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大分県 津久見市

平成24年第 2回定例会(第2号 6月18日)




平成24年第 2回定例会(第2号 6月18日)





 
平成24年第2回津久見市議会定例会会議録(第2号)


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   平成24年6月18日(月曜日)


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〇議事日程(第2号)


 平成24年6月18日(月曜日)午前10時開議


 第 1 一般質問


 第 2 議案第49号から議案第61号まで及び議案第64号


     (質疑・委員会付託)


 第 3 意見第2号


     (提案理由説明・質疑・委員会付託)


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〇本日の会議に付した事件


 日程の全部


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〇出席議員(14名)


    1番  ? 野   至 君


    2番  塩 ? 雄 司 君


    3番  谷 本 義 則 君


    4番  吉 良 康 道 君


    5番  黒 田 浩 之 君


    6番  森 脇 千恵美 君


    7番  宮 本 和 壽 君


    8番  小手川 初 生 君


    9番  ? 野 幹 也 君


   10番  小 谷 栄 作 君


   11番  知 念 豊 秀 君


   12番  清 水 美知子 君


   13番  西 村 徳 丸 君


   14番  安 藤 康 生 君


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〇欠席議員(な し)


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〇説明のため出席した者


    市長          吉 本 幸 司 君


    副市長         蒲 原   学 君


    秘書課長        飯 沼 克 行 君


    総務課長        黒 木 章 三 君


    総務課参事(兼)


    契約検査室長      関   憲 二 君


    総務課主幹       黒 枝 泰 浩 君


    総務課主幹       上 杉 一 洋 君


    政策企画課長(兼)


    合併推進課長      内 田 隆 生 君


    税務課長        江 藤 善 文 君


    市民生活課長(兼)


    人権対策室長      鳥 越 俊 一 君


    環境保全課長      小 泉   裕 君


    環境保全課参事     大 村 裕 二 君


    健康推進課長(兼)


    長寿支援課参事     幸   泰 秀 君


    長寿支援課長(兼)


    健康推進課参事(兼)


    福祉事務所参事     松 下 俊 喜 君


    会計管理者(兼)


    会計課長        古 谷 慎次郎 君


    上下水道課長      川 辺 邦 彦 君


    福祉事務所長(兼)


    長寿支援課参事     左 藤 雅 夫 君


    農林水産課長(兼)


    農業委員会事務局長(兼)


    商工観光課参事     竹 田 光 徳 君


    商工観光課長(兼)


    農林水産課参事     旧 杵 洋 介 君


    都市建設課長      古 谷 修 一 君


    都市建設課参事     薬師寺 博 昭 君


    土地対策課長(兼)


    土地開発公社事務局長  平 野 正 廣 君


    消防長         塩 ? 英 次 君


    消防本部次長(兼)


    消防署長        上 田 英 三 君


    教育委員会


    教育長         山 田 修 治 君


    管理課長(兼)


    学校教育課参事     増 田 浩 太 君


    学校教育課長      中津留 則 之 君


    生涯学習課長      小野崎   宏 君


 監査委員


    代表監査委員


    事務局長        軸 丸 重 信 君


 選挙管理委員会


    事務局長        (監査委員事務局長が兼務)


 公営企業


    水道課長        (上下水道課長が兼務)


           ──────────────────


〇議会事務局職員出席者


    事務局長         麻 生 達 也 君


    主幹(兼)書  記    宗   真 也 君


         書  記    吉 田 恵 里 君


         書  記    宇都宮 志 伸 君





              午前10時00分 開議


○議長(?野幹也君)  皆さん、おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおり定めましたので、御協力願います。





◎日程第1 一般質問





○議長(?野幹也君)  日程第1、一般質問を行います。


 8人の諸君から通告があっていますので、順次質問を許します。


 6番、森脇千恵美君。


              〔6番森脇千恵美君登壇〕


○6番(森脇千恵美君)  皆さん、おはようございます。森脇千恵美でございます。きょうは2点について質問させていただきます。


 1点目として、震災瓦れき処理問題について、3月21日の議会で可決された「東日本大震災における瓦れきの受け入れに関する決議」は議員全員14名の決議で、私も賛成しました。不安と疑問を感じながらも、議員全員の決議にしたいとの声に押されて苦渋の決断をしました。


 5月27日の県主催の瓦れき説明会と2日後の県と市長の「試験焼却合意報道」を見て、余りにも急ぎ過ぎではないかと感じました。その後、市長は「試験焼却合意」を撤回しました。決議の中にも「放射線量の測定等十分な体制を整え、住民の不安解消のため情報公開に努め、説明責任を果たす」とうたわれています。この部分がまだ、私は議員になって5年、1期目のときから住みなれた場所で不十分です。「安心安全に暮らすまちづくり、子どもの笑顔があふれるまちに」を胸に活動してきました。震災瓦れき処理問題については、そのような観点から質問させていただきます。


 (1)市が主体となった説明会の開催について、5月27日の県主催の瓦れき説明会では県は津久見市から、「津久見市は議会の議決を受けて」といい主体的にどこが責任を持ってやろうとしているのか明確にされませんでした。主体はどこか市長にお尋ねします。


 私は、主体は津久見市民であり津久見市だと思います。太平洋セメントも「地元住民の同意が前提」と繰り返し言っているわけですから、県に一方的に寄りかかるのではなくて、市が主体となってきめ細かに説明会を行うほうがいいと思います。市長の御見解はいかがでしょうか。


 (2)近隣の市民への影響及び反応について、今、関西電力大飯原発3・4号機の再稼働問題で揺れています滋賀県の嘉田由紀子知事と京都府の山田啓二知事は安全監視体制に周辺自治体を参加させるよう求めています。今回の瓦れき問題は周辺自治体住民、とりわけ臼杵や佐伯の住民も大きな関心を寄せています。この10年間、両市とは合併について話し合いを進めてきましたが、いまだ実現していません。将来のことも見据えながら、何らかの形で両市の住民の意見を聞く場があっていいと思いますが、いかがでしょうか。


 (3)震災瓦れきの種類と処理量等について、ア.太平洋セメントの受け入れは木くずですか。瓦れきもいろいろな種類があると思います。太平洋セメントの設備の関係から木くずと聞いていますが、間違いないでしょうか。


 イ.木くずの処理能力は(太平洋セメント)、年間2万2,500トンと聞いていますが、よろしいでしょうか。


 ウ.瓦れきの受け入れの量は。北九州市は瓦れきを4万トン受け入れるとしていますが、津久見市も同じくらいの量になるのでしょうか。


 エ.北九州市と同じくらいとしたら、約2年かかります。そのような認識でよろしいでしょうか。


 オ.「放射能の濃度は1キログラム当たり100ベクレル以下だから大丈夫」と県は説明しましたが、4万トンならば40億ベクレルになります。大丈夫と断言できますか。


 カ.従業員の安全対策や大気汚染、水質汚濁の対策はどのようになるのでしょうか。


 キ.輸送手段は船、貨車、トラックのどれですか。


 (4)風評被害対策と責任の所在について、県下ではシイタケも被害を受けています。津久見の主要産業であるミカン、新鮮な魚、観光スポットとして注目されているイルカ島、太平洋セメントのラベルに影響があるのではないかなどが心配されます。具体的な被害が出た場合は、どこに相談すればよいでしょうか。その補償を含めた責任の所在を明らかにしてください。


 (5)近隣住民や子どもの健康調査について、太平洋セメントで焼却した場合、煙突から出るちりに放射能が含まれる可能性が高いと思われます。空気の汚染は内部被爆をもたらします。近隣住民や特に子どもに健康調査が必要と思いますが、いかがでしょうか。


 ア.子どものセシウムを吸い込むことによる内部被爆の調査はどうするのか。煙突から放射能が出た場合、内部被爆をする恐れがあります。内部被爆の調査をぜひやってほしいのです、どうでしょうか、お伺いいたします。


 イ.健康被害が生じたときの責任の所在は、健康被害は3年ぐらいたたないとわからないそうですが、日ごろから基礎データが必要です。健康被害が生じたときは、国か県か市か太平洋セメントなのか、責任の所在をお聞かせください。


 (6)放射能の検査はどうするのか、本市には放射線量をはかる測定器が1台もないと認識しています。日ごろから測定をし、基礎データをとること、有事に備えなければわからないと思います。放射能の検査についてどのようにお考えですか、お聞かせください。


 (7)瓦れきの処理で津久見市にメリットがありますか。阪神大震災のときの瓦れきの処理費は1トン当たり2万2,000円ですが、今回の広域処理では3倍以上の7万円かかるそうです。太平洋セメントはもちろん企業ですから、利益を考えるのは当然ですが、津久見市にも国や県から公共工事の予算をつけるなどの恩恵があるのでしょうか。


 (8)瓦れき試験焼却を強行するべきではないと思いますか。5月27日の県による瓦れき説明会では「瓦れきの試験焼却をやらせてほしい、そうすれば安全性が証明できる」ということでした。太平洋セメント熊谷工場での実証実験についても問題なかったことを強調しました。そして2日後の市長と県知事による試験焼却の合意発表により、大きく混乱しました。とにかく試験焼却さえ実施すれば安全性は証明できるし、瓦れきの受け入れはできるという強引な手法が目につきます。市民合意を得るという民主主義は時間がかかるし、かかって当然なのです。市長の御見解をお聞かせください。


 (9)太平洋セメントと市で結んだ「公害防止協定」、「廃棄物処理に関する協定書」、「ごみ焼却灰の処理に関する覚書」と諸協定の点検とその遵守について。公害防止協定には無過失賠償説明責任条項があり、住民の健康または財産に被害を与えたと認められるときは太平洋セメントは故意・過失の有無にかかわらず、その被害の補償を行わなければならないとあります。風評被害の責任の問題も含め、これが適用されるのかという問題もあります。また近年、悪臭がするといった苦情や自治体の焼却灰をセメント資源として活用する事業も行っているが、東日本のほうから入っていないのか心配だとの声も聞きます。これらの心配は市が太平洋セメントに協定に基づいて資料を公表させたりして、市民を安心させる義務があると思います。その義務を果たしているといえますか。


 2点目として、学校給食について、学校給食は成長期の子どもたちにとって健康面だけでなく、心の成長の面において大きな影響を与えるものです


 (1)自校炊飯にかかった費用について、3月議会でも質問しましたが、4月よりパン給食がなくなり、各学校で御飯を炊いています。炊飯器や食缶等の購入代270万は出ていましたが、その他、洗米機やざる、はかり、ガス管の工事費、炊飯器を置くテーブルやパートの方6人のエプロン代、検便代、研修費の費用など自校炊飯にかかった費用をお聞かせください。


 (2)2校拠点方式の学校給食はいつから始まりますか。今、建設中の一中の調理場をいつから始動するのか、それに向けてのタイムスケジュールをお聞かせください。


 (3)協議会の開催について、給食はつくる人や運ぶ人、食べる人、食材費を払う人などさまざまな人がかかわっています。子どもたちにとって、安心・安全でおいしい給食を実現するためには、いろいろな立場の人の意見を聞き、それを反映させていくことが大切です。いろいろな人が声を出せる体制づくり、協議会の開催についてお聞かせください。


 (4)給食を受け入れるプラットホーム等の条件整備に対して、早目に学校への説明を、各学校では給食を受けるプラットホーム等の条件整備が必要になります。早目に各学校への説明を行い、要望を実現できるようにしていただきたいと思います。この件に関しまして、どのようにお考えでしょうか。


 (5)調理室の環境整備について、3月議会でも質問しましたが、学校給食衛生管理の基準によると、調理場は温度25度以下、湿度80%以下にすることとなっています。調理室にはエアコンがなく、真夏は室内35度を軽く超え、炊飯設備が入ったことで室温が高くなり、これから夏場にかけて食中毒等の危険性がさらに高くなってしまいます。調理員だけに安全性を任せるのではなく、施設、整備面の充実を図り、「子どもたちに安全で安心な給食を」ということで、何らかの改善を考えていますか、お聞かせください。


 これで私の1回目の質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。


           〔6番森脇千恵美君降壇質問者席着席〕


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


              〔市長吉本幸司君登壇〕


○市長(吉本幸司君)  それでは、森脇議員さんの御質問にお答えいたします。


 1点目の(1)から(3)、(5)、(6)及び(9)並びに2点目につきましては、担当課長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。


 1点目の震災瓦れき処理問題について、(4)風評被害対策と責任の所在についてお答えいたします。


 東日本大震災の地震や津波により、岩手県で通常の約12年分、宮城県では約14年分にも上る膨大な量の廃棄物が発生しました。私はこのような被災地で処理し切れない災害廃棄物を日本全体が広域処理に協力することで復旧・復興を進めることが不可欠と考えています。もとより大分県が受け入れを検討している災害廃棄物は、従来から県の安全基準で定める100ベクレル/キログラム以下のもの、つまり通常の廃棄物と変わるところのないものを対象としており、健康に影響のないものであります。これを市民の皆さんに十分理解していただくことがまず必要と考えています。


 しかしながら、津久見市においても農業や水産業に携わる方々から風評被害を懸念する声をお聞きしました。このため先週金曜日に広瀬知事を訪れ、その対策について御相談をして来ました。広瀬知事からは「現在、災害廃棄物を受け入れている1都4県においては、風評被害の実例はないと聞いている。また窓口を設置している県もない状況である。しかし、万が一の場合には生活環境部に相談窓口を設置し、鳥インフルエンザ発生時の風評被害対策と同様に全庁体制で対応する。」という話があり、県が責任を持って国と対応するという方針を示していただいたところであります。今後とも風評被害対策については、国や県と連携しながら取り組んでまいりたいと考えています。


 また次に、瓦れきの処理で津久見市にメリットがありますか、についてお答えいたします。


 私としては震災復興のため、瓦れき処理が重要な課題であり、国・地方を挙げて支援を行うことが重要と認識しています。被災地の一日も早い復興に積極的に協力したいという思いがあるだけで、津久見市にどれだけ利益があるかなどということは考えておりません。大分県が、また津久見市が広域処理を担ったということを東北の被災地の皆さんや全国の人たちに知っていただくことが何よりも大事なことではないかと考えております。


 次に、(8)瓦れき試験焼却を強行すべきではないと思いますか、についてお答えいたします。


 災害廃棄物受け入れにおける瓦れきの試験焼却は、さまざまなデータを測定し、今後災害廃棄物受け入れの可否を市民の皆さんに考えていただく上で、安全性を理解するためにぜひとも必要と考えています。県は「どこからどのようなものが、どういったルートで大分に入ってくるかもわからないという現段階では県民に不安が広がる。受け入れ態勢を確立した上で、安全であるというデータを県民に示すことが大事であり、そのためにも試験焼却が必要である。」という考えであります。私も同じ考えであり、市民の皆さんに瓦れきの広域処理についてその必要性や安全性を理解していただき、不安の解消を図るためにも試験焼却の必要性を丁寧に説明していきたいと思っております。


 以上でございます。


              〔市長吉本幸司君降壇〕


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  1点目の震災瓦れき処理問題について、(1)市が主体となった説明会の開催について、お答えいたします。


 津久見市としましては、国・県・市・民間とで役割分担を明確にしながら連携し、震災瓦れき処理問題について対応を進めておりますが、説明会の主体はあくまでも大分県であり、津久見市は協力するという立場で廃棄物処理の安全性について地域住民の皆様に理解していただきたいと考えております。


 次に、(2)近隣の市民への影響及び反応について、(5)近隣住民や子どもの健康調査について、ア.子どものセシウムを吸い込むことによる内部被爆の調査はどうするのか、イ.健康被害が生じたときの責任の所在は、については関連性がありますので一括してお答えいたします。


 広域処理を予定している災害廃棄物は、原子炉等規制法に基づくクリアランス基準(100ベクレル/キログラム以下)の放射性物質として取り扱う必要がないもの、いわゆる一般廃棄物と変わりありませんが、さらなる安全・安心を確保するために県と協議の上で、定点測定を実施することにより近隣市民の皆様や近隣の住民の方々、そして子どもたちへの安全性の確認をしていきたいと考えております。


 次に、(3)震災瓦れきの種類と処理量等について、ア.太平洋セメントの受け入れは木くずですか、イ.木くずの処理能力は(太平洋セメント)、ウ.瓦れきの受け入れの量は、エ.北九州市と同じくらいとしたら約2年かかります。そのような認識でよろしいですか、オ.放射能の濃度は1キログラム当たり100ベクレル以下だから大丈夫と県は説明しましたが、4万トンならば40億ベクレルになりますが、大丈夫と断言できますか、カ.従業員の安全対策や大気汚染、水質汚濁の対策はどのようになるのですか、キ.輸送手段は、船、貨車、トラックのどれですか、は関連性がありますので一括してお答えいたします。


 現時点では太平洋セメントさんに正式に要請もしておりません。仮に今後受けていただくことになれば協議の中で検討する項目ですので、今後協議の中で検討してまいりますので御理解をお願いします。


 次に、(6)放射能の検査はどうするのか、についてお答えいたします。


 大分県における広域処理の進め方に示された検査体制は、搬出時は被災地の自治体、搬入時は受け入れる大分県が検査を行うほか、県は大分県内の積みかえ施設などで検査を行うとともに、被災地や受け入れ自治体においても適宜二重、三重の検査を行い、市民が納得する検査体制で安全を確認し、放射能濃度等の測定結果はホームページで公表することとなっております。


 次に、(9)太平洋セメントと市で結んだ「公害防止協定」「廃棄物処理に関する協定書」「ごみ焼却灰の処理に関する覚書」と諸協定の点検とその遵守について、お答えいたします。


 市及び太平洋セメントは昭和47年に「公害防止に関する基本協定」、平成14年に「廃棄物処理に関する協定書」、平成18年に「ごみ焼却灰の処理に関する覚書」を締結しております。津久見市としましては、本来の環境特性を生かした快適な生活環境を次の世代に受け継いでもらうためにも、各諸協定の遵守を求めてまいります。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  中津留学校教育課長。


○学校教育課長(中津留則之君)  2点目の学校給食について、(1)自校炊飯にかかった費用について、お答えいたします。


 市内6校の小・中学校における各調理場の配ぜん棚、水道管、ガス管等の改修費として48万円、そして備品購入費は食缶218万円、炊飯器49万円、計量器、洗米機など33万円、計300万円で改修費と備品購入費の計で348万円であります。ただし、備品のうち食缶は給食共同調理場で使用するものを前倒しして購入するものであり、炊飯器、洗米機、計量器は、今後防災用の備品として、また地域のイベントや行事での有効活用を図ってまいります。


 次に、(2)2校拠点方式の学校給食はいつから始まりますか、(3)協議会の開催について、は関連性がありますので一括してお答えいたします。


 現在建設中の第一中学校体育館及び給食共同調理場は、ことし9月末には完成予定であります。完成後は10月より給食共同調理場において調理器具等の点検及び調理員の実習等を行い、円滑な作業等ができるよう準備を整え、第一中学校への給食の提供を平成25年1月より行います。そして、子どもたちに安心・安全な給食が提供できるよう幅広い意見を集約するため津久見市学校給食拠点化等運営協議会を開催し、25年4月からは第一中学校を拠点とし津久見小学校、千怒小学校に給食を配送する方式がスムーズに行われるよう進めていきます。


 次に、(4)給食を受け入れるプラットホーム等の条件整備に対して早目に学校への説明を、についてお答えいたします。


 新たに津久見小学校、千怒小学校の2校にプラットホームを設置するため、今後は補正予算を計上し、平成25年1月に完成を予定しています。このスケジュール等につきましては、津久見市学校給食拠点化等運営協議会の中で説明していきます。


 次に、(5)調理室の環境整備について、お答えいたします。


 自校炊飯による調理室の湿度上昇対策のため換気が十分行えるよう堅徳小学校、津久見小学校、第一中学校において網戸の設置、改修等を行うなど調理室の環境整備に関する取り組みを行ってきました。今後も各学校の調理室の環境整備については、衛生面や施設設備の安全面において中部保健所や県教委の体育保健課による検査等を適切に行い、湿度、温度を適切に保つ環境整備や食中毒予防のための衛生管理などの万全を期し、調理室の安全衛生や環境整備の充実に努めていきます。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  御答弁ありがとうございました。それでは、再質問をしていきたいと思います。


 (1)の説明会についてなんですけども、これは県が主催だということなんですが、(3)もちょっと関連があるんですけども、(3)の瓦れきの種類とか処理量等ということを各地域に回って説明をするときにこういうことがきちんとなされていないとなかなか市民の方の理解が得られないのではないかと私は思うんですけども、この間、副市長さんの話の中では、「試験焼却をします」と手を挙げなければ、「どこの瓦れきが入ってくるか、どれぐらいの量が入ってくるか」ということが明らかにならない、そこから初めて協議が始まるということなんですが、その辺は説明会にそれではどのような説明をされるおつもりでしょうか。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  広域処理の流れを説明いたしますと、あくまでも被災した自治体が災害廃棄物を、仮に太平洋セメント大分工場さんにお願いをしたいと、こういう要請があって、太平洋セメントさんがそれを受けるということになって初めて広域処理が実現するものであります。ですから、被災した自治体のどういった種類の瓦れき、あるいはどの地区から持ってくるかというのは、今から県がマッチングというんですけど、被災地で探しているような状態ですので、説明会においてはそういった具体的な場所、種類等が決まれば、当然説明していきたいと考えておりますが、現時点ではまだ決まっていないような状態ですので、御理解をお願いしたいと思います。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  それでは、(2)臼杵の方や佐伯の方、風向きによっては臼杵なんかはすぐ近くなんで、健康被害が自分たちにも出るのではないかという心配の声を聞きます。県のこの間の説明会では、近隣の市町村には説明会はしないということでした。それで今、課長からの説明の中でもそういうふうな説明会は問題のない瓦れきを持ってくるので、そういうふうな説明会を開くというような予定はないというように私は今お話で認識をしたんですけども、そういう認識でよろしいですか。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  今後、どのような説明会を開いていくかということは、説明会の主体となります県と協議して決めることです。それで地区にしても、全地区を回るのか、反対している地区だけにするのか、また賛成している地区はまとめて説明するのか、そういった検討が必要になろうかと思いますけど、近隣の市町村に関しましては現時点ではそれ専用の説明会を行うという考えは持っておりません。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  それでは、臼杵の方や佐伯の方が津久見の地区の説明会に参加をされて、お話を聞くということは可能ですか。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  前回、市民会館で説明会を開きました。そのときには、あくまでも地元説明会ということで市民の方を主に説明会を行いましたが、御存じのように2階席ということで市外の方を予定してスペースをあけておりました。ただ今回、各地区で行う説明会の中でどういった形で市外の方を入れるかというのは、入れるか入れないかを含めて今後、県と協議して決定していきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  その辺は、課長さんが県のほうに強く「臼杵や佐伯の方にも説明が聞けるような状況をつくってほしい」ということをお願いしていただきたいと思います。


 それでは、市長にちょっとお伺いしたいんですけども、先ほど風評被害のこととかいろんなところで「全く100ベクレル以下で健康被害とかがないような瓦れきを持ってくるから大丈夫」というような答弁だったですけども、市長は濃度と量、どちらが健康リスクが高くなると思われますか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  まず私が考えていることを最初に述べていきたいと思います。


 私が今議会で東日本大震災における瓦れきの受け入れに関し、森脇議員さんから御質問をお受けする前に一言述べておきたいことでございますけども、去る3月議会において決議第1号として「東日本大震災における瓦れき受け入れに関する決議」が全会一致で可決されました。その中で、まず大分県を初めとする関係機関と協議を開始し、放射線量の測定等、十分な体制を整えるよう要請されております。また住民の不安解消のため、情報公開に努め、説明責任を果たすように要請されておりますが、この部分につきましては、これまで私の説明・配慮が不十分であったかなということは考えております。そして決議文の結びは「津久見市としてできることを積極的に行うよう要請する」ということになっております。この決議が広域処理の受け入れ、そのものを決議したとは私も初めから思っておりません。しかし要請にある放射線量の測定等十分な体制を整えたり、市民への説明責任を果たすためには、まず試験焼却による正確なデータを公開し、安全性、検査体制を確認する必要があります。それでなければ広域処理の受け入れの最終判断は私としてもできません。


 被災地の一刻も早い復興を思うと協力したい気持ちは強くありますが、市民の安全が第一であります。ですから私はこれまで広域処理そのものを受け入れるとは一度も言ったことはありませんし、安全を確認するために試験焼却をまずやって、判断材料とするしかないというふうに考えております。これを行うことが全会一致で可決された、この決議で要請されているということだと私は思っております。私はこの全会一致の決議を被災地の一刻も早い復興を願う森脇議員さんを初め、議員皆様方の思いであると重く受けとめており、市に協力を要請した大分県ともこれまで積極的にこの協議を重ねてきたということだけは御理解いただきたいと思います。


 それで私もこの決議をいただいたときに、私と同じ考えであり、またこれからやっていく中では弾みがつきます、ありがとうございましたということで受け取りました。最初から試験焼却はどういうものかと、そして何が入ってくるのかとよく言われております。試験焼却をやりますという前提のもとに、どこから、どういう品物が入ってきて、どういうルートで入ってくるのかということは、はっきりします。そしてそれを受け入れてくれるであろう太平洋セメントさんの正式な見解もいただけるということで、まだいまだに太平洋セメントさんにお願いする段階には至っていないという段階でございます。そういうことでやっていきたいと思っております。


 そして安全性に対しては、やはり我々素人が判断することではなく、ちゃんとした専門家なり、ちゃんとしたデータをはかる機関によって調べていくことが必要だと思います。確かにベクレルと、先ほど質問がありましたけども、何万トンともなれば何十億ベクレルだということになれば、今ある被災地にはそれだけの物すごい瓦れきが置かれているわけですね。それが放射能があるとすれば、そこは完全に汚染されているということで、そこら辺に住んでいる住民も汚染されているということになるわけで、そういうことではないと思うんです。そこの説明もちゃんと専門家にやっていただけると思います。人間の体内の中にやはり100ベクレルあると言われている。私が65キロあれば6,500ベクレルあるではないか、100キロあれば1万ベクレルあるではないか、それではなるべく体の大きな人のそばに寄らないほうがいいなというようなことになるかと思います。そういうことではなくて、これはただ単なる量だけを簡単にはかるものではないと思いますので、そういう説明もちゃんとした機関なり、専門家からやっていただければとそういうふうに思っております。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  今の市長の最後の話なんですけども、それは市長の勉強不足だと思います。自然にできている放射能とそうやって原発で爆発した放射能というのは全然違うものなので、やはり健康被害は全く無ではありません。


 それと私もちょっとアからキが今回のポイントだったんですけども、個々の答弁が全然もらえなかったということで、ちょっとあれなんですけども、それでは農産物などが放射能汚染された場合、それは先ほどもそういうふうな放射能汚染されるような瓦れきは持ってこないということなんですけども、仮に、もし万が一そういうことがあった場合にどこがその対策をするのかということを教えてください。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  私の最初の答弁の中でありましたように、それは県が国に対して補償を求めていくということで、先ほどの話の中にも鳥インフルエンザの被害というものがありましたので、そういう中で全庁体制行ったということを言っております。この前、県知事とお話しした中で今、一番最初にこの瓦れき処理をやっているのは去年から山形県ではやっております。ところが今のところ、山形県、青森県、秋田県、静岡県、それから東京都、今のところ風評被害は起きておりません。ですから、こういうことを言って騒げば騒ぐほど風評被害は起こるわけですから、まず地元からそういう風評被害を起こさないことが大切ではないかとそういうふうに思っております。それで、きのうもテレビでやっていましたけども、山形県ではサクランボが有名でありまして、「佐藤錦の種飛ばし大会」とかやっている中で、まだまだ風評被害というものは起きていないと思っておりますので、まずその安全性を皆さんに公開して強調していくことが風評被害をまず防ぐ第一段階ではないかとそう思っております。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  先ほどから瓦れきの広域処理は被災地の復興につながると、私も一日も早い復興を願っております。でも地元では今、瓦れきもほとんど少なくなって、地元で処理をするのと比べて、こちらのほうに運ぶと3倍から4倍のコストがかかります。その費用を被災地復興のために私は使ったらどうかなと、私自身はそういうふうな考えを持っています。やはり地元で瓦れきの処理をするということは、雇用も生まれますし、その辺のところは市長としてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  何度も述べますけども、私から「瓦れきをぜひ持ってきてください」ということは一言も言っておりません。どうしても被災地が処理できないのであれば、それをお手伝いしますということと、そこに今焼却施設をつくっております。それでも間に合わないということと、時間とコストはどちらが大事かということもあると思います。被災地のほうから「処分していただけないか」ということが起きましたときに、それをやっていきたいというふうに、そのお手伝いができればというふうに思っております。


 先日、全国市長会で大船渡市長とお会いしましてお話しました。大船渡市長は大船渡市は「太平洋セメントさんがあるおかげで4割ほど終わりました。大変助かっておりますが、その他の市町村ではまだまだたくさんあって大変だと思います。」という話を聞いておりますので、私から「持ってきてください、ぜひお願いします」と言っているわけでございませんので、そういう依頼があったときにはそれをお受けしたいということを言っているわけでございますし、それが将来的にそこの産業になるのであれば、どうぞそこでやっていただければいいことでありますので、そのことは一度も言っておりません。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  わかりました。


 それでは(5)近隣住民や子どもの健康調査についてなんですけども、先ほど答弁の中では健康調査を行うというような答弁がなかったと思います。私は一番このことが心配になっている部分なんです。1999年に東海村の原子力臨界事故で放射能漏れが起きて14年経過していますが、子どもたちの被害状況などがわかれば、後で結構ですのでそういう資料を提出していただきたいと思います。


 それで健康調査なんですけども、先ほども決議の中にもやはり「放射線量の測定等十分な体制を整える」という中に、子どもたちや近隣の人の健康の調査を受け入れる前にそういうデータをきちんととって、それで受け入れた後の有事のときにデータがどれぐらい上がったかとかというような比較をするべきだと私は思っているんですけども、健康調査をされない理由はなんでしょうか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  私は健康に関係にあるような被害があるものを持ち込もうということは言っておりません。安全な持ち込もうということでございますし、現に今1都4県でやっていますけども、そこでも健康調査というのは行っておりません。私が市民に放射能があって、放射能漏れという大変な事故を起こしているようなものを持ってきますなんてことを言っているわけではありません。やはり市民の健康第一であります。そういうものは持ち込まないという前提の中で、今話をしているわけでございます。〇


 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇


 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇


 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇ですから健康に被害のあるよ


 うなものは持ち込みません、市民が被害があるのをこらえてくださいと言っているわけではないのです。ですから、そういうものは持ち込まないとしますので、その調査をさせてくださいと言っているわけで、そのためにはどういうところに、どういうふうに置いて、どういうふうに調査して、これだったら安全だということを調べていくわけです、まずは。それすらさせないということだったら、初めから受け入れるなと、受け入れることを考えるなということであると思います。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  これは市長の責任ではないんですけども、今まで国が国民にどういうことをしてきましたか。原発も安全だとずっと安全神話を言ってきました。それで、この福島第一原発がメルトダウンをしたのも3カ月、国民には隠していました。それでこれが国の基準、県の基準が安全だと言っても、私たち母親は本当にここで安全に子どもを安心して育てられるかという思いを持っています。そういうふうに怖いというようなことであると困るというんですけども、やはりこの放射能というのはそれくらいみんなが本当にびりびりした気持ちの中で、受け入れるか受け入れないかという思いをやはり考えていくべきだと私は思っています。だから(6)放射能検査というのもきちんとしてほしいんですね。臼杵市は放射能の線量をはかる機械が4機もあります。津久見市は受け入れようかという自治体でありながら、それが1機もないということはどうでしょう。そういうところから、私は何かちょっと疑問を感じます。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  測定器を持っているだけで安全だというものではありません。私は受け入れる前には、ちゃんとした定点観測をやって、受け入れる準備をしていくわけです。その受け入れる前と受け入れた後をはからなくて、その差がわかるわけないですから、もちろんそういうことはやっていきます。そういうことをやらせるのを、県もそれをやりますと言っているわけです。それと福島の事故であったのを、ですから原発の怖さと放射能の怖さとイコール瓦れきが同じものだというわけではなくて、私は瓦れきはあくまでも今までと同じ、我々がいろんなごみを津久見市で受け入れていますけども、それと同じ基準以内のものを放射能とみなさないものを受け入れたいとそう言っているわけでございます。原発に対して私の個人の見解からいくと、私も反対であります。というのは、あのときに想定外だったことが起きたわけですね。今回も大飯原発をやる中で、いつそういう想定外を排除できるかということはなかなか決まりません。ですから私はドイツ方式で将来こういうものはなくしていくんだということをはっきりさせるべきだと思いますし、使用済み核燃料をどうやって処理できるかということも決まらない中で、原発をどんどんふやしていくことには私も反対であります。それと一緒にして、言っていることに対して私もそういうふうな答弁をしたわけでございます。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  その辺がちょっと市長と私の考えが違うんですけども、さっきの健康調査も、放射能の検査もあらかじめそれを受け入れるのであれば、日々基礎的なデータを手元に持っていないと、受け入れたときにその数字が上がっているのか、下がっているのか、全く変わらないのかということがわからないので、そうやって放射能の調査をしたり、健康の検査をしてはどうですかと言っているんです。それで、ちょっとこれは新聞に載っていたことなんですけども、「環境・安全面に住民が最も心配している点は、環境省の広域処理ガイドラインでは被災地からの排出から受け入れまでの複数回、放射線量を測定することになっていますが、いずれもサンプル調査、その精度については同省もサンプルを摂取しなかった部分で放射能線量が高いところがないとは言えないと認めざるを得ない」と言っています。「測定を繰り返して安全性を強調していますが、実は非科学的で瓦れきを全部はかることができないのはわかりますけども、公表されているデータでは瓦れきのボリューム、採取の方法、なぜサンプルが全体の線量を代表できるかの根拠などが不明だ」ということなんです。だからそのときそのときで出すときにはかる、持ってきたときにはかる、そういうことではちょっと不安材料のそれが一つなんです。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  ですから、初めにはかっておかないと、出すときではないんですよ。津久見の大気の状態、土壌の状態というのは最初からはかれていますと県も説明しているじゃないですか。ですからそれはちゃんとやりますよと、その後、大気の中にそれがどのくらい含まれるのか、どのくらい変化があるか、当然はかるのは当たり前でございます。そんなはからないとか言っていません。そういうことをやってもらうということも、ちゃんと県に言っていきますし、県もそうしますということはちゃんと言っております。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  それは県ではなく、私は市のほうで健康調査とかもされたらどうかなということをちょっと提案させていただきました。


 それで、これもちょっと内部被爆のことなんですけども、そういうふうな安全なものしか持ってこないというのであれば、これもちょっとかみ合わない質問だと思うんですけども、バグフィルターは99%除去できるというようなことを言っていますが、よくて60%から70%、あとの残りの30%から40%、煙突から放出される可能性が高いということです。ですから受け入れたときに、安全なので30%から40%煙突からそういうふうに大気中に放出されても安全だということなのかもしれませんけども、そういうこともちょっと私は不安の材料となっております。


 それと8番なんですけども、瓦れき焼却を強行すべきではないと思いますかの質問に瓦れきの試験焼却をしなければ、どこの瓦れきか、どれぐらい持ってこられるかということがわからないので、この瓦れき焼却は積極的にというか、ぜひ必要性があるというような答弁でした。私は、この説明で市民がやはり不安な思いをしないために、地区を回って丁寧な説明をして、やはり測定器などの準備、先ほど県のほうがされるということでしたが、きちんと放射能線をはかるなり、十分な体制を整えて、初めて試験焼却の話になるのではないかと思っております。


 それで(9)ですね、この点につきましては企業の社会的責任もあるので、市として企業活動存続のため遵守するようにお願いしておきます。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  もちろん、企業は自分のところの品物が悪くてはいけませんから、ちゃんとした企業のコメントも出ると思います。試験焼却ということを前提で、どこを入れるかということでありまして、試験焼却をやってどこを入れるかではないですよ、試験焼却するという前提でどこの品物がどういう形で入ってくるかということで決まるわけで、そこで一つの議論ができるわけですね。それで出すほうも、ただ冷やかしで試験焼却をやってくださいなんて出し方しません。やはりちゃんとした、我々が今いろんなことで騒いでいることが、処理をしてもらいたい被災自治体にとっては物すごく神経質になっているわけですね。ですからそういうことも含めて、そういうことを前提でちゃんとした形で、こちらが進めていかないと、彼らは簡単にサンプルだけ出しますということはしませんし、本当の安全性というのはなかなか見つけにくいのではないかということでございますので、安全性については十分に協議をしていきます。それは間違いございません。


○議長(?野幹也君)  森脇千恵美君。


○6番(森脇千恵美君)  ありがとうございました。


 5月27日の県の説明会の中で幾度となく繰り返された言葉、「国の安全基準以下、県が定めたものの受け入れをします」ということでしたが、その瓦れきは本当に安全な瓦れきなのでしょうか。原発もずっと安全だと言われ続けていました、3.11の前までは。しかし安全神話が崩れました。そして福島第一原発もメルトダウンをしながら3カ月も政府は隠し、発表しませんでした。今、国が「安全だ」と言われても、今まで裏切られたことが余りにもたくさんあり過ぎて、本当に信じていいのか心配です。疑わしいものは持ち込まず、何年後からに健康被害が生じた場合、取り返しのつかないことになります。私も3人の子どもの母親です。私たち母親は安全だと言われても、安全と安心は違います、母親は皆、安心して子どもを産み育てたいと願うものです。瓦れきを受け入れ、焼却し始めても健康被害は3年ぐらいたたないとわからないということです。子どもが微熱が続いたり、鼻血が頻繁に出るなど体調不良が続くと、瓦れきからの放射能でこんな症状が出ているのではないかとびくびくしながら生活しなければなりません。


 市長や太平洋セメントの皆さんにお願いしたいのは、市民とのきずなを一番に考え、大事にしてほしいということです。被災地の方とのきずなは、ほかの形で幾らでも深めることができると思います。市長、津久見のまちで安心して子どもを産み育てたいと思う母親たちの切なる思いを酌んでいただきまして、御判断いただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  言いたいことだけ言って終わられるのはちょっと困りますので言いますけども、この決議をあなたも署名しているわけでございますから、その安全性をですね、そして「ちゃんと調べさせてください」ということをお願いしているわけでございます。初めから受け入れるな的な発言で、きょうは来られたと思いますけど、そこはちゃんと認識していただきたいと思います。


○議長(?野幹也君)  暫時休憩いたします。11時10分より再開いたします。


              午前11時 1分 休憩


            ────────────────


              午前11時11分 開議


○議長(?野幹也君)  休憩前に引き続き開議いたします。


 次に、11番、知念豊秀君。


              〔11番知念豊秀君登壇〕


○11番(知念豊秀君)  日本共産党の知念豊秀でございます。きょうは瓦れき問題を中心に質問をし、最後に保戸島の保護水面に関する質問をいたしたいと思います。明快な御答弁をお願いいたします。


 まず、瓦れき処理と放射能汚染の危険性について質問いたします。


 瓦れき処理受け入れを表明して、真っ先に市民の皆さんは大変心配いたしました。放射能汚染だとこれは私は思います。市外からもたくさんの抗議のファクスやメールが届き、市内の若いお母さんたちが危機感を持ってこの放射能についての学習を始めております。環境問題に詳しい方の指導を受けたり、それから専門家の講師を呼んで講演会を開いたりだとか、その中で私も呼ばれまして大変勉強になりました。そもそも今回の放射能汚染は国策により、国民を原発は安全だといったそういう安全神話でごまかしながら進めてきたことに起因いたします。それで起こるはずのない原発事故がその発端になっております。官僚が安全ですと言っても、国民は信用できなくなっています。そのために国の決めた8,000ベクレル以下であれば安全だとか、大分県はもっと厳しく100ベクレル以下に受け入れ基準を設定したので、御安心くださいといったことを言われても多くの市民は全く信用しておりません。まず豊かな自然を愛する市民や、子どもたちの命を守る母親は放射性物質の拡散に危険を感じて反対しています。市民の同意が得られないような受け入れは中止をすべきではないでしょうか、市長の見解を伺います。


 5月27日に市民会館での大分県の震災瓦れき住民説明会では、「放射能は自然界にも存在しており、瓦れきを焼却しても100ベクレル以下となるように抑える、だから安全である」という説明がありました。国や県は放射性物質の総量を管理する考えは全くなく、すべて濃度管理に一貫しています。その危険性を指摘する専門家はたくさんいます。過去の公害事件の経験からも痛苦の歴史を踏まえ、こういう歴史を踏まえた経験を生かす必要があるのではないでしょうか。まず公害対策は徹底した汚染物質を隔離することを原則とすべきだと考えます。過去の公害事件から教訓を生かすつもりはないのかどうかお伺いいたします。


 次に、瓦れきにかかわる強烈な協力依頼、これが県や国からありました。被害をこうむるかもしれない市民への救済策は国も県も全くありません。市長は市民の生命、財産を守る立場に立って進めるのであれば、健康被害や風評被害対策は避けて通れないと思いますが、いかがでしょうか。


 2点目に被災地支援について提案をしたいと思います。


 被災地には二度と元の家に戻れない、特に福島県内には避難者は16万人を超え、長期化とともに新たに県外への避難する人もふえており、県外避難者は自主避難を含め、子どもたち1万5,000人など6万2,000人以上の避難をしていると言われております。被災地と人的交流など、夏休みを利用して子どもたちを招待してはいかがでしょうか。また避難を求める人々の積極的受け入れを支援してはどうかと思います。


 3件目は被災地の復旧構想について伺います。


 次の大震災は東海・東南海・東南海型連動地震かと言われております。しかも今回の東北地方では、今、森の防波堤プロジェクトによる災害瓦れき活用が現実のものとなり、提案がされております。東北地方被災地の瓦れきを全部集めても足りなくなるなど、広域処理に頼ることなく、これが処理される可能性も出てまいりました。新たに提案された森の防潮堤構想をどう思っているのか伺います。


 最後に4件目は、保戸島禁漁区域の解除について伺います。


 保戸島地先は保護水面に指定されております。島民から解除してほしいという要望がございました、いかがでしょうか。


 これで1回目の質問を終わります。市民にわかりやすい御答弁をお願いいたします。


           〔11番知念豊秀君降壇質問者席着席〕


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


              〔市長吉本幸司君登壇〕


○市長(吉本幸司君)  それでは、知念議員さんの御質問にお答えいたします。2点目から4点目につきましては、担当課長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。


 1点目の瓦れき処理と放射能汚染の危険性について、(1)豊かな自然を愛する市民は放射性物質の拡散に危険を感じ反対しています。市民の同意が得られない受け入れは中止すべきではありませんか、(2)公害対策は放射能拡散ではなく隔離策を原則とすべきです。過去の公害事件から教訓を生かすつもりはありませんか、(3)国も県も救済策が全くありません。市長は市民の生命・財産を守る立場に立っていますか、について関連性がありますので一括してお答えいたします。


 東日本大震災では、地震と津波の被害により被災地の沿岸市町村では膨大な量の瓦れきが発生しました。瓦れきは山積みされ火災の危険性が高まるとともに夏場を迎え、悪臭やハエの発生も予測されています。瓦れき処理が一日でも早く終わるよう広域処理が進み、これにより被災地の復旧・復興が進むことが望まれます。また広域処理の対象は、岩手県と宮城県で発生した瓦れきであり、福島県の瓦れきは国の直轄事業・代行事業などにより福島県内で処理され、広域処理の対象となっておりません。広域処理の対象となる瓦れきは処理の過程で健康に影響を及ぼすことのないことが確認されたものだけでありますが、市民の皆さんの安全性についてのお気持ちは理解できます。大分県における広域処理の進め方に基づいて、安全のための受け入れ基準や確認体制などを国・県が適切に実施することにより、放射能汚染の心配がない廃棄物が津久見市において処理されるということを理解していただくことが重要だと考えております。


 今後とも、議会、区長会、市民の皆さんに広域処理の必要性や安全性を丁寧に説明して御理解をいただくよう努めてまいります。


              〔市長吉本幸司君降壇〕


○議長(?野幹也君)  黒木総務課長。


○総務課長(黒木章三君)  2点目の被災地支援について、(1)被災地との人的交流など夏休みなどを利用して子どもたちを招待してはどうですか、についてお答えいたします。


 津久見市では、これまで被災地支援として義援金や物資の調達を、また被災者の受け入れに対しては住居の紹介・あっせんや物資の贈与などを行ってきました。議員さんの提案される人的交流については、昨年、津久見高校野球部が東日本大震災支援招待野球として、宮城県立利府高等学校を招待し交流試合を行い、一般企業でも被災地の児童をホームステイでの受け入れなどをしております。


 ことしは、港まつりが行われます7月15日の花火大会に商工会議所青年部が企画している升席に、東北の被災地から津久見市に転入されている家族の皆さんをロータリークラブが招待し観覧することにしております。また大分県ボランティアと市民活動センターを事務局として、「福島の子ども達を大分へ招待しよう実行委員会」が設立され、その実行委員会主催の「めじろん発、ふくしまっ子応援プロジェクト事業」により福島県南相馬市内の小学校5年生を中心に30名と引率者3名、現在、福島から大分県内に避難されている小学生10名の計43名が7月23日つくみイルカ島に来ることになっております。被災者にとっては、まだまだ苦しいときと思われますが、復興を応援したいと考えており、民間レベルでの支援を期待するとともに、PRや広報活動など市でできる支援を今後も引き続き行っていきたいと思います。


 次に、(2)避難を求める人々の積極的受け入れをしてはどうですか、についてお答えいたします。


 避難を求める人の受け入れについては、NPO法人、民間企業、個人の方など避難・移住などの支援をしています。市といたしましては、支援している方々から要請があれば、住宅・土地・地域の状況などの情報提供を積極的に行っていきたいと思います。


 3点目の被災地の復興について、(1)森の防潮堤プロジェクトによる震災瓦れき活用など新たに提案されています、どう思いますか、についてお答えいたします。


 東日本大震災の被害の大部分は、地震ではなく津波によるもので、既存の防波堤や防潮林では津波を防ぎ切れなかった事実を教訓に、海岸線に沿って瓦れきを活用した盛り土の上に森をつくり、防潮堤とすることが提案されています。この防潮堤は震災により発生した瓦れきを活用することで、復興を進め、マウンドの上に多種類の樹木を混植密植することで、高さがあり、倒れない、樹木が津波の威力、スピードを緩衝し避難の時間を稼ぐこと、引き波の際に人や財産が幹にひっかかることで海に流出するのを防ぐことができるとも言われています。しかしながら、この防潮堤は50メートルほどの幅で長さや広い面積を必要とすることなど、用地や地権者の問題など多くの課題があり、津久見市の地形や諸条件にはそぐわないのではないかと考えております。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  竹田農林水産課長。


○農林水産課長(竹田光徳君)  4点目の保戸島禁漁区域解除について、(1)保戸島地先は保護水面に指定されています。解除できませんか、についてお答えいたします。


 保護水面は水産資源保護法に基づき、水産動物が産卵し、稚魚が生育し、または水産動植物の種苗が発生するのに適している水面であって、その保護培養のために必要な措置を講ずべき水面として都道府県知事または農林水産大臣が指定した区域をいいます。


 保戸島地先の保護水面は押上りトンネルから二目漁港・瀬の浜を経由し間元海峡に至ります地先の約52.5ヘクタールについて昭和51年8月23日に大分県知事が地元漁協の同意を得て指定をしております。


 保護水面指定の解除についてでございますが、近年水産資源の減少に加え、磯焼けなどにより藻場が減少している状況もありまして、資源保護の観点から解除については難しいというふうに聞いております。


 以上でございます


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  それでは再質問させていただきます。


 報道によりますと、本会議終了後に直ちに瓦れきの広域処理の対象となっている現地を執行部、それから区長会代表、それから議会代表と視察に行くと言っております。この視察の基本的な方針またはどういう日程で行かれるのか、決まっていれば発表してください。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  ただいまの予定ですと、29、30の両日に太平洋セメントの大船渡工場を初日に視察しまして、それから南下する途中に被災地を見学し、翌日の仙台から空路、福岡に帰ってきますけど、その間も被災地の見学を予定しております。メンバーとしましては、今のところ市長、議長、副議長、それと私、それと区長会から、議会事務局の局長7名で考えております。


 以上であります。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  6月15日「津久見の海と山と命を守る母の会」の環境問題専門の講師を東京から呼んで講演がありました。その15日の前日14日にも同じことで講師で市民会館でもそういう講演がございました。たくさんの方々が、担当の方々ももしかすると参加されたかもしれませんけども、そのときの添付されていた東京新聞がございました。大変私はそれを驚きましたんですが、東北現地では、「瓦れき処理の見通しが既に立っている、わざわざ遠くへ運ぶ必要もない」ということもその中に書いております。また講師のお話では、瓦れきが復興の足かせになっているとは思えないと、現地へ数回足を運んでみた結果では、既に必要なところは片づけられているし、復興に伴うような本当にこれを除去しないとだめだというようなところは、ほとんどないんだというふうな説明がございました。地元では「国が予算を出してくれるので、これを断ることができない」というようなことも言われたというふうに言っております。仕方なく国の方針に従っているというのであれば、地元の本音ではそれほど広域処理のほうにはこだわっていないというふうな感じのことを感じたんですけども。それから放射線量の測定も、また瓦れきの種類によってもさまざま違うというふうなことも、その方はおっしゃっておりました。風向きやちょっとした場所をずらしただけで数値が上がったりだとか、平準化するために、あえて低い数値を報告するようなこともあるかもしれないというようなことを言っておりましたので、果たして津久見市はそういう放射線の、先ほども森脇議員さんからもありましたけども、測定器もない、それからそういう知識のない段階で、そこへ行って、一番市民が心配しているものを何を見てくるのかというところで疑問に思うんですけども、改めて測定器のそういう使い方というのはそんなに難しくないのではないかなと思います。せめて隣の自治体でも行って勉強してみたらどうかなというふうに思いますが、改めて測定器の購入、またはそういう測定器の使い方などを勉強するというおつもりはないんでしょうか。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  今回の広域処理の費用というものは、先ほどの答弁でも申しましたように、国のほうから被災自治体におりるというような流れになっております。そういった流れの中で、測定器の購入等も補助の対象になるというふうに聞いておりますので、測定をする県がそういった補助を利用して購入することになろうかとこういうように考えております。


 以上であります。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  津久見市も被災地を視察するときにおいては、県のほうから測定器をお借りして持っていくということを、この前知事のほうに話しました。それでその使い方もちゃんと事前に習って行くということでございます。もちろん、それはちゃんとやっていきます。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  今、進めているのは、みんな感じていると思うんですけども、国が主導した広域処理ありきというふうな形での進め方を大変感じているわけですけども、先ほども言ったように地元の本音を聞いてこないで、これを判断するとなったら、ちょっと判断の間違いではないかなというような気がいたしますけども、今回、視察に行くときには、そういう場所とか説明は国や県が行うんですか。これは要するに、こういう広域処理ありきの皆さんの説明を受けて、これを視察に行くのか、その辺はちょっと気になりますので、お伺いいたします。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  これも先ほどから何度も言っているように、無理にくださいと言ってはいません。それだけは確認しておきたいと思います。


 それと、もちろん行ったときには、そこの自治体がどういう考え方を持っているかということを聞かないと意味がないと思いますので、そういうこともちゃんと聞いてきたいと思っております。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  無理に受け入れるつもりはないというふうなことをたびたびおっしゃいますけども、これは受け入れてほしいという強い力が県から働いているのではないかなとたびたび思いますけども、それについてはそんなに県からも余り強い要望はないのでしょうか、それともこれだけ騒ぎが大きくなってるのに、どんどん進めるということは、市民としては「津久見は無理やりやらされているのではないか」というふうな懸念も聞こえてくるんですけど、いかがですか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  県の広域処理の進め方というのは、国のほうから「広域処理を受けてくれる自治体はないか」ということで起きたことで、騒ぎが大きくなったからやめるというのではなくて、その前に広域処理ができるのであれば、「うちの自治体で受けたらどうだろうか」というような話が起きているわけです。ですから大分県は、まず大分県でどこか受け入れてくれる自治体はないかという形で最初にそういう会議をもったわけですね。その中で当市といたしましては、「自分のところでは処理はできないけども、津久見市の太平洋セメントさんでは可能性がある」ということも踏まえて、「津久見市で受け入れてはどうか」ということです。そこのところをちゃんと知っていただきたいと思います。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  説明では、最終的には搬出する自治体とそれから受け入れするところの、津久見市であれば工場ということになろうかと思うんですけども、その間に津久見市がかかわるというところが、大変希薄だなというふうな気がいたしまして、その辺の心配をしていると思います。


 市民会館での「震災瓦れきの住民説明会」では、「放射能というのは自然界にも存在しており、瓦れきを焼却しても100ベクレル以下となるように抑える、だから安全である、万が一健康被害が出たら、だれが補償するのか」という質問に際しまして、県の担当者からは「健康被害が出ることはない」、先ほどから吉本市長も同じようなことを言っていますけども、それについては「健康被害が出るはずはないから補償もない」ということだったと思います。「農産物や海産物の風評被害にだれが補償するのか」というふうな説明もございましたけども、残念ながら「そういう心配はない」ということで、これにはちょっと誠意のある回答はなかったと思います。全体的に行政側の説明では、放射能に対する危険認識は極めて低いということを感じざるを得ません。そのために、安全対策もなおざりな感があります。


 質疑の中で、既に焼却試験をした静岡県島田市ですか、試験焼却の際に、これは報道にも載っていたようですけども、「試験焼却前と後では放射能数値がほぼ変わらなかった」というふうに自治体の発表を受けて、民間がそれを測定したら地元の小学校では線量が上がったということを言われております。これは市民会館での説明、それと専門家の方も知らなかったようですけども、実際にそういうちぐはぐな部分があちこちで起こっているということが報道に出ているわけですね。そういうことがインターネットとかそういうふうなもので、どんどん出てくるものですから、それでまた新たな不安を呼んでいくというふうなこともあると思います。


 私は今回のことで改めていろいろとお聞きしたり調べてみたんですけども、太平洋セメントの隣接する区長さんが反対の表明をいたしました。長いセメント工場とのつき合いの中で、過去に健康被害で住民の健康診断を行ってもらった経緯や新たな放射能汚染の心配があるから反対だということでございます。過去にどういうことが起こったのかとちょっと調べてみたんですけども、大正期に津久見市に粉じん公害が発生しています。この背景には大正6年のサクラセメントの進出や翌年の大分セメントの創業がございますが、煙突から噴き出される白い粉じんが市街に注ぎ、さらに海風に乗って青江の高台を直撃し、ミカンに積もって枯死させるという事件が相次ぐようになった、こういうことや昭和9年に太平洋セメントが徳浦に進出すると再び粉じん公害が悪化し、それの対策として新式の集じん装置を設置することで事を納めたことなど、こういう事件があったようです。さらに戦後も昭和47年に県下初の無過失賠償責任という規定を盛り込む協定が小野田セメントとの間に結ばれてございます。昭和35年には市内ミカン園の総面積、びっくりしたんですけど76%に当たる48ヘクタールが降塵被害を受けており、被害は以後も絶えず44年には市に公害対策審議会が設置され、46年には市公害課が発足、公害追放市民会議も同年旗上げされています。降下粉じんは昭和45年の測定開始時には、月に91トンを記録したが、企業の高性能集じん装置の採用などの努力もあり、10トンを指導基準、20トンを危険領域とする目標は達成されたなど、そういうことが津久見史に載っております。さらにこれ国会でも問題になっているわけですね。


○議長(?野幹也君)  知念議員、一般質問は一問一答になってますので、質問はもう少し明確にお願いいたします。


○11番(知念豊秀君)  公害の津久見市での問題をちょっと説明しないといけないと思って、もうちょっと説明させてください。


○議長(?野幹也君)  もう少し明確に、簡略にお願いします。


○11番(知念豊秀君)  国会でもこんな議事録がございました。証言の中に、「まず粉じんがおります、この粉じんが創業を24時間連続してやりますから朝といわず昼といわず、非常に細かな微粒子が降ってくる、そして家が一日じゅうざらざらする、目が痛い、洗濯物は汚れる、そして一日じゅうがらがらいっております騒音でなかなか眠れない、そういったいろいろな被害があります。」こういうふうなことが過去にはあっております。


 さて、放射能についてはなかなか市民のほうがよっぽど勉強が進んでいるのではないかなというような気がいたしますけども、熊本県の水俣病の水銀中毒事件が、まず私は一番教訓になるのではないかなというふうに思います。まずは放射能を過小評価してはならないという前提で考えていかなければならないのではないかと。これは公害といえば、やはりそういうふうに思うと思うんですけども、水俣病というのは御承知のように、熊本県水俣市で起こったわけですけども、工場排水が問題になりました。当初、「これは海水で薄められるから、何の被害もない」というふうなことであったと書かれております。それがだんだん時間がたつにつれて、その公害が広まってきた。これ公式に認定されるのに50年という大変な時間がかかっているわけですけども、少なくてもそういう意味でたくさんそういう企業の責任をとらない、垂れ流しをしていたということで10万以上もの被害が出ているわけですね。その水俣病の第一人者であった原田さんというお医者さんがおりますけども、その方がある新聞でこういうふうに言ってます。「福島原発事故では空気や土に加え、高濃度の汚染水が海に流出され、魚介類などからも高濃度の放射性物質が検出された。放出の際、複数の専門家たちは放射性物質は海水で薄まるので、環境への影響は少ない」、こういうコメントを発表しました。これに対して原田医師は、「これを聞いて僕は腰を抜かさんほど驚いた。海で薄まるから大丈夫なんて学者の言うことか。水俣では海で薄められた有機水銀を食物連鎖で魚介類が濃縮して大変なことになった、教訓が全く生かされていない。放射性物質による被害は最も複雑で対策は困難だ。」というふうに語っております。


 国の示した8,000ベクレルですね、これはレントゲンのエックス線の線量よりも低いレベルだから安心だというふうな説明もございました。それについて、こういう反論がございます。これは岐阜環境医学研究所所長の松井英介さんという方がおっしゃっているんですが、千葉県稲毛市にある放射線医学総合研究所で過去にこんな研究をしたと発表しております。二酸化プルトニウムとエックス線を使った内部被爆。


○議長(?野幹也君)  知念議員、先ほども申しましたように簡潔に質問のほうよろしくお願いします。


○11番(知念豊秀君)  このエックス線を使った外部被爆、内部被爆のラットでの実験があるんですけども、「エックス線では4%、それから吸引による内部被爆では11倍の約50%が肺腫瘍を発症した」という研究結果があったというふうに言ってます。


 低線量だから安心だというふうなものは、やはり医学的にも問題を提起されているわけですから、8,000ベクレル以下だから安心だというふうなものというのは、もうちょっと考え直さなければいけないのではないかなというふうに思いますけども、そういう基準に対する研究をやはりしっかりとやってほしいと思いますけども、そういうところではいかがでしょうか。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  今、盛んに登場する数字が100ベクレルという数字です。これは原子力発電所等が古くなって解体する際に膨大な量のコンクリート、あるいは金属が出てきます。これをリサイクルしようという考えで定められた数字であります。コンクリートに関しましては、建築の資材になります。それで金属に関しましては、例えば公園のベンチ、こういったものに利用できる、いわゆる100ベクレル以下であれば放射能として扱わない物質というふうに位置づけられております。


 今回、仮に太平洋セメントさんが受けてくれることになれば、焼却灰はセメントの原料になりますので、他の焼却炉と違って埋め立てをする必要がなくなります。それで埋め立てをする際には8,000ベクレルという数字が登場します。ですけど、今、津久見市が考えていく数字としては100ベクレルという数字を中心に考えていけばいいのではないかなというふうに考えております。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  森脇議員さんからの説明の中でもありましたとおり濃度だけだというのであれば、そういう基準で健康被害が出ていないということも、今の段階ではとおるかもしれません。しかし将来的に例えば先ほどもありました4万トンならば4億ベクレルになるのではないかというふうな単純にそれはそういうふうにしてできるものではないと思うんですけども、やはり総量をしっかりとおさえてないと、これは見誤ってしまうのではないか。それで低いレベルの線量で濃縮されないのであれば、そういう理論というのは成り立つと思うんですけども、今回ほんのちょっと、というわけにいかない、それで恐らくは何万トン、数万トンというふうな規模になるかもしれないということを心配しているわけですから。そうなってくると、どれだけ補足されるかというところが大変気になるんですね。


 こういうものがございました。先ほどもお話しました静岡県の島田市の災害瓦れきの焼却試験のことなんですが、「焼却から発生する排ガス、ばいじん等の一連の工程での放射線セシウムの物質収支量を見ると4割の放射線セシウムが存在不明となっています。空気中に発散したとも考えられます」と、これを裏づける調査が民間団体で行われており、それと符号する数字であったということもインターネットの新聞で見ていたら出てきました。こういうふうに空中に飛散する、瓦れきを受け入れて全く無害であるという前提では、それはそういう心配はしなくてもいいわけですけども、不係数の瓦れきを受け入れてもどこかに濃縮されたり、飛散したりだとかということが実際起こっているということがあちらこちらで言われているわけですね。そうなってくると、そう単純ではないというふうに私は思いますけども、津久見市ではいろんな山に囲まれているわけですから、地形的にも大変複雑です。そういった意味では、煙がどういうふうに飛んでいくか、または雨が降るときに、仮にセシウムが含まれているものがあった場合はどの辺に降るかというそういう予測は大変難しいのではないかと思うんですね。しかし測定しなければ、だれもわからないですよ。わからないけれども、そういうものがある特定の食べ物に吸収されるようなことがあることも心配されているわけですね。そういうことも考えますと、ホットスポットと言いますかね、こういうことが雨とか、それからまた水によって流されてある地区にたまるとかいうことになれば大変薄いものがだんだん1カ所に集まってくるようなことが、実際に東京都なんかでもそうですし、公園の水たまりに高濃度のホットスポットがあったりだとか、それからまた東京湾ですね、そういうたくさん解析していって、まだまだセシウムの濃度が高くなってくるのではないかということが言われております。そういう中でこういうことが起こらないかどうかということを市民は大変心配しております。そういうものを全く対策ないんですけども、先ほど吉本市長は「東北行くときには県から測定器をお借りして行くんだ」というふうなことも言われましたけども、やはりこれから先は津久見市でもちゃんと皆さん勉強して、そういう測定器を使えるようにするというのは大前提ではないかなというふうに思いますけども。


 改めて聞きますけども、津久見市でそういう職員を養成するとかそういうことは考えてないんでしょうか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  事後の測定もちゃんと県のほうでやっていただきますし、ある程度の期限も出てくると思います。そういう中で津久見市がやはりちゃんと津久見市として測定していかなければいけないとなれば、そういうものも購入していかなければいけないと思いますので、そういうことはそれからの協議だと思います。そういうことも踏まえて、ちゃんとした説明なり、それから受け入れる前の準備とかそういうこともちゃんと県のほうにお願いしていきます。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  これはセメント工場の周辺、入船地区の方からも言われたんですが、「風下に、要するに煙突の煙が自分たちの方向に向かってきたときには、何とも言えない異様なにおいがする」というそういう証言があちらこちらからございます。そういうことから、地元の人たちは「こういうにおいさえもとれないのに、どうやってさらに細かい放射能がとれるんだろうか」というふうな疑問があるわけですね。そういう疑問を呈する皆さんに対して、セメント工場の集じん機でどのぐらいのものが除去できるのかどうか、それさえもまだわからない状態なんですね。ですから試験焼却以前にそういうこともしっかりとやっておかなければ、試験焼却そのものも私はできないと思いますけども、いかがでしょうか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  もちろん、試験焼却前にそういう準備をやっていかなければいけないと、それはもう先ほどから述べてますので、十分そういう準備をやっていきます。それで、今そういうほかのことでいろいろと言われているので、よくそこの質問の意味がわからないんですけども、放射能に関しては本来は測定もIAEAが認めている測定もしなくて、放射能とみなさない数値でありますけども、あえて100ベクレル以下であろうとも、そこを調べ、皆さんからのそういう疑問があるので調べてちゃんとやっていきますということでございます。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  今、IAEAの話がでましたけども、再三言いますけども、実際どのぐらいの瓦れきを受け入れるのか。それで検出できないレベルのものであるとしても、実際に総量がどのぐらいあるかということを把握しておかないと、後々の検証ができなくなってしまいます。そのことを踏まえて、私は風評被害のことについても聞きたいので、次に進みますけども、自治体の中では豊島の産廃事件を受けた自治体で風評被害対策条例というのがございます、香川県ですね、それが一つ参考になるかなというふうに思うんですけども、まずそういったことも視野に入れた、県にお願いする、国にお願いする、それは結構なんですけども、津久見市としての受け皿としての条例制定とかそういうこともなければ前に進まないではないかなというふうに思いますけども、そういう風評被害対策条例みたいなものを今後考えていくというおつもりはないでしょうか。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  風評被害等問題が発生した場合には、まず明確なルールに基づいて処理するということが基本であると思います。また問題を発生させた当事者、これは問題について責任を負うこととされております。いわゆる自己責任が極めて重要な原則というふうに考えております。ですから、まず当事者はだれかということを特定することが必要であると思いますし、また根拠のない風評被害に対しましては断固処置をとるべきだと思います。ただ条例の制定を今後考えていくかどうかというのは、やはり庁内で協議して決定するべきだというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  風評被害というのは当事者間でのやりとりができれば、それは話が早いと思います。ところが現実問題そういう簡単なものではないというのは感じると思うんですけども、実際に風評被害を利用した悪質なものがあるかもしれません。しかし、それ以外にも風評被害が出てしまって、物が売れなくなったりだとか、それからまたお客さんが減ったりだとかいうことというのは、特に福島県内では全部が全部そんなに極端に汚染されていない地域もあるというふうに聞いております。その部分についてもお米が売れなかったりだとか、シイタケが売れなかったりだとかいうことも現実に起こっているわけですね。それについてのまともな補償みたいなものは、まだ進んでいないのではないかなというふうな気がいたします。これは考えれば切りがないことなんで、おいおいこれはまたやっていけばいいなというふうに思いますけども、一つは前提とした考えをぜひ持っていってほしいと思います。


 それから健康被害、先ほども森脇議員さんからも言われましたけども、健康被害というものは大変厄介です。これは御存じのように放射能というのは、すぐに健康被害が出るような単純なものではないということを皆さん御承知だと思います。そういうことから下手すれば5年、それからまた10年、長い人では30年、50年の中に健康被害が出てきたということもあり得るのではないかと思うんですね。それに対する対策というのは、今、私が責任をとりますと幾ら言っても、責任をとれるはずはないんですね。そういう意味では健康被害の中で、日ごろから調査をすると、それでこれは極端に言えば、どのぐらいの放射能を摂取したかどうかというところまでわかれば一番いいと思いますけども、そこまではなかなか現実的には難しいものも感じます。しかしやはり市民の皆さんがこういうところで心配しているということは、ちゃんと念頭に置いて、今後窓口を設けるなり、それからこういう被害が心配されるところにはその心配が放射能によって起こっているかどうかという調査とか、その程度のことは市民の心配をさせることになるわけですから、その辺はある程度窓口をつくってやっていいのではないかというふうに思いますけども、その辺の健康被害の窓口をつくるという点ではいかがでしょうか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  一般的にベクレルとシーベルトとよく言われますけども、ベクレルというのは発するほうの放射能の基準でありまして、シーベルトというのは受ける側の放射能の基準でございますけども、これは一般的に言われていることなんですけども8,000ベクレル例えば焼却灰ができて、それを地中に埋めたとします。それでその上には恐らくそのまま置いておきませんので、50センチぐらいの土壌を乗せたと言われております。その中で、その近所に住んでいて受けるシーベルトはどのぐらいかというと0.01シーベルトじゃないかと言われておるわけですね。一般的に今、日本人が1年間に1.48ぐらい受けていますし、世界でもやはり2ぐらい受けてますし、多いところでは3を超して受けているわけでございます。レントゲンを受けた場合に0.05シーベルトですから、8,000ベクレルの灰を地中に埋めて、その近所で住んでいて、年間0.01ですから5年で0.05ですから、1回エックス線を受けたぐらいの値かなということも言われてますので、そういうものをやはりどのぐらいものかということを、これから調べていかないといけない。それでどのぐらいのものを発したときは、どのように大丈夫かということも調べていかないといけないわけでございますから、ただいろんな人がいろんなことを言っていますので、そこのところはちゃんとこれからどのぐらいのものが発生されて、どのぐらいになるのかということをちゃんと住民に説明できるように、専門家を入れてやっていくべきだとそう思っております。ですから健康被害といいますけども、健康にもたらすべきではないものというのが、要するにまず放射能と考えなくてもいいというものが100ベクレルです。それもその100ベクレルですけども、それ以下をどうやって調べていくかということが大事かと思います。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  話が堂々めぐりなんですけども、大量になってくるとやはりそれが総量としては蓄積・濃縮されたら危険を超えるようなレベルになるのではないかというふうな心配があるわけですね。これは水俣病でも同じです。ですから総量をしっかりと管理する、そして、また漏れないようにするというのは基本原則なんですけども、この100ベクレル以下だったら検査しなくてもいいんだというふうな考えが将来不安をもたらす要因になっていると思うんですね。その辺の考え方が緩いなというふうな気がするわけですけども、先ほど市長エックス線の話が出ましたけどね、エックス線は安全だというふうな認識のようですけども、実際、放射線を扱っている人たちというのはちゃんと専門知識を持って、放射線を遮断するようなプロテクターをつけて仕事をしています。そういった意味では危険を認識しながら仕事をしているわけですね。これがそういうふうに簡単にエックス線は安全だといえば、これはやっぱり私は違うと思います。そういった意味では認識にちょっと違いがありますけども、私はやはり市民が心配している健康被害、例えば粉じんと一緒に出ていく、それが雨と一緒におりてくる、それがまた食べる物にまざってしまう可能性がある、それは近所を回ってみればわかると思いますけどもセメント工場の煙突から煙が出ている、その中に瓦れきを受け入れて燃やすのであれば、あの中には放射能が混じってくるのは間違いないというふうなところまで言ってしまう地域の人たちもいるわけですね。そういった意味では、その人たちを本当に健康被害のことについて安心していただくということは、窓口をちゃんと設けて、それなりに対応してあげるということがなければ、これは心配を払拭することはできないと思いますけども、改めてお聞きしますけど、そういう窓口をつくるつもりはないんでしょうか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  私は先ほどエックス線は大丈夫だなんていうことは一言も言っておりません。それでエックス線を1回受けるぐらいの量ですよという話をしたんであって、大丈夫だなんて一言も言っておりませんし、それからもちろんエックス線を何度もやる技師なんかはそういうプロテクターをつけていると思います。それよりまだお医者さんが言わせると何百倍も怖いのはCTだと、ましてやそれを脳に当てることは、子どもの脳に当てるなんていうのは大変怖いことだと、できればしたくないというぐらいのことですけども、そういうこと別に安全だとかそういうことを言っているわけではございません。そういう意味で、先ほど窓口というのをつくるのは、もちろんそういう被害が出てくるようなら窓口をつくりますけども、そういうものが出てこない形で考えましょうということで、今話をしているわけですから。この受け入れに対して、どうやって市が積極的に対応していいのか、そこのところを私からお聞きするというのは失礼ですけども、そう思うんです。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  私は一貫して言っているのは、放射線物質は危険物質だというまず認識を持つこと、それについては拡散をなるべくさせないようにする、できれば集じん機、さらにまた高性能のものがあれば、ちゃんとそれを集めるということをして、一切外には漏れ出さないようにすることが、まず一番肝要ではないかなというふうに思うんです。これは現実的なこともありますから、これはできるかどうかというのはやってみないとわかりませんけども、それこそ放射性物質がまざるような瓦れきを試験焼却する前に、そういうことはできるのではないかなというふうに思うんですけども、その辺はおいおい専門家の方とぜひ検討してもらいたいと思います。


 時間も大分なくなりましたので、森の防波堤プロジェクトのことについて、ちょっとお話をしたいと思います。


 今、日本ではごみの焼却というのは、ごみというのは燃やすのが前提みたいな形でずっとやっておりますので、これも環境問題を考えている方々からすればこういうふうにして焼却処理というのは世界的に見ると、大変日本だけが突出しているというふうなことも言われております。そういった意味では燃やさずに再利用をするということでは、一つの方法ではないかなというふうに思います。そういったことで焼却に頼らないような方法ということは、先ほどもお話ししたとおり大規模災害が起こったときには必要ではないかな、今からやはり研究する必要があるのではないかなというふうに思いますけども、そういう今後の研究をぜひやってもらいたいと思いますが、こういう認識で今後進めて研究してみたいというおつもりはあるでしょうか。


○議長(?野幹也君)  黒木総務課長。


○総務課長(黒木章三君)  先ほども申しましたけども、この防潮堤については東北のほうでも瓦れきの活用については有効な手段ではあるけども、津久見市にとっては、先ほども言いましたけども、用地や地権者の問題など課題がたくさんありますので、今後調査研究をして津久見市の条件にあうかどうか考えていきたいと思っています。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  これは津久見だけで考える必要はないかと思います。これは広域でそういうふうなものは考えていけば、当然お互いに助け合ってやっていかなくてはいけないときだと思いますので、その辺はそういう問題意識を持って、災害後の復旧をどうするか、災害対策をどうするかというところでは一つ研究材料ではないかなというふうに思います。これはぜひ検討をお願いしたいと思います。


 最後に保戸島禁漁区のことなんですけども、これで私は島内の意見の集約というのが今できていないのではないかなというふうな、私は島民の皆さんから何とかこれ解除できないだろうかというふうに言われたんです。そういった意味では実際にその海域で操業したい、自然に影響を与えないレベルならいいのではないかなというふうな印象も受けたんですけども、その辺はどのようにお考えでしょうか。何か一部でも解除していくというふうなことはないでしょうか。


○議長(?野幹也君)  竹田農林水産課長。


○農林水産課長(竹田光徳君)  島内の関係者の意見の統一というところまで、私は認識しておりませんけど、地元の漁協のほうでそういった御意見がございましたら、市としましても県のほうに地元の意向に沿うような形で要望はしていきたいというふうには考えています。


 以上です。


○議長(?野幹也君)  知念豊秀君。


○11番(知念豊秀君)  ぜひやはり生活している人たちが、その辺では生活に密接にかかわる部分でもありますので、保戸島のほうでは漁はしてはいけない、四浦のほうではやっていいというふうなことであれば、勘ぐって悪いんですが、保戸島の方がよその海峡に行って、そこでトラブルを起こさないとは思うんですけども、そういうことがもし起こったりなんかすれば困るなというふうに思うんですけども、実際に保戸島ではクロメだとかヒジキだとか、それからアワビだとかそういうふうな素材とかそういうふうなものがたくさん生息しているというふうなことも聞いております。ある一定の量は保護するとしても、生活者の皆さんの利便性も考えて、ある程度の解禁はいいと思うんですけども、具体的な形でのそういう方向をぜひ意見集約という形でまずやってみればいかがかと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(?野幹也君)  時間ですので、答弁で最後とします。竹田農林水産課長。


○農林水産課長(竹田光徳君)  地元の漁協のほうと再度お話をさせてもらいたいと思います。


○議長(?野幹也君)  時間です。


○11番(知念豊秀君)  時間になりましたので、私の一般質問を終わります。


○議長(?野幹也君)  暫時休憩いたします。午後1時より再開いたします。


              午後 0時10分 休憩


            ────────────────


              午後 1時00分 開議


○議長(?野幹也君)  休憩前に引き続き開議いたします。


 次に、3番、谷本義則君。


              〔3番谷本義則君登壇〕


○3番(谷本義則君)  本日の3番目の谷本でございます。よろしくお願いします。私は震災瓦れきの国の広域処理計画について質問したいと思います。


 私は瓦れき問題で昨年の第3回定例会9月議会で質問をしました。当初、放射能の問題がクローズアップされる前は、国からの要請で全国の多くの自治体が瓦れき処理に協力をすると表明をしておりましたが、放射能の問題が出てくると辞退する自治体が多くなりました。津久見市は市内の民間施設で条件が整えば受け入れ可能とのことで、瓦れきを出す側の自治体から分析証明をつけてもらい、それで安全性を確認するということでした。津久見市独自のチェックはしないとのことでしたが、今回の瓦れき問題は、昨年9月より大きく変わっており、対応に苦慮していることと思います。


 さて東日本大震災では、多くの犠牲者と今もなお行方不明の方もおられ、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。また地震・津波で大量の廃棄物が発生しました。福島、岩手、宮城、3県の瓦れきは当初2,250万トンと推定されていました。福島県の瓦れきはすべて現地処理とのことで、岩手県約480万トン、宮城県約1,600万トンで、このうち国が言っております広域処理は岩手県57万トン、宮城県344万トン、合計401万トンでした。この瓦れきを全国の自治体や民間の企業に要請し、処理する計画ですが、その後、瓦れきの量を見直したようで、その量がわかればお願いをしたいと思います。


 次に処理費用についてお尋ねします。


 私がいろんな方と瓦れきについて話をしますと、処理する費用はどこが持つのか、瓦れきを出す側の自治体がすべて負担するような話を聞きますが、処理費用の負担や流れがわかればお願いします。


 私は国による広域処理計画は説明不足ではないかと思っています。1つ目は本当に広域処理が必要なのか、2つ目は代替案が検討され、議論が公平に行われているか、3つ目は経済面からの妥当性があるかなどです。瓦れきをめぐり、被害を受けた方たちと受け入れる側の方たちとの間に溝ができているのは社会的合意がないままにしようとするやり方に問題があると言われています。被災された住民の方は「瓦れきをなかなか引き取ってくれない、現に私たちは瓦れきの前に住んでいます」や「処理をお願いしたい気持ちはあります、でも逆の立場なら悩む気持ちもわからないではない」などの意見があると聞きます。私も心情的には被災地の方たちを思うと、早く瓦れき問題を解決し、復旧・復興に進んでもらいたい思います。3月にこの津久見市議会で瓦れきの決議をし、私も賛成しました。しかしあの時点から状況が変化しているようで、今回の質問としました。


 あと2点目に防災無線についてお尋ねします。


 1点目の難聴地域、聞こえない地域の対策は、後ほど清水議員のほうからあると思いますので省略します。


 聞き逃し対策についてですが、台風のときなど各家庭で窓を閉め、雨戸を閉めることになり防災無線の放送が聞こえにくくなります。昨年9月に発生した小園地区の災害のときも聞こえにくかったと聞いております。このようなときに専用ダイヤル電話で情報を確認できるなどの対応はできないかお尋ねして1回目の質問とします。答弁方、よろしくお願いします。


           〔3番谷本義則君降壇質問者席着席〕


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  1点目の震災瓦れき、(1)国の広域処理計画について、お答えいたします。


 東日本大震災の地震と津波により生じた災害廃棄物の処理に伴い、広域処理の対象となる岩手県と宮城県では災害廃棄物推計量の見直しを行っております。5月21日現在、岩手県が57万トンから120万トンに、宮城県が344万トンから127万トンに、両県の合計として401万トンから247万トンに減少した結果になっております。岩手県の120万トンの内訳は木くず18万トン、可燃物12万トン、不燃物90万トンです。宮城県の127万トンの内訳は木くず44万トン、可燃物31万トン、不燃物39万トンです。見直しにより減少はしてはいるものの、引き続き両県から環境大臣あてに広域処理の要請がなされており、早期の実現を図る必要があると考えられます。


 次に、(2)処理費用について、お答えいたします


 災害廃棄物の広域処理は、被災地側の災害廃棄物処理事業として実施されるため、その費用は被災自治体が負担しますが、被災自治体に対する国庫補助等により実質的には国が全額負担をする流れになっております。被災自治体が小規模の場合には多額の予算化が必要になるため、実際には被災県が代行して契約をする場合があるという内容になっております。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  関総務課参事。


○総務課参事(関 憲二君)  2点目の(2)聞き逃し対策について、についてお答えいたします。


 防災無線により防災上重要な情報を発信しますが、防音性の高い家屋の増加や雨天時の雑音等により聞こえづらく聞き逃すことは十分考えられます。市民から防災無線から発信された情報を聞き逃したので教えてほしいとの電話が担当課にあり、対応した事例もございます。また対策の一つとして、NTTの「テレドーム」という情報提供サービスを利用し、防災無線を聞き逃した場合に、その放送された内容を電話で確認できるサービスを提供している自治体があるということも認識しております。今後はこれらのサービスも含め費用対効果を勘案しながら検討してまいりたいと考えています。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  それでは2回目の質問に入りたいと思います。


 防災無線については、専用ダイヤル電話でやっているところがあるということで、少しでも市民の皆さんの安心のためでありますので、検討方をお願いしておきます。


 それでは、私は放射能の問題が詳しくないので処理量についてのほうに目をつけて質問をしていきたいというふうに思っています。この部分は国の施策なのでわかる範囲でお答えくださっても結構でございます。


 1点目は見直しの中で岩手県が57万トンから120万トンにふえていますが、ふえた種類と数的なものがわかればお願いしたいと思います。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  岩手県の場合ですけど、まずふえた物としまして可燃物が3万トンから12万トンに、不燃物が7万トンから90万トンにふえております。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  岩手県、大部分は不燃物が7万トンから90万トンにふえたということで、可燃物が3万トンから12万トンということで一番大きな要因は不燃物であろうというふうに思っています。


 それとあと木くずと不燃物はどのようなものか大方想像はつくんですが、可燃物の中にどんなものがまざっているか、わかればお願いしたいと思います。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  可燃物につきましては、可燃性の混合物とプラスチック、畳、漁具、魚網、タイヤ、このようなものが可燃物として位置づけられております。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  タイヤ、畳、魚網、プラスチック、いろいろな部分がまざっているということなんすが、もし津久見に持ってくる場合、この部分、何を持ってくるような想像をしておりますか。市長、その辺おわかりになりますか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  具体的には何ということなんですけど、最初、知事は木くずをという話をしてましたけども、木くずは大分減ってきているということがありまして、ほかにも処理できるものはあると思いますので、そういうことを今、県と探してもらっているということでございまして、どういうものが向こうは処理してほしいのかということで、瓦れきの一般的な不燃物に関しては、先ほども知念議員からもありましたように利用方法というのがあると思いますので、そういうことも含めて協議していきたいと思います。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  不燃物は持ってこないということでいいですか。わかりました。


 今まで広域処理で処理した種類と処理方法がわかればお願いしたいと思います。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  まず木くずですけど、これは助燃材等になりますので再生利用しております。それからあとは、同じく可燃性の混合物、これが焼却処理、それからあと不燃物あたりは埋め立て処分ということになっております。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  処理する期間はいつまででしょうか。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  これは岩手県、宮城県双方が計画を立てております。それで岩手県の場合が岩手県災害廃棄物処理詳細計画、宮城県のほうが宮城県災害廃棄物処理実行計画、こういう計画を立てておりますが、両県とも26年3月までに処理を完成したいという計画になっております。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  では、市長にお伺いします。国の広域処理計画を御存じでしょうか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  被災地でできない広域処理計画というものを、災害廃棄物を被災地以外の3県以外のところで処理してほしいということで、これはあくまでも岩手県と宮城県のものでございまして、福島県のほうは出すようにしておりません。そういうことで各県にお願いした中で、大分県が大分県における広域処理のやり方というものを考えて各市町村にお願いしたところであります。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  処理計画ということで、ある程度の分を県外でお願いしたいという計画、先ほど答弁がありましたように26年3月までに処理をしたいという部分であります。


 新潟県の話をしたいと思います。私も新潟県の廃棄物担当課に電話をして、この資料は使ってもいいということなんで、ちょっと紹介をさせてもらいます。新潟県の5市が受け入れ表明を行ったということで、新潟県としては「県民に説明できる十分な情報を持っておらず、直ちに受け入れを決められる状況には至っておりません。別紙の質問について回答をしてください」とここが大分県と違うところですね。大分県は県はやれやれと、新潟県は県でちょっとストップして、国からの話を聞いてみようということであります。新潟県は柏崎刈羽原発があり、放射能の対策課もあります。放射能の質問もしておりますけども、焼却できる廃棄物にも質問をしております。環境省はこれまで国会で燃える物の広域処理をお願いしている経過ということであります。それでその答えが5月10日にありました。新潟県の対応は従来の説明の域を超えない範囲であり、県としては依然として受け入れを決められる状況に至っていないということで、もう一回再度質問しますよということで、再質問をしたところです。それで主なのは量的な部分、放射能は別として量的な部分なんですが、26年3月までの焼却の期間なら地元で残るごみの量は98.4万トンになります。これは広域処理を行わなくとも26年3月末から岩手県では2カ月間、宮城県は7カ月弱で焼却が終わる量という話を新潟県が試算をしております。これはあくまでも5月21日の見直し前の数字ですから、可燃物・木くずは大幅に減っております。だから期間内に十分に処理ができると、ほかに頼まなくても、そういう計算をして環境省に問い合わせをしております。


 それと宮城県で災害廃棄物を処理する焼却炉に既存の焼却炉がないと、ほかの市町村とかにはいっていない。仮設のみで焼却をしているというので、なぜ既存の焼却炉も活用しないのか。それと国は被災地の災害廃棄物処理を全体的に見直しつつ、被災地間の災害廃棄物の進捗の違いを調整して、できるだけ地区内処理で調整するべきというふうなことで公開質問状をしております。


 市長はこの新潟県の状況というか、この質問は御存じでしょうか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  それは存じてません。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  後で資料をお渡ししてもいいんですが、やはりこういう状況は新潟県としては広域処理、これ以上ほかの市町村は要らないのではないか、地元ですべてできるのではないかなということで、質問を投げかけておりますけども。市長、新潟県の国からの回答を待って判断をするというようなことはお考えになっていませんか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  初めから私は無理に津久見に持ってきてくださいと言っているわけではございませんので、そういう状況があればそれでいいのではないかなとそう思います。先日、北九州市が石巻市のを受け入れる、8月ぐらいからできるのではないかという話を聞きましたけども、これも石巻市においては、やはりコストよりも時間が欲しいというような話も聞いてますので、そこはやはり被災地がどう判断するかということが重要だと思います。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  石巻の話はまた後で出したいと思うんですが。


 国の広域処理の推進ということで、5月21日に見直したんですが、一番下に木くずが120万トンから両県あわせて62万トンになった。可燃物が135万トンから43万トンになったということです。合計で焼却できる物で105万トンですというふうに言っています。先ほど市長も言われておりましたように、全国各地で焼却が始まっております。東京都の50万トンを初め、青森・秋田・静岡、また群馬県と埼玉県も受け入れに前向きで、ほかの自治体においても着実に検討が進められているということで、一番下に広域処理要請量というのがあるんですが、これが単純にあわせると120万トン、焼却できる150万トンをもう既に超えているということで、目安はついているということで、環境省の資料にあるんですが、これでもまだ広域処理をほかのところに頼むのかというふうな疑問がございます。


 別に環境省は4月17日に県外の処理可能性が十分にある、162万トン、大方もう目安ができたというふうな発表をしております。この量からいくと、焼却による広域処理はもう必要ないかと思いますが、市長のお考えがあればお願いしたいと思います。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  ですから、先ほどから述べてますけども、無理にうちに下さいと言っているわけではございませんけども、こうやって受け入れを考えて行動を起こそうという中で、そこがあるからもういい、何も考えずに放ったらかしにするというものではなくて、やはり津久見市が、また大分県がどういう姿勢であるかということはちゃんと最後まで貫かなければいけないかなとそういうことは思います。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  「無理にくれ」とは言っていないということで、そういうのがあれば無理に焼却試験もしなくてはいいのではないかなというふうな感じもします。


 宮城県の村井知事なんですが、「燃やす瓦れきだけでなく、陶器やかわらなど埋め立てるしかない物の受け入れをお願いしていきたい」というふうに思っているということで、津久見市は不燃物は受け入れをしないということなんですが、本当にこういう数字が出ているところを一度確認をしてもらいながら、本当に話を前に進めるならしてもらいたいというふうに思っています。


 私も環境省のホームページで大分見直し前の種類の拡大や可燃・不燃の種類の見直し前の数字を探したんですが、なかなか出てこないということで、ある団体の数字がちょっと目につきました。この部分は私は確認していないんですが、岩手県の可燃物、見直し前が81万トン、それで見直し後が60万トン、県内処理計画が見直し前が81万トンの見直し前で県内で78万トン処理するということですね。今度見直して60万トンになったんですが、見直し後は48万トンしか処理しないと。それで見直して60万トンで見直す前は県内処理が78万トン、もう県内処理が78万トンで変えなければ十分処理ができるわけですね。もう1個言いますと広域処理の希望量、見直し前が3万トン、見直した後が12万トン。何か事情があったかもしれませんがふえているですね。いっぱいよそで燃やしてもらおうかという数字もございますので、この辺チェックをしながら判断をしていきたいというふうに思っています。


 今度は岐阜県のお話をしたいと思います。中日新聞がございます。6月1日付の中日新聞、名古屋・愛知方面の新聞なんですが、広域処理は不要かというふうなクエスチョンマークがついています。岐阜県が大体の市町村が広域処理をしようという格好で視察に行ったそうです。最初に視察に行ったところが4月19日に岐阜県の市町村と一緒に県が宮城県に視察に行ったそうで、これも岐阜県に電話をして確認をしております。宮城県に行ったんですが、国から依頼された木くず、国から木くずを処理してくださいと言われて木くずを見に行ったんですが、もう木くずはなかった。それで言われたのが可燃性の混合ごみの受け入れを依頼された。この辺の話を聞くと、国は本当に現地のことがわかっているのか、本当に私はそう疑問に思っています。今度は5月30日と31日に岩手県に視察に行った。中日新聞の記者が一緒に同行して記事を書いております。ここでも木くずは相当減っていると。最優先で木くず、可燃物の混合ごみの処理をしているということで、量はかなり減っているということです。まだまだ若干受け入れ先が決まっていない分もあるので、サンプルを持って帰って、岐阜県で検討するということで、私も岐阜県の方に冗談を言ったんですが、「もう岐阜県でやってくれれば広域処理はほかのところはいいんじゃないですか」という話をしたら、「私どもは十分また検討する」という話だったんですね。


 中日新聞の記事を読んでみます。大船渡のほうに一緒に行ったらしいんですけども、「木くずのうちきれいな数%はボイラー燃料として有料で引き取られる。バイオマス燃料として引き取られるので、多分岐阜には回ってこないだろう。大船渡市は7,000トンの混合可燃物の広域処理を求めています。しかし市内のセメント工場(太平洋セメント)処理が本格化し、市の担当者は市内で処理できる可能性がある。その上で問題は土石を含んだ不燃物22万トンの行き先がまだ決まっていません。」という話なんですが、「復興工事で利用を検討しており、工事が本格化すれば足りなくなる可能性もある。」ということであります。これまで新潟県や岐阜県の状況をお話しましたんですが、感想でもよろしいんですけども、何かございましたらお願いします。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  当然これからやっていく中でも、そういうものは調べていくつもりでおりますし、もちろんそうしなければいけないことでございますので、そういうものをちょっと状況を把握しながら進めていくわけでございます。ですから初めから、「それがあるから、もうしなくていいじゃないか」というのではなくて、やはり我々がそれを受け入れを考えていこうとした中ではそういうものがあれば、それを受けられるような形で考えていかなければいけないのではないかなとそう思っております。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  そういうことも参考にしてくれるということで、あと資料がいる分がありましたら、私のも提供したいというふうに思いますので、よろしくお願いします。


 次に処理費用なんですが、対象は廃棄物を出す自治体が負担、県が代行する場合があるということで、最終的には国が全額負担ということであろうということであります。今度は実際に処理する費用がわかっているのがあればお願いしたいと思います。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  実際には運搬距離等の違いが出てくるかと思いますけど、環境省の災害廃棄物の広域処理の資料の中には運搬及び処理ということで、ちょっと幅が広いんですけど「約3万から7万円トン当たり」こういう表記になっております。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  これも新潟県の質問の中に入っております。岩手県の宮古地区で燃やせば1トン当たりの単価が1万6,300円、今、東京の公社で処理している単価が1トン当たり5万9,000円、先ほど答弁の3万から7万円という幅があるんですが、地元で処理をする金額と東京で処理をする金額の差が1トン当たり4万3,000円、それで処理をお願いするという量と費用に算出すると約700億円になるということで、「広域処理により生じる多額の国家予算を被災地の支援に回したらどうですか」と新潟県は言っております。


 先般、北九州市が試験焼却をしました。それで運んできた80トンの可燃物の輸送費が1,400万ということで東北の新聞社が題しておりました。それで80トンで1,400万ということで1トン当たり17万5,000円、運搬費だけで。これに先ほど言われました処理費用を入れると20万を超すのではないかなというふうに思っています。今度、静岡市が試験焼却をするんですが、運搬費を除いて処理費だけが2万3,000円、東京は輸送費を含んで5万9,000円ということですから本当に高額になってくるというふうに思います。


 具体的なものはないんでしょうけども、試験焼却をするとすれば大体津久見市に何トンぐらい運んでくるかというのは考えておられますか。


○議長(?野幹也君)  小泉環境保全課長。


○環境保全課長(小泉 裕君)  まだ正式に要請をしておりませんけど、私たちが手本とする埼玉県の熊谷市、ここ埼玉方式という方式で各自治体がいろいろ手本にしてはおるんですけど、同じ太平洋セメント熊谷工場で焼却するということで、そこの場合、仮に本格的に受け入れるようになった場合は年間1万トンというふうに聞いております。


 以上でございます。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  お願いなんですが運搬費や、太平洋セメントさんに聞いて処理費用とか聞いて実際どれぐらいかかるかということを試算をしてみる気はありませんか、市長さん。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  どういうものが入ってくるかということで、燃やすほうの太平洋セメントさんの費用が生じると思いますし、運搬費もどこから運ぶか、どういう形で運ぶかということで変わってくるんで、大体の目安がついたところでそういうものは出していかなければいけないかなとそういうふうに思っていますし、太平洋さんも別にこれは震災瓦れきだから高い金でしか受け取りませんよというわけでもなくて、自分らも復興支援のためにはちゃんとやっていきたいというのはありますので、そこのところそういうものがはっきりしてからだと思います。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  太平洋セメントさんもこれまで雪印の牛乳や狂牛病の肉骨粉で大変な社会貢献をされております。そういう過去に実績もありますので、その辺の大方金額も出てくるのではないかなというふうに思っています。それで試算もしなければ悪いということなんですが、本当に国がやる気があるのかないのかということで、試算をして、もういいです、大船渡なら大船渡からここまで持ってくるというふうな試算をして、それで幾ら高くても国が費用を出すというふうな確認をとらないと、またこんなに高ければ国もしなくていい、というふうな話にもなってこないだろうというふうに思いますので、そういう国にも確認をするような部分は出てこないんでしょうか。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  当然そういうことになると思います。それと問題は、最終的には被災地が国からお金をもらうんですけども、被災地がそれを決めることでありますので、そういうところも参考にしたいと思います。


○議長(?野幹也君)  谷本義則君。


○3番(谷本義則君)  北九州の例でいって、私は処理費用がこんなに高くなるということをわかってやるということに私は批判が出るのではないかと思います。北九州も1,400万かかりますよと、それで津久見市はそれをわかって高額な1,400万を使うというふうな、そんなに高いのがわかっていて税金を使うのかというふうな批判が逆に出るのではないかなというふうに思っています。


 宮城県の村井知事なんですが、廃棄物を出すほうとしてはぜいたくを言える状態ではないというんですが、搬送するための運搬費用というのも当然に考えていかなければなりません。貴重な税金を使う以上はできる限り近場で受け入れてもらうように努力をしていくことは必要だというふうに言っております。津久見市も税金で運用しているんですけども、そうした中にも本当に高額になって、国の税金を使わなければいけない、それで国もぼちぼち考えが変わってきているのではないかなと、それで処理量も大方見込みができた、なるだけ近場でやっていこうというふうな格好で言われております。


 先週、社民党の県議団が被災地と環境省に行ったらしいんです。それで環境省もできれば近場で処理をしてもらいたいというふうな見解ということでございます。それと気仙沼と石巻に行った県議は、気仙沼も石巻も「地元のことは地元でやりたい」というふうな話がありました。


 最後に中日新聞、また言いますが、まとめがあります。「岐阜県からいったある市の幹部の方が首をかしげる、予想以上に処理が進む現状に、現地は本当に広域処理を求めているのか。」地元というのは受け入れ側ですね、津久見なら津久見なんですが、「地元で受け入れを説明する大変さとつり合うのかどうか」というふうな岐阜のある市の幹部が感想を漏らしておるということもありますので、またこれも参考にしてほしいと思います。


 今まで質問したことは、市長も考えて判断材料にするという話でありますので、私も今後、またちょっといろいろ勉強しながら判断材料にしたいというふうに思っていますので、資料がいるものがございましたら差し上げますので、本当に国に言われるままに処理が進んでいないのか、もう一度確認をして慎重に焼却試験なら試験をするようにお願いをして、私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(?野幹也君)  暫時休憩いたします。午後1時55分より再開いたします。


              午後 1時44分 休憩


            ────────────────


              午後 1時55分 開議


○議長(?野幹也君)  休憩前に引き続き開議いたします。


 次に、14番、安藤康生君。


○14番(安藤康生君)  安藤でございます。東日本大震災に伴う災害廃棄物の広域処理について4人目の一般質問を行います。これまでの一般質問と重複している部分が多々ありますがよろしくお願いいたします。


 昨年3月11日、東日本大震災が発生し、観測史上最大となった巨大地震、それに伴う津波により甚大な被害を受けたその状況はテレビ等によりリアルタイムで報道され、全世界に衝撃を与えました。死者1万5,861名、行方不明者3,018名、全壊建物13万戸、半壊26万戸。経済基盤である農地、漁場、店舗や工場、ライフライン、道路、港湾施設等でも壊滅的な被害をもたらしました。昨年はきずなという言葉が日本を象徴していました。震災で苦しんでいる東北地方の人々のために日本全体で悲しみを共有し、自分たちができ得る限りの協力をしていこうということが国民の大多数の気持ちだったと思います。また津久見市でも古くから釜石市、大船渡市、気仙沼市、塩釜市とは深い親交があります。このような気持ちが今年3月21日の東日本大震災における瓦れきの受け入れに関する決議について、市議会での全会一致の決につながったと思います。


 これは広瀬大分県知事が、瓦れき受け入れに対し、前向きな姿勢を示したことで本年3月16日に大分県が県内の市町村に対し、瓦れき処理に関する説明会を実施し、協力を要請したことを受け、本市には焼却施設がない中での決議ではございましたが、決議文を引用しますと「大分県を初めとする関係機関と協議を開始し、放射線量の測定等十分な体制を整え、住民の不安解消のため情報公開に努め、説明責任を果たす」ということを明記しており、「その上で本市としてでき得ることを積極的に行うことを要請する」としております。この決議が行われた翌日には吉本市長の発言として、「市内にある太平洋セメントに受け入れの理解を求めていきたい」との報道がございました。その後、今日までさまざまな反応が寄せられました。5月27日には県主催の住民説明会が開催されましたが、説明責任が果たされたとはとても言えない状況であり、また太平洋セメント大分工場の受け入れ条件は、地域の同意が受け入れの前提ということが当初から報道されていました。このような中で地元区長会から反対の表明を受けたにもかかわらず、先日の「市長権限で試験焼却をやりたい」等の発言がなされたのであります。また、このことを我々議員も報道等で初めて知りました。これら吉本市長の発言に対し、議会初め市民から拙速との批判を受け、6月4日市民への説明が十分でなかったことなどを理由に広域処理方針は維持しつつ、瓦れきの試験焼却の一時撤回に至ったのであります。


 そこでお尋ねします。議会決議をどのように受けとめられ、これまで広域処理を進めてきたのかお聞かせください。先ほど、決議文を引用しましたが、今後、どのような手続で市民の皆さんへ説明責任を果たし、理解を求めていくのか。特に市民の皆さんの理解と安心・安全の確保対策のうち、検査体制、説明会の開催や風評被害対策、情報公開をどのような方法でするのか具体的に答弁お願いします。


 これで1回目の質問を終わります。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  それでは、安藤議員さんの御質問にお答えいたします。


 1点目の災害廃棄物の広域処理について、(1)議会決議について、お答えいたします。


 「東日本大震災における瓦れきの受け入れに関する決議」につきましては、私はこの全会一致の決議を被災地の一刻も早い復興を願う議員皆様方の心からの思いであると重く受けとめ、この決議に基づいて本市に協力を要請した大分県とこれまで積極的に協議を重ねてまいりました。確かに途中、市民の皆様方にも議員の皆様方にも説明や配慮が不十分だった点はおわび申し上げますが、被災地の一刻も早い復興に津久見市として、できることを積極的に行っていきたいという気持ちは決議を受けたときと今とでは変わっておりません。


 次に、(2)これまでの取り組みについて、お答えいたします。


 3月29日に大分県議会において広域処理の決議がなされ、4月24日には大分県から津久見市に対し広域処理の協力の要請がなされて以降、県とともにセメント工場で試験焼却を行っている埼玉県熊谷市などの視察を行ったほか、県による区長会評議員会や総会での説明の実施、議会への報告や県による議会勉強会の開催、さらには5月27日の県主催の住民説明会の開催などを行ってきました。しかしながら市民への丁寧な説明や風評被害に対する不安を解消してほしいという御意見も強く、今後のわかりやすい説明会等の持ち方について、県とさらなる協議を行ってまいります。また6月12日には議会と、14日には区長会三役会と協議・意見交換を行ったところでありますが、15日には特に風評被害対策について大分県知事、生活環境部長、農林水産部長と直接お会いし、この問題について協議を行ってきました。知事からは「現在、災害廃棄物を受け入れている1都4県においては、風評被害の実例はないと聞いている。また窓口を設置している県もない状況である。しかし万が一の場合、生活環境部に相談窓口を設置し、鳥インフルエンザ発生時の風評被害対策と同様に全庁体制で対応する。」という話があり、「県が責任を持って国と対応する。」という方針を示していただいたところであります。今後とも風評被害対策については、国や県と連携しながら取り組んでまいりたいと考えています。


 次に、(3)今後の取り組みについて、お答えいたします。


 本市といたしましても、震災直後から被災地への職員派遣、避難者への住宅のあっせんなど、その時々の状況に応じた支援を行ってまいりましたが、今もなお多くの被災者の方たちが、瓦れきの山に復興を阻まれ、全国から広域処理の支援を待ち望んでいることを思うと同じ日本人として胸が痛むところであります。今後も被災者の生活再建と被災地の一日も早い復興を願いつつ、市民の皆様にも引き続き広域処理への理解を深めていただきたいと考えております。


 広域処理の進め方や手順については、「説明が十分でない」という御指摘もありましたので、これを真摯に受けとめ、大分県とも協議しながら県が示している「大分県における広域処理の進め方」に基づいた安全基準や検査体制の確立、住民への説明を着実に実施していただくことにより、市民の皆さんに広域処理受け入れの必要性や安全性について理解いただけるよう努めてまいりたいと思います。また、特に風評被害に対する不安解消については、そもそも放射性物質として取り扱う必要がなく、通常の廃棄物と変わるところのない災害廃棄物を受け入れるということを国・県と協力しながら丁寧に説明していくことで、風評被害が起こらないよう努め、議会、区長会や農業・漁業関係者を初め市民の皆様の御理解を得るよう努力していきたいと考えております。


○議長(?野幹也君)  安藤康生君。


○14番(安藤康生君)  ありがとうございました。


 たしか今朝のNHKニュースでも、「北九州市の試験焼却の安全性が確認された」という放送がありました。本市では5月27日県主催の住民説明会以降、地元区長会初め市民の方々また漁業関係、農業関係の二団体より試験焼却受け入れ反対が表明されました。その報道によると、先ほど市長もおっしゃいましたように説明責任が果されていない、風評被害の不安等があります。先ほどの市長答弁では県とも協議しながら、これらの解消に努めていくとのことでありましたが、特に一次産業にとりましては風評被害は死活問題であります。ことしの3月9日に全国知事会会長を務める京都府の山田知事が風評被害が出た場合は補償も含めて国が責任を持って対応するよう求めたのに対し、細野環境大臣は「万が一被害が出た場合は、国が責任を持って対応する」と述べ、さらに6月1日には「風評被害対策の一元化した窓口を環境省内に設置する」と説明がありました。また大分県でも風評被害が出た場合には、県食品安全衛生課が窓口となると先ほどありましたけども、これから先は県とも協議しながら環境省への対応内容について環境省に出向く考えはないでしょうか。またこのほか、市民の不安解消のためにどのような考え、計画をお持ちかお聞かせください。とにかく住民説明会には万全の体制を整えるべきだと思います、再度、市長の考えをお願いいたします。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  津久見市では、やはり第一次産業を活発に行っておりますので、そういう方たちには、ただ住民説明会だけではなく、農業者、漁業者にもその説明をしていただきたいということは県に申し入れておりますし、県もそれをやっていくということで安全対策とは別に、そういう風評被害対策に対してちゃんとした説明をこれからやっていきたいと。そして、万が一そういうようなことが起きた場合には、先ほども言いましたように全庁体制でそれに臨んでいきたいし、また国のほうにその被害に対する対応を求めていくということを約束していただきました。


○議長(?野幹也君)  安藤康生君。


○14番(安藤康生君)  よろしくお願いします。


 それともう一つお尋ねしますが、先ほどの質問の中で視察の件が出ておりましたけど、この視察というのは受け入れ地域の特定も含めての視察でしょうか、その辺をお尋ねします。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  試験焼却なりを受け入れることを決めないと、なかなか特定地域が定まりません。そういうわけで、一応、そういう可能性があるような地域を探していきたいと、なるべく近いところで探していきたいなとそういうふうに思ってますので、県のほうにその場所なり、それから地域を特定してもらうように今お願いしているところであります。


○議長(?野幹也君)  安藤康生君。


○14番(安藤康生君)  視察の際には、例えば大船渡の太平洋セメント工場の資料等をもらってくると思いますけど、それを住民説明会に十分生かしていただきたいと思っております。よろしくお願いします。


 それと、最後に質問します。先日、市長は15日ですか、県のほうに出向かれまして、生活環境部長、そして農林水産部長と風評被害に対しての協議をなされておりますが、その記事が16日、大分合同新聞の朝刊に載ってあります。その最後のほうに、直野部長の話として「県としては説明は十分にしたと思っている、もう少ししてくれという市からの要請があるので説明したい」という記事が載っていました。説明責任のある県がこのような人ごとみたいな発言をしたんでしょうか。多分、市長、写真を見ると同席しておりますけど、その辺のいきさつなり真意をちょっとお聞かせ願います。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  そのとき私もいまして、同席した中で、「十分と思うか」という質問を受けた中で、県としてはそのときは「十分説明ができたと思っております」けども、私が受け入れ表明をした後にいろんな拙速だとか、まだ十分な説明ができていないということを聞いた中で、やはり「もうちょっと説明をちゃんとしてくれ」ということになりましたので、「市と協議しながら、これから説明を十分にやっていきます」という前提のもとの話でありまして、ちょっとその新聞の一部だけとりますと、そのいうふうな形にとれますけど、現に人に投げたようなとか、そういうふうな感じの質問ではなかったと私はとっております。皆さんもいろんな新聞を読んで、ここは十分説明が足りていないとかいろいろ思うところあると思うんですね。そういう状況でございます。人ごとではありません、それは十分に県も把握していただいております。


○議長(?野幹也君)  安藤康生君。


○14番(安藤康生君)  ありがとうございました。


 今後、誤解のないように新聞社等とも十分話し合って記事はつくり上げるようにお願いします。


○議長(?野幹也君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  記事が話し合ってできれば、それが一番いいんですけど、行ったとこ、行ったとこでいろいろとられますので、そこは皆さんもよくいろいろ感じるところあると思いますので、そういうふうに受けとっていただければと思います。


○議長(?野幹也君)  安藤康生君。


○14番(安藤康生君)  最後になりますけど、被災地の復旧・復興の思い、市民の理解、安心・安全のため、検査体制、受け入れ地域の特定、風評被害対策を国や県と協議し、また庁内協議等を十分に準備を整え、説明会を開催して冷静な議論ができるよう県と市が足並みをそろえていくことを切望して質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(?野幹也君)  本日は以上をもって延会いたします。明日10時に再開いたします。


            午後 2時13分 延会





  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。








        津久見市議会議長








        署名議員








        署名議員