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大分県 臼杵市

平成14年 12月 定例会 12月05日−01号




平成14年 12月 定例会 − 12月05日−01号 − P.0 「(名簿)」












平成14年 12月 定例会



 平成14年12月5日

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      平成14年12月5日(木曜日)午前10時開会(開議)

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1.議事日程第1号

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

 第3 諸般の報告

 第4 第97号議案 上程、説明、質疑、討論、採決

 第5 第98号議案 上程、説明、質疑、討論、採決

 第6 第99号議案から第123号議案 一括上程、説明、陳情等7件報告

 第7 継続調査事件について特別委員長報告

 報告 行政視察報告

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1.本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 諸般の報告

 日程第4 第97号議案 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて

      上程、説明、質疑、討論、採決

 日程第5 第98号議案 臼杵市固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めることについて

      上程、説明、質疑、討論、採決

 日程第6 第99号議案 職員の給与に関する条例等の一部改正について

      第100号議案 臼杵市国民健康保険税条例の一部改正について

      第101号議案 臼杵市手数料条例等の一部改正について

      第102号議案 臼杵市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について

      第103号議案 臼杵市水道事業給水条例の一部改正について

      第104号議案 事務の委託に関する規約の協議について

      第105号議案 平成13年度臼杵市一般会計歳入歳出決算の認定について

      第106号議案 平成13年度臼杵石仏特別会計歳入歳出決算の認定について

      第107号議案 平成13年度臼杵市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

      第108号議案 平成13年度臼杵市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について

      第109号議案 成13年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について

      第110号議案 平成13年度臼杵市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について

      第111号議案 平成13年度臼杵市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

      第112号議案 平成13年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計歳入歳出決算の認定について

      第113号議案 平成13年度臼杵市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

      第114号議案 平成13年度臼杵市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について

      第115号議案 平成13年度臼杵市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

      第116号議案 平成14年度臼杵市一般会計補正予算(第3号)

      第117号議案 平成14年度臼杵市水道事業会計補正予算(第2号)

      第118号議案 平成14年度臼杵石仏特別会計補正予算(第2号)

      第119号議案 平成14年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)

      第120号議案 平成14年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第2号)

      第121号議案 平成14年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

      第122号議案 平成14年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第2号)

      第123号議案 公有水面埋立てに関し意見を述べることについて

      一括上程、説明、陳情等7件報告

 日程第7 継続調査事件について特別委員長報告

 報告   行政視察報告

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 出席議員(21名)

      1番  足立善己       2番  佛坂健二

      3番  岩倉義勝       4番  土谷桂山

      5番  大塚州章       6番  匹田 郁

      7番  林 壯一朗      8番  武生博明

      9番  吉岡 勲      10番  衛藤忠一

     11番  藤原一弘      12番  三浦正行

     13番  加茂千恵子     14番  平川哲郎

     15番  児玉善生      16番  牧 宣雄

     17番  長野景行      18番  藤丸利光

     19番  川野方男      21番  板井孝太郎

     22番  首藤新一

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 欠席議員(1名)

     20番  西水忠夫

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 事務局職員出席者

     局長      吉田修二     次長      三浦 孝

     係長      矢野龍二     書記      柴田 監

     書記      齋藤孝弘

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 説明のための出席者

     市長      後藤國利     助役      山本正嗣

     収入役     神田常幸     教育長     岡部観栄

     消防長     後藤國利     市民生活部長  宇薄健一

     建設産業部長  長野道徳     教育次長    倉見昇一

     市長室長    渡邊秀一     総務課長    亀井重忠

     企画情報課長  吉田 定     管理課長    齋藤克己

     消防長代理   田口 徹

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  午前10時00分 開会



◎事務局長(吉田修二君) おはようございます。ただいまの出席議員は21名であります。



○議長(首藤新一君) おはようございます。ただいま報告のとおり定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより平成14年臼杵市議会12月定例会を開会致します。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(首藤新一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、

  平川議員

  児玉議員

  牧議員

 以上3名を指名致します。

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△日程第2 会期の決定



○議長(首藤新一君) 日程第2、会期の決定を議題と致します。

 おはかり致します。

 今期定例会の会期は、会期日程表のとおり、本日から12月20日までの16日間と致したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は16日間と決定致しました。

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△日程第3 諸般の報告



○議長(首藤新一君) 日程第3、ただいまから諸般の報告を致します。

 会議規則第162条第1項の規定により、お手元に配布しております一覧表のとおり、議員派遣を決定及び変更を承認致しましたので、報告を致します。

 以上で諸般の報告を終わります。



△議員派遣報告書

    (臼杵市議会会議規則第162条第1項ただし書を適用した派遣)



  ●派遣議員(団体名等)

   首藤議員 板井議員 西水議員 牧 議員 平川議員 三浦議員 林 議員

   岩倉議員 佛坂議員 足立議員


  ●目的

   「市町村合併をともに考える全国リレーシンポジューム2002 in 大分」


  ●場所

   日田市(日田市民会館)


  ●期間

   平成14年10月12日の1日間


  ●派遣議員(団体名等)

   牧 議員


  ●目的

   平成14年度副議長研修会


  ●場所

   別府市


  ●期間

   平成14年11月15日の1日間











△議員派遣の件(平成14年9月定例会議決分)



   変更後


  ●派遣議員(団体名等)

   首藤議員 牧 議員 西水議員 藤丸議員 児玉議員 加茂議員 吉岡議員

   武生議員 林 議員 大塚議員 土谷議員 岩倉議員 足立議員


  ●目的

   平成14年度大分県市議会議長会議員研修会


  ●場所

   大分市(大分東洋ホテル)


  ●期間

   平成14年11月11日の1日間


   変更前


  ●派遣議員(団体名等)

   首藤議員 牧 議員 板井議員 西水議員 川野議員 藤丸議員 長野議員 児玉議員

   平川議員 加茂議員 三浦議員 藤原議員 衛藤議員 吉岡議員 武生議員 林 議員

   匹田議員 大塚議員 土谷議員 岩倉議員 佛坂議員 足立議員


  ●目的

   平成14年度大分県市議会議長会議員研修会


  ●場所

   大分市(大分東洋ホテル)


  ●期間

   平成14年11月11日の1日間









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△日程第4 第97号議案 上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(首藤新一君) 日程第4、第97号議案、人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを議題と致します。

 提案者の説明を求めます。

 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) おはようございます。12月定例市議会の開会にあたり、議員各位にはご参集頂き、付議議案のご審議を頂けますことを深く感謝申し上げます。

 ただいま説明求められました97号議案の説明に入る前に、9月市議会以降、現在までの市政関連事項についてご報告申し上げます。

 臼杵図書館横の旧臼杵図書館を「荘田平五郎記念こども図書館」として再生するため、9月3日に工事に着工し、来年3月完成予定で工事を行っております。この図書館は、荘田平五郎氏が大正7年に建設、その後、町に寄付頂いた貴重な建物であります。85年ぶりに大改修し、使える材料はそのまま残し、外観も従前の姿を留めながら、内部には、幼児への読み聞かせスペースや学習スペースを設けました。現在の図書館は、おおむね高校生以上を対象とする施設として、この2つの図書館を使い分けることにより、市民の皆さんにとって利用し易い図書館施設となります。

 なお、これまで旧臼杵図書館に民俗資料として展示されていた展示物は、現在海辺小学校の空き教室に仮置きしておりますが、今後は各小学校の空き教室に分散展示し、子供たちがいつでも観覧、学習ができるように整える予定であります。

 次に、臼杵市・野津町任意合併協議会では、合併について理解を深めて頂くため、9月27日に臼杵市で、10月1日には野津町で、「臼杵市・野津町合併シンポジウム」を開催し、各界代表のパネリストからそれぞれの立場での意見を交換するパネルディスカッションを開きました。また、市町村合併説明会を今年の市政懇談会の中の最重要課題として、例年の会場数を大幅に上回る22の会場で開催することにし、今日現在、あと1ケ所の開催を残すのみとなっております。

 合併問題は、臼杵市の将来を大きく左右する重要な事項であり、市民の皆さんから頂いた率直なご意見・ご質問、また企業や各種団体と合併についての説明・意見交換会等も実施し、その中で頂きますさまざまなご意見等を参考にしながら、臼杵市が主体としての方向性を決め、「臼杵らしさ」を守り育てることのできるまちづくりを念頭に検討を進めてまいりたいと考えております。

 先月2日から3日にかけて、すでに九州の秋の風物詩となりました感のある「うすき竹宵」が盛大に開催されました。高速自動車道が開通したことによるアクセスの向上、映画「なごり雪」の影響、さらには般若姫になごり雪のヒロインの須藤温子さんが扮したというようなこともありまして、昨年よりも2万人ほど多い約7万人の来客を迎えることができました。今回般若姫ゆかりの地である山口県柳井市、また、稲葉氏ゆかりの岐阜市から商工会議所の視察団が訪れました。

 特に、柳井市からは、市長、商工会議所会頭をはじめ、20数名を迎えました。交流会や実行委員会の応援ボランティアとして竹ぼんぼり、竹オブジェ設置等に係る作業にもご協力を頂いたところであります。今後このような交流を通じて、お互いによりよいまちづくりに繋がっていくことを念願しております。

 11月7日には、11月臨時市議会を開き、久木小野に平成16年3月を完成予定として建設される、臼杵市一般廃棄物最終処分場整備工事の請負契約の締結について議決を頂きました。この最終処分場は、粗大ゴミ、資源物に選別して埋立て、ゴミの減量化を図る前処理施設や、雨水の浸透や風、カラス等によるゴミの散乱を防ぐための屋根付き埋立て処分場や、浸出水処理施設を備えております。浸出水の処理施設は「膜処理方式」を採用し、排出する水については、もっとも厳しい基準で処理する施設となっております。

 一方、3市8町で可燃物の広域焼却処理を行う佐野清掃センター清掃工場が、平成15年4月の本格稼動を前にして、12月1日から焼却性能検査等の実施のための焼却処理を開始致しました。当焼却施設は、「シャフト炉式ガス化溶融炉」という方式によっております。ダイオキシン類の排出総量の削減や、廃棄物の効率的な無害化と、適切かつ安全な処理により、1日当たり387トンの処理能力を有しており、この余熱を利用した発電施設も備えております。

 市民の皆様には、今後もゴミの減量化、リサイクルの推進、分別の徹底等へより一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

 また、12月1日より、長年にわたり市民の皆様の念願だった臼杵・坂ノ市有料道路の無料化が実現を致しました。今後、臼杵大分両市を結ぶ主要幹線道路として、臼杵市の経済発展及び市民生活の利便性向上に大きく寄与することと期待を膨らませているところであります。

 嬉しいニュースがありました。大分県漁業協同組合臼杵支店共同出荷組合が、農林水産省主催の第41回農林水産祭において、水産部門の最高峰となる天皇杯を受賞致しました。同組合は、平成7年発足以来、鮮魚の流通形態の独自確立や、市場との信頼関係の構築に取組み、徹底した品質管理とクレーム処理によって、太刀魚等の鮮魚商品「マル臼」ブランドを福岡市場を中心に高い評価を受けております。これらの「安定した漁業経営に向けた努力」、「後継者の確保・育成への取組み」こういったことが評価されて今回の受賞となったものであります。その努力に対し、心から栄誉を称えるとともに、今後も組合員皆さんの強い連携によって、臼杵のおいしい魚を全国に広めて頂きたいと思います。

 映画「なごり雪」の関東地区並びに全国における上映についての動向を報告致します。「チケットぴあ」が発行している情報誌「ぴあ」及びインターネット上の検索サイト「YAHOO!ムービー」で映画満足度ランキングにおきまして、それぞれ1位・2位にあるとの情報を受けております。また、上映時の平均観客密度やリピーターの割合も非常に高いということであります。なお、観客動員数の伸びない作品は、上映期間が短縮され、打ち切られる映画界にあって、なごり雪はロードショーが延長されるなど好評であり、これまでに全国で約15万人の方がこの映画を観て頂いたということであります。来年1月には臼杵市民会館で凱旋上映会が開催されることになりました。

 以上が臼杵市の近況であります。

 引き続きまして、ただいま上程されました第97号議案、人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることにつきまして説明申し上げます。

 人権擁護委員6名のうち、「渡邊美智子」君の任期が、平成15年1月31日をもって満了致しますので、後任の委員として「伊東道雄」君を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、ご意見をお願いするものであります。

 何とぞご同意賜りますようお願い申し上げ、説明を終わります。



○議長(首藤新一君) 以上で説明を終わります。

 これより質疑に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結致します。

 おはかり致します。

 ただいま議題となっております第97号議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、第97号議案につきましては、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で討論を終結致します。

 これより採決を行います。

 第97号議案については、原案に対し、適任である旨の決定をすることにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、第97号議案につきましては、原案に対?A NAME="301417_0">

オ適任である旨の決定を致しました。△議決結果

    議案



番号
件名
結果


第97号議案
人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて
本件異議なし









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△日程第5 第98号議案 上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(首藤新一君) 日程第5、第98号議案 臼杵市固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めることについてを議題と致します。

 提案者の説明を求めます。

 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただいま上程されました第98号議案 臼杵市固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めることにつきまして、ご説明申し上げます。

 臼杵市固定資産評価審査委員会の委員9名のうち、「佐藤正剛」君の任期が本年12月23日をもって満了致しますので、後任の委員として引き続き「佐藤正剛」君を選任することについて、地方税法第423条第3項の規定により、同意をお願いするものであります。

 何とぞご同意賜りますようお願い申し上げ、説明を終わります。



○議長(首藤新一君) 以上で説明を終わります。

 これより質疑に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結致します。

 おはかり致します。

 ただいま議題となっております第98号議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、第98号議案につきましては委員会付託を省略することに決しました。これより討論に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で討論を終結致します。

 これより採決を行います。

 第98号議案については、市長提案のとおり同意することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) 異議なしと認めます。

 よって、第98号議案につきましては市長提案のとおり同意することに決しました。



△議決結果

    議案



番号
件名
結果


第98号議案
臼杵市固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めることについて
原案同意









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△日程第6 第99号議案から第123号議案 一括上程、説明、陳情等7件報告



○議長(首藤新一君) 日程第6、第99号議案から第123号議案を一括議題と致します。

 提案者の説明を求めます。

 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただいま上程されました第99号議案から第123号議案までの各議案につきまして説明申し上げます。

 まず、第99号議案 職員の給与に関する条例等の一部改正につきましては、人事院は平成14年度の国家公務員給与を2.03%引き下げること、及び一時金支給月数を0.05ケ月分削減すること、並びに扶養手当の改正等を骨子とした内容の勧告を政府と国会に対して行いました。これを受けて政府は、当勧告の実施を閣議決定し、給与法の改正案を国会に提出し、去る11月22日公布されたところであります。

 当市と致しましても、各市の状況等を勘案し、人事院勧告に基づいた国家公務員の改定に準じ、来年1月1日から職員の給与を2.06%引き下げ、一時金支給月数の0.05ケ月分の削減、並びに扶養手当を改正するものであります。

 また、平成15年度からは、一般職員及び技能労務職員の3月期一時金を廃止し、6月期、12月期に配分すると同時に、市長、助役、収入役及び教育長の給与につきましても、3月期一時金の廃止をするものであります。

 次に、第100号議案 臼杵市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、健康保険法の一部改正に伴い、国民健康保険税の所得控除額を見直し、住民税の控除額と同一なものにするために改正しようとするものであります。

 主な内容と致しましては、公的年金受給者、給与所得者の上乗せ控除の廃止、及び青色専従者、長期譲渡所得者に対する新たな控除の適用等であります。

 次に、第101号議案 臼杵市手数料条例等の一部改正につきましては、平成15年4月から、大分市佐野の清掃センターで可燃物の焼却を行う、広域ゴミ処理に伴い、12月より臼杵市での焼却を停止することから、可燃性ゴミ等の取扱いについて規定している臼杵市手数料条例、臼杵市廃棄物の処理及び清掃に関する条例、及び臼杵市一般廃棄物処理場の設置及び管理に関する条例の関係3条例の改正をしようとするものであります。

 次に、第102号議案 臼杵市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正につきましては、一般職員の例にならって改正を行おうとするものであります。

 次に、第103号議案 臼杵市水道事業給水条例の一部改正につきましては、水道法の改正に伴い、貯水槽水道の衛生対策として、貯水槽水道の事業者及び設置者双方の責任に関する事項を定めるため、改正を行うものであります。

 次に、第104号議案 事務の委託に関する規約の協議につきましては、可燃性ゴミの広域処理に係る事務を大分市へ委託するため、地方自治法第252条の14第3項の規定により、事務の委託に関する規約を協議することについて、議決をお願いするものであります。

 次に、第105号議案 平成13年度臼杵市一般会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。

 平成13年度決算は、歳入総額146億5,495万2,000円、歳出総額142億6,124万1,000円で、歳入歳出差引3億9,371万1,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源1億7,370万4,000円を控除した実質収支は、2億2,000万7,000円の黒字決算となりました。

 歳入では、年々厳しさを増す景気動向を受け、法人市民税においては前年度に比べ25.4%という大幅な減少となりました。市民税全体でも2.7%の減少となっております。地方交付税においても、その原資となる国税収入の伸び悩みから減額を余儀なくされており、普通交付税で前年度対比4.0%の減、特別交付税で6.0%の減少となっております。そのため、一般財源総額は89億2,394万1,000円に留まり、前年度対比3.5%の減少となりました。

 特定財源では、保育所入所に係る待機児童解消のための弾力的運用による児童措置費負担金の増や、生活保護費負担金の増により、国庫支出金が4.9%増加、県支出金は、坪江漁港局部改良事業や介護予防拠点施設整備事業の実施によりまして16.4%の増加、繰越金は、平成12年度繰越事業の財源としての繰越金額が大きくなったことにより、105.3%の増加、地方債は、地方交付税の減額補填措置として臨時財政対策債を発行しましたが、北中屋内運動場、地域イントラネット整備等の事業が終了したことにより、15.0%の減少となりました。

 次に、歳出について申し上げます。

 人件費では、退職手当の増加に伴い、前年度対比6.2%の増加、扶助費では、対象年齢の引き下げによる児童手当費等の増や保育所措置費負担金の増により、6.5%の増加、また、公債費は0.5%の増加となっております。これによりまして、義務的経費全体では、4.6%の増加となりました。

 また、物件費では、平成12年度に学校給食センターの整備が終了したことにより、備品費等が減少となりましたため、5.6%の減少、積立金は、減債基金積立金が小規模であったことにより、45.9%の減少、繰出金では老人医療特別会計や介護保険特別会計への繰り出しが増加したことに伴い、7.4%の増となっております。

 次に、投資的経費についての状況を申し上げます。

 普通建設事業のうち、補助事業では、マルチメディア街中賑わい創出事業として取り組んだサーラ・デ・うすきの建設や、市営住宅の建て替えがありましたものの、教育関係施設整備の減少により、全体では23.6%の減となっております。単独事業につきましては、広域道づくり事業の推進や、都市計画街路柳原線県工事負担金の増により、35.4%の増加となりました。投資的経費全体では、3%の増加となっております。

 次に、財政構造の状況について説明を申し上げます。

 平成13年度は、退職者が18名となり、平成12年度の12名に比べ6名増加したこと、及び老人医療特別会計や介護保険特別会計への繰出金が大幅に増加したこと、そして経常収支比率を算出する際の分母を構成している市税や普通地方交付税収入の減少があったこと等によりまして、経常収支比率は平成12年度に比べ、5.9%上昇し、93.7%となっております。公債比率も同様に悪化しており0.7%上昇し、18.3%となっております。

 平成12年度決算と比較しますと、財政構造の弾力性を示す指標は悪化傾向にあり、長引く不況による税収の落ち込みや、国の構造改革推進に伴う地方交付税収入の大幅な減少が、今後の財政運営を厳しくしていくものと予想されます。しかし、MICS事業等生活環境整備事業の推進や、中心市街地活性化のための諸事業、年々漸増する老人医療費等の福祉関係施策や、また喫緊の課題である市町村合併といったようなことを見据えた事務事業の見直し等に、迅速かつ的確に対応していく必要が迫られております。

 今後の財政運営につきましては、今まで以上に自主財源の確保に努めるとともに、事務の効率化を進め、組織のスリム化やより高度なITの利用方法等を検討したいと考えております。そして、バランスシートやサービス形成勘定等の財務諸表とサービス検証システム、市民評価システムを活用することにより、事務事業を厳選し、最小の経費で最大の市民サービスを生み出すべく努力してまいりたいと考えております。

 なお、お手元配布の臼杵市仕様バランスシート他、分析資料につきましては、議案説明ののちに改めて説明させて頂きます。

 次に、第106号議案、平成13年度臼杵石仏特別会計歳入歳出決算の認定について説明申し上げます。

 近年低迷を続けておりました石仏入場者は、「高速道の開通」及び「うすき竹宵」の相乗効果等により、平成13年度の入場者数は22万3,665人となり、平成12年度に比べ2万3,674人の増加となりました。

 その結果、歳入総額9,529万9,092円、歳出総額7,441万7,515円となり、歳入歳出差引の2,088万1,577円の黒字を計上することができました。

 なお、参考までに申し上げますと、平成14年4月から11月までの有料入場者数は、石仏前公園の整備も終わったことに伴い、また高速道効果等もありまして、昨年の同時期に比べると、1万6,000人余りの増加となっております。

 次に、第107号議案 平成13年度臼杵市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。

 事業内容と致しましては、新地汚水幹線、新地汚水準幹線、野田汚水準幹線、江無田汚水準幹線工事及び終末処理場の増設工事を実施したほか、整備面では江無田、田篠川、戸室、野田地区の整備を行い、供用開始区域は約15ヘクタールの増となり、臼杵市における公共下水道の処理区域は、平成13年度末で323ヘクタールに拡充致しております。

 その結果、歳入総額は16億4,945万8,321円、歳出総額は15億8,533万9,254円となり、歳入歳出差引額は6,411万9,067円となり、翌年度への繰越を除いた実質収支では、1,199万2,067円の黒字となっております。

 次の第108号議案 平成13年度臼杵市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、及び第114号議案 平成13年度臼杵市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、説明を省略させて頂きます。

 次に、第109号議案 平成13年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。

 昨年の7月に供用開始致しました。その結果、歳入総額は866万5,173円、歳出総額は861万7,433円となり、歳入歳出差引は4万7,340円となりました。

 なお、平成13年度末では、36戸中32戸の加入を頂いていたところでありますが、現在では36戸全戸の加入を頂いているところであります。

 次に、第110号議案 平成13年度臼杵市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。

 深田地区の農業集落排水事業実施のため、汚水管布設工事等を行ってまいりました。その結果、歳入総額は1億7,206万4,381円、歳出総額は1億6,671万6,522円となり、歳入歳出差引は534万7,859円となっておりますが、そのうち、繰越明許費繰越額が363万3,000円となっておりますので、実質収支額は171万4,859円の黒字となっております。

 次に、第111号議案 平成13年度臼杵市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。

 事業内容といたしましては、中臼杵簡易水道事業を平成13年度から平成16年度にかけて予定していましたが、13年度事業分については水源の確保等でその処理に日数を要し、本工事につきましては繰越し致しました。

 この結果、歳入総額8,923万1,441円、歳出総額は5,861万9,850円となり、翌年度への繰越財源を控除した実質収支額は、100万6,591円となっております。

 次に、第112号議案 平成13年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。

 事業内容と致しましては、伝送路及び高齢者世帯等に対する保安器設置や、防災カメラ、文字放送システムを含む防災情報システム、長距離伝送路設備等を整備したものであります。

 この結果、歳入総額は3億6,174万2,784円、歳出総額は3億5,632万4,001円で、実質収支額は541万8,783円となり、翌年度への繰り越しを致しております。

 次に、第113号議案 平成13年度臼杵市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。

 歳入合計は32億7,535万8,795円、歳出合計32億6,734万3,975円となり、歳入歳出差引額は801万4,820円となりました。

 歳入のうち、一般被保険者に対する療養給付費や、財政調整交付金等の国庫支出金は6.5%伸びておりますが、退職者分の療養給付費交付金は6.1%の減となっております。また、国保税については、収納率を上がったものの調定額が下がり、0.6%の減となっております。歳入総額では0.8%の伸びとなっておりますが、医療費や老人保健拠出金が増加したため、2,000万円の基金取り崩しを行っております。

 歳出では、一般被保険者の療養給付費は若干下がったものの、保険給付費全体では1.4%の増、老人保健拠出金が6.8%の増となっており、歳出合計では1.4%の伸びとなっております。

 なお、国保加入者の高齢化や低所得者層の増加等、国保財政は非常に厳しい状況が続いておりますが、今後とも収納率向上対策、保健事業の強化に努め、健全財政を目指してまいりたいと考えております。

 次に、第115号議案 平成13年度臼杵市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。

 歳入合計24億4,804万246円、歳出合計24億278万1,140円となり、歳入歳出差引残額4,525万9,106円の決算となりました。

 歳入のうち、平成13年度分介護保険料の徴収率は98.5%、当該普通徴収保険料の徴収率は92.04%となっております。また、基金繰入金9,935万9,676円は、第1号被保険者の介護保険料を13年度の半年間2分の1にするために、介護保険円滑導入基金を処分して繰入れたものであります。

 歳出では、保険給付費の支出済額22億555万9,105円のうち、施設介護サービス給付費14億3,067万3,300円、居宅介護サービス給付費5億9,828万4,187円等となっております。

 なお、保険給付費は、対前年度比17.76%の伸びとなっております。これは平成12年度が初年度で、11ケ月分の給付費となっているためであります。一ケ月平均の給付費の伸びで計算しますと、約8%の伸びとなっております。

 次に、第116号議案 平成14年度臼杵市一般会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。

 歳出の主なものと致しましては、総務費では給与改定に係る減額、平成14年度中の職員の異動に伴う職員給与費の組替え及び平成14年度末勧奨退職に伴う退職手当などを追加計上致しております。

 民生費では、国民健康保険特別会計繰出金及び重度障害者医療費、生活保護費などの扶助費の追加、衛生費では、広域ゴミ処理場建設費負担金やゴミ減量対策としてのリサイクル手数料などを追加計上致しております。

 農林水産業費では、関臼津広域農道県工事負担金の追加、坪江漁港局部改良事業の完了に伴う事業予算の減額などを計上致しております。

 土木費では、道路維持及び新設改良費の追加、消防費では、県道大泊浜徳浦線道路改良に伴う大泊消防機械庫の移転新築工事費などを追加計上致しております。

 教育費では、職員給与費の組替え及び退職手当の追加、現在改修中の荘田平五郎記念子ども図書館備品費などを追加計上致しております。

 以上、今回の補正に要する財源と致しましては、市税、特別地方交付税、国・県支出金、財政調整基金繰入金、退職手当基金繰入金、臨時財政対策債等を追加計上致しております。

 この結果、補正予算総額は5億4,285万3,000円となり、平成14年度臼杵市一般会計補正予算総額は、150億5,427万9,000円となりました。

 次の、第117号議案から第122号議案までの平成14年度各特別会計補正予算につきましては、説明を省略させて頂きます。

 次に、第123号議案、公有水面の埋立てに関し、意見を述べることにつきましては、大分県が大泊・浜・徳浦線の拡幅工事に伴う道路用地として、大字深江字小々浦越の地先公有水面を575.92平方メートルを埋め立てることにつきまして、大分県知事から意見を求められましたので、これに異議ない旨の意見を述べることについて、議決をお願いしようとするものであります。

 以上をもちまして、提案致しました諸議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重ご審議のうえ、ご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(首藤新一君) 以上で提案者の説明を終わります。

 ここで10分間休憩致します。

  午前10時47分 休憩

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  午前10時57分 再開



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 次に、市長よりバランスシートによる説明を受けます。

 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 平成13年度決算に伴いまして、臼杵市では平成14年3月31日現在の臼杵市のバランスシート並びに1年間のサービス形成勘定を策定致しました。

 臼杵市の現有資産と負債の状況は、配付資料9ページの「臼杵市貸借対照表」のとおり、総資産額598億7,659万5,000円、負債総額188億3,604万1,000円、自己持ち分約410億4,055万4,000円となっております。

 平成12年度に比較しますと、総資産額で9億5,460万円の増加となっております。この資産形成に対する資金調達の増減は、負債で5億4,700万円の減少、自己持ち分は15億2,000万円の増加となりました。

 資産の内訳を申しますと、まず流動資産が約30億5,000万円です。これは現金、財政調整基金、13年度末未収となった未収金と、売却可能な固定資産の額であります。

 固定資産の内訳は、有形固定資産が資産全体の78%、無形固定資産が11%を占めていることになっております。

 この詳しい内容につきましては、また改めてご説明申し上げることに致しまして、今日はバランスシートの説明については以上に留めたいと思います。

 サービス形成勘定につきましては、企業で言いますと損益計算書に相当するものでありまして、1年間の経営成績を示すものと言われております。

 平成13年度1年間で、臼杵市が市民のために行ったサービスの費用総額は107億4,045万円となっております。17ページから記載しているものであります。この財源をどこに求めて誰が負担したものかを表にしたものを表したものがサービス形成勘定の右側の欄であります。臼杵市が1年間に提供したサービス総額の79%にあたる85億3,158万4,000円は、地方税等の一般財源を充当しております。残りの21%が国・県の支出金、使用料・手数料・負担金こういったようなものを受益者が負担したものであります。

 この内容を12年度と比較致しますと、サービス費用の総額は4億1,922万2,000円の増加となりました。これに対する一般財源は2億9,128万2,000円、国・県及び受益者負担は1億2,794万円の増加となっております。

 サービス総額を分野別に分類しますと、サービス形成勘定左側の欄に記載しているとおりでありまして、生活分野で21億3,996万7,000円、19.9%を占めます。環境分野は10億249万2,000円、9.3%を占めます。福祉分野は32億5,074万8,000円、30.3%を占めます。教育分野が14億3,835万4,000円、13.4%。産業分野が8億3,792万7,000円、7.8%。総務分野が20億7,096万2,000円、19.3%となっております。

 性質別に見ますと、人件費が最も多く、32億9,038万4,000円、30.6%、物件費が17億2,839万9,000円、16.1%、維持補修費が4,754万8,000円、0.4%、扶助費が15億5,630万円、14.5%、補助費等が5億6,642万2,000円、5.3%、繰出金が15億6,438万7,000円、14.6%、災害復旧費が1,758万8,000円、0.2%、公債費利子が4億8,123万6,000円、4.5%、減価償却費が14億4,046万3,000円、13.6%となっております。

 人口一人当たりでこれを見ますと、サービス費用総額は市民一人当たり30万2,000円で、昨年度より1万1,000円の増加となりました。これは平成12年度に完成したケーブルテレビ施設のサービスが始まったことに伴い、サービス費用が増加したもの、そして人件費が退職者数の増により増加したことになどによる負担であります。

 臼杵市の平成13年度のサービス事業に要した財源のうちに、市民が何らかの形で負担したものは、地方税と受益者負担金を合わせますと37%、市民一人当たり平均負担額は11万円ということになります。

 コストの動きでありますが、平成11年度から13年度までの3年間を見てみますと、11年度、113億6,177万円、12年度、103億2,122万円、13年度、107億4,045万円と変動しております。

 これらが変動した理由と致しましては、平成11年度のサービスの中には、この年は台風の災害復旧が多かったものですから、災害復旧サービスに約6億5,000万円、この年の特別な事情と致しまして、地域振興券交付事業に約2億5,000万円、こういったような臨時的なサービスがありまして、臨時的なサービス額が合わせますと22億4,800万円となっております。

 平成12年度のサービスでは、臨時的なものとしては、簡易水道事業の推進に伴う簡易水道事業特別会計への繰出金、給食センター関係費の備品費、こういったようなものがありまして、これらを合わせますと12億7,000万円臨時サービスが出ております。

 平成13年度のサービスでは、ケーブルテレビによる情報サービスの取り組みが始まったことなどにより、臨時的新規なものとして約17億1,100万円の支出がなされております。

 これらの新規あるいは臨時的なサービスコストを除いた、この間平均して同じように行われたサービスについて見てみますと、平成11年度、約91億1,377万円、平成12年度は91億1,422万円、平成13年度は約90億2,945万円となり、ここ3年間はほぼ同じような数字でありますが、少しずつ減っているとこういうような状況を示しているところであります。

 昨年度本格導入致しました「サービス検証システム」等を利用致しながら、今後これらのバランスシートあるいはサービス形成勘定の資料を生かしながら、今後のサービスを磨いていく、そして必要であると思われるサービス等につきまして、今後の予算等には積極的に行っていくとこういうようなことによりまして、市民サービスを向上させていけるものと思っております

 これでバランスシート及びサービス形成勘定の説明を終わらせて頂きます。



○議長(首藤新一君) 以上で説明を終わります。

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△日程第7 継続調査事件についての特別委員長報告



○議長(首藤新一君) 日程第7、閉会中継続調査事件についての報告を求めます。

 市町村合併問題調査特別委員長。

 [21番 板井孝太郎君登壇]



◆市町村合併問題調査特別副委員長(板井孝太郎君) 特別委員長の西水議員が病気のため欠席致しておりますので、副委員長の私より、特別委員会の閉会中調査事件について報告を致します。

 去る10月15日、熊本県宇土市と隣接した富合町の合併問題について行政視察を行いました。

 熊本県宇土市(人口約3万8,600人)・富合町(人口約8,100人)は、人口的な面、また隣接地には熊本市を背後に抱えており、我々が住む臼杵市近隣の状況に非常に類似しております。

 当初の県の方針では、宇城地域を3ブロックに分けた1市2町の合併パターンでありましたが、城南町の地域が別の独自の方向を模索している状況にあり、1市1町の合併協議会となっています。

 これまでの経過では、平成11年7月に地方分権一括法が公布され、合併特例法の改正がなされたことを契機に、12年から13年にかけて宇城地域における勉強会を7回、合併問題検討会を3回開催し、合併の気運を高め、13年12月に宇土市、富合町の1市1町で初めての会合を開き、合併推進の確認が行われております。また、並行して、それぞれの議会において、特別委員会が設置されております。14年当初には各地区で住民説明会を開催し、2月に任意協議会を設立、職員研修を行いながら、幹事会、専門部会等の作業に入っております。6月にそれぞれの議会で合併協議会規約が可決され、7月1日に法定協議会が設立されているところであります。

 第1回の法定協議会では、運営規程や申し合わせなどの事務的要素が承認されていますが、その後、政策評価と新市建設計画についての職員研修、協議会では学識委員の研修や先進地視察などを積極的に行い、第2回の協議会では、・合併協議項目38項目を協議すること。・合併の方式については、新設対等合併とすること。・条例、規則等の整備方針。・合併時ネットワークシステムの運用ができるような電算システムの整備方針が承認されております。

 また、9月13日から10月15日にかけて、新市建設計画策定に伴う住民意識調査のアンケート調査を、住民の意向を十分に取り入れる意味合いから、全戸対象で実施しています。

 将来ビジョンのテーマは、『人間環境都市の創造』であり、新市建設計画の策定方針については、合併後10年間に行う新市建設の根幹となる事業・公共的施設の統合整備及び財政計画について定めるものであり、新しい市の総合計画の土台となるものであります。

 また、協議会では、宇土・富合マップを作成し、新市建設計画に対する提言の参考や、地域の良さを再認識するために配布しており、両市町内主要11箇所に提案箱を設置しており、提言カードにより、住民の意向を反映させようとしています。

 平成12年国勢調査の人口では、宇土市が3万7,255人、富合町が7,892人、合併すれば約4万5,000人の人口ですが、新市の将来人口は、平成27年を目標に、約5万5,000人を目指し、新市発足に向け、協議が進んでいる状況であります。

 行政視察報告については以上でありますが、10月から12月にかけて特別委員会を2回開催しておりますので報告致します。

 10月18日の委員会では、執行部からこれまでの経過や住民説明会の資料等について説明がありました。また、11月25日の委員会では、これまでの住民説明会の経過について報告があった後、今後の方向性など各委員より活発な意見が出された中で、数名の委員から、津久見市と早急に任意協議会を設置し、シミュレーション等の資料を市民に公表し、議論すべきとの意見がありました。委員会としては、野津町と任意協議会を設立した以上、こちらが優先課題であり、野津町の住民座談会でも「臼杵市と津久見市の動きがあるが」という心配した声や危惧感を持った意見もあり、野津町と今、進行しているものに対し、亀裂が生じてはならないと考えております。

 しかしながら、津久見市とは事務レベルでの温度差が指摘されていますので、今後は委員会としても解消できるよう働きかけていきたいと考えております。

 また、12月9日まで、臼杵市内各地区において開催されております、市政懇談会での最終報告を受け、市民の意向を十分尊重した方向で、さらに協議、検討し、合併特例法の期限をふまえ、我々特別委員会としても遺恨することのない政治判断をしたいと考えております。

 以上で本委員会の調査経過の報告を終わりますが、議員皆さん方のご理解をよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 以上で特別委員会の報告を終わります。

 陳情・要望についてはお手元に配付しております7件が提出されております。朗読は省略し、報告に代えます。



△議決結果



番号
件名


1号
陳情書

(門前北地区に於ける急傾斜地指定及び崖崩壊防止工事について)


2号
年金支給削減反対を求める陳情書


3号
生活密着型・福祉関連の公共事業を国に要請する「意見書」採択の陳情書


4号
雇用保険の保険料引き上げ、給付削減を行わないよう国に要請する「意見書」採択の陳情書


5号
解雇規則法の制定を国に要請する「意見書」採択の陳情書


6号
健保本人3割負担等の健康保険法改正を凍結し、制度拡充を国に求める「意見書」採択の陳情書


7号
要望書(臼杵市・津久見市・野津町の大合併について)









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○議長(首藤新一君) ここで行政視察の報告を求めます。

 総務委員長。

 [総務委員長 三浦正行君登壇]



◆総務委員長(三浦正行君) 皆さんおはようございます。総務委員長の三浦です。

 10月28日から30日にかけて、電子自治体の先進地である長野県長野市と神奈川県横須賀市を視察してきました。長野市は、人口約36万人の北信濃の美しい山並みに囲まれた都市です。国宝・善光寺が有名ですが、来年に本堂のご開帳が行われるそうです。

 長野市では、高度情報化基本計画『元気な e まち ながのをめざして』を勉強してきました。私たちが説明を受けた場所は、市役所ではなく、長野市フルネットセンターでした。そして、このセンターから平成10年2月に開催された長野冬季オリンピックの映像が全国、全世界に配信されたそうです。このセンターには、デジタルカラーカメラや音響設備を備えたスタジオをはじめ、マシーンルーム、マルチメディア体験コーナー、パソコン教室、マルチメディアシアター、プレゼンテーションルーム等が設備されています。特にVOD(ビデオオンデマンド)により、IOC所有の過去のオリンピック映像を見ることができますが、この映像は著作権の関係により、スイスのローザンヌにあるIOCオリンピック博物館とこのセンターでしか見られないそうです。また、マシーンルームにはVODやインターネット各種システムのサーバーが設置されています。そして地上波をデジタル化する研究が、各テレビ局のスタッフと共に進められています。

 ところで、長野市の情報化の基本方針としては、『行政サービスの高度化』、『開かれた市政の実現』、『行政事務の高度化・効率化』『行政情報化推進基盤の整備』、『市民・産業の情報化支援』の5項目を掲げています。

 『行政サービスの高度化』では、窓口サービスのネットワーク化により、申請書類のPDF形式などによるダウンロードを可能にし、窓口サービスを行うシステムの総合化を図り、『ワンストップサービス』を実現をさせ、インターネットを経由した登録、申請を可能にする電子申請を導入することで、自宅や外出先などからでも各施設の空き情報の確認や予約が可能になります。また、各施設が共通で利用できる予約システムを構築することで、構築・運営コストの削減を目指しています。

 『開かれた市政の実現』に向けた取り組みについて、ポータルサイトによる情報提供では、情報提供のさらなる拡充を図り、ホームページへ生涯学習情報や議会会議録などを取り込み、将来的にインターネットで提供される行政サービスの機能を統合した『長野ポータルサイト』への拡張を目指し、『問い合わせ処理データベースシステム』においては、『みどりのはがき』や電子メール、電話、窓口などで寄せられる市政への意見や要望をデータベース化し、各課が展開する施策に、市民の声を活用する取り組みが検討されています。

 『行政事務の高度化・効率化』については、文書の作成・収受・施行・保存・公開・廃棄といった文書のライフサイクルを電子的に一元管理することにより、省力化、省資源化等を図る文書管理システムや、他システムとの連携を考慮し、且つ効率的にする財務システムの導入、また、決裁そのものを電子化し、LAN上で処理することにより、決裁時間の短縮を可能とした『電子決裁システム』、さらに、2003年8月から住民票の写しがどこの市町村でも可能になる住民基本台帳カード等、多目的カードの利用を通じて、市民の利便性向上と行政事務の効率化を目的とした『住民情報システム』の導入が検討されています。

 『行政情報化推進基盤の整備』については、さらに多くの情報を利活用できるよう、既に運営されている庁内LAN/WAN(全庁ネットワーク)の機能拡充を図り、平成15年度に全国の市町村が接続予定となっている総合行政ネットワーク(LGWAN)に向けた基盤整備を行っているところです。

 『市民・産業の情報化支援』については、業者の入札参加機会の拡大や、効率化促進のため、電子調達・入札システムを導入する産業支援システム、また、市民が参加できる電子会議システム、高度道路交通システムを構築する地域情報通信基盤整備を推進しています。そして、長野市のこれからの情報化推進に向けては、情報化施策に関する重要事項や、情報化へ向けた基本計画について協議する場として、『電子市役所推進本部』の設置と、全庁的な情報通信基盤の整備など情報化の推進に関することを審議する『高度情報化推進委員会』の設置を目指しており、長野市の情報化にかける熱意の程が伝わってきました。

 次に、横須賀市の電子自治体と経営改革についてご説明します。

 横須賀市の電子市役所推進戦略のコンセプトは、基本プランにおいて都市づくりの目標の一つと定めた『情報フロンティア都市』の実現に、引き続き取り組むと同時に、情報フロンティア都市に必要な行政機能を備えた市役所である『電子市役所』を平成15年度を目標に実現し、平成17年度完成を目指しています。

 横須賀市の電子市役所の目的とビジョンは、市民の満足度を最大限に追求することであり、そのためにITを活用して行政構造改革、即ちIT行革を行うことが求められています。そして市民満足度を最大化するための施策は大きく2つに分けられます。

 1つは、『サービスの高付加価値化』であり、ITを活用することで、従来は実現できなかったサービスを提供することが可能になるわけですが、『サービスの高付加価値化』とは、・行政手続きを行う際の時間や労力、交通費などの経済的な負担を軽減すること、・市民の生活や経済活動に関する社会的コストの最小化を促進すること、・従来バラバラに提供されていた行政サービスを統合的に提供することや、市民が申請しなければ提供されなかったサービスをプッシュ型で提供すること、・GISや統計情報などの共用データ基盤を整備し、提供することだそうです。

 もう一つは、『開かれた、効率的な行政の実現』であり、これは・最新の行政情報を分かりやすく提供するとともに、情報を公開し、ガラス張りの行政を実現すること、・市民の意見や提供をリアルタイムに反映させる参加型行政を実現すること、・ITにより職員の生産性を向上させ、経営の効率化を実現するということです。

 電子市役所実現にあたり、・経営状況のオープン化、・組織のフラット化、・仕事のネットワーク化、・業務の標準化、職員の資質向上、・知恵の発掘、共有化の5項目を要点とし、現在ITによる自治体経営改革が進められています。

 横須賀市における電子市役所の現況としては、平成8年に庁内LANを整備して以来、特記事項としては、公用車管理システムの運用を取り入れることにより、公用車使用率を上げ、効率よく管理していることや、公文書管理DBシステムの運用開始で、電子決裁が行われ、大幅なペーパーレスが図られていることが上げられますが、もう1つ注目すべき点としては、昨年の9月より『横須賀市電子入札システム』を本格稼動しているということです。この入札制度改革によって、入札参加数がほぼ倍増し、『業者間における競争環境』の創出が実現されています。

 また、行政効果としては、談合の防止、入札参加機会の拡大、市内業者の育成、入札価格の低減、また、契約担当事務の効率化と事業者の負担や手間が軽減されていることことなどが上げられますが、電子市役所を推進するにあたってのキーワードは、電脳職員の人材育成が重要なポイントであり、情報化推進リーダーの育成、また職員全体の情報化の基礎的能力を高めることが必要であるとの説明を受けました。

 一方、議会活性化に積極的な横須賀市議会も、『議会内LAN』を構築するとともに、本年度から全議員へパソコンを貸与してパソコン研修を行い、ITを積極的に活用する取り組みも行っているところです。

 このように、行政と議会がITに真剣に取り組む姿勢を直視して、まさに横須賀市は『情報フロンティア都市』を目指した、世界トップレベルのIT先進都市であると実感するとともに、臼杵市議会もさらなる勉強、研究が必要であると痛感しました。

 以上で、長野市と横須賀市の視察報告を終わりますが、議員皆様のご賛同をお願いします。



○議長(首藤新一君) 建設委員長。

 [建設委員長 大塚州章君登壇]



◆建設委員長(大塚州章君) おはようございます。建設委員長の大塚州章です。

 建設委員会の行政視察を、去る10月28日から30日までの2泊3日の行程で滋賀県長浜市と福井県敦賀市に建設委員5名、事務局1名の計6名で行いましたので、ご報告申し上げます。

 なお、長浜市につきましては、産業経済委員と合同視察しましたので、藤原委員長が代表してご報告申し上げますので省略致します。

 近年、全国的な問題となっている中心市街地の空洞化が進む中、臼杵市も例外ではなく、衰退の道をたどっておりました。

 臼杵市は、「歴史環境保全条例」に基づき町づくりを進めております。これは「臼杵市総合計画」や「都市計画」、並びに「街並み環境整備計画」等に則して、道路・公園等の都市施設の整備や市街地整備等を図っております。

 これらの計画を基に、歴史的文化遺産である街並み景観を保全するため、市民と行政とが一体となった臼杵らしい町づくりの形成を図り、先人が残された歴史的景観を末永く後世に継承するため、歴史環境保全事業に取り組んでおります。

 こうした状況を踏まえ、2日目の行政視察は敦賀市で、中心市街地活性化事業と空き店舗活用支援事業並びに港湾の整備事業について、資料を交えながら担当者の詳細な説明を受けました。

 敦賀市は、昭和12年に市制を施行し、昭和30年、近隣5ケ村が編入され、現在約6万8,000人、総面積250.74k・で地域基盤が確立され、非常に恵まれた環境にある市であります。福井県のほぼ中央に位置しており、日本海に面し、敦賀湾港を配しています。今日の車社会到来まではこの港が見るからに他国との日本海交流の接点であり、昔の繁栄がうかがい知れます。

 現在では、中心市街地活性化基本計画を基に「港都つるが交流文化の再生と創造」をテーマに、港を中心に賑わったころの再生にと、人の交流、モノの交流、情報の交流、文化の交流などが多面的に展開されるよう、駅を含め、一体的範囲に及び都市的賑わいのある街づくりを目指しています。

 また、ここでは民間と行政が共同して出資した第三セクターのまちづくり会社「港都つるが株式会社」を14年9月に発足し、中心市街地の再生及び商店街活性化のための新たなエネルギーとなって、市民及び関係団体と協議を重ね、積極的な事業展開が図られています。

 このようなことから、会社事業や収支決算書は行政が考えるのではなく、会社が自ら作成したものとなっています。町づくりに際し、支障となっているのが都市計画の線引きができていないため、規制が困難で、非常に苦慮しているようです。

 なお、町づくり会社の資本金は、市が2分の1出資しているとお聞きしました。

 一方、商店街空き店舗対策支援事業は、平成5年から平成12年度まで取り組みを行っておりますが、中心市街地の「空き店舗」が増加する状況に対処するため、商店街、商工会議所、敦賀市の三者のもと、商店街空き店舗活用事業委員会を設置し、実態調査や出店者に対して補助金を交付してきました。平成12年度で事業の精算をしましたが、この間45件の申し込みがあり、総額1,336万5,000円の支援がなされております。

 平成13年度から、事業をより拡大する形で、「中心市街地創業・起業促進事業」として名称を変更し、引き継がれております。

 支援対象は、原則として、市内在住者(団体)とし、当該商店街進行組合の推薦する者(団体)となっていましたが、平成14年度からは市外からの出店者も支給対象に含めるようにしています。支給要項には、中心市街地の商店街に出店した法人・個人事業者に対し、家賃を助成することで、落ち込みが著しい商店街への出店意欲を高め、中心市街地商店街の再生を図るとともに、活性化を推進することを目的とするとなっております。

 このように、敦賀市は港を中心に創り出してきた歴史を引き継ぎ、豊かな自然環境の中で、活力と希望に満ち、安全で安心して快適に暮らせるさまざまな町づくりを進めている町であります。

 次に、3日目の最終日は、再び産業経済委員と合流し、臼杵市の観光行政に長年ご貢献頂いております愛知県安城市の「株式会社ヤマコ」に表敬訪問し、社長の臼杵市でのヤマコ臼杵美術博物館を設置した経緯等についてお話をお聞き致しました。

 その中で、会社は地域への貢献を企業理念としており、臼杵市のお手伝いをする考えから、臼杵市の貴重な歴史にまつわるものは地元に置いた方が良いという結論になったとの大変ありがたいお言葉を頂きました。また、年に1度稲葉家に伺っているとのことで、訪問者一同感激を致しました。ヤマコについては私の方から代表してご報告致します。

 以上で、建設委員会の行政視察研修の経過と報告を終わりますが、議員皆様方のご理解とご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 産業経済委員長。

 [産業経済委員長 藤原一弘君登壇]



◆産業経済委員長(藤原一弘君) 委員長の藤原です。産業経済委員会の行政視察についてご報告申し上げます。すみませんが風邪を引いておりますのでお聞きにくい点についてはお許し頂きたいと思います。

 去る10月28日、2泊3日の行程で委員5名、事務局1名の計6名で中心市街地活性化事業について、滋賀県の長浜市に、グリーンツーリズム事業について長野県伊那市に行政視察に行って来ました。

 なお、長浜市につきましては、先ほど建設委員長から説明がありましたとおり、町づくりについて関連性がありましたため、建設委員会と合同の視察となりましたので、私が両委員会を代表してご報告致します。

 まず、初日の長浜市は、日本最大の湖、琵琶湖の北東部に位置しており、豊臣秀吉が湖畔に城を築き、城下町の基盤を整えて以来、浜ちりめん、ビロード、蚊帳などの商工業を中心に栄えた町と言われており、人口約6万の城下町であります。

 現在、長浜市には年間200万人を越える観光客が訪れ、賑わっておりますが、これには官民一体となった努力があったと説明されておりました。

 観光客が激減した昭和50年代、官民一体となった新しいまちづくりを模索、昭和58年に市民の寄附により、長浜城が400年ぶりに再建され、以来、徐々にまちも活気づき、出世まつりと銘打って各種のイベントが企画実施され、この盛り上がりが市民共有の理念に結びつき、昭和59年新しい文化を生み出し、個性あるまちづくりのため博物館都市構想が策定されております。

 これは、地域固有の資源と暮らしの中で培われてきた知恵を現在に生かし、さらに磨きをかけることによって、市独自の文化を生み出し、個性と魅力のあるまちづくりを目指そうというものであり、この構想の策定以来、官民一体の協同作業で、ハード・ソフト面から取り組みが進められ、伝統の長浜曳山まつり、1,000人を越える女性が着物姿で町並みを歩く出世まつり着物大園遊会の開催、北国街道や長浜御坊表参道の整備など、構想に基づいたまちづくりを展開し、観光客が増加したと言われております。

 しかし、構想策定から10年を迎え、長浜市を取り巻く環境は観光客の増加とともに大きく変化したため、これまでのまちづくりを検証し、博物館都市として新たにスタートするため新博物館構想を策定、これは人が町を動かす、ということを原点として、生活の楽しさを基本に、人が豊かに住むためのまちづくりを目指した運動を展開しております。

 特に商店街活性化の起点になったのは、昭和63年設立した黒壁銀行の設立であるとの説明を受けました。

 これは、明治時代に第百三十銀行長浜支店として建築され、その外壁が黒漆喰の様相から、黒壁銀行の愛称で親しまれていた建物で、その保存と中心市街地活性化の拠点として活用を目的に、民間企業より8名の有志が集い、市の支援のもとに第三セクターを設立し、建物の修復を進める中、議論の結果、本物のガラス文化を追求することに対し、黒壁ガラス美術館、ガラス体験教室など、現在30店舗を展開、売上げも7億円を越えており、また、周辺景観に対する住民意識が定着し、和風店舗が増え、中心商店街の空き店舗問題も徐々に解消されてきたと言っておりました。

 平成10年に、中心市街地活性化基本計画を策定、郊外の大型店に負けない魅力あるまちづくり事業として、ゆう壱番街商店街の整備、商店リサイクル事業の推進、曳山博物館の建設、着物サミット99in長浜の開催等に現在取り組んでおります。

 なお、長浜市がこれまで諸事業に積極的に取り組むことができたことについては、次の点が大きく挙げられます。まず、第1番に市民が主役、行政が黒子役に徹したこと。第2番目に、事業経営スペシャリストたちが集まって率先して出資したこと。第3番目に、多くの企業が芸術・文化を援護するという形で協力を惜しまなかったこと。第4番目に、旧家を貸す人、市民全体や個人など市民ぐるみの支援がなされたことなどが挙げられます。

 なお、問題点もいくつかあると言っておりましたが、特に観光客が増加したにも係らず、近隣に設置した有料施設の利用が期待していたほど伸びないこと、観光客に比例する商店街の消費拡大に関することが挙げられており、今後まちづくり事業に並行したエージェント対策は欠かせぬ問題であると強調しておりました。

 こと臼杵市につきましても、高速道路の開通、映画のロケ地として観光客が増えておりますが、これらに対応するまちづくりはもとより、エージェント対策も合わせて検討する必要があることを再認識したところであります。

 この他建設委員会関係で、特に付け加えておきたいことは、現在臼杵市中心市街地の駐車場対策が問題となっておりますが、長浜市では交通渋滞を避けるため、市内にバスの回転、降車場を、郊外にはバスの待機場所を設け、1台2,000円を徴収することで、観光協会の収益を上げていることや、アーケード撤去後の周辺環境にも配慮している点などは、臼杵の商店街のアーケード撤去後の駐車場対策を含めたまちづくりに大いに参考になったところであります。

 以上が長浜市についての報告であります。

 翌2日目は、農業振興についてユニークな事業に取り組んでおります長野県伊那市を訪問致しました。伊那市は長野県の南部に位置しており、東西に南アルプス、中央アルプスがそびえ、その中央を天竜川が流れており豊富な水資源を生かしたまちづくりを推進しており、人口約6万4,000人の田園都市であります。

 伊那市では、深刻化する農業従事者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地の増加などの対策として取り組んでいる羽広農業公園事業の現状について視察致しました。

 この事業は、地域の有形無形の資源を再評価し、これらを生かすことにより、都市との交流を深めながら、農業地域の活性化を図ることなどを目的に、平成7年に市、JAが中心となり結成された伊那市農業改善センターにより、農業改善地区計画が策定され、平成9年から本格的に事業に着手しております。

 この事業に関する総予算は15億2,800万円で、その財源内訳は国・県の補助金6億3,200万円、市費6億7,900万円、JA伊那が2億1,700万円となっております。

 施設は、中心市街地から約5Kmほど離れた高台にあり、農地約10ヘクタールを活用、既存の保養施設羽広荘、入浴施設みはらしの湯を核に、新たに15の施設が設置されております。

 施設内容としては、伊那市の農家250世帯が登録して農産品を取り扱う農産加工場及び販売市場、ハウスイチゴ農園、地元の素材を生かしたレストハウス、体験施設としてふるさと工房館、ダチョウ牧場、木曽馬牧場、貸出農園、これは1区画32・を年間5,000円で貸出し、ネギ、大根などを栽培しており、80区画のうちすでに70区画が利用されております。その他公園周辺に関連事業としてリンゴ1本を2万1,000円で契約、収穫時には最低150玉は保証されるというリンゴ農園等があります。

 これら施設の経営につきましては、既存の保養施設、入浴施設は市、JA、会議所が中心となって設立した第三セクター伊那総合開発(株)が運営、JAが事業主体となっております。農産加工市場等の施設については売上げの15%をJAが徴収、その他の施設についてはすべて無料でグループ、個人に基本的には1年契約で貸出し、独自の経営となっております。

 また、これらを総合管理するため、公園内に管理事務所を設置し、市の職員が3名、JA1名、民間1名の計5名で事務管理をしており、管理費につきましては市、JA、第三セクターからの補助金等でまかっております。

 各施設の経営状況は、年間約76万人の観光客を含めた来場者があり、各施設とも大幅な黒字とはならないものの、赤字ではないと言っておりました。ただ、この事業により、従業員を含め地元民170名が何らかの形で事業に参画しており、活性化の面では大きな成果が上がっているとのことでした。

 以上が農業公園の視察報告でありますが、臼杵市におかれましても営農推進のため、公社の設立など施策にあたっておりますが、休耕地等を利用した何らかの施策を検討してはと感じたところであります。

 第3日目は再び建設委員会と合流し、臼杵市に関係のあります名古屋の企業を訪問致しましたが、結果につきましては建設委員長から報告がありましたので省略させて頂きます。

 以上、産業経済委員会の視察報告を終りますが、議員皆様方のご賛同よろしくお願いします。以上です。



○議長(首藤新一君) 各常任委員会の行政視察報告を終わります。

 以上で本日の日程はすべて終了致しました。

 本日は以上をもって散会致します。

  午前11時45分 散会

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