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大分県 臼杵市

平成14年 12月 定例会 12月12日−03号




平成14年 12月 定例会 − 12月12日−03号 − P.0 「(名簿)」












平成14年 12月 定例会



 平成14年12月12日

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      平成14年12月12日(木曜日)午前10時開議

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1.議事日程第3号

 第1 一般質問

 第2 議案質疑(第99号議案から第123号議案)

 第3 委員会付託(第99号議案から第123号議案)

 第4 決算特別委員会の設置及び付託

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1.本日の会議に付した事件

 日程第1 一般質問

 日程第2 議案質疑(第99号議案から第123号議案)

 日程第3 委員会付託(第99号議案から第123号議案)

 日程第4 決算特別委員会の設置及び付託

 日程追加 決議案第2号 臼杵トキハの存続を求める決議

      上程、説明、質疑、討論、採決

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 出席議員(22名)

      1番  足立善己       2番  佛坂健二

      3番  岩倉義勝       4番  土谷桂山

      5番  大塚州章       6番  匹田 郁

      7番  林 壯一朗      8番  武生博明

      9番  吉岡 勲      10番  衛藤忠一

     11番  藤原一弘      12番  三浦正行

     13番  加茂千恵子     14番  平川哲郎

     15番  児玉善生      16番  牧 宣雄

     17番  長野景行      18番  藤丸利光

     19番  川野方男      20番  西水忠夫

     21番  板井孝太郎     22番  首藤新一

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 欠席議員(0名)

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 事務局職員出席者

     局長      吉田修二     次長      三浦 孝

     係長      矢野龍二     書記      柴田 監

     書記      齋藤孝弘

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 説明のための出席者

     市長      後藤國利     助役      山本正嗣

     収入役     神田常幸     教育長     岡部観栄

     消防長     後藤國利     市民生活部長  宇薄健一

     建設産業部長  長野道徳     教育次長    倉見昇一

     市長室長    渡邊秀一     総務課長    亀井重忠

     企画情報課長  吉田 定     管理課長    齋藤克己

     消防長代理   田口 徹     税務課長    荻野 悟

     健康課長    粟津英壽     福祉課長    神品賢二

     商工観光課長  岡村忠生     上下水道課長  中尾晴海

     学校教育課長  三重野猛志    生涯学習課長  遠藤文男

     文化財課長   菊田 徹

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  午前10時00分 開議



◎事務局長(吉田修二君) おはようございます。

 ただいまの出席議員は22名であります。



○議長(首藤新一君) おはようございます。

 ただいま報告のとおり、定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(首藤新一君) 日程第1、昨日に引き続き、一般質問を行います。

 吉岡議員の発言を許可します。



吉岡 勲議員の通告事項

1 若人の雇用対策について

 ? 若人の雇用場所の拡大について

2 前納報奨金制度について

 ? 税の納付における前納報奨金制度について

3 教育長の施策について

 ? 在任1年間の施策について









 [9番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆9番(吉岡勲君) おはようございます。議席9番の吉岡 勲です。通告に基づきまして、3点質問をさせて頂きます。

 第1点として、若者の雇用場所の拡大についてお尋ね致します。

 昨今の経済状況の中で、新規学卒者のみならず、中途就職を願う若者の雇用は最悪の状態であり、民間企業ではリストラ等生き残りをかけて一生懸命に経営を行っている状況では、民間企業の雇用増は期待できそうもありませんし、このままでは臼杵のまちの中で若者の働く姿が見られなくなるのじゃないかと、私は大変危機感を持っています。

 そこでワークシェアリング方式、即ち、仕事の分かち合いの発想で、次のことを提案したいと思います。

 例えば、シルバー人材センターのようなヤング人材センターの設立をお願いしたい。と申しますのも、シルバー人材センターの会員は、一応何らかの収入がありますが、職のない若者は親から小遣いをもらっている現状です。シルバー人材センターでの高齢者の再雇用や、生涯現役活動等、その設立の意義や功績は高く評価していますし、今後もこの事業は必要だと思っています。

 しかし、臼杵市からシルバー人材センターへ13年度分補助事業として、1,580万円支出され、なおかつ委託事業として多額の支出がなされています。人材センターが設立された30年前と今日とでは、経済状況、雇用状況なども大変な変わりようですので、このへんで少し発想の転換をして、臼杵の町の中で若者の働く姿が見られるようにすることが町の活性化になると思いますので、ヤング人材センターのようなものを設立するお考えはないかお尋ね致します。

 次に、2点目として、前納報奨金についてお尋ね致します。

 納税の前納報奨金制度は、1950年のシャウプ勧告に基づいて、全国的に設立されたもので、納税者の納税意識高揚とともに、市税収納率の向上、早期財源確保を目的とし、市の条例の規定に基づき、個人の市民税及びこれと合わせて徴収する個人の県民税、固定資産税、都市計画税について、納期前納付を行った場合、納税者に交付される報奨金であり、初めに申しましたように、目的もあり、また効果もあったと思っています。しかしながら、勧告がなされて50年以上も経過しており、臼杵市においても、率の見直し等の改正を行っていることも十分理解していますが、税負担の公平性確保といった観点から、矛盾があるのではと考えています。と言いますのは、この制度の適用が、個人、市・県民税の普通徴収と固定資産税、都市計画税に限定され、特に個人、市・県民税については、納税義務者の大半を占める特別徴収となる給与所得者がこの制度の適用を受けられないことから、不公平間が指摘されており、このように徴収方式や税目が限定される前納報奨金制度は公正な税制を図っていく上で、大きな障害となると考えられます。

 また、長引く景気の低迷により、臼杵市の税収も厳しい状況下にある中で、この制度に対し、今年度も430万円の予算が計上されております自主財源の乏しい臼杵市として、どのように考えているのかお尋ね致します。

 3点目として、教育長の施策について、岡部教育長にお尋ねしたいと思います。

 私は昨年のこの12月定例会で、新教育長になられた岡部教育長のお考えをお聞きしましたが、在任1年間の施策や、また、新学習指導要綱や学校5日制での実施で大きく改革がなされた学校教育について、教育長の率直なお考えをお聞かせください。

 以上、3点につきましてお尋ね致します。



○議長(首藤新一君) 教育長。

 [教育長 岡部観栄君登壇]



◎教育長(岡部観栄君) 吉岡議員のご質問にお答え致します。

 本年4月から新しい学習指導要領が全面実施となり、完全学校週5日制も始まりました。このように様々な教育改革が行われている中、私は制度面の改革も大事でございままけども、教育の中身の改革こそ重要だと、このように考えております。

 まず、子どもたちに対しては、これからの厳しい社会の中で困難を克服し、将来は大変大きな困難の壁を乗り越えていかなければならない、目標や理想に向かって生きていけるように「あきらめずに努力するしんぼう強い心」を育てていきたいとこのように考えました。先日行われた臼杵市青少年健全育成講演会で、講師の三浦清一郎先生は、『「可愛い子には旅をさせよ」という諺があるが、これを医療に例えれば、ワクチンを注射して免疫力を付けるように、むしろ子どもの頃に「困難菌」を注射して、将来、困難に出会っても挫けないよう、子どもは厳しく育てなさい』と言っておられましたが、かわいがるべきことと、むしろ厳しくすることの両面、大変大事なんだという点におきましては、私も全く同感でございます。

 また、教育に携わる教職員に対しては、その意識改革が必要であり、機会あるごとに、教職に対する使命感や責任感、社会の状況を適切に把握することなどを申し上げてきましたが、最近は以前とは少し変わってきたなとそのような認識を持っております。つまり、先生方もこのままではいけないという危機感を持った方が増えてきたのではないかと、かように思っています。

 これらのことは、今後とも、念頭に置いて、教育行政に努めていきたいとこのように思っております。

 さて、この一年間の具体的な施策でございますが、学校教育におきましては、先日の全員協議会でもご説明致しましたが、長年の懸案であった幼稚園問題について、臼杵園舎に統合することで結論を出すことができました。また、子どもたちに豊かな心を育むため、読書活動の環境を整えることが肝要であるとこのように考えまして、各学校に「学校図書司書」を配置したところでございます。

 また、子どもたちの生の声を聞いて、それを教育行政に反映させるため、先月「子どもサミット」を開催致しました。関連して、私は、学校現場の状況を自分の目で把握することが大切であると考え、時間があるときには、各学校を訪問し、校長をはじめ、教職員と絶えず情報交換を行っています。

 また、現在「臼杵市教育問題検討会議」において、臼杵市の教育問題、特に児童・生徒の減少期の教育のあり方について検討して頂いておりますが、来年3月には最終答申を頂くことになっておりますので、その後は、その答申をふまえ、具体的な方策を講じていきたいとこのように考えております。

 次に、生涯学習においては、「地区青少年健全育成会連絡協議会」を立ち上げ、講演会を企画したり、各地区が公民館などを活用して、学校週5日制に対応した子どもたちの様々な活動が行えるよう支援しているところであります。

 また、本年は、臼杵に古くから伝わる山内流が180周年を迎えたため、その記念行事として江戸時代の渡海絵図を再現し、盛大に開催されたところでございます。

 文化行政におきましては、荘田平五郎さんが寄贈してくれました木造の旧図書館を、幼児を持つお母さんが本を読み聞かせる部屋や、子どもが自由に閲覧・学習できる空間を持った「荘田平五郎記念子ども図書館」として現在改築中でございます。

 また、"地域の文化は地域で守り継承していく"ということを基本方針と致しまして、学校の空き教室を活用した「民俗資料の展示公開」にも取り組んでまいります。これが地域の歴史や生活文化を間近に見て、子どもと大人が一緒になって学び、ふれあう場所となれば、学校教育と生涯学習と文化財が一体となって、地域の教育力を高めていくことになります。

 このように、いろいろと取り組んでおりますが、私はもっと大きなビジョンで教育を見て、臼杵で育った子どもは、例えば、正直であるとか、辛抱強いとか、努力家であるとか、また責任感が強いとか、しっかりとした人間として、多くの人から信頼されるように、来年度は、「臼杵市教育ビジョン」を提唱し、学校教育、生涯学習、文化行政の各方面から「心の教育」を推進するため、今後皆さんと相談のうえ、プランを打ち立てていきたいと現在計画しておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 吉岡議員ご質問の「若者の雇用対策」についてお答え致します。

 厳しい経済情勢が続いている中、特に若者の雇用対策は社会的にも重要な問題となっております。国においても、新規高卒者に対する雇用拡大のため、企業主に対しての積極的な雇用促進は重要課題として捉えております。

 当市におきましても、ハローワークや商工会議所等連携を図りながら、市内企業主にお願いをしているものの、10月末日現在における臼津地域の高卒者採用内定者は58.6%にとどまっているのが現状であります。

 地域経済の発展のためには、若年労働者の地元定着は重要な課題であると考えております。

 臼津地域シルバー人材センターは、平成3年に県の認可を受け、一般雇用の労働には馴染めず、雇用関係は望まないが、働く意欲を持つ多数の高齢者に対し、臨時的かつ短期的な就業の機会を確保し、これを組織的に提供することにより、高齢者の福祉や活力ある地域社会づくりのために設立されたものであります。

 市が発注するシルバー人材センターの仕事は、一時的な就労作業が多い等、若者の雇用の安定には馴染まないのではないかと思われますが、このような不況下においては、議員ご指摘のようにワークシェアリング等、仕事を分かち合うような方法も取り入れる必要があるのではないかと考えております。

 「ヤング人材センターの設立は考えられないか」とのご質問でございますが、市としての構想はありませんが、今後の研究課題にしたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 税務課長。

 [税務課長 荻野 悟君登壇]



◎税務課長(荻野悟君) 吉岡議員ご質問の「前納報奨金制度」についてお答え致します。

 前納報奨金制度は、市財政の効果的運用を図るための税収入の早期確保と納税者の納税意欲の向上及び滞納の防止を目的に導入され、大きな効果を上げてきたと考えます。

 しかし、議員のご指摘のとおり、税負担の公平性という観点から、過去においては、平成9年度には上限額を25万円、率を100分の0.5に、平成10年度には限度額を12万5,000円、率を100分の0.25と、段階的に報奨金を計算する一つの納期の税額の限度額及び率を引き下げた経緯もございます。市政運営の貴重な財源である税収の確保を図ることは重要と考えますが、納税者にとりましては不公平感を与える納税制度は好ましくないと判断するところであります。

 以上のことから、制度を抜本的に見直す時期に来ていると考えています。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 吉岡議員。

 [9番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆9番(吉岡勲君) ありがとうございました。

 第1点の若者の雇用場所の拡大についてですが、今の答弁では、人材センターは研究課題だということですが、この質問の背景には、今日の財政逼迫状態では政策、特に市民サービスの優先順位を考え直す時期も必要だと思っているからであります。

 そこで、私はシルバーよりヤングに何とかアルバイト、短期雇用でも仕事を分かち合えればと思っています。例えば、人材センターに需要の多い樹木の剪定作業では、シルバーの方の技術をヤングの方に伝承することがまたできます。特に最近では、町中に観光客が増えており、この観光客の目的は町並み探索であります。それで屋敷内の樹木も景観地域、町並みの大事な要素であると思います。また、市内の景観地域に指定されている屋敷内の樹木の剪定に、市から少しでも補助金を出して頂ければ、仕事量も増えて、シルバーとヤングの共存も可能だと思いますので、是非、既に設置されている臼杵市と、臼杵津久見両市とまた両市の会議所、またハローワークによる地域若年労働力確保対策協議会をより一層発展させて頂き、ヤング人材センターの設置と、先の剪定補助金制度について、再度お考えはないかご質問致します。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 若人の雇用対策について、私からお答え致します。

 先程、商工観光課長から答弁申し上げましたとおりに、現在の制度そのまま適用するということについては問題もあるというようなところで、今後の研究課題としていきたいというようなところであります。これまでと、労働情勢それから社会情勢、大いに変わってるというようなことは議員ご指摘のとおりであります。そしてまた、今年度の補正予算が決まりまして、まもなくこれが決定しようとしておりますけれども、この中で特に取り上げられているのが中小企業の支援対策と雇用対策、これが柱になってるというふうに聞いております。こういうような新たな制度等もありますので、そのあたりのところを研究課題としながら、現在、本当にやらなければいけないことは何なのかというようなことで、真剣な研究課題として考えていきたいと思っております。



○議長(首藤新一君) 吉岡議員。

 [9番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆9番(吉岡勲君) 真剣な研究課題ということでありがとうございます。特に今、非常に町中で多いのが、先程言いましたように剪定作業、シルバーの方がたくさんされてますし、その中に若者を入れて頂ければ、技術の伝承、また剪定後の樹木、その処置についても何らかを考えて、チップを捨てる場所を考えて頂ければ、若い方の起業家、要するにそれを専門とするような方も出てこられるんじゃないかと思いますんで、そこまで含めてご検討の研究をよろしくお願い致します。ありがとうございました。



○議長(首藤新一君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁は終了致しました。

 吉岡議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 加茂議員の発言を許可します。



加茂千恵子議員の通告事項

1 環境整備

 ? 合併処理浄化槽の設置を推進してはどうか

 ? ミックス事業との関連は

2 子育て支援

 ? 乳幼児医療費無料化の拡大を

 ? 地域子育てサポート事業の需要と供給のバランスと課題は

3 子供図書館とブックスタート事業

 ? 子供図書館の有効利用とブックスタート事業の開始を

4 学校施設の整備

 ? 安全チェックシートなどで学校施設の総点検を









 [13番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆13番(加茂千恵子君) おはようございます。加茂千恵子でございます。私からは4点程質問をさせて頂きます。

 最初に、合併処理浄化槽の設置についてお尋ね致します。

 公共下水道の整備には巨額な予算が投入されています。また、処理施設の維持管理に必要な費用の大部分を各自治体が負担しており、それが財政を圧迫する要因にもなります。そのため今、注目されているのが合併処理浄化槽です。家庭排水の約90%以上の汚濁物質が浄化されます。この処理能力は公共下水道の高度処理である二次処理に匹敵します。

 人口密度の低い地域では、公共下水道整備を比較すると、合併処理浄化槽には大きく分けて2つの利点があります。1つは費用面です。公共下水道を戸数の少ない集落などに敷設しようとすると、長距離の排水管の設置が必要になるなどして、建設費が高くつき、大きな財政負担となります。その点、合併処理浄化槽は比較的費用が安く、助成制度があります。個人で設置する場合は4割補助ですが、市町村が設置主体になる場合は9割までが補助の対象となります。

 2つ目の大きな利点は、設置工期が約1週間程度と短い点です。整備に長期間掛かる下水道の完成を待つ間、家庭排水が垂れ流され続けるのに対し、合併処理で十分処理された排水は環境保護にもなり、河川浄化や健全な水循環にも寄与します。

 公共事業の効率的な執行、自治体財政の立て直しが求められる中、環境省も来年度予算の概算要求に大幅増額し、力を入れて促進する方針を示しています。

 臼杵市でも上北地区をモデル地区として設置していますが、他地域も推進するお考えはありませんか。

 また、現在検討中のミックス事業との関連をどのようにお考えでしょうか、お尋ね致します。

 次に、子育て支援策についてお尋ね致します。

 乳幼児医療費につきましては、昨日も質問されておりましたので、重複する部分があるかと思いますが、お許しください。

 近年、晩婚化、未婚化に加え、子どもを産まない夫婦の割合が増加し、平成13年度は合計特殊出生率が1.33にまで低下し、少子化は今、ただならない状況にあります。これは女性にとって、子どもを産み育てることだけが人生の喜びや価値ではなくなったことを表わしているのでしょうか。子育ては今や地域や社会全体が取り組む課題であり、女性も男性も共に育児に関わり、子育てを支援していく社会を実現させなければなりません。そのためにも、地域の環境整備や親への財政的支援も欠かせません。

 一方、産みたくても産めない不妊症の夫婦の割合も増えていることから、厚生労働省は来年度から、不妊治療にも保険の適用を前向きに検討を始めました。いよいよ医療保険制度も10月から負担率が変わりました。特に乳幼児医療費は3割から2割負担となり、差額の1割は市、県の持ち出し分が軽減されることになります。

 臼杵市としては、その額がおよそいくらになるのか。そこで是非、その軽減された分、乳幼児医療費の通院部分の無料化の拡大ができないかお尋ね致します。

 また、10月から地域子育てサポート事業が開始されました。子育てをしている人の急な残業や用事等に臨時的に保育のサポートを有料でする事業と伺っておりますが、現段階での需要と供給のバランスはいかがでしょうか。また、課題等ありましたらお聞かせください。

 次に、子ども図書館の有効利用とブックスタート事業についてお尋ね致します。

 先に、子どもたちが学ぶ時間が発表されました。総務省の社会生活基本調査によりますと、大学生や大学院生の学業時間は授業を含めて一日平均2時間59分で、小学生の4時間41分より短いのです。学ぶ時間の低下とともに、憂慮されているのが読書量です。読書教育調査によれば、高校生で「図書館で本を借りたことが全くない」は、実に41%、また「宿題や授業でしか本は読まない」が、33%に上ります。自分を客観的に見つめるためにも読書は重要です。もちろん知性や情感を磨くものでもありますが、同時に複数の優れた他者を自分の中に住まわせることができます。それは人間形成に何よりの栄養となることでしょう。読書好きにするのもさせるのも、乳幼児期からの本との触れ合いがとても大事です。私も何度か読書についてはお尋ね致しましたが、幸いにも来春には「こども図書館」がオープン致します。この先人が残してくださった素晴らしい図書館を、是非有効的に使ってほしいと願っております。市民のアイデアなども取り入れ、利用しやすい図書館を期待しておりますが、この際、「子ども図書館開館」の記念事業として、是非乳幼児のブックスタートに取り組んで頂けないでしょうか。子どもの能力開発や情操面の発達に多大な効果が認められていることはご存じかと思います。読書好きの子どもに育てるためにも、親子で読み聞かせ等を通して、子どもの成長に応じた本の紹介や支援ができたら、「親しみやすい、行きたい」図書館になるのではないでしょうか。前向きなご検討をよろしくお願い致します。

 最後に学校施設、遊具の点検についてお尋ね致します。

 子どもたちが学校施設をより安全に活用できるよう、点検や整備、改善をしてほしいとの声を聞きます。各学校ごとに施設整備の予算も付けられていることは承知しておりますが、僅かな予算で優先順位を付けながら整備していくには限界があります。特に遊具などは、専門家が見ないと鉄の腐食具合などわかりにくいものがあります。錆びているからと、仮に上からペンキだけ塗っても、中がぼろぼろの状態だとかえって危険です。大怪我をする前に、予防の意味からも、PTAの方々のお力も借りながら、点検して頂けないでしょうか。素人でもできるような安全チェックシートなどがあれば、それに沿って点検し、危険を最小限に食い止められ、予算も最小で済みます。是非、ご検討ください。

 以上です。よろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 上下水道課長。

 [上下水道課長 中尾晴海君登壇]



◎上下水道課長(中尾晴海君) 加茂議員ご質問の「環境整備」についてお答えを致します。

 合併浄化槽の設置についてでありますが、下水道法第1条第1項の認可を受けた事業計画に定められた予定処理区域を除外した区域で、市長が必要と認める地域では、小型合併処理浄化槽設置補助を受けることができます。

 また、平成13年4月から、浄化槽を設置する場合は、合併処理としなければならないことになり、合併浄化槽の普及が一段と拡大されているところであります。補助額は、国・県・市がそれぞれ3分の1で、5人槽35万4,000円、7人槽で41万1,000円となっています。

 議員ご提案の特定地域生活排水処理事業のうち、合併処理浄化槽の設置につきましては、住民との合意に基づき、当該住宅の敷地内に、市が自らの負担及び責任により行うこととなっております。屋内配管及び敷地内配管については、下水道等と同様、住民が自らの負担と責任で整備することが原則でございます。

 検討を重ねた結果、設置後の維持管理に多額な費用が予想されるので、上北地区モデル事業整備計画の実施にあたっては、市単独の補助金として、5人槽で15万円、7人槽で20万円の上乗せを行い、期間と致しましては、平成14年度、15年度の二カ年で実施しております。

 今後、他の地域への特定地域生活排水処理事業の導入につきましては、検討課題とさせて頂きます。

 ミックス事業との関連につきましては、合併処理浄化槽が普及することは、生し尿受け入れ量の減少につながり、終末処理場の水処理施設に対しての混入率も下がり、共同処理事業に貢献するものと思っております。

 なお、11月7日に全員協議会でご説明致しましたように、し尿等共同処理が終末処理場において行えるよう、国土交通省に提出する承認申請書を現在作成中でございます。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 健康課長。

 [健康課長 粟津英壽君登壇]



◎健康課長(粟津英壽君) 加茂議員ご質問の「乳幼児医療費の無料化の拡大を」についてお答え致します。

 議員が言われますように、乳幼児医療費の助成事業は、少子化対策の一環であると認識しております。保険制度の制度改正により、本年10月1日より、3歳未満児の医療費の一部負担が3割から2割になり、乳幼児医療費助成金は概算で年間約400万円減少されると推定されます。これは国保等の保険者の負担をすることになります。無料化の拡大については、昨日の土谷議員の質問にお答えしたとおりでございますので、ご要望として承ります。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 福祉課長。

 [福祉課長 神品賢二君登壇]



◎福祉課長(神品賢二君) 加茂議員ご質問の「地域子育てサポート事業」についてお答えします。

 臼杵市地域子育てサポート事業は、突発的な時間単位の保育需要に対応するため、「まかせて会員」と呼んでいます子育てを支援したい方と「よろしく会員」と呼んでいます子育ての支援を受けたい方を、会員として組織化し、会員間の子育てに関する相互援助活動を行うことを目的に10月から開始致しました。

 現在までの登録者数は、「まかせて会員」13名、「よろしく会員」7名、任せて会員とよろしく会員の両方を兼ねます「両方会員」8名の合計28名となっています。

 利用状況につきましては、11月までの2ケ月で7件でありますが、利用して頂いた会員からは「非常に助かりました」との意見を頂いています。

 この事業の開始にあたり、市報やケーブルテレビにより事業の紹介と会員の募集を行ってまいりましたが、需要と供給につきましてはこのような状況であります。

 今後とも、市の窓口での個別の案内や保育園や幼稚園を含めた関係機関に紹介していくなど、事業の周知に努めていく必要があると考えています。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 文化財課長。

 [文化財課長 菊田 徹君登壇]



◎文化財課長(菊田徹君) 加茂議員ご質問の「子ども図書館とブックスタート事業」についてお答え致します。

 まず、子ども図書館の有効利用という点についてですが、議員ご指摘のとおり、小さい頃から読書に親しむことは人間形成にとって大切な要素の一つであると考えております。こうしたことから臼杵市では、先人が図書館として寄贈してくださった建物を再生し、その顕彰の意味も含め、「荘田平五郎記念子ども図書館」の名称で来年4月から開館できるように現在工事中です。建物の1階は、幼児から中学生までを対象とした書架閲覧室とし、2階には乳幼児対象の読み聞かせの部屋、高校生までが使える学習室、子どもの学習や大人の会議や研修等、多目的に利用できる和室の研修室を設けるようにしております。子ども図書館の開館に伴い、現在の図書館は一般対象の書架閲覧を中心とし、ゆったりとした空間の中で読書を楽しんで頂けるような配慮をしていきたいと考えております。

 次にブックスタート事業についてですが、この件につきましては、平成13年の12月議会の折にもお答えしているところでございます。乳幼児期にお母さんが本を読み聞かせることは、情操を養う上で大切なことであり、出産時に本を差し上げるということも情操教育に役立つ一つの方法であるかと思います。

 現在、臼杵市では出産時にお祝い品を差し上げておりますが、この祝い品を差し上げるにあたって、担当課が対象者から聞き取り調査を致しましたところ、本や音楽という答えもございましたが、「肌身につけるもの」という答えが一番多かったと聞き及んでおります。こうした結果を受けて、現在の祝い品を差し上げていると理解致しております。

 図書館と致しましては、乳幼児期からの読み聞かせが大切であるという認識から、子ども図書館には乳幼児のための絵本等を充実させ、新生児を育てておられるお母さん方が気軽にご利用できるよう心掛けるとともに、新生児を持たれたお母さん方に読み聞かせの大切さを理解して頂き、足しげく図書館へ通って頂けるような啓発活動に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 管理課長。

 [管理課長 齋藤克己君登壇]



◎管理課長(齋藤克己君) ご質問の「学校施設の整備」についてお答え致します。

 まず、大変参考となりますご提案を頂きまして、大変ありがとうございます。

 ご案内のように、現在臼杵市には休校中の宮本小中学校を除きまして、小学校が13校、中学校が6校ございますが、各学校から毎年多くの施設の補修整備等の要望が出されています。しかしながら、現在の市の財政状況を考えますと、すべての要望を満たすことは大変困難でございます。

 教育委員会といたしましては、効率的な予算の活用のために、要望箇所の危険度や緊急度を判断して整備を行っています。特に、来年度の予算要求に向けては、施設等の補修や改修箇所の要望について、各学校長に危険度及び緊急度を判断して記入してもらう要望調書、これを作成してもらって、学校の考えや希望ができるだけ反映されるように工夫しています。

 しかしながら、ご質問のありました遊具等につきましては、一つひとつの安全点検や確認まで行き届いていないのが実情でございます。

 このようなことから学校遊具など、子どもたちが日頃よく利用しながら、先生たちの目が行き届きにくい施設を中心に、ご提案頂きました安全チェックシートによる点検の実施に向け、早速検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 加茂議員。

 [13番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆13番(加茂千恵子君) 何点か要望と質問をさせて頂きます。

 最初の合併処理浄化槽についてです。現在の財政事情を考慮しますと、予算の効果的な使用という観点からも、合併処理浄化槽を計画的、集中的に推進すべきだと思っております。環境省は平成15年度予算の概算要求に、前年度比44%増、約224億円を要求して大幅な拡充を推進しようとしております。特に市町村が事業主体となるこの事業は、今年度の4倍にあたる68億円を予定し、力を入れて促進するような方向を示していますが、今のお話を聞きますと、設置後の維持管理に多額な費用がかかるというようなお話があったんですが、このへんが私もちょっと勉強不足で申し訳ありません。どうしてそういうお金がかかるのか。事業主体が市になれば9割までは負担できる、これは国の予算としてそのような方針が示されているわけですが、そのへんをもう少しわかりましたら、もしお答えができにくかったらあとでも結構ですので、そのへんのことをよろしくお願いします。

 それと乳幼児医療費の件です。これは先程健康課長からもお話がありまして、昨日の答弁でもお聞きしました。私どもも公明党女性局で10月に県の方に予算要望に行ってまいりました。昨日、土谷議員からも、これは国・県でもやっぱり大いに取り組んでもらわないとというお話がございまして、乳幼児医療費に関しましては、毎年、私どもも県の方に予算要望に行っております。今回も知事からは、通院部分について何とか1歳ずつでも拡大をしていきたいという、かなり前向きな答弁を頂いたと思っております。

 先程伺いますと、3割から2割負担、1割部分が県・市と半分ずつで、市としては400万軽減されるということですが、これもかなり市によってばらつきがありますし、大きい市になりますと、もう1億円近い予算が浮くというとこもあります。大体400万から9,000万、1億ぐらいの幅だったと思うんですが、我が市としても400万が浮くわけです。ですからこの機会に是非このような形で、県にももちろんお願いしてまいりますし、また担当課の方もお願いして頂きたいとは思うんですが、まず、そのような形になりましたら、もう真っ先に臼杵市も取り組んで頂きたいことを要望致します。お願い致します。

 次にブックスタートの件です。これは先程菊田課長からもご答弁頂きました。昨年もほぼお同じようなご答弁を頂いて、進歩がなかったなっていうような思いをまず致しました。これは、なぜブックスタートが必要か、本の大切さというのはわかってると思います。しかし今回、子ども図書館ができるから、是非そっちの方にって、それはすごくいいんですが、その前に本を読ませたら、本を読んであげたら、赤ちゃんがこういうふうになった。「親子の絆」っていう部分で、最初に何かとっかかり部分として、そのようなブックスタート事業を始めて頂けないかということで、先程の教育長の一年間のいろんな施策の中でも、学校司書を全部今年は置いて頂きましたし、読書というのは本当に心の教育、特に教育長も言われる「臼杵市で育ってよかった」、「臼杵市の子どもたちは本当に真面目だ、素晴らしい」と言われるような教育をやっていきたい。それにはやっぱり心の教育が大事だ。それには読書が一番だと思っております。

 読み聞かせというのは、物語それ自体の感動はもちろんなんですが、読んでいるその時間、また空間が親子の絆をすごく強めるっていうような、貴重なものがあると思うんです。ですから最初のそのとっ掛かりの部分で、先程健康課の方が、お祝い品として、下着をあげているとかいう話もありましたが、そういう部分でなくて、それも考えました。そのときに本を差し上げたらどうかなということを考えましたが、これは教育委員会として、図書館事業として、本を最初からずっと取り組んでいくという意味からも、全体で考えて頂きたいんですが、健康課のそういう何かを差し上げるということでなくて、教育委員会で図書館事業として是非取り組んで頂きたいなと思いまして、再度質問をさせて頂きました。是非これは前向きにもう一度お考え頂きたいと思っております。

 遊具の点検につきましては、ありがとうございます。これは今、全国でも遊具が悪くて、大怪我をしたり死亡事故なども起こりまして、市が訴訟問題など起こされてるところもあるように聞いております。それで素人が本当に簡単にわかるような、基礎の状態だとか、本体の状態、塗装の状態、これを一つひとつ見る見分け方と言うんでしょうか、基礎のひび割れはないかだとか、本体との接続はなされているかとか、本体の溶接部はよいか、ペンキの具合はよいか、ペンキの中の鉄の部分が腐食してないか、ハンマーでちょっと叩いてみるだとか、そういう簡単なチェックシート、このようなものがあったらPTAの方々でも、年に1回、子どもたちとそういう点検ができるのではないかなということで、大怪我をする前に予防の意味からも最小の予算で済むような形で、是非これはお取り組みを頂きたいと思いましてお願い致しました。以上です。

 ブックスタートの件につきまして、もう一度前向きなご答弁を頂ければ、よろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいまのご質問の中で、合併処理浄化槽につきましては、重要な問題でありますから、私からお答え致します。

 議員ご指摘のとおり、合併処理浄化槽が大変有効な方法であるということは、そのとおりだというふうに思っております。臼杵市の場合は、公共下水道事業がかなり進んでおりまして、この計画も大きく広く立案されているんですけれども、この最終開始年次がいつになるのかというようなことも、今のとこなかなか検討がつかないような状況であります。

 そういった中で、そういう今のそのほかにあるものと致しましては、農村集落排水事業、漁村集落排水事業とこういうようなものがあるんですけれども、こういったような計画が立てられていない地域、そしてまた、公共下水道の工事が具体的に進んでない地域、こういったようなところに、合併処理浄化槽を設置することが可能になってくるわけです。合併処理浄化槽をつくる条件と致しましては、それを公共でやる、集団でやる、個人的にやると、様々な対応があります。議員ご指摘の9割負担というようなものにつきましては、それは公共事業としてやるものについてというようなことではなかろうかというふうに思っております。そのどの方法をとってやるのが一番いいのかというようなことなんですが、先程答弁の中で課長の方から申し上げましたように、いろんなケースを試算を致しました。そういうようなことを試算致しまして、臼杵市としては補助率を上げるのが一番いいと、それが実際に利用して頂く方にとっても一番いいんではなかろうかというようなことを考えて、そういうような道を選んだわけであります。

 先程申し上げました、15万円、20万円の上乗せというようなことによりまして、合併処理浄化槽を設置するところまで、これについては負担がかからないようなそういうようなことになろうというふうに試算をしております。残りの合併処理浄化槽をどこに作るかというと、個人の敷地の中に作るわけです。そして、そこまでは補助のある事業の中でそこまではやれるわけです。そこから先、屋敷内の配管とそれと屋敷の中のこれまでの施設をふさわしい施設にやり直すという屋内配管、この屋内配管の工事については当然それぞれのご家庭の負担ということになります。したがいまして、公共事業で行っているところの今の下水道工事の場合、やはり屋内のそれぞれの事業につきましては、これはそれぞれの個人が行ってるわけでありまして、これについてはもうそれぞれのご家庭で負担して頂くというのは、これはもう当然のことだと思ってます。

 そこで先程の私の発言の中で、もしかしたら負担がなくなると言ったかもしれませんけども、そうではなくて、公共下水道で各家庭が負担するのと同じ条件になるようにということを目安に決めたというようなことであります。それですべてを公共工事でやるのと個人からやるのとというので、金額的な違いもいろいろありますから、いろんなことを計算した結果、今のやり方が市にとっても、ご家庭にとっても一番やりやすいような方法じゃなかろうかと、こういうふうに考えたところであります。

 それで今、上北地区をモデル地域として、これは水道の上流地域の水の浄化というようなことを含めまして、上北地区が一番ふさわしいということで、まず第1に上北地区でということで始めたわけですが、現在のところ進捗状況が5割を超えるというようなところで申し込みを頂いておりまして、その部分については確実に進んでおります。しかし、当初計画しただけに到達しないんではなかろうかというような懸念も持っております。その場合、それを減額してしまうというんではなくて、できれば次の地域に広げていって、市内の地域を順次合併処理浄化槽が設置されるようになればというようなことで考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 文化財課長。



◎文化財課長(菊田徹君) 今、加茂議員からございましたブックスタートの件についてお答え致します。

 私どもも、本の大切さというのは議員ご指摘のとおり、十分認識致しております。ただ、いろんな聞き取り致しましたところ、確かに乳幼児を抱えてる中で、忙しくて本を読めないという方もおられます。現に本を部屋の隅に積んでいると、そういった方もおられますし、手が掛からなくなってから読もうという方も確かにおられます。

 私どもと致しましては、そういった本の大切さをまずお母さんに理解していただきたい。そしてお母さんとまた家庭の方にそういった本の大切さをまず理解して頂くことが先ではないか。そして理解して頂いた中で、じゃどういった本を読めば子どもに教育にとって非常にいいのか、情操を育むためにはいいのかということを理解して頂き、そしてそのためにそういう施設として子ども図書館を再生していきたい。そこにはお母さん方がいつ来ても気軽に読める本を多く用意したいと思いますし、さらに、同じ世代の子どもたちを持つお母さん方がそこで悩み事を話し合ったり、相談したり、話し合いができるそういう場としての活用も考えていきたいと思っております。ですからそういう有効活用をすることによって、本が家の隅に積まれることなく、より生きた本の活用ができるんじゃないかと思っております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 加茂議員。

 [13番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆13番(加茂千恵子君) 今のお答えですが、これは鶏が先か卵が先かというような、忙しいから読まない。本をまず大事さを教えてからじゃなくて、先に本を与えるっていうことが私はすごい大事だと思います。確かに乳幼児、赤ちゃん産まれたばっかりは赤ちゃんもお母さんも忙しい、まだ慣れない部分はありますが、3カ月ぐらいになりますとかなり余裕が出てきます。そしてまた忙しいからこそそういう時間をやっぱり親子でつくるという、赤ちゃんは原色の本は真剣に見ます。本当に目が見える頃になると、赤や緑や青という本はすごく見るんです。だからこういう本を与えることはすごい大事ですよという意味からも、最初に赤ちゃんにはこんな本がいいですよという意味で、お母さんにまずそれを与えることが本を積んどくんじゃなくて、本当にそれを「ああ、こんな時間も持たなければ」赤ちゃんの反応を見ながら、「ああ、これだったらもっと読み聞かせをしよう」「じゃ子ども図書館に行こうか」っていうような形の、そういう時間を取ってほしい。私は今、もう少子化で子どももそんなに何百人も産まれません。ですから臼杵の子どもたちの資質向上のためにも、是非、市民のレベルを上げるためにも、この予算化はそんなに多額のお金は要しないと思いますので、是非これはもう来年度からでも、ちょっと無理かもしれませんが、もう早い時期に教育長からもよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 教育長。



◎教育長(岡部観栄君) ただいまの加茂議員のご意見ですが、「ごもっともな話だな」と、そのように聞いておりましたが、本当に財政が豊かなときにはですね、もうすぐにでも始めたいという気持ちもあるんですけども、先程卵が先か、鶏が先かという話でございますが、中国の古い諺に、「飢えた人を救うときは、1匹の魚を差し上げるよりも魚の獲り方を教える」というような諺がございますが、一応やっぱり何とかこの本の大切さをお母さん方に知って頂くために、確かに本を差し上げることも有効な手段であるとそのように認識しておりますけども、当面、ここは本の大切さを訴えていきたいなと、その上で今おっしゃった加茂議員さんのお考えも念頭におきまして、今後検討していきたいとそのように思います。

 よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 以上で加茂議員の質問及び答弁は終了致しました。

 加茂議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 土谷議員。



◆4番(土谷桂山君) 関連質問で、管理課長の先程の回答に、このままでは見過ごされないという感じがして立ちました。中身的にどういうことかと言いますと、現場の安全点検が現在不十分であるというようなニュアンスでの回答でした。私現場にいましたから、そこのところよくわかりますが、毎月、きちんと日を決めて、区域を決めて、例えばブランコと滑り台はだれだれ先生、廊下の釘で引っ掛かるものはだれだれさんという形で、きちんとした形で現在臼杵市内では毎月の点検を行ってるんですね。そこで大きな事故もないし、今、保たれているという状況があるので、その点だけはきちんと把握をして頂かないと、確かに民間活力、それからそういうものも必要になります。私の経験を言いますと、学校備品で鶏小屋とうさぎ小屋や必要だということで、全戸にお願いをしました。誰か労力提供をしてくださる人はいませんかと。そしたら篤志家がいらっしゃって、何とかやりましょうと、原材料費だけで立派な鶏小屋やうさぎ小屋ができた経緯等もあります。ですからそういうふうな形でのPTA参加、あるいは地域の参加というのは十分それは歓迎をするにしても、安全点検はやっぱりきちんと学校の責任で行うべきだし、今までもしているということで、再度見解をお聞かせください。



○議長(首藤新一君) 管理課長。



◎管理課長(齋藤克己君) 土谷議員の関連質問ですけども、私がお答えしたのは、安全チェックシートということで、加茂議員から素晴らしい提案頂いたと思います。各学校で先生方がちゃんとチェックというか、点検をされているのは知っておりますけれども、そういった具体的なチェックシートまで準備してされてるのは知ってるんですけど、具体的に、例えば、遊具によって金槌で叩いて、どういう音がしたら中が錆びてるとか、そういったものをうちの方で管理させて頂いて、出して頂いて、年に何回かということになると思うんですが、半年に1回とか1年に1回とかそういった形で出して頂く。PTAでして頂くという考えは私はそういう答えで答弁したわけではございませんので、要は、加茂議員の質問の根本にあるのが、そういった遊具がペンキを塗るだけでわかりにくい、危険性がわかりにくい、そういった部分がありますので、できれば危険になる前に、危険なところはもちろん改修は必要ですけれども、そういったことで今後検討していきたい。管理課の方で今、各学校でされてるのはわかりますけれども、それをうちの方でもちょっと確認したいなということです。そういったことを検討したいきたいということです。



○議長(首藤新一君) 西水議員。



◆20番(西水忠夫君) 加茂さんの関連でございますけど、環境整備の件でございます。先程合併処理浄化槽の設置の答弁を上下水道課長がして、私これ、ああ環境課かなとは思うたりも致しますし、そういう中で浄化槽にしても汚泥が出てくる。それを今度ミックス事業ができればミックス事業に運ぶというような格好で、今、国土交通省、また環境庁と二本立ての縦割りできておりますので、なかなかそこが下水道課か環境課か、なかなかわからない。この合併処理浄化槽もこれも今からまだまだ普及していけば、そこへんの絡みがどこになるんかというような絡みも出てきますので、私たち議会でも教育民生と建設課に分かれて話をする。それから部長も市民部長と建設部長と違ってくる。そういう中で今後大きなミックス事業にも取りかかってきますし、早急にやはり一本化した係を市の方で設置して頂ければ、いろいろな情報、また市民からの取り上げ等、いろいろ便利になってくるのではないかと思いますので、そのへんのところをよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 市長室長。



◎市長室長(渡邊秀一君) 西水議員ご指摘のとおり、私どもでいろいろ組織改革を行った結果、そして又は国の行政機関の変更等で様々な問題が生じておりまして、対応できてない部分につきましては、私どもとしては16年度又は17年度の計画の中で組織再編を図っていきたいというふうに考えておりますので、そういうことでご了解頂きたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で加茂議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで10分間休憩致します。

  午前11時13分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前11時25分 再開



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 川野議員の発言を許可します。



川野方男議員の通告事項

1 平成15年度の予算編成について

 長引く不況による平成13年度の決算は、歳入で前年対比−9.1%、歳出も−7.7%と厳しい決算となった。経常収支比率も93.7%と悪化した。この様な状況下で今後も交付税、地方税の減収は免れない。反面、清掃センター関連、ミックス事業等加え、退職者の増加に伴う退職金の支払いは今後の財政運営が更に困難になる事が予想される。次の2点につき質問致します。

 ? 健全財政を堅持しながら如何に住民福祉を充実して行かれるのですか。

 ? 経常収支比率の悪化は、財政硬直化の現象と考えられます。これが改善に向け如何に取組まれますか。

2 合併実現後における建設事業の展開について

 元利返済の70%を地方交付税で補う合併特例債で野津町はケーブルテレビ網の整備、臼杵市は道路、合併浄化槽、他の整備を法定協議会の場に於いて協議すると言っておられます。サービス市民評価でも臼杵市に於ける道路の早急なる整備の必要性が指摘されている。次の2点につき質問致します。

 ? 市、町の未来構築に不可欠の事業であるが両者の負担能力を超えない節度ある起債発行が必要と考えるが、その限度額は。

 ? 臼杵市は道路整備、合併浄化槽設置等を計画しておられますが、道路整備につき、その構想を具体的に説明を承りたい。









 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) 19番の川野方男でございます。通告にしたがい、2点につき一般質問を致します。

 まず、第1点の平成15年度予算編成につき、お尋ねを致します。

 12月に入り、いよいよ15年度予算編成の時期に入ってまいりました。長引く不況により平成13年度の決算は、歳入でマイナス9.1%で、法人税、交付税等の落ち込みが主要な原因であります。歳出もマイナス7.7%と大変厳しい決算となっております。経常収支比率も93.7%と悪化し、今後も地方税、交付税の減収が予想される中、清掃センター関連、ミックス事業等加え、退職者の増加に伴う退職金の支払いは、予算編成における重要課題と考えます。

 行財政改革を推進しながら、自治体個々の個性を発揮できる知恵比べの時代に入ったと私は捉えております。予算編成には特にそれが求められるように私は考えております。

 よって、次の2点につき、質問を致します。

 厳しい歳入の中で、健全財政を堅持しながら、市民福祉政策の充実にどのような予算を編成されるのか、お尋ねを致します。

 好転をしておりました経常収支比率も悪化の傾向を示しております。これは財政硬直化の現象と捉えております。市民要望事業が山積する中で、これが改善にいかに取り組まれるのか、お尋ねを致します。

 第2点でございます。合併実現後における建設業の展開についてお尋ねを致します。

 市町村合併に対するアメの部分と言われます元利返済の70%を地方交付税で補うという合併特例債で、野津町ではケーブルテレビ網の整備、臼杵市では道路、合併浄化槽等々、整備を法定協議会の場で協議をされる由承っております。サービス市民評価でも、臼杵市内の道路整備が遅れておることが指摘され、早急なる道路整備が必要とされております。建設事業に対する今後の事業のあり方については、法定協議会の場において協議し、事業を推進することも重要でありますが、合併はあくまでその目的は住民福祉の充実であります。特例債の運用には特に綿密なる計画が必要と考えております。

 次の2点について質問を致します。

 合併債を運用して、建設事業を推進することは、市・町の未来構築に不可欠の事業であると考えております。これが借り入れには、両者の財政負担能力を超えない節度ある起債発行が必要と考えております。その限度額について詳細に説明を賜りたいと思います。

 臼杵市では道路整備、合併浄化槽等々を設置を計画をしております。道路整備について、いかなる構想を持っておられるのか、具体的に説明を賜りたいと思います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 市民生活部長。

 [市民生活部長 宇薄健一君登壇]



◎市民生活部長(宇薄健一君) 川野議員ご質問の「平成15年度の予算編成」についてお答え致します。

 まず、平成13年度の経常収支比率の計算方法の例外的な取り扱いについて説明します。

 国による一方的な地方交付税減額の補填措置として、赤字地方債1億7,930万円の発行が認められましたが、これを経常一般財源に含める場合と含めない場合で、比率に大きな差が出ます。これは、国の都合による措置であり、また、後年度元利償還金の100%を交付税で補填することから、この赤字地方債を経常一般財源に含めた数字で説明したいと考えております。それで計算しますと、平成13年度の経常収支比率は91.2%となります。

 さて、議員ご指摘のとおり、平成13年度の決算の税収・地方交付税収入は前年度に比べ、大幅に減少しており、財政の弾力性を示す指数である経常収支比率、公債費比率は、ともに悪化しました。この税収・地方交付税収入の減少は、全国的な状況でありますが、特に臼杵市でも経常収支比率は平成12年度の87.3%から、平成13年度は91.2%へ3.9ポイント上昇し、11市の中の6位から8位へ後退しました。その原因の1つは、市職員の退職者が、平均12〜13人のところ、平成13年度は18人に上ったことです。

 平成14年度の予算執行につきましても、普通地方交付税は、平成13年度に比較して4.5%減少しています。税収も厳しい状況に変わりありません。退職者数も昨年度に引き続き、20名を予定しています。したがいまして、厳しい財政状況となっております。

 そのような中でありますが、埋立処分場建設やし尿等のミックス処理事業の推進は緊急の課題であり、その他にも道路や河川、下水道、教育環境等のインフラ整備や高齢者医療、介護保険制度の円滑な運営等、様々な行政課題に取り組まなければなりません。

 これらの課題に、健全財政を維持しながら、適切に対応していくためには、財源の確保と組織・機構の見直しなどによるコストの削減、そして市民要望の的確な把握による効率的な事業実施が必要と考えられます。

 市固有の財源である市税につきましては、収納体制の整備や滞納者との対話による状況把握、そして、部・課長全員による特別滞納整理対策本部の設置等により、収納率の向上を目指したいと考えております。その他の財源につきましても、受益に応じた負担の適正化の検討による分担金等の見直しや市有財産の有効活用も検討してまいりたいと考えております。

 次に、コスト削減の取り組みにつきまして、まずバランスシートやサービス形成勘定等の財務諸表により、正確な行政コストの把握が可能となっておりますので、コスト分析を進めることにより、一層の削減が可能であると考えております。

 また、組織・機構の簡素化を進めることにより、スリムで弾力的な組織体制の整備を考えております。当面、庶務事務等への高度なIT導入や電子自治体の推進等を考えております。

 そして、事務事業の効率的な実施のためには、市役所内部での事務事業の評価、検証を行うためのサービス検証システムと、併せて市民の皆さんからの評価による市民評価システムを活用することとしております。

 この内部分析と外部評価により、サービスの改善が進めば、民主的、客観的な事業選択が可能となり、最小の経費で最大の市民サービスが実現できるものと思っております。

 以上により、財政硬直化の要因となる人件費や公債費の逓減も可能となり、経常収支比率等の改善を図りながら、健全財政の維持と住民福祉の充実を目指せるものと考えております。

 なお、平成15年度当初予算についても、これらの手法により予算編成を行うこととしておりますが、野津町との合併協議が進んでいることや、地方交付税に関する厳しい国の方針も予想されますので、新規事業の取り組みについては原則不可とし、既存の事務事業について、詳細な見直しを行いながら、健全な財政基盤を構築したいと考えております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 企画情報課長。

 [企画情報課長 吉田 定君登壇]



◎企画情報課長(吉田定君) 川野議員ご質問の「合併実現後における建設事業の展開」についてお答え致します。

 平成17年3月31日までに合併した団体が発行することのできる合併特例債は、合併市町村の地域格差を是正し、バランスの取れた発展に資するための公共的施設の整備等を実施する際に利用できるものです。

 充当率95%で、後年度の返済時に元利償還金の70%が普通交付税により措置されます。したがいまして、事業費の約33%が単独経費となり、後年度の借金として残るのは、当該年度支払う5%分を除いた約28%ということになります。

 現在、この特例債事業としては、野津町ではネットワークづくりも含めたケーブルテレビ事業と合併処理浄化槽などを、臼杵市では周辺地域における生活関連基盤整備である合併処理浄化槽や生活道路などが考えられます。なお、詳細につきましては、法定協議会で位置付けてまいります。

 議員ご指摘のとおり、特例債事業は、事業費の約28%が借金として後年度に残ることから、できるだけ使わないことが望ましく、利用にあたっては慎重な運営が必要だと考えております。

 野津町と臼杵市の特例債事業の限度額は、約108億8,000万円となっておりますが、今回の財政シミュレーションにおいては、10年間で100億円の特例債事業を計上しており、合併後30億円から25億円の普通建設事業を確保できる見込みとなっております。

 サービス検証システムによる事業評価を的確に行うとともに、他の起債事業における返済額とも整合性を図りながら、真に住民が求める事業にこの特例債事業を活用し、できるだけ後年度負担を少なくするような事業運営に努めたいと考えております。

 臼杵市の道路整備の具体的な計画につきましては、法定協議会移行後の新市建設計画の中で検討していきたいと考えています。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 川野議員。

 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) 再質問を行います。

 歳入の部分で、これは歳入の重要部分でございますが、固定資産税についてお尋ねを致します。来年度は土地評価価格の改定に伴う固定資産税の見直しが行われるように私はお聞きしております。土地評価が今年10.1%ですか、値下がりが発表されております。これによる固定資産税の見直しについては、いかなる見解をなされておるのか、承りたいと思います。

 それとですね、今、宇薄部長さんから、縷々説明がございましたが、市長の13年度決算の予算説明の中で、今後の財政運営については今まで以上に財源の確保に努め、なお、事務の効率化、組織のスリム化を進め、より高度なIT利用方法を検討すると発言をされておりますが、その内容について今少し具体的に説明をお願いしたいと思います。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 明年度以降の財政の厳しさというようなことにつきましては、これまでいろいろお話し申し上げてるとおりでありますが、さしあたり固定資産税が今後どうなるのかというお話でございますが、固定資産の評価額が下がっておりますから、評価替えをすると固定資産税が下がってくるというのは、これはもう当然そうならざるを得ないというふうに思っております。そういった中で、地方の財政の確保をいかにするかというのは、これはもう国全体の問題でありますから、よそが上がってるのに、臼杵市だけ下がるという問題ではありませんので、この問題についてはこういうような財源をどうするかということは、国全体で今そのために様々なことを考えて、新しい制度に向けて、財源の確保というようなことを考えてくださっているところで、国全体のそのあたりの動向を慎重に見極めながら、臼杵市の対応というのをしていく必要があろうかというふうに思っております。

 そういう中ですが、財源が厳しくなる、自主財源というのは市税と地方交付税と、この両方からなっておりますが、この2つとも見込みが極めて厳しいという状況であります。そういった状況の中で、臼杵市はどうかと言いますと、臼杵市は、先程の答弁の中でもお答え申し上げましたけれども、14年度におきましても20名の退職者がある。そして15年度は今のところ人数が少なくなりまして、10人以下というようなそういうような退職者の予定になっております。そして16年度また多くなるんですけれども、この退職者が多いか少ないかというのが、その年の財政指数にきわめて大きな影響を与える。これは本当はそうあってはならないことなんですけれども、現実にはそういうような形になっております。そういうようなことなんですが、15年度がどれだけの退職者になるかというのは、今のところはわかっておりません。

 そういったようなことを勘案しながら、財政を立案していかなければいけないというようなところなんですが、12年度に比べて13年度が厳しくなった。13年度が数字的に厳しくなっておりますが、これはその原因は一体どういうことなのかということにつきましては、先程ご説明申し上げましたとおりに、1つは計算の仕方が変わってきたということです。数字と致しましては、地方交付税が減額をされたために、それを補填する意味での1億8,000万円程のお金を地方交付税の代わりに頂いたわけです。これまではそういったようなお金につきましては、国の方が借りて、地方交付税特別会計の中で借りてそれをくれてたんですけれども、今度はそれを独自にそれぞれの自治体で借りなさいというふうに制度が変わったわけです。借り主が今まで国の方で借りてて、そして配ってくれてたものが、同じ借金であっても、それを国が借りるということはもう止めるから、だからそれぞれの公共団体が借りなさいとこういうことに変わったわけです。それで借り主がこちらに変わったがために、それらの問題、その数字の行き場所が変わってきたというようなことがありまして、それらの今までと同じ計算の仕方をしたらどうなるかというと、これが91.2%というようなこういうような形になるということを説明申し上げたわけです。

 そういうようなことで、それにしても87.3%から91.2%へ増えてるわけです。この増えた原因というのは何かと言うと、退職金が増えた分の大部分を占めてる。退職金の増が増えてるとこういうようなところでありますが、全体的な流れの中では、そういうようなことがいろいろあるにしろ、これまでの財政をさらに厳しく見直さなければいけないということは、これはもうはっきり言えることでありまして、これまでのやり方というのを、さらに厳しく見つめ直して、あらゆる部門について簡素化を図ると同時に、節約に努めていきたいというふうに思っております。

 そういった中で、合併の特例債についての今の質問を頂きましたけれども、合併特例債に対する考え方というのは複雑であります。合併特例債、確かに借金です。借金ですが、合併特例債、今のご説明申し上げましたとおりに、臼杵市の合併特例債を借りることによって、臼杵市の負担額と言いますか、臼杵市が出さなければいけないのはこの3分の1にあたる33%というようなところであります。残りの3分の2は、これは地方交付税でみてくれるということは、これは国からそれをすべてくれるというわけではありませんで、地方団体全体でそれを負担するというようなことになります。それは臼杵市が節約しようが節約しまいが、そのお金はいずれにしても負担しなければいけない金額であると、全体で、というようなところでありまして、それがモラルハザードの起きやすいものだから気を付けなきゃいけないと言われてる原因でもあるんですけれども、そういったようなものであるにしろ、補助事業を頂いても、3分の2補助というのはありませんから、しかもそれが長期にわたって、残りの3分の1は長期にわたって負担すればいいとこういうような制度になりますから、これらの制度を使うことによって、様々な生活環境が改善されるということは非常に有益なことであります。そこで言えることは、そういうような便利な合併特例債があるから、これを安易に使っていいということには決してならない。これは環境整備、そして住民の希望、そういったようなものと合致するものに限られるべきである。しかし、それはやはり使うことが市民の幸せの増進につながっていくだろうということは言えると思いますので、厳選しながらそれを使っていかなきゃいけない。それを使うことによって、新しい市の財政というようなものについても整合性が出てくる。しかしながら、それが国全体の長期にわたる健全性につながるかどうかというのは、よほど慎重に考えなきゃいけない。そういったことだろうと思っております。



○議長(首藤新一君) 川野議員。

 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) よくわかりました。

 ただ、これは簡単な考えで、計算ですが、仮にその固定資産税を見直すということになりますと、大体今、臼杵の固定資産税が17億余りある。で、10%下がるということは、簡単に言えば1億7,000万少なくなるということです。今、市長も申しましたが、非常にその新しい財源が厳しいという中で、今後やっぱり投資的経費というのをかなり抑えておかないと、なかなかその予算編成ができないという状況に私はなろうと思います。そのへんをやはりどんな工夫をされて、市民要求の事業をある程度、これはすべて要求どおりいかんと思いますが、そのへんをどういうふうな考え方で市民要求に対応されるのか、もう一度お願い致します。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 財政運営していく中で、単年度だけの財政運営とかいろんなことがありまして、なかなか難しいところなんですが、職員のスリム化をするというようなことで懸命な努力を続けて、少ない人数で大きな仕事ができるということをしておりますけれども、これが人数が少なくなって、長期的に見ますと人数が少なくなって大きな効果があってるんですけれども、単年度だけで見ますと、先程申しましたように、退職者がポンと多いと、そうするとその年の数字は悪くなってしまうわけです。今度逆に言いますと、来年の15年度の退職者数が仮に8人とか10人であるというようなことになりますと、それだけでもかなりの大きな変動になってくるわけで、ああ、よくなったといったような形になってくるわけです。しかし、それは長期的な目で見ると、必ずしもそうでもないというようなことが言えようかと思います。そういうような長期的な変動する中で、短期的には変動するけれども、長期的な流れをいかに健全に持っていくかということがまず第一で、そういった中で、じゃそのために建設事業は控えなきゃいけない。数字だけ見ますと、確かにそういうふうになるんですけれども、それでは例えば、13年度、14年度と、ここで計画をされているところの最終処分場この問題ですけれども、これに20数億かかります。20数億かかって、これがだから14年度と15年度とこの2年間でおよそ20億円ぐらいの起債残が増えてくるだろうというふうに、これはもう当然のことであります。財政的にそれが起債が増えることだから、だから建設事業をしないのがいいのかどうかということになりますと、それがしないでいいということにはならないわけです。たとえ起債が増えようと、臼杵市で最終処分場をつくらないことには、もうゴミを捨てることもできなくなってくるわけでありまして、それらのゴミの処分場をつくることによって、恩恵を蒙るのは、例えば今のお年寄りの方よりも、若い人がこれから数十年間にわたって、その恩恵を受けていくわけですから、それを今、たった今の状況で財政状況が悪くなるから、だからそんな事はまかりならんと、財政状況を最優先にしてというようなことで、それをつくらないという選択はこれはできないわけです。しかもそれをつくらなかったらそれでお金がかからないで済むのかというと、様々な混乱もあるでしょうし、そして長期的に見ると、かえってお金が高く付くと、今つくらないで混乱するととんでもないことになるし、水まで汚れてしまうということになりかねないと、こういうようなことですから、例え、お金がかかって借金が増えようと、そういうようなものについてはやはり積極的にやらなきゃいけないということになろうかと思います。

 したがいまして、建設と負担、そして起債残、そういう様々な問題があり、また短期的なそれぞれの年度の決算においては、浮き沈みがいろいろありますけれども、そういったようなことを長期的に正確に見るためにも、企業の損益計算書のようなサービス形成勘定、それから試算がどれだけあるかというところのバランスシート、この2つを整理して、長期的にそれを把握しながら、短期的には少しずつの変動はあっても、長期的に間違いがないのかどうかということをしっかりと点検しながらやっていくということが大事であって、そういったようなことを見通しながら、臼杵市としてはそういう本当にやらなければいけない建設については臆病にならないで、そして長期的に財政状況がしっかりと健全であり続けるような、そういうような検討を続けていきたいというふうに思っております。



○議長(首藤新一君) 以上で川野議員の質問及び答弁は終了致しました。

 川野議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で川野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで休憩致します。午後は1時30分から再開致します。

  午前11時58分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後1時30分 再開



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 岩倉議員の発言を許可します。



岩倉義勝議員の通告事項

1 消防について

 ? 指揮監督について

    地方自治法第141条の見解について

2スポーツ振興について

 ? 体育協会の運営について









 [3番 岩倉義勝君質問席登壇]



◆3番(岩倉義勝君) 議席3番岩倉義勝です。通告にしたがいまして、一般質問をします。

 最初に、消防についてです。

 消防組織法第1条によると、消防はその施設及び人員を活用して、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、水、火災又は地震等の災害を防除し、これらの災害による被害を軽減することをもってその任務とする。また、第6条には、市町村は当該市町村の区域における消防を十分に果たすべき責任を有する。また、13条には、消防本部の長は消防長とする。また、消防長は消防本部の事務を統括し、消防職員を指揮監督するとなっております。

 災害はいつ、どこで急に発生するかわかりません。特に当市は住宅密集地区がたくさんあります。強風のときに火災が発生すれば、大災害になる恐れもあります。私は非常に心配を致しております。

 当市の消防本部の消防長は、市長が消防長事務取扱とのことですが、市長が出張等の不在のときに災害が発生した場合、誰が指揮監督するのですか。

 地方自治法第141条では、地方公共団体の長は、消防長を兼ねることはできないことになっています。その見解をお伺いします。

 次に、臼杵市体育協会についてお聞きします。

 昭和25年4月、臼杵町と海辺村が合併し、県下6番目の市がスタートし、同年10月に、市民の体力向上と地域の交流を図ることを目的に、第1回市民体育大会が開催されました。それをもとに、昭和26年4月に、各種目部、各地区の代表を加え、臼杵市の体育協会が設立されました。臼杵市のスポーツ界を振り返ってみると、昭和7年10月、第10回ロサンジェルスオリンピックに、水泳で石田英勝選手、昭和39年第18回東京オリンピックには、佐々木末昭選手、第19回メキシコオリンピックには、高田康雄選手、第20回ミュンヘンオリンピックには橋本 博選手が出場致しております。いずれも臼杵高校の水泳部出身でございます。昭和59年ロサンジェルスオリンピックにはマラソンで宗兄弟、平成12年シドニーオリンピックでは、野球で広瀬純選手が出場を致しております。その他、たくさんの方々が現在もスポーツ界で活躍を致しております。

 一方、体育協会の運営を見ると、昭和26年から昭和55年までは市長が体育協会長であります。昭和56年から平成10年までは民間の方が体育協会長であります。一時、市長が昭和61年に兼務したことがございます。平成11年から現在までは市長が体育協会長を兼務致しております。経過を申し上げますと、臼杵市のスポーツの振興について、体育協会の総会等で議論がありまして、官の主導でなく、官と民が協力して臼杵市のスポーツ界の発展を図ろうということで、民間出身の体育協会長ができたと私は記憶を致しております。今後も臼杵市体育協会の基本方針にあるように、市民が生涯を通して、明るく、豊かで活力に溢れる生活を送るために、各自の体力や年齢に適したスポーツの振興、また協議スポーツにおける各種大会での成績向上を目指すことも私は大切ではなかろうかと思っております。

 市長は常々、「民間の活力を生かし、民でできることは民間でやってもらおう。そういうことが臼杵市の発展の将来の基礎になるんだ」ということを、常々お聞きを致しております。そういう意味で、今後の臼杵市体育協会の運営についてのご見解をお伺い致します。

 よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 市長室長。

 [市長室長 渡邊秀一君登壇]



◎市長室長(渡邊秀一君) 岩倉議員のご質問にお答えします。

 消防長事務取扱であります市長が、出張等で不在の場合の災害時の指揮監督については、消防本部消防長代理と専門的知識及び実務経験のある第一線の責任者であります消防署長との連携により対応を行っている所であります。

 地方公務員法第141条第2項は、普通地方公共団体の長は、常勤の職員を兼ねることができない兼職禁止を規定していますが、総務省消防庁の見解では、一時的に消防長事務取扱となることは差し支えないと解されており、県内では、大分地域消防本部、津久見市消防本部が同様の状況であります。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 生涯学習課長。

 [生涯学習課長 遠藤文男君登壇]



◎生涯学習課長(遠藤文男君) 岩倉議員ご質問の「スポーツ振興」についてお答え致します。

 臼杵市体育協会は、市民スポーツを振興し、市民の体力の向上とスポーツ精神を養い、心身共に健全で活力に満ちた市民生活の実現を図ることを目的として、設立されました。

 なお、体育協会会長役職についてでありますが、議員ご指摘のとおり、過去の経緯はそのようになっておりました。会長の選任については、体育協会の中で決められることでありますので、ご理解願います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 岩倉議員。

 [3番 岩倉義勝君質問席登壇]



◆3番(岩倉義勝君) 私がただいま申しましたように、消防は市民の生命、身体、財産を守るという、特殊な責務があります。ただいま申されたように、法的に問題はないかもしれませんけど、昨日の大分合同の新聞を見ますと、11月18日、別府市でマンション火災で消防士4人が死傷したことが報じられております。消防士の装備不良、消火勤務に問題があったことが明らかになっておりますし、さらに事故の背景については、行政改革による人員の削減、別府の消防機構そのものに問題があるとの指摘もあるというようなことを新聞に報道されております。

 私は、兼職禁止の規定は、いわゆる能力の規定と見なしているんではないかな、またその職の性質、あるいは勤務の実態によって判断をせざるを得ないのではないかという行政実例がありますし、やはり市民と致しましては、別府市のような災害は起こったならば大変だなという気持ちでいっぱいだろうと思いますし、そういう観点から、やはり消防は特殊でありますので、今後において早急に検討をされてはいかがですか。



○議長(首藤新一君) 市長室長。



◎市長室長(渡邊秀一君) 岩倉議員の質問にお答え致します。

 まず1点、別府市消防に関わる人員等の問題ですが、職員数削減を行ってる中で、消防署職員につきましては条例定数を満たすように努力を致しておりますし、現時点では減員1名という状況でございますので、そういう点はご理解頂きたいと思います。

 また、もう1点、消防長事務取扱の現状につきましては、今後の課題でございますが、資格等を含めまして、検討してまいりたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 岩倉議員。

 [3番 岩倉義勝君質問席登壇]



◆3番(岩倉義勝君) 今、資格の問題でご答弁がありましたけれども、市町村の消防長の任命資格を定める政令を見ると、消防長、署長の定める資格があります。そういう中で、私が調べた範囲では、職員の中に消防長の資格のある職員がいるんではないかと思われますので、そういう諸々を判断して、市民に安心して頂ける行政運営をして頂きたいと思います。

 以上で終わります。



○議長(首藤新一君) 以上で岩倉議員の質問及び答弁は終了致しました。

 岩倉議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で岩倉議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 匹田議員の発言を許可します。



匹田 郁議員の通告事項

1 竹宵について

2 駅前市有地について









 [6番 匹田 郁君質問席登壇]



◆6番(匹田郁君) 議席6番の匹田 郁です。通告にしたがって、2点質問致します。

 まず、第1点目の竹宵についてでありますが、先日の林議員の質問内容と一部重複する点があると思いますが、執行部にお答え頂きたいと思います。

 竹宵も今回6回目を迎え、年を重ねるごとに規模、来客数ともに増しています。大変有り難いことでありますし、関係者として感無量の思いもあります。そもそも竹宵は国民文化祭のプレイベントとして、大分県より県内各市町村に対し、県民文化祭のテーマである竹を使ったイベントの企画立案の話を受け、県内でもっとも早く準備に取りかかり、当時、市役所若手グループ未来くる会、中央通り商店街青年部、美容師組合、商工会議所青年部、青年会議所等の若者が一体となって、試行錯誤を繰り返しながら、「竹工芸祭」としてスタートしました。6年前、本番前日の夜、準備が終わったあとで、中心スタッフが、「500人来てくれたら成功だなあ」と話していたことを、昨日のことのように覚えています。

 当初、何もないところから一つひとつ積み上げていったため、当事者は大変な苦労があったことを私は見てきました。そして、3回目からは、臼杵に伝わる真名野長者伝説を町のシンボルに据え、単なるイベントから、臼杵を代表する秋のお祭にしたいという実行委員会皆さんの強い思いと、行政側のご尽力により、電源地域の補助金を使い、産業祭と併せることで、今日の盛大な祭となったことは皆さんご承知のとおりです。しかしながら、電源地域の補助金は今年で終了することがほぼ決まっています。つまり、来年度以降は何も約束して頂いていないのが現状です。この6年間、一生懸命この祭に携わってきたメンバーは、「決して補助金があったから続けてきたわけではない。臼杵が好きだから、そして市民が支持して頂いているから続けている」と、照れくさそうに、しかし信念を持って語っています。全国イベント大賞を受賞したことや、電源地域の補助金が3年間の約束であるにも関わらず、「このように有効に使って頂けるのなら」と、特例で1年延長されたことは、臼杵市民だけではなく、この竹宵が多くの方々に支持されている証拠だと思います。

 竹宵の2日間のための準備には、ほぼ丸1年を費やします。8月から竹の切り出し、9月になると毎夜、作業場で夜遅くまでの竹ぼんぼりの加工、更に竹宵が終わった翌日には、朝7時から道路に落ちたロウソクの蝋を道路を這うように、落としていく姿こそ、多方面から言われる「元気な臼杵市」の象徴ではないでしょうか。

 ところで、これまでの竹宵を支えてきた最大の功労者は、民間の方々で組織している竹宵実行委員会とともに、それをサポートしてきた臼杵市の行政であったとつくづく思います。このチームワークがあったからこそ今の竹宵があると、実行委員会の方々も口を揃えて言っています。そこでこれからもこの良い関係を継続的に維持して頂きたいと切に希望します。

 では具体的に、臼杵市としてどんな支援が必要かと言いますと、これからの竹宵にとって、財源確保が最大の問題であることは間違いのない事実です。実行委員会も電源地域の補助金が付いた4年前から、この問題を真剣に考え、補助金がなくなっても、竹宵を継続するために、例えば、当日の弁当代を削ってローソク代に充てるという努力をずっと続けています。が、予想をはるかに越える周囲からの期待に応えるための、規模の拡大や内容の充実、安全対策等で、経費も予想以上に膨らんでしまいました。

 次に事務局の確保の問題です。「竹工芸祭」として行っていた2回までは、実行委員会のメンバーが事務局を行ってきましたが、3回目から現在まで補助金等の関係もあり、商工観光課が事務局業務を行っています。竹宵の急激な規模の拡大により、問い合わせや方法等を含め、年間を通じて相当量の仕事をこなさなければならないのが現実です。

 もし、行政が補助金が切れることにより、民間の実行委員会に事務局業務を引き継ぐことになると、運営上多くの問題が起こる可能性があると予想されます。

 最後に、現在使用している作業場の継続的な使用についてですが、この件については、次の質問と併せて提案をさせて頂きます。

 私は竹宵という2日間のイベントもさることながら、この祭を生み出し、継続している臼杵の若者の臼杵を愛する心、情熱こそが今の臼杵の宝であり、あらゆる方面で言われている地域間競争における最大の武器だと信じています。

 どうかこの火を消さないためにも、行政ができる最大限の努力・協力をお願い致します。

 以上、3点について、お尋ねと言うより、これからの支援をお願いし、執行部のお考えをお聞かせ頂きたいと思います。

 次に、駅前の市有地についてお尋ね致します。

 平成11年に、2億円で国鉄清算事業団から土地開発公社が取得し、その後、共同調理場建設のために、約3,000平米を7,430万円で臼杵市に売却しております。その後、平成13年10月に土地開発基金が取得し、現在に至っています。私は13年の12月議会で駐車場整備についてお尋ね致しました。その後、この駐車場の整備はそのままであります。現在、中心市街地に第1、第2、第3駐車場があります。3カ所の総面積は約2,400平米であります。3つの駐車場の駐車場収入は年間2,800万円で、その経費は1,200万円で、差し引き1,600万円の黒字となっています。

 一方、この駅前の面積は約2,200平米であり、整備投資をしても十分元は取れると思います。中心市街地と駅前とでは駐車場としての使用目的が異なりますが、だからといって、臼杵市の所有する土地を、それも毎日約70台の車の出入りがある駐車場を無料のままでよいのでしょうか。何かあった場合はやはり管理者の責任は避けて通れないと思います。市民のために開放するということは、市民の皆様に公平に利用して頂く方法が必要だと思います。安い料金でもよいと思いますが、この土地利用について、今後どのように活用しようと考えているのか、再度お尋ね致します。

 更に、共同調理場の奥にあります約2,560平米の土地についてもお尋ね致します。

 この土地は、一括で買ったために、給食センター活用のための残地になった土地と言っても過言ではないと思います。私はこの土地が隣地所有者の方に売ることができればよいとは思いますが、現状では厳しいと考えています。

 そこでこの土地の活用方法の一つとして、先に質問させて頂きました、竹宵のための拠点として整備できないものでしょうか。市が整備するためには、土地の買上げ、倉庫や作業場、そして事務所を整備する必要があります。財政面で難しいことは十分理解していますが、臼杵市の情報発信拠点として有効な投資であると私は考えます。と申しますのは、現在使用している市役所前の土地を竹宵がいつまで使用できるのか、更に竹宵の作業場とともに、市の倉庫として現在使用していますが、この場所は市役所前の一等地として、より良い活用方法を考えるべきだと思います。

 重ねて言わせて頂きますが、竹宵祭をこれからも臼杵の祭として育てていくためには、どうしても拠点が必要だと思います。この提案についてどのようにお考えかお聞かせください。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 匹田議員ご質問の「竹宵」についてお答え致します。

 うすき竹宵は今回で6回を数えましたが、ご承知のとおり、回を増すごとに盛大になり、観光客の方も増えてきております。この間、実行委員の方々の熱意により、ボランティアの数も増え、地域の方たちのご協力も頂けるようになり、いまや九州の秋を代表する祭になったと言っても過言ではないと思っています。

 まず、これからの財源確保についてでありますが、今年の竹宵は国と県の補助を受け、産業祭と併せたイベントを実施してまいりましたが、今後は国・県等の助成金も厳しいことから、市と致しましても必要最小限の助成はしていかなければならないと考えております。

 次に事務局のことでありますが、実行委員の方達はそれぞれに仕事をお持ちになっておりますので、国等の補助金が切れることにより、事務局を引き継ぐことは無理があるのではないかと思っています。また、今後も引き続き職員の協力を得て、祭を盛り上げていきたいと考えております。

 最後に、現在使用している作業場の継続的な使用についてでありますが、竹宵の専用作業場としては難しいと思われますが、今後も継続して使用できるようにしていきたいと考えております。



○議長(首藤新一君) 総務課長。

 [総務課長 亀井重忠君登壇]



◎総務課長(亀井重忠君) 匹田議員ご質問の「駅前の市有地の利用計画」について答え致します。

 駅前の土地につきましては、議員おっしゃるとおり、学校給食センターとして一部を利用しておりますが、その土地以外につきましては、平成13年10月24日、土地開発公社と売買契約を締結し、土地開発基金にて購入致しました。購入金額は約1億3,800万円となっております。

 現在は、一部分を駅前駐車場として、無料開放をしており、立地条件の良さもあり、毎日多くの市民が利用しております。

 住民サービスの観点から考えますと、現状どおり、無料にて開放するのが良いのですが、反面、市有地の有効利用として考えますと、検討が必要ではないかというふうに思っております。

 しかしながら、これを有料の駐車場として活用するとなると、土地開発基金から一般会計で買い取る必要がございます。また、駅前の土地ということで、駅利用者の利便性を考えた場合、24時間対応の駐車場にする必要もあろうかというふうに思っております。現在の財政事情を考えますと、当面は現状のままでいきたいというふうに思っております。しかしながら、いずれに致しましても、駅前の立地条件の良い場所でありますので、駐車場の有料化を含め、より有効な活用方法がないか、今後とも検討を重ねてまいりたいというふうに思っております。

 また、学校給食センター裏の土地につきましては、土地の一部が細長くなっており、その形状等の問題もあり、現在は特に活用されておりません。この土地の活用につきましては、民間への売却を含めて、この形状に合った有効な活用はないかと検討してきたところでありますが、現在のところ有効な活用方法は見出せないままになっております。

 議員ご提案の「竹宵関係の倉庫・作業場等」に利用してはということでありますが、竹宵は臼杵市を代表する行事となっており、準備には長い期間と場所が必要となりますので、専用の作業場所も今後必要となってくる可能性があります。作業場・倉庫として活用することも一つの議員のご提案として、今後検討してまいりたいというふうに思っております。

 なお、市役所前の土地につきましては、これは第2庁舎建設用地という目的で土地開発基金で購入致しております。そういうことで、やはりこの土地も土地開発基金が持ってる土地でありますので、これを有効活用するということになりますと、やはりこの一般会計にて買い取り、行政財産として活用するということになります。先程申し上げましたように、この土地2,000平米強ございます。金額にして、今、土地開発基金の持ってる簿価は1億3,000万となっております。現在の財政状況では早急にこれを一般会計で購入して活用するというのは無理があろうかと思いますので、この活用についても、今後更に検討を重ねてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で匹田議員の質問及び答弁は終了致しました。

 匹田議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で匹田議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 これにて一般質問を終結致します。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 議案質疑



○議長(首藤新一君) 日程第2、第99号議案から第123号議案を一括議題と致します。

 これより議案質疑に入ります。

 1名の議員から質疑の通告を受けておりますので、発言を許可します。

 林 議員。

 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) 議席番号7番の林 壯一朗であります。通告に基づきまして、議案質疑をさせて頂きたいと思います。

 第120号議案、平成14年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算の中の、40ぺージ、歳入歳出予算補正の歳入の項の、使用料及び手数料で総務使用料の中のホームターミナルの使用料というのがありますが、世帯数がどのくらい追加をされてこうなるのか、その内容説明をお願いをしたいのと、繰越金で計上されております238万9,000円のその繰越金の内容はどこから持ってきたものかをご説明を願いたいということであります。

 それから歳出の方では、総務費の委託料で500万円が伝送路管理委託料ということで追加をされておりますが、当初と合わせていくらのものになるのかということについて、それから委託先等についてご説明を頂きたい。

 その次に、使用料及び賃借料で、器具借上料というのがございますし、また番組購入費で160万を計上されておりますが、どのような一体番組を購入されるのか、また備品購入費で器具費というのがありますが、どういった器具を買わなければならないのか、その点についてご説明を願いたいと思います。

 よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 企画情報課長。

 [企画情報課長 吉田 定君登壇]



◎企画情報課長(吉田定君) 林議員の第120号議案、平成14年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算についてお答えを致します。

 予算書の40ぺージの歳入、2款使用料及び手数料1項使用料1目総務使用料、ホームターミナル使用料追加で411万9,000円でございますけども、ホームターミナルの使用料175万5,000円及び今年度からサービスを始めました6チャンネルセット、月額300円のとくとくプラス使用料236万4,000円であります。お尋ねのホームターミナル使用世帯は、約3,500世帯となっております。またとくとくプラスのプランが好評で、当初予定の300世帯に対し、利用世帯は約1,000世帯となっております。

 同じく、40ぺージの4款繰越金につきましては、平成13年度の歳入歳出差引額として、翌年度繰越となった総額541万9,000円の一部、238万9,000円を、このたび歳入財源に充当するものであります。

 41ぺージ、歳出、1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の伝送路等管理委託料の追加につきましては、共架添架しております九電及びNTT柱の移設に伴うケーブル移設作業委託料であります。当初予算では500万円を予定しておりましたが、NTT柱の大量移設等に伴いまして、500万円を追加するものであります。

 使用料及び賃借料の追加につきましては、先程の歳入にありましたホームターミナルの追加申し込みに伴う使用料支出として35万円を追加するものであります。

 また、番組購入費は、とくとくプラス利用世帯増加に伴う追加160万円であります。

 備品購入費につきましては、通信衛星で受信しております、いわゆるCSチャンネルが、衛星を110度CS衛星へ移行するため、センターヘッドエンドの受信機器にこれに対応する機器を追加するものであります。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 以上で議案質疑を終結致します。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 委員会付託



○議長(首藤新一君) 日程第3、これより委員会付託を行います。

 ただいま議題となっております第99号議案から第123号議案のうち、第105号議案から第115号議案までの決算認定11議案を除く各議案については、お手元に配布のとおり、それぞれ所管の委員会に付託を致します。

 なお、関連のある議案については、それぞれ合議をお願い致します。



△議案付託表

              平成14年12月12日付託



付託委員会
議案


総務委員会
第99号議案   第100号議案  第102号議案

第120号議案


建設委員会
第103号議案  第117号議案  第119号議案

第123号議案


産業経済委員会
第118号議案


教育民生委員会
第101号議案  第104号議案  第121号議案

第122号議案


関連・各委員会
第116号議案


決算特別委員会
第105号議案  第106号議案  第107号議案

第108号議案  第109号議案  第110号議案

第111号議案  第112号議案  第113号議案

第114号議案  第115号議案











△日程第4 決算特別委員会の設置及び付託



○議長(首藤新一君) 日程第4、決算特別委員会の設置及び付託についてを議題と致します。

 おはかり致します。

 第105号議案から第115号議案までの決算認定11議案については、8名の議員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託のうえ、審査致したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、決算認定11議案については、8名を構成する決算特別委員会を設置し、これに付託のうえ、審査することに決しました。

 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、足立議員、岩倉議員、大塚議員、藤原議員、三浦議員、加茂議員、長野議員、西水議員、以上8名の諸君を指名致したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名致しました8名の議員を決算特別委員の委員として選任することに決しました。



○議長(首藤新一君) ここで休憩致します。

  午後2時14分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後2時43分 再開



△日程追加 決議案第2号 上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 藤原議員。



◆11番(藤原一弘君) 臼杵トキハの存続を求める決議案は、緊急を要すると思われますので、これを日程に追加し、議題とされることをお願いします。



○議長(首藤新一君) ただいま藤原議員から、お手元に配付のとおり、決議案の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立致しました。

 おはかり致します。

 この際、本動議を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、本動議を日程に追加し、議題とすることに決しました。

 本動議を議題と致します。

 提出者の説明を求めます。

 [11番 藤原一弘君登壇]



◆11番(藤原一弘君) 産経委員長の藤原でございます。

 臼杵トキハの存続を求める決議

 平成15年1月をもって、臼杵トキハの撤退が予定されていることに対し、多くの市民から存続をしてもらいたいとの声が最近非常に多く上がっております。また、臼杵市においても新しいまちづくりを進める中で、臼杵トキハは中心市街地の核として、なくてはならない施設でもあります。こういった状況をふまえ、臼杵市議会として、今後とも存続に向け、撤退を撤回されるよう関係機関に積極的な働き掛けをして頂くよう強く要望するものであります。

 以上、決議する。

 なお、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いします。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で説明を終わりました。

 これより質疑に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結致します。

 おはかり致します。

 ただいま議題となっております決議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、本決議案については、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で討論を終結致します。

 これより採決を行います。

 本決議案については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) 異議なしと認めます。

 よって、本決議案については、原案のとおり可決されました。



△議決結果

    決議案



番号
件名
結果


決議案第2号
臼杵トキハの存続を求める決議
原案可決









 なお、本決議の取り扱いについては、議長に一任願います。

 本日は以上をもって散会致します。

  午後2時47分 散会

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