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大分県 津久見市

平成19年第 3回定例会(第2号 9月11日)




平成19年第 3回定例会(第2号 9月11日)





 
平成十九年


 第回三津久見市議会定例会会議録(第二号)


   ――――――――――――――――――――――――――


   平成十九年九月十一日(火曜日)


   ――――――――――――――――――――――――――


〇議事日程(第二号)


  平成十九年九月十一日(火曜日)午前十時開議


  第 一 一般質問


  第 二 認定第一号及び議案第五八号から議案第六六号まで


      (質疑・委員会付託)


  第 三 議案第六九号及び議案第七〇号


      (提案理由説明・質疑・委員会付託)


  第 四 意見第五号


      (提案理由説明・質疑・委員会付託)


  第 五 請願第三号


      (委員会付託)


〇本日の会議に付した事件


 日程の全部


   ――――――――――――――――――――――――――


〇出席議員(十六名)


   一 番      黒 田 浩 之 君


   二 番      森 脇 千恵美 君


   三 番      金 只 昌 平 君


   四 番      宮 本 和 壽 君


   五 番      小手川 初 生 君


   六 番      ? 野 幹 也 君


   七 番      小 谷 栄 作 君


   八 番      知 念 豊 秀 君


   九 番      清 水 美知子 君


   一〇番      石 田 哲 彦 君


   一一番      板 井 王 成 君


   一二番      成 松 裕 利 君


   一三番      岩 ?   蒐 君


   一四番      西 村 徳 丸 君


   一五番      安 藤 康 生 君


   一六番      中津留 麒一郎 君


〇欠席議員(な し)


   ――――――――――――――――――――――――――


〇説明のため出席した者


   市長部局


   市長          吉 本 幸 司 君


   副市長         川 ? 信 人 君


   収入役         石 井 英 一 君


   秘書課長        高 瀬 茂 人 君


   総務課長(兼)


   契約検査室長      久保田   直 君


   総務課主幹       石 井 達 紀 君


   総務課主幹       麻 生 達 也 君


   企画商工課長(兼)


   合併推進課長      大 塚 好 裕 君


   企画商工課参事     高 ? 計 臣 君


   税務課長        佐々木 英 治 君


   市民生活課長      竹 内 ゆか子 君


   環境保全課長      塩 ? 英 次 君


   健康推進課長(兼)


   地域包括支援センター長 中津留 和 昭 君


   会計課長        三 浦 保 雄 君


   上下水道課長      御手洗   寛 君


   国体推進課長      新 名 敏 秀 君


   福祉事務所長      新 納   淳 君


   農林水産課長      木 許 政 春 君


   都市建設課長      原 尻 育史郎 君


   都市建設課参事(兼)


   土地開発公社事務局長  竹 田 光 徳 君


   消防長         市長が兼務


   消防本部次長(兼)


   消防署長        迫 村 幸 嗣 君





 教育委員会


   教育長         植 田 善 徳 君


   管理課長        宇都宮   崇 君


   学校教育課長      深 江 克 寿 君


   生涯学習課長      平 山 徳 治 君





 監査委員


   事務局長        今 宮 民 雄 君


 選挙管理委員会


   事務局長        (監査委員事務局長が兼務)





 農業委員会


   事務局長        (農林水産課長が兼務)





 公営企業


   水道課長        (上下水道課長が兼務)


   ――――――――――――――――――――――――――


議会事務局職員出席者


      事務局長     塩 ? 祐 二 君


   主幹(兼)書記     岩 ? 英 樹 君


      書  記     宗   篤 史 君


      書  記     草 場 やよい 君


   ―――――――――――△―――――――――――――


                   午前十時〇〇分 開議


○議長(西村徳丸君)  おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配布いたしましたとおり定めましたので、ご協力願います。


  ―――――――――――△―――――――――――――





◎日程第一 一般質問





○議長(西村徳丸君)  日程第一、一般質問を行います。


 十人の諸君から通告があっていますので、順次質問を許します。


 四番宮本和壽君。


  [四番宮本和壽君登壇]


○四番(宮本和壽君)  議席番号四番宮本でございます。今年五月に議員となりまして、まだまだ要領を得ない中で四ヵ月が過ぎてしまいました。十年一昔といわれる時代と違い、ドックイヤー、マウスイヤーといわれる昨今、議員としての一期四年がいかに早いかと、その間、新人議員としてご支持いただいた皆様方の代表として市政へきちっとした要望、提言等を行なってまいりたいと考えております。


 そこで、今回は六月議会に引き続きまして、二つの質問をさせていただきます。


 まず、一点目の質問でございますが、役所の使用する物品購入についてでございます。現在二百七十九名の職員を抱えてる、当市では一番大きな事業所と思います。その中で、市役所の物品購入がどのようにされているのか。吉本市長が掲げておりました行財政改革の中で当然物品などの経費の削減も図っておるのは重々承知しておりますし、その効果も決算書を見れば、その決算書の中で比較ということで理解できるかと思いますが、今回、私は違う観点から質問に上げさせていただきました。


 質問の要旨は、まず専決・代決の基準はどうなっているか、それから、年間の物品の購入額。どのくらいあるのか、それから購入先についてでございます。市内業者あるいは市外業者等々の関係で、その市内・市外からの購入の比率、比較、金額等どのようになっているかということがまず一点目でございます。


 続きまして、二点目でございますが、つくみん公園を除く公園の活用と整備・管理についてでございます。


 八月の七日にこの場で開催されました津久見市子ども市議会におきまして、児童八名の質問者のうち、四名の児童が公園に関連した質問をされました。つくみん公園をはじめとして遊具を設置してる公園は子どもたちにも十分関心があり、必要とされているようですが、遊具を設置されてない都市型の公園の現状、これはほとんどが利用されてないように思われてます。


 また、整備・管理につきましても、つくみん公園は多方面からいろんな団体の協力等もありまして管理は行き届いているように思われます。しかし、他の公園につきましても整備・管理どのようにされているのか、実際に整備・管理等が十分なされているのか、子ども議会でもいろんな質問がございまして、管理がうまくいってないような公園も多々あるということで質問されておりました。


 以上、二点の二項目につきまして、一回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。


  [四番宮本和壽議員降壇質問者席着席]


○議長(西村徳丸君)  久保田総務課長。


○総務課長(久保田 直君)  それでは、一点目の物品購入についての(一)専決・代決の基準は、についてお答えいたします。


 市民への行政サービスの提供や福祉あるいは農林水産業振興、あるいは災害復旧事業等々様々な事業を遂行する上で、消耗品をはじめとした物品が必要なために市内業者などから購入を行いますが、その際にどのような基準によって最終的な意思決定が行われ、購入されているのかという決裁の基準につきましては、基本的なところを少し申しますと、津久見市事務決裁に関する細則というものがありまして、その目的は事務の迅速な処理並びに責任の範囲とその所在を明らかにし、もって能率的な運営を図ることを目的としておるものでございます。


 その中で、市長の権限に属する事務に関し説明いたしますと、決裁とは、事務処理に当たり、市長又は補助機関が最終的な意思決定を行うことを言いまして、これには市長決裁、それから専決、そして代決の三種類があります。


 そして、市長決裁とは文字通り市長が意思決定を行うことをいいます。次に専決とは、市長の補助機関、つまり副市長や各課の課長をはじめとした職員において、常時あるいはあらかじめ認められた範囲で市長の責任と名において市長に代わり補助機関の責任で決裁を行います。また、代決とは、市長又は専決を行うものに代わりまして、補助機関の責任で決裁を行うことを言います。


 専決の範囲につきましては、先ほど申しました細則で副市長から各課長の専決事項などが細かく定められているために、ここでの説明は割愛しますが、収入・支出につきましては、百万円未満は各課長、それから三百万円未満は総務課長、それから一千万円未満につきましては副市長専決として取り扱っております。


 そのうち、消耗品などの需用費や原材料費、あるいは備品購入などの物品購入につきましては、平成十二年度から、行財政改革の一環として、それまでは各課長専決での購入をしておりましたが、総務課で一括購入をすることにより経費の節減等に努めているところでございます。


 購入先につきましては、市内からの調達を優先しておりますが、市内での調達が無理なものにつきましては市外からの購入をしておるところでございます。


 また、市の財務規則の中にありますが、物品の中でも消耗品、備品、原材料費につきましては、総務課で毎年度その使用予定を勘案して、予算に定めるところに従い、物品調達計画を作成し、その物品については年間を通じて同一単価で提供していただくことを内容とする、いわゆる単価契約を年度当初に各業者さんと締結するなど、なるべく安価で安定的な調達に努めているところでございます。ただし、単価契約に適しない物品につきましては、その都度競争見積を行ったり、規則で定めております予定価格以上のものにつきましては、物品等供給契約に係る競争入札参加資格審査要綱によりまして、必要な資格登録を行った業者によって指名競争入札等で調達を行っております。


 次に、(二)の年間購入額はと(三)の購入先業者について(市外業者からの購入割合、購入額は)につきましては関連性がありますので一括して、お答えいたします。


 年間購入額は平成十八年度決算が今後議会での審議を経なければ確定しないため、現時点では見込みとして物品購入額を説明させていただきます。


 物品購入費の内訳としましては、消耗品として文具類、OA関連用品あるいはコピー料、それから例規集、参考図書などの追録代などのほかに、タイヤとかオイルなどの公用車関連消耗品、あるいはトイレットペーパー、ごみ袋、蛍光灯等々でございます。さらに、保育所の、保育所といいますのはこれは明光保育所になりますが、給食材料費、あるいはドリームフューエルセンター等で使用する薬品類など、また、備品につきましては、公用車購入費、あるいは図書館等の図書購入費、パソコン、医療器具、椅子、机等々として約一億四千三十万円となっております。


 購入先業者の内訳は、市内が六十一パーセントで八千五百万円ほどでございます。市外が三十九パーセントで五千四百六十万円ほどとなっております。そのうち、一般消耗品の購入費につきましては、約六千二百六十万円でございますが、市内がそのうちの六十五パーセントで四千六十万円、市外が約三十五パーセントで二千二百万円となっております。


 市外からの購入は主に法律とか条例の改正に伴います例規集の追録代やそういった法律関係に関係する参考図書代、それから消防用品で、こういったもので全体の六十三パーセントが占められております。また、ドリームフューエルセンターや終末処理場などで使用する薬品等特殊な消耗品につきましては、市内での購入不可能な分として購入額の約四十パーセント一千六百万円ほどが市外からの購入となっております。


 備品購入につきましては、約三千七百五十七万円ほどでありますが、市外からの購入はそのうち四十四パーセント、約一千六百三十八万円で、そのうち緊急通報システムや消防用ポンプ積載車などの備品購入が約八十二パーセント、一千六百三十八万円の八十二パーセントはそういうものが占めておるということでございます。


 そういったことを含めまして、行政サービスコストにつきましては、今後も最小の経費で最大の効果を上げることを念頭に市内での調達は可能なものにつきましては極力調達をするように努めていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。


○都市建設課長(原尻育史郎君)  二点目のつくみん公園を除く公園の活用と整備・管理についての(一)利用状況について(二)整備・管理状況については、関連性がございますので一括して、お答えいたします。


 津久見市には、市が管理する公園が都市公園二十四箇所、その他公園十一箇所の計三十五箇所あり、市民は遊技、ウォーキングなどそれぞれの目的で思い通りに利用しております。


 つくみん公園を除く公園の維持管理は、面積等にもよりますが、平均すると便所を含む清掃が一週間に一回、そして除草・剪定は一年間に三、四回程度行っております。


 津久見市が管理している公園は、主として徒歩圏域内の居住者が利用することを目的とする街区公園・近隣公園・地区公園の三種類であることと、利用者は子どもから高齢者までが周囲と協調し合いながら多目的に幅広く利用していること、地域の公園としての色合いが濃いこと、そして宮山公園・青江ダム公園・つくみん公園等を除けば大半が小さな公園であることなどから、これまでどおりアダプト制度の輪を広げながら整備を進めていきたいと考えております。


 なお、つくみん公園のペット立ち入り禁止については、再三にわたり糞の後始末のお願いをしてまいりましたが、一部の飼い主から理解を得られなかったため、残念ながら平成十八年七月十日に禁止といたしました。


 今回、市には他の公園での糞被害については特に連絡は入ってきておりませんが、ペットの飼い主にはモラルの向上に努めていただきたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。


○四番(宮本和壽君)  ご答弁ありがとうございました。


 まず、物品購入についてでございますが、私以前商工会議所におりまして、商工会議所におりましたときに、経営指導員という職責があります。この中で、常時使用する従業員の数が二十名以下の商工業者あるいは商業、サービス業については五名以下と、これを小規模事業者といいますが、この小規模事業者で平成八年千四十六ありました。平成十三年では九百三十九と百七店舗減っております。千以上の事業者があればこの経営指導員というのを三名設置できます。今現在千以下になりまして二名の経営指導員で、一人減ということになっています。


 今回質問したのは、この市が作りました第四次総合計画の中で百四ページに謳っておりますけど、商工振興の商業統計調査の比較でも、十一年度では四百五十五店舗、それが十四年度では三百九十と六十五店舗減った中で、二十二年度に三百九十五そのまま保持した計画書を謳っております。


 こういった中で、どのようにこの三百九十の数を保持できるのかということになりますと、やはり市内でいかに皆さん方が利用するかと、市内の店舗をいかに利用してあげるかということがまず基本じゃないかと思います。


 そこで、今回質問上げさせていただきましたのは、一番大きな消費をする津久見市の中で、できるだけ市内の業者、あるいは市内・市外を含めてどうしても市内で購入できないもの、これはいたしかたないかと思いますけど、できる限り市内の業者を利用してあげることによって、こういった第四次の総合計画に謳ってる店舗数を保持できるんじゃないかなという気がしております。


 それから、公園につきましての質問でございますが、今、課長の方からご報告いただきました。まず、アダプト制度これにつきまして再度質問しますが、今、何団体でどのような管理をお願いしておるのかちょっとお聞きしたいんですが。


○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。


○都市建設課長(原尻育史郎君)  現在十団体、三百十四名が加入をしております。特に、つくみん公園そして徳浦公園等の清掃活動、除草作業等に従事をしていただいております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。


○四番(宮本和壽君)  ありがとうございます。


 十団体ということで、それと先ほど十八年七月十日につくみん公園はペット禁止ということで、糞の処理ができてないということの禁止になったかと思うんですけど、その反面、大友公園が糞が多くなってるということも聞いております。


 これをまず禁止するのがいいのか、あるいは禁止せざるを得なかったんでしょうけど、利用されてない公園をいかにうまく利用するかということを何か考えておればお聞きしたいんですが。


○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。


○都市建設課長(原尻育史郎君)  まず、つくみん公園につきましては、再三市報等でも注意を促がす中で、ペットの立ち入り禁止を訴えてまいりました。その中で、私も十八年度に都市建設課に来てからもう一年ほど、様子を見ながら状況を見ながら検討してきたわけなんですけど、どうしても守れない飼い主がいるということで、やむなくこういう措置を施しました。


 大友公園という話が出ましたけども、私の方には特別糞被害の報告は入ってきておりません。ただ、ほかの利用方法ということですけども、まず、先ほどの説明の中でも言いましたように、都市計画法の中で公園は定められております。津久見の中には街区公園・近隣公園・地区公園という小さな公園で、地域の方が利用される公園であります。その公園もいろんな地区の行事とか子どもたちの遊び場というふうになっておりますので、私の方としましては、地区公園を地域の方と一緒に清掃するという行動をとりながら、公園の活用を図っていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。


○四番(宮本和壽君)  ありがとうございます。


 私が糞の件について質問しましたのは、例えば、今小さな公園といいますか、ほとんど見る限りどなたも中に入って遊んでるのを見たことがありません。


 そこで、例えばペット公園とか健康公園とか球技公園とか、そういった目的の公園にして、NPO法人等募集して糞を処理させるとか、そういったことは考えられないですか。


○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。


○都市建設課長(原尻育史郎君)  都市計画法の中で街区公園・近隣公園、それと地区公園・総合公園・運動公園・特殊公園・広域公園という公園の目的で定められておりますけども、先程来言っていますように、大変公園がその都市計画法の指針の中で述べられているほどの面積を擁しておりません。そういう意味から地域性が大変強いということで、ペットやそういったほかの目的でその公園を利用するということは不適当であるというふうに判断しております。


 それぞれゲートボールとかグランドゴルフとかいうのはそういう場所でやっていただきたいと思いますし、運動についてはやっぱりグラウンド等で利用していただきたい。そういうことでご理解をいただきたいと思っております。


○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。


○四番(宮本和壽君)  はい、わかりました。


 それともう一点お聞きしたいのが、現在市が管理してる公園が三十五あるということで、その半数以上が都市公園という中で、都市建設課が管理してるかと思うんですけど、その他の公園の中で半島部にほとんど公園がないというのが現状じゃないかと思います。この半島部に公園らしきものが設置されないというのは何か理由がございますでしょうか。


 それと、半島部には公園ができないかどうか、そこらもちょっとお聞きしたいんですが。


○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。


○都市建設課長(原尻育史郎君)  公園及び緑地広場には都市施設としての都市公園とかその他公園、それと漁港施設としての緑地広場等があります。都市公園は都市計画区域内にしか整備ができません。そういった意味で、公園が都市計画区域内に多いということは、そういう住環境整備を図るということと、先程来言いました都市計画法の指針の中で、望ましい面積というのがございまして、都市計画の中である程度公園整備をされているのはそういったような理由からであります。


 漁港区域につきましては、自然がすべて公園であるという認識、意識があります。それと漁村は大変土地が狭いということで、ご存知のように漁村地域の公園はほとんどが海を埋め立てて整備しております。海を埋め立てるということはお金がかかるという点もございますけども、環境面において、大変問題があります。


 これまで漁村地域につきましても、漁港整備をする中で、地域と協議をする中で整備をした経緯がありますので、なかなか漁村地域にむやみに埋め立てて公園を造るということはできない理由であります。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。


○四番(宮本和壽君)  なかなか難しいということでございますけど、半島部、今、高齢化が進んでおります。公園、読んで字のごとく公の園でございます。こういった中でお年寄りがいかに集合できる場所、話し合いが持てる場所、今、半島部は公民館が主でございましょう。そういった公園が半島部に一つでもできていくならば、また違った面が出てくるんじゃないかなと思っております。確かに海岸を埋め立てて公園を造らないといけないというのもございましょう。しかし、土地はあるかと思います。探せばまだ土地は空いてる土地があります。畑を作ってない土地もございますし、そういった中で半島部にも目を向けていただきまして、少しでも半島部のお年寄り、高齢者等の憩いの場、そういったものも考えてもらいたいと考えております。


 私の質問二点目でございます。まず一点目の件につきましては、できる限り市内の購入をお願いしたいということと、公園につきましても、つくみん公園以外の公園も管理等十分やっていただいて、なおかつ、半島部にも公園を少しでも、一つずつでもいいですから造ってもらいたいなということで今回質問に上げさせていただきました。


 私の質問は以上で終わります。


 ご答弁誠にありがとうございました。


○議長(西村徳丸君)  次に、七番小谷栄作君。


  [七番小谷栄作君登壇]


○七番(小谷栄作君)  おはようございます。議席番号七番小谷栄作でございます。


 九月も中旬になりまして、朝晩はいくらか過ごしやすくなりました。しかし、連日の猛暑を耐え忍ぶこの辛さは十二分に思い知らされた夏だったと思います。地球温暖化防止が大きく叫ばれていますが、二酸化炭素削減に向けた取り組みの必要性を痛感した市民の方々も少くなかったのではないかと推察します。市民や市内に事業所がある企業が既に取り組んでいることや、将来取り組めそうなことを様々な角度から検討整理し、具体的な行動指針を打ち出し、それに市全体が取り組まなければならない時期になっているのではないでしょうか。執行部の方々には一歩進んだ対応をお願いしたいところです。


 それでは、通告に従いまして一般質問に入ります。


 一点目は、保戸島架橋については、どのように考えているのかについてお伺いいたします。


 保戸島は、津久見港から約十四キロメートルの島であり、山丸さんの定期航路が島民の唯一の交通手段となっておられます。救急医療に対する不安など、交通の不便さを理由に島を離れていく方々が若者を中心に多くいるとお聞きしています。四浦半島の先端の間元地区から保戸島まではおよそ百五十メートルでございます。保戸島架橋を実現し、島の空洞化を食い止めたいというのが島に住んでおられる方々の切なる思いではないかと思います。


 これまでの取り組みについて簡単に整理しますと、平成十七年五月十三日、吉本市長を会長に「保戸島四浦架橋等促進期成会」が立ち上がりました。同年五月十九日には、広瀬大分県知事、渡辺土木建築部長に対しまして、吉本市長、古手川県議共々、地元の方々総勢二十人で架橋についての促進の要望に行っております。


 その後、平成十八年十二月二十六日には、石川副知事、妹尾土木建築部長、武田農林水産部長に架橋等の促進について、吉本市長、古手川県議、神田商工会議所副会頭、安藤市議、担当の市職員、そして私も一緒に要望に行ったところであります。


 架橋に対して、当該の地域住民、島民はその必要性、重要性を大変強調しております。島の人口の空洞化を防止し、新たな島づくり、地域づくりを実現したいと考えているのであります。二、三十年前には、保戸島には津久見市の全人口の約十パーセントが住んでいるんではないかと言われておりました。ここ数年で流出が急速に進み、五〜六パーセントにまで落ち込んでいます。


 津久見市の将来の計画に組み込み、架橋に対し実現していく必要があると思います。市のお考えをお伺いいたします。


 二点目は、イベントのあり方についてお伺いいたします。


 (一)として、港まつりについて、まずア、大量のゴミ問題について、その処理費用の負担はどうなっていますかお伺いいたします。次に、イ、駐車場代金の徴収について、今後検討する用意がありますか、お伺いいたします。


 (二)として、扇子踊りの開催場所及びソイヤのコース設定についてであります。扇子踊りの開催場所は、来年九月二十七日、大分国体の開催の関係で、今年同様つくみん公園で来年は行われることと思いますが、その後はどのように考えておられるかお伺いいたします。また、ソイヤのコースについて、青江港埋立地に新マルショクができましたが、来年以降のコース設定についてお伺いいたします。


 (三)として、イベントのブッキングに対する対策について、お伺いいたします。今年は無垢島自然体験学習会が八月二十四日から三日間行われました。三十四人の小・中学生と、大分、福岡教育、熊本、鹿児島、東京学芸、一ツ橋の各大学から教授ら七人、大学院生及び地元の教諭を含めまして、総勢約百三十名でございました。この中には、市も力を入れています「地域づくりインターン事業」の学生も含まれております。他方、学習会の中日にあたる八月二十五日には、つくみん公園で扇子踊りが行われました。このような市が主催する行事に対し、スケジュールの調整はできないのでしょうか、お伺いいたします。


 三点目は、大分国体の準備についてお伺いいたします。


 (一)として、選手及び関係者の宿泊施設は確保されていますか。


 (二)として、津久見市を紹介するパンフレット等は準備していますか。


 (三)として、ボランティアの確保はどのようになっていますかお伺いいたします。


 以上で一回目の質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。


  [七番小谷栄作君降壇質問者席着席]


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


  [市長吉本幸司君登壇]


○市長(吉本幸司君)  それでは、小谷議員さんのご質問にお答えいたします。


 二点目、三点目につきましては、担当課長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。


 一点目の保戸島架橋については、どのように考えているのか、について、お答えいたします。


 保戸島架橋につきましては、津久見市が目指す市内三十分構想を実現するための重要な事業であると考えております。


 平成十七年五月十三日に「保戸島・四浦間架橋等促進期成会」が発足して以来、これまでも国及び県に対し、早期実現へ向けての要望活動を行い協議を重ねてまいりました。


 架橋実現に向けては、費用対効果を含め、島内の土地造成及び環境整備、そして水産振興及び漁港整備など多項目にわたる検討が必要であると考えております。


 架橋を含むこれらの島内整備は、国の公共事業予算が毎年削減され、さらに道路特定財源の一般財源化を視野に入れた見直しが議論されるなど、国・地方を問わず非常に厳しい財政状況の中で、事業の推進を図ることは決して平坦な道のりではございません。


 今後、保戸島架橋の早期実現を目指すためには、多くの問題解決と地域住民の合意形成をさらに高める必要があることから、期成会と市が一体となり、引き続き取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。


 以上でございます。


  [市長吉本幸司君降壇]


○議長(西村徳丸君)  高?企画商工課参事。


○企画商工課参事(高?計臣君)  二点目のイベントのあり方について、(一)港まつりについてのア、大量のゴミ問題について、お答えいたします。


 津久見港まつりは今年で五十七回目を迎え、津久見市民が一番楽しみにしているお祭りです。今年は七月の十四日、十五日の両日行われる予定でしたが、台風の影響により、一部の行事が中止となり、納涼花火大会におきまして二十一日に延期をして行われました。


 出店者の方が持ち込んだゴミにつきましては、それぞれで持ち帰りますが、販売された飲食物のゴミについては、約二十箇所に設置されたゴミ置き場に捨てられ、大量に発生しております。翌日、多くのボランティアの方々が参加していただき、暑い中、会場周辺のゴミ拾いなど清掃作業をしていただいております。観客等が自分で持ち込んだゴミにつきましては、自分で持ち帰るよう、場内放送やFMラジオ放送を通じてお願いはしております。今後もマナーを守っていただくうえでも、イベントにおいて、自分で持ち込んだゴミは自分で持ち帰るよう、呼びかけは行っていきたいと思っております。


 次に、イ、駐車場代金の徴収は考えているのかについて、お答えします。


 駐車場代金の徴収につきましては、港まつり実行委員会において検討しましたが、駐車場そのものを、無償で借りていることと、料金を徴収するとなりますと、それなりに人を貼り付けなければなりませんので、駐車場代金の徴収は、困難性が高いと判断されておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。


 次に、(二)扇子踊りの開催場所及びソイヤのコース設定は、について、お答えいたします。


 津久見扇子踊りの開催場所は、昨年より会場を市民野球場から市内港町「つくみん公園」に移しての大会となっております。会場につきましては、市内中心部に近く、市民が気楽に行ける利便性があり、商店街への波及効果も考えられ、経費の削減も図られたところです。今後も、開催場所等につきましては、津久見市観光協会の総会で検討してまいります。なお、本年の扇子踊り大会において、扇子踊り娘の観覧場所がないとか、昨年より照明は二倍ほど増やしましたが、場所においては、少し暗い場所があるとか、反省点もありますが、少しずつ改善をしていきたいと思っております。また、港まつりの市民総踊り「ソイヤ津久見」につきましては、本年で五回目を迎えました。台風の影響で中止を余儀なくされましたが、来年度においても、本年と同じコースを考えております。参加団体の人数等により、コースを変更せざるを得ない場合もありますので、港まつり実行委員会で検討してまいります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。


 次に、(三)イベントのブッキングに対する対策は、について、お答えいたします。


 イベントのブッキングにつきましては、今回津久見扇子踊り大会において、市外の祭り、鶴崎踊り大会と臼杵石仏火祭りが重なったわけです。日程において、津久見扇子踊り大会は、盆の直近の土曜日か翌週の土曜日と決めておりますので、市外とのイベントの重なりは調整はできません。市内のイベント等との重なりは、連絡調整を行い、重ならないようにしたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  新名国体推進課長。


○国体推進課長(新名敏秀君)  三点目の大分国体の準備について、(一)選手及び関係者の宿泊施設は確保されているか(二)津久見市を紹介するパンフレット等は準備しているか(三)ボランティアの確保はどのようになっていますかについては、関連性がありますので一括して、お答えいたします。


 来年九月二十七日から開催される二巡目大分国体となる第六十三回国民体育大会は、残すところ一年一ヵ月を切るところまできており、諸準備に追われているところであります。


 選手及び関係者の宿泊施設の確保については、国体時の過去のデーターから、ボクシング関係者が約四百六十人、軟式野球関係者が約二百人と見込んでおりますが、ボクシング開催時の市内の宿泊施設の事情を見ると、選手・監督・関係者の宿泊を確保するには無理があります。


 宿舎充足対策のため、おおいた大会では全県の宿舎を一括管理し、コンピューターによる配宿システムを導入して、選手が最高のコンディションで十分な活躍ができるよう配宿体制を整備することにしております。本国体では、「チャレンジ!おおいた国体合同配宿プロジェクト共同企業体」が委託を受け、宿泊業務を行いますが、共同事業体に対しましては、市内宿泊施設を優先し、そして不足分を近隣のホテル等を利用して、選手の体調管理に万全を期すよう要請しております。


 なお、本年十一月に行われるリハーサル大会の宿泊については、ボクシング及び軟式野球競技団体が旅行エージェントに依頼し、チームごとの配宿を行うことになっております。


 次に、津久見市を紹介するパンフレット等の準備ですが、今年六月に増刷した観光パンフレットの中に、ボクシング及び軟式野球競技の会期と会場を大きく分かりやすく表示するとともに、津久見市の景勝地やみかん・マグロ料理をはじめとしたグルメの情報を掲載しております。「来るたびに発見・見るたびに新鮮・味わうたびに感動」の情報発信ができればと考えております。


 また、観戦ガイドを作成し、競技の観戦ポイントを紹介していく予定で今準備を進めております。


 次に、ボランティアの確保についてでありますが、ボランティアの募集を市報やホームページなどで行ったところ、大会運営ボランティアに個人十名と二団体二十名、花いっぱい運動の個人として十名と七団体百九十名の合計二百三十名の応募が九月四日現在あっております。ボランティア協会はじめ区長会など各種団体も協力を惜しまないと言って下さっておりますので、これからも市民に呼びかけてまいりたいと考えております。


 昨日の競技会場や駅周辺等を花で飾り、おもてなしの心を伝えるため、ボランティア団体に呼びかけ、花プランターへの植栽作業を行いました。プランターへ土と堆肥を混入した後、一部花の苗の植え付けを行うとともに、約六百個を各家庭、幼稚園、小・中学校へと搬送いたしました。花ボランティアは、これから約二ヵ月間、花に水をやりながら育成、大会時にはきっときれいな花を咲かせてくれることと思っております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  ご答弁ありがとうございました。


 それでは、再質問を行わせていただきます。


 まず、一点目の保戸島架橋については、どのように考えているのかについてお伺いをいたします。


 今後、保戸島架橋の早期実現を目指すためには、多くの山を越えていかなければならないと痛感しているところです。市長のご答弁もございましたように、地域住民の合意形成をさらに高める必要があるというのは本当ご尤もなことではないかと思います。それで市長にお伺いいたします。


 この島民とのいろいろなお話し合いをするにあたりまして、どのあたりと話をしたらよいかという部署を設けるというんですか、保戸島担当を設けるとかいうような、そのようなお考えはございませんか、お聞きいたしたいと思います。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  今の体制の中で保戸島担当を設けるまではまだ至っておりません。しかしながら、これは農林振興課でやるのか、また、区長からの要望があれば総務課などで承っておりますので、絶えず県などに伺った際には、農林振興課及びそれから一般道路としては都市建設課などと話をしながら、絶えず県の方にはお願いに行っております。そういう中で住民の方々からの要望の出てくる形の中で、うちの課と連携を深めていきたいとと思っております。


 今まだ島民の方々の声を聞くその部局をつくるという考えは今のとこございません。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。


 保戸島地区のそれぞれの区長さんが、架橋に対することに、市の方はどのようにしていますかとこうお尋ねというかお願いにまいるときに、やはりどうしてもその橋だけではなしに、島内のいろいろな整備等も含めて、そして県道も通っております、その県道になりますとまた都市建設とか、いろいろ農林、都市建設、企画と回っていかなければならないのが現状ではないかと思います。市長直属といいますか、一人保戸島担当として専門の職員を置かれたらと私はこのように考えるんですけど、再度市長の考えをお伺いいたします。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  津久見市では今グループ制などやって、いろんな方面からの意見も聞きながら、そしてまた、一人の人間がその一つだけではなくていろんな方面に担当していきたいという形でグループ制をとっております。そういう中で一人だけ保戸島担当を付けるというのは大変難しいかと思っておりますので、先ほども申し上げたとおり、各課でそれぞれの課題としてグループ制で担当し、討議していきたいとそう思っております。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  ただいまグループ制にしてるということは、グループ分の一が自分の責任というようなことになってまいります。グループの長というんですか、主幹というんですか、私はそのグループ制でお話をするのにはやぶさかではないと思います。が、一人その長の方に、名詞の片隅でも「保戸島担当」とそういうふうに書いていただき、そして島民の要望に対し前向きにお話し合いをしていくのはよろしいんじゃないかと私は思います。


 市長のお考えをお伺いいたします。


○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。


  (「市長です、市長、市長。」の声あり)


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  その保戸島担当というのを名詞に書いてくれとかいうことでありますけども、先ほど話しましたように、それをやってますとそれぞれ全部担当を付けなきゃいけなくなります。


 はっきり言いまして、今のところ島民の要望だとか意見をまとめる以上に、市の方は県に対してお願いしております。先日も千怒越えトンネルの開通式に来られた農林の部長、それから中部振興局長にもその話題を出して、どういうふうな形でもっていっていいか、道路でするのか農林でやるのかというようなことも話しております。


 そういう意味で、今のところは、島民の考え方をまとめるだとかいうのは区長の方にお願いして、我々としては今のところは、準備としては島民以上に県の方にお願いしてるのが現状でございます。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  担当課のお話もお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。


○都市建設課長(原尻育史郎君)  先程来の話なんですけども、保戸島架橋期成会の事務局といたしましては、都市建設課の方が事務局になっております。架橋につきましては、市長もお話をしましたけども、県道整備でやるのか、漁港関連道でやるのか、そのところも決まっておりません。


 市長の答弁の中でもありましたように、まず合意形成を図るということが一番大事だろうというふうに思っておりますし、橋が架かると、離島に橋が架かるということは、生活環境及び周辺の自然環境あたりがかなり大きく変化いたします。そのためには、やっぱり住民のさらなる合意形成は必要だろうというふうに思いますし、住民の保戸島をこんなにしたいんだという考え方といいますか、意識の高揚を図る必要があるんではなかろうかなというふうに思っております。


 私どもの方としては、農林水産課と企画課と協調しながら、連絡を取り合いながらこの問題については進めていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  保戸島架橋の早期実現を目指すためには、多くの問題の解決と地域住民の合意形成が必要であると、もうそれはどうしても、一番大きいことはかなり環境が大きく変わってくるというのは、これは誰しもおわかりになるところではないかと思います。そのためにも、やはり区長さん、そして島民の代表の方々と、そして市職員の一人もしくは二人を担当にしっかりと付け、そしてまず一歩、まず一歩を踏み出して、その橋が果たして必要であるんか、それとも費用対効果の面も含めて、この高齢化の今の現状から考えて、この橋は必要ではないと、どのような結果になってくるかは、やはりしっかりとしたスタンスを持って話し合いをしていくべきではないかと私は考えます。


 今、おっしゃられたように、農林水産課、企画課とそれぞれ多くの職員がおられます。職員がおられるということは、それぞれの役割については職員分の一というふうな逆の考え方もございます。専門職を一人貼り付けることによって、その人が責任を持って島民とこのいろいろな問題点の解決に対し対処できるんではないかと私は考えます。


 今回、この九月を迎え、市長は平成十五年のときには、もうそろそろ声を上げてきた時期ではないかと思います。市長選が予定されております。新しく不出馬はしませんという声はまだ出ていませんので、ということは、逆に考えたら出るという可能性も大変大きいということになるのではないかと思います。次にある議会は十二月議会となります。私たちがこの議場に立つより先に結果が出てまいります。今後二期目を挑戦し、また、市民から保戸島島民から押し上げていただきましたら、是非とも保戸島担当の職員を一人貼り付け、名刺の片隅に「保戸島担当」という字を入れて、そして架橋に対し必要か、必要ではないか、いろいろな島民の声を、また四浦半島の声も聞いていただき、これからの架橋に対し対処していただきたいと思います。


 では、二番目にイベントのあり方についてお伺いいたします。


 大量のゴミ問題は、いろいろなボランティアのお力をお借りしながら処理してるのが現状ではないかと思います。毎年同じことの繰り返しで、このゴミを来年、一昨年と今年はどのような変わったところがあったんでしょうか、ちょっとお伺いいたします。


○議長(西村徳丸君)  高?企画商工課参事。


○企画商工課参事(高?計臣君)  昨年とどういうところというのは、別に変わってるところはございません。ただ、実際的に飲食物についてのゴミにつきましては、実際実行委員会の方でも持って帰るとかそういう話も多々出てるところはございますが、なかなかそれまでゴミの設置をしなくて、処理をするんだという形になりますと、どこでも捨てるとかいう形がございますので、正直今のところは昨年と同じという形になったところでございます。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  特に花火が最もゴミが出てくるんではないかと思います。今年の場合、台風の関係でほかの見物、市外から来られる方は、重なったということで、正直申しまして見物客が若干少なかったんではないかと思います。自分のゴミは自分で持って帰るというような例えば啓蒙に対し、ゴミ袋を用意してあげるとか、もっと多くの看板を設置するとかいう方法を取り、楽しい港まつりのフィナーレ、そして翌日を迎えていただきたいと思いますので、そのあたりの検討をお願いいたしたいと思います。今年が大丈夫だったから来年は大丈夫ということは、今年の場合は特に台風が来たという関係でずれたということがございます。来年は今年の二倍近い見物客が来られるという可能性もございますので、そこらあたりの再度の検討をお願いしたいところです。


 二番のイベントのあり方についての、駐車場代金の徴収はかんがえているのかについてお伺いをいたします。


 ご答弁が、困難性が高いので理解してほしいと。どうして困難性が高いんでしょうかお伺いします。


○議長(西村徳丸君)  高?企画商工課参事。


○企画商工課参事(高?計臣君)  駐車場代金の徴収という形で、港まつりもそうなんですが、イベントにおいて、港まつりだけではなく扇子踊り大会とか、ふるさと振興祭等の徴収というところにも影響をするということと、その料金を徴収するという形になりますと、また、路上等の無断駐車等も増えてくるのではないかという形等も考えられますので、実行委員会の方で検討していくという形になっております。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。


 路上駐車等が増えてくるというご心配は確かにそうではないかと思います。今後検討していかなければならないとは思いますが、財政が厳しい折に、入る可能性の収入というんですか、それを追求していくのもこれもやはり一つの方法ではないかと思います。県の土地でございましたら、按分方式はどちらにするかは別といたしまして、県の方にもその徴収代金に対しいくらかお渡しするというような方法もやはり考えられるんではないかと思います。県の土地で料金を徴収したときに、このような金額になりましたから大分県はいりませんかといったら、私は、いりませんとは言わないと思います。いただきますと言うと思います。そういうこともございますので、今後やはり十二分に入る可能性もあるところは、この財政の厳しいというのは厳しかれば厳しいほどそういう点に対しては検討するべきではないかと思います。そのあたりのところをよろしくお願いいたします。


 次に、(二)の扇子踊りの開催場所及びソイヤのコース設定については、来年は国体が津久見もございます。一緒に開催させていただきますが、来年以降、これまでは市民野球場で行っております。来年以降の計画は一応どのように考えておられますか、お伺いいたします。


○議長(西村徳丸君)  高?企画商工課参事。


○企画商工課参事(高?計臣君)  扇子踊りの開催場所等につきましても、今後国体等もございますし、先ほどの答弁の中で、市内の中心部に近いとか、市民が気軽に行けるとか、利便性等も、それと商店街の波及効果も考えられるということで、市内部での開催をと思っております。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。


 ちょっと今言葉が間違いました。来年以降ではなくて再来年で、平成二十一年以降というのが正しい質問じゃないかと思います。ちょっと訂正をいたします。


 今つくみん公園で行われております。これはいかに国体が終わっても、市内への経済効果というか、お食事にしてもまた買物にしても大変大きいんではないかと思います。なるべく私はつくみん公園で継続して行った方がよいのではないかと思いますが、時間的に今から数えますともう一年の猶予がじっくりございます。検討委員会でそれぞれどちらがいいかよく考えまして、答えを出していただきたいとこのようにお願いをいたします。


 イベントのあり方についての(三)のブッキングに対するダブルブッキングに対する対策はで、今回、実行委員長となられておったと思います植田教育長さん、自然体験学習会、これが二十四、五、六、そして扇子踊りが二十五の夕方、少なくともこうなると無垢島の方々は最後の晩ということで、こちらの方に参加することはできません。解決方法として、一日自然体験学習会を前にするというそのような方法もございますけど、そのあたりはどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。


○議長(西村徳丸君)  教育長。


  [教育長植田善徳君登壇]


○教育長(植田善徳君)  ただいまの質問にお答えしたいと思います。


 できるだけ日程は重ならない方が望ましいと考えていますので、私ども無垢島体験学習につきましては、海の学校実行委員会というのを組織してますので、来年度以降については、そのことを踏まえて日程の設定をいたしたいとこう考えています。


 以上でございます。


  [教育長植田善徳君降壇]


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。


 自然体験学習会の中で、初日、二日目、三日目と、化石の採取、そして天体の観測も勿論大事ではございます。ところが、私特に今回取り上げさせていただいたのは、参加者の中に、昨年もそうでしたけど、インターンの学生が昨年二名、今年も二名、地域づくりのインターン事業で無垢島に行っておられます。昨年は池澤さん、西村さん、今年は油布さんと吉原さんという方が来られました。島民と、また大学の先生たちと一緒に、最後の日にゆっくりと膝を交えて話をし、そのことがやはり最終的には津久見市の、また無垢島のファンになって、サポーターとなっていずれ津久見市に大変いい効果をもたらすと、そういうことになってくるんではないかと思います。今回のように、扇子踊りがあるから参加できないということは、大変勿体ないことをしたんではないかと思います。来年以降のそのあたりのことを再度教育長にお伺いします。


○議長(西村徳丸君)  植田教育長。


○教育長(植田善徳君)  先ほどもお答えしましたが、重ならないのが望ましいとこちらも思ってますので、そのことを踏まえて検討していきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。


 次に、三点目の大分国体の準備についての(一)選手及び関係者の宿泊施設は確保されているか。この点につきましては、担当課の方がご答弁をいただきまして、しっかり確保されているということで、改めて安心いたしました。ご苦労様でございます。


 (二)の津久見市を紹介するパンフレット等は準備をしているのかのときに、今年増刷しましたとパンフレットをというような答弁になっております。何冊ぐらい増刷なさったんでしょうかお伺いいたします。


○議長(西村徳丸君)  新名国体推進課長。


○国体推進課長(新名敏秀君)  一万五千冊であります。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  この一万五千冊の費用はどこからひねり出してくるようになるんでしょうか。


○議長(西村徳丸君)  高?企画商工課参事。


○企画商工課参事(高?計臣君)  毎年、この観光パンフにつきましては観光協会の方で作成をしております。


 先ほど新名課長言われた一万五千部、毎年一万部を作成はしております。プラス今回は国体がという形の中のPRとして五千部を増刷という形になるかと思います。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  五千部を増刷したということですね。


○企画商工課参事(高?計臣君)  はい。


○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。


 では、三点目のボランティアの確保はどのようになっていますかということで、これまで二百三十名の応募が九月四日までに確保できているということでございます。これからまだ九月の、来年の九月の二十七日までには確かに日にちがございます。だんだん増えてくるとは思います。私は、その点に関してはまた市報等、区長会等々にもお願いをいたし、十二分なボランティアの確保に対し努力をしていってほしいとこのようにお願いをいたします。


 一つ、このボランティアについてお伺いをいたします。この花いっぱい運動等で一応もてなすというような計画をお聞きいたしましたが、日数的にはどのあたりからこの花の設置というんですか、そういうことは考えておられるんですか。


○議長(西村徳丸君)  新名国体推進課長。


○国体推進課長(新名敏秀君)  リハーサルの二、三日前から設置していきたいと思っております。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  リハーサルの二、三日前から設置するということで、日数的には大丈夫じゃないかと思いますので、よろしくお願いいたします。


 それに加えまして、津久見市が、いや、こんなにきれいな津久見市だというふうな感じで、やはり今回の国体の参加者に改めて津久見市を再認識していただくというためにも、やはりきれいな津久見市であってほしいと私は考えます。それで、市民に、多くの市民にお願いをいたし、掃除等のボランティアはどのように考えておられますか、ちょっとお伺いいたします。


○議長(西村徳丸君)  新名国体推進課長。


○国体推進課長(新名敏秀君)  議員さんのおっしゃるとおり、花いっぱいやら清掃活動による美化運動が展開できれば素晴らしく、まず国体を契機に、さらに町がきれいにすることができ、地域の活性化にもつながると思っております。


 また、選手も、応援を受けたり、町がきれいで花がいっぱいとのよい印象を持っていただければ、その土地を愛おしく思い、また情報発信者として、リピーターとしての役割も果たしてくれるのではなかろうかと思っておりますので、きれいなまちづくり運動にはこれからも取り組んでいきたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  いろいろなこの国体の開催にあたり行政側といたしましても大変お忙しいんではないかと思います。リハーサルのちょっと前にお花を飾ることにいたしましても、やはりこの掃除の問題にいたしましても、区長会等にもお願いをいたし、大変じゃなあと私は言われると思います。大変はもう皆わかっております。この津久見市を全国にPRするには最もよいやはり機会ではないかと思いますので、一度掃除をする掃除のリハーサルというわけではないんですけど、その開会、九月二十七日開会当日の直近に、なるべく多くの市民から掃除をしてもらうとしたら、それよりちょっと一、二ヵ月前に一度掃除をし、そして全員で多くの市民が力を合わせ、この道路等の掃除と、そして案内等もしっかりした形を整えていったらと私はそのように考えますけど、担当課のご意見をお伺いいたします。


○議長(西村徳丸君)  新名国体推進課長。


○国体推進課長(新名敏秀君)  今言われたように、一斉清掃を国体の前に計画をしております。議員さんのおっしゃるとおり一斉清掃をしていきたいと思っております。また、スムーズな競技運営は勿論でございますが、大会成功は市民の国体への係わり、参加、応援であります。その一つとして、ボランティアによる地域や会場の清掃活動をはじめ案内、誘導、競技補助員としての参加をしていただくというんですか、活動していただくということによって、郷土愛やら連帯感が育っていく、心に残る大会に私の方は今進めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。


○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。


 来年の九月二十七日です。よろしくお願いいたします。


 十六名の議員も精一杯ご協力をするものと確信をしております。


 最後になりましたが、今回の三点の一般質問はどれも大事ではございます。特に、一点目のこの架橋に対しては多くの島民がこの架橋の実現に対し望んでいるのが現状でございます。津久見市、そして特に執行部、行政一丸となって取り組んでまいっていただきたいとこのように私はお願いをいたします。この席で要望というのもちょっとおかしいんですけど、階段を少なくとも一段ずつ一段ずつ上がって架橋の実現に取り組んでいただきたいとお願いをいたし、私の一般質問を終わります。


 ありがとうございました。


○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。ただいま十一時二十二分ですから、八分後に開会したいと思います。ご協力のほどよろしくお願いいたします。


                午前十一時二十二分 休憩


                ─────────────


                午前十一時三十分 開議


○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、一番黒田浩之君。


  [一番黒田浩之君登壇]


○一番(黒田浩之君)  皆さんこんにちは。議席番号一番の黒田でございます。


 まず、質問に先立ちまして、六月議会で私が質問いたしました件で、二点目の関係で、ホームページの方が現在リニューアルをされてる最中でございます。なかなか見やすい構成になりつつあるなと思っておりますので、今後も引き続きご努力をお願いしたいと思っております。


 もう一点、一つお願いをしておきたいと思います。地域懇談会が七月以降順次開催をされておるようですが、九月の予定がホームページ上でも出ておりませんし、市報でも拝見していなかったかと思います。地域住民には回覧等でお知らせをしてるんではないかと思いますが、今月九月二十日に私が住んでおります宮本区もあるようでございますが、まだ情報を聞いていない段階でございますので、そういった地域懇談会の開催の告知を是非徹底していただきたいとお願いをしておきます。


 それでは、今回の質問の方に入っていきます。


 まず、今回の質問の下地となっております去る八月二十四日から二十六日の日程で実施されました「第三回無垢島自然体験学習会」について簡単にお話をさせていただきたいと思います。


 ただし、主催の海の学校実行委員会での反省会が終わっていない段階でもありまして、私もその委員の一人でありますので、今回はこれまでの経緯と概略の紹介にとどめさせていただきたいと思います。


 この無垢島自然体験学習会は、熊本大学の田中 均教授が研究のために無垢島に来たことがきっかけとなりました。無垢島で一億三千年前の化石が見られるということに興味を持った市民が、田中教授の指導の下、化石の発掘体験をしたというところから始まっております。


 二年前からは熊本、大分、鹿児島、福岡教育の四大学と津久見市などで組織する海の学校実行委員会が主催となり、今の形の自然体験学習会となってきております。この自然体験学習会は先ほど小谷議員の方からも若干紹介がありましたが、無垢島の化石資源だけでなく、豊な海の自然も活用し、化石採集や磯生物の観察、環境科学、天体観測、さらには学生や学校教職員向けに総合的な学習と理科教育などを学ぶ場を提供しております。


 参加する学生は理科教育を学ぶ学生たちですので、将来の教員の卵でもあり、参加する小・中学生との係わり自体も学生には実習的な要素を含んでいるといえると思います。


 新聞でも報道されておりますが、今年からこの自然体験学習会に参加することにより、学生が大分大学の単位を取得し、他大学も単位交換の協定の関係で単位を取得することができるようになったところであります。


 また、この自然体験学習会の取り組みは、理科教育系の学会でも報告をされておりまして、全国の大学の理科教育系の先生方も関心を持って見ていると大学の先生から報告を受けております。


 年々回を重ねるごとに大学の先生たちの参加者が増えまして、先ほどもありましたが、東京の方から、私の母校であります一橋大学ともう一校、東京学芸大学からも先生が参加していただいておりまして、今年は一橋大学の先生は、自費で参加しましょうというぐらいになってきております。


 この無垢島自然体験学習会がここまで継続してきているのは、研究、研修環境として大学が高く評価しているという点もございますが、大学の先生方によりますと、行政と地域のボランティアの人々、そして最も大きいと思われるのが、無垢島地区の小・中学校の先生や住民の全面的な協力にあるということでございます。これだけ行政と地域の方々が協力体制を整えていただけるところはほかにはなかなかないと、先生方は喜んで参加しているという状況でございます。


 地元の無垢島の住民の方々も、学生や教授たちに毎年会えるのが楽しみだというふうに言っていただいてる方もたくさんいらっしゃいます。また、参加している学生や小・中学生も無垢島が大好きになって、次回も是非参加したいという方が多くいるという状況です。中には、大分大学の学生でありますが、無垢島小・中学校の運動会、今年は九月二十三日と聞いておりますが、運動会に参加する学生もおりますし、これをきっかけに津久見のことを知って、津久見のイベントに参加している大分大学の学生も出てきております。


 そこで、こういう無垢島自然体験学習の経験を踏まえまして、今回の質問二点挙げさせていただいておりますが、まず、一の自然資源を生かしたまちづくりの(一)ブルーツーリズムの現状であります。


 津久見市では、過去ブルーツーリズムの取り組みを実施していたということを聞いておりますが、過去どのように取り組まれたのかについてお尋ねをします。


 また、今年度の計画はないというように聞いておりますが、今年度以降の取り組み及び継続できないとすればどのような問題があるのかについてお尋ねをします。


 (二)の「子ども農山漁村交流プロジェクト」についてですが、これは先日新聞でも報道されておりましたが、農林水産省、文部科学省、総務省の三省が平成二十年度予算の概算要求で明らかにしたところであります。これは、全ての小学生が農山漁村で長期宿泊体験をすることを目指すプロジェクトで、まず平成二十年度に各都道府約十校ずつの全国四百七十のモデル校と、受け入れる全国四十箇所のモデル地域を設ける方針で、五年後には公立小学校すべてで実施をし、年間百二十万人が参加できるようにすることを目標としております。


 受け入れ態勢づくりとしましては、子どもたちが百人規模で約一週間の宿泊体験活動できるようにするために、空き家ですとか廃校などの地域の既存ストックを活用した施設整備をしていく方針と伝えられております。


 このプロジェクトに対して、過去のブルーツーリズムや無垢島自然体験学習会などの経験を活用し、受け入れ拠点として検討を始めていただきたいと考えておりますが、市のお考えをお聞かせください。


 次に、二の大学との地域連携協定についてであります。


 津久見市は昨年二月に大分大学と地域連携協定を締結したと聞いております。内容については承知をしていないんですが、他の市町村と恐らく同じような内容ではないかと思います。県内の十四市はすべて大分大学と地域連携協定を締結していると聞いております。


 今回のその無垢島自然体験学習会の単位認定の話はこの地域連携協定とは関係がないと聞いておりますが、(一)としまして、これまでの活用状況についてお尋ねいたします。


 次に、(二)としまして、今後大分大学との協定をどう生かしていこうとお考えか、また、他大学と締結していくお考えはないのかについてお尋ねします。


 以上で一回目の質問を終わります。


 ご答弁よろしくお願いいたします。


  [黒田浩之君降壇質問者席着席]


○議長(西村徳丸君)  木許農林水産課長。


○農林水産課長(木許政春君)  一点目の自然資源を生かしたまちづくり(一)ブルーツーリズムの現状について、お答えいたします。


 漁村の活性化を目指して水産業の振興や都市住民との交流を目的として、平成十三年度から十七年度にかけて国庫補助金を受けまして、五年間にわたり保戸島、無垢島、四浦地域で事業を実施してまいりました。


 参加者は、九回の開催で合計百七十一名でありました。参加者にアンケート等で意見を聞いたところ、食べ物や受け入れ体制等において、概ね好評であり、「このような事業があれば次回も参加したい」等の意見がありました。


 市といたしましては、事業実施期間に地元の受け入れ体制や民泊施設の確保等の整備確立を目指してまいりました。


 しかしながら、年間を通した受け入れの困難性や後継者の不足等の事情により、現在では事業として継続しておりません。


 次に、(二)「子ども農山漁村交流プロジェクト」について、お答えいたします。


 先ほど議員さんが述べられましたように、平成二十年度から農林水産省、文部科学省、総務省の合同事業で、小学生が農山漁村で一週間程度宿泊体験をするという事業であります。二十年度にモデル校やモデル地区を設定し、将来的には全国の小学生が参加できるように規模を拡大する計画となっております。


 津久見市といたしましても、漁村をはじめとする地域の活性化、また、子どもの教育上においても大変意義ある事業だと思っております。


 現時点においては、施設の整備や漁業体験活動等の受け入れ体制等の整備が考えられますので、今後とも教育委員会をはじめ関係機関等と協議し、実現可能であれば取り組んでまいりたいと考えております。


 以上でございます。ご理解をお願いいたします。


○議長(西村徳丸君)  大塚企画商工課長兼合併推進課長。


○企画商工課長(兼)合併推進課長(大塚好裕君)  二点目の大学との地域連携の協定について(一)活用状況(二)今後の展開については関連性がありますので一括して、お答えいたします。


 地方分権や三位一体の改革などにより市町村の役割が拡大する一方、厳しい地方財政、少子高齢化の進展などの地域課題が存在しており、市町村は今まで以上に多様な主体と連携、とりわけ貴重な人的・知的資源である大学との連携による課題解決が期待されております。また、大学におきましても少子化による厳しい競争環境や経営環境において個々の大学は積極的な地域貢献、産学官民連携を図ることが求められております。


 このような中、津久見市と国立大学法人大分大学は相互の発展を目指して幅広い分野で協力するため、平成十八年二月に相互協力協定を締結し、教育・文化・生涯学習及び人材育成における諸課題や産業振興等、産学官連携による地域振興における諸課題など十項目における事項について協力することにしております。その後、大分大学の国際・社会連携担当が津久見市との産業の活性化に対する支援のためのアンケート調査の実施や大分大学の学園祭への参加をしたところであります。


 今年度は、定期的な産学連携特別講演会の案内や留学生四名が津久見市の扇子踊り大会への参加、また、大分大学学生の就職意欲の啓発や職業選択に必要な能力の育成を目的とした就業体験学習インターンシップの受け入れを要望しましたが、残念ながら実現しませんでした。


 さらに最近は、大分大学の教授が実行委員となっていただいておる無垢島の自然体験学習会の参加により、小中学生が生活をともにしながら、直接大学の先生から講義を受けることができることもあり好評であります。


 これまで大学との関係については、津愛大学の講師、中心市街地活性化計画策定の指導、津久見市ホームページ作成の指導などがあり、また、大学と企業の関係実績については、市内の飲食店の加工製品の成分分析など多岐にわたっております。


 今後も引き続き、市民を対象とした生涯学習講座やまちづくりなど大分大学との相互協力協定事項に基づき諸課題の解決のために協力をいただきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。


○一番(黒田浩之君)  ご答弁ありがとうございました。


 それでは、再質問の方に入らせていただきます。


 まず、一点目につきましては、今回私の問題意識としまして、なかなかそのブルーツーリズムが定着しないという点は、ハードの面に目が向き過ぎてるんではないかなという印象を持っております。無垢島の自然体験学習がまあいろいろ問題があると思いますが、今のところ順調に行っておる、継続されておるのは地域住民を巻き込んだ形でやっておるというところがあろうかと思います。市は主催者として大きな力を発揮をしていただいておるんですが、やはり地元の方の協力というのがこういった事業では欠かせないと思っておりますので、ブルーツーリズムの方でも、ブルーツーリズムといいますか、今後検討していただく交流プロジェクトに関して、そういったことに住民を巻き込むやり方としてどのようにお考えか、ご答弁をお願いします。


○議長(西村徳丸君)  木許農林水産課長。


○農林水産課長(木許政春君)  今議員さんがご指摘されましたように、ソフト面の部分が重要であるということは認識をしておりますが、ブルーツーリズムの担当をした職員等に聞いたところ、単発的な事業の場合のときと、いわゆる年間を通じての実施する場合とでだいぶ差があるようにありまして、ブルーツーリズムの場合は補助金を、国の補助金をいただいて実施をいたしましたので、それが可能になったわけでありますので、そういう補助金等の支援がない場合の実施については、かなり難しい部分があると考えております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。


○一番(黒田浩之君)  ブルーツーリズムの方はなかなか難しいということではあろうかと思うんですが、子ども農山漁村交流プロジェクトの検討にあたっては、どうしても行政としてはハードの整備というところに目が向かいがちだと思うんですが、いきなり民間に、こういう事業があるからやれといってもなかなか環境が整っていないというか、その住民の意識としてどう取り組んでいいかわからないというところもあるでしょうし、まず興味を持つかどうかというようなところもあろうかと思います。


 私が今回こういったプロジェクトを是非前向きに検討してほしいとお願いしておるのは、特に漁村地域、半島・離島地域に関しては高齢者が増えてきて、活動する場がなかなかどんどん限られてくると、一人暮らしの方も増えているんではないかというような現状の中で、そういった方々が生きがいを持って参加できるような、それがひいてはその地域の地域づくりにつながっていくというような観点で、これに是非取り組んでいただきたいというふうに考えているとこであります。


 確かに民泊施設、年間を通して受け入れなきゃいけないというようなところはあろうかと思いますが、逆に受け入れられる時期だけやるというようなことも考えられないか、そういったことも考えて続けていくためには、続けていくための仕組みとして、特定の人に負担が寄らないような仕組みを整備をしていかないといけないんではないかと思いますので、そのへんを是非お願いをしておきたいと思います。


 もう一点、行政の役割としまして先程来申し上げておりますが、どうしても施設の整備という、まあ補助金等の関係もあろうかと思うんですが、そっちの方に目が向くかと思うんですが、先ほど申し上げました住民に、住民をやる気にさせるというか、それは黙っててもできるはずがないと、黙っててできるようであればもう既にやっておると思うんですね。行政の役割としてはそうしたところに情報を提供したり、興味を持たせたり、前回の質問でも申し上げましたが、住民と行政は情報格差があるんじゃないかと。住民が知らないことでも行政が知ってると、提案をすればやるような人も出て来るんではないかと考えておりますので、行政の役割として、金がないなら、人をかなり出していただいてるんですが、それ以外に知恵を提供するという役割が現在非常に強く求められているんではないかと思います。その点についてお尋ねをします。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


  [市長吉本幸司君登壇]


○市長(吉本幸司君)  今の意見実にそのとおりでございまして、やはり私も民間におるときから、市民からは市に何かやってくれと、市民の方は行政から言わせると、言うけど動かないというようなことのギャップはあったようでございます。


 これからは、やっぱり市の活性化の意味からして、やっぱりそういう人材をつくっていくことが大切だと思っております。そういう点でもこの子ども農山漁村交流プロジェクトという総務省、それから文科省、農林水産省が出してる案は大変面白いものだと思いますので、これがやれるかやれんかは津久見市にとってもある意味では貴重なプロジェクトだとそう思っております。


 農林水産に関しては、やはり都会から将来の消費者である子どもたちが来て、そしてまた、田舎のあり方、田舎が何を作って都会に供給してるんだということを知ってもらう機会でありますし、また、文科省といたしましても、教育ということで高揚を図る意味では大変素晴らしい。そして、最終的にそれを総括する総務省としては、その行政のあり方というのを検証するものだとそう思っております。


 そういう意味で、例えば休校になった学校を利用するだとか、そういうものをつくっていかなきゃいけないと思います。そしてこれからの私は津久見市の大きな課題だとそう思っております。そういう意味で、どうその地域の人に行政が声をかけて、動かしていくかということが、まだまだどう動くかということすらできてない状況の中で、ちょっと行政の方としても地域の人たちとの話や連携を深めていくチャンスではないかと思いますので、前向きに検討したいと思います。


○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。


○一番(黒田浩之君)  ありがとうございます。


 今回、プロジェクトを進めるにあたりまして、是非住民を巻き込んだ形で検討をしていただけると、その検討をしていく過程で人が集まることによってその地域を考えるきっかけができるんではないかと、そのことによって次の新しい展開というのが考えられるんではないかと思います。


 津久見の場合、いろんなイベントとかプロジェクトが単発に出てくるんですが、その連携がなかなかうまくいってなくて、それが点で終わっていて線につながっておらず、面に展開していかないというような、非常にいいものはたくさんあるですが、それが点で終わってるというような現状があろうかと思いますので、そういったプロジェクトを検討するにあたって、住民を巻き込むというのが非常に大事ではないかと思いますので、是非お願いをしたいと思います。


 もう一つ、一点目のこのプロジェクトに関連してですが、市民が半島の方で、具体的には、長目半島で今年別府の子どもたちを二、三十人ぐらいですかね、数は正確には忘れましたが、確か二、三十人ぐらい長目小学校周辺で体験学習をしたと、一泊二日程度というふうだったかと思うんですが、そういうような形で学校施設を、今使われてない休校とか廃校の施設を使うという面では、今どういう現状になっているかについてお聞かせをいただきたいんですが。すみません、通告をしておりませんでしたので、わかる範囲で結構なんですが。


○議長(西村徳丸君)  宇都宮管理課長。


○学校管理課長(宇都宮 崇君)  お答えさせていただきます。


 ちょっと今手元に資料を持っておりませんが、休校の中には避難所などに使ってる学校は確かにございます。その範囲といたしまして、まだ電気を普段から継続的に導入しておりますとか、アンペア数などはずっと落としておりますが、一応避難場所として最低限できる範囲の取り扱いをするようにしております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。


○一番(黒田浩之君)  すみません、通告にない質問をしてしまいましたが、今回そのプロジェクトの検討をするにあたって、そういった小さな経験を積み重ねていくことによって、平成二十年度のその事業開始に間に合わないにしても、その後を捉えて、是非休廃校の活用を含めて検討をしていただきたいという意味で是非お願いしたいと思います。いきなり全部の整備が整ってプロジェクト開始というのはなかなか難しいと思いますので、そういった小さな経験の積み重ねで地域とどう連携できるのか、あるいは行政の職員ができるだけ手がかからないような形に移行していくにはどうしたらいいのかというような点で、是非その小さな経験から学ぶことを大事に検討をしていただきたいと思います。


 二点目の件について、再質問の方をさせていただきます。


 大学との協定ということではなく、大学の力を今後活用していくというようなことかと思いますが、今回この質問の背景にありますのは、無垢島の自然体験学習で、大学が、金を払わなくても大学の先生たちが来て講義をしてくれるというような問題、実際のその現実から、もっと大学の力を市政にどう活用できるんだろうかというような問題意識からちょっと問題設定をさせていただきます。


 無垢島の自然体験学習で来ていただいた先生方が、その後、日を改めて体験学習の前に動機づけの小学校での化石あるいは生物の授業をしていただいておりますし、体験学習後、市民向けにこれまで一度「津久見セミナー」というタイトルで講演をしていただいたこともあります。今年はまた天文学の先生に是非お願いをしたいというところなんですが、実際声をかけると先生方が喜んで来てくれるという状況になっております。そういういい関係ができているというのを、どうこう広げていこうかなというふうに考えておるところなんですが、それは一つの事例として上げましたが、今後、大学あるいは学生の力を市政あるいはまちづくりにどう生かしていくかという観点でちょっと具体例を上げますと、隣りの臼杵市の竹宵が個別提携で確か崇城大学と提携を結んで、熊本の方から学生が来てやってくれてるとか、一緒に参加をしてくれてるとか、竹宵の中では県内の大学からも学生が来て手伝ってる。


 津久見の例でいえば、先ほど課長からも答弁がありましたが、地域づくりインターンとして昨年から受け入れてる学生から見た津久見市という観点で、学生から非常に面白い提言がかなり出ておりますが、この点を津久見市として今後どう生かしていくのかについてちょっと、まあ地域づくりインターンとして来られた学生からの提言を市政にどう生かしていくかという点についてお聞かせを願います。


○議長(西村徳丸君)  大塚企画商工課長。


○企画商工課長(兼)合併推進課長(大塚好裕君)  お答えいたします。


 国土交通省の若者の体験交流支援事業ということで、俗称「地域づくりインターン事業」と申し上げまして、昨年から受け入れをしております。


 これまで議員さんのご質問にも出ましたが、今年は二名の方に来ていただきまして、十数種類のいろんな体験をしていただきながら、それについての報告会という形で職員及び市民の方々に報告会をさせていただいたというふうなところでございます。


 この点につきましては、今回はどちらかと申し上げますと、観光的な部分が非常に多かったというふうに私記憶しておるんですが、これについては一応職員の報告会をしましたし、それから職員についてはメールで、こういうことがあって、こういうふうな内容がありましたという形で報告してますし、そういう形では、取り上げられるものについては今後検討してまいりたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。


○一番(黒田浩之君)  すみません、報告会に市長は参加はされましたですか。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  報告会は私はちょっと時間の都合で参加できませんでした。参加した市民の意見もちょっと聞いたことがありますけども、「二十日間住んでそれでわかるんだろうか」と、あるよそからこちらに居住してきた人の意見でございました。「我々はこっちに住んでるんだ、そして都会にもいた。それだったらその意見も踏まえてね、我々の方が意見ができるんじゃないか。そういう人のときは市はなかなか聞いてくれんで、そういうインターンで来たらはいはいと聞いてるんか、単なる観光に終わってないか」とかいうような厳しい意見もありました。


 そういうことで、やはり奇抜なアイディアは出てくると思いますが、それが今市の市政でやっていく中で、それが合うのかどうなのかというのも踏まえながら、これからの検証が必要だと思います。インターンシップ事業も今年で二年目、少なくとも三年間は実施していきたいと思いますので、その成果というのをこれからやっぱり実証しなければいけないし、過去にありましたブルーツーリズムを五年間やって、ただよそから来る人は楽しんで帰るけれども、津久見市にとってそれが何のプラスがあったのかということも検証しなきゃいけない。それを続けていく中で、もうそれを続けていってる、例えばブルーツーリズムにしたら、安心院町のイモリ谷ですかね、ああいう地域があるように、そういうところの話も聞きながらこれからやっていく。今までそういうことがなされてなくて、ただ、先ほどの黒田議員から話がありましたように、短期的にぽんとやっただけというところは十分に伺えるんで、これからものをやるうえにしても、途中で止めるにしても、その検証がなされてなければ意味がないと思いますので、それはこれから職員に意識づけをして、ちゃんとやっていきたいとそう思っております。


○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。


○一番(黒田浩之君)  ありがとうございます。


 学生からの提言をちょっと報告をいただいて拝見をしたんですが、行政がやらなきゃいけないとできないようなものも確かにありますが、市民レベルだけでできるものも実はたくさん提言をされているのかなというような印象を持ってます。報告会に参加されたのは一応五十名ほどというふうに聞いておるんですが、できれば、関係のあるところに紹介をするなりしていただければ、津久見にずっと居ると津久見の良さがわからなかったりする点もあるので、違った目線を提供するという観点で、これを是非活かしていただければなというふうに思います。荒唐無稽な提案も確かにありますが、それを見て別の発想が浮かぶというようなこともありますので、是非こういった提言を市民に広めてみたら、別の発想で新しい展開ができるんではないかなというような感じもしますので、是非お願いしたいと思います。


 大学との協定の話にちょっと戻りますと、内閣府の調査だったかと思うんですが、各市町村どういったふうに生かしたらいいかわからないという現状が確かに声として大きいようです。ただ、その協定ということでなく、その大学の力を借りながら、大学と専門で研究しておるという面ではいろんな情報を持ってるんではないか。そういった観点でまちづくりだけでなくいろんな教育、大学というと教育というふうに結びつきやすいですけれども、ハード面の整備ですとか人間づくりですとか、そういった面でいろんな方面で大学の力を借りながら今後是非検討をしていただきたいと思っております。


 以上で私の質問を終わります。


 どうもありがとうございました。


○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。午後一時十分より開きたいと思います。よろしくお願いいたします。


                 午後〇時〇八分 休憩


                ─────────────


                 午後一時〇〇分 開議


○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、三番金只昌平君。


  [三番金只昌平君登壇]


○三番(金只昌平君)  議席番号三番の金只昌平です。今回は


 二点ほど質問させていただきます。


 まず、一点目としまして、コミュニティーバス構想についてお聞きします。


 この件は、五年ほど前から、福祉バス等を含め何人かの議員が数回にわたり質問されております。四浦方面ではその間、定期航路の廃止に伴い定期バスの運行が増便されました。しかしながら、赤崎方面へは一日往復三便、楠屋へは往復四便という便数で推移しております。主に午前の早い時間帯と夕刻の時間帯という学生の通学に重きを置いている便と思われます。当然民間企業の運営ですから、一番利用の出やすい運行体系にしているのだと思われます。


 しかしながら、路線や便数にもよるのでしょうが、走っていますバスの姿を見ますと、乗客もまばらな便が多く、素人目にも十分に採算が取れているようには思えません。マイカーの普及や過疎化のあおりを受けまして、年々バスの利用者が減少しているというのが現実ではないかと思います。私も近郊のバスに最後に乗ったのはいつだったということはもう全然記憶にもないほどです。時間の自由なマイカーを使い、ドアツードアの生活を送るおかげで、メタボリック症候群の仲間になりかけてもおります。


 しかし、ご自分で車の運転をしない方、特に高齢者、障害者、いわゆる交通弱者といわれる方にとっては、現在の交通体系が利便性のあるものではないとこのように考えております。


 吉本市長も四年前立候補するときには、福祉バス的なものに大変関心を持っていられたと思います。今もそのお考えは変わらないと思います。そこでお聞きしたいと思います。


 (一)より便利な地域公共交通の確保ということで、津久見市として特に半島部における現在の公共交通体系を十分なものではないとお考えだと思うんですけれども、今以上の利便性向上の何か方策を考えていますでしょうか。


 (二)過去いろんな議員さんの質問があったように、そのような過去のそのご答弁においては、吉本市長も四浦・日代方面を福祉バス的なものでモデル地区として検討していきたいと述べてもおります。


 そこで、アで、関係機関との協議についてです。それぞれ各回の質問ごとに、関係機関と協議をするというふうなことで締めくくられておるんですけれども、関係機関とはどのようなところで、その協議の進展は、現在状況はどのようになっているのかということをお聞きします。


 イとしまして、全国の調査をして利用状況を把握したいと、そしてその調査結果はどのようなものになっているのか、津久見市として福祉バスのようなものの可能性があるのかないのか、何か考察が出ていると思いますが、どのような調査結果が出て現在津久見市としてはどのような判断を下しているのかということをお聞きしたいと思います。


 三番目、今後の方向性としまして、関係機関の協議や各方面の調査結果を踏まえ、現時点での今後の方向性についてお聞きします。


 現在のまま臼津交通さんに補助金を出し、何とか長らえていくという方策をとっていくのか、もしくは津久見市自前の少需要乗合輸送サービスというようなものを提供する気があるのかないのか、この辺についてお聞きしたいと思います。


 大きい二番ですけれども、六月議会に引き続き指定管理者制度についてお聞きします。


 (一)命名権や広告掲載検討の経過としまして、六月の議会で同じく私が質問したんですけれども、平山課長さんから、市民の利益になるなら検討をしますというご答弁でございました。その間二ヵ月ほど経っておるのですけれども、その経過というのはどのようなものになっているのかお聞きしたいと思います。


 この件は、指定管理者の管理者料も恐らく削減ができるでしょうし、大した特別な経費がかかることではないので、是非早めに実現させたいと、させていただきたいという思いで質問いたします。


 (二)管理費削減努力の評価ということについてお聞きします。


 指定管理者が運営費の削減をして、管理料の削減効果がみられた場合の管理者への評価についてお聞きします。


 十九年度の予算書において、スポーツ施設では指定管理料が昨年より百五十万円削減されておりました。その金額の根拠を平山課長さんと指定管理者に聞きますと、これナイターの使用時に発電機を導入することで、いままで二系統で契約していたものを一系等契約にすることで電気代を下げることができたというふうに聞き、私はそういうふうに理解をしております。市が管理していたときにはできなかったことが、管理者に代わり施設管理方法を見直すことで実現ができたということであります。これは管理者のノウハウを使ったこと、つまり管理者が努力をして経費を下げることができたのではないかと思われます。そこについて、指定管理料の減額は行財政改革推進のうえで非常に望ましいことであります。


 しかし、今回のように経費減額分を全て管理料の減額に充てるということは、管理者の運営費削減努力、ひいては管理料削減のやる気をそぐことにはならないか、このように思います。指定管理者はボランティア精神を発揮していただくことは必要ですが、やはり民間営利団体ですので、いくら自分たちの努力で管理費削減をしても、単に指定管理料が減らされるだけだということになりますと、何もせずにこのままいく方が得策だというように思うようなことにならないでしょうか。


 一部は管理者へ還元し、努力の報酬としてみることができないでしょうか。この点についてお聞きします。


 以上で第一回目の質問を終わります。


 ご答弁よろしくお願いいたします。


  [三番金只昌平君降壇質問者席着席]


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


  [市長吉本幸司君登壇]


○市長(吉本幸司君)  それでは、金只議員さんのご質問にお答えいたします。


 二点目につきましては、担当課長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。


 一点目のコミュニティーバスの実現性について(一)より便利な地域公共交通の確保(二)過去の質問に対しての現在の状況、アとして関係機関との協議、イとして全国調査、そして(三)の今後の方向性については、関連性がありますので一括して、お答えいたします。


 津久見市の公共交通対策は、これまで民間バス事業者によって路線バスが市内全体に展開されていますこともあり、半島部を抱える本市といたしましては、交通手段を持たない高齢者や障害を持った方々への交通手段の確保は重要な課題と認識しております。


 一方、全国的な路線バスの利用者の減少は、津久見市においても例外ではなく、平成十八年一月と九月に財政支援に対する要望が正式に臼津地域を管内とする民間バス事業者からございました。市としては、バス路線維持のために、大分県の総合交通対策課や臼杵市と協議するとともに、民間バス事業者との話し合いを続け、平成十八年度からは、四浦航路廃止に伴う荒代トンネル経由分に加え、長目系統楠屋便、四浦系統赤崎便の三路線に対して、合計三百万円を補助したところであります。


 コミュニティーバスの導入については、市が民間バス事業者と競合する形でバスを運行するのは、民間バス事業者の経営をさらに圧迫する形となると考えており、また、全国の市町村のコミュニティーバス導入のあり方をみると、廃止路線の代替が多く、必ずしも現状の運行回数を維持していない状況や津久見市の財政事情を考慮すると、基本的には現在の民間バス事業者によるバス路線の維持・存続を最優先するために何らかの財政支援が必要であり、現状では福祉バス、コミュニティーバスについては、今後の検討課題と考えております。


 市といたしましては、大分県下においても、民間バス事業者の乗合事業の経営悪化により、路線の廃止・縮小が増加し、その代替として自治体によるコミュニティーバスの運行を余儀なくされている現状とともに、管内の民間バス事業者の十八年度実績における津久見市内のみの運行系統十三路線のうち五路線が黒字、八路線が赤字を確認していますので、赤字経営問題や今後のバス路線の維持方法や維持が困難な場合は、コミュニティーバス導入の可能性などを検討する市の主幹級による津久見市バス対策検討委員会を本年一月に立ち上げ、平成十九年六月の一箇月間における津久見中央病院来院者のアンケート調査を実施いたしました。


 今後については、公共交通計画を大分県や専門家の意見を聞きながら検討してまいりたいと考えているところであります。また、先の子ども市議会でも質問がありましたが、沿線住民の要望等については、民間バス事業者や区長さんとも前向きに協議していきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。


 以上でございます。


  [市長吉本幸司君降壇]


○議長(西村徳丸君)  平山生涯学習課長。


○生涯学習課長(平山徳治君)  それでは、二点目の指定管理者制度について(一)命名権や広告掲載検討の経過(二)管理費削減努力の評価については、関連性がありますので一括して、お答えいたします。


 自治体や公共施設の指定管理者が収入増を図る目的で命名権売却や広告掲載を提供することは、経営における一つの手法として近年行われるようになりました。


 しかしながら、命名権の売却については、広告媒体としての価値が高いと思われる都市部の施設においてもスポンサー企業の確保が難しく、人口規模の小さい地方の市部ではさらに困難な状況であるようにあります。津久見市においても同様に困難性があると考えられますが、スポーツ振興や施設整備の経費の新たな財源を確保し、さらに市民サービスの向上を図るため、広告掲載の提供を含めスポンサー企業があれば検討したいと考えています。


 なお、命名権売却や広告掲載の提供については、他の自治体の例などを参考に、施設の所有者とスポンサー企業との契約が妥当であると考えています。


 次の管理費削減努力の評価につきましては、指定管理者制度の導入目的が、経費の削減と市民サービスの向上にありますので、指定管理者が経費の削減に努め、また、その評価を私どもが正しく行うことは、制度の推進のみならず施設の管理上大変重要であると考えています。


 しかしながら、他の自治体においても評価の方法が定まっていないようにありますが、今後評価の方法等について検討を重ね、適正な評価に努めたいと考えています。


 なお、経費の削減により得られた収益は、指定管理者制度の導入目的の一つであります市民サービスの向上や自主企画事業等の推進に当てられることが望ましいものと考えています。


 指定管理者の皆様とは、今後とも定期的な協議を続け、意思疎通を図りながら、市民サービスの低下にならない削減に努めていただくようお願いしたいと思っております。


 なお、先ほどの質問の中で、契約の一本化による削減についての評価というようなお話がございましたが、これにつきましては大変指定管理者の方からよい提案をしていただきまして、このような、これと同じようなシステムを持ってる他の施設でもこれから導入をしていきたいというふうに思っております。この件についての評価につきましては、管理者の方との意見の分かれるところでありましたが、そのとき管理者の方には理解をいただいたものと思っております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。


○三番(金只昌平君)  ではまず一点目のコミュニティーバスの件についてですが、現在補助金三百万円というふうに出てるわけですけれども、これ三百万円で十分にその赤字は補填されてる状況でしょうか。


○議長(西村徳丸君)  大塚企画商工課課長。


○企画商工課長(兼)合併推進課長(大塚好裕君)  お答えいたします。


 一応うちの方の例規、補助金の交付要綱につきまして、予算の範囲というふうにしております。ですから全体的な赤字額はお聞きしておりますが、予算の範囲において取り決めて補助をしてるという状況でございます。


○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。


○三番(金只昌平君)  恐らく三百万円足りてるかどうかというのはちょっと、まあ交渉事ですのでなかなかはっきりした数字は言えないかもしれませんが、どうも私の感じでは不足しているような気もします。仮にこれ民間の業者ですから、赤字分が大きくなると当然もうお手上げしますという状況になると思うんですけれども、その分のときに簡単に手を上げていただくと困るので、今後また赤字が増えたら補助金を上積みしていくとか、そのまだどれくらいまでなら上積みしていけるかなというようなものというのは決めてあるんでしょうか。


○議長(西村徳丸君)  大塚企画商工課長。


○企画商工課長(兼)合併推進課長(大塚好裕君)  お答えいたします。


 先ほど申しましたように、津久見市路線バス事業運行補助金の交付要綱を作っておりまして、それにつきましては現在補助の対象系統というか行路ですね、それにつきましては四浦系統、それの荒代トンネル分、それから赤崎便及び長目系統の楠屋便というふうに限った形の中で助成しておりますので、今後の要請にございましたら、その段階で検討いたしたいというふうに思っております。


○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。


○三番(金只昌平君)  今後とも、やはり少子高齢化は進み、過疎化も恐らく進んでいくと思うんですけれども、今後売上増えるというような、増えて採算性が改善するというようなことは考えにくいと思います。


 そして二〇〇二年に道路運送法が改正されたわけで、乗合バスが非常に参入も撤退もしやすいという状況になってると聞いております。


 先ほど言われたように、路線また赤字が、赤字路線が増えた分を、出たときに申請があったときに初めて考えるというふうに受け取ってよろしいんですね。その補助金については。


○議長(西村徳丸君)  大塚企画商工課長。


○企画商工課長(兼)合併推進課長(大塚好裕君)  補助とか助成につきましては、どういう形で民間の交通機関の方から提案があるかということは現在では予測できませんが、先ほど市長の答弁にもございましたように、市としましては今後そういうふうな検討会を今開いておりますので、その中でどういうふうな対応ができるのか、また、より住民の方々が、大きなことはなかなかできないんですが、要望されてる事柄の中で可能性のある事柄をそのバス会社と詰めていくとかいうふうな事柄はやっていきたいというふうに思っていますし、今でもやっております。


○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。


○三番(金只昌平君)  ありがとうございます。


 先ほどの市長の答弁の中で、対策室が出来上がっているということをお聞きしましてひとつ安心しております。


 やはりこの公共交通というのは、ただバスと予算を用意すればうまくいくというのはなかなかないようでありまして、ある程度の期間慎重な協議を重ねていって初めて成功するものと思われますので、どうかこの今のできてる機関で十分な審議をよろしくお願いいたします。


 次に、指定管理者についてですけれども、この広告掲載にまずついてですけれども、確かに命名権というのは非常に難しい問題、地方ではまず少ないだろうということでご返答をいただいたんで、私もそのとおりだなと思っております。


 広告掲載につきましては、これは先ほども言いましたように、非常に安価に上がって売上が伸びるということで、早急に取りかかってほしいということと、これ指定管理者の制度の施設だけでなくて、例えば市庁舎であったり公民館であったり、ゴミ収集車であったり、公用車などへの広告の掲載というのは後々考えるわけですので、そのまず先駆けとして是非取りかかっていきたいとこのように思います。


 あと、その上がった収入の配分といいますか、配分ルールですね、先ほど答えでは、自主企画事業等に当てていくというようなお考えがあるというようなことでしたんですけれども、これ指定管理者にやはり手を上げるところというのはどうしても民間団体で、やはりある程度の利益を確保したいという考えで手を上げると思うんです。その点、そこで自分たちがやったことを少しでも自分の身に入るような、そういった配分のルールというものを決めていってやると、非常に参入を希望するところも増えるんじゃないかと思いますので、そのへんのルールを協議するということを考えていただきたいんですけど、どうでしょうか。


○議長(西村徳丸君)  平山生涯学習課長。


○生涯学習課長(平山徳治君)  先の六月議会で質問ありました、利潤を追求することについてということがありましたが、それによって余剰金等が発生した場合、これは指定管理者の方が経営努力によってコストを引き下げた結果ある程度の利益が生じたということであります。


 で、こういった自己努力によっての利益は吸い上げるべきではないというふうに考えております。


 しかし、それを評価なりするときに、管理業務、特に質など、それと経理の状況から客観的にみて、あまりにもその余剰金といいますか、それが過大であるというふうに認められるような場合には、適切な対応、その一つの方法として、指定管理料を戻していくと、そういうようなことも考えられるというふうに思ってます。


 ただ、この余剰金の取り扱いにつきましては、指定管理者と十分協議のうえ決めていきたいというふうに思っております。


 それと、先ほど議員さんからも、配分のルールを決めてみてはどうかということがありましたので、そういうところもこれから指定管理者とじっくり話し合いをしながら、そのルールづくりも決めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。


○三番(金只昌平君)  指定管理者指定管理料というのは、最終的には極力ゼロに近づけるというのが行財政改革の目的だと思うので、是非そういったこと、ルールを決めて取り組んでいただきたいと思います。基本的に営利を追求する民間企業にとっては利潤と公共性のバランスというのは重い課題にはなるとは思うんですけれども、このようにこれから先も指定管理者の適用するような施設というのはだんだん増えると思います。その中でそういうルールさえはっきりしておくと、参入する業者も非常に助かると思いますので、是非この行財政改革に有効な指定管理者制度、これを大事に育てていってほしいとこのように思い、私の質問を終わらせていただきます。


 どうもありがとうございました。


○議長(西村徳丸君)  次に、十一番板井王成君。


  [十一番板井王成君登壇]


○十一番(板井王成君)  十一番板井でございます。三点にわたって質問をいたしたいと思います。


 まず、ゴミ袋有料制度の関係でございます。七月から正式に導入をされまして今日に至っておりますけれども、あるご婦人から、破れやすいと、いままではもうかなり詰め込んでも伸びてたくさんゴミが詰め込まれていたんだけれども、今回の黄色のゴミ袋を使用するにあたって、ちょっと穴が開いたら、さーっともう裂けてしまって使えなくなるといった話を聞いて、あらあ、やっぱそんな欠点があったんだなあというふうに思っておりました。後ほどまた清水議員からも、もう少し小さい袋があったらいいのになというような話も出ると思いますが、とにかく導入後いろんな面で、確かにカラスが来なくなったという面もあるんだろうけれども、一方でやっぱりちょっと不便を感じているという消費者がいるという、その点について、次の袋を製造注文するときに、再度検討をして、もう少し市民の要望に合ったような袋にやり替えるのかどうなのか、ちょっとそのへんを聞いておきたいなというふうに思っているところでございます。


 それと同時に、三点目に書いてますように、事業系のごみは透明でちょっと大き目の袋で、業者が来る前に各お店の皆さんが出しているようでございますが、そっちは透明なんですね、で、カラスがつつきよるわけですよ。一番飲食店街のそういう残飯類が多い袋については無色透明であるというのはちょっと、これこそ黄色にしておいた方がよかったんではなかろうかなというふうに実は考えておりますので、そのへんも今後どのように思っているのか、お聞かせいただきたいなと。


 先だって、佐伯市がもうゴミ袋はいろいろあってもいいんだと、で、シールを今度からぺたぺたと貼った、それを市の指定ゴミ袋として収集をしていこうと。そのシールが一つ十五円するということで、津久見の一番大きい袋が三十円ですから、その半額で済むのかなというような簡単に思うところもありますが、やっぱこれまたいいところ、悪いところがあるんだろうというふうに思うんですけれども、そのへんの情報に対して津久見市が今後どのように思っているのかお聞かせいただきたいなというふうに思っております。


 続きまして、農漁村体験学習について、これは午前中に黒田議員の方が、無垢島の自然学習を中心に来年度から国の方が導入をしていこうということで、具体的なことを述べていただいておりますんで、あまり詳しいことを私はもう言う必要はないというふうに思いますが、ただ、総務省が、そして文部科学省が、そして農林水産省この三つが連携をして、来年度から予算を付けて全国の市町村で子どもの体験学習をやるんだというふうにもう予算化を今しよるわけですから、これに乗らない手はないんではないかというのが私の言いたいところです。わざわざ休校になった学校を泊まれるように改修して、その改修費用から体験学習に来る参加費まで国が面倒みてくれようと言ってるんですよ。もうまさに観光客を津久見にもう間違いなく連れてきて、お金が国からごそっと入ってくると約束されたようなものなんです。山の農村に住む子どもたちは漁村に行って体験してください、漁村に住む子どもたちは山に行って一週間勉強しましょう。津久見に私は保戸島や無垢島、保戸島の空襲の話やマグロの話、ヒラメの養殖や丘殖のブリのビデオテープ等々、地域の扇子踊りやこの石灰岩の山の見学まで、津久見をとにかく売り込むんだという形で日程を組めば、日本中の皆さんが津久見に行ってみたいなというような形で、私はこれが本物になってくるというふうに考えております。


 そういった面で、市長はその旗振り役として真っ先に国に対して、やらせてください、大分県で真っ先に津久見がやりますというぐらいの働きかけをするべきだというふうに思っておるところでございます。


 続いて、まちづくりについてでございます。


 中心市街地の活性化構想の具体化を始めるべきだというふうに思いますがという。これはいままでTMOだとかいうような名称で、中心市街地のまちづくりを計画をしてくださいというふうなものがありました。しかし、それはあくまで空想的なまちづくりでございました。しかし、今回は、作ったものを必ず実行をするんだという建設計画でなければ認めない。しかも内閣総理大臣が認めたものに対して様々な補助をするというような制度なんです。


 私は、今行財政改革で本当に厳しいときに、いろんな知恵は絞っておりましょうけれども、こういう国が率先して、まちづくりを頑張ったところには頑張っただけの補助をしてあげましょうという制度を作っているんですから、こういうところに私は積極的にやっぱり入り込んでいくべきだというふうに考えております。で、まちづくりについて若干述べたいと思います。


 現在の津久見市の商店街は、以前に比べますと、寿屋などの大型店が姿を消したあたりから買い物客が減少し、店舗が駐車場になったり、空き店舗になったり、まさにシャッター通りというふうになってしまっているんではないか、そんな市民の声を聞くところでございます。他の市町村合併で合併したところは、新しい市の建設計画を立てて、そして県もそれを支援して様々な事業が展開されているんですけれども、津久見市の将来展望や現在の中心市街地をどのように再生をしていくのか、そろそろ考えなければいけないんじゃないかな。特に私は少子高齢化といわれ、そして人口が徐々に減ってくるという社会になったわけですから、逆にこのぐらいの人口が丁度いいんだ、住むところには丁度いいんだという、そういうゆとりある都市を目指していこうと、そういう絶好の機会というふうに捉えて、人が住み見える街として中心市街地の活性化の方向を取り組むときだと考えておるわけでございます。


 そこで、中心市街地の活性化は新まちづくり三法で進められているんですけれども、この基本計画は四つの要素が盛り込まれております。一つが市街地の整備、改善です。これは、この中に質問の中に入ってまいりますが、まず上下水道の整備や電線の地中化、歩きやすい歩道の整備、交通アクセスの改善、街路灯や公園の整備など快適な市街地を構成するすべてが含まれております。


 二が都市福利施設の整備でございます。これは、高齢化を迎えた地域でのデイケアセンターや病院、ホスピスなどのほかに温泉保養施設や保育園、学校、図書館などの充実を含まれております。


 三が街なか居住の推進でございます。これは中心市街地に定住する人口を増やそうとするもので、衰退する中心市街地の買物に下駄履きで来てくれるような住民を呼び戻そうとするもので、地方では周辺に住む高齢者を守ることが緊急課題でございまして、こうした方が市街地で生活することは、一番安全で行政コストを下げることのできる方向だというふうに言われております。


 そして、四番目が商業の活性化などでございます。これまで述べた一から三が整備をされていけば、結果として中心市街地の商業も活性化すると、そのように専門家は述べておるところでございます。そういう私は中心市街地の活性化づくりを、今こそ市民とともに知恵を絞って政府に認定されるように、働きかけを行うべきだというふうに考えておるところです。


 そして、駅前の駐車場、市の所有地の駐車場でございます。私はここに、できれば高齢者が住むアパート、そして公民館や福祉センターなどが中に入るような複合施設、あるいは美容院や散髪屋さんやコンビニが中に入るようなそういう複合型の商業施設を立地して、前に公園を若干造るスペース、そして中央町、高洲町全体が道路や街路樹や商店の並び方や、それぞれが景観のある、よそから来た人もそこでゆっくり楽しめるような街にやっぱり区画を整理をしていく、そのぐらいの構想を立てて、私は駅前の核にしていただけたらどうかなあというふうに思っております。


 埋立地に大型のスーパーができまして、本当に今お客さんが続々中心部に集まってきていただいております。しかし、まだまだそれが既存の商店街の方にすべてが流れているかといえば、まだまだ物足らないところがあるんではないかというふうに思っておりますし、できればこういうお金のない時代でございます。PFI事業、つまり民間の資金によってそういう複合型ビルを建設をし、長年にわたって返していく、そういうやり方が今、全国で広まってきております。そういう方法で私は是非近いうちに事業展開をして、今の建設業が公共工事がないと言っているような部分もやはり私は考えながら、そういうものを目指していただきたいということを訴えて、これに対する見解を求めて一回目の質問に代えたいと思います。


 どうぞよろしくお願いします。


  [十一番板井王成君降壇質問者席着席]


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


  [市長吉本幸司君登壇]


○市長(吉本幸司君)  それでは、板井議員さんのご質問にお答えいたします。


 一点目及び三点目につきましては、担当課長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。


 二点目の農漁村体験学習について(一)政府が来年度から導入しようとしているが、積極的に誘致してはどうかについて、お答えいたします。


 黒田議員への答弁と同趣旨になりますが、よろしくお願いいたします。


 平成二十年から農林水産省、文部科学省、総務省の合同事業で、小学生が農山漁村で一週間程度宿泊体験をするという事業であります。二十年度にモデル校やモデル地区を設定し、将来的には全国の小学生が参加できるように規模を拡大する計画となっております。


 市といたしましても、漁村をはじめとする地域の活性化、また、子どもの教育上においても大変意義ある事業と思っております。


 現時点においては、施設の整備や漁業体験活動等の受け入れ体制の整備などが考えられますので、今後とも教育委員会をはじめ関係機関等と協議して、積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。


 以上でございます。


  [市長吉本幸司君降壇]


○議長(西村徳丸君)  塩?環境保全課長。


○環境保全課長(塩?英次君)  一点目のゴミ袋有料制についての(一)破れやすいと苦情があるがについて、お答えいたします。


 津久見市の「ごみ袋有料制度」は、廃棄物減量等推進審議会の報告を受け昨年の十二月議会で可決していただき、本年七月一日から施行しているところです。


 「指定ゴミ袋」の材質は高密度ポリエチレンを使用し、大と中が厚さ〇・〇三ミリメートル、小が〇・〇二五ミリメートルとなっております。


 高密度ポリエチレンは、引張りには強いが突き刺しには弱いところがありますが、ガゼット式では、高密度ポリエチレンが最適となっております。


 ご指摘の件については、角の尖ったものや木切れなどで傷つきやすいゴミの入れ方などについては、市報等に掲載し啓発していきたいと考えております。


 次に、(二)佐伯市はシール制を始めると言ってるが、本市はどうかについて、お答えいたします。


 津久見市の「指定ゴミ袋」はカラス対策と収集時に取り扱いやすい黄色のガゼット方式を採用し、大四十五リットル三十円、中三十リットル二十円、小二十リットル十三円の三種類で販売しており、販売枚数は八月発注分までで大二十五万三千二百枚、中十五万九千三百枚、小十五万枚の合計五十六万二千五百枚となっており、市民にも本制度が浸透し順調に進んでおります。また、指定ごみ袋作製業務も平成二十二年三月三十一日まで受託者と契約をしておりますので、現況のままで推進し、シール制については次の検討課題として考えていきたいと思っております。


 次に、(三)事業系のごみ袋は黄色にしないのかについて、お答えいたします。


 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第三条の規定により、「事業者はその事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない」となっており、津久見市においては平成十七年四月から生活系ごみとは別に収集しており、収集の形態は、定期的に収集日を契約して直接する方法と、透明の事業系のごみ袋により収集する二通りがあります。


 現在は、一般廃棄物処理許可業者六社のうち、三社が市内の事業所と委託契約により可燃ごみ、不燃ごみと区別して収集運搬を行っております。可燃ごみ袋は、透明で大四十五リットルと小二十リットルの二種類により排出し、受託者が収集している状況ですが、排出時間と収集時間に差が生じたときなど猫等に荒らされてるときもあるようです。


 今後は、ごみが荒らされ散乱しないよう、排出時にポリ容器等を使用し、環境美化に努めるよう受託業者を指導していきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  高?企画商工課参事。


○企画商工課参事(高?計臣君)  三点目のまちづくりについて(一)中心市街地の活性化構想の具体化を始めるべきと思うが(三)電線地中化など景観を考えたまちづくりについて(四)公民館や福祉施設を中心市街地へ(五)街なか居住の推進をについては、関連性がありますので一括して、お答えいたします。


 津久見市中心市街地活性化基本計画は、平成十四年三月に策定いたしました。その中で、空き店舗対策等商工会議所をはじめとする関係者等と協議しながら取り組んでまいりました。平成十八年八月二十二日付で「中心市街地活性化に関する法律」新法が施行され、平成十八年九月八日中心市街地活性化を図るための基本方針が閣議決定されました。その中で、具体的に中心市街地の活性化の意義・目標に関する事項、中心市街地活性化のために政府が実施すべき施策に関する具体的な方針、中心市街地の位置及び区域に関する基本的な事項等が示されております。議員がおっしゃられます中心市街地の活性化基本構想の具体化を進めるべきにつきましては、まず地元住民や商店街の方々のまちづくりに取り組む意欲が必要です。


 その上で、支援措置を受けるため、新たな基本計画を策定し、内閣総理大臣の認定を受けなければなりません。基本計画の認定においていろいろな基準をクリアしなければなりませんし、計画に掲げた目標を達成するまでの期間は、概ね五年と定められております。


 大分県では唯一豊後高田市が平成十九年五月認定を受けられております。津久見市において基準をクリアするためには、ハード面において具体的事業の内容で、先ほど議員さんがおっしゃられたのもあるんですが、公共の用に供する施設の整備事業として、道路、公園、駐車場、下水道整備のほか、河川、広場、歩行空間、電線類地中化等、都市福祉施設の整備として教育文化施設、医療施設、社会福祉施設の整備が上げられております。また、街なか居住の推進のための事業の必要性も基本計画に記載をして推進していかなければなりません。基本計画の認定を受けるには、ハード面等の基準もクリアしなければならないし、予算も伴いますので、商工会議所や関係機関と連携をし、協議を進めたいと考えております。


 次に、(二)駅前駐車場の有効利用について、お答えいたします。


 駅前駐車場は、津久見市商業協同組合へ管理運営委託しております。月極を百二台、一般用九十四台、計百九十六台で、年間約六百万円が使用料として収入があります。駅前で中心地でもありますので、今後さらなる有効活用を考えていきたいと思っています。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  板井王成君。


○十一番(板井王成君)  ありがとうございます。


 市長が回答されました農漁村体験学習の中で、教育委員会と関係機関と話し合ってというようなことでございましたが、私は教育委員会は、津久見から今度は農村に出て行く場合に、どのようなところに行こうかなと、いつ頃行こうかなというのが私は教育委員会が進める仕事だというふうに思うんです。


 逆に言えば、全国の小学校の山間部の子どもたちを津久見に来ていただく、そして体験していただく、それは国が言うようにやっぱり総務課であり農林水産課でありというふうに思うんですよね。だからそっちの方が逆に誘致活動、企画商工の商工観光がやっぱり「来てください」と、パンフレットを持って「津久見はこういう町ですよ」と、こういう一週間の計画を作りましたと、費用はこの程度で、ここまで市がサービスをいたしましょう、最初の二年間は道路がまだ完備をされてませんから、亀の井ホテルにと、例えば亀の井ホテルに泊まりながらそこから長目半島や保戸島、四浦に出かけて行って現地体験をしましょう、高浜の地引網をそこでしましょう、保戸島で一泊をしてそこでひじき飯を食べましょう、和尚さんから保戸島空襲の話を聞きましょう、例えばそういうようなことをプランとして津久見が作って、そして売り込みに行く。そして津久見の各企業に受け入れ体制で協力をしてもらう。それを真っ先にやらにゃあほかのところから取られるわけですよ。折角国がお金を出してくるると言いよる事業に対して、後ろ向きな発言でそういう折角お金になるものを逃がしたんじゃ、私は勿体ないなあと。


 先般臼杵市の見学に行きました。野津町の吉四六ランドの旧おへまハウス、臼杵ほんまもんの里農業推進センター、もうここは津久見の方が十五人もオーナーになって、ジャガイモや玉ねぎを植えて、どっさり収穫の時に持って帰っておりますけれども、おへまハウスで広大な泊まるところももう用意をされてる。もう臼杵はいつでも農村体験学習を受け入れる用意がもうできてるわけですよ。


 私は恐らく県南の方でこの話を期待してる人がいると思います。私はそこより先に津久見がね、やっぱり名乗りをあげるようにしないと、やっぱ一県に一つぐらいしか認めてくれません。それだけの意欲を見せましょうよというふうに言ってるんで、そのへん市長はもっと、私は、いいことや、やろうやというふうに私はもう、国に行って、是非うちに真っ先にやらせてくりいというような発言をお願いします。その点どうですか。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  この事業は、私は教育委員会だけと言ってるわけではございません。受け入れるカリキュラムの中にやっぱり教育委員会的なものの考え方が必要でございますし、また、観光的なもの、農林水産業的なものを含めて総合的に考えなきゃいけないとそう思います。


 それで、これは受け入れるのは、体制を作ることは、これはやはり市の仕事とは思いますけども、それを受け入れる方は民間であります。そして、民間がそれによって活力を得なきゃいけないし、収入も得なきゃいけません。ただ単に観光客を集め、市が金を出して来てもらうわけではございません。そういう意味で、そういう体制ができない限りは、これは受け入れ事業としてはできませんので、これが経営として成り立つか、そして単なる観光事業じゃなくて、皆さんがそこでボランティアを含めていろんな力を出せるかということをでない限り、手を上げて、はいやりますよで、はい、やってくださいで今までの事業が失敗した中で生まれた事業でございますので、行政から、これしますと先に言って始める事業ではございません。民間からの力を結集して作っていく事業でありますので、そういうことの検証ができない限り、なかなか手を上げることはできませんので、そういう意識づくり、それから民間の人材づくりをこれからやっていかなきゃいけないとそう思っております。


○議長(西村徳丸君)  板井王成君。


○十一番(板井王成君)  市長が市長になったときに、意識改革からしてもらわにゃ困ると言ったあなたが意識改革をせんと、私は大変なことになると思うんです。全国の市町村のトップ、あるいは全国の市町村のリーダーが皆を引っ張っていって、あるいは仕掛け人になって私は町おこしが成り立ってるというふうに思うんです。


 ですから、私はこの際、市長がやっぱり仕掛け人になって引っ張っていくんだと、是非実現させるんだという意気込みでこの問題に取りかかっていただきたい。その成功例が、無垢島の自然体験が三年間続けてやっておられるというようなことからも、私は間違いなく前進していくだろうというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。


 ゴミ袋有料制度についてですが、是非ゴミの、ゴミ袋にゴミを入れる入れ方を市報等で載せて、もう少し皆さんにわかっていただけたらというようなことでございます。当分そういうような方法もあるだろうと思いますんで、是非お願いをいたしたいと思いますし、次の切り替え時期、シール制にするかどうかという部分も含めて、このゴミ袋をどうするのかというのをやっぱり真剣に考えていただきたいと思います。


 それから、事業系ごみをポリ袋に入れるように指導したいと、もう大変いいことだなあというふうに考えておりますが、これも次回切り替え時に、今後どのように取り扱うかというようなことを検討すべきではないかというふうに思いますし、ほかの都市でどのような対策をとっているのか、そういったことを調べて参考にするのもいいのではないかなというふうに思っております。特にご婦人の市民の皆様方から様々な要望が出されておりますんで、要望に沿った制度の取り扱いをお願いをいたしたいなというふうに思っております。


 それから、まちづくりについてでございます。


 もうこれも先ほどの農林漁村体験学習と同じなんですが、全国で本当にたくさんの事業が展開をされておりますね。国からいろんな面でこの援助が出てくるというような制度があるんですよ。例えば臼杵のアーケードを撤廃をして、あそこの街をきれいにしていたああいうことに対しても、県が、国が地域再生に関して補助を出してると思いますが、大分県でもツーリズム環境創造発展事業とかに例えば一千万円補助してくれるとか、地域産業資源活用促進事業、これも売れる商品づくりの補助金として五年間補助をしてくれたり、専門家を呼んできてくれてこういうような商品作ったら売れますよとか、あるいは県が試作品の開発や、恐らく福岡あたりにいきゃだいぶ売れるでとかいうような市場調査までやってくれる、あるいはふるさと地域活力支援センター、これは合併をしたところの周辺部のところに対して補助をしてるようですけれども、あらゆる方面からの補助金がたくさんあります。


 それを一つ一つ津久見に当てはめて、国や県からのそういう補助によって事業化をしていく、お金がないときにはそういうふうにやっぱ知恵を使ってやっていきましょうよといったようなことを今考えないと、自立したまちづくりとかいろいろ今言われてますけれども、三十年先津久見はどげえなっちょるんかえと、不安でたまらんと、私は、今働くところが本当にないわけですから、そういうことも含めて、新しい事業を創って新しい雇用を生み出していくんだ、そういうことを是非考えていただきたいと。


 まちづくりは絶対必要です。そこの商店の皆さんの意見を聞かないと、そこの意欲が一番大切だと言いますけれども、私たちがやっぱり仕掛け人になってやりましょうよと、やらなあもう津久見はだめになるんでというやっぱりリーダーシップを行政や市議会がやっていくべきだというふうに思っております。


 是非近い将来、そういうような中心市街地の活性化に向けた計画構想が出来上がりますことを強く望んで私の質問を終わりたいと思います。


 ありがとうございました。


○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。十分後に開議いたします。


                午後二時十四分 休憩


                ─────────────


                午後二時二十四分 開議


○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、八番知念豊秀君。


  [八番知念豊秀君登壇]


○八番(知念豊秀君)  日本共産党の知念豊秀でございます。


 私がこれから行います答弁には、次の市長選にも絡んだ大事なことだと考えておりますので、明確なご答弁をお願いしたいと思います。


 まず初めに、市長の憲法九条に対する政治姿勢をお尋ねしたいと思います。


 安倍首相は自分の任期中に憲法改定を必ず実現すると述べ、その手続法である国民投票法を強行成立させました。その結果、憲法改定問題が現実の問題となって迫っています。市民生活や地方政治にも大変係わりのある憲法であり、津久見市民にとっても重要な問題であります。


 改憲派の今回の改定の最大のねらいは、憲法九条を変えることに内外情勢からして間違いないと思います。今年は憲法制定六十年ですが、五十九年前に憲法制定直後から、アメリカはソ連との対決がはっきりしてきたために、作ったばかりの日本国憲法が邪魔になって、軍部首脳部が日本に軍隊を持たせる方策を考えよ、そういう指示を出しました。それを受けた報告書が一九四九年に「日本の限定的再軍備について」として承認されました。これは最近、アメリカの公文書の公開でわかったことでありますが、この報告書の中で、再軍備のねらいについて「極東でソ連と戦うとき「人的資源」の節約のため、日本に軍隊を創設する必要がある。とりあえず、まがいものの軍隊で間に合わせ最終的には憲法を変えて日本を本格的な軍隊を持たせる道に進ませよう」このような報告書に書かれております。


 憲法改定の動きにはアメリカの押し付け憲法に反対し、自主憲法を作るという自民党などの主張とは逆に、アメリカの発案、アメリカ仕込みの計画なのだということが真実であります。このことを裏付ける話がございます。二〇〇〇年五月二日、改憲派が押し付け論を証明しようと参議院の憲法調査会でGHQ民政局関係者からの意見聴取で、最初に意見陳述をしたベアテ・シロタ・ゴードンさんはこう言いました。


 「マッカーサーは一九四六年二月四日まで憲法草案を作る仕事を自分のスタッフに任せるつもりはなかった。日本側の担当は松本無任所大臣だった。(無任所というのは現在の国務大臣に当たると思います。)ところが日本側から提出される憲法草案は、明治憲法とほとんど変わらないものだった。そこでマッカーサーは、ホイットニー准将にこの仕事を任せた。」、さらにゴードンさんは憲法作成時に人権小委員会に属した女性問題などを担当したのですが、「日本政府と夜中の二時まで議論になったことや、女性の権利について日本政府代表は『日本文化にそぐわない』と大騒ぎになった」などを述べています。


 このときゴードンさんらが提案した内容は、「妊娠、乳児を持つ女性は国から守られる」、「家庭は人類社会の基礎であり両性の経済的、社会的平等が保障されなければならない」などという立派なものでございました。


 ゴードンさんはまた続けてこう言ってます。「新しい憲法を日本政府は喜ばなかった。しかし国民には歓迎されました。十九世紀から日本の新法を女性は求めていた。新しい憲法は国民の抑圧された声を反映していた」、「五十年間憲法が変わらなかったのは世界でも異例のことだが、世界のモデルとならなければならない憲法であり、日本は世界に知らせる義務がある。自分よりいいものを、押し付けたという、こういう言い方があるのだろうか」というふうにも語っております。


 実は一九五六年の内閣憲法調査会の最終報告でも「押しつけられたと特徴づけることは不公正」であり、「押しつけられたという内容は、敗北の結果日本が受諾したポツダム宣言の中身」であると結論づけています。憲法調査会というものは、日本政治史上の中で二度ありますが、最初に作られたのは一九五六年(昭和三十一年)のことでございました。そのとき既に決着済だったというふうにいえると思います。


 押しつけの源流はどこにあるのか。一九四七年憲法施行の翌年四八年にアメリカが「日本の限定的再軍備について」という報告を出します。一回はマッカーサーが拒否するのですが、四九年にはフォレスタル国防長官が再び「日本の限定的再軍備について」という提案をし、国家安全保障会議で決定されております。その当時のコワルスキー占領軍幕僚長は「日本の再軍備について」という本の中で「我々は時代の大うそをついて警察予備隊を作った。日本国民の誰もがこれが憲法を踏みにじった軍隊だとは思わなかっただろう」と書いております。


 憲法改悪の源流がアメリカの起源であるということは当然ここでもおわかりになると思います。その当時改憲派の議員である奥野誠亮氏が「押しつけかどうか、この議論はナンセンスに思う」と言わざるを得なかった。つまり私はその当時に既に押しつけ論は決着についていたんだと思います。


 この「押しつけ論」が破綻したため、今度は二十一世紀の日本のあるべき姿からみていまの憲法は不十分な点がある」、五十年も経っているので見直しも必要」というそういう形での憲法改憲をしようという策動が強力にまた押し出されてまいりました。私は「いいものは変える必要がない」と思いますが、改憲論者は「古い」「時代遅れ」「国際社会の現実を無視」と攻撃をしかけています。既に中身より変えることに目的を見出してるかのように思えてなりません。


 また、改憲派の中には「加憲論」つまり「環境権」や「知る権利」などを書き加えるともっと良くなるという論法がありますが、これは現憲法の枠内で十分煮認められると憲法学者らは解釈しています。


 戦争という角度から二十世紀をみますと、第一次世界大戦の反省から一九一九年に国際連盟規約で「戦争に訴えない義務」が決定されました。九年後の一九二八年、パリ不戦条約は「国際紛争を解決するため戦争に訴えることを否定する」、また「国家の政策集団として戦争を放棄する」と宣言しました。


 第二次世界大戦を経た国連憲章(一九四五年)にこう書かれています。「国際的紛争又は事態の調整又は解決を平和的な手段によって、かつ正義及び国際法の原則に沿って実現する」そのために全ての加盟国に「国際紛争を平和的手段」によって解決すること、「国際関係において武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全、又は政治的独立に対するもの」も慎まなければならないと義務付けました。


 二十世紀前半は戦争の世紀といえると思いますが、その中から「戦争は違法」「国家の手段としてつかってはならない」という原則が確立されてきました。


 日本国憲法は、国連憲章の立場からみると戦争を不正義とする二十世紀の流れの最高の到達点だといえると思いますが、いかがでしょうか。


 その後、ソ連が崩壊し、アメリカが参加する戦争は対ソ連ではなく、「先制攻撃戦略」のそれに基づくアメリカにとって気にいらない国をつぶすための戦争に変わりました。アフガニスタンやイラクへの戦争がこれにあたります。


 これまでも憲法に違反して自衛隊の海外派兵をしてきました。そのための特別立法が、周辺事態法、テロ対策措置法、イラク特措法です。しかし、いずれも「基本原則」として「対応措置の実施は武力による威嚇又は武力の行使にあたるものであってはならない」というふうにされ、戦闘行動への参加はできないと規定されています。現行憲法九条の「武力による威嚇又は武力の行使は国際紛争を解決する手段として永久にこれを放棄する」という条文の存在が歯止めをかけていたわけでございます。いよいよその歯止めをなくし、アメリカの人的資源の節約のため、言い換えれば自衛隊が海外でアメリカと肩を並べて大砲やミサイルを撃てる軍隊にしたい、それが今回の明文改憲のねらいとなってきています。


 先ほど申し上げましたように、国連憲章は世界でもめごとの起きたときは平和的に解決する段取りを定めています。そして、相手がどうしてもルールに従わないときも侵略に対する自衛の行動以外は武力行使を厳しく禁じています。アメリカの先制攻撃論は侵略を受けていなくても、国連の決定がなくてもアメリカの意思で戦争を始めるものです。「こんな無謀な戦争に日本が憲法を変えてまで参加する必要があるのか」そういうことが問われているのではないでしょうか。こういう問われればほとんどの国民は「ノー」と答えると思います。日本の憲法九条は国連の考えに合致した世界に誇れる憲法だと思います。変えるのではなく守るべきものではないでしょうか。憲法九十九条には公務員の憲法を守ることが義務づけられています。憲法九条は現在も未来も守るべきものであると私はそう思いますが、市長のお考えをお伺いしたいと思います。


 なお、今世界の流れは、アメリカのやり方に同調する国はごく一部となっています。発達した資本主義国、人口九億人ですが、この中で、イラクへの戦略戦争に積極的に同調したのはイギリス・日本・イスラエルぐらいです。冷戦時に西側諸国がアメリカと同一歩調をとっていた頃とは大違いであります。このほかにも人口十三億の中国などアメリカの道理のない勝手な行動には賛成しません。経済的にも世界は大きく変わってきています。人口三十五億人のアフリカ・ラテンアメリカではアメリカの覇権主義は認めないという声が圧倒的です。今や、自主独立がこういう国々の共通語になっています。こんな状況の中でアメリカの言いなりになって戦争で紛争の解決を図るこういう政治を進めることは、今の日本の政治の方向は世界の流れから外れた異常な政治といえるのではないでしょうか。


 いずれにしても、アメリカの思惑はアメリカの仕掛けた紛争地域での人的被害を減らすために、「日本の軍隊に最前線に立ってもらい代わりに犠牲になってもらう」これが究極の目的であることは明白でございます。


 さて、次に合併問題について、お尋ねします。


 臼杵市は六月定例議会で、投票のテーマを限定しない「常設型」の住民投票条例を可決成立させました。「臼杵市と津久見市での合併協議の是非について、住民投票で市民の意思を問うことを視野に入れており、六月議会以後に任意合併協議会を設立する方向で準備を進めている。」などと報道されているとおりでございます。これに対して、津久見市民はただ指をくわえて見ていることしかできないでしょうか。合併というのであれば、やはり同じ条件を市民に与えるべきではないでしょうか。是非それについても明確なお答えをお願いします。


 三件目は、「地上デジタル放送」の開局に伴う「地デジ難民」と申しますか、テレビの買い替えやチューナーの設置ができない、特に低所得者層には切実な問題で、購入ができないためにテレビの視聴ができなくなる「地デジ難民」になる可能性があります。二〇一一年七月二十四日以降津久見市でもテレビを視聴できない人たちが予測されますが、市の対策があればお聞かせください。


 次は、六月議会でも質問いたしました、青江川、津久見川の改修工事の進捗状況を引き続きお知らせいただきたいと思います。


 五件目は「宗麟ユートピア構想」の関連質問に付いてお伺いします。


 当初「宗麟ユートピア構想」は(生活創造系・重点施策)としての意義目的を「地域における文化振興の基本理念は、市民の日常生活に豊な潤いをもたらすとともに、文化に対する愛郷心の育成を通して豊な人間形成をはかり、さらに愛郷心の高揚に努めることである。」として、歴史的文化遺産の少ない本市において「大友宗麟の存在は貴重なものであり、津久見固有の文化的な心の支えとして後世に継承しなければならない」と高らかに宣言しています。市民の目の届かないところに保管されたままに今なっています。


 四年前にも教育長の方からこんな答弁がありました。「資料館建設事業以外は、平成八年に達成されましたが、資料館建設については、厳しい財政事情等を勘案し計画を断念しました。今後は計画を白紙の状態から全面的に見直し、各方面からのご意見をお聞きし、方針を決定したい」こういう答弁でございました。既に「宗麟ユートピア構想審議会条例」も吉本市長の提案で廃止になりました。これまで何の進展もありませんでした。マスコミからも「宝の持ち腐れ」と酷評されています。改めて市民への公開をどのように考えているのかお伺いします。明快なご答弁をお願いします。


 次に、自殺予防対策についてお伺いします。


 政府は、二〇〇五年、平成十七年九月に「自殺対策関係省庁連絡会議」を設置して、省庁の枠を超えた自殺予防対策の総合的な取り組みを検討し、同年十二月に「自殺予防に向けての政府の総合的な対策について」を取りまとめました。そして二〇〇六年六月に自殺対策基本法が公布され、自殺予防対策が社会的な取り組みとして行われることとなりました。


 これらは国と自治体、事業主らに対し自殺対策を講じる責任を明確にしていますが、やっと大分県でも自殺対策協議会が先月八月二十九日に初会合を開いたと新聞に報道されました。


 毎年全国で三万人余りの人たちが自殺という形で人生を終わらせています。報告では二〇〇六年大分県では二百九十九人と報道されています。このことからも、国策として取り組む必要があることは歴然としています。


 自殺をめぐっては、WHO(世界保健機構)は「自殺は防ぐことができる公衆衛生上の問題」と明言しています。自殺対策に取り組むNPOなども「日本の自殺対策は遅れている」と指摘しています。特定営利法人「自殺対策支援センターライフリンク」によりますと、「年間自殺者三万人ということは、未遂者は三十万人いると推計され、そして一人の自殺未遂によって、遺族や友人など周囲の少なくとも六人が深刻な心理的影響を受ける」とされています。「日本全国で毎年百八十万人以上の人が自殺に苦しめられていることになる。」と報告しています。津久見市におきましても、残念ながらよそ事ではないと思います。そこで市の取り組みについてお伺いいたします。


 最後に、生活保護行政についてお伺いします。


 今、生活保護行政は日本各地で深刻な問題を起こしています。例えば日本で餓死した人の数が、厚生労働省の直近の調査で、二〇〇五年には八十二人、〇四年に七十一人、〇三年には九十七人の餓死するという痛ましいこの文明国の日本でこんなことがあるのかということが言われています。


 厚労省によりますと、『調査は死亡診断書に「餓死」と示されたものを集計したもの。』となっていますが、餓死状態で発見された際、死亡診断書に別の病名が付けられる場合もあり、実態はさらに多いとみられ、「厚労省調査の数字は氷山の一角」と研究者は指摘しています。


 餓死者は一九九五年を境に急増しています。前年まで二十人くらいだったものが九五年には六十一人、以後毎年百人近く餓死してるという状態があります。


 財界と自民党政府は、八五年の派遣法の成立、九六年の改悪など労働法制の改悪などをして、一方では大規模なリストラを繰り返し、非正規雇用が急増しています。九五年には一千万人を超え、〇六年には千六百七十七万人という非正規雇用がこの日本に蔓延しております。完全失業率も二パーセントだったものが九五年には三パーセント台、〇六年には四・一パーセントになっております。


 働いても生活保護水準以下の生活しかできないワーキングプアの増大が社会問題として噴出しています。厚労省は、困った人の最後のセーフティーネットである生活保護について申請拒否や追い出しなどの排除策を取り、予算を削減してまいりました。この結果、生活保護の必要とする人たちの生活保護をとっているのは必要のある人の二割程度という試算もあり、大半が最低水準生活以下の生活を余儀なくされているとしています。


 財界と政府が一体となって進めてきた雇用・賃金破壊と棄民政治が多くの人々を餓死に追いやったといえるのではないでしょうか。


 福岡県の北九州市小倉北区に住む男性が、今年四月に生活保護を打ち切られ、孤独死していたことが七月十一日新聞に報道されました。この男性は自宅で一部ミイラ化した姿で発見されたといいます。その日記には「体がきつい、苦しい、だるい、どうにかして」と訴えて書かれており、そして死ぬ直前には「腹が減った、おにぎり食いたい、二十五日間米食ってない」そういうことが記されていたといいます。また、生活保護の打ち切りや市による就労指導に対する不満がたくさん記されていたといいます。このような事件に対し、市はどのような考えをお持ちか、さらには、市民の保護申請権を尊重してるのかどうかお尋ねし、一回目の質問を終わります。


  [八番知念豊秀君降壇質問者席着席]


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


  [市長吉本幸司君登壇]


○市長(吉本幸司君)  それでは、知念議員さんのご質問にお答えいたします。


 二点目から七点目につきましては、担当課長よりお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。


 一点目の憲法九条についての(一)市長はどのような見解をもっているかについて、お答えいたします。


 我が国は戦後六十二年間、現憲法のもと経済大国として復興を成し遂げてきたところであります。とりわけ平和国家として地位を維持継続しているのは憲法第九条の精神を遵守しつづける結果だと考えております。


 憲法改憲論議については、慎重に行われるべきだと思っております。


 以上でございます。


  [市長吉本幸司君降壇]


○議長(西村徳丸君)  大塚企画商工課長。


○企画商工課長(兼)合併推進課長(大塚好裕君)  お答えいたします。


 二点目の合併問題について(一)住民投票条例を作って市民の声を反映させるつもりはないかについて、お答えします。


 平成十九年七月四日に津久見市・臼杵市任意合併協議会が発足しました。歴史的にもまた文化的、経済的にもつながりの深い津久見市と臼杵市にとって地域の再生と発展、地域住民がふるさとに誇りを持ち、安心して暮らせるための将来像をはじめ、両市の合併の可能性について検討協議することを目的にしたものであり、合併の是非及び今後の方向性の検討を行い、適宜概要版を作成し、住民へ配布するとともに、両市が行う議会への報告や住民説明会等の資料を提供するものです。これまで市長就任以来、特に昨年度は二十八回の地域懇談会を開催してまいりましたが、合併に関して市長の気持ちをお伝えし、市民の皆さんのご意見もお聞きしております。今後ともきちんとした情報を市民に提供していかなければならないと考えていますし、市議会においても、現在は、津久見市議会で作っていただいております合併調査特別委員会において、十分にご審議をお願いし、市議会とともに進めてまいりたいと考えていますので、現段階では住民投票条例を作る予定はございません。


 以上でございます。


 次に、三点目の地上デジタル放送について(一)二〇一一年までに対応できない地デジ難民が予想されますが、対策はあるのかについて、お答えいたします。


 二〇〇一年の電波法の改正により、現在のアナログテレビ放送を二〇一一年七月二十四日までに終了することになりました。


 国の説明によりますと、テレビ放送のデジタル化の大きな目的のひとつに電波の有効利用があり、電波は無限に使われるように思われているかも知れませんが、実は通信などに使えるものはある一定の周波数のところだけで、日本の現状はもうこれ以上隙間のないほど過密に使われており、アナログ放送のままではチャンネルは足りず、デジタル化すればチャンネルに余裕ができ、空いたチャンネルは今後のさらなる情報通信技術活用社会、情報化社会の進展のために利用することが計画されています。


 このため、地上デジタル推進会議が公表した津久見市のデジタル中継局の開設予定は、OBSを除いて二〇〇八年に、OBSは二〇一〇年に開設予定となっています。また、OABについては、新たに津久見南局が二〇〇八年に開設予定となっております。


 地上デジタルテレビ放送を視聴するためには、現在ご使用中のアナログテレビ放送のテレビでも、デジタルチューナーを使用することにより可能ですし、勿論地上デジタルテレビ放送対応テレビを使用すれば視聴は可能となります。ただし、この場合UHFアンテナが別途必要となります。


 ご質問については、二〇〇七年に国が地上デジタル放送のQ&Aにおいて、アンテナやチューナーなどは全国民の皆様のご自身でお願いしていますとのことであります。津久見市としても補助については困難性があります。


 しかしながら、高度情報化社会に対する国の責務と情報通信のインフラ整備に対しては、本市としても財源の確保は苦慮していますので、財政支援措置については、このことを含め大分県市長会などを通じて国に要望したいと考えています。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  原尻都市計画課長。


○都市建設課長(原尻育史郎君)  四点目の河川改修及び浚渫についての(一)青江川、津久見川の進捗状況をお知らせくださいについて、お答えいたします。


 青江川及び津久見川の浚渫は過去五年間に合わせて約一万五千立方メートルの工事を実施しています。青江川の浚渫、護岸改修については、平成十七年度の災害の復旧工事がすべて完了し、現在は県単独事業による桜ヶ瀬橋付近右岸側の護岸補強工事(延長約九十メートル)の整備を行っているところです。


 また、今年七月十四日に台風四号が、そして八月二日に台風五号が来襲し、被害は少なかったものの台風四号により、青江川の豊州車輌工業株式会社裏の右岸護岸が延長五十メートルにわたり被災しました。この復旧については九月十二日に国による災害査定が実施されますので、県が事業主体となり早期整備を図ってまいります。


 青江川、津久見川全域につきましては、今年二月の調査により確認した土砂堆積及び護岸洗掘箇所等について大分県へ報告し、早期整備をお願いしているところです。今後につきましては、浚渫には土砂の処分場が不可欠であることから、公共残土の処分場として位置づけています県道大泊浜徳浦線(立花地区)埋立地と津久見港堅浦地区埋立地の早期整備を積極的に推し進め、合わせて河川浚渫及び改修工事の実施について、大分県へ引き続き要望を行っていきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  平山生涯学習課長。


○生涯学習課長(平山徳治君)  五点目の宗麟ユートピア構想について(一)集めた大友宗麟関連資料はいつまで棚上げするのか(二)市民への公開をどのように考えているかについては、関連性がありますので一括して、お答えいたします。


 宗麟ユートピア構想は、昭和六十一年から具体的な事業着手となり、資料館建設事業以外は先ほど議員さんも申されましたが、平成八年の資料収集事業の完了をもって一定の事業が達成されました。


 この大友宗麟関連資料は、資料館建設を断念したことに伴い、これらを収蔵する施設がないことから、現在、宇佐市の大分県立歴史博物館特別収蔵庫に保管をお願いしているところでございます。


 また、市民への公開につきましては、残念ながら当市にはこうした展示公開する環境を持つ施設がないことから、市外の美術館や博物館が企画する特別展への出品依頼に対し、可能な限り貸出を行うことにより市民へ鑑賞の機会を提供し、公開に努めているところでございます。


 以上のようなことから、大友宗麟関連資料につきましては、当分の間、現状のままでまいりたいと存じますので、ご理解いただきたいと思います。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  新納福祉事務所長。


○福祉事務所長(新納 淳君)  六点目の自殺予防対策についての(一)津久見市の取り組みと効果についてお知らせくださいについて、お答えいたします。


 臼杵保健所が毎年発行しております「保健所報」の主要死因別死亡数の統計数値によりますと、津久見市における平成十八年度までの過去五年間の自殺者は三十二人、年平均六・四人という数になっております。自殺者の年齢、性別、主な原因等については、保健所、警察等においてもプライバシーの問題もあり、情報収集が困難で、詳細は把握できておりません。


 国の自殺対策基本法を受けて、県は、今年「自殺対策連絡協議会」を設置し、モデル地区を設定して、うつ病対策や開業医の研修などを実施することとしております。


 津久見市としましては、これまで通報や連絡、相談があった事案については、保健師や精神科医等と連携を取りながら対応してまいりましたが、こうしたケースについては一定の効果がみられていると判断しております。


 今後は、社会福祉法人「いのちの電話」が今年九月十日の「国際自殺予防デー」から実施しております、毎月十日の「自殺予防いのちの電話」の利用促進を図るため、市民への幅広い広報活動を行うとともに、自殺防止のための地域ネットワークの必要性について、関係機関と十分協議を進めたいと考えております。


 以上でございます。


 次に、七点目の生活保護行政についての(一)北九州市で生活保護を辞退させられ餓死した事件についてどう思うかと、(二)の津久見市では市民の保護申請権を尊重しているのかについては、関連性がありますので一括して、お答えいたします。


 北九州市の事件につきましては、新聞報道でしか伺い知ることができませんが、大変悲しく痛ましい思いでいっぱいです。このケースは、病状調査票を作成する時に、病気の状態と普通に就労できるかどうかということについての、担当ケースワーカーと医師の意見が食い違っていた点、それと保護辞退届提出後の生活の見守りがなされていなかったことが問題点であると思われます。


 津久見市では、このようなケースの場合、普通就労が可能かどうかについて、医師等の意見をもとに十分なケース検討を行うことは勿論ですが、仕事に就いて実際に最低生活費を上回る給料を受け取る事実を確認してから辞退届を提出してもらうという手順で対応しております。


 また、就労等による自立のための生活指導は、特に就労可能な年齢層の人にとっては必要なことではありますし、国からも自立支援プログラムの推進については厳しく指導されております。


 しかしながら、市としては、それぞれの生活実態や身体の状況等に応じて、相談、支援を行うよう心がけており、「受付窓口で選別することなく、十分な時間をとって、親切丁寧な相談をする」ということを福祉事務所の基本方針として、市民の申請権を尊重して対応しております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


○八番(知念豊秀君)  再質問を行いたいと思います。


 市長は「九条の会」というのを聞いたことがあるでしょうか。作家の井上ひさしさんだとか哲学者の梅原 猛さん、作家の大江健三郎さんなど九人が、日本の著名人といわれている九人の人たちが中心になってこの「九条の会」のアピールを行いました。このことを少し紹介いたしますと、こういうふうなアピール文になっています。


 『日本国憲法は、いま、大きな試練にさらされています。ヒロシマ・ナガサキの原爆に対する残虐な兵器によって、五千万を超える人命を奪った第二次世界大戦、この戦争から、世界の市民は、国際紛争の解決のためであっても、武力を使うことを選択肢にすべきではないという教訓を導きだしました。侵略戦争を続けることで、この戦争に多大な責任を負った日本は、戦争放棄と戦力を持たないことを規定した九条を含む憲法を制定し、こうした世界の市民の意思を実現しようと決心しました。


 しかるに憲法制定から半世紀以上を経た今、九条を中心に日本国憲法を改正しようとする動きが、かつてない規模と強さで台頭しています。この意図は、日本を改めてアメリカに従って戦争をする国に変えるところにあります。』と始めに書かれています。


 そしてその結びには、『日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、「改憲」の企てを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力をいますぐ始めることを訴えます。』と結んでいます。


 このアピールに賛同した多くの人たちが、全国にすでに六千箇所余りの「九条の会」を作っています。


 さらにまた、「ミレニアム・フォーラム」というのが二〇〇五年世界の百六カ国千三百五十人が参加して、国連本部で開かれた会議がございます。その年に九月のミレニアム・サミットの中で、国連ミレニアム総会とともに、アナン国連事務総長の提案で開催されたものですが、この会議のNGO版で、貧困撲滅基金の創設、多国籍企業向けの行動規範、軍備の凍結及び小火器密売対策など、幅広い行動を提案しております。


 このうち「平和・安全保障及び軍縮テーマグループの最終報告書」では、『平和への人間の権利に関する共同宣言の提案及び世界人権宣言に「平和への権利」を含め「すべての国が日本国憲法九条に述べられている戦争放棄の原則を自国の憲法において採択する」という提案がされました。


 このミレニアム・フォーラムのこの一年前には、オランダで「ハーグ平和アピール市民社会会議」というのが開かれています。そこでは「公正な世界秩序のための十の基本原則」を採択し、冒頭の第一原則に「各国会議は、日本国憲法九条にように、政府が戦争をすることを禁止する決議を採択すべきである」と謳っています。このことは、半世紀余りを経て『憲法九条』の人類史上の意義とその世界的普遍性を公認するものでありました。現在、日本がなすべき真の国際貢献は『国連憲章』と国連人道法を蹂躙した戦場に派兵することではなくて、この平和憲法を断固として守り、確信を持って世界に訴え広めることだと思います。


 私はこの憲法九条、市長は慎重に考えてやるべきであるというふうに先ほどおっしゃられましたが、それこそ私は人類の理想を述べた憲法であり、そしてまた憲法九条の条文であると思いますが、改めて感想をお伺いいたします。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  ある新聞に、市長の改憲論に対してのインタビューがございました。その中で、改憲論や擁護だという話がある中で、津久見市の私といたしましては、一人だけ時間的な経過で改憲論を述べるべきではないと。要するに改憲の中身を審議したうえで述べるべきだということをアンケートに答えております。それが私の意見でございます。


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


○八番(知念豊秀君)  それに、もうちょっとその憲法九条について訴えたいと思いますけれども、世界の平和NGOという中でも、日本国憲法が世界が目指すべき平和な未来への普遍的なシンボルであるということが広がっています。


 この日本の憲法を変えるというアメリカ政府の圧力に対する、また、アメリカ国内では、逆にアメリカの憲法に日本の憲法の九条の精神を織り込むべきだという運動が生まれています。例えばオハイオ大学の名誉教授のオーバービーさんという人が日本でも講演されておりますが、「日本の憲法九条は『戦争の支配』によってそれに取って代わる『法の支配』という全人類の力強い理想と知恵の声明だ」というふうに述べております。さらに、ヨーロッパでもヨーロッパ連合のEU憲法に「戦争放棄」条項を書き込もうという運動も起きております。憲法九条は時代遅れどころか国際的にもいよいよ光り輝き、注目されていると私は思います。


 ちょっと私は日本国憲法の前文に書かれている中身を紹介したいんですが、「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するものであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。」というふうに書いて、「この崇高な理想を全力を上げて達成することを誓う。」と結んでいます。


 私はこの理念は憲法九条と切っても切っても離せないこういう関係であると思い、そしてまた、子どもたちや孫の代にも代々受け継ぐ価値があると思います。


 市長は明確にこれを変えるべきではないというふうなご答弁はなさいませんでしたが、是非私は皆さんに訴えたいと思います。このことを肝において、平和とは何かということを、そして戦争というものが世界の中で悪だという基本をしっかりと置いて、平和のことを是非考えてもらいたいと思います。


 次に、住民投票について、先ほどの合併問題の住民投票についてお伺いします。


 先ほどは、津久見ではそういう住民投票条例を作って住民に信を問うということは、今のところ考えてないというふうなことでありましたが、例えば、それでは臼杵市の方で住民投票条例が制定されました。それで実施されて、まあ臼杵市の方ではこれは問われるというふうなことになりますと、津久見市民は同時にそれに対する意思表示というのはできないというふうになると思うんですけども、そのへんでは対等ではないと思うんですが、改めてその臼杵の住民の是非を問うことと、津久見市民は対等であるべきだというふうに思いますけれども、それについては、例えば市民の方からやはり津久見も住民投票条例がやっぱり作られるべきだと、そして津久見市民も同じように意思を問いたいというふうなことが発議されますと、そのときはどういうふうな対応をするのか、ちょっとお答えいただきたいと思います。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  臼杵市が作っているから津久見市も作るべきだとか対等だということはありません。その市ならではの考え方もあると思います。


 また、これは住民から要望を受けて作ったわけでもなし、後藤市長からの提案で作ってるものでございます。私は議会制ということを尊重してやっていきたいと思っております。


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


○八番(知念豊秀君)  津久見市の住民はその意思表示ができるのに、津久見市はそれを意思表示をする機会をつくってくれないということであれば、大変残念なことであります。


 津久見はこれまで様々な形で合併を申し入れしておきながら、ハードルを幾つも越えさせられ、そしてまた、これが終わったら次のハードルというふうな形で、これまでも度々そういうことが起こりました。住民投票条例というのもまた新たなハードルということではないかと思います。


 常に津久見は合併についてお願いする立場というふうなことをずっと繰り返しやっておりました。津久見市民にとってこれが、こういう状況が本当にいいのかどうかということは、私は直接津久見市民も意思表示がなされるべきではないかというふうに思います。それこそ市民参加の合併問題の取り組みというふうになると思うんですけども、そういう市民の直接の意見を反映させるということは、もう全く考えてないということなんでしょうか。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  先ほどから、合併のハードルだとか、合併のことで決めつけてるようでございます。これは後藤市長も合併のために作ったものではございません。合併もそれの話にかかるかもしれないということはいったかも知れません。合併のために作ったようなものではございません。


 で、津久見市には議会の中に合併に関しては、合併特別委員会とございます。臼杵市には議会の中にそれはございません。そういう違った事情もございますし、私は地域懇談会などの中で十分に合併に向けて市民に説明していって、市民の意見を聞きたいということを決めておりますし、また、そのことを尊重しておりますので、今のところその住民投票条例というのは、それはその住民からいろんな意見が出て、その中で収拾がつかないときには最終的な手段として起こり得るかもしれませんけども、今の時点では考えておりません。


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


○八番(知念豊秀君)  住民の声を反映する基本的な姿勢がちょっと欠けてるんではないかと思います。その件についてはこれからもちょっとまた機会を作っては、市民と対話しながら私も提言したいと思います。


 次に、「地デジ難民」についてですが、これは先ほどの説明ありましたが、国の基本姿勢というのは、これは最終的には受益者の国民一人ひとりが負担するというふうなことを言っております。しかし、こういうことをやりますと、なかなか全ての人たちが行き渡らない。既に総務省の方でも約一パーセントぐらいの方々はテレビを見られん人が出てくるかもしれないというふうな懸念をしております。


 そういう中で、例えばアメリカだとかヨーロッパなんかでもそういうデジタル放送に変換したときには、国の対策を、補助金を出して対策を取ってるというふうにもあります。そういった意味じゃあ、それぞれの地方自治体の実態というのは国に上げながら、そういうふうにしてテレビを見られない人たちが出てくるということを極力防ぐための方策というのは必要だと思いますけども、そういうテレビを見られなくなるような人達を調査するだとか、そういう市民の状態を把握するということはやるおつもりがあるのでしょうか。


○議長(西村徳丸君)  大塚企画商工課長兼合併推進課長。


○企画商工課長(兼)合併推進課長(大塚好裕君)  先ほどご説明いたしましたように、国の方の電波法の改正に基づいてこの事業がなされておりますし、当然先ほどテレビ難視聴地域なんかについても、市の方の部分としては当然負担が出てくることも予想されます。


 そういう上において、現時点で津久見市のレベルでは、その補助を作ることができませんというふうにお答えしてますので、現在のところそういうことでございます。


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


○八番(知念豊秀君)  難視聴地域についての対策というのは、これは当然前回の私の質問の中でもありましたけども、やってもらわなくちゃいけないことです。難視聴地域の問題と、もう一つは経済的な問題、それによってテレビが見られないような人たちが出てくるということも予想されるわけですから、そういうふうなものというのは、やっぱり情報格差という面でもやはりあってはならないというふうに思います。


 災害時のときにたまたま情報が入らなかったということで、逃げ遅れるということもあり得ますので、そういうことは、最低限のことはこれは何とかすべきじゃないかと思いますけども、その受信機を、チューナーを買えないだとか、テレビの買い替えができないだとか、そういうふうなせめて実態だけでも調べるということは大事じゃないかと思うんですが、いかがですか。


○議長(西村徳丸君)  大塚企画商工課長。


○企画商工課長(兼)合併推進課長(大塚好裕君)  先ほど申し上げましたように国の制度というふうな事柄の中で、既にもう大きな都市では地デジ化は実行されております。勿論アナログ放送は現在でもできてると思いますが、そういう全国的なレベルの中で津久見市が取り組むというのは困難性があるというふうなことでございます。


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


○八番(知念豊秀君)  全国的なレベルでの取り組みの中でというふうなことは、全国的なレベルでも今取り組みがなされてないわけですね。やはり役所の仕事としてそういう市民の生活に関わることですから、これはやはり私は調査、生活実態調査というのは最低限市が責任持ってやるべきことだというふうに思いますけども、それさえもしてもらえないとなったら、もう経済的に困難な人達というのは見放されてしまうということになってしまいます。大変私はちょっと今の答弁でがっくりいたしましたけども、こういうことは本当にあっていいのかなというふうに思いますけど、市長いかがですか。


 何らかのやっぱりせめて調査だけでも私はやるべきだと思いますけども、もう一回ご答弁をお願いします。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  先日の大分県市長会の中でもそういう問題が出まして、国がやるこの地デジのことは、国が責任持って最終的に責任を取ってくれということで、一応九州市長会並びに国の市長会に申し出るようにしておりますので、そのなかでその対応を見ながら津久見市も検討していきたいと思っております。


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


○八番(知念豊秀君)  市長会の中でですか、改めて検討するというんであれば、少しは光が見えるかなというふうにも思います。これはやはり市民の生活に関わることですから、是非忘れないで取り組んでほしいと思います。


 次に、青江川それから津久見川の河川改修についてなんですが、市民にとっては、安全・安心にかかわる大事な問題なんですね。もう最近、温暖化の影響だというふうに言われてるとおり、集中豪雨時間あたり百ミリ以上も降ったりして大変な災害が起こってるということが度々言われております。


 青江川の方でも少し災害が起こった、幸いそんなに大きなものではなかったというふうなことでございますが、今回災害が調査されるという場所以外にも、やはりそばに住んでて大変恐い思いをされてるところもあります。しかも水が出るたんびに河川敷がえぐられてるというふうなことを近所の人たちが心配しております。


 で、これについては、私はやはり災害が起こってから対応するということよりも、予防が大事ではないかということを大変思っております。それについてもっと強力に県に要請することというのはしていかないのかどうか。もしその気があれば是非とも、どういう箇所は優先的にやっていきたいとかいうところがありましたらご答弁お願いします。


○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。


○都市建設課長(原尻育史郎君)  現状を知るということで、今年の二月に現地の調査をいたしました。危険な箇所というふうに私たちが判断した箇所につきましては、全部写真と資料を付けまして県の方に提出しております。


 今言われましたように、災害は確かに起きる前の対応というのが必要であろうというふうに思っております。そのために、護岸の補強工事として桜ヶ瀬橋付近の現在工事をやっておりますけれども、同じように護岸の補強工事をやってほしいということは、引き続き要望をしていっておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。あと残り三分です。質問と答弁は簡潔によろしくお願いいたします。


○八番(知念豊秀君)  あとそれじゃあ三分ということで、最後に宗麟のユーとピアー構想の問題について、最後にお伺いします。


 先日九月八日の合同新聞の「東西南北」の欄の中で、「宝の持ち腐れということはこういうことだろう」というふうなコラムが載りました。このことと今回のこのその資料の問題については関連するわけですけども、やはり私はもう既に何年も経ってる。これははっきり言って私は市長のもう怠慢ではないかというふうに思います。


 これはもう以前から、各方面からのご意見をお聞きしてこれをやっていきますというふうな話があったんですが、まるで進展がないというふうに思います。これまでそういうふうな対策会議又は検討委員会、何らかのそういう市民の声などを聞いた機会があるのかどうか、最後にお聞きしたいと思います。


○議長(西村徳丸君)  吉本市長。


○市長(吉本幸司君)  この問題は、景気がいいときにそういう文化的なあれを造っていこうということは、当時としては考えたと思うんですけども、私が市政を受け継いでからは、宗麟資料館を造るようなお金はもうまるっきりございません。市民が言うから、市民が言うからということで、全部知念さんのことをきいていたら、今の財政が何倍あっても足らないと思います。そういう中でいい形で金を使うということを私は心がけてこの四年間やってきたと思いますので、そこのことをご理解お願いしたいと思います。


 また、今ある資料を、この新聞にもありますように、大分市だとか臼杵市と一緒にで何かやっていけないかということで、津久見だけで単独でこれの資料館を造ってそこに展示するということは、まず不可能だと思いますので、そこをどうぞご理解をお願いします。


○議長(西村徳丸君)  特別に最後に発言を許します。


○八番(知念豊秀君)  ありがとうございます。


 最後にやはりね、これは市民の理解を得るためには何らかの方向を示していただきたい。これがなかったら、やはりこういう報道にされてましたように、宝の持ち腐れだというふうに言われても私は仕方がないと思います。


 それで、そういう対策会議または委員会なりを作っていこうというお考えはないかどうか、最後にお伺いして終わりたいと思います。


○議長(西村徳丸君)  植田教育長。


  [教育長植田善徳君登壇]


○教育長(植田善徳君)  それでは、この件はこれから十分また検討して進めてまいりたいとこう思っていますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。


○八番(知念豊秀君)  それじゃ私の一般質問を終わります。


○議長(西村徳丸君)  本日は以上をもって延会いたします。


 明日十時に再開いたします。


 十五番安藤康生君から行いますので、よろしくお願いいたします。


                 午後三時二十六分 延会











 地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。








      津久見市議会議長








      署名議員








      署名議員