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大分県 臼杵市

平成13年  9月 定例会 09月12日−03号




平成13年  9月 定例会 − 09月12日−03号 − P.0 「(名簿)」












平成13年  9月 定例会



 平成13年9月12日

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       平成13年9月12日(水曜日)午前10時開議

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1.議事日程第3号

 第1 一般質問

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1.本日の会議に付した事件

 日程第1 一般質問

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 出席議員(21名)

      1番  大塚州章       2番  匹田 郁

      3番  林 壯一朗      4番  武生博明

      5番  吉岡 勲       6番  衛藤忠一

      7番  小野栄子       8番  藤原一弘

      9番  三浦正行      10番  加茂千恵子

     11番  平川哲郎      12番  児玉善生

     13番  牧 宣雄      15番  長野景行

     16番  見河洋子      17番  首藤新一

     18番  池田和秀      19番  川野方男

     20番  西水忠夫      21番  板井孝太郎

     22番  藤丸利光

 欠席議員(なし)

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 事務局職員出席者

     局長       齋藤勝美    次長       吉田修二

     次長兼総務係長  三浦 孝    書記       矢野龍二

     書記       齋藤孝弘

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 説明のための出席者

     市長       後藤國利    助役       山本正嗣

     収入役      神田常幸    教育長      村上 直

     消防長      二村修次    総務部長     安野正道

     市民部長     近藤隆正    建設産業部長   高橋洋児

     市長室長     渡邊秀一    総務課長     安東睦男

     企画情報課長   亀井重忠    管理課長     神品賢二

     税務課長     中尾晴海    健康課長     粟津英壽

     福祉課長     田口 徹    同和対策室長   荻野 悟

     商工観光課長   岡村忠生    農林水産課長   兒玉 清

     都市デザイン課長 吉田 定    建設課長     野中誠一

     会計課長     藤丸国照    学校教育課長   佐保謙二

     生涯学習課長   菊田 徹

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  午前10時02分 開議



◎事務局長(齋藤勝美君) おはようございます。

 ただいまの出席議員21名です。



○議長(藤丸利光君) おはようございます。

 ただいま報告のとおり、定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます前に、市長より発言の申し込みがございましたので、これを許可します。

 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) おはようございます。

 一般質問に先立ちまして、許可を頂きまして一言挨拶をさせて頂きます。

 昨日起きました、ワシントン並びにニューヨークにおける政治、経済の中枢に対するテロ行為の犠牲になられました皆様方に、哀悼とお見舞いの真を捧げたいと思います。

 今回のように無数の無防備の民間人を巻き込むテロ行為は決して許されるものではあってはならず、二度と起こしてはならない暴挙であると考えます。今回の破壊行為の及ぼす影響は極めて大きく、世界の政治、経済の大きな転向点となるやもしれません。財政再建を目指す我が国の経済、政治におきましても、多くの大きな影響を受けることは避けられず、今後の財政運営にどのように変化を及ぼすのか、予測を許さない状態になっていると認識しております。

 臼杵市の財政運営においては、14年度以降あらゆる変化に対応できるよう職員と一丸となって厳しく対処してまいる所存であります。議会、市民の皆さんにおかれましても変化に対する対応に対し、協力を頂きますようお願いを申し上げる次第でございます。よろしくお願い申し上げます。

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△日程第1 一般質問



○議長(藤丸利光君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。

 平川議員の発言を許可します。



平川哲郎議員の通告事項
1.政治姿勢
 ? 市政本来の役割を果たす事について
 ? 介護保険について
 ? 国保について
 ? 生活保護世帯への見舞金について
 ? 同和対策について
 ? 市町村合併について
2.道路・環境
 ? 祇園州・柳原線について
 ? 芋地の道路整備について
 ? 諏訪山からの排水対策について
 ? バス停にベンチを設置することについて



 [11番 平川哲郎君質問席登壇]



◆11番(平川哲郎君) 皆さんおはようございます。日本共産党の平川哲郎でございます。傍聴の皆さんには早朝から大変ご苦労様です。

 私はまず、市政本来の役割、市民の命と暮らしを守ることを最優先に考える市政にしてほしいと思います。

 市民は長引く不況の中で、また消費税や医療費の増大で苦しい生活を強いられております。憲法25条には、「全て国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は全ての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と記されていますが、この精神は地方自治体においても真摯に受け止め、実践すべきことだと思います。憲法を暮らしに生かす市政にしていくよう要求し、以下の質問を致します。

 まず、介護保険についてですが、この10月から65歳以上のお年寄りの保険料がこれまでの2倍年金から引かれるようになります。僅かな年金の中から保険料をこれまでの倍額取られるようになれば、これまで以上にサービスを切り縮めざるを得ないお年寄りが続出するのではないでしょうか。私は市民の命と暮らしを守る立場に立って、市独自の保険料や利用料の減免制度をつくるべきだと思います。と同時に国に対しても早期に減免制度をつくるよう要望すべきだと思いますが、市長の考えをお聞かせください。

 6月議会に私が質問した際には、全国3,249の自治体の中で、保険料の減免を実施した自治体が308、利用料を減免した自治体が571でございました。この8月25日の時点では、保険料の減免が328、利用料が674となっており、どんどん増えております。最近では大分市が保険料の減免を実施したということも報道されておりました。是非臼杵市においても減免制度の導入をしていただきたいと思います。

 次に、ホームヘルパーやケアマネージャーの待遇についてお聞き致します。

 ホームヘルパー、特に登録ヘルパーの労働条件は実際の時間給がコンビニのアルバイト以下と言われており、厚生労働省が8月1日に発表した介護労働実態調査では、移動の時間の賃金を払っている事務所が2割弱にとどまっております。ケアマネージャーも心身疲労で9割が健康悪化を訴えているなど、様々な苦悩を抱えております。介護を支える担い手でありますホームヘルパーやケアマネージャーのこの臼杵市における実態調査をして、利用者も働く者も事業者にしても、この三者が喜び合える制度に改善していくことが求められていると思いますが、いかがでしょうか。

 次に、国保についてお聞きします。

 長引く不況の中で国保を納めたくても納められない市民が増えております。国保の引き下げが求められていると思います。私は特に減免制度を求める市民に応える制度を周知徹底させる必要があると思います。これまでは災害等で収入がゼロになった人だけが対象でありましたが、失業等による収入が減った人に対しても適用できるということを、市報などに詳しく載せることも必要だと思いますが、いかがでしょうか。また、大分市で行われている国保加入者の生活実態を考慮に入れた減免制度も是非検討して頂きたいと思います。

 次に、生活保護世帯に対する見舞金は、以前は夏と冬の2回分けて支給をされておりましたが、2年前に夏季の見舞金がカットされてしまいました。生活保護世帯にとって物価の高騰や消費税の導入により、生活の実態が悪化する中で、それまで支給されておりました見舞金のカットは大きな痛手となっております。「臼杵生活と健康を守る会」の方々が夏季見舞金の復活を求めて市役所の玄関などで坐り込みをしておりますが、体の弱い人やお年寄りがそのような行動をするにはよほどのことではないかと思います。先程憲法25条を引用致しましたが、全ての市民が住んで良かったと言えるようにするためにも、是非見舞金の支給の復活をするようにお願いしたいと思います。

 次に、同和対策についてお聞きします。

 来年の3月で国の同和事業の特別対策が終了致します。地対財特法の有効期限が切れて特別対策の法的根拠はなくなります。総務省も特別対策は本来時限的なものであり、特別対策をなお続けていくことは差別解消に必ずしも有効ではない。人口異動が激しい状況の中で同和地区や同和関係者に限定した施策を続けることは実務上困難であるとして、一般施策への移行を指導するとしております。

 この臼杵市においても、地域の環境改善が行われ、残された課題については一般施策として、全市民公平に改善していくべきであると思います。私は同和行政としての特別な施策はなくし、一般施策に移行すべきと思います。来年の3月末に向けてどのようにしていくのかお聞かせ頂きたいと思います。

 それから私は今回特に聞きたいのは、部落解放同盟臼杵支部に支給しております補助金357万円が、どのように使われているのかということでございます。2年前に市内の全ての団体への補助金が見直しをされ、全部削減されたり、半分に減らされたりされました。この団体にだけこのような破格の補助金を支払うというのはおかしい。どのように使っているのか示してほしいという市民の声が私のところにも寄せられております。この点についてお聞かせ願いたいと思います。

 次に、市町村合併については、昨日の児玉議員に対する市長の答弁で納得できましたので繰り返しませんが、市民に対する情報にしてもメリット、デメリットや合併を進めている自治体の状況などについて、公平な立場で市民の皆さんに情報提供するよう要望しておきたいと思います。

 次に、祇園州柳原線についてお聞きします。

 この道路の拡幅について、辻や本丁の大部分を壊してしまうことに私は当初から反対し、見直しを要求してまいりました。辻を中心に放射線状に広がる道の中で、本丁の道路は特に広く取られておりますが、これは稲葉公の時代に馬の訓練の場であり、祇園馬場とも言われるようにまさに歴史の道でございます。私はここをなぜ町並み景観保全地域としないのか不思議でなりません。市長は昨日の答弁で、「まちおこし」は「待ち残し」ということを言いました。そして臼杵の町並みの良さはいろいろなものが残っているところにある。待ちとは新しい変化については時間を掛けてゆっくり成熟するのを待つことであり、残しというのは、古い大切なものを残すことでありますと言っております。私はこの精神に立ってこの計画を見るならば、祇園州・柳原線の拡幅は見直しをするのが当然と思いますが、市長の考えをお聞かせください。

 次に、芋地の道路整備についてお聞きします。

 これは私が以前質問した際に、土地を分けてもらえればそこから整備をしていくということでございましたが、未だに進展が見られません。どこまで話が進んでいるのか、今後どのようにしていくのかお聞かせ頂きたいと思います。

 次に、諏訪山からの排水対策についてですが、最近昭和区に住む方からこのように言われました。「台風が来たら諏訪山から流れ出る水と海から流れ込む海水とで家が浸水するのが心配だ」ということでございます。また、芝尾の方に流れ出る水の処理はどうなっているのでしょうか。諏訪山からの排水の処理についてお聞かせください。

 最後に、バス停にベンチを置いてほしいということは、私も何度か議会で質問致しましたが、一向に進展が見られません。病院からの帰りバスを立って待つのはお年寄りが大変多くございます。このようなお年寄りのためにもバス停にベンチを設置するよう要望致します。

 以上、質問を終わりますが、明確な答弁をよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただいまのご質問の中で、柳原線につきまして私から答弁致します。

 祇園州柳原線と一口に言いますけれども、祇園州柳原線の中には既に一度改修が手掛けられたところ、そして改修が一部だけできて、そのまま放って置かれてるとこ、例えばNTTの周辺のことでありますけれども、そういうような場所、そしてまだ手が付けられてないところ、さまざまなところがあります。そういった中で、まだまだ計画を立てて計画が実現するまでの間には時間がかかることではありますけれども、現実に手を着けられているところ周辺につきましては、やはり一応の整備をしなければいけないというふうに思っております。今後時間をかけて成熟するのを待っていくという、その方針には私の信念は変わりません。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 健康課長。

 [健康課長 粟津英壽君登壇]



◎健康課長(粟津英壽君) 平川議員ご質問の「介護保険」についてお答え致します。苦情・相談の件数につきましては、介護保険の通知書を発送した当初、一日当たり15件から20件程度の問い合わせが一週間程続き、その内容と致しましては、納付書の見方や支払い方法等の内容が多かったため、税務課を中心に対応し、保険料の説明と納付のお願いをしてまいりました。

 その後は、問い合わせも少なくなり、一週間に数件となっております。

 介護保険制度では、65歳以上の被保険者が介護に関わる費用の約6分の1を負担することになっており、6分の2に当たる額を40歳から64歳までの方が負担し、残りを国・県・市で負担するという、みんなで支えあう仕組みとなっております。

 40歳から64歳までの方は、昨年4月分から介護保険料をそれぞれ加入している医療保険者に納めていますが、65歳以上の方が負担する保険料は円滑に制度が施行されるように、保険料を半年間徴収せず、その後1年間を半額としており、本年10月から本来の保険料額となります。

 65歳以上の方の保険料につきましては、市民税の課税状況などにより、5段階に区分され、月額になおしますと、第1段階1,769円、第2段階2,653円、基準額である第3段階3,538円、第4段階4,422円、第5段階5,307円となっております。

 このように、所得の低い方に対しては、配慮がなされたものとなっておりますので、市独自の保険料の減免につきましては考えておりません。

 利用料につきましては、高額介護サービス費等の規定によりまして、自己負担の上限額が設定され、所得の低い方への配慮がなされております。

 また、特に生計に困窮している方に対しましては、社会福祉法人による生計困難者に対する利用負担減額措置事業を実施しており、市独自の軽減措置につきましては今のところ考えておりません。

 介護職の賃金等の実態調査につきましては、市が介入すべき範囲でないと考えていますが、介護支援専門員の支援や資質向上に向けた方策を協議するため、大分県介護支援専門員支援会議が設置され、活動状況等に関するアンケート調査が予定されております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 税務課長。

 [税務課長 中尾晴海君登壇]



◎税務課長(中尾晴海君) 平川議員ご質問の「国保税の減免」についてお答えを致します。

 国保税の減免につきましては、臼杵市税等の減免基準に関する規則により、主に災害などの発生により必要となった減免について、具体的に規定されておりますが、議員ご指摘の失業等の事由により、一時的に生活困窮に陥った方についての減免については、具体的には定められておりません。

 今後は、他市の状況及び市民税等他の税目における取扱い等を勘案しながら、検討してまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 福祉課長。

 [福祉課長 田口 徹君登壇]



◎福祉課長(田口徹君) 平川議員ご質問の「生活保護世帯への見舞金」についてお答え致します。

 生活保護制度は、国が生活に困窮する全ての国民に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とするものであります。その最低生活水準は、国民の生活水準、社会的意識の変化に伴って変わるものであり、制度開始以来、保護基準の中心となる生活扶助基準の改定が度々行われてまいりました。

 これらの改定により、昭和58年12月中央社会福祉審議会から、「現在の生活扶助基準は、一般国民の消費実態との均衡上ほぼ妥当な水準に達している」ので、今後は、一般国民の消費水準の向上に即して所要の改善を行うことが適当であるとする旨の意見具申を得るまでに至り、消費税の引き上げによる影響も含め、現在まで所要の改定が行われてまいりました。

 また、年末には、期末一時扶助として一人当たり1万1,110円が加算され、平成12年度からは新たに介護保険料についても加算されるというように、生活のあらゆる面において健康で文化的な最低限度の生活を営む上での保護基準額が設定されているものと認識しております。

 臼杵市と致しましては、議員ご質問の見舞金は生活保護法に基づかない給付であり、生活扶助基準がほぼ妥当な水準に達しているとされる現状を踏まえると、見舞金を支給することの必要性はないものと考えております。

 そこで、平成10年度に、夏季見舞金及び冬季見舞金を歳末扶助費として一本化し、また、平成14年度の廃止を前提に段階的に減額することを提示しております。

 なお、県下各市の中でも徐々に廃止が進んでおり、昨年度支給したのは臼杵市、津久見市、佐伯市、宇佐市、別府市の5市のみでありましたが、本年度からは別府市が廃止を決定しております。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 同和対策室長。

 [同和対策室長 荻野 悟君登壇]



◎同和対策室長(荻野悟君) 平川議員ご質問の「同和対策」についてお答え致します。

 同和行政を効果的に推進するためには、地区住民の協力が必要であり、地区住民の自発的意思に基づく、自主的運動、地区住民との調和が不可欠であります。また、地区住民の内部研修や外部研修への参加、経済基盤の向上、結婚や就職差別の解消に向けて、各種事業を推進する上で、部落開放同盟に対する補助金は、必要であると考えています。

 また、補助金の交付につきましては、臼杵市補助金交付規程に基づき交付しているものであり、申請から精算に至るまで、適正に処理されております。

 なお、活動報告書や決算報告書の公表につきましては、「臼杵市情報公開に関する条例」に基づき開示してまいりたいと思っております。

 次に「地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」が、平成14年3月末日で期限切れとなった後の組織の在り方についてのご質問ですが、結婚差別や就職差別などの心理的差別は依然として解消されていないのが現状であります。また、最近では、情報化社会の進展により、インターネット等を利用した悪質な差別事象も発生しておりますので、財政上の特別措置に関する法律の有無に関わらず、今後とも同和問題をはじめとする人権啓発活動は益々重要になってくるものと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 建設課長。

 [建設課長 野中誠一君登壇]



◎建設課長(野中誠一君) 平川議員ご質問の1点目、「芋地の道路整備」についてお答え致します。

 芋地地区には幹線市道として諏訪線が地区を縦断しています。この路線は幅員が狭く、朝夕の通勤時には車の通行量が多く、児童や生徒の通学路として安全な道路の整備が求められているところです。

 ご質問の芋地地区に係る市道の拡幅改良につきましては、平成7年度より大橋の方から用地の協力が得られた所について、用地買収を行い、順次拡幅改良を進めてきたところです。

 今後も用地の協力をお願いし、ご理解を頂いた所から改良を行ってまいりたいと考えております。

 第2点目の「諏訪山からの排水対策について」お答え致します。

 臼杵市総合公園の整備にあたり、雨水排水対策が重要でありますので、造成工事に先行し、排水路の整備を優先して行っています。まず、市民球場、こども広場及びお花見広場からの排水は、沈砂地から市道海辺28号線の暗渠で熊崎川に放流しております。

 もう一方の排水は、芝尾地区内を通って熊崎川に放流します。既に下流から一部整備を進めており、今後実施を予定している多目的広場などの造成工事に着手するまでに整備したいと考えています。

 また、諏訪地区の浸水対策につきましては、臼杵地区浸水対策協議会で検討を行い、雨水基本計画の見直しを行っていますので、過去の浸水状況をふまえ対策を考えていきたいと思います。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 企画情報課長。

 [企画情報課長 亀井重忠君登壇]



◎企画情報課長(亀井重忠君) 平川議員ご質問の「バス停にベンチを設置すること」についてお答え致します。

 臼杵市と致しましては、バス停へのベンチの設置につきましては、バス利用者の利便性からみて、基本的にはバス会社が設置するものと考えております。これまでも機会ある毎にバス会社の方へベンチの設置についてお願いをいたしているところであります。市内の状況をみますと、地区や法人などのご好意により設置をしているところもあります。

 バスは公共的な交通手段でもあり、利用者に高齢者が多いこと等から、市といたしましても可能なところについては設置が望ましいと考えているところでありますが、歩行者等の安全性の面からみますと、設置には自歩道の幅員が4m以上なければ難しいということなどがあります。そういうことで安全性の確保ができるところにつきましては、今後ともバス会社などに要望してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 平川議員。

 [11番 平川哲郎君質問席登壇]



◆11番(平川哲郎君) 今のバス停の件ですけど、以前私が質問したときに、ライオンズクラブとか、ああいうところにお願いして置いてもらったらどうかということで質問したときに、お願いしてみようというようなことを答弁してもらったんですけど、そういう形での配置ですかね、特に病院の近くとか、私が聞いたところによると熊崎の駅の出たところ、病院に行ってその帰りにあそこで立っているところをよく見るんですけど、そういうところについて、また、千代田区でしたかね、千代田区の元ココストアーの前、あそこなどよく利用するということで、是非そこのところを検討してもらいたいという要望ですので、よろしくお願いいたします。

 それから、国保の減免については、私が津久見とか大分市のようにやってもらいたいということで、これまでは収入が皆無と、災害とかによって皆無でないと減免ができないというようなことが条例で書かれておりましたけども、津久見とか他の市については規則を定めて、失業したときとか、そういう収入が何割減ったらこのくらい減免するというようなことを決めて、規則としてやっておりますので、それを臼杵も同じように整備をして応えてもらいたいと。それをすることについても市報などで「これこれこういうことができるようになりました」ということを市民の皆さんにわかるように公表して頂きたいと思います。

 それから、夏季見舞金についても、他市はやっていないと、他市は臼杵を含めて3市、去年までは別府もあったというようなことですけども、他がやらなくなったからやらないというようなことではなくて、臼杵市が最後に残っても私は構わないと思います。日本一の市役所とか、住んで良かったと言える臼杵市にしたいということで市長は常々言っておりますので、臼杵に住んで良かったと言えるような形の検討を是非して頂きたいと思います。

 それから、柳原線についての質問の中で、なぜあそこを保全地域としてしないのか、町並み景観保全地域としないのかということについてお答えがなかったようにありますので答えて頂きたいと思います。

 それから、必要なところは、それは計画の全部の中で必要なところはあると思います。私は全部やめろと言ってるのではありません。見直しをすべきだということを要求しておりますので、辻から本丁の拡幅について、あそこの貴重な、これまでも歴史にも残っております野上弥生子さんの小説にも出るような、町並みの中でも大事な道についてそれを壊すようなことはやめてほしいということで要望しておきたいと思います。

 それから、介護保険についても、是非この臼杵市の働く皆さん、ホームヘルパーさんやケアマネージャーの人たちの労働実態ですかね、それを調べて頂いて、そして改善していければ改善の方向で検討してもらいたいと思います。

 まず、第1回目の再質問を終わります。答弁をお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 都市デザイン課長。



◎都市デザイン課長(吉田定君) 祇園州柳原線の、なぜ保全地域としないのかというご質問がありましたのでお答え致します。

 今まで計画決定は既に平成11年の10月にやりまして、現在も事業を進めておりますが、この計画決定の説明までのいろんな機会を通しまして、この道路の必要性を訴えてきたところでございますが、特に生活関連道路として、まず重要な街路であるという意味と、それから歩行者の安全確保を優先した道路であるという、この整備の必要性を説明してきたところでございます。

 「まちのこし」については、先程市長の答弁もありましたが、歴史のある古い大切なものを時間をかけてしっかり残していくということでありますけども、これにつきましては、今まで歴史環境保全条例に基づきまして、保全地域を指定して、重点的に保全していく地域を定めて、景観形成を図ってきたところでございます。本丁通りは連続した建物の景観が残っていませんので、この地域から外れておりまして、現況をご覧になるとおわかりになるように、鉄筋コンクリート建てや鉄骨構造の建物が建っているのが現状でございます。しかしながら、この背後にあります二王座、それから町八町のこの町並み景観に調和するような形で今後景観形成を図っていく必要があろうかと考えておりますので、臼杵の城跡の下を通過しますが、この区間とともに歴史景観に合うように整備をお願いするように、今、県の方にお願いをしております。

 事業の進捗状況としましては、平成12年度より測量建物調査を実施して、一部用地買収に着手しまして、今年度は祇園州の地権者の方々の建物調査、用地買収の費用として2億5,000万円が計上されて、県事業で一部買収を実施しております。この事業を推進するにあたりましても、住民の方々の移転が必要になりますので、事業は現在ビジネスホテル臼杵からロータリーまでを先行して、臼杵の城跡の区間を先行して事業を進めておりますが、本丁通りにかかるまでは随分時間がかかると思いますので、地元の方々の意見を尊重しながら、また地権者の協力を得ながら事業を今後進めてまいりたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 健康課長。



◎健康課長(粟津英壽君) 介護職の労働実態調査につきましては、先程平川議員がふれられましたように、厚生労働省は平成12年の11月に財団法人であります介護労働安定センターに委託し、介護労働分野の事業主に対しまして、介護労働者の雇用状況、賃金、就労時間、雇用管理上の実態を把握するために実施をしております。また、介護分野の労働者を対象とした実態調査も行われております。これは本年の9月中をめどに中間結果報告を公表されるようになっておりますので、臼杵市としては実施する予定はございません。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 税務課長。



◎税務課長(中尾晴海君) 先程の質問でございますが、国保税の減免の件で、規則の件でございますが、他市の状況を勘案しながら検討したいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 平川議員。

 [11番 平川哲郎君質問席登壇]



◆11番(平川哲郎君) 今の国保の減免ですけど、検討するのはいいんですけど、その検討した結果こういうふうになりましたということを、前と違うということになれば、市報などで詳しく皆さんに徹底するようにしてほしいということですので、そこのところもよろしくお願い致します。

 それから介護保険の方の減免についても、既に保険料については全国の自治体の1割に上るところが減免をしていると、それから利用料については全国の自治体の内の2割というところがもう既に利用料の減免をするということも決めておりますので、この臼杵市におきましても是非そういう先進的なところを視察に行ったり、どのようにしているのかということを調査したりして、臼杵のできる範囲で減免制度をつくるということも是非検討してもらいたいと思います。もう大分県の中でもまだ少ないですけど、4自治体が大分市を含めて減免を導入しておりますので、それに遅れないように臼杵市も是非、臼杵市の介護保険料が特に大分県内でも高いと、一番高いということで、そういう面におきましても検討して市民の皆さんの声に応えて頂きたいと思います。

 その点についてよろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 市民部長。



◎市民部長(近藤隆正君) ただいまの件につきましては、検討課題とさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 市長室長。



◎市長室長(渡邊秀一君) 制度ができ上がった段階で広報を行うことは、私ども市長室が担っております広報の役割と考えておりますので、当然の如く、新しい制度についての周知の方法につきましては、市報又はCATV等を活用してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 平川議員。

 [11番 平川哲郎君質問席登壇]



◆11番(平川哲郎君) 最後になりますが、冒頭に述べましたように、憲法25条に保障されております社会福祉、社会保障を自治体の中心にするという精神に基づきまして、私が今質問しました内容について、是非できるように検討して頂きたいと思います。よろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 以上で平川議員の質問及び答弁は終了致しました。

 平川議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で平川議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで10分間休憩致します。

  午前10時52分 休憩

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  午前11時01分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開致します。

 匹田議員の発言を許可します。



匹田 郁議員の通告事項
1.IT時代の対応について
 ? ケーブルインターネットについて
  1 加入状況について
  2 計画性について
  3 活用方法について
 ? インターネットを使った交流の場づくりについて
  1 ホームページについて
  2 町づくりにどう生かしていくのか
  3 臼杵出身者の把握(臼杵人会)とその人達の活用について
   仮「臼杵人あつまれ」
  4 これからの臼杵をどの様に全国に情報発信していくのか
2. 施設へのアクセスについて
 ? 公共施設への交通手段の現状
 ? 駐車場について
 ? 運転出来ない高齢者や子供達をどう考えているのか
3.図書館の運営方法のその後について
 ? 前回質問したその後、どの様な検討がなされたのか
 ? 夏休み中の利用はどうだったのか
 ? NTT臼杵を利用出来ないか



 [2番 匹田 郁君登壇]



◆2番(匹田郁君) 議席2番の匹田 郁です。通告にしたがって、3点お尋ね致します。

 まず、第1点のIT時代の対応についてであります。

 実はケーブルインターネットについてから、今回の質問を始めるつもりでしたが、昨日の大塚議員の質問内容が重複していましたので割愛し、インターネットを使った交流の場づくりについてから始めたいと思います。

 さて、インターネットの普及が急速に進んでいる今日、臼杵市のホームページがネット上における臼杵の看板と言いますか、広告塔になってきました。よく観光者数の増減がその都市の持つ魅力のバロメーターと言われていますが、ホームページへのアクセス数がその都市が持つ魅力の重要なバロメーターだと思っています。そのようなことから、臼杵市のホームページを私は以前から興味を持って見てきていますが、日を追うごとによくまとまった、わかりやすい内容になってきていると思っています。また、企業、趣味のグループ等リンク先も増え、確実に進化していると感じています。しかしながら最近少々形にはまり過ぎているようで、面白みに欠けるのではないかと感じています。むしろ後藤市長のホームページの方がボリュームもあり、面白いと思っています。

 そこで、臼杵市のホームページと市長のホームページをもっと簡単にリンクし、できれば臼杵市のホームページの内容構成をより魅力的に見直してみてはどうかと考えています。臼杵市のホームページに対してどのようにお考えかお聞かせください。

 次に、臼杵市のホームページの中に広聴コーナーがあります。まちづくりに対する意見を皆様から聞かせて頂くための企画は素晴らしいと思います。まだネット上では工事中ということで運営はされていませんが、これからこのコーナーをどのような方法で運営されていこうとされているのかお聞かせください。

 更に、今後、全国からこのコーナーに寄せられるであろう貴重なご意見、ご提案を市民の皆さんが自由に見られるようにして頂ければ大変ありがたいと思うのですが、どのようにお考えか重ねてお尋ね致します。

 また、更にこの企画を発展させ、このコーナーを情報開示の場としてだけではなく、情報や意見の交流の場として、メーリングリストを導入して、これを行政が運営することができないのでしょうか。この企画には専属の人もいりますし、お金もかかります。しかし宣伝媒体が時代により変化する今日、必要な機能となってくると私は思います。このメーリングリストを使った仮称「臼杵人集まれ」といった交流の場づくりを開設することによって、帰りたくても時間や費用の都合で帰郷できない方々、更に全国と言わず、世界中に臼杵市という共通のふるさとを持つ方々に、出会いの場、そしてふれあいの場を提供できることになり、世界中に数多くの臼杵人会が生まれると思います。そしてこのメーリングリストで知り合った世界中の方が、結果として臼杵市の応援団となり、これからの臼杵市のまちづくり、人づくりに必ず力を貸してくれるものと私は考えます。

 以上の提案から、臼杵市としてインターネットをこれからどのように利用して情報発信していくのか、私の提案も含め、新しい計画があればお聞かせください。

 そこで私から、今だからできるインターネットを使った臼杵のコマーシャル方法を提案をさせて頂きたいと思います。

 臼杵市のホームページへアクセスして頂くということは、言い換えればウインドーショッピング中に興味のあるお店を見付けることと同じことだと思います。そのお客様に商品を買って頂くためには、まず、お店に入って頂かなければなりません。まさに、臼杵市のホームページにアクセスし、ホームページを開いて頂くことで、臼杵に興味を持って頂き、いつの日か臼杵に観光に来て頂くことと全く同じことだと思います。

 そこで今、大林監督による臼杵映画「なごり雪」の撮影が始まりました。マスメディアもこの映画のクランクインを大きく捉えています。この映画は来春公開されるということですが、その際、チケットやポスターに臼杵市のメールアドレスを書き込み、映画へのご意見やご感想をメールを通じて送って頂いてはどうでしょうか。メールを頂くということは、臼杵市のホームページを開いて頂くことにほかなりません。しかしながら、現実にはチケットにメールアドレスを書き込んだだけでは、それほど多くの方からのアクセスは望めないと思います。そこで映画の感想やご意見を送って頂いた方に、抽選で臼杵の特産品が当たるという企画を行ってみてはどうかという提案です。ネット上において抽選や景品が付くというだけでアクセス数は数十倍、数百倍に増えると言われています。まず、アクセスして頂くことから全てが始まるわけです。考えてみてください。わざわざ博多駅前に臼杵から宣伝隊を送り込み、道行く不特定多数の方々に観光パンフレットを配ることより、経費面からもはるかに優れた臼杵の宣伝方法と思いますがいかがでしょうか。ご意見をお聞かせください。

 以上、インターネットの利用方法について、私の考えを述べさせて頂きましたが、その上で、これらの情報発信の場として、観光情報協会も入っているふれあい情報センターをセンター基地として使用できないのでしょうか。そうすることで臼杵市のCATV及びインターネットがより生かされていくものと私は考えます。

 以上のことについて、市としてどのようにお考えかお尋ね致します。

 第2点目は、臼杵市の交通アクセスについて質問させて頂きます。

 今日、私たちが最も利用する交通手段は、言うまでもなく自動車です。自動車なくして生活は考えられません。このような現状の中で、臼杵市街地の各行政施設を結ぶ交通手段を考えた場合、駐車場の利便性や公共交通機関のアクセスなど、現在の現状では少々配慮が足りないように感じられるのは私だけでしょうか。

 そこでお尋ね致します。市街地にあります施設への交通アクセスについて、どのような現状にあると考えておられるのかお伺い致します。

 次に、駐車場についてであります。

 中心市街地にあります野上記念館や下屋敷などの観光施設やふれあい情報センター等の学習施設を利用される方々に対して、駐車場の確保もさることながら、その駐車場へのアクセスのサインと言いますか、案内板などの気遣いがまだまだ足りないよいうに私は思います。迷路と言われる町中にどこにどう車を停めると観光施設をゆっくりと見ることができるのか、また学習施設を利用できるのかといったソフト、ハード両面から考えなければならない時期にきていると思います。特に高速道路の開通を目前に控えた今日、観光行政の面からも早急に中心市街地の駐車場問題を見直さなければならないと考えますが、市としてどのようにお考えかお聞かせください。

 更に、私は視点を変え、別の角度から前段で述べました駐車場問題を含めた市内の交通体系の構築について提案させて頂きます。

 それは、市内に循環バスを運行し、公共交通機関の拡充を図ることです。今日の車社会の中で、車の運転のできない方々や子どもたちのために、更には土地所得に高額な費用が掛かる駐車場の利用者を少しでも減らすことができるのではないでしょうか。このような取り組みは各地の自治体で徐々に始まっているようです。調べてみますと、土地柄により観光客を対象に名所旧跡を巡回するものや、役所、病院、商店街等地元住民の気軽な足として定着しているところなどさまざまですが、路線や時間帯を十分に検討した上で管理運行することができれば、市民生活の利便性もよくなり、これからのまちづくりに大いに生かせる事業であると考えます。循環バス構想についてどのようにお考えかお伺い致します。

 最後に、図書館の運営方法のその後について質問させて頂きます。

 前回の6月議会で、現在の図書館を民間委託することで、休館日をなくすことや、開館時間の延長など、より市民にとって利用しやすい図書館になるのではと提案させて頂きました。この提案について、答弁の中で、図書館の役割、機能、更にそのあり方について考えさせて頂きたいと積極的な答弁を頂くことができました。

 重ねて申し上げますが、高齢化が進む今日、また、来年より始まる学校現場での完全週休2日制など、公共施設、特に図書館の役割は大変大きく、高齢者や学生にとって重要な施設になると私は考えています。

 そこで6月議会以降、行政側の協議の中でどのような検討がなされたのかお尋ね致します。

 次に、夏休み中の図書館の利用状況についてお尋ね致します。

 私はかねてより、臼杵図書館の素晴らしいところは小さいながら学習室があることと思っています。素晴らしいと言われています津久見図書館にもこの機能はありません。静かに読書をする場所は当然ありますが、あくまでも本を貸し出すことのために設計されているようです。私はこの学習室の機能こそが生涯学習の面から、これから更に必要となる空間であると思います。

 加えて、今はありませんが、就学前の幼児が楽しく利用できる子ども図書室ができないものかと思っています。これは子どもたちが自由に歩き回ったり、寝転んだりしながら、本とふれあう部屋のことで、この部屋に関しては図書館では付きものの「お静かに」の言葉がない部屋のことです。少々騒いでも大丈夫な防音設備と床面をフローリングにでもしておけばよいわけで、子どもの視線に合わせた利用環境をつくることで、幼い時期から楽しく図書館を利用する習慣をつけることが可能になると思います。このような子ども図書室を幼児期に利用した子どもたちは、遅かれ早かれいずれ学習室や読書室へと巣立って行くはずです。

 では、このような機能を持たせた図書館をどこにつくればよいかということになります。そこで、一例として、私は10月より1階分の案内所が閉鎖される現NTTを借り上げて使用することができないかと考えています。この場所は現在の図書館と位置的に近く、広い駐車場もあり、非常に使用しやすい建物と思いますがいかがでしょうか。新たなる図書館をつくる財源確保が難しい今日、既存建物を使い、有効利用することが必要であると思います。この提案について、どのようにお考えかお聞かせください。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。

 [総務部長 安野正道君登壇]



◎総務部長(安野正道君) 匹田議員ご質問の「施設へのアクセス」についてお答えをいたします。

 議員ご指摘のとおり、中心市街地の施設を利用しようとすると、どうしても駐車場の確保が問題となってまいります。平日であれば3カ所の市営駐車場でかなりの台数は収容できると考えられますが、イベントの開催日等となりますと駐車場は満車となり、中心部においでになる皆さんにご迷惑をおかけしてしまうことになっております。また、観光バス等でおいでになる方々についても、バスの駐車場が少ないことから、不便をおかけしているケースも多いと考えられます。

 現在、土曜、日曜と祝祭日に限り、NTT臼杵営業所のご協力で同営業所駐車場を開放していただいております。また、臼杵駅前の給食センター横の市有地についても駐車場として整備しております。

 その他、都市計画道路祇園州柳原線の改良と併せて臼杵公園下に観光バス等の大型バスも駐車できるよう、多目的広場の整備も計画をしております。

 しかし、今後、中心部に駐車場を十分確保することは、古い町並みや今まで行ってきた町づくりの観点から困難であると考えられます。

 昨年、道路運送法の改正が行われ、乗合バス事業の許認可が緩和されましたので、議員ご提案のように、シャトルバスや循環型バス等の公共交通機関を活用することについては、市内中心部へのアクセスの有効な手段として、今後の大きな検討課題となると認識をしております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 市長室長。

 [市長室長 渡邊秀一君登壇]



◎市長室長(渡邊秀一君) 匹田議員ご質問の「IT時代の対応について」の「インターネットを使った交流の場づくり」についてお答え致します。

 臼杵市のホームページは、平成10年5月に開設し、本年6月よりリニューアルしたホームページで、従来より更新頻度も高め、色調も変え、情報量も増やすことに努め、情報提供をしています。ある調査によりますと、自治体のホームページの平均的アクセス件数は、人口の1%に満たないというふうに言われていますが、臼杵の現在のアクセス件数はトータルで約10万を切る状況になっておりますので、アクセス件数は高いというふうに認識しております。しかしながら、急激に変化している情報化社会に対応するため、臼杵市のホームページについて作成段階での企画がよく練られているか、適切な告知活動を行っているか、訪問者にやさしい、見やすいぺージであるか、また、表示スピードは適切であるか、訪問者の反応を得る手段をとることができるか、コンテンツ、内容は楽しい、役に立つ、お得であるかなど、ホームページのあり方を議員の言われた工事中の部分も含めて根本的に見直す時期にきているのではと考えております。

 国は2003年度、電子政府の実現を目指し、IT戦略会議においても国民の持つ知識が相互に刺激し合うことによって、さまざまな創造性を生み、育てるような知識、創造型社会を目指すとして、具体的に教育、芸術文化、医療介護、就労、産業、環境、生活、移動交通、社会参加、行政の各分野の社会像を描いています。具体的にはネットワークを通じて、国民自らの積極的な情報発信、社会形成の参画、自宅や職場からのインターネットを経由し、実質的に全ての行政手続きが24時間可能となり、「住所、戸籍、税の申告、納付などの行政サービスを受けることができる」などであり、情報を提供し、利用する。また、双方向通信機能の活用のため、現在のホームページを根本的に見直し、より見やすく、利用しやすいホームページ作成のための予算を本議会に計上しているところであります。

 ホームページは、インターネット上の情報表現手段であり、今後の情報取得の重要な要素になることは、議員ご指摘のとおりと考えており、施策等についてもご意見を頂けるシステムを構築し、町づくり等にも活用していきたいと考えています。

 現在、県外在住の臼杵出身者の親睦団体としては、東京臼杵人会、関西臼杵人会がございまして、年に1回開催される交流会には市の関係者も出席し、臼杵市の近況等を報告しながら交流を図っております。しかしながら、議員は世界と言われましたが、他の県、地域にも多くの臼杵市出身者がおられながら、そのような組織がないことを考えますと、匹田議員ご発案の、ネット上に臼杵出身者が集まる場、匹田議員が仮の名称として付けられた「臼杵人あつまれ」というネット上に、臼杵人会を設け、交流して頂くとともに、会員登録システムを構築し、登録いただいた会員にメーリングリストにより、市の情報を提供し、その会員を介し、会員が住んでいる他の人々に臼杵市のよさを伝えて頂くことも、これからの臼杵市の情報発信の方法として大変意義深いものと考えております。そのためにも視覚的な情報提供手段としてのインターネット放送の充実を図り、情報発信していくことが今後の時代の対応策と考えています。

 また、匹田議員ご提案の「なごり雪」の映画入場券に、また、ポスターに臼杵市のホームページのアドレスを印刷することは、ホームページにアクセスして頂き、メールを頂くことは臼杵市を知って頂く手段として非常に有効と考えられますので、早速映画関係者と協議を行いたいと思います。なお、景品については内容等も含め、検討課題とさせて頂きたいと思います。

 また、ふれあい情報センターを情報発信基地としてはどうかというご質問ですが、その件につきましては、ふれあい情報センターの持つ役割等を勘案しまして、検討課題とさせて頂きます。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 生涯学習課長。

 [生涯学習課長 菊田 徹君登壇]



◎生涯学習課長(菊田徹君) 匹田議員の「図書館の運営方法のその後について」お答え致します。

 まずはじめに、前回質問した内容について、どのように検討がなされたのか。また、夏休み中の利用はどうだったのか。というその点についてでございますが、先の6月議会において、図書館を利用しやすい施設として多くの市民に利用して頂くため、閉館時間等の繰り下げを検討してみたいとお答えしたところでございます。現在も継続して、利用者状況の把握に努めているところですが、夏休み期間中の図書館利用について見ますと、前年度よりやや減少している傾向が見受けられます。図書館利用者が増えるように、また、利用しやすい、開かれた図書館運営の一環と致しまして、幼児期から図書に親しむ習慣を育んでもらうため、図書館以外の公民館や福祉センターを利用しての「読み聞かせの会」等を開催し、図書館利用の拡大と推進に努めておりますが、来年4月からはより市民に開かれた図書館を目指し、閉館時間の繰り下げ等、時間の変更を計画しております。

 次に、NTT臼杵を利用できないかということでございますが、何分にも所有している相手のあることでもあり、現段階でこちらからその建物利用についていろいろ申し上げることはできません。図書の管理上、また、館の運営上、困難であると考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 匹田議員。

 [2番 匹田 郁君質問席登壇]



◆2番(匹田郁君) 明確なご答弁を頂き、大変ありがとうございました。しかし、少しずつ質問させて頂きます。

 まず、ホームページについて、これから新しい企画で新しいホームページを作ろうということを聞きまして、大変うれしく思います。ですが、どうかそういう最終的に作成するにあたり、行政サイドの方だけではなく、民間とか、やはり興味のある、趣味のある方、そういう方の意見を十分に検討の中でお話しして頂くようにお願いしたいと思います。これは要望であります。

 次に、ホームページの年間の、現在までのランニングコストと、そしてこれからもしそういう新しいことをするためには、どのくらいかかるのか、大変お金がかかることだと思いますが、やはり先程言ったように、これからはどうしても必要になってくることだと思いますんで、おおよそどのくらいを考えているのかをお聞かせ願えればありがたいと思います。

 そして、次に、第2点の交通アクセスについてですが、現在、臼杵市は公共交通であります臼津交通さんに確か380万円年間補助を出してると思いますが、これからもこの補助金がどういうふうな形で推移していくのか、また、どのようにお考えなのかを、できればお聞かせ願いたいと思います。

 図書館については、来年4月以降、そういった制度、それからいろいろなフレックスタイム導入だと思うんですが、前向きに検討頂きまして大変ありがたいと思います。私がNTTを言ったのは一例ですので、そして、一応NTTさんの了解をとってお話するということを言ってますんで、その辺はご理解ください。ですから、身近であんまりコストがかからない、ボランティアの方の団体等を、お話の中でローコストでできることであれば、是非前向きに検討して頂きたいと思います。よろしくお願いします。これも要望です。



○議長(藤丸利光君) ここで休憩します。

  午前11時34分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前11時35分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開します。

 市長室長。



◎市長室長(渡邊秀一君) ホームページのランニングコストの質問についてお答えします。

 ランニングコストの基本的な考え方につきましては、サーバーの光熱水費を含む維持管理費、情報更新手続きにかかる職員の人件費、そしてドメイン名よる管理維持費等が考えられますが、市のホームページのサーバーはホームページのみでなく、庁内LANにも使用している点、また、職員の人件費については、方法の一環として考えるならば、算定基礎に算入し難いものと考えられますので、臼杵市役所のホームページの純然たるランニングコストの積算は困難でございます。ただ、先程申し上げましたドメイン名管理維持費として年額6,000円を計上しています。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 企画情報課長。



◎企画情報課長(亀井重忠君) 臼津交通に対する補助金の問題でございますが、現在、3路線過疎バスということになっておりますけども、経営は非常に厳しいものとなっております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 以上で匹田議員の質問及び答弁は終了致しました。

 匹田議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で匹田議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 加茂議員の発言を許可します。



加茂千恵子議員の通告事項
1.「高齢者居住安定確保法」の施行について
  住宅の登録た閲覧、情報の提供などの窓口と対応は
2.公営住宅の入居手続きの緩和について
 ? 保証人の所得証明書類添付の徹廃を
 ? 抽選何回目からは、入居に優遇制度を
3.市役所に手話通訳者を
  市役所に高度な技術を取得した手話通訳者の常勤を
4.公共施設に吉丸音楽を
  臼杵駅や公共施設に、文化の香る町臼杵にふさわしい吉丸一昌の音楽を流しては
5.ペイオフ解禁の対応について
  来年4月1日以降ペイオフ解禁となるが歳計現金、歳計外現金、各種基金など公金預金の対応策は



 [10番 加茂千恵子君登壇]



◆10番(加茂千恵子君) 皆様こんにちは。加茂千恵子でございます。私からは5点ほど質問をさせて頂きます。

 最初に高齢者居住安定確保法の施行についてです。

 超高齢化社会に備え、高齢者が安心して住める住宅を確保するための環境づくりは益々必要性が高まっています。一人暮らしの高齢者は病気や死亡時の対応、また、失火など安全管理面を理由に入居を敬遠されることが多いと聞きます。このような高齢者などのために身元保証制度や滞納家賃の債務保証制度など、高齢者が民間賃貸住宅に入居しやすいように老後の住いの不安を解消することなどを目的とした、高齢者居住安定確保法が、この8月5日に施行されました。高齢者向けの良質な賃貸住宅の供給促進と入居者の負担軽減などが大きなポイントです。具体的には、民間の活力を利用したバリアフリー住宅を増やしていくことで、整備をするための費用を国と地方自治体が補助します。また、賃貸住宅だけでなく、持ち家のバリアフリー化への支援策も盛り込まれています。

 この法のもう1つの柱が、高齢者世帯の入居を拒まない賃貸住宅の登録閲覧制度を設け、高齢者向けの住宅情報を提供する体制を整備します。その一方で、やむを得ず家賃の滞納が発生した場合、債務を保証する制度が10月からスタートします。一人暮らしの高齢者の方から、公営住宅には入れないし、民間住宅も入居が難しいという声をよく耳にします。この法が施行されたことをとても喜んでいる一人ですが、臼杵市として、この法に対し、住宅の登録や閲覧、また、情報の提供など、どこを窓口とし、どのように対応されるのかお尋ねいたします。

 2点目です。公営住宅の入居手続きの緩和についてです。

 公営住宅の抽選は、ほぼ3〜4カ月ごとに行われておりますが、毎回の倍率は相当に高いようです。何回も挑戦し、ようやく当たっても入居手続きで一苦労しています。身寄りのない人などは保証人を捜すだけでも大変なうえ、所得証明書類を付けるとなると、頼む側、頼まれる側双方のともに抵抗があります。民間賃貸住宅でも保証人を求めるところは少なくなっていますし、まして保証人の所得証明書類の添付を求めているところは皆無と言ってよいと思います。

 そこで、行政改革の一環として、入居手続きの緩和、所得証明書類の撤廃ができないかお尋ね致します。

 また、抽選の件ですが、運を天に任せるより仕方がないのでしょうか。1回目で見事当たる方もおりますが、これで6回目、7回目という方もおります。どなたも住宅に困窮しているわけですが、何回目以上の方は抽選で優遇して頂く制度は考えられないでしょうか。ご一考ください。

 3点目です。市役所に手話通訳者をについてお尋ねいたします。

 言語や聴覚に障害のある方々は、生活の上で困ったこと、相談したいこと等話せる方は限られています。急な用事などで対応できる方を探すのにご苦労されていると伺いました。そこで高度な技術を習得した手話通訳者が市役所に常勤されれば、聴覚障害者も安心して気軽に市役所を利用できるようになり、担当職員との意思疎通のパイプ役にもなると思います。職員削減の中ではありますが、必要なところには必要な人材を是非配置して頂きますようお願い致します。

 4点目に、公共施設に吉丸音楽をです。

 いよいよ臼杵市を舞台に臼杵映画「なごり雪」の撮影が始まり、今どこよりも注目を集めています。石仏の火祭りや、竹宵祭り等、年々県内外からのお客様も増え、一大イベントになりました。関係者の方々のご苦労は筆舌に尽くせぬものがありましょうし、ただただ感謝の思いで一杯です。これらのイベントもさることながら、臼杵市にはどこにもない素晴らしい素材があちらこちらにちりばめられ、訪れた方には十分満足頂いているものと思われます。それらの施設に立ち寄られたときに、臼杵市出身の吉丸一昌の音楽が流れると、またインパクトがあり、心も和むのではないでしょうか。

 例えば、竹田の駅に電車が入ると荒城の月が流れるように、臼杵駅に入ると早春譜が流れる。至るところで吉丸音楽が流れるという、まさに芸術・文化の香る町、臼杵にふさわしい試みだと思いますが、いかがでしょうか。

 最後に、ペイオフ解禁の対応についてお尋ねいたします。

 ここ数年、金融機関の破綻を巡る問題が深刻化しております。史上まれに見る低金利時代と言われる中で、高齢者の方々にとっては命綱とも言える預貯金の金利は最低の上に、もし銀行が破綻した場合は今回のペイオフ解禁によって、預金の内、1,000万円と金利は保険で保証されるにしても、それを超える部分がカットされることにより、預金者に負担が及ぶ可能性が生じてきます。現在はペイオフが凍結されており、全ての預貯金は全額保護されていますが、平成12年5月の預金保険法の改正に伴い、ペイオフ解禁の時期が当初の計画より1年延長され、来年4月1日までとなっております。

 そこで、お尋ねしたいことは、個人の預金はもとより、地方公共団体についても改正保険法によると、預金保険の対象とされることとなっています。したがって、今後例えば歳計現金、歳計外現金、各種基金など、公金預金の累計ごとに対応策を検討する必要があると思われますが、お考えをお聞かせください。

 以上で質問を終わります。よろしくお願いいたします。



○議長(藤丸利光君) ここで休憩致します。午後は1時30分より再開致します。

  午前11時46分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後1時30分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開します。

 都市デザイン課長。

 [都市デザイン課長 吉田 定君登壇]



◎都市デザイン課長(吉田定君) 加茂議員質問の「高齢者の居住の安定確保に関する法律の施行について」お答えします。

 この法律は、平成13年4月6日に公布され、賃貸住宅の登録や閲覧制度を除き、8月5日から施行されたところです。

 この法律の大きな柱は、バリアフリー化された高齢者向けの民間賃貸住宅の供給を促進するため、国や地方公共団体が民間事業者の取り組み支援としてバリアフリー設備費等の補助や高齢者向け優良賃貸住宅とする目的で、既存の住宅を購入する場合に住宅金融公庫からの融資率の引き上げ等の優遇措置制度となっています。

 また、高齢者の持ち家のバリアフリー化を推進するため、住宅金融公庫の特別融資枠が広がることや、高齢者向け優良賃貸住宅制度の助成を受けた住宅を登録し、高齢者に賃貸住宅情報を提供する制度等となっています。

 大分県は4月に「高齢者世帯向け賃貸住宅制度要綱」を策定予定でしたが、来月以降にずれ込むように伺っています。

 今後、説明会等で制度運用も明らかになってくるものと考えていますので、市として、この制度をどのように活用できるのか検討してまいりたいと思います。

 住宅の登録や閲覧、また、情報提供等の市民窓口機能をどうするかも併せて考えてまいります。

 次に、連帯保証人の所得証明書類添付の撤廃についてお答えします。

 臼杵市営住宅の設置及び管理に関する条例第11条第1項1号で、連帯保証人は、入居決定者と同程度以上の収入を有する者となっています。

 所得証明書の添付を求めていますのは、収入状況について簡易に把握することができることもありますが、収入を証明するものがない場合は、入居者及び連帯保証人が直接担当課に出向き、所得証明書に代わる書類の提出等、収入状況調査を行うこととなりますので、入居者と連帯保証人にも入居手続きの際の煩わしさを解消されると考えております。

 次に、抽選にもれた方の優遇制度についてでありますが、抽選会場にいますと、何度も応募された方は顔も覚えており、心情的には何とかならないものかと思ってしまいます。しかし、公営住宅に入居させる場合は、公募が原則であり、公募の公告は市営住宅の所在地、戸数、住宅の規格、入居資格、選考方法等を明示することとなっていますので、抽選後の空き住戸を抽選にもれた方を優先して入居させることは困難となります。

 8月に市営と県営住宅入居者の公募を致しましたが、募集戸数7戸に対して応募者は55人で、抽選にもれる方が多いのが実態であります。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 市長室長。

 [市長室長 渡邊秀一君登壇]



◎市長室長(渡邊秀一君) 加茂議員ご質問の「市役所に手話通訳者を」についてお答え致します。

 現在、臼杵市に在住されている方で、聴覚平衡障害により障害者手帳の交付を受けていられる方は、256名いらっしゃいます。その多くの方が手話による意思伝達を必要としていますが、窓口等の対応としては軽易な手話と筆談により意思疎通を図っているのが現状です。

 市といたしましても、先月行われました同和問題後援会にボランティア・グループ手話サークル石仏に、手話通訳者をお願いするなど、後援会等に聴覚に障害を持たれている方にも参加頂けるよう努力はしていますが、議員ご指摘のように、手話通訳は高度な技術を必要とし、また、市内には多くの人材が育っていないこと、他の職業に従事していることなどにより、人材確保につきましては困難と考えております。

 聴覚に障害を持たれている方への対応につきましては、プライバシー等にも配慮し、相談等に精神的負担を感じさせないよう努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 加茂議員ご質問の「公共施設に吉丸音楽を流してはどうか」についてお答え致します。

 臼杵市には全国に誇れる人、歴史、文化、さらには人情等素晴らしい風情がある街だと考えています。

 臼杵市に訪れて頂いた方々に心地よく、安らいで頂く心遣いは大切なことであろうと思います。

 特に吉丸先生が残してくれた数々の名曲は、訪れた方々にとっては、大きなインパクトになることと考えられます。

 このようなことから、現在、吉丸一昌記念館においては「早春譜」や「故郷を離るる歌」等、吉丸一昌のアルバムの曲を流しております。

 また、臼杵駅におきましては、以前から早春譜の曲を流して頂いております。

 市内の公共施設において曲を流すことを考えてはどうかというご質問でありますが、場所や季節によっては情景にそぐわない場合もあろうかと思いますが、臼杵市に来ていろいろな想いを抱いて頂けることは感慨深いものがあろうかと思われます。

 今後も他の公共施設においても、販売も含め検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 会計課長。

 [会計課長 藤丸国照君登壇]



◎会計課長(藤丸国照君) 加茂議員ご質問の「ペイオフ解禁の対応」についてお答え致します。

 議員ご指摘のとおり、平成12年5月に預金保険法が大幅に改正されまして、金融機関が破綻した場合に地方公共団体の公金についても、定期預金等の定期性預金については平成14年4月から、普通預金、当座預金等の流動性預金については平成15年4月から、1金融機関につき、各予算を合算して元本の1,000万円までと、その利息のみが保護されることとなり、それを超える部分については、保護されない場合も発生することとなりました。

 ペイオフ対象の公金預金には、基金はもちろんのこと日々の支払いのための歳計現金や中小企業などへの低利融資のために金融機関に公金を預託している、いわゆる制度融資にかかる預託金などが含まれます。

 公金の預貯金は言うまでもなく、市民の皆様に納めて頂いた大切な税金等であり、地域住民の共有財産でありまして、予算に基づく各種の行政サービスを円滑に実施していくための貴重な財源であります。したがいまして、公金の保管にあたっては、最も安全、確実、有利な方法により行うことが基本であります。しかし、ペイオフ解禁後は、制度的に絶対安全という保証がなくなりますので、いかにして元本の保証を確保していくかということが重要になってまいります。

 これに対応するため、公金を運用している中で、できるだけ利息の分散、回避を図り、資金需要に応じた金融商品、運用金額、期間などさまざまな運用の組み合わせを慎重に選定し、機動的に対応していくことが必要であると考えております。

 しかしながら、公金預金が金融機関の経営や地元経済の振興に果たしている役割は無視できず、公的預金等の保護のためのみ直ちに資金を移動させることは困難な面がございます。また、そうすることは、いたずらに金融不安を煽ることにもなり兼ねません。

 したがいまして、最終的には、やはり制度的な公金保護の仕組みが望まれるわけでございますが、総務省において「地方公共団体におけるペイオフ解禁への対応方策研究会」が設置され、その中では、現行の国の諸制度を前提として可能な公金保護対策として、預金債権と借入金、すなわち地方債債務との相殺を図る案を柱に、金融機関が保有する国債、地方債への質権の設定等の方策が提案されています。

 しかしながら、これらの保護方策を具体化するには、法的な課題や手続上クリアすべき課題が数多くあるため、検討しなければなりません。

 市と致しましては、総務省におけるこれらの検討内容に注目しつつ、県及び他市町村の動向も踏まえながら、地域の金融機関の実情に即した現実的な対応策を検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 加茂議員。

 [10番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆10番(加茂千恵子君) 何点か再質問と要望を致したいと思います。

 最初に、公営住宅の入居手続きの緩和についてですが、これは昨日もちょっと市営住宅の件でお話が出まして、障害者、あるいは母子家庭については特別な優遇措置をして頂いております。ですからそのようなお話を伺ってると、何回も抽選をしたから優遇してくれというのは難しいのかなあと、昨日ちょっと率直には思ったんですけれども、とにかく需要は多いということを肝に銘じて頂きたいと思いますし、来年度北ノ口が新しいのがまた36戸ほどできますので、それを見て、また、毎年本当、毎回100何名、今回ちょっと少なかったんですが、もう100名前後の方が抽選を受けるという状況が続くようでしたら、やっぱりもっとまた新しいものを造るっていう必要があるのじゃないかなということも思いますので、これは要望としてまたお考え頂きたいと思います。

 次に、手話通訳者の常勤についてですが、今、いろんなボランティアでたくさんの方に応援をして頂いております。今、市長室長は人材確保が困難だっていうことをおっしゃっておりました。これは本当に高度な技術が必要ですし、仮に少しわかってても、かえって混乱するということを伺っておりますので、やはりある程度きちんとわかった方にこちらにいらしゃって頂かないと、混乱するということを聞きまして、人材確保が困難ということが当てはまるのかな、そういう方がいらっしゃるのに何かそういう方にお手伝いをしていただくという方法が考えられないのかなあということを感じましたので、これはもうちょっと前向きにご検討頂けないものかと思います。

 それと吉丸音楽はありがとうございます。駅もやったりやらなかったりで、何か常に流れているということじゃないみたいで、先程季節感もあるからとおっしゃってましたが、勿論季節感もありますが、すばらしい歌には、春の歌が夏かかったからといっておかしくはないし、竹田に行けば「荒城の月」はいつも“春の高桜の…”といつもかかってます。ですからもう、臼杵はこういう人がここから出てこういうすばらしい歌を残したんだと言う意味で是非、臼杵にはそういう、吉丸一昌先生の歌はこういうものがありますよと、併せて何か標示板のようなものも一緒に立てられたらいいかなというように思いますので、是非これは前向きにお取り組みをお願い致します。

 最後にペイオフ解禁についてです。

 これは本当、非常に難しい問題だと思いますし、まだ本当来年からいよいよ解禁になります。1,000万までということで、私たちにはあまり関係のないような話なんですけれども、公金と言えばもう何十億というお金、税金が預金されております。これも決して対象外ではありませんので、やはり一番大切なことは情報収集だと思うんですが、先程おっしゃってたように、いたずらに預金を下ろしたりとか預け換えたりとかするとまた、これも混乱を招くことだと思います。それで、例えば、預金の債権化ができないものかとか、例えば、本当に万が一そういう破綻になったときに、では誰がその責任をとるのか、責任問題というのはもう職員にも生ずるのではないかという、過日の新聞にも出ておりましたけれども、こういう問題が起きたときには、やはり責任問題というのはやはり職員の方になるんでしょうか。これ難しいと思うんですけれども、答えられる範囲で結構です。よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 会計課長。



◎会計課長(藤丸国照君) このペイオフというのは個人責任社会の象徴ではないかと言っても過言ではないと思います。私たち職員と致しましても、収入役からいつも言われてるんですけど、自己責任を持って仕事をしなさいということで指導されてるわけなんですが、かと言いまして、億の金になりますと私たちもその資産もないし、能力もないし、こういう問題はまた将来的に総務省において、地公法あるいは地方自治法、それに基づいてまた条例等、そういうなのを改正しながらやはり責任の問題というのは検討していく必要があるのじゃないかとかように思っております。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 加茂議員。

 [10番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆10番(加茂千恵子君) 市長室長、先程の手話通訳の件ですけれども、今、256名聴覚障害者の方がいらっしゃるということを伺ったんですが、職員数から言いますと、今、臼杵市は大体人口比100名に1人ぐらいという割合でいくと、やはり260名弱の方がいらっしゃるんだったら、1名はこちらにそういう方も常勤されてもいいんではないかと思うんですけれども、これは室長のお考えでご答弁ができるかどうかわかりませんけれども、市長はどのようにお考えになりますでしょうか。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 手話通訳して頂くということにあたりまして、先程議員からのご質問の中にもございましたけども、手話通訳というのが極めて難しい、日本語と言語体系が違うと言ったら何ですけれども、手話を覚えるというのは英語を覚えるのと同じくらい身をはめてやらないと覚えられないという、そういうようなことだっていうことも伺いました。それで、窓口にいらっしゃる方々のお世話をするのに、ある程度までは職員でも対応ができる範囲、職員と致しましても手話の勉強をしたり、いろんなことでそういうようなことを体得してるところもあるんですが、複雑な問題になりますと、やはり手が届かないというようなところがあります。公務員として採用するにあたりまして、手話ができるということだけで採用するというわけにもまいりませんので、さしあたりましては、職員の中で更に手話の研修に励みたいというような方がいる場合には、都合をつけて、そしてできるだけ職員の技術がハイレベルになるように、そういうような研修をしてもらうのを支援をするということがまず第一だと思っております。そして、やはり本当にプライバシーに関わるいろんなことについて、相談に応じなければいけないわけですから、そういうようなレベルまで達するそういうような職員ができてくることが一番望ましいわけですが、そういうような様子をよく見極めながら、場合によっては今後の新規採用の中で考えなければいけないということもあるかもしれません。しかし、まず第一義的に、今の職員に更に研修してもらい、そしてできるだけ複雑な話のときに信頼できる方に入って頂くというようなことから始めたいと、そういうようなことを考えてる次第です。



○議長(藤丸利光君) 加茂議員。

 [10番 加茂千恵子君質問席登壇]



◆10番(加茂千恵子君) 最後、お願いです。

 それで今、職員の研修にもなるということで、そういう技術を習得した方が臼杵にもいらっしゃるわけですから、是非そういう方にお手伝いを頂きながら、常勤という形でなくても、パート的にでも、とにかく職員間との意思の疎通も考えながら、是非そういう方々にお手伝いをして頂く方向で、職員の研修も併せてやって頂けたらと思いますので、よろしくお願い致します。

 以上です。ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で加茂議員の質問及び答弁を終了致しました。

 加茂議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で加茂議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 林 議員の発言を許可します。



林 壯一朗議員の通告事項
1.防災対応
  防災無線の完成と今後の展望は
2.町づくりについて
 ? 歴史の街臼杵の実現化への対応
 ? イベントの成果と評価
3.財政問題
  経済の悪化と地方財政はどうなるのか



 [3番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆3番(林壯一朗君) 議席番号3番の林でございます。通告にしたがいまして質問をしていきたいと思います。

 まず、1点目は、防災ということでお聞きをしたいと思います。

 防災の対応でございますが、津波対策として、今回、海岸部に防災無線が完成をしたわけでありますけども、それによって海岸部における市民のセキュリティーレベルというものは、向上したという具合に思いますし、このことについては大変喜ばしいことではないかなというように思っております。

 そういった中で、今後そのこれから先の課題として、内陸部、山間部への対応という問題について、どのように考慮されてるのか、山津波とかそういうものもあるわけでございますんで、そういうところの考え方をお聞かせを願いたいと思います。

 2つ目には、町づくりの関係でありますけども、昭和62年頃からこれまで歴代市長のもと、二王座を中心にしながら保存修景をしていく中で、今日の町づくりの原点をつくってきたんではないかなというように思いますが、そういう中でこの歴史の街臼杵という位置づけをしながら、今後、更にそれを具体化をしていくのは、どういう方法を考えておられるのか、その辺のところについてお尋ねをしたいと思います。

 また、そういった町づくりの中で、いろいろなイベントをこれまで実施をされてきておりますけども、イベントの成果と評価という問題であります。竹宵まつり、石仏の火まつり、そういったものを毎年参加者が増えてきておりますけども、それが臼杵市に及ぼす経済的効果、そういったものがわかれば明らかにして頂きたいと思いますし、これまでやってきた問題点、評価をしてると思いますけども、その評価点なり反省点といったものについて明らかにして頂きたいと思います。

 3つ目には、市民誰もが関心を持ってる問題でございます財政問題でありますが、今回の参議院選挙に見られますように、痛みを我慢してでも構造改革やらなければならないというところまで、日本の経済というのは今来てるわけなんですけども、そういった経済情勢の中で、地方財政も今、取り沙汰をされて、交付税のカット、道路財源等の一般財源化といったような問題等がされて、地方にもこのしわ寄せがこようとしてますけども、そういった中で今後の臼杵市の財政運営、とりわけ起債も多い中で、借金を返していかなければならないわけでありますので、そういった点についてどういう具合に考えておられるのか、お尋ねをしたいと思います。

 よろしくお願いいたします。



○議長(藤丸利光君) 企画情報課長。

 [企画情報課長 亀井重忠君登壇]



◎企画情報課長(亀井重忠君) 林議員ご質問の「防災無線の完成と今後の対応」についてお答え致します。

 臼杵市では約300年前と150年前に東海地震及び南海地震による地震と津波の被害を受けております。この周期によりますと、このような地震はいつ起きてもおかしくない時期に現在臼杵市は来ていると言われております。

 そこで、臼杵市では、平成11年度国の第2次補正により、沿岸地域22ケ所に津波高潮対策として防災無線の整備を行い、この3月完成したところであります。

 緊急時には、この防災無線を使って沿岸住民にいち早く情報を発することができることと思います。また、この6月に沿岸地域を対象に防災無線を利用した防災訓練を実施し、住民に対して津波襲来時の避難訓練と意識啓発行ったところであります。

 議員ご質問の内陸部や山間部の防災対策につきましては、必要性については十分認識はしているところでありますが、今後の検討課題と現在しているところでございます。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 都市デザイン課長。

 [都市デザイン課長 吉田 定君登壇]



◎都市デザイン課長(吉田定君) 林議員のご質問の「歴史の街臼杵の実現化への対応」についてお答えします。

 ご案内のとおり、城下町としての臼杵は、16世紀半ばに大友宗麟によってつくられたときから始まり、関ケ原の戦い後、稲葉氏により近世城下町として整備され、発展してまいりました。

 旧市街地には、近世城下町の姿をそのまま残す商家や武家屋敷など多くの歴史的建造物が残されています。

 こういう古い町並みを保存して、臼杵らしいまちづくりを進めていくため建築士会、文化財関係の専門家及びまちづくり団体と協議を重ね、昭和62年に「臼杵市歴史環境保全条例」を制定しています。

 この条例の中で、祇園州から町八町・二王座・海添までの地区と臼杵石仏の周辺地区につきましては、第1種保全地域に指定しています。その保全地域内では、市民の方々が家を建てたり改修する場合、歴史的町並み景観に調和するようお願いし、その修景の工事に対して助成を行っています。

 また、保全地域外につきましても、特に歴史的価値がある建造物につきましては、歴史環境保全審議会の承認を受け、保全建物に指定し、その修景工事に対し助成を行い、歴史景観の保全を図っています。

 市では、この条例で市民の皆様方が行います保全事業のほか、旧市街地にある歴史的な建築物を取得又は借り入れ、改修による景観整備や近世からの町割りの構造を残す道筋についても、道路の美装化に景観整備を進めています。

 建物の施設につきましては、海添の「丸毛家武家屋敷」、祇園州の「稲葉家下屋敷」や「平井家住宅」、二王座の「旧真光寺」や「稲葉土蔵」、市浜の「早春賦の館」などがあります。

 また、歴史的な道筋整備につきましては、主に臼杵石による石畳舗装の道路整備と一部電線地中化を行っています。

 「二王座歴史の道」をはじめ、町八町地区で整備中の「街なみ環境整備事業」、二王座から海添地区にかけて整備を予定しています「身近なまちづくり支援街路事業」により、各町なみ拠点施設を結び、回遊性の向上を図り、歴史的環境に即した景観整備を行っていこうと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 商工観光課長。

 [商工観光課長 岡村忠生君登壇]



◎商工観光課長(岡村忠生君) 林議員ご質問の「イベントの成果と評価」についてお答え致します。

 大きなイベントと致しましては、桜まつり・納涼花火大会、石仏火まつり・さらには臼杵竹宵まつり等があります。

 特に近年の大きなイベントとして、臼杵竹宵まつりを開催しており、今年も11月3日、4日には昨年を上回る大規模なイベントとして、現在準備をしているところであり、今年は特に将来を見据えた、少ない経費で最大のイベントになるよう努力をしなければならないと考えております。

 このようなイベントによる経済的な効果につきましては、昨年の2日間で約5万人の人出があり、食べ物を中心とした出店においては、かなりの収益があったものと思われますし、既存の商店街につきましても効果があったものと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 総務課長。

 [総務課長 安東睦男君登壇]



◎総務課長(安東睦男君) 林議員ご質問の財政問題についてお答えを致します。

 国においては、ご案内のとおり、「聖域なき構造改革」を旗印に、さまざまな分野で検討が行われております。地方分権時代における自治体経営を考えるとき、構造改革なるものは中央だけではなく、地方の末端まで改革なされなければ意味がないものと考えております。

 むしろ、地方自治体が改革の中心的存在にならなければ、我が国の構造改革は成し遂げられないのではないかと思われます。

 平成9年からの「市民のお役に立つ市役所づくり」は、極度の財政難に陥っていた財政状態の改善であり、さらに、市民への行政サービス改善のための取り組みでもあります。意識改革、組織改革、そしてシステム改革によるこれらの取り組みは、正に臼杵市の構造改革の取り組みであると考えております。

 平成12年度決算見込みで、臼杵市の財政状態が回復基調にあり、特に経常収支比率においては県下の中位にランクされるまでに回復できたことは、すでにご報告を申し上げたところでございます。

 しかしながら、経済のデフレ傾向が続く中、地方交付税等の減額など、地方都市を取り巻く環境がますます悪化することが予想されます。

 大幅な歳入構造変化を望めない地方都市においては、現在把握しうる収入の増加に努めるとともに、いかに無駄なく効率的に使っていくかが最も大切なことではないかと思われます。

 臼杵市は、これから不燃物処理場などの大型の生活関連施設の更新を抱えており、従来にも増して慎重な財政運営が求められることは言うまでもありません。

 今後とも厳しい状態が予想される中、バランスシートによる全ての資産・負債の「残高管理」、サービス形成勘定による事業の正確な「コスト把握」、さらに現在検討を行っております「市民参加型サービス評価システム」による市民サービス評価を連動させて、整理したいと考えております。

 市民に喜んで頂け、かつ効率的な行政サービスが実現できるものをしっかりと見極め、これからの難局を乗り切っていきたいとそういうふうに思っております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 林 議員。

 [3番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆3番(林壯一朗君) 答弁大変ありがとうございました。

 まず、再質問させて頂きますが、防災無線の関係では、内陸部、山間部は今後の検討課題だという答弁を頂きました。しかし、その前の答弁は「地震というのはいつ起きてもおかしくない」という答弁も頂いております。となれば、検討というよりも、これはやっぱり急がなければならない課題ではないかなというように思うわけであります。

 そして、防災の管理というのは、昨日のアメリカのあのテロ事件でもわかりますように、やはり危機管理というものがどれだけ確立されてるかということが、パニックを起こさないことになるのかということを、昨日見せつけられたような思いがするわけですけども、臼杵市の場合、海岸部については一斉に通知がいきますから、同じ情報を一瞬のうちに市民の皆さんが受け止めることができますけども、内陸部、山間部等につきましては、そのシステムがない以上、いわゆる伝達をしながら周知をしていくということになると、これはまた困難がよけいひどくなる分だってあるんではないかなというように思います。

 ということを考えたときに、昨日、市長も申しておりました。いわゆるケーブル網が完成をして、全国エレクトロニクス関連の都市で24位ということも答弁をされておりましたけども、ケーブル網を利用してやはり一元的なシステムというものを考えていくことが今必要ではないかなというように思います。

 それは一つには、今、サイレンがいわゆる消防署から鳴らすサイレンもありますし、各地区ごとに鳴らさなければならないサイレンもあるわけですね。火事のときに分団の方が休んで現場に飛んで行ってサイレンを鳴らすというようなことになってるわけですから、そういったものを、これだけのケーブル網があれば、全てを網羅して、市の総務なら総務で一斉に情報が送れるというようなシステム構築をこれは急いでいかなければならないんじゃないかなと思いますので、その点についてどうなのかということを再度お尋ねをしたいと思います。

 それから、歴史の街臼杵の関係でございますが、今、答弁を頂きました内容をお聞きしましても、今、町づくりがややもすれば市中心部のみに集中をしているきらいがあるように思うわけであります。やはり臼杵の町づくりというものは、乙見から泊ケ内、一尺屋との境、そして松ケ岳、通の奥というように、全てが臼杵市になるわけですから、そういった市内全体を視野に入れた町づくりというものを考えていくことが、一つは必要ではないかなというように思うわけであります。

 今、先程の答弁では、いわゆる歴史環境保全地域の指定というのは市内部になっておりますけども、私としては、例えば、佐志生であれば、黒島にはあれだけの投資をして、去年のオランダ皇太子が来るときに、公園を整備したわけですから、その公園を利用して佐志生の尾本、藤田側を含めて、いわゆる市民が憩える場をどうつくっていくのかというようなことが必要ではないかなと思いますし、南津留の方であれば、払川の石仏やキリシタン墓もございますので、そういったものを活用すると、下北で言うならば、六ヶ迫の鉱泉、そして臼杵の名前の発祥の地の神社もございますし、そういったものをやはり網羅をして、点ではなくて面として考えることが必要ではないかなというように思いますので、そういったものが考えられるのかどうかということについてお尋ねをしたいと。

 そして、商店街の再生の関係については、やはりイベントをしていく中で、人が集まって来る。そして投資をしてるわけですから、例えば1,000万投資を竹宵ですれば、経済効果としてやっぱり1億あるぞと言えば、9,000万が臼杵市民の懐に入るわけです。だからそれだけのお金をかけることによって、次のまた事業展開というものが考えられるのではないかなというように思うわけです。

 先程の答弁で、「将来を見据えて少ない経費でやる」ということも言われましたけども、やっぱりかかる経費は何ぼ少なくしようとしてもやっぱりかかるわけで、やっぱり要る金をどうつくるかということが必要ではないかなと思うわけです。それで補助金の切れ目が縁の切れ目だというような事業じゃなくて、やはりこの事業をやることによって利益を生んでいくと、利益を生むということがみんながわかれば、またそれは一つの面白みで次につながっていくんじゃないかと思いますんで、お金をかけて、それ以上に儲けるというやはり視点でですね、少し今、考えていただきたい。

 そして、やはりせっかくこれだけの事業をやってるわけですから、経済波及効果がどのくらいあったのかというような追跡調査を是非して頂きたいというように思います。

 したがって、先程申しましたように、そういった地域おこしの関係は市内全体を網羅して考えられるのかどうかということと、イベント事業については、やはり波及効果を考えて、そして、商店も儲かるぞと、市民の懐も儲かるんだというようなイベントにする発想が持てるのかどうかということを、重ねてお聞きをしておきたいと思います。

 それから、財政の問題では、確かにこれから答弁にあったとおり厳しくなると思いますし、そういった中では、自主財源がどう確保されていくかということが一番これから大切な問題ではないかなと。自主財源というのはやはり税収の確保ということになるわけでありますけども、私たち市民の側からすれば、私たち市民が納めた税金がどのようにそれが利益として返ってくるのか、プライマリーバランスという言葉で今言われておりますけども、そういったものが見えてくれば、税金を納めるということもこれは苦ではなくなるんじゃないかなというように思います。

 そして、そういった中で、今、デフレスパイラルという状況の中で、市民の皆さんの所得もこれからいわゆる落ちてくるんじゃないかなと、そうなると自主財源というものが、市税の収入というのも低下をしてくるんではないかなというように思います。そうなったときに、手数料、利用料、いわゆる上下水道料、CATVの料金、健康保険料、介護保険料、そういったものがまた値上げをされてくる可能性も出てきます。そういったものを考えたときに、財政運営については慎重に対応をしてもらわなきゃならないというように考えます。そして今、バランスシートの問題も言われておりましたけども、今、デフレという状況の中で、資産が価値を持たなくなってきてると、そのために銀行が企業にもお金を貸さなくなってきてる。そういった中で現金の資金繰りつかなくて、白雲山荘も倒産をしたというような状況でありますし、今のリストラ状況をみましても、いわゆる現金をどう回していくかということが一番の課題であって、企業としては資産は持ってると、資産は持ってるけども現金が回らないというのが、今のデフレの中での問題だと思うわけです。そういった意味で、税収の確保という問題を考えたときに、現金をやはりどれだけ手元に置くかというのがやっぱり市政にとっても一番の大きな課題だと思いますし、そのいわゆるお金を私たち市民が使えなくなる時代もくるんじゃないかなと、そうなれば今やっぱり厳しいものを厳しいと言わないと、あたかもお金があるよというようなことで言ってると、後で非常に大きな苦労をしてくるんじゃないかなと思うわけでありますんで、そういった点で、市民全体がやはり知恵を出し合えるような財政改革会議というようなものを構成をして、市民全体で知恵を寄せ合って、どう臼杵の財政を支えるのかということも話し合える場が必要ではないかなと思いますので、そういった組織づくり、官民を問わずやはり入ってもらうというような組織づくりができるのかどうかということについてお尋ねををしたいと思います。

 よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 企画情報課長。



◎企画情報課長(亀井重忠君) 防災無線の整備の危機管理を一元的に管理できるシステムは考えはないのかということでございますが、まず、今回防災無線を設置した主な目的を申し上げますと、これは津波に対する警報システムということをご理解を願いたいというふうに思っております。

 山津波もあるじゃないかということでございますが、山津波と海の津波の違いにつきましては、山津波のときは地震があったら瞬時に起こる。これが山津波であろうかというふうに思っております。海の方の地震による津波、例えば南海沖で発生した地震による津波、臼杵まで約1時間から2時間かかります。また日向灘沖では30分から1時間というふうに言われております。このとき避難勧告をするのは、その起きたからすぐ避難勧告をするのではなく、気象庁及び県から津波警報が発せられたとき、そのときに避難を勧告する。津波の警報を発するということになっております。そういうことで、内陸部における災害の対象につきましては、主に大雨、また、火災による住民への周知、そういうことではなかろうかというふうに思っております。

 今年のCATVの事業によりまして、今年度、防災カメラ及び文字放送システムというのを新たに取り入れるという予定をしております。

 防災カメラにつきましては、市内6カ所、まず、乙見ダム、新川、土橋、市役所の屋上、それと黒丸、中洲賀橋、この6カ所に防災カメラを設置したい。これは河川の氾濫及び現在通行止めになっているかどうか、これを市民にお知らせしたいというふうなことで、この防災カメラを設置したい。これは1チャンネルもしくは2チャンネル、ここにこの6カ所を画面を切り替えて、30秒毎に流すとか、6画面分割画面で流すとか、いろいろな方法があろうかと思います。それを検討しております。これ今年工事をするようにしております。

 次に、文字放送システム、現在、スクロール方式で非常に市民の意見としては見にくいというふうなご意見もございました。これを画面切り替え式に今年度したいというふうに思っております。この中で緊急に割り込まれるシステムも取り入れる。消防署と市役所の方にそれを制御できるプリンターを入れまして、消防署は24時間体制でございますので、火災があった場合、消防署の方から緊急に割り込んで、「ただいまどこどこで火災発生」というお知らせができるというふうなシステムを今年度事業をするようにしております。そういうことでこの市民への危機を知らせると、危険度を知らせる方法はこういうことである程度の対応はできるんではなかろうかというふうに思っております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 総務課長。



◎総務課長(安東睦男君) 林議員の再質問にお答えを致します。

 その前に国の動向と言いますか、7月に任期が終了しました地方分権推進委員会、この最終報告によりますと、国と地方全体では増税はしないと、その代わり、税源の移譲額に相当する地方交付税、あるいは補助金を減額をするというようなことを言われております。で、結局はその税源移譲と地方交付税、あるいは国庫補助金の減額で、ちょうど今までの収入と全く同じものが出るんだと言われております。税源移譲の内容なんですが、国税であります所得税の一部を移して市民税の方に、これは市民税は地方税なんですが、この方の割合を高くする。そして消費税、現在5%なんですが、この5%の内の一部を、一部と言いますか、これ消費税は地方交付税の原資となっておりますが、この一部分を地方固有税源として地方の方に組み替えるというような仕組みとなっております。それで国から今まで交付されてきたこういう財源については今までどおり確保できるんじゃないかとは思いますが、この報告に対しまして、国はどう対応するのか、未だに不明確となっております。それでしばらくこの動向を待ちたいと思います。

 それから自主財源の問題なんですが、最近のニュースによりますと、完全失業率は5%になったと言われております。そういうことで国は景気を下支えするために、相互雇用対策を講じようとしております。しかしながら、今後市民税に与える影響というものはかなり大きなものがあるんじゃないかと思われます。そういうことで収入の増加については多くは望めない、しかしながら、前年維持ぐらいはできるんじゃないかと、ある程度の見積りは持っております。

 そういうことで、今後の財政運営なんですが、市民にとってもっとも身近な生活環境の整備これは十分配慮しながら、最小の経費で最大の効果が上がるように工夫をしながら、職員一丸となって財政運営に取り組んでいきたいと思います。

 それで、先程ご提案がありました、財政改革会議ですか、これ官民共同でそういうものを立ち上げたらどうかというご質問がございましたが、これについてもまだ内部でかなり詰めたものを持ちながらそういうものを立ち上げていくのがいいんじゃなかろうかと、職員が全くこれについて政府の動向がわからない以上、どういうふうに動いていいのかわかりませんので、その時点でまたどうしても市民の皆さんのお力をお借りして、そういうものがこれからの難局を乗り切れるような体制をつくっていく必要がある場合には、またお願いするということにしたいと思います。今後の検討課題とさせて頂きます。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 都市デザイン課長。



◎都市デザイン課長(吉田定君) 歴史的なまちづくりが中心市街地に集中して、市内全体を視野に入れた町づくりが必要ではないかというご質問についてお答え致します。

 先程述べましたように、臼杵市内では歴史環境保全条例で、歴史的な城下町が残る市内の中心部、それから国宝臼杵石仏周辺部のこの2カ所を保全地域に指定しております。双方とも臼杵の貴重な歴史的、文化的遺産でありまして、市民の皆さんが誇れる財産だと認識しておるところであります。その意味で、中心部の町並みは「まちんなかの人」だけのものでなく、臼杵市民みんなのこれから守る育てていかなければならない遺産だというふうに考えております。

 周辺部につきまして、歴史的なものについて説明いたしますと、議員のご質問の中にありましたように、井村の臼塚古墳、掻懐のキリシタン墓、久木小野のマンダラ石等の県指定の文化財や東神野の風流杖踊り、三島神社の三輪流臼杵神楽などの無形文化財等がございます。文化財につきましては、地元の方々の協力を得ながら現在保存に努めているとこであります。

 また、文化財以外につきましても、各集落ごとに独自の歴史的背景を持ちます文化や自然に囲まれた景観が残されているわけであります。地域の特性を守りながら育てている活性化の事例としましては、東神野の久保ん谷湧水祭り、佐志生の島祭り等があります。こういう活性化につきましては、そこに住んでいる方、また、市民全体がどういうふうにこういう活性化の事業に関わっていけるのかということが大事な視点になってくるんではないかと考えております。

 広い意味で考えますと、平成12年度の臼杵市総合計画の策定作業におきまして、生涯現役をテーマに、地元の方々と地域づくりについて協議した経過がございます。また、本年度より3ケ年で都市計画のマスタープランに取りかかっていきますが、この作業につきましても地元の方々と町づくりについて協議をしてまいりたいと考えております。

 今後とも地域づくりにつきましてはそこに住んでいる方々に自らの自分のまちを描いて頂けるような、そのような協議の場を設けていきたいというふうに考えております。



○議長(藤丸利光君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(岡村忠生君) 商店街再生のためのイベントについて、必要な補助金は出さなければならないということなんですが、臼杵竹宵まつりにつきましては、来年度から補助金がなくなることになっております。そこで、市と致しましても、新しい補助金等探すなり、何らかの対策を考えて、できる限りの手助けを行っていかなければならないと考えております。

 また、経済波及効果の追跡調査をということでございますが、商工会議所等とも連携をしながら行っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 林 議員。

 [3番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆3番(林壯一朗君) まず、防災の関係ですけども、別に防災無線が津波対策であるということで、わざわざ言われなくても、津波対策無線ということで名前が付いてないと思うんですね。名前は防災無線でありますので、全ての防災ということで考えなきゃならんと思うんです。だから言葉の遊びじゃなくて、海岸部であろうと、内陸部であろうと、市民の命は重みは一緒なんですよね。そうすると、そこに重みに違いが出てくるような行政運営というのは、法の下の平等という問題からすれば、これは不的確になると思うんです。したがって、やはりそういうことを言葉で言うんではなくて、海岸部ができたんであれば、検討じゃなくてやっぱりこれは早急にやりますということでやっぱり考えなきゃならないんじゃないかなというように思います。

 したがって、一元的なシステムをつくるという方向で、これは検討じゃなくて、やっぱり早急に対応して頂くということで急いで頂きたいと。

 そして町づくりの関係では、今、課長の答弁頂いて、これから協議の場を持つというようなことを言われましたんで、是非それを強化をして頂きたいと思いますが、いわゆるまちんなかだけじゃなくて、やっぱり臼杵市民全部がこの町づくりというものに関わる場を、まちづくり委員会だけじゃなくて臼杵市内全体の方々がやはり関わる場をつくって頂きたい。そして関わることによって、人間というのはやっぱり関われば言い放しにはできないわけで、やっぱり責任を持たなきゃならないということになると思うわけです。

 だから、竹宵なんか一つとってみたときに、火をつけるのを、去年実行委員の方がつけておられたようでありますけども、日の丸掲揚方式で、それぞれの家の前の竹に午後7時に火を入れてくださいというようであれば、それは市民皆さんのやっぱり力添えがあればできる作業じゃないかなと思うわけですよ。そういったことで、経費もそういう部分じゃこの経費を削れるということにもなると思いますので、そういうやはりこの竹宵だけじゃなくて、臼杵市の町づくり全体にやっぱり関わる組織というものを是非これは考えて頂きたいなというように思います。

 そしてやっぱりイベントをする以上は、儲けをつくらなきゃならないと思うんで、私も下北小学校でPTA会長をしてるときに、当時の世代間交流事業で、市から10万円の補助金を頂きまして、170万の利益をつくった経験も持っておりますし、少ない元手でやはり多くの人を集めることによって、そこにお金もまた生まれてくるということになるわけでありますから、是非みんなが話し合える場を、行政がリーダーシップを持ってつくっていくと、いわゆるまあちょっとプッシュを行政がすると、そしてあとは市民の力に任せると、民間活力に任せていくというような考え方が必要ではないかなと思いますので、その点について市長に少しお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいまのご質問のイベントについてでありますけれども、まさに議員ご指摘のとおりであります。

 イベントというものなんでありますけれども、市がなぜイベントをやるのかということなんですが、市がイベントをやるのは採算をとるためでもありませんし、その収支計算で儲かったというようなことをするためにイベントをやるのではありません。市がイベントをやるのは、市民の皆さんが元気を出し、そして自信を持ち、そして誇りを持ってそれぞれの活動に取り組んで頂けるように、そういうような下地をつくる起爆剤としてイベントをやるんだというふうに思っております。

 したがいまして、今、議員の質問の中にもありましたけども、それで元気が出てきたら、そしたらあとは民間がやって頂いて、民間がやるときにはそれは第一義的には、やったからには元が取れるようにというようなことでやって頂けるもんだと思います。そういうようなことができるだけの、そういうような思いを馳せて、民間でそれだけの行動が起きるだけのその元気を付けるため、そのためにイベントをやってるんだというふうに思っております。

 先程のご質問の中にありましたバランスシートについてなんですが、バランスシートをこれまで何度もお話申し上げましたけども、残高をしっかり管理するということのためにやってるんでありまして、何もバランスシートで資産が多いように見せるためにやってるとか、そういうようなものではありません。バランスシートをつくることによって残高をしっかり把握して、そして残高が気が付いてみたらとんでもない負債の方が多いようなものになってたというようなことにならないように気を付けなければいけない、そういうような資料としては不可欠なものであるということで、作ってるわけでありますので、そのあたりのところは是非ご理解願いたいと思います。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 林 議員。

 [3番 林 壯一朗君質問席登壇]



◆3番(林壯一朗君) 防災の関係は一元的なシステムをつくる方向で、これまあ市長、早急にやっぱり手を付けて頂くということを一つはもうお願いをしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それで是非イベントとか町づくりという関係について、行政がお世話をするんじゃなくて、市民がお世話をするという組織づくりを早急にこれはやっぱり考えなきゃならない問題じゃないかなと思いますので、臼杵市の全ての地域から、やはりシルバーの方、また若い方も含めて、代表を選んで臼杵市の町づくりというものをどう考えていくのか、そしてそういうところにやっぱりテーマを、まあ竹宵とかのテーマを与えながら取り組んでいくというような組織づくりを是非して頂きたいなと思いますので、そういったものが考えられるのかどうかだけ、お尋ねをしたいと思います。

 先程の財政改革会議というのは、これはもう私が勝手に付けた名前でございますんで、今後是非国の財政動向等も見ながら、これは人の懐じゃなくてやっぱり自分たちの懐をどうするんかという話でありますので、先程課長の言われた方向で検討をお願いできれば幸いだというように思います。

 以上で一応質問を終わりますので、今の部分2点だけ答弁お願いします。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただいまの2点というのは、イベントとそれと防災、この2点だと思いますが、先程からご質問伺ってまして、このイベント、防災、この2点について私ども考えてること、そしていろいろ議員が指摘されてること、そして答弁したことっていうのは、実は全く同じことでありまして、何か同じことを別の方面から言ってるだけにしか過ぎないんじゃないかなとこういうふうに私は思いました。

 まず、防災についてですが、私どもも答弁申し上げましたように、全体を言い方を換えますと、全体を統一して考えてやってるというふうに言えなくもないところでありまして、最近の発達したネットワーク、このネットワークを使いながら、片方では、津波に対しましては津波に対する必要な措置をとらなければいけないので、防災無線という形でやっている。そして各家庭にテレビでもって、CATVをご覧頂けるような、そういうような市内統一的なシステムを作りましたので、その中で被害が起こりそうな状況を市民の方にいち早くお知らせできるような、そういうような防災カメラを設置する。そして火事、あるいは山崩れ、そしてダムの放水、こういうようなことがあるときには、その旨、文字放送でお知らせするというようなことでありまして、防災をどうするかということは、災害の発生をいち早く察知する。そしてそのいち早く察知したものをできるだけ早く市民の皆さんにお知らせする。これが肝要であろうと思いますので、そのようなシステム化というものを急いでおりまして、皆さんにそういうような危険性をいち早く察知する、そういうようなシステムを作ると同時に、片方では、防災無線、あるいはサイレン、そしてあるいは放送、こういったようなものを通じて市民の方にお知らせする。そういうようなところでありまして、全部何もかも1カ所で管理するというのは、これはかえって危なくなるというようなこともありまして、サイレン等につきましてはそれぞれのところ、例えば、放水をするということになりましたら、乙見ダムからずっと深田に至る、そういうような地域において、「水が増えますよ」というサイレンを鳴らす。こういうようなことはその部署、部署でやる。そしてそれぞれの地域、地域でいろいろな危険についてのことをやるということの方が、むしろ合理的ではないか。そうでないと、これをもう地域は何もしないでいい。そして市役所でもって、あるいは消防署でもって一元的に管理するんだというようなことでやる方が、かえって危ないという面も出てくることもあろうかと思いますので、そういうようなことをさまざま考えながら、議員ご指摘のように、全体統一的に、市内あらゆる災害に対してしっかり取り組むんだという、そういうような方向性のもとでやっていくというようなことは、まさにご指摘のとおりであります。

 次に、イベントについてでありますけれども、イベントについて市民みんなが関わっていくようなものをつくらなければいけないんじゃないかと、まさにそのとおりであると思います。そのとおりであるから、そういうような組織があるからこそ、今の竹宵まつりもありますし、さまざまな活性化もあるわけで、市といたしましても、全く同じように考えまして、できるだけたくさんの方に町づくりに参加して頂くというようなことで、例えば、農協の青年部の皆さん、漁協の青年部の皆さん、そしてまた消費者を代表すると思われる女性の方々、そういった方々にもご参加願いながら、皆さんの意見を徴集し、そして皆さんの意見にしたがってやりますから、したがって、竹宵の祭りの竹を切るとかいうようなことに対しましても、市民たくさんの方々が参加して頂いて、ああいうお祭りができてるんだというふうに思っております。今後とも、議員ご指摘のとおり、そういうような市民参加のもとで、市民が一緒に参加して担えるようなそういうような形というものを今後とも求めてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 以上で林議員の質問及び答弁は終了致しました。

 林議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で林議員の質問及び答弁に対する関連質問を終了します。

 ここで10分間休憩をいたします。

  午後2時43分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後2時53分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開します。

 衛藤議員の発言を許可します。



衛藤忠一議員の通告事項
1.交通安全施設
 ? 検討の経過について



 [6番 衛藤忠一君登壇]



◆6番(衛藤忠一君) 衛藤忠一です。6月議会に引き続き交通安全施設についてであります。

 私は、6月議会において、交通安全施設整備の財源及びその年額、かつ過去12年度までの整備状況についてお尋ねを致しました。

 安野部長の答弁では、「財源は国が交通反則金を集計して、銀行や交通事故件数などで割り当てる国の交付金である。その年額は約600万円であり、これに市が50万円から100万円を補填して、1年650万円から700万円で対応しているが、市民の要望全てには応じ切れない。今年3月議会での特別枠予算、生活環境改善工事費での対応が可能であるかどうか検討する。」でありました。

 その検討の経過についてお聞かせください。また、本年4月に要望しております新地江無田線の3つの信号についてはどうなったのか。

 以上、2点お願いいたします。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。

 [総務部長 安野正道君登壇]



◎総務部長(安野正道君) 衛藤議員ご質問の「交通安全施設」についてお答えを致します。

 今年度の交通安全対策特別交付金を財源とした施設の整備については、整備の要望が提出されております箇所につきまして、9月中に緊急度や公共性を調査、検討の上、早急に発注を行う予定であります。

 なお、従来であれば、交通安全対策特別交付金の枠を越えており、実施が困難であった箇所についても、今年度新たに予算化をされました生活環境整備事業の枠を活用し、すでに一部を発注しておるところでございます。

 今後もこれらの財源を活用して、交通安全施設の整備に努めてまいりたいと考えております。

 次に、中洲賀新地側交差点につきましては、すでに大分県臼杵土木事務所が右折レーン設置工事を発注しており、近々工事に入る予定です。工事は年内に済ませると聞いております。

 また、同交差点から江無田橋交差点までの3カ所の交通信号については、円滑な交通の確保ができるよう、臼杵警察署に引き続き要望してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 衛藤議員。



◆6番(衛藤忠一君) よく要望するときに職員に言われるんですが、危険度によってやっておるというようなことをよく言われますが、危険度による選別は一見もっともではありますが、疑問でもあります。車の普及、道路の新設などで交通状況は年々厳しくなっております。主に歩行者や自転車などの交通弱者、また地区住民が毎日の生活の中で、身近に危険を感じるようになって、区長を通して要望しているのであります。予測を越えるような事故もたくさんあります。そのような危険度を適切に測り得る物差しがあるのかどうか疑問であります。1年間プールされた要望と予算とをにらみあわせ、かつ各施設のバランスも取って、少しずつでは次年度回しが年々積み重なって、市民はなかなか安心を得ることができません。何年もかかるものもたくさんあります。不確かな危険度なる物差しで、後先など選別しなければならない市の職員さんも大変気苦労であると思います。心の負担は大きいと思います。要は、予算の量であると思いますが、市民生活の根本である身近な安全、安心の確保について、行政が軽重いかに捉えるかに期することであると思います。

 要望します。一時的な調整や手当ではなく、交通安全施設の整備について、根本から見直して頂きたい。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 以上で衛藤議員の質問及び答弁は終了致しました。

 衛藤議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で衛藤議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 武生議員の質問を許可します。



武生博明議員の通告事項
1.農業問題
  広域選果場の運営について
2.過疎対策
  バス運行助成制度の充実について
 (赤字3路線、久木小野、深江、宮本線)



 [4番 武生博明君質問席登壇]



◆4番(武生博明君) 4番武生博明です。通告にしたがいまして、農業問題と過疎対策の2点について、質問いたします。

 まず、農業関連で、広域選果場の件ですが、柑橘類を1カ所に集約することでコストが低減され、生産者にとっては十分に再生産ができるということで、危惧しながらも、臼杵市として生産者に負担がかかってはいけないという立場で、応分の負担をされていますが、各市町村の足並みは揃っていないと聞いております。もし、そういうことが許されるのであれば、臼杵市も非常に厳しい財政状況ですので、債務負担行為を見直したらどうでしょうか。市長のお考えをお聞かせ頂きたいと思います。

 また、選果場が稼動すれば、今まで以上に所得向上が期待されていました。ところが、いざ出荷をし、生産伝票が手元に届いてみると、何と販売単価の30〜40%台の支払いしかされてないという非常に残念な結果で、もうすでに生産農家は生産意欲をなくしているようです。選果場の12年度の決算は黒字を見込んでると聞いております。大変な努力の賜物だと思いますが、生産者は大赤字で大変な実態となっています。これが生産者の本当の姿です。当初の目的とはかけ離れている現状を市長はどう思うのでしょうか。お聞かせ頂きたいと思います。

 次に、過疎対策として、バス運行助成制度の充実について質問致します。

 市内のバス路線の内、久木小野、深江、宮本の3路線については、毎年各地区の各戸にバス券の協力依頼がされています。核家族化の進展、また車社会の到来等で利用者が減少し、赤字路線となっております。例えば、上北地区においては、昭和50年後半から毎年1戸3,000円のバス券の協力をしてまいりましたが、数年前から軽減措置がないものかという地区民の声が多く、各区長さん方は苦慮しているのが現状です。毎年区長会とバス会社で交渉していますが、進展することなく推移しているのが実情です。バス会社では、交渉していますがなかなか前に進まない。皆さん方からバス運行を中止しちゃ大変だということを言われながら、地区民は今まで協力をしてまいりました。自然には恵まれていますけれども、交通便には恵まれていないこの3地域、住民の足を確保するためにも、バス会社との交渉を積極的に行って頂き、また、臼杵市として補助金を増額して頂き、地域住民の負担軽減措置をお願いする次第でございます。

 以上で質問を終わりますが、明解なご答弁をよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長 後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただいまの武生議員のご質問に対しまして、詳細につきましては課長より答弁致しますが、1点だけ、柑橘農協の選果場の設立に伴う市の負担金についてでありますが、津久見市がこの負担を十分にしてないということは大変遺憾に思っております。のぞみ農協で対応しておりますので、のぞみ農協が今後いかなる対応をするかということを見極めたいと思っておりますが、津久見市が負担をするということをあくまでも貫くのであれば、それに匹敵するだけの金額は津久見市の農家、のぞみ農協の中でも津久見市に限って津久見市の農家で負担して頂くような、そういうようなシステムができれば、それはそれで臼杵市が負担してるということは当初の予定どおり合理的であると思われますのでいいんですが、そういうような厳しい対応ができないで、このまま推移するというようなことになりましたら、そのときには今後の債務の負担というようなことについても再考せざるを得ないというようなこともあり得ると思っております。



○議長(藤丸利光君) 農林水産課長。

 [農林水産課長 兒玉 清君登壇]



◎農林水産課長(兒玉清君) 武生議員のご質問の「広域選果場の運営について」お答え致します。

 農業所得の向上においては、生産コストの低減や収量拡大と品質の向上及び出荷経費の削減などの努力が必要であると考えております。

 県南柑橘農協における平成12年度の出荷取扱量は、裏年だった影響もあり、前年度実績をかなり下回りましたが、販売額ではやや上回ったところです。

 また、運営状況は人件費の合理化等経費の削減を図り、わずかではありますが、単年度決算としては黒字に転じているとお聞きしております。

 しかしながら、まだ多額の累積赤字を抱えており、長期計画を立てながら、縮小に向け努力しているところであります。

 農家への精算支払額は、果実の品質、出荷数量によって個人差があり、出荷経費を差し引いて支払われております。

 出荷経費は選果料、ダンボール代、運賃等の固定経費と市場及び農協手数料などの流動経費があり、販売単価が安いときは固定経費の割合が高くなり、精算支払額も安くなります。

 県南柑橘農協においては、人件費などの上がる中で、できるだけ経費を押さえながら、精算書の中で、出荷経費を項目ごとに分け、生産者に現状をできるだけ理解して頂くよう努めているところです。

 また、市場性を持つブランド化として、マルチみかん栽培による「甘えっ娘」を特産品として出荷し、隔年結果防止の為の栽培技術の確立と普及などに努めているところであります。

 市と致しましても、各種補助制度を活用しながら、引き続き関係機関との連携をとりながら、柑橘の生産販売について支援していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 企画情報課長。

 [企画情報課長 亀井重忠君登壇]



◎企画情報課長(亀井重忠君) 武生議員ご質問の「バス運行助成制度の充実」についてお答え致します。

 現在、臼杵市では臼津交通株式会社が運行する久木小野・深江・宮本線の3路線の運行事業に対して、地域における利便性格差の是正と過疎対策の見地から補助金を交付致しております。

 これらの路線が、それぞれの地域の回数券の購入と、市の補助金で維持されておりますことから、地域の皆さんにかなりの負担をかけているということは、市も十分認識をしております。

 事業者より提出されました収支計算書によりますと、平成12年度は各路線、約1日に2万円から7万円ぐらいの赤字で運営をされているということになっております。

 補助金の増額によることも考えられますが、補助金を単に増額するというその効果は、今後、利用者の減少も予想される中では、短期的なものでしかないというふうに思われます。今後、利用率の向上対策や、先程匹田議員にも総務部長の方からお答えを申し上げましたが、循環バス等の活用を含めてということでお答え申し上げておりますが、そういうことで、市内公共交通網のあり方を考える中で、路線の維持については地域の皆さんと協力しながら、今後検討してまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 武生議員。



◆4番(武生博明君) 広域選果場の件なんですが、今回は黒字になってるということなんですが、当初の計画は1万1,000tの取り扱い量を計画されておりました。おそらく損益分岐点は8,000t程度じゃないかなというように推察をするんですが、それが6,000数百tで黒字になるということは、どこにしわ寄せが行ってるんかということが一番大きな私言いたいところなんです。このまま推移していくと、すでに農業振興は私できないと思うんです。市長。農家がどんどんなくなっております。この実態をしっかり捉えて頂いて、特にこの選果場をつくるのは、県の指導型でつくったという経過がありますので、なかなか市として県南の選果場に指導というものはできないと思いますので、県の振興局等を通じながら強力な指導をして頂いて、やっぱり農業振興ができる環境整備をひとつお願いをしたいと思います。要望でございます。

 それから、この過疎対策のバスについては、もう皆さん方ご存知のように、この3地域は非常に高齢化率が高くて、30%はるかに超えてると思います。この中で、今、課長が言うように利用率を上げるというのは非常に至難の技だと思います。これからは1日に1回か2回しか運行されない部分の中で、利用率を上げるといったって非常に困難と思いますので、今、いろんなことを提案されましたので、バス会社等と相談しながら、やっぱり循環型で皆さんが利用できるような環境整備をひとつお願いします。これも要望で結構です。

 以上で終わりたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 以上で武生議員の質問及び答弁は終了致しました。

 武生議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 板井議員。



◆21番(板井孝太郎君) 武生議員さんが質問しました農業問題につきまして、私も農業者の一人として、県南柑橘にカボスやみかんも出しておるわけでございますが、この精算を見ると、もう生産の意欲も何も失うような状態で、しかも私が聞いて腹が立つのは、昨年のあれだけの量が少なかったときに、農家も金が取れなかったときに、県南柑橘が扱う量は少なくて、結局単年度で黒字の決算をしたということは、農家に支払うのが非常に少なかったということしか考えられないわけでございますし、そういうことについて、武生議員の質問に対して、債務負担行為で市が助成しておりますが、このことについて県南柑橘から、どういう決算書か何か、これはこういう形で使っておるということでしておるのかどうか。また、市も当然こういうことで負担をしておる以上、県南柑橘がどういう運営をしておるかということをつまびらかに報告は受けるべきではなかろうかと思うし、特に地元である津久見がこの負担をしてないということになると、もってのほかでございますので、是非、市長としてもここら辺を調査して頂きまして、もしそういうことであるんなら、臼杵市は合併したのぞみ農協ということを考えなくて、臼杵の生産者に対して何らかの生産の意欲がわくようなことの助成を、農林水産課を通してして頂く方がより効果があるんでなかろうかと、私も生産者の一人として、こういうことを強く今後の取り扱いとして市長に要望、お願いを致しますので、よろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 以上で武生議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 吉岡議員の発言を許可します。



吉岡 勲議員の通告事項
1.多世代交流社会に向けて
  多世代交流の場づくりとし「合築」を考えられないか?



 [5番 吉岡 勲君質問席登壇]



◆5番(吉岡勲君) 議席5番の吉岡 勲です。通告に基づきまして、多世代交流社会に向けて質問をさせて頂きます。

 子供とお年寄りの交流と言うと、これまでは子供たちが老人ホームを慰問するといったどこか慈善的なイメージが伴っていたと思います。昨年、私は教育民生委員会の視察で横須賀市へ行き、小学校とデイサービスセンターが廊下でつながっている合築の施設を見学してまいりました。そこでは自然体でお年寄りと子供たちの交流が生まれていました。

 多世代の交流には難しい点もあることは理解していますが、交流の長所として、お年寄りが子供たちの話し相手になってくれたり、園のスタッフに声をかけてくれたり、お年寄りが子供がいることで積極的になったり、一方、子供たちにとっては、体の障害や老化というものに対する偏見がなくなること、親や先生とは違った視点や知識を持った大人の存在が、子供たちに精神的な落ち着きをもたらすことや、また、多世代がそれぞれの持つ力を発揮できるような場をつくっていくことで、高齢者から地域の文化等を自然な遊びの中で伝承していくことが報告されています。

 以上の報告からもわかるように、多世代がそれぞれできることを持ちよって支え合うという、家族の機能に再度光を当てることだと思います。幸いにも第4次臼杵市総合計画の「生涯現役の人生を送るために」の中で、2010年には高齢者の経験、知識や地域の伝統、歴史など長年培ってきた自分の能力を最大限に発揮できる場があり、その知識や能力を子供たちや地域に伝え、そうすることで自らも楽しむことができるというようなことが示されています。

 今日では、じいちゃん、ばあちゃんのいない二世代家族や高齢者だけの世帯が増えています。こうした家族構成は今日の社会状況の中ではやむを得ない点もあり、したがって、強制的に多世代同居を求めることは無理な点があると思います。先に述べました子供と高齢者の交流の長所を考える上で、自然的な交流が可能となる施設として、合築が必要だと考えられます。

 そこで一案として、臼杵市が計画している市立幼稚園の新園舎を多世代交流の場所として、合築を是非考えて頂きたいと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。



○議長(藤丸利光君) 管理課長。

 [管理課長 神品賢二君登壇]



◎管理課長(神品賢二君) 吉岡議員ご質問の、「多世代交流社会に向けて」についてお答えいたします。

 社会は様々な世代の人々が暮らす場で、「多世代で人を育てる」ことの基本は、言うまでもなく人々が「共に」暮らすことにあります。特に、子供と他の多くの世代とのふれあいは、子供の人間形成にとって議員ご指摘のとおり、多くの長所があると考えています。しかし、核家族化で多世代が「共に」暮らすという実態は急速に失われつつあります。この核家族化の弊害を克服するためには、学校や地域社会に多世代が交流できる場をどう工夫していくかが必要になっていると考えます。

 臼杵市ではこの観点から、小学生を対象に三世代交流、世代間交流、また、ふれあい祭りなどの事業に取り組んで、多世代交流の促進に努めております。

 新園舎の建設につきましては、現在検討中であります。幼児が高齢者とふれあい、学ぶことも意義深いものがありますので、ご意見を参考にしながら、将来課題として合築も考えていきたいと思います。

 一方、同じ目的のために、土地や既存施設の有効利用を図ることも大事なことであります。現在、市内には学校を含め、リーフデワンパークをはじめ、サイクリングロード、歴史の道散策ルート、ふれあい情報センターなど、あるいは公民館、地区集会所、老人憩いの家など交流の場として利用できる様々な施設が整備されております。

 しかし、利用率という側面で見ると、その全てについて必ずしも高い水準にあるとは言えません。設置目的や利用形態、設置運営の見直しなどを含め、これまでのあり方について改めて検討し、地域における多世代交流の場としても利用していけるよう努めてまいりたいと考えております。

 さらには、学校や公共施設等へ、気軽に立ち寄れるような空間づくりに努力を払い、身近な学校、身近な公共施設としてのあり方についても検討したいと思います。また、既存の学校施設についても、余裕教室等の活用を通じ、多世代交流施設としてのあり方も考えたと思います。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 吉岡議員。



◆5番(吉岡勲君) ご答弁ありがとうございました。私の質問の本趣旨は、じいちゃん、ばあちゃんと子供たちの自然な形での交流で、共に遊ぶ、要するに共有、共に生きる共生で、楽しい日々を過ごせる臼杵をつくりたいと思っております。しかし、現実は65歳以上の高齢者だけの世帯が市内全世帯の約4分の1を占めております。また、児童と父母の若い世帯も多数あると思っております。そこで私の合築の概念は、教育行政、福祉行政と縦割り行政から、縦、横、折り合ったきめ細かい行政サービスで、いろんな公共施設への隣接をも含めた協議の合築であります。是非、積極的な多世代の交流の推進を要望いたします。

 ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁は終了致しました。

 吉岡議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 三浦議員の発言を許可します。



三浦正行議員の通告事項
1.教育
 ? 小・中学校の統廃合について
 ? 中学校の部活について
 ? 給食センターの配送車について
2.町づくり
 ? ナショナルトラスト全国大会について
 ? 「待ちづくり」の精神を継承するための取り組について



 [9番 三浦正行君質問席登壇]



◆9番(三浦正行君) 9番の三浦です。通告にしたがいまして一般質問をさせて頂きます。

 まず、小・中学校の統廃合についてお伺いします。

 少子化の中で市立幼稚園3園が臼杵幼稚園に統合されました。各園舎は存続していますが、来年度には1園にするという計画も出ております。この少子化の大きな波は今後小・中学校の統廃合に波及するのは間違いないことですし、市民がそのことを強く感じていることは確かです。ただ、幼稚園と違って、小・中学校は地域文化のシンボル的なものであり、地域住民の思い入れは相当なものがあることも間違いはありません。少子化や財政的なものだけでは片づけられないものがあります。しかし、反対に複式学級が行われている現状や、少人数での教育現場のことを思うと考えさせられるものがあります。中心校であるはずの臼杵小学校は1学年が2クラスまで落ち込んでいます。来年度はもしかすると1クラスになるかもしれないということも聞いております。

 学校教育に関しては、生徒数が多ければいいという問題ではありませんが、競争心や人への思いやり、そして人の痛みを知ること等は多くの人間とまじあって生まれてくるものだと思います。このようなことを考えると、小人数の学校を残していくのが本当にいいのか考えさせられます。しかし、先程述べたように、小・中学校への地元の思いはかなり強いものがあり、慎重に慎重を重ねた話し合いがこれから必要になってくると思います。

 市長は、昨年の6月議会で、「学校の統廃合については総合計画に併せて検討していかなければならない問題である」と答弁されていますが、現在、庁内でこの問題について検討がなされるような場が設けられているのか、また、これから審議会などを立ち上げていく計画があるのかどうかお聞きします。

 次に、中学校の部活動についてお聞きします。

 中学校の部活動においても、生徒数の激減で部自体が成り立っていけないという状況にあることは市長もご存じだと思います。ある中学生は、校区内の中学では野球ができないために、野球ができる学校に通うために親戚の家に下宿をしていたそうですし、また、ある生徒は、自分が通っている中学校にサッカー部がないため、週に3日、大分のサッカークラブに通っているそうです。子どもに好きなスポーツをさせたいと思うのは親として当然ですが、親の負担も結構かかります。野球をしている子どもで、よりハイレベルなものを求めて他市の野球クラブ等に入部している例もありますが、ほとんどの生徒が地元の仲間と一緒に部活を楽しみたいと思っているのではないでしょうか。部活を通して、仲間と一緒に汗を流したり、苦しいことや嬉しいことを共有することが、子どもたちが成長をしていく過程において、本当に大事なことだと思います。しかし、これから生徒数がもっと減る中で、各学校も部活動を存続させるのは大変なことです。

 教育委員会としては、部の存続や活性化について今後どのように考えているのか、お聞かせ頂きたいと思います。

 次に、給食センターの配送車についてお聞きします。

 給食センターができて1年が経ちました。慣れない中で小さなトラブルはあったようですが、心配されていたような問題もないようです。調理員を含めた関係職員の安全性に対する姿勢がこの結果を生みだしていると思います。

 また、給食自体の評価も悪くないようです。熱いものは熱く、冷たいものは冷たいままに学校に配送できるのかというような心配もされていましたが、今のところ順調に推移しているようです。これも素早い調理と保温設備の整った配送車のお蔭だと思います。

 ところで現在、配送車は5台で小・中学校の給食を配送しています。私も毎日のように見かけるわけですが、「学校給食センター」とだけ書かれた車を見るたびに、何か本当に味気ない感じがします。殺風景な配送車は、単なる鉄の塊が走ってるようで、いかにも荷物を運んでいるといったような感じがします。配送車の壁面に絵などが描かれていればまた違った雰囲気になると思います。実際、他市の配送車などには面白い絵が描かれており、見ているだけでも本当に楽しくなります。臼杵市も当然考えてみるべきではないでしょうか。あれほど物議をかもし出した給食センターの給食であり、また、子どもたちが楽しみにしている給食ですので、それを運ぶ配送車にも何らかの配慮があってしかるべきだと思いますが、教育委員会のお考えをお聞きします。

 次に、ナショナルトラスト全国大会についてお伺いします。

 第19回ナショナルトラスト全国大会が、来月の19日から21日にかけて臼杵市で開催されます。今回のナショナルトラストのテーマは「歴史遺産と自然環境との共生」となっていますが、臼杵の各所でシンポジウムや交流会が計画されています。

 このナショナルトラストは、37年前に鎌倉で始まった運動で、自然と歴史遺産が一体となっている景観を保全することを目的としています。

 確か十数年前、ナショナルトラストが主体となり、臼杵の町並み景観の図面を作成しました。私も微力ながら手伝いましたが、臼杵の町並みを残さなければという皆さんの強い思いが表現されたよくできた冊子です。

 ところで、一昨年全国町並みゼミが臼杵市で開催され、市外、県外のたくさんの方々に臼杵の町のよさを十分知ってもらうことができました。今回のナショナルトラストは、全国町並みゼミほどの規模ではありませんが、臼杵の町づくりに一番大事なこの時期に、臼杵と関わりの深いナショナルトラストの全国大会がこの地で開催されることは、グッドタイミングだと思います。

 臼杵は今、あらゆる面で全国的に注目を集めています。今回も臼杵の本当のよさをさらにアピールできる大会になるのではと期待しております。

 市の積極的な対応が求められますが、どのような形で協力していくのかお聞かせください。

 最後に、町づくりについてお伺いします。

 皆さんもご存じのように、臼杵映画「なごり雪」のクランクインが10日から始まり、臼杵の各所で撮影が行われています。また、そしてその前夜祭が8日に開催されました。その席で大林監督が、臼杵に寄せる思いを熱く語っていました。監督が臼杵で映画を撮ろうとした大きな理由の一つが、市長との対談の一言だったそうです。その一言というのが、「臼杵の中にはいいものがたくさんあるが、そういうものは使い方がわかるまできちんと維持しながら待つ」という、待ちながらつくっていく「待ちづくり」という言葉だったとのことです。ただこの思いは今に始まったことではなく、昔からいろんな方々や各種ボランティア団体のたゆまない努力によって培われてきたものだと思います。そして、その精神を受け継いできた後藤市長のときに、大林監督に出会い、臼杵の町が脚光を浴びようとしているのだと思います。

 これから臼杵の町が整備され、映画が公開されれば、たくさんの方がこの地を訪れに来ることは間違いないと思います。映画スタッフのある方が、「たぶんこの映画はヒットするでしょうが、そうなれば他の映画会社も臼杵での映画づくりを申し出てくるでしょうし、外部資本も臼杵をターゲットにしてきます。臼杵市の活性化は間違いありませんが、反対に臼杵市自体がしっかりしたビジョンを持っていないと少し怖いような気がします。」と言われていました。私も全く同感です。特に大塚議員も指摘していた、外部資本に対しての対応が町づくりのポイントになるのではないでしょうか。先程も述べたように、これから町中の整備が急ピッチで始まりますが、臼杵らしさがなくなるような町にしないためにも、私たちや市長が先人から受け継いできた町づくりの精神を継承していくためにも、待ち作りに関する条例の制定などを含めた臼杵のまちづくりへの対応をどのように考えているのかお聞きします。

 以上ですが、よろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 教育長。

 [教育長 村上 直君登壇]



◎教育長(村上直君) 三浦議員のご質問の教育についてお答え致します。

 小・中学校の統廃合についてでありますが、小・中学校の適正配置の問題は、これまでも議会から指摘されたこともあり、検討を始める時期であると考え、7月に各団体代表9名、学識経験者3名からなる教育問題検討会議を発足させ、第1回の会議を持ちました。児童・生徒の推移につきましては、昨年度の新生児数が市全体で300名を切る、287名と減少しておりますし、平成18年度の複式学級も5校、9学級となっており、年を追って増えることが想定されます。そうした児童・生徒減少期の教育はどうあればよいかについて、ご指摘のようなさまざまな問題点について、検討して頂くことになっております。この教育問題検討会議の答申を待って、教育推進計画を策定していきたいと考えております。

 次に、部活動についてお答えします。

 中学校では生徒数の減少や指導教員の不在等で従来通りの部活動が維持できにくくなっており、部活動の整理統合を行っている学校もあります。この問題も児童・生徒減少期における教育問題の一つでもあります。

 また、生徒の部活動に対する希望が多様化し、特に運動部については生徒の希望する部が学校にない場合があり、そのために、お話のように転校したり、他の施設や市外のクラブチームに通っている生徒もおります。

 現在、中学生の各種スポーツ大会は、一部協会主催もありますが、そのほとんどが学校教育の一環ということから、中体連主催で開催され、出場は学校単位となっております。このことが一面ネックになっておりますが、このような状況下で部活動を維持することは、生徒が減少している市町村共通の課題でもありますので、中体連で検討するように働きかけをしております。

 臼杵市でも、柔道などは柔剣道場に各中学校の生徒が集まって、柔道連盟の皆さんの指導を受け、県大会、九州大会等は学校代表として出場しておりますので、そういった外部指導者の協力等も含めて、望ましい部活動をあり方を検討してまいりたいと考えております。

 次に、給食センターの配送車についてでございますが、計画当時から、手作り給食の一環として、食べる側の子どもたちにふさわしい色やイメージで子どもたちに描いてもらって、明るい、親しみのある給食車が市内を走り回ることを想定してまいりました。ただいま評価を頂きましたが、給食開始1年を経過しましたので、この機会に実現に向かって努力したいと思っております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 都市デザイン課長。

 [都市デザイン課長 吉田 定君登壇]



◎都市デザイン課長(吉田定君) 三浦議員ご質問の「町づくり」についてお答えします。

 初めにナショナルトラスト全国大会につきましては、今年の10月19日から21までの3日間の日程で、日本ナショナルトラスト協会と臼杵デザイン会議で構成される大会実行委員会が主催し、「歴史遺産と自然環境との共生」というテーマで、中央公民館をメイン会場に、稲葉家の下屋敷・旧真光寺など市内各所で開催されます。

 大会のプログラムについては、市内の現地視察、シンポジウム、6種のワークショップ、交流会をなどを予定しております。

 参加予定者は、主にナショナルトラスト協会に加盟されている団体や個人の方々ですが、一般の方々も参加できると聞いています。

 開催規模につきましては、延べ参加者数を約500名、一日の宿泊者数を170名と予想しているとのことです。

 本大会が21世紀最初の年に九州で初めて臼杵で開催されるということにつきましては、一昨年の全国町並みゼミに引き続き、臼杵の持つ歴史・文化を全国の方々に紹介できる絶好の機会であり、大変ありがたく思っております。

 市としましては、大会主催者の開催主旨を尊重し、後援という立場で会場提供や補助金等のできるだけの援助をしていきたいと考えております。

 次に「待ちづくりの精神を継承するための取り組み」についてお答えします。

 本年、東九州自動車道臼杵インターチェンジの開通と、大林監督の「臼杵映画なごり雪」の製作が重なると、臼杵の町が注目されるようになり、市外より多くの方が訪れるようになることが予想されます。同時に外部資本による店舗等に進出で今まで臼杵市民が大切に守ってきた歴史のある町並みの風情が壊されていくことも心配です。

 本市はこれまで昭和62年の臼杵市歴史環境保全条例の制定により、「歴史的町並み」をキーワードとするまちづくりをすすめてまいりました。それにより稲葉家の下屋敷、旧真光寺等の保全建物の改修や、それを結ぶ歴史の道などの石畳の線的な街路整備が進む一方、町に住んでいる方々の協力で、町並み景観に調和した家屋が面的な広がりを持つようになりました。歴史環境保全条例は主に建築物や工作物の景観に対する修景基準で、町並みの特性と調和するように指導、助言を行っております。

 待ち作りを規制誘導する条例の設置につきましては、国の重要伝統的建造物群の選定の考えに入れながら、慎重に検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 三浦議員。



◆9番(三浦正行君) 統廃合の問題ですけど、教育長が、7月に教育問題検討会議ですか、立ち上げたというのは、これは今までの何か審議会にあたるような、そういうものだということなんでしょうか。

 それと、部活動におきまして、今、柔道、剣道などが全市的で取り組まれてるということですけど、ほかの部活動においてもこれからやはりそういう考え方を取り入れてやっていきたいと思いますが、そういうあれがあるのかどうか、そういうことをちょっとお聞きしたいと思います。

 また、配送車におきましては、いろんな絵を描くときに、子どもたちにも何か手伝ってもらったら面白いんじゃないかと、子どもたちもいろんな意味で、全部は無理でしょうが、部分的なものでそういうものを子どもたちに手伝ってもらえないのかということ。

 それからナショナルトラストに関しましては、これからも全面的なバックアップで伝えて頂きたいと思います。

 また、待ちづくりについてですけど、今、町なか、いろんな空き店舗が空いております。臼杵市の人が持っている分にはそんなに問題はないと思います。臼杵の精神というのはわかっておりますし、町づくりの今の状態もわかっておると思うんですけど、ただ、そういう空き店舗を県外の方が持ってる場合ですよね、臼杵の本当のそういう状態を知らない方が持ってた場合に、簡単にいろんな外部資本の方に提供するというようなことも考えられますし、そういうものを何か市として、これからそういう空き店舗に関しては何か考えて頂きたいというふうに感じてるわけなんですけども、市長の考え方をちょっとお聞きしたいと思います。

 以上のことについて、よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 教育長。



◎教育長(村上直君) 三浦議員の再質問にお答え致します。

 審議会のような性格かということでございますが、教育問題検討会議は、先程お話ししましたように、これから先の小規模化していく中の適正配置の問題を考えて頂きますので、私どもは審議会と同じような性格と考えております。

 それから部活動の問題ですが、県体等が郡市代表の形で認められればスムーズにいくと思うんですけど、そういう形で現在のとこありませんので、しかし、減っていく中で、合同練習というような形でできれば取り組みたいと思いますが、そのための条件がいろいろありますので、その辺を十分検討していきたいと思っております。

 それから配送車については、できるだけ子どもたちに絵を描かして、夢のある絵を描いてもらいたいと思っております。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 商店街の空き店舗対策を中心に致しまして、今後、外部資本等が入って来て、臼杵が乱されたり、汚されたりすることがないようにするのは、どういうふうにしたらいいかというのは、これから先の大きな課題であります。

 その中で何よりも大事なことは、臼杵の人がまず、今こそ商い魂と言いますか、赤猫魂と言いますか、本来の臼杵商人の勢いを取り戻して頂きたい。特に若い経営者を中心にして、今こそ元気を出すときで、今、元気を出せば必ず報われると思いますし、今、元気を出さなかったら将来に大きな悔いを残すだろうというふうに思います。是非とも商い魂を今こそ出して頂きたいというのが、まず第一のお願いであります。そしてただ今お話のありましたような、空き店舗をどうするかというようなことは、そういうような方が育ってこその臼杵人による臼杵の空き店舗と言うか、空いたところの利用でありますから、そういったような条件を整えていく中にあって、今、ご指摘のありましたような、様々な障害をどういうふうに乗り越えていくかということは、市と致しましても知恵を出し、工夫をして、できるだけ臼杵市の人の手で、臼杵が開発されて、開発と言いますか、潤っていくように、そういうようなことのためには努力を惜しまないつもりであります。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 三浦議員。



◆9番(三浦正行君) どうもありがとうございました。

 特に、これから町づくり会社などもできようとしておりますし、どうかほかの各種ボランティア団体そういうのとも一緒に手を組んで、この待ちづくり、市長が提唱する本当の意味の待ち残し、待ち作りを一緒にやって頂きたいと強く要望致します。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 以上で三浦議員の質問及び答弁は終了致しました。

 三浦議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 児玉議員。



◆12番(児玉善生君) 1点だけお尋ねいたします。

 教育問題検討委員会を7月に立ち上げたということでありますが、今後の進め方の中で、特に小学校13校の内、7校ぐらいは10名以下というような、非常に人口も減少し、今後もかなりそういう面ではそれ以下になる情勢というのは、おそらく今後5〜6年の子供の出産状況から見て、その状況も把握できとるというふうに判断できるわけですが、具体的に全体的なそういう検討委員会の構成でなく、もっと言えば学校区を含めたそのような構成と言いますかそういう検討とか、具体的に一つの今後の検討委員会の進め方ですね、この考え方について考えをお聞かせ願いたいというふうに思います。

 よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 教育長。



◎教育長(村上直君) 教育問題検討会議の、まず、第1回で提案致しましたのは、今の臼杵の教育の現状、それから児童・生徒数の推移、そして現在の教育の新しい動向、21世紀教育新生プラン等についてご説明申し上げまして、そういう幅広い立場で、減少期の教育はどうあればよいかについて、まず検討して頂くということでスタートいたしました。その話の過程の中で、先程三浦議員から話がありましたさまざまな問題点が出てくると思いますので、その過程で、例えば地域住民の意向を調査をするとか、あるいは学校区の問題をどのように考えるかとか、いろんな問題について検討していきたいと思っております。その過程でまた、いろいろ専門的に検討する必要があればそういう会も必要になってくるんじゃないかと現在では思っておりますが、大変難しい問題ですので、長期にわたって、慎重に考えていく必要があると考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 児玉議員。



◆12番(児玉善生君) 確かに長期にわたってそれぞれ地域で理解を得てこれ進める問題だというふうに判断できるわけですが、それにしても一つの考え方という年数的な問題とか、当然出てこようかと思うんですが、そういう考え方というのは基本的な問題として、少なくとも第1回目でありますんで、次回からはそういうところの方向性をある程度明確にしながら、地域としても十分議論ができる場づくりと言いますか、そういうものを含めて、当初からそういうものを含めた考え方も含めて、焦点を絞って検討をしていくように要望をしておきたい。第1回目ということでありますので、それ以上については今後の推移をみたいというふうに思いますんで、どうかよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 以上で三浦議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

   本日は以上をもって散会致します。

  午後4時53分 散会

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