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大分県 臼杵市

平成11年  6月 定例会 06月09日−03号




平成11年  6月 定例会 − 06月09日−03号 − P.0 「(名簿)」












平成11年  6月 定例会



 平成十一年六月九日

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      平成十一年六月九日(水曜日)午前十時開議

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一、議事日程第三号

 第一 一般質問

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一、本日の会議に付した事件

 日程第一 一般質問

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 出席議員(二十一名)

      一番  匹田 郁

      二番  林壯一朗

      三番  武生博明

      四番  吉岡 勲

      五番  衛藤忠一

      六番  小野栄子

      七番  藤原一弘

      八番  三浦正行

      九番  加茂千恵子

      十番  平川哲郎

     十一番  児玉善生

     十二番  牧 宣雄

     十三番  山本正嗣

     十四番  大塚忠治

     十五番  長野景行

     十六番  見河洋子

     十七番  首藤新一

     十八番  池田和秀

     十九番  藤丸利光

     二十番  川野方男

    二十一番  板井孝太郎

 欠席議員(一名)

    二十二番  西水忠夫

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 事務局職員出席者

     局長       高橋洋児

     次長       三浦拙夫

     次長兼総務係長  廣田栄治

     書記       尾本 浩

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 説明のための出席者

     市長           後藤國利

     収入役          佐世和彦

     教育長          村上 直

     消防長          二村修次

     総務部長         神田常幸

     市民部長         雄嶋良直

     文化産業部長       佐藤和人

     建設部長         河野為三郎

     教育委員会事務局長    三重野二治

     総務課長         安野正道

     企画財政課長       藤原眞一

     教育委員会学校教育課長  佐保謙二

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  午前十時 開議



◎事務局長(高橋洋児君) おはようございます。

 ただ今の出席議員は二十一名です。



○副議長(長野景行君) おはようございます。本日議長が所用のため欠席を致しておりますので、副議長の長野が議長の職務を務めさせて頂きます。

 ただ今報告のとおり、定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第一 一般質問



○副議長(長野景行君) 日程第一、これより昨日に引き続き一般質問を行います。

 これより順次発言を許可します。

 児玉善生議員。



児玉善生君の通告事項
一 情報公開条例制度制定について
 1 今後の取組みと実施内容について時期と手順について
二 ゴミ処理の広域化対策について
 1 広域化対策と職員配置について
 2 分別収集とその処理について
 3 民間委託と運営について
 4 不燃物処理場について
三 二年制保育について
 1 幼稚園二年制保育実施計画について
 2 予算措置と具体的内容について
 3 幼児数と施設整備について
 4 三園の統廃合について
 5 民間保育園と二年制幼稚園との問題点について



 [十一番児玉善生君登壇]



◆十一番(児玉善生君) 皆さんおはようございます。傍聴者の皆さん早朝よりご苦労でございます。十一番の児玉善生です。通告に従いまして一般質問をさせて頂きます。

 昨日匹田議員さんの質問と一部重複する部分があるかと思いますが、ご勘弁頂きたいというふうに思います。

 まず、一点目は、情報公開条例制度の制定についてであります。

 国の行政機関が保有する文書の原則公開を定めた情報公開法案が、五月七日、衆議院本会議で可決成立し、国の情報公開制度が整い、今後は政令や省庁の運用基準を定められた制度の運用は二〇〇〇年になるという見通しが言われております。国会を法案が通過したことにより、今後、各自治体も二年以内には条例制定がかなり進まれるものと思われます。地方自治体を求める地方分権指導からは、自治体の行政の公開性をいかに担保にするかが問われ、開かれた行政を実現するとの立場から、情報の共有、透明性の確保を目指さなければなりません。今後地方分権が進めば、行政の持つあらゆる情報を市民が共有し、市民が市政の課題を自らの問題として考えていくことが求められ、また、情報公開は新しい政策を生み出し、活力ある自治体をつくっていくうえで欠かせない大切なものであります。

 全国で、平成十年四月現在、一千百十二市のうち、約五百三十三市が制定し、全体の四七・九%と、多くの自治体が実施し、大分県下でも中津市、大分市、別府市をはじめ町では緒方町をはじめ五町が実施し、今後、宇佐市、今年度実施と、佐伯市は十二年度実施の方向ということを聞いております。臼杵市においても平成十二年度条例制定に向け、情報担当者も配属され、各課選出による検討委員会で具体的検討が進められていると思われます。

 昨日の答弁で、市議会、各種団体、弁護士、一般公募による委員による懇話会組織を七月から発足するそうですが、主要に検討する部分はどのような内容か、また今後どのような手順で進めていくのか、具体的な時期と今後の進め方に対するスケジュールについて伺いを致したいというふうに思っております。

 具体的作業の中でも次のような問題点が出てこようかといます。一点目は、公開の対象文書、更には書類契約書等どのように分類をし、どのようなものを来年度実施する考え方を持っておるのか、また今後の対象文書等、いつまでに遡り公開の対象にする考えか。

 二点目として、公開の請求手続きについて、どこが窓口になるのか。

 三点目に、非開示情報と開示情報をどのように区別し、担当課、あるいは部ごとに誰がその範囲をどこでどのような形で決めるのか。

 四点目に、公開条例制定の時期についてでありますが、具体的にどのように議会に提案し、実施を移そうという考えか。

 更には、文書管理の方法、整理進捗状況。

 六点目は、請求者の範囲の内容について。

 七点目は、費用の手数料の負担は。

 更に、情報公開審査会等、実施までには多くの課題を克服しなければならない課題が多く山積しておるわけですが、条例が検討委員会で審議されていると思いますが、現在、総務部総務課情報公開担当者は一名であり、来年の四月に実施する場合、多大な作業が予想されるわけであります。是非人的補強も行って頂き、正しい情報公開に踏み切られるよう対応を図って頂きたいというふうに思います。

 大きい二点目として、個人保護条例の制定について考えを聞かせて頂きたいと思います。行政は住民のためのものですから、行政情報は住民に公開されなければなりません。しかし、住民の個人情報はプライバシーを守るために保護されなければならないわけであります。個人情報保護条例の制定は急務であろうかと思われますが、平成八年の四月現在の、現在都道府県の団体一千二百二団体のうち、全体の三六・二%が条例を制定し、九年度は七十三団体増えておる状況であります。

 臼杵市としても、情報公開条例と同時に個人保護条例の制定をする考えかどうか、市長の考えをお聞かせください。

 大きい二点目であります。ゴミ処理の広域化対策と職員補充について伺いを致します。

 平成十四年十二月に向け、現施設の更新は避けられず、ゴミの広域化処理対策は市民にとっても切実で関心のある問題で、県の指導はもちろんのこと、大分市の更新に併せ、広域化処理の取り組みに期待をしているところであります。これまで環境保全課に準備室を設け、具体的な検討はされていましたが、今年の四月の異動で専任者がなく、今後、期間的な制約もあり、当然硬軟両用の考えで検討されなければならない課題だと思います。そのためには、実現までに担当者を配置し、的確な情報の把握と広域化計画の実現性に向け、諸準備が必要かと思われます。現有施設の維持管理や整備も重要で、担当者の配属が必要かと考えますが、広域化の現状と今後の対応、併せて担当者の配属についての考えをお聞かせください。

 二として、分別収集とその処理、更には三点目の民間委託運営について伺い致します。

 市民の協力と職員の努力により、資源物収集の徹底や、燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミ、四種類の分別が図られ、また生ゴミ、危険ゴミ、硬質形のプラスチック、廃食油の四種類も処理方法に検討が加えられ、ゴミの減量化、資源化に向け分別収集の徹底が図られつつあります。また二〇〇一年四月から家電リサイクル法が施行されます。リサイクル対策について資源物として、市民から六種類に分けられ、分別収集がされています。民間に委託処理する方がコストが安くなる部分もあるかと思われます。今後民間委託についての考え方について、それと、現在、臼杵市の職員による収集業務等、民間業者による収集業務の内容について、どのような形になっておるかお聞かせください。

 スモール二として、事業系ゴミや可燃物資源ゴミが多く収集されていますが、清掃センターを維持管理するためには多大な処理費がかかっております。現在の手数料等を見直す考えはあるのかどうかお聞かせください。

 三点目に、広域化までの間と、広域化後について可燃ゴミや資源ゴミについて、今後どのような方針でもって対応しようという考え方を持っておるかお聞かせください。

 四点目として、不燃物処理場についてであります。

 現在、不燃物処理場は市民から出る多くの不燃物と一部事業系ゴミがみられてます。現焼却場施設ではプラスチック類はダイオキシンの発生源になることから、平成十年度より不燃物処理場に埋められている現状で、現在のままでいくと最終処分場の埋立量も四年間で満杯になるのではないかと思われます。現在はビニール、廃プラスチック類が埋められていますが、最近、環境ホルモンの影響が社会問題となり、今後の影響が心配されるところであります。現在、不燃物処分場に持ち込まれた不燃物は受付でチェックされ、処分場に埋められていますが、処分場には埋められない危険物や産廃物が一部入っている場合もあり、チェック機能の強化が望まれるところであります。最終処分場から出る浸出汚水が河川を汚染させないためにも、未来の子孫に禍根を残さないためにも、埋立場に監視員を配置しチェック体制の強化を図って頂きたいというふうに思います。その点についての考えをお聞かせください。

 現在、不燃物最終処分場の下に汚水処理装置が設置され、その改修が終わり、地元との協議に入っていますが、現在、施設は昭和六十三年の施設設置のため十年が経過し、老朽化が激しく、重金属を処理できる機能を持った処理施設になっておりません。現在、水質基準は全てクリアをしておりますが、今後二十年、三十年という経過をすれば浸出汚水が非常に心配されるところであります。今後、不燃物を埋め立て、更に続けるという考えがあるなら、汚水処理装置を含めた更新を計画し、厳しい臼杵市の財政状況だけに、基金の積立や現在の処理費の見直しを行って頂き、汚水処理場装置の施設改善のための資金対策が必要かと思われます。この点についての考え方を聞かせてください。

 三点目は、二年制保育についてであります。

 乳幼児期は人間形成の基礎を培う重要な時期にあたり、就学前の教育の充実、市民サービスの向上、住民の選択肢の確保等、行政の責任という観点に立つと、定員割れや市財政負担増など困難な問題が多くあります。公立幼稚園の統廃合は現時点では考えられないというような幼保委員会との答申があるわけですが、しかし公立保育所の民間委託については、先の三月議会で条例改正が決定し、公立保育園、下南保育園の一園を現状で残し、中央と佐志生保育所は民間の社会福祉法人に委託され、四月から民間経営で実施されています。今後、臼杵市における乳幼児の減少に伴う幼稚園の定員割れや、公立保育所、幼稚園と私立保育園、幼稚園との共存や共栄を図るという問題、更には核家族化の問題、共働き家庭の増加など社会情勢の変化や親のニーズに応えるという問題等を条例制定に考えると、今後の幼稚園の在り方について今後どのような保護者との意見を取り入れ、二年制幼稚園を実現していく考えか、また幼保連絡会や民間保育園との調整等が課題が出てくるわけでありますが、その問題をどのように今後処置していくのか、先の平成十年十一月二十日、臼杵市立公立幼稚園PTA連合会との話し合いで、市長の発言の中に保育園との絡みがあり、文部省、厚生省と設置の違いもあり難しい面もあるが、保育連絡会で最大限の努力をしたいと、更に二年制保育、三年制保育についての要望の強いことがわかった。実現する方向で進むべきだと思うと、できるだけ早く実現するよう財政措置を講ずるというように答えているようでありますが、その点について次の五点について伺い致します。

 一点目は、幼稚園二年制保育実施の取り組みについて、現在どのような検討がされておるのか。

 二点目、予算措置と具体的な内容でありますが、当然二年制幼稚園に向けての取り組みが検討されておるということになれば、予算措置の時期、具体的な内容についてお伺いを致します。

 三点目、現在の幼児数と施設の整備の状況について、現在の零歳児からの児童の状況と、現在の施設でそのような二年制幼稚園の対応ができるのかどうか。

 四点目として、三園統廃合という形でその話し合いの中に、教育長発言として、幼稚園の設置基準については三年制保育は難しいと、二年制保育は前向きに検討する。三園の統廃合、保育の時間、送迎バスの導入も併せて検討しているとの発言があったというふうにお聞きしておるわけですが、私立保育園の関係がネックになっているという発言をしていますが、現在までの取り組み状況を聞かせて頂きたいということと、併せて市長発言と若干三園統廃合というような言葉が出ておるということで、食い違う部分があるわけですが、実態はどうなのか、その点をお聞かせください。

 更に、五点目でありますけど、民間保育園と二年制幼稚園との問題点についてどのような形で今後調整を図っていくのか。

 以上の点について、明解なご答弁を頂きたいと思います。



○副議長(長野景行君) 答弁を求めます。

 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今の児玉議員のご質問にお答え致します。

 情報公開条例制定につきましてでありますが、この情報公開につきましては、平成十年五月二十日臼杵市情報公開検討委員会組織設置要綱を制定致しました。現在までに検討委員会三回、幹事会二回、幹事会各部会で条例案、文書管理実施審議等を十五回開催して参りました。今後は、市長に対する提言をまとめる予定になっておりますが、その後、情報公開制度の基本的な在り方についての検討を、市議会、各種団体、弁護士、一般公募委員での懇話会組織を七月に発足する予定となっております。このことにつきましては、先に匹田議員にお答え申し上げたとおりであります。

 そしてまた、個人情報として、非開示につきましては、個人生活のプライバシー部分は条例案の非開示情報に入れることはもちろんでありますが、公開条例案と並行して、ただ今ご指摘の個人保護条例案の制定を考えております。公布、施行、適応範囲につきましては、公布を平成十二年四月、施行を同年十月を予定しておりますことから、十二年三月議会には成案を得て、議会に提案を申し上げたいと考えているところであります。

 なお、公開請求の適応範囲と致しましては、平成十二年四月一日からの公文書を公開の対象とすることに考えております。

 その他の質問につきましては、教育長及び部長より答弁致させます。



○副議長(長野景行君) 教育長。

 [教育長村上 直君登壇」



◎教育長(村上直君) 児玉議員のご質問、二年制保育についてお答え致します。

 幼稚園では、平成十二年度から実施されます新しい教育要領も示されましたし、今小学生の問題がいろいろ言われているだけに、幼児教育の在り方が重要となっています。国は平成十二年度までに入園を希望する全ての三歳児から五歳児までを就園させることなどを内容とした振興計画を策定するよう求めています。

 臼杵でも、そうした情勢を考慮して、平成七年七月に公立幼稚園、公立保育所問題審議会を設置し、審議を重ねた結果、平成八年三月に答申が出されました。

 その内容は、「公立幼稚園三園を一園に統合し、社会の変化や保護者のニーズに応えるため、保育年限、保育時間の延長、送迎バスの導入など、私立幼稚園と同じ条件とし、私立幼稚園、保育園(所)との共存共栄を図るために、それぞれの定員枠を実態に照らして見直すこと」などであります。

 これを受けて、庁内に「公立幼稚園問題検討委員会」を設置して、その具体化に向けて検討を行っているところであります。なにぶん大きな問題でありますし、私立幼稚園、あるいは保育園等と競合する面がありますので、このあと早急に協議を頂く機関を設置して、幅広く関係者の意見を聴しながら、臼杵市の幼稚園教育振興計画を策定していきたいと考えております。

 ご質問の、三園の統合をはじめ、二年制保育、定員の問題、通園バス、保育時間等具体的な内容につきましてもご審議を頂くわけですが、私立幼稚園や保育所(園)との調整も必要となりますので、協議会に諮りながら方向づけを行い、必要な予算措置を講じて参りたいと考えております。

 次に、幼児数と施設整備についてお答えします。

 平成十一年度の公立幼稚園の園児数は、臼杵幼稚園二十人、市浜幼稚園二十一人、南幼稚園は四歳児二十九人、五歳児九人、計七十九人の保育を行っています。

 私立幼稚園は、カトリック幼稚園とアソカ幼稚園の二園で、三歳児六十人、四歳児百十五人、五歳児百四人、計二百七十九人となっています。

 また、保育所では、公立保育所が零歳児から二歳児まで三十七人、三歳児二十九人、四歳児二十五人、五歳児三十四人、計百二十五人。私立保育園は、認可、無認可を合わせて、零歳児から二歳児まで百七十八人、三歳児百二十五人、四歳児百四十七人、五歳児百二人、計五百五十二人となっています。

 また、平成十一年三月三十一日現在の市内幼児数は、零歳児二百二十人、一歳児二百七十九人、二歳児二百六十三人、三歳児二百五十九人、四歳児三百二十八人、計一千三百四十九人となって、依然として減少傾向にあることがわかります。

 施設整備につきましては、臼杵幼稚園の老朽化をはじめ、いずれも経年により雨漏りや排水等に支障を来しておりますが、保育機能に影響を及ぼさないよう年次計画で修理に当たっております。

 次に、三園の統廃合につきましては、ただ今申し上げますとおり、審議会の答申を尊重し、「臼杵市幼稚園振興計画策定」の中でその具体化を検討して参りたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 市民部長。

 [市民部長雄嶋良直君登壇]



◎市民部長(雄嶋良直君) おはようございます。それでは私からは、児玉議員ご質問の「ゴミ処理の広域化対策について」お答え致します。

 まず、広域化の現状でございますが、ごみの焼却については、ダイオキシンの排出抑制等により、厚生省から広域化が示されました。大分県はこれを受けまして、県下を六ブロックに分け、広域ごみ処理計画が策定され、臼杵市は大分ブロックエリアの中で推進されることとなりました。

 これによりまして、先般大分ブロックに計画されております関係市及び町の担当課長による第一回目の検討会が開催され、大分市の方から現状報告を受けるとともに、今後定期的に検討会を開催することとなりました。

 次に、職員の配置についてでございますが、新清掃センター準備室の廃止と職員数の減少につきましては、市役所全体の機構を見直すなかで、環境課内に新清掃センター建設準備担当を設けて対応しております。今後、より一層生活環境の浄化と公衆衛生の向上に努め、更にごみ処理広域化並びに平成十二年度から完全施行されます容器包装リサイクル法、また平成十三年度から施行されます家電リサイクル法等の実施に向け、市民のご理解とご協力を頂きながら、現体制で鋭意努力して参りたいとかように考えております。

 また、中臼杵地域の皆様方とは引き続きコミュニケーションを図るとともに、協議を重ね、信頼関係を保ちながら、各施設の良好な運営に努めて参りたいと思います。

 次に、分別収集とその処理並びに民間委託と運営についてお答え致します。

 まず、分別収集とその処理についてでございますが、現在、臼杵市では一般家庭から排出されますごみの分別並びに収集体制につきましては可燃性ごみ、不燃性ごみ、資源物、粗大ごみの四分別を一部委託により収集しております。収集回数につきましては、可燃性ごみを週二回、不燃性ごみを三週間に一回、資源物を月に一回、粗大ごみにつきましては随時収集を行っておりますが、これらの廃棄物につきましては、焼却あるいは埋立て処理を行っております。資源物につきましては、市内の業者に入札により売却してるところでございます。

 次に、今後大分ブロックでの広域化が実施され、建設場所が臼杵市外と、市の外となった場合を想定致しますと、分別につきましては四分別に変動はないものの、収集運搬に要する時間と距離の延長等に伴い、収集体制も変更せざるを得ないと思いますが、はっきりした時点で検討して参りたいと思います。

 また、民間委託と運営についてでございますが、平成十二年四月から容器包装リサイクル法が完全施行されますので、臼杵市におきましても現在の六品目にペットボトル、カレットビン、その他のプラスチックを加えた収集計画を考えております。収集体制の見直しのなかで収集頻度、排出量及び経費等の課題を検討しながら、民間委託につきましても検討を重ねていかなければならないと考えております。

 今後とも市民皆様方のご理解とご協力を頂きながら、廃棄物循環型社会の構築に向けて廃棄物の減量化を推進して参る所存でございます。

 次に、不燃物処理場のご質問ですが、不燃物処理場は地元地区の方々の不安を解消するためにも、半永久的に完全な維持管理をしなければならないとかように認識しているところでございます。

 また、浸出汚水処理施設につきましては、平成十年度に施設の補修工事を行い、建設時の処理能力まで回復しております。しかし、この施設につきましては、議員仰せのとおり、重金属類の処理までできる施設とはなっておりませんが、定期的な水質検査の結果、重金属類を含めまして、全ての項目において水質汚濁防止法による排出基準を十分に満たしております。なお水質の急激な変化は考えにくいと思われますが、今後とも引き続き定期的な水質検査を実施するとともに、施設の整備等を行って参りたいと考えております。

 次に、不燃物処理場へのごみの持ち込みでございますが、受付時に十分チェックしており、処理の仕方等を説明するとともに、一般廃棄物以外の廃棄物が混入されている場合は持ち帰って頂いております。次に、手数料の見直しについてでございますが、この件につきましては処理費のコスト、又は近隣の市町村との手数料等々を勘案しながら検討して参りたいとかように思っております。

 それと、汚水処理場の装置を更新をするなど、今後にごみに対する費用が多額であるだろうということで、基金の積立や現在処理費について見直しを行ったらどうかとそういうご質問ですが、これにつきましては、まず、現在他の市町村では、ごみの抑制を図るためとかそういうことで、ごみ袋の有料化、そういうふうなことも十一市のうちで市が別府市、そして町村にしますと三十町村、こういうところもやっているようでございますので、このごみ処理の経費に充てるための費用につきましての基金の積立等につきましては、庁内で十分検討して対応して参りたいとかように思っております。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 総務部長。

[総務部長神田常幸君登壇]



◎総務部長(神田常幸君) 児玉議員ご質問の情報公開についてお答えを申し上げます。

 先ほど、市長が基本的な部分については答弁を致しましたが、その後、いろいろな取り扱いの部分についてのご質問にお答えしたいと思います。

 まず、窓口でございますが、一箇所総合窓口としたいというふうに考えておりますが、機構上の問題もありますんで、どこでやるということはまだ決まっておりません。

 それから、非公開か開示かの決定については、主管課の管理職並びに部長の決定でやりたいというふうに考えております。

 それから、提案の時期についてはこれはもう十二年の三月と市長が申したとおりの予定しております。

 それから、請求者の範囲でございますが、現在の案では何人もということで限定をしないというふうに考えております。

 それから、手数料につきましては、閲覧手数料については無料でございますが、コピー等の必要な場合は実費を頂きたいというふうに考えております。

 それから、担当者でございますが、現在は総務課に一名担当を置いてありますが、市を挙げての大変な事業でございますので、各職員、部会等では協力は致しておりますが、今後の推移を見ながら、まず総務課総務部で体制を整えていき、なおかつ人員の配置が必要であれば職員の異動等で対応したいというふうに考えております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 児玉議員。



◆十一番(児玉善生君) 昨日、匹田議員さんの方からもあったと思うんですけど、具体的に公開をする年度が、先ほどの話では、実際の三月議会で確認されれば、その十二月ですか、実施と、ああ十月施行という方向で進めたいということでありますが、そのためには、例えば十年度あるいは十一年度の分からという形になるのか、十年度遡ってやるのか、その点について、あるいは九年度とか随時遡っていこうという考えか、どこからスタートをどのような内容でやるかというところについてのちょっと答弁がなかったと思うんで、そこのところをお聞かせ願いたいというふうに思います。

 個人保護条例も併せてやろうということなんで、これはまあ当然是非その内容も併せて同時に施行できるようにお願いしたいというふうに思います。

 それから、ゴミ処理の広域化対策につきましては、大分県の指導のもとに、広域ブロック化という方向で進められておるということについて期待をしているわけでありますが、特に、これからの具体的にそういう大分に取り入れるということになれば、職員の内部でもって対応しておるということでありますけど、今現在ある施設の関係、あるいはこれから広域化をしていこうとするならば、そのための対応というのはかなり綿密な検討というのが必要かと思われます。その点について、是非問題が起きないよう、人員的な配置につきましてもお願いをしたいというふうに思います。

 不燃物処理場の監視員の配置について、先ほど部長の方から、チェック機能は十分やっとるということでありますが、その点について、現状捨てられる場所におって確認がされてないということもありまして、地元ではその声について、監視員を当然置くべきではないかというような声もあるわけで、この点についての考え方について、もう全くそういう考えがないのか、本当にチェック機能が完全なものが生かされておるのか、今ほとんど事業系のゴミの産廃物処理については、各事業所から出るゴミがどこに持って行ってどのように処分をされたかということを、各県なりその事業所に出したゴミのところに埋められておるものが返ってくるという形で処理をするというような、七枚綴りのそういう方法をやっとるわけでありますけど、臼杵市の場合はそういうチェック機能の強化という言葉を使っておりますけど、確実なものというものが、現地に直接行って処分させてないということもありますんで、そういう点に対する監視体制についてお尋ねを致します。

 それからもう一点は、この汚水処理装置につきましては、もうご承知のようにもう十年が経過をしておるわけで、我々聞く限りでは、現在重金属を処理するということになりますと、十数億の金額が必要かというふうに思われます。そういう点で、当然最終的には市の中の皆さんのお金を使うわけでありますけど、そういう金額が今後いろんな厳しい財政の中で、広域化の問題に取り組む、更にはそういう汚水の問題、現在は水質的にクリアをしておるということでありますが、汚水処理装置そのものを十年が過ぎるということになれば、その機能というものを完全なものに生かされて今後いくのかどうかということについても問題が出てきますし、今後、現在の最終処分場について地元との今後の協議もあろうかと思いますけど、埋め立てられておる処分場というのは、いずれ満杯になるだろうと、更には、今のゴミの汚水というのが全く心配されないかというと、そういうものも心配されるということで、汚水処理装置の更新というものがいずれの時期に出てこうようかと思いますので、そういう点の予算対策を含めた考え方、あるいはそういう、普通でいう一般ゴミの手数料と事業系ゴミの手数料ということについては、当然事業系ゴミの一部持ち込まれておる問題については、それなりの費用をもらって処分をしておるということでありますんで、もっと手数料的にそういうものについてはある程度費用がかかるわけでありますから、見直しをする必要があろうかというふうに思いますんで、是非そういう点については、ゴミの有料化を即せいということじゃなくて、そういう点で見直しができるならば十分やって頂いて、施設の改善にその費用を回せるように対応を図って頂きたいというふうに思います。

 それから、二年制保育の三園統廃合ということについては、基本的にその三園統廃合で今後進めようという考え方を持っておるのかどうかですね、その点の問題と、二年制幼稚園、現在南津留ではやっておるわけでありますけど、あくまでも統廃合を前提として今後は取り組もうというのか、現在、保育園については民間委託した関係もありまして、非常に人的に、先ほどの数字のように人数が非常に少なくなってきてるということで、それぞれ経営ちゅうことを考えればなかなか人を離せないということで、二年制保育を、実際に幼稚園を実施したが、そこには人が集まらないではまた問題が出る。またそういう二年制保育の将来の計画からみれば、当然二年制幼稚園を実施すべきだという国の答申もあるならば、そういう方向である程度基本的な考え方をきちっと持って、どのような形で指導していくのか、民間委託をしただけに、そことの兼ね合いというのも出てこようかと思いますので、その点で、具体的に、先ほど審議会でこれから協議をしていく段階だということでありますんで、そう言いながら基本的な市の考え方というのも発言をしておるわけでありますから、そういう点をもう少しわかればお願いを致したいというふうに思います。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 総務部長。



◎総務部長(神田常幸君) 情報公開の開示の時期ということになりますが、先ほど市長お答えしましたように、文書その他について、十二年四月一日からを対象としたいと、公開については。ただそれ以前のものについては情報の提供の請求を頂きたいということに致したいと思っております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 市民部長。



◎市民部長(雄嶋良直君) ただ今児玉議員の方から、不燃物処理場において一般廃棄物以外のごみ、主に産業廃棄物等が持ち込まれているんではなかろうかと、そのために市の方においてどういうチェック機能を働かせてるのかというご質問なんですけど、それにつきましては、まず受付でトラック等を確認するとともに、現地で職員が一人配置をさせております。その職員の役割と致しましては、産業廃棄物が混入されてないかどうかと、それとともに転圧等の業務を行い、二重のチェックを行っているところでございます。

 それと、汚水処理場につきまして、重金属等の施設がないので今後は大丈夫かというふうなことなんですけど、もうここ二十年ばかし毎年、項目によっては四回、そして精密な検査については年一回やってるわけでございますが、俗に言う有害六品目と言いますか、六価クロムだとか、カドミウムだとか水銀だとか、そういうことについては、全て排出基準をクリアしてるところでございますが、しかし、今後これが出ないという保証というのはございませんので、常に私どもは監視と言いますか、検査機能を十分に持ちながら、地域住民の方に迷惑をかけないよう、それとともに汚水処理施設についての機能は十分に果たせるように努力して参りたいとかように思っております。

 それと、手数料につきましては、先ほど申し上げましたとおり、現在の可燃物の一トン当たりの費用が大体一万七千円〜一万八千円ぐらいするわけでございますので、そういうことを含めまして十分検討して参りたいとかように思っております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 教育長。



◎教育長(村上直君) お答えします。

 統廃合の問題につきましては、幼児数が先ほど申し上げましたように大変減少していく中で、定員の見直し、あるいは教育効果の点等から、審議会で十分討議されました結果で統廃合の線が出されております。そういう審議会の答申を尊重しながら、三園を一園にということで考えていきたいと思っております。

 それから、保育年限の延長につきましては、ご指摘のように毎年陳情を受けていますし、幼児教育の目標達成のためには複数年の保育がやはり必要だと思っております。国の方針にありますように、三歳児からの保育は望ましいとは思いますが、幼児数の減少等から、現在としては四歳児からの二年制保育について新しく設けられます協議会に提案したいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 児玉議員。



◆十一番(児玉善生君) 情報公開の件で、今、神田部長の方から話があったんですが、四月一日からの分ということでありますが、それ以前の分については、その請求を求められればというような発言に取れたんですが、そういうことが文書的管理なり含めて準備段階としてやられておるのか、あるいは当然期限というものが四月一日ということで、随時整理をしていけばそういう十一年度の資料が具体的に見れる、あるいは十年度の資料が見れるというようなことが今後考えられていくのかどうか、そういう点をちょっとお聞かせ願いたいということと、基本的に三園の統廃合ということで、全体的な確認をされておるということでありますが、いろいろ送迎バスとかいろんな問題点というのもあろうかと思いますが、その方向性を、発言の中に二〇〇〇年には二年制というような発言があったのかどうか私確認したわけじゃありませんけど、そのような言葉が一人歩きしておるようにありますんで、そういう点現施設での二年制という形で当面いってするのか、いや今教育長が言われましたような、あくまでも二年制になるときにはもう統廃合、一本化して、統廃合をしてそこで二年制をやっていくというとこかどうか、ちょっとそこの点について、ちょっとこれは人から聞いただけなんで、確認ができませんので、もし市長と教育長の答弁の中にその言葉があったもんですから、最終的に統廃合をして二年制に実施か、現施設に二年制という形で今南津留はやっておるわけでありますけど、あとの二園も当面は二年制保育という方向でという考えか、そこのところを一応もう一回聞かせて頂きたいというふうに思います。



○副議長(長野景行君) 総務部長。



◎総務部長(神田常幸君) 情報公開に関するご質問でございますが、平成十二年四月一日から対象と、実施ということは、この条例に基づいて請求が行われた場合、そういうことで情報公開をしますと、それ以前については、現在もできる限り情報を公開しようということでございますんで、引き続きそれ以前についても情報公開はしていきたいというふうに考えております。ただ、十二年四月一日から情報公開条例に基づく公開を致したいとそういうふうにご解釈を頂きたいと思います。



○副議長(長野景行君) 教育長。



◎教育長(村上直君) 統廃合の問題につきましては、十二年の四月からということを目標にいろいろ検討して参りました。しかし、送迎バスの問題とか、あるいはご指摘の二年制保育実施の問題とか、あるいは新園舎の建設とかいろんな問題が考えられますので、そういう問題について協議会で十分時間を掛けて審議したいと思っておりますので、十二年の目標はちょっと達成が無理ではないかと現在考えております。いずれにしましても、協議会でいろんな問題点について十分協議して頂きたいと思っております。



○副議長(長野景行君) 以上で児玉議員の質問及び答弁が終了致しました。

 児玉議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方の挙手を願います。

 平川哲郎議員。



◆十番(平川哲郎君) 今、情報公開のためのコピー代ですね、実費と言っていたんですが、ほかのところを聞きますと三十円とか、五十円とかかなり高い金額になってるんで、できるだけ抑えて五円ぐらいにできるんか、どのくらい考えているんですか。



○副議長(長野景行君) 総務部長。



◎総務部長(神田常幸君) 金額については実費ということでございますんで、その点について市民の方々に実費弁償をして頂くという原則で考えて参りたいというふうに考えております。まだ金額については決定致しておりません。



○副議長(長野景行君) 以上で児玉議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 十分間休憩を致します。

  午前十時五十二分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前十一時三分 再開



○副議長(長野景行君) 再開致します。

 林 壯一朗議員。



林 壯一朗君の通告事項
一 救急車の運行
 1 高齢化社会における臼杵とは
二 臼杵市第三次総合計画
 1 平成八年三月策定された計画の扱い
三 旧慣
 1 廃止手続は、どうなっているのか
四 財政再建
 1 いつバランスがとれるのか



 [二番林 壯一朗君登壇]



◆二番(林壯一朗君) おはようございます。二番の林でございます。

 私の方からは、救急車の問題と臼杵市総合計画、そして旧慣廃止、更には、財政再建の問題について質問をさせて頂きたいと思います。救急車の問題につきましては、今高齢化社会を迎えようとしている中で、これからますます救急車の需要は増してくると思います。昨年、実際消防署に入りまして数を聞きますと、約千回に近い回数が一年間で動いているわけであります。そういった中で、今後ますますその需要は高まるという状況の中で、やはり救急車というものは、市内を高速で早く搬送するということが必要になってくるわけでありますから、そうしたもののための計画をどういう具合に考えられておるのか、更には救急車が直ちに駆け付けられないときの処置方法について、市民への周知方法はどういうようにされているのかをお聞きをしたいと思います。

 次に、臼杵市総合計画についての考え方でありますが、平成八年三月に策定をされました臼杵市第三次総合計画の扱いが現在どうなっているのかということをまずお聞きをしたいのと、地方自治法第二条第五項により、臼杵市議会の議決を経て決定をしております。その中には、「遊学のまち・うすき」をつくるために、百万観光都市を目指すために、JR臼杵駅前を中心に一日三千人の来訪者の対策を含めてやらなければならないということが書かれております。そういったものからするならば、給食センターというものが、その三千人の来訪者対策にどういう役割を果すのか、臼杵の玄関口、臼杵駅前の都市デザインをどういうふうに考えておられるのか、観光行政としてはどういうふうに考えるのか、そういった面についてお聞きをしたいと思います。

 そして、総合計画に盛られました駅前開発をそのまま進めたときの税収と、給食センターが建設をされたときの税収のメリット、デメリット、その見込み金額のシミュレーションをされたと思いますので、それをお聞かせを願いたいと思います

 また、開発行為についてでありますが、三千平米を超えますと開発行為になりますが、その手続きと行政指導の方はどうされているかということについてお尋ねをしたいと思います。

 次に、旧慣廃止の手続きでありますが、旧慣とはいわゆる入会権でありますし、これはいわゆる徳川幕府時代から含めて、それぞれ地域における慣習として、法的にも厚く保護されてる問題でありますが、旧慣廃止等の手続きがどのようになされるのか、旧慣とされるものには何があるのか、旧慣廃止で問題となっている地区はあるのかないのか、そして旧慣廃止に対する地区住民との関係はどういう形で整理をされているのかをお尋ねをしたいと思います。

 財政再建については、平成十年度の当初予算が百三十億円、十年度末では百五十億円となっています。財政再建の効果が二十億も膨らんでどこに現れてるのかが見えてきません。その点についてお聞かせを願いたいと思います。

 また、フロム市長には、「紙を節約しましょう」ということを書いております。過去の紙の使用料が余りにも多いということで、たぶんそういうことを書かれたんだと思いますが、この五年間でどのくらい紙が節約されたのか、そういった資料に基づいた数字についてお答えを願えればありがたいと思います。

 それから、貧乏からの脱却と、そのための財政再建計画はどうなっておるのか、いつバランスが取れるのかをお尋ねをしたいと思います。財政再建と言いながらバランスシートを作ったりしておりますけども、十年後にはきちんとバランスが取れますというような話は一つも見えてきませんので、その辺のところを明らかにして頂きたいと思います。

 以上質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。



○副議長(長野景行君) 答弁を求めます。

 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今林議員ご質問の中で、財政再建についてお答え致します。

 財政再建の計画や見通しにつきましては、毎年作成しております「中期財政計画」の中で検討見直しを図ってきているところであります。人件費、物件費などの経常経費の見直し、公共事業の効率的選択・実施計画、後年度負担状況の分析等を致しながら、昨年度作成した「バランスシート」や今年度作成予定の「サービス形成勘定」などの企業会計的分析を参考にしながら、早期に健全財政の実現を図って参りたいと考えているところであります。

 ただ今のところ、いつからどのように健全財政になるという姿がまだ見えてきておりません。これまでの将来の見通し等につきましては、そのようなところまで明らかに分かるというようなシステムになっておりませんので、そのためにもバランスシート、サービス形成勘定などわかりやすい制度と申しますか、手法を取り入れながら、一日も早く将来見通しが立ち、皆さんに報告できますように努力をしているところであります。

 平成十年度の財政見直し状況ですが、経費節減と致しましては、職員の計画採用、機構改革、人員適正配置による人件費の削減、食糧費や旅費の見直し等による減、補助費等におきましては補助金の二割カットを含む整理等を致しまして、大幅な減となっております。ご指摘頂きました紙の節約につきましては、十年度から環境への配慮も兼ねて、コピー用紙には古紙を使用しております。引き続き減量化に努めて参りたいと考えておりますが、この間どれだけ減量になったかというようなことにつきましては、資料を持ち合わせておりません。

 全体と致しましては、北中学校増改築事業や公営住宅建設事業などの投資的事業もありまして、決算ベースでは対前年度比で一・六%の増となっておりますが、起債におきましては優良債を選択する等によりまして、起債制限比率、経常収支比率とも僅かながら減少するものと思われます。

 その他の質問につきましては、部長より答弁致させます。



○副議長(長野景行君) 消防長。

 [消防長二村修次君登壇]



◎消防長(二村修次君) 林議員の「救急車の運行」についてのご質問にお答え致します。

 臼杵市の救急需要は、高齢化の進展、疾病高度の変化、モータリゼーション等背景に、ますます増加傾向にあります。

 加えて、住民のニーズも複雑多様化し、消防に対するより専門的知識と高度な救命処置技術が求められていることは、私どもも認識致しているところであります。

 救急車の運行につきましては、現在、高規格救急車一台、普通救急車二台で運行致しております。

 平成十年中の救急出動の概況を申し上げますと、まず件数につきましては、九百三十八件となっており、平成九年に比べまして百七件、率に致しまして十二・九%の増加となっております。また一日平均の出動件数につきましては、約二・六回となっております。特に、平成十一年五月末現在の救急件数は、既に五百十四件に達しており、このまま推移致しますと、前年を大幅に上回り、非常に憂慮がされる状況になると思われます。

 次に、出動から現場到着までの所要時間でありますが、二十分以上が八件、十分以上二十分未満が百三十六件、五分以上十分未満が四百七十五件、三分以上五分未満が二百二十一件、三分未満が九十八件となっております。

 現場までの到着所要時間は平均で六・四分となっております。

 また、事故種別で見ますと、急病が四百二十五件で四五・二%、転院及び管外搬送が二百六十九件で二八・七%、交通事故が百十五件で十二・三%、一般負傷が九十八件で、十・五%、このほか労災、自損などが三十一件となっております。

 高齢者の搬送状況につきましては、四百五十九件で五一・七%となっております。

 すぐに駆け付けられない救急現場での救急業務についてでございますが、管内の全てについての所要時間は把握しておりますが、道路事情や傷病者の容態によりましては、時間等の計画は立てられないのが実情でありますが、隊員には、迅速、的確な出動体制を期するよう徹底致しているところであります。

 また、遠隔地につきましては、病院収容までに時間がかかるため、高度の資器材を積載しております高規格救急車を出動させ、搬送途上において救命措置を施しているところであります。

 以上、概況をご説明申し上げましたが、これらに対処し、救命率の向上を図るため、消防署と致しましては、救命士の養成、医療機関との連携強化、更に医師会等の協力を頂いて、毎年実施しております救命士の病院内研修や、救急隊員に対する各種の教育訓練の拡充、高規格救急車をはじめ、救急資器材の整備等を行い、救急現場及び傷病者を搬送する途上における救命措置、いわゆるプレホスピタルケアの充実強化を図って参りたいと考えております。

 また、平成九年の全国の統計によりますと心肺停止傷病者に対しまして、家族やそばに居合せた方が人工呼吸や心臓マッサージをして救急隊員に引き継いだ場合と、何もしないで救急隊員に引き継いだ場合では、応急手当を受けた方の方が、一カ月後の救命率が約二倍に上がっております。当市においても、社会復帰した方が認められております。消防署と致しましても、救急隊員が早急に駆け付けられないときの対応と救命率の向上のため、平成六年に応急手当の普及啓発活動の推進に関する要綱を設置致しまして、各種団体等への救命講習を行っているところであります。

 今までの講習の実施状況を申し上げますと、八時間講習の上級及び三時間講習の普通救命講習につきましては、市職員、幼稚園、保育園、学校関係者、消防団員等を対象に九百二十五名、また一時間講習につきましても、毎年約千名から千二百名の方々が受講致しております。

 今後は、一世帯に必ず一名は「救命講習受講者」がいるよう、いわゆる「我が家の救急隊員」づくりを目指していきたいと考えているところであります。

 次に、救急隊が直ちに駆け付けられない場合の処置方法の市民への周知につきましては、まず一一九番にて受信の際、通報者に傷病者の容体を聞き、救急車が現場に着くまでに応急処置の方法などを指導しているところであります。このためには、先ほど申し上げましたが、市民に救命講習の受講を呼び掛け、できるだけ多くの方に知識と技術を身につけて頂くことが何より大事であり、署員も指導及び啓発に努めているところであります。

 このほか、消防署に設置しております緊急通報システムを高齢者や独り暮らしの方々が緊急時に効率的また迅速に使用できるよう努めているところであります。



○副議長(長野景行君) 総務部長。

 [総務部長神田常幸君登壇]



◎総務部長(神田常幸君) 林議員の臼杵市第三次総合計画に関するご質問にお答えを致します。

 平成八年三月に策定された「臼杵市第三次総合計画」は、来るべき二十一世紀に向け、市民の総意として望ましい臼杵市の姿を描き出し、市民、事業者、諸団体、そして行政機関の指針として、基本構想は平成十七年を目標に、基本計画は平成十二年を目標に作られております。

 市では、本総合計画に沿って事業を計画し、実施計画となる公共施設三カ年整備計画によって、毎年ローリングをしながら事業を進めているところであります。

 しかしながら、社会情勢や時代の趨勢、財政状況などいろいろな市を取り巻く要因により、計画の見直しが必要であったり、中断を余儀なくされたり、必ずしも基本計画どおりに進まないこともございます。

 基本計画は、目標年度が平成十二年度でありますので、今後十二年度に向けて計画の見直しを検討したいと考えています。

 また、基本構想につきましては、議会の議決事項であり、平成十七年度の目標人口を四万人強、総世帯数を一万五千世帯と想定し、「恵まれた自然環境を生かし、自然と人の調和」を目指して、その構想を

 一.活気にみちた「遊学のまち・うすき」

 二.自然との調和「緑陰のまち・うすき」

 三.健やかな市民生活「生き生き人生のまち・うすき」

 四.地方の役割をになう「安全のまち・うすき」

 五.計画実現のうらづけ「健全市政のまち・うすき」

の五つとすることで、平成八年三月の議会で議決を頂き、市ではこの基本構想を基に計画を進めているところでございます。目標人口の四万人強という設定は全ての計画の基本となりますので、現在の社会、経済情勢から考えて適当かどうか検討し直す必要があるのではないかと考えております。

 臼杵駅前の計画についてでございますが、総合計画の基本計画には、『活気に溢れた「うすき」を築く』の中の「臼杵の商業の再生をめざして」で、特定商業集積基本構想と絡めて、中心部市街地の駐車場とされ、具体的な整備計画は記述されていません。現在、特定商業集積基本法に代わる、市民や商業者自らが作る中心市街地活性化計画を本年度の策定に向け検討しているところであり、また、観光に関して、基本構想では、平成十七年度に百万人が遊学するまちを目指すとうたっていますが、その基本には、臼杵の歴史や文化を生かし情緒ある街並みをつくることにあり、結果として訪れる人が増えてくるものだと考えます。外から訪れる方の玄関口になります臼杵駅につきましても、入り込み客に耐え得る、また市街地の活性化との関連も踏まえた駐車場としての整備を今後検討していきたいと考えております。

 駅前の用地を利用して、学校給食調理場を建設することに対する税収比較のご質問でございますが、見河議員のご質問にもお答えしましたように、学校給食は子供たちの命に関わる問題として受け止め、安全面を第一に共同調理場を建設したいと考えておりますので、市の税収に比較できない大きな重みがあるものと考えております。

 次に、「旧慣の廃止について」お答えを致します。

 旧慣の廃止につきましては、地方自治法第二百三十八条第六項の規定に基づき、議会の議決により、旧慣による使用権の廃止を致しております。旧慣使用は、市制、町村制施行以前から続いている公有財産を使用する慣行で、その権利は、市町村の住民に認められる権利であり、採草権、水利権、薪炭採取権、放牧権等の権利は旧来からの慣習が現在も続いています。旧慣使用権のある土地を処分する場合は、関係地区民の総意による土地処分を提出して頂きます。

 処分願は処分同意書、議事録、長老の証明書、隣接地区の証明及び同意書等であります。議会で議決を頂きますと、臼杵市の普通財産として処分し、処分代金は公共事業福祉基金に積み立て、後日関係地区に対して公共福祉事業福祉基金として交付致すこととなっております。

 また、現在そういう問題があるところはないかということでございますが、現在のところ、地区の同意書が出ているところは今のところございません。



○副議長(長野景行君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 林 議員ご質問の、開発行為の手続と行政指導についてお答えを致します。

 都市計画法第四条第十二項の定義規定によりますと、開発行為とは、主として、建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画提出の変更を言うということになっております。

 都市計画区域内における開発行為は、開発の規模に応じて、都道府県知事の許可を受けなければならないということになっておりまして、臼杵市におきましては、都市計画法附則第四項によりまして、三千平方メートル以上の開発行為については、県知事の許可が必要ということになっております。開発行為を申請しようとするものは、開発行為に関係がある公共施設の管理者の同意を得たうえで、かつ、当該開発行為により設置される公共用施設を管理することとなるものと協議しなければなりません。臼杵市は、公共施設の管理者として、開発行為者に対して各担当課で公共施設の配置、規模、構造等に関する事項につきまして適切な指導を行っているところでございます。開発行為者は、市と協議ののち、都市計画上の総合的観点から出された市長の意見書を添付して、県に本申請をすることとなっております。県は開発行為者からの本申請を十分審査をしたのち、技術基準等がクリアされたものに対しましては許可をしていくというところでございます。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 休憩致します。

  午前十一時二十七分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前十一時三十分 再開



○副議長(長野景行君) 再開致します。

 文化産業部長。

 [文化産業部長佐藤和人君登壇]



◎文化産業部長(佐藤和人君) 駅前開発の用地の観光としての考え方と致しましては、基本的にはやっぱり観光面での駐車場ということで考えていきたいと、それでなおかつ総合的に勘案致しまして、最も有効な利用を考えております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 林 議員。



◆二番(林壯一朗君) ただ今答弁頂きましたが、救急車の関係は、昨年私も入りまして本当に実感しましたけども、本当に大変だと思います。そういった中で、ちょっとあとお尋ねをしたいのは、これだけ救急車が駆け回らなければならないということになりますと、消防だけでの対応というのは非常に大変じゃないかなと思います。したがって、救急車を使わないように、市民の健康増進をどういう形でやっぱり市としては指導していくのかという部分について、市民部長の方にその辺のところ少しお尋ねをしたいのと、教育長の方には、学校教育の中で救急問題についてどういう形で教育をされてるかということを一つはお尋ねをしたいというふうに思います。

 それと、救急車がこれだけ走り回ってる中での病院との関係を、先ほど連絡を取りながらということで言われましたが、本当に一分一秒を争うような状況の中で、どういう形で連絡を取られてるのかということについて、少しお聞かせを願いたいというように思います。

 それから、総合計画の関係で言うならば、確かに今お答え頂いた中で、答えらしい答えにはなってるんですけども、基本的にじゃあ給食センターをそこに造って、どういう臼杵駅前ができ上がってくるのかという構想が見えてこない。ただ単にあそこに物を建ててしまえばいいんだということを言ってるようにありますけども、じゃあそのことによって駅前がどう発展し、港町の商店街、臼杵の商店街を含めて、どういう形で経済的な波及効果が出てくるのかということについても答えられてない。そういったところを含めて、考慮をして、初めて建物を建てるということになるんじゃないかなと思うわけです。そういったものも何もなくて建てるということを言われているようですけども、あまりにも無茶苦茶じゃないかなという気が致します。

 したがって、そういう部分で経済波及効果、そういうものがどういうふうに判断をされたのかをお尋ねをしたいと思いますし、駐車場ができれば何かこう駅前がよくなるような話をされてますけども、じゃあ駐車場が増えることによって、駅前にホテルが二軒ありますけども、そのホテルにどのくらいの宿泊客が増えるのかというようなことについても何も考えられてないようであります。

 埼玉県の岩槻市は、二十年の歳月をかけて二百五十億をつぎ込んで駅前再開発をやってます。西鹿児島は十七年の歳月をかけて駅前再開発をやってます。臼杵は駅前再開発は駐車場ですか。あまりにもお粗末じゃないかなという気がしますので、そこのところの部分少しお聞きをしたいのと、開発行為の関係では、三千平米を超えれば開発行為の手続きを取らなきゃならないというふうに聞いてますけども、今市がやろうとしてることは、二千九百九十五でありますから開発行為にはならないわけであります。

 したがって、建設部長の方にお聞きをしたいのは、今後市内の業者が五千平米、一万平米という土地開発があれば、開発行為にかからないように二千九百九十五平米というぐらいの広さで行政指導をされるのかということです。このことは、市内の建設業者の方が、行政は法の網をくぐってやりよんじゃないかと、俺たちが行ったら開発行為の関係で公園を造れ、道路はきちっとしなさい、側溝を入れなさいと、こと細かく行政指導されると。自分たちがやるときには開発行為に掛からないように三千を切って、法の網をくぐってやるようなことをするんかというようなことを言ってますんで、今後の行政指導としては開発行為にかからないように指導するということの統一見解の確認をしておきたいというように思うわけであります。

 それから、旧慣廃止の問題でありますが、今、手続きの問題確かにそのとおり聞きました。地域的にどこもないと言われましたけども、望月では、いわゆる昨年の一月の二十一日に転売登記がされております。そしてそのうちの井戸の部分については昨年の六月議会で議決、旧慣廃止の議決を行ってきてるわけでありますけども、旧慣廃止の手続きを考えたときに、一番は、地区の同意がまず最初で、その次に、議会における議決、そしてその次が売買と、そして登記という手続きで進んでいくべきものではないかなというように思うわけでありますが、そこのところが、昨年の六月の議会のとき、これはもう気が付かなかった私たちが悪かったんだと思いますけども、一月の二十一日にもう登記をされてるものが六月議会にかかってきたと、そすとそれよりも大きい溜め池の部分が昨年の一月の二十一日に登記をされて、今日現在、まだ議会に提案をされてないということになってるわけであります。市民の財産でありますから、議会の議決を経ないで売るということはできないと思いますので、なぜそういうことになるのか、手続きというものが尊重されなければならないわけでありますが、その辺のところが明確にお答えを願いたいと思います。

 以上。



○副議長(長野景行君) 休憩を致します。

  午前十一時三十七分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前十一時三十八分 再開



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今の質問のうち、駅前開発についてお答え申し上げます。

 駅前観光施設、駐車場等を整備しなければいけないというようなことにつきましては、それはまさにそのとおりであるというふうに考えております。ただし、商業集積というような形のものが頓挫致しまして、あの駅前の土地を直ちに高額の用地を買い求めて、ここを利用するという利用計画が立たないまま事態が推移を致しました。そのような中で、あそこを住宅に開発するとか様々な動きが出てきたわけでありますけれども、そういった中で、ちょうど給食調理センターの問題も併せて出て参りまして、そのような中で、そのような懸案になっているこの土地について、これを一部を給食センターの用地として利用する。そして残りを従来の計画の駐車場というような形で利用するというようなことになりますと、駐車場等というような形で全体が有効な利用ができると、そのようなことを考えてやったわけでありまして、駐車場を、全部を駐車場とするわけではありませんから、駐車場が若干面積は減りますけれども、しかしその機能において、臼杵市の駅前というようなことにおける駐車場機能を確保するということにつきましては、他の民間のデベロッパーが開発するよりも市が開発する方がはるかによかったんではないかというふうに私は考えております。



○副議長(長野景行君) 総務部長。



◎総務部長(神田常幸君) ご質問の、望月地区の旧慣廃止の使用権についてでございますが、経過を説明致します。

 平成十年の一月二十八日に六百二十六番と、それから六百二十六番の二という、これ現実には井戸と溜め池ですが、については県営圃場事業により公共用地として配分されたことがあります。それから平成十年一月二十一日にその土地を東九州自動車の道路用地として臼杵市が日本道路公団に二千八百六十一万七千七百三十七円で、市と道路公団と契約を致して、売買を致しております。売買にあたり、土地の登記は臼杵市に記載されて、臼杵市の財産台帳に記載されておりました。ただ、その後十一年二月に望月地区から旧慣使用権の権利があるとの申し出がございました。で、地権者は望月の紺屋久保のある沼地が地権者九名、これが井戸でございます。それから先ほど地番言いました望月粟手原の六百二十六番については、地権者が百五十六名ということであります。先に紺屋地区の井戸の問題の関係者九名に対して旧慣の使用権があるということで市に話がありました。その段階で市も過去に遡って検討をしたところ、これは臼杵市部落有財産統一議案として、当時の議会へ大正十五年五月二十六日に提出されておりまして、条件として町有に統一地は従来のとおり関係者に使用せしめと記載され、原案可決していることが判明したわけでございます。その点で、関係者九名が同意書を提出したことに伴い、先ほど林議員の質問の中にありました、六月議会にその分の旧慣の廃止をしたわけであります。ただ、その行為の段階では既に市が公団と売買をしていたという結果になっております。

 それからその後、あとの粟手原の百五十六名、ほとんど望月の方ですが、この方の人たちからまた同意書が提出されて参りました。そのことについても既に市と公団で売買をし、市にお金が入っております。そういうことで、先ほど説明しましたように、大正旧慣の廃止があるということが判明しましたので、地元の人たちともお話しを申し上げ、実は、今回、議会に公共福祉事業基金として積み立てをしてお支払いをしたいという市の考えで持っております。ただ旧慣の廃止については、地元とまた弁護士と参考意見を聞いた結果、もう現在公共財産ではないと、既に公団の財産になっているんで、事後に議会に旧慣の廃止を出すのはおかしいんではなかろうかということで、旧慣の廃止は今回出しておりません。ただ、あくまで市と致しましては、この旧慣に対する土地の代金なり、権利は地元にございますんで、即座に、速やかに判明し次第、補助事業基金に積み立てて、地元に公共福祉事業に供するように資したいと考えているところであります。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 学校教育課長。



◎学校教育課長(佐保謙二君) 安全教育についてお答えを致します。

児童生徒の命や怪我に関する安全教育は、様々な教育活動の中でも一番大事な教育内容だと考えております。登下校時の通学時の交通安全から、それから校内でのいろいな教育活動の中で、事故が起きないように、それから今水泳の時期でありますが、プールの使用等にあたっては、そういう水の事故が起きないように、教科では保健体育、それからその他の領域では特別活動や道徳の時間を使いまして、具体的に、あるいは命を大切にする考え方も含めて指導をしているところであります。

 それから、校外学習の機会に消防署等も訪問を致しまして、そこで救急の場合の処置の仕方等についても説明を受けまして学んでいるところであります。

 そういうことで、今ご質問のありました学校での安全教育については、日頃から、それから長期休業中の前等には特に指導をしているところであります。

 以上であります。



○副議長(長野景行君) 市民部長。



◎市民部長(雄嶋良直君) それでは、林議員の健康増進の取り組みについてお答え致します。

 まず、その取り組みの現状と致しましては、就学前につきましては、母子健康相談等によりまして乳幼児、お母さん方の検診相談等に応じております。また、小中高校の就学時につきましては学校授業の中で、そしてまた、これ以上の年齢の方におきましては健康相談、健康教室、それと検診、機能訓練、そういうことをやっております。

 ただ、この中での私どもとしての課題と致しましては、いかにして検診等の受診率を高めるか、また多くの受講者に来て頂くか、これについては、私どもも市民の協力を頂きながら、その向上に努めなければならないとこのように思っております。

 また、現在、昨年から「生涯現役計画」これを国の補助事業に基づきまして実施してるところでございますが、住民の健康の状態の把握、それとともに、「福祉の在り方」はこういうことでいいのか、それとともに、「環境の整備・生涯教育・生きがい」、こういうことを網羅致しまして、住民の健康の向上に努めて参りたいとこのように思っております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 開発行為についてお答えを致します。

 まず、開発行為の面積要件の件でございますけれども、開発行為では、三千平米以上につきましては届出をしなければいけないということになっておりまして、適用これが三千平米以下で出されたらどうかということにつきましては、三千平米以下であれば県の方に開発行為の申請をしなくてもいいと、あくまで三千平米以上の行為についてするということでございます。これは県知事の方に許可をお願いを致しまして、そういった面積要件でございますので、面積について市の方が云々というようなことは、そういうことにはなっておりません。

 それから都市計画法の第二十九条に、市につきましては開発行為、これにつきましては学校義務教育共同給食センターにつきましては、開発行為を適用しないと、適用除外の施設になるということになっております。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 簡単明瞭に要を得てひとつお願いを致したいと思います。

 休憩致します。

  午前十一時五十一分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前十一時五十二分 再開



○副議長(長野景行君) 再開致します。

 消防長。



◎消防長(二村修次君) 林議員ご質問の現場と病院間の連絡体制はどうなっているのかとのご質問でございますが、現在では救急車に携帯電話を積載して医療機関と連絡を取り、医師の指示を仰いで処置を行っているところであります。また、心電図の波形を医療機関に伝送致しまして、医師からの指示を仰ぎ、処置を行っているところであります。

 今後、整備が必要なものにつきましては、携帯電話の不感地帯がございますが、衛生回線を利用した電話を早急に整備を致したいと思っているところでございます。

 そのほか、救命士が救命措置を行える資器材でありますが、半自動除細動器、静脈路確保のための留置針、気道確保のための気管内挿入を致しますエアウエイなど、高度な処置が行えるよう救急車の配備を致しているところでございます。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 林 議員。



◆二番(林壯一朗君) 旧慣廃止の問題での答弁の中で、同意書が提出されたということでありますが、私が聞く範囲では、地元からの同意書は、今年の二月二十一日に地区の臨時総会が開催されて、その中で二月二十二日から署名開始をされたということを聞いております。そすと、旧慣廃止から一年一カ月も経って地区の同意を取らなければならないような状態というのは、これはもうあとでいわゆる帳尻を合わせるためにやったとしか言いようがないと思います。少なくとも市民の財産でありますから、どういう形にせよ、きちんと手続きがされて、誰にでも胸を張って言える行政というのをつくっていかなければならないと思います。こういう形でされてることがいわゆる一から十、同じようなことだということになるんじゃないかなと思います。一つの結果をもって、それにあとからいろいろ理屈を付けようということになると、それは職員の皆さんに対しても非常な負担を強いるものになるんじゃないかなという気が致します。今回の問題に致しましても、少なくとも議会議決を経なければできないのが旧慣廃止であります。それが望月地区から申し出があって初めてわかるということであれば、先ほど言いました大正十五年の五月二十六日の臼杵町議会議決第三号に、丁號表というのが付いておりますけども、そういう付表を見れば、臼杵市内の旧慣がどこにあるかということは一目瞭然わかると思います。甲乙丙丁とありますから、その甲乙丙丁をきちんと揃えておけば別に問題は起きなかったはずです。それがこういう形になったということについて、いわゆる議会の議決とか何とかというよりも、市民の意志を無視したということでありますから、その点について、市長はどういうことでこの問題を最終的に処理しようとするのか、もう「すみませんでした」ということだけで終われるんかどうかということです。そこんとこだけお聞きしたいと思います。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今の旧慣の廃止についてでありますけれども、このように、旧慣の廃止につきまして、このような予算案を提出しなければいけないということにつきましては、私自身としても大変遺憾に思っているところであります。かねてから、職員には、法律、法令、条例、規約に準拠するそのような習慣をいつも身につけて、公務員としての本文を忘れないようにというようなことを常に気をつけるようにというふうには言っているところでありますけれども、そういった中で、様々な面で相当気をつけて、改良が見られますものの、やはり全てが全て、法令、法規、条例、又は先ほどの契約関係、このようなものを精査して、間違いのない事務執行ができているというようなことを申し上げることができないのが、ただ今の臼杵市の状況であるということも、これまた事実であります。今後ともこのようなことがないようにいつも法令、法規、条例、規約、そして様々なそのような市民の権利関係、このようなものを見落とすことのない事務手続をするように全力を挙げてやっていきたいと、こういうふうに考えているところであります。どうぞよろしくお願い致します。



○副議長(長野景行君) 林 議員。



◆二番(林壯一朗君) 気をつけて対応するということだけで私は済むような問題ではないと思いますし、いずれに致しましても、誰がやったとか、職員のどなたとかいう話じゃなくて、やはりこの問題というのはやっぱ議会の議決を経ないままに行われたということについて、これはやはりきちっとしなきゃならん課題だというふうに思いますし、今回こういうような問題含めていろいろな問題出てきてますけども、いわゆる職員の配置が、いわゆる仕事はできるけども旧来の流れがわからない、いわゆる慣行を知ってる、そうしたベテラン職員が今職場にいないという人事配置の問題もあるんではないかと思いますし、ある意味で機構改革がそうした今までの流れを全部断ち切ってしまったというようなことが言えるんじゃないかと思うわけであります。やはりベテランの職員をどうそれぞれの職場に配置をしていくか、そのことが地域との、住民との、市民とのつながりになると思いますし、そういった部分で、一つは、機構改革等含めてやっぱり考え直すべきであろうかというように思います。そしてこの旧慣の問題については、いずれにしても全て納得というわけにはいきませんので、留保させて頂きたいと思います。



○副議長(長野景行君) 総務部長。



◎総務部長(神田常幸君) 先ほど、私が、弁護士に相談もしたということですが、言葉としてそれが議会軽視になるというご発言のようでございますが、こちらと致しましては、今市長言いましたように、こういう私が不備という言葉を使っていいかどうかわかりませんが、大変、職員として、私どもも含めて大変な落ち度であるということで、何とかこの臼杵市になってる部分の旧慣の廃止を、もう売買が済んでる段階でどうか何とかできないかということを、経過として先生にご相談申し上げたということでございますんで、別に旧慣の廃止をどうこうという意味で、議会の軽視をしたということでご答弁申し上げたわけではございませんので、ご理解を頂きたいと思います。



○副議長(長野景行君) 以上で林議員の質問及び答弁が終了致しました。

 林議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方の挙手を願います。

 板井議員。



◆二十一番(板井孝太郎君) ただ今の旧慣廃止の問題につきまして、市長はこういうことが起こらないように是非したいということを言われましたが、起こらないようにする元を後藤市長はつくっておると、私もこのように判断します。それは行政改革という名前の下で、機構を改革し、役所の中、職員の人事異動をめちゃくちゃにしたというのが一番原因であろうと、林議員の言うとおりだとこのように思います。それで、この責任について、またなぜこんなことが起こったかということについて、私たち議会としても、もう少し真相について、林議員もこれは留保するという言葉を言っておりますので、議会として議長に特にお願いしたいのは、代表者会議を開くなり何なりして、議会としてこの問題はどのように対応し、対処すればいいかということを真剣に議員としてする必要があろうと、このように思うわけでございまして、このまま、市長はこうだったということだけで終わるというわけにはいかないとこのように私も思いますので、是非そのような配慮をよろしくお願いします。



○副議長(長野景行君) 児玉議員。



◆十一番(児玉善生君) 今、板井議員さんが言われた内容と私も同一でありますが、今後のお金の出入りの状況を含めて、どのような方法を取られるのか、そういうことを含めまして、今日の答弁でなくて結構ですが、議会としての今後の在り方を含めて、どのような形を取るのか、その件についてのみお願いをしときたいというふうに思います。よろしくお願いします。



○副議長(長野景行君) 以上で林議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 休憩致します。午後一時三十分再開致します。

  午後十二時四分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後一時三十分 再開



○副議長(長野景行君) 再開致します。

 加茂千恵子議員。



加茂千恵子君の通告事項
二 少子化対策について
 1 不妊治療に保険適用の要望を
三 障害者プランについて
 1 手すりの直径を小さく
 2 障害者プランの内容は
四 信号機に地名を
 1 信号機に交差点名標示を



 [九番加茂千恵子君登壇]



◆九番(加茂千恵子君) こんにちは。加茂千恵子でございます。

 私は、介護保険についてを除きまして、三点程質問をさせて頂きます。

 最初に、不妊治療に保険適用を要望致します。

 現在、不妊で悩んでいる夫婦は十組に一組いると言われます。子供がほしいのにできない。しかし子供はほしい。体外受精だけもこの十五年間で二万七千人以上もの子供が産まれています。そのための治療費も、三十万から五十万と非常に高く、精神的負担に加え、経済的負担も非常に重いわけです。不妊の原因も様々ありますが、最近では、環境ホルモンの影響も指摘され、精子数の減少が問題視されています。不妊治療の全てに保険が適用されないわけではありませんが、人工受精や体外受精等は自費診療であり、個人で努力できる限界を越えていると言わざるを得ません。少子化により将来的に国の活力を失いかねないとされるいまこそ、国として取り組まれるべきであると思います。不妊治療を希望される方については保険適用を考えるべき時期にきていると強く感じます。以前にもお願い致しましたが、少子化対策の一環としても県、市町村が一体となって保険適用を強く国に要望して頂きたく、再度お願い致します。

 次に、障害者プランについてです。

 現在、臼杵市では福祉のまちづくり事業として、段差の解消や点字ブロック等急ピッチで改修されています。これらのまちづくりは、計画の段階では、当然高齢者や障害者等利用者の声をお聞きしながら取り組まれていることだとは思いますが、先日、公共物の手すりについて身体障害者の方からこんなお話がありました。それは、手すりの直径が大き過ぎてよく握れないというのです。握力も弱っているので、直径は三センチくらいの細い手すりの方が握りやすく、危険が少ないというのです。また、冬場は木製のものが温かくて安らぎます。全てについて完璧にとは申しませんが、利用者の方々に安全で少しでも満足頂けるようお取り組みをお願い致します。

 また、障害者プランとして小規模作業所等の要望もあります。積極的に話し合いの場を設けて頂くとともに、今後のプランについてもお聞かせください。

 最後に、信号機に地名をです。

 観光浮揚で活性化を図ろうとする臼杵市に、まもなく東九州自動車道が開通します。他市から見えたお客様に道を教えるとき、また、教わるとき、信号機に市役所入口とか、辻口交差点、平清水などと、交差点名の表示があれば非常にわかりやすいと思うのです。他市ではよく見掛けるのですが、臼杵市でも是非信号機に交差点名表示のお取り組みが頂けないかお尋ね致します。

 以上で終わります。



○副議長(長野景行君) 答弁を求めます。

 市民部長。

 [市民部長雄嶋良直君登壇」



◎市民部長(雄嶋良直君) それでは、私からは加茂議員ご質問の不妊治療に保険適用の要望についてお答え致します。

 現在の健康保険法の保険給付の対象は、被保険者の疾病及び負傷並びに埋葬料、出産手当となっており、議員お説のとおり、不妊治療全てに保険適用がなされてないわけではありませんが、体外受精や人工受精は保険適用外の診療と現在なっております。少子化対策のためにも、保険適用は必要であると認識しております。

 今後とも機会を捉えまして、関係機関等へ問題を提起して参りたいとこのように思っております。

 次に、福祉のまちづくりに係る手すりの整備についてお答え致します。

 臼杵市では、平成九年度から福祉のまちづくり事業として、公民館及び図書館等の公共施設に手すりを設置するとともに、歩道の段差解消や点字ブロック等の整備を積極的に推進し、高齢者や障害者の方が安全に施設を利用できるよう整備を図っているところでございます。手すりの整備にあたっては、一般的に使用されやすいとされる直径四十ミリの手すりを基準とし、設置しておりますが、今後、新たに設置する手すりについても、障害者をはじめ、多くの方々の意見を参考にしながら、より安全で使いやすく、温かみにあるものにしていきたいとこのように思っております。

 続いて、障害者福祉計画の内容及び身体障害者小規模作業所についてお答え致します。

 臼杵市障害者福祉計画は、大分県が策定しております「障害者施策に関する新大分県長期構造計画」及び「第三次臼杵市総合計画」等との整合性に留意しながら策定致したところでございます。

 計画の策定にあたりましては、市民の幅広い意見を反映させるため、障害者の団体、関係公的機関の代表者及び有識者等十七人で構成する「臼杵市障害者福祉計画策定委員会」を設置し、内容について十分に審議頂いたところでございます。

 また、障害者の生活実態や福祉ニーズを十分に把握したうえで策定することが必要であるという前提に立ちまして、約三百人の障害者の方にアンケート調査のご協力を頂き、これを基礎資料と致したところでございます。

 これらの調査等を踏まえまして、この計画は「障害のある人も障害のない人も生まれ育った家庭や地域の中で、ひとりの社会人として共に生活する社会(ノーマライゼーション)をめざして」を基本理念として策定しております。

 次に、身体障害者小規模作業所についてでございますが、国、県による公費助成の対象となる小規模作業所は、利用定員が五名以上で、週四日以上開設するとともに、指導員が常勤し、作業及び日常訓練ができ、かつ、開設後一年以上の実績を有するという要件を満たすものとされており、運営に係る費用についてのみ市が助成することを前提条件と致しまして、国、県の助成が行われるというふうになっております。

 私からは以上でございます。



○副議長(長野景行君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 加茂議員ご質問の「信号機に地名を」についてお答えを致します。

 大分市、別府市等におきましては、ご指摘のように主要な交差点ではそれぞれの地域の地名を表示した信号機を設置しております。見知らぬ土地では、方向がわからずに困り果ててしまうことがよくあります。このようなときに標示板があることにより現在地が確認できると本当に助かるということは、加茂議員ご指摘のとおりであります。

 臼杵市におきましては、現在、地名を表示した信号機は設置しておりません。商工会議所からも、信号機に番号を付けてほしいとの要望も受けております。ご承知のとおり、信号機の設置及び管理につきましては、大分県公安委員会が行っております。

 交差点名の標示板や番号の設置につきましては、基本的には道路管理者が設置するということとなっておりますので、信号機のある交差点の地名や番号標示につきましては、道路管理者と十分協議して設置時期等含めまして、関係機関と検討して参りたいと考えています。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 加茂議員。



◆九番(加茂千恵子君) では要望だけ申し上げます。

 不妊治療の保険適用の件ですが、二年くらい前の議会でもお願いしたと思います。そのときにも、関係課長が保険課長会とかで積極的にこれは要望して参りますというお答えは頂いたんですが、是非そういうアプローチをまた県、国の方によろしくお願い致します。

 それと障害者プランの件ですが、十七団体、三百名の方にそういうアンケートを出されているということで、たくさんのそういうできるだけ末端の方々の意見を取り入れたうえでして頂きたいというのが、今回の手すりの問題で、「あなた方健常者はこのくらいがいいでしょう。でも私たちは握力が弱ってるからきちんと握れなくて、つるっと滑ってしまって非常に危ないんです」という声を聞きまして、「ああこれが一番いいと思ってたことがそうなのか」ということを感じましたので、やはり折角作るんですから、本当に利用者が安全で使えるような声を十分に聞いて頂きたいということを再度お願い致します。

 そして信号機の件ですけれども、これは本当に道路管理者ということで県道、国道になれば県や国になると思うんですが、一番大きなところ一カ所二カ所でも、何か臼杵の中心部に何かそういう交差点名が入ると、それを最初に何か手掛けて頂けたらなと思いますので、是非ご努力をよろしくお願い致します。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 以上で加茂議員の質問及び答弁が終了致しました。

 加茂議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方の挙手をお願いします。

 (なし)



○副議長(長野景行君) 以上で加茂議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 小野栄子議員。



小野栄子君の通告事項
二 機構改革の推移について
 1 バランスシートについて
 2 福祉課に高齢者相談員を
三 臼杵城跡公園の整備について
 1 石碑等の整備
 2 記念植樹について



 [六番小野栄子君登壇]



◆六番(小野栄子君) 席次六番小野栄子です。傍聴の皆さん、ようこそいらっしゃいました。私は、昨日の介護保険に続きまして、二項質問させて頂きます。

 まず、機構改革における推移を見て、事象として出ましたことを二点質問させて頂きます。

 まず、バランスシートについてです。ご存じのように、バランスシートというのは、後藤市長になりましていち早く導入されまして、今回ある一年経ちまして結果が出ております。このことに対しまして、私は本当に無知で何にも分かりませんでしたので、見方も分からず、出た結果もよくのみ込みができずということでしたので、こんなことではいけないと思いまして、係の方に懇切丁寧に教えて頂きました。それでやっとその意図も分かりましたし、これを目的としてるということもようやく意味が分かりました。

 それで、今回市報にも出して頂いたんですけれど、私ども、というのが特に女性のグループなどは全くあの結果をどう見てよいのか分からないという方が非常に多いんです。

 それで、私が今結論として自分が持ち得ている結論は、昭和四十五年から掘り起こして、三十年に至るいろいろな諸々のデーターを基にお作りになってる。さぞや大変な作業であったろうと思うんですけれど、そういうことを、現在までの流れを集約して、今の臼杵がこういうふうに借金がこれだけあります。財産がこれだけあります。そのうえで一番効率的な手法をとって財政再建に結び付けますとこういうことであろうと思っております。そういう意味から致しますと、大変有意義なことじゃなかろうかと思っておりますけれど、残念ながら、こういういいシステムが市民に認知できないというのは大変残念なことと思います。先年、石原慎太郎都知事が当選されました折に、都政の抱負として、バランスシートを導入したいということをおしゃっておりました。それから、国においても、新聞で見ますといろんな分野でバランスシートを導入ということが出ております。そういうことを考えますと、臼杵はそれに先んじてこういうことを持ち込んで導入してるということは、とても素晴らしいことなんではなかろうかと思いますが、残念ながらそういう結果でございますので、私ども主婦が見て分かるように、行政用語というのは大変難しゅうございます。例えば赤字というのも大変専門用語で書いております。損益というようなこともやっぱり専門用語で見ますと、もう理解する以前に放棄してしまうというような実態がありますので、でき得ることならば、せっかくのこのデーターを市民に告知して頂けるよう、なるべく平易な言葉で、市民サイドにわかるような方式にやって頂けないかなとこういう思いをしておりますので、是非行政の方によろしくお願いしたいと思います。

 議員サイドでも、行政改革特別調査委員会がありまして、機構改革については、先日、二回にわたりまして職員の方に大変迷惑であったろうと思うんですけれど、聞き取り調査をさせて頂きました。まだ午前中も行政改革云々と出ておりましたけれど、私はまだこの成否をとやかく言うのは早計であると思っております。もう少し長い目でこの結果を見たいなと私自身は思っておるところでございますけれど、特にそのバランスシートについては、すぐにでもできることですのでよろしくお願いしたいと思います。

 それから二点目です。健康課にありました、いきいき長寿係というのが、今度四月の人事異動で廃止されました。それは福祉に組み込まれたということですけれど、やっぱり私もヘルパーをしておりますので、お年寄りが大変不便に感じているようでございます。いきいき長寿係の方と言うたら、もう全てが老人福祉に関することは今まで通じていたんだそうですけれど、今は福祉の方で兼務なさっているということで、ちょっと不便になりましたということを聞きましたので、私は、経費の節減も大切なことですけれど、やっぱり市民サービスが疎かになっては何にもならないんじゃなかろうかという観点から、これから老齢化社会に入ります。それから介護保険も実施になりますと、認定漏れだとか、どういう方法で申請したらいいのだろうかとかいうような疑問やお尋ねがたくさん増えるんじゃないかと思いますので、せめて老人の方々が、あの人を目標に行けば、役所に行けば何でも事が足りるというようなことを一人ぐらいは置いて頂いた方がいいんじゃなかろうかと思いますので、その二点をよろしくお願い致します。それからもう一項は、臼杵城跡公園の整備に関することです。

 皆さんご存じのように、臼杵公園と呼んで私たちが馴れ親しんで、今は一つの臼杵のシンボルとなっておりますけれど、大友宗麟が築城して四百三十年余り、本当に臼杵の歴史がたくさん詰まっております重要な公園です。皆さんもよくご存じと思うんですけれど、あれは廃藩置県のときにお城がなくなりまして、公園として機能しておりますけれど、戦時中はいろいろな機能に使われました。それから戦後は大蔵省の管轄になっていたんですけれど、臼杵が買い取るという形で、今の公園の形態になっているんですけれど、あの中には本当にたくさんの歴史が詰まっております。そういう意味で、私はとても大切に思うんですけれど、残念ながら、第二期の公園整備事業が済んだ時点で少し今は荒れているようにあるんです。

 その中の一つに、石碑類が大変放置されているという実態があります。これは、小学校、中学校がご存じのように毎年遠足に公園に行きます。そう致しますと、私どももよく教育委員会の方とか、歴史の興味がある方とかいうのが、一番に、「臼杵に来たら城跡公園に連れて行ってください」と言われるので、ご案内するんですけれど、大変恥ずかしいと思うことが多々あります。三年前に一度、行政の方にお願いした経緯もあるんですけれど、まだそのままのようですので、ここでまた重ねてお願いしたいと思います。

 あの石碑の中には、本当に臼杵を代表するような人物を顕彰したり、その功績を後世まで残したいということで建たれた功徳碑もあります。それから文学記念碑もあります。それから戦争で本当に命を、有能な若者が命を落とされたという供養碑もあります。それから歌碑もあります。いろんな方々の功績を後世の子孫、私どもが受け止める必要があるんじゃなかろうかと考えたときに、碑面の文字が全然見えないんです。草書で崩して中根貞彦さん、この方はもう有名な方ですので、三和銀行の初代の頭取をなさった方なんですが、その方が父母を恋うる歌碑が一番公園の突堤のところにあります。大変大きな石碑で立派なもんなんですけど、読める人がまずないんです。そういうことでは、碑がある意味がないと思います。

 それで、先年、私ども飫肥に語りべの会で研修に行きましたときに、飫肥城の跡が、そういう歌碑や功徳碑やそれからいろんな顕彰碑あたりの横に、小さい、本当に金はあんまりかからないと思いますけど、小さいこれぐらいの板を、きれいな板を、上に屋根をちょっと付けまして、口語体の平易な文章で、これはこういうものです、これはこういうものですと書いてありますのが大変参考になりましたので、帰ってすぐその三年前に申し入れたんですけど、まだ実現に至っておりません。

 先ほど申し上げましたように、遠足に行きます生徒たちが、その碑の意味を読み取らなければ、私は、長年そういうものが、歴史が詰まっているということも意味をなさなくなると思いますので、教育的な観点からも、是非、口語体で、皆が分かるような説明文を付けて頂きたい。

 公園の中には、いろんなやって頂きたいことがいろいろあります。空堀の片方も、今子供たちが草スキーが流行ってますけど、あれにして頂きたいなとか、それからいつも、夏草や兵共の世界になっております。草がぼうぼう生えておりますので、恥ずかしいなという思いもあるんですけど、そういうことよりも、まず一番に石碑の整備をして頂きたい。どうぞよろしくお願い致します。これが一点目です。

 それから、公園につきましては、いま大イチョウが、これ樹医さんに、いつかお客様でお出になりましたので、診断して頂きましたら、あの大イチョウは、有に四百年経ってるだろうという診断を頂きました。それが今枯れかかっております。それから護国神社の横のホルトの木も朽ち果てて、本当に無残な姿をさらしております。ああいうものはきちんとまた整備して、今回二〇〇〇年という大変大きな節目の年を迎えます。それからトリプルになるんですけど、臼杵が市制五十周年と、またこれ大きな節目の年です。それから日蘭修好四百年、この三つが重なる大変もう歴史上貴重な、もうあとはないであろうというような節目の年になります。そういう意味から言いまして、私はああいうところをきちっと整備して、記念樹を植えて頂きたいなと思うんです。

 それから、公園だけではなくて、公的な将来動かさなくてもいいような場所、例えば柳原線のホルトの木が枯れております。あれが開通したときに、あの木は残してシンボルにという意図で残されたと聞いておりますけれど、本当にあれも大変無残な姿で、いま覆いだけが残っております。ああいうところを調査して頂いて、二〇〇〇年の節目、市制五十周年の節目、それから日蘭修好四百年の節目の記念植樹を行政の方でも大いに奨励して頂いて、市民にも呼び掛けて頂きたいなと思います。

 以上、臼杵公園整備につきまして二点、それから機構改革について二点、お尋ね致します。よろしくお願い致します。



○副議長(長野景行君) 答弁を求めます。

 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 小野議員のご質問のうち、バランスシートについてお答え申し上げます。

 現行の決算報告は単年度の現金の出入りのみを示す単式簿記で整理されておりますので、資産などのストック情報がなく、市民に対して自治体の活動報告ができにくいという面があります。

 昨年度に公表致しました平成八年度、九年度決算のバランスシートは、複式簿記の方法を使って整理したものでありまして、年度を越えた資産形成や負債の状況などを分かりやすく説明するために作成したものであります。バランスシートは全体のお金の流れの中で、資産の内容を示すものであり、サービスに使われたものにつきましては含まれておりません。サービス形成勘定と一緒になってこそ市民の皆さんへ分かりやすくなるものだと考えられます。

 今年度は、市民サービスに使われた経常経費を分析する「サービス形成勘定」を作成する予定ですので、表自体の説明だけではなく、これらの表から分かることを身近な事例などを交えて、市報やインターネットを通じ、市民の皆さんへ報告していきたいと考えているところであります。

 ただ今、小野議員のバランスシートが分かりにくいというご指摘は、まさにそのとおりであろうかというふうに思います。

 経営のためのいろいろの資料がありますけれども、その中で「財務諸表」と言われるものがあります。その財務諸表の一部がバランスシートであります。バランスシートのほかに損益計算書、利益処分報告書とか様々なものがあるんですけれども、そういった中で、一番普通経営者が先に見るものは損益計算書というものでありまして、損益計算書を見ますと大体の流れがわかりますが、ただ、借金がどれだけあって、あと心配ないかというようなことはわかりません。そういうようなことで、損益計算書を一番先に作るというのが、損益計算書から入りますと分かりやすいということはこれは事実であります。

 ただ、損益計算書を作るためにはその年の一番初めに持っていた財産というものを確定しないと、損益計算書を作ることはできませんので、それで今度のように損益計算書を作ったり、バランスシートを作ったりとこういうようなことを初めてやっていこうというふうになりますと、どうしてもまず第一に、バランスシートを作るということから始めなければ、あとのことが始まらないわけであります。そこでまずバランスシートを作ってバランスシートを議会にも報告し、市民の皆さんにも報告したというところであります。

 そこで、この次は、企業で言えばいわゆる損益計算書、これが一番分かりやすいものでありますけれども、これを作るということになります。企業の場合は損益計算書、この損益計算書と言いますと、利益をどのようにして形成したかという利益形成勘定と言ったらいいかもしれませんが、それが損益計算書であります。

 ところが、自治体の場合は利益を上げるということは目的としておりません。企業の場合は、利益を上げるということとサービスをしたり商品を作ったりという、そのようなことが目標とされてる、企業から外に出る産物として商品があり、あるいは利益がある。また税金も払わなきゃいけないとか、企業にはそういうような様々な自治体とは違った面があります。その中で一番目標とされてる利益をどうやったら多くするかというようなことで、利益形成勘定、損益計算書というような形になるわけでありますけれども、自治体の場合は、その利益を目標としてません。サービスをどうやったらたくさん形成することができるか、そのサービスはどのようにして作られてるかというようなことが問題になろうかと思いますので、企業における利益形成勘定、損益計算書という名前のものは、自治体においてはサービス形成勘定になろうかと思うわけであります。そこで企業の損益計算書に等しいような形のサービス形成勘定を本年度は作成する予定でありまして、これを昨年と同じように、これから全力を挙げて作りまして、議会に報告を申し上げ、市民の皆さんにも報告申し上げたいとこのように考えてるところであります。

 その他の質問につきましては、部長より答弁致させます。



○副議長(長野景行君) 市民部長。

 [市民部長雄嶋良直君登壇]



◎市民部長(雄嶋良直君) それでは、私からは小野議員ご質問の「福祉課に高齢者相談員を」についてお答え致します。

 平成十年度までの高齢者の対応につきましては、施設福祉サービスにつきましては福祉係で、また、在宅福祉サービスについては、いきいき長寿係で業務を実施しておりましたが、今年度の機構改革で、高齢者の立場に立ちまして、窓口を一本化し、福祉係で対応することとなりました。

 議員ご指摘のとおり、高齢化、核家族化の進行により、高齢者の相談は増加するとともに、複雑多様化しているのが現況であります。今後は職員の研修により一層努めるとともに、専門的な知識を有する職員の確保に努めて参りたいとかように考えております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 文化産業部長。

 [文化産業部長佐藤和人君登壇]



◎文化産業部長(佐藤和人君) 小野議員ご質問の「臼杵城跡公園の整備について」お答え致します。

 臼杵城跡公園には、大友宗麟像「廃墟」、大友宗麟レリーフ、大砲国崩しのレプリカや野上弥生子文学碑をはじめとした多くの石碑が設置されており、臼杵の先人たちを顕彰するとともに、臼杵城跡の落ち着いた歴史的な雰囲気をかもし出しております。

 小野議員よりご意見を頂いたように、市民の皆様に内容を分かって頂けるよう早急に個々の石碑について調査致します。臼杵城跡が県指定の史跡でもあり、また市の公園でもありますので、大分県教育委員会をはじめ庁内関係部所との調整を図りながら、そのたたずまいを阻害しない方法を考慮するとともに、説明板の設置を検討して参りたいと考えております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 総務部長。

 [総務部長神田常幸君登壇]



◎総務部長(神田常幸君) 小野議員ご質問の「記念植樹」についてお答えを致します。

 来年は西暦二〇〇〇年という二十世紀で最後の年であり、臼杵市におきましても市制五十周年、また日蘭交流四百周年という節目の年であることはご案内のとおりでございます。この記念すべき年に記念植樹をすることにつきましては、ただ単に記念のための植樹に終わらず、市民皆さんに見守られ、親しみながら後世に残していくということが大事であると考えております。この貴重なご意見につきましては、実現に向けて検討致したいと考えております。



○副議長(長野景行君) 小野議員。



◆六番(小野栄子君) 再質問させていただきます。

 バランスシートにつきましては、お申し入れしたように、やっぱり分かりやすく家計簿的とか、漫画的とかいう方法ができるんでしょうか。それが一点と、それから臼杵公園にお聞きしたかったんですけど、草刈り、いまとても草が生い茂っておりますけど、年に何回ぐらいしているのか分かりましたら教えてください。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) バランスシートにつきまして、今回バランスシートを作りまして、そのバランスシートの説明を致しているところでありますけれども、経営者が経営指標として貸借対照表、即ちバランスシートを見て経営を判断するということにつきましても、これは大変高級な経営知識を要する部分でありまして、バランスシートによってのその状態、今後の状況等を図っていくというのは、ただそれだけでは難しいというのはこれはもう事実だと思います。したがいまして、バランスシートというのは現在ある資産、プラスの資産、それから借金等マイナスの資産、こういったようなものがどれだけあって、それがどういうような成り立ちになってるのかということをしっかり捉えると、これを捉えて公表したことであるというふうにご理解を頂きまして、サービス形成勘定をできるだけ早く作りまして、それと連結しながら説明するのが、一番分かりやすいやり方でありますから、皆さんに分かって頂けるような説明ができるようにサービス形成勘定の分かりやすいものを作るということに心掛けたいと思います。



○副議長(長野景行君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 草刈りの件でございますけれども、年、年の草の状況等によって若干異なりますけれども、大体二回以上は行っております。



○副議長(長野景行君) 以上で小野議員の質問及び答弁が終了しました。

 小野議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方の挙手を願います。

 衛藤忠一議員。



◆五番(衛藤忠一君) 公園地の石碑のことですが、今何か表面的なことをいろいろ言われたようでありますが、その石碑の中の一つに、その人の事績に異なる、適切ではないと思われるようなものが一つあります。これは本人はもとより、家族や関係者の名誉のためでありますんで、次回の一般質問で詳しくお尋ね致したいと思います。ごみ収集箱についてついでに。いつも一杯でカラスが遊んでおります。人目が少ないとはいえ、先日はなぜか布団が一枚一組入れてありました。色はピンク色で、このように、公園などのごみ問題は来る人の自覚で解決できることだと思うんですが、いっそのこと、ごみ箱は撤去したらどうかと思うんでありますが、どうでしょうか。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今の貴重なご意見を参考にさせて、検討させて頂きたいと思います。



○副議長(長野景行君) 以上で小野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 吉岡 勲議員。



吉岡 勲君の通告事項
一 職員数の適正なる確保について
 1 残業のない適正な人員配置を
 2 新規雇用責任をどのように考えているのか
二 隅切り工事の推進を
 1 毎日通る生活道路の隅切り道路工事の推進を
三 災害後の残存物の処理について
 1 風水害の残存物の処理について
 2 火災における残存物の処理について、特例、又は支援策等の考えはないのか



 [四番吉岡 勲君登壇]



◆四番(吉岡勲君) 議席四番の吉岡 勲です。通告にしたがいまして一般質問を三点行います。

 まず、第一点、職員数の適正なる確保について、市内の企業に今年新規採用された方で、商工会議所で行われた新入社員研修会に参加した人数は、大卒、高卒合わせて五十四名でした。しかし、市内に就職したいと希望する若者はこの数倍に達すると思います。例えば、教職を希望する者は、県下で応募者一千三百二十四名、採用者百八名の、採用率僅か八・一%です。また、市職員の状況を見ますと、条例定数四百九十一名に対して、平成九年三月末退職者十八名、採用者十名の、職員数三百九十八名、平成十年三月末退職者十三名、採用者五名の、職員数三百九十名、平成十一年三月末退職者二十名、採用者十名の、職員数三百八十名。僅か二年で十八名もの削減となっており、条例定数が必ずしも適正な数かどうかは別にして、条例定数と比較すると百十一名も少なくなっている状況であります。

 平成八年に、行財政活性化大綱が示され、この三年間で最初に達成できたのが人員削減では、あまりにも安易過ぎるのではないでしょうか。

 まず人員削減なのか、職員をコストとしてだけ考えているのではないか。退職する方は民間と異なり、ほとんどの方は高額所得者の定年退職だと思います。ところが、採用者は年齢も若く、少額所得者ですから、退職者と同数の新規採用をしても、十分人件費の抑制は達成できるのではないでしょうか。

 十年度の職員の残業手当の総額は約一億二千万円程ありました。ところで、十一年度では職員の残業手当が約九千三百万円程予算計上されています。実際、昨年は災害も多く、技術職員の中では残業が年間約六百時間にも達する職員もおりました。職種のバランスもあろうかと思いますが、残業が多過ぎると思います。

 先の三月議会での私の質問と重複しますが、「国家公務員は国民に〇〇しなさい。県の職員は県民に何々してください。」、ところが「市の職員は市民に〇〇しましょう」というように、市職員の仕事はかゆいところに手が届くだけでなく、市民と一緒に汗を流すことが要求されます。また、市長もそれを望んでることと思います。

 先の三月議会の市長の答弁で、「文化に関心を持って、そして地域社会に溶け込んで、市民としても立派な市民としての市職員でありたいと考えております」と答弁を頂きました。

 市役所とは、市民に役立つ人のいるところであり、市職員はいろんな情報や才能を持っております。そこで、スポーツの好きな人は子供会や老人会のスポーツの指導者として体力向上や健康づくりに力を貸して上げ、また地区のお祭りやPTA活動に積極的に参加していけば、一人ひとりの職員が地域で尊敬され、ひいては市役所全体をも尊敬され、その上、市政運営に対しても市民の協力が今以上に得られると思います。行政改革とはハード的な機械化や各種の削減だけでなく、ソフト的な意識改革も必要だと思います。

 市長の言われる「市役所が変われば臼杵が変わる」、そのためにも職員一人ひとりがまずゆとりある時間を持つことが大事ではないでしょうか。

 ちなみに、市職員採用の受験者数を見ると、数多くの若者が受験していると伺っております。若い人を臼杵に定住させるためにも、その上、今日では国の政策も新卒雇用の拡大に力を入れております。許容範囲の残業は認めますが、まず残業のない適正な人員配置と、市内最大の雇用の場としての新規雇用責任を是非堅持して頂きたい。市長のお考えをお聞かせください。

 二点目、生活道路の隅切り工事の推進を。

 市長は、市政運営の基本施策として、やさしいまち臼杵づくりをされています。私も大変自動車が好きでドライブによく出掛けます。郊外や幹線道路等は、今日の車社会を反映して大変よくなっております。しかし、私のまち臼杵の中を見ると、昔からの城下町の名残があり、情緒豊かな道ではありますが、しかし、道路の幅員が狭く、車社会に馴染まない道でもあります。この旧市内の住宅地の住民も、高齢化が一段と進み、運転も若いときのようにうまくはいかなくなります。地域の生活道であるこうした道は、狭く曲がりくねっています。せめて毎日通うこの生活道が車の通りやすい道になるようにしたいと思うのであります。

 また、防災や救急の際に消防車や救急車の通行できない道がたくさんあります。消防車や救急車がいけるところから住宅の玄関口までの最長の距離はどのくらいでしょうか。例えば、福良区では、救急車が通行できるところから遠い玄関口までは約九十六メーターあります。また東福良区では約八十メーターありました。今回、私もこの調査をしてみて、消防職員の夜間や雨の中での救急患者の搬送は大変な仕事だということを改めて感じると同時に、感謝致したいと思います。

 そこで、毎日通行する生活道路の隅切り道路工事を、地元を挙げて推進できるように、また、土地の所有者の同意やら補償問題等、市の担当者は大変な仕事だと思いますので、課の中に担当の隅切り係を是非設置して、市民の生活しやすい安全な道づくりの積極的な推進をお願いしたいと思います。

 参考までに、救急車の通行できない道はどのくらいあるのか、また道路から玄関口までの一番長いところでどのくらいあるのか、お聞かせ頂きたいと思います。

 三点目、災害等における残存物の処理について。

 風水害後における残存物の処理について、昨年、一昨年と台風による冠水地帯での残存物の処理については、私有地に残った残存物は、公共地、道路等に出せば市、県の公共機関が後片付けをしてくれました。地区によれば、消防団が区の要請により出動して後片付けをしたところもあります。特に、他人の残存物、他人の所有物ですが、私有地の中に残存物として放置されたままになっていたりして、残存物の処理についてはいろいろな問題が生じています。結局は被害を被った側が自分で後片付けをしなくてはなりません。

 また、火災における残存物の処理について、昔から我が国は家事と葬儀は協力するという隣保制度が確立されていて、火災の事後処理には、地元の区民や消防団員が率先して互助の精神の下、片付けをするというよい文化が継承されていました。ところが、今日では、火災後の残存物は法的には産業廃棄物とみなされ、市の焼却場又は埋立処分場へは搬入できず、産業廃棄物処理業者へ処理を依頼するしかありません。そのようなことから、市民の中で独り暮らしの方や経済的な弱者は産廃処理業者に依頼できない場合も出てくるのではないでしょうか。また、大規模な火災が発生すれば、処理業者に依頼するにしてもいろんな問題が生じると思います。これまでの火災の事後処理のような、地域に密着した隣保制度の継承された互助の文化を受け継いで、安心して暮らせる臼杵のまちづくりのために、次の二点についてお尋ね致します。

 その一つは、火災や風水害時の残存物の処理について、市当局の現状と対応についてお聞かせください。二点目は、火災残存物を市の焼却場又は埋立処分場に搬入できる特例や、経済的弱者に対する支援策等のお考えはどうなのか、併せてお尋ねしたいと思います。

 以上三点よろしくお願い致します。



○副議長(長野景行君) 答弁を求めます。

 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 吉岡議員の、職員数を適正に確保し、残業のない適正な人員配置を行うように、新規雇用責任をしっかり考えるようにという質問に対しましてお答えを申し上げます。

 職員採用につきましては、人事行政の最も重要な部分の一つであると考えまして、「臼杵市職員の任用に関する規則」に基づいて、優秀な人材の確保に努めているところであります。

 また、最近の採用試験状況をみますと、議員ご指摘のとおり、数多くの有望な若者の受験を頂いているところであります。

 そういった中、当市では平成十年度には事務の効率化と市民サービスの向上を目指し、機構改革に着手するとともに、職員の意識改革のために研修や他機関との交流の機会を増やして、職員の意識の向上と能力の再開発に傾注して参りました。

 また、本年は業務内容の見直しと業務目的の明確化を図る「仕事の棚卸し」の作業に着手したいと考えております。仕事の棚卸しと申しますと、これまでやってきた仕事の中、何となくこれまでやっているからということで仕事をしている中には、その本来の目的を考えますと、もう少し違ったやり方を、あるいはもうちょっと簡単なやり方をしていいのではないかと考えられるものもあるというふうに思われます。したがいまして、仕事の一つひとつにつきまして、その仕事の本来の目的はどうだったのか、そのためにこの仕事は本当に必要なんだろうかというようなことを含めましてやっていきたいというふうに思っております。

 その手始めと致しまして、市役所の中では、これまで女性職員が主としてお茶をくむというのが習慣となっておりましたけれども、そのようなことが果たして必要なんだろうかというようなことを検討致しました結果、ただ今、そのお茶をくむという作業については、これは廃止しようというようなことで、ほとんどのそれぞれの課におきまして、様々な工夫を凝らしているところであります。これをお茶をくむというそういうようなことだけでなくて、様々な仕事において一つひとつそれを検討していって、もう少し違ったやり方、合理的なやり方はないもんだろうか、そして仕事がしっかり目的を達するようにというようなことで考えていきたいというのが、仕事の棚卸しであります。

 更に、平成八年四月に制定しました「臼杵市行財政活性化大綱」につきましても、これは見直しにも取り組んで参りたいと考えているところであります。

 ご指摘のとおり、時間外勤務の増加傾向は見られます。特に昨年は台風や災害による復旧作業が増加致しまして、大変大きな比重を占めていると考えているところでありますが、通常時における時間外勤務の削減は大きな課題であり、その解消に最大限の努力を傾けなければならない。また、人事の偏り等につきまして工夫を凝らさなければいけないと考えているところであります。

 そこで、本年度は「超勤縮減委員会」、これは仮称でありますけれども、の設置や、機構の見直し等に取り組みまして、職員への負担を軽減できるようにしたいと考えているところであります。

 市の職員数につきましては、市民の皆さんのご理解を頂きながら、市の職員がゆとりを持って、研修もしながら、しっかりした仕事ができるように、それだけの人員の配置をご理解頂くように努力して参りたい。そしてまた、様々な仕事の中身等を検討し、組織等も検討する中で、職員の皆さんとの理解が得られ、合意が得られるものについては、これは削れるところは削るということも、これもやはりやっていかなければいけない。こういうふうに考えておりますが、職員の健康を守り、そしてその生活を守り、特にまた、家庭を壊すようなことがあってはならないとも考えておりますから、そのような観点から、今後の職員数につきましては様々な要素を勘案しながら、十分に各方面と相談をして参りたいと考えているところであります。

 今年度の職員採用試験につきましても、今後予想されます介護保険の導入や、国・県よりの権限移譲の事務量の増大等も考えられますので、職員の新陳代謝や年齢構成なども配慮して実施したいと考えているところであります。

 また、議員ご意見のように、市役所は市民のお役に立つところであるということでありますから、職員は積極的に地域に溶け込み、地域のリーダーとしての役目も果たしてほしいと願っております。

 実際、スポーツ団体の指導者、事務局として頑張っている職員が多数おります。更には、消防団や各地域の中軸として汗を流している職員もたくさんおります。今後とも、全ての職員が何らかの形で市民や地域の中に参加して活躍でき、市民の皆さんから理解して頂き、かわいがって頂けるようなそういうような職員になれるような環境の整備に努めていく所存であります。

 その他の質問につきましては、部長より答弁致させます。



○副議長(長野景行君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 吉岡議員の「毎日通る生活道路の隅切り道路工事」についてお答えを致します。

 平成十一年三月現在、市道と致しましては、九百九十七路線ございますが、昭和五十七年以前の道路につきましては、三メートル前後と狭い道路が多く、今日の車社会を考えますと、問題があることはご指摘のとおりでございます。

 市と致しましては、昭和五十七年以降、道路位置指定基準幅員四メートル以上を基準として認定を行っております。

 道路幅の狭い地域では、緊急時の消防活動等におきまして、進入ができない等困難を極めているようであります。

 通行しやすい道路づくりにつきましては、特に、地元要望が強く、用地協力を得られているところから毎年隅切り工事を実施しております。

 また、平成十年度から実施致しております広域連合道づくり事業でも、狭い道路の改良も併せまして実施をしているところであります。これからも、地区の皆さんからご理解を頂きながら安全性の向上や火災等の緊急時の車両通行の確保の上から道路整備に努めて参りたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 市民部長。

 [市民部長雄嶋良直君登壇]



◎市民部長(雄嶋良直君) それでは私からは、吉岡議員ご質問の「災害後の残存物の処理」についてお答え致します。

 まず、風水害の残存物の処理についてでございますが、風水害の場合に、全て市及び県で収集運搬することは被災範囲も広く、通常業務もあり困難でありますが、できるかぎりの収集はしていきたいと考えていますが、消防団をはじめ関係住民のご協力を頂きながら、清掃センターへの持ち込みをお願いしたいと考えております。

 また、私有地の残存物につきましても、一つひとつ市で処理することは困難でありますので、清掃センターへの持ち込みや、地区の方で協力して、一定の場所に出して頂ければ市が収集しております。

 なお、災害時の収集運搬及び処理手数料につきましては、「臼杵市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」によりまして免除規定があり、これを適用してるところでございます。

 次に、火災における残存物の処理について、特例又は支援策等の考えはないのかについてでございますが、残存物の搬入については、火災の状況にもよりますが、焼け落ちた瓦、木材等は一般廃棄物とみなして搬入しているのが実情であります。しかし、半焼等で燃え残った部分の家屋等を取り壊した場合につきましては、明らかに産業廃棄物と認められますので、これらにつきましては産業廃棄物処分業者に処分をお願いするよう指導しているところでございます。

 次に、罹災者等に対する支援策の考えはないのかとのご質問ですが、現在実施している経済的な支援制度と致しましては、臼杵市災害見舞金支給要綱によりまして、見舞金の支給と持ち込み手数料の減免があります。また、災害等の状況にもよりますが、市税等の減免措置が行われているところでございます。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 消防長。

 [消防長二村修次君登壇]



◎消防長(二村修次君) 吉岡議員のご質問にお答え致します。

 救急車の通行できない五十メートル以上の路線につきましてご説明させて頂きますと、延べに致しますと約五千七百メートルとなっております。また、国の示す消防力の基準による市街地及び密集地別でみますと、市街地が十四路線、一千九百メートル、密集地が二十路線、約三千八百メートルとなっております。

 次に、救急車が通行できない道路から玄関口までの距離につきましては、最も長いところで約七百メートルで、三十四路線あります。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 吉岡議員。



◆四番(吉岡勲君) 再質問の前に一言苦言を言いたいんですけども、私の三点の質問のその根底には、いかに市民にサービスするか、また市民から喜ばれるかという趣旨で執行部にお伺いしたわけなんですけども、答弁が非常に各部署だけの答弁になっております。できれば全体的な答弁がほしいなと思っております。

 以上、先にそれを言いましてから項目について再質問したいと思います。

 まず、職員数の適正なる確保についてでございますが、時間外勤務の削減に努力されておることは理解致しましたが、市内最大の約四百名を雇用する事業所としての雇用責任があろうかと思います。

 今日の就職状況の中では、せめて退職者と同数の新規採用をお願いしたい。市長の言われる優秀な人材、頭でっかちだけでなく、お年寄りや子供の目線に合わせて、市民の立場で市行政を執行して頂く職員をできれば一人でも多く雇用して頂きたい。お願いでございます。

 隅切り工事についてですが、市当局は大変な苦労のもと、道路改良を実施頂いてることは十二分に理解致しました。答弁にありますように、強い地元の要望を一日も早く達成するためにも、また、六月二日の新聞に「救急車へ運ぶ途中の担架から患者を転落させ、重傷を負わせ、救急隊員のミスとして慰謝料を支払った」という新聞記事がございました。決してこれは他人事ではなく、消防長の言われるように、臼杵市は救急車の通行できない道が非常に多いし、そのうえ救急出動も多いということですので、少しでも救急隊員の仕事のしやすいように、そして何よりも、大事な臼杵の市民の命を守るためにも、最初の問題と関連しますが、職員定数の問題も併せて、是非建設部の中に隅切り係を設置して頂いて、通行しやすい道づくりを重ねてお願い致したいと思います。

 三点目ですが、災害後における残存物の処理について、大変少ない予算の中、二、三の支援策を頂いております。大変ありがとうございます。ただ、今一歩、地域に残された互助の精神、これから一番大事になってきております、いろんな村おこしや、その中の根底をなす助け合いの互助の文化を組み込んで頂いて、やはり急な場合でございますんで、条例等をいろいろなものに照らし合わせるんじゃなくて、せっかく地元の方、消防団員の方が、次の日一緒になって片付けをしてる、それをそのまま法律で、「いやここはいい、ここは悪い」じゃなくて、気持ちよく受け付けて頂くような、そういう多少目をつぶると言いますと悪いんですけども、互助の精神を大事にして育てていって頂きたいと思っております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) お願いとか要望とか言いましたが、答弁いりますか。



◆四番(吉岡勲君) いいです。



○副議長(長野景行君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁が終了致しました。

 吉岡議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方の挙手を願います。

 (なし)



○副議長(長野景行君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 十分間休憩を致します。

  午後二時三十七分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後二時四十九分 再開



○副議長(長野景行君) 再開致します。

 平川哲郎議員。



平川哲郎君の通告事項
一 福祉
 1 高額医療費の委任払いについて
 2 国保の葬祭費について
二 教育
 1 北中の体育館、プールの建設について
 2 学校給食について
三 道路・環境
 1 祇園洲・柳原線について
四 政治姿勢
 1 日蘭交流四百周年について
 2 大門櫓建設について
 3 同和対策について
 4 市民のくらし、福祉優先の財政運営について



 [十番平川哲郎君登壇]



◆十番(平川哲郎君) 皆さんこんにちは。日本共産党の平川でございます。傍聴の皆さん、お忙しい中をご苦労様です。昨日の集中質問で介護保険は済みましたので、その他の通告事項について質問致します。

 まず最初に、高額医療費の委任払い制度をこの臼杵市でも実施してほしいということでございます。

 現在、医療費は病院の窓口で全額を支払い、六万三千六百円を超える高額な分については、市役所に来て手続きを取り、後日、払い戻しをするようになっていますが、お金が返ってくるまで二カ月ぐらいかかります。これを委任払い制度にすれば、患者さんが病院には六万三千六百円支払い、それを超える高額の部分は、お医者さんの方から直接市役所に請求するというシステムになります。患者さんも高額に上る医療費を窓口で払わずに済みますし、市役所に来る手間も省けます。県下でも多くの市町村が実施をし、住民の皆さんから大変喜ばれております。しかも、市の財政負担はほとんどありませんので、是非実現してほしいと思います。

 次に、国保での葬祭費についてですが、現在、臼杵市は二万円支給しているとのことです。社会保険では十万円支給されているようですし、県下でも、多いところでは、直川村や鶴見町では七万円、弥生町や宇目町では五万円も支給しています。臼杵市も引き上げるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、北中の校舎については、大変立派になって地区の人たちも大変喜んでいますが、体育館とプール建設についてどうなるのかという問題です。

 体育館は、当初より一年遅れになっておりますが、いつから取りかかるのでしょうか。また、プールについても、当初の計画では体育館と同時に造るということでしたが、どうなるのでしょうか。北中改築期成会の要望としては、プールと体育館の二階建で造ってほしいという案もきております。先伸ばしになれば自転車置場の配置やグラウンド使用などに不便を来します。せっかくよい校舎を造ったのですから最後の仕上げまできちんとした方がすっきりするのではないでしょうか。是非その方向で進めて頂きたいと思います。

 次に、学校給食については、昨日も見河議員、首藤議員からも質問がありました。まだ多くの点でお母さん方の疑問に答えていない。納得して頂いていないことは、いまだに、市内のあちこちに「給食センター化反対」の看板が見られることにあらわれていると思います。

 多くの疑問点を残したまま、昨年の十二月議会で地質調査委託料と設計委託料が強行されました。昨日の新聞に、給食問題を考える会発行のビラが入っておりました。その中にもありますが、市が言ってきたこと、つまり今の給食施設を修理したら補助金が三分の一しか出ないが、センターにしたら半分の補助金が出るから安上がりということでした。これはセンターにする最大の名目であったと思いますが、九千八百二十万円の補助しか出ないことは、全く市民や議会をペテンにかけたと言っても言い過ぎではないと思います。もう設計費が通ったからそんなことはどうでもよいとでも言うのでしょうか。話を振り出しに戻すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 また、臼杵駅前の問題点は昨日もたくさん出ましたが、土地が低く、満潮のときや台風などのときに排水が思うようにできず、逆流の恐れがあると思われます。前以てそういうことが分かっている場所に水をたくさん使う給食センターを造るというのは間違いのもとではないでしょうか。地元の皆さんからもたくさん疑問の声が出ていると聞いております。もっと慎重に進めるべきではないかと思いますが、どうでしょうか。

 次に、祇園州のビジネスホテル臼杵から柳原線の上り口まで、幅十八メートルの道路が計画されていますが、この計画の地図を見た方が、これは街づくりどころか街壊しではないかと驚きの声を上げました。

 今、街の中心部が空洞化し、千代田区などに店を移している状況になり、問題になっていますが、この計画はそのような街の空洞化を促進することになると思います。この計画は、街の活性化に懸命になっている人たちに冷や水を浴びせるようなものではないでしょうか。地元本丁の役員の皆さんから、市長に提出された意見書を読ませて頂きました。大変立派な内容で、起草者の思いが込められたものです。

 意見書は八項目ありますが、まず第一に、時代の流れに逆行しているのではないか。現在の都市道路は車両を市街地に入れないように造られている。環境汚染等公害が社会問題化している現在では、考えられない計画だ。

 二番目は、歴史の町づくりに逆行しているのではないかということです。

 少し長くなりますが、大切なことなのでその文章を引用させて頂きたいと思います。臼杵市が歴史遺産として秀でているのは、大友時代から江戸時代を経て、現在に至るまでそっくりそのまま残っている城下町道路網です。辻広場から放射状に走る道路、町八町の鍵折れ道、迷路状の道、二王座武家屋敷、高台の坂道、切り通し道、本丁から海添に延びる殿町の広い道、これらの道が一つ欠けても歴史的価値は半減してしまいます。道路は有機的につながって意味を持つものです。

 このたびの道路計画案は、歴史の町づくりに大切な辻広場と本丁広場を壊すことになります。一度壊したら元に戻りません。全部引用すると長くなりますが、まさに、臼杵を愛する心を打つ訴えだと思います。

 市長も、県議時代から「臼杵大好き」と言っていました。本当にその気持があるなら、この計画は白紙に戻し、まちづくり道路網の整備は総合的な視点で、市民の意見を大事にして進めて頂きたいと思います。

 次に、日蘭交流四百周年についてですが、私はこれを中止すべきだと言っているのではありません。そのために、あまりにも市民の血税を使い過ぎではないかということです。臼杵市の財政状況を考えればもっと質素にしてしかるべきだと思います。我々庶民の目から見れば不必要ではないか、見栄の張り過ぎではないかと思う面が多くあります。まず、諏訪山のリーフデ号の沈没遊具など、わざわざ一億円もするものをオランダから買ってこなくとも、日本の従来ある遊具を設置すれば済むことではないかと思いますし、黒島に造ろうとしている漂着記念公園にしても、工費が三千万円、土地代が一千三百万円かかるそうです。本当に臼杵市になくてはならないものでしょうか。プレイベント、本番とどれだけのお金をつぎ込むのでしょうか。例え小国とは言え、オランダという国を相手に、この小さな財政力のない臼杵市が、背伸びをしても限度があります。見栄を張らずにありのままを見てもらえばそれでいいのではないでしょうか。四百年前のオランダの人が見た臼杵より、今の臼杵の方が何倍も立派なものだということは自信を持って言えると思います。

 次に、大門櫓について、私は建設の凍結をすべきだということを言いたいと思います。

 その理由の第一は、市長が当初言っていた、市民の皆さんからの寄附によって造ると言っていたにもかかわらず、七千五百万円の建設費のうち、いまだに一割にも満たない六百二十万円しか寄附が集まっていないことです。第二は、大門櫓を造る理由として、当初市長が言っていた、日蘭交流四百周年でオランダから来た人たちを四百年前のように大門櫓を通して迎えるという計画に間に合わないということ。第三は、この財政逼迫の折に、不要不急のものだと考えるからでございます。私は、一旦建設を凍結し、市民の寄附がある程度集まった時点で取りかかるべきものと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、同和対策についてお聞きします。

 この場で何度も言い続けていますが、特別法体制に基づく同和行政は、国政の段階では新地対財特法の終了期限である一九九七年の三月末をもって基本的に終了しています。残務処理として五年間延期されましたが、二〇〇二年の三月まで完全に終えることになっています。この臼杵市でも、その方向に向けて同和の特別施策をなくし、一般施策に移行するように積極的に取り組むべきだと思います。私は、行政改革、機構改革を言うのなら、同和対策室、同和対策費についても見直し、総務課や福祉事務所等で十分対応できる時点に臼杵市もきていると思いますので、検討して頂きたいと思います。

 最後に、市民のくらし、福祉優先の財政運営をしてほしいということを訴えたいと思います。

 市長は、六月の市報のフロム市長ツウ市民の皆さんの中で、一粒で二度おいしい施策をと書いております。確かに土建業者や建設業者にとってはおいしい施策が山積みかもしれません。しかし、我々市民にとっては苦い煮え湯を飲まされていると思わずにはいられません。市民のささやかな要求、バス停にベンチを設置してほしいとか、学校図書館の司書に補助金を出してほしいということには背を向けています。今度の日曜日に、身障者福祉会の総会がありますが、この団体に対する補助金十二万五千円、これまで支払っておりましたが、二万五千円を削って十万円に下げるなど、ほんの少しの予算でできることを削ってしまっています。その一方で、日蘭四百周年や大門櫓建設など何千万単位のお金を湯水のようにつぎ込んでいます。税金の使い方が間違っているのではないでしょうか。この不況の中で、市民の皆さん大変困難な状態に置かれています。衣食住は人間の生活の基本ですが、住む所を探すのが大変という方がたくさんいます。このままではホームレスも生まれかねない状況です。大門櫓の七千五百万円があれば、独り暮らしのお年寄りのための市営住宅が建てられるのにと思います。漂着記念公園の四千三百万円を教育費に回せば、学校図書館に司書を配置したり、教育環境を良くすることもできます。昨日首藤議員が主張していた無認可保育園への助成も十分できるのではないでしょうか。市長は、就任時から常々、「住んでよかったと言える臼杵市にしたい」と口癖のように言ってきました。それが真実からの思いであるなら、もっと庶民の立場に立った財政運営をしてほしい、庶民のささやかな願いの叶う市政に変えていってほしいと心から願っています。この点についていかがお考えでしょうか。

 以上、質問を終わりますが、明確な答弁をよろしくお願いします。



○副議長(長野景行君) 答弁を求めます。

 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今の平川議員のご質問、市民のくらし、福祉優先の財政運営についてお答え致します。

 硬直致しましたこの臼杵市の財政の現状を直視する一方で、緊急度など勘案して優先順位を設定し、市民の幸せの実現できる施策について、積極的に推進していかなければならないと考えております。

 これまで計画され、かねてから様々な企画がなされていたそのようなものにつきまして、やらなければいけないと判断するものについては、これを実行すると同時に、その施策がただ一過性のものにならないように、本当に根づいて利用されるように、そういうふうに考えながらやっているところであります。

 環境問題の取り組み、市民の健康や福祉、教育環境の整備、文化の振興、地域の基盤づくりである道づくりなど、市民のための町づくりには、できるところから手を付けてしっかりやっているつもりでありますが、今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。

 その他の質問につきましては、部長より答弁致させます。



○副議長(長野景行君) 市民部長。

 [市民部長雄嶋良直君登壇]



◎市民部長(雄嶋良直君) それでは、私からは、まず初めに平川議員のご質問の、高額医療費の委任払いについてお答え致します。

 高額療養費支給制度は、被保険者の療養に要した経費が著しく高額であるときに、一部負担金として支払った額の一部を支給するもので、自己負担の軽減を図り、医療保険の機能をより効果的に働かせるために設けられた制度でございます。高額療養費の支給は被保険者の属する世帯主からの請求に基づき、原則として償還払いとなっております。

 現在、委任払いを実施してる市は、大分市をはじめ四市と把握しておりますが、この方式は、昭和五十二年に低所得者に対する特例として実施されたもので、法律上問題もあり、現在は実施できないところでございます。

 しかし、一部負担金が高額になる場合は、臼杵市国民健康保険高額療養費支払資金貸付規則によって、一世帯当たり貸付額が月一万円以上から高額療養費支給見込額の九割以内の貸付をする制度がありますので、この制度をご利用頂きたいと思っております。

 次に、国民健康保険の葬祭費についてでございますが、臼杵市では現在二万円を支給しております。他市の状況をみますと、日田市と佐伯市が三万五千円、竹田市が一万円、残りの八市は当市と同じく二万円となっております。

 そこで、葬祭費の値上げについてでございますが、現在の国保の運営状況を勘案しますと、非常に厳しいものがあると考えております。次に、「同和対策」についてお答え致します。

 同和問題は、人間の自由と平等に関する問題であり、日本国憲法によって保障された基本的人権にかかわる重要な問題であります。

 昭和四十年に出されました同和対策審議会答申では、その早急な解決こそ国の責務であると同時に、国民的課題であるといわれております。

 当市におきましても、同和問題を早急に解決するため、この問題を市政の重要施策と位置づけ、住環境整備等の物的事業並びに市民啓発、同和教育に至るまで、各種同和対策事業に積極的な取り組みを行っているところでございます。

 その結果、生活環境等の改善には一定の成果が見られたものの、依然として差別意識は人の心に根強く存在しており、最近においても様々な差別事象が県内でも発生をしてるという実情でございます。

 このような状況を鑑みますと、同和問題の解決にあたりましては、基本的人権の尊重が最も大切であり、一人ひとりが自らの尊厳を認識して、相互に人権を認め合い、差別の解消に向けた努力をしていかなければならないと確信しているところでございます。

 臼杵市と致しましても、人権意識の高揚を図るとともに、人権が尊重される社会の実現を目指して、引き続き努力して参りたいとこのように思っております。



○副議長(長野景行君) 教育委員会事務局長。

 [教育委員会事務局長三重野二治君登壇]



◎教育委員会事務局長(三重野二治君) 平川議員ご質問の北中学校の体育館及びプールの建設についてお答え致します。

 北中学校の整備につきましては、平成九年度、十年度において武道場、校舎の完成をみたところです。体育館とプールの改修につきましては、期成会等関係者からその早期整備に向けて何度も陳情も頂いてるところですが、Oー一五七対策等で早急に整備を要する小中学校給食共同調理場の建設もあって、平成十二年度以降にお願いをして参りました。

 北中学校の体育館とプールの改修については、グラウンドの有効利用の面から、体育館とプールを一体化した複合施設として同時に整備ができないかということについては、都市部における事例の研究や建設費について試算を行ったり、維持管理上の問題点等について検討も行ってきたところです。

 こうした検討の結果、一階にプールを設け、その上に体育館を設置するとなれば、通常のプールと異なり、日照の関係等から温水プールということになり、建設費の大まかな試算ですが、六億八千万円を要することになります。各施設を別々に整備する場合と比較して、約一・七倍の建設費を要することになります。また、維持管理上も様々な課題もあり、ランニングコストも割高となります。

 こうしたことから、まず老朽化の激しい体育館について、平成十一年度設計、平成十二年度建設という計画で本議会に補正予算として設計関係予算のご審議をお願いしているところであります。

 次に、学校給食についてお答え致します。

 小中学校給食共同調理場の建設については、これまでの市議会等におきましてもその都度ご説明を申し上げてきたところです。Oー一五七対策等として、文部省や厚生省から新しい基準が示される中で、児童生徒の安全な給食と中学校給食の開始という二つの課題を同時に解消することと、子供たちに喜ばれる給食の実施を目指して共同調理場の設置を進めていますが、何といっても、安全な給食の実施のために施設の改善が急がれているところです。

 共同調理場の設置場所については、低地であることから、水害対策が心配されているところですが、共同調理場は埋立てをせず、下駄履きと言いますか、基礎を上げてできるだけ周辺に影響を及ぼさないように考えております。

 また、共同調理場及び周辺の雨水対策としては、海添十六号線に新たな側溝を設けるように計画しております。共同調理場の使用水等の排水については公共下水道への処理を行う計画でしております。

 関係地域の水害対策につきましては、昨日の見河議員のご質問にお答え、ご答弁申し上げましたとおりでございます。

 次に、「大門櫓建設」についてお答え致します。

 大門櫓の建設については、多くの市民の要望に応え、平成三年度に臼杵城跡保存整備基本計画を策定し、畳櫓の修理や石垣の解体修理と併せてその具体化を進めてきたところです。

 当初、平成十二年三月を完成を目指していたところですが、ご承知のとおり、大門櫓の復元場所は県指定史跡の中であり、復元のため、臼杵城保存整備委員会の指導の下に調査を行っております。この調査により、礎石下から、建設を予定している場所ですが、礎石下から新たな遺構が発見されたことに伴い、現在発掘調査を行っています。

 文化財保護を優先する必要性から、建設計画の見直しを行い、平成十一年度と十二年度の二カ年で復元工事を施行し、市制施行五十周年記念事業として平成十二年度末の完成を目指しております。

 このことについては、六月号市報でお知らせしたところですが、臼杵城大門櫓の復元は、現在臼杵市が進めております歴史的町並みを活かした街づくりの核となるものであり、これからの臼杵市の街づくりに必要な事業であると認識致しております。

 なお、今後復元工事を進める中で、更に市民皆様のご理解が頂けるよう、一層の努力をして参りたいと考えています。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 建設部長。

 「建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 平川議員ご質問の、祇園州柳原線についてお答え致します。

 都市計画道路祇園州柳原線は、県道臼杵停車場線から中心市街地を通り、国道二一七号臼津バイパスに通じる道路でありまして、市街地を結ぶ生活関連道路として重要な役割を担う街路となっております。

 昭和四十四年に現在の起点終点で都市計画決定され、昭和四十八年には一部事業着手を致しまして、海添交差点から国道二一七号柳原交差点までは既に整備済みとなっております。

 県道臼杵停車場線から本丁を経由致しまして、海添交差点までの区間は未整備であり、最近の交通量の増加に伴いまして、変則的な自動車交通の流れを余儀なくされ、歩行者等は危険な状態にさらされている状況にありまして、早急な整備が待たれております。

 また、背後の歴史環境保全地区内では、歴史的な道筋の整備事業を進めていますが、本路線の整備は、これらの事業と連動した町並み景観にマッチした整備事業として、市街地の活性化につながるものと考えております。

 現在市としましては、この未整備区間を街路事業で実施するため、道路構造令の改正に沿って、歩行者等にやさしい道路となる歩道空間を設置するよう都市計画の変更手続きを行っているところであります。これまで地元説明会、計画案の縦覧等、都市計画法に基づく手続きを踏んで参りましたが、議員ご指摘のとおり、一部地元から反対意見書が提出されておりますので、関係地区に再度説明会を実施のうえ、反対意見書の要旨を添えて、市の都市計画審議会に審議を頂いたところであります。

 審議会におきましては、臼杵市の都市計画を考えるうえで本路線は必要不可欠な道路であるとの見解から、全会一致で承認を頂いております。今後は、知事の承認を頂き、市長が決定する手続きになっていますので、現在、県に承認申請を提出する準備をしているところであります。

 また、この道路基盤整備により、市街地の交通安全対策はもとより都市防災、都市環境保全、広域的な経済活動等多大な効果が期待されます。事業執行にあたりましては、住民のご理解を頂きながら、また周辺環境に十分配慮しながら取り組んで参りたいと考えております。以上でございます。



○副議長(長野景行君) 総務部長。

 [総務部長神田常幸君登壇]



◎総務部長(神田常幸君) 平川議員の「日蘭交流四百周年について」のご質問にお答えします。

 ご案内のように、二〇〇〇年の「日蘭交流四百周年記念事業」は、日本とオランダとの交流四百年を記念して、日本での事業はオランダ側の実行委員会が、またオランダでの事業は日本側の実行委員会が主体となり計画し、両国でそれぞれ開催されます。日本での事業は、臼杵市でのオープニングの記念式典を皮切りに、長崎県での記念事業、更に長崎から東京まで、当時の「江戸参府」を再現する事業など全国の関係地でさまざまな記念事業が計画されています。

 特に、オランダ側実行委員会は、オランダ帆船「デ・リーフデ」が臼杵湾に漂着して四百年目という二〇〇〇年四月十九日を重要視しており、オランダ皇太子も参加して、交流発祥の地であります臼杵市から記念事業を始めることとしています。

 言い換えれば、臼杵市から全国に向けて情報を発信できる絶好の機会でありますので、市民参加のもとに多彩な情報を発信していきたいと考えております。

 また、本事業は国際的な行事でありますので、記念式典等セレモニー関係は県及び県の実行委員会が主体となり、市及び市の実行委員会と協力しながら取り組むこととなっています。

 事業費に関しましては、本年四月に開催しましたプレイベントが入港セレモニーや関連イベントの経費などで約一千六百万円、うち県調整費が六百五十万円で、二〇〇〇年の記念事業に関する本年度予算は「オレンジの翼」や事前準備費など約一千二百五十万円で、うち県調整費予定額が六百二十五万円となっています。

 十二年度につきましては、県と市を合わせて約四千万円を計上しており、県と市の負担割合の調整や、県調整費による補助をお願いしたいと考えていますが、現在、記念セレモニーや記念イベントなどの事業の内容について県との調整を進めており、今後、事業の内容によっては変動があるものと考えております。

 次に、黒島デ・リーフデ記念公園整備についてでございますが、本事業はデ・リーフデの漂着四百年を記念して、これにより始まった日本とオランダとの交流発祥の地としてのふるさと臼杵を、将来を担う子供たちに、更には後世に伝えていくとともに、観光資源としての黒島の環境整備を併せて行い、地域の活性化にも寄与できるよう整備するものでございます。

 現在、用地につきましては、地権者の了承をほぼ得ることができましたので、本議会に関連予算を提案しているところであります。

 なお、具体的な整備の内容につきましては、今後、関係者や地元の方々とも協議しながら、早急に検討を行い、二〇〇〇年四月に間に合うよう整備を進めていきたいと考えております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 平川議員。



◆十番(平川哲郎君) いま答弁がありました漂着記念公園ですね、これは交流四百周年に使うということですけど、そのあとは何か使いまえがあるんでしょうか。あそこに黒島というのは海水浴場で、船を使って渡らないと行かれないということで、アクセスがつきにくいということで、いくら立派な公園を造ってもなかなか行くあれがなかなかないということで、どういうあれがあるんかなあという市民の皆さんの声が聞かれるんですけども、いまある碑の前ですかね、それを今度、その土地を少し今度の行事に使うために借りるぐらいで、そういつまでも残すようなものではないんで、そんなに四千三百万円もかけて造る必要があるのかどうか、そこんところを聞きたいと思います。

 それから柳原線、祇園州柳原線ですけども、これについて本丁の方たちに聞いたら、そのアンケートを取ったら六六%の人が反対ということで、そういう意見も付けて審議会にかけたんだけども、審議会はそういうことはもう無視して通したということで、市民の皆さん、まあ説明はしたかもしれないんですけど、納得してないということで、このいま私最初に意見書を引用させて頂きましたけど、そういう歴史の町並み、まあ臼杵は、歴史の町並みでこれから観光おこしをしていこうということでやってるのに、そういうことを、古い町並みを壊してその新しい街をつくっても何も魅力がないと、古い町並みだからこそ臼杵に観光客が来るということで、そういうやっぱりまちおこしをしていかないと、これから先、新しい街はどこに行ってもあると、全国にどこにでもあるような街をつくっても何も魅力がない。そう古い町並みだからこそ魅力があるんで、観光客の方も来ると。

 それから、また祇園様の曳きだしと言いますかね、そういう行事もあの辻があるからこそそういう行事もできる。それから古い町並みの中を祇園様の行列が行くからこそ魅力的な街ができるという形になるんで、そういうことを壊してまでどうして造るのかと。いま元臼杵城の前からずっとトキハの前を通ってちゃんとした道があります。それがあるのに、それに並行して二十メートル、三十メートルしか離れてないところにそういう今の街を壊してまで、ぶち壊してまで造るというのはあまりにも無謀な計画だと思います。その点をやはり見直しをして、市民の皆さんの、まあ本丁だけでなくて、これは臼杵全体の皆さんの問題だと思いますので、そういう全体のことも含めた意見を聞いて、大変もうこの意見書にありますように、一度壊したら元に戻らないというような大事な問題ですから、早急にそのように早く進めるのではなくて、もっと慎重に皆さんの意見を聞いて進めるべきだと思います。

 それから、学校給食の問題ですけど、駅前の問題これまでいろいろな議員の方から話がありましたけど、そういういろんな問題、湿地帯と申しますか、位置が低いということもありますし、観光の面でもそういう問題点があるということで、やはり慎重に進めるべきだと思います。

 それから、高額医療費委任払いについては、法律でできないというようなことを言ってますけど、昨年も竹田市で始めたということですし、この県南の弥生町とかそういう町の段階では、そういう高額医療費委任払いについてはたくさんの方が利用しているということで、これは臼杵市が財政の持ち出しとかいうのはほとんどないんですからね、やる気になればできると思いますので、それは当然検討して、市民の役に立つような市役所にするということですから、そういうことも検討して進めて頂きたいと思います。

 それから、北中の問題ですけど、体育館が十一年度設計で十二年度造るということですけども、使い道と言いますかね、北中の当初の計画では、ちゃんと生徒の校舎に通学する道路の面でも、プールがあると支障を来すということで、やはり同時にしていかなければならないと思います。一回目の質問は以上です。



○副議長(長野景行君) 総務部長。



◎総務部長(神田常幸君) ご質問の黒島に建設をするデ・リーフデ記念公園のアクセスの問題ですが、あくまで記念公園として整備し、市民の皆様にもまた子供たちにも、将来ここが日本とオランダの交流の発祥地であるということを知って頂きたいと、また認識して頂きたいということで、大いにこの記念公園を利用して頂きたいということでございます。また、それが黒島の環境整備と地域の活性化にも寄与できるというふうに考えております。

 また、アクセスについては、当然離島でございますので、離れておりますんで、アクセスについては利用等を今後検討しながら対応を取って参りたいと、アクセスについては対応を取って参りたいと考えております。



○副議長(長野景行君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 祇園州柳原線についてお答えを致します。

 平川議員ご指摘のように、本丁地区のアンケートの集計で、回収率八七%に対しまして、反対六六%という結果が出ております。アンケートの趣旨をみますと、通過交通に対する車の騒音、振動等の公害に対する反対意見が主であると考えられますが、臼杵城前の景観形成、それから通学路として狭い道路の改良についての交通安全対策等の利点というようなものの問というものはなされてなかったというように思われます。この結果につきましては重要なものと受け止めましております。

 三月二十三日に開催されております臼杵市都市計画審議会におきましては、先ほどご指摘の歴史のある古い町並みとの整合性こういったこと、それから市街地の流入に対する車の騒音、振動等につきまして審議を頂いておりまして、そういった臼杵市全体の考え方の中から、都市計画審議会では結論を出したというふうに受け止めております。以上でございます。



○副議長(長野景行君) 市民部長。



◎市民部長(雄嶋良直君) 高額療養費につきましては、現在の国民健康保険法によりましては、一応償還払いというふうになっております。しかし、いま平川議員から、昨年竹田市が実施したではないかというふうなご質問ですけど、この法律との整合性、それとともに県とも協議しながら検討して参りたいとこのように思っております。



○副議長(長野景行君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 先ほどの答弁の中で、古い町並みに関する部分でちょっと若干説明が漏れておりますので、追加して説明を致します。

 臼杵地区の居住環境整備事業におきまして、二王座を中心と致しました古い町並みを守る計画を致しております。それから祇園州柳原線についての歴史景観につきましては、こういった二王座を中心とした石畳を計画をしてるわけでございますけれども、こういった路線の景観整備につきまして、先ほど申し上げましたように、歩道の石畳とか街灯、植栽等で古い町並みのイメージを壊さないようにグレードアップをしていきたいと考えています。



○副議長(長野景行君) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(三重野二治君) 北中学校のプールの設置についてお答え致します。

 北中のプールの設置場所については、グラウンドの有効利用、またテニスコートの整備場所との関係もありますので、今後十分学校関係者等々と協議し、早期解消に向けて話し合いを進めて参りたいと考えております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 平川議員。



◆十番(平川哲郎君) 大門櫓についてちょっとお聞きそびれたので、これは当初、私は寄附金を集めてそれで造るというようなことを聞いてたんで、そういうことならということであえて反対はしなかったんですけど、これは今さっき言いましたように、七千五百万円かかるのに六百二十万円しか集まってないということで、そういう問題と言いますか、それは私の認識は間違ってたんかどうか、そこんところを聞きたいと思います。

 それから祇園州柳原線について、そういう住民の皆さんの反対があるのにあえてやるということはどういうことでしょうか。やっぱり住んでる人の意見を聞いて、そこに住んでる人たちがやはり納得のうえでそういう計画を進めないと、そこに貸家があったり、そこに住んでる人たちは、家を壊されたらどこに移り住むのか、そういうことまで含めてやはり住民の皆さんの納得のいく形でいかないと、ただもう一回説明してそれで、ああ二回説明して、もう反対意見があっても審議会で決めたんだからとそういうようなことでから、民主主義というものは成り立つんでしょうか。やはり住民の皆さんの意見なり意向なりを尊重して、こういう大問題、歴史の道を壊すような大問題については、やはりそこの住民だけじゃなくて、市民の皆さんにも広く知らせて、やっぱ論議をして、一年ぐらいかけてフォーラムなりそういうのもつくってするべき大問題だと思います。そういうただ審議会を通したから、もうそれでやるんだというようなことでは納得いかないと思います。

 それから、漂着記念公園ですけど、アクセスを良くするんだというようなことを言ってますけど、本当にそれが市民の皆さんに役に立つんかどうかということから考えていかないと、私は海水浴場を、上浦の瀬会海岸とか見に行ってますけど、ああいうところではバンガローとかそういう海水浴、そこの本当に求められている、役立つバンガローとかキャンプ場とかそういうことを造るというんなら話もわかりますけど、ただ四百周年の記念にそこで行事をやるからと、オランダの皇太子が来るからそこで迎えるというようなことだけで造って、あと何も使いまえがないと、わざわざ何か船を用意せんといけん、それにまた金がかかるというようなことになると、本当にこう無駄遣いというそしりは免れないと思いますので、そういう面についてはもっと市民の皆さんの要望もふまえて、本当にそれがいいのかどうか意見を聞いてやはりやらないと、あと造ってからもうそんまま放置されるというようなことになりかねないので、そこのところも慎重にやはりやって頂きたいと思います。

 それから、一つ最後に、市民の皆さんの暮らしと福祉優先の財政運営にしてもらいたいということで、私も真剣にこの質問を用意したんですけど、市長は何かおざなりな簡単な答弁で終わったと思います。もっと真剣な答弁をして頂きたいなと思います。私は具体的に例を挙げて質問しました。そういう形で、答弁はちゃんと質問にかみ合うような形で私はして頂きたいと、これは大事な問題です。

 今、この最初に述べたように、市民の皆さんが大変困難な中で今不況の中で苦労しているということで、そういうところに金を使うんなら、もっと有効に、市民の皆さんの役に立つように使ってもらいたいということを言ったんで、そういう面でその点についてどのように考えるかと、市長の考えを聞きたいと思いますので、詳しい答弁をお願いします。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 先ほど、市民の暮らし、福祉優先の財政運営についてということでお答え申し上げましたが、こまごま小さな、小さなというとなんですけども、皆さん方がいろいろ要望してることについて、細心の注意を払いながらその実現を図るということにつきましては、今後とも努力していきたいと思います。

 いろいろご提言頂きましたようなことにつきましても、その実現できるものについては実現をするという方向で考えていきたいというようなことでお答え致しましたつもりであります。



○副議長(長野景行君) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(三重野二治君) 大門櫓の寄附の関係についてお答え申し上げます。

 ただ今戴いている寄附は五月末現在で先ほど議員さんがお示し頂きました金額の状況であります。この寄附金につきましては、市民の皆様をはじめ各団体、企業、それから臼杵市にゆかりのある方等さまざまな方からご協力を頂いているところです。更に理解が頂けるよう、今後の建設にあたって、お願いと協力を頂けるための工夫を行いながら、一層の努力をして参りたいと考えております。



○副議長(長野景行君) 平川議員。



◆十番(平川哲郎君) 大門櫓の件ですけど、私が聞いた質問とちょっと答えが違うんで、私の認識は、最初、当初市民の皆さんの寄附を集めて造るという認識だったんですけど、それでいいかどうか、そういう認識は間違ってるんかどうか。受け止めが間違ってるんかどうかちゅうことを聞いたんですけど。



○副議長(長野景行君) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(三重野二治君) 当初の計画、市民等はじめ皆さん方の寄付は頂くという中で進めてきた建設復元計画であります。従って、今金額は申し上げましたとおりですけれど、今後更にその目的達成のためにご支援が頂けるような一層の努力を行っていきたい。例えば工夫と申し上げましたのは、まあ現実の姿、工夫と申し上げましたけれど、これから瓦等についてご協力頂ける方のご協力を頂いていくとか、そういうふうなことを更に建設にあたって具体化していく中でそういう工夫を行っていきたいということでございます。



○副議長(長野景行君) 以上で平川議員の質問及び答弁が終了致しました。

 平川議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方の挙手を願います。

 衛藤議員。



◆五番(衛藤忠一君) 日蘭記念事業についてですが、平川議員が言われる大切な福祉問題も、市の発展につなげたいこの日蘭交流記念事業も、つまるところは市民の福利のためであり、これを比較して必要か否かというのはちょっと疑問で、あたらないと思います。

 この事業については、本年三月議会で、川野方男議員がほとんど言い尽しておられます。私は、これからこの記念事業の盛り上げについてのお尋ねかたがた、具体的な提案を三つ程致したいと思います。

 この事業を官民共同作業によって市の発展につなげたいとするものであれば、まず市民から広く事業に対するアイディア、意見などを募ってはどうでしょうか。

 二つ、また、商工会議所の足立会頭さんが、先に関係会議場で言われたという近隣市長への参加呼びかけでありますが、どうなったのでしょうか。

 私は、広域連合の一環として津久見市に、リーフデ号漂着の折は、佐志生住民とともに同じように対応したと思う佐賀関にも早目に打診をしてみてはどうでしょうか。参加です、参加の打診を。

 最後に、先のプレイベントでは、小・中学校と一部一般市民にチューリップを育てて頂いたとのことですが、来年の本番においてはそれをもう一歩進めて、一家庭に一球をお願いして、市がその育て方を指導、また講習会など催すことによって、官民共同事業としての一体感と、臼杵人の心がこもったチューリップを育てて、お客様をお迎えしてはと思いますが、いかがでしょうか。名付けて「一球入魂運動」。

 以上です。発言の機会を頂きました平川議員に感謝致します。ありがとうございました。



○副議長(長野景行君) 文化産業部長。



◎文化産業部長(佐藤和人君) 衛藤議員のご質問にお答え致します。

 初めに、市民からのアイディアを募ったらどうかというご意見、ご提案を頂きました。臼杵市ではこの日蘭交流四百周年事業の成功に向けて実行委員会を開いておりまして、各界各層の市民団体の中から推薦を頂いて、その中からアイデイアを頂きながら、そしてまた個人からのご提案も頂きながら記念事業を盛り上げていきたいと考えております。

 それと、二点目の、近隣市町村への呼びかけにつきましては、市報並びに会議など機会あるごとに参加を呼びかけて参りたい、そして近隣市町村への広報に努めて参りたいとこのように考えております。

 それから、三点目の、各家庭へのチューリップの球根の配布に、一球入魂の件ですが、昨年オランダ大使館より三百九十九個のチューリップの球根を頂きましたが、市報によりまして、市民の皆様に呼びかけまして、これを大事に育てて頂きました。そして一万球につきましては、各小・中学校に育てて頂きまして、オランダ大使館から頂いたものと合わせて、プレイベントの盛り上げに利用させて頂いたところでございます。

 このような中で、チューリップの開花時期等ございまして、非常に難しいとの意見も反省会の中でございましたけど、いずれに致しましても、臼杵市の街中を花で飾りたいとこのように考えております。そして各家庭へのそのチューリップの球根の配布につきましても、今後実行委員会との中で調整を図りながら、球根や種子のことを市民への配布等を考えて参りたいと考えております。

 いずれに致しましても、臼杵市民又は大分県民の皆様からの盛り上がりが大切と思っておりますので、今後ともご提言がありましたらよろしくお願い致します。



○副議長(長野景行君) 児玉議員。



◆十一番(児玉善生君) 二点、関連としてちょっと聞きたいんですが、黒島公園の関係についてでございますが、この今回六月議会で土地の買収ということが上げられております。この今後の、特に公園の活用方法と言いますか、現在まで黒島にどの程度の利用者が利用と言いますか、現在の状況はどういう状況にあったのかと、特に日蘭の発祥の地ということでこの方法としての場所という、公園ということについて、一つの考え方としての目的というのはあると思うんですけど、いかに今後その公園を活かしていくのかと、またそういう形にそういうものを今後買収したり、そういう公園を造っていくということになれば、現実にどのような形で活用されるという方向を考えられておるのかと、先ほどの関連を含めてアクセスの関係を、非常にまあ海から渡るということになれば、限られた人しか利用ができないというようなところの問題点も出てこようかと思うんですが、その点を含めて、今後の活用方法についてわかればお聞きしたいということと、給食センターの件ですが、地元の関係の排水対策を含めての対応ということで検討はされておると思うんですが、今の状況の中で、この議会に提案されておる課題もありますので、地元の合意というものについて今の時点でどのような判断をしておるのか、その二点だけお願い致します。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 黒島の整備についてお答え致したいと思います。

 黒島の整備につきましては、ただ今まで質問を頂いたり答弁を申し上げたりしたようなことで、それをやる中身についてはご理解頂けようかと思いますが、この目的、なぜここまでしなければいけないかというようなことについて、若干補足をさせて頂きたいと思います。

 黒島の海水浴客を中心とした観光客は、一時期は十二万人を数えておりました。ただ今は、なかなか四万人に届かないというようなこういうような状況であります。そういった中で、一つの原因と致しましては、観光客の動向等そういったようなこともあろうかと思います。もう一つの変化と致しまして、一番黒島の観光客の多かった当時は、以前望海荘というのがありましたけれども、尾本に近い所の側の方と申しますか、佐志生寄りの海岸の方、こちらの方に浜が発達しておりまして、この砂浜に人が集まってたというような状況がありました。ところが浅海漁業の整備を行った、あるいはまた尾本漁港の修築事業を行ったと、様々なこととも関連致しまして、以前発達していた海水浴に親しまれました浜が消失してしまいまして、その代わりに藤田の側に面した浜が大変発達を致しました。そして今ではそちらの浜の方が大変泳ぎやすい、親しみやすい海岸に育っているわけでありますが、そちらの方が以前のまま放置されておりまして、薮になっていたりそういうようなことでなかなか人が近付けないようなそういうような感じというようなものもあります。

 そういったようなことから、ここを今回の機会に整備することによりまして、往時の黒島観光の評価というようなものに匹敵するようなそういうような評価を取り戻すことも可能ではなかろうかというようなことも考えられるところであります。

 黒島に観光客が多数入り込むということにつきましては、佐志生全体の活性化にも大いに役立つ話でもございますし、また、一方で、従来、現在のようにオランダとの関係が注目されるというようなことが想定をされていない中で、ウイリアムアダムス、三浦按針を中心に顕彰するということで建てられました顕彰等が、今回のオランダを中心にして四百年というこういうようなことを行うにあたりまして、少し感覚が違ってきてるというようなこともありますので、そういった点を勘案致しまして計画を致したところであるということにつきまして、ご理解を頂きたいと思います。



○副議長(長野景行君) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(三重野二治君) 地元の説明会の状況でございますけれど、六月一日に駅前区、それから二日に北海添区それぞれ説明会を設けております。

 駅前区での質疑の事項としては、一番センターに近い住宅の方から日照の問題、それから道路の、いま市道海添十六号線の道路の幅員の問題、それから駅前を通過する通行量、配送車を含んでの、あるいは職員の通勤車両、そうした通行の問題、そういうふうなこと、それから調理場への勤務人数、それからOー一五七の影響は外には出ないのかというような形の中、そうした質問を頂いております。

 それに対してはお答えも申し上げてきたところですが、雨水処理については、先ほどからお答え申し上げておりますように、施設の雨水処理については新たに側溝を設けるという中で、全体の問題として、関係地域側は水害常襲地域であり、土橋のポンプアップみたいな形の抜本的な水対策ができないかということもございますが、こうしたことについては市長にも報告をし、全体での検討をお願いしているところです。

 それから、二日の北海添の説明会においては、やはり同様に調理場の調理員の人員、配送の関係、それから調理室の運営上の問題、例えば調理場には調理員だけが入るのか、あるいは調理員のトイレはどうなるのか、着替えはどうなるのかという問題に加えまして、調理中の臭いがどうなるのか、要するに駅裏区までに影響があるのかどうかというような形、それから同様に残滓の処理は臭いがどうなるのかというような形のご質問を頂いております。こうしたことについては説明を申し上げ、ご理解を頂いたと思っております。

 最後に、地域の要望としては、建設後の臭いの苦情については、そのときに協議できるような体制をとってほしい、それからよりよい調理場を建設して、子供のために役立って欲しいというようなことも頂いております。以上が二地域における説明会の状況です。



○副議長(長野景行君) 児玉議員。



◆十一番(児玉善生君) 関連の判断として、その同意として、更にですね、今議会中の関係で、議会が先行するというようなことになった場合、問題が出てこないのかどうか、そういうところをどの程度の判断というふうにその判断基準がちょっとわかりにくかったんですが、そこは、問題としては当然解決をしていくという判断で受け止めていいのかどうか、その点再度お尋ねします。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) あの地区の水害常襲地域と言いますか、低地帯であるということにつきましては、これはかねてからも問題でありまして、将来的にできるだけ早く解決をしなければいけない問題であるということを認識しております。

 そこで、ただ今昨年の豪雨の対策につきまして、県とも協議会を持ちながら、今後の抜本的対策を図らなければというようなことで、様々討議をしているところでありますけれども、その中で優先的に解決しなければいけない課題の一つとして、この点については考慮していきたいということを考えております。



○副議長(長野景行君) 首藤議員。



◆十七番(首藤新一君) 私は平川議員に反対する意味で言うわけではないんですが、平川議員が申しております祇園州柳原線というこの道路の新設でありますが、これ都市計画道路審議会というのがありまして、私どもここにおります建設委員会、三浦委員長を中心に五名の委員がその中に入っておりまして審議をするわけでございます。それに学識が七〜八名入っております。そういう中で、この道路はどうだろうかということで三べんばかりの審議をしておるわけです。そういう中で、大型車が臼杵市の場合は入らないということから、どうしても道路が必要であると、それとこれからの将来に向けて駐車場もということで、今回これも必要であるから早急にやって頂きたいというのが私ども都市計画委員の発言の中で、今回そのようなことになったということでございますし、一日として臼杵の将来を考えた場合、これも私は必要ではないかとこういうことで判断して頂けばありがたいとこう思っております。そういうことでございます。



○副議長(長野景行君) 答弁はいいですか。



◆十七番(首藤新一君) もう答弁は要らんです。わしはもう委員長みたいなもんですから。



○副議長(長野景行君) 林 議員。



◆二番(林壯一朗君) 柳原線の関係は、先ほど一部地元からの意見書ということで言われましたけども、あれは本丁区長名で確か出てたと思うんで、一部地域ということじゃなくて、本丁区長ということになれば、やっぱり区の総意だというようにやっぱり判断をしていかなければいけないんじゃないかなということで、その点ちょっとご確認をお願いをしたい。

 それから、今回の計画の中で、やはり地元の商店の人がやはり死活問題を含めてどうなのかというのがありますんで、強制退去等を含めて、もう何でもかんでも工事をするということで考えておられるのかどうか、そこを一つお尋ねしたい。

 それから、黒島の関係は、私は黒島にやっぱり渡る橋を先に造って、いつでも誰でも二十四時間行けるという形で黒島に公園を整備をしていかなければ、物が先で方法が後というようなことで、全て何か結論がいつも先にきてて、方法論が後にこうなってしまってるようなきらいがあると思いますので、そこのところを考慮願えればということで質問させて頂きたいと思います。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 黒島の問題についてお答え致しますが、黒島に橋を架けようということにつきましては、かねて一度そういう計画があったということを聞いております。しかしながら、あの黒島は離島でもありませんし、そしてここに橋を架けるための莫大な費用がほとんど市費で賄わなければならないというこういう性格の橋になりますので、確かに橋を架けてあそこに渡れるようになるのが理想的であるし、できればそういうふうにしたいと考えられますけれども、それが現実にはなかなか叶わない。そして橋がない中で、以前は十二万人の方が渡ってたというこういう事実があるというようなことをご理解頂きたいというふうに思います。



○副議長(長野景行君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 柳原線の商店が強行立ち退きをされるんじゃないかということでございますが、実施段階では十分に地権者と協議のうえ実施をして参りたいというふうに考えております。



○副議長(長野景行君) 林 議員。



◆二番(林壯一朗君) 黒島の橋の方は難しいというんですけど、今やっぱり交通ちゅうか、人の動くのが、前はその十二万人来ておったと言ってますけど、昔は車がない時代に、電車とかバスできてた時代ですよね、いまはやっぱりモータリゼーションの時代ですから、車でやっぱりその近くまでどうアクセスするかちゅうことになってくると思うんですよ、そうなればやっぱり尾本なり藤田の部落に車を止めて、そこから歩いて渡れるようにどう造っていくかという視点に立たなきゃならんと思うんです。そしてまあ尾本灯台に停めさせれば佐志生の部落も儲かると、駐車料をもらえばいいんですから、だからそういった形でやっぱり金を作るという工面しながら、橋を架けるということをしないと、全て市が持ち出すということじゃなくて、金を作りながらやっぱどうするかということも是非考えて頂きたいということは申し上げておきたいと思います。

答弁は要りません。



○副議長(長野景行君) 以上で平川議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 本日は以上をもって散会致します。

  午後四時五分 散会

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