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大分県 日田市

平成 23年 3月定例会(第1回) 03月08日−03号




平成 23年 3月定例会(第1回) − 03月08日−03号









平成 23年 3月定例会(第1回)


平成23年第1回日田市議会定例会会議録  

第3号 

平成23年3月8日(火曜日)午前10時開議

────────────── ○ ──────────────
1.出席議員(24名)
 1番 室 原 基 樹        14番 高 瀬 敏 明
 2番 大久保 征 雄        15番 石 橋 邦 彦
 3番 吉 田 恒 光        16番 溝 口 千 壽
 4番 樋 口 文 雄        17番 菅 田 敏 幸
 5番 羽 野 武 男        18番 矢 野 美智子
 6番 日 隈 知 重        19番 鷹 野 守 男
 7番 松 野 勝 美        20番 赤 星 仁一郎
 8番 大 谷 敏 彰        21番 森 山 保 人
 9番 坂 本 盛 男        22番 井 上 明 夫
10番 飯 田 茂 男        23番 中 野 靖 隆
11番 川 崎 邦 輔        25番 ? 瀬   剛
12番 古 田 京太郎        26番 城 野 禮 子
────────────── ○ ──────────────
2.欠席議員(1名)
24番 嶋 ? 健 二 
────────────── ○ ──────────────
3.出席した議会職員(5名)
書  記          鈴 木 俊 行
 同            田 中 孝 明
 同            佐 藤 香代子
 同            衣 笠 雄 司
 同            柴 田 和 明
────────────── ○ ──────────────
4.地方自治法第121条による出席者(18名)
市 長           佐 藤 陽 一
総務企画部長        松 尾 俊 明
地域振興部長        横 田 秀 喜
市民環境部長        手 嶋   篤
福祉保健部長        山 本 宗 一
商工観光部長        後 藤   清
農林振興部長        樋 口 虎 喜
土木建築部長        坂 本   誠
会計管理者         堤   宣 廣
総務課長          桑 野 桂一郎
財政課長          諌 山 泰 之
水道課長          江 藤 隆 秀
教育長           合 原 多賀雄
教育次長          佐 藤   功
教育総務課長        行 村 豊 喜
農業委員会事務局長     黒 川 清 人
選挙管理委員会事務局長   財 津 文 憲
監査委員事務局長      小 野 博 文
────────────── ○ ──────────────
5.議事日程
第1 一般質問
────────────── ○ ──────────────
6.本日の会議に付した事件
日程第1 一般質問
┌────┬───────┬────────────────────────────────┬─────┐
│議  席│質  問  者│    質問事項                        │ 答弁者 │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 7 番│ 松野 勝美 │1.市政執行の基本的な考え方と予算について           │     │
│    │ (公明党) │2.空き家対策について                     │     │
│    │       │3.地域社会づくりについて                   │ 市 長 │
│    │       │4.除雪対策について                      │     │
│    │       │5.済生会日田病院について                   │ 部 長 │
│    │       │6.有害鳥獣被害対策について                  │     │
│    │       │7.日田キヤノンマテリアルの今後の計画について         │     │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 22番│ 井上 明夫 │1.市の第三セクターについて                  │ 市 長 │
│    │(市政クラブ)│  ・振興局管内の観光施設に対する設備投資ほか         │ 教育長 │
│    │       │2.公共交通に対する市の考え方について             │ 部 長 │
│    │       │3.地上デジタル放送への完全移行に向けての市の対応について   │ 教育次長│
│    │       │4.学校支援地域本部事業について                │     │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 19番│ 鷹野 守男 │1.久大本線活性化協議会について                │     │
│    │(社民クラブ)│  ・久大沿線の魅力発信と連帯ほか               │ 市 長 │
│    │       │2.日田彦山線活性化推進沿線自治体連絡会について        │     │
│    │       │3.JR日田駅の建て替えと裏駅の新設について          │ 部 長 │
│    │       │4.久大本線の高架とエレベーターの新設について         │     │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 15番│ 石橋 邦彦 │1.市内循環バスについて                    │ 市 長 │
│    │(新世ひた) │ ・現在の利用状況と今後の改善点                │ 教育長 │
│    │       │2.高齢者見守り制度について                  │ 部 長 │
│    │       │3.大山中学校校舎の耐震性について               │ 教育次長│
│    │       │4.エコロジーセンターの設置について              │     │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 18番│ 矢野美智子 │1.地上デジタル放送への対応について              │     │
│    │(日本共産党)│  ・対応できない世帯への支援状況ほか             │ 市 長 │
│    │       │2.クンチョウ酒蔵活用計画について               │     │
│    │       │  ・クンチョウ酒蔵購入の必要性ほか              │ 部 長 │
│    │       │3.延寿寮について                       │     │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 10番│ 飯田 茂男 │1.新年度予算への決算審査特別委員会の指摘事項の反映について  │     │
│    │(新世ひた) │  ・経費節減への取組ほか                   │ 市 長 │
│    │       │2.介護老人福祉施設の増床拡充について             │     │
│    │       │3.天瀬温泉まちづくり事業について               │ 部 長 │
│    │       │4.公共場所のトイレ整備について                │     │
└────┴───────┴────────────────────────────────┴─────┘
────────────── ○ ──────────────
7.会議の顧末
午前10時開議


──────────────○──────────────



○議長(城野禮子君) おはようございます。定足数に達しましたので、直ちに本日の会議を開きます。

──────────────○──────────────



△日程第1一般質問



○議長(城野禮子君) 日程に基づき、市政に対する代表質問を行います。質問は私から指名いたします。

 なお、発言時間は、答弁を含めて70分以内となっております。

 また、昨日の代表質問と重複する質問につきましては、質問、答弁ともに簡潔に行うよう申し添えておきます。

 7番 松野勝美君。



◆7番(松野勝美君) [登壇]

 おはようございます。通告に基づきまして、市議会公明党を代表いたしまして質問をさせていただきます。

 国会で審議中の国の新年度予算案は、菅政権が手がけた初めての予算案であり、民主党政権になって最初から編成した予算案でもあります。歳出総額は、過去最高の92兆4,000億円に膨れ上がり、税収は約41兆円にとどまり、新規国債発行額は約44兆円に達し、2年連続で国債発行が税収を上回る異常事態であります。

 現在、通常国会でさまざまに議論され、経済・財政面で危機感の乏しい無責任な姿をさらけ出しております。厳しい就職事情など日本の経済再生の道筋が見えない中で、日本の将来をさらに不安にしております。

 こうした政局絡みで展望が開けないままの国政をしり目に、地方の各自治体でも新年度予算案が提出され、予算議会に入っております。地方自治体は、長引く不況で厳しい歳入環境となる見込みの中で、個人市民税は減少が続く一方で、緩やかな景気回復を裏づけるように法人市民税の増加が期待でき、財政調整基金の取り崩しや市債の活用でやりくりし、住民福祉を何としても守ろうと四苦八苦しております。

 こうした中で、国の予算案が我がまちにどのような影響を与え、我がまちの予算案がどのような政策的意図をもって組み立てられたかお伺いいたします。

 次に、子ども手当は新年度3歳未満7,000円増額され、月額2万円となり、国の子ども手当予算案は総額2兆9,356億円、このうち国費で2兆2,077億円を負担し、そして地方負担分、事業主負担分となります。地方負担分は全体の19%相当になるのではないかと思われますが、この地方負担分についてはさまざまな論議があり、神奈川県や松阪市、浦安市などでは、地方負担分の予算を計上しないという動きもあります。本市の予算案に計上されている子ども手当の財源構成について伺います。また、民主党マニフェストに従って全額国費で賄うべきであり、地方負担分は計上しないという動きについてはどのように整理され予算計上されたかお伺いします。

 また、平成22年度税制改正で年少扶養控除の廃止が決まっており、所得税ではことしの1月から、住民税については来年6月からなくなり、また同時期に、特定扶養控除の上乗せも廃止されることとなっております。これら税制改正の当市財政への影響についてお伺いいたします。

 大きな2点目に、空き家対策についてお伺いします。

 総務省の調査によると、住宅の空き家率は2009年4月28日発表で13.1%にも上り、しかも高齢者世帯が多いためますます増加傾向にあります。空き家を放置すれば倒壊の危険もあり、また不審火で全焼するケースは全国で起きております。管理されない空き家の増加は地域環境の悪化を招くため、一定の条件を満たせば無料で撤去する事業を始めた自治体もあると聞きます。本市においてもそろそろ危険度に応じて対応できるような制度を整えるべきではないでしょうか。

 そこでお尋ねします。1点目に、日田市として空き家はどのぐらいあるのか。2点目に、地域環境の悪化等の話はないのか。3点目に、空き家からの火災の現状はないのかお聞かせください。

 大きな3点目に、地域社会づくりについてお伺いします。

 日本の社会は大きく変化しております。血縁でいえば単身者がふえ、地縁でいえば1つの土地で暮らし続ける人が少なくなる。企業の終身雇用も崩れ、職縁も薄くなってきております。いわゆるきずなが急激になくなりつつあり、昨年の夏、大きな社会問題となった地域から孤立する高齢者がふえる中で、地域全体で高齢者を支えるネットワークづくり、在宅で安心して暮らせることができる仕組みづくりは地域福祉の新しい要請であります。

 高齢者ばかりではありません。失業や収入が不安定になる中で、離婚や児童虐待がふえ、子育てに悩む母親やDV、うつ病など弱い立場の人たちを孤立させてはならないと思います。一人一人の安全のために高齢者や弱い立場の人を孤立させない、支え合う地域社会の構築が必要となってきております。高齢者の地域見守りネットワークの強化や高齢者の地域における外出、買い物などの生活支援充実について、以下質問させていただきます。

 1点目に、市内循環バスひたはしり号ですが、市民の皆さんが病院や買い物など地域における外出の充実のために大変重要なものであります。昨年6月議会でも質問しました。皆さんが利用しやすいように、またこのバスを活用していただくように、さらなる調査、アンケートをとり、運行していただくようにお願いをいたしました。この点はしっかり市民の皆さんの声を取り入れられて、本格運行の意向となっているのかお聞かせください。

 また、その他交通の不便が言われる地域などどのように対応されているのかお聞かせください。

 次に、地域社会づくりの一環として、統廃合した施設の活用方法として、例えば介護施設などに利用できないか、お考えをお聞かせください。

 次に、大きな4点目として除雪対策についてお尋ねします。

 本年は、ここ数年に見られない寒さであり、雪も多く降り、交通機関などに影響がありました。今回の雪などの雪害などで例年より大変だったと思われますが、どのような問題がありどのような対応があったのかお聞かせください。

 5点目に、済生会日田病院などの後発薬の推進についてお尋ねします。

 病院にかかっている患者さんなどから、薬代などが非常に高いのでジェネリック薬品の使用ができないのかお尋ねがありましたが、すべての薬に適用できないものもあろうかと思いますが、御存じのとおりジェネリック薬品につきましては利用促進を図り医療費抑制をねらうところであり、患者自身の負担軽減にもなります。このジェネリック薬品は大変安く、厚生労働省も承認しており、効き目も安全性も保証されております。医療の中で薬代が占める割合は大変大きいと思いますが、このジェネリック薬品の推進状況についてお聞かせください。

 次に、大きな6点目に、有害鳥獣被害対策についてお尋ねします。

 最近、特に各地でイノシシによる被害が多くなっております。その被害は、農業を営む人々に深刻なダメージを与え大きな問題となっております。これに対し、本市でも箱わな設置、電気さく、トタンさくなどの一部補助等の対策事業があるようですが、本市の対策事業を実施しているにもかかわらず、その補助条件があるため補助率が低いとか、また設置する工事費には補助が出ないため設置ができないとかいった理由が多く来ます。そこでお尋ねいたします。23年度の取り組み、この制度の内容をお聞かせください。

 最後に、日田キヤノンマテリアルの今後についてお伺いします。

 本年6月の工場建設着工は、日田市にとって大変明るい兆しであり、これを契機に、日田市の経済に大きなプラスになることを期待しております。現在、多くの社員が研修を受けておりますが、一日も早く日田で働けるようになることを望みます。

 そこでお尋ねいたします。日田市として今までにインフラに係る整備にどのようなものがあり、今後どのような取り組みを検討されているのか。

 2点目に、工場完成予定の来年5月以降の社員の日田工場での操業開始に向けて帰省計画がわかればお聞かせください。

 以上で壇上での質問を終わり、あとは答弁により再質問をさせていただきます。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) [登壇]

 おはようございます。私から、7番議員さんの御質問のうち、予算編成に当たっての考え方、また重点施策についてお答えをさせていただきたいと思います。

 まず1点目は、市内の経済を下支えする景気雇用対策でございます。本年6月には待望の日田キヤノンマテリアル株式会社が工場建設に着工する運びとなりましたことや、九州ジージーシー株式会社が操業を開始することなど、明るい話題があります一方で、本市の有効求人倍率の状況は県内でも中位以下であることなどから、市内の経済状況は依然として厳しい状況にあると認識いたしております。したがいまして、昨年度に引き続き、中小企業への金融対策の支援や日田材の需要拡大のための住宅建築やリフォームへの日田材の助成、またプレミアム商品券の発行支援、さらには公共事業の積極的な実施などにより、市内の経済対策、雇用対策に努めてまいります。

 2点目といたしまして、市民の皆さんが楽しく安心して暮らせる社会づくりに取り組んでまいります。具体的には、子供たちのために学校教材費の公費負担や小学校等へのエアコンの整備など、将来を担う子供たち育成環境の整備や障がい者の雇用対策、また、70歳以上の高齢者世帯への火災警報器の無償配布など、高齢者が安心して暮らしていけるための支援、デマンドタクシーの大鶴、夜明地区への新規導入など公共交通対策、また、近年被害が深刻になっておりますイノシシやシカなどの有害鳥獣対策の予算を大幅にふやすなど、しっかりこの面でも取り組んでまいりたいと考えております。

 最後に3点目でございますが、日田の活力を生み出すため、日田の底力を発揮する取り組みを行ってまいります。日田市の将来の展望を切り開いていくため、昨年度から新たに隈地区観光再生を初めとした5つの取り組みを始めましたが、今年度におきましてもこれを継続的に推進してまいりたいと考えております。

 また、日田の魅力ある資源を有効に経済につなげるためには、観光は欠かせない重要なものだというふうに考えております。九州新幹線が全線開通することなどから、多くの観光客に日田を訪れてもらうよう、隈地区の観光再生、豆田地区のさらなる活性化、また天ヶ瀬温泉の再生に力を入れるとともに、福岡戦略とあわせまして阿蘇地域を訪れる観光客に日田を訪れてもらう、そういう取り組みもしっかりやってまいりたいというふうに考えております。

 以上、大きく3点を重点的に考え、現在の市内の厳しい経済情勢を乗り越え、多くの魅力ある資源で活力を生み出し、これからの日田市が将来大きく飛躍していくための展望を切り開いていくため、昨年度の一般会計当初予算に比べ4.8%増の積極的な予算編成をいたしたところでございます。

 以上、私から御答弁申し上げまして、その他につきましては担当部長等からお答え申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(城野禮子君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) [登壇]

 私からは、市政執行の基本的な考えと予算についての御質問のうち、平成24年度の個人市民税から適用となります年少扶養控除や特定扶養控除の廃止に伴う日田市への影響についてお答えをいたします。

 本件は、平成22年度税制改正によりまして、個人住民税の扶養控除について一部見直しが行われたものでございまして、具体的にはゼロ歳から15歳までの子供を扶養することに対する一人当たり33万円の年少扶養控除を廃止をいたします。また、16歳から22歳までを扶養することに対する1人あたりに45万円の特定扶養控除のうち16歳から18歳までに限り33万円に額を縮小するものと改められ、子ども手当の支給や高校授業料の実質無償化の財源として位置づけられたものでございます。

 なお、この改正は平成23年度所得をもとに、24年度課税から適用されるものでございまして、日田市の個人住民税の影響額でございますけれども、平成22年度の課税実績等から推計をいたしますと、年少扶養控除の廃止によりまして約3,300万円、特定扶養控除の縮小によりまして約900万円の額がそれぞれ市にとりましては増額となるものであるというふうに見込んでおります。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは、7番議員御質問のうち、コミュニティーバスなどの公共交通施策についてお答えをいたします。

 日田市では、市民の交通手段を確保することを目的として、バス事業者、タクシー事業者、バスの運転手の団体、大分県、道路管理者、警察署及び住民、公共交通の利用者のそれぞれの代表者で組織をします日田市地域公共交通総合連携協議会を平成20年3月に設置をいたしました。本協議会は、20年12月に交通空白地域のない持続可能な公共交通体系の構築を目標とした日田市地域公共交通総合連携計画を策定し、この計画に基づきまして、平成21年度から実証運行等の施策を実施し、新たな交通体系の確立を目指しております。

 平成23年度の交通施策としまして、まず市内循環バスひたはしり号でございますが、日田市地域公共交通総合連携計画に基づく第2年次の実証運行事業として平成22年4月1日から1年間の予定で取り組んでいるところでございます。市内循環バスは、通年で利用者アンケートを実施しており、このアンケートと運転員からの聞き取りでの要望の多かった地点への運行を実現しようと10月1日に路線変更を中心としたダイヤ改正を行いました。この改正につきましては、新治、中釣、石井、高瀬方面を回るCコースを新設いたしました。Aコースにつきましてはかんぽの宿と老人福祉センターを加えたもので、利用者が大きく増加をいたしております。

 これにより、日田市地域公共交通総合連携協議会では、市内循環バスを平成23年4月1日から本格運行へ移行することを決定し、より利用しやすい交通機関となるように、路線の一部を変更し、停留所を増加するようにしています。

 また、停留所以外でも乗りおりできるフリーバスゾーンも設定することとしております。さらに利用者の少ない朝7時半の始発便を繰り下げ、その分終発を繰り下げ、夕方の利用に対応できるようにダイヤ改正も行い、JRの便との連絡も配慮したところでございます。

 現在、利用者アンケートでは、豆田を通る便をふやしてほしいとの要望が多いため、朝日ケ丘・桃山線で御幸通りを通る便を4月1日から1便増加することとしているほか、3月の補正予算として上程をしております小型低床バスの購入が決定しましたときにはこの車両を利用した新たな路線を作成したいと考えております。

 次に、大鶴、夜明地区のデマンドタクシーの導入でございますが、総合連携計画の第3年次の事業として行うもので、JRと周辺集落とを結ぶ乗り合いタクシーを運行しようというものでございます。タクシーの車両を使い、午前1便、午後1便の1日2回、大鶴駅と夜明駅まで送迎をいたします。前日までに運行するタクシー会社に予約をしてもらい、タクシー会社は予約の状況に応じて運行のコースを決定し、人数の多いときは台数を増発またはジャンボタクシーで運行する計画でございます。

 実証運行であるため、JRと結ぶ初めての事業であるので、利用者や運転手の感想や意見を聞き、よりよい運行の方法に近づけていきたいと考えております。

 また4月1日からは伏木地区を運行する路線バスがなくなるため、伏木地区から済生会病院まで運行するデマンドタクシーを運行するように計画しております。これらも1年間は実証運行として運輸局の認可を得る予定であるため、利用者の意見等により運行形態を見直していきたいと考えております。

 次に、デマンドバスなどが運行していない山間部の公共交通対策でございます。日田市には公共交通機関が通っていない、いわゆる交通空白地域が各所にあり、これら交通空白地域の解消を目指しております。地理的条件や集落の構成など各地で状況が異なっており、それぞれの地域に適合した公共交通を導入する必要がありますが、JRやバス路線につなぐことを目的としたデマンドタクシーは貴重な交通手段になり得ると考えており、実証実験である大鶴、夜明地区や伏木地区のデマンドタクシーの結果も参考に、新たな交通施策を検討してまいります。

 次に、統廃合で閉校しました学校施設を介護施設などとして利用できないかとの質問についてのお答えを申し上げます。

 学校統廃合に伴います学校跡地の活用につきましては、地域の特色を生かして、地域が元気になり住民が将来にわたって夢と希望が持てる地域の発展にしていくための拠点となるように、地域振興の観点から、地域住民の意向や要望を尊重するとともに、市からも活用策を提案するなど、地域の方々と十分に協議を重ねて、関係地域と市が一体となって活用策を生み出し、計画づくりを行っております。

 少子高齢化、過疎化などにより学校の統廃合による学校跡地の活用につきましては、他地域の先進事例を見ましても、交流宿泊施設、社会教育施設、民間企業への貸し出しなどさまざまな活用がなされております。御質問の介護施設などの活用につきましても、設置者の意向や各計画との整合性などの問題もありますが、地域の振興や福祉の向上につながるものであり、地域住民の理解が得られるものであれば活用の1つとして考えられます。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 市民環境部長。



◎市民環境部長(手嶋篤君) [登壇]

 私からは、7番議員御質問のうち空き家対策についてお答えします。

 空き家の現状を把握しているかということでございますが、これまで、市内全体での空き家についての調査を行ったことはなく、戸数等は把握をいたしておりませんが、例えば賃貸や販売を希望する空き家について広報で募集したり、特に市内の周辺部を回って情報を収集し、Iターン、Uターン希望者や田舎暮らし志向の方等に周辺地域の空き家情報を提供する取り組みを行っており、現在13戸ほど情報提供を行っているということでございます。

 また、三本松や豆田地区など中心市街地の12の商店街の空き店舗聞き取り調査では、現在69戸の空き店舗があります。このように、市内中心部の空き店舗だけでもこれだけの多くの数がございますので、市全体の空き家の数は相当な数に上るのではないかと思われます。

 次に、空き家による地域環境への悪影響についてでございますが、市民からの空き家に関した苦情や相談等は、平成20年度以降で4件ございました。雑草が繁茂して虫が発生する。水路に面している空き家の草木が伸びて水田の管理ができないなどでございました。そのような相談をいただきますと、現地を確認した上で関係部署と連携し、所有者等に対応を依頼しているというのが現状でございます。

 そのほかには、空き家に不審者が侵入したり若者のたまり場や子供たちが出入りして危険であるというような事例相談等は特にございません。空き家に関しての事件や事故も発生はいたしておりません。

 また、空き家からの火災の発生についても、ここ数年は発生をしていないというような状況でございます。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) [登壇]

 私からは、子ども手当の財源構成及び後発薬の推進についてお答えいたします。

 まず、平成23年度の子ども手当に関する市の考え方についてでございますが、御案内のとおり、子ども手当の制度につきましては、今国会におきまして給付額も含め現在審議がなされておりこの平成23年度における子ども手当の支給に関する法律が成立しますと、3歳未満の子供1人につき月額2万円を、3歳以上中学校終了前までの子供1人につき月額1万3,000円を支給する制度となることが予定されております。

 この子ども手当につきましては、平成22年4月の当初から、本市を含め多くの自治体が全額を国が負担するよう全国市長会を通じ政府に強く要望してきたところでございます。このような中、全国市長会は、本年1月、理事会、評議会の合同会議において、子ども手当を含む総合的な子育て支援策について協議を行い、関係各省と地方公共団体の代表による会議の場を早急に立ち上げるとともに、真に実行のある協議検討を開始すること。全国一律現金給付による子ども手当については全額国庫負担とするとともに、各自治体の事務負担を極力軽減すること。また、全国一律の現金給付による子ども手当と、保育サービスを初めとする子育て関係経費とのバランスにも十分配慮するとともに、国において十分な財源を確保する等を決議し、政府に強く申し入れをするとともに、子ども手当に関する事務返上等の最終手段の実行については、平成23年度は見送り、今後の国の対応を見きわめる中で再度検討することが適切であるとの方向性を示している状況にあります。

 このような状況の中で、本市といたしましては、子ども手当の給付は市民生活に直接影響を及ぼすものでありますことから、今後の国の動向に適切に対応した給付が可能となるよう、子ども手当の給付費として市の負担額1億5,465万円を含む給付費総額14億8,917万4,000円を当初予算に計上したところでございます。

 しかしながら、この子ども手当につきましてはいまだ不透明な状況にありますことから、今後も国の動向に注視しながら適切に対応してまいりたいと考えております。

 続きまして、済生会日田病院における後発薬の推進についてお答えいたします。

 後発薬につきましては、開発に巨額の費用と膨大な時間を必要とする新薬と比べ、安価な経費で製造することができるため、販売価格が新薬と比べ低価格となることから、後発薬を使用することで保健医療費の抑制、さらに患者個人の負担軽減にもつながるものでございます。しかしながら、平成21年度9月時点の厚生労働省の調査によりますと、日本の全体の医薬品に占める後発薬の普及割合は20.2%となっており、欧米諸国の普及割合が60%を超える現状と比較して、普及が進んでいないようでございます。

 こうした状況を踏まえ、厚生労働省では、平成24年度までに後発薬の数量の割合を30%以上にするという目標を掲げ、後発薬の使用促進に取り組んでおります。

 済生会日田病院では、全体の医薬品に占める後発薬の割合は平成20年度で約4.7%、平成21年度で約9.1%、平成22年度で約12.1%と増加傾向となっております。また、済生会日田病院の薬剤部長が大分県福祉保健部医務薬務室所管の大分県後発医薬品安心使用促進協議会に委員として参加し、後発薬の採用拡大や採用基準等について検討するなど、導入促進に向けた取り組みを行っているところでございます。今後も済生会日田病院としましては、厚生労働省の目標を踏まえ、後発薬の品質、安全供給、情報提供等の状況を院内の薬事委員会で慎重に検討した上で導入促進に積極的に取り組んでまいりたいとのことでございます。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) [登壇]

 私からは、議員御質問のうち、日田キヤノンマテリアルの今後の計画につきましてお答えをいたします。

 まず、施設整備についてのお尋ねでございますが、主な整備といたしましては、日田キヤノンマテリアルの立地に必要なアクセス道路の改良や用水施設、下水道、電力などでございますが、このようなインフラ整備につきましては基本的に完了いたしたものでございます。

 なお、現在は周辺住民の生活環境の整備といたしまして、市道三ノ宮尾当線の道路改良並びに県事業によります蕪谷川の河川改修を計画的に進めているところでございます。

 次に、採用されている社員の今後の帰省に向けた計画についてお答えをいたします。現在の日田キヤノンマテリアルでの採用者数は165名となっております。昨年の5月より、茨城のキヤノン化成から大分市の大分キヤノンマテリアルへ段階的に配置転換が行われておりますので、現在は茨城での実習生が59名、大分での実習生が106名となっております。これら165名の方々につきましては、来年春の日田キヤノンマテリアルの操業時を皮切りに、以後の稼働率の向上に応じまして順次、茨城及び大分より日田へ移動する予定であるとお聞きをいたしております。市といたしましては、全員が一日も早く日田で働けますよう強く要望してまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) [登壇]

 私からは、7番議員さん御質問の有害鳥獣対策のうち防護さく設置事業についてお答えいたします。

 近年、全国的にイノシシやシカなどの有害鳥獣による農作物被害が増大しており、農家の耕作意欲の衰退、さらには耕作放棄地の拡大が懸念されているところでございます。そのため、国におきましては鳥獣被害緊急総合対策として平成23年度予算において鳥獣被害防止総合対策交付金事業、対前年比5倍の112億8,300万円が予算計上され、侵入防止さく等の被害防止施設の設置に対する事業が予定されております。

 この国の事業に対し、市では14地区、延長約27キロ、事業費で6,682万円の防護さくの事業要望を国に提出しており、日田市鳥獣害対策協議会で取り組むこととしております。

 また、本市の平成23年度予算における有害鳥獣対策につきましては、市単独事業としまして新規に鳥獣被害防止緊急対策事業として7,000万円の事業を予定しているところでございます。

 補助要件といたしましては、3戸以上の農家で取り組むことを要件としております。また、補助内容につきましては、資材費に対して定額補助を行うこととしております。

 さらに、県単事業の有害鳥獣被害防止対策事業につきましては、昨年と同額の591万1,000円を予定しており、農家個人が設置する電気さく、トタンさく、シカネットさくに対する支援を行うもので、事業費の限度額はありますが、資材費の3分の2を補助するものでございます。

 平成23年度の有害鳥獣対策につきましては、侵入防止さく設置による被害防止対策、また捕獲対策等大幅に予算を増額し、鳥獣被害防止のため、国、県の補助事業を活用しながら、積極的かつ集中的に取り組んでまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) [登壇]

 私からは、7番議員さんの御質問のうち除雪対策についてお答えいたします。

 除雪対策につきましては、平成17年の市町村合併によりまして現在の市道延長が1,165キロと膨大な距離になり、市が積雪を一斉に除去することは困難な状況でありますことから、集落道等の生活道路につきましてはできるだけその利用者の方に除雪作業をお願いしてきたところでございます。

 ことしの冬の降雪は例年になく、車両の通行や生活に支障を来す地域が多く発生いたしました。特に山間部の除雪対策につきましては、大分県が主要国県道をモーターグレーダーなどの建設機械で除雪作業を行っていますことから、市道のうち公共性の高い路線や、高齢化や過疎化などの理由により利用者での除雪が困難なため生活に支障を来す路線につきましては、車両の通行ができるよう除雪を行っているところでございます。

 このほかの除雪対策としましては、急坂部でチェーン装着等を行っても通行が困難な箇所あるいは路面の一部が影地で凍結し危険な箇所等の生活に密着した市道におきましては、地元利用者の方等に塩化カルシウムを支給し、散布のお願いをいたしまして、凍結防止とあわせて対策を講じているところでございます。

 当市の市道は、その多くが中山間部を縫うように走っており、今年度のように降雪量の多い年には、山間部では特に積雪量が多く、除雪作業により通行できるようになるまで長時間を要する箇所も生じたところでございます。したがいまして、このような状況を解消するため、来年度からは現状の借り上げによるモーターグレーダー8台での除雪対策とは別に、12月から2月までの降雪期間に限定した業務委託によるモーターグレーダー2台を確保し、迅速な除雪対策を行いたいと考えているところでございます。

 また、今後も塩化カルシウムの支給につきましても、積雪状況によりますが、要望に対して支障を来さないよう十分な対応を図ってまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) それでは、再質問をさせていただきます。

 市長にお尋ねしたいと思います。

 きのう11番議員さんとの関連質問になりますが、歳出について、事業の選択と重点化に取り組みながらの無駄の削減と経常経費の徹底した見直しをするということは時代の要請でありますが、そこで生み出された経済的効果は減税として住民に戻すべきである。あるいは減税で歳入を抑制して、その範囲内で改革に取り組むべきであるという考え方がきのうもありましたが、大阪や愛知や名古屋で注目されておりますが、これらの動きについて市長の見解を聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 名古屋市等で住民税の減税ということがございますが、私は、日田市では減税は考えておりません。名古屋市、また半田市ですか、現在やっておりますところは、1つは地方交付税をもらっておりません。ですから、もう全部自分のところの市の税で行政を賄っているところでありますので、そういうところであれば減税をするという判断ができようかと思いますが、私ども地方交付税をもらって仕事をやっているわけでありますから、これを例えば減税するということになりますと、1つは建設事業に充てる地方債を、今は許可をもらわなくても発行できる、同意で発行できるような状況になっているわけでありますが、減税すれば標準税率以下であるということで、許可をもらわなければ起債が発行できないというようなこともあります。制度的にそういうのがあるということであります。

 また、全体としてはやはり地方交付税が市の財源の大勢を占めております中では、市税の減税は難しかろうと私は思っております。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) もう一点ちょっとお尋ねしたいんですけど、先ほどの壇上で私子ども手当のことをお話しさせていただきました。部長のほうも答弁のほうで、市長会等での要望をしたということでありますけど、いろいろお話を聞かれると、児童手当の場合は所得制限がされています。子ども手当は所得制限をしていないと。そんな財源があるのであれば結局医療や福祉や、特に介護に回していただきたいという声が物すごくあるということでお聞きいたします。その意見に対してどのような考えであるか、もう一言だけで結構なんで、お聞かせください。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) やらなければいけない仕事はたくさんあるというのは私も十分承知しております。ただ、この子ども手当は国が決めて実行している施策でございますので、市とすればこれに従ってやらなければいけないというふうに思っております。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) 市長のお話はよくわかりますが、一応そういった市民の声が大きいということだけ認識していただきたいということで、ちょっとお話をさせていただきました。

 次に、空き家対策についてちょっとお尋ねいたします。

 先ほど部長の答弁の中で、空き家からの火災の現状はないということで、ここ数年ないということでお話ししましたけど、この空き家対策の火災がないというのは、結局火災が起こるというときには建物火災とか林野火災とかそういった項目になるので、空き家火災とかいう項目がないということで報告されたんでしょうか。それとも、本当に空き家からの火災がないということなんですか。そこをお話しください。



○議長(城野禮子君) 市民環境部長。



◎市民環境部長(手嶋篤君) 日田消防署のほうに確認をしたところでございます。そこらあたりまでちょっと詳しく確認はいたしておりません。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) 一応確認したということで、全国的には空き家からの火災とか出火とかいうことが多いので、今回空き家対策ということで質問をさせていただきましたけど、先ほど部長は平成20年度以降4件の空き家に対しての苦情があるということでお話をいただきましたけど、ほんとに4件ぐらいなものなんでしょうか。私が今回ちょっといろいろお話を聞いた中でも相当な件数が上がってきました。結局倒壊のおそれがあって何とかしていただきたいとか、先ほども部長が言ったとおり、空き家から竹林とか雑草が道路にはみ出してきているとか、空き家から竹は生えてきて、結局隣の方が全部やっていると。どこに言っていいかわからない。だから結局所有者がわかればまだいいんですけど、所有者がわからないとか、そういった声をよく聞きますんですけど、市にそういった話があるのはほんとに4件ぐらいなもんなんですか。



○議長(城野禮子君) 市民環境部長。



◎市民環境部長(手嶋篤君) はい。私ども市民3日以内窓口ですとか苦情相談、水郷ひたづくり推進課でございますが、そういった環境の関係の相談を受けるような窓口がございますが、そちらのほうで確認をしたのが4件ということでございます。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) きのうもちょっとお話がありましたけれども、実際にこういった話があればどんどん相談してくれとかそういう形ではないと思うんですけど実際はまだ氷山の一角だと思いますので、しっかりそういったところの声を聞くような窓口を強化していただきたいと思います。

 これはいささか古い資料で申しわけないんですけど、2008年度で、先ほども言いましたけど、空き家率が13.1%ですか。で、前回の03年度より0.9ポイントで、とにかく過去最高をどんどん更新していると。これは全国ですけど、65歳以上の高齢単身世帯も前回調査から22.4%の414万軒の過去最高になったと。もうちょっと古い資料なんですけれども、それからさらに大きくなっていると思います。特に地方での空き家傾向が大きくなって、都市部への人口流出や独居老人施設に入るなどし、空き家になるケースが多いということでデータも出ております。

 空き家に関して、日田市として空き家の調査に、一気にできるということはないと思いますけど、そういった調査をしようとかいう計画はありますか。ちょっとお尋ねいたします。



○議長(城野禮子君) 市民環境部長。



◎市民環境部長(手嶋篤君) 特に今のところは考えておりませんでしたが、御指摘のように、確かに少子高齢化ですか、そういったこと。それから過疎化、どんどんしておりますので、やっぱり何か事が起こる前にやっぱりそういう対応をしていかなきゃいけないのかなとは思います。そういった意味で、空き家の調査、これはなかなか、空き家といっても無断で立ち入るわけにもいかないということでなかなか難しい面があろうかなとは思います。できれば地区の事情に詳しいような自治会長さん、あるいは地区の防犯協会の方、そういった方々の御協力を得ながら調査をしてみようかなとも考えております。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) ぜひお願いしたいと思います。先ほども言いましたけど、空き家で近隣の方が非常に困られているというケースを私よく聞きますので、なかなか一長一短ですぐに進んでいくということではないと思いますけど、地域の事情に詳しい方とか、その空き家が実際にほんとに空き家なのか、所有者なのかとかいうことを調べて、今後ますますふえてくると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。

 次の質問に入らせていただきます。

 市内環境バスのひたはしり号ですが、壇上でも先ほど言いましたけど昨年の6月議会でも、一番最初に取り上げたときには非常に乗車率が悪いということで、便の見直しをされたらどうですかということでお話をしました。今回大幅に、皆さん方からのアンケートをとってしましたということで、そのとき聞いたときは乗車率も上がったと。いよいよ本格運行になります。本格運行になれば日田の持ち出しも当然出てくると思いますので、その辺のところをしっかり加味されて、今回の本格運行の運びとなっているのかお尋ねしたいと思います。(発言する者あり)



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) ひたはしり号、本格運行に移すことにしておりますが、先ほど部長が御答弁申し上げましたように、コース、利便性、これについては今のところ職員が乗ってアンケート調査をしたり、バスの運転手さんにアンケート調査をしてもらったり、いろんな利用者の方の声を聞きながらコースを変えたり、フリー乗車地区をつくったり、できるだけ利便性については考えて予算措置も講じているところであります。

 これで利用者がふえるかどうかということについては、できるだけ私どもも周知を図りながら、多くの人に利用してもらいたいと思っておりますが、利用者が少ないからやめるということには、これから高齢化社会の中では、やはり公共交通の安定した状況が市内の中にあるということは必要なことだというふうに思っております。したがいまして、本格運行に移ってからも利便性、また利用者の声は常に聞きながら、必要があればコースを変えるとか時間帯を変えるとか、そういうのはやりながらやっていきたいと思っております。予算もかなりな予算にはなりますが、これからの高齢化社会の中で、やはり公共交通で利便性を高めていくことは必要なことだと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) 利用者が少ないとか多いとかは、とにかくたくさん使っていただけるような措置をとっていただきたいと思いましてちょっと再質問させていただいたんですけど、市民の方にいろいろお話を聞くと、とにかく交通手段がないのでこれを利用したいという方はたくさんいるわけです。ですから、実証運行のときにいろいろアンケートをとってくださいよ、いろんな方から聞いてくださいよ、極力多くの方が利用してくださいよということで言ったんで、いよいよ本格運行になるということなんで、その辺のところがしっかり完備してできているかなと思って質問しましたんで、とにかく皆さんの意見をしっかり聞いて、利用していただけるように対応していただきたいと思います。

 もう一つ、ひたはしり号の件で、朝日ケ丘とかそういったところからよくお話を聞くんですけど、今これはひたはしり号が走っているわけではなくて、前の普通のバスが走っているんですけど、とにかく高齢化も進んでいるということもありますけど、足の悪い方とか体の不自由な方からよく問い合わせがあるのは、あの台ではおりるときに転げ落ちると。もう段が高いから。しがみついておりていると。私も現場を見にいきましたけど、ほんとに、これはけがしたら大変だなと思いました。旧態のバスであれば、そこにいい方法がないか、そこに枠を設けたりして段をもうちょっとこうとかいろいろ考えてみまして、また問い合わせもしましたけど、構造上それは今のバスではちょっと無理があるということでお話をいただきましたんですけど、できればそういった地域にひたはしり号が床も低いし、物すごくそういった方たちに対して優しいバスでありますし、利用をされているのも物すごく多いんで、そういった検討をしていただきたいと思いますけど、その点につきましてはどうでしょうか。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 今回3月議会で補正をお願いをしております中に、先ほど申しましたように、小型の低床バスの購入を予定いたしております。これがもし購入ができますならば、受注生産になっておりますので、約6カ月ぐらいバスが来るまで期間がかかります。その間に新たな路線を検討したいと思っております。

 今議員御指摘の朝日ケ丘につきましては、私もバスに乗りまして、非常にステップが高いということで、現在のバスにつきましてはステップの高さが2段ございます。1段目が31.5センチ、2段目が35センチということで、65センチの高さを2段の高さで高齢者の方がはい登っている状況も目にいたしました。私ども今回購入を予定しております小型低床バスにつきましては、高さ1段で31.5センチ、非常に低い低床バスでございます。なおさらニーリングと申しまして、乗りおりの場合は高さがまた低くできるようになっていまして、そのための高さが26.5センチになりますので、高齢者の方、身障者の方でも十分利用できるバスと思っておりますので、購入ができたらそちらの低床バスを朝日ケ丘線にも回したいと検討いたしておるところでございます。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) ぜひそういった利用者の声をしっかり聞いていただいて対応していただきたいと思います。

 もう一つ、地域社会づくりの一環として統廃合施設の介護施設などの利用はできないかということで先ほど壇上で質問させていただきましたけど、よく郡部に行くと、介護施設とかで、結局介護施設になかなか入るのが難しいんでしょうけれども、入れるようになったときに、やっぱり市内とか遠くに行ったりするともう返ってこれなくなってしまうと。だから、地域にそういった施設の活用ができるのであれば、地域の方が地域の方を見ると。だから過疎化も防ぎたいということで、そういった声を大きく聞いたんです。だから、例えば郡部の関係でそういった施設のあきがあれば、そこで、団塊の世代で今から60歳以上の方がどんどん退職されて、そういった方が地元の高齢者の方を面倒見てするという施設が絶対に必要だと思うし、そういうことを市として取り組みはできないでしょうかという声を大きく聞きました。ですから、先ほどもいろいろ状況に応じてということでありますけど、そういった声がたくさん上がってきていますけど、部長としては、もう一度聞きますけど、どういった考えがあるかちょっとお聞かせいただけますか。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 今議員御指摘のことにつきましては、1つは学校跡地の問題がございます。先ほど私も答弁で申しましたように、私ども学校跡地の問題に取り組みます基本的な前提は、地域の皆さんの意見を大事にするという、そのことを基本原則にして取り組んでおります。ですから、介護施設等の利用も、地元の皆さんからそういう意見が出てくればそういった対応をやっていきたいと思っております。

 それからもう一つの観点といたしまして、現在、私ども地域振興部で取り組んでおります定住ということに取り組んでおります。これはやっぱり団塊の世代が大量退職いたしまして、田舎暮らしを希望する方たちに、現在ある、空き家の情報を出して定住してもらおうと。定住することによって地域を活性化してもらおうというねらいのもとに現在取り組んでおります。

 中身につきましては、現在、日田の定住サポートセンターのほうで取り組んでいただいておりまして、実質契約ができたのが5件でございます。現在情報発信しているのが13件でございます。ただ、空き家の情報として把握をしているのは38件でございます。これどういうことかと申しますと、空き家はあるんやけどまだ仏壇はそのままにしておるんで、なかなか貸せないよとか、生まれ育ったところなんで、なかなか人には貸したくないとかそういう状況のものがございますので、契約のできた5件という件数は少ないかもしれませんけど、それなりに空き家対策には取り組んでおると、そういう状況でございます。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) ちょっと非常に質問項目が多くなって、ちょっと再質問の時間が余りないんですけど、次に、有害鳥獣のことでちょっとお尋ねします。

 この補助等でよく聞くのが、先ほども部長のほうが3戸以上の同意があればということでありましたけど、お話を聞くと、なかなか地域との話し合いで、3戸以上が難しいとか、なかなか同意を得られないとかいうお話もお聞きしますけど、この辺のところの緩和とかいうことはできないかちょっとお尋ねします。



○議長(城野禮子君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 先ほども御答弁申し上げましたが、3戸以上といいますか、今中山間地域、集落でいろいろな取り組みをやっておりますので、できれば大きい集落で、全体で取り組んでいただきたくのがいいのかなと。今御質問ございましたが、個人でという御要望もあるようでございますので、それらにつきましては県の単独事業で取り組めますし、取り組んできてもおりますので、そういった事業を申請していただいて取り組んでいただきたいがと思っております。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) もう一つちょっとお尋ねします。これはちょっとお話があったんですけど、補助の中でトタンさく等で、トタンさくはなかなか効き目が薄いですねとかいうことを聞くんです。イノシシがなぎ倒すとか掘り返すとかいうことで。こういったお話とかよくお聞きしますけど、その効果とかそういったお話がどんなふうにあるかお聞かせいただけますか。



○議長(城野禮子君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 効果につきましてはそれなりにトタンがありますのでそれなりの効果はあると思いますけど、その設置の仕方によって、すき間があったりとか、そういった管理の部分でしっかりできていないとすき間から入ってくるというようなことでございますので、そのあたりの設置の方法とかそういったものもアドバイザー研修とかいろいろな面でしておりますので、ぜひそういったものに参加いただくなり、また独自には農家の皆様にはそういった情報も提供しておりますので、そういったほうを読んでいただく中で取り組んでいただきたいがと思っております。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) 例えば、今回電気さくの申請をして補助をいただいた場合、トタンではなかなか、もちろん設置もしっかりしているけどできないという場合は、翌年電気さくとか、そういった補助の対象とかも翌年ではなるということになるんですか。



○議長(城野禮子君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 年度に2つの申請はできませんけど、年度をまたごせばそういった申請も可能でありますので、ぜひ対応していただきたいと思います。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) それでは最後に、キヤノンマテリアルについてちょっとお尋ねしたいと思いますけど、部長のほうも、随時一日も早く帰ってきて日田での仕事ということでお話しされていましたけど、今大分工場で研修をされている社員の方は、それが日田工場ではない仕事もされている方もいるというふうにちょっと伺いましたけど、結局そういった方は日田工場が操業になった場合、もう一度茨城に研修に行ったりするようなことになるんでしょうか。もしそうであったとしても、その説明がしっかりされているのであれば問題ないと思うんですけど、茨城では日田工場の仕事は当然、それにあわせて研修に行っていると思うんですけれども、大分工場に帰ってきた人たちは日田工場ではない仕事があるんじゃないかということをちょっと聞いたような気がしましたけど、その辺のところを把握されているかちょっとお尋ねします。



○議長(城野禮子君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) 議員のお話のところはまだ、詳しくは私どもまだ承知をいたしておりません。ただ、これまでの順次茨城から大分のほうに帰ってくる計画のお話の中にはそういうふうなお話は聞いておりませんので、私どもでは日田でしっかり働いて、操業に間に合えるようにということでの体制づくりという取り組み方で会社のほうから聞いておるところでございます。

 以上であります。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) もし大分のほうで研修を受けられている方が日田に帰ってきたときに、日田でまたちょっと違う作業という部署があったりする場合は、もう一度研修に行くということがあったときはしっかり説明されるとか、そういったことはちょっと徹底していただきたい、話が違うとかそういうことが起こらないようにお願いしたいと思います。

 あと一点、キヤノンの来年5月の操業に向けて、今でも花月バイパスとか朝あたり渋滞していますけれども、従業員の方が帰ってこられればさらに交通量やふえてくると思いますけど、その交通渋滞解消の対応とかいうのはいろいろ考えておられますか。ちょっとお尋ねします。



○議長(城野禮子君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) 御指摘の件につきましては、会社側のほうも十分承知をいたしておりますし、これまで大分、長崎等たくさんの工場をお持ちになっておりますので、十分私どもと協議をしながら、万全な体制をとっていきたいと協議を進めているところでございます。

 以上であります。



○議長(城野禮子君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) とにかくもう一日も早く、スムーズな操業に向けて、日田市としてもできる限りの対応をしていただきたいと思いまして質問を終わらせていただきます。



○議長(城野禮子君) これで代表質問を終結いたします。

 引き続き一般質問を行います。

 なお、発言時間は答弁を含めて50分以内となっております。

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○議長(城野禮子君)  22番 井上明夫君。



◆22番(井上明夫君) [登壇]

 通告に基づきまして4点について質問いたします。

 まず最初に、日田市の第三セクターについて質問します。

 第三セクター方式は、官と民との長所を互いに発揮しつつ、公益性と効率性を高めるための組織というふれ込みで、1980年代後半以降、全国的に設立が急増しました。日田市でも、以前から市所有の公の施設を管理する日田市市民サービス公社などの第三セクターがありましたが、平成17年の合併により、一挙にその数がふえ、そのかかわる分野も農林業の振興のための事業体から観光施設まで、大変幅広くなっております。また、その形態は第三セクターが市の所有する施設を指定管理者となって管理運営するケースや、第三セクターが施設を所有しているケースがあります。そして、第三セクターが管理運営し日田市が所有している観光施設については、ここ数年、各施設で新たな設備投資が行われ、第三セクターが施設を所有している場合には補助金が出ております。

 これらの第三セクターがかかわる施設は、地場産業の振興や地元の雇用の確保という名目でつくられたものではありますが、そこに行政がどのようにかかわっていくかを明確にしておかなければその財政負担が今後自治体に大きくのしかかってくる可能性があります。

 そのような意味で、合併協議では第三セクターに対する新たな増資及び赤字補てん等の公的支援については新市において慎重に検討するとされておりますが、合併後に第三セクターについてどのような検討がなされたのかお尋ねいたします。

 また、第三セクターが指定管理者となっている市の観光施設に合併後に設備投資された金額をお尋ねします。

 2点目に、公共交通に対する市の考え方について質問します。

 広大な面積を有し、高齢化率もますます高くなることが予測される日田市では、みずから交通手段を確保できない市民に対する公共交通の整備は、これまでにも増して重要になってくることが考えられます。そのような中、日田市では平成20年に地域公共交通総合連携計画を策定し、公共交通実証実験として中津江並びに上津江地区のデマンドバスや市中心部のコミュニティーバスを導入し、23年度には大鶴、夜明地区にデマンドタクシーを導入する予定となっております。その取り組み自体は公共交通の重要性を認識したものと受けとめますが、より多くの市民に利用しやすい公共交通となるよう、次の点について質問いたします。

 まず、周辺部での運行となるデマンドバスの中津江、上津江地区での成果をお尋ねします。また、当初計画では中津江、上津江地区と同じく利用者が利用したい時刻に運行する予定であった大鶴、夜明地区のデマンドタクシーが、最寄りのJR駅を利用する1日2便と計画変更になった経緯についてお尋ねします。

 次に、以前から運行している大明地区の福祉バスは、導入予定のデマンドタクシーと多くのルートが重なりますが、デマンドタクシーの導入に伴い、県道大鶴熊取線経由で済生会病院へ結ぶルートへの変更はできないのか、また事前にチケットを購入しないと福祉バスを利用できないという不便さを解消できないのかお尋ねいたします。

 3点目に、地上波デジタル放送への完全移行に向けての市の対応についての質問をいたします。

 NHKを含むテレビ各局は、ことし7月24日の正午にアナログ放送を全面的に停止し、地上デジタル放送への完全移行を行います。総務省の調査では、全国5,000万世帯のうちデジタル化が済んでいない世帯は昨年12月末現在で最大250万世帯とされており、7月24日までに地デジ対応ができない場合、テレビが見られない地デジ難民が生まれる可能性があります。

 日本では、テレビは全世帯で見ることができるユニバーサルサービスと位置づけられており、テレビは国民一人一人の生活と密接に結びついています。今回の地デジ化は、総務省の行っていることとはいえ、最終的なきめ細かな普及については地方の行政の果たす役割が重要となってきます。日田市としては、7月24日に地デジ難民が生まれないよう、どのような対応を行っているのかお尋ねいたします。

 最後に、学校支援地域本部事業について質問いたします。

 平成18年に改正された教育基本法には、子供の教育における学校、家庭及び地域住民等の連携の規定が新設されました。その背景には、子供を取り巻く環境が複雑多様化する中、これからの教育は学校だけが役割と責任を負うのではなく、これまで以上に学校、家庭、地域の連携のもとで進めていくことが不可欠となってきたという状況があります。そのため学校、家庭、地域が相互に連携教育しながら、協働で子供をはぐくむ教育ネットワークづくりが全国的に取り組まれているところですが、日田市でも平成20年度より3年間モデル校を指定し、ボランティアによる学校支援活動が実施されました。そこで、このモデル校における学校支援活動の成果と今後の取り組みをお尋ねいたします。

 以上、私の壇上からの質問を終わり、あとは答弁により自席から再質問いたします。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは、22番議員の御質問のうち大鶴、夜明地区のデマンドタクシーの実証運行についてお答えをいたします。

 平成20年度に策定しました日田市地域公共交通総合連携計画では、交通空白地域のない持続可能な公共交通体系の構築を目指し、各地域に適合した交通施策が行われるよう計画を定めております。このうち、3年次に分けて特徴の違う公共交通の在り方を実証運行することとしております。

 まず、平成21年度におきましては、上・中津江地区でのデマンドバスの運行を行いました。第2年次の事業といたしまして、本年度市内中心部を運行します市内循環バスの実証運行を行っております。

 大鶴、夜明地区のデマンドタクシーの運行は、計画に基づきまして第3年次の事業として平成23年4月1日から1年間の予定で実証運行を行うこととしております。大鶴、夜明地区の特徴といたしまして、JRが通っていることが上げられます。これはほかの地域にない安価で安全、かつ正確な交通機関であるJRが非常に有効な移動手段として考えられることから、大鶴、夜明のデマンドタクシーの実証運行は各集落とJRを結ぶ交通手段の実験として考えられているところでございます。

 このデマンドタクシーの結果が良好であれば、JRの通るほかの地域への導入が期待できるほか、路線バスにつなぐ手段としても考えられるところでございます。

 なお、計画でデマンドバスとしておりますのがデマンドタクシーとなっておりますのは、小型タクシー車両を使用するため利用者にわかりやすくするためであります。

 このように、今回の大鶴、夜明のデマンドタクシーの実証運行は、上・中津江バスや市内循環バスの実証運行と条件が大きく異なりますので、新たな実験ということで取り組んでおります。

 もちろん今回の実証運行につきましても、利用者や運転手の方からの御意見を聴取しながら、必要な運行方法の見直しを適宜行い、より有効で使いやすい交通手段となるように努めてまいります。

 次に、地上波デジタル放送への完全移行に向けての市の対応につきましてお答えをいたします。

 御案内のように、本年7月24日にはテレビ放送がアナログからデジタルへ完全移行されます。デジタル放送への移行に際しましては、各家庭でデジタル対応機器等の購入や難視聴地域ではケーブルテレビへの加入、共聴施設の改修が必要となってまいります。地デジ化へ向けた市の対応といたしまして、民間では採算性の問題からサービスの提供が見込めない市街地周辺の難視聴地域、いわゆる公設エリアに対しまして地域情報基盤整備事業で光ケーブルを敷設し、現在、平成22年度工区は整備中でありますが、既に平成21年度工区についてはケーブルテレビサービスによりデジタル放送の再送信を行っております。

 さらに、デジタルテレビ等の買いかえに伴います費用負担の軽減等を図るためにデジタル信号をアナログに変換し、今までのアナログテレビでもテレビ放送を見ることができるデジアナ変換装置を平成27年3月までの暫定措置ではありますが、今年度導入いたします。

 また加入促進の一環でございますが、平成21年度事業で加入漏れの傾向にあった70歳以上の高齢者世帯のうち加入申し込みをいただいていない177世帯に対し、文書及び電話にて地デジ化の周知と対応状況の確認を現在行っております。

 市域全体の対応といたしましては、これまで広報紙による地デジ化の周知を6回、地デジチューナー等の国の支援策周知を2回、昨年9月からは毎月1日号に地デジ化推進記事を掲載いたしております。

 また、デジタル対応におくれがちな高齢者の方に対し、民生委員さんが訪問した際に、地デジへの移行を周知していただくなどのサポートを文書にてお願いをいたしております。

 さらに、国のデジタルサポートセンター、通称デジサポが各地区公民館で行いました25回の地デジ移行説明会や昨年9月に市役所1階ロビーで1週間行った相談窓口に対して、広報周知や会場確保などの支援を行ってきたところでございます。

 また、市民の方からの地デジ移行やチューナー等の問い合わせ相談の対応についても市のほうで行っております。

 次に、国が実施しておりますチューナー等の支援状況でございます。

 生活保護世帯などのNHK受信料免除世帯に対するチューナー等の無償配布につきましては、3月1日現在で対象世帯1,120世帯に対しまして申請件数が815件となっております。また、本年1月24日から受け付けが開始されました市町村民税非課税世帯へのチューナーの無償配布につきましては、開始されて間もないことから、現在まで1件の申請となっております。

 今後も地デジへのスムーズな移行を図るため、国の要請に積極的に協力、支援をするとともに、市の対応として広報紙での周知や市民の方からの相談への対応を行ってまいります。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) [登壇]

 私からは、福祉バスの運行の考え方等についてお答えいたします。

 公共交通におけるデマンドタクシーの導入や小学校の統合により現行の福祉バスの運行路線の変更について見直しの考えがあるかとの御質問でございますが、御案内のように、福祉バスはスクールバスの空き時間帯を利用して市内道路6路線におきまして日1往復を運行しているものでございます。

 議員お尋ねの福祉バスの大鶴線において、大鶴から夜明、北友田経由の現行路線を大鶴振興センターから県道大鶴熊取線で山田原を経由し済生会病院方面へ向かう大幅な路線変更を行うことは現在の路線を利用されている地域の方々もいらっしゃいますことから、見直しについては難しいと考えております。しかしながら、学校の統合に伴いスクールバスの台数等に余裕が生じた場合には日田市地域公共交通会議等の関係機関等で新たな路線等の必要性について審議をお願いしたいと考えております。

 次に、運賃の支払い方法についてでございますが、福祉バスは公共輸送に恵まれない高齢者を初めとする交通弱者の利便を図るため運行しているもので、だれでもが利用できる一般の乗り合いバスと区別するため、事前に回数乗車券を購入し利用していただくシステムをとっているものでございます。したがいまして、回数乗車券購入方式から現金化方式等への支払い方法の変更につきましては、運転者の安全運転確保等のため、両替機能つき発券機等の整備あるいは売上金管理の問題等新たな問題が生じますことから、現行での御利用を引き続きお願いするものでございます。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) [登壇]

 私からは、22番議員御質問のうち第三セクターが管理をいたします観光施設につきましてお答えをいたします。

 合併によります旧郡部の観光施設で市が出資している第三セクターは、豊後大山ひびきの郷及び水辺の郷おおやまの指定管理者であります株式会社おおやま夢工房と、鯛生金山の指定管理者であります財団法人中津江村地球財団及び奥日田フィッシングパークの指定管理者であります有限会社かみつえグリーン商事がございます。これらの設備投資のお尋ねでございますが、過去に平成17年度から22年度にかけまして大分県が旧町村部の雇用増大や住民サービスの向上といった取り組みの支援策として進めてきました合併地域活力創造特別対策事業等も財源として活用しながら、ひびきの郷及び水辺の郷おおやまに5,489万円、鯛生金山に1億3,484万円、奥日田フィッシングパークに2,322万円の設備投資を行っております。

 内容につきましては、主なものといたしまして、おおやま夢工房ではリキュールタンク工場等の増設、鯛生金山では金山坑道内の観光道路の整備、奥日田フィッシングパークでは、宿泊施設の建てかえなど設備の新設やリニューアルなどになっております。

 また、合併前の日田市郡合併協議会におきまして第三セクター等の取り扱いにつきましては、議員御指摘のとおり現行のとおりとし、新たな増資及び赤字補てん等の支援については慎重に検討することとしておりましたが、これまでに新たな増資及び赤字補てん等の支援はございません。

 今後につきましては、市の観光戦略として九州の代表的な観光地であります阿蘇からの集客を図るため、必要な観光施設の改修等を行い、観光協会と連携を図りながら情報発信や宣伝強化を進め、観光客の誘客を図ってまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) [登壇]

 私から、22番議員さん御質問のうち、学校支援地域本部事業についてお答えをいたします。

 この事業は、22番議員さんから御紹介のありましたように、地域における地縁的なつながりの希薄化などによる地域の教育力の低下や教員の業務量の増加が問題となっている現状を踏まえ、地域の人材を活用し、地域全体で学校教育を支援する体制づくりを推進するため、平成20年度から文部科学省の委託を受け、3カ年間の事業として試験的に取り組んでまいったものでございます。

 事業の開始に当たりましては、すべての小中学校に事業実施の要望をとりました結果、北部中学校、桂林小学校を含む北部中学校区及び大明中学校、静修小学校、夜明小学校を含む大明中学校区、そして光岡、日隈小学校区の合計3地区で学校支援地域本部を設置し事業を実施することとなりました。

 事業の内容といたしましては、学校とボランティアとなる地域住民の間を調整する地域コーディネーターを配置し、平和学習などの学習支援、花壇の整備などの校内環境の整備などさまざまな学校支援を実施するものであり、それぞれの地区におきまして学校運営に多くの成果を得たものでございます。

 特に、児童生徒にとりましては、ボランティアの指導によるさまざまな経験の場がふえたことによりましてコミュニケーション能力が向上してきたことや、例えば裁縫の家庭科授業では、複数のボランティアがミシンの使い方を指導することによって教科の理解力が向上したことなどが上げられます。また、ボランティアとなる地域と住民の皆さんにとりましても、学校運営や児童生徒の学校生活への理解が深まり、住民同士の交流や生きがいづくり、あるいは自己実現の場となり、地域の活性化にもつながっております。

 このように、平成20年度以降3カ年間の取り組みの中で多くの成果が見られます一方で、予算の使い方に制約があること、あるいはコーディネーターとなる人材の確保が難しいといった課題も明らかとなりました。このため、今後の対応といたしまして、市教委ではこれまで3カ年間の事業の成果を引き継ぎ、市独自の地域人材を生かした学校支援体制をするため、平成23年度に自治会長、児童民生委員、公民館関係者、そして学校関係者などからなる検討会議を立ち上げることといたしました。この会議においてソフト面の環境教育整備としての学校支援の重要性につきましては市教委として十分認識いたしておりますので、今後地域ぐるみの子育て支援体制をどのように進めていくことが望ましいのかの検討を行ってまいります。

 具体的には、総合的学習の時間推進授業でのボランティアの活用も含めまして、学校関係者とも協議の上、地区公民館との連携も視野に入れながら、学校、家庭、地域が一体となって子供を育てるネットワークの構築を図っていく方針でございます。

 なお、平成23年度につきましては、学校での総合的学習の時間推進授業に今回の委託事業で得ましたボランティアを活用することで、引き続きこの事業の成果を学校運営に生かしてまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 22番 井上議員。



◆22番(井上明夫君) まず、第三セクターの関係ですが、第三セクターが管理する市所有の観光施設です。今、合併後の設備投資の説明があったわけですが、合計しますと、特に19年から22年ぐらいに2億3,200万円ぐらい設備投資が行われております。それに加えて23年度予算にもひびきの郷に4,200万円、鯛生金山1,200万円などの予算が計上されているわけでありますが、市の観光施設を第三セクターが管理していると、運営している場合に、市の施設だから市が設備投資するのは当然だということで設備投資を続けているわけですけれども、ところが、その指定管理者は特定の第三セクターが独占していると。というか、現在指定管理者は公募されておりませんから独占しているように見えるわけですけど、非常に閉鎖的な感じがするんですが、この市の観光施設の指定管理者、今後も公募しないということなのでしょうか。



○議長(城野禮子君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) 議員御指摘のとおり、これまでのそれぞれの合併前の旧それぞれの自治体町村独自でやはり地域振興等を考えての現在に至っている経緯がございますので、それらを十分に尊重しながら、これからも継続して取り組んでまいりたいというふうに思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 22番 井上議員。



◆22番(井上明夫君) 指定管理者は公募しないということでありますけども、それで公募はせずに税金で設備投資ということになると、非常に市民から見ると第三セクターでどのような人が役員で、幾らぐらい役員報酬をもらっているんだろうかという疑問も起きてくるわけですけれども、観光施設を管理する3つの第三セクターの平成21年度の役員報酬と純利益をちょっと比較してみますと、地球財団です。これは鯛生金山と鯛生スポーツセンターなどを管理しておりますけれども、ここは純利益589万円に対して役員報酬は年間109万円、それからかみつえグリーン商事、これはフィッシングパークを管理しておりますけれども、純利益395万円で役員報酬は年間122万円でありますけど、もう一つの夢工房です。水辺の郷おおやま、それからひびきの郷を管理しておりますが、ここに関しましては利益が136万円ですけれども、役員報酬が1,069万円なんです。特に20年度、その前の年を見ますと、408万円の赤字になっていますけれども、役員報酬は990万円、こういう、ちょっと利益が少ないのに役員報酬が高いという感じがするわけです。

 大阪府の例なんですが、昨年8月に補助金や委託金をもらっている府の出資法人に対して、役員一人一人の報酬の開示を義務づける条例を制定しておりますが、日田市ではこのような情報開示というのは行う予定はないのかお尋ねいたします。



○議長(城野禮子君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) 現在のところ、議会のほうにもそれぞれの第三セクターからは報告をさせていただいております。決算等も含めましてですが。そういうことでございますので、現在のところそこまでは考えていないところでございます。

 以上であります。



○議長(城野禮子君) 22番 井上議員。



◆22番(井上明夫君) やはり大阪府でなぜこのような、一人一人の報酬の開示を義務づけるか。最近、民間企業でも、大企業では役員報酬の開示というようなことも行われておりますけど、やはり住民の間に指定管理者としてもうはっきり決められていて、そして市が設備投資をしている。そのような立場にいてどのような人がかかわっているのかと、そういう疑問というのはあると思うんです。

 この中で、特にちょっと夢工房についてなんですけど、先ほど役員報酬がほかの2つより多いわけです、非常に。経営内容を見ると、ちょっと不安になってくるわけです。例えば、まだ21年度の決算しか出ておりませんので、21年度は、例えば短期借入金、20年度までは全くなかったわけですけど、21年度に突然2,275万円という借入金。それから未収金、これは20年度304万円、大体もう毎年その程度というか、少しずつふえていたんですが、20年度304万円だったものが2,520万円と、未収金が2,200万円もふえているわけです。それから、現金・預金は、20年度が6,900万円あったのが21年度は5,914万円と、約1,000万円減っております。3期連続で未収金もふえておりますし、現金・預金が減っているわけです。この未収金というのは何なのかと。非常に大きな投資をしてリキュールをつくったりしておりますけれども、それが売れているのだろうかというような感じもいたしますし、リキュールコンテストで賞をとったとかそういうことはあるみたいですけれども。

 貸借対照表では数字の帳じりは合っているわけですけど、経営は大丈夫なのかという気がするんですが、この点はいかがでしょうか。



○議長(城野禮子君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) この経営につきましては、私のほうが役員として入っておりますので、議員御指摘のようなことも報告を承っております。そういうことにつきましては会議の中で厳しく、経営をしっかりした指導をされるよう要請をしているところでございます。

 以上であります。



○議長(城野禮子君) 22番 井上議員。



◆22番(井上明夫君) この管理運営については、一種の経営者と思うんですが、設備投資は市が行うと。普通、経営者の場合、設備投資も当然行って、決算に入ってくるんですけれども、設備投資は市が行って、それでも経営内容は決してよくない。

 役員報酬は高いと。これ実質的な赤字補てんではないかという感じがするわけです。普通なら設備投資まで経営の決算に入るわけです。そういうことになって、設備投資をしているだけでも今後市の財政を圧迫してくるのではないかという感じがするんですが、経営状態も不安ということになると、非常に先行きどうなることかと不安なわけです。

 発行している株式の状況を見ると、もともと発行予定の株式総数、これは1万2,000株に対して発行済み株式が3,600株です。これ1株5万円ということで3,600株で1億8,000万円を調達して始められているわけですけれども、このうち日田市の所有、大山町から引き続き、日田市の所有は3,600株のうち2,600株なわけです。日田市の分、5万円で換算しますと1億3,000万円ということになっております。未発行の株が8,400株あるわけです。これでこのまま設備投資をずっと続けていくというようなこと、今後の財政圧迫とかいろんなことを考えた場合、市長、福岡方面の人脈が最近非常に広がっているということでお聞きしておりますけれども、例えばその人脈を生かして未発行の株式を売却して資金を調達する。または、市の所有する株式を売却してこういう資金を調達して設備投資をすれば一般財源をつぎ込まなくても済むのではないかと思うわけですが、この件に関していかがでしょうか。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 指定管理の関係にございます。ですから、指定管理しております施設は市のほうの施設でありますので、株式会社に出資することによってその設備投資の肩がわりをさせるということは、この施設の状況にもよりますが、難しいんではないかなという感じがいたします。どこからどこまでがその株式会社のものであり、どこからどこまでが市のものかというようなところも機能を踏まえて検討しなければいけないという問題があろうかと思います。

 しかしながら、今議員御指摘のように、この施設そのものは過疎高齢化の地域を振興していこうと、雇用の場を確保していこうと、そういう意図で旧町村部のときに町村の時代にこれつくられたものであります。日田市も引き継いでおりますが、目的はその過疎高齢化の地域振興、雇用の場、これには変わっていないと思います。ですから、その目的がきちっと果たされるようにするのが市の責務だと思っておりますので、そういう視点から、管理を受けている第三セクターがうまく機能しないということになれば目的が実現できないわけでございますので、これまでそれぞれが地域の雇用の場、地域振興という思いを持った第三セクターでございますので、そこに指定管理者をお願いしておる経緯がございます。

 私どもも、そういう中でやっていくのが今のところ一番いいのかなと思っておりますが、経理が、議員御指摘のような点があれば、私どももっと目を光らせていかなければいけないと、そういう思いでございます。



○議長(城野禮子君) 22番 井上議員。



◆22番(井上明夫君) こういう施設で地域振興、地域の雇用の確保とか、その存在意義というものは別に否定するところではないわけですが、結局このままの状態でいくと、もう施設も老朽化していくと。老朽化すると非常に経営的にも非常にまた、それが圧迫する要因になりますので、またリニューアルしなきゃいけないと。これが延々と続いていくという非常に心配なところがあるわけです。ですから、ある時点で思い切って、先ほど確かに第三セクターの株の話をしましたけれども、第三セクターは管理しているだけであって、所有は市だと。そういうことになりゃ第三セクターの株を売って設備投資はおかしいということになりますので、もういっそ施設ごと第三セクターのものにするとか、そういう形をしたり、そうすると、施設ごと第三セクターのものになって第三セクターの株を売却してとかいうことになると、場合によってはその株をどんどんどんどん買った人が大株主になって役員を送り込んでくるとかいうこともあるかもしれませんけれども、それはそれで、経営陣にこれまでと違う血を導入してきちんとした経営をしてもらうと。そして、それによって福岡の人にどんどん観光客で来てもらうと。そのようなことも考えていいんじゃないかと思っているわけです。

 ですから、せっかく市が設備投資した施設を生かすためにも、場合によっては今のうちに民間に施設を売却するとか、そういうことも考えられないかと思うんですが、それはいかがでしょうか。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) まだ合併して5年にしかなりません。合併前、旧町村部の皆さん、やはりいろんな知恵や工夫を凝らして地域の過疎化に歯どめをかけようと、高齢化の地域はどうやったら元気になるかと。また若い者の働く場所をこういう形で確保しようという中でこれできておる施設でありますし、また第三セクターもそういう役回りを担っていると思います。ですから、その収益の中から地域に貢献するような取り組みも見られております。

 そういう施設の性格を考えますと、今の時点でこれを買いたい人がおるならどうぞと。やりたい人がおるならどうぞというような形で考えるよりは、私はまだまだ過疎化、高齢化に悩む地域が将来に向けて安心して生活できるような地域にするためどうすればいいかという視点から考えていかなければいけないと思っておりますし、そういう視点で考えれば、今の時点で議員が申したようなことについて考える状況にはないと私は思っております。



○議長(城野禮子君) 22番 井上議員。



◆22番(井上明夫君) 現時点ではそのようなお考えということですが、将来的には、ただあんまり将来的になると施設も老朽化するわけですけれども、現段階のことで言えば、とにかく、市だけじゃなくて県からもお金をつぎ込んで、次から次にリニューアルして、指定管理者の第三セクターは公募なしで設備投資の要らない経営者であり続けて、経営的には高い役員報酬を払いながら、未収金や借金がふえて現金、預金が減っていくというようなことでは市民は納得しないと思いますので、この内容については経営の状態に応じた役員報酬に変えていくとか、そういうことも指導していくべきだと思っております。

 今回、特に夢工房に焦点を充てましたけど、これに限らず、施設を管理する第三セクターの改革、施設の老朽化などの環境の変化に応じて市の財政を圧迫しない形で今後の検討の在り方を考えていただきたいと思います。

 それから公共交通のデマンドタクシーの件ですが、壇上の質問の中で中津江、上津江で成果が上がっているかと。この質問にはお答えがなかったわけですが、これちょっと時間がありませんので、ある程度成果が上がっているということですが、これはやはり利用時間が自由だからというのが1つ大きいと思うんです。今回、私が計画を変更したという質問をした意味は、別にバスという言葉がタクシーに変わったということじゃなくて、最初の計画では大鶴、夜明地区のデマンドバスの利用したい時間に利用するという文言があったんです。ただ、今回、JRを利用するにしても、上り下り2便ずつに決めています。それだと、やはりJRを利用するんであれば、それは今の2便というのは病院とか買い物で行くであろう、一番利用する回数が多いであろう便につなぐということですが、もっとあるわけです。1日10便ぐらいあるわけです。少ないとはいえ。だから、JRが駅に来る時間帯であれば自由に利用できるという形にすべきだと思うんです。

 また、夜明地区の方はJR夜明駅までと決めずに、例えば夜明から大鶴駅まで行けば、大鶴の病院や歯医者に行く方もおられるわけです。そういう利用の仕方もすべきだと思うわけです。

 それとあとJRを利用する場合、日田駅の地下道を通ることになって、デマンドタクシーの主な利用者と思われる高齢者の方など体力的に負担金となると考えますが、融通のきく利用の仕方、夜明の方がJR大鶴駅まで行くとか、それとか日田駅の地下道の問題、その辺に対して何かお考えがあればお尋ねいたします。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) まず最初質問を受けました時間帯でございます。現在、午前1便午後1便をデマンドタクシーで指定をしております。大鶴、夜明地区から午前のJRの便に乗っていただいて買い物、病院に行くということで、帰りの便は午後の便をデマンドタクシーで接続するように予定をいたしております。

 それから、今回4月1日付で朝日ケ丘・桃山線の時刻改正を予定しております。これにつきましても、デマンドタクシーで指定をいたしました時間帯に乗れるよう日田彦山線の便に連絡できるように時間帯も考えております。

 それから、今回、大鶴、夜明地区につきましては、病院、農協、振興センターと行かれる方がかなり利用される方が多いと思います。こういう方も想定いたしまして、現在運輸局のほうに申請をいたしております。ですから、駅に行かなくても金融機関、農協、郵便局に行かれる方も利用できるように、現在申請をいたしております。

 ただ、今回1年間実証運行でございますので、実証運行しながら地域の皆さんの声を聞きながら考えていきたいと思っております。

 それから日田駅の2番、3番ホームの地下通路でございますが、これにつきましては私どもも、高齢者の方がかなり不便を来しておるということは把握をいたしております。これについてはJR九州さんのほうに協議もいたしておりますし、現在要望を、エレベーターの設置について要望いたしております。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 22番 井上議員。



◆22番(井上明夫君) それから、福祉バスの料金の件です。これもう前から質問しておりまして、無理ということでやっておりますけれども、現金を扱うのは無理と。これよその自治体を見ると、フリーパスみたいなのも出しているところがあるわけです。別に福祉バスということじゃないですけど、何かそういう形をして、やはりお年寄りの方とか、要するに交通手段がないから福祉バスを利用するんですけど、そのチケットを買いにいくのが大変なんです。自治会長の家であるとか振興センターとかに置いているんですけど。だから、その辺のところをやっぱり幾らかでもお金をいただいてでもフリーパスをつくるとか、何か工夫を考えていただきたいと思っております。

 デマンドタクシーについていろいろと意見を聞いて改善していきたいということで、それはそれでいいと思いますけれども、ただやはり運行開始後意見を聞くというか、ある程度利用してもらわないと意見も聞けないわけでありまして、やはり利用しやすい形を最初からつくっておかないと関心がなくなるんです。この公共交通に関する問題というのは結局利用者が少ないと。利用者が少ないから、要するに利用しにくいから乗客が少ないのかその乗客が少ないから利用しにくい運行になるのかというようなことで議論になるんですけど、せっかくの取り組みなので、今後十分に意見を聞いていただきたいと思っております。

 それから地上波デジタル放送の件ですけれども、完全移行に向けたサービスの中に簡易チューナー無償配布の支援ということで、先ほど1,120世帯、対象世帯です。対象となっているのは生活保護世帯であるとか市町村民税非課税世帯、そういうところですけれども、先ほど日田市に対象世帯が1,120世帯あって、815世帯が申請していると。残りが305世帯あるんですけれども、その中には既に何らかの形で対応しているケースもあるかとも思うんですが、実際これは申請制度というのは非常に厳しいところがあって、もともとがやはりこれだけPRしています、国のほうもテレビからとかなんとかいろんな方法でPRしているにかかわらずなかなか伝わりにくい方なです、やはり。高齢者の方のひとり暮らしであったり障がい者の方であったりする。こういう方に申請しろというこの制度自体、ちょっと酷なところがあると思うんですが。それでその1,120世帯のうち815世帯申請して、残り305世帯ですか。このうちにほんとにまだ地デジ化できていない、申請しないと見れなくなるという方が何世帯ぐらいあるかは把握されていますでしょうか。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 実際見れなくなるという方は把握はいたしておりません。現在、日田市内でデジタル放送の受信状況を申しますと、日田の全世帯2万6,000世帯ございます。その中でKCVに加入している世帯、市に加入している世帯、それから共聴施設を持っている方、それからアンテナを持っている方がございます。その中でアンテナの立ててる方が6,600世帯がございます。大分県の地デジの普及率を見ますと92%でございます。8%の方が普及されていないということで、6,600世帯に8%を掛けますと528世帯の方が多分見れないんじゃないかという推計はいたしております。

 ただ、これに伴いまして、地デジの対応については国とそれから市の自治体のほうで役割分担をいたしております。見れない方、先ほど言いました方につきましては、情報課のほうで相談窓口もやっていますし、今後電話連絡等をやりながら、見れるように対応をやっていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 22番 井上議員。



◆22番(井上明夫君) この支援については民生委員さんも通じてお願いしているということでありますけれども、そのほか老人会とか自治会とか、あらゆる団体を通じて働きかけることが必要であると思っております。行政は国、県、市とつながっておりますので、やはり総務省の行っている事業であっても、最終的に情報課が責任を持って動くべきであると考えております。ことし7月24日の正午から、全員がきれいな画面でテレビが見れるということを願いまして、これで質問を終わります。

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○議長(城野禮子君) ここで昼食のため休憩いたします。会議は午後1時から続行いたします。

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午前11時58分休憩

午後 1時00分再開

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○議長(城野禮子君) ただいまから本会議を続行いたします。

 引き続き一般質問を行います。

 19番 鷹野守男君。



◆19番(鷹野守男君) [登壇]

 通告に従いまして、大きく4項目について質問をいたします。

 まず1項目は、久大本線活性化協議会について質問をいたします。

 九州新幹線鹿児島ルートの全線開通について、新聞報道によると、九州新幹線鹿児島ルート全線開通に向けてJR久大線沿線の魅力を連帯し発信しようと、福岡・大分両県の沿線自治会等でつくる新幹線活用久大本線活性化協議会、会長楢原利則久留米市長が発足、11月4日に久留米市で初会合があり、本年度の事業計画などを決めた。福岡県から久留米、うきはの2市、大分県からは日田、由布、大分の3市と玖珠、九重の2町の首長、各観光協会の担当者が参加、楢原会長は、沿線にある温泉、食文化、造形豊かな資源など魅力的な資源を有機的に生かし、地域活性化につなげることが自治体の使命だとあいさつした。

 参加者からは、まずは久留米駅に新幹線が数多く停車し、久大線もアクセスしやすいダイヤにしなければ客は来ない。観光クルーズのように各駅に長時間停車しながら進む観光列車を検討してはどうかといった意見が相次いだ。今後はJR九州への要望活動も共同で行う方針である。西日本新聞の昨年11月5日付報道である。

 そこで質問ですが、久大本線活性化協議会が発足をし日田市が加入して何年が経過するのか。成果についてはどうか。市長の新幹線活用久大本線活性化協議会での発言など、対応をお聞きします。

 2項目といたしまして、日田彦山線活性化推進沿線自治体連絡会について、日田彦山線活性化推進沿線自治体連絡会負担金として28万5,000円が予算計上をされている。連絡会が結成されて、日田市が加入して何年が経過するのか。市民の声を連絡会に反映したのか伺います。

 3項目といたしまして、JR日田駅の建てかえと裏駅南側の新設について。

 JR日田駅については、1934年、昭和9年3月3日営業開始、1972年、昭和47年6月建てかえ、築39年が経過をする。ことしで76周年を迎える。老朽化もあるが、観光地の玄関口としては殺風景である。日田駅駅舎の建てかえと裏駅に集中する日田市役所を初め官庁街を訪問する利用者、特に障がい者、高齢者、女性からの要望が日田駅の建てかえと裏駅の新設についてJR九州に要請する考えはないのか。

 4項目として、久大本線の高架とエレベーターの新設について。

 昨年平成22年4回定例会において、同僚の25番議員の質問に市長が答弁。大分県で大分以外別府、中津が既に高架され、次は日田の順番、日田駅の高架を含めてJRに山鉾の話をしながら要望してまいりたいとの答弁がある。丸山五和線の将来構想と踏切の安全対策から、JR九州に強く要望すべきだと考えるが、見解はどうか。

 久大本線の高架と日田市将来構想としての都市計画、丸山五和線、赤尾酒屋から丸山町に通じる間に久大線のガードがある。祇園山鉾が通ることが可能な高さに高架することで踏切の安全対策にもなるが、JR九州に久大本線の高架について要望する考えはないのか伺いたい。

 市民からは、JR日田駅にエレベーターの新設を要望する声がある。障がい者、高齢者に優しい思いやりの立場から、新幹線活用久大本線活性化協議会を通じて市民の声を協議会に反映すべきだと考えるが、見解はどうか。

 以上、演壇からの質問を終わり、あとは答弁により自席から再質問をいたします。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) [登壇]

 私から、19番議員さんの御質問のうち久大本線活性化協議会についてお答え申し上げます。

 久大本線での魅力発信や、各自治体が連携した取り組みの経緯につきましては、昭和49年に久留米市から別府市まで、国鉄久大本線の改善を強力に推進することを目的に、当時4市10町の沿線自治体で国鉄久大線改善促進協議会が発足いたしております。この協議会では、九州新幹線及び東九州新幹線の早期実現と、国鉄久大線の改善に必要な調査研究や関係当局に対する陳情活動等を行ってまいりましたが、平成元年度に一時活動を休止いたしております。

 今回平成21年に久留米市、うきは市、日田市の3市で九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を見据えて連絡会を発足し、さらに昨年11月に久大本線の魅力的な観光資源に磨きをかけ、連携した取り組みを行うため、久留米市から大分市までの7つの沿線自治体やJR九州大分支社、久留米鉄道事業部、大分県、福岡県も加わって新幹線活用久大本線活性化協議会を設立いたしたところでございます。

 鹿児島ルートの全線開通に伴いまして、九州へ訪れます観光客の流れは大きく変わってくることが想定され、九州各県で観光客の誘致に向けた取り組みが展開されているところでございます。

 JR久大本線沿線には、湯布院を初め県都の大分市や、日本一の大吊橋を有する九重町、旧豊後森機関庫を有する玖珠町、B級グルメの聖地久留米市等魅力的な温泉や自然、歴史、グルメ等の観光資源に恵まれた観光地が存在しております。この久大本線での取り組みにつきましては、一時的に休止した期間を除いても20年近くの歴史があり、本市といたしましてもこのたびの九州新幹線の全線開通を機に、再び沿線自治体やJR九州との連携を図りながら久大本線の魅力を生かした観光客の誘致を推進するとともに、観光客の集客につながらないという久大本線の利便性の悪さを解消するため、列車の増便とあわせてスピードアップを図るための電化の取り組みにつきましてもJR九州に働きかけてまいりたいと考えております。

 また、この協議会のこれまでの成果でございますが、九州新幹線全線開通を前に、沿線自治体が連携して、大阪、広島、福岡、北九州、熊本、鹿児島の各駅や旅行エージェント、マスコミ等に対し合同プロモーションを展開しております。3月12日の開業の日にはJR久留米駅におきまして、久大本線沿線の自治体が連携した観光物産展を実施することにいたしております。今後も沿線自治体が相互に協力し、合同のポスターやパンフレット等の制作を行い、久大本線の魅力を発信してまいりたいと考えております。

 私は、新幹線活用久大本線活性化協議会の設立総会の席におきまして、定期列車だけでなく、列車の、いわば船のクルージングのような、列車による観光客のニーズにあわせて運行できる観光列車、このようなものもあっていいのではないかと提言をいたしたところであります。また、昨年8月には、久留米市長を初め各首長や観光協会長と連携して、JR九州の唐池社長に要望を行った際には、久大本線への増便とあわせ電化についても要望をいたしたところであります。

 また、鉄道の高架につきましても、私は大分県の中で考えれば議員御指摘のように、大分が終わり、別府が終わり、中津が終わり、次は日田というようなことが考えられるわけであります。日田市民がそういう高架に対する要望を持っているということはこれからもJR九州のほうに強く要望して、頭の中に入れておいていただかなければいけない事柄だというふうに考えております。

 以上、私から御答弁申し上げまして、その他につきましては担当部長等からお答え申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは19番議員の御質問のうち、日田彦山線活性化推進沿線自治体連絡会、JR日田駅の建てかえ及びJR日田駅へのエレベーター設置についての質問にお答え申し上げます。

 JR九州の日田彦山線は、北九州市の城野駅から夜明駅を結ぶ68.7キロメーターの単線、非電化のローカル鉄道でございます。城野駅からJR日豊本線を通り小倉駅に、夜明駅からはJR久大線を通り日田駅へと結んでおります。かつて、日田彦山線は、炭鉱地帯の地域の移動手段として、また石炭や石灰石の貨物輸送の手段として利用されてきました。現在、列車の多くが小倉駅あるいは日田駅へ直通し、北九州都市圏において通勤通学の移動手段として利用されるとともに、筑豊地域や日田といった沿線主要都市間を連絡する基幹的な鉄道路線となっております。

 しかしながら、モータリゼーションの発達や少子化により利用者が減少し、日田彦山線は厳しい状況に置かれている中、沿線自治体が一体となり活性化に取り組み、地域の発展や住民の利便性の向上を図ろうと、平成14年に日田彦山線活性化推進沿線自治体連絡会が結成をされております。本連絡会は、沿線自治体の3市3町1村のほかに、福岡県及びJR九州筑豊篠栗鉄道事業部をアドバイザーとしており、年に数回、関係機関、団体との意見交換、提案及び要望等を行っております。

 さらに、JRウオークに協賛したひたひこウオーキング、日田彦山線沿線を対象とした写真コンテスト、JR九州のイベントを活用したPR活動などを実施し、日田彦山線及びその沿線地域のPR、情報発信を行っております。日田市でも、日田駅をスタート、ゴールとした春のウオーキング、夜明駅をスタート大鶴駅をゴールとした秋のウオーキングをひたひこウオーキングとして実施し、古い急行列車のお別れ走行の特別列車の運行に合わせ、光岡駅と日田駅で沿線自治体のPR活動を行いました。また、ひたひこのホームページではアクセスも多く、現在、最新の情報に変えるため更新の作業を行っております。

 次に、JR日田駅の建てかえについてでございます。JR日田駅は、通勤通学客を初め特急ゆふいんの森号が停車をし、観光客の利用も多いJR九州久大本線の主要な駅であり、年間34万人の利用があります。

 現在の日田駅の駅舎は、昭和47年に建設された建物で、38年が経過しており、老朽化が進んでおりますが、駅舎を所有、管理するJR九州では、現在のところ日田駅の改修の計画はないということでございます。

 しかしながら、日田の表玄関であり、市民の皆さんが利用する際の利便性の向上という観点からも、駅舎の建てかえは望ましいことであるので、駅舎の建てかえにつきましては引き続きJR九州に要望を続けてまいります。

 裏駅の新設につきましては、久大本線の高架化等がなされば困難であると考えます。ただ、駅舎の改修に至るようなことになれば、駅舎と裏駅をつなぐ連絡通路と駅舎を一体的に橋の上につくる橋上化等の検討もされることになると考えます。

 最後に、日田駅の2番、3番ホームへの連絡通路にエレベーターを設置する考えはないかとの御質問でございますが、高齢者等の利便性の向上を考慮し、ホームの連絡通路にエレベーターを設置するようにJR九州久留米鉄道事業部と協議を行っております。久留米事業本部も国土交通省の補助金確保を前提に、エレベーター設置に向けJR九州内で協議を進めていると聞いております。しかし、平成23年度から国土交通省の補助が変更され、新しい補助制度となることなどから事業の決定はできてないところでございます。引き続きJR九州と協議を続け、利用者の利便性の向上を目指した取り組みを行ってまいりたいと思います。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) [登壇]

 私からは、都市計画街路丸山五和線の将来構想や踏切の安全対策の上から、久大本線の高架をJR九州に強く要望すべきではないかという御質問にお答えいたします。

 都市計画街路丸山五和線は、現在石井町3丁目から国道386号の区間2,484メーターを4つの工区に分けて大分県により整備中の路線でありますが、全体計画としましては県施工区間のほか、市の施工区間としまして国道386号から丸山町の間1,276メーターを加えた全長3,760メーターの計画路線でございます。街路丸山五和線となります現在の市道亀山丸の内線は、中央病院付近で久大本線と立体交差をしておりますが、高さについては議員御指摘のとおり低いため、そのまま街路計画のとおり道路を入れましても大型車の通行はできないものと考えております。

 また、そのすぐ近くの久留米寄りに、街路友田大原公園線と平面交差する三俣踏切がございますが、街路計画では、両路線とも久大本線を下越しする形で立体交差する構造となっており、踏切はなくなる計画でございます。しかしながら、いずれの路線も市街地を通過する路線計画であり、多大な費用を要することから、具体的な事業化に至っていないのが現状でございます。

 議員御指摘の久大本線の高架化につきましては、丸山五和線の交差部分のみならず、日田市の市街地全体にわたり大きな影響が与えられ、また膨大な費用を要するため、日田市都市計画の全体見直し作業の中で慎重な審議が必要であり、日田の魅力あるまちづくりのために長期的な課題になろうかと思いますが、取り組んでまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) まず、久大線の利便性改善についてお尋ねをいたします。

 もう御案内のとおり、ことしは大変大雪に見舞われ、高速道路はたびたび通行どめ、あるいは霧でとまるということで、JR久大線を使う機会が大変多かったということで、市民からは、ひとつこれは何とか改善できないのかというものがあります。例えば、県都大分に行くにしても、日田駅を1番列車7時18分ですが、これを利用して大分に行った場合、9時42分にJR大分駅に着くということから、会議に間に合わないということから、前泊を、前日から泊まりがけで行くような状況であります。その分、負担が大きくなるということであります。自動車学校に通っている皆さんも、学科を受ける場合に大分まで行かなきゃならないというものもあります。ただ、ここを豊後森から6時4分の列車があるわけでございます。それを一部延長して日田まで、ワンマンカーでも結構ですけれども、これを日田まで延長して行った場合、大分駅着が7時41分ということで、十分時間に間に合う。これは懸案事項として今まで私どもも強く要望してきたわけですが、県都大分に行くにしてもこういう状況でありますから、何とか改善ができないのかという、利便性を図るという立場から御答弁願いたいと思います。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 現在、日田市では、列車の増発、時刻改正等につきましては大分県の交通総合対策課、それからJR九州の久留米鉄道事業部のほうに要望してきた経過がございます。議員御指摘の豊後森駅を6時4分に出るやつを日田につなげないかという意見でございます。多くの市民の皆さんが必要としているものであれば私どもも要望していきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 次、観光客の誘客対策でございます。

 久大線も何とか魅力を感じてもらうと。そして各地から観光客が見えていただくという立場から、久大本線にSLを運行してはどうかということで、私も調べてみました。そして、近くでは熊本県の人吉でSL人吉が運転をされております。この場合、平成22年3月6日から平成22年11月23日の間の金曜日、土曜日、祝日、それから月曜日、5・6月は除くということでございますが、夏休みとかゴールデンウイーク、そういった時期には非常にお客さんからも好評いただいておるということでございます。区間が熊本から人吉間、運賃は乗車券片道が1,770円、そして座席指定が800円、合わせて2,570円ということであります。

 そしてもう一件は、島根県の津和野町、SL山口号の場合、運転区間が新山口駅から津和野間、62.9キロを走っているわけでございます。運転の概況といたしましては、平成22年のSL山口号は、3月の20日から11月の21日までの日曜日、土曜日運転ということであります。実績は、平成22年度の実績が運転日数にして86日、乗車人員が何と4万8,745人ということでございます。1日平均が571人、そして乗車平均率が81%。負担金といたしましては23万、これSL運行協議会負担として、協議会はSLが運行する県、市、町、県警及びJRで構成されているということであります。そういったことから非常に津和野については町内のお土産店、飲食店の売上等が伸びて、観光客の誘致に非常に効果的になっているということであります。

 そういったことから、市長も述べましたように、何とか日田に見えていただく観光客を呼ぶためにはこういったものもひとつ重要じゃないかという感がいたしますが、考えはいかがでしょうか。



○議長(城野禮子君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) 議員御指摘のとおり、SLは現在運行されているところを見ましても大きな観光資源というふうになっています。JR九州管内はSL人吉、この1カ所だけでございます。久大沿線管内のことで少しお話をさせていただきますと、質問は先ほどお話に出ました玖珠町の豊後森機関庫の周辺の利活用ということで、SL列車を運行ということの要望をJR九州大分支社に行ったということを聞いております。しかしながら、JR九州の回答といたしましては、非常にSL運行につきましては施設の整備とか機関士の育成、それから線路周辺の住民の皆さんに対します環境の御理解等々ございまして、なかなか現実的にはハードルが高いということをお聞きをいたしております。また、現在運行するに当たっては、他のJRのところでSL列車を所有しているところから移設をしなければいけないという課題もあるようでございます。非常に厳しいものがあるように聞いております。

 しかしながら、私どもといたしましても観光資源の大きな1つでもございますので、観光列車等の運行も含めまして、大分県のほうと連携を図りながら、JR九州のほうに要望活動を続けてまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(城野禮子君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 壇上から申しましたように、九州新幹線が開通をいたしまして、久留米市長も申されておりますように、新幹線の列車が多く久留米駅に停車をしていただきたいという願いがかなってかしらん、この時刻表を見ますとかなりの列車が停車するようになっております。そこで何とかならないのかというのが1つあります。

 というのが、これは久留米駅発の新幹線との接続の関係です。先ほど申しましたように、久留米駅を72本が通過をする中で、新幹線久留米駅に停車するのが55本です。そして、通過するのが16本。これは下りの場合です。上りの場合は、久留米駅に停車するのが変わらない本数になっているわけですが、ここで接続の関係です。新幹線から久大線に接続ですが、例えば新大阪発の9時44分、さくら549列車ですが、久留米駅着が12時58分、そして、久大線が12時52分と、新幹線の到着する前に久大線が発車をするという、これは新幹線が58分に到着して、既に久大線は52分に発車をしている。ローカル線のほうは何とか、6分ですから、この時間をずらして接続したならば、さらに利用客がふえるんじゃないか。そこあたりが何とか改善できないのか。申しました久大本線活性化協議会の中に発言できないのかどうかお尋ねいたします。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 久大線の活性化協議会、最初の発足時は久留米に、鳥栖と久留米が新幹線どちらが多くとまるかというような状況の中で久留米市長からは、ぜひ久留米にたくさん本数をとめてもらいたいと、そういう協力要請もあって発足をいたしております。結果として久留米に新鳥栖駅よりも多く停車するようにダイヤ改正の際になりました。

 ですから、あと私ども久大沿線の活性化のためには、今議員が御指摘のように、新幹線が久留米に着いたときにはもう久大線は出て乗りかえができないというようなことになっては、何のためのこの活性化協議会かわからないと思いますので、久留米にたくさんとまるようになった。次は久大線にたくさんお客さんを呼び込む。これが協議会の仕事だというふうに私も思っております。

 ダイヤの状況につきましてはよくよく確認をしまして、その新幹線のお客さんが久大線のほうに乗りかえて私どもの日田に来れるようなダイヤになっているかどうか調べまして、JR九州のほうにはこの活性化協議会のほうでまた要望してもらいたい。そういう呼びかけをこの協議会の中でしていきたいというふうに思っております。



○議長(城野禮子君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 九州新幹線が開通して非常に便利がよくなったというのが1つの例として挙げますと、日田駅発が、これ鹿児島の場合、日田駅発6時14分、久留米に7時14分に到着いたします。そして、新幹線が7時40分ですから、さくら403、これで参りますと鹿児島中央駅に20時3分に到着いたします。そして、帰りが鹿児島中央駅を20時3分さくら428で帰りますと、久留米に21時25分、そして久大線が21時48分ですから、23分待ちで接続良好であります。日田に22時48分に到着いたします。鹿児島の旅が日帰りでできるという便利のよさであります。そして問題は料金ですが、往復で新幹線を使って2万960円ということでありまして、そういうものも十分参考にしながら、新幹線を大いに利用して、そしてお互いが日田に入っていただくということも1つの方策だろうと思いますし、参考のために申し上げておきたいと思います。

 それから、丸山五和線の関係ですが、御案内のとおり三俣踏切、非常にあそこは狭いし、そして車いすで通る方もおられますし、国道から花月バイパスを通ってあの道を通る方が非常に多いわけでありまして、踏切がへの字型になっているということで、車いすの方は非常に危険を感じているというのが現況であります。したがいまして、申しましたように、丸山五和線が今、赤尾酒屋のところまでは日隈から近日中にもう開通するんじゃないかと言われております。そうなりますと、386ですね。あの国道が大変な渋滞するんじゃないか。ということは、やはり丸山五和線を早急に県、国に着工、開通するように要望をしなきゃいかんじゃないかという市民から強い要望がありますが、そこはわかっておりますか。



○議長(城野禮子君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) 先ほど答弁申し上げましたとおり、県の施工によります丸山五和線につきましては、現在施工中でございます。大体平成29年の後半には完成するというような見通しでございます。その先の386号から丸山間につきましては市の施工になりますので、今後十分検討し、長期的な取り組みになろうかと思いますけれども、取り組みについて検討してまいりたいと考えております。



○議長(城野禮子君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 久大線の高架の関係であります。申しましたように、25番議員からも12月議会で、何とかならないのかという質問もされておりましたし、豆田地区に4基の山笠があります。あの陸橋を引いて上るというのは大変な力量が要るということです。その山を引き手も最近では少なくなっているということであります。何かそういった方法をとりながら、やっぱり昔からの伝統を守るべきだという地元では強い要望がありますが、そこあたりはお考えはありませんか。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 祇園の関係者の方から、例えば鉄橋だけ上げ下げできるような方法はとれないかとか、いろいろ御意見を承っております。一番解決は、高架にしてしまうというのが一番の解決だろうと思っております。

 先ほど駅舎の建てかえも今のところJR九州はないという大変残念な回答しかいただいておりません。そういうことを考え合わせますと、このJR久大線の日田における高架につきましては長期的なことになるのかなと私感じております。しかしながら、日田市民にそういう強い要望があるということはJR九州のほうにしっかり伝えて、働きかけていきたいと。その気持ちだけはきちっと伝えておきたいというふうに思っております。



○議長(城野禮子君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) せっかく日田にはすばらしいパトリアという施設がありまして、あそこをやはり有効に活用して、山鉾があそこに集中できるように、そして勢ぞろいできるよう、駅前も悪いということは言いませんが、せっかくのそういった施設があるわけですから、あそこに集結ができるような取り組みをぜひ強く要請をしていただきたいと思います。そこはどんなですか。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 山鉾の集団顔見世につきましては、これは駅前でやっていることにつきましては、これまで地域の、また祇園振興会の皆さんとのいろんな協力の中で実現しておることでございますんで、そのお考えは尊重しなければいけないというふうに思っております。パトリアのほうに持ってこれるというのは、ちょっとまだ御理解が得られないのかなと。これまでの取り組みをやっぱり尊重しなければいけないと、今の時点で私そう思っております。

 しかしながら、パトリアのほうに来ればやっぱりどうしても駅の、線路の高架という話とまたがってきますので、先ほどJR九州に対しては日田にそういう祇園という山がある、この文化のすばらしさも伝えながら、高架について要望をしていきたいというふうに思っております。



○議長(城野禮子君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) それから日田彦山線の関係、これは昔はやはり日田から小倉まで直通列車が多くあったわけですが、今、この時間表を見ると、小倉行きが2本です。そして小倉から日田に来るのが4本しかありません。直通列車が後藤寺で乗りかえということで、北九州とは非常に遠いようなものになっておりますし、ほかに日田彦山線以外に交通機関がないわけです。ですから、さきの答弁がありましたが、利用者が少ないとかいうこともあるにしても、非常に数少ない公共機関ですから、バスもありません。そしてことしのように雪が多いとやはり日田彦山線を利用して小倉に行く。小倉に行くためには後藤寺で乗りかえとか、非常に便利が悪いということもありますから、そこあたりも日田彦山線連絡協議会、そこの中でも十分、この日田の特殊な事情、これをぜひ訴えていただきたいと思いますが、どんなですか。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 先ほど申しました日田彦山線活性化推進沿線自治体連絡会、このメンバーの中に沿線の市長さんも当然でございますが、アドバイザーとして福岡県、それからJR九州筑豊篠栗鉄道事業部の方が入っておられます。この連絡会の中で機会あるごとに要望していきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 先ほど演壇で申しましたように、久留米市長が申しておりますように、久大線を活性化するためにはやはり多くの方が乗っていただくということは当然でありまして、新幹線が開通して久留米が拠点になるわけですから、利便性を図って、ぜひ市民の要望にこたえるよう強く申しておきたいと思います。

 それから、JR日田駅のエレベーターの新設でありますが、非常によその観光駅を含めていきますと、ほとんどの駅がエレベーターがついております。私もひざを痛めて、つくづくエレベーターのありがたさというのがわかっております。ですから、日田の駅長にも言って、日田ぐらいの大きい駅で何でエレベーターがないのかということも言ってまいりました。駅長も、何とかご要望にこたえてということも言われておりますから、ぜひ日田市としてもあらゆる機会をかって、エレベーターについては実現するように要請をしていただきたいと思います。

 観光地ですからいろいろなお客さんが日田に見えます。しかし、あそこにある機械は車いす用の施設だそうで、エレベーターとちょっと違います。そして、車いすの方を係員が手動するということでありまして、性格が全く違うということから、観光客の皆さんもエレベーターだけは何とかしてもらいたいという強い要望がありますし、私も3月議会一般質問最後として、このエレベーターだけについては何とか実現するように、強く要望して質問を終わります。

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○議長(城野禮子君) 15番 石橋邦彦君。



◆15番(石橋邦彦君) [登壇]

 通告に従いまして4点の一般質問をいたします。

 まず1点目の質問です。今年度は4月より市内循環バスひたはしり号が路線バスとして実証運行されております。本年度は実証運行で、来年4月からは本格運行とされております。以前の議会でも数人の方からひたはしり号について質問が行われていますし、今回も7番議員の質問にも取り上げられておりました。これは、このバスの利用者が少なく空席が目立つ現状を問題として取り上げているのではないかと思われます。また、今議会でもう1台の車両購入予算が計上されており、来年度からは3台で市内循環の路線バス運行を行う計画となっております。

 そこで質問いたします。昨年の10月1日に、利用客増加のためにダイヤ改正が行われておりますが、その改正によりどの程度の成果があったのか。また、来年度は利用客増加のためにどんな計画なのかを質問いたします。

 次に、2点目、高齢者見守りシステムについて質問いたします。

 この高齢者見守りシステムについては、本年度6月議会でも取り上げた質問です。今議会の市長の市政執行の基本的考えの中で、心身等に不安を抱えたひとり暮らしなどの高齢者に対する見守り対策としては、情報基盤を軸とした新たな見守りシステムの確立を目標に、緊急通報体制整備を図るとともに、70歳以上の高齢者世帯を対象に火災報知機を給付しますとあります。前年度の市長の基本的考えの中でも、新しい高齢者見守りシステムの確立を目標に、緊急通報体制のさらなる整備充実を目指しますとありました。

 私の今年度6月の議会の部長答弁の中でも、今後、高齢者見守りシステムの導入を積極的に検討していきたいとありました。それ以前の答弁の中でも、見守り体制のネットワークシステムの構築に向け最善な方法を検討してまいりたいとの答弁もございました。

 市長の考えや部長の答弁から、この高齢化社会の中で、日田市も高齢者や障がい者が安心して生活が続けられる日田市とするためには、よりよい見守りシステムの確立が必要だと十分感じ取れます。そこで、現在までに高齢者見守りシステムについてどんな検討がなされてきたのか、その具体的内容をお伺いいたします。

 3点目、次に、大山中学校校舎の耐震性について質問いたします。

 市立の中学校、小学校の耐震性の検査が行われていると思いますが、その中で大山中学校の結果とその対策をお伺いしたいと思います。

 最後に、エコロジーセンターの設置について質問いたします。

 去る2月の28日、第2次日田市環境基本計画案の答申が環境審議会から市長に提出されました。これは、基本計画策定委員会で原案がつくられ、環境審議会に調査、審議を行う諮問がなされたものであります。これをもとに、第2次日田市環境計画がつくられることになっております。この計画では、環境日本一、水郷ひたの創造を最終目標としております。さて、この中で第1次計画でも取り上げられ設置に至っていないエコロジーセンターの重要性が再度今回の計画で取り上げられております。

 そこで質問いたします。エコロジーセンターの役割はどんなものなのか、また、エコロジーセンターの必要性をどう考えているのか質問いたします。

 以上4点の質問で壇上の質問を終わります。あとは自席にて再質問いたします。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは、15番議員の御質問のうち、市内循環バスについてお答え申し上げます。

 市内循環バスは、日田地域公共交通総合連携計画に基づきました実証運行事業であり、平成22年4月1日から運行を開始し、1年間の実証運行の後、平成23年4月1日からは本格運行に移行することとしております。小型低床バス2台を使い、8の字で市内を周回するコースを右回り10便、左回り10便の計20便として運行を始めました。4月の乗客数は1,374人、1便当たり2.3人と低迷し、その後の周知活動等の結果、徐々に利用者数は増加し、9月の利用者数は2,026人、1便当たり3.4人となりましたが、利用者アンケート等の結果も踏まえ、10月1日から新規路線を加えたダイヤ改正を行いました。

 ダイヤ改正は8の字循環の便数を減らし、減便した分を新治、中釣、石井、高瀬方面を回る便としたものです。これによりまして10月の乗客数は3,106人と大幅に伸び、9月までの基準の1日20便で換算すると、1便当たり5人となっております。その後11月には2,755人と減少いたしましたが、12月には2,905人と増加し、1月は雪の影響で運休した便が多くあり2,506人となっておりますが、2月は2,841人と、1日当たりの利用者が100人を超えております。これまで通院や買い物などに困っていた高齢者等にとっては、生活を支える移動手段として定着をしております。特に、城内団地や石井方面では利用者も多く、なくてはならないものになってきております。

 これまでに行いましたダイヤ改正以外の利用者の増加対策といたしましては、広報チラシの作成、配布、日田バスとの共同で沿線の自治会や商店街、病院、スーパーマーケットや公共施設などへ路線図の掲示や時刻表の配布をお願いし利用を呼びかけてきたところでございます。

 また、老人クラブへのチラシや試乗券の配布、商店街のイベントにも、ひたはしり号を利用してもらうよう試乗券を提供するなど、利用促進に努めてきたところでございます。

 運行を委託しております日田バスも、バスセンターを模様がえして、ひたはしり号の乗り場をわかりやすくしております。チラシを新聞折り込みに入れるなど協力をいただいております。さらに4月からも、市民の方がより使いやすいように一部路線を変更しております。内容につきましては、Aコースはパトリア日田の停留所を新設いたします。Bコースは警察署で右折したところを中央公民館まで延伸し、城内豆田入り口、中央公民館前及び上城内の停留所を新設いたします。Cコースは、五和振興センター前を通り、寺内の通るようにして五和振興センター前と石井町1丁目の停留所を新設いたします。また、日田警察署と協議を行いまして、一部路線ではありますが、停留所以外の場所でも乗りおりできるフリーバス区間を設けることができました。さらに、JRとの連絡の向上を考えたダイヤに変更し、乗客が極端に少ない早朝の便を削り夕方の便とするなど、ダイヤの改正を行っているところでございます。

 このような変更は広報ひたで周知するとともに、チラシを作成、配布し周知に努めることとしております。

 4月1日からこれまでの協議会が主体となった実証運行から日田市が運行主体となる本格運行に移行しますが、より利便性の高い運行を目指し、利用者のニーズの把握に努め、路線やダイヤの見直しを図ってまいります。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 市民環境部長。



◎市民環境部長(手嶋篤君) [登壇]

 私からは、15番議員御質問のうちエコロジーセンターの設置についてお答えいたします。

 現在策定をいたしております第2次日田市環境基本計画に掲げることを予定しておりますエコロジーセンターは、市民、事業者、行政、環境団体、学校等をつなぐ環境に関するネットワーク的な機能を持ちつつ、また環境啓発、環境学習を初めとする市民主体の環境保全活動の推進拠点となる場所でございます。

 平成13年3月に策定をいたしました第1次の日田市環境基本計画において、このエコロジーセンター構想を打ち出し、身近にできる環境保全行動を全市的に広めていくことを趣旨として、エコロジーセンターの設置を掲げたものでございます。

 現在、第2次計画の策定に向けて調整を進めているところでございますが、その原案の策定をお願いいたしました第2次日田市環境基本計画策定委員会及びその原案について御審議をいただきました日田市環境審議会におきましても、エコロジーセンターの必要性についてご議論をいただいたところでございます。

 第1次計画において打ち出されましたエコロジーセンター構想につきましては、財源や運営主体等が問題となり設置に至っていないという状況でございます。しかしながら、これから全市的に環境保全活動を広げていくためには、環境団体を初めとする主体間の取り組みを活発にするためのコミュニケーションの場、また、市内の学校の環境教育を初め企業や地域の環境教育を推進するための教育の場、さらには環境教育を推進する人を育てるための育成の場としまして、その拠点となり得るエコロジーセンターについては大変重要な役割を担うもので、その設置に向けて取り組んでいく必要があるという御提言をいただいたところでございます。

 このようなことから、改めて第2次計画にエコロジーセンターの設置を盛り込んだものでございます。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) [登壇]

 私からは、高齢者見守りシステムについてお答えいたします。

 現在、ひとり暮らしで健康等に不安のある高齢者等に対するその見守り対策といたしましては、緊急通報装置を貸与し、高齢者等からの通報が近隣協力員の方々に送信され、安否確認等がなされる電話方式の緊急通報システムで対応しております。しかしながら、今年度末には、地域情報基盤伝送路施設整備工事が完了いたしますことから、この施設を利用してカメラ・マイク内蔵型のタッチ画面方式の端末を導入することで新たな高齢者見守りシステムの構築が可能ではないかと考えているところでございます。

 現時点では数社から双方向機能を備えた高齢者の見守りシステムの提案をいただいておりますが、いずれのメーカーの見守りシステムにつきましてもまだ開発されて日が浅いこともあり、これらのシステムを導入している自治体は少ない状況でございます。また、既にこのような双方向機能を備えた見守りシステムを導入している自治体は、いずれも行政規模の小さいようなところであり、九州管内におきましては中核的な都市で導入している自治体はないのが現状でございます。

 いずれにいたしましても、地域情報基盤伝送路施設を利用した新たな高齢者の見守りシステムの構築につきましては、まだまだ検討の余地もあり、しかも相当額の投資が必要となりますことから、先進自治体の取り組み事例等の調査、研究を行いますとともに、関係部署とも協議を重ねながら慎重に対処してまいりたいと考えているところでございます。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) [登壇]

 私から、15番議員さん御質問のうち、大山中学校校舎の耐震化に関する御質問にお答えをいたします。

 市教委では、学校施設の耐震化につきまして、平成20年6月18日に施行されました改正地震防災対策特別措置法に基づき、昭和56年以前に旧耐震基準で建築された建物のうち平成20年4月時点で耐震診断が未実施でありました38棟につきまして、平成20年10月より耐震診断を行い、昨年12月には全施設の耐震診断結果が確定したところでございます。

 議員お尋ねの大山中学校校舎の耐震診断結果につきましては、昭和37年から43年にかけて建設されました管理教室棟のうち鉄骨づくりの部分では構造耐震指標でありますIS値が0.09、鉄筋コンクリートづくりの部分では0.47、昭和46年に建設されました鉄骨づくりの特別教室棟につきましては0.5となっております。

 なお、IS値につきまして国土交通省の基準では0.6未満の場合、大規模な地震に対して倒壊、崩壊の危険性があるとしており、特に学校施設の場合、児童生徒の安全性や避難場所となることも考慮し、文部科学省ではIS値がおおむね0.7を超えることといたしております。

 また、IS値が0.3未満の場合、倒壊等の危険性が高くなりますことから、早急な対策が必要となってまいります。

 大山中学校の耐震化対策でございますが、現在大山地区で進めております教育環境整備に関する保護者及び地域住民の皆さんとの協議におきまして、大山、鎌手、都築の3つの小学校を鎌手小学校の位置に統合し、統合後の新小学校と大山中学校につきましては、大山B&G海洋センターの位置に施設一体型の小中一貫校を新たに建設するという案を提案させていただいておるところでございます。市教委といたしましては、この小中一貫校の建設により、耐震化の根本的な解決が図られるものと考えております。

 また、議員お尋ねの教育環境整備に係る協議期間中、さらには小中一貫教育制を導入することになった場合、この期間中の大山中学校校舎の耐震化に対する措置といたしましては、さきに申し上げましたIS値が0.3を下回る管理教室棟内の図書室及びコンピューター室をほかの空き教室に機能移転し、学校運営に支障を来すことがなく生徒の安全確保を図ってまいります。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 再質問をさせていただきます。

 まず、1点目の質問の市営バスについてでございますけれども、ひたはしり号、大変すばらしい名前で、色も水色と黄緑ですか、大変目立つ色で、注目をすぐ受けるような感じでございます。さきの部長の答弁の中でございましたけど、昨年の10月が一番乗車利用数が多かったと、1便平均5人の乗客があったということでございます。5人というと、ある区間中は5人、何人乗っておりていくと。空白の車両というのが一番多いときでもあるということで、余り目立つもんですからついつい振り返ります。振り返るとだれも乗っていないというところで、大変寂しい思いがしているところでございます。ただ、市の方針といたしまして、交通弱者やあるいは高齢者の方々に安心してこういった交通手段を提供するということは大変有意義なことだと思っております。そういった意味の中で、利用箇所です。まず考えられるのが、このBコースの中に、Bコースじゃないか。日田高前を通るコースがございますね。これに雨の日なんかはバスセンターあるいはJRの駅前から高校生が乗るというような状況は少ないんでしょうか。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 朝の時間帯は高校生が乗れるような時間帯を設定をいたしておりますので、高校生は十分乗れると思っています。(「現実として乗っているかどうか」と呼ぶ者あり)済みません。現実としてどこまで日田高生が乗っているかというのは、済みません、ちょっと私もまだ把握をいたしておりません。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 雨の日なんか、藤蔭高校までは歩いていける距離かもしれませんけど、日田高までだったら十分このひたはしり号でバスセンターを何時ですか、8時ぐらいですか。7時55分始発のバスがございますから、十分学校に間に合うというような状況だと思います。

 あとは、その後林工とか三隈高校というものがございます。4月1日から新しいダイヤ改正の中で運行されると思いますけれども、そこらあたりは今度の4月1日の運行の中に入ってないとしても、その後にやっぱり利用客をふやすためには高校生の雨降りとかあるいは通学の足としても路線バスの中に考えられないかというところを質問させていただきます。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 先ほど日田高の生徒の乗車状況については把握していないということで申し上げましたけれども、朝日ケ丘・桃山線につきましては、三隈高校の生徒が普通の日で7名ぐらい、雨降りで25名ぐらいということで、雨降りはもう朝立ち席でないと乗れないという状況は把握しております。いずれにしても、バス1台今回購入いただけることになれば、そういったことでもっと利便性のよい時間帯も考えていきたいと思います。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 今そういったふうで、立ち席が出るぐらいの利用客がおるというところでございますから、高校生の、雨降り以外でも構いませんけど、雨降りが多いんだと思います。そこら辺の利用時間が、要するに朝の時間帯になると思います。ですから、そこに便を持っていくということもぜひ考えていただきたいなと思っているところでございます。

 2点目は、前の議会のときの部長の答弁でもございましたけど、商業施設とか病院です。というところで10月の改正の中に病院とか商業施設を網羅した路線をつくったんだと思います。

 それともう一点は、今はひなまつりの最中でございますけど、観光というか、そこらあたりを通れるような路線は考えられなかったのか。ちょっとお聞きしたいと思うんですけど。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) まず第1点でございます。利用の状況についてでございますけど、これは運転手からの聞き取りと、私ども職員も時々乗って状況を把握をしております。一番乗りおりの多いバス停をいいますと城内団地、それから石井、河津内科の前、それからかんぽの宿、それから鏡坂、ナフコの前です。それから大原裏口、田島団地入口、商工会議所前、黒瀬市場の近くということで、年齢層にしますとやっぱり高齢者の方が中心に乗っているということ。それから、利用の多い時間帯でございますけど、やっぱり午前9時から午後2時までぐらいがやっぱりA、B、C共通で多いということ。それから少ないのはAコースの始発、午後3時以降の便はやっぱり午前の便の半分ぐらいしか乗っていないという状況がございます。

 それからもう一点、観光についてでございます。現在の私どもの路線バスに関する私ども施策は、生活路線重視でございます。観光目的の路線バス対策ではございませんが、今回新しい車両を購入するように予算計上させていただいております。これが購入できれば豆田方面への運行も考えておりますし、観光客も利用できるということで思っております。

 それから先ほど申しわけありません。日田高生の乗車の状況でございますけれども、朝の便については日田高生は乗っていないという状況がございます。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 以前のひたはしり号の以前は何ですか、ひためぐり号ですか。ひためぐり号はサッポロビールとの行き来の中で、やっぱり乗客が物すごく少なくなったから中止にしたと。今度の路線バス福祉の中には入れなかったというふうに理解するんですけど、少なくなったというのは、もう最後のほうはどのくらいの乗客数だったんですか。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 済みません。その最後の乗客数は、数字的にはちょっと現在把握しておりません。申しわけありません。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 新しい車両が1台追加されて、また運行されるということでございますから、できるだけ乗客数をふやす努力をお願いしたいなと思っているところでございますし、1番は、どうやって周知させるか、するかというところだと思います。回っているけど、アンケートにもあったと思うんですけれども、どこを通るのかわからないとか、そういった形でなかなか利用したいんだけど利用しづらいというか、その周知徹底がまだほんとに隅から隅まで行き渡っていないという状況が大きくあるんじゃないかと思いますので、できるだけそこら辺のことを考慮しながら、採算性の合うというまでは難しいと思いますけれども、できるだけ運賃収入から経費が賄えるような状況をつくっていただきたいと思うわけでございます。

 それと運賃です。運賃なんですけど、例えば1日乗り放題で幾らとか定期券とか、そういったたぐいのことは考えられないのかというところを質問させてください。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 現在の運賃体系でございますけど、初乗り140円といたしております。これは、日田バスの運賃体系に合わせたものでございまして、上限の200円につきましては日田市の政策で行っているということでございます。ただ、利用する方につきましては、乗りかえであるとかほかのコースへ乗り継いだときのやっぱり料金がわからないということで、今回も均一の料金、同じ料金とする案を私ども思っておりましたが、九州運輸局のほうが本省の国土交通省と協議をしたいということで、まだ結論が出ておりません。そういうことで、4月からは当分の間、結論が出るまでは今までの料金体系でやっていきたいと思っております。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 運賃体系もぜひ1枚の券で1日乗り放題、それが200円なのか500円なのか300円なのかというのはまた会議の席で決めればいいことだと思いますけど、そういった形で固定客をふやすという考えの中で、ぜひ検討の価値があるんじゃないかというふうに思っておりますので、ぜひ検討をお願いしたいと思います。

 続きまして、2点目の質問にさせていただきます。高齢者の見守り制度につきましてですけれども、部長、以前、大変前向きな答弁をいただいたと思っているんです。今の現状のシステムの中には、天瀬町と旧日田市の通報システムが中ノ島の受信センターに集められます。それが大体年間600件以上の通報があるというふうにお聞きしております。あとは上津江がまた別なシステムがございます。で、大山、中津江、前津江がまた別なシステムで稼働しております。何で合併してもう今6年目なんですけども、5年間経過した中でこれは見直しというか、どの方法が一番いいんだろうかということの検討がなされなかったのか、何で3つの方式のままでいっているのか、それをお伺いしたいと思います。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 今議員御指摘のように、大山、前津江、上津江、中津江の分のシステムについては、受信センターが設置をされておりません。したがいまして、システムがどういう利用状況になるかと申しますと、高齢者から協力員に直接連絡が行くということで安否確認を行っているものでございます。

 この受信センターがないシステムにつきましては、機能の面から、これにシステムをつけるというのは非常に難しいということでございますので、緊急通報システムが正常に機能するように、定期的な電池交換どき等に機器の点検を努めて正常に機能するように今努めているところでございます。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 難しい、ああそうですかそうですかというところでは前に進展しないんです。じゃ、何で難しいのか、何で5年の間このままなのか、そこらあたりが、部長が以前答弁しました。最善の方向を検討したいと思いますと。だから、何かの、何がしかの動きがあってしかるべきだと思うんです。システムが難しいと。じゃだれが難しいと言ったんですか。どこの中の会議の中でそれが難しいという方向になったのか、そこらあたりが全く不透明なんです。部長の答弁だけを聞いて、ああそうですか、それは大変ですねという形ではなかなかこのシステムの一番最高、ベストなんかわかりませんけど、よりよいシステムの構築にはつながっていかないということだと思うんです。

 中ノ島に通報される受信センターは件数がわかります。けど、それ以外のところはどのぐらいの通報があっているのか、稼働しているのかという数字を部長のところで現在、今把握できますか。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) センター機能がついておりませんので、私のほうからは実績を把握をいたしておりません。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) これは把握しようと思えばできることだと思うんですよ。どこにしているのか。例えばケアマネージャーが訪問するとか、高齢者の方ですから、社会福祉協議会が担当しているとかいう形で、どことどこにこの機械が設置されているかということは部長、わかっていると思うんです。ですから、月に1回ぐらいの報告を受けるという形は絶対とれると思うんです。

 これは前の質問のときもちょっとと思って質問させていただいたんですけど、それがここまでまた全然動いてないということは、やっぱりお年寄り、高齢者の方が安心して暮らせるようなシステムの構築に向けて動きが足りないというふうに感じざるを得ませんですよ。やっぱりこういったシステムがあるんですから、月にでも1週間にあったときにはここに連絡をくださいといって部長のところから、部長のところに報告が上がってくるという形の、もう一連の動きというのはとれると思うんですけど、そのあたり、部長、どうですか。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) センター機能がついてないシステムが大体220台程度ございます。今議員御指摘のように、まだその220台につきまして、どういう方向で確認するかというのは検討してまいりたいと、そういうふうに考えております。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 部長の答弁で、情報基盤整備の中を利用しながらシステムをつくっていくというにはまだすぐにはできない。時間がかかる可能性があるという答弁でございましたから、現状のやつを利用しながらいくしかございません。だから、現状のやつを利用するということは、その報告がきちんと上がってくるような協議をぜひ早目にとっていただきたいなと思います。

 それともう一点は、中ノ島の受信センターに連絡が行きます。年間600件以上だという話は聞いております。だから、対応する職員の方が24時間体制でやっているわけでございますけども、連絡がある。人の命を預かる物すごく重みのある負担というか、何か失敗したらどうしようと、連絡のミスがあったらどうしようという形で大変負担が大きいということを前回のときに質問させていただきました。部長のほうも、そこらあたりは中ノ島のほうと協議しながら、できるだけ負担軽減になるような形をとりたいという答弁がございました。そこらあたりの協議がなされたのかどうか。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 中ノ島のほうにシステムの委託をやっております。これは当然、人員が要ることでございますので、委託業者との委託料の対応ということで対応いたしております。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 対応いたしていますということは、以前指摘したことにつきまして話が、その問題を議題として話がなされたかどうかという私の質問なんですけど、こういったことがあったからこの件についておたくの意見を聞かせてくれとか、そういった協議がなされたかどうかという質問なんですけど。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 職員の対応について非常に危機感があるということは、委託業者のほうからのお話も聞いております。その聞いた結果、現在の委託状況になっているのが状況でございます。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 新しい基盤整備を利用した見守り制度をつくっていくためには、やっぱり担当の職員の方が、提案されたものをそのまま受け入れるんじゃなくて、やっぱり自分たちも一生懸命勉強しながら、これは、この日田には必要ないとか、費用対効果の面でよくないとかいう話が出せるような、相手ときちんと議論ができるようなことを頭の中に入れておっていただきたいと思います。ぜひそこらあたりの勉強を、対応というのはそこら辺から始まるんじゃないかと思っておりますので、安心して暮らせる日田市のためには絶対このシステムは必要だと思いますし、これはもう日田だけじゃないのはもちろんでございます。ですから、周辺部だけじゃなくて、1つの団地の中も高齢化が進んでいるという状況はもちろん御存じだと思いますので、絶対必要なシステムだと思いますので、ぜひそこらあたりを頭の中に入れて対応していただきたいと思います。

 それと、市長にこれお聞きしたいんですけど、これはあくまで通報システムです。通報システムがすべてを解消するというのは全くございませんので、やっぱり人間だと思うんです、最後は。どういった見守り制度がそこの地域の人たちと行政と高齢者がその地域で安心して暮らしていけるかというところが最後のとりでというか、最後はやっぱり人間対人間だと思うんですけど、そこらあたり、市長はどんな形の中でこれを仕上げるというわけではございません。お年寄りが、ひとり暮らしの方が、高齢者の方がある程度動く限りは、安心してこの地区はいいねと言えるようなためには、そこらあたりをもう一つ突っ込んだ行政としてのそこの地区の地域の人たちとの協力関係が必要だと思うんですけど、市長はそこらあたりの考えはお持ちでしょうか。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 周辺部にも情報基盤整備ができまして、市内で一応情報基盤が整ったという状況ができ上がりましたので、きのうSNSの話も出ましたけれども、やっぱり双方向で話ができるような形で見守りができる。できればテレビ画面でお互いの顔を見ながら、「おじいちゃん、きょうは顔色が悪いね」とか「薬飲んだかい」とかいうような双方向の見守りシステムができるのが私は一番理想ではないかなと思っております。

 議員も御指摘のように、日田市だけで考えるんじゃなくて、大分県の情報担当のほうにもそういう検討を、市町村が集まってできないかということも申しておりますが、これはなかなか県のほうが、そこまでは市町村でやってくださいというような感じで動いておりませんが、日田市だけの知恵でできるか、それよりもいろんな知恵を合わせたほうがよりよいシステムができるというふうに思っております。ただ、そこまでまだ取り組んでいないというのは事実でありまして、民間の業者の話を聞きますと、まだ今、例えばポットが1日使われなかったら通報があるとか、人が部屋で動かないときには通報があるというようなものもいろいろ進んでいる話を聞きますけれども、テレビで双方向でというのが、ちょっとまだ技術的に余り話を聞いておりません。しかしながら、最終的にはそういう形が一番安心できる。だれと話をするかというところも24時間待機の場所と話しをするのか、その地域の中で話ができるようなシステムにできればしていったほうが私も安心につながるんじゃないかなと思っておりますので、大変時間がかかって申しわけありませんけれども、せっかくできたこの情報基盤を生かして、よりよいシステム、これから間を置かず考えていくように、しっかり勉強も含めてやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 費用対効果という面もありますので、した以上はやっぱり維持をしてずっと続けなくちゃいけませんので、そこら辺のことは勉強しながら、一番日田市に合うシステムを選んでいくという形で。

 それともう一点心配なのは、今福祉部長と、あとは情報基盤関係の部署があります。これとこれが、ここからこっちはもう福祉の関係だから、こっちは情報とかいうんじゃなくて、それも一体となってシステムというか、それは考えていかないことには、日田市のことですら、だからそういった形でこの高齢者あるいは障がい者ですね。もう見守り制度が立ち上がっていくことを期待しているわけでございますので、よろしく検討してください。

 次にいきます。大山中学校の耐震性の問題なんですけど、今数字を聞いてびっくりしたんですけど、IS値が0.09、文科省とかは標準が0.7というところでございますけど、合併以前は大山中学校が、校舎がもう建築されて大分古い校舎と、増築増築というような形で来ておりますから、1棟の中に、ここからここまでが昭和三十何年、それでここに穴をあけてここからこっちが、一緒に使っているわけです、1棟を。そういった形で使われておりますので、これはもう早目に校舎の建てかえをやらなくちゃいけないというような流れが合併する大山町のときにあったんですけど、その後合併という形になって、まだ順番待ちというか、でなっておったんですけれども、その後小学校の統廃合の問題が起きてきましたから、その中で一体、一緒に考えなくちゃいけないという状況になってきています。

 大山中学校の父兄は大変心配しているわけなんです。この数字を見てまたびっくりするんだと思いますけど、0.09というとは低いちゅうのがわかるんですけど、0.09というのは感覚的、数字の感覚じゃなくて、実際いうたらどのくらいの危険性なんですか。わかりますですか。



○議長(城野禮子君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) 議員も御存じのように、このIS値を算定するに当たりましては、その建物の持っているそのものの強さ、それと外圧に対する耐える力、それと建物そのものの経年劣化といいますか、老朽度。そういったものが専門的な数値の中ではじかれているものでございますので、どの時点でどういう形でということについては私からお答えすることはできません。大変申しわけございません。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) 大山の小学校の統廃合の問題がまだ今年度の3月、もう今3月なんですけど、3月に結論が出て、来年度から新しい方向に向けて動き出すというようなところまでは大山校区は行っておりません。ですから、最低でも半年、1年は、じゃこういった方向の中にいて、小中一貫性の中でいきましょうという結論になるまでは、まだそういった結論になるかどうかもわからない状況でございますから、ぜひ教育長、そこら辺のことを考慮しながら、この0.09という建物を安全性を確保するというか、もうつながっていますから大変難しいんだと思うんですよ。壁が支えるんですけど、この壁をぶち抜いてこっち側と行き来していますから、そこら辺のことをまた業者と相談しなくちゃいけないと思うんですけど、ぜひ安全性のことについては、早目に手を打ってくれというにもなかなかいろいろあると思うんです。私としてみたら、絶対安全性の確保だけはお願いしたいというところでございます。

 もう一点は、さっきの次長の答弁の中にございましたけど、すべての検査結果が去年の12月に出たというところでございます。手入れしなくてはいけない、改修しなくてはいけない耐震性の建物というのが結構あると思うんですけど、そこらあたりはどういったスケジュールでやろうとしているのか。



○議長(城野禮子君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) 診断の結果によりますと、全部で118棟ある中で33棟、耐震化の何らかの対応が必要であるという結論になっています。これは、最終的には平成26年度までにすべて耐震化を終えたいと。この要素としては老朽化もありますし、今お話にありました、いわゆる学校の教育環境の整備、こういったものを考慮して、そういう平成26年という時間的な設定をさせていただいているところでございます。



○議長(城野禮子君) 15番 石橋議員。



◆15番(石橋邦彦君) しなくちゃいけないことですけど、ほんというたら一遍にばっとして当然なんですけどそれができないような状況にあるというのはもちろん理解できます。ですから、できるだけ、言葉が難しいですけど、ほんとに何事もないような形がとれるように、速やかに実行に移していただきたいというふうに思います。

 最後になりますけれども、エコロジーセンターの設置についてでございますけど、これは市長、市長が最初のマニフェストのときに、市民活動の支援というところで、今パトリアの中に支援室というのがございます。私、これをエコロジーセンターを理解するのは、そういったものじゃないかというふうに理解しているわけでございます。

 環境行政は今回の第2次基本計画があくまで日田市の総合計画に影響を持つような環境計画、環境計画を実施することが日田市の総合計画と一致しているというふうに書かれております。確かにそのとおりだと思います。水の増量運動にしても、水を増量するという環境に関する運動が、それは日田市全体の総合計画の中に影響を与えてくると。そういったことで、このエコロジーセンターということが出てくるんですけれども、エコロジーセンターは行政、事業者、市民、そしてNPO団体や一つ一つの任意の団体、そこらあたりの動きをみんなにネットワークの中でどこがどんな動きをしていると、そしてこことここは一致するものがあるから一緒に行動しましょう。じゃ、日田市としてはこんなイベントがある。このNPOはこんな動きをしている。そういったのを全部一緒に連絡をしながら、全体で動き始めるというようなことをするセンターだと理解しているわけでございます。

 ですから、ぜひこれ市長、一番大事なのはこのセンターがセンターとしての機能を果たさなくては建物があるだけになりますので、そういった方向にセンターとして動くような機能を持ったことに向けてぜひ考えていただきたいと思うんですけど、市長の意見をお願いします。



○議長(城野禮子君) 時間でございます。

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○議長(城野禮子君) 18番 矢野美智子君。



◆18番(矢野美智子君) [登壇]

 通告に基づきまして一般質問をいたしますが、質問に入る前に、私3期12年間、毎議会ごとに一度も欠かさず市民の願いを市政に反映させてまいりました。今回が最後の質問となります。多くの皆さんにお世話になったことにお礼を申し上げ、質問に移りたいと思います。

 質問は3点でございます。

 第1点目、地デジ放送、これが7月24日に移行するということで、アナログが終了します。そこで、テレビが見れない家庭があってはならないということで、テレビ難民がどれくらいあると見ているのか。どういう対応をするのかという質問でございます。

 これはきょうの先ほどの質問で22番議員の質問の中で、部長答弁が、3月1日現在で生活保護世帯と非課税の障がい者世帯、合わせて1,120世帯のうち815世帯が対応できているということと、新しく国が定めた非課税世帯がございますが、この対応はまだ未定でということであります。KCV、光ケーブル、共聴アンテナなどに入っていない世帯が日田市では6,600世帯あると。この方々はみずからアンテナを立てなければいけませんが、今後のここが対応が問題であると思いますが、今後の対応としては、民生委員などあらゆる団体と協力して情報課が対応するという答弁でありましたので、私は登壇しての答弁は必要ありません。自席で再質問をしたいというふうに思います。

 それから2つ目ですが、2つ目はクンチョウ酒蔵の建設についてでございます。私の質問は、クンチョウ酒蔵購入の必要性はという質問と、地元や関係者の理解はどうかという質問でございますが、これも昨日の質問の中で答弁をされています。登壇しての答弁は不要であります。再質問で自席からいたしたいと思います。

 3点目でございます。延寿寮についてであります。

 延寿寮は、老人福祉法に基づいた養護老人ホームであります。老人福祉法は、老人に対しその心身の健康の保持と生活の安定のために必要な措置を講じ、老人の福祉を図ることを目的としております。養護老人ホームは主に経済的な理由で居宅で養護を受けることが困難な65歳以上の自立者、自立者を入所させ、養護することを目的としております。

 さらに、施行規則では、実施に当たっては入浴、排せつ、食事等の介護、調理、洗濯、掃除などの家事、生活などに関する相談、それから助言その他の心身上または精神上の障がいがあって日常生活を営むのに支障がある65歳以上の者が必要なここで養護を受けるというふうになっておりまして、ほんとにここで暮らす方々の実態を把握するということは、かなり密度の高いものが要求をされます。

 そこで質問でございますが、この目的に沿ってどれくらいの実態把握ができているのか伺います。

 ここは今50人が入所し、2人ずつ、25の部屋がございます。さらに、この目的に沿って栄養士の果たす役割、これを非常に大きくとらえるわけでございますが、どのように栄養士の役割を見ているのか。

 以上3点、登壇しての質問で、あとは再質問いたします。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) [登壇]

 私からは、18番議員さんの御質問のうち延寿寮における入所者の体調などの実態把握と栄養士の役割についてお答えいたします。

 まず、延寿寮における入所者の体調などの実態把握についてでございますが、入所者の健康状態につきましては、嘱託医と保健師による診察及び血圧測定を毎週1回行い、体調を把握し健康管理に努めております。また、入所者を直接担当する職員が各部屋の巡回時に入所者の健康状態など把握に努め、朝のミーティングなどにおいて、支援員、保健師、相談員、栄養士など全職員に健康状態などの周知を行い、職員間で情報を共有しながら日常生活など安全の確保に努めております。

 また、職員に打ち明けられない悩み事や要望があることから、地域住民の中から福祉の知識や経験豊富な方を福祉サービス委員として3名を委嘱し、2カ月に1度の割合で相談日を設け、入所者からの相談等に応じているところでございます。

 次に、栄養士の役割についてでございますが、栄養士は栄養指導で食生活の改善や栄養管理などに取り組み、入所者の健康の保持増進を図るのが主な業務となっております。具体的には献立作成、材料の発注、検食、衛生管理などの業務を行っております。中でも献立作成につきましては、入所者に必要なカロリー計算をした上で給食懇談会を年4回開催し、入所者の嗜好など献立に反映されるよう工夫をいたしております。

 また、入所者の中には、高齢によりかむことや飲むことなどが難しい方、糖尿病等の病状に応じたカロリー制限が必要な方などがおられますので、個々の食形態に応じた食事を提供いたしております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) ここで20分間休憩をいたします。

 会議は午後3時5分から続行いたします。

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午後2時44分休憩

午後3時05分再開

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○議長(城野禮子君) ただいまから本会議を続行いたします。

 引き続き一般質問を行います。18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 再質問をいたします。

 まず延寿寮についてでございますけれども、私は2月20日に延寿寮を訪問いたしました。各部屋を案内していただきましたが、気がついたのは、全部の部屋にクーラーがなかったんです。昨年の夏は非常に暑かったんで、「どうやって乗り切ったんですか、病人は出ませんでしたか」と聞きましたら、お一人かわかりませんが、熱中症にかかって病院に搬送されたという話は聞きました。今度の補正予算を見ましたら、クーラーの設置が補正予算で上がっていましたので、これは1つほっとしております。

 当日、大変寒い日だったんです。あのころはまだ寒かったんですが、風邪がはやっておりまして、私もマスクをして手洗いをして部屋を回らせていただきました。すると、今度は加湿器がないんです。風邪というのはもう御存じだと思いますが、乾燥しますと蔓延するという傾向にあるわけで、非常にやっぱり風邪のときは加湿器は効果があるわけです。50人もの人の命を預かっている。しかも65歳といいますとほんと体に大きな変調がいつ来てもおかしくない中で、どうしてもこの健康管理という一面では加湿器が必要じゃないかと思うのですが、そこら、答弁をお願いします。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 風邪等の対策のために加湿器の設置ということでございますけど、これにつきましては必要性について検討してまいりたいというふうに考えております。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 加湿器は1台、余りいいものじゃなくても1万ぐらいでありますから、25部屋ということになるとそう大きな予算は必要としない。何といっても命を預かるところですので、ぜひとも検討を早急にお願いしたいというふうに思います。

 それで実態の部分で、私はどうしても言ってもらいたかったんです。結局この養護老人ホームというのは自立している人を預かるというか養護する施設なんです。ところが、私行ってびっくりしたんですけど、去年は行ってないんです。もう基本的に毎年訪問しております。去年行かなかったんで2年間そこに入所をされている方に会えなかったんですけれども、そのわずか2年間の間に大きな変化を感じた。それは、前は何人も歩いて、いろんな一緒に会話をしていたんですが、皆さん座っていらっしゃって、たった1人でした、歩いて私たちのところに来られたのは。それで、各部屋を回りますと休んでおられるというような光景の中で、これはどうしたんだろうという気がしているんです。

 それで、まず今の入所者の数は47か8じゃないかなと。あの日も50満杯ではありませんでした。この中では、まず1つ、病院に入院していらっしゃる方は何人なのか。それから、通院をしていらっしゃる方は何人なのか。介護度2から3の方は何人ですか。それから介護度4から5の方、おむつを常時されておられる方、この実態がちょっと話されていませんので教えてください。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) まず、3月現在におきます入所者が今45名でございます。そのうちの介護認定を受けている方につきましては、要支援1が8名、それから要支援2が2名、それから介護度が1が9名、介護度2が7名、介護度3が2名、介護度4が2名、最終的に要介護者は全体で20名、それから要支援者が全体で10名ということになっております。

 なお、介護度が3、4の方につきましては、特別養護老人ホームの入所の手続を行っております。

 それと、今入院の方が何名かということでございますが、ちょっと私今資料を持ち合わせておりません。それから、通院につきましても持ち合わせておりませんので、後ほどお知らせしたいと思います。

 以上でございます。(「おむつをしていらっしゃる方」と呼ぶ者あり)おむつもそこまで把握しておりませんので、後ほど。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 今、要支援の方が10名と要介護者が20名と、45名中30名の方がそういう状況であると。私が訪問したときに、通院がどのくらいですかとお聞きしたら、そのときは十何人という報告でありました。おむつを常時されている方も半分以上、30人ぐらいおられるようでした。それで、今は知りませんよ。でも私が訪問したのは2月20日ですから、よくなっているということは考えられません。

 結局、何度もいいますが、ここは自立者なんです。ところが入所されている方の実態は、ほんとに特別養護老人ホームと言っても過言ではない。元気な方がほんとおられないんです。びっくりしました。

 それで、今の職員構成が、寮長が1名、相談員が2名、支援員が5名、保健師が1名、合計9名が正職員ということで報告を受けておりまして、そのほかに栄養士が1名、調理士が4名合計5名は臨時職員ということであります。

 この方々の職員配置は、あくまでも自立者を養護するというのがこの人員配置になっておりますが、中身は今実態を言ったように、特別養護老人ホームと変わらない。したがいまして、私はここにはどうしても支援員さん5名、特に支援員さんという方が、私も訪問したときに、もうみんな座ってじっと黙っていらっしゃる。その中で、「元気かい元気かい」と言って、「はい、元気出して元気出して」って支援員さんが大きな声で走って回っている。私はその姿に感動しほっといたしました。やはりこういう支援員さんの元気な励ましの言葉がここにおれらる方々が少しでも元気を取り戻そうと、そういう内容じゃないかなと。したがいまして、支援員さんの増員がここはほんとに必要じゃないかと考えますが、そこらはいかがでしょうか。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 支援員の増員ということでございます。

 支援員につきましては老人福祉法の養護老人ホームの設備及び運営に関する基準の中で職員の配置人数が記されております。入所定員が延寿寮につきましては50人の施設でございますので、主任支援員が1名、支援員が3名で合計4名となっております。現在、延寿寮につきましては、要介護の方もいらっしゃることから、基準より1名多い支援員5名で対応している状況でございます。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) その規定そのものが、やはり自立者が基本になっておるということで、ぜひそこらはよく現場の意見をもっともっと状態を把握して、もう今の入所されている方々がよくなるということは考えられないです。年々悪くなると思うんです。そこで、市長の職員配置について、見解を述べていただきたいと思います。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 職員配置につきましては、今部長が申し上げましたように、制度プラス1名という今状況であります。私も昨年お伺いして、ちょうど暑い時期でした。あの時期でしたからいすに座られている方が大方でございましたけれども、部屋で横になられている方もいらっしゃいました。そういう状況を見て、寮長より話も聞いて、やっぱりクーラーが要るなということで、今回予算をお願いいたしているわけでありますけれども、入所者の状況を見ながら、やっぱりホームとしての機能をきちっとやっぱり入所者に対してサービスを与えていく、機能を果たしていくのがこれは当然求められるわけでございますので、その職員の定数につきましては、これは全体の今職員数が減っている中ではありますけれども、一度よく話を聞いてみて考えてみたいというふうに思います。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) それでは、次に日常の健康管理というか把握です。日常です。これはどなたがやっているのかお答えください。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 日常の把握につきましては、延寿寮のほうには保健師を配置しておりますので、正規の保健師が対応を行っております。

 以上でございます。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 部長、よく考えてください。保健師は1名ですよ。支援員さんずっと部屋を回っていらっしゃるわけで、あなたは先ほど答弁の中で、人が書いた答弁書だからなかなか答弁しにくいかもしれません。現場の方が書いたんでしょうから。朝のミーティングで全職員に情報の共有をしているというふうに答弁をされたんです。だから、この健康管理を共有するときに、きのうはこうでしたというのを知っていらっしゃるのは、保健師さんは1人ですから、もちろん共有しているから知っているとは思いますが、常に把握しているのは支援員じゃないかなと私は思うわけです。それで、そこらは私部長にちょっとお聞きしたいんですが、部長は延寿寮に行ったことがありますか。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 当然行ったこともございますし、私、以前延寿寮の入所の措置の担当もしたこともございます。

 以上です。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 部長は延寿寮に見えておりますかと聞きましたら、運動会のときに来賓で見えたきりで、おいでになっておりませんと現場からの声であります。どうぞ、あなたは今度退職ですけど、新しい部長さんがお見えになったら、ぜひ、市長が当選するかどうかわかりませんが、もし当選したら延寿寮にはきちんと足を運ぶということを切にお願いをしたいというふうに思います。

 食事の提供が非常に大事です。口から入れることによって健康を保持すると、これは当たり前で、病人はすべてそうでございますけれども、その指揮命令はだれがしているのかお尋ねします。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 当然寮長がしているつもりでございます。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 部長、ほんとに寮長ですか。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 延寿寮の管理者、要するにトップは寮長でございますので、寮長が最終的に栄養士等の管理まで行っているというふうに認識いたしております。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 信じられません。寮長は全体の責任者のはずで、どうやって食事を提供するか、お一人お一人の体の状態等は、私が聞き取りした中では、支援員さんが一番よく知っているから支援員さんがミーティングの中で体の状態が日々変わるわけです。そんな中で、きょうはこの方には刻み食がいいとか、きょうはこの方に流動食がいいとか、いろいろその人に合わせた食事の提供が必要なので、そういう指揮命令のことなんですよ。つまり、調理員さんに何号室のこの方はこういう料理にしてください、この方はこういうふうにしてください。寮長がするんですか。信じられない。もう一度答弁してください。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 私は、寮長はそこの施設のトップであって、すべてを把握、指揮命令をするということでございます。具体的にどうなのかといえば、それは当然栄養士の方が調理員の方に状況をお知らせして調理をするということになろうかと思います。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 栄養士さんは支援員さんといろいろミーティングの中でいろんな話を聞いて、今度はそれを調理員さんに伝えて、そしてその入所者にほんとに合った食事を提供していくと、そして健康を管理していくという大変大きなかなめを持っているのが栄養士だというふうに思うんでございますけれども、その栄養士さんが臨時職員なんです。日田市は。給食センターでもどこでも、通常は栄養士というのはそういうかなめの役割を果たしますので、臨時職員は置きません。ところが、50名からの命を預かる延寿寮が、栄養士が臨時職員と、こういうことでは、ほんとうに健康管理はできないと考えますが、いかがでしょうか。市長に答弁をお願いします。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 私もそのあたり、何で臨時職員を配置になっているのかというのはちょっと承知しておりません。これまでのいろんな経緯もあろうかと思いますので、そこらあたりよく話を聞いて、ほかの施設と比較しながら判断しなければいけないと思います。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) さすが市長さんで、なぜかという疑問をお持ちで、ほっといたしました。当たり前と言われたらどうしようと思いました。

 それで、実は過去に、市長は御存じないかもしれませんが、ここは過去に正職員の栄養士さんがおられたんです。そして、今、保健福祉、健康福祉課ですか、社協の下にある何かね、健康増進、社協の下に保健師さんが勤めているところは何ですか、あそこは。部長、何ですか、あそこは。福祉、ちょっと言って。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 地域保健課の担当でございます。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) ごめんなさい、地域保健課。あそこに保健師さんがたくさんおられて、あの中に2名、もと延寿寮に勤務していた栄養士さんがおられるんです。そういう栄養士さんをぜひ配置するなど、やっぱりだんだんと体が悪くなっておりまして、今言うように、もう要介護者、要支援者を含めたら30人というのは、これはもう特別養護老人ホームと変わらない状況なので、ぜひとも口からの健康をやっぱり保証するという意味で、市長さん、もう一度やっぱりそこ辺を再度検討していただきたいのですが、そういう経過があったということを踏まえて、よろしくお願いします。答弁をお願いします。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 私も過去の経緯を聞いてみたいと思いますし、現状が議員御指摘のような状況であるというのも踏まえて、今後どういう対応が一番入居されている方にとって安心できる環境かというのを検討する中で、臨時がいいのか正規がいいのか、そのあたりを判断させていただきたいと思います。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) それから、先ほど部長が、寮長は全体の最高責任者で、すべてを把握する必要があると。栄養士というか、食事の提供の指揮命令まで寮長が負っていると、全体を把握しているからというようなことでありました。当たり前と思いますけれども、実は、これ私入所者から聞いた話なんですけれども、寮長さんが全然部屋から出てこないというんです。私がお伺いしたときも、今まで私がずっと延寿寮に訪問したときは、寮長さんが必ず連れていってくれていました。そしたら入所者の人たちが非常に通常、やはり寮長さんと交流があるものですから、声かけしてくれたりとか雰囲気がいいんです。ところが、係長さんでした。やっぱりそれだけの責任のある方であれば、赤ちゃんでもそうですけれども、毎日毎日、私たち家族でもそうですが、顔色を見て、ああ、元気そうだなあとか、体の動きを見て、あ、きょうは大丈夫だなとかそういうのを把握するのではないでしょうか。したがいまして、やはりこういうふうに部屋から出てこられないというようなことでは困ります。

 それで、ぜひとも寮長さん、適材適所に配置をしていただきたいということとあわせまして、ぜひともやっぱり責任者としてのお役割をしっかり果たして、そこに入所をされている方々の全体を把握する、その認識をしっかり持つように指導していただきたいと思うんですが、これはやっぱり指導の部分ですから市長さんでしょうか。答弁をお願いいたします。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 私が行ったときは、寮長が案内をして部屋もずっと回りました。今、議員が行かれたときそういう対応だったというのを聞いて、私もなぜかなという思いを今したところでありますけれども、いずれにしろ、入所者が安心して暮らせるというのが一番でございます。寮長が、これはこういう言い方は大変、私もわからない、すべて把握しているわけではありませんので、私が行ったときは寮長が案内して、それぞれの部屋をずっと回って、声をかけていましたので、今、議員のお話をお伺いして、私もちょっとどう言っていいかわかりませんので、よく話を聞いて、とにかく今の状況をきちっと把握した上で判断をさせていただきたいと思います。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) もういいです、部長。よろしいです。時間がありません。市長は、きのうの答弁の中でも、現場に出向いて解決をしていくことを職員に命じてきていると言っておられましたので、ぜひそういう立場をしっかり堅持して、寮長を指導していただきたいというふうに思います。

 それでは、次の質問に移らせていただきます。再質問をいたします。

 クンチョウ酒蔵の建設に関してでございます。

 昨日の質問の中で、昨日1番議員さんが、どうして広く市民の意見を聞かないのかという質問をしたときに、地元には理解があると認識をしているという答弁をなさっております。何を根拠にそういうふうに言っておられるのかお伺いをしたいと思います。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 地元というのはどの範囲でおっしゃっているのかと思いますが、私はこの岩澤重夫先生からいただいた絵をクンチョウの酒蔵に美術館を設置するということにつきましては検討委員会を持ちまして、その中で議論をいただいて答申を得ております。また、その答申結果についてはマスコミ等にも報道されましたし、地域の方にも説明も、重立った人でありますけど、話をしております。ですから、そういう意味で地元の理解を得ているという判断をいたしております。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 地元はどこを指して地元というのかというのは市民が聞いて驚いているんじゃないでしょうか。あのあたり豆田町は普通地元といいます。

 それで、結局これは新聞報道でありますけれども、土地が確定しないと具体的な計画が立てられないなどといっていますけれども、要望した自治会長さんにさえ途中経過の説明がないと、こういうことを報道されておりまして、また地元の男性ですが、金額が大きいのに全く周知をされておらず、強引だと批判をしているわけです。こういうやはり市民の中にしっかりと意見を聞かないという市長の態度は、これではほんとに多額の税金を使うわけですから、もっともっとやっぱり意見を聞く必要は、どこ辺をどうかというのは、ちょっとその言い方はいかがなものかなというふうに思いますが、地元の意見をほとんど市長は聞いていらっしゃらないと思います。この報道とこういう地元の男性が言っていることは間違っているでしょうか。市長、答弁してください。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 地元の男性というのは、これ多分記者の方が取材したんでしょうから、その方が言っていることはそのとおりだというふうに受けとめております。したがいまして、豆田が地元であります。豆田のほうから土地のクンチョウ酒蔵の取得についても早急にという要望もいただいております。ですから、これは振興協議会でございますけど、振興協議会のほうにはお話は必要な都度しております。ですから、何も聞いてないというのは、私もどの意味で言っているのかよくわかりませんけれども、きのうも御説明申し上げましたように、今やっている作業は基本構想の策定であります。ですから、これ基本構想の策定ができれば、これは地元の方に説明する場を私は設けたいと思っておりますし、その後基本計画ということで具体的な施設の整備あたりを検討していきます。またカビの調査なんかもやります。そういうときにはその都度また説明はしていきたいというふうに思っております。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) きのうも同じ答弁をされておりますけれども、基本構想の後ってなりますと、これはもう買収が終わっておりますので、市民の意見を聞くといっても、もう買収が終わっておりますので、一定の縛りといいますか、ほんとに市民の意見は反映をされないわけで買ってしまっているでしょう、このときは。ですから、やはりこれでは市民の意見を十分に聞いて、それを反映をさせていくという、いわゆる市長たる人の考え方、市民の意見をしっかり聞いていくという、せめて地元ですから。やっぱりそれはおかしいんじゃないかなというふうに思うんです。

 公社にまず購入をさせるということです。3月中ですか。その後、2012年に日田市が公社から買い取るというような段取りのようでありますけれども、なぜ市が直接土地を購入をしないのかお伺いしたいと思います。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 土地の購入につきましては、どの範囲の土地を買うのか、これについてはクンチョウ株式会社のほうと折衝をしてまいらなければいけません。ですから、向こうの要望もありますし、こちらの話もありますし、そのあたりどういう範囲で買っていくかということについてはよくその当事者と協議をしなければいけません。ですから、そういう意味で開発公社に取得を依頼したわけであります。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) きのうの説明では、早く買わないと倒産したら調査ができないとかいろいろ言っておられたようですけれども、日田市が直購入をするということになると議会の決議が必要です。しかし、公社が購入しますと、今もう議会が公社に入っておりませんので、新聞報道などでも同じような見解ですが、市長のいいようになると。そういうことではないんですか。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) きのうも御答弁申し上げましたけども、この酒蔵の購入につきましては、豆田の振興協議会のほうから、早急に取得してもらいたいという要請がありました。これについてはクンチョウの経営が非常に危ないというのがその背景にあるわけでありますけれども、私もクンチョウの経営、かなり厳しい状況にあると思っております。ですから、これは速やかに手を打っておきませんと、もし、こういう言い方は大変申しわけありませんが、経営が行き詰まったということになりますと、これはどういう状況になるかわかりません。人手に渡るおそれもあります。そういうおそれがあるわけでありますから、あの場所を購入することについて、私は地元の理解は得られていると、そういうふうに思っております。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 地元の理解は得られてないですよ、市長。2月の28日と3月4日に、西日本新聞がかなり大きく取り上げました。まずその新聞報道見て一番怒ったのは地元の方です。地元の方々が西日本新聞の切り抜きをあちこちに、いろんな私の友人にも切り抜きをコピーして配っておりました。それを見た友人がまた私に電話をかけてきて、どうしてもあの西日本新聞のを見たいと。ちょっと市長は何を考えているんでしょうかとみんな同じ意見ですよ。何が行われているのかわからないとか、税金の無駄遣いとか、大半が反対や疑問の声と。これを記者は肌で感じたと報道していますが、私もそれを肌で感じております。そんなに急いで今市民の理解が得られてないのに、大変なお金を使って、税金の無駄遣いです。これをやることはないというふうに考えます。

 それで、まずこういう方もおります。岩澤画伯を非常に愛していらっしゃる方、交流の深い方が、とても残念そうに「岩澤画伯を利権に利用するのか」と大変厳しい意見もあります。こういう意見がある中で、私は市長であれば、この酒蔵を急いで購入するということは差し控えるべきだというふうに考えます。もう一度答弁してください。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 今、私は新聞を見ていないのであれですが、利権という言葉が出ましたけれども、これは利権は全然関係ございません。企業を救済するという質問もきのうありました。私はそんなことはないと答弁申し上げましたけれども、この土地を買うというのは、あくまであの酒蔵は、これは伝統的建造物群の1つでありますし、しかも豆田で一番大きな蔵であります。また、煙突もあります。これらはやっぱりこの豆田の文化を、天領の文化を今に伝える象徴的な建物であります。ですから、この建物を私はこれから日田のためにも豆田のためにも守っていかなければいけないと。ですから、それを購入するわけでありまして、購入することによってきのうも御答弁申し上げましたが、クンチョウ酒造株式会社の経営が好転するとかいうようなものではございません。これはあくまでも、きのうも申し上げましたように、私は企業を守るというんじゃなくて、酒蔵を守る。そのために対応していることでありますから、利権ということについては全然関係ございません。もし新聞にそういうのがあれば、ちょっと私はいかがかなという思いがいたしております。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 新聞報道が利権じゃないんですよ。岩澤画伯を愛していらっしゃる方が岩澤画伯を利権に利用してもらいたくないと、ほんと愛している方のこれは意見ということであります。そういう厳しい意見も出ているというとなんですよ。ですから、そういうことを市長はやっぱりしっかり肝に命じてやらないと、あなたのすべてが倒れますよ、今度。選挙がもうすぐありますから。しっかりそこはやっぱり考える必要があると思います。

 それでこの酒蔵に関してなんですけれども、これは新聞報道であります。共通していろんな方々がいろんな議論をしながら、私も考えます。きのうからの議論の中で、やはりクンチョウの買収先にありきという市長の姿勢をうかがえると、一たん買収してしまえば市民の意見を聞いて変えられる余地は限られてしまう。これまでの経緯を見ると、市長は自分の筋書きに対する反対意見を避けているように思える。万機公論に決すべし、我が国の民主主義の源となった言葉を改めて肝に銘じてほしいと思うと。私はこれはほんとうに崇高な記者としての報道だと思います。やはり市長であれば、ほんとに万機公論に決すべしという、やはり多くの市民の意見をしっかりと聞いていくと。それが市長たるものの姿勢が問われているわけです。そのことを申し添えてこのクンチョウの酒蔵については、市長はどうしても購入するという思いを変えられておりませんので、これはきょうの私の質問も聞きながら、市民は市長の姿勢がほんとに強引だというふうに思うと思いますよ。市長は、やはりここらはもうちょっと、まだ検討委員会の中でもあの酒蔵をどうしていくかという、ほんとに計画書を見ましても何の方向も出てないわけです。ああしたらどうだろうかこうしたらどうだろうかと。何も出てないわけです。

 しかも、あの酒蔵にすみついているこうじ菌、これがやはり問題だということで、1つの問題提起として天領資料館にという計画変更が検討委員会から提言されております。きのうも部長が、岩澤画伯の絵の具の成分が影響が出るというふうに言っております。したがいまして、やはり私は岩澤画伯を愛した方が利権に利用されるのはつらいという思いが、もうこのクンチョウ酒造というこの部分は岩澤画伯の絵を受け取ってくれないかと、寄贈するというその思いに当初はこたえるためだったということでありましたけれども、その構想も見事に崩れています。それで私は、やっぱりこれ酒蔵を購入すること自体も相当考えて、議論に議論を深めないと、多額の借金をまた抱えるわけです。維持管理に。関係者の話を聞きますと、まずとりあえずは1億9,000万で土地を購入すると。その後、耐震とか改修工事に十数億かかるんじゃないかと。十数億ですよ。十数億かかるんじゃないかという関係者の話も私は耳にいたしました。そこらでもう一度やっぱり市長は考え直すと、よく市民と議論に議論を重ねて、そしてこれを提案し直すというようなことは考えておりませんか。これは市民のほんとに熱望する意見なんです。もう一度答弁してください。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 岩澤先生の絵を好む方が利権に利用されるという言い方は、私はそういう理解をいただいているのは大変残念だと思います。岩澤先生は検討委員会の答申の中でも出ておりますけれども、酒蔵を生前愛された方で、私も一度先生は酒蔵に絵を飾りたいというのを生前聞いたこともあります。そういうのも踏まえて、この保存委員会の中で検討いただいた結果があの場所になったわけであります。

 あの場所が所有者でありますクンチョウ酒蔵株式会社が非常に経営危機であると。ですから、経営危機のまま仮に経営がおかしくなってあの土地が人手に渡るようなことになったら困るから豆田の振興協議会の皆さんは、市に早急に取得してもらいたいと、こういう要望が出てきております。ただ、そういうのを踏まえて、これまでさまざまに議論をし、議会にもお話をさせていただいたと思います。

 この利権という意味は、私はどういう意味かよくわかりませんが、補助金を出しているわけじゃありません。土地を高く買っているわけでもありません。きちっと正当な評価で、その値段で買うわけでありますから、当然それは補助でもありませんし助成でもありません。それを買うことによってこのクンチョウ酒造株式会社の経営が立ち直るかというと、そういう状況にもありません。あくまでも企業に対する支援じゃなくて、この酒蔵を守るという私の考えがどうも理解されておらないようで残念でございますけど、私の気持ちはあくまでも豆田のあのクンチョウの酒蔵を守ると。これが私たち日田市にとって、豆田にとっても大切なことだというふうに考えております。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 市長おっしゃるとおり、理解されてないんです。皆さんに。ですから、やはり理解をされるまで、やっぱり市長という立場の中では民主主義というその源になった言葉、万機公論に決すべしとこれをやっぱり守る必要があるんじゃないかというふうに思います。

 次に、地デジについてでございますけれども、答弁をされたのは横田部長ですね。地デジの答弁に対して、こういうふうに答えております。6,600世帯の方々がアンテナで、いわゆるKCVにも入っておられない。そして光ケーブル、それから共聴アンテナ、これも使っておられない方々が6,600世帯おられるということでありました。そして、大分県が大体その92%ぐらいの達成率だろうからということで、528ぐらいがテレビのいわゆる地デジ難民になるのではないかという数字をおっしゃっておりましたが、これの根拠は何ですか。計算だけですか。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 先ほど申しましたデジタル放送受信状況でございますけど、日田市内に2万6,600世帯ございます。KCVへの加入者が1万2,000世帯でございます。市への加入者が6,700世帯ございます。それから、各地区で共聴施設に入っている世帯が1,300世帯ございます。その分を差し引きしますと、アンテナを立てているだろうという世帯が6,600世帯になります。

 先ほど申しました大分県の地デジの普及率が92%でございます。ということは、8%の方が地デジに入ってないということで、日田市の6,600世帯に8%を掛けますと528世帯が推定で地デジが見れないんじゃないかという数字でございます。

 以上です。



○議長(城野禮子君) 18番 矢野議員。



◆18番(矢野美智子君) 計算上の話で、何かがっくりするんですが、92%の普及率とかいうときは、全世帯の92%を通常差すんですよ。自分でアンテナを立てなきゃいけないという6,600世帯は対象にならないわけで、全国的にも10%ぐらいの方々が地デジ難民になるのではないかという、大変危惧をされておるわけで、全国市長会からも、もうアナログを延期してくれという要望が出ておるほどなんです。日田市でいきますと、2万6,000世帯の中で約8%の方々といいますと2,080世帯もの方々が地デジ難民になる可能性があるわけです。新しく国が非課税世帯に対して、これは簡易チューナーだけですけれども、これを無償配付しましょうというふうに決めましたが、これは申請主義なんです。申請しなきゃいけない。それで、今こういう地上デジタル放送受信のための地デジの御案内という、こういう封筒の中に全部申請書も入って総務省が出しております。これ多分役所のほうにも届いていると思いますが、例えば非課税世帯の場合は税務課で把握できるわけです。税務課で把握したら、これを送付するということは考えられませんか。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) NHKの受信料免除世帯につきましては1,120ございます。この分については私ども把握しております。それから、先ほど申しました市町村民税非課税世帯の方につきましては、私どもは把握をしておりません。議員言われるように、担当課でございましたら把握できると思いますけど、私ども情報課のほうでは個人情報の関係で把握ができていないという現状がございます。しかしながら把握ができてないからこのままにしておくかということではございません。すべての方においていろんな相談口はすべて情報課で持っているわけで、情報課のほうに相談に来ていただきたいと思っております。



○議長(城野禮子君) 時間でございます。

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○議長(城野禮子君) 10番 飯田茂男君。



◆10番(飯田茂男君) [登壇]

 通告に基づきまして一般質問を行います。

 私は、次の4つの項目について質問をいたします。

 1番目に、新年度予算への決算審査特別委員会の指摘事項の反映について、2番目に、介護老人福祉施設の増床拡充について、3番目に、天瀬温泉まちづくり事業について、4番目に、公共の場所のトイレの整備についてということで、順次お尋ねをしてまいります。

 初めに、新年度予算への決算審査特別委員会の指摘事項の反映についての質問でございますけれども、これまでの代表質問の中で、1番議員さんほか重複するところもございますが、再度一応の答弁をお願いいたします。

 平成21年度決算審査の結果報告では、一般会計、普通会計、特別会計それぞれについて極めて厳しい状況にある本市の予算編成の中で、収支においてはおおむね均衡のとれた財政運営がなされているとの判断ではありましたが、その財政構造の弾力性については自主財源比率の低下や自主財源のうちの市税の構成比が18.8%と、前年に比べ3億7,000万円減少し、実質的に非常に厳しい状況にあり、また歳入に占める一般財源の割合も6.5ポイント減と顕著に低下、経常収支比率は91%と、依然として理想とする上限の80%を大きく上回る高い水準でありました。また、市の借金、市債の年度末残高は409億円余りで、その市民一人当たりに換算した額は56万6,000円となっている状況でした。

 これらのことから、決算審査特別委員会では、その報告の中で歳入の確保と歳出の見直しによる経費削減への努力を求めるとともに、義務的経費の縮減を大きな課題として審査を行い、特に人件費や委託料の縮減について格段の努力と早急な改善を行うよう指摘をしたところです。また、市の財政運営について、3年から5年間の中長期的な財政計画を示すよう求めておりました。そうしたことからお尋ねいたします。

 その1点目として、新年度予算編成に当たって、これらの指摘事項がどのように反映されたか、次の3点についてお聞きいたします。

 1つ目、経費削減への取り組みについて伺います。その中で、特に新年度予算案における義務的経費の割合とその21年度、22年度の過年度との比較でその推移をお示しの上、答弁願います。また、委託料の縮減への指摘についてどう対処したのか伺います。

 2つ目、時間外勤務手当を含む人件費の縮減への指摘についての対応を伺います。その中で特に新年度予算案における人件費の割合とその21年度、また22年度の過年度との比較でのその推移をお示しの上、答弁願います。

 また、21年度では、短期雇用を含めて1,090名の非常勤嘱託職員や臨時職員の雇用があり、これに対する賃金手当は5億7,000万円を超え、また時間外勤務手当は削減されたとはいえ2億4,000万円を超える支出となっていたことから、その縮減を指摘してありました。新年度予算編成に当たり、これらについてどう扱われたのかお知らせください。

 3つ目、市の財政運営における中長期的な財政計画の策定及び提示について、そのお考えをお尋ねいたします。

 この質問の2点目に、職員給与と民間給与の格差是正や職員給の引き下げを求める市民の強い訴えを聞くことから質問をいたします。市内における職員と民間の給与の水準の格差についてどのようにお考えか伺います。また、民間給与の水準に合わせた職員給の見直しと引き下げ、縮減は考えないのか、その点もあわせて御答弁願います。

 次に、2番目の質問です。介護老人福祉施設の増床拡充について伺います。

 高齢化が急速に進む社会を迎えて、寝たきりや認知症などで介護を必要とし居宅での生活や介護が困難な高齢者が増加している状況にあると感じております。私の周りでも、市内の施設への入所を希望しながらも、地域外の遠方の施設に仕方なく入所されている方や、病院から退去を告げられながらも施設への入所にあてもなく待機を続け不安を抱えている方などさまざまにあります。

 特に例を挙げて申しますと、高齢の御夫婦二人暮らしの家庭ですけれども、夫が要介護5という状況で、地域外の交通も不便な場所にある施設に入所している例では、奥さんの週1回の面接に、夫は涙を浮かべて喜んでくれるといいます。しかし、夫の面接に出かける奥さんは運転ができず、列車とタクシー、そして午前と午後それぞれ往復1便設けられたその施設が走らせているマイクロバスに乗り継いで、家には私しかいないからと、大変な思いをしながら通っております。しかし、でももうくたびれましたと、そういう奥さんの言葉に、私は胸が熱くなる思いを感じました。

 ほかにも介護が必要になった奥さんの居宅介護により、仕事に行けず収入が得られなくなっている事例もあります。また、こうした現実から、高齢者自身や高齢者を抱える家庭から介護、老人福祉施設への入所について、介護保険料を払っていながらも将来不安を訴える声が多く聞かれます。

 そこで、待機者が多く存在する現状をどう考えるのか、入所待機者の現状と現在の対応、並びに今後の方針についてお考えを伺います。

 23年度は第5期日田市老人保健福祉計画の策定する年となっていると聞いておりますが、このあたりの部分も含めて御答弁を願います。

 さらに3番目の質問です。天瀬温泉まちづくり事業について伺います。

 この事業は、天瀬温泉都市再生整備計画に基づいて、平成19年度から23年度までを事業実施期間と定めて、まちづくり交付金事業で行われているものであります。いうまでもなく、天瀬温泉の泉質はほかに類のないほどすばらしい泉質であり、その評価も高く、かつては近郊のみならず遠方の各地からの湯治客や旅行客がにぎわいを見せておりました。有名な温泉観光地です。しかし、時代とともに人の流れや嗜好などの変化により、現在の疲弊した状況にあります。その再生を目指して、平成18年に地域の有志がまちづくり協議会を立ち上げ、主体となって取り組んでいる事業です。これまでに温泉街の市道の美装化や街路灯の整備、ポケットパークや足湯などのハード面の整備、泉源の確保調査、景観づくりなどとあわせて、天瀬温泉地区活性化推進に向けて観光コンサルタントを導入したソフト事業など、さまざまに取り組んできております。

 佐藤市長は、平成23年度の市政執行の基本的な考え方と予算についての中で、観光の面から、天ヶ瀬温泉の再生に向けた取り組みを取り上げていただいており、現在、その事業の途中にある桜滝の遊歩道などの周辺整備や中央駐車場、玖珠川のライトアップの事業など、その完成が待たれるところとなっております。そのことを前置きした上で、天ヶ瀬温泉が日田市の重要な観光スポットとして位置づけられてはいるものの、その浮沈にかかわる最後のチャンスとも言えるこの事業が最終年度を迎えるに当たり、お伺いいたします。

 まず1点目に、事業の最終年度とその後の天ヶ瀬温泉街の課題について、次の4つの点について伺います。

 その一つ目は、温泉街界隈の空き地と空き店舗の有効活用があります。平成19年3月にまとめられた温泉街旅館宿泊客のアンケート結果を見ますと、天ヶ瀬温泉街を歩くことは楽しいかという問いに対して、そうは思わないなど、否定的な答えが8割に達しています。周辺施設の充実についても、やはり8割が不十分と答えており、お客の希望や意見には、シャッターの閉まった空き店舗に暗さを感じるということや、せせらぎを聞きながらゆったりと散策や休憩のできる場所の確保、町並みの整備などの必要性を指摘する状況があります。

 久壽屋跡地の空き地については、以前に温泉館の設置などで協議会から要望が上がっていましたけれども、そうした、あの一角にあるまとまった土地や空き店舗が有効に活用できればと関係者は今でも考えております。これは今後に残る課題の一つとなりますが、これをどのようにお考えでしょうか。

 2つ目は、温泉の泉源の確保についての課題です。

 天ヶ瀬温泉の泉源は主に玖珠川の川底にあり、洪水による川底の変化や玖珠川の水位の変化により、温泉水の濁りやまたお湯の量が不安定となり、枯渇の心配もされています。また、企業の所有する安定した泉源からの供給に頼っているところでは、多額の使用料を地域外企業へと支払っている状況もあることから、温泉の泉源確保について課題とされています。

 市は、22年度に休止している農業用熱水源の調査をしました。これを活用した温泉水の供給整備などの考えはあるのでしょうか。

 3つ目は、ソフト面での充実です。

 まちづくり協議会の存続と取り組み、及びこれに対する支援についてでございます。

 まちづくり事業では、ハード面の整備は確かに進められてきましたが、もっとも重要なソフト面の部分が追いついていないように思います。協議会の取り組みは真剣なものではありますが、今後に残される部分も多いというふうに感じます。今後もまちづくり協議会の活動は続けていくことになっていますけれども、その取り組みへの支援について、どのようにお考えかお聞かせください。また、天瀬振興局には、それぞれに有能な職員が配置されておりますが、観光面での温泉街の再生という課題は大きく、有能な職員といえども、ほかの業務とのかけ持ちで取り組んで成功できる、そういった課題ではないと思います。天瀬振興局に自治体の仕事として地域に密着して、課題を掘り起こしてくれて、また、プロデュースしてくれる、その専門的な分野に有能な人材を配置することができないか、伺います。そのあと一歩のところでの一押しに力を注いでいただきたい。

 4つ目は、観光や玖珠川の景観や、玖珠川の護岸の整備と防災用道路の改修があります。地形的に、谷合いの河川の狭い両岸斜面に張りつくように位置している温泉街でありますが、玖珠川の増水により、護岸は壊され、護岸の上に設けられた防災用道路とともに痛んだ状況で放置されております。温泉街の観光イメージを大きく引き下げている状況です。その改修に地元の関係者の強い要望がありますが、どのようにお考えでしょうか。

 大きな2点目ですけれども、天ヶ瀬温泉界隈の防災対策について、伺います。

 近年、国内外でゲリラ豪雨による大きな災害が頻繁に起こっている状況に心配がありますが、21年7月に大分県が行った温泉街界隈の住民への防災意識に関する調査アンケートによりますと、7割の住民が今住んでいる場所を危険だと、安全だと思わないと答え、多くが災害に対する不安を感じている状況にありました。このアンケート結果がその後どのように生かされたのか、情報提供など、ソフト面での状況はどうなっているのでしょうか。また、今後の防災上の課題として、ハード面での河川改修が考えられます。それは川下にある九州電力の女子畑貯水池への取水堰の可動化、または撤去や河川の流量断面の確保など、抜本的な改善へ向けた課題として取り組んでいただきたい。お考えをお聞かせください。

 最後、4番目の質問です。

 公共の場所のトイレ整備について伺います。

 その1点目ですけれども、JR日田駅及びバスセンターのトイレについてでございます。

 清掃は行き届いてはおりますものの、観光客や市民からは汚いとの指摘があります。設備の老朽化を指摘するものと思いますけれども、日田市への観光客を迎え入れる場所でもあり、現状の改善が望まれます。市の所有する施設ではありませんが、施設側と連携して対処できないでしょうか。日田市の観光イメージのアップということになると考えます。

 2点目に、210号線沿線の天瀬区間にトイレの設置を求めるものです。旧天瀬町が設置をしておりましたトイレが最近撤去されたことにより、観光客やまた地元の住民が非常に不便あるいは迷惑をこうむっておる状況があります。沿線の店舗への駆け込みによる迷惑の発生ということもありますけれども、観光地日田として、トイレの設置は必要だと思いますがいかがでしょうか。

 以上、登壇での質問を終わります。



○議長(城野禮子君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) [登壇]

 私から10番議員さんの御質問のうち、決算審査特別委員会の指摘事項が新年度予算へどのように反映されているかという点についてお答え申し上げます。

 初めに、さきの平成22年第4回日田市議会定例会におきまして、21年度日田市の一般会計歳入歳出決算、また水道事業を含む各認定案件につきまして、財政運営の状況、予算の適正な執行状況などを中心とした慎重な審査をいただき、結果につきましては、各会計の収支決算状況はもとより、特に経常収支比率、公債比率など、財政構造の弾力性の観点からも貴重な御意見をいただいたと考えております。

 御指摘の点に関する御質問の関係でございますが、まず1点目の委託料の見直しを含めた経費削減への一層の取り組みにつきましては、昨年11月に各部各課へ当初予算編成を伝える段階から経常的な経費のシーリング設定を行い、その後、各部各課が所管します事務事業の予算積み合いにおいて、徹底した経費の抑制作業に取り組んでいただいた結果、経常経費で対前年比1.3%の事業費の減額を見たところでございます。

 また、義務的経費の割合につきましては、23年度当初予算は46%でありまして、22年はこれが48%でございました。また、各種事務事業の中の委託経費につきましては、前年度と比較いたしますと約3億円の増額になっていますものの、事業内容をよくよく精査し、円滑に実施するため必要な予算措置ができたというふうに考えております。この増額の主な内容を申し上げますと、施設、建物の管理委託として管理する公園がふえたことなどによりまして、約5,000万円。道路新設改良工事の実施に伴う測量設計などで、約1億8,000万円。その他、子宮頸がんの予防接種事業の取り組みや雇用対策としての緊急雇用創出事業の拡大などによりまして、約2億円の増となっておるところでありまして、いずれも、この事業がふえたことに伴うものでありますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、2点目は、中期的な財政計画を早期に示すことについての御質問でございました。

 御案内のとおり、平成19年度におきまして、24年度までの6カ年の財政収支の見通しにかかります日田市財政推計を作成し、その内容をホームページにも掲載しながら、市民の皆さんに公表をさせていただいたところであります。その後、毎年度予算編成を行う際に、あくまでも内部資料として財政推計をやっております。これは、一つは、その後、非常に経済状況が厳しくなったこと、また中央政治の動向、こういう、これまである意味、私ども経験してないような事態が生じたことによりまして、やはり将来的な交付税、市税の見通し、また補助金が国から来るのが一括交付金になるなど、いろんな変化がございまして、歳入面において、やはり、きちんと自信を持って推計ができない。あくまでもこれは見込みの、見込みの見込みでしかない。そういう事情もございまして、20年度以降、新たな財政推計についての公表は差し控えさせていただいておるところであります。

 来年度の予算編成に当たりましても、5番議員にお答え申し上げましたように、平成23年度から27年度までの5カ年の推計を行っておりますが、内容につきましては、経常収支比率の低下が見込めず、厳しい財政状況が見込まれます。一方、実質公債費比率はほぼ現状並みで推移し、財政調整基金はそう取り崩さずにいけるのではないかと、そういう状況でございます。しかしながら、御指摘もございましたことから、財政推計としてお示しできるよう検討をさせていただきたいというふうに思います。

 以上、私から御答弁申し上げまして、その他につきましては、担当部長等からお答え申し上げます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(城野禮子君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) [登壇]

 私から2点ほどお答えを申し上げたいと思います。

 まず1点でございますけども、決算審査特別委員会委員長報告の指摘事項、これは人件費の削減という項目になるわけですけども、これについて、まずお答えを申し上げたいと思います。

 きのうの1番議員にお答えをいたしましたように、人件費総額は21年度決算で見ますと63億4,358万6,000円で、歳出決算額に占める割合は15.7%となっております。確かに他の義務的経費である扶助費が13.8%、公債費が14.9%と、比べますと若干高くなっております。しかしながら、県内他市との比較をしてみますと、決算額に占める割合は1番低い、14市中1番低い状況となっておる状況でございます。また、日田市人件費の状況、県内他市と比較を同じくしてみますと、人口1人当たりでは平成20年度が8万5,440円、平成21年度が8万7,509円で、いずれも14市中高いほうから11番目、逆にいわゆる低いほうから言いますと、4番目という状況になっておる状況でございます。また人件費の経常収支比率で見ますと、平成20年度は26.0%、平成21年度につきましても26.0%で、いずれも2番目に低い水準にありまして、日田市の人件費の水準は県内各市と比較すれば低い状況にあると考えていいというふうに思っております。

 さらに、平成22年度、平成23年の当初予算で見てみますと、給料と職員手当の給与費で2億1,568万7,000円の減でございまして、率にして、マイナスの4.2%となっておる状況でございます。

 次に、昨年から御指摘のありました時間外勤務の縮減についてでございます。時間外勤務の縮減につきましては、公務能率の向上と心身両面にわたる健康の保持、増進を図るため、昨年5月に時短検討委員会を立ち上げました。この間、部ごとの小委員会と部長クラス等で組織する本部委員会を構成をいたしまして、全庁的に直ちに実施できるもの、課ごとに実施できるもの、さらに、今後検討すべきものなど、3回にわたる検討を行ってまいりました。その結果、昨年7月から具体的に実施可能なものにつきまして、直ちに取りかかったところでございます。その結果、年度中途ではございますけども、1月までの時間外勤務数と金額を前年度と比較をいたしますと、時間数にして5,459時間、率にして7.01%の減、金額にして、約1,500万円の減、20年度と比較をいたしますと1万7,493時間、率にして19.45%の減、金額にして4,400万円の縮減となっておるところでございます。いずれにいたしましても、人件費及び時間外勤務につきましては、今後も引き続き縮減に努めてまいりたいというふうに思っております。

 次に、職員給与と市内民間給与との関係でございます。

 市といたしましては、日田市内の民間給与の調査につきましては行っておりません。また、商工会議所におきましても、お聞きするところでは、特に給与の実態調査は行っていないところでございます。したがいまして、お尋ねの職員給与と市内の民間給与との比較はデータが極めて少なく困難と理解しております。しかしながら、求人倍率を見てみますと、平成23年1月、ことしの1月では、日田市、西部地区では0.62倍となっておりまして、県下でも下位にあることから、就職状況は大変厳しいものであると、そういった認識はいたしております。

 そこで、市町村の給与の在り方でございますけども、国においても研究会を立ち上げておりまして、その研究会の報告を見てみますと、人事委員会を設置していない市町村の給与水準においては、独自の民間給与水準の調査にコストを費やすことは、市町村ごとに得られるサンプル数には限界があり正確な比較に課題があること、また、費用対効果等の面では、必ずしも住民の理解を得られるものとは考えられないと。したがって、これらのことからすれば、県人事委員会の調査を参考とすることが合理的なものと考えられるとの見解が示されておるところでございます。また、地方公務員法第24条第3項におきましても、職員の給与は生計費、並びに国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従業者の給与その他の事業を考慮して定めなければならないと、そのように規定をされております。したがいまして、これらのことから、日田市の職員の給与については、国の制度であります人事院勧告及び地域の民間給与の水準を反映した県の人事委員会の勧告を参考とすることは日田市内を含めた県内の民間給与を反映した職員給与であるというふうに私どもは考えておるところでございます。

 次に、天ヶ瀬温泉界隈の防災対策についてお答えをいたします。

 平成21年7月に県日田土木事務所が天ヶ瀬温泉街地区で実施いたしましたアンケート調査によりますと、7割の住民の方が今住んでいるところは危険と感じており、わかりやすい水位情報や目で見てわかりやすい映像情報が求められていると、そのようなアンケート結果が出ております。

 現在市では、河川情報の収集については、国交省が設置しているカメラからの映像や県がインターネットを通じて公開しております大分県雨量水位観測情報などを活用し、これを情報として収集ということで行っておる状況でございます。その際、住民の方が避難を要する場合などには、防災行政無線の屋外スピーカーですね、あるいは告知放送端末、消防団車両、公用車等により、迅速に情報提供をいたしておるところでございます。また、平成22年3月に河川管理者であります県日田土木事務所により、赤岩公民館付近、それと新天瀬橋付近の2カ所に水位の監視カメラを設置し、映像による監視体制を整備しておりますが、現在この映像を見ることができるのは土木事務所だけでございますので、市や地域の方々も見ることができるように、現在県に働きかけているところでございます。

 次に、今後の課題といたしましては、流下能力を大きくするなど、ハード面の整備により抜本的な洪水対策を講じる必要があるというふうに考えております。河川管理者である県により、これまで河川掘削を初め、宅地のかさ上げ、堤防、バイパストンネル水路、ダム調整等々、いろんな方法で検討していただいた経緯がございますが、温泉街の存続にかかわる泉源の問題、膨大な事業費等を要するなど、いずれも安全な河川の流下能力を確保する抜本的な解決に地域の合意も含め至っていない状況でございます。

 また、議員先ほど、御提案をいただいております、九州電力の固定堰の可動堰化につきましては、その効果についてですね、調査を県のほうへ要望いたしたいというふうに考えております。一方、ソフト面の取り組みにつきましては、今後とも防災訓練を実施し、避難場所や避難ルート、あるいは自主防災組織における役割分担などの確認をさらに行うことによりまして、一人一人の防災意識、あるいは地域の方々の防災力の向上に向けまして、つなげていきたいというふうに思っております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは、日田駅バスセンターのトイレの老朽化に伴う改修についてお答えを申し上げます。

 日田駅及び日田バスセンターのトイレはいずれも建築後相当年数が経過しておりますが、それぞれ定期定期に清掃が行われ、日田駅のトイレにつきましては、平成20年の国体開催前に木材関連業者でつくる団体によるボランティア活動におきまして、一部改装が行われております。一般的なトイレの使用につきましては、特に不自由のない状況であると考えております。しかし、さきの19番議員さんの御質問でお答えいたしましたが、日田駅は駅舎の建てかえを要望しておりますので、あわせてトイレの整備も要望してまいりたいと思います。

 なお、日田バスセンターのトイレにつきましては、日田バス株式会社が古くなっていることを認識しております。改修することを検討していると聞いております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) [登壇]

 私からは介護老人福祉施設の増床拡充についてお答えいたします。

 現在、日田市には介護老人保健施設であります特別養護老人ホームが6施設の355床を初め、老人保健施設が215床、介護療養型医療施設が54床あり、これらの介護保険3施設では、合わせまして624床が整備されております。

 御質問のありました特別養護老人ホームの入所希望待機者の状況把握についてでございますが、毎年3月末と9月末時点での調査を行っておりまして、平成22年9月末時点におきます施設入所希望の待機者は要介護2から要介護5の方で349人となっております。そのうちで自宅で待機しております要介護4、5の重度の方は55人と前回の平成22年3月末調査の53人から2名増加しているところでございます。

 このような中、平成21年度から23年度までを期間といたします第4期日田市老人保健福祉計画におきまして、重度の自宅待機者の解消を図るため、平成23年度末までに特別養護老人ホームを20床を増床する計画にしておりまして、うち10床につきましては、昨年7月に既に整備が完了いたしております。残り10床の増床につきましても、平成23年度中には整備できる見込みでありますことから、第4期日田市老人保健福祉計画に基づいた整備は着実にできていると考えているところでございます。しかしながら、依然として自宅での重度の方の入所希望待機者がおられますことから、介護老人福祉施設の増床拡充につきましては、平成23年度に策定いたします平成24年度から平成26年度までを期間とする第5期日田市老人保健福祉計画の策定委員会で審議をしていくことにいたしております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) [登壇]

 私からは、10番議員御質問のうち天瀬温泉まちづくり事業と公衆場所のトイレ整備についてお答えをいたします。

 まず、天瀬温泉まちづくり事業についてでございますが、観光への取り組みにつきましては、日田の持つ観光の魅力をハード、ソフト両面から再生するとともに、新たな魅力を生み出すため、豆田地区、隈地区、天瀬地区の再生に向けた取り組みを現在行っているところでございます。

 議員から御質問のございました事業の最終年度に残された課題についてでございますが、まず第1点目の久壽屋跡地の天ヶ瀬温泉界隈の空き地、空き店舗対策につきましては、今回の都市再生整備計画事業では温泉街の魅力強化や回遊性を高めるための商業基盤の基礎づくりを行ってまいりました。久壽屋跡地等の活用につきましては、民有地でありますことから、今後の推移を見守ってまいりたいと考えております。

 次に、泉源についてでございますが、泉源の掘削につきましては、維持管理の問題等、調整に時間がかかりますことから、今回の整備計画での実施は見送ったところでございます。この問題につきましては、天ヶ瀬温泉の大事な要素でありますので、今後も地元のまちづくり団体や温泉旅館組合等と協議を続けてまいりたいと考えております。

 次に、護岸を含めました河川敷の景観整備でございますが、この問題につきましては、玖珠川の河川内の泉源や洪水対策と大きくかかわってまいりますことから、地元まちづくり団体等と協議を行いながら、河川管理者であります大分県に要望を行ってまいりたいと考えております。

 最後に、まちづくり協議会の存続支援でございますが、今後もまちづくりを行う上では、新たな課題や問題点が発生することが考えられます。地域主体の体制づくりがさらに広がりますよう、職員配置等も含め、振興局と一体となった取り組みを行いながら、今後も支援をしてまいりたいと考えております。

 続きまして、公共場所でのトイレの設置についてお答えをいたします。

 現在、天瀬地区では大型バス等が停車をして利用できるトイレはJR天ヶ瀬駅や天瀬振興局などがございます。また、天瀬町管内の国道210号線沿いには、中川駅と民間の川原駅のコンビニエンスで一時の利用ができるようになっております。

 トイレにつきましては、国道沿いに公園等の公共施設があれば設置することも容易であると思われますが、土地から確保しなければならないケースであれば難しい一面もございます。そこで、ただ車で通るだけの利用ではなく、天ヶ瀬温泉を目的地といたしまして、訪れていただくことが天瀬まちづくり事業につながると考えますことから、ぜひ、トイレの御利用だけでなく、天瀬の観光施設を御利用していただけるような取り組みが大切ではないかと思っております。

 私からは以上でございます。



○議長(城野禮子君) 10番、飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) 質問が長すぎて、時間がかかりましたけど。

 二、三お伺いします。総務企画部長にお尋ねですが、この日田市においては、賃金調査が行われていないというか、行っていないということで、正確な情報が得られないというような状況から、そういったことになっているということでしたけども、私、ホームページですね、これは労働政策研究研修機構というところで探しましたら、日田市で毎年やってるように載ってたんですよね。期待して追っかけたら、それはなかったというようなことなんですが。

 実際に、この賃金の格差っていうのはあります。これについてですね、ちょっと申し上げたいんですけれども、これは地元のやつはわかりませんけれども、国税庁の長官官房企画課というところの民間企業の実態統計調査、これしかちょっと手に入らなかったんですけれども、これを見ますと、事業規模別の平均給与ということで、事業所規模が1人から9人、それから10人から29人というところ、それから30人から99人までというところを見ますと、その平均給与は、1人から9人までのところでは男女平均で329万2,000円、10人から30人未満というところでは388万円、30人から99人までは379万円というふうになっておりまして、このときの平均年齢が50.2歳から43.8歳というふうになっております。ことし配りました新年度予算の給与費明細書の中、これを見てみますと、職員1人当たりの平均給与では、この23年度月額が40万3,327円ということで、年額に合わせまして、483万9,924円というふうになります。このときの平均年齢が43歳11カ月ということで、なおかつ、これは22年度に比べて、8万1,636円増というふうになっておるところです。ここら辺についてどういうふうに、ちょっと、お考えでしょうか。



○議長(城野禮子君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 私どもは、最近のデータといいますのが、大分県の労政協会資料購読会っていうのがあるわけですけれども、これは20年6月に出してるデータなんですが、これも先ほど言いました10人から29人、30人から39人という4ランク。大規模では300人以上ということで。職種に当たりましても19種ですね、工業から建設業等々の19業種に分かれております。これにつきましては、中卒、高卒、短大卒、大卒という学歴別。各日田地区、中津地区とある中で、日田と玖珠は1つの区分になってるんですけども、この中で、全従業員数というようなことで、この事業者数が日田玖珠で39しかないですね。この分類もまた10から、今のランクに分けておるわけですけども。このデータを見ましても、非常にサンプルが少ない。と申しますのが、市役所の場合のこういった事務職、あるいは、同じような業種との従業員数、その比較をするデータが、先ほど言いましたように非常に極めて少ないもんですから、国のほうの一つの考え方っていうことでも書いておりますように、サンプルが少ないと、なかなかその地区についての市の職員の給与の算定根拠にはなかなか持っていきがたいところがあると。また、一方、地公法でも、国、ほかの団体との云々とってことがありますので、今のところはそういった状況では、非常にサンプルは少ないということで御答弁させていただきました。



○議長(城野禮子君) 10番、飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) 市民の方々が指摘するようにですね、確かに、これ格差はあります。ここら辺、やっぱり、ぜひ是正をお願いしてほしいと。終わります。



○議長(城野禮子君) 時間でございます。

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○議長(城野禮子君) 以上で本日の一般質問を終結いたします。

 なお、あす9日の一般質問は午前10時から再開いたします。

 本日はこれで散会いたします。お疲れさまでございました。

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午後4時39分散会