議事ロックス -地方議会議事録検索-


大分県 臼杵市

平成14年  3月 定例会 03月12日−02号




平成14年  3月 定例会 − 03月12日−02号 − P.0 「(名簿)」












平成14年  3月 定例会



 平成14年3月12日

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

      平成14年3月12日(火曜日)午前10時開議

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1.議事日程第2号

 第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決

 第2 一般質問

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1.本日の会議に付した事件

 日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決

 日程第2 一般質問

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 出席議員(20名)

      1番  大塚州章        2番  匹田 郁

      3番  林 壯一朗       4番  武生博明

      5番  吉岡 勲        6番  衛藤忠一

      7番  小野栄子        8番  藤原一弘

      9番  三浦正行       10番  加茂千恵子

     11番  平川哲郎       12番  児玉善生

     13番  牧 宣雄       15番  長野景行

     16番  見河洋子       17番  首藤新一

     18番  池田和秀       19番  川野方男

     20番  西水忠夫       22番  藤丸利光

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 欠席議員(1名)

     21番  板井孝太郎



 事務局職員出席者

     局長      齋藤勝美     次長      吉田修二

     次長兼総務係長 三浦 孝     書記      矢野龍二

     書記      齋藤孝弘

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 説明のための出席者

     市長      後藤國利     助役      山本正嗣

     収入役     神田常幸     教育長     岡部観栄

     消防長     二村修次     総務部長    安野正道

     市民部長    近藤隆正     建設産業部長  高橋洋児

     市長室長    渡邊秀一     総務課長    安東睦男

     企画情報課長  亀井重忠     管理課長    神品賢二

     福祉課長    田口 徹     市民課長    馬締慎一

     環境課長    宇薄健一     商工観光課長  岡村忠生

     学校教育課長  佐保謙二     生涯学習課長  菊田 徹

     学校給食センター所長

             東 敏彦     消防署長    相賀征英

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前10時02分 開議



◎事務局長(齋藤勝美君) おはようございます。ただいまの出席議員20名です。



○議長(藤丸利光君) おはようございます。ただいま報告のとおり定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決



○議長(藤丸利光君) 日程第1、第32号議案から第38号議案を一括議題と致します。

 これより委員長の報告を求めます。

 産業経済委員長。

 [産業経済委員長 匹田 郁君登壇]



◆産業経済委員長(匹田郁君) おはようございます。産業経済委員会委員長の匹田 郁です。産業経済委員会の報告を行います。

 本3月定例市議会において、3月7日産業経済委員会に付託を受けました議案3件につきまして、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。

 去る3月8日、委員会を開催し、執行部の説明を受けながら慎重に審査致しました。

 まず第32号議案、臼杵市一般会計補正予算(第5号)中、商工観光課の所管事項では、債務負担行為補正として市民会館清掃業務委託料224万7,000円が追加されています。これは新年度の4月当初から実施するため、入札の関係で債務負担の補正が必要になったものであるとの説明を受けました。

 歳入としては、大分県木材振興流通対策事業費補助金で、現在完成を迎えようとしている「サーラ・デ・うすき」の建設事業費に対する5%、406万円の県補助金が計上されています。

 歳出の主なものとしては、舞台設備操作業務委託料及び人夫委託料の合計298万円の減額と、六ヶ迫鉱泉に観光案内板を設置するための委託料がそれぞれ計上されています。委員から、市民会館のコスト軽減は職員の努力の賜物であり、引き続き頑張って欲しいという意見がありました。

 次に農林水産課所管事項について、繰越明許費では水産業費・海岸環境整備事業1億7,200万円及び漁港局部改良事業3,800万円でありますが、内容は佐志生漁港海岸環境整備事業の階段式護岸等の工法協議に時間を要したため、また坪江漁港機能高度化統合事業でマイナス2メートル物揚場の工法協議及び埋立免許に時間を要したためとの説明でありました。

 歳入では、農業費補助金2,048万7,000円の減額、内訳の主なものと致しましては、新園芸振興総合対策事業費補助金と中山間地域等直接支払交付金の減額です。内容と致しましては、イチゴは当初30アールから20アールへ、トマトは40アールから9アールへ、マルチミカン1ヘクタールの事業内容に変更があったため計上されておりますが、委員から減額理由についての質疑に対し、当初水耕栽培と対抗性ハウスという強度を持ったハウスを造る予定でありましたが、設備投資が大きくなることから、導入しなくても栽培出来る施設に事業内容を変更したためとの説明がありました。

 林業費補助金では、事業量減により長伐期誘導間伐緊急対策事業費の減額が計上されております。

 歳出について、農業振興費では、負担金及び交付金2,848万1,000円の減額です。内訳では、先の新園芸振興総合対策事業費補助金2,240万7,000円と中山間地域等直接支払交付金445万円、またカボス産地活性化特別対策事業費補助金74万5,000円がそれぞれ減額計上されています。

 林業振興費では、委託料177万円の減額です。これは事業主体が臼杵市から臼津関森林組合に変更になったための減額ですが、委員から変更理由の質疑に対し、県の指導により、5%の補助率を上乗せできる条件で森林組合育成及び地元負担の軽減が出来、市にとっても有利であるとの説明がありました。

 次に、水産振興費では、負担金補助及び交付金695万2,000円は、平成14年4月1日付けで大分県漁業協同組合として合併するための臼杵市負担分、15%であるとの説明を受けました。

 審査の結果、特に異議なく、全会一致で可決すべきものとして決しました。

 第34号議案、平成13年度臼杵石仏特別会計補正予算(第2号)については、歳入の繰越金117万2,000円の追加は前年度よりの繰越金です。

 歳出では、観光案内板作成委託料と、石仏観覧料収納事務委託料の合計80万2,000円が追加計上されており、説明では、観光案内板の設置場所については、今後高速道利用者の増加が予想されることに伴い、臼杵インターを降りた502号線に設置したいとのことでありました。また、石仏観覧料収納事務では、時間外収納事務を年間通して委託するようにするための追加補正であります。

 審査の結果、全会一致で可決すべきものとして決しました。

 第36号議案、平成13年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、繰越明許費7,600万円が主なものであります。内容は当初、処理施設用地の買収補償費及び設計委託料等を計上していましたが、国道502号線拡張計画との関連や、地元との用地境界の確定等が遅れたため、県との協議によって工事請負費にし、繰越明許費として計上したとの説明がありました。

 審査の結果、異議なく、全会一致で可決すべきものとして決しました。

 以上、産業経済委員会に付託を受けました各議案の審査経過と結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 教育民生委員長。

 [教育民生委員長 吉岡 勲君登壇]



◆教育民生委員長(吉岡勲君) おはようございます。教育民生委員長の吉岡 勲です。教育民生委員会に付託を受けました議案2件につきまして、去る3月8日委員会を開催致しましたので、その審査経過と結果についてご報告を致します。

 まず第32号議案、平成13年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)中、所管事項ですが、教育委員会では、4月より中学校の音楽授業で和楽器が追加されたため、琴を21面購入する費用240万円の追加や、平成4年に臼杵市民会館で公用車として使用していた車を現在幼稚園の給食配送車として使用しており、老朽化のため新規に購入する備品購入費210万円の追加が主な補正であります。また、調理室の改修費を組替える公民館費1,300万円や、保存庫改修工事費を一般財源から地方債に組替える図書館費1,000万円、及び4月1日より中央公民館の清掃を委託するにあたり、3月中に入札を行うための債務負担行為310万円が計上されております。

 環境課では、繰越明許費の2,285万7,000円は、小型合併処理浄化槽設置整備事業費が国の二次補正により、62基のうち58基分を14年度へ繰り越すものであり、平成13年度実施分の11基が補助金2,517万9,000円として追加計上されています。広域ゴミ処理場建設負担金2,300万円の減額は、工事の進捗率の遅れによるものであり、今後は補助対象分が先行しているので、最終年度には増額すると思われるとのことです。また、債務負担行為補正1,132万2,000円として新たな資源化の取り組みに伴い、4トン車の塵芥収集車を平成14年度から5年間借り上げるものです。以上が環境課所管の主な補正であります。

 次に福祉課では、12年度分の民生費国庫支出金精算返納金194万3,000円の追加や、社会福祉バスを購入するにあたり、企業からの寄付があり、その差額分150万円の減額、車椅子や義足ストマの増加による補装具給付費591万9,000円の追加や、医療保険対象分が介護保険対象へと移行したと推測される重度障害者医療費1,234万3,000円の減額であり、介護保険の対象者の増加により、安生寮運営管理委託料210万円の追加や、生活保護世帯が8世帯増加による扶助費467万3,000円の追加が主な補正であります。また、歳入については、歳出に充当する各負担金、補助金が国・県からの各補助率により増減があります。

 健康課では、65歳以上のインフルエンザ予防接種委託料の追加が主なものであります。

 市民課では、78歳以上に年額6,000円、85歳以上に年額1万円を年2回に分けて支給する市敬老年金の追加や、電算プログラム開発委託料が主な補正であります。

 執行部の詳細な説明を受け、慎重に審査した結果、原案については全会一致で可決すべきものとして決しました。

 次に第38号議案、平成13年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、既定の総額に歳入歳出それぞれ2,000円を追加し、予算総額をそれぞれ32億6,200万5,000円とするとの説明を受け、別に異議なく、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 以上で教育民生委員会に付託を受けました議案の審査結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 総務委員長。

 [総務委員長 林 壯一朗君登壇]



◆総務委員長(林壯一朗君) おはようございます。総務委員長の林 壯一朗でございます。

 当総務委員会は、去る3月7日の定例市議会におきまして、付託を受けました議案1件につきまして執行部の説明を受けながら慎重に審査を致しました。その経過と結果についてご報告を申し上げます。

 第32号議案、平成13年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)については、歳入歳出にそれぞれ897万円を追加し、歳入歳出予算の総額を142億5,702万1,000円とするものであります。

 所管事項のうち、債務負担行為補正のうち庁舎・市民会館・体育センター・公民館の清掃委託料は4月1日よりの業務となるため、またポスター掲示場については4月21日に執行される市議会議員選挙のポスター掲示場145カ所分の費用で、これらについては早期に契約を行う必要があり、また地方債補正の追加については、臨時経済対策債6,810万円で、図書館と公民館の修理と石仏公園の整備に充当し、変更では消防施設整備事業債が220万円入札による減額と、減税補てん債が減税に伴う対応により、610万円の増加になるとの説明を受けました。

 歳入では、市税の個人・法人等が景気低迷と離職者数の増加により1億220万円の減額をはじめ、固定資産税が810万円、市たばこ税が2,020万円、特別土地保有税が210万円、都市計画税が50万円等々の減額となっており、市税だけで1億3,310万円の減額補正であります。また新車購入等の落ち込みによる自動車重量譲与税が1,740万円、地方道路譲与税が457万4,000円、ゴルフ場利用税交付金が947万2,000円と同じく減額となっており、デフレスパイラルの経済状況が地方の予算にも色濃くにじみ出てきています。

 次に、利子割交付金の確定による8,811万2,000円の追加をはじめ、地方消費税交付金1,993万2,000円、自動車取得税交付金249万6,000円、地方特例交付金1,853万5,000円などの決定による追加、財産収入として二王座・東海添地区等への公民館用地売払収入3,207万3,000円であります。

 歳出では、財産管理費のうち工事請負費は市庁舎3階渡り廊下の雨漏り修理、公有財産購入費は歳入の財産売払収入との関連であり、基金管理費は新たに臼杵市小田急の丘土地開発基金積立金500万円が計上されており、今後毎年度積み立てを行っていきたいとのことであります。

 消防関係では、団員36名の退団に伴う退職報償費633万9,000円の追加、消防団員の災害補償費60万7,000円の追加、分団の消防ポンプ自動車の入札による購入費減額225万円などが計上されています。

 以上、執行部から説明を受けながら慎重に審査をした結果、第32号議案、平成13年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決すべきものとして決しました。

 以上で総務委員会に付託を受けました議案1件につきまして、審査結果の報告を終わります。議員皆様方のご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 建設委員長。

 [建設委員長 児玉善生君登壇]



◆建設委員長(児玉善生君) 皆さんおはようございます。建設委員長の児玉善生です。建設委員長の委員長報告を行います。

 本3月定例市議会におきまして、建設委員会に付託を受けました議案4件について、去る3月8日委員会を開き、執行部の説明を受け、慎重審議致しましたので、その審査経過と結果のご報告を致します。

 まず第32号議案、平成13年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)中、建設課及び都市デザイン課所管事項についてであります。

 建設課所管事項では、繰越明許費として土木費6件で合計額の3億4,381万5,000円は、祇園橋の架け替え工事、高山本線法面工事、中央商店街電線地中化工事、諏訪山の総合公園花見広場の基本計画見直しが主なもので、工事の継続や発注遅れのための繰り越しであります。

 歳入では、公共土木施設災害復旧費負担金888万6,000円は、13年度災害復旧に係る国庫負担金の確定による減額、道路橋梁債1億3,270万円のうち、1,520万円が県事業の工事費確定による減額、1億1,750万円(地総債)は、野田14号線の用地取得が出来ないための減額、その他5路線は改良事業費確定による減額です。

 都市計画債の1,040万円の追加は、道路改良舗装の県工事負担金事業債の追加、街並み環境整備事業債の追加で、公園整備事業債3,060万円の減額は、石仏公園の起債を総務債に組替えたための減額であります。

 公共土木施設災害復旧事業債440万円は、事業費確定による減額となっております。

 歳出では、道路橋梁総務費のうち、市道台帳作成委託料600万円の追加等で、道路維持費600万円は、市内一円の市道舗装補修費の追加、道路新設改良費の公有財産購入費4,341万8,000円の減額は、野田14号線で道路改良工事用地取得が年度内に出来ないための減額で、負担金及び交付金959万5,000円は道路改良事業費の確定による減額、補償補填及び賠償金1,079万7,000円は、広域連合みちづくり事業による家屋工作物移転補償費の減額であります。砂防費の194万5,000円は工事費確定による減額です。

 街路事業費の負担金補助及び交付金の5,650万円は、県が実施している都市計画街路「祇園洲柳原線」の事業費確定による負担金の補填です。設計委託料977万5,000円の追加、家屋工作物移転補償費590万1,000円の追加、街路事業工事費の1,567万6,000円の減額は、電線地中化工事の市発注工事NTT、九電、有線委託移転補償費の確定による組み替えであります。

 公共土木災害復旧費は、工事費確定による工事請負費1,145万2,000円の減額が主なものとなっております。

 都市デザイン課所管では、歳入の国庫支出金226万円の追加は、公営住宅家賃収入補助金の追加と、中市浜住宅改良事業の補助対象枠の増加によるものであります。

 土木費県補助金の83万3,000円は、住宅マスタープランが高齢者向け住宅策定推進事業採択のための県補助事業による追加です。

 歳出では、土木債の砂防費急傾斜地崩壊対策県工事負担金の減額、港湾整備事業県工事負担金工事請負金の減額は、工事確定による減額であります。

 上下水道課所管事項では、歳入の69万9,000円は、公共下水道会計繰入金の追加です。

 歳出では、総務費、基金管理費の減債基金積立金の69万9,000円は、工事費の確定による追加、衛生費の簡易水道事業特別会計繰出金36万円の減額、土木費の都市計画総務費繰出金の1,000万円は、公共下水道事業特別会計繰出金の減額で、平成12年度決算の繰越金が発生したためのものであります。

 別に異議なく、全会一致、原案どおり可決すべきものとして決しました。

 なお、委員の意見として、野田14号線の用地取得が出来なかったことによる減額は非常に残念であるが、必要路線であるため、今後地権者のご理解のうえ、早急に事業が決定出来るよう関係者の協力を要望致します。

 次に第33号議案、平成13年度臼杵市水道事業会計補正予算(第3号)の収益的支出では、上水道事業費の営業費用、原水及び浄水費750万円は、水質検査委託料、動力費電気料の減額です。配水及び給水費の400万円の減額は、水質検査、漏水検査委託料の減額と配水施設修繕料の減額であります。

 総係費の退職給与金972万円は、今年度職員死亡による退職引当金不足のための追加と賃金の減額です。営業外費用は一時借入金の利息です。

 資本的支出では、建設改良費の委託料610万円は、工事確定による減額、第7次拡張事業費610万円は、請負工事費の追加であります。

 別に異議なく、原案どおり可決すべきものとして決しました。

 次に第37号議案、平成13年度臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の繰越明許費では、簡易水道施設整備事業費2億4,947万8,000円は、中臼杵簡易水道事業の事業発注が遅れたためによるものであります。

 歳入では、簡易水道使用料確定による減額、一般会計繰入金の減額、繰越金の確定による追加です。

 歳出では、簡易水道施設整備事業費の乙見簡易水道補助金2,500万円を減額し、簡易水道事業工事請負費2,363万8,000円を追加、用地購入費の追加等が主で組み替えを行うものであります。

 別に異議なく、全会一致、原案どおり可決すべきものとして決しました。

 次に第35号議案、平成13年度公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の繰越明許費、公共下水道施設整備事業費6,300万円は、末広、野田、江無田(その2)汚水幹線と江無田台汚水枝線を繰り越すものです。

 歳入では、公共下水道使用料630万円の減額、国庫支出金補助金の減額は利子補給によるものです。県支出金交付金は、助成金確定による追加、一般会計による繰入金の1,000万円は繰越金に充当するための減額です。繰越金の1,674万3,000円は、平成12年度決算確定による追加、市債では公共下水道整備事業債570万円の減額です。

 歳出では、総務費一般管理費の追加、公共下水道整備事業費の汚水幹線枝線工事費追加、委託料、用地購入費の減額、水道管等移設補償費は補償が不要になったための減額等で、366万4,000円の予算内での組み替えによるものです。公債費では、長期償還金利子の減額は借換金によるもので、別に異議なく、全会一致原案どおり可決すべきものとして決しました。

 以上で本建設委員会に付託を受けました議案の審査経過と結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 以上で委員長の報告を終わります。

 これより委員長報告に対する質疑を行います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で質疑を終結致します。

 これより討論に入ります。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で討論を終結致します。

 これより採決致します。

 第32号議案から第38号議案については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(藤丸利光君) ご異議なしと認めます。

 よって、第32号議案から第38号議案については、委員長報告のとおり可決致します。



△議決結果

    議案



番号
件名
結果


第32号議案
平成13年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)
原案可決


第33号議案
平成13年度臼杵市水道事業会計補正予算(第3号)
原案可決


第34号議案
平成13年度臼杵石仏特別会計補正予算(第2号)
原案認定


第35号議案
平成13年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)
原案可決


第36号議案
平成13年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
原案可決


第37号議案
平成13年度臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
原案可決


第38号議案
平成13年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
原案可決



     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 一般質問



○議長(藤丸利光君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 お手元に配付のとおり、12名の議員から通告書が提出されております。

 発言順序により発言を許可します。

 見河議員。



見河洋子議員の通告事項
1 男女平等参画社会の推進
 ? 女性プランの推進状況と今後の取り組み
 ? 女性農業委員の登用について
 ? 公募制や女性枠の新設について
 ? フレッシュガールについて
2 環境
 ? ISO14001取得について、2年間の検討結果
 ? ごみの有料化の説明を早急に取り組むべき
3 市長の政治姿勢
 ? 周辺部の開発、市政の公平執行について
 ? 学校給食の評価
 ? 幼稚園統合の評価
 ? 保育園民間委託の評価
 ? 安生寮民間委託の評価



 [16番 見河洋子君質問席登壇]



◆16番(見河洋子君) おはようございます。見河洋子です。

 私は男女平等参画社会の推進、環境、そして市長の政治姿勢の3点について質問をします。

 男女共同参画社会基本法が制定され、6月で3年になります。大分県では取り組みが大変遅れている条例案をこの3月議会に提案をしています。また各市町村でも女性プランや条例づくりの取り組みに入っているところもあります。

 私は、昨年6月議会で男女共同参画プランの策定について質問をしました。執行部は計画策定に向け、「平成13年度中に意識調査をし、全庁的組織で計画の素案づくりをしていく」と答弁をしています。現在までの進捗状況と今後の取り組みについてお尋ねをします。

 次に、各種審議会、委員会の女性の登用について、大分市は13年3月調査で44.7%になっています。大分市では平成10年から可能な限り公募制を導入したことにより、女性参加が実現しているようです。先日の2月27日に行われた臼杵地区農村女性男女共同参画推進研修会にパネラーとして加茂さん、小野さんと共に参加をしました。愛媛大学農学部助教授の中道さんは、「臼杵市が計画している女性プランには農村女性の計画も入れることが大事で、農業委員も女性枠を設けて複数の女性を入れなければならない」と話していました。

 また2月28日には、農村女性の農業委員登用に関する要望書が、農村女性集団連絡協議会から市長、議長宛てに出されています。県下でも選挙で選ばれている女性農業委員は3名と僅かですが、農業委員に女性枠を設けることで35名の方が誕生しています。

 臼杵市では給食畑や直販所、農産物の加工、ふるさと小包など、女性が中心になって頑張っています。しかし現在臼杵市では農業委員20名の中に女性は1人もいません。男性だけでなく、女性の視点から見たきめ細かな提言がとても重要です。女性農業委員の登用についてどう考えていますか。また、委員会、審議会の女性登用率を上げるために、臼杵市も公募制や女性枠の新設を考えるつもりはないかお尋ねをします。

 次に、今年も2月の市報で14年度のフレッシュガール大募集の記事が出ていました。臼杵市のフレッシュガールはどんな仕事をしていますか。教えてください。その仕事はフレッシュガールでないといけないのですか。全国的にもミスコンテストは男女に定型化された役割に基づく偏見の撤廃に抵触するということでやめている自治体が多いようですが、臼杵市は見直しを考えていないのかお尋ねをします。

 次は環境についてです。国連環境計画では、地球の温暖化対策はもう手遅れの可能性が高いと発表しています。報告書は1990年代後半の大気中の二酸化炭素濃度は過去最高、京都議定書の目標すら達成出来そうになく、地球温暖化の防止はもう手遅れだとしています。北海道ではここ10年程大した流氷がやって来なくなり、地球温暖化の現象ではないかと心配されています。でも今生きている私たちは諦めることなく考え、出来る限りの努力をしていかなくてはなりません。

 平成11年3月議会で、ISO14001の認証取得についての質問がされています。執行部は「臼杵市も前向きに検討する」と答えました。ISO14001は1992年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた地球サミットで、地球環境を守るため、産業界も取り組みをすることになり、国際標準化機構が環境管理の国際規格を作ったものです。

 臼杵市では、仲谷マイクロデバイスが取得しています。1999年1月18日に認証取得した大分県では、県の実施する事業すべてについて環境の視点から見直し、環境に優しい事業の推進、市町村や中小企業に対するISO14001の認証取得の支援や、豊の国エコライフ123万人の誓いキャンペーン、エコ事業者の登録などに取り組んでいます。また14年度は、地球温暖化を防ぎ、環境に優しいエコエネルギーの導入に着手するようです。臼杵市としてISO14001の取得についての2年間の検討結果をお尋ねします。

 また、市民のゴミの減量についてですが、ゴミの有料化を平成9年から実施している別府市では、有料化によって最初の年はゴミが5,000トンも減るなど毎年ゴミが減量しているそうです。リサイクルも進み、ゴミ出しのマナーも良くなったと聞きました。心配していた不法投棄も増えたということはないそうです。有料化にあたって、最初は抵抗もあったそうですが、各自治会を回っての説明や、市報やマスコミを使って地道に訴えた結果、市民に浸透していったと聞きました。

 臼杵市も平成16年度からゴミの有料化を実施する方針と聞いていますが、市民のみんなに理解してもらうために、今年の4月からの分別収集変更の説明と一緒に、将来の有料化の説明も今からしておく方が良いと思いますが、担当課長のお考えをお尋ねします。

 最後に市長の政治姿勢についてです。

 これまでの後藤市政を振り返り、大きな事業や制度の変更などを上げてみます。環境の時代に逆行して干潟の一部埋立てに賛同、わざわざ外国から沈没船の高額遊具を購入、親しみにくい諏訪の子供公園の建設、中学校の給食開始と誰も望まない小中合同給食センターの強行、幼稚園一園統合強行、保育園や安生寮の民間委託、ゴミ端会議係の設置、まだ新しい清掃センターの大規模改修、バランスシート、市役所に高給の部長制導入、ケーブルテレビ、学校のネットワーク化、情報センター建設、二王座や町八町の道路整備、公園地の大門櫓などが思い浮かびます。

 ゴミ端会議係の設置は、市民の声を直接聞こうとする事業で、市役所と市民の距離を縮めることが出来評価しています。しかしその他の事業は一部に賛同出来る部分もありますが、おおむね社会的な弱者切り捨てであり、福祉や教育の軽視です。強い者、華やかで見栄えのいい事業への傾斜が強過ぎると思っています。市民の税金が公平に使われていない、つまり多くの市民は臼杵市政の恩恵に属していないと思われてなりません。

 今国や県の事業で自動車道が開通し、国道502号線がきれいになっています。しかし市の事業はどうも市の中心部ばかりに厚くなり過ぎているような気がしてなりません。市民みんなが利用出来る文化施設や、スポーツ施設はもっと広々とした場所に造るべきです。市内周辺部の生活道路には安心して歩けないようなところもあります。地域公園の建設も必要です。水害対策はどうなっているのでしょうか。子供の医療費問題など、市民の健康を増進するための施策や対応が臼杵市は遅れています。

 それともう1つ後藤市政で気になっているのは、臼杵市自体が事業の運営主体になり過ぎることです。ケーブルテレビもそう、情報センターやその隣のふれあいセンター、更に新しく造ろうとしてる農林業公社もそうです。市が直接税金経費をかけ過ぎていると思います。

 市長はかって経費の削減を言いながら、市長専用の車を売ったりして名前を上げてきました。しかし今は市が直接運営する施設や機構をいくつも作り、車の売却とは比べものにならないほど税金を使っています。経費の有効執行を忘れています。私は市が直接運営主体になるのではなく、もっと民間の力を活用すべきと思うのです。市は民間企業が事業をしやすいように条例や道路、その他の環境など各種の条件整備をすべきです。民間活力を引き出し、経済の循環を促し、活性化を期待する、それが行政の仕事ではないですか。

 環境整備が整えば、例えば大分市のベッドタウンとして佐志生、下ノ江方面の活性化が考えられます。またベンチャー企業の育成や進出も期待出来ます。観光客も増えるでしょう。直接市が事業を起こすとどうしても大きな税金を使いますし、市政公平の原則に偏りが出てくると思うのです。

 以上のようなことをふまえて、市長に質問をします。税金の使い方が公平であると思っていますか。中心部に偏り過ぎていると感じていませんか。周辺部の開発や民間活力の利用促進等、企業が活動しやすい条件整備の充実についてどう考えていますか。

 また担当課長にお尋ねをします。私が特に心配している次のことに関して、良かった点、悪かった点を現在どのように認識評価していますか。具体的にお答えください。

 1、学校給食について

 2、幼稚園の統合について

 3、保育園の民間委託について

 4、安生寮の民間委託について

 以上です。これで質問を終わります。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 見河議員のご質問にお答え致します。

 税金を公平に使ってるかどうかというご質問でございますけれども、税金を使って市政を運営していくにあたりまして、最も考えなければいけないことは有効に、税金を有効に使って市民皆さんの幸せを実現することであるというふうに考えております。

 詳細につきましては、それぞれの部門でお答え致します。



○議長(藤丸利光君) 岡部教育長。

 [教育長 岡部観栄君登壇]



◎教育長(岡部観栄君) 見河議員ご質問の、「学校給食の評価について」お答えします。

 学校給食につきまして、まず平成12年9月給食センター開設により、念願の中学校の給食を開始することが出来たことが一番の成果であります。

 更に、「正しい食を自分で考えて、自分で選んで、それを子孫に伝える力を持つ子供たちを育む」給食が出来るさまざまな仕組みを整備出来たことで、学校給食法第2条の「学校給食の目標」、「1、日常生活における食事について、望ましい習慣を養うこと。2、学校生活を豊かにし、明るい社会性を養うこと。3、食生活の合理化、栄養の改善及び健康の増進を図ること。4、食料の生産、配分及び消費について、正しい理解に導くこと」の実現に近づけたことであります。

 例えば、安全な給食実施のため、衛生管理体制の徹底と、食材の安全に特に気を使うチェック体制が確立されています。また安全な野菜の確保と、地元食材の活用は、安全のみならず子供たちの農業への理解、地元への愛着を養うことにもなります。

 おいしい給食という面では、栄養士、調理員一体となった日々の研修、また学校現場、保護者からの意見や要望を常に把握出来る体制を整えたことにより、おいしい給食の提供が可能となりました。

 給食指導の面では、正しい食の理解と食習慣を養うことを目標として、栄養士、調理員の学校訪問、小学生のセンター施設見学等で学校との連携により、給食指導体制の確立を目指しております。

 学校給食センターの施設設備はもとより、給食畑の制度、臼杵市の学校給食の運営方式、考え方についての視察研修目的で、平成13年度だけでも遠くは北海道を始めとして43の各種団体が臼杵市学校給食センターを訪れています。このことは私たちの学校給食に対する姿勢が評価されている表れであると受け止めています。



○議長(藤丸利光君) 安野総務部長。

 [総務部長 安野正道君登壇]



◎総務部長(安野正道君) 見河議員ご質問の「周辺部の開発、市政の公平執行」についてお答え致します。

 公共事業の推進につきましては、それぞれの整備計画により、最小の経費で最大の効果を生むよう慎重に検討して実施をしております。特に公共施設については、利用者の利便性や地域性に考慮する必要があると考えております。市と致しましては、市内各地域がそれぞれの個性を持ってバランスの取れた発展を遂げられるよう配慮しながら、市政の執行を行っているものであります。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 近藤市民部長。

 [市民部長 近藤隆正君登壇]



◎市民部長(近藤隆正君) 見河議員ご質問の「保育園民間委託の評価」についてお答えを致します。

 時代に即した公立保育所の管理運営を行うためには、民間の活力を導入することが最善の方策であると考え、議会、地域、保護者のご理解を頂き、平成11年度から民間委託を実施したところであります。

 委託後は、委託先の保育所及び市が運営を継続する下南保育所において、土曜日の午後保育や午前7時から午後7時まで保育する延長保育など、特別保育事業が出来る体制を整えるとともに、地域で特色のある保育を実施出来る体制の整備に努めて来ました。この結果、「保育サービスが向上した」と入所している児童の保護者から喜ばれておりますし、児童がのびのびと園生活を送っていると聞いております。

 現在保育所の役割、需要が増大している中で、公立、民間を含め、市内8園すべてがその園の特色を生かした保育に努め、必要に応じ、乳児保育や障害児保育などの保護者の多様なニーズに対応出来る体制が確保でき、委託に対する評価としては非常に効果的であったと考えております。

 今後、保育所は保育に欠ける児童を受け入れる施設としての役割だけでなく、子育て支援の拠点としての役割を担うような体制づくりも必要となってきておりますので、公立保育所と民間保育所がなお一層の連携を図りながら、保育サービスの充実に努めて参りたいと考えております。

 次に、「安生寮の民間委託の評価」についてお答え致します。

 地方行財政を取り巻く厳しい環境の下、簡素で効率的な行政システムを確立するため、平成8年4月、臼杵市行財政活性化大綱が策定され、その中で安生寮の管理・運営の民間委託を推進するという方向が示されました。以来、実施に向け検討を重ねた結果、平成10年度から社会福祉法人に委託しております。

 これは、ただ単に行政のスリム化を目指しただけでなく、老人福祉の専門家である社会福祉法人に委託することにより、入所者の処遇面の改善・充実をも図ろうとしたものであります。その結果、食事の時間や内容が改善され、夜間や休日の行事が増えることにより、入所者のニーズに応えるとともに、地域との交流も盛んになっており、委託の効果は十分に上がっているものと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 佐保学校教育課長。

 [学校教育課長 佐保謙二君登壇]



◎学校教育課長(佐保謙二君) 見河議員ご質問の「幼稚園統合の評価」についてお答え致します。

 幼児数が減少する中で、幼稚園教育の振興、とりわけ公立幼稚園はどうあれば良いかについて、長い間議論を続けて参りました。その結論と致しまして、私立幼稚園、保育所等との関係についても考慮した上で、将来にわたって適正規模による活力ある望ましい幼児教育を行っていく立場で、公立幼稚園3園の統合と2年保育の実施に踏み切ったところであります。

 長年の保護者の懸案であった2年保育が本年度実施出来たことは大きな成果であり、評価出来ることと考えています。また、1園統合につきましては、本年度は3園舎分散といった変則的な形でありますので、出来るだけ早期に1園舎に統合致しまして、適正規模の学級編成のもと、活気に満ちた幼稚園教育を実現して参りたいと考えております。



○議長(藤丸利光君) 亀井企画情報課長。

 [企画情報課長 亀井重忠君登壇]



◎企画情報課長(亀井重忠君) 「男女共同参画社会の推進」についてお答え致します。

 平成11年6月に成立した男女共同参画基本法では、地方公共団体は「男女共同参画社会の形成の促進に関し、国の施策に準じ、地域の特性に応じた施策を策定し、実施する責務を有する。」また、「その施策についての基本的な計画を定めるよう努めなければならない」と規定されております。

 臼杵市と致しましては、この計画の必要性を認識したうえで、計画策定に向けての第一歩として、市役所職員の意識調査を実施致しました。その調査結果を簡単にまとめますと、男性職員におきましては、77%の職員が女性職員の管理職が増えることを望んでおります。しかし女性職員におきましては、全体の16%が管理職につくことを望んでいるに過ぎないという現状であります。しかしながら、20代の女性職員においては、その3分の1が将来管理職につきたいと前向きに考えております。

 この現状をふまえた上で、どのように男女共同参画社会の推進を推し進めていけば良いかが臼杵市の今後の課題ではなかろうかと思っております。

 そこで、まず職員間の人権学習を全庁的に取り組む中で、男女平等の意識啓発の推進に努めて参りたいと考えております。また、来年度は各種の女性団体や一般市民にも呼びかけ、女性リーダー養成講座を開催したいと考えております。その中で、計画書の策定委員会設立に向けてのきっかけづくりをし、平成15年度には、「男女共同参画基本計画」の策定に向けて努力して参りたいと思います。

 次に、女性農業委員の登用につきましては、農業委員会等に関する法律の第12条の2項にありますように、議会が推薦した学識経験者であれば農業委員になることが出来ます。また農村女性が選挙により選出されることによって委員になることも出来ます。この議会推薦の委員については、先日女性農業委員登用の要望書が提出されておりますので、議会自らが推薦する事項ではありますが、女性委員の選出を是非とも配慮して頂くようお願いして参りたいと思っております。

 選挙による農業委員選出については、女性が選出されて欲しいと願っておりますが、農業を取り巻く現状と地域性を考える時、女性が勇気を持って立候補することは困難な状況であるということも認識しております。しかし、やる気のある農村女性の立候補を待ちたいと考えております。期待をしているところであります。

 次に、公募制や女性枠の新設についてお答え致します。

 ご質問の公募制を取り入れている例と致しましては、ケーブルテレビの番組審議会の委員10名中、女性枠を1名設けて一部一般公募し、現在男性1名、女性1名を公募の委員としてお願いをしております。その他正式に公募制や女性枠を設けている委員会はございませんが、女性の登用につきましては配慮をしてきているところでございます。

 具体的には、市職員で構成された「日本一の市役所づくりプロジェクトチーム」では、20名中8名、40%の登用、また一般市民で構成された「市民会館運営委員会」では12名中5名で42%、「人権擁護に関する審議会」では15名中4名で、27%となっております。

 また、地方自治法に基づく委員会・審議会・協議会及び法律に基づいて設置されている委員会における女性委員の占める割合は、平成13年度で総数273名中41名と全体の15%を占めており、昨年の13.5%を少し上回っております。このように少しずつではありますが女性の占める割合が高くなっております。まだ目標値の20%には達しておりませんので、今後とも各種委員会や審議会の改選期には、女性委員の割合を高めて参りたいと思っているところであります。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 岡村商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 見河議員ご質問の「フレッシュガール」についてお答え致します。

 臼杵市フレッシュガールの活動につきましては、これまでに国宝臼杵石仏をはじめ臼杵の特産品紹介・宣伝など臼杵観光の推進に多大な貢献をして頂きました。

 平成14年度臼杵市フレッシュガールにつきましては、民営化された臼杵市観光情報協会の事業として承認されており、すでに従来どおり募集が行われました。平成15年度以降につきましては、名称等を含め検討委員会を設置し協議するということです。



○議長(藤丸利光君) 安東総務課長。

 [総務課長 安東睦男君登壇]



◎総務課長(安東睦男君) 見河議員ご質問の「ISO14001取得の2年間の検討結果」についてお答えを致します。

 私たちの住む臼杵市は、古い町並みを残し、恵まれた豊かな自然環境を守りながら、その恩恵を受け、日々の生活が営まれております。

 近年地球の温暖化やオゾン層の破壊など、地球環境問題が憂慮され、世界規模で環境保全への関心が高まる中、環境に対して自主的な取り組みが求められております。

 このようなことから、地球環境を保全するため、市役所が一つの事業所として国際規格である環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証取得に取り組むことは意義あることと考えておりますが、認証の取得に必要な経費、あるいは専任職員の配置などを考慮する時に、早急な取り組みは困難であります。

 臼杵市と致しましては、自主的な取り組みとして、節電による省エネ対策、低公害車の導入による排ガスの抑制対策や再生紙の使用、ゴミの減量化並びに資源化等、常に環境に配慮し、豊かな自然を後世に残すために最善の努力を致しております。今後とも職員一丸となって環境保全に努めて参りたいと考えております。



○議長(藤丸利光君) 宇薄環境課長。

 [環境課長 宇薄健一君登壇]



◎環境課長(宇薄健一君) 見河議員ご質問の「ゴミの有料化の説明に対する取り組み」についてお答え致します。

 広域処理や最終処分場建設等ゴミ処理に係る経費は年々増大しておりますので、ゴミに対する市民意識の高揚を図るうえからも、平成16年度を目標に有料化を検討しています。

 有料化を実施するためには、市民皆さんへ事前に説明し、ご理解を頂くことは欠かせません。しかし、収集体制や排出量及び経費等の問題もあり、料金や導入方法が具体化しておりませんので、これら条件が整った時点で地区説明会を行い、市民皆さんへのご理解とご協力をお願いして参りたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) ここで10分間休憩致します。

  午前11時10分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前11時21分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開致します。

 見河議員。

 [16番 見河洋子君質問席登壇]



◆16番(見河洋子君) 再質問に移りたいと思います。

 まず女性プランについては、15年度策定委員会を作り検討していくということですが、女性政策は男性の理解も不可欠です。策定委員会の委員は公募をお願いしたいと思いますし、割合は女性、男性半々になるような配慮をお願いしたいと思います。

 次に、女性農業委員の登用については、議会に女性自身の配慮をお願いするということですが、この農業委員は農地や農政に係る重要な決定をするものです。先ほど言ったように、女性の視点がとても重要です。大分県も女性の登用率を前倒しして2005年に30%にするとしています。是非7月の改選期には臼杵市も女性農業委員の登用をよろしくお願いします。

 次は公募制や女性枠の新設についてですが、以前私が勉強に行った国見町での取り組みですが、女性枠を広げ、2000年までに女性の登用率を30%にするために意識的に若い世代を加えたり、各種団体代表という構成をやめたり、委員の重複はしないというように心がけているそうです。またそれを実行する手段として、公募制の導入、女性行政推進会議の開設、女性の意識実態調査、女性を取り巻く問題点の調査、女性セミナー、女性計画審議会など女性の、女性自身の意識向上のためのさまざまな具体的な方法が実行されていました。そのために専任の女性担当者がいて、女性行政係のプレートが置かれ、担当者を探さなくても一目でわかるようになっていました。

 臼杵市も女性担当が置かれているようになっていますが、実際はほかの仕事を兼任しており、女性行政を進めるような状態ではありません。専任体制にして、もっと具体的、実現的な推進が出来ないかお尋ねをします。

 次はフレッシュガールについてですが、今の答弁を聞いていますと、わざわざ募集しなくても市の職員で対応出来ると思います。見直しをよろしくお願いします。

 次はISO14001についてですが、現在庁内の意識改革に取り組んでいるというようなことだったと思いますが、今後の取り組みについては必要な経費や人員など必要なので困難というお答えだったと思いますが、それでは前回前向きに検討するという答えは何だったんでしょうか。このことについては再度お尋ねを致します。

 最後に、市長の政治姿勢についてですが、市長はそれなりに実績を上げているとの自己評価のようですが、問題は市民が臼杵市は住み良い街になったと実感しているかどうかです。市長は確かに市長専用車を売却しました。そして市の中心部に情報センターは出来ました。臼杵公園に大門櫓も出来ました。二王座や町八町周辺の整備も進んでいます。しかし市民みんなに関係する水道料金は値上げされました。生活保護者の夏の一時金は打ち切られました。市内各種団体の補助金も打ち切られたり減額されたりしました。幼児医療費は津久見市は6歳まで無料なのに、臼杵市は3歳までです。給食はセンター制になりました。幼稚園児や小学1年生と中学3年生では体格も嗜好も違うのに、同じものを食べさせるなんて本当に理不尽なことであり、個性の尊重なんか期待出来ません。

 安生寮や保育園は民間委託されてしまいました。幼稚園は一園に統合されました。北中にはプールがありません。本丁の道路拡幅工事は市民の賛同が得られていません。干潟の一部が埋立てられました。図書館は狭くて古く不自由です。美術館もありません。介護保険料は全国でもトップレベルの高さで高齢者の生活を圧迫しています。臼杵市民に失業者が多いのにバリ島から外国人労働者を入れようとしています。危険な道路もなかなか良くなりません。

 市長に再度お尋ねします。臼杵市の税金は公平に使われていますか。



○議長(藤丸利光君) 亀井企画情報課長。



◎企画情報課長(亀井重忠君) 女性行政の再質問にお答え致したいと思います。

 農業委員会等に関する法律、これでは「市町村は選挙による委員のほか、次の各号に掲げるものを委員として選任しなければならない」となっております。この中で農業協同組合及び農業共済組合が推薦した理事さん、これは今2名でございます。また「当該市町村の議会が推薦した農業委員会の所掌に属する事項につき、学識経験を有する者5名以内」となっておりまして、現在臼杵市議会の推薦は3名で推薦しているということでございます。

 この市町村が推薦したと、市町村の議会が推薦したということは、議会意志の決定でありまして、これを市長が女性枠を設けるとそういうもんではござません。あくまでも議会の意志を尊重して推薦して頂くというものでございますので、この議会が推薦する委員さんに女性枠を設けるということを臼杵市長が決定するわけにはいきませんので、そこのところはご理解を願いたいというふうに思っております。

 また、各種委員会の女性の登用につきましては、先ほどの答弁で申し上げましたように、各委員の改選、委員さんを選ぶ時期がございますが、その時にはそれぞれの所管課において、少しでも女性枠を、女性の委員さんを選んで頂くようにお願いをして参りたいということでございます。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 安東総務課長。



◎総務課長(安東睦男君) 見河議員の再質問についてお答えを致します。

 このISO14001これにつきましては、県下では日田市が平成10年にまあ西日本の自治体として初めて取得しておりまして、現在では県下では2市6町が認証取得をしておりまして、その普及に努めているところでございます。

 認証取得した地方公共団体の具体的な取り組みと致しましては、事務用紙の削減、あるいは再生紙の利用促進、再生品の利用促進、廃棄物の減量・再資源化、廃棄物の適正処理、それから省エネルギー、大気汚染の防止、水質汚濁の防止、これらを掲げて、数値目標の設定もしながらISO14001の普及に努めている現状でございます。

 当市におきましても、これらの先進事例を参考にしながら、職員一人ひとりが地球環境に対する意識の定着を図って参りました。認証取得は優先すべき課題とは思っておりますが、これが第一の課題ではなく、身の回りに目配りをしながら、出来るところから地道にこつこつと環境保全活動を続けていく、こういうことが大事なことではないかと思っております。認証取得については、今後検討させて頂きたいとそういうふうに思っております。



○議長(藤丸利光君) 岡村商工観光課長。



◎商工観光課長(岡村忠生君) 見河議員ご質問の、再質問のフレッシュガールについてお答え致します。

 特産品の紹介、宣伝等は現在市の職員でも対応出来るのではないかということでございましたけれども、市としての職員による宣伝等は現在でも行っており、観光情報協会による宣伝等は協会の自主的な運営であろうと考えます。

 先ほどお答え致しましたが、平成15年度以降につきましては、名称等を含め、観光情報協会で検討委員会を設置し、協議するということでございます。



○議長(藤丸利光君) 渡邊市長室長。



◎市長室長(渡邊秀一君) 見河議員の再質問の女性行政専任職員の配置についてという質問でございますが、私どもが今少数の中で業務をやっていくと、その効果を上げるためには少なくとも複数の業務を持つことが効果的であると考えていますし、また男女共同参画社会を一人の専任職員にすることが決して男女共同参画社会を作る手段と考えていませんので、お互いに共有していくことによって効果があると考えていますので、専任職員については考えておりません。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいま再質問頂きました公平に使ってるかどうかというようなことですけども、公平にという言葉の意味するところがよくわからないんですけれども、皆さんの大切な税金を使って、そして市民皆さん等しく幸せを感じて頂くことを目標にしてお金を使っているということにおいて、公平に使っているというふうに信じております。

 時期的な違い、あるいはどこがキーポイントでそれが全体に及ぼすかとかさまざまなことがありますので、その1つの時点を取ってそれでいつもいつもその時点で全員に同じように分配してるかどうかというようなこととは多少違った役割を市には求められてるというふうに思っております。そういう意味で公平に使っているというふうに信じております。

 そしてまた、ご質問の中で、いろんな点でご質問頂きましたが、民間委託をすることがよろしくないというお話を頂いて、そして更になぜ民間に民間活力を利用しないで、それで市が手を出すのかと、こういうようなお話を頂きました。要は市民の皆さんの幸せを実現するためにさまざまなことをやらなければいけないと、そのある時点で民間の活力が不足している場合、その場合は市があえて乗り出さなければいけない。しかしその上でそれが軌道に乗ってきた段階では、出来るだけ民間の活力に期待して、それを民間の手に委ねるようにしていくというのが適当なやり方ではないかというふうに思っております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 見河議員。

 [16番 見河洋子君質問席登壇]



◆16番(見河洋子君) 市長は予算執行については市民の幸せを目標に公平に使っているというような答弁でした。議会初日に14年度予算の説明がありました。市長は、臼杵市は今大変革期、ルネッサンスの入口であると表現されました。そしてこれまでの市政を評価して、臼杵城大門櫓、石仏周辺整備、サーラ・デ・うすき、久家の大蔵の整備、ケーブルテレビ、ふれあい情報センター、学校給食センターなどルネッサンスの備えが順調にいったと語りました。

 しかし私はそうは思いません。このような事業がどうしてルネッサンスなのでしょうか。ルネッサンスというからには芸術・文化の向上運動、人間尊重、文芸復興、つまり新しい文化の始まりでなくてはなりません。しかしこれまでの臼杵市政の多くは給食をセンター化したり、幼稚園を統合したり、安生寮の民間委託など、人の心、人間の尊厳を否定したばかりだったではありませんか。臼杵市の素晴らしい伝統を壊し、箱物を造ったと言うべきです。そのどこに人間尊重、文化の向上、文芸復興の兆しがありますか。

 新年度予算書や資料を見ると、大分市との広域ゴミ処理場の臼杵市の負担金28億円は3年据置の15年償還になっています。国の補助金を差引いた約10億3,000万円が臼杵市単独の負担です。14年度は利子の返還で約500万円と、建設工事臼杵市負担が約2億4,000万円、15年度以降は借金の返済に15年度が約1,100万円、16年度が約1,600万円、17年度約4,500万円、18年度から約8,300万円が10年間続き、28年度約7,800万円、最終年度の29年度で約4,400万円となっています。これはあくまで建設予算だけなので、今後焼却灰の埋立場や道路など、周辺整備にどれだけのお金がかかるのか、臼杵市の負担があとどれくらいかかるのか、まったく未定です。

 14年度の起債残高は過去最高の約158億で、特別会計と合わせると約200億円と聞いています。臼杵市民会館の返済は終わりましたが、新たに情報センターやケーブルテレビ、サーラ・デ・うすきなど、新規事業が加わりました。今後臼杵市が毎年払わなければならない事業ごとの起債償還の状況をあとで結構ですので提出して下さい。

 その他、久木小野の不燃物の埋立処分場に約27億円かかります。私は以前からペットボトルやトレーを油に戻したりして再生する。機械類は徹底して分解再利用する。現在では技術的な問題もありますが、少なくともその方向を目指すべきと発言してきました。なんでも焼却、なんでも埋立ての時代ではないと訴えてきました。この広域ゴミ処理場の事業も人や環境に優しい施策ではないと思います。ルネッサンスではありません。

 社会は経済の発展が第一義的に言われていますが、だからといって人の心が失われてしまっては本末転倒です。臼杵市の予算が箱物だけでなく、心や健康を育てる事業に多く使われるようお願いします。中心部だけでなく、周辺部にも光が当たるよう考えて下さい。

 今年度建設が予定されている介護予防センターは、公民館の横でなく、空気のいい広々とした健康的な場所に造るべきです。教育は精神主義だけでは間違いを起こします。物心両面の援助が必要です。北中のプールは市民プールと兼ねてでも早急に造るべきです。学校現場は修繕したり、心の相談教室を作ったり、保護者負担をなくしたりして多くの予算が必要です。高齢化社会、少子化対策に対応する予算、事業もお粗末です。今の市長の予算執行は人や心を切り捨て、華美、表面的であり、商店観光、中心部主義に感じてなりません。

 これから先の公平で有効な予算執行を要望して、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で見河議員の質問及び答弁は終了致しました。

 見河議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で見河議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで休憩を致します。午後は1時30分から再開致します。

  午前11時45分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後1時30分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開致します。

 小野議員の発言を許可します。



小野栄子議員の通告事項
1 行政改革についてその成果と今後の展望+
  イ 意識改革について        |現時点での評価と
  ロ 財政改革について        |今後の取り組み
    (バランスシート含む。)    |
  ハ 機構改革について        |
  ニ 他機関との連携について     +
2 教育問題
  イ 健全育成に関する環境整備の促進を
  ロ 幼稚園の統廃合について
  ハ 児童クラブの進捗状況
  ニ 生涯教育の中にシニア専門コースを
3 グリーンツーリズムの早期取り組みを
  臼杵市の恵まれた地の利を生かして観光客のソフトな受け入れを



 [7番 小野栄子君質問席登壇]



◆7番(小野栄子君) こんにちは、席次7番の小野栄子です。通告に基づき3点質問させて頂きます。よろしくお願い申し上げます。

 まず1点目です。行政改革における現時点の評価とその成果について、それをどういうふな展望に持っていくのかという観点で質問させて頂きます。

 現在構造改革、それはもう本当に避けて通れないこととして、あらゆる分野で求められております。そういう中で、後藤市政になりまして、いち早く臼杵市ではいろんな改革に取り組んでおられます。まず1つ目はその意識改革についてお尋ねしたいと思います。

 意識改革というのは非常に何ごとにも抜本的な基礎となるものですけれど、その評価については非常に計り難いものがありますけれど、後藤市長は就任以来フロム市長を通じ、職員の皆様にいろんな呼びかけをなさって参りました。あるいはその旧システムに甘んじてることなく、新しい脱皮をしなければならない、そういうもとで「市役所が変われば臼杵市が変わる」また「最小の予算で最大のサービスを」というようなキャッチフレーズで本当に間断なくそういう啓蒙をなさいましたが、その現時点での評価を今一度お尋ね致したいと思います。

 そして、その脱皮するための手段として、いろんな勉強会とか研修会等がありましたら、その成果の掌握も含めてよろしくお願い致します。そしてまた、なおそれを今後の市政の中でどういう展望として持っていかれるのかということも併せてお伺いしたいと思います。

 2番目は、市政にとって本当に大きな比重を占める財政改革のことでお尋ねしたいと思います。

 これはもう数値が出ておりますので、いち早く導入されましたバランスシート等で大きな成果が上がっていると私は思っておりますけれど、非常に就任時に最悪の財政状態だったところを、いろんな知恵を出され、いろんな手段を駆使されて、どうやらその最悪の事態は免れるという水域まで今臼杵市はきているんじゃなかろうかと思っております。

 その中で、そういう状態の中でもなおかつ市民にとって必要な事業として、先ほど午前中出ましたけれど、保育所の民間委託、それから安生寮の民間委託、それから給食センターの設立、ケーブルテレビの設定、開局等、それからまた併せてまちまもりを基本としながら、まちづくりを着々と推進してきております。その財政と切っては切れない私はそのそういう設備を実施され、事業を実施された成果を併せてお伺いしたいと思っておりましたけれど、午前中でその成果についてはご答弁をいただきましたので、ケーブルテレビのみ現時点の評価をお伺いしたいと思います。

 それから、1市の首長として残る在任の間、財政問題についてはこれぐらいの水準に持っていきたいとか将来の展望に向けての指標がきっとおありになると思います。そういうものも併せてお伺い出来れば幸いです。

 それから、バランスシートは私どもは本当にあのう、私は一般質問でも少し見やすいよう、市民が理解出来るような方法が出来ないかと係の方に大変難しいご注文をして、いろいろな部面で工夫して改善して頂いておりますけれど、今年の3月の市報にはさまれたバランスシートを拝見しますと、まだまだ私どもはおぼろげながらわかるくらいで、なかなかその掌握が出来ません。それでもし可能であれば、将来的にひとつの指標となるようなもの、あるいはまた総理府では自治体が必然的にバランスシートを取り入れざるを得ないような事態になると思いますので、近隣の市町村との比較等、何か目安になるようなものを入れて頂くと理解が強まって、折角のバランスシートが生きてくるんではないかと思いますので、その辺も併せてお尋ねしたいと思います。

 それから意識改革、財政改革に続きまして機構改革についてお尋ね致します。

 この方も市長は在任就任当時からいろんな試行をされながら、市役所の中を変えていろんな試行を探っていらっしゃいました。その中で、いろいろ成果が上がった部門もあり、評価が出来る部門もありということですけれど、総体的にはどういうふうな評価をなさるのか、各論的にはいろいろまあ何と言うんでしょうか、こうした方がいいという部門も出ていると思いますけれど、総体的な評価をどのようにお考えなのか、そして昨年の4月に総務課において、グループ制というのを導入致しました。その成果も併せてお伺い出来ればと思います。よろしくご答弁の程をお願い致します。

 それから2点目の質問です。2点目は教育問題です。

 私は4年間の市会議員となって、新米ながらいろいろな市民の皆さんの声を聞きながら、市会議員として対応してきたつもりでおりますけれど、その中にいつもいつも思うのは、今の子供たちを何とかして教育的な環境整備をしてあげたい。そして大人が大人の責任を持って、大人の権限でもって責任を持って子供たちと係り合いながら、何とかいい方向に持っていきたいなという思いをいつもいつも持っておりましたので、教育委員会に数回にわたりましてその土壌整備と言いますか環境整備をして頂きたいというお願いもして参りましたし、質問もさせて頂きました。

 その中で、答弁でご答弁頂いた時に、それぞれの育成会なり何と言うんでしょうか、健全育成会なり協議会なりがそれぞれ機能しているというご答弁を頂いたんですけれど、その後やはり有言不実行の部分が大変多いように肌で感じております。そういうところから、昨年是非子供たちの本当に日常生活に身の回りで出来ることを大人として実践していきたいというような市民の間の、特に女性の間でそういう気運が非常に盛り上がっておりますので、挨拶運動をしていったらどうだろうかということで今5つほどのグループが実践活動をしております。で教育長が、岡部教育長が就任なさった時に、臼杵に行けば日本一子供が輝いているような市にしたいというようなご意見を自分の姿勢の目安として伺いましたけど、どこに行っても、どういう局面においても大きな声で誰にでも挨拶が出来る、そういう子供たちが育ったならば、臼杵市も犯罪も少なくなり、伸びやかな教育が出来ていくんじゃなかろうかと思っております。

 今表面には出ておりませんけど、水面下には非常に問題児もたくさんおります。不登校、それからいじめ、万引き等も表面に出ていない時点ではまだまだいると聞いております。そういう実態がある中で、是非とも市民が誰でも係れるような運動を展開していくために、聞くところによりますと、先日お伺いしましたところ、青少年健全育成市民会議というのがもうかなり早い時点で設立されております。そういうものを見直して頂き、機構を少し変えて頂き、市民の方々の実践が出来るそういう受け皿を持っているグループを全部網羅して頂いて、是非そういう運動を展開していって頂きたい、私どももしていきたいと思っておりますので、その見直しとそういう組織の煮詰めをよろしくお願いしたいとこれは提言です。そうすることによってきっと臼杵市は素晴らしい子供たちの環境整備が出来るんではなかろうかと思っております。

 2〜3日前、フロム市長を拝見致しましたら、期せずして同じような呼びかけを市長が職員になさっておりましたので、本当にこれは時期を得た展開になれるんではないかと私自身は思っております。教育委員会のご検討をお聞かせ下さい。

 それから2つ目です。2つ目は幼稚園の統合問題について、これは先日ちょっと全協で推移をお伺い致しましたけれど、私は実は12月の議会で、本議会で教育長から、南幼稚園にいろいろ論議の結果、検討の結果、審議会等の答申も受けた結果、こういうふうになりましたというご報告を受けまして、議員の皆さんも大した反論もなかったので、私の、私事ですけど会報に大体南幼稚園に決まりそうです。決まりました。行政では決まりましたというご報告申し上げましたところ、3人ほどのお母さんから大変抗議を受けまして、「頭からそういうことを決めてよろしんですか」というような質問を受けましたので、事細やかにその推移を説明してたんですけれど、今そういうお母さん方と話してみますと、南が決していいとか悪いとかじゃなくて、それまでに至るまでの理解をまったく自分たちが受けてない、そして納得もしてないというのが大きな要因のようにあります。それであまり性急に事を運ぶのではなく、14年4月とかいうことにこだわらなくて、もう少し何と言うんですか、詰めた話し合いをして、お母さん方の、該当児を持つお母さん方の理解と納得を頂いて、時期を少し延ばしてでもそういう結論に至った方がいいんじゃなかろうかと思っておりますけれど、教育委員会の見解をお聞かせ願いたいと思います。

 それから3つ目です。昨年の6月に市浜校区に児童館が是非欲しいというお母さん方の声が大変たくさんありましたので、市浜校区の方に児童館、あるいは児童クラブの設置をという一般質問をさせて頂きました。その後推移をずっと期待してたんですけれど、なかなかその進捗状況が見えて参りませんので、その後の進捗状況はどうなっているのかというのを1点お伺い致したいと思います。

 それからもう1点、大変観点が少し違いますけれど、社会教育の分野です。公民館活動でいろんな分野の市民の皆さんが受益していらっしゃるいろんな活動がありますけれど、高齢化社会になって、その中で74〜5、75を越した方々が非常に受益する、受けたいという希望が多いんだそうです。特にパソコン、それから気功、こういうものはどうも若い人に混じって年寄りがどうしてもついていけないというような声をあちこちでたくさんお聞きします。パソコンに至っては「横文字が全然わからない、講師の先生は当然のように横文字を使われるんだけれど、私どもにとっては何のことかさっぱりわかりません」というようなことがありますので、なかなか大変なことだろうとは思いますけれど、シニアの専門コース等を作って頂けたらという提言ですけれど、よろしくご検討のほどをお願い致します。

 それから教育問題については以上の4点をお尋ねしたいと思います。

 それから一番最後になりました3点目は、グリーンツーリズム、これは大変耳新しい言葉なんですけれど、5年前からもう立ち上がってる市町村があります。これは自然を素材とした本当に気構えすることなく、自然体で観光客を受入れようというような運動なんですけれど、大分県は大変先進地として安心院が大変有名で、もう大変軌道にのった活動をしていらっしゃいます。私も立ち上げたところから地域づくりということで参加させて頂いておりまして、その推移をずっと見てきてるんですけれど、今年の3月に行きましたら本当に大変に素晴らしい運動になっておりました。

 これは安心院に至りましては農泊ていう農村の宿泊受入れというのが基本になってるんですけれど、ほかに市町村としては蒲江がブルーツーリズムていう海を素材とした受け入れ態勢を作っております。それから今年に入って竹田が名乗りを上げまして、城下町ツーリズムていう城下町を素材とした受入れを提唱しながら推進しております。それから九重町は高原を素材として高原ツーリズムということで今模索しているところだそうです。

 こういう所を見てきまして、本当にあのう4回見に行って、実践していらっしゃる農家のお年寄りなんかに聞きますと、もう本当に素晴らしい生きがいが出来たと大変喜んでおりました。今年5人で行ったんですけど、5人とも大変感動を得ましたのが、このお婆さんは本当に田舎の山奥の農家なんですけれど、あるがままに都会の観光客を受入れて、農家の実態にふれて頂いて、田園風景に出会いながら、親戚以上の付き合いになるようなそのリピーターを継続しながら持っていらっしゃるということで、今年で3年目になるということだったんですけれど、「とても生きがいを得まして大変私は幸せです」とはっきりお婆さんがおっしゃるんですね。で若い方が、「うちのお婆さんはあっちこっち悪いと言うてあちこち病院回りが趣味だったんですけど、ここ3年程はこの事業を受入れて病気を1回もしたことがありません」というようなことで、大変はつらつと10歳は若返ったと自他共に認めていらっしゃるようなはつらつとしているお婆さんを見まして、本当に素晴らしいこれは何というんですかねえ、形態として素晴らしいやり方だなあという大きな感銘を受けて参りました。

 そこで、臼杵はほかの市町村にはない自然に恵まれた素晴らしい立地条件があります。そして農家もありますし漁業もありますし山もありますし、何よりも歴史に満ち満ちた城下町の風情が溢れる町並みがあります。そういう所を活かしてこの運動を進めたならば、本当に環境を壊すことなくいろんな起爆剤にはなりますし、活力にもなりますし、財源としても大きなものが豊かになれるんじゃあなかろうかと思っております。

 例えば参考までに申し上げますと、安心院の方では、素泊まりで4,000円、朝、朝食を出すという形で、本当に何もない農家の座敷なんですね。空いた部屋を提供するだけという発想で、自然体で何もあまり経費をかけなくて受入れているということで、臼杵もこういうシステムを取り入れたならばどんなにいいだろうかなと思いましたので、是非行政としても官民一体となって取り組んで参りましたということでしたので、臼杵市もそれを取り組んで頂きたいなという思いで質問させて頂きました。

 1項のところで1つだけ、機構改革で申し忘れましたけれど、改めて質問させて頂きます。

 機構改革は庁内だけに私は目が向いておりましたけれど、昨年4月にですね、私の家の前に信号がありまして交差点がありまして、そこに交通標識をちゃんと書いていただいてるんですけれど、それが一夜のうちに変更になりました。夜間工事をするのが常らしんですけれど、制限時速が取り払われまして、追越し禁止区域が取り払われまして、それが一夜のうちに変わったというんで唖然と致しまして、地域の方々も役所に聞いてみてくれ、警察に言ってみてくれというご依頼でしたので、役所の方に問い合わせてみましたら、まったく知らないところで行われてるってことで、私自身も大変びっくりした経緯がありました。改めて警察に行きましたら、市役所の方には連絡をしないでやりましたということで、そういうところも機構の効率とかいうことを考えますと、今後いろんな面で国の出先機関、あるいは官公庁等と連携を深めながら、市民生活に関する施策を行って頂かないと、非常に非効率的な面もいろいろ出てくるんではなかろうかと思いまして、そこの連携を改めて考えて頂きたいということで、その項もあげさせて頂きました。

 以上で質問を終わります。どうぞよろしくご答弁のほどをお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 小野議員のご質問にお答え致します。

 まず「行政改革についてその成果と今後の展望」というようなことでありますが、市長に就任して以来、「市役所が変われば臼杵が変わる」という考えのもとに、まず「市民のお役に立つ市役所づくり」を掲げ、その実現に向けたさまざまなしくみづくりに取り組んできたところであります。

 市民サービスを提供する基盤である財政の改革、市民を支える市役所の組織の改革、そしてその組織を動かす職員の意識の改革、この3つの改革に取り組んできたところであります。そしてその成果は上りつつあるというふうに感じております。

 これまでの市役所の体質を変える、古い体質であるお役所仕事から脱皮するということは簡単にできない大変難しいことというふうに考えておりました。市役所を変えていくためには、そこで働く職員自らがそれぞれ自立して「市役所を変えていく」「市役所を自分が支える」という意識を持つこと、つまり職員の意識の改革がもっとも重要なことであり、市民のお役に立つ市役所づくりには欠かせない根本的な改革であるというふうに考えております。

 職員の改革を変えていく一つの方法として、市が持っているいろいろな情報を職員と共有することがまず必要であると考え、就任以来「フロム市長トゥ職員」という市長ニュースや職員との会議の場を通して、市に関係するさまざまな情報や私の考えなどを職員一人ひとりに伝え、情報を職員と共有することで「自らが考える」職員の意識づくりに努めて参りました。

 構造改革というようなことが今言われておりますが、構造改革とは一体どんな改革をすることかというふうに考えます時に、従来のさまざまなシステムあるいは目的としていること、こういったようなことが経済の成長を前提とし、あるいはそこにベースを置いて考えられているというようなことで出来上がっているものが多いわけでありますけれども、今後は成長を前提にしないで成り立つ、そのようなシステムを作り、そしてそのような考え方を身に付け、市民のお役に立つ行政サービスをこなすことが出来るような、そのような市役所でありたいというようなことを考えてる次第であります。

 これまでにバランスシートやサービス形成勘定を作成し、それをもとに事務事業の評価を行う「サービス検証システム」づくりを行ってきました。今後は市役所が行った事務事業に対する評価を市民に評価して頂く「市民評価システム」として完成させることによって、サービスが進化するシステム「行政サービス改善スパイラルシステム」といっておりますが、このシステムを構築することを目指しております。

 このシステムを構築出来れば、職員や市民にこれが定着することが出来れば、職員にとっては「市民が何を求めているか」を常に感じ取ることができ、提供するサービスに反映することが出来ます。一方市民にとりましては、行政が市民に何を求め、取り組もうとしているのかを、よりはっきりと知ることが出来るようになり、行政に参加する意識の向上につながり、職員はもちろん市民の意識も大きく変わっていくものと考えています。市役所が市民の皆さんに信頼して頂けるような、そのような事態が出現することによって、初めて市民参加というようなことが身になってくるというふうに考えております。

 就任当時に目指した「市役所が変われば臼杵が変わる」という気持ちから取り組んできたその改革を、今後とも続けていきたいと考えております。

 次に財政改革についてでありますが、市長に就任した平成8年度末、臼杵市は極度の財政難に陥っていました。この最悪だった危機状況から脱出するためには、従来のような三点セット、まず第1に一律に経費をカットするというシーリングという方法、そして第2に職員の定数を削減するという方法、第3番目に機構改革をするというこのいわゆる三点セットをやることだけでは財政再建を図りながら、伸び伸びと市民サービスを充実させるというようなことはなかなか難しいことでありました。

 臼杵市の場合、「市民にお役に立つ市役所づくり」を通して、意識改革から始まりシステム改革、組織改革を実行して参りました。したがって、数値目標を設定するというよりも、まず何を行動するかという行動目標をはっきりと示し、その一つひとつを達成し、その結果が改善に結びついたというふうに考えております。

 財政指数の改善について申しますと、起債制限比率を改善するというような努力目標を立てるだけではなく、「バランスシートを作ってすべての残高管理を行うという行動」、そして「予算の執行残の消化をしない、即ち予算は余産である」というような行動目標を定めて予算運動をする、このような行動で達成出来るそのような目標を設定し、それを実行してきました。

 「起債制限比率を改善する」という目標は、直接的にその目標を立ててそこを目指したからと言って、それを達成するものではありません。他にいろいろな努力や行動の結果が達成というゴールに至るものであるというふうに考えております。これら行動目標の二人三脚、これら行動目標を立案するということと、意識を改革するというこういうような二人三脚で、すみませんちょっと訂正致します。これらバランスシートとそのようなものを作るということと、行動目標を設定するというこの二人三脚で財政の自主再建に取り組んだ結果、平成12年度経常収支比率が87.8%、起債制限比率が13.4%というところまで回復をすることが出来たというふうに考えております。

 この間に高速自動車道開通に伴うインフラ整備や懸案だった中学校給食の開始等、さまざまなものに取り組んで参りました。

 バランスシートにつきましては今後も作成を継続、公表して参りたいと考えております。臼杵市では平成8年度分から作成を始めましたので、現在平成12年度分までの5枚のバランスシートが存在致します。この間、臼杵市の財政状況がどのように変化したか、分かり易くするために、市民一人当たりに換算しながら報告を行っているところであります。

 バランスシートは期間の経営成績を如実に示し、最高の情報開示となります。作成にあたっては市民が実態を把握出来るような内容のバランスシートづくりに更に心がけなければならないと考えております。

 ご指摘のように、まだまだ大変難しい内容を簡単に分かり易く示すということがもうひと工夫しなければいけないという状況であります。今後は事業評価を加えたより高度なシステムに進めていき、臼杵市が自立して現在の難局を乗り越えられるレベルまで体力を高めていきたいと、そのためにも市民の皆さんのご理解を得るために、更に分かり易い指標を作っていきたいというふうに考えております。

 そして情報について話をしてくれということでありましたが、情報についてこれも改革の一つでありまして、情報改革であるというふうに思っております。情報化というのは明るい故郷を作るための命綱であるというふうに考えております。私たちの住んでいるこの地方都市で、そして故郷を持っています。この故郷の魅力は実名社会の魅力であるというふうに思っております。これは都市における、都会における匿名社会というものと対比するものであります。実名社会であるがために少年非行が少ないとか、あるいは助け合いが出来るとかさまざまな魅力的ないいところを抱えている反面、また住みにくいということにつながる欠点も持っております。昔は故郷はさまざまなお祭やあるいは共同作業やさまざまな助け合い、そして地域行事、こういったようなものがたくさんあって、お互いに情報を共有することが出来ました。またそれだけの範囲でもあったというふうに考えられます。

 ところが、現在では地方都市も都市化してきた、そして故郷の中にいきなり匿名社会のそのような魅力といったようなものも入ってきているというようなところであろうというふうに思います。

 そのような中で、情報化がなされないまま都市化がなされますと、情報が決定的に不足して、その中では噂が先行する、そして対話が出来ないまま人の噂ばかりが飛びかう、そのような故郷というのは非常に住みにくい、そのようなものになってしまいます。そのようなことを避けるために、最大の命綱が情報化であると、そしてこれらを克服するために、故郷を守るためにやらなければいけないのが情報化であるというふうに考えております。

 その最大のツールと致しましてはケーブルテレビがあります。皆様方のご賛同を頂いて、急遽これを導入したにもかかわらず、ケーブルテレビを市内に設置することが出来ました。この情報化によりまして、さまざまな利点が出ております。この情報化したことによって、しかもその情報化のケーブルテレビを「運営する。観て楽しむ。そして出て楽しむ」というようなそのような標語のもとに、出来るだけたくさんの身近な情報を皆さんに知って頂くというところから、「知ってる安心、知られてる安心」このようなものが大きな地域社会の支えになってるというふうに思っております。

 詳しいことにつきましては、それぞれの部門からお答え申し上げます。



○議長(藤丸利光君) 安野総務部長。

 [総務部長 安野正道君登壇]



◎総務部長(安野正道君) 小野議員ご質問の「行政改革についてその成果と今後の展望」のうち、「機構改革について」お答えを致します。

 13年4月から、総務部で試験的に実施をしておりますグループ制の総括につきましては、半年を経過した昨年10月にグループ制の効果や問題点等を把握するために、グループ制を行っている総務部内の各課職員アンケートを実施を致しました。

 この結果、以前の係制と体制があまり変わっていない部分もありますため、結果を参考に出来る部分とそうでない部分がありますが、グループ制という制度をうまく活用している部署も見られ、個々の職員の仕事に対する意識の向上には効果的であると捉えております。

 このようなことから、利点と欠点をより多くの部署で把握するため、14年度はその試行の範囲を更に広げ、把握した利点を活かし、欠点を改善していくことで、行政効率の向上とともに、個々の職員の能力を最大限に活かせる臼杵独自の体制の構築を目指していきたいと考えております。以上です。



○議長(藤丸利光君) 高橋建設産業部長。

 [建設産業部長 高橋洋児君登壇]



◎建設産業部長(高橋洋児君) 小野議員ご質問の「グリーンツーリズムの早期の取り組みを」についてお答え致します。

 グリーンツーリズムは本来ヨーロッパの国々で行われた農村滞在でバカンスを過ごすという余暇の過ごし方から普及し、日本では農村地域において、自然、文化、人々との交流を楽しみながら滞在する余暇活動を意味しております。

 議員ご指摘のとおり、近年国内においても「グリーンツーリズム」「ブリーツーリズム」等、農山村、漁村での滞在型、体験型観光は注目されてきており、県内においてもいくつかの市町村で既に国の施策を活用しながら取り組んでいると聞いております。これまで臼杵市においても、農林水産業の関係者により、料理教室、農業や漁業教室等の市民向け体験研修が開催され、市内の都市部と農村、漁村地域の交流が行われております。また、交流の場としての農産物直販所が4カ所設置されてきたところでありますが、グリーンツーリズムの取り組みまでは至っておりません。

 グリーンツーリズムでは交流対象都市圏の選定、情報発信の手法、都市住民のニーズ把握等の課題があるとともに、農漁業者や農村、漁村地域が都市住民をどのように受入れたらよいのかわからないというノウハウ不足等の課題があります。このため、ソフト面ではそれらを支援する研究会等の推進体制の整備、ハード面では宿泊施設等の整備が必要でありますし、何より地域住民の主体的な取り組みとその継続性が不可欠と考えております。

 市と致しましては、グリーンツーリズム等への取り組みは農村、漁村の活性化のための一つの施策と考え、農漁業者の主体性を一層促しながら、他市町村の状況もふまえ、今後の課題として検討して参りたいと考えております。



○議長(藤丸利光君) 亀井企画情報課長。

 [企画情報課長 亀井重忠君登壇]



◎企画情報課長(亀井重忠君) 小野議員ご質問の「他機関との連携」についてお答え致します。

 国、県、警察などの他の行政機関とは平素から連携を密にし、円滑で効率的な行政サービスの推進に努めてきたところであります。議員ご指摘の市道祇園洲海添線の本丁地区における道路標識変更等の件につきましては、変更を知らされたあとすぐ元に戻して頂くように要望を臼杵警察署へ行いました。この件は、大分県公安委員会の所管事項でありまして、道路交通法第110条の2、特定の交通の規制等の手続きというところの第3項に該当していたということで、道路管理者である臼杵市長の意見を徴することなく、規制の変更が行えるという見解でございました。

 しかしながら、変更後において、地域より規制の再変更について多くの要望が寄せられておりますので、今後も臼杵警察署を通じ、大分県公安委員会へ要望して参りたいというふうに思っております。各行政機関との連携の必要性は十分認識しているところでありますので、今後も市役所内各課における意識の徹底を図って参りたいというふうに思っております。以上です。



○議長(藤丸利光君) 菊田生涯学習課長。

 [生涯学習課長 菊田 徹君登壇]



◎生涯学習課長(菊田徹君) 小野議員ご質問の「健全育成に関する環境整備の推進を」と「生涯教育の中にシニア専門コースを」という2点についてお答え致します。

 まず、健全育成に関する環境整備の推進についてですが、去る6月定例議会の折にもお答えしたところでございます。各校区ごとに組織された健全育成会では、青少年は地域から育むという観点に立って、区長さん方をはじめとして福祉や教育関係者、老人クラブなどさまざまな分野の方々のご努力を頂き、地域によって活動の温度差はあるものの、年間を通じての「あいさつ運動」や「清掃活動」、またイベントや軽スポーツ大会の開催など、地域の特性を活かしたさまざまな育成活動に取り組まれております。

 こうした地域ごとに取り組まれているもろもろの活動を全市的観点から進めていくために、臼杵市青少年健全育成市民会議を組織し、市が一体となった青少年健全育成への具体的取り組みの推進を図っておりますが、この組織を活性化させ、より実行的な青少年健全育成活動の中心的母体となるよう、議員のお話にもありましたように、実践活動に積極的に取り組まれている各種団体にも加入して頂くなど、組織の見直しと充実を図って参りたいと考えております。

 次に、生涯教育の中にシニア専門コースをということでございますが、現在生涯学習の立場から、シニア向けの専門講座として亀城大学、亀城学園などを開設し、教養、文化、生活、福祉課程などシニア各自が希望する分野に参加して、学習をしたり軽スポーツを行うなどして相互の交流を深め、生涯を通じての向学心と健康保持に努めて頂いているところです。

 このほかにシニアで趣味を同じくする方や、同じ運動する方たちが集まってサークルを作り、文化連盟に加入して活き活きとした活動を続けている方々もおられます。生涯学習の推進と文化振興の面からも、こうしたシニアの専門講座や文化活動に積極的にご参加をして頂きたいと思っております。

 また、パソコン講座につきましては、今年度国庫補助事業として初心者を対象とした「臼杵市豊の国IT塾」を実施して参りましたが、終了後もパソコンの初歩的な操作を学びたいという多くの市民の要望に応えるため、規模は小さくなりますが、来年度もシニアを含めた初心者向けの講座を開設して参りたいと考えております。



○議長(藤丸利光君) 佐保学校教育課長。

 [学校教育課長 佐保謙二君登壇]



◎学校教育課長(佐保謙二君) 小野議員ご質問の「幼稚園の統合について」お答え致します。

 公立幼稚園の統合問題につきましては、平成8年以来重ねて参りました議論がようやく実を結び、今年度より変則的な部分はありますが、一園統合することができ、また2年制保育が実現しましたのはご承知のとおりであります。

 残された課題であります実質的な一園統合に向け、昨年の12月議会で新園舎の場所並びに今後の見通し等につきましてご説明申し上げたところであります。その後の状況等をふまえながら、更に慎重を期して検討して参りたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 田口福祉課長。

 [福祉課長 田口 徹君登壇]



◎福祉課長(田口徹君) 小野議員ご質問の「児童クラブの進捗状況」についてお答え致します。

 市浜地区における児童クラブの設置につきましては、積極的に取り組みたいとの意向を示しております法人がありますので、設置に向け協議を重ねて参りました。しかし現在の施設では対応出来ないため、施設の確保につき検討しているところであります。

 市と致しましては、市浜地区における児童クラブの必要性は十分認識しており、現在協議中の法人も設置に向け、前向きに考えておりますので、今後とも協議を重ねて参りたいと考えております。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 小野議員。

 [7番 小野栄子君質問席登壇]



◆7番(小野栄子君) 大変明解な指針をふまえた上の市長のご答弁ありがとうございました。

 実は私はご存知のとおり市会議員になって1期目で、本当に新米議員として自分のやってきた行政の施策に対する対応の仕方が間違いではなかったかといつもそれを反省しつつ、確認の意味でも是非そういうことを市長にお尋ねしたいという観点から、私のためにも納得材料としてお答え頂きたいと思っておりましたけれど、間違いなかったという確認を出して頂いたご答弁だったと思います。本当にありがとうございました。

 それから、細かいことでございますけれど、市にパソコン教室を実施して下さる時は、どうぞあのう本当に原点にかえって若い講師さんによく含んだ上で、横文字はこうこうこういう機能をしていると、そこから始めないとお年寄りていうのはわからないという実態があるようです。是非そのような手法で育てて頂きたいと思います。

 それから、児童クラブにつきましても、行政としては最大の努力をして頂いてるということで安心致しました。どうか難しい面もあると思いますけど、一日も早くクリアして実現を目指して努力して頂きたいと思います。

 それからもう1点ですけれど、グリーンツーリズムに至ってはまず市の職員の方が実践の場を視察して頂きたいなという思いが、私は3回も4回も行きましてそう思いました。後藤市長いわく、構造改革はいかに行動することによって構造改革をなせるというようなさっきのお説もありましたけれど、まず市の職員が見て、見て、研究してみて、その是か非かというのはそれから先のことじゃないかと思いますので、どうか1回先進地を視察して頂いて、取り入れられるものがあれば、臼杵は本当に恵まれたいい条件が備わっておりますので、大変二重も三重も四重も効果がありますよということで、まず食堂が潤う、それから農家が潤う、それから田畑の保存も保てる、それからお年寄りの生きがいにも通じる、このようにたくさんのメリットがあるようでございますので、臼杵市が取り組みを可能にするか否かという問題は別個にして頂いて、是非その実態を見て頂きたいなと思います。どうかよろしくお願い致します。

 これで私の質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で小野議員の質問及び答弁は終了致しました。

 小野議員の質問及び答弁に対し関連質問のある方は挙手を願います。

 首藤議員。



◆17番(首藤新一君) 2、3点お聞きしたいと思うんですが、この組織機構改革についてお聞きしたいと思うんですが、13年度は部長制というのでグループ制ということでやっていたと思うんですが、その中で13年度は部長3名ですか、事務局も部長扱いになると思うんですが、今回2名にこう抑えておるということですが、これは担当課長というのを別にこう総務なら総務を作っているようでありますし、別にですね、要らんのではないかと思うんですが、この臼杵市の3万5,000ぐらいの市で、まあいっそのことに改革をするんなれば課長扱いでいいんではないかと思うんですが、その点はどうでしょうか。

 それとですね、まあ1点は新しく作った収納室ですか、これは特別会計も取扱いが出来るのかということと、取り立てなんかはこれがもう全部収納係が取り立てするのか、滞納者あたりのですね、これちょっとお聞きしたいと思いますし、また昨年だったと思うんですが、受付に課長さんあたりがいろんな市民課の中でわからない人が迷っておる時に課長が出て、案内をするというようなこともされていたようでありますが、最近はちょっとそれもしてないんじゃないかとこう思うんですが、というのは最初の7日の日じゃったかと思うんですが、私が2人ですね、どこそこがわからないんですがということで婆ちゃんだったと思うんですがお聞きしたんですが、そういうサービスは臼杵市としてはしてるんですか。ちょっとそれをお聞きしたいと思うんですが、その3点ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 安野総務部長。



◎総務部長(安野正道君) それではただいまの質問にお答え致します。

 ただいまあのう部は要らないんではないかというご質問でございますけども、市役所、今年度市役所の職員20名で構成するプロジェクトチームを作っておりまして、その中の検討結果では部長制は必要ではないかという意見が多数を占めておりますので、今度市民部と総務部を統合し市民生活部という部を14年度に検討しているところでございます。

 それから、収納室の関係なんですけども、先日の全員協議会で収納室を作るという説明をしたところでございますけども、その後事務レベルで検討した結果、まだまだ解決していくための整備期間が必要だと判断して、平成14年度より立ち上げる計画にしております。16年度です。15年度です。失礼しました。

 それから、課長の案内でございますけども、4月は異動等により大変お客さんが多く市民課に来られますので、4月の1日からは課長交代でその案内をしたいと思っております。以上です。



○議長(藤丸利光君) 首藤議員。



◆17番(首藤新一君) まあ今部長制のことでご答弁があったんですが、そういう20人かの組織の中でいいんじゃないかということのようでありますが、それはそれとして、もう私としてはもう別に2人作ってもあまり大したこう意味はないんではないかとこう思うわけです。それはそれなりに総括する人がおった方がいいということではないかと思うんですが、もう課長なら課長で答弁するのが十分だと思うんですよはっきり言った場合に。

 それとですね、委員会そのものがですよ、今議会の場合4つあるんですが、するなら4人すればいいんですよ、はっきり言って、中途半端ですよはっきり言って、仮に委員会が1日に4つした場合はどうするんですか。あっちこっちするということになるんですよどっちしても。変な格好になってしまうんですよ。そんなら4人して下さいはっきり言って。2人というのはそらあへんてこなやり方ですよ。私はそう思いますよはっきり言って。そうした方が組織的にすんなりいくんですはっきり言った場合。もう2人じゃあ意味がないんですよあまり、それよりかもう廃止した方がいんですよ。私はそう思うんですよ。それよりか課長扱いでぴしゃっとやった方が課長もそれなりに答弁もでくるし、部長さんがまあ3〜4名おりますけど、それはもう立派な方もおりますけど、もういっそのことするんならば私は廃止するか4名にいみすか、そういうことで私はやってもらいたいと思います。委員会も中途半端ですよはっきり言った場合に、そういうことです。

 それと収納室はそういうことで15年度ということでありますし、また案内の方もですね、前私も市役所の中でそういう方もちょっと受けたし、質問も1〜2度したこともあるんですが、市役所にくるのを皆さん本当にちょっと相当嫌気がさすんですな、ちゅうのは威圧感があるということなんですよ。そういうことで私としては窓口にそういう案内係を置いて頂きたいということを今言ってるわけです。そうした方がやはり市民的皆さん本当に喜ばれるわけですから、そういう点は是非ともやって頂きたいということなんです。そういうことです。市長よろしくその点お願いしておきます。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいまのご質問ですけれども、まず1点、総合案内、窓口を将来的には必要であるというふうに考えておりますし、また今回もそれ移行過程であって、移行過程ではありますが、市民の皆さんの窓口においてお役に立てるようなそういうような組織も考えているところであります。

 そして部が2つでは駄目だというようなことでありますが、まず部制にするということですけれども、市役所の中で仕事をするのが、まあ答弁をするとかそれぞれのところだけでいろいろやるとかそういったようなことだけではなくて、市役所の中の仕事のグループ制というかいろいろなお互いの協力関係でもって仕事をしなければならないところが多いので、グループにくくっておいた方がそういう面で非常にやりやすいんで、是非そうして頂きたいという職員の要望等があり、その結果として最大の最もいいというような方法で今のところ考えているところでありますので、ご理解を頂きたいというふうに思います。

 案内につきましては案内に課長が立っております。それは1つには市民の皆さんの便宜を図るというようなこと。そしてもう1つは課長の研修というようなそういうさまざまな意味合いでそういうようなことをしておりますので、今後ともそういうようなことの工夫をいろんな面で考えていきたいと思っております。



○議長(藤丸利光君) 以上で小野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで5分間休憩致します。

  午後2時30分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後2時37分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開致します。

 市長より発言訂正の申し出がありますのでこれを許可致します。

 市長。



◎市長(後藤國利君) 先ほど首藤議員の質問に対しましてお答えした内容を少しだけ訂正させて頂きます。

 総合窓口を作るかどうかというようなことでいろいろ検討課題となっておりますけれども、総合窓口を作るというにあたって、職員いろんなところでこれを検討して、ただいまのところの結果と致しましては、職員全員が案内者であると、そういうふうになるのがもっとも立派な市役所になれるとこういうような観点から、職員全員が窓口係である、総合案内者であるというようなそういうふうになれるように、全員で頑張るとこういうようなことを職員が言っておりますので、そういうふうな観点から、今後の組織づくりも進めていきつつあるとこういうようなことで、先ほどの発言を訂正させて頂きます。



○議長(藤丸利光君) 匹田議員の発言を許可致します。



匹田 郁議員の通告事項
1 防災について
 ? 消火活動にあたっての各地区の水利の確保について
 ? 高齢化が進むなかでの医療や防災の取り組みについて
2 生涯現役のまちづくりについて
   大変良く出来た計画書ではあるが、作成するに当たって市職員のみとなった経由と、初年度が過ぎ様としているが、各分野の経過と成果をどの様に考えるか。
3 教育について
 ? 複式学級の解消について
 ? 臼杵市教育問題検討会議の位置づけについて



 [2番 匹田 郁君質問席登壇]



◆2番(匹田郁君) 議席2番の匹田 郁です。通告にしたがって3点お尋ね致します。

 第1点目の防災についてでありますが、その中でも家屋火災などに対する危機管理の面からいくつか質問させて頂きます。

 私も消防団に所属して今年でちょうど20年になります。私の所属する消防第1分団は機動分団として市内全域の家屋火災に出動しています。この数年不幸にして死傷者を出す人家火災が大変増加していることは誠に痛ましい限りです。今年だけでもこの3カ月の間に機動分団に対し3度の家屋火災に対する出動要請がありました。

 その中で去る2月14日の朝、熊崎あけぼの区で発生した人家火災において、駆けつけた機動分団は水利の確保に大変苦慮したわけです。と申しますのは、火災現場の近くの消火栓は消防署が使用していたため、残された水利は赤星川しかありません。しかしこの川は渇水期ということもあり、水量が大変少ない上に洪水対策としてコンクリート壁で建設されているため川底を掘ることも出来ず、全分団ともに大変苦労したわけです。あとで調べてみますと、この地区には堰が4つあります。水田耕作時に大いに活用されているとのことですが、今回のような事態が発生してみますと、その堰の1カ所でもせめて渇水期には水を溜めて置くよう、行政として指導しても良かったのではないかと思いました。

 確かに堰を止めることは生活排水や管理の問題等々いろいろな問題が絡んでくることは十分わかりますが、一朝有事の際を想定することこそが後藤市長が常々言われています「災害に強いまちづくり」の第一歩ではと思うのです。消防団員は仕事のかたわらではありますが、常に地域の安全のため訓練に励み頑張っています。いざ火災発生となるのに備え、1年365日、どんな時間帯でも出動出来るように準備しているわけです。とは言うものの、市の消防職員の日頃の訓練や経験には遠く及びません。しかしながら火災現場において市の消防本部に勝るとも劣らない働きは、これまでの実績を見れば一目瞭然と言わざるを得ないと思います。

 私は平成12年9月議会の一般質問において、災害に対する危機管理についての質問と提案をさせて頂きました。その結果、台風などによる市内交通網の寸断等が予想される場合、消防署の現有能力を最大限に発揮するために、救急車をコスモス病院に臨時配置するようになり、危機管理の分散化が出来たのではないかと考えています。あの提案から現在まで、私なりに災害に対する危機管理について考える時、キーワードは現有能力の最大利用にいきつきます。これは即ち、県下でも少ない全市をカバーする機動分団を有する臼杵市消防団をより有効に、そして機能的に活動して頂くための方策を、行政として徹底的に考えるべきだと思うのです。

 私はこの質問をするにあたり、改めて第四次臼杵市総合計画書を読み直し、2010年を目標としたこれからの取り組みを見てみましたが、防災の項の2、人的災害を防ぐ中の火事についての内容の空虚さに愕然としました。確かに消防車両や装備は年々新しくなり、現有能力は数字の上では向上していると言えます。しかしそれらの装備をより効率的に使用するための環境整備を、消防署としてどれだけ努力してきたのか疑問です。

 私が言う環境整備には大きく分けて2つあります。1つはハードの面であり、先に述べた水利の現状もその1つです。例えば河川改修が進んでいる護岸では、転落防止用の柵が取り付けられていたり、河川公園では階段はあっても消防車が乗り入れられる道がわかりにくかったりで、万一その場所から消防車で給水しようにも給管が届かなかったりする可能性が出てきています。現時点で万一火災が発生した場合、現状の消火栓、防火水槽だけでは不十分であることは周知の事実です。川、海、堰等、万一の火災に使用出来る対応こそが防災に対する危機管理と思いますが、行政としてのご意見を伺いたいと思います。

 そこで、小さいことと思われるかも知れませんが、現在まで消防団に対し、消火栓、防火水槽の位置を記した地図が消防自動車にないのが現状です。消火栓、防火水槽の位置を記した地図が各分団の消防車に常備することは多額の経費がかかるわけでもなく、1分1秒でも早く消化活動にはいるためには十分効力を発揮することは確かです。

 このように、1分団員の私ですら消火栓の地図を考えつくぐらいですので、それを専門に担当しています消防署はもっと改善すべき箇所をたくさん周知していると思います。是非ご意見を伺いたいと思います。

 もう1つの環境整備は、市民に対する啓蒙活動です。とは言いましても火の用心の啓蒙とは別で、消防団自体の存在意義に対する啓蒙活動のことです。と申しますのは、残念ながら近年機動分団への入隊希望者が減っているからです。確かに、市の中心部から青年が減少しているのも事実ですが、それ以上に、消防団の存在意義を知らない若者が多くなっているのではないでしょうか。自分の住む地域は自分らで守るという気概が薄れてきているのではないかと思うのです。この現象は消防団だけの問題ではなく、郷土を愛する心の面からも、これからのまちづくりにも影響するのではないかと大変危惧しています。

 そこで、例えば、小中学校で郷土についての勉強をするときに、防災へのための消防団の存在意義を子どもたちに教えるとか、年1回の消防出初式をもう少し工夫し、市民アピールするなど方法はいろいろ考えられると思います。どのようにお考えかお聞かせ下さい。

 次に、高齢化が進む中での医療や防災についてお伺い致します。

 昨年、ケーブルテレビ網が整備され、臼杵市の情報もいろいろと知り、見ることが出来るようになりました。その情報が行政と市民の絆をより強く結び付けるようになったことは皆さんご存じのとおりです。そうした中で、高齢化社会がますます進む中で、防災、健康及び医療、取り分け救急医療にこのケーブルテレビ網の利用が考えられるのではないでしょうか。現在、消防署職員である救急救命士による講座が放送されたり、字幕による休日や夜間の当番医が放送されています。これら有意義な放送が出来るのも、他市に先駆けたケーブルテレビ網の整備のお蔭ですが、今後より多くの活用方法が考えられると思います。

 そこで今後ケーブルテレビ網の最大の特徴である双方向を利用した防災や救急医療の活用についてお伺い致します。

 更に、防災においては避難場所の明示や災害時の消化活動や援助活動等を記載した防災マップの作成も大変有効と思いますが、執行部のお考えをお伺い致します。

 危機管理体制を着実に進めている今日、住民の安全な暮らしを守ることこそ、行政に求められている災害に強いまちづくりの第一歩と考えます。

 次に第2点目の、生涯現役のまちづくりについてでありますが、この臼杵市の第4次総合計画書は大変よくできていると思います。やたら難しい行政用語を使用することなく、「10年後にこうあるべき」と明示し、本当にわかりやすい総合計画書であると思います。職員全員で汗をかき、知恵を出し合ってできたことはバックデータの多さでよくわかります。私はそれはそれで素晴らしいことであると思いますが、一方で、市民参加型の、例えば、市民公募制を考えてもよかったのではないかと考えました。策定にあたり、市民アンケートや語る会を開いているようです。そして更に、サービス評価システムを取り入れた評価を来年度から行うということですが、結論として私は客観的な意見は直接対話によって、より理解されていくものと考えるためです。自分たちの町の将来は自分たちの手で進めたいと考える市民が確実に増えていると思います。市民参加は単に市民の個別要求を出すだけではなく、出した要求が政策や実現されていくための過程の中で、どのような制約があるのか知って頂くことができると思うからです。そこで見直しを行うときや検討されるときは、できれば市民公募制を取り入れてほしいと考えますが、市長としてどのようにお考えかお聞かせください。

 更に、初年度を終えて、実施計画の中で、市長自身どのように感じておられるのか、重ねてお尋ね致します。

 第3点目、教育についてでありますが、私は4年間の議員活動を通して、複式学級の解消を訴えてきました。子どもたちの教育を受ける権利は平等でなければならないと考えるからです。二つの異なる学年を、同じ授業で行うことをいつまでも続けてよいのでしょうか。少人数の学級で一人ひとりをのんびりと心豊かに育てていく、心の教育も大事なことだとは思いますが、現実的には高校、大学、更に社会人として生活するためには、適度の競争心と協調性を持った人に育てていくことが大切なことではないでしょうか。

 そこで現在、上浦、深江、中臼杵、各小学校の5学級、合計55名の児童が複式学級を受けております。教育委員会はこの児童たち、更には保護者の方々の声をどのように受け止めているのか、また、それらの方々と意見交換を行ったことがあるのか、あればどういった内容だったのかお聞かせください。現在教育委員会の努力により、県単独措置の教員の加配がされていることも十分わかっていますが、今後複式学級の解消にどのように取り組んでいくのか、また更に、教育長はこの複式授業についてどのような意見を持っているのかお聞かせください。

 最後に、臼杵市教育問題検討会議の位置づけについてお伺い致します。

 昨年8月に臼杵市の教育問題、特に児童・生徒の減少期の教育のあり方について討論するために、教育長の諮問機関として発足した会議であります。内容としては、「会議は必要な事項について協議のうえ、その結果を教育委員会に答申し、教育委員会は答申に基づき、教育推進計画を作成するものとする」とあります。今日まで、12人の委員さんが、計5回の会議を行っています。現在、中間答申に向けて日々検討を重ねていると伺っています。協議事項として、臼杵市学校教育の現状と課題、完全学校週5日制の実施について、学校を越えた臼杵市全体のスポーツクラブの構想等々、これからの課題について積極的に取り組んで頂くことは大変ありがたいことと思います。しかしながら、この中に臼杵市小中学校の適正な学校規模と配置についてが、第1回より討議されています。会議の委員は学識経験者と公共的団体等の代表が委嘱されているわけですから、当然各団体に持ち帰って討議され、その結果を持ち寄っているものと私は理解していました。が、現実は聞いてないという意見を数多く聞きます。この問題は保護者の方々、教育に携わる方々、更に地域住民を巻き込んだ、本当に大きな問題であると私は認識しています。

 以上の点から、臼杵市教育問題検討会議の位置づけを、教育長としてどのように考えておられるのかお尋ね致します。

 以上で質問を終わります。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 匹田議員ご質問の「生涯現役のまちづくり」についてお答え致します。

 臼杵市第4次総合計画は「生涯現役のまち・うすき」をテーマに、昨年3月に策定致しました。

 通常であればコンサルタントに委託して、行政の視点で策定しておりますが、今回の計画策定では、「自ら、自立したうすきらしいまちをつくり、自分らしく、健康長寿で、生きがいをもって前向きに、人と分かち合いながら、人生を送ることができるまち・うすき」の実現に向けて、職員手作りによる市民の視点に立った総合計画書になりました。策定にあたっての実務段階では、2度にわたるアンケート調査、市内12カ所での生涯現役を語る会の開催、各地区での職種別、年代別のグループインタビュー等を開催して立案致しましたので、幅広く市民の意見を反映した客観的な計画書になっているものと考えております。

 議員ご提案の、公募等による市民参加の考え方についてでございますが、公募等による一部の市民参加というよりも、市民全員の参加をお願いするような、そのような計画になっております。そのようなことから、今後、またこれは計画のための計画というようなことではなくて、市役所が自ら作りました、本気の計画であります。したがいまして、公募等による市民参加というようなことにつきましては、そのような形ができるようなものがどういうようなものであるか等含めまして、今後このような計画を作るときに、そのような考え方を参考にしていきたいというふうに思います。

 次に、今年度の成果につきましては、13年度事業及び決算が終了しておりませんので、詳細についてはまだ申し上げることができませんが、13年度施政方針で申し述べましたように「安心元気なまちづくり」に向けて徐々にではありますが、確実に歩を進めているというふうに思っているところであります。

 その他の質問につきましては、教育長及び課長より答弁致します。



○議長(藤丸利光君) 岡部教育長。

 [教育長 岡部観栄君登壇]



◎教育長(岡部観栄君) 匹田議員ご質問の「臼杵市教育問題検討会議の位置づけ」についてお答えします。

 平成13年7月1日に臼杵市教育問題検討会議設置要綱を制定し、第1回会議を8月31日に開催し、これまで5回の検討会議を開催してまいりました。

 この会議は、臼杵市の教育問題、特に児童・生徒減少期の教育のあり方について検討し、結果をとりまとめて教育長に答申することとしています。組織につきましては、学識経験者3名、公共的団体等の代表者9名、計12名で構成しております。これまでの会議では、学校の適正規模と適正配置、小規模校・大規模校のメリット・デメリット等について議論を重ねてきました。

 児童・生徒減少期の教育のあり方、とりわけ学校の適正規模・適正配置の問題につきましては、全市的な大きな課題でありますので、教育問題検討会議の答申を受けまして、地域の声を十分に耳を傾け、各界各層の意見を踏まえながら、慎重を期して取り組んで参りたいと、かように考えております。

 また、複式学級について、教育長はどうお考えかということでございましたが、それにつきましては、複式学級はやはり小規模校の端的に申しますと、小規模校のむしろデメリットの方ではなかろうかと、かように考えております。詳しくは担当課長が説明致します。



○議長(藤丸利光君) 二村消防長。

 [消防長 二村修次君登壇]



◎消防長(二村修次君) 匹田議員ご質問の「消火活動にあたっての各地区の水利の確保について」お答え致します。

 現在、国が定める消防水利の基準に基づき、防火水槽、消火栓を計画的に整備致しております。当市の消防水利の充足率は防火水槽と消火栓を合わせて68%となっております。その他に基準外の防火水槽が39基、消火栓が513基ありますので、消防水利としては十分に利用できますが、今後充足率を上げるよう努力していきたいと思っております。

 また、消防署と致しましては、初期消火用としてタンク車を配備致しております。

 議員ご指摘のとおり、河川などの自然水利を有効利用するため、これまでに転倒堰、更には河川の水を消防車が取れるように、消防車が通行できる道路を設置した地域もあります。その他に河川の水を利用するため、井堰に水をためておくことは出来ないか、関係機関と協議致しましたが、河川の増水などにより災害が増大することも予想され、更に水田に土砂や汚水の流入が心配されると聞いております。渇水期になりますと、消防車が吸水できる場所が少なくなりますので、今後、積極的に河川水利組合、県の河川管理課などにお願いし、自然水利が利用できる場所を出来るだけ増やすよう努力して参りたいと思っております。

 あけぼの地区の、消防水利は基準には達していますが、転倒堰に水をためておくことにつきましては、早速水利組合関係者にお願いし、有効な水利の確保に努めたいと考えております。

 次に、消防水利の位置につきましては、一昨年、市内の消防水利の一覧表を各分団長に配布致しております。消防ポンプ自動車を配備している分団につきましては、市内全域の火災に出動致しますので、確実に水利の位置を把握することが大切であります。そのためには、団員が現地に出向き、確実に水利の位置を覚えることが最も効果があると思っております。

 議員ご指摘の、水利図面を配布することにも考慮し、分団長会議に諮り、検討してまいりたいと考えております。

 次に、火災を未然に防ぐため、消防署としての対策は、市報及びケーブルテレビの活用はもちろんでありますが、このほかにも防火対象物の査察、学校の避難誘導訓練をはじめ、自主防災組織の消火訓練、更には少年、婦人防火委員会などを通じて、市民に火災予防の徹底を図っているところでございます。

 消防職員については、各種訓練を計画的に実施しております。また、消防団につきましては、火災防御訓練や総合訓練を通じて、団員の消火技術の向上に努めているところであります。

 次に、消防団への市民の存在意義の啓発活動につきましては、各職場で避難訓練や自主防災会の訓練、消防署職場体験学習、見学などの機会を通じて、団員の活動状況実態を理解頂いているところでございます。今後も市報やケーブルテレビ等を活用し、PRに努めていきたいと考えております。

 また、小中学校で郷土についての勉強をするときに、防災のための消防団の存在を子どもたちに教えるとか、消防出初式をもう少し工夫し、市民にアピールすることにつきましては、関係機関と協議しながら、今後の対応を考えていきたいと思っております。

 次に高齢化社会の消防署の対応についてお答えします

 平成7年から救命士を養成しておりますが、現在6名が資格を取得致しております。また、設備などのハード面では、平成12年度に高規格救急車を配備して、救命率の向上に努めております。そのほか、平成6年から市民を対象に普通救命講習を実施して、救命率の向上に役立てているところでございます。



○議長(藤丸利光君) 亀井企画情報課長。

 [企画情報課長 亀井重忠君登壇]



◎企画情報課長(亀井重忠君) 匹田議員ご質問の「高齢化が進む中での医療や防災の取り組みについて」お答え致します。

 臼杵市では今年度事業で、ケーブルテレビ網を利用した防災情報システム整備に取り組んでおります。

 このシステムにより、ケーブルテレビ1チャンネルの文字放送は、災害時の緊急放送が可能になるとともに、通常でも見やすく、音声でもお知らせ出来るようになります。2チャンネルの自主放送では、台風時などに市内6カ所の防災カメラで監視を行うことができ、また、リアルタイム映像もお届けすることができるようになります。

 今後は、このシステム及びケーブルテレビを利用して、正確な情報をいち早く市民の皆さんにお知らせし、防災に役立てて参りたいと考えております。

 また、医療分野への活用につきましては、当初、ケーブルテレビ導入計画の段階から、その目的の一つとして掲げておりました。現在、臼杵医師会との間で、ケーブル網をどのように活用できるかの検討を行っている状況であります。この可能性と致しましては、医師会病院や市民健康管理センターと各病院等の医療機関等、このケーブル網で結び、健診データーの共有化、そういうことが図られるのではなかろうかということが考えられます。

 次に「防災マップ」についてお答え致します。

 臼杵市では、平成7年度に市内全域に避難場所等を示した「防災マップ」を配布して、災害時の対応等についてお知らせしてきたところでありますが、既に7年も経過したことから、実情にそぐわない所も出てきております。

 そのようなことから、現在、避難場所等の見直しを行っておりますので、14年度中に見直しを終え、15年の梅雨時期までには「防災マップ」の配布を全戸にしたいというふうに思っております。

 ハード整備も重要でありますが、併せてソフト整備についても積極的に推進し、「安心・安全なまち」、「災害につよいまち」を目指して参りたいと考えております。以上です。



○議長(藤丸利光君) 佐保学校教育課長。

 [学校教育課長 佐保謙二君登壇]



◎学校教育課長(佐保謙二君) 匹田議員ご質問の「複式学級の解消について」お答え致します。

 臼杵市には来年度、県単独措置を講じても複式学級が中臼杵小学校、上浦小学校、深江小学校の3校に5学級生じます。これまで複式学級の担任は、1単位時間に2学年分のカリキュラムを作成し、工夫しながら基礎学力の育成を図る授業を行ってきています。平成19年度になりますと、複式学級は更に増加し、6校11学級となります。

 複式学級在籍児童の保護者は、複式担任の先生の努力には感謝しているものの、交互に指導に当たる授業形態に、教科によっては学力の面で不安を感じているようです。また、学級編成上、2年生から5年生になるまで、同じ組み合わせで4年間も複式学級で授業を受ける事態が生じたこともあり、保護者は、何らかの方法で単式学級が実現できないかと願っています。

 複式学級では上下2学年の子どもたちが一緒に学ぶことで社会性が身に付く面もありますが、基礎学力の定着を考えると、複式学級は解消することが望ましいと思います。しかし、あまりに過少規模の単式学級でも効果的な集団学習は展開出来ないとも考えています。

 当面、県単加配措置で対応せざるを得ませんが、少子化が加速度的に進行する臼杵市の状況を考えますと、抜本的な解決策を検討しなければならないと考えております。以上です。



○議長(藤丸利光君) 匹田議員。

 [2番 匹田 郁君質問席登壇]



◆2番(匹田郁君) 1番の各地の水利の確保についてということで、私はご質問させて頂いたんで、たまたま今回は、熊崎あけぼの区であったと、そこに堰もあったということで、自分の感じたことを述べさせてもらいましたが、これはやはりあの区だけの問題ではなくて、臼杵全市のそれぞれの立場が違う立場と言いますか、地形の違うとこがあるわけですから、そういうところとのそれぞれ検討ですね、をどのようにしているのかということも含めて、私は質問させて頂いたつもりですので、そこのところをもう一度お聞かせ下さい。

 そして、つまり最後はやはり水の確保、水利の確保、やっぱし、そしてそのそれをまたきちっと守って頂く、地区の方の協力、管理の体制がなくては当然できないと思いますので、それをどのようにお話してるのか、内部検討してるのか、そういうことについてちょっとお聞かせ下さい。

 そして2番のですね、高齢化という医療や防災という中でですね、私がよく思うことはですね、やはり臼杵のは路地が多いですね。ですから車が入らないとこ、随分あると思うんですよ。そういうとこに対する取り組みとかですね、マニュアルと言いますか、そういうのはどういうふうになってるのかなということが、非常に自分なりに危惧しているところであります。出来ますればそういうこともちょっとお聞かせ願いたいと思います。

 生涯現役のまちづくりに関してはですね、やはりこれは各課全部に当てはまることですんで、それぞれの成果というのを聞くには確かに量としては多過ぎると私も思います。ただ、むしろ順調よく進んでるとこはいいんですが、どこが逆に言えば検討課題になったのかということを、逆にまだ終わってはいないんですが、決算も終わってないわけですけど、ほぼ1年の事業を消化したこの時期では見えてくるとこがあるんじゃないかなと、そう思いまして質問させて頂きましたんで、そういう意味合いを込めて再質問をさせて頂きたいと思います。

 複式学級と、教育についてはですね、もう私がずっとやはり考えてることは、やっぱあ市民の皆さんもみんな感じてることだと思うんです。ですから是非早急に、そしてきちっとした形のオープンな中でですね、市民皆さんにきちっと、どういうふうにやるのがいいのか、そういう中で是非検討して頂きたいし、いち早くですね、どういうふうにやるんだということを出来ますれば早い段階で提示して頂きたいと思います。これは要望であります。

 ちょっと一つ聞き忘れましたが、双方向についてですね、私の2番目の1の2のケーブル網を使ったですね、双方向について、これに対する今からの取り組みですね、まずどういう形で行っていくのか、私はある面ではその一度には無理なら、せめてモデルケースかなんかを作ってですね、やってみたらいいんではないかなというような、多額の出費をまず掛けずに、そういう地区なり、家なりですね作って、双方向の手順をですね、作って頂きたいなというのがあるんですが、どのようにお考えかこれもお聞かせ下さい。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 二村消防長。



◎消防長(二村修次君) 匹田議員の再質問にお答え致します。

 水利の確保についてどのように徹底してるかということでございますが、自然水利につきましては、関係機関とただいま協議しているところでございます。また、消火栓、水槽につきましては、消防職員は十分把握しておりますけども、地元の消防団員が水利案内をして頂くように致しております。特別マニュアル的なものは作っておりません。今後十分検討していきたいと思っております。

 救急車が入れないということですけども、救急車につきましてはストレッチャー等、今あのうよい搬送器具がありますので、これを有効活用していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) まず、生涯現役計画の進捗状況についてということですけれども、そういうようなことも含めまして、サービス検証システムというものを作って、これまでの進捗状況、そしてそれが1年、1年そのための事業を立てて、そしてそれが成果が上がったか、上がらなかったか、そしてそれに対してどういうふうな積み上げをしたらいいかというような形で、次の年度の予算を作るというような、そういうような意味合いで、サービスを検証するシステムと、予算を作るにあたりまして、サービス検証評価シートというシートをそれぞれで作成致しまして、予算等に反映させるというそういうようなやり方をとっております。したがいまして、しばらく時間が立ちますと、そのようなことについてお話をすることが出来ますけれども、今、次の年度の予算をやっと提出できたこの段階で、それを言ってみろというふうに言われましても、まだその段階にないというようなことで了承願いたいというふうに思います。

 次に双方向についてですけれども、テレビ電話というような形でただいま連絡所6カ所とケーブルセンター、そして市、そして図書館、社協に1つというような形で設置しておりまして、そこで双方向の通信等をやりながら今実験をしております。そして先ほど医師会とどうするかというようなことの検討に入っているというようなことでありまして、双方向で通信が出来るということを利用しながら、ケーブルテレビ網を有効に活かしていくということにつきましては、着実にその歩を進めているところであります。



○議長(藤丸利光君) 匹田議員。

 [2番 匹田 郁君質問席登壇]



◆2番(匹田郁君) 市長が言われた連絡所等ですね、これはやはり行政の出先機関であると思うんですよ。ですから私が今言いたかったのは、出来たら普通の家、特に今から増えるであろう独居老人、それから高齢化ですね高齢化、そういう方々に対するやはり体験を通した使いがって、手法をですね、学び取るためにやはり普通の家、いろいろなパターンですね、とことかが必要になってくるんじゃないかなとそう思っているもんですから、出来ますればそういうとこにもひとつ検討して頂きたいなということを要望としてお願いして終わらさせて頂きます。ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で匹田議員の質問及び答弁は終了致しました。

 匹田議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 林議員。



◆3番(林壯一朗君) 議席3番の林でございますが、先ほど匹田議員の質問の中で、高齢化が進む中での医療・防災の取り組みの関係で答弁をお聞きしましたら、ケーブルテレビで今後行いたいということでございますが、先般ケーブルテレビの関係は加入者は約7,000ということでございますので、あと6,000世帯ほど入ってないわけでありますから、視点として、ケーブルテレビに頼るんじゃなくて、やっぱり市民全体にどうお知らせしていくのかという視点で答弁が頂ければですね、ありがたいなと思いますので、その辺のところをお願いします。



○議長(藤丸利光君) 加茂議員。



◆10番(加茂千恵子君) 2点ほどお尋ね致します。

 最初防災についてですが、消防署のことでお尋ねしたいんですけれども、防災のおおもとである消防署、今指令室が大変新しくなりまして立派になったんですけれども、玄関がありませんで、とても不思議な建物になっております。これは仮設なのか、今こちらにと矢印がしてるんですけれども、仮設でそのようにされてるのか、やっぱり一番おおもとでありますし、耐震性もちょっと心配になるという今消防署の建物老朽化も進んでおりますが、将来的にこれを建て替えなどの予定があるのかその辺をお聞かせ下さい。

 もう1点教育についてです。

 複式学級についてですけれども、メリット、デメリットというよりも、ほとんどデメリットだと思います。それで先ほど佐保課長は抜本的な対策が必要だとおっしゃっておりました。で私もそう思います。抜本的な対策ちゅうのはもう少子化対策じゃないかと思うんですけれども、どのような対策をお考えになっているのかお聞かせ下さい。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 牧議員。



◆13番(牧宣雄君) 消防署長に1点だけお聞き致します。

 各地区に自主防災計画というのを各地域から出させていると思いますが、この防災計画書に基づいて出て、いざという時にその自主的に防災の訓練等をやっておるのか、またそういう活動が出来るような対応を消防署として各地区にやっておるのか、それにつきましてお聞きをしたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 佐保学校教育課長。



◎学校教育課長(佐保謙二君) 複式学級解消の抜本的な対策でございますが、13年度を見ますと、複式学級になっている学年の数はそれぞれ4名、6名とか、7名、5名とか、非常に少人数の学級でございます。これを教員の数を増やしまして2つの学年に分けても、今度は少な過ぎる中での集団での教育の高揚というものが、果たして図られるかどうかという問題点が新たに生じてきます。

 こういった少子化の中の学校教育はどうあればよいかということで、先程教育長がお答え申し上げました、教育問題検討会議で月1回のペースで、精力的な議論を行っております。その(聞きとり困難)一応提示ができる形を取ろうかと考えております。

 今、そういう状況でございます。



○議長(藤丸利光君) 二村消防長。



◎消防長(二村修次君) 加茂議員の再質問にお答え致します。

 まず、指令室をつくったことで、玄関がなくなったというご質問でございますけども、玄関は仮設ではございません。どうしてかと申しますと、機械器具がスペースを多く取るもんですから、どうしても玄関の通路を指令室に取り込まなければならないということになりました。そういうことで玄関はつくる予定は致しておりません。その代わり、車庫の入口に市民サービスのために受付の窓口があります。このうち整備したばかりでございます。

 それと牧 議員の再質問にお答えします。

 自主防災会の訓練についてでございますけども、訓練につきましては自主防災会の届け出によりまして、随時訓練を致しております。

 ちなみに、行政区で自主防災会の結成率は80%となっております。100%目指して努力して参りたいと思っております。

 庁舎の建て替えにつきましては、今のところ考えておりません。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ケーブルテレビについてでありますが、臼杵市内全世帯数というのは1万3,000弱ぐらいというようなことになっておりますが、これは戸籍上での世帯数というようなことであって、同居している世帯数というようなことになると、どれだけになるのかというのは正確には把握できてないのが実情であります。現状では7,000世帯というようなところでありますが、もし全世帯に配線するとして、あとどのくらいの戸数が残ってるのかというと、2,000なのか、3,000なのか、そのあたりのところがまだ正確には掴み切れていないというようなところであります。今後特に集合住宅等に対する勧誘等を中心にしながら、更にできるだけ全世帯に加入して頂くように努力してまいりたいと、こういうふうに思っております。そしてそういうような状況でありますから、他のいろんなメディアに比べますと、ケーブルテレビがかなり有効に情報を伝達することができるというふうには思っておりますけれども、これがオールマイティでないということは承知しております。市報、あるいはそのほかの伝達というようなことで全世帯カバーというようなことを目指しながら、ケーブルテレビはケーブルテレビとして努力をしていきたいとこう思っております。



○議長(藤丸利光君) 牧 議員。



◆13番(牧宣雄君) 防災計画書を出すときですね、出させるときに、そういう実質的に申し出をしたところが、訓練をされるということを書いておらないもんですから、たまたま私区長をしておりますので、もう3回程出すんですけど、気が付かなかったんで、できればちょっとしたのでもそういう希望者があればということを一筆書き添えてしていただけば、そういうことでございます。



○議長(藤丸利光君) 以上で匹田議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 吉岡議員の発言を許可します。



吉岡 勲議員の通告事項
1 住基ネットワークについて
  住民基本台帳制度の変化と影響について
2 救急対策について
  東九州高速道路の開通に伴い、高速道上における大事故も予想されるが、その対応策としての救急の広域化は



 [5番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆5番(吉岡勲君) 議席5番の吉岡 勲です。通告に基づいて、2点質問をさせて頂きます。

 初めに住民基本台帳制度の変化と影響についてでありますが、国においては電子政府の実現に向けた取り組みを踏まえ、地方公共団体がIT革命に的確に対応していくためには、第1に、地方公共団体の電子化、電子自治体の実現を図ること、第2に、地域の社会、経済活動の活性化に資するための情報基盤の整備に取り組むこととした上で、高度多用化する住民ニーズに対応した、質の高い行政サービスの提供、情報通信基盤の整備による社会経済活動の活性化、事務処理全般の見直しによる行政の簡素・効率化及び透明化の3点に、十分配慮することが必要であるとしています。

 また、地方公共団体において早急に取り組むべき事項として、いろいろな課題を上げており、臼杵市における情報通信基盤の整備については、全国的に見ても素早い対応を図られています。また、住民基本台帳ネットワークシステムの整備促進等につき、平成11年8月18日に住民基本台帳法の一部を改正する法律を交付し、住民基本台帳ネットワークシステムが構築されることになっております。

 そこで4点お伺い致します。

 住民基本台帳ネットワークシステムはどのような目的で構築されてるのでしょうか。2点目として、住民基本台帳法は具体的にどのように改正され、また、市民生活にはどのような影響があるのでしょうか。4点目と致しまして、平成14年8月からの導入となっていますが、市民が直接サービスを受けられるのはいつからでしょうか。以上につきましてご答弁をお願い致します。

 2点目として、救急対策についてお尋ね致します。

 昨年末、東九州自動車道の開通に伴い、高速道路上における大事故も予想されるが、その対応策として救急搬送の広域化はどのようになっているのか、と申しますのも、以前私は一般質問で消防業務の広域化についてお尋ねしており、その後の検討はどのようになっておるのか、併せてお聞かせください。

 また、救急車両の積載している救急備品の充実が行われ、車両の大型化が進んでいます。大変喜ばしいことではありますが、反面、救急出動の約半数近くが、軽度の患者の搬送だと聞いております。その上、市内においては、普通車両の通行出来ない道が非常に多くあることは以前お聞きしております。救急隊員が患者を大変な苦労でストレッチャーで搬送しております。

 そこで、軽装備の小型車両の救急車を導入するお考えはないかお聞かせください。

 以上2点、質問致します。ご答弁をよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 二村消防長。

 [消防長 二村修次君登壇]



◎消防長(二村修次君) 吉岡議員ご質問の「東九州自動車道の開通に伴い、高速道上における大事故も予想されるが、その対応策として救急搬送の広域化は」についてお答え致します。

 平成14年2月20日に、下り線の津久見インター手前でトラックが大破する交通事故が発生し、乗車しておりました3名が負傷致しました。この事故で、臼杵市消防本部の救助工作車1台、救急車2台、化学車1台が出動し、対応致したところであります。議員ご指摘のとおり、高速道における事故は大規模化する傾向があります。当消防本部と致しましては、高速道における火災、事故等による被害の軽減を図るため、高速道の供用開始に先立ち、昨年10月22日に高速道に関連がある8消防本部の管理者により「高速自動車道等における消防相互応援協定」並びに「協定に関する覚書」を締結致しまして、応援体制はもちろんでありますが、細目にわたる出動体制の確立を図ってきたところであります。

 また、施設整備のハード面につきましても、平成12年度に高規格救急車、更には平成13年度に救助工作車を整備し、消防力の充実強化を図ってきたところでございます。

 次に、「消防の広域化は、その後どのようになっているのか」のご質問についてお答え致します。広域化につきましては、ただいま、臼津広域連合で検討資料を作成致しているところでございます。

 次に、ご質問の「軽装備の小型救急車両の導入」につきましては、傷病者を搬送する設備、救急資機材の装備、搭載などに限りがあるので、ストレッチャー等を有効に活用し、最善の努力をしてまいりたいと考えております。



○議長(藤丸利光君) 馬締市民課長。

 [市民課長 馬締慎一君登壇]



◎市民課長(馬締慎一君) 吉岡議員ご質問の「住基ネットワーク」についてお答えを致します。

 従来、住民票の発行は台帳を複写する方法で行われておりましたが、近年コンピューター化が進み、正確、迅速な市民サービスが提供できるようになりました。更に、平成11年に住民基本台帳法が改正され、住民票の記載事項として新たに住民票コードを加え、これを基に市町村の区域を越えた住民基本台帳に関する事務処理や国の機関等に対する本人確認情報の提供を行うための仕組み、即ち住民基本台帳ネットワークシステムが整備されることになりました。

 このシステムは、住民の大切な個人情報を取り扱うことから、個人情報の保護と最も重要な課題としております。このため、情報の提供先や利用目的を法律により具体的に限定する等、制度面、技術面及び運用面と、あらゆる面で万全のプライバシー保護措置が講じられることになっております。

 このシステムのメリットと致しましては、全国どこの市町村でも自分の住民票の写しが取れますし、引越しの際、転入時の1回だけ窓口に行けば済むようになります。また、身分証明書としても利用できるよう計画されております。

 住基ネットワークシステムは、平成14年8月から、各世帯を単位として個人毎の住民票コードの通知業務が開始されます。また、平成15年8月からは、申請のあった方に対し、住民基本台帳カードが有料で交付されることになっており、このカードを使用することにより、住民票の写しの広域交付等が開始されることになります。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 吉岡議員。

 [5番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆5番(吉岡勲君) まず、救急対策についてですが、高速道路上での救急対策について、事前に広域的な協力協議や訓練を実施しているとのこと、大変安心致しました。高速道路での事故のないことを願っておりますが、これで一安心ということでございます。

 次に、消防の広域化の検討資料を作成中とのことですが、臼津地区では消防用の梯子車も持っていません。装備品のみならず、また、先程の加茂議員と同じく、消防庁舎の建て替え等も考えられるためには、やはりどうしても単費ではできませんので、積極的な消防の広域化を検討して頂きたいと思っております。

 それとストレッチャーでの患者の搬送を行っているとのことでございますが、以前にも私が質問しておりますストレッチャーなる搬送で、他市では転落事故とか、患者に二次障害を与えるような事故も発生しております。是非、今の救急車の入れない小さな小道、また、特に街中は非常に多いんですけども、大型車両が入れないんで、是非小型の救急車の導入を再考して頂きたいと思っております。

 以上、要望致します。



○議長(藤丸利光君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁は終了しました。

 吉岡議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 大塚議員の発言を許可します。



大塚州章議員の通告事項
1 市単独の費用での教員採用について
  現在臼杵小学校で新入生40人ギリギリで1クラスになりそうである。市単独の費用でこういうケースの場合のみでも教員を採用できないか。



 [1番 大塚州章君質問席登壇]



◆1番(大塚州章君) 議席1番の大塚州章です。通告にしたがい、1点のみ質問させて頂きます。

 私、12月の一般質問では、自己表現を養い、きめ細やかな指導ができるためにも、学級編制基準という大きな枠で質問させて頂きました。今回新入生を迎えるにあたって、1クラス40人という臼杵小学校の例なんですが、40人、または41人というところで、1クラスになるか、2クラスになるかということを悩んでいるということを親から聞きました。こういう綱渡りのような状態ではいけないのではないかと思います。臼杵小学校だけでなく、近年、市浜や海辺小学校にしてもその問題があったようですが、新入生を迎えるに限り、市単独で教員を採用するようなことはできないのでしょうか。もし、できない理由があれば教えて頂きたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 佐保学校教育課長。

 [学校教育課長 佐保謙二君登壇]



◎学校教育課長(佐保謙二君) 大塚議員ご質問の市単独の費用での教員採用についてお答え致します。

 改正義務教育標準法が昨年4月に施行され、学級編制の絶対的基準とされてきた「40人学級」について、市町村も県教委の同意があれば弾力的に変更できることになったことは既にご承知のとおりでございます。これを受けまして、今年度鹿児島、愛媛など5県で県レベル一律の学級編制の改正が行われています。

 その際、大きなネックになるのが財政負担の問題であります。小中学校の教員給与は、市町村立学校職員給与負担法で「都道府県の負担」と定められ、更に義務教育費国庫負担法で、その半分を国が負担することと、財源の負担割合が決められています。両法は市町村の負担に言及していないため、市町村が独自で措置した増加分の教職員給与を市町村が負担することは「法の趣旨に反する」との考え方があるからであります。

 現状では「少人数学級でのきめ細やかな指導教員」の加配措置で対応していくことが適切であろうかと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 大塚議員。

 [1番 大塚州章君質問席登壇]



◆1番(大塚州章君) 今、鹿児島県などでもやってるという話を聞きましたが、今後こういう状況もまたあり得ると思いますので、新入生のみでも単独で教員を採用するということに価値があるのかないのか、そのへんのところをお聞かせ頂きたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 佐保学校教育課長。



◎学校教育課長(佐保謙二君) 資料によりますと、13年度は5県でございましたが、更に14年度、来年度はこれが16県に拡大をするというようなことが報じられております。ただいま議員ご指摘の、小学校1年生だけでも40人学級を上回る措置を市町村、あるいは県全体で講じていくことには大きな意義があろうかと考えております。



○議長(藤丸利光君) 大塚議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で大塚議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 本日はこれで散会致します。

  午後3時50分 散会

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−