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大分県 臼杵市

平成12年  9月 定例会 09月12日−02号




平成12年  9月 定例会 − 09月12日−02号 − P.0 「(名簿)」












平成12年  9月 定例会



 平成十二年九月十二日

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一、議事日程第二号

  平成十二年九月十二日(火曜日)午前十時開議

 第一 一般質問

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一、本日の会議に付した事件

 日程第一 一般質問

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 出席議員(二十一名)

      一番  匹田 郁

      二番  林 壯一朗

      三番  武生博明

      四番  吉岡 勲

      五番  衛藤忠一

      六番  小野栄子

      七番  藤原一弘

      八番  三浦正行

      九番  加茂千恵子

      十番  平川哲郎

     十一番  児玉善生

     十二番  牧 宣雄

     十三番  山本正嗣

     十五番  長野景行

     十六番  見河洋子

     十七番  首藤新一

     十八番  池田和秀

     十九番  川野方男

     二十番  西水忠夫

    二十一番  板井孝太郎

    二十二番  藤丸利光

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 欠席議員(なし)

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 欠員一名

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 事務局職員出席者

     局長      藤原眞一

     次長      三浦拙夫

     次長兼総務係長 吉田修二

     書記      矢野龍二

     書記      尾本 浩

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 説明のための出席者

     市長             後藤國利

     助役             亀井敏夫

     収入役            佐世和彦

     教育長            村上 直

     消防長            二村修次

     総務部長           高橋洋児

     市民部長           安野正道

     文化産業部長         佐藤和人

     建設部長           河野為三郎

     教育委員会事務局長兼管理課長 野上泰洋

     総務課長           足立 功

     企画財政課長         亀井重忠

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  午前十時二分 開議



◎事務局長(藤原眞一君) おはようございます。

 ただ今の出席議員は二十一名です。



○議長(藤丸利光君) おはようございます。ただ今報告のとおり定足数に達しております。

 よって、本日の会議は成立致しました。

 これより本日の会議を開きます。







△日程第一 一般質問



○議長(藤丸利光君) 日程第一、これより一般質問を行います。

 お手元に配付のとおり、十一名の議員から通告書が提出されております。

 発言順序により発言を許可致します。

 川野議員。



 川野方男議員の通告事項

 一 教育問題について

  1 青少年による凶悪犯罪が急増している。これらの事に学校現場では如何に対応されているのかお伺いをしたい。

  2 二〇〇二年度より週休完全二日制が実施される。児童生徒の余暇時間の有効利用として「長期滞在型自然体験学習」が最も有効とされている。教育長の考えをお尋ねしたい。

 二 特別会計(上下水道)今後の事業運営。財政状況把握の為、貸借対照表の作製と一般会計サービス勘定中サービスとコストの関連について

  1 上下水道は市民生活の根幹をなすものであり、これからその整備が本格化するものと考えられる。整備拡張に伴い財政需要の更なる増大は必至である。事業と財政の健全化を計る上からも早急にバランスシートの実現を急ぐべきと考える。答弁を承りたい。

  2 市役所は市民へ道路、公園、港湾、漁港、上下水道等々生活に必要な施設を提供する公的機関であるのと同時に善良な運営管理が義務づけられている。これには高度のサービスと適正なるコストが求められている。その基礎となるものが企画立案であり事務事業である。事務事業に競争原理を導入し資質の向上を計るべきである。ご答弁をお願いいたします。

  3 サービスの評価は市民の判断により決定する。その情報収集は如何にして行うのか

  4 サービスに対する適正なるコストの基準作りが必要と考えるか。若しこれを製作するとすれば、如何なる方法で実現されるのか。



 [十九番川野方男君質問席登壇]



◆十九番(川野方男君) おはようございます。十九番の川野方男でございます。通告に従い、大筋で二点につき質問を致します。

 まず、第一点の教育問題につきお尋ねを致します。

 最近、青少年による凶悪犯罪が増加の傾向にあることはご案内のとおりでございます。私も、以前、不登校いじめ問題等問題点について指摘を致しましたが、不登校はここ八年間に倍増し全国合わせて十三万人とも言われております。青少年の凶悪犯罪もその延長線上にあるものと考えられます。児童・生徒の成長期は、精神的にもっとも不安定な時期であると同時に、人間形成過程のもっとも重要な期間とされております。学校・家庭・地域が緊密な連絡を取りながら未然に犯罪を防止をしなければなりません。学校ではこれらの現象をいかに把握し、児童・生徒の指導にいかに取り組まれておるのかをお尋ねを致します。

 二〇〇〇年度より小中高の週休二日制が実施されます。それに伴い、児童・生徒の余暇時間の有効利用が学校に投げかけられました今後の課題でございます。

 昨年の夏、玖珠町子ども長期体験村事業では、文部省科学研究所補助金の助成を受け、県内外の小学生五、六年生が二十六人、十三泊十四日の長期キャンプを実施し、正義感、倫理感、感性、達成感、自然感、死生観など数項目にわたる設問のアンケートに対し、キャンプ前とキャンプ後に調査を致しました結果、正義感、感性、自然感等大幅にアップ、自然に心が癒され、他人を思いやる、本来の優しい子どもに改めて目覚めたとされております。

 平成十一年七月には、「自然に行こう、自然にかえろう」をスローガンに約九十の民間団体が協力をして自然体験活動推進協議会を発足、自然体験の大切さが指摘をされ、ようやく社会システムが整備され、自然体験元年となることが期待をされております。これらの団体では、積極的に指導者を養成し、生み出しており、内容を充実をしながら学校の期待に応えるべく努力をされておるようでございます。

 臼杵市教育委員会におかれましても、先に述べましたいじめや不登校、凶悪事件の未然防止等々、児童・生徒を本来の子どもに目覚めさせるためにも、この体験学習を先取りをして実施する必要があろうかと考えております。教育長の考えをお尋ねを申し上げます。

 第二点の、特別会計(上下水道)の今後の事業、財政状況把握のため、貸借対照表の作製と一般会計サービス勘定中サービスとコストの関連につきお尋ねを致します。

 上下水道は、市民生活の根幹をなすものであります。上水道は料金の安さと水質の良さは県下自治体の中でも、臼杵市民にとり大きな幸せと同時に、ありがたいことでございます。これは現在まで大きな拡張もなく、既存設備の保守が主たる原因と考えられます。今後は泊ヶ内方面の拡張が考えられ、簡易水道では中臼杵地区が本年度より着工されます。財政需要は旧に倍しまして増大することは必至の状況でございます。

 一方、下水道も水洗率六十九・九%、稼動率三十三・九%前後と低く、今後本格的な拡張工事が展開をされます。

 しかし、市債は約八十億、年間予算十七億に対し多額であり、毎年一般会計からの繰出しも増え続けております。特別会計の趣旨を逸脱し、市税で事業運営がなされるという状況になりかねません。これらの上下水道の現状を考えるとき、健全な事業財政運営が行政に求められるわけでございます。この際バランスシートを作成し、もって上下水道の健全な発展を願うものでございます。ご答弁を賜りたいと思います。

 市長が就任をされまして早くも三年有余が経過を致しました。市政展開の目標は、日本一の市役所づくり、臼杵市に生まれてよかった、育ってよかった、住んでよかったと市民の皆様に実感をして頂くまちづくりであります。それには、まず、健全財政を堅持しながら、安いコストで最高のサービスの提供の実現にあります。

 その手段として、まず自分自身の報酬を三割カットされ、就任当時四百六名の職員数も三年有余のこの間二十九名の減、三百七十七名に減少しております。事務量はそれに反比例しバランスシートの作成、最近では福祉環境関連の事務も加わり、職員の皆様には、大変なる三年間であったと思っております。また、この三年間が職員の皆さんにとりましては、自分自身との戦いであった時期であろうかとも思います。私は皆様のご努力に感謝と敬意を表するものでございます。

 これは、とりもなおさず事務事業に競争原理が持ち込まれた結果であり、日本全国三千有余の自治体に先駆け、日本一の臼杵市づくりが実現するには避けて通ることのできない道でございます。

 私はここでもう一歩踏み込み、建設事業の一定額以上の施設に企画立案の段階で競争原理の実現をすべきと考えております。それも、このたび給食センター建設にあたり市長、教育委員、建設関連の部署が一体となり、名目共に日本一の給食施設建設を目標に、危害分析重要管理点監視方式、いわゆるハセップを導入、設計監理業者にもこの趣旨を徹底、綿密なる調査研究の末、中央大手専門業者の設計監督施工に劣らない施設が完成したとのことでございます。これはまさに競争の原点でございます。事業企画・立案の段階でサービス、コスト、負担、目的の概念に競争原理を導入し、もって事務事業の資質の向上を図るべきと考えますが、市長の所信をお伺いいたします。

 サービスの成果を分析するためサービス、コスト、負担、目的別に成果分析システムづくりが進んでおると伺っております。サービスの評価は市民の受け取る側の判断により決定すると考えます。その情報収集はいかにして得られるのでございましょうか。

 また、コストは、そのサービスについて、安くなってる、高くなっているのではないか、適正なコストでその方法がなされておるのか、その基準作りが必要と考えますが、いかなる方法で実現をされるのかお尋ねを致します。

 質問を終わります。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) おはようございます。ただ今の川野議員のご質問にお答えしたいと思います。

 まず、特別会計の今後の事業運営、財政状況把握のための貸借対照表の作成と一般会計サービス形成勘定中サービスのコストとの関連について等にお答え致します。

 臼杵市では、普通会計に「バランスシート(貸借対照表のことでありますけれども)」、このバランスシートと損益計算書に相当する「サービス形成勘定」を作成し、財政運営の参考資料として活用しております。

 市全体の財政状況みるためには、資産と負債を抱える上下水道につきまして、一般会計との連結を図ることが必要であるというご意見でございますが、そのとおり、議員ご指摘のとおり、事業の健全化を図る上からも、上水道、下水道関係のバランスシートを参考にすることが大切であると思います。

 下水道会計のバランスシート作成を十二年度中に行い、既にバランスシートができております上水道も合せてバランスシートによる連結決算を行いたいと考えております。

 次に、事務事業に競争原理を導入し資質の向上を図るべきである、とのご質問でありますが、平成十二年度において、バランスシート・サービス形成勘定を土台にしまして、現在作成中の総合計画とも連動したところの事務事業のサービスの内容を検証する「サービス(コスト・負担・目的・成果)検証システム」を作ることを目指しております。

 住民サービスが当初意図したものになっているのかどうかをチェックすると同時に、民間活力を活かす方法についても今後検証していきたいと考えております。

 学校給食センターでは、ハセップと呼ばれる「危害を分析、未然に防止する管理方法」を導入し、その認証取得のレベルまで高めることを目的として取り組むことにしております。

 住民サービスの評価につきましては、「サービス検証システム」で内部の検証を行った後、情報を公開し、市民の評価を頂きたいと考えております。市報、インターネットをはじめとして、十三年度に開局を予定しておりますケーブルテレビも有効な道具の一つとして活用できるものと思います。

 また、評価を行う際には、コストの検証が同時に必要でありますので、企業会計と呼ばれる複式整理をした資料も参考にしながら適正なコストの把握に努めたいと考えております。

 他の質問につきましては、教育長及び部長より答弁致します。



○議長(藤丸利光君) 教育長。

    [教育長村上 直君登壇]



◎教育長(村上直君) 川野議員のご質問の教育問題についてお答えします。

 青少年による深刻な事件が相次ぐなか、隣接の野津町で衝撃的な事件が発生しました。

 臼杵市教育委員会と致しましても、この事件を決してよそ事ではなく警鐘ととらえ、生徒指導に万全を期す決意を新たにしたところであります。

 青少年による凶悪犯罪から児童・生徒の問題行動にいたるまで、その背景や原因は複合しており特定はできませんが、家庭教育や社会環境、さらには学校教育に反省すべき点が多いと思われます。

 人間としての倫理観の基礎を培う意味からは、幼児期の家庭教育が極めて大切になりますし、他人との交わりの中で社会性や規範意識を確立していく上では地域社会との関わりが大切です。さらに人間形成の上から学校教育が重要であることは言うまでもありません。

 臼杵市教育委員会はこのような状況を受けて夏休み中に臨時校長会を開き、児童生徒に対し、命の重さ、大切さ、物事の善悪の区別といった基本的な倫理観や道徳的規範意識を確かなものとして体得させることや、人として絶対に許されない行為について深く認識させる指導を徹底するよう指示したところであります。

 児童生徒にとっては、毎日の学校生活が充実しているか、自分の存在が学校の中で認められているかということが極めて大切です。

 このことをふまえ、各学校では、豊かな心と自ら学ぶ力を育むことを目標に、まず教科・領域の学習を充実させること。併せて、感動を伴う自然・生活体験の拡充に力を入れています。

 特色のある体験学習の例として、南中の炭焼きをはじめ、福祉・ボランティア活動、勤労生産活動、地域や海岸清掃、子ども体験教室、あるいは市内企業の一日研修など幅広い活動があります。また、新指導要領によって創設された総合的な学習の時間を有効に活用し、自ら問題解決をしていくことによって生きる力を育む取り組みも各学校でされています。

 対症療法的な対策としての教育相談では、中学校三校にスクールカウンセラーと心の教室相談員を配置し、福祉事務所の児童相談員、公民館に置いております市教委相談員によるいじめ不登校対策室、県教委の巡回相談など体制を整えています。さらに各校に、いじめ不登校対策委員会も置いています。また若い二十代の女性ボランティアにお願いしてマンツーマンの指導にあたってもらったこともあります。

 一方、日頃から家庭やPTA、地域関係機関とも密接に連携協力を図りながら、児童・生徒の事故防止と健全育成に努力しているところであります。

 今後は、道徳の時間を中心として、自他の生命を尊重することや悩み、不安等があれば相談することなど、心の結びつきを大切にする指導をさらに充実していき、児童生徒が学校生活に喜びを感じることのできる環境づくりに学校現場と一体となって努力していきたいと考えております。

 「長期滞在型自然体験」につきましては、自然体験や生活体験の中で、自分を発見し、他人を思いやる心を育てるために大切な活動で、子どもたちにとっては忘れられない経験となると思っております。臼杵市でも同様の趣旨で事業を行っております。具体的な活動内容について、事務局長の方からお答え致します。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 教育委員会事務局長。

 [教育委員会事務局長野上泰洋君登壇]



◎教育委員会事務局長(野上泰洋君) 川野議員ご質問の「長期滞在型自然体験学習」についてお答え致します。

 玖珠町の事業における趣旨を簡単に申し上げますと、二週間の宿泊体験学習を通して、「生きる力」(自主性・協調性・社会性・忍耐力等)を身につけることを目指しております。「長期滞在型自然体験学習」の実施が望ましいと思いますが、臼杵市としては、同様の目的のもとに、臼杵市に適合する長期的・継続的な事業として「子ども体験教室」を以下のように実施しております。

 「子ども体験教室」は毎月一回土曜休業日に各種の体験学習を組んでいます。例を挙げますと、一点目、体力の限界に挑戦するナイトウォーク、二点目、トウモロコシ収穫やイチゴ摘み、イチゴの苗植え等を通しての農業体験、三点目、黒島・津久見島・昔の街道・文化財等を訪ねて、臼杵市を知る郷土学体験、四点目、料理作り等を通しての生活体験、五点目、高齢者の指導による竹トンボ等の昔の遊び、紙飛行機作り、六点目、臼杵の伝統民芸である裏奴づくりを通しての商店街青年部とのふれあい等行っております。

 特に、夏と冬には宿泊を伴い、市内の異なる小学校から参加した同世代の友達と交流しあう機会を設けて、自主性・協調性を養う事業を行っています。本年度の夏には休校中の宮本小中学校施設において、二泊三日のキャンプ体験「わくわく山賊キャンプ」を実施致しました。各関係者・団体・青少年・育成ディレクター・ジュニアリーダー・地域の有識者の全面的なご協力を得て、無事に終了することができました。冬には「九重少年自然の家」に宿泊し、スキー等の雪山体験を通して、自然の雄大さ・美しさに触れる事業を計画しています。玖珠町と同様本事業も、文部省委嘱事業「全国こどもプラン」こども地域活動促進事業の一環として取り組み、臼杵市独自で実施していましたこれまでの事業を補強するものとして考えております。また、中学生・高校生を対象に青少年の活動をリードしていくリーダーの育成のために、「ジュニア・リーダー教室」を本年度から開設致しました。リーダーとしての資質の向上を目指し、夏・冬の野外活動、「わくわく山賊キャンプ」「九重の冬に鍛える活動」「ナイト・ウォーク」等の企画・立案・運営等の中心として活躍してもらったり、ボランティアについての研修・実際のボランティア活動をしてもらったりと未来のリーダーとして育成したいと考えています。

 教育委員会では、青少年にとどまらず、将来のために長期的・継続的な事業を臼杵市に適合した形で推進していくことが今重要な課題であるととらえております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 川野議員ご質問の下水道事業会計のバランスシート導入につきましてお答えを致します。

 当市の下水道事業は、臼杵処理分区の工事が終了し、現在市浜処理分区の工事を実施しているところであり、下水道区域全体の事業が終了するまでには、まだかなり長期の歳月と多額の先行投資が必要であります。

 下水道事業は、地下部分の工事が多いため、建設コストが高額になり、その財源を起債に頼らなければ事業の推進ができないことから、どうしても年々起債残高が増加しているところであります。

 下水道事業の進展に伴いまして、資産は増え、一方、負債も増えてきますが、ご指摘のように、現在の予算、決算中心の単年度会計ではそのような中身が分からないという欠点がございます。

 資産とその調達財源を明らかにしますとともに、優良起債の割合など負債の中身も併せて明らかにすることにより、財政状況を的確に把握することが可能となりますので、議員ご指摘のように、下水道事業会計にもバランスシートの導入が必要であると考えております。

 ご承知のとおり当市は、一般会計に臼杵市独自のバランスシートを導入致しましたが、特別会計にもバランスシートが必要であるという認識のもとに、先程市長が答弁しましたように、現在平成十一年度分から導入することを目指してその準備に取りかかっているところでございます。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 川野議員。

 [十九番川野方男君質問席登壇]



◆十九番(川野方男君) 二点につきちょっと再質問をさせて頂きたいと思います。

 事務事業の資質の向上でございますが、計画立案というのは、全ての事業の基本となるものでございます。私はこれはもっともやはり行政としては重視すべき問題点ではなかろうかと思います。この計画立案ですね、かなり私もさっき述べましたが、給食センターではよい計画立案がなされまして非常に立派な設備ができたと私は受け止めております。

こういうふうなものを今後もですね、是非ひとつ持続させて頂くという意味で、やはり三百七十七名の立派な有能な職員がおられますし、皆さんの英知と市内企業のノウハウを、これをやはり、市内企業といいますと造船あるいは醸造ということがまず考えられますが、造船に致しましても、いかにやはり船主の希望する、あるいは船主がもっとも求めておる船はどうして造るかということが一点でしょうし、醸造に致しましても、やはり味噌、醤油あるいはドレッシングを作る人も、いかに市民の皆さんあるいは全国の皆さんに求められる商品を作るかということが私は基本にあると思います。そういう意味を含めまして、こういうふうな一定額以上の大事な事業に対しては、職員三百七十七名の英知とそしてやはり市内企業のそういうふうなノウハウというものを十分取り入れて、しかも一般市民のアイデアというものを入れながら、これからはやっぱ計画立案もするということが私は大事じゃないかと思う。その点が一点と、それとサービス、コスト、負担、目的の分析システムづくりです。これは市長もいま述べましたが、これをやはり目的を達成をして、その成果がいかに市民に受け止められているかということを検証するために、私はやはり執行部あるいは議会、あるいは民間からそういうふうな検討委員会と言いますか仮称を作って今後はやっぱり検討していく必要があるんじゃないかと思いますが、その二点についてひとつお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今の再質問に答えさせて頂きます。事務事業について計画立案が大切であるから、その段階からしっかりやるようにというようなことは、まさにそのとおりであるというふうに考えております。ただ今基本構想、これからの十年間の基本構想を立案中でありますけれども、従来のような形でコンサルタントの力に預かるところが大きいような計画を作るということではなくて、職員自ら計画を作る。そのためにいろんな面からいろんなことを考えるというようなことが大事であるというようなことで、職員の英知を集めた形の計画に仕上げたいというふうに思っております。

 次に、事務事業のその評価システム、事務事業の評価システムを臼杵市では「サービス検証システム」とこういうふうに呼ぶことにしておりますけれども、この事務事業の評価システムでありますけれども、目的とするところは、ただ今のお話の中にもございましたけども、市民の皆さんにどうしたら喜んで頂けるようなサービスを市役所が提供できるか。そして限られたお金でありますから、この限られたお金をどのように有効に使うことができるかというようなことをたえず考えながら、その方向に向かって改善が進んでいくためには、どうしたらいいかというようなことに真剣に取り組もうとしております。

 そういうようなことで、サービスを改善していくためにやることは大きく分けると二つありまして、一つは、それを行っているこの市役所、この市役所の内部だけで、まず計画を市民の皆さんに喜んで頂けるようなというようなことで、それを目的としたいろんな仕事をするというような計画を立てて、それを実行してそしてということなんですけれども、これまでの行政のやり方というのは、ともすると、予算を決めて予算を消化してしまったらそれまでというようなことになりかねない、そういう危うい要素も少し含んでおりました。

 そこで、そういうようなことではなくて、実際にやったことを市役所の内部でやった本人がそれでよかったんだろうか。これは当初目的としたとおりに作ることができただろうか。そして当初目的としたことは、市民の皆さんの本当に喜んで頂けるようなことを考えることができていたんだろうかというようなことを、まずは市役所の内部でそういうようなことをきっちり検討しながら、そのためには来年度予算に反映させて、それでこれの改善をこういうふうに図っていかなきゃいけないとかいうことを真剣に考えるということがまず一つの方法であると思います。

 それと同時に、市役所の中だけでそんなことを考えておりましても、それが実際に市民の皆さんにどういうふうに受け取られてるかどうかということは、これはこういうふうに受け取られているだろうということを市役所の内部だけで考えるということにとどまっておりますから、実際にどういうふうにお考え頂いてるかどうかということを把握することがやはりこれは必要になってきます。これを把握するためには、何と言いましても情報開示が大切でありまして、内部で検討した情報も含めまして、そのほか諸々の情報を市民の皆さんにご覧頂いて、そしてそれに関係する皆さんが、対象となってる皆さんが「市はそんなことを考えてるのか、それいけない」とか、「そういうようなことか、よく分かった」とか、「うん、これはいいじゃないか」とかそういったような評価を頂いて、その評価を受け取ることができれば市役所の中だけで考えるのと違って市民の評価もそれに加えて、そしてこの次のサービスをさらによくしていこうということができるようになろうというふうに思っております。

 その二本立てでありますが、その最初の部分のまずは、市役所の中だけで実際に仕事に携わってるものが真剣にそういったようなことを考えて、それでチェックして、そして次の改善にどうやったら役立てるかというようなことを考えていくシステム、それをサービス検証システムと名付けて、それをまず本年度でなんとかそれをどうしたらいいかということを仕上げたいと考えております。

 そのあとに、市民の皆さんから丁度出来上がりますケーブルテレビやあるいはまたインターネットや様々な方法で実際に市のやってるやったことについてのご意見を出して頂いてそれを受け止める。そういった中で、ご提言にありましたような、それを受け止めてどうしたらいいかというようなことを評価を話し合うようなそういうような委員会と言いますか、そういうような会議というものもこれも必要になってこようかと思いますが、そういうような意味合いから、限られた予算を使っておりますので、その予算を使って、そしてそれを有効に使って、そして実際にどういうふうな評価を頂いてるんだろうかというようなことまで考えて、それをさらに有効に使うように磨き上げていくようなそういうようなことを目指してるところであります。



◆十九番(川野方男君) ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で川野議員の質問及び答弁は終了致しました。

 川野議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手をお願いします。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で川野議員の質問及び答弁に対する関連質問は終わります。

 平川議員。



 平川哲郎議員の通告事項

 一 福祉、生活

  1 介護保険について

  2 乳幼児医療費を就学前までに

  3 父子家庭に対する対策について

  4 住宅問題について

 二 教育

  1 学校図書購入費について

 三 政治姿勢

  1 市町村合併問題について

  2 祇園洲柳原線等公共事業の見直しについて

  3 同和対策について

  4 国際交流等について



 [十番平川哲郎君質問席登壇]



◆十番(平川哲郎君) 皆さんおはようございます。傍聴者の皆さん早朝からご苦労さまです。私は日本共産党の平川哲郎でございます。通告に従いまして質問させて頂きます。

 まず、最初に、介護保険の問題についてお伺い致します。

 介護保険が始まって半年近くが経ちましたが、全国の中でも様々な問題点が浮かび上がっています。重い利用料負担のためにお年寄りが在宅サービスの利用を抑える事態が生まれています。利用料の一割が自己負担になるため以前より負担が増えているからでございます。こうした負担増がサービスの利用を抑えています。

 私のところにも、デイサービスの利用料が倍近くなったので、その分病院に行くのを控えているというお年寄りからの訴えが届いています。このようなことでは、高齢者の生活と健康の悪化を生み出しかねません。私は利用料の減免制度が強く求められていると思います。ホームヘルパーの利用料を一割負担から三分の一の三%に引き下げたら利用が増えたという東京武蔵野市のような経験を学ぶべきではないでしょうか。保険料についても徴収の通知が各家庭に届いていますが、苦情は届いていないでしょうか。

 老後を支える命綱とも言える年金、しかも高齢者の四割は年金額が月四万円台です。その中から数千円の保険料を天引きされるお年寄りの身になってみてください。これも住民税非課税のお年寄りに対する減免制度を早急に作る必要があると思いますがいかがでしょうか。

次に、乳幼児医療費を就学前まで無料にしてほしいということです。

 これまで何度も取り上げられたことですが、少子化対策のためにも是非実現して頂きたい。これは、隣の津久見市では随分前から実施されていますし、予算は四千万円あれば実施することができるということです。不要不急の公共事業の見直しをすれば十分実施できるのではないでしょうか。

 次に、父子家庭に母子家庭と同じような援助をしてほしいということです。

 現在、臼杵市にはどれくらいの父子の世帯があるのか。それと母子世帯に対する援助の内容、そしてすぐにでも父子家庭に同じような援助ができるものがあるかどうか、お聞かせください。

 次に、住宅問題についてお聞きします。

 私は公営住宅をもっと多く造る必要があると思います。現在北ノ口住宅を建て替えていますが、公営住宅を建て替えるだけではなく、新たに増やす必要があるのではないでしょうか。特に、一人暮らしの方のための住宅は大変不足していると思います。一般の借家が古くなり建て替えねばならないというところが少なからずあり、立ち退きを迫られている方や、新たな貸家を探そうとしても家賃がこれまでのようにはいかずなかなか入れないという方がたくさんおります。

 一人世帯向け住宅や障害者やお年寄りが安心して暮らせるバリアフリーの公営住宅を増やしていかねば市民の生活が守れないと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、学校図書購入費についてお聞きします。

 文部省が学校図書館の現状に関する一九九八年度の調査結果をまとめましたが、前年度より図書購入費が大幅に減っていることが分かりました。図書購入費として国から交付される地方交付税が他に使われたのではないかと言われていますが、この臼杵市では、交付税が正しく図書購入費として使われているのかどうか、お聞きしたいと思います。

 次に、市町村合併問題についてお聞きします。

 いま、行政、経済界、またマスコミを総動員して市町村合併が盛んに取り沙汰されております。先日も、地方紙で六日間にわたり連載され、その中に、「市町村合併は待ったなし」とまで書かれています。政府自治省は飴とムチの政策で上から合併を押し付けようとしていますが、それに対する反発も生まれています。この臼杵市も津久見市と広域行政を組んでいますので、遠からずその問題も起きてくると思いますが、私は合併はきめ細かな住民へのサービスが失われると思いますし、何よりも、市民の意見を尊重することが肝要であり国や県の強制があってはならないと思いますが、市長の考えをお聞かせください。

 次に、祇園洲柳原線等公共事業見直しについてお聞きします。

 いま政府も公共事業の見直しを言い始めています。臼杵市においても公共事業進める上での点検する制度が必要ではないでしょうか。

 先日、電話でケーブルテレビに対する苦情の声が寄せられました。必要性があるのか、そして加入を強引に進めるやり方に対する不満の声でございます。いま祇園洲柳原線の拡幅計画が進められていますが、これも住民合意が得られないうちになし崩しに進められようとしています。公共事業を進めるにあたっては、欧米などでは当たり前になっている住民参加の事業評価制度を取り入れる必要があると思います。

 一番目として、その事業の必要性、採算性、環境への影響の三つの角度から十分な吟味をすること。二つ目に、事業が始まってからだけではなく、計画、事前、事後の諸段階にわたる評価、特に計画段階での評価点検を重視すること。三つ目に、住民・市民の参加を制度的に保障すること。私はこの三つの観点でこれまで進めてきた事業を評価点検していく必要があると思いますし、これから進めようとしております祇園洲柳原線の拡幅については、総額四十億円を超えるような大事業ですから、原点に返ってこの観点の立場で点検して頂きたいと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、同和対策についてお聞きします。

 同和対策も国政レベルでは、あと一年七カ月で終結しようとしており、国民間の良識で部落問題が解決できる状況に至っています。特別な対策をとらず、市民の自主的学習活動と行政の一般施策での条件整備で十分解決できる状況にあるのではないでしょうか。残された一年七カ月の間に、どのように同和対策を終結させていくのか。臼杵市としての取り組みをする必要があると思いますが、どのようにお考えでしょうか。

 最後に、国際交流等についてお聞きします。

 市長は、就任早々オランダへ行き、敦煌やポルトガルなどと盛んな国際交流に励み、この議会が終わると敦煌行きが待っているということになります。私は国際交流を全面的に否定するものではありません。なかには必要なこともあるかもしれません。しかし、この臼杵市のような借金を抱えて大変な中、そして長引く不況であえいでいる中小企業を営んでいる方や、これまで述べてきましたように、住む家さえもなかなか見つからない、そういう市民の方にとっては、オランダや敦煌など、それどこではないというのが実態です。

 今度の敦煌行きにしても観光が主体であり、公費を使っていくことは止めるべきだと思います。自治体の仕事はまず市民の福祉や生活を守り、向上させることが第一です。これまで訴えてきた施策をまず実行し、市長が公約してきた財政再建のめどを立てることが先決であると思いますが、いかがでしょうか。

 以上で質問を終わりますが、明確な答弁をお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 平川議員ご質問の「市町村合併問題」についてお答え致します。

 現在、全国の各自治体で論議されている市町村の合併につきましては、各自治体の独自の判断で進められるべきものと考えております。

 他市町村との合併につきましては、将来課題としては考えられることもありましょうが、現在のところ視野に入っておりません。もし現実の課題となった場合は、市民の皆さんの合意を得ることが何より大切のことであると考えております。

 また、広域的な取り組みにつきましては、今後もサービスの質の向上、財政負担の軽減に留意しながら、様々な分野で積極的に進めて参りたいと考えております。

 他の質問につきましては、部長より答弁致します。



○議長(藤丸利光君) 市民部長。

 [市民部長安野正道君登壇]



◎市民部長(安野正道君) 平川議員ご質問の「介護保険」についてお答えを致します。

 六十五歳以上の方の保険料は、低所得者へ無理のない負担となるよう配慮され、住民税の課税状況などに応じて五段階の保険料となっており、新たな減免措置は考えておりません。

 利用料につきましては、低所得利用者世帯への負担軽減措置として、高額介護サービス費や高額居宅支援サービス費の規定がありますので、市独自の軽減措置については今のところ考えておりませんが、今後、国や県の動向を見極めながら検討して参りたいと考えております。

 なお、介護保険制度とは別に、家族介護用品の支給事業や配食サービス等の高齢者福祉サービスに取り組んでおり、また、要介護認定で「非該当」とされ判定された高齢者に対しては、生きがい活動支援通所事業及び生活管理指導員派遣事業を実施しております。

 次に「乳幼児医療を就学前までに」についてお答えを致します。

 就学前児童の医療費については、大分県乳幼児医療費助成事業の補助を受けて、臼杵市乳幼児医療費の助成に関する条例に基づき実施をしております。

 この制度の中で、三歳未満児については、入院、外来の双方につき助成しているところであります。

 三歳から就学前の幼児については、費用のかさむ入院及び入院時食事療養費につき助成はしておりますが、これら以外の外来分については、県事業においても補助対象外となっているため、当市においても助成はしておりません。

 単独市費での助成の実施は単に大きな財源を必要とするのみならず、医療費の無料化が逼迫をしております臼杵市の国保をはじめ、多くの健康保険財政にも間接的に様々な影響を及ぼすことも考慮しなければならず、現状では困難と考えております。

 次に「父子家庭に対する対策」についてお答えを致します。

 本年七月一日現在、市で把握しております父子家庭は六十一世帯あり、父子家庭に対する施策は、病気や冠婚葬祭等で一時的に育児や食事の世話などを行う「介護人の派遣制度」がありますが、母子家庭に対して実施をしております「児童扶養手当制度」「母子家庭医療費の助成制度」「母子寡婦福祉資金貸付制度」等は父子家庭は対象となっておりません。

 今のところ、父子家庭に対して、これらの制度に準じた制度の創設は考えておりませんが、今後、福祉事務所への相談や地域の民生児童委員等への相談を通じ、実態を把握しながらその状況に応じて検討して参りたいと考えております。

 次に「同和対策について」お答えを致します。

 同和問題は人間の自由と平等に関する問題であり、その早期解決は国の責務であると同時に国民的課題であるとの認識のもとに、これまでも環境の整備をはじめ、教育、啓発等各種施策を積極的に推進をしてきたところであります。

 環境整備等につきましては、一定の成果は図られたものと認識をしております。

 しかし、心理的差別については、臼杵市が平成十年度に実施を致しました同和問題等に対する市民の意識調査の分析結果を見ましても、差別意識は人の心に根強く存在していることも事実であります。

 このようなことから引き続き、差別の解消に向け人権が尊重される社会の実現に努力をして参りたいと考えております。

 一般対策への移行につきましては、国、県や他市の動向を見極めながら今後対処して参りたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 平川議員ご質問の「住宅問題について」お答えを致します。

 臼杵市に設置されています公営住宅の戸数は、現在市営が三百二十一戸、県営が百四十四戸の合計四百六十五戸となっております。

 当市では、平成九年度より老朽化した荒田団地建替事業に着手を致しまして、平成十一年二月に第一期工事で三十戸が完成しており、今月末には二期工事二十戸が完成予定でございます。また、来年度から予定しています第三期工事は、三十六戸を建設予定しておりまして、これが完成しますと四百九十六戸となります。

 この荒田団地は、住宅内の段差の解消やエレベーターの設置、建物入口のスロープ、団地内に多目的広場の整備等、高齢者や障害者に配慮をしているところでございます。

 今後も老朽化した住宅の建替や新規住宅の建設では、高齢者や障害者にやさしい住宅を建設して参りたいと考えております。

 また、単身者の入居につきましては、平成十年度から対象となる部屋面積を二十九平米から五十平米に緩和した取り扱いをしてきたところでございます。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。

 [総務部長高橋洋児君登壇]



◎総務部長(高橋洋児君) 平川議員ご質問の学校図書購入費につきましては、交付税と関係がございますので私の方からお答えを致します。

 ご案内のとおり、地方交付税は地方公共団体が等しく合理的かつ妥当な水準で、自主的にその事業を遂行し、財産を管理することができるように、そのために必要な経費(基準財政需要額と言いますが)、それと標準的な状態において徴収が見込まれる税収額(つまり基準財政収入額)を算定し、収入が経費に不足する場合に、その差額を国が一般財源として交付する国税の再配分であり、その使途は地方自治体の裁量に任せられております。

 地方交付税法第三条第二項においても、国は、地方交付税の交付にあたっては、条件を付け又はその使途を制限してはならないものと規定されており、地方交付税の流用という考え方は存在しないものと思われます。

 学校図書の整備充実につきましては、その重要性を十分ふまえ、検討して参りたいと考えております。

 次に、「祇園洲柳原線等公共工事の見直し」についてお答え致します。

 祇園洲柳原線は、都市計画法に基づき大分県都市計画地方審議会において承認され、都市計画の変更決定をいたしたものであります。

 本路線は、市街地の通学の生徒やお年寄りなど歩行者の交通安全対策はもとより、臼杵市民全体の生活関連道路であり、市内の交通の流れという視野の中で必要不可欠な道路であります。

 実施にあたっては、周辺の町並み景観にマッチした道路整備を行うとともに、臼杵公園下の残地部分を取り込み、歴史公園にふさわしい景観形成や辻広場周辺の再整備等、中心市街地の活性化にも期待されるよう、事業推進にあたりましては、他方面からの検討を行ってきているものであります。

 議員ご提案の「事業評価制度」につきましては、実態をふまえまして臼杵市独自の評価制度を検討中でございます。

 次に、「国際交流」についてお答えします。

 国際交流につきましては、民間主導でできることが望ましいと思っており、敦煌との交流につきましては、敦煌会等を中心とした民間の活力により、市の負担も少ない中で多大な成果を上げることができ感謝を致しているところであります。

 何れの国々との交流も大事にしながら、行政の関係者が行き来したというようなことではなく、市民が主体となった交流が深まることを期待しているものでございます。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 平川議員。

 [十番平川哲郎君質問席登壇]



◆十番(平川哲郎君) 祇園洲柳原線についていま答弁がございましたけども、この経過を私はずっと見ておりましても、その住民の声が、いまさっき事業評価制度取り入れるべきだということで、住民市民の参加によって町づくりをするという観点が私は抜けてると思うんですよ。もう都市計画で決まったから、こういう計画がありますから協力してくださいということで、それでその反対の意見もある、いろんな意見があるのに、もうこういうことが決まったということでもうどんどんどんどんその説明会とか既成事実をどんどん積み重ねてそれでやってると。私はそういうことを、そういうことは間違っているのではないかと。それでこういう事業評価制度を、これまあ制度としてするとしたら、時間がかかるかもしれませんけども、こういう計画を四十億円もかかる、それ以上実際にやったらかかると思いますけれども、そういう町を一変させるような事業するということで、そこに住んでいる皆さんの意見、そしてそれが必要かどうか、それは採算に合ったものかどうか。それを計画の前と最中と事後と、そういう計画事業について評価をするということで、いまでも遅くないですから、いまは計画段階だと思いますので、そういう計画が必要かどうか、そういうことを再度私は市民の皆さんと一緒になって考える、そういう場を作るべきではないかと思います。

 いろいろ声を聞いてますけども、どんどん測量したとか計画も説明会をした、そういうことでどんどんどんどんもう既成事実を積み重ねて進めている。そういうことが問題になってると思います。

 今までいろんな事業をやってきましたけども、ここにリーフデわんぱくワンパークのご意見ノート、ありがたいご意見の数々ということで市長が出されたあれがありますけども、こういう中で、できた後いろいろ意見を言っても、まあそれが少しは改善できるかもしれませんけども、作る前にいろいろな市民の皆さんの声を聞いて、どういうことをやったらいいかということを市民の皆さんに問いかけて、ケーブルテレビでも同じですけども、もう時間がないからということでどんどんどんどんもうこれ決めないと予算が出らんというような形でどんどん話を進める。そういうことではなくて、もっと事前に市民の皆さんの意見を聞いてどのようにしたらいいのか、もうやった後どうですかといっても、少しはよくなるかもしれませんけど、まあ改善はできない。こういう計画を進めるんであれば、もっと始める前にそういう意見をどんどん聞いていく必要があるのじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。

 それから介護保険についても、全然減免は考えていないということですけども、全国的にもかなりの市でそういう減免制度を始めて喜ばれているところがたくさんとは言いませんけども、生まれております。

 そういう本当に日本一の市役所とか、住んでよかったと言える臼杵市をつくりたいというのであれば、そういう全国的なそういう市町村に見習って、そういうことも進めていったらいいんじゃないかと思います。

 それから乳幼児医療費の問題にしても、いろいろな施策を問いかけた場合に、他の市町村等を見ながらとか言いますけども、こういう進んだところは隣の市が、津久見市がやっていること、これもやらないということは、ご都合主義と言いますかね、その時々の都合で言い訳をしてるというようにしか思えません。

 これまで行われてきた公共事業いろんな面がありますけども、またこの祇園洲柳原線にしても十億以上の負担が市にかかってくるということで、こういう事業を進める金があるなら、そういう市民の皆さんの切実な要求について進めるべきだと思います。

 それから住宅問題についてですけども、一人世帯でも入れる条件は緩和したと言ってますけども、数がものすごく少ないんですよね、私とこに相談、家がないかというような相談も時々くるんですけども、そういう一人暮らしのお年寄りとか単身者が入れる公営住宅が本当に少ない。募集にしても少ないし、条件にしても風呂がないとかそういう悪条件がたくさんあります。

 安心してそういう人が入れるような公営住宅も、そういう公共事業を進める、住民に密着した、生活に密着した公共事業の方を優先して私は進めるべきだと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 公共事業の施行にあたって、その必要性とか採算性、環境調査そういったことを事前に十分調査をして計画を立て実施してはどうかということでございますけれども、建設関係の公共事業につきましては、もちろん事前にそういった必要性とか環境への問題、そういったことは十分に検討して行ってるところであります。

 また、市民の声というものをあまり聞いてないんじゃないかというようなご意見でございますけれども、事前に説明会は行っております。それからまた計画が煮詰った段階で、関係地区の住民に説明もしておりますし、さらに用地買収前にあたりましては、そういった用地説明等も行っているところでございます。

 それから一人暮らし、単身者の住宅の数が少ないという件でございますけれども、ご指摘のように確かに数が少ないことは事実でございます。今後こういった単身者世帯の住宅の充実ということにつきましては、検討を十分にして参りたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 平川議員。

    [十番平川哲郎君質問席登壇]



◆十番(平川哲郎君) 学校図書購入費について、交付金のことを話されましたけども、一九九八年度に文部省が調査したということで、一九九七年度に購入した図書の数よりもかなり一九九八年度の数が少なくなったということで、そういう交付税がほかに使われてるんじゃないかというような疑問の声がね、声といいますか、そういうことで疑問になってますので、そういう購入した数ですね、特にその調査では小学校の図書購入費がかなり減少してるということですけども、その点について分かりましたら答弁をお願い致します。

 それから祇園洲柳原線について、もう住民の皆さんには説明していると。その時々に説明してるということでですけども、私も説明会に行きましたけど、まあこういうことを始めますからということで説明しただけで、住民の皆さんの声を、どういう考えであるのかということを聞き取るようなあれではないんですね。その説明、こういう今度測量しますからどうでしょうかと。説明、測量しても、その計画を認めたことにはなりませんからというようなことで終わったというようなことなんで、本当にこう市民の皆さんが納得して、住民の皆さんが納得して進められているのかということについては、疑問が残るということでございます。

 そういうことで市民の本当にこう国際交流についても、敦煌の問題についても、行けるような余裕のある方はほんの一握りの方ということで、そういうことで、敦煌会とか一般の方が行くことにはそらもうどんどんやってもらいたいと思いますけども、それを公費でやるということになるとまた私は問題があると、市民の皆さんの血税を使って行くというようなことになれば、もっと検討する余地があると思います。

 それから、いまさっき言いましたけども、乳幼児医療費についてもこれまで何回もこの議会でも取り上げられましたし、是非隣の津久見市もやってますので、そういうことを、臼杵市は金がないからというふうなことも言ってますけども、ほかのいろんな無駄なと思われますような公共事業を見直すことによって、私は十分市民皆さんの声に応えられると思いますので、よろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。



◎総務部長(高橋洋児君) 敦煌の関係でございますが、これは先程敦煌会という言葉を申し上げましたけれど、敦煌会の方は自費で行っておられますので。



○議長(藤丸利光君) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(野上泰洋君) 平川議員の図書購入費についての状況ということですが、後ほど調査して回答したいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 市民部長。



◎市民部長(安野正道君) 先程の乳幼児医療費の件でございますけども、これを就学前の児童に当てはめますと、約年間に三千五百万から四千万円必要になって参ります。

 それから、今現在、今現在の乳幼児医療費でこの前償還払いから委任払いに変更したために、これが一・七倍ぐらい増加になっておりますので、現在ちょっと今のところは困難かと考えております。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 市民の意見をということでございますけれども、先程申し上げましたように、市民の意見も十分にこれまで聞いてきたところでございますし、また、市民の意見の中で、本丁地区につきましては反対がございましたので、こういった反対の意見も都市計画審議会、それと県の都市計画地方審議会等にそういった反対意見も付けた上でご審議を願ってるということでございますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 平川議員。

    [十番平川哲郎君質問席登壇]



◆十番(平川哲郎君) 質問も最後になりましたのでこれで終わりますけども、本当にこうもっと市民の視線に立った行政、財政の運用、それから市民のこう、庶民と言いますか、一般のそういう臼杵で生活されているそういうこういろんな問題で苦しんでいる人たちに、介護保険の問題についてもお年寄りが少しの年金の中から差し引かれるというふうなことで大変心配しています。そしてそういう生活の困難な中に暮らしておりますそういう方に対する身になった市政の運営をしていきたいと思います。してもらいたいと思います。

 国際交流もある程度は必要かもしれませんけども、そういう本当に市民の皆さんが暮らしやすいように、本当に市長が言っているように住んでよかったと言えるような臼杵市にできるように、そういう様々な要求についても本当に真剣に受け止めてこれから実現できるように進めて頂きたいということを要望致しまして、質問を終わります。



○議長(藤丸利光君) 以上で平川議員の質問及び答弁は終了致しました。

 平川議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手をお願い致します。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で平川議員の質問及び答弁に対する関連質問は終わります。

 小野議員の発言を求めます。



 小野栄子議員の通告事項

 一 臼杵駅前の開発と周辺の整備について

  1 給食センター横の開発公社の土地について、市はどの様な構想を持っているのか

  2 駐輪場の改善を

    この件については、地域や臼杵高校等で臼杵駅、警察に改善を要求しているが、一向に進んでいない。臼杵市の表玄関をきれいに整備してほしい。

 二 教育問題

  1 近年、低年齢による考えられない残虐な事件が多発している。臼杵市としてこの現状をとらえ、教育の根底を考える必要があると思う。今後、その施策についての取り組みは。

  2 家庭教育学級の設置を早急に実現させてほしい。

 三 臼杵市に「道の駅」を

  1 地域起こしや町の活性化に、今「道の駅」の効用が見直されている。臼杵市も深田の臼杵川周辺に創ってはどうだろうか。



 [六番小野栄子君質問席登壇]



◆六番(小野栄子君) おはようございます。席次六番の小野栄子です。傍聴の皆さん今日はようこそお出でくださいました。私は通告に基づき三つ質問をさせて頂きます。

 まず、一件目は、臼杵駅駅前周辺の整備について。

 これは念願の、諸々の論議を呼びましたけれど給食センターが立派に出来上がりまして、二十年来の懸案でありました中学校の給食開始という大変建設的な活気的な事業が始まったということは、市民として大きな喜びと受けとっております。これまでに至りますまでに関係者の方々や、まして現場の職員の方の大きなご苦労という、特に調理員さんにいたりましては大変なご苦労されたと聞いております。九月四日の開始日に合わせて円滑にスタートするということがいかに大変であったかというお察しと共に深い感謝を申し上げたいと思います。そのスタートについてもいろいろ諸々ご意見等も出てるようでございますけれど、徐々に充実して頂き、本当によりよい給食センターになって頂きたいと願っております。

そこで、私はその横にあります遊休地の活用について質問させて頂きたいと思います。

 この土地については、現在きれいに整備にされまして、大変すっきりとした景観になっておりますけれど、市はこのような、この土地に関する活用について、基本的にどういう構想で臨もうとしていらっしゃるのか、それをお聞きしたいと思います。

 この土地につきましては、給食センターの絡みもあり、また中心市街地の活性委員会等からも答申が出されて、いろんな案が提示されております。そういう面も含めて長期的な展望に立たれた構想を練っていらっしゃるのか。

 聞くところによりますと、ちらっと、不確実なんですけれど、駐車場にというお話も承っておりますけれど、これは短期的なものなのか、その運用方法についてもより具体的なお答えをお聞かせ頂きたいと思います。

 それから私は是非この際にお願いしたいのが、駅前の周辺部の整備という観点で、駐輪場の改善をして頂きたいということです。

 ご存じのように、駐輪場の現在は、現況は、臼杵高校横のフェンスを張った国鉄のフェンス側、それから駅舎のトイレの横にあります空き地、それから駅舎の中の構内の中の車道となっておりますところに、三カ所に全く無秩序に置かれております。これはもう過去十年ほど前からずっと言われているんですけれど、地域の区長さんをはじめ地域の方々、それから高校の関係者の方々、私も何度かJRと警察にお願いに行きましたけれど、抜本的な改善は遅々として全然なりえておりません。

 で、臼杵にお見えになる遠来のお客様を私お迎えに私どもが再々行くんですけれど、大変給食センター建物は皆さん褒めてくださいます。それから周辺のすっきりなった部分も、今のところきれいなんですけれど、それに併せて周辺の整備という意味で、是非この遊休地の活用を考える視野の中に駐輪場を入れられないかなと思いまして、今日質問をさせて頂く次第です。どうか長期の展望に立った上で、駐輪場の改善ということをよろしくお願い致します。

 それから二点目は、教育改革についてということでございましたけれど、先程川野議員さんからご質問が出まして、重複する部分がたくさんありますのでその部分は割愛させて頂きます。

 教育長さんのご答弁も詳しく拝聴致しましたので、その部分も割愛させて頂くんですけれど、是非入れて頂きたいなと思うのが、臼杵市教育委員会として、臼杵市独自の事業を、身近にある容易な事業を立案して実践して頂けないだろうかということです。

 先日、内閣総理大臣の諮問機関であります「教育改革国民会議」から答申が出されておりました。その中で曾野綾子さんが分科会を受け持つ答申の中に、提案として、「小学生のボランティア実践の義務化」というのがありました。私はこういうものは上からの御沙汰がなくても、臼杵の風土、環境、それから現況等をふまえた上で容易に実践ができることじゃなかろうかと思います。

 先程教育長のご答弁の中に、豊かな心を育み倫理観を育みといろんな立案をお聞きしましたけれど、お仕着せではなくて、学校の現場の先生方、それから父兄、役所、全ての市民を網羅してできるようなことから取りかかるのはそう難しくないんじゃなかろうかと思っております。是非そういう具体性を持った根底から教育を考えるような事業を考えて頂きたいとお願いする次第です。

 それから、その一つの方向と致しまして、方法論なんですが、家庭教育学級という制度は前にも私申し上げましたけれど、既設でやられておりますけれど、あまりお母さん方が飛びついて入られるような内容ではないように思います。是非ともこの機会に、全部の学校でそれを付設するような方向で、家庭教育学級を増設して充実させて頂きたいと思います。

 時代は変わっても、私どもも家庭教育学級で大きな収穫を得まして子育てをさせてもらって、社会に出る時に本当に家庭教育学級のもっている意味は大きいなと、今でも会員が寄りますと話しております。時代が変わりまして情報も過多になりましたけれど、子育ての原点というのは絶対に変わらないと思います。善悪をきちっとわきまえた倫理観を持った子どもを、心身共に健康な子どもを育んで教育する、育てる。そしてそれを社会人として立派に機能させるべく送り出す。こういう子育てはいつの時代になっても原点は変わらないものと思っておりますので、今の子育て中のお母さん方に是非こういう学習をして頂きたい。そのための家庭教育学級の充実をお願いしたいと思います。その部分だけのご答弁を明確にお聞かせ下さい。

 それから三点目です。

 三つ目のご提案ですけれども、臼杵市の町にはいま「道の駅」「里の駅」というのは存在しておりません。全国から見えるお客さん方もよく「道の駅は臼杵はどこにあるんですか」ということを聞かれますので、「道の駅」の認知度というのはいま高いんだなあという実感もっておりますし、全国から案内を受けますまちづくり、地域おこし、そういう大会の中に必ず「道の駅」の効用とか、「里の駅」を利用して活性化を図るというような分科会等の討議テーマになってるのを見ますと、やっぱり臼杵にも一つぐらい「道の駅」あるいは「里の駅」があってもいいんじゃなかろうかとずっと思っておりました。

 先日、トキハで市内の業者の方の物産会が開かれまして、非常に盛況だというお話を伺いましたので、「道の駅」の設置に関するご意見をお聞きしましたところ、「そういうものができれば受け皿はある」というお答えでしたので、できうれば、「道の駅」が無理であれば「里の駅」的なものを石仏周辺に設置できないだろうかと考えます。

 いますぐとかいうことではなくて、柔軟な態勢で状況見極めながらそういうことを実現させて頂けないものだろうかということで、お答え願いたいと思います。

 それと石仏周辺は、皆様ご存じのように、衛藤議員はじめ皆様のご苦労で今年は大変蓮の花がきれいで一躍有名にもなりました。それで先日蓮の実を利用致しまして、蓮の実料理ということで試作されて私どもも試食させて頂きましたけど、大変これから展望が開ける材題ではなかろうかと思っております。「里の駅」とか「道の駅」ができますと、そういうものも絡めて臼杵市の特産として可能性があるんではなかろうかと思いますので、そういうものも含めて実現ができたら大変ありがたいと思います。

 以上、三点質問させて頂きましたけれど、具体的なご答弁をお聞かせ頂きたいと思います。



○議長(藤丸利光君) ここで休憩致します。午後は一時三十分から再開致します。

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     午前十一時三十分 休憩

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     午後一時三十一分 再開

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○議長(藤丸利光君) 再開致します。

 教育委員会の事務局長より、先程平川議員に対する答弁の一応補充を致しますので、よろしくお願いを致します。



◎教育委員会事務局長(野上泰洋君) 平川議員さんの午前中の質問の学校図書冊子の購入状況についてお答え致します。

 小中学校図書費歳出予算、平成九年度三百二万五千円、平成十年度二百四十六万七千円、十一年度二百四十一万三千円、平成十二年度二百四十万九千円となっております。歳出予算額の減少分は、計算の基礎である児童数の減少によるものでございます。

 しかしながら、小中学校合計の冊子の充足率は、九年度六十八・八%、十年度七十八・六%、十一年度七十九・二%と増加しており、充足に向け鋭意努力致しております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 小野議員ご質問の「道の駅」の設置についてお答え致します。

 「道の駅」は道路利用者の多目的休憩施設として県内には、佐賀関町、朝地町、宇目町など九箇所に設置されております。駐車場、トイレ、案内所、各種施設等を備えた休憩施設として位置付けられているところであります。

 「道の駅」として登録されますと、地域の道路情報や歴史・文化・観光等の情報発信の場として十分な効果が期待されます。

 本市では、深田地区の国道五〇二号線沿いが適所かと考えられますが、施設整備には用地費を含めると多大な費用がかかり、国道整備計画と一体となった補助事業に頼らざるを得ない状況であります。その採択は極めて難しい状況にあります。今のところ具体的な検討にはいたっておりません。

 また、地域特産品の販売を行うようになるため、周辺の既存施設と競合が生じます。双方の事業運営に影響を及ぼし、ひいては中心市街地の空洞化に更に拍車をかける恐れも生じます。そのようなことから具体的な検討には至ってない次第であります。

現在は、石仏観光会館を県指定の「里の駅」に登録しております。地域物産物の展示販売や観光パンフ等に搭載しPRに努めているところであります。

 「里の駅」は「道の駅」の縮小型と考えて頂ければ良いかと思われますが、市町村の既存施設を県へ登録し、共同でPR、情報交換などを行い、地域の活性化を図ることを目的としております。

 今後は石仏周辺の整備と関連を持たせ、地域の協力を得ながら、「里の駅」の充実を図り、特色あるものにしていきたいと考えております。

 他の質問につきましては、教育長及び部長より答弁致します。



○議長(藤丸利光君) 教育長。

 [教育長村上 直君登壇]



◎教育長(村上直君) 小野議員のご質問の教育問題についてお答えします。

 残虐な少年事件の続発は、社会に大きな衝撃を与えており、とりわけ親や教育関係者はこの事態を深刻に受け止めています。

 この機に、学校教育をはじめとして、家庭や社会のあり方を問い直す必要があるのは、議員のご指摘のとおりであります。

 臼杵市では、「心の通いあう地域に根ざした教育」を方針として、豊かな心と自ら学ぶ力を育むとともに、思いやりの心や生きる力を育てる教育を目指し、一体となって教科、領域の指導を充実させることを心掛けています。そして生き生きとした学校を創造し、地域を巻き込んだ特色のある学校づくりに邁進することを基本としています。

 そうした中で、学校生活を充実させ、自己存在感を確立するための具体的な取り組みとしての各学校独自の特色づくりや、体験活動、教育相談活動等、一層今後も充実させていきたいと考えております。

 新しい指導要領の目玉である総合的な学習も先程申し上げましたが、新指導要領の実施は十四年度からですが、前倒しで今年度から取り組むようにしております。その充実を図るための予算化も本議会にお願いしておるところでございます。

 次に、マルチメディア学校間連携推進事業は、全国二十五カ所、県下に先駆けてIT時代に対応するものであり、嬉々としてコンピューターに取り組んでいる子どもたちの情報ネットワークをさらに拡大進展させるものとして、学校の活性化に寄与できるものと思っております。

 明るいふれあいのある家庭環境からは、問題行動を起こす子どもは出ません。地域や家庭の教育力を高めることが急務であり、学校が地域と一体となって教育を進める立場から、地域に開かれた教育を一層拡充するため十月から学校評議員制を導入します。

 国の教育改革の動きも急ピッチとなっております。その動向も見極め、新設の評議員はじめ、多くの人々の意見を聴しながら諸施策を積極的に推進し、臼杵市という教育的、文化的に優れた風土の中で、地域とともに健全な子どもを育成して参りたいと考えております。

 家庭教育学級については、事務局長の方からお答え致します。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 教育委員会事務局長。

 [教育委員会事務局長野上泰洋君登壇]



◎教育委員会事務局長(野上泰洋君) 小野議員の「家庭教育学級のさらなる充実を」についてお答え致します。

 現在、臼杵市教育委員会では「乳幼児期家庭教育学級」「家庭教育学級」「思春期家庭教育学級」という三種類の家庭教育学級事業を行っております。

 「乳幼児期家庭教育学級」は、市内の乳幼児の保護者等を対象に毎月一回中央公民館で開設致しております。核家族化が進み子育てについて相談できる身近な存在が望めなくなった現在、仲間を作って気軽に悩みを相談したり、親としての教養を育むゆとりの時間を持つことができる場になっているのではないかと思います。託児室において子どもさんを預かり、安心して学習できるように配慮しております。

 「家庭教育学級」は、小学校単位で二年間の教育委員会開設期間を経て、自主家庭教育学級に移行して頂く形で実施しております。これまでに開設してきた小学校は、下南小学校・福良ヶ丘小学校・臼杵小学校・下北小学校・海辺小学校・市浜小学校の六校でございます。現在、自主家庭教育学級に移行して開設できている下南小学校・臼杵小学校・市浜小学校の家庭教育学級に対しましては、運営のアドバイス、講師の派遣等の支援を行っております。

 「思春期家庭教育学級」は、市内各小学校の高学年、各中学校の保護者を対象に実施しております。精神的に一番不安定な時期である思春期の子どもたちとの接し方等を学習して頂き、保護者としての資質を向上させる手助けを行っております。

 青少年による犯罪を未然に防ぐためにもPTA活動の一環として認識して頂き、さらに多くの学校において開設していく方向で努力していくつもりです。そのためにも各学校との連携を密にし、希望する保護者が必ずいずれかの学級に所属できるような体制を整えていきたいと考えております。各学級の増設に努力していきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。

 [総務部長高橋洋児君登壇]



◎総務部長(高橋洋児君) 小野議員ご質問の「臼杵駅前周辺整備」についてお答え致します。

 議員ご指摘の臼杵駅の自転車置場は、放置自転車を含め駅利用者が雑然と駐輪しており、景観上からも来訪者に対して不快感があるものと認識しております。

 市と致しましても、JR九州に対しまして、本年度要望として改善を申し入れているところであります。

 また、先般策定致しました「中心市街地活性化基本計画」の中で、給食センター横の開発公社所有の土地については、市民や来訪者のための駐車場、駐輪場の整備、観光案内所の設置等を想定しており、臼杵の玄関口としての機能向上を図るべき場所と位置付け、現在、駐車場、駐輪場の整備・運営方法等について具体的に検討をしているところであります。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 文化産業部長。

 [文化産業部長佐藤和人君登壇]



◎文化産業部長(佐藤和人君) 小野議員ご質問の「石仏周辺の蓮」についてお答え致します。

 現在、深田地区は、臼杵市歴史環境歴史景観保全条例に基づく第一種保全地区に指定されていますが、地区内では民間のボランティア団体「花いちえの会」が水田の一部を借り受け、地元の方々の協力も頂きながら、蓮を植え、石仏周辺景観の保全に努めておられます。石仏を訪れて下さった方々を美しく咲く蓮の花でおもてなしし、心の潤いを感じて頂けるような状況が臼杵石仏の価値とイメージをより高めていく上で効果的な一つの方法であると考えております。

 市といたしましても、石仏周辺の景観保全とイメージアップを図るため蓮を植えて頂き、石仏の雰囲気と合った景観づくりへの協力と理解を深めて頂けるように努めて参りたいと考えております。

 また、「里の駅」としての臼杵市の特性を持ったものとして、蓮を積極的に活用するためにも、蓮の実を新しい郷土料理や特産品としての活かす取り組みを関係者と今後検討して参りたいと考えております。

 また、水田農業推進事業の転作対策としても、蓮を転作作物の一つとしても同様に検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 小野議員。

 [六番小野栄子君質問席登壇]



◆六番(小野栄子君) 大変ありがとうございました。一点だけ再質問させて頂きます。

 教育長のご答弁の中に、十月から学校評議員制を早速施行するということでございましたけれど、この新しい評議会なるもののメンバーというんですか、構成人員等をお知らせ頂けませんでしょうか。

 それと、教育長さんがご丁寧な答弁を頂きまして午前中にも頂いたんですけれど、生き生きと生きがいのある体験学習を通して生きる力を養って頂くというのは大変素晴らしい企画というか立案だと思います。より具体的な方策でもって、あまり大上段に構えることなく、実践ということを是非強くお願いしたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 教育長。



◎教育長(村上直君) お答え致します。

 学校評議員制度は新聞等でご承知と思いますが、それぞれの学校で学校・家庭・地域社会が連携協力し、相互に補完しつつ一体となって子どもの健やかな成長を図るためという目的で置かれるもので、現在学校評議員の人数は五名以内とするということで、選任を学校の方にお願いしております。

 評議員の任期は一年で、評議員につきましては、それぞれ学校の校長が学校経営について諮問するために置かれるもので、選任にあたっては、校長が選任をして教育委員会が委嘱をすることになっております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 以上で小野議員の質問及び答弁は終了致しました。

 小野議員の質問及び答弁に対し関連質問のある方は挙手を願います。

 長野議員。



◆十五番(長野景行君) 長野でございます。

 小野議員の「道の駅」の関連について若干質問を致したいと思います。

 待望の東九州自動車道も平成十三年にはいよいよ竣工、供用開始と言われておりますが、この開通までに交通高速体系アクセス道の整備を図り、万全を期すということであったと思いますが、国道五〇二号線を含めて、アクセス等について当初計画どおりに整備がなされておるのか、またされるのか。大分遅れておるような気が致しておるわけでございますが、この点についてどうなのか。

 また、手無しから岡田酒造までの間ですが、この間だけが整備ができて、これ以降の石仏入口までは何か都市計画の関係指定されていないのでできないというようなことをお聞きするわけでございますが、この点について確固たる説明をお願い致したいと思います。

 聞くところによると、岡田酒造から石仏入口までは都市計画の指定にされてないということであれば、いつそれが手続きができるのか。また、手続きができないと予算も付かず工事ができない。中断されているんだというようなことも耳にするわけでございますが、この点についてどうなのか。市の手続き上の問題としてそういうふうになっておるということになれば、これは大変なことで、市の落ち度というか怠慢であると言う以外にないわけでございます。今後手続きについてどうなるのかをお聞かせ頂きたい。

 また、深田新川地区につきましては、コンサルタントに設計を依頼を致しておるので、近々のうちに説明に上がりたいということでお話があったわけでございますが、あれからかれこれ三年余り経過をしていると思うわけでございます。その後全く話もなく、その場限りのいい加減な答弁としか言いようがないのでありますが、現在どうなっているのか。また、これからどうなるのか、いまだに説明がなされてないので、分かれば具体的な説明を頂きたいと思います。

 新川地区については、以前の説明では、道路の中心から両サイドに買収するという説明を受けたわけでありますが、この点についてはどうなのか、そのようにやるのかどうか。

 河川側については残り地ができますが、これについては、利用価値も全く無くなるので困るというような地権者の声が大でございますが、この点については国宝石仏公園、又は先程小野議員の答弁の中にございましたように、「里の駅」等々を考えながら整備をし、活性化に向けて全部を買収してはというふうには思うわけでございます。

なお、この五〇二号線については幅員でございますけども、国宝にふさわしい道路として手無しから石仏入口までの間全線を二十五メータにすべきではないかというふうに思っておるわけでございます。この点特にお願いをしておきたいなというふうに思いますが、市長のお考えをお尋ね致したいと思います。

 また、次に「道の駅」に関連してでありますが、国宝臼杵石仏の周辺広場の約一町三反ぐらいあると思うんですが、この広場の整備についてでございます。

 過去、再三わたり早急に公園整備を図るようにお願いをして参ったわけでございますが、河川改修が終わらなければ整備しても意味がないというような答弁でございました。昭和四十年頃から今日までいまだに放置をされて荒廃しております。石仏周辺の河川改修もやがて完了をするというふうに聞いておるわけでございますが、これに対する公園計画はどうなっているのか。計画は既にできているものというふうに思っておるわけでございます。この点についてもひとつお聞かせを頂きたいというふうに思うわけでございます。

 また、最近では観光客の皆さんから、「何度訪れてもこの広場は良くなっていない。荒れたまま放置されており、随分と長い間このままのようだが、どうなるのか」と尋ねられても、市民はその返答に困惑しているような状況であります。もうこれ以上放置できないのではないですか。

 ご案内のように、今年、市民の心ある人たちが、このままの環境ではと石仏様にふさわしい蓮の花を植え付けられて、懸命なお世話と管理に努めた結果、約二反歩ほどの面積ではありますが、見事に花を咲かせました。そのご苦労に敬意を表したいと思うわけでございます。先程答弁の中で、全体が保全条例に指定されておる。景観保全に努めて今後もやっていきたいというような答弁でございましたが、この花の咲いた光景を古園石仏の鳥居のところから眺めますと、本当に素晴らしいというか、良いなあというふうに思ったわけでございます。しかし、これは全体の景観から見れば氷山の一角にしか過ぎないというふうに私は思うわけでございます。従って、これを起爆剤として、「里の駅」も含めて全体の公園整備計画を図って頂きたいと思うわけでございます。

 臼杵磨崖仏史跡公園整備基本計画を策定を致しまして取り組む必要があるんではないかというふうに思うわけでございます。あまり手を加えない自然の良さを生かした日本三大公園に匹敵するような、素晴らしい悔いのない史跡公園整備を実現してほしいというふうに思うわけでございますが、この点についても市長のお考えがあればお聞かせを頂きたいとこういうふうに思います。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 関連のない部分もあるかと思われますので、関連のある部分について答弁をお願い致します。

 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今の関連質問についてお答え申し上げます。

 道路の残地が出れば残地部分に「里の駅」を設置してはいかがかというようなお話だったと思いますが、まだどこにどれだけ残地が出るか分からない段階でありますので、はっきりとはお答え致しかねますが、そのようなお考えもあるということを考えに入れながら、今後対応して参りたいとかように思います。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 長野議員。



◆十五番(長野景行君) 石仏周辺広場の今そのままなっておるところは将来どういうふうなお考えですか。もう基本計画はできておるんですか。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 石仏周辺広場につきましては、周辺の河川整備がやっと終わったというような段階でありまして、今後公園をどのように整備するかということを早急に煮詰めていきたいというふうに考えております。



◆十五番(長野景行君) 基本計画の策定ちゅうのは考えてないんですか。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) 基本計画というようなものを策定するというようなそういうようなことではなくて、あそこをどういうふうにしたらいいかということをこれから各方面にあたりながら、先程からと言いますか、これまでもいろんなところでたくさんの方のご意見が、自然に近い形でというような形で、あまり都市計画公園らしい仰々しいものでない方がいいよというのが大方のご意見だろうと思いますので、そういうような線に沿った中で、さりげなくどういうふうにできるかというようなことを検討して、そしてまたいろんな方のご意見も伺いながら、建設に向けて進めていきたいと思っております。



○議長(藤丸利光君) 長野議員。



◆十五番(長野景行君) 今のご答弁頂きましてありがとうございます。是非ひとつそういうことで、取り組んで早急に解決して頂きたいなというふうにお願いをして、終わりたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 以上で小野議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 吉岡議員の発言を許可します。



 吉岡 勲議員の通告事項

 一 土橋口の再開発について

  1 土橋付近の再開発について高速道の開通や、臼杵川改修に伴って、土橋付近の民有地をも含んだ再利用について



 [四番吉岡 勲君質問席登壇]



◆四番(吉岡勲君) 議席四番の吉岡 勲です。通告に基づきまして土橋口再開発について質問させて頂きます。

 現在、市内中心部には市街地の活性化事業等のため、ケーブルテレビのセンターやふれあい情報センターの建設、また祇園洲柳原線の拡幅改修等に向けての事業等、中心部の再開発は着実に計画実行がなされております。

 そこで、次の段階として、臼杵の西の玄関口としての土橋付近の再開発計画は持たれているのかどうか、お伺い致します。

 と申しますのも、高速道路の開通まで残りわずかの日数となり、千代田区の五〇二号線の拡幅工事も順調に施工されております。そこで市内への玄関口としての土橋付近の再開発と申しますか、再利用を考える必要があるのではないでしょうか。

 そこで土橋の交差点から半径百メートル以内を見回してみますと、一、常に水害被害地であり、二、交通渋滞がひどい。三、JR上臼杵駅は、通勤通学者が多いにもかかわらず大変不便な位置にあります。それらの課題が山積しております。

 そのうえJRの日豊線の高速化、フリーゲートトレイン等による線路や踏み切り等の改良工事や臼杵川の川端の再開発等考えられます。しかし、幸いなことにこの土橋付近には、民間の所有地ではありますが、大きな空き地や転用可能な土地が多数点在しております。

 以上、いろんな問題を抱えている土橋口ですが、市として土橋口の再開発の計画はないのか、市長のお考えをお聞かせください。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) ただ今吉岡議員の「土橋口の再開発を」というようなことでご提言頂きました。

 土橋側の方、こちらの方も臼杵市にとりまして大変重要な位置であるということは認識しております。そういった中で、現在のところ中心市街地の活性化という別の問題をもう一つの問題を抱えまして、そちらの方に集中をしているというような部分もございますけれども、土橋口の重要性ということを考えながら、特にあそこは国道が交差しておりまして、どちらも県の管理であるというようなこと等があります。そういった中で、県にも特にお願いしながら、災害対策等も含めて、市としては、特に県の援助を仰ぎながらやっていかなければいけない地域であるというふうに認識しながら、大変重要な地域であるということは、しっかりわきまえて今後の大きな課題と考えていきたいと思います。

 詳細につきましては、建設部長より答弁します。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 吉岡議員ご質問の「土橋口の再開発について」お答えを致します。

 土橋交差点は、都市計画道路「柳原大坪線」と「祇園洲竹場線」の交差点で、その交差点につきましては、街路事業としては、整備済みの区間となっております。

 また、上臼杵駅から土橋口までは、都市計画道路上では臼杵土橋線として計画決定されておりますが、事業実施年度は未定でございます。しかし、当地区は、議員ご指摘のとおり浸水地域であり、また通勤時間帯の交通渋滞区間でもあります。そのため、浸水対策につきましては、今年度に千代田温井地区の排水対策計画を策定し、平成十三年度以降から整備を実施する予定です。

 また、交差点付近の交通渋滞につきましては、高速道路のアクセス道路である国道五〇二号の改良に加え、同交差点の渋滞緩和のための道路として、市浜千代田線を平成十四年までに完成する予定でございます。

 今後の道路計画と致しましては、交通の状況を見ながら道路、交差点の改良等を検討していきたいと考えております。

 土橋交差点から上臼杵駅までの土地利用計画につきましては、街路沿線を商業系の用途地域、またその背後地を住居系の用途地域に指定しておりますので、それぞれの用途地域に沿った土地利用を促進し、規制誘導して、健全な都市の発展と秩序あるまちづくりを進めたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 吉岡議員。

 [四番吉岡 勲君質問席登壇]



◆四番(吉岡勲君) 再質問をさせて頂きます。

 先程、秩序あるまちづくりのために、再度中心部とこの西口との位置づけと言いますか、関連性について、再度事業性を認識して頂いてありがとうございます。

 しかし、先程申し上げましたように、転用可能な民有地が概算で大きく五カ所ほどございまして、その中で、五カ所で四万七千二百四十平米をも転用可能な民有地がございます。それをなんとか有効利用できるこの土地を念頭に置いて頂いて、市として単独の計画が困難であれば、まちづくりについて地元や民間企業の意見を集めて、TMO等を設立するなどして、是非立派な西口玄関口としての土橋口を計画して頂きたいと思っております。

 これは要望で結構でございます。ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁は終了致しました。

   吉岡議員の質問及び答弁に対し関連質問のある方は挙手を願います。

 (なし)



○議長(藤丸利光君) 以上で吉岡議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 匹田議員の発言を許可します。



 匹田 郁議員の通告事項

 一 危機管理について

  1 浸水時の交通体系と救急対応について

 二 道路網整備について

  1 柳原線拡幅に伴うその後と土橋及び新地交差点の交通渋滞について



 [一番匹田 郁君質問席登壇]



◆一番(匹田郁君) 議席一番の匹田 郁です。通告に従いまして二点お尋ね致します。

 第一点は、災害に対する危機管理についてでありますが、私の体験をふまえてお話ししたいと思います。

台風シーズンのこの時期になりますと、私が必ず思い出すのが、臼杵市の災害に対する弱点を浮き彫りにしたと言っても過言ではない五十年に一度と言われ、臼杵もさることながら、全国的に甚大な被害を及ぼした平成五年の台風十三号、それからわずか四年後の平成九年の台風十九号のことです。特に台風十三号の時、私は消防団員の一員として管轄内の警備に従事していましたが、その中で初めて被災者の避難輸送を経験しました。

 その方々は新地地区で家屋浸水に遭われた方々で、私の乗った消防車はおもちゃのバンバンの前の交差点が浸水していたため、八坂神社側から中須賀橋を渡ったところまでしか近付けず、暗闇の中着のみ着のままで腰まで浸かり、ずぶ濡れの状態で消防車に乗せ消防本部まで搬送しました。本部までの間も数カ所道路が浸水した箇所があり、やっとの思いでたどり着いたことを覚えています。

 また、管轄内の区民より、家族が江無田地区で立往生しているので救助に来てくれないかとの要請があり、出動したものの至るところで道路が寸断され、どうしてもたどり着けなかった苦い経験も致しました。あとで確認したところ、台風が臼杵市に再接近し、大潮と重なった四、五時間、郊外と市街地を結ぶ道路が全て通行できなかったことを知りました。

 近年、台風が臼杵市に接近した場合、私の所属する消防分団に待機命令が出ます。最大の原因は、乙見ダムの老朽化によって満水状態で長時間放水を止めることができず、一昨年の台風十号の時など、放水開始時間と満潮が重なり、あと一歩のところで掛町一帯が浸水するところでした。

 これまで、私は議会において、災害に対する道路整備や水路整備、消防団員の増員等をお願いしてきました。これらの案件は、中・長期的な計画を要するものであり、段階的に整備されていくものと期待しています。とはいうものの、災害は何時起こるかもしれません。

 昨年八月、臼杵市において大分県主催の大規模な災害救出訓練がありました。本年津波高潮等に対する防災システムを導入することになっていますが、どんな機械やシステムを取り入れようと、災害救出の基本は、救命活動することが最大の任務、責務と思います。

 私がこの場で言うまでもなく、消防署員は日夜市民のため救急業務に全力で尽力されていることはよく存じ上げています。しかし平成五年の台風十三号の時のように、市内からの道路が遮断された場合、救急車は旧市街地から動くことができないわけです。いつ何時であれ、救急車が出動できないエリアが発生する事態が予想される中で、何らかの処置を行っているのでしょうか、お尋ね致します。

 そこで、私からの提案があります。平成五年、九年の時の台風十三号、十九号と同じ規模の浸水災害が予想される場合、救急車の一台を江無田地区のコスモス病院等へ事前に配置しておいてはどうかと思います。あの当時、コスモス病院に救急車が一台あれば本部から出動不可能なエリアの大部分を網羅できたはずです。

 さらに、台風など被害が予測できる災害に対して、消防の現有能力を最大限に発揮するために臨時配置をマニュアル化し対応することはすぐにでも可能と思いますが、どうでしょうか、お尋ね致します。

 第二点の道路網整備についてであります。

 祇園洲柳原線は、臼杵駅前末広線及び祇園洲竹場線の交通緩和のみならず、都市防災や中心市街地との連携及び津久見方面と市内中心部を結ぶアクセス道路として、多くの効果が期待される道路整備と言われています。

 また、この祇園洲柳原線を含む道路整備計画は、同時進行しています。居住環境整備街路事業や中心市街地活性化事業などとの連携が鮮明になっていると思っています。

 それは国道五〇二号、国道二一七号、東九州自動車道、それに祇園洲柳原線を整備し、広域道路網と地区外周道を主要幹線道路として整備し、旧市街地、旧城下町を中心とする二王座、祇園洲、町八町、海添、本丁、平清水等の地域を歴史的町並み散策ゾーンと位置付け、このエリアに大型車両通過交通の抑制、誘導を図ることと理解しています。

 居住環境街路整備事業や中心市街地活性化事業に関しては、次の機会に回させて頂くとして、私は地区外周道路として整備予定の祇園洲柳原線については、大きな危惧を持っています。

 それは土橋交差点及び駅前末広線の開通による新地及び末広交差点の交通渋滞です。特に土橋交差点は、ご存じのように、朝夕の交通渋滞は大変ひどい状態にあり、根本的な解決策の計画案は示されていません。この状態で祇園洲柳原線が整備され、それまで津久見方面から渋滞覚悟で土橋交差点に向かっていた通過車両が祇園洲柳原線を利用したとしても、辻の交差点もさることながら、現在祇園のビジネスホテル臼杵のT型交差点で渋滞し、それ以上に現在でも渋滞している新地及び末広交差点へと向かうわけです。

 最近の調査で、本丁の自動車交通量は時間平均三百八十台程度とそれほど多くはありませんが、朝夕の通過時間は増加し、ピークは十七時台となっています。祇園洲柳原線自体の交通量の増加は十分カバーできるとは思いますが、最終的に新地末広交差点の交通渋滞を増長するばかりではないかと思います。

 そこで地区外周道と位置付けた祇園洲柳原線を考えたとき、市内から祇園洲柳原線と国道二一七号線とが出会うエバーホールわくやそばのT型交差点を起点とし、田井ヶ迫の高速道路の手前まで抜ける新たな道路計画を考えることはできないのでしょうか。そうすることによって、先程述べた幹線道路の寸断、特に土橋付近の浸水にも対応することができるのではないでしょうか。もちろん新規道路の建設は県や国との協議によって初めて実現されることは十分わかっています。臼杵市の道路網整備を考えたとき是非前向きに取り組んで頂きたいと私は考えます。この提案に対し市長はどのようにお考えか、お尋ねしたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(藤丸利光君) 答弁を求めます。

 市長。

[市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 特に風水害対策に対して万全の備えをしなければいけないというようなことにつきましては、ただ今ご提言頂きましたが、詳細につきましては、消防長よりお答えさせて頂きたいと思います。

 もう一つの、柳原線が突き当たったところから、更に道路を延ばせないかとこういうような問題についてでございますけども、緊急対策というような形だけではなくて、そういうような道路がある方が便利がいいというふうなことで、これはかねてから市浜前田線の方にある市浜側の道路、それに加えて真ん中に五〇二号線があると、もう一本を田井ヶ迫方面に延ばして深田に回るようなそういうふうな道路はできないかとこういうような提案も以前にあったようにお伺いしております。そういうような臼杵市全体を考えた時に、そのようなもう一本の道路が南津留方面に向けて必要であるというその考え方は正しいと思っておりまして、その改良につきまして、部分部分でいろいろと対策をただ今講じているところでございますけども、全体的にどのようにできるかというようなことにつきましては、ただ今まだ計画を立てていませんが、重要なことであるということは認識しながら今後備えていきたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 消防長。

 [消防長二村修次君登壇]



◎消防長(二村修次君) 匹田議員ご質問の「浸水時の救急対応について」お答え致します。

 消防署と致しましては、救命率の低下や病状が悪化しないよう、いち早く現場に到着し応急処置を行い、病院に収容するように心がけているところであります。

 議員ご指摘の救急車を一時的に江無田のコスモス病院の高台に配置することにつきましては、気象情報や警戒に出動致しております消防職(団)員などの情報から、幹線道路の冠水等が予想できますので、まず医療機関と緊密な連絡を取り、救急業務に支障を来さないことを前提に、その時の状況によりもっとも適した場所を選定し、市内全域を見据えました万全な救急体制をとりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 匹田議員ご質問の「道路網の整備」についてお答えを致します。

 臼杵市の道路網は南北に走る国道二一七号、東西に延びる国道五〇二号、主要地方道大分臼杵線、県道臼杵津久見線、臼杵市坂ノ市有料道路により骨格が形成されております。

 現在、本市の都市計画道路は十一路線を決定しておりますが、十一路線のうち、全線改良済みは三路線、一部改良済みは二路線という状況になっております。未改良路線のうち、国道五〇二号は東九州自動車道の平成十三年度開通に向け整備が進んでおります。また、市浜千代田線につきましては、本年度より市の事業として着手し、平成十三年度の完成を予定しております。さらに、祇園洲柳原線につきましては、現在県事業として取り組んでいるところであります。

 本市では、特に、市街地内において大分、津久見、佐賀関、野津方面への通過交通と、フェリー利用の交通により渋滞が発生しております。

 都市計画道路網は将来の交通量を予測し、広域交通への対応、市街地への交通の分散化等の問題、課題を整理し計画されております。整備後様々な要因によって交通渋滞が新たに発生した場合につきましては、原因を調査して、交差点での一部改良とか信号機の時間設定等の措置を検討して参りたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 匹田議員。

 [一番匹田 郁君質問席登壇]



◆一番(匹田郁君) 第一点目の災害に対する危機管理、特に今回は救急車を取り上げさせて頂いたんですが、是非災害だけではない、今から高齢化が進むと思いますし、益々救急搬送は必要な重大な行政サービスの一つとなってくると思いますので、災害というものだけじゃない、常時のこともこれからは是非考えてやって頂きたいと思います。それが一点と、二点目の道路網整備というと確かに時間とお金が随分かかる事業であると思いますが、先程部長が言われたように、やはり将来を見据えた、予測したという言葉であるんであれば、やはり私はあそこのT型交差点を是非普通の交差点、十字交差点にして頂くのがそういう災害にも、そしてこれからの交通体系の中で大変重要な道路網整備になると思いますので、是非前向きに取り組んでいって頂きたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 要望ですので結構です。ありがとうございました。



○議長(藤丸利光君) 以上で匹田議員の質問及び答弁は終了致しました。

 匹田議員の質問及び答弁に対し関連質問のある方は挙手を願います。

 長野議員。



◆十五番(長野景行君) 再三申しわけございませんが、匹田議員の道路網の整備についての関連質問を致したいと思います。

 国道五〇二号線から望月に上がる不欠塚までの間の市道の拡幅整備工事でありますが、これは本線の五〇二号線の整備が完了しなければできないのかどうなのか、この点についてお尋ねをしたいと思います。

 もう一点は、望月線から中対田の農道に出入りする路線でありますが、これは度々国道を横断しなければ望月にあるいは中対田に行けないいうようなことで、随分お願いをして参ったと思うんですが、わずか二十メーターぐらいの間であります。これは極めて危険が伴い今日まで事故のないのが不思議なくらいでございます。最近見ますと、これを埋め立てて断定的に通行をされるようになってはいるわけでございますが、完全な方法で整備ができてなく安心して通行できないという状況でございます。年々交通量も多くなり、高速道の開通に伴って更に交通量が増大することが予測されますので、この二点について早急に整備を図って頂きたいと思うわけでございますが、地域住民の要望も非常に強く、またこれは以前陳情もしてお願いを致しておるところでございます。いつごろどうなるのか、また農繁期が間近でございますので、それまでに整備ができればありがたいなというふうに考えておるわけでございますが、よろしくお願い致しておきます。



○議長(藤丸利光君) 答弁いりますか。

 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 長野議員のご質問にお答え致します。

 望月の上り口の市道拡幅とその右側の田んぼのあるところの道ということでございますけれども、これは国道五〇二号と関連がございまして、五〇二号線と併せて整備をしなければやりづらいというふうなことで、現在市と致しましては、国道五〇二号の整備に併せて行うという予定をしております。そういったことで、粟手原のあたりにつきましては地元の用地協力を既に頂いておりますので、なるべく早く国道の方が着工できるように国・県に働きかけをして参りたいというふうに考えております。

 以上です。



◆十五番(長野景行君) それは、不欠塚までの分でしょう。あの市道の国道から不欠塚まで行く間の分でしょう。それはまあそれでいいんですけども、もう一点、現在埋立てをして非公式にこう危険が伴わないようにこう通れるようになっとるわけです。これの路肩が非常に悪くね、だからスムースに通れるように整備が暫定的でもまだできないかなとこういう、その点についてはどうですか。

 本線は、市道については確かに五〇二号の関連があろうと思うんですけど、こちらもないとは言えないけども、今埋立てて通らせておるから、その点についてだけは、農繁期が来るので、それまでにやってもらいたいとそういうことです。その点についてどうですか。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 中対田の件が漏れておりました。お答え致します。

 中対田の件につきましても、やはり市道の拡幅と同じく併せて検討して参りたいというふうに考えております。

 失礼しました。市道じゃなくて、国道五〇二号の拡幅と併せて検討していきたいということでございます。



◆十五番(長野景行君) あそこを埋めて今できて通らせよるんですよ。その危険なところをもう…。



○議長(藤丸利光君) 休憩します。

 それでは今、私休憩を宣言しましたが、ここで十分間休憩します。

     午後二時三十六分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     午後二時四十八分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開します。

 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 先程のお答えの中で、中対田の道の件でございますけれども、これは先程お答えを致しました望月の上の方に上がる市道と併せて、国道五〇二号の改良に併せて行いたいと考えております。



○議長(藤丸利光君) 以上で匹田議員の質問及び答弁に対する関連質問を終わります。

 林 議員の発言を許可します。



 林 壯一朗議員の通告事項

 一 CATV

  1 第3セクターの機能と役割

  2 設計の基本計画書は

  3 一般財源からの持出しは

 二 街づくりと道路

  1 生活道路

  2 高速交通体系との関わり

 三 行財政問題

  1 職員数と財政再建

  2 職員の適材適所



 [二番林 壯一朗君質問席登壇]



◆二番(林壯一朗君) 二番の林でございます。通告に基づきまして質問をさせて頂きたいと思います。

 まず、一点目はCATVの関係でございます。

 第三セクターの機能と役割ということで、十二月議会では公設民営ということで、第三セクターを立ち上げなければCATVの放送免許が電監から出ないということで、議会議決を致しまして、出資金一千二百万円を認めたわけでありますが、起債の関係で、第三セクターには認められないということで、二月の臨時議会のときに公設公営という説明がなされました。

 そういった中で、第三セクターが公設公営になった今もいるのかどうか。その機能と役割の関係についてご説明をお願いをしたいと思います。

 二つ目には、十二月議会におきまして株式会社情報通信総合研究所にいわゆる基本構想、事業計画書、諸条件の洗い直し、建設のための基礎調査、電柱関係等の調査、道路河川の横断調査、実施設計書、実施設計書に基づく発注仕様書を作るということで決まっとるわけでありますが、それが平成十二年の三月三十一日までにはできますという説明を頂いてるわけでありますが、その部分についてどういう具合になってるのか、ご説明をお願いを致します。

 次に、昨年の八月の全協の時に、一般財源からの持ち出しは一切ありませんということで言われたわけで、そのときに、臼杵市で加入者数が六千あれば損益分岐の点から言えばペイをすると、そして八千八百を目指しますという説明をされております。

 そして四月の二十一日の郵政省の発表は、臼杵市で一万世帯の加入が見込まれるということで、この事業を認可をしたというテレビ報道がありました。

 そして四月の二十一日の入札は四千世帯分であります。数としてどの数が本当の数なのか、そういった中で、平成十二年度における予算の中で一般財源から出したお金はいくらになるのかをご説明を頂きたいというように思います。

 大きい二つ目として、街づくりと臼杵市の道路構想でございますが、六月議会で建設部長の方から今日の臼杵が抱える課題についてはお聞かせを頂きました。従って、今回、私は、国道五〇二号の新川付近の大型車が非常に離合困難な場所でございますが、この部分の拡幅計画というものがどうなってるのかをお尋ねをしたいと思います。

 最後に、行財政問題で職員総数が低減をされてきておりますけども、職員数の低減がどう財政再建に寄与しているのかという点についてご説明を願いたいと思います。

 そして、行財政改革調査特別委員会で指摘をして参りましたけども、職員の適材適所、さらには適正配置というものについてどう取り組まれてきたのかを明らかにして頂くことをお願いを致しまして、私の質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 市長。

 [市長後藤國利君登壇]



◎市長(後藤國利君) 林議員ご質問の行政財政問題のうち、財政再建についてお答え致します。

 硬直化しておりました財政状況の改善を最重要課題として様々な取り組みを行って参りましたが、住民サービスにおいて小さな経費で最大の効果を上げるために、職員数の見直しにも取り組んできたところであります。

 平成八年度の四百六名から、平成十二年度には三百七十七名まで減少致しました。

 こういった中で、退職手当を除くところの、いわば通常のと言っていいかもしれませんけれども、人件費を比較致しますと、平成八年度と平成十一年度におきましては、約八千万円平成十一年度は減少しております。というようなことで、財政再建について寄与をしているというふうに考えております。

 職員数は減少しておりますが、起債残高が増加しているというふうにお考えかもしれませんが、起債残高と人件費の関係でありますけれども、起債は、建設事業を起こす場合に一部を起債で充当致しましてする事業であります。それに対して、人件費は一般財源だけしか充当を許されないという性格であります。従いまして、起債残高と人件費の間には相関関係はないものだというようなことをご承知願いたいと思います。

 「職員の適材適所」のご質問について、お答え致します。

 行政財政改革調査特別委員会の二年間の調査活動における結果報告につきましては、その報告を尊重し、市としても調査検討を重ね、報告に沿えることができるような部分については対応を図るというようなことでこれまで進めて参りました。

 本年度策定に向けて作業を進めている第四次臼杵市総合計画にも沿えるような組織機構の見直しを、十三年の四月に行いたいというようなことで、ただ今職場ヒアリングなどを進めているような段階であります。

 特別委員会から報告されました事項につきましては、それらの中で参考にさせて頂きたいと考えております。

 他の質問については、部長より答弁致します。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。

 [総務部長高橋洋児君登壇]



◎総務部長(高橋洋児君) 林議員ご質問の「CATVについて」お答え致します。

 まず、「第三セクターの機能と役割」についてお答え致します。

 ケーブルテレビの運営方法につきましては、当初の市が施設整備を行い第三セクターが運営する、いわゆる公設民営方式から、市が施設整備を行い運営も市が行う公設公営方式になりました。

 しかしながら、当初の公設民営方式での考え方でも市が使用料を徴収し、運営を第三セクターに委託する予定でしたので、実質的な運営のあり方は変わっておりません。

 運営方法としましては、議員ご提言の方法もありますが、民間委託では、必ずしも効率的な運営が図られるとは限りませんし、市が直営で運営した場合は、職員の業務比重が高くなりますので、将来の人事管理や人件費効率を考えますと、長期的な運用が硬直化する恐れがあると考えております。

 従いまして、運営の方法としましては、放送内容等全般の意思決定に関わる部分については市が担当し、日常の番組制作や機器等の保守管理については、第三セクターに委託することで、役割分担を行い、臼杵市の独自性を発揮しながら効率的な運営を図る方針で進めているところであります。

 次に、「設計の基本計画書」についてお答え致します。

 このたびのケーブルテレビ事業に伴う基本構想、基本計画につきまては、去る四月十七日の市議会の全員協議会におきましてお配りし、ご報告申し上げたとおりでございます。

 最後に、「一般財源の持ち出しは」についてお答えを致します。

 このたびの一連の地域情報化基盤整備事業は、平成十一年度の国の緊急経済対策によりまして、通常の補助金に加えて、極めて有利な地方交付税措置が行われることから取り組んだものであります。

 この点から、この緊急経済対策に伴う「新世代ケーブルテレビ施設整備事業」の財源として、これまで基本的に一般財源を持ち出すことなく整備ができるとご説明をして参ったところであります。

 従いまして、今後の運営に必要な費用や整備に関しましても、補助対象外となるものにつきましては、一般財源でまかなうこととなります。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。

 [建設部長河野為三郎君登壇]



◎建設部長(河野為三郎君) 林議員ご質問の「国道五〇二号新川地区の道路整備」についてお答えを致します。

 市浜千代田線から前田橋までの区間の整備が進んでおりますが、それから竹場までの区間につきましては、国道事業として県が施工していくことになっております。特に新川地区につきましては、ご指摘のとおり交通のネックとなっていることから、高速道のアクセス道路完成後引き続き整備を進めて頂くよう県、国へ強力に要望して参りたいと考えております。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 林 議員。

    [二番林 壯一朗君質問席登壇]



◆二番(林壯一朗君) まず、それでは第一回目の再質問をさせて頂きますが、第三セクターの役割の問題で、人件費が今高くなるとかいうようなお話がなされましたけども、議会での議決というのは、公設民営で行ったわけであります。ならば、公設公営にするということであれば、一旦第三セクターは解散をし、その後、いわゆる放送業務を委託する民間会社をどうするかという論議になっていくのが筋ではないかと思います。臼杵市の公金を一千二百万円出資をしているわけですから、その分について当然戻入をして、公設公営での話の再スタートを切るべきだというように思いますので、その点についての考え方をお聞きをしたいと思います。

 それから基本構想の関係では、四月の十七日に頂いたということでありますけども、いわゆるコピーをしたようなものであります。私がお尋ねしたのは、実施設計書、実施設計書に基づく発注仕様書そうしたものを含めたコンサルタントのいわゆる報告というものがあるのではないかということでお尋ねをしたわけです。それは元々総務部長の説明でそう言われてるわけですから、そういったものがなければならないと思います。

 今日ここに、平成九年三月に県南地方拠点都市の報告書を持っておりますけども、これが三市八町で二千四百万円をかけてやった事業の成果物であります。一千六百八十万円の成果物はいったいどこにあるのか。

 これは、ある地方公共団体のケーブルテレビの図面でありますけども、いわゆるコンサルタントに一千六百八十万円払ったということであれば、臼杵市の市内におけるこれだけの図面があって、これに仕様設計書が付いておられなければならないわけであります。

 従って、私としては、その発注仕様書と設計書とを提示を願いたいと要望します。

 それから、一般財源の関係では、補助対象外は持ち出しということで今言われました。この十二年度の一般会計からの繰入金合計がこの九月の補正予算案を見ますと五千八百二十九万二千円ということになってるわけであります。この事業をやらなければ必要ではないお金でありますから、臼杵市の財政規模が全体でよくなったというわけでもありませんから、どういったやりくりを行ったのか、その点についてお尋ねを致します。

 道路の問題では、今新川のところというのは非常に混雑をしてるわけでありますから、私はアクセス道路の整備とかいうことではなくて、日常生活の中でやはり車が渋滞をしてるということであれば、今本丁の通りの拡幅を急ぐということではなくて、やはり新川付近を先にやるということで、これは行政事務とかいう問題ではなくてやはり政治の問題だと思いますので、そういった意味では、これは市長の政治判断の問題としてどう捉えておられるかということをお尋ねをしたいと思います。

 行財政問題では、市長の方から、起債の問題と絡めてるんではないですかという話がありましたが、私はそういうことは一切お尋ねをしておりません。八千万よくなったという話でありますけども、後藤市長になりまして、非常に職員全体の時間外労働が増えております。もう五万時間を超そうかというような時間でありますから、いわゆる職員の数が減って時間外が増えるということは、職員一人当たりの労働負荷というのが非常に大きくなってるんじゃないか。そして職員が減って時間外も減ったというんであれば、これはバランス的にも合っていくわけですけれども、職員が減れば減る程時間外が増えるということは、その分経費としてはやはり要るわけですから、そこのところをどうお考えになってるのか、どういうふうに時間外労働を減すように考えてるのか、そのへんのところをお聞きをしたいと思います。

 一応以上であります。よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) それではただ今のご質問お答えしたいと思います。

 まず柳原線とそれから国道五〇二号の新川の部分、こういったようなところの関係でありますけれども、国道五〇二号線につきましてはこれは国道の工事であります。そしてまた国道の工事を県がやるというようなシステムになっておりまして、その中でも都市計画街路事業としてやる部分と、それと道路事業としてやる部分、様々な仕組みがあるわけでありまして、そうした中で、ただ今の新川部分について、県工事で行っているけれども、遅れているところを何とか早くしてくれというようなことをかねがねお願いしているとこういうような状況でありまして、できるだけ早くこの改良も手を付けて頂きたいということで県にお願いしているところであります。

 一方、柳原線につきましては、これは市道でありますが、市道を県が工事をして頂くというようなことで、県の事業としてこれをやって頂けるというようなことで、この事業の性格というのが異なるもんですから、これを市の方の判断で、この事業しなくてもいいからこのお金を新川にもっていってくれと、こういうような仕組みになっていないもんですから、それはそれ、これはこれというような形でお願いをしているところでございます。どちらも県の工事であります。

 次に、行財政の改革と時間外労働というようなことについてでありまして、一方で、できるだけ少ない人数で多くの仕事をこなしたいということは一つの課題でありますが、同時に、職員が過重労働ではいけないというようなことも、これも一つの大きな課題であります。で、一時的には、時間外労働が増えるというようなことがあっても、長期的にそれが定着するというようなことはあってはなりません。それで、仕事の仕方等を工夫致しまして、できるだけ早く過重な時間外労働というようなものの解消に向けて最大の努力を払いたいと思っております。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。



◎総務部長(高橋洋児君) ケーブルテレビの関係でございますが、まず公設公営ということでございますけれど、これは先程ご答弁申し上げましたように、考え方からいきますと、これは整備費を国から助成を頂くための形式上の変更でありまして、実際に市の方といたしましては、補助金をもらって第三セクターに委託するという当初の方針は全く変わっておりません。ということでご理解頂きたいと思います。

 次に、発注、情総研に対する仕様の成果品ですけれども、基本構想及び基本計画書これは議員の皆様に既に配付を申し上げてるところでございます。その他に有線放送テレビジョン放送設置許可申請書、設計書及び特記仕様書、作業工程表等であります。が、この点の配付につきましてはご容赦を願いたいと考えます。

 それと、財政的に十二年度で五千八百万という一般会計からの繰出しでございますけれど、これは緊急経済対策に伴う非常に有利な補助事業の中での一般財源からの持ち出しであるということをご理解を願いたいと思います。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 林 議員。

 [二番林 壯一朗君質問席登壇]



◆二番(林壯一朗君) 今の問題で、実施設計書と発注仕様書を配付ということでなくて、今ここに提示をして、確認をさせて頂きたいということなんで、それを今ここでお願いをしたいと思います。

 そして、第三セクターの問題では、形式上の変更ということで言われておりますけども、形式的に変更するだけで起債の関係がクリアするのかどうかということについても、そこのところをお尋ねをしたいというように思います。

 いずれにいたしましても、実施設計書と発注仕様書については、議員だれもがまだ見てないわけですから、当然それに伴ってお金を支払ってると思いますので、その関係についてここで提示をして頂いてこちらも確認を取りたいと思いますので、議長よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 十分間休憩致します。

     午後三時十五分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     午後三時三十二分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開します。

 総務部長。



◎総務部長(高橋洋児君) 林議員のご質問にありました、先程お答え致しました平成十二年度の一般会計からの持込み分、繰出し分につきましては、この中に職員の人件費と致しまして三名分の給与が入っておりますことを付け加えさせて頂きます。

 仕様書と設計書でございますが、この席からご提示申し上げますが、林議員こういうものでございます。こういうものに設備工事の設計書、中に仕様書も含まれております。

 以上でございます。



○議長(藤丸利光君) 総務部長。



◎総務部長(高橋洋児君) この設計書には単価を入れておりますので、ちょっと見て頂くことはご遠慮願いたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 休憩。

     午後三時三十四分 休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     午後三時三十五分 再開



○議長(藤丸利光君) 再開します。

 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今のことにつきまして、林議員また他の議員の皆さん方に是非ご理解頂きたいんでお願い申し上げたいと思います。

 今ここに仕様書それから設計書ありますが、これは非公開文書になっているので、その点につきましてはちょっとご容赦願いたいということを、ただ今総務部長からお願い申し上げました。

 決してこれが外に出せないようなものだというそういうことじゃなくて、外に出して見て頂くと、まだいろいろ設計金額とかいろいろ入っておりますので、その設計金額が入っているそういったようなものを見て頂くということは、やはりそれを議員さんならどなたにも見せるとかそういうようなことでは、今後の行政がやりにくくなりますので、それは、勘弁頂きたいということでお願いをしてるわけであります。

 そして、これだけはご理解願いたいと思いますが、今回取り組んでおりますのは、緊急経済対策というようなことで、一年間で緊急に大体五年かかる分をやってしまうとそういうような事業であります。

 それで通常ですと、先程林議員が皆さんに提示致しましたような基本計画書というのを作ります。この場合、第一年次、一年目は、目標が、事業が基本計画を作るというこれが事業名であります。従いまして、その成果品としては事業名にふさわしいように印刷した高度なものが提出されるというようなことでありまして、その次の年に、今度は実施計画書というものを作りまして、これもまた皆さんのところに提示できるような形である。これもこの段階では許可が下りるか下りないかということが分かっておりません。そして、九州電監、電監との間でそのいろんなやり取りをするというようなこういうような作業までには現実には至っていませんが、大体そういったような中で、どこから質問がくるか分からないけど、ありとあらゆるようなことについての注意を払いながらやるというようなことになりますから、基本計画書も実施計画書も実際に必要なものよりもかなり大きな部分について設計もしなければいけないし、製本もそういうふうになるというようなことであります。それが済みまして、基本計画、実施計画、その次の年になりまして、初めて設計に入るわけです。そして事業実施で事業実施が二年か三年かかる。こういうような形で事業が進んでいく。

 それを一年でやるというようなことで、これが緊急経済対策というものでありまして、この緊急経済対策でやってる今度の事業の場合は、この一年間で目標とする事業は何かと言いますと、これは新世代のケーブルテレビ事業として、臼杵市内のケーブルテレビ網を本社屋も作り、それから架線をし、配線までして、それで全部作りあげるというそこまでが成果品でありまして、それがうまくいくように設計をし、そして電監との間を調整をしながら必要があれば設計を変更してやっていっていいものを作るというようなことでやっているわけであります。

 従いまして、基本計画、実施計画それから基本設計とこういうふうに重ねていきました場合のようなそれぞれの段階での成果品としてきれいに製本された膨大なものにはなっておりませんが、必要なものにつきましては、その中でできておりまして、それをそれでもって事業が進捗しているとこういうようなことであるというようなことを是非ご理解をお願いしたいと思います。

 よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 林 議員。

 [二番林 壯一朗君質問席登壇]



◆二番(林壯一朗君) 発注仕様書の問題と実施設計書の問題ですけども、発注仕様書には金額は入札に使うわけですから、金額を入れてないと思うんで、金額が入ってるから見せられないということについて、こらまあ非常に納得ができないと。

 それでしかも公金を議会が審議をしていくわけですから、その審議をするための資料さえも議会には提示できないと。言うならば、実施設計書と発注仕様書がないんではないかというように思うわけです。あればどうぞ見てくださいというだけで、別に問題も何もないと思うわけですけども、できてないんじゃないかと。ということになれば、この入札というのは無効になるんではないかということを申し上げておきたい。

 そして先程の公設公営で形式上の変更ということで言われましたけども、県の方に先般問い合わせしたときに、形式上の変更ということは許されないということを県の方は、いわゆる作るのは公設公営で作って、あと第三セクターということにはならないというようなことを県の方も言っておりましたので、本当にそれが許されるのかどうか。この点について確認をしておきたいと思います。

 それから、一番最初に言いました世帯数の問題で、この点について何も答弁が頂いておりませんけども、市が損益分岐点と言いました六千世帯の時に一億八百万です。そしてその時に市の方からの委託金が二千万と、全体で一億一千万の予算を説明を受けておるわけでありますけども、これが六千世帯に満たない入札どおりの四千世帯であれば七千二百万円の収入になるわけです。千五百円で。すると委託費は三千八百万円毎年持ち出さなければならないということで、他の一般的な事業へのしわ寄せは一切しないと言っておりましたけども、そういったことが本当にないのかどうかということをお聞きしたいと思います。

 それと、現在の申込み者数が一体いくらになってるのか。地域別、年代別に集計をされておれば、その数も併せて説明をして頂きたいと思います。

 そして聞くところによりますと、今回の加入に当たって、市の職員にも加入勧誘をしなさいというようなことを言ってるというようなこともお聞きをします。

 今あちこちで話をお聞きしますと、千五百円でNHKも含めて見られるというように勘違いをされてる方も非常に多うございます。実際にはもっとかかるわけでありますから、そうした説明が不足をしてるんではないかというように考えますし、今七万円の加入費がただということも言ってますけども、それも市民が払うお金は千五百円×十二カ月で一万八千円払うわけであります。十年二十年と見続けていくなら十八万円、三十六万円ということであります。勧誘する市の職員が負担をするわけでもありません。払うのは市民なんです。それだけのお金がかかるということをきちんと説明をするべきではないかというように思います。

 そういった数がもし確保できないときに、市長は政治生命をかけておられるというようなことも言っておられるようでございますが、どういった形の政治責任というものを考えておられるのか。その点についてもお尋ねをしておきたいと思います。

 そして、行財政改革の問題ではいろいろ指摘をして参っておりますけども、今回も水道事業で無資格業者が落札をしたというようなことを新聞記事に載っておりました。本当に今職員がものを言えてるのかどうか。給食センターの問題もしかりであります。あとで聞いたら公民館の横には建てられないと言った職員もおるわけでありますから、そういったところの意見を大事にする。from市長to職員というのは、これはもう一方通行の話でありまして、市長がいつも言っております双方向にはなってないと思います。そういった意味で、本当に現場の職員の声を聞いて、今厳しいとこはどこなのかということも含めて、機構改革含めてきちんと見直しをして頂きたいと思います。

 もう一遍繰り返しますが、CATVの実施設計書と発注仕様書を議会に提示ができないということであれば、これはもうないという具合に議会としてはみなさざるを得ないし、入札については無効であるという具合に断言せざるを得ないと思います。

 そういうことで、最後の数字の問題だけについて答弁をお願いを致します。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) ただ今のご質問多岐にわたりますが、その中で、実施設計書の問題についてでありますけれども、これにつきましては、事業がまだ完了しているわけじゃない、発注が全部終わってるわけじゃないというような事情の中で、これについてお見せすることはできないというようなことにつきましてはご理解頂きたい。

 そしてまた、信頼頂けないのは大変残念ではありますけれども、議会と執行部という関係において、本当は何もないんじゃないだろうかとかなんとか、そういうふうにお考え頂くことは大変残念至極でありまして、そういったようなことではなくて、信頼関係を築いていけたらなあというふうに思うわけであります。

 それから、数の問題でありますけれども、昨年の夏の段階で、大体これをもしやるとしたら、六千ぐらいだったら大体その損益分起点に乗るんではなかろうかというのは、去年の六月段階での想定としてお話を申し上げたわけで、この六千というのは、かなりひとり歩きしておりますけれども、大体六千を目処に採算がとれるようにしていきたいというようなところで考えている。目標にしてるということについては変わりありませんが、その数字の詳細について、その段階で出した数字が今でも全くそのとおりであるかというと、それは設計が詳細になってきて、そしてやらなければけない事業が変わってきて、その中で、当初の事業からさらにインターネット関係の事業が入ってくるとか様々なことがありまして、そのへんでの数字の違いというのは当然出てくるものだろう。しかし、おおまかに言ってそういうところで何とかなるというそういうメドの中でやってるというようなことで努力目標としてやってはおります。

 そしてその時に六千という数字、それから一方でその時に八千ということを申し上げたというのは、これは八千世帯ぐらい入って頂けたらな、八千世帯ぐらい入って頂くということを目標にしてやってきた、いきたいというようなことでの数字でありました。

 それがいつのまにか九千八百になったじゃないかとこういうようなことでありますけれども、これは免許を頂くための数字であります。で、臼杵市全体で一万二千〜三千戸ぐらいのところに端子数がなるんですけれども、その中で、一万二千という端子数で、全戸に引きたいと、行く行くは全戸に全部引きたいとこれが目標とはしておりますけれども、一万二千もやるということになりますと、法律、法律というか規制がありまして、これは一万以下は九州の管轄であるけれども、一万を超えると東京の管轄である。こういったような中で九州の管轄でやっていく範囲内での再上限ということで九千八百ということでお願いしているわけでありまして、今のところこの九千八百までのものを引くことができるという、そういうようなことでの出してる数字であります。

 今後はどうするのかと言いますと、これを超えるようになれば、九千八百が計画をしましたけども、都合によって一万五百になりますとかいうような形での変更をしていくというようなことになります。

 従いまして、そういうようなことでやってるわけですが、目標としては八千やりたい、八千あるいはできることなら九千八百まで何とかやれたらなという願いは持っておりますが、予算の範囲内でそれを今後どこまでできるかということにチャレンジしていくということになります。しかし、その中で、仮に五千だけしかなかったら、初めから八千というようなことで注文しておりましたら、あとの三千どうするかというようなことになりますので、それでまずは固いところで四千分を発注致しまして、それで事情を見ながらこれを更に二千増やす、千増やす、千増やすというような形で今後追加発注をしてきた。従いまして、その追加発注分の予算の残というものもまだ残しているというようなところでありまして、そういったことで数字が四千、六千、八千、一万と違うじゃないかというようなことは、そういうようなことでありますから、その数字がどの面の数字であるかということによって若干の違いが出てくるわけであります。

 で、これをやることによって他の事業には一切迷惑をかけないとか、一般財源に一切何もこういった関係に使わないとか、そういうようなことを申し上げたわけではなくて、緊急経済対策のその事業についての仕組みとしては、実際上一般財源には出さないでいいような、そういう自治体にとって有利な仕組みになってるということのご説明を申し上げました。

 今後のことでありますが、この情報というのは二十一世紀を支える最重要な課題であります。そういったようなことですから、お金がたくさんかかる。そのためにどんどんお金を使うというようなことは絶対避けなければいけなし、避けていきたいと思います。しかしながら、こういった方面にお金を全然使わないで情報化進めるというようなことはできないことでありまして、これは皆さんも当然お分かり頂いてることだというふうに信じております。

 そして、市長はどう責任とるのかというようなことでありますが、これを石にかじりついてでもやり遂げるように最善の努力を続けていくというのが政治責任だろうかと思っております。

 以上であります。



○議長(藤丸利光君) 以上で林議員の質問及び答弁は終了致しました。

 林議員の質問及び答弁に対し、関連質問のある方は挙手を願います。

 川野議員。



◆十九番(川野方男君) 一点だけ街づくりについて質問を致したいと思います。

 現在千代田区ではHIHヒロセの本店の大型店舗が建設中でございます。これによりこの店舗より上流の地域は出水時にはかなり私は浸水が心配されるんじゃなかうろかと。この排水対策に対してどういうふうな指導されておるのか、その点一点だけちょっとお願いします。



○議長(藤丸利光君) 衛藤議員。



◆五番(衛藤忠一君) いま林議員の意見を聞いておりますと、加入数などむしろ少なければよいとか、何かそれが失敗すればよいというように聞こえたんですが、これはもう林議員も含む議会で承認されて執行部が今努力していると思うんですが、もし少ないようにあれば、議員も承認したんですから率先して加入数を増やすような考えになったらどうかと思うんでありますが、どうですか。



○議長(藤丸利光君) 板井議員。



◆二十一番(板井孝太郎君) ただ今の答弁聞いておりましてお尋ねを一、二点致したいと思いますが、林議員も言われましたが、当初は公設公営では許可は下りないということから公設民営ということにやらなければならないということから、公設民営で第三セクターを設立して十二月末にこれによって許可を取ろうとやったわけでございますが、その後、自治省の方から起債をするためには民営では無理だということになりまして、公設公営ということが二月に発表されたわけでございますので、私はこの際、以前聞きましたところが、今後出来上がったときにこの第三セクターによって運営してもらうんだというような言い方しておりますが、どうもそこらへんがはっきりしない。やはり、国の基準で当初公設民営といったのが公設公営という形で実施するようになった以上、公設民営の第三セクターはこの際解散するべきである。一番正しいんでなかろうかと。

 それで、どうしても民営というんですか、そういう形に委託するんであれば、いま民営の方が委託したらお安くなるんだとか何とか以前聞きましたが、本当にいくら安くなるんか、どうすれば今後の運営は安くなるのかということは、データーを出して頂いて、私たちに示して頂かなければ、私たち議員としてもどちらがいいのか、第三セクターじゃ全く今はもう必要なくなっておるのを残しておって、それにやった方が安くなるんだ。なぜどうしたから安くなるんかということを逆にお尋ねをしたい。逆に高くなるんじゃないかというような感じがしてならない。

 なお、先日、弥生町や鶴見町に行ったときには公設公営でちゃんと職員が二〜三人で、佐伯のケーブルテレビの技師を雇ってきてうまく運営をしておるということであれば、この方がむしろ安くなるんでないか。また、難しいのであれば、市の職員のOBの人あたりに、安くしようとすればこういう人から働いてもらうというような形で、市が公営である以上、より市民に有利になるような方法をとって頂くというのが必要だろうと思いますので、私としては、この第三セクターは早急に解散し、市も金がないのであれば一千二百万を早く一般財源の方に繰入れをして頂きたい。このように考えておりますので、このことについてのご答弁をよろしくお願い致します。



○議長(藤丸利光君) 首藤議員。



◆十七番(首藤新一君) 大変すんません。私このケーブルテレビの件で地区説明会に二カ所出席をさせてもらったわけでありますが、その中で質問もちょっとしたんですが、いま市長の話を聞きますと、なかなか厳しいようでもありますし、最後まで頑張るというような話であるわけでありますが、私の質問としては、当時稗田君ですか、に話したのが、でくれば全世帯一万、臼杵市が一万二千七百強あるんではないかと思うんですが、それにターミナルを全部とってはどうかと。そうして徐々に入ってもらうということも考えてはどうかということを私述べたわけでありますが、それに対しては議会の承認も要りますし、大変だというような話もされたわけでありますが、その点市の考え方をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(藤丸利光君) 市長。



◎市長(後藤國利君) それでは、まず、公設公営か公設民営かというようなことでご意見を頂きました。

 その件についてでありますが、元々放送事業というようなものが、公が放送事業を行うというよりも、放送事業はやはり民間で行う方が望ましいというようなことがこれが郵政省の基本的な方針でありましたし、現在でもそうであると思っております。

 それで、そういうようなことで権力をいろいろ持っています公が放送まで全部牛耳るというようなことになったときに、それによる弊害というようなものを考えましたときに、やはり独立したようなそういうようなところが放送に携わる方が望ましいというこの考え方は、私は正しいというふうに思っております。

 そういった中で、先程申し上げましたように、臼杵市につきましても、これは民営のものに対して、公に対して起債を認めるわけにはいかないとこういうようなことから、急遽公設というような形を取らなきゃいけないというようなことになりました。

 全国には同じようなケースというようなもの、これと違ったケースと言いますか、今回の起債を受けるというようなことについて、ほかの例もあるわけでありますけれども、あるところでは、市ですから、これは市の場合は従来公設なんていうのは認められていなかったわけです。それで、従来やってきたところに対する追加工事として幹線の張り替えとかこういったようなことについて補助を頂いて、起債を受けて、それでその分の手直しをしてるというようなところもありました。

 そういうようなところに対しまして、これじゃいけいないというようなことで、やはりお金を出す筋合いがおかしいんじゃないかというようなことで、そういったようなところでは、従来民間がやっておりましたその民設民営というようなことに加えまして、それに公に免許を下ろすというようなことで、一部は公設公営であるというようなそういうようなことで認められたとか様々な例があります。

 そういったなかで、臼杵のケースと致しましては、やはり公が免許を取ってくれというようなことで公が免許を取ったわけでありますが、これについて民営というその線を生かしていくというようなことにつきまして、それではいけないというようなことにはなっておりません。

 そういったようなことで、やはり望ましい方向というようなことから、公設民営というようなことで、公設公営、そして実際に民にも関わって頂くというようなことを是非ご理解を頂きたいというふうに思います。

 そして一万二千数百になりますが、その全戸に対して全部引いた方がいいんじゃないかというようなことでありますが、全部できれば引きたい。そしてそれが全て補助事業として認められる。そういう有利な形でできるということであれば、それはできればそういうふうにも致したいというようなことでありますけれども、限られた予算で、既に行われてるこの事業の範囲内ではそこまでやることができないというそういう前提でやっておりますので、そうでありますが、今後とも、そういうようなことがやる方法が見付かればそういうようなことを目指す、そういうようなことで何とかいい方法はないかということで、そういうような探究も続けていきたいというふうには考えます。

 以上です。



○議長(藤丸利光君) 建設部長。



◎建設部長(河野為三郎君) 川野議員の浸水対策についてお答えを致します。

 温井それから千代田一帯とあのあたりの大型店等につきましては、三千平米以上の大きなものにつきましては、開発行為ということで県を通じて指導しております。

 なお、そういった開発行為等の指導だけではなくて、臼杵川それから熊崎川、末広川こういった二級河川につきましては、今後統合河川の整備事業という国の制度を利用して整備を浸水対策を行っていくというふうになっておりまして、現在、県の方で基本計画と整備計画を検討中でございます。今年度末までを目標に、そういった基本計画、整備計画の検討をしておるところでございます。

 また、市におきましては、下水道の雨水計画の見直しをご承知のように現在やってるところでございまして、こういった市の雨水計画、それから県で行います統合河川整備計画、事業、こういったものをまた県と一緒に市とすり合わせをしながら根本的な解決策を考えて参りたいというふうに考えます。



○議長(藤丸利光君) 川野議員。



◆十九番(川野方男君) 現在もう仕事はどんどん進行しておるわけです。今から計画をするとか今からやるんだとかいうことになりますと、そういうふうな店舗なり家屋ができますと、それにそういうふうな施設がかかるということになると、非常にまたそういうふうなあとの排水対策なり地域のそういうふうな基盤整備、生活基盤整備をやるということになれば大変問題があると思います。

 で、あの広い田を埋め立てて、しかもああいうふうな大きな店舗ができますと、それから上流は皆堰き止められるわけです。下流もかなりいまいろいろ危険視されておりますが、特にあの辺の浸水というのは大変なことで、ご案内のようにちょっと雨が降りますと、あそこの直線道路は全部浸水をするという中で、今度は特にそれがひどくなると思います。ひとつ早急にやはり対策を立てられて、ああいうふうなやっぱ開発行為に対してはそれを義務付けるということが私は一番大事だろうと思います。よろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 板井議員。



◆二十一番(板井孝太郎君) 第三セクターの問題について市長から答弁がございまして、公設公営であるが民に関わってほしいということでございますが、おそらく公設公営になったとしても、民の方も当然入ってもらわなきゃならないとは、私もそのとおりには思いますが、ただここで、第三セクターを立ちあげた作るときの考え方というのは全く違っておるという考えがしてならないので、この際、第三セクターはもう全く必要ないんじゃないかと。なぜそういう出資をしていつまでもそれを残しておって、これを民という判断をするのかどうか、そこらへんは私は理解ができません。民であれば当然そういう形で民も入ってやるのがいいのか、またある程度の形のもんに委託するのがいいのか、それらについては、今後十分にいくつかの例を挙げて検討していけばいいのであって、第三セクターだけが民だという判断にはなりませんし、第三セクターだけは是非解消をこの際するべきであろうとこのように強く私の考えを入れるわけでございますので、ご判断をよろしくお願いします。



○議長(藤丸利光君) 以上で林議員の質問及び答弁に関する関連質問を終わります。

 本日はこれにて散会致します。

 ご苦労でございました。

     午後四時十一分 散会

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