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大分県 臼杵市

平成14年  9月 定例会 09月11日−03号




平成14年  9月 定例会 − 09月11日−03号 − P.0 「(名簿)」












平成14年  9月 定例会



 平成14年9月11日

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      平成14年9月11日(水曜日)午前10時開議

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1.議事日程第3号

 第1 一般質問

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1.本日の会議に付した事件

 日程第1 一般質問

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 出席議員(22名)

      1番  足立善己       2番  佛坂健二

      3番  岩倉義勝       4番  土谷桂山

      5番  大塚州章       6番  匹田 郁

      7番  林 壯一朗      8番  武生博明

      9番  吉岡 勲      10番  衛藤忠一

     11番  藤原一弘      12番  三浦正行

     13番  加茂千恵子     14番  平川哲郎

     15番  児玉善生      16番  牧 宣雄

     17番  長野景行      18番  藤丸利光

     19番  川野方男      20番  西水忠夫

     21番  板井孝太郎     22番  首藤新一

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 欠席議員(0名)

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 事務局職員出席者

     局長      吉田修二     次長       三浦 孝

     係長      矢野龍二     書記       柴田 監

     書記      齋藤孝弘

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 説明のための出席者

     市長      後藤國利     助役       山本正嗣

     収入役     神田常幸     教育長      岡部観栄

     消防長     後藤國利     市民生活部長   宇薄健一

     建設産業部長  長野道徳     教育次長     倉見昇一

     市長室長    渡邊秀一     総務課長     亀井重忠

     企画情報課長  吉田 定     管理課長     齋藤克己

     消防長代理   田口 徹     福祉課長     神品賢二

     市民課長    佐藤俊彦     商工観光課長   岡村忠生

     農林水産課長  藤丸国照     都市デザイン課長 兒玉 清

     建設課長    野中誠一     学校教育課長   三重野猛志

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  午前10時00分 開議



◎事務局長(吉田修二君) おはようございます。

 ただいまの出席議員は21名であります。



○議長(首藤新一君) おはようございます。

 ただいま報告のとおり、定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(首藤新一君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。

 順次発言を許可します。

 林 議員の発言を許可します。



林 壯一朗議員の通告事項
1 小泉総理を応援する会長となったのは
 ? 小泉改革は、地方や国民を踏み台にした改革に見受けられるが、何故臼杵市長が応援する必要があるのか。









 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) おはようございます。議席番号7番の林でございますが、通告にしたがいまして一般質問をしたいというように思います。

 私の方からは「小泉総理を市長が応援する会の代表となったのは」ということで要旨を申し上げておりますし、今、小泉改革というものが、じっと見ておりますと、地方や国民を踏み台にした改革に見受けられるわけでありますが、なぜ臼杵市長が応援する必要があるのか、その点についてご説明を願いたいというように思います。



○議長(首藤新一君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただいまのご質問にお答え致します。

 小泉改革と言われるものを、今、政府が懸命にやっておりますが、この改革は、痛みは伴いますものの、避けて通れない改革であるというふうに思ってるから応援する次第であります。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 林 議員。

 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) ただいま答弁頂きましたが、痛みがあっても、それは仕方がないんだというような内容で今、答弁されましたけども、市民の方が聞いて、痛みがあってもそれはしようがないんだというようなことで言われても、その中身というのはなかなかわからないんじゃないかなと思うわけです。

 例えば、今回、高速道路がこの臼杵・津久見までやっと開通致しました。今、中央では高速道路問題は道路公団の問題と併せながら論議をされて、その中で、凍結だ、見直しだ、ということが言われてるわけです。そうすると、臼杵の立場からするならば、もう臼杵まで高速道路が開通したから、これから先はもういらないんだということになるのかどうか、そういったところがわからない。もう臼杵で止まってしまって、津久見で止まってしまってるけども、もう臼杵の人間通れればいいんだということだけで、もうこれ宮崎までつながる必要は全くないですよと、だからその改革は応援しましょうということになるのかどうか。今、私たち地方に住む市民にとって、高速道路というものはなくてはならない道路になっております。都会に行けば、高速道路は3車線、4車線という道路になってますけども、今、地方はやっと片側1車線で、何とか走れるような道路が抜けてきているわけですけども、その道路が袋小路になってていいんですよということで市長が判断されて、今の道路公団問題含めた高速道路の問題、「ああ、いいですね」ということになるのかどうか、あまりにもこう地方を犠牲にして、中央に偏った政治の展開じゃないかなと思うわけです。地方に住む人間、道路はいらないとかいうことを言ってません。高速道路はやっぱりいるわけです。宮崎までつながってほしいわけです。そこのところをもう言わないのかどうか、小泉改革を応援するということは。

 それと今、その小泉改革の中で、今、地方においても本当に経済状況というのはもう厳しい状況になってきております。臼杵の中を見ても、去年の12月の臼杵信用金庫の破綻、そして12月末の臼杵トキハの人員整理、2月に入って寿屋の倒産、そして6月に臼杵トキハの撤退と、そしてこのお盆が明けてからは、建設会社の倒産といったような問題も出てきております。そのような問題に全部蓋をしてしまって、痛みを受けるのは当然ですよと、もう経営失敗した人は致し方ありませんと、もうあなたたちが自分で全部かぶりなさいよということだけで、口を拭って済ませてしまおうとしてるのかどうか。小泉改革を支援していくということになれば、そういうところでもある意味では非情さを持った対応というものを、市長自身がとられようとしているのかどうか、そこのところを説明願わないと、今言われましたようなことだけでは、私ども市民は、聞いたときに、一体何なのかなということになると思いますので、今一度説明を願います。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいまの再質問にお答え致します。

 小泉改革と言われる現政府が行っている改革について、改革を支援します、改革を是非やってほしいということを申し上げているわけで、その一つひとつについてそれでいいのかどうかというようなこととは、これは全く別問題であります。高速道路について言いますと、元々高速道路というのを有料で設置するということについて大きな疑問があり、こういったようなインフラ整備につきましては、これが儲かるからとか、儲からないからとかこういうような次元でなくて、是非とも造らなければならないものであるというふうに考えております。したがいまして、議員のおっしゃるような、臼杵まで来たからあとはどうでもいい、そんな考えは全く持っておりません。臼杵から来たからじゃなくて、まだ南に行けないということであります。決してそういうような意味で言ってるわけじゃないというようなことをご理解願いたいし、改革は是非とも必要であるということを、そういうような目で見ないで頂きたいと思います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 林 議員。

 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) 今、聞いたお話の中で、改革は支援するけども、一つひとつの内容についてはあれこれ言ってるわけじゃないということなんですけども、臼杵市の長として、応援、支援をしますよというような話をするんであれば、改革の内容はどういう形にせよ、そこはタッチをしてないんで言えないけども、してもらわなきゃならないというのだったら、あまりにもこの無責任な対応になるんじゃないかなというように思うわけでございます。というのは、やはり今その改革によってこれからどうなるかということが実際今から現実化をしてくると思います。そういった状況をやはりきちんと踏まえて、私は行政の長たる者は対応をすべきではないかなと、そして今、小泉改革が、「やってください」と言ってる意見にしても、じゃ臼杵市挙げてそういう体制になってるのかと言ったら、決してそんな状況じゃないわけで、やはりどちらにもやはり市長としては気を配った配慮を私はしていくということになれば、応援する会とかいうことじゃなくて、臼杵市の立場の中でどう動いていくかということを考えて頂きたいと。先程申し上げました道路の問題でも、今の小泉首相が諮問をしてる道路問題、道路公団の問題というのは、もうまさに「道路を造りませんよ、凍結しましょう」というような話が先行してきてるわけです。そういった中で、やっぱり臼杵の人間であるならば、「そんなこと許さるんかい」という姿勢を私は持ってもらいたい。そしてそのことによって、やはりこの臼杵が宮崎とつながることによって、より臼杵の浮揚が図られるということに私はつながってくるというふうに考えるわけです。

 先程、市長がいみじくも言いましたけども、道路の問題というのは、これはやはり国の責任でやる問題であるというふうに、私もそこは同じでございます。名前が建設省から国土交通省に省名が変わりましたので、国土と交通が一緒になってるわけですから、そういった意味では国がやっぱり責任を持って道路建設をするということが、一番今求められているものだというふうに思います。もうお隣りの中国では、高速道路はもう国の工事としてやってるわけで、そういった意味では日本みたいに道路公団にお金を落してと、だからある意味では道路公団が建設省の下請けみたいな形になって、そこに中間マージンが入っていってるのが今の現状ではないかなと思いますし、そういったものをなくしていくことによって、もっとスリム化をして、地方の道路というのは私はできていくと思います。そういった立場なので、改革を支援するにしても、やはりポイントを抑えて、こうやりなさいというやっぱ意見も含めて言わないと、ただ単に闇雲に支援しますということになれば、私はそこはまた違った方向にとられる可能性もあるんじゃないかなと思います。そういった意味で道路というのは絶対もうこれは臼杵にとって必要でございますので、道路問題だけじゃございませんが、是非そうした視点で、国に対しても働き掛けると、道路を急いで造ってくださいと、今、対面2車線ですと、4車線にしてくださいと、それの方がより高速化が図れるということになるわけですから、そういった要求をやはり地方から出していかなければだめではないかなというふうに思ってます。

 先程申しました、その痛みを私は甘んじて享受しなければならないという視点で、もう臼杵の市政が運営をされるということになれば、今、臼杵の中で非常に市民の皆さんも生活が苦しいというような話も言ってるわけですから、そういうものについてやはりどう目を向けていくのか、そこのところがないと改革の問題が、ただ単にどっか高いところで改革という言葉が飛んで歩いて、本当に市民生活の中に改革という問題が定着をしないということになってくるんじゃないかと思うわけです。

 先程申しましたけども、もうずっと数々の企業倒産等の関係で、税収も臼杵市は下がってきております。だからやっぱり臼杵市の財政をきちんとすることによって、臼杵というものがより豊かになっていくというように考えるわけです。私もこれまでの議会で一般質問の中で、固定資産税の確保の仕方、宅地を造ったらどうですかというような話も全部してきております。そういったものに手掛けて、臼杵の財政がよくなっていく中で改革というものを考えていくならば、それはできると思います。しかし、今みたいに全体が落ち込んでる。市税の収納も落ち込んできてるというような状況であるならば、そこは改革と言ってみても、本当に市民が「じゃ改革支援しましょうか」ということにつながるのかと言えば、そういう状況にはなかなかならないと思います。

 いずれにしても、臼杵市のモットーは市長が言われましたように、「住んでいて良かった」と言われる臼杵をどうつくっていくかということが一番のポイントだと思います。そういう状況の中で、小泉改革に支援をするよりも、臼杵の中で臼杵のために、臼杵をつくるために力を注ぐ、そのことの方が今一番問われてるんじゃないかなと思うわけです。

 先程私が申し上げました、もう痛みは痛みとしてもうしようがないじゃないかと、小泉さんが言うように、痛みは我慢してもらいますよというような形で、もう市長もそういう視点で容認をしてしまうということであるならば、今、臼杵の閉塞的な状況というのはなかなか抜け切れないで、このまま年末を迎えるというようなことになっていくんじゃないかと思うわけです。

 やはり私は、一番の問題は税金の確保で、臼杵市に人口が増えていってるという状況が見えてこない。人口が増えれば住民税が増えるわけですから、しかし今、現実には臼杵から大分に出て行ってる方が多いんですよ。仕事辞めた後、大分の方が住み良いと、市民税が安いというようなことで、そういう実態をどう把握をされてきておるのか、本当に住んでいて良かった臼杵をつくるというんであれば、小泉改革にエールを送るんではなくて、私は臼杵の現実、自分の足下を見て、今、自分が行政の長としておる臼杵の市民が、飯を食べるためにどれだけ苦労をしてるのか、そこを見ながら中央にものを言わなければ、中身はわからないけども、ただ単に改革をするという姿勢がいいから応援するんだということでは、あまりにもこれは無責任きわまりない話になりかねないと思うわけです。だから私は別に穿った見方で市長に言ったわけじゃないんで、そこんところをですね、整理をされてご答弁をお願いしたいと思います。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 是非混乱しないようにして頂きたいと思いますが、国の改革は改革であります。小泉内閣がやろうとしているのは国全体の改革をしようとしていること、そして臼杵市は臼杵市の中でそれに対応してどういうふうに改革していかなければいけないのかということは、これは別問題でありまして、これはこれでしかっり進めているつもりであります。臼杵市としてはこれから大変厳しい冬の時代が来る。そういった中でそれに耐えられるように、少ない人数でたくさんの仕事をするようにする。そしていろいろと効率を上げるというようなことによって、税収が減って、交付税が減って、そういうような中でやっていけるような、そういうようなことをやるために、今、懸命に汗をかいているところであります。だから臼杵市のことはどうなってもいい、とにかく改革を進めてくれと、こういうようなことを言ってるわけではありませんで、臼杵市は臼杵市として、それはそれなりのことをやってまいります。改革の必要性についてですが、いみじくも今、林議員が道路問題で言われたように、道路の造り方がこれまでどおりであっていいというわけではないということを、今言われたとおりです。そういったようなこれまでやってきた特別会計をつくって、特別会計の中で放漫な経営がなされる。そういうようなことによって、本来ならばもうちょっとうまくできるはずの道路もなかなかできないで遅れてしまっているというような、そういうような現状を改革するというようなことで、思い切った手を付けているわけでありまして、そういったようなことに対して、一つひとつのことについては、それはいろいろ言いたいこともあります。しかし改革の方向で進むということについては、これまでどおりのことをやってたんでは改まらないし、この先、明るい未来が見えないので、是非まず改革して、それで改革が不十分ならさらに改革に磨きを掛ける。間違った改革なら正しい改革に戻していく。そういうような形でとにかくこれまでどおりでずっといいんだということではなくて、改革をして頂きたいとこういうようなことで私は改革を支持している次第であります。

 特に小泉内閣、なぜあの時期にあのような応援をしたのかということなんですけれども、私はこれまで改革をしよう、改革をしようと言って、これまでの日本のやり方ではいけないということで、これを思い切って変えなきゃいけないということが何度もなされました。それが改革をなされようとする度に、様々な反対等にあって挫折して、改革をしない。改革が遅れ遅れになって今日を迎えてしまったというようなことがありました。今回も、昨日も議員の方からお話がございましたけども、自民党の中にも様々な抵抗勢力がある。それなのになぜ市長は改革を支持するのかということですけれども、そういうような抵抗勢力がいろいろあって、そしてそういうような中で、それでもなおかつ改革のこの旗を下ろさないで改革をしてもらわないと、もし万一、この時期に挫折するようなことになりますと、改革はしないでいいんじゃないか、改革はだめじゃないかというようなことで、これから先、2〜3年、あるいは5年ですね、そのくらい改革は後退して、取り返しのない傷がつくのではないかというふうなことを心配しました。したがって、今の改革路線を旗を下ろすことなく、しっかり改革を続けてくれということをお願いに行った。そういうようなことを地方自治体の立場からも中途半端な改革に終わらせてもらっては困るということを言おうじゃないかという、そういうような市長が集まって言ったと、その発起人の一人であったわけでありまして、決して会長とか団長とかいうわけではありませんけれども、その発起人の一人として、そういうような励まし方をしたというようなことであります。

 ちょっと時間かかりますけども、少しお話しさせてもらいますと、アリとセミの話というイソップ物語の話については、もう皆さんご承知のことと思います。アリとセミの話というのはどういう話かと言いますと、「暑い夏の盛りアリたちは食べ物を集めていました。よいしょよいしょ、どのアリも汗を流して一生懸命働いています。それを見て、セミが笑いながら言いました。『こんなに暑いのに君たちはよく働けるねえ、もっと楽しいことをすればいいのに』そしてセミは歌を歌ってばかりいました。やがて秋も過ぎて寒い冬がやってきました。アリたちはご飯を食べていると、セミが訪ねて来ました。『おなかがぺこぺこ、アリさん何か食べさせて』『セミさんはなぜ夏のうちに食べ物をためなかったの』アリが聞くとセミが答えました。『歌を歌うのに夢中でね』すると、『そうかい、だったら冬は踊りでも踊っていたらどうだい』アリはそう言って食べ物をしまい込んでしまいました。」これがアリとセミの話であります。私たちが小さい頃聞いた話はアリとキリギリスの話ということでしたけれども、原文はどうもキリギリスではなくて、セミということだったらしくて、最近のイソップ童話には、アリとセミの話ということで載っております。

 私たちは、このイソップ童話を小さいときに聞き、そしてそのとおりだと思い、私たちはアリでなければいけない。アリの生き方をしなければいけない。決してキリギリス的であってはならない、そういうふうに思い、また現実にそのアリの努力をしてきたというふうに私たちみんな思っております。私たちはアリだと。日本は世界に冠たる働き者の国であって、アリの国なんだということを信じて疑っていませんでした。いませんでしたというのは、つい先ごろまで実は私どもそういうふうに思っていました。十分な蓄えも残ってるもんだと、あれだけ働いて、世界の工場としてやってきたんだから、随分と蓄えも残ってるんだと、こういうふうに信じて疑ってませんでした。ところが最近になりまして、「この国の姿をよく見てみろよ、鏡に映してよくみろよ」と、こういうふうに言われてよく眺めて見ると、決してアリではなくて、セミあるいはキリギリスそのもののような姿になっているということに気づかざるを得ません。

 そういうような状況の中で、季節はどうかというふうに言いますと、この前まで春だったと思ってました。今夏の盛り、これから段々秋に向かって行って、そこそこ長い秋があって、そして冬を迎えるだろうと思ってた。そしたら思いのほかに夏は早く過ぎて、秋もあっという間に暮れようとしている。それが現在の状況であります。

 我が国は確実に年老いつつあります。これから臼杵の人口が増えていけばいい、それは夢に違いありませんけども、国全体の人口が減っていきます。そして少子化、高齢化、そして世界の工場は日本から中国に移っていく。そういった中で今後の厳しい冬の時代を迎えるというような前にあたって、この姿について驚いているというのが現実の姿であります。だから今までアリであると思ってたし、そしてこのままでやっていけると思ってたんだけど、決してそんなことじゃないということを自覚して、今、改革をやらないととんでもないことになるというふうに私はそういうふうに確信をしております。それでそのような今後の冬を迎える前にあたって、一体何が悪いんだろうということもしっかり考えてみる必要があると思います。冬を迎えるにあたって、やはりアリであったらしっかりした巣を作らなきゃいけない。巣作りを完全なものにして、その中に冬を越すだけの蓄えをしっかりためておく。これがアリの生き方だったと思います。ところが思いのほか早く冬が来てしまいそうなので、巣作りが完全にできてないというのが現状です。高速道路の問題というのはまさにその点だと思います。冬が来る前に高速道路や洪水対策やいろいろなものがしっかり全部完成していればこれに越したことはなかったと思います。しかしすべてが終わらないうちにもう冬が来ようとしてるということです。その巣作りにつきましてはこれは我慢すれば済むということもあります。我慢をしながら、その間に確実に巣を作り続けるというようなことで補いがつきます。冬を迎えるにあたってアリがやらなければいけない二つの仕事の内の巣作りと、もう一つ大事なのが蓄えであります。この蓄えについては蓄えなかったわけじゃない。だけどしっかり蓄えたつもりだったんだけど、蓄えた場所がザルだったんだと、どんどん垂れ流しにしてたからたまらなかったんだと、これが現実だと思います。だからザルの修繕をしなきゃいけない。蓄えがどんどん流れていかないような、放漫なそんなシステムを変えなきゃいけない。それが私は構造改革だというふうに思ってます。

 地方自治体を取り巻く状況というものも非常に厳しいものがあります。昨日もお答え致しましたけれども、交付税は平成12年に比べて13年が減り、14年が減ってきました。これが15年、16年と確実に減り続けると、交付税の総額が減り続けるということは、これはもう紛れもない事実であります。交付税を減らさないでやっていくとすれば、毎年8兆円程の不足額をこれをどんどん借り増していかなきゃいけない。そんなお金はもうどこにもないんです。国債を発行して、世界中から買って頂かなきゃいけないんですけれども、国債を発行してもこれを査定する機関から、「日本は将来返してくれるかどうかわからんよと、デフォルトになるよ」というようなことを言われて、格付けもイスラエルと同じようなそういうようなところまで下げられてしまってます。だから日本がお金を調達しようと思ったら、高い金利を払わなきゃいけない。その上で「本当に日本は貸しても返すことができるんですか」と、そういうようなことを疑問を投げられるようなそういうような国になってしまっている。この国を改革しなきゃならないのは当然のことだと思います。その改革のためにはやはりもう今や、痛みを伴うとか何とかいうことじゃなくて、これを改革するというようなことがこれがもう大前提で、このためにありとあらゆる手段を尽くさないと取り返しのつかないことになる。今が改革のラストチャンス、そういうふうに思っているということをお答え致します。



○議長(首藤新一君) 林 議員。

 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) 今の答弁の中でイソップ物語のお話が出てきたわけでありますが、本会議場で、まさかその童話を聞くとは思いませんでしたが、やはり本会議場というのは、私は、今の臼杵市政なり、今の行政のあり方について真剣にですね、現実を見つめて論議をする場だというように思うわけで、その中でイソップ童話をひもといて説明をするというのは不見識きわまりない話じゃないかなと、お聞きをしながらそう感じたわけです。

 要は、今、日本経済というのは、確かにもう市長の言われるとおり崩壊の危機になってます。もう経済は肥大化をし、もうどうにもならないと、それが何なのかということを考えたときに、やはり日本人が日本人の心でもの作りを忘れて、そして金融機関等が地上げ等に走って、自分たちの仕事以外のところにやっぱり手を出していった、そういったものの今、付けが来てるというように思うわけです。そういった中で改革だということを言われておりますけども、改革をするためにはどこかが犠牲になっていかなきゃならないというのが現実に出てきてるわけです。あるわけです。そこにその改革の痛みを「市民の皆さん、容認してください」と。先程申しましたように、信用金庫の問題にしろ、寿屋にしろ、トキハにしろ、建設会社の倒産の問題にしろ、もうこれは経済の原理ですよと、もう潰れてやむを得ませんと、儲からなければ撤退しても構いませんよということで容認をするということであれば、臼杵市民は、じゃどうするんかなと、どうすればいいんかなということを一生懸命考えなくちゃならない。市長は上で「小泉改革いいですよ、いいですよ」と言ってる。しかし現実に臼杵の町の中では、そういったやはり予算の中で、今本当に厳しい。耳を澄まして見たときに、お客が来ない、お客が少ないというのが現実に言えば臼杵の商店の、臼杵の町の中なんですよ。その声にやはり耳を傾けながら論議をしていくということでなければ、今、市長が言われたことは、もうやるべきことはやらなきゃならないんだと、だからもう、痛みがあっても致し方ありませんということだけになってしまうわけですよ。やはり臼杵の中の実態をきちんと把握をして、その上に立って対応していかなければ、やっぱり市長としての資質を問われることになるんじゃないかと思います。だから今、市民の方が本当に何を思ってるのか、何を考えてるのか、市長は歩いてみることが一番いいんじゃないかと思うわけです。今、街中のアーケードの撤去の工事もやられております。新しいポールが立っております。しかし商店街の中で話を聞けば電気のトランスを壁に取り付けると、地中化した意味がないと、山車が走れないというような声が返ってくるわけです。私は市長としてはそういった声に耳を傾けて、臼杵の中が、皆さんが本当に住んでいて良かった臼杵というものになるようにするために、市長がそこに努力するんであればこれはもう一生懸命支援をしたいと、応援をしたいと思います。私たちも。しかし今、小泉改革の中身が目指すものがよく見えてこない。この10月からは国民健康保険料も負担割合が変わるわけです。増えるわけです。そういったものが、給料は上がらない。人事院勧告にしても今度マイナスです。民間の賃金も今マイナス傾向です。そういった中でみんな厳しい生活を余儀なくされてる。少子高齢化と言われておりますけども、高齢化はこれはもう歳を取るわけですから止めようがございませんが、少子化というのは、今、子ども1人を産んで大学まで行かせたときにお金がかかるわけです。そのお金を負担できないから子どもが少なくなってきてるわけです。

 そういったものを考えたときに、臼杵が今以上、よそから臼杵に引っ越して来てでもやっぱり住もうかと、臼杵に転居届がどんどんどんどん入ってくると、臼杵の人口が年々年々3,000、4,000と増えていってると、合併じゃなくて、自前の人口増えてますよという状況が今あるかといったら、それもないわけです。先程も言いましたように、大分に移り住んでるわけです。大分の方が住民税が安いということで、交通の便がいいと、そういう臼杵を本当に改革しようと思うんなら、日豊線の複線化も必要なんです。JRを分割民営化しまして民間会社で競争させましょうと言いましたけども、九州の中でJR九州に代わる会社はないんです。日豊線の隣りに私鉄が線路を引っ張って来てるわけじゃないんです。そうなればやっぱり国の責任として、道路も鉄道も地方の人が住みやすいようにしていくことこそが私は地方の改革だと思います。今のままの臼杵市で決していいということじゃないわけで、そうした住む人にとって、本当に安心して生活できる臼杵というものをつくる姿勢というものを、私は今一番市長に求められてることじゃないかと思います。

 市長が一企業人として小泉首相を応援するのであれば、それは経済の論理で別に誰もとやかく言う人はいないと思います。しかし臼杵市の中には、小泉改革に両手を挙げて賛成という人もあれば、いや、それはちょっと困るよという方もおるわけですから、市長が本当に現実に歩いてみて、市民の皆さんの声を直接聞いて、「ああ、これはやらなければならない」と、「これは何が何でも私が東京まで上って、小泉総理に会わなきゃならんかった」ということには私はなってないと思います。今、臼杵の町の中歩けば、先程言いましたように、本当に今の生活の厳しさがにじみ出てるし、その苦しさを訴える市民の方々ばかりでございます。人間「衣食足りて礼節を知る」という諺がございますが、今その食、食べることに、給与をどう確保するかというところが、今一番臼杵の中で大きな問題なんです。

 これまでも本会議の中で、「地場に雇用する場を創ってください。創ることが必要ですよ。」ということを申し上げてきました。しかし今そういう状況にはなっておりません。市長が経営されているところが、臼杵の若い人を100人も200人も入れたという話も聞いておりませんが、本当に若い人も今、仕事がなくて困ってるわけです。そういう人たちに臼杵で働いて、臼杵に税金を落としてもらうようにしていくことが、臼杵の確固たる未来をつくっていく基盤づくりにつながると、つなっがっていくというように思うわけです。

 そうしたことを考えたときに、私は市長が改革の痛み、それをイソップ童話に置き換えるというような、話の矛先をかわすようなことじゃなくて、もっと真正面から今の臼杵、本当に大変だと、小泉の改革どころじゃないと、臼杵の中をどうするかと、日本一の市役所を目指していると市長はいつも言っておりますけども、その日本一の市役所を支える、今、臼杵市民の生活が厳しくなってるんです。そこにやはり目を向けてものを言っていかないと、日本の経済が取り返しがつかなくなるんじゃなくて、臼杵市が取り返しがつかなくなると思います。外に向かっていい格好をするんじゃなくて、もっと地に付いて、臼杵の中を押えていくと、税収にしても不納欠損をなくすために、税務課に特別調査員みたいな形で経年変化をみれる体制をつくって、確実に税収を押えていくというような方法を一つずつ私は考えることの方が、今の臼杵市の改革につながっていくというふうに思います。

 市民の皆さんが、「どうなるんだろうか、今の生活は」というのを言ってるわけですから、そこに是非私は目を向けて頂きたい。それなくしてこれからの臼杵市の発展と臼杵市政の未来の展望というのは開けてこないと思います。やはり自分の足元をまず固める。この取り組みを徹底して頂いて、小泉の改革は小泉に任せて、臼杵市長後藤國利氏は臼杵の改革をやってますということをやっぱり市民にきちっとアピールをすることが、今、問われている課題だということを申し上げまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 一般質問ということで、質問頂いたわけですが、ただいまの質問伺いながら、再質問を伺いながら、何を尋ねられているのかとちょっと頭の中が混乱しまして、よくわからないところもあるんですけども、今回の質問の趣旨が、小泉改革をなぜ応援するのかと、こういうようなことで頂いておりまして、その1点と言いますか、そのことを中心にお答えをしたつもりであります。そしてその中で、ただいまイソップ物語のことをお話し申し上げたのに対して、不見識きわまりないとこういうようなご発言を頂きましたけれども、私はなぜそういう発言をされるのかよくわかりません。と申しますのは、イソップ物語というのは、これは正式にはイソップ寓話であります。北風と太陽とか、いろんなお話がその中にあるんですけれども、そういった喩えの中で人の生き方、そして社会のあり方、こういったようなことを一緒になって考えていくと、そういうようなところで非常に価値のあるものがイソップ寓話であるというふうに私思っております。これを引用して、そして我々がどうあらねばならないかということをお話し申し上げたのが、林議員には不見識きわまりないとこういうふうに受け取られたとしましたら、私としては大変残念なことであります。そして、足元から固めろと、足元は足元で一生懸命固めます。臼杵市の様々な改革について、決してこれを疎かにしているつもりはありません。しかしながら、国の立て直しは国の立て直しでやって頂かなければならない、そして市の立て直しは市の立て直しとして、議員皆様方とお力も頂きながら、そして市民のご協力も頂きながら、この市の立て直し、そして市を間違いのないものにしていくということは、これはこれでしっかりやっていかなきゃいけないし、それはやっていくつもりであります。国の立て直しをして頂かなきゃいけないというのは、例えば、私たちがこうやって市政を運営していっている地方交付税という、その交付税というものであります。この地方交付税の制度というのは、これは過去においてはこれほど素晴らしいものはない。税収の多いところから税収の少ないところにそれを分ける。そして日本全国どこに住んでいても、同じようなサービスを享受できるようにするというこのシステムについては、これは私は素晴らしいものだというふうに思ってます。そのシステムが崩壊の危機に瀕してる。だからこの国の立て直しをするということについては、私は支援を惜しまないわけでありまして、そういった中で今までのそういったようないい面をしっかり残すような、そういうようなこれまでの垂れ流しになっている様々な悪い部分をこれを手術するというようなことについても当然のことだというふうに思っております。そういうようなことで、ご答弁になるかどうかわかりませんけども、お答えを申し上げます。



○議長(首藤新一君) 以上で林議員の質問及び答弁は終了致しました。

 林議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 平川議員。



◆14番(平川哲郎君) 私は昨日、今、林議員が質問した内容と同じようなことを質問したんですけども、今の答弁の中で、私が昨日、自民党の中でこういう声があるという紹介を、小泉構造改革は間違っているということを言ったということを紹介したんですけども、それを今、市長がこういう抵抗勢力があるというような紹介をしたようなことを言ったと思うんですけど、私はそういう意味で言ったんではないんで、小泉構造改革を進めていけば、こういうことで大変なことになるという例を挙げたんで、そういう言ったというようなことで取られたんでは、私も何かあれされるんですけども、この小泉構造改革を批判しているそのような人だけではなくて、有名なガルブレイスというアメリカの学者がいるんですけども、その方がこのように言っております。「日本の政権担当者たちは消費税率の引き上げをはじめとする、広く薄い税収増や健康保険の自己負担分の増額などの社会保障制度への切り込みなど、結局は社会的弱者層の痛み感が増すようなことばかりに力を入れている。これでは早晩、内閣支持率の低下どころではなく、それこそ本当の恐慌が起こりかねない」と、こういうことを言っております。これは哀れなフーバーの二の舞になるなというようなことで、1929年のアメリカの大恐慌を引き越したフーバーを引き合いに出して言っております。市長が言うように、改革は今の日本の財政改革、改革は必要です。ですけども、その方向がどういう方向でやるのか、国民の生活を守りながらやるのか、国民の生活を犠牲にして今の小泉構造改革のように、痛みを押し付けてやるのかと、そういう二つの方向があると思うんです。その痛みを押し付けてやるということを市長が応援しているということで私も昨日批判し、今、林議員も批判したと思います。

 だから私は改革の必要性は認めるけれども、その方向性をもっと考えるべきだと昨日言ったんですけども、全然市長はもう改革は必要だ、その改革をすることであればどんなことをやってもいいと、もう小泉に全面委任というような形で言っているので、そこんところをやっぱり考えを変えてもらわないと、やはり小泉構造改革によって市民の方々が痛みを、事実今、不況の中で苦しんでおります。そういう人たちをいかに助け、その人たちの生活をいかに守るかということを考えるのが私は市長の仕事だと思います。それをやらなくて、やらなくてと言いますか、そういうことを横目に見ながら、小泉構造改革やれと、どんどんやれというようなことがおかしいんじゃないかということで、私も昨日質問しましたけども、全然そういう考えを改めるつもりはないですか。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 国のやっている改革につきまして、小泉総理の下で改革が行われているということには間違いなく、そして小泉総理が改革をしたいという強い熱意を持って臨んでいるということは、私は大変貴重なことだと思います。その改革の方向等につきましては、これは総理一人で決めて、その方向にすべてが進むというようなものではありませんで、これは様々な手続きを得て、周知を集め、そして国会の承認等も頂きながら進めるわけで、そういった中で改革が思い通りに進んでいる部分、それから進まない部分、様々なところがあろうかと思います。改革をするということが極めて困難な局面に来ているというようなことも事実であろうかと思います。

 そういった中で、改革の中身についてはそれはいろいろ言うことがありますけれども、改革をするというその方向性だけは絶対にその旗を下ろさないで、そして紆余曲折はありましょうが、周知を集め、皆さんを説得しながら改革を進めるという、その方向だけは是非続けて頂きたいと、こういうようなことを思っている次第であります。



○議長(首藤新一君) 平川議員に申しますが、関連質問は簡明にお願い致します。

 平川議員。



◆14番(平川哲郎君) 今、答弁ありましたけども、今、考え方が変わらないということですけど、私は是非これからも改革はどうあるべきかということも含めて、間違っていることは間違っているということを、やはり応援に行くようであれば、間違っているところは間違っていると、こういうようなことはやらない方がいいというようなことも考えて、我々の意見を届けて頂きたいと思います。



○議長(首藤新一君) 以上で林議員の質問及び答弁に対する関連質問をこれで終わります。

 10分間休憩致します。

  午前11時00分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前11時10分 再開



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今、林議員からご質問をいただきまして、この点につきましてはケーブルテレビでも放送されることでありますし、是非とも誤解のないようにしていただきたい事が1点程あります。それは発言の中に大分市よりも臼杵市の方が税金が高くて、市民の方が大分市にどんどん出て行ってる、こういうお話がございましたけれども、これは事実とは異なります。大分市の税金と臼杵市の税金を比べますと、臼杵市の方が安いという仕組みになっており、均等割が大分市は2,500円であります。臼杵市は2,000円ということになっております。この点につきましては、誤解のないようにお願い致します。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 板井議員。



◆21番(板井孝太郎君) ただいま市長から、大分市と臼杵市の税金について、間違いがあったということであれば、休憩して林議員が発言した内容について、これは発言訂正か何か議会として取り扱いをしなければおかしいと、このように思いますので、議長よろしくお願いします。

 [休憩を求める声あり]



○議長(首藤新一君) 休憩します。

  午前11時13分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前11時20分 再開



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 先程の件につきましては、再度調査の上、皆さんにまた報告致します。

 大塚議員の発言を許可します。



大塚州章議員の通告事項
1 柳井市との交流について
 ? 先般、山口県の柳井市へ出張竹宵のメンバーの一人として行って来た際、市長はあいさつの中で新しく両市の交流を深めていくことを約束されたが、柳井市の魅力とは。
 ? 今後、具体的にどういう交流を考えていらっしゃいますか。
2 地方自治体の首長として改革を今後どう続けてゆく方針か。
 ? 「改革の灯を消すな市長の会」の発起人代表として小泉首相を激励されていますが、これからも地方に厳しい改革が目白押しになってくるでしょうが、市長として今後どう対応されていく方針か。
 ? たくましい自治体と同時に、日本国民としての臼杵市民も過去の延長線上にはない意識改革を要求されるでしょうが具体的なものとしてはありますでしょうか。







 [5番 大塚州章君質問席登壇]



◆5番(大塚州章君) 議席5番の大塚州章でございます。通告にしたがいまして質問をさせて頂きます。

 まず1点目、柳井市との交流についてでございます。

 先般、山口県の柳井市へ出張竹宵のメンバーの一人として行って来た際に、市長は挨拶の中で、新しく両市の交流を深めていくことをお約束されたみたいですが、柳井市の魅力というのをどういう点で感じられたのか、また、今後具体的にどういう交流を考えていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。

 2点目は、林議員と平川議員が質問されましたが、あえて私は各論が反対、または改善しなければならないという点があるから、総論もおかしいということにはならないという立場から、小泉改革と地方自治体の長として、立場が違いながらもどう対応されていくか、またたくましい自治体と同時に、日本国民としての臼杵市民も過去の延長線上にはない意識改革を要求されるでしょうが、具体的なものとしてありますでしょうか、という質問でした。林議員に対しての答弁の中で、回答があったようですので、あえて要望になりますが、現状をどこかで打破しなければならない。次の世代まで引っ張るわけにはいかない。次の世代への踏み台となる覚悟を持ち、改めて痛みへの対処していかなければならないと思います。しかし、痛みにも予測できる痛みと、計り知れない痛みがあり、前者の対処は自己責任において対応できますでしょうが、後者に対しては難しいものがあると思います。それに対応するためには、市民への新しい情報の提供と、市長又は行政としての方針をいち早く打ち出し、市民と双方向の対話をより密にしていくことを要望します。

 以上、2点に対しての、1点質問と1点要望に代えさせて頂きますが、ご答弁をよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 大塚議員ご質問の「柳井市との交流について」お答え致します。

 先月、「うすき竹宵実行委員会」の方々と、山口県柳井市に行ってまいりました。目的は二つありました。一つは、「うすき映画・なごり雪」の全国上映の第一歩となりました柳井市の映画上映のセレモニーに参加し、臼杵市のまちを守っている臼杵市民の心をお知らせすること、そしてもう一つは、11月に開催される「うすき竹宵」を宣伝するということでありました。

 柳井市につきましては、萩、津和野に比べ情報が少ないようでありますが、この柳井市について、松本清張氏は、小説「果実のない森」の中で、次のように描写しています。「珍しい町の風景だ。近年、こういう古めかしい場所がだんだん少なくなっている。世に有名なのは、伊豆の下田と備中の倉敷だが、ここにもそれに負けないような土蔵造りの家が並んでいる。歩いている人間も静かなものだし、店の暗い奥に座っている商人の姿も、まるで明治時代からその慣習(しきたり)を受け継いでいるような格好であった。」というような描写であります。

 松本清張氏が記した町並みは、昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました古市・金屋(ふるいち・かなや)地区というこの地区のことであります。約200メートルの町筋は、室町時代の町割がそのまま残り、妻入形式、本瓦葺、入母屋型の屋根、白漆喰、土蔵造りの商家の家並みが続き、「白壁の町並み」というふうに言われております。

 江戸時代、瀬戸内海に通じる柳井川に多くの商船が行き交い、「岩国吉川藩の御納戸」と称され、活況を呈した町は、穏やかな佇まいを見せており、臼杵市とよく似た風情の町でありました。

 柳井市という柳井の地名の由来は、般若姫伝説によると言われております。1400年の時を経て、両市が出会うことができましたのは、「般若姫」と「うすき映画・なごり雪」ということでありました。柳井市の町並みをよく見せて頂き、柳井市の市民の方々も、臼杵市民が育んでいる「まちをしっかり守ろうという心」と同一の心を持たれていると感じました。そしてまた、今回「うすき竹宵」実行委員会の皆さんが、臼杵からぼんぼり用の竹を持参して、柳井市でこれを飾り付けし、そして柳井市の金魚提灯という、やはり同じような灯りの祭りとのアンサンブルを、柳井地方の皆さんに見て頂きました。そのことについて、柳井市の方々も大変喜んで頂き、感激してくれ、そしてまた、さらに、実行委員会の皆さん方が、翌朝は朝早く6時頃から町に出て、前日の後片付けをせっせとする姿を、柳井市の皆さんが大変感激し、是非臼杵と仲良くしたいというようなことを言って頂きました。

 このような柳井市と臼杵市の共通点、そして心が通じ合ったというようなことを目の当たりにしながら、柳井市との交流は大きな価値があるものだというふうに確信した次第であります。

 具体的な交流につきましては、今後11月の「うすき竹宵」に河内山柳井市長、また観光協会の会長、ここも臼杵と同じように観光協会、臼杵よりも早く確実に民営化がなされておりますけども、その観光協会の会長や商工会議所の会頭等、たくさんの方々が、「そんな臼杵には是非行ってみたい」というようなことで、お訪ね頂くということになっておりますので、そういった中でいろいろ話が煮詰れば、そしてまた、是非議会の皆様方にも交流をお願いしながら、そういった中で今後の交流についてはご相談申し上げたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 大塚議員。

 [5番 大塚州章君質問席登壇]



◆5番(大塚州章君) 1点目に関してですが、市長もご存じのとおり、2年前に竹宵実行委員会は今後の祭りの方向性や般若姫伝説の調査目的で柳井市へ視察に行っております。「過去の縁が今、結ばれようとしている」という大林監督の言葉を頂き、一同感慨深いものがあったのは、まだ記憶に新しいものでございます。

 また、柳井市の河内山市長にいろいろお話させて頂いた中で、「私のモットーはエブリシングウェルカムです」とおっしゃっていました。その考え方が支えとなっているのか、町守り委員会のメンバーをはじめ、商店街の方々も厳しい現状の中でも夢や希望を忘れずに、生き生きと竹宵の作業に快くお手伝い頂いた、その姿勢に改めて実行委員会として、原点に返らさせて頂いたという思いがしました。その成果を生かすべく、今度の石仏火祭りの際には、深田の青年団と竹宵実行委員会との新たな交流も生まれ、火祭りをお手伝いさせて頂き、火祭りの意義やそのイベントの深さを改めて認識した次第でございます。市内にもいろいろな頑張ってる団体があります。点と点が線になり、やがて面、立体となっていくには、やはり一人ひとりのエネルギーが大切ですが、行政とのコラボレーションも不可欠だと思います。市長のもしお考えがありましたらその点についてお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) お陰様で「うすき竹宵祭り」、今度11月2日、3日と行われますが、この「うすき竹宵祭り」各方面で大きな好評を頂いております。この好評を頂いてる中の一つは、この竹宵、以前は「竹工芸祭り」と言ってた、そういった中で、ただ竹を水蝋燭で灯すとこういうようなことでありましたけれども、商店街の青年部はじめ若い人たちたくさんが周知を集めて、そしてこのお祭りの中心となる目玉として、般若姫行列をしようじゃないかというようなことで、そのハイライトとしての般若姫行列、それを支えるところの玉絵箱と、こういったようなものを掘り出して頂きました。それが竹の灯りと非常にマッチして、大好評を頂いているわけですが、そういったようなことが下地になって、ただいまお話のありましたように、これを取り入れるにあたりましては、その当時あまり臼杵と交流がなかったわけですけれども、柳井の隣りの町にある般若寺というお寺までそういう人たちが訪ね、そして伝説を掘り起こし、そして臼杵とのゆかりを徹底的に調べ、そしてその中で般若姫行列、玉絵箱というようなものをそういう皆さんの発意のもとで、これをやりたいということで、それに対する臼杵市としての補助金というような形でささやかな応援もさせて頂いたということが発端となったわけであります。

 そういうようなことが縁となって、今回のような一つの花が開いたというようなことで、市民皆さん方のそういったような熱心な活動に対して心から敬意を表しますし、今後ともそのような皆さんの思い、行動というようなものをできるだけ支援していきたいというふうに思います。



○議長(首藤新一君) 以上で大塚議員の質問及び答弁は終了致しました。

 大塚議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方はは挙手を願います。

 土谷議員。



◆4番(土谷桂山君) 土谷です。関連質問を致します。

 先程のときに機会を失しましたが、林議員の質問や回答を聞きながら、私は市長が応援団のハッピを着ていることにやはり疑問が残ります。ハッピを脱いで、グラウンドに下りて、泥まみれのユニフォームでやっぱり先頭に立って頑張るということであろうというふうに、先程大塚議員が是々非々で頑張ってほしいというようなことで質問をされましたし、締め括りましたので、関連として申し上げてるんですが、そういう意味ではやはりハッピを着て応援団という言葉が、やはり今の市民の感覚にやっぱりずれがあるんではないかというあたりで、ハッピを脱ぐつもりがあるかないか、是非伺いたいと思います。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ハッピを脱ぐとか、ユニフォームで泥まみれになるとかいうようなことが、どういうような具体的な行動かよくわかりませんが、臼杵市が何をしてるかということを申し上げたいと思います。

 臼杵市は臼杵市として様々な改革を行っております。例えばバランスシートにつきましては、全国で初めて自治体の手で作ろうということで作り上げました。この自治体初発のバランスシートというようなものを作ったことによりまして、このバランスシートを作るということが全国的な輪となって広がりました。今では全国どこの自治体もバランスシートを作らなければいけないというようなことになりつつありますけれども、その当時はただ臼杵市だけというようなことで、どうしてそんなことを市がやるのかと言われたものでありました。バランスシートと作るというのはこれは大変重要なことでありまして、それをすることによって、資産の額もわかりますけれども、負債が一体どれだけあるのかというようなこともわかりました。その臼杵式のバランスシートを作る中で、臼杵市がやりましたことは、臼杵市にとりまして簿外債権、国から言いますと簿外債務、これを明らかにするということでありまして、というのはこれまでは交付税措置のあるそういうような地方交付税を過年度の事業のために補填するという、別枠で来ている交付税も新たに単位費用の積算等によりまして生じたところの交付税も、これも区別しないで扱われていて、一体どうなってるのかわからなかった。そしてその後年度に付けを回した金額が一体どれだけになっているのかというようなことを明らかにするということはありませんでした。これを明らかにするということが当時の自治省ほか、各方面から歓迎されなかった。そういうような中であえて臼杵市のバランスシートにはそれをはっきりと記載致しました。欄外注記として記載致しました。そういうような動きもあって、そしてそういうような金額が一体どれだけあるのかというようなことも、実際に調べられるようになり、そういうような簿外債務の大きさ、危機がどれだけどういうふうになってるのかというようなことも明らかになってきた次第であります。

 臼杵市の市内の事業等につきまして、少ない人数でそして効率を上げてやっていくように、そして今後来るべき時代に備えて、スリムな行政をいかにしてやっていくかというようなことで、真剣にも取り組んでおります。

 6年前約410名の市職員を抱えておりましたけれども、ただいまおよそ370、現在のところ373名でありますが、今年度末で10名に近い減員になると思います。そしてあと2年かけて350名までスリム化しようというような、そういうようなことをやっております。このようなことをやるというのは、それこそ職員にとりましては、極めて厳しい対応を迫られるものでありますけれども、そういうような対応に応じて頂いている職員に私は感謝したいというふうに思っておりますが、そのような様々な取り組みを真剣に行っておりまして、それをユニフォームが泥んこに汚れるというふうに言うことができるならば、臼杵のユニフォームは泥んこになってるというふうに私は思っております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で大塚議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 川野議員の発言を許可します。



川野方男議員の通告事項
 1 住基ネットについて
 ? 個人情報の保護対策は
 ? 電子自治体の重要な基盤となる事が考えられるが、これは住民の負担軽減、行政の効率化、住民サービスへの向上につながる。臼杵市では他の自治体に先がけて職員全員にパソコンを導入し、行政の効率化事業展開へのコスト削減に取組んでいる。これらのIT導入が市政執行に今後如何にその役割を果して行くのか詳細に説明を承りたい。
2 未来志向の農政について
 ? これからの農業は地産地消を軸に展開されることが考えられる。臼杵市は、高速道の開通により観光客が一挙に増加し臼杵ふぐの人気は周知の通りである。
   これは、観光と水産業の緊密なる連繋の結果であると思ふ。観光と農業の接点は臼杵市に於ては、現在その対策はなされていない。観光農園の早期の実現に向けて取組むべきと考えるが。
 ? 農政も改革の時代に入っている。濃密なる農政執行に臼杵市農協との人事交流を提案します。
3 教育関連の諸問題
 ? 小中校児童、生徒の不登校が増加の傾向にあると聞くが、臼杵市の現状と対策は。
 ? 週5日制になり、既に半年が経過しようとしてるが児童、生徒の学力低下が心配されている。その対策は。
 ? 県教委は小中学校の学校自己評価を向ふ三年先を目途に全面的に導入する考えときく、その研究機関として県下6教育事務所単位で小中校各1校を試験実施すると聞いている。
   臼杵市では何校を予定しているのか。又、前倒して実施する考えはないのかお尋ねをいたします。







 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) 19番の川野方男でございます。通告にしたがい、3点につき一般質問を行います。

 まず、第1点の住基ネットにつきお尋ねを致します。

 去る8月5日、個人情報をオンラインで結ぶ住民基本台帳ネットワークがスタート致しました。これは総務省の外郭団体である地方自治情報が市、区、町村、都道府県、国の行政機関を専用回線で結び、住民票コード、氏名、性別、生年月日、住所とそれらの変更情報の独自情報を本人確認に利用するということでございます。しかし個人のプライバシー保護に対する不安から、接続拒否、又は延期の自治体が相次いでおります。

 臼杵市では8月5日、予定通り接続を致しましたが、住民コード票の発送は報道によりますと18日発送するということでございますが、未だに発送なされておりません。個人情報漏洩防止に万全の措置が取られることはまず必要と思いますが、市民の納得の得られる説明を賜りたいと存じます。

 住基ネットワークは電子自治体の市政執行の重要な基盤であります。臼杵市では他の自治体に先駆けて職員全員にパソコンを導入、電子自治体の先駆を切っております。これは住民への負担軽減、市民サービスの向上、行政の効率化、事業転化へのコスト削減等々、その効果は5年間で職員数で見る限り、相当数の職員が減員され、反面、市民生活関連事業も上水道、市道改修等々、積極的に展開をされております。職員皆様のご努力も然ることながら、庁内のITへの取り組み及びその役割を見逃すことはできません。今後は当面の重要課題でございます合併問題も本格化し、事務事業の複雑多岐、その量も増大をすることが予想されます。今後の市政執行にITの果たす役割につき、詳細に説明を賜りたいと存じます。

 第2点でございます。未来志向の農政につきお尋ねを致します。

 これからの日本農業は外国産農産品の価格攻勢により、更に窮地に追い込まれることは必至の情勢でございます。このような状況の中で、その地域の農業、農産品は付加価値をつけ、その地域のみに解決し得る個性を持った農政の展開を目指すべきと考えております。特にこれからの農業では、地域で生産された農産品はその地域で消費をするという。その地域での生産者と消費者の連携が重要になるとされております。観光とふぐをセットにした臼杵市でのもてなしは、かつてない好評を博しておりますが、これも市内、高速道の開通に伴い、石仏及び市内周辺の観光と結び付いておるということは現実のとおりでございます。

 臼杵市ではトマト、イチゴ、普通野菜、加え最近では、夏期栽培にも精力的な取り組みがなされております。しかし農業と観光をいかにリンクさせ、農業の発展をさせるか、市の重要な施策として議論をされたことはいまだかつてございません。環境保全型の農林業公社もいよいよ発足の段取りとなり、私はこれをバネに観光と農園構想に早急に取り組むべきと考えますが、ご答弁を賜りたいと存じます。

 農政は地区農協と緊密な連携がその成果を得るかどうかの鍵を握っておると申し上げて過言ではございません。これは農協にとっても、行政にとっても双方の利益に合致するものでございます。この観点より、農協との人事交流につき、ご提案を申し上げたいと思いますが、ご答弁を賜りたいと存じます。

 最後になりましたが、教育関連の諸問題についてお尋ねします。昨日の質問で重複をするということも考えますが、ご勘弁を賜りたいと思います。

 文部科学省の調査によりますと、平成13年度の小中高不登校の生徒数は13万8,696人と、10年前の平成3年度の調査の倍増となっておると言われております。臼杵市の現状はどうなってるのか、その対策により、いかなる効果が出ておるのかをご説明を賜りたいと思います。

 中小校が週5日制となり、既に半年が経過をしようとしております。保護者を中心に学力低下の懸念がされております。このような状況を踏まえ、文部科学省では平成15年度より放課後学習相談室を制度として導入し、これに対応しておるということでございます。市教育委員会は臼杵市の現状をどう把握し、また今後いかにこのような状況を解決しようとしておられるのか、お尋ねを致します。

 また、放課後学習相談室の制度の導入を早急に検討すべきと考えますが、ご答弁を賜りたいとも存じます。

 県教委は高校に引き継ぎ、向こう三年間で学校自己評価制度を全面的に導入をしております。県下、小中学校に対しましても、教育事務所ごとに1校を選定し、研究機関として試験実施をするようでございます。学校の評価は評価自体が目的ではなく、開かれた学校づくり、いわゆる保護者や地域との情報公開や説明責任を果すための手段とされております。市内中学校の試験実施予定校はあるのかどうか、またこのような教育制度のもとで、前倒ししてでも実施する必要があろうかと考えますが、ご見解を賜りたいと存じます。

 質問を終わります。



○議長(首藤新一君) ここで休憩致します。午後は1時30分から再開致します。

  午前11時49分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後1時30分 再開



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 市民課長。

 [市民課長 佐藤俊彦君登壇]



◎市民課長(佐藤俊彦君) 川野議員ご質問の「個人情報の保護対策」についてお答え致します。

 臼杵市では、庁内の電算化事務の開始に伴い、昭和62年3月「臼杵市電子計算組織の管理運営に関する規則」を制定し、個人情報の保護に取り組んできました。本年8月の住基ネット稼動に先立ち、この規則を一部改正し、ネットワークにおける個人情報の保護の強化を図りました。また、住基ネットワークシステムを安全かつ適正に管理運営するため、「住民基本台帳ネットワークシステムの管理運営に関する規程」を定め、セキュリティの強化を図っています。

 さらに、住基ネットでは、不正なアクセスを未然に防ぐ装置を、市・県・国のそれぞれのネットワークシステム間に設置しています。

 万が一、不正なアクセス、事故等があった場合、臼杵市は直ちにネットワークとの接続を切断し、一時停止等の措置を講じることとしています。

 今後とも、万全の体制で対応してまいりたいと考えております。

 なお、住民票コードのハガキ発送が遅れていますが、今月の13日に発送の予定となっています。よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 総務課長。

 [総務課長 亀井重忠君登壇]



◎総務課長(亀井重忠君) 個人情報の保護対策についてお答え致します。

 臼杵市では住基ネットによる情報のほか、電子ファイル、また帳票等、紙等の帳票等による個人情報を数多く保有致しております。このようなことから、電子情報以外の個人情報も含め、その保護対策が必要なことから、現在、個人情報保護条例の制定に向けて準備を進めているところであります。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 企画情報課長。

 [企画情報課長 吉田 定君登壇]



◎企画情報課長(吉田定君) 川野議員ご質問の「住基ネットに関連するITの役割」についてお答え致します。

 臼杵市のIT導入は、市役所業務の効率化とスピードアップを図ることで、市民サービスの向上とサービスの即時性を目的に、平成11年度から他に先駆けて「一人一台のパソコン配置」を目標に掲げ、進めてまいりました。その結果、現状では、本庁及び出先機関の約350台のパソコンがネットワークで結ばれ、事務連絡のペーパレス化、高速化を始め、データの共有化、情報の蓄積・共同利用などが可能となり、IT先進地となりました。

 こうしたIT活用は、・部制の施行、課係の統廃合、グループ制の試行などによる組織機構改革、・安生寮、保育所の外部委託、・バランスシート等による財政改革、・更にブレイクスルー思考などによる職員の意識改革と、これによる各種計画書の自前作成など、多くの行財政改革、意識改革と連動して、大きな成果を上げています。

 特に職員数は、新たな業務が加わる中で、平成8年度406名から平成14年4月には373名と33名の削減となっています。

 今後、これらITの果たす役割はますます重要になります。国策として進められています『電子政府・電子自治体』構想は、将来的には、転居届だけで学校、保険、年金など、関係手続きが完了する『ワンストップサービス』や、会社や家庭からパソコンで税務申告や各種申請が可能となる『電子申告・電子申請』、税金や手数料・使用料の納付が窓口に足を運ぶことなく可能になる『電子決済』などが行われるようになり、住民の利便性と行政の効率化が進むものと考えられます。

 このためには、『e−Japan重点計画』に位置づけられ、2003年を目標とする申請届出手続きのオンライン化システムの整備や、2004年度を目標とする電子入札などの達成が必要でありますが、この基盤となるネットワークは既に中央省庁を接続する『霞が関WAN』が完成し、全国の自治体を結ぶ『総合行政ネットワーク(LGWAN)』も、平成15年度中には、全市町村が参加する予定となっています。

 このような動向のなか、臼杵市では本年7月に県内市町村に先駆けて、『臼杵市電子行政推進本部』を設置し、臼杵市の電子自治体に向けた取り組みを開始しました。

 また、大分県及び県内5市町村とともに電子申請・届出の共同利用モデルシステムの研究を行うことも検討しています。

 行政内の情報化は、こうした国の施策と連携して、合併後の効率化も念頭に、行政効率化、行政サービスの向上に寄与するよう努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 農林水産課長。

 [農林水産課長 藤丸国照君登壇]



◎農林水産課長(藤丸国照君) 川野議員ご質問の「未来志向の農政」についての、第1点目の「観光農園の早期実現」についてお答え致します。

 臼杵市では、高速道路の開通により観光客の増加につながっていますが、観光と農業との連携をとった観光農園的なものは実施されてないのが現状です。

 観光農園への取り組みは、農業・農村体験、農家民宿等のグリーンツーリズムの一環として考えているところですが、実施にあたっては、交流対象都市圏の設定、情報発信の手法、作物の設定、立地条件等の課題があるとともに、なによりも農業者の主体的な取り組みとその継続が不可欠と考えています。

 市と致しましては、観光農園への取り組みは、農村の活性化のための一つの施策と考え、むらづくり活動等を通じて、農業者の主体性を一層促しながら、他市町村の状況も踏まえ、今後の課題として検討していきたいと考えています。

 次に2点目の「大分のぞみ農協との人事交流」についてお答え致します。

 臼杵市では、各関係機関で構成致します農業技術者協議会や各種協議会及び検討会等を通じ、関係機関との連携をとりながら、農業振興を図っているところです。

 また、農協は、社会の要望とともに広域総合農協として発展してきましたが、農業振興においては、技術指導や販売のノウハウを有しており、直接農業者に指導、支援する機関としての重要な役割を担っているところです。

 市と致しましては、8月に設立致しました「臼杵市環境保全型農林振興公社」へ農協職員も出向しており、臼杵市の新たな施策として、公社事業が農業振興に寄与できるものと考えていますので、農協との人事交流は考えていません。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 学校教育課長。

 [学校教育課長 三重野猛志君登壇]



◎学校教育課長(三重野猛志君) 川野議員ご質問の「学校教育に関する3つの問題」についてお答え致します。

 まず、不登校の問題ですが、ご指摘のように13年度に全国の小中学校で年間30日以上欠席している児童・生徒数は、13万8,696人で、これは全体の1.23%に当たります。5年前と比べても約3万人も増加しています。臼杵市での年間30日以上の欠席者は、5年前から順に、31人、23人、24人、26人、27人となっており、全生徒数に占める割合は、1%を下回り、全国よりも低くなっています。この中で、年間を通して継続的に欠席がちな者は、10人前後で推移し、増加はしていませんが、臼杵市においても教育上の大きな課題であると認識しています。

 不登校の理由につきましては、いろいろな要因が絡み合うことが多くなっています。このような実態に対し、不登校の児童生徒や保護者、学級担任などをサポートするために、教育相談室「きづな」を設置するとともに、「心の教室相談員」や「スクールカウンセラー」を配置し、支援を行っています。また、市の福祉の「家庭相談員」も保護者や子どもたちの相談に応じています。いずれに致しましても、不登校を防止するには、楽しく充実した学校生活や家庭と学級担任等の連携が基本になります。今後とも、不登校の児童・生徒が一人でも少なくなるように取り組んでいきたいと考えています。

 次に、「学校五日制に伴う学力低下の問題」についてですが、これは完全学校5日制になって、まだ数ケ月しか経っておらず、五日制と学力低下の関係を示す実証的なデータがないのにこのような声が出ることは、新しい学習指導要領のねらっている「学力観」が保護者に理解されていないということであって、大変残念なことです。今後も機会あるごとに新しい指導要領のねらいについて、保護者に理解して頂くよう、説明を続けていきます。また、各学校では、授業方法を工夫した「わかる授業」や、一人ひとりに適した個別指導など「きめ細かな指導」を行って、読む・書く・計算するなどの学習の基礎となる力や考える力など「確かな学力」を身につけさせるようにしていきたいと考えています。

 ご指摘の、「放課後学習相談室」につきましては、各学校の子どもたちの学習状況を見ながら、検討していきたいと考えています。

 最後に、「学校の自己評価」についてですが、学校が保護者や地域住民の信頼に応え、家庭地域と連携して子どもたちの教育にあたるためには、学校運営や教育活動の状況を自己評価し、その結果を公表するとともに、それに基づいて改善を図っていくことは重要であると考えています。

 これまでも、各学校では、教育目標を具体化した活動について、学期末、学年末に全職員で評価し、修正・改善を図っています。保護者には、「学期の反省」として、期末PTAや広報誌などで知らせていますし、学校評議員には学校長が説明し、感想・意見を求めています。また、学校によっては、「学校便り」などで、地域住民にも知らせていますし、今後は、学校ごとに評価基準を明確にして、学校便りやホームページの活用など積極的に学校の情報発信を行っていかなければならないと考えています。

 県教委の指定を受けての学校評価を推進していくことにつきましては、各学校の今年度の取り組み状況を見ながら、働きかけていくことも考えたいと思っております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 川野議員。

 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) 再質問致します。

 住基ネットの関連でございますが、ただいま個人保護条例を制定をして、そういうふうな縷々万全の体制を整えるというご答弁でございましたが、大体時期としてはいつごろになるのか、それをひとつ知らせて頂きたいと思います。これはもう早く立ち上げるのに越したことはないと思いますが、その点ひとつよろしくお願い致します。

 それとITの関係ですが、これは市長もさっきちょっと触れましたが、これをだんだん発展させていくことによって、今、370名体制が最終的には350名体制になるということも考えられるというような発言も私はあったと思います。市長はこのような考え方を何を根拠にして大体こういうふうな350名というような発言をされたのか、そのへんをひとつ承りたいと思います。

 それと農業関係でございますが、ご案内のように、野津町と合併致しますと、野津の、これは常々執行部の方も言われております。大変野津は農業が先進地である。発展をしておるということでございます。特にこれから先やはり野津町との農業の歩調を合わせていくためには、今一つやはり農業に積極的に取り組む姿勢、あるいはそういうふうな行動が大事と私は受け取っております。やはり民間のノウハウ、あるいはそういうふうな新しい考え方、導入をしながら行政というものは今からやっていかないと、やっていけない時代が来よるということは皆さんがおっしゃるとおりです。そういう意味で、これはもう一回真剣にこの農業の問題というのは考えて頂きたいと思います。

 それから学校の大体学力が低下をしておるというようなことは、昨日もこれは議員の発言で答弁をされたのを聞いておりますが、確かに、教育長さんも言われましたが、1年や2年で教育の効果というものは出るもんじゃないと、やはり5年、10年の長期的な視野に立った取り組み、あるいは成果を見るのが大事であるというような発言があったと思います。私はもちろんそうだとは思いますが、やはりどんな優秀な生徒でも、法律でも、指導要綱でもやはりその運営の途中において考えられるやはり問題点というのは、やっぱり正直に受け取ってそれに対応していくというのが私は最もベターなやり方じゃないかと思いますが、この点についても、もうちょっと深入りをした答弁をお願いを申し上げたいと思います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいま川野議員ご質問の、近い内に350名を目指すということのその根拠はということでございますが、まず、できるだけ早く人口100人に1人当たりの職員数で事務が遂行できるように、そのような体制を整えなければならないというふうに考えております。それの具体的な内容と致しましては、今年度、来年度、再来年度、年度末でそれぞれ退職する職員の数が多数に上ります。その多数の中をすべてを補充するというのではなくて、その数をしっかり把握しながら、人員を縮小してまいりたいとこのように考えています。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 総務課長。



◎総務課長(亀井重忠君) 個人情報保護条例の制定の時期につきましては、早くて今年の12月、遅くて来年の3月議会にはこの議会に提案を申し上げたいというところで作業を進めております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 学校教育課長。



◎学校教育課長(三重野猛志君) 先程の学力低下の問題についてお答えします。

 教育長が昨日、岩倉議員の質問について答弁をなさいましたのは、非常に大きな考え方でありまして、5年、10年という先を教育は見通さなきゃならないということであります。ただ、川野議員ご指摘のように、教育委員会と致しましても、5年、10年を待つということではなくて、先程の答弁の中にもありましたけど、やっぱり一番大切になるのは授業でどのくらいわかるかということであります。それでありましてきめ細かな授業とか、チームティーチングとか、実際に今、組んでやるようにしております。

 ご指摘の放課後の指導につきましても、時間的なものもありますし、例えば東中学校とか、豊洋中学校ではもう既に25分等とりまして、数学とか、英語とか、差のつきやすいものについて全部の先生がついてあたるようなこともされております。そして具体的な文部科学省の、議員ご指摘の放課後の時間についてでありますが、放課後学習相談室についてでありますが、これは今、予算要求の段階では各都道府県に6校ずつ選びということになっております。ですから必ずしも臼杵に回ってくるということではありませんから、やはり基本はそれぞれの分担した教員が責任を持って、遅れた児童には残すなりして指導するということが基本になってくると思います。6校と言いますと、各教育事務所に1つということになりますから、臼杵市にいろんなバランスがありますから、回ってくるかどうかわかりませんが、そういうのを回ってくるのを待つだけじゃなくて、積極的にわからない子どもに対しては、やはり徹底的な指導をしていくというのは、これはもう基本でありますから、そのへんは教育委員会と致しましても指導していきたいというふうに考えております。



○議長(首藤新一君) 農林水産課長。



◎農林水産課長(藤丸国照君) 議員さんの野津町との合併によってということですけども、野津町は農地も広いし、新鮮で栄養高く安全でおいしい食べ物を日々の食卓に乗せるという、この当たり前の願いを実現していくため、生産者独自では達成できない品質向上や保持のための技術支援、宣伝や販売促進活動の支援体制を整えるということを視野に入れながら、食の安全を顔の見える関係として、地元で生産した農産物を地元で消費する地産地消の推進を図ってまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 川野議員。

 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) これも合併に関連する問題でございますが、今、市長から350名体制というのに関して説明を受けました。これは今の形でいきますと、野津町との合併はほとんど間違いないような状況であろうと私は受け取っております。そう致しますと、野津が大体約1万9,700人ですか、それと臼杵が3万6,000人、大体4万5,000名ぐらい、5万弱ということになると思います。やはり臼杵でそういうふうなですね、やっぱ職員体制と言いますか、庁内の体制というものをしっかりしていかないと、今後のやはり合併したときの職員数というものが、やはり臼杵が主導権を握るという意味でもこれは大変な意義のあるものだと私は思っておりますが、そのへんをどういうふうな考えをしているのか、もう一度市長にお願いをしたいと思います。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいま合併につきましては、野津町との間で任意協議会を持ちながら、今後の様々な対応について検討し、そして今後それらについて議会、そして市民の皆さんに説明申し上げながら、合意形成を図っていかなければいけないというような段階に入っているところでありますが、職員の問題につきましては、職員、これまでもこの議会の中でも度々ご指摘頂いておりますように、合併して10年経つと、それまでの交付税が一応それまで現状で凍結されたような形になるそれが解けまして、そして10年後から5年間掛けて、通常水準の交付税に戻ると。その通常水準の交付税に戻るということになりますと、人口が3万5,000人のそういうような自治体から、例えば4万5,000人の自治体になったと致しますと、4万5,000人の自治体でのやっていけるような範囲内に変わっていかなければいけないというのは当然のことであります。そのときに人口4万5,000人の自治体での適当な職員数が何人になるのかということにつきましては、そのときにやはり100人に1人というようなことではなくて、例えば105人に1人とかいうようなことになるのかどうかというのは、社会情勢、その他の様々な情勢を見た上でないと、今、即断するわけにはいきませんけども、かなり厳しい状況になることは十分考えられます。そういったような状況に至るまでの10年間という時間をしっかり頂くことができれば、その間にしっかりその準備を整えればいいわけですけれども、その間に政治情勢、日本の経済情勢がどんなことになるのやというようなことについても、懸念なしとは致しません。そういうようなためにできるだけ前倒しして、それらに耐える体制というようなものはつくる必要があるというふうに思っております。

 そういった中で、臼杵市と野津町が合併するということになりますと、やはりそういった合併の中での仕事を進めていくということには、電算化等のそういった技術的な問題もありますけれども、職員の意欲、そして職員の事務能力、こういったようなものの向上、高揚が図られなければならない。そのリーダーシップをしっかりとって頂くためにも、臼杵市の職員も若い職員しっかり確保しておかなければいけないというようなところもあります。そのような様々な点を勘案しながら、将来に望みが持てるような市役所でありたいというようなことで、今後の採用計画をしっかり立てていきたいと思っております。



○議長(首藤新一君) 川野議員。

 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) もう1点、今、農業問題につきましては課長さんから説明がございましたが、民間からそういうふうな技術屋なりノウハウというものをやはり学ぶため、あるいは研究するため、あるいは交換するためには、やはりこの際、私は農協との人事交流が必要であるということをお願い致しましたが、あまり課長さんのお話では前進したような答弁がみられませんでした。市長にこの考え方を、どういうふうな考えを持っておるのか、市長にひとつお考えをお尋ねします。農協の人事交流ですね。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 農協との人事交流につきましては、先程課長より答弁致しましたように、ただいまのところ農林公社に1人出向願っておるというようなところでの交流というようなものが進んでおります。農協の今後の合併とか、いろいろな問題も出てきておりますし、今後のことにつきましては、その都度考えていかなければいけない問題でありますけれども、そういう場合によっては交流の必要が生じてくるということも勘案しながら、現在のところでは、今、臼杵市人数も減ったことだし、それだけの余力がなかなかないというようなことで、今のところそこまで考えられないという実情をご理解願いたいと思います。



○議長(首藤新一君) 以上で川野議員の質問及び答弁は終了致しました。

 川野議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 林 議員。



◆7番(林壯一朗君) 7番の林でございますが、住基ネットの問題について2つばかり、個人情報の保護対策の部分については今お聞きをしたんですけど、説明がありましたが、他市でいわゆる私の情報を載せないでくださいという拒否者ですね、拒否者についてどういう格好で対応されるのか、法的に処罰をされるのか、「いや、私はもう載せたくないから載せんでください」と言ったときに、それで受け止めて処理ができるのかどうかということですね、1つは。そこのところをお聞きしたいのと、もう1点は、やはりこの新聞報道で出ておりましたが、4や9とかいう番号が入ってた場合に、嫌だということで、番号を変えてもらったというような報道がされておりますけども、そういう具合な番号の選定の自由が臼杵市の場合あるのかないのか、その点についてご説明願いたいと思います。



○議長(首藤新一君) 市民課長。



◎市民課長(佐藤俊彦君) まず、2点目の番号の4、9の番号をもらった場合、あるところでは6回程4、9がありましたので、変えたというふうに記事を見ています。で、変更はできます。これは理由はいりません。変更理由は必要なく変更請求はできます。

 それと1点目の、情報を載せないことはできるかということなんですが、これあれじゃないですかね、4情報のことですかね。氏名、性別、生年月日、住所ですね。これは住基法の中に入っていますので、これについてネット上に流してくれるんかということですかね。



○議長(首藤新一君) 休憩します。

  午後2時02分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後2時03分 再開



○議長(首藤新一君) 再開します。

     市民生活部長。



◎市民生活部長(宇薄健一君) お答え致します。

 自分の住民票コードに付けられているものを拒否できますかということでございますが、住基法の第30条の2第(聞き取り困難)。



○議長(首藤新一君) 林 議員。



◆7番(林壯一朗君) 今の分はわかりましたが、番号の方は特別理由はいらないということなんですけども、これは私もあちこちで経験をしてるんですけど、今言った4と9が嫌だという人もおれば、ごろ合わせの番号で、例えば後藤市長だったら510の9241でくにとしさんとかね、いうような数字に全部なるような名前だったら、こういう番号をくださいと、私はこういうのがほしいと言われたとき、そういう部分はどうなるのか、そこをちょっと答弁願います。



○議長(首藤新一君) 市民課長。



◎市民課長(佐藤俊彦君) 今の質問にお答え致します。

 変更請求はできます。ただし、番号の指定はできないことになっています。



○議長(首藤新一君) 以上で川野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 三浦議員の発言を許可します。



三浦正行議員の通告事項
1 町中の整備について
 ? 祇園洲・柳原線の進捗状況について
2 中央地域ふれあい交流館について
 ? 内容について
 ? より多くの人に利用してもらうためのPR活動









 [12番 三浦正行君質問席登壇]



◆12番(三浦正行君) 12番の三浦です。通告にしたがいまして、2点、一般質問をさせて頂きます。

 まず、祇園洲・柳原線についてお伺い致します。

 町中の整備が徐々に進んで、その概要が少しずつ目に見えてきました。特に商店街では電線の地中化工事などとともに、古店改装も急ピッチで進んでおります。アーケードも今年中に撤去されるそうですし、町並みの雰囲気ががらりと変わりそうです。そしてそれに併せ、周辺の建物も改築が行われ、人も町も活気づいてきたのは確かです。

 また、「うすき映画・なごり雪」効果や高速道の開通で臼杵を訪れる観光客や臼杵のハード面、ソフト面が急ピッチで進んでいる現状を視察に来られる方が、町並み案内をされているボランティア団体が悲鳴を上げるぐらい本当に多くなっております。観光ツアーで来られる団体も確かに多くなっていますが、それとともに夫婦連れがマイカーで訪れるパターンも着実に増えております。これから本格的な観光シーズンですが、雑誌やテレビで度々取材をされている臼杵の地を訪れる観光客は、当然昨年を上回るのは当然だと思います。

 また、11月には「竹宵祭り」が開催されます。特に今年の般若姫には、「なごり雪」に出演した須藤温子さんが扮するそうですし、話題には事欠きません。

 また、先月、竹宵の実行委員会が山口県柳井市に竹宵の出張をされ、柳井市長や市民に大いにアピールしてきたと聞いております。そのようないろんな状況を考えると、今年の「竹宵祭り」には、昨年の倍近くの人が訪れると私は確信しております。ただ、これからの観光客等の流れを想像すると、それだけの人や車を実際受け入れられるのか、非常に心配でなりません。そしてそのような心配を解消するためにも、それに伴う道路網の整備を急がなくてはなりません。当然高速道のアクセス道路である国道502号線の拡幅工事も早急に終わらせなくてはなりませんが、それ以上に町中の道路の核となる祇園洲柳原線の進捗状況がとても気に掛かります。1期工事では、祇園洲周辺が対象になっており、今のところ公園下の住宅の買収はおおむね順調に推移しているようです。しかし、これから生協や会議所、そしてビジネスホテルなど大きな物件が残っております。買収計画がスムーズに進んでいくのかとても気掛かりです。

 そこで今後の買収の見通しや、1期工事でどこまで買収するのか、また、いつまで掛かるのかお聞き致します。

 次に、中央地域ふれあい交流館についてお伺い致します。

 日本が世界一の長寿国であることは言うまでもありません。15年後には65歳を超えるお年寄りの割合が4人に1人以上になるという高齢化社会が待っております。また、今月末までに100歳以上となる高齢者の数が1万7,000人を超えるという、厚生労働省の発表の記事が掲載されていましたが、改めて日本に超高齢化社会が押し寄せてきたという思いを実感させられました。ところで臼杵市の高齢化率も26%を超えております。

 このようにどこの自治体も高齢化社会が迫っている中で、各自治体にとってはお年寄りがいかにいつまでも健康で楽しく暮らせるかが大きな課題になると思います。特に「生涯現役のまちづくり」を目指している臼杵市にとっては、本当に早急な課題だと思います。現在、公民館活動等でいろんな趣味を通じて、楽しい時間を過ごしている年配者も多いと聞いております。手芸や園芸などを通して、いろんな人と交流を温めるのは心身ともに非常にいいことだと思いますし、このような活動が若さと健康を保つ一因になっているのではないでしょうか。しかし、公民館活動の参加者は多く、年配者の方もなかなかすぐに活動に入っていけないところもあると思います。若い年代との交流ももちろん大切ですが、お年寄り同士が誰にも気兼ねなく、気軽に立ち寄れる施設がこれから必要になってくると思います。

 今回、公民館の横に建設される中央地域ふれあい交流館は、そのような高齢者のニーズに応えるための建物だと聞いております。いろんな活動に1人では参加できないお年寄りや、とかく家の中に閉じこもりがちなお年寄りに、気楽で楽しい憩いの場所を提供して、余生を健康的に明るく過ごして頂く施設だと聞いておりますし、結構期待している方も多いと聞いております。

 そこで、この施設にはどのような設備が完備されているのか、また、どのようなメニューが用意されているのかお聞きします。また、このような立派な施設が出来上がっても、利用する人がなければ何もなりません。市としては、利用するためのPRを積極的にしていかなければならないと思いますが、今後どのようなPR活動をしていくのか、お聞かせください。

 以上です。よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 都市デザイン課長。

 [都市デザイン課長 兒玉 清君登壇]



◎都市デザイン課長(兒玉清君) 三浦議員ご質問の、「祇園洲柳原線の進捗状況」についてお答え致します。

 祇園州柳原線は、平成12年2月に都市計画事業の認可を受け、臼杵駅前末広線から辻ロータリーまでを第1期区間として、県が平成16年度まで用地買収完了を進めているところです。第1期区間の用地買収対象戸数は46戸の内、平成13年度末では11戸を完了しております。今年度は9戸を予定しています。用地買収完了後は、直ちに工事に着手する予定となっております。

 また、臼杵市では祇園洲柳原線と臼杵公園との間の部分を大手門公園として整備する計画です。この公園は臼杵城跡の景観に配慮した堀、さまざまなイベントに対応できる多目的広場を整備する予定で、用地買収を進めているところです。

 祇園洲柳原線については、都市計画の観点から生活関連道路として重要な街路であることや、歩行者の安全確保を優先した道路でありますので、今後はこの事業を推進するにあたり、更に地区の方々への理解と協力を得られるように努力し、また移転となる地権者の方々の意向を十分に尊重し、事業を進めていきたいと考えています。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 福祉課長。

 [福祉課長 神品賢二君登壇]



◎福祉課長(神品賢二君) 三浦議員ご質問の「中央地域ふれあい交流館」についてお答え致します。

 第4次臼杵市総合計画の市のイメージテーマである「生涯現役のまち」を実践していくためには、高齢者が介護状態に陥ることなく、住み慣れた地域で生きがいを持って生活できるための介護予防施策が重要であると思っております。

 中央地域ふれあい交流館は、その介護予防の拠点として、来年2月末完成を目指し、今月9日に着工致しました。構造は鉄骨造り2階建てでありますが、可能な限り木仕様とし、木の温もりを取り入れた設計となっています。延べ床面積は約578平方メートルで、1階には軽い運動や機能訓練ができる多目的ホール、少人数の料理教室が可能な調理室、趣味活動を行う和室や研修室を整備致します。また、高齢者の健康状態や運動の成果等がパソコンで確認できるシステムの設置を想定した生涯現役データ記録室を配置しております。2階には、健康データの管理や個別相談などができる部屋の整備を致します。

 この施設内での市の事業と致しましては、保健師等による機能訓練や転ばぬ先の杖教室などの転倒・骨折予防教室のほか、健康相談や健康診査等の保健サービスを実施するとともに、ひとり暮らし高齢者の閉じこもりを防ぐ地域住民によるコミュニティーデイサービスや利用者のニーズに合わせた趣味活動などの福祉サービスを実施したいと考えております。また、この施設は貸し館として利用するのではなく、高齢者がひとりでも自由に参加でき、楽しく体力づくりができるようなメニューも市民皆さんのご意見・ご協力を頂きながら検討してまいります。そのためにも、施設の紹介や事業の案内など市報やケーブルテレビを活用しながら積極的な広報を行い、より多くの高齢者が利用できるよう配慮していきます。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 三浦議員。

 [12番 三浦正行君質問席登壇]



◆12番(三浦正行君) どうもありがとうございます。このふれあい交流館は年配者の健康維持とか、健康増進ということにものすごく役立つというふうに私も思います。そうなれば高齢者が病院通いということも少なくなるし、当然老人医療費も軽減されてくるんじゃないかということで期待をしてるわけなんですけど、それにはやはりより多くの方に利用してもらいたいと。えてして、行政がPRという部分には本当に苦手な部分があるということがありますので、いろんな方法を使いながら、本当にPRしてより多くの人が来てもらうような努力をして頂きたいなというふうに要望しておきます。

 また、祇園洲柳原線のことなんですけども、進捗状況はよくわかりました。ただ、ちょっと気になることがありまして、買収される方ですね、その方々が実際ちゃんとした把握をしてるのかどうかということがちょっと気になるんです。最近、ある、当然買収にかかってるとこなんですが、そういう方にお話をすると、自分のところはそういう話はありませんと、今回計画に載っておりませんというようなことをちょっと聞いたもんですからね、ちょっとそういうことがいろんな噂になると、また変な形になってくるんじゃないかと思いますので、そのへんやはり都市デザインとしてはぴしっとした対応と言うか、もう一遍洗い直すということも必要じゃないかと、特に今回都市デザイン課長が替わられましたんで、そのへん十分対応していきたいなと思いますんで、そのへんよろしくお願い致したいと思います。そのへんちょっとありましたら。



○議長(首藤新一君) 都市デザイン課長。



◎都市デザイン課長(兒玉清君) 再質問に答えます。

 事業の対象地域におきましては、工事の着手前に地区説明会等を開いて、詳細な説明を行っていますが、整備の状況や今後の計画が地域住民の方にいってないということですから、再度対象地区についてはお知らせをするよう進めてまいりたいと思いますんで、どうかよろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 以上で三浦議員の質問及び答弁は終了致しました。

 三浦議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で三浦議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 10分間休憩致します。

  午後2時21分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後2時31分 再開



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 土谷議員の発言を許可します。



土谷桂山議員の通告事項
1 住基ネットについて
 ? 臼杵市のトラブルについて
 ? 今後の個人情報保護の方策について
2 学校における労働安全衛生規定について
 ? 市内の学校での進捗状況、今後の展望について
3 臼杵養護学校の高等部卒業生の進路について
 ? 企業における実習生迎え入れ、採用状況と行政としての援助について
4 ポルト蔵の設置条例について
 ? 経過について
 ? 条例の提案は違法ではないか。
5 県道整備について
 ? 大泊・浜・徳浦線の着工について









 [4番 土谷桂山君質問席登壇]



◆4番(土谷桂山君) 議席番号4番の土谷桂山です。通告にしたがって、一般質問を行います。

 まず、住民基本台帳ネットワークの件ですが、先程川野議員さんの方から質問があり、回答がありましたので、重複を避けたいというふうに思います。お聞きしたいことは、臼杵市におけるトラブルを新聞、テレビ等で見ました。内容についてお知らせください。そしてそれに係わる追加予算等がどれくらいかかったかということも併せてお知らせ願えればと思います。

 それから、個人情報の漏洩問題ですが、先程総務課長の方から保護条例を12月あるいは3月に出したいというふうに伺いましたので、その中身について、特に罰則規定を制定するかどうかということをお答え願えればと思います。

 次に、学校における労働安全衛生規定についてです。

 6月議会で私が質問をした回答は、「臼杵市には50人以上の職員がいる学校がないので、具体的な取り組みはしていない。各学校に安全衛生推進者を置いて、また、臼杵市全体の教育現場としての衛生管理体制については、管理体制のあり方や教育現場での体制、特に法に定められた資格者の取り扱いなど、体制づくりにはいろいろなハードルがあるが、臼杵市の教育環境に合った安全衛生管理体制の確立に向けて検討していきたい」という回答を得ました。

 そこで、学校の規模の大小に関わらず問題はあるので、是非ケアし、フォローするための早急な対策をお願いしたいと言いましたが、その後の進捗状況についてお知らせください。

 3点目は、臼杵市における障害を持つ方々への具体的な雇用対策、啓蒙運動についての現状をお知らせください。

 各企業は従業員の1.8%の障害者雇用を求められていますが、その状況が今、臼杵市でどうなっているかということであります。特に、臼杵は県立臼杵養護学校で高等部を設けています。その中で過去5年間に生活教養部の卒業生が28名、職業生活部の卒業生が47名います。これらの、75名になりますけれども、大半の方は授産施設や小規模作業所、更生施設、児童福祉施設などに進んでいまして、企業での民間企業に採用される方はごくまれであるというのも今の現状です。昨日も雇用情勢について一般的な質疑もありましたけれども、世の中が厳しくなればなるほど、障害者に対するまた厳しさはそれ以上に増してくるというふうに思いますので、それに対する行政の手助け、援助は絶対に欠かすことのできないことだろうと思いますから、現状、取り組みをお知らせください。

 それから次ですが、6月8日から営業を開始しているポルト蔵の設置条例、あえてポルト蔵と言いましたが、条例では片町の蔵となっています。このへんの言葉のニュアンスの問題もありますけれども、なぜ議会への条例提案が遅れたのか、経過の説明を求めます。それが、この間6月8日から、本日この議会に提案されてるわけですが、3カ月猶予の時期を済んでいますが、この間にもう既に営業をし、使っているわけですね。それが法律というか、条例に違反しないかどうか、そこらあたりの見解もお聞かせください。

 最後の問題は県道整備です。

 既に3月議会でもお2人の方が、大泊・浜・徳浦線についてのことについては質問もし、回答も得られていました。私は3年間深江小学校に勤務をしましたので、朝な夕なあの道路を通勤に使わせてもらいました。これが県道かという思いで毎日行きましたが、離合のときには地区の方々が先に待っててくれたり、こちらが待ってれば丁寧に挨拶が返ってきたりというのはあるんですけれども、やはり生活道路としては不備きわまりないということであります。

 今回、質問に取り上げた理由は、6月議会で市町村合併の集中審議の中で、市長が合併のデメリットとして、「自治体と自治体をつなぐ主要道路は県道になっているが、合併をして同じ市になると市道に格下げをされる。県道大泊・浜・徳浦線もそのようなものの一つである。」と、考えを述べられました。これを聞いて大丈夫かなという思いでの質問でありますので、今後の展望なり、今の進捗状況をお知らせください。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 教育次長。

 [教育次長 倉見昇一君登壇」



◎教育次長(倉見昇一君) 土谷議員ご質問の「学校における労働安全衛生規定」についてお答え致します。

 現在、臼杵市教育委員会では、これに関して進んでいる中津市から資料を取り寄せるとともに、大分県や津久見市が作成した規程なども参考にしながら、鋭意作業を進めているところでございます。

 議員もご承知だと思いますが、市や学校の状況はそれぞれ異なっていますから、単に他市町村の規程どおりにするというわけではなく、臼杵市にあった規程を作成し、実行性あるものにしていきたいと考えております。

 また、規程の整備とともに大切なことは、これを円滑に進めるため、校長はもちろん、学校職員も自己の健康の保持増進に努めるという観点から、「学校職員の安全と健康の確保」及び「快適な職場環境の形成の促進」という趣旨をよく理解する必要があります。このため、規程の整備とともに、勉強会や研修会なども行っていく必要があるのではないかとこのように考えております。

 このようなことから、多少の時間を要していることをご理解頂ければと思います。

 なお、規程につきましては、現在のところ、市全体の体制の整備と、その中に各学校の体制を盛り込む形で考えているところでございます。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 市民課長。

 [市民課長 佐藤俊彦君登壇]



◎市民課長(佐藤俊彦君) 土谷議員のご質問にお答え致します。

 平成11年8月18日、住民基本台帳法の一部改正があり、住民票コードを書面により通知しなければならないことになりました。この法律の施行により、住民票コード通知するにあたり、通知方法として、圧着ハガキ方法を採用致しました。すべての発送手続きを致しましたが、その後、他市でハガキに光をかざすと番号が見えるという事態が発生しましたので、個人情報の保護を最優先と考え、急きょ発送の停止を決めました。

 その後、透けて見えないよう工夫をし、今月の13日に発送する予定です。このようなことで送付が予定より1ケ月近く遅れますが、これも市民の個人情報保護を第一に考えた措置とご理解願います。

 なお、再発送のための費用につきましては、現時点で正確な数字は把握できておりませんが、郵便料と印刷費が再度必要になるものと見込んでいます。今後とも万全の体制で住基ネットワークの運用に慎重に対応していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 総務課長。

 [総務課長 亀井重忠君登壇]



◎総務課長(亀井重忠君) ご質問の個人情報保護条例の内容についてお答え致します。

 この個人情報保護条例につきましては、情報化の進展によるネットワーク社会の到来、これは個人情報の大量化とコードな処理を可能にするということで、広範な流通をも可能しております。このような行政事務の向上に寄与しているこの個人情報ではありますが、市民個人の情報を自らの知らないところで利用され、プライバシーが侵害されるという不安感を市民に今のところ抱かせることとなっているというところでございます。そういうところで、市民の人格的利益を保護し、個人情報の取り扱いを規定し、個人情報の自己コントロール権を確保することを目的というふうにしております。住民の行政に対する信頼と行政の適切な運営の確保に寄与することということを目的に、現在、意思形成過程でございます。この罰則を設けるかどうかにつきましても、他市の状況等勘案しながら、設けるか、設けないかを決定していきたいというふうに思っております。

 参考に、国会で継続審議となっております個人情報保護法案、これには罰則規定がございません。そういうことで、全国的にも条例の制定状況は全体の65.7%、県も含めてですね、65.7%が条例を制定していると、臼杵市のように規則を制定しているところを含めると、80.1%というところが、この適切な電算化の運営を図ろうという条例もしくは規則を作っているところということになっております。大分県では、大分県が今年の6月だったですか、保護条例を作っております。県内の各市におきましても28市町村が制定をしているというふうな状況でございますので、川野議員のご質問にもご答弁申し上げましたが、12月、もしくは3月までにはそういうところを十分煮詰めながら、ご提案を申し上げたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 土谷議員ご質問の「臼杵養護学校の高等部卒業生の進路」についてお答え致します。

 今日の社会経済情勢は依然として厳しい状況であります。このような中、障害を持たれる方々に対する雇用確保については、行政としても重要な問題として認識をしているところであります。

 市と致しましても、ハローワークを窓口とした「臼杵地区雇用問題協議会」や、各種高校進路指導者を含めた「若年労働力確保対策協議会」を開催し、意見交換や企業等の情報収集を行っております。

 特に養護学校にあっては、障害を持った方々の職業自立に向けた対策を講じているものの、一般企業への就業確立は厳しい状況であり、過去5年間の企業の採用状況につきましては8名となっております。また、学校では2週間ほどの現場実習を企業へお願いしておりますが、市と致しましても、少しでも多くの企業に協力して頂けるよう広報等、啓発に努めるとともに、今後とも障害を持つ方々の雇用体制の確立に努力してまいりたいと考えております。

 企業における障害者の雇用状況は把握しておりませんが、臼杵市はクリアをしております。

 次に「ポルト蔵の設置条例」についてお答え致します。

 まず、片町の蔵の設置及び管理に関する条例の制定についての経過でありますが、昨年度末に蔵及び付属建物は完成を致しましたが、蔵の外壁については乾燥を待って白壁で仕上げを行うよう、本年度の当初予算に計上しておりましたが、まちづくり協議会等の方々から、現状の壁も趣があるので白壁にしないでおいてほしいとの申し出があり、県の補助も受けている関係上、県とも相談をした結果、現状で完成として差し支えないとのことなので、提出することと致しました。

 また「条例の提案は違法ではないか」についてでございますが、地方自治法第244条の2第1項の規定により提案したものであり、適法であると考えております。が、現在使用料を免除し、238条の4第4項により、許可を与えた株式会社まちづくり臼杵では、地方自治法上不適切と思われますので、改めて、まちづくり協議会であれば良いとの県の見解に添って許可を致したいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 建設課長。

 [建設課長 野中誠一君登壇]



◎建設課長(野中誠一君) 土谷議員ご質問の「大泊・浜・徳浦線の着工」についてお答え致します。



 上浦、深江地区における県道大泊・浜・徳浦線の整備状況につきましては、議会のたびにお答えしてきたところであり、重複する点もございますが、現在の着手状況についてご説明致します。

 県道大泊・浜・徳浦線の臼杵側大泊から泊ケ内地区に至る道路延長約9キロの整備は、昭和48年に市道から県道に昇格して以来、局部的に整備して頂きましたが、現在までの整備率は18.6%と低い状況にあります。

 市と致しましては、機会あるごとに、整備促進をお願いしてまいりましたが、未整備区間も多く、昨年の路肩崩壊事故で陸の孤島となり、不自由な生活を強いられて以来、関係区民から切実な要望がなされてきました。

 このことを踏まえ、昨年12月に知事に陳情を行ってまいりました。

 今年度、上浦、深江県道整備促進期成会が関係区長、副区長を役員とし、組織強化がされ、以前にも増して整備促進を求められております。

 そうした中、さる6月25日、再度市長をはじめ、議長、県議、市議団と多くの期成会役員で県土木建築部長に事業区間の早期完成、新規工区の事業化、深江トンネル、清水楠屋トンネルの早期着工をお願いして来たところであります。

 県と致しましては、この県道の状況をご理解して頂き、今一番ネックとなっている鳴川工区を、漁港等の条件が整えば、今年度から新たに事業化して頂けると聞いております。

 これを実施されますと、現在、事業化されています大泊工区、深江工区、深江トンネル工区、清水工区に鳴川工区が加わり、5箇所での事業実施となります。

 また、別事業で漁港関連道路整備事業が実施されており、この県道の内、臼杵側での事業化延長は3.5キロメーターとなり、既に改良済みの区間を合わせると、約6割弱となります。各々の工区が完成の見通しが立った段階で、引き続き未改良区間を事業化して頂き、全線における道路改良の完成を目指したいと思っております。

 そのためには、県事業であることから、一日でも早く完成するように、機会あるごとに議員の皆様をはじめ、地元期成会と一体となり、以前にも増して強力に事業推進をお願いしてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 企画情報課長。

 [企画情報課長 吉田 定君登壇]



◎企画情報課長(吉田定君) 土谷議員ご質問の「県道大泊・浜・徳浦線」についてですが、県道大泊・浜・徳浦線が合併すれば、市道に降格して、多大な整備費がかかるのではというご心配についてですけども、こういう様々な声が国に通じたものと思いますけども、さる8月30日に市町村合併支援本部から、新たなる地方行財政上の支援措置が出まして、現行では57項目あるんですが、新たに23項目が追加されまして、その中で合併に伴う都道府県道認定要件の緩和措置ということで、合併関係市町村の区域内に存する都道府県道が、合併により都道府県道認定要件を失うことにならないよう、2以上の市町村を経由すること等を要件としている都道府県道の路線認定基準、いわゆるこの県道大泊・浜・徳浦線につきましては、県道の規定として合併以前の市町村をそれぞれ一の市町村と見なす等の改正を行うという、新たなる支援措置が出ましたので、ご理解を頂きたいと思います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 土谷議員。

 [4番 土谷桂山君質問席登壇]



◆4番(土谷桂山君) まず、住基ネットの関係ですが、先程のちょっと問題でもありましたが、拒否したら拒否できるかできないかという問題ですね、それは例えば、横浜市が拒否をしていると、あるいは杉並区が52万人が今止まっているということがある中で、法的に本当に拒否ができないのかどうか、このへんはまだまだ議論の余地があるというふうに考えますが、もう絶対にだめだと、もし拒否をすればそれは何か罰則規定が本当にあるかどうかという問題もやはり説明を頂かないと、条例に載ってますからそうですということでいくならば、今、全国でたくさんの市町村が、まだまだ全部が載ってるわけじゃないんで、そこらあたりのことについても再度お伺いをしたいと思います。

 それから罰則規定の問題です。先程の中に、おそらく同じ新聞だと思うんですけれども、65.7%、私も見ましたが、その中で罰則規定を定めてるのが9.3%ということで載っていました。約1割近くの市町村は罰則規定を持っているということであります。私はこの問題は将来に大きく関わる問題だろうと思います。例えば、韓国やアメリカが住民基本ネットと言いますか、国民総背番号制というものを採ってる中で、いろいろな犯罪が誘発されている。あるいは人権が侵されているという現状の中で、再検討されているという状況にあるわけですから、この特にコンピューター関係は念には念を入れる。そして人のすることですから、絶対万全はないという観点からやはり取り組むべきではないかというふうに思います。大分市は管理運営要綱を制定したというのが新聞記事にも載っていましたが、それは中身には触れてませんでしたけども、そういうことであります。

 コンピューターの問題はあってはならないことが次々にやっぱり起こります。先日は大分医科大の教授が、トロイの木馬型というソフトを潜り込ませて、同僚でしょうか、女性技官のメールを盗み見たということで摘発をされていました。このように、やはり本当に思ってもみないことが起こるということを前提にしなければ、例えばハッカーがどうだとか、それに関わって、市の方では管理システムは整備してると言いながらも、例えば、潜り込んだのを消すという高等技術もあるだろうと思いますから、そのへんのところは、やはり慎重の上にも慎重を期すべきではないかというふうに考えての、再質問をお願いします。

 それから2点目の学校労働安全衛生規定についてです。おっしゃるとおりでよろしいと思いますけれども、一つは研修会やあるいは講演会等で意識の変革なり、高揚なりを図る。向上なりを図るということであれば、やはりそれなりに予算がやっぱりかかるだろうと思うんで、是非予算についての財源確保もお願いする中で早急な対策、取り組みができるかどうかということで、講演会を予定されるかどうかということで、今現場は運動会を目前にしてとっても多忙をきわめていますけれども、その中であるからこそ安全で安心できる職場ということの構築は必要であろうというふうに思いますので、予算関係もできれば後ほどお答えください。

 それから3点目の、障害者における就職の問題、雇用対策、市はそれでやってるんでしょうけども、時あたかもと言いますか、今は各新聞社がこぞって障害者の問題を取り上げて連載記事を載せています。例えば、大分合同新聞では「家を建てる。夢を語る会の挑戦」という形で、今、宇佐の方で家を建てている状況が克明に連載をされています。それから朝日新聞では、「弱さを絆にベデルの家から」という連載が入っています。それから毎日新聞では、「みんな一緒、バリアフリー新世紀」という囲み記事が連載をされてますし、「本人主義って何、知的障害のある人とともに」という記事も載ってる程に、各社本当に今、障害者に向ける目はホットです。ですから行政の方もやはりそのへんも含めてですね、支援費、昨日も議論がありましたけれども、支援費制度というものが新たに来年度から導入されるということであります。

 そういう中で、佐伯市ではさわやか佐伯がNPO法人でありますし、津久見市のやまびこクラブもNPO法人の認定を取得したというような様々な取り組みが今、県内でも起こってますし、全国的に起こってる中で、やはりこれは商工観光課だけの問題じゃなくて、ほかの課も横断的に、縦割り行政じゃない形で取り組まなければならない課題だろうというふうに思っていますので、将来展望も含めてお願いをしたいと思います。

 それから次の、ポルト蔵問題です。

 説明がありました。壁の問題でということでありましたけども、ここに「うすきんまちづくり瓦版」というのがありますが、この18号に「6月8日、ポルト蔵オープン」という記事が一番に載っています。そして「株式会社まちづくり臼杵の直営店第1号、ポルト蔵が6月8日が午前11時にオープンします」と書いてまして、この提案がなされたのが5月17日の総会でということになりますと、6月8日の前にもさかのぼってこのことが議論をされているというふうに感じますが、そういうことの中で、今回の条例が遅れた理由が、その壁の乾き具合だとかいうことではないんではないかと、もう少し根本的なところに原因があるのではないかというふうに考えざるを得ません。もしこの条例が間に合わなかったとしたら、6月8日にどうしても開催をしたということであれば、本当は6月議会に提案をされるべきですし、それでもちょっと遅れたというのであれば、臨時議会を招集してでもこの問題はきちんとしなければならない。なぜかと言いますと、先程、無料でしてるからあまり問題はないというようなニュアンスの言い方をされましたが、もし万一、火災事故等が発生したときの責任は誰が取るのかと、臼杵の行政財産があそこで出来上がったわけですね、その行政財産を条例もなしに管理規則もなしに、民間に渡すということがあっていいのかというところが問題です。

 それで、やはりこれはある意味、私も新米で口はばったいことは言えませんが、議会をある程度無視した形で行政が事を運んだと言っても過言ではない。そこらあたりの認識をどのようにお持ちか、できれば市長にも回答をお願いしたいというふうに思います。

 県道については、先程回答頂きましたのでよくわかりました。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 教育次長。



◎教育次長(倉見昇一君) ご質問の労働安全衛生規定に関わる講演会等、予算措置の件でございますが、もちろん必要とあらば予算措置していかなければいけないのかもしれませんが、これがまだ講演会という形がいいのか、学習会とか、勉強会とか、わりとこじんまりした形でまず行っていくのがいいのか、これはちょっと今検討中でございますので、また、例えばそこに来て頂く方も、県の、例えばですけども、保健体育課長さんだとか、それから私も手前味噌でありますが、この規定を作るにあたって勉強をしておりますし、また勉強していかなければいけませんので、私などもお話させて頂ければというふうにも考えておりますし、可能であればできるだけ金がかからない方法でやっていきたいなと、具体的にはこれからどういう形が一番いいのか、規程の整備をしていく中で考えていきたいと思っております。



○議長(首藤新一君) 総務課長。



◎総務課長(亀井重忠君) 個人情報保護条例の中に罰則規定を是非設けるべきだという議員のご意見、わかります。今、先程申し上げましたように、意思形成過程でございます。で、他市の状況等を聞きながら、今、策定の準備をしておりますので、その中で議員のご意見として参考にさせて頂きたいというふうに思います。



○議長(首藤新一君) 建設課長。



◎建設課長(野中誠一君) 先程答弁の中で、事業化されている工区に誤りがありましたので、修正させて頂きます。深江工区と申しましたが、坪江工区の誤りですので、よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 企画情報課長。



◎企画情報課長(吉田定君) 住基ネットワークのご質問ですけども、全国の市町村の中には、個人情報保護案が成立してないという理由で接続を拒否している市町村がございますけども、改正住民基本台帳では公布の日から起算して3年を超えない範囲内において、制令で定める日、平成14年8月5日ですが、5日から施行することとされていますので、法律上個人情報法案が成立すると否とに関わらず、8月5日から住基ネットワークは施行することとなっておりまして、先程も言いましたように、住基法の第30条の2の3項には、住民票コードを通知しなければならない旨が記されておりまして、さらに自分の住民票コードを付けられることを拒否できるかということにつきましては、住基法第30条の第2項により拒否はできないことになっております。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ポルトガルの条例化につきましては、ポルトガルの使用の条例制定につきましては、先程説明致しましたように、壁を当初白壁を塗るというようなことで、県との間で県の補助金を頂いてるとか様々な問題があって、一応完成はしてるんですけれども、そのままで済むのか済まないのかとこういうような問題がありまして、そういった中で、確か6月10日がポルトガルの日であったと思うんですが、ポルトガルの日に近く開店したいということで、関係者の熱意もあって、開店を早めるということになったんですが、条例については慎重にその時点で提出するということが望ましく、そうすればよかったというふうに思いますが、この問題について、様々なところで個別的にはいろいろ説明申し上げたんですが、議会に対してこれをその時点でしっかりと条例化をして、先にやるべきであったということについてはお詫び申し上げます。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(岡村忠生君) 障害者の雇用に関してでございますが、今月9月は障害者雇用促進月間でございます。ですから先程、新聞等に掲載されてる分は多分それで各社がこぞってやって頂いておるものだと思います。市と致しましても、先程答弁の中で申し上げましたけども、広報等、企業に事前に2週間程度の仕事を教えて頂くような、そういう広報等努めてまいりたいと思います。



○議長(首藤新一君) 土谷議員。

 [4番 土谷桂山君質問席登壇]



◆4番(土谷桂山君) 再度再々質問をさせてもらいますが、今の忘れないうちに、今の障害者の問題ですが、今とっても重要な時期を迎えているというふうに認識をしてます。今年中に新障害者基本計画というものが策定をされる。国の段階で。それで今後10年間の施策の根幹を成すものが策定をされるという今時期を迎えてるわけです。10月にはアジア太平洋の障害者の10年、最終年の記念フォーラムが行われるなど、また、国連では障害者権利条約の論議が始まったというように、本当に促進月間ではなしに、私も記事を集めていましたが、もう5月、6月の段階から徐々にこの問題は各新聞社が取り上げてのキャンペーンを繰り広げてるところでありますので、是非そういうことを参考にしながら、今後の施策をお願いしたいと思います。

 ポルト蔵の件ですけども、1点は、名前の問題もまだ中途半端ではあります。3月議会でしたか、林議員がサーラ・デ・うすきはあれでいいのかと、条例の頭に名前が付いていいのかということについては、愛称で条例化もあり得るという話がありましたが、もう6月8日からポルト蔵という名前でスタートしているものに、今回片町の蔵と、違うネーミングを付けたということもまた意味があるんだろうと思いますが、また別の機会でも教えてください。

 もう1点重要な点があるんですけども、蔵を行政財産として復元をするというのが基本的な市のスタンスであるはずです。それをまちづくり協議会の方に貸与すると、あるいはその方からまた、今説明がありましたように、まちづくり臼杵株式会社、まちづくり臼杵の方に貸し与えるということですけれども、この蔵ですね、茶色でいいからと言って、ああ、今のような黄色ですか、いいからと言ってそれがいいのか、元々の姿に復元を本当に完璧にして、あと考えるのがいいのかという問題と、もう1つは、中の構造がですね、2階造りができてるんですね、階段がついて、私も食べに行きましたけども、それは元々の蔵の形なのか、あるいは使用に合うような形であとで設計をして加えたものなのか、今カウンターもありますけども、それはまあ当然のこととして、そういうものが歴史的な遺産として、市が復元をするということとマッチするのかどうか、あるいはそれをどういう形で後世に残すかと、あるいは条例の中には、返すときには元の形に復元をするという条項もあったと思いますが、どういう形にすれば元の形になるのかということも再度お伺いをします。

 最後に、まちづくり臼杵、あるいはまちづくり協議会の方が本当に一生懸命してるという姿は見せてもらってますので、先日9月7日の午後から夜にかけて、あそこで広場で市場を開いたり、様々な取り組みをされているのを見せてもらってますので、そういうことは今後大いに臼杵市発展のために頑張って頂きたいということで、いくつかの再質問をして終わります。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(岡村忠生君) 蔵を復元する際に、まちづくり協議会と協議を致しました。復元するには当然何ケ月も期間が必要ですので、その後に復元するだけで使用することをさせない場合には、復元するだけで無駄ではないかという考え方がございました。それで、まちづくり協議会に、使用することを何か考えてほしいということで申し入れをしながらやっておりましたが、そういうことでその中で、元々の建物は平屋でした。それで2階造りをして、2階は将来の自分たちのまちづくり協議会なりのいろいろなミーティングにも使用したいし、現状ではお客様の客室にはなっておりますけども、そういうふうにも使いたいというような申し入れがありましたので、外観はすべて昔のままの姿で、ただし、先程言われました、現在は茶色ですけども、その分を当初は白壁で復元するというふうにはなっておりましたんで、先程申し上げた現状のままで、まちづくり協議会の人たちから、白壁じゃなくて現状のままでした方が趣があるというような申し出があったので、現状のままで完成としたようなところです。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(岡村忠生君) 返す際のことについてでございますけども、2階の部分については取り壊しというようなことは考えておりませんけども、まちづくり協議会と協議の過程では、カウンターとかそういう部分については取り壊して頂くというふうには話をしております。



○議長(首藤新一君) 以上で土谷議員の質問及び答弁は終了致しました。

 土谷議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 児玉議員。



◆15番(児玉善生君) 1点だけ、住基ネットの関係でお聞かせ願いたいと思うんですが、具体的には個人情報保護条例という保護条例を作るということでありますが、その庁内の個人情報保護という面でどのような形を取られておるのか、また今後どう対応するのかという点で、今回その具体的に実施されておるわけで、13日に配られるということでありますけど、庁内の個人情報、そういいう住基ネットに対する個人的な保護というのは、どういう形の考え方を持っておるのか説明頂きたいということと、住基カードという形で出てくると思うんですけど、その場合の、今後それ以外の福祉分野とか、そういうものの市として使う考え方があるのかどうか、その2点についてお尋ね致します。



○議長(首藤新一君) 企画情報課長。



◎企画情報課長(吉田定君) 庁内におけるセキュリティの問題ということですのでお答え致します。

 8月5日の第1稼働に先立ちまして、住基ネットの運用管理を盛り込むために、臼杵市電子計算組織の管理運営に関する規則を改正するとともに、新たに住民基本台帳ネットワークシステムの管理運営に関する規定を制定致しまして、これにより臼杵市によるシステムの運用方法にして規定しております。また、万が一外部からの不正アクセスや事故等のトラブルが起きた際に、ネットワークとの切り離しを行うなどの措置を含めました住民基本台帳ネットワーク臼杵市緊急時対応マニュアルも制定をしております。



○議長(首藤新一君) 市民課長。



◎市民課長(佐藤俊彦君) 住基稼働についてお答え致します。

 住基稼働の他の利用につきましては、専門部会を設けまして、第1回の検討部会をしてますが、今後いろいろな形で相当面、いろいろが開発されるに応じてしたいと思いますので、今後とも検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 児玉議員。



◆15番(児玉善生君) 管理規定があるということなんですが、特にこの漏洩という問題からして、具体的に何名ぐらいがでそれに携わるかと。これも全体的に今、庁内はLANでつないでおりますので、そういうものが常に引き出せるという職員の全体の内容になっておるのか、あるいはごく何名というような、市としてのそういうものに対する取り扱い規定を設けた中で、具体的な人員なり、内容なり、そういうものを規定として管理規定の中に謳い込んでるのかどうか、その点についてお尋ねを致したいというふうに思います。

 それから今後のいろんな利用というものについては、具体的に内容的な検討がされれば、そういうところのセキュリティの問題も関連してきますので、具体的に市議会に諮りながら、是非進めて頂きたいということをお願いします。

 初めの件だけ質問に対する答えを頂きたいというふうに思います。



○議長(首藤新一君) 市民課長。



◎市民課長(佐藤俊彦君) 児玉議員ご質問はこういうことと思いますが、住基ネットの操作する者に対するセキュリティ関係のことと思いますので、現在市民課では2名の担当者を持っています。ICカードとパスワードによるもので管理してますので、それとICカードにつきましては、1つの金庫、そして耐火金庫に入れて保管しておりますので、他の者が、担当者以外の他の者が、市民課の中の他の者、住基ネットの操作する以外、2名以外の者がすることはないようになっています。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で土谷議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 加茂議員の発言を許可します。



 加茂千恵子議員の通告事項
1 空店舗活用事業について
 ? 空店舗を活用事業で高齢者向け施設や保育施設等の取り組みを
2 学校の耐震診断について
 ? 学校施設の耐震診断や耐震化対策は
3 法律相談について
 ? 市で弁護士による無料法律相談を









 [13番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆13番(加茂千恵子君) 皆様こんにちは。加茂千恵子でございます。私からは3点程質問をさせて頂きます。

 最初に空店舗活用事業についてです。

 近年、商店街の多くがシャッター通りと言われるように、空店舗が増えつつあり、臼杵市も決して例外ではありません。地域経済の核である商店街が空店舗の増加等により、その魅力が低下してきているため、その空店舗の解消は緊急の課題となっています。他方、女性の社会進出による保育需要の増加、急速な高齢化による高齢者対応事業の必要性が高まっているものの、それらの整備が追いつかないことから、社会的な問題となっています。そのため、商店街の空店舗に保育施設や高齢者向け交流施設等を設置することにより、空店舗の解消と少子高齢化社会への対応等を図り、商店街に賑わいを創出することで、商店街の活性化も図れます。

 このような空店舗活用事業に予算化されたとお聞きしておりますが、市は具体的に何かお考えでしょうか。例えば、高齢者向けコミュニティー施設の設置や保育施設では、放課後児童クラブ、一時保育、親子交流施設等、考えられないでしょうか。人件費等の継続的な支援も受けられるようです。是非前向きにお取り組みをお願い致します。

 2点目の学校の耐震診断についてですが、これは昨日、平川議員のご答弁も頂きましたので、答弁はいりません。1つだけ重ねて要望致します。

 学校施設は子どもたちが生活の大半を過ごす大切な学び舎であるとともに、災害時には地域の避難所ともなる貴重な防災拠点にもなっています。しかし、一番安全な場所でなければならないはずの、学校施設の耐震度に不安があるのも事実です。阪神・淡路大震災では、耐震基準が強化された1981年以前に建てられた建築物の被害が目立ったことは検証済みです。

 こうした点から、学校施設の安全確保が強く求められるのは当然で、とりわけ耐震性に?マークがつけられている施設については、迅速に対応にあたるべきだと思います。しかし財政難から、全国的にも耐震化が思うように進んでいないようです。国としても安全を図るための立法化や、予算確保にも力を入れて頂きたいところですが、臼杵市としても防災マップで避難場所に指定されたところから優先的な対策をお願い致します。

 最後に、無料の法律相談をです。

 長引く景気の低迷で職を失った方、また、就職浪人は増加するばかりです。そのためローンの返済や生活費に事欠き、つい高利の借金地獄に陥ってしまいます。自己破産も年々増え続けていますが、「もう少し早く相談できたら何とかできたのに」というケースが多々あります。ほかにも土地の問題や相続、人権など、法律に関する問題についての相談ができずに困っています。

 現在、商工会議所や社協で相談日がありますが、すぐに予約でいっぱいになります。そこで是非、弁護士による無料の法律相談日をもう1日設けて頂けませんでしょうか。月に2回になりますと、大変助かります。市の対応をよろしくお願い致します。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 加茂議員ご質問の「空店舗活用事業」についてお答え致します。

 空店舗等活用事業につきましては、店舗の改修・補修及び賃借料であり、店舗を想定していますが、議員ご提案の高齢者対策及び少子化対策等に空店舗を活用するということは大変有効な方法だと思われますので、今後事業主体となる商店街等の関係機関と協議してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 市民課長。

 [市民課長 佐藤俊彦君登壇]



◎市民課長(佐藤俊彦君) 加茂議員ご質問の「法律相談」についてお答え致します。

 臼杵市では、市民の相談等について、4番窓口で対応しているところでありますが、近頃では相談内容も多様化し、土地の問題や相続等の民事の相談も増えているのが実情です。この場合、職員でわかる範囲のことについてはアドバイスはできますが、どうしても専門的な分野にわたるものにつきましては、商工会議所や社会福祉協議会で実施しています弁護士による無料法律相談を紹介しているところです。

 行政が介入することは好ましくない民事の相談につきましては、このように商工会議所並びに社会福祉協議会で相談の場を設けて頂いておりますが、市民の暮らしに密接しているところから、市が補助金というかたちで側面から協力しているところです。弁護士による無料法律相談の回数につきましては、相談件数の推移等を勘案して、関係機関と協議してまいりたいと考えております。

 また、多重債務等での相談につきましても、専門の無料相談所等を紹介していますので、お早めに市民課に連絡を頂きたいと思います。なお、重ねて、社会福祉協議会が2ケ月に1回でありますが、それに加えて、県介護福祉研修センターでも現在相談を行っておりますので、県社協の方に社会福祉協議会に連絡に行けば、相談に乗るようにということであります。重ねて申し上げます。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 加茂議員。

 [13番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆13番(加茂千恵子君) 空店舗活用事業のことについてお願いです。

 今、全国的にも成功例として、豊後高田市が紹介をされております。豊後高田市の昭和の町並みというので、最近よく目にするんですけれども、これは商店街、商工会議所、それから市が力を合わせて全力で取り組んでいるところなんですが、オープニング以来、予想以上に反響が大きくて、視察やツアー等だけでももう5,000名を超えており、これに一般の観光客等加えると、かなりの人が昭和の町を訪れているということです。見る、買う、食べるだけでなく、人とふれあう楽しみという、空店舗を活用した高齢者等の交流施設の整備も行っております。臼杵市でも是非、こういう活用事業が今あるということで検討していきたいというお答えでしたので、臼杵らしい取り組みを是非お願い致します。

 それと法律相談の件ですが、商工会議所で1ケ月に1回、社協で2ケ月に1回というのを伺っております。それがもう既に日程が発表されると、すぐに一杯になる状況だというのを聞いておりますので、何とか月に2回、ですから社協が毎月1回、商工会議所が1回という形になると、月に2回になるとかなり他市まで出向かなくても、こちらで法律相談を受けられるんじゃないかということで、いろんな相談が今たくさんありますので、是非、市の補助でもう1回だけお願いできればと思いますので、前向きに関係課とご相談の上、よろしくお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で加茂議員の質問及び答弁は終了致しました。

 加茂議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で加茂議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 本日は以上をもって散会致します。

  午後3時35分 散会

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