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大分県 日田市

平成 23年12月定例会(第4回) 12月12日−05号




平成 23年12月定例会(第4回) − 12月12日−05号









平成 23年12月定例会(第4回)


平成23年第4回日田市議会定例会会議録  

第5号  

平成23年12月12日(月曜日)午前10時開議

────────────── ○ ──────────────
1.出席議員(24名)
 1番 大 谷 敏 彰        13番 赤 星 仁一郎
 2番 石 橋 邦 彦        14番 日 隈 知 重
 3番 岩 見 泉 哉        15番 田 邉 ? 子
 4番 樋 口 文 雄        16番 中 野 靖 隆
 5番 羽 野 武 男        17番 嶋 ? 健 二
 6番 坂 本   茂        18番 溝 口 千 壽
 7番 古 田 京太郎        19番 坂 本 盛 男
 8番 森 山 保 人        20番 松 野 勝 美
 9番 居 川 太 城        21番 財 津 幹 雄
10番 吉 田 恒 光        22番 ? 瀬   剛
11番 立 花 正 典        23番 飯 田 茂 男
12番 権 藤 清 子        24番 井 上 明 夫
────────────── ○ ──────────────
2.欠席議員(なし)
────────────── ○ ──────────────
3.出席した議会職員(5名)
事務局長          長 嶋 篤太郎
書  記          田 中 孝 明
 同            佐々木 豊 文
 同            戸 山 孝 徳
 同            柴 田 和 明
────────────── ○ ──────────────
4.地方自治法第121条による出席者(18名)
市  長          原 田 啓 介
総務企画部長        原 田 文 利
地域振興部長        横 田 秀 喜
市民環境部長        藤 田 信 幸
福祉保健部長        諌 山 泰 之
商工観光部長        黒 木 一 彦
農林振興部長        樋 口 虎 喜
土木建築部長        坂 本   誠
会計管理者         ? 瀬 幸 男
総務課長          桑 野 桂一郎
財政課長          佐 藤 公 明
水道課長          江 藤 隆 秀
教育長           合 原 多賀雄
教育次長          佐 藤   功
教育総務課長        行 村 豊 喜
農業委員会事務局長     阿 部 祐 一
選挙管理委員会事務局長   財 津 文 憲
監査委員事務局長      ? 倉 誠 二
────────────── ○ ──────────────
5.議事日程
第1 議員質疑
第2 議案、請願を各委員会に審査付託
────────────── ○ ──────────────
6.本日の会議に付した事件
日程第1 議案質疑
日程追加 議案上程(議案第113号・議案第114号)
日程追加 提案理由の説明
日程追加 質疑
日程第2 議案、請願を各委員会に審査付託
 
┌────┬───────┬─────────────────────┬─────┐
│議  席│質  疑  者│    質疑事項             │ 答弁者 │
├────┼───────┼─────────────────────┼─────┤
│ 18番│ 溝口 千壽 │1.議案第111号            │     │
│    │(社民クラブ)│   平成23年度日田市一般会計補正予算 │     │
│    │       │(第3号)                │ 部 長 │
│    │       │      歳出             │     │
│    │       │        2・1 総務管理費    │     │
├────┼───────┼─────────────────────┼─────┤
│ 14番│ 日隈 知重 │1.議案第111号            │     │
│    │(日本共産党)│   平成23年度日田市一般会計補正予算 │     │
│    │       │(第3号)                │ 部 長 │
│    │       │      歳出             │     │
│    │       │        2・1 総務管理費    │     │
├────┼───────┼─────────────────────┼─────┤
│ 12番│ 権藤 清子 │1.議案第108号            │     │
│    │(日本共産党)│   日田市立小鹿田焼陶芸館の設置及び管 │ 教育次長│
│    │       │   理に関する条例の一部改正について  │     │
├────┼───────┼─────────────────────┼─────┤
│ 1 番│ 大谷 敏彰 │1.議案第98号             │     │
│    │(日本共産党)│   日田市獣肉処理施設の設置及び管理に │     │
│    │       │   関する条例の制定について      │     │
│    │       │2.議案第100号            │ 部 長 │
│    │       │   日田市奨学資金に関する条例の全部改 │     │
│    │       │   正について             │     │
│    │       │3.議案第111号            │     │
│    │       │   平成23年度日田市一般会計補正予算 │ 教育次長│
│    │       │   (第3号)             │     │
│    │       │      歳出             │     │
│    │       │        2・1 総務管理費    │     │
└────┴───────┴─────────────────────┴─────┘
────────────── ○ ──────────────
7.会議の顧末
午前10時開議


──────────────○──────────────



○議長(井上明夫君) おはようございます。定足数に達しましたので、直ちに本日の会議を開きます。

──────────────○──────────────



△日程第1議案質疑



○議長(井上明夫君) 日程に基づき、上程議案に対する質疑を行います。

 質疑は、私から順次指名いたします。

 なお、議案質疑につきましては、会議規則第55条第3項の規定により、自己の意見を述べることができないことになっておりますので、念のために申し添えます。

 また、質疑は登壇を含め3回までとなっております。

 18番 溝口千壽君。



◆18番(溝口千壽君) [登壇]

 おはようございます。通告書に基づきまして、1項目について議案質疑をいたします。

 質問するものは、議案第111号、一般会計補正予算、2款1項6目、ひた地域水源地観光開発事業についてでございます。この項目につきまして、予算案に示される報酬、旅費、委託料等の内訳は具体的にはどのようになっているか、お知らせをください。

 もう1点は、さきの9月の議会で、11番議員からの質問だったというふうに思いますが、市長は、こういうふうに答弁をされております。まず、選挙公約の実践についてお答えしますと。まず、無駄の削減ということでございますけれども、長引く景気の低迷や人口減少、少子高齢化など社会経済の中というふうにお話しされまして、その中にすぐに取り組む内容といたしまして、田来原の整備構想の再検討などの事業の見直しというふうに指摘をされております。

 今回の計画の策定に当たりまして、この整備構想の再検討につきましてはどのように反映されているのか、お伺いをいたします。

 以上でございます。



○議長(井上明夫君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 おはようございます。私からは18番議員の御質問のうち、議案第111号、一般会計補正予算、2款1項6目についてお答えをいたします。

 ひた地域水源地観光開発事業についてでございますが、現在水資源機構におきまして、大山ダム事業を実施しているところでございますが、このダム事業に伴い、平成11年度に大山ダム水源地域整備計画が決定し、全27事業を展開しているところであります。これまでに、豊後・大山ひびきの郷、道の駅水辺の郷が整備されたほか、県道、市道や農道など住民の生活環境や生活基盤が整備され、今後は大山ダムの残土処理場を利用した田来原美しい森づくり公園整備事業を着手していく計画であります。

 また、ダム事業者である水資源機構では、大山ダムを生かした水源地域の自立的、持続的な活性化を図るとともに、流域内の連携と交流によるバランスのとれた流域圏の発展を図るため、水源地域ビジョンの策定に向け、ダム事業者である水資源機構を中心に、流域住民や有識者などで策定委員会を組織し、平成22年2月から1年半をかけ、19回にわたり協議を重ねているところでございます。

 この水源地域ビジョンでは、水源地域の目指す姿を自然水源としての森、人工水源としてのダムとともに共生していく地域とし、100年後の世代のために安定した水源、自然に戻していく森づくりを目指すとなっており、今後は推進委員会を発足し、具体的な動きを始めようとしているところでございます。

 市といたしましては、今後、このビジョンにある将来の水源地域の姿を目指していく中で、流域内にある椿ケ鼻ハイランドパークや大山ダム、そして、水源地域整備計画の中で計画をいたしております、田来原美しい森づくり公園の連携は必要不可欠であり、緊急の課題と認識しており、そのための具体的な取り組みとして、ひた地域水源地観光開発計画を策定したいと考えております。

 具体的には、観光計画策定委員の地域の皆さんや各種専門分野の方など13名で組織しまして計画を策定し、そのための費用として、委員報酬が32万円、委員の旅費が15万5,000円、計画策定のための現況調査や検討報告書の作成のための委託料として320万3,000円を計上させていただいております。

 この中で新たな観光客の誘導方策や周遊計画を考え、流域内にある3つの施設が、これまで点で動いてきたものを線としてつなぐとともに、施設の在り方や利用方法、また、今後の方向性を見出したいと考えております。

 次に、田来原美しい森づくり公園の整備構想につきましては、平成19年度に地域の皆さんや各種専門分野の方々と一緒に策定したところでございます。主な施設としては、天文台やロッジ、オートキャンプ場、せせらぎ水路などを計画しておりましたが、その後、ボーリングによる水源調査を行った結果、水量が毎分20リットルしか確保できないことがわかりました。そのほかにも、天文台の維持費の問題、またキャンプ施設につきましては、椿ケ鼻ハイランドパークとの競合がかかわることから、新たな方向性を見出そうと協議を行っているところでございます。

 そこで今回、ひた地域水源地観光開発計画策定におきまして、3つの施設が連携する中で、田来原美しい森づくり公園がどのような役割を担うのか明確にしまして、将来にわたり市民の憩いの場所にするためには、どのようにすればよいのか。また、農林水産分野での三大発明とも言われております、田来原地域を後世にどう伝えていくか検討し、この計画を今後の田来原美しい森づくり公園整備構想を見出していく中で、反映させていきたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(井上明夫君) 18番 溝口議員。



◆18番(溝口千壽君) 私の質問したのは、構想の再検討の内容というか、その再検討のことが今回の計画にどう反映されるかをお伺いしたかったんです。ちょっとそこの内容が少しよく今理解できなかった。市長が考えている再検討の内容というのはどうだったのかというのがちょっと少し質問で、議案の中でちょっとはっきりさしてほしかったのが1点です。

 それと、今回委託料が発生しています。この委託料については、聞き取りのときにちょっと言い忘れたんですけど、入札でやられるのか、それとも既にこういったとこに委託先を決定していると。そういうのはどっちか決められているのか、それがわかればお答えください。



○議長(井上明夫君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 一つは、平成19年度から、田来原の美しい森づくり公園事業につきまして、基本構想を策定をいたしてきました。先ほど申しましたように、この基本構想については一応今回見直そうということにいたしております。この見直しの中身につきましては、先ほど申しましたように水量が足らないので、せせらぎ水路の見直しであるとか、維持費の問題でキャンプ場だとか、そういう大型遊具だと、そういう施設を見直して、新たに構想を練り直そうというのが一つございます。

 それから、個々に3つの計画を進めておりました、先ほど申しましたように、水源地ビジョンが一つ、それから田来原美しい森づくりが一つ、それから、椿ケ鼻ハイランドパークの計画が現在動いております。この3つの計画を個々に動くのではなく、3つが連携した同じ赤石川流域の水源地域としての観光としての取り組みを今から検討していこうというのが、今回つくる委員会の趣旨でございます。

 それから、委託料につきましては、現在何も決まったものございません。入札を予定したいと思っております。

 以上でございます。



○議長(井上明夫君) 18番 溝口議員。



◆18番(溝口千壽君) 今回、12月の議会で市長は、田来原の計画については推進しますということをずっと、2人の議員の質問の中でそのようにお答えになったというふうに思っているんですけど、確認したいんですけど、進めるということは今水量が足りない分と大型の施設についてはもう当然、再検討するんだということを前提とした、そういった発言になっていたのかどうかと確認。



○議長(井上明夫君) 市長。



◎市長(原田啓介君) 今議員御指摘のとおりでございます。で、私が就任いたしましたときに、その当時進められていた計画というのが、先ほど部長からの答弁の中でもありましたように、大型遊具ですとか、種々の施設というものが計画されておりました。

 非常に懸念いたしましたのは、つくるのは構わないけども、後の維持管理をどうしていくのかというような大きな問題が残るということで、将来に対してそのような負担が発生しないようにということと、もう一つの柱でございます、赤石川流域全体を考えた中で、一番生きる施設として利用してはどうかというような形で、もう一度再検討していただきたいということで、このように計画を今見直しているという状況でございます。

──────────────○──────────────



○議長(井上明夫君) 14番 日隈知重君。



◆14番(日隈知重君) [登壇]

 おはようございます。議案第111号、平成23年度日田市一般会計補正予算(第3号)について議案質疑を行います。

 私も18番議員と同様に2款総務費のうち1項6目企画費、補正予算書で16ページから17ページのひた地域水源地観光開発計画策定委員報酬32万円と、ひた地域水源地観光開発計画策定業務委託料320万3,000円について、3点お聞きいたします。

 まず1点目は、予算額の根拠など詳しい説明を求めたいと思います。先ほど答弁がありましたので、この点については答弁省略しても構いません。

 2点目は、ひた地域水源地観光開発計画をつくる予算、367万8,000円合計ですね、補正予算に上げた理由と、これまでの経過についてお聞きをしたいと思います。

 ひた地域水源地観光開発計画は、大山ダム水源地域ビジョンに基づく、大山・前津江地域の観光開発計画と説明されております。これまでに田来原美しい森づくり公園構想が約304万円をかけて平成19年度につくられ、椿ケ鼻ハイランドパーク整備計画が、約575万円をかけて平成22年度につくられております。あわせて約879万円をかけてつくった構想と計画がある上に、今回さらに367万8,000円をかけてひた地域水源地観光開発計画をつくる理由は、どういった理由があるのか。

 また、田来原美しい森づくり公園構想と椿ケ鼻ハイランドパーク整備計画はどのような扱いになってこの計画に反映されるのか、お聞きをしたいと思います。

 3点目は、ひた地域水源地観光開発計画がつくられた後、その計画はどのように活用をされていくのか、お聞きをしたいと思います。

 以上3点お聞きして、答弁に応じまして自席から再質問を行います。



○議長(井上明夫君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは14番議員の質問のうち、平成23年度一般会計補正予算(第3号)についてお答えをいたします。

 田来原美しい森づくり公園事業については、平成19年度に公園構想を策定し、森づくりを通じ、多くの人々が生命の大切さ、命をはぐくむ自然への思いやり等を心に刻み、四季の彩りや季節の恵みの中で驚きや喜びを学ぶ田来原美しい森づくり公園の整備を目指してまいりました。

 主な施設としては、天文台やロッジ、オートキャンプ場、せせらぎ水路などを計画しておりましたが、その後、ボーリングにより水源調査を行った結果、水量が毎分20リットルしか確保できないことが判明し、オートキャンプ場やせせらぎ水路の整備は難しく、そのほかにも天文台の維持費の問題、またキャンプ施設につきましては、椿ケ鼻ハイランドパークとの競合がかかわることから、新たな方向性を見出そうと協議を行っているところでございます。

 次に、椿ケ鼻ハイランドパークでございますが、平成22年度に整備計画を策定したところで、現代を心の時代ととらえ、すてきな森の中で心が主体となれるときを過ごせる空間をつくり出すことを整備方針として、そのようないやしの空間の実現のため、釈迦岳、御前岳などの自然の魅力を体感できるように、老朽化した宿泊施設の改修にあわせ、芸術公園、親水公園、散策の森などのエリアの整備、水や自然について学べる施設等の整備を計画し、日田市民や下流域住民への情報発信、研修体験のための人材育成、下流域との連携などに取り組むこととしております。

 今年度の事業といたしましては、現在、椿ケ鼻ハイランドパークを運営しております、前津江町産業活性化協会と協議をしながら、老朽化した施設の解体や修繕を行なっているところでございます。これまで事業計画は、それぞれの施設が個別に計画をいたしておりましたが、大山・前津江地域の活性化のためには、田来原美しい森づくり公園と椿ケ鼻ハイランドパーク、そして現在事業を行っている大山ダムを含む3つの施設の連携は不可欠であり、点で考えたものを線でつなげることで新たな地域の活性化のための可能性を見出していきたいと考えております。

 今回上程いたしております、ひた地域水源地観光開発事業では、3つの施設が連携していくための管理方策、観光客の集客方法や周遊策、それぞれの施設の方向性を定めていく計画であり、3つの施設の連携を考える中で、それぞれの施設がどのような施設であるべきかを明確にし、それぞれの計画の中に反映させ、訪れた観光客の方が満足し、再び訪れたくなるような地域にしていきたいと考えております。

 私から以上でございます。



○議長(井上明夫君) 14番 日隈議員。



◆14番(日隈知重君) 答弁が、私の、3点質問したんですけれども、最後の3点目について、ひた地域水源地観光開発計画をつくった後に、それがどのように活用されるかということについては、今答弁なかったと思うんですけども、聞き取りのとき3点目ちゃんと言ったと思うんですけども、それはあわせて答弁お願いしたいと思います。

 それで再質問ですが、ちょっと多くなるのでよろしくお願いします。

 まず、この予算ですけれども、策定委員会を13名でやる。それと策定業務委託を行うということになるんですけども、1点目ですね、策定委員会が行う仕事、役割と策定業務を請け負った会社の仕事、役割、これはどのようになるのか、お聞きをしたいと思います。

 2点目は、策定業務委託に先ほど答弁、入札ということだったと思うんですけれども、そういうの答弁されましたかね。指名業者を選定すると思うんですけれども、委託をする指名業者の選定のやり方ですね、入札の際に、そういったのはどのように考えているのか、お聞きをしたいと思います。

 3点目が、策定業務を請け負ったコンサル会社になると思うんですけども、先ほど18番議員の答弁の中で、策定業務の中で調査というのが業務の一つとして言われていたと思うんですけども、これはニーズ調査などもあるとは思うんですけども、今の策定業務委託を請け負ってもらった会社にどういった調査をするようにしているのか、それぞれの施設、点ではなくて面でというような、3つを連携させたというふうなことを言われておりましたので、調査内容についてどういうような、調査内容を委託業者にさせるつもりなのか、お聞きをしたいというふうに思います。

 4点目が、これまでは、それも18番議員の質疑に対する答弁の中で、個別にやってきたので3つを連携させてということで言われていたんですけども、椿ケ鼻ハイランドパーク整備計画、昨年度の9月補正で出された内容ですけれども、このとき予算を提案するときは大山ダム完成後の活用計画としてつくるというふうに言われて議会で提案をされて、その事業を行ったんですけれども、だから、最初からこの整備計画については、大山ダム完成後を予定してつくられた計画でありますので、個別というよりも、その地域の、大山・前津江地域の水源地の中身として当然つくられたのではないかと思いますけれども、それが今度の水源地開発計画策定業務の中でどのように反映されるのか、この点をお聞きしたいと思います。

 それと、最後の3点目でお聞きしたかった、ひた地域水源地観光開発計画、つくられた後の活用についてですけど、具体的には、だからこの計画つくられて、まだ田来原については、実施設計とか施設内を、施設の規模とか完成後の管理運営など、こういったのは、19年度につくられたものは構想ですので、これをまた見直すということですけれども、だから、観光開発計画をつくって、この中身は実施設計みたいなものも入ることになるんですかね。それとも、それをつくった後に、さらに実施設計に入っていくのか、そのあたりのことをお聞きしたいと思います。

 全体としてお聞きしたいのは、ひた地域水源地観光開発がこの計画策定を通じてどのように進められていくのかということを、タイムスケジュール的にどのようになっているのか、今予定してるものですね、お聞きをしたいと思います。

 以上、答弁をよろしくお願いします。



○議長(井上明夫君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 済みません、質問数が多いんで、すべてにお答えできるかわかりませんけど、一つは、今回上程いたしました水源地観光開発計画の今後でございます。

 今回、3つの施設のまず、個別に動いてきておりますので、この3つの施設を水源地域であるということで同じ方向性を持った整理をやっていきたいと思っております。

 具体的には、今回の作業の中で整理をしていくと。で、新たに次の平成24年度になりまして、実施計画をつくっていくということになっております。特に田来原の森づくり公園につきましては、平成26年度までに完了するということが水特法の中で決められておりますので、25、26年度には田来原の森づくりに入っていきたいと思っております。

 それから、委員さんとコンサルの役割であったかと思います。委員さんにつきましては、それぞれシイタケに詳しい大学教授であるとか、キノコ関係に詳しい会社の方、それから森づくりに詳しいNPOの代表の方、それから地元の生産森林組合、あるいは活性化協議会の皆さん、それから市の観光協会の事務局あたりもお願いしようかなと思っております。13名の委員さんで構成をいたしまして、この3つの方向性について議論をしていただきたいと思っております。

 それから、コンサルの役割でございますが、基本的には現在、計画がそれぞれ水源地ビジョンにつきましても、田来原美しい森づくり公園につきましても、椿ケ鼻につきましても、基本的な構想なり計画がございますので、この分の今回使える分については整理をしていくという作業をお願いしようかと思っております。

 具体的には現況調査を行いながら、大山ダム関連交流振興計画の連携を整理する。それから周辺市町村の観光の動向を把握すると。それから、大山・前津江地域の連携の検討、計画に関する基本的な考え方の整理、振興計画の策定、検討委員会の運営、議事録の作成、こういった事業をコンサルさんのほうにお願いをいたしたいと思っております。

 それから、入札の問題でございますが、先ほど申しましたように、工事契約検査室のほうにお願いをいたしまして、地元との協議も入ってくるかと思われますので、ソフト関連を主にやっている業者の選考をお願いいたしたいと思っております。

 それから、コンサルの仕事につきましては、先ほど申しましたようにもろもろ委員会の業務を手助けする中でやっていきますけど、主には地元に入りまして、再度ワーキング調査あたりも視野に入れて検討していきたいと思っております。

 それから、椿ケ鼻につきまして、大山ダム完成後の活用計画であったかという質問でございますけど、まさにそのとおりであると思います。ただ、椿ケ鼻だけの計画で椿ケ鼻に福岡の人を呼ぼう、久留米の人を呼ぼうと、観光客を呼んでいこうという計画でございましたので、今回の私どもが水源地観光開発計画で上程いたしておりますのは、水源地域である大山ダム周辺に来てくださいと。そこに来れば、ダムもありますし、田来原の美しい森もあります、椿ケ鼻の渡神岳、釈迦岳、御前岳にシオジ原生林に囲まれた非常に自然豊かな地域もありますという、そういった取り組みをやっていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(井上明夫君) 14番 日隈議員。



◆14番(日隈知重君) この策定業務委託を請け負うコンサル会社の仕事内容について、もう少し聞きたいと思うんですけども、先ほど言われたワーキング調査というふうに答えられたんですけど、それがちょっと余りイメージできないんですけれども、どういったそういう調査ということになるのかということが1点あります。

 それと、椿ケ鼻ハイランドパーク整備計画、昨年度つくって、ことしの春でき上がったものの中身についてなんですけども、まずニーズ調査を行って、どういった整備の方向がいいかということで、この椿ケ鼻ハイランドパーク整備計画がつくられているんですけれども、この報告書を見ると、企業や学校のほうに対して企業研修や学校の課外授業というか、研修先というようなところを方向として打ち出す中身になっているんですけれども、それのニーズ調査なんですけれども、ちょっと紹介しますけども、一つは企業のほうですけども、原生林ウオーキングというのに関心があるというのが36.4%に達するというふうに書かれてるんですけども、これは福岡県内の135社にアンケートをして、23社が回答したということになりますので、36.4%といっても会社の数としては8社しかないんですよ。

 それと、学校のほうなんですけども、虫取り遊び45.2%、農業ふれあい体験41.9%ということになっているんですけれども、これも福岡市内の小学校などに155校にアンケートをいたしまして、回答したのが31校で、そうすると虫取り遊びに興味を持ってる、検討したいというのが14校で、農業ふれあい体験が12校なんですよ。そういう数字です。

 例えば企業で、研修プログラムを今後検討したいというところは、このアンケート結果でいくと、わずか1%しかないですね。健康づくりプログラムに検討したいというのは1社もないんです。

 それと、学校のほうでは自然体験を活用した修学旅行を取り入れている学校というのは155校のうち、回答したのが31校ですから、1校しかない。椿ケ鼻を利用したいというのも1校しかないんですよ。それで、そういったニーズ調査に基づいて、この大山ダム完成後の活用計画としてつくられているんですね。

 だから、今度の予算で出されている策定業務委託料の320万3,000円で請け負うコンサル会社、先ほどはソフト関連に、そういったものに強いところを選定していくということでありますけど、この業務の中身が大きく計画に反映するわけですから、そのことについて、320万円かけてどれほどのものがつくられるかちゅうのが、指名と入札でどういったやり方をしていくのか、市の方針というか、その方向が決まると思うんですけども、そのあたりについて、先ほどちょっと答弁ありましたけど、簡単に答弁されていたので、そのことについてもう一度お答え願いたいと思います。



○議長(井上明夫君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) ちょっと整理いたしますと、まずワーキング調査ということでございます。地元の椿ケ鼻でございますと、前津江町産業活性化協会というのがございまして、この協会ちゅうのはもう既に御存じのように理事が10名おられまして、前津江町1,224名の代表がこの活性化協会であると思っております。

 それから、田来原美しい森づくり公園につきましては、生産森林組合がございまして、約160名の地権者がございます。そこの皆さんとの聞き取り調査、そういったものが入ってくるんじゃないかと予定をいたしております。

 それから、アンケートの状況でございますけど、確かに企業につきましては135個中23社の回答ということでございますが、当時、調査をいたしましたら、企業で厚生施設で使えそうなとこを選んでアンケートをお願いしたと返ってきたのが23社しかなかったちゅうことでございますので、それと、小学校についても155校、31校の回答でございますので、それはもう返ってきた回答者の中から中身をつくっていく必要があるんで、こういう結果になっておるということを聞いております。

 いずれにいたしましても、椿ケ鼻につきましては、もう議員も御承知と思います。平成5年には3万4,150人、平成12年には8万744人、平成21年には2万3,427名と入り込み客も減ってきております。

 しかしながら、この中で、特に7月、8月の夏場については結構、固定客もついておりますし、前津江町そのものは以前、合併前は久留米市と提携をいたしまして、久留米市の互助会あたりもまだつながりがあるようでございますので、そこらあたりのとこと連絡とりながら取り組んでいきたいと思っております。

 それぐらいでよございますかね。

──────────────○──────────────



○議長(井上明夫君) 12番 権藤清子君。



◆12番(権藤清子君) [登壇]

 通告に基づき、議案第108号、日田市立小鹿田焼陶芸館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてです。

 重要無形文化財と文化的景観の地域指定となっている、小鹿田焼窯元がある場所に陶芸館の建てかえがされております。お客さんにとっては、今まで以上に興味深く拝観できるものと思います。陶芸の伝統を絶やすことなく、日田市としても誇れる観光地ですので、十分な対応が求められ、地元の人たちとの交流でも、地域との活性化が期待されます。

 陶芸館を利用活用できるのも、地元にとっても非常に便利です。そこで、人員配置ということですが、事務員を雇用すると聞いております。その選び方、雇用条件はどのようになっているのですか。また、駐車場の料金設定がありますが、その利用についてお尋ねします。

 以上で、あとは自席からの再質問とします。



○議長(井上明夫君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) [登壇]

 おはようございます。私から12番議員さん御質問の議案第108号、日田市立小鹿田焼陶芸館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてお答えをいたします。

 議案集の31ページから41ページとなっております。小鹿田焼陶芸館は、昭和44年に建築をされ、江戸時代や明治時代のものを含む貴重な作品を展示、公開いたしておりましたが、築後40年を経過して老朽化が著しいことから、現在、建てかえ工事を行っているところでございまして、来年4月には開館を予定しているものでございます。

 これまでの陶芸館は、観光的な面からの伝統工芸小鹿田焼の保存、振興を目的とした施設でございましたが、新たな陶芸館は、そうした役割に加えて、文化財としての小鹿田焼や重要文化的景観小鹿田焼の里の保存、振興も目的とした施設とすることから、今回、現行条例の一部改正を行うものでございます。

 新しい陶芸館の施設は、1階に展示室、収蔵庫、事務室、トイレ、2階に研修室を配置しておりまして、重要無形文化財である小鹿田焼の作品や技法についての展示に加え、重要文化的景観小鹿田焼の里についても、あわせて広く周知するとともに、小鹿田焼の伝統技法や景観資源の保護、保存に関する活動、研修の場としての活用を考えておるところでございます。

 また、陶芸館の管理運営につきましては、事務員1名の常駐が必要と考えておりますが、条例案第15条、議案集では38ページとなりますが、ここで陶芸館の管理は指定管理者に行わせることができると規定をしておりますので、現在、今の陶芸館の指定管理者でもございます、地元の関係団体と運営形態についての協議を進めているところでございます。

 そこでまず、事務員の人選等についてでございますが、新しい陶芸館に配置する事務員につきましては、入館者の受け付け、館内の説明案内及び研修室等の使用許可事務などの業務ができる人材が必要でございます。

 このため、現在、雇用条件とあわせて行政内部はもとより、地元関係団体と協議検討中でございます。今後、指定管理者に管理を行わせることとなった場合には、最終的にその指定管理者が採用を決定することになりますが、その際にも、指定管理業務の協定書の中で、人選等の条件について規定をしたいと考えております。

 次に、駐車場等の使用料の設定についてでございますが、条例案第12条、36ページでございますけども、ここにおきまして、施設利用者はその許可を受ける際に使用料を納めなければならないと規定をいたしております。この使用料につきましては、条例案第8条、35ページになりますけども、ここに規定しております営利目的等で使用するため、利用許可を受ける必要がある場合に適用されるものでございまして、展示室の観覧者や皿山地区への来訪者は無料で駐車場等を御利用いただくということを想定いたしております。

 私からは以上でございます。



○議長(井上明夫君) 12番 権藤議員。



◆12番(権藤清子君) 事務員さんを雇うに当たって、事務員さんの雇用条件の中にもトイレの掃除も含んでいるのだと思います。そのトイレの件なんですが、女子トイレが3つ、男子トイレが2つと聞いております。その中で、民陶祭のときが私も毎年お手伝いに行っているのですけど、行列ができるほど多いのです。

 その中で、トイレの設置が足りないのではないかと思います。地元ではどんな協議をされてきたのか、仮設トイレの話などなかったのでしょうか、お尋ねします。



○議長(井上明夫君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) トイレの件で2点あったかと思います。

 1点目、清掃業務につきましては、施設管理者はある程度の団体組織という形になりますので、清掃までをその事務員さんにお願いするかどうかということは、管理を行う方の判断ということがあろうかと思いますので、今後の協議の中で整理すべきことであろうというふうに考えております。

 それと、トイレにつきましては、おっしゃるように一時的、春の唐臼祭とか、秋の民陶祭、そういった時期に不足する、行列のできる状況があることは承知をいたしております。そういうことも前提にしながら、地元の組合とも協議を進めておるわけでございますけども、合併浄化槽ということでございますので、日常の利用といいますか、そういうことを前提としないと、大きいものをつくっておきますと、浄化槽の機能自体が失われてしまうということもございます。

 そういうことも考え合わせまして、現在は男子トイレで最大4人ぐらい利用できる、そして女子のトイレでは同時に3名の方、そして多目的トイレと、こういうものを今計画をしておるとこでございますので、一時的にそういう需要といいますか、利用がある場合には地元の窯元の方の御協力もいただきながら、観光客をお迎えしたいというふうに今考えておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(井上明夫君) 12番 権藤議員。



◆12番(権藤清子君) 駐車料の設定なんですが、これは地元の方が利用する場合は無料なんですけど、これに至る経緯の話し合いというのはどのようになされていたのでしょうか。



○議長(井上明夫君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) この件につきましても、地元、今指定管理をしております団体等とは協議を進めてきたところでございます。

 料金設定の考え方は先ほど御答弁申し上げましたけども、一般の利用に関しては無料で開放するということでございまして、営利の場合だけこの条例案にお示ししているように210円、10平米当たりいただきますと。これは、下のほうのことといの里とか、ほかの施設も参考にしながら、同じ水準での御負担をお願いをしたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。

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○議長(井上明夫君) 1番 大谷敏彰君。



◆1番(大谷敏彰君) [登壇]

 通告に基づきまして質問をいたします。

 まず、議案第98号、日田市獣肉処理施設の設置及び管理に関する条例の制定についてであります。

 イノシシ、シカはと畜場法の対象外で、食品衛生法による取り扱いとなっております。屠畜場であれば獣医師が持ち込まれた牛や豚などどんな状態なのかと、あるいは病気はないか、こういうことをチェックすることになりますけれども、そういうことがありませんので、どんな状態のものが持ち込まれるのか、こういう点でそういう点を十分注意しなければなりませんけれども、これらがあるというようなことを踏まえて、保健所などの衛生の指導、こういうことを十分協議受けているのかについて質問します。

 条例の3条ですけれども、市長が特に必要と認める場合というのはどのような場合を考えているのか、述べていただきたいと思います。

 5条の(4)の市長が定める事務とはどのようなことを指しているのか、述べてください。

 また、指定管理者の選定についてでありますけれども、どのような考えで選定をするのか、述べていただきたいというふうに思います。

 次に、議案第100号、日田市奨学資金に関する条例の全部改正についてであります。

 今回の改正は、全部改正ということになっておりますが、これまでの条例での運営ではどのような問題があって、それをどのように改善するというふうなことになったのか、そのことについて述べていただきたいと思います。

 条文では、14条について、入学準備金は保護者が返済するということをつけたのはなぜなのか。

 15条について、返済の期限について延長の考え方について述べてください。

 16条の返還義務免除の考え方、また、これまでの運営の中でそのような例はあったのかを述べていただきたいと思います。

 議案第111号、平成23年度日田市一般会計補正予算(第3号)2款1項5目の本庁舎等照明設備省エネルギー改修工事は、どのような工事で、どれだけの効果を考えているのか、述べていただきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(井上明夫君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(原田文利君) [登壇]

 私からは、御質問の議案第111号、平成23年度日田市一般会計補正予算(第3号)2款1項5目15節本庁舎等照明設備省エネルギー改修工事についてお答えします。

 補正予算書の16ページでございます。15節の工事請負費726万6,000円につきましては、市役所本庁舎及び別館の執務室内の照明620灯に個別に消灯できるスイッチを取りつける工事と、廊下及びトイレ等の40ワット蛍光管500本を省エネルギー対応型の電灯管に交換する改修工事を行い、庁舎の節電対策と省エネ法に基づく特定事業者としてエネルギー使用の削減に努めようとするものでございます。

 今回の改修工事における効果としましては、個別スイッチの取りつけで不用な照明の消灯を行うことで、年間約6万8,000キロワットアワー、省エネ管の取りかえで約1万7,000キロワットアワーの消費電力量が削減されると試算し、電気料金に換算しますと年間約103万円削減されると見込んでいるところでございます。

 以上でございます。



○議長(井上明夫君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) [登壇]

 私からは、1番議員さん御質問のうち、議案第98号、日田市獣肉処理施設の設置及び管理に関する条例の制定についてお答えいたします。

 議案集の1ページをお願いいたします。

 まず、御質問の第1点目の施設は県の指導を受けているかについてでございますが、イノシシ、ニホンジカにつきましては、議員御質問のとおり、食品衛生法に基づき許可を取得した食肉処理業の施設で解体処理を行う必要があります。そこで、食品衛生法を管轄いたします大分県西部保健所の指導を受けながら協議を重ね建設に入ったところでございます。

 次に、2点目の第3条、利用の範囲で市長が特に必要と認める場合についてでございますが、肉が不足した場合や受け入れに余裕がある場合は、指定管理者が必要であれば日田市以外の方からも持ち込みを受け入れることを想定しておるところでございます。

 次に、3点目の第5条の指定管理者が行う業務、第4項の市長が定める事務についてでございますが、獣肉を処理場に持ち込む場合、捕獲者が報告書を指定管理者に提出し、指定管理者につきましては受け入れました固体の受け入れ日、捕獲日、捕獲者、捕獲方法などの利用状況報告書を市長に提出する事務でございます。

 最後に、指定管理についてでございますが、指定管理者につきましては、猟友会員1名が責任者となりまして、補助員が2名、事務員1名計4名での運営を現在のとこ予定をしております。

 私からは以上でございます。



○議長(井上明夫君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) [登壇]

 私から、1番議員さんの御質問のうち、議案第100号、日田市奨学資金に関する条例の全部改正に関する御質問にお答えをいたします。

 議案集の6ページから12ページとなります。

 まず最初に、日田市の奨学金制度でございますが、昭和38年に東京の武蔵野市にございました日田市所有の学生寮相親寮が中野区へ移転したことに伴いまして、そこで生じました益金の2,000万円を原資として発足した制度でございます。

 その後、制度の一部見直しや原資の追加等を行いながら、現在まで運用を行ってまいりました。この間、延べ2,000名近くの学生に対し資金の貸し付けを行い、人材の育成に寄与してきたところでございます。

 今回の条例改正は、近年の景気低迷の影響により経済的理由で奨学資金を希望する方が毎年60件前後ある中、市民の皆様からの御要望や制度を運営していく上で、課題となったことを検討し、利用者にとってより有効な制度となるよう全面的な見直しを行ったものでございます。

 市民の皆様からの御要望といたしましては、次のようなものがございます。

 例えば、入学準備金については、奨学金の貸与者であることを前提としておりますが、入学準備金のみの貸与ができないのか。

 2点目に、入学準備金の貸与を4月に行っているけども、これを3月にできないのか。あるいは専修学校のうち受給対象となる学校の範囲を広げられないのか。返還に当たって経済的に苦しく、計画どおりの返還ができないから、その期間を延長することができないのかといった内容がございました。

 また、奨学資金の運営を行う上で課題としてとらえていった事柄には、次のようなものがございます。

 まず、経済的に修学困難な生徒の方が学業成績を理由に対象から外れてしまうことがあったこと。2点目に、募集が年に1回2月でありますから、年度中途に世帯主の失業等により経済的に修学が困難になった方、あるいは9月や10月に新規入学をされる方への対応ができなかったこと。そして在学証明等の書類の未提出者に対する資格の取り消しに関する規定がないため、貸し付けも取り消しもできない状態となる場合があること、こういったことが運用上の課題でございました。

 以上のような御要望や課題を検討し、貸し付け要件を緩和することにより、借り入れ等がしやすくなるよう、年度中途の募集や専修学校の範囲の拡大などの改正を行うものでございます。

 そこで御質問のうち、まず1つ目の一部改正ではなく全部改正とした理由についてお答えをいたします。

 条例改正の方法には、一部改正、全部改正、廃止制定の方法がございます。今回の条例改正のように改正部分が広範囲にわたり、規定の追加、あるいは削除、移動等が大幅に行われる場合には、一部改正では改正が複雑になりわかりにくくなります。

 また、現行条例の趣旨を継続させつつも、その内容を全面的に改める場合、条例を廃止して新たな条例を制定するという廃止制定の方法も適当でないことから、今回現行条例の全部改正としたところでございます。

 次に、2つ目の第14条の入学準備金の返還について、入学準備金を奨学金と別に貸与できることとした理由と、入学準備金の返還者をなぜ保護者としたのかとの御質問にお答えをいたします。

 議案集では10ページとなります。先ほどもお答えを申し上げましたように、現行制度での入学準備金は、奨学金申込者を前提として貸し付けを行っておりましたが、入学準備金の貸し付けのみを希望される方もありますことから、この前提要件を廃止して、入学準備金のみを貸し付けできる制度に改めるものでございます。

 また、入学準備金の貸し付けは、これまで奨学生本人に対して行っておりましたが、入学前に必要となる学用品等に要する費用は、本来保護者が準備することが多いため、現実にその資金を必要とする保護者に対して貸し付けを行い、返還についても借り入れをした保護者が返還するよう、改めるものでございます。

 なお、ここでいう保護者の定義につきましては、条例案第2条、議案集では6ページに戻りますけども、この中で高等学校に在学し、または入学を予定している者の父母もしくは父母がいない場合にあっては、これにかわるものをいうというふうに規定をいたしておるところでございます。

 また、あわせまして入学準備金の貸与期間につきましても、入学前の3月に貸し付けができるよう、今議会で議案第111号の平成23年度一般会計補正予算(第3号)に入学準備金に要する費用を計上させていただいているところでございます。

 次に、3つ目の第15条、奨学資金の返還期間の延長を新たに規定した理由についてお答えをいたします。

 現在、奨学資金の返還中の方から、収入が少ないなどの理由で返還予定額での返還が現状では厳しいとの御相談を受けた場合に、返還計画を最長の10年より短い期間であらかじめ立てている方については10年まで延長することにより、1回の返還額を引き下げることができるので、そのように対応いたしております。

 しかしながら、当初から10年で計画を立てている方が失業などの理由によって返還が困難となった場合、現行の制度ではその期間を延長する規定がないため、滞納につながる場合がございます。このため、残りの期間の2倍を限度として返還期間の延長ができるよう改めることによって、返還義務者の負担の軽減と滞納の未然防止を図ろうとするものでございます。

 最後に、第16条の返還の猶予及び免除についてでございますが、今回の改正を検討するに当たり、この免除につきましても議論をしたところでございます。定住促進等の面から考えることができないのかということがございましたけども、この制度が最初にお答えを申し上げましたように、基金を原資として運用していること、あるいはこの制度の趣旨そのものと定住促進ということは制度がそぐわないという判断によりまして、従来どおりの対応とすることにしたものでございます。

 また、返還の猶予や免除を行った事例があったのかとの御質問でございますが、これまでこの規定に該当した事例はございません。

 私からは以上でございます。



○議長(井上明夫君) 1番 大谷議員。



◆1番(大谷敏彰君) じゃあ、再質問させていただきます。

 98号の獣肉処理施設の設置及び管理に関するものについてでありますけれども、一応この施設も県の食品衛生法に基づく指導は受けておるというようなことでありましたけれども、このマニュアルを見ますと、かなり詳細なチェックというような部分もあるかというふうに思うんですよね。

 まず、いろんなイノシシ、シカなどが持ち込まれる場合の対応、そしてそのイノシシ、シカなどがどのような状態かというようなことまで見きわめるというか、そういうことまでしっかりチェックをすると。それを全部記録せないかんというふうなことになっておりまして、そういうことで、指定管理者のそういうことが十分できる、これから実際にはそういう指定管理者をつくるということになるかというふうに思うんですけれども、そういう十分な対応といいますか、そういうことは指定管理者がそういうことを準備しているかどうかと。いきなり指定管理者として手を挙げると、また市が委託するというわけにはいかんというふうに思いますので、そういう準備はどうなのかということを聞きます。

 つまり、獣肉を取り扱うに当たっての十分な研修だとか、十分な知識だとか、そういうことについては大丈夫なのかという点で、指定管理者の選定についての取り組みについてちょっと質問したいと思います。



○議長(井上明夫君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 指定管理者の研修ということでございます。先ほど御答弁申し上げましたが、施設につきましては、と畜場法じゃなくて食品衛生法に基づいた施設でございます。その施設の中で肉を加工していきます。そのときに、加工するときには当然衛生上の面を配慮する必要があるわけですけど、その面につきましては平成22年の4月に県のほうから大分県シシ肉・シカ肉衛生管理マニュアルというものをつくっていただいておりますので、肉の衛生面につきましては、その管理マニュアルに基づきまして指定管理者の方が遵守しながら肉の加工をしていくということになります。

 それから、肉を加工する場合は当然加工の許可、それから販売の許可も当然県の許可が必要になりますので、そういった免許を当然指定管理者には取っていただいて運営をしていただくということになります。

 以上でございます。



○議長(井上明夫君) 1番 大谷議員。



◆1番(大谷敏彰君) 指定管理者がそういう食肉の販売までやるわけですよね。一つは、そういう食肉の販売をやるわけですけれども、この条文の中にも、もし事故が起こった場合は、これは指定管理者の責任ですよというふうには書いてあります。そういうことだろうと思うんですけれども、しかし、初めて受けた指定管理者が責任が、もし事故が起こった場合に責任がとれるかどうかという点ですよね。それがもし施設との関係も含めて原因というような運営上の問題もあったとしても、施設の管理あるいは施設の若干の問題というような部分があったとした場合に、こういう責任を全部指定管理者が負い切るかどうかといったときには、これは場合によっては市が責任の一端を担うという、そういうこともあるのではないかと。指定管理者、一応市が施設をつくっておるということ、そしてまた、そういう指定管理者を選定しておるということから、そういう場合はそういうことになるのではないかというふうに思いますけれども、そういう点はどういうふうに判断をしておるということですか。



○議長(井上明夫君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 施設にかかわりまして、施設の整備、施設が原因で問題が起こった場合には施設管理者であります日田市が当然責任を負うような形になろうかと思います。

 それから、肉が原因で加工の状態が悪いと、そういった状態で何らかの原因で日田市に責任が及ぶかという問題につきましては、そこの詳細につきましては現段階では確認はしておりません。



○議長(井上明夫君) 以上で、議案質疑を終結いたします。

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追加日程 議案上程(議案第113号・議案第114号) 

追加日程 提案理由の説明 

追加日程 質疑 



○議長(井上明夫君) ここで、お諮りいたします。議案第113号、和解について及び議案第114号、平成23年度日田市一般会計補正予算(第4号)が提出をされましたので、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(井上明夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第113号及び議案第114号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 それでは、議案第113号及び議案第114号を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。市長。



◎市長(原田啓介君) [登壇]

 ただいま上程いただきました議案第113号、和解について及び議案第114号、平成23年度日田市一般会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 追加議案集の1ページ、議案第113号、和解についてでございます。

 まず、本案に関する訴訟につきまして御説明いたします。

 本件は、平成20年6月6日、市内中学校において原告が水泳部の飛び込み練習を行っていた際、プールの底で頭を打撲し、頸髄を損傷したため、完全四肢麻痺の重度の障がいを負ったことについて、その原因はプールの設置管理者に瑕疵があったためとして、平成22年4月22日に日田市に対し、国家賠償法第2条第1項に基づき、2億5,332万8,740円の損害賠償等の支払いを求め、大分地方裁判所日田支部に訴えを起こしたものでございます。

 裁判におきましては、原告と被告の双方が意見や主張を述べ合う口頭弁論が10回行われ、平成23年10月7日に終結し、審理の終了を見たところでございます。

 そしてその際に、裁判長から和解協議についての提案がなされ、11月21日付で市が和解金として1億7,000万円を支払う旨の和解内容を定めた和解条項案提示書が示されたものでございます。日田市といたしましては、早期の解決を望んでおり、また市の主張についても、一定程度認めていただいておりますことから、この和解案を受け入れたい旨裁判長に申し上げておりましたところ、12月1日に原告側から裁判所の和解条項による和解を承諾するとの承諾書が届きましたので、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、本件事案の和解について議案の上程をお願いしたところでございます。

 続きまして、別冊となっております議案第114号、平成23年度日田市一般会計補正予算(第4号)につきまして御説明申し上げます。

 お手元に概要をまとめましたA4版の平成23年度12月補正予算案の概要をお配りいたしておりますので、そちらのほうで説明させていただきます。

 さきに議案第111号、平成23年度日田市一般会計補正予算(第3号)で提案しております補正予算議案に、今回7,574万9,000円を追加し、補正後の額を389億1,064万9,000円とするものでございます。

 補正の財源につきましては、繰越金7,574万9,000円を計上するものでございます。

 補正の内容につきましては、議案第113号の関連予算でございますが、弁護士謝礼といたしまして、報償費669万9,000円、和解手続のための弁護士日当としての旅費5万円、また賠償金として和解金1億7,000万円のうち、全国市長会学校災害賠償補償保険から直接原告側へ支払われております1億100万円を差し引きました6,900万円を計上するものでございます。

 どうか慎重なる御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。

 私からは以上でございます。



○議長(井上明夫君) ただいま説明のありました議案第113号及び議案第114号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。14番 日隈知重君。



◆14番(日隈知重君) 今市長から提案した追加議案と補正予算についてですけども、和解についてですが、提案の中で口頭弁論10回に及んだということで、ようやく和解に至ったということですけれども、これまで10回にわたってそういう協議がされてきたわけですけども、大きく原告側と開きがあった部分、そしてなおかつ10回に及んでようやく和解に至った、その経過ですね、もう少し早くの和解ができなかったのかどうか、その点についてお聞きをしたいと思います。



○議長(井上明夫君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(原田文利君) 10回における口頭弁論を行ってきた中でございますけども、まずはプールの設置管理の瑕疵ですね、深さの問題、さらには飛び込み台の高さの問題とかいうことの瑕疵の有無についてどうかということと、もう一つは損害賠償額が当初訴えを起こしたときの額の中身の問題、さらには過失の割合等を双方いろいろ主張してきた中で、3年かかったということでございます。

 我々の主張に対して、原告側はもう過失がないんだという中でございましたけども、今回10回を重ねる中である程度受け入れをいただいたということで、少し時間がかかった経緯でございます。



○議長(井上明夫君) 14番 日隈議員。



◆14番(日隈知重君) 今答弁ありました瑕疵の問題ですね。これまで議会への経過について報告されてきたことですけれども、市にこの事故に対する責任の度合いに原告側と大きく開きがあったと思うんです。だからそこがやっぱり和解が長きにわたったということに至ったのではないかと思いますけれども、その点については大きな開き、最初の瑕疵、市の瑕疵はなかったというようなことも最初の時点では主張されていたというふうにお聞きしておりますけれども、今回和解の内容については8割の市が瑕疵があったということで、今回の和解の内容になっていると思いますので、その点について説明をお願いしたいと思います。



○議長(井上明夫君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(原田文利君) プールの設置、管理上の瑕疵ということでございますけども、原告のほうは競技連盟プール公認規則とかということで、その基準で主張したわけでございますけども、市としましては、公の構造物の通常あるべき安全性を備えておるという中で、設置管理の瑕疵はないという主張もしてきたとこでございます。

 向こうの訴えることの基準とは我々はそういうふうに安全面ではとらえていないということで主張する中、ある程度飛び込みの本人の関係につきましても、どういうものかわからないという中で主張しながら、今回8割・2割という和解になったところでございます。



○議長(井上明夫君) ほかにありませんか。

[「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(井上明夫君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。

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△日程第2議案、請願を各委員会に審査付託



○議長(井上明夫君) 次に、日程に基づき、各議案、請願の委員会への審査付託を行います。

 議案第98号から議案第114号までの各議案並びに請願第7号及び請願第8号につきましては、お手元に配付いたしております付託区分表のとおり、各委員会に付託いたします。



議案・請願付託区分表



1.総務委員会

 議案第101号 障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備について

 議案第102号 日田市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

 議案第113号 和解について

 議案第111号 平成23年度日田市一般会計補正予算(第3号)

          第1条に基づく第1表

           歳入 全部

           歳出 第1款 議会費

              第2款 総務費

               ただし、第3項 戸籍住民基本台帳費 を除く

              第9款 消防費

          第2条に基づく第2表

           地方債補正

 議案第114号 平成23年度日田市一般会計補正予算(第4号)



2.教育福祉委員会

 議案第100号 日田市奨学資金に関する条例の全部改正について

 議案第103号 日田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について

 議案第104号 日田市予防接種健康被害調査委員会条例の一部改正について

 議案第105号 日田市立小学校の統合について

 議案第106号 日田市立小学校の設置に関する条例の一部改正について

 議案第107号 日田市学校給食調理場の設置に関する条例の一部改正について

 議案第108号 日田市立小鹿田焼陶芸館の設置及び管理に関する条例の一部改正について

 議案第109号 工事請負契約(大明小中学校屋内運動場新増改築建築主体工事)の締結について

 議案第110号 日田市立保育園の指定管理者の指定について

 議案第111号 平成23年度日田市一般会計補正予算(第3号)

          第1条に基づく第1表

           歳出 第3款 民生費

              第4款 衛生費中

                  第1項 第1目 保健衛生総務費

               第10款 教育費

 議案第112号 平成23年度日田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)



3.経済環境委員会

 議案第98号 日田市獣肉処理施設の設置及び管理に関する条例の制定について

 議案弟99号 日田市農村公園の設置及び管理に関する条例の制定について

 議案第111号 平成23年度日田市一般会計補正予算(第3号)

          第1条に基づく第1表

           歳出 第2款 総務費中

                  第3項 戸籍住民基本台帳費

              第4款 衛生費

               ただし、第1項 第1目 保健衛生総務費を除く

              第6款 農林水産業費

              第7款 商工費



4.建設委員会

 議案第111号 平成23年度日田市一般会計補正予算(第3号)

          第1条に基づく第1表

           歳出 第8款 土木費



5.議会運営委員会

 請願第7号 350万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書提出に関する請願

 請願第8号 「国民の権利を支える行政サービスの拡充を求める意見書」の提出を求める請願書

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○議長(井上明夫君) 以上で、本日の全日程を終了いたしましたので、本会議を休会いたします。

 各委員会は、日程に基づき、15日までに審査を終了されますようお願いいたします。

 次の本会議は、19日午後1時から再開いたします。

 本日はこれで散会いたします。お疲れさまでした。

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午前11時21分散会