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大分県 臼杵市

平成15年 12月 定例会 12月19日−05号




平成15年 12月 定例会 − 12月19日−05号 − P.0 「(名簿)」












平成15年 12月 定例会



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        平成15年臼杵市議会12月定例会会議録(第5号)

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 平成15年12月19日

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  平成15年12月19日(金曜日)午前10時開議

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1.議事日程第5号

 第1 委員長報告(付託諸議案及び請願)質疑、討論、採決

 第2 閉会中、継続審査(調査)について

 第3 議員派遣の件について

 報告 行政視察報告

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1.本日の会議に付した事件

 日程第1 委員長報告(付託諸議案及び請願)質疑、討論、採決

 日程第2 閉会中、継続審査(調査)について

 日程第3 議員派遣の件について

 日程追加 意見書案第9号 道路整備予算の確保等に関する意見書

      意見書案第10号 高校奨学金制度の抜本的な改善・拡充を求める意見書

      一括上程、説明、質疑、討論、採決

 報告   行政視察報告

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出席議員(21名)

      1番  足立善己       2番  佛坂健二

      3番  岩倉義勝       4番  土谷桂山

      5番  大塚州章       6番  匹田 郁

      7番  林 壯一朗      9番  吉岡 勲

     10番  衛藤忠一      11番  藤原一弘

     12番  三浦正行      13番  加茂千恵子

     14番  平川哲郎      15番  児玉善生

     16番  牧 宣雄      17番  長野景行

     18番  藤丸利光      19番  川野方男

     20番  西水忠夫      21番  板井孝太郎

     22番  首藤新一

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欠席議員(1名)

      8番  武生博明

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事務局職員出席者

     局長       吉田修二     主幹        武田泰徳

     副主幹      矢野龍二     副主幹       柴田 監

     主任       齋藤孝弘

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説明のための出席者

     市長       後藤國利     助役        山本正嗣

     収入役      神田常幸     教育長       岡部観栄

     消防長      相賀征英     市民生活部理事   山田朝夫

     教育次長     倉見昇一     市民生活部長    亀井重忠

     建設産業部長   田口 徹     市長室長      渡邊秀一

     総務課長     岡村忠生     企画情報課長    吉田 定

     管理課長     齋藤克己

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  午前10時00分 開議



◎事務局長(吉田修二君) おはようございます。

 ただいまの出席議員は21名であります。



○議長(首藤新一君) おはようございます。

 ただいま報告のとおり定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立いたしました。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 委員長報告(付託諸議案及び請願)質疑、討論、採決



○議長(首藤新一君) 日程第1、第91号議案及び第93号議案から第102号議案並びに請願第4号及び第5号を一括議題といたします。

 これより委員長の報告を求めます。

 教育民生委員長。

 [教育民生委員長 吉岡 勲君登壇]



◆教育民生委員長(吉岡勲君) おはようございます。教育民生委員長の吉岡 勲です。

 本12月定例会において教育民生委員会に付託を受けました議案2件と請願2件につきまして、去る12月12日に委員会を開会し、まず先に本委員会に付託されております予算議案の中に最終処分場整備工事の補正予算が計上されていますので、午前10時より既存処分場の現地調査を行い、同時に新しい最終処分場の視察を行いました。工事の進捗状況は、11月末で約65%との説明がありましたので報告しておきます。

 それでは、審査経過と結果につきましてご報告いたします。

 まず、第94号議案 平成15年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)中、所管事項ですが、環境課では歳入として最終処分場整備工事における建屋部分が、国から4分の1の内示の確定に伴う国庫補助の追加が計上されています。歳出では、最終処分場整備工事費8,406万4,000円が追加計上されています。

 この補正の内容は、既存の埋立処分場を閉鎖した後、その上にシートで覆い外部からの水を遮断する工事を行いますが、この閉鎖工事は中臼杵公害対策委員会を中心とした地元地区住民も関心が高く、最も重要視している工事のため、当初計画の工法より施設の機能が安全また効果が持続する今回の工法に変更する方が最良であるとの判断により追加補正を行うとの説明を受けました。

 次に、市民課では市政懇談会の会場借上料が追加計上されています。

 次に、福祉課では障害者生活支援事業委託料736万3,000円が減額補正されています。これは国庫補助事業から交付税措置により市単独事業へ変更されたためのものです。また、生活保護費の中で生活保護ネットワークに伴う備品費が追加計上されております。

 健康課では、国民健康保険特別会計繰出金の追加計上や、児童環境づくり基盤整備事業として健康支援事業で離乳食講習会、おやつの講習会及び虫歯予防教室における経費が追加計上されています。

 教育委員会の所管では、債務負担行為補正として臼杵市内小・中学校ハイパーネット接続機器借上事業600万円が計上されています。これは大分県が整備した豊の国ハイパーネットを利用した教育ハイパーネットに切りかえるために、新たに接続するに当たり必要な機器を5年間リースするものです。

 歳出については、図書館費として市内の遠隔地からバスを利用してこども図書館を訪れる小学生のバス料金を負担する予算が計上されており、この申し込みは市内全校に適用され、学校を通じて申請とのことです。また、保健体育費として北中学校の陸上部が駅伝の全国大会及び九州大会に出場するために中体連補助金の追加が計上されています。

 以上が、各所管課での主な補正であります。

 執行部の詳細な説明を受け、慎重に審査した結果、別に異議なく全会一致で可決すべきものとして決しました。

 次に、第101号議案 平成15年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)ですが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出2億204万6,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ34億4,451万4,000円とするものであります。

 内容としては、ヘルスアップモデル事業に伴う評価システムの開発費1,100万円の債務負担行為補正が主なものとして計上されています。

 執行部の説明を受け、審査した結果、別に異議なく全会一致で可決すべきものとして決しました。

 次に、請願第4号 「2004年年金改悪」をやめ最低保障年金制度の創設等を求める国への意見書の提出をお願いする請願書については、国家財政の総体的な財源確保から考え、年金のあり方や年金支給のあり方の両面を今後検討していかないといけないとの反対討論があり、採決の結果、賛成少数により不採択すべきものとして決しました。

 次に、請願第5号 高校奨学金制度の抜本的な改善・拡充を求める意見書の提出を求める請願書については、審査の結果、別に異議なく全会一致で原案のとおり採択すべきものとして決しました。

 以上で、教育民生委員会に付託を受けました議案2件と請願2件の審査結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 総務委員長。

 [総務委員長 三浦正行君登壇]



◆総務委員長(三浦正行君) 皆さんおはようございます。

 総務委員会に付託を受けました議案4件につきまして、12月12日に委員会を開催し慎重審査いたしましたので、その審査経過と結果をご報告いたします。

 まず、第91号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償条例の一部改正についてですが、これは公職選挙法の一部改正により、新たに期日前投票制度が新設され、選挙事務従事者の款を改める必要があるため上程されたものであり、別に異議なく全会一致原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第94号議案 平成15年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)中、各所管事項についてです。

 初めに、消防署所管事項についてです。

 歳入としては、消防費県補助金の減額であり、歳出としては、消耗品費、燃料費、駐車場使用料及び修繕料等の追加が主なものです。

 次に、税務課所管事項については、歳出としては、職員給与と手当の減額、臨時傭人料、消耗品費等の追加が主なものです。

 次に、市長室所管事項ですが、歳出として、時間外勤務手当の追加、退職予定者22名の退職手当の追加、市長旅費の追加等が主なものです。

 次に、企画情報課所管事項についてです。

 歳入として、住宅・土地統計調査委託金の追加であり、歳出としては、インターネット実験委託料の減額、バックボーン切替作業委託料の追加、佐志生地区防災無線の電気代の追加、防災用テレビの器具費の追加等が主なものです。

 次に、総務課所管事項についてです。

 歳入としては、地方特例交付金の追加、財政調整基金繰入金の追加、また公有林の植林や管理のために借り入れた起債の借りかえによる公有林施業転換事業債等が計上されており、歳出としては、職員研修等の講師への謝礼金の追加、公用車の燃料費と修繕料の追加、庁舎清掃委託料の減額、清太郎地区集会所及び田の口地区集会所への補助金の追加等が主なものです。

 以上、第94号議案の各所管事項については、別に異議なく全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第100号議案 平成15年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第2号)についてです。

 歳入は繰越金の追加であり、歳出としては職員手当の減額、チューナーの修繕費の追加、電柱移転による伝送路等管理委託料等の追加が主なものですが、別に異議なく全会一致原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 最後に、第102号議案 臼杵市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてです。

 これは、祇園洲柳原線の拡幅工事により、臼杵商工会議所が大分信用金庫へ移転するのに伴い、その代替地として第2駐車場を廃止して大分信用金庫に譲渡する必要が生じたために上程されたものです。

 長引く不況により、市内の建築物件も減少している現状を考慮して、建てかえの場合はぜひ市内の業者に施工を依頼してもらうように強く要望して、第102号議案については全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 なお、議案審査終了後、ケーブルテレビにおける広告放送計画と臼杵市ケーブルネットワーク加入分担金改定案、そしてインターネット実験サービスの終了についての説明がありました。

 ケービルテレビの広告放送については、企業等の広告や各種イベント告知の要望が高まっている中、公設公営局としての立場を踏まえた上で、市内の地場産業の育成・奨励、商業の活性化及び市民サービスの向上につながることを目的に、お天気チャンネルの帯広告と市民チャンネルでの広告放送を計画しているとのことです。

 また、自主番組の構成・放送の自由を保持するために、市民チャンネルは臼杵ケーブルネット株式会社が実施主体として放送できるよう、臼杵市が臼杵ケーブルネット株式会社に市民チャンネルのみをリースするとのことでした。そのため、市民チャンネルの広告放送は臼杵ケービルネット株式会社が行うことになるとのことです。

 臼杵ケーブルネットワークの加入分担金については、条例の中で4万円を徴収することになっていますが、平成15年度までの申込者に対しては全額免除となっていました。しかし、加入金の免除期間を設けた意味や既加入者に対して不公平感を生じる面があるとの見地から、全額免除制度は役割を終えたということで終了したいというものです。金額としては、平成16年度から1万円とし、その後は十分な周知期間を設けながら段階的に引き上げていきたいというものです。

 また、インターネット実験については、来年の4月から6月にかけて電気通信事業法の改正が行われるため、新法施行時には正式サービスを行う必要があるため終了するとのことです。

 正式サービスは、県内最大のバックボーンを持っているOCT(大分ケーブルテレコム株式会社)と連携し運用を行った方が、インターネットのよりよいサービスを市民に提供できるとの判断があるという説明がありました。

 インターネットの速度や料金について若干の変更を伴うとの説明や、実施時期は法の施行時期により変動するものの、利用者に混乱を招かないよう早目に告知することの説明もあわせてありましたのでご報告いたします。

 以上、本市議会で総務委員会に付託を受けました議案4件の審査経過と結果ですが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 建設委員長。

 [建設委員長 大塚州章君登壇]



◆建設委員長(大塚州章君) おはようございます。建設委員長の大塚州章です。

 本12月定例市議会におきまして、建設委員会に付託を受けました議案5件につきまして、去る12月12日委員会を開き、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしました。その経過と結果についてご報告申し上げます。

 まず、第93号議案 市道の廃止及び認定について、港町6号線を廃止し、大清水踏切線を新たに認定するものです。

 次に、第94号議案 平成15年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)建設課所管事項のものとしまして、歳入では総額3,734万1,000円が計上されており、急傾斜地崩壊対策事業による県補助金、市債、負担金、それから台風10号、14号の被害による災害復旧事業として国庫負担金、市債の2点のみであります。

 歳出では、4,707万6,000円が計上されており、その主な内訳として、野田14号線及び総合公園線のための用地購入費の減額と同時に、大坪線側溝工事の追加を含む工事請負費への組みかえを行い、測量や建物調査、鑑定の委託料の追加、また市浜本線の建物調査、鑑定の委託料及び用地購入、家屋移転補償費の追加、福良地区急傾斜地崩壊対策事業、身近なまちづくり支援街路事業、台風10号、14号の被害による災害復旧工事費の追加補正を計上しています。

 次に、都市デザイン課所管事項の主なものとしまして、歳入では全国都市再生モデル調査事業費委託金の減額1,000万円、歴史環境保存基金への繰入金として322万8,000円の2点です。歳出では、歳入での事業費委託料減額と繰入金に対する補助金の追加です。

 続いて、上下水道課所管事項の主なものとしまして、歳入では合併処理浄化槽の設置台数追加要求に伴う国と県補助金の追加それぞれ603万1,000円の計上がありました。歳出では、小型合併処理浄化槽設置の補助金として1,676万3,000円の追加、公共下水道事業特別会計への繰出金として1,220万円の減額を主なものとして計上しています。

 第95号議案 平成15年度臼杵市水道事業会計補正予算(第1号)の収益的収入の給水収益が1,000万円の減額で、収益的支出の主なものとしまして、人事異動による減額と追加を相殺して398万3,000円の追加計上を予定しています。

 次に、資本的収入では、起債対象事業の変更により7,430万円の減額、資本的支出では、事業の変更に伴う減額と第7次拡張事業の用地購入費の追加等による6,277万4,000円の減額を計上し、この結果1億9,202万1,000円の不足額を、当年度損益勘定留保資金、当年度分消費税資本的収支調整額、建設改良積立金で補填しました。

 次に、第97号議案 平成15年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、歳入歳出それぞれ1億1,810万円の減額補正がありました。主なものとして、歳入では、平成15年度事業費の補助金一部を平成14年度に前倒しで実施したことによる国庫補助金並びに市債の減額、一般会計繰入金や安い金利に借りかえるための下水道高資本費対策借換債として6,330万円の減額、歳出では借換債の許可額変更により償還元金に変動が生じ、公債費6,137万4,000円、新地ゲートポンプ場の設計が基本までとなったため委託料2,703万3,000円、汚水幹線枝線工事費として2,100万円がそれぞれ減額、追加としては水道管等移設補償や終末処理場の光熱費や委託料が主なものとして計上されていました。

 最後に、第99号議案 臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、歳入歳出それぞれ2,213万7,000円の追加補正がありました。歳入の主なものとして、消費税還付金として580万円、起債充当率の変更による簡易水道事業債1,660万円の追加、歳出では、中臼杵簡易水道給水工事に伴う設計委託料や給水工事費として2,220万円を計上していました。

 以上、5件の議案について、審査の結果、別に異議なく全会一致原案どおり可決すべきものとして決しました。

 以上、本建設委員会に付託を受けました議案の審査経過と結果の報告を終わります。議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 産業経済委員長。

 [産業経済委員長 藤原一弘君登壇]



◆産業経済委員長(藤原一弘君) 皆さんおはようございます。

 産業経済委員会の報告を行います。

 本12月定例市議会において、産業経済委員会に付託を受けました議案3件につきまして、去る12月12日に委員会を開催し、執行部の説明を受け、慎重に審査いたしましたので、その審査過程と結果についてご報告いたします。

 まず、第94号議案 平成15年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)についてであります。

 初めに、農林水産課所管事項について、歳入では、農業基盤整備事業分担金の減額、台風14号による農業用施設災害復旧事業費分担金の追加、大分カボス産地改革総合対策事業費補助金の追加、農作業受委託用機械整備事業補助金の追加、基盤整備促進事業費補助金の追加、輸入急増農産物対応特別対策事業補助金の追加、現年発生農業用施設災害復旧事業費補助金の追加、現年発生林道災害復旧事業費補助金の追加が主なものであります。

 歳出では、農業振興費でハウス施設設置減による直売所出荷農家ハウス設置支援事業補助金の減額、環境保全型農林振興公社によるトラクターほか機械購入のため農作業受委託用機械整備事業補助金の追加、事業増による輸入急増農産物対応特別対策事業補助金の追加、大分カボス産地改革総合対策事業費補助金の追加、農地費で末広地区基盤整備の全体設計での測量設計委託料の減額、台風14号による農道4カ所の補修工事費の追加、大野水路外6カ所の水路整備工事費の追加、末広地区基盤整備促進事業工事費の追加、農道舗装改良資材費の追加、農業集落排水事業特別会計への繰出金の追加、農業用ダム促進費で野田ダム真空ポンプ配電盤の修繕料の追加、林業振興費で台風14号による鎮南山線の林道補修工事費の追加、漁港管理費で板知屋漁港舗装工事費の追加、農業用施設災害復旧費で補助率増高申請委託料の追加、台風14号による農道災害4件、農業施設6件の災害復旧費の追加、林道災害復旧費で広域農道鎮南山線測量設計委託料の追加、鎮南山線2カ所の災害復旧工事費の追加が主なものとして計上されております。

 次に、農業委員会所管事項について、歳入では農業委員会交付金の減額、地籍調査事業費補助金の減額が主なものであります。歳出では、農業委員会費で委員の定員減による委員報酬の減額、農地流動化地域総合推進事業費で農地流動化等に伴う謝礼金の追加、地籍調査費で表示登記業務委託料の追加が主なものとして計上されております。

 次に、商工観光課所管事項について、歳出では、ふるさとづくり事業費で電飾竹ぼんぼり制作委託料の追加、商工業振興費で中小企業振興資金保証料補給金の追加、観光費で吉丸記念館駐車場用地購入費が主なものとして計上されております。

 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第96号議案 平成15年度臼杵石仏特別会計補正予算(第1号)についてであります。

 歳入では繰越金、歳出では石仏公園散策道整備工事費の追加が主なものであります。審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第98号議案 平成15年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。

 歳入では一般会計繰入金の追加、歳出では測量設計委託料の減額、農業集落排水整備工事費の追加が主なものであります。審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 以上、産業経済委員会に付託を受けました議案の審査結果及び報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 以上で委員長の報告を終わります。

 これより委員長の報告に対する質疑を行います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これを許可します。

 佛坂議員。

 [2番 佛坂健二君登壇]



◆2番(佛坂健二君) 席次2番、佛坂健二でございます。

 私は、請願第4号不採択に反対の立場から討論を行います。

 請願第4号 「2004年年金改悪」をやめ最低保障年金制度の創設などを求める国への意見書の提出をお願いする請願が、教育民生委員会で不採択になったとありますが、国への意見書の提出を行うことは、願意の妥当性、実現の可能性、議会の権限事項、いずれから判断しても請願の本来の趣旨に合致するものであると考えます。

 また、内容についても大多数の市民の願いである年金給付の引き下げや制度改悪をやめてほしいという趣旨であり、妥当性のあるものであると考えます。

 よって、この請願の不採択に反対するものであります。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 第91号議案及び第93号議案から第102号議案並びに請願第4号及び第5号のうち、請願第4号を除く各議案については委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、第91号議案及び第93号議案から第102号議案並びに請願第4号及び第5号のうち、請願第4号を除く各議案については委員長報告のとおり可決されました。

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△議決結果

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議案



番号
件名
結果


第91号議案
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償条例の一部改正について
原案可決


第93号議案
市道の廃止及び認定について
原案可決


第94号議案
平成15年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)
原案可決


第95号議案
平成15年度臼杵市水道事業会計補正予算(第1号)
原案可決


第96号議案
平成15年度臼杵石仏特別会計補正予算(第1号)
原案可決


第97号議案
平成15年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
原案可決


第98号議案
平成15年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
原案可決


第99号議案
平成15年度臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
原案可決


第100号議案
平成15年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第2号)
原案可決


第101号議案
平成15年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
原案可決


第102号議案
臼杵市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について
原案可決


請願第5号
高校奨学金制度の抜本的な改善・拡充を求める意見書の提出を求める請願書
採択





 次に、請願第4号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 [起立せる者多数]



○議長(首藤新一君) 着席願います。

 起立多数であります。

 よって、請願第4号については、委員長報告のとおり可決されました。

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△議決結果

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          議案



番号
件名
結果


請願第4号
「2004年年金改悪」をやめ最低保障年金制度の創設等を求める国への意見書の提出をお願いする請願書
不採択





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△日程第2 閉会中、継続審査並びに調査について



○議長(首藤新一君) 日程第2、閉会中、継続審査並びに調査についてを議題といたします。

 市町村合併問題調査特別委員会より、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中継続審査並びに調査したいとの申し出がありました。



          平成15年12月11日
臼杵市議会議長 首藤新一殿
      市町村合併問題調査特別委員会
            委員長 西水忠夫
     閉会中継続審査(調査)の申し出について
本委員会は、所管事務のうち下記の調査項目について、閉会中もなお継続審査(調査)を要するものと決定しましたので、会議規則第104条の規定により申し出ます。
             記
1.調査事件 ・法定協議会設置から周南市発足までの経過や問題点等について
       ・合併前後の議会の動き(議会開催日程や議決事項について)
2.場所 山口県 周南市
3.調査期間 平成16年2月9日〜10日までの2日間





○議長(首藤新一君) お諮りいたします。

 ただいま特別委員会より申し出のとおり、閉会中継続審査並びに調査することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、市町村合併問題調査特別委員会から申し出のとおり、閉会中継続審査並びに調査することに決定いたしました。

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△日程第3 議員派遣の件について



○議長(首藤新一君) 日程第3、議員派遣の件についてを議題といたします。

 お手元に配付しております一覧表のとおり、議員派遣の申し出があります。

 お諮りいたします。

 議員派遣の申し出のとおり、決定することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、申し出のとおり議員派遣することに決定いたしました。

 なお、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に委任していただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に委任していただくことに決定いたしました。

             議員派遣の件(平成15年12月定例会)



●派遣議員(団体名等)
 議長 首藤新一  副議長 牧 宣雄


●目的
 市町村合併問題調査特別委員会先進地行政視察


●場所
 山口県周南市


●期間
 平成16年2月9日〜10日の2日間





○議長(首藤新一君) ここで10分間休憩いたします。

  午前10時35分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前10時45分 再開



○議長(首藤新一君) 再開します。

 お諮りいたします。

 ただいまお手元に配付しております意見書案第9号及び第10号が提出されました。

 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、意見書案第9号及び第10号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程追加 意見書案第9号及び第10号 一括上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(首藤新一君) 意見書案第9号及び第10号を一括議題といたします。

 初めに、意見書案第9号について提案者の説明を求めます。

 大塚議員。

 [5番 大塚州章君登壇]



◆5番(大塚州章君) 意見書案第9号 道路整備予算の確保等に関する意見書(案)についてご説明申し上げます。

 道路は、国民生活や経済・社会活動を支える最も基礎的な社会基盤施設であり、活力ある地域づくりを推進し、安全で安心できる国土の実現を図るためには、国民共通の資産である道路を計画的に整備することが重要であります。

 全国平均より早いペースで少子化・高齢化が進行する本県では、道路を初めとする社会基盤の整備が遅れており、特に高齢者福祉や市町村合併を支援する道路、救急医療施設へのアクセスを向上させる道路、台風常襲地帯として災害に強い道路など、道路整備に関する県民の要望は極めて強く、この解決に向けた道路予算の確保は大きな課題となっています。

 よって、国会及び政府におかれましては、次の事項について特段の措置を講じられるよう強く要望します。

 1、揮発油税、自動車重量税等の道路特定財源は受益者負担の原則にのっとり、ほかへ使途を拡大することなく、そのすべてを道路整備に充当すること。

 1、平成15年度以降の5カ年において、投資規模38兆円を目安とし、県民が期待する道路整備を促進するとともに、平成16度予算においては、その事業費の地方への重点的な予算配分を図ること。

 1、15年度までの措置として運用されている地方特定道路整備事業の平成16年度以降の制度継続を図ること。

 以上で説明を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 以上で、意見書案第9号についての説明を終わります。

 次に、意見書案第10号について提案者の説明を求めます。

 吉岡議員。

 [9番 吉岡 勲君登壇]



◆9番(吉岡勲君) 意見書案第10号 高校奨学金制度の抜本的な改善・拡充を求める意見書(案)。

 奨学金制度を実施している日本育英会の独立行政法人化に伴い、2005年度より国の高等学校奨学金事業が各都道府県に移管されることになります。子供たちの学ぶ権利を保障するために、憲法や教育基本法の要請に基づき奨学金事業は行われてきております。奨学事業が社会のセーフティーネットとして果たす役割は、従来にも増して重要になってきています。

 つきましては、地方移管後における高校奨学金事業の実施に当たっては次の3点を要望するものであります。

 1、経済的理由によって学ぶ権利が侵害されることがないように、高校奨学金制度の抜本的改善と拡充を行うこと。

 2、生活保護世帯や低所得者層など経済的困難を抱えた家庭に属する子供たちの就学を奨励するために、給付制奨学金の創設や返還免除制度の運用改善など、学業継続に向けた積極的な支援策を講ずること。

 3、奨学金制度など就学支援制度活用に当たっての身近な窓口相談事業を実施すること。また、就学支援制度並びに窓口相談事業について住民への周知など、きめ細かな情報提供に努めること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見を提出するものであります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 以上で、意見書案第10号についての説明を終わります。

 これより、意見書案第9号及び第10号に対する質疑に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております意見書案第9号及び第10号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、意見書案第9号及び第10号については、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 意見書案第9号及び第10号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、意見書案第9号及び第10号については、原案のとおり可決されました。

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△議決結果

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          意見書案



番号
件名
結果


意見書案第9号
道路整備予算の確保等に関する意見書(案)
原案可決


意見書案第10号
高校奨学金制度の抜本的な改善・拡充を求める意見書(案)
原案可決



 なお、意見書の取り扱いについては議長に一任願います。

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△報告 行政視察報告



○議長(首藤新一君) ここで行政視察の報告を求めます。

 総務委員長。

 [総務委員長 三浦正行君登壇]



◆総務委員長(三浦正行君) 総務委員会の行政視察報告を申し上げます。

 去る9月29日から10月2日の間、石川県羽咋市における総合窓口サービス及び市民参加によるまちづくり、金沢市におけるまちづくりについて行政視察を行いましたのでご報告申し上げます。

 初めに、石川県羽咋市では多様化する住民の要望にこたえるため総合窓口システムを導入し、住民票の写しや戸籍謄本、印鑑証明書のほか税務関係証明書発行などの用件を1カ所の窓口で済ませられる総合窓口サービスが開始されています。

 取り組みに至る経過については、平成13年8月に市民窓口サービス検討委員会を設置し向上策の検討を行い、平成14年4月、市民窓口サービス推進室を発足、本年8月からワンストップサービスが開始されました。

 総合窓口サービスは市庁舎1階正面の総合窓口課で対応、4人同時に受け付けられるように4カ所のコーナーを設け、プライバシー保護に配慮して間仕切りされたカウンターは車いすのひじかけが入る程度に低くされ、案内役のフロアマネージャー一人が配置されています。

 窓口でできるサービスは、住民票の写しなどのほか、所得や評価、資産、納税などの税務関係証明書発行、乳幼児医療費の請求や児童手当の届け出などの受け付けが行われています。

 来庁者は、これまでの用件によって担当課窓口に足を運んでいた不便が解消され、大変好評とのことでありました。また、職員が内容を聞き取って申請書を作成するため、署名するのみで用件が済み、このような徹底された窓口サービスは全国的にも先進的な試みであると感じました。

 また、市民参加によるまちづくりも積極的に推進しています。市民の声を反映した市政実現に向けた取り組みの一例として、各種委員会に公募枠を設けた女性だけの「女性委員会」と、60歳以上の「21はくいシルバー委員会」は定数20人のうち半数を市民から募って構成されています。

 昨年2月発足の「まちづくり市民会議」では、グループ討論方式で約3,000人の市民が議論を重ね、8月にまちづくり基本条例を提言、条例は12月議会で可決されました。政策提言型の市民への変貌に手ごたえを感じつつ、市職員の意識改革も断行中で、勤務評価システムを確立させ、能力主義の導入もなされており、まさに羽咋市は自治体改革に積極的であると感じたところであります。

 一方、金沢市におけるまちづくり条例は、個性豊かで住みよい都市環境の形成を目指し、住んでいる人が住んでいるまちの目標とする将来像を描き、まちづくりのルールを決めて実現していく仕組みを定めたものであり、この条例は市民主体、市民参加の認識のもと、市の責務、市民の責務、事業者の責務が明確化され、相互の信頼と理解によって3者が協働で実施するものであります。

 金沢市では、これまで景観条例や町並み保存条例で地域にそぐわない開発行為を規制していましたが、住民みずからがまちづくりのルールをつくり、さまざまな開発計画に対しイエス・ノーの評価を打ち出していくようなまちづくりのプロセスはありませんでした。そこで、住民主導の新しいプロセスを全市域に広げていくためにまちづくり条例が制定されたというのが、この条例制定の背景にあるようです。

 その特色としては、住民みずからがまちづくり計画を策定し、住民と市長の間でまちづくり協定を締結することにより、その地区にふさわしい、きめの細かいまちづくりが可能となっていることです。これまでの課題としては、制度ができて間もないことであり、住民への周知度が低いため住民意識をいかに高揚させ、住民みずからが積極的にまちづくりに参画することができるような体制づくりを早急に立ち上げることであるとの説明を受けました。

 以上、羽咋市と金沢市におけるまちづくりと羽咋市における総合窓口について先進地を視察しましたが、このような両市の状況を踏まえ、臼杵市において必要な課題については積極的に取り入れられればと考えております。

 以上で、総務委員会の行政視察報告を終わりますが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 建設委員長。

 [建設委員長 大塚州章君登壇]



◆建設委員長(大塚州章君) 建設委員会の行政視察をご報告申し上げます。

 去る9月29日より2泊3日で行われました行政視察に、議員5名と事務局1名の6名により、愛知県の犬山市と岐阜県高山市に行ってまいりました。

 犬山市は、臼杵市と同様、全国都市再生事業のモデル市として選ばれ、城下町新生計画を提案しまちづくりを進めているため、産業経済委員会と合同視察となり、詳細については同委員長より報告がありますので、高山市のみについてご報告申し上げます。

 今視察は、中心市街地の活性化を横丁の整備という視点からとらえた事業と、定住環境と交流環境の整備のためのバリアフリーのまちづくりという事業の、この2点を目的とし、今後の臼杵のまちづくりの一考察ととらえていただければありがたいと存じます。

 岐阜県の北部飛騨の中央高山盆地に位置し、北アルプス等の山々を眺めながら中央を流れる宮川を挟んで東西に市街地を形成し、交通機関としてJR、国道を主とし、将来的には高速のインターチェンジも計画されているようです。

 人口は微増しながらも、周辺地域に比べて中心市街地の高齢化は29.5%と大幅に進み、核家族化が進んでいるにもかかわらず世帯数の減少という深刻な状況になっていました。この現象は町内活動の低迷、除雪活動の困難性、世代を超えた交流活動の欠如等により、活気の喪失や定住環境の低下へつながり、しいては観光客の足にも影響が出始めて、平成11年には270万人となり減少化を避けられない状態になっていました。

 そこで、市として道に焦点を絞り、特にそこで暮らす人々の生活文化が色濃くあらわれ、その地区独特の個性を演出するとともに、コミュニケーションの場として、また交流の場として日常生活に深くかかわっている横丁に注目し、空間・動線の整備を計画しました。

 高山市では、城に対して南北に走る路が筋、東西に走る路を横丁と呼び、それを創出・再生していくことにより、中心市街地が持つ様々な課題に対応でき活性化に大きく寄与できると期待し、整備のテーマを3つに設定していました。

 1つ、候補路線の保有する環境や歴史的資源をより強く表現し、住んでいる人に自宅周辺への誇りと愛着を、また訪れる人には新たな発見や刺激、楽しみが提供できる整備をする。それにより、定住環境の向上にもつながり、新たな住民の確保も期待できる。

 2つ目、コミュニケーションの場として、世代を超えた住民が集えるような憩い空間を保有する横丁の整備により、触れ合いの心に満ちたコミュニティの創出を目指す。

 3、道の連続性や資源間の連携、路地の利用状況を考慮し、だれもが楽しく快適に歩ける横丁の整備を進め、利便性や快適性の強化を図る。

 以上の3点をもとに、由来やいわれなどを大事にした横丁名をつけ、今後の高齢化の進行にも考慮し、住民の協力、例えば意識の統一化、空き地の提供、敷地一部の開放、建物壁面の使用許可、清掃、景観の統一化などを受けて一体となり初年度3,000万円の予算を単費で整備に取り組みました。

 次に、もう一つの事業であるバリアフリーのまちづくりについて報告します。

 高山市では、「人に優しい街づくり」「住みよい町は行きよい町」をもとに、平成8年より東京に嘱託職員2名を置き、観光案内を兼ねつつ毎年20名程度のモニターを募集し、その意見をもとに平成10年1月にバリアフリーのまちづくり宣言を行い、平成12年4月より安全・安心・快適なまちづくり事業に取り組み、同年11月に交通バリアフリー法を施行しました。

 整備計画区域としては、特にJR高山駅を中心に1キロメートルを圏内に主要公共施設、福祉施設等を結ぶ歩行者を対象とし、予算としては平成14年度が1億2,000万円、平成15年度が1億円、またそれとは別に側溝の整備として毎年900万円を計上していました。

 現在までの整備状況として、4点主なものが挙げられます。

 1、歩道への乗り入れ部の段差が5センチあり、車いすや高齢者にとって支障となっていたため、これを2センチとし、縦断勾配は5%以下を標準とし整備を実施。

 2、水路の多い市内道路のグレーチングに車いすや視覚障害者の杖が落ち込むため、この網目を1センチ以下に取りかえる。

 3、中心市街地において、道路幅員を狭くすることで車両のスピードを抑制し、既設道路幅員内で路肩部にカラー舗装化した歩行者ゾーンを確保し、植栽やベンチを設置することにより市街地に潤いを与える。

 4、主要な交差点においての横断歩道と歩道の接続部の段差や、マウンドアップ歩道の縦断勾配すりつけが急な箇所を解消する。

 以上4点が、建設課主要事業として行われており、この実施に関しては市民を初め警察当局の理解と協力が得られたことが大きかったと説明がありました。

 そのほかに、福祉課関連として車いす用トイレを市街地を中心とした公衆または公的及び私的の施設合わせて80カ所用意され、その中にはオストメイトの方の公衆トイレもあり、特に公衆トイレは地域で清掃を交代で行うという協力を得ているようでした。これらの事業が功を奏してか、平成14年度の観光客は320万人が訪れるという実績を残し、なお今後も継続して整備を進めていくことの説明を受けました。

 以上、建設委員会による行政視察の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 産業経済委員長。

 [産業経済委員長 藤原一弘君登壇]



◆産業経済委員長(藤原一弘君) 皆さんおはようございます。

 産業経済委員会の行政視察についてご報告いたします。

 去る9月29日から2泊3日の行程で、委員5名、事務局1名の計6名で城下町新生計画事業について愛知県犬山市に、和紙の里わくわくファーム事業について岐阜県美濃市に行政視察を実施いたしました。

 なお、犬山市につきましては、さきに建設委員長から説明がありましたとおり、まちづくりについて関連性があり合同視察となりましたので、両委員会を代表して私からご報告いたします。

 まず、初日の城下町新生計画について視察いたしました犬山市は、名古屋市中心より北に25キロほどのところに位置しており、昭和29年に1町4村が合併、犬山市となり、名勝木曽川と国宝犬山城を背景にした人口約7万3,000人の城下町であります。

 犬山市がこの城下町新生計画に取り組んだ経緯につきましては、かつて名勝木曽川に映える国宝犬山城を町のシンボルに栄えた城下町地区も、経済の成長に伴い車社会を迎え犬山城への来場客の大半が通過型観光となり、城下町地域内に点在する歴史的・文化的ストックの未活用によって商店街における空き店舗等が目立ち観光振興・活性化に十分寄与しなくなり、また城下町特有の狭小で複雑な街路網に通過車両が進入し、地区の生活の安全性を脅かしているなどの観点から、中心市街地再生のため平成12年に犬山市中心市街地活性化基本計画を策定、城下町周辺94.7ヘクタールを計画範囲に平成13年から事業に取り組んでおります。

 しかし、これらの事業を推進するには民間の理解と協力が不可欠であり、13年、14年はその組織力強化に努めたと言っておりました。その努力が実り、本年9月6日に犬山市まちづくり会社を設立、資本金3,000万円で市がその2分の1の1,500万円を出資、9月24日に株式会社を犬山型TMO(タウンマネジメント機関)として正式に認定し、犬山市が掲げる城下町新生の整備基本計画であります、第1に安心して歩けるまち、第2に歩いて暮らせる豊かさを感じるまち、第3に見たい・行きたい・暮らしてみたいまち、第4にまちの中をつなぐ外と結ぶネットワークのまちの4つを柱に事業に取り組んでおります。

 ただ、これらの事業を円滑に推進していくためには都市計画道路の変更が不可欠であるが、計画道路変更には市民の賛否があるため、アンケート調査などを実施し、都市計画道路の見直しをし、市街地の整備改善計画として歴史の道整備、散策道の整備など16項目、商業などの活性化事業として城下町周辺支援事業、歴史・文化ネットワーク事業など28項目を設置、既に市街地の道路改善整備、商店街活性化事業の幾つかについては整備されておりますが、今後この事業を計画どおり推進していくためにも、市民のより強力な理解と協力が必要であるということを強調しておりました。

 また、整備地区の現地視察もさせていただきましたが、道路網も一部整備され、空き店舗13カ所も整備、活用されております。特に、町の中心部に伝統文化の継承を目的に、犬山まつりの山車の勇壮から名づけたどんてん館が建設されており、370年の伝統を誇る針鋼神社の祭礼、犬山祭りの山車が展示公開されており、町並み散策の一役を担っており、犬山市が整備基本に掲げております安心して歩ける町の雰囲気を感じたところであります。

 また、今回の視察で特に感じたことは、犬山市を初め2日目の美濃市、昨年視察した長浜市におきましても、城下町特有の伝統文化の継承ということをまちづくりの核にしており、臼杵市においても400年の伝統ある臼杵祇園がありますが、年一回の行事だけでなく、これらに使用する諸道具も常時展示公開できる施設などを現在進めておりますまちづくりの中で検討してはと感じたところであります。

 2日目には建設委員会と分かれ、中山間地域農村活性化整備事業に取り組んでおります岐阜県美濃市を訪問いたしました。

 美濃市は、昭和29年に1町6村が合併し市制を施行、岐阜県の中心部に位置し、美濃和紙と清流長良川で知られるように、市の面積の80%が山林で囲まれており、その緑と水の自然を生かしたまちづくりを進めております人口約2万5,000人の農林都市であります。

 美濃市では、中山間地域の農業振興と地域の活性化を図るため取り組んでおります和紙の里わくわくファーム事業の現状について視察いたしました。この事業は、厳しい経営、生活条件やその地域の特性に応じた農業の生産規模、農村基盤整備により農業の推進とその地域活性化を図ることを目的に県営中山間地域農村活性化総合整備事業として、美濃市と長良川上流の洞戸村、板取村の1市2村で取り組んだもので、事業主体は岐阜県で農林水産省の補助事業として平成9年から平成15年事業として実施されており、農業用排水施設、農道整備、農業集落道、これは長良川延長127メートルの和紙の里大橋が建設されております。営農飲雑用水、活性化施設の整備、市民農園整備、生態系保全施設などで事業構成されており、総事業費は29億2,000万円で、補助率は国55%、県30%、市町村15%となっており、事業の進捗率は平成14年度末で92.88%と言っておりました。

  今回の視察目的であります和紙の里わくわくファーム事業は、農業推進にあわせ1300年の伝統ある美濃和紙の伝統文化の継承を目的に、活性化施設整備の中核的な位置づけとして取り組んだ事業であり、総面積1万3,000平方メートルを活用、事業費3億7,096万6,000円で、平成13年、14年で実施、事業内容は創造交流館、交流広場、ふれあい農園、わんぱくバーベキューサイトの4施設で構成、整備されております。各施設内容は、創造交流館では紙すき体験研修室、紙すき後継者研修室、多目的研修室、特産品加工室、調理実習室などが設置されております。

 なお、美濃市では手すき和紙の業者が現在20軒ほどあり、今なお伝統文化を守っており、県外から8名の研修生が美濃市に滞在していると言っておりました。

 交流広場では、紙干し場、せせらぎ、芝広場、休憩施設など、ふれあい農園では休憩室、シャワー施設などを整備したやすらぎ館、都市との交流を目的とした貸付農園、わんぱくバーベキューサイトではバーベキューコンロや炊事場などが設置されており、これらの諸施設は一部を除き料金が設定され、平成15年4月から供用を開始しております。

 なお、施設の利用状況につきましては、供用開始後まだ日が浅いので効果などについてはっきりしたことはわからないが、現在ではまずまずとのことでした。

 これら諸施設の野外施設につきましては、シルバーセンターに委託し管理しており、高齢者の生きがい対策の一役も担っているとのことでした。

 また、美濃市では和紙の里わくわくファーム事業のほか、和紙の伝統文化を継承するため、美濃市が和紙の町であることを象徴するため、和紙でつくった花々をみこしに取りつけ町を練り歩く花みこし祭りを4月に、全国から公募し、うだつの上がる町並みに展示する美濃和紙アート展を8月に開催し、県内外から多くの観光客が訪れているとのことでした。

 以上が美濃市での和紙の里わくわくファーム事業の結果でありますが、臼杵市においても営農推進、また郷土の伝統文化の継承に当たっては関係機関との連携を強め、積極的な施策を検討してはと感じたところであります。

 以上で産業経済委員会の視察報告を終わりますが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 以上で各常任委員会の行政視察報告を終わります。

 これをもちまして、今期定例会の日程はすべて終了いたしました。

 以上で、平成15年臼杵市議会12月定例会を閉会いたします。

  午前11時16分 閉会

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

   平成15年12月19日

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

               臼杵市議会議長  首藤新一

                 〃 副議長  牧 宣雄

               会議録署名議員  三浦正行

                 〃      加茂千恵子

                 〃      平川哲郎