境の整備、そういうものをしていきたいと、そういうふうに考えています。

 三つ目に、やはりこういう経済状況ですから、やはり経営を抜きにして病院経営は渡れないと思います。で、病院経営を考えてみましたときに、地域包括ケアで非常にうまくうちの病院はここずっとうまく行ってると思いますけれども、さらに経営を強化するためにはその中に一つ特徴ある診療科をつくるということはまた大きな魅力のある病院づくりになると思います。で、現状は、うちの病院は非常に整形外科の脊椎の手術が患者が非常に多い状況がありますので、この特徴を生かして脊椎の背骨センターというようなものも考えております。そういうことをすることによって病院全体の付加価値が上がり、最近患者さんが非常にふえてきております。もう病床利用率で言いますとほぼ百パーセントに近い状態がずっと続いておりますし、外来患者も最近は非常にふえてきて、いい意味での相乗効果が出てきてるんじゃないかと思いますので、そういう特徴ある病院づくりも進めていきたいと考えております。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 院長の目指す今後の病院づくりをお聞きして、心強く思っておるんですが。いずれにしてもこの市立病院は──市長にお尋ねしたいんですが、開設者、管理者が市長になりますんで。市長もこれから病院のことに取り組むと思うんですが、市長も常々病院の充実ということと、病院を中心にした福祉バスの巡回をやりたいということを言っておりましたし、新杵築市になって大型事業も計画実施をされようとしておりますし、体育館であるとかケーブルテレビであるとかの大型事業が山積しておりますが、病院事業は特に収益性、利便性のある施設にしていくべきだというふうに思いますし、利益の上がることも病院は考えられますし、その辺を踏まえて市長として今後病院をどうしていくのかちゅうことをお尋ねをしたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) それでは、磯田議員にお答えいたします。

 きょうこうして新生杵築市の議会で初めてこの山香病院の件が表に出たわけであります。個人的にはいろいろ聞いておりましたし、また前町長からも山香病院のことについてもお聞きをしておりましたが、きょう具体的にお話をお伺いをさせていただきました。特に山香病院の経営については健全経営をしてるということを改めて確認をさせていただいたところであります。

 しかし、今回のこの話は杵築の議会、大田の議会については初めてのことだろうと思います。そしてこの計画につきましては、まだ初めて私もこの議会の質問の中で計画の絵も見させてもらいましたが、そういった点からいきますと、施設では約六億二千万というふうに先ほど担当の方からお話がございました。また中身の什器施設についても約一億八千万ぐらいかかるというふうに聞いております。そして御質問のありましたこの事業に対して特例債が使えるかということでありますが、特例債については合併協議会の中で何を優先的に使うかということの中にもこの山香病院は正直申し上げて入っておりませんでした。そういうことからしますと、議会の、山香の皆さんにつきましては先ほど来より議会でも質問をし、答弁があり、既に基本計画もできて実施計画を今遂行してるということでございますけど、そういうことからしますと、ちょっと時間をいただきましてこの全員協議会におきまして、あるいは議会終了後等々でございますけど、そういった特例債の使い方につきましても優先順位として私ども旧杵築市は平成二十年に国体がありますのでその体育館を重点的にと。大田につきましてはケーブルテレビ、そして一部の道路と。そして山香につきましてはケーブルテレビと、そして生涯学習館、それと道路の一部というふうに今日まで話し合いをしてきたところであります。そういうことでありますので、きょう私自身もこの市民病院で検診ができないというのはいかがなものか、また合併協議の中でできればこの病院を多く利用したいということで、循環バスについても現在検討してるところでございます。

 そういうことで、この病院については私自身もすばらしい構想だとは思いますけど、しばらく時間をいただき、議会の皆さんとも旧杵築、旧大田の皆さん、そして山香の皆さんも周知徹底した上でこれにつきましては遂行していきたいと、このように考えております。

 以上であります。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 市長の答弁で大体わかったんですが、ただ一つだけ言いたいことは、合併協議会の中で協議をされてなかったというような言い方をされるとちょっと無神経じゃなかったんかなとというふうに思うし、別に特例債を入れて云々というようなことを言っているわけじゃないんで、特にその検診業務あたりがそれぞれ違うということについては、特に助役も合併協議会の幹事長としてまとめてきたと思うんですが、全く病院については話もなかったというようなことじゃおかしいんで、検診業務あたりが市立病院になったら、市立病院で考えていくのかいかんのか、そのくらいの協議があってもよかったんじゃないかなと思っておりますし、助役、合併協議の幹事会の中でそういう問題について協議がされたのかされてないのか、ちょっとお尋ねします。



○議長(真砂矩男君) 堀田助役。



◎助役(堀田幸一君) 磯田議員にお答えいたします。

 確かに私、この合併協議会の幹事長という職にありまして、事務事業についての協議をしてまいりました。ただご存じのとおり山香町立病院の取り扱いにつきましては、この法定協議会の中でも大きな課題ということもありまして、かなりの時間も割いてまいりました。最終的にこの山香町立病院の取り扱いにつきましては、一つには山香町立病院及び附属施設の事務事業、財産及び債務については現行のとおり新市に引き継ぐものとするというようなことで大きな枠で確認がとれました。

 したがいまして、今言った具体的な病院内部の業務についての協議がされてないということが実態でありますので、今後早急にそこら辺の病院関係者とも協議を進めていきたいというふうに考えますのでよろしく御理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(真砂矩男君) 磯田議員。



◆七番(磯田国博君) 最後に病院事業だけじゃなく、福祉を、福祉を今後進めていく上で福祉関係は医療が伴わなければ福祉は成り立ちません。そういう意味でも特に住民の関係することが多いいんで、ひとつその辺も十分考えていただきたいと思うし、市長も非常に前向きな考え方を持っておりますんで、市長、できるだけ早くですね、問題に取り組んでいただいて、病院もやはりやる気を起こしておるんで、非常に今病院自体も活気があります。地域の振興にもなりますんで、ぜひ早急にですね、進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。終わります。



○議長(真砂矩男君) よろしいですか。いいですか。

………………………………………………………………



○議長(真砂矩男君) 二十二番、河野有二郎議員。



◆二十二番(河野有二郎君) 二十二番の河野でございます。私は通告二ついたしておりまして、税金問題と病院問題ということでございますが、ただいま磯田議員がるる質問をされましたので、関連した質問ということで先に病院の問題をさしていただきたいと思いますので、この点よろしくお願いいたします。

 まずただいま市長も答弁されましたが、質問の中で新たな建設計画があるというようなことでございましたけれども、私ども全く初耳でございまして、こういった問題については山香町議会の中では論議されたかもしれませんが、その他の議会では全くきょう聞くのが初耳ということでございます。先ほど市長もそういうふうな答弁をされたと思いますが。旧杵築市には旧杵築市なりの病院の事情というものもございまして、新規に建てかえるとか建て増すとかいうことに関しては、一応議論のあるべきが当たり前だというふうに考えております。なお、私がこの質問状の中に書いておりますような決算問題については詳しく説明をいただきましたので、重複するところがありますからこの点はもう質問をいたしません。今申し上げましたように、建設計画についてこのようなことが以後どういう形で計画をされておるのか再度お伺いをしたいと思います。

 なお、決算の問題にしましても、非常に情報公開がなされてないというふうに私は思います。杵築の市民の皆さん方も山香病院は実際どういうふうな状況になっちょるのか、赤字経営じゃないんかとか、御承知のように全国的に国公立病院が経営状態が不振でございまして、そういったことが関連して報道されておりますから、市民も非常に不安な面を持っていることがたくさんございます。私にも何人か聞かれたこともございますし。そういった点からも市民に対する情報公開がおくれてるんじゃないかというふうに感じております。このたびこういう形で一般質問ということで私も出しましたのは、できるだけ広く市民に病院の現状を詳しくお知らせ願いたいという意味で出したわけでございます。ただ今の経営状態の問題につきましては磯田議員が詳しく質問し、回答もございましたので、もうあえていたしません。

 で、私からは病院についての問題としましては、今の建設計画の問題が一つと、次に、まあ報道で御承知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、中津市民病院が非常に全国的にも注目をされておるわけでございます。それと申しますのも市内の個人病院と提携をいたしまして、軽い間は市民の個人病院で十分であるというようなことで、非常に重症患者になった場合、または手術を要するとかいうような場合は市民病院でそういう重症患者を診て、回復に向かったときにはまたもとの病院に返すという方式をとっておるために非常に中津の市民病院が好成績を上げているんだというようなことをテレビでも新聞でも報じておりました。これは大変難しいことであるとは思いますが、杵築市内にもたくさんの病院がございます。個人病院は重症患者が来ましたときは別府の病院とか、あるいはまた大分の大学病院あたりに送って手術等が行われ、面倒を見てもらってるというのが現状ではないかというふうに考えております。そういったことが杵築の市民病院となります山香病院でできるということであれば、市内の個人病院の方々も非常に助かりますし、また患者にしても非常に便利のいい状況になるんではないかというふうに考えます。この二点についてそういったことが可能かどうかということを、せっかくいらっしゃいました院長さんにお伺いをしたいと思います。

 次にですね、私のもう一つの質問条項でございます税金の問題についてちょっとお尋ねをいたしたいと思います。

 今納税組合制度というのがございまして、各市町村でこの条例ができております。それによりまして、報奨金、設立に対するもの、それから納期内にまとめて納付した組合に対して報奨金というのが交付されているわけでございますが、現在これは杵築で何組合、山香で何組合、大田の方で何組合ということがあると思いますので、その数と支払われている報奨金についてお知らせを願いたいと思います。

 実はこれは現在サラリーマンである方々にとっては全く関係ないことでございまして、サラリーマンは給料の中から前もって税金を差し引いた残りを渡されているというのがサラリーマンの現状でございます。そういった面からしましても、大変な差別があるんではないかということと、いま一つは個人情報が保護されにくいという問題がございます。納税組合の中には、あの人は幾ら払ってるとか、あの人はどれだけ収入があるんだというようなことが漏れてまいるような状況にございますので、一番現在厳しく言われております個人情報の保護という面でも非常に困っている問題ではないかと思いますので、この際合併もされましたことだし、来年度からの報奨金制度をぜひ廃止していただきたいというふうに考えるものであります。

 以上を一番目の質問といたします。



○議長(真砂矩男君) 病院関係から先行きます。坂本院長。



◎山香病院長(坂本啓二君) 二十二番議員さんにお答えします。

 最初の検診センター、背骨センターの建設構想の件ですけれども、先ほど市長が答弁しましたように、この件につきましては山香町議会ではかなり煮詰まったというふうに思っておりますけれども、杵築市の議員の皆さん、あるいは大田村の議員の皆様方には初めて聞く話だということもございますので、もう一度再度全員協議会あたりでこの件について協議をしていただき、前向きにぜひとも考えていただきたいと、そういうふうに思っております。

 それから、もう一つの中津市民病院方式はとれないかということで先日テレビ報道ありまして全国的に話題になりました。これは昔からよくある話なんですけれども、地域完結型の医療を目指すか、病院完結型の医療を目指すかという大きな論議があります。そして一般的に言われていることは、専門病院が複数ある都会型の地域ではこの地域完結型医療というのが成り立つと思いますけれども、今の杵築市の現状で見てみますと、専門病院がたくさんない現状の中では地域完結型を目指すことはちょっとやはり現状では無理じゃないかと、そういうふうに思っています。その上で私ども今度は市民病院になりましたので、開業医の皆様方と病診連携というのをより強く推進していきたいと考えております。現在毎月一回医師会で勉強会、講師を呼んで講演会をやっておりますけれども、そのほかにこのたび山香病院で症例検討会という形で開業医の先生方を交えてお互いに症例を勉強しようという会を立ち上げました。そういうことをつくりましたし、また病院の中に病診連携室という新たな課を設けて、より開業医の先生方、あるいは福祉施設との連携を深めていきたいと、そういうふうに考えております。

 それからもう一つ先ほどの地域の開業医の先生方が病院に出向いて例えば手術するとか、あるいは診療できないかということでございますけれども、現状はですね、うちの病院は入院のベッド稼働率がほぼ百パーセント、九十五、六パーセントで、なかなか余裕がないんです。で、かねてから県の方にはベッドの増床をお願いしてるんですけれども、これは国の医療政策もありまして簡単には許可がされてもらえないという中で、現状これ以上、本当は例えば脳神経外科、あるいはそういう循環器内科、とういう科もできれば市民の健康管理にぜひとも必要な科なんですけれども、現状はベッド枠が全然ないというような状況で、そういう専門的なものは現在は別府市内の病院の方にお願いしてる、まあある意味では病病連携、そういう形で運営をしております。

 以上です。お答えいたします。



○議長(真砂矩男君) 本多税務課長。



◎税務課長(本多数一君) 二十二番議員にお答えします。

 質問の要旨は、納税組合制度について税の公平を期すためにも廃止することというのが質問の要旨であります。

 納税組合の現状をちょっと述べてみたいと思います。杵築市が二百五十組合、で山香が九十九、この中身としては一般税が五十組合、それから国保関係、婦人会組織でありますが、これ四十九組合です。大田村が八十八組合になっています。

 次に交付金額でありますが、十六年度の実績で金額が出ておりますので、これを発表させてもらいます。杵築市が一千十九万一千六百七十九円、山香町が二百五十五万七千九百二十円、大田村が七十九万六千四百八十円となっております。合併前の事務方では奨励金を廃止の方向でということで話をされておりまして、十七年につきましては年度途中でありますので、旧市町村ごとに交付することで協議してまいっております。で、幹事会等では廃止をせずに合併後早急に協議なさっております。事務方、税務課の考え方としては、急速に廃止することは納税者を戸惑わせることになりますので移行期間を設け、十八年度は交付率二パーセント、十九年度は一パーセント、二十年度で廃止すると。で、内容としましては組合員の人数が十名以上、報奨金は市民税、固定資産税、国保税とし、個人情報の保護のために承諾書の提出を求めていきたいと思っております。現在率等については検討中であります。

 以上です。



○議長(真砂矩男君) 河野議員。



◆二十二番(河野有二郎君) 先に病院の問題について質問をさしていただきます。

 一つは先ほど磯田議員の答弁の中で脊髄関係、整形外科が非常に好成績なんだというお答えがございましたが、それも大変いいことだと思いますけど、その他の診療科目の中で私が見るところで十科あるんですかね、九科でございますか、はい。婦人科が休診ということになってますね。九科ある中でいわゆる不採算部門というのがあるんでしょうか。もしそれがあるんでしたら今どういう科目において不採算と。例えば、私も考えますのに、こういう少子化時代になると、小児科関係が少なく、子供が少ないためにかかる人が少ないんかなあと。単純に考えればですけどね。それで、やっぱり老人の方が、やはり老人がふえていくんですから、老人の関係の患者がふえてくるだろうというのは想像はできるわけですけども、そういうことがわかれば、ちょっとおっしゃっていただきたいんですが。

 それともう一つ、現在は二十六名のお医者さんで対応されておるんですかね。結局、常勤が十五名で、あと臨時的な人が十一名ということに、資料ではなっておるようでございますけども、それで十分対応ができておるとお考えでしょうか。その点をひとつ。



○議長(真砂矩男君) 坂本院長。



◎山香病院長(坂本啓二君) お答えいたします。

 不採算部門は、これは自治体立病院である以上、どうしても抱えなければいけない使命だというふうに思ってます。うちの病院で不採算といいますと、議員さん言われましたように、小児科、これはもう間違いなく不採算。それから、かつてありましたけど産婦人科、現在は医師の手当てができなくて休診状態であります。それから、耳鼻科、それから皮膚科あたり。

 黒字が見込まれる科としましては、整形外科、内科、それから外科、外科はちょっと最近はどうかと思いますけど、それから眼科も黒字が見込める科だというふうに思っております。しかし、先ほど言いましたように、自治体立病院は、やはり地域住民の医療サービスを提供するということが使命ですので、不採算も抱え込みながら全体として黒字化を目指すと。そういう方向性を考えております。

 それから、二つ目の医師の充足率ですけれども、これは、もうとても今は足りない状況です。御存じだと思いますけど、今は医師の確保が非常に厳しい状況が続いております。ここ三、四年はこの状況が続くものじゃないかと思っております。現状は、先ほどちょっと議員さん言われましたけど、常勤医師は十三名になってます、今。それから研修医を一名預かっております。そういう形で、ちっちゃい病院ですけれども、研修医を預かれる病院だろうということで、十月から研修医も預かって教育指導をしている状況です。医師の定数は十六名という形で今設定されてます。まだまだ、医師はもっともっと欲しいのが現状であります。



○議長(真砂矩男君) 河野議員。



◆二十二番(河野有二郎君) その件についてはわかりましたが、非常に苦しい状況の中でということでございますけども、いわゆる建設計画ですね。建設計画については、これはちょっともう市長にお尋ねしますが、これは私も初めて、市長も初めてだということですので、私も初めてですが、大変難しい問題じゃないかと考えるわけでございます。と申しますのも、杵築市内も数多くの個人病院等がございまして、市民病院を余り大きくするとか、ずうっとしていくことに対してはかなり抵抗があるんじゃないかというふうにも考えますので、この点については行政が一生懸命に中をとってやらなければ難しい問題があるんじゃないかと思いますが、市長のこの点についてどのようにお考えでしょうか。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) それでは河野議員にお答えいたします。

 幸い、私が市長になりましてから、杵築地区の医師会の皆さんとは年に一度懇談会を持っております。また、同時にこの病院の件が議題にもずっと上がっておりましたし、一般的に今回の山香町立病院の市立病院化につきましては、大方の皆さんは好意的に迎えていただいてると、このように思っております。

 その、多分中身は、先ほど院長からお話がありましたとおり、地区の医師会と連携をした、あるいは症例の検討会とかいうようなことで、それぞれのお医者さんのレベルも現在の山香病院はすぐれたものを持ってるというふうにも聞いております。そういった中でありますので、確かに不採算の部門等々これから含めまして、速見地区の圏域であります大田、杵築、山香の医師会の皆さんとも話し合いをしていかなければならないと、このように思っておりますが、できれば内部検討会じゃないですけど、私の諮問機関でも結構ですし、また院長さんを入れた形の中で、そういった一般医師会との調整等々もやっていかなければ、今後はやっていけないんじゃないかなあと、このように思います。

 やはり、地域のお医者さんの御理解の上でこの市立病院が立っていく方向性が一番望ましいと、このように思っておりますので、私の見解としたら、現在のところはそういうことで大いな期待を持っていただいてる。今後は、そういった面について話し合いをしていく場が欲しいというのが実態であります。御報告申し上げます。



○議長(真砂矩男君) 河野議員。



◆二十二番(河野有二郎君) 特徴ある医療制度をつくって市営病院の健全経営をやっていかれるということに対して、私も大変賛成なんでございますが、これからの問題として真摯に検討をしていっていきたいというふうに考えております。病院の問題については、一応これで終わりたいと思います。

 次に、納税のことにつきまして先ほどお答えをいただきましたけども、各市町村で、この報償金制度というのはそれぞれの条例によって違いますが、現在は、先ほど報告をいただいたように、合わせて一千五百万ぐらいの報償金が支払われるわけでございます。この議会で山香と大田の分は議案として計上されておったと思うんですが、五百万ほど計上されておったと思います。杵築市においては一千十九万ですか、それが既にもう議決をされておるわけでございますけども、千五百万という税金を、そのまま税金が減るわけでございますから、これは何とか、もう傷みを分け合っていただいて、このパーセントで見ますと四十、五十パーセントまで、恩恵を受けているのは四十数パーセントだとこういうふうになっておりますし、その中でも条例どおりにいっていないところも結構あるんじゃないかと。結局、十名以上が単位でございますが、十名以上の単位ができてないとこがあるんじゃないかと思いますが、詳しくいちいちどこがどんだけできてないとかいうふうに言わなくても結構ですが、そういう状態が現在もあるかどうかを知らせてください。

 それともう一つは、個人情報の漏えい等で苦情が参ってることがありますか。その点をちょっとお伺いしたい。



○議長(真砂矩男君) 本多課長。



◎税務課長(本多数一君) お答えします。

 組合員数が十名以上ということですけども、田舎の方に行ったら、過去は十二、三名あったんですけども、子供さんが出ていったり、お父さん、お母さんが死亡されて件数が減ってきております。そういう中で、過去においては納税組合を存続しておったんだけども、人が減ることによって人数が足らないというところにも一応は、過去からの経緯もありますので、そういうとこは交付は一応しております。

 それから個人情報の保護の関係でありますが、やはり中には金額等が、お互いに納税組合ですから金額わかりますので、その中でいざこざがあるということもちらほらは聞いております。

 以上です。



○議長(真砂矩男君) 河野議員。



◆二十二番(河野有二郎君) 法を遵守するということも大変な大切なことだと思いますけど、いろいろ地域には地域性があって困るんだということもあるようですけども、もし一斉にやめるんであれば、私はやめた方がいいんじゃないかというふうに思います。

 けさの一番議員の質問の中にもございましたけども、滞納者が非常に多いという中で、その入ってくる、減って入ってくる税金をまた戻して減していくというのもいかがというふうに考えますので、これはぜひ、この合併を機会に来年度からはやめていただきたいというふうに考えております。個人に入ってくる金は微々たるもんじゃないかと思いますけれども、全体からすれば年間一千五百万という貴重な税が出ていっておるわけでございます。そういうことも考慮されて、今行財政改革が推進しようという中でございますので、何ちゅうか、引き落としちゅうか、預金引き落とし、またはそういう振替方式にできるだけ市民の皆様を啓発して、税金は納めなければならないもんだから、できるだけ煩わすことなく、人の手を煩わすことなく、銀行振替等で納められるように、税金の税務課でも真剣に取り組んでそれを進めていっていただきたいというふうに考えております。

 聞くところによると、山香町はそういう取り組みをずっとされておったようでございますけども、杵築市もそれを一部は取り組んでおられると思いますが、これからますますそういう方式でお願いできたらいいんじゃないかなというふうに考えますので、税務課長、ひとつよろしくお願いをしておきます。

 以上で、私の質問を終わります。

………………………………………………………………



○議長(真砂矩男君) 四十二番、阿部幸市議員。



◆四十二番(阿部幸市君) 大変、初めての議会で緊張しております。杵築市の皆さん、ケーブルテレビの件もあることあるので、私は山香町立石下、昔の馬場鉱山三、四百メートルのところでございます。未熟者じゃけど、今後よろしくお願いいたします。

 では、ただいまより一般質問いたします。私は、この議会すべての法令等に基づいて、ただいまより一般質問いたしますので御理解をお願いいたします。

 まず、市長の考え方について市長にお伺いします。私は、一般要旨の答弁を求めるものも、市長あてに出しておりますので誤解をしないように。補足分は職員がしても構いません。第一、合併による改革と歳出削減と人件費の考え方について。二点、市長の給料は何を基準に合併時に決定したのか。

 では、まず第一点の合併による改革、歳出削減、人件費、これについて市長にお伺いします。市長、今回の合併で、日出町を残して国の推進する平成大合併とは、新杵築市は行財政で大変な損害があったのではないかと私は思います。しかるに、合併協議会の会長でありながら、人件費の削減は改革されていないと私は思う。では、議員の歳費、定数等を含めて一部分の人は考えても難しいことも言う人もある現在でありますが、ただし、市長、職員のすべての件は一言も物申すことは避ける現在ではないかと思います。すなわち、合併協議会そのものが内容を、すべてを先送りしてきたからだと私は思います。

 では、その一つについて、職員について。十年間退職者百十人、新規採用者五十八人、平成十三年三百三十人、十七年です、今です。二十六年に二百八十六人で、職員数の合計から退職者を控除し、新規採用者数を加算のみであって、実際、人件費削減では希望者等もしないで、このように先送りをしてきちょる。よって、今後もどのように考えておるのか、またするのかをお聞きする。

 次に、職員の人権費について、各市町村単位での積算、合算しており、合併後の給料の調整は考慮していなくて、新規採用分は新杵築市の水準に統一するとこうなってる。新しい人だけ。先ほど言ったとおり、百十人に対してわずか五十何人の削減しかしておらない。これに基づいて、これでは対等合併ではなく、人口の少ない山香、大田、職員等含めて冷や飯を食え、早く格差を是正するのが当たり前ではないでしょうか、市長。何で、こういう一番主な人件費に手をつけないのか。もう一回言うけど、職員すべてに頼まれたわけでもないけど、余りにも格差がひど過ぎる。こういうことで、合併後の行政が行かれるはずはない。自分だけの給料だけは当然したようにとる。

 次に、市長の給料は何を基準に合併時に決定したのか。理屈はわかるけど、私の方から言います。市長自身の給料も、約月額八十九万円。正確に言えば、八十八万五千円であり、市民、中小企業、市の職員と比較しても、一カ月を二十日実労働した場合には、非常に市長の給料は高額過ぎる。四役を含めて提案したい。私の案は、月市長六十万、助役五十万、(笑声)それから教育長もあるし、収入役は非常勤で十五万でいくことは条例改正ででくるので、こういうふうに私は提言します。皆様、笑いますけど、職員でも四十年勤めて何ぼですか、月が。そういうのからして、私は一般質問をしよるのであって、ただ、人ごとの笑い事ではないと私は思います。

 次に、次は市長の意見を聞いたら、私なりに質問します。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ただいま阿部議員より、合併による改革と歳出削減と人件費の考え方について御質問がございました。財政収支の中期見通しでは、平成十七年度から二十一年までの五年間で約三十六億円収支不足となる。この収支不足を基金で対応していくと、平成二十一年度には基金残高が約二千万円しか残らないという推計になっております。

 さらに、地方財政に対する国の方針、地方財政対策等によっては、より厳しい財政運営を迫られることが予測されます。そこで、このような厳しい財政状況に対応するためには、歳出の削減不可欠であることから、早速十一月二十五日に、庁内に市長が本部長となる行政改革推進本部を立ち上げ、行政改革の実施計画を作成する作業に着手したところであります。

 さらに、市役所外部からの提言等をいただくため、来年一月には行政改革審議会を設置して、行政改革の方針や推進事項等をまとめて行政改革大綱を諮問する予定になっております。また、行政改革の効果として最も期待されるものが人件費の削減であることから、中期的な計画としては、今後六年間は職員の退職者補充を三分の一として五十六人の職員を削減するとともに、あらゆる方策を講じながら人件費の抑制に努めてまいった次第であります。

 さて、具体的な数字につきましては間違うといけませんので、また職員から、職員の給料を皆さんにお示しするわけにはまいりませんが、一級から等級のあれがございますので、調整をまさに、その格差もございますので、早い機会に調整をしていくということになっておるところであります。

 また、今回の合併につきまして、職員の退職等々につきましては、平成十七年度中につきましては、杵築市におきましては二十一名にわたる職員が勧奨も含めてやめております。それと同時に、今回、この合併につきまして、来年の三月で改めて退職者を募りましたところ……人数は何人か、具体的に……勧奨では十四名になっております。そうしたことでありますから、私どもはそういったことからしますと削減をしてなったわけであります。しかし、今回の合併の中で、職員に対しての不遜があってはいけないという項目がございます。身分を保証するというものがございますので、そういった意味で課長待遇の、課長というものにつきましては、課長のポストがない場合には参事というような形の中で調整を規定してきておるわけでありまして、そういう意味からしますと、人件費の考え方につきましては、それぞれ従来の山香は山香、大田は大田、杵築の方式でやってもらっておりますので、それをすぐ一律に調整ができるというものではございませんので段階的に調整をしていくと、このようになっております。

 そういう意味で、急遽でありますが、平成十七年度には職員の採用はいたしませんでしたが、この十八年度には三名の職員を採用するということにしております。ですから、基本的にはこの退職者の三分の一以下ということになっておるわけでありますので御理解をいただきたいと思います。

 なお、次の市長の給料は、だれが何を基準に合併時に決定したのかということでございますが、市長を初め特別職の給料額等につきましては、合併協議会の中に特別職等報酬審議小委員会を設置して、新市の特別職の報酬額を答申していただき決定していただいております。小委員会は、合併協議会委員の中で学識経験を有する委員のみで構成され、議会の議員はどなたも入っておりません。また、首長も入っておりません。そうした中で、私は、その審議には直接参加しておりません。そうしたことで、小委員会の委員長から市長の給料額等の決定に当たっては、大分県内の類似団体との均衡を基本に決定したとの報告をいただいております。

 ただいま議員が、私の給料につきましては、合併してからは月額八十二万円であります。これは、もう既に皆さんに公開もしておりますし御理解をいただきたいと、このように思います。

 以上であります。



○議長(真砂矩男君) 阿部議員。



◆四十二番(阿部幸市君) 月額八十八万五千円と思ってたけど、違ういうたら訂正いたします。

 では、今市長の考え方は十二分に聞きましたが、合併協で決まった決まったというけど、市長、ほんなら、この合併以前に議員にくれたのはこれはうそですか。昭和十七年の新採用はゼロじゃけど、十八年のあんたは三人ちゅうたけど、いつ三人になったんですか。これは一人じゃないですか、この試算用の計算は。一人と二人じゃ、大学出とったら六十万違うじゃないかね。私は、これは間違いないと思うて、この人件費のこれを持ってしよるんじゃからな。ほで、さっき言うたとおり、三百三十人で一人減って、その次が三百二十九人、その次が三百二十人、退職者と合議してこんだけの基準は出してくれちょる。これは、市長の言うのが違う。たとえであってもこれは違う。これは正しい。

 で、次に……。



○議長(真砂矩男君) 一つ、一ついかなくていいですか。



◆四十二番(阿部幸市君) ほな、いきます。



○議長(真砂矩男君) どなたに質問ですか。市長ですか。



◆四十二番(阿部幸市君) はい、市長です。私は、市長以外のときは別に指名します。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ただいまの資料は、私のところに今ございませんが、この定数は、発表するたびに違うんであります。一般会計の職員と企業会を入れたり、それから病院の人を入れたり、本来、全体では五百五十六からというふうに、もういつもいつも発表のときにこう差があります。そうした中で、今阿部議員が持ってる資料が、いつ出した資料かわかりませんが、私が先ほど説明しましたとおり、今後の計画としては、退職者を三分の一以下に控えるということをやっております。ですから、今回の十八年度については……もう市報載ったんかな……十二月号の市報に既に職員については技術者一名、そして一般職は二名というふうな形で広報いたしておりますし、またインターネットでもしておりますし、そういうことでありますので、決して数的な形からいって、私は約束したものより多くということは思っておりません。

 ただ、私が今その資料を持っておりませんから、いつの、いつ合併協議会で出した資料か見せていただければ、また合併協議会と確認していつのものだという形の中で、この場合は推移がございますので、一応そういう中でゼロという形のものは、今後のやっぱり職員採用については慎むべきじゃないかなあと。将来の、やはり機構改革を含めましてそう思っておりますので、今回の場合は、十四名また退職者が出たということで、急遽三名の職員の採用を決定したところであります。

 なお、いろんな形で計画の推移がありますが、今回のこの財政中期の見通しも基金を取り崩していけばという形の試算でありまして、いろんな条件のついたスタンが今後出てまいります。私もその都度気をつけていきたいと思いますけど、決して今回の合併につきまして、確かに職員をすぐ減らすということはできません。ただ、勧奨しながら、そこにいい条件をつけて募集をしましたところ、もう考えてみますと、十七年から二十二と十四でありますからね、もう三十五年間の半分はもう退職をしているわけであります。

 しかし、現状の中から今回の機構改革の中で、それぞれの振興局もつくりました。そういう意味では、だんだん財政を考えますときに、そういった組織もやはり改革をしながら、本来この三万四千の人口ですと、部長制というのはいかがかという御意見がありました。しかし、分散をしている関係で、今話題になっております危機管理等々で、命令系統がはっきりしないと住民に迷惑をかけるという形の中で、あえて地方振興局長をつくり、部長制を引いて、そういったものに対処していくという考えでやったわけでありまして、ぜひ御理解をいただきたい。このように思う次第でございます。

 以上。



○議長(真砂矩男君) 阿部議員。



◆四十二番(阿部幸市君) 市長、これには答えないでいいけど、新市普通会計収支見通し資料という資料であります。資料の三に普通会計職員給、議会は、これを見て言わんで何を質問したらいいんじゃろうか。平成十八年新規一人、十四退職。十九年五、退職十八。もう一回言うけど、こういうふうにして、五十六人近くしか、実際の人件費の職員、退職者等の希望は口で言うのとは非常に私は見た目が違うと思う。これは間違いないから、後であげます。

 では、最初の改革、歳出削減、人件費についての市長の答弁があったので、私は今度はいたします。まず一つ、市長対等合併という意味を市長の考え方で教えてください。対等合併とは何か。お願いします。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 対等合併とは、人口、面積等々関係なく、旧自治体がまさに対等の立場で合併するということであります。逆に、吸収合併というのは、新杵築市に山香や大田が逆に言えば入ってくるということでありますけど、今回の場合は、それぞれの行政を尊重しながら、お互いがお互いの中で話し合って対等合併しようということで今日まできておりますから、私は今回のこの杵築、山香、大田の合併につきましては対等合併以外ないと思っております。

 以上。



○議長(真砂矩男君) 阿部議員。



◆四十二番(阿部幸市君) 市長は合併協議会の会長であるから、どがいなことが議長とは全然考え方を変えられるべきだと思いますが、簡単に考えたら、対等合併じゃったら一緒にするんじゃちゅうけど、実際は、あなたの考えと私の考えは違う。なぜなれば、人が生活していく上において、やっぱり衣食住、すなわち、職員でも中小企業でもだれでもじゃ。やはり、この対等合併をしたときにはじゃ、何が一番大事なかとか言うと、私はやっぱり人件費等が一番大事だと思う。

 すなわち、人件費に対して、人間に対して優劣をつけてはならない。ま、一つ、上下の差をつけてはならない。これを現在は合併協がしたけいいけど、事実百十人かそこらで五十八人とか、ほで、毎回言うけど、山香と大田村、相当杵築との給与の差がある。こういうのでもじゃな、一番嫌われるものは手をつけない。ほで、自分の給料は今言うたように審議会が決めたんじゃ。審議会が決めても、私が言うたとおり、二十日実労、日三万でも高すぎる、六十万でも。

 それだから、市長は対等合併ちゅうけど、私は、仮に人件費については三つで合併したけど、非常に優劣、上下の格差があって、これは市長差別じゃ、本当のこと言うてから。それは、あんたが言うたとおり退職者が何人、これは超えたちゅうたか知らんけど、そういう問題じゃない。これは、やっぱり、本当の新市のためにも、職員だけでもじゃな、あんたの給料下げても、職員の是正格差は当然するべきだ。だから、対等合併は現在はされていない、吸収合併。

 では、今からもう一つ質問します。市長は、合併ありきが先で、一番大事な人件費に対しては、合併協議会の会長でありながら、発言は合併協のみにいって決定と物を申すが、では、歳出削減が先でなくて、先送りは合併後、合併債のそのものも計画どおりに将来的に、私は百パーセント進まないと思う。これ一つ。

 次に、市長の給与をだれが決めたかに対して、報酬審議会が決めたのは当然である。しかし、私の言い分、行政改革とは、財政を立て直しすることが一番大事で、歳出の削減に口先だけでは実現性がない。無駄な箱物等は切り捨てるとともに、市長みずから人件費を削減して、市民の奉仕者であることを忘れることなく、四役の給料、大幅な削減を希望する。この点について、もう一度、市長、四役を含めて給与改正に異があれば答えてください。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ただいま、職員のことにつきましては、今回の合併については身分ないしは生活を、その現在を保障するということになっておりまして、別に杵築市が高くて、それを搾取したということでもございませんし、議員のお考え方の方がおかしいんじゃないでしょうか。(笑声)

 そういうことで、それぞれの合併協の中で、また職員間の中で、今それを調整をして、そしてやってるわけでありますから。職員から、納得をして今日の改定を行っているということを申し添えます。

 また、四役の報酬についてでありますが、基本的には既に皆さんに公表してます私八十二万円、助役六十五万五千円、教育長五十八万円──私が八十二万円、助役が六十五万五千円、教育長が五十八万円であります。これも報酬審議会の中でお決めいただきましたから、私は甘んじて今受けております。

 今後の行財政改革、議会の皆さんも行財政改革の委員会を立ち上げると聞いておりますし、私どももこの合併について行財政改革というよりも、もう財政ということはもう当たり前のこととして、各市では行政改革というふうにもう推進会はそのようにしておりますから、私どももそれに従って、襟を正して、もし議員さんが高いということであれば、皆様の御賛同いただく中でやっていきたいと、このように思っております。私自身も生活がございますし、また、杵築市としての対面もございます。皆さんが一番妥当なところを決めていただくのが報酬審議会と、このように思っております。多ければ多い、そういった中で、今後の行政改革を含めながら私どもも真摯に考えてまいりたいと、このように思っております。

 以上。



○議長(真砂矩男君) 阿部議員。



◆四十二番(阿部幸市君) 考え方はいろいろじゃ、小泉じゃねえけ、そういうことは言わんから。(笑声)しかし、もう少し、こういう町民の意見を議員の声としてではなく、町民の声として真摯に受けとめてもらいたい。

 例えば、別府市が、隣を言うて悪いけど、十二万六千人の人口じゃ、合併の前が約と言おう、杵築市が二万四千、日出町が二万六千百、こういうのから見ても、十二万六千と二万四千の、そういうそもそも人口比とから見たときが、報酬審議会がくるうちょんじゃ。要するに、市長から雇われとるから、その人は市長とか、議会の決めるそのものがまたおかしい。やはり部外者を何人か入れて、現在の杵築市の労務者、公共事業、六千円か七千円じゃと。こういうのから見たときに、何で報酬審議会委員さんが聞いちょってもらいたいぐらいじゃ。何で、こういうのからを基本で決めるのが私は本当の新市のやり方であって、合併の意味があると私はそれなりに思います。別府市に比べたらほど遠いですよ。

 次に、この中には入れとらんけど、大きく改革歳出となっておりますので、先ほど来聞いておったときに、この市長は足元を見られてももう構へんけど、この市長は私がいう山香町議会において、安愚楽牧場についての、この特別委員会に対する出費が財政面でも非常に大きく支出された。しかし、これに対して一番最後にだれかの質問で、市長は当分の間と、この安愚楽牧場を停止というような言い方をしてくれたけど、私が勘違いか知らんけど、山香町議会は絶対させないと、議会も町長も、そういう結論であったが、当分の間、安愚楽牧場ストップというような聞き方に聞こえたが、私が耳が悪ければ何年の何月何日、当分の間安愚楽牧場に関しては関与しない、させないとか……。



○議長(真砂矩男君) 阿部議員、通告外の質問ですか。



◆四十二番(阿部幸市君) いや、違いますよ。これは私が言いよるじゃろ。歳出で、特別委員会で十何万か、二十万ちゅうお金を使うちょるから。私は、この改革に絡んで、今後、そういうのが本当かうそかを聞きよるん。関連して聞きよるんじゃ。この中で、全体でお願いします。ほじゃけ、変わったことは変わったとみんなに言うてくれんと。お願いします、市長。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 先ほどは、県からこの件について、何とか地元の説明会というようなことがございましたが、山香の町議会で現在のところ中止をしてるということでありますから、私はそれを尊重して──したということであります。別に、いつまでとかいうことは言っておりません。



○議長(真砂矩男君) 阿部議員。



◆四十二番(阿部幸市君) これで終わりますけど、市長、なかなか理屈が多い。(笑声)一時中止と当分の間は違いますよ。対等合併とは何かちゅう話と一緒じゃ。一時中止と当分の間てあんたは言うたん。悪かりゃ、テープ回しな。当分の間ちゅうた。当分の間ちゅうことは、期限付じゃちゅうこと。それだけ、もう答えてくれんでいい。そんくらいしか私は思わんからな。当分の間とは違うから。また、あれじゃったら、三月でも一般質問はやります。お願いします。議長、終わります、私。



○議長(真砂矩男君) よろしいですか。



◆四十二番(阿部幸市君) はい。

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○議長(真砂矩男君) それでは、三時までここで休憩をいたします。

 午後二時四十五分休憩

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 午後三時零分再開



○議長(真砂矩男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 一般質問を、あとお二人続行します。二番、加来喬議員。



◆二番(加来喬君) 日本共産党の加来喬です。通告に基づきまして質問をいたします。なお、答弁は質問の趣旨に基づきまして簡潔にお願いをいたします。

 まず、通告の第一番でございます。埋め土問題についてでございます。熊野地区の山王農園跡地の埋め土問題は、環境汚染や健康の被害の観点から、東地区の住民にとって非常に大きな関心事です。特に、この地域の一帯は上水道が布設されておらず、現在でも井戸水を利用しています。また、仮に埋め土に有害物質が含まれていれば、その影響は飲料水だけにとどまらず、農業や漁業、梶ケ浜地域の補償問題にも及ぶと考えられます。

 東地区からの住民からの要望を受け、私たち日本共産党杵築支部は独自の土壌検査を行いました。その結果、埋め土の中にアンチモンという有害物質が汚染されていない土の六十五倍、百七十三倍も含まれていることがわかり、さらにそのほかの有害物質の構成から焼却灰が混入されている可能性があることも指摘されました。そこで、杵築市議会でも三度にわたってこの問題を取り上げ条例改正などを要望してきました。

 さて、ことしの八月三十一日に、埋め土の変更申請が提出されていますが、まずその内容についてお尋ねいたします。まず第一に、この八月三十一日の埋め土変更申請で、埋め土の総量はどのくらいに拡大されたのでしょうか。また、この埋め土変更に対し、地元説明は行われたのでしょうか。この二点をお願いいたします。

 次に、土壌検査についてです。杵築市条例では、一万五千立米を超えるごとに一回土壌検査をしなければならないようになっていますが、八月三十一日からきょうまで何回の土壌検査が行われてきたのでしょうか。あわせて、今現在搬入されている土砂の総量についてもお答えをお願いいたします。

 三つ目に水質検査についてです。熊野地区の住民が一番心配しているのは、水が汚染されることです。熊野地区では、十三カ所の簡易水道の水質検査を行っていますが、これだけではなく、検査地点をふやして継続的に観測していく必要があるのではないでしょうか。

 最後に、この埋め土問題に対しては、埋め土の安全性がいかに担保されるか。これが一番の問題です。この埋め土の運搬経路等については、これまできちんとした調査は行われておらず、このことは有害物質が含まれた土が搬入された可能性も否定できないことを今でも残しています。この埋め土問題は、県外からの建設残土を港湾を利用して持ち込むため、健康被害が起きるような土が持ち込まれていれば、業者や埋め土許可を出した市だけでなく、このことを把握できなかった県の責任も生じてくると考えられます。そこで、県の責任問題も生じるという考えと市の当局の見解は同じなのか、答弁をお願いいたします。

 次に、介護保険についてお尋ねいたします。介護保険制度の導入後、政府はその目的を家族介護から社会が支える制度へ、在宅で安心できる介護へ、サービスが選択できる制度へと説明してきました。当時の老々介護の広がりや、家族の介護のために職場をやめなければならない人が女性を中心に年間約八万人にも上るという深刻な家族介護の実態を解消することが、介護保険制度に対する国民の期待でした。

 さて、介護保険制度が始まって五年が経過しました。現実はどうでしょうか。杵築市では、介護が必要と認定された人、六十五歳以上のお年寄りの四人に一人が介護が必要とされています。にもかかわらず、介護が必要とされながら、サービスを利用していない人が五人に一人もいることが現実です。しかも、在宅介護サービスの利用状況を見ても、利用限度額に対する平均利用率は、平成十六年度の決算でも四十四パーセントにとどまっています。つまり、半数以上のお年寄りが介護の必要性ではなく、幾ら払えるかによって受けるサービス内容を決めざるを得ない状況になっているのです。実際に介護保険を利用している人でも家族介護に大きく支えられているのが現状で、このことは、内閣府経済総合研究所の研究員でさえ指摘しているほどです。

 ところが、小泉内閣はこのような家計が苦しいので、必要な介護も我慢しているという現実には目を向けず、食事代や部屋代などを全額利用者に負担させるという介護保険の改定を行いました。お年寄りの負担がふえるのは、介護保険改定による食事代、部屋代の負担だけではありません。まず第一点目に、今度、三年に一度の介護保険料の見直しによって、介護保険料の高齢者負担がふえることがわかっています。

 そして、第二点目に、小泉内閣が進めている税制改正、つまり大増税が、社会保険料などにも影響を与え、雪だるま式にお年寄りの負担が膨れ上がる点です。小泉内閣は、平成十六年に公的年金の縮小、老年者控除の廃止、そして十七年には定率減税の半減と六十五歳以上のお年寄りの百二十五万円までの住民税非課税を廃止、これをこれを決めました。これによってお年寄りの負担は、二〇〇六年に公的年金の縮小、老齢年金の廃止、老齢者控除の廃止、非課税限度額の廃止、定率減税の半減という四つの大改悪で大幅にふえることになります。

 つまり、これまで住民税を払わなくてよかったお年寄りが住民税課税世帯になることで、ますます負担が重くなります。杵築市の調査でも、実にお年寄りの十人に一人の介護保険料の段階が上昇するということがわかっています。このたび重なる高齢者負担が現在の介護保険事業が抱えている利用が高くて介護を受けられない、介護が必要な人を介護から遠ざけるという問題をますます大きくし、また介護保険料そのものを払うことさえできないという状況まで生まれています。

 そこで、介護保険についての質問ですが、ことし杵築市も三年に一度の介護保険料の見直し時期に当たりますが、介護保険料を幾らにしようとしているのでしょうか。保健年金課長の答弁を求めます。

 また、後ほど幾つか事例を挙げて検証を行いますが、市、当局として税制改正に対する急激な利用料負担にどう対応しようとしているのか答弁を求めます。

 次に、包括支援センターの取り扱いについて当局の見解を伺います。介護プランの作成については、これまで民間のケアマネジャーが作成してきました。このことが、過剰介護、過剰サービスにつながっているという指摘がありましたが、市当局はどういった見解をとっているのでしょうか。また、今回の介護保険改定で、包括支援センターの取り扱いが民間になるのか、それとも行政が行うのかも焦点になっていますが、この点についても市当局の見解を伺います。

 最後に、負担軽減の施策についてお伺いいたします。小泉内閣が行っている介護保険の改定や税制改定が高齢者にもたらす負担は想像以上に大きいものです。この負担増に対して、住民生活を守る最後のとりでである地方自治体が果たす役割は、重要度を増してきています。そこで、介護保険料、利用料の負担軽減、さらに介護保険には該当しないけれども、お年寄りの負担を軽減する総合的な政策について市当局として検討を行っているか。また、検討している施策があれば具体的に示していただきたいと思います。

 次に、保育園の問題についてお伺いいたします。現在杵築地区では、保育園が国の基準を越えて、保育園の園児受け入れを行っています。ことしの三月議会でもこの問題を取り上げて、幼稚園の延長保育を行うことで保育園の待機児童を解消し、子育てしやすい社会環境をつくっていただくことを提起しました。杵築市教育委員会で早速対応していただき、幼稚園の延長保育を預かり保育という形で三時まで園児を預かっていただけるようになりました。しかし依然として、旧杵築の保育園の待機児童並びに過密保育は解消されていないようです。

 一方で、杵築と山香、大田地区の保育環境は全く異なります。大田地区では、保育園に入所する園児の減少をどう食いとめるのかが課題であり、この問題は園の存続にも、雇用創出、地域の過疎化が進行することにもつながりかねません。雇用創出や子供たちの行く末、集団生活での人間性の成長などを考えると、保育園への園児受け入れを積極的に行うべきだと考えます。また、杵築市でも、子供に集団生活をさせたい。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に暮らしているけれど、保育園に子供を預けることができないかという相談も寄せられています。

 そこで、杵築市の保育の実施に関する条例の基準に保育を希望するものという条例をつけ加えることができないかお尋ねをいたします。また、山香、大田地区では、保育園と幼稚園の保育料の差額の三分の二を補助していますが、地域の実情も考慮し、この制度は堅持していくべきではないでしょうか。特に、山香地区では、幼稚園が一園しかなく、この制度がなくなれば家計の負担が重くなります。幼稚園を各小学校に併設するにも、幼稚園に送迎バスで園児を送り迎えするにしても多くの費用がかかります。合併した。だからといって、杵築、山香、大田地区の問題を条例すべてで一緒にすることはできないと考えますが、この問題について当局の見解を求めます。

 最後に、乳幼児医療の無料化についてお尋ねいたします。六歳までの、いわゆる乳幼児を抱える父兄は、若年層世帯が多く、完全失業率五・三パーセントという経済不況の中で生活費に加え、子供の医療費を捻出することはなかなか難しくなっています。乳幼児の受診率は他の年齢に比べて高く、予防接種などで大きな感染症にかかることは減少したとはいえ、インフルエンザ等の急性の感染症疾患に多くかかっているのも特徴です。また、最近では鳥インフルエンザの流行なども懸念されています。加えて、近年は食生活や住環境の変化などにより、アトピー性皮膚炎や小児ぜんそくなどの慢性疾患が増加し、疾病構造も変化しています。アトピー性疾患を持つ子供は、通院回数も多く、また医療だけではなく、医療保険にかからない食事代などの経済、精神的負担も大きいことは十分理解できると思います。

 このような状況を踏まえ、子供を育てる親たちの経済的、精神的負担を軽減し、乳幼児に対する医療の確保を図ることが強く求められています。子供は生まれてくる親を選べません。今、就労構造などの急激な変化等により、貧富の格差がますます広がる中、お金の心配をせずに治療できる環境をつくることは、少子化社会の中で、国だけではなく、自治体に課せられた大きな課題です。このことは、財政難にもかかわらず、全国の各市町村で乳幼児医療費制度の拡充が急激に広がっていることを物語っています。大分県でも、来年四月に合併する国東市を含め、十三市三町一村のうち、五市が就学前までの乳幼児医療費の無料化、もしくは何らかの乳幼児医療費助成事業を行っています。杵築市でも乳幼児医療費制度の拡充に対し一歩でも前進すべきではないかと考えています。

 そこで、現在の三歳までの医療費の無料化を四歳まで引き上げると、市の負担は幾らになるのか。また、五歳まで拡充すると、どのくらいになるかお答えを願います。また、四歳から六歳までの通院費の保護者負担を一割にした場合、市の負担は幾らになるのでしょうか。あわせて答弁を求めます。

 以上です。



○議長(真砂矩男君) 阿部生活環境課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 十分な回答になるかどうかと今不安でありますが、二番議員さんにお答えを申し上げたいと思います。

 八月三十一日付で発行しました変更計画の内容ということでありますが、面積にしまして十七万二千八百五十四平方メートル、土量が六十五万三千八百二十三・九六立米となっておりまして、一万七十七・五立米の増となっております。土壌検査でございますが、大変申しわけありませんけど、盛り土事業量等の把握を現在までなかなか実施をされておりません。ただ、納屋泊地の積み込み地におきまして、十一月十七日に採取をし、今現在検査を実施しておるところでございます。

 それから、水質検査でございますが、井戸水があるということを、大変申しわけありませんが把握しておりませんでしたので、現在でも十三地点での隔年での水質検査が実施されております。そうしたことで御理解お願いしたいと思います。

 それから、健康被害が出た場合の責任問題ですが、やはりそうした事態が生じた場合には、的確な調査をしながら対応をする必要があろうかと思います。ただ、県の責任問題への点がどうかということでありますが、そこまで今回調査をしておりませんので、早急な調査をさせていただきたいというふうに思いますので御理解お願いします。

 以上です。



○議長(真砂矩男君) 本田保健年金課長。



◎保健年金課長(本田義幸君) 保健年金課長の本田と申します。よろしくお願いいたします。二番議員さんにお答えいたします。

 介護保険料の改定によって、利用者負担は幾らになるかという御質問でございます。御存じのように、介護保険料は三年に一度見直しを行うようになっておりますが、現在、平成十八年度から平成二十年度までの三年間につきましての保険料基準額の算定準備を行っているところでございます。それで、今回は、第一号被保険者の算定に当たりまして、平成十五年度から本年度決算見込みまでの給付執行状況並びに介護保険法の改正と税制改正、それにつけ加えまして、今後三年間の給付対象見込み数の推移を十分に考慮しながら保険料の算定を行わなければならないわけでございます。具体的な内容につきましては、現在介護計画等策定委員会で検討できるような準備を行っているところでございます。

 まず、算定の基礎的な部分でございますが、平成十七年度の給付費の決算見込み額が二十九億五千万円程度に今のところなる予定であります。これは、単純に単年度収支の保険料に換算をしてみますと、三千八百八十円というような水準になろうかと思います。

 それから、次に、現在第一号被保険者の負担割合というのは、公費五十パーセント、それから保険料五十パーセント負担というシステムの中で、第一号被保険者は十八パーセント、それから第二号被保険者は三十二パーセントを負担するというふうなことになっておりますが、来年度からの三年間につきましては、法改正によりまして第一号被保険者が十九パーセント、それから第二号被保険者は三十一パーセントの負担というふうに一パーセント負担割合が増加いたします。それで、この一パーセント増加分が保険料への影響として試算いたしますと、約二百五十円ぐらいになります。

 それから、さらに来年度からこれまで老人保健事業、それから介護予防事業として一般会計で実施されてきました事業が介護保険事業の方に一体化した地域支援事業として実施されるようになります。この事業分の移行を保険料に換算したときに、百七十五円ほどの影響が出てくるのではなかろうかというふうな試算をしております。

 さらに、この介護保険事業が単年度収支ではなくて、三年間を継続した保険料ということになります。今後の高齢化の展開等を勘案しながら、円滑、かつ安定した介護保険事業を行うために十分配慮したような保険料の設定をしなければならないというふうに考えております。なお、十八年度より、現在第一号被保険者の保険料は五段階分類となっておりますが、六段階分類というふうに変更になります。これは、現在第二段階で、市民税が世帯非課税の方に対して新たに年間所得が八十万円未満、それから八十万円以上というふうな二つの区分に細分されます。新しく八十万円未満の方につきましては、基準額の〇・五倍の保険料、それから八十万円以上の方につきましては、基準額の〇・七五倍の保険料として算定されるようになります。

 それから、低所得者の方に対する措置としてでございますが、御案内のように、本年十月の利用分から法改正によりまして、施設利用者の居住費並びに食費が保険給付の対象外となり自己負担となりました。これに対しましては、所得の低い方に対しまして負担軽減の配慮がなされております。これは、補足給付という形での軽減になります。

 それから、社会福祉法人等が経営主体となっております特別養護老人ホーム、それから訪問介護、短期入所生活介護等の各サービスにつきまして、法人の方で利用者負担を軽減した場合には、国や自治体がその費用の一部を公費で賄うというふうな仕組みがございます。これは、第一段階、第二段階の方と、第三段階の利用者のうちで、所得の低い方がこれらの軽減の対象となるようにという年収要件がございまして、それが百五十万円までというふうな引き分けがございました。しかし、その反面、今度軽減割合が現在二分の一ですが、原則として四分の一というふうな引き下げが行われます。結果的には、利用者負担は増加するような形になりますが、市町村で従前の二分の一軽減措置を施すこともできるようですので、その点につきましては検討を行いたいというふうに考えております。

 それから、税制改正によって起こる利用者負担増でございますが、議員先ほど御説明のように、六十五歳以上の高齢者のうち、合計所得が百二十五万円以下の者に対する個人住民税が非課税というふうな措置が廃止となります。結果的には、第三段階から第四段階、第五段階というふうな高い段階の方に移行する方もかなり出てくるんじゃないかと思います。それにつきまして、私たちの課といたしましては、もうちょっと税制に関することでございますし、直接にそれに対してどうこう対応するというふうなことは現在のところ考えられませんので、その点は御理解いただきたいと思います。

 続きまして、三番目の地域包括支援センターについてでございます。これは、今回の介護保険制度の改正の最大のポイントで、新予防給付というふうな考え方での地域包括支援センターというものの設置が十八年の四月一日から行われるように指示されております。これは要介護状態にならないように介護予防をやったり、それから状態に応じた切れ目のないサービスが提供できるようにする。それから、地域高齢者の保健福祉医療の向上、生活の安定のために必要な援助、それから支援を包括的に行う中核機関として設置されます。そういうふうなことは、本来介護保険制度自体の目的ではございましたが、既存のシステムで十分にその目的が果たせていなかったというふうなことで、改めてその意義を強調するというふうな位置づけの施設であろうかと思います。

 この地域包括支援センターは、国の示す基準では人口二、三万人に一カ所ということで、杵築市の場合には一カ所の設置が必要であろうかと思います。設置者は、市町村または包括的支援事業の実施を市町村から委託を受けたものとなっておりますので、委託を受けることができるものは在宅介護支援センター、その他厚生省令で定められたものとなっております。仮に市直営でやっても、それから委託をしても、その設置に関しましては運営協議会を設置しまして、市がその責任の主体とならなければならないということでございます。

 それから、対象となる一号被保険者、六千人に対して保健師、主任ケアマネ、社会福祉士等各一名配置するようになっておりますが、杵築市の場合は、対象者が約一万人ぐらいと見込まれておりますので、それに応じたような適正な人員配置が必要であろうかと思います。一番、要するに、その支援センター自体は、国の指針に沿って利益を追求せずに、公平、公正なマネジメントを行うということが一番大事なポイントでなかろうかと思います。

 それから、その負担軽減の施策についてでございますが、給付費が上昇しますと、必ず保険料に反映されてきます。それで、議員先ほどもお話しのように、過剰介護、それから自立支援に比さないような、不適正なケアマネジメント等に対しましても、市として十分に監督しながらやっていきたいということで、現在介護調査員を増員いたしまして、直接認定率の向上に努めているところでございます。

 それから、もう一つは、地域包括支援センターの設置によりまして、その辺のケアマネジメントに対する調査、それからチェック機能を強化いたしまして、給付を減らすことも利用者の負担軽減につながっていくんじゃなかろうかというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 執行部の答弁は、質問者の要請のように簡潔にお願いをいたします。佐藤子育て支援課長。



◎子育て支援課長(佐藤律子君) 加来議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。

 まず最初に、保育園の問題でございます。保育園の入所規定を保育にかけるものから、保育を希望する者に変更する考えは、このことにつきましては、保育を希望する者を対象ということは、児童福祉法の中で決まっております関係上、補助金対象から外れるのではないかと考えられますので、財政上の面からも無理ではないかと考えます。このことは、幼稚園、保育園の入所の絡みも出てくるような気がいたします。

 また、幼稚園の延長問題に関しましては、教育委員会の管轄でもありまして、私の方の課としては即答はできませんが、今後、幼稚園、保育園の地域事情を勘案しながら検討していきたいと考えております。その検討の中に、保護者のニーズを考慮することが最も大切であると強く感じております。

 次に、大田、山香では、保育園と幼稚園の保育料の差額の三分の二を補助しているが、地域の実情も考え、続けていくべきではないかとの御質問につきましては、確かに実情を考えましたとき続けていってもらいたい事項ではございますが、合併協議会での調整項目でもあり、また協議していかなければ問題もございますので、ただいま検討しているところでございます。しかし、早い時期に結論を出さなければならないとは思っております。

 もう一点御質問をいただいております乳幼児医療の無料化についてのことでございます。現在の三歳までの医療費の無料化を、また四歳まで引き上げると市の負担は幾らになるか。また、五歳まででは幾らになるか。あわせまして、四歳から六歳までの医療費負担を一割にしたとき、市の負担は幾らになるかとの御質問でございます。この件につきましては、今国の方よりも打ち出されていることでございますが、なかなか御質問に対しての実数がいろいろな方面から考えてみたのでございますが、難しいところがございまして、現在実施している自治体の状況を参考にしながら杵築市分については推計となりますが、十五年度、十六年度の実績、また十七年度の就学前までの人口をもって計算をいたしますと、十六年度から十七年度につきましては、対象者が三百人くらいふえます。

 そして、現在、行っておりますことは皆様も御存じのように、三歳未満まで、また三歳以上就学前までの医療費、入院費については無料でございます。その後の加来議員さんのおっしゃられるのは、その対象者の三歳以上就学前までにつきまして、その通院料、その医療費に対しての無料化であると思います。それを計算をいたしましたときに、先ほど申しましたように、推計上、約三千万円ぐらいが計算の中で必要ではなかろうかと推計をいたしました。

 現在のやっております体制の中では、旧三市町村の合計額が三千五百万円でございます。その上に、この分につきましては二分の一補助が後で返ってくることになっておりますから、その半分の負担では済むわけですが、この約三千万円という数字につきましては単独の負担となりますので、この件につきましても、今後財政上のことも考えあわせながら検討をしていきたいと思います。

 補足になりますが、この件につきまして加来議員さんも先ほど申されておりましたように、取り組んでおりますのが、合併前におきましては、十二市町村ございました。合併をいたしまして、ただいま四市、合併後の新市で四市行っております。しかし、個々の実態を聞きましたときに、やはり財政のことがございまして半額にしようかとか、それから今まで旧市の中、合併したその中の旧村、旧町の中がやってなかったところがあるために廃止も考えておるというような新しい市もあるようでございます。

 私が今示しました数字はあくまでも新市の対象者の人口を考えてみましたときにはじき出した数字でございますので、やはりこれにつきましては、医療にかかるかからない、その年によりまして病気がはやりましたときと、そんなになかったときの違いも出てきますので、全くの推計上のことでありますことはつけ加えさせていただきたいと思います。

 以上で、御答弁とさせていただきます。



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) では、再質問をさせていただきます。

 まず、埋め土問題について再質問をいたします。まず、この埋め土問題ですね、住民の方がやっぱり一番不安に思っておられるのは、やっぱり安全対策なんです。八月三十一日からこれまで何回検査が行われてきたでしょうか。土壌の回数日お願いします。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 当初答弁しましたように、大変私どもの勉強不足等で実施が今されておりませんことをおわびを申し上げたいというふうに思います。

 それと、先ほど土量の数字を申したんですが……。(「いや、結構です。もう私の質問だけでいいです」と呼ぶ者あり)



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) 実際、その検査を行わなかったその責任はだれにあるんですか。課長お願いします。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 担当課だというふうに思っております。



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) 担当課はどこでしょうか。



○議長(真砂矩男君) 阿部課長。



◎生活環境課長(阿部憲之君) 私どもの生活環境課です。



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) 阿部課長の方は、恐らく杵築に新しく来られて引き継ぎがうまくいってなかったと、いい方に解釈したいと思うんですが、それでも、住民の方はもう本当にこれ不安に思われてるんです。土量検査証というのが、確認申請、変更の申請の中にこれきちんと出てます。これの中に、どういうふうに書かれてるかと言うたら、一日当たりの運搬総量、これが二千四百立方メートルって書かれてます。一日当たりの台数が十六台。この時点で、もう一カ月に二回はもう土壌検査をしなければならないような形になってるんです。もう一つ、この杵築市の土壌検査の中に、検査義務の要綱があります。これは何条でしたか、第八条か何かだと思いますが、その検査の義務違反に、義務項目にもちょっと違反をしているということになるんです。これ、もちろん担当課の責任もあると思いますけれど、業者の責任にもやっぱり当たるんです。この点に対して、どういうふうに考えられておられるのか。もうこれは市長の方に直接答弁を求めたいと思います。これまで、農地法違反、それから森林法違反、これもやられてきましたね。杵築市の条例違反もやられてるんですから、それについて答弁を求めます。



○議長(真砂矩男君) 市長でいいですか。堀田助役。



◎助役(堀田幸一君) 市長にかわって答弁いたしたいと思いますけども、この検査項目につきましては、今回の一般質問の検討会の場におきましても、担当課がかわったということもありまして十分な事務引き継ぎができてないということが一つありまして、今具体的に数字が出ないのが一つであります。

 また、議員さんの方も、言葉の中に出ましたように、確かに行政の責任が大でありますけども、これまでの業者との約束が常に不履行に終わってきた経過もございますので、現段階では規模も大きいために、県との連絡を強めながら、近いうちにこの問題につきましては業者との協議を行いたいということの日程調整が今できておるとこでございますので、この段階で、明らかになった段階で、議員さんの方には御答弁をさせていただきたいというふうに思いますので御理解をお願いしたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) 条例の中に、例えばこう条例違反だとか、その他こういうことを守らなかったら、市長の方が裁量でとめることができるというふうにこれも書いてます。これをもうきっちり守っていただきたいんです。

 もう一つ、これ住民の方々から、市の方に、これ回答をということで質問書を投げかけられてます。この中に、大規模な変更に対しては、事業を円滑に進めるために地元への説明会を行うように指導をしますというふうにもううたってあるんです。先ほども言いました、住民の方、本当にこれ不安に思われてます。それに対してやっぱり市の方が、真摯的なやっぱり態度というか、対応をしていかないと、本当に住民の方々は不安に思っていられる。この点についても、今後きちんと検査、それから住民説明、これを行っていただきたいと思います。真摯的な対応もよろしくお願いいたします。

 次に、介護保険の問題について説明をしたいと思います。お手元に配りました資料があると思います。それをちょっと見ていただきたいと思います。まず、お年寄りの負担が物すごく上がるんだということをちょっと再認識していただきたいと思うんです。第四段階から第五段階へ上がる方、この対象者、これは税制改正によって、いわゆる住民税がかかる方なんですよ。お年寄りが百二十五万の住民税控除がなくなる。これによって、どういうふうになるか。これまでは、例えば、子供の夫婦と孫二人、これと同居しているお年寄りで、年金を月に十三万円いただいてたこういう方ですね。これ例にとってやっていきますが、これまでは四万二千四百円の年間介護保険料の負担だったんです。これがどういうふうなるか。介護保険の見直しでは変わらないんですが、保険料の見直し、三年間に一回の今度の保険料改定、さっきいろいろ数字出していただいたんですが、四千三百五円ぐらいなるんですよね。それプラス、プラスアルファと考えて、四千五百円だと切りのいいところで考えたときに、五万四千円、年間の負担が上がるんです。なおかつ税制改正で、この方、これまでは住民税を払わなくてもよかったんですけれど、今度住民税を払わなければならないような対象者になってしまう。そうすると、何と二万五千百円、年間に負担がふえてしまうんです。これだけではないんですよ。例えば、特別養護老人ホームを利用されている方、この方は、これまでは住民税非課税の対象者だったんです。利用負担率の第三段階ですかね、その方が住民税を課税されることによって、これまで年金がふえたわけじゃないのに、負担だけはぼこっとふえるんですよ。これ見ていただいたら、軽く計算してみたんですけど、これは厚生労働省の「みんなで考えよう介護保険」というその資料から試算しましたが、七十六万八千円、年間に。これだけひどい改悪がやられるっちゅうことなんです。

 もう一つ、次にその裏を見ていただきたいと思うんですけども、二つ目のパターン。夫の年金が大体月額十三万円、お年寄りですね、お年寄り夫婦で十三万円と国民年金の六万五千円、この方がどうなるか。そしたらこれまでは二万九千八百円と二万九千八百円だった。ところが、介護保険の見直しで妻の介護保険料は下がるんですが、保険料の見直しでまた上がる。さらに、税制改正でまたこのだんなさんの住民税課税世帯、要するに、住民税払わなければならないような、そういう状況に陥るために、この方も、この家庭も六万一千九百円の負担増になると、年間ね。なおかつ特別養護老人ホームに入ると、この方もさっきと同じです。七十六万八千円、年間それぐらいの出費がかかるということなんです。それは、これだけじゃないですからね。これは、七十六万八千円というのは増額する分なんです。

 そこで、こういう状況に対してやっぱり市の方が制度的にやっぱり考える必要があると思うんです。一つ提案します。こういう状況になっているのは、住民税に住民税課税世帯になるからなんですよ。この住民税課税世帯になる世帯が、さっきいろいろ試算をされてたんですが、私も資料持ってますが、十人に一人──お年寄りの十人に一人は住民税課税世帯になる。この段階を、住民税課税世帯になる世帯をそれでもある程度区分を分けていく。いわゆる新第五段階、ここを今一・二五パーセント保険料を上げるようになっていますが、ここをやっぱり細分化して、下げるだとか、ある程度の調整をするべきだと思うんです。そうしないと、保険料は上がる、利用料も結局年間八十万円、約上がってしまう。こんな状況で本当に、介護保険が、保険があって介護なしという状況がますます生まれてくると思います。

 今度は、介護保険料の段階をいじくれるようになってますから。それについて検討する必要があると思いますが、それについてちょっとお答えを願います。



○議長(真砂矩男君) 本田課長。



◎保健年金課長(本田義幸君) 新五段階(「新五段階です」と呼ぶ者あり)うん、新五段階を細分化できるかどうかというような御質問でございます。ちょっと、まだはっきりここでできるかできないか、(「適当でいい」と呼ぶ者あり)ちょっとわかりませんが、難しい問題もあるんじゃないかというふうに思います。ちょっと、私もその辺詳しく勉強したいと思います。



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) ぜひ策定委員会の中でこのことは検討していただきたいと思います。

 もう一つ、介護保険料についてですが、お年寄りの負担が約大体一万円ぐらい上がってしまいます。この試算でいくと二万円ぐらい、二万円から三万円ぐらい上がる予定になっていますけれども、でもこれに対してこれまで、例えば敬老祝い金だとかそういうことをこれまで上げてきたものにもう一回やっぱり復活させて、お年寄りの負担軽減率をやっぱり軽くしてあげると、これが必要だと思いますが、これについて市の見解を求めます。



○議長(真砂矩男君) だれに答弁求めてですか。大川福祉保健部長。



◎福祉保健部長(大川忠夫君) 加来議員さんにお答えいたします。

 唐突な質問でございまして、私どもは敬老年金とかそういう部分について今検討してるあれがないわけです。合併協の中で敬老年金につきましては減額しましょうと、人数がふえますからということでございますので、その財源の使い道について私の方はまだ検討してないということで御理解していただきたいと思います。お願いします。



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) お年寄りの負担が物すごくふえるということには、ちょっと実態を見て実際計算して物すごく共感されると思うんです。これを例えば介護保険を例えば保険料を下げるだとか、そういうことは私たちは思ってないんです。実際そんなことをしてたら例えば介護保険そのものが立ち行かなくなる。実際一番いいのは国の方が国庫負担率を上げてくれるのがこれが一番いいんです。で第一号保険者、いわゆる六十五歳以上のお年寄りの負担率、負担している保険料といわゆる四十五歳から六十四歳まで、この方が負担している保険料と全然違うんです。今多分ここに座っておられる方々は保険料を払われていると思いますけれど、それでも例えばそれぞれの医療保険だとかそういうものから半額ですかね、支払われていると思います。でも、それは六十五歳以上のお年寄りにはなくなるんです。負担もふえる。だからいろんな施策があると思います。私たちは六十五歳以上のお年寄りに対して敬老祝い金のやっぱり復活を行って月々千円、一万二千円になります。それをすると大分やっぱり生活が楽になるんです。これをやっぱり市の方としてもやっていくべきだと考えております。

 最後市長に、こういうことを、例えば介護保険に属さないお年寄りの生活の負担軽減、こういうことをやっぱりこれから考えていくべきだと思いますが、市長の考えを聞かせていただきたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 答弁にないことでありましたので、ただいま福祉保健部長の話のとおり、今後の介護保険そして全体の今補助金の見直し等々をやっております。そうした中で今言われるような形のものが出るかどうかわかりませんけど、補助金の規定をまずやるということが先決だろうと、このように思います。そうすることによって全体の財政の枠組みも出てくるわけでありまして、今ここで早急に何をふやすという立場に、状況ではないということで、質問のあったことはこの頭の片隅に入れておきたいと、このように思います。



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) わかりました。では最後に保育園の問題と乳幼児医療費の無料化の問題について、これは、この二つについては少子化対策の一環として取り組んでいただきたいと思います。乳幼児医療費の無料化については三千万円という推計が出ました。もう一つ保育園の問題は検討中、これはニュアンス的には悪い方に検討しているんじゃないかなというふうに感じますが、まず保育園の問題について、この山香・大田地区の保育園と幼稚園の保育料の差額の三分の二の補助、これを検討する場合に保護者の意見が入るのか入らないのか、これを答弁を願います。



○議長(真砂矩男君) 佐藤課長。



◎子育て支援課長(佐藤律子君) 合併協議会の方でこれが調整項目に上がっておりますが、保護者はやはりこのことは、校区以外でどうしても保育園に入りたくても入れない、そういう方が対象になっておりますので、保護者はもちろんこの事情を知っております。それで、三分の二補助があるということですから、保護者は望んでおることは必至であると私は考えております。保護者の方がこのことを否定することはまずないんじゃないかと考えております。



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) 質問の内容が、この三分の二の補助を検討する場合に保護者の方がその検討委員会、検討委員会という言い方が正しいのかどうかわかりませんけれど、その検討委員会の中に保護者の方が入られるのか、そのことをもう一度お尋ねいたします。



○議長(真砂矩男君) 大川福祉保健部長。



◎福祉保健部長(大川忠夫君) じゃ私からお答えさせていただきます。

 保育園の園児に対して幼稚園の校区外ということで、今幼稚園の方が保育園の方に行かれているということで、本来、保育園は保育に欠ける機能の施設だと思います。そういうことになりますと、今保育園の方に幼稚園の子供さんが行ってるということが正しいのかどうかという問題があろうかと思います。ただ、これまで各山香さん、大田さんの中でそれを条例までつくって決めてきたことですので、今後、合併協の中で調整項目になっておりますので、その状態が、幼稚園がちゃんとできて子供さんたちが行けるような状態、だから校区の問題がありますので、そこら辺の解消ができて子供たちの通園に差しさわりがないような状態ができるまでは私は継続するべきだと考えております。



○議長(真砂矩男君) 加来議員。



◆二番(加来喬君) 質問の内容に済みません的確に答えてください。検討委員会の中に保護者の方が入るんですか入らないんですかということを聞いてるんです。



○議長(真砂矩男君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(大川忠夫君) その問題が解決すれば、市の問題でありますので、保護者の方は、補助金の部分で入りますか入りませんかと言われますと入りません。



○議長(真砂矩男君) よろしいですか。加来議員。



◆二番(加来喬君) 最後に、乳幼児医療費の無料化です。これは少子化対策の一環としてやっぱり声を上げるだけではなくて、きちっと予算、これもきちっとつけていって、住民に対して前向きな姿勢を見せていただきたいと思います。保育園の問題もあわせて、住民の負担が重くならないように再度念を押しまして、私の一般質問といたします。

………………………………………………………………



○議長(真砂矩男君) 十二番、大谷淳一議員。



◆十二番(大谷淳一君) 十二番、大田クラブの大谷淳一であります。私は一点でありますが、大田杵築線の早期完成に向けた質問をさせていただきます。

 合併前に大田杵築線の建設説明があり、石山ダムの上ともう一つ山の間につり橋をかけて市の中心方面へ通すというすばらしい計画の説明があり、杵築市との合併にはずみがついたのは事実であります。当初、四、五年ぐらいの完成予定だったと記憶しています。ところが、最近になってあと十年はかかるとのことで、気の遠い話となっています。合併によりまして物や人の流れが市の中心部へと今まで以上に多くなる中で、今使用している道は一部が非常に狭いために車の離合が不便な上、非常に危険です。早期の完成を望みますが、今後の建設計画をお伺いします。



○議長(真砂矩男君) 河野産業建設部長。



◎産業建設部長(河野純一郎君) それでは、大谷議員さんにお答えを申し上げます。県道大田杵築線の早期完成につきましての御質問でございます。

 御承知のように県道大田杵築線の改良工事は、平成五年度に大田杵築ふれあい道路事業としてスタートをいたしました。そして、平成十一年度に特に交通の難所でございました波多方峠にトンネルが開通したことによりまして、大田区間全線と杵築の船部地区までの六・九キロの第一期工事が完成をいたしましたところでございます。引き続きまして県は、第二期の溝井工区の事業認可をとりまして準備を進めてまいりましたが、現在では用地取得もほぼ終わりまして、平成十六年度から本格的に杵築側から工事にとりかかっているところでございます。

 しかしながら、溝井工区の総事業費は約五十六億円と大変多くなっておりますし、特にこの区間延長が二千五百メートルでございますけども、このうちの約三割、三十パーセント、七百六十メートルは橋梁でございます。先ほど議員さん申されましたように特に石山ダムとそれから西溝井の集落の上は、この橋梁は長大橋と申しまして非常に長い橋でございます。したがいまして工事完成には今現在では約十年の時間が予測されております。

 しかしながら、県道大田杵築線につきましては旧大田村と杵築市を結ぶ唯一の幹線道路であり、周辺地域の活性化や日々生活の交流にはなくてはならない道路でありますので、今後、工期の短縮や、今御要望のあります旧道の修繕工事につきまして、県の方に要望していきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 大谷議員。



◆十二番(大谷淳一君) 今の回答でありますが、大田杵築線について県の見解も私は持っております。事業の概要として、大田杵築線は大田村と杵築市を結ぶ主要地方道であるが、幅員狭小それから線形不良、さらには急勾配により交通の安全性、円滑性に乏しく、地域交通の障害となっており、急激な整備が望まれている。また、本路線は県北国東地域テクノポリス構想の西ウイング地域を縦貫する西高縦貫道路の一部を担っているため、県北地域の活性化を図る上で欠くことのできない道路であり、その果たす役割は非常に重要なものとなっておる、というのが県の見解です。

 で、総事業費が五十二億円と言われましたか、大変な、──五十六億円、失礼しました。という大変な金額ではありますけど、市長さんも一部道路を合併特例債の話も先ほど少し出ておりましたが、その辺に補充する充てる気持ちがあっての先ほどの回答だったんでしょうか。杵築市長に、さっき合併特例債の利用のことを山香の議員さんの質問のときにちょっと出ましたけど、それに充てるという……。



○議長(真砂矩男君) 河野部長。



◎産業建設部長(河野純一郎君) 合併特例債を使ってでも早くできないかという御質問だと思うんですけども、実はこれは非常に高率の補助になっておるわけです。大体九十七パーセントは国と県の補助でございます。残りの三パーセントが市の負担と。で、もうその三パーセントも過疎債等も借れますので非常に有利な事業ということであります。したがって合併特例債を充当するつもりはございません。特にこの期間の問題が非常に大きいわけですけども、私どもこれまでにどういうお願いというか、要望しないとなかなか事業は進まないわけです。私どもがこれまでに要望しました経過を若干御説明したいと思うんですが、本年十一月二十九日に東京で道路整備の促進を求める全国大会が開催されました。このねらいといたしましては、平成十八年度の道路財源の予算を満額つけてほしいということと、今、道路特定財源、自動車ガソリン税とかそういったものを一般財源化するという動きがありますから、それはやめて全額道路財源にしてほしいという要望を全国の三千名の市町村長さん、それから県の職員、市の職員、杵築市も参加いたしましたけれども、そういうお願いを財務省ほか国の関係省庁それから県選出の国会議員に陳情してきたところでございます。

 また、一方県におきましては、年度初めの四月になりますが、大分県議会の土木建築委員会ここにも同じような趣旨で予算の割り当てをお願いしたいというふうな計画がございまして、特に本年は新市が発足をいたしましたので、十一月の十日に杵築市と別府土木事務所あるいはこの近辺の県事務所ですね、日出振興局長との行政懇話会がございました。市長が、特にこの大田杵築線については先ほど申しましたような非常な重要路線であるから予算の割り当てをお願いしたいというふうな要望もお願いしております。いずれにいたしましても、もうほとんど全額国、県の補助でございますから、やはり要望を重ねながら、一年でも早く実施したいという気持ちでございます。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 大谷議員。



◆十二番(大谷淳一君) 答弁はなかなかいいわけですけど、十七年度予算は私はある程度聞いておりますが、来年度予算聞いてますか。



○議長(真砂矩男君) 河野部長。



◎産業建設部長(河野純一郎君) お答えいたします。今、現在のあくまでも予定でございますけども一億七千万円というように聞いております。ただ、これはもちろん追加もございますけども、県の執行計画によりますと、今杵築側から工事やっておりますけれども、先ほど申しました西溝井の上の二号橋、これ延長が四百五十五メートルあるんですが、これからかかるそうであります。したがいまして、この工事にかかりますとこんな小さい予算ではとても橋はできませんので、やはり増額ができるんじゃないかというふうに思っております。先ほど言いましたけども、いずれにいたしましてもそういう要望を繰り返しながら、この事業を進めていきたいというふうに思っております。御理解をいただきたいと思います。



○議長(真砂矩男君) 大谷議員。



◆十二番(大谷淳一君) 私も来年度予算聞いておりまして一億数千万円と、五十数億円もかかるのに、たったこんだけでは何十年かかるかわからんぞということでしたけれど、橋にたくさんかかるということでそういう措置をとったんかなと、今の答弁はいい方に解釈はしたいと思います。どっちにしても、今利用してる道路が非常に狭いということもありますし危険でもあるわけで、その対応策をもう一度、いいですか。



○議長(真砂矩男君) 河野部長。



◎産業建設部長(河野純一郎君) その件につきましても、これ以前から特に東溝井地区から要望がございましてもう既に一カ所、ここを通られたらお気づきと思うんですけども、狭い場所を側溝のふたかけもいたしております。私もあの路線を通りますけれども、確かに議員の言われるまだ幅員が狭い場所もございますので、そういう場所につきましても今後別府土木事務所の方にお願いしていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(真砂矩男君) 大谷議員。



◆十二番(大谷淳一君) 今、側溝の上にふたをするということを聞いておりますが、これもう随分うちの担当あたりが言ってやっとできたのがごく一部、今そして家の横あたりまだあいたまんまですよね。ああいうのは早急にしないと落ちたりしたとき、非常に離合の狭いところでまだふたがないという状況があります。

 それともう一点、新しい新築の家がありますけど、あすこのすぐ大田寄りに電柱が道路沿いにあります。ああいうのの撤去も考えられないかなということに対してどうでしょうか。



○議長(真砂矩男君) 河野部長。



◎産業建設部長(河野純一郎君) 確かにそういう道路上に電柱があったり障害物がある場合は非常にもう交通上も危険でありますので、先ほど言いましたように側溝のふたかけあるいは電柱の撤去についても土木の方にお願いしていきたいというふうに思っております。



○議長(真砂矩男君) 大谷議員。



◆十二番(大谷淳一君) いずれにしても、あの道路は大田地区の住民が必ず中心部に入るとき通る道です。早急に何らかの対処をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 以上で終わります。

─────────・────・─────────



○議長(真砂矩男君) これをもちまして本日の日程を終了いたします。再開はあす七日の午前十時からです。

 本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。

 午後四時十五分散会

 以下余白