議事ロックス -地方議会議事録検索-


大分県 臼杵市

平成14年  6月 定例会 06月18日−02号




平成14年  6月 定例会 − 06月18日−02号 − P.0 「(名簿)」












平成14年  6月 定例会



 平成14年6月18日

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

      平成14年6月18日(火曜日)午前10時開議

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1.議事日程第2号

 第1 一般質問

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1.本日の会議に付した事件

 日程第1 一般質問

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 出席議員(22名)

      1番  足立善己       2番  佛坂健二

      3番  岩倉義勝       4番  土谷桂山

      5番  大塚州章       6番  匹田 郁

      7番  林 壯一朗      8番  武生博明

      9番  吉岡 勲      10番  衛藤忠一

     11番  藤原一弘      12番  三浦正行

     13番  加茂千恵子     14番  平川哲郎

     15番  児玉善生      16番  牧 宣雄

     17番  長野景行      18番  藤丸利光

     19番  川野方男      20番  西水忠夫

     21番  板井孝太郎     22番  首藤新一

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 欠席議員(0名)

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 事務局職員出席者

     局長      吉田修二     次長      三浦 孝

     係長      矢野龍二     書記      柴田 監

     書記      齋藤孝弘

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 説明のための出席者

     市長      後藤國利     助役        山本正嗣

     収入役     神田常幸     教育長       岡部観栄

     消防長     後藤國利     市民生活部長    宇薄健一

     建設産業部長  長野道徳     教育次長      倉見昇一

     市長室長    渡邊秀一     総務課長      安東睦男

     企画情報課長  亀井重忠     管理課長      齋藤克己

     消防長代理   田口 徹     福祉課長      神品賢二

     環境課長    三浦拙夫     商工観光課長    岡村忠生

     農林水産課長  兒玉 清     都市デザイン課長  吉田 定

     建設課長    野中誠一     学校教育課長    三重野猛志

     文化財課長   菊田 徹

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前10時00分 開議



◎事務局長(吉田修二君) おはようございます。ただ今の出席議員は22名です。



○議長(首藤新一君) おはようございます。ただ今報告のとおり定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 一般質問



○議長(首藤新一君) 日程第1、これより一般質問を行います。

 お手元に配付のとおり、13名の議員から通告書が提出されております。このうち4名の議員から、市町村合併に関する質問を受けておりますので、この件については集中質問扱いと致します。

 それでは発言順位より順次許可を致します。

 林 議員。



林 壯一朗議員の通告事項
1 市町村合併について
 ? 市民の意見集約の方法は
 ? 合併のメリット、デメリットの把握はいかになされているのか。
 ? 野津町との話が進んでいるようだが、その内容は、又、津久見市の関係は
 ? 津久見市は相手にならないとの新聞報道がされているが、何故そうなるのか、内容を明らかにすること。



 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) おはようございます。議席番号7番の林 壯一朗でございます。通告書にしたがいまして質問をさせていただきたいと思います。

 市町村合併の問題でございますが、今、国や県の指導のもとに全国各地で市町村合併の動きが非常に加速をされてきております。そういった中で、今回臼杵市が野津町とということで新聞報道等がなされておりますが、そういった中で、いわゆる国や県の主導で進められている中で、市民の意見の集約というのはどういう方法でされるのか、その取り組みについて考えられておることを説明を願いたいというように思います。

 2つ目には、合併におけるメリット、デメリット、いわゆる市民生活にとってどうなるのかということについて、その把握はどのようになされておられるのか、そうしたものについて今日わかってる部分について説明を願いたいというように思うわけであります。

 そして、新聞報道で、先程申し上げましたように、野津町との話が進んでおるようでございますが、この3月議会の市長の答弁を見ました時に、舞鶴市の例を出されまして、非常に合併が難しいんだというふうな方法論を、話をその時されておりますけれども、そういった中で、野津町と急遽こういう形で進んできたのはどういった背景があったのかということについてひとつ明らかにして頂きたい。また、その中で昨年津久見市と設立をした協議会等の関係について、今後どのように対処をされていくのか、その点についてお尋ねを申し上げたいと思います。

 次に、津久見市は相手にならないというような形で新聞報道がされておりますが、なぜそのような考え方に立たれるのか、その内容についてご説明を願いたいというふうに思います。よろしくお願い申し上げます。



○議長(首藤新一君) 児玉議員。



児玉善生議員の通告事項
1 市町村合併の件
 ? 津久見市との今後の取組みについて
 ? 野津町との今後の取組みについて
 ? 長期的視野に立った市町村合併について
 ? 住民の情報開示について



 [15番 児玉善生君質問席登壇]



◆15番(児玉善生君) 皆さんおはようございます。15番の児玉善生です。通告にしたがいまして一般質問をさせていただきたいと思います。先程、林議員の質問と重複する点もあろうかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。

 県の示しておる合併パターンについては、臼杵市と津久見市と、野津町の方については大野郡の8町村との広域合併を中心のこれまで議論であったわけでありますけど、ここにきまして臼杵市と野津町の合併論が急浮上をし、特に7月1日には任意協が設置されるということになっておるわけでありますが、合併に伴う町村の特例、市町村合併特例法につきましても、17年の3月31日ということを期限に考えますと、それぞれの市町村も協議会の設立に向けて本格的な議論を迎える時期としては、期限内の成立ということを考えれば、今の時期を逃されないというふうに判断するわけであります。

 そういう場合に、特に市長の発言の中に、野津町との合併については行財政の合理制を追求する自治体同士の合併ということを表明しておりますが、津久見市では、お互いの体質や財政の考慮することなしに、国の都合で合併するわけにはいかないと、こういう発言の記事が新聞報道でもされておるわけであります。どちらかというと津久見市については否定論というふうに言及しているわけでありますが、長期的に見た場合には、国は10万ないし20万人単位の自治体の合併を考えており、大分新世紀創造計画の圏域では、大分県を6つの圏域に分ける構想を打ち出しておりますし、臼杵市は大分臼津圏域ということで考えられておるわけであります。広域市町村圏では津久見市のつながりは強く、地理的、あるいは生活圏、あるいは行政上のまとまりも非常に強いわけで、当然任意協の立ち上げということについては、野津町と同時に検討する時期ではないかというふうに思われるわけです。まったく両市の協議すら進められていないという現状でありますが、もっと積極的に協議を進めるべきではないか、また市民の判断できる材料についても提供すべきではないかというふうに判断をされます。

 よって、次の4点についてお尋ねを致したいというふうに思います。

 津久見市との今後の取り組みでありますけど、津久見市の方では今7月には研究協議会で、幹事会で今後の取り組みを検討するというような発言をしておるようでありますけど、今後の、現在作っております臼津地域合併研究協議会、この問題をこの協議会の中で今後具体的に津久見との関係については協議をしていくのか、新たに任意というものの、まあ野津町というような形の任意協議会というものを作ってやろうとするのか、今後の取り組みについての考えを伺いたいというふうに思います。

 野津町との関係でありますけど、野津町との町民のまあ今、大野郡広域合併等の話が集中されておるかと思いますが、臼杵市としての合併について、野津町町民はどのような判断の意向としてはどちらが強いと判断をされておるのか、今後また任意協が設置以後の進め方についてでありますけど、職員の対応、さらには行政上の問題点の解決、あるいは市民の意見、市議会の意見の集約という問題が出てこようかと思うんですが、そういうところの具体的な考え方、また時期等が考えられておるのかどうか、その点についてもお尋ねを致したいと思います。

 3点目の、長期的視野に立った市町村合併という問題でありますけど、先程も述べましたように、国は10万から20万という単位の自治体の合併というものを打ち出しておるわけでありますし、県も6つの圏域というような構想から見て、当然臼杵市と野津町のみでなく、近隣の津久見市ということについては話を進める必要があろうかと思います。野津町と合併したとしても、5万人以下の合併では将来の解決にはつながらないんじゃないかというふうに判断をされるわけであります。そういう場合、2市1町の合併を考えた場合、産業面でみても、一次産業が全体で見ますと24.2%、津久見市の場合は二次産業は製造業で54.2%ということで、人員構成から見ても、合併することによって産業のバランスというものも出てきますし、全体の第二次産業も60%という形で製造業の比率もかなり高くなってくるわけであります。将来的に考えれば当然大分市との問題をどうするのかということが出てくるわけで、そういうことからしても津久見市の合併というものは、長期的に立ってまず併行して進めるべきだというふうな判断をしておりますので、その点のお考えをお聞かせ願いたいというふうに思うわけであります。

 さらに、住民の情報開示でありますけど、任意の協議会が発足をして、それぞれ合併の必要性あるいは合併の効果、将来の構想というものが具体的に今後検討されていくわけでありますけど、市民にいつの段階でそのような形の、あるいは住民としての市民としての意見の集約なり、あるいはアンケートなり、そういうものをこれからこの法定設立という方向になるかどうかこれからの問題になろうかと思いますけど、そういう形の中で時期的な問題を考え、どのような今後の展開をしていこうという考えか、情報開示についての考えについてお伺いを致したというふうに思います。

 以上であります。どうかよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 土谷議員。



土谷桂山議員の通告事項
2 市町村合併について
 ? 野津町との合併の実現性について
 ? 津久見市との協議の必要性は



 [4番 土谷桂山君質問席登壇]



◆4番(土谷桂山君) 議席番号4番の土谷です。通告にしたがって市町村合併問題について質問を致します。

 初めに、野津町との合併の実現性をどのように市長はお考えかを伺いたいと思っております。私どもは5月2日に、前日の記者会見で市長が新聞各社に意見を述べたことで、野津町との合併があるんだなというのを実感をしました。それで5月21日の市議会議員全員協議会での市の方針というか、そういうものが出されまして、その時に野津町、津久見市、臼杵市のデーターを示して頂いたわけです。私はそれまで、もうかなりの時間が経っています。議事録を読み返してみますと、一昨年度13年の3月に今日のように集中審議がなされておるのを見せてもらいました、そこでもるる議論がされておりますし、昨年度14年3月の1つ前の議会でも、お二人の方がこの問題にふれていらっしゃいました。そういう意味で言えば、かなり議員さんは内容についてご存知なんだなという印象を持っていましたが、市の当局の説明を聞く限りでは、「おやっ」という反応がとても印象的でした。

 一方、野津町のことについて少し触れますが、野津町の方ではすでに大野郡の6町2村任意合併協議会という任意協を立ち上げて、そこに参加をしているのが新聞でも報道されましたし、中野町長の発言にも、「市の意見は二分されている」とこういうふうに載っているのを読ませて頂きました。二分しているということを少し考えてみましたら、かなり議論が進んでると、臼杵についたらどうだ、三重町と大野郡合併の方にいったらどういうことになるかということをすでに野津町民はかなり議論をしているのだなという印象が強いんです。そうしてみると、臼杵市の場合が先程言いました議員の今の状況と、市民の反応、内容についてはかなり遅れているし、2つの自治体には温度差があるということを感じています。したがって、今後の実現性について、市長にお考えを伺いたいと思います。

 2点目です。失礼しました。野津町についてもう少し述べます。今、現実の問題としては、私は、元教員をしていましたので、教育のことが気になりますが、大分教育事務所が臼杵、竹田教育事務所が野津町というふうに、地方教育事務所を異にしています。また、県の出先機関である振興局も臼津関という形で野津とは別々の立場にありますし、保健所も確か、定かではありませんが臼杵保健所、三重保健所と分かれての運営だろうというふうに思います。

 このような今までの線引きから離れたところと一緒になることがどうなんだろうかと、特に教育の面でいうと、ほとんど野津の先生方を知らないわけですね、私ども臼杵の教職員は。お互いがほとんど知らない形で相まみえるということになろうというふうに思います。そういうことも気になってるところです。

 次に、津久見市との協議の必要性についてどのようにお考えかということを、先程の児玉議員とダブりますけれどもお聞かせください。

 13年3月議会に後藤市長は大分市との合併、津久見市との合併、佐賀関町や野津町との合併などについて、「こちらから一緒になってくださいということではなくて、相手の意思がそういうふうになった時には、臼杵市はどういう用意があるかを考えておかなくてはならない」と答弁をされていました。その後、臼津地区合併協議会が1回開かれてそのままになってるということは、前回の議会、3月議会でも明らかになっているところですが、津久見市の市議会でも、臼杵市との合併問題がこのままでいいのかという議論が起こってると聞いていますし、講師を呼んで議会でも学習をしよう、合併研究協議会を立ち上げていこうということを行いつつあるというふうに聞いております。

 その結果、仮定で申し訳ありませんが、津久見市から任意合併協議会を持とうという申し込みをされたら、臼杵市としてはどうするか、野津町が向こうと臼杵と両方に加わっていることを考えますと、まあ臼杵市も受け入れる準備は十分できてるだろうなというふうに思っているところです。その問題についても見解をお聞かせ願いたいと思います。以上です。



○議長(首藤新一君) 平川議員。



平川哲郎議員の通告事項
1 政治姿勢
 ? 市町村合併について



 [14番 平川哲郎君質問席登壇]



◆14番(平川哲郎君) おはようございます。日本共産党の平川哲郎でございます。

 私は、合併問題は将来の臼杵市をどのようにしていくのかを問う大変大事な問題であり、いつまでとか期限を切って短期間に進めるべきではないと思っています。政府は合併をアメとムチで押し付けようとしております。アメについては主なものとして、地方交付税の優遇措置があります。合併すると普通交付税はそれまでの市町村に交付されていた合計額よりかなり減額になります。これを緩和する措置として普通交付税を合併後の10年間はこれまでどおりの金額を補償し、その後の5年間で優遇分を減らしていくというものですが、優遇措置といっても10年、15年経てば大幅に財政が苦しくなってまいります。

 また、合併特例債として、まちづくりの建設事業の特例債と振興基金づくりの特例債の2つがありますが、これを使って大規模な事業もできるようになっておりますが、それだけ大きな借金が生じてまいります。しかも借金返済の一番大変な時期に10年、15年後の交付税の特例措置が切れて、大幅な減額となる時期と重なってまいります。これでは財政運営が破綻してしまいます。まさに合併特例債バブルとそのつけが10年ほど先に待ち構えているということになってしまいます。これでは市民に責任を持てる自治体として成り立たなくなってしまうのではないでしょうか。

 私はこのような問題も含めて、協議会の中で合併の是非を含めて議論すべきだと思います。市町村合併は役所の位置や臼杵という街の名前もなくなることなど、臼杵のまちづくり、臼杵の将来はどうなるのか、市民の皆さんにメリット、デメリットの情報を正しく提供できるような形にして欲しいと思いますが、臼杵市任意合併協議会に臨む基本的な市長の考え方をお聞かせ頂きたいと思います。よろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 以上で質問を終わります。

 これより一括答弁を求めます。

 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 皆さんおはようございます。

 ただ今4人の方からご質問頂きました「市町村合併」についてお答え申し上げます。

 まず「平成の大合併」ともいわれる今回の合併推進の動きの意義とその背景について、私の考えを申し述べさせて頂きます。

 「市町村合併」は、我が国が21世紀も引き続き健全な国家として、諸先進国に伍していくために実行しなければならない我が国の行財政改革の重要な一環であり、「地方行財政改革」はそのわが国の行財政改革の大変大きな要素を占めている、そして地方行財政改革の中で市町村合併というのはその1つの方法であり、選択肢であるというふうに考えております。我が国の財政は、まさに破綻の危機に瀕しているといっても過言ではありません。

 平成14年度の国家予算の総額は81兆2,300億円という膨大な金額であります。そのうち実際に国民が納めている税金、その税収でまかなわれている金額は46兆8,200億円です。残りの34兆4,100億円は借金であるところの国債発行などによってやっとまかなわれているという状況であります。もう1度申し上げますと、国家予算は81兆余りであり、税金は46兆8,000億これだけしかありません、その差額は借金で私たちは生活をしている、これが現実の姿であります。これを家庭に例えるならば、月収20万円の家庭が毎月35万円の生活をしてる、これが我が国の現状であります。

 このような状態が長く続くはずはないのですけれども、これまでずっとこのような状況を続けてきました。国債残高の総額は、こんなことから平成13年度末で約396兆円という膨大な数字になっております。平成14年度の税収の実に8.5倍の借金を抱えてしまってる、これが我が国の財政の姿であります。年収の8.5倍ということですから、先程申し上げました月収20万円の家庭でいうならば、およそ2,000万円の借金を抱えてしまってると、このような状況がただ今の日本の状況なのであります。

 このような状態ですから、新たに借金しようにも借金することが困難になりつつあるというようなことであります。我が国の国債への信用度、すなわち国債の格付けは米国のある格付け機関によりますと、先進諸国中では最低、日本が最大の援助国でありますところのボツワナという国の信用度よりも劣るということで、最近いろいろな物議をかもしております。

 我が国の国民が高齢化して、資本と技術が中国そのほかに流出しつつあります。そして我が国の年間の税収の8.5倍もの借金を抱えてしまってるこういうような状況ですから、過去において如何に働き、資産を貯め込んだとはいっても、貸し手側の信用度が落ちてくるのはこれはまたやむを得ざるところであろうと思います。

 こんな喩えもいえるかと思います。かつて働き者の先代がよく働いて、かなりの資産を蓄えました。しかし2代目がしまりのない放漫経営者をしてたんでは銀行がお金を貸してくれない、このようなことが国債の格付けの低下の原因であるということは明らかであります。一刻も早く新たな借金をしなくても済むように、行財政の改革をしなければなりません。

 行財政の改善はどういうふうにしてやるかといいますと、一つには、収入を増やすことであります。そしてもう一つは出費を切り詰めるということであります。収入を増やす方法は国民から払って頂く税金を増やす増税と、国民が貯め込んだ資産をはき出してもらうインフレ、この2つが有効な手段として浮上してくることと思います。

 私たちは増税もハイパーインフレも望むところではありません。そうであれば行財政の改善のもう一つの方法、出費を切り詰めることに、たとえ痛みを伴うものであっても勇気をもってチャレンジしていかなければいけないということにほかならないと思います。

 国の出費の中でも地方へ配分している地方交付税は最も大きな要素であります。全体の約20%を占めています。国の出費を抑えようとすれば、地方自治の機構を見直し、行政効率を上げることによっては地方への出費の抑制を図ろうとする、これもまた当然の対策であるといわざるを得ません。

 我が国の自治体は1880年代の明治の大合併によりまして、9,868の市町村に編成されました。そして1950年代の昭和の大合併で3,472の市町村に再編されました。昭和の大合併は、新制中学設置に必要な人口8,000人をめどに合併が進められたというふうに言われております。しかし計画どおりに進まず、その後の過疎過密化の現象もあって、大きなアンバランスを生じていることはもう皆さんご承知のとおりであります。

 小さな自治体への優遇策が財政全体では大きな非効率を生んでいるということも確かであります。財政破綻の危機を背景に小さな自治体を見直そうというのは今回の「平成大合併」のねらいの一つでもあり、都市部の合併とともに、人口1万人以下の町村をなくすために農山漁村の合併を併行して進めいきたいというのが総務省のスタンスだというふうに言われております。

 この度のサッカーワールドカップ開催でカメルーンの合宿地となりました中津江村は「小さな村の大きなもてなし」として全国で高く評価されました。まさに静かな山村の素晴らしさを全国に発信した快挙であったと褒め讚えたいと思います。この中津江村ですが、人口は1,338人ということであります。臼杵市の自治会と比較してみますと、臼杵の自治会の中で最も大きな自治会は江無田区であります。この江無田区の人口が平成14年5月末で2,687人ですから、人口で言えば江無田区の半分であります。そして上北地区、様々な小さな自治会がありますけれども、これを集めましたところの上北地区全体で人口が1,443人ということですから、大体上北地区程度の村であるとこういうふうにお考え頂けばその規模は想像できようかと思います。その中津江村があのような村営の宿泊施設と立派なグラウンドを持っています。カメルーンの選手たちを受け入れ、あのような大きなもてなしの成功をおさめました。

 平成13年4月1日現在、中津江村には村長と収入役兼務の助役、教育長がいます。議員は10名です。役場があって職員数は51人で運営がなされております。平成12年度の村の財政規模は、歳入決算額が25億1,400万円、これは臼杵市の6分の1程度ということが言えようと思います。歳入のうち、村税収入は1億700万円、地方交付税が11億8,000万円、補助金、その他で12億2,700万円というような構成となっております。この中津江村はほんの一例ですが、現在の約3,200の市町村の中にはこのように大変お金のかかる小さな自治体がたくさんあるということも確かなところであります。

 経済成長が著しくて国家の税収入が潤沢であった時代には、このような手厚い過疎政策も可能でありましたけれども、先程申し上げましたような状況のもとで、このような政策を見直さなければならない時期にきているということも肯けないことはありません。

 ただ今、市町村合併推進の意義とその背景について説明し、市町村合併は、国家の財政体質の改善、そして行政の地方の行財政改革の一つの方法であるということを説明致しました。あくまでも市町村合併は地方行財政改革のための一つの選択肢であると言えます。自治体の行財政改革を促進する合併ならば行わなければなりませんけれども、行財政改革が後退するような合併はしてはならないもんだというふうに思っております。

 次に今回の合併促進政策のあらましと合併のメリット・デメリットについて説明を致します。

 合併することによるメリットは、どのように行財政改革の促進に役立つかという見地から考えなければなりません。今回の合併では、合併した自治体に対しいろいろな優遇策が用意されております。

 合併後10年間は、合併前の各自治体が交付されていた交付税それぞれの合計額を保証する。合併によって必要となる事業に対し特例地方債の発行を認め、元利償還金の70%を後年度交付税措置をする。その他たくさんの優遇措置が用意されております。

 合併による最大のメリットは10年間にわたって現状の交付税が保証され、その後5年間かけて少しずつ減っていくということにより、新しい規模が大きくなった自治体にふさわしい交付税に落ち着くわけでありますけれども、それにふさわしい本格的な行財政改革をできるということであります。すなわち行財政改革に10年余りという時間を頂けるというのが最大のメリットであります。このメリットの他に合併の特例地方債による不足している社会資本を整備できるということもありますけれども、長期的な行財政の改善に役立てるという範囲を超えないように十分に注意をする必要があると考えられます。

 合併することによるデメリットは何なのかということなんですが、合併自治体内の事業は、従来、県事業であったものも市の事業となり、市で抱え込まなければならなくなるということだと思います。

 特に未整備の県道が市道になり、市で整備しなければならなくなるという事態が懸念されます。自治体と他の自治体をつなぐ主要道路は県道ということになっておりますが、それが合併して一つの同じ市内になり、同一市内をつなぐ道路になりますと市道に下げられてしまいます。例えば、臼杵市と津久見市が合併した場合、県道大泊浜徳浦線、臼津峠を通る県道臼杵津久見線、臼杵市と津久見市と野津町が合併した場合の東神野を通っている県道津久見野津線、そして臼杵市と野津町が合併した場合の県道臼杵川登線がそのようなものであるというふうに考えられます。

 臼杵川登線は、平成17年までには大部分で改修が終わりますので、市道になったとしてもそれほど困るということはありませんが、他の路線についてはこれを市道で改修、あるいは管理するということになりますと膨大な事業費をつぎ込まなければならないということが考えられます。

 また、合併により自治体の規模が大きくなりますと、その規模にふさわしい行政効率を上げなければならなくなりますけれども、これはデメリットというよりも当然の責務であろうかというふうに考えられます。

 次に合併協議に至る背景と市民意見の集約を含めた今後予想される展開はどのようにするのか、なるのかということについてお答え致します。

 合併は見合いとか恋愛によって結婚に至る新しい家庭のつくり方によく似ております。合併を考えなければならない時期、即ち結婚適齢期になって、臼杵市と津久見市と一緒になったらどうだということを県から求められました。すなわち県が仲人となって見合いをすすめられたようなものであります。野津町は同じく県から大野郡内の6町2村が一緒になったらどうだというふうにすすめられたところであります。

 臼杵市の場合は正式に見合いをする前段として、昨年10月1日に合併問題研究協議会という気軽なデートをしてみたのでありますが、その後双方とも連絡をとらないまま交際はそのままになっております。

 野津町は、4月1日に大野郡8ヶ町村の任意合併協議会に参加致しましたので、県のすすめによって正式な見合いの席についたということになろうかと思います。野津町は一応見合いをした上でその後のつき合い方をどのようにしようか、目下考慮中であるといったところであります。

 臼杵市は県の思惑とは違いますが、野津町を相手に選ぶこともあり得ると考え、直接会って見合いの意向を打診してみたところ、野津町の方もまんざらでもないということが分かりましたので、県に仲人を頼んで7月1日に見合いをする、すなわち任意協議会を立ち上げるというような運びになったというようなところであります。

 県は今のところ、この臼杵と野津町の任意協に人員を派遣することはできないが、補助金は出してくれるということであります。県にとってあまり好ましい結び付きではありませんが、相思相愛の間柄なら結婚するということになれば、県も座り仲人なら喜んで引き受けようとこのような関係であろうと思います。

 臼杵市も野津町も行財政改善には積極的に取り組んでおり、市長、町長、助役、収入役、教育長の給与をちょうど同じようにカットしております。このようなお互いの態度や人生観を評価し合って交際が始まったということができようかと思います。

 合併の実現性はということでありますが、このようなことですから大いにあり得ることだというふうに考えております。

 今後予想される展開についてでありますが、任意協をつくり、お互いの自治体の組織や財政の内容を精査し、合併に適した相手であるかどうかということを検討致します。もし好ましい相手であると考えられるならば、住民の皆さんや議会の皆さんの意見を聞きながら、議会に提案して、法定協議会を設置をするということになります。

 市民の皆様に対しましては、市の考えを市報やケーブルテレビなどで積極的にお伝えし、毎年10月から11月に市内14箇所で市政懇談会を実施しておりますが、今年はこの問題について徹底的に話し合いたいと考えております。

 議会におかれましては、合併問題での特別委員会を設置する動きがあるやに承っておりますが、もしそのようになれば市で集めた資料を積極的に提供申し上げながら、一緒になって合併について考えていきたいと考えております。

 法定協議会の設立は、来春になろうかと考えられます。法定協議会で新しい自治体の建設計画策定をはじめ諸準備を重ねた上で2005年3月末日の特例法の期限までに合併するということになります。

 合併するメリット・デメリットについて先程申し上げましたけれども、合併しない場合のメリット・デメリットについても説明致します。

 合併しない場合のメリットは、従来どおりの臼杵市で改革を進めていけばいいわけですから、新しい組織や計画をつくったり、新たに意識改革をするというようなそのような手間が省けるということであります。

 デメリットはといいますと、地方交付税の減少は待ったなしに訪れますので、短期間に減量化を実現しなければならない。時間が足りないと言いますか、時間が非常に限られた中で大きな改革をせざるを得なくなるだろうというふうに考えられます。

 最近の政府の動きを見ていますと、合併自治体への優遇策がかなり濃厚になっております。その影響もあって、合併しない自治体に対する地方交付税額は総枠がかなり窮屈なものにならざるを得ないと考えられます。したがって、地方交付税の減少は現行のところから考えるというのではなくて、将来については将来の財政が苦しくなるという中で、その中で地方交付税の額が限られてくると、その中で過去において後年度負担を約束してしまっているものを先に措置して、その上でまた新しい合併に対する優遇措置これを実行して、その残りを配分するということになりますと、相当大幅な減額になるということが懸念されます。また、合併特例債の恩恵に預かることができなくなりますので、合併自治体に比べますと社会資本整備を辛抱しなければならないというのは、これは当然のことであります。

 次に津久見市との関係でありますが、先に申し上げましたように、一度合併問題研究協議会に臨みましたものの、その後話が進展しないままになっております。

 合併につきましては、合併によって行財政の減量化が大きな課題になることから、臼杵市から津久見市に対し、積極的に合併を働きかけるということは現在のところそのつもりはありません。津久見市からの働きがあればどうするのかというご質問でございますが、その時点で合併の熱意、また、行財政改善への熱意といったものを勘案しながら検討し、協議致しますが、ただ今のところ野津町との協議を優先させたいと考えております。

 臼津広域連合など津久見市との良い連携関係は、臼杵市が野津町と合併するかどうかということに関わらず、今後とも継続してまいりたいと思います。

 教職員の異動などの問題は、今後の野津町との協議の中で当然話し合われる課題であるというふうに考えられます。

 教育事務所の問題あるいは広域消防の問題、そしてゴミ処理の問題、そして文化センターの問題、今後任意協議会の中で話し合わなければならない、そして法定協議会の中で整備しなければならないそのような問題がありますけれども、合併にはそのようなことはつきものの越えなければいけない壁であります。

 次に、合併自治体の規模についてでありますけれども、政府はできれば10万人以上の自治体にまとめたいというようなことを考えているということでありますが、国の都合、県の都合、いろんなところの都合があります。しかし、最優先すべきは市民の都合であるというふうに考えております。

 そのようなことから、大きい自治体がいいのか、小さい自治体がいいのか、どうなのかということでありますけれども、大き過ぎる自治体は市民への細々な配慮ができなくなります。小さ過ぎる自治体は、先程中津江村の例を申し上げましたけれども、膨大な経費がかかります。そのような経費を政府が負担できないということになれば、それはもう住民が膨大な経費を負担するか、あるいは小さなサービスで我慢するかそのどちらかということになります。そのようなことから、私は中間規模の自治体、人口でいうならば5万人前後ぐらい、5万から7万ぐらいといったらいいのかもしれませんけれども、その程度の行政の住民への目が行き届く、このような範囲が効率性の面、そしてサービスの面からいって最も適しているのではないかというふうに思います。大き過ぎる自治体でのサービスの改善はなかなか難しいものがあります。その点、できるだけ小さい自治体の方が身軽で、その土地にふさわしいサービスの改善、行財政の改革が可能であります。そのようなことも勘案しながら進めていかなければならないもんだというふうに思っております。

 以上のとおり、合併に関する質問にお答え致しましたが、議員の皆様も市民の皆様も、この問題は臼杵市の将来に係る重大問題でありますから、合併についてよくよくご検討頂きたいと思います。市と致しましても今後任意協議会等で得られました資料につきまして、幅広く、できるだけ詳しく情報開示に努め、皆さんのお考えになる資料を提供したいというふうに考えております。どうぞよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 答弁が終了致しました。

 これより再質問を行いますが、議事進行上、自席よりお願いを致します。

 一括再質問と致します。質問のある方は挙手を願います。

 林 議員。



◆7番(林壯一朗君) 大変長い答弁を頂きましたが、こちらが聞いたのは、一つは、津久見市との関係でいうならば、いわゆる新聞報道の中でも書かれておりますけども、行政のスリム化に熱心な自治体同士での合併ということでいわれてますけども、じゃ津久見がどういったところがされてないのかというようなことは一つは明らかにならないと話の素材にできないんではないかというように思うわけです。

 それと、今の説明をずっと聞いておりまして、いわゆる合併問題が行財政改革、まあこれ確かにそのとおりだと思うんですけども、行財政改革だけがメインになってて、じゃあそこに住む住民は一体どのようになされていくのかというところの視点が、私は今欠けてたんじゃないかなというように思うわけです。したがって、そういった住民にとってどうなのかということがやはり明らかになってこないと、いわゆる行政の都合だけで臼杵と野津がつけられるというようなことになっても、これはいかがなものかというように思うわけです。

 それと、やはり津久見というのは、今市長もいろいろ言われましたけども、旧北海辺郡のやはり1地域でございますし、そういった中で、今、津久見市から臼杵市に買物に来る関係を含めて、津久見はもう臼杵の経済圏になってると、そして全員協議会でも、調べておいてくださいということを申し上げましたが、津久見市から臼杵市に移り住んで来ている方の数というものも相当多いわけであります。そういったものを考えた時に、やはり津久見の方から声もかけてこないから、取り合わないというような話のレベルでは私はないと思いますし、例えば市町村合併がいわゆる恋愛ゲームみたいな相思相愛の中でなければならないような話でもないと思います。やはりそこに住む住民にとって、市民にとって一体どうなるのかと、野津町が臼杵にきたらどうなるのか、臼杵と津久見が一緒になったらどうなるのかというところを含めて、やはり行政がきちんとした指針を持ちながら調査をし、それを市民に公表するということも私は必要だというように思うわけです。そういったものをしなくて、津久見の方がもう言うてこないから津久見には取り合いませんよというような話では、中野五郎町長はいみじくも言ってますが、100年、200年後の町にとって最良となる選択の方法を考えるために、大野郡と臼杵市とに二股をかけて野津町は動いてるわけですね。

 そうすると、臼杵市は、津久見はもうその何も言ってこないからやらないんだということで話を止めてしまうんじゃなくて、やはり臼杵市がどうするかというところが必要ではないかと思うわけです。そういった視点から考えた時に、合併という問題がいわゆる臼杵、津久見、野津というものが対等で合併するのか、もしくは臼杵市が野津町と津久見市を吸収して合併するのか、3つ目としては、野津町に臼杵市が巻かれてしまうのかというこの方法論としては、巻き取るのか、対等か、巻かれてしまうのかという3つしかないと思うんで、その3つのうちの方法としてどういうところを考えておられるのか、それによってまた動き方というのが違ってくるというように思うわけです。

 したがって、津久見市は悪いという部分について、悪いからということで切り捨てるんではなくて、合併はある意味では悪い部分を含めて、双方が持ってるいいところ、悪いところをやはり突き合わせて次の時代をつくっていくことになるというように思うんで、そういった視点で考えた時に、津久見の悪いところが本当にどうなのかということを明確に出して頂かないと、あと論議がお聞きすることもできないというふうになりますんで、そのへんの説明をひとつはよろしくお願いしたいと思います。

 それで、先程の答弁の中で、やはり感覚論みたいな部分が非常にありましたので、やはりこれはもう市民生活が左右される問題ですので、感覚論ではなくて現実的にどうなのかという視点で、是非答弁をお願いをしたいと思います。



○議長(首藤新一君) 児玉議員。



◆15番(児玉善生君) 林 議員と重複しますけど、今市長の発言の中で、特に津久見市の場合は、減量化するに至ってないというか、そういう行財政の改革がほとんど行われてないというか、そういう状況の中で、こちらから声をかけることは一切ないというように取れたわけでありますが、少なくとも今一つの時期を見て、臼杵、津久見というのは県の指導もあるわけですけど、要は、先程の話が出ましたように、何が問題なのかということについて、行財政改革そのものが全体の合併には当然必要なものでありますが、それの中身について問題点という調査研究なり、具体的に任協をつくるなりして、そういう問題点の洗い出しをやっぱりするべきじゃないかと、その中で、どうしてもこういうメリット、デメリットがあるからどうしてもできないんだということを含めて、特例債の200億というそれのアメとムチということではないわけでありますけど、少なくとも協議にも入らないということでは、自治体の首長としてそういう協議を尽くしていくという、少なくとも職員の交流を含めて、調査研究をしていくと、何が問題かということを明確にしていくと、そういうことも是非必要であろうかというふうに思います。

 特に、生活圏の分につきましては、かなり津久見からの入り込み、あるいは津久見に、ほとんど居住区を臼杵に移して、臼杵から津久見に通ってる人が相当に多いわけですね、どちらかと言えば臼杵市の人口、臼杵に在住しとった人が大分あたり県外に出て行き、津久見市から臼杵市に在住するという方向がここ10年間ほとんどそういう方向に動いております。そういう状況の中では、かなり生活圏を含めて津久見市との交流というのはかなり深まっておるというふうに私は判断をするわけであります。そういう面からして、具体的に今のそれぞれの比較対照の資料ももらっておりますけど、どういうところがどうなのかというところについても、それぞれの市民に、津久見市であれ臼杵市であれ、やっぱりそういうものも知らせる必要性もあると、そういうことからして、今後協議を尽くしていくということについては、研究協議会という形を設置しとるわけでありますから、その中でやっていくのか、あるいはそれまでの間に十分なる議論をもっと尽くそうじゃないかという考え方をそれぞれの首長の考えが示すのかどうかが非常に今後の津久見市との関係というのは、市民自体はかなり待っておるというふうに判断しておりますので、そういう点で再度市長にそういう点の考えを一歩踏み込んで協議を尽くして、問題点というのを明らかにして、皆市民がそれじゃやむを得んなということが理解されれば、それでやむを得なしということに判断としてはできると思いますが、少なくともそこまでの協議というものは当然調査研究というものはやるべきじゃないかと、またやる時期にきとるんじゃないかというふうに判断されますけど、その考え方を再度聞きたいということであります。

 それから、野津との関係でありますけど、対等合併か編入かということの考え方があれば、その点についてのお考えを示して頂きたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 土谷議員。



◆4番(土谷桂山君) 先程の質問に答えて頂いて、野津町との実現性は多いにあるという回答が示されました。私は、4月の下旬に、野津町に住んでおられる臼杵の工場に勤めておられたちょっと先輩の方と話をしました。その方がおっしゃるのには、野津が、野津町が臼杵市と合併するのにはこういう理由があるんだということで、まあ雑談でしたがいくつか上げてきました。先程市長はメリット・デメリットについては財政上の問題のみおっしゃいましたけども、野津の方はちょっと違うんですね。その1番目は、海のある地区と一緒になると海が近くなる。向こうでは海にだんだん遠くなるということのようです。2番目は、高速道路に隣接した地域ですから、我が町に高速道路が走っておる。それから3番目が、農作物の収穫期が高冷地ですのでずれる。そうすると収入増につながるんではないかという期待を持ってる。それからちょっと外れますが、吉四六さんも臼杵の方にたくさん下ったと、野津から行ったという話はあんまり聞かない、まあ言わばお互いに旧稲葉藩領民ではないかという認識だろうと思いますがそういう問題。それから野津の一次産業葉たばこ産業は17億の年収があるぞと、そういうものも持っていけるよということであります。

 そういうことで、もう1点は、今度は別の方から聞いたんですが、石仏、鍾乳洞という観光ラインが確立できればいいなという期待を持っておると。

 そういうふうに、財政問題だけでなくて、精神的な問題というか心の問題と言いますか、住んでる住民が本当に喜んで一緒になるという気運が高まってる、それで町が二分していると、町内の意見がですね。

 ところが臼杵市の場合は、その話がまったく行政の側からも出ないし、市民の側からもまだまだ議論は不足してるし、きっかけさえつかめていない。野津と一緒になったらどうなるんだろうなと。例えば人口密度が臼杵市の場合は230何人でしたかね、236人、1平方キロメートル当たりの人口密度236人ですが、野津町は70人、約1人当たり3倍の面積を持ってる。大分県でも総面積的にも臼杵市とほとんど変わらない広域の場所を持ってますが、そこと合併した時に、臼杵市のこれからの行政として今までどおりできるんだろうかということもやっぱり議論の中に入れるべきだろうと思います。

 そういう意味で言えば、野津町はこれまで教育に関してとてもきめ細かな独自路線を歩んでいます。例えば、学校の図書館司書を1人正式に野津中学に、それからその他の小中学校には2校に1校のようですが、図書館司書補を町雇いで賄ってます。これはもうずいぶん歴史のある取り組みですし、中には、町長選の時に、司書補を置くという公約をしないと、大変選挙が厳しいという話も現地の方からも聞いたことがあります。それほどに、それから複式解消についても町独自の対策ができたという、できているという、先程市長がおっしゃった、小さい規模はきめ細かい行政サービスができるという一つの例だろうと思います。

 そういうことで是非、向こうはそういうふうにメンタルも含めてご意見がまとまりつつあるようですので、臼杵市としてもそのへんの立ち上げをしなければ、本当に財政上だけの問題になって、向こうからがっかりされることになるのではないかと心配をされます。その点についてお伺いします。

 次に、津久見との合併の件ですが、先程どなたかおっしゃいましたが、児玉さんですが、臼杵市に流入しているというか転入している津久見市民だということです。市民課でちょっとお尋ねをしましたら、過去20年間、昭和57年からここ昨年まで20年間に、津久見市からは2,554人、世帯がちょっとわかりにくいんで、後ほどわかれば教えてください。2,554人の方が臼杵市に来ています。それから臼杵市からは1,239人が津久見市に行っています。これらの人のまあ友達だ、親戚だいろいろ考えてみますと、臼杵市に来た方は臼杵の人口の約8%になりますし、津久見の方に行った方は約津久見の総人口の5%が臼杵からの転入、転出者ということになります。

 そういうことで、本当に血のつながりも濃いといいますか、現在も津久見の会社、企業に勤めてる臼杵在住の方は多くいらっしゃいますし、そのへんの人たちの心情といいますかね、これから先どうなるだろうかということも是非協議の中に加えて欲しいと思います。

 最後に、私の以前役員をしていた教職員組合ですが、臼津支部という名前ですけども、名前のとおり臼杵支部と津久見支部が合併をしました。これが合併ができたのが、話が起こったのは1968年、昭和43年です。ですから今からもう30年近く前になりますが、そこでもともとは本部の行政改革だったわけですけども、2つの支部を一緒にということでした。当初はとてもぎくしゃくをしました。向こうで会議を持って、こちらでも会議を持つというような形で、分離執行を何年かしました。8年後にそこに教育会館を専任のお金を拠出して建てたあと一本化をされて今は現在に至っています。ですから人事の面でもずいぶん交流がありますし、今そういう支部、津久見の者、臼杵の者という認識が相当薄れてきまして、同じ支部内じゃないかと、保戸島にも無垢島にも行こうよという形で教職員はどんどん今交流をしてるというのが実例がありますので、最初の出会いが厳しくても展望は開けるというふうにも考えられますので、是非参考にして頂ければということで、前向きの回答ができればというふうに思います。よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 平川議員。



◆14番(平川哲郎君) 私は市長に対して、任意合併協議会に対するその臨む基本的な考え方ということで聞いたんですけども、市長の今の答弁では私は合併するかどうかも、是非も含めてすべきだと、ではないかということで、そういう形で臨むのかと聞いたんですけども、市長は今の答弁ではもう進めると、どんどん進めるというような形の考え方ではないかと今思ってるんですけど、是非も含めて、合併がいいかどうかということも含めて、やはり協議をすべきではないかと思います。

 国の財政が大変だということを今市長は言っておりますが、大変は大変ですけども、それを全部各自治体のせいにして、せいにしてといいますか、全部その犠牲を地方交付税をなくす、少なくするということで、地方自治体に全部押し付けると、国の合併問題のねらいというのは、まずそういう財政支出を減らすということがまず第一だと思いますけども、それはやむを得ないと今市長は思っているようですが、国の財政の立て直しというのはまた別問題としまして、それを全部、国は財政が危機になったから、それでは全部交付税を引き上げて、全部といいますか、減らして立て直すんだというようなことに私はならないと思います。やはり今中津江村ですか、問題が出てますけども、ああいう小さな村でも合併しなくてちゃんとできるような、やはりそういう形の援助も必要だと思います。合併しなければもうそこは成り立たないんだと、合併すればこういうメリットはたくさんあるというようなことではなくて、合併しないところも合併を進めるところもやはり国として厚い援助を私はすべきだと思います。

 財源は無駄な公共事業とか軍事費とかを削ってそれを回せば、私は十分やっていけると思っております。そういう面で是非協議会の中でも合併の是非の問題も含めて、論議をしてもらいたいと思います。



○議長(首藤新一君) 一括答弁を求めます。

 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今のご質問についてお答え致します。

 まず、任意協議会を開いて、合併の是非も含めてというようなことでありますが、この点につきましては、任意協議会を開きまして、それを開かないことには、例えば臼杵と野津の任意協議会を持たないことには野津町の状況というのが正確にはわかりません。そういうようなことがわかった上で、これは臼杵市が判断することでありまして、任意協議会で合併がいいかどうかということを判断するわけではありません。任意協議会でいろいろ話し合った上で、臼杵市は臼杵市の判断、そして野津町は野津町の判断、その判断によりまして、判断が合えば法定協に進むとこういうようなことでありまして、まさしく是非も含めて検討するその資料をしっかり得るというのが任意協設置というようなことであろうというふうに思います。

 次に、対等合併であるのか編入であるのかということでありますけれども、合併をする場合は、いずれにしろ対等合併というようなことでないとうまくいかないと思います。対等合併ということであります。これは野津町と、あるいは津久見市と、あるいは3つ、いずれの合併の場合であろうと、これは対等合併であるということが言えようかと思います。

 そして、野津町との文化交流の、野津町との間がただ財政の問題だけかとこういうようなことでございますけども、決してそういうようなことではなくて、まさに土谷議員の発言のとおり、野津町の方いろんなことを考えていらっしゃるということも承知しております。そして臼杵市と野津町は何が一番共通点であるかといいますと、江戸時代を通じて、全国でもめずらしいこの江戸時代、およそ280年間を国替えがなかったというところでありまして、稲葉藩によって培われたそのような感覚というものが脈々と生きてるというようなところであります。

 臼杵市はこの臼杵市の全部が稲葉藩のところであります。野津町も野津町が全部が稲葉藩ということであります。稲葉藩というのはこのほかに津久見の一部、警固屋までの一部です。そしてあと三重町の一部、そして大分市の丹生、高田野といったところの一部、これが稲葉藩を形成していたわけですけれども、野津町がその当時の穀倉地帯であったというようなことでもあります。そしてまた、川登に昔番所があり、そして鉄砲隊があそこにあったわけですけども、そういったようなこと、あるいはその前の時代に遡りましても、野津町にはたくさんのキリシタン遺跡がございますけれども、そのキリシタン遺跡も大友宗麟と切り離しては考えられないことであるというようなことであります。

 そして、先程のお話の中にもありましたけども、吉四六さんですけれども、吉四六さんも最近の一村一品運動というような中で、一つの自治体ごとに一つの特徴を出して、そしてほかのところはもうそれにあまり口を差し挟まないと、こういうようなことになっておりますので、稲葉さんは臼杵のもの、吉四六さんは野津のものと、こういうような広域ではなくて、それぞれの自治体独自の中に綴じ込めてしまっておりますけれども、臼杵と野津との共有の吉四六さんというのが最も吉四六さんがいきいきしてくる姿ではなかろうかというようなことも考えられるところであります。

 このようなことをはじめ、様々な結びつき、あるいは住民の方々のご希望というのがあるんですけれども、そういったようなことにつきましても任意協を開く中で、様々なそういう共通点、そしてまた解決しなきゃいけない点、こういったようなものがたくさん出てくるのではないだろうかというふうに思うわけであります。

 この合併についての基本的な考え方でありますけれども、最も大事なことは、行政体が市民、その住民のお役にどういうふうに立つだろうかと、いつも「市役所は市民のお役に立つところ」というふうに言っておりますけれども、新しくできるその自治体が市民にいかに幸せをもたらすことができるかと、この点が一番大きな考えなければいけない点であろうというふうに思います。

 そして、そのための一つの大きな要素として、「少ない租税負担できめ細かな行政サービス」を行うということがあろうかというふうに思います。きめ細かな行政サービスを行わなければいけないんですけれども、そのためには納めていただいた税金、これを有効に使えるように、そのようなことを考えるということが大変重要なことであります。

 それと、もう一つ自治体がやらなければいけないことは、1つには、住民に対するサービスでありますけれども、もう1つは、その自治体を1つの地域、ユニットとしてこの地域振興を図るということであります。地域振興を図るということは、そこのその地域のユニークな共通性を強調するというようなことであろうかと思うんですが、そのようなことが可能であるかどうか、このようなことが大きなポイントになろうかというふうに思っております。

 そういった中で、津久見市との関係はどうなんだということをご質問でございますが、今回の合併は、先の最初の答弁の中でもお話し申し上げましたけれども、人口の少ないところが成り立たなくなるようなそういうような政策がなされているということでありまして、特に人口1万人未満では成り立たないと、人口1万以上なら何とか成り立つとこういうような設定がなされている、そういったような中での話であります。

 臼杵市と致しましても、臼杵市だけで今後覚悟を持ってやっていけばやっていけないことはない規模であります。これは津久見市も同じであります。津久見市も、津久見市は津久見市だけでやっていこうと思えばやっていけない規模ではないというような自治体の規模であります。野津町は人口が1万切っておりまして、やはり合併しないと将来大変だということは言えようかと思います。そういった中での合併論議であります

 そういった中で、臼杵市と津久見市が合併した場合に、少ない租税負担できめ細かな行政サービスを行うことができるかということでありますが、これは端的に言いますと、少ない人数で十分な行政サービスをすることができるかと、少ない人数というようなものを実現できるかどうかというようなことが最大のポイントになろうかというふうに思っております。

 今、臼杵市役所はおよそ100人、正確に言いますと98人ぐらいになろうかと思いますけれども、市民98人に1人の市役所の職員がおります。これが今後合併致しますと、いずれにしろ今の規模よりも大きくなりますから、だから自治体の規模でありますけれども、例えば、これはまだ任意協議会も行われていない段階でありますから、詳しく決定した数字でありませんけれども、感覚的な数字というふうにお考え頂いてもいいと思いますが、臼杵と野津町が合併した場合に100人ないし105人、あるいは110人こういった人数に対して1人の職員数になるというようなそのようなスリム化はやはり必要であるというふうに思っております。そして、臼杵市と津久見市が合併した場合には、105人から115人に1人というようなところまでのスリム化が必要になろうかというふうに思っております。

 そういったようなことが、先程申し上げましたように、合併による猶予期間を頂いたとして、それでその猶予期間のうちにそこまで達成できるのかどうか、また、達成をしようというそのような気概を持ってるのかどうかということが一つのポイントになります。そのようなところが一つのポイントであるということ、そのような様々なことを考えながら、合併を進めたいというふうに思うんですけれども、これは今私どもがわかっているそのような情報の中から、臼杵市と致しましては、さしあたりどうすることがこの今の臼杵市民にとって将来の幸せになるかどうかということを考えるのが、最大の責務であるというふうに思いますので、そのような観点の中からどういうふうにしていったらいいのかということを真剣に考えている、そういうようなところであります。

 それと、さらに、市町村合併は国の責任を放置してそれで全部地方に押しつけるもんじゃないかとこういうようなこともございましたけれども、それは違います。これは国は国でやって頂かなきゃいけない今の改革の志を決して失ってもらっては困るというふうに思っております。しかしその一環でもありますけれども、このような状況のもとで、自治体は自治体、地方は地方としてしっかりと行財政は改善していかなければいけない、そういうような課題であるということは確かなことであります。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 答弁が終わりました。

 再々質問のある方は挙手を願います。

 林 議員。



◆7番(林壯一朗君) 林でございますが、津久見との関係でもうちょっとお聞きをしたいんですが、いわゆる津久見市が行財政のスリム化に前向きじゃないというような状況の中で、こちらからあえて声をかけるということにはならないというようなことを言われましたけども、臼杵がやはり考えた時に、臼杵と津久見と野津というのは、ある意味ではこの旧稲葉藩の関係でも一緒にやってきて、津久見市は真ん中から佐伯藩と臼杵藩に分かれておったわけですけども、そういった中でその昔からのつながりもありますし、今セメントのいわゆる鉱脈が津久見から臼杵の方に入ってきて、将来これまた野津の方にいくだろうと思いますし、いずれにしてもセメントは八代までつながってるわけですから、野津町も横断していくわけですから、そういった意味じゃ臼杵市の中も通りながら行くわけで、そういった問題点等を含めた時に、やはり津久見も視野に入れて合併というものを考えていく。毛利元就の話ではございませんが、1本の矢よりも2本の矢、2本の矢よりも3本の矢という具合の、臼杵、津久見、野津というこの三位一体という形のものがやっぱり形づくられていくことが、臼杵市の将来にとって一番ベターではないかなというように思うわけです。

 それで、今回新聞報道がされた後、津久見の方が、津久見のある議員のところに、津久見の市民の方が臼杵市に頭を下げて合併を頼めというような話も言われたというようなことを聞きましたけども、今津久見の市民サイドにとっては、やはり津久見はどうなるのか、置いて行かれるんではないかというような危惧も持っておられるようでありますし、また、臼杵にとってみても、野津と先に合併ありきで動いて、あとでまたその津久見というようなことで二度手間をするんではなくて、するんであればやっぱりもう一段ロケット方式で合併をする方がいいんじゃないかなというように思うわけです。

 それと、先程の市長の冒頭の答弁の中で、好ましい相手となればということで言われたんですけども、好ましいか好ましくないかという判断を誰がするのかという問題もありますけども、私は市町村の合併という問題は、好ましいとか好ましくないという問題ではなくて、やはり経済的、それぞれの産業、そういったもの諸々をやはり全部付き合わせてみた時に、じゃあ臼杵市としてどういうメリットがあるのかということを一つは考えるべきではないかというように思うわけです。そして合併された暁という問題で考えた時には、今、臼杵市、野津町、その津久見市という具合にいっておりますけども、これがもし三位一体で合併をした時には、それぞれのもう野津地区、臼杵地区という形にしかならないわけでありますから、いわゆる今までの自治体から地区になってしまって、1つの行政区です。小さな自治区になるわけですから、そういった意味では自分たちが今までやってきたことが継続される新しい地方公共団体にどう継続をされていくのかというところも、ある意味では市民サイドに立って考えた時には、そこが見えないことには、今、市民側というのはある意味では不安も抱かざるを得ないという状況があるわけですね。

 だから、私は情報の開示というものは徹底してやっぱりされるべき問題であって、小さなことを含めて、市民の皆さんの前にやはり開示をしていく。市長も言われておりますけども、21世紀は市民が主人公であるというようなことを言われておりますんで、是非その点を基礎に置くならば、今回の市町村の合併というのは、もうまさにこれは住民にとっては寝耳に水でありますから、そういった中で自分たちの生活がどう変わっていくのかということも含めて、きちっとした情報開示というものをして頂くということをお願いをしたいと思いますし、そのへんについて、そういう具体的にできるのかできないのかということについて、答弁を願いたいと思います。



○議長(首藤新一君) 児玉議員。



◆15番(児玉善生君) 津久見市の場合は、特にスリム化に対して協力的というか、そういうまあできてないということで、そこが一番ポイントになるということを強調されてたわけでありますけど、野津町との任意協議会も立ち上げますが、臼杵市民にとっても、野津町との合併問題、また津久見市をどのように考えるかということについては、皆さん共通の立場で、どちらかと言えば津久見市との関係というのが臼杵市民の考えは強いんじゃないかなと、今までの関係からして、そういう合併問題が出てくるんじゃないかなという意識があって、最近野津町ということになってきたわけでありますが、そういうことからしても、今、任意協議会という形が、研究協議会というのができとるわけでありますけど、これ自体の中でそのような調査研究、あるいは意見交換を含めたそういうやれるかやれないかという、今言ったポイント点があるならば、そういうポイント点も出し合ってですね、津久見市民に問う、あるいは臼杵市民に問うとそういうことの情報開示を含めた提起というものもこの際必要じゃなかろうかというふうに思いますんで、そういう点では両首長さんが研究協議会のトップに立っておるわけでありますから、そういうところの職員同士の交流を含めた、そういうところの調査研究というものぐらい、少なくともやるべきではないかというふうに判断されるわけですが、それすらもできないということでは、なかなか市民も津久見市との関係については、津久見の職員数、ある面では職員数の一つの代表的なポイントがされておるわけでありますけど、そういうところの問題についても、市民がそれだけの問題でこれからずっと長い将来にわたって市町村合併、あるいは今後の自治体との交流というものを考えた場合、将来の発展というものを考えた場合に、それだけで済むのかどうかと、やっぱり出発点に立ってそういう議論も十分尽くすべきじゃないかというふうに判断されますんで、再度、もう一歩踏み込んだ考え方というものはとれないのか、今現在研究協議会も設置されとるわけでありますから、それを踏み込んでいくという考え方も併せて、並行して進めて頂きたいというふうに思いますが、その点再度まあ市長の考えをお聞かせ願いたいというふうに思います。



○議長(首藤新一君) 土谷議員。



◆4番(土谷桂山君) 土谷です。市民には市報やケーブルテレビを通じて知らせたいと、また、市内14箇所でしたか、市政懇談会で集中的な論議をしたいとおっしゃるのはよくわかりますし、そう是非して頂きたいんですが、問題は中身ではないかと思います。やはりゲートボール会場で、あるいは買物先に出会った友達と、隣近所の奥さんたちと「今度はこうなるんて、あんたどう思う」っていうような、本当に具体的な中身についての提案がなされなければ、何をどう議論していいか、そして最終的判断を市民に求められた時に、私はやっぱりこちらがいいという形の内容の報道なりニュースなり、是非そういうものを求めたいと思いますが、その点をお聞かせください。

 もう1つ、先程ちょっと発言の中で気になったんですけども、津久見との合併は今考えてないが、広域連合については今後とも良い関係を保ち続けたいとおっしゃいましたが、果たしてそれはすんなりいくものかどうか。ちょっと漏れ聞きますと、先程林さんも言いましたが、かなり津久見市民や議会、行政も含めてかりかりしてる部分もありやしないかというような危惧もしてますので、その広域連合が将来本当に今までどおりか、もしくは今まで以上に良い関係が保ち得るかどうか、そのへんについても最後にお願いします。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 答弁を求めます。

 企画情報課長。



◎企画情報課長(亀井重忠君) 児玉議員ご質問の、臼津地域合併問題研究協議会、これ今休眠状態になってるが、これをもう少し活性化してはというご提言があったんですが、研究協議会自体は現在、1回目を平成13年の11月21日に研究協議会を行って、その後開催されておりません。しかし、この研究協議会の中の幹事会というのがございます。この幹事会の中で、最近6月の7日、今年に入って6月の7日、臼津関地方振興局を交えてここで話し合っております。この中で合併に関して、市民に資料を提示する必要があるというところで、資料を双方が出し合って、そこで合併についての議論をまだしようというところで意見の一致をみております。ですからこの中での資料は市民に臼杵市としても提示をしていきたいというふうに思っております。

 それと、先程答弁漏れてたんですが、世帯単位でのカウント、土谷議員の住民票の異動の問題ですが、世帯単位ではカウントがなされておりません。個人で異動するカウントはなされるんですが、世帯での単位でのカウントしておりませんのでで、その世帯の数字はご提示できないということでご理解願いたいと思います。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今の再々質問の中で、林 議員からの津久見市との関係、津久見市は前向きではないからというような、そういうようなことでございますが、そういうようなことではなくて、前向きであるとか前向きでないとかこういうようなことじゃなくて、津久見市は津久見市としての判断で、それで合併について積極的ではないとこういうようなことは言えようかと思いますけども、これについては当方からいろいろ申し上げることではなくて、津久見市の問題であります。

 誰が最終的に決めるのかということですけれども、最終的にはこれは市民が決めるということでありますが、市民投票するということではございませんので、それで市の意思を決めるていうのは議会が決めることであります。

 今回選挙がございましたけれども、選挙の前にも申し上げましたけれども、議員の皆様も選挙等の中でこの合併問題等を市民の皆さんとも話し合って、新たなこの場でいろいろお話し合いを致しましょうというようなことを申し上げたわけでありますけれども、これからこそそのような論議が活発になって、集中的にこの問題について取り組まなければならない問題だというふうに考えております。もちろん市民が主人公でございますから、だから情報の開示に努めていきたいというふうに考えております。

 今回のこの議場でのやりとりにつきましても、これはケーブルテレビで市民の皆様ご覧頂ける、そういうようなことでございますので、そういうようなことも含めまして、できるだけ詳しく、できるだけ分かりやすくということを念頭におきながら説明を申し上げた次第でございまして、皆様方からも大変貴重なご意見を頂きました。こういったようなことを市民皆さんがよくお考え頂いた上で、それでいろんな疑問をお持ちかと思いますけれども、そのようなこともいろいろとお寄せ頂いて、そして一つひとつお答え申し上げていきたい、できるだけ詳しく皆さんにお知らせしていった上での判断を仰ぎたいとこのように考えております。

 児玉議員のご質問につきましては、先程のお答えのとおりでありますが、津久見市との関係につきまして、これはこの合併問題大変難しいところは、1つには期限が区切られてるということであります。ただ今の合併特例法の中でやっていくのは、これは合併特例法の中でということになりますと、2005年の3月31日までに合併したところだけが優遇措置を受けられるというようなことでございまして、合併をするならそれまでに達成しなきゃいけないという期限があるということが1点あります。

 そして、合併ということですから、我が方だけで津久見市と合併したい、あるいは野津町と合併したい、あるいは3つで合併したいとこういうようなことを考えましても相手の意思があります。それで相手が意思を示してくれない以上それ以上進めませんし、また3つの合併ということになりますと、野津町の意思というものもあります。津久見市と3つの合併でいいのかどうかということにつきましては、野津町の意思もかかわってってくるというようなことであります。そういったような期限が定められてるというようなことと、臼杵市にとりましてこの合併をしたがいいのかしないがいいのかというようなことを考えました時に、野津町といろいろ合併をするがいいのか合併をしないがいいのか、そして自治体の規模がどうなるのか、そしてそこの共通性は何があるのか、そしてそれができた暁での市内の連携はうまくとれるのか、バランスはよくとれるのか、そのようなことを様々考えた中で、野津町との合併というのは少なくとも悪いもんではないだろうとこのようなところでございまして、そういった中で双方の意思でただ今のところ任意協議会設置までは至ってるところでありますので、今後その中でさらに深いお互いの立場等を話し合いながら、話し合いを続けていくというここを起点に致しまして、その後のことについては考えていかなければならないというようなことであろうというふうに思われます。

 土谷議員からの、中身についてということでございますが、そのとおりでありますが、この中身について詳しくお話ができるようになるのは、任意協議会を通じていろいろな資料が出揃ってきて、それを情報開示した時からでありますから、任意協議会の進展に伴いましてできるだけ早く情報を出していかなければいけない問題だというふうに思います。

 広域連合がぎすぎすするんじゃないかということでありますけれども、その点については何も心配はしておりません。仮に臼杵と野津が合併致しましても、それは新たな自治体と津久見市と広域連合を組む話でありまして、その問題について感情的なしこりとかそういったようなことが残るようなそういうような筋合いのようなもんではございません。お互いに合併をしたらいいかどうかということをそれぞれの自治体の中で考えねばいけないんで、その点について問題になることはなかろうかというふうに思います。

 そして、議会やあるいは市民の方々がいろいろ考えているということを林 議員からもご質問ございましたけども、その点につきましては今回の合併につきましては住民意思でもって合併を推進するという道も新たに用意をされているところでありまして、様々なそういうようなことでどういうふうな意思が示されるかというのは、これはほかの自治体の中の話でございますので、その点につきましてはこちらからとやかく申し上げるわけにはいかない問題だろうというふうに思います。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 答弁が終了致しました。

 再度質問のある方は挙手を願います。

 林 議員。



◆7番(林壯一朗君) 今市長の方から、答弁の中で住民投票というのは考えてはいないということで言われたんですけども、先程市長が答弁の中で言われました、例年地域懇談会を行っておられますけども、市政の懇談会をやられてますけども、あれには各地区の区長さんなり班長さんたちが入るぐらいで、本当に市民全体がそこに参加をして、市政懇談会に参加ができてるという状況じゃないわけなんですね。そうすると民意の反映の仕方という問題について、もうちょっと細かな形で、しかもまあ今までの市政報告とは若干内容的にも違いますし、そういった意味で例年やってる市政懇談会の延長ということじゃなくて、それをもうちょっと小さく細かくして、やはりより多くの市民の皆さんの声が反映できるような形で意見集約というものを是非図って頂くということで、検討できるのかどうかということを一つお尋ねをしたいということと、それとやはり合併という問題については、先程市長が縷々言われておりますけども、私もやはりその小さな問題から含めて、大きな問題いろいろあると思います。しかしそういった問題を含めて、どういう具合に全体を織り込んでまとめていくのかということは、これは大変な作業になると思いますけども、今この地域で見るならば、私はやっぱり臼杵市が−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−合わせて飲むというぐらいの気概で是非今後の問題処理について対応をして頂きたいということを申し上げて終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今のご質問ですが、市政懇談会を例年どおり開きます。しかし、今回の問題は大変重要な問題でありますから、もしご希望がございましたら、人数の多少にかかわらず、出前説明会といいますか、あらゆるところに出かけて行って、合併の形等を、合併についての考えられることをいろいろお話し申し上げたいというふうに考えております。

 それにつきまして、7月1日に任意協が立ち上げというようなことになりますので時期と致しましては、おそらくお盆過ぎぐらいからはそのようなことにも対応できようかというふうに思いますが、さしあたっては情報収集に努めていきたい、そしてその上でお盆過ぎあたりから、もしご希望があればそういったようなことにも対応してまいりたいというふうに思いますし、例年の市政懇談会でも積極的にお話しを申し上げると、また場合によってはそれとまったく違った形の説明会等を開くと、様々なことを考えていきたいというふうに思っております。



○議長(首藤新一君) 以上で質問及び答弁を終了致しました。

 これまでの質問及び答弁に対しまして、一括して関連質問を行います。

 関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で市町村合併に関する集中質問を終わります。

 ここで休憩致します。午後1時から再開致します。

  午前11時52分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後1時00分 再開



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 これからは市町村合併に関する質問以外の一般質問を行います。

 大塚議員の発言を許可します。



大塚州章議員の通告事項
1 児童図書館の設立について
 ? 読書をすることの重要性はもう周知のとおりだが、現在よりもより読書に親しんでもらうためにも親子で楽しめ、読み聞かせ等にも配慮した児童向けの図書館又はそれに同等の設備はできないものか。
2 中学校スポーツの試合へのチーム編成について
 ? 現在中体連の県体等への参加は、各1校1チームでという条件がある。
   少子化のために1校で1チーム組めない状況で試合参加ができず、自分のやりたいスポーツへの情熱が中断させられるケースもある。
   市からの働きかけ又は、対策はとれないものか。



 [5番 大塚州章君質問席登壇]



◆5番(大塚州章君) 議席5番の大塚州章です。通告にしたがいまして2点質問させて頂きます。

 まず1点目は、児童図書館の設立についてです。平成14年の当初予算において9,880万を計上し、図書館施設補修工事が計画されていますが、施設の整備にあたって、現在読書をすることの重要性は周知のとおりですが、より読書に親しんでもらうためにも、親子で楽しめる読み聞かせ等にも配慮した児童向けの図書館、又はそれに同等の施設としての整備を考えているのでしょうか。

 続いて2点目ですが、中学校スポーツ、いわゆる部活の試合へのチーム編成についてです。

 現在、中体連の県体等への参加は各1校1チームという条件で縛られて、そのため少子化のために1校で1チーム組めない状況で試合参加ができず、自分のやりたいスポーツへの情熱が中断されるケースが聞きます。個人戦のある団体競技をも含め、市からの働きかけ、又は対策がとれないものでしょうか。

 以上2点について質問をしますので、ご答弁をお願いします。



○議長(首藤新一君) 文化財課長。

 [文化財課長 菊田 徹君登壇]



◎文化財課長(菊田徹君) 大塚議員ご質問の「児童図書館の設立について」お答え致します。

 議員ご質問のとおり、先の3月議会におきまして、平成14年度当初予算のご審議を頂き、旧図書館の改修工事を行うための総事業費9,800万円についてご承認を頂いたところでございます。これは現図書館に隣接して建てられております木造二階建ての旧図書館の解体と修復工事を施し、本来の図書館としての機能を再生させ、多くの市民に利用して頂こうとするものです。この木造の旧図書館については、皆様すでにご存知のとおり、臼杵の先人である荘田平五郎氏が寄贈して下さった、今では市内でも数少ない大正期の建築物として、また、全国的に見ましても木造二階建ての図書館としましては大変珍しく、貴重な建物として知られております。歴史的な外観を残し、木そのものが持つ柔らかみや温かみを最大限に活かし、歴史の重みや落ち着いた雰囲気の中で、幼児を持つお母さんが本を読み聞かせる部屋や、児童生徒が自由に閲覧、学習等ができる空間を持った子ども向けの図書館としての再生を図ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 学校教育課長。

 [学校教育課長 三重野猛志君登壇]



◎学校教育課長(三重野猛志君) 大塚議員ご質問の「中学校スポーツの試合へのチーム編成の問題について」お答え致します。

 議員ご指摘のように、数年前から少子化による中学校の部活動の問題点が顕著になっています。

 そのため、県や全国の中学校体育連盟も平成8年度から複数校合同チーム編制を模索する検討を始め、県総合体育大会では今年度から、また九州・全国大会では来年度から、「単一校では出場最低人数が足りずチーム編成ができない時は、双方の学校長の判断により、近隣中学校と合同チームを編成し、大会参加ができる」となりました。ただし、この適用を受けるのは現在のところ個人戦が行われないバスケット、バレー、野球、ソフトボール、サッカー、ハンドボールの団体6種目に限られています。

 このように現段階では、団体6競技以外は合同チームの適用を受けないわけですが、当初この6競技におきましても「全校3学級以下の小規模校のみ適用する」という原案から、「学校規模にかかわらず適用する」と修正されたと聞いているところであります。臼杵市教育委員会と致しましては、今後、個人種目のある競技についても、生徒・保護者・学校の意向をふまえながら、中学校体育連盟と連携し、対応していきたいと考えています。

 なお、このような問題が起きる背景には、少子化に伴う学校の小規模化が顕著に進んでいることは明白であり、現在そのことも踏まえて「教育問題検討会議」において、学校の適正規模・適正配置について検討しているところであります。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 以上で大塚議員の質問及び答弁は終了致しました。

 大塚議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 匹田議員。



◆6番(匹田郁君) 私もこの問題について、平成12年3月議会で質問した折、答弁の中に、外部指導者の受け入れや地域単位、市単位のクラブ的な活動をこれからも柔軟な対応で対処していきたい、そして最後に、中体連と協議していきたいとそういうふうに答弁頂いていますが、今日まで中体連とどのような協議があったのかお聞かせ頂きたいと思います。



○議長(首藤新一君) 学校教育課長。



◎学校教育課長(三重野猛志君) 今の質問についてお答え致したいと思います。

 外部指導者それからクラブチーム等の模索はずっとしてきておりますし、中体連と協議を致しました結果、やはり先程申し上げましたように、当初は団体6チームの3学級の学校ということで、具体的に申しますと、臼杵市では深江中学、豊洋中学、南中学の3校にしか適用されないケースであったんですが、教育委員会といたしましても、中体連と協議の結果、中体連が県の会議でそういう意見を申し上げたために、学校規模にかかわらず適用されるということになっております。

 確かに議員ご指摘のように、上位大会との関係があって、一朝一夕にはなかなか進まないところがあるんですが、臼杵市教育委員会としましても、あくまで中体連を窓口にしまして、そういう要望を上げていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 匹田議員。



◆6番(匹田郁君) 今言われた外部指導者の受け入れやクラブ的なことは、学校教育と社会教育とを挟んだ問題等になってくると思いますんで、これからも教育委員会がその窓口であるとともに、協議も重ねていかないと、本当に前に進んでいかないと思っておりますので、より積極的な協議を進めてほしいと思います。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 以上で大塚議員の質問及び答弁に関する関連質問を終わります。

 林 議員の発言を許可します。



林 壯一朗議員の通告事項
2 道路問題について
 ? 市内の袋小路は何ケ所あるのか(行き止まりの道)
 ? その解決方法と計画は
3 ごみ収集について
 ? 分別収集の細分化により、家庭に保管場所がないため、回数を増やすことは出来ないか。
4 トキハ問題と雇用対策
 ? 撤退と発表されているが、市としての対応は
 ? 新卒者の雇用の場をどのように市内に確保するのか



 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) 議席番号7番の林でございます。通告にしたがいまして質問を進めていきたいと思います。

 まず1つは、道路問題の関係でありますが、今日臼杵の中で地区集落の中で、いわゆる行き止まりになっている地区というものが市内に数多くございます。一旦火事とか起きた場合に逃げ道が1本しかなくて、避難するにしても災害があった場合に土砂崩れがあっても、いわゆる逃げるところがなくなるところの地区集落が多数存在をしております。そういった中で、そのような地域をどのように解消する方法を考えておられるのか、その解消するための計画というものがどのように考えられておるのかということについて、1つはお尋ねをしたいと思ってます。

 これは、道路っていうのは里道とか市道、県道、国道、農道とかいろいろございますが、その垣根というものを別に考えなくて、いわゆる道路として考えた時に、どういったものが考えられるのかという点についてお尋ねをしたいと思います。

 次に、ごみ収集の問題ですが、この4月から分別収集がより細分化をされてまいりました。そういった中で、アパートとかマンション等にお住まいの方が、特に保管場所の関係で非常に場所を取るというようなことに言われておりまして、もうちょっと収集回数を増やすことができないのかというような意見が多数言われておりますので、そういった点について市の方としてどのような対応を考えられるのか、その点についてご答弁を願いたいと思います。

 次に、トキハの問題でありますが、この5月の28日に新聞で臼杵トキハが来年2月に撤退をするということが報道をされました。そして6月1日の市報を見ました時に、その市報のフロム市長ツウ市民の中に、市長が5月10日に長岡市に行かれまして、町の駅というものを見てきたということを書いておるわけでありますが、トキハが5月の28日に新聞報道をしたわけですから、その前にわかってなければそういったところを見て、町の駅構想というものを書くということにならないんじゃないかなと思うわけであります。もし市長のサイドでトキハが5月28日以前に撤退をするよという部分がわかっておったんであれば、もっと早くからこれは対応をしておく必要があったんではないかということをひとつはお尋ねをしたいと思うわけです。その事実経過についてですね。

 そして、去年、臼杵信金が破綻をし、大分信金になっていく中で、多くの方が職場を辞めていっております。そういった中でまた今回トキハも年末には大量の職員をリストラしておりますが、今回撤退ということになれば、ますます臼杵の中で働く場というものが少なくなっていくわけで、今、臼杵の中でいわゆる雇用機会均等法がございますんで、どちらということは言われませんが、いわゆる一家の柱となるべきものが職を得て、夫婦、子ども2人、じいちゃん、ばあちゃんを含めて養っていくということの賃金を支払う事業所、企業、そういったものがだんだん今なくなっていってるわけで、大学を出て臼杵に帰って仕事をしたい、しかしその職がないというような状況が見られるわけで、その中で今故郷に帰って、やっぱり仕事をしたいという方々に対して、そういういわゆる1人が1世帯を、家族を養えるだけの賃金を支払う場を、市として、これだけ臼杵の中も厳しくなってきておりますが、行政としてどういう具合に作ろうとしてるのか、そこのところについてお尋ねをしたいと思います。

 以上、よろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 建設課長。

 [建設課長 野中誠一君登壇]



◎建設課長(野中誠一君) 林 議員ご質問の「道路問題について」お答え致します。

 議員ご指摘のような出入り口が一本しかなく、迂回のできない集落という状況は臼杵市のような地形の地域には数多くあり、防災の観点からも、市と致しましては、その対応に苦慮しているところであります。

 その解決方法としては、新たな道路の建設等が考えられますが、本市の位置的・地形的状況から、全市にわたる解消は現状では困難であります。

 災害時等においては、被災箇所の早期復旧・仮設道路等で対応していきたいと考えております。

 また将来においては、市道の建設だけでは限界もあり、農業振興や林業振興と絡めて農道や林道建設の可能性を探りながら、この問題の解決策として取り組んでいきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 環境課長。

 [環境課長 三浦拙夫君登壇]



◎環境課長(三浦拙夫君) 林 議員ご質問の「収集回数を増やすこと」についてお答え致します。

 平成14年度の収集回数につきましては、昨年の11月から6地区をモデルとして資源物にペットボトル、瓶類、白色トレイ等を加え試験収集を行い、ゴミの排出状況を参考に、収集体制及び収集回数を調整致しました。

 その結果、資源物につきましては収集量の増加が予測できましたので、従来1ケ月に1回収集していたものを、3区分に分割し、それぞれを3週間に1回と致しました。

 燃やせるゴミにつきましてはプラスチックやビニール類を燃やせないゴミに変更したため、量的には減少傾向にありますが、生ゴミが含まれるために衛生面を考慮し、従来どおり1週間に2回の収集と致しました。

 また、燃やせないゴミにつきましても減少傾向にありますが、容量が嵩みますので、従来どおりの3週間に1回の収集と致しました。

 収集回数を増やすことにつきましては、年度途中で変更するためにはすべての収集体制など根本から見直さなければなりません。また、市民の皆さんも混乱致しますので困難であります。

 収集日までの有効的な保管方法等につきましては、市報やケーブルテレビ等で紹介したいと考えておりますが、購入する時から、ゴミのことにも気を配って頂き、減量化に努めて頂きたいと思います。

 今後の収集回数につきましては、市民の方々のご意見やゴミの排出量等を考慮し、検討したいと考えております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 林 議員ご質問の「トキハ問題と雇用対策について」お答え致します。

 まずはじめに、「撤退と発表されているが、市としての対応」についてでございますが、去る5月28日付けの新聞で、臼杵トキハが来年2月をもって撤退をするとの記事が掲載されましたが、市報6月号のフロム市長の中で、新潟県長岡市の「町の駅」の記事で、空き店舗になったデパートのことを掲載していたことに対し、市長は事前に情報を入手していたのではないかと疑念をお持ちのようでありますが、臼杵トキハの件に関しましては昨年末の人員縮小等で、かねてより危惧していたことでありますので、今回市報に載せたところでございます。

 これだけの企業になりますと、株主総会等を経ての発表であるとご理解を頂きたいと思います。

 いずれに致しましても、臼杵トキハの撤退は市と致しましても重要な問題として受け止めております。

 このようなことから、助役を中心とした庁内連絡協議会を設置し、6月7日に第1回の会議を開催し、現在情報を収集しているところでございます。今後は、トキハの関係者等に説明を求めながら、対応してまいりたいと考えております。

 次に、「新卒者の雇用の場をどのように市内に確保するのか」についてでございますが、社会情勢をみましても依然として厳しい状況にあります。

 特に雇用問題に関しましては深刻な事態となっており、市と致しましても、少しでも多くの新卒者がこの臼杵の地に残り、活力あるまちづくりの一翼を担って頂きたいと願っております。

 そのためにも新卒者の雇用確保については関係機関と連携を図りながら、市内の事業所に対しお願いをしているところでございます。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 林 議員。

 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) 道路問題の関係ですけども、今答弁頂いた中で、道路の関係につきましてはこれまでも申し上げてきましたが、とりわけ、今、臼杵というのはこう見直されてきてる状況の中で、やはりよそに出てる方がすぐ帰ろうと言った時に、やっぱり道路がそこにあれば、本当にやっぱりすぐ帰ってこれることができるわけで、特に臼杵の周辺の集落、行き止まりのとこ非常に多いんですけども、ここにやはりどちらからでもアクセスできる道路を造っていくことが、やっぱりそこに住む人たちの生活基盤をやはり嵩上げをしていくということになると思うんです。

 したがって、先程課長の方から答弁頂いた中で、今後農道や林道を含めて対応したいということでございますんで、そういったものを是非活用して、いわゆるこの道路は都市建設、都市デザイン課だと、農林水産課だというような取り組みではなくて、やっぱりトータルプランニングをどう作っていくかということが一番必要ではないかなと思うわけであります。そういった意味で、そういったトータルプランニングを含めて考えるような体制を作っていけるのかどうか、その点お答えを願いたいと思います。

 それから、ゴミ収集の関係につきましては、もう本当に今から夏になりまして、家が小さいところは、ゴミを外に置くわけにはいきませんから、台所の中にいろいろコーナーを設けて作って置いておるわけですけども、これがやはり今までだったら1つの袋で済んでたものが、今4つも5つも分けなきゃならないというのは、これはもう切実な問題で、やっぱり自分たちの居住空間がせばまってきているわけで、その居住空間をやっぱりより快適に生活をするために、行政としてやはりできることを早急にするという立場で対応して頂きたい。

 今、答弁によりますと、年度途中での変更は無理ということでございますが、具体的にそのへんがどういうところで混乱をするのか、ご答弁頂ければ有り難い。

 それから、保管方法については市報で周知をしますと言いますけども、その場所がもう本当にやっぱりアパート、マンションの場合決められておりますんで、一軒家の場合でしたら結構そのへんは余裕がありますけども、本当にアパート、マンションで暮らしてる市民の皆さんというのは、もう本当にこれは切実な問題ですから、そういった部分について、ヨーロッパなんかで、ゴミポットみたいな形でそこに捨てにいくことによって、自分とこにゴミを置かなくてもいいというような方法もございますので、そういった方法が検討できるのかどうかということについて、お答えを願いたいというように思います。

 それから、トキハの問題は、私は疑念という問題ではなくて、今回のこのフロム市長に書かれてる町の駅構想が悪いというわけではないんですけども、5月の28日にトキハが撤退をして、そしてそのトキハの撤退を見越したかのような形で、6月1日号にこの構想が出たということになれば、いわゆるトキハはもう残らなくてもいいんですよと、もう指を加えて出ていくのを黙って見るしかないんですよということのイメージでしか受け止められてない。だから市民の皆さんがあの市報を見た時に、トキハの報道を併せて重ねた時に、「ああ、もうトキハが出ていくのを黙ってみちょくんやな」と、「あとどこが使うんかなあ」と、「市長が書いちょんようなことになるんかなあ」と、こういう話がもう出てくるわけですね。

 だから、私は、市長はよく「転ばぬ先の杖」と言ってますが、もう転ばぬ先の杖で見られたかどうかはわかりませんけども、要はトキハの問題がもっと早くわかってるんであれば対応の仕方はあっただろうと思いますし、そして6月1日の市報にわざわざあの町の駅構想を書く必要もないと思います。トキハが出ていくことがわかってなければ、あの町の駅構想というのは、長岡市で現場を見たにしても、あえて書く必要はなかった問題だと思うんです。あれが7月1日の今度の市報に、後の使い方としてこういう方法も考えなきゃあならんがなということであれば、そこにタイムラグとして1ケ月ちょっとございますから、ああ1ケ月の検討の中でこういう話になったんかなということになると思いますが、あまりにもトキハの撤退問題と後使う方法とが接近をしてるという状況の中で、ああもう出ていってもしょうがいなんかなというように受け止めざるを得ない。そこの問題なんですね。

 だから、行政として、新聞にも対応はしたいということは書かれておりますが、具体的にどういった今後対応を考えておられるのか、するべき、どういう対応をするのかということについて、もうちょっと解明をして頂きたい。

 それから、新卒者の雇用の場でございますが、今臼杵市の新卒者の賃金が大体12万から13万ぐらいです、初任給がですね、一般的に。そうすると、それから18から働いて27〜28になって結婚しようかという時に、じゃあ一家を養うだけの賃金になってるかというと、なかなかなってないんですね。だからそういったものをやはり臼杵の中により多くの若い人たちをとどめさせるために、そういった賃金構造を含めて、ゆとりある生活ができる、家族を養っていけるというものの企業というものをどう誘致をしようとしてるのか、どのように確保しようとしてるのか。市内の事業所だけじゃもう今いっぱいなんですよね。入れんのですよ。市役所にも入れないと、もうどこにも入ることができない、ある意味じゃ飽和状態の中でまだ臼杵の中に残りたい人がおるわけですから、そういったものに対してどう手を差し伸べていくのかということを是非考えた上での答弁をお願いをしたいというように思います。



○議長(首藤新一君) 都市デザイン課長。



◎都市デザイン課長(吉田定君) 林 議員ご質問の、部を越えての道路網の見直しでございますけども、現在大分県の方でマスタープランの作成を作業中でございまして、それと同時に、今年度臼杵市の方で都市計画のマスタープランを立ち上げる作業を行っております。その中で市域全域の道路網の計画を見直しする予定でございます。



○議長(首藤新一君) 環境課長。



◎環境課長(三浦拙夫君) 林 議員の、何で混乱するのかということでございますが、このゴミ回収につきましては、スムーズな運営を図るために、年度当初年間の収集日程表等を作成致しまして全戸へ配布致しております。また、市民の皆様へゴミ出しに対する徹底と協力をそういうようなことでお願いしておるわけでございますが、そういったことに併せまして、収集体制につきましても、収集車の配車、そしてゴミの処理方法等につきまして計画を立てまして、事業の実施に努めておるわけでございます。

 このようなことから、今、回数を増やすというようなことにつきましては困難というふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(岡村忠生君) 林 議員ご質問のトキハ撤退問題につきましてですが、トキハは残らなくていいとは言っておりませんで、市長新聞のコメントでも申し上げておりますとおり、「今後も縮小してでも閉鎖まではしないよう要請をしております」というようなコメントも出しております。発表された後にトキハの方から挨拶がきた際でも、要請をしております。

 それから、今後の対応というところでございますが、土地建物等のこともございますので、今後、現在庁内協議会を設けておりますけども、これは県とか商工会議所とか入れたようなところの拡大協議会を設けたいと考えております。

 それから、雇用につきましては、賃金構造を改善するようなというところまではなかなか難しいことはございますけども、企業誘致についても今後進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(首藤新一君) 林 議員。

 [7番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆7番(林壯一朗君) 今ご答弁頂きましたが、道路の問題は臼杵市としてもマスタープランを作っていくということでございますんで、その点については是非地元も含めて、その地域、関係地域含めて是非対応して頂いて、本丁の通りではございませんが、地元は反対だというような話の中で計画を作らなきゃならんというような話じゃなくて、やっぱり地元と本当に行政がその一体となって、きちっとしたやっぱり意識のかみ合わせができる、できた上での道路計画というものを今後是非作って頂く方向でこういう会を立ち上げて頂きたい。そのことがやっぱり市民生活のレベルアップということになると思います。

 それから、ゴミ等の問題については、これはもう環境課だけで対応するような問題じゃないし、やっぱりこれは臼杵市としてゴミをどうしていくかということは、これはもう課題であると思いますし、また、それは行政だけの責任でもないと思いますし、そこはやっぱり市民サイドにもゴミをどう減らしていくかということのいわゆる指導というものもまたしていかなきゃならないというように思いますが、いずれに致しましても、いま今日のいわゆる商品販売の過程からみて、やっぱりゴミが出てくるわけで、そのゴミをやっぱりどう家庭の中にとどめないでいいようにするかということについては、市長もあちこちヨーロッパとか行かれてると思うんで、そういったところを見て頂いた中での状況を是非参考にして、担当のとこだけの責任ということじゃなくて、やはり臼杵市全体としてどうするかという部分で、是非この対応を考えて頂きたいというように思います。

 それから、トキハの問題は、これはもうトキハが撤退ということだけじゃなくて、やはり臼杵市がこれまで企業誘致ができてこなかったところに今、臼杵市の雇用の問題も出てきてますんで、そういった部分を含めてこれはもうかかってやっぱり市長が政治的にどう動いていくかというところに一つはあると思いますんで、是非その点を前向きに対応して頂こうと、対応を是非お願いをして、市民の皆さんが安心して臼杵の中で働ける、若い人が残れるという臼杵市をつくって頂くために努力をして頂きたい。

 以上、意見を申し上げまして終わりたいと思います。



○議長(首藤新一君) 以上で林 議員の質問及び答弁は終了致しました。

 林 議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手をお願い致します。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で林 議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 児玉議員の発言を許可します。



児玉善生議員の通告事項
2 中心市街地活性化対策の件
 ? 基本構想について
   イ、トキハ
   ロ、生協
   ハ、マルショク
   ニ、NTT等
 ? 投資効果と商店街の相乗効果について
 ? 駐車場対策について
 ? 市民の施設利用度について
3 幼稚園統合の件
 ? 臼杵幼稚園舎統廃方針はどうなったか
 ? 通園バス対策について
 ? 園児の通園路対策について



 [15番 児玉善生君質問席登壇]



◆15番(児玉善生君) 15番の児玉善生です。通告にしたがいまして一般質問を致します。2点質問を致したいというふうに思います。

 まず1点目でありますが、中心市街地活性化対策の件についてであります。臼杵の中心市街地を活性化するために、昭和12年の3月に中心市街地活性化基本計画というのが答申されまして、あらゆる活性化事業を取り入れた計画が推進されているわけでありますが、最近、大型店の郊外の進出や、あるいは市内中心部の商店街は非常に空洞化され、公共事業を取り入れた活性化対策にもかかわらず、来年には一部の大型店が閉鎖されるというような事態が予想されているわけであります。

 現在の基本計画にもその影響が出てくる大変な問題であるわけで、中心市街地周辺部の人口の状況につきましても、昭和35年には9,057人ほどおったわけでありますけど、平成10年には3,568人ということで、40%近く周辺部の人口も減少しておるわけであります。

 特に、中心市街地を活性化するためには、他市からの観光客の流入による活性化を図っていくのか、あるいは市民を中心として利用できる商店街づくりというものがまず基本だというふうに思うわけでありますけど、また当然これは並行して取り組まねばならない問題かというふうに思います。

 特に、中心市街地の核店舗の特に核になる店舗の盛衰というのは、既存の商店街に大きく影響を、もろにその影響を受けるわけでありまして、商店街中心部の特に大型店や大型店を入れた臼杵市、あるいは商工会議所を中心とした協議機関の設置や対策について、今後どのように取り組まれるのかというような点に立ちまして、4点伺いたいというふうに思います。

 まず、基本構想でありますけど、臼杵のトキハ店あるいは県民生協祇園洲店、あるいはマルショクの臼杵本店の跡地対策の問題、さらに元のNTTの臼杵営業所ということで、今回柳原線の拡幅の関連として商工会議所の移転というのも対象になっておるわけでありますが、特に中心市街地を活性化する、あるいは商店街を活性化させるという対策については、特に大型店の今後の行方というのが大きく影響をしてくるわけであります。そういう点に立ちまして、基本構想という骨格につきましてはきちっとした協議機関を設けて対応すべきだというふうな判断をするわけですが、この点の考え方をお聞かせ願いたい。

 2点目として、投資効果と商店街の相乗効果について伺います。

 これまで、市街地活性化計画に基づいてそれぞれ商工会議所を中心に、街づくり協議会を設置をし、行政と民間とで活性化対策には取り組んでおるわけでありますけど、行政が取り組める柱としましては、ふれあい情報センター、あるいはサーラ・デ・うすき、久家の大蔵、あるいは今回開館したポルト蔵という事業等が推進されておるわけでありますけど、そういう投資効果を含めた商店街の相乗効果がどのような形で現れつつあるのか、その状況について等含めて、商店街の売り上げの伸長というものはそういう方向につられて、そういう方向が出ておるのかどうか。また、最近空き店舗の関係が目立つわけでありますけど、この対策についての考え方について伺います。

 3点目は、駐車場の対策でありますが、これまでも何回とも駐車場ということであらゆる議員からも質問があっておりますけど、駐車場の無料化の、市の駐車場の無料化の問題、また、もう1点はマルショクが、マルショク跡地については、ここ1年以上利用されていない状況が今日あるわけでありますけど、この跡地を利用した基本的な考え方ということで、マルショクとの考え方、あるいは市としてのそういう考え方というものが、これまでに接触し、そういう話し合いをしてきたのかどうか、あるいはその駐車場対策についての市としての考え方を伺いたいと思います。

 4点目は、施設の利用度の問題でありますが、臼杵ケーブルネットができ、ケーブルネットは全体的に臼杵市民にかなり普及しつつありますけど、ふれあい情報センター、サーラ・デ・うすき、あるいはポルト蔵、久家の大蔵ということで、かなりそれぞれの施設が確立をしておりますけど、それに対する現在の利用状況なり、あるいは今の状況としてその観光客の利用度について、どのような状況を把握しておるのか、また、臼杵市民としての利用度についてもわかればお尋ねしたいというふうに思います。

 大きい2点目でありますけど、幼稚園の統合の件についてであります。

 本年3月議会で、早期に一園に統合し、適正規模の学級編成のもとに活気に満ちた幼稚園教育を実現するというような説明を受けているわけでありますけど、園舎統合問題についての場所を含め、どのようになっておるのか、また新園舎場所を含めた予算化措置について、今後どのような形で進めていくのかということにつきまして、3点質問をしたいというふうに思います。

 まず1点目でありますが、臼杵幼稚園の統合問題についてどうなっておるのかと、現在の状況等を含めて、この新園舎の場所と建設計画について説明を頂きたいというふうに思います。

 2点目は、通園バス対策でありますが、何回か議会でも質問があっておりますが、新園舎建設時には通園バスの利用も検討したいというような答弁も頂いておりますけど、そういう通園バスの関係を含めたシャトルバスの計画はあるのかどうか。

 それから3点目は、園児の通学路対策でありますが、統合園舎は臼杵園舎が望ましいというような要望書が出されておるというふうに聞いておるわけでありますけど、もしその現在ある臼杵園舎の地区ということになりますと、かなり道路幅の狭い中での通学路と言いますか、園児の通学路になろうかと思いますが、非常に危険な状態が発生するんじゃなかろうかというふうに思いますが、その対策なり、そういうものについての検討を含めて、どのように考えられておるのか。

 以上3点について、大きい質問としては2点でありますけど、よろしくお願いを致したいというふうに思います。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 教育長。

 [教育長 岡部観栄君登壇]



◎教育長(岡部観栄君) 児玉議員ご質問の「幼稚園舎統合問題について」お答え致します。

 臼杵幼稚園の一園舎統合につきましては、2月28日の全員協議会以降、各方面の情報収集を行いながら、公立幼稚園問題検討委員会やまた教育委員会におきましても、再検討を行ってまいりました。その間、臼杵幼稚園PTAからは「統合場所は臼杵園舎で」との要望書が再度提出されたところであります。その経過の中で、市町村合併の動きがより具体化してきたところであり、その動向も勘案しながら方針決定を行うことが適当ではなかろうかと考えているところでございます。

 なお、通園バスにつきましては、定期バスの利用も含めて、他方面から検討しておるところでございます。また、通園路につきましても、教育的な視点から、ある程度の距離は徒歩通園させたいというような保護者からの要望もございますので、バス問題と合わせて検討中でございます。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 児玉議員ご質問の「中心市街地活性化対策の件について」お答え致します。

 まずはじめに、「基本構想について」でございますが、ご承知のとおり平成12年3月に臼杵市のまちんなか活性化基本計画が、各層の民意を反映して作成されました。

 この中で、中心市街地には、これまで人々の活動により、生み出され蓄積された有形無形の様々な町の顔があります。そこに「人」が集まれば「もの」や「情報」も集まり、これらが交わることにより、生活、産業、文化等、すべての営みがなされる地域として賑わい創出が図られ、活性化につながっていくことを基本的な考えとして、官民一体となったまちづくりを推進しているところでございます。

 以上のことを踏まえ、変化に合った基本構想の協議会を設けたらということでございますが、今後検討してまいりたいと考えております。

 臼杵トキハの撤退の問題に関しましては、現時点では情報収集に努めているところでありますが、中心市街地の核店舗であり、商工会議所等の関係機関と連携を図りながら、当面存続に向けたお願いをしてまいりたいと考えております。

 生協につきましては、組合員と協議を重ねながら、結論を出したいとの意向は伺っております。

 また、NTTにつきましては、商店街に連動したまちづくりが図られるよう、事業を展開していきたいと考えております。

 マルショクの跡地につきましては、リニューアルオープンするとのことで取り壊されたものの、社会情勢の変化に伴い一時見合わせているとの回答を得ており、当面は状況待ちというのが実状でありますが、今後もマルショク側の考えを見極めながら対処していかなければならないと考えております。

 次に、「投資効果と商店街の相乗効果について」でございますが、ふれいあい情報センター、サーラ・デ・うすき、ポルト蔵等の観光施設の整備により、中心市街地の入り込み客も増加しており、賑わいが創出されつつあります。

 また、中央通り商店街も町並み景観統一事業による店舗の改装をするところが増えており、意欲も伝わってまいります。

 しかしながら、今年度はアーケードの撤去と石畳の敷設工事を予定していることから、商店街への相乗効果はその後になるものと思っております。

 空き店舗対策につきましては、15年度におきまして商工会議所を事業主体として国庫補助で行うよう計画をされております。

 次に「駐車場対策について」でございますが、市中心部の観光客が次第に増加しており、駐車場不足が懸念されておりますが、このことにつきましてはパーク&ライド方式も視野に入れながら、市役所等に駐車して頂き、シャトルバスを運行するという方法も検討していきたいと考えております。

 次に、「市民の施設利用度について」でございますが、ふれあい情報センターの平成13年度の利用者は1万456人で、月平均871人となっております。サーラ・デ・うすきにつきましては、4月27日にオープンしてからの来館者数が6,840人で、そのうちパソコン利用者664人、陶芸教室30人、また住民票と印鑑証明の自動交付機の利用件数は19件となっております。

 さらにポルト蔵におきましては、6月8日のオープンから12日までの来客者数は311人となっております。

 なお、先程答弁致しました、「駐車場の対策」に関する件につきましては、総務課長より答弁致します。



○議長(首藤新一君) 総務課長。

 [総務課長 安東睦男君登壇]



◎総務課長(安東睦男君) 児玉議員ご質問の「市営駐車場の無料化について」お答えを致します。

 現在、市営駐車場として3箇所の駐車場がありますが、これを無料にした場合、例えば通勤者等個人の駐車場代わりとして占有される可能性があります。そういうことで買物客や観光客の利用に不便をきたすことが十分考えられます。したがって、市街地における自動車の駐車の利便を図ることからも、今後も有料にて行いたいとそういうふうに思っております。

 それから、現在は営業時間外の午後7時から翌朝9時までは無料開放を致しております。以上です。



○議長(首藤新一君) 児玉議員。

 [15番 児玉善生君質問席登壇]



◆15番(児玉善生君) 幼稚園の問題でありますけど、市町村合併の問題が具体的に今後なってくるというような関連もあって、今の時点では多方面から検討して結論を出したいということでありますが、今年の新規の幼稚園の募集の時点で、採用児の関係から2年制保育がこの4月から実施されたわけでありますけど、その時点で一園に統一することによって1年しか行けないというような地区の関連で、当初から私立幼稚園に変更したという方もあるというふうに聞いておるわけで、来年度入園計画の関連もありますので、時期についてももう少し明確に保護者の方にきちっと、南園舎自体は使用しないという、あるいはほかの要望書自体も臼杵幼稚園でというような要望書も出ておるというような背景もあるわけで、そのような考え方から、来年の幼稚園の採用時期の関連もありまして、今の時点で場所的な問題を含めて、臼杵園舎自体を場所として設定するという考え方はできないのかどうか。

 それともう1点は、統合問題で、合併前の優遇措置が受けられるということで、佐伯の方では合併支援地域制度というのがありまして、具体的にはそのような佐伯市と南海部郡では指定を受けているというようなことも聞いておりますので、そういうものがきちっと出来られるならば、これから野津町との関係はどうなるのかというような関連もあろうかと思いますけど、そういう点を含めまして、場所というものについては一園舎統合という方針が昨年度から検討されてきておるわけでありますんで、是非早く回答というか具体的な場所を設定をして頂きたい。再度この点についての教育長の考えをお尋ねしたいというふうに思います。

 それから、特に基本計画の問題で、この中心の主要企業である協議会の設立はできないのかどうかというふうに、前回も私移転の問題でお話をしたかと思うんですけど、なかなか企業にそこまで行政が踏み込んでいくのはどうかというところもあろうかと思うんですけど、現実の問題として、今の臼杵の街をどのような骨格でまた残して、またその街を発展していくかというのは、非常にまあ大型店であるトキハなり生協なり、あるいは今のNTTの跡、あるいは商工会議所の関係等、主要この企業の成り行きというのが非常に今後の活性化に影響してくるわけでありますんで、当然月1回なりそういう協議会を商工会議所を入れて設けて、十分そういう話し合いの中で臼杵の活性化を図っていくということが私は必要じゃなかろうかというふうに思いますので、その点について再度この点を市長にそこまで踏み込んだ話し合いができないのかどうか、お尋ねを致したいというふうに思います。

 それと、マルショクの跡地の駐車場の利用の問題でありますけど、これも企業の個人的な財産でありますのでなかなか踏み込めないという問題もあろうかと思いますけど、あのままで商店街が二分化された形で1年以上放置されとるということになりますと、駐車場の利用計画なり、あるいはその一時的な利用なり、いろんな商店街の活性化対策にはその場所の利用というものが非常に大きく影響するんじゃなかろうかと、また将来構想の考えとしてもどのように煮詰めていくのかというのが非常に重要になろうかと思いますので、そういう点であまり接触をしてないようでありますけど、もっと積極的にそういうことが図られないのかどうか、また跡地利用という問題について、考え方というのが当然活性化基本計画の中に商工会議所の意見も入れて組み込めないのかどうか、その点についてお尋ねを致したいというふうに思います。

 それから、この無料化の問題というのは非常に難しいかと思いますけど、当然やはりお金を払って駐車するということになりますと、またお客さんが多少寄りつきにくいというのもあろうかと思うんですが、外からの入り込み客については、なかなか入ってきてどこでも自由に置かれないと、車を置けないというような状況で、またさらにお金を取られるということでは、全体的な臼杵自体の町並みを活性化していくためには大きなマイナスになるんじゃないかというふうな判断もされますので、そういう点の駐車場対策を含めて、今あるそういう跡地利用も含め、再度検討ができないかどうか、お尋ねを致したいと思います。

 以上であります。



○議長(首藤新一君) 教育長。



◎教育長(岡部観栄君) 先程の答弁と重複する部分もあるかとは思いますけども、昨年の12月の全員協議会におきまして、南園舎に統合したいという旨を説明致しましたところ、1点目として、幼稚園PTAの、この場合ご承知のとおり臼杵園舎、市浜園舎、南園舎というのは今「臼杵幼稚園」という名前になっておりますらら、すべての園舎の保護者の総意とこう考えて頂くといいと思うんですが、臼杵園舎に統合して欲しいとの要望が昨年度と今年度2度出されたこと。それから、次の点と致しまして、2月の全員協議会でいま一度慎重に検討し直してはどうかというご意見を頂戴したことなどがあったところでございます。また、今年度になりまして、先程も申し上げましたけども、市町村合併の問題が急浮上してきたところでありまして、この状況も勘案しながら、臼杵園舎に統合して欲しいという幼稚園PTAの要望なども踏まえ、再検討しているところでございます。

 なお、平成15年度に入園する園児につきましては、現在の3園舎のままで受け入れるということとしております。以上です。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) トキハの問題あるいはマルショクの問題いろいろ問題ございますが、様々な懸念されること、あるいはこちらが望むこと、様々なことがございます。そのようなことにつきまして、前広に、多面的に、多角的に接触をしながら、その中で適時適切に対応をしてまいりたいというふうに思っております。

 駐車場につきましては、無料化することで活性化するというお考えもございましょうが、先程お答え申し上げましたように、無料化することで立ち往生してしまうというようなこともありますので、その点につきましてもいろんな方面から検討を加えた上で、臼杵が活性化するような方向で考えていきたいと思っております。



○議長(首藤新一君) 児玉議員。

 [15番 児玉善生君質問席登壇]



◆15番(児玉善生君) まあ非常に難しい問題が絡んでおると思いますので、十分まあ協議会の設立をということで今話をしましたが、是非そういう機会は是非これから前広に検討するということでありますが、作って頂いて、十分意思疎通を図りながら、臼杵の全体をどのようにするか、また中心街をどう発展させていくかということで幅広い意見を聞きながら、拡大する方向で今後も協議を尽くして頂きたいということを要望しまして、質問を終わります。よろしくお願いします。



○議長(首藤新一君) 以上で児玉議員の質問及び答弁は終了致しました。

 児玉議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で児玉議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで10分間休憩致します。

  午後2時04分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後2時14分 再開



○議長(首藤新一君) 再開致します。

 足立議員の発言を許可します。



足立善己議員の通告事項
1 観光振興について
 ? 基本的姿勢
 ? 今後の観光資源等の整備計画は…
 ? 産業、市民生活への反映をどうするのか



 [1番 足立善己君質問席登壇]



◆1番(足立善己君) 議席1番の足立善己です。通告にしたがって質問を致します。

 まず、観光振興の基本的姿勢についてです。

 行政、観光事業関係者、団体などのご尽力により、近年低迷していた観光客数も今年に入って増加しているというように考えております。町並み散策を楽しんでいる人々を多く見かけるようになりました。高速自動車道臼杵インターの開通、映画「なごり雪」の上映などで、ますます観光客の増加が期待出来るのではないかと思います。

 また、サッカーワールドカップの大分開催は成功裡に終了し、大分の心が世界に発信され、国際観光へもつながるのではないかと、今後の観光にも期待が寄せられると思います。しかし、たくさんの人々が訪れ、訪れることを期待していますが、短時間の観光、通過型観光になっているのではないかと、ならないようにしなければと考えます。臼杵での観光客の消費が少ない、多くを消費を頂くようにしなければと思います。そのため、受け入れから消費の一体化が必要と考えます。そこで、観光で何を期待するのか、観光振興の方向について臼杵市の考えをお尋ねします。

 次に、今後の観光資源の整備計画についてです。石仏観光、町並み散策観光というように言わせて頂きますが、これらの観光振興に関しては、まだ駐車場の問題等課題もあると思いますが、年々整備され、訪れる人々の評価も高くなってきていると思います。観光による産業おこしを考える時、滞在型、宿泊型観光が必要と思います。できるだけ長期におって頂く、そのことが必要と考えます。そのためには味わい観光の充実と、六ヶ迫鉱泉、日豊海岸国定公園をはじめ、他の観光資源を活かすことが必要ではないかと考えます。これらの資源についての整備について、また、味わい観光の充実について、どのように考えられるのかを2点目としてお尋ねします。

 次に、産業、市民生活への反映をどうするかについてです。

 たくさんの方々が観光で訪れるようになっていますが、消費して頂く臼杵らしいものが少ないという声がかなり出ています。観光し、宿泊すれば、また長く滞在すればするほど、家族や知人にその地の事、物、特色ある産物を伝えたい、持って帰りたいという気持ちが起きるのではないでしょうか。臼杵には山もあり、農地もあり、海もあり、つまり海の幸、山の幸もあります。そこからそれぞれの恵みが取れます。これらの臼杵で生産、漁獲される農林水産物の加工、観光客に向けた商品づくりで産業おこしをしたらどうでしょうか。臼杵の名産臼杵せんべいに続く商品づくりを行えば、農林水産業の振興、商工業の振興にもつながるというように思います。そこで観光振興を産業、市民生活への反映にどう生かそうとしているのかをお尋ねします。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 足立議員ご質問の「観光振興について」お答え致します。

 まず初めに、基本的姿勢についてでございますが、観光振興における基本コンセプトは、市民すべての人々が恩恵を受けることにあると考えます。

 そのためには、お客様がお金を落とさないのは単なる観光地であり、お金の支出があるのが観光産業であると考えております。

 賑わいを創出しながら、観光の産業をいかに進めるか、関係機関とも連絡を取りながら、観光の振興を推進してまいりたいと考えております。

 次に、「今後の観光資源等の整備計画」についてでございますが、臼杵市における観光資源は臼杵石仏をはじめ多くの観光資源があり、また掘り起こさなければならない資源も多くあると認識しております。資源の対象を自然、施設、特色あるお店や産業にとどまらず、他方面にわたり観光資源の充実を図り、観光産業の整備をできるところから手をつけることが急務と考えております。

 六ヶ迫鉱泉につきましては、地域の方々より観光振興についての申し出もあり、その方々と協議しながら進めてまいりたいと考えております。

 次に、「産業・市民生活への反映をどうするのか」についてでございますが、観光振興における基本コンセプトは市民すべての人々が恩恵を受けることにあるとお答え致しましたが、例えば農家の方が丹誠こめて作った産物や、または漁師の人たちが釣った魚に付加価値をつけて販売するというような観光を産業化し、たくさんの人々が臼杵を訪れ、賑わいを創出し、いろいろな方面で市民の方々が利益を享受できるよう努力してまいります。以上です。



○議長(首藤新一君) 足立議員。

 [1番 足立善己君質問席登壇]



◆1番(足立善己君) もう一度私の方から質問させて頂きたいと思います。概要についてはわかりましたが、致します。

 観光というのは人を対象にした人の動きを誘う事業というように考えておりますし、そういう方々からいかにお金を落として頂くか。そのためにはやはり魅力ある資源、安心、安全、快適な環境、容易に訪れて頂く物、場作り、消費、こういうものが一体となった施策が必要と考えております。これまでも臼杵市で観光資源の整備、安全、安心、快適な環境の整備、道しるべの整備、観光客の誘致活動、こういうことに取り組まれていますが、考えをいま一度お尋ねしたいと思います。

 次に、観光資源等の整備計画についてですが、六ヶ迫鉱泉も含めてお答えを頂きましたけど、少し私の方でふれさせて頂きたいと思います。

 六ヶ迫鉱泉というのは、糖尿病、動脈硬化、胃腸病、まああそこの六ヶ迫鉱泉の水汲み場に掲げていますが、そういうように九大の温研の方でいろいろ研究をされた結果、そういうことを書かれております。そしてそういうようなものに効果があると言われていますし、四季を味わえる大きな渓谷であると、特に六ヶ迫鉱泉のある藤河内地区というのは竹林にも恵まれています。鉱泉浴、森林浴、そういうできる健康若返りのメッカとして考えて頂けないだろうかとこういうように考えております。

 次に、黒島のある佐志生地区についてですが、特に黒島、その対岸というのは日豊海岸国定公園に指定されているように、風光明媚な地ですし、オランダと日本の交流が始まったリーフデ号漂着の歴史的な地です。これまでの黒島の整備をやられておりますが、まだ道半ばではないかとこういうように考えております。いろんな地権者の関係とか、いろんな調整整理も必要かと思いますが、黒島のみならず対岸を含めて考えて頂ければ素晴らしい地になるんじゃないかと注目されている方もおられると思いますので、観光資源の整備の一つとして考えて頂きたいというように思います。

 次に、味わい観光の充実についてですが、臼杵の食の象徴、フグ料理に併せて、臼杵らしいものを手頃な値段で気軽にいつでも食べられるよう、現在見ていますと、フグを中心になって、夏場でもフグというような形が生まれて、なかなか一般の方が入れない状態があるんじゃないかと、特に日中あたりはそういうようなところがあるんじゃないかと考えます。こういうようなことから、関係の方々と協議をして頂いたらどうだろうかと考えます。特に臼杵の恵まれた海の幸、山の幸を活かした料理に、臼杵の酒を勧めると、つまり地魚と地酒を味わう、まあ地魚、地酒の店とこういうようなことが非常に関心をよそから来られた方は持たれるんじゃないかというように考えております。特に臼杵の酒屋さんについては、近年非常に地の酒の工夫がなされて、おいしいと評判が高くなっております。そういうようなことの観点からも取り組んで頂ければと思います。

 このほかにもいろいろ考えられることがあると思いますけども、滞在型、宿泊型観光を目指す上では、こういう深田の石仏、二王座まちんなかの整備に併せて、他の資源整備、そしてそういうような味わいの観光の整備、こういうことが必要ではないかというように考えておりますので、この検討について、あるいは関係者との協議について、協議して頂くよう要望致したいと思います。

 次に、産業・市民生活の反映をどうするかについてですが、100万人の観光客が訪れ、宿泊を頂く、消費頂く、この経済的な波及効果というのは相当なものがあると思います。宿泊施設、飲食店はもちろんですけども、農林水産業の商業化、産業化、つまりそういうところで取れるものを二次加工、三次加工してこれをお土産づくりに生かす、あるいは他のものに生かすというようなことが非常に大事じゃないかというように思っております。そういう商品づくりの場が生まれれば、当然雇用の創出、農林水産業の振興、商工業の振興、ひいては若者が定住するまちづくりが期待できるというように思います。臼杵にはたくさんの観光土産品としての素材がありますので、是非臼杵を象徴する、人々が消費欲を持つような商品、土産づくりを関係機関、団体関係者と一緒に検討頂くようにお願いを致しまして、この3番目の質問を終わります。

 最初のところだけお答えを頂ければと思います。



○議長(首藤新一君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(岡村忠生君) 資源につきましては議員おっしゃるとおり様々な問題が絡んでくるとは思いますけれども、今後進めてまいりたいと考えております。

 それから六ヶ迫については、先程申し上げましたとおり、地域の方々ともよく協議をしてまいりたいと考えております。議員おっしゃる食の文化とかそういうことにつきましても、関係機関と今後協議を致したいと考えております。



○議長(首藤新一君) 足立議員。

 [1番 足立善己君質問席登壇]



◆1番(足立善己君) 今、農業、漁業、林業、そして商工業に従事する人たち、お一人おひとりが大変な時期を迎えていると思います。観光振興でまちおこしをされようとしている熱意を臼杵市に感じていますが、「観光客が多くなったなあ」こういうことでは終わらせないようなために、飲食、土産品などを店舗展開でまちづくり会社、個人、民間の方々が先陣を切られていますが、引き続き意欲を持つ人が現れるように、また、農林水産業、商工業に従事されてる人々が、観光による産業おこしを実感できるよう、つまり観光客の受け入れと消費の一体化、産業の振興と雇用の促進を目指して、関係機関、団体関係者と一緒に取り組んで頂くことをお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。



○議長(首藤新一君) 以上で足立議員の質問及び答弁は終了致しました。

 足立議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で足立議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 吉岡議員の発言を許可します。



吉岡 勲議員の通告事項
1 保育所における幼児教育について
 ? 幼児教育の積極的な推進について



 [9番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆9番(吉岡勲君) 議席9番の吉岡 勲です。通告に基づきまして1点、保育所における幼児教育についてお尋ね致します。

 臼杵市の教育行政の方には、フロム市長 No.539の中に、「教育長による強いリーダーシップを発揮することが教育の活性化につながり、新任の倉見教育次長の新しい時代に合った教育に対する国の方針を現場に直接伝えることを期待している」との記載がありました。

 そこで、私は、同じ人間形成の中の幼児教育の面にも、積極的に教育の第一歩を導入して頂きたいと思います。教育は文部科学省の管轄であり、保育は児童福祉と、縦割り行政であることを私は十分理解しておりますが、そこで、保育所とは乳幼児が生涯にわたる人間形成の基礎を養う極めて重要な時期にその生活時間の大半を過ごすところであり、そのために養護と教育が一体となって、豊かな人間性を持った子どもを育成するところに保育の特性があると考えられます。

 また、保育の目的として、現在を最もよく生きると同時に、望ましい未来を創造するための基礎となす力を育成することが挙げられます。先の3月議会の「臼杵市モラル都市宣言」では、青少年の健全育成が高らかに謳われました。その第1章に、「豊かな伝統文化の中に生きる臼杵市民の英知を結集して、積極的に青少年の育成に努めよう」と宣言がなされております。

 ところで、昔から「三つ子の魂百まで」と言われておりますが、現在の科学的統計で見ても2〜3歳児までに人の一生の性格形成ができ上がると立証がなされております。こうしたことからも、いかに幼児教育が大切かが改めて見直されております。幸いにも、当臼杵市では、幼児教育が民間の、特に宗教法人の保育所をはじめとして各保育所で長年実施されております。自分の命は自分だけの命ではない、遠い祖先から累々と続く縦の縁、一方で社会の目に見えない多くの人たちの横の縁のお陰を蒙って、今ここにこのような私が存在していることを教える、そんな特定の宗教宗派を越えた広義の宗教的情緒こそが道徳の必修とになるのではないかと私は考えます。

 そこで、保育所の大事な役割である幼児教育に、例えば家庭で不十分な躾や礼儀の指導を取り入れ、感謝と思いやりの心を芽ばえさせるなど、幼児教育の中に臼杵市としての特色を添えて頂きたいと思うのであります。教育は教育長のリーダーシップで、保育は市長の熱い思いで幼児教育を実施して頂き、モラル都市臼杵にふさわしい潤いのある温かいまちづくりの基礎となる人づくりを実施して頂きたいと思いますが、市当局のお考えをお聞かせください。



○議長(首藤新一君) 福祉課長。

 [福祉課長 神品賢二君登壇]



◎福祉課長(神品賢二君) 吉岡議員ご質問の「保育所における幼児教育について」お答え致します。

 保育所は、児童福祉法に基づき「保育に欠ける」児童を保育する児童福祉施設であり、保育の基本・内容につきましては、厚生労働省が示しております「保育所保育指針」にしたがって保育を実施しているところであります。

 保育所における保育の基本は、家庭や地域社会と連携を図り、保護者の協力の下に家庭養育の補完を行い、児童の健全な心身の発達を図るところにあります。

 公立を含め市内各認可保育園においては、この基本のうえに各保育園の特色や地域の特性を生かし、独自の保育方針を定め、基本的な生活習慣を身につけるとともに、集団生活の中で「思いやり」や「やさしさ」、「強調性」や「創造力」などを育む保育に努めています。

 また、県の補助事業であります特別保育事業を活用し、地域における異年齢児との交流や高齢者や地域住民との世代間交流などに積極的に取り組むとともに、地域の行事に参加するなど、社会性を養う保育にも努めているところであります。

 議員ご指摘のとおり、乳幼児期は生涯にわたる人間形成の基礎を培う極めて重要な時期であると十分認識しております。今後とも保育園を運営する各法人にご協力をいただきながら、臼杵市の伝統文化を生かし、地域特性に応じた保育の充実に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 吉岡議員。

 [9番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆9番(吉岡勲君) 今答弁の中で、地域の特性に応じた保育の実施をしたいということでございますが、特にこの臼杵の町の中には多くのお寺さんが点在しております。「門前の小僧習わぬお経を覚える」という例えもございますが、このお寺さんの近所には何となく宗教的な雰囲気が漂っております。そんな潤いのあるような町並み、そんな潤いのある臼杵の市民のこの思いが、「なごり雪」の大林監督に臼杵を第二のふるさとと言わしめているんじゃないかと私は感じております。是非幼児教育の第一歩を、人として生まれた第一歩の時に、しっかりしたそういう思いやりとか感謝の気持ちを持った、一つの道徳教育とは言われますが、そういう思いをしっかり植えこんで頂きたいなと思っております。

 今あのう家庭、大人もなかなかそういう視点に立っておりません。今できる子どもたちにしっかり力を注いで頂きたいと思っております。要望です。ありがとうございました。



○議長(首藤新一君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁は終了致しました。

 吉岡議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 川野議員の発言を許可します。



川野方男議員の通告事項
1 平成14、15、16年度の財政運営について
 ? 新汚水処理施設及び新不燃物最終処分場施設の実施計画によると、両施設とも平成14年9月着工予定、平成16年3月工事完了、平成16年4月全体稼動であり、平成15年度、16年度はそのピークを迎える。
   これらの建設資金の大部分は起債に頼らざるを得ないと考えられる。
   平成14年度の起債残高は157億9千万円で13年度対比で3億1千万円の増となると言われている。
   平成15年度、16年度も起債の増額は避けられず、財政の悪化が懸念される現在、平成15年度、16年度の起債残高、経常収支比率、起債制限比率の見込み数値につき説明を承りたい。
2 行政サービス検証システムについて
 ? サービス検証システムは、「長期計画総合連動型政策評価システム」と四位一体のシステムづくりが必要とされている。
   広域合併により全体の見直しが必要と考えられるが見解を承りたい。
 ? 行政サイドと利用者側とのサービス受取方にかなりの差異があるように考えられる。
   サービスの進化を目指す為にも市民による「市民参加型サービス評価システム」の構築を急ぐべきと思うが如何なる構想をもっておられるのか。
3 林業振興施策について
 ? H14年度の林業振興費は前年対比6,458円(−22.16%)の減である。
   市長は、この状況を如何に判断されているのか。
 ? 津久見太平洋セメント工場では間伐材を燃料とした木質バイオマス利用施設の建設に着手した。
   12月より稼動の様であり、此の際、臼杵市、森林組合、農林業公社三者一体となり、津久見工場との間に間伐材を供給する長期契約を締結し、市土の70%に当たる山林の間伐10ケ年計画を策定し、以て林業の振興を図るべきと考えるが見解を承りたい。
 ? 全国的規模の「森林交付税創設連盟」が結成され、健全なる林業の育成強化に関心が高まっている。
   臼杵市はこの先頭に立ち交付税の実現に努力すべきと考えるがその決意を承りたい。



 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) 19番の川野方男でございます。通告にしたがい、3点につき質問を致します。

 まず、第1点の、平成14年度、15年度、16年度の財政運営についてお尋ねを致します。

 市民生活基盤整備の最重要課題であり、かつ、また、長期展望に立ったゴミ処理施設の更新は、臼杵市にとり避けて通れぬ事業であります。併せてし尿処理、大分市への債務負担行為等々、多額の資金が短期間に投入をされます。最近の政府の交付税、補助金等の削減を考えますと、これらの建設資金の大部分は起債に頼らざるを得ないと考えられます。汚水処理施設及び不燃物最終処分場施設の実施計画によりますと、両施設とも平成14年9月着工予定、平成16年3月工事完了となっており、平成16年4月全体稼働となっております。平成15年、16年度はそのピークを迎えるわけでございます。

 ちなみに、平成14年度の財政状況は、起債残高は157億9,000万円、10年度対比で3億1,000万円の増と言われております。15年度、16年度も起債の増加は避けて通れぬ状況であり、今後の財政運営が大変懸念をされるわけでございます。市民生活にとり、最重要事業であることを全市民に説明と理解を頂きながら、努力しながらこの事業を進めてまいることが必要であろうと考えております。平成15年度及び16年度の起債の残高、経常収支比率、起債制限比率等の見込み数値で結構でございますので、その推移についてご説明を賜わりたいと思います。

 第2点でございます。行政サービス検証システムにつきお尋ねを致します。

 行政サービス検証システムは、市が行う施策及び事業事務について、事前にその達成すべき目標を定め、事業の必要性、有効性、効率性等につき評価した結果と、事業終了後においてはその検証を行い、その結果を市民に公表、市民から頂いた評価を参考に、サービスの改善を図ろうというものでございます。

 なお、これらの実施にあたっては、第1次、第2次評価を行い、第4次総合計画の効率的推進を目指すべく、バランスシートを基本に事務事業の減価計算書となるサービス形成勘定からコスト把握をすることが重要であり、これが四位一体と取り組むことが重要であるとされ、その効果が発揮できるとしております。この点に踏まえ、第2点につき質問を致します。

 最近にわかに広域合併が今後市政展望の重要施策として浮上してまいっております。もしこれが実現致しますと、第4次総合計画を含め、システム全体の見直しが必要と考えられますが、ご見解を賜りたいと思います。

 また、サービスに対する行政サイドと利用者側、いわゆる市民でございますが、かなりの差異があるのではないかと危惧しております。サービスの進化を目指すためにも市民の参加型サービス、評価システムの構築を急ぐべきと考えますが、いつごろまでに、いかなる方法を持ってこれをされるのか、ご答弁を賜わりたいと思います。

 最後の森林振興の施策についてお尋ねを致します。

 森林は国土の保全、地球環境の浄化等、緑のダムを構築をすることを意味します。産業の基盤である水資源の確保、大気の浄化等森林の持つ意義は大きく、その健全な育成は国の重要な施策であることは私が申し上げるまでもございません。次の3点につき質問を致します。

 平成14年度臼杵市の林業振興費は前年対比645万円、25.16%の減であり、大幅な落ち込みでございます。市長は、市内の森林の現況をいかに把握されておるのかお尋ねを致します。

 この度、太平洋セメント津久見工場では間伐材を燃料とした木質バイオマス利用施設の建設に着手を致しました。12月より稼動するということを承っております。臼津関地区の林業振興に誠に喜ぶべき出来事でございます。私はこの際臼杵市、森林組合、農林業公社三者が一体となり、間伐材を供給する長期契約を締結し、もって市土の70%にあたる山林の間伐10ケ年計画を策定し、林業の振興を図るべきと考えております。ご見解を賜わりたいと思います。

 また、最近全国的規模の森林交付税創設連盟が結成をされ、健全なる森林の育成強化に全国自治体の関心が高まっておるようでございます。私は臼杵市がその先頭に立ち、森林育成強化のため、また財源確保のため、交付税の実現に向けて努力すべきであろうと考えますが、市長の決意を承りたいと思います。質問を終わります。



○議長(首藤新一君) 総務課長。

 [総務課長 安東睦男君登壇]



◎総務課長(安東睦男君) 川野議員ご質問の「財政運営について」お答えを致します。

 今年度から本格的に事業実施致します、広域ゴミ処理場建設負担金、最終処分場建設事業、し尿処理場の更新事業等大型生活関連施設整備事業により、これまでにも増して厳しい財政運営が迫られている状況であることは、先の3月議会においても答弁致しましたところであります。

 平成14年、15年度で実施致します最終処分場は、全体事業費27億800万円で、国庫補助金は4分の1、残りを起債と一般財源で充当します。起債の元利償還金に対しましては、償還時に50%の交付税補填措置があります。

 これら事業執行後の財政状態についてですが、起債残高につきましては、平成15年度末で約164億2,000万円と一時的に増加しますが、16年度末では約154億8,000万円となる見込みでありまして、ほぼ13年度末残高の水準を維持できるものと思われます。

 また、平成14年度末現在における起債残高見込額は、約157億9,000万円となっていますが、交付税補填措置を差し引いた実質残高見込みでは、約88億1,000万円となる見込みであります。

 経常収支比率につきましては、平成12年度87.8%と県下11市の中位まで回復致しましたが、長引く不況の中、今後ともより慎重な財政運営が必要となっています。

 人件費などの義務的経費の削減や、事業評価を行う行政サービス改善システムの充実を図りながら、80%台の確保に向けて行財政運営を行ってまいりたいと考えています。

 起債制限比率につきましては、交付税補填措置のある起債を優先して採択してきた効果が出始めており、13年度以降12%台で推移する見込みとなっております。

 以上でございます。



○議長(首藤新一君) 企画情報課長。

 [企画情報課長 亀井重忠君登壇]



◎企画情報課長(亀井重忠君) 川野議員ご質問の「広域合併に伴う検証システムの見直しについて」お答え致します。

 本年度から稼働を開始しましたサービス検証システムは、市の経営状況を明らかにしたバランスシート、事業ごとのコストを示したサービス形成勘定、そして第4次臼杵市総合計画と連動し、市民サービスを向上させるためのシステムであります。

 このシステムは、今年度すでに事務事業の事前評価が終わり、インターネット上で公開をされております。今後システムの完成を目指し、研究開発に努力したいと思っております。

 議員ご質問の、合併に伴うシステムの見直しは特に必要ありませんが、もし合併するとなると、新しい市の総合計画の策定が必要となってまいります。そういうことで、その新しい総合計画と現在のサービス検証システムを連動をさせるということになろうかと思います。

 次に、「市民参加型サービス評価システムについて」お答えを致します。

 今年度本格稼働を開始したサービス評価システムを構築する上で最も重要なことは、市民の視点に立った評価システムづくりが最も重要であると考えております。

 こうしたなか、広く市民から行政に対する評価を効率よく得るために、今年度、臼杵市ケーブルインターネットを利用した調査を行うと共に、市民から性別・年齢を問わず選出致しました「臼杵市評価500人委員会」を設置したいというふうに思っております。

 この委員会を設置することにより、行政に対する様々な意見を集約し、よりよい市民評価システムを作り上げてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 農林水産課長。

 [農林水産課長 兒玉 清君登壇]



◎農林水産課長(兒玉清君) 川野議員ご質問の「林業振興施策について」お答え致します。

 1点目の、林業振興費について、対前年度比で減額になっているとのご指摘ですが、広域基幹林道鎮南山線が昭和54年着手し、14年度で完成致します。事業最終年度であり、事業費の調整による市負担額の減額によるものです。

 次に2点目の間伐材を利用した燃料の活用についてお答え致します。

 太平洋セメント津久見工場では、石炭等の化石燃料から未利用の木質バイオマス(生物体)資源の利用へ燃料転換を図るため、施設の整備を行っており、今年12月に完成の予定と聞いています。間伐材の持ち込みについては、企業の方も買い取りの方向で検討するということであります。今後は間伐材の持込量、価格等の問題がありますが、現在森林組合と企業が協議をしております。市としても少しでも多くの間伐材を利用してもらえるよう努力致します。

 次に3点目の「森林交付税創設促進連盟」についてお答えします。

 この組織は、平成4年和歌山県で発足したものですが、全国で約900市町村が加入していると聞いています。大分県下では58市町村のうち、平成14年2月1日現在、山間部を中心に11市町村が加入しています。市としても今後、同連盟について実態調査を致します。

 林業振興につきましては、引き続き努力してまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します。



○議長(首藤新一君) 川野議員。

 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) サービス検証システムにつき1点再質問を致します。

 この度HPを開設致しました。私はタイミングとしては非常によかったなあと受け取っております。これまでの行財政改革、市民サービスへの取り組みが過去、現在、そして未来への理想像が分かりやすく、しかもはっきりとした形で情報公開をされております。

 私は今もちょっと申しましたが、合併によってかなり見直しが出てくると、今基本計画から全部やり直すということでございますが、やはりこうなりますとやはりこういうふうなやはり改革意識といいますか、行財政改革に対する意欲といいますか、それがかなりこういうふうな見直しのコストにも影響してくるような形になろうかと思いますので、その点を市長はどういうふうな考えを持っておるのか、この点だけちょっとお尋ねをしたいと思います。お願いします。



○議長(首藤新一君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今の再質問についてお答え致します。

 まだ今のところ、今後合併するのかどうかということはわかってないわけでありますけれども、合併をしない場合はこれまでどおりの総合計画に基づきまして、臼杵市の構築を進めていく、その場合は今の計画でありますから、だからこれまでやってきたことを深めていけばいいわけでありますけれども、もし合併をするということになりますと、任意協議会があって法定協議会作って、そしてその中で様々な調整をしながら、合併する日に向けて準備を進めていって合併をしていくと、こういうような運びになるわけですけれども、その中で最も大切な作業のひとつが新しい自治体の建設計画を作り上げるということになろうかと思います。それが新しい総合計画の策定というようなものにほかならないといいますか、それに近いものになってくるというようなことでございまして、その点について、臼杵市におきましてはこれまでも総合計画を作るのは市民、そして職員、こういったようなところで練り上げて作ったものでございますから、もし新しい自治体を作るということになりましても、その中の構成自治体の職員はそれぞれの住民の皆さんと真剣に話し合って作るという臼杵方式のやり方でいけば立派な計画ができるだろうと、そういう形で立派な計画ができれば、それに基づいて、実際に実施した事業がどのように進行したのかということを説明していくというような形が、ただ今のサービス形成勘定でございますので、それで十分に目的を達成するだろうというふうに思っております。

 ただ今のその件とちょっと違いますが、先程ご質問の中にございました林業振興の問題についてでございますけれども、臼杵市の林業振興も森林面積の大きいことでありますから、真剣に取り組まなければいけない問題だというふうに思っております。

 津久見市で今度つくられます木質バイオマスの資源の利用というようなことにつきましても、これも大変重要な施策の一つでありますので、これに利用できないかというようなことも真剣にお願いもしてまいりますけれども、言って見れば燃やすというようなことでございますので、それについての購入してくれるとは言うものの、どれだけ林業生産者にとって利益をもたらすことができるかということについては、なかなか難しいところもあるような計画であります。

 先日、ある新聞を読んでおりましたら、木質資源の利用として、特に間伐資源の利用として最も魅力的と思われるのは、間伐材で魚礁を造れるということであるというような記事を見掛けました。この記事によりますと、間伐材で造られた魚礁は、以前実施されていたけれども、最近ではプラスチック船がなくなってしまったので、沈潜による魚礁というのが段々少なくなっておりますけれども、それに代わるものとして、井桁に組んでそしてこれを沈下させると、それが段々姿が消えていくといいますか、虫等に食われてなくなっていくということもあるんですが、それが魚やあるいは藻場を造成するうえで非常に有効な方法であるというようなことも見掛けました。そういうようなことの検討も含めまして、いろんな見地から木材を有効に使うにはどうしたらいいか、その中で自治体がそのような作業の中にどうやって関わることができるかということを考えていかなければいけないので、そういったような魚礁にするというのは一つの大きな手掛かりになるかなというようなことも考えたわけですが、いろんな面から今後とも視野を広げながら、間伐材の利用、そして林業の振興というようなことに市としても関わっていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(首藤新一君) 川野議員。

 [19番 川野方男君質問席登壇]



◆19番(川野方男君) 今、市長から林業振興についてのご説明があったわけでございますが、間伐材となりますとやはり山林の全域に及ぶということで、これはやはりやっぱその運搬コストといいますか、下げるためには、林道、作業道の整備をどうしてもやっぱり最も重要な課題でございますが、これに対するやはり市の援助、あるいはご配慮、森林組合のご指導と、市長も大変な広範な山林を持っておられますが、そのへんも大変理解がでくると思いますが、ひとつこういうふうな作業道、林道の整備がちょっと今、非常に予算的なものが非常に貧弱でございます。どうかこれを充実をさせて頂きたいということを特にお願いを致しまして、質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(首藤新一君) 以上で川野議員の質問及び答弁は終了致しました。

 川野議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(首藤新一君) 以上で川野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 本日は以上をもって散会致します。

  午後3時02分 散会

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−