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大分県 津久見市

平成19年第 2回定例会(第4号 6月29日)




平成19年第 2回定例会(第4号 6月29日)





 
平成十九年


 第二回津久見市議会定例会会議録(第四号)


   ――――――――――――――――――――――――――


   平成十九年六月二十九日(金曜日)


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〇議事日程(第四号)


  平成十九年六月二十九日(金曜日)午前十時開議


  第 一 諸般の報告


  第 二 議案第四四号から議案第五六号まで及び意見第四号並びに請願第一号


      (委員長報告・質疑・討論・表決)


      (一)総務常任委員会


      (二)社会文教建設常任委員会


      (三)予算常任委員会


  第 三 議案第五七号


      (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決)


  第 四 決議第一号


      (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決)


  第 五 請願第二号


      (質疑・委員会付託省略・討論・表決)


   ――――――――――――――――――――――――――


〇本日の会議に付した事件


 日程の全部


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〇出席議員(十六名)


   一 番      黒 田 浩 之 君


   二 番      森 脇 千恵美 君


   三 番      金 只 昌 平 君


   四 番      宮 本 和 壽 君


   五 番      小手川 初 生 君


   六 番      ? 野 幹 也 君


   七 番      小 谷 栄 作 君


   八 番      知 念 豊 秀 君


   九 番      清 水 美知子 君


   一〇番      石 田 哲 彦 君


   一一番      板 井 王 成 君


   一二番      成 松 裕 利 君


   一三番      岩 ?   蒐 君


   一四番      西 村 徳 丸 君


   一五番      安 藤 康 生 君


   一六番      中津留 麒一郎 君


〇欠席議員(な し)


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〇説明のため出席した者


   市長部局


   市長          吉 本 幸 司 君


   副市長         川 ? 信 人 君


   収入役         石 井 英 一 君


   秘書課長        高 瀬 茂 人 君


   総務課長(兼)


   契約検査室長      久保田   直 君


   総務課主幹       石 井 達 紀 君


   総務課主幹       麻 生 達 也 君


   企画商工課長(兼)


   合併推進課長      大 塚 好 裕 君


   企画商工課参事     高 ? 計 臣 君


   税務課長        佐々木 英 治 君


   市民生活課長      竹 内 ゆか子 君


   環境保全課長      塩 ? 英 次 君


   健康推進課長(兼)


   地域包括支援センター長 中津留 和 昭 君


   会計課長        三 浦 保 雄 君


   上下水道課長      御手洗   寛 君


   国体推進課長      新 名 敏 秀 君


   福祉事務所長      新 納   淳 君


   農林水産課長      木 許 政 春 君


   都市建設課長      原 尻 育史郎 君


   都市建設課参事(兼)


   土地開発公社事務局長  竹 田 光 徳 君


   消防長         市長が兼務


   消防本部次長(兼)


   消防署長        迫 村 幸 嗣 君





 教育委員会


   教育長         植 田 善 徳 君


   管理課長        宇都宮   崇 君


   学校教育課長      深 江 克 寿 君


   生涯学習課長      平 山 徳 治 君





 監査委員


   事務局長        今 宮 民 雄 君


 選挙管理委員会


   事務局長        (監査委員事務局長が兼務)





 農業委員会


   事務局長        (農林水産課長が兼務)





 公営企業


   水道課長        (上下水道課長が兼務)


   ――――――――――――――――――――――――――


議会事務局職員出席者


      事務局長     塩 ? 祐 二 君


   主幹(兼)書記     岩 ? 英 樹 君


      書  記     宗   篤 史 君


      書  記     草 場 やよい 君


   ―――――――――――△―――――――――――――


                   午前十時〇〇分 開議





○議長(西村徳丸君)  おはようございます。これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配布いたしましたとおり、定めましたので、ご協力願います。


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◎日程第一 諸般の報告





○議長(西村徳丸君)  日程第一、諸般の報告であります。


 本日、議長において報告する事項は、去る六月十九日、東京都の日比谷公会堂で開催されました第八十三回全国市議会議長会定期総会において、議員永年勤続表彰が行われ、議員二十年勤続議員として、鳥越宏造氏が表彰されました。また、全国市議会議長会評議員として、ご尽力いただきました池見耕治氏に感謝状が授与されましたので、合わせて報告いたします。


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◎日程第二 議案第四四号から議案第五六号まで及び意見第四号並びに請願第一号


      (委員長報告・質疑・討論・表決)


      (一)総務常任委員会


      (二)社会文教建設常任委員会


      (三)予算常任委員会





○議長(西村徳丸君)  日程第二、議案第四十四号から議案第五十六号まで及び意見第四号並びに請願第一号、以上一括議題といたします。


 以上、各議案に関する委員長の報告を求めます。


 総務常任委員長。


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    総務常任委員会審査報告書


 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記の通り決定したので、会議規則第百三条の規定により報告します。


       記


 議案第四四号 専決処分の承認を求めることについて


          原 案 承 認


 議案第四六号 津久見市の付属機関の委員等で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について


          原 案 可 決


 議案第四七号 津久見市国民健康保険税条例の一部改正について


          原 案 可 決


 議案第四八号 津久見市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について


          原 案 可 決


 議案第四九号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について


          原 案 可 決


 平成十九年請願第一号


 「津久見市議会議場への国旗掲揚について」の請願書


          不採択


  平成十九年六月二十五日


            総務常任委員会


            委員長 石 田 哲 彦





  ――――――――――――――――――――――――――


  [総務委員長石田哲彦君登壇]


○総務委員長(石田哲彦君)  皆さんおはようございます。


 ただいま、議題となりました日程のうち、当委員会に付託となりました審査事件につき、去る六月二十五日に総務常任委員会を開きましたので、その経過と結果についてご報告いたします。


 議案第四十四号「専決処分の承認を求めることについて」は、審査の結果、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました。


 議案第四十六号「津久見市の付属機関の委員等で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 議案第四十七号「津久見市国民健康保険税条例の一部改正について」は、改正の理由として、地方税法の一部が改正され、合わせて最高限度額を定める政令も改正され、平成十九年三月三十日公布、四月一日に施行されたことに伴い、国民健康保険税条例の一部を改正するもので、内容につきましては、国民健康保険税の医療給付費分の最高限度額を、現行五十三万円から五十六万円に改めるものでありますとの説明がありました。


 これに対し、委員から「いま、国民健康保険税と介護保険料を合わせると家計に及ぼす影響というものは大きい。いまは上限を上げることより、むしろ下げることの方を考えるべきだ」という反対意見がありましたが、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 議案第四十八号「津久見市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」は、審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 議案第四十九号「政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について」は、委員から「現在の公開の方法と今後のインターネットなどへの公開について」質問があり、報告書を作成しており、インターネットでの公開についてはホームページのリニューアル中でありますので、その中で検討できるものは検討していくとの答弁であります。


 本件についても、審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。


 請願第一号「津久見市議会議場への国旗掲揚について」に、平成十九年六月五日に、「市議会議場は公の場であり、太平洋戦争中侵略戦争の旗印となった日章旗の掲揚をお止めいただきたい」との主旨で請願が提出されました。


 委員から「議場に国旗を掲揚するという意義がわからない」「思想信条の自由は誰にでも保障されるべきものであり、国旗に対する嫌悪感を持つ人もいる。したがって、採択してほしい」との賛成意見と、「戦争の悲惨さなど過去にそういうことがあったということについては、日本国民皆が心を痛めている。しかし、そのことと国旗を直接結びつけることに違和感を感じる。むしろこの請願は一定の思想を押し付けるものと思いますので、不採択で」と反対意見がありました。


 採決の結果、賛成少数で不採択とすることに決しました。


 以上で、委員長報告を終わります。


  [総務常任委員長石田哲彦君降壇]


○議長(西村徳丸君)  社会文教建設常任委員長。


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 社会文教建設常任委員会審査報告書


 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記の通り決定したので、会議規則第百三条の規定により報告します。


       記


 議案第四五号 津久見市県単補助治山事業分担金徴収条例の制定について


          原 案 可 決


 議案第五一号 区域内に新たに生じた土地の確認について(大字保戸島字串ヶ脇地先)


          原 案 可 決


 議案第五二号 字の区域編入について(大字保戸島字串ヶ脇地先)


          原 案 可 決


 議案第五三号 区域内に新たに生じた土地の確認について(大字長目字無垢島地先)


          原 案 可 決


 議案第五四号 字の区域編入について(大字長目字無垢島地先先)


          原 案 可 決


 議案第五五号 区域内に新たに生じた土地の確認について(大字長目字無垢島地先)


          原 案 可 決


 議案第五六号 字の区域編入について(大字長目字無垢島地先)


          原 案 可 決


 平成十九年度意見第四号


 義務教育費国庫負担制度堅持・教育予算の拡充を求める意見書


          修 正 可 決


 平成十九年六月二十五日


            社会文教建設常任委員会


            委員長 ? 野 幹 也


 ――――――――――――――――――――――――


  [社会文教建設常任委員長?野幹也君登壇]


○社会文教建設常任委員長(?野幹也君)  皆さんおはようございます。委員長の?野でございます。


 社会文教建設常任委員会は、去る六月二十五日に委員会を開会し、今期定例会におきまして、本委員会に付託されました議案七件及び意見書案一件について審査を終了いたしましたので、その経過の概要と結果についてご報告いたします。


 最初に、議案第四十五号「津久見市県単補助治山事業分担金徴収条例の制定」につきましては、受益者負担割合についての質疑があり、「できれば市の負担分の一部をお願いしたい」との答弁がありました。


 また、県単補助の工事額の上限について質疑があり、「受益戸数が工事額に影響し、受益戸数が多くなれば県が主体になるので、上限は設定していない」との答弁がありました。


 審査の結果、その内容も十分理解できましたので、全員異議なく可決すべきものと決しました。


 次に、議案第五十一号から議案第五十六号までの区域内に新たに生じた土地の確認及び字の区域編入につきましては、全員異議なく可決すべきものと決しました。


 意見第四号「義務教育費国庫負担制度の堅持・教育予算の拡充を求める意見書(案)」につきましては、国の財政状況を考えると、現状では困難性があるとの理由により、記第一項中「について、国負担率を二分の一に復元することを含め、制度」までを削除する修正案が提出され、修正部分を除く原案について採決の結果、いずれも可決すべきものと決しました。


 以上で、社会文教建設常任委員会の報告を終わります。


  [社会文教建設常任委員長?野幹也君降壇]


  ―――――――――――――――――――――――――


○議長(西村徳丸君)  予算常任委員長。


  ――――――――――――――――――――――――――


 予算常任委員会審査報告書


 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記の通り決定したので、会議規則第百三条の規定により報告します。


       記


 議案第五〇号 平成十九年度一般会計予算の補正について


          原 案 可 決


  平成十九年六月二十六日


            予算常任委員会


            委員長 板 井 王 成


  ――――――――――――――――――――――――――


  [予算常任委員長板井王成君登壇]


○予算常任委員長(板井王成君)  皆さんおはようございます。


 予算常任委員会は、去る六月二十六日委員会を開会し、付託されました議案一件の審査を行いましたので、その審査経過の概要と結果の報告をいたします。


 議案第五十号「平成十九年度一般会計予算の補正について」であります。


 本件は、現在施工中の東九州自動車道津久見佐伯間の津久見インター周辺の雨水排水を志手町から入船東町にわたる狭間都市下水路によって処理するため、拡幅改修を西日本高速道路株式会社から委託を受けて実施するもので、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ二億四千五百万円を追加し、総額を八十五億五千万円とするものであります。


 委員より、工事の内容について、狭間都市下水路の施工ルートの一部変更の理由について及び近年の異常気象による集中豪雨などによる対応はどのようにされているのかとの質疑があり、これについて地元住民説明会及び周辺企業との協議の中で一部の区間について長期間の通行止めが難しく、企業の大型車両の通行に支障を来たし、更に代替の道路も利用できないとのことであります。


 また、浸水等につきましては、近年の異常気象及び周辺の開発、宅地化に伴いまして、水路までの雨水到達時間が早くなっていることを考慮しまして、従来の雨水降雨強度について五年確率値から十年確率値に変更採用したことにより、これまでの最大雨量にも現時点では十分対応できると考えておりますとの答弁がありました。


 完成後は、道路としての利用区域が拡大でき、地区住民にとって大変メリットは大きいものであり、委員会ではその内容も理解されましたので、全員異議なく可決すべきものと決しました。


 以上、本予算常任委員会における審査経過及び結果の報告を終わります。


  [予算常任委員長板井王成君降壇]


○議長(西村徳丸君)  委員長の報告は終わりました。


 これより、各委員長報告に対する質疑に入ります。


 ただいま、行われました各委員長の報告について、ご質疑はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これをもって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。


○議長(西村徳丸君)  これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 八番知念豊秀君。


  [八番知念豊秀君登壇]


○八番(知念豊秀君)  議案第四十七号、津久見市健康保険税条例の一部改正についての反対討論を行います。


 この度の条例改定は、国民健康保険税の最高納税額を五十三万円から五十六万円に引き上げる条例改正になっております。


 いま、国保税の滞納者が年々増えています。これは全国的な傾向になっておりますが、高すぎる健康保険税のために自営業者の経営を圧迫し、生活に深刻な影響を及ぼしています。


 更にまた、自治体への負担が大きくなる中、財政を圧迫してるのも現状ではないでしょうか。積立金を取り崩していると聞いております。


 この大本になっているのが、国の負担割合の削減にあると言わなきゃなりません。一九八四年度と比べてみましても、八四年度には四十九・八パーセントの国庫負担に対して、二〇〇四年度には三十四・五パーセント、即ち約五十パーセントから三十五パーセントに国庫負担が引き下げられたことになっております。一方、地方自治体の負担額は約一兆六千億円にもなってまいりました。私どもはこの国庫負担金を元の五十パーセントに戻すことを要求いたします。


 また、緊急に国保税の一律一万円の削減も要求してまいりました。


 したがいまして、今回の改定では、上限を引き上げることがまた新たな滞納者をつくることにつながると思われますので、反対いたします。


 次に、津久見市議会議場への国旗掲揚についての請願不採択についての反対討論を行います。


 総務常任委員会における国旗の認識に大きな開きがあることを改めて認識させられました。また、中でもこの日の丸が平和のシンボルだと思い込んでいらっしゃる方もおりましたので、若干反論を加えておきたいと思います。


 まず、その日の丸の歴史ですが、一八七〇年(明治三年)の太政官(明治政府の最高官庁)布告の「商船規則」に基づいて寸法と様式が決定されているだけでございました。


 また、日の丸の使用起源は、薩摩・第二十八代藩主島津斉彬が、幕府に大船・蒸気船建造申請を行ったとき、日本船の総印としての白い帆に朱の日の丸を使用し、更に「日の丸」を日本全体の船印にすることを幕府に進言、幕府もその必要性を認め、「日の丸を日本全体の船印にするなどこの旨を全国に通達したことに始まる」と記録されております。そして、翌年度には「薩摩藩が建造した船に初めて我が国の船印として日の丸が掲げられた。」となっております。


 また、戊辰戦争で初めて、「薩長らの官軍は、菊花をかたどった「錦の御旗」とともに「日の丸」を使い、一方、幕府軍でも、海軍や上野の彰義隊、会津の白虎隊、さらには五稜郭に立てこもった榎本武揚の軍が「日の丸」を使ったとあり、日の丸が戦争で使われた初めての記録となっています。その後、陸軍・海軍でも使用することになりました。


 即ち、「日の丸」は外国に対しては標識・船印であったが、国内に対しては天皇制権力のシンボルとしての役割を国民に対して果たしてまいりました。そしてそれは一八八九年の大日本帝国憲法発布頃から、折にふれ、時にふれて強調されるようになり、日清・日露戦争のころには戦意高揚の国家スローガンとして利用されました。その後、満州事変・日中戦争・太平洋戦争へと戦端の拡大とともに、君が代と一緒に軍国主義・国家主義の高揚の大役を担わされるようになったのであります。このことからして、とても平和のシンボルといえるものではありません。


 実際の歴史の中では、平和のシンボルどころか、日本帝国軍が占領した地域で必ず日の丸を立てたため、中国をはじめアジア各地では「日の丸」を悪魔のシンボルのように恐れられ憎まれました。こういう帰結だと私は思っています。


 また、帝国陸軍教育総監部が一九三三年に発行したこの「日章旗に就て」という資料がございました。


 この資料によりますと。「我が日章旗は日の本を象徴し、我が日の本の國は天津日嗣の大君のしろしめす神聖尊厳なる國家にて、日章旗は我が國體の象徴であって、國旗を尊重すること即ち皇室の尊崇であり、國旗を尊重すること即ち國體の擁護であるという深遠なる意義が含まれていると書いております。


 日本はいつも「日の丸」を先頭に掲げて攻め込んで行きました。


 その当時の修身の教科書の中にはこのようにも書かれています。


 「敵軍を追ひはらって、せんりやうしたところに、まっ先に高く立てるのは、やはり日の丸の旗です。兵士たちは、この旗の下に集まって、聲をかぎりに(ばんざい)をさけびます。日の丸の旗は日本人のたましひと、はなれることの出来ない旗です。」こんな記録もあります。


 また、余談ですがこのような記述も見つけました。


 戦争中「日の丸弁当」というのがあったそうであります。?戦地の兵隊さんをしのべ?というので、おかずは梅干一つという栄養をまったく無視した精神主義の産物でありましたが、毎月一日興亜奉公日、太平洋戦争になってから毎月八日の大詔奉戴日には、「日の丸弁当」以外は禁じられたそうであります。


 先の戦争では、請願にありますように、たくさんの命が犠牲になりました。


 皇国史観で子どもたちを徹底教育し、多くの教え子たちを戦争に送り出しました。その痛苦の苦い思いをした先生が、この反省を込めて次のような一節の詩を残しておりますので、紹介いたします。


 逝いて還らぬ教え児よ


 私の手は血まみれだ!


 君を縊ったその綱の端を私も持っていた


 しかも人の子の師の名において


 嗚呼!


 「お互いにだまされていた」 の言訳が なんでできよう


 慙愧 悔恨 懺悔を重ねても それがなんの償いになろう


 逝った君はもう還らない


 今ぞ私は汚濁の手をすすぎ 涙をはらって君の墓標に誓う


 「繰り返さぬぞ絶対に!」


 私はこの詩を読むたびに、当時の先生たちの深い悲しみと、魂の叫びを感じます。


 そして、この日本を再び戦争する国にしてはならないそういうふうに誓わずにはおれません。


 これまで文部科学省が推し進めてきた学校現場での「日の丸」「君が代」を国旗・国歌として掲揚・斉唱を進めることがいかに人権を踏みにじるものであるかが、容易に推測できるのではないでしょうか。


 戦前の天皇制国家主義の戦争をしっかりと反省するなら、「日の丸」「君が代」は国旗・国歌にふさわしくないことは、当然の成り行きではないでしょうか。津久見市の議場においても掲揚すべきではない代物であることを申し添えて、改めて反対を申し上げたいと思います。


  [八番知念豊秀君降壇]


○議長(西村徳丸君)  ほかに討論はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これにて討論を終結いたします。


 これより採決を行います。


 議案第四十七号及び請願第一号については、ご異議がありますので、起立により採決いたします。


 議案第四十七号に対する委員長の報告は可決すべきものであります。


 本件は、委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


  [起立多数]


○議長(西村徳丸君)  着席ください。


 起立多数であります。


 よって、議案第四十七号は原案のとおり可決されました。


 次に、請願第一号に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について、採決いたします。


 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


  [起立少数]


○議長(西村徳丸君)  着席ください。


 起立少数であります。


 よって、請願第一号は不採択とすることに決しました。


 次に、議案第四十四号から議案第四十六号まで、及び議案第四十八号から議案第五十六号まで並びに意見第四号の各議案については、それぞれ各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶものあり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第四十四号から議案第四十六号まで及び議案第四十八号から議案第五十六号まで、並びに意見第四号の各議案については、それぞれ各委員長報告のとおり決しました。


  ―――――――――――△―――――――――――――





◎日程第三 議案第五七号


      (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決)





○議長(西村徳丸君)  日程第三、議案第五十七号を議題といたします。


  ――――――――――――――――――――――――――


       付 議 事 件


 議案第 五七号 津久見市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について


  ――――――――――――――――――――――――――


○議長(西村徳丸君)  提案理由の説明を求めます。


 十五番安藤康生君。


  [十五番安藤康生君登壇]


○十五番(安藤康生君)  ただいま上程されました津久見市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正案について、提案理由のご説明を申し上げます。


 議員各位におかれましては、既にご案内のとおり、現在の津久見市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例中、第三条につきましては、議長、副議長及び議員が任期満了、辞職、失職、除名、死亡又は議会の解散によりその職を離れたときは、その当月分までの報酬を支給することとなっております。


 現行では、退職時におきます報酬の月額制を採用しておりますが、これを死亡の場合を除きまして、任期満了、辞職、失職、除名又は議会の解散等の退職時におきましては、その当月分までの日割り計算での支給に改めるものであります。


 また、第四条第三項で、日額支給から実費支給に変更することにつきましては、議会本会議及び委員会に出席した際の費用弁償、現行千七百円の日額支給を、一キロメートル(往復)につき三十七円の車賃及び船賃につきましては、その実費額を支給するものに改めるものであります。


 但し、自宅居住地から市役所まで往復十キロメートル未満については、支給しないとするものであります。


 議員皆様方におかれましては、本改正案につきまして、本市議会の更なる行財政実行改革の一環としまして、慎重審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。


  [十五番安藤康生君降壇]


○議長(西村徳丸君)  説明は終わりました。


 これより質疑に入ります。


 議案第五十七号について、ご質疑はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これをもって質疑を終結いたします。


 おはかりいたします。


 ただいま議題となっております議案第五十七号については、会議規則第三十七条第二項に規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶものあり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第五十七号については、委員会の付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


 議案第五十七号について、討論はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これにて討論を終結いたします。


 これより採決を行います。


 議案第五十七号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶものあり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第五十七号については、原案のとおり可決されました。


  ―――――――――――△―――――――――――――





◎日程第 四 決議第一号


       (提案理由の説明・質疑・委員会付託省略討論・表決)





○議長(西村徳丸君)  日程第四、決議第一号を議題といたします。


  ――――――――――――――――――――――――――


       付 議 事 件


 決議第 一号 あらゆる暴力行為の根絶に関する決議(案)の提出について


        (提案理由の説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決)


  ――――――――――――――――――――――――――


○議長(西村徳丸君)  提案理由の説明を求めます。


 十五番安藤康生君。


  [十五番安藤康生君登壇]


○十五番(安藤康生君)  去る四月十七日、長崎市長選挙期間中に暴漢の凶弾に倒れました被害者、伊藤一長前長崎市長のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


 恒久平和の実現を訴え続けられた故人のお気持ちを察するに当たりまして、選挙の自由、表現の自由に対する暴挙であり、誠に遺憾であります。


 銃器対策のより一層な強化はもちろんのこと、行政対象暴力に屈しない精神、態度の確立を私自身大変強く感じたところでございます。


 お手元に配布されています、あらゆる暴力行為の根絶に関する決議(案)を読み上げまして、本市議会の決意表明とさせていただきます。


 あらゆる暴力行為の根絶に関する決議(案)


 去る四月、伊藤一長前長崎市長は市長選挙の最中に凶弾に倒れた。


 選挙期間中の候補者に対するこのような暴挙は、卑劣極まりなく、民主主義の根幹をゆるがすものであり、断じて許すことはできない。


 また、その後も銃器を使用した市民生活の安寧を脅かす凶悪事件が相次いで発生している。


 我々は、このようなことが二度と起こらないようし、市民が安全に、かつ、安心して暮らすことができる社会を実現するため、理不尽な暴力、威圧行為、違法又は不法な不当要求行為といった行政対象暴力などの、あらゆる暴力行為を社会から根絶する決意であることをここに表明する。


 以上、決議する。


 平成十九年六月二十九日 大分県津久見市議会


 議員皆様のご賛同をお願い申し上げます。


  [十五番安藤康生君降壇]


○議長(西村徳丸君)  説明は終わりました。


 これより質疑に入ります。


 決議第一号について、ご質疑はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これをもって質疑を終結いたします。


 おはかりいたします。


 ただいま議題となっております決議第一号については、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶものあり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、決議第一号については、委員会の付託を省略することに決しました。


○議長(西村徳丸君)  これより討論に入ります。


 決議第一号について、討論はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これにて討論を終結いたします。


 これより採決を行います。


 本件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。


  [「異議なし」と呼ぶものあり]


○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。


 よって、決議第一号は、原案のとおり可決されました。


  ―――――――――――△―――――――――――――





◎日程第五 請願第二号


      (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決)





○議長(西村徳丸君)  日程第五、請願第二号を議題といたします。


  ――――――――――――――――――――――――――


       付 議 事 件


 請願第二号 津久見市議会議場における国旗及び市旗の掲揚に関する請願


  ――――――――――――――――――――――――――


○議長(西村徳丸君)  本請願は会議規則第百三十四条第一項ただし書きの規定により、委員会の付託を省略し、直ちに議題といたします。


 これより質疑に入ります。


 質疑の通告がありますので、発言を許します。


 八番知念豊秀君。


  [八番知念豊秀君登壇]


○八番(知念豊秀君)  今回出されました請願二号についての質問を、五点にわたって行いたいと思います。


 この請願は、ご覧のようにこの議場内へ国旗と市旗を掲揚して欲しいという請願になっておりますが、私はこの請願に対する中身について、まず一点は、この国旗を掲揚することによって憲法十九条の内心の自由を侵害することにならないかをまずお尋ねいたします。


 二点目が、国旗・国歌は法律が制定されたので強制するということなのか、お伺いいたします。


 三点目が、国旗・国歌に敬意を払うことと、その国の人々に敬意を表すことがなぜ同じことなのか、お尋ねいたします。


 四点目が、国際感覚を養うということと国旗を尊重することがどう結びつくのでしょうか。


 最後に、五点目が平和と国際親善、そして国際社会の一員としてふるまうことは重要なことだと考えます。しかし、日本の国家が侵略戦争の反省に常に後ろ向き、ややもするとあの戦争を肯定する人もいます。それでも国旗を尊重し、敬意を表せというのでしょうか。


 この五点についてお尋ねして、一回目の質問を終わります。


  [八番知念豊秀君。降壇]


○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。


                午前十時三十七分 休憩


               ─────────────


                午前十時四十分 開議


○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 十五番安藤康生君。


  [十五番安藤康生君登壇]


○十五番(安藤康生君)  それでは、知念議員さんの質疑にお答えします。


 一につきましては、憲法十九条で保障されておりますし、また、二につきましては、議会制民主主義のルールに則ってやるものであって、決して強制ではありません。


 以下は、請願本文のとおりであります。


  [十五番安藤康生君降壇]


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


  [八番知念豊秀君登壇]


○八番(知念豊秀君)  簡単な答弁でちょっと拍子抜けしたんですが、改めて憲法十九条の内心の自由を侵害することにならないかについては、これはいま守っていくということでありましたが、私は、これは過去に国はダブルスタンダードと言われるようなことを度々やっております。そういった意味では津久見市議会でも全く国と同じようなことを考えているのか、それとも純粋にこの憲法十九条の規定を遵守していくというところでは、間違いなくそのとおりなのかを確認をしたいんですが、よろしいでしょうか。


○議長(西村徳丸君)  十五番安藤康生君。


  [十五番安藤康生君登壇]


○十五番(安藤康生君)  本文のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。


  [十五番安藤康生君降壇]


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


  [八番知念豊秀君登壇]


○八番(知念豊秀君)  本文のとおりでありますということは、十九条の内心の自由はしっかりと遵守するという理解で話を進めます。


 この内心の自由につきましては、国会でも審議が度々行われております。その当時の小渕内閣総理大臣が、この法制化にあたっては義務付けはしないと考えていると言っております。そしてまた、国民生活に何ら影響や変化が生ずることはないというふうな答弁をして、やはり思想、良心の自由は精神的自由権のひとつとして信教の自由、学問の自由の前提となるものと同じように、基本的人権として考えてるというふうな答弁がなされております。私はこれは大変重要なことだというふうに思っております。


 基本的人権と言えるものは、全ての市民、国民に平等に与えられたものであります。ちなみに、この基本的人権がいかに重要であるかということを一つの例に例えますれば、区画整理とか道路を造るときに買収を行います。そのときに話し合いがこじれて買収ができないときは、いくら一人であっても百人買収済んで一人がその買収に応じなかったとしても、これはできないというのが基本的人権の扱い方であります。


 したがいまして、もしこれが遵守されるというのであれば、私はこの掲揚については異議があるという意見もあります。私自身も異議があります。


 したがいまして、これは多数決には向かない、全ての全会一致でなければならないと考えますが、その点については、議長ちょっと休憩をお願いします。


  [八番知念豊秀君降壇]


○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。


                午前十時四十五分 休憩


               ─────────────


                午前十時四十七分 開議


○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 十六番中津留麒一郎君。


  [十六番中津留麒一郎君登壇]


○十六番(中津留麒一郎君)  私も紹介議員の一人でありますので、ちょっといまの質問に答える形で意見を述べますが、あくまでやっぱり議会制民主主義のルールに則るべきというふうに思います。


 しかしながら、こういう微妙な問題でありますので、これは例えば一票差とか二票差ではちょっと問題かな、躊躇する点は確かにあるというふうに思いますが、今日これから議論があって採決することになろうと思いますけれども、少なくとも先ほど知念議員が言われたように、全会一致ということは平成十一年のこれは国旗・国歌が法制化されたときも、やっぱり八十票以上の反対があったように聞いておりますので、全会一致ということはないと思いますが、圧倒的多数が「そうすればいい」ということであれば、私はやるべきだというふうに思っております。


  [十六番中津留麒一郎君降壇]


○議長(西村徳丸君)  知念豊秀君。


  [八番知念豊秀君登壇]


○八番(知念豊秀君)  多数決に馴染む問題なのかどうかというのを私は質問いたしました。基本的人権であれば、たとえ百人が賛成でも一人が反対がいれば、これは認めるわけにはいきません。これは当然のことだと思います。


 国会でこれが多数決でされたから良いんだというのであれば、先ほどの答弁と私は矛盾するというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。


  [八番知念豊秀君降壇]


○議長(西村徳丸君)  六番?野幹也君。


  [六番?野幹也君登壇]


○六番(?野幹也君)  すみません、私も紹介議員の一人ですので、いまの知念議員のご質問にお答えをしたいと思いますけれども、いまの知念議員の質問というのは、今回の請願のですね、内容からは逸脱をしてるというふうに思いますので、答える必要もないと思いますし、知念議員の先ほどの幾つかたとえがありましたけれども、それと今回の件というのは直接関連性はないというふうに思いますので、お答えする必要はないというふうに思っております。


  [六番?野幹也君降壇]


○議長(西村徳丸君)  ほかにご質疑はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 八番知念豊秀君。


  [八番知念豊秀君登壇]


○八番(知念豊秀君)  ただいまの討論の中身を見てもおわかりのとおり、この国旗・国歌については、この日本は多数の力で強引に可決成立してきたことを、私は大変残念な気がいたします。


 したがいまして、今回私は改めて反対の討論を行いたいと思います。


 「日の丸は、長い間、日本のシンボルとして認知された。」と請願の中にありますが、これが国民が本当に認知したのはいつごろかということを歴史を紐解いてみますと、明治時代からではないかと私は思いました。


 初めて法律で国旗・国歌が施行されたのが、請願にありますように一九九九年でございます。つい最近のことであります。


 しかも、成立時のことを調べてみますと、とても国民の合意があったとはいえません。例えば、民主党の鳩山議員は賛成の立場でありながら、このように述べています。


 「全ての国民の内面にかかわる国旗・国歌の問題を、国民的な議論もせずに、数合わせの政権が牛耳る国会で、わずか二日間、十三時間ばかりで成立させようという政府の姿勢に、国民の不安と不信感が募らせています。この経緯から、日の丸・君が代を最も軽視しているのは、政府であると言わざるを得ません。」と批判しています。


 鳩山議員の批判を裏付ける当時の世論調査がございます。この国旗・国歌法が審議が始まりますと、当時のNHK調査で賛成が四十七パーセント、反対が四十八パーセント、ほぼ拮抗しております。


 朝日新聞の世論調査では賛成が二十五パーセント、反対が六十六パーセント、つまり国民の半数以上が反対でありました。


 さらに、アジア諸国の有力紙には一斉に「軍国主義の亡霊はなくなっていない。憂慮せざるを得ない右傾化現象」と評されています。


 まさに国際的にも、国内的にも四面楚歌の状態で政権与党の数だけが頼りの強引な手法で可決成立されたと見るのが妥当ではないでしょうか。


 また、当時の小渕内閣総理大臣は「法制化にあたり、国旗掲揚に関し義務づけを行うことは考えておらず、国民生活には何ら影響や変化が生ずることとはならない」と答弁しています。


 さらに、憲法十九条の規定を「思想、良心の自由は精神的自由権の一つとして位置づけられていますが、信教の自由、学問の自由の前提になるものであり重要な基本的人権でありまして、国政上これを十分尊重すべきことは当然のことと考えています」と答弁しています。


 現政権でも恐らく同様の答弁がされると思いますが、しかし学校現場への強制は全く矛盾するものと言わざるを得ません。


 請願に「国旗・国歌に敬意を払う事は、その国の人々、そして、その国に敬意を表すことである」と記述されておりますが、私は国を象徴しての国旗・国歌と同じように、国民全てがこれを象徴するにはあまりにも無理があると言わざるを得ません。


 なぜならば、すべての国民が国家を背負う必要もなければ、あり得ないと思います。


 総務委員会でもお話いたしましたが、私の親戚があのアメリカ軍のジェット戦闘機によって殺されました。そして多くの同胞が戦後になってからたくさんの犠牲者を出しております。どうしてあのアメリカの星条旗を敬意を表すことができるでしょうか。


 しかも、戦後六十年を過ぎた今も、日本政府は、あの憎いアメリカ軍を沖縄から追い出すどころか、年間二千数百億円の思いやり予算をはじめ様々な便宜を図ってる実態を見れば、日本政府の態度をどのように理解すればよろしいのでしょうか。アメリカ軍にすり寄る日本政府の態度に誰が尊敬の念を持つことができるでしょうか。普天間基地撤去も国内たらい回し、しかも基地移設反対に座り込んでる住民に圧力をかけてるのは日本政府という事実は皆さんどのように理解するでしょうか。


 自国民を大事にしなければ、国民からも尊敬されません。


 アメリカ軍は日々訓練の中で、いかに大量に合理的に人を殺すか、そのための大量破壊兵器や情報網を持っています。大統領の命令があれば世界中どこにでも出かけて行きます。人間の顔をした悪魔の殺人集団がアメリカ軍です。世界の平和を願うのであれば、まず安保条約を破棄し、日本からアメリカ軍を追い出すことではないでしょうか。


 また、アメリカ軍を解散させ、大量破壊兵器を解体することではないでしょうか。ちなみに、アメリカ合衆国の軍事予算は三千九百九十一億ドル、全世界の軍事費の四三パーセントになっているといわれています。この異常さがこの全人類に脅威を与えていることは想像に難くありません。巨大な予算を軍事予算につぎ込むことが人類にとって本当にいいのかどうか、私はアメリカに率直に伝えなきゃならないと思います。


 世界の貧困率でもアメリカがまた二番目に高いといわれております。世界一の経済大国が抱える大きな矛盾であります。アメリカの国家が国民を大切にしない証拠と私は思います。日本の貧困率も意外に高く、アメリカと貧困率まで追随するような日本政府では、私は愚の骨頂だといわなきゃなりません。


 国際社会の一員としてなすべきことはまず、お互いの人権を尊重することから始まります。しかし、今の安倍政権はどうでしょうか。過去の侵略戦争に正面から反省することができていません。太平洋戦争を大日本帝国と同じ大東和戦争と呼び、やむにやまれず仕方なしにやった戦争、アジア解放の戦争などと、戦前のプロパガンダをそのまま踏襲してるではありませんか。これではますますアジアから孤立することになるのではないでしょうか。先日の新聞ではアメリカ下院外交委員会で「従軍慰安婦」の問題で可決されております。


 報道によりますと、「ドイツは正しい選択をした、一方、日本は歴史の健忘症を積極的に促進させている」として、二十六日、旧日本軍の「従軍慰安婦」問題で日本政府に公式の謝罪を求める決議案を圧倒的多数で採決しました。そのように報道されております。さらに、安倍首相や靖国派の国会議員を「歴史を反省しない不誠実な態度」とも批判しています。まさに安倍政権が従順に従っているアメリカからも孤立しかねない状況になってると言わざるを得ません。


 国際親善を言う前に考えてほしいことは、あの戦争の過ちをいしっかりと捉えること、犠牲になった全ての敵味方わけ隔てなく、この魂の慰霊をすることから始めることではないでしょうか。


 先日の新聞にドイツは旧ナチス時代の強制労働被害者への賠償を最近済ませたと報道されました。金銭的賠償も大事ですが、過った戦争で犠牲になってしまった、全ての人に悔い改める意思を表明することがまず大事ではないでしょうか。人を殺すことは悪いことです。このわかりきったことを表明することをためらう必要がどこにあるでしょうか。


 近年、アジアでは国家間の紛争は武力ではなく話し合いで解決する取り組みが進んでいます。また、東南アジア友好協力条約で、二十二カ国、三十五億人が加わる巨大な平和の流れとなって進んでいます。


 ヨーロッパではEU統合で新たな国づくりが進んでいます。南アメリカではアメリカ合衆国の新自由主義に対抗して左翼政権が多数を占めました。中国・インドは新たな経済大国にのし上がってきました。世界はアメリカの横暴をいつまでも許すことはないでしょう。


 世界は国旗に敬意を表せば親善ができるほど甘くないことはご承知のことと思います。


 市議会議員が市民の目から見て、国旗を掲揚しないと意識の高揚ができないとなれば、笑われてしまうのではないでしょうか。また、福祉の点では安倍政権もこの吉本市政でも福祉の切り捨てに全く終始しております。これを市議会が歯止めをかけたのは「乳幼児医療費の無料化」の継続以外にあったでしょうか。


 ほとんど市民負担の増大、福祉切り捨ての容認が目白押しではありませんか。国旗を掲揚すれば福祉の増進が図られるなどそんなごまかしは通用しないばかりか、市民を愚弄することになるのではないでしょうか。


 今、私ども市議会が市民に対して何をしなきゃならないか、今、国家が財政破綻まっしぐらに進んでる政権与党の担当能力のない安倍政権から市民を守ることではないかと思います。


 国旗掲揚で市民の気持ちを分断することは決して市民のためにはならないと確信し、よって、市議会議場国旗掲揚に反対の意思を表明して反対討論といたします。


  [八番知念豊秀君降壇]


○議長(西村徳丸君)  次に、五番小手川初生君。


  [五番小手川初生君登壇]


○五番(小手川初生君)  五番小手川でございます。


 津久見市議会議場における国旗及び市旗の掲揚に関する請願の賛成討論を行います。


 国際社会において、日本国民が諸外国の国民と交流し、友好を深め平和を築くためには相互の文化や伝統を尊重することはもちろんのこと、国家や国民の象徴である国旗や国歌に対して敬意を表することは、国際人として当然のことであると思います。


 平成十一年八月、国旗及び国歌に関する法律が制定され、衆議院においては、平成十二年通常国会から本会議場に国旗の掲揚を行っている。これを契機として、本会議場に国旗を掲揚する地方議会が増え、大分県下十四市の中でも八市が国旗及び市旗の掲揚を行っている。


 このように、国会、県議会、他の市議会の動向もさることながら、日本国における地方自治の一機関として、国旗を尊重することは当然と考える。


 また、臼杵市との任意合併協議会が発足するにあたり、津久見市議会として郷土を愛し、その発展を願う意味においても市旗を尊重しなければならないと思います。


 これらの点から、国旗及び市旗を津久見市議会議場に掲揚する請願に賛成をいたします。


 以上です。


  [五番小手川初生君降壇]


○議長(西村徳丸君)  ほかに討論はありませんか。


 十六番中津留麒一郎君。


  [十六番中津留麒一郎君登壇]


○十六番(中津留麒一郎君)  私は、本請願に賛成の立場で討論いたします。


 国旗及び国歌は、いずれの国も持っておりまして、その国の象徴として大切にされており、互いに尊重しあうことが必要であります。我が国では、長年の慣行により?日の丸??君が代?が国旗、国歌として広く国民の認識となっており、平成十一年には法制化されたところであります。自国の国旗に対する尊重は、自明の常識として特に義務付けられておりませんが、他国の国旗を傷つけたり汚したりした者への処罰は刑法に定められております。これは、国旗を国家のシンボルとして重んずるがゆえの規定と思います。


 また、在外公館に国旗を掲げたり、国際的な会合や競技など参加諸国の国旗を掲げることは必ずしも明文化されているわけではありませんが、早くから慣習化しています。さらに、国旗を必ず掲げなければならないのが海外へ航行する船舶であります。船舶は国旗を船尾に掲げることによって、「浮かぶ領土」とみなされ、公海を安全に航行することができることになっております。我が国では、明治の頃から?日の丸?が使われてきております。日の丸の白地は清純な心、赤い丸は太陽の光明と円満な真心を表すといわれております。唱歌にも歌われたこの「美しい日本の旗」が軍国主義につながるものとして、不快感を示す人たちや国があることに心を痛める国民は少なくないと思います。戦後、我が国は侵略戦争を反省し、二度と戦争をしないことを世界に誓い、世界平和実現のために多くの国際貢献をしております。私は、日の丸が「不戦の象徴」「平和のシンボル」として世界中に認められる日がくるのはそう遠くないと信じております。津久見市は、昭和六十三年核爆弾廃絶と人類永遠の平和の願いを込め、平和都市宣言をしております。この議場に日の丸と市旗を併掲することは、平和を希求する津久見市民の決意を示すこととして、大いに意味のあることと思います。


 以上の理由から、本請願に賛同するものであります。


  [十六番中津留麒一郎君降壇]


○議長(西村徳丸君)  ほかに討論はありませんか。


  [「なし」と呼ぶ者あり]


○議長(西村徳丸君)  これにて討論を終結いたします。


 これより採決を行います。


 請願第二号については、起立により採決いたします。


 本件は、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。


  [起立多数]


○議長(西村徳丸君)  着席ください。


 起立多数であります。


 よって、請願第二号は採択することに決しました。


○議長(西村徳丸君)  以上で、今期定例会の議事は全部終了いたしました。


 市長あいさつをお願いいたします。


  [市長吉本幸司君登壇]


○市長(吉本幸司君)  平成十九年第二回市議会定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。


 去る六月十四日から十六日間にわたり、議員の皆様方には、本会議あるいは各常任委員会において、専決処分の承認、条例の制定や一部改正、予算の補正など十三件の議案につきましてご審議いただき、いずれも原案のとおりご賛同賜りましたことに対し厚くお礼を申し上げます。


 本会議で可決いただきました議案につきましては、職員とともにその執行に万全を期したいと考えておりますので、議員の皆様方にもより一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


 また、先日開催されました市町村合併調査特別委員会でも説明いたしましたが、来月の四日に臼杵市との任意合併協議会を設立し、歴史的にもまた文化的、経済的にもつながりの深い両市が、地域の再生と発展、地域住民ふるさとに誇りを持ち、安心して暮らせるための将来像をはじめ、両市の合併の可能性について検討、討議を行うこととなりました。


 協議会の委員には、正副議長のほか合併調査特別委員会正副委員長をお願いしているところでもありますので、今後の協議にあたりましては、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。


 終わりになりましたが、これからは暑さの厳しい季節となります。議員の皆様方には、くれぐれもお体をご自愛いただき、ご健勝にてご活躍されることを心からご祈念申し上げまして、閉会のあいさつといたします。


  [市長吉本幸司君降壇]


○議長(西村徳丸君)  これをもって、平成十九年第二回津久見市議会定例会を閉会いたします。


                  午前十一時十分 閉会











 地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。








      津久見市議会議長








      署名議員








      署名議員