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大分県 臼杵市

平成11年  3月 定例会 03月10日−03号




平成11年  3月 定例会 − 03月10日−03号 − P.0 「(名簿)」












平成11年  3月 定例会



 平成十一年三月十日

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      平成十年三月十日(水曜日)午前十時開議

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一、議事日程第三号

 第一 一般質問

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一、本日の会議に付した事件

 日程第一 一般質問

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 出席議員(二十一名)

     一番  匹田 郁

     二番  林壯一朗

     三番  武生博明

     四番  吉岡 勲

     五番  衛藤忠一

     六番  小野栄子

     七番  藤原一弘

     八番  三浦正行

     九番  加茂千恵子

     十番  平川哲郎

    十一番  児玉善生

    十二番  牧 宣雄

    十三番  山本正嗣

    十四番  大塚忠治

    十五番  長野景行

    十六番  見河洋子

    十七番  首藤新一

    十八番  池田和秀

    十九番  藤丸利光

    二十番  川野方男

   二十一番  板井孝太郎

 欠席議員(一名)

   二十二番  西水忠夫

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 事務局職員出席者

    局長       後藤哲雄

    次長       吉田修二

    次長兼総務係長  廣田栄治

    書記       尾本 浩

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 説明のための出席者

    市長         後藤國利

    助役         古長正次

    収入役        佐世和彦

    教育長        村上 直

    消防長        三浦英幸

    総務部長       神田常幸

    市民部長       雄嶋良直

    市民部理事      西水次男

    文化産業部長     佐藤正剛

    建設部長       庄 忠夫

    建設部理事      板井功一

    教育委員会事務局長  三重野二治

    総務課長       高橋洋児

    企画財政課長     河野為三郎

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  午前十時 開議



◎事務局長(後藤哲雄君) おはようございます。

 ただ今の出席議員は二十一名です。



○副議長(長野景行君) おはようございます。本日議長が所用のため欠席を致しておりますので、副議長の私が議長の職務を務めさせて頂きます。

 ただ今報告のとおり、定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第一 一般質問



○副議長(長野景行君) 日程第一、昨日に引き続き一般質問を行います。

 首藤新一議員。



首藤新一君の通告事項
一 市長の施政方針について
 1 行政の長として就任二年間の成果と残す二年間の事業計画等について
二 日蘭修好四百周年記念行事について
 1 日蘭修好四百周年記念行事の開催に向けて臼杵市としての今後の受入れ体制について
三 道路網の整備について
 1 大泊から泊ケ内間の県道整備について
 2 深江・津久見市赤崎間のトンネル整備について
 3 関臼津広域農道の整備について
 4 県道下ノ江港線の整備について
 5 都市計画街路の整備について
四 海岸環境整備について
 1 佐志生地区海岸環境整備事業の今後の推進について
五 佐志生地区の飲料水について
 1 水量の確保と水質検査について
六 保育所への助成について
 1 無認可保育所への助成について



 [十七番首藤新一君登壇]



◆十七番(首藤新一君) 議員の皆さんおはようございます。

 十七番首藤新一でございます。これよりまず一般質問を行います。まず、一点目と致しまして、行政の長としての就任二年間と、残す二年間の事業計画について。

 早いもので、市長に就任以来二年という臼杵市の長として、大小の問題と事業を行いながら、問題点も指摘またされながら日本一の市役所づくり、また人づくり、機構改革、行政改革、まちづくり、また石仏、国宝と、また課長の便所の掃除とか、これは任意的にやったのか知りませんが、そういう中で二年間の経過、過去の頭の痛い、また私としてはやりがいのある二年間であったんではなかろうかと思うわけでもありますが、そういう中で今日までの事業に対する臼杵市の長として二年間の過去をどのように考えておられるのか、また見ておられるのかまずお聞かせ願いたいと思いますし、また、いろんな経過の中残すところ市長としての任期は二年間を切ったわけでありますが、後残す二年間に対する臼杵市の長としての考えと申しますか、いろいろと考えがあると思いますが、これからはどうしても臼杵市民のためにこれだけはやりたいんだ、市長としての脳中の中には計画が考えられているとこう思うわけでありますが、多分に私はあるものと思います。思いますし、要は先立つものは金でありますが、金ということにもなろうかと思いますが、そのような問題は別として、先は私は長いわけでありますし、後残す二年間の猶予と申しますか、に対する市長の心情を、取り組みについてお聞かせ願いたいと思うわけであります。

 また、二点目として日蘭四百年祭に向けて臼杵市の今後の受け入れ体制についてお聞かせ願いたいと思っております。

 二月十二日の大分合同新聞に大きくカラーにて記載されておられましたが、日蘭四百年祭を来年四月臼杵市でオランダ皇太子も出席されまして、臼杵市を中心に県内各地で開催されることが正式に決まったわけでありますが、メイン行事は二〇〇〇年(平成十二年四月)臼杵市で漂着記念セレモニー、日蘭交流四百年記念シンポジウムでありますし、皇太子アレキサンダー王子が来県され、大分県の平松知事が会長、臼杵の後藤市長が副会長に決まったわけでありますが、行事の総称を「豊の国大分・オランダ四百年祭」テーマを「四百年そして交流新世紀へ」に決まったわけであります。ありますが、これは大変な事業でもあり、また、非常な臼杵にとりましても意味あるものではなかろうかとこう思うわけでありますが、問題は行事を行う地域での受け入れ体制づくりになってくるものと思うわけでありますが、記事の内容を見ますときに、二〇〇〇年四月十九日漂着記念セレモニー、「花と仮装パレード」となっておられますが、その他いろいろと行事もあると私思うわけでありますが、その受け入れ体制づくりからこれからになってくるものと私思うわけでありますが、特に佐志生地区の場合、リーフデ号の漂着地でもあります。イベント、漂着記念セレモニーということになってくるものと思いますが、船にせよ陸路にせよ関係が私はあるものと思いますし、臼杵市として十分にその点は考えているものと私思うわけでありますが、私から三点ばかり問題点をお尋ねしたいとこう思うわけであります。

 まず一点目として、黒島の桟橋といいますか波止場の設備は非常に危険で、問題点があると私は思うわけであります。皆さんも議員の方も乗り降りするときに分かると思います。桟橋につきましては、特に網で囲って上が張ってあり、そしてその上にパネルを置いておるというような状況でありますし、皇太子がいつそれにはまって海に落ち込むか分からないというような、そういうような状況でもありますし、また手すりがない、波止場がまた狭いそういう状況を考えた場合に、どのように考えておられるのか。

 また尾本区の駐車場から仮に乗るとした場合、尾本区の桟橋、そして波止場も非常に今現在考えた場合問題点があるわけであります。それをやはり十メーターとか延ばして乗り良いようにするとか、どのようにその点を考えておられるのか。また、駐車場の場合、駐車場に車を置くとした場合、あの駐車場の便所なんかも非常に問題が私はあるように思うわけであります。ちょっと皇太子が別にあそこでこうだということはないと思うんですが、ひょっとのことがこれは人間ですから分かりませんし、そうなった場合にちょっと私は恥ずかしい面もあるわけでありますし、その点はどのように考えておられるのか。

 また、特に私のお尋ねの点は、日蘭四百年祭に向けてのこれは中だと思うんですが、一の井手の蔵に対するオランダの壁画をタイルで張るということをお聞きしておりますし、そのようなことを考えますと、どのような壁画を張るのか、タイルを張るのか。そして中身はどうするのか、また、蔵に対して臼杵市がそれを借るのか借らないのか、その点も四百年祭に合わせてやるのかやらないのか、その点もお聞かせ願いたいと思うわけであります。

 問題点はいろいろとこれから出てくると思いますが、その取り組みについてお伺いを致したいと思うわけであります。

 また、警備面の面が大変だと私は思います。私もこれまで当地区では携帯電話がない、非常に危険である、いつどうなるか分からないということで、再三にわたりまして携帯電話はどうなっておるのか、やってくれんかということで私も質問をしてきたと思うんですが、その点非常に警備面が携帯電話というのが必要になってくるんではなかろうかと思います。個人のをちょっと借りにいくというのは問題があろうかと思いますし、その点臼杵市としての考え方を今どうなっておるのかお聞きしたいと思うわけであります。

 また、三点目として、道路網の整備について五点ばかりお聞きしたいと思うわけでありますが、近年、道路網の整備は予想に反して各地域、各関係各位のご協力によりまして良くなりまして、車社会にふさわしい進展内容と言ってもよいと思いますが、佐志生地区から市内トキハまで約二十分ないし二十五分、市役所まで朝方二十五分ないし三十分ぐらいかかるわけでございますが、通常の場合は十分程度短縮されるんではないかと思うわけでありますが、それでもありがたい世の中になって参りまして、何ら不平を言ってはおれない今の現状であるわけであります。ありますが、そういう中、私もよく話を聞くと申しますか、耳に入るわけでありますが、県道大泊から泊ケ内と申しますか、年に私も二〜三度あすこを通るわけでありますが、道路の悪い良しは本当によく分かるわけであります。大泊、風成、網代、深江、柿ノ浦、久保浦、破磯、清水、泊ケ内地区と、県道にしては考えられない危険極まりない悪い道路と現時点では言っても良いと思います。関係地区民にとりましても、今日まで地域の区長会も度重なる陳情を臼杵市に私はお願いに、また県にお願いに上がっているものとこう思っておりますが、一向に進展を見てないように見受けるわけであります。

 海岸地域というのは、道路を拡幅することにつきましては市内の拡幅をするのとは大差が私はあると思います。漁協に頼んで組合員に頼めば拡幅も気安い面もあるわけであります。そういうことから考えますと、よく道路につきましても、また水道関係につきましても、これまあ地元であるということもあるのかもしれませんが、またそれは別として加茂議員さんもよく質問されておられますが、臼杵市として県の方に私は強行にお願いをして頂きたいとこのように思うわけであります。

 特に、市の職員の皆さんは農村、漁村、市内と各地域より出所されておられるわけでありまして、十分にその点は私は分かっているとこう思うわけであります。ありますし、へき地の道路が良くなりますとどうしても時間が短縮されます。短縮されますとちょっと買い物に出ようかということにもなるわけでありますし、その点、消費の拡大に大きく私はつながってくると思いますし、市長も最近は市内のまちづくりということで予算もかなり上げておられますし、私は農村対策とかいいますか、農村づくりということも考えてほしいと思いますし、そのような諸問題を考えた場合、してみますときに、一日も早い悪路対策を考えてもらいたいとこのように思うわけであります。お答えを願いたいと思います。

 次に、深江・津久見市長目間のトンネルを通すということになっておるということを耳にするわけでありますが、これはよく志村県議の広報紙に「どこそこからどこまでトンネルがいつ出来ますよ」とか、「どこそこ道をこうやりました」とか出ておりますが、多分このトンネルの件につきましては間違いはないとこう、県議が言うんですからないと思いますが、事業の進展は現在どのようになっておられるのか、今後についてお聞き致しますとともに、年度が分かれば付け加えてお伺いを致します。お願い致します。

 次に、関臼津広域農道の整備についてお尋ね致しますが、佐志生地区民のこれは大きな期待でもあります広域農道に対しましては、地元にとりましては期待の大きい割には話の多い、また、市、県にご迷惑をかけた道路でもあります。ありますが、幸崎佐志生間関連農道取り付け道につきましては、難事のない場合には、私ども話を聞いていますと、昨年の十月部分開通ができると聞いていた面もあるわけでありますが、思ってもない十号台風によりまして二ケ所ばかり決壊が出まして、三月開通、いや五月開通、場合によっては六月と、部分開通の先が見えない現在の内容でありますが、臼杵全市民にとりましても関係地域区民にとりましてもこれは大きなショックでもあり、このままにしておきますと私は先が見えてこないわけであります。一日も早い開通に向けまして市長にお願いするものでありますし、また、全線開通を早期にお願いするとともに、部分開通はいつになってくるのか。県工事ではありますが、私は臼杵市次第だとこう思いますし、臼杵市も関連されておられますし、その点ご答弁をお願いしたいと思うわけであります。

 次に、県道下ノ江港線の整備についてお尋ね致しますが、国道二一七号線下ノ江トンネルの下ノ江側より下ノ江駅に駅前を通り抜ける新規道路の進展の内容についてお尋ね致したいんですが、用地の買収はどの程度推進されておられるのか。私昨年質問を行ったときには、一部問題があるように話されておられましたようでありますが、買収が終わりますとそのときにはすぐに工事に入れるようにというようなご答弁をされたと思いますが、一向に話も最近は聞かないわけでありますが、本当にそういう状況にあるのかないのか、県としても市としてもやる気があるのかないのか、私はこれは非常に必要な道路だとこう思っております。一日も早い着工をお願いするものであり、今後の取り組みについてお尋ねを致したいと思うわけであります。

 また、五点目として、次に都市計画道路の整備についてお尋ねしますが、臼杵市にとりまして大きな期待でもあります東九州自動車道の開通は、臼杵市民にとりましては商業・観光・工業いろいろと物流につきまして予想以上に変革するものと思われますし、それに伴い近隣道路も最近は整備が計画されておられるわけでありますが、臼杵市という町の道路は予想に反して狭いために、拡幅を迫られているわけでありますが、これもやはり迷路とまた城下町ということで仕方ないことでもございますが、臼杵市都市デザイン課にとりましても開通に向けまして臼杵市都市計画道路の計画変更に向けまして、関係機関との協議をされておられますが、特に市浜前田線これからどうなってくるのか、また、野田戸室線はどうなるのか、また、祇園洲柳原線と、計画にも特に問題点があるとは思いますが、今回の計画変更は市内のまちづくりのために特に大型車の進入等では是非とも必要であると私は思いますし、特に祇園洲柳原線につきましては道路計画地方審議会の委員会では推進承認の決定をみなかった面もありますが、承認の決定をみなかった面もあるわけでありますが、私の考えとしてホテル臼杵から辻の出口までの間を二回に分けてでも工事も考える必要があるんじゃないかと、これは非常に必要な道路だとこう思っております。私もこれに出席させてもらった、委員会に出席させてもらった面もあるわけでありますし、そういう中で一日も早い開通をお願いするものであり、また臼杵駅前末広線につきましては、現時点でどの程度進展されておられるのか、その点もお伺いしたいと思うわけであります。

 また、四点目として、佐志生地区の海岸環境整備事業につきまして、私海岸保全というんですが、お尋ねを致したいと思うわけでありますが、海岸保全事業につきましては、佐志生地区民にとりましても大きな期待をかけながら今日まで待ち望んでいる大事業でもあります。非常にありがたいわけでありますが、地区の場合、飲食、旅館、そして三浦按針漂着地でもあり、海岸の保全につきましても非常に大切だとこう思いますし、そういうことから今現在は離岸堤を八個ばかり前に打って頂いております。台風が仮に来ますと、かなりいい結果が出てくるんじゃなかろうかと私非常に喜んでおるわけでありますが、私のお尋ねの件は、計画当初は海の家さんの家の先より尾本漁港に向けまして橋を架ける計画があったと私思うわけであります。それがいつの間にか最近計画から橋が落ちている。そういう当時の課長としては、今の部長の三重野二治部長だったと思うんです。それに係長が児玉係長、私どもそういう点で地区として非常に期待を持っていたわけでありますが、今現在考えますとその計画が橋がないわけであります。私ども地元地区民に「橋が架かる」と、「良くなるよ」とこう言っておるわけです。今度どう言うのか非常に難しくなってくるわけであります。そういうことから、その点、市、県とも了解できていたものと思っているのか、また、いつの間にか計画から消えたのかそういうことと、今後どのようになってくるのか、私としてまた地区民に話さねばならないわけでありますし、今後の全体像をお聞かせ願いたいと思うわけであります。

 また、五点目としてお尋ねしたいんですが、佐志生地区の場合地区の飲料水についてお尋ねしたいと思うんですが、佐志生地区の水道水につきまして私心配になりますので、再度お尋ねを致しますが、まず水道課の皆さんには、昨年の十号台風によります取り組みですが、私はおべんちゃらを言うわけではありません。ひとつもおべんちゃらを言いませんが、当時一睡もしなくて対応されたことを私は見ておりますし、私もその日は寝ておりませんし、役職とはいえ、ただ感謝するのみであります。

 そういう中で、今現在佐志生川を見ますときに、ほとんど河川の水が流れていない状況であります。このままの状態が長く続いたとした場合、大丈夫なのか。また、ハウス事業というのが最近トマト、イチゴが非常に真剣に退職後継者といいますか、真剣にやっておるわけでありますし、この兼ね合いもありますし、また心配になるわけでありますが、今後どのようになってくるのかお伺いしたいと思いますし、また、問題の目明部落の家庭排水の問題になってくるわけでありますが、排水の問題が私脳中に浮かんでくるわけであります。というのも私大抵朝一杯、顔を洗う前に水を飲むわけでありますが、その汚水のことが水を飲むときに頭に出まして、なかなか水が美味しくないわけであります。それもありますし、地区の目明地区の方もかなりの方がもみの木トンネル今度掘ったために水が出ております。それを飲み水に使うというために汲みに行ってるということを聞いておりますし、その点非常に気になるわけであります。水質の検査はどの程度されておられるのか、市がやっておるのか県がやっておるのか国がやっておるのか、月にいっぺんやっておるのか、一年にいっぺんやっておるのか。どういう検査をされておるのか、心配になりますのでその点をお尋ねしたいと思いますし、今後に向けてのまた井戸を掘るとか地下水の話も聞くわけでありますが、どのように今後考えておられるのか、計画そのものがあるとするならばお聞かせ願いたいと思うわけであります。

 私の聞くところによりますと、もみの木トンネルの入口に日量二百トンないし三百トンの水量が現時点でも排出されておられるようでありますし、また、桑原地区の有屋川も一年中水が切れたことがないわけです。私もあそこで甘夏を作っていた関係で、非常によく分かるわけです。三十ミリのパイプで私も毎日灌水したした面もありますし、水が止まるようなことは一切ありませんでした。そういうことから、臼杵市の考えをどのように考えておるのか、水道の件についてお伺いしたいとこう思うわけであります。

 また、六点目として、無認可保育所への臼杵市としての助成についてであります。私も今日まで無認可保育所に対しまして、しぶいように上層部、また市長は多分思っているんじゃないかとこう思いますが、私しぶいと言うより本当に考えておるわけです。同じ臼杵市の市民の子どもには間違いないと思いますし、現時点から見ますと、私は儲けは別だと思います。ボランティア的存在であると思いますし、ただ認可されたからということだけで大きな溝をつくるか、差があるということは私は問題があるとこう思うわけであります。議員各位の皆さんはどのように思っておるかも知りませんが、財政面の問題も多少はあるかとは私思うんですが、そういう問題は私は問題ないと思いますし、現時点を考えてみますときに、無認可保育所に対しまして何らかの方法といいますか、考えはないものか。私はその点市長も十分にその点は、何といいますか頭のいい方でございますし、分かっていると思うんですが、その取り組みと援助は何らかの考えられないものか、良い考えがあったら市長にお伺いを致したいと思うわけであります。意味のあるご答弁をお願い致します。

 これにて質問を全部終わります。



○副議長(長野景行君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今首藤議員から頂きましたご質問のうち、何点かについて私から答弁申し上げ、残りのものにつきましては部長からお答えさせて頂きます。

 まず、私の施政方針についてということでございますが、今議会の冒頭でもお話し申し上げましたように、一九九七年に市長に就任して以来、市民の皆様にお役に立つ市役所づくりと市民の皆様に喜んで頂けるまちづくりを目指して二年間行動して参りました。

 その間、機構改革や様々な研修活動、バランスシートづくりなどを手がけて参りました。その結果、市役所全体と致しましては、市民のお役に立たなければならないという意識はかなり浸透してきたものと考えております。

 しかしながら、一つひとつの取り組みにつきましては反省、改善すべき点もまだまだたくさんあります。今後の課題として更なる組織機構の改善等に取り組んでいく所存であります。

 事業と致しましては、清掃センターの補修整備、北中学校の建設、荒田市営住宅、市道市浜前田線の建設等を継承して取り組んで参りました。また、国民文化祭や竹工芸祭りなどのイベントに取り組むとともに、石仏参道の整備など市の活性化にも取り組んできたところであります。

 残された二年間も行政改革の一環として、市役所のあり方を問い直すとともに、二十一世紀に備える町づくりに心がけて参りたいと考えております。

 日本一の市役所づくりは、「税金を一円でも多く市民に還元する市役所」「サービスを一分でも早く市民に提供する市役所」を目指し、具体的には、先の議会冒頭でもお話申し上げましたように、一、危機突破、活力創造の態勢づくり 二、財務諸表整備による長期的複眼的な経営的視点の確立 三、情報の共有整備の三本の柱の実現を目指すことだと考えております。

 財政的にはゆとりのない状況下ではありますが、様々な要素を勘案しながら間違いのない財政運営に心がけ、今世紀中に二十一世紀に備える事業と致しましては、黒島のリーフデ号漂着記念公園の整備、市制五十周年記念道づくり事業、学校給食共同調理場、臼杵市総合公園子供広場、また神野を手始めと致しまして未給水地域に簡易水道の設置等を予定しているところであります。

 また、環境を守り安全な水を確保するために、ごみ処理の広域化に努力し、木炭を利用した河川の浄化等を推進していきたいと考えております。

 中心市街地の活性化は急を要する大きな課題であり、中心市街地活性化事業に積極的に取り組んで参ります。

 また、市民の健康は何よりも大切な課題であり、いつまでも元気であり続けるためにはどうすれば良いかを平成十年度で調査しておりますが、十一年度にその対策のための計画を立案することにしております。この調査と計画に引き続き、生涯現役の町であるための具体的な事業に取り組んでいく所存であります。

 市民の自治による市民の幸せづくりのお役に立つのが市役所であるというふうに考えておりますが、これまで様々取り組んで参りました中で、多くの事業はこれまで長い間年月をかけて検討をされて、実施に至らなかったそういう事業が多いわけであります。それらの懸案事項の実現を懸命に図っているところでありますが、これまで仕事と致しましては、検討したり計画を立てたりそういうようなことをしておりまして、実際にそれを実現するというところになかなか至っておりませんでした。そのようなことで、ただ今検討されたものを実現に移すべく努力をしておりますが、その過程におきまして、多少強引であると受け止められてるところもあろうかと思いますが、市民の自治の大きな担い手である議員の皆さん、そして議会によくお諮りしながら、市民の自治による市民の幸せづくりのお役に立つ市役所になるように今後は心がけて参りたいというふうに考えているところであります。

 また、久家の大蔵、携帯電話につきましてのご質問について少しだけお答え申し上げますと、久家の大蔵を整備しようとしていることにつきましては、これはこの久家の大蔵を臼杵市が借りまして整備をしようというような計画であります。ただ、これはオランダと関係あるわけではありませんので、今度の四百周年事業とは別の事業と考えているところであります。

 佐志生地区の携帯電話につきましては、四百年の記念事業が行われるというようなことも含めまして、そのときまでには必ず携帯電話通じているようにというようなことで、NTTに対しまして強力に推進方お願いしているところでございますが、そのときまでには必ず開通できるというような見通しを持っているところであります。

 他の質問につきましては、部長より答弁させます。



○副議長(長野景行君) 総務部長。

 [総務部長神田常幸君登壇]



◎総務部長(神田常幸君) 首藤議員の「日蘭交流四百周年記念行事について」のご質問にお答えを致します。

 日蘭交流四百周年記念事業につきましては、ご案内のようにオランダ皇太子をお迎えして、二〇〇〇年四月に日蘭の記念事業のオープニングとして臼杵市から始まることとなっております。

 このため、臼杵市ではオランダ帆船「デ・リーフデ」の漂着の地、日本とオランダの交流発祥の地として、佐志生黒島から始まり臼杵港、そして式典会場の臼杵市民会館への一連の流れの中で、オープニング行事を開催したいと準備を進めているところであります。

 開催にあたっては、地元の受け入れ体制をいかに整えていくかが大きな問題であります。昨年十二月に本事業を推進していくための臼杵市実行委員会を組織し、今後は大分県及び県の実行委員会との調整を進めて、体制に万全を期す考えであります。

 皇太子のご出席に伴う警備や交通システム等についても、現在具体的な行程について大分県と調整している段階であります。決まり次第臼杵市としての万全の受け入れの体制を早急に整えて参りたいと考えております。

 なお、臼杵市での記念事業のオープニングの地となります佐志生黒島のリーフデ号漂着記念公園整備につきましては、本議会に整備のための予算を提案させて頂いておりますので、よろしくご審議をお願い致します。以上です。



○副議長(長野景行君) 建設部長。

 [建設部長庄 忠夫君登壇]



◎建設部長(庄忠夫君) 首藤議員のご質問の三の道路網の整備について、大泊から泊ケ内間の県道の整備についてお答え致します。県道大泊浜徳浦線の整備につきましては、破磯地区の二車線改良工事が施工されており、平成十一年に完成予定と伺っております。なお、地区からの要望のありました深江トンネル路盤切り下げにつきましては、今年度完成をしております。

 この路線は、多くの未改良区間が残っており、緊急度の高いところから順次着手をするよう県に要請をしているところであります。

 また、昨年の一月に上浦地区と深江地区で期成会ができました。この期成会では、起点よりといいますのは、大泊地区の方から改良はできないかと要望があり、大泊地区役員に事業協力を依頼をしたところでございます。

 次に、深江・津久見楠屋間のトンネルの整備についてお答え致します。

 清水から津久見市の楠屋間のトンネル工事で、今年度から測量及び水源調査を行っております。本年二月に地元期成会及び区長会へ県が計画説明をしたところでありますが、臼杵側のトンネル入口となる清水地区から一部の計画の見直しができないかとの要望がありましたので、現在ルートの変更の検討を行っております。また、事業年度につきましては、本年度より事業実施をしておるということであります。次に、四点目の県道下ノ江港線についてでありますが、国道二一七号線トンネル手前から、JR下ノ江線までの取付道路は県の事業でありまして、当路線の事業は平成七年度から事業着手をし、用地の買収は当初の計画の二九%程度行われております。ルートにつきましては、事前にJRと協議を行いルートの決定を致しましたが、下ノ江駅前広場が狭くなるということから、ルートの再検討が必要となりましたので、このためルートの変更を平成十一年度に行い、地元の方々の理解と協力を得て路線の測量に入る予定というふうに伺っております。次に、都市計画街路の整備についてお答え致します。

 議員さんご指摘のとおり東九州自動車道が開通されますと、交通量の増大や交通の流れの変化が予想されますことからも、市浜千代田線・野田戸室線・祇園洲柳原線の整備が必要であると認識しているところであります。その前段の作業と致しまして、これらの道路の都市計画変更、あるいは新規計画決定を進めて参りました。現在市浜千代田線・野田戸室線につきましては、県知事より決定通知あるいは承認を頂いておりますが、祇園洲柳原線につきましては関係地区及び関係機関などと協議中であり、引き続き計画変更に向けて努力をして参りたいと考えております。

 なお、事業実施にあたりましては、多額の費用を要することから、整備手法あるいは事業主体につきまして国、県と協議しながら、早期実現に向けて努力をして参りたいと考えております。

 また、県事業として取り組まれております臼杵駅前末広線につきましては、用地買収を現在進めている状況で、買収済九四%に達しており、計画路線用地の取得に向けて引き続き努力をしているところであります。工事につきましては、平成十二年三月完成予定と伺っております。

 次に、五番目の「佐志生地区の飲料水について」、佐志生地区における渇水期の飲料水の確保と、その水質検査及び今後の対策についてお答え致します。

 現在、佐志生地区の飲料水は、四基の取水井戸より取水しているところでありますが、通常の渇水期には十分供給できるものと考えております。

 また、水質につきましては、水道法第二十条による水質検査を社団法人大分県薬剤師会に検査を依頼し、省略項目で毎月省略項目の検査を行い、全項目につきましては原水と浄水を年に一回検査をしており、その結果、全項目について異常は認められておりません。

 しかしながら、四基の取水井戸のうち一基が目明地区の下流にあるため、以前から首藤議員からご指摘をされております生活排水の混入の懸念や地区住民の感情も考慮の上、今後の対策と致しましては、平成十一年度中に早い時期に新規の水源を確保し、安全で美味しい水の安定供給に努めて参りたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(長野景行君) 文化産業部長。

 [文化産業部長佐藤正剛君登壇]



◎文化産業部長(佐藤正剛君) 首藤議員ご質問の「関臼津広域農道の整備について」お答え致します。

 広域農道の整備につきましては、平成十五年の全線開通を目標に県が工事を施行しており、平成十一年度は二億一千百万円の事業費を予算計上し、早期完成に向け努力しているところであります。

 なお、佐志生から幸崎間の部分開通の時期は、当初もみの木トンネルが完成する一月を予定しておりましたが、台風十号により幸崎側の道路が被災したため開通が遅れています。その復旧工事が五月に完了する予定となっていますので、その後に部分開通となる見込みであります。

 次に、「佐志生地区海岸環境整備事業の今後の推進について」のご質問にお答えします。

 佐志生漁港海岸環境整備事業につきましては、第五次漁港海岸五ケ年計画で事業認可を受け、平成四年度より事業を実施しており、台風時に民家への高波を防止するとともに、市民の休養の場としての多目的広場等の整備を図っているところであります。

 今年度に離岸堤百四十メートルが完成し、平成十一年度より背後地の整備に着手しますが、この整備計画は、突堤、階段式護岸、養浜、遊歩道、トイレ等が主なものとなっています。

 また、藤田地区から尾本地区を結ぶ橋梁架設については、現在進めています海岸環境整備事業では困難であります。しかし、本架橋は佐志生地区の漁業振興、漁港の高度利用、また地区の活性化のため必要であると認識しておりますので、関係者のご理解とご協力を頂く中で、漁港関連事業の漁港関連道としての採択について検討して参りたいと考えております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 市民部長。

 [市民部長雄嶋良直君登壇]



◎市民部長(雄嶋良直君) 首藤議員ご質問の「無認可保育所への助成について」をお答え致します。

 昨年の六月、十二月議会でも答弁致しましたが、現在少子化が進む中で、児童数は減少傾向にあります。このような状況の中で、無認可保育所が地道な経営努力を重ねながら、園としての特色を生かし、保育に意欲的に取り組んでおられることは私ども十分認識しているところでございます。

 しかしながら、当市の財政状況等を勘案致しますと、無認可保育所に対する助成は非常に厳しいものがあるとこのように考えております。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 十分間休息致します。

  午前十時五十四分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前十一時三分 再開



○副議長(長野景行君) 再開致します。

 首藤議員。



◆十七番(首藤新一君) 時間も十分ばかりあるそうでございますが、特に一の井手の蔵ですね、あれは別に私いろいろ言うだけじゃないので、あれ今回直してやって頂きたいと。それがいいんではないかということを言っておるわけで、その点よろしくお願い致します。それと、各地区の道路の件。課長が述べたとおりと思うんですが、一日も早くですね、行政というのはする仕事が鈍いわけであります。そういうことで、とにかく早くやって頂きたいということと、保育所の無認可保育所についてもまず難しいような話をされたわけでありますが、これは市長も十分に分かっておると思うので、その点これからの検討課題として真剣に考えて、良い方向の中でお願いしたいとこう思っております。

 それと携帯電話そのものはもうなんか良い方向にということでありますが、その点、今まで林さんに私も再々言って何回も出たわけですが、ありがたいと思っておりますし、そういうことで全体的に、市長もかなり他の市では名前が売れておりますし、これからが市長の腕の見せどころだと私思っておりますので、大いに期待をしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 答弁いりますか。

 市長。



◎市長(後藤國利君) 久家の大蔵につきましては、今後貸借の契約もしっかり結ばなければいけませんし、そういう手続きをしっかり踏みながら、皆さんにご審議頂きました予算を間違いなく執行して参りたいというふうに考えております。

 道路につきましては、市と致しましては様々な県がやって頂く道路につきまして、できるだけ臼杵市内で多くの箇所の仕事に手をつけて頂きたいということをお願い申し上げるのと同時に、一日も早い完成をというふうに心がけております。

 そしてまた、市の道路につきましては、例えば市浜前田線等につきましては当初の予定よりも早く完成するように、予算も増額してできるだけ早い完成というようなことでやってきたわけでございますけれども、今後の「市制五十周年記念の道づくり事業」につきましても、その道路の一つひとつの完成をどれもこれも少しずつ手をつけて、完成がすべてが三年後になるというような形ではなくて、できるものから一日も早いサービスの提供ができますような、そういうような工事の仕方等を考えて市民の便利が良くなるような、そういうような道を探らせて頂きたいと考えています。

 よろしくお願いします。



○副議長(長野景行君) 以上で首藤議員の質問及び答弁が終了致しました。

 首藤議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方の挙手を願います。

 平川議員。



◆十番(平川哲郎君) 大泊から泊ケ内の県道の整備について私も何回か質問したんですけど、鳴川の下ですかね、風成からあそこに鳴川の入口にかけてが台風のときとか波が荒いときに波が打ち上げて、中学生生徒が通学のときに潮をかぶるというような状況になるということで、できたら破磯が終わった後そっちの方一番そういう危険なところ、困るところからやってもらいたいということで提起をしたんですけど、考えてみるということだったんですが、そっちのそういう危険のあるところから先に進めてもらうように進めて頂きたいと思いますが、どうでしょうか。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 大泊浜徳浦線につきましては、ただ今ご説明申し上げましたとおりに破磯のところの工事を今やっておりまして、これが完成を致します。この完成をして、その次の工区をどこに設けるかということで、先程部長から答弁致しましたように、手前から工区を設けたいとこういうようなことが地元からの要望であるというようなことで、大泊から次は手をつけたいと、大泊から風成の中間まで、こちらから先に手をつけたいということをお願いしてるということを今答弁申し上げたわけであります。

 今、平川議員からご指摘の箇所は、多分深江小・中学校がある久保浦、その次に苙場ありますけれども、その先のカーブのところが一番台風時には潮をかぶるというようなところで、そこに対する工事というのが懸案事項となっておりますが、これは道路改良事業とはまた別に、そういう高潮対策を道路事業の中でやるというようなことも可能であろうと思いますので、その台風時に波が打ち上げて危険であるという箇所につきましては、その工区を定めるということとは別にその危険性を訴えて、できるだけ別の工事でもってでもそこの高潮対策につきましては応じて頂くようにお願いをして参りたいと思います。



○副議長(長野景行君) 平川議員。



◆十番(平川哲郎君) 私が言ったのはそこのところも必要かも知れませんけど、鳴川の下ですね、今、前ゴカイの養殖ですかね、あすこがあったあたり、あの風成から、風成を過ぎて先の方ですね、鳴川の入口あたり、あすこら辺が東中に通う生徒が自転車で通ったりする生徒が坪江ですかね、坪江の方からとか東中の方に通う生徒が困るということで、そこにやっぱり潮が打ち上がるということで、そこを今言ったんですけど。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今その箇所につきましてはちょっとよく分からない、何とも申し上げようもありませんが、風成を過ぎてその向こう横網代というのがあります、あそこのところずっとありますが、その区間につきましては、以前にもう十年程前になりますけれども、実際に予算が付いて工事をしようということになったことがありましたけれども、用地の買収等ができませんで工事が結局できなかったという経緯もあります。そういったことであの区間の工事というのは遅れておりますが、ただ今のその緊急性とかこういうようなことにつきましてはもう一度調査致しまして、土木事務所と相談致したいと思います。



○副議長(長野景行君) 以上で首藤議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 衛藤忠一議員。



衛藤忠一君の通告事項
一 商店街の活性化に関して
 1 中心市街地空店舗対策事業早期招致



 [五番衛藤忠一君登壇]



◆五番(衛藤忠一君) おはようございます。五番衛藤忠一です。商店街の活性についてであります。

 中心市街地の活性化対策は、主に平成五年からの通産省の特定商業集積整備事業に基づくもので、案を練り、検討を重ね、会議を重ねて計画が策定されました。しかし、その結果は、肝腎要の当事者である商店主個々の事情によって各論反対総論賛成ということで、日の目を見ることもなく終わり、今また新たに中心市街地活性化計画商業まちづくり委員会が計画づくりにご苦労されておられます。

 その中で、私は昨年十二月議会において、平成十年から始まっております通産省中心市街地空き店舗対策事業を申請し、招致して、現在空き店舗十幾店を数えるになっております中央商店街において、町並ボランティアの会など一般市民にも提供し、うまく活用することによって活性化の端緒にしてはとお伺い致しました。

 市長からは、事業主体が市ではなく商工会議所なので、まずは当事者である商店主、商店街、商工会議所がそれを自覚し、その意欲を持たなくてはならない。市はその促進方に取り組んでいきたいと答弁頂きました。これは、先の計画が時間、お金、労力を費やし折角策定できたのに、商店主個々の事情によってその土壇場で破綻してしまったことを市長が意識していることではなく、ただ、役割分担を明確に言ったのであると私は認識しております。

 しかし、先のこととは言えこのような事業計画が当事者個々の事情によってその成否が左右されるものであれば、なぜそこから取りかかり入っていかなかったのかと、その手順に疑問が残ります。

 また、後に当事者が対応できなかったことをもってその意欲にすり替え云々する言葉を今も何かと聞きますがいかがなものでしょうか。これは市長現行政を指してのことではありません。念の為に。

 しかし、十二月のご答弁には多少の消極的なものを感じております。市の行政はすべからく市民の福利のためのものであると思います。今回はもう一歩踏み込んだ、行政と市民がまずは一体感を持てるように、積極的な答弁を頂きたいものであります。

 中央商店街の活性は、ただ商業者の利益だけではなく、一般市民の心の活性につながることであると思います。この事業の対象を商業者とは限定せず、我が歴史の町紹介にとみに活躍している町並ボランティアの会、意欲を持ちながら腕をぶしておられる高齢者人材知恵袋の皆さん方、そのほかいろいろな思いを持ちその機会が得られない多くの一般市民にもその時と場を提供してはどうでしょうか。必ずや商店街活性化の糧となるであろうことを確信致します。

 提案とお願いを致します。

 この中心市街地空き店舗対策事業を商業まちづくり委員会の多岐多様にわたる計画の中の一つとして組み込むことなく、その前の段階それにつなげる単独事業と位置付けして、商業者にはもちろん、意欲ある市民に広く呼びかけるとともに、事業主体である商工会議所に対しその早期招致を積極的に促し、働きかけて頂けないでしょうか。よろしくご答弁願います。

 ありがとうございました。



○副議長(長野景行君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今の衛藤議員の商店街の活性化についての質問に対して、お答えを申し上げます。

 中心部の商店は後継者問題や郊外型大型店の影響などを受けて、空き店舗や一時的にも休業している商店が目立つようになり、空洞化が一段と進展していることは大変残念なことであります。

 このような状況の中で、市と致しましては中心市街地の再構築を図るため、平成十一年度に国の助成を受け活性化基本計画を策定し、事業実施が図られるように準備を進めているところであります。

 一方、中央通り商店街では老朽化したアーケードを平成十二年の秋に撤去して、二王座の町並みにも整合した商店街づくりを目指しているところであります。そのためには各個店の改装も必要となっております。

 空き店舗対策につきましては、先の議会でも衛藤議員よりご質問頂き、また、これに対応するように迫られているところであります。これは国、県の補助事業として「商店街等活性化先進事業」というものが創設をされておりまして、商店街にチャレンジ的なストアーを誘致する、出店希望者と空き店舗所有者の調整を図って出店を容易にする、そしてまたイベント事業等をやりまして活性化を図ると、こういったようなことに対する様々な経費に対しまして、国が二分の一、県が二分の一ということで、三千万円の補助がなされるというようなそういうような事業であります。この事業を臼杵市商店街に導入するということは大変意義のあることでありまして、商工会議所がこの主体となるわけでありますけれども、商工会議所が手を上げて頂いて、この空き店舗対策に取り組んで頂きたいというふうに念願をしているところであります。

 先に特定商業集積につきまして触れられましたので、若干説明させて頂きたいと思いますけれども、以前特定商業集積のための計画が立てられました。この計画が実現に至りませんでしたけれども、この実現に至らなかったというのは、ただ今ご指摘の個々の商店の意欲が不足したからというような理由ではありませんで、この特定商業集積というような形で取り組まれたその計画そのものに多少の問題を含み、そのまますぐ取り組めるようなものでなかったというのが、これが事業実施に至らなかった最大の理由であります。

 具体的に申しますと、その事業は実際に市がやる計画をしている道路を造る工事であるとか、市、県が計画している駐車場を造るという工事であるとか、こういうようなことを計画の中での下地にしまして、それを基にしてその上にどうしたら活性化するかというようなことを計画してもらうというのが有意義な方法だったと思うんですけれども、計画立案者との考え方の違いによりまして、出来上がりました計画は市の計画はこういうふうにすべきであると、実際にそういう計画がある、県の方に計画があるということではなくて、こういうふうにしたら良くなるというような計画になっていたわけでありまして、そのような計画にそのとおりに市がするわけにもいかないというようなそういうような事情もありまして、その計画にすぐ取り組むことができなかったというようなそういう事情であります。

 それともう一つは、その当時は特定商業集積というような形で事業が行われましたけれども、その後になりまして事業ができましたところの中央商店街の、中心市街地の活性化を図る活性化事業と、こういう事業の方が前の特定商業集積よりもはるかに使いやすくて、規模も大きくて、良い事業であるというようなことでありまして、この事業に取り組む方がはるかに得策であるというようなことも含めまして、特定商業集積というのを利用するよりも中心市街地の活性化事業の方がはるかに使い勝手が良いということで、それに対する取り組みをただ今進めているところであります。

 そのような中で、商店街の空き店舗対策を図っていくということは、これは大変有意義な事業でありますので、この事業について商工会議所に手を上げて頂いて、商工会議所でできるだけ早く取り組んで頂きたい、そして市もそれに協力致しまして、商店街の活性化の一助のために援助もしていきたいとこのように考えているところであります。



○副議長(長野景行君) 再質問ありますか。

 衛藤議員。



◆五番(衛藤忠一君) どのような商工会議所に対して十二月のご返事からしてもらえたのか。そしていつ頃になるのか、申請招致が。その大方の目処を聞かせてください。

 私は、市長が自覚と意欲が当事者の、満てるのを待ってるんじゃないかと感じておりますが、ひとつ本当に十二月に言われたようにどんどん働きかけて頂きたいと思います。

 それから、これがいつも関係者が言うのは、「一年こっきりのものだから、これを大事に使って、ほかのいろんな計画と組み合わせて効果を上げたい」とこう言うとります。しかし、その本体の計画が本当に今度また実現されていくのかどうか分からんのに、それに組み込まれてこんな良い国の補助が活用できんと損な気がして、ひとつできるだけ早くお願いします。

 それから、なぜ一年こっきりち思い込む必要はないと思うんです。市の活性化に必要であれば、県や国に引き続いて市が補助しても別段これは差し支えないことだと思うんですが、どうでしょうか。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) まず、何年度からこれができるのかということについてでありますけれども、商工会議所とも話はしておりますが、十一年度につきましては既に他の地区で決まっているというようなこともありまして、十二年度に手を上げるということであれば可能であるというようなことなので、十二年度でこれに取り組んで頂きたいということを考えております。

 そして、一年こっきりのものということにつきましては、この通産省の補助が一年間限りのものであります。そして補助の内容は、イベントをして客寄せをする、そして賃借料についての補助をするとか、こういったようなことでありまして、スタートの時点の補助であります。これに対しまして、その後どうするかということでありますが、その走り出すときのイベントとか様々な調査とかこういったようなものにつきましては、通産省のそういったようなものに頼ると致しましても、二年目三年目等につきましてはやはり市もその存続のための援助を継続するということは、これは必要なことであろうというふうに思っております。

 ただし、商売というのは市からの援助でやるものではありませんので、それでそういうようなことをするに致しましても、例えば一年間例えば二年間に区切ってやるから、後はしっかり商売やってくれと、それでやれる人に来てくれというような形で、もし平成十二年度に商工会議所がそれをやるということになりますと、そのときに一年だけか、二年目三年目はどうなるのかというようなことがはっきりしないと、チャレンジするという意欲も湧いてこないと思いますので、そういうようなことがはっきりする時点には二年目三年目には市はどうするというような方針も決めなければならないというふうに考えております。

 そして、商店街のそれぞれの方の意欲等についてでありますが、商店街という、街という形でとらえますと、皆が同じように一緒になって良くしていかなければいけないというふうに考えるわけでありますけれども、実際には大変意欲のある方、そして意欲のそれ程は持ち合わせない方等たくさんの方があります。そういった中で、皆が一緒になって進むということも大切でありますけれども、意欲のある方がまず真っ先に突き進むとそういうようなところを是非見せて頂きたいというようなことでお願いをしているわけであります。

 以上であります。



○副議長(長野景行君) 衛藤議員。



◆五番(衛藤忠一君) ありがとうございます。

 意欲ある人が、数はあれですけどだんだんいってきておりますので、ひとつ個々の利益のためのものではなくて、その商店街が活性するもとになるようなイベントとか、町並みボランティアの会の基地にするとか、高齢者の方がそこの活躍の場にするとか、そういうようなことをお願いしたいわけです。個々の商店の利益のことではなくて。どうもありがとうございました。



○副議長(長野景行君) 答弁いりますか。

 以上で衛藤議員の質問及び答弁が終了致しました。

 衛藤議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方の挙手を願います。

 平川議員。



◆十番(平川哲郎君) 空き店舗を生かすということで、今の景気不況とかいう中で、新たに商売を始めるというのはなかなかできないと思うんですけど、そういう機会一年間あるということで、国と県が出してくれるということで、商売、儲けのためのと言うよりも観光面も生かした店舗を開くと。ボランティアとかいろいろ展示といいますかね、自分の作ったものを展示したり、障害者の方が作業所で作った物を売るとか、そういう儲けが主体ではなくて、臼杵に観光に来た人たちが中央通り、今は中央通りは余り通らなくて二王座の方に全部抜けて、中央通りは素通りして行くというような形であるので、ちょっと休んだり、ちょっと寄ってお茶を飲んだりというような形の店舗を生かすという形のものを作るというようなことでないと、なかなかこれからそういう儲けのためにやるというようなことが中心になったらなかなか手を上げる人もないと思うんですけどね、そういう観光面を生かした観光客の流れを集めるような店舗の生かし方というようなことをやっぱり考えていかんと、商工会議所だけに、商工会議所はやっぱり主体になると思うんですけど、市の援助とかそういう支援によってやっていくというような形にしていかないと、なかなか今の状況では進まんのじゃないかと思うんですけどどうでしょう。



○副議長(長野景行君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 臼杵市の中央通り商店街についてでありますけれども、中央通りの商店街は別名「シャッター通り」と言われるようにシャッターが下りていまして、車が夜でも通りますとシャラシャラシャラシャラッといって音がするようなそういうような商店ということになっております。臼杵市の中に例えば新町であるとかあるいは掛町であるとか、横町であるとか、少し規模は違いますけれども似たような商店街というものもあるわけでありますけれども、港町も含めましてそういったようなところと違いまして、まさにシャッターで閉ざされた商店街ということになっております。

 これはアーケードを設置しているということに伴いまして、防火構造とか様々な要素もありまして、あそこはシャッターを下ろさないといけないということでシャッターを下ろしてる。それに伴いましてあすこは必ずしもすべてが商店ではないわけでありますが、商店ではなくてもシャッターを下ろすということで、玄関をシャッターの奥に置いてあるというような形で、すべてが商店であるわけではありませんで、住宅として利用されている住宅機能の方が多いところもあるわけであります。そのようなところでありますから、アーケードを撤去するということにつきましては様々な意見があって、この合意を得ることは大変だったと思いますが、中央通り商店街としてはアーケードを撤去するという大きな決断をしたわけであります。このアーケードが撤去されますと、シャッターを全部同じように設置しなければいけないというそういうような規制も外れてくるわけでありまして、それに伴ってそれぞれの商店の様子等も相当に変わってくるというふうに思われます。

 したがいまして、アーケードを撤去するということは臼杵市の中心商店街にとりまして、一つの大きな動き、そしてこれから個性化が始まるんではなかろうかというふうに思われるわけでありまして、そういう点からこのアーケード撤去につきましては、市と致しましてもできる限りの協力はしなければならないというふうに考えておりますので、その節にはまた皆様にご提案しご相談申し上げますが、是非よろしくご理解を賜りたいと思います。



○副議長(長野景行君) 三浦議員。



◆八番(三浦正行君) 先程市長が言われたように、最終的には中の人間のやる気だと思いますけれども、ただ、市長が何べんも言われるようにアーケードの取り除きが決定しました。これはもう中にいる人にとっては清水の舞台から飛び降りるようなそういう思いだったと思います。

 その中で、取り除いたときに今度電線、電話線、それから雨水に対する側溝の整備、また車の規制等いろいろなものが出てくると思います。すべてを市にやってもらうというのはちょっと虫が良すぎますし、そういうことはできないと思いますが、しかし、市としてできるものはひとつでも多くやって頂きたいと、その中でまた中にいる人の気持ちもだんだんそういうふうに前向きになってくるんじゃないかというふうに思いますので、その点よろしくお願い致します。



○副議長(長野景行君) 以上で衛藤議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 三浦議員。



三浦正行君の通告事項
一 環境
 1 環境マネジメントシステムについて
二 文化
 1 早春賦について
三 行財政
 1 交付税について
 2 バランスシートについて
 3 内部手続きについて



 [八番三浦正行君登壇]



◆八番(三浦正行君) おはようございます。八番の三浦です。

 私は、環境、文化、行財政の三点についてお伺い致します。最初に、環境マネージメントシステムの国際規格であるISO一四〇〇一についてお聞き致します。

 二酸化炭素による地球温暖化、二酸化窒素などによる酸性雨、フロンガスによるオゾン層の破壊、そして環境ホルモンの問題など、今地球を取り巻く環境は本当に年々厳しくなってることは市長もご認識してることだと思います。特に、地球温暖化が原因だと思われる異常気象が世界各地で起こっていますし、臼杵でも、ここ近年、私たちが予想する以上の大きな台風のために水害などの被害が拡大しています。また、今年の四月から地球温暖化対策推進法が施行され、自治体に温室効果ガスの排出抑制計画が義務付けられています。

 このような状況の中で、世界各国が、そして世界中の企業が環境問題に真剣に取り組む姿勢を見せるようになってきました。そして、その中の一つがISO一四〇〇一です。ISO一四〇〇一は国際標準化機構ISOが定めた環境マネージメントシステムの規格であり、一九九六年に九月一日に発効されました。ISO一四〇〇一の目的はいくつかありますが、一番重点的なものは社会経済的なニーズとのバランスの中で、環境マネージメントシステムの運用により組織活動に伴う環境保全及び汚染の予防を支援するという項目だと思います。

 一九九八年度現在の全世界における認証取得総数は、官民合わせて四千六百十三件ですが、日本はそのうちの二〇%に当たる九百七十三件の取得実績があり、最多認証取得国となっています。その中で、今年度までにISO一四〇〇一を取得した自治体や取得計画をしている自治体が十六あります。また、このほかにも多くの地方自治体が認証取得に向けて検討を進めています。

 大分県も今年一月に都道府県では初めて取得しました。また、県内ではほかに日田市や大手企業も取得しています。県の取り組みとしましては、二〇〇一年度までに電気使用量七%削減といった数値目標を設定して、省エネ、リサイクルに取り組むエコオフィス活動のほか、環境に影響を与えていると思われる約三千五百件の事務事業のチェックや影響改善、制限効果が期待できる九十三項目の目標を設定しています。また、公共工事などで出る廃アスファルトや廃コンクリートの五〇%を再利用することや、ビニールハウスなど農業関係から出る廃プラスチック類もリサイクル率を五〇%に定めるなど広範囲にわたって環境への配慮を求めています。

 この認証の有効期間は三年ですが、引き続き認証を受けるためにも日常的に厳しい管理運営が必要とされており、認証を受けた自治体や企業は点検・見直しを繰り返しながら目標達成を目指しています。取得するのも続けていくのも大変な労力と費用がかかるようですが、環境に対する職員の意識づけはもちろんのこと、市民に対しても良い啓蒙活動になるのではないでしょうか。

 現在、市役所内では昼休みに電気を消したり、禁煙タイムを設けたり、ノーカーデーを設定して省エネや環境に配慮した取り組みを行っています。ISO一四〇〇一を取得するだけの下地は十分できていると思いますし、今までの取り組みを無駄にしないためにも是非取り入れてもらいたいと思います。

 また、ごみ焼却の問題をRDF方式で処理するのか、広域的に考えていくのか、これからの推移を見なければ分かりませんが、もし臼杵市のゴミを大分市で焼却してもらうようになったとしたら、臼杵市のゴミを少しでも減らす対策を取る必要があると思います。そしてそれは大分市や大分市民に対する臼杵市の当然の義務だと思います。そしてその義務を果たすのに、やはり行政から市民への強いアピールが必要ではないでしょうか。そのためにもISO一四〇〇一を一日でも早く取得して、市は環境問題に関して本当にやる気があるんだという姿勢を職員に、そして市民に見せるべきだと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

 次に、早春賦についてお伺い致します。

 「春は名のみの風の寒さや谷のうぐいす歌を思えど」という一番の歌詞で始まる早春賦は、臼杵市が生んだ偉大な作詞家である吉丸一昌氏が作詞したのは言うまでもありません。この歌は「故郷を離るる歌」とともに愛唱歌として全国で歌い継がれています。臼杵市でも毎年市民会館で吉丸一昌音楽祭が文化連盟の主催で開催されています。今年も多くの音楽団体の参加の中で、二月二十七日に「第十三回吉丸一昌音楽祭」が盛大に開催されましたが、吉丸一昌氏や早春賦のことは私たちが思ってる以上に臼杵市民の心にしみ込んでるような気がします。

 ところで、現在市浜に吉丸一昌氏の奥さんの実家だった板井家を改修して「吉丸一昌記念館」「早春賦の館」が建てられています。訪れる観光客も年々増えているようです。しかし、一般観光客だけではなく、臼杵市民にもまだ余り知られていないのが実情であり、本当に寂しい限りです。吉丸一昌氏は、野上弥生子女史と並ぶ臼杵市を代表する文化人だということは誰もが認める事実です。ここ最近、野上弥生子記念館はいろんなマスメディアに取り上げられ脚光を浴びるようになってきました。その反面、先程も述べたように早春賦の館はその存在すら知らない市民も多いわけです。場所が中心部から離れていることも一つの原因だと思いますが、PR不足というのも否めません。

 しかし、今度、早春賦をテーマにした記念切手が郵政省主催の「私が選んだ愛唱歌シリーズ」の最後を飾り、今月の十六日に全国一斉に発売されます。ここにありますが、こういう図柄で発売されるそうです。これは本当に臼杵にとってはチャンスだと、早春賦という名前が無料で、しかも全国に知れ渡るわけですから、早春賦、そして吉丸一昌記念館をPRできる絶好のチャンスではないでしょうか。行政としてもいろいろ考えていると思います。ただ、PRとともに吉丸一昌氏の名前が、そして早春賦の歌が私たちの心に長くいつまでも残るような企画も考える必要があると思いますが、市は何か考えているのかお聞かせください。

 ところで、二〇〇二年から始まる新学習指導要領では共通教材が廃止され、どの歌を採用するか否かは教科書出版会社の判断次第という状況になっています。竹田市ではそのような状況の中で荒城の月が教科書から姿を消す可能性もあり得るという危機感から、荒城の月を教科書に残してもらおうと市を挙げての運動が起こっています。一月の終わりには大分市の中心部で街頭署名活動をしたそうですが、運動の輪を広げるために竹田市内の全戸に署名を求めていくとのことです。一方、同じ共通教材として長く親しまれてきた早春賦に対しては、今のところ臼杵市から何の声も上がっていません。このままではこれから先掲載される確率は非常に低いと言えます。この荒城の月が竹田市の中で町のイメージソングとして市民に愛されてきた経過や、滝廉太郎が県民オペラになったという事実を考えると、竹田市での運動が盛り上がっているのは十分うなづけます。これと同じような運動を臼杵市が行おうとしても無理があり、実際そこまで盛り上げるのは大変だと思います。ただ、この早春賦の歌詞が文学的にも非常に優れているということを私たちは再認識するべきだと思います。

 早春賦の歌詞は長野県安曇郡穂高町の春を待ちわびる農民の心情を表現してると言われてきましたし、私もそう思ってきました。ところが、この歌は乙女の恋心を歌ったもので、大正時代には女学生から圧倒的な支持を受けていたという説も最近出てきました。どちらの説が正しいのかは別にして、この歌が本当に奥の深い素晴らしい歌であることには間違いないと思います。それだけに、臼杵市がこの歌を二十一世紀に残すための努力をすることは当然のことではないでしょうか。二〇〇二年に使用する教科書づくりが始まるのは今年からです。先程述べたように、臼杵市民を巻き込んでの運動は難しいとしても、せめて音楽教科書の出版会社などに臼杵市議会はもちろんのこと、臼杵市として早春賦掲載を強く、そして早急に働きかけるべきだと思いますが、市はどのように考えているのかお聞かせください。

 次に、行財政についてお伺い致します。

 平成八年度の一般会計の決算歳入は約百三十二億円でした。一方、平成九年度は約百四十四億円となっており、おおむね十二億円の伸びとなっています。ところが債務残高から地方交付税補填額を引いた実質債務額は、平成八年度が八十九億二千四百二十四万三千円、平成九年度が八十九億八百七十一万七千円となっており、実質債務額は一千五百五十二万六千円の減となっています。起債制限率も平成八年度が一四・九%、九年度が一四・一%、そして十年度が一三・八%と着実に減少しています。

 このことは、市がいかに有利な起債、つまり交付税の戻りが多い優良起債をしているかというしるしだと思います。また、これは市の執行部や職員の財政に対する危機意識がこの数字になって表われていると言っても過言ではないと思います。

 昨年十二月の県議会の財政に関する一般質問の中で、平松知事は県債残高の五七・四%は地方交付税の対象で、県民一人当たりの県債残高は形式的には七十万だが、実質的には三十万であると答弁しています。後藤市長が前から言ってきたようなことを知事が答弁したので少し驚きましたが、知事や市長の言うとおりに交付税がこのままのより良い形で推移していく中で財政再建が進んでいけば、県も市もそんなに問題はないと思います。しかし、優良起債がいつまでできるのか一抹の不安があります。一九九九年度の国の一般会計予算の三八%が国債で占められていますが、一九九九年度末の国債残高は三百二十七兆円に上ります。もし二〇〇〇年までに景気が回復して、それ以降の経済成長率が三・五%と仮定した場合、二〇〇三年度の税収は一九九九年度の四十七兆一千百九十億円から五十五兆円へとなります。しかし、その反面、金利上昇で過去の国債の償還利払いも増えるため、一般歳出の伸びがゼロでも毎年三十兆円前後の国債発行が必要となり、二〇〇三年度末の国債残高は四百四十兆円前後に膨れ上がるという中間財政試算が大蔵省から出されています。

 また、現在の国と地方自治体の借金の合計は六百兆円とも言われています。国民全体の総貯蓄額は約一千二百兆円だそうですから、その半分を借金してることになります。これから先税収が伸び悩む中で、全国どの自治体も交付税に頼る傾向は益々大きくなると思いますが、このような数字を並べてみると、国自体が賄いきれなくなるのは目に見えています。国としてはこれから消費税の値上げなどの議論が再燃するでしょうし、当然地方交付税の見直しも議論されると思います。同じ自治体でも真剣に財政再建に取り組んでいるのかいないのか、また、事業計画もそのまちに本当に合ったしっかりしたものを考えているのか、そのような観点から交付税措置の割合が決まるという動きが出てきてもおかしくないと思います。そしてその割合の率も当然小さくなっていくのではないでしょうか。

 このような視点から、交付税に頼りすぎるのは危険な気がするわけですが、市長はどのように感じられているのかお聞かせください。

 また、臼杵市は市長がいち早く市の再建に乗り出して積極的な行財政改革に取り組んでおり、その姿勢は十分市内外に伝わっていると思います。そして昨年作成されたバランスシートによって、臼杵市の資産や負債の流れ、償却固定資産の償却の変化など、財産状況も把握できました。また、バランスシートは自治体の財産状況を把握するだけではなく、情報のディスクロージャーの一面も持ち合わせており、自治体の情報開示が叫ばれる中で、非常にタイムリーなものだと思います。

 また、国会では一九九八年に行政評価基本法という法案が議員立法として議案提出されています。その中身の一部に、予算及び決算制度の改革に基づく諸表の作成、つまり複式簿記に基づく達成主義会計の導入が上げられています。そしてその諸表というのが貸借対照表、成果報告書、損益計算書、正味財産増減計算書、そして資金収支計算書です。この法案は、今のところ継続審議となっていますが、多くの有識人もその早期成立を期待しているのが現状です。

 そのような国の流れの中で、各自治体もこれから徐々にバランスシートを採用してくると思われます。臼杵市も始めたばかりで手探りの状態だと思います。しかし、バランスシートに関して他市や他県からの視察も多くなっていると聞いています。また、自治体だけではなくいろんな方面からも注目を浴びてるようですし、他の自治体の模範になるような、また市民がもっと分かり易く読めるようなバランスシートの作成がこれから必要と思われますが、市長はいかがお考えでしょうか。

 ところで、不況の出口はいまだ見えてきません。消費、投資マインド等も非常に冷え切っており、景気回復はこれからも非常に厳しいのではと専門家筋では見ています。特に銀行の貸し渋りは都市部だけではなく、これから地方経済にも大きな影響を与えていくのではないかという見方が支配的です。そして、この貸し渋りは後五年ぐらいは続くのではないかと言われております。企業や商売人にとっては本当に厳しい時代です。しかし、この景気の低迷は企業や商売人だけではなく、行政にとっても非常につらいものになってくると思います。景気の良いときは市民の目は行政にそんなに向きません。反対に景気が悪くなればなる程市民の目は行政に向けられ厳しくなります。「職員が多過ぎる」「給料が高過ぎる」「なぜそんなに退職金を出すのか」諸々の不満が一気に噴き出して来るのは火を見るよりも明らかです。昨年機構改革が実施され、職員数も減った中で各課とも真剣に仕事に取組んでいると思います。しかし、市民には表面的なことしか見えませんし、職員が頑張っている姿は見えない部分が多いわけです。市長が行革にいち早く取り組んだのは、財政的なこと、効率的なことももちろんありますが、市民から批判される前に市役所の不効率な部分を見直そうという思いもあったのではと私は推測します。「市役所が変われば臼杵市が変わる」この言葉の意味はいろんなとらえ方があると思います。

 しかし、その中で「市役所の職員もあれだけ頑張っているのだから私たち市民も商売人も負けずに頑張ろう」ということも意味しているのではないでしょうか。そして市が頑張っているという評価の大部分は、市民が求める事業が早急に進むことです。しかし、事業を進めるにあたっては、国や県との手続き、そして内部調整など問題があって簡単に運ばないのが現状ですが、これは縦割り社会の弊害の一つだと言えると思います。そこでその弊害を少しでもなくすためにも、内部手続においてもっと簡潔にすることが重要ではないでしょうか。市民のニーズに応える事業が執行部にすぐ伝わり、即実行できるようなシステム、また反対に、市長の考えを即職員に伝達できるシステム、そして各部との横の連絡や情報がもっと早くオープンに伝わるシステムづくりこそが、これから行政に求められる最大の課題だと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

 以上です。



○副議長(長野景行君) 暫く休憩を致します。

 再会を十三時三十分と致します。

  午前十一時五十七分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後一時三十分 再開



○議長(西水忠夫君) 再開致します。

 答弁を求めます。

 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 三浦議員のご質問のうち、「早春賦について」お答え申し上げます。

 現在臼杵市は、「早春賦」「故郷を離るる歌」「浦のあけくれ」など日本を代表する唱歌を作詞致しました臼杵出身の吉丸一昌先生の写真や楽譜など貴重な資料展示を行うため、また、我が国の唱歌成立に努力され、音楽を通じて文化の発展に貢献された先生の功績を広く市民の皆さんに知って頂くため、平成六年に「早春賦の館(吉丸一昌記念館)」をオープンさせ、顕彰に努めるとともに、この館を観光施設としても活用し、市内外へ周知を図っております。お陰様でこの館への入場者人数も本年は既に二千名を超え、だんだん増えていってるという状況であります。また、市民レベルでは臼杵市文化連盟が中心となって、毎年「吉丸一昌音楽祭」を開催するなど、吉丸先生が作詞した歌を通しての顕彰を積極的に推進しているところであります。

 臼杵市と致しましても市民の協力を頂きながら、この三月二十六日と二十七日の両日、ソプラノ歌手藍川由美さんを招き、全国から参加者を募って「足踏みオルガンで歌う『日本の唱歌』教室」を開催し、吉丸一昌先生の顕彰と音楽を通じて臼杵から全国に向けての文化の発信をしていきたいと考えております。

 これからも多くの人々に親しまれ、愛されてきた唱歌を伝え、臼杵の先人の功績をより広く市民に理解していただくため、あらゆる機会をとらえながら顕彰に努めるとともに、全国に向けての情報発信を続けて参りたいと考えているところであります。

 教科書に掲載を続けて頂く問題につきましては、臼杵市におきましても関係出版社等にお願いをする活動をして参りたいと考えております。



○議長(西水忠夫君) 市民部長。

 [市民部長雄嶋良直君登壇]



◎市民部長(雄嶋良直君) 三浦議員ご質問の環境マネージメントシステムについて、お答え致します。

 現在、地球温暖化や増え続ける廃棄物の処理、環境ホルモンなどの環境問題が大きな社会問題となっていますが、このような中で、環境マネージメントシステムISO一四〇〇一を構築することにより、環境面から臼杵市の姿勢を示すことは、市内外へのアピールとともに市のイメージアップという点で意義は大きいと考えております。

 特に、マニュアル作成の過程で、具体的な目的・目標を設定することや、実現のプロセスにおいても組織や責任の明確化、コミュニケーション、文書管理の仕方などを明分化することにより実現を図っていくことの意味は大きく、さらに、認証を取得してからも三年後に実施状況の審査を受けなければならないことは、計画だけで終わるのではなく、実現の可能性が高くなるものと考えられます。

 現在臼杵市役所においては、以前から庁内ごみ減量資源化推進本部を設置致しまして、ごみの減量化、資源化、再生紙の使用、省エネルギーなど積極的に環境問題に取り組んでおりますし、認証取得にあたりましては経費が約五百万円程度必要なことや、数名の専任職員の配置が必要になるなどの問題点があります。

 日田市では、昨年十二月にISO一四〇〇一の認証を取得され、この三月二十六日には日田市主催の「地方自治体のための環境マネージメントシステムシンポジウム」が開催されますので、職員を参加させたいと思いますし、臼杵市におきましてもメリットや問題点を十分検討したうえで今後前向きに検討して参りたいと考えております。

 以上です。



○議長(西水忠夫君) 総務部長。

 [総務部長神田常幸君登壇]



◎総務部長(神田常幸君) 三浦議員ご質問の「交付税」「バランスシート」のうち、将来の交付税措置に対する懸念についてお答えします。

 地方公共団体の財政運営については、地方財政法、地方交付税法に定めがあり、国においては毎年度全地方団体の歳入歳出の見込みを立てて、地方財政計画として国会に提出しております。

 この計画により、財源措置が明確化され、また必要な場合は地方交付税率の見直し等を行い、総合的な地方財源の保障がされる仕組みとなっております。平成十一年度地財計画では、通常収支の不足の補てん及び恒久的な減税の実施による地方税や国税の減収に対して、地方交付税で補てんする等、対前年度一九・一%増の地方交付税を確保しているところであります。

 臼杵市の財政運営にあたっては、今後とも細心の注意を払う必要がありますが、将来とも交付税の全体枠は確保されるものと考えております。

 次に、バランスシートの活用方法及び市民への説明方法についてお答えします。

 今年度に平成八年度、九年度のバランスシートを整備し、資産の動きを分析致しました。引き続きサービス形成勘定を平成十一年度で作成し、市民へのサービス勘定である経常経費にどのようにお金が流れたかを分析したいと考えています。

 この二つが整えば、現在の財政状況や一年間の活動をより分かりやすく市民の皆さんへ説明できるものと考えております。市民の皆さんが行政サービスに対する評価を行う際に役立つシステムが完成すると考えております。

 市民の皆様に対しては、今年度に引き続き市報やインターネットによる説明、さらに各事業予算決算を説明する際など、あらゆる機会をとらえて説明をしていきたいと考えております。

 次に、「行財政のうちの内部手続について」のご質問にお答えします。

 平成十年度に実施しました機構改革では、組織のスリム化と縦割り行政の弊害をなくすことを主として実施してきたところでありますが、議員ご質問のとおりいまだ縦割り行政の弊害が残されていることも事実であります。

 今後は、研修等を通じて職員の意識の改革の推進を図るとともに、引き続き組織の見直し、強化を図って参りたいと考えております。

 また、市長が市政運営方針の中で「三本の柱」の三つ目の柱として述べましたように、十一年度から新たに市役所内部の情報ネットワークを整備し、情報の交流共有化に努め、市民の情報提供の便宜も進めていくこととしており、今後とも少しでも早く市民の皆さんにサービスを提供できる組織づくりに取り組んで参りたいと考えております。



○議長(西水忠夫君) 三浦議員。



◆八番(三浦正行君) 環境マネージメントシステムのISO一四〇〇一ですけど、これは日田がいち早く取ったというのはやはり日田が観光ということを重きを置いてると、やはり市のイメージアップということを考えていち早く取ったんじゃないかというふうに思われますし、臼杵市もこれから観光ということを視野に入れるなら、やはりいち早くこういうことも臼杵のイメージアップになりますので、是非取って頂いて、アピールして頂きたいというふうに思います。

 また、早春賦につきましては、フロム市長の中で市長が臼杵川の小道をふるさと唱歌の小道に整備したいというふうなことを書いてるんですけど、これは大体どれぐらいまでに整備したいということなのか、ちょっとそれをお聞きしたいと思います。

 それから、交付税につきましては、これは商店街の補助金みたいなあれになると思うんですよ。やはり良い形で使えばいろんな事業もできるし、中の整備もできると。ただ、余りそれに頼り過ぎると麻薬みたいなもんで、いつの間にかそれに頼り切ってしまうというふうな面もありますし、そういう意味では十分チェックしながらやって頂きたいと思いますし、また、今良い起債をしてるうちに私はやはり早く財政再建ということをやっていかなきゃいけないんじゃないかというふうに考えております。市長の選挙公約であります一番大きな柱であります財政再建ですから、そういう起債、良い起債をもらってるうちに是非どんどんやって頂きたいというふうに思います。

 それから内部手続きということで、これはネットワーク化というのはEメールとかそういうのを使った形のものをやるのかどうかそこのところをお聞きしたいんですけど。その点についてお願い致します。



○議長(西水忠夫君) 市長。



◎市長(後藤國利君) まず、早春賦の館に関連致しまして、ふるさとの小道といったようなことも考えられるということについてでありますが、今回提案しております「市制五十周年の記念の道づくり」事業のうちに、市浜家野線というのが入っておりますけれども、市浜の万里橋のところから堤防を通りまして、JRの下をくぐりましてまた堤防を通って昭和橋に出まして、そして既存の自歩道を通りまして白馬渓のところまで来まして、さらにこちらから行きますと右側ですけれども、川でいきますと上流から下に向かって左側、左岸側の方を通りまして家野橋まで、ここを散歩ができて自転車も通れるというこういうような自歩道の整備を致したいというようなことで提案申し上げているわけであります。三年以内のできるだけ早い期間に出来上がると思いますけれども、丁度起点が市浜の万里橋、即ち早春賦の館の近くにもあることであるということと、臼杵川がふるさとの面影を残す貴重な川であるというようなことから、この周辺をふるさとの香りただよう様々なものを残しながら整備していって、ここが「ふるさとの小道」というふうに言われるように、よそからみえた方、あるいは臼杵に育つ小中学生等もここを歩きながら、ふるさとの原風景というようなものが胸に刻まれ込まれるような、それだけのものが周辺に整備できたらいいなというようなことを考えておりますので、道路につきましては三年以内に完成ということでありますが、その周辺整備につきましては徐々にやっていくと良いものに育つんではなかろうかというふうに考えているところであります。

 庁内の情報化についてでありますけれども、庁内の情報化を図ることによりまして、これまで書類を次々に、一通の書類を回していかなければ情報の伝達ができなかった分というようなものを、そういうようなものをやらなければいけない部分はそれとして残しながら、一時に関係先にさっと送ってしまえるようなシステムというようなものが事務の迅速化に欠かせないと思います。

 それからまた、例えば臼杵市の条例とかこういったようなものが各課で備えておりますけれども、これを条例、法規こういったようなものを差し換えをしたり、各課で保管してるということにつきまして、これに対する経費もばかにならないものがあります。このようなものを共有すべきものでありますから、これを一つのところに置きまして、誰でもそれを見に行けるというようなことに致しますと、この条例が変更になったときとか、そういったようなことにつきましてもこれまでよりもお金もかけないで楽になるということがあろうかと思います。そのほか共有で持っていればずっと便利な、例えば市の関係の関係者の名簿でありますとか、様々なものにつきまして、それぞれのところで保管し、それぞれのところで修正してるという、こういうような手間を省けるようなそういうような方法もあろうかと思います。庁内情報を共有化する、そして交流をするということによってそのほかにも様々なメリットがありますので、そのようなことを追求していきたいと考えているところであります。



○議長(西水忠夫君) 三浦議員。



◆八番(三浦正行君) この小道の整備に追随しまして、もし観光客が来た場合、自転車に乗って回れるような、多分耶馬渓が今やってるんじゃないですかね、そういう感じ。そういうあれも考えて頂きたい。それでいろんなところに寄れるような形を取れば、早春賦の館もそれだけまた人が入ってくるんじゃないかというふうに思いますので、そういう整備も併せてお願い致します。



○議長(西水忠夫君) 以上で三浦議員の質問及び答弁が終了致しました。

 三浦議員の質問及び答弁に対して、関連質問のある方の挙手を願います。

 児玉議員。



◆十一番(児玉善生君) 一点だけ、バランスシートの関係でちょっとお尋ねしたいんですが、市長がバランスシートということで一目で分かる貸借対照表ということで出されまして、平成九年度に出されておる資料の中で、流動資産として普通財産の売却可能財産というのが九億三千五百三十六万三千円という形で評価に上がっておるわけですが、売却可能な財産、今非常に財政危機の状況にある臼杵の情勢の中で、普通であれば即九億三千万という財産を持ちながら売却可能だという形で流動資産に上げるということになると、有効に活用されてない、あるいは有効にそれを売ろうという考え方を持っておるというふうに素人では取るわけなんで、そういうことについての流動資産に上げた理由と、具体的に現実にそういうものを財産に処置される土地があるのかどうか、また、即そういうものを考えられておるのかどうか、その点についてお尋ねを致します。



○議長(西水忠夫君) 総務部長。



◎総務部長(神田常幸君) 作成上の問題でバランスシートを作るときに、流動資産にするかどうかというようなことで決まりごとをしております。そういうことで、今ここちょっと数字を持っておりませんけれども、内容について後で説明をしたいと思うんですが。よろしいでしょうか。



○議長(西水忠夫君) 以上で三浦議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 川野方男議員。



川野方男君の通告事項
一 平成十一年度予算編成における財源と主要施策及び問題点について
 1 税収の見通し
 2 一般会計、特別会計(下水道)起債と今後の見通しについて
 3 インフラ整備、単独事業の積極的推進
二 部長制導入による機構改革は一年が経過しようとしている。
  その功罪について
 1 機構改革による最大の成果は
 2 内外の政治経済が目まぐるしく進展する昨今、各自治体でも事務事業の質的向上と効率化及び市民サービスへの取組が真剣になされている。
   臼杵市でも組織の再改編を始め庁内の意識改革等諸問題解決のためいかに取り組まれるのか
三 介護保険も施行まであと一年と迫った。
  万全の体制を整備すべきと思うが
 1 要介護認定申請の受付は、十月から開始とされている。介護認定審査会、ケアマネージャー(介護支援専門員)等の体制整備が急がれるが
 2 第一号被保険者の約三十%の人が市で保険料を徴収するされている。徴収に当たっての問題点はないのか。又その人数は
 3 要介護認定者でも施設に入所できない場合もあるとされているが、その取組は
 4 コンピューターによる一次審査で必要な介護対象項目を追加すると逆に要介護度が下がる、又同じような被介護でもランクが異なる等調査員の判定に差があり、今後調査員の徹底した研修と判定基準の具体的マニュアル作りが必要と考えられる。一次、二次審査、いかに取り組まれるのか
四 日蘭友好四百年記念事業の成功に向けて
 1 二月十五日オランダ側実行委員長イボンヌ・ファンロイさん一行が平松知事を表敬訪問、事業成功へ向けて協力要請をしておられ、市長も同席されていたようであります。いかなる決意で取り組まれるのか
 2 オランダ皇太子殿下も御出席されると聞いておる。日本の皇室も御出席が予想され盛大な祝賀行事が展開され臼杵市を国内外に紹介する絶好の機会と考える。官民一体市民総参加の事業として意識の高揚、啓発に努めるべきと考えるが
 3 長崎県では、平戸市を中心に長崎市、佐世保市、西彼町、三市一町が記念行事の開催地で、これらの都市との交流も考えてよいのではないか



 [二十番川野方男君登壇]



◆二十番(川野方男君) 二十番の川野方男でございます。通告に従い大筋で四点につき一般質問を行います。

 まず、第一点の平成十一年度予算編成における財源と主要施策及び問題点について、お尋ねを致します。

 財政運営の基本的理念は、入りを図り出ずるを制すという言葉がございます。財政再建を念頭に置きながら、自主財源の確保に努め、市民に「臼杵市に住んでよかった」と喜ばれる生活基盤整備事業を最優先にし、収支の均衡を図ることが重要と考えられます。

 まず、収入の税収の見通しにつきお尋ねを致します。日本経済の長期にわたるマイナス成長は、不景気と同時に自治体にとっては税収の落ち込みとなり、その復活の兆しがまだ見えない深刻な状況にあります。臼杵市でも平成九年度決算は、前年対比四・〇九%の伸びにとどまり、地方交付税は一・七%の減額、逆に地方債は二四・七%大幅な増額で、歳入の厳しい九年度決算でございました。平成十年度の決算もバランスシートで見る限りその基調は変わらないものと推測をされます。平成十一年度予算も百二十五億三百四十三万円で、前年対比六億四千七百九万二千円の減で、ほぼ同額ながらマイナスです。税収の厳しさが現実のものとなっております。地方交付税等の増額により、収支の均衡を何とか保ってはいますが、一挙に二億円の確保ができるのかどうか不安の材料の一つでございます。主要財源である市税及び地方交付税、税収の見通しは今後どうなるのかお尋ねを致します。

 平成九年度決算で市税の滞納額は一億九千八百万で年々増加の傾向にございます。これらの処理にいかに取り組まれるのかお尋ねを致します。

 また、四月からは東神野地区に戸高鉱業社が進出、事業を開始します。フンドーキン醤油ドレッシング工場が五月より稼動するよし聞き及んでおりますが、今後どのような税収が見込まれるのかお聞かせを賜りたいと思います。

 バランスシートによる平成九年度起債残高は百三十億二千四百八十二万五千円で、交付税補てん額四十九億一千六百十八万八千円を差し引いた九十億八百七十二万七千円が実質残であり、起債残は平成十年度の決算においても八年度、九年度のバランスシートより判断する限り増加の傾向にあり、厳しい状況が続くものと考えられます。

 下水道事業も平成九年度決算で起債残七十一億六千五百二十一万一千円で、八年度対比二億一千五百五十七万九千円の増額であり、現在の整備率が三〇%を考慮に入れますと、単純計算でも二百億円前後の試算となり、自治省通達で公庫資金より五〇%の交付税措置がなされるようでございますが、それをもってしても百億前後の起債残となり、上水道、簡易水道、漁業集落、農業集落等今後優良起債を利用したインフラ整備が積極的に推進されることが考えられますが、実質的な財政負担として市債の残高の増加は一般会計、特別会計を問わず特に今後注意をし見守る必要があろうかと考えます。

 一般的に市民の皆さんは財政の厳しい状況は認識をしておられるようでございますが、これらの起債を総合的見地からあらゆる角度から検討を加え、長中期の事業と返済計画をセットにした協議機関を設置し、市民にその内容を開示し、理解と協力をお願いをする必要があるのではないでしょうか、ご答弁を賜りたいと思います。

 ちなみに、平成十一年度の予算編成における一般会計、特別会計の市債の発行額は、一般会計十億二千四百九十万円、下水道会計五億三千七百八十万円、上水道二億五百九十万円、漁業集落排水五千百三十万円、農業集落排水九千二百六十万円、簡易水道一千百万円、トータル二十四億二千三百五十万円でございます。

 平成十一年度予算で特に注目されるのが道路維持費及び単独事業インフラ整備の積極的推進でございます。道路維持費は前年対比三二%の増額、道路新設改良費は、市制五十周年記念ではございますが、一八一%の増で七億五千四百三十万の事業費で、その財源は地方債が主ではございますが、優良債で市財政の負担の軽減に努めておられます。また、高齢者、身体障害者福祉対策予算も増額をされ、臼杵市の全地域にわたり生活基盤の整備と福祉が充実、さらに増進され、本当に臼杵市に生れ育って良かったと喜ばれる実現に向かって取り組まれております市長の姿勢に敬意を表するものでございます。今後とも住み良いまちづくりのためご努力を賜りたいのでございます。その決意の程を承りたいと思います。

 第三点、部長制導入による機構改革が一年が既に経過をしようとしております。その功罪についてお尋ねを致します。

 「臼杵市に生れて良かった、育って良かった、住んで良かった」とそのような臼杵市を実現をする。それにはまず市役所が市民の役に立つところとしての意識改革のもとに、「日本一の市役所づくり」を目標に市長を先頭に職員の皆さんが立ち上がりました。その第一段階として、十年四月部長制を導入し機構改革が実行され、早くも一年が経とうとしております。その後、巷では「市役所の窓口が明るくなった」「親切丁寧で事務もスピーディーで大変好感が持てる」そんな会話をよく耳にするようになりました。また、職員数も三百八十名体制が実現のものとなっておるようでございます。まだ執行部から見た最大の成果があると思いますが、どのような成果が上がっておるのかお尋ねを致します。

 また、反面組織の問題、事務処理の問題等々多くの改正せねばならぬ問題が発生をし、四月の異動時期に徹底した改革改善がなされることが必要と考えられます。改正される諸点、方法、措置について詳細に説明を賜りたいと思います。

 第三点、介護保険施行にあたって後一年と迫った。万全の体制を整備することにつきお尋ねを致します。

 二月、介護保険事業計画策定委員会が設置され、要介護認定申請の受付は十月から開始され、それを受けて準備の予算が三月議会に上程をされ、いよいよ実施段階にきております。その中で、介護認定審査会は最も重要な役割を担う部所でございます。保健・医療・福祉の学識経験者をもって構成するとありますが、その選考方法及び人員についてお尋ねを致します。

 また、ケアマネージャーについても既に試験が実施され、今後どのような構成がなされるのかお尋ねを致します。

 第一号被保険者の(これは三〇%とありますが、二〇%の誤りでございますので、二〇%と訂正致します。)人が保険料を市が直接徴収をするということでございますが、被介護者が保険料等介護に要する費用負担に堪えられるか大変危惧するところでございます。そのような事態にいかに対応されるのかお聞かせを賜りたいと思います。

 臼杵市内でも要介護者の入所施設が整備されている由承っておりますが、しかし、入所できない要介護者があるとのことでございます。これらの状況にどのように対処するのかお聞かせを賜りたいと思います。

 一次、二次審査にあたっては、コンピューター審査による判定が必ずしも被介護者の実情に即した状態と異なり、今後に大きな問題を投げかけております。調査員の徹底した研修と判定基準のマニュアルづくりが必要と考えますが、この問題にいかに対処されるのかお伺いを致します。

 第四点でございます。日蘭友好四百年記念事業の成功に向けていかに取り組まれるのかお尋ねを致します。

 一五九八年六月新興国オランダの五隻の帆船が未知の大海原に旅立ち、船団が大西洋を航行中嵐や海賊船の襲撃に遭い散り散りになり、その一隻リーフデ号だけが一六〇〇年四月臼杵の海岸に漂着をされたと聞いております。臼杵市でも四百年記念事業としてプレイベント、本イベントを黒島上陸記念公園整備、マッカム焼き記念碑の建立等々予算計上がされ、その成功に向けて用意周到にその準備が整っております。

 去る二月十五日、オランダ側実行委員長のイボンヌ・ファンロイさん一行が平松知事を表敬訪問し、事業成功に向けての協力要請をしておられます。市長も同席をしておられたようでございますが、オランダ側の記念行事にかける意気込みと熱意のほどが伺われます。オランダと国交発祥の地は臼杵市であり、市長として事業展開とその成功に向けていかに取り組まれるのかお尋ねを致します。

 この式典にはオランダの皇太子殿下が出席をされる由承っております。日本の皇室もご出席が予想され、盛大な祝賀行事が展開をされ、臼杵市の文化、世界に誇り得る歴史談、誰もが住みたくなる美しい自然とその景観等々、臼杵市を国内外にPRする絶好の機会と考えます。また、観光入客数の減少に歯止めがかからぬ現在、百万人観光実現の起爆薬としてこの機会をとらえ、市民総参加の事業として意識の高揚及び啓発に努めるべきと考えますが、いかなる構想を持っておられるのかお聞かせを賜りたいと思います。

 一例を上げますと、市内より石仏に至る五〇二号沿線、石仏を中心とした深田の里周辺の徹底した清掃と、この地域での花壇づくり、花木の植栽手入れ等ボランティア組織の結成とその活動を期待するものでございます。

 日本とオランダの交流は、リーフデ号が臼杵市に漂着をした九年後の一六〇九年長崎市、平戸市に商館を開設、その後一六四一年徳川幕府の鎖国によりオランダ商館は長崎市出島へ移転、鎖国中でも出島を通じ貿易が行われたようでございます。近年における長崎県とオランダの交流は、一九八三年西彼町にオランダ村が、九二年には佐世保にハウステンボスがはじめてオランダの物産、観光、文化、建築物等々を紹介するテーマパークとして現在も多くの観光客を集めております。これらの長いオランダとの交流の歴史を持つ長崎県の各都市との交流は、臼杵市の四百年記念事業に厚みを加え、内容の充実が図られると考えますが、いかなるお考えをお持ちでございますかお尋ねを致します。

 以上で質問を終わります。



○議長(西水忠夫君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今の川野議員のご質問のうち、「部長制導入による機構改革について」お答えを致します。

 平成十年四月一日の部制導入を含め、大幅な組織機構改革を実施してきたところであります。この改革の成果として、議員ご指摘のとおり、事務の迅速化、窓口職員の接遇態度の向上等があります。このほかにも市民サービス低下を招かない組織のスリム化や、この組織改革が職員の意識改革の一つになったと思っております。

 これまでに市民の皆様から好意的なご意見やハガキを頂いたり、あるいはまた市政懇談会を通じていろんなご意見を頂いてるところでありますが、その一方でまだまだ不十分だというご叱声も頂いているところであります。

 部制の導入は、市役所の各課が活性化して、行動が活発になってまいりますと、すべての課の動きを、以前ありました企画課でただ一つで調整することは難しくなります。また、市長や助役だけですべての課の動きを把握するには無理が生じて参りますことから、議会、消防、教育委員会を除く市役所内の仕事を四つの部に分けまして、それぞれで統括しようとしたのが部制の導入でありました。この部制は所期の目的を達成していると考えております。

 各課の動きが著しく活性化して参りました。市民のお役に立っていることと考えております。

 しかしながら、引き続き日本一の市役所づくりに向け、さらなる取組みが必要であると認識いたしており、平成十年度では職員の意見を聞きながら新組織機構の問題把握に努めるとともに、介護保険等の新たな事務も含め、平成十一年度の組織機構について検討してきたところであります。

 平成十一年度につきましても、組織機構の問題点を把握するとともに、市議会「行財政改革調査特別委員会」の調査結果等も参考にしながら、平成十二年四月改正を目指す考えであります。また、職員の意識改革に向けた研修もいろいろな方法で取り入れていきたいと考えております。

 その他の質問につきましては、部長より答弁致します。



○議長(西水忠夫君) 総務部長。

 [総務部長神田常幸君登壇]



◎総務部長(神田常幸君) 川野議員ご質問の、まず「税収の見通しについて」お答えを致します。

 我が国経済は、金融機関の経営に対する信頼の低下、雇用不安などが重なって、設備投資等の最終需要が減少するなど極めて厳しい状態にあります。今後緊急経済対策をはじめとする景気回復のための諸施策の実施により、平成十一年度は三年連続のマイナス成長を回避し、はっきりとしたプラス成長へ転換する年としなければならないとされています。

 そうした厳しい経済情勢を踏まえ、景気の回復に最大限配慮するとの観点から、国においては平成十一年度より所得税、住民税、法人税等の恒久的な減税を実施することとしております。

 この税制改正により、市税におきましても、市民税は今後の景気回復が見込まれない限り厳しい状況下に置かれるものと思われます。固定資産税につきましては、土地価格の落ち着き等によりまして、これまでのような伸びは期待できない状況にあります。

 また、フンドーキン醤油ドレッシング工場と新たに進出予定の戸高鉱業社の操業が開始されますと、法人市民税、償却資産、固定資産税等の増加が見込まれることから、大いに期待をしているところであります。

 また、滞納整理につきましては、市税の滞納整理につきましては、もちろん公平、公正を旨とします税の収納につきましては、昨年の機構改革におきまして収納室を新たに設けまして、今職員一生懸命その徴収率のアップに汗を流しているところであります。

 次に、「一般会計及び公共下水道事業特別会計の起債と今後の見通しについて」お答えを致します。

 平成九年度末の一般会計における起債残高は約百三十八億円、公共下水道事業特別会計においては約七十二億円となっております。また、平成十年度末の残高見込みは、一般会計で約百四十六億円、公共下水道事業特別会計で約七十六億円となっています。

 今後、一般会計においては給食センターの建設、ごみ処理施設の問題、市制五十周年記念道づくり事業などが予想されており、公共下水道事業特別会計では、処理区域拡大のための面整備等多くの起債を充当する事業が計画されています。

 今後の起債発行につきましては、交付税措置のあるなど優良起債の確保に努め、起債制限比率が一五%をオーバーしないように、起債の管理には細心の注意を払った財政運営を心がけて参りたいと考えております。

 次に、「インフラ整備、単独事業の積極的推進について」お答えを申し上げます。

 地方自治体の仕事は、市民の皆さんに喜んで頂けるサービスの提供と、安全で快適な市民生活のための社会資本の充実であります。これらを限られた予算、資産、人員により効率的に実現することであると思います。

 臼杵市の財政事情は極めて厳しい状況にありますが、財政再建との整合性を図りながら、可能な限り積極的に諸事業の実施をして参りたいと考えています。

 事業実施に際しましては、極力有利な補助事業を活用し、単独事業では後年度に交付税措置のある優良起債等を厳選し、積極的に取り組んで参りたいと考えています。

 平成十一年度予算では、継続で施工致しております都市計画街路等の公共道路改良をはじめ、単独事業では市制五十周年記念事業としての市浜・家野線、八町七号線など市民に密着した生活道路の整備を実施することに致しております。

 また、東神野地区の簡易水道整備、泊ケ内地区の漁業集落排水事業、深田地区の農業集落排水事業など市民生活に必要なインフラ整備にも積極的に取り組んでいるところであります。

 次に、「日蘭友好四百周年記念事業について」のご質問にお答えを致します。

 まず、「いかなる決意で取り組むか」とのご質問でございますが、日蘭交流四百周年記念事業が開催されます二〇〇〇年は二十世紀最後の年にあたります。まさに二十一世紀を展望する記念すべき年に開催されますことから、この記念事業を一過性に終わらせることのないよう、市民の方々には夢と希望が持てるまちづくりへのステップとして、二十一世紀を担う子供達には国際化に向けた人づくりへの足がかりとしてとらえて開催致したいと考えております。

 記念事業の成功には、議会をはじめ関係地区、関係機関、諸団体など多くの方々のご支援、ご協力は欠くことのできないことですので、実行委員会を核にいろいろな方々の援助をお願いして参りたいと考えております。

 次に、「官民一体、市民総参加の事業として意識の高揚、啓発に努めるべき」というご質問についてでございますが、今回の日本とオランダとを結ぶ国際的な行事が、オランダの皇太子をお迎えしてここ臼杵から始まりますことは、臼杵から全国に向けて情報を発信する絶好の機会でもあります。夢と希望に満ちた臼杵の姿を全国に向けてPRしていくためには、一人でも多くの市民の方々に今回の記念事業に参加して頂く必要があります。

 このため、本年四月に臼杵市民及び大分県民の意識の高揚と周知を図るために、プレイベントを開催することと致しておりますし、市内の小中学校には、各学校のご協力を頂き、また、一般市民の方々にもご協力を頂き、プレイベントの会場を彩るためのオランダの花チューリップを現在育てて頂くなど、本事業の周知に努めているところであります。今後とも市民の皆様方には、二〇〇〇年の記念事業に向けていろいろな機会を利用し参加を呼びかけて参りたいと考えております。

 次に、長崎県の記念事業開催地との交流を考えられないかとのご質問でございますが、日蘭交流四百周年記念事業は、日本各地のオランダとの関係地で開催されますので、川野議員にご提案頂きました関係市との交流につきましては、今後、県、市の実行委員会の中で組み立てていく事業の中で、連携できるものにつきましては、関係市町村とも協議しながら検討して参りたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(西水忠夫君) 市民部長。

 [市民部長雄嶋良直君登壇]



◎市民部長(雄嶋良直君) 川野議員ご質問の「要介護認定申請の受付は十月から開始されるとしているが、介護認定審査会、ケアマネージャー等の体制整備については大丈夫か」ということについてお答え申し上げます。

 本年の十月からいよいよ準備要介護認定受付が始まりますが、このため認定審査会の設置及び訪問調査員の確保が必要になろうかと思います。

 認定審査会委員につきましては、保健、医療、福祉に関する学識を有する者とされており、昨年モデル事業においても関係者のご協力を頂き、無事に認定審査業務が実施できたところでございます。

 ところで、認定審査会委員の選任及び委員の数につきましてでございますが、この業務につきましては、臼津広域連合の事務となっており、僣越とは思いますが、両市の被保険者からの申請件数が大体私どもで予測されているのが二千二百人になろうかと思います。そうしますと、一チーム五人編成で十チームの五十人の委員が妥当かなと私個人はそのように思ってるところでございます。また、その認定審査会の委員の選任方法につきましてですけど、これも臼津広域連合の業務とはなっておりますけど、保健所をはじめ両市の医師会及び関係機関と協議を行い選考するのが良いのではなかろうかとかように私は思ってるところでございます。

 本年も準備要介護認定のために改めて関係者の皆様にご理解とご協力を申し上げる次第でございます。

 また、訪問調査については、介護支援専門員を有する指定居宅介護支援事業者に委託致したいとかように考えております。

 なお、市内には介護支援専門員実務研修受講試験の合格者が現時点で五十三人となっております。

 次に、「第一号被保険者の約二〇%の人が市で保険料を徴収するとされている、徴収に当たっての問題点、また、その人数について」お答え致します。

 保険料を年金から特別徴収できる月額年金額が一万五千円以上とされたことに伴いまして、約二〇%にあたる一千八百人の方が普通徴収になるのではなかろうかと予測しているところでございます。

 介護保険の保険料につきましては、低所得者にも配慮し、所得段階別に設定することとしております。その上で滞納者には被保険者間の公平の確保の観点から、督促、納付相談等の徴収努力を致して参りたいと思います。

 次に、「要介護認定でも施設に入所できない場合もあるとされておるが、その取り組みについてはどうか」ということについてでございますが、現在特別養護老人ホームが新たに建設中のほか、市内の療養型病床群等が介護療養型医療施設として指定されることにより、要介護者への施設サービスを担うこととなり、入所介護施設の充足は進んでいるように思ってるところでございます。

 しかし、川野議員のご質問のように入所できないケースが発生した場合は、在宅サービスをご利用頂きたいとかように思っております。今後サービスの需給関係を見ながら、ゴールドプランの見直し及び介護保険事業計画策定の中で計画的な整備を検討して参りたいと考えております。

 次に、「今後調査員の徹底した研修と判定基準の具体的マニュアルづくりの必要について」にお答え申し上げます。

 現在、国におきまして昨年実施されましたモデル事業の結果を踏まえて、一次判定に用いるコンピューターソフト等の修正を行ってるようでございます。

 また、要介護認定は、調査の内容によって大きく左右されることから、その正確性、公平性の確保の観点から、調査員の研修は極めて大切であると認識しております。このため、県におきましては、各保健所を通じまして継続的に研修を行い公平性の確保に努めているところでございます。

 以上でございます。



○議長(西水忠夫君) 川野議員。



◆二十番(川野方男君) 三点程ちょっとお尋ねします。

 今、戸高鉱業社、フンドーキンのドレッシング工場の件で、税収ということに直接という表現ではなくて、ごく概念的な答弁であったと思いますが、これはもうこれ以上入られんということですか。もうちょっと内容を詳しくお聞かせ願えませんですか。税収見込みですね、戸高鉱業社とフンドーキン醤油ドレッシング工場。

 それから、ちょっと私質問の中で触れましたが、ご案内のように恐らく市内はもちろん、これは今度の記念事業の中心としてこれは非常に私たちも注目をしてますし、やはりこの際ある程度ボランティア組織というものを組織しながら、市内の清掃なり私が提案を致しました五〇二号沿線、深田に至るまでの清掃、それから花壇あるいは花樹の植栽等々ご提案を申し上げましたが、別にこれは触れられてないし、ご案内と思いますが、今あの周辺は、これは深田の地区もそうですが、沿線がほとんど工事中で非常にやはりやっぱ散らかしております。こういうふうな一つの事業も、こういうふうな時期に合わせてある程度県の土木事務所との打ち合わせの中で、ある程度整理ができるような状態にしておくと同時に、やはりご案内のように今あの沿線というのは草ぼうぼうで、現在のままではやはり私は来られた方が余り良い感じは受けないと思っております。まずそういうふうな一つの現実のものがある中で、やはり来た皆さんに良い感じを受けてもらうと、そして「非常に良かった」という感じで帰ってもらうということが一番大事だろうと思います。そういうふうな意味を込めて、ひとつ石仏の周辺なりこの沿線には特にやはり気を配って頂きたいと思います。

 もう一点は、やはりこれからのインフラ整備というのはこれは一般会計の中の事業ももちろんそうですが、これから特別会計の事業の果たす役割というのは非常に大きいと思います。やはりこれからの資金需要というのはかなり特別会計の方がウエイトを占めるとということが多うなると思います。で、やはり今まで一般会計の中から繰り出しをしておりました。起債を抑えようとするとやはり一般会計の中の繰出が多くなるというようなことで、相矛盾する点がございますが、このへんのところをもう少しやはり執行部の方でお考えを頂いて、起債というもの、それは市長も言いました、これは制限比率、部長さんも言いましたが、制限比率の中に納まっておれば良いというようなご答弁でございましたが、もう少し踏み込んだやはり対応が私は大事ではなかろうかと、その点についてひとつご答弁を賜りたい。



○議長(西水忠夫君) 市長。



◎市長(後藤國利君) まず税収についてでありますけれども、法人市民税等企業の収益と係る部分もありますので、そういうような点については予測不可能でありますが、鉱産税とかあるいは固定資産税等については予測ができる部分もあります。しかしながら、企業名がはっきり示されているわけでありますから、その金額等につきましてここでご説明申し上げるわけにも参りませんので、それらのことにつきまして大体どのくらいかというようなことでありましたら、関係課の方にお尋ね頂けば大体の見当はつくのではなかろうかと思いますので、ご勘弁願いたいと思います。

 それから、起債をできるだけしていかなければいけないということでございますが、何度も申し上げたところでございますけれども、市役所でいろいろ事業をさせて頂いておりますのは、これは市民から頂きました税金、それにまたそういう起債と言われる借金等を付け加えまして、これをどうやって使うかということに苦心を致してるわけでありますが、つまるところは市民の皆さんに一円でも多く還元できるように、それはサービスであり、それからまたサービスの道具となる施設であるわけでありますけれども、こういったようなものをどれだけ多く還元できるかということで考えていかなければいけない問題だと思っております。

 そういった中で、起債総額をできるだけ少なくしていかなければいけないわけでありますけれども、起債総額を抑えていくということになりますと、勢い縮小均衡ということになりまして、仕事をしない、そうするとまた税収も減ってくるというようなことになって参りますから、そのあたりのところの判断というのは苦しむわけでありますけれども、これまである程度起債が膨れ上がっておりますが、それを返済を致します。返済を致した分について、また改めて借りながら事業もしていくというようなことも必要になって参りますので、そのあたりのところで先程起債比率が一五%というふうに申し上げましたけれども、その比率が起債制限比率と言われるものが一五%を超えると、後々柔軟性が非常になくなってきて財政運営に困難を来しますので、一五%を超えてはならないというのが一つの制約でありますが、これを当面の目標と致しましては一四%を超えないようにというようなことを目標としながら運営をしていくわけでありますが、どんなことがあっても一五%は超えないようにというようなことで説明申し上げたところであります。



○議長(西水忠夫君) 川野議員。



◆二十番(川野方男君) 五〇二号沿線の整備ですね、お聞かせ頂きたい。



○議長(西水忠夫君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 五〇二号沿線、ただ今工事があちこちで続いておりまして、これらの工事の中には県が既に買収している部分もありますし、まだ買収できてないけれども、買収が決まっているからだからそのまま放置されているところ等様々なものがあります。それらのところの、それらの工事を早急にして頂いて、早急に整備を進めて頂きたいということは県にもお願いを申し上げているわけでありますが、環境の整備等につきましては、先程ボランティア等を募ってはいかがかというようなご提言も頂きました。そういうようなことも考えながらやっていかなければいけないと思いますが、なかなか実際には難しいところも相当あろうかと思いますが、検討させて頂きます。



○議長(西水忠夫君) 以上で川野議員の質問及び答弁が終了致しました。

 川野議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方の挙手をお願い致します。

 吉岡議員。



◆四番(吉岡勲君) 関連としまして日蘭のイベントの件についてでございますが、私も十二月に質問させて頂きました。祭は政に通じるということで、このイベントの成功を祈っております。

 今回、日蘭イベントの予算を見ますと、記念事業で約三千万、黒島に公園とか記念碑で四千万、そしてオルガンとか久家の大蔵のタイル等を入れますと約一億のお金を使うようでございます。そしてまた、佐志生で按針祭等も行われ、これもまた、これも合わせて四千百万ぐらい大変なお金を使うようでございますが、これも黒島をこの際世界の黒島になれるように、折角のお金ですから大事に有効に使って頂きたいと思っております。

 そして、答弁の中で、関係市町村と協議してということでございますが、この際もう横並びじゃなくて、オランダの大使館に直接表敬訪問などして、事業費をたくさん頂いて、臼杵の町を、黒島を売り出して頂きたいと思っております。そういうことも含めまして先程言いましたように、祭は政に通じます。是非成功して頂きたいと思っております。

 以上です。



○議長(西水忠夫君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 臼杵市にリーフデ号が到着したというような歴史的事実がありますので、この事実を大事にしたいということで、オランダ大使館とは絶えず連絡を取りながら、横並びということではなくて臼杵市は特別な場所だというようなことで、いろいろと折衝をしお願いを致しました結果、臼杵市でそのオープンセレモニーが行われるというようなことになったわけであります。

 それで、ただ今ご提言頂きましたような趣旨を生かしまして、このこれにかかるお金がセレモニーの一過性のものに終わることがないように、臼杵市にしっかり定着するようにというようなことを考えながら、黒島の整備等そういった形で後に残る、そして臼杵市がこの事実をしっかりと残していけるという、そういうようなことに心がけてやっているわけでありますけれども、ただ今議員ご質問の趣旨等を生かしまして、これからもそのような考えのもとに組み立てていきたいと考えます。



○議長(西水忠夫君) 小野栄子議員。



◆六番(小野栄子君) 私も日蘭友好四百年記念事業について、お願いとお伺いしたいと思います。

 先程部長さんのお話ですと、夢と希望をたくさんおり込んで一過性ではなくて継続性のあるものとして、臼杵の浮揚に今後生かしていきたいということで、とても素晴らしいことだと思いますので、これからの取り組みの際、今から実行委員会を編成されると聞きました。その中に、是非女性の視点、観点を多く取り入れて頂きたい、そういう意味で実行委員会の中に是非女性をたくさん取り入れて頂きたいと思います。こういうイベント、記念事業等は参加者から見ても比率としては参加者も女性がたくさん、圧倒的に参加するのは女性が多うございます。まして夢と希望をたくさんおり込むんであれば、感性とか柔軟性とかいうやっぱり女性の視点がとても大事になると思いますので、このイベントに限ったことではないんですけれど、そういう意味で是非女性の視点をたくさん取り入れて頂きたいと思いますが、いかがなものでございましょうか。



○議長(西水忠夫君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 実行委員会を設立したいというようなことで、各団体に推薦をお願いして、ただ今実行委員会の編成を急いでるところでありますけれども、大変申し訳ないことでありますが、ただ今までのところ女性の方の推薦を頂いていないというのが実情であります。これではいけないと思いますから、ただ今のご意見を参考にしながら女性の意見も組み込めるようなそういう形を模索したいと思います。



○議長(西水忠夫君) 藤丸議員。



◆十九番(藤丸利光君) これは質問ではございませんけど、先程川野議員から折角出ましたので、ひとつ私の気が付いたこと、というのが、五〇二号の深田の丁度首藤ドライブインがございましたところカーブですが、ここにもう三年以上軽四を道路から一メーターぐらいのところに放置しておりますので、できましたらもう三年をオーバーしましたので、何らかの形でご処分願いたいと思うんですが。非常に近うございますので、道路に。参考までに申し上げておきます。

 以上。



○議長(西水忠夫君) 以上で川野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 十分間休憩致します。

  午後二時三十八分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後二時五十分 再開



○議長(西水忠夫君) 再開致します。

 見河洋子議員。



見河洋子君の通告事項
一 学校教育
 1 臼杵市小中学校の現状について
 2 子どもや教職員の現状でのゆとりについて
 3 子どもを取り巻く大人(保護者・教職員・PTA・教育委員会等)のあり方について
二 学校給食
 1 小中合同センター化を強引に進めた責任について
 2 新たな土地代・造成費等の費用について
三 公立保育所の民間委託
 1 民間委託のメリット・デメリットについて



 [十六番見河洋子君登壇]



◆十六番(見河洋子君) こんにちは、見河洋子です。私は、教育問題、学校給食、公立保育園の民間委託について質問をします。

 まず、教育問題についてお尋ねします。

 私は、臼杵の教育は全般的に考えたとき比較的よくできているのではないかと思っています。ところが、昨年末にあのような不幸な事件が起こってしまいました。私は大変ショックでした。子ども達の回りの大人が皆で知恵を出し合い、精一杯努力していたはずなのに、今度のことはこれまでの活動を根本から見直さなくてはならないことだと思います。本当に子ども達のことを中心に置いた論議や活動が行われていたのでしょうか。保護者の都合、学校の都合、教育委員会や市役所の都合が優先して、子ども達のことが後回しになっていなかったでしょうか。今、問題になっている給食のことにしても、財政的な要因が大きな理由になって、センター給食になろうとしています。つまり大人の都合で今各学校にある楽しく心豊かな自校式の給食を消そうとしているのです。私は小学生や中学生の事件が起こったとき、小さな子どもに責任はない、むしろ彼等は被害者で、悪いのは子どもを取り巻いている大人たちだといつも思います。社会の環境や教育の制度、保護者や教職員の考えなど、子ども達は大人がつくったいろいろな条件の中で生活しています。そしてそれらに規制され、振り回され、ときには押し付けられ、馴染めない子どもも多いと思います。教育は大変微妙で難しい事業ですが、しかし、だからといって、物事を最大公約数的に片付けてしまったのでは、居場所のない子どもが益々多くなってしまいます。一人ひとりの子どもの人格を尊重し、すべての子どもが大切にされる教育のあり方が求められています。日本の教育を、臼杵の教育をもっともっと充実させ、二度とこのような悲惨な事件を繰り返さないためにも、教育長にお尋ねをします。

 臼杵市の小・中学校の現状を全般的にとらえて、どのように考えていますか。

 子どもや教職員に心のゆとりがあると思っていますか。ゆとりはどうすればできると思いますか。

 子どもを取り巻く保護者・教職員・PTA・教育委員会などのあり方について、これまでの反省とこれからどう変わらなくてはならないと思っているのかお尋ねします。

 教育は国家百年の大計と言います。教育に精一杯の愛情とお金をかけることは、まさに次世代の幸せを約束するための先行投資です。教育をないがしろにしては臼杵の発展は望めません。これからの臼杵の教育をどう充実発展させるつもりか、建前や総論でなく村上教育長の本心からの決意をお尋ねします。

 次に、給食問題について質問します。

 まず、建設場所の変更に伴う責任問題からですが、センターの建設予定地が公民館の駐車場らしいと噂が立ってから、すぐ多くの市民から「非常識ではないか」との声が上がりました。しかし、市長はどんどん話を進め、調査費と設計委託料を議会で通してしまいました。市民からは「公民館の隣りには図書館や美術館を建ててほしい」「駐車場が不足するようになるのが目に見えている」「毎日給食のにおいがして住宅地は住みにくくなる」など多くの声が上がっていました。

 そして、先日市長はやっと過ちに気づき、建設場所を変更すると発表しました。「大変申し訳ない、責任を痛感している」と言いました。建設場所として公民館の駐車場が不適当であることは誰の目にも明らかでした。それなのにそれでもその場所の計画を強引に進めたのは誰ですか。そして責任はどのように取るべきですか。市長は昨日の答弁で「過ちに気づき、改めるのは良いことだから職員に責任はない市長の責任だ」と言っています。しかし、謝れば許されるというものではありません。議会の判断を待ってというのでなく、自ら何らかの責任を取るつもりはないのですか。

 市長はこれまで様々な問題で、何度も謝罪のために頭を下げています。責任の所在をはっきりせず、責任を取ってこなかったためにこんな繰り返しが続いているのではないですか。新たな土地の購入費と造成費はいくらになるのですか。この支出負担を市民にどのように釈明するのですか。責任問題をはっきりさせなくては次の問題に話を移せないと思います。政治責任のあり方について改めて質問します。

 さらに、私はこのような場所の建設関連予算を通してしまった議会にも重大な責任があると思っています。

 さて、このように不祥事が何度も発生すると、これまで市長が説明してきたいろいろなことが本当なのか、大丈夫なのか心配になります。市長は弁当の併用も考え、教育効果が最大限上がるようにする、ラインを増やしメニューの多様化を図り、日本一の給食にする、金に糸目はつけない、さらに磁器食器にして楽しい給食を実施する、そして安全対策は万全にすると市民に約束してきています。今度土地の購入、造成費が加わりました。財政的にもセンター給食の方が有利とは言えなくなっています。私は、なぜ市長がこのようにセンター給食に固執するのかどうしても理解できません。市長はともかく教育長や学校教育課長も本気でそう思っているのでしょうか。これからは心の時代と言われ、いじめや学級崩壊の現実を目の当たりにして、なぜ、どうして、今の立派な自校式給食や弁当をやめて、教育的に劣り財政的に高くつくセンター給食にしようとするのか理解できません。今の臼杵の給食は今の臼杵の教育を基礎、基本の部分で支えてくれている大切な制度です。こんな時代だからこそ教育委員会は声を大きくして、家庭の愛情、弁当の奨励、地域の教育力の向上を啓蒙すべきではないのですか。市長並びに教育長が思いとどまってくれることを期待します。

 給食センターの工場を造ればそれは四十年以上も続きます。今が最後のときです。どうか臼杵の子ども達の明るい未来のために、今の給食制度を存続してくれるようお願いします。

 臼杵駅前の土地に給食センターを建設するというのが新しい計画のようです。しかし、この計画はこれまで観光都市としての発展を進めてきた臼杵市としては、誠に無計画な愚策ではないでしょうか。市長は半分を駐車場に使用するので、有効利用になると発言していますが、でももう半分が給食センターでなく例えば南蛮資料館などの観光施設であれば、東九州の海の玄関口としてのフェリー乗り場、JRの臼杵駅、さらに東九州自動車道との連絡などで大変臼杵の観光に寄与することになるでしょう。しかし、給食センターではその効果は全く期待できないどころか、場合によっては観光発展の障害になることさえ考えられます。臼杵駅前の土地は給食センターでなく、臼杵の観光開発のために利用することが必要と思います。市長のお考えをお聞かせください。

 最後に、公立保育所の民間委託について質問をします。

 臼杵市は、行財政改革の一環として公立保育所の民間委託を提案してきました。その理由として、保育サービスの向上とより良い教育効果が期待できるの二点を上げています。しかし、保護者説明会では「教育方針が変わって困る」「保母さんを変えないでほしい」など多くの不満が出されたと聞いています。全員協議会で雄嶋部長は「保護者は納得した」と述べました。しかし、私が直接地元で聞いたところによると、必ずしも納得したとは言い難い状況です。つまり、保護者はサービスや教育効果の向上ということについてそうなると思っていないわけです。私もどのように向上するのか理解できません。幼児にはきめ細かな対応が必要です。保育サービスの向上とか、より良い教育効果というのはどういうことをいうのか改めてお尋ねします。そして、それは公立の保育所ではなぜできないのですか。

 次に、議会や審議会無視の問題です。

 平成八年に公立幼稚園、公立保育所問題審議会が市長に対し、「公立保育所は現状維持が妥当と考える。ただし、定員枠を減じること」と答申しています。

 その理由として、

 一 定員割れはそれほどひどくなく、各年齢の児童が入所している。

 二 午後五時半まで預かっており、共働き家庭にも対応できている。

 三 特に、下南保育所、佐志生保育所は近くに私立の保育所、幼稚園もなく、地域を挙げて保育所の運営を支えており、歴史的地理的に見ても存続が妥当と考える。

 四 臼杵市における乳幼児の減少の実態に見合う定員枠の検討が必要である。

となっているのです。

 ところが、この答申から三年も経たないうちに、市役所内部に設置した事務改善委員会が、正反対の内容で保育所民間委託を市長に答申しました。これは昨年の給食問題と全く同じやり方で、審議会の答申した内容が市に都合が悪いと、市役所内部に適当な委員会を作り、内容を簡単に覆してしまう後藤市長のこのやり方はまさに市民無視、審議会無視の政治と言えるのではないでしょうか。こんなことでは審議会を設置する意味がありません。そしてこの問題が正式に議会に提案されたのはこの三月です。議員は十分勉強する時間がありません。ところが執行部は既に予算を立て、保母や保護者への説明を済ませ、四月から実施しようとしているのです。実施しなくてはならない状況をつくってしまっているのです。議会への説明は一番最後で、ただ承認すれば良いと言わんばかりです。「議会は形式だけですよ」と言っているのと同じことです。

 私は、このように不誠実で卑劣なやり方をする市長と執行部に不信感がいっぱいです。なぜもっと早く議会に説明をしないのでしょうか。市長が施政方針の中で、もっと早く提案すれば、議員も市民も十分に勉強し審議できるのです。市長の政治姿勢として昨年の給食問題を反省することなく、またこのような形で保育所問題が出されたことに憤りを感じます。市長並びに関係部長のお考えをお尋ねします。

 以上で終わります。

 傍聴者の皆様ご苦労様です。



○議長(西水忠夫君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 見河議員ご質問の「学校給食」問題のうち小・中合同センター化を進めてきたということについての責任問題についてのご質問にお答えしたいと思います。

 昨日林議員の質問にお答え致しましたとおり、この判断に係るミスは、判断に係る責任は私にあるというふうに考えております。そして、今後なぜこのような判断をしたかというようなことでございますが、中学生に給食を早くしてほしいというかねてからの要望に応えたい、そしてOー一五七による危険な状況を一日も早く解除したい、そして財政的にも長期的に見て臼杵市が負担に耐えるというような、そのような見地からこのような判断を下したということにつきましては、これまでご説明申し上げているとおりであります。

 そして、その政治的な責任をということでございますが、この件につきましても昨日林議員の質問の中でお答え申し上げたとおりであります。

 臼杵駅前に予定しております土地が大体どのくらいになるのかというようなことでございますが、およそ二千九百九十五平米で七千数百万円になろうかというふうに考えております。

 そして、観光開発について、ここは観光開発に資すべき土地ではないかというようなことについてでございますが、臼杵駅に近い部分が残りますことから、この用地につきましては、この用途につきましては今後検討を重ね議会にも諮りまして決定していきたいと考えているところであります。



○議長(西水忠夫君) 教育長。

 [教育長村上 直君登壇]



◎教育長(村上直君) 見河議員の「学校教育について」のご質問にお答え致します。

 学校教育は、二〇〇二年指導要領の改訂、学校五日制の完全実施という画期的な転機を迎える中で、豊かな心と自ら学ぶ力を育む学校教育の充実を目指していますが、いじめ、不登校をはじめ教育課題も多く抱えております。

 不登校は二月現在で七名と以前後を絶たない状況です。心の教室をはじめ個別の相談活動の継続が必要と思っております。学力向上問題もいわれています。子ども自ら問題解決を目指す学習指導によって、基礎的な学力を身につけさせるようにしなければなりません。

 ゆとりの問題につきましては、教育の場の多忙感から「もっとゆとりを」と言われてきました。新指導要領では学習内容三割減となっておりますし、現在は行事の精選にも取り組んでおります。例えば研究発表会も以前は朝から一日使っておりましたが、本年度は午後からとなっております。この問題は充実感とのかかわりで考えていく必要がありますが、教師がもっと子どもとかかわり合えるゆとりのある教育課程の編成は大切と思っております。

 少年非行の問題も大きな課題ですが、関係機関との連携を密にし、生徒指導主任会等で未然防止に努めております。最近は新たに学級崩壊という現象が全国的にも深刻化しています。

 甘やかされた生活環境で道徳的規範の不十分さ、耐性の欠如などから、学校という生活環境に入ってきて、我慢できずに突然暴力的言動に走る子どもが増えております。これは基本的生活習慣の問題もありますが、教師として意識改革を子どもから迫られている問題ととらえるべきであり、子ども達に信頼され、心を育てる指導を心がけねばならないと思います。

 私は、臼杵という素晴らしい教育的風土を大切にすることから、心の通い合う地域に根ざした教育を就任以来掲げてきました。そして生涯学習の基礎を培うという観点から、特色のある学校づくりを推進しておりますが、教科領域の研究活動のほか、勤労体験、ボランティア、世代間交流、環境美化、地域活動への参加等様々な活動を通して、不足しているといわれる体験活動を経験させ、人間関係づくりを進め、思いやりの心を育てることもねらっております。

 また、新しい試みとして地域に開かれた教育の観点から、例えば地域で炭焼に精通している人の指導を受けるなどしていますが、外部の人を講師に招いて学習することも考えていきたいと思っております。そうした創意工夫のある学校経営で、子どもにとって学校は楽しいところであるという気持ちを持たせるようにすることが肝要であると考えております。

 なお、保護者と学校が一体となって、ともに子どもの教育に当たるという協力関係が必要なことは言うまでもありません。教育委員会としましても市P連などと連携を一層密にし、社会の変化に主体的に対応できる生きる力を持った個性的で心豊かな人間形成に向かって今後とも努力していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(西水忠夫君) 市民部長。

 [市民部長雄嶋良直君登壇]



◎市民部長(雄嶋良直君) それでは私からは見河議員ご質問の「民間委託のメリット、デメリットについて」お答え致します。

 先日の平川議員にお答え致しましたように、公立保育所の民間委託の目的は、少子化、核家族化及び女性の社会進出の増大等に伴う保育ニーズの多様化に対応し得る保育の充実強化を図ることでございます。

 現在、臼杵市には公立保育所が三ケ所ありますが、このうちの二ケ所を民間委託し、一ケ所を臼杵市が引き続き管理運営を継続するというものでございます。

 このような方式を選択致しました理由は、第一に保育に対する公的責任を継続するという意思を明確にするということでございます。

 次に、第二点目と致しまして、公と民間が良い意味での競合関係を築くことによりまして、臼杵市の保育全体のレベルアップが期待でき、結果として保護者のニーズに適う保育の実施が今以上に可能になると確信するからでございます。

 議員ご質問の民間委託のメリット、デメリットについてでありますが、保育所を含め公の施設を民間委託する場合の法的根拠は、地方自治法第二百四十四条の二第三項となっております。この規定の解釈につきましては、地方公共団体が自ら管理するよりも一層向上したサービスを住民が享受することができ、住民の福祉がさらに増進されることにより、公の施設の設置目的が効果的に達成されると見込まれた場合に限り、民間委託できるというものでございます。今回の民間委託もこの主旨に則り行うものでありますから、住民福祉の向上を目的とした地方公共団体の役割を考えた場合、基本的にメリットこそあれデメリットはないものと認識してるところでございます。

 次に、執行部の方が公立幼稚園・公立保育所問題審議会、平成八年三月八日に答申されたわけでございますが、これを無視して現在の公立三園のうち二園を委託するんじゃないかということでございますが、私どもはこの公立幼稚園・公立保育所問題審議会のこの答申を尊重するとともに、同年の平成八年の四月に答申を頂きました「臼杵市の行財政活性化大綱」こういうものを尊重しながら臼杵市としてどうあるべきか検討した結果、このような方向が乳幼児又は保護者に対して最も保育サービスが充実するんじゃなかろうかとそういう判断に立ちまして、公立三園のうち二園を委託するというふうな考えを持った次第でございますので、よろしくご理解の程お願い致します。

 以上でございます。



○議長(西水忠夫君) 見河洋子議員。



◆十六番(見河洋子君) まず、学校給食についての再質問ですが、先程言ったように市長は謝れば済むというようなものではないと思います。何らかの具体的な責任の取り方をお聞きしていますが、取るつもりはないのでしょうか。

 それから、先程中学校の要望が早くしてほしいということですが、八割以上の保護者の方が小・中合同センターは反対ということを決議、それからいろんな文書で市の方に上がっているわけです。これはどうなるのでしょうか。

 それから、Oー一五七対策はセンターの方がより危険が多いということは誰が考えても分かることですし、財政的な面も理由には、以上言った理由で早く進める理由にはならないと思います。

 それから民間委託についてですが、先程市民のニーズの多様化に堪え得るために公立保育所を民間委託にする、公と民の競合関係、レベルアップを今以上に行うために民間委託とおっしゃいましたけど、公と民が競合関係というのであれば、今の公立は一園になるわけですから、そうすれば公立一、認可が七、無認可が四、これでは共存共栄を図るということが偏るのではないでしょうか。このことについてはどうお考えでしょうか。

 それから、地方自治法二百四十四条の今まで以上にサービスを住民が享受することができるということですが、私も先日の第二回目の中央保育所の説明会に参加しました。その中で、前日も佐志生保育所でも説明があったわけですけど、この様子も聞いてみました。その中で共通して言えることは、一月に言われて三月に決めるという一方的に市が決めて、保護者としては考える暇もなく非常に不安だということが共通した意見でした。

 それから、今以上のサービスが受けられると言いますが、保護者の方どちらも今の公立保育所が一番良いんだということはどちらも言っていました。その理由としては、その大きな理由は、保育をお任せするのではなく、保護者会と先生方との話し合いを頻繁にする、それから地域を挙げて保育所の運営にかかわり、開かれている保育所になっているというようなことが大きな理由でした。ですからこのことは公立を民間委託にする理由にはならないと思います。

 それから答申を尊重してるということですが、公立幼稚園・保育所問題の解決案の中で、答申の主文のまとめには、「公立保育所は現状維持が妥当と考える。ただし、定員枠を減ずること。」になっています。ですから絶対審議会無視だと思います。

 以上のことについてお尋ねします。



○議長(西水忠夫君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 責任につきましてでありますけれども、謝れば済むというふうに考えているわけでは決してありませんが、間違ったことにつきましてははっきり間違っていたということを認めて、その非をお詫びしたいと思います。そしてその責任の取り方ですけれども、中学校給食を一日も早く実施する、そして児童生徒の安全のためにOー一五七対策を完全なものにする、そして市民の税金を使ってやるわけですから、その市の財産を大事に使いながら、財政が危機にならないようにしっかりしたやり方でそれをやっていくというようなことに全力投球をするのが責任の取り方だというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(西水忠夫君) 市民部長。



◎市民部長(雄嶋良直君) 確かに見河議員ご指摘の公立幼稚園・公立保育所の問題審議会等では、前段・中段・後段がその解決案の中にあり、そして、その一つの中に「公立保育所は現状維持が妥当と考える。ただし、定員枠を減ずること。」とこのようになっておるわけでございますが、こういう答申を、私どもはこの答申と、それと一方では同年の四月に答申が出されました「行財政改革活性大綱」この両方を検討してきたところでございますが、その答申が出た後に児童福祉法の改正によりまして保育の実施がいわゆる行政処分、今まではそれぞれに「あなたはこの保育園に行きなさい、あなたはこの保育園に行きなさい」と、臼杵市の方でそれぞれ保育先を決定しておったわけでございますが、児童福祉法の改正によりまして保護者のニーズに十分に適う保育への実施へと基礎構造が大きく変化して参りました。そういうふうなことを踏まえまして、市と致しましては公立三園の保育所の体制を堅持しつつも、運営につきましては一部を民間に委託した方がより良いサービス等が可能であると、そのように判断することによって、今議会に条例案の改正、それと予算案につきましてご審議をお願いしてるところでございます。

 以上です。



○議長(西水忠夫君) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(三重野二治君) お尋ねのOー一五七対策について、私どもとしては今回の共同調理場が汚染区域、非汚染区域というような新しい基準に基づいて設置する共同調理場であります。新しい施設での改善が図られるということで考えております。

 それから財政的な問題についてですが、現在設計作業中であります。数字的なものについては設計が完了しないことには数値は判明致しませんが、これまでも今後の運営維持全体について説明もしてきたところでございます。

 以上です。



○議長(西水忠夫君) 見河議員。



◆十六番(見河洋子君) 市長は判断ミスであったので、お詫びすればということですが、具体的に責任を取るつもりはこれからもないということですね。

 それから、市民部長は民間委託がより良いと判断したということですが、それは判断ミスではないのでしょうか。

 以上二点。



○議長(西水忠夫君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 私の責任についてでありますけれども、具体的に責任を取るというようなことになりますと、例えば減俸処分にするとか、あるいは甚だしい場合には辞任するとかそういう様々なことが考えられると思うんですけれども、そのようなことに値するようなものではないと申しますか、そういうようなことを持ち出すようなことではないと私自身は考えております。

 そして先程申し上げましたような形でありまして、これについて、また私は政治家の一人でもありますから、この政治家の責任というのは選挙の場等でこれは洗礼をしっかり受けなければいけないというようなことでありますから、そのようなところで責任を問われるというふうに思います。



○議長(西水忠夫君) 市民部長。



◎市民部長(雄嶋良直君) 公立三園のうち二園を民間委託することについて、判断ミスではなかろうかとそういうふうなご質問だったと思うんですけど、そのために私どもは各議員はじめ、もちろん教育民生委員会協議会、それと全員協議会、更には地元の保護者会、区長会等々に協議を重ね、見河議員が申されましたように、そういう不安があれば不安については取り除くように過去にも指導して参りましたし、今後も頻繁に保護者会と市、それと委託先との協議は進めて参りたいとかように思っております。



○議長(西水忠夫君) 見河議員。



◆十六番(見河洋子君) 今後不安解消をするというのであれば、雄嶋さんに質問なんですが、その時間的な余裕がいると思いますが、そのことについては、四月一日実施では時間的余裕がありません。そのことについてはどうお考えでしょうか。



○議長(西水忠夫君) 市民部長。



◎市民部長(雄嶋良直君) 確かに昨年の十二月、ちょっと日時ははっきり覚えませんけど、一応佐志生地域の保護者会、それと中央保育所の保護者会との協議を持ちました。何事にも改革につきましては不安というのは持つのは当然だと思います。そのときに意見が出されましたのは、保育指針について、民間委託することによってその保育所のカラーが出過ぎて、本来あるべき保育の指針ができないのではなかろうかそういうことと、それと先生方が、先生方というのは保母さんなんですけど、保母さん方ががらっと変わって子どもに不安を与えるんじゃなかろうか、そういうふうなご意見がありました。

 そして、それにつきまして第二回目の協議をする中で、保育につきましては厚生省の保育指針によりまして一つの指針の六領域というのがございます。まず健康に育てること、それと社会性を養うこと、自然を愛すること、創造性を豊かにすること、また、リズミカルな子どもを育てること、そういうことにつきましては一つの厚生省の指針と致しまして保育の指針がございます。それについては認可保育園にしろ公立保育園にしろそれは堅持していかなくてはなりません。しかし、若干の保育の特色というのはそれはあろうかと思います。そういうことで、基本的なものについては変わりはございませんよと。

 それともう一点の不安を頂いておりました先生方が総入れ替えになって、乳幼児が不安を抱くのではなかろうかとそういう懸念も示されました。それにつきましては、受託希望する園につきましてそういう旨を私どもから申し入れましたところ、それについては現在の嘱託パートについてはできる限り配慮して採用したいと、そういう申し入れも頂き、現在そういうことで私どもと話を詰めておるとこでございます。

 そういうことで、不安につきましては解消していったんではなかろうかと。しかし、百%不安がないかと言えばまたこれ嘘になるかと思いますので、そのへんにつきましては今後ともやはり私どもは受託希望先、それと保護者会、市と協議は重ね、より良い保育サービスに努めて参りたいとかように思っております。

 以上でございます。



○議長(西水忠夫君) 以上で見河議員の質問及び答弁が終了致しました。

 見河議員の質問及び答弁に対して、関連質問がある方の挙手を願います。

 (なし)



○議長(西水忠夫君) 以上で見河議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 先程児玉議員の関連質問に対しまして、答弁をお願い致します。

 総務部長。



◎総務部長(神田常幸君) 先程バランスシートの件で児玉議員からご質問がありました。

 貸借対照表のうち資産の部の普通財産(売却可能財産)ということで、平成九年度で約九億三千五百万程の金額が上がっております。市の財産に普通財産と行政財産がございます。そういうことで、ここに一応普通財産の合計額をここに入れてあります。

 内容については、一、二申しますと、例えば大分県の今総合庁舎の用地とか、商工会議所の用地等でございます。かなりの件数がございますが、ここに売却可能財源と書いてありますが、これは一応普通財産は可能処分なものであるという原則で、今すぐ処分して現金化するという意味ではなく、売却可能なものとして売却不可能な行政財産との区分、バランスシート上では固定資産の中での区分を示す意味でこういう計上をしたところでありますが、若干これを見るとすぐ市が売れるような財産ではないかというような誤解もあってもしょうがないといいますか、そういう書き方をしておりますので、平成十一年度ではサービス形成勘定をまた作成して参る中で、このバランスシートのここの書き方については検討して参りたいと思っております。

 以上です。



○議長(西水忠夫君) 児玉議員。



◆十一番(児玉善生君) 普通はですね、売却可能なということであえて上げたということで、こちらとしては当然下記の固定資産という中に、固定資産として現実に使われておって、土地が即財産に売却できないということであれば、流動資産に普通は上げないんですよね企業会計では。それをあえて上げておるんで、ほかの人が見れば当然これだけ売れる財産を持ってるじゃないかと、こういうふうに取る可能性もあるし、また、我々としてはそういうふうに「これだけの財産の売れるものを持ってるんか」と、「どこなんだよと」こうなるんで、そういうことの面でこの流動資産の上げ方としてはちょっと不適当じゃなかろうかというふうに思いましたんで聞いたんですけど、今後そういうものを含めて見直しをするということで、実質売却可能な財産ということであれば、そこにある程度明示をして、固定資産というところの中にきちっとしたそういうふうなもう即売れない財産という形をもう一ランクでも設けて資産の評価を出して頂きたいとお願いしておきます。



○議長(西水忠夫君) 本日は以上をもって散会致します。

  午後三時四十分 散会

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