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大分県 臼杵市

平成16年  3月 定例会 03月10日−02号




平成16年  3月 定例会 − 03月10日−02号 − P.0 「(名簿)」












平成16年  3月 定例会



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        平成16年臼杵市議会3月定例会会議録(第2号)

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 平成16年3月10日

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      平成16年3月10日(水曜日)午前10時開議

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1.議事日程第2号

 第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決

 第2 一般質問

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1.本日の会議に付した事件

 日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決

 日程第2 一般質問

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 出席議員(22名)

      1番  足立善己       2番  佛坂健二

      3番  岩倉義勝       4番  土谷桂山

      5番  大塚州章       6番  匹田 郁

      7番  林 壯一朗      8番  武生博明

      9番  吉岡 勲      10番  衛藤忠一

     11番  藤原一弘      12番  三浦正行

     13番  加茂千恵子     14番  平川哲郎

     15番  児玉善生      16番  牧 宣雄

     17番  長野景行      18番  藤丸利光

     19番  川野方男      20番  西水忠夫

     21番  板井孝太郎     22番  首藤新一

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 欠席議員(なし)

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 事務局職員出席者

     局長      吉田修二     主幹       武田泰徳

     副主幹     矢野龍二     副主幹      柴田 監

     主任      齋藤孝弘

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 説明のための出席者

     市長      後藤國利     助役       山本正嗣

     収入役     神田常幸     教育長      岡部観栄

     消防長     相賀征英     市民生活部理事  山田朝夫

     教育次長    倉見昇一     市民生活部長   亀井重忠

     建設産業部長  田口 徹     市長室長     渡邊秀一

     総務課長    岡村忠生     企画情報課長   吉田 定

     管理課長    齋藤克己     福祉課長     神品賢二

     市民課長    神野照男     環境課長     野中誠一

     商工観光課長  遠藤隆義     農林水産課長   藤丸国照

     上下水道課長  中尾晴海     都市デザイン課長 兒玉 清

     建設課長    山本昭憲     会計課長     安達良雄

     総務課参事   岡田啓司     学校教育課長   三重野猛志

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  午前10時00分 開議



◎事務局長(吉田修二君) おはようございます。ただいまの出席議員は22名であります。



○議長(首藤新一君) おはようございます。ただいま報告のとおり定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立いたしました。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決



○議長(首藤新一君) 日程第1、第26号議案から第34号議案を一括議題といたします。

 これより委員長の報告を求めます。

 三浦総務委員長。

 [総務委員長 三浦正行君登壇]



◆総務委員長(三浦正行君) 皆さんおはようございます。総務委員会の報告をさせていただきます。

 本3月定例市議会初日において総務委員会に付託を受けました議案2件につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。

 去る3月5日、委員会を開催し、執行部の説明を受けながら慎重に審査をしました。

 第26号議案 平成15年度臼杵市一般会計補正予算について、まず債務負担行為として庁舎清掃委託料の追加が計上されております。

 歳入歳出では、歳入として市民税における個人所得割の減額、法人税及び均等割の追加、合併推進体制整備費補助金の追加、市有地売払収入の追加、消防団員退職報償金受入金の追加等が主なものです。

 歳出としては、消防署関連では退職報償費の追加、秘書室関連では自治会連合会補助金の追加、退職者へ記念品を贈るための報償費の追加、総務課関連では旧市営第2駐車場の管理人室撤去工事費の追加、企画情報課関連では臼杵市・野津町合併協議会負担金の追加等が主なものですが、特に異議なく、全会一致可決すべきものとして決しました。

 次に、第31号議案 平成15年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算についてですが、歳入としてCATV基本使用料、約250世帯分の追加、繰越金の追加、積立金利子の追加であり、歳出としてはホームターミナルのリース料の追加、基金積立金の追加、そして予備費の減額ですが、別に異議なく、全会一致可決すべきものとして決しました。

 以上で総務委員会に付託を受けました議案の審査経過と結果の報告を終わりますが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 大塚建設委員長。

 [建設委員長 大塚州章君登壇]



◆建設委員長(大塚州章君) おはようございます。建設委員長の大塚州章です。

 本3月定例市議会におきまして、建設委員会に付託を受けました議案4件につきまして、去る3月5日委員会を開き、執行部より説明を受け慎重に審査いたしました。その経過と結果についてご報告申し上げます。

 まず、第26号議案 平成15年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)、建設課所管事項の繰越明許費から報告させていただきます。

 土木費として4事業あり、広域連合道づくり事業によります野田14号線、起債事業の総合公園線、災害防除事業前田1号線、総合公園整備事業が繰り越し計上されています。

 次に歳入では、追加の主なものとしまして、前田1号線に対して災害防除事業費補助金、道路改良事業債起債充当率変更による身近なまちづくり支援事業債、海添地区外6件の急傾斜地県工事負担金事業債などが計上され、臨時地方道整備事業債、街路事業県工事負担金事業債など事業費減額によります減額補正が計上されていました。

 歳出では、土木費の中で道路台帳の作成委託料、前田1号線道路新設改良工事費、急傾斜地崩壊防止対策県工事負担金などの追加、街路事業県工事負担金が減額補正されていました。

 続きまして、都市デザイン課所管事項の主なものとしまして、土木費として既設公営住宅改善事業が繰り越し計上されていました。

 歳入では、住宅費補助金並びに住宅債が減額されていました。

 歳出では、市浜団地の施設補修工事費などが追加補正されていました。

 次に、上下水道課の主なものとしまして、歳入では中臼杵簡易水道施設整備事業に伴う今年度の事業に対する県交付金が追加されており、歳出では事業による減債基金積立金の追加が補正されていました。

 第27号議案 平成15年度臼杵市水道事業会計補正予算(第2号)の主なものとして、収益的収入で第7次拡張事業に伴う今年度事業分の県交付金として追加があり、収益的支出では、臼杵市水源の森基金へ取り扱い規定により純利益が見込まれることから、基金への追加補正が計上されていました。

 資本的収入及び支出の資本的支出では、井村水源地配水管整備事業の事業費増に伴い追加補正がされていました。

 次に、第28号議案 平成15年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、歳入歳出それぞれ4,016万9,000円の減額補正がありました。主なものとして、繰越明許費では、終末処理場整備事業が下水道事業団との詳細な打ち合わせ等に時間を要したことや、公共下水道整備事業が県との協議、利害関係者との調整等に時間を要したため、いずれも年度内に設計や工事の完了が困難となったため、翌年度に繰り越されていました。

 歳入では、公共下水道整備事業受益者負担金等の追加、使用料及び公共下水道整備事業債等の減額補正となっております。

 なお、使用料に関して、近年各家庭において節水対策が講じられており、使用水量が減少傾向にあるとの報告がありました。

 歳出では、一般管理費内の公共下水道認可設計委託料及び終末処理場管理費内の設計委託料や施設補修工事費が主なものとして減額補正がありました。

 最後に、第30号議案 平成15年度臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について、繰越明許費として簡易水道施設整備事業の中臼杵簡易給水工事及び道路補修工事費用が繰り越されていました。

 以上4件の議案について審査の結果、全会一致原案どおり可決すべきものとして決しました。

 以上、本建設委員会に付託を受けました議案の審査経過と結果の報告を終わります。議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 藤原産業経済委員長。

 [産業経済委員長 藤原一弘君登壇]



◆産業経済委員長(藤原一弘君) おはようございます。産業経済委員会の報告を行います。

 本3月定例市議会において産業経済委員会に付託を受けました議案2件につきまして、去る3月5日に委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その審査過程と結果についてご報告いたします。

 初めに、第26号議案 平成15年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)中、農林水産課所管事項についてであります。

 歳入については、施設ハウスの該当者なしによる園芸産地改革促進生産対策事業費補助金の減額、環境保全型農林振興公社の無人ヘリ購入事業計画中止による生産振興総合対策事業費補助金の減額、藤河内集団営農機械購入事業中止による集団営農確立型水田農業推進事業補助金の減額、家畜導入資金供給事業の一部終了に伴う肉用繁殖雌牛特別導入事業基金繰入金の追加が主なものであります。

 歳出の農業振興費では、集団営農確立型水田農業振興事業補助金の減額、生産振興総合対策事業費補助金の減額、園芸産地改革促進生産対策事業補助金の減額、畜産費では農林水産費国・県支出金精算返納金の追加、農地費で農道台帳作成委託料の追加、農業集落排水事業特別会計繰出金の減額が主なものであります。

 次に、農業委員会所管事項についてであります。

 歳出では、必要経費の計上が主なものであります。

 次に、商工観光課所管事項についてであります。

 歳入では、入場者減による稲葉家下屋敷入館料の減額、電飾竹ぼんぼり及び看板作成に伴う地域振興事業調整費補助金の減額、市民会館自主事業の講演入場者が当初見込みより少なかったことによる市民会館講演入場料収入の減額が主なものであります。

 歳出では、観光費で臼杵インター付近に設置予定の観光案内板を中止したことによる施設改良工事費の減額、市民会館費で舞台設備操作業務委託料の追加が主なものであります。

 以上、審査の結果、特に異議なく、全会一致原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第29号議案 平成15年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。

 まず、農業集落排水事業費の繰越明許費でありますが、地元要望で農繁期を避けたことによる繰り越しとなっております。

 歳入では、入札残による農業集落排水事業費補助金一般会計繰入金、農業集落排水事業債の減額、消費税還付金による雑入の追加が主なものであります。

 歳出では、農業集落排水整備工事費の減額が主なものであります。

 以上、審査の結果、特に異議なく、全会一致原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 以上、産業経済委員会に付託を受けました全議案の審査結果についてご報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 吉岡教育民生委員長。

 [教育民生委員長 吉岡 勲君登壇]



◆教育民生委員長(吉岡勲君) おはようございます。教育民生委員長の吉岡 勲です。

 本3月定例会において教育民生委員会に付託を受けました議案4件につきまして、去る3月5日に委員会を開催いたしましたので、その審査経過と結果についてご報告いたします。

 まず、第26号議案 平成15年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)所管事項ですが、環境課では最終処分場整備事業7億1,000万円の繰越明許費については、地元公害委員会に工事内容を十分理解していただくために時間を要したことにより、工事着工が遅れ年度内完成が見込めないことから、最終工期を16年度に繰り越すものです。し尿共同処理施設整備事業については、地元調整に時間を要していることから、年度内発注が困難になったことによる繰越明許費が計上されています。

 また、大分市で広域処理している焼却施設から出るごみ処理場飛灰処理施設整備改良工事については、元利返済金負担金1,130万円の債務負担行為補正、及び建設に伴う負担分478万8,000円が計上されています。

 次に、福祉課では、国際ソロプチミスト臼杵より寄附を受け、障害者交流センターに備品を購入する予算が計上されています。

 健康課では、老人医療特別会計拠出金の追加、そして予防接種や健康診査の委託料が追加計上されております。

 市民課では、カーブミラーの修繕料が追加計上されています。

 教育委員会では、臼杵市子ども夢基金積立金の追加や、佐志生小学校体育館の屋根補修工事費が追加計上されています。

 また、図書館への来館者に対して、市営有料駐車場の1時間無料となる券を発行していますが、利用者が増えたことによる追加予算が計上されています。

 以上が各所管での主な補正であります。執行部の説明を受け、慎重に審査した結果、原案については全会一致で可決すべきものとして決しました。

 次に、第32号議案 平成15年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、第33号議案 平成15年度臼杵市老人医療特別会計補正予算、第34号議案 平成15年度臼杵市介護保険特別会計補正予算については、執行部の説明を受け、慎重に審査した結果、原案については全会一致で可決すべきものとして決しました。

 以上で教育民生委員会に付託を受けました4議案の審査結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 以上で委員長の報告を終わります。

 これより委員長の報告に対する質疑を行います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 第26号議案から第34号議案の各議案については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、第26号議案から第34号議案の各議案については、委員長報告のとおり可決されました。

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△議決結果

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議案



番号
件名
結果


第26号議案
平成15年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)
原案可決


第27号議案
平成15年度臼杵市水道事業会計補正予算(第2号)
原案可決


第28号議案
平成15年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
原案可決


第29号議案
平成15年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
原案可決


第30号議案
平成15年度臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
原案可決


第31号議案
平成15年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第3号)
原案可決


第32号議案
平成15年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
原案可決


第33号議案
平成15年度臼杵市老人医療特別会計補正予算(第3号)
原案可決


第34号議案
平成15年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第2号)
原案可決



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△日程第2 一般質問



○議長(首藤新一君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 お手元に配付のとおり、13名の議員から通告書が提出されております。

 それでは、発言順序により順次発言を許可いたします。

 吉岡議員の発言を許可します。



吉岡 勲議員の通告事項

1 債務の支払条件は

 ? 工事代金や委託料又は物品購入代金等の支払条件と現状は



 [9番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆9番(吉岡勲君) おはようございます。議席9番の吉岡 勲です。通告に基づきまして、債務の支払い条件についてお尋ねいたします。

 臼杵市発注の土木建築工事代金や業務委託料、物品購入代金等の一般会計の支払額は、14年度で約138億5,000万円、国保会計等特別会計を合わせた総支払い金額は約263億6,000万円もあるとお聞きしております。金額の大きさに驚くと同時に、これまでトラブルもなく粛々と業務遂行されてることに改めて感謝申し上げます。

 そこで、市の債務支払い方法は、個々の契約に基づき執行されると思いますが、その二、三例をお聞かせください。

 例えば昨年度より施行されております最終ごみ処理処分場の工事契約金の25億2,588万円の支払い方法を具体的にお聞かせください。また、民間企業では資金運用の方法として約束手形、分割支払いや銀行借入等がありますが、今日の市財政では一時的な支払い現金の不足が予想されると思われますが、その場合の資金運用はどのような方法で行われるのか、あわせてお聞かせください。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 安達会計課長。

 [会計課長 安達良雄君登壇]



◎会計課長(安達良雄君) 吉岡議員ご質問の債務の支払いについてお答えいたします。

 市の工事代金や業務委託料及び物品購入代金等の支払い方法には、現金払い、口座振替払い、債権者が発行する納付書払いの方法があります。大部分の支払いは、債権者の取引銀行口座に直接振り込みます口座振替払い及び納付書払いとなっております。現金払いにつきましては、安全性や確実性及び事務効率を考慮し、債権者の事情など一部の場合を除き、極力口座振替払いへの移行に努めています。

 工事の支払いにつきましては、完了検査後、債権者の請求に基づき、完成払いとなりますが、臼杵市契約事務規則及び契約約款の規定により、前金払い及び工事の出来高に応じた部分払いができることとなっています。

 議員お尋ねの臼杵市一般廃棄物最終処分場整備工事につきましては、契約金額25億2,588万円に対し、支払い状況は、平成14年11月に前金払いとして3億2,326万2,800円を支払っています。また出来高払いに応じ、第1回目の部分払いとして平成15年8月に4億8,489万4,200円を、同年12月に第2回目の部分払いとして5億2,000万円を支払っております。残額11億9,772万3,000円につきましては、現在のところ今月3月末に第3回目の部分払いを、及び完成後の完了払いを予定をしております。

 次に、歳計現金に資金不足が生じた場合の資金の調達についてお答えいたします。

 会計課としましては、常に健全な資金管理を心がけながら支払い資金の確保について努力してまいっておりますが、市の一般会計や特別会計において歳計現金が不足する場合、他会計からの資金の流用や、財政調整基金などの基金から一時的な繰り替え運用を行い、その支出に充てています。

 なお、基金からの運用を行った場合には、運用期間に応じ普通預金に相当する利息を付し返還をしております。また、各会計相互間の流用や基金からの繰り替え運用を行ってもなおかつ資金不足が生じる場合には、議会の議決をいただいております一時借入金の借り入れ限度額の範囲内で、金融機関から一時借り入れを行い、対処をしております。

 歳入予算のうち、特に起債につきましては、会計年度を越え4月、5月の出納整理期間中に納入される場合が多いことから、会計課としましては、毎年度2月、3月期の歳計現金の資金調達に特に苦慮をしていますが、今後とも歳出予算の支払いに支障のないように、適正で最も有利な方法による資金調達及び運用に努めてまいりたいと思います。



○議長(首藤新一君) 吉岡議員。

 [9番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆9番(吉岡勲君) ありがとうございました。

 市の台所事情、大変よくわかりましたが、最近市内の民間企業も大変厳しい経済状況の中で企業運営等行っております。例えば物品購入等の代金に支払い等月末締めで25日支払いというような条件があろうかと思いますが、その中で納入業者が「何とか今月だけはちょっと25日支払いですけども、15日支払いにしていただけんか」というような申し込みがあれば、何とか市として対応できるのかどうか、再度お尋ねしたいと思います。



○議長(首藤新一君) 安達会計課長。



◎会計課長(安達良雄君) 吉岡議員の再質問の地元業者からの支払いの指定があった場合の対応についてお答えいたします。

 市の支払い日は土曜、日曜、祭日に当たる場合を除きまして、毎月15日と28日の月2回の定期払いを現在は原則としております。会計事務処理の手続上、月2回の支払いにつきましては、今後ともご理解、ご協力をお願いしてまいりたいとは思いますが、債権者の諸般の事情によりまして、随時の支払いの申し入れがあった場合には、その要望に答えるよう検討し、臨機応変な対応にも心がけてまいりたいと思っております。



○議長(首藤新一君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁は終了いたしました。

 吉岡議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 衛藤議員の発言を許可します。



衛藤忠一議員の通告事項

1 地場企業支援育成と環境問題

 ? 下ノ江港浚渫と佐志生公園整備の関係について

 ? 市としての関わりについて

2 これからの市財政と行政について

 ? 地場産業支援(南日本造船の7万5,000トン級船台延長)

 ? 観光産業の振興策について(深田公園)

3 公共工事の発注方について

 ? 細分出来るものは細分して、一部に片寄らない行政

4 行政の根本について

 ? 市長が一番望む事と今迄の行政について(予算の割振り)



 [10番 衛藤忠一君質問席登壇]



◆10番(衛藤忠一君) おはようございます。衛藤です。

 臼杵市のこれからについてであります。

 いよいよあと10カ月足らずで新しい臼杵市が発足いたします。市長さん初め関係者の皆さん、本当にご苦労さんであります。

 さて、国の財政難から始まった合併であります。地方の自立を促すための国の施策でありますが、その一連である三位一体の改革は今16年度予算においても既に地方交付税の一部が削減されており、市民が最も望むところの身近な生活道路の補修、側溝の改善、カーブミラーやガードパイプなど交通安全施設に至るまでその類が及んでおります。

 今までのように、全国一律的に国は面倒を見てくれない。要するに、これから自立・自活であると思います。臼杵は臼杵の特色を生かしかつ知恵を出し、工夫しなければやっていけない大変厳しい時代になるということであろうと思います。

 市長は市報2月号において、これからの行財政運営はにぎわいの創出、企業の育成・発展、特産品の開発を財政基盤強化のための3本の柱として積極的に取り組みたいと言っておられます。その中でも、南日本造船所の問題が今特に大きな課題であるとしております。

 サントリーに続いて、今また日本たばこが来年の撤退を決めております。このような厳しい状況の中において、南日本造船所の7万5,000トンの建造は市の財政運営にとって非常に望ましいことであろうかと思います。しかしまた、臼杵市の大きな公益であるが一面、その地元の人にとってはペンキや朝の車ラッシュ、いろいろ困ることもあるわけであります。そしてまた、企業には受注関係においてのタイムリミットなどもあるかと思います。悠長にはできない難しい問題であります。

 市としては、地元と企業がうまく共生できるように両者の声をしっかりと把握して、企業にでき得ることは企業に要請、お願いするなどの非常の努力をしていただきたいと思います。臼杵市民のために頑張ってください。

 にぎわいの創出でありますが、私は昨年の12月議会におきまして、深田石仏公園の芝生にかえてスイセンの花を植えることを提案させていただきました。通常の市民の憩いの場的四季折々の花ではなく、臼杵が誇るところの歴史文化である国宝石仏と6月から7月、8月のハスの花、12月から3月までの息の長いスイセンの花をもって、緒方町の40万本のチューリップのように、にぎわいを創出できるようにということでありました。臼杵の新たな観光資源になるよう試みてはいかがであるかということであります。

 昨年の暮れ、厳しい経済状況の中で、建設業協会が「花いっぱいに」という趣旨で800万円の寄附をされております。せっかくの志を深田のにぎわいのために活用させていただいたらと思うところであります。

 最後に、特産物の開発であります。まだこれは野津町に失礼かとも思いますが、野津町には広大な持ち田があるということであります。臼杵には江戸時代の後期、下ノ江の井沢という人が四国から命がけで持ち帰った藍というものがあります。この2つを合体させて、新しい特産物として試みてはいかがかと思います。

 「ウスキ色のカボスチョコレート」にちなんで、私も一つつくってみました。「藍のある野津町、藍を育てる野津町」。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 遠藤商工観光課長。

 [商工観光課長 遠藤隆義君登壇]



◎商工観光課長(遠藤隆義君) 衛藤議員ご質問の地場産業支援についてお答えいたします。

 南日本造船所株式会社より相談のありました内容につきましては、現在4万5,000トン級まで建造しておりますが、7万5,000トン級の船まで建造しようとするものであります。

 国際的な競争力を高め、受注を確保するためには必要なことと伺っており、企業が安定的経営を目指すことは理解できるところであります。しかし、地元住民に与える影響は大きく、地域で共存している企業と住民にとりましては、相互の協力体制と信頼関係が不可欠なものであると認識しております。

 一方、議員ご指摘のとおり、国の三位一体改革による交付税や補助金の削減が地方自治体に与える影響は大きく、当市にとりましても税収の確保は大きな課題ととらえております。さらに、JT臼杵工場の閉鎖も来年3月に控えており、市財政に与える影響は大きく、市政運営はますます厳しい状況になるものと予想をしております。下ノ江地区では、以前より企業と住民が協議する場があると聞いておりますので、市といたしましても、双方の意見を十分に尊重し、お互いが理解を深めていくための努力を重ねる所存であります。

 次に、観光産業の振興策についてお答えします。

 臼杵石仏の平成15年中の入場者数はほぼ横ばいの状況であり、多くの観光客に臼杵石仏のよさを認めていただいた結果であると考えております。しかしながら、工夫と改善を加えながらさらなる集客増を目指していくことが、市としての責務であると考えております。

 現在、臼杵石仏の周辺では、地元ボランティアの協力を得て、ハスを栽培しておりますが、昨年は朝早くからの多くの愛好家に親しまれ、臼杵石仏の魅力向上につながったのではと推察しております。また、今年度末にはFRPを使用した竹ぼんぼりを公園内の遊歩道沿いに設置し、夜間にも対応できる設備づくりに取り組んでおり、より効果的な施設運営ができるものと期待をしております。

 議員ご提案のスイセンの栽培も、石仏と美しい花との相乗効果という観点から一つの方法とは存じますが、臼杵石仏公園は都市計画公園として憩いの場の機能を持つことから、深田区を初め各関係機関と協議した上で、どの範囲まで取り組めるか検討したいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 渡邊市長室長。

 [市長室長 渡邊秀一君登壇]



◎市長室長(渡邊秀一君) 衛藤議員が今、建設業協会から800万円いただいたというお話しをいただきましたが、建設業協会からいただきました84万円を使いまして、昨年「うすき竹宵」の中でプランター等に花を植え、花を飾りました。今後もそのような方法で町の中に花を飾ってまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 衛藤議員。

 [10番 衛藤忠一君質問席登壇]



◆10番(衛藤忠一君) とうとい志に対して数字が大きい小さいは関係ありません。小さいことに気を遣わんようにお願いします。

 それから、大変厳しいことになるとは思いますが、村瀬庄兵衛さんの時代ほどはないと思います。市長はこの腕を振るって頑張ってください。これからも。

 山田理事さんにひとつ知恵をいただきたいのでありますが、去年、海添の丸毛家について、地元の人では到底気がつかんような発想で大変スローライフの実効を上げておられます。そのような観点でひとついい知恵をお貸しください。スイセンと石仏についてであります。



○議長(首藤新一君) 答弁が要りますか。



◆10番(衛藤忠一君) はい。



○議長(首藤新一君) 山田市民生活部理事。



◎市民生活部理事(山田朝夫君) 12月議会で衛藤議員さんから石仏とスイセンのご質問が出まして、その後に小学館が出しております「花めぐり」という本を貸していただきました。ここに全国のスイセンの名所が出ておりました。実際にはなかなか行かれなかったんですが、電話でちょっと調査をしてみました。ほとんどのところが300万本から1,000万本という規模で、ほとんどがスイセンの自生地だったところを公園化しているところでございました。

 そのうちの一つ、一番巻頭に載っておりました淡路島の南淡町というところの灘黒岩水仙郷というところを調べてみましたら、全体の面積が7町歩、7ヘクタールで700万本、どこを聞いてみましても1町歩に100万本ぐらい植わっているようでございます。見ごろが12月中旬から2月中旬までの2カ月間で、その2カ月間に大体8万から9万人の方がお見えになると。ここは入園料をとっておりまして、1人500円とっているところですが、民間の企業が経営をしていたんだけれども、どうも経営難でうまくいかず、町が引き受けてその後町営でやっていると。手入れは民間の方に委託でお願いしているというようなところです。

 それで、人工的に植えたところがないかなと思って調べてみましたら、一つございましたのは、茨城県の国営日立海浜公園というのがありまして、これは国がやってる公園であります。ここは1ヘクタールに100万本植わっておりまして、人工的に植えたそうです。見ごろは3月の中旬から4月の中旬の30日間ということですんで、本数が少なくなればなるほど、見ごろの期間がどうも短くなるようでございます。ここには専門のスイセンの管理者の方がいらっしゃいました。その方に詳しく伺ったんですけれども、スイセンの適地というのは冬から春先には余り乾燥しない、そして夏場は逆に乾いた方がよい、そして砂地が結構適地なんだというふうなことを教えていただきました。

 先ほど緒方町のチューリップの話が出ましたけれども、チューリップと比べてどうですかというふうに伺ったところ、チューリップと比べるとスイセンの球根が高いと言ってました。大体チューリップの球根は1個30円から40円ぐらいが一般の価格だそうですが、大体1.5倍から2倍ぐらいするということで、ですからここは100万本植えているので初期投資には七、八千万円かかっていると思われます。

 ただ、チューリップと比較していいところは、毎年球根を上げて植えかえをしなくていいということで、一回植えれば三、四年はそのままで大丈夫だというところだと。そういうふうに比較的管理は容易だけれども、病気が出るとちょっと大変で、特にウイルス病には気をつけているというふうに言われていました。

 それで、なかなか石仏公園と同じような規模の適した例というのがなくて、さんざん探しまして一つありましたのは、北海道の北檜山町というところです。ここは大正時代に入植された方々が少しずつ、少しずつ神社の周りにスイセンを植えていって、平成9年に町が「水仙サミット」というのをやって、そのときに大々的に球根を植えて整備をしたということで、現在30万本そこに植わっているそうであります。見ごろは2週間と言っておりました。これは北海道という気候的な関係もあると思いますけれども。管理はそういった経過があるもんですから、地元の方々にしていただいていて、公園の管理委託料ということでわずかなお金をお支払いしているということでございました。ゴールデンウイークに「水仙祭り」というのがありまして、このときに約1万人の方がお見えになり、この2週間に合計で3万人ぐらいの方が見えてるんじゃないかというふうに言っておりました。

 いずれにいたしましても、まず石仏公園というところが、余り肥沃な土地ではだめというふうに日立海浜公園の方が言われてましたので、石仏公園が適地かどうか。それから、仮に植えるとしたときにどんな規模でするか。これは火まつりなどの公園のその他の利用との関係もあると思われます。それから、花の咲かない時期にどうしておくかというのも課題だと思います。花が終わってすぐさま葉っぱを刈ってしまうと、球根に栄養が行かずに次の年に咲かないみたいなんで、葉はずっと残しておかなければいけないということですので、仮に2カ月ある花が咲く時期以外の10カ月をどうしておくかということが問題になると思いますし、一番問題なのはやはりどなたに管理をしていただいて、経費をどうするかというようなことが課題になってくると思われます。



○議長(首藤新一君) 衛藤議員。

 [10番 衛藤忠一君質問席登壇]



◆10番(衛藤忠一君) 本当に隅々まで細部にわたって調べていただいて、本当に心強く思います。ありがとうございました。よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) もう質問はいいんですか。



◆10番(衛藤忠一君) もういいです。よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 以上で衛藤議員の質問及び答弁は終了いたしました。

 衛藤議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で衛藤議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 大塚議員の発言を許可します。



大塚州章議員の通告事項

1 ごみ処理の有料化について

 ? なぜ今有料化なのか、有料化によるメリットはなにか

 ? 具体的な市民の負担方法はどうなるのか

 ? 実施までの具体的なスケジュールはどうなるのか

2 コスモス病院との連絡協議会について

 ? 発足してから現在までの成果は

 ? 将来的展望と今後の課題は

3 町づくり、観光浮揚について

 ? 臼杵・博多間定期便バスの必要性は、具体的検討は可能か

 ? 中心市街地と周辺地域との意識の共有と連携についての必要性は



 [5番 大塚州章君質問席登壇]



◆5番(大塚州章君) 議席5番の大塚州章です。通告に従いまして、大きく3点について質問させていただきます。

 まず、1点目にごみ処理の有料化についてです。

 ごみを減らし、限りある資源やエネルギーを有効に利用し、地球環境に負荷の少ない資源循環型の社会が、これからの私たち人間にとって最大の課題であると言っても過言ではないと思います。中でも増大するごみについては、臼杵のみならず全国の自治体が大きな課題としており、ごみの減量にいろいろな方法で対処しているようです。1月に開催されました臨時市議会の全員協議会の場において、平成16年度中に一般家庭ごみの有料化導入を計画している旨の説明を受けました。来年合併する野津町は既に有料化を実施しており、日田市も今年10月より実施とのうわさも聞いております。

 そこで、第1になぜ有料化という手段なのでしょうか。有料化によるメリットは何が挙げられますでしょうか。

 第2に、市民の意識改革を期待し、理解を得るためにも具体的な市民の負担方法はどう考えていらっしゃるのでしょうか。

 第3に、平成16年度末の実施に向けてのスケジュールを具体的に示されますでしょうか。お聞かせ願いたいと思います。

 次に、2点目としてコスモス病院との連絡協議会についてでございます。

 平成14年12月議会の私のコスモス病院についての一般質問の答弁として、「市民の意見も反映されるような協議会を設置し、地域医療支援病院としてより一層機能が果たせるよう協力していく」とおっしゃられたことはまだ記憶に新しいことですが、臼杵の医療体制には小児救急医療や夜間診療などの市民はもちろん議員皆様方の関心も高く、官民一体でお互いのよい刺激やまたバックアップ等のキャッチボールが可能になればと思いました。

 そこで質問ですが、発足してから現在までの経過、またはもし何か成果がございましたらお聞かせ願いたいと思います。また、将来的展望や今後の課題等があればお聞かせ願いたいと思います。

 3点目の町づくり、観光浮揚について質問させていただきます。

 今年、新年互例会において、古手川商工会議所会頭の年頭のあいさつで、「臼杵・博多間の定期的なバスも可能では」という意見がありました。臼杵が今見直され、クローズアップされ、中心市街地の方々の意識も変化が起こっておると感じられます。この影響をうまく持続するためにも、ぜひ臼杵・博多間定期便バスの運行に力を入れてはどうかと思いますが、ご意見をお聞かせ願いたいと思います。

 一方、中心市街地の変化に対し、周辺地域の方々の意識はどうかと考えました。市長のフロム市長の中に「現場100回」という言葉がありましたが、私も昨年、竹宵の実行委員長をさせていただきながら、この祭りが後世に残る100年または1000年の祭りとなるためにと実行委員会の皆様やNPOの方々、ボランティアの方々など、各方面のお話を聞く機会をいただきました。周辺地域の方々が中心市街地を「我が臼杵」ととらえていただき、また中心市街地の方々も周辺地域のよさやまた悩みを知ることで、意識の共有が生まれ連携が始まることが臼杵浮揚のキーポイントではと思いますが、いかが思われますでしょうか。お考えをお聞かせ願いたいと思います。

 以上で質問を終わりますが、よろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 山本助役。

 [助役 山本正嗣君登壇]



◎助役(山本正嗣君) 大塚議員ご質問のコスモス病院との連絡協議会についてお答えをいたします。

 臼杵市医師会は、昭和41年に開設した旧医師会病院が老朽化したため、平成7年1月、地域住民に十分な医療サービスが提供できるようにと、最新の医療機器と設備を整備したコスモス病院を現在位置に新築、移転いたしました。現在では、市民が安心して受けられる医療技術と信頼を得ており、市内中核病院としての役割を担っていただいております。また、平成16年2月1日からは新たに経験豊富な専任の病院長を迎え、地域医療の充実に向けた取り組みをしていただいておるところでございます。

 このような中、臼杵市では臼杵市医師会との情報交換及び調整を行い、医療サービスのさらなる充実と円滑な運営を図ることを目的に、昨年4月、臼杵市と臼杵市医師会との連絡協議会を設置いたしました。この協議会は、コスモス病院の院長が会長となり、医師会と市の関係職員で構成され、2カ月に1回定期的に開催をしております。

 これまでの会議では、ヘルスアップ事業、休日・夜間救急当番医制、あるいは小児救急、そして最近では合併に関することなどについての情報交換を行っております。また、コスモス病院に対しての市民からの声もその都度伝えているところであります。

 この協議会での成果ということでございますが、昨年の11月から時間が変更になりました休日・夜間の当番医制に関してこの会議で検討を重ね、方法等に積極的に取り組んだため、大きなトラブルもなく実施することができました。医師会としても市民の皆さんのご理解とご協力に感謝をしておると言っておられました。

 次に、今後の展望と課題についてでございますが、医療法の一部改正により平成16年4月から卒後臨床研修制度というのが施行されることになります。医師の免許を取得いたしましても、2年間は研修が義務化されるために、指導医の指示以外の診療行為はできなくなるものであります。このため医療機関では全国的にも医師の確保が課題となっており、コスモス病院も例外ではありません。

 そのような厳しい状況の中ではありますが、充実したスタッフで市民の健康を守る医療機関としてコスモス病院にはその責務を担っていただいておりますので、臼杵市としてもできる限りの範囲で協力をしてまいりたいと考えております。

 今後も、この連絡協議会を通じて医師会と連携を密にとりながら、臼杵市の地域医療を守っていきたいと考えております。



○議長(首藤新一君) 野中環境課長。

 [環境課長 野中誠一君登壇]



◎環境課長(野中誠一君) 大塚議員ご質問のごみ処理有料化についてお答えいたします。

 臼杵市では、ごみの問題を大きな課題として取り組んでまいりました。現在もごみの処理施設等の建設に多大な予算を投入しており、今後も維持管理に多くの経費が発生することが予想されます。こうした状況の中、ごみの減量、施設の延命、経費の軽減が急務であり、平成16年度末実施に向けて一般家庭ごみの有料化について検討してまいりました。

 県下において、ごみの処理有料化は全町村と別府市、竹田市の2市が既に実施しており、日田市でも今年10月の実施を予定しています。来年合併を予定している野津町も、大野広域連合として既に実施していますので、臼杵市としても時期的に最適な時期であると考えています。

 ごみ処理を有料化する大きな目的としては、増大するごみの減量、分別排出の徹底による再資源化であります。既に実施している自治体へのアンケート調査等を見ますと、各自治体でごみの排出量が約20%程度減り、資源物の回収も大幅に増加したという調査結果が出ております。また、有料化によりごみの不法投棄の増加が心配されますが、これについても逆に減少したという結果も出ています。

 有料化による市民の負担方法としては、受益者による公平な負担ということを基本に多くの自治体が実施しています。臼杵市では指定ごみ袋制の導入を計画しており、市民の方に指定ごみ袋を購入していただくことにより、処理料を徴収したいと考えております。

 袋の種類は、燃やせるごみ、燃やせないごみをそれぞれ大小2種類とし、袋の形状等につきましては、市民の皆さんの意見を聞きながら使い勝手のよいものにしていきたいと考えています。料金の設定は市民の負担が極端に大きくなく、減量効果が期待できるものとし、販売ルートも購入しやすいものを計画しています。資源物につきましては、分別の徹底促進のために有料化の対象外とします。

 今後、実施までの日程につきましては、5月まで市民の意見を反映させるためアンケート調査等を実施して、最終的なごみ袋を決定します。6月議会で有料化に関する条例等を提案し、議会承認をいただいた後、市民の十分な理解と周知を得るために、4月下旬ごろより各地区ごとに住民説明会を開催します。小売店での販売は11月中を予定しており、合併後の来年3月までに実施したいと考えております。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 遠藤商工観光課長。

 [商工観光課長 遠藤隆義君登壇]



◎商工観光課長(遠藤隆義君) 大塚議員ご質問の臼杵・博多定期便バスについてお答えをいたします。

 議員ご承知のように、臼杵市では中心市街地の町並み整備が進み、平成13年12月に東九州自動車道が開通し、翌14年には「なごり雪」が全国上映をされたところであります。これらの効果等により、市街地散策観光や臼杵フグを中心とした食の観光で県外客が増加しております。今回の観光動態調査によりますと、とりわけ福岡からの入れ込み客の多さが目立ち、約1.5倍の増加となっております。

 この機運をとらえ、臼杵・博多間の高速バスの運行を求める声が観光業者や飲食業者を中心に高まってまいりましたが、高速バス路線が採算に合うかどうかが運営会社における判断基準の最大のポイントと思われます。この運営会社の試算したところによりますと、片道2,500円で計算したところ、1便当たりの採算ラインは約13名の利用者が必要であると聞いております。

 これを受けて、今回、臼杵・津久見両市の商工会議所が独自で会議所会員600の事業所を対象に、福岡出張の有無、出張者数、利用交通機関等々のアンケート調査をいたしました。この調査結果によりますと、高速バスが運行された場合「利用する」と回答した方が1週間平均93名になりました。また、臼杵・津久見両市の職員の出張に仮に利用するとして加算いたしますと95名になり、1日平均13.5人ということになります。さらに、今回の調査は一般市民を対象としておりませんので、この一般市民を勘案すればさらに多くの方が利用するものと思われます。

 臼杵商工会議所として、この結果を踏まえ、高速バス路線の開設に向けた運動を展開すると伺っておりますが、運行に関して認可されるまでに4カ月ほどかかると聞いておりますので、行政といたしましても、早期実現に向けできる限りの支援をしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 吉田企画情報課長。

 [企画情報課長 吉田 定君登壇]



◎企画情報課長(吉田定君) 大塚議員ご質問の町づくり、観光浮揚についてお答えいたします。

 臼杵市はこれまで中心市街地を活性化することにより、市全体が元気を取り戻すことを目的とした代表的な施策として、「まちんなか活性化基本計画」「街なみ環境整備事業」「身近なまちづくり支援街路事業」等ソフト、ハードの両面から積極的な取り組みを行ってまいりました。その結果、最近では八町大路の空き店舗もほぼ埋まり、二王座を初めとする中心市街地一帯に多くの観光客が訪れて活気づいてきました。

 議員ご質問とおり、中心市街地については活性化が図られつつあるものの、周辺住民の方々との触れ合い、交流の機会が少なくなっていることは、今後のまちづくりにおいて重要な課題であると考えております。

 今後は、これまでの臼杵市のまちづくりを基本として、「スローライフと地場産業と観光の融合による日本の正しいふるさとづくり」と題した地域再生計画の取り組みを開始したいと考えております。「臼杵を誇りに思えるふるさと」につながるように、うすき竹宵まつりを初め、あらゆるイベントや機会を通じて、多くの市民皆さんの協力をいただく中で「臼杵市は一体となって共に頑張っている」という共通した機運を持つことができる施策を考えてまいります。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で大塚議員の質問及び答弁は終了いたしました。

 大塚議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で大塚議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで5分間休憩いたします。

  午前11時06分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前11時11分 再開



○議長(首藤新一君) 再開いたします。

 林議員の発言を許可します。



林 壯一朗議員の通告事項

1 H16年度予算編成に当たっての基本的考え方について

 ? 各課からの概算要求金額と事業内容は、そしてその要求をどの様に査定し当初予算にまとめたのか基本的考え方について

 ? H16年度予算が編成出来ないということで四役・議員の報酬と管理職給与の3%カットと臼杵市役所始まって以来の事態が起きたが市民には知らせてないようであるが、今後どういった事業の償還が始まり、その額はいくらになるのか

 ? このような状況を野津町に説明をしているのか、また市長は財政再建が出来ているとPRしていたので安心をしていた。この様な事態は当然予測が出来たはずであり、事前に議会に何故説明をしなかったのか疑問に思う。これまで指摘をしてきたようにどんどん借金をして箱物を造ってきたことの結果であることは間違いない。民間会社であれば経営者は総退陣という責任をとることになるが

2 個人情報保護法が制定され市個人情報保護条例制定後の状況と市行政手続オンライン化条例の制定について

 ? この法や条例の制定により市としてはどう対処するのか基本的な考え方・方針を明確にすること

 ? 個人情報を遵守する事業としてどんな内容の個人情報があり、またどのように保護をするのか?H16年度事業に予算を計上しているのか明らかにすること

 ? 個人情報で一番課題となるべきものはどの様なものがあるのか

 ? 他人が人の名前を使って申請した例が佐賀県で発生したが、危機管理意識と対応はどのように考えているのか

 ? オンライン化条例の制定が提案されているが、ハッカーなどに対するセキュリティー対策はどのようになされるのか、また罰則や情報漏れの場合などの補償対策はどのように考えているのか

3 福祉に関する条例の廃止により手当等の削減

 ? 福祉予算に手をつけなければH16年度予算を組むことができないとは異常である。何故条例廃止に至ったのか経過について説明を求める

 ? 福祉分野は金額の大小でなく、理念が大事である。市長は住んで良かった町、住みたい町云々とスローガンを掲げているが福祉を切り捨てることが、市長の公約であったことが今はっきりと判明した。弱者に大きな「つけ」を回した様なものであり、責任をどのように考えているのか

 ? 条例を廃止するということは重大なことであるが、思いつきで廃止をしたとは考えられない。どういう立場のものが提案し、現場の意見を取り上げたのかどうか。審議・審査をした機関名又は委員会名は

4 財政健全化問題について

 ? フロム市長では財政が持ち直したと言っているが、その年度に実施した事業費(起債)の返済は3年据え置き4年後からの返済というのが一連の流れであるという視点から財政状況の流れを見ると、財政が良くなったといわれているH9年度・10年度・11年度・12年度の指数は前市長が緊縮財政を進めてきたおかげである。前市長は予算額130億円台をキープし、地方債残高も130億円台をキープしてきたが、現市長になってH9年度150億円・10年度160億円・11年度160億円と30億円近くの予算を組んだ。この30億円は税収ではなく地方債でまかなった。その「つけ」が16年度に出てきた。17年度はもうお金が無いのでは

 ? 公共事業や事務事業の大胆な見直しをするための機関を設けることは考えているか。人件費の圧縮は限界にあり物件費の見直しを大胆に進めるべきであると考えるが

 ? 合併したからといって臼杵と野津の予算を単純に合わせた金額にはならないと思うがどのように考えているのか

5 ふるさと作りと市民生活の向上について

 ? 野津町との合併における正しいふるさとづくりが提唱されているが、市制施行以前の旧6ヶ村はどのようにこの1年間対処するのか方針を明らかにすること

 ? 市中心部は目に見えて良くなってきているが、商業を営んでいる方々の移転等については、会議所跡地の活用など生活実態が低下することのないように配慮すべきであると考えるがどのように対処するつもりか



 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) 議席番号7番の林 壯一朗でございます。通告に基づきまして質問をしていきたいと思います。

 まず、1点目は平成16年度の予算編成に当たっての基本的な考え方でありますが、今年度予算を編成するに当たりまして、各課からの概算要求金額と事業内容というものはどのようなものが出てきて、それをどう査定をして当初予算にまとめたのか基本的な考え方についてお尋ねをしたいと思います。

 そして、2つ目には平成16年度予算が編成ができないということで、市長を初め四役そして議員の報酬と管理職手当のカットと、臼杵市役所始まって以来の事態が今回惹起せしめたわけでありますが、その件について市報等で市民には知らせてないようでありますが、その知らせなかった考え方についてちょっとお尋ねをするのと。

 今後、これまで行ってきた事業の中で償還の始まっていないものがあると思いますが、それがいつから始まり、その額は幾らになるのか、その点についてお答えを願いたいと思います。

 次に、このような状況が惹起したことにつきまして、野津町に説明をしておられるのかということをお尋ねをしたいと思いますし、市長は財政再建ができているとPRをしていたので安心をしていました。このような事態は当然国の動向等を考えれば予測が出来たはずでありますし、事前に議会に説明をしなかったのか疑問に思うわけであります。私は昨年の3月議会でも指摘をしてきたように、借金をして箱物をつくっていくことについて問題があるのではないかという指摘をしてまいりましたが、そのことの結果ではないかと思います。民間会社であれば、経営者は総退陣というような責任をとることになるわけですが、その辺のところを市長はどうお考えになっているのかお尋ねをいたします。

 2つ目に、個人情報保護法と市個人情報保護条例制定後の状況と市行政手続オンライン化条例の制定についてお尋ねをいたします。

 まず、1点目は個人情報保護法、また臼杵市個人情報保護条例が制定をされ、市としてはどのように対処をするのか基本的な考え方、方針を明らかにしていただきたい。

 2つ目には、個人情報を遵守する事業としてどんな内容の個人情報があり、どのような保護をするのか。そして、平成16年度事業にそういったもので予算計上しているのであれば明らかにしていただきたいと思います。

 3つ目には、個人情報で一番課題となるべきものはどのようなものがあるか明らかにしていただきたいと思います。

 そして、他県で他人が人の名前を使って住民票を請求をした事件が発生をしておりますが、危機管理意識と対応はどのように考えておられるのかお尋ねをいたします。

 そして、今回新しくつくられます行政事務オンライン化手続条例の関係でありますが、インターネット等でアクセスができるようになるということで書いておりますけども、ハッカーなどに対するセキュリティー対策はどのように考えておられるのか。または罰則や情報漏れの場合などの補償対策はどのように考えているのかを明らかにしていただきたいと思います。

 3つ目に、福祉に関する条例の廃止による手当等の削減の問題でありますが、福祉予算に手をつけなければ平成16年度予算を組むことができないとは異常ではないかと思います。条例を廃止するということは重大なことでありますが、思いつきで廃止をしたとは考えられないと思います。どういった立場の者が提案をし、現場の意見を取り上げてきたのか、審査をした機関名または委員会名等について、その詳細について説明をいただきたいと思います。

 福祉分野というものは、金額の大小ではなく理念が大切であると思います。市長は、「住んでいてよかった町」「住みたい町」等々のスローガンを掲げておりますが、今回福祉を切り捨てることが、市長の公約であったのかというように見えてきます。弱者に大きなツケを回したものであり、責任をどのように考えているのか、この点については市長にお尋ねをしたいと思います。

 4番目に、財政健全化問題でありますが、フロム市長では財政が持ち直したと言っておりますが、その年度に実施した事業費、起債の分については返済は3年据え置き、4年後からの返済というのが一連の流れであるという視点から考えたときに、財政状況がよくなったと言われます平成9年度、10年度、11年度、12年度の指数というものは、前市長が緊縮財政を進めてきた中で保たれてきたのではないかと思います。

 前市長は、予算額がその任期中127億円から132億円、起債額が126億円から132億円とほぼ同程度の金額をキープをしてきております。地方債残高が126億円から132億円をキープをしてきておりますが、現後藤市長になりまして、平成9年度が144億円、平成10年度が148億円、平成11年度が162億円と予算が10億円から30億円近くも伸びてきております。この伸びた金額というものは、税収ではなく地方債で賄ってきたわけであります。そのツケがこの16年度に出てきているんではないかというぐあいに考えるわけで、17年度についてはもうお金がないのではないかという心配をするので、その点についてお尋ねをしたいと思います。

 次に、公共事業や事務事業の大胆な見直しをするための機関を設けることを考えてはおられるのかどうか。これは昨年の12月議会でも財政再建プロジェクトチーム等の関係について検討する余地があるのかどうかということをお尋ねしておりますが、人件費の圧縮というものは限界があり、物件費の見直しを大胆に進めるべきであると考えますが、その点について明らかにしていただきたいと思います。

 そして3つ目には、合併したからといって臼杵と野津町の予算を単純に合わせた金額にはならないと思いますが、その辺のところは足し算だけでできるのかどうかということについて答弁をいただきたいと思います。

 最後に、ふるさとづくりと市民生活の向上についてでありますが、野津町との合併における正しいふるさとづくりが提唱されておりますが、臼杵市制施行以前の海辺村、佐志生村、下ノ江村、上北津留村、下北津留村、南津留村のいわゆる役所が昔あったところについては、まさに過疎の真っただ中にあります。そのようなところに対して、野津町ということでなくて、旧臼杵をどのように対処していくのか、この1年間の方針があれば明らかにしていただきたいと思います。

 そして、市の中心部は目に見えてよくなってきておりますが、商業を営んでいる方々の移転等については、会議所跡地等の活用など生活実態が低下することのないように配慮すべきであると考えますが、どのように対処するつもりか方針を明らかにしていただきたいと思います。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 林議員のご質問にお答えします。

 基本的な認識につきまして、私からお答え申し上げまして、あとは担当部課長から詳しくご説明申し上げたいと思います。

 まず、私と議員とでは考え方も見方も随分違いがあるなということを感じます。大変残念ながら、私としては林議員の認識が正しいものであるというふうには考えにくいわけであるんです。できれば色眼鏡をかけて一方的に考えるのではなくて、事実をありのままの姿で評価していただけたらなということを思わずにはいられません。

 私自身、これまでやってきたことがすべてが正しいというふうに考えているわけでもありません。後で「もっとああしておけばいいな」というような反省をすることも多々あります。しかし、今、議員が言われましたような発言は大変失礼な発言ではなかろうかというふうに思うわけであります。私に失礼なだけではなくて、前市長の芝崎さんに対しても大変失礼な発言ではないかというふうに思います。

 なぜならば、選挙戦でいろいろと論戦をされるということは、これは当然でありますけれども、議場で今のような発言をされると、この場で私としても正式に前市政への私の評価というようなものに触れなければならなくなると。大変失礼なことであるとは思いながら、やはりそうせざるを得なくなるということをお許し願いたいというふうに思います。

 ただいまの財政の状況についてでありますが、これは日本全体が危機的な財政状況にあるということのあらわれでありまして、決して予算編成ができないというような異常事態が生じたというわけではありません。そういったような国全体の危機的な財政状況の中で、臼杵市としては最善の予算編成ができているものだというふうに考えております。そして、こういった事態につきましては、これは当然以前から予測されたことでありますし、合併をすること自体そういったような状況の延長線上であります。合併論議の中あるいはその他の財政論議の中で、これまでに議会に対しても、市民に対しても、再三にわたり説明申し上げてきたところであります。

 そしてまた、議員はむだな箱物をつくったのが借金増大の原因であるというふうにお考えのようでありますが、何をそのような箱物だというのか、私としては理解に苦しみます。おおまかに、ただむだな箱物をつくったんが悪いんだというんではなくて、何がどのように悪いのか、どういうふうに考えてるのかということを具体的にご指摘いただかないと、ただ全体的なムードでそのようなことを言われても困るわけであります。

 この今の本年度の予算編成について、私としては大変悪化していく日本財政、そして地方自治財政の運営の中で、塗炭の苦しみの中からはい上がって今度のような、このような事態でも何とか予算が組めたという、そのような準備がよくできたということを褒められることがあっても、この責任をとらなければならないというような、そういうような覚えは少しもないというふうに私自身思っている。

 そしてまた、今回の予算編成に当たって、議員の皆さん方あるいは職員の方、そして特別職の方、こういった皆さん方からそれぞれの報酬減額を検討してはということで申し出をいただいて、今回の予算編成になったわけでありますけれども、このことについては、そこに至った責任をどうするかということとは全く逆で、議員の皆さん方、職員の皆さん方、あるいは特別職の皆さん方が、この財政状況についてよく理解され、そして協力をしていただけるという、そういうような体制ができているということについて、私は大変感謝申し上げ、そして臼杵市は皆さんがよくここまでご理解いただいた、これが臼杵の本来の財政に対する風土であるというふうに思って、そのことについては誇りを持つ次第であります。

 議員ご発言の中に、平成9年度から12年度までの指数の改善は前市長の緊縮財政のおかげであるというご指摘がございましたが、この認識ははっきり申し上げまして大きな間違いであると思います。

 平成6年度、平成7年度、この2年間、臼杵市は準財政再建団体というような状態にまで陥っており、極端な財政悪化をしておりました。このような状況に陥った県内の団体というのはこれまでにもなかった、そういうような事態でありました。そして、そういった中でそのときに処理できないから、だから本来はそのときにやらなければいけないお金を使わなくて先送りされたというような、そういうような予算が多々ありました。

 例えて言いますと、道路、下水等お金がないからということで余り補修等に手をつけられないで放ったらかしにされておりました。そしてまた、清掃センターの改修工事、これができてなかったために、清掃センターの中では相当に混乱をしており、また地元ともうまくいってませんでした。そして、固化灰の処理などの精算ができなくて固化灰を清掃センターの周りに積み上げてたと。だから、固化灰の処理費がその年かかってないけど、その後数年かけてこれを処理しなければいけなかったと、そういうような状況だったことを乗り越えて、現在のような状況があります。

 また、それだけではなくて、実効性のないような改造工事やいろんな南蛮資料館の建設計画とか、あるいは子ども公園のところに駐車場ビルをつくるとか、様々な計画があったというような、そういうようなものを中止するのに大変苦労したという事実に触れないわけにもまいりません。

 財政指数の改善、これはかなりの程度実現しております。これは職員全員の改善意識、それと学校給食センター化や養護老人ホーム、保育園などこういったような施設を民間委託にする、こういったようなことなどにご理解とご協力をいただいた議会と市民の皆さん、そういった皆さん方のおかげで財政の改善はできてるんだというふうに思っております。

 あとは部課長からお答えをします。



○議長(首藤新一君) 亀井市民生活部長。

 [市民生活部長 亀井重忠君登壇]



◎市民生活部長(亀井重忠君) 林議員ご質問の財政健全化問題についてお答えいたします。

 国の危機的な財政状況につきましては先ほど市長が申し上げましたが、このような中で平成16年度当初予算編成ということになったわけでございますが、国の三位一体の改革による地方交付税の削減等により非常に、予算編成はできましたが、厳しいものであったというふうに認識しております。しかし、公債費につきましては、借り入れ当初の条件により借りかえを行わなければならない減税補てん債借りかえ分を除きますと、16年度若干減少をしております。過去の事業の借金返済により財政状況が悪化したということではありません。

 また、平成9年度以降の事業費がこれから大きなツケになるのではというご意見でございますが、このことにつきましても当時負の遺産として引きずっていたもろもろの事業、先ほど市長が申し上げました清掃センターのダイオキシン問題、焼却灰の処理、そして老朽化が進んでおりました北中学校の校舎の建てかえ、長年懸案であった中学校給食や全国的に大問題となったO−157対策など速やかに解決しなければならない問題が山積していたということで、これらの問題を早期に解決するために、平成8年度に比べ9年度以降の予算規模は大きくならざるを得なかったということでございます。

 しかし、後年度負担を極力減らすために、交付税措置のある起債を選択するよう心がけ、施設管理の民間委託や欠員不補充の考え方に基づく職員採用等により経常経費の削減に努めたところであります。

 平成17年度も国の三位一体の改革がさらに推進されることになると考えられますので、引き続き厳しい財政状況は続くものと思われますが、今後もさらなる行財政改革を進めることにより、市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。

 また、公共事業や事務事業の見直しにつきましては、平成16年度の最重要課題ということになっております。よって市長が平成16年度予算編成方針説明の中で申し上げましたように、臼杵市行財政改革推進本部を充実させ、すべての経費について一から再検討したいと考えております。

 また、野津町との合併に伴う予算規模につきましては、これ合併後の新市長の意向もあると思われますが、極力むだを省き合併のメリットを最大限生かせるような予算編成を行っていきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 岡村総務課長。

 [総務課長 岡村忠生君登壇]



◎総務課長(岡村忠生君) 林議員ご質問の平成16年度予算編成についてお答えいたします。

 平成16年度一般会計当初予算における各課からの概算要求総額は、147億4,107万8,000円でありました。主要事業につきましては、野津町との合併に伴う電算システムの統合、平成15年度からの継続事業であるし尿等共同処理事業、そしてまちづくり事業の一環として行う身近なまちづくり支援街路事業や街なみ環境整備事業、2巡目国体の施設整備としての総合公園整備事業などが予定されています。

 査定方法については、事務事業評価シートを活用し、必要性、有効性等を勘案しながら、緊急性、財源の有無等を考慮に入れて査定を行いました。市民の皆さんに状況をお知らせしながら、事務事業の見直し、新規事業の縮小等に取りかかることもできたのかもしれませんが、しかし国が平成16年度の計画を決定したのが年末であったため、急遽査定をやり直した次第であります。

 今後の主な起債償還の内容については、まだ最終的な額は確定しておりませんが、平成15年度借り入れ予定の最終処分場整備事業債については、平成19年度より元金の償還が始まります。以後、平成30年度まで元金と利子を合わせて毎年約1億1,700万円の償還が予定されています。その他主なものでは、平成16年度事業として予定されているし尿等共同処理施設整備事業債の元金償還が平成20年度より始まり、平成31年度まで毎年約4,000万円程度見込まれます。

 なお、現在の財政状況や将来予測については、随時野津町の財政担当課と連絡をとり合い情報の共有化を図っております。

 次に、個人情報保護に対する基本的な考え方についてお答えします。

 社会的な個人情報保護に関する意識の高まりに伴い、臼杵市ではより徹底した個人情報の保護を行うため、昨年3月に臼杵市個人情報保護条例を制定いたしました。制定後、まず各課で取り扱っている事務、事業の洗い出しを行い、登録することで職員の個人情報の取り扱いに対する意識の高揚を図りました。

 現在、その登録に基づき個人情報の目的外使用や外部提供を行う際には、それぞれ個人情報を保有する課に対して届け出をし、検討を行った上で使用及び提供の可否を判断することにより、個人情報の漏えいの防止に努めております。

 外部委託に対しましても、昨年9月に策定いたしました臼杵市情報セキュリティーポリシーにより、個人情報の取り扱いについて外部委託契約の中に守秘義務や受託者以外への情報提供の禁止、損害賠償等の遵守事項を盛り込んで対応しております。

 最近では、新聞等で取り上げられている住基ネットに関する個人情報や、議員ご指摘の行政手続のオンライン化に関する個人情報の保護等が注目されておりますが、臼杵市といたしましては、すべての個人情報の保護について重要であると考えております。

 今後も、個人情報に対する意識を持続することを課題に、定期的に研修会などを行うことでその周知徹底を図り、運用面では個人情報保護条例及び臼杵市セキュリティーポリシーの両方を活用して、個人情報の保護に取り組んでまいります。



○議長(首藤新一君) 神野市民課長。

 [市民課長 神野照男君登壇]



◎市民課長(神野照男君) 林議員ご質問の住民基本台帳カードの虚偽申請に対しての危機管理意識と対応についてお答えいたします。

 住民基本台帳ネットワークシステムの二次稼働につきましては、住民基本台帳法の一部を改正する法律が平成15年8月25日から施行され、希望する方に対して住民基本台帳カードを交付できるようになりました。臼杵市では平成16年2月末現在、28名の方に交付しておりますが、虚偽の申請で交付した事実はありません。

 カード申請時の本人確認は、官公署が発行した顔写真つきの運転免許証等で行いますが、顔写真つきの身分証明書を持たない場合には、健康保険証、年金手帳等の提示を求めています。カードの交付についても、窓口で本人と確認できても即日交付せずにすべて照会書を送付し、後日持参した際に再度運転免許証等で本人確認を行って交付しております。

 また、佐賀県鳥栖市における住基カード不正取得事件後、受取人の署名または押印をもらう配達記録郵便で照会書を送付しており、本人確認につきましては万全を期しております。

 今後も市民の信頼を損なうことのないよう、個人情報保護に対する対応を慎重にしてまいりたいと考えております。



○議長(首藤新一君) 吉田企画情報課長。

 [企画情報課長 吉田 定君登壇]



◎企画情報課長(吉田定君) 林議員ご質問のオンライン化条例の制定後の電子申請等に伴うセキュリティー対策についてお答えいたします。

 このたびの行政手続オンライン化条例につきましては、国の行政手続オンライン化法の制定を受けまして、従来書面でしか扱えなかった各種の行政手続をインターネット等によるオンラインでも可能にするためのいわゆる一括条例であります。具体的な実施は、今後システム構築や体制の整備が整った上で、規則等を整備し実施することになります。

 臼杵市の電子申請届け出の準備状況につきましては、平成14年度から大分県及び県内全市町村が参加する大分県電子自治体推進協議会で共同開発を進めております。本年の秋には一次稼働が計画されておりますが、設備面のシステム構築は新年度に検討されますので、その際セキュリティー対策も具体的技術方針が決定されることになります。

 次に、オンライン上の犯罪に対する罰則につきましては、刑法のいわゆるコンピューター犯罪防止法や平成11年に制定された不正アクセス禁止法が適用されます。また、被害者への補償につきましては一律に想定ができませんので、補償の有無を含めて個別に対応することになるものと考えております。

 次に、市制施行以前の旧6カ村の対処についてお答えいたします。

 交通網や通信網の発達による生活環境の変化により住民に生活圏が拡大する一方、様々な施設の中心部への集中により、旧6カ村につきましてはインフラ整備が遅れております。

 これまで我が国は、行政の効率化のための広域化を目的にした大規模な市町村合併を二度経験しています。今回の市町村合併におきましては、行政の効率化のための広域化とともに、地域の特性を生かした住民と行政の共同による主体的な地域づくりが求められています。そして、そのための様々な支援策が今回の市町村合併のメリットとして用意されています。

 主な内容として、財政支援措置があります。地方交付税の額を合併後一定期間保障する特例措置や合併市町村の新しいまちづくりを支援するため、合併特例債という有利な地方債や補助金など様々な財政支援が利用でき、新たなまちづくりや産業振興、基盤整備の推進が期待できます。さらに、地域内の格差是正に必要な整備に投資することも可能となります。

 こうした財政支援策などを周辺部振興策として、その一部を優先利用することを野津町との合併協議の中で提言いたしました。まずは、合併期日までに地区懇談会等通しまして、各地区の要望を取りまとめていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 神品福祉課長。

 [福祉課長 神品賢二君登壇]



◎福祉課長(神品賢二君) 林議員ご質問の福祉に関する条例の廃止により手当等の削減についてお答えいたします。

 近年の少子高齢化、情報化が進む中にあって、障害者福祉を取り巻く環境は大きく変化しております。15年度にスタートした国の新しい障害者基本計画においては、国民だれもが相互に人格と個性を尊重し合う共生社会の理念のもとに、障害のある人が社会の対等な構成員として人権を尊重され、自己選択と自己決定のもとに社会活動に参加し、社会の一員としてみずからの能力を最大限発揮できるよう支援することを基本に、施策を推進することとしております。また、大分県の計画においても一人一人の自立生活の実現を目指すものになっております。このように、国・県の障害者施策は地域で自立した生活をする方向に変化してまいりました。

 臼杵市におきましても、国・県の動向も踏まえて、障害者の閉じこもりの解消及び障害者と住民の交流を図る拠点として、臼杵市障害者交流センターを設置し、障害者の自立活動とより健康で質の高い生活を支援していきたいと考えております。

 臼杵市心身障害者福祉手当条例は、約30年前の昭和50年度に施行され、これまで手当支給の形で福祉の増進に寄与してまいりました。当時の臼杵市の高齢化率は11.2%で、現在の27.7%と比べるとはるかに低く、また核家族化の進展もさほどではない時代で、家庭、地域における介護力は現在に比較し、数段大きなものがありました。

 しかし、現在に至り、臼杵市では障害のある方が増加傾向にあり、また障害者本人及び介護者の高齢化が進む中、在宅障害者の将来の生活への不安が顕在化しており、これまでの給付による支援が時代のニーズに的確にこたえ得るとは言いがたい状況になったと考えております。

 このような状況を踏まえ、待ちの支援から積極的なアプローチに転換する必要性を考慮し、手当の給付から新たな障害者交流センターの利用による支援に改めることが、より福祉の増進につながるものと考えております。

 次に、どういう立場の者が提案したかでありますが、立案は福祉担当部課において検討いたしました。ご理解をいただきたいと思います。



○議長(首藤新一君) 兒玉都市デザイン課長。

 [都市デザイン課長 兒玉 清君登壇]



◎都市デザイン課長(兒玉清君) 林議員ご質問の商業者の移転対応についてお答えします。

 祇園洲柳原線の整備につきましては、県事業として、臼杵駅前末広線から辻ロータリーまでの区間の用地買収が平成16年度完了を目標に進められています。この道路は市街地を通過する路線のため、移転にかかわる家屋の中には商業を営まれている方々も多く、その方々の協力のもと用地買収が進められています。

 今後とも、地区関係地権者の方々のご意向を十分に尊重し、理解と協力をいただきながら事業の推進を進めてまいりたいと考えています。



○議長(首藤新一君) 林議員。

 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) 再質問をいたします。

 まず、財政も含みますが、市長の答弁の方について、考え方が違う、見方も違うというのは、これはもう人間ですから考え方も違えば見方も違うのは当たり前であって、それが全く同じという方がかえってこれはもう怖いんじゃないかなという思いがするわけですけども。

 私が申し上げましたのは、いわゆる過去の財政状況を一覧表にして数字で見たときに、じっと数字を眺めてその推移を見たときにそういうふうに見えてくるわけで、どの方がいい悪いという問題じゃなくて、やはり絞ったときと絞らないときという予算の組み方が出てきてるわけでありますから、平成4年から平成8年までを見ましてもいわゆる起債額に対して公債費の方が多くなっていると、いわゆる借りるお金よりも返すお金を多くして、借金をどんどん減らそうという一生懸命努力してきた当時の姿というものが見えてくるわけですね。そうすると、失礼ですけども、市長になりまして起債額よりも公債費の方が少なくなってきてるという部分が見えてくるわけで、そうなれば必然的に起債というのは残っていくわけですから、そういったものをどういうぐあいに考えてるのかということですね。

 これはもう私がこれまで何回も指摘しましたように、国が見てくれるからということだけではなくて、それは市民がやはりかぶっていかなきゃならない借金ですから、そこのところがこれからどうなるのかということも、やはりきちっとしていかなければいけないんではないかなと。いわゆるこれだけの借金でこれだけの財産ができましたというんじゃなくて、いつになったら市民の皆さんが楽になりますよというところを市民は知りたいと思ってるわけで質問をしたわけです。

 それから、次に……。もう全部は聞きませんけども、財政の再建問題でプロジェクトチームをということで行財政改革推進本部というものをつくられるということで、今答弁いただきましたが、そういった中で特にやはり物件費にかかわる部分について、先ほど市長は私が細かく指摘をしないということを言われましたけども、あえてこの場で小さくこれがこうだということではなくて、やはりその中で長野県が行った、大分県も今回大胆に踏み出しておりますけども、やはり本当に何が必要で必要でないかということを見きわめてやはりきちんとしていただきたいということをぜひ進めていただいて、その関係についてはまた明らかにしていただきたいというように思うわけです。

 それから、福祉条例の関係につきましては、確かに今度センターができる状況の中で今回ああいう提案になったと思うんですけども、手当条例の廃止ということなんですけども。いわゆるあそこに行ける方はいいですけども、行けない方についてどうするのかということについて、他にかわるべき措置として考えられないのかどうか。今すぐやるとかやらないとかわからないと思いますが、その問題について検討ができるのかどうかということについて、ぜひしていただきたいと。

 オランダでは、健康な方、体の不自由な方ということでなくて、たまたま健康で生まれてきた人という言い方を何かされてるそうなんですけども、私どもたまたま健康に生まれてきた者から見れば、そんなに不自由じゃなくてもやはり健康でない方について、やはりそこに今まであった条例がカットされてしまうということは寂しい思いもするんで、ぜひその点のところはご配慮が願えないかなというように考えます。

 それから、ふるさとづくりの関係につきましては、やはり商売をされてる方というのは今営業をやってるところから動けば、客層が変わってしまって流れが変わるわけですから、サラリーマンと違いますから、どこでも行って家建てればいいということにならんわけですから、そこのところをやはり市としても、やっぱり税金を納めてもらわなきゃならんわけですから、大事に扱っていただくように確認をしておきたいと思うんですが。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいまの再質問についてお答えいたします。

 福祉条例の問題につきましては、今、議員からもお話しありましたが、もともと福祉条例でカバーできる皆さん方、重度の方は除かれておりまして、重度の方につきましては別に国の方からの制度がある。そういった中でのことでございまして、積極的に福祉施策を展開していく中で支援センターを有効に十分に活用させていくことが大切であるというような判断をいたしたわけでございますけども、そうした中で将来の課題として、やはりそれでは手の届かない軽度の方という方もいらっしゃるかもしれません。そういうような方々に対してどうするかということは、これは将来課題になってくるであろうというふうに考えられます。

 財政再建につきまして、物件費まで踏み込まなければいけない。物件費っていうのは建設費とはまた別のものでありまして、とにかく人件費、物件費、それから建設費、あらゆる分野について聖域なき再検討ということが求められてくるというように思いますので、今後そういった意味合いで検討をしてまいりたいというように考えます。

 起債の問題につきまして、ちょうどいい機会ですのでちょっとご説明申し上げますが、平成9年度以降、さっき議員からのご指摘もありましたように、それまでの予算レベルが130億円ぐらいだったのが、150億円ぐらいまでだんだん上がってきて、そういったような大きな投資が続いてきたというようなことでありますけれども、そういったつくってきたものの、これが箱物であるかどうかということは別にいたしまして、箱物という解釈というのがいろいろありますからそれは別にいたしまして、どういったような事業があったのかということを振り返ってみますと、北中学校の体育館、それから学校給食センター、こういった教育関係の施設、そして市営荒田住宅の建てかえ、清掃センターの建てかえ、これは大分市と共同で建設をしたものであります。そして、屋根つきの最終処分場をただいま建設をし、近い将来完成を迎えますが、さらに都市下水の終末と共同処理をするところの浄化センターの建設。

 そして道路関係でいいますと、市道市浜前田線が今、国道502号の代替的機能を発揮しておりますけれども、この前田橋に至るこの路線、これが繰り上げて早めに完成をさせるように努力をいたしました。それから、市浜千代田線、千代田区の真ん中を都市計画道路を抜くことによりまして交通の緩和には随分大きく役立って、自動車道の開通後もさして混乱もなくいけてるという、そういう市浜千代田線がありますが、そのほか中臼杵の中央線ほかの広域の道づくりとしてつくった市内各地の道路整備というようなものを行っております。

 そしてまた、情報センターをカギヤの工場跡に整備し、サーラ・デ・うすきをつくり、そしてケーブルテレビの関係の本社並びに全市的な配線、こういったようなことを行ったわけであります。消防関係の施設といたしましては、老朽化著しかった消防の無線司令室をやりかえました。そしてまた、高規格の救急車が2台新たに入りました。そして、化学消防車も新たに入りました。こういうようなことをやっております。そして、風成の公民館を上浦地区の介護予防施設として、市の施設としてこれをつくりました。また、中央公民館の裏にほっと館をつくりました。そして、先ほどからお話し出てます障害者支援センターが今完成を迎えようとしているところであります。

 市内の様々な道路もやり、市内の歴史の道等の建設も続行いたしましたが、公園に大門やぐらをつくり、そして子ども図書館を大幅に改修をいたしました。また、ずっと工事が続いているところの総合公園のリーフデわんぱーくをつくり、お話し広場と、こういうようなものを整備したわけであります。

 このようなことをしましたので、確かにたくさんのお金がかかっております。しかし、その中で例えば情報センター、サーラ・デ・うすき、ケーブルテレビの関係、こういったようなものはほぼ100%実質上国費であるということであります。

 それからまた、上浦地区の介護予防施設、ほっと館、障害者支援センター、それからさっきちょっと落しましたけども、防災行政無線システムというのも整備いたしましたけれども、これらについては国費が100%であると言ってもいいと思います。そして、子ども図書館はこれはふるさと創生の基金を利用して借金とは違った形でやったものでありますし、大門やぐらにつきましてもいろいろなお金をいただいて、借金は最小限に努めました。

 そのほか、市道の市浜千代田線、中央線、こういったような道路等につきましては、これは国からの後年度補てんの割合が非常に大きな大変有利な事業を活用させていただきました。それで、見かけ上の借金がたくさんになっていても、実際の借金は、市民が負担しなければいけない借金の額というのはそれほど大きくなってない。以前とそれほど変わりがないということにつきましては、これまでも何度も説明をしてきたところであります。

 じゃあ、見かけ上の借金とそれから実際の借金との差額はかなりありますけれども、これは一体何なのかということなんですが、これは臼杵市民だけではなくて、全国民が平等に負担していただける、そういうような筋合いの借金であるというようにお考えいただけばいいかと思いますが。そういうような臼杵市民だけで負担しなくていいものというようなものを選択的に選んできたということもあって、今のようなかなり借金があるけれども、起債制限比率についてはそれがそんなに影響してないという、そういう事態になっているものであります。

 しかしながら、国全体でみんなで負担してくれるんだからそれでいいんだというようなわけにもいきませんで、そういうようなことが国全体の大きなモラルハザード、そして財政危機を生んでる背景にもありますから、これがいいとは言いがたいものであります。しかしながら、これをそういうふうにいって、だから使わないんだというんで、臼杵が使わなくても負担はやっぱりしなければいけないというような、ほかのところがその事業をやればその負担は臼杵市民も同じようにしなければいけないと、こういうような性格のものでありますから、この考え方については非常に難しいところもありますけども、そういったようなものであるということを、そういうような財政運営を市役所挙げて工夫しながらやってるんだということをぜひおわかりいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 神品福祉課長。



◎福祉課長(神品賢二君) センターの方に行けない人について何かをということでありますけれども、日常生活において常時特別な介護を必要とするような方につきましては、特別児童扶養手当の支給に関する法律によりまして、それぞれ特別障害者手当、障害児福祉手当、特別児童扶養手当等が給付されております。また、これらを受給される方につきましては、臼杵市の福祉手当は条例の規定によりまして給付をされておりません。

 したがいまして、現在これらの方に対する特別の何かをというものは考えておりません。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 兒玉都市デザイン課長。



◎都市デザイン課長(兒玉清君) 再質問にお答えします。

 商業者などへの移転対応については、これから用地買収等に行かれて意見を十分尊重しながら対応していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 林議員、もうあと3分ですが。

 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) 今、市長の方からも答弁いただきましたが、特に財政再建の問題については物件費ということで言われましたけども、人件費の関係っていうのはもうこれ以上カットというのは、職員の賃金に手をつけることになりますし、これはもう職員に生活給ですから、私ども議員とか四役の報酬とは全然性格が異なると思いますんで、そこに手をつけるということはいけないというように思いますし、どうしてもやっぱり財政再建が厳しいということであれば、議員も1万円のカットじゃなくて、半分ぐらいカットしたらどうですかというぐらいの話が市長の方からあってもよかったんじゃないかなと。

 市長が立候補されたとき、8年前に3割カットと言われましたけども、そのぐらいのカット率を言ってくるんかなと思ってましたけど、そこまで踏み込まなかったんで、あのときより財政悪いんじゃないかなというように思ってるんですけども、見直しの関係についてはぜひ、12月議会でも私が質問しましたけども、ケーブルテレビなんかのコマーシャルの関係でやっぱり自主財源をどうとっていくのかと。自助努力をしながらそれらのところでやっぱり利益を出しながら、なるべく一般会計に負担をかけないという方法論をぜひ検討をしていただきたいというように思います。

 それから、福祉の関係につきましては、今までもらってた方がやっぱりなくなるというのは寂しい思いがすると思いますんで、そこのところの今後財政状況とのいずれにしても懐ぐあいの関係があると思いますんで、ぜひ検討をしていただきたいと思います。

 まちづくりの関係については町中だけじゃなくて、やっぱり周辺も我がふるさとでありますんで、そこのところを含めて臼杵の未来が本当に明るいものになるように検討をいただくことをお願いしまして、終わりたいと思います。ちょうど時間となりましたので。



○議長(首藤新一君) 渡邊市長室長。



◎市長室長(渡邊秀一君) 今、林議員が言われた中に市長が申し出たりというような表現ございましたけれど、議員の発議に基づく議員歳費の削減でありますことをご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 市長、いいですか。

 もう時間がありません。

 以上で林議員の質問及び答弁は終了いたしました。

 林議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 土谷議員。



◆4番(土谷桂山君) 議席4番の土谷です。

 今の関連で1点だけ。心身障害者福祉手当条例に関する件でありますが、条例を調べてみましたら、身体障害の方については年額6,100円、これは児童ですね。それから一般の方については、1級から4級までが6,100円で、5級、6級の方は3,900円、そして知的障害の方については、大人も子供もすべて6,100円と、こういうことになっていますが、お尋ねしたいのは、総人数ですね、何人にこれまで支給されていたかということをおっしゃっていただきたいと思います。



○議長(首藤新一君) 神品福祉課長。



◎福祉課長(神品賢二君) 15年度実績見込みにおきましては、1,700人です。



○議長(首藤新一君) 以上で林議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 午後1時30分から再開いたします。

  午後0時13分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後1時30分 再開



○議長(首藤新一君) 再開いたします。

 加茂議員の発言を許可します。



加茂千恵子議員の通告事項

1 若年の雇用推進について

 ? ジョブカフェの事業内容は

 ? 当市での整備推進は

 ? 県との窓口の設置は

2 合併処理浄化槽の推進について

 ? 公共下水道整備計画の見直しと浄化槽への取り組みは

3 ゴミの有料化について

 ? 有料にむけての広報や、時期、方法は

4 「一斉学力テスト」の結果について

 ? 教育委員会の受けとめ方は



 [13番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆13番(加茂千恵子君) 皆様、こんにちは。加茂千恵子でございます。通告に従いまして4点ほど質問をさせていただきます。

 最初に、ジョブカフェの整備、推進についてお尋ねいたします。

 ジョブカフェとは若年者の求職者を対象に、就職相談や能力開発、職業紹介など雇用関連サービスを1カ所でまとめて受けられるワンストップサービスセンターのことを言います。2004年度から、経済産業省は若年者対策のためにジョブカフェを設置する場合支援を行います。各地のハローワーク等に併設されれば、就職難にあえぐ若者にとっては朗報と言えましょう。

 若者たちがそれぞれ希望する進路や夢見る職業を目指し、実力や技術などを身につけたとしても、それを存分に発揮できる就労の場がなければ目標を達成することができません。また、未来を担う優秀な若き人材が就職難のために安定した収入を得られないという現実は、日本の経済社会の安定から見ても大きなマイナスです。若者の雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、フリーターは400万人を超えております。若年労働者の完全失業率も8.1%と高どまりしています。

 そこで、県も新年度ジョブカフェを開設する方針を固めたようですが、だれもが安心して就職活動できるよう整備、推進を期待いたします。

 そこで、ジョブカフェの詳しい事業内容と当市では整備できないのか。また、県との窓口の設置等のお考えはおありなのかお尋ねいたします。

 次に、合併処理浄化槽の推進についてお尋ねいたします。

 合併処理浄化槽については、以前にも質問いたしましたが、地方財政がますます厳しくなる中、下水道事業は大変なシェアを占めております。なぜ下水道を入れたがるのか。それは合併処理浄化槽のことをよく知らないから、また、知っていても浄化槽は下水道がくる前の段階だと思っているからではないでしょうか。処理能力にしても下水道に劣らないきれいな水に処理されます。設置経費も浄化槽は下水道に比べ安価です。都会のような人口密集地はもちろん下水道でいいのですが、地方では断然浄化槽の方が利点があります。

 昨年の12月議会でも漁獲量の減少が取りざたされましたが、何年もかかる下水道整備は生活排水もそのまま垂れ流しです。それも大きな一因だと思います。国は公共下水道の整備計画を見直し、浄化槽の普及促進に昨年に引き続き予算計上しております。県も浄化槽への移行を進めるなど、地域の特性に応じた施策を積極的に講じると言われていますが、臼杵市は整備計画の見直しも含め、どのように取り組まれるのかお尋ねいたします。

 次に、ごみの有料化についてです。

 資源を大切にとか、ごみを減らそうといいながらもごみはますます増える一方で、収集日が休日と重なると、次の収集日は山のようなごみが積まれます。その中で、不燃ごみ収集が来年度より月2回になりまして、これは一番要望の多かった部分ですが、関係課のご努力に感謝いたします。資源ごみも多くなれば、それだけリサイクル費用の負担がかかります。ごみの減量化や環境面から有料も考えざるを得ない時期かもしれません。

 そこで、時期、方法は大塚議員と重複いたしますのでご答弁は結構ですが、有料に向けて市民が負担にならない、効果のある計画を望みます。この際、以前にも申し上げましたが、マイバッグ運動の推進とともに先進地の取り組み等、おわかりになりましたらお聞かせください。

 最後に、一斉学力テストの結果についてお尋ねいたします。

 学校週5日制のもとで、生きる力をはぐくむことを目指し、各学校では特色あるきめ細かな指導に積極的に取り組まれてきました。しかし、授業時間の縮減や学習内容の削減等により、児童・生徒の学力低下を危惧する声も聞かれたことは事実です。

 そこで、昨年の10、11月に県内のすべての小学5年生と中学2年生の全員を対象に、一斉学力テストを実施いたしました。このテストについては賛否両論ありましたが、基礎的、基本的な内容の定着状況を把握するとともに、児童・生徒の学習に対する意識や実態を明らかにし、県全体の学力向上に資するため、基礎・基本の定着状況調査として実施されたものです。その結果が、過日発表されました。

 教育において、他市と比べたり、個人を比べたりが決してよいことだとは思いませんし、ましてや成績と個人の人格は一致するものでもありません。しかし、今回の臼杵市の結果は少なからず教育関係者や父母の皆様にとってはショックなことではなかったかと思います。

 そこで、教育委員会としてこの結果をどのように受けとめられたのでしょうか。お尋ねいたします。

 以上です。よろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 遠藤商工観光課長。

 [商工観光課長 遠藤隆義君登壇]



◎商工観光課長(遠藤隆義君) 加茂議員ご質問の若年の雇用推進についてお答えをいたします。

 議員ご指摘のとおり、若年層の失業率は非常に厳しいものが続いており、10年前に比べおよそ2倍に増え、フリーターや新卒の無業者が増大するなど、若年の雇用、失業問題は深刻になっています。

 臼杵市におきましても、ハローワークを中心に臼津地域雇用対策推進協議会等の会議を開催し、雇用の推進に努めてまいりました。このような状況の中で、経済産業省の新たな取り組みとして、若者のためのワンストップサービスセンター、通称ジョブカフェの整備をしようとしております。

 ジョブカフェとは、若者の就職相談から能力開発、職業あっせんなどを1カ所で総合的に提供する拠点、いわゆるセンターのことです。産業界、教育界、地域社会、行政において、今までそれぞれが提供していた雇用関連のサービスをさらなる効果を求めるために1カ所に集約化してきめ細かく対応しようとするものです。

 具体的には、専門のカウンセラーから履歴書、職務経歴書の作成方法などのアドバイスや面接のトレーニングなどを受けられますが、企業からの求人情報を当たるというハローワーク的な機能ではなく、どう働くのか、どんな仕事が向いているのかといった職業観を見出すことが施設の目的となっております。

 このジョブカフェの名称や具体的な業務などについては、基本的にはその地域において検討して決定しますが、あくまで都道府県が主体となって地域の企業や学校などと連携して取り組んでいくことを大前提としており、来年度にも全国でおよそ10カ所のモデル地域において取り組みが始まるようです。これにより地域の若年者の雇用が生まれ、地域産業の活性化や高度化につながることが期待されています。

 大分県でも、今県議会に16年度事業としての予算要求をしていると伺っておりますし、先ほども申し上げましたとおり、これからの事業でありますので、市として支援できることがあれば県など関係機関と連携をとりながら、今後も若年の雇用拡大に向けて努力してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 中尾上下水道課長。

 [上下水道課長 中尾晴海君登壇]



◎上下水道課長(中尾晴海君) 加茂議員ご質問の合併処理浄化槽の推進についてお答えをいたします。

 公共下水道整備計画の見直しにつきましては、今年度、大分県による大分県・全圏域汚水適正処理構想の見直しが実施されるに当たり、臼杵市においても昨年から見直しを行ってきたところであります。見直しに当たりましては、公共下水道などの集合処理、または浄化槽による個別処理の特色を生かし、効率性及び公平性を考慮をした上で、地域の実情に応じた適正な整備手法を検討してきました。

 効率性につきましては、平成13年12月20日付で農林水産省、国土交通省及び環境省の3省から通知された統一的な経済比較を行うための費用関数を使用し、汚水処理施設の建設費及び維持管理費を算出し、費用の比較を検証をしました。その結果として、公共下水道の集合処理が適した地域、または浄化槽による個別処理が適した地域に色分けをしました。

 公平性につきましては、経済比較だけで判断するのではなく、地区ごとの事業着手に大きな相違が生じないようなスケジュールを考慮した上で、整備手法を決定したところであります。

 このように効率性及び公平性を勘案し、汚水処理の手法を検討した結果、これまでの計画では公共下水道などの集合処理区域とされていた区域から10数カ所の地区を浄化槽による個別処理区域に変更したところです。

 次に、浄化槽の推進についてですが、平成16年度は新たに浄化槽による個別処理区域となった佐志生地区を補助金交付要綱に規定する特別地域として認定し、浄化槽の普及拡大、環境改善を図っていきます。また、浄化槽による個別処理区域となった他の区域につきましても、地域の実情、公平性などを考慮し、公共下水道整備計画と並行しながら、公共用水域の保全の必要性、環境改善の意識の高揚などのご理解を求め、浄化槽の普及促進に努めてまいりたいと考えております。



○議長(首藤新一君) 野中環境課長。

 [環境課長 野中誠一君登壇]



◎環境課長(野中誠一君) 加茂議員ご質問のマイバッグの取り組みについてお答えいたします。

 ごみ有料化の取り組みについては、大塚議員のご質問の中でお答えしてきたところでありますので、省略させていただきます。

 マイバッグ持参につきましては、毎年10月に大分県と「ごみゼロ大分推進会議」により、ごみ減量化のためのマイバッグキャンペーンが展開されております。臼杵市におきましても、この月間に合わせてマイバッグの持参を推進してまいりました。これまでスーパー等のレジ袋は、資源の再利用とごみの減量化からごみ袋として有効利用されてきましたが、今後ごみの有料化が導入されますと、その役目を終え、大半がごみとなって排出されることが予想されますので、機会あるごとに市民の皆さんやスーパー等に対して、マイバッグ持参についてなお一層のご理解とご協力を啓発してまいりたいと考えております。

 マイバッグの先進地事例につきましては、県下では中津市が取り組みを行っております。そのほか久住地区におきまして、地域が主体となって指定袋でなく、独自の袋をつくっての取り組みを行ってる状況であります。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 三重野学校教育課長。

 [学校教育課長 三重野猛志君登壇]



◎学校教育課長(三重野猛志君) 加茂議員ご質問の一斉学力テストの結果についてお答えいたします。

 一斉学力テストは昨年秋に県下すべての小学校5年生と中学校2年生を対象にし、小学校は国語と算数、中学校は国語、数学、英語について、基礎・基本の定着状況として県の教育委員会が実施したものです。

 県教育委員会から出された調査報告書では、大分県全体の教科別の偏差値平均は、中学校2年生の数学以外は全国平均を上回っており、また大規模校の方が偏差値平均がやや高くなる傾向にあるとの分析もなされています。

 しかし、臼杵市の教科別偏差値平均は、中学校の英語は県下の平均を上回りましたが、残念ながらその他の教科についてはどれも県の平均を下回っており、まことに残念な結果であると同時に、この事態を重く受けとめているところです。

 今回の調査結果を踏まえまして、臼杵市教育委員会といたしましては、臨時校長会を開催し、各学校ごとの課題を明確にし対策を立てること、成績個人票を活用した教育相談を行って学習意欲を高めること等の対策を再度徹底をいたしました。

 いずれにしましても、教材・教具を工夫したわかる授業や1時間の授業を2人の先生で行うチームティーチングなどのきめ細かな授業を行うこと、どの部分の学習内容が理解できていないかをテスト等できちんと把握し、一人一人に応じた課題を出したり、わかってない子供につきましては補充指導を行うこと等、子供たちが基礎・基本を確実に身につけられる手立てを各学校の実態に応じて取り組むように強く指導したところです。

 教育委員会といたしましては、今後とも今回の調査結果をより詳細に分析し、臼杵市の子供たちが確かな学力を身につけることができるよう、小学校、中学校の教職員の指導力向上や意識の改革に関係者一丸となって取り組んでいく所存であります。



○議長(首藤新一君) 加茂議員。

 [13番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆13番(加茂千恵子君) 何点かお尋ねいたします。

 最初に、合併処理浄化槽についてですが、今回たまたま大分県の環境管理協会の要望書も出されておりますけれども、過日挟間町が下水道事業を全面的に廃止というか、見直しという新聞報道を見ました。

 下水道は利点として安く、短期間で設置できる。またよりきれいな水を排出し、海の環境浄化につながる。また災害に強い。そして、県下全域での経済波及効果が期待される等の利点があると思います。

 先ほど課長からご答弁いただきましたが、今回、佐志生地区を特定地域としてというお話しを伺いました。臼杵市にとってどのやり方が一番効果が出て、効率がいいのかということで、ぜひ今後も浄化槽の推進によろしくお願いいたします。これは要望で結構です。

 ごみの有料化については、先ほどの大塚議員さんの答弁の中で、市民の皆様の意見を聞きながら使い勝手のよいものにしていきたいというような、これからアンケート調査もする、また大小2種類のごみ袋にする等のお話しを伺いました。ぜひこれは本当に主婦の皆さんの意見をお聞きになって、指定袋も大と小がいいのか、中を入れた方がいいのか、またまちがあって取っ手がついて、結びやすくてというような、今スーパーのあの袋の形態が一番いいのかなと思いますが、そのようなご意見をぜひお聞きになって進めていただきたいと思いますし、また以前出雲式って、出雲の市長さんのお話を伺ったことがあるんですが、最低数を無料で配ってそれ以上たくさん出す方には幾らかで買っていただくとかいう方法もございましたが、市としてはこのようなことはお考えになっていないのか。

 そして、今回、このごみの有料化に向けて、また減量化に向けての審議会等も行われていたと思いますが、この審議会で有料化についての反対意見等はなかったのかと、お聞かせいただけたらお願いいたします。

 最後に、一斉学力テストの結果についてです。今、課長の方からご答弁いただきました。

 私も、今、この新聞を見たときにすごくショックを受けたものですから、教育関係者やまたお母さん方、お父さん方はショックだったろうなということを感じまして、数字だけで言うのは本当申しわけないんですが、子供の最大の教育環境というのは、私は教師自身であると思っております。先生が好きになれば、教科も好きになる、勉強も好きになるっていう、そういう経験もありますし、やっぱり先生方にも本当に教育という観点ですね、子供を教える勉強の仕方を教える、どういうふうにしたらわかる、そこら辺は専門家でありませんのでわかりませんが、このようなことから教育長としては、今回のこの学力テスト、臼杵市の結果をどのようにお受けとめになったのかお聞かせください。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 岡部教育長。



◎教育長(岡部観栄君) 加茂議員の再質問にお答えいたします。

 今回の一斉学力テスト、本当に私どもも大変なショックを感じております。また、臼杵市立の小学校あるいは中学校、また監督庁であります臼杵市教育委員会には重大な責任があると、私はこのように思っております。

 このままでは臼杵市の子供たちがかわいそうだと、そのように思いまして、先ほど学校教育課長が申し上げましたように、緊急に即座に校長会を開きまして、学校では全力を挙げて学力向上にご尽力いただきたいということをお願いいたしました。

 私どもも、教育委員会もそのことに関してのできる限りの支援はしていきたいと、かように考えております。

 そもそも平成4年当時に、当時の文部大臣の鳩山邦夫大臣ですが、そのときに業者テストの廃止ということを国は打ち出しました。あの当時は、知識偏重の教育はいけないと、こういうことでした。それで、特に発達段階の子供たちの学力を偏差値で輪切りするなんていうことは余り意味がないということだったと思います。

 それからその後、議員のおっしゃるように、生きる力、特にたくましさやあるいは命のとうとさ、また情緒力を身につけさせるためにいろんな自然体験等も必要だということで、国は学校週5日制を推し進めました。そして、完全週5日制になりまして、学校週5日制が定着したというころになりましたら、今度は学力低下ということが叫ばれるようになりました。

 もともと私どもは、学力の問題は生きる力の重要な一つの要素であると、こう考えております。したがって、たくましさや命のとうとさと同じように、やはり学力を身につけさせるということは学校教育では当然のことだと、そのようにも思っております。

 しかしながら、そういうことが進められまして、この11年間全県の学力テストということが中止されてまいりました。臼杵市も本当に11年ぶりでございます。ところが、他の市町村はずっと続けてきたということが一つございます。特にマークシート方式では、どうしてもこれはその点が不慣れであったということもその要因の一つとして言えないことはございませんが、しかし、それにいたしましても、どちらにしても成績はいいということにはなりません。

 今後は、私どもは15年に打ち出しました心の教育推進プラン、あきらめずに最後まで努力すると、そういう辛抱強い臼杵っ子を育てたいと、このように申し上げてまいりました。そして、その心の教育はやはり今後も続けていかなければならないと、そのように思っております。それとともに、やはりあきらめずに、辛抱強く努力するということを学力向上にもやはり向けていただいて、学校現場には今後さらに学力向上のために努力してくださいということをお願いしてまいりたいと、そのように思っておりますし、教育委員会もそのことにつきましては、全力を挙げて支援していきたいし、必要とあれば支援策も打ち出したいと、そのようにも思っております。

 どちらにいたしましても、今回のこの結果は保護者の皆さんやあるいは市民の皆さん、議会の方たちにも大変ご心配をおかけしたと、そのように思っております。今後は懸命に努力していく所存でございますから、どうぞ今後ともご協力、ご支援を賜りますことをお願いを申し上げまして、加茂議員の再質問の答弁といたします。



○議長(首藤新一君) 野中環境課長。



◎環境課長(野中誠一君) 加茂議員ご質問の臼杵市廃棄物減量等推進審議会の審議状況についてお答えいたします。

 臼杵市廃棄物減量等推進審議会は、学識経験者と市民団体代表の10名から構成された委員会であります。この度の一般廃棄物処理対策としてのごみの有料化について、市長から委員会にこの1月諮問したところであります。

 その後、回数を重ね審議会を開催し、審議していただきました。その審議会の中で、ごみ有料化につきましては、ごみ減量対策として早期導入が望ましいという形での以前からの意見が出されていた中で、今回の諮問に対してこの3月16日に市長に答申がなされる予定となっております。

 今後はこの答申を踏まえ、計画を具体化していきたいと考えております。

 それと、ごみ袋の無料化については、現段階考えておりません。この考え方はあくまでもごみの減量が目的であることから、市民皆さんに公平に負担していただきたいという考え方でおります。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 以上で、加茂議員の質問及び答弁は終了いたしました。

 加茂議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で加茂議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 長野議員の発言を許可します。



長野景行議員の通告事項

1 道路網の整備

 ? 国道502号線については新川地区の用地買収にかかった段階で望月粟手原から順次工事を進めるということであったが、未だ着手ないがどうなっているのか。進捗状況と今後の取り組みについて具体的に

 ? 国道502号線に関連する望月地区の本線である市道の不欠塚までの間の拡幅工事については502号線の進捗状況を見ながら検討実施したいという事だったが、いつ頃から着工されるのか具体的な実施計画を

 ? 神崎と温井地区の奥に当る既設の作業道が高速道路の開設により以前に増して悪くなっており安易に通れないので変道作業道を造り関係者の御意向に添いたいという事であったが、その後の取り組みと経過についてお尋ねしたい

 ? 市浜前田線の家野地区入口農免道路の道路の分岐点から南津留家野橋に向けて利用者が少ないという理由により凍結しているが復活、開設出来ないのか

2 農業集落排水事業について

 ? 農業集落排水事業については計画通り順調にいっているのか進捗状況と今後の対策について具体的にお聞かせ願いたい

 ? 最終処理場は、いつごろ完成されるのか

   供用開始はいつごろなのか

   加入地区と加入率を



 [17番 長野景行君質問席登壇]



◆17番(長野景行君) 議席17番の長野景行でございます。通告に従って6点ほど一般質問を行いたいと思いますが、内容のあるご答弁をお願いいたしたいと思います。

 それでは、1番の道路網の整備についてお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に一言お礼の言葉を申し上げたいと存じます。

 ご案内のように、深田地区は国宝石仏の地として脚光を浴びております。国内外から観光客が年間二十三、四万人訪れるわけでございますが、そのような極めて重要な地域とあって、県・市当局におかれましては、平素から格段のご理解とご協力、ご配慮に基づき砂防工事、河川改修、基盤整備、農業集落排水事業等、数多くの事業に細心の気配りをいたしまして取り組んでいただいておりますことについて、感謝と厚くお礼を申し上げたいと思います。すばらしい環境に、立派な環境に生まれ変わったわけでございますが、これも心からお礼を申し上げたいと思っております。

 それでは、第1点目の502号線の整備に移りたいと思います。

 国道502号線は、手無から石仏入口までの間、全線幅員25メーターに整備計画がなされ、新川地区地権者を初め関係者一同理解と協力のもとに着々と用地買収も進んでおりますが、この新川地区の用地買収にかかった段階で、望月粟手原長酒店のところでございますが、その交差点のところから順次工事を進め完成をしてまいりたいという旨の説明を受けたわけでございますが、用地買収は進んでいるものの、工事には着工、着手されてない現状であります。どうなっているのか、これまでの進捗状況と経過について、また今後の見通しについてお尋ねをいたしたいと思います。

 この502号線の開通は、まことにこの地方の発展のために久しく待ち望まれたものであります。県・市当局の皆様のご苦労はもとより、先祖伝来の土地を提供をされる地主の方々のご協力に対しても、早く本道路の開通がなされるようお願いを申し上げる次第でございます。

 次に、2点目の望月線でありますが、502号線に関連する望月の本線である市道を502号線から不欠塚までの間の拡幅整備工事については、いつごろから着手されるのか。これは502号線の進捗状況を見ながら、検討、実施をしていきたいということでありましたが、そのように理解してよいのか、受けとめてよいのかお尋ねをいたしたいと思います。

 次に、3点目でございますが、神崎地区並びに温井地区の奥にあたるところで、高速道の建設に伴う既設の作業道が安易に通れなくなっております。牛馬も怖がって通り切らない状況になっておるわけでございますが、これは高速道に面した側は急斜面で、しかも小刻みに蛇行しており、幅員も狭く急勾配で、人すら通りにくい極めて危険な状態にあるわけでございます。関係者一同大変困惑いたしております。

 これは、高速道開設に伴う後遺症であり、以前よりも増して悪くなったことは関係者にとっては許されないことでございます。替え道路作業道をつくって関係者のご意向に添いたいということでありましたが、その後、取り組みと経過について具体的にお聞かせいただきたい。また、いつごろ実施されるのかわかればお願いをいたしたいと思います。

 なお、ほかにも公団に対する不満と未解決事案があるように伺っておりますので、これらを含め関係者が納得のゆく解決の方向で精力的に努力をしていただきたいと思うわけでございます。

 次に、4点目でありますが、市浜前田線の延長復活についてでありますが、これは家野の地区の入口農免道路の分岐点から南津留家野橋に向けて開設されるはずの当初計画であったと思いますが、利用者が少ないという理由によって凍結しておりますが、復活実施できないのか、お伺いをいたしたいと思います。

 平成17年1月1日、野津町との合併により、新臼杵市としていち早くスタートするわけでありますが、これからは野津町を含めかなり多くの利用者が見込まれ、年次通行量も増加することが予測をされます。本道路の完成を見ることは、交通を確保するのみにとどまらず、経済産業と生活を向上する上でも多大の利益をもたらすものと確信をいたしております。

 また、市浜前田線は大変好評を博しており、これの延長復活をぜひともお願いしたいと思いますが、市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 次に、第2点目でございますが、農業集落排水事業に移りたいと思います。

 これは、深田地区を中心に実施をされている農業集落排水事業で、後藤市長の県議時代にこの事業の必要性について説明を受け、将来は絶対にやらなければならない事業となっているので、ぜひとも深田地区を中心にしたこの事業に協力してやってほしいとの力強いご指導をいただきまして、時の芝崎市長にその必要性を訴え、平成8年5カ年計画に盛り込んでいただいたわけでございます。

 翌年、平成9年度にスタートした事業であるわけでございますが、その後、後藤市長の誕生により、工事も着々と進展し今日に至っておりますことに対し、後藤市長に心から感謝と厚くお礼を申し上げたいと思います。

 そこで、この集落排水事業については計画どおり順調に実施されているのか、工事の進捗状況と今後の対策といいますか、見通しについてお聞かせをいただきたいと思います。

 なお、最終処理場はいつごろ完成されるのか、供用開始はいつになるのか、また加入地区と加入率がわかればお聞かせをいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 田口建設産業部長。

 [建設産業部長 田口 徹君登壇]



◎建設産業部長(田口徹君) 長野議員ご質問の道路網の整備のうち、国道502号の進捗状況と今後の取り組みについてお答えいたします。

 国道502号は昨年の10月に新前田橋交差点まで完成し、現在新川地区の用地買収を重点的に進めています。今年度の工事につきましては、用地買収完了区内の新前田橋付近の完成箇所から約290メートルの区間を今月発注することになっており、今年末の完成を予定しています。

 今後の予定につきましては、引き続き重点的に用地買収を進め、平成16年度には契約完了することを目標にしています。用地買収完了後、平成17年度から新川地区の工事に着手し、交通のネックとなっている狭隘区間の暫定整備も検討しながら工事を進め、事業完了については平成22年度を予定していると県より伺っています。

 次に、国道502号沿いの望月本線の取りつけ道の拡幅についてお答えいたします。

 国道502号は、先ほど申しましたように、県事業として道路改良工事中であり、当該箇所は平成16年度に用地買収、翌17年度に工事を行う予定であります。望月本線の取りつけ道の延長15メートル程度は、県工事として拡幅改良をしていただけることとなっております。県にはその施工延長をより長くしていただけるように要望するとともに、不欠塚までの残りの区間については、市の方で対応すべく努力してまいりたいと思っております。施行時期については、県事業との進捗に合わせる必要がありますので、平成17年度施行に向けて検討していきたいと考えております。

 次に、神崎と温井地区の奥にある道路についてお答えいたします。

 この道路は、林業関係者の作業道として利用されていましたが、高速道路の建設により一部が寸断されたため、道路公団は高速道路用地の外まで幅員3メートルの道路を建設し、上部の里道に連結することにより、機能の復旧に努めてきました。

 しかし、一部地権者による用地の提供が得られなかったため、道路公団の敷地内に里道を付替えた箇所がありますが、このたび地権者が変わり、用地提供の同意も得られたことから、事業実施をしたいと考えております。現在、道路の幅員やルート、方法等について関係各課で協議をしております。

 また、高速道路建設に関連する諸事案につきましては、直接市民の利害に絡むため、困難を伴いますが、道路公団との協議により、解決に向け鋭意努力をしております。

 次に、農免農道入口の新前田橋から家野橋までの道路拡幅改良計画についてお答えいたします。

 山の手交差点から荒田橋までは市浜前田線道路改良事業で、荒田橋から臼杵商業高校前までは一部未改良区間が残っていますが、交通安全事業で整備を行い供用開始をしています。

 この道路は主要幹線道路として利用者も多く、今後、野津町との合併で臼杵野津間の交通量が多くなることが予想されます。現在、国道502号も農免農道入口の新前田橋まで4車線化され、引き続き石仏入口まで4車線化を目指し工事が行われており、円滑な交通の流れも確保できることから、家野橋までの道路整備計画については、今後国道502号の交通量等の経過を見きわめながら検討していきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 藤丸農林水産課長。

 [農林水産課長 藤丸国照君登壇]



◎農林水産課長(藤丸国照君) 長野議員ご質問の農業集落排水事業についてお答えいたします。

 まず、事業計画ですが、当初計画では深田、竹場、下中尾、左津留地区を平成9年度から平成13年度の5カ年で事業採択を受けていました。しかし、家野地区、掻懐地区から当事業参加への要望があり、国に計画変更の申請をいたしました。その結果、事業実施年度が平成17年度まで延長されています。

 次に、問題があれば今後の対策はとのご質問ですが、今のところ特にありませんが、加入率が現在のところ90%であり、全員の方に参加していただけるようお願いし、努力してまいりたいと思っております。

 次に、進捗状況ですが、管路工事については進捗率83%となっております。終末処理場については、平成16年度用地取得に向けて努力しているところです。

 次に、終末処理場の完成と供用開始ですが、処理場の完成は国の予算等の関係もありますが、平成17年度になる見込みです。供用開始は平成18年4月を予定しています。



○議長(首藤新一君) 長野議員。

 [17番 長野景行君質問席登壇]



◆17番(長野景行君) 502号線ほか大変内容のあるご答弁をいただきまして、ありがとうございます。

 県としても大変厳しい財政事情ということのようでございますが、こういった厳しい状況の中で大変と思いますけども、今年度末一部を完成していきたいということでございますので、どうぞひとつこれからの取り組みを強化して、ぜひ早くでき上がるようにお願いをしておきたいと思います。

 望月線につきましても、県の方に一部をお願いして、あとは市の方でということの努力があるようでございますが、市の財政事情も極めて厳しい中でございますし、大変と思いますけども、長年の懸案事項でもありますので、この機会にぜひとも完成されるようよろしくお願いをいたしたいと、こう思っております。

 神崎の替え道の件でございますが、地権者が変わったということで、それまではなかなか難しいという意味だろうと思いますが、協力者の話ができれば早く完成をして、関係者に安心をさせていただきたいと、こういうふうに思っております。

 市浜前田線については、502号線の経過を見てということでございますが、これもひとつ十分ご検討いただいて、ぜひひとつ当初計画のとおりにお願いできればというふうに思っております。これは要望ということで結構でございます。

 それから、農業集落排水については、家野地区を追加設計したということでございますが、工事は順調にいっておるのか、お尋ねをいたしたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 答弁は要りませんか。



◆17番(長野景行君) いや、答弁してください。



○議長(首藤新一君) 藤丸農林水産課長。



◎農林水産課長(藤丸国照君) 長野議員の再質問の家野地区の順調にいってるかという問題ですが、現在のところ順調に行っております。

 以上です。



◆17番(長野景行君) 目途はいつごろですか。



◎農林水産課長(藤丸国照君) 家野地区の完成ですか。家野地区は、16年度には完成予定となっております。



○議長(首藤新一君) 以上で長野議員の質問及び答弁は終了いたしました。

 長野議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で長野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで10分間休憩いたします。

  午後2時24分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後2時34分 再開



○議長(首藤新一君) 再開いたします。

 匹田議員の発言を許可します。



匹田 郁議員の通告事項

1 財政について

 ? 国の大幅な交付税等の減額は何故なのか

 ? あまりにも一方的と考えるがどう対応していくのか

 ? 市民サービス事業の損益分岐点をどの様にとらえているのか

 ? 市長2期目の施政方針とのズレについて

2 町づくりについて

 ? 地域再生計画の取り組みについて

 ? 全体的な町なみ景観について

3 観光について

 ? ソフト面の観光資源について

 ? 温泉への取り組みについて

 ? 黒島の記念公園と海水浴について

4 公共施設について

 ? 公共施設においての高齢者や障害者に対する配慮について

 ? コストについて



 [6番 匹田 郁君質問席登壇]



◆6番(匹田郁君) 議席6番の匹田 郁です。通告に従いまして4点質問いたします。

 第1点目の財政についてお伺いいたします。

 今日、国や県の慢性的な借金によって地方へのしわ寄せがきていることは、国民の誰もが知っています。にも増して、国は地方にはまだ財力が残っているととらえ、地方自治体が借金をしてでも事業をしていただけるのなら、後年交付税で借金分を返してあげますよと甘い言葉で巧みに財政支出を強いていたのが、これまでの現状だろうと思います。

 いよいよ税収も伸びず、今年地方へ払うべき交付税補助金の大幅な削減が実施されました。さらに、行財政改革を進めるために、三位一体論をもって財源の確保なしに地方へますます責任を押しつけているのが現実です。私には、この行為は地方、特に過疎に悩む小さな市町村の切り捨てのように映ります。そこで、なぜこの時期に国はこのような大幅な交付税補助金カットを実施したのか。後藤市長はどのように理解されているのかお聞かせください。

 さらに、新年度予算に対する国や県の指導は、どの段階で今日の厳しい数字の提示があったのかも重ねてお尋ねいたします。

 後藤市長は、臼杵市という地方自治体を臼杵市株式会社として、自治体運営から自治体経営に変えてきたことは周知のとおりであり、このことは財政運営の効率化やコスト面の見直しを図るために、バランスシートに始まりサービス形成勘定を用い、行政サービスの事業評価をわかりやすくするために、市民サービス評価システムの導入を図りました。まさに経営であります。

 しかしながら、民間企業と臼杵市株式会社が絶対的に異なることがあります。それは、市民サービス事業を赤字だからと中止や縮小できないことであります。そのように考えたとき、私は行政の市民サービス事業の損益分岐点はどこだろうか、どのようにとらえるべきなのかという疑問が起こりました。

 例えばごみの有料化は、今年実施に向けて検討されております。サービス形成勘定の中でのごみ収集事業は損益ゼロであります。市民の要望や感謝が一方で存在し、他方で多額の予算を必要とします。大量消費、使い捨て時代の今日、ごみの量が減ることは考えにくいことであります。ごみ省力化やリサイクル活動のための意識改革や取り組みをするためには必要なことであると思われますが、有料化するための損益分岐点はどこなのか。

 今日まで、市民ニーズにこたえるべく行政は様々な改良、改革を断行してきました。これからも予算のやりくりを行うためにも、市民サービス事業の損益分岐点についてお聞かせください。

 財政の最後の質問です。

 後藤市長は、2期目の施政方針の中で財政の健全化について発言されています。この中で、最大の危機を乗り越え改善の方向に進んでいるといっても、まだ県下最悪の状況を脱しているとは言いがたく、今後とも改善努力を重ね、4年後には経常収支比率を88%以下に、そして起債制限比率は12.5%以下を目指すと言われておりました。

 確かに市長は、協力なリーダーシップで予測が難しいこの時代に、情報を駆使して改革を推し進めてきました。しかしながら、本年度予算は多くの退職者や国や県の大幅な交付税の減額によって厳しいものとなりました。今日、この目標値をどのようにとらえているのかお尋ねいたします。

 次に、第2点目のまちづくりについてお伺いいたします。

 昨年12月末に報道されたところの地域再生計画の選定となる地域再生構想を提案するように、県を通じて市町村に呼びかけがあったと聞いております。内容を読みますと、地域の自助自立の精神や創意工夫を尊重して、経済活性化や雇用の創造を実現するのが目的と、夢膨らむ構想であると思えたわけですが、実際どのような構想提案を臼杵市は行ったのかお聞かせください。

 次に、全体的な町並み景観についてお尋ねいたします。

 ここ数年で、臼杵市市街地は大きく変わったといってもよいのではないでしょうか。竹宵まつりが広く知られ、映画「なごり雪」、そして、高速道路の開通効果が生じ、昨年には中央通り商店街のアーケード撤去、さらに空き店舗対策事業や町並み景観統一事業によって町並みの整備が大きく進んで、城下町臼杵を再現し、多くの観光客を迎え入れています。

 しかし、観光産業への育成という視点から見ますと、ハード面の整備はまだまだこれからではないでしょうか。と申しますのは、私は八町大路と二王座歴史の道を中心とした整備だけは不十分だと思うからです。

 町を形成するのは町全体であって、港町を中心として浜、海添、祇園洲地区、さらに平清水を中心とした市浜、福良地区など歴史環境保全条例のエリアの隣接地の方々に景観に対する意識や意義を理解していただく時期にきているのではないでしょうか。

 くどいようですが、私は臼杵の町並みはごくごく一部で成り立っているわけでもないし、構成されるべきでもないと考えているからです。地域の方々が誇りを持って暮らし、そのことが自然と町守りとなり、結果として観光客が見えられればよいのではないでしょうか。

 さらに502号線の千代田地区も新しい地区ではありますが、町守りの考え方の延長線上ととらえるならば、新たに形成されている現在、それなりの方向性への指針を示しておくべきではと考えます。

 例えば、建築物の色彩や広告物などの最少必要限度の調和などです。このことに対して行政はどのように考えているのか、ご答弁をお願いいたします。

 次に、3点目の観光についてお伺いいたします。

 先ほどは環境整備、つまりハード面について私の意見を申し上げましたが、今度はソフト面についての観光資源を考えますと、そもそも暮らしの原点はその土地に住み、その土地に生まれ育った食物や生活習慣を創意工夫しながら皆で楽しみ、次の世代に伝えていくものと思っています。

 今日のスローフードやスローライフ、そして地産地消などの運動が盛んになっていますが、臼杵に住んでいる私たちにとってはごく普通のことではないでしょうか。臼杵にはたくさんのものや商品、そして人物に至るまで歴史と文化の町でありますから、随分あると思います。私の知らないことももちろんたくさんあると思います。

 そう、ここなのです。臼杵に眠る史跡や日常的な行事と地域のお祭りや掘り起こしとともに、個人が持っている知識や情報を市民団体や市民全員で共有するためのネットワークを築き上げることが、今必要なことではないでしょうか。それらすべてが臼杵の観光資源ではないでしょうか。

 商工会議所、観光場協会、まちづくり協議会、NPO竹宵など市内で活動している多くの団体に呼びかけて、ネットワークづくりをするための広報と立ち上がるまでの事務局を行政ができないものか、お尋ねいたします。

 次に、温泉についてお伺いいたします。

 土橋の鉄橋につい最近「これより城下町、温泉なし、温心あり」と書かれているのをご存じでしょうか。臼杵に来た方々がよく言われる言葉に「城下町で風情があって、フグや多くの食材があり、食事がおいしく、これに温泉があれば言うことないですね」とうれしくもあり、寂しくもありといったところでしょうか。

 新しい臼杵市が生まれようとしていますが、記念事業の一環として合併特例債を用いて、臼杵の新しい観光資源として温泉の試掘を試みてはどうでしょうか。さらに今後、温泉の試掘に挑戦しようとする民間企業に対する補助もあわせて考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 宿泊地としての臼杵になれることが、観光産業としての最大の魅力になると思いますし、白馬渓や鎮南山といった史跡が大いに活用されていくと考えます。この件についての執行部のお考えをお聞かせください。

 次に、黒島の記念公園と海水浴についてお尋ねいたします。

 黒島は皆さん周知のように、リーフデ号漂着の地であります。そこで、2000年の日蘭友好記念事業の日本のスタートの場所となったことは記憶に新しいところです。黒島は海水浴場として、最盛期20万人の観光客を迎え入れていましたが、その後、海水浴客は減少の一途をたどり、ここ数年は3から5万人の海水浴場となっております。

 そこで、臼杵市も記念事業に併せて公園整備事業を行いました。これから臼杵市としては季節観光地としての黒島をどのように考えておられるのか、お伺いいたします。

 このたび藤田地区に環境整備事業によって、立派な海岸線ができ上がりました。この事業との連携するための諸策についても重ねてお尋ねいたします。

 最後に、公共施設での高齢者や障害者に対する配慮についてでありますが、特に今回は公衆トイレに絞ってお尋ねしたいと思います。

 現在、臼杵市が管理する公共施設、特に公衆トイレは私たちが想像する以上に多いわけです。最近つくられたものは障害者を視野に入れ、障害者専用を併設したり、出入り口も広く設計されていますが、その以前からある公衆トイレに関してはそれらの配慮がなされていないのではないでしょうか。

 そこで、高齢化が進む中で、これらの公衆トイレの利用状況について問題はないか調査をお願いしたいと思います。また、そうした施設のトイレの便座は大多数が和式であります。私は高齢者や障害者だけでなく、健常者でも腰やひざを痛めている方々にとっては現在の和式のトイレは非常に使いづらいものと思います。そこで、改善の一歩として必要な箇所には手すりをつけていただきたいわけです。この手すりだけでも、高齢者や障害者の利用の手助けになると考えます。

 公衆トイレの清潔度は、その都市の文化のバロメーターと言われています。市長も率先して清掃業務を実施されていることに対しては、以前から頭の下がる思いです。そこで重ねてのお願いですが、公共施設、特に公衆トイレの屋内部分全体のメンテナンス業務をこれからもお願いしたいと思いますが、執行部のお考えをお聞かせください。

 以上で質問を終わります。



○議長(首藤新一君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 匹田議員の財政についての質問についてお答えいたします。

 平成13年の3月議会で、2期目の市政発足に当たりまして13年度予算作成する中で、施政方針についていろいろと申し述べました。その中で申し上げたことですけども、どういうふうに申し上げたかといいますと、議事録をもう一度読み返してみます。

 「まず第1に、財政の健全化についてであります。平成6年度をボトムとした臼杵市の深刻な財政危機は、ひとまず回避することに成功いたしました。この4年間で約60名の退職者があり、財政的には最大の危機を迎えておりました20世紀末でありましたが、かろうじて乗り切ることができ、平成11年度の経常収支比率は90.3%、起債制限比率は13.9%になり、改善の方向で進んでいることはご承知のとおりであります。そうは申しましても、まだまだ県下で最悪の状態を脱しているとは言いがたい状況にあります。今後とも改善努力を重ね、4年後には経常収支比率を88%以下に、そして起債制限比率は12.5%以下にということを目指さなければならないと考えております」これが、3年前の皆さんの前でお話しをしたその内容であります。

 すなわち4年後、来年度の16年度の決算においては、起債制限比率は12.5%以下を目指したい。そして、経常収支比率は88%以下を目指したいと、こういうふうに目標を設定してお話しをしたわけであります。

 ところで、これがどのように推移しているかと申しますと、平成13年度には起債制限比率が13.1%であり、そして経常収支比率は91.2%でありました。それが、平成14年度は起債制限比率は13.0%に改善されました。しかしながら、経常収支比率93.1%というように悪化をしたわけであります。

 このことについて説明を申し上げたいと思いますけれども、3年前にそのようなことをお話し申し上げ、その後引き続きグループ制の導入、電算業務等のアウトソーシング、そして予算は余産運動をさらに徹底させる。そして、欠員不補充の考え方に基づく職員採用の抑制といったような様々な努力をしてまいりました。その結果、ただいま16年度が始まるもうすぐの4月1日、来年度の初めにおいては臼杵市の職員数は、消防職を入れまして全体で352名になるというようなことでございまして、この数字は市民1人当たりに対し職員数が100名に1人というようなことが実現するということになります。

 これは、当初予定していたものをかなり前倒ししてそういうふうにできているわけでございまして、そういったようなことに対して懸命に取り組んでいる。そして、職員の大きな協力のもとに職員数の減少ができているといったようなことで、財政が改善する大きな推進力になっているというように思っているわけであります。

 そのようなことが一つ一つ進んでいく中で、平成14年度の決算では先ほど申し上げましたように、経常収支比率は93.1%というような形で悪化を見たわけであります。

 この悪化した原因でありますけれども、悪化した原因は2つあります。1つは、先ほど匹田議員からご指摘ありましたように、国の財政悪化が非常に急でありまして、国の財政悪化の影響、これは国の財政悪化というよりも国全体の税金が減ってきた。そして、これまでの財政の運用について問題なしとしないというようなことから、大変危機的な状況、この危機的な状況を脱出するためには、あらゆる分野において改革が必要であり、そしてだれもが痛みを感じなければいけないような状況であります。地方自治体も例外ではありません。地方自治体だけが従来どおりの甘い財政運営ができて、国がそのすべての肩がわりをするというようなわけにはいかないわけであります。

 そうした中で、様々な制度変更がありました。制度変更の一番主なものは、これまで地方交付税制度の中で、地方交付税が足りなくなったら、そしたら一時借り入れをしてしのいできたという悪習がありましたけれども、一時借り入れして、本当は借金したらいけないんですけれども、借金が年々増えていって返す目途のない借金がどんどん交付税の特別会計の中にたまってくると。これがいけないということで、これが中止されました。

 中止されて、そしてそのかわりにできたのが、財源対策債という起債が行われるようになりましたけれども、こちらの方はとりあえず100%後年度で返していくから、まずは今借りとけという性質のものであります。しかも、これについては地方公共団体がすべての連帯責任において借りているわけでありまして、これは国が返してくれるという性格ではありません。したがって、今、財源対策債に頼るということは、今年は多少楽をしても、将来そのツケがどっしり肩にかかってくるという性格のそういったような起債であります。だから、これも長く続けるわけにはいかないということで、できましたけれども、年々大幅に減ってきておりまして、今年のその減少幅も莫大なものであります。そういったような様々な状況があります。

 そういうような様々な状況があって、しかも地方交付税というのは、地方交付税で全体的には20兆円、詳細にはわかりませんけれども、20兆円程度配分されてると思いますけれども、その配分されている中で何と16%以上、17%に近いような割合のものは過年度のもう既に使ってしまっている負担額、いわゆる後年度負担ということで先送りしたことが実現されて、それを穴埋めをするためのものが16%ぐらいになっているわけであります。実際に使えるお金というのは83、84%というような、そういうようなところまでなってるんで、表面的に見えるところの交付税額と実際に使える交付税額というのは大幅に乖離してきています。そういうような様々な状況の変化があります。

 そのような中で、決算も軒並みにどこも苦しくなってまいりました。それで、計算方法等が様々変わってきました。まず、人件費の計算方法等が13年度から14年度にかけて変わってきました。同じ指標であるんですけれども、数字の内容が変わってきました。そして、今いろいろ申し上げたものは、起債制限比率、それから経常収支比率、特に経常収支比率の計算方法においては、分母のとり方が違ってくるんでこれはまた随分影響してくるところですけれども、そういったような平成13年度を境にいたしまして、これまでの表面的な経常収支比率、あるいは起債制限比率という比率の名前は同じなんですけれども、その指すところの内容がかなり変わってきております。

 そのようなことから、今後2年たったときに一体どういうふうになるのかということを考えましたときに、この3年前の当時お話し申し上げました「4年たったら12.5%と88%以下にしたい」というこの願いは、数字的にはかなわないかもしれないというような、そういうような状況であることは素直に認めたいと思います。

 しかしながら、これはどういうことを意味しているかといいますと、例えば臼杵市が平成10年度で経常収支比率が93.1%まだありました。そのときの県下の総平均は、県下の市町村の平均は84.4%ということで、臼杵市は平均よりも10%ぐらい悪いというこういう状況でした。

 じゃあ、これが平成14年度は一体どうなったのかと申しますと、県下全体の市町村の平均は93.0%まで上がりました。そして、臼杵市の数字はというと93.1%であります。このように、当時圧倒的に大分県の中で不良時であったと言っても過言ではありませんが、今はその真ん中程度までなっているというようなことで、当初掲げた目標数字を実現するというようなことはかなわないかもしれませんけれども、その精神であるところのそういうような比率も含めて、財政の体質を健全化していこうというようなことにつきましては、当時の思いが実現できるであろうというように思っているところであります。

 以上で、私に対するご質問にお答えいたしましたが、そのほかの質問につきましては、それぞれの担当より答えさせていただきます。



○議長(首藤新一君) 亀井市民生活部長。

 [市民生活部長 亀井重忠君登壇]



◎市民生活部長(亀井重忠君) 匹田議員ご質問の公共施設についてお答えいたします。

 臼杵市が管理しています公衆トイレは、公共の建物の中、例えば市役所、小・中学校、図書館、市民会館など多数あります。また、公衆トイレだけ独立して設置されているものも仲良し子ども公園、臼杵公園、市民グラウンド、臼杵高校の横、市営第3駐車場などかなりの箇所になります。しかも、それぞれを所管する担当課も建設課、商工観光課、総務課、教育委員会ほか幾つもの担当課があります。

 議員ご提言の洋式トイレへの改造や手すりの設置、出入り口のバリアフリー化につきましては箇所も多いので、まず調査の上、必要なところから手すりの設置について順次行ってまいりたいというふうに考えております。

 なお、トイレ内の清掃につきましては、維持管理の行き届かないものもあるかと思いますので、最低限月に一度程度は掃除するよう担当課に指示したいと思っております。また、公衆トイレの中には市民の皆さんのボランティアによりきれいに掃除をしていただいているものもあります。まずトイレを利用する人が汚さない、汚れていることに気がついた人がきれいにするといった機運の醸成も図ってまいりたいと思います。

 また、本会議の冒頭に、市政関連事項についての報告の中で市長が申し上げましたように、今月の20日と21日に行われる「臼杵掃除に学ぶ会」に多くの方の参加を期待しているというところでございます。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 岡村総務課長。

 [総務課長 岡村忠生君登壇]



◎総務課長(岡村忠生君) 匹田議員ご質問の財政についてお答えいたします。

 国、地方を通じた危機的な財政状況の中、改革をしなければならない必然性については、多くの国民の皆さんに理解をいただいているところです。

 平成16年度は、国・地方の財政構造改革と地方財政の自立を目指す三位一体の改革が本格的に始まる年度となりました。この改革は、地方自治体に対する国庫補助負担金の廃止、削減と、それにかわる税源を地方に移譲すること、そして地方交付税の縮減を一体的に進めようとするものであります。

 臼杵市の平成16年度当初予算では、地方交付税と地方交付税の代替財源である臨時財政対策債を合わせると、平成15年度当初予算に比較し、マイナス7.8%、3億6,000万円の大幅な減額となりました。また、国庫補助負担金も公立保育所運営費補助金等で約9,000万円の削減が行われています。所得譲与税として5,000万円の代替財源が計上されておりますが、すべてを賄うところまでには至っておりません。早い時期に交付税等の動向がわかれば、事務事業の見直し、新規事業の縮小等に取りかかることもできたかもしれません。

 しかし、国が平成16年度の計画を決定したのが年末であったため、予算編成作業は困難を極め、急遽査定作業をやり直した次第であります。

 今後は、国の改革を上回るスピードで行財政改革を進めなければならないと考えておりますが、まずは臼杵市行財政改革推進本部を充実させ、合併前の総括的取り組みを行いながら、急激な財政状況の変化にも対応できる体制づくりを行ってまいりたいと考えております。

 また、三位一体の改革が地方歳出のみの削減に終始する改革にならないよう、機会をとらえて国・県へ意見を申し上げていきたいと考えております。

 次に、市民サービス事業の損益分岐点をどのようにとらえているかについてお答えします。

 議員ご質問の一つの市民サービスに対してどの程度の負担金徴収を行うかを検討するには、まずコストの把握が重要でありますが、幸い臼杵市ではサービス形成勘定という行政コスト計算書を作成しております。この計算書によりコストを明確化した上で、市民の皆さんの受益の程度や事業効果、負担の公平等を勘案しながら、その事業に対する負担の程度、いわゆる損益分岐点を見きわめていかなければならないと考えております。



○議長(首藤新一君) 吉田企画情報課長。

 [企画情報課長 吉田 定君登壇]



◎企画情報課長(吉田定君) 匹田議員ご質問の地域再生計画の取り組みについてお答えいたします。

 政府においては、地域経済の活性化と地域雇用の創造を地域の視点から積極的かつ総合的に推進することを目的とした地域再生構想の提案募集を全国の地方自治体を対象に行いました。これは地域再生を実現するために、意欲ある地方公共団体が地域の特性を踏まえつつ、自らの地域再生のための構想を立案し、その構想に基づいて住民や民間事業者など、地域の構成員と一体となって積極的な取り組みを進めるためのものです。

 応募期間が非常に限られた期間であったため、十分な検討が困難でありましたが、臼杵市としてはこれまで取り組んできたまちづくりを基本として、スローライフと地場産業と観光の融合による「日本の正しいふるさとづくり」と題する構想を支援措置の要望とともに提案いたしました。

 今年1月の募集では、政府に対する支援措置の要望、すなわち地域再生構想を実現するために必要な政府からの制度的対応などについての要望募集がまず行われました。臼杵市では、特産品づくりを通して地域資源の活性化に資するため、カボス栽培における賃貸借農地の面積要件の緩和や、付加価値の高い地域産品を開発、加工するために補助金施設である市給食センターの目的外使用の容認など5件につきましてお願いし、2件が認められたところであります。

 今後は、容認された支援措置を活用した地域再生計画を市民皆さんの意見もいただきながら5月に申請し、認定されれば計画に従って地域再生の取り組みを開始したいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 兒玉都市デザイン課長。

 [都市デザイン課長 兒玉 清君登壇]



◎都市デザイン課長(兒玉清君) 匹田議員ご質問のまちづくりについてのうち全体的な町並み景観についてお答えします。

 臼杵市は昭和62年、連続性を持つ町並み景観を面的によく残している地域を保全することを目的に、臼杵市歴史環境保全条例を制定しました。この条例においては、歴史的文化遺産として歴史的景観を保全する必要のある地域を第一種保全地域とし、この第一種保全地域に接し、またはこれに準じる地域で第一種保全地域と調和のとれた環境を保つ必要のある地域を第二種保全地域と定めています。

 このうち第一種保全地域では、平成3年度より条例に規定する範囲での修景助成措置を行ってきました。事業実施当初、市街地における第一種保全地域は13.5ヘクタールの範囲でしたが、その後に追加指定した地域を含め、平成13年度までに保全地域をすべて第一種保全地域に変更指定しました。現在、中心市街地のうち32.5ヘクタールが第一種保全地域となり、一層の景観形成の充実が進められています。

 このように、保全地域の拡大を図りながら、歴史的景観の保全を進めてきたことによって、保全地域の周辺部においても市民の自発的意思による臼杵の町並み景観に合った家屋も徐々に増えているようです。こうした状況を踏まえて、今後保全地域の拡大を検討していきたいと考えています。

 市としましては、町並み景観形成は市民の方々のご理解とご協力の上で成り立つものと考えていますので、現在、保全地域の周辺部にあっても臼杵の町並み景観を意識した整備に協力していただきたいと思います。

 また、現在、国が今年中の景観法施行に向けて作業を進めていますが、この法律の施行に合わせて臼杵市でも景観計画について検討していきたいと思います。



○議長(首藤新一君) 遠藤商工観光課長。

 [商工観光課長 遠藤隆義君登壇]



◎商工観光課長(遠藤隆義君) 匹田議員ご質問の観光についてお答えいたします。

 議員ご指摘のとおり、今後観光の振興を図るためには、まだ地域に埋もれている伝統や産物、並びに歴史に光を当て再生すること等により新たな観光資源を開発することが必要になってくると考えます。

 先般、臼杵市まちづくり協議会が旧真光寺を宿泊施設として、六ケ迫鉱泉入浴、鎮南山ハイキング、多福寺での写経等、従来にない観光ツアーを実験的に企画され多くの成果を上げられました。このほかにもNPO法人やボランティア団体等により多くの魅力的な取り組みがされているところであります。

 市といたしましては、このような民間の取り組みと連携をとりながら、新たな観光資源の開発、並びに各団体と市民とのネットワークの構築について検討してまいりたいと考えます。

 温泉につきましては、観光浮揚の大きな要素であると認識しているところですが、掘削について多額の費用が必要であり、またリスクの高い事業であることから、市自体が事業主体となって実施することは困難であると考えます。また、民間が行う温泉掘削については、今後どのような支援が可能か検討してまいりたいと考えます。

 最後に、黒島への観光客増加の取り組みについてですが、市といたしましては佐志生海岸環境整備事業により整備された海浜公園との相乗効果に期待するとともに、日蘭修好のきっかけとなったリーフデ号漂着の歴史、並びにそれをモニュメントして建設された黒島記念公園についての情報発信を充実させるなどの支援をしてまいりたいと考えます。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 匹田議員。

 [6番 匹田 郁君質問席登壇]



◆6番(匹田郁君) 具体的で、なおかつ前向きな答弁をいただきましてありがとうございます。

 2つだけ再質問させていただきます。

 一つは、まずまちづくりの全体的な町並み景観についての中で、私が502号線の千代田区に対する景観の調和ということで質問させていただいたと思いますが、これについてのもう少し具体的な説明をいただきたいと思います。

 もう一つは、観光についてのソフト面の観光資源で、ネットワークづくりについて検討したいということでありますが、来年は野津町との合併も控えております。今ここで、臼杵市が今の臼杵市の中で一度自分たちで確認し、そしてまた新しい野津町との臼杵市という観点から考えますと、ぜひとも本年度中の立ち上げをしていただきたいなという気持ちがあるんですが、それについてどのように考えるかもう一度再度質問、この2点について質問いたします。



○議長(首藤新一君) 兒玉都市デザイン課長。



◎都市デザイン課長(兒玉清君) 再質問にお答えします。

 国道502号沿いの千代田区周辺を含めて、現在、国の方が今年度中に景観法施行に向かって作業を進めております。それに伴いまして、臼杵市でも景観計画を策定し、その中で屋外広告物などの規制も含めて検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 遠藤商工観光課長。



◎商工観光課長(遠藤隆義君) 匹田議員再質問の観光面のソフトについてのネットワークづくり、いつごろになるかという質問でございます。具体的にはいつごろということはちょっと申し上げにくいかと思いますので、できるだけ早い時期にネットワークづくりに取り組みたいと考えております。



◆6番(匹田郁君) 結構です。よろしくお願いします。ありがとうございました。



○議長(首藤新一君) 以上で匹田議員の質問及び答弁は終了いたしました。

 匹田議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で匹田議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 平川議員の発言を許可します。



平川哲郎議員の通告事項

1 政治姿勢

 ? 財政再建の方策について

 ? 祇園洲・柳原線拡幅計画の見直しについて

 ? 同和対策について

2 福祉

 ? バリアフリーのまちづくりについて

 ? 心身障害者福祉手当の廃止について



 [14番 平川哲郎君質問席登壇]



◆14番(平川哲郎君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の平川哲郎でございます。

 私は、まず最初に財政再建についてお聞きします。

 市長は、市長になるときの公約に財政再建を掲げました。7年間の中でその公約がどのようになったのか、どう考えているのか、市民の前に明らかにしていただきたいと思います。

 市長は林議員への答弁の中で、借金が増えたのは国費で賄ってくれるものを利用したものと言っておりましたが、国の財政が逼迫する中でその借金の返済部分が地方交付税の中で膨らむことにより、一般施策に回すお金が少なくなっているのではないかと私は思うんですが、どうでしょうか。

 私も箱物すべてがいけないとは言いませんが、その運営費に大きい負担がかかっているのではないかと思います。県もそのような施設の見直しをしているのですが、これについていかがでしょうか。

 市長は、今の状況で最善の予算が組めたと言っておりますが、私は市民に大きい痛みを押しつけるものだと思っています。財政再建のこれからの方向として、私は市民の暮らしや福祉を犠牲にすることなく、不要不急の公共事業などの見直しをしてほしいと思っています。

 また、小泉構造改革によって県や市町村に大きなしわ寄せが来ており、全国の知事の方々が「こんなことでは財政が立ち行かないので見直しをしてほしい」と抗議をしております。私は、後藤市長が小泉構造改革を応援したことで臼杵市が大きな痛みを受け、それが最終的には市民に押しつけられようとしているのが現実ではないかと思います。私は、市長は小泉首相の応援ではなく、抗議をするべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、祇園洲柳原線計画ですが、これまでこの計画に要した県と市の費用についてお聞かせください。

 市長は12月議会で、住民の理解を得られているというような答弁をしましたが、私の聞く範囲ではかなり違っております。「ここに住み続けたい」「ここで営業活動を続けていきたい」「なぜこんなに広い道を広げなければならないのか」そういう声をたくさん聞いております。財政再建の財政が苦しい中で、やはりこの計画も市民の意見を聞きながら、この時点で見直しをすべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 同和対策についてですが、私は同和対策について国の施策の終了した今日、臼杵市においても特別な施策をとらずに、一般施策として対処すべきだと思います。財政が逼迫してくる中で、また野津との合併が近づく中で、この見直しは必然性を増してくると思いますが、いかがでしょうか。

 次に、バリアフリーのまちづくりについてお聞きします。

 障害者にとって町の中を移動するにおいては、様々な障害が存在します。特に視覚障害者にとっては、歩道の中にある電柱は大変危険なものでございます。安全な場所に移動してほしいという声がありますが、いかがでしょうか。

 また、車いすの方には、歩道が波打っている、高低が激しいということで進みにくいという声も聞いております。その点について改善をしていただきたいと思います。これまでの取り組みでかなり改善されていると思いますが、究極的にはどこへも障害者や高齢者が自由に行ける、安全で安心して暮らせるようにするまちづくりが求められていると思います。これからの取り組みについてどのように進めていくのか、お聞かせください。

 最後に、これも午前中の林議員の質問と重なりますが、障害者交流センターをつくったから福祉手当を全部カットするというのは、私は余りにも乱暴なものだと思います。この不況の中で、障害者の生活は大変困難なものです。家族の支えなしでは生活すらできません。その中で、今回の福祉手当カットは、弱い者いじめだと私は思います。

 この福祉手当の年間予算は15年度で1,100万円だと聞いております。先ほどの祇園洲柳原線については、今年度の予算が1億1,000万円です。ちょうど10分の1で済むものです。私は、このような中で本当に市民の立場に立って見直しをするべきだと思いますが、いかがでしょうか。明確な答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 岡村総務課長。

 [総務課長 岡村忠生君登壇]



◎総務課長(岡村忠生君) 平川議員ご質問の財政再建についてお答えいたします。

 臼杵市の平成16年度当初予算は、国の三位一体の改革に沿って地方交付税等を大幅に減額した予算になっております。交付税等の削減が予想を上回るものになりましたので、歳入歳出全般にわたる徹底した見直しの上予算編成を行いました。見直しの箇所に例外は設けず、当初の役目を終えたもの、また事業効果の低いものについてはすべての項目で再検討を行ったところであります。これまでも臼杵市の行財政改革は着実に進展しておりますが、今後も国の改革を上回る早さで改革を進め、安定した財政基盤を築いてまいりたいと考えております。



○議長(首藤新一君) 兒玉都市デザイン課長。

 [都市デザイン課長 兒玉 清君登壇]



◎都市デザイン課長(兒玉清君) 平川議員ご質問の祇園洲柳原線の拡幅計画の見直しについてお答えします。

 これまでも議会や地区住民の方々へ説明してまいりましたが、小・中学校や高校の通学路でありながら歩道が未整備や不完全な区間があり、危険な状況にありますので、歩行者が安全に通行できる道路を早急に整備することが必要と考えております。

 現在、臼杵駅前末広線から辻ロータリーまでの区間を第1期とし、県が用地買収を平成16年度を完了を目標に進めています。

 これまでの事業費につきましては、平成15年度までがまだ確定していませんが、全体で12億7,000万円です。そのうち市の負担分が2億3,000万円となる見込みです。

 今後もこの事業を進めるに当たり、さらに地区の方々へ理解と協力を得られるように努力し、事業を推進させていきたいと考えています。



○議長(首藤新一君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 財政改革につきましてお答えいたします。

 何度も出てますけれども、ただいま我が国の状況は財政をしっかりとして改革しなければいけない、そういう時期に来ていると思います。弱音を吐かず敢然として財政改革をなし遂げるのがただいまの時期だと思っておりますので、小泉総理を応援するというようなことについてもいささかもぶれがありません。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 岡田総務課参事。

 [総務課参事 岡田啓司君登壇]



◎総務課参事(岡田啓司君) 平川議員のご質問の政治姿勢のうち同和対策についてお答えいたします。

 平成12年12月に、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律が施行されました。また、平成14年3月31日をもって特別措置法が失効しました。しかしながら、14年度末に国が行った同和問題に関する意識調査では、なお多くの課題が残されていることが明らかにされており、臼杵市は今後とも引き続き同和問題を人権行政の重要課題としてとらえ、その解決に向け啓発事業などを中心に諸施策を講じてまいりたいと考えております。

 予算等につきましては、見直せるものについては見直しをしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 山本建設課長。

 [建設課長 山本昭憲君登壇]



◎建設課長(山本昭憲君) 平川議員ご質問のバリアフリーのまちづくりについてお答えいたします。

 議員ご指摘の歩道の段差の解消や幅員の確保につきましては、特に新地付近の市道市浜海辺線、あるいは新地江無田線の歩道におきましては、その問題解消に向け、市といたしましても現在苦慮しているところです。

 それらの歩道の現状は、幅員が狭く、九電やNTTの大きな電柱が数多くあり、単純に切り下げるだけのフラット化工事のみでは期待するバリアフリー化に対応できない状況にあります。それらを解消するためには、多大な事業費が必要となりますので、早急な事業化は困難であります。

 今後、九電やNTTとも電柱の移転について協議しながら、有利な事業を模索し、バリアフリー化の実現に向け努力してまいりたいと思います。また、局部的な工事で対応できるものにつきましては、漸次対応していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 神品福祉課長。

 [福祉課長 神品賢二君登壇]



◎福祉課長(神品賢二君) 平川議員ご質問の心身障害者福祉手当の廃止についてお答えをいたします。

 心身障害者福祉施策は、障害のある方に様々な援助と活動の機会を提供して自立と社会活動への参加を促進し、福祉の向上を図ることを目指しております。また、障害のある方にもみずから進んでその障害を克服し、その有する能力を活用し、社会活動に参加できるよう努めていただくことが大切であります。

 平成11年3月に策定した臼杵市障害者福祉計画及び第4次臼杵市総合計画に掲げられた「障害のある人、障害のない人、すべての人が憩い、集い、語り合う交流の場を確保し、お互いを尊重し、思いやりの心を育て共存共生の環境をつくる」ため、本年度他に先駆けて、障害者介護予防拠点施設として障害者交流センターを整備いたしました。

 この障害者交流センターで行う事業は、講話や交流会を通じ、仲間づくりや趣味、サークル活動、機能訓練や日常生活訓練等を通して心身機能の維持、増進を図り、要介護状態になることや、状態の悪化を予防することができる事業を行いたいと考えております。

 現行の障害者福祉施策としては、支援費制度を初め特別障害者手当、特別児童扶養手当、障害児福祉手当、重度障害者日常生活用具の給付、重度心身障害者医療費支給、心身障害者福祉手当、心身障害者タクシー料金の助成等、また公的年金制度として障害基礎年金等様々な制度がありますが、市といたしましては新たに障害者介護予防施策が必要と考えております。

 今後の障害者福祉施策の動向は、施設入所ではなく地域で自立した生活を目指す在宅重視の方向に変わってまいります。このような状況に対応できるよう、今から積極的な自立支援を充実していくことが大切であります。

 このようなことから、心身障害者福祉手当の給付から新たに障害者交流センターの利用による支援に改めるものであります。どうかご理解をいただきたいと思います。



○議長(首藤新一君) 平川議員。

 [14番 平川哲郎君質問席登壇]



◆14番(平川哲郎君) 今、福祉手当の切り捨てをするということで答弁がありましたが、これをしているからこれはしないと、簡単に切り捨てていいものでしょうか。

 生活の中で、それは普通の生活ができるということであればそうですけども、やはり生きる糧を求めて生活しなければいけないわけです。仕事をしてやっぱり自立する、仕事があって自立ができるわけです。今、不況の中で健康な人でもなかなか仕事がないという中で、障害者にとっても生活が苦しいと。本当にわかってやってるのかと聞きたいようにあります。

 その人の身になってみないとわからないということもありますけど、これでこうしてるからしないと。障害者福祉団体とかそういう人たちに対して、やはりこうこうでいいだろうかという相談をした上で、そういうこともやっぱり決めてもらわないと。一方的にバサッと切り捨てるというようなことでは、本当に冷たいと。冷たい市政と私には見えます。

 今、いろいろ答弁してもらったんですが、祇園洲柳原線についての問題もやはりそこの暮らす人たちの生活、住む人たちのいろんな立場からのやっぱり見方をしながらしていかないと、もうこう決めてるからこうやるんだということではなくて、やはり財政が今逼迫する中で本当にこれが必要かどうかと。小・中学生が通学に危ないと言っておりますけど、危なくないようにすればいいんじゃないかと思います。

 私は市長の言う色眼鏡で見てるかもしれないんですが、臼杵の町の中で本丁の道は私は一番広いと思うんですよ、町の中で。一番と言ったら語弊がありますけど。そういうところを本当に市民のそこに住んでる皆さんが必要だったらあれですけども、反対の意見もたくさんあります。そういう今答弁でこれまで12億7,000万円かかったと言っておりますが、この計画当初、計画を出したときは40億円かかるということで提案してきたと思いますが、今12億7,000万円でしたらこれから28億円、27億円ぐらいは総額でかかると。その中で市の負担も4分の1かかるわけですね。

 そんなに本当に今の市の財政の中で、そういうことを進めていいのかどうか、市民の生活を犠牲にしながらそういうところを本当に切実に拡幅することが必要かどうか、そこのところをやっぱり考えるべきだと思います。

 小・中学生が通学する時間帯は工夫して危なくないように、トラックとかバスとか大型の車を入れないとか、速度を制限するとか、そういう面で交通指導員といいますか、危なくないように指導する人たちを配するとか、そういう工夫をすれば私は十分そういう不安は取り除けると思いますので、そういう面で本当に弱い者にしわ寄せをすることではなくて、見直せるべきところは見直して、本当に市民の皆さんが「臼杵に住んでよかった」と言えるような財政運営を私はしていただきたいと思います。

 今、答弁ができれば答弁をよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 神品福祉課長。



◎福祉課長(神品賢二君) まず、第1点の福祉団体の方に相談をしたかという部分でありますけども、特に関係者の団体に相談をしたということではございませんが、本議会でご同意がいただけましたならば、速やかに関係者へ障害者交流センターの事業のご案内とあわせてご通知を申し上げたいと思います。

 また、最近答弁の中でも申し上げましたように、障害者を取り巻く環境が、この条例が制定された当時と比較しますと大幅に変わってまいりまして、国の施策、県の施策においても、今後は入所施設ではなく、地域での自立生活を重視する方向に大きく変わってまいりました。

 臼杵市におきましても、障害者のケースいろいろありますけれども、一つの例といたしましてご本人が障害を持たれていると。また、そのご両親も高齢で介護施設の方に入院されていると、また周囲のご親戚の方もなかなかお世話できないというふうな例もたくさんございまして、こういったことを考えますと、障害者本人の介護予防、自立支援のための施策が大変必要になってくるというふうに考えております。

 また、障害者基本計画の中におきましても、国、地方公共団体の責務として障害者の福祉を増進し、障害を予防する責務を課されているところでありますけれども、と同時に障害者にも自立の努力をしていただくお願いをしているところでございます。

 障害者施策の実を上げるためには、市の努力のみではなく、障害者自身市の施策を上手に利用あるいは積極的に活用をしていただきながら、少しでも障害の克服に努めていただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 兒玉都市デザイン課長。



◎都市デザイン課長(兒玉清君) 再質問にお答えします。

 祇園洲柳原線の本丁地区の歩道が未整備や不完全な区間でありますので、今後とも説明会を通じて地区の方々へ理解を深めながら、事業の推進をしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 平川議員。

 [14番 平川哲郎君質問席登壇]



◆14番(平川哲郎君) 今、お尋ねしました財政問題と祇園洲柳原線の問題についてはどうですか。そういう障害者の手当を切り捨てたりしなければならないという状態の中で、どっちがと言ったら語弊がありますけど、そういう大きな事業ができるんなら、お金があるんなら、もっと弱い者といいますか、弱い立場にある人たちの生活を少しでも支えるお金に回してほしいということを私は言ってるわけです。お金が豊富にあってどこでも使っていいとかいうことであればあれですけども。そういう今の経済状況といいますか、財政状況の中でそういう見直しをすべきではないかというわけです。これについては、市長に最後に答弁をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいまのご質問にお答えいたします。

 どちらに使うかというようなそういうようなこともございますが、進行中の事業というようなこともございまして、福祉の様々な局面での充実というようなことは、これはまたこれで必要なことであります。全体的な財政のバランスを考えながら、そういうゆとりがあるからできるとか何とかいうそういうことでもございませんけども、今後、福祉につきましても本当に必要なものについては、やはりお金をかけていかなければいけないというように思います。

 今回、一応見直しということで見直しは見直しとしてやるということも、これも必要なことであったと思っております。



○議長(首藤新一君) 平川議員。

 [14番 平川哲郎君質問席登壇]



◆14番(平川哲郎君) 今、市長の見直しをすべきところは見直すといっても、私の言う方向で見直すということはできんのですか。そういうところで、弱い者を切り捨てるといいますか、そういうところで見直すことではなくてその逆で、逆の方向に私はしてほしいと言ってるわけで、見直しはどっちの方向で見直しというのと意味がちょっとわからないんですが、そういう市民の立場といいますか、福祉や暮らしを守るための予算をやはり重点的にしてほしいと。今、柳原線の進行と言ってますけど、1期工事と2期工事と分けておりますし、1期工事はある程度進んだと思いますけど、2期工事に入る前にやはりこれまで進んできたが、ここでひとつ一時休んで本当にこれから先が必要かどうか、そういう検討もやはり必要じゃないですか。これまでどおりずっと財政が豊かでそのような工事がやっていけるということがあればあれですけども、財政が苦しいから給料もカットとかそういう面が出ている中で、そういう方向での見直しを私はしてほしいと言っておるわけです。どうでしょう。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) お断りしておきますが、財政が苦しいから給料をカットしたとかこういうようなことでありませんので、財政の新時代に耐えるべく皆さんのご協力を得て、今回いろんなことをやってるというようなことであります。

 そして、議員のお気持ち、そして議員のお話ししてること、それについては理解できます。理解できますが、今後の財政状況まだまだ流動的なものもありますから、今2期工事までやりたいというようなことを言ったところで、それが本当にできるかどうかというのはまだわかりません。そういった点については、これは今後そのときそのときに柔軟に判断していくべき問題であるというように思っております。

 それと、議員のお気持ちとしては、道路の問題があって、そして手当の問題がある。道路はこれは要らない、福祉は必要と、こういうふうにお考えでしょうけども、いろんな受益者の方もいらっしゃる。高校に通ってる方の危険なところで通ってらっしゃる方もいらっしゃる。様々な多方面にわたっておりますので、そういったようなことを十分に勘案しながら今後決めていかなければいけない問題であるというふうに思います。



○議長(首藤新一君) 以上で平川議員の質問及び答弁は終了いたしました。

 平川議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で平川議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 本日は、これをもって散会いたします。

  午後3時56分 散会

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