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大分県 杵築市

平成 21年 6月定例会(第2回) 06月15日−02号




平成 21年 6月定例会(第2回) − 06月15日−02号









平成 21年 6月定例会(第2回)


平成21年 第2回(定例)杵築市議会会議録(第2号)
平成21年 6月15日(月曜日)

〇議事日程(第2号)
平成21年 6月15日午前10時開議
  日程第1  一般質問
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本日の会議に付した事件
  日程第1  一般質問
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〇出 席 議 員(21名)
 1番 渡 辺 雄 爾 君      2番 岩 尾 育 郎 君
 3番 阿 部 長 夫 君      4番 加 来   喬 君
 5番 吉 田 正 信 君      6番 井 門 仙 一 君
 7番 上 野 辰 治 君      8番 中山田 昭 徳 君
 9番 西   紀 子 君     10番 堀   寿 満 君
11番 河 野 有二郎 君     12番 河 野 正 治 君
13番 田 邉 公 一 君     14番 田 辺 節 士 君
15番 小 春   稔 君     17番 神 鳥 修 行 君
18番 鈴 木 六 朗 君     19番 真 砂 矩 男 君
20番 有 田 昭 二 君     21番 阿 部 幸 市 君
22番 上 杉 健 治 君                  
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〇欠 席 議 員(1名)
16番 富 来 征 一 君                  
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〇欠 員(な し)

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〇事務局出席職員職氏名
局長  宮 脇 正 直 君      次長  山 本   泉 君
書記  成 久 博 子 君      書記  廣 岩 紀 彦 君
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〇説明のため出席した者の職氏名
市長………………八 坂 恭 介 君   副市長……………堀 田 幸 一 君
教育長……………土 江 晃 弘 君   山香病院長………坂 本 啓 二 君
秘書広報課長……河 野 盛 壽 君   総務課長…………伊 藤 淳 一 君
企画財政課長……泥 谷   修 君   会計課長…………大 村 政 信 君
税務課長…………渡 邊 次比古 君   市民課長…………阿 部 晃 喜 君
生活環境課長……三 河 伸 治 君   上下水道課長……荷 宮 一 郎 君
山香振興課長……金 高 英 俊 君   大田振興課長……小 林   茂 君
商工観光課長……真 鍋 公 博 君   農林水産課長……田 邉 貞 夫 君
建設課長…………阿 部 光 孝 君   福祉課長…………古 賀 秀 一 君
健康推進課長……吉 広 和 男 君   山香病院事務長…糸 長 明 彦 君
介護保険課長……緒 方   薫 君
教育委員会管理課長…………………………………………………田 邉 利 一 君
学校教育課長……松 木 教 生 君   生涯学習課長……伊 東   猛 君
文化・スポーツ振興課長……………………………………………井 村 哲 士 君
企画財政課課長補佐…………………………………………………細 田   徹 君
総務課係長………佐 藤   剛 君   総務課係長………井 門 裕 司 君
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午前10時開議

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○議長(上杉健治君) 皆さんおはようございます。これより本日の会議を開きます。

 これより日程に入ります。

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△日程第1一般質問

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○議長(上杉健治君) 日程第1、一般質問を行います。

 お手元に配付してあります一般質問通告表の順序により発言を許可します。

 9番、西紀子議員。



◆9番(西紀子君) 皆様おはようございます。9番の西紀子でございます。

 梅雨に入ったものの雨が降らず、田植えができない、また野菜が育たないという声を聞いております。ちまたでは、ことしは雨が少ないのではないかとのことで、どうか恵みの雨が一日も早く降るよう願っております。

 6月は環境月間で、皆様御存じのように6月1日よりレジ袋が有料化になり、各スーパーやコンビニではマイバッグ持参の方が多く見受けられるようになりました。開始後1週間でマイバッグ率が85%以上とのこと、うれしい限りでございます。

 また、ことしも、各学校、公共施設に緑のカーテンが涼しさを呼んでくれることと思っております。市民一人一人が意識を高めることで、美しい地球を未来の子どもたちに引き継ぐことが、今の私たちの使命ではないでしょうか。

 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 最初に、インフルエンザ予防接種についてお伺いいたします。

 インフルエンザ予防接種は、過去において、予防接種法に基づき、本市でも市民を対象に無料で予防接種が受けられておりました。ところが、平成6年の法改正により全額負担になり、任意の接種となったため、家計の負担が大きいことから予防接種を受ける人が少なくなり、学校や老人施設等で毎年インフルエンザの集団感染が発生し、特に体力のないお年寄りが多数死亡するという事態も発生しております。

 そのため、現在、65歳以上の高齢者には1回の費用3,300円のうち2,300円が補助をされております。1,000円の自己負担で予防接種が受けられることが大変喜ばれております。

 一方、成長期にある子どもを抱える家庭にとっては、1人3,000円かかることから、受けさせたくても受けさせられないという多くのお母さんの声がありました。特に、年齢の低い子どもについては2回の接種が必要なことから、1人にかかる費用は6,000円、3人だと1万8,000円の負担となります。

 ことしは、特に経済不況の中、予防接種が受けられない家庭ができてくるのではないかと心配しております。また、新型インフルエンザもいまだ終息せず、不安な気持ちでいっぱいであります。

 病気は、まず予防を心がけることこそ大事と言われております。医療費も年々増加する中にあって、予防事業に力を入れることによって、病気も軽く済み、その分医療費も軽く済むわけでありますし、何よりも大切な子どもたちの命を守る観点からも、ぜひインフルエンザの予防接種に対して高齢者同様の助成を御検討いただけないか、お伺いいたします。

 次に、女性特有のがん検診についてお伺いいたします。

 日本人のがんは、1980年代以降、死亡原因の第1位を占め、現在3人に1人ががんで亡くなっています。10年後には2人に1人の時代が来ると言われております。

 2007年4月、がん対策基本法が制定され、がんの研究や治療法も進んでまいりました。注目されているのは血液検査、PSA検査でございますが、これを受けることで前立腺がん検査ができるということであり、また今回、2009年度補正予算の成立を受け、女性特有の子宮頸がん、乳がんに対して無料でがん検診が受けられるようになりました。

 この取り組みについては、公明党が一貫して推進してまいりました。5月1日には、男性・女性特有のがんが急増している状況を踏まえ、がん対策の充実強化を求める要望書として要望書、そして九州・沖縄で531万2,152人の署名を集め、麻生首相に手渡したところでございます。このような取り組みができるようになったことは、画期的な動きであると思われます。

 本市においても、無料クーポン券の作成・配布がなされると思いますが、その取り組みはどうなっているのか、お伺いいたします。

 最後に、新型インフルエンザ対策についてお伺いいたします。

 ことし4月24日、メキシコとアメリカで新型インフルエンザが発生、その後も感染は拡大し、6月14日にはWHO(世界保健機構)が新型インフルエンザの警戒水準を最も高いフェーズ6に引き上げ、世界的大流行(パンデミック)を宣言したことは、皆様御存じのとおりであります。

 政府においても、これまでの対策を緩めず、動向を見ながら対処していくとのこと、終息の域を出ない新型インフルエンザに対して、市としては、これまで県と連携をとってきたと思うが、今後市として考えるべきこと、対応策等の取り組みはどのようにしていくのか、お伺いいたします。

 以上、3点について御答弁をお願いいたします。



○議長(上杉健治君) 吉広健康推進課長。



◎健康推進課長(吉広和男君) おはようございます。健康推進課長の吉広です。よろしくお願いします。

 9番議員さんにお答えいたします。

 まず、インフルエンザ予防接種の助成についてということでございますが、高齢期のインフルエンザは社会防御の成果が認められるという見解から、平成13年より感染症予防法に基づく定期予防接種の該当となっております。行政が予防接種を実施しております。ただし、感染予防法により、個人の責務もあるということで、1,000円の個人負担を徴収いたしております。

 しかし、子どもの予防接種については、国は日本小児学会報告等から予防効果の面や脳症等の副作用が懸念されるとのことで、法的に位置づけられない任意接種とされているところです。

 接種費用の助成については、子育て支援の観点からすれば、経済的に支援することは大切なことだと考えております。しかし、予防接種ワクチン等による副作用などの健康被害も出ていることでもありますし、今後も、国、県、また他市町村の状況を見ながら対応していきたいと考えております。

 次に、女性特有のがん検診推進事業の取り組みについてです。

 まず、杵築市においての取り組み状況についてですが、6月5日に県の事業説明会があり、これを受けて現在、対象者の基礎資料の抽出、概算事業費の算出及び対象者への周知などについて、事業実施に向けた準備をしているところです。

 なお、この事業の対象者は、基準日時点で子宮頸がんについては満20歳から40歳まで、乳がんにつきましては満40歳から60歳までの5歳刻みに該当する女性となっております。20歳、25歳、30歳、35歳という5歳刻みです。

 次に、健康手帳、それから無料クーポン券の作成につきましては、県内で統一しての印刷や同時期での発送が可能であれば効率的であり、また対象者の方も検診実施医療機関も混乱がないのではないかとのことで、現在県において調整中ということでございます。

 それから、このがん検診の検診医療機関の選定についてでございますが、現在杵築市が検診の契約をしている実施機関と他の市町村が契約をしている機関についても県下全域で受診可能となるように、国段階で今調整中ということであり、検診実施機関や医師会への説明も県が実施をする予定になっております。

 また、この検診についての相談窓口については、杵築市においては健康推進課としております。

 また、無料クーポン券の使用期限についてですが、交付の日から6カ月間以内ということになっております。

 これは単年度事業でありますので、来年度以降の継続実施につきましては、この事業はがん対策推進事業の中の位置づけでもありますが、経済危機対策にも位置づけられた本年度のみの単年度事業であります。

 市では、がん検診については毎年実施しており、子宮がん検診については20歳から、乳がん検診については30歳からの受診勧奨をしており、市からの助成もしており、今後もがん検診の受診勧奨に努めていきたいと考えています。

 最後に、新型インフルエンザ対策でございます。

 4月25日の海外発生から夜間・休日を問わず、県の東部保健所と健康推進課との間で連絡がとれるようにしており、それを受けて、市の対策本部への連絡もスムーズに行われており、今回の連携については特に問題がなかったと認識しております。

 それから、持病のある方や妊婦さんについての注意点としましては、基本的にまず感染リスク危険度が一般者より高いことから、感染を避けるよう十分配慮すること、それから平素からの健康管理に十分注意すること、それとインフルエンザ予防薬・治療薬の使用については主治医とよく相談の上使用すること等が基本であります。

 市としましても、地元医師会との情報交換や連携に努めています。また、健康推進課が対応している事業においては、保健師、栄養士からも感染予防に関する周知啓発に努めております。

 市としても、今後の対策としましては、県と連携をとりながら正確な情報を入手して、引き続き市民への感染予防の啓発に努めるとともに、庁内の体制についても確認と見直しを行っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(上杉健治君) 松木学校教育課長。



◎学校教育課長(松木教生君) 学校教育課の松木です。よろしくお願いいたします。

 ただいまの新型インフルエンザの学校においての指導ということについて答弁をさせていただきます。9番議員さんにお答えいたします。

 学校における新型インフルエンザ予防につきましては、4月末のメキシコ、アメリカでの発生直後、5月1日に臨時の校長会を開催いたしまして、新型インフルエンザ対策について対応を協議いたしました。その中で、県教委からの通知文及び杵築市の新型インフルエンザ対策の教育委員会部局の対応計画を再度確認したり、市教委と学校、学校と保護者との連絡体制の確認を行うなど、管理体制を強化いたしました。

 また、市教育委員会からも、うがい、手洗いの励行等のチラシを作成し、児童・生徒向けに配布、指導したり、教職員、児童・生徒の欠席についても教育委員会で毎日調査し、インフルエンザの疑いについても監視している状態です。

 隣県の福岡県でも中学生に発生しましたので、中学校の部活動の県外遠征には十分留意するよう指導し、今後も、学校現場により正確な情報を提供したり、学校便りや保健便り等で家庭への啓発も含め、児童・生徒にはうがい、手洗いの励行、発熱などには十分注意しながら、予防に向け引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 西紀子議員。



◆9番(西紀子君) 最初に、インフルエンザ予防接種について再質問をさせていただきます。

 この質問にあたりましては、多くのお母さん方が、子どもが2人も3人もいたら1人だけ接種しても意味がないと、そして1人がインフルエンザにかかれば、家族が皆かかってしまうし、学校を休んだり仕事を休んだりと大変な状況になる。そしてまた、少しでもこのインフルエンザに対しては助成がありませんので料金の安いところを、皆さん、どこが安いですかねということで聞きながら接種をしているという状況を聞いたことによって、この質問をさせていただきました。今、少子化対策の一環と子育て支援の一環として、このインフルエンザについて、やはり今だからこそ、この経済不況だからこそ、手を差し伸べるのが行政ではないかと、そういう思いで質問させていただきました。

 このインフルエンザに対しての資料を課長からいただきましたが、一応今県下で実施しているのは、お隣の豊後高田市、そして臼杵市でございます。これについては助成金額が皆違っております。豊後高田市の場合は1人2,000円、年1回です、これは。そして、臼杵市では少子化対策、子育て支援策として1人1,000円です。これが年間1回でございますが、そういうことで、杵築市もやはり県下の状況を見ながら対処をしていくという答弁がございましたが、そういうやっぱ手ぬるいことでは、少子化対策、そして子育て支援はできないと私は思って、この質問をしたんです。

 そこで、例えばこの例をとりますと、杵築市においては、この2,000円を助成いたしますと、大体対象者が0歳から15歳、人口3,900人と見込んで、50%の接種見込みをこの試算しておりますが、費用としてみれば、2,000円のとき1,950人が受ける、そしてその助成金として390万円、そして1,000円の助成を試算すれば、対象者は同じ、そして人数も同じ、見込み数の率も同じなんですけど、これが1,000円で1,950人で195万円、この500万もかからないんですね。最高で390万円、このお金がなぜ出ないのかと。

 各市町村の動向を見てという、そういうことでは、やはりお母さん方に子育てが大変だと、そして命にかかわることも出てきますので、そして学校関係、そして職場、いろんなところに影響を及ぼすことがありますが、その点についてもう一度、動向を見るというんじゃなくて、杵築市独自のこういう施策をしていただきたいんですけど、もう一度御答弁をお願いいたします。



○議長(上杉健治君) 吉広健康推進課長。



◎健康推進課長(吉広和男君) 健康推進課としましても、この金額にすれば、そう大きな金額ではないと思いますけれども、どうしても副作用の件が健康推進課として気にかかるわけです。それで、そういう先ほど申しましたけれども、日本小児医師会、そういうところもまだ法定の予防接種ということで積極的に進めていない状況でありますので、ちょっとそこ辺をよく情報収集を行ってからと健康推進課としては今考えているところです。



○議長(上杉健治君) 西紀子議員。



◆9番(西紀子君) 予防接種に対しての任意となったのは、そういうふうにアレルギーとかいろんな副作用の問題があったということなんですけど、しかし、やはり今はもうやっぱり予防接種をしたいという方が多いんですね。そして、この助成に対して、やはり遠くまでというんですか、隣、大分、別府市内、みんな医療機関によって値段が違うので、そこを探しながら接種していると、そういう御苦労もされているんです。

 そして、このインフルエンザも、今回新型インフルエンザが出ましたので、やはりお母さんたちも大変心配しているんですね。また、秋口には、またこれが、ウイルスがどういう形であらわれてくるのかはわかりませんが、私も新型インフルエンザについてはまた後で質問いたしますが、やはりこういう状況を踏まえても、お母さんたちがやはり今度は予防接種をせんといけんねという思いがあるんじゃないかと、よほど体が悪いとか副作用が何かある、アレルギー体質であるというのならば別ですけど、そういうことを踏まえて考えてみると、やはり今回は9月の補正でも考えていただければありがたいなと思っております。

 これについて、再度ということはちょっと課長も今答弁あれでしょうけど、このことについて、少子化対策、子育て支援の一環として市としても頑張っていただきたいので、市長の御見解をお聞きしたいんですけど、よろしくお願いいたします。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ただいまはインフルエンザの予防接種についての質問をいただきました。ただいま課長が言いましたとおり、本来ですと、医師会等々が積極的にかかわってやるところでありますけど、この医師会自体も、これにつきましては今小児科学会での報告がありますとおり、このような副作用が出るということについては、特に開業医の先生方については大変神経をとがらせます。

 実証がされてないもの、先般3月の議会で脳性に対するワクチンということで皆さんが採択をされております。その後、それにかかわる先生方の団体と杵築市の医師会の会長さんがお見えになりました。その会長さんは、今のところ、このような分についてはなかなか手に入りにくいと、院長さんのところで、私のところで1本しか来ないとか、そのような状況であると、しかし、その学会に入っている方々は、何とかそのような状態でも採択されたんで予算化をしてくれと、このようなことであります。そのようなお話を聞きますと、この医療というのは大変難しゅうございます。

 ですから、現在のところただいま議員が述べましたこの豊後高田市と臼杵市の場合も、これは議会での質問によって、要綱をつくって希望者には出すというような形にいたしておりますので、先ほど申し上げましたとおり、豊後高田市の場合はお1人2,000円が上限だと、そして約、臼杵市の場合には3,500人がその対象者であるけれども、予算上、一応過半数の人が、半分の人が受けたとしての予算の措置であります。同じように、臼杵市の場合も1,000円が上限でということでありますので、お母さんたち、また御家庭の皆さんがこのような副作用についての十分なる認識もいただきながらこれを実施していかなければ、これに対する予算を組んだ市にもある意味では責任も出ておりますので、もうしばらくそのような形で時間をいただいて、前向きにですね。そのようなことでお困りになると、しかしその症例もまだ余り例がないとかいうような実態を私どもも勉強させていただいて、できるだけ早い機会に、また議会の皆さんと改めて御相談を申し上げながら、予算措置ができる方向で検討してまいりたいと、このように思います。



○議長(上杉健治君) 西紀子議員。



◆9番(西紀子君) ありがとうございました。なるべくそういうふうに前向きな方向に取り組んでいただけるという市長の御答弁をいただきました。今、髄膜炎、Hibワクチンのことなんですけど、これも今国を挙げて取り組んでいるところでございますので、そのことについても県、国に要望を上げておりますので、それも進んでいくことと思われます。

 特に、私は本当はこれを無料化ということも思ったんですけど、今言うように任意ですので、これがやはり2,000円でも1,000円でも安い方向に向けて、ぜひ杵築市も取り組んでいただきたいということを強く要望して、この質問は終わらせていただきます。

 次に、同じインフルエンザ、これはまた新型インフルエンザを先に質問させていただきます。

 この新型インフルエンザ、本当に私たちは報道では新型インフルエンザ、インフルエンザと聞いておりましたが、まさに静かな進行とともに、いまだ終息をしないという、本当にこのインフルエンザというのが恐ろしいウイルスなんだなということを改めて実感いたしました。国連、WHOでは、既に警戒水準を超えるフェーズ6ですかね。そういうことを、もう全世界がこの新型インフルエンザで大変不安を抱いているということで、急遽私もこの議会で質問させていただきました。

 その御回答の中に、4月28日、県下の情報を得て、市も対策本部をとられて、そして現在でもそれを解除せず設置をしているということで安心はしておりますが、九州でも福岡がですね。皆さん御存じのように、福岡市でこれが発生しております。もう九州の中に入り込んだということは、もう私たちもすぐ隣ですので、警戒を緩めてはいけないと思っております。

 そこで、特にこのインフルエンザというのは弱い毒性ですね。これはでも持病のある方とか、それから妊婦さん、そういう方たちには注意をしていただきたいと、その注意事項として、今予防法について課長が答弁をいただきましたが、妊婦さんなんか、特に今は安産教室とかパパ・ママ教室とか、夫婦でそういう妊婦さんの健診の中に取り入れておりますので、直接対面して保健師さんがそういう予防法とかができるわけなんです。ただ、広報とか、広報を通じてとか、ケーブルテレビを通じてとかじゃなくて、もう直接対面して、こういうふうな予防法がありますよ、家族で気をつけてくださいというような、親切丁寧なそういう指導をやってもらいたいなと思っておりますので、そのことについてちょっと質問、御回答をお願いいたします。



○議長(上杉健治君) 吉広健康推進課長。



◎健康推進課長(吉広和男君) 先ほど答弁しましたけれども、妊婦さん、それから持病のある方というのが、今言われていますのが糖尿病等の方が特に気をつけていただくということになっております。先ほど言いました基本的事項を市の事業の中では、妊婦健診とか、そういう事業の中では保健師のほうもそういう指導をしております。今後もそれは続けていきたいと思います。

 それと、いざ新型インフルエンザが発生しました場合にも、今後、発熱外来センターという、まず最初に保健所に相談をしていただいて、そこから紹介といいますか、この病院に行ってくださいというようなことで保健所のほうが指示します。そういう相談センターを、保健所等の相談センターを利用しまして、そういう医療機関に行っていただきますと、普通の患者さんとかインフルエンザを発症した方と接触しないような入り口をつくっておりますので、そういうことにもぜひまた啓発していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 西紀子議員。



◆9番(西紀子君) それでは、学校教育課長にお聞きいたします。

 学校における新型インフルエンザの予防について今御回答をいただきましたが、児童・生徒には基本的なうがい、それから手洗いの励行、そして発熱などに十分注意しながらということでございますが、この発熱についてですね。私は大分のほうに聞いたんですけど、大分のほうでは、体温を毎日はかって学校に登校させているということをお聞きしました。杵築市内では、その発熱、体温を毎日測定して登校させているのかどうか、お聞きいたします。



○議長(上杉健治君) 松木学校教育課長。



◎学校教育課長(松木教生君) 学校のほうでは、現在、毎日の体温をはかってこいというような指導はしておりません。ただ、先ほど申しましたとおり、学校では毎朝健康調査というような形で、体調のすぐれない者については改めて学校のほうで検査をするというような方式をとっております。



○議長(上杉健治君) 西紀子議員。



◆9番(西紀子君) その体調の悪い人の調査というんですか、それはどういうところを見て体調が悪いとかですね。子どもも言えない子と言える子があると思うんですね。そういうふうな見分け方についてはどういうふうにしておるんでしょうか。



○議長(上杉健治君) 松木学校教育課長。



◎学校教育課長(松木教生君) 主としては、担任が調べる中で、特に自分から言いにくい低学年の子どもには、かなり詳しく先生方が顔色を見ながらというような判断をしておる状態です。



○議長(上杉健治君) 西紀子議員。



◆9番(西紀子君) 見落とすということも大いにあるように思いますので、そこのところは学校担任、学校挙げて注意をしていただきたいなと思っております。

 児童・生徒で、これは幼稚園もしっかり連携をとってしていると思いますが、特に小さいだけに、しっかりと先生が、うがい、それから手洗いもちょこちょこっとするんじゃなくて、ちゃんと指先からつけ根まで洗うという指導はしていらっしゃるんでしょうか、ちょっとお伺いします。



○議長(上杉健治君) 松木学校教育課長。



◎学校教育課長(松木教生君) 手洗い、うがいにつきましては、もう発生時に校長会を通す、あるいは養護の先生方にお願いをする中で、うがい、手洗い、そしてせきエチケット等については十分指導をしている状態です。



○議長(上杉健治君) 西紀子議員。



◆9番(西紀子君) 学校関係はそういうことでございますし、今注意をして、引き続き取り組んでいるということなので、しっかりと見守っていただきたいと思います。

 また、これは私質問の中にはありませんで大変恐縮ではございますが、市内の保育園についてはどのような指導がなされているのか、ちょっと福祉課長にお願いしたいんですけど、突然で申しわけございません。



○議長(上杉健治君) 古賀福祉課長。



◎福祉課長(古賀秀一君) 福祉課長の古賀でございます。

 急に振られましたので、答弁のしようがないんですけれども、市内には11園あるわけです。公立が1園、それから民間保育園、認可保育所ですけれども、10園あります。園長会議、それから保育協議会というのも組織されておりますので、その中で十分担当者も出席しまして、中に入り込んで指導はしておると、そういう認識でございます。

 以上でございます。



○議長(上杉健治君) 西紀子議員。



◆9番(西紀子君) 突然の質問で大変すみません。そういうことで、保育園についてもしっかり指導しているということなので安心いたしました。

 この新型インフルエンザ、そして季節性のインフルエンザなんですけど、やはり風邪、風邪といっても、風邪は万病のもとと昔から言い伝えられております。どうかこの予防対策について、もうぜひ市全体を挙げて取り組んでいただきたい。特に、市長も先ほど、このインフルエンザの助成については前向きに考えていただくということなので、しっかり私も皆さんに取り組んでいただいていますよということを御報告したいと思っております。

 では最後に、女性特有のがんについて質問させていただきます。

 現在、一応検診の項目には、乳がん、子宮頸がんの検診、検査が入っております。しかし、中には、これがマンモグラフィーとか、いろんなことについてはやはり手出しをしなければならないんですね。

 今回、何でこういう女性特有のがん検診が無料になったかということなんですけど、やはり20代、それから30代の女性には子宮頸がんが急増しているんですね。特に、なぜ急増しているかとは、皆さん御存じでしょうけど、やはり検診をされないと、そして乳がんについては40代、50代が増加しているんですね。この20代の女性にアンケートで聞きますと、受診を受けたことがないと答えた女性が75%と、受診しない理由とは、婦人科に行くのに抵抗があると、忙しくて時間がないなどあります。これは、今本当に若い人たちの子宮がんは本当に頸がんが多いんですね。そして、結婚してても子どもが恵まれないと、そういう本当に悲しい思いをされているんで、特にこのがんといったらいろいろあるじゃないかって、何で女性かということなんですけど、やはりこれを早く受けて、女性が早くその早期発見、早期治療で治るんです。だから、それをやはり女性の健康を守るということで、この女性の子宮頸がん、乳がんについての無料クーポン券を配布して、少しでもこの受診率を上げたい。そういう悲しい目を受けさせたくないという思いで、この検診が国によってなされました。

 県のほうでも説明会があったということなんですけど、これが大体7月か8月ぐらいには無料クーポン券ですか、健康手帳とともに配布されるようになると思うんですけど、その期間についてはちょっと答弁の中で何かなかったような形、なかったように私は聞きましたので、もう一度ちょっとその点をよろしくお願いいたします。



○議長(上杉健治君) 吉広健康推進課長。



◎健康推進課長(吉広和男君) 今のでしたら、これからのスケジュールということですかね。先ほど言いましたように、6月中に対象者の抽出をいたします。5歳刻みの対象者を住民基本台帳をもとに抽出をいたします。それで、県統一でそういうクーポン券、それから健康検診手帳等の作成、印刷というような段取りで今進めておりますので、6月中に資料ができまして、7月中旬には各個人といいますか、対象者への発送ができるものと今考えております。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 西紀子議員。



◆9番(西紀子君) 県のほうでも素早い対応を今していると思っておりますので、それにつけて事務手続が怠らないように、しっかりと実施に向けて取り組んでいただきたいなと思っております。

 私が、このがん検診について、ある新聞社に一つ載ってたんです。「あなたへ、母を忘れぬ小さな手」という記事がありました。これは小学校1年生の安武はなちゃんて、この人は福岡市に住んでおります。そして、今は小学校6年生です。このはなちゃんは、お母さんが乳がんで、結婚する前に片方のお乳がありませんでした。そして結婚して、このはなちゃんが生まれたんですけど、そしてまた、その母乳を、片方の母乳を飲ませていたら、その赤ちゃんが母乳を飲まなくなったと、おかしいなと思って病院に行きましたら、がんが転移していたと、そういうことで、そしてこのがんが肝臓にも移転していたと、この信吾さんていう新聞記者なんですけどね、お父さんが。そのお父さんが、パソコンをお母さんが死ぬまでずっとブログをつづって娘に残したんですけど、その中で、「『ムスメは、お風呂で私の傷口をさわりながら言った。「ママ〜、おっぱい、ちょんって切られたの?おっぱい買ってあげるね」』迷ったけれど産んでよかったと思った。『ムスメは、病を得た私を癒すために、この世に来てくれた。』」こういうつづりを残しているんです。

 「そして、患者やその家族に訴えた。『生き方を変え、考えを変え、運命を変えていく。それしか病気を克服する手段はない。』病状は安定し、2007年秋には舞台で」──この方は音楽活動をしていた方なんで、声楽を学んでいた方なんですけど、その歌う舞台で「歌う機会に恵まれた。だが、肝臓のがんは肥大していく。08年6月、はなちゃんに「ママ、目が黄緑色だよ」と言われた。肝機能が低下して黄疸が出た体に、もう抗がん剤は使えなかった。親子3人の最後の会話は、すぐに終わった。「だれだかわかるか」「信吾さん……はなちゃん」7月12日、信吾さんは6月13日でとまった妻のブログを更新した。『11日、安らかに眠りました。』はなちゃんは母の言葉を忘れない。最後に話したとき「人の悪口を言ったらだめ、優しい女の子になってね」って。教わった洗たく物のたたみ方は上手になった。ピアノの練習も約束したから毎日続けている。「ママみたいに歌う人になりたいの」そして、今朝も小さな手で朝ご飯をつくる。」小学校6年生の子が、こういう今体験をしているのでございます。

 そういうことから、本当に若い人たちがこういう惨めなことにならないように、ぜひ市としては取り組んでいただきたい。そして、この無料クーポン券については、今年度だけではございますが、今課長が答弁いたしましたように、検診の項目の中に入れていく、継続をしていくと言われましたので、ぜひそれを実行させていってもらいたいと思います。

 以上をもちまして、この3点の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

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○議長(上杉健治君) 19番、真砂矩男議員。



◆19番(真砂矩男君) 昨日から今朝、のどが痛くて、今の話も聞きながら、新型インフルエンザでなけりゃいいがなという思いを持ちながら、少しお聞き苦しいかと思いますが、質問をさせていただきます。19番、真砂矩男でございます。

 議会開会日に、先輩有田議員ともども、議員在職25年ということで全国議長会より表彰を受け、きょう初めて記念バッチを胸につけながら、これも市民皆様の御支援のたまものと感謝をし、またその職責を果たすために、これまで以上に精励する思いを込めながらやってまいりました。したがって、これからの質問も、そうした思いを込めて質問をさせていただきたいと思います。

 私は、なぜか前石田市長に過去3回、平成6年や平成10年、任期満了前の定例会で、在職期間を振り返ってということで質問をいたしました。また、平成14年第1回定例会において、合併前の市政の数々の諸問題と市町村合併の取り組みの中では、各自治体を1つにしっかりまとめるためにも、あるいは将来を見誤ったりすることなく、30年後本当によかったなと言えるような合併をということで質問したことを思い出しております。また、記録もございます。

 いろいろ石田市長と将来の思いを語りましたが、その年の6月の選挙では、市民は「世代交代、市民が主役、開かれた市政」をスローガンとする八坂市長誕生を選びました。

 議会での石田市長と私とのやりとりの中で、記録にも残っていますが、石田市長がどんな市長になりたいかと問われたら、「私は、やめたらきれいに忘れられる市長になりたい。勲章も要らなければ銅像も要らない。もう私の名前はきれいに忘れていただきたい。私はひたすら市民の一人として奉仕をするだけです。杵築市政はありますが、石田市政はありません。私自身、なりたくて市長になった覚えはありません。皆様方にお勧めいただき、また支持していただいて今日まで来たわけで、決して私一人のものではありません。私はそれだけ価値ある人間かどうかもわかりません。」こう言われた言葉を思い浮かべながら、御逝去を表に出さず、一人静かに去っていった故石田徳様にして、またその御家族の皆様の胸中にして、うなずけるものがございます。

 政治の中に一貫して不正を憎み、一部の人の利益には奉仕をしないという姿勢、そのクリーンさ、頑固なまでの硬骨漢というか、日常おのれを厳しく律している姿の中に、行政の師として、また政治に携わる者として敬服してきた次第で、深く哀悼の意を表するものであります。

 そこで、石田市政を引き継いだ八坂市長、私と同じ1983年、市長が38歳、私が40歳のときから市政に参画して26有余年、市長は杵築のことに精通をされ、志高く、今日まで杵築のトップリーダーとして精励をされてきました。

 そこで今回は、合併前、市長就任後からのことはもうお尋ねをいたしません。合併後から、すなわちこの4年間を振り返ってということで、市長の思いをお尋ねいたします。

 これまでの完成事業の一つ一つは毎年決算期に示されており、また事業の一つ一つが議会の承認のもとで行われたものでありますから、私も、これはできた、あれはいま一歩だということは少しは理解をいたしております。市長が杵築の現状をどう考え、杵築の首長として何をしようとしてきたか、個人的には市長とのいろいろな機会での話し合いの中で理解している部分が私自身にはありますが、それが、きょう多くの皆様方も傍聴に来ていただいておりますけれども、杵築市民全体から見ると、どれだけ市長の考え方や願いが市民に理解をされ、同時に市民が市長とともに歩む姿勢になったかということも、こうした機会に振り返ってみることも必要ではないかと考えております。

 4年前、市長、あなたが配布をしたパンフレットの中に、この市長のパンフレットの中に、真っ先に「まちづくりは人づくり」、そして「行政基盤の強化、行政サービスの効率化と充実」ということを上げております。八坂市長らしく、8計「はっけよい」、こういう合言葉の中に、そのワン計「活力と潤いのあるまちづくり」から8計まで、そして一つ一つを上げると、4つや3つすべてで30項目の目標があります。その一つ一つはもちろん大事なものばかりです。問題は、その一つ一つの項目、定住促進策の充実や企業の誘致や生涯学習の推進等々がどれだけ達成、充実されたかにあると思います。

 まず、合併後3市町村の調和のある発展を目指す中には、行政の公平性のため、これまで地域で行ってきたことを見直したり、補助金を廃止したり、数々の思いで調整にあたってきたと思います。3市町村が、市長の言う「こころを一つにがんばる輪」というために、どれだけのことがなされてきたのかと、その思いを聞きたい。

 次に、行財政改革の推進については、合併特例債の活用や過疎債の活用で、財政基盤はいささかなりとも強化をされてきているのは数字にあらわれておりますが、この点について、子どもを育てる親の願いである市内の公園の整備や遊具の設置、低所得者用の市営住宅の改築や、私が事あるたびに言ってきた住宅団地の開発まではいかなくても、坪5万円以下ぐらいの低価格でのミニ住宅開発をしての若者の定住、総合的なスポーツ施設の充実、何度も検討されてきている図書館の建設、すべて財政が伴うものですからなかなか実現をしていかなく、これからのものもあります。

 市長自身、あれもやりたい、これもやりたい、また議会や各課からの数々の要求というのはいろいろ頭の中にあると思いますが、先立つものが、そんなに起債を起こして借金をして事業に取り組んでよいのか、何か事を起こせば、賛成・反対、そうした思いも一方にはおありになることだと思います。

 市長就任以来7年間、そつなく市長職をこなして頑張っていると思いますけれども、市役所の副市長以下、特に課長や職員の皆さんがどれだけ緊張感を持ってその使命の遂行にあたってきたのであろうか。議会ともこれまでいろんなことがあってきました。私自身も、是非をはっきり申し上げてきたわけですが、今日、議会も一丸となって杵築発展のために取り組むという機運がどれだけ生まれてきているのかということも考えることもございます。

 質問事項の一つ一つではなくて、市長御自身、私はこういう思い、こうした考え、こうした願いでこれまで取り組んできたという点についてお答えをいただきたいと思います。なお、振り返り、そしてまた杵築はこれからこうした点について努力して取り組んでいかなければならないという点についても触れてほしいと思います。

 次に、私は、当面している課題というか、未着工のものについて、5つを今後どう考えて、その実現に向かって取り組んでいくのかをお尋ねいたします。まず、全体を市長にお尋ねをします。細部にわたっての再質問等々は、担当課より計画していることや数字があれば答えていただきたい。

 その1つは、合併特例債の利用についてであります。

 これまで使用した分が36億円強となっております。杵築市が10年間に120億円起債が起こせる、借金できる。以前は、これを合併のときに90億円ほど使って事業を行うと言ってきたわけですが、残された期間、どう使っていこうとするのか。

 次に、杵築幼稚園と杵築中学校の校舎改築についてであります。

 これまでの旧杵築市からの過疎計画の中には、杵築幼稚園は昨年度、平成20年度には完成、そして杵築中学校は平成19年から21年度、今年度には完成ということになっていたと思います。遅れていますが、今後の取り組みについてお尋ねをいたします。

 3つ目は、市営温水プールの設置についてで、新設についてであります。

 住吉浜の温水プールが閉鎖されてから約3年が経過をしようとしています。杵築のスイミングクラブというか、その水泳を親しむ児童・生徒は、現在、杵中のプールで5月から寒くて震えながら10月まで練習をしています。土曜日にも子どもたちの練習しておる姿を見ました。本当にすばらしい成果を上げてきておりますが、こうした生徒が、冬場は日出の温水プールで少しの時間しかあけてもらえずに練習している姿があるということもお聞きをいたしました。

 こうした子どもたちでなくて、私自身もアキレス腱を断絶して以来、何度か日出で1時間ほど水中歩行のために行ったのですけれども、杵築の方々何人にもお出会いをいたしました。早く杵築にもつくってほしいんですと、いや、できそうな話もありますよと言うと、皆さん大変喜んでいます。3万4,000人のまちには1つは温水プールがあっても、健康づくりの面からも、そういう皆さんの願いがあるわけですが、市民の願いに早くこたえてほしい。

 4つ目は、八坂地区の土地取得事業、事業がこういう名前になっておるようですが、すなわち野田の元ゴルフ場予定地です。約100ヘクタール弱、あの広大な土地を開発公社で買収することを議会も同意をいたしました。

 今すぐは困難でも、将来の企業誘致予定地としての造成計画や、あるいは広域の別府市等と一緒になって、野球場や、あるいは広いテニスコートやソフトボール場というような計画はできないのか。別府市は用地が狭いわけですから、別府と日出と一緒になって広域圏事業としての取り組みなど、そういったことの検討もすべきではないかと思うし、市長から少しは市長の思いも聞いたことはございますが、現在こういったことはどうなっておるのか。

 これからの交流人口を増やす、観光を増やすという中では、スポーツ交流、スポーツ観光も大変重要なことでありますし、幸いにも30分も行かないところには大変な宿泊施設を持つ別府市が控えている中では、私は、プロ野球のキャンプ等もできるような、そうした施設も別府市と一緒になってつくれば可能ではないかというような思いも持っているところであります。

 5つ目は、先ほどもちょっと触れましたが、図書館の改築と将来の市庁舎統合というか、市役所の統合庁舎の問題についてであります。

 図書館の建設は、八坂市長就任前、先ほど言いました前石田市長の時代から議会も要望して、教育委員会も、旧庁舎や、あるいは現在ほかに使われている生涯学習館、最近では現在の図書館のリニューアルや増築、そのほかいろんな検討がなされてきたと思います。

 しかし、私は、今新たな問題、いわゆる市庁舎が、この庁舎が現在のままでよいのか、教育委員会や福祉関係は山香庁舎と分かれたままで、行政の効率化や市民の利便性を考えたら、近い将来、統合庁舎を検討せざるを得ないのではないかと、そういう考えを持っておりますが、市長の思いを聞かせていただきたいと思います。

 最後に、八坂市長がいつまで市長をやるかは別にして、現時点でかくあってもらいたいと思うことや、市長として今後もこうしたいと思う点、どうすれば、あなたの言うこの杵築市が、このまちが、住んでいる人たちが一番すばらしいまちになるかということについてお尋ねをして、終わりたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) それでは、真砂議員にお答えをいたします。

 取り組みの成果と完成事業への思い、これからの諸課題、特に合併後の3市町村の調和のとれた発展のために心がけたこと、また活気と潤いのあるまちづくりを目指してきた成果とその達成度であります。

 ただいま議員が触れました故石田徳市長にとりましては、心から御冥福をお祈りいたすところであります。

 石田市長が市長に就任されて、昭和の57年であります。私が議会に出させていただきましたのが、真砂議員と同じ昭和58年であります。ですから、石田さんの行政の取り組みにつきましてはすべてを見てきたわけであります。ただいま話がありましたように、まさに高潔な方でありました。

 そうした形の中で、私自身はまさに浅学非才でありますけれども、18年と6カ月間の間、そして旧杵築市の3年7カ月、その状況の中で、私の人間性につきましては議員の各位も御存じであります。あえて私から、私が清潔だとか、政治に取り組む姿勢はまさにそれが基本でありますし、あえて言ったことはございませんけど、私はできるだけ市民の皆さんとフランクに話し合える雰囲気の中で行政を進めてまいりたいと、このように考えて、できるだけ、お招きをいただいた諸団体、あるいは小さな集会、区の集まり、できるだけ自分の時間を割きまして今日までやってきたつもりであります。そのような状況が、私の、皆さんから初対面の方々にも気さくな市長だなというふうな言葉をいただいております。できるだけ自分を出しながら、そして時にはいろんな方との口論もありますけど、最後は気持ちよく握手して別れるというのが、私の政治の一つの手法だと、このように思っておるところであります。

 さて、問題の調和のとれた発展のためにということでありますけど、早いもので、合併をしまして3年8カ月が経過しようといたしております。就任以来、新市の将来像であります「歴史と文化の薫り高き豊かな感性あふれるまち」の実現に向けて、一体感の醸成のために、私自身は「こころを一つにがんばる輪」と、この「わ」は人の輪、そしてみんな手をつないでいこう、この「輪」であります。車輪の輪であります。そのような中から、先ほどございました8つの目標「はっけよい」を掲げました。これは、あえて8つは言いませんが、8つ目は「健全行政改革推進のまちづくり」であります。

 具体的な一体感の醸成につきましては、御案内のとおり、ケーブルテレビが全市内に配信ができ、97%の加入率を達成したこと、そして今年度からはデジタルサービス普及促進事業に取り組んでおります。

 また、山香、大田、杵築の地区を巡回する路線バス、そして既にございました福祉バスや巡回バスを統合して、杵築市コミュニティーバスとして、市民の要望に加えながら日々進化をしてきております。

 また、区長会や体育協会、福祉協議会など各種団体の統合、そして何よりも心強い一体感のためには、3つの商工会が県内に先駆けて合併をして、新杵築市商工会ができたことであります。

 また、懸案でありました市立の山香病院の健診・せぼねセンター、これにつきましてはまさに健康の殿堂として、市民ができるだけこの病院にかかっていただきたい、病気になったときにはかわいがっていただきたいということでの早期の実現になったわけであります。

 また、瑞雲荘の民間委託や、大内小学校、向野小学校等の耐震化事業も進めましたし、また国体卓球会場としての文化体育館の建設、それに新山香中学校の建設、観光交流センター衆楽観の建設など、具体的なものとしては既に皆さん御案内のとおりであります。

 その中で、ソフト面とすると、新市の建設計画を盛り込んだ杵築市総合計画、そして環境基本計画、地域福祉計画、障がい者計画及び福祉計画、その第2期の計画などであります。

 また、企業誘致としては、トヨテック、喜楽鉱業、これは山香地区でありますけど、それからデンケンメディカルリビング、これは旧安岐運輸の倉庫を改装して、現在仕事が進められております。それと、農事法人といたしますと、伊藤園の茶園、それからサンヨーフーズのユズ園、また走るトマト、そして今までありました電照菊の団地を株式会社花畑という形で、また大きく成長いたしております。

 そのような具体的な内容の中で、行財政改革の時代にふさわしい行政システム確立をする指針として、平成18年6月に新たなる行政改革大綱を策定いたしております。この大綱をもとに、平成18年度から平成21年度までの行政改革について具体的な数値目標の設定と取り組み内容を明確にし、その着実な推進を図るために、杵築市行政改革集中改革プラン実施計画を策定いたしております。御案内のとおりであります。

 この行政プランは、103の具体的な取り組み事項項目を掲げて、4年間で約27億9,000万円の財源を確保することを目標といたしております。これにつきましては、ほとんどが合併協議会の中での取り決めの形の中で進めてきた内容であります。

 その進捗状況につきましては、第三者機関で行政改革推進委員会による外部評価を行っておりまして、現在、20年度の進捗状況について調整中でありますが、18年度、19年度の2カ年の実績でありますけど、数値目標が12億6,000万に対しまして、達成額は9億8,000万となっておりまして、約2億8,000万の未達成であります。この要因につきましては、歳出では、市道の維持補修費などによる普通建設事業の増加、それから勧奨などによる退職によります退職手当の増加であります。その歳入面では、不況による市税の収納率の低下等々が主なものであります。しかし、主要基金の残高で平成19年度末目標額30億円に対して、達成額は37億2,000万となり、7億2,000万円の上積みとなっております。平成20年度では約39億円を確保できる見込みであります。

 19年度の進捗状況でありますけど、行政プランでは68項目、67.3%が実施段階に移行する計画でありましたが、先ほど申しましたように1年遅れておりまして、58項目、57.4%の達成であります。この行革の取り組みが遅れていることを示しているわけであります。行政改革推進委員会の外部評価におきましても、行政の取り組みとして妥当とされた評価が57項目、約60%にとどまっております。これも1年遅れということでありまして、平成20年度、そして21年度がかかっておりますけど、約70%から80%はクリアできているものと思っております。なお、その残りの分につきましては、本年度中に実施する予定で計画が策定されております。そのようなこれまでの状況でありますので、御報告を申し上げたいと思います。

 次に、当面する課題、合併特例債の今後の使途についてでありますけど、これまで新市の基盤となる主要事業に充当してまいりました。この内容につきましては、もう御案内でありますけど、山香、大田地区のケーブルテレビ整備事業や総合体育館の事業、県道整備への負担、山香統合中学校、各小学校の耐震工事、今後につきましても、懸案事項であります杵築中学校改築事業を初め各小学校の耐震補強工事、給食センター、保健福祉センター、プール整備事業等であります。

 真砂議員もお話がありましたとおり、これまで約36億円を使用いたしておりまして、この合併特例債につきましては120億円、10年間で借りられるということでありますけど、合併協議の中では90億を目途にというふうに言われてきたわけであります。

 実は、この合併特例債と同じく、過疎債というのがございます。この過疎債は、過疎地域自立促進特別措置法による特例でありまして、これが平成21年度末で時限立法として切れるわけであります。そのような関係の中で、杵築市といたしまして、平成17年から平成20年まで23億9,000万円、約24億円のこの過疎債を使用してきております。ちなみに、平成17年が5億9,240万円、平成18年度が5億8,550万円、平成19年度が6億2,620万円、平成20年度が5億4,900万円というような形で推移をしているわけであります。ですから、これが切れて廃止になったらということで、できるだけこの過疎債を充当してきたところもございます。

 そのような状況でありますが、この過疎法については、全国市長会並びに市町村会挙げまして、続けてこの過疎債を継続してほしいということで、新過疎法の制定を今お願いしているところであります。

 そのような形のものがどのようになるかわかりませんけれども、この合併特例債につきましては、率的にはこの上ない債券の仕方でありまして、簡単に言えば、1,000万円借りたら300万円返せばいいと、あとの7割は交付税で措置していただけるというありがたい制度であります。ですから、この合併特例債の120億円のほかに、17億5,000万円を基金として積み立てていいというふうなことになっております。これは杵築市合併特例債基金ということで、もう皆さんにお示しをしております。

 今後一番大きな事業は、別杵速見市町村圏事務組合の藤ケ谷清掃センターのあの焼却場であります。それを今後の形の中でそれに充てていきたいということで、基金として現在積み立てをしているところであります。10年間かけて、それを積み立てていこうということになっております。

 そのような状況の中で、真砂議員の御指摘のとおり、これだけ率のいい債券であれば、できるだけ使ったらどうかということでありますけど、これは当初の計画がそのようなことでありますので、今後の過疎債との見比べながら、できるだけ返済もしなければいけない予算でありますけど、議員の皆さんと相談をしながら、できるだけこの効率のいい予算が使えるような方向に持っていきたいと、このように考えているところであります。

 次に、杵築幼稚園の改築ないしは杵築中学校の校舎の改築についてでありますけど、杵築幼稚園の改築でありますが、昭和49年1月に平屋鉄骨づくりで建設されて、耐用年数は40年であります。ですから、現在は35年が経過しているということであります。本年度予算で耐震診断を実施するよう計画をしており、その診断結果を受けて、第1次杵築市総合計画の実施計画では22年度に実施設計、23年度に改築工事を計画しております。この施設の機能面等総合的に検討しておりますが、今のところではちょっと手狭だということでありますので、今、近隣の借り受けています駐車場等々を地権者とくあたりながら検討してまいりたいと、このように考えているところであります。また、そのような形の中で総合的に検討して、よりよい施設を進めるために、改築年度のローリング等も考えなければならないかなと、このように思っております。これは用地の取得等々でございます。

 次に、杵築中学校の校舎改築でありますけど、杵築中学校は昭和41年から43年に鉄筋コンクリートづくりで建設された、耐用年数は47年でありますが、現在43年経過いたしております。これも平成20年度末に耐震診断の委託を発注し、21年度に繰り越しをしている状況であります。本年12月末までに診断結果が出る予定であります。その結果を踏まえまして、適切な方法で平成23年から24年にかけて校舎の改築を進めてまいる計画であります。

 次に、市営温水プールの新設についてであります。

 この市営温水プールでありますけど、住吉浜温水プールの閉館後、市民の方々から要望のある施設であります。現在の計画では、水泳の練習用コースに加え、健康増進やリハビリ等に利用できるコースを設置して、幼児から高齢者まで気軽に健康づくりに取り組める施設として、保健福祉センターの建設と一体的に整備をする計画になっております。場所は、現健康福祉センター横の日建九州リース跡地周辺であります。

 ここは、今は特に補助金の出るものがございませんので、昨年来より、ここを都市公園に認定をしていただくということで、現在申請をいたしております。これによりまして、あの土地はもう今は市が持っておりますので、本来ですと、新たに買う場合には3分の1の国から補助金があります。また、施設につきましては2分の1の補助金ができるということであります。そのような形で、この21年の秋までにはこの申請がおりる予定になっておりますので、平成22年度、23年度を予定しているところでございます。

 次に、野田と東地区をまたがるゴルフ場予定地約90ヘクタールでありますけど、これにつきましては、議員の仰せのとおり、以前からこのような計画が広域圏事業の中でやられたらどうかというようなお話をいただいているところであります。現在は、県を通じまして、企業誘致の候補地といたして県にお願いをしておりますし、それと同時に、地域の経済浮揚につながる施設の誘致に向けても協議を重ねておりまして、やっと緒についたところであります。そのような中で、議員のお話のありましたように、そういった体育施設等々も盛り込みながら、県と相談をしながら、この点につきましては具体的に絵が早くかけるように、皆さんにもまた将来の目標として掲げていかなければならないと、このように思っているところであります。

 次に、図書館の改築並びに市庁舎の統合についてということでありますけど、図書館の充実につきましては、長い間、多くの市民の方々から要望をしていただいてきたところであります。現在地で、以前からお話のありましたとおり、1階を図書館に改修する案や、消防庁舎が移転した跡地に建設したらどうかとかいうような御意見もありました。

 また、御指摘のありました庁舎につきましては、合併協議では、現杵築市役所が全機能を収容することは庁舎として困難だということで、現山香役場を分庁舎とし、現大田村役場を総合支所とするという形の中で、現在の杵築市役所を本庁舎、山香町役場を山香庁舎、大田村役場を大田庁舎と呼称しているわけであります。

 そして、その後、市有財産活用推進計画の中で、今後の庁舎のあり方について、事務の効率性、経済性から見て本庁舎方式が望ましいが、杵築庁舎に執務室のスペースがなく、周辺に駐車場もない状況である。継続利用及び移転建設を含んで21年度より検討していく必要があると思われるとされております。

 そのような中で、杵築市のこの杵築庁舎を本庁舎とした場合に、仮にした場合に、現在のスペースでは手狭であるということから、建てかえをせざるを得ないかと、もしその場合に、この庁舎が空く、それを図書館としたらどうかというような意見も出されていることは事実であります。

 このような御意見をたたき台にしながら、今年度中に策定を行い、図書館整備基本計画につきましては、早くこれを立ち上げていただいて、その中でも検討していただきたいと思っているところであります。それと同時に、この21年度末までに市有財産活用推進計画を皆さんにもお示しするということになっておりますし、具体的な形で進むものと思います。

 さて最後に、市長の描くあすの杵築はどうかということでありますが、私は常々、まちづくりの基本は人づくりであり、そして住んでいる人が満足いただけるまちこそ理想のまちだというふうに考えております。引き続き市民の皆さんが負託をいただくということであれば、改めてそのような方向で進めていただければと、このように思うところであります。

 その目標は、当初にも掲げております「こころを一つにがんばる輪」の「わ」は、手をつなぐ「輪」ではなくて、これからの「わ」は、まさに相和の「和」であり、平和の「和」で、和んだこの合併してからの5年目を迎えるときには、このような形で行政を進めていきたいと、このように思っております。このことが、地域活力の再生が肝要であると考えるわけであります。

 そんな中で、市民参画の協働の推進ということで、今年度中にそれぞれの地区の住民の皆さん、各種団体の皆さんにより構成される地区住民自治協議会の支援に取り組もうということで、これからそれぞれの区に入りまして、区長さんたち、それから社会福祉協議会の方々とお話をしながら、地域の歴史、文化、自然環境などの特性を生かした地域主導の個性にあふれるまちづくりを実施してまいりたいと、このように考えております。

 この基本は、何といいましても、自分たちの地域は、みずからが考える自助、そしてともに支え合う共助、それをサポートする公助の連携こそが問われる時代となっております。改めまして4年間を総括して、具体的な政策課題につきましては、今後政策をしていく予定であります。そのような形の中で、今後とも旧に倍する御指導、御鞭撻をお願い申し上げるわけであります。

 幾ら私が気取りましても、私の性格は本当に皆さんとできるだけ仲よくしたい、そして私自身が人間が好きであります。人とかかわり合うこと、そして多くの方々の御意見に耳を傾けということであります。その関係で、この3年間は地域の方々と語る会をさせていただいて、それを行政に生かしてきてるわけであります。足らない点もあろうかと思いますけれども、今後もこの姿勢を崩すことなく、そのような形で多くの皆さんの意見が反映するまちづくりを目指していきたいと、このように思っておるところであります。

 以上、つたない私の気持ちを伝えたわけでありますけど、御理解をいただきますように心からお願いを申し上げて、答弁にかえます。ありがとうございました。



○議長(上杉健治君) 真砂矩男議員。



◆19番(真砂矩男君) それでは、一つ一つの再質問をするとなると、残された時間が18分しかありませんから、もうこれはいたしません。ただ、1、2については、特に意見を含めて申し上げておきたいというふうに思っています。

 特に、合併特例債については、今もお話がございましたけれども、やはり箱物をつくるということで、この財政の厳しい中ではありますけれども、しかし私は、合併時のあの飴と言われた合併特例債を有効利用して、どうしても取り組まなければならない箱物や施設はつくっていく。言われたように、10億借りても3億返せばよいわけでありますから、これを、90億を使って30億を返していくなどというようなことではなくて、やらなければならないものはやる。そのことに少し市長がもっと決断をしてほしいという思いをこれまでもぎりぎり持ちながらまいりました。

 先ほどから、幼稚園や中学校が22年、23年度とか、いろいろ年次を追っての計画もお聞きをしましたが、ことし1年何であるのかと、空白をつくってはならない。少し選挙を意識して保身的になっておるんではないかなと、そんな思いさえ私は持つぐらいでですね。

 やはり合併特例債も期限が限られておるわけでありまして、そしてまた杵築市は、財政課長、杵築市のこの財政状況を見ると、私どもも合併してやっぱりよかったなという思いは持っております。国、県からの地方交付税も、この21年度予算でも59億何ぼですね。60億の地方交付税がある。あるいは国、県の支出金が13億、12億、合わせて25億も国、県の支出金がある。そういったものだけでも杵築市は85億の財源が159億の中には組まれておるわけです。

 お隣の日出町のことを言って申しわけないけれども、私は日出町のことが気になりますから日出の予算も見るわけでありますが、1年間の総予算が80億を組めないというような予算になっておるし、地方交付税は合併をしてないために次々に削られておる。そして、有利な借金の方法もないと、こういう日出町と比べたら、やはり私は、今私たちの置かれておる杵築市は、合併をした中でこの10年間ほどは守られておると、その守られておる中で、やはり有効な施策を講じていかなければならないんではないかと、そういう思いがありますから、市長、それから財政課を含めて、今私が言っておるような姿勢で、何でもどんどんやれというんではないんですけれども、どうしてもつくらなければならないと、今つくれば、これが40年、50年持ちこたえていくわけですから、後から交付税が、10年経って特例債もなくなり、交付税もどんどんカットされると、そういう状況になって何かをつくろうと思ってもできません。そんなことにはならないと私は思っていますから、大事な時期に置かれておるんではないかということを申し上げておきたいと思います。

 また、もう質問はいいですから、お答えはいいですから、図書館も本年度中に、あるいは総合庁舎等についても検討していかざるを得ないというような状況がありました。少し私も、この統合庁舎というのは、この経過を振り返ると、この庁舎は、前市長のときに商工会や中心商店街の皆さんが、スーパーが移転すると、移転したら、このまちが寂れていくと、そういう中で市役所をほかの場所に当時はいろいろ建設の計画をしておりました。しかし、ほかの場所に建設しなくて、ここに移転をしてほしいという声が高まる中で、石田市長がリニューアルをするために当時の市有財産の積立金、基金10億円を、それ以上は使わないからということで、議会に使わせてほしいということから、この議会棟が増築をして今日に至っておるのは、多くの方々が御承知のとおりだと思います。ちょうど有田議長のときから、その後の私が最初の議長に就任したときに完成をして、引っ越しをしました。

 しかし、私は、そのときまで市町村合併の話は全く起こっておりませんでした。少し手狭であったけれども、旧杵築市のときはこのままの庁舎でよかったわけであります。しかし、その後1年もたたずして市町村合併の話が起こり、はじめて今日のような事態になっております。

 この庁舎を、新しい庁舎を建てかえるなどというが、そんなことができるかという声がまた市民の皆さん方の中には起こるかもしれませんが、私はこの庁舎を有効利用すればよいという思いを持っていますし、先ほど市長からもちょっと出ましたが、図書館を含むこの庁舎を総合的な情報処理センターに利用すると、新しく図書館を、後からも質問に出ておるようですけれども、新しく図書館をつくるとなると、やっぱり今の時代ですから立派過ぎるようなものをつくらなきゃならん。そうすると、8億も10億もかかるんではないか。武蔵町がつくったときは、3億ぐらいで武蔵町も立派なのをつくっていますけれども、今つくるとなると、かなりな金額になるのではないかと、そういう思いがします。

 議会で、北海道の石狩市の図書館に大変な視察が訪れておるというので、私どももその石狩市の図書館を視察に行きました。1階入り口には、生鮮食料品の売り場や喫茶店、あるいは各種の研修施設等を備えたすばらしいものでありました。蔵書が25万3,838点と、年間の入館者が28万人を超すと、石狩の人口が6万ちょっとですから、子どもから高齢者の方々まで入れて、まちの5倍近い人口の方々が年間利用しておるんだと、そういう話もお聞きをしました。

 私は、この庁舎をそうしたものに利用していくと、そして多くの皆さんがここに集まると、そうすることによって、まちの皆さん方もこの庁舎が総合庁舎となってほかに移転しても御理解をいただけるんではないかと、そんな思いもしておりますし、また新総合庁舎をどこにつくるかということになると、いろいろ意見も出てくるところでありましょうけれども、できるだけ中心地に近いところに総合庁舎の建設を検討していくと、そういう思いを持っております。

 また、総合庁舎をつくるとなると、山香の教育委員会や福祉が去った後の山香庁舎はどうなるのかということになりますが、私は、先ほど大田もありましたが、総合支所としてこれを利用する。あるいはかつて山香時代に計画をしていた。小学校の横に生涯学習館を7億、8億かけてつくるという計画があった。これは、私は合併当初からここにつくらなくてもよいのではないかということを唱え続けて、言い続けてきた男でありますが、ここのこの山香の庁舎を公民館や社会教育、生涯学習の拠点として利用していくとなると、私は日本一の公民館ができるぞと人に言ったことがありますけれども、本当にすばらしい公民館や社会教育の拠点になっていくんではないかと、そういう面にあそこは利用すべきではないかと、そういう思いも持っていますから、これは皆さんと相談したわけではありませんけれども、そういうことを含めて、この場で申し上げておきたいと思います。

 また最後に、市長の将来の杵築への思いもお聞きをいたしました。取り組まなければならない数々の諸課題についても、市長の思いと執行部の計画もお聞きしました。どうぞ議会の声も大事にして、決断をするときは思い切って決断をすると、そしてあらゆる事業に私は今不満が出るのは、市外の業者ではなくて市内の業者を優先して発注し、業者の能力も上げていってほしいと、そういう思いを持っておるわけです。特殊な事業は別にして、今日の情報化の中で市内の業者の知恵と取引業者との関係がいろいろありますが、そういう中では大概のことは私はできるというふうに思っております。

 厳しいときこそ有効な資金の活用をして、市民生活の安定と豊かさを願いながら、市長が意欲を持って市政にあたっていくことを願っております。政治は夢を語るものでもあります。今ほど政治経済が混迷をいたしておるときはありません。また、昨日の新聞ですか、政治に対する不満は83%、もっと多いのではないかと思いますが、そういう国民の不満、あるいは政治にかかわる政治家への不信が76%、官僚は78%などというようなことは数字に出されておりますけれども、こういうことが高まっているときですけれども、私は、やはり選挙は出たい人より出したい人と言いますけれども、市長も大事な杵築を思い、皆さんに推されなければなりませんが、この合併した3市町村の大事な基盤づくりのさなかに、勇気を持って、奉仕の精神で頑張っていただきたい。

 最後に、そのことの思いを、先ほども述べられましたが、しっかり頑張っていくということの思いがあれば、決意をお尋ねしたい。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 本当にありがたく思います。先ほど申し上げましたとおり、私自身は本当に言わずもがなで、やっていることは皆さんがわかっていただいているというふうな形で今日まで来ております。最後に温かい御意見をいただきましたので、真摯に受けとめて、そしてできるだけ多くの皆さんの負託ができるように頑張ってまいりたいと、このように思うところであります。

 今後とも、議会の皆さんの力強い御支援を心からお願いを申し上げて、回答になりませんけど、よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。



○議長(上杉健治君) 真砂矩男議員。



◆19番(真砂矩男君) 天の時、地の利、人の和、今このときに生かされて、お互いこうした場にいることを天命と思いながら、これからも市勢発展をお互いに論じ合いながら頑張っていく、こういうことを願いながら質問を終わらせていただきます。

………………………………



○議長(上杉健治君) 8番、中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) 8番、中山田昭徳です。

 杵築市を取り巻くさまざまな問題についてトータルに質問されて、非常にその後やりにくい、非常にやりにくい私は課題を抱えて質問をしなければなりません。ましてや、第1番目に掲げております図書館問題は、今真砂議員さんから市庁舎の問題と図書館の問題ということで、回答はございませんでしたが、非常に難しいやりにくい状況になっておりますが、しっかり質問したいというふうに思います。

 まず、第1点であります。図書館の整備基本計画策定のタイムスケジュールについてであります。

 ことし3月に出された市有財産活用推進計画によれば、21年度に整備計画の策定を行うとしているが、今後のタイムスケジュールはどうなっているのか。具体的なタイムスケジュールがなければ、また先送りになってしまう。私は、先ほど真砂議員さんもおっしゃったように、政策決定、本当にやっぱり急ぐ必要があると思いますよ。もう先延ばしということが、もう本当に市民が望むさまざまな問題について先延ばしにしている現状がある。そういう中で、しっかりとした議論を踏まえた政策決定を急ぐ必要があるというふうに思います。

 そこで、3月に出された市総合計画の実施計画書によれば、図書館は24年度、25年度に小額の予算が考えられているようだが、実施についてはこの年度まで、今は21年度ですよね。21年度中に基本計画をつくると、22年度、23年度は何もありません。それで、24年度、25年度に小額の予算が出ていると、この問題については自席で詳しく質問したいというふうに思います。

 2点目であります。就学児の医療費無料化についてであります。

 この問題は、去る3月議会で有田議員さんも同様の質問をなされておりますが、また改めて私のほうでも質問したいというふうに思います。

 今6月議会で、豊後大野市、人口や財政規模も非常に似通っているところでありますが、市でありますが、中学3年までの医療費の無料化を提案しております。この6月議会に提案しております。既に、大分県内で1市2町1村が、就学児童の医療費の無料を実施しています。また、佐伯市でも、小学校3年までの無料化案が今審議されております。

 先般、保険証のない子どもたちが問題となり、杵築市でも対策がとられていると思うが、それでも親の経済状況は子どもたちの医療に大きく反映するというふうに思っております。安心感のある恒常的な子育て支援、次世代育成策として、具体的に検討する課題ではないでしょうか。

 実施可能性を審議するために、実施するとしたらどれくらいの財政負担になるのか、小学校3年まで、小学校6年まで、中学3年までのケースで試算を提示して、議論のたたき台として早急に検討していただきたいというふうに思います。

 3点目であります。杵築市の審議会委員など各種委員会の市民参加についてであります。

 杵築市のさまざまな政策決定の過程で、審議会や委員会、協議会が数多くつくられております。そのような中で、審議会委員の充て職の人数と割合、それから審議会委員の公募委員の割合、審議会委員の女性委員の割合、3年前に私が一般質問をしたんですよね。公募や女性委員を多く登用すべきではないかということで質問したんですが、その当時からどのように改善されているのかということを含め、自席でまた改めて質問したいというふうに思います。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 伊東生涯学習課長。



◎生涯学習課長(伊東猛君) 生涯学習課の伊東であります。よろしくお願いいたします。8番議員さんにお答えいたします。

 まず、1番の市有財産活用推進計画によれば、21年度に整備計画の策定を行うとしているが、今後のタイムスケジュールはということでございますが、市民図書館等につきましては、昭和53年に創立し、31年を経過したところです。施設もかなり老朽化し、機能も十分でない状況であります。取り扱いにつきましては、市有財産活用推進計画に沿って検討した結果、本年度中に基本計画の案を作成するように指示を受けているところでございます。

 今後のスケジュールとしましては、基本計画の案を作成しながら、市民アンケート、利用者アンケート等を行いたいと考えております。引き続きまして、杵築市図書館整備基本計画検討委員会、仮称でありますけれども設置し、10名程度の委員を委嘱して、基本計画の案を検討していきたいと考えております。

 2つ目ですけれども、市総合計画の実施計画によれば、図書館の実施については平成24年、25年度まで考えていないのかという質問ですけれども、生涯学習課としましては早期に図書館建設を望んでいるところですが、財政面のこともありますので、今後、教育委員会、市有財産活用推進本部等と連絡をとりながら、建設に向けて進めていきたいと考えております。



○議長(上杉健治君) 古賀福祉課長。



◎福祉課長(古賀秀一君) 福祉課長の古賀でございます。それでは、8番議員にお答えします。

 小学校就学前の乳幼児につきましては、大分県乳幼児医療費助成事業により医療費の助成を行っております。疾病の早期治療を促進し、母子保健の向上を図ることを目的としております。

 杵築市の単独助成の状況を御説明しますと、平成18年10月より3歳未満児について一部自己負担金を単独で助成を行い、さらに20年4月からは就学前の満6歳までに年齢枠を拡大し、医療費の無料化を図ってきているところであります。

 平成20年度の実績を申し上げますと、助成対象乳幼児数延べ2,031名、医療費の助成額は6,491万427円であります。その内訳は、県費2,506万3,000円、市費3,984万7,427円となっております。

 平成21年4月現在の県内18市町村の状況を申し上げますと、杵築市と同様に未就学児全員を無料化している市町村は実施3町1村、残りの大分市、臼杵市、宇佐市、国東市の4市については3歳未満児までが無料であります。

 また、県内の就学児童の医療費の無料化の状況を御説明申し上げますと、九重町、玖珠町、姫島村が中学校3年まで、日田市が小学校6年までの1市2町1村が就学児の医療費の助成を行っております。さらに、ことしの10月から佐伯市が小学校3年まで、豊後大野市がことしの11月から中学校3年生までを対象に、医療費の助成を開始する予定であります。

 大分県においては、子育て満足度日本一を目指すとして、現在は未就学児を対象にしている乳幼児医療費助成の対象となる年齢枠を拡大することを検討しております。制度改正に向けて、市町村職員を含むプロジェクトチームを結成し、ことしの5月に立ち上げ、既に検討に入っております。

 また、御質問のありました小学校3年、小学校6年、中学校3年まで杵築市が独自で医療費の助成を実施した場合の財政負担でありますけれども、小学校3年生(満9歳)までの場合、対象者780名、約3,000万円、小学校6年生(満12歳)までの場合、対象者1,583名、約5,500万円、中学校3年生(満15歳)までの場合、対象者2,448名、約7,500万円の新たな財政負担が必要であると試算しております。

 杵築市といたしましては、厳しい財政事情の中、新たな財源を見つけることは困難でありますけれども、少子化対策として、県内の他市町村の状況、大分県の制度改正の動向を見きわめながら検討していきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(上杉健治君) 伊藤総務課長。



◎総務課長(伊藤淳一君) 総務課長の伊藤であります。8番議員さんにお答えいたします。

 審議会委員等の充て職、公募委員、それから女性委員の人数、割合についての御質問でございます。

 現在、杵築市特別職の職員で非常勤の委員等が属する各種の審議会、協議会及び委員会等は、杵築市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例では32種類ございます。

 このうち審議会は11種類で、その委員の総数は127名でございます。そのうち充て職の委員は80名で63%、女性委員は26名で20%、公募委員は4名で3%でございます。また、この審議会を除く協議会、それから委員会等は21種類でございます。このうち充て職の委員は80名で23%、女性委員は71名で21%、公募委員等はございません。合計しますと、32種類で、委員総数は470名、充て職の委員は160名で34%、女性委員は97名で21%、公募委員は4名で1%、こういうふうになっております。

 平成18年度と比較しますと、委員総数は減少しているものの、充て職の委員、女性委員、公募委員とも、その割合はほぼ同じであります。結果からしますと、男女共同参画社会の実現を目指す趣旨からしますと、女性委員の割合はほぼ率が同じということで、改善されてないと、こういう状況にあるわけであります。公募委員につきましては、ほとんど3名から4名ということで、1名多くなっておりますが、これも3年前とはそう変わっていないと、こういう状況であります。

 社会のあらゆる活動分野において男女間における参画機会の改善のためにも、女性委員の割合を高めることが求められておりますし、そういう御質問をされているようであります。今後も引き続き努力して、女性委員の割合、あるいは一般住民を対象とした公募委員の割合をふやすよう努力したいと思います。どうぞ御理解をお願いしたいと思います。



○議長(上杉健治君) ここで午後1時まで休憩いたします。

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午前11時51分休憩

午後 1時00分再開

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○議長(上杉健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行します。

 8番、中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) それでは、再質問したいというふうに思います。

 図書館の件ですが、図書館について先ほどの回答では、21年度に基本計画をつくると、その後、利用者や市民にアンケートをとりながら決定するということだと思います。そういう答弁だったですよね。

 そういう答弁の中で、24年度に884万2,000円、25年度に9,893万円、これは実施計画、実施計画書の中でうたわれていることであるんですが、これもう明らかにリフォーム、どこをどういうリフォームするかわかりませんが、そういうことをやろうと、行おうというような内容としか見れないんですが、いかがですか。



○議長(上杉健治君) 伊東生涯学習課長。



◎生涯学習課長(伊東猛君) この予算につきましては、24年度に今議員さんが言われましたとおりに884万2,000円、25年度には9,893万ということで、一応予算を実施計画書の中に明記をしております。この辺の予算につきましては、財政企画課長のほうで答弁のほうをお願いしたいと思います。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) いいですか。これは財政課長が答えるというふうに今言ったんですが、この予算の実施計画、これはどのような決め方で、どのような予算配分したんですか。

 よくいろんな話をすると、一応そのようには書いているけれども、ローリング方式で、毎年さまざま議論しながら変更もあり得るというのがローリング方式だと思うんですが、とはいっても、その予算計上というのが、その市有財産活用推進計画、この中には予算というのはありませんね。これ、市有財産活用推進検討委員会というものの中で、それぞれの市有財産の活用、使用方法について委員会の中で議論されたと思うんです。その上で、実施計画の中で予算化している。私はそう思うんですよ。

 だとすると、その施設ですね。その施設をどうするかといったときに、予算づけするときに、この予算は何かこう、財政課長、今伊東課長に振られたんで、財政課長よろしくお願いします。



○議長(上杉健治君) 泥谷企画財政課長。



◎企画財政課長(泥谷修君) それでは、この総合計画の実施計画に記載してあります事業費についてでありますが、これは今のところ現状の中で、図書館につきましては、今ある図書館を改修ということで一応今のところ計画が上がっております。それに基づいた事業設定ということで、とりあえず24、25ということで総合計画の実施計画の中では記載をいたしました。

 ただ、この図書館につきましては、先ほど来いろいろ御意見もございますように、今後ともいろんな御意見がもちろん出てくると思います。この総合計画の実施計画というものにつきましても、一応3年間の計画でありますが、毎年度見直しをするようにいたしております。そういうことでありますので、今後、議会の皆さん方や市民の皆さん方のいろんな御意見をお聞きする中で、これもやはり変更をしてくるんじゃないかというふうに思っておりますが、先ほど申しましたように、今のところは改修という計画が上がっておる段階の中で、24年度、25年度ということで改修で上げているところであります。

 先ほどお話がありました市有財産の活用推進計画につきましても、今年度中に策定委員会を制定いたしまして、基本計画につきましては、市民の方のアンケートなり利用者の方々のアンケート等、いろんな御意見をお聞かせ願いながらお聞きいたしまして、そういう図書館の姿というものをこの今後の事業計画に生かしていきたいという、そういう計画であります。

 以上であります。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) この議論は財政課長としたほうがいいのかな。最終的には市長の答弁もお願いしたいと思うんですが、これはいつの段階で改修というふうに決めたんですか。前の議会で多くの議員が図書館問題を質問する中で、新築が望ましいという意見が多かったというふうに思うが、全員の、こう質問した議員の全員がそうだったというふうに私は理解しておりますが、どのレベルで、どういう形で改修というふうに決めたんでしょうか。

 それで、市有財産活用推進計画の中には、整備方針として、資料は手元にありますかね、持っていますか。整備方針として、改修利用に丸、移転に丸、よくわからないんです。ただ、継続利用、今のその図書館の継続利用、これはだれが見ても継続利用はできませんわな。できません。あれだけ老朽化して、利用しにくい。市立図書館ということが本当に恥ずかしいような図書館で、このままの利用は絶対にできません。それはわかります。

 移転というのも丸になっている。先ほど真砂議員さんのほうから市庁舎の問題とリンクした問題として出されました。その問題が議会の中ではまだ議論もされてないような中で、図書館の問題をリンクさせると、5年や10年で図書館ができますか。これは、移転という問題はそういうこともはらんでいるんですか。だれに聞けばいいんかな、これ。



○議長(上杉健治君) 泥谷企画財政課長。



◎企画財政課長(泥谷修君) 市有財産の活用推進計画の中にも、今中山田議員がおっしゃられましたような改修の利用という方法と移転という、この2通り考えられるということで、2つに一応印をつけております。

 改修につきましては、この総合計画の実施計画を策定する段階で、今の図書館を改修する方法については、今は図書の閲覧は2階ですので、1階から足の不自由な方なんかが、エレベーターもないし、2階に上がりにくいという、そういう御指摘が多々ありました。それで、この改修の計画については、1階にそういう閲覧室を設けて、2階は書庫にというふうな、そういう改修の案で総合計画に今のところはのせております。

 ただ、先ほど申しましたようないろんな御意見もあるということで、移転という、移転の新築になりますが、そういう将来性も残しておるという、そういうことで計画を策定しております。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) 先ほども議論になったんですが、私は、そういうトータルビジョンというのはいろいろあります。がしかし、市民が望むそういう施策に関しては、箱物も、私は、合併特例債の話も出ましたが、使用しながら、やはりその市民のニーズにこたえていくと、立派な杵築市にふさわしい新築の図書館をつくっていくということが私は望ましいというふうに思っております。

 ましてや、今の現状の図書館は、1階が民俗資料館になっております。じゃ、その民俗資料館の資料とか貴重なものはどこに移すんですか。私は、ちょっと話がそれますが、その民俗資料館の民俗資料室の中にある杵築市の資料は、物すごく歴史的に価値のあるものだというふうに私も伺っております。今はもう全く、それを閲覧したり見に来る人はほとんどいない状況でありますが、やはり貴重なものですよ。歴史学者や文化人類学者や、いろんな専門家、研究者の方が、これは大切なものであるというふうに言われているんじゃないですか。

 だとすると、これは私の私案ですが、今の図書館をリフォームして民俗資料館として、きちっと杵築市の歴史や文化、日本全国へ広げていく、もしくは誇れるものとして再生すべきじゃないですか。図書館に関しては、私は、場所等も含めて至急に政策決定、新築という方向で政策決定すべきであるというふうに思っております。

 それはそれとして、一つ一つもうちょっと細かなことも聞いてみたいと思います。21年度に基本計画をつくると、策定するということでありますが、その前に、図書館法にある図書館運営協議会というのは杵築市の図書館の中にあるんですか。



○議長(上杉健治君) 伊東生涯学習課長。



◎生涯学習課長(伊東猛君) 現在、図書館運営協議会というのは設置をしておりません。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) これは、図書館法の中には図書館運営協議会というのを設置しなければならぬ、どこの市立図書館も運営協議会がございます。10名から15名であります。

 基本計画をつくる段階で、それができたら市民へアンケートを、利用者へアンケートといいますが、基本計画はだれがつくるんですか。市民も交えて、そういう基本計画を策定するつもりはないんですか、まずそこをお聞きします。



○議長(上杉健治君) 伊東生涯学習課長。



◎生涯学習課長(伊東猛君) 基本計画の案ですけれども、一応先ほど答弁をしましたけれども、21年度中に案として作成をしたいというふうに考えております。その中で、市民の方、また利用者の方、学識経験者の方等、またその案ができた状況でそういう委員さんを委嘱しまして、そして真の本当の基本計画を練っていきたいというふうに考えております。



○議長(上杉健治君) 副市長。



◎副市長(堀田幸一君) お断り方々答弁させていただきたいと思いますけれども、中山田議員さんの質問に対しまして的確な答弁ができてないということに対しまして若干反省しているところであります。

 と申しますのは、当初、生涯学習課長が申しましたように、図書館のこの基本計画につきましては、平成21年度に杵築図書館整備基本計画検討委員会を立ち上げて、さらには市民の皆さん方のアンケート調査等も行いながら計画を作成したいということが本筋のところであります。

 ところが、議員さんのほうから、この整備計画の中で1億を切る9,000何ぼの予算が載っとるが、24年か25年になっているけれども、これとの関連を突かれましたんで、生涯学習課長のほうも慌てまして、その点については財政課長に振られたわけですけれども、正直言って、先ほど議員さんが発言されましたように、当初確かに今の図書館を、2階を下におろして、ある程度スペースも広げる、車いす等の利用もできるように大きな改築もしたいという形の中で、一応考え方としては議会の中に報告させていただきました。

 そういった中で、どうしても全体的にはそれでは十分な図書館機能が発揮できないのじゃないかと、やっぱり新築の方向でという大きな意見もございましたので、現段階では、この整備計画の中をすぐ見直しの中で訂正すればよかったんですけれども、今、財政課長は今載ってる実施計画の中そのままの説明をしたもんですから、意見が食い違っていますけれども、基本的にはこの21年に、新築となるか、今言ったように移築かどうかも含めて、この基本検討委員会を作成する中で十分に検討していきたいということでありますので、そういった方向でぜひ御理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) 私が先ほど言いました図書館運営協議会というのは、しばらくつくらないんですか。これはだれに聞けばいいかな。課長じゃなくて、もう少し上の教育長かだれかに聞いたほうがいいのかな、図書館の統括的なあれは。

 運営協議会というのをやはり設置しなけりゃならぬと、図書館法の中にあるんですよ。だとすると、そういう運営協議会の中で図書館をどのような図書館にというのもやっぱり一応議論できるわけですよね。今の話を聞いていますと、市民というよりも、21年度につくるこの基本計画のその話というのは、内部のどういう方たちがかかわるかわかりませんが、課長を含めて数人の方で、そのこれがよかろうみたいな形でもって出してアンケートをとると、そのアンケートたるや、アンケートというのは恣意的にならざるを得ないんですよね。よく世論調査とか、あれも私も信用しませんが、ああいう恣意的ないわゆる調査でもって、本当に立派な図書館が計画されるとは思いません。つくるつもりはないんですか。だれが答えるの。



○議長(上杉健治君) 土江教育長。



◎教育長(土江晃弘君) 中山田議員さんにお答えいたします。

 図書館運営協議会の設置がどうなっておるのかということでございまして、法によりまして設置が義務づけられておるとするならば、やはりその方向で早く努力をする必要はあると思っておりますので、検討させていただきたいと思います。

 と同時に、このものが果たして図書館建設の整備計画の検討委員会と一致するものであるか、それもまた検討しなければなりませんので、あわせて今後素早い時期に検討させていただきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) 教育長さんのおっしゃるとおりなんです。これはまた別ですよね。まさにこれは別の問題として、やはり市民といったときに、どういう、要するに図書館を利用している人、もしくはこういうふうにしたいという市民の方、そういう人たちに公募をかけて、やはり委員会、利用委員会とか、基本計画策定委員会とか、後で、後ほど私も質問の中に審議会や委員会のあり方についての質問がありますが、そのこととも関連しますが、やはり市民に開かれた形で、市民が望む図書館というものをどのように計画していくのかという、そういう観点でぜひともお願いしたいというふうに思っております。本当に一部の職員でつくるということに関していえば、これは私失礼ですが、ろくなものができないなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

 ところで、私、3日ほど前ですか、苅田町、福岡県の苅田町の図書館に行ってまいりました。あれは物すごく立派なものですよね。あの人口規模からいえば、杵築市よりもちょっと多いのかな。町といえども、あの苅田町は人口が多少多いと思いますが、すごいスタッフで、市民の利用がものすごいですよ。年間貸出冊数がたしか52万冊ですね。

 それから、これで図書館に対する要するに行政効果というものも、これは計算してるんですね。図書館というのは、単なる住民サービスでサービスするだけじゃないかというふうに、皆さんこうお思いですが、私もびっくりしました。やはりいい図書館で、市民にきちっとやはり行政サービスするという行政効果というところで、こういう計算式があるんだ、計算方法があるんだということで本当にびっくりしましたが、ちなみに、これ計算方式としては、私が今52万6,000冊と言いましたが、に対して、要するに書籍の平均単価を乗じたものが行政効果として、ここでいいますと、13億ぐらいな行政効果があるということの計算で、こうきちっと載っております。

 やはり図書館の機能というのは、そこでいろんな、今まで例えば図書館というのは、本が好きな人たちが図書館に行ってちょっと本を読むというふうに思われている人が多いんですが、そうじゃないんですよ。開かれた図書館というのは、本当に皆さんが研究や学習や子育てやさまざまな問題について、その図書館を基本というか基地にして、やはり自分を高めたり、市のさまざまな政策に反映していく、そういう効果があるんですよ。

 もう一つ言います。私も実はわかりませんでしたが、レファレンスサービスというのがありまして、聞きなれない、横文字は私も嫌いなんですが、レファレンスサービス、御存じの方はいますか。私も知らなかった。実は、図書館司書の方が、あそこはスタッフも多いんですが、ここで私も議員をやっておりますが、ここに22人の議員さんもいらっしゃいますが、こういう資料が欲しい、こういう研究がしたい、そういうものはないかといったときに、図書館司書が的確にその内容に応じて提供していただける。レファレンスサービス、そういうものも設置しまして、これはすごいなと、先ほどの議論の中で歴史と文化の薫るまち杵築ということが、市長がこう本当に胸を張ってこれから市政を担当するとしたら、そういう図書館というものの機能に対して、やっぱりしっかりとした位置づけをしていくべきだろうというふうに私は思っております。

 ぜひとも、財政課長、ぜひともこれはリフォーム等ではなく、やはり市民に開かれた図書館を新築として計画するように、先ほど真砂議員さんとの間に、やはり市民がこれだけ喜ばれるから要望が強いし、もしこれが利用が促進されれば、行政効果としてもすごく大きいと思います。特例債をやはりこういう場合には箱物だからだめだという、ただその短絡的な議論をするつもりはありません。そういうものこそ特例債を使いながら、新築を要望いたします。

 市長、何か一言答えることがあればよろしくお願いしますが、答えにくいと思います。よろしく。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) これにつきましては、ただいま副市長からお話があったとおりでありまして、計画をした段階では先ほど言うとおりであります。あそこを、図書館を拡張して、純然の図書館にするということでございました。

 しかし、この図書館は、もう本当にそういう意味ではもう15年、20年にわたって論議をされてまいりました。確かにおっしゃるとおり、すべて新しいものがいいんでありますけど、先ほど言いましたとおり、市有財産活性化計画も含めまして御提言もありました。新築もしなさい、どこどこにしなさいというふうなことがどんどん出てきます。ですから、今、議員は新築でやりなさいというようなことであります。場所はどこかと、またこれも議論の分かれるところであります。

 そういったことを含めて、今回はもうぎりぎりの中で、市有財産活性化委員会の中で今後の全体像をどうするかということであります。ですから、本来はやっぱり効率のいい形の中でということになろうかと思います。それぞれの皆さんの意見を尊重しながら、先ほどの答弁のとおり、この検討委員会をつくりまして、そういったものを包括した委員会を早く立ち上げたいと、このように思っております。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) 残りの質問もありますから、これぐらいで図書館の問題は終わりたいと思います。ただ、安易に市民へのアンケートというのは、私は反対であります。その前に市民にきちっと話を聞くためのまだ時間がありますからね、多少は。やはりそういう時間がないわけじゃないでしょう。そういうことをやっていただきたいなというふうに思います。いいですか、課長。(「はい」と呼ぶ者あり)

 今ちょっと声が大きくなったので少し安心しておりますが、じゃ次に移りたいと思います。就学児童の医療の無料化についてであります。

 これは課長が先ほど答弁もいただきまして、小学校3年、6年、それから中学3年というように、試算もここで出てきました。こういうふうな持ち出しの金額になりますよということであります。それで、これは皆さん、課長を含め執行部のほうも、子育て支援というのは大事だなと、次世代育成は大事だなというのは共通の思いであります。

 しかしながら、その財政的にどうかなというところで、いつも議論が少し後退していくのかなという思いもありますし、先ほどの答弁によりますと、大分県のほうでも市町村の職員を含めたプロジェクトを立ち上げて、大分県は何だったっけ。日本一子育て何だっけ。私も、子育て満足度日本一を目指すと、これは、県が目指すというのは、各市町村の中でやっぱり競い合いながらこれを、やっぱり杵築市が日本一やなというように目指すのもいいかなということも含めて、やはりここらあたりの試算が出てるので、内部検討をきちっと行って、県が小学校3年までとか、ここまではこうしようといったときに、やはり杵築市は、いや、県のあれでは不十分やと、杵築市はこうしたいということも含めて、また検討をお願いしたいというふうに思います。就学児童の医療の無料化については、それで終わりたいというふうに思います。

 続けていいですか、議長。



○議長(上杉健治君) はい。



◆8番(中山田昭徳君) それでは、各種審議会、協議会委員等のその委員の数というのが、課長にお願いしてつくっていただきましたし、答弁の中で、答弁でさっき書き写したのがどっか行ってしまいましたが、それはそれでいいんですが、女性委員のこれは、私、委員会や審議会がすべて全部で32あると、32ですかね。それと、費用弁償や、そういう条例や要綱に基づくのが11と言いましたかね。私の記憶にあるのが、そうでしたよね。はい。そういう中で、一応32あるという中でちょっと議論したいというふうに思います。

 これは、例えば女性委員の数、ここで載ってるのが21年度は21%、18年度の比較はする必要はありませんが、その中で民生児童委員、これは91人全体ある中で45人が民生児童委員ですよ、女性が。それと、公民館運営委員が19人に対して10名、そういうところを除けば、これは10%にも満たない女性の数です。

 杵築市は、男女共同参画条例、条例を、基本計画、基本条例をつくっていますよね。ここでこれはありますよ、委員会が。委員会がありますね、たしかここに。何か、どこだったかな、何番目かな。だけど、委員の数はゼロです、男女共同参画審議会委員。男女共同参画条例ができてて、できているんです。これは2、3年前かな、3年ほど前か、基本計画ができています。だけど、委員はゼロです。これは18年度もゼロですね。計画はできているんですよ。やはり男女共同参画だから、女性の委員もふやさなならんと、市政に反映するためにこれは必要だというところでの基本条例、基本計画だと思うんですが、それに委員会はあるんだけど、委員の数がないんですが、これはどこのどこかな。これは担当課は企画財政か。ちょっと待ってね。



○議長(上杉健治君) 伊藤総務課長。



◎総務課長(伊藤淳一君) 私のほうから最初にお答えします。

 杵築市男女共同参画推進条例は、平成18年3月議会で制定されました。この中で審議会というのがございます。この審議会が正式にまだ、条例はできましたけれども、設置されてないということで、一応人数のところがゼロになっています。この審議会は10名以内をもって組織するということで、この審議会の男女いずれか一方の委員の数は委員の総数の10分の4、要するにどちらか、男性であっても女性であっても4割未満であってはならないと、こういうことで規定をされております。

 このゼロというところは、もう中には常設じゃなくて、計画策定してもう解散した審議会もありますし、まだ審議会が設置されてない、要するに委員、審議会の委員がまだ設定されてないというところはゼロになっております。

 以上であります。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) これは早急につくらなければ、計画があって、それを実施していくというのか、いや、このままじゃいかんなと、こうせないかんなと、このような計画の中で要するに実施せないかんなということを審議する場所としては、だってこれは委員会があるんなら委員会でやるべきでしょう。それを急いでください。

 それから、充て職にも行きますけど、充て職の方が34%、私がもらったのは34%ですよ。32ある審議会すべてです。(発言する者あり)うん。協議会も含めて34%充て職。これ私は後で、その審議会や委員会、協議会のちょっと改革というか、変えなくちゃ悪いんじゃないかなというふうな意味で少し提言もしたいというふうに思いますが、これは、この当議会からも議長や副議長がよく充て職で出ております。それから、区長会長等も、何か話によりますと、私は何十も兼ねちょるんでみたいなことも聞いております。そういう中で、本当に私は、この審議会や協議会、委員会がこれでいいのかなと、これは後ほどの問題についてもちょっと議論したいというふうに思います。

 それから、人権を擁護する審議会委員、人権を審議する審議会委員、15人の委員のうち女性が1人、これは人権・同和課の課長さん、今度新しくなられたから、何か言うのもかわいそうなんだけど、やはりこれも人権というといろいろな人権がございます。女性の人権は、特に人権・同和課が所管しているんですよね、ここは。そのうちに1人しか女性がいない。

 また、農業委員会、私は旧大田村出身でありますが、当時、農業委員会にはやはり女性の農業委員を必要やなと、ふやしなさいと、県の指導なり、またいろんなところで、各市町村ではそのように言われてきたというふうに思います。しかしながら、当杵築市ではゼロですね。きょう、農業委員会の担当の方も通告しておりませんから、私はこれを見て、今ちょっと自分でそのように言ってるんですが、ちょっと何かひど過ぎるんじゃないかなというふうに思います。

 それでは、先ほど私が言いました議長、副議長、区長会長含めて、これはだれに、課長に、総務課長に聞けばいいのかな、どれぐらいの委員会にかかわっているんですか、まずそれを質問したいと思います。



○議長(上杉健治君) 伊藤総務課長。



◎総務課長(伊藤淳一君) 議長、副議長、あるいは区長、区長連合会の会長だと思いますが、この質問をもらったのが10日でありまして、そこまでまだ精査する時間はございません。10日にもらいまして、すぐ各課にこの内容をメールで報告するように求めまして、でき上がったのが12日に表ができ上がったのですが、中の精査まではですね。それぞれ要綱なり規則なり条例を見れば、充て職の方はその役職がうたわれていますから、それはわかりますけれども、何せ数が膨大なもんですから、そこまで精査する時間がございませんので、またそれにつきましては調べればわかると思いますから、ちょっと時間がかかりますけれども、お知らせしたいと思います。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) わかりました。それは後で私のほうで考えて、改正していただきたいというか、前向きにこのようにしていただきたいという提案の中でまた申したいというふうに思います。

 それから、私は、そういう充て職、議長さんや副議長さん、それから区長会長さんが多く入って、私は多く入っているというふうに認識しております。あらゆるとは言いませんが、こういう審議会や委員会や協議会に必ず充て職で入っている。

 それで、そういうものの中で、例えば、今私は図書館で質問したのかな、市有財産活用推進計画、これをつくるには市有財産活用推進委員会というのを、検討委員会かな、つくりました。これにも議長さんや副議長さんや、それから区長会長さんも入っておりますね。

 しかし、我々議員は、3月議会のときにこの実施計画と、先ほどありました市有財産活用推進計画と実施計画、3月議会が終わったら、何か机の上にぽんと置かれていて、説明も余りなかったという、そういう中で、改めてこう見ないとならん。議会が、議員さんが皆さんで、いや、これはどうかな、こういうふうにしたいなという議論する場、時間、そういうものもないまま、6月議会になってしまっている。

 執行部に言わせれば、議会は議長さんや副議長さんが出ているから、議員、議会は知っちょるんじゃないかいと、そういう問題に突っぱねられたら困るんですが、そうではありませんよ。こういう重要な案件は、一部の議員さんが、仮に充て職であれ、議長、副議長であれ、議員が全員できちっと議論して、私たち議員は市民に対して説明責任がありますよ。そこらあたりの問題に絡みます。ちょっと。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) 今、充て職の関係で厳しい指摘をいただいておりますけれども、私どももその点については十分今のところ反省もしながら、今充て職も実質その中に議長とか副議長とか、そういった充て職はないわけです。議会代表という形になっていますから、その議会代表にお願いする段階では議長あてに出すわけですから、そこら辺については、今はそれぞれの団体にお願いするときには、必ずしも会長さん、議長さんではありませんよと、議会の中から、団体の中から代表者をお願いしたいという形の中で、一言つけ加える中でお願いもしている状況でありますので、これまでについては、そこら辺のお願いの仕方もまずかった面があろうかと思います。

 今後については、議員さんの意見も尊重しながら、そういった形の中でお願いもしていきたいと考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) 私が言い過ぎた面は多少あると思います。ただ、こういう審議会や委員会が行政の隠れみのになったらいけんのですよ。市民に開かれたものでなければ私はならぬというふうに思っております。やはりこういう計画がある、こういうことをしなくちゃならぬといったときに、そこで議論したこと、実施計画まで持っていく中で、やはり市民の協力も当然得ているんだから、やはり明らかにしていくということが必要だと思います。

 そこで、時間もなくなりましたので、私は、そうか、公募委員をもう一つ忘れました。公募委員が、行政改革の推進評価委員かな、その4人しか公募委員が全体でいないんですよね。公募、私はいつの議会一般質問でも、その公募すべきだと、審議会や委員会、さまざまこうある中で公募すべきだと、杵築市民というのはやっぱり老若男女、いろんな年齢層、子育ての人、それから子育てが終わった人、職もさまざま違う、そういう各年齢層から幅広く意見を聞きながら、杵築市がこうやったらこの政策がよりいいあれができるかという、杵築市がよくなるかと、そういう問題だというふうに私は思っております。

 そういう意味で、公募が1つの審議会しかないという、これだけある中でですよ。32ある。いや、もっと実はあるんですよ。とりあえず課長のほうでまとめたのが32ですから、もっと多くあります。そこで、私としては、やっぱり審議会の委員の選任の見直しということで提案したいと思います。

 まず第1点、女性委員の積極的な登用をお願いしたい。これは、委員の女性比率が先ほどからの議論を含めてもうおわかりのことと思いますが、非常に低い。男女双方の意見を市政に反映させるために、女性委員の積極的な登用をお願いしたい。

 2点目、公募委員の積極的な登用をお願いしたい。

 それから3点目、長期就任の見直し、長くその委員会でいるというのは、意思決定の中で硬直化や形骸化していくんですよ。ぜひ就任期間を制限するなり見直していただきたい。

 それから、委員会構成の年齢の構成の見直し、先ほど私が言いました各年齢層から幅広く意見を聞くという意味でお願いしたい。

 第5点目、重複就任の見直し、私は先ほども少し触れましたが、私も定かではありません。これは調べてみれば、先ほど議長、副議長、区長会長の話もちらちら少ししましたが、重複している委員をやはり見直していただきたい。最小限度の重複にしていただきたいというふうに思います。

 それから6点目、行政関係者の就任をある程度制限する。行政が主導する審議会運営にならないようにするには、行政関係者を最小限度にする。ということは、審議会や委員会で議論するときに、私もあるそのいろいろ聞きますが、資料の提示はその場に来ないとない。そこで説明を受けて、了承してというような、手続上の問題だけになっている。やはり審議会や委員会や協議会が活発な議論をしていく。いろんな委員さんが、前もって、こういうことはこうだ、私はこげん言わなならんなというようなことでは、前もって資料を提示する、委員さんには。そういう中で改革をしていただきたいというふうに思います。

 最後に、伊藤課長、そこらあたりの問題、私が今提言した6点の問題でありますが、これはこういうふうに改革していく、改善していく、これは全国の市町村で今それが進んでいるんですよ。市民に開かれた、決して行政の隠れみのでない審議会を目指して、ぜひそこらあたりの決意をお伺いしたい。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 御提言いただきました。私がなりまして、公募をやりました。ところが、公募をやってみると、その地域の人に聞いても、こんな人が住んでたんかなとかいう方もいるし、公募をやるというのは大変難しい。過去はやりましたよ。言われてやっております。でも、そういう形が大変多かったということであります、正直申し上げて。そして、いつも同じ方がどんな場合でもされます。基本的にですね。そういう状況であります。

 それから、言われました年齢についても、なかなか若い人がもたない。ですから、どうしても青年代表として商工会の青年部長さんとか青年会議所の方とか、そういう方に行くということであります。

 ですから、女性の場合も、教育委員会の4人はゼロです。監査委員もゼロです。選挙管理委員会もゼロです。農業委員会は、これは選挙ですから、公職選挙法ですから、それと議会からは5名の方の推薦ということであります。あと、固定資産の評価は3人、文化財調査委員会が17人、いろんな形でこう数ありますから、そういう形の中で、きょう言われましたことをできるだけ取り入れてやってみて、また結果を報告いたしたいと、このように思います。



○議長(上杉健治君) 中山田昭徳議員。



◆8番(中山田昭徳君) 時間もありませんので最後に言いますが、今市長が言われたのを前向きに検討していただきたい。ただし、その公募はやったけど、過去がどうなったじゃなくて、集まった集まらないじゃなくて、やはり集まらなかったら、公募をやったという、公募をまずするということが必要なんです。その中では、結果的に集まらなかったからもうしないんだじゃなくて、やはり粘り強く公募をする。そういう中で、後は、集まらなかった場合には、その担当課できちっとその内容について詰めていく。そういうことが必要だというふうに思います。終わります。

………………………………



○議長(上杉健治君) 10番、堀寿満議員。



◆10番(堀寿満君) ただいま議長より指名をいただきました議席ナンバー10番の堀寿満でございます。

 1年が経つのも本当に早いものです。杵築市内の周囲の緑も完全に緑化をし、暑い真夏に向かってのエネルギーを蓄えているようです。

 その中で、ことしは水がない。本当に池に水がないけれども、あるだけ出して、先に田植えをしようじゃないかという中で、水田は今や遅しと田植えの真っ最中です。ある田んぼでは、耕運機で植えごしらえをし、他の水田では乗用田植え機で稲苗を植えています。いずれにしても、昔とは違い、美しい姿での農作業です。

 しかし、農業の後継者はだんだん少なくなっているのが現状でございます。

 昔、50年、60年前は、狭い田んぼで、馬にすきを持ち、雨降りにはたこらばちとみの、わらみのを着ながら、一生懸命その田植えの仕事にあたったのであります。部落の中で狭い1枚の田の田んぼが売りに出ると、我先にと皆さんがその田を買い求めるのを思い出します。あのころは、農業に対し、日本じゅうの皆さんから感謝の気持ちでいっぱいでした。皆さん方も、年をとった皆さん方には覚えておると思いますが、あのころの学校の唱歌の中で、「みの着て、かさ着て、くわ持って、お百姓さんありがとう。あなたのつくった米食べて、日本の子どもは力持ち、だれにも負けない力持ち」という励ましのその唱歌で、私たちも農業の手伝いをしたころを思い出します。

 私は、農業を愛し今日までやってきましたが、農業を取り巻く情勢は本当に厳しいものがあります。そこで、通告いたしました農業問題、そしてまた環境問題について質問をさせていただきたいと思います。

 農業問題で一番困っていることは、農業の農業用水のため池でございます。中山間地域の現在は、市道、農道は十分とは言えないが、皆さん方の力により道路はよくなっている。これから先も、いろいろな制度で道路はよくなると思います。農業のため池は、1年1年悪くなっていきます。今年も池には水がなく、例年に比べ雨量も少なく、心配をしながらの田植えです。減反制度が始まって40年を過ぎた今日、農業のため池は全般的に危険が迫っています。そこで、杵築市内の農業用のため池は幾つありますか。

 2つ目に、国道213号線塩田交差点より奈多寄りの4、500メートルの間に防犯灯をと、街灯をということでございますが、中学生のクラブ活動の部活も多く、それに加わる生徒も大変多く参加しております。塩田交差点付近の広場では、何人かの人たち、生徒たちが戯れながら、何カ所かそういう戯れを私も見ています。帰ろうと思うが、4、5人の組で何人が見受けていますが、今は7時か8時ごろはまだまだよいですけれども、9月からはだんだんと日が短くなってきます。この間は真っ暗で、樹木も大きく、ちょっと寂しい歩道です。2、3年前、ちょっとした事件が起きているようでもございます。私たち大人にとっても寂しい歩道です。時間内は勉強して、そして部活で疲れながら帰っていく生徒たち、子どもたち、安全で安心で帰宅できるよう、街灯の設置をお願いいたす次第でございます。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 田邉農林水産課長。



◎農林水産課長(田邉貞夫君) 農林水産課の田邉です。よろしくお願いいたします。

 10番議員さんにお答えする前に、若干通告した内容を飛び越えて質問されておりますので、通告された内容すべてに対して、まずもってお答えをさせていただきたいと思います。

 それでは、農業問題、特にため池の状況等について御答弁をさせていただきます。

 現在、杵築市内の農業用ため池の数は、市が台帳により管理しておるものにつきましては336カ所あります。内訳は、旧杵築市で161カ所、旧山香町で135カ所、旧大田村で40カ所となっております。ため池数といたしましては、県内市町村の中で一番多く、県全体の約15%を占めております。このほかにも、台帳で管理していない個人所有のため池も相当数あるものと思われます。

 現在、改修済みのため池の数は、県営事業により全面改修しているため池といたしまして、旧杵築市で10カ所、旧山香町で12カ所、旧大田村で17カ所、計39カ所であります。

 危険性があるため池の判定基準といたしましては、漏水量や堰体断面の変形等、5項目が上げられ、この判定基準からいくと、改修済みため池以外は要整備ため池であります。要整備ため池の数が大変多く、危惧されておりますが、短期間での整備は財政状況の理由により困難であり、市といたしましては、判定基準の中で一番危険性の高い漏水量が規定量を超えているため池を優先的に整備する方針としております。

 現在、ほとんどのため池が、中山間地域直接支払制度及び農地・水・環境保全向上対策事業により維持保全管理の強化を行っており、見回り及び点検により異常があれば、市へ通告していただくようお願いしているところであります。

 また、廃止しようとするため池につきましては、危険性が高く、下流に人家もしくは公共施設等があれば、平成20年度に創設されました県単事業であります危険ため池緊急整備事業、廃止分でございますが、これを活用して安全の確保を図っています。

 現在、6地区でため池改修事業を実施しており、その他に13地区のため池改修の申請及び要望が出されております。工事に対する地元負担金は、市の分担金徴収条例により、事業種目によってはゼロ%から13%となっておりますが、本市のため池の相当数が該当する危険ため池緊急整備事業の負担率は5%であります。

 議員のおっしゃるとおり、ため池は、本市農業振興のかなめとなる施設であります。しかし、ため池が築造されてから相当の年月が経過したものが大部分でありまして、高齢化等により関係農家の減少も危惧され、関係者のみによる改修では対処できない状況にあります。

 ため池が決壊した場合の被害は甚大であるため、市といたしましても、財政状況を考慮しながら事業推進を図ってまいります。

 以上でございます。



○議長(上杉健治君) 阿部建設課長。



◎建設課長(阿部光孝君) 建設課の阿部と申します。10番議員にお答えいたします。

 議員お尋ねの国道213号塩田交差点より奈多寄りの400から500メートルの間に街灯をにつきましては、早速現地を調査させていただきました。現状では、塩田交差点より奈多に向かう高山橋の間に街灯はなく、車道と歩道の間は植樹帯があり、夜になると視界を阻害するような状況にあります。

 また、高山橋から議員御指摘の残りの区間におきましては、一部植樹帯がありますが、市道永代橋立岩線と市道大内駅線が接続していて、それぞれの交差点には街灯が各1基ずつ設置されています。

 現地調査中にも、クラブ活動を終えて徒歩で帰宅する生徒も見ました。認識を新たにしたところであります。

 したがいまして、国道213号の管理は別府土木事務所でありますので、御指摘の区間での街灯設置を強く要望したいと考えていますので、御理解をお願いいたします。

 以上であります。



○議長(上杉健治君) 堀寿満議員。



◆10番(堀寿満君) 先ほど田邉課長から飛び越えたというようなことを言われましたけど、私は一つ一つのものを質問しながら答えてもらおうと思うたが、一遍で答えていただいて、今私もちんぷんかんぷんで、どうしたらいいのかなというようなことで、本当にこれは話し合いのない一般質問かなと思って、大変うれしく思っておるところでございます。

 今、話によりますと、農業のため池は336個というような話を聞きました。大変多いなと、そしてまたこれが、まだ個人が所有しておるため池もかなりあるということも聞きました。合わせると数百個になるんかなと、400も、その辺もなるということで、大変なことであると、しかしながら、この336個というものは、何が何でも我々の部落を守り地域を守るため池でございますので、市が当然管理をしながら管理をしていただくようお願いをいたす次第でございます。

 また、修理を、改修をした安全なため池というのは39カ所というと、1割ちょっとでしかないということで、300の池が本当に今心配をされているわけでございます。しかし、この300という池が今このようになっておるということは、行政そのものに対しても責任が全部あるというものではなく、やはりこれは40年、50年に近い減反問題があったために、水便利の悪い遠い田から減反をしていくから、水の池の負担は半分でよかろうと、そしてまた米の単価も安い、年もとったということから、その工事が長引いたんであろうと、だから、管理者そのものに対しても責任があるし、市当局にしても、私はこれには責任があると思っております。

 そういう300のため池が、今ほとんど、私も地質的にはようわかりませんけど、あの90度の直角にしてこう見ると、やはり60度から55度の斜面で池の土手がしておりますが、今は真っ直ぐに、もうほとんど80度ぐらいなところにがっと土が落ちておるということは、池の斜面で水が漏らないようにする土がもう全部池に落ちておるということです。だから、水がどんどんもう雨が降れば漏っていく、池がもたないということです。

 そして今、今日、今こういうふうに池が傷んでしまって、そういう池が傷んでしまった中で水がたまっちょらんから、今度のようなときに大変な水不足が出るわけなんでして、もうぼつぼつ今からは温暖化になって、梅雨には雨が降ると昔から言っておったけど、今はもうそういう時期はなくなったんじゃないかなというふうに思っております。昨年は、きょうは雨でした。それまではずっと雨がなくて、大変心配をしながら、きょうの雨は恵みの雨ということで私も日記を見ておりますが、そういう雨がばっと降って、それでまた降らない。そういう今は陰性的なお天気の状態でございます。

 そういう中で、300のため池を、今いろいろの課長からのあれを聞きますと、やはり300一遍に来ても困ると、そういう中で優先順位の中の規定をひとつ言ったんではなかろうかというふうに私も感じました。その中で、負担金が5%、あるいは13%という、負担金のパーセントを聞きました。5%というと、ああ5%かというふうに感じます。1億かかって500万ですよ。13%といったら1,300万ですよ。

 そういうお金を農業がありますか。今、機械化に追われ、もう稲をつくってももうからんという中でやはりやっていかなければならない今日、まず今の農業の現状は、集落でため池が1つあるところはないです。やっぱり2つか3つ、私たちの藤ノ川は7つあります。そういう1つの池が、改修に500万も700万もかけて工事はできません。

 また、高齢者のため、土地を賃貸契約をしております。賃貸契約をしておっても、1俵あげるか、もう管理しちょるからだだでかしよというような状態で、その地主が工事をするときに負担金を出しますか。そういうような状態の中で、今の後継者が5人か10人おっても、5町も6町もある中に10人ぐらいが借ってやっても、その借った田の負担金は地主が出してくれんで、若い者が何ぼやろうとしても、これができないのが今の現状です。後継者も本当に少なくなっておりますが、ため池が本当に今のところ工事ができないのが現状です。

 ほかに、課長、負担金のもっと安い制度とか、負担金ゼロというような制度はないのですか、お尋ねします。



○議長(上杉健治君) 田邉農林水産課長。



◎農林水産課長(田邉貞夫君) 今、議員さんからるる御説明のあったとおりでございます。今、特に中山間地域の集落並びに山間地の集落におきましては、後継者不足並びにその池がかりによる田んぼの転作、荒廃地等が進んでいる状況でありまして、そういう荒廃地化された田んぼを持っている方々、管理されている方々につきましては、この池の改修の負担というのはなかなか難しいかなというふうに考えております。そちらのほうも事務局方は十分に理解をしております。

 だから、今残った若い方々並びに田んぼを管理されている方々でその5%を負担すると、5%なり13%を負担するというのは、かなりそれは大変だなというふうに思っております。ただ、今の条例の中で定められた内容でございますので、今はこの負担率の中で動かざるを得ないのが実態であります。

 今後につきましては、池の改修につきましては当然地元負担等が出てまいりますので、各集落から、特に漏水が激しい池を中心として、今要望等が上がっているところを精査しながら優先順位をつけまして、改修に向けて努力してまいりたいと思います。また、この負担金につきましても、その条例の中で動かさせていただきたいなというふうに考えておりますので、期待にこたえる返答ではございませんが、今後ともよろしくお願いいたします。



○議長(上杉健治君) 堀寿満議員。



◆10番(堀寿満君) この期待にこたえられないと言いますけれども、現実はもう現実なんです。もう5年、10年すると、あそこの池の部落も崩れたよと、決壊したよ、こっちも決壊したよというようなことに私はなると思います。もう私が見る池の中でも、もうこういう格好になってもっておるという部落は、私はうちの部落、大内の部落じゃないんですよ、杵築市全体、まあ全部は見らないけれども、私はこういう質問をするために池をかなり見て回りました。ほとんど私方のような状態の池です。

 昔から言うとおりに、国は自衛隊が守ると、地球は農業が守るというんです。これは農業がやれんでしたら、もう大変なことが起こります。どこもここも、もう水たまりはなく、もうどんどんと決壊しながらの状態です。

 しかし、農業というものは、自分の財産を守り、家庭を守り、地域を守るからこそ、もうからない農業でもやはりやらなければならないなというふうに考えておるところでもございますが、いたし方ない、5%以外に、これ以外にないということになると、私は市長にひとつお願いをしたいことがあります。

 というのは、今から昔、制度はいろいろ、この政情は変わるということでございまして、もうこういうことを言うまいと思うちょったんじゃけど、そういうところまで来ると私も言わなければならないなと思うのは、私が幼いころ、昔はお米をどんどん供出しておりました。そして、その供出も大変厳しい、食べるものもない供出でございます。それで、農民は、米をすってから、りっせんというのにかけて、二の米を食べながら毎日の生活をしております。私のおふくろが弟を産んだときに乳がないということで、1稲、2稲の米をおかゆにして、1合ずつでもおかゆにして、30分も煮炊きながら、その重湯をとって弟に飲ませながらの、その子どもに、弟にあげるそのお米を強制執行で県と市が来て持っていくんです、町が。そういうことを私は目の前に見ながら、おやじがこういうふうなことを、無法なことをするのうということもしました。

 しかし、そういう厳しい状態の中も通りながら、お上の言うことだからしようがないのというようなことで聞いて、供出に応じていきました。しかし、40数年からは減反、そしてお米は余ると、こういう中で一番池を悪うしたのは、やっぱし私は国だと思います。

 そういうことで、市長、やっぱり今、きょうちょっとお話が出たが、子どもの問題、昔は産児制限で子どもを産むなって、20年から35年までは産児制限じゃった。それから先は子どもがでけんから産みなさいと、今度は、出産手当は10月から4万上げて39万ですよ。子どもは小学校入学まではお医者代は無料ですよ。6年までは児童手当を出しますよというような形で、どんどん国は変わって、子どもに対して変わっていく。

 池も、もう10年たったら、絶対国が出さにゃ、もう池はようならんのですよ。もう崩けるんですよ。決壊するんですよ。そういうことはもう目の前に見ての私のきょうの質問です。

 市長、何とかして、今課長が5%以上の、5%以下のものは出ないということになれば、市長、それから先はやはり国を動かす。ここの市から動かして、国を動かしながらやはり変えていく。今は子どもが少ないからそういうことを言うから、どんどん子どものことなら国は言うことを聞いて金を出す。そういうように私は今直観的に受けとめましたので、こういう質問をいたしたわけでございますが、市長、その辺についてひとつ……。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ただいまは切実な気持ちをお聞きしました。御案内のとおり、このようなため池、数が多いわけでありますけど、現在のところ、中山間の直接払い等、また農地・水・環境向上対策等々の中で救う道はあるわけでありますけど、それにも当たらない場所というようなことだろうと思います。

 土地改良区の中では、ストックマネジメントと申しまして、今までの古い施設等々の改修は早急にやろうというようなことで、国にも要請をいたしております。そのような点がありますので、私どもも市長会を通じながら、また今言われたような形の中でこの老朽ため池についての早い改修の取り組みができるように、またこのパーセントのものが下がるような方向でやっていきたいと思います。

 このたび、農業・農村整備事業協議会の会長を私が県に仰せつかりましたし、また九州の会長ということになっておるようであります。これは、そういった農業を取り巻く環境の予算等と実情を申し上げて、そして国に何とかしてほしいという会でありますので、この制度を利用してできるだけ議員さんが大変熱っぽく語っていただきましたし、多分現状はそのようなことだろうと思います。

 ただ、一番危ない箇所からということでありますから、ほんならどれが一番先かというと、やはりそのため池が決壊したときにその下に多くの住民方々が住んでる場所だとかいうなことがどうしてもやっぱり優先になるわけでありまして、そういうことでできるだけそのようなところを防災パトロールの中で、毎年自衛隊、それから警察、県、市、消防団等々でパトロールをやっておりまして、そこで優先順位を決めていくというようなことにもいたしております。

 御理解をいただいて、できるだけ積極的に議員さんの思いを伝えてまいりたいとこのように思っております。



○議長(上杉健治君) 堀寿満議員。



◆10番(堀寿満君) 市長ありがとうございます。大分県の長であり、農村のための長であり、県の長ということで本当に私も大船に乗った気持ちでございます。

 確かに、今市長さんが申しましたように、この下面の池は住宅が建ったりいろいろなものがあるが、公共物があるがために防災ため池にはなるんです。ところが、もう中山間に行くとほとんどのものがならないということで、本当に頑張って皆さん方が池の管理にもあたっております。中山間地域直接払いというお金もありますけれども、それは池の管理、水路の管理に使って、今一生懸命お年寄りのところはそのお金で人を雇いながらやっているのが現状でございます。

 何はともあれ、私も今ぽっと言われて、ええというようなことで昔のことを思い出しながら、本当の農業の厳しさとそれと昔のそのものの中から今変わったその姿を話して、やはり皆さんの声で政治は変わるということを私は信じて、今の市長にそのような前向きな御答弁をいただき、とにかく1年でも1カ月でも1日でも早く我々の池が安心して農業できるよう、心からお願いを申し上げる次第でございます。

 2点目に入ります。今、いいかな、いいんじゃな。



○議長(上杉健治君) はい。



◆10番(堀寿満君) 2点目に入りますが、213号線の塩田交差点から4、500メーターということで、阿部課長もそこを歩きながら見に行っていただき、本当に厳しいところだなということも御理解をいただきました。

 本当に、あそこのところを見ると、北には道があり、やぶがあり、それから大きな道にある樹木ではなくてその間に樹木があって、本当にちょっとした間違いが起こる場所です。

 大内の人も、それから北浜の人なんかも大変恐れているところで、もう2、3年前から私には何回も言われておりました。何とか県道の拡幅工事ということも出ておりますけど、まだまだこれも程遠いんじゃなかろうかと思うし、何とかあそこに明かりをいただければ子どもも本当に安心して帰れると思いますので、前向きなひとつ最後の御答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(上杉健治君) 阿部建設課長。



◎建設課長(阿部光孝君) 議員おっしゃるとおり、大内地区にも成仏杵築線や糸原杵築線が通っております。そういった中で国道213号ありますし、土木事務所もそれらの路線についてはこれまで継続事業でやっておるようであります。

 そういった中で、土木事務所にも財政的にも厳しい時期ではありますけれども、私も先ほど申しましたように、現地調査中におきましては徒歩で帰宅する生徒も見ましたし、あの暗闇の中を通るのもやはり、女性でありましたけれどもやっぱ寂しい思いがすると思います。したがいまして、土木事務所に強く要請したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 堀寿満議員。



◆10番(堀寿満君) 課長、強く言うこともいいけれど、一日も早いこの設置をよろしくお願いを申し上げまして質問終わります。

………………………………



○議長(上杉健治君) 21番、阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) 21番、阿部幸市、一般質問行います。

 初めに、杵築市の認可保育について、幼稚園施設耐震診断事業はあるのに対してなぜ保育園にはないのか。

 次に、杵築市の清掃委託料、山香、大田を含めて入札調書について、平成17年から21年5月30日まで全般にわたり質問いたします。

 続いて、10年から17年、できれば同じく入札調書をお願いいたします。

 続いて、養護山香老人ホーム移譲譲渡経過、杵築市の土地について、土地貸借譲渡契約書等について、全般的に質問していきます。

 1つ、幼稚園は耐震診断事業があるのになぜ保育園にはないのかについては再質問はしないので、今後の見通し、詳細についてよろしくお願いいたします。

 次に、清掃委託業務、まず山香、2番目に杵築、山香庁舎清掃委託について、18、19、20、21年度同一業者が連続して落札しているがどのように思いますか。落札率間違いないと思うけど平均97%。2番目に、設計額と予定額から見て何%ぐらい下げているのか。杵築市も同様。

 次に、予定価格を下げることを要望する。

 次に、21年度の予定価格が上がって942万9,000円となっているが、いかなる理由でこういうふうになったのか。

 次に、杵築庁舎管理清掃業務委託について、18、19、20、21年度同一業者が連続して落札している。約96%の落札率。清掃委託等は、他の業者、山香町でも別の施設でもこういう経過があらわれておる。

 次に、一般競争入札でもこのようなことがあるのか。ということは、4年連続とっているということです。

 2番目、入札の公平、公正の条件から大きく逸脱している。2回以上連続落札の会社は指名しないというような考え方はどうですか。

 3番目、予定価格を大幅に下げること。

 4番、500万以上は最低制限価格を制定してはいかがですか。

 4番目、杵築市の平成10年から17年間の調査、委託入札結果の提出をお願いいたします。

 5番目、一般入札許可業者の指名参加を500万円以上させたらいかがですか。

 次に、山香養護老人ホーム移譲経過について、これは、旧山香高等学校の跡地の施設でございます。以前にも何回か質問したけど、山香苑は山香町が開設して59年移転改築、平成16年3月山香苑を議会承認、民間委譲を決定した。契約、新規法人との土地契約についての議会との協議の件、虹の会とは、10年間無償貸借条件であった。

 1つ、平成21年5月29日午後、全協で選定委員会で杵築市の福祉法人一心会に決定。土地の件については、虹の会との契約10年契約の残任期間の6年半を無償貸借とするとの発言、副市長からあった。厚生委員会で了解したと言ったが、何の根拠で言ったのか、また聞いたのか、その理由をお願いいたします。

 次に、土地の契約書、山香町とした契約であり、新規業者とは白紙に戻した杵築市との契約すると同時に議会でも協議することになっていたが、報告でよいとも言ってないし無償貸借でよいとは決定してない。委員会等も。

 次に、市長、土地の面積、この山香苑養護老人ホームの土地の面積について今からお聞きします。地価価格についても、面積3,500平米、価格平米当たり9,000万円になろうかと思います。土地評価額約3,150万ぐらい、売却、賃借かに相当した場合にはなると思います。3,000万です切り上げて。起債の残高は1,600万円あり、民営化したのに杵築市が返還しているとなり、土地の無償では平成20年12月26日9時ごろ山香庁舎にて、山香議員6名と市長、部長、関係職員出席、興田部長説明、虹の会廃止届け書提出との説明後、残った山香6名議員の意見としては、かかわり合っては困るので売却したらどうかという結論に達しました、そのときは。最初は相談して、最後は意見も聞かないというようなことは大変失礼だと思うが、この件についても。

 次に、公益性について。杵築市の財政状況、20年度末地方債残高334万1,000円近くある。市民1人当たり10万円、市長、合併は、施設、土地使用料は合併前は無料、合併後は杵築市と公平にするために徴収すると言っていたが、今回杵築市の福祉法人一心会との新規契約に伴う貸借は、法人だったらただ、無償よくて、市民は現在の経済の不況により大変苦しい中で税金を支払っている。公正、公平とは市民の目線で見るべきではなかろうか、考え方をお聞きします。

 次に、土地移譲に、施設山香老人ホーム山香苑移譲条件の罰則規定の提出をお願いします。

 次に、権利譲渡の禁止等があるからこれは副市長が述べたとおり、ひとつ簡単に読み上げます。平成21年2月12日聞き取り内容は次のとおりである。3条3項の違反ということは議会で大きく取り上げられて、問題の処分の仕方について虹の会の考え方をただす方の中で話を聞いた。この件について、100%虹の会の契約違反であることを虹の会は認めた。3月4日10時45分厚生委員会、副市長より経過報告があった。杵築市としては、違反した虹の会に対する行為を、処罰をどのようにしたのか、書面をもってまずお聞きしたい。

 次に、当初から一心会のことは市長は知らなかったとは言ったけど、2月ごろから一心会の名前が盛んに出ていたが、これは最後をとったのも一心会であって出来レースに等しいと思うがどう思いますか。

 あとは、自席から一問一答で質問していきます。それと、言っておきますが先ほど来課長がぱらぱらっと言うてしもうたが、一般質問の意義とよくよく考えてぱらっと、特に山香養護老人ホームの件は言わないことをお願いいたします。例え言っても私は一問一答で自席から質問します。よろしくお願いします。



○議長(上杉健治君) 古賀福祉課長。



◎福祉課長(古賀秀一君) 福祉課長の古賀でございます。それでは、21番議員さんにお答えします。昭和56年に建築基準法の耐震基準が改正され、それ以前に建築された耐震診断の必要な保育園の状況を申し上げます。杵築市内には、公立保育園が1園、民間の認可保育園が10園の合計11園がありまして、そのうち昭和56年以前に建築され耐震診断等を必要とする保育園は6園であります。その内訳は、公立1園、民間が5園となっております。

 また、昨年平成20年の9月に市内の全保育園を対象とした耐震化に関する状況調査を実施しております。その調査結果を申し上げますと、民間保育園5園のうち数年以内に新築する意向のある園は3園ございまして、残りの2園が耐震診断の実施を希望しております。また、公立の大田保育園についても、耐震診断が必要な施設でございます。民間保育園の耐震工事費には国の補助事業はありますが、耐震診断の経費については国県の補助制度がないため、実施に踏み切れないのが現状であります。

 次に、耐震診断の経費について御説明申し上げますと、木造、非木造、階層や施設面積にもよりますが、おおよそ100万円から300万円となる見込であります。

 杵築市独自で補助する考えはないかとの御質問でありますが、大分県内の自治体においても助成している自治体はなく、杵築市としては補助制度を利用した施設の新築を積極的に指導していきたいと考えております。御理解をお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上杉健治君) 泥谷企画財政課長。



◎企画財政課長(泥谷修君) それではお答えいたします。質問項目が大変多うございましたので、それぞれ的確な答弁ができないかもしれませんが、その点お許しいただきたいと思います。

 まず、清掃委託料、山香庁舎それから杵築庁舎の関係でございますが、18年度から19、20、21年度までの4年間であります。同一の業者の方が連続して落札をしているのではないかという御指摘でございますが、まず18年度と申しますとこれ合併後でありますが、杵築庁舎につきましては5社の指名競争入札で約2,600万円で落札をいたしております。2,600万円と申しますのは、杵築庁舎は庁舎とそのほかの杵築市内の施設、全部で18施設ございますが、これを一括して入札をいたしております。それから、18年度の山香庁舎でありますが、これも5社の入札後指名替えがありましたが562万8,000円で落札をいたしております。

 19年度につきましては、もう金額はちょっと省略をさせていただきたいと思いますが、杵築庁舎につきましては8社の指名をいたしております。それから、山香庁舎につきましては6社の指名ということで行いました。20年度につきましては、杵築がこれが7社の指名競争入札であります。山香庁舎も同じく7社であります。21年度につきましては、杵築が8社、それから山香庁舎につきましても同じく8社の指名競争入札を行っております。

 落札した業者の方は、先ほど御指摘がありましたとおり同一の業者でありますが、この内容につきましては、入札につきましては公平公正な手続を経まして、のっとって実施されているというふうに私どもは認識をしておるところであります。

 それから、設計額と予定価格から見て何%ぐらいで落札をしてるのかというふうな御指摘でありますが、これが非常に高いんじゃないかという御指摘であろうかと思いますが、これを見てみますと、まず杵築庁舎の落札率を見てみますと、予定価格に対しまして17、18、19年度は約97%ぐらいの落札率で御指摘のとおりであろうかと思いますが、20年度が約95%、それから21年度につきましては93%近くで落札率はかなり下がっております。山香庁舎について見ましても、17、18、19年度につきましては約98から99%の落札の率でございましたが、20年度が97%、それから21年度が約92%ぐらいの落札率ということで、この額につきましても最近はかなり下がっているというふうに私どもは理解をいたしております。

 それから、2回以上の連続落札の業者があった場合には、翌年度以降指名しないというふうなそういう御提案でもありますが、これは入札の公平性から言いましてもこれはすることはならないんじゃないかというふうに思います。

 それから、予定価格を大幅に下げることというふうなそういうお話もございましたが、今のところ設計金額と予定価格でありますが、これは大体同一にいたしております。若干予定価格が低い場合につきましても、1,000円以下の金額を端数処理してるとかいう、そういう程度でございます。

 それから、最低制限価格、500万円以上は最低制限価格を設定してはというそういうお話もございましたが、今のところ最低制限価格につきましては、工事の請負契約のみにこれは適用をいたしております。この清掃につきましては、委託契約ということでありますので、最低制限価格の設定等はいたしておりません。公表もいたしておりません。

 それから、一般競争入札で指名をしてはどうかという、500万円以上というふうなお話もございましたが、現在一般競争入札は杵築市におきましては1億円以上の工事に限って一般競争入札を行っておりますので、今のところはそういうところで実施をしているとこで御理解をいただきたいと思います。

 それから、21年度の山香庁舎の予定価格が942万9,000円というふうになっておるがそれはなぜかという御質問でありますが、これは前年までが、これは20年度までは山香庁舎につきましては約550万円前後でありました。20年度も19年度もそうでありますが、21年度は942万9,000円ということでかなり増えておりますが、これは山香庁舎とそれから庭園管理をセットで20、21は設計をいたしましたが、21につきましてはこれに加えまして新たに山香温泉センター、それから農村環境改善センター、中央公民館、山香工房、それから山香体育館、これらのものをすべてあわせまして設計をいたしまして入札したところであります。これは、やはりまとめてしたほうが入札の効果があるだろうというそういう考え方で実施したものでありまして、若干落札額が、予定価格もそうでありますが増えておるということであります。

 いずれにしましても、この清掃委託につきましては平成20年度から議員の皆さん方の指摘もありまして、廊下とか階段とかホール等の共用部分につきましては職員で清掃を行うようにいたしました。今現在もずっと続けておりますが、これによりまして、杵築庁舎では約600万円、それから山香庁舎では約250万円程度、合わせまして800万円以上の経費の節減効果ができておるところであります。

 続きまして、養護老人ホーム山香苑の(発言する者あり)。



○議長(上杉健治君) 課長、ここで一応、一問一答でお願いします。(「はい」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)(「答弁せんとあと一問一答にならんから」と呼ぶ者あり)簡潔にお願いします。



◎企画財政課長(泥谷修君) ちょっと、お答えが長くなりまして失礼をいたしましたが、山香苑の関係も、私の範囲でお答えさせていただきたいというふうに思います。

 養護老人ホーム山香苑の経営移譲に伴います新規業者との土地の使用貸借契約でありますが、新たな契約先となりますので有料で譲渡するか、それか有料で貸し付けするかというそういう御意見もありましたが、また一方では有償で譲渡した場合にはすべての権利が新しい法人に帰すため市の関与が不可能になると、そういうことのないよう、土地については少なくとも前契約の残りの期間は同じように無償で貸し付けしたほうがよいのではないかという御意見もございました。

 市といたしましては、土地につきましては無償で貸与するという旧山香町時代の契約内容を尊重いたしまして、またあわせまして一定期間は市の関与が可能な状態を維持していくことは必要なことと判断いたしまして、残りの期間は無償で貸与するようにいたした次第でございます。

 以上であります。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) では、山香庁舎の清掃から片づけていきます。一つに、4年連続云々としても何か違反はしていないというような考え方を持ってきたが、私はきのう初めて再度入札調書、入札結果等をずっと一覧で比べてみたら、やはりこういうことがあるのかなあと思う。普通の、私が言ったとおりもう一回答えてもらいてえが、一般指名競争入札建設工事等において4年、6年連続してとった業者というのは、継続でもないのにあり得ない行為であるとこう思う。

 これを、さも漠然のようなこと言うが、では18年度でもじゃ、杵築に対しても後で言うけど1件ずつ、山香に対しても、予定価格云々ち言うけど500何十万でとった業者はおるけど、課長、ほかの6社、4社の入札価格は何ですかち。考えられん。500万そこそこの工事に200万以上も100万以上も落札者と差がある。こげなのが、山香だけでもこんだけある。あとで杵築のはまた杵築で質問します。

 こういうことをしちょってじゃ、ほんなら設計が正しいのか、5社6社の落札せんかった業者が200万も高くてもいいんですか。要するに、業者が正しいのか設計が正しいのかとなると、本来は見積もりでも入札でもこの計算見積書をつけてじゃさせるべきじゃと思う。1回ならともかく、4回も5回もやられちょって不思議と思わんかな、この金額の差がじゃ。

 要するに、だから予定価格を下げなさいちいうんじゃ。ところが、下げんでも予定価格と落札業者は余り差がない。しかし、ほかの人を見たらあんたこんだけ違う、500何十万のが750、60万じゃねえとでけんちいうんじゃ。ほとんどの市が100万以上じゃ。こげな人の参考資料取り寄せて見ればいい。取り寄せちょらんと思うんで。だから、私は山香も含めて予定価格が高過ぎるから、とった業者のみが接近している。これは当たり前の、見た時に入札行為ではない。ひとつ、この山香から答えてもらおう。



○議長(上杉健治君) 泥谷企画財政課長。



◎企画財政課長(泥谷修君) 山香の庁舎の何年度の入札のことか、ちょっと具体的に申していただきますと(「18から21年度、入札調書もろうちょるからな。予定価格全部ここ持っちょる。一番高いのでも200万、18年度でも差がある」と呼ぶ者あり)18年度を見ますと、山香庁舎につきましては予定価格が570万円でよろしいですか。(「ちょっと待って、18年度じゃねえ。20年度、21年度は」と呼ぶ者あり)はい。20年度が、山香庁舎が予定価格が560万7,000円であります。契約額が543万9,000円。(「718万打ってる業者もおっちょるな」と呼ぶ者あり)これは一番高い入札で。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員、手を挙げて言ってください。阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) だからそういうふうに、18年のはないけど、その19、20年、21年度をとうてもじゃ、わずか500何十万のでもじゃな、こんだけの差があるんじゃちゃ。やけん、なぜだろうかちゅうことを気づかんのですかっちこう言よんのじゃ。なぜ、落札業者並みぐらいの金額に近いのが本当じゃと思うんで。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) この入札関係につきましては、私が指名委員長という形の中で入札を行っておりますので、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。

 先ほど企画財政課長申しましたように、建設事業につきましては予定価格並びに最低制限価格を公表してますから、その範囲内で入札が行われると思います。特に、最低制限価格の設定につきましては、その工事の内容を保証するため、ただ値段だけが安いというんではなくてそれぐらいのやっぱり仕事は責任を持ってやっていただきたいという形の中で、この建設業界については最低制限価格を設けて実施しております。ただし、そのほかの物品とか委託契約については、予定価格の公表をしておりません。

 したがいまして、全く業者については自分で設計額を計算をして、これならできるという方向で入札してくるわけですから、これについては業者の自分のところの思いで数字を書くわけですから、そこに行政が関与する余地は全くないわけであります。そこに100万差があろうが200万差があったとしても、それは業者の考え方でありますんで、そこら辺については今後、もしも建設業界だけが予定価格を公表する。物品とか委託については何でしないのかということになれば、これはまた指名委員会の中でも議論しながら方向性をしなきゃならないというふうに考えておりますので、全くこの入札の内容について何か変なところがあるんじゃないかとか不公平じゃないかということについては意識は持っておりませんので、ぜひとも御理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) では杵築市、10年から17年間はどの業者が落札しておりますか。多分、現在4年連続してる業者がとっておると思うけど、これはどうですか。



○議長(上杉健治君) 泥谷企画財政課長。



◎企画財政課長(泥谷修君) 今お話にありましたように、同一の業者さんであります。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) 助役、4年ならともかく4年と7年足したら何ぼになるかなあ、こういうのが当たり前、議会が私は衝いて当然じゃと思う。こういう11年間近くも同一業者が通るかい、2,000万近くの工事。これを答えてもらいたい。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) 指名委員会の中の基準では、指名にあたっては、回数については均等、公平という部分をモットーにしておりますし、そうかといって落札業者を次の指名から外すということについては、これまで杵築市としては実施をしておりませんので、その都度指名願が出ている業者については、該当する業者については指名の中に入れてきた。結果的には、連続してその人が落札したということでありますので、御理解お願いしたいと思います。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) だから私が言ったとおり、2回連続とった業者はちょっと指名を遠慮してもらうとかして、皆さんに幅広くやるのが公平な入札ではないんですかち言いよん。しかるに、納得がいかんごとあるから言うが、杵築庁舎については金額が大きいからここで言いますよ。

 助役はわからないかもしれんけど課長、18年度は予定価格よりか400万円ぐらい落札業者に対して高く入札調書に載っておる。19年度が300万から500万、20年度が600万から800万、21年度が300万から450万というこういう数字に予定価格から見たときになるがじゃ、この業者が助役、正当な業者かい。間違いねえと思うから間違うちょったら言うちょくれ。20年度なんか800万違うんで。あの落札業者と。こういうことがいいかなあ。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) あの、ちょっと私も質問の意味がよくわからないんですけども、予定価格を設定してこれを上回った業者はこれは失格ということについてこれ理解できますよ。今言ったように、予定価格は公表してないわけですから、その中では業者が自由に競争するわけですから、そこに高い人も安い人もあるでしょうし、差が出るからといってそこら辺は私どもが意図したわけでも何でもありませんし、そこの辺のとこはぜひ御理解お願いしたいと思います。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) 肝心なことを言うのに時間がなくなりよるき、もうやがて締めるけど、助役、予定価格調書に設計額が、一つ言うかな20年が一番差があるから。20年なら20年がな、あんた予定価格ねえちいうけど、予定価格がねえような入札はない。これを書いちょう、あんたもサインしちょった前は。設計額が2,196万9,541円、予定価格2,092万2,858円と。ただし制限割合はない、最低制限価格はないっち。だから助役、あんたは知らんでも予定価格はこげえして公表されちょんじゃちゃ。予定価格がねえで入札ができられるかやあんた。800万違うちゃ20年なら。(発言する者あり)



○議長(上杉健治君) 泥谷企画財政課長。



◎企画財政課長(泥谷修君) 今20年度の杵築庁舎の予定価格等の話でありますが、予定価格は2,196万9,000円です。これに対しまして、落札金額につきましては2,196万9,000円の予定価格に対しまして落札金額が、これすべて税込みであります。2,098万9,500円、これが20年度であります。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) 私が言いたいのは何回とってもその人が書くんじゃけ勝手じゃっちいうから私が言うんじゃ。助役、課長、私の言うのとちょっとポイントが違うんじゃ。落札業者は予定価格にほぼ近く、96.8%で落としちょるがじゃ、例えば20年3月25日のJR九州メンテナンス、ここになんかあんた予定価格に対して2,800万、落札業者との差が800万もある。だから、こういうのを少し考えたときに、指名は考えてやっておくれとこう言いよるんじゃ。普通の建設工事でも、予定価格よりかとんでもねえことうつ業者おらんと思うけどな。こらあ余りむちゃくちゃじゃち言いよんじゃわ。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。今は助役はいません。副市長と呼んでください。



◆21番(阿部幸市君) はい。議長。



○議長(上杉健治君) まだ答弁してない。(発言する者あり)はい、副市長。



◎副市長(堀田幸一君) すいません。ちょっと間違いました。今予定価格の関係は、たしかにうちのほうで設計書を持っていますけどもこれは公表してない。ですから、業者は全く予定価格わからない状態で入札したということで御理解お願いしたいと思います。訂正しておきます。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) もう長く言わんけど、簡単に言うたら1,999万が、ある業者ずっと11年間落札してきちょる。ところが、JR九州というのはここじゃないと思うけど、こんな人は2,000万とか2,100万じゃないんじゃ。800万も落札業者と差があるから、そもそもこういう連続にしてきた業者との考え方があるから、やはり一回そげなでたらめの業者、700万も800万も予定価格より違う業者はやはり指名の時点で助役考えてくださいとこう言いよるわけじゃ。それをあんたはそげなことねえちゅうけど、そげなことある。



○議長(上杉健治君) 泥谷企画財政課長。



◎企画財政課長(泥谷修君) それにつきましては、先ほど副市長もお話がありましたように、予定価格は公表してないというこれが前提であります。その中で、8社の業者の方々が入札した結果でありますので、これにつきましてはそういうことで、入札結果につきましては御理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) これは、市に対して損害じゃ。ほんとんこと言うちから。何でもねえ、2,000万そこそこの工事をじゃ2,800万で見積もり入札したり2,700万でしたり、ほとんど4年間同一業者じゃ。 だから、市が悪いのか業者が悪いのかちゅうこと。とった業者は市に正しいと思う。だから、その700万も800万も違う業者がじゃな、この指名参加する義務はないと私は言いよる。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) 入札については、私どもとしては1円でも安いほうの業者にお願いしたいわけですよね。ですから、安い分については問題ないけども、しかしそこが余分に、やはりその値段を下げることによってできた仕事が、そこが十分な仕事できてないと。

 大変言い方悪いけど、手抜き工事されたら困るというのもありますので、建設工事等については予定価格を公表をしてこれ以上の、以下の場合、上の場合はだめですよ、制限しますけども、委託とか物品の場合は少しでも安くね、決めたいちゅう気がありますから公表してない。ですから、公表してないところでは業者の思いで入札するわけですから、それは差が何ぼあったとしても、それは行政の責任じゃないんじゃないかという見解に立っています。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) 助役、そん答弁は要らんけどな結論はこげえじゃ。あんたはそげなこつ言うけど、建設工事でもじゃ、な、落札金額の何分の何ぼ以上とかは、随契であったら悪いとかな。契約を余分にしたら悪いと、3分なら3分ち決まっちょるはずじゃ。ほやけ、これもじゃ、やはり今言うたとおりあんたはそう言うても私たちが見ちょったらな、こげな不都合な入札する業者は失格じゃ、私は思う。

 それとま一つ言うけどな、作業っちいうのはな土木建設は機械器具、人間がうんと要る。ところが、こんな清掃業務なんてな、失礼じゃけどわずかの機械器具でもって運営経営をしていくんじゃ。ほで本当にワックスかけようかちゅうてもじゃな、事実は非常に汚い。そらトイレの端からでんじゃ。わしが山香おっちょったとき、トイレにテープ貼ったんじゃ。そげなんでも、1カ月行ってもはがれちょらん。ほたら、私が言わんでも課長が掃除をしちょらんちゅうて、それを指名から外したようなことじゃ。それが現実だから、機械器具も安いのにじゃ一般建設業者と一緒にするのは好ましくない。

 では次に。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員、ここで3時の休憩をしたいと思いますがいいですか。3時10分まで休憩をいたします。

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午後3時00分休憩

午後3時10分再開

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○議長(上杉健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行します。21番、阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) では、1つお聞きします。議事録を大事にするのか、最初の議事録か真ん中か最後か、これをちょっとお聞きします。ほで、この議事録が全員協議会、厚生委員会等も詳しく罰則規定等も、うたっとらんで、ぱっと無償で6年半なんていう話が最後に報告に出たが、もう一回言うけど議事録が正しいのか正しくないのか。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 今の答弁がちょっとわかりにくいんですけど、中が正解か後が正解かと。議事録は全部載ります。この、ここで一般質問したことはすべて載りますから、議事録前も後ろもありません。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) 市長が言うとおりだと私は思います。あと、何かな、さっき企画課長が答えたけどな、あんたが言うたようなことは、名前は言うてんひとつも構へんけどな。な。この4月14日にこういうの言うたんじゃ。10年間、条件貸借契約しているがじゃ、3年半で新しい業者が引き継ぐとなると、契約は虹の会、新しい法人とではなく、6年半という期間が残っているのだから行政との貸借契約を引き継いでもらおう。土地はくくっておかないと、執行部のほうは残り6年半は無償と考えている。杵築市と結んだ土地貸借契約、新しい法人が引き継いでいくことがいいとこういう意見もある。

 ところが、議事録、最終的には市長の判断となるが、これまでの経過を含めて虹の会とも十分煮詰め、協議の上、市が精査した上方針を議会へ提出もらいたいとこういうふうに答えちょる。同じく、3月16日に、河野議員もこういうふうに答えちょる。ほで、わしがさっき言うたとおり、山香の人はもういろいろ言いよるが売却したらどうですかとこういうな意見じゃったと。

 ほで、私もこの議事録の4月14日の中に、対価と言ったけどこの議事録に入っちょらんごとあるけど、土地については賃借ではどうですか。対価交換したのも賃借ではと、こう言うたつもりじゃったけど、前のが入っちょらん。入っちょらんから口惜しいけ言うんじゃないんです。こういうふうにして、真砂議員と河野議員が言うたことに対して、これをどういうふうに判断したのかお聞きします。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) この養護老人ホーム山香苑の移譲につきましては、もう経過は議員さんも詳しく御理解いただいたと思いますんで繰り返しませんけども、最終的には厚生文教委員会、前のですね今メンバー変わってますけども、前の厚生文教委員会の中で十分に御意見をいただく中で、厚生文教委員会の言い分を通して虹の会のほうに議会の思いを十分伝える中において、最終的には公明性、透明性を発揮するために選定委員会をつくる、そして基本理念を明確にすると。そういった中から、選定業者についても市内の業者に限るということの一定条件をつけて6名の選考委員会の中で業者選定したわけでありますから、その点については移譲法人についてはぜひとも御理解いただきたいと。

 ただ、この時の土地の取り扱いについて、無償にするのか有償にするのかというのはですね、これについてはこれも確かに前の厚生文教委員会の中では、当初虹の会と旧山香町が民間委託した段階でも、まさかこんなに早い時期にもうやめたということにならんだろうと、最低でもやっぱり10年は継続していくだろうという思いの中からですね。

 しかし、契約書の中では、万が一途中でそこら辺が放棄したときにはどうするかという協約書を結んでいたわけでありまして、そういった中では次回の新しい移譲法人も、私どもとしてはずっともうこれから続けていっていただきたいけども、そういった前例があるために、今後ももしもそういった状況になったときには行政がやはりそこにかかわりを持つためには、すべての財産を無償で提供するなりやってしまうなり、あるいは有償で売り渡したときにはもうかかわりが持てなくなるんじゃないかと。

 そういった面からは、一定程度当初の旧山香町の精神を10年間であったわけですから、後の最低限、残期間6年半については無償貸与の扱いにしながら、いざ問題があったときについてはかかわり持ったほうがいいんじゃないかという、これも前の厚生文教委員会の意見という形の中で私どもは受けとめましたので、今回の取り扱いにもそういった6年半については無償貸与という方向でいきたいということでの先般の全員協議会にもお願いし報告したということでありますので、ぜひとも御理解をお願いしたいと思います。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) 協議をしたんでないで報告したのである。

 次に、杵築市として、違反した虹の会のした行為に対して罰則を、処罰をどのように助役したんですか。あなたが言ってのとおり、あくまでも100%虹の会に責任がある。土地の問題については、一切白紙撤回に戻すちゅうた。なら戻した。虹の会が違反した。ほんなら違反した行為の虹の会に対する罰則規定はどのように行ったんですか。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) さきの旧山香町と虹の会の協約書の中では、罰則規定がうたわれておりませんでした。しかし、これもやはり私どもの信頼を裏切られたわけでありますから、虹の会にはそれなりの文書による謝罪をお願いしたいと。さらには、最終的には全員協議会の中でね、それぞれが代表者が来て、そこら辺の陳謝をしてほしいという形の中で、最終的な決着を見たというふうに思っております。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) では、山香町は譲渡契約を杵築市が受け継いじょってじゃ、厚生委員会が6、7回、参考人も呼ばれたと思うけど、虹の会のおかげでこういう不始末が起きたのに、我々の税金をとって、こんだけの不始末をした虹の会から賠償責任も一切問わずで文書で済ませるなんて、これは公共がすることではないと思うけどどう思いますか。ほで、費用は幾らかかりましたか。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) 費用とはどういった意味かもよく理解できませんけども、あえて経費ということであれば、この取り扱いについては顧問弁護士と3回ほど相談させていただいておりますので、これはもう年間契約の中で支払ってますのでそこら辺がかかったんじゃないかなというふうに思っております。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) では、損害金はとってください。ほじゃから、やはり参考人と厚生委員会の出費は市が払うべきでない。あくまでも、あんたが言うたとおり100%虹の会が悪いと。最初は認めんかったんじゃ、今は認めたんじゃからな。これは適用してもらいたい。

 それと、市長これを一つお聞きします。無償譲渡契約書、6年間の間にアメリカがつぶれたんと一緒で、万が一虹の会のようなことが二度あった場合に、この土地に建っておる建物の、極論言えば無償返還をさせるとか解体して戻す、ほで杵築市のとおりじゃったらもちろん賠償損害金も請求はしないとこういうふうにうたっちょる。

 けど、撤退、倒産したときにはじゃ、この市の3,000万の上の土地にじゃ、ぼろやの建物が残る、こういうことは十分あり得る。このときの一心会との別途の杵築市の受け継いで、山香町の受け継いでそんなりにすると、またこういう虹の会のごとなる。だから、これについてもう一回言うけど倒産、撤退等をしたときのこの建物に対する違約条項をどのようにうたっちょるのか、契約書を見せてもらいたい。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) 今、委託契約書は手元にありませんので、この後契約書のほうは写しをお渡ししたいと思いますので御理解お願いしたいと思います。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) 写しを今ごろ渡すとか何とかじゃない、やっぱし新しい人が出たら白紙撤回だから、例え受け継いだとしてもこういうのをこうこう入れました、こうこうしかじかじゃとか、厚生委員会、全協でやっぱし理解を求めるのが本来の筋道であると思う。私たちも、いつまでおるかもわからない、どうなるかもわからないから、ここで山香町の立派な一等地だから特にこの件については心配する。一度あることは二度ある、二度あることは三度あると私はこういうふうに思っております。よって、出すちゅうから出してもらいます。

 次に、市長、課長、これを最後に読みます。私は、この件が一番頭に来ちょんじゃ。河野議員、真砂議員がこれはこうだと。議会に協議するとかいろいろ言っておった。私は、最後までこれだけは信じちょった。と同度に、何らかの形で厚生委員会に過去の議事録を、こういうふうになっちょるけどどうしましょうかちゅうこと、ほで新しい業者が決まったらこういうふうにしたらどうでありましょうかと、たった一人の意見で4月14日の意見でこういうふうになることは心外じゃ。

 では、3月16日、皆さん聞いちょってください。3月16日、名前言います。真砂委員。市の土地については、貸借契約を新たに一心会と結ばねばならない。そのときに、議会が承認するかしないかである。議員であるのにいろいろな疑義がある。公募ならいいが、市長が一心会でよいと言うなら議会は認めないと言えばいいではないかと。名指しまでしてこげん言うちょんで。

 ほでなんかい、あんた言うたとおり4月14日厚生委員会でこうなったとかちゅうけど、それと途中の私が河野議員と真砂議員のこの協議事項、こげなのは一つも参考にせんで、私に言わせたら最後に真砂議員が言うたこの言葉だけであとは論議されんで、報告だけで終わっちょんのや。

 私は、山香の議員も売却したらいいちゅうちょって。ほやけ、仮に売却、そんとおりいかんでもじゃなあ、立派な真砂議員がこんだけ言うちょんじゃから、最後に一心会になったら土地の件でも簡単にこのとき引き継いでいいじゃねえかなんて言うなんていうこと夢にも思わん。しかし、時代が変わったんじゃろう、時が流れた。しかし、こういう意見も尊重してじゃな、やっぱし議決権がなくてもじゃ、将来のためにたいがい議会と協議してというたのにじゃ、こういうことは知らぬふりして去って、いいとこんじょうとっちょる。こういうのが白紙撤回かな。

 何でこの、当初言うた3月16日の真砂委員の意見を尊重しちょってすれば、もうすこしがたがた言わんでもどうじゃろうかなちゅう結果なっちょったと。ほやけ、自分が言うたことだけはどんどんどんどん言うて最後はいいとこだけつまみ食いして、ここに議事録と副市長が言うたのやら全部参考に持っちょる。しかし、あくまでも議会と協議するという方針は変わってなかったと思うんじゃ。

 最後に、助役どういうふうに、市長、副市長、どういうふうに答えますか、この件について。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) 最初の答弁のとおり、やはり確かに当初の虹の会が行政の承諾なしに新しい移譲法人を決めたことについては問題があると。これはもう、当然業者のほうも思っていたわけでありますけども、それと同じような意見で厚生文教委員会の中で議論されて、やはりもう虹の会が最終的にはこのまま継続する意思が全くないということで判断されましたので、我々としては後はいかに公正に、透明性のある次の法人に移譲するかということの条件整備を厚生委員会の中で十分議論していただいたと思っています。

 ですから、その段階ではその法人の選定についても、あるいは選考委員の選定についても、厚生委員会の考え方、思いを十分に虹の会のほうへ伝えて、議会の思いが通るようなその選考基準、あるいは選定委員等の設置もできたわけでありますから、そういった段階では一応当初の3条3項の違反は認めつつも、最終的には行政の言い分を通して公正公明な移譲選定行うんだという形の中で、私はこの厚生文教委員会も了解いただいたという形になって、5月15日、さらには5月18日に最終的な選定委員会の中で法人を決定したということであります。

 さらにまた、建物については、これはもう既に虹の会のほうに登記替えができてましたし、この分についてはもう行政としては取りつく島もなかったということですから、今後の歯どめとしては土地については十分まだ市のものでありますから、新しい移譲法人と契約をして明確にするということでの御報告を行って了解をしていただいたというふうに理解をしておるとこでございます。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) とにかく、虹の会が経営ついて3条違反しちょるとこうなったんじゃからそうじゃし、ほで土地の件についても同じく同様のことを権利譲渡等の禁止でうたわれちょる。8条、12条にも、義務を履行しないときは戻しなさいと言うてもいいちゅうちょんのじゃ。

 しかし、言わんかっても、ほんなら私が言ったとおり何で弁護士なんかに相談せんでもじゃ、これも議会と相談して損害賠償を要求せんのですかちゅうのと、もう一回言うけど真砂議員の発言のとおり一心会でよいというなら議会は認めないと言えばいいじゃねえかちゅったから、私はこの言葉を信じて最後まできちょるから、いつかはこの件も含めて協議されるとこういうに判断しちょった。ただ、そう思った私がばかじゃったちいう。

 しかし、損害も契約書の中に入れない、そういうものがあればまた絶対に起こる可能性があるから、あえて、なら最後に副市長、損害については虹の会からどうこうこうこうするということ、とるならとる、とらんごたらどういう理由でとらないとか、文書ででも議会にお願いします。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) 今の件につきましては、前の厚生文教委員会の中でも、行政の考え方としては一番当初の旧山香町と虹の会がこの山香苑を移譲するとき、そこに入っている入所者の扱い、さらにはそこに勤める職員の勤務労働条件等については、旧山香町の言い分を100%のんで契約ができたわけでありますから、新しい医療法人についてもそのときの精神が守られれば私どもとしては異存はないと。

 しかし、その選定については公正公明性がないのでという形の中で行ったわけでありますから、私どもは今回の虹の会とは直接契約は結ばれませんけども、新しい法人と虹の会が協定書を結ぶ段階では、一番最初の選定基準である入所者の問題、さらには職員の給与等の問題については別途覚書という形の中でそこに添付をしていただいて、それが認められたときについては私も入れて協議をするという、虹の会と一心会との間の協定書の中に覚書を入れさせていただいておりますので、それで御理解をお願いしたいと思います。



○議長(上杉健治君) 阿部幸市議員。



◆21番(阿部幸市君) 時間もねえなったけど助役、あんた言うとおり白紙撤回ということは認めたから、虹の会には本来は建物も戻す、ほで新規に杵築市と相談するのが本当であって、あなたは虹の会を助けたわけじゃ。ほで、虹の会は倒産はしていないとわしは言いよんのじゃ。何か、倒産したような言葉を言うけど、あくまでもそれはやっぱし虹の会が違反しちょるから、戻してからの話と思います。

 終わります。時間がないから。

………………………………



○議長(上杉健治君) 2番、岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) 2番、岩尾育郎です。早速ですが、通告に従い質問させていただきます。

 まず新型インフルエンザ対策についてお伺いいたします。私は、3月の定例会の一般質問で新型インフルエンザへの対応についてお聞きいたしました。そのときは、当然のことながら鳥インフルエンザを由来とする新型インフルエンザを念頭に置いてのことでありましたが、恐らくだれも想像していなかった豚インフルエンザを由来とする新型インフルエンザが発生し、日本じゅうがこの混乱の中に巻き込まれたところであります。幸いにも、今回の新型インフルエンザは弱毒性であり、国内で重篤化した患者は出ていないわけですが、それでも関西圏を中心として国内がパニック状態になったことは記憶に新しいところでございます。

 国や自治体では、行動計画に沿った対応をとったわけですが、患者数が数百人規模であったにもかかわらず大混乱が生じたことは明らかであります。専門家によれば、今回一たん終息してもこの冬には流行するであろうということが予想されておりますし、現在の弱毒性が強毒性になる可能性についても指摘されております。ましてや、この冬に鳥インフルエンザを由来とする新型インフルエンザが発生しないとはだれも断言できないわけで、これらへの対応の一層の強化が求められるところだと考えます。

 私は、今回の新型インフルエンザの当事者となった自治体の対応を見たとき、国や県の定める行動計画やガイドラインに沿った対応だけで十分なのかという疑念が出てまいりました。もちろん、自治体の規模によりその内容は異なるとは思いますが、少なくとも本市のような小さな自治体においては、よりきめ細やかな市民への対応を考えるべきではないでしょうか。

 そこでお伺いいたしますが、今回の新型インフルエンザ発生を貴重な体験として、この冬にでも起こるであろう再度の流行に備え、市として独自の対応策なり行動計画の策定が急務だと考えますがいかがでしょうか。

 特に、発熱外来の設置がされるであろう山香病院におきましては、患者の収容スペースはもちろんのことでありますが、それに対応しなければならない医師や看護師が絶対的に不足するのではないかという危惧を感じます。

 冬の流行期になれば、今回のように短期間で終息に向かうのではなく長期化する可能性が高いと思いますが、その間極度の緊張状態の中で限られた人員を振り分け、通常の患者対応をしながら発熱外来の設置ということになります。そのようなシフトが長期間続くということになれば、体力的にどのくらいの期間もちこたえることができるのだろうかと心配になります。このことについて、病院としてどのような対応を考えておられるのかお聞かせください。

 また、3月に私は職員用のマスク等の備蓄に加え、一般市民用の備蓄についてお聞きいたしました。その際、一たん国内で新型インフルエンザが発生すれば薬局の店頭からマスクが消え、入手することが困難になるのではないかと申し上げましたが、案の定今回インフルエンザが県内で発生したのではないのにもかかわらず、市内の薬局ではマスクがたちまち売り切れ、現在もなおその補充ができない状態にあります。

 今回のマスクの極端な不足という事態を受け、兵庫県宝塚市では市で購入していたマスク6万枚を市民に販売するという措置を講じました。これにしても、焼け石に水のような状態ではありますが、はっきりしていることは新型インフルエンザが発生してから薬局に走っても遅いということであります。

 確かに、市民への啓発で、一般家庭で備蓄をしていただければそれにこしたことはございませんが、これが全世帯で実施されると考えるのは無理であろうと思います。したがって、市として相当数の備蓄に早急に取りかかるべきだと考えますがいかがでしょうか。前回は、検討してみるということでありましたが、現在の事態を受けての考えをお聞きいたします。

 次に、文化財の保護とその活用についてお伺いいたします。去る4月22日小武寺におきまして、国指定重要文化財である木造倶利伽羅竜剣の収蔵庫の落成式が大勢の関係者出席のもと、盛大に開催されました。地元や市、県の関係者の多大な尽力により、非常に立派な収蔵庫が完成し、これにより文化財の盗難、消失といった懸念が払拭されたわけでございます。

 そのときに考えたのでございますが、これに比べて大田の財前家墓地や田原家五重塔はどうだろうか。昨今、全国各地で文化財の盗難やいたずらが頻発し、大きな社会問題となっております。このような不心得者の増加は本当に嘆かわしいばかりでありますが、これらを防止するための対策を考えなければなりません。例えば財前家墓地でありますが、重要文化財に指定されているのは中央にある三連の国東塔のうち、一番大きいものですが、墓地全体が県の史跡に指定されており、国東塔のほかに五輪塔や板碑など111基が立ち並び、石造展示館の様相を呈しております。

 しかしながら、周囲は有刺鉄線が申しわけ程度に張られているだけで、進入しようと思えばどっからでも入ることができます。仮に、五輪塔が1基や2基盗難に遭ったとしても、しばらくは気がつかないのではないでしょうか。実際、過去には国東塔が盗難に遭っております。

 また、田原家の五輪塔にしても、塔にいたずらをしようとすればいつでもできるような状態であります。どちらも、人家から少し離れており人目につきにくく、夜ともなれば恐らくめったに車も通らないような場所であります。これらの貴重な文化財を保護すべく、早急な対策が必要だと考えますが、執行部の考えをお聞かせください。

 また、これは文化財の観光資源と活用についてお伺いいたします。倶利伽羅竜剣から石丸の国東塔、そして田原家五重塔、財前家墓地と、わずかな範囲に国指定の重要文化財が4カ所もあるわけで、もっと観光客を呼べるような施策の展開が可能だと考えますが、これについて執行部の取り組みをお聞かせください。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 吉広健康推進課長。



◎健康推進課長(吉広和男君) 2番議員さんにお答えいたします。健康推進関係の回答でございます。

 まず第一に、幸いにも今回の新型インフルエンザにつきましては弱毒性ということで、国内での感染はいまだに広がってはいますが、重症者は出ていないというな状況でございます。

 国県の新型インフルエンザ対策行動計画では、強毒性の鳥インフルエンザを想定していましたので国内一律の対応となっていましたが、今回の豚に由来する新型インフルエンザにつきましては、感染者が確認された地域での実情に応じた柔軟な対応をとっていくという対処方針が改めて示されたところです。

 本市におきましても、さきに策定しました杵築市新型インフルエンザ対策行動計画に沿った庁内各部局対応計画について、市民の安心・安全の確保と市役所業務を滞りなく遂行するため、各課等において対処しなければならない事項について再度点検を行うとともに、本年4月に策定されました大分県新型インフルエンザ対策行動計画の第3版に基づきまして杵築市新型インフルエンザ対策行動計画の見直しを現在、今も行っているところでございます。

 それから、次のマスクの備蓄につきましては、今回の新型インフルエンザ発生を受け、当初予定していました職員用とは別に、生活保護世帯、高齢者世帯、障がい者世帯等のいわゆる生活弱者に供給ができるように対応を現在進めているところでございます。また、一般家庭につきましては、引き続き早めの備蓄準備を心がけるよう市報等で啓発を行っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(上杉健治君) 坂本山香病院長。



◎山香病院長(坂本啓二君) 2番議員さんにお答えします。

 新型インフルエンザに対する山香病院の対応ということでございますけれども、まず県と密接な関係をとりまして、昨年の秋から新型インフルエンザの発生に備えて訓練に病院から2回、3回と接しております。それを受けまして、当院で初診対応医療機関、あるいは発熱外来を設置した場合を想定しまして、病院としては順次準備しております。

 まず、場所としましては、病院の隣にあります健康管理センターをこの際使用するということで考えております。これは、御存じのように一般外来にもし紛れてそういう患者さんが入ってきますと感染が拡大するということで、一般外来とは別のところがいいということで健康管理センターがたまたま病院の横に隣接してありますので、非常に好都合でございますのでそこを利用するということで考えております。

 そして、医師や看護師の配置も既に、月曜日から土日まで一応担当を現在のところ決めております。今のところまだ出動発動しておりませんけれども、そういう準備はしております。

 それから、現在病院で準備しております準備品ですけれども、防御服は330セット、それから咽頭ぬぐい液や検査キットを40人分、それからサージカルマスクを1万枚、それからタミフル、リレンザという治療薬ですけど、約60人分現在備蓄して備えております。

 どれぐらいこれが長期化するかということですけれども、今一応言われてるのは大体2カ月間を想定しなさいということを考えてますので、そういう形で準備をしている状況でございます。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 井村文化・スポーツ振興課長。



◎文化・スポーツ振興課長(井村哲士君) 文化・スポーツ振興課の井村と申します。よろしくお願いします。それでは、2番議員さんにお答えいたします。

 貴重な文化財の盗難やいたずらから保護すべく、早急な対策が必要との質問でございますが、現在市の文化財調査委員会の委員による重要文化財等の文化財のパトロールを実施しております。また、昭和53年より大田中学校に文化財愛護少年団を設立。構成員は生徒41名で、地域の由緒ある神社や行事、歴史を学び、定期的に文化財の草刈りや清掃を実施し、地元の方々にも御理解と御協力をいただきながら、防犯体制強化に努めております。

 さらに、市より選出の大分県文化財保護指導委員の巡回強化などに努めてまいるとともに、県が文化財サポーター制度、ボランティアを考えているようでありますので、県の文化課と協議し、制度を活用しながら貴重な文化遺産の保護に努めてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 真鍋商工観光課長。



◎商工観光課長(真鍋公博君) 2番議員さんにお答えします。

 議員御指摘のとおり、山香地区の小武寺の倶利伽羅竜剣、それから大田地区の石丸の宝塔、田原家五重塔、それから財前家墓地と国指定の重要文化財が4カ所ございます。

 杵築市の観光パンフレットのガイドマップには、4カ所とも掲載されておりますし、文化遺産をめぐるタイムスリップの旅というぺージがございますが、そのぺージにも写真とコメントを添えて紹介させていただいております。今後は、文化・スポーツ振興課と連携し、貴重な文化遺産を保護し、PRに努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) まず、新型インフルエンザの関係から行いたいと思いますが、院長には忙しい中こちらに来ていただいたんですが、先ほど院長2カ月間程度をこの冬想定しとればという話だったんですが、今特にオーストラリア等南半球が多分今から冬にかけて流行で様子は大体見えてくるんじゃないかと思うんですが、仮に2カ月間だとしてもそれに患者さんは1人が1回、家族の分だけで済むんですが、それに対応される医師、看護師、通常の外来とか入院患者さんがいなければそれはいいんですけども、そちらも対応しながらかなりの人数というのがとられるようになるとは思うんですけどもね。

 それが、例えば1週間とか10日とかいって先が見える対応であれば何とか頑張ることもできるかもしれませんが、例えば広がるばっかりでいつ終わるんだろうというような状態になったときに、先ほど申しましたように本当に体力的に、もともと過酷な労働をされている方々ですからどのくらい持つのかなと。私それがもうものすごく心配になりまして、これ素人考えなんですけども、例えばもしそういった事態になったとき市内の医師会等とも、協力体制ができれば、例えば普通の一般医院の先生方が午前中は自分のとこの患者さんを診て、午後は例えばそういった発熱外来がもし設置された場合は、そちらの応援に行くというようなそういう対応が医師の確保という観点からできればもう随分軽減されるし、逆にマンパワーの面において市民の皆様も大分安心されるんではないかと思うんですが、その辺の協力体制とかいうことについてはいかがでしょう。



○議長(上杉健治君) 坂本山香病院長。



◎山香病院長(坂本啓二君) 今、岩尾議員さんが言われたとおりだと思います。市立病院としまして、新型インフルエンザが流行した場合にはぜひ公立病院として最先端に立って対応していかなけりゃならないと思っていますけれども、かといってその一般の診療を休止するとそういうわけにはまいらないと思いますんで、マンパワーの絶対的な不足が十分予測されます。

 特に、医師の不足は今顕著でございます。昨年に比べて3名医師が減ってますので、そういう状況の中で対応していかなけりゃならないということで、非常に厳しいわけでございます。

 それで、実は同じようなことを僕も考えまして、5月の連休明けに臨時の医師会の総会を開いていただきまして、開業医の先生方に協力を呼びかけております。そして、その席で満場一致でそういう事態が想定されるときには、病院に出向いて発熱外来に加勢するということを取りつけておりますので、そういう事態がなければ一番いいんですけれども、そういう場合には今のところ医師会とは協力関係ができとると思っております。また、看護師さんの関係については、なかなか一般の開業医さんところの看護師を貸してくれていうのはなかなかちょっと言いづらいんで、一応今総師長と考えて、できるだけ最大限病院の中でやりくりをして対応しようとそういうふうに考えてます。

 ただし、非常に流動的であります。さっき言ったように、どれぐらい患者数が出るのか、また期間がどれぐらいなるのか、あくまで今さっき言ったのは推測でございますので、わかりませんので適宜、臨機応変ていいますか考えてやりながらやっていかなけりゃならないと、そういうふうに考えております。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) ありがとうございます。それと、もう一つ院長お聞きしたいんですが、今弱毒性ということで、先ほど申しましたように重篤化した患者さんは出てないようですが、例えば秋から冬にかけて今の状態で流行しだしたときに、やっぱり当初5月から、要するに鳥インフルを想定した対応というのがずっととられてまいりましたけども、今現在、例えばその地域によってどうのこうのという先ほど課長からありましたけども、その際にもやはり当面は同じような対応で重篤化しない、弱毒性のままだという確認ができるまでというのはやはり、要するに発熱相談センターから発熱外来というようなそういう流れになるんでしょうか。



○議長(上杉健治君) 坂本山香病院長。



◎山香病院長(坂本啓二君) 現状のところは、国の対応が最大限方針をきめますので、現状は国としては発熱外来を通して受診をしてほしいというふうになってますので、これが今回の豚インフルエンザはたまたま余り強くなかった、感染力は強いんですけれども毒力は余り強くないということで、普通の季節性インフルエンザと同じでもいいんじゃないかということになってますけれど、鳥インフルエンザの場合は強毒性ということ言われてますし、非常に発熱外来ていうのが重要視されると思いますんで、今のところ病院の対応としては国の方針に従って発熱外来で診るということを最優先したいと思っております。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) この件につきましては、県から病院の公表をしないようにと、あくまでも発熱センターに電話をしていただいて、そこから病院を指定するとこのようになっております。

 ですから、今のは院長が国との流れの中で病院としての対応の準備は今日までされてるということでありますけど、基本的にはセンターのほうにまず電話をしていただいて、というふうに私ども各地区の懇談会でもそのように話してまいりました。ですので、そのようなことでありますので御理解いただきたいとこのように思います。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) 私、別に熱が出たらすぐ山香病院に行きなさいと言ってるわけではございませんで、そのことも市長言われることは十分わかっております。

 だから、要するに発熱があった場合はまず発熱センターのほうに電話をかけてというのはもうそれは県も広報しておりますし、その対応はもちろんのことなんですが、その先の、市民としては本当にその対応が大丈夫なんだろうかという心配というのは、もうこれだけ問題が大きくなってきますと当然多くの方が持たれてると思いますんで、別に山香病院に発熱外来が設置されたと言ってるわけではございませんので、何を聞こうか今市長のあれで忘れましたが、次にですね、先ほど職員用に加えて生活弱者用のマスクの手配ということなりましたけど、実際当初予算で職員関係のその費用というのが予算計上されていたわけですが、これはもう発注されてるんですかね。



○議長(上杉健治君) 吉広健康推進課長。



◎健康推進課長(吉広和男君) 当初、職員分当初予算で組んだ分については、入札を行いまして今発注をしております。しかし、御存じのようにマスクについてはちょっと品不足ということで、まだ全部は入庫はできていない状況であります。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) すいません。ちょっとそこのところ、いつ入札して、実際枚数的にはどれぐらいを一応確保している、入札というか調達予定なのか。納期といいますか最終的に納品されるのがいつごろになるのか、それをちょっと教えてください。



○議長(上杉健治君) 吉広健康推進課長。



◎健康推進課長(吉広和男君) マスクについてでよろしいですか。ちょっと、はっきりした日にち覚えませんけども、この新型が発生しましてすぐ動きを、対策本部ができましてすぐ入札の準備にかかりましたので、5月の初旬だったと、中旬ぐらいには入札は行ったと記憶しております。

 そして、マスクにつきましては、普通のサージカルマスク、通常使うマスクと現場対応用ということでN95という、ちょっと上等といいますかいいのがあります。そのN95、いいほうにつきましてはもう入庫ができております。が、通常の職員、通常業務で使う分についてはまだちょっと品不足ということですので、一応最終の入庫が、もう当初から急に言われてもそろいませんよというような業者の声もありましたし、よそに出回る分を買い占めてということにもなっても困るということで、3カ月程度納期を見ておると思います。(「枚数」と呼ぶ者あり)枚数は、350人分の1日2枚×2週間分、14日分で算出をしております。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) というと、700人、700人分の14日分と、大体1万枚ぐらいですよね、そんなもんなんですか。金額的に大きかったから、石けんとかそういうのを含めてもっと枚数を確保するのかと思ったんですが、今インフルエンザの発生を受けて発注に取りかかったという話でしたけども、たまたま今回4月の終わりからこういうことが発生しましたから、そら慌てたんでしょうけども、本来当初予算で上がっておれば予算執行4月1日から可能だったわけですよね。

 前、去年おととしですか、クーラーが9月についたという話がございましたけどそれと一緒で、例えば予算執行の目的がはっきりして、時期がはっきりしているものについてはそれはそれに間に合えばいいわけですけども、このようなものについてはもう、たまたまと言えばたまたまかもしれませんけど、いつ発生するかわからないものに対応するための予算ですから、要するにその予算措置ができた以上それ以降であればいつでもいいようになるべく早く手配しておくというような、そういったこういうものについては迅速な予算執行をお願いしたいと思います。

 それで、3月のときに私、不織布のマスクで、あのとき1枚50円程度でも例えば1,000万あったら20万枚手配できるんですよという話はしたかと思いますが、今実際不織布でマスクで1枚10円程度であるんですよね。60枚入りが500何十円とかで売られてます。

 ほで、実際薬局なんか行っても、薬局は今仮に入荷してももうごく微量で、入れた端からすぐなくなるということで、例えば大量な注文にも問屋さんは全く応じてくれないということで、今現在もそういった状況というのは続いております。それからすると、その生活弱者用ということでさっき5万枚やったんですかね。



○議長(上杉健治君) 吉広健康推進課長。



◎健康推進課長(吉広和男君) 弱者用で6,000人分ということで、枚数にしますと約16万枚ということになります。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) これ、仮に600円で50枚、50枚入ってるのが仮に500円、1世帯に1個配ったって3,000、3,000じゃない何世帯やったですかね、ごめんなさい。ど忘れしたけど、今全世帯に配る分を購入しても金額的には本当にしれてると思うんですね。

 確かに、マスクをすることによって罹患をすることを防ぐていうのはなかなか難しいと。だけども、もしかかってる人がマスクをすることによって外に散らす効果についてはそれは間違いなくあるということで言われているわけで、報道等でも言われますように日本人はマスクが非常に大好きだということで、やっぱりそれ心理的な安心感とかいう面もあるんじゃないかと思うんですが、こういった実際に今マスクが全く、備蓄してくださいよと言っても、一般の人が薬局に行ってもなかなか買えない。備蓄してくださいと言って備蓄していただける家庭はいいんですが、恐らく多分秋とか冬にかけてまた出たよと、発生したよと、しかも今度大分で発生したよとなるまでは、恐らくそんなにほとんどの人がもうマスクを買ってるとかいうような状況にはならないと思います。

 実際、関西圏はもちろんのことなんですが、もう日本全国のマスクが店頭から消えて、それがどこに行ってるかというとインフルエンザ発生したところに、例えば親戚がいるとか知り合いがいるとかいったらみんなそっちのほうに送ったりしてるわけですよね。

 ですから、予算的なものというのは僕はもう大したことはないと思うんですが、もし、例えば今手当して数十万枚規模の発注に対しての納期がいつごろになるかていうのわかりませんけど、もう事が要するに今ような状態になった場合、市としては市長真剣に、そこら辺というのはもう真剣に早急に僕はやっぱり、今生活弱者用の16万枚ということではなくて、もし仮に一般市民は別に有料でもいいと思うんですよ。要するに、買いたくても物がもう要するに店からなくなるわけですから。それに対応する手段というのは考えて、例えば夏場に終息すればそこが唯一のチャンスだと思うんですけども、その時期に合わせて例えば市としてそういう準備をするというようなお考えはございませんでしょうか。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) ただいま御指摘をいただきましたとおり、担当にも叱咤激励というか、何であの時にすぐ買わないんだということも言いましたけど、状況としてこのようなことで大変反省もしておりますし、言われるような形で購入をしておくべきだなと思っております。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) すいません。今のはちょっと、購入が遅れたというのはそれはわかったんですが、だから私が言っているその一般市民用に、要するにそういうのを今言ったのもされるということでよろしいんですかね。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 限度がありますけどですね、今の状況でもまだそろわないという状況でありますから、できるだけ確保ができるようにしておきたいと思います。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) はい。ありがとうございます。これを聞かれれば市民の方、先ほど院長のほうからのお話も含めてかなり安心できる材料ではないかなと思います。

 それでは、次に文化財の保護の関係いきたいと思います。先ほど、まず財前家墓地と田原家五重塔の保護の関係なんですが、先ほど何か文化財保護の少年団とかそういった話もございましたけど、そういう例えば見回りとかそういうのはもちろん大事なことなんですが、私が心配しておりますのは先ほど言ったように特に盗難ですね。

 盗難と、例えば田原家五重塔についてはもうあれは持っていく人はないでしょうけど、落書きですよね。世界遺産でもあんだけ落書きするような人間がいるわけですから、そこら辺の、悲しいですけどもそこら辺の予防策というのは、文化財を守るという立場からもうやっぱり真剣に考えなければいけないんだと思うんですよ。

 特に、財前墓地なんて私子どもの時から見てますけども、もうあのままの状態がずっと続いてまして、実際あの三連の国東塔の一番小っちゃいのが盗難に遭ったりもしているわけです。奇跡的に戻ってはまいりましたけども、国東塔ですらそうですから、ましてや五輪塔とかそういうものについてはもう本当に持っていかれても多分、よっぽど詳しい人じゃないとどこがなくなったのかなんかでもわからないと思うんですけども、そこら辺の、特に盗難防止とそういう落書き防止ですね。そういう面について何らかの対応が必要だと私思うんですが、そこについてはいかがでしょう。



○議長(上杉健治君) 井村文化・スポーツ振興課長。



◎文化・スポーツ振興課長(井村哲士君) 2番議員さんおっしゃるとおりで、私も昨日、何遍も行っておるんですけども、改めて現地を見させていただきまして、両方とも立派な駐車場がございまして、当然持ち運ぼうと思えば車でそういった形が、持ち運べる状態であります。

 中身的に、県の文化課のほうに、そういった盗難の関係で何かいい施策をしておる市町村はないだろうかという形の確認をさせていただきました。ですけれども、やっぱりそういう石造物につきましてはそこにあるのが文化財であると、歴史的にそこにあるのがですね。

 したがって、やっぱり屋根をかけて、もちろん風化とかそういった形がしておればそういった形が必要なんでありますけれども、やっぱり昔から歴史あるところにあるちゅうのがやっぱり文化財の意義もあるところがあるもんですから、そういった形の中にどういった形が必要なのかということも真剣にお聞きをさせていただきました。

 その中で、やっぱり地域でそういった文化財、大切なものについては、先ほど私が申し上げましたとおりに文化財愛護少年団、そういった形の方々の清掃活動もしておりますし、やっぱりそういったいつもきれいにするということであればやっぱり、ごみに例えて申しわけないんでありますけれども、汚いところであればごみを捨てるとそういったことになりますから、やっぱりいつもきれいにしておればそういった、持っていこうちゅうそういった気持ちにもならんのじゃないかという、そういったやっぱり県の文化課も言っておりました。

 それと中身的に、ならそういった何かこう、議員さんもおっしゃったセンサーとかそういった形じゃないのかということがありましたから、そういった形も私お聞きさせていただいたんでありますけれども、臼杵の国宝ですね、臼杵の国宝については国宝でありますからいわゆる風化、そういった形を防ぐために屋根がついております。それと、24時間監視カメラがついております。ですから、そういった形で対応してるということでありますけれども、何せ杵築のほうにおかれましては国、県、市指定含めて172の指定がございます。いわゆる合併をしましたから、エリアが広くなりましたんで。

 ですから、やっぱり国指定県指定若干そういった形の優劣をつけるわけじゃありませんけれども、やっぱり国指定県指定の重要なものについては地域の方がそういった形で守っていくと、巡回を密にすると、こういった形しかないのかなあとこういうに思っているとこであります。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) 例えば、今言ったようにきれいに周囲を清掃したらそれで、例えば良心があるような人はもちろんそういう行為はしないわけで、お寺の中まで入っていって文化財がとられる時代ですからですね。そしたら、例を出してあれですけど例えば五輪塔にしても、逆に苔むした五輪塔なんちゅうのは庭に置く価値としては、業者からすればあれは結構高い値で多分引き取ってくれるんですよ、ね。

 ですから、そういう不心得者がいるからこそ私はこういうふうなことを言ってるわけで、例えば地元にちゃんと監視しなさいなんか言っても夜までこんなもん見張りができるわけないし、ましてや財前家墓地で言えばもう本当に高齢者しかいませんし、逆に田原家五重塔と石丸の国東塔については、所有者たしか市だったですよね。ほで、市職員がいってずっと見張り番しときますか、そんなことできないでしょう。ですからね、何かあった後に、例えば田原家の五重塔に面白半分にペンキで落書きされた、石で落書きされたと、傷がついたといった後でああつってもそれで済む問題になるんですかね。

 だからそこら辺を、例えば先ほど言ったように屋根云々の話は別に、もともと外にあるものですから例えば倶利伽羅竜剣のように火災があるわけじゃなし、あれは木造ですから例えば湿度の問題とかそういうことがあってああいうりっぱにな収蔵庫が必要だったのかもしれませんけども、要はだれでもそういう悪意を持った人が平気で近づける、例えば持ち出そうと思えば持ち出せる、そういう状況ちゅうのは少なくとも国の重要文化財ですから、ね、市の宝であることはもちろんですけど国の重要文化財ですからですね、そういって今課長おっしゃったように、いやあきれいにしとけば何とかなりますよとか盗られんのじゃないですかとかいったそういう対応で、市の対応として果たしていいのかということをちょっともう少しよく考えていただきたいんです。

 これについてはもう答弁結構ですが、それとあと財前家墓地、先ほど申し上げましたように国東塔の一番大きなものが重要文化財です。ほで、だけどほかのは例えば県指定の史跡とかそういう形になってるんですけども、もっと例えば重要文化財にしても、あの三連の国東塔があるというのは国東半島の中でもあそこだけなんですよね。田原家の五重塔にしてもあれだけなんですよね。

 国東の石造文化といいますか、そういう面から考えて、ものすごく僕は貴重だと思うんですよ。また、ほいで財前墓地にしてみればあれだけ、板碑から本院塔から五輪塔からあれだけの規模で集まってるというのはほかにないわけですから、もっと例えば重要文化財の幅を広げるなり、極端な話田原家の五重塔とあわせて市として何とか国宝になるような形で、国宝に指定されるような運動といいますか、運動で国宝になるのかどうかわかりませんけども、そういう気運をつくっていくということも僕は非常に大事なことじゃないかと思うんですが、そういう取り組みについてはいかがなんでしょうか。



○議長(上杉健治君) 井村文化・スポーツ振興課長。



◎文化・スポーツ振興課長(井村哲士君) それもあわせて県の文化課のほうにちょっと確認をさせていただきました。やっぱり、今2番議員さんおっしゃったとおりに、やっぱり立派な物であることは間違いありません。

 したがって、その国宝に匹敵するような形にそういった形になるんでしょうかということで、自分としても市の中でありますから、そういった自信がありますからそういった形の一応聞いてみることもいたしました。

 ですけれども、やっぱり重要文化財、このちょっと失礼になるんですけど、ああいった程度の分は県下ではたくさんあるらしいんです。したがって、やっぱり今後その歴史を重ねることによって意義が出てくると。その時点では、やっぱりそういった形の部分での国宝級になる可能性もあるけれども、現時点ではたくさんあるんでそれを大事にして歴史を重ねるちゅうことが大切じゃないでしょうかとこういうふうな形の御指摘もいただきました。したがって、今の国宝については大分県ではたくさんないんですね。ですから、さっき言った臼杵の磨崖仏ですね、それが1つと、それと富貴寺そして宇佐神宮等々であります。ですから、そんなに国宝はたくさんありません。

 ですから、やっぱり国宝というのは大変なそういった価値があるわけですから、そういった財前家の、それとさっき言った田原家の五重塔ですかそういった形も大事にしていけば、若干歴史を重ねていけばそういった意義が出てくるんじゃないでしょうかという意見でありました。県の文化課。

 ですから、そういった形の中で今おっしゃったとおりに、やっぱり大事に地域の方に意識づけしていただいて、それとさっき言ったとられないような手だてということで市から選任された大分県文化財保護員等々、それと県が今度提唱いたします文化財サポーター制度、これはボランティアでありますけれどもそういった方々の巡回を密にして、さらにそれを大事にして後世に持っていくちゅうことはそういった形につながっていくんではないでしょうかということであります。

 以上であります。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) 後世に残すためにも、せめて先ほど言ったフェンスなり、外から見えなくなったら何の価値もありませんから、ですがね何らかの対応というのはやっぱりちょっと市で考えてほしいんですけどね。

 ほで、ちょっと次にいきたいんですが、今回この質問するにあたって石丸の国東塔というのを私初めて知りまして、重要文化財であったというのも初めて知りまして、先日見に行ってまいりました。今まで大田のほうは何百回通ったかわからないんですが、その存在すら知らなかった自分も恥ずかしいんでありますが、重要文化財であるのにもかかわらず外からといいますか、道にその案内標識といいますかそういうものは一切ございませんし、どこにあるんだろうと。

 ほいで、あらかじめ場所を聞いてたから行って、あああれかということでわかりました。ほいで、塔の横に行けば国指定重要文化財ということでちっちゃな看板がついておりましたので、そのものはわかったんですけど、一応、先ほど課長重要文化財というのはいっぱいあるんだというふうに言いましたけども、幾らたくさんあるつっても重要文化財は重要文化財ですから、だけどその存在すら多分知らない方がたくさんあるでしょうし、どこにあるかも知らない人というのはまだたくさんいると思うんですよ。

 ですからね、そこら辺の、先ほど次のいった4カ所の重要文化財を結んでね。例えば、観光施策の展開というふうのはあるんですけども、まずその表示すらない。実際、ほんなら石丸の国東塔に行こうと思えば一番行きやすいのは国東中学のグラウンド通っていくのが行きやすいんですよね。

 だけど、例えば普通のそういうのに興味ある方があそこに行って、ほんで例えば授業中にグラウンド横をぞろぞろ行かれても大変困るわけですよね。だから、そこら辺どういう、どこの道通っていくとかそこら辺の整備というか案内をするためのそこら辺の取り組みというのも、特に石丸の国東塔については必要だと思うんですが、そこら辺はいかがですか。



○議長(上杉健治君) 井村文化・スポーツ振興課長。



◎文化・スポーツ振興課長(井村哲士君) それは、2番議員さんおっしゃるとおりであります。やっぱり国宝重要文化財でありますから、皆さん関心のある方はたくさん来ると思います。

 ですから、そこら辺のところの整備とそういった表示等々については、文化財調査委員が今17名おります。山香、大田が3名委嘱されておりますので、文化財調査委員の方々と協議しながら、中身を御指摘いただきましたんでそういった形で協議はしていきたいと思います。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) 今、案内板の話をしましたけども、これは観光課長のほうになるんでしょうかどちらなんですか。田原家五重塔の駐車場なんですけども、あれ行って、私はいつも通るだけであそこ車をとめることというのはほとんどなかったんですけども、あそこ車をとめてびっくりしたんですが、非常に使いにくい駐車場なんですよね。

 出入り口が1カ所しかなくって、歩道が高いために、観光客というのは余りいませんから車1台で行く分には全然構わないんですが、あれ例えば秋のシーズンとか、もし例えばあそこをバスがとまって中に入って見たりとかした場合、あの駐車場はちょっと非常に、このままでは使いにくいんじゃないかなと。せめて、今の真ん中じゃなくてちょっと五重塔寄りに出入り口があるんですけども、あれをその反対側にもう1個、歩道を切り下げして出入り口をつくると随分よくなるんではないかなと思うんですけども、そこら辺はいかがでしょう。



○議長(上杉健治君) 真鍋商工観光課長。



◎商工観光課長(真鍋公博君) 田原家の駐車場、それから田原家のあれは、大変申しわけないんですが文化・スポーツの担当の所管なんですよ。役所の内部の話ですが、ただ先ほど来大田、山香にも、私もつい先般じっくり山香の観光、文化遺産も含めてですね、いろんな磨崖仏と石風呂とか改めて行きました。

 そういう形で、やはり文化・スポーツと一緒になって観光も含めて、先ほど申し上げた駐車場の整備、それから観光案内板、それからそこの史跡に行くまでの案内標識ですね、早急に調査をしまして、今年度21年度の国の補正が国会で通ってるようですから、多分7月議会等で議員さんにも御承認等をいただくと思いますが、その交付金を活用しまして市内全域の、山香、大田だけでなくて杵築の古いものも含めて新設改修を計画しておりますんで、早急に周辺環境も含めて整備を実施したいと思っております。

 以上でございます。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) ありがとうございます。先ほど、小武寺から財前墓地までの4つの重要文化財を結んだ観光ルートていう話をしましたけども、その際に一つ課題があるんですが、小武寺の収蔵庫なんですが、立派な収蔵庫ができているんですが、いつ、勝手に行っても見られないんですよね。

 ですから、そこら辺というのを地元の方が管理されている関係もあると思うんですが、例えば一々その管理してる方に連絡してわざわざ収蔵庫あけてもらって見たいというのは、よっぽど興味のある人でないとないと思うんですよね。だから、ごく普通に例えば看板見て重要文化財があるのかなと、ほんならちょっと寄ってみろうかといって気楽に立ち寄れるような形をとる必要があろうかと思うんですが、そこら辺の対応というのはとるというのは難しいんですかね。



○議長(上杉健治君) 井村文化・スポーツ振興課長。



◎文化・スポーツ振興課長(井村哲士君) うちのセクションは、いわゆる文化財を保護して後世に伝えるのが仕事であります。ですけれども、それだけじゃやっぱり立ち行かないわけで、やっぱり観光と連携をしながらどういった形で公開をしていくのかということになろうかと思います。そういったお話もございます。

 ですから、観光のほうと協議をしながら、今御案内のようにもう中に入っていわゆる囲ってそういった形の部分、温度調整しながら大事にしてるちゅうところでありますから、当然見たいときにはかぎをあけて中を公開しなくてはならんという手間がございます。ですから、そういった形の中でどういった形がいいのかちゅうことも含めて、観光のほうとも今後協議をしていきたいと思います。



○議長(上杉健治君) 岩尾育郎議員。



◆2番(岩尾育郎君) 重要文化財はたくさんあるのはあるんですが、しかし例えば小武寺から財前墓地の間、距離的にはもう本当しれてますよね。あの間に、国指定の重要文化財が4つあるというところは、県下でもそんなにはないと思いますよ。

 ですから、例えば杵築城下町散策含めて、あとほいで例えばぐるっと回って奈多八幡宮ですか、の仏像を含めれば、市内の重要文化財5つすべて網羅するわけですから、やっぱり歴史の好きな方、そういった例えば石造文化に興味のある方、仏教文化に興味のある方というのは日本全国たくさんいると思いますし、今実際このまちそのものが武家屋敷ということを今全面的に打ち出しているわけですしね。

 そこら辺を、そういう歴史とかそういうものに興味ある方についてそういう例えばツアーを市として企画してみたりとか、ただ文化財を見ていただくだけじゃなくて当然最後には市内でお金を若干なりとも落としていただくような施策を考えないといけないと思うんですが、そこら辺をもっと特異性というか有利、もうあれは本当にあの短い中に4つ重文があるというのはもう本当に珍しい場所だと思いますんでね。そこら辺を生かした施策を、何とか課長は一生懸命取り組まれておりますけども、そこら辺について少しでもまた観光客を呼べるように頑張っていただきたいと思います。

 以上で質問を終わります。

………………………………



○議長(上杉健治君) ここでお諮りいたします。本日の会議は議事の都合により、この際、あらかじめこれを延長したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(上杉健治君) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決しました。

 議事を進行いたします。

 4番、加来喬議員。



◆4番(加来喬君) 日本共産党の加来喬です。お疲れのところと思いますが、あと1時間ほどよろしくお願いいたします。通告に基づきまして一般質問を行います。

 まず初めに、行政の基本姿勢についてお伺いいたします。昨年の7月に、民間業者間で売買された熊野地区の埋め土に関する土地の売買において、市が住民説明会を行っています。その説明会後の市の対応について、住民から批判が上がっています。この土地は、近隣地区住民から売買成立によって埋め土が広がることを懸念し、売買しないでほしいという強い要望があったものです。住民説明会でもそのことを、土地を売る業者に伝えてほしいという強い要望が上がっているはずです。

 しかし、市はその民意を土地を売る業者には一切伝えず、住民説明会は済んだから売買してよいと伝えています。私は、このような対応は明らかに業者の側に立つものであり、行政の基本姿勢としてあるまじきことだと考えます。

 そこで、次の2点について質問をいたします。第1点は、この土地売買について市はどのように関与をしたのか、第2点に、なぜ土地を売る業者に住民の意向を伝えなかったのか、市の答弁を求めます。

 続きまして、杵築市総合計画についてであります。同僚議員のほうから詳しい説明がありましたので、質問によって詳しい答弁がありましたので、健康保健センタープールについては質問を省かせていただきます。答弁も要りません。

 また、図書館についてですが、確認をいたしまして2回目の質問に移りたいと思います。

 図書館についてですが、総合計画をつくったのはこれは昔の資料であること、検討委員会で改修か新築かの検討を行うという答弁であったと思いますが、そういう方向でよいのか確認をいたします。

 次に、農業問題について質問をいたします。同僚議員からも、農業の厳しい現状が訴えられました。私も、現在の農業を取り巻く状況について、非常に厳しいということを痛感しております。同感であります。

 昨年の原油価格高騰による重油の値上がりは一段落したものの、肥料は高騰したまま農産物価格は低迷しており、現在農業を取り巻く環境は非常に厳しいものとなっています。特に、杵築市の特産であるミカンや米、乳価の低迷は深刻です。農産物価格は、農業後継者問題を深刻化させ、特に周辺部の米作農家では高齢化が進み、このままでは地域崩壊へとつながりかねません。ここまで農業が深刻になったのは、WTOの受け入れによる安価な農産物の輸入自由化や食管制度の廃止など、政治の責任だと考えます。

 農業の衰退は、限界集落も地域崩壊も当然生み出します。これらの問題解決は、とても市の単費でできるものではありません。だからといって、このまま手をこまねいていては食の安全も食料自給率の向上も実現不可能となるだけではなく、直面する喫緊の課題である地域崩壊が現実のものとなってしまいます。これらの問題を解決するためにも、農産物の価格補償と所得補償、海外からの農産物の輸入制限を行い、農家が採算の取れるような農政へと転換すべきだと考えます。

 そこで、まず市長にお伺いいたします。現在、杵築市の農業を取り巻く現状について、また高齢化過疎化が進み、まさに限界集落になろうとしている現状をどのように認識をしているのでしょうか。同時に、根本的解決に向けて具体的行動をどのように考えているのでしょうか。杵築市単独で予算を組んでできること、国や県に対応を求めること、この2点について答弁を求めます。

 最後に、温暖化対策について質問いたします。昨年の異常な猛暑に続き、5月の異常な乾燥晴天は、温暖化による気象変化を実感させるものであり、未来を担う子どもたちのためにも、今こそ本腰を入れて温暖化対策をする必要があることを実感するものです。

 6月1日から、ドイツのボンで始まった地球温暖化対策についての国連特別作業部会の会議では、1990年度比25%から40%減などの大きな目標が議論されているにもかかわらず、日本政府は2005年度比でマイナス15%、これは1990年度比に直すとわずかマイナス8%という、世界に到底通用しない低い目標を打ち出しました。

 京都議定書で批准した二酸化炭素削減目標、1990年度比でマイナス6%からさらに踏み込んだ削減を行わなければ、国際的信用を失うばかりかIPCCの報告のように海面上昇や気候変動による干ばつ、集中豪雨、海水の酸性化による海産物の減少など、深刻な事態がこの杵築市でも起こるというふうに考えます。

 そこでまずお聞きします。現在、杵築市も二酸化炭素削減に取り組んでいるようですが、その取り組みによって年間何トンの二酸化炭素を削減する計画なのでしょうか。また、それによって2009年度の杵築市の二酸化炭素排出量は幾らになるのでしょうか。同時に、1990年度比で何%の削減になるのかお答えを願います。

 次に、現在議論されている削減目標についてですが、杵築市として、市として2020年度までに1990年度比で何%の削減目標を考えているのでしょうか。その具体的取り組みについても答弁を求めます。

 最後に、藤ケ谷焼却場についてお伺いをいたします。これまで計画されてきた別杵速見広域圏の藤ケ谷新焼却場が、入札段階で成立をいたしませんでした。私は、このことは焼却場の規模を考え直すよい機会だととらえています。

 杵築市が、昨年の7月に発表した廃棄物処理計画でも、収集ごみの大幅削減計画目標が盛り込まれています。その一方で、新焼却場は計画を大幅に超える焼却規模になっており、どう見ても整合性がとれているとは思えません。二酸化炭素削減のためにあらゆる対策が急がれる中で、このような焼却規模は非常識であり、財源的にも行うべきではないと考えますが、市長の見解を求めます。

 質問の趣旨に沿って、簡潔明瞭な答弁をよろしくお願いをいたします。



○議長(上杉健治君) 泥谷企画財政課長。



◎企画財政課長(泥谷修君) それではお答えいたします。

 熊野地区の土地売買に対し、市はどう関与したのか、なぜ土地を売る業者に市民の意向を伝えなかったのかという御質問でありますが、この件につきましては、昨年の2月26日でありましたが、熊野地区に山林を所有する会社のほうから杵築市内の業者に山林を譲渡することにつきまして、市のほうにそういう連絡がありました。

 市といたしましては、地元の方々が埋め土に対して不安を持っていることから、地元の方々の意見を聞く必要があるということで、山林の所有会社にその旨お話をし、保留扱いにしていただきました。

 その後、市内の業者の方からも、山林を買う目的や埋め土区域の将来計画等について市のほうに話がありました。その後、説明会を4月9日に地元のほうで開催をいたしました。説明会では、それまでの経過について説明をしまして、地元の業者の計画等についても説明をしました。地元の方々の意見としましては、市が介入してこれ以上の埋め土拡大を防いでもらいたいという御意見もありまして、市が購入してもらいたいという御意見もありました。

 市といたしましては、市内の業者の山林の利用計画等もお聞きしたわけでありますが、シイタケのほだ場として利用したりするということで、必要以上の山の樹木は切らないと、伐採しないというような御意見もありまして、市としては民間のこういう取り引きには介入することはできないという旨の、この説明会では地元の方々にお話をしました。最終的には、地元といたしましては市も介入して協定書等を作成して、不安が解消できるような方法で対応してほしいというふうな御意見でありました。その後、山林所有の会社に対しましては、市としては民間同士の取り引きには介入はできないという旨をお伝えをしたところであります。

 それから、杵築市の総合計画の図書館の建設の件でありますが、先ほど来一般質問等もございましたように、この総合計画に記載してありますのは昔の資料と申しますか、今現在実際にある計画を記載しております。

 これにつきましては、私有財産の活用推進計画にも載せておりますように、図書館の整備基本計画、これは今年度中に策定するようにしておりますので、こういう策定委員会等の中で検討をしていきたいというふうに考えているところであります。

 次に、藤ケ谷の新しい焼却場の規模についてでございますが、これは別杵速見地域広域市町村圏事務組合で事務局を持っておりまして、その資料等によりますと広域圏では平成19年1月12日に別杵速見地域循環型社会形成推進地域計画というものを策定し、ごみの減量化の数値目標を定めております。

 基準年度の平成17年度に対しまして、目標年度の平成26年度には6%の減量を、量にいたしまして4,520トンの減量目標ということにいたしております。これは、国の示します5%の減量目標に対しまして1%の上積みということで設定をいたしております。

 また、新しい清掃センターの処理能力につきましては、既存の現在あります焼却処理施設の処理能力が270トン、1日当たりでありますが、これを1日当たり235トンというふうにいたしております。これは、施設の規模の根拠につきましては環境省の定めた補助金交付要綱によるものであります。

 1日当たりの平均の焼却量で見ますと、平成17年度が185トンでありますが、平成26年度には173トンというふうに計画しておりまして、施設の規模は現状より1日処理量で12トン縮小した規模で計画しているということになります。したがいまして、地域計画の減量の計画に基づいた適正な施設規模であるというふうに認識をいたしております。

 以上であります。



○議長(上杉健治君) 田邉農林水産課長。



◎農林水産課長(田邉貞夫君) 農業問題につきましてお答えをいたします。

 現在の農業を取り巻く環境は、込めや柑橘、畜産等全般にわたりまして国外に依存した農業資材の高騰と、世界的経済不況に伴う農畜産物価格の下落といったダブルパンチを浴びて、いまだかつてないほどの厳しい状況にあることは十分に認識をしております。

 WTO世界貿易機関では、自由貿易の立場から農産物の価格補償に対する問題点が議論されております。そのような中、以前の農産物の価格補償施策から集落の機能維持に向けた中山間地域等直接支払い制度や農地・水・環境保全対策、また担い手対策といたしまして水田経営所得安定対策、旧品目横断的経営安定対策でございますが、といった日本型所得補償施策にシフトしつつあります。基本的に、農畜産物価格に対する対策は困難と思われますが、農業用機械の共同化と、少しでも生産コストの低減に取り組むための集落営農の設立及び活動を支援しております。

 今後は、国や県に対しまして全国市長会や大分県市長会において、農業の持続的発展と長期的な展望を図るための施策や、将来にわたり一次産業の経営が行われるような早急な支援対策を講ずるよう要望しております。今後とも、所得補償制度の充実を含め、引き続き要望事項の実現に向けて取り組んでまいります。

 以上でございます。



○議長(上杉健治君) 三河生活環境課長。



◎生活環境課長(三河伸治君) それでは4番議員さんにお答えします。

 まず、質問の温暖化対策の1についてでありますが、現在杵築市では平成19年度に策定した杵築市環境基本計画に基づき、地球温暖化防止のための二酸化炭素排出量削減に向けて杵築市内における温室効果ガスの排出量を平成23年度までにマイナス6%、平成28年度までにマイナス10%の削減目標を掲げ、削減に向けた行動を実践するための啓発を中心とした取り組みを行っているところであります。

 主な取り組みとして、家庭部門のCO2削減対策としては、家庭生活における省エネ生活の推進とともに、本年度の新規事業として太陽光発電システム設置事業を新設し、新たに設置する場合の一部費用を補助する制度を実施いたしました。これにつきましては、当初4月から12月までの募集期間において50世帯を募集いたしましたが、5月末をもって募集件数に達しており、環境に対する住民の意識の高さが現れていると分析しています。

 また、事業所部門のCO2削減対策としては、環境への取り組みを効果的効率的に行うシステムであるエコアクション21認証登録制度の取得を推進しております。

 また、環境教育の一環として、市内の全小学校でアサガオ等による緑のカーテンづくりに取り組んでいます。このような取り組みを通じて、1990年度比で2011年度までにマイナス6%を達成するためには、年間2万4,106トンCO2の削減が必要となります。

 これにより、2009年度の杵築市における二酸化炭素総排出量は約22万9,170トンCO2と推定されます。これを1990年度比で見ると19%の増加となっており、内訳では特に家庭部門における39.6%の増加が大きな要因の一つと思われます。具体的な要因は、1世帯当たりの自動車保有台数の増加やエアコンの大幅な増加、またテレビや冷蔵庫の大型化等による電力消費量の急増等が考えられます。

 このような状況を踏まえ、今後の確実な削減に向けた取り組みの必要性を深く認識しております。

 次に、2の質問についてでありますが、2020年までの削減目標としましては、2016年度の削減目標であるマイナス10%の削減目標の実現を踏まえて、国が定めるマイナス15%の削減目標を基本に、家庭部門をはじめとする二酸化炭素排出量削減に向けた実践活動の取り組みに関する推進を図っていかなければならないと考えております。

 その具体的な取り組みにつきましては、家庭及び事業所等における太陽光発電システムの普及促進、廃棄物の減量、電化製品の省エネ対策、水の節約、自動車のエコドライブ実践による化石燃料の削減を推進するとともに、小中学校における環境教育を進めていきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(上杉健治君) 加来喬議員。



◆4番(加来喬君) では、行政の基本姿勢について再質問を行いたいと思います。

 先ほど2月26日に市に連絡があり、4月9日に説明会を行ったということが説明ありました。その説明会の中で、やはり市民の意向としては埋め土をあれ以上広げてほしくないと、そういう思い、強い思いがあるわけですよ。でね、私が民間と民間の間で売買するこの契約ですから、そこに市が介入云々ということはできないということは十分これは承知しているんです。その承知の上で、実はこういったことがあったという住民の方からの話があったんです。

 7月4日だったと思いますけど、住民のその土地を管理していたその方のところに、土地を売った業者の方が4人ぐらいで菓子箱を持ってきまして、ありがとうございました、おかげで売買契約ができました、というふうなあいさつに来たんです。その方は、住民説明会にも参加いたしましたし、その中でやっぱりこういった問題があるから売ってほしくないということをぜひ伝えてくれと市のほうに言った。そのことがあったから、何をここにあいさつしに来たんかいというふうに突っぱねたらしいんです。

 その業者の方は、何のことかわからず戸惑ったらしいんですけど、その説明をずっとしていく中でこういった土地の問題、埋め土の問題があれば私たちは売らなかったと、そういった説明があったんですよ。

 ですから、行政のほうが住民の皆さんの意向をくんで、説明はしましょうと、住民の意向は伝えましょう。でも、それから先は土地を売りたい業者の方が売ってしまうということに関しては私たち行政としてはもう何もできません、それは一線を引いてそれは仕方がないんですけど、その説明を行わなかったことに私は住民の方々から強い批判があると思います。

 地方公務員法の第30条をここでちょっと御紹介したいんですけれど、すべて職員は全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、かつ職務の遂行に当たっては全力を挙げてこれに専念しなければならない。全体の奉仕者としてね、やっぱり住民の側に立ってやってほしいんですよ。

 今後、こういったことが絶対にないように、住民の方々から言われたらやっぱりその意向は伝えてほしい、そういった態度で臨んでほしいと思います。市長、どうでしょうか。伝えるという、もう行政にとっては別段その拒否する云々という話ではないと思いますけど、こういった態度で臨んでほしいですけれど、市長の見解をお願いいたします。



○議長(上杉健治君) 堀田副市長。



◎副市長(堀田幸一君) 私のほうから、若干答弁させていただきたいと思いますけども、加来議員のほうもこの問題については、私も現地の説明会あるいは関係者との話し合いの場には同席させていただきましたので、経過については私も認識をしてるつもりでございます。

 そういった中でね、今後になってその会社のほうが、そういったことがあれば売るんじゃなかったなんかちゅう返事があったということについては今初めて私も聞かされたわけでありまして、当初会社のほうも担当者が何人も変わっとってうちのほうも若干戸惑った点があるんですけども、もともとこれは市のほうが売ってくださいとかだれかに買ってください、紹介したわけでも何でもないわけですね。

 その土地の所有者がいろいろ問題あるというのはうすうす感じてるからね、市のほうに対してこういった措置を、業者に売ろうと思ってるんですけどもどうでしょうかという相談が市のほうにあったわけです。

 ですから、そういうことであれば私どもは地元とのそういった、確かに埋めの問題は入ってますから、説明会なり意見も聞きましょうという形でそういった調整の場はつくったつもりだったんですけども、実はそのあとその業者のほうから今度は抗議的な面でかかってきたのか。もうこの話は2年前に売買契約ができとったんじゃと。それを市が要らんこと言うてくるから、この民と民の商契約が破談になりかけちあるけども、何の根拠をもって市がそこに介入するのかという強い申し入れが市のほうにあったんで。

 ですから、私どもは早速そういった業者の意見を受けて土地の所有者のほうへ確認を行ったら、実はそういった話はあったけども返事がなかったんで、当初のときはそういった担当のレベルでは売買の話できちょったけども、いよいよその所有権登記の段階ではもちろん入金もなかったんか知りませんけども、そういった後の話がなかったんで、上部に上げることなくいつの間にかその話は消えとったという形の中で、再度市のほうにそういった申し入れが来たということですから、そらもうそういうことであればうちとしても、おたくのほうが2年前の契約が残ってるんであればそれは当然会社と個人との売買ですから、そこはお互い二人でお話をしてくださいという形の中で一たん行政はそことは切ったんですけども、しかし現実問題としては地元の意見はそう確かにありました。

 ところが、その地元の説明会の中でも私どもが一貫して説明してきたのは、埋め土に関してはその山と全く関係ない、関係ないて言ったらおかしいけど、すぐ隣接した谷間を埋めて水田を畑にするんだという形の中での、これはもう3,000平米を超えてますから県の許認可の考えになっとるわけですけども、地元の人はその山も切ってそこも全部埋め土するんじゃないかという、そういった話が心配だという形でありましたんで、そこら辺は業者に対して説明を求めた段階では、いやそれは山は全く埋め土に使うつもりありませんと。シイタケのほだ場としてするんですよと。(発言する者あり)



○議長(上杉健治君) 加来議員、最後まで聞いてください。(発言する者あり)



◎副市長(堀田幸一君) はい。いいですか。そういった意味でするならば、地元には問題があるちゅうことについては業者当然知ってたと思います。市のほうが土地の所有者のほうにもう売ってもいいですよという返事はした覚えはないというふうに考えてますんで、その点御理解お願いしたいと思います。



○議長(上杉健治君) 加来喬議員。



◆4番(加来喬君) 私が再質問の中で質問をしているのは、業者間で売買することに関しては行政が要するに関与できないことは私も十分それは踏まえている上で質問をしてるんです。

 ただね、住民説明会を行って、住民の方々からやっぱりこういった問題があるからそのことは売るほうの業者に、土地を売るほうの業者にそのことは伝えてほしいという、そこはやっぱり住民としても踏まえてるわけですよ。ね。そのことが、今後こういったことがあればそこぐらいはできるんじゃないですかと、行政の基本姿勢としてね。やはり伝えることは伝える。だけど、そのあとはやっぱり業者間ですからやっぱ売買契約云々がありますから、それはいかんともしがたいと。それはもう仕方がないことなんですけど、そこはやっぱりやってほしいというそういった再質問なんですよ。

 内容についてはもう、これはもう要望でとどめておきます。今後の対応をきちんと求めたいと思います。

 次に移りたいと思います。杵築市の総合計画について質問をいたしたいと思います。先ほど、策定委員会の中で今年度新築にするのか改造にするのかということを結論を出すという形で答弁があったんですが、この第1次杵築市総合計画実施計画書ですね、私がこの実施計画書一番問題にしたいのは、この計画書が住民の要望に基づいている、そういった実施計画書になっていないということを指摘したいんですよ。

 2つ指摘をしたいと思います。まず1つは、フットボールパークの整備事業3億5,300万円です。今までね、市長の答弁もあったように、これまで15年から20年間ずっとこの杵築市議会でも議論をされてきて、杵築市議会では新築をしてほしいと、私も昨年の12月か9月だったと思いますけれど質問をいたしました。

 その時には、愛媛県の久万高原町、そこで4億円で木造の図書館をつくっていると。そういうことを例に上げて、そんなに10億円もかけなくても立派なものができるんじゃないかと。それを踏まえた上で、やはり新築に変えてほしいと、新築で考えてほしいということをやってきました。

 改修でいいという議論は一つもなかったと私は思ってます。なぜ、こういった形が行われたのか。なおかつフットボールパーク事業ていうのはこれまで議会では議論されてこなかったことですよ。住民からも、突然上げられてね、3億5,000万が来年ですよ着工。こういったことはおかしいと思いますが、市長どうでしょうか。住民の意見が反映されている計画と思うでしょうか。



○議長(上杉健治君) 泥谷企画財政課長。



◎企画財政課長(泥谷修君) まず、総合計画の内容でありますが、総合計画にはもう御承知のように基本構想、基本計画、それでこれを実施します実施計画という形になっております。

 この実施計画につきましては、先ほども申しましたが3年計画ということでこれは見直しをするんですが、特にフットボールパークであります。これにつきましては、今日本フットボール協会というのがあるんですが、そこの協会からのお話もありましたし、一つには山香地域の、つくる場所の今計画でありますが、今の山香統合中学校の奥の約3万ヘクタールばかしの土地であります。そこに設置を、3万平米です。3町ちょっとですが、そこに今計画ということであります。

 そうしますと、そこの土地の利用もできますしその土地につきましては今基金で、土地開発基金で持ってるんですがそれを購入するようになりますので、(発言する者あり)はい。

 それで、そういう山香地域農業振興にもつながるというなことで、今これを、今回3月の(「質問の意味わかってますか」と呼ぶ者あり)わかってます。基本計画に載せましたが、これに載せて初めて皆さん方にお配りしたんですが、皆さん方の御意見もお聞きしたいと。図書館についても同じようなことであります。総合計画の中で、実施計画の中で御意見をお聞きしたいということであります。



○議長(上杉健治君) 加来喬議員。



◆4番(加来喬君) 私が聞いてるのは、この計画書が住民の意向に沿ってないじゃないかと、民意をくんでないじゃないかということなんですよ、ね。これまでさんざん議論してきた図書館が1億円を切った予算で計上されてて、ぽっと出てきたサッカー場が3億5,000万の予算がついてて、おかしいなと思うのが当たり前じゃないですか。

 サッカー場についてはね、私はこう思うんですよ。山香の統合中学校、前云々ていう話がありましたけど、山香庁舎の前に立派な芝生があるじゃないですか。何だったら農業公園でも改修してできませんか。本当に必要なら、そこに予算を投じるべきですよ。でも、そういった事業計画になってないことが一番問題だと。住民の意向をくんだ予算、計画になってないことが問題だと思います。

 次の問題、農業問題から温暖化対策について、かけて、この総合計画も関係してくるので次の質問に移りますけれどね。本当に将来のことを考えて、その方向にやっぱり私は予算を組むべきだと思うし、そういった事業計画をつくってほしいと思います。要望しときます。考え直してほしいということです。

 そのことを踏まえつつ、農業問題に移りたいと思います。課長のほうから話がありまして、価格補償これについては品目横断、非常に非常に不十分ですけれど、現在品目横断という形でやられてます。所得補償については、農地・水・環境保全、それから中山間地、これも不十分ですね。十分であれば、今農家がこんなに苦しい思いをしてるはずがありません。

 集落営農を立ち上げながらということですが、これが本当に果たしてじゃあ救政策になるのか、市長にまず見解をお伺いしたいんですが、現在の農村・農業を取り巻く環境ていうものを市長は今実際どういうふうに感じられておるのか。今、実際どういうことをしなければならないと考えているのか。市長の見解をお願いします。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 雑駁でありますけど、御質問でありますので、当然現在の農業についてはやはりWTOの影響が大であります。これは、工業も農業も同じ金額の中での関税をやるということでありますから、これが一番の原因だろうと思います。

 そのような状況の中で、国の政策として減反が農家をだめにしたとこのような意見も出てくるわけでありまして、御案内のとおり国会でも大臣が筆頭になって重ねてまいりましたけどね。なかなかこれもどちらがいいか結論が出ないまま、今年度は従来のような形で減反を奨励をしていくという形の政策になっております。

 そして、そのような状況の中で、基本的に国は集落営農を推し進める。しかし、その挟間でそれに該当しない農家の方がたくさんいる。今後は、そのような方々をどのように農業としてやっていくか、午前中にもお話がありましたそういったため池等々がやはりだれが守っていくのかということになれば、やはり周辺の人たちが見れなくなれば当然公の形の中で支援をしていかなければなりませんし、しかし、それはすべてをやるということは不可能でありますから、当然国策としてそれを国がどのようにし、また自治体どのような配分でやっていくかということになろうかと思いますけど、根本的にはやはりつくってそして高く売れて、住民の方々が喜んでいただける安全・安心の作物が一番だろうとこのように思っております。

 ですから、そのような状況の中で、現在ではやはり一番シイタケが毎年高くなっております。これが、中国等々の偽装やいろんな問題でやはり国民の皆さんは安全・安心の食品を求めてるということであります。

 ですから、全体の農業の場合もそのような形で、化学肥料を使わずに有機農法に変わっていくというような状況でありますから、やはり安全・安心の農産物をつくっていくということが一番だろうと思いますし、その点では当杵築市では山香にありますエコランドのああいった有機農法をぜひ奨励をして、そしてこの地域ではそういった安全の食品のためにやっていく、それがまた住民の人からも信頼をされていくということであります。

 そういう中で、国の製作として自給率を今40%切ってるような状況を、51%まで持っていきたいということでありますんで、その前提にはやはり安全・安心の食品をつくるということが前提だろうと思っておりますので、私は農政に関してはそのような方向でいくのがいいとこのように思ってるところであります。



○議長(上杉健治君) 加来喬議員。



◆4番(加来喬君) 安全・安心の農産物つくるということに関して私も大賛成です。シイタケの例を市長出されて、実際そのとおりなんですよね。シイタケがなぜここまで復活したかというと、要するに自発的なものもありますけれど、輸入量が減ってきた。なおかつ、国内産のシイタケを消費するようになってきた、そのことによってやっぱり価格持ち直してきたんですよ。

 でね、今安心・安全という話がありましたけれど、じゃあ今農家の方々が安心・安全の作物をつくってないかというとそうではないと思うんですよ。きちっとつくって、頑張ってつくってる。それでも、やっぱりやっていけないところに大きな問題があると思うんです。

 山香のほうで、農家の方がこういう状況だということを私は聞きまして非常に危惧しているんですけど、実際もうあと3年つくったら自分たちはできないと言うんです。つくれないと。水の管理ができないと言うんです。周辺の農家がどんどんどんどんやめていって、気がついたらもうあと5軒しかない。もうあと3年たったら自分も80になる。

 活性化センターの話も出ましたけどね。活性化センターの人たちがつくったらどうですか、水の管理だけしてくれたらあとは田植えから稲刈りから全部やりますよ、それでもできないていうんですよ。そこまでもう深刻化している。

 それと、もう農地を、先祖代々から受け継いだ農地を守るのがやっとだ、こういう状況を解決しない限り私は限界集落といわれる現状も、それから今の後継者問題も全く解決をしないと思います。

 所得補償のほうは、課長のほうがオーケーというかそういう話が出ましたけれど、私は所得補償だけではなくて価格補償、それから農産物の輸入制限、こういったこともあわせてやっていただきたいと思います。

 市長が、農業農村活性化協議会の九州の会長なられたということなので、ぜひそのことも(「整備協議」と呼ぶ者あり)整備協議会、そのこともあわせて国に要望していただきたいと思います。

 もう一つ、市の単独で予算で組んでできることをちょっと要望したいんですが、シカ、それからイノシシ、こういう実害の削減のための予算をぜひともこれ増額をしてほしい。そのことによって実害を減らしてほしい、実害を減らしてほしいんです。予算を拡大して害を減らしてほしいんです。イノシシとシカをなくしてほしいんです。害を。そのことの予算拡大をぜひお願いしたいんですが、そのことについてどうでしょう。



○議長(上杉健治君) 田邉農林水産課長。



◎農林水産課長(田邉貞夫君) 前回、前々回ですかね答弁をさせていただきました、田邉議員さんに答弁させていただきました中山間の総合整備事業。で、今各集落ごとで取り組む要望のあるところにつきましては、杵築地区と大田地区につきましてはもう現地をチェック終わりました。山香地区につきましても、これから早急にチェックに入りたいというふうに考えております。

 基本的には、ここでその被害防止を取り組むんではなく、集落全体で取り組んでいくていうのが一番効果的でもあります。そういう意味からいえば、中山間の総合整備事業、負担率5%、若干単価は高くなりますけど、恒久的な防護柵の設置を取り組むことが重要ではないかなていうふうに考えております。今後とも、その総合整備事業を充実するように取り組んでまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(上杉健治君) 加来喬議員。



◆4番(加来喬君) では、その総合整備事業で実害が減るということで、そういう認識でよろしいでしょうか。



○議長(上杉健治君) 田邉農林水産課長。



◎農林水産課長(田邉貞夫君) これにつきましては、山香地区で2カ所、大田地区で1カ所、前例としてそういう恒久的な防護柵をというのは1カ所なんですけど、そういうところを設置したところにつきましては、今イノシシ等の被害には遭っておりません。これが、中山間の総合整備事業で行うような網、金網、防護柵であれば、その被害防止にはつながっていくというふうに確信をしております。



○議長(上杉健治君) 加来喬議員。



◆4番(加来喬君) 杵築市全体のその農業に関してはどうでしょうか。



○議長(上杉健治君) 田邉農林水産課長。



◎農林水産課長(田邉貞夫君) これにつきましては、先ほど答弁させていただきましたように、杵築市全体という意味じゃなくて集落ごとで取り組んでいくと、集落の農地を集落が守っていくというスタンスで今後とも推進してまいりたいというふうに考えております。



○議長(上杉健治君) 加来喬議員。



◆4番(加来喬君) 先ほどから、ずっと農業について指摘をしてきたんですけどね、その集落が高齢化によって維持できなくなるような状況が今現実生まれてきてます。

 そのことについて、私は市単費でできること、やっぱり新規に取り組んでいただきたいし、国、県もそうですけど国に対して根本の農政の転換を強く求めていただきたいということを要求しまして、次の温暖化対策に移りたいと思います。

 残り15分となりましたが、現在杵築市が取り組んでいるCO2削減のさまざまな事業がありました。省エネ生活の推進、啓発中心の推進、ソーラーパネル設置、それからエコアクションから緑のカーテンというふうにありました。

 ソーラーパネルの設置については、私は先進的であるし、調べてみましたら大分県では日田市と杵築市ですね、先進的に取り組んでいる、これはもう高く評価をしたいと思います。

 要望したいのは、これを広げてほしいんですよ、本当に。具体的に、ちょっと削減数値というものがなかったんで、市長のほうには資料をお渡ししております。それから、課長のほうにもお渡しをしたと思いますので、それをごらんいただきたいと思いますが、このグラフは杵築市の二酸化炭素、CO2排出量を数字をこれはグラフにしたものです。1990年度、それから2000年、2003年、それぞれのCO2、二酸化炭素が増えてきたということです。

 先ほど答弁にもありましたように、2009年度が19%でしたかね、増加している。実際、どんどんどんどん増加していって、削減する削減する、いろんな事業に取り組みながら実は削減ができていないというこういう実態は、このまま続けていくんではなくて今この時期で、この時点で思い切って切りかえる必要があると思うんですよ。そうしなければ、本当に未来の子どもたちのためにこの環境を残すことができない、私は強くそう思います。

 そのために、市長にまず強く決断していただきたいのは、大幅削減をこの杵築市からやっぱり発信していくべきだと思うんですよ。政府は、マイナス15%、これは2005年度比ですから、1990年度比で直すとマイナス8%ですが、これではなくて1990年度比で私はマイナス30%のCO2を削減すべきだとそういうふうに思いますけど、市長はどういうふうに考えますか。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) 大変地球規模の問題ですから、私個人がどうのこうのということよりも、私が早速環境基本計画を立てたわけであります。

 そのような状況の中で、必然的な今職員、大変この生活環境課頑張っていただいておりまして、先般の新聞にも出てましたけど、杵築のほうでこの削減の関係で各企業にも今後の協力要請等々、NPO法人を通じての形で集会をやったわけであります。そのようなわけで、当然政策的な形ということでこの太陽光についてはいち早く、担当を含めましてぜひやりましょうということでスタートしたわけであります。

 その節は、25円だったのが50円になるというようなことでまた大きくこの利用度が増えてるわけでありまして、担当者はまたこれについて、ぜひ今議員のおっしゃるとおり積極的に追加をしてやっていきたいというような傾向であります。

 ですから、このような形の中でありますから、当然ごみの量からいろんな形で頑張ってきております。また、市でもこのスーパーの要するに買い物かごの作戦もそんな形で一生懸命努めておりますから、担当もかなり頑張っておりますし、そのような形で積極的にやってるというふうに思っております。



○議長(上杉健治君) 加来喬議員。



◆4番(加来喬君) もちろん各課が、生活環境課が何もしていないというふうに言ってるわけじゃなくて、例えばソーラー発電の補助金に関しても、これはもう県内で一番、たしか一番最初だったと思うんですよ。このことは高く評価するんです。

 でもね、実際やるやるって言っていながら、実際のところは1990年度比でもう19%のCO2増加なんですよ。残り、来年再来年でマイナス6%までもっていかなきゃならないってときに、こういった状況ではいかがなものかていうふうに話をしてる。

 今の現時点でね、もちろん杵築市がやってることは先進的ですよ。企業に対して、いろんな協議会を通じながらやっていきましょう、全体的に取り組みをやってることに関しては高く評価します。これは評価していいと思います。でも、具体な削減目標を決めて削減量を決めて、じゃあその具体的な削減計画のためにどういった形でどういった予算をつけていくのか、ここが今問われてると思うんです私は。

 市長は、もう地球全体規模のことでって言われましたけどね、私はその地球全体規模のことをまずこの杵築市から初めていくべきだというふうに思います。私は、ここにありますように、一番端にありますように1990年度比で30%CO2を削減すべきだと考えます。

 そのためには、製造業、交通、旅客、貨物ですね、それから家庭、業務部門でそれぞれやはり責任を持って30%削減して、その責任を果たすべきだと思います。そのために、お渡しした資料にありますが、家庭部門ではじゃあ30%減らすためにどれだけのCO2削減が必要か、このことを一応試算をしてみました。

 太陽光発電、すいません。家庭部門で2万731トンですね。これだけのCO2を2020年までに削減しましょうという計画です。そのために、じゃあ具体的にどういった計画を実行しなければならないか。太陽光発電システムの普及がやはり急がれると思います。

 杵築市では、全体で現在1万3,544世帯あります。このうちの40%、普及率40%と見込みました。に、その太陽光発電システムをつけるとした場合、5,417世帯です。これを1世帯当たり約1トンのCO2を削減できたとした場合に5,122トン削減できます。

 レジ袋、先ほど市長の説明がありました。計算してみましたら約300トンです。ごみ減量、これも大幅な削減が必要だと思います。さらなる削減で832トンのごみ削減を計画すべきだと思います。

 それから、水道にかかる電力を太陽光発電、これは浄水場更新がありますね。それに関して、やはり太陽光発電を設置すべきだと思います。これで500トン。それから、LEDの蛍光灯の推進普及、これも結構大きいと思うんですよ。1,303トン、これは杵築市の1万3,544世帯の約半数、50%が1世帯当たり5本の蛍光灯をLED蛍光にかえた場合です。こういったことも検討すべきだと思います。

 それから、電気自動車、BDF、これはバイオディーゼル燃料ですね。公共交通機関の充実、これで9,000トン減らせると思います。詳しい資料については、検討していただきたいと思います。数値等も入れております。それでもなおかつ、やはり2,000トンから3,000トンのCO2削減が求められるわけです。これについてはね、私はライフスタイルの大幅な変更がやっぱり求められると思います。

 2点上げたいと思います。まず1つは、食料自給率の向上ですよ。二酸化炭素を使って外国から食料品を買い入れる、自分のところでつくれるのに。そういったライフスタイルをやっぱりやめていく、そのためにも私は価格補償、所得補償が必要だし、農家の方々につくれるだけの能力があるんだから、やっぱりそこを求めて国に要望してほしいと、あわせて要望してほしいと思います。それが2,500トン。

 それから、国産木材の使用促進5,500トン、これも資料にお渡ししてるように、38坪の住宅を国産材で建てた場合に約11トン、1棟当たり11トンの二酸化炭素削減できます。毎年50棟の国産材の家を建てたときに、10年間で5,500トン。これは、地元のいわゆる業者、大工さん含めそういった経済効果も非常に大きいと思います。こういったことをあわせて行っていけば、私は30%削減というものは可能だと思います。ぜひ、私は杵築市が今現在行っている行政の姿勢に対して評価をしていないわけではなくて評価はしているんです。

 ただ、具体的な削減目標と削減計画を策定して、それについてやっぱり実行していくというね、こういったことが今現在求められていると思いますので、家庭部門だけではなくて製造業、それから交通業務に関しても考えられるありとあらゆる手をとっていただきたいと思います。

 最後に、時間がなくなりましたので市長に見解をお伺いしたいと思います。先ほど、課長のほうから藤ケ谷清掃センターのことで説明がありました。2025年までに、1年間に、ごめんなさい、137トンの焼却量を計画しているということでした。137トンでいくと、このいわゆる200トンの計画でいいわけですよ。

 ところが、焼却計画ではこの計画、いわゆる一番上の点線計画になっていまして、その焼却の棒グラフもCO2を削減しない計画になってるんです。私は、こういった計画はそもそも見直すべきであると思いますし、今計画そのものがストップしている、入札がとまっている時点で私は再考すべきだと思いますけど、CO2を削減して地球温暖化を食いとめるためにも英断が必要と思いますけど、市長の見解を求めます。



○議長(上杉健治君) 八坂市長。



◎市長(八坂恭介君) この藤ケ谷清掃センターにつきましては(「1分しかありませんから簡潔にお願いします」と呼ぶ者あり)はい。長い間議会でも話をしてきているわけであります。

 暴論をはく人もいましてね、何でも燃やしていいんだとそういう学者も、いろんな今イベントやってますからそういう人もいるわけで、私は今あなたがおっしゃったこと、広域の皆さんもお聞きしてますからね。気持ちはわかりますよ、そのような。

 しかし、これからの先はどのような状況で動いていくか、市は市としての対応の中でやっていきたいと思いますし、これをやって将来減していくから規模を小さくしていいということですけど、反対に、逆に言えば我が国も決めましたけど反対に増えてるわけですよね。

 理想とすればそれが正しいと思いますけど、基本的な状況の中で今までの積み上げたことについてそうしたらどうかということでありますけど、これは広域圏の全体の問題ですから、あなたの意見として聞いておきたいと思います。

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○議長(上杉健治君) これをもちまして本日の日程を終了します。再開は明日16日の火曜日、午前10時からです。

 本日はこれをもって散会します。御苦労でした。

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午後5時26分散会

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