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大分県 臼杵市

平成15年  3月 定例会 03月06日−01号




平成15年  3月 定例会 − 03月06日−01号 − P.0 「(名簿)」












平成15年  3月 定例会



 平成15年3月6日

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      平成15年3月6日(木曜日)午前10時開会(開議)

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1.議事日程第1号

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

 第3 諸般の報告

 第4 第4号議案 上程、説明、質疑、討論、採決

 第5 第5号議案から第32号議案及び請願第1号、第2号一括上程、提案理由説明、請願紹介、陳情等3件報告

 第6 議案質疑(第14号議案から第20号議案)

 第7 委員会付託(第14号議案から第20号議案)

 第8 継続調査事件について特別委員長報告

 報告 行政視察報告

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1.本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 諸般の報告

 日程第4 第4号議案 臼杵市固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めることについて

      上程、説明、質疑、討論、採決

 日程第5 第5号議案 臼杵市個人情報保護条例の制定について

      第6号議案 臼杵市ケーブルネットワーク施設基金条例の制定について

      第7号議案 臼杵市子ども夢基金条例の制定について

      第8号議案 職員の給与に関する条例等の一部改正について

      第9号議案 臼杵市国民健康保険条例の一部改正について

      第10号議案 臼杵市介護保険条例の一部改正について

      第11号議案 臼杵市地域ふれあい交流館の設置及び管理に関する条例の一部改正について

      第12号議案 臼杵市立図書館条例の一部改正について

      第13号議案 市道の認定について

      第14号議案 平成14年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)

      第15号議案 平成14年度臼杵市水道事業会計補正予算(第3号)

      第16号議案 平成14年度臼杵石仏特別会計補正予算(第3号)

      第17号議案 平成14年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

      第18号議案 平成14年度臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)

      第19号議案 平成14年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第3号)

      第20号議案 平成14年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)

      第21号議案 平成15年度臼杵市一般会計予算

      第22号議案 平成15年度臼杵市水道事業会計予算

      第23号議案 平成15年度臼杵石仏特別会計予算

      第24号議案 平成15年度臼杵市公共下水道事業特別会計予算

      第25号議案 平成15年度臼杵市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

      第26号議案 平成15年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計予算

      第27号議案 平成15年度臼杵市農業集落排水事業特別会計予算

      第28号議案 平成15年度臼杵市簡易水道事業特別会計予算

      第29号議案 平成15年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計予算

      第30号議案 平成15年度臼杵市国民健康保険特別会計予算

      第31号議案 平成15年度臼杵市老人医療特別会計予算

      第32号議案 平成15年度臼杵市介護保険特別会計予算

      請願第1号 「市町村生活支援事業」の地方交付税措置に関する請願書

      請願第2号 請願書(合併処理及び小型浄化槽設置のモデル地域の指定と優遇措置について)

      一括上程、提案理由説明、請願紹介、陳情等3件報告

 日程第6 議案質疑(第14号議案から第20号議案)

 日程第7 委員会付託(第14号議案から第20号議案)

 日程第8 継続調査事件について特別委員長報告

 報告 行政視察報告

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出席議員(20名)

      1番  足立善己       2番  佛坂健二

      3番  岩倉義勝       4番  土谷桂山

      5番  大塚州章       6番  匹田 郁

      7番  林 壯一朗      8番  武生博明

      9番  吉岡 勲      10番  衛藤忠一

     11番  藤原一弘      12番  三浦正行

     13番  加茂千恵子     14番  平川哲郎

     15番  児玉善生      16番  牧 宣雄

     19番  川野方男      20番  西水忠夫

     21番  板井孝太郎     22番  首藤新一

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 欠席議員(2名)

     17番  長野景行      18番  藤丸利光

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 事務局職員出席者

     局長      吉田修二     次長      三浦 孝

     係長      矢野龍二     書記      柴田 監

     書記      齋藤孝弘

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 説明のための出席者

     市長      後藤國利     助役      山本正嗣

     収入役     神田常幸     教育長     岡部観栄

     消防長     後藤國利     市民生活部長  宇薄健一

     建設産業部長  長野道徳     教育次長    倉見昇一

     市長室長    渡邊秀一     総務課長    亀井重忠

     企画情報課長  吉田 定     管理課長    齋藤克己

     消防長代理   田口 徹

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  午前10時00分 開会



◎事務局長(吉田修二君) おはようございます。ただいまの出席議員は20名であります。



○議長(首藤新一君) おはようございます。ただいま報告のとおり定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立いたしました。

 これより平成15年臼杵市議会3月定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(首藤新一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、

  板井議員

  足立議員

  佛坂議員

 以上3名を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(首藤新一君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、会期日程表のとおり、本日から3月20日までの15日間といたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は本日から3月20日までの15日間と決定いたしました。

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△日程第3 諸般の報告



○議長(首藤新一君) 日程第3、諸般の報告を行います。

 12月定例会以降の議員派遣については、会議規則第162条第1項の規定により、お手元に配付しております議員派遣報告書のとおり、議員派遣を決定いたしましたので報告いたします。

        議員派遣報告書

(臼杵市議会会議規則第162条第1項ただし書きを適用した派遣)



●派遣議員(団体名等)
 牧 宣雄(副議長)


●目的
 平成14年度 県南4市正副議長会


●場所
 佐伯市


●期間
 平成15年2月19日の1日間





○議長(首藤新一君) 次に、市長より12月定例会以降、市政の重要な事項について行政報告の申し出がありますので、これを許可いたします。

 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) おはようございます。

 3月定例市議会開会に当たり議員各位にはご参集をいただき、付議議案のご審議をいただきますことを厚くお礼申し上げます。

 まず、昨年12月から現在までの市政関連事項についてご報告申し上げます。

 12月1日に臼杵公園の高さ日本一のモミの木2本があるということで、それを電球で飾りました「日本一のクリスマスツリー」電飾点灯式が行われ、1月17日の阪神・淡路大震災の追悼の日まで点灯されました。

 県指定臼杵城址が戦国時代末期にキリシタン大名大友宗麟の居城であったことにちなみ、イルミネーションのもとでコンサートやクリスマスプレゼントの配布、また、かぼちゃ料理なども振る舞われたところであります。このイベントは市民有志により結成された実行委員会が中心となり、企画・運営、また開催経費の募金活動まで行い、臼杵の冬を彩るすばらしい催しとして成功をおさめることができました。

 1月17日には、臼杵市乙見から姫岳、鎮南山を経由して津久見市徳浦までを結ぶ「森林基幹道鎮南山線」が開通いたしました。この基幹道は、昭和54年に着工、総工費が24億2,400万円というお金をかけて、今年度にやっと完成したものであります。

 現在、山村地域では過疎化と高齢化が進み、森林の適切な管理が難しくなっております。この森林基幹道の完成は、森林へのアプローチを容易にし、適切な森林の保全及び管理、木材を初めとする林産物の供給、保全、水資源の涵養、市民生活におけるスポーツ、文化活動の場として市南部山林の有効活用に大いな力を発揮するものと思っております。

 中央公民館の横に介護予防拠点整備事業として建設中の「中央地域ふれあい交流館」は工事も順調に進み、平成15年4月からオープンすることになっております。この施設では、生活習慣病を予防しながら、生涯現役の生活ができるための教室や、高齢者が寝たきり状態になるのを防ぐための機能訓練、健康相談、健康教育等の保健サービスを実施します。また、閉じこもりの防止や生活支援事業等の福祉サービスを一体的に供給し、高齢者が自由に集い楽しむとともに、3世代の交流等も行いながら体力づくり、仲間づくりができる場所として活用されることになります。

 この施設での当面の実施事業として、後ほど予算編成の中で述べさせていただきますが、ヘルスアップモデル事業や機能訓練や趣味活動のほか、地域住民による「コミュニテーデイサービス事業」や「転ばぬ先の杖教室」、「男子厨房に入る会」等の生涯現役事業を考えているところであります。

 将来はパソコン等のIT機器を配置して高齢者の健康データを記録し、高齢者自らが自分の体の状態や体力づくりの成果を仲間とともに楽しみながら確認できるようなシステムづくりも検討していきたいと考えております。

 2月臨時市議会において、地方自治法及び市町村の合併の特例に関する法律に基づく臼杵市・野津町合併協議会の設置について議決をいただきました。

 同日、野津町議会においても同じ議案について議決されております。その結果、3月3日に設立総会を催し、臼杵市・野津町合併協議会が発足いたしました。今後は、住民の意思や平成17年3月の合併特例法の期限を踏まえ、諸事務の検討を早期に実施していく運びとなります。合併は将来の住民の生活に大きな影響を及ぼすことから、議会・住民の方々とともに合併までの過程も重要視しながら、有効な合併を積極的に進めていきたいと考えております。

 以上が最近の近況であります。ご報告申し上げます。



○議長(首藤新一君) 以上で、諸般の報告を終わります。

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△日程第4 第4号議案 上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(首藤新一君) 日程第4、第4号議案 臼杵市固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めることについてを議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただいま上程されました第4号議案 臼杵市固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めることについて説明を申し上げます。

 臼杵市固定資産評価審査委員会の委員9名のうち、「大戸 武」君が平成14年12月4日に亡くなられました。後任の委員として、「渡辺洋才」君を選任することについて、地方税法第423条第3項の規定により、同意をお願いするものであります。

 何とぞご同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(首藤新一君) 以上で説明を終わります。

 これより質疑に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第4号議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、第4号議案については委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 第4号議案については、市長提案のとおり同意することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、第4号議案については市長提案のとおり同意することに決しました。



△議決結果

    議案



番号
件名
結果


第4号議案
臼杵市固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めることについて
原案同意



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△日程第5 第5号議案から第32号議案及び請願第1号、第2号 一括上程、提案理由説明、請願紹介、陳情等3件報告



○議長(首藤新一君) 日程第5、第5号議案から第32号議案及び請願第1号から請願第2号を一括議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただいま上程されました諸議案の説明に入る前に、平成15年度予算編成に対する基本的な考え方を述べさせていただきます。

 平成15年度予算編成に係る主要事業の考え方について、昨今の臼杵市政を振り返るとともに、現在の課題が何であるかを踏まえ説明申し上げます。

 市長就任から6年が経過いたしました。振り返りますと、臼杵市の逼迫する財政立て直しが急がれる中、「市民の満足度日本一のまち」の構築、すなわち市民の皆さんが自分たちの町へ魅力を感じるまちづくりに向けて奔走した6年間だったと思います。

 臼杵市の財政は、平成7年度の経常収支比率94.7、普通建設事業費は約24億6,000万円であったものが、平成13年度決算では、経常収支比率91.2まで回復し、普通建設事業費に平成7年の約1.4倍に当たる34億2,000万円を振り向けることができました。

 昨年の3月議会において、「臼杵ルネッサンス」という言葉を使い、今まさに大きく変わろうとしている臼杵についてご説明いたしました。臼杵市は変わりました。臼杵市は脱皮して、臼杵市の持つ本来の姿が活き活きとあらわれてきたというふうに思います。これからは、新しく市町村合併を前提としながら、地域の個性、人々の暮らしなど今まで以上に大きな視点に立ったまちづくりを行うことになります。

 市町村合併は、臼杵市らしさを作る手段であります。単に合併することが目的となってはならないと考えております。市民の皆さんの将来を大きく左右する重要かつ壮大な問題であり、喜びと満足を感じながら大きな誇りを持ち、住み続けられるまちに臼杵をすることが行政として最大の課題となります。

 市長残任期間である、これからの2年間の最重要課題は昨年と同様に「まち守り」ということと、もう一つ「臼杵市方式の行財政改革の整理と定着」であるというふうに考えております。

 「まち守り」について具体的に挙げますと、昨年この場で申し上げました3つの課題に加え、合併における指針を追加した次の4点に集約されます。

 第1点は、市民の健康を守る。第2点は、市民の快適な暮らしを守る。第3点は、ふるさとの風情と心を守る。そして第4点は、合併を通して臼杵のアイデンティティーと生活環境の発展を守る。このような点から、平成15年度予算について主要事業とあわせまして説明を申し上げます。

 まず、1番目の「市民の健康を守る」という施策について申し上げます。

 総合計画の「生涯現役の町うすき」の実現を図るためにも、市民の健康を守る事業は重要な柱と考えております。幸いなことに、平成15年度から3年間、厚生労働省が全国8市町村をモデル地区に指定して実施するところの「国保ヘルスアップモデル事業」をこの臼杵市で実施できることになりました。

 この事業は、生活習慣病の予防改善を行い、健康寿命を延ばすための個別健康支援プログラムを開発し、実施し、健診から健康づくりまでをトータル的に分析評価しながら行う健康づくり事業であります。

 特に健康度指標を策定した上で、健康支援プログラムを実践し、どの方法が市民の健康度の向上に貢献するものかを評価していきます。また、健康度評価に加え、効果的、効率的、経済的評価も行っていくところが特徴であり、健康度評価とともに事業評価を総合的に行うことを期待しております。

 次に、2番目の「市民の快適な暮らしを守る」施策についてご説明申し上げます。

 市民生活の面においては、各家庭から排出されるごみ、生活排水及びし尿の清潔な処理は自治体の重要な仕事であると認識しております。ごみ処理のうち、可燃性のものにつきましては平成15年4月1日から大分市の佐野清掃センターで広域処理するということにつきましてはご案内のとおりであります。建設工事も順調に進捗し、昨年の12月から試運転を行っております。これにより、環境に配慮しながら効率的な無害化と適正かつ安全な処理が可能となります。

 これまでは臼杵市単独で可燃性ごみの処理をしていましたが、今後は広域処理で行うことになり、これらに要する経費といたしましては、建設工事に係る起債借り入れ相当分の負担金と処理費用を含む施設管理費の負担金を大分市に納入するということになります。大規模施設で処理することにより、効率化が図られ経費の軽減に役立つものと考えております。

 不燃性のごみ処理につきましては、既設の臼杵市不燃物処理センターで、昭和58年に供用開始後、19年にわたるごみの埋め立てが行われた結果、埋立残余容量があと1年余りになったことから、現清掃センターの隣接地に平成16年4月の本稼働を目指し、新たに一般廃棄物最終処分場の建設準備を現在進めているところであります。

 この処分場は従来の施設と比べ、周辺環境に配慮した近代技術の粋を集めた屋根つき処分場であります。埋立容量は7万1,000立米、埋立地内への雨水の浸透がないために地下水の汚染も少なく、さらにごみの飛散、臭気、拡散も防止が可能であります。場内に設置する粗大ごみ処理施設はその破砕処理により、可燃ごみ、不燃ごみ、資源物に選別してリサイクルを推進することができ、埋め立てごみの減量化に役立ちます。

 さらに、ごみの処理過程で使用した埋立場からの浸出水処理についても最新の膜処理方式を採用し、周辺環境汚染の原因とならないように配慮しております。この最終処分場が完成いたしますと、臼杵市の廃棄物処理場の一大飛躍が期待され、一般家庭から排出される不燃物は以前にも増して衛生的なごみ処理により市民生活の向上はもとより、環境保全に資するものと考えております。

 一般廃棄物処分場が立地しております中臼杵地区の皆様方には、これまでも大変ご迷惑をおかけしながら、ご理解とご協力をいただいているところであります。また、同地区は臼杵市の上水道の水源地でもあります。今後、この施設の運営に当たっては、これまで以上に地域との連携を密にし、万全を来してまいりたいと考えております。

 公共下水道事業につきましては、雨水事業として、平成15年度から短期、中期、長期的に市浜、土橋、戸室、江無田地区の浸水対策を進めてまいります。

 短期事業として新地の雨水幹線にゲートポンプを2基設置する計画でありますが、平成15年度にはこれらのゲートポンプ2基の実施設計委託を行い、平成16年度から3カ年で整備してまいりたいと考えております。

 汚水事業といたしましては、汚水準幹線及び面整備工事を進め、供用区域の拡大に努めていくよう計画しております。

 汚水処理事業関連につきまして、さらに付言しますと、し尿を処理する浄化センターは泊ヶ内地区に建設以来12年が経過し、施設の老朽化が目立ち、施設更新の時期を迎えております。

 臼杵市では、公共下水道終末処理場にて混合処理する合理的な運営方式を目指しており、平成12年8月から国及び県との協議を重ね、今年度中に国の許可をいただき、来年度には実施設計に取り組むための設計委託料としてボーリング工事を含む2,200万円を予算化しております。また、できるだけ早期の工事着手を目指し、計画どおり進行すれば17年の4月には共同処理が開始されることになります。

 供用が開始されますと、公共下水道との共同処理により、ランニングコストを大幅に抑えることが可能になり、環境改善並びに財政改善にも大きく寄与するものと確信しております。

 水道事業における主要事業といたしましては、平成13年度から平成16年度の事業として「中臼杵地区簡易水道事業」を進めております。これまで同地区では、各地区ごとに給水施設や渓流水を利用してきました。しかし、地区住民の高齢化や施設の老朽化により、維持管理が困難になってきている現状にあり、来年度は中臼杵の一部地域の供用開始を目指し、整備を進めているところであります。

 一方、これら必要施設整備に伴う借金返済の原資財源を確保するため、今後より一層の合理化、スリム化を図っていかなければなりません。市役所全体の組織改革、システム改革などにさらなる決意で取り組み、後顧の憂いない財政運営に心がけるつもりであります。

 暮らしを守る生活道路等の整備につきましては、15年度は平成20年の2巡目国民体育大会の会場となる臼杵市総合公園へのアクセス向上を図る市道総合公園線の整備に取りかかります。同時に、同国体の野球のメイン会場となる総合公園の多目的広場の整備事業として、平成15、16年度で雨水及び土砂対策のための砂防堰堤、沈砂池工事を行います。

 次に、3番目の「ふるさとの風情と心を守る」施策について申し上げます。

 この臼杵には、安易な変化や流行に流されない古いものを大切にする心と、物事の本質に対し、やせ我慢してでも貫くという、そのような気質が残っております。その一つが、稲葉藩政時代から受け継がれた質素倹約の精神であると思います。

 臼杵に長く住み続けている私たちは、その凛とした日常の暮らしそのものがとても美しく魅力的なものであることに気づきにくいものであります。しかし、それが臼杵の大きな資源であり、すばらしさとなっていることは最近の映画「なごり雪」とその反響により、臼杵市民はもとより映画を見たたくさんの方々が気づいたところであります。

 今後は、市民皆さんが今まで以上にこの臼杵を誇りに感じ、ふるさとを愛することに強い自信を持ちながら暮らしていけるものと力強く思っております。

 当市は、現在市街地を中心に町並みの整備が進められております。平成14年度に行った中央通り商店街のアーケード撤去並びに石畳敷設事業に続き、平成15年度も「身近なまちづくり事業」、「街なみ環境整備事業」により、二王座台及び唐人町地区の道路の美装化を進めてまいります。この事業は、臼杵の古い町並みの魅力をさらに高め、落ちついた雰囲気を醸し出すことで、訪れた人に安らぎを与える効果が非常に大きいといえます。

 また、中心市街地の整備が進むにつれて、観光客の増加も次第に確認されるようになってまいりました。映画の情景から期待を抱いて臼杵を訪れた観光客の皆さんが、「臼杵を訪ねてよかった」、「臼杵に住めることがうらやましい」と言っていただけるような町づくりを進めていきたいと考えます。

 最近、学校教育では、従来の成績至上主義から生徒一人一人が将来にわたり、たくましく生きていける力を育成することへ徐々に移行してまいりました。「ゆとり」を作る完全学校週5日制が施行されております。

 当市では、この制度から生じた時間的ゆとりを活用し、現在、子供たちにおいて最も必要と考えられている心の教育を中心とした取り組みをしてまいります。あきらめずに努力する辛抱強い誠実な子供たちを育成するため、地域に根差した様々な事業を「臼杵っ子・心の教育推進プラン」として実施してまいります。

 4番目の「合併を通じて臼杵のアイデンティティーと生活環境の発展を守る」ということについてであります。

 合併の問題は、これまで説明してまいりましたが、国家財政を始めとする財政問題は1つの側面でありますが、そのほかにも様々な要素を含んでおります。例えば、自治体の規模、歴史的な経過等とともに、それまでそれぞれの地域に築かれてきた地域の文化、地域のアイデンティティーというものを考えなければなりません。

 地方自治という側面から見ていくと、合併して大きな行政体になると、どうしても直接的な住民の参加が難しくなるという点も生じてまいります。しかし、それは地方自治体という行政単位の問題だけではなく、地方自治体を構成している小さなコミュニティーごとにこれらのものを大事にしていくことが大切ではないかというふうに思います。

 合併には、複雑な問題が多く存在します。合併後の新市の将来にわたる、あるべき姿を構築するための具体的な方向性を協議するため臼杵市・野津町合併協議会が設置されたところであります。

 この協議会では、合併の協議事項の協議と新市建設計画の策定が主な取り組みとなります。具体的には、協議の上決定されることになります。協議については、合併の形態、新市の名称、市役所の位置、合併の時期など合併に関し必要な事項を協議することになります。また、新市建設計画の策定に当たっては、市民、町民代表のほか、両市町の職員を交えた策定グループによる新市のあるべき姿を手づくりで作成してまいりたいと考えております。

 この臼杵市・野津町合併協議会に対する臼杵市分の負担金として、平成15年度予算において439万6,000円を計上しているところであります。

 次に、臼杵市方式の行財政改革の整理と定着ということについて説明申し上げます。

 臼杵市では、平成9年以降、独自に様々な行財政改革に取り組んでまいりました。まず、市民の目線を意識し、市民のお役に立つことを最大の課題とする、市民のお役に立つ市役所でなければならないという意識づけ、また「予算は余産」という予算があるからといって無理して消化してしまわずに節約し、蓄えて資産を作っていくのだという意識改革に始まり、バランスシートを作り、資産と負債を把握し、管理する自治体会計の近代化、市民の評価をいただき、行政サービスを改善する行政サービス改善システムなどを作成してまいりました。

 これら一連の改革は、まだ完成の域には達していないものの、それぞれ大きな効果があり、行財政の改善に役立ってきたものと考えております。

 今後の課題としては、まず第1に、これらの考え方やシステムにさらに磨きをかけ、体系的なシステムとして完成させるということであります。

 2番目に、これらの意識と手法を一過性のものとせず、臼杵市行政の中に定着させるということです。

 3番目に、これまでは、臼杵市独自の手探りの改革であったということから、ユニークな存在としてとどまっておりますが、全国的な行財政改革の流れの中で、それらと整合性のある普遍的なものとして、仕上げていくということが必要であります。

 このようなことから、平成15年度に仮称ではありますが、「臼杵市行財政改革本部」を設立し、これまで臼杵市が取り組んでいる行財政改革の体系化及び臼杵市独自の改革から普遍的な改革へのレベルアップとその定着を進めてまいります。なお、この本部長には、現在総務省から久住町に出向中の自治体運営に精通した山田朝夫氏についていただき、市政のアドバイザーとして、その手腕を振るっていただきたいと考えているところであります。

 最後に、以上の主要事業その他の様々な事業により、平成15年度予算の歳出総額は137億352万7,000円となります。平成14年度に比べるとマイナス2.4%の歳出総額となります。なお、不燃物最終処分場建設の財源は、その大きな部分を起債、すなわち借金に頼らざるを得ませんので、14年度末の起債残高は過去最高の167億7,953万4,000円を見込んでおります。13年度末見込額との比較でいいますと、約7億5,855万6,000円の増となります。また、15年度末での交付税による後年度負担分を除く実質的な起債残高は89億4,874万円となる予定であります。以上が、平成15年度予算編成及び主要事業説明であります。

 第5号議案から第32号議案までにつきまして、具体的に説明申し上げます。

 第5号議案 臼杵市個人情報保護条例の制定につきまして、説明いたします。

 近年、コンピューターによる情報処理の一般化によりまして、行政事務処理の効率化や住民サービスの向上が実現されるようになりました。それに伴い、情報の流通、蓄積、利用が著しく増大することにより、個人の情報が本人の知らないままに収集または処理されたり、収集時の目的にそぐわない利用が行われるという問題が懸念されるようになりました。

 このような状況を踏まえ、市職員の個人情報の適正な取り扱いを規定し、また個人情報の本人への開示・訂正等の権利を確保することにより、基本的人権の保護及び市政の適正かつ円滑な運営に努めることが必要であるので、条例を制定しようとするものであります。

 次に、第6号議案 臼杵市ケーブルネットワーク施設基金条例の制定につきましては、平成18年に現在の有線テレビジョン放送が地上波のデジタル放送に移行することに伴い、その際の財政的負担をかけないように安定的かつ効率的な運営を行い、市民ニーズに対応した地域情報化を図る必要があるため、基金を設置するものであります。

 次に、第7号議案 臼杵市子ども夢基金条例の制定につきましては、完全学校週5日制に伴い、これからの社会環境の変化に対応できる子供たちを育成するため、ゆとりの中で学校、家庭、地域社会が一体となって家庭の教育力の向上や、心の指導者の養成等の心の教育を中心とした事業を推進する必要があるため、基金を設置するものであります。

 次に、第8号議案 職員の給与に関する条例等の一部改正につきまして説明申し上げます。職員の給与に関する条例及び臼杵市職員の旅費に関する条例につきましては、職員の特殊勤務手当の設置、改廃を行い、また、事務手続の見直しにより、出張手続を簡素化し、事務の効率化を図ろうとするものであります。

 市長、助役、収入役の給与並びに旅費に関する条例、臼杵市教育委員会教育長の給料その他の給与に関する条例及び臼杵市議会議員報酬及び費用弁償条例の一部改正につきましては、平成15年度からの3月期一時金の廃止に伴い、市長、助役、収入役、教育長及び議員の期末手当を改正しようとするものであります。

 次に、第9号議案 臼杵市国民健康保険条例の一部改正につきましては、国民健康保険法の一部改正に伴い、退職被保険者に係る一部負担金が3割に改正されるため、条文の整備をしようとするものであります。

 次に、第10号議案 臼杵市介護保険条例の一部改正につきましては、介護保険法の規定に基づき介護保険料率を3年ごとに見直し、条例で定めることになっております。今回の見直しで保険料額に関する部分についての改正は行わず、平成15年度から平成17年度までの期間を延長する改正を行うものであります。

 次に、第11号議案 臼杵市地域ふれあい交流館の設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、高齢者が要介護状態になるのを防ぐため、機能訓練、健康相談、健康教育等の保健サービスや生活支援事業等の福祉サービスを一体的に供給し、高齢者が自由に集い、楽しみながら体力づくり、仲間づくりができる施設として臼杵市地域ふれあい交流館を4月1日より活用するため、その設置及び管理について条例で整備しようとするものであります。

 次に、第12号議案 臼杵市立臼杵図書館条例の一部改正につきましては、荘田平五郎記念子ども図書館の開館に伴い、図書館法及び地方自治法の規定に基づき、条例を整備しようとするものであります。

 次に、第13号議案 市道の認定につきましては、臼坂有料道路の一般県道への移管に伴い、旧道を市道とすることに伴う1路線の認定と福良地区、鍛冶屋地区の道路を生活用道路とすることに伴う2路線の認定をすることについて議決をお願いするものであります。

 次に、第14号議案 平成14年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)につきまして、説明申し上げます。

 今回の補正の主なものといたしましては、臼杵市が所蔵する古絵図をデジタル化し、インターネット上で公開するためのシステム構築を行うeまちづくり事業及び地域イントラネット基盤整備事業として行う非常用電源設備の整備工事費等、そして、障害者の閉じこもり解消を図り、社会参加を促進するための拠点整備として障害者交流センター建設費を追加計上いたしております。なお、これらの3事業は国の構造改革加速プログラムによる補正予算を活用した事業であります。

 その他、扶助費等の追加及び減額、平成14年度事業費の確定した最終処分場整備事業費や小型合併処理浄化槽設置費補助金、道路新設改良事業費、街路事業県工事負担金等の減額を計上いたしております。

 歳入につきましては、市税や分担金及び負担金の追加及び減額、事業の確定に伴う国・県支出金、市債、繰入金の追加及び減額を計上いたしております。

 次に、繰越明許費につきましては、久家の大蔵整備事業外10事業の年度内完成が見込めなくなったことにより、予算を繰り越して執行しようとするものであります。

 この結果、補正予算総額は1億7,388万6,000円の減額となり、平成14年度臼杵市一般会計補正予算総額は、149億1,446万4,000円となりました。

 次の第15号議案から第20号議案までの各特別会計補正予算につきましては、説明を省略させていただきます。

 第21号議案から第32号議案までの平成15年度各会計の予算につきましては、施政運営方針及び予算編成方針でその大綱を説明いたしましたので、説明を省略させていただきます。

 以上をもちまして、提案いたしました諸議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(首藤新一君) 以上で提案者の説明を終わります。

 次に、請願の紹介を求めます。

 西水議員。

 [20番 西水忠夫君登壇]



◆20番(西水忠夫君) 皆さんおはようございます。

 請願第1号 「市町村生活支援事業」の地方交付税措置に関する請願書でございます。

 要旨、理由は皆様方のお手元に配付しているとおりでございます。どうか議員皆様方のご賛同よろしくお願いいたします。



○議長(首藤新一君) 藤原議員。

 [11番 藤原一弘君登壇]



◆11番(藤原一弘君) 皆さんおはようございます。

 私は、請願第2号 合併処理及び小型浄化槽設置のモデル地域の指定と優遇措置についてご説明申し上げます。

 当佐志生地域は、上水道の水源が佐志生川の近くにあり、佐志生川、有屋川の生活排水は処理されることなく放流され、渇水期には、汚濁が激しく悪臭を誘い、安全な上水道の供給は困難な状態になっております。また、河口付近の海岸も磯焼けで漁業資源の枯渇を招いている状況の中、上水道の水源と河川の環境を守るためにも汚濁源の大半を占める雑排水の処理が必要不可欠となっております。

 このような観点から、佐志生地域を合併浄化槽の指定モデル地域の指定と補助的優遇措置を図っていただきますよう請願申し上げます。

 以上で、説明を終わりますが、議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 以上で、請願の紹介を終わります。

 陳情、要望についてはお手元に配付のとおり、3件が提出されております。朗読は省略し、報告にかえます。



△陳情・要望等報告



番号
件名


1号
金子容子さんの早期救出を求める陳情


2号
永住外国人住民の住民投票権付与を求める陳情書


3号
政府に「平和の意見書」の提出を求める陳情書



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△日程第6 議案質疑(第14号議案から第20号議案)



○議長(首藤新一君) 日程第6、第5号議案から第32号議案のうち、第14号議案から第20号議案を議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結いたします。

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△日程第7 委員会付託(第14号議案から第20号議案)



○議長(首藤新一君) 日程第7、これより委員会付託を行います。

 第14号議案から第20号議案については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管委員会に付託いたします。

 なお、関連の議案についてはそれぞれ合議をお願いいたします。



△議案付託表

            平成15年3月6日付託



付託委員会
議案


総務委員会
第19号議案


建設委員会