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大分県 臼杵市

平成13年  3月 定例会 03月07日−03号




平成13年  3月 定例会 − 03月07日−03号 − P.0 「(名簿)」












平成13年  3月 定例会



  平成十三年三月七日

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一、議事日程第三号

  平成十三年三月七日(水曜日)午前十時開議

 第一 一般質問

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一、本日の会議に付した事件

 日程第一 一般質問

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 出席議員(二十一名)

      一番  大塚州章

      二番  匹田 郁

      三番  林 壯一朗

      四番  武生博明

      五番  吉岡 勲

      六番  衛藤忠一

      七番  小野栄子

      八番  藤原一弘

      九番  三浦正行

      十番  加茂千恵子

     十一番  平川哲郎

     十二番  児玉善生

     十三番  牧 宣雄

     十四番  山本正嗣

     十五番  長野景行

     十七番  首藤新一

     十八番  池田和秀

     十九番  川野方男

     二十番  西水忠夫

    二十一番  板井孝太郎

    二十二番  藤丸利光

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 欠席議員(一名)

     十六番  見河洋子

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 事務局職員出席者

     局長      藤原眞一

     次長      三浦拙夫

     次長兼総務係長 吉田修二

     書記      矢野龍二

     書記      尾本 浩

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 説明のための出席者

     市長             後藤國利

     収入役            佐世和彦

     教育長            村上 直

     消防長            二村修次

     総務部長           高橋洋児

     市民部長           安野正道

     文化産業部長         佐藤和人

     建設部長           河野為三郎

     教育委員会事務局長兼管理課長 野上泰洋

     総務課長           足立 功

     企画財政課長         亀井重忠

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 午前十時 開議



◎事務局長(藤原眞一君) おはようございます。

 ただ今の出席議員は二十一名です。



○議長(藤丸利光君) おはようございます。

 ただ今報告のとおり、定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます。







△日程第一 一般質問



○議長(藤丸利光君) 日程第一、昨日に引き続き一般質問を行います。

 小野議員の発言を許可します。



 小野栄子議員の通告事項

 一 就任二期目の市長に聞く

  1 市政を施行するにあたり市民への認知、理解の対策

 二 CATVについて

  1 本放送開始にあたり、市民への周知徹底とPRを

  2 老齢者、福祉、教育等の利用開始に向けて早期の取り組みを

 三 観光行政について

  1 町づくりの展望

  2 大見家具店跡地

  3 可児醤油工場跡地と本町店の蔵

  4 親水的公園

  5 標識の充実



[七番小野栄子君質問席登壇]



◆七番(小野栄子君) おはようございます。席次七番の小野栄子です。私は通告に基づき、三点質問をさせて頂きます。

 まず、一点目の質問です。

 このたび、めでたく再選されました後藤市長に、お願いとお尋ねを申し上げます。

 その前に、昨日の皆様方と同じように、今度のご当選を心からお祝い申し上げ、当初所信表明を頂きましたけれど、それに沿った臼杵づくり、「よい街、臼杵づくり」に誠心誠意頑張って頂きたいと心からお願い申し上げます。

 さて、四年全期後藤市長は公約をきちんとお守りになって、初期にまず財政再建に取り組まれました。バランスシートという画期的な制度を取り入れられて、私ども市民に臼杵の経済の状態を知らしめて頂きました。その一方で、本当に精力的に今まで歴代の市長がやり残したこと、棚上げにされてたことを事業として推進させながら、財政をいい方向に引っ張っていくという、これは誠に至難の技であるという専門家の意見もたくさん聞きました。バランスシートの研修会に何回か出させて頂きましたけれど、その筋の経緯の先生のおっしゃるには、後藤市長昨日も自らおっしゃっておりましたけれど、事業を推進させながら財政をいい方向に持っていくというのは本当に大きなご苦労とご努力があったことだろうと、私どもは拝察しております。

 ところが、一期目の市長のこの素晴らしい業績に対しまして、市民の評価はそれに正当な評価ではなかったように思われます。いろんな条件が加味されていたと思いますけれど、時間的な制約がなかったこと、またそういう場が持てなかったこと、その他いろいろな要因が加味されておると思いますけれど、本当に市長のなさった素晴らしい業績を額面どおり市民が評価してるということは、非常に気迫であったように思います。そういうことを考えまして、第二期を文字どおり牽引車として先頭に立って、臼杵づくりに努力されていかれるであろう後藤市長に是非お願いしたいことがあります。

 私は今回議会にこういうふうに参加させて頂くにあたり、日常いつもやってることなんですけれど、本議会前には必ずいろんな会に出させて頂きまして、市民の皆様の市政に対するご注文や感想等を集約させて頂いております。今回もその例に則りまして、八グループ程、これ主に婦人のグループなんですけれど、参加させて頂きお話し合いに加えさせて頂きました。その席でくしくも四会場で、二期目の後藤市長に是非このことだけはお願いしてほしいということを要望として出されました。それは後藤市長が今回の選挙戦の折に、ミニ集会と称しまして、非常にわかりやすい市政報告をなさいました。ご自分のなさった事業等をきめ細やかに淡々と、誇るでもなく、報告という形でわかりやすくスライドやグラフをお使いになって、市民の方に説明致しました。そういうことが非常に市民としてよくわかった。そして世の中に牽連されてるようなことではなかった。大きな必然性があって、大きな目的があってなさったことであったという理解をその会場で自分たちが持ち得た。それでそういうところで大きな理解をした上で市政に対する意思表示、自立した考えを行使していきたいという市民の大きな願いなのです。そういうことが四会場で期せず出されました。それで二期目の市長に是非ともお願いしたいのが、選挙のときだけではなくて、市政の中にあってお忙しいとは思いますけれど、年に一度ぐらいはそういうわかりやすい説明会を開いて頂きたい。これは市会議員である私たちの責任でもあることですけど、正しく市民に伝えるという業務を私たちが怠っているってことにもなりますますけれど、市長の人となりを初めてその会場で見ることができた。感じることができた。そしてなさっていることの正当性というのを言葉の端々から伺い知ることができたというようなことは、私たちが市民の方につないだのではできないことだと思います。

 そこで、これからますます二期目に入りまして重大な局面を迎えるであろう市政の中にあって、地方分権による町村合併も浮上してまいります。少子化による学校問題も大きな問題となってくるでしょう。そういう中で本当にきめ細やかな市民に対する理解の場を、是非ともつくって頂きたい。これが二期目として力を発揮なさるであろう後藤市長に対する大きな市民のお願い事です。

 お忙しいことは十分承知しておりますけれど、そのときは市長の意を本当に明確に受けられる部長さんであっても、課長さんであってもいいと思います。市民のそういう要望がありましたら、是非とも市民サイドにそのような市政に対するきめ細やかな認知の方法を考えて頂きたいと思います。市長のわかりやすいお返事をお待ちしております。

 それから二つ目の質問です。これはCATVに関することです。

 昨日首藤議員がこの件に関しては大変子細な質問を多く上げてくださいましたので、私も重複する部分がたくさんありますので、重複する部分は割愛させて頂きます。

 ただ、二点程お願いの議があります。それはCATVに関しましてはまだまだ市民はよく理解しておりません。そういうかく言う私もその一人でありまして、市民の方からいろいろ聞かれますと、ややこしいわからない部分は亀井課長さんのところに飛び込んで、「亀井さん、これ教えてください」というようなことで、綱渡り的な対応させて頂くことも、大変恥ずかしいんですけれど、まだ熟知しておりません。そういう私ですけど、その私に対してもまだまだ初歩的な素朴な疑問を持ってる方がたくさんいらっしゃいます。で、インターネットで双方向ができるということもまだまだ知らない人がたくさんありますし、開局すればすぐいろんなものが可能だと思われてる人もたくさんいらっしゃるようです。五百円上乗せすれば全てが機能できると思ってる方も結構いらっしゃる。そういうことを考えますと、開局を前にしてその前後でもいいと思います。今一度もう少し詳しい説明とPRを行政の方からして頂きたい。この一点をお願いしたいことです。それから二点目のお願いは、CATVを加入率を上げるときに、非常に区長さんや民生委員さんや、私どももそうでしたけれど、老人の一人暮しの方、老齢者の世帯の方などに加入をお願いするときに、非常に可能性をいろいろお話して加入していただいております。勧誘のその言葉の中に、「インターネットの双方向によるいろんな福祉の利用法もあるんですよ、活用もあるんですよ、おじいちゃん、おばあちゃん、お医者さんに行かなくてもお医者さんと画面でお話ができるんですよ」というようなことを駆使しながら加入して頂いている経緯がありますもんですから、そういう方々も即開局したならばそういうことが可能であるというような錯覚をお持ちになってる分がたくさんあります。それでそういう方々はせっかくのCATVを導入した。受益を受ける期間も非常に短いわけです。俗に言いますと、先の短い方々に一刻でも多くそのCATVの機能を受益して頂きたいという観点から申し上げまして、是非ともそういう部分の立ち上げの早期の取り組みをして頂きたい、こういうお願いです。

 昨日、総務部長さんが、インターネットの開始が平成十三年度の課題であり、急務であるというようなご答弁をなされておりましたので、たぶん迅速に取り組みをして頂けるものと思いますけれど、重ねてお願い申し上げます。

 それと教育での活用もしかりでございます。教育の部分でも茨城県のある学校で、CATVの双方向によって不登校児童が心を開いて養護教師とやり取りをした上で、登校するようになってすんなり学校に馴染んでいったというような経緯があるというのも、ものの本で読んでおります。そういうことも臼杵でできたならば臼杵の先進技術による特殊性、特性もどんどん広がっていき、臼杵の市長が目指している臼杵づくりの中にまた一つの特性が生まれるんではなかろうかと思います。是非早急な取り組みをお願いしたいと思います。

 あとの部分は転勤族とかいろいろあったんですけれど、昨日総務部長さんがそういういろんな場合にも対応できるように温情のある措置を考えているということでしたので、それを期待してここでは割愛させていただきます。

 それから三点目の質問です。これは観光行政という観点に立ってお尋ねしたいと思います。

 その一つ目は、市長の町づくりに関する総合的な展望のようなものを是非お聞かせ頂きたいと思います。

 ご存じのように、私どもは年間を通じていつも臼杵売りと、私たち仲間内では臼杵売り、臼杵売りと言ってるんですけど、一生懸命外来から見えるお客さんを案内して、臼杵のよさを知って頂くという活動をしております。その中で街中にぎわい事業と、これは仮称ですけれど、中心市街地活性化事業とか、いろいろ入ってまいりまして、いろんな面で模索をしながら町づくりをしてるということは重々承知しておりますけれど、私どもの実践活動の中では臼杵のそういう観光施設は、いわば全国的に言いますと、非常に点で存在しております。丸毛屋敷、臼杵石仏、吉丸一昌音楽記念館、中国陶瓷館というように、非常に広範囲な点になっておりますけれど、私どもが日常で実践活動をずっと十年間重ねております内には、もう今は私どもの中では線として機能しております。毎回毎回同じところを通り、同じルートで、いろんなルートがありますけれど、何回も何回も通っておりますと、線として町が考えられるような状態になっておりますけれど、その中で例えば下屋敷を起点と致しまして、野上記念館、それから陳元明屋敷跡、それから野上記念館に至りまして、このごろではアズレージョを見て頂いて豊福の方に出る。アズレージョを見て頂いて佐藤屋の前を通って、新しいCATV局社の横を通って二王座に抜ける。そういういろんなルートがありますけれど、その中でも言わば一つの流れになって線ができておりますけれど、大変全国から見えるお客さんが感動してくださるあの真光寺の二階からずっとどちらの方角を見ましても、非常に貴重な通りで、非常に臼杵の最も代表する景観と私はいつも自慢しながら、お客様にご紹介しているんですけれど、その中にあってあの二階からずっと見ますと、甍のずっと続く中、本当に心の休まる景観の中で、あるお医者さんの鉄筋が非常に障害となります。それで全国から見えるお客さんも「あれがなければいいのにな」というようなことをよく聞くんですけれど、これは個人の営業権の問題がありまして、私どもはいろいろ言うことではありませんけれど、市長の町づくりの展望の中に、例えばこういうものを可能であれば排除して、一つの大きな流れをつくっていく、一環した景観をつくっていく、そういうものがあるのかどうか。それとも今のあるがままの臼杵の中に新しいものを景観を損なわない程度につくっていく、こういう展望を持って町づくりに臨もうとされているのか、そういうものが大変抽象的な表現で申し訳ないんですけれど、そういう町づくりの一環したものがありましたらお聞かせ願いたいと思います。

 それからそれに付随することですけれど、今度つくります大見家具の跡、これも私ども大きな関心を持って期待して待っておりますが、これは中の機能的なものは別と致しまして、外観の大きな流れと致しまして、今出来上がっております可児醤油の工場の跡との関連はどのようにお考えになっているのか、連結部分をどのようにされようとされているのか、そういうものがわかりましたら具体的にお答えください。教えて頂きたいと思います。

 それからもう一つ、これも流れに沿った一つの線になるんですけれど、可児商店の本店の蔵造りのお家です。これはご存じのように非常に歴史的には貴重な意味合いを持つ大きな臼杵の財産ともなり得る貴重なものだと思います。で、私どもにとりましても景観的にもあそこが本当に大きな点です。点になり得る場所だと思っております。それが今度大見家具と三点を結ぶ流れの中で、どういうふうに機能していくのかなと考えたときに、外からお見えになる専門家の先生たちも、「今もう限界じゃないかな」、瓦がもう波を打っておりますので、「何とかならないのか」というようなこともいつもおっしゃってくださいますので、これも個人の所有物ですので、いかんともし難い部分もあると思いますけれど、基本的には市長はどのようにお考えになってるのか、そこの関連もお伺い致したいと思います。

 それから四つ目です。親水性、水がない。ご存じのように、下屋敷を出発いたしまして、二時間程の設定時間を済ませて、ほとんどの九十%のグループや団体が二時間前後が多いんです。下屋敷を出るときにあそこは非常に鯉があって、水流があって、心和むものがありまして、お子さん連れ、あるいはお年寄りなんかがしょっちゅうあそこで憩っていらっしゃいますけれど、あそこを出発致しますと、散策の途中で水というのが一個所もありません。それは多くのお客様から指摘を受けます。まして夏の暑い頃になりますと、視覚的な意味でも目で感じる水というのは非常に大きな心の比重を占めるものがあると思います。そういうところが一個所もないんです。臼杵には。それで私はマルショクの横が子ども公園になるといいなという以前から思っておりました。で、子ども公園を駐車場にすればいいんじゃないかななんていう仲間内でお話をしてたんですけれど、それが不可能となった今は、可児工場跡にできましたふれあい広場的な中に、親水性のある空間を一部取って頂けたらどんなにいいだろうなという思いがしております。噴水であってもよし、小さな水流であってもよし、とにかく水というのは非常に人の心を和やかにする部分があると思いますので、是非ともあの中に親水的な施設を設置して頂きたい。水を流して頂きたい、そのように思います。

 先日、課長さんにお伺いしましたら、今のところそういう予定は全くありませんということでしたけれど、あえてそういうことを入れて頂ければ本当にありがたいと思います。

 それから五点目です。標識の充実を。これは私は平成十年にもお願い致しました。と申しますのは、いろんな団体さんが県外から来るんですけど、本当に一カ月に一回ぐらいは迷うんです。極端な場合は津久見まで行ったり、諏訪から携帯電話がかかったり、待ち合い場所に電話がかかってきます。それで結構迷うグループが多いなということで、先日私たち仲間内で、既成観念を捨てて、一回ずっと回って見ようということで再度、以前にもしたんですけどやってみました。まずフェリー乗り場から何にも知らないという既成観念、これは不可能なことなんですけれど、感覚を持つまいということで、実験してみましたけれど、フェリー乗り場から柳原線を経て、石仏に行くという設定、それから産業通りを通って行くという設定、それから臼坂から臼杵に入って来る場合、それから野津の方から十号線の方から入って来る場合、いろんな場面を想定して走ってみましたけど、本当にわかりませんでした。わからないことが多うございました。それで高速もまもなく開通する。今年の内には開通する予定です。そういうことになりますと外来のお客さんが臼杵にお入りになったときに、観光都市を謳っている臼杵であるならば、標識を頼りに目的地まで行ける。せめてこれが最低の条件ではなかろうかと思います。是非標識の充実を力を入れて頂きたい。実践を踏まえてそのようなお願いをするところです。

 以上、五点、観光行政について、より具体的なご回答をお願い申し上げます。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今の小野議員のご質問にお答え致します。

 まず、一期目四年間の市政について評価頂きましたことについて、厚くお礼申し上げます。その中で、いろいろやってきたことがわかりにくいんではないか、わかって頂いていないんではなかろうかというようなご指摘を頂きました。そういったことも多々あろうかと思いまして、これから自ら反省すべきところは反省して、改めていきたいというふうに考えているところであります。

 市長職というのは一期四年間でありまして、一期一会という言葉がありますけれども、この次の一期もまたあるとか何とかいうようなことはこれは考えることはできません。与えられた任期四年間、その四年間に最大の成果を上げることが求められております。そういった中で、先送りされた事業と懸案事項の解決ということは、まず何よりも急がなければいけないことで、そういったようなことにつきまして一生懸命取り組んでまいりました。なかなか市民の皆様におわかり頂けないこと等多々あると思います。

 そういった中で私ども反省しておりますのは、市報等で市のやっておりますことにつきまして一生懸命広報は致しておりますけれども、どうしても市報というのは市の方から知らせたいこと中心のPRになってしまいます。市民が知りたいことというのと、市の方で知らせたいことということの間に少し差がありまして、市と致しましては、市報を一生懸命作り、市報コンクール等でも毎年高く評価されるような中身の濃いものを作っておりますけれども、だからと言ってよく読んで頂けているか、それからご理解頂けているかということになりますと、なかなかそういうようなわけにはまいりません。むしろ議会だよりの方がずっと面白いと、こういうふうな評価を頂いているようなところでありまして、市報づくりもこれから反省し、改めていかなければいけないところ多々あろうかというふうに思っております。

 また、CATVのネット網が出来上がりました。そして、今年はこれを利用しながら、インターネット、通信ができるような、双方向通信ができるようなそのようなネットをつくり上げるということを目指しております。CATVの利用、あるいはまたインターネットの利用、こういったようなことにつきましては臼杵市にとりましては、まだこれまで経験のなかったこと、未経験のことでありまして、これから先これを利用しながら、市民皆さんにわかりやすい情報提供というものを工夫していかなければいけないというふうに思っております。確かに現在のところ「CATVで何ができるんだ、インターネットでまだ何もできそうにないじゃないか」というようなご意見もあろうかと思います。ハードがないことにはまずは始まりません。しかし、ハードがあってもソフトがなければただ線を引っ張っただけということになってしまいます。したがいまして、これから一年ないし二年が正念場だというふうに思っておりまして、その間にこれらのせっかく充実することができた、そのハードをうまく使いこなすように、これが最大課題と考えているところであります。

 そのようなことによりまして、よりわかりやすい情報の提供、そして家の中にいてもアクセスしていろんな知りたい情報について情報を取ることが、得ることができるような、そのようなシステムづくりというようなものを心掛けていきたいというふうに思っております。

 その他の質問につきましては部長より答弁することになりますが、その中で、町づくりについて少しだけお答えしときたいと思います。町づくりの中で、議員ご指摘のように、多々問題があると思いますが、臼杵の町づくりを考える上で、やはり観光というのは一つの大きな事業ではありますけれども、この観光、お客さんがたくさんお出で頂けるということが、実際に臼杵の潤いになるような、臼杵の発展になるようなこのようなことが一番大事なことなんで、観光が臼杵の町おこしに役立つようなことというのが一番大事なことではなかろうかというふうに思っております。そういうようなことから観光というようなことも考えてまいりますが、その中で確かに観光という面からみますと、目障りな建物というものもあるかもしれません。これを排除するのかという質問でありましたけれども、排除するというようなことは何も考えておりません。排除するとかいうことではなくて、周囲に解け込むようなそのような修景等にご協力をお願いするということでありまして、ご指摘のお医者さんにつきましても、三階部分を和風に改めて頂いたり、あるいはまた壁に蔦のような木を這わせて頂いたり、様々な工夫をして頂いてるところでありまして、これからも年を経たそのような修景というものが、それ自体でも評価されるようなことということもあるんではないかということで、今後ともそのような努力をお願いしながら、協力をお願いしながら、一つになった、溶け合った、そういうようなものとしての評価を頂けるようなことを心掛けていきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。

 [総務部長高橋洋児君登壇]



◎総務部長(高橋洋児君) 小野議員ご質問の「CATVについて」お答え致します。

 まず、一点目のCATVに関する市民皆さんへの周知についてお答え致します。

 四月以降の加入条件につきましては、できる限り加入しやすい条件にするために、当面分担金は免除し、引き込み工事費については三万円を上限に負担頂く検討をただ今進めているところでございます。インターネットの加入につきましては、六月から募集ができるよう現在準備を進めております。募集条件等を含め、詳細は市報やCATV等を通じて周知したいと考えております。市と第三セクターの関係等につきましても、加入や問い合わせ、今後の番組づくりなどで市民皆さんがわかりやすいよう周知をしてまいります。

 二点目の、老齢者、福祉、教育等の利用開始に向け、早期の取り組みをということでございますが、CATVネットワークにつきましては、今年度、市全域のCATV網整備と中核施設でありますネットワークセンターが完成し、当初の目的でありました情報基盤を整えることができました。

 十三年度はこれらの施設をさらに充実させるとともに、加入者の増加に努めたいと考えております。

 双方向通信網の活用につきましては、この情報基盤を生かして、十三年度インターネット実験と市内のイントラネット利用を開始致します。

 ご質問の福祉、教育、防災等の各種のアプリケーションの整備につきましても、実現に向けた検討を積極的に進めてまいります。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 文化産業部長

 [文化産業部長佐藤和人君登壇]



◎文化産業部長(佐藤和人君) 小野議員ご質問の「観光行政」についてお答え致します。

 一点目の「町づくりの展望」についてでありますが、先程市長も申し上げましたが、中心市街地は明治、大正、昭和の建物等が多く残されております。日本の町の原風景が漂う町として注目されております。昨年策定致しました中心市街地活性化基本計画におきましても、歴史と文化を生かした町づくりを推進することにしております。また、議員自らボランティアガイドとして多くの外来者に町並みをご案内して頂き、感謝を申し上げているところであります。

 次に大見家具店跡地についてでありますが、現在「(仮称)まちんなか交流館」として整備することにしておりますが、この位置は寺町の入口になり、観光導線となっておりますので、歴史性を鑑み、外観は町並み景観に配慮したものにしたいと考えております。

 次に可児醤油の味噌工場跡と現在の事務所部分についてでありますが、所有者から歴史ある建物でもあり、修復し、何らかの方法で活用したいとお聞きしております。

 次に「(仮称)まちんなか交流館」に親水公園を作ってはというご提言でありますが、この事業は総務省の補助事業であり、用地取得費も補助対象となっております。検討委員会でも小さな親水公園があればというご意見もありましたが、国との全員協議の中で補助対象外施設であるとの見解であり、フジ棚等の下で憩える機能を持つ広場的空間の交流広場を整備することにしております。

 また、ご指摘のとおり、中心部には緑や木陰が少ないので、マルショクにも本町店の店舗改装に併せて駐車場に植栽をお願いしているところであります。

 五点目の「標識の充実について」でありますが、議員ご指摘のとおり、臼杵市内に通じる県道三十三号臼杵停車場線をはじめ国道二一七号、国道五〇二号沿いには、臼杵市内の観光施設等の案内標識が設置されておりますが、まだまだ道路沿いに観光案内等含めた標識が少ないとのご指摘を頂いております。このため、市と致しましても、案内標識の設置をしておりますが、道路管理者である大分県にも標識設置についてお願いをし、一部設置して頂いているところですが、高速道の関連で今年、大分県が大きな標識を二基、荒田の家野橋のところ、それと消防署の前に一基ずつ付けて頂くようになっておりますし、このほか、北海部観光推進協議会に標識置置を十一個所お願いしているところでございます。

 今後とも臼杵を訪れた観光客が安全によりわかりやすく市内に入って来られるように、引き続き標識の設置について努力をしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 小野議員。

 [七番小野栄子君質問席登壇]



◆七番(小野栄子君) 後藤市長にお願い致しました一点目のお答えを頂いてないようにあります。

 無用な混乱を招かないためにも、また昨日市長がおっしゃったように、事業をすることによって市民に認めて頂き、機能することが事業を推進していく上での大きな成果であり、評価につながるものだという、そういう意義を持たなければする意義がないというようなことをおっしゃいましたけど、市民に十分理解をして頂いた上で、そういうものを評価が得られたら、また市長自らの大きな意義も生まれるであろうし、喜びにもつながるんじゃないかと思いますけれど、先程お願いしました出前的な、出前と言ったら言葉が悪いんですけど、市民の要請に答えて頂くっていうことはいかがお考えなんでしょうか。具体的なお返事が頂けたらと思います。

 それから産業部長さんが、佐藤部長さんからお答え頂きました標識の件なんですけれど、今まで議会質問を一回、それから口頭で何回か申し入れておりますけれど、なかなか増えません。それと数の上ではもしかしたら増えているのかもわかりませんけれど、視覚に訴えるという機能に欠けているように思います。車を運転しながら標識を見るということは目線が上の方に行きます。そういう目線が行くところに大きく表示をして頂くっていうのが一番効率的な標識ではなかろうかと考えております。そういう意味からこれからお作りになるときは、是非車の中から目線で捉えられるような標識を増やして頂きたい。そしてフェリーから出たときに、まず県の方から警察署、消防署前で設置して頂くっていう確約があるというのを聞いて安心したんですけれど、フェリーからまず臼杵に入ったときに本当にわからないんですよね。そういう大きな標識を、視覚に訴えるような大きな標識が、機能できるような標識を是非ともお願いしたいと思います。よろしくお願い致します。

 では市長一言お答えを頂きたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 市民の皆様に市政、私のやり方等について、もうちょっとわかりやすい説明をするようにというお話でございますが、その点、是非そうしたいと思うんですが、一番難しいことは、選挙で選ばれた身であるという政治家としての行動と、市の市役所の長としての行動ということが、非常に難しい部分があるんであります。

 それで、例えば先の選挙戦の前に市長選、市報に載せてありました「フロム市長ツウ市民の皆様へ」という記事を三カ月程はちょっと遠慮したり、いろんな形での気配りもしてきたところなんですが、無用な誤解をされないために、いつも選挙運動してるんじゃないかみたいなそういうような誤解を頂かないような工夫ということもしなければいけません。で、市として説明をするという中で、それが市としての説明が市長の選挙運動とダブらないようにというか、誤解されないように、そのようなことをしなければならないというようなこともありまして、市としての説明の仕方というのは、相当工夫しなきゃならないわけです。じゃあそのほかに市長として個人でやればいいじゃないかということになるかもしれませんけれども、その周知徹底をどういうふうにしてどうするか、なかなか難しいところもありまして、それで今後ともできるだけわかりやすく皆さんにご説明を申し上げるということを続けていきたいとは考えておりますが、その方法につきましては慎重にやっていきたい。その慎重にやりながら、市の説明というものもそういうようなわかりにくさ、市民の皆さんから見てわかりやすい説明会ができるようにということで、改めていく部分も相当あろうかと思います。現実に市内十三箇所ほどで移動市役所というような形での説明会というものも開いているわけでありますけれども、それもなかなか広く機能し難いというところもありますが、それがもうちょっと気軽にたくさんの方ご参加願えるようなもの、そういったようなことも是非考えていきたいというふうに思っております。

 それから標識等についてでありますが、今年度から生活環境整備事業を発足させております。この生活環境整備事業は町の案内板である、町内の案内板、あるいはガードレール、街灯といったような安全施設等というようなことでありまして、今年度始まったばかりでありますが、これが年々毎年三千万円ぐらいでずっと続いていくということになりますと、年を追っていろんなものが充実できるようなことになろうかと思います。急には全ては整いませんけれども、そういった中でわかりやすい表示というものも追々実現していくことと思っております。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 小野議員。

 [七番小野栄子君質問席登壇]



◆七番(小野栄子君) ありがとうございました

 じゃ、可能な限りっていうことで要望と致しておきます。

 それから標識の件もよくわかりました。どうぞよい方向でご検討頂けたらと思います。どうもありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で小野議員の質問及び答弁は終了致しました。

 小野議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 首藤議員。



◆十七番(首藤新一君) 質問致しますが、昨日、私CATVの件について懇々と十点ばかり質問したわけでありますが、今、部長の話を聞きますと、今回新しく四月から加入する場合は、三万円は頂きたいというような話をされたわけでありますが、私はもう金は取らんでいいと思うんです。というのは、最初からやり方そのものがおかしいと思うんです。というのは行政という立場でやる以上、最初取る人は内線だけでいいですよと、あとで入る人は七万ですよと、そのものが私はおかしいと思うんですよ。やはり行政というのは商売人じゃないわけでございあります。そういうことを考えた場合に新しく加入しても、入る人も、今までどおりで私は結構じゃないかとこう思うわけです。そういうことで私としては納得し難いということであります。それでそういう点には十分考えてやって頂きたいということと、というのは、まあ第三セクターということでもありますが、公設公営でもありますし、どうせ赤字が出れば市が負担をするわけでありますし、することになると思います。そういうことになればどうしても一緒じゃないかと思うんですよ。それで私としてはもう今までどおりの引込線だけで、私は内線だけですか、もうそれで結構じゃないかと私はこう思います。そうすれば加入率も増えてくるし、そうなれば基本料もまた場合によっては安くなるだろうし、そういうことで私としてはでくるだけそういうことにしてもらいたいなとこう思いますし、それと市内、それと市外、まあ農村部ですけど、加入率あたりちょっと昨日ですか、聞かなかったんですが、どの程度こうなてるのか、それがわかればお聞きしたいと思うんですが、その点お願いします。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今のCATVについてのお話でありますが、まず市内全体的に言いますと、市の郊外の方といいますか、中心部以外のところの方がどちらかと言うと加入率は高い。そしてまたそういうところの方がいろいろとメリットも大きいということだろうと思います。そういうようなことから、今回の場合は離れた一軒家でも町中の家でも同じような扱いということになっておりますので、市の離れた部分の方がむしろ加入率は高いというようなところであります。

 四月以降の加入料の件についてでありますけれども、これをどの程度の金額にするかということを大変苦慮するところであります。どういうような理由で苦慮するかと申しますと、まず、昨年といいますか、現在やっております事業、十一年度事業でやっているものにつきましては、実質的には全額国費で引き込みができます。そして今度、今年度の補助事業でやるものについては、それよりも若干条件が悪くなっております。ほとんどかなりの部分は国費でやれるんですけれども、実際に市が返済しなければいけない分も少しあろうかというふうに思っております。そして、そういうような市の負担になる分があるということ、それから今後どういうような経緯をたどるかよくわかりませんが、十四年以降のものにつきましては、これは補助金は頂いてもですね、起債は通常どおりの起債というようなことになってまいりますので、それについての負担というのは、市側の負担の方が多くなるというようなそういうようなこともあります。そういうような状況の変化で、最初に「今ならお安い価格で保安器まで取り付けできます」とこういうようなことを申し上げて勧誘した。それがいつまでたっても価格が変わらないというか、同じただであったというそういうようなことでも困るという意見もたくさんありますし、そしてまた実際にあとで入って頂く方の分につきましては、市の負担がかなり大きなものになってくるというようなこともあるもんですから、そのあたりのバランスを考えて、それで全額ではないけれども、軽減措置をとりながら金額を定めていきたいというようなことで、先程の答弁となったような、そういうような次第でございます。どうかご理解をお願いしたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 首藤議員。



◆十七番(首藤新一君) 市長も十分市長の言わんとすることは私わかるんですが、これも公設公営でありますし、市が負債ができてでも私はそれはいいんじゃないかと思うんですよ。市長はそういうことでもうやる気十分でもありますし、私としてはもう、同じ市民でありますし、そういうことで、あとで取ればこうじゃあとかいうことをするよりか、もう無限でいいですよということで、本当に市長の気持ちを出して頂きたいなと私はこう思いますし、それが一番皆さんも納得するだろうし、これから先また生活保護者あたりもあろうかと思いますが、市も大変と思うんですが、でくればそのようにして頂きたいなと私はこう思っております。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 先程総務部長の方から三万円でというようなことでお答え申し上げましたけれども、その三万円の中には宅内工事、一台分につきましての宅内工事というところまで含めてというようなことでありまして、七万円プラス宅内工事費がかかってたというところを、その宅内工事費まで含めて今回は三万円でというようなことで今考えてるというようなところであります。一応条例もあることでありますので、全体的な価格の変更というものにつきましては、これはまた議会の皆様にお諮りしなければいけない、その条例をあたるというところまでの変更ということになりますと、ということでありますが、いわば、今、首藤議員の主張されるように、確かに情報インフラといいますか、このネットワークシステムそのものは、道路で言いますと市道に例えられるような公共のものであります。その公共のものを、幹線はもちろん全て市でやるわけですけれども、その末端のところの家庭の入口までいってるその小さな市道というような形になろうか、それともそれは個人で引いてくれということになるのか、そのあたりのところの考え方、もう一度しっかり統一致しまして、そしていずれこの問題につきましては今後どうすべきか、情報の普及というものに臼杵市はどう取り組むべきかということにつきましては、今後改めて皆さんとも検討する機会を持ちたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 以上で小野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで十分間休憩致します。

     午前十時五十二分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     午前十一時〇一分 再開



○議長(藤丸利光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 林 議員の発言を許可します。



 林 壯一朗議員の通告事項

 一 市政運営について

  1 機構改革と人事

  2 フロム市長に見る考え方について

 二 新年度予算について

  1 一般会計予算

  2 予算からみる財政再建

 三 IT問題

  1 IT講習会の対応は

  2 IT対応するための具体的計画は

 四 総合計画について

  1 第四次臼杵市総合計画について



 [三番林 壯一朗君質問席登壇]



◆三番(林壯一朗君) 議席番号三番の林でございます。通告に基づきまして質問をさせて頂きたいと思います。

 まず、一つは市政運営についてでありますが、今回機構改革を出されておりますが、部長制を導入してから今日までの成果といったものはどういうものがあったのかということについて、明らかにして頂きたいというように思います。

 次にフロム市長、?四七六号が出されたあとすぐ差し替えがされております。中の文書の下りを見ると、選挙の関係を記載をされておりましたけども、なぜ差し替えなければならなかったのか、その点についてお尋ねをしたいと思いますし、同じ文書の中に「不心得の職員には厳しく対処」という具合に記載をされておりますが、誰に対して不心得なのか、その点について明らかにして頂きたいというように思います。

 次に新年度予算でありますが、一般会計予算でふれあい情報センターの嘱託賃金が計上されておりますし、またその嘱託の任用ポストは一体どういうものなのかということについて、明らかにして頂きたいと思います。

 それから庁内LANの予算が一千二百五十万円と今回計上されておりますけども、現在市役所の機関、いわゆる出先等含めてカバーをされてないところはどこなのか、その箇所について明らかにして頂きたいと思います。

 それから、今回の予算の中で、委託料という名前で出てる分を、総額を計算しますと、九億四千四百四十一万八千円という金額になっております。民間委託が本当に安いのかどうか、見直しをしてはどうかという具合に考えますので、その点についての考え方を明らかにして頂きたいと思います。その中で、マルチメディア関係、いわゆる情報処理の関係で一億一千六百六万三千円という金額になっております。この金額は今後IT関係では増えていくと思いますので、他の事業への影響というものはないのかどうか、その点について明らかにして頂きたいと思います。

 それから、地域情報化の関係では三千九百九十三万五千円の繰出になっております。平成十一年九月の時点における議会に対する説明は、市からの持ち出しは二千万ということで議会も説明を受け、そんなに安くできるんであればということで了解をしたと思うわけでありますが、一般財政からの持ち出しが多くなっているようにありますので、その点についてどういうふうに考えるのか、明らかにして頂きたいと思います。

 それから、農林水産業の関係の補助金、負担金等がいろいろ計上されておりますけども、そういった支出をすることによって、農林水産業に従事をする市民の方々の所得アップの方策は具体的にどうなってるのか、この点についてお答えを願いたいと思います。

 それから、予算からみる財政再建ということでお尋ねをしたいと思います。

 この関係につきましては、議長の了解を得まして、議員皆様方のお手元に今年の一般会計予算から数字を整理しました一覧表を配布をしておりますので、それをご参照頂ければと思います。

 その中で、財政再建がこれまでできたということで言われておりますけども、私からみれば自画自賛ではないのかと。と申しますのは、起債残高が増え続けておると、昨日のお話も聞きましたけども、いわゆる分析の話であって、起債残高が百五十億から百五十三億という具合に増えていってるわけですけども、その返済方法についての具体的な方法論が見えてこない。明らかになってない。その点についてお答えを願いたいと思います。

 次に、IT問題の関係についてでありますが、国が今IT問題に積極的に取り組む中で、IT講習会を開催するように各地方自治体にその対応方を要請をしてきておりますけども、臼杵市における開催計画とその講習内容、またインストラクターはどのように確保するのかということについて明らかにして頂きたいと思います。

 同じくIT社会へ対応するために、今後の具体的な計画、即ち障害者等の皆さんにパソコンをはじめとするIT機器購入に関する補助制度等があるのかどうか、その点についてお尋ねをしたいと思います。最後に、総合計画についてでありますが、第四次臼杵市総合計画の中にあらゆる部分について記載をされております。「歴史的景観保存をする」というようなことも書かれておりますけども、現状新町の道路の入口等を見ますと、いわゆる古い町並みを壊していくというようなものが見えておりますし、そういった歴史的景観保存とのミスマッチをどういうふうに整理をされようとしているのか、また若者の定住を促進をするために、企業立地をどういう具合に考えていくのか、いわゆる家の大黒柱が食べるために家族を養っていくための賃金を得て臼杵に定住できる、そういった企業を誘致をしてこなければ、臼杵の人口も増えないと思いますので、そういった施策についてどういうふうに取り組もうとしているのか。

 そして、今後ますます高齢化をしていくわけでありますが、その高齢化社会に対応した健康福祉のためのセンターの建設について、そのメドはあるのかどうか。市長も昨日の答弁の中でも触れられておりましたし、今回の市長選挙の中で、相手の候補の方もこのことを言われておりましたので、これはやはり臼杵の大きな目標だと思いますので、その点について考え方をお尋ねをしたいと思います。

 以上、よろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今の林議員のご質問にお答え致します。

 まず、「市政運営」というようなことの中で、「フロム市長?四七六号をなぜ差し替えしたのか」ということについてでありますけれども、このフロム市長?四七六号につきましては、これを書きまして、十分に遂行する前にこれを配布してしまったというようなことがありまして、そのままですと一部に無用の誤解を生じる恐れがあるというようなことがありましたので、そういうようなことを避けるために回収を致したところであります。そして差し替えました。

 「不心得な職員に」ということで、「誰に対してか」ということでありますけれども、もちろん市民に対してということであります。

 次に、財政再建に関連致しまして、起債残高が増えてるじゃないかと、そしてその返済方法はどうだということでありますけれども、起債の返済方法はその内の一部は交付金の中に起債返済分として措置されますところの交付税で返済します。そしてまた残りの部分につきましては、これは従来どおりいわゆる一般財源と言われるところの地方交付税、そして市税等、その他のものを充てまして返済をしていくということになります。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。

 [総務部長高橋洋児君登壇]



◎総務部長(高橋洋児君) 林議員ご質問の「機構改革」についてお答え致します。

 まず、部長制についてでございますが、この部長制を導入したことで、同一部門の課同士のコミュニケーションが図りやすくなったことが上げられると思います。例えば、部長のリーダーシップのもとで、部内の職員でイベントに対応したり、清掃活動をしたり、担当課だけでは対応しきれない主要事業の説明会などを行ったり、同じ部内の課同士がお互いに協力し合って、市民サービスの提供ができる体制になりつつあります。

 一方、一般の職員に「決裁が一段階増えただけ」という意識も残っており、部長や課長の役割や役目を徹底しなければならないという課題もあります。

 今回計画しております機構改革は、十三年度と十四年度の二カ年を掛けて実施する予定ですので、利点を生かし、欠点を補える組織体制を検討していきたいと考えているところでございます。

 次に、新年度一般会計予算の内、「情報化関係予算」についてお答え致します。

 ふれあい情報センターの嘱託につきましては、「館長」を予定しております。

 次に、庁内LANにつきましては、現在本庁舎のほか、第二庁舎、市民会館が接続されております。

 地域情報化推進事業特別会計の一般会計繰出金についてお答え致します。

 このたび、ご提案した予算案の一般会計繰出金三千九百九十三万五千円につきましては、行政番組制作委託料二千万円のほか、十三年度補助事業費の一般財源負担分一千万円、市職員の給与の一部充当であります。

 次に、第四次「臼杵市総合計画について」お答え致します。

 「歴史的景観保存と道路拡副はミスマッチではないか」とのご指摘でありますが、臼杵の歴史的町並みを生かした将来の街路の基本構想として策定された、臼杵地区居住環境整備街路事業計画では、まちなみ調和ゾーンとし、市内中心部へのアクセスとなる歴史的な町並みと調和した道路整備が必要と位置付けており、背後の歴史環境保全地域と調和したまちづくりとの整合性は保たれていると考えております。次に、「若者定住のための企業立地の取り組み」についてでありますが、県に機会あるごとに、お願いをしておりますが、現在の経済状況を勘案しますと、極めて厳しいと判断致しております。

 しかしながら、今後も引き続き働きかけを行うとともに、情報基盤を生かした地場企業の育成に努め、若者定住化を図ってまいりたいと考えております。

 次に、「健康福祉センターの建設目途」についてでありますが、医療、福祉、生涯教育に関して乳幼児から高齢者までの市民が集える施設の整備は、今後の重要な課題と認識しており、財政的には早期に取り組むことは、極めて厳しいものがありますが、国の制度等を利用し、実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 文化産業部長。

 [文化産業部長佐藤和人君登壇]



◎文化産業部長(佐藤和人君) 林議員ご質問の「農林水産業の補助金・負担金などの各種団体への支出」についてお答え致します。

 補助金、負担金につきましては、魅力ある農林水産業の育成を目指し、国、県、各団体の協力を得ながら、生産基盤の整備、生産量の拡大、労働の省力化、流通改善、後継者育成等各種施策を推進するため支出しております。

 特に農業においては、トマト、イチゴ、カボスの栽培施設、省力化施設を導入した共販体制による生産量の拡大、品質の向上及び市場性の拡大を図るとともに、市場視察、栽培技術研修等を通じ、生産コストや流通コストの低減を図り、所得向上に努めているところでございます。加えて、野菜、果樹、畜産においては、価格安定基金への負担も行い、農家所得の安定に寄与しているところでございます。

 地域環境の保全のため、森林が見直されていますが、林業においては適正な人工林の整備が求められており、間伐事業等への補助を行っております。

 また、水産業においては、種苗放流をはじめとした資源管理型漁業の推進、共販体制の強化、後継者育成支援に対する事業への補助金、負担金を支出しております。

 農林水産業は、国民の食糧の安定供給、水資源の確保や地球環境の保全等多面的機能も兼ね備えておりまして、市と致しましても引き続きこれらの助成を続け、一次産業振興のため努力をしたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 教育委員会事務局長。

 [教育委員会事務局長野上泰洋君登壇」



◎教育委員会事務局長(野上泰洋君) 林議員ご質問の「IT講習会対応は」についてお答え致します。

 豊の国IT講座推進事業で、十二年、十三年度中に九十一回の講座を中央公民館・ふれあい情報センター・各中学校・地区公民館等で一講座あたり二十名を目安に総時間十二時間(二時間×六回)を基本として開催するように致しております。現在十二年度の三月につきましては募集して二十一日〜二十三日、二十六〜二十八の六日間実施するように致しております。それ以後、十三年度の募集要項等は市報に掲載しますが、学習意欲のある成人のパソコン初心者を対象に、往復ハガキで申し込みを受け付け、講習内容はパソコンの電源の入れ方からインターネットの利用、メールの利用、簡単なワープロソフトの基本操作までできるよう、市民一人ひとりの情報活動能力の向上を図りたいと思っております。受講料については、全額県の補助金で賄われますので、今回は無料でございます。

 インストラクターの確保については、三月市報で一般公募し、研修を約十時間を重ねて対応していきたいと思っております。

 なお、不足の場合は民間業者に委託し、対処したいと思います。十四年度以降はふれあい情報センターや中央公民館等で引き続き有料ですが、研修できるように致します。

 次に、IT社会へ対応するための具体的な計画についてでございますが、一般的なパソコン等のIT機器購入については、日常生活上の便宜を図るための用具としての位置付けがされておりませんので、現在のところ購入に対する補助は考えておりません。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 林 議員。

 [三番林 壯一朗君質問席登壇]



◆三番(林壯一朗君) それでは再質問をさせて頂きますが、機構改革の問題は平成十年の三月のときに導入をしたわけですけども、三月の時点でその制度を敷くように提案がされて、四月から実施をされておりますけども、そのときにいわゆる掲げられた、いわゆる市民のためにというようなことを含めて、その理念というものは今回の機構改革を見ましても変わってないわけであります。となれば、何が問題で今回変えなければならないのかというところのポイントが出てきてない。そしてフラット型の職場をつくっていくというようなことも書かれておりますけども、じゃ今までやってきたことについて、そういったものがどこが悪かったから、次変えますということの部分についてもうちょっと明確にお答えを願いたいというように思います。それからふれあい情報センターの、今、嘱託の任用ポストが館長ということで答弁頂きましたが、館長の公募というか、市報にもちょっと載ってなかったようなんで、その部分についてどういう具合に今後雇い入れようとしてるのか、そこのところを明らかにして頂きたいと思います。

 それから、現在市役所の中で、庁内LANが行き渡ってない職場について、いつごろまでにできるのか、その点についてご答弁を願いたいと思います。

 それから、委託料の問題では、いわゆる九億四千四百四十一万八千円、全て一般会計の中で占める委託料はそれだけあるわけでありますから、いわゆる今までは民間委託が安いということでやってきておりますけども、例えば市の職員が資格を取ることによって委託をしなくても済むようなものもあるんではないかと、そうすることによって経費は削減をされていくと思うわけでありますから、そういった面における検討をするつもりがあるのかないのか、そしてやはり経費の見直しをしていくということにつながるんじゃないかと思いますので、そういった資格を取得させることによって、民間委託を見直していくという点について考えられるのか、られないのか、その点について答弁をお願いしたいと思います。

 それから、地域情報化の関係で、三千九百九十三万円と申し上げましたが、平成十一年の九月の説明の時点は、「市からの持ち出しはどうなのか」と、議会からお尋ねをしたときに、「それはもう市から出すのは二千万程度です。出しても二千万です」ということで、当時の総務部長が答弁をしておるわけであります。その一般財源からの繰出がいわゆる二千万程度ということで議員も説明を受けまして、それだけ安いんであれば、「もうそのくらいで済むんか」ということでお尋ねをして、「済みます」ということでありましたから、そのくらいのお金ならいいんじゃないかということで、当時CATVの計画について了承をしてきたわけです。私が今質問したのは、要は安く上がりますという説明をしておけば議会が了承してくれる、一回議会が議決をしてくれりゃあとはどうでもいいんだというようなことでは困るわけです。虚偽の説明ということに、議員に対して、市民に対して「安く上がります」という虚偽の説明になるんではないか。いわゆる議会、市民に対する説明責任の問題を市長はどう考えるのか、この点について再度お尋ねをしたいと思います。

 それから財政再建の問題では、返す方法は今言われたとおりでいいと思いますけども、じゃ具体的にどう減ってきたのか、減るところが見えない。一般の家庭でも、赤字があればその赤字を月賦でもしながらでも、月賦で返す方法もあるわけですから、そういった中でやっぱり赤字の残高を、起債残高、いわゆる借金でありますから、その残高が減っていくということが見えてこなければ財政再建ということにはならないと思います。あとの世代に残っていくお金でありますから、ここを減したということが見えてこないということを私はお尋ねをしてるわけであります。

 それからITの問題につきましては、これから取り組みが担当のところでは大変だと思いますが、特に私が質問致しましたのは、障害者の皆さんにとってこのパソコンというのは非常に有益な道具であります。だからそういった方々に対する補助制度を作ることができるのかどうなのか、そのことについてお尋ねを再度したいと思います。

 そして、第四次総合計画の問題で、福祉センター等の建設について、今後の目標で国の制度を利用したいという答弁を頂きましたが、国の制度がなければできないのかどうか、臼杵市として考えられないのか、この点について改めて答弁をお願いをしたいと思います。

 よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 財政再建の問題につきましてお答え申し上げます。

 起債残高を減さなければいけないというようなことでありますけれども、この起債残高を減すということにつきまして、昨日もちょっとご説明申し上げましたけれども、地方財政の制度がいろいろありまして、地方自治体が事業を行う場合に財源がいろいろあります。そういった中で、市税と市が自ら獲得し得るものがあります。そして地方交付税があります。そしてお金を借りてやってるところの起債というものがあります。この起債というのはほとんどが建設事業の一部に充てられているもの、こういうような仕組みになっております。そういった中で、建設事業等は補助金と、いわゆる一般財源と言われるところの地方交付税、それから市税等、こういったようなものを充当する。そしてまた起債と言われる借金でもってやると、こういうような仕組みになってるんですけれども、ずっと以前は、十数年前まではほとんどのものが単純にそういう形で割り切れました。

 ところが、バブル経済といろんなものがあるあの前後、財政が困窮してきた。国の財政が行き着いてきた、そういうような中で、国からの補助金の金額を少なくすると、少なくしか補助金を出すことはできない。その代わりに将来国の方で返すからその分を今借りて仕事をしておいてくれという、そういうような起債の制度というものが、普通の起債の制度のほかにそういうような制度ができました。

 昨日お答え申し上げました中で、起債制限比率が大事なんだ、公債比率というのは正確な数字ではないというふうにお答えを申し上げましたけれども、それはどういうことかといいますと、いわゆる起債という総額の中に、補助金の代わりというような正確のものと、十数年前まであったような純粋な起債、純粋な市が返さなければいけない借金、こういうような二つのものがある。その中で純粋に市が返さなければいけない借金、借入額、これに対応する比率が起債制限比率である。こちらをしっかりと把握していかなければいけないというようなそういうようなことをお答えしたわけであります。

 したがいまして、把握してしっかり減していかなければいけないのは、起債制限比率に対応するところの返済時に交付税として特別にその分、別枠で用意されるものでない、一般的な交付税、この交付税から返さなければいけない金額というものを把握し、それを減すように努めていかなければいけない。その金額につきましては、これを減少させるような方向で検討をしておりまして、実際にその金額につきましては、例えば十二年度と十三年度比較致しますと、起債総額におきましては、借入の起債につきましては千六百万円を減額、そして交付税措置のあるものを除いたものにつきましては、十二年に比べて十三年は四千八百三十八万円の減額とこういうような形で減額をするように配慮し、努めてきているところであります。

 財政再建というものの難しさというのは、確かに借金があります。借金があるその起債をしないで借金の額をとにかく減すということだけ、これだけを目的にしてやっていってしまえばいいという、そういうような単純なものではないということが一番難しいところであります。

 今、日本経済全体でもデフレスパイラルに陥るんじゃないかというようなそういうような危機感がありますが、その中でも指摘されてることでありますけれども、国の方が景気のことをいろいろ心配しながらやっていると、そういった中で地方自治体の方がいわゆる「借金怖い」というそういうようなことに偏ってしまって、単独事業をどんどん止めていって、事業が減っていってると、それでデフレスパイラルに陥らないように公共事業等で事業量を支えながら、景気によって将来がくんと景気が落ち込んで、国の収入、あるいは自治体の収入、こういうようなものががくんと落ちてしまうということがないようにということで、いろいろ配慮している。それが目的を達しないそういうようなことに段々なりつつあるのが心配だと、こういうような話がありますけれども、そういうでデフレスパイラルに陥らないためにも、ある程度の投資水準は保ちながら、そして財政の中身を変えていくというのが大事なことではなかろうかというふうに思います。

 したがいまして、臼杵市でも財政水準、一定の水準は確保して、市民の便益を供与しながら、その中で先程申し上げましたような数字、見られるように実質の借金の額というようなものを確実に減らすような方法で、慎重な財政運営をしているというところであります。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。



◎総務部長(高橋洋児君) まず、今回の機構改革でございますが、どこが悪かったということという考えではなく、現在、今回は文化産業部と建設部の統合をしたいと、これは市民皆さんにとりましては、道路について国道、県道、市道、農道などの区分はないわけでございまして、近年整備されている農道につきましては、市道と全く変わりがなくなったということ。さらに、災害時の技術的な業務に柔軟に対応できる体制をつくりたい。つまり災害によっては、道路や河川災害、農林業の災害が多い場合がございます。そういうことで部を統合してさらに多くの人数で柔軟に対応してまいりたい。そのようなことで建設産業部ということで、現在の建設部と文化産業部を統合したいという考えでございます。

 嘱託の館長につきましては、広報は致しておりませんが、さまざまなIT関係の資格を持った適任者がおりましたので、その方を採用したいと考えているところでございます。

 庁内LANにつきましては、今年度の「新世代CATV施設整備事業」及び「地域イントラネット基盤整備事業」によりまして、消防署、中央公民館、図書館、給食センターは光ケーブルで直接接続されることになります。

 総合計画の中で国の制度がなければできないのかということでございますが、先程もお答えを致しましたように、非常に財政的に厳しいということで、早期に取り組むということがかなり困難性を秘めてると言いますか、困難であるということから、やはり国のいろんな補助の事業制度といったものを探って、それを利用しながら実現に向けて取り組んでいきたいということでございます。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 

 市民部長。



◎市民部長(安野正道君) 障害者に対するIT機器の補助制度でございますけども、現在障害者に対しては法の規定に基づいて、日常生活用具の給付、貸与制度の中で、障害のために日常生活を送る上で支障のある方へ、意思伝達装置等一部のIT機器がその障害を補う用具として給付及び貸与の対象となっております。しかしながら、汎用性のあるパソコン等のIT機器につきましては、障害を持つ上に必要な品目との位置付けが困難でありますので、制度上、給付、貸与の対象となっていないのが実情でありますけれども、県においても日常生活用具の品目に加えるよう国へ要望しておりますので、今後は国、県の動向を踏まえ対応してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 

 林 議員。

 [三番林 壯一朗君質問席登壇]



◆三番(林壯一朗君) 

 ふれあい情報センターの館長の問題ですけども、公募してないということでありますけども、IT資格を持った人を採用ということになっておりますけども、十二月の議会でいわゆる条例も規則もない段階で、市長があのときにお願いをしている方があるという答弁を頂いて、その問題についていわゆる条例も規則もない段階で決まるということはおかしんじゃないかということで、あとで板井議員の方からも指摘がありまして、あのときに市長が陳謝をしたと思います。そうならば、やはり公募をするというものをしていかないと、臼杵市の中でもやっぱり年間三百万の賃金ですから、そこで働きたいという方もおると思いますし、IT資格を持った人が一人しかいないということでもないと思います。そういった意味で、今これだけ働く場所がないということが言われてる中で、どこで決まったかわからないというようなことで、人はそこに働いてるということじゃなくて、市民誰もが納得をする形で、やはり公募をしてその中で採用をするべきだと思うわけです。それが職員の採用の公平ということで、地方公務員法十三条に平等原則というのがあります。その中には、身分、門地、信条によって差別をしてはいけないということになってるわけで、そういった意味ではやはり年間三百万の賃金を払う方でありますから、これは今からでも公募をやって、市民の皆さんに平等にやはり働く場所を開放するということが必要ではないかと思いますので、その点についてお尋ねをしたいと思います。

 それから機構改革の問題では、三年前に機構改革やりまして、また今回もやるわけで、職員の皆さんへの説明は済んでると思いますけども、職員の大多数の皆さんが「それはいいな」ということで、そのことで両手を挙げて「いいですね」という状況になってるのかどうか、そこのところについてお尋ねをしたいと思います。

 それから、ITの機器購入の問題について、国、県の動向も把握をするということでありますけども、いわゆる目が見えない人については音声で聞くことができますし、耳が聞こえない人についてはメールのやり取りで話が即座にできるわけであります。そういったものを考えたときに、今、IT、ITということで臼杵が一生懸命頑張ってるわけですから、国、県の動向じゃなくて、臼杵市独自としてそういった補助制度を全国に先駆けて作るということが考えられないかどうか、そういった方向で検討することができないのかどうか、その点については市長の方にお尋ねをしたいと思います。

 それから、健康福祉センターの関係については、財源の問題も言われておりましたけども、いわゆる消費税が三%から五%になったときに、一%は福祉目的ということであの当時導入を、いわゆる引き上げを図った経緯があると思いますが、その中でその一%分が臼杵市に年間三億超えて返ってきてると思います。だからそういったものを使えば、福祉目的で一%を地方に返してるわけですから、財源がないということではなくて、十三年度でも即座に建設にかかれるんではないかと、そういった部分で検討ができるのかできないのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。

 それと、財政再建の問題は、要は起債残高が今百五十三億で、特別会計と合わせますと二百五十三億の起債残高になってるわけであります。一般会計予算が百三十二億で、一般会計の起債残高百五十三億、二十億ひっくり返ってるわけです。だからここがやはり減る話をしなきゃならないと思います。昨日は市長も「入るをもって出ずるを制す」という話をしておりましたけども、やはり入るをもって出ずるを制すというところの部分をどういう具合に具体的に百五十三億が平成九年度の百三十億に、百三十億が百二十億になるようにするのか、そこのところをお答えを願いたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 休憩を致します。

     午前十一時四十七分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     午前十一時五十三分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開します。

   市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今のご質問についてお答え致します。

 まず、ふれあい情報センターの館長の問題でありますけれども、ふれあい情報センター、今後の臼杵市の情報基盤を支えるために、一方では情報基盤の基盤づくりの一つの要にもなります。そしてまた、市民の皆さんにいろいろ学習して頂く場として、そのような形での教える、導く、教え導くという、そういうようなこともあります。そういったようなところを考慮致しまして、十二月でもあの時点での答弁には早過ぎたといいますか、詳しく申し上げ過ぎてよろしくなかったということもあるかもしれませんが、そういうような形の中で、市民の皆さんにきっと納得して頂ける人ということで、人選をさせて頂きましたので、どうかお認め頂きたいと思います。

 それから財政についての話でありますけれども、確かに起債残高を一体どうするのかということでありますけれども、この起債残高についてでありますが、先程交付税で措置されるもの、そして交付税で措置されないものと両方あるというふうに申し上げました。

 先程議員ご配付の資料によりますと、平成十三年度の起債残高が百五十三億、そして平成十一年度の起債残高が百四十四億六千九百万とこういうような数字になっておりますが、十三年度のものについてのそのあたりの整理まだできておりませんが、決算ベースで整理できております平成十一年度の数字で申し上げますと、起債残高としては百四十四億六千九百万ということでありますけれども、実際に市が負担しなければいけない、そういうものはこの内の九十三億六千七百万円でありまして、その残りの部分については、交付税で面倒をみて頂けるといいますか、交付税で措置をされるということになっております。ちょっとわかりにくい話なんで、もう少しだけ説明させて頂きますと、例えば道路をつくるのに、今市浜・千代田線をやっております。五〇二号線のモール臼杵から二一七号線にかけて道路を造っております。これはいわゆる広域の道づくり事業なんですけれども、起債事業でやっております。そしてそのほかのところで、補助事業で事業をやってるところもあります。

 これを補助事業で事業をするということ、例えばこれはもう全く架空な数字でありますけれども、補助事業で工事をするということになりますと、そうすると例えば十億円かかる工事がこれがその内の補助金が三億円であるとか、そして残りのものを一般財源、例えば一億円充てると、そして残りの六億円はいわゆる起債、借金で行うと、こういうような形で行うのが普通のことなんです。

 ところが広域の道づくり事業というのはこれは起債事業です。この起債事業の仕組みはどうなってるかといいますと、十億円の内の一億円については一般財源を充てなければいけない、九億円はこれは起債、全て借金でということで、この場合は起債が九億円になります。ところが九億円になるんですけれども、五十%余りのですね四億五千万ぐらいの、残りの九億円の内の五十数%、四億五千万円〜五億円このくらいの金額が交付税で面倒みてくれると、実際に臼杵市のいわゆる自力で返さなければいけないものというのが四億五千万円になるというような形で、同じ事業をするということについて、それぞれの事業でどちらを選んだら得策であるか、そしてまたそういうことができるような適格性を持ってるかとこういうようなことを判断しながらやるわけであります。

 したがいまして、その場合に、今のように十億円のものを起債事業で行ったと、こういう場合に起債残高としては九億円増えます。しかし実際の負担増というのは四億五千万円の起債残ということになります。というような形でそういったようなところを検討しながらやっているわけでありまして、起債残高の金額が即ち、即それが全ていけないというようなことじゃなくて、一番管理しなければいけないのは、そのように国の方であとで地方交付税として面倒をみてくれるということになっているものを除いたものがどうなるかということをみなければいけないわけであります。

 ところが国の状況も現在のような状況でありますから、いつまでもそういうようなことができるというわけではないんで、そんなことばっかり言っていてもいけないんで、それでそういうようなものについても将来の変動というようなことについて十分配慮しながらやっていかなければいけない。ただし、国と自治体の間で約束されているこれまでのそういうような約束が反古にされるということは全然考えておりません。しかし将来はそういうような制度が随分変わってくるだろうということも予測しながら、事業づくりをしなければいけないとこういうふうに考えているところであります。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。



◎総務部長(高橋洋児君) 機構改革につきましては、今回、先程申し上げました四部を三部にするということで、さらにグループ制を考えておるところでございますが、この件につきましてはもう先般課長の説明会等も開きまして、説明を職員に徹底するようにということでやっております。まだこれは最初の試みということもございますので、職員の説明ということはこれからも徹底してやっていかなければならないと考えております。

 健康センターの件につきましては、全体的な予算の中で考えてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 市民部長。



◎市民部長(安野正道君) IT機器関係の件でございますけども、これは日常生活用具給付事業として、国からの給付、貸与でございますので、市独自の給付、貸与は現在考えておりません。



○議長(藤丸利光君) あと四分ですので、質問、簡単にしてください。

 林 議員。

 [二番林 壯一朗君質問席登壇]



◆三番(林壯一朗君) どうもありがとうございました。

 機構改革の問題では、説明をしたということでございますが、私が思うのは機構が仕事をするということじゃなくて、人がやっぱり仕事をするということで、先般宇佐市の例もございますんで、やはりメンタルヘルスという部分でやはり職員の心が通じる機構改革、そしてその心がやはり臼杵市民に伝わっていくという機構改革を是非考えて頂きたいというように思います。

 それから、職員採用の関係につきましては、市民の皆さんに納得してもらうというような話でございますが、三百万の賃金ですからね、安い賃金じゃないわけですよ。そうなればやはり職員の採用については地公法十三条に規定されてるように、何人も阻害されるものではないということになってるわけですから、誰もが受けて、試験の結果、通らなかったというんであればこら納得できる話だと思います。そうでなければ臼杵市内の中でも、「うちの息子、資格持っちょんのに働かれんかなあ」という方もおるわけですから、市長が見てよかったというようなことで採用ができるんであれば、今日ここにおります議員の私たちが、「この人を使ってくれ」ということで頼みに行ったら使うようにしかならんわけですよ。それこそ市長が言ってる「情実で私はやりたくない」ということを言ってるわけですから、誰の目から見ても公平な形で是非対応を今後お願いをしたい。

 それから、委託の問題では、やはり公費で市の職員の皆さんに資格を取って頂いて、その中でまた改めて経費の問題については、やはり本当に外部に委託をしなくても済むのは内部でやるというような形でしていくことも必要ではないかと、ボイラー技師とか、電気工事師とかいうようなものもそれぞれ工業系等の学校を出た方もおられると思いますので、そういった部分を活用して是非経常経費の削減については職員の数を減らすということじゃなくて、考えて頂きたい。

 それから、IT関係の補助制度の問題については、国、県の動向を把握して対応したいということでございますんで、その辺については是非早急に、やはり臼杵の中で誰もがパソコンを持って使ってるという状況をつくって頂くためにも、市長の政策なりそういった部分で少し配慮を、お願いを検討して頂きたい。

 それでまあ財政再建の問題につきましては、新年度から国が交付税を五%カットするんだというような話も出てきておりますし、今後自主財源をどう確保するかというのが一つの大きなポイントで、新たな新税をつくって、臼杵市独自の新税をつくるのか、又は増税するのか、使用料、手数料等のアップを図るのかというところが一つのこれからの課題になってくると思いますけども、安易にやはり転嫁をするんではなくて、財政再建の問題等についてはバランスシート等でやってますから、そういった部分について第三者機関等を設置して、どういう評価をするのかというようなことも含めて、客観的にやっぱり見ていくことがこれから求められてるんじゃないかと思いますので、その辺のところには市長、そういう部分も含めて今後配慮をして頂くように申し上げておきたいと思います。

 そして健康福祉センターの関係については、前向きの答弁を頂きましたので、その方向でよろしくお願いをしたいということを申し上げまして、ちょうど時間となりましたので、終わります。どうもありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で林議員の質問及び答弁は終了致しました。

 林議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 吉岡議員。

 [五番吉岡 勲君質問席登壇]



◆五番(吉岡勲君) ただ今林議員が質問しました機構改革と人事について質問させて頂きます。

 市長は、市民に対して、不心得な職員に対して信賞処罰は必要であるということでございますが、行革の推進、組織の活性化、効率化等のためにも私は必要だと思っております。

 市長は、これまで年度末、「フロム市長」で年度ごとの人事異動のテーマを設けて人事を実施されておられました。これまでまた市長は四年間で約五百通の「フロム市長」で市職員へラブレターを書き続けておられますが、何人の職員が市長の厚い思いを受け、市民への積極的なサービスを提供したでしょうか。また「フロム市長」の九十九年六月七日の阪神はなぜ強くなったかの中で、信賞必罰は努力の源泉であるということを言われております。そこで日本労働研究機構の昨年の調査では、五十歳代で直属の上司が年下であるという労働者は、全体の五十一%に達しております。このことはとりもなおさず実力主義が浸透しつつ、年功序列が崩壊し、年下上司が確実に増加しております。また、この調査では、年下上司に八十三%の方が抵抗感がないと感じておられます。

 臼杵の場合、年下上司はどのくらいおられるのかとちょっと調べたところ、七・四%、十%を切っております。やはり公務員も民間も今大変厳しい、民間企業では合理化等、またライトサイジング等によって非常に厳しい経営がなされております。官公庁の方も是非やる気のある、能力のある実績のできた職員に対してはどんどん活用して頂いて十三年度の人事に生かして信賞必罰を活用して頂いて、十三年度の人事に生かして頂きたいと思っております。

 どうぞよろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 以上で林議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 これにて休憩致します。一時半から開会します。

     午後十二時〇七分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     午後一時三十分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開致します。

 吉岡議員の発言を許可します。



 吉岡 勲議員の通告事項

 一 し尿処理について

  1 泊ヶ内の浄化センターのこれからは

 二 屋外違法広告物の撤去

  1 屋外違法広告物の撤去について



 [五番吉岡 勲君質問席登壇]



◆五番(吉岡勲君) 議席五番の吉岡 勲です。通告に基づきまして二点質問させて頂きます。

 第一点、し尿処理についてお尋ね致します。

 今年度当初浄化センターへ視察に行き、施設は大変老朽化が進み、また、維持管理のための修理や改修工事が滞っている現状を見てまいりました。ところがし尿処理費は十三年度予算では大きな改修費は計上されておらず、十二年度より約三千万円減額となっております。市としては浄化センターを今後どのように管理し、運営していかれるのかお聞かせください。

 と申しますのも、解決策の一例として、下水の終末処理場で下水とし尿の総合的な処理ができないのか、調査したところでは、全国の百数十カ所でし尿と下水の混入処理が行われています。幸いにも下水の終末処理場は、今年度第二期工事が施行されておりますので、何とか対応できないでしょうか。市当局のお考えをお聞かせください。

 第二点目、屋外違法広告物の撤去の推進についてお尋ね致します。臼杵市はこれまで屋外違法広告物の実態調査をされているのか、まずお聞き致します

 公共用地、民有地に関わらず、屋外に広告物を設置する場合、地域や場所などは国の法律や県の屋外広告物条例、同施行規則に従わなければなりません。幸いにも十三年度中には高速道路の開通が実現し、臼杵にも市外からの入り込み客が大変増えることが予想されます。せっかく潤いのある町づくりを官民一体となって目指しているのに、町並みに全くそぐわない道路の街路樹や電柱等、設置できない場所に違法に設置された立て看板、貼り紙等、いろんな広告物が氾濫し、せっかくの町並みの美観を台無しにしています。

 臼杵市環境美化に関する条例が定められており、目的として、市、市民及び事業者が一体となって、清潔で美しく緑豊かな町づくりを目指すとあり、その第六章に、屋外広告物に関する措置では、広告物設置者の責務として、「国の法律及び大分県屋外広告物条例の規定を守り、生活環境を悪化させることのないように」とありますので、積極的な運用をお願いしたいと思います。市当局のお考えをお聞かせください。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今吉岡議員のご質問の内、「し尿処理につきまして」お答え申し上げます。

 臼杵市のし尿処理につきましては、昭和五十五年から泊ケ内の浄化センターにおいて処理を行っております。以来二十年を経過しており、施設の老朽化も進んでいるところであります。

 この施設は常に点検整備を行い、平成三年度から十二年度までの年次整備計画によりまして、基幹整備や改修整備を実施しながら、施設の維持管理に努め、今年度は三箇所の水槽防蝕工事等の改修整備を行い、計画された整備は一応終了致しました。

 しかし、老朽化が進んでおりますので、今後とも緊急度の高い箇所から計画的に改修整備を行う必要があります。平成十三年度は破砕機や脱水汚泥焼却設備など機械器具の補修を重点的に実施したいと計画しているところであります。

 次に、公共下水道への接続処理についてでありますが、公共下水道への接続は、法的な問題、そしてまた関係機関と調整しなければならないといったような、解決しなければならないことがいくつかありますけれども、これらを乗り越えて、できるだけ早い機会につなぎ込みを果たすように最大の努力を払いたいというふうに考えております。今後全国の自治体の取り組み状況等も調査を致します。そして積極的な取り組みをしていきたいと考えております。

 他の質問につきましては、部長より答弁致します。



○議長(藤丸利光君) 市民部長。

 [市民部長安野正道君登壇]



◎市民部長(安野正道君) 吉岡議員ご質問の「屋外違法広告物の撤去について」お答えを致します。

 屋外広告物の設置につきましては、美観風致を維持し、公衆に対する危害を防止することを目的とする「屋外広告物法」及び「大分県屋外広告物条例」に基づき、設置できる地域や場所が指定され、県知事の許可を必要とするほか、違反者には罰則も規定されております。

 ご質問の「これまで屋外違法広告物の実態調査をしているのか」ということでございますが、市といたしましては、屋外広告物設置の許可権はないことから、これまで屋外違法広告物の実態調査は致しておりません。

 しかしながら、議員ご指摘のように、違法に設置された広告物は市民の快適な生活環境を阻害し、美観や風致を損なうだけでなく、高速道路の開通による観光客の増加も予想されますことから、歴史と文化を育んできた史跡や街並みを誇る臼杵市にとりまして、大きなイメージダウンになりかねません。

 したがいまして、今後は屋外広告物の設置許可を行う県とも連携をとりながら、屋外広告物の実態調査の実施についても検討し、違法な屋外広告物の設置者に対する許可権者からの強力な指導と取り締まりを要請すとともに、「臼杵市環境美化に関する条例」の趣旨に則り、市民及び事業者と一体となって、清潔で美しく緑豊かなまちづくりを目指すため、市民皆様の自覚を促してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 吉岡議員。



◆五番(吉岡勲君) 明確なご答弁ありがとうございます。

 先程、まず、し尿処理の方の件ですが、是非接続の方前向きに検討して頂ければ、大変ほかにも施設等の予算等が余ると思いますので、是非実施の方に向けてお願いしたいと思っております。

 それと屋外広告物の撤去の件ですが、是非一度調査をしてみてはいかがでしょうか。やはり既存的な数字がなければ現状把握ができませんので、是非調査の方実施して頂きたいと思います。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁は終了致しました。

 吉岡議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 三浦議員の発言を許可します。



 三浦正行議員の通告事項

 一 水害対策

  1 臼杵市の今後の大きな課題は水害に対する排水対策である。特に、議会でも何度か質問されている温井・千代田地区や新地地区の排水対策は急を要する。この地区の短期的な排水対策は考えているのか

 二 観光

  1 今年中に東九州自動車道が開通する見込みである。市としてはそれに合わせた観光キャンペーン等を考えているのか

  2 竹宵まつりに対する国からの補助金が今年度で終わるが、来年からの竹宵まつりの規模は今までどおり行う予定なのか



 [九番三浦正行君質問席登壇]



◆九番(三浦正行君) 九番の三浦です。通告にしたがいまして一般質問させて頂きます。

 まず、二期目の当選を果たされました市長おめでとうございます。議会初日に二期目の決意を施政方針で市長は示されました。前向きな姿勢であり、期待しているところです。

 また、一期目の市長の公約は前にも述べたと思いますが、おおむね果たされていると思っています。最悪だった財政の立て直し、先の見えない景気の中での中心市街地活性化対策、そして市民全体の問題であるゴミ焼却場の広域化など、大きな課題は積極的な対応でいい方向に向かっています。ただ、まだまだいろんな諸問題も残っています。どうかこれからも市民第一の信念に沿って臼杵市を引っ張って頂きたいと思います。

 それではまず、水害対策についてお伺い致します。

 水害対策につきましては、私も何度か質問してきましたが、再度質問させて頂きます。というのも、水害対策が今後の臼杵市の町づくりの中で最重要課題だと認識しているからです。

 ここ数年の台風や大雨による被害は徐々に大きくなっていますし、水害対策については市民から不安や不満の声が多く上がっています。地区懇談会が毎年行われていますが、市長も懇談会の席でそのような声を住民から直に聞いたのではないでしょうか。幸い昨年は台風による大きな被害はありませんでした。しかし、今年は大型の台風が上陸するのではと心配されています。実際、地球温暖化に伴い、何十年に一度と言われていた大雨の間隔が短くなってることは確かです。また、大型店等の出店により、溜池代わりとなる田んぼが埋め立てられ、短時間の集中豪雨でも幹線道路が冠水してしまうといった状況にあります。特に温井、千代田区地区や新地地区の状態は市長もご存じのとおりですし、その地区の住民との意見交換で出てくる言葉は、家が水に浸からないような対策を早期にしてほしいという切実なものです。市長は「フロム市長」の中で、水害対策は中期的最重要課題だと述べています。また、その中で長期的に考えると、山林を適切に管理し、生きた森をつくることが必要だとも言われています。まさに山林を整備することは水資源を確保するとともに、大きな水害から臼杵市の町を救うことになり、市民の財産と生命を守ることにもつながることですし、当然必要なことだとは思います。

 また、今議会に水害対策の整備がスピーディーに行われるための臼杵市水害対策事業基金条例が上程されています。水害に対する市の強い決意がくみ取れますし、非常に喜ばしいことだと思います。しかし毎年水害の被害に見舞われ、大雨のたびに不安な時を過ごす市民の心労は計り知れないものがあり、もっとすぐにどうにかしてほしいという強い思いは市長も十分感じてると思います。

 そして、安全で安心して暮らせるまちづくりをスローガンの一つに掲げている臼杵としては、当然早急な水害対策を施す必要があると思います。

 そこで、今年度中に水害対策の基本計画が出来上がると聞いていますが、臼杵市の中長期的基本計画と併せて温井、千代田区地区や新地地区の側溝的な排水計画が練られているのかどうかお伺い致します。次に、観光関係についてお伺いします。

 臼杵市を訪れた観光客は十一年度で四十四万七千人、十二年では四十四万九千人とほとんど変化はありません。この長引く不況の中で、また、全国どこの観光地も観光客の呼び込みに苦戦している中で、この結果は評価できるのではないかと思います。そしてこのことは、臼杵市がいろんな祭りに合わせたPRや、市長が先頭にたって臼杵の町並みや特産物のPR等を行っているなどの努力の成果の賜物ではと思います。また、一昨年に全国町並みゼミが臼杵市で開催されましたが、臼杵の町並みのよさがそういうところで再認識されたことも要因の一つだと思います。

 そういった状況の中で、東九州自動車道も今年の十二月末には開通の予定だということです。開通すれば今以上の方が臼杵の地を訪れてくれるのではと期待されています。しかし、その反面、一抹の不安もあることは確かです。

 最近、私も視察や仕事の関係で県外に出掛けることが多くなりました。そして訪れた先で、必ず臼杵石仏やカボス、そしてふぐのことを聞くのですが、私たちが思ってるほどには臼杵のことはまだ知られていないのが現状です。現在、臼杵市はバランスシート等で注目を浴びていますので、行政関係の人たちには有名になってることは間違いありません。しかし一般の方々にはまだ浸透していないのが現実です。特に九州を離れると臼杵どころか、大分県が九州のどの辺に位置しているのかさえも理解していない方がほとんどです。ただ、大分県で有名なものはと尋ねると、湯布院、関さば、関あじという答えが返ってきます。もうどちらも全国区で知られるようになってきています。そして自然に囲まれた湯布院が、いい雰囲気を持った町であることは間違いないと思います。しかし臼杵が町並みをはじめハード面がもっと整備されれば、湯布院以上の雰囲気を持った町になることも間違いのない事実だと思います。また、ふぐも関あじ、関さばに劣るものではないことは言うまでもありません。この素晴らしい町並みと食文化を持った臼杵が、もっと脚光を浴びてもいいはずです。行政としてもキャラバン隊を派遣したりして、努力しているのは理解できますし、善戦してることは確かです。ただ、東九州自動車道も、先程述べたように、今年の末に開通ですし、その開通に併せてさらなるPRが必要だと思いますが、何か考えているのかお聞かせください。

 次に、竹宵まつりについてお伺い致します。

 竹宵まつりも今年で五回目となりますが、桜まつり、祇園まつり、そして石仏火まつりと並ぶ、臼杵の代表的なまつりになったと言っても過言ではないと思います。昨年は二日間で五万人近くの人が竹宵まつりを見に来たそうです。情緒ある町並みの中で、ロウソクが醸し出す幻想的な世界、そしてその空間を静かに流れる詩情的な胡弓や琴の演奏などが訪れた人を魅了しています。そして昨年は八坂神社から町八町にかけて般若姫の行列が行われ、また広範囲でいろんなイベントが行われてきました。そしてこれによって二王座はもちろんのこと、八坂神社や久家の大蔵などのも観光客の方々に十分アピールすることができたのではないでしょうか。また、ここ数年間で臼杵市民にも町並みのよさを再認識してもらったことは大きな意義がありますし、特に飲食店を含む、町中の商売人のやる気を出させたことも間違いないと思います。さらに、ふれあい情報センターや大見家具跡が完全に整備されれば竹宵まつりの中心拠点となり、より一層まつりが盛り上がるのではないでしょうか。また、今年は二王座や町八町だけではなく、臼杵駅から流れて来る観光客のためにも、竹ぼんぼりを港町の方へも広げてほしいという要望も出ているようですし、面白い展開になるのではと期待しております。

 私も毎年参加させてもらってる一人として、まつりが盛大になることは本当にうれしく思います。ただ、まつりが盛大になればなるほどお金もかかります。この竹宵まつりは多くのボランティアの方々の支援により、最低限の経費で運営されているわけですが、それでも千五百万以上の費用がかかっています。今年のまつりまで国の補助金が付いていますので、たぶん今までどおりの規模で行われると思いますが、来年以降はどうなるのかわかりません。私としてはリピーター客の多いこのまつりを、また臼杵の町を再認識させてくれる、そして商人魂を呼び起こしてくれるそのまつりを縮小してほしくはありません。そこで、市としてはこのまつりに対して今後どのような対応を持って臨むのか、お聞かせ頂きたいと思います。

 よろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 三浦議員のご質問にお答え致します。

 まず、水害についてでありますけれども、詳細につきましては部長より答弁致しますが、幸いにも昨年は大きな台風が襲来しませんでした。一昨年、一昨々年と二年にわたりまして大被害を被りました。水害常習地帯の皆さんもさぞご心配のことと思います。私自身もこの対応につきまして、喉元過ぎれば熱さを忘れるということがありますけれども、この工事を直接やる県が一日も早く重い腰を上げて頂くようにということで、常に焦りにも似たような心配をしております。常に県の方にも機会あるごとにお願いをしているところでありますが、近い内に大体の計画がまとまろうというそういうような状況になっているようにあります。その様子を見守りながら、皆さんに少しでも安心して頂けるように、手を付けられるところから手を付けながら、大変大規模な工事になりますけれども、全ての包含した抜本的な対策まで手を広げてやっていかなければならない大変重要な課題であるというふうに考えております。

 観光、特に竹宵についてでありますけれども、ご案内のとおり十二年度で第四回を迎えました。十一年、十二年、この二カ年は電源地域産業育成支援事業補助金を受けて行いました。十三年度も同じ補助金のもとで行うということになっております。そのあとのことについてでありますけれども、これが定着し、そして民間の力でそれだけで十分にやっていけるようになるまでに、もうしばらく時間がかかると思います。その間、国や県等の補助制度を探しまして、これを更に導入するということを検討しながら、もう数年間、支援しながら、さらに大きくなっていくように応援をしていきたいというふうに思っております。このまつりは関係地区のご協力や実行委員会に入って頂いております中央通り商店街青年部をはじめとした若い力、また美容組合等の女性の力により成功をおさめ、運営をされております。多くの皆様に関わりをもちながら、実施している事業であります。今後もより一層市民の皆様の参加のもと、運営実施をすることができれば、臼杵竹宵は中心市街地の賑いのイベントとして定着していくことだとそれを期待しているところであります。

 他の質問につきましては、部長より答弁します。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 三浦議員の水害対策についてお答えを致します。

 公共下水道認可区域の雨水計画の見直し作業を昨年度から今年度にかけて実施し、現在最終段階に至っております。

 報告書では、下水道認可区域内の浸水地域についての対策案が示されていますが、主な浸水地域であります「市浜、新地地区」と「千代田、温井地区」の事業費だけでも百億円を超えるということで、短期と中期に分けて事業を実施する必要がありまして、現在その作業を行っているところでございます。

 短期的に処理できるものと致しましては、「市浜、新地地区」におきましては、排水区を細分化して、小型ポンプを二、三カ所に設置することを検討しております。

 「千代田、温井地区」におきましても、小型ポンプを一箇所と、既設の施設を最大限利用するという観点から、土橋中継ポンプ場の能力アップを検討しているところでございます。

 いずれも一箇所一億円〜三億円の経費を必要とするもので、出水状況、被害状況に応じまして、計画的に整備を進めてまいりたいと考えております。

 中長期的な考えの基本と致しましては、床上浸水等の根本的な諸問題をクリアすることであります。

 その対策としましては、雨水の強制排除と圧力管が有効的であると考えております。圧力管の工法といいますのは、上流地区の雨水をカットし、直接河川に放流して、下流域への流入水を軽減する方法であり、また、雨水の強制排除の工法と申しますのは、内水をポンプで河川に強制的に流す方法でございます。「市浜、新地地区」、「温井、千代田地区」いずれの地区もこの圧力管方式と強制排除方式の両工法を検討しております。

 なお、自然流下の水路につきましても、断面不足の箇所を順次施工してまいりたいと考えております。

 いずれに致しましても多大な費用と時間を要する施設の建設であり、河川管理者である県に事業の実施をお願いする部分もありますので、県の計画に対し、市が補完すべき事業については遅滞なく対応できる体制を整えるため、本定例会に「臼杵市水害対策事業基金条例」を提案し、浸水対策事業費の積み立てを始めたいと考えております。

 川の浚渫につきましては、残土処理の問題と野鳥保護の観点から、関係機関との協議を踏まえ、引き続き県にお願いしてまいりたいと考えています。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 文化産業部長。

 [文化産業部長佐藤和人君登壇]



◎文化産業部長(佐藤和人君) 三浦議員ご質問の「東九州自動車道開通に伴う観光キャンペーン」についてお答え致します。

 平成十三年十二月には東九州自動車道も臼杵インターが供用開始され、九州管内、特に福岡方面よりの観光客増加が期待されております。これまでも福岡市において、大分県やJR九州のご協力を頂きながら、観光キャンペーンを行ってきております。自動車道開通に合わせ、大分県観光協会が中心となって、平成十四年度の早い時期に福岡市での「感動大分キャンペーン」が計画されており、市と致しましても積極的に参加し、宣伝活動に努めてまいる所存でございます。今後も機会を捉えながら観光キャンペーンを行っていきたいとこのように考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 三浦議員。

 [九番三浦正行君質問席登壇]



◆九番(三浦正行君) いろいろと前向きな答弁頂いたんですけど、竹光芸まつり、これ第三回目にふるさとイベント大賞の地域経済振興部門というやつをもらってるんですけど、それだけ地域に経済的に貢献したというふうに見られたと思います。それとともに、先程申しましたように、本当に街中の人間、特に商売人の商人魂を呼び起こしたまつりだということで、本当に素晴らしいまつりだと思います。先程市長が申しましたように、本当は民間が中心となってやっていくのが筋だと思いますが、まだまだそこまで意識が固まっておりませんし、これからもそういう意味では本当にもっともっと支援して頂きたいというふうに思います。

 それからちょっとお聞きしたいんですけど、観光のキャンペーンなんですけど、今、臼杵には出身でグローブのKeikoさん、全国的に有名ですし、またダイエーホークスに鳥越選手もいます。臼杵市出身のですね、そういう方々を巻き込んだ何かキャンペーンとか、何か臼杵のPRということも考えてもいいんじゃないかなというふうに思うんですが、市長、その辺どのようにお考えかちょっとお聞かせ頂きたいというふうに思いますし、水害対策においても市としては本当にやる気がある答弁だと思いますが、その中でちょっと土橋中継ポンプの能力アップという言葉が出ましたけど、それが具体的にどういうことになるのか、ちょっとその辺をお聞かせ頂きたい。その二点よろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 臼杵のキャンペーンについてでありますけれども、臼杵の観光キャンペーンというのはいろんな形でやらなければいけませんが、行政という限られた枠の中でやっていくというようなそんな中で、今、上げられたような方々をはじめ臼杵出身の方々のどのようなご協力が得られるかというようなこともありますので、そういったようなこととも関連しますので、ここでどうするこうするということはお答えできるようなところではありませんけども、今後ともあらゆる可能性を追求しながら、臼杵のキャンペーンには努めてまいるつもりであります。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 土橋ポンプ場の能力アップの件でございますけど、これは現在のポンプが確か毎秒〇・六七だったと思うんですけど、そのようなことであのポンプ自体があのあたり土橋のあたりの内水だけを対象というようなことで設置をしておりますので、これをポンプの台数を増やしてさらに能力をアップするとそういった考えでございます。



○議長(藤丸利光君) 三浦議員。

 [九番三浦正行君質問席登壇]



◆九番(三浦正行君) どうもありがとうございました。

 この水害対策については、先程から述べてるように、本当住民が不安と不満を持っております。どうかできるところから本当に速やかに対処して頂きたいということを強く要望致しまして、私の質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で三浦議員の質問及び答弁は終了致しました。

 三浦議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で三浦議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 加茂議員の発言を許可します。



 加茂千恵子議員の通告事項

 二 学校の施設整備について

  1 PCB入り安定器を使用した蛍光灯は、また、取替えは

  2 学校トイレの改造を

 三 交通渋滞の緩和を

  1 混雑を緩和するため、市浜の終末処理場のフェンスと木の移動を

  四 臼杵出身の県外在住者に臼杵のPRを

  1 市内観光の無料券のプレゼントを(市長のメッセージを添えて)



 [十番加茂千恵子君質問席登壇]



◆十番(加茂千恵子君) こんにちは。加茂千恵子でございます。昨日の市町村合併を除きまして、三点程お尋ね致します。

 最初に、学校の施設整備についてです。

 有害科学物質であるPCBが使用禁止から三十年余り経っていますが、実際はそのほとんどが処理されずに保管され、一部では使用され続けてきたのが実態です。教育現場でPCBが実際に使われていることがあらわになったのが、昨年十月東京八王子の小学校で授業中に蛍光灯の安定器が爆発し、PCBが児童に付着する事故が発生してからです。その後も学校現場における同様の事故報道が相次ぎ、かなりの小中学校でPCB入り安定器を使用した蛍光灯が利用されていることがわかりました。児童、生徒の安全確保の観点から、また、かけがえのない環境を守り、安心な生活を送れるようにするためにも、早急な対策が望まれます。PCBを使用した照明器具を交換するための経費については補助対象となっているようですが、当臼杵市ではどうなのでしょうか。お教えください。

 また、学校のトイレについてお尋ね致します。

 学校のトイレは臭い、暗い、汚いと、俗に三Kと言われます。新設校は別として、子どもたちにとって学校のトイレは一般に不評です。今回十三年度予算でPCB交換とともに、学校トイレ改造に単独で補助対象になるとお聞き致しました。例えば、間取りを変更する工事、床、壁、建具等の内装の改造工事、和式から洋式への工事、水洗工事、便器等の設備、その他トイレ改造に関する工事等、四百万円以上であれば補助対象になるそうです。子どもたちがトイレの使用を我慢することのないよう、この機会に清潔で、誰もが使いやすい、快適なトイレの施設整備を要望致します。

 次に「交通渋滞の緩和」をです。交差点での朝夕の渋滞はどこも変わりはありません。危険な場所に信号機を設置して頂くことはとてもありがたいことなのですが、環境が整わない内に信号機を設置したために、逆に混雑が増す場合があります。中州住宅の入口、児玉医院前に信号機が付けられましたが、中洲側は停止線に車が一台止まれば離合できない状況です。市浜汚水ポンプ場のフェンスと木の移動ができれば見通しもよく、また離合も容易になります。信号機の役目を果たすためと混雑を緩和するためにも是非ご検討ください。

 最後に「県外在住者に臼杵市のPRを」です。

 歴史と文化の薫る町、臼杵市は訪れた方にはその素晴らしさを満喫して頂いております。昨年京都から来られた知人は、臼杵の町並みにとても感動され、是非次回は家族や友人を誘って来たいと話されておりました。その方はご主人のふるさとが臼杵市なのですが、PR不足のため臼杵のよさをほとんど知らなかったようです。このような例はたくさんあると思います。実際に住んでいる者がよく知らないということです。そこでふるさとのよさを再確認してもらう意味から、市内で開催される同窓会等に参加される県外在住者に、市内観光の無料券などをプレゼントしたらいかがでしょうか。市長のメッセージも添えて頂くことで、県外在住者にふるさと臼杵をPRしてもらい、観光客誘致につなげていけたらと思うのですがいかがでしょうか。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 教育委員会事務局長。

 [教育委員会事務局長野上泰洋君登壇」



◎教育委員会事務局長(野上泰洋君) 加茂議員の「PCB入り安定器を使用した蛍光灯」についてお答え致します。

 照明器具につきましては、過去、一部安定器にPCB入りのコンデンサーが使用されていましたが、通産省の指示により、各メーカーとも昭和四十七年八月までで使用を中止し、以降は全商品においてPCBは使用されていないと伺っております。臼杵市では、昭和六十三年市内全小中学校の照明器具のPCB使用について調査を実施しております。その調査の結果、使用はされていないものの、設置されていた形跡がありました。東京都での事故を受けて、昨年十一月に昭和四十七年以前に建築された学校のPCB使用照明器具の使用・保管状況について再調査を行いました。その結果、小学校一校で改修工事の際に建物構造に包含された形状で、十一棟が存在していることが判明致しました。いずれも照明器具として設置され、使用された形跡はありませんが、すぐに取り外して撤去致しました。今後もPCB廃棄物に関わらず、教育現場での様々な事故防止のための事前の調査や改修に努めてまいりたいと思います。

 次に、「学校トイレ」についてお答え致します。

 従来は学校の隅にある施設であるというような考え方が主流で、「汚い、臭い、怖い、暗い、壊れている」というイメージがあり、加茂議員さんご指摘のとおり、学校のトイレの五Kと言われております。以前はこれまでの校舎建築時に生徒に対するトイレへの配慮が教室に対する配慮に比べて、場所、面積、におい等の面で極めてアンバランスなことであったと思われます。また、近年の生活様式の変化により、家庭でのトイレは大半が洋式になりつつあります。学校は和式が主流となっており、使い方を知らない子どももいると聞いております。

 トイレの改修については、全面的な改修と部分的な改修がありますが、一項の全面的な改修には数千万円程度掛かります。全ての学校を一気に改善するのは難しいと考えております。

 したがいまして、今後改修時には、けがをした子どもたちや、障害のある子どもたちのためにも、一箇所のトイレに洋式を一つ、児童生徒の声を最大限に生かした作りに心掛け、トイレは明るく清潔で、なおかつ楽しく行けるところに配慮したまいりたいと考えております。二月七日の県教委より、平成十三年度予算での公立学校施設大規模改造事業、トイレ改造工事の補助制度の説明を受けました。現在整備計画を策定中であります。

 今後も「学校のトイレがどうあるべきか」真剣に考え、学校のとトイレ環境の改善に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 加茂議員のご質問の「交通渋滞の緩和」についてお答えを致します。

 市道福良江無田線の万里橋交差点では、これまで中洲住宅側からの車両が左方向からの歩行者、自転車、車両の安全確認が出来にくいということから、市浜汚水中継ポンプ場のフェンスと樹木の移転要望が出されておりました。また、昨年臼杵警察署から交通事故多発箇所であり、早急に交差点形状の改良要請を受けていたところであります。こうした経緯から、臼杵警察署の交通信号機の設置計画に併せまして、交通安全施設整備事業として、一部市浜汚水中継ポンプ場の緑地部分の改良を行ったところでございます。

 中洲住宅側の停止線部分の道路幅員につきましては、現状を調査の上、道路改良等検討してまいりたいと考えています。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 文化産業部長。

 [文化産業部長佐藤和人君登壇]



◎文化産業部長(佐藤和人君) 加茂議員ご質問の「臼杵出身の県外在住者に臼杵のPRを」についてお答え致します。

 臼杵出身で県外に在住しておられる方は大勢おられます。このような方々お一人おひとりに現在臼杵のPRは行っておりませんが、関東や関西地区で組織されております臼杵人会等を通じて、毎年PRを行っているところでございます。

 多くの臼杵市出身者の方々に臼杵のよさを知って頂くため、今後もインターネット上のホームぺージを拡充し、観光を含めた臼杵のPR情報等の提供に努めてまいりたいと考えております。

 ご提言の、里帰りをされた県外在住者の方には、臼杵のよさを再確認して頂き、いろいろな場所でPRして頂くことも意味あることと感じておりますので、里帰りされた方のご希望があれば、市の有料観光施設へ入場方法についても前向きに考えてまいりたいとこのように思っております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 加茂議員。

 [十番加茂千恵子君質問席登壇]



◆十番(加茂千恵子君) 交通渋滞の件ですけれども、道路改良の検討をされるということですが、こちらのポンプ場の方を削るということはちょっと無理かなと思うんですが、こちらに小屋と土手があります。あれを早急にどうかして頂ければ、もう本当、今、一台の車がもう離合するのが非常に厳しい状況で、毎日の朝晩の混雑で中洲の方が困っておりますので、この検討を早急によろしくお願い致します。それを今検討されてるということですが、それはそういう方向でよろしいんでしょうか。

 それともう一点、今、関東、関西の臼杵人会の方にはそういうPRをされてるということですが、是非この同窓会とかで帰った方にも、これはじゃぁ希望があればそういうことができますよということで、こちらがそういう宣伝をしてもよろしいでしょうか。お願いします。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 中洲住宅のところの道路の問題ですけれども、ちょうど市の汚水中継ポンプ場がございまして、その横を切ったらできるのではないかというような指摘も頂いておりますけれども、ただこれは補助事業が絡んでおりますのでそう簡単に切るというようなわけにいかないということで、それも検討しておりますし、また、今ご指摘のありました、倉庫部分のところの民有地でございますけど、これを何とか話がつかないかなというようなことで、そういったことも併せながら検討しているところでございます。



○議長(藤丸利光君) 文化産業部長。



◎文化産業部長(佐藤和人君) 同窓会でのご案内の件ですけど、やはり観光はキャンペーンとかで大々的にするのも一つの方法であると思いますし、やはり口コミで静かにというんですか、そういうなふうにやって伝わっていくことも大事だと考えております。ただ、今のとこ臼杵市の方の出身というような確認というんですか、そういうようなこともありますので、ちょっとそういう方法について検討する時間をちょっと頂きたいと思っております。それはまた後ほどご連絡致したいと思います。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 以上で加茂議員の質問及び答弁は終了致しました。

 加茂議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 児玉議員。



◆十二番(児玉善生君) 交通渋滞の件で何回か議会ごとに出されておりますが、今回第四次の計画の中に交通緩和策として、温井の交差点の問題が上がっております。現在東九州自動車道もこの本年の十二月に供用開始をするということで、一番臼杵の入口であります四車線といいますか、朝の通勤時、あるいは退社時には、温井から平清水にかけての車線の拡幅と言いますか、四車線道路になってないということで、この内の返事は千代田路線が開通をして、その状態を見た上で是非対応していきたいというような話だったわけですが、併せて津久見から帰って来る退社時の列というのが、ほとんど津久見に出る道路までといいますか、祇園州・柳原線までつながられるような状況がきておりますので、その点で具体的な千代田路線が十三年度には完成をしてくるわけでありますが、引き続きそういう検討に入っておられるのかということと、もう一点、長野議員さんから出ておりました、特に深田地区の計画決定が非常に難しいということで、交通量が問題になるというような答弁が市長の方からあったんですが、その点の計画決定路線として、特に自動車道が出来上がれば、石仏の利用という問題もできてきますし、是非この四車線道路の計画決定が必要かと思われますので、その点について計画決定自体に上げられない難しい要素といいますか、そういう点どういうところに引っかかっておるのか、随時これまで何回か議会ごとに皆さんが質問に立っておると思いますが、非常に深田の場合はほとんど一方通行のような形で、ずっと路線的に待ってなければ離合ができないと、大型は特にそうですし、乗用車も何台か今までに壊したたということも聞いておりますし、家の方にも飛び込んだということも聞いております。非常に狭くて臼杵の入口でもありますので、この点について検討しますということで、随時ずっと聞いておりますんで、何か早く手を打てる対策が考えられておるのか、あるいは年度内でも決められる方向があるんであれば、是非そういう方向でお願い、計画路線の決定を出すようにして頂きたいと思うんですが、その点についてのご返事を頂きたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 土橋付近の四車線化という点でございますけど、これは過去に土橋のガード下の改良、それから五〇二、それから二一七、こういった道路の改良があるたびにあたってきたというような経緯がございまして、そういうことからも今、急にここを四車線というのはなかなか難しいというふうに考えております。

 それから五〇二号の新川方面、ここの四車線化についてでございますけれども、これにつきましては昨日長野議員さんにお答え致しましたように、あそこの農免農道のところに行きます橋の取り付け部分につきましては、もうすでに計画決定をしておりまして問題ないわけでございますけれども、それから先の新川を通りまして、石仏の入口までというところにつきましては、昨日のご答弁のとおり、県の方で国の方と折衝した経緯から交通量が少ないということで、これを見送られたというそういった経緯がございます。そういったことから現在では四車線化は難しいんではなかろうかというふうに私ども考えております。

 ただ、これからの件でございますけれども、引き続きまして市と致しましては規定方針どおり四車線化を県の方にお願いを致しまして、それで国土交通省の方に働きかけをして頂きたいとお願いをしてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 児玉議員。



◆十二番(児玉善生君) 是非今、建設部長、四車線化に前向きに今後も要請していきたいということで、これは是非臼杵市の入口でもありますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。

 緩和策の問題ですが、平清水に入る交差点の件ですが、これも千代田路線の決定後というのは、当初言いよったようにある程度十年ぐらい補償期間の関連があって、土橋交差点を改修するときにそういう条件的な面で立ち退きの関連があったというふうに聞いておりますんで、そういう点ではそういう千代田路線決定後ここ数年でそういう点の問題も出てこようかと思いますんで、是非早い時期にそういう要請も行って頂きたいということを要望しておきます。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 以上で加茂議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 川野議員の発言を許可します。



 川野方男議員の通告事項

 一 健全財政への取組と今後の財政運営について

  1 再選に当り健全財政実現を公約として取り上げられております。今後、ゴミ処理関連の諸問題、上下水道の拡張整備、市民生活に不可欠の社会基盤の充実整備等々、諸問題の解決が山積している。国、県の財政状況は更に厳しさが増大する中、一期四年間の拡大路線が維持できるのか危惧するものであります。財源確保、事業遂行に如何に取り組まれるのかお尋ねいたします。

 二 二十一世紀臼杵市観光のあるべき姿について

  1 二〇〇一年暮れには高速道が開通、市内アクセスも併行して整備が完了する。これにより東九州に於ける人の流れは従来にも増して頻繁になることが考えられ、観光素材に事欠かない当市にとり千載一遇のチャンスであり、百万人観光を実現するべきと考える決意を承りたい。また、高速道料金徴収所ゲートは歴史の町臼杵市の表玄関としてふさわしい施設にすることが望ましいと考えます。是非実現して頂きたく強く要請するものであります。御答弁をお願いいたします



 [十九番川野方男君質問席登壇]



◆十九番(川野方男君) 十九番の川野方男でございます。質問に入ります前に一言お喜びを申し上げます。

 市長にはこのたび選挙に見事当選を果たされまして、心よりお喜びを申し上げます。我が国の政治経済は現在混沌とした状況に中にあります。先行き不透明の状況はここ当分続くことが予想されますが、このような状況下で今後の市政運営は一期にも増して、大変厳しい状況が予想されます。英知と勇気と結団をもって輝かしい臼杵の未来の構築に向け自信を持って取り組んで頂きたいと思います。

 では通告にしたがい、二点につき一般質問を行います。

 まず、第一点の健全財政への取り組みと今後の財政運営につきお尋ねを致します。

 市長は再選にあたり、二期目の課題として、健全財政への実現を公約として取り上げておられます。一期四年、財政規模の拡大を図りながら、重要案件を処理され、一方、起債制限比率は平成七年の十五・六%をピークに平成十一年度は十三・九%と下がり、着実に財政再建が進んでいることを裏付けております。経常収支比率、公債比率の改善は見られませんが、起債比率は年を追うごとにその改善が見られ、これは優良起債の選択により事業展開をした成果であり、もはや公債比率では財政の実態を把握することは困難な状況にあります。しかし、財政再建はむしろこれからが本番であります。

 反面、清掃センターのゴミ処理関連の多額な投資、中臼杵、風成、泊ケ内方面の上水道の拡張整備、市道及び通信情報分野等々の市民生活に不可欠の社会基盤の充実、整備等、今後解決がなされる諸事業が山積をしております。

 財政需要は一期にも増して増大することが考えられますが、ご案内のように国及び県の財政は最悪の状態にあります。この影響は地方自治体にも必ず出てくることは疑うことの出来ない状況であろうと思います。平成八年より九年、十年、十一年度と増え続けました予算も、平成十一年度歳出決算額は百五十九億六千万でありましたが、平成十二年度三月、六月補正における支出総額は百四十六億一千八百四十七万円で、前年対比十三億四千三百五十三万円の減でございます。この現象を見ますと、今後は均衡縮小型に入ることが十分考えられますが、十三年度当初予算も百三十一億三千六百十一万一千円に対し、十三年度当初予算百三十二億八千三百八十五万四千円で、一・一%の増にとどまっており、ほぼ同額でございます。このような大幅な拡大路線は今後維持できるのか、危惧をするところでございますが、二期目の就任にあたり、山積する諸事業の遂行と財源確保が今後財政再建の布石になると考えられます。これらの事態にいかに取り組まれるかお尋ねを致します。

 第二点でございます。

 二十一世紀臼杵市観光のあるべき姿についてお尋ねを致します。

 今年暮れには高速道が開通、併せて市内アクセスも整備され、インター周辺及び市内における人の流れは一段と多様化、従来にも増して頻繁になることが考えられます。県下自治体の中でも観光素材に事欠かない当市にとり、幸いのチャンスでございます。最近では竹宵まつり、ふぐ列車等、点としての盛り上がりは見られますが、一過性の感は否めません。私はこの際、市民の全知、全脳を結集し、観光協会を民営化し、民間活力を総動員すべき時期に来ているのではないかと確信をしております。集客力、観光入場者獲得等の有力部業者として、市内のバス会社、タクシー会社、最近完全民営化がされるであろうJR九州に、駅前給食センター横の駐車場を貸し出し、ここを基地として、小型マクロ車、タクシー、将来的には辻馬車、人力車により乗り換え、市内観光に供すべきではないかと考えております。

 観光行政に変化が見られない昨今、あらゆる手段を行使し、来るべき新時代に果敢に挑戦する勇気が必要と考えられますが、ご答弁を賜りたいと思います。

 また、高速インター周辺の事業も日増しにその姿が現実のものとなっております。料金徴収所ゲートの件につきましては、かつて質問を致しましたが、検討するということで的確な答弁がないまま、現在に至っております。年末供用開始となりますと、もうこの時期がすでにタイムリミットと考えられます。応分の財政負担は避けられませんが、臼杵市観光行政の長期的展望に立ち、陸の表玄関にふさわしい施設を建設することは、財政負担以上のメリットは十分にあり、来訪者に臼杵のイメージを好感を持って受け取られることは疑う余地のないところでございます。この機会を最大限に生かすべき公団との交渉の経過がございましたら、その経過を含め、この案件に対する前向きのご答弁を賜りたいと思います。

 質問を終わります。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]。



◎市長(後藤國利君) ただ今の川野議員の健全財政への取り組みについてということで、お答えを申し上げます。

 これまで度々お答え申し上げてまいりましたけれども、臼杵市の行います事業につきまして、バランスシート、サービス形成勘定、あるいはサービス検証システム、このようなものを整備致しまして、これらの成果、特にこれを利用したときの成果につきましての様々な評価を頂けるようなそのようなシステムを作りながら、改善を主体とした事業並びに施設の改善を主体とした行政執行ということが、今後の課題であろうというふうに考えております。

 平成十一年度、十二年度と臼杵市の財政規模は拡大してまいりました。この拡大をしてきたというこの背景なんですけれども、臼杵市と致しましては、臼杵市のこの身の丈に合った借金、と申しますと、本当に返さなければいけない、返せる範囲内の借金がどこまでできるかということを勘案しながら、どれだけの事業に取り組むかということを模索しながらやってまいりました。そういった中で、我が国経済が全体に冷え込んでいる、この景気対策という意味合いもありまして、十一年、十二年、特にこの二カ年にわたりまして、いろいろな事業を執行する上で、国の方が大きな負担をしながら、地方自治体の負担は比較的軽減すると、こういうような政策が行われてきました。そういったようなものを利用しながらやりましたので、十一年度、十二年度につきましては財政規模を拡大しながら、しかしながら実質的な借金はそれほど増やさないでも済んだと、こういうようなことでやってまいりました。

 十三年度につきましても、基本的なその基調はあまり変わってはおりませんけれども、十一年、十二年度程のそういったような形が期待できないような状況であります。もし平成十三年度事業の予算が前倒し執行されるというようなことになりますと、十三年度も補正を組まなければいけない。その補正については国家負担でいろんな事業をするから、地方自治体も必要なものがあったらそれをやらないかということになろうかと思います。

 しかしながら、現在の状況というのは段々それはそういうようなことを期待してはならないというそういう状況になってると思います。まして、十四年度以降は状況が変わってくるのではないかというのが一般的な見方であります。そういった中で、臼杵市と致しましては、臼杵市の身の丈に合った借金の範囲内、それも借金の返済額が減るような方法ということを基調にしながら、新しい事業、取り組めるものに取り組んでいくというようなことであります。即ち、拡大路線というようなものは考える余地が少なくなってきてるというのが実情であります。

 他の質問につきましては、部長より答弁申し上げます。



○議長(藤丸利光君) 文化産業部長。

 [文化産業部長佐藤和人君登壇]



◎文化産業部長(佐藤和人君) 川野議員ご質問の「二十一世紀臼杵市観光のあるべき姿について」お答え致します。

 議員ご指摘のように、今年十二月には東九州高速自動車道が供用開始となります。この高速道の開通によって、多くの観光客が臼杵を訪れてくれることが予想されます。臼杵を訪れた大勢の観光客に「何度も行ってみたい場所」と認識して頂けるよう努めていくことが、これからの臼杵市の観光のあるべき姿であろうと考えております。

 このために国宝臼杵石仏をはじめ城下町としての面影を色濃くとどめている町並みの整備を行い、「ふぐ料理」を始めとした郷土料理を「味わいの観光」として位置付け、宣伝に努めているところでございます。

 高速道の開通は、短期間で回る広域観光が可能となります。こうした観光動態を見据え、大分県観光協会を通じての観光宣伝をはじめ、「北海部観光推進協議会」や「豊後水道観光協会」と連携しながら情報交換を行い、特色ある地域観光の宣伝と情報発信に努めているところでもあります。

 臼杵における積極的な観光客の誘致を図るため、観光協会との協力体制を強め、議員のご提言も参考にさせて頂きながら民間からのアイデアや事業の計画等を募り、臼杵の町の個性と歴史文化に合った民間主導による新たな観光事業の開発と推進に取り組んでまいりたいとこのように考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 川野議員ご質問の「高速道路料金徴収所ゲートについてお答えを致します。

 道路公団が設置する標準タイプの料金徴収所ゲートは設計単価が決められておりまして、標準タイプ以上のものを造ろうとしますと、臼杵市が上乗せ分を負担しなければなりません。

 臼杵インターチェンジの料金徴収所ゲートを臼杵の町並みにマッチした瓦葺き屋根のゲートを取り入れた場合、公団で試算してもらった結果、およそ六千万円の上乗せ負担をしなければならず、当市の財政状況から考えまして断念をした経緯がございます。

 道路公団も、国宝「臼杵石仏」や、当市の古い町並みのイメージを十分理解して頂いておりまして、インターチェンジ内に臼杵石を配置し、臼杵らしいインターチェンジにするようでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 川野議員。

 [十九番川野方男君質問席登壇]



◆十九番(川野方男君) 財政会計について一点、再質問を致します。

 平成八年以前の起債の償還が、向こう四年間でピークを迎えるというように承っております。市長の四年間の施政方針の中には、四年後には経常収支比率を八十八%、起債制限比率を十二・五%を目指すと言っておられますが、このような中でかなりの私は重要案件事業、あるいはそれぞれのやはり大変な出費の中で、これが財政再建をしながらでくるかできないか、大変心配しております。といいますのも、こういうふうな非常に先行き不透明の中で、事業展開もかなり困難をされるんじゃないかと思われますが、それについて市長から答弁を頂きたいと思います。

 それから文化産業部長の今答弁の中で、私がお願いを致しました、現在給食センターの横が駐車場として使われております。私はここをやはり百%フルに有効に利用するためには、やはり臼杵の観光の拠点としてここをやはり何か考えねばいけないと思っております。私、先刻質問の中で、大分バス、大分バスと言いますとこれはまあ全県下にそういう組織も持っておりますし、ひいては全国バス協会というような組織もございましょうし、JRも最近では、ごく最近においても民営化されるんじゃないかというような話も聞いてますが、こういうふうな民間活力を利用した一つのこの際思い切った取り組みをする必要もあるのじゃないかと考えておりますので、その辺を再度お聞かせを賜りたいと思います。

 それから今、建設部長さんから大体六千万円の負担ということを聞きました。これはまあ大変な私は額であろうと思います。これを二年から三年に分けて分割して納入はできないのか、そういうふうな形でまたしておく必要があるんじゃないかと考えますが、その点についてもご答弁を頂きたいと思います。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 財政再建の中での事業展開ということでありますけれども、今後財政再建を図るということを前提にしながら今後の財政運営をしていくというようなことで、いろいろやらなければいけないことはたくさんあると思います。

 やはり引き続きスリム化できるところはスリム化していくというようなことも必要であります。そしてまた幸いなことに、十一年、十二年、ここで東九州自動車道が臼杵市に入ってくる、そのための備え、それからまた二十一世紀の最大の課題であるところのITといいますか、情報基盤の整備ということにつきましては、一応のお金のかかるハード部分ということについて、この間に一応かなりの部分を構築することができたというふうに思っております。これからはそれらをどういうふうにうまく使いこなすかということが課題になりますので、そういったことに力を入れながら、財政の大きな負担をできるだけ避けて、住み良い臼杵をつくっていきたいと考えております。



○議長(藤丸利光君) 文化産業部長。



◎文化産業部長(佐藤和人君) 駅前の利用についてでございますけど、これはやはりその目的や利用方法について、どうすることが観光、また市にとって振興につながるかと、効果があるかと、そういうようなことで、今後十分検討させて頂きたいとこのように考えております。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 分割納入の件でございますけれども、この件につきましては分割納入ということはできないというふうに伺っておりますので、ご理解をよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 以上で川野議員の質問及び答弁は終了致しました。

 川野議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 板井議員。



◆二十一番(板井孝太郎君) ただ今川野議員が質問致しました、高速道路の料金のゲートの問題でございますが、市が当初提案したようにやれば六千万の上積みの負担をしなければならないと、市はとてもそれは持てませんというようにお聞きしたわけでございますが、それであとは県にお任せして、臼杵にふさわしいようなものと言われますが、臼杵にふさわしいようなものというのはどんなものを県は、道路公団は考えておるのかということを、わかれば知らせてほしいなとこのように思うわけでございますし、その県が計画しておるのに対して、六千万ということでなくて、もう少しやっぱり知恵を絞って、永久にこれは残る問題でございますので、臼杵にふさわしいようなゲートを造って頂くということになれば、半額の三千万持ったときにはどうなるのかとかいうようなことの試算もして頂くことが大事でなかろうかなと、このように思うわけでございますが、川野議員の言われた分割ということは無理であるんなら、もう少しなんぼかでも市が出してでも、臼杵にふさわしいようなゲートにするという努力をすることは大事でなかろうかとこのように私は思うわけでございますので、そこら辺についての考えがあれば是非知らせてほしいし、またどういうような絵を県、また公社とお話をされておるのか、そこら辺がわかれば知らせてほしいし、また皆さんに議会にも諮って頂き、何とか大変苦しい財政事情かもしれませんが、永久に残る施設になりますので、何とか六千万とは言いませんが、せめて半分の三千万出してでもよりいい皆さんに馴染めるようなゲートができないもんだろうかとこのように思いますので、是非その辺についてのご答弁ができればよろしくお願いしたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 林議員。



◆三番(林壯一朗君) これから百万人観光都市ということで、いわゆる入り込み客が増えてくると思うわけでありますが、道路標識の関係で、いわゆる先般臼杵港に夜飛び込んだ事故がありましたけども、道路標識というのは夜間、対向車が来た場合に、上にあるもんというのは非常に見にくいんで、道路に表示をしていくと、そしてライトが下に下りてても夜間でも、今どこを走ってるかというのがわかるような形で表示をしていくのが気配り、心配りじゃないかなと思いますんで、そういった表示ができるのかどうかという部分についてお答えを願いたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 建設部長



◎建設部長(河野為三郎君) ただ今のお尋ねの、第一点目の板井議員さんのお尋ねでございますけれども、先程川野議員さんのご質問にお答えを致しましたように、市と致しましても、臼杵石仏それから臼杵の町並みにふさわしいような整備をして頂きたいというようなことで、これまでお願いをしてまいりました。そういったことで公団の方もそういった事情は十分に私どももご理解を頂いてると考えておりますけれども、先程ご指摘のありましたようなことにつきまして、今直ちにここでどうこうということはちょっと、予算の面もございますしお答えできませんけれども、そういった上乗せをして半分でも上乗せをして、何とかできないかという件につきましては、検討してまいりたいというふうに考えております。

 それから、林議員のお尋ねの道路標識の件でございますけれども、道路標識、ただ今ご指摘のありましたように、確かに夜間なんか上よりも真直ライトの照らされた方向が見やすいということはよくわかりますし、そういったことで標識の整備ができないかということにつきましては、今後そういったことも考慮に入れて検討してまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 板井議員。



◆二十一番(板井孝太郎君) 高速道路のゲートについては、今後そういう意見があれば今後県とも検討したいというようなことでございますが、是非前向きにこのことはして頂きたいなと。ここから出て高塚に行くと、高塚の下りるところのゲートにしても、やはり屋根付のゲートあたりができております。それで「ああ高塚地蔵尊のあれだな」というような、ほかとちょっと変わったような、それかといってあれがあんな形のもんであれば何千万もするもんじゃないと私は思うわけなんです。だから何かあんまり金をかけるだけでなくて、臼杵石仏ということや、臼杵の古い町並みを何か表示できるもんがあれば、少し上積みしてでもそういうもんを是非県と協議しながらやってほしいなと思いますので、よろしく市長検討してください。お願いします。



○議長(藤丸利光君) 以上で川野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 ここで十分間休憩致します。

     午後二時五十四分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     午後三時 七 分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開致します。

 児玉議員の発言を許可します。



 児玉善生議員の通告事項

 一 臼杵港港湾整備計画の件

  1 臼杵港港湾整備計画とまちづくり懇談会の経緯について

  2 臼杵港港湾整備構想検討委員会の取組と今後の方針について



 [十二番児玉善生君質問席登壇]



◆十二番(児玉善生君) 皆さんこんにちは。十二番の児玉善生です。通告にしたがいまして一般質問させて頂きます。

 集中質問で一件出されておりましたので、残りの一件であります臼杵港港湾整備計画の件についてお尋ねを致します。

 第一点目の、臼杵港港湾整備計画のまちづくり懇談会の経緯について伺いたいと思います。

 ご承知のように、港湾整備計画は平成七年に板知屋側を入れた整備計画が提示されまして、諏訪地区の小型船だまりの計画と自然と共生する干潟を残すことになり、その事業についても現在平成十四年度までに諏訪地区の整備が終了するというふうに聞いております。

 政府の公共事業の見直しの時点で、板知屋側は白紙となり、現在検討している臼杵港整備構想検討委員会は、新規の板知屋側整備計画を大分県港湾審議会に出すため、独自の計画案で検討をされておるというふうに思われますが、これまでのまちづくり懇談会の会議の経過とこれまでに検討してきた課題について、どのように把握され、また要請を行ってきたのか、また現在どのような形でその意見が反映されているのか、まちづくり懇談会の経緯と今後の取り組みと方針について伺いたいと思います。

 二点目は、臼杵港構想整備検討委員会の取り組みと今後の方針であります。

 先般全員協議会でこれまでの経過の説明を受けましたが、板知屋側の臼杵港整備計画は、フェリーのフェリーバースを二基造るという計画が主要で、案としてはC案を中心に論議が集中したというふうに聞いております。現在の臼杵港はご承知のように、干潮時には四・五メーター、満潮時には五・五メーターと水深が非常に浅く、現在では二千〜三千トンクラスの貨物船等が離着岸できますけど、五千トンクラスの貨物船については、寄港ができない状況であります。臼杵港を整備するのであれば当然臼杵市の将来の十年〜二十年後を見据えた計画でなければならないというふうに思うわけであります。

 特に、東九州自動車道も本年の十二月に供用開始されますし、四国の玄関港としての役割、また含めて貨物の荷揚基地としての役割というものも、当然水深を五・五という現状でなく、七・五メートルになれば、当初の計画は十メートルと七・五という貨物船の計画があったわけでありますけど、少なくとも七・五メートルの水深というものについては必要になろうかと思います。また、自動車道の開通の関連としても利用者も出てくるのではないかというふうに思うわけであります。そういう点でフェリーの大型化や中型貨物船の出入港が可能となる水深の検討を含めてお願いするものであります。

 今回の臼杵港整備することにあたりまして、是非市長の方から、現在臼杵港構想検討委員会の代表でもありますし、働き掛けて頂きまして、臼杵港構想検討委員会の中でその臼杵港の今後の将来を見据えた水深の七・五メートル、さらにはフェリーバースにつきましても、現在横付けといいますか、南側の方に離着岸できる計画になっておりますけど、これについても縦形といいますか、そのままの状態で入って来て二基離着岸できる方向というものが検討をされないのかどうか、その点についてもお願いするわけであります。

 併せて、関連でありますけど、臼杵港の今後の港湾の整備を当然されますと、それに関連する臨港道路といいますか、外周り線の必要性というのが出てくるかと思いますが、この点の計画については並行して検討がされておるのかどうか、この点について伺いたいと思います。

 よろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 児玉議員ご質問の臼杵港港湾計画の改訂作業についてお答えを致します。

 平成十年度から進めてまいりました改訂作業も、県が設置致しました「臼杵港整備構想検討委員会」での議論を受け、今月末には報告書が出される予定となっております。

 改訂作業は、平成十一年三月に実施されました「将来の臼杵港について」の住民意向調査や港湾関連企業意向調査をかわきりとして進めてまいりました。

 平成十二年一月には、市内の企業や各種団体の代表者で構成します「まちづくり懇談会」を開催し、並行して運輸、造船、工業の市内港湾関連主要企業意向ヒヤリングを実施しております。

 次に、平成十二年三月に第二回まちづくり懇談会を開催致しました。

 まちづくり懇談会と企業ヒヤリングでの港湾整備に対する要請としましては、フェリーバースの二バース化、臼杵港内の船舶輻輳の解消、市民が憩えるような緑地の整備、東九州自動車道にアクセスする道路整備等でありました。

 こうした要請等を踏まえまして、平成十二年九月七日に第一回臼杵港整備構想検討委員会が開催されました。

 委員会では、今回の計画は臼杵市の活性化につながる実現可能な計画をつくってほしいというような意見や、将来のフェリー貨物の増加を見込んだフェリー埠頭の増設整備、市民が憩え交流する場の整備、臼杵港内の航行安全の向上、臼杵港と東九州自動車道を結ぶアクセス道の整備等を中心として議論されました。

 第二回構想検討委員会ではフェリーバースの張り付けを中心に配置計画案が検討されました。委員会としましては、フェリーバースを下り松東側に移転させ、小型船だまりを現在のフェリー基地に動かし、港内の安全航行を図る配置計画案が検討されました。

 今後のスケジュールと致しましては、まちづくり懇談会を三月十五日に開催し、これまでの構想検討委員会で出されました臼杵港港湾整備の方向性について報告し、懇談会としての意見をまとめてまいりたいと考えております。

 次回構想検討委員会は、まちづくり懇談会以降に予定されております。

 議員ご指摘の公共埠頭の水深マイナス七・五メーター岸壁の整備につきましては、既定計画においては、企業ヒヤリングにより、取り扱い貨物量四十七万トンを見込んでおりましたけれども、社会情勢の急激な変化によりまして、企業を取り巻く状況も大きく変わりまして、企業ヒヤリングの中で目標年次において十万トンの取り扱い貨物量しか見込めず、水深マイナス五・五メーター岸壁の整備計画にとどまったという経緯がございます。

 また、現況の臼杵港港湾取り扱い貨物量につきましても、平成十年で一般貨物が約七万トン、フェリー貨物が約五百六十万トンで、一般貨物が占める割合は約二%弱ということで、一般貨物利用企業の新規利用の動きもないことから、マイナス七・五メーターの岸壁設計は困難であるというふうに伺っておりますが、引き続き要望してまいりたいと考えております。

 河川の浚渫の土砂を港湾埋め立てに利用することにつきましては、県に要望してまいりたいというふうに考えております。

 次に、フェリーバースを縦バースに計画することにつきましては、市も臼杵港の将来展開として計画案にありますフェリーバース東側の活用ができますので、要望していたところでございますが、フェリーを着岸させるのに計画案の横バースにすることが安全であるというフェリー会社のヒヤリングの際に要請された経緯から、現計画案となっております。

 工業団地の計画につきましては、市内主要企業ヒヤリング等で、造船所の移転は白紙の状態でありまして、地域産業の用地需要につきましても、具体的な移転希望がないことから、今回港湾計画では対応を見送ることになりました。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 児玉議員。

 [十二番児玉善生君質問席登壇]



◆十二番(児玉善生君) 貨物の輸送量が急激に落ち込んでおるということについては、間違いのない事実だと思います。それも造船関係の今までの鋼材関係が荷揚基地として利用しておったのが、全部南日本は新日鉄の方にブロックを全部そこで製作する。さらに臼杵、下ノ江も含めまして佐伯の方で全部荷揚を鋼材関係を移すというような計画になったための急激な変化だというふうに思うわけでありますが、今回の働き掛けをしていくということで言われておるわけですけど、将来的な臼杵市の今後の玄関港というものについては、ご承知のように、津久見港では十万トンクラスの船が離着岸できますし、また隣の大在の公共埠頭につきましても水深十三メーターということで、大型船が離着岸できるわけであります。そういう点で臼杵港のフェリーバース基地自体の現状の中では、五・五メーターというのは今の二千トンクラスのフェリーしか離着岸できないわけで、今後の利用度、貨物量の見込みということになれば、全体的には貨物の輸送量というのは、フェリーの利用度というのは上がってきてるわけでありますけど、実質的な貨物船自体の需要というものは現状の今言ったような数字じゃなかろうかというふうに思います。しかし、将来に見て、臼杵港また改修するということについては非常に難しいし、こういう計画に乗せていかないと、局部改良なり、今後あたるということはもう一生ないんじゃないかとそういうことを考えた場合に、是非そういう将来的な立場に立っての要請として、水深の深くするということについては是非とも聞いて頂いて、今回の港湾構想検討委員会の中に織り込むように是非働きかけをしてして頂きたい。

 併せて、このフェリーを縦バースにするということによりまして、港湾の今の計画自体のおそらくヤード的なC案の内容からすれば、かなり湾の形も変わってくるし、おそらく半分ぐらい板知屋側の埋め立ての関係についても縦形になると半分ぐらいで済むんじゃないかと、そうなれば中央の防波堤自体の撤去というものも考えた中での船の離着岸の発着という問題も関わってきますので、特にこれから三月末にそういう案が煮詰めていくということで、現実に今からそういうふうなところまでの検討ができるのかどうかということについては難しいし、また委員にもなってませんので、市長にその点は頼るしかありませんので、市長として是非そういう点の意見ということを取り上げて頂けるかどうか、是非取り上げて頂いて働きかけをして頂きたいということで、市長の答弁を頂きたい。

 また、含めて河川改修計画という面で今非常に臼杵市も捨て場という問題で行き詰まっておると思いますんで、今回の港湾計画についてはきちっと是非そういう点も踏まえて、公共用地を含めたそういう捨て場を兼ねた港湾の改修計画ということを是非織り込んで立てて頂きたいというふうに思います。そういう点で市長の是非お考えを聞かせて頂きたいというふうに思います。よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 先程建設部長より、これまで検討してきた経緯につきましてご報告申し上げましたが、議員皆様方からいろんなご意見いただいてる中で、将来計画ということになると、今の五・五メートルよりも深い七メートルは是非とも必要というようなご意見も確かに当を得たものであるというふうに思います。

 今のところ、一応現在のフェリーボートの一番大きな二千トンの船型でもって計画を立てておりますけれども、今ちょうど四国並びに九州の自動車道が延びている最中でありまして、これが完成の暁にはこれまで以上にこの間のフェリー需要というのは予想されているところでありまして、船は大きくなることはあっても小さくなるということはないというようなことも考えられます。

 したがいまして、県に対しましてそのあたりの今までの検討を踏まえて、新しいそういうような要望を何とか取り入れることはできないかというようなことにつきましては、最大限の努力をしてまいりたいというふうに思います。

 港湾の方についてのさまざまな環境が厳しくて、現在の計画需要の中にないものについては極めて厳しいというそういう事情はあるんですが、臼杵市の将来ということから考えますと、やはりせめて一バース分でも水深を深くしてほしいと、こういうようなこと、最低でもお願いしなければならないことだと思いますので、最大の努力をしながら、そのようなできるだけ深く、できるだけ大きくして頂くということをお願いをしてまいりたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 児玉議員。

 [十二番児玉善生君質問席登壇]



◆十二番(児玉善生君) ありがとうございました。

 是非今回三月末にまとめるということで、水深の深さについては市長の方向で要望していきたいというお話を聞きまして、是非そういう方向で将来を見通した対策を是非立てて頂きたいと思います。

 以上で質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で児玉議員の質問及び答弁は終了致しました。

 児玉議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で児玉議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 衛藤議員の発言を許可します。



 衛藤忠一議員の通告事項

 一 少子化について

 二 市民の健康について



 [六番衛藤忠一君質問席登壇]



◆六番(衛藤忠一君) 六番衛藤です。

 少子化についてであります。

 この問題は戦後教育のあり方から、女性の社会進出、その生活力の向上、環境問題に関わる医学的なものまで、さまざまに原因と思われることが言われております。しかし、地方においてはそれぞれの置かれた環境、状況などによってもそれぞれに異なって、その進行具合も生じる影響の大小の度合い、様、形等々決して全国一律なものではないと思います。しかるに、現在の市のこれに対する施策を見ますと、国や県の施策にただ沿った形のもので、出産時の肌着やアルバムでお茶を濁している程度でありますが、市は現在進行中の先行きも不確かであり、全体の本質を非常に捉え難いこの問題に対して、どのように受け止めているのか、まずお尋ね致します。

 次に、市民の健康についての要望であります。

 先月から始まっております市浜・家野線の西公園下から、家野橋までの臼杵川土手舗装工事でありますが、昨今は市民の健康への思いは非常に高まっている折であります。まさに時期を得た、当を得た施策であると思います。市民も、この事業によって車の通らない川べりの道を安心して自然に親しみながら健康づくりを楽しめることと思います。

 「臼杵市歩こう会」という自主団体がありますが、この団体は歩くことによって健康の維持を図り、自然や文化に触れながら、コミュニケーションを楽しもうと結成されたと聞いておりますが、この会のもう一つの楽しみとして、県から月一回の行事に参加した回数に応じてバッジやメダルを授与されていたのでありますが、これが県の事情で今回なくなるのではと会員が心配しております。ささやかな楽しみであり、励ましとなるものでありますので、継続を市で検討して頂けないでしょうか。

 また、平均年令六十八歳の団体ですので、敏捷な動きはなかなかできません。学児童やこのような会がよく利用する道路の横断歩道などは、ほかに優先して整備して頂きたいのであります。

 以上、二点は要望であります。お願いします。



○議長(藤丸利光君) 市民部長。

 [市民部長安野正道君登壇]



◎市民部長(安野正道君) 衛藤議員ご質問の「少子化」についてお答えを致します。

 近年、出生率の低下は著しいものがあり、一人の女性が一生の間に出産する平均の子どもの数は、全国平均で平成十年度に過去最低の一・三八人を記録し、当市におきましても一・五四人と全国平均を上回っておりますが、なお人口を維持するのに必要な水準二・〇八人を大幅に下回っております。このような急速な少子化の進行は、社会的・経済的に深刻な影響を及ぼすことが懸念されております。

 出生率の低下の主な原因としては、晩婚化の進行などによる未婚率の上昇が挙げられており、またその背景と致しましては、結婚に対する意識や価値観の変化と併せて子育てそのものの負担感や仕事と子育ての両立に関わる負担感の増大が指摘されております。

 こうした負担感を緩和・除去し、安心して子育てができるような様々な環境整備を進めるため、政府は平成十一年十二月、中長期的な少子化対策の指針を決定し、この指針に基づく重点施策の具体的実施計画として、新エンゼルプランを策定をしております。

 県におきましては、国の新エンゼルプランを踏まえ、今年度中に少子化に対する総合的な計画を策定するものと聞いております。

 当市におきましては、これまで市が実施する乳幼児健康診査を無料としているほか、医療機間での妊婦健康診査のうち二回分を無料としております。また延長保育等保育サービスの充実、保育環境の整備に努めてまいりました。

 しかし、少子化対策は総合的に取り組む必要があるものと認識しておりますので、県の計画が策定次第、これを踏まえ少子化対策の具体的な実施計画の策定に向けた体制づくりをしてまいりたいと考えております。

 なお、事業実施にあたっては、有利な国・県の補助事業に留意しながら必要な事業を導入してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 教育委員会事務局長。

 [教育委員会事務局長野上泰洋君登壇」



◎教育委員会事務局長(野上泰洋君) 衛藤議員ご質問の「歩こう会の現況等について」お答え致します。

 歩こう会発足に至った経緯については、昭和四十一年大分国体の成功を契機に、県が提唱して昭和四十二年四月大分県歩こう会が発足しております。臼杵市歩こう会は昭和五十年十一月に発足、現在会員数約百七十名でございます。会費として年間一人六百円、参加費として一人一回につき百円を徴収しております。

 会員の平均は六十八歳で、全て自主運営で活動している状況であります。

 人生八十年代を迎え、健康に対する関心が高まっている中、自然や文化に親しみながら、健康づくりの一環として、県が実施しております健やかなふるさとづくり運動で、毎日一回八十名程度で、約四キロ歩いております。

 参加した人に健歩賞として、十回、三十回、五十回、六十回、百回それ以降は五十回刻みで参加した人は自己申告により、それぞれの回数に応じて記念バッジ、メダル、盾等県より授与されております。歩こう会のメンバーもこの賞を励みに活動されているのが実情であります。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 衛藤議員。

 [六番衛藤忠一君質問席登壇]



◆六番(衛藤忠一君) 今、いろいろ何か施策があるようなことを言ったんですが、全て出産後のことのようにあったですが、以前のことは何か考えておるんですか。それと出産以前のことです。これから少子化がどんどん進むのか、この止まるのか、進んだとして臼杵市はどのような影響が生じると思っているのか、そこんとこが返事がなかったようにあるんですが、お願いします。



○議長(藤丸利光君) 市民部長。



◎市民部長(安野正道君) 臼杵市だけではなくて、このような急速な少子化は社会全体の経済的な影響を及ぼすんじゃないかと思っております。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今少子化についてのご質問頂きましたけれども、少子化の問題というのはまさにもっとも難しい問題でありまして、これについて適切な処方箋を示すことのできる人はどこにもいないんではないかと思います。

 臼杵市と致しましても、適切な処方箋を示すことができません。原因がわかれば、原因がはっきりすれば、それに対しまして対策を立てようもありますけれども、少子化の大きな原因は一体どこにあるのか。現象としてはありますけれども、なぜそんなになってるのかということになりますと、はっきりした答えができないというのが実情であります。そういったような中で、どうすれば少子化が止まるだろうかというようなことで、こうやったら止まるんではないだろうか、ああやったら止まるんではないだろうかということで、政府としてもエンゼルプラン等を立てて、それに対する対策をしているところでありまして、市と致しましてもそれに習いながら、手探りの状況でやっているというところであります。ご不満であろうかと思いますが、すみませんがご理解をお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 衛藤議員。

 [六番衛藤忠一君質問席登壇]



◆六番(衛藤忠一君) 少しわかったような答弁でありがとうございます。

 出産後のことは大体わかるんですが、出産以前の何というか、補助というか援助というか、そのことについて六月に。



○議長(藤丸利光君) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(野上泰洋君) すみません。訂正をお願い致します。

 先程毎日一回八十名でと言いました。毎月一回ですので。



○議長(藤丸利光君) 以上で衛藤議員の質問及び答弁は終了致しました。

 衛藤議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で衛藤議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 以上で一般質問を終結致します。

 本日は以上をもって散会致します。ありがとうございました。

 午後三時三十五分 散会

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