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大分県 津久見市

平成20年第 3回定例会(第4号 9月22日)




平成20年第 3回定例会(第4号 9月22日)





 
平成二十年


 第三回津久見市議会定例会会議録(第四号)


   ―――――――――――――――――――――


   平成二十年九月二十二日(月曜日)


   ―――――――――――――――――――――


〇議事日程(第四号)


  平成二十年九月二十二日(月曜日)午前十時開議


  第 一 認定第一号・議案第七二号から議案第八五号まで及び意見第七号並びに請願第二号


      (委員長報告・質疑・討論・表決)


      (一)総務常任委員会


      (二)社会文教建設常任委員会


      (三)予算常任委員会


  第 二 報告第七号・報告第八号及び認定第二号から認定第一〇号まで


      (提案理由説明・質疑・委員会付託)


  第 三 議員派遣の件


   ―――――――――――――――――――――


〇本日の会議に付した事件


 日程の全部


   ―――――――――――――――――――――


〇出席議員(十六名)


   一 番      黒 田 浩 之 君


   二 番      森 脇 千恵美 君


   三 番      金 只 昌 平 君


   四 番      宮 本 和 壽 君


   五 番      小手川 初 生 君


   六 番      ? 野 幹 也 君


   七 番      小 谷 栄 作 君


   八 番      知 念 豊 秀 君


   九 番      清 水 美知子 君


   一〇番      石 田 哲 彦 君


   一一番      板 井 王 成 君


   一二番      成 松 裕 利 君


   一三番      岩 ?   蒐 君


   一四番      西 村 徳 丸 君


   一五番      安 藤 康 生 君


   一六番      中津留 麒一郎 君


〇欠席議員(な し)


   ―――――――――――――――――――――


   市長部局


   市長          吉 本 幸 司 君


   副市長         宇都宮   崇 君


   秘書課長        高 瀬 茂 人 君


   総務課長(兼)


   契約検査室長      大 塚 好 裕 君


   総務課主幹       石 井 達 紀 君


   総務課主幹       麻 生 達 也 君


   企画商工課長(兼)


   合併推進課長      新 納   淳 君


   企画商工課参事     高 ? 計 臣 君


   税務課長        幸   泰 秀 君


   市民生活課長      竹 内 ゆか子 君


   環境保全課長      谷 本 義 則 君


   健康推進課長(兼)


   地域包括支援センター長 中津留 和 昭 君


   会計管理者(兼)


   会計課長        木 許 政 春 君


   上下水道課長      鳥 越 雄 二 君


   国体推進課長      新 名 敏 秀 君


   福祉事務所長      増 田 浩 太 君


   農林水産課長      川 辺 邦 彦 君


   都市建設課長      原 尻 育史郎 君


   都市建設課参事(兼)


   土地開発公社事務局長  竹 田 光 徳 君


   消防長         市長が兼務


   消防本部次長(兼)


   消防署長        中津留 周 次 君





 教育委員会


   教育長         植 田 善 徳 君


   管理課長        塩 ? 英 次 君


   学校教育課長      深 江 克 寿 君


   生涯学習課長      軸 丸 重 信 君





 監査委員


   事務局長        平 山 徳 治 君


 選挙管理委員会


   事務局長        (監査委員事務局長が兼務)





 農業委員会


   事務局長        (農林水産課長が兼務)





 公営企業


   水道課長        (上下水道課長が兼務)


   ―――――――――――――――――――――


議会事務局職員出席者


      事務局長     塩 ? 祐 二 君


   主幹(兼)書記     岩 ? 英 樹 君


      書  記     宗   篤 史 君


      書  記     山 尾 真 理 君


   ――――――――――△――――――――――


                   午前十時〇〇分 開議


○議長(西村徳丸君)  おはようございます。


 これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配布いたしましたとおり定めましたので、ご協力願います。


   ――――――――――△――――――――――





◎日程第一 認定第一号・議案第七二号から議案第八五号まで及び意見第七号並びに請願第二号


      (委員長報告・質疑・討論・表決)


      (一)総務常任委員会


      (二)社会文教建設常任委員会


      (三)予算常任委員会





○議長(西村徳丸君)  日程第一、認定第一号・議案第七十二号から議案第八十五号まで及び意見第七号並びに請願第二号、以上一括議題といたします。


 以上、各議案に関する委員長の報告を求めます。


 総務常任委員長。


   ―――――――――――――――――――――


    総務常任委員会審査報告書


 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記の通り決定したので、会議規則第百三条の規定により報告します。


       記


 議案第七二号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について


          原 案 可 決


 議案第七三号 津久見市防災会議条例の一部改正について


          原 案 可 決


 議案第七四号 津久見市の附属機関委員等で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について


          原 案 可 決


 議案第七五号 公益法人等への津久見市職員の派遣等に関する条例の一部改正について


          原 案 可 決


 議案第七六号 津久見市認可地縁団体の印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について


          原 案 可 決


 議案第七九号 津久見市水防協議会条例の廃止について


          原 案 可 決


 議案第八一号 平成二十年度国民健康保険事業特別会計予算の補正について


          原 案 可 決


 議案第八三号 平成二十年度老人保健事業特別会計予算の補正について


          原 案 可 決


 意見第 七号 「嫡出推定」に関する民法改正と救済対象の拡大を求める意見書(案)


          原 案 可 決


 請願第 二号 後期高齢者医療制度中止・撤回を国に求める請願書


          不採択


  平成二十年九月十二日


            総務常任委員会


            委員長 石 田 哲 彦


   ―――――――――――――――――――――


  [総務常任委員長石田哲彦君登壇]


○総務常任委員長(石田哲彦君)  皆さん、おはようございます。


 総務常任委員会は、去る九月十二日に委員会を開会し、今期定例会において、本委員会に付託となりました審査事件について、審査を終了いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。


 最初に、議案第七十二号「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について」は、審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第七十三号「津久見市防災会議条例の一部改正について」は、執行部より「防災会議条例の第二条、所掌事務の中に、水防法に基づく、水防計画の審議に関する事項を加えることに伴う改正でございます。」との説明があり、審査の結果、全員異議なく原案のとおり、可決すべきものと決しました。


 次に、議案第七十四号から議案第七十六号については、それぞれ、地方自治法等の改正に伴い、これらの法を引用している、当該条例の条文を改正するもので、審査の結果、全員異議なく原案のとおり、可決すべきものと決しました。


 次に、議案第七十九号「津久見市水防協議会条例の廃止について」は、執行部より「議案第七十三号により、防災会議条例の中に、水防法に基づく、水防計画の審議に関する事項を加える改正を行うことから、水防協議会条例を廃止するものであります。」との説明があり、審査の結果、全員異議なく原案のとおり、可決すべきものと決しました。


 次に、議案第八十一号「平成二十年度国民健康保険事業特別会計予算の補正について」は、執行部より「歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ、九千四百五十九万七千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ二十八億八千十三万円とするものです。


 歳出につきましては、療養給付費が、年々、増加する中で四月から七月までの支払状況から判断した増加分、及び、後期高齢者支援金等は、額の確定による補正です。


 歳入につきましては、六月議会で議決された税率改正に伴う保険税の増加を見込んだ補正、及び、交付金等の決定や額の確定による補正です。」との説明があり、委員から「現在の、基金残高は。」と質問があり、「現時点での基金残高は、一億三千九十二万六千七百八十七円です。」との答弁がありました。


 委員から、「値上げによって、多くの市民が苦しんでいる。市民負担の増額については、許すことができない。したがって、反対です」、また、委員から「今回は、交付金等の額が確定したから調整するもので、いろいろ言うべきことではない。」という意見がありました。


 採決の結果、賛成多数により、可決すべきものと決しました。


 次に、議案第八十三号「老人保健事業特別会計予算の補正について」は、審査の結果、全員異議なく原案のとおり、可決すべきものと決しました。


 次に、意見第七号「「嫡出推定]に関する民法改正と救済対象の拡大を求める意見書(案)」については、委員から「この民法の改正については、急を要する。ぜひ、早く提出して欲しい。」との意見があり、審査の結果、全員異議なく原案のとおり、可決すべきものと決しました。


 最後に、請願第二号「後期高齢者医療制度中止・撤回を国に求める請願書」については、委員から「全国で後期高齢者医療制度に対する批判が高まり、全国約千八百余りの自治体の中で、六百三十四の自治体が、すでに、見直し、撤回、中止を求める意見書を採択していると言われている。このまま、この制度が実施されれば、やはり今後の後期高齢者医療が、様々な形で、お年寄りをいじめることになるのではないか。ぜひとも、皆様のご賛同をいただきたい。」との説明があり、委員から「確かに問題のある制度と言われているが、ただちに中止・撤回という意見書を提出することについては、躊躇せざるを得ない。よって、不採択で」との意見が出され、採決の結果、不採択とすべきものと決しました。


 以上で、総務常任委員会における経過の概要と結果の報告を終わります。


  [総務常任委員長石田哲彦君降壇]


○議長(西村徳丸君)  社会文教建設常任委員長。


   ―――――――――――――――――――――


 社会文教建設常任委員会審査報告書


 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記の通り決定したので、会議規則第百三条の規定により報告します。


       記


 認定第 一号 平成十九年度津久見市水道事業会計決算の認定について


          原 案 認 定


 議案第七七号 津久見市墓地、埋葬等に関する法律の施行に関する条例の一部改正について


          原 案 可 決


 議案第七八号 津久見市土地開発公社定款の変更について


          原 案 可 決


 議案第八二号 平成二十年度公共下水道事業特別会計予算の補正について


          原 案 可 決


 議案第八四号 平成二十年度介護保険事業特別会計予算の補正について


          原 案 可 決


 議案第八五号 平成二十年度保戸島診療所特別会計予算の補正について


          原 案 可 決


 平成二十年九月十二日


            社会文教建設常任委員会


            委員長 ? 野 幹 也


   ―――――――――――――――――――――


  [社会文教建設常任委員長?野幹也君登壇]


○社会文教建設常任委員長(?野幹也君)  皆さん、おはようございます。


 社会文教建設常任委員会は、去る九月十二日に委員会を開会し、今期定例会において、本委員会に付託されました認定一件、議案五件について審査を終了いたしましたので、その経過の概要と結果についてご報告いたします。


 最初に、認定第一号「平成十九年度津久見市水道事業会計決算の認定について」は、翌年度繰越利益剰余金は二十年度使用予定との説明だったが、何か特別な投資が考えられるのかとの質疑があり、「特にはないが、通年剰余金として残している」との答弁がありました。


 また、有収率の向上は不可能なのかとの質疑があり、「調査、修理等をしながら漏水を防いでいくことが一番の有収率を高める方法であると考えており、引き続き漏水調査等を実施していきたい」との答弁がありました。


 また、石綿管の更新状況はどうなっているのかとの質疑があり、「大部分は下水道工事と併せて布設替をしており、現在は旭町地区の工事をしている」との答弁がありました。


 また、未収金対策はどうなっているのかとの質疑があり、「滞納者のリストアップ、個人別カルテを作成し、詳細を分析しながら、個別に対応していく必要があると考えており、現在、カルテ作りをしている。税の滞納者と重複している部分もあるので、税務課とも情報のやり取りをしていきたいと考えている」との答弁がありました。


 また、企業債明細書の利率に差があるが、この部分を借り換えることができないのかとの質疑があり、「借りた時期によって利率が違ってきており、利率により償還という形をとっている。今のところ借り換えはしていない」との答弁がありました。


 審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。


 次に、議案第七十七号「津久見市墓地、埋葬等に関する法律の施行に関する条例の一部改正について」、議案第七十八号「津久見市土地開発公社定款の変更について」、議案第八十二号「平成二十年度公共下水道事業特別会計予算の補正について」、議案第八十四号「平成二十年度介護保険事業特別会計予算の補正について」の以上四議案は、すべて全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 最後に、議案第八十五号「平成二十年度保戸島診療所特別会計予算の補正について」は、保戸島診療所の現医師が本年度退職という状況に至った経緯や、後任医師確保のための市としてのこれまでの取り組みについて質疑があり、「現医師は診療所開設当初から本年度を以って退職の意向を示していた。市としては長く続けていただきたいという旨は伝えており、医師の心情を考え、これまで慎重に取り扱ってきた」との答弁がありました。


 審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で、社会文教建設常任委員会における経過の概要と結果の報告を終わります。


  [社会文教建設常任委員長?野幹也君降壇]


○議長(西村徳丸君)  予算常任委員長。


   ―――――――――――――――――――――


 予算常任委員会審査報告書


 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記の通り決定したので、会議規則第百三条の規定により報告します。


       記


 議案第八〇号 平成二十年度一般会計予算の補正について


          原 案 可 決


  平成二十年九月十六日


            予算常任委員会


            委員長 板 井 王 成


   ―――――――――――――――――――――


  [予算常任委員長板井王成君登壇]


○予算常任委員長(板井王成君)  予算常任委員会は、去る九月十六日委員会を開会し、今期定例会において付託されました議案一件の審査を行いましたので、その主な審査経過の概要と結果の報告をいたします。


 議案第八十号「平成二十年度一般会計予算の補正について」であります。


 まず、歳出の審査の中で六款、農林水産業費、一項、四目の農業振興費の十九節、施設園芸重油高騰緊急対策事業補助金について、委員より「ヒートポンプ導入の補助金と聞いているが、現在何台導入され、予算的にどのくらいかかっているものなのか」との質疑があり、これについて「今回初めて導入するもので、三軒のみかん農家に今回八機導入する予定です。約一千四百万円の十八分の三が、今回補正額の二百三十四万九千円です。」との答弁がありました。


 また委員より「原油高騰が大きな原因であると思う。現在は価格がやや下がり気味ではあるが、国、県の政策上、状来的にこのヒートポンプを積極的に導入していくというような考えになってきているのか」との質疑もあり、これについて「ヒートポンプ自体、補助対象となったのが今年が初めてです。来年度以降については、原油の価格の動向によるのではないかと思われます。」との答弁がありました。


 更に委員より「いわゆる環境対策という面よりも、燃油高騰の問題ということで捉えていいのか。」との質疑があり、これについて「当初、国はCO2削減の目的でヒートポンプ等を導入することについて補助が出ていましたが、この時期の燃油高騰に対し、大分県も津久見市も今回初めてこのヒートポンプに補助を出したということです。」との答弁がありました。


 またこの他、同款二項林業費、三項の水産業振興費等で質疑があり、答弁がありました。


 次に九款消防費、一項消防費、四目の災害対策費のハザードマップ作成委託料ほかの内容について質疑があり、これについて「国の作成した東南海、南海地震対策大綱の中で津波や鉄砲水などの避難対策としてのハザードマップ整備であり、二級河川である津久見川、青江川の県の指定及び調査によるもので、地区説明会等開きながら作成をしていくという事業でございます。


 津久見川及び青江川に影響する部分は当然のことですが、その周辺についても十分な調査を行った上で、来年度に防災マップ的な要素を持った洪水ハザードマップを全戸配布したいと考えております。」との答弁がありました。


 委員より、「出来るだけ地元の意見を十分聞きながら、よりよいものを作成していただきたい。」との要望もあり、これについて「基本的には指定区域周辺ということになっておりますが、そのへんを加味しながら検討したいと思います。」との答弁がありました。


 その他、二款総務費、一総務管理費の中の市税償還金ほかについて。三款民生費、三項児童福祉費の児童扶養手当費の増額補正について。八款土木費、五項都市計画費の中の公共下水道事業特別会計繰出金について。十款教育費の三項中学校費、三目学校建設費の今後の校舎の整備方針等について、委員より質疑があり、それぞれ答弁がありました。


 次に、歳入につきましては、十九款諸収入の四項、六目の雑入の中の消防団員退職報償金について質疑があり、答弁がありました。


 本補正予算について、委員会では慎重審議の結果、その内容も理解されましたので、全員異議なく可決すべきものと決しました。


 以上で、本予算常任委員会における審査経過の概要及び結果の報告を終わります。


  [予算常任委員長板井王成君降壇]


○議長(西村徳丸君))  委員長の報告は終わりました。


 これより、各委員長報告に対する質疑に入ります。


 ただいま、行われました各委員長の報告について、ご質疑はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これをもって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。


○議長(西村徳丸君)  これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 八番知念豊秀君。


  [八番知念豊秀君登壇]


○八番(知念豊秀君)  それでは、議案第八十一号「平成二十年度国民健康保険事業特別会計予算の補正について」の反対討論を行います。


 今回の歳入歳出それぞれ九千四百五十九万七千円の追加補正予算は、六月定例議会の国民健康保険税値上げによる予算組み替えが重点的になっていると思います。


 六月議会の総務常任委員会で問題提起しましたが、自営業者をはじめとする被保険者の生活実態を直視せず調査せず保険者である行政側の都合で負担を増やせば、必然的に犠牲者が出ることは予想できます。


 そのセーフティネットとして経済的弱者に対する免除・減免制度は、保険者の責任で実情に合わせて実施しなければ大変なことになります。


 しかも、年金受給者の年金から自動的に引き落とされるのは、大問題です。


 副市長から「考えさせてください」と答弁がありながら、負担と徴収が先に先行いたしました。


 値上げの通知後「市民から抗議の電話が沢山来ることを覚悟していたが、計算方法や納税相談がほとんどであった」と報告がありましたが、私の方には「生活が苦しい、何とかして欲しい」と先日もある市民から寄せられています。


 立命館大学准教授の森裕之氏によると「国民健康保険料の滞納率は、世帯数で十九パーセント、金額で九・九パーセント、その背景には、国民健康保険加入者の五十パーセントが六十歳以上、五十四パーセントが無職、世帯主が働いている世帯でも年収二百万円未満が六十二パーセントを占めており、高齢者に加えて失業者・非正規労働者が大量に集まっています。これでは国保料の滞納率が低い方が不思議でしょう。」と述べています。


 学者の言葉を借りなくても、津久見市の被保険者の収入状況は役所が一番把握しており、提供された資料により市会議員諸君もつぶさに知っているところであります。


 国民健康保険法第一条には、『この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする。』とあり、また、国民の生存権を保障した憲法二十五条と、この法律の趣旨からも社会保障制度が国民の暮らしと営業を追い詰めたり、弱者を苦しめることがあってはなりません。


 今の緊急課題として国保の国庫負担率を三十八・五パーセントから、削減前の四十五パーセントに引き上げることこそ最重要課題であると主張いたします。改めて地方自治の本分に立ち返り、もうこれ以上の負担には、耐えられないという切実な市民の声を受けとめて、犠牲者を出さないための救済策を早急に打ち出すことを要求し反対の討論といたします。


 次に、請願第二号「後期高齢者医療制度中止・撤回を国に求める請願書」については、付託された総務常任委員会で多数決の結果不採択になりましたので、改めて本会議の場におきまして採択されますよう、賛成討論を行います。


 請願趣旨にもありますように、すでに六百三十四の自治体が「中止・撤回を求める意見書」を採択しています。


 今年、四月から実施された七十五歳以上の高齢者約千三百万人および六十五歳から七十四歳の重度障害者約百三十万人をひとまとめにした後期高齢者医療制度が始まったとたんに、全国から反対運動が激しく起こりました。


 七十五歳以上の被保険者のみならず、医療関係機関や様々な団体からも激しい反対運動が起こっています。


 その勢いは収まらないどころか各地の地方選挙の争点になり、また、次期国政選挙の争点にもなろうかとしています。


 最近では、保険料の決定や年金からの天引きに対する不服審査請求を全国で三千人以上の人たちがおこしております。


 さらに大手サラリーマン等が加入する健康保険組合連合会は、千五百ある組合の八割が六十五歳以上の医療費を賄うための拠出金が増えて赤字になる見通しとなったため、保険者の十三組合が解散し、政管健保に移ったと報道されています。政府は当初、「高齢者医療制度で現役世代の負担を減らす」とさかんに宣伝しておりましたが、正反対になったためだとそういうふうに報道されています。


 九月二十日には、舛添要一厚生労働大臣が「国民が支持しない制度は大胆に見直すべきだ」として、国民の支持を失ったことを認める発言をしています。


 今朝の新聞には、二十二日付けですけども、新聞報道では、テレビ出演の番組の中で麻生太郎氏は「国民が反発し、納得頂けない。だめだと分かったら、さっさと抜本的に見直す必要がある」と述べ、新制度創設を検討する意向、と報道されています。


 したがいまして、改めて中止・撤回を国に求める請願書を採択頂けますようお願いいたしまして賛成討論といたします。


  [八番知念豊秀君降壇]


○議長(西村徳丸君)  ほかに討論はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これにて討論を終結いたします。


 これより採決を行います。


○議長(西村徳丸君)  議案第八十一号及び請願第二号については、ご異議がありますので、起立により採決いたします。


○議長(西村徳丸君)  まず、議案第八十一号について採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は可決すべきものであります。


 本件は、委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


  [起立多数]


 着席ください。


○議長(西村徳丸君)  起立多数であります。


 よって、議案第八十一号は原案のとおり可決されました。


○議長(西村徳丸君)  次に、請願第二号について採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。


 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


  [起立少数]


 着席ください。


○議長(西村徳丸君)  起立少数であります。


 よって、請願第二号は不採択とすることに決しました。


○議長(西村徳丸君)  次に、認定第一号・議案第七十二号から議案第八十号まで、及び議案第八十二号から議案第八十五号まで、並びに意見第七号の各議案については、それぞれ各委員長報告のとおり、決することにご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、認定第一号・議案第七十二号から議案第八十号まで、及び議案第八十二号から議案第八十五号まで、並びに意見第七号の各議案については、それぞれ各委員長報告のとおり決しました。


   ――――――――――△――――――――――





◎日程第二 報告第七号・報告第八号及び認定第二号から認定第一〇号まで


      (提案理由説明・質疑・委員会付託)





○議長(西村徳丸君))  日程第二、報告第七号・報告第八号及び認定第二号から認定第十号まで、以上一括議題といたします。


   ―――――――――――――――――――――


         付 議 事 件


 報告第 七号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について


 報告第 八号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について


 認定第 二号 平成十九年度一般会計決算の認定について


 認定第 三号 平成十九年度国民健康保険事業特別会計決算の認定について


 認定第 四号 平成十九年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計決算の認定について


 認定第 五号 平成十九年度奨学資金事業特別会計決算の認定について


 認定第 六号 平成十九年度簡易水道布設事業特別会計決算の認定について


 認定第 七号 平成十九年度公共下水道事業特別会計決算の認定について


 認定第 八号 平成十九年度老人保健事業特別会計決算の認定について


 認定第 九号 平成十九年度介護保険事業特別会計決算の認定について


 認定第一〇号 平成十九年度保戸島診療所特別会計決算の認定について


   ―――――――――――――――――――――


○議長(西村徳丸君)  提案理由の説明を求めます。


 吉本市長。


  [市長吉本幸司君登壇]


○市長(吉本幸司君)  ただ今、上程されました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。


 まず、報告第七号は、平成十九年度地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について、同法第三条第一項の規定に基づき議会に報告するものであります。


 その概要をご説明いたしますと、いわゆる財政健全化法は、平成十九年六月に制定され、地方公共団体は、毎年度決算時に健全化判断比率及び資金不足比率の二点を算定し、監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会に報告し、住民に公表することが義務付けられました。


 これら指標についての公表は、平成十九年度決算から、また、財政健全化計画等策定等の義務は、平成二十年度決算から適応されるようになっております。


 健全化判断比率には、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、及び将来負担比率という四つの指標があり、このうちの何れかが「一定の基準」以上になれば、いわば黄色信号とも言うべき財政の「早期健全化」段階そして、いわば赤信号と言うべき財政の「再生」段階となり、財政健全化計画の策定等さまざまな措置が義務付けられ、議会の議決を経て、住民の公表し、計画的な健全化に向けて取り組まなければなりません。


 また、一方の資金不足比率も、同様の措置が必要になります。


 具体的に申しますと、実質公債費比率につきましては、一般会計等の実質的な借入金の返済額が、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、本市は十三・八パーセントとなっています。


 平成十九年度決算における本市の早期健全化基準は、二十五・〇パーセント、再生基準は三十五・〇パーセントでありますので、いずれも下回っています。


 次に、将来負担比率につきましては、一般会計等が抱える実質的な負債の残高が、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、本市は百五・二パーセントとなっています。


 平成十九年度決算における本市の早期健全化の基準は、三百五十・〇パーセントであり、これも下回っています。


 以上のことから健全化判断基準比率につきましては、何れも早期健全化基準値を下回っております。また、実質赤字比率と連結実質赤字比率につきましては、赤字額がないため算定されません。


 報告第八号は、平成十九年度地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第二十二条第一項の規定に基づき議会に報告するものであります。


 資金不足比率につきましては、各公営企業の資金不足が事業の規模に対しどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、本市におきましては、各公営企業とも資金の不足額が発生しないため算定されておりません。


 認定第二号は、平成十九年度津久見市一般会計歳入歳出決算の認定についてであり、地方自治法第二百三十三条第三項の規定に基づき、議会の認定をお願いするものであります。


 平成十九年度決算は、歳入総額八十五億八千三百十三万二千円、歳出総額八十三億九千七百四十八万円で、歳入歳出差引き一億八千五百六十五万二千円となり、翌年度に繰り越すべく財源を控除した実質収支額は六千四百五十三万三千円となっています。


 歳入では、自主財源の根幹をなす市税のうちで、固定資産税などは減少はしているものの、個人市民税、法人市民税、都市計画税などの増加により、全体では一億五千四百六十四万八千円の増加となっています。このほか、県支出金、財産収入、諸収入などが増加しています。


 一方、減少したものとして、地方譲与税は、昨年度まで譲与されておりました所得譲与税の廃止などに伴いまして一億五千二十九万円の減額となっております。


 地方交付税は、普通交付税が二億二千六百一万三千円と特別交付税が一千一万六千円、合計二億三千六百二万九千円の減少となっております。


 このほか、地方特例交付金、地方消費税交付金、国庫支出金などが減少しております。


 市債は、国民体育大会開催に伴います施設整備のための市民野球場改修分や退職手当債などの増加があったものの、普通交付税の振替分であります臨時財政対策債や津久見港埋立用地購入事業分や農道整備事業県営工事負担分などの減少により、全体では八千二百七十六万二千円の減少となっております。


 その結果、歳入全体では前年度に比較して三千百二十五万七千円、〇・四パーセントの増加となっております。


 歳出につきましては、津久見港埋立用地購入事業、市道、農道、漁港の改良事業など活力のある地域づくりに向け、生活に密着した社会資本の整備を中心に推進してまいりました。歳出においては、前年度と比較して五千七百二十五万一千円、率にして〇・七パーセントの減少となっております。


 なお、平成十九年度の決算の成果につきましては、別冊の「歳入歳出にかかる主要施策に関する報告書」の中でも明記しておりますので、ご参照ください。


 認定第三号から認定第十号までは、平成十九年度各特別会計決算の認定についてでございます。


 それぞれ各特別会計の設置目的に従いまして、事業の推進を図ってきたところでございます。


 以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。


 なにとぞ、慎重にご審議のうえ、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。


  [市長吉本幸司君降壇)


○議長(西村徳丸君)  説明は終わりました。


 これより、質疑に入ります。


 報告第七号・報告第八号及び認定第二号から認定第十号までについて、ご質疑はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これをもって質疑を終結いたします。


 おはかりいたします。


 ただいま、議題となっております認定第二号については、十四人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、議会閉会中継続審査といたしたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、認定第二号については、十四人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、議会閉会中継続審査とすることに決しました。


  ――――――――――――――――――――――――――


     議 案 付 託 表(一)


          平成二十年第三回(九月)定例市議会


 決算特別委員会


 認定第二号 平成十九年度一般会計決算の認定について


  ――――――――――――――――――――――――――


○議長(西村徳丸君)  ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第八条第一項の規定により、お手元に配布いたしております決算特別委員会委員氏名表のとおり指名いたします。


  ――――――――――――――――――――――――――


    決算特別委員会委員氏名表


 決算特別委員会委員


     黒 田 浩 之


     森 脇 千恵美


     金 只 昌 平


     宮 本 和 壽


     小手川 初 生


     ? 野 幹 也


     小 谷 栄 作


     知 念 豊 秀


     清 水 美知子


     石 田 哲 彦


     板 井 王 成


     岩 ?   蒐


     安 藤 康 生


     中津留 麒一郎


  ――――――――――――――――――――――――――


○議長(西村徳丸君)  次に、認定第三号から認定第十号までの各議案については、それぞれ議案付託表に記載のとおり、所管の常任委員会に付託の上、議会閉会中継続審査といたしたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、認定第三号から認定第十号までの各議案については、それぞれ所管の常任委員会に付託の上、議会閉会中継続審査とすることに決しました。


  ――――――――――――――――――――――――――


     議 案 付 託 表 (二)


         平成二十年第三回(九月)定例市議会


 総務常任委員会


 認定第 三号 平成十九年度国民健康保険事業特別会計決算の認定について


 認定第 八号 平成十九年度老人保健事業特別会計決算の認定について





 社会文教建設常任委員会


 認定第 四号 平成十九年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計決算の認定について


 認定第 五号 平成十九年度奨学資金事業特別会計決算の認定について


 認定第 六号 平成十九年度簡易水道布設事業特別会計決算の認定について


 認定第 七号 平成十九年度公共下水道事業特別会計決算の認定について


 認定第 九号 平成十九年度介護保険事業特別会計決算の認定について


 認定第一〇号 平成十九年度保戸島診療所特別会計決算の認定について


   ――――――――――△――――――――――





◎日程第三 議員派遣の件





○議長(西村徳丸君)  日程第三、議員派遣の件を議題といたします。


  ――――――――――――――――――――――――――


     議 員 派 遣 の 件


 地方自治法第百条第十三項及び会議規則第百五十九条の規定により次のとおり議員を派遣する。





     議 員 派 遣 一 覧 表





 一.大分県市議会議長会主催の議員研修会


  (一)目  的 大分県下の市議会議員が一堂に会し、地方分権時代に即応した議会機能についての研修及び共通する政策課題等ついての情報や意見の交換を行い、活力に満ちた地域づくりに資するため


  (二)派遣場所 大分市「大分東洋ホテル」


  (三)期  間 平成二十年十月二十四日の一日間


  (四)派遣議員


          黒 田 浩 之 議員


          森 脇 千恵美 議員


          金 只 昌 平 議員


          宮 本 和 壽 議員


          小手川 初 生 議員


          ? 野 幹 也 議員


          小 谷 栄 作 議員


          知 念 豊 秀 議員


          清 水 美知子 議員


          石 田 哲 彦 議員


          板 井 王 成 議員


          成 松 裕 利 議員


          岩 ?   蒐 議員


          西 村 徳 丸 議員


          安 藤 康 生 議員


          中津留 麒一郎 議員


  ――――――――――――――――――――――――――


○議長(西村徳丸君)  本件については、地方自治法第百条第十三項及び会議規則第百五十九条の規定により、お手元に配布いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員の派遣をいたしたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、「議員派遣一覧表」のとおり、議員を派遣することに決しました。


 なお、ただいま議決いたしました事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任願いたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、ただいま議決いたしました事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任することに決しました。


○議長(西村徳丸君)  以上で、今期定例会の議事は全部終了いたしました。


 市長あいさつをお願いいたします。


  [市長吉本幸司君登壇]


○市長(吉本幸司君)  平成二十年第三回市議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。


 去る九月三日から二十日間にわたり、議員の皆様方には、本会議あるいは各常任委員会において、専決処分の承認、条例の一部改正や人事案件など二十八件の議案につきましてご審議いただき、平成十九年度水道事業会計を除く一般会計並びに各特別会計の決算認定が継続審議の取り扱いとなりましたが、その他の案件については、いずれも原案のとおりご賛同賜りましたことに対し厚くお礼を申し上げます。


 本会議が可決いただきました議案につきましては、職員と共にその執行に万全を期したいと考えております。


 ところで、マルショクの埋立地移転により、空き店舗となっておりました旧マルショク高洲店の跡地にこのほど株式会社マルミヤストアが移転することが決定しました。開店予定日は、十月九日とのことであります。マルミヤストアには、マルショクとともに中心市街地の活性化の一役を担っていただくことをお願いしております。


 さて、いよいよ第六十三回国民体育大会チャレンジおおいた国体が開催され、津久見市での競技日程については、ボクシング競技は津久見高校体育館にて九月二十八日から十月二日まで、一方、軟式野球競技は、市民野球場で十月三日から十月六日までとなっております。


 また、本市の伝統芸能である「津久見扇子踊り」が、市民の皆さんのご協力により、九石ドームでの開会式のオープニングアトラクションの一つとして出演いたします。私も先頭に立って、職員、ボランティアの皆さん及び関係各位とともに、簡素な中にも、「おもてなしの心のこもった大会」にしていきたいと考えておりますので、議員各位におかれましても、ご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げまして閉会のあいさつといたします。


  [市長吉本幸司君降壇]


○議長(西村徳丸君)  これをもって平成二十年第三回津久見市議会定例会を閉会いたします。


                午前十時四十三分 閉会











 地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。








       津久見市議会議長








       署名議員








       署名議員