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大分県 臼杵市

平成14年  9月 定例会 09月20日−05号




平成14年  9月 定例会 − 09月20日−05号 − P.0 「(名簿)」












平成14年  9月 定例会



 平成14年9月20日

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      平成14年9月20日(金曜日)午前10時開議

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1.議事日程第5号

 第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決

 第2 継続調査事件について特別委員長報告

 第3 閉会中、各委員会からの継続審査(調査)の件について

 第4 議員派遣の件について

 第5 意見書案第5号及び第6号 一括上程、説明、質疑、討論、採決

 報告 行政視察報告

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1.本日の会議に付した事件

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 日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決

 日程第2 継続調査事件について特別委員長報告

 日程第3 閉会中、各委員会からの継続審査(調査)の件について

 日程第4 議員派遣の件について

 日程第5 意見書案第5号 地方税源の充実確保に関する意見書

      意見書案第6号 森林・林業、木材産業政策に関する意見書

      一括上程、説明、質疑、討論、採決

 報告   行政視察報告  報告

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 出席議員(21名)

      1番  足立善己       2番  佛坂健二

      3番  岩倉義勝       4番  土谷桂山

      5番  大塚州章       7番  林 壯一朗

      8番  武生博明       9番  吉岡 勲

     10番  衛藤忠一      11番  藤原一弘

     12番  三浦正行      13番  加茂千恵子

     14番  平川哲郎      15番  児玉善生

     16番  牧 宣雄      17番  長野景行

     18番  藤丸利光      19番  川野方男

     20番  西水忠夫      21番  板井孝太郎

     22番  首藤新一

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 欠席議員(1名)

      6番  匹田 郁

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 事務局職員出席者

     局長      吉田修二     次長      三浦 孝

     係長      矢野龍二     書記      柴田 監

     書記      齋藤孝弘

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 説明のための出席者

     市長      後藤國利     助役      山本正嗣

     収入役     神田常幸     教育長     岡部観栄

     消防長     後藤國利     市民生活部長  宇薄健一

     建設産業部長  長野道徳     教育次長    倉見昇一

     市長室長    渡邊秀一     総務課長    亀井重忠

     企画情報課長  吉田 定     管理課長    齋藤克己

     消防長代理   田口 徹

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  午前10時12分 開議



◎事務局長(吉田修二君) おはようございます。

 ただいまの出席議員は20名であります。



○議長(首藤新一君) おはようございます。

 ただいま報告のとおり、定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程についてはお手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決



○議長(首藤新一君) 日程第1、第73号議案から第94号議案を一括議題と致します。

 これより委員長の報告を求めます。

 建設委員長。

 [建設委員長 大塚州章君登壇]



◆建設委員長(大塚州章君) おはようございます。建設委員長の大塚州章です。

 本9月定例市議会におきまして、建設委員会に付託を受けました議案6件につきまして、去る9月13日委員会を開き、執行部より説明を受け、慎重に審査致しました。その経過と結果についてご報告申し上げます。

 まず、第84号議案 市道の廃止及び認定についてです。

 今回は廃止が1件、認定が3件で、江無田69号線と鍛冶1号線の2箇所は、民間開発行為の道路完成により認定するもので、そのうち江無田69号線は、起終点の変更による廃止と認定です。もう1路線の旭ケ丘住宅線は新たな認定です。

 次に、第85号議案 平成13年度臼杵市水道事業会計歳入歳出決算の認定についてです。

 平成13年度の決算は収益的収支において、497万9,680円の当年度純利益を生じました。この純利益に前年度繰越利益剰余金1,663万2,089円を加えた2,161万1,769円が、当年度未処分利益剰余金となっており、地方公営企業法の規定により、減債積立金に1,000万円を充て、企業債の償還に備える予定です。資本的収支の支出については、建設改良費及び企業債償還金が主なものであり、収支不足額は、損益勘定留保資金及び減債積立金等で補填したところです。

 今後の経営については、水道施設の改良及び深江地区の第7次拡張事業の推進と諸経費の節減、水道水の安定供給に努めるよう説明がありました。引き続き、監査委員より、決算審査結果についての説明があり、経営成績及び財務諸表や付属書類等には、地方公営企業法に準拠して作成され、計数も正確で、適正に処理されている報告を受けました。加えて、収益性を表わす総収支比率及び経常収支比率等は、理想比率を上回っておりますが、水道料金の収納状況については、前年度に比べ3.33ポイント減少し、不納欠損処分についても、当年度は1,098件で、前年度に比べ285件の増加となっておりました。悪質な未納者に対しては、停水処分の実施等により、収納率向上への職員の努力を要望されました。

 次に、第86号議案 平成14年度臼杵市一般会計補正予算(第2号)建設課所管事項の主なものとしまして、歳入では、7月に来襲しました台風6号による災害復旧事業における国庫負担金3,356万5,000円、災害復旧に係る国庫補助残の市債1,670万円の補正です。歳出では、今年度事業化となった総合公園線の設計費及び市浜17号線・門前白馬渓線の測量設計費として1,670万円、被災した道路及び河川における災害復旧工事費4,750万円の補正です。

 続いて、都市デザイン課所管事項の主なものとしまして、歳入では、臼杵市歴史環境保全事業基金繰入金266万円、歳出では、同保全事業補助金として同額の補正です。また、市営住宅の修繕料として、200万円の補正がありました。

 次に、第87号議案 平成14年度臼杵市水道事業会計補正予算(第1号)の主なものとして、臨時職員の雇用・配水及び給水費等255万4,000円を補正しています。

 次に、第89号議案 平成14年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、歳入歳出それぞれ2,306万円の追加補正がありました。主なものとして、歳入では、公共下水道整備事業補助金として1,000万円、公共下水道整備事業債として900万円の追加補正、歳出では、平成14年7月、県より科学的酸素要求量・窒素含有量及びりん含有量に係る総量規制基準の告示があり、窒素・りん自動測定装置設置工事費として1,830万円の追加補正が上がっております。

 最後に、第91号議案 平成14年度臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、歳入歳出それぞれ98万4,000円の追加補正があり、その内訳としては、歳入では、繰越金、歳出では、光熱水費・手数料・大分県簡易水道負担金となっております。

 以上、6件の議案について、審査の結果、別に異議なく全会一致原案どおり可決すべきものとして決しました。

 また、議案審査の後、ミックス事業に関しての現時点までの経過説明を促し、最重要課題であること及び市を挙げて全力で取り組むよう、委員より強い要望があり、それをもって建設委員会を閉会致しました。

 以上、本建設委員会に付託を受けました議案の審査経過と結果の報告を終わります。議員皆様方のご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 産業経済委員長。

 [産業経済委員長 藤原一弘君登壇]



◆産業経済委員長(藤原一弘君) 皆さんおはようございます。委員長の藤原です。産業経済委員会の報告を行います。

 本9月定例市議会において、産業経済委員会に付託を受けました議案10件につきまして、さる9月13日に委員会を開催し、慎重に審査致しましたので、その審査過程と結果についてご報告申し上げます。

 まず、第73号議案 片町の蔵の設置及び管理に関する条例の制定でございますが、蔵を歴史的建造物として後世に伝承するとともに、中心市街地及び観光産業の発展を図り、併せて臼杵市の文化振興に寄与することを目的に整備を行い、この有効活用を図るため、その施設及び管理について条例を制定しようとするものであります。

 この件につきましては、先の一般質問でも十分議論されましたが、当委員会におきましても市民の誤解を招くことのないように、今後の運営については条例に基づき慎重に対処するよう強い要望があったことを付し、全会一致原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第78号議案及び第79号議案、新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更につきましては、大字板知屋地区の公有水面合計518.98平方メートルの埋立工事の竣工認可に伴い、新たに生じた土地の確認と字の区域を変更しようとするものであり、全会一致原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第80号議案及び第81号議案 新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更につきましては、大字深江地区の公有水面合計722.09平方メートルの埋立工事の竣工認可に伴い、新たに生じた土地の確認と字の区域を変更しようとするものであり、全会一致原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第82号議案及び第83号議案 新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更につきましては、風成地区の公有水面合計2,830.50平方メートルの埋立工事の竣工認可に伴い、新たに生じた土地の確認と字の区域を変更しようとするものであり、全会一致原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第86号議案 平成14年度臼杵市一般会計補正予算(第2号)についてであります。

 まず、農林水産課所管事項において、歳入の主なものと致しまして、台風6号による農業用施設災害復旧費分担金、カボス産地活性化特別対策事業費補助金、新園芸振興総合対策事業費補助金の減額、現年発生農業用施設災害復旧事業費補助金、同じく林道災害復旧事業費補助金が主なものとして追加計上されております。

 歳出の農業費では、農林公社への年会費、農作業受委託用機械整備事業補助金、同じく公社支援農機具導入事業費補助金、これは備品購入の場合、市を経由し、公社に補助金として支出していたものを、公社で直接購入できるようになったための予算の組み替えでございます。

 次に水産業費では、臼杵市魚市場を県漁協臼杵支店が経営するにあたり、その事業費の補助、東深江漁港改修県工事負担金の追加が計上されております。

 次に農地費の工事関係では、広域農道佐志生線、家野外7件の施設補修工事費、海添外4件の水路整備工事費が計上されております。

 次に現年発生補助災害復旧事業費として、農地7ケ所、施設3ケ所の計10ケ所。同じく現年発生の林道災害として、林道鎮南山線外2線分が計上されております。

 以上が農林水産課関係の歳出の主なものであります。

 次に農業委員会関係では、新人委員の研修費の追加が計上されております。

 次に商工観光課所管事項の歳入では、大分県民芸術文化祭補助金の追加、地域想像助成金の減額、これは東京交響楽団演奏会が継続事業としてみなされたため、補助金が3分の2から3分の1に引き下げられたことによるものであります。

 歳出では、11月に開催予定の「うすき竹宵祭り」の会場設営委託料の追加、イベント開催時における案内板を国道502号線沿いに設置するための看板作成委託料、サーラ・デ・うすきの臨時職員賃金1人分の追加、市民会館の天井雨漏りの防水工事及び同会館の補助散水箱取替工事が主なものとして計上されております。

 慎重審議の結果、原案どおり可決すべきものとして決しました。

 ただ、審議の過程におきまして、農林水産課関係で農業公社の運営について、委員から、農業と林業の区別を明確にし、綿密な事業計画のもとに運営にあたってほしいとの要望がありましたことを付け加えておきます。

 次に、第88号議案 平成14年度臼杵石仏特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、老朽化に伴う公用車の買替えと、満月寺裏の市有地が崩壊したため、その復旧工事費が主なものとして計上されており、特に異議なく、原案どおり可決すべきものとして決しました。

 次に、第90号議案 平成14年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、工事中における家屋の一部破損により、損害補償費が計上されており、特に異議なく、原案どおり可決すべきものとして決しました。

 以上、産業経済委員会に付託を受けました各議案の審査結果と報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 教育民生委員長。

 [教育民生委員長 吉岡 勲君登壇]



◆教育民生委員長(吉岡勲君) おはようございます。教育民生委員長の吉岡 勲です。

 本委員会に付託を受けました議案5件について、去る9月13日、委員会を開催致しましたので、その審査経過と結果につきまして、ご報告致します。

 まず、第75号議案 臼杵市国民健康保険条例の一部改正については、国民健康保険法の改正に伴い、国民健康保険の被保険者が療養の給付を受ける際、保険医療機関又は保険薬局に支払う一部負担金が年齢により変わるため、条文を整備するものであります。

 内容としては、平成14年10月1日から、3歳未満の乳幼児の一部負担や70歳以上の高齢者の一部負担、高額療養費の自己負担限度額等の変更により、医療保険が改正されるものとの説明を受けました。

 審査の結果、賛成多数により可決すべきものとして決しました。

 次に、第76号議案 臼杵市営体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正については、雇用促進事業団と共同で設置していた臼杵勤労者体育センターを、雇用促進事業団から業務を承継した雇用能力開発機構から譲り受けたことに伴い、条例の一部を改正するものであります。執行部の説明を受け、委員から、使用料が高くなったことについて質疑があり、雇用能力開発機構から譲り受けたことにより、維持管理が直接市の負担に掛かってくることを考慮して、使用料の値上げを行ったとの答弁がありました。また、提出資料で比較すると、県南3市では臼杵市が一番安い使用料で設定されていました。

 審査の結果、別に異議なく全会一致で可決すべきものとして決しました。

 次に、第86号議案 平成14年度臼杵市一般会計補正予算(第2号)中、所管事項ですが、環境課の歳入では、公害対策費として、臼杵のライオンズクラブより20万円の寄附金が計上されています。歳出としては、衛生費として、塵芥焼却場の修繕料3,550万円が追加計上されており、その内容は資源化施設の老朽化に伴う施設維持補修や焼却停止による不燃物コンベアの改修等であります。委託料600万円は、焼却閉鎖による清掃や水処理施設内のコンプレッサー点検整備、大分市に可燃ゴミを搬入することに伴うデータ処理の変更に係るシステム委託料であります。

 同和人権推進室では、男女共同参画社会基本計画の策定に向け、事前調査として、20歳以上の市民約2,000人を対象に意識調査を行う委託料135万円が計上されています。

 市民課では、交通安全施設の修繕料や臼杵市防犯協会事務の移設に伴う補助金が計上されています。

 福祉課では、身体障害者福祉費の更生医療給付費1,000万円の追加は、身体の障害を除去しながら軽減して、日常の生活を容易にするための医療給付費の追加であります。老人福祉費の141万8,000円の追加は、緊急通報システム事業実施において、新規の希望者に対し、通報装置を15台増設する備品購入費が計上されています。

 健康課では、老人保健費として、平成14年10月から国民健康保険法の改正に伴う高額医療費システムの導入による電算事務処理プログラム開発委託料150万円が計上されています。

 教育委員会の管理課では、小中学校にCATVをつなぐための、CATV使用料の追加が計上されており、小学校費の工事請負費577万円の追加は、福良ケ丘小学校の黒板の張り替えの施設補修工事等であります。中学校費の工事請負費900万円は、北中学校グラウンドの防球ネット施設新設補修工事等であります。

 生涯学習課では、学校週5日制に伴う社会教育委員の会議の追加開催に対する報酬や臼杵市相撲場の修繕料が追加計上されています。

 学校教育課では、西中学校が九州合唱コンクール長崎大会に大分県代表として出場した経費の約2分の1の補助金が計上されています。

 文化財課では、文化財保存事業費として、賃金69万9,000円の追加は、大日石仏保存整備事業の内容変更に伴う増額であり、工事請負費41万2,000円は、同じく大日石仏の周辺整備を行う予算が追加計上されています。

 給食センターでは、備品購入費150万円として、中心温度計の故障に伴う買い替えや、各学校に設置している冷蔵庫が自校式時の冷蔵庫であり、老朽化のため交換を行う予算が計上されています。

 執行部の説明を受け、委員から、現在、学校に設置しているCATVは使用料を徴収をしているが、公共施設からして減免にすべきとの意見がありましたことを報告しておきます。また、審査の過程において、中央公民館裏の駐車場に中央地域ふれあい交流館が建設され、公民館利用者に不便が生じるのではとの質疑に対し、中央公民館横の舗装している駐車場は現在、市民会館の駐車場であるが、公民館用の駐車場に変更する予定との答弁がありました。委員から、駐車場が狭くなるので市民が利用しやすい対応でお願いしたいとの意見がありましたので、併せて報告しておきます。

 以上、審査の結果、原案については別に異議なく全会一致で可決すべきものとして決しました。

 次に、第93号議案 平成14年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)ですが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出804万円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ31億1,401万9,000円とするものであります。

 歳入については、繰越金の追加であり、歳出については、平成13年度分の支払基金交付金精算返納金及び国県支出金精算返納金の追加が主な補正であります。執行部の説明を受け慎重に審査した結果、別に異議なく全会一致で可決すべきものとして決しました。

 次に、第94号議案 平成14年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第1号)ですが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出4,622万2,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ25億9,438万5,000円とするものであります。

 歳入については、一般会計からの繰入金と13年度分の繰越金の追加であり、歳出については、介護給付費準備基金積立金や国庫支出金精算返納金及び支払基金交付金精算返納金の追加であります。執行部の説明を受け、慎重に審査した結果、別に異議なく全会一致で可決すべきものとして決しました。

 以上で、教育民生委員会に付託を受けました議案の審査結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 総務委員長。

 [総務委員長 三浦正行君登壇]



◆総務委員長(三浦正行君) 皆さんおはようございます。総務委員長の三浦です。総務委員会委員長報告をさせて頂きます。

 総務委員会に付託を受けました議案4件につきまして、9月13日に委員会を開催し、慎重審査致しましたので、ご報告致します。

 まず、第74号議案 臼杵市税条例の一部改正についてです。これは、親会社が100%出資の子会社を持っている法人に該当するものですが、法人税における連結納税制度の創設に伴い、条例を改正するものです。ちなみに、臼杵市税務署管内には該当する会社はないとのことで、別に異議なく、全会一致可決すべきものとして決しました。

 第77号議案 臼杵市火災予防条例の一部改正についてですが、これは、二つの消防法の一部を改正することに伴い、条例改正をするものです。一つは、雑居ビル等の火災対策に関するもので、平成13年9月に東京都新宿区歌舞伎町で、44名の死者を出した雑居ビルの火災を契機に改正された消防法に基づくものです。もう一つは、火気取り扱い器具に対する規制改正ですが、別に異議なく、全会一致で可決すべきものとして決しました。

 次に、第86号議案 平成14年度臼杵市一般会計補正予算(第2号)中、所管事項の議案についてです。

 まず、消防署の所管事項では、健康審査委託料と消火栓設置及び取付け工事負担金の追加と消耗品費の減額です。

 市長室所管事項の歳出の主なものとしましては、産休による臨時傭人料の追加、市長旅費の追加、臼杵市ホームページの作成委託料が計上されております。

 総務課所管事項の歳入の主なものとしては、臨時財政対策債の5,000万円、普通交付税1,571万3,000円、特別交付税5,000万円、繰越金1億8,600万7,000円の追加であり、歳出の主なものとしては、書庫整備の工事費700万円、財政調整基金積立金1億1,518万1,000円の追加であります。

 税務課所管事項の歳出の主なものとしては、市税還付金及び還付加算金と通信運搬料の追加であります。

 議会事務局所管事項の歳出については、費用弁償と普通旅費の追加、会議録検索システム管理の委託料が計上されております。

 企画情報課所管事項の歳入では、モデム使用料の追加、郷土芸能大会の県補助金とそれに対する基金繰入金の追加、そしてインターネット実験参加負担金の追加であり、歳出の主なものとしては、久家の大蔵の基盤整備工事費2,900万円、モデムの借上料200万円、CATVインターネット通信負担金202万1,000円の追加です。

 これらの予算の中で、久家の大蔵の整備工事費については、平成12年3月議会の総務委員長報告で、個人の所有物に公金をつぎ込むのは好ましくないということと、基本方針を出して、効果的な運営を図るようにとの考え方が出されていました。しかし、この蔵に関しては、当初、久家本店が、壊して駐車場にするという話が持ち上がっていたが、『130年以上の歴史のある蔵であり、まちづくりの拠点として、町並み景観と合うような形で是非残してほしい』という動きが起こり、平成9年に久家本店自身が、2,500万円をかけて復元整備を行ったという経緯があること、また、市と久家本店との度重なる交渉の結果、今年の4月にこれまで10年の貸借契約だったものを、50年とするという覚書が交わされたことなど、前向きな成果が出てきたという観点から、今回の予算計上に至ったとの説明がなされました。

 各委員のいろんな意見を集約した中で、外構工事とトイレの整備及び消防設備については、観光客が増加している状況を考え、早急に工事にかかるべきだが、あとの整備に関しては執行する前に、もう一度総務委員会に説明してもらい、協議了解の上、予算執行をすることとの要望と、久家本店にこれからも粘り強い交渉を通じて、市に売却して頂くように、積極的に働き掛けてほしいという強い要望を添えて、原案については全会一致で可決すべきものとして決しました。

 最後に、第92号議案 平成14年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第1号)についてです。

 歳入としては、繰越金と伝送路移設補償金の追加であり、歳出の主なものとしては伝送路等管理委託料の追加、電柱支障移転工事費の追加ですが、別に異議なく全会一致可決すべきものとして決しました。

 以上、本総務委員会に付託を受けました各議案の審査経過と結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 以上で委員長の報告を終わります。

 これより委員長の報告に対する質疑を行います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結致します。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、発言を許可します。

 佛坂議員。

 [2番 佛坂健二君登壇]



◆2番(佛坂健二君) 席次2番の日本共産党の佛坂健二でございます。

 私は本9月議会に提案されております第75号議案、臼杵市国民健康保険条例の一部改正に対し、反対の立場で討論を致します。

 本議案は、臼杵市民の健康と福祉向上に寄与するものではなく、例えば、70歳以上の方の窓口支払いが定額制、定まった金額ではなく、1割から2割への負担になります。負担が大きくなり、また窓口でいくら支払うのかが事前にわからないため、心理的な負担により、医療を受けることそのものを抑制することとなります。これは地方自治本来の役割仕事と乖離するものだと言わざるを得ません。本年10月1日より施行予定の本議案に対し、今、述べました観点より、本議案の大本であります国民健康保険法の国民の立場に立った見直しをこそ、国に求めるべきだと考えるものでございます。以上により、75号議案に反対致します。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で討論を終結致します。

 これより採決を行います。

 第73号議案から第94号議案のうち、第75号議案、臼杵市国民健康保険条例の一部改正についてを除く、各議案については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議ないと認めます。

 よって、第73号議案から第94号議案の内、第75号議案、臼杵市国民健康保険条例の一部改正についてを除く、各議案については、委員長報告のとおり可決されました。

 次に第75号議案、臼杵市健康保険条例の一部改正については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を願います。

 [起立せる者多数]



○議長(首藤新一君) 起立多数であります。

 よって、第75号議案につきましては、委員長報告のとおり可決されました。



△議決結果

    議案



番号
件名
結果


第73号議案
片町の蔵の設置及び管理に関する条例の制定について
原案可決


第74号議案
臼杵市税条例の一部改正について
原案可決


第75号議案
臼杵市国民健康保険条例の一部改正について
原案可決


第76号議案
臼杵市営体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について
原案可決


第77号議案
臼杵市火災予防条例の一部改正について
原案可決


第78号議案
新たに生じた土地の確認について(大字板知屋)
原案可決


第79号議案
字の区域の変更について(大字板知屋)
原案可決


第80号議案
新たに生じた土地の確認について(大字深江)
原案可決


第81号議案
字の区域の変更について(大字深江)
原案可決


第82号議案
新たに生じた土地の確認について(大字風成)
原案可決


第83号議案
字の区域の変更について(大字風成)
原案可決


第84号議案
市道の廃止及び認定について
原案可決


第85号議案
平成13年度臼杵市水道事業会計歳入歳出決算の認定について
原案可決


第86号議案
平成14年度臼杵市一般会計補正予算(第2号)
原案可決


第87号議案
平成14年度臼杵市水道事業会計補正予算(第1号)
原案可決


第88号議案
平成14年度臼杵石仏特別会計補正予算(第1号)
原案可決


第89号議案
平成14年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
原案可決


第90号議案
平成14年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
原案可決


第91号議案
平成14年度臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
原案可決


第92号議案
平成14年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第1号)
原案可決


第93号議案
平成14年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
原案可決


第94号議案
平成14年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第1号)
原案可決



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△日程第2 継続調査事件について特別委員長報告



○議長(首藤新一君) 日程第2、継続調査事件について、委員長の報告を求めます。

 市町村合併問題調査特別委員長。

 [20番 西水忠夫君登壇]



◆市町村合併問題調査特別委員長(西水忠夫君) 皆さんおはようございます。特別委員長の西水忠夫でございます。

 市町村合併問題調査特別委員会の調査経過についてご報告申し上げます。

 去る7月23日第1回目の委員会を開催し、今後の取り組み方針等を協議したところでございます。

 議会としての市町村合併の取り組み方針は、現在の時点では各委員の意見に多少格差があり、統一した委員会の意見は見出せていないのが現状であります。

 しかしながら、野津町と津久見市の議会はどう考えているのか、直接それぞれの議員さんと話を持ちたいというのは全委員の意見でもあり、7月23日に野津町議会と、同じく25日には津久見市議会との意見交換会を、こちらから積極的に働き掛け、開催して頂いたところであります。

 現在、大野郡6町2村、また臼杵市との任意協議会を発足している野津町では、16名の全議員で特別委員会を設置し、活発に勉強会や先進地視察などの委員会活動を行っており、『新しいまちづくり』に対する熱意が伺われておりました。

 また、意見交換では、臼杵市との任意協発足の経過や町民に対し、なぜ合併をしなければならないのか、その方法としてはどういう方法が一番町民にとってベストなのかを十分に情報収集しながら情報を公開し、あのときの判断は正しかったのだと言えるような方向で、この市町村合併に取り組んでいるとのいうような話なども直接聞かせて頂きたいわけであります。また、野津町特別委員会の意見の過半数は、臼杵市との合併を十分視野に入れた考えを持っているようでありました。

 その他の意見では、当初の県の指針でもありましたように、臼杵市は津久見市との合併だという流れがあるのではないかと考えていたが、津久見市との合併をどのように考えているのか、また、野津町は農業の町、津久見市は工業の町、臼杵市は商業の町ということで、農、工、商という3つのバランスのとれた町というのも非常に良いのではないかという意見がありましたことも付け加えておきます。

 次に、津久見市議会では、5月10日、任意で研究協議会を設置し、勉強会等を議会独自で取り組みを行っているようであります。

 意見交換会では、お互いの委員から任意協議会を早急に設置して、合併についての分析や検討の論議を行いたいとの意見もありましたので、報告しておきます。

 また、去る8月21日に第2回目の特別委員会を開催し、野津町と津久見市において行われた意見交換会の意見集約をし、その後の全員協議会により、議員皆様方に特別委員会の経過報告を行ったところであります。

 特別委員会の内、数名の議員から、津久見市との任意協を設立し、合併する・しないは別にして、同じテーブルに上げるべきであり、平等の立場で協議していくよう議員から、その意向を執行部に提言するべきだという意見がありましたが、委員会で協議中であり、その結論を出すまでには至っておりませんが、広域連合を組みながら、合併の話が出なかったことについては非常に残念であると考えております。

 しかしながら、野津町との任意協を設立した今の臼杵市にとって、津久見市との任意協設立について、委員会としては慎重に検討すべき課題であると認識しているところであります。

 その他、臼杵市・野津町任意協議会第2回理事会を報告しておきますが、新市の将来ビジョンについて『あるべき姿委員会』をお互いの職員10名づつの20名で設置し、総合計画の基本構想を住民にわかるように各分野ごとに検討し、あるべき姿の柱を決めたいとのことであります。

 また、9月27日に臼杵市、10月1日に野津町で合併フォーラムのシンポジウムが開催される予定であります。パネリストについての市民代表は、団体からと市民から1名づつ、また市長、町長であります。

 その他、任意協議会では合併についての協議会だよりや、ホームページを開設し、統計や合併のメリット・デメリットを市民の方々に紹介しておりますので、報告致します。

 以上で、本委員会の調査結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご理解をよろしくお願い申し上げます。



○議長(首藤新一君) 以上で委員長の報告を終わります。

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△日程第3 閉会中、各委員会からの継続審査(調査)の件について



○議長(首藤新一君) 日程第3、閉会中、各委員会からの継続審査並びに調査に関する件を議題と致します。

 各常任委員会、議会運営委員会並びに特別委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配布致しました申し出書のとおり、継続審査並びに調査致したいとの申し出がありました。



   平成14年9月20日
 臼杵市議会議長 殿
  総務委員長           三浦正行
  建設委員長           大塚州章
  産業経済委員長         藤原一弘
  教育民生委員長         吉岡 勲
  議会運営委員長         武生博明
  市町村合併問題調査特別委員長  西水忠夫
     閉会中継続審査(調査)の申し出について
 各常任(特別)委員会及び議会運営委員会は、その所管事務のうち、次の調査項目について、閉会中もなお継続審査(調査)を要するものと決定しましたので、会議規則第104条の規定により申し出ます。
          記
 ●総務委員会
 1.継続審査(調査)事件  電子自治体について
 2.場所          長野県長野市・神奈川県横須賀市
 3.期間          平成14年10月28日から11月1日までの内3日間
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 ●建設委員会
 1.継続審査(調査)事件  中心市街地活性化について
 2.場所          滋賀県長浜市・福井県敦賀市
 3.期間          平成14年10月28日から10月30日までの3日間
     −−−−−−−−−−−−−−−
 ●産業経済委員会
 1.継続審査(調査)事件  農業公園、観光農園、グリーンツーリズムについて
 2.場所          滋賀県長浜市・長野県伊那市
 3.期間          平成14年10月28日から10月30日までの3日間
     −−−−−−−−−−−−−−−
 ●教育民生委員会
 1.継続審査(調査)事件  教育民生に関連する現場施設の問題点及び課題の把握について
 2.場所          市内一円の関係施設・大分市
 3.期間          平成14年11月中の7日間
     −−−−−−−−−−−−−−−
 ●議会運営委員会
 1.継続審査(調査)事件  会期日程・議事日程・議案等について
 2.場所          市役所議会応接室
 3.期間          委員の任期満了の日まで
     −−−−−−−−−−−−−−−
 ●市町村合併問題調査特別委員会
 1.継続審査(調査)事件  市町村合併のこれまでの経過や問題点等について
 2.場所          熊本県宇土市
 3.期間          平成14年10月15日から16日までの2日間
 








○議長(首藤新一君) おはかり致します。

 各委員会の申し出のとおり、それぞれ閉会中、継続審査並びに調査することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) 異議なしと認めます。

 よって、申し出のとおり、閉会中、継続審査並びに調査することに決定致しました。

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△日程第4 議員派遣の件について



○議長(首藤新一君) 日程第4、議員派遣の件についてを議題と致します。

 お手持ちに配布の一覧表のとおり、各議員から議員派遣の申し出があります。

     議員派遣の件(平成14年9月定例会)



●派遣議員(団体名等)
   臼杵市議会議員22名
   首藤議員 牧 議員 板井議員 西水議員 川野議員 藤丸議員 長野議員 児玉議員
   平川議員 加茂議員 三浦議員 藤原議員 衛藤議員 吉岡議員 武生議員 林 議員
   匹田議員 大塚議員 土谷議員 岩倉議員 佛坂議員 足立議員


●目的
   平成14年度大分県市議会議長会議員研修会
   議員研修会


●場所
   大分市(大分東洋ホテル)


●期間
   平成14年11月11日の1日間


●派遣議員(団体名等)
   議長  首藤新一
   副議長 牧 宣雄


●目的
   特別委員会先進地視察


●場所  熊本県宇土市


●期間
   平成14年10月15日〜16日の2日間






○議長(首藤新一君) おはかり致します。

 各議員からの申し出のとおり、議員派遣することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) 異議なしと認めます。

 よって、各議員から申し出のとおり、議員派遣することに決定致しました。

 なお、やむを得ない事情による変更、または中止についてはその決定を議長に一任して頂きたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議ないと認めます。

 よって、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に一任して頂くことに決しました。

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△日程第5 意見書案第5号及び第6号 一括上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(首藤新一君) 日程第5、意見書案第5号及び第6号を一括議題と致します。

 提案者の説明を求めます。

 三浦議員。

 [12番 三浦正行君登壇]



◆12番(三浦正行君) 地方税源の充実確保に関する意見書についてご説明致します。

 現在地方公共団体は長引く景気の低迷による税収減や景気対策に伴う公債費負担の増加などにより危機的な状況にあります。その一方で、福祉施策、環境施策、社会資本の整備など、多様化する住民の行政需要に取り組んでいく必要もあります。ついては、平成15年度税制改革に向け、地方分権の一層の推進を図るため、地方税源の充実を図るとともに、特に下記事項について実現されるよう要望致します。

 1.固定資産税は都市の基幹税目であることを十分に考慮し、平成15年度の固定資産の評価替えに際しては、現行水準を堅持する等、その税収の安定的確保が図られるようにすること。

 2.ゴルフ場利用税、事業所税、特別土地保有税及び不動産取得税は、地方公共団体の貴重な財源になっていることから、現行制度を堅持すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出しますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 川野議員。

 [19番 川野方男君登壇]



◆19番(川野方男君) 川野方男でございます。森林組合の役員を代表致しまして、意見書案第6号につき、趣旨説明を致します。

 皆さんご案内のとおり、近年の林業情勢は急激な外材輸入の増大や木材需要等、構造の変化により、長期にわたって木材価格が低迷する一方で、人件費等の運営コストが上昇し、林業経営の採算性は極端に悪化しております。ことに現在の杉の1立方メートルの平均価格は1万円を割っており、大暴落となっており、立木代はおろか、搬出コストも賄い得ないような状況になっております。

 このような状況が推移致しますと、経営意欲の減退から林業生産活動は著しく停滞し、林業、木材産業をはじめ、その存立基盤である山村社会そのものが崩壊をする恐れがあります。ひいては、森林の持つ国土保全、水資源のかん養、二酸化炭素の固定化等々、公益的機能の発揮に支障をきたすことが心配をされます。

 よって、次の4点につき、その対策をお願いをするものでございます。

 1 循環型森林施業の確立対策

 森林の有する水源かん養、地球温暖化防止等多面的な機能を高度に発揮させるためには伐採・利用、植栽、保育といった森林施業の円滑な循環が不可欠でございます。併せて、この循環を支える林業・木材産業の持続的かつ健全な発展が重要でございます。

 昨年新たに制定されました「森林・林業基本計画」に定める国産材の自給量や国産材供給体制の整備等に関する目標が着実に達成されるよう万全の対策をお願いをするものでございます。

 第2点といたしまして、国産材利用促進対策でございます。

 新設住宅着工の戸数の速やかな回復が見込めない現在、国産材需要を拡大していくために、公共施設、民間施設を問わず、木造化を推進するとともに、土木事業への木材の活用を一層推進すること。また、バイオマス的利用をはじめ、新たな需要を積極的に推進することでございます。

 第3点と致しましては、公的資金による森林の造成・管理の推進対策でございます。

 林業の採算性が大幅に悪化しておりますことから、林業生産活動は停滞状況にございます。伐採跡地の未植栽や手入れの行き届かない放置林が増加をしている。このような中で、国民の森林に対する多様な要請に応えて、健全な森林を育成していくために、公的資金による森林管理を推進するとともに、公社・公団等公的機関による森林整備を大幅に拡充することでございます。

 4点と致しまして、上記3項目の実現に向けた財源を確保するため、森林環境税等の目的税の創設につき、早急に措置をお願いするものでございます。

 以上、皆様方のご理解をよろしくお願いを申し上げます。



○議長(首藤新一君) 以上で説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で質疑を終結致します。

 おはかり致します。

 ただいま議題となっております意見書案第5号及び第6号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議なしと認めます。

 よって、意見書案第5号及び第6号については、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で討論を終結致します。

 これより採決を行います。

 意見書案第5号及び6号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(首藤新一君) ご異議ないと認めます。

 よって、意見書案第5号及び第6号については、原案のとおり可決されました。

 なお、意見書の取り扱いについては、議長に一任願います。



△議決結果

    意見書案



番号
件名
結果


意見書案第5号
地方財源の充実確保に関する意見書
原案可決


意見書案第6号
森林・林業、木材産業政策に関する意見書
原案可決





○議長(首藤新一君) ここで行政視察においての報告を求めます。

 教育民生委員長。

 [教育民生委員長 吉岡 勲君登壇]



◆教育民生委員長(吉岡勲君) 教育民生委員長の吉岡 勲です。教育民生委員会の行政視察について、ご報告申し上げます。

 去る8月5日から8日にかけて、青森県における三内丸山遺跡の保存・整備状況と岩手県遠野市の保健・医療・福祉の連携した事業について視察を行ってまいりました。まず、三内丸山遺跡の保存・整備状況については、遺跡の管理管轄が青森県となるため、教育庁文化財保護課三内丸山対策室の担当者より、説明を受けたところであります。

 三内丸山遺跡の経過としては、県総合運動公園の拡張に伴い、平成4年度から三内丸山遺跡の埋蔵文化財発掘調査を行っており、発掘が進むにつれて、縄文時代の常識を越える出土品が続々と発見され、約1500年以上継続して営まれた日本最大の縄文集落跡として、全国的に例のない極めて貴重な遺跡であるとのことです。

 特に平成6年7月に大型掘立柱建物跡が発見されたことで、一気に保存を求める声が大きくなり、青森県は平成6年8月に建設中であった野球場の工事を中止し、この遺跡を保存することを決定しました。この後、周辺の発掘調査を行い、一帯の集落を形成していたと考えられる39ヘクタールを遺跡の保存・活用区域としております。その後、平成9年3月に国史跡に指定され、平成12年11月に縄文時代の人々の生活を具体的に知ることができる貴重な遺跡として国の特別史跡に指定されております。現在、短期的な整備計画のもとに特徴的な建物の復元、出土品・遺構の公開を行っています。

 また、三内丸山遺跡の青森県総合運動公園の遺跡ゾーンについては、現在もなお、遺跡の調査・研究の成果に基づき、本格的な整備を図っており、遺跡発掘の予算は毎年計上されております。三内丸山遺跡の今年度予算としては、3億600万円でありますが、発掘に係る予算の3,200万円は国予算であり、残りの事業予算については県の単費とのことです。

 基本理念としては、「三内丸山で生活を営んでいた縄文人の『むら』の跡を貴重な歴史的遺産として保存し、縄文の『むら』のたたずまいを体感・体験できる場として整備することによって、広く活用を図り、縄文文化の解明とその世界的規模での見直しを行うとともに、縄文が現在に投げかけている諸問題を、様々な活動を通じて発信する文化交流の拠点とする。」ということであります。その基本理念のもと、平成14年度事業を推し進めています。集落の全体像の解明を目指し、発掘面積を約3,000平米程、学術発掘調査するほか、魅力を効果的に発信する「サマーフェスタin三内丸山」や「新幹線が伝える北のまほろば魅力発信事業」の開催、青森県への観光客の誘致を図るため、県外においてシンポジウムを通じて情報発信する「三内丸山全国キャラバン」等を事業展開しております。また、遺跡の発掘・調査のソフト面については、教育庁の管轄でありますが、遺跡の整備のハード面については、県の土木部の管轄であるとの説明を受けました。その整備状況としては、全体の4割程度であり、完全な整備終了までは5、6年かかるとのことです。

 今後の課題としては、入場料については当初から無料であり、遺跡全体の外周辺に柵を設置する工事費が多くかかるので、将来的に柵を設置できれば、入場料の徴収について検討したいとのことです。

 それともう一つの課題として、遺跡案内ボランティアガイドは、現在の登録者数は約110名であり、その受付は平成8年まで県の方で管理していましたが、平成9年から応援隊事務局を設置して、受付業務は移管されました。しかし、実際のところ三内丸山対策室が受付業務をしており、今後の総体的な入場料の徴収、ボランティアガイドの受付、管理等を第三セクターに委託するなどの検討が必要であるとのことです。

 臼杵市として学ぶべき所は、県外に情報発信する事業、もちろん県と市では規模は違うものの、見習うべきところは多々あると思います。そのような事業については、参考にしてまいりたいと思います。

 また、最後に担当者から、「史跡保存とはそのままの状態を残すことであり、発掘は保存とは逆の破壊のことである」との説明があり、保存と発掘をいかに両立させていくかを考えさせられました。

 次に、岩手県遠野市では市民生活部保健福祉課の担当者より、保健・医療・福祉の連携した事業について、保健福祉センター「健康福祉の里」で説明を受けました。

 遠野市は、平成13年に平成22年を目標とする「遠野市総合計画第3次基本構想」を、平成17年を目標とする「第6次基本計画」を策定、また、ハートフルプラン(高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画)の包括的地域ケアシステムの具現化に向け、保健医療福祉の活動拠点を総合した健康福祉の里と小地域単位に整備された地区センター及び在宅介護支援センターが中心となり、介護保険と介護予防の活動を両輪として位置づけ、展開をしております。

 遠野健康福祉の里は、平成6年に開設以来、8年を経過し、高齢化社会の進展に備え、在宅ねたきり老人及び介護者等に対する一体的サービスを提供する拠点施設としており、福祉並びに保健行政に係る事務を行う事務室、在宅ケアサービスの相談窓口としての在宅介護支援センター、母子並びに老人保健事業等を行う娯楽室・研究室等が整備されています。また、中央診療所や社会福祉協議会が入っており、民間で行う事業の連携も図っております。

 在宅介護支援センターに持ち込まれた相談事を、市の福祉関係部署や社会福祉協議会、県立総合病院、保健所などの在宅ケアサービスの関係者で構成される「高齢者サービス調整推進会議」で毎月2回図ります。ここで決定されたサービス事項について各担当部門に移されて実行されます。

 遠野市の主要事業としては、高齢者福祉関係では12事業を毎年実施しており、その中の6事業が市単独事業とのことです。

 特に緊急通報体制等整備事業は、一人暮らしの高齢者家庭に通報器を設置し、異常な事態が生じたときに消防署に連絡がいく、臼杵市でも実施している通常のシステムに加え、日常生活の中でどうしても使用するトイレに安否通報システムを設置して、ある一定期間使用がない時に近くの民生委員に連絡が行くシステムが特徴的でありました。

 もう一つの特徴としては、シルバーメイト事業です。これは一人暮らしや高齢者のみの世帯のうち、見守りの必要な世帯に対して、地域の高齢者を主体とするチームを編成して、懇談等を通じて孤独感の解消や軽易な生活上の手伝い、緊急時への通報、外出時の補助等の援助を行うという事業です。

 今後の課題としては2点程あり、1点目は高齢者に対する措置は十分されたので、児童と高齢者の世代間交流等の事業について今後は検討していきたい。また、最終的には介護認定を受けない元気な高齢者が増えるのが一番理想なので、その事業を推進していきたいとのことです。

 2点目としては、医師の不足が深刻な問題であり、特に産婦人科医が不足して確保に苦慮しているとのことです。事業を展開していく上で、診療等を行う医師は必要不可欠であり、いかに医師を確保し事業を展開していくかが今後の課題とのことです。

 今回の視察で、医療健康福祉事業を推進していく上で、臼杵市と違った単独事業を展開している高齢者の手厚い事業については、今後、臼杵市に取り入れられるものについては参考にして、臼杵市発展に大きく寄与していきたいと思います。

 以上で、教育民生委員会視察研修の報告を終わりますが、議員皆様方のご理解とご賛同をよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 以上で、行政視察の報告を終わります。

 以上で、今期定例会の日程はすべて終了致しました。

 これをもちまして、平成14年臼杵市議会9月定例会を閉会致します。

  午前11時18分 閉会

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   平成14年9月20日

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

               臼杵市議会議長  首藤新一

               会議録署名議員  林 壯一朗

                  〃     武生博明

                  〃     吉岡 勲