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大分県 日田市

平成 22年 6月定例会(第2回) 06月14日−02号




平成 22年 6月定例会(第2回) − 06月14日−02号









平成 22年 6月定例会(第2回)


平成22年第2回日田市議会定例会会議録  

第2号  

平成22年6月14日(月曜日)午前10時開議

────────────── ○ ──────────────
1.出席議員(26名)
 1番 室 原 基 樹        15番 石 橋 邦 彦
 2番 大久保 征 雄        16番 溝 口 千 壽
 3番 吉 田 恒 光        17番 菅 田 敏 幸
 4番 樋 口 文 雄        18番 矢 野 美智子
 5番 羽 野 武 男        19番 鷹 野 守 男
 6番 日 隈 知 重        20番 赤 星 仁一郎
 7番 松 野 勝 美        21番 森 山 保 人
 8番 大 谷 敏 彰        22番 井 上 明 夫
 9番 坂 本 盛 男        23番 中 野 靖 隆
10番 飯 田 茂 男        24番 嶋 ? 健 二
11番 川 崎 邦 輔        25番 ? 瀬   剛
12番 古 田 京太郎        27番 杉 野 義 光
13番 財 津 さやか        
14番 高 瀬 敏 明        
────────────── ○ ──────────────
2.欠席議員(1名)
26番 城 野 禮 子
────────────── ○ ──────────────
3.出席した議会職員(5名)
事務局長          ? 瀬 幸 男
書  記          鈴 木 俊 行
 同            田 中 孝 明
 同            衣 笠 雄 司
 同            柴 田 和 明
────────────── ○ ──────────────
4.地方自治法第121条による出席者(18名)
市  長          佐 藤 陽 一
総務企画部長        松 尾 俊 明
地域振興部長        横 田 秀 喜
市民環境部長        手 嶋   篤
福祉保健部長        山 本 宗 一
商工観光部長        後 藤   清
農林振興部長        樋 口 虎 喜
土木建築部長        坂 本   誠
会計管理者         堤   宣 廣
総務課長          桑 野 桂一郎
財政課長          諌 山 泰 之
水道課長          江 藤 隆 秀
教 育 長         合 原 多賀雄
教育次長          佐 藤   功
教育総務課長        行 村 豊 喜
農業委員会事務局長     黒 川 清 人
選挙管理委員会事務局長   財 津 文 憲
監査委員事務局長      小 野 博 文
────────────── ○ ──────────────
5.議事日程
第1 一般質問
────────────── ○ ──────────────



6.本日の会議に付した事件
日程第1 一般質問
┌────┬───────┬────────────────────────────────┬─────┐
│議  席│質  問  者│    質問事項                        │ 答弁者 │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 10番│ 飯田 茂男 │1.女性特有のがん「子宮頸がん」予防ワクチン接種の公費助成につい│     │
│    │(新世ひた) │  て                             │ 市 長 │
│    │       │2.HTLV−1母子感染予防の実態と感染者への支援について   │ 教育長 │
│    │       │  ・ウイルス抗体検査の受診状況ほか              │ 部 長 │
│    │       │3.中心市街地整備の考え方について               │ 教育次長│
│    │       │4.学校給食への異物混入について                │     │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 7 番│ 松野 勝美 │1.市内循環バスについて                    │ 市 長 │
│    │ (公明党) │2.がん予防対策について                    │ 教育長 │
│    │       │3.観光振興について                      │ 部 長 │
│    │       │4.学校給食について                      │ 教育次長│
│    │       │5.口蹄疫対策について                     │     │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 4 番│ 樋口 文雄 │1.地域振興について                      │ 市 長 │
│    │(市政クラブ)│  ・安全・安心で住みやすい対策ほか              │ 教育長 │
│    │       │2.子育てについて                       │ 部 長 │
│    │       │  ・子ども手当支給による成果ほか               │ 教育次長│
│    │       │3.学校跡地のその後について                  │     │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 19番│ 鷹野 守男 │1.公共交通について                      │     │
│    │(社民クラブ)│  ・市内循環バス                       │ 市 長 │
│    │       │  ・夜明駅、大鶴駅へのアクセスほか              │     │
│    │       │2.市職員の労務管理について                  │ 部 長 │
│    │       │3.河川対策について                      │     │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 9 番│ 坂本 盛男 │1.副市長後任人事について                   │ 市 長 │
│    │(市政クラブ)│2.「第63回日田川開き観光祭」の検証と今後の課題について    │ 教育長 │
│    │       │3.高校授業料無償化の日田市の実態について           │ 部 長 │
│    │       │4.選挙について                        │ 教育次長│
│    │       │  ・投票所の変更ほか                     │ 局 長 │
├────┼───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 16番│ 溝口 千壽 │1.観光行政について                      │ 市 長 │
│    │(社民クラブ)│  ・観光戦略についての観光協会との意思決定の在り方ほか    │ 教育長 │
│    │       │2.情報基盤整備事業について                  │ 部 長 │
│    │       │3.図書館の運営について                    │ 教育次長│
│    │       │4.農業問題について                      │     │
└────┴───────┴────────────────────────────────┴─────┘
────────────── ○ ──────────────
7.会議の顧末
午前10時開議
──────────────○──────────────




○議長(杉野義光君) おはようございます。定足数に達しましたので、直ちに本日の会議を開きます。

──────────────○──────────────



△日程第1一般質問



○議長(杉野義光君) 日程に基づき、会議規則第62条第1項の規定により、市政に対する一般質問を行います。

 なお、本定例会におきましても、一般質問については、会議規則第56条及び第64条の規定により、質問回数を制限しないことといたします。また、質問時間につきましては、従来どおり答弁を含め60分以内であります。質問は、私から順次指名いたします。

 10番 飯田茂男君。



◆10番(飯田茂男君) [登壇]

 おはようございます。新会派新世ひたの飯田茂男でございます。私どもは、広く地域の現状と将来を見据えた議員活動、議会活動に務めていく所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 質問に先立ちまして一言申し上げます。折りしも、宮崎県の口蹄疫、その感染はさらに広がりを見せており、危機的な状況に早期の感染終息を願うと同時に、大分県内への飛び火がないように国、県、そして日田市を含めた各自治体に対して、その対策を万全に期していただくことを強く要望いたします。また、市内の畜産業者の方々、加えてその関係者の皆さんの負担や不安は、その心中はいかばかりかとお察しするところでございます。心よりお見舞いを申し上げます。

 さて、通告に従い、次の4つの項目にわたって質問をいたします。

 1番目に、女性特有のがん子宮頸がんの予防ワクチン接種への公費助成について、2番目に、成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルス(HTLV─1)の母子感染予防の実態と感染者への支援について、3番目に、パトリア周辺の中心市街地の整備などの考え方について、4番目に、学校給食への異物混入について、順次お尋ねをしてまいります。

 初めに、女性特有のがん子宮頸がんの予防ワクチン接種への公費助成について伺います。

 子宮頸がんを予防するワクチンが認可され、接種が始まりました。子宮頸がんは、日本の20歳代の女性では群を抜いて発生率が一番高いがんで、年間1万5,000人以上が発症し、約3,500人が命を落としていると言われます。その原因は、HV─1、ヒトパピローマウイルスの感染によるもので、ワクチンで予防できる唯一のがんです。HPVは性交渉で感染するため、性行動を始める前の10歳代の女性がワクチンの対象となります。

 しかし、皮下注射による3回の接種が必要で、その費用は4万円から6万円かかると言われております。私は市内の産婦人科の方にお聞きしましたけれども、そこでは1回目が1万8,900円、2回目、3回目が1万5,750円、合わせて5万400円かかると言います。その全額は、現在では自己負担となり、高額となるため、公的助成が不可欠であります。

 また、あわせて自分の体と性について正しい知識を得る機会とするため、後退している学校での性教育を充実させることも必要だと考えます。これらは女性の生涯にわたる性と生殖に関する健康・権利、リプロダクティブ・ヘルスと言うそうですが、これを保障することにつながります。既に世界では100カ国以上でこのワクチンが使われ、先進国の約30カ国で公費助成が行われております。日本でも自治体が独自の助成を開始し、日本産婦人科学会や日本小児科学会も11歳から14歳の女子に公費負担で接種するよう求めています。我々日田市議会にあっても、さきの第1回定例会で教育福祉委員長の報告の中に、市として公費助成を検討するよう提言をしたところでもあります。国においては、議論が始まったばかりで、その対応は先が見えない状況にあります。

 そうしたことから、日田市において女性の命と健康・権利を守るため、子宮頸がん予防ワクチンを無料で、あるいはわずかな負担で接種できるように独自での公費助成を行うことを強く要望するものです。私の周りでも3人の少女を抱える保護者など、多くの方々から公費助成を強く求める声が聞かれます。市長の見解をお聞かせください。

 次に、大きな項目の2番目として、HTLV─1母子感染予防の実態と感染者への支援について伺います。

 実際に私の周辺にも、ことし2月に突然ATLを発病した方がおります。ことしの1月半ばには一緒に旅行をした30年来の友人でございますが、ほかにもこれまでそうした友人、知人が数名おりますし、またおりました。最近この課題を西日本新聞社がクローズアップして取り上げております。我々に今何ができるか知りたくて、私も先日のATLシンポ「知ってください!HTLV─1のこと」に出かけてまいりました。そうしたことから、十分な知識を持ち合わせているわけではございませんが、質問に取り上げたところです。

 質問に移ります。

 ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV─1)とは、致死率が高い成人T細胞白血病(ATL)や排尿、歩行障がいを引き起こす脊髄疾患(HAM)の原因ウイルスであります。ウイルスを体内に持っている人(キャリア)は全国で120万人に上ると推定され、その半数の60万人以上が九州に集中しているとされています。

 また、感染者の5%がATLという白血病を発症し、年間約1,000人が命を落としております。HAMは0.3%の発病率で、発症者は激痛や麻痺、歩行障がいに苦しんでおり、その両方ともいまだに根本的な治療法は確立されておりません。

 このウイルスは血液や性交渉により、また母乳を介して母親から感染するというものですが、輸血では感染防止に向けて抗体検査が導入され、新たな感染はほぼなくなったと言われております。

 このウイルスの特徴は、発症するまでに40年から60年がかかると、この期間が長いことであり、そのため、自分自身がキャリアであると知らずに子供を産み育て、数年後に自身が発症して初めて我が子に感染させてしまったことを知らされるケースが多くあります。その母親の苦悩は察して余りあるものがあります。また、その突然の発病は言うまでもなく、本人と家族の暮らしを一変させてしまいます。

 これまで大分県を含めた一部の自治体では、妊婦健康診査時に抗体検査を実施し、陽性の方には授乳指導を行い、感染拡大を抑制している状況にあります。国としての対策のおくれが指摘される中で、先日の10日、その新聞紙面によれば、国はようやく自治体に対し、感染がわかった妊婦への母子感染対策に関する情報提供を行うこと、妊婦抗体検査に対する公費負担の充実化を指示したという段階にあります。その点では、大分県は先進的な自治体だと言えます。

 そこで、それが感染予防への積極的な施策になっているのかという観点から質問を行います。

 その1点目に、HTLV─1の母子感染予防について、妊婦への抗体検査費用の助成を行っていますが、市内におけるウイルス抗体検査の受診状況と費用の公費補助制度の利用状況について伺います。また、古賀市では、母子感染予防のための呼びかけを市独自で始めたとのことです。日田市でも感染を予防し、偏見や過度の不安を解消するために正確な知識を市民間で共有できる、そのような対策ができないかと考えますが、いかがでしょうか。

 2点目に、抗体検査で感染者とわかった妊婦への支援について伺います。感染者の精神面でのケアサポートについても、先日のATLシンポの中で触れられておりましたけれども、その感染者の発病予防の治療法もないという現状は、抗体検査を受けても不安と悩みを抱え込むだけという精神面でのマイナス的な発想が頭をよぎります。抗体検査で感染がわかった妊婦に対して授乳指導だけではなく、ケアサポートを充実させることは感染予防への関心を高める大きな役割があると考えます。今その相談窓口などはどのようになっているのか、お聞かせください。

 次に、大きな項目の3番目、中心市街地の整備の考え方について伺います。

 平成19年12月末のパトリア日田の開館から2年と半年が経過し、この間アーケードの撤去や道路、あるいは歩道の改修も進められました。前庭ともなる公園の整備を終えた今、一連の事業は一段落したように思えます。パトリアの建設には強い商店街の要望があり、その集客効果に期待も少なからずあったはずです。しかし、商店街の活況状況を見ると、まだその状況には大きな変化は見えてきません。7月の公園の供用開始以後にその期待を残してはいますが、どうなのでしょうか。

 そこで、2点ほど質問いたします。

 1点目に、このパトリア周辺の商店街などの活性化に向けた取り組みはどのようになっているのか、お聞かせをください。

 2点目として、通称けやき通り商店街における市道の歩道改修と駐車スペースの設置について伺います。この商店街は歩道のケヤキの街路樹の緑がこの季節になると心地よく感じられる場所であります。しかし、区画整理事業から30数年を経て街路樹は巨木となり、その根は歩道を傷めています。もうその改修時期に来ていると思いますが、その計画があるのか、またその改修に合わせて3メートルと幅員に余裕部分を生かして、路側に駐車スペースの設置をし、商店客の利便性を図ることから、客足の誘導につなげられないかと思いますが、いかがでしょうか。  次に、大きな項目の4番目、学校給食への異物混入の問題で伺います。

 5月にあった調理器具のナットと座金の混入については報告があったところでしたが、その後の新聞報道で、平成7年4月以降にこの異物混入35件あり、大半が調理場と学校現場で処理され、市教委は把握していなかったとのことに就学児童生徒の保護者からどうなっているのかという問い合わせがありました。

 そこで、その実態と対策を伺います。

 まず、1点目に、過去の事実と市教委の把握状況について、本当のところはどうだったのか、お聞かせください。

 また、2点目に、市教委の管理体制の見直しや改善について今行っているということでしたが、この点について伺います。

 以上で壇上からの質問を終わり、あとは必要に応じて自席から質問させていただきます。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) [登壇]

 おはようございます。私から10番議員さんの御質問のうち、子宮頸がん予防ワクチン接種への公費助成についてお答え申し上げます。

 議員からも御指摘がありましたように、女性特有のがんであります子宮頸がんの発症の原因につきましては、ヒトパピローマウイルス(HPV)の長期間の感染により引き起こされるもので、女性はだれでもが感染し、発症し得ると言われております。この予防といたしましては、定期の子宮頸がん検診を受けることで、がんになる前の病変の早期発見、早期治療にて高い率で予防できますが、昨年の10月に子宮頸がん予防ワクチンが厚生労働省で承認され、12月より任意接種の扱いで接種が始められているところでございます。

 予防ワクチン接種につきましては、多くのHPV感染が性交渉によるものとされていることから、10代前半の女性がワクチン接種の対象となっており、3回の接種が必要となっております。接種費用につきましては1回当たり1万5,000円前後で、3回で総額4万5,000円程度と高額であるため、接種費用に対する公費負担を行っている自治体も広がっているところでございます。

 しかしながら、このがんの原因でありますウイルスには多くの型が存在し、現在、承認されております予防ワクチンは欧米で割合の多い型を予防すると言われておりますことから、予防ワクチン接種を受けた場合でも、子宮頸がん検診を定期的に受ける必要性があります。この子宮頸がんの発症は子宮頸がん検診と予防ワクチンの接種を併用することで、ほぼ抑制できると言われております。子供たちの将来にかかわることで、早期の対応が必要であると私も感じておるところでございます。

 したがいまして、このがん予防ワクチン接種の公費助成につきましては医師会や関係医療機関と協議を図り、また先行している他市の状況も把握しながら、実施に向け検討してまいりたいと考えております。

 以上、私から御答弁申し上げまして、その他につきましては担当部長等からお答えさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) [登壇]

 私からはHTLV─1母子感染予防の実態と感染者への支援についてお答えを申し上げます。

 HTLV─1、いわゆるヒト白血病ウイルス1型は、成人T細胞白血病及びHAMを引き起こすウイルスであり、その感染者は全国で約120万人と推計されております。これまで九州、沖縄地方に多いと言われましたこの感染者も大都市圏で増加していることが明らかとなり、国においても感染予防に関する研究が進められているところでございます。

 このウイルスの感染経路は主に母親から子供への母乳によることが知られておりますが、抗体検査で母親が陽性であることが判明した場合には人工栄養や加工母乳等による適切な栄養摂取の方法をとることにより、子供への感染を防ぐことができると言われております。このことから妊娠時におけるHTLV─1の抗体検査を受けることが母子感染を予防することにつながる方策として重要と考えられます。このため、昨年、県及び18市町村と妊婦健康診査の検査項目について検討した結果、HTLV─1の抗体検査を追加することになり、今年度4月より公費負担で実施しているところでございます。

 ウイルス抗体検査を追加しての母子健康診査受診状況につきましては、今年度からの実施でありますことから、4月分だけではございますが、69名の妊婦の方が受診いたしております。HTLV─1感染は、先ほども申し上げましたが、母子感染が主な感染経路であり、その感染力も弱いことから、疾病に対する偏見や過度の不安を感じることがないよう日田市ホームページ、広報及び国が作成したポスター、チラシ等を活用し、疾病に対する正しい理解と感染予防及び周知に努めてまいります。

 次に、抗体検査で陽性と判明した方への支援についてでございますが、妊婦健康診査の結果につきましては市で把握することはできませんが、母子健康手帳交付の際に相談窓口の周知を行うとともに、相談があった場合は随時支援を行い、不安の軽減に努めてまいります。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) [登壇]

 私からは中心市街地整備についての御質問のうち、パトリア日田及び中央公園の整備に伴います周辺商店街などの活性化の取り組みにつきましてお答えを申し上げます。

 御案内のとおり、市民文化会館パトリア日田は、平成19年12月にオープンをいたしまして3年目を迎えたところでございます。

 そこで、これまでパトリア日田を活用いたしました商店街連合会等の取り組みといたしましては、オープン時や1周年の記念事業といたしまして販売促進セールを開催をし、また七夕納涼夜市や、さらにはことしの2月に新春感謝祭と題しまして街なか元気まつりを開催をし、販売促進に取り組んできたところでございます。

 また、平成19年10月からことしの3月まで実施いたしましたまちづくり仕掛人事業では、日田市商店街連合会青年部を中心といたしました若手経営者の有志により組織されましたあきない塾の取り組みといたしまして、パトリア日田玄関前で日田どん市を企画、開催をしており、今後とも継続的な一店逸品運動の取り組みを行うことといたしております。このようにパトリア日田を中心といたしまして、各団体がさまざまな事業展開をし、商店街の活性化に取り組んでいるところでございます。

 また、中央公園につきましては、7月から使用が可能となり、パトリア日田と一体となった活用もできますことから、周辺商店街の方々もさらなる事業展開を図っていくものと考えております。このように市商店街連合会を初め、各商店におきましてもさまざまな販売促進に向けました事業に取り組むなど、それぞれ努力を重ねているところでございますが、御案内のとおり、この2年間は100年に一度と言われる経済不況で、その影響は大きく、消費の低迷等により商店街においても大変厳しい状況にございます。このため、市といたしましても今後ともパトリア日田や中央公園の来場者を周辺商店街への誘客につなげるため、商店街等が積極的に実施をいたします販売促進に向けましたさまざまな取り組みに対しまして日田商工会議所など関係団体と連携し、支援をしてまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) [登壇]

 私からは御質問のありました中心市街地整備のうち、通称けやき通り商店街における歩道改修と駐車スペースの設置についてお答えいたします。

 通称けやき通り商店街と呼ばれています一番街通りは、市道中央通り線の一部で、旧岩田屋前の中央一丁目交差点から国道386号の中央二丁目交差点までの区間であり、昭和53年度からの日田駅南地区商店街近代化事業と並行して、日田駅南土地改良事業により、昭和56年度に街路として整備し、現在に至っております。議員御指摘のように、街路樹の成長に伴い、歩車道境界ブロックや側溝の破損、歩道面においても一部隆起している状況でございます。

 したがいまして、歩行者にとって安全で安心な通行の確保を図るために、今後地元商店街を初め、関係機関と協議を行い、整備に向けた取り組みを行ってまいりたいと考えております。

 次に、駐車スペースの設置についてでございます。

 現在、市道駅前隈線の日田駅前から国道386号の本町交差点までの間において設置されておりますが、この区間は道路幅員が25メーターで、そのうち片側歩道幅員も8メーターと広いため、植樹帯の一部を駐車スペースとして設置いたしております。

 しかしながら、駐車スペースがあることで、商店や飲食店の出入りに支障を来していることもお聞きをしております。御質問のありました一番街通りの駐車スペースの設置につきましては、道路幅員が16メーターで、そのうち片側歩道幅員は3.5メーターと狭いため、駐車スペースを設けるには歩道付近が現況から1.5メーター程度縮小され、2メーター程度となることから、設置につきましては今後公安委員会や地元商店街及び関係機関と協議を行い、可能であれば実施について考えてまいりたいと思っております。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) [登壇]

 私から10番議員さんの御質問のうち、学校給食への異物混入についてお答えをいたします。

 初めに、ことし5月6日に発生をいたしました学校給食における異物混入事故並びに過去の異物混入に関する案件につきましては、保護者の皆様を初め、議員の皆様や多くの市民の皆様に御心配と御迷惑をおかけいたしておりますことに深くおわびを申し上げます。

 それでは、まず過去の異物混入の内容についてお答えをいたします。

 今回の新聞報道は、公文書の公開請求の結果に基づき行われたものでございまして、平成19年度から昨年度までの3年間に学校で確認された案件が35件となっておったものでございます。その内訳を調理場ごとに申し上げますと、日田市学校給食センター関係で29件、大山学校給食共同調理場関係で1件、前津江学校給食調理場関係で1件、津江中学校給食調理場関係で4件となっております。

 また、混入しておりました異物の種類につきましては、虫類が12件、毛髪類が4件、プラスチック類が4件、金属類が2件、紙などその他が13件となっております。こうした事実があったことにつきまして現場管理の責任を負う者として把握できていなかったこともあり、再度調査を指示いたしましたところ、新たに天瀬学校給食共同調理場関係で虫の混入が3件、大山学校給食共同調理場関係で同じく虫などの混入が9件、前津江学校給食調理場関係で毛髪の混入が1件、合計で13件異物混入のあったことが判明いたしました。

 こうした過去の事例では、その都度現場の所長や栄養士が関係する学校への対応や現場への指導改善、関係取引業者への指導、場合によっては納入業者の取引停止などの措置を講じておりました。

 しかしながら、事後処理の決定権が所長や調理場長にあったことや異物混入時の対応マニュアルが現場に徹底されていなかったため、学校教育課を初めとする教育委員会内部で情報の共有ができていなかったものでございます。

 なお、今年度に入りまして、5月6日の事故以外では、6月3日にパンの上に4ミリほどのクモがはっていたという報告を受けておりまして、この件につきましてはパンの搬送缶を新しいものに交換するなどの措置を講じております。

 次に、異物混入の原因についてお答えをいたします。

 異物混入ということが給食として調理された物の中で発見されたものというふうに定義をいたしますと、異物混入の生じる場面といたしまして調理中や学校への搬送中、学校のコンテナ室内、あるいは給食配ぜん中など調理から学校現場で給食を提供するまでの幾つかの場面が考えられます。このため、混入していた異物からある程度の原因推測は可能でございますが、食中毒など細菌性の事故とは異なりまして、その経過や原因の特定は困難でございます。5月6日の金属類の混入事故は、原因の特定ができたまれなケースであるととらえておるところでございます。

 したがいまして、事前の予防策を講じることがより一層重要であるため、従前より調理場への食材搬入時や食材加工中などに現場職員が異物の発見、除去に努めておりました。過去3年間では35件の発見事例があり、給食への混入を未然に防いでおるところでございます。

 最後に、今回の事故等を踏まえて、市教委としての今後の管理体制の見直しと改善策についてお答えを申し上げます。

 先ほど御報告申し上げました過去の事故を含めた反省点といたしましては、まず連絡体制の不備、そして安全管理意識の希薄化、3点目に、機械設備の老朽化があると判断をいたしております。このため、連絡体制につきましては、平成20年度に作成をいたしました学校給食における危機管理マニュアル、この見直しを行い、異物の混入に関する報告の徹底、発生事例に応じた決裁権の設定によって情報の共有と迅速な事後措置、適切な情報公開に努めてまいります。

 また、器具の日常点検や定期点検の徹底、各小中学校での衛生管理の徹底、さらには調理場ごとに設置している学校給食運営協議会へ年間発生件数の報告を行うなどして、安全管理意識を高めてまいります。さらに、機械設備につきましても、器具の消耗度や耐用年数を参考にいたしまして、適切な時期に更新をし、安全な作業環境の維持等に努めてまいります。

 以上、今回の学校給食における異物混入に関しまして御答弁申し上げましたが、危機管理におきましては知識よりも意識が重要であるとも言われております。市教委といたしましては今回の案件を契機といたしまして安全管理意識を高め、引き続き保護者の皆様方に信頼される安全・安心な給食の提供に努めてまいります。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) それぞれ御答弁いただきましたけども、数点にわたって再質問をさせていただきます。

 まず、子宮頸がんの公費負担のことについてでございます。

 市長の御答弁では医師会等関係機関と協議を踏まえて検討していきたいというような前向きな御答弁をいただきましたけれども、これについて再質問でございます。こういった公費助成は、栃木県の大田原市が全国に先駆けて今年度から始めております。今や多くの自治体が予算化をして、またあるいは計画をしている状況にあります。大田原市では、小学校6年生の女子児童を対象に子宮頸がん予防ワクチンの集団接種ということで始めております。1人当たり3回分、合わせて4万5,000円の費用を市が全額負担するということで、来年度以降も続けるというようなことでございます。女子生徒の人数、6年生は334人ということで、そのうちの希望者に接種をするということでございます。

 また、最近になって、この6月になって鎌倉市のほうでも年度途中ではありますけれども、この6月議会にこういった提案がされまして、ここでは中学3年生、2年生をまず対象に公費助成をし、その後に小学校5年生まで年齢を引き下げていくというような施策をとるというふうに聞いておるところでございます。ぜひ市長御答弁いただきましたけれども、関係機関との協議も確かに必要だろうと思います。ぜひ前向きに公費助成、市としての対応ということで、早急に実現させていただきたいというふうに思うところでございますが、そういった協議、大体どういった形で、あるいはいつごろ始めていただけるのか、その点についてちょっとお尋ねいたします。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) いつごろ協議を始めるかということでございますが、早急に医師会の皆さんとの話をする、またこれは県レベルでも何らかの対応があってしかるべきことではないかなと私思っておりますので、そういう県とも協議しながら、県がやらないというのであれば、市が先行して、ほかの市のように公費助成取り組んでいかなければいけないなと思っております。できるだけ早い時期に実現できるよう、これから検討してまいりたいと考えております。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) 早急に検討していただくということで、大変心強い答弁をいただきました。子宮頸がんワクチンの接種費、この公費助成につきましては多くの女性の命を救い、そしてまた勇気を与える施策となるというふうに思います。佐藤市長の積極的な市政で、将来ある少女の、また女性としての命を守りはぐくんでいただきますように公費助成をお願いいたします。

 次に、2番目の質問で、HTLV─1母子感染予防の関連で再質問をさせていただきます。

 市としての取り組みをお伺いいたしましたけれども、この間聞き取りの前の担当課への事情を聞きに行ったときに、この感染予防等について市と3回のいわゆる医師などとの連携というものは今のところないというふうに聞いております。地域内での連携で細やかな状況把握など、市としての独自の取り組みがあってよい課題ではないかというふうに思います。最低でも妊婦の抗体検査の状況、あるいは感染者と判明した人数と割合、それらの報告を地域内の関係医療機関から報告をいただいて、その状況を把握することで、次の課題も見えてくるのではないかと思いますけれども、まずこの点いかがでしょうか。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 抗体検査で陽性と判明した方の対応についてでございますが、現在のところ市では把握できておりません。これは個人のプライバシーに関することでございますので、医師会等の連携につきましては医師会とまた協議をしながら、どこまでやれるかということで検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) どなたがこれに感染しているかという、そういった特定ではなくって、市全体のいわゆる人数というか、そこら辺の把握は、これは絶対必要じゃないかというふうに思います。今後国の動きもぜひ注視しながら、そこら辺も考えていただければというふうに思うところでございます。

 次に、国の施策は、この感染予防につきましてはおくれている状態ということで、福岡県の古賀市を引き合いに出すわけではございませんけれども、今自治体でできること、そしてまた市としてしなければならないことをほかの自治体がやっていれば、それを参考に、より充実した取り組みを具体化していくという、そういった姿勢が欲しいわけでございます。そういった考えで、一歩前に出るような、そういった答弁をいただきたかったというふうに思っておるところでございます。

 それで、これについては母乳から子供への感染を垂直感染と言うようでございます。そして、性交渉などで男女間の感染を水平感染と言うようでございます。こういったことから、妊婦以外の男女にも抗体検査の推進、あるいは啓発の必要があるのではないかというふうに考えるところです。

 また、ここでも学校での性教育を充実させること、これも必要ではないかと思いますが、この2点を含めた市の独自の取り組み、これを進めながら、国に対しては感染予防に関係する予算化を要求していく、そういった取り組みを始めてみてはどうでしょう、いかがでしょう。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 議員御指摘のように、男性から女性への感染もあるということも知られております。したがいまして、これらを含めまして、正しい理解と感染予防の周知に努めてまいりたいと、そういうふうに考えております。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) それでは次に、感染者の精神面でのケアサポートということで伺いますが、抗体検査で感染がわかった妊婦に対しては、現在、授乳指導を主体にやっているということをお聞きしました。精神面でのケアに関しては、その相談件数も少ない状況というふうに聞きました。そういったことからちょっとお尋ねしますけれども、このHTLVに関する相談件数が少ないことをどういうふうにとらえているのか、この点をちょっとお尋ねしたいんですけど。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 抗体検査で陽性と判明した、要するに、キャリアの方に対する支援ということでございます。今議員が御指摘のように、少ないということでございます。担当課のほうに確認いたしましたところ、現在のところ抗体検査で陽性ということで御相談に見えた方は今のところいらっしゃらないという状況でございます。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) 相談件数が少ないことにもいろいろ事情はあるとは思うんですけども、今現在、相談を仮に受ける場所といいますか、どういった環境の中で相談を受けられるような体制をとっているんでしょう。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 相談を受ける場所ということでございます。今ウェルピアのほうに担当課が行っておりますので、そちらの相談室のほうで、やはりプライバシーを保護した相談対応を行っていきたいと、そういうふうに考えております。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) 一般のいわゆる受け付けのカウンターではないということだというふうに思います。国はこれまで自治体任せだった対策から、妊婦への母子感染予防に関して情報提供の徹底を全国の自治体に指示するなど動き始めております。これに伴って日田市では既に情報提供もされている中ではありますけれども、国の動きによって市民の関心も高まってくることが考えられます。そういったことから妊婦のみならず、一般の方からの相談というのもふえることが予想されます。

 それで、妊婦を含めた市民からの相談の窓口、きちっとした個室を備えて感染者の相談を受けやすい、相談を持ちかけられやすいような形で感染者のサポート充実、これを目指していただきたいと思うんですが、それを市民にきちっとそういった窓口がありますよといったことを知っていただくこと、これがまた重要なことじゃないかと思います。市民の相談、要求に応じられる体制というのをしっかりわかっていただく、そういったことも必要ではないかと思うんですけれども、そこら辺どういうふうに、ぜひお願いしたいんですが。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 相談窓口の設置ということでございます。そういう窓口を設置するということで、市民のほうに周知を図ってまいりたいと考えております。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) この件につきましては、このHTLV─1母子感染予防等については新聞報道などによりまして市民の関心が高まっている今の機会を感染予防への再出発というふうにしっかりとらえていただいて、対応を積極的に考えていただきたいというふうに思います。

 それでは、3番目の質問で、パトリア近辺の中心市街地の整備ということでお尋ねをいたしましたけれども、これで数点再質問させていただきます。

 中央公園の整備が整いまして、7月から供用開始ということでございます。この公園の活用については御答弁がありましたように、地域の方々も大きな期待があろうかと思いますけども、まずイベントなどに使う利用要綱等は整ってるんでしょうか、どういうふうに。(「利用状況」と呼ぶ者あり)利用のための要綱、何かそういったものがあるのかどうか。



○議長(杉野義光君) 答弁、土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) 公園の管理要綱は、別に作成をいたしております。手元に資料ございませんけども、作成はいたしております。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) 大変環境のいい公園、広々とした状況でできてるし、ステージに使われるスペース、そういったものもあるんですけれども、ここを利用する場合はどういった形で利用する、そういった何か規定なり、何かございますか。



○議長(杉野義光君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) 利用規定につきましては、市民の方が使いやすい方法といたしておりますけども、具体的には市の行事、あるいは地域で使う場合には優先的に使うようにいたしております。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) せっかくの公園整備をしたところで、これを大きく活用していただきたいんですけれども、自分のそれぞれが思うままにいつもあいてる状況であればいいんですけども、そこら辺がどうなってるのかというのがちょっと心配だったので聞きました。現在のところはっきりしたものはないということで受けとめてよろしいですね。



○議長(杉野義光君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) 公園整備につきましては議員今御指摘のとおり、広く市民の方が使われるようしておるところでございます。中央公園を含めまして、今利用の状況というものについては今把握しておりませんけども、そこらあたりにつきましては今後広く市民の方が利用できるという形で進めてまいりたいと思います。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) ぜひ場所を奪い合うような形で、多くの方々に使っていただきたいというふうに思います。

 もう一点、これまで中城グラウンド等を利用しておりました、あれは福祉まつりとかでしたか、そういったイベント、これはこの公園のほうに移すとかいうことなどは考えているんでしょうか、そこら辺をお尋ねしたいんですけども。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 健康福祉まつりにつきましては今年度新しい中央公園のほうでやりたいと、そういうふうに考えております。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) ぜひそこら辺を有効に使っていただいて、パトリア周辺をにぎやかにしていただきたいというふうに思います。

 ちょっと駐車スペースについてお尋ねします。

 このけやき通り、23年度以降に全面改修の予定ということで、国の政策は安定しない中ではありますけども、不安ありますけれども、商店街の皆さんとともに、早く予算化をできるように期待していきたいと思います。この駐車スペースについては、地元商店街ではこれだけではなくって、ケヤキの成長に伴ったいろんな課題も出てきております。建物への台風災害の心配、それから街路樹に宿る鳥のふん、その問題、あるいは街路樹の間に設けられている花壇、この管理が地元ではなかなかできないということで、そういったものの花壇の必要性、そういったものもありますけども、そういったものにあわせてここの客足の利便性を図るための路側の駐車スペースの設置という問題があるわけでございます。これにつきましては答弁にもありましたけども、地元でもいろいろ論議があるようでございますので、23年以降に予定されております街路の全面改修、この計画の中の段階で、前もって商店街関係者の方々と十分な協議を行って、ぜひいい形で事業にかかっていただきたいというふうに思います。そういったことから地元へ対してまだ今何も説明等も行われていない状況、ここら辺の段取りをどういうふうに考えているのか、お尋ねいたします。



○議長(杉野義光君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) 御質問にありました今後の計画でございますけども、整備に当たりましてはかなり金額もかかると思いますので、市の負担軽減のためにできるだけ国の助成も受けたいというふうに考えておりますし、先ほどの街路樹の管理等につきましては鳥のふんや鳴き声で騒音があるということですので、平成20年、21年度にかけまして、そういった剪定等の管理をしております。駐車スペースにつきましては、歩道幅員が狭くなるというようなこともございますので、そういった点につきまして商店街の方とも相談をしながら、今後進めてまいりたいというふうに思っております。

 それから、先ほど私から答弁いたしました中で、一部訂正をさせていただきたいというふうに思っております。日田駅南土地改良事業と申し上げましたけども、正式には日田駅南土地区画整理事業でございますので、訂正をさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 10番 飯田議員。



◆10番(飯田茂男君) ぜひこのような地元商店街の意見をしっかり取りまとめて、それを反映した形で計画を進めていただきたいと思います。パトリアかいわいの商店のみならず、他の商店街にもにぎわいが戻ってくるような、そういった取り組みをそれぞれの地元とともに、さらに進めていただくようお願いいたしまして、質問を終わります。

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○議長(杉野義光君) 7番 松野勝美君。



◆7番(松野勝美君) [登壇]

 通告に基づきまして一般質問を行います。

 なお、10番議員さんと重複する質問がありますが、簡単で結構なので、答弁のほうをお願いいたします。

 まず初めに、皆さんも御存じのとおり、鳩山政権がついに終わりを告げました。鳩山首相は、大きな期待を失望に変え、辞任しました。鳩山氏がやめた原因は、政治と金、また普天間問題でただ単に沖縄県民を混乱の渦に巻き込み、果ては連立崩壊に至ってしまったことなどが大きな要因であることは間違いないと思われます。何の制度もないまま、いまだこの問題は残されております。新内閣はこのような問題に今後どう対応する考えなのか、また景気や雇用、社会保障、財政再建は待ったなしであり、考え方や方向性を具体的に早く示してほしいと願うばかりであります。

 それでは、質問に入りたいと思います。

 今回は大きく5点について伺います。

 1点目に、本年4月から運行を始めた2台の市内循環バスひたはしり1号・2号の利用状況、反響について伺います。

 生活の交通手段を持たない高齢者など利便性向上などの目的でスタートされておりますが、乗客数が伸び悩んでいるようです。

 そこで、お尋ねします。

 1点目に、現在の利用状況や市民の反響はどうなのか、2点目に、この運行コースはどのように決めたのか、3点目に、実証運行の財源及び本格運行の財源はどのようになっているのか、お尋ねします。

 次に、大きな2点目に、がん予防対策について伺います。

 日本は世界有数のがん大国である反面、国民の命を守るがん対策ではいまだに後進国です。そこで、がん対策の柱の一つであるがん検診について、がん対策基本計画では2011年度までに受診率50%以上という大きな目標を掲げています。その一環として女性特有の乳がん、子宮頸がんの検診率を上げるため、昨年度第1次補正予算に216億円が計上され、一定の年齢の方にがん検診無料クーポンの配布が実現し、検診率の向上に向けて大きく動き出しました。

 一方で、鳩山政権が編成した今年度予算では無料クーポン事業費は約3分の1の76億円に減額されました。事業の継続には自治体の財政負担が必要となりましたが、今年度も何らかの形で事業を継続させる自治体は96.7%に上ることが公明党が実施した2010年度のがん検診無料クーポン事業に関する実態調査で明確になりました。

 この事業に対する全国自治体の強い意欲のあらわれであり、改めて全額国庫負担で事業を継続すべきであることを声を大にして訴えるものであります。死亡者を減らしていくには、まず予防が重要であります。乳がんや子宮頸がんといった女性特有のがんは、特に早期に発見すれば生存率は極めて高くなります。このようながんこそ、治療に至る前の取り組みが大事であると思います。確かにがんは侮れない病気ですが、現在では早期に発見すれば治らない病気ではなくなってきています。しかも、子宮頸がんは予防できるがんであり、その対策が全国各地で前進しています。

 昨年10月に厚生労働省が予防ワクチンを承認し、12月には販売がスタートしました。先ほども10番議員が言われていましたが、子宮頸がんは年間約1万5,000人が発症し、約3,500人が亡くなっていると推定されております。20代、30代の女性に急増しています。原因のほぼ100%がウイルス(HPV)の感染によるもので、発症原因がわかっている唯一のがんで、早期の検診と予防ワクチンの接種でほぼ100%防げます。

 しかしながら、助成がないまちでは個人負担ワクチンの接種費用が5万円と高額なため、踏み切れないのが実態ではないでしょうか。一方、国に先んじてワクチン接種の公費助成を表明する自治体が全国に広がっております。例えば、昨年12月にいち早く助成実施を表明した新潟県魚沼市では、12歳の女子を対象に費用の全額助成を検討しています。埼玉県志木市、兵庫県明石市でも、小学6年生から中学3年の女子を対象に全額助成を行う方向です。さらに、名古屋市や東京都杉並区、同渋谷区、栃木県大田原市、同下野市、同日光市、新潟県南魚沼市が次々に助成実施を表明するなど予防ワクチンへの関心が高まっております。

 大分県では、先ほども言われましたが、九重町での町内の女子中学生を対象にした接種費用の全額助成をする方針を決め、県健康対策課によると、同ワクチン接種の助成は県内で初めて、費用が計5万と高額なことから全額助成することなど新聞報道をされました。女性の命と健康を守る取り組みが広がっております。

 以上の観点から、我がまちのさらなるがん対策への取り組みに期待し、以下伺います。

 昨年度からのがん検診無料クーポン事業の取り組みの成果について、2点目に、受診率50%を目指した新年度の無料クーポン事業の取り組みについて、3点目に、子宮頸がんワクチンの公費助成を検討できないか、日田市の考えをお聞かせください。

 次に、大きな3点目に、観光振興について伺います。

 ことし川開き観光祭は2日目の悪天候が影響し、昨年比で人出が半減と新聞報道をされておりました。まことに残念ではありますが、大雨などでは仕方ないことだと思われますが、しかし、日田市に訪れる観客数は、2000年をピークに減少傾向のようですが、集客数増加の取り組みをどうされているのか、宿泊客の現状はどうなのか、今後の取り組みをお聞かせください。

 次に、4点目に、学校給食についてお伺いします。

 日田市内の中学校2校の給食に、先月6日調理がまの裏のナットなど3点が混入していたことが17日にわかったと新聞報道がありました。もちろん、異物混入も問題ではありますが、市教委に速やかに報告があったのか、原因はわかっているのであろうが、給食センター、市教委、保護者などの連携はとれたのか、お尋ねします。

 最後に、口蹄疫についてお尋ねします。

 宮崎県の家畜伝染病、口蹄疫の被害が爆発的に拡大しています。宮崎県では4月20日に県東部の都農町で感染が表面化、今月8日までに2市5町の279カ所で感染疑いが確認され、ワクチン接種も含め約27万頭が殺処分対象となっております。宮崎牛ブランドを支え、松阪肉などの子牛の供給源でもある貴重な種牛が含まれていると言いますが、宮崎県の東国原知事は5月18日、非常事態宣言を発令し、感染拡大防止と早期撲滅に取り組む姿勢を示し、政府と現地対策本部は5月22日、口蹄疫被害の拡大防止に向け、発生の集中した一定地域を対象に全頭殺処分を前提にした家畜へのワクチン接種を開始、そうした中で家畜の移動制限区域から特例的に避難された種牛6頭のうち、最も優秀な1頭に感染疑いが発覚、殺処分され、宮崎の肉用牛産業は壊滅の危機と隣り合わせの状態に陥った状態となり、さらに感染が広がれば、経営体力の弱い畜産業は壊滅的な打撃を受けかねません。政府は予算措置を含む政策を総動員し、封じ込めに万全を期すべきです。

 また、ここに来て終息かと思われていた口蹄疫が都城市等で疑いのある症状を示す牛3頭などが確認されたと報道され、一気に緊張感が走りました。宮崎での口蹄疫被害は決して他人事ではなく、まして感染源が不明のままではいつ大分県で発生してもおかしくありません。

 そこで、お尋ねします。

 1点目に、宮崎での取り組みを教訓とし、口蹄疫から我がまちの畜産業を守るために日田市としてどのような取り組みをされているのか、伺いたい。

 2点目に、宮崎は肉用子牛生産で全国の4割を占め、各地に出荷されているだけに畜産業の流通、供給にも影響が深刻です。我がまちの畜産業への影響について伺います。

 3点目に、宮崎の場合でも初動のおくれが拡大した大きな要因と指摘されていますが、万が一の場合の県との連携を含めて危機管理体制についてお伺いします。

 以上で壇上での質問を終わり、あとは自席で再質問させていただきます。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) [登壇]

 私から7番議員さんの御質問のうち、観光振興と今後の取り組みについてお答え申し上げます。

 日田市の観光入り込み客数でございますが、平成17年の約713万人をピークに年々減少しており、平成21年は約580万人となっております。また、宿泊客数につきましても、サッポロビール工場のオープン効果で、平成12年には70万人を超えておりましたが、平成21年は残念ながら約47万人と大きく落ち込んでいる状況でございます。

 最近の観光入り込み客数が減少している原因、いろいろ言われておりますが、一般的には長引く景気の低迷により旅行やレジャーを手控える傾向にあること、また安・近・短と言われますが、安い、近い、短いといいますか、旅行形態が全国的に宿泊型から近郊への日帰り型へと移行していること、こういうことが言われております。こういうことを考えますと、私たち日田市は多くの人口を抱える福岡都市圏からほぼ1時間ちょっとの圏域にありますので、入り込み客数がふえてもよいと考えますが、残念ながら減少しておるところでございます。この観光につきましては、すそ野の広い産業と言われております。また、私たちの努力で可能性を切り開いていける産業分野であるとも考えております。景気の低迷が続く中で、日田市の経済を活性化していくためにはこの観光振興は重要な課題であると考えているところでございます。

 そこで、こうした観点から日田の活力創造プロジェクトとしまして、隈地区の観光再生を上げており、屋形船やウ飼いの利活用などにより隈地区を中心とした宿泊客の増加を図ってまいることにいたしております。

 また、天ヶ瀬温泉につきましても、平成19年からコンサルタントのアドバイスをいただきながら地域の自慢であります泉源かけ流しの温泉、また桜滝、そして地域でとれた農産物を活用した食事など魅力ある温泉地づくりに現在取り組んでいただいておるところでございます。

 このように隈地区や天ヶ瀬温泉などを中心に宿泊客をふやしていくことは、市内の経済にもよりよい影響が広がっていくものと考えております。さらには、豊かな自然、歴史、文化などの地域資源や農林業などの地域の産業と観光を結びつけることも必要です。小切畑や天瀬、津江の郷、大鶴などのグリーンツーリズム団体との連携を図りながら、都会の住民を受け入れ、農作業などの体験を通じて、地域との交流を深め、食文化を堪能してもらうなど新しいスタイルの観光を地域に根づかせていくことも重要なことと考えております。

 また、日田には川開き観光祭や祇園祭、天領まつりなど、まだまだ多くのお客さんが来てもおかしくない祭りがたくさんあります。祇園祭も山鉾振興会の御協力をいただき、集団顔見世を晩山で開催することで、より多くの観光客が訪れるようになりましたし、天領まつりも千年あかりと同時開催することで、滞在時間が長くなり、宿泊に結びついております。これからさらに、この日田の祭りもPRし、多くの方に日田を訪れてもらうよう取り組んでまいりたいと考えております。

 また、高塚愛宕地蔵尊、サッポロビール九州日田工場、豊後・大山ひびきの郷、鯛生金山、上津江フィッシングパーク、またオートポリスなど既存の集客施設をさらに生かしていくことも考えていかなければならないと思っております。

 先日、国土交通省の「水の里の旅コンテスト2010」がありましたが、これにおいて日田観光協会の企画しました「『水と森の恵みに感謝』五感で感じる秋の水郷ツアー」が優秀賞を受賞いたしました。松原ダム湖の遊覧や小鹿田焼の窯元めぐり、千年あかりの点火体験など地元にあるイベント、食、体験、景観、音などの多様な観光素材を体感できるツアーが高く評価されたものと考えております。このように日田の持つ観光の魅力をハード面、ソフト面、両面から再生したり、新たに生み出したりしていくことがまずは重要であります。

 また、一方では、これらの観光資源の魅力を高めていくとともに、観光地としての日田の知名度を上げていくこともしっかり取り組んでいかなければならないと考えております。昨年はテレビで鶏の足やたらおさが取り上げられ、たくさんの方から問い合わせをいただき、市内のお店では鶏の足が品薄状態になり、また福岡のスーパーからはたらおさを取り扱いたいとの連絡もいただきました。おもしろい情報やすばらしいしゅんの情報をこれまで以上に発信していくことで、もっともっと日田の知名度を高めていくことができるものと考えております。

 東京藝術大学の河北秀也教授に依頼し、日田の幻想的な風景を撮影しました3種類のすばらしいポスターが完成いたしましたので、これからこれらのポスターについては、福岡、大阪、東京でも張り出し、全国に日田の魅力をPRしていきたいと考えております。

 また、日田市観光協会との連携を図り、テレビや雑誌などのマスメディアやインターネット、水郷日田ファン倶楽部、水の郷大使へのダイレクトメール、そしてひた生活領事館イン福岡、これらを有効に活用し、知恵と工夫を凝らし、日田への関心が高まる情報発信を行うことで知名度が上がり、より多くの方に日田を訪れてもらうよう取り組みも行ってまいりたいと思います。このような取り組みによりまして、観光日田の再生に全力を挙げてまいりたいと考えております。

 以上、私から御答弁申し上げまして、その他につきましては担当部長等からお答えさせますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは7番議員御質問のうち、市内循環バスについてについてお答え申し上げます。

 市内循環バスは、平成20年度に策定いたしました日田市地域交通総合連携計画に基づき、平成22年度事業として本年4月1日から1年間の予定で実証運行を行っております。この実証運行のねらいは、市内中心部でバスの運行回数をふやし、移動の利便性を高めるとともに、周辺地域から鉄道や路線バスを利用して、日田駅または日田バスセンターに到着した住民の方を目的地である病院や商業施設まで低運賃で乗車していただこうとするものでございます。

 これまでの利用状況につきましては、4月の利用者が合計で1,374人、1便当たりの乗車数は2.3人となっております。それから、5月の利用者数が1,657人、1便当たりの平均乗車数は2.7人となっており、4月に比べますと2割ほど増加を見ております。しかしながら、利用者数は少なく、残念ながら1日20便運行している中で、1人も乗客を乗せてない便も二、三便ある状況でございます。

 利用者やほかの市民の皆様の反響につきましては、便数が多く通院や買い物に行くのにいつでも利用でき大変便利になった、タクシーより随分運賃が安いので助かっている、日曜日も運行しているので安心だというよい評判もありますが、一方で、高瀬地区、石井地区、光岡地区などへの路線を延ばしてほしい、運行の時間帯が悪く1台が行ったと思ったら別のバスがすぐ来たというものやかんぽの宿に行かなかったので不便だというものがありました。バスは色がきれいで目立つが、どこへ行くのかわからないという意見もございました。利用者が低調であり、特にどこに行くのかわからないという御意見は、市内循環バスの運行の周知が不足していると痛感させられるものでございます。この対策といたしまして市内循環バスに乗り込み、聞き取り調査などの実態調査を行いました。

 また、宣伝活動につきましては、路線図、時刻表を大量に配布することやひたはしり号をKCVの番組で紹介するなどメディアの利用も行っております。さらに、日田バスと共同で沿線の自治会や商店街、病院、スーパーマーケットやマンション等を回り、路線図の掲示や時刻表の配布をお願いし、利用を呼びかけているところでございます。今後もチラシの配布や広報等を通じて、ひたはしり号のPRに努めてまいります。

 次に、市内循環バスのコースにつきまして、日田市地域公共交通総合連携計画で定めた基本のコースをもとに道路運送法で定められております日田市地域公共交通会議で審議して決定したもので、交通会議のメンバーは日田市長を会長とし、大分運輸支局の代表、大分県西部振興局の代表、道路管理者として大分県日田土木事務所の代表、交通管理者として日田警察署の代表、住民代表として自治会連合会から2名、バス事業者から日田バスの代表、さらに大分県バス協会の代表、日田市タクシー協会の代表、運転手の団体から日田バス労組の代表の合計11名となっております。

 市内循環バスの運行に関します財源につきましては、本年度の実証運行は日田市地域公共交通総合連携協議会が運行主体となり、国の地域公共交通活性化・再生総合事業補助を受けているため、運行に係る経費から運賃収入を差し引いた金額の2分の1が国からの補助金となります。平成23年度以降は国の補助金は該当せず、日田市が運行主体となった本格運行となりますので、運行経費から運賃収入を差し引いた費用が大分県の生活交通路線支援事業費補助金の対象となり、その約3分の1が県から補助される見込みとなっております。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) [登壇]

 私からはがん予防対策についてお答えを申し上げます。

 国の女性特有のがん検診推進事業を受けて、日田市では平成21年10月より特定の年齢の方に子宮頸がん、乳がんの検診費用が無料となる無料クーポン券を配布し、がん検診を実施いたしております。子宮頸がん検診無料クーポン券の配布対象者は20歳から40歳までの5歳刻みの女性の方で、また乳がん検診無料クーポン券の配布対象者は40歳から60歳までの5歳刻みの女性の方となっております。

 平成21年度の無料クーポン券の配布状況につきましては、子宮頸がん検診対象者は1,884人、乳がん検診対象者は2,569人となっており、受診率は半年間の実績でありますが、子宮頸がん検診で20.3%、乳がん検診で21.1%となっております。

 また、女性特有のがん検診全体の受診率を平成21年度と平成20年度で比較いたしますと、子宮頸がん検診で4.5ポイント、乳がん検診で3.7ポイント、受診率が向上いたしております。平成22年度の無料クーポン券配布により受診率向上の取り組みにつきましては、平日に受診のできない方のための休日検診や小さいお子さんのいる母親のために託児所つきのママさん健診の回数を充実いたしております。

 また、乳幼児健診の際に検診の案内チラシを配布したり、クーポン券配布対象者の未受診者台帳を作成し、文書または電話による受診勧奨を行ってまいります。

 次に、子宮頸がんワクチンの公費助成への取り組みについてでございますが、子宮頸がんの発症の原因であるヒトパピローマウイルスの感染を防ぐワクチンを感染前の10歳代前半の女性に接種する必要性は十分認識いたしております。市長が10番議員に答弁いたしましたとおり、子供たちの将来にかかわることでありますことから、子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成につきましては、医師会や関係医療機関と協議を行い、他市町の状況を見きわめながら実施に向けて検討してまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) [登壇]

 私からは口蹄疫対策についてお答えいたします。

 まず、これまでの市の対応についてでございますが、4月20日に宮崎県での口蹄疫発生を受けまして、防疫対策として5月3日から4日にかけて関係機関と協力して市内の137戸の畜産農家に消石灰2,693袋を配布いたしました。4月20日には消石灰が不足している状況ということで、さらに3,000袋の消石灰を配布したところでございます。6月2日には木材協同組合の協力を得て、市内の木材関連会社77社に400袋の消石灰を配布いたしたところでございます。

 また、6月7日から10日にかけまして車両消毒用として、畜産農家に消毒用薬剤として25キログラム入りの炭酸ナトリウムと噴霧器を配布し、さらなる自己防衛をお願いしたところでございます。

 さらに、4月末からの家畜市場の中止または延期に伴います畜産農家支援策といたしまして、3カ月間出荷できず滞留している子牛に対しまして6月10日に1袋20キログラム入りの飼料を1頭当たり1カ月2袋、合計で1,424袋を配布したところでございます。

 また、市民への情報提供といたしましては、口蹄疫に対する正しい知識を身につけていただくために6月1日号の広報発送に合わせて各自治会を通じ、班回覧をお願いしたところでございます。

 続きまして、風評被害等で畜産農家に影響はないかという御質問についてお答えいたします。

 口蹄疫は人には感染しないこと、感染した牛肉等が市場に出回ることがないこと、また感染した牛肉等を食べても問題ないこと等につきましては、先ほど御説明いたしました班回覧を通して市民の皆様に周知をしたところでございます。

 また、畜産関係者等から市に対しまして風評被害の情報は今のところ入っておりませんが、新聞報道によりますと、中国政府が日本からの牛乳や粉ミルクの輸入を禁止し、九州の牛乳メーカーの輸出が5月から全面ストップしている状況であり、九州乳業も上海や北京の高級スーパー向けに3月末から輸出を本格化したばかりということで、今後の動向が懸念されているところでございます。

 また、家畜市場の4月末からの中止または延期により83戸の畜産農家へ影響があり、36戸の酪農と47戸の繁殖牛農家の出荷予定の子牛が705頭滞留をしている状況でございます。

 次に、今後の取り組みについてでございます。

 6月4日にえびの市で移動制限等が解除されたものの、6月9日には新たに都城市で発生するなど予断を許さない状況となっています。このようなことから、大分県では市内の熊本県境の杖立温泉手前の国道212号線、フィッシングパーク付近の国道387号線、津江中学校先の国道387号線、広域農道の亀石峠付近、オートポリス付近の県道11号線の5カ所に消毒ポイントを設け、防疫対策の強化を図ることとしています。このうち上津江町のオートポリス付近の消毒ポイントにつきましては、市が担当し、水際での防疫に力を注いでまいりたいと考えております。

 そのため、今後の防疫対策といたしましては県で対応できない箇所での消毒ポイントの設置や消石灰の配布、公共施設での消毒マットの設置等を予定しております。

 さらに、畜産農家の支援策といたしまして、市場の中止や延期により出荷できない子牛への飼料配布を引き続き行う予定にしております。本定例会に補正予算を上程していただいているところでございます。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) [登壇]

 私から7番議員さん御質問のうち、学校給食についてお答えをいたします。

 まず、異物の発生件数についてでございますが、先ほど10番議員さんにもお答えいたしましたように、平成19年度から平成21年度の3年間において発見されました異物混入件数は、新聞報道の件数35件と再調査の結果、新たに判明いたしました13件、合わせて48件となっております。年度別に申し上げますと、平成19年度が14件、平成20年度が18件、平成21年度が16件となっております。

 次に、なぜ異物混入が発生するのかとの御質問でございますが、異物混入が発生する要因につきましては、学校給食に係る食材等を購入する際、その食材に混入している場合や、先ほど10番議員さんにお答えいたしましたように調理から学校現場で給食を提供するまでの幾つかの場面が考えられます。

 しかしながら、その経過や原因の特定は困難という状況でございます。例えば、学校給食におきまして野菜は欠かせない食材ではございますが、時期によっては虫が付着していることもあり、調理員は野菜を洗浄する際は細心の注意を払い、異物を除去いたしております。その他の食材につきましても下処理段階での目視等により毛髪などの異物に注意し、除去に努めており、その結果が調理場での発見件数35件となっているものでございます。

 このように調理現場では異物の混入防止を行っておりますが、調理場では食いとめられない異物混入事例もございます。例えば、デザートにつけるゼリー等につきましては、メーカーの生産ラインで異物が混入していた事例もございます。こうした事例では、その業者に原因の究明とその後の予防措置に関し、文書で報告を求め、対応をいたしております。

 次に、教育委員会に異物混入の報告がなかったのはどうしてかとの御質問でございますが、10番議員さんにお答えいたしましたように異物混入時の対応マニュアルが徹底していなかったことから、各調理場長までで対応をし、措置を済ませていたことによるもので、今後は調理場並びに学校で発見されたものすべてについて報告書の提出を徹底し、教育委員会で情報の共有と適切な事後措置に努めてまいります。

 最後に、5月6日に日田市学校給食センターで発生をした金属類の異物混入の原因について御説明を申し上げます。

 幸いにして人的健康被害はございませんでしたが、起こしてはならない事故であったと認識をいたしております。その原因といたしましては、昨年12月に調理がまのふたの修理を行った際、その取りつけをセンター職員で対応いたしたためにねじの取りつけが十分でなく、6カ所あるとめ金具のうち1カ所で緩みが生じ、脱落いたしたものと判断いたしております。

 また、日常点検や定期点検で発見できなかったという点検体制の不備も重なったものでございます。この事故での連絡対応につきましては、当日12時30分ごろ金具類の混入が確認された後、早速学校から学校給食センターへ連絡があり、給食センター長と栄養士が学校現場に出向き、対応に当たったものでございます。また、おかずにかわるパンを購入する等の措置を行っております。教育委員会でこの情報を共有いたしましたのは10日月曜日となっておりまして、保護者へのおわびの文書を差し上げたのも11日になってしまいました。

 このような事故を防ぐため、また今申し上げましたような連絡対応のおくれを防止するため、10番議員にも申し上げましたが、日常点検や定期点検の徹底、管理、指導内容の強化、調理従事者の衛生管理並びに安全管理意識の徹底を図ることが重要でございます。そのために全調理従事者に対する安全管理意識の向上を図るための研修を実施するなど、保護者に信頼される安全・安心な給食の提供に努めてまいります。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) それでは、再質問をさせていただきます。

 市内循環バスの件ですが、私のほうも市内のほうで何度か循環バスを見ましたけど、私が見たときはたまたま時間帯が悪かったのかもしれませんけど、1回が2名乗ってました。あとの四、五回はゼロでした。

 ですから、たまたま時間帯ということもあるとは思うんですけど、一番最初にいろいろ運営協議会開いて路線を決定したと、それはそれで大事なことですから、今市民からもいろいろな声が聞こえてきてると思うんですけど、この循環バスの趣旨、多くの方に使っていただかなければいけないので、このバスをよく利用されてる方からも何人かお声があって、結局、例えば、文化センターの習い事とかで、結構のお客さんが、御高齢の方とかが乗りたいけど乗れないと、来てないから乗れないとかいう声があるそうです。そこは週に1回の習い事だから言っても申しわけないという形で、帰りはタクシーで帰ってると、だからその方は週に1回だけですけど、ほかの習い事もあるものですから、そういった路線の見直しをちょっと早急にできないかどうか、お伺いします。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 市内循環バスは、本年度は実証運行でございます。バスの運行回数がふえれば、移動の利便性が高まります。それから、さらに周辺地域からの鉄道や路線バスを利用して日田駅または日田バスセンターに到着した方の利便も高まるという考えは確認するためのものでございます。

 したがいまして、住民の利便性が高まる高齢者など交通弱者の助けになるというようにコースに見直しすることは、市内循環バス運行の目的に合致したものと考えております。

 また、現在、利用者アンケートを行っておりまして、乗車した感想や要望をお聞きしており、そのほかにも市民の方から御意見をいただいておりますので、これらの要望や意見を取り入れて、より利用しやすい便利な市内循環バスを目指してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) バスの路線の状況も変えられるということでお話がありましたが、やはりたくさん使っていただかないと、今実証運行ですけど、実際の本格運行になった場合、財源関係の問題もありますから、時期を、もう2カ月たってますので、早目早目の手を打って、より多くの意見を聞いて、また関係者等の運営協議会とか、また開かなきゃいけないと思いますけど、一日も早くどういった利便性が一番あるのかということを、特にバスの運転をされてる方とかいうのは、状況はよくわかってると思いますので、関係者と協議してお願いしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) ただいま急ぎで路線を変更できないかという御質問ございました。コースの変更を伴わず利用者の利便を向上させる対策といたしまして、現在、日田バスの朝倉街道線のバス停がございます。これはどこかといいますと、岩尾整形外科の停留所が以前ございました。ここを市内循環バスは通過しておりますけど、岩尾整形外科のほうから前あった停留所に停車できないかという要望がございまして、現在、岩尾整形外科前の停留所にひたはしり1号Aコース、水色のバスでございますけど、これを停車させるように手続を進めております。7月1日ぐらいを目途にやっていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) よろしくお願いいたします。

 時間も余りありませんから、先ほどのワクチンの接種で、市長のほうの答弁で、医師会とのお話し合いで検討したいということでありましたので、ぜひお願いしたいと思います。その中で、医師会との話し合いの中でも、またいろいろ協議しなきゃいけないし、まだ煮詰まってないと思うんですけど、恐らく一部助成とか、全額助成とか、半額とか、いろいろあるとは思うんですけど、でき得れば、絶対こういう声は出てくると思うんですけど、窓口負担を、そこで窓口で払わなくていいような状態に初めからそういった考えをしていただけないかと思いますので、これは一応お願いということで、答弁は結構なので、よろしくお願いします。

 それから、私が気になってた、飛んで申しわけないですけど、学校給食についてお尋ねします。

 先ほど種々御説明はありました。御説明はありましたが、教育次長が悪いわけではないんですけど、何で連携がとれないのか、不思議でなりません。一般の企業なんかから言えば、これは大変な問題です。給食センターから市教委に連絡がないとかいうのは、結局そういった有事の際のマニュアルとかいうのは今までなかったのか、ちょっとお尋ねします。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) いわゆる食中毒等も含めて発生した際の連絡体制、これは平成20年度に策定をいたしておりました。

 ただ、今回栄養士の方とも意見交換をする中で、そういう詳細について情報がおりてなかったということが判明したわけでございまして、そういう点につきましても今回対応を改めるということでございます。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) 今後このようなことがないように重々気をつけていただきたいと思います。ナットが外れて、多分人為的なミスだということで、保守点検とかは当然業者に委託してされてると思うんですけど、保守点検は年に何回ぐらいあってるのか、教えてください。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) 給食センターの機械設備はいろんなものがございます。炊飯施設であり、今回事故のあった調理がま等でございますが、それにおいて基本的には年1回必ず点検は行っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) 保守点検は年に1回必ず行っていると、これは大きく全体を見る点検だと思いますけど、民間でも器材とか扱ってるところはそうなんですけど、独自で自主点検とかいうのをやってるわけですよね。自主点検表で、もちろん細かいところは見ないと思いますけど、作業者とか作業責任者が、結局異常な音はなかったかとか、異常なにおいはないかとか、そういうのを必ず週に1回なり、毎日する項目もいろいろあると思うんですよ。結局こういったことが発生してますので、やはり自主点検とか、そういった形で責任者の方にお願いして、大事に至らないような取り組みとかいうことは考えられないでしょうか、お願いします。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) 今議員が御指摘ございましたように、やっぱり点検は強化する必要があるということで、日常の衛生的な点検、加えて器械、今までそういう衛生的な点検の意識は高くあったわけでございますけど、器械設備のそういう故障、あるいはふぐあいがないかという点については若干意識が薄かったところがございます。そこの点について今後必ずチェックを入れるように、日常点検の中でも意識的にチェックをするように指示をいたしております。また、職員が抜き打ち的にちゃんと点検ができてるかということの確認もいたしたいというふうに考えております。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) ぜひ子供さんたちが食する大事なところですので、そういった点検関係をよろしくお願いしたいと思います。

 次に、観光振興の中で、市長が先ほどるる答弁いただきましたけど、以前私が3月議会で置き傘プロジェクト、覚えられていますか、できないかということで、そしたら旅館とかは、結局おもてなしの心でリピーターをするためにということでちょっと提案したら、旅館街とか等はされていると、それは私も知ってます。日田市の豆田とか、そういうところも個人でやっているということで答弁がありましたので、私もちょっと気づかなかったものですから、豆田を二、三回回りました。ないんですよ。天気がよかったからかもしれません。天気のいいときにずっと回ったりしてましたから、だから売ってる傘とかはありましたけど、それをするとかしないとかではなくて、やっぱり担当の方が現地で見て、あるのかもしれませんよ。見て、しっかり先々の対応とかを考えていただきたいなと思いました。置き傘プロジェクトなるものが、もしそういうのがなければ、そういった検討をする余地はあるか、ちょっと一言だけお答えください。



○議長(杉野義光君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) 議員が御指摘の置き傘プロジェクトでございますが、日傘のほうは既に観光協会のほうが平成16年から実施をしておるようでございます。また、今回の雨傘等でございますけれども、ぜひ、例えば、ワンコイン、必ず確実に返ってくるような形のものを中に組み入れたようなことで、観光協会のほうと前向きに検討してみたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) ひとつよろしくお願いします。先ほど部長がワンコインということで言われましたけど、私が提案したのはただです。結局企業とか、要らない傘を集めて、だから高知のほうとかは、話しましたけど、最初は千何百本なくなったそうです。持っていったまんまで持ってこないと、だけど、それが定着したら、そういうことはなくなったということなので、おもてなしの心ですから、お金もわからないでもないんですけど、不用になったやつとか、そういうのができないかということもちょっと考えていただきたいと思いますので、ちょっとその辺のところを考えていただければ、答弁は結構です。これはですね。

 それから、もう一つ、これは規模も何も違うんですけど、京都のほうの取り組みで、京都まちなか観光案内所ということで、京都のほうが取り組みをされてるそうなんですけど、コンビニとか、スターバックスとか、コーヒーメーカーとか、そういうとこといろいろ協議をして、そういったところで観光パンフレットとかを置かせてもらって、説明とかしていただいて、結局道の案内とか、そういう形でリピーターをどんどん集客する取り組みをされているということを伺いました。コンビニのセブンイレブンさんとかと協議していただいて、こういったコンビニに、これは京都ですけど、京都マップまち歩きと、どこに何があって、どこの道にすればいいとかいう取り組みもされてるそうなんですよ。

 だから、当然京都とかいうのはコンビニも莫大な数でしょうけど、日田とかいうのは、まだ数とかないと思いますけど、そういった企業とかベンチャーで、とにかく日田のいいところをそういった事業者とか、食堂とか、コンビニとか、そういったことで紹介していただく協力をお願いできないかなと、いい取り組みだなと思って、ちょっと調べてみたら出てきたものですから、部長にちょっとお伺いしようと思いましたので、一言お願いします。



○議長(杉野義光君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) 確かによそからお見えになりました日田のことが不安内の方につきましては、コンビニ等を利活用するのは非常にいい情報提供の仕方であろうというふうに思っております。私のほうで調べましたところ、既に17店舗につきましては観光パンフレットを置かせていただいております。今後につきましても、ぜひそのような形で御協力いただける業種の方々、特に以前もガソリンスタンド等に御協力いただきながら置いたこともございましたので、積極的に展開をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) ぜひよろしくお願いいたします。

 最後に、口蹄疫、もう私が話すまでもなく、物すごく大問題になっておりますけど、種々日田市の取り組み等々、今部長の答弁でわかりました。知事もついせんだって都城で発生したときには、とにかく大分、宮崎、熊本と、防波堤になってとめるんだということで、とにかく新たな段階に入ったということで、危機体制を強化されてますけど、隣の中津市のほうでお聞きしたんですけど、畜産農家で立入禁止と書かれている、独自で立ててるところもあるとは思うんですが、ないところからお話があって、ぜひ市として立てていただけないかというお話があって、そこは1件か2件の要望だったので、対応されたということをお聞きしましたけど、市としてそういった、今こういう状況ですから、だれでもかれでも入っていただくと、なかなか難しい問題がありますので、関係者以外立入禁止という、そういう標示を市としてできないか、お尋ねいたします。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 立入禁止につきまして御答弁申し上げます。

 立入禁止看板につきましては、今まで消石灰、それから飼料配布等の折にも農家の方には関係者以外立入禁止するようにという強い指導も行ってきたところでありますし、立入禁止看板につきましては防疫対策の基本的な事柄でございますので、これは農家のほうにきっちりしていただきたいと考えておりますし、今後につきましても立入禁止看板等、議員御指摘のとおり、農家にそういった防疫対策の温度差といいますか、そういったものがないように消石灰の配布並びに立入禁止につきましては農家のほうで自己防衛といいますか、そういったことできっちりやっていただくように今後につきましても指導をしていきたいがと思います。

 それから、申しわけありません。先ほど御答弁の中で1カ所修正がございましたので、先ほど「4月20日には消石灰が不足している状況」ということを御答弁したんですが、4月20日ではなく、5月20日の間違いでございましたので、訂正のほうをお願いしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) 農家に危機管理をしっかりしていただきたいと、消石灰とか供給されてるのでということでありましたけど、ということは、立入禁止とかいうのは、今してるところは別として、新たにしたいけど、なかなか厳しいというところは、市としては全く知らないということでよろしいでしょうか。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 先日玖珠のほうにちょっと行ったんですが、そこの農家はロープで畜舎といいますか、農場に入らないような形で、小さな厚紙等で、ダンボールでマジックで書いておりまして、その前に日田市が配布しましたような散布器、そういったものも置いておりまして、一度そこにとまって、散布して入っていただくようなこともやっておりましたけど、日田市についてもそういったことをぜひやってほしいということで、消毒液と散布薬も配布したところでございますので、いずれにしましても、大きい看板ではなくて、小さい看板でも立入禁止わかりますので、今後はまた防疫対策しっかりやっていきますので、農家のほうにはしっかり自己防衛するように、立入禁止も含めましてするように指導をしてまいりたいがと思います。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) 今部長のほうで答弁されて、なかなか看板は市としてするというのはちょっと厳しいだろうと、自己防衛ということで、自分とこでしていただきたいということですけど、今部長が小さい看板でもいいですからと言よったですけど、小さい看板は余りよくないと思います。大きくわかるようにしたほうがいいと思います。どうしても、自分のとこでできるとこはいいんですけど、なかなかできないとことか、ダンボールでしとけば、雨降れば流れてしまいますので、いろいろその辺のところの相談とか、そういったことはやっぱり窓口でしっかり聞いていただきたいと思いますけど、どうでしょうか。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 御指摘の点につきましては農家、それから関係機関の意見等々も聞く中で、対応が必要であれば、対応につきましても考慮してまいりたいがと思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 7番 松野議員。



◆7番(松野勝美君) ぜひとにかく県のほうも総力を挙げて取り組んでおりますので、日田市としても総力を挙げて、口蹄疫が日田に入ってこないように万全の体制をとっていただきたいと思いまして、質問を終わらせていただきます。

 以上です。

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○議長(杉野義光君) ここで昼食のため休憩いたします。会議は午後1時から続行いたします。

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午後0時01分休憩

午後1時01分再開

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○議長(杉野義光君) ただいまから本会議を続行いたします。

 引き続き一般質問を行います。4番 樋口文雄君。



◆4番(樋口文雄君) [登壇]

 通告に基づきまして一般質問を行います。

 それに先立って議長にお許しを願いまして、写真をお持ちしておりますので、後ほど質問の途中に皆さんに見ていただきたいと思っております。

 1番の地域振興についてでございますが、日田市周辺部では安心・安全、住みやすい対策がとらえているかを疑問に思います。私は、源栄町の中山、市木、和田、池ノ鶴部落で見たものは非常に安全・安心にはほど遠いものでした。それは火事に対する消火体制の不備が、特に目立ちました。防火用施設はあるのに使われていない。この写真でございますが、消火栓はあっても、その先のホースがないのが実態になっております。

 また、和田地区におきましては、こういう消火栓を収納する倉庫が腐食していまして、中に器具が入ってないと、こういう状況が周辺部では実際あるわけなんですよね。これはどういうことかというと、そういう施設がありながら見逃していくと言っちょるのは、これは非常に行政としても大きな不備ではないかと思うわけでございます。こういう初期消火に使われるホース等、あるいは器具なんかがあれば、初期消火に対する準備ができるわけですけど、これがなければ、ここの部落なんかは中心部から来る消防車はこの地区までは20分か30分ほどかかるわけなんですよね。これでは対応ができないと思います。これはどうなのかをお伺いしたいと思います。

 また、先ほど言いました初期消火ではかなりの部分が火事に対する効果があると思いますが、データがあったらお示しをお願いいたします。

 それから、周辺部では今山仕事等がなくて困っておりますが、経済支援の方法は考えていないかをお伺いいたします。

 次に、2番目の子育てについてお伺いいたします。

 子ども手当は民主党内閣の目玉政策の一つになっていることは御承知のとおりですが、子供の健やかな成長を社会全体で応援する目的で創設されました。今年度は月額1万3,000円、6月から全国の自治体で支給が始まりました。日田市でも6月4日に各家庭に支給されたそうですが、当地での申請状況、また子ども手当に対するいろんな反応があったらお伺いをいたします。

 また、子ども手当を受ける人の中で、保育料、小中学校の給食費の滞納をしてる家庭に対する取り組みがあるのかをお尋ねをいたします。

 それから、県内の実態がわかれば、お知らせをしてもらいたいと思います。

 また、子育てで苦労をしておる父子家庭、みなし寡婦家庭の実態はつかんでいるかどうか、また小学校、中学校のアレルギー児童に対するその後の取り組みはどうなっているのかをお伺いいたします。

 最後に、3番目ですが、学校跡地の活用のその後、どこまで進んでいるのか、特に伏木小学校、花月小学校のそれぞれの見通しについてお伺いをいたします。

 あとは自席にて質問をいたします。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) [登壇]

 私からは自治会や消防応援隊などの自主防災組織が行います初期消火活動に対する考え方、また初期消火活動において重要となります防災・防火施設の点検及び整備についてお答えをいたします。

 初期消火活動、いわゆる出火してから天井に火が燃え移るまでの消火活動を指すものでございますが、あくまで火災の延焼を阻止することが目的でありますことから、火災被害を最小限に食いとめるという意味におきまして極めて重要であると認識をいたしております。

 そのための施策といたしまして、消防署や消防分団の到着が遅くなると想定されます周辺地域におきましては、初期消火活動等を行う自主防災組織としての自治会や消防団応援隊がございます。とりわけ、消防団応援隊につきましては、小型動力ポンプやポンプ積載を軽車両などの消防資機材を貸与し、支援を行っておるところでございます。

 現在、消防団応援隊につきましては、上津江町の株式会社トライ・ウッド、伏木町、大山町及び尾当町の4団体を認定いたしておりますが、今後も消防団応援隊の重要性をかんがみ、結成に向けて引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、各自治会等の自主防災組織が管理します消防資機材の点検についてでございますが、消火栓や防火水槽の点検につきましては各消防分団に自主防災組織と連携した点検に取り組んでいただけるようお願いをいたしておりまして、各地域における自治会や集落等の自主防災組織においては消防団と連携した点検をお願いをしてるところでございます。

 その結果、ふぐあいが発見された場合は、市の管理する消火栓につきましては水道課が修理等を行いまして、また自主防災組織の管理する資機材につきましては、市の補助制度、これは地方振興各種事業補助金、いわゆる自治会補助事業なんですけども、これを活用いたしまして修理等を行っていただきたいというふうに思っております。この補助金につきましては、防火用施設整備に要する経費の補助率を本年度から従来2分の1から上限の7割以内の補助へと実は充実を図ったところでございます。

 また、消防水利におきましても、平成21年度において各消防団に市内全域の消防水利の一斉点検調査をお願いしたところでございまして、その調査をもとに本年度は防火水槽や消火栓等の整備を必要とする地域を把握し、緊急性などを十分考慮した上で、計画的な整備に努めてまいりたいというふうに考えております。今後も地域防災計画及び水防計画を基本といたしまして、防災対策には積極的に対応してまいりたいというふうに思っております。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは4番議員の御質問のうち学校跡地のその後についてお答えをいたします。

 旧伏木小学校の跡地利用については、地域の特色やまちづくりの方向性や施設の必要性など地元の伏木まちづくり委員会と定期的に会合を持ち、協議を重ねてまいりました。その結果、地域住民の生活の利便性を向上し、定住を促進できる機能を整備することに方針が決定し、今年度多目的交流施設の建設と旧校舎の耐震診断及び実施設計を行うこととなっております。

 旧校舎の利用につきましては、伏木まちづくり委員会がまとめ、市に提出した伏木小学校跡地利用計画書を基本に地元の皆さんと協議を進めております。具体的には、みそ、黒豆等の農産物の加工、販売にかかわりを持ち、経済的効果が生み出されるよう関係部署と連携し、地元と協議しながら、内容を検討し、実施設計に反映してまいります。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) [登壇]

 私からは子育てについてお答えを申し上げます。

 まず、子ども手当の支給状況と未申請者への対応でございますが、本市におきましては、去る6月4日に第1回目の支給を実施いたしました。支給対象となった世帯は5月10日までに申請が完了いたしました4,850世帯、児童数8,493人、支給総額2億2,093万5,000円で、口座払いにてそれぞれの保護者に支給を終えたところでございます。平成22年度の子ども手当の支給対象世帯は、平成22年4月1日現在で5,180世帯と見込んでおり、今回の支給に間に合わなかった330世帯の方につきましては、現在、随時受け付けを行っております。今後5月末日までに申請が完了した保護者の方には6月末の支給として、6月以降も同様申請が完了した翌月に支給の予定といたしております。

 子ども手当の申請につきましては、経過措置により平成22年9月30日までに申請が完了すれば、平成22年4月にさかのぼって子ども手当が受給できることとなっておりますことから、今後も市の広報や有線テレビ等で周知を図り、対象となるすべての世帯に申請の漏れのないよう事務を進めていきたいと考えております。

 次に、子ども手当を受けている人の中で保育料を滞納している家庭への取り組みはあるかとの御質問でございます。

 まず、保育料収納状況でございますが、平成21年分の調定額3億2,938万5,330円に対し、その収入額は3億2,269万1,440円で徴収率97.97%、滞納の状況は世帯数54世帯、滞納額が約670万円となっております。また、過年度分につきましては、調定額4,564万1,525円に対し、収入額が523万1,360円で徴収率が11.46%、滞納額は約4,041万円という状況でございます。

 しかしながら、徴収率の向上のため、平成20年度から保育園との委託によります園徴収に御協力をいただいた結果、徴収率の向上につながっているところで、滞納解消に向けて取り組みを進めているものでございます。

 御質問の子ども手当の支給に伴い、保育料の滞納世帯への納入につなげる取り組みにつきましては、以前から保育料を滞納してる保護者との協議の上で、分納を希望する方には納入誓約書を作成し、その納入方法につきましても園徴収や徴収員による徴収等決めていただいているところでございます。納入額につきましても、これまでも児童手当の支給月は多目の納入をいただくなどの取り組みをしてきたところでございますが、子ども手当の支給に当たっても同様の取り組みを行い、滞納者が納得いただければ納入計画の中で、子ども手当を窓口払い後に納入いただきたいと考えております。

 他市の保育料の子ども手当支給に対する県内他市町村の対応でございますが、津久見市、竹田市では、口座振込をせず、窓口対応としており、また宇佐市、豊後高田市、九重町は、滞納世帯に文書を送り、理解を求めている状況でございます。

 次に、子育てで苦労をしている父子家庭、みなし寡婦の実態はつかんでいるかとの御質問でございますが、まず父子家庭と母子家庭の世帯数でございますが、現在、父子家庭につきましてはひとり親家庭等医療費助成の対象者の把握しかございませんが、平成22年3月31日現在で57世帯となっております。

 また、母子家庭につきましては、3月31日現在の母子自立支援資料によりますと、世帯数は899世帯となっており、その原因といたしましては、死別が44世帯、離婚が773世帯、未婚によるもの63世帯、遺棄等が19世帯の状況となっております。

 また、保育料を算定する上で、寡婦控除の対象とならないみなし寡婦の実態を把握しているかという御質問でございますが、婚姻によらないで母となった方は所得税法上、所得税額の算出に当たって寡婦控除が受けられません。保育料額は、児童福祉法等により、市民税の状況と所得税額で負担階層を決定する仕組みとなっておりますので、所得税額で寡婦控除を受けられないために高い階層の保育料となることも考えられます。

 しかし、未婚の母子家庭の世帯の中で保育料を負担されていて、かつ寡婦控除を受けていない保護者の戸籍を確認することは御本人から戸籍の提出がない状態では確認が行えないもので、その数は把握できていないのが現状でございます。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) [登壇]

 私からは山仕事の経済支援対策についてお答えをいたしたいと思います。

 御案内のとおり、林業・木材産業を取り巻く情勢は、国産材の需要低迷と木材価格の低迷により、森林所有者の林業への関心は低下しており、整備されずに放置された森林の増加が懸念されております。このような中、経済危機対策として国の補正予算措置がなされ、森林整備を加速し、林業再生を目指した森林整備加速化・林業再生事業が創設されたところでございます。

 この事業は、県に基金として55億円を造成し、間伐や路網の整備、製材施設等地域材の利用促進など川上から川下に至る総合的な事業を平成21年度から23年度までの3年間で実施していくものでございます。特に、間伐や路網整備等は定額助成となっておりますことから、工夫次第では森林所有者等の自己負担なしで実施が可能となる事業でございます。

 また、国の経済対策とあわせて当市では林業生産活動が円滑に循環できるように、昨年度から造林経費の上乗せ助成に加え、本年度より他市に先駆け、新たに下刈り経費に市が上乗せ助成をしたところでございます。さらに、間伐に対する助成や本年度から予算を増額し、作業路開設助成や林道、作業道のコンクリート舗装等に対しても支援をいたしているところでございます。

 また、当市では間伐、植栽の森林整備の事業量は増加傾向にありますことから、引き続き国、県の助成制度を最大限に活用し、林業の再生に向けた支援策に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) [登壇]

 私から4番議員さんの御質問のうち、子ども手当を受ける人の中で給食費を滞納している家庭に対しての取り組みと小中学校のアレルギー疾患の児童生徒に対するその後の取り組みについてお答えをいたします。

 まず、子ども手当を受ける人の中で、給食費を滞納している家庭に対しての取り組みについてでございますが、学校給食費の滞納状況は平成17年度から平成21年度分までの滞納額が本年5月末現在で522万7,139円、世帯数は115世帯となっております。このうち、平成21年度分につきましては41世帯、102万7,530円の滞納があり、滞納率は0.33%となっておりまして、過去5年間の年度ごとの滞納率を比較いたしますと、若干ではございますが、減少している傾向にございます。

 なお、県との比較についてでございますが、最新資料であります平成19年度の時点で比較をいたしますと、県平均の滞納率が0.67%でございまして、これに対し本市は0.42%と、県の平均を0.25ポイント下回っております。さらに、平成21年度の県内の類似都市は1.09%から1.3%でありますことから、類似都市と比較をいたしましても滞納率が低い状況でございます。

 次に、子ども手当の支給に伴った対応についてでございますが、子ども手当を受給している世帯のうち、本年5月末現在、滞納世帯は59世帯、滞納金額は219万5,322円となっております。この子ども手当の制度が成立の後、市では滞納世帯訪問の折に子ども手当が支給される際には給食費を納めていただくようお願いをしてまいりました。本市では、6月4日に子ども手当が支給されましたが、こうした取り組みの成果として滞納金を担当課に持参された方や家庭訪問の折に納めていただいた方がいらっしゃいます。現在、日田市の子ども手当の支給方法は口座振込となっておりますが、受給者の同意を得られれば、手当の現金支給が可能なことから、今後も子ども手当担当課でありますこども未来室と連携をとりながら、現金支給への変更を促し、子ども手当の支給と同時に、滞納金を納めてもらうようお願いをしてまいります。

 給食費の滞納を解消することは、負担の公平はもとより、学校給食の食材費が保護者の負担により賄われていることから、学校給食の健全な運営をする上で重要な課題でございます。今後も保護者や学校と連携をとり、それぞれの家庭の状況に配慮しながら、家庭訪問や文書督促等を行い、滞納の解消に努めてまいります。

 なお、県内各自治体の対応状況についての情報でございますが、先ほど申しましたように本市では年度当初から独自の取り組みを行ってまいりましたことから、現時点把握はいたしておりません。

 最後に、小中学校のアレルギー疾患の児童生徒に対するその後の取り組みについてお答えをいたします。

 アレルギー疾患の児童生徒の対応を進めるに当たっては、一人一人の情報を正確につかみ、適切な体制を整備していくことが重要であると考えております。これまで学校では保健調査票や家庭訪問での聞き取り、学校での定期健診の結果等を通じて、具体的な症状や対処法の把握に努めてまいりました。年度初めには全教職員でその情報を共有し、適切な指導や対応に関する研修会を実施いたしております。

 また、個々の状態によりましては保護者と学校が連絡を取り合い、医療機関へも相談の上、学校生活上の留意点等について確認を行ってきたところでございます。近年アレルギー疾患の多様化、重複化の傾向が見られますことから、平成20年には日本学校保健会から示されましたガイドラインを受け、市教委といたしましては学校生活での配慮や管理についての指針を作成し、各学校へ通知をいたしました。この指針には関係機関との連携の充実を盛り込んだところでございますが、その後、個別の相談があったケースにつきましては学校教育課や体育保健課の担当部局、学校関係者、そして保護者を交えた協議の場を持ち、不測の事態への対応を確認いたしております。今後とも児童生徒が安心して学校生活を送ることができるよう、この問題に対する研修会の実施や各関係機関との連携に努めてまいります。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) 消防関係のことで、部長がさっき答弁がありましたけど、定期検査は行われているちゅうことを言よるわけですね。それで、それは地域の消防団にお願いをしてチェック、点検をしておると、ちゅうことになれば、私が、先ほど写真を示された事実に対してはどういう内容で考えておるのか、ちょっとお答えを願いたいと思います。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 消防団の方と一緒に、先ほど言いました集落等、自治会等の消火栓等の点検はお願いをしてるわけで、私どもとしては点検をしたといったことで報告を受けてますので、今お聞きをいたしまして、そういった状況ということの中で、じゃ次はどうするのかということだと思うんですが、内容的には地元の所有管理ということになりますので、そういった案件があれば、当然地元の今の源栄町の方のほうから地元への消火栓について整備をしたいと、ホースを整備したいと、市のほうにそういった申し出があれば、市のほうが、先ほど申し上げました7割の補助で対応するということになりますので、点検そのものは私どもはしておるというふうに理解をいたしております。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) 点検をしとるという、してますかね、これが。実際器具がなくて、つながれるホースがないと、ホースを収納する倉庫が腐食して壊れてると、これはだれが見たって、消防団員じゃなくてもわかると思うんですよね。

 だから、それが通ったということになって、行政としては自分たちの何ちゅうんですか、責任はそれで終わったということになれば、これはだれが最終的な責任持つんですかね。そこ辺はどうですか。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) その辺の実態は、もう一度私ども担当課を通じて、消防分団とも確認をしなきゃいけませんけども、現実にそういった実態があるのであれば、やはり初期消火というのは大変重要なことですので、地元のほうでそういった申請を出していただきたいというふうに思っております。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) 地元の人に話を聞いたところ、今申請をしてつくってもらいたいということは考えておるということで話しておりましたが、私もそのとき、総務課の職員の方と一緒に現地に行ったわけなんですよ。

 そして、こういう実態はどうなのかということを問いただしたわけですけど、そげえ言うけど、樋口さん順番がありますよと、今自治会事業とかして、ことしいっぱいは決まっとると、だからちょっとこれは無理じゃないですかちゅうような格好で答えが来たわけなんですよね。私は、実際あんたたちがこれ見てから、腐食してホースがないじゃないですかということを言っても、そういう一点張りなんですよね。そこ辺部長どうですか、臨機応変というか、非常に重要な、先取りするということがあれば、実態をすぐつかんで、私は対応すべきと思うんですが、そこ辺はどうですかね。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 要は、これは水利の問題もあろうかと思うんですね。国の基準によりますと、水利関係、すなわち消火栓、あるいは近くにある水路、あるいはプール、こういったものが距離にしまして、そのエリアの端から140メーター以内で一つの目安にしなさいということになってるわけですね。

 だから、源栄町の関係につきましては、私ども実際に行きました担当課に聞きますと、近くに小野川、自然水利があるということで、そういった意味の基準から申し上げますと、それは満たしておると。

 ただ、先ほど申し上げましたように、昨年別府市の火災がありましたですね。27世帯一度に焼けました。あれの原因も水利の問題があったということが大きな原因の一つであるようでございます。

 そこで、私どももその火災後、2週間後だったですか、一斉に水利の調査をさせたわけです。3月いっぱいまで各消防団から上がってきております。

 したがいまして、それを今度は市内の水利の関係、例えば、消火栓はどこにある、プールがどこにある、自然、川におけるあれはどこにあるかと、それをデータベース化して、それで緊急度の高いところから整備していこうと、そういった考え方を今持っております。今そういった意味では整理をしておるという状況でございます。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) さっき写真を見せました市木部落は、上に貯水槽があるんですよね。そして、この出した写真のここまでつながってきちょるんですよね。消火栓の口まで来ちょるんですよ。

 ところが、これから先がないんです、ホースが。ホースがなけりゃ、上に貯水槽があって、水があったっちゃ、これがなけりゃあなた、ホースがなけりゃ初期消火はできんでしょう。

 だから、私はあなたが今言よる近くに川が流れとると、それは基準にとうてます。近くにあるんですよね。しかし、それは初期消火じゃ間に合わん、できんのですよね。ただ、川が流れて、水があるというだけであって、立派な水槽があるんですよ。

 だから、これの先のホースを近くにつけて、緊急に取りつけたらどうかということを私は言ってるんですよ。だから、それは順番があるとか、いろいろあなたたちの言い分というのはわかるんですけど、現実地元の人はこれで困るわけなんですよね。だから、そこ辺に対するそれが私は安心・安全の地域振興につながってくるんじゃなかろうかと私思うんですけど、そこ辺どうですかね。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 確かに市の施設であれば、市がすぐ対応できるわけなんですけれども、地元の方の施設ということがありますので、先ほど言いましたように地元から申請があれば、そういった状況であれば、即座に対応したい。

 ただ、予算がないのであれば、場合によっては補正予算を組むということも考えてみたいと思います。

 そこで、初期消火って、じゃ具体的にどうなのかということで、これは総務省から出しております調査報告書等があるんですが、というのは阪神・淡路大震災がございましたですね。そのときに初期消火の重要性ということなんですけども、火災が285件あったと、このうち146件は初期消火で消したというわけですね。その初期消火の一番の効果で有効であったのは、約4割、81件が消火器だったというわけですね。

 だから、今申し上げました集落ごとの自主防災組織もあるわけですけども、一方では各個人の家の皆さん方がやはり消火器を購入して初期消火に努めるといったことも、こういったデータから見ますと、大切なことだと思ってますので、そういった意味では消火器を個人ごとに購入していただくと同時に、こういった地元の水利関係については地元からの要望があれば、私どもも積極的に対応してまいりたいというふうに思っております。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) 何遍も言うようですけど、立派な水槽があって、これをホースだけをつなげばいいんですから、それを使わんことには、あなたが言うごつ地元から申請がないとか、消防団が見逃したか何か、それは知らんですけど、そこ辺になったら、あなたそれは責任逃れの言いわけじゃないですか、もう少し地元の人たちが困っとると、そして今若い者が田舎になかなか住みづらいというのは、私はそこ辺もあるんじゃなかろうかと思うわけなんですよ。

 だから、やっぱり地域振興を考えるに当たってはそういう温かみのある行政をやっていかんと、これはますます過疎になっていくんじゃないですか、そこ辺どうですか、あなたの考え方としては。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 先ほど申し上げましたように、そういった御要望があれば、現実的にそういった実態であれば、地元の消防団、あるいは消防団長の方もおられるわけですから、そういった声をいただきながら申請があれば、当然私どもとしては予算がなければ補正で対応してでも補助、先ほど言いましたように7割補助に今やってますので、対応したいというふうに思っております。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) さっき部長から周辺部に対する援助策ちゅうことで、間伐の補助金と、あるいは林道補助金ということで例が出されて、今後とも活用していくということで言ってましたけど、私が本で読んだところ周辺部の経済的な援助ということで自主的に、これは高知県の「土佐の森・救援隊」というところが行ってる事業なんですけど、ここのやり方はだれでも副業をモットーとして、軽トラックで建材用や合板、集成材に適しない木材を、いわゆる間伐材、あるいは見込みがないという木材を地域内の木質バイオマスプラントに買ってもらって、1台3,000円プラス環境支払い税として、ここの場合は地域通貨券を3枚もらえるというシステムをつくってやってるそうです。もう稼働して3年になり、70人ぐらいの人が参加をして、月に数万円から多い人が20万円を稼ぎ、地域にはなくてはならない副業になってると、こういう仕組みづくりは日田ではできないのかどうかをお尋ねをいたしたいと思ってます。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 高知県の例でございますが、高知県の仁淀川町ですか、ここの件かと思いますが。(「声を大きく」と呼ぶ者あり)はい。高知県につきましては御承知のとおり、NEDO、国の外郭団体といいますか、独立行政法人のNEDOの支援を受けながら間伐材、そういった林地残材等をそういった発電施設に持ってきて、たしか1トン当たり3,000円ですか、そういった収入を得てるというお話は聞いているところでございます。林地残材につきましては、今日田市でもたくさんの林地残材がございますので、そういったものがお金になれば、林家にとっては大変ありがたい取り組みでございますが、今御案内のとおり、日田市にはウッドパワーさん等々ございますが、ウッドパワーさん等につきましては林地残材等で発電しながら、売電はしておりますけど、今のところは持ってきた人からお金をいただくと、廃棄物処理という考えでしております。それも電気の単価が安いということから、持って来た人にお金を支払いするというまではいっていない状況であります。

 しかしながら、議員御指摘のとおり、日田市たくさんの林地残材等々が、そういった資源がたくさんございますので、本年度より日田地域の林地残材の賦存量、それから利用可能量の調査を今やっておりまして、その中で搬出経費の実証実験等々を今やっておるところでございますので、そういった実証の結果が収入につながると、そういったものになれば非常にいいことでございますので、そういった調査の結果を見ながら、いずれにいたしましても、そういったものに利活用等々を考えてまいりたいなと思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) 部長の言うとおり、いわゆる切り捨てになった間伐材なんかが山に残って、本当に有効利用されないということが実態なので、ぜひ知恵を出して有効に活用できるように、そしてまた今そういう新しい事業が起これば、私は今雇用対策として市がやっている直接雇用を主としている今の雇用ではなくて、直接の雇用の場合は、若いUターンを受ける場合、有効かもしれませんですけど、地域振興につながらないことも多いと思います。その点はこういう地元の人たちが活躍していただいて、雇用に結びつけるという点では、私は大きな効果があるんじゃなかろうかと思っております。そこ辺どうですかね、ひとつ。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 御案内のとおり、日田は全体約83%が森林でございますし、そういった使われない林地残材たくさん山に放置するといいますか、間伐等でも搬出できないといいますか、採算ベースに合わないということでございますので、今年度調査をする中で、そういった方向性も見えてくると思いますし、そういったものの利活用につきましても積極的に研究を進めてまいりたいなと思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) 木材にしたりでもありますが、いわゆる周辺部にしては鳥獣被害も田舎には住めないというような状況が加えて出てきちょるわけなんですよね。これは、またよその例ですけど、鳥獣被害に対してITを活用して役立ててるところがあるわけなんですよね。特に、侵入警戒システムちゅうことで、温度や赤外線で音に反応する侵入センサーを設置すると、そしてイノシシなど野生動物の侵入をセンサーが感知すると、ライトが点滅して野生動物を威嚇すると、このセンサーをつけたら、この5年間イノシシの被害がなくなったということで、ですからこういう一つは、いわゆる今までの鳥獣の被害に対してはネットを張ったり、わなをかけたり、しっぽをとって幾らとかいうような格好も対応しておると思いますけど、まだまだこの被害がまだおさまらんわけですね。むしろ拡大をしているちゅうような状況なんですよね。

 だから、こういう面も私は一つの案じゃなかろうかと思って、いろんな面で研究する気はあるかどうかをちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) その点につきましては、県のほうも鳥獣害のアドバイザー、専門家を2人配置しまして、我々等にも指導をいただいているところでございます。有害鳥獣につきましては詳しい生態も今までわからなかった状態の中で、今県のほうでも研究はされておりますので、先ほど議員御指摘の有害鳥獣が来たら電気がつくと、そういったことでもありますので、県等にもそういった情報を提供する中で、また検証もぜひしていただくように市のほうからの要請もしてまいりたいし、そういったものが有効であれば、我々としても研究はしてまいりたいがと思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) ぜひ研究をしていただいて、いわゆるシカ、イノシシ、この被害から周辺部を守らんことには農産物の生産、あるいは生活形態自体が脅かされていくということになっていってますので、ぜひやっていただきたいと思います。

 それから、子ども手当に対して支給がされたということを言っておりましたが、給食費、また保育園の保育料ということに対しては前もって日田市としては取り組んで、県内各地においておくれてないという答弁でございますので、今後ともぜひそういうのをやりながら、みんな苦しいのは一緒に苦しみ合うような状況が今の世の中じゃなかろうかと思いますので、ぜひ今後の取り組みもやっていただきたいと思っておるところでございます。

 それから、父子家庭につきましては、私の調べたところによると、これは古い調査でございますが、全国的には2005年、ちょっとしばらく前ですけど、9万2,000世帯、平均年収が421万ということがデータとして出てるそうですが、今報告を聞きましたように、最近の不況の影響もあり、日田でも100世帯未満ですけど、それなりの人がおるということになると、職場に勤めながら子供を育てるということに対しては本当に苦労があるかと思いますので、ぜひ実態をつかんだ以上、もし申し出があれば、救済の手を打っていただけるかどうか、そこ辺ちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 父子家庭への支援ということでございますが、現在、市のほうでやっておりますのは、先ほども申し上げましたようにひとり親家庭等医療費助成の対象ということで、なかなか父子に対しては制度が少ないという状況でございます。したがいまして、この制度を周知に努めてまいりたいと、そういうふうに考えております。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) ぜひ対応を練っていただきたいと思います。

 それから、みなし寡婦の点につきましても、先ほど答弁にありましたように税法上の控除が受けられず、住民税、保育料が寡婦控除なしの状態で算定されるために同じ所得のほかの母子家庭よりも多くの住民税、保育料を払わなきゃならないという現実があるわけなんです。これに対しては市としてはどういうふうに今後対応していくかをちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(山本宗一君) 婚姻によらないで母親となった方をみなし寡婦の適用を行わないかということでございます。全国的にこれを実施してるのは、千葉市と岡山市が実施してるようでございますので、市といたしましても他市の状況等を注視しながら対応してまいりたいがと思っております。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) 今答弁にありましたように、岡山市、千葉市なんかは先進的な取り組みをして、子育てに骨を折っとるお母さん方を助けようということで具体的に動いてるところありますので、ぜひ見習っていただいて、日田市でも住みやすい子育てができるというような先鞭を切っていただきたいと思うわけでございます。

 次に、子供のアレルギー児童の対応についてでございますが、先ほどマニュアルがあって、学校ごとに協議をしているということでございますが、何かもう少し対応マニュアルについても父兄が胸に落ちるような答弁がちょっと足りないと思うので、そこ辺はどうなってるのか、学校との対応でやってるんですか、そこ辺はどうですかね。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) 学校ごとの対応につきましては、それぞれの先生方、それと特に議員御質問の子供さんのアレルギー疾患に関しましては保護者のほうから子供さんに関するそういった情報をいただきながら、それぞれ一人一人の子供さんがどういう、もしアレルギー性の疾患をお持ちであれば、どういう疾患をお持ちであるか、そして主治医、日ごろかかりつけのお医者がどこにあるかとか、そういった情報もいただいて、学校として緊急時に対応しようということにいたしておりますので、そこは学校だけの思いで動いてるわけではございませんので、保護者の方には安心していただけるのではないかというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) そうすると、それがガイドラインであると思うんですけど、いまいち学校側を主体にした対策が主になってくるわけですけど、いろんな、例えば、極端な例を言いますと、発作が起こって消防署に対応してもらわにゃいかんというような場合とか、父兄との連絡とか、いろんな面に対してもうちょっとわかりやすいような協議の場所と協議をする計画とか、そういうのをもう少し具体的にあれば、ちょっと教えていただきたいと思うんですけど。



○議長(杉野義光君) 教育長。



◎教育長(合原多賀雄君) アレルギーに関してのみのお話でございますが、いろんな学校は危機場面がございます。子供がけがをしたとか、いなくなったとか、いろんな危機場面に対応した危機管理マニュアルを各学校とも毎年作成し直しております。

 そして、アレルギー等に関しての、病気に関してのこと等予測できるケースにつきましては、先ほど言いましたように保健調査票等を通して、養護教諭と該当の保護者の皆さんとお話をして、いわゆる病院はどこにするか、どういう症状が出るのかと、どういう場合になったら救急車を呼んでほしいのかということについて十分協議をしております。学校でその対応ができてるかできないかということについては、教育委員会として把握をきちんと毎年危機管理マニュアルを出していただいて点検をしております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) ちゅうことは、学校段階ではそういういろんな状況にすぐ対応ができておるということですね。学校だけの対応じゃなくて、そういう関係機関もあわせた対応ができてるということになれば、私はそれなりの対応はしているかと思いますけど、そこ辺がアレルギーを持つ家庭にはえらい気がかりになるところの一つじゃなかろうかと思いますので、そこ辺はもう少し広くわかりやすいようにできる部分はぜひ私はやっていただきたいと思いますが、それようございますかね。



○議長(杉野義光君) 教育長。



◎教育長(合原多賀雄君) アレルギー疾患もそばアレルギーだとか、小麦粉だとか、牛乳だとか、いろんなケースがございます。程度も激しいものから、非常に軽いものまであると思います。そのときのある程度、相当程度、アレルギーの程度が激しいお子さんのケースについては教育委員会も十分承知をしております。

 以上です。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) ぜひどの子にも平等に教育ができるように、ぜひ頑張っていただきたいと思っております。

 次に、伏木小学校跡地の利用で、今度の3月議会で1億3,000万円の予算がついております。いろんな、先ほど答弁ありましたように、地域の活性化ということでもそれなりの道を広げてやりたいということで答弁をしていただきましたが、私も全くそのとおりだろうと思うんですよね。いわゆる極端に言えば箱物をつくって予算をそれで使いましたというんじゃなくて、地域がどう活性化していくために学校跡地を利用するかという、この観点は、私は一番大事だろうと思うわけなんですよね。

 ですから、こういう経済的に農産物の加工とか、あそこは酪農が大きいところが入ってますので、乳製品の製造とかいうことで、地域の活性化が図られれば、そこにまた雇用が生まれて、働く場所ができると思うんですよね。それが、また人口がふえていく一つのサイクルになっていくんじゃないかと思うわけなんですよ。

 しかし、現在のまま、このままいったら、私は伏木地区跡地の問題は人口が10年もたたんうちに、もうほとんど高齢者ばっかしになって、この部落自体が消滅してしまうちゅうような格好になりゃせんかなと危惧しとるわけですけど、伏木地区の今行政がつかんでる人口動向というんですか、どういう形でつかんでおるのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 伏木地区の人口動態につきましては。



○議長(杉野義光君) 時間がありませんので、答弁を簡潔にお願いします。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 議員御承知と思います。世帯数が69で、人口が230人と、一番危惧しておりますのは、今年度小学生が4人、中学生が5人ということで、非常に子供たちが少ないということ、それから65歳以上が77人ということで、高齢化率が33.4%ということで、高齢化率が高いということの把握をいたしております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 4番 樋口議員。



◆4番(樋口文雄君) だから、そういう形態があってこそ、いわゆる跡地の問題が解決せねばいかんと思うわけなんですよ。ですから、そこ辺を見ながら、地元の農産物、また酪農を利用した乳製品の製造販売という計画があってのことかと気にするわけなんですけど、そこ辺はありながらですね。



○議長(杉野義光君) 4番議員、時間になりました。

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○議長(杉野義光君) 19番 鷹野守男君。



◆19番(鷹野守男君) [登壇]

 通告に従いまして大きく3項目について質問をいたします。

 まず、1番目、公共交通についてであります。

 日田市内循環バスについて、日田市中心部を走る循環バスひたはしり号が4月1日から運行を始めた。新聞報道によると、無事故を誓い、第1便が地元の熱い歓迎と花束の贈呈を受け、利便性向上を目指して、年間運営費1,700万円のうち半額は国土交通省の補助金を充てる。出発式で、日田バス社長は、「たくさんの人に利用してもらえるように安全で快適な運転を実践したい」とのあいさつがある。

 そこで、私もAコースひたはしり1号青色及びひたはしり2号緑色と朝日ケ丘・桃山線に乗車して感じたことは、乗車される方が極めて少ないことに落胆をいたしました。

 そこで、質問ですが、情報の周知、広報でのPRについて見解をお聞かせください。また、利用状況についてはどうか、お伺いいたします。

 1の2の夜明、大鶴駅へのアクセス、交通手段についてであります。

 乗車券は振興局で販売購入、利用者にとっては不便である。待合所としての発想ではなかったのか、障がい者に優しい駅へのアクセスはどのように考えているのか。

 大きく2つ目、市職員の労務管理についてであります。

 市職員の労務管理については、年次休暇取得状況と改善についてお伺いいたします。職員の労務管理については、時間外勤務については以前から多くの問題点が指摘をされています。

 しかし、一方では、職員の年次休暇取得状況はどのようになっているのか、懸念いたしているところでございます。行政は働く者の労働条件等について、市内各事業所においても、指導管理する立場にあるのではないかと存じます。しかしながら、その市役所においても、年次休暇が取得できない職員が存在するのではないかと思います。その状況について市はどのように把握をされているのかお聞かせください。この年次休暇は法的に保障された働くものの権利であります。これが阻害されることは許されないことであります。そのことを踏まえてお答えください。

 それから、河川対策についてでございます。

 まず、マムシ対策でございます。きょう議長のお許しをいただきまして、マムシが発生しやすい、多くあるという住民からの声でありまして、三隈堰、台霧橋、この写真をお許しをいただきまして、これがこの三隈堰ですね、その下に草むらがあります。ここにマムシ、アオダイショウなどがたくさんいるということです。それから、これが台霧橋ですね。その三隈堰との間がそういったことでございます。大変危険な状態であります。したがいまして、看板等を出しながら危険防止等には考えられないのか、対策をお聞きいたします。

 以上、演壇からの質問を終わり、あとは自席からの質問をさせていただきます。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) [登壇]

 私からは市職員の労務管理の中で、年次有給休暇の取得状況についてお答えをいたします。

 まず、職員の業務量につきましては、今日の市民ニーズの多様化や行政需要の高まり並びに昨今の経済不況による国の緊急経済対策や市単独の経済対策等により、例年になく業務量が増加しているのも事実でございます。このような中で、職員の衛生管理上、年次有休休暇を取得し、心も体もリフレッシュすることは大変大切なことで、また当然の権利であると考えております。そこでお尋ねの、職員がどのような理由から有休休暇を取得しないのか、そのことでございますが、取得に当たっては、職員個々の事情がありますところから、その状況は特に把握はいたしておりません。

 しかしながら、取得においては、労働基準法や条例等の規定の趣旨からも、本人の自由な意思で請求し取得することができるものでありますので、積極的に有給休暇を活用していただきたいと思っております。

 また、有給休暇の取得促進に当たりましては、部長会など各種の会議においても周知を図っておりまして、所属長からも指導しております。特に夏場におきましては、夏期休暇と絡めて有給休暇を取得し、連続休暇を取るよう利用促進、取得促進を図っているところでございます。

 私から以上でございます。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは19番議員の御質問のうち、公共交通についてお答えをいたします。

 まず、市内循環バスについてでございますが、先ほど7番議員の御質問にお答えいたしましたように、利用者が少ない状況でございます。どのような情報の周知、広報をしたのかとのお尋ねでございますが、まず運行開始前の3月15日号の日田市報の4ページを使い、市内循環バスと朝日ケ丘・桃山線の4月1日からの運行開始をお知らせいたしました。

 3月30日には、パトリアにおいて市内循環バスに使用しますバス車両ひたはしり1号、2号のお披露目式を開催、デモンストレーション走行も実施し、新聞、テレビなどで報道されました。

 また、バスセンターにだれでもとれるように、路線図や時刻表を記しましたチラシを配布したところでございます。

 運行の開始後の利用者、運転手への聞き取り調査などの実態調査を行い、KCVでのひたはしり号の紹介、日田バスと共同で沿線の自治会や商店街、病院、スーパーマーケットや公共施設などへ路線図の掲示や時刻表の配布をお願いし、利用を呼びかけているところでございます。今後もチラシの配布や広報等を通して、ひたはしり号のPRに努めてまいります。これまでの利用状況につきましては、市内循環バスの4月の利用者は、合計で1,374人、1便当たりの利用乗車数は2.3人となっております。5月の利用者数が1,657人、1便当たりの平均乗車率は2.7人となっており、4月に比べますと、わずかながら増加をしている状況でございます。

 また、朝日ケ丘・桃山線は4月の利用者が953人、1便当たり3.2人、5月が859人、1便当たり2.9人の利用となっており、朝日ケ丘行きの朝の始発便と桃山発の午後の第1便が多く利用されております。

 次に、大鶴駅、夜明駅のアクセスについてでございます。

 平成21年度に老朽化いたしました大鶴駅舎と夜明駅舎を建て替え、待合室とトイレを整備いたしました。この施設は日田市公共交通接続拠点待合所として、平成20年度に策定いたしました日田市地域公共交通総合連携計画に基づき実施する大鶴駅、夜明駅と大鶴地区、夜明地区の各集落を結ぶデマンドバスの運行の拠点として利用しようとするもので、実証運行は平成23年度に計画いたしております。この計画では、10人乗りのワゴン車を利用することで、道幅の狭い各集落の道や夜明駅の通路も運行でき、各集落から駅へ直接結ぶことにより市の中心部へ出かける方の利便性の向上を図りたいと考えています。今年度は運行に向けての体制づくりや許認可の手続きを行ってまいります。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) [登壇]

 私からは御質問のありました河川対策の中のマムシ対策についてお答えいたします。

 河川内におけるマムシ対策につきましては、議員御指摘のように三隈川固定堰下流あたりにマムシが生息し、危険な状況であれば、釣り人等に対し注意を喚起する必要があると考えられますので、河川管理者であります国土交通省や遊漁証を発行している日田漁協、その他関係機関と協議を行い看板設置について検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 今御答弁がありましたように、確かにこの黄な刷りと青刷りの、それとピンクのこの時刻表があります。それでコースの案内について図面であらわしてますが、これが非常にわかりにくいという指摘があります。ですから、活字ばかりでなしに、図面でできないかということがありますが、そこはどんなですか。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 現在作成をしております路線図につきましては、黄色は市内循環バスの路線図と時刻表及び料金表、また、そのピンクのチラシは朝日ケ丘・桃山線の路線図、時刻表、料金表を総合的に載せたものになっております。しかし、路線図を簡略化してわかりにくい面もあり、すべての内容を掲載したため細かく見づらいのでございます。そこで新たに一般の地図に水色と緑で路線を書いた路線図を作成し掲示するように関係施設へ配布をしております。近くバスセンターや停留所に掲示するとともに、日田バスのホームページにも掲載の予定でございます。また、わかりやすいチラシの作成も考えております。PR活動に使用することを予定をいたしております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 先ほど7番議員からも質問がありましたように、多くの方に利用していただくということは当然のことでありますが、この路線の見直しも必要ではないかという声もあります。例えば、高瀬地区には全く入っておりません。それで高瀬地区に入ることはできないか。サッポロビール、それからかんぽセンターですね、岩尾整形外科、北友田のほうはトライアルを経由したコースの見直し等を考えながら、利便性を図るということを見直しの中で考えてないのかお聞かせください。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) まず最初に、バス路線の見直しについてでございます。今議員御指摘のように、高瀬地区、サッポロビール、それからかんぽの宿、岩尾整形外科、北友田についてでございますが、バス路線の見直しにつきましては、より住民の利便性が高まる、高齢者など弱者の助けになるようにコースを見直すことは、市内循環バスの運行の目的に合致したものと考えております。現在実施中の利用者アンケートの集計の結果や市民の方からいただいた御意見も十分取り入れ、日田市地域公共交通総合連携計画の目標であります交通空白地域のない持続可能な公共交通体系の構築を目指し、日田市地域公共交通総合連携協議会や日田市地域公共交通会議で協議をしてまいりたいと考えております。

 それから、利便性の向上につきましては、これ多分AコースからBコースへの乗り継ぎだと思います。AコースからBコースへの乗り継ぎにつきましては、日田バスセンターでの停車時に乗り継ぎ券の発行ができるようになっております。運転手さんに声をかけていただければ、乗り継ぎ券の発行をいたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 乗り継ぎについては、まだ利用客今徹底されてない部分もありますし、そこあたりも広報の段階で徹底するようにお願いしたいと思います。

 それから、確かにひたはしり号1号、2号は、高齢者、あるいは身体障がい者に優しいバスになっております。乗りやすいし、おりるときもおりやすいということで大変好評であります。

 そこで、指摘されているのは、高齢者ですから、何かバスが来るまでの間ですね、ちょっとした丸太を半分に切ったものでもいいから、腰を据える、休むとこをですね、できないかというですね。それと、屋根の設置はできないかというものがあります。そこあたりについてのお考えがあればお聞かせください。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) ほとんどの停留所の標識は、道路内に設置しております。道路の幅員が狭い、それから、いすや屋根など道路上に設置困難な場所もございます。通行の障害となるなど交通安全の支障となるものの設置は、できるだけ避けたいと考えております。

 しかしながら、設置が可能で利用者の利便を考えた場合、どうしても必要だという停留所があれば、道路管理者などと関係機関と協議をしていきたいと思っております。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 申しましたように、多くの方がバスを利用していただくということが一番大事なことでございますが、大分の例をひとつ申し上げますと、大分市では70歳以上の高齢者に対する割引制度導入ということで、具体的には、市内に1カ月以上住所を有する満70歳以上の高齢者が、市内一般路線バスを利用する際、市が発行するワンコインバス乗車証を携帯し、ワンコインバス専用バスカードを使用することができるという、具体的には100円から300円で乗車できる制度ということであります。ちなみに、市内通常運賃が、390円までが利用者負担100円でございます。それから、400円から590円が利用者負担200円、それから、600円以上、利用者負担が300円ということでありますが、申しましたように、空気を運ぶ状態で利用者が悪い状況の中で、こういった割引制度等も考えながら乗客をふやすというものの考えはないのか、お聞かせください。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 今大分市の高齢者割引のお話だと思います。現在私どもが運行しております市内循環バスの運賃につきましては、上限200円ということで、低料金で設定をしております。高齢者割引は特には考えておりません。

 それから、10枚分の金額で13枚回数券が購入できる日田バスの回数券が利用できるようにいたしております。そういうことで割引料金となるようにしておりますので、そこらあたりで上限200円を設定しておりますので、料金は皆さんにそういうことで周知をしていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 次に、日田市職員の年休消化についてでございます。私がお聞きするところによると、年次休暇を2日から3日しか取れない職員がいるんじゃないかということであります。これ明らかに異常な状態であります。こういった職員はどのぐらいいるのか、わかればお聞かせください。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 有休を取ってる職員が3日以内でどの程度いるかということなんですけども、私ども昨年度21年度の分の取得状況を私ども調べました。これにつきましては、育児休暇ですね、育児休暇を取ってる方とか、あるいは国、横浜、あるいは後期高齢者連合会ですね、こういったところへ行ってる特殊な職員を除きますと、職員が653名ほどおります。で、そういった中で、夏期休暇等特別休暇を除きました有給休暇をとった平均ですけども、これが7.9日、約8日ほど取っておる状況でございます。

 ちなみに、今お尋ねの3日以下はどうなのかということなんですけども、人数にして158人、率にして24.2%でございます。

 なお、参考でございますけども、4日から10日までが291人で44.6%、11日から20日間取った方が182人の27.9%、21日以上が22名ほどおりまして、3.4%ということで、先ほど言いましたように、全体的な平均は7.9日を取っておる状況でございます。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 今答弁がありましたが、その原因を重ねて例えば、休めば同寮に迷惑かけるとか、そういったものがあるんじゃないかと思いますが、そこをお聞かせ願いたいと思います。というのは、これは労働基準法の一部を改正する法律が4月1日から施行されております。それで、壇上から申し上げましたように、当面は大企業を中心に対象にしていきたいと。そして、中小企業は3年後に適用を検討するというとこまでなっておりますから。で、行政がまずは手本をきちっと示して、与えられた権利については消化すべきだと思いますが、どうですか。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 取得できない原因は何かというお尋ねなんですけども、先ほど壇上で申し上げましたように、一方ではやはり業務的なものもふえてきておると。これは市民の皆様方によるいろんな要求、いろんな多様化になってきております。また、行政というものも需要も大きい、なおかつ国の経済対策等々、かなり業務的にふえている部分もあろうかと思います。

 一方それを踏まえて、やはり私たちも考えていかなきゃいけないのは、やはり業務の見直しですね、仕事をやはり減らすということも当然考えていかにゃいけないわけで、そうすることによって仕事は休暇が取りやすい、そういった環境をつくっていかなきゃいけないと思っております。そういった意味で私ども昨年来から時間外が多いという御指摘もいただいておりますので、現在そういう点では業務の見直し、事業の見直しというのも積極的に本年度に入りましてやっておる状況でございます。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 総務企画部長からの答弁は、前向きな答弁が期待しておりましたが、なかなか実態は認めながら、こうするというものはありませんが、市長の考えはどんなでしょうか。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 年休が働くものの権利であるということは私も十分認識しております。年休が取れない、平均して8日ぐらいというのが多いか少ないかというと、決して多いとは言えないと私も思っております。年休を取れない理由が、その仕事が多過ぎるのか、またその職場の環境なのか、また個人的な理由なのか、いろいろあろうかと思いますが、もう少しわからないというんじゃなくて、職員の実態を把握して改善できるところがあれば改善するのも必要ではないかと思っております。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) そこをやっぱり前向きに検討していただきまして、やっぱり行政は地場中小を指導するという立場に立ってやらなきゃ、そのことをいいことになかなか地場中小企業も大変な状況ですから、行政のほうがそれで済むんならということにもなりかねないから、前向きに検討していただきたいと思います。

 それから、河川対策でありますが、先ほど写真でお示しをしましたように、三隈堰から台霧橋ですね、この間のマムシがいるところの草刈りですね、これについてはやっぱり地元の皆さんは、何とかあそこマムシ等がたむろしてるということでございますから、建設省の国土交通省ね、問題解決するように要請をしていただきたいと思います。どんなですか。



○議長(杉野義光君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) 三隈固定堰から台霧橋までの草刈りにつきましては、以前から地域の皆様方から要望が出ておりました。この件につきまして、市のほうから強い要望をいたしまして、最近この前川開き観光祭の前でしたか、その箇所につきまして草刈りを実施していただきました。ただ、国土交通省のその草刈りの目的でございますけども、基本的には護岸の上部、いわゆる堤防敷きを管理のための草刈りをするということで、基本的には河川内の草刈りについては実施はしないということになっているようです。しかしながら、特にもうそういった市に悪いところにつきましては、市のほうからも要望して何とか実施していただきたいということで、今後とも要望していきたいと考えております。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 事故が発生してからでは遅いから、例えば観光客に対するイメージも確かにありましょうし、子供たちに与える影響、マムシ、蛇が恐いということで看板を立てれば、そういったものも懸念されますが、申しましたように、マムシからかまれたという事故が発生してからでは、現にそういった地域からの強い要望がありますから、看板等を設置してマムシに注意とかいうものはできないのか、ぜひ考えていただきたいと思います。どんなでしょうか。



○議長(杉野義光君) 土木建築部長。



◎土木建築部長(坂本誠君) 看板設置につきましては、今議員おっしゃいましたとおり、看板を設置しますと景観を損ねるというようなことも考えられますし、環境イメージにつながるということがありますので、そこらあたりも十分検討をしなければならないということと、先ほど答弁の中で、河川敷きのわかりやすいところに設置すれば、国土交通省の管理地になりますので、国土交通省とも協議をしなければならない。それから、先ほども申し上げましたけれども、日田漁協が今遊漁券を発行しております。マムシがおるということを喚起すると、そういった発行、漁業券の発行のいわゆる売り上げにも影響を及ぼすことも考えられますので、そこらあたりも十分協議が必要じゃないかということで考えております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 19番 鷹野議員。



◆19番(鷹野守男君) 先ほど申しましたこのチラシの中に、これについては活字だけではですね、というのは見にくいというのがありますから、これ乗務員の方も言ってますから、わかりやすく考えていただきたいということであります。

 終わります。

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○議長(杉野義光君) 9番 坂本盛男議員。



◆9番(坂本盛男君) [登壇]

 それでは、通告に基づきまして一般質問をいたします。

 その前に、御案内のように、昨年夏の衆議院選において民主党が300議席を超す地すべり的な勝利を治め、歴史的な政権交代となりました。多くの国民が新政権にまた多くの希望と期待を抱き、リーマンショック以来続く社会経済が暗闇から抜け出せない中に、一つの光明にさえ思ったことだと思います。そのわずか8カ月で普天間飛行場の移転問題の挫折、政治と金、指導力なき理想に国民の信頼を大きく損ね、民意が期待した新しい政治の姿とは大きくかけ離れ、首相、幹事長の2トップが辞職するという党利党略を最重視する旧来型の政治感覚であります。国政の迷走ぶりに何をか言わんやであります。首相交代が年中行事な政治では、社会の閉塞感を吹き飛ばす改革は期待薄であります。国民不在の政治がいつまで続くのか、一地方議員として心の痛む思いであります。一刻も早く国際社会からの信頼回復、そして、先進国で最悪水準の財政悪化、揺らぐ日米安保、急速な少子高齢化と国政課題はどれも待ったなしであります。強い財政、強い経済、強い社会保障等を打ち出した新内閣、菅新総理のリーダーシップのもとに国民の信頼を裏切ることなく、また新しい表紙がえ役に終わることなく、しっかりと性根を据え保守系議員として強い日本の再構築を強く望むものであります。

 それでは、大きく4項目について質問をいたします。

 まず最初に、副市長後任人事についてであります。

 任期を残し唐突に3月末辞職された石松副市長の新聞報道は、市民に大きな波紋を投げかけました。ひなまつりマラソンの補助金問題から最近では認定こども園の民間保育園連盟からの抗議等々、市政で今何が起こっているのかと市民は疑心暗鬼の思いであります。人事案件でありますので、軽々には言われない、できないことは承知をしておりますが、あえて質問をいたします。

 2点、市長にお尋ねをいたします。

 市長就任時に行政マンとして優秀な経験を持つ石松副市長を任命されました。今回副市長が突然の退任に市長としてよもやの思いもあろうかと思います。副市長の退任の弁に「コミュニケーションが十分に図れず、信頼関係を築くことができなかった、こうした不満、不信感が募る体制の中で」という発言がございました。この不信感が募る体制の中でという部分は、市長はどのように判断されますか。見解をお尋ねをいたします。

 2点目は、今後後任人事について、副市長を置くのか、置くとすればどのような人選を考えているのかお尋ねをいたします。

 大きく2点目についてであります。第63回日田川開き観光祭の検証と今後の課題についてであります。検証というといささか大げさでございますが、三大祭りの一つ川開き観光祭については、これまで何回か質問をしてまいりました。今回も市民の方々からの提案もありましたので、そこら辺を踏まえて質問したいと思います。

 ことしは御案内のように2日間とも雨にたたられ、2日目の花火大会は中止となりました。まず1点目に、過去10年から15年間の開催日の天候状態と、あわせて花火大会の実施状況、中止を含めてお示しをください。

 2点目は、63回を数える中で、5月20日過ぎの土曜日、日曜日で現在までやってきて開催をしているわけでございます。そういった質問の天候、花火の中止状況から見て、観光祭の開催日の変更等の考察はしたことがあるのか、この部分については、漁業組合、観光協会、まつり振興会等関係機関との協議も必要であろうかと思いますが、お尋ねをいたします。

 3点目は、市長は日田にはすばらしい宝があると常々言っております。宝探しプロジェクトが将来の展望を切り開き活力を生み出すとしております。文化財以外にも観光資源として豆田の町並み、日田祇園、そして観光祭の花火大会、日田盆地ならではの花火の臨場感は他県、他市に負けず劣らずのものがあります。日田の花火の全国的認知度は、まだまだ低いと思われます。まことに宝の持ち腐れであります。そこで観光資源としての売り出しについて戦略的なものはあるのかお伺いをいたします。

 3項目は、高校授業料無償化及び日田市の実態について質問をいたします。

 コンクリートから人へ、新政権の目玉政策である子ども手当に続き、人を大切にするという考えであり、教育費は広く社会全体で支えるという政策理念のもとに、制度が4月からスタートいたしました。その制度の窓口は県でありますが、市で把握できる範囲で結構でありますので、二、三点質問をいたします。

 まず、この制度についてお示しをください。

 また、この受給手続きはどのようになっているのか。日田市の公立高3校、私立校2校、その対象人数、金額等もお示しください。

 また、本市での22年度の奨学金制度の対象人数はどのようになっているのかもお伺いをいたします。

 最後に、高校定時制については、この授業料無償化及び奨学金制度について適用されるのかをお尋ねをいたします。

 4項目は、選挙投票所の変更等について3点質問をいたします。

 来月7月は参議院選挙、来年は地方統一選挙と選挙が続いてまいります。そこで市民の方の質問点を交えお尋ねをいたします。

 1点目は、まず投票所についてであります。質問の当該地区については、執行部のほうに通告をしておりますので、省かせていただきます。地区の地理的な面、あるいは交通の面等々で地区において諸問題があると思われる中で、投票所の変更を住民が希望する場合、自治会の総意が要るのか。また、選挙管理委員会の委員が現地調査といったものを行うのか、どのような手続きが必要なのかお尋ねをいたします。

 2点目は、選挙のたびに問題となるのが、自治会長さんの選挙にかかわる姿勢でございます。平成15年第2回定例会で前草野議員から同様の質問があったように思っております。現在日田市は自治会長とは非常勤特別職として委嘱をしておりません。大分市は非常勤特別職の身分で、おのずから制限があるものと思われます。選挙管理委員会の所見をお伺いをいたします。

 3点目は、市職員、地方公務員の選挙活動の範囲についてお伺いをいたします。

 以上、壇上からの質問を終わり、あとは自席から再質問を行います。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) [登壇]

 私から9番議員さんの御質問のうち、副市長人事についてお答えを申し上げます。

 お尋ねのあった副市長の退任の弁につきましては、御本人の思いから出たものであると思いますので、私には何ともお答えのしようがありません。

 また、後任の人事につきましては、副市長という職は、市長の補佐役であり、また、いわば女房役でもありますので、どのような方がいいのか慎重に考え選んでいきたいと思っております。

 以上、私からお答え申し上げまして、残りにつきましては、部長等から御答弁させていただきます。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) [登壇]

 私からは9番議員さんの御質問のうち、市職員の選挙活動の範囲についてお答えをいたします。

 公職選挙法第136条の2において、地方公共団体の公務員の立候補制限、地位を利用した選挙運動の禁止等が規定されております。また、市職員を初めとする地方公務員は、地方公務員法第36条において選挙運動の制限が規定されております。同条の第2項において、職員は特定の政党、その他の政治的団体、または特定の内閣、もしくは地方公共団体の執行機関を支持し、またはこれに反対する目的を持って政治的行為をしてはならないと規定されております。すべての国民は法のもとに平等であり、その選挙運動は原則的には自由であると言わなければなりませんが、地方公務員は全体の奉仕者としての地位を有するもので、職員の選挙運動の制限は、公共の福祉の要請に基づくものであるというふうに認識をいたしております。したがいまして、法律に制限されない範囲での運動を行うことは、職員の自由であると考えております。

 私から以上でございます。



○議長(杉野義光君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) [登壇]

 私から9番議員御質問のうち、第63回日田川開き観光祭の検証と今後の課題につきましてお答えを申します。

 まず、過去10年から15年間の天候状態についてでございます。平成7年から21年までの15年間で、両日ともに雨が降った年はございませんでしたが、2日間の中の期間中に小雨も含めまして雨が降った年は8回ほどございまして、議員のおっしゃるとおり天の恵みであります雨が観光祭に降ることは多いようでございます。しかしながら、このうち花火大会が中止となりましたことは、平成15年の日曜日の1回のみでございまして、その原因は強風によるものでございました。

 次に、観光祭の日程変更についてでございますが、観光祭は御承知のとおり筑後川水系のアユの解禁日であります5月20日以降の最初の土曜、日曜日に開催をいたしております。水郷日田に初夏の到来を告げる本市最大の祭りであり、過去に第4週目の土曜日曜に固定をしてはどうかというお話もございましたが、ウ飼い漁が見られることや取りたてのアユを食することができるなどの理由から、この日としたものでございます。また、余り遅くなりますと、天候がさらに不安定となりますことから、現在のところ日程の変更は困難であると考えております。

 次に、日田の花火の認知度についてでございますが、本市の花火大会は、盆地に響きわたる大音響や頭上で打ち上げられる迫力等、他市の花火大会に引けをとらないすばらしいものであると認識をいたしております。

 しかしながら、体感花火として表現をいたしておりますその迫力は、映像ではあらわすことができませんので、ぜひ一度足をお運びいただけるよう今後とも認知度アップのために、より一層の観光宣伝への取り組みが必要と考えております。

 そこで、戦略的なものといたしまして、ことしの観光祭には福岡都市圏からの日帰りレジャーの遊客を図ろうと、従来のJRの臨時列車に加えまして、日田バスの御協力をいただき、臨時高速バスの運行をお願いをするとともに、博多駅での案内チラシの配布や水の郷大使へのダイレクトメールでの送付を行ってまいりました。残念ながら、悪天候により臨時バスの利用も少ない結果となりましたが、天候がよければ需要があると思いますので、これからも福岡都市圏を中心に、自動車だけでなく、バスやJRを活用した遊客活動にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 私から以上でございます。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) [登壇]

 私から9番議員さん御質問のうち、高校授業料無償化等日田市の実態についてお答えをいたします。

 本年4月からスタートいたしました公立高等学校の授業料無償化と高等学校等就学支援金制度につきましては、高校等へ進学を希望する生徒や高校等に在学している生徒が、家庭の状況にかかわらず安心して勉学に打ち込めるよう、家庭の教育費負担を軽減することを目的といたしております。

 まず、この制度の対象となる市内の公立高校3校と私立高校2校の生徒数とその金額について並びに日田市奨学資金の平成22年度貸付状況についての御質問にお答えをいたします。

 公立学校3校につきましては、県の日田教育事務所にお聞きしたところ、生徒数が1,965名で、無償化となる授業料の平成22年度年間総額は2億2,900万円ほどになる見込みとのことでございます。私立高校2校につきましては、藤蔭高校、昭和学園高校にお聞きをしたところ、生徒数は901名で、授業料に対する就学支援金の平成22年度年間総額は、1億3,700万円ほどになる見込みとのことでございます。

 また、平成22年度の日田市奨学資金の対象者は、新規継続の方を合わせ164名となっております。このうち今年度新規に貸し付けを決定した方は、54名で、高校15名、専修学校11名、短期大学6名、大学が22名となっております。

 次に、高校定時制の生徒には、高校授業料無償化及び日田市奨学資金貸付制度の適用はされないのかとの御質問でございますが、両制度とも適用の対象となるものでございます。

 最後に、高校授業料無償化に伴う受給手続きについての御質問でございますが、公立高校では、4月より授業料がすべて無償となっておりまして、手続きの必要はございません。

 また、私立高校につきましては、就学支援金制度が適用され、生徒より学校へ申請手続きを行い、学校が一括して県へ申請手続きを行います。支援金として、公立高校と同額の1人当たり年間11万8,800円が助成されますが、授業料との差額については保護者が負担することとなります。さらに、所得に応じて助成金額の1.5倍、または2倍の額を上限として助成が受けられることになりますが、この助成を受けるためには、学校へ課税証明等の提出が必要となります。

 このように、公立高校と私立高校には手続きに違いがございますので、御不明な点がございましたら、公立高校の授業料無償化につきましては、県教委の教育財務課へ、また私立高校の就学支援資金につきましては、県私学振興・青少年課へお尋ね、お問い合わせを願いたいと存じます。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 選挙管理委員会事務局長。



◎選挙管理委員会事務局長(財津文憲君) [登壇]

 私からは9番議員の選挙について、まず投票所を変更するにはどのような手続きが必要かとの御質問にお答えいたします。

 公職選挙法では投票所は一投票区ごとに1カ所設置することとなっております。同法第17条第2項に基づきまして、投票区の区分分けについては、市町村選挙管理委員会に委ねられております。本市では日田市投票区設置規定により、これまで市民の要望や地域の状況の変化に応じて投票区の範囲の変更を柔軟に行ってまいりました。平成17年3月の市町村合併で投票区29カ所が加わりまして、現在市内を59の投票区に分けて選挙を執行しているところでございます。現時点では、当委員会に投票区の変更の要望は参っておりませんが、そのような御要望があれば関係自治会長さん方と協議し、必要に応じ現地を視察調査した後、日田市選挙管理委員会で適当と判断されれば、その旨を告示し、この告示行為をもちまして投票区の変更がなされることになります。

 9番議員御指摘の地区につきましては、平成10年7月の参議院通常選挙から自治会の御理解をいただき、現在の投票区に変更されたものでございますが、再度状況を調査し対処したいと考えております。

 次に、高齢化の中、各地にこのような要望があるのではないか、改善すれば投票率の向上につながるのではないかという御質問でございますが、先ほど申し上げましたとおり、現時点ではそのような御要望が寄せられておりませんので、御要望が申し出があった場合には、速やかに検討したいと考えております。

 次に、自治会長の選挙のかかわり方について選挙管理委員会の所見はという御質問でございますが、基本的に自治会長さんが個人的に選挙運動を行うことは可能と考えておりますが、公職選挙法第136条の2では、公務員などがその地位を利用した選挙運動をすることを禁止しております。具体的に申し上げますと、公務員などがその地位を利用して特定候補者の推薦の働きかけや講演会の発足に関与し及び会員の勧誘を行うこと、または行わせること、あるいは文書図画の掲示、頒布、選挙運動の企画、投票の勧誘を行うこと、もしくは指導または他人を使ってこれらの行為をさせること等が禁止されています。

 本市の自治会長さんでございますが、公務員などに当たるのかということでございますが、公職選挙法の逐条解説によりますと、国もしくは地方公共団体の公務員は、国もしくは地方公共団体の事務もしくは業務に従事するような身分的契約関係にあるものを言うのであって、その根拠が法令であろうと予算であろうと、また職務の内容が単なる労務の提供であろうと、勤務の対応が非常勤であろうと問わない。また、国家公務員法や地方公務員法等の適用を受ける職、すなわち一般職たると特別職たるとを問わない、と公務員などの範囲を幅広くとらえています。県選管とも協議をいたしましたが、本市の自治会は住民の自主的な町内自治の運営機構として設立された任意の住民団体であり、その会長である自治会長は会則に基づき選出されたもので、市長から委嘱を受けた立場にはございませんが、広報ひたや選挙公報の配布など市が行うべき事務の一部を受託しており、公共性の観点から公務員などに近い立場にあると考えます。

 したがいまして、明るく公正な選挙を推進する立場から申し上げますと、自治会長の選挙運動は可能でありますが、ただ地位利用に及ぶ行為として受け取られる可能性もないわけではございませんので、慎重な対応が求められるものと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) ここで20分間休憩いたします。会議は午後3時20分から続行いたします。

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午後3時01分休憩

午後3時20分再開

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○議長(杉野義光君) 引き続き一般質問を行います。

 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) それでは、再質問をさせていただきます。

 まず、副市長人事についてでございます。先ほど市長からの答弁をいただきましたけども、副市長の任命権者は市長でございまして、今回そういう議会のほうには優秀な人材であるからということで推薦をされまして、議会のほうもそういったことで承認をしたわけでございます。そういった中で市長の任命権についての責任感というのはどのようにお考えでしょうか。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 今回は御自分のほうから辞任したいという申し出を受けたものでありますから、私とすればそれを認めたということでございます。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) 自分のほうからといいますが、先ほど言いましたように、今市長とコミュニケーションがとれなかったと、市長が非常に優秀なために副市長としての従属的な仕事はあるけれども、市長を支えていく大局的な大きな仕事がなかったと。そして、またその高給な月60万円というようなことは、いただくのには市民に対して申しわけないというような彼の言い方だと思うんですけども、そういった中で市長ですね、今後も副市長は当然置くと思うんですけども、今後そういった副市長に対してどのような役割を期待されますかどうかお尋ねをいたします。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 先ほど答弁いたしましたように、私の補佐役でありますし、女房役でありますので、そういう意味からしっかりした方を選ばせていただきたいというふうに思っております。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) どうせまた優秀な人材の方だと思うんですけども、そういった中で、やっぱりこういう今後このような食い違いのないようなすばらしい副市長さんを選任をしていただける。御存じのように、前市の助役さんは、10年余りも在職されまして、当時の市長さんの片腕となり、また女房役として日田市の水戸黄門的な役割にございまして、副市長、助役さんというのは非常に重要なポストであろうというふうに思っております。

 実は、一昨年武雄市に会派で視察に行きました。日田からの視察というようなことで、御存じのように東大出身の総務省を退職されて36歳で市長になられました樋渡啓祐さん、この方がじきじきに日田からの視察ということで、武雄市の説明をしていただきました。ここは人口が5万2,000人でございまして、ここには2人の副市長さんがおるわけでございます。非常にこの市長さんというのはバイタリティにあふれて、またユニークな方でございまして、私は5万人程度、あるいは副市長は1人でもいいんじゃないかというような思いもあったわけですけども、この本に書いております「力強い地方づくりのための、あえて弱い戦略」というの中に、市長の樋渡さんのあれが書いてるわけ。この方はユニークなことに、市長室に2人の副市長を入れて3人部屋にしたと。意思決定もこの3人で全会一致をもってよしとしとるということで、こういったことで企業にも参考になって、市長室を見るだけの視察も多いというようなことでございます。また、2人の副市長を置くことによって、市長の仕事が非常に精力的に、市内、市外、国外へと、武雄市をトップセールスして回るというようなことで市政を左右するような問題については、議会においては議長、副議長に相談をするといったような、ちょっと副市長の使い方もこういう人もいるんだなという思いをいたしたわけですけども、樋渡さんは御存じのように市長のことも言われておりました。1期の同期というようなことで、先輩とは親しくしとるというようなこともお話を聞きまして、こういった感覚的な使い方はどのようにお考えでしょうか、ひとつ。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 樋渡さんとはときどきお会いしてお話をしたりしておりますが、彼には彼の考えがあってそういうふうにしてると思います。それぞれ首長さんにはいろんな思いがあって市政運営に携わっておると思いますので、そういうやり方もあるかなとは思いますが、私は今のところ1人でもよろしいのかなと、そういう思いでございます。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) はい、わかりました。日田市政、こういう非常に厳しいときでございます。またすばらしい副市長を市長のほうからも人選してくるかと思いますので、今回のようなことにならないような副市長をひとつ要望したいと思います。

 それでは、時間のほうがありませんので、観光祭のほうにひとつ行きたいと思います。

 昨年の12月議会で17番議員さんから三大祭りの一つであります天領まつりの開催日等の日程変更について質問がありました。この答弁の中で、この天領まつりについても回を追うごとに新鮮味を欠けておるというようなことで、千年あかりと同時開催というようなことで今日の集客につながったということでございます。そういった中で、この川開き観光祭も大きな観光資源の一つであります。2日間で天気のいいときには25万人というような人出が見込まれるわけでございます。そういった中で本市のこの景気の低迷する中で、唯一の外貨獲得の観光資源でなかろうかというようなことで、こういった質問をさせていただいたわけでございます。

 そういった中で、今回の観光祭は2日間とも雨にたたられまして、私もここ数年芸能隊のほうに加勢をするということで参加をして、今度のこういったことは初めての経験でございます。そういったことで、今回芸能隊に参加された方が、二、三苦言と提言をいただいておりますので、担当課のほうにちょっと御意見をいただきたいと、このように思います。

 まず1点が、公民館でのチェックの際に、ちょっと読ませていただきますけども、午前10時30分ごろ現場に着いたと。当時大雨になってバスの中から様子を見ていたと。一向にやむ気配がないので責任者を含めて3人で受け付けまで行き、このような雨の状態でも踊らなければならないのかということに対しまして、行政側の返答が「お金をもらうために出ているのではないか」という無神経な言われない言葉に唖然としたと。雨の中、土砂降りでした、私もおりましたから。経済委員長にひとつ強く抗議してくれということでお電話したところでございますけども、そういった中でお疲れさまと、本部と連絡をとってみますと言いながら、こういった言葉が何で出なかったんだろうかと、こういった参加する芸能隊がお金をひるがされてるんでは、今後の参加する芸能隊はいなくなるんではないのでしょうかというようなことでございます。こういったことで担当部長として、行政の考え方についてちょっと御判断いただきたいと思います。



○議長(杉野義光君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) 雨の中にもかかわりませず祭りを盛り上げたいということで、一生懸命市内各地で今回は、特に雨の中でございましたけども、踊りの御披露をいただいたことを承知いたしております。また、そのような中に芸能隊の一部の皆様に心ない私のほうの対応がありました、不快な思いをさせましたことにつきましては、この場をお借りして深くおわびを申し上げたいというふうに思っております。

 また、このようなことを受けまして、関係職員に節度ある言動をとるよう周知徹底をいたしました。市民の皆様には二度とこのような不快な思いをさせることがないよう、さらに徹底をさせてまいりたいというように思います。これからも日田市の最大の祭りでございます川開き観光祭、さらなる発展のために、今回いただきました御意見をもとに、市民の皆様とともに積極的に取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、今後とも御理解、御支援をいただきたいというように思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) ひとつそういったことでお願いをしたいと思います。職員の方もどんたく広場ではずぶ濡れになりながら、一生懸命に頑張った姿も見ております。そういったことで、こういった芸能隊の方についても、心温まるような心遣いといいますか、そういったことで。

 あと二、三、今回チェックポイントが丸山公民館から中島自動車さんのほうに移りまして、非常にポイントの対応としてよかったというようなことでございます。今後もこういったチェックポイントの順番性といったものに計画はないのか。

 それから、最後の反省点ということで、今後の川開き観光祭の在り方という提言をいただいております。市民参加を考え市民の祭りとして、行政の実行委員会とは別に、どんたくの参加チームの責任者を含めて意見交換会、交流会などを行ってみてはいかがでしょうかということでございます。そういった中で、どんたく隊の出場の参加費のアップ等を考えられないか、ひとつそこ辺を交えて御答弁いただきたいと思います。



○議長(杉野義光君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) まず、第1点目の芸能隊のチェックポイントでございますけども、皆さん御承知のとおりでございますけど、やはりチェックポイントにつきましては、まず私どもといたしましては、休憩場所が近くにあること、それから、ポイント間のそれぞれの距離でございますね、それから、やっぱりお客様がぜひ集まってごらんいただけるような場所というのを考えましてチェックポイント現在設定をいたしておりますが、参加いただきました皆様の意見は、ぜひこれから先、芸能隊をふやしていくには、現場の皆様の声が重要であろうというふうに思っておりますので、ぜひ皆様の意見を聞いて進めたいというふうに思っております。

 それから、2点目の川開き観光祭の全体の在り方でございますけれども、芸能隊を含めまして参加団体の皆様方の意見はぜひお聞かせをいただきたいというように思っておりますので、そういった場を設けたいというように考えております。

 また、そういったことで、1人でも2人でも、また多く参加できるような、そして、結果として、観光祭が市内特需につながるような、経済効果ができるようなことで考えていきたいというふうに思っております。

 なお、交付金につきましては、まつり振興会の中で一度協議をさせていただければというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) そういったことでひとつよろしくお願いをします。

 それで、今回の花火大会の、毎年ありよるんですが、遊船に市長が招待客を招かれたと思います。ことしは雨で1日でございましたけども、ことしの招待客についてはどういった方を御招待したのか、人選等について市長がやられてるのか、そこら辺あたりをお聞かせをお願いいたします。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 議員御承知のように、観光祭は日田市の最大の祭りでございます。そういった中での遊船は、やはり一番のお客さんにとりましても堪能できる時間帯と申しますか、場所でもあるかなと思っております。ことしはこういったことで雨、時間帯的には雨だったというのが大変残念であったわけですけども、そういった中で、ことしの招待をいたしましたお客様はどういった方々ということになるわけですけども、基本的には、本市の振興発展に御協力をいただいた方、すなわち誘致企業の皆様方、それから、2点目が、水の恵みを通じまして、交流を深めております国交省とか、あるいは福岡市の水道局の方々、さらに日田市をPRしてもらうための旅行エージェントですね、旅行業者の方、さらにはマスコミの方、そして、4点目は、日田市の事業を通じまして、いろんな御協力をいただいた方、そういった方を大きく4点をベースに御招待をいたしまして、来ていただいたところでございます。

 当日は、ちょっとああいったことで雨模様であったわけですけども、御案内を申し上げましたところ、49名の方が来られまして、日田市の花火を堪能していただいたと。雨降りましたんですが、大変我々のところはこの花火のすごさと申しますか、それを口々におっしゃっておられたといったのが私の印象、強い印象でございます。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) やっぱりこういう閉塞感のある経済的に行き詰まったときでございますので、やはり最小の費用で最大の効果を上げるというようなことをねらい、観光浮揚につながるような人選と、また企業誘致につながるような方々を呼んでいただきたいというふうに思うところでございます。

 もう1点、ひとつ質問をいたしたいと思うんですけども、一昨年でしたかね、需要、販路拡大ということで、中国蘇州、上海のほうに視察に行かれました。そういった中で蘇州のホテルで日田市の川開き観光祭、また千年あかり、小鹿田焼等の映像を交えながら地区の旅行会社の方に説明をされたというようなこともあります。そういった中で、今回この招待客の中に、中国関係の方の招待はあったんでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 今回中国の方につきましては、市長がああいった形で視察団として公式訪問したわけですけども、今回につきましては、招待の中には含まれておりません。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) せっかく中国のこういった糸口をつけたんですから、何とかこういう1人でも2人でもお呼びできたならなという私の希望でございます。そういったことで観光資源について、非常に日田市にとっては大きな、何度も言いますように、外貨の稼ぐあれだと思いますので、ひとつ前向きにとらえていただきたいと思います。

 それでは、高校授業料の無償化のほうに質問をいきたいと思います。

 制度については、詳しく説明がございまして、日田市の奨学金の対象者、あるいは人間ということでわかりました。そういった中で、定時制の無償化、奨学金等について質問をいたしたんですけども、一昨年日田高の定時制の存続についていろんな方々の努力、また働きかけで、ことしは入学者がふえたようにお聞きをしております。そういったことの中でお聞きをしたところでございます。高校無償化の中で、これは先ほど前段で言いましたように、教育費は社会全体でという理念はよくわかるわけですけども、何といっても財源的に見てみますと、国の当初予算が92兆5,000億円でしたか、そのうち税収分が37.4兆円、税金で賄えるのが予算の4割しかない中で、その事業仕分け等で掘り起こした埋蔵金が10.6兆円、残り半分が国債発行44.3兆円というような過去最高の税収を上回る国債発行をしなければならないような今日の状態でございます。子ども手当同様に、本当にこれは継続して続くんだろうかというのが受給者の本音ではなかろうかと思います。そういった中で、この授業料無償化の制度がスタートしたわけでございますが、本市の奨学金制度が次年度からこういう無償化になりましたから、減額とか廃止になるというようなことはないのか、そこ辺をちょっとお聞きをしたいなと思います。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) 議員お尋ねの、日田市の奨学資金の貸付制度につきましては、就学に必要な資金ということで貸し付けをしておるものでございます。それで、この就学というのは、授業料だけではなくて教科書代、そういったいわゆる勉強するのに必要な費用というものを対象にいたしておりますので、これを減額したり廃止したりという考えは持っておりません。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) 厳しい財政でございますので、その答弁をいただきまして安心をしております。本当安心して奨学金運営ができるように、そういった運営をしていただきたいというふうに思っております。

 もう1点、先ほどの中に私立校の格差是正の分がございまして、この分をちょっと御存じなら教えていただきたいんですけども、私立高生に支給する就学支援金に加えて、独自に低所得世帯などを支援して私立校授業料全額を事実上無料にする制度を24の道府県が新設を今回したということであります。既にしているところが13県、合わせて37の道府県があるわけですが、この私立校無償化を推し進めている中で、九州では佐賀と長崎、宮崎の3県しか実施してないというようなことであります。そういったことで今広瀬知事さんがやられております子育て満足度日本一ですか、そういったことを標榜してる大分県が、この分に乗り遅れてるという理由的なものが把握できておるのか、そこ辺をちょっとお聞きしたいなと思います。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) 今この県の制度についてのお尋ねでございますが、私どもが承知しておる範囲では、昭和56年から県には私立、名称で申しますと、私立高等学校授業料減免補助金という制度がございます。ですから、この制度の対象になれば、授業料が減額免除されるわけでございまして、その2分の1は県が補助をするという制度がございます。今私立高等学校の授業料、先ほど議員から御紹介がありましたような、各県の取り組みについては、県にはないというような判断になろうかと思いますが、ただ別の情報といたしまして、留学であるとか病気で留年した場合には、大分県はそういった子供さんにも今回の制度の、国の制度の対象にするという先進的な取り組みもしておるというふうにはお聞きをしております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) 県も努力をされているというふうに聞いて、ひとつ安心できました。県の借金のほうも1兆円というようなことで、非常に厳しい財政の中でございますけども、こういった公立高校との格差はやはり独自で是正をしてやってほしいなという思いをしております。

 それでは、選挙のほうに行かせていただきたいと思います。

 先ほども投票所の変更については、私が考えておったようなことで、選管さんなりの御判断をいただきながら、自治会等の判断が要るというようなことで、その点はわかりました。

 もう1点の自治会長さんの関係でございますけども、御答弁を聞きますと、何というか法律的一般というのが出てこないちゅうのがちょっと不思議というかね、好みませんというようなことでありますし、準公務員ということであれば、それは絶対禁止ですよということであれば、一応物わかりいいんですけど、これ今の答弁聞くと何かどちらでもとれるような状況でありますので、この出したのは前回の大石市長のときですね、市長さんは日田市は委託契約だから自治会長さんには選挙運動をしていただいてもいいんではなかろうかというようなことを言われてましたし、当時の部長さんは同じくそういったことで問題なかろうと。で、自治会長さんが務めることの特別職、非常勤については問題が発生するであろうというようなことでありました。選管の局長は、今あなたが言われたようなことでしたんですけど、今回も同じような御答弁だったように私思うんですけども、そういった答弁でいいんかなと思うんですけど、やっても法律的にないちゅうのは、そこ辺ちょっともう一回。



○議長(杉野義光君) 選挙管理委員会事務局長。



◎選挙管理委員会事務局長(財津文憲君) 前回の平成15年の第2回の定例会で同様な御質問をいただいて答弁をさせていただいておりますけれども、日田市の自治会長さんでございますけれども、確かに市長から委託を受けた自治会長ではありませんので、地公法上は公務員等には該当しないというふうに理解をいたしております。ただ公職選挙法上は、先ほど逐条解説を例にとらせていただきましたけれども、実態がどういうふうな実態にあるかということが重視、注視されるということになりますので、その点が私どもは実際にケース・バイ・ケースで、どういうふうな実際に運動されるのかとか、取り組みをされるかというようなことになろうかと思いますので、具体的な個々の状況によってはまた変わってくるであろうという考えを持っております。

 地位利用という部分が選挙運動で適用するかしないかということのとらえ方という形になってきますので、私ども選挙管理委員会は選挙を明るい選挙を正しく推進するという立場にございます。実質選挙の違反行為につきましての取り締まりにつきましては、司法が取り扱うというふうになっておりますので、私どもがここで断言をするということはできないというふうな状況だと思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) また今後私たちも選挙を近々受けますので、また勉強会を開きながらそこらの点をやっていきたいというふうに思っております。

 先ほど聞きました市職員の選挙活動の範囲でございます。これもまた私はちょっと理解できない難しいところがありまして、有休をとって仮に休まれて選挙活動、選挙カーに乗ったり選挙事務所に出入りするとかいった分についてのはどういう御判断なんでしょうか。



○議長(杉野義光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(松尾俊明君) 市の職員でもあって、組合員である、すなわち労働組合員ということであれば、これは地公法の52と53条で、正式な職員組合ということで、これは登録しなさいよということになって、正式な形で組合として登録し、その自分たちの地位の改善ですね、あるいは経済的な地位を求める、そういった意味での選挙運動については、それが正当な組合運動ということで位置づけられれば、これについては地公法上については問題はないといった形になっております。

 それから、市の職員であると同時に、一方ではそういった労働組合員という、法的にですね、位置づけられた組合等にはなるわけですから、それが地公法に違反しない範囲での選挙運動は、これはいいですよとなっていますので、要は個別案件の中で判断し、かつまた選挙違反等であれば、これは司法の判断を仰がざるを得ないというように思っております。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) やっぱりこういう私が何で職員のことを聞いたかといいますと、市民の方がやはり仕事を休んでから選挙運動をしよるじゃないかと、こういう声も聞くわけですよね。だからそういった組合に入ってその分経済的なものとか、そういうのであれば、個人ですからやってもいいんですけど、やっぱ市民の方から見ると何で公務員がしていいんかというようなことをよく聞かれるものですから。

 それでもう1点、これも市役所に来た市民の方から聞くわけですけども、組合の館内放送、阿久根市では非常に御存じのように職員との非常なあつれきがあって、異常なちょっと激しいようなことですね。日常の組合を使用禁止にするとかいうようなことで、非常に対立しとるわけですけど、ここまではいってないですけども、市民の方が組合のあれの要件を庁内の放送を使っていいのかということでありますが、市長、そういう点はどう御判断、庁舎は市民のものだと思うんですけど、そういったことでの市長の感覚的なものをちょっとお答えを願いたいと思うんですけど。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 昼休みとか就業後に行ってるのが主な状況だと思いますんで、私は特段問題ないと思っております。



○議長(杉野義光君) 9番 坂本議員。



◆9番(坂本盛男君) 次のときにまたこの分をしたいと思います。

 時間がありませんので、資料を選管のほうに渡してると思うんですけども、選挙投票事務というようなことで、浜松市と静岡市の市議選において、浜松市では民間人を選挙交付係とか職員をしないで、民間人を使うことによって1回の選挙で500万円の経費削減ができたということでございます。静岡市議選においては、高校生を使って若者の選挙に対する啓発という意味で、労働ではなくて教育というような立場でこういった投票事務にこの自治体はこういった使い方をしてるんですけども、日田市として今するというのはないでしょうけども、こういうどういう見解、があればひとつ。



○議長(杉野義光君) 選挙管理委員会事務局長。



◎選挙管理委員会事務局長(財津文憲君) 議員御質問の関係でございますが、昨年国のほうの仕分け事業の関係におきましても、選管の、今回は参議院議員通常選挙になるんですが、選挙執務執行費の削減という部分が出ております。全国的にも選挙経費をどういうふうに節減して選挙を実施していくかということで、議員御指摘のように高校生、あるいはシルバー人材センターなど民間人の方を活用していくというようなお考えが全国的にも今あっております。これまで実施した経緯を見ますと、高校生につきましては、学校との関係、あるいは就業の関係で教育でやるのか、それともアルバイトでできるのか。あと学校のほうが校則、いわゆる事故等が起きたときに管理上の問題がどうなのかとか、あと民間であればどういった方にお願いできるんだろうかというのを今模索しているような状況にあろうかと思います。

 私ども選挙につきましては、非常に失敗が許されないということでございますし、ある程度の経験者をというふうに考えておりますし、将来的にはそういうことが要請できればというふうにも思っております。今回参議院議員が7月に一応予定されておりますけれども、選挙事務を経験された方を、全部ではございませんけども、投票所のほうに配置をしようかというふうに今予定はいたしております。

 以上でございます。

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○議長(杉野義光君) 16番 溝口千尋君。



◆16番(溝口千壽君) [登壇]

 お疲れさまでございます。先ほどから何名かの議員の方から国政について大変御心配していただける意見をちょうだいしておりますが、惑わされず市政について4点について一般質問を行いたいと思います。

 まず、観光行政についてお伺いをいたします。

 御存じのように、観光は日田市の活性化にとって重要な施策であります。この施策の決定に当たりまして、行政と観光協会との意見のすり合わせ、これはどのように行われているかについてお伺いをするところでございます。

 市が考えてます基本的な施策、観光の方向、またそれらを合わせるのかどうかわかりませんが、観光協会が行う種々のイベントや企画について、どのような打ち合わせがなされているのか、また意見の交換がなされているのかお伺いをしたいと思います。

 また、それらの成果、反省点、これらの把握について、両者において意見の一致を見る、そういった会議等は計画されているのか。また、実施されているのかについてもお伺いをしたいと思います。

 次に、21年度の観光客の推移についてお伺いをいたします。

 先日の観光協会の総会では、この21年度の観光客の推移については、集計がいまだできてないという答弁でございました。非常に私から見ると奇異に思えてなりませんでした。年度が終わってもう既に2カ月が終わろうというふうになっている時点で前年度の状況が把握できてない。この昨年度の状況について把握できない、そのことで今年度ですね、観光についての比較や戦略が、またさまざまな取り組みが計画できるのか非常に奇異に思われてるとこでございます。これは観光協会について直接聞いてもわかりませんでしたので、市のほうがどのように把握されているのか、具体的な数字を把握しているのであればお伺いしたいと思います。また、この集計がなぜこのようにおくれてくるのか、その原因についてもお伺いしたいと思います。

 次に、日帰り客やネットエージェントの対策についてお伺いをしたいと思います。

 ここ数年観光客は減少していると言われています。特に宿泊客の減少が顕著であり、旅行の形態が先ほど市長も言われましたが、安近短となっていると言われてます。日田市においても当然その傾向が強まっていると考えておりますが、市としてはこのまま日帰り客に多数獲得する観光施策を進めるのか。また、それとも宿泊客を取り戻す、こういった施策を進めていくのか。その基本的な考えはどうなっているのかについてお伺いをしたいと思います。

 また、この宿泊客についてもじゃらんや楽天、特にモバイルユーザーといった方々がネットエージェントを利用して宿泊するという形態が非常にふえてます。既に旅行客の50%以上はこれを利用しているというふうにお伺いをしました。市はこのことに対してどういった対策を考えているのかお伺いをしたいと思います。特に、このネットエージェントに宣伝を出すのは非常な高額な予算が要るというふうに聞いておりますので、それについても考えをお聞きしたいと思います。

 最後に、外国からの観光客の獲得についてお考えをお聞きしたいと思います。今国内の観光客は減少傾向にあるというふうに言われております。この中で今非常に期待されているのが外国、特に東アジア、韓国、中国、台湾を中心にした観光客に注目が集まっています。しかし、一方では通訳や食事、習慣といった問題で、一つの宿泊施設では対応できないという課題が多いと言われております。この状況の中で、日田市はこの問題についてどうかかわっていくのか考えをお聞かせください。このまま日田市の宿泊施設では対応できない、こういうことを見逃していくのか、それともきちっとした対応策を考えていくのか、このことについてお伺いをしたいと思います。

 次に、大きな項目の二つ目であります情報基盤整備事業の特に工事設計にかかる問題についてお聞きをします。

 さきの5月の臨時議会におきまして、総務委員長報告の中で、第2工区の工事の発注については、第1工区の設計変更の内容を十分精査し発注という付言がされています。第1工区における変更の内容は、今回の入札時における設計内容にどう反映されているのかお伺いをしたいと思います。第1工区の設計変更や追加工事の中で非常に問題になりました電柱、各電柱ですね、NTTの電柱や九電の電柱等についての、これらの設計荷重の計算のおくれ、それに伴う電送のルートの変更による光ケーブルの敷設の延長など、またその中にはお客様の電柱が決まらないというようなこともあったというふうに思ってます。それらの変更内容がどう精査されて入札に反映されたかについてお伺いをします。

 次に、大きな3点目の図書館の運営についてお伺いします。

 その1点目は、休日における図書館運営の在り方でございます。さきのゴールデンウイーク、この期間中に図書館に孫を何人か連れて行こうというふうに考えましたが、残念ながらこの期間中多くの日が図書館は休館でございました。この休日の図書館の利用については、親子で図書館を利用するといったものでは非常に活用できる運用方法ではないかというふうに考えてます。現実的に、これは多くは図書館の公共の図書館を指定管理者に指定管理を起こされてる、そういうところで多く見られますが、定期的な休館はなく、ゴールデンウイークや長い休日の間についても図書館を運営してるというところが多く見られます。安易に指定管理者について賛成するものではございませんが、休館のやり方については、市民サービスといった観点から見直しができるのではないかと考えているところでございます。その点についてお伺いしたいと思います。

 また、先ほど質問を読み上げましたが、情報基盤事業によって多くの市民がインターネットを利用することになると思います。このインターネットを活用して図書館を利用するシステムづくりができないか、重ねてお伺いをします。

 現在でも、インターネットによって図書館内の蔵書の検索が可能であるとは考えております。しかし、これをさらに一歩進めて旧郡部を含め、特に市民が図書館を気軽に、図書館の蔵書を気軽に利用できる、そういったシステムづくりが必要ではないかというふうに思われてます。近くの人であれば自家用車でちょっと行って本を借りてくるということができますが、遠くで、しかも高齢者の方で交通の便がままならない、こういった方についてはなかなか図書館に行きたくても行けないし、そこで本を借りたいと思ってもなかなか借りれないという状況にあると考えております。

 そこで、それらを今回の情報基盤整備事業によってつくられたネット網を利用して本の貸し借りをする。そして、それを宅配や郵便、または何らかのNPO等の組織を利用して市民の希望するところへ届ける、そういった行政上のシステムづくりができないか、検討できないかお伺いをするところでございます。特に日田市は文教を通じて世界遺産を目指しています。そういった観点からも文教都市を目指す、そういった観点からも図書館は非常に重要なものと考えてます。お考えをお聞きしたいと思います。

 最後に、農業問題について大きく2点お伺いしたいと思います。

 1点は、日田市の目指す循環型農業について、これで生産した製品のブランド化についてでございます。このことに関してはよく農業委員会でも話題になりますし、よく話がなされます。しかし、現実的には具体化される流れにはなってないというふうに考えているところでございます。先日、私ども経済環境委員会は、滋賀県の高島市に視察に行きました。そこで、有機農法による農産物のブランド化が行われ、一定の成果が上がっているとお聞きしてまいったところでございます。そのブランド化に当たりましては、農業のコンサルタント会社を国の補助金を利用して活用し、生産から農業のやり方、そして、その生産物の消費までを一貫して指導、共同研究して成功しているということでありました。そこで、日田市でもこの日田市が進める循環型農法に基づいた農産物のブランド化、このことについて、こういった施策を利用しながら実現する考えがないかお伺いするところでございます。

 次に、有害鳥獣対策について2点お伺いします。

 県のこの有害鳥獣の対策については、大きく言われていることは、そのトップに上がっているのは、いわゆる各集落ごとに戦う集団をつくって被害を防止するということが対策の主なものとして上げられております。現在、日田市におきまして、この施策を利用した地域はどことどこがあるのか。そして、これらの地域については、どのような施策がなされ、どのような成果が上がっているのか、具体的な例を含めてお聞かせ願いたいと思います。いつも農業委員会では、この鳥獣対策について非常に不満が上がっておりますが、この戦う集団が実際に運用しているのであれば、それは大きく周知して宣伝する必要があるというふうに思いますので、それを含めてお聞かせ願いたいと思います。

 次に、有害鳥獣についての捕獲によって、いわば鉄砲でそのまま撃つよりも箱わなによって有害鳥獣を捕獲するということが多くなされています。しかしながら、この捕獲した箱わなによって捕獲したものについての後の処理について非常に苦慮してるというのが多くの人の御意見でございます。そのことについて市はどういったことをお考えになっているかお聞きしたいと思います。特に、私が考えているのは、現在まで、現在までというかかなり前まで使われてたと思いますが、屠場が日田市にはございました。この屠場すべてを有害鳥獣のために使うということは、とても考えられませんが、その一部でもその屠場を活用して箱わな等によって捕獲した有害鳥獣の処理ができないか。そして、それらについて一定のマニュアル化を行い、それに基づいた処理を日田市全体で進めていく、こういった考えがないかについてお伺いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) [登壇]

 私からは16番議員の御質問のうち、地域情報基盤整備事業につきましてお答えいたします。

 現在進めております地域情報基盤整備事業は、平成21年度工事が間もなく完了する予定でございます。本定例会におきましては、平成22年度工事の契約締結議案を上程いただいているところでございます。

 お尋ねの工事実施に当たっての設計精度でございますが、工事入札に付する設計書は設計業者が現地に赴き、調査を行った上で効率のよい最短距離の敷設ルートの選定や、光ケーブルを共架する電柱の特定を行い作成しており、設計書に基づいた施工が大前提でございます。施工するに当たっての手続きといたしましては、河川管理者や道路管理者、JRなどへの占用等の許可申請、九州電力、NTTへの光ケーブルの電柱共架手続きが必要となります。中でも時間を要するのは、電柱共架にかかわる手続きでございます。

 昨年の工事においては、九州電力、NTT合わして9,500本の電柱に光ケーブルを共架しております。本年度工事におきましても、約8,000本の電柱共架にかかる手続きを進めているところでございます。電柱共架の手続きでは、まず電柱の所有者である九州電力やNTTに対し共架可能であるか照会を行い、九州電力、NTTは電柱の強度計算等、それぞれの基準により審査を行い結果を市へ回答いたします。照会から回答までに約2カ月間を要し、回答により強度不足などの理由で建て替えや補強が必要な電柱、また共架ができない電柱が判明いたします。電柱の建て替えや補強が必要な場合、建て替え、または補強が完了した後でしか光ケーブルを共架することはできません。共架できない場合には設計業者が再度現地に赴き敷設ルートの再検討を行うことになり、ほかの九電柱、NTT柱に共架する場合は、再度共架可能であるか照会をしなければなりません。工事施工までこの照会から共架可能電柱の確定までを繰り返し行います。

 また、ほかに共架できる電柱がなければ、自営柱の建設が必要となってまいります。さらに300キロメートルに及びます光ケーブルを敷設する工事でございますので、施工中に光ケーブルの敷設ルートにおいて、木材の伐採や道路改良などに伴い、共架予定電柱の移設等が発生する可能性があり、これらの予測しがたい要因によりルートの変更を余儀なくされることもございます。

 実際に、昨年の第1工区においても、木材の伐採や道路改良によるルート変更が発生いたしております。もしこれの電柱共架の手続きを当初の設計時点から終わらせ確定させるとなると、相当の期間が必要となります。また、施工時に電柱移転等により状況が変われば、やはり変更をせざるを得なくなります。

 このほか、本申し込みの受け付けが7月から始まりますため、当初設計時点では加入者が確定しておりませんので、加入者を想定し標準的な積算により設計を行っております。そのため今後加入者の確定に伴い、敷設ルートの変更と変動する部分もあるかと考えております。したがいまして、あくまで当初設計どおりの施工を基本といたしますが、必要最小限の設計変更は御理解をいただきたいと存じます。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 商工観光部長。



◎商工観光部長(後藤清君) [登壇]

 私から16番議員御質問のうち、観光行政につきましてお答えをいたします。

 観光戦略についての観光協会との意思決定の在り方についてでございますが、本市の観光戦略に沿った事業確認や新たな企画での取り組みなど、毎月事務調整をし、観光ツーリズム振興課と観光協会で二者会議を開催をいたしております。今回、議員御指摘の件もございましたので、旅行商品の造成や宿泊の受け入れ体制の整備、さらには市外への観光宣伝など新たに日田旅館組合を含めた三者会議を実施し、関係団体との連携により統一した認識のもとでの観光振興に取り組んでいるところでございます。

 次に、平成21年の観光客の動向についてでございますが、観光客総数で約580万人となっており、日帰り客で約533万人、宿泊客で約47万人となっております。また、発地別観光客数では、福岡県からの観光客が全体の45.2%を占めており、続いて大分県内から訪れている状況でございます。さらに、平成17年のピーク時と比較しますと、福岡県や大分県からの観光客は減少しておりますが、中部や関西からの観光客については、増加傾向となっております。

 御指摘の観光動態につきましては、市内にあります宿泊施設、そして観光施設、これらの年間の人数を集計をし算出するものでございますが、今回は概数は出ておりましたが、最終集計の確認に手間取ったものでございまして、次回からこのようなことのないように対応したいというふうに考えております。

 次に、日帰り客や宿泊についての対応についてでございますが、不況の影響などにより、宿泊型観光から日帰りレジャーへの移行が急速に進んでおります。このため福岡都市圏を初め、日田市から1時間30分で移動できる大分、北九州、熊本など近郊の都市圏からの遊客に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 さらに、ゆっくりと心をいやしていただき、また訪れてみたいと思っていただけるように受け入れ体制の充実も図ってまいらなければなりません。屋形船ナイトクルーズや地元の食材を使ったひたん寿しなどのグルメ企画にも取り組みますとともに、宿泊につきましても、旅館やホテルのおもてなしの向上や天ヶ瀬温泉の地域資源を生かした魅力ある温泉整備に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、ネットエージェントへの対応についてでございますが、宿泊先の予約方法の約3割以上を大手旅行会社などのインターネットの旅行情報サイトが占めている現在でございます。本市でのインターネットを活用した宿泊予約につきましては、約2割程度となっており、利用者につきましても、宿泊料金が比較的安いことなどから今後も利用者がふえてくるというふうに予想されております。議員御指摘のネット利用につきましては、現在各宿泊施設等で行っておりますので、今後の推移を見守りたいと考えております。

 次に、外国人観光客の誘致についてでございますが、観光庁の観光立国推進基本計画の中で、訪日外国人旅行者数を平成22年までに1,000万人にすることを目標とし、外務省では本年7月から訪日中国個人観光ビザの大幅な緩和を行うことと発表いたしております。そのような中で、本市の外国人宿泊者数につきましては、平成21年中約1万5,000人でございますが、今後観光ビザの大幅な緩和や人民元高の影響により、中国人観光客が急増することが予想されます。本市といたしましても、英語、中国語版の観光パンフレットを作成をし、受け入れ施設の整備や人材育成を含めたおもてなしの体制の充実など、必要な整備につきましては、関係機関と協力して実施してまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) [登壇]

 私から16番議員御質問の農業問題のうち、まず循環型農産物のブランド化についてお答えいたします。

 議員御質問の滋賀県高島市のたかしま有機農業研究会の取り組みにつきましては、農林水産省の地域有機農業推進事業補助金を活用し、農業生産法人とコンサル会社、県、市等の連携により、当初10ヘクタールの水田を対象として有機栽培に取り組まれ、現在では30ヘクタールの水田で取り組まれております。生産されましたお米は、たかしま生きもの田んぼ米として高価格で取り引きされ、地域ブランドとして確立されております。

 本市におきましても、日田式循環型有機農業を推進し、堆肥を活用した農業を行ってきたわけでございますが、高島市さんのような高価格で販売できるブランドとして育っていない状況にあります。

 したがいまして、市といたしましては、今年度の事業によりさらに日田式循環型有機農業を進めるため、良質堆肥の生産と堆肥の利活用について協議会を設置し、検討を行うこととしております。その中で、有機農業への取り組みや農産物が高く売れるような取り組みにつきましても、検討をしてまいりたいと考えております。

 次に、有害鳥獣対策についてお答えいたします。

 日田市におきましても、県の野生鳥獣対策実施に当たっての考え方に基づき、集落環境対策として、イノシシ等の隠れ場所をなくす緩衝帯の設置や防護さくの周辺に餌づけとなる収穫しない柿やクリなどの果樹の伐採、また日々の防護さくの点検など、野生鳥獣が出没しにくい環境づくりの指導を行っておるところでございます。予防対策といたしましては、農地等への進入を防止する防護さくの設置への支援を行っております。捕獲対策につきましては、箱わなを増設するとともに、農家と猟友会の連携により、より効果の上がる有害鳥獣の駆除対策を行っているところでございます。

 具体的には、防護さくの設置につきましては、個々で取り組むより集落全体で農地を囲む防護さくを推進することが効果的であるため、平成17年度より15の集落で延べ32.1キロメートルの防護さく設置を行い効果を上げているところでございます。

 また、箱わなの貸し出しにつきましても、平成21年度末まで249基の貸し出しを行い効果を上げているところでございます。

 次に、猟期外の有害鳥獣対策で捕獲した獣肉を利用するための解体処理施設設置の取り組みについてお答えいたします。

 まず、獣肉を市場に流通させるためには、食品衛生法を初めとした関係法令に基づいた施設が必要となってまいります。また、解体処理建設に当たっては、建設場所の問題、運営管理の問題、個体の搬入の問題など課題も多く抱えておりますことから、関係各方面の皆様から御意見をいただくために、本年4月に獣肉処理施設検討委員会を設置し、建設に向けた検討を行っているところでございます。これまで3回にわたり検討委員会を開催し、処理施設の建設における課題や処理施設の状況など情報収集を行っており、獣肉処理施設の早期建設に向け取り組んでいるところでございます。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) [登壇]

 私から16番議員さんの御質問のうち、淡窓図書館の運営についてお答えをいたします。

 まず、休館日の在り方についてでございます。市立淡窓図書館の休館日につきましては、毎週月曜日と毎月第4木曜日の館内整理日、さらに祝日及び年末年始等といたしておりまして、開館日数は年間280日ございます。

 また、開館時間につきましては、平成18年度に開館時間を試行的に1時間延長し、平成19年度から正式に午前10時から午後7時までの開館として利用者の利便を図ってまいりました。その結果といたしまして、試行前の平成17年度の利用者が約5万2,000人に対し、平成19年度には5万7,000人、昨年度には5万9,000人となり、このことと比例して貸し出しの冊数も平成17年度に約18万冊であったものが、昨年度には約21万2,000冊と3万1,000冊近い伸びを示しているところでございます。

 議員の御質問でございます開館日をふやすことにつきまして、月曜日の休館日はただいま申し上げましたように、来館者や貸し出し冊数が伸びている実態から、現在のところ開館日とすることは考えておりません。しかしながら、祝日の開館につきましては、利用者からの声もございますことから、ゴールデンウイーク等の連続して休館日となる場合には、例えば中間日となる日を開館するなどの検討を行ってみたいと考えております。

 次に、情報基盤を活用した運営についてでございます。

 現在、図書の貸し出し等の業務につきましては、御案内のとおり利用者の皆さんに来館していただき、在庫を確認した上で貸し出しを行っております。また、現在周辺地域へのサービスといたしまして、振興局管内の各公民館及び各振興センターにおきまして、3カ月ごとに図書の入れかえを行う巡回図書を実施いたしております。今年度はできるだけ多く新書を新しい本を入れるなどして、内容を充実させ利用の向上を図りたいと考えております。

 議員御質問の情報基盤を活用したインターネットでの貸し出し予約につきましては、今のシステムでは市のホームページの中で、図書館の所蔵する蔵書の内容や新書の情報などを閲覧できるようにしておりますが、御指摘のように貸し出し予約のシステムはございません。しかしながら、振興局、振興センター管内においても、情報基盤整備事業によってインターネットを利用できる環境が整いますので、議員御提案のように、将来的にはインターネットでの貸し出し予約につきまして整備する必要があると認識をいたしております。このシステムを構築すれば、淡窓図書館に来館せずに図書の予約については可能となりますが、周辺地域におきましては、議員が例示していただきましたように、図書の受け渡しについてはどういう方法があるのか、また、インターネットを利用しない方に対するサービスについても、あわせて考える必要があると考えております。いずれにいたしましても、図書の利用を促進するため、周辺住民の方がどのようなサービスを希望しているのか、調査は行う必要があると考えております。そうしたニーズの把握や貸し出しシステムの検討を行い、よりよいサービスの実現に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(杉野義光君) 16番 溝口議員。



◆16番(溝口千壽君) まず、情報基盤整備事業について少しお伺いしたいんですけど、今部長は答弁の中で、設計変更についても、工事の変更についてもいたし方ないというふうに答弁されたと思います。私もある程度の追加工事、設計変更については、それは確かにいたし方ないというふうには考えます。しかし、委員長の付言の中にも、第1期工事についてのやっぱり精査という部分を行政としても生かさなければいけないというふうに考えるところでございます。

 そこで、まず何点かお伺いしたいと思うんですけど、第1期工事で一番問題になったのは、いわゆるNTT電柱とか九電柱に対する共架についての設計のおくれの問題です。今部長は8,700本ぐらいという話でした。多分平均して電柱は40メーター置きぐらいに立ってますが、それぐらいだというふうに考えてますけど、現在の入札した時点で、この設計荷重が今のまま現状のまま使えるのかどうかが判明してる電柱はどれぐらい数、何パーセントあるのかについて、どのような把握されているかお伺いしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 先ほど本年度工事で約8,000本の電柱共架があるということをお答えをいたしました。現在の状況で、2工区に対します現在の状況でございますけど、九電柱の本年度の予定本数は5,690本ございます。その中で現在照会をいたしております本数は、4,849本、85.2%については現在照会をいたしております。

 それから、その照会に基づきまして、回答をいただいておりますのは、2,800本、49.2%が回答をいただいております。その中で建て替え補強が必要という本数が55本、2%が必要という指摘を受けております。それから、共架不可という指摘を受けているのが50本、1.8%ございます。

 それから、NTT柱がございます。予定本数が2,300本ございます。この中で照会本数が現在1,761本、76.6%が照会をいたしております。それらに基づきまして、回答をいただいておりますのは645本、36.6%につきまして回答をいただいております。共架不可という指摘を受けてる本数が現在では40本、2.3%につきまして、共架不可ですよという指摘を現在受けてる状況でございます。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 16番 溝口議員。



◆16番(溝口千壽君) 今ですね、部長が答弁された内容は、当然今回の入札時において、平均して大体2%から3%の間の電柱は建て替えざるを得ないと。そういうことは当然入札時にどういうふうに表現してるかわかりませんが、いわゆる工程表ですね、電柱が何本で距離が何メーターとか、それは当然含まれているというふうに考えてよろしいんでしょうか。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 議員より御指摘のありました当初設計の時点では、予測しがたい変更が発生をする要因が幾つか考えられるんじゃないかということでございますけど、まず電柱共架におきましては、先ほど申しましたように電柱所有者の共架の許可をいただいて、許可を得られたといたしましても、今度は電柱1本1本に対しましての地権者の承諾が再度必要になってきます。既存の電柱に九電柱が共架をされておると。それに今回の光ケーブルの共架の許可をいただきましても、地権者の承諾が再度必要でございます。その中で地権者の承諾が必要になってまいります。それから、地権者の方には事業の趣旨と必要性を理解していただくよう努めておりますが、万一承諾が得られない場合は、新たに敷設ルートの変更や新たな電柱の共架手続きをもう1回行うのに手続きが必要になっております。これも九電さんに許可をいただいても、地主さんがだめですよと言われた場合は、再度共架の手続きが必要になってまいります。

 それから、当初設計におきましては、もう諸条件を考慮して最も効率がよい最短のルートということで選定をしておりますので、敷設ルートが変更になる場合は、光ケーブルの敷設延長がふえることになっております。

 このようにしまして、設計変更となる要因が多々ございますが、変更が発生する場合においては、適切なルートか、それと最も効率的か否か十分に精査を行いまして、必要最小限の設計変更となるよう努めてまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 16番 溝口議員。



◆16番(溝口千壽君) 第1工区でも大変問題になってるのが、やっぱりいわゆる地権者の承諾という問題ですね。第1工区のときに、非常な光ファイバーケーブルの長区間の変更ルートが発生したということが、いわゆる工期のおくれにもつながってきたというふうに考えております。今回の工事の中で地権者の承諾の進捗状況については、どういうふうな把握をされてる。例えば、第1工区みたいな、ああいうふうな大幅な工区というか、延長ルートについての変更が生じてないというふうに考えられてるのか、なおかつ第1工区と同じぐらいの変更が生じてくる可能性があるというふうにとらえられているのかをお聞きしたいと思うんですよ。これはかなりいわゆる設計変更になる追加工事なので、大きな影響を及ぼす大問題というふうに考えてますので、どのように考えているのかについてお伺いしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 今回の2期工事におきます地権者の承諾につきましては、現在のところまだ把握はいたしておりません。ただし1工区と2工区で明らかに違いますのは、1工区の場合は山林が多かったということで、今回の2工区の場合は、かなり平地が多いんじゃないかということで、そこらあたりの条件は若干変わってくるのかなという感じは持っております。非常に平地が多いという面では、1期工事のときと比較しまして、地権者の承諾がもらいやすいのかなという感触は持っておりますけど、まだ直接地権者の皆さんに接触はいたしておりませんので、今議会で了解後工事に入っていくと思いますので、それからになってくると思います。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 16番 溝口議員。



◆16番(溝口千壽君) この地権者の承諾の問題については、私が考えてるのは一体どこが実施するのかという問題が一つ引っかかってるのがある。一つは、いわゆるプロポーザルで示した設計会社ですね、どこかニュージェックでしたかね、そこがやるのか、それとも今回入札したとこがありますよね、NTT、そこがやるのか、それともこれははっきり言いまして市が敷設するんですね、ルートでありますので、市の職員がかかわってやるのかですね、ここら辺の実際的にやるところはどこになっているのかをお伺いしたいと思うんです。私も幾つか地権者の承諾について経験があるんですけど、なかなかこじれるとなかなか承諾をもらえなくて、そこがとまってしまって工事が動かないという状態が非常にあるわけです。そのときは、どうしても市の職員が、ちょっと市の上層部の方にお願いして説得するという話が出てくるわけですね。そういった面から考えると、実際どこがやってるのかについて、どう把握されているのかについてお伺いします。



○議長(杉野義光君) 地域振興部長。



◎地域振興部長(横田秀喜君) 今お話のありました地権者への承諾につきましては、基本的には設計業者が今行っております。本数的にも今説明いたしましたように、現在もう地権者の承諾といいますか、そういうNTT、九電あたりに許可申請の話を行っております。直接的な地権者の承諾となりますと、設計業者が参りますけど、話がこじれた場合はすぐ私どもが出向いて地権者の方に説明をいたしまして、了解をいただいておるというのが現状でございます。

 1期工事、平成21年度の1期工事におきましては、議員御指摘のように若干地権者の皆さんの了解は得られなかった部分があっておくれた部分がございます。その件につきましては、今言われましたように、担当の部長あたりも交渉にお伺いして早い解決をお願いしたという経過はございます。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 16番 溝口議員。



◆16番(溝口千壽君) その精査の問題については、総務委員会とも厳しくやっぱ付言されてると思いますので、やっぱり実施する工事のとことか、設計するとこだけじゃなくて、やっぱり市も、市の職員もある程度対応していくというつもりがなければ、かなり難しい問題があるかというふうに考えてます。

 時間が長くなりますので、あと数点ちょっと指摘だけしたいと思うんですけど、一つは、いわゆる電力線の離隔の問題です。電柱は荷重的に問題がなってるんですね。例えばそこに新たに光ファイバーをその電柱に乗せる場合は、電力設定の離隔の問題等がいろいろ出てくるというふうに考えております。例えば、荷重は問題なくても、電柱の長さが短くて、乗せると地上高とかいいますかね、それと電線の離隔が取れないという電柱もかなり出てくるというふうに思うわけです。そういった面はどのように把握されているのかを、もうこれ答え今やっても恐らく地権者との話は終わってないという段階やから、当然終わってないというふうにも考えてます。

 それと、例えば予定していない、私は今度今回の市のネットワークに入りませんよと言われても途中で入ってきますと、そうしたときに、そのルート沿いにすぐあれば家が建ってますけど、全然違うところに家がある場合は、また新たなルートをつくらざるを得ないとかいう状況が出てきますけど、こういったことについてもやっぱり第1工区ですね、あった精査に基づいて責任ある態度をとってほしいというふうに考えてますので、もうだれが見てもこれはちょっともう甚だしい追加工事の在り方とか、工事期間の在り方だと、延長が甚だしいとかいうことはぜひやめてほしいというふうに考えてます。今お伺いした段階では、まだちょっと問題点はいわゆる地権者の承諾の問題とか、非常にちょっとまだ私から考えると不安要素が多くあるというふうに考えていますので、早急に解決する対策を進めていってほしいと思いますし、その実施業者についても、そういった構えで望んでほしいというふうに思いますので、答弁結構ですので、そういう注文だけお願いしたいと思います。

 観光行政についてちょっとお伺いしたいと思うんですけど、いわゆる基本的な政策についてのすり合わせの問題でございます。私これはどうかなというふうに思ったのは、観光協会の総会の中で、役員の方とかいろんな人とお話をしたんですけど、どうも市長とか市の執行部が考えてることについて、十分に理解されてないというか、認識されてない、賛同されてないという意見を幾つかお伺いしたわけですよ。この観光行政を進めるに当たっては、当然やっぱり市の執行機関と観光協会が両輪の輪で進めていく、当然それに旅館組合の協力を得るとか、そういったとこも当然ですけど、そういったことが必要になるというふうに思ってるわけです。

 そこでどうしても基本的な考えを練り上げていく、市長がこういう考えを持ってるということについて、やっぱりそういった基本的な合意を形成する場が多少足りなかったのかなというふうに今は考えてるとこです。午前中の7番議員の市長の答弁の中に、三隈川を中心とした観光の在り方について考えるという答弁がございましたけど、そういったものは、私ここ議案書をちょっとぱっと持ってきたんですけど、なかなかそういう、それにぴったしだとは言いませんけど、そういうのが非常にないというふうに考えてますので、その基本的な合意の在り方について再度ちょっと答弁をお願いしたいというふうに考えてるところです。

 ただ、今一番懸念してるのが、市長が3月ですね、施政方針で観光の在り方について施政方針をつくります。つくってその後に観光協会と協議をする、それともつくる段階で、施政方針をつくる段階でいわゆる観光協会に私は今年度を含めて長期的なこういう目標でいくよと、それについて観光協会に協力してくれと、こういった手法で望んでいるのかが、それどうしても理解できませんでしたので、答弁お願いしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 市長。



◎市長(佐藤陽一君) 隈の観光再生のことにつきましては、私は市長になって以来、隈をどうかしないと日田の観光やっぱり泊り客がふえないといけないというような話はいろんな関係者の中からお聞きはしておりました。そういう中で、再生するためには、一つはやっぱり屋形船、ウ飼い、これはほかにない日田の目玉でありますし、魅力ある資源ですから、これを生かしていきたいということで、これまでも議会で何回か御答弁申し上げまして、ただ、それがどういう形で進めていくのか、やっぱり議員御指摘のようによく観光協会とも話をしていかなければいけませんし、旅館組合、また関係者の方ともよくよく話をしていかなければいけませんので、そういう話を始めてたと、これから始めるというようなことでございますので、観光協会のほうで明らかにそれをやるという計画を、またつくっていただくまでには、全体としてまだ成熟してないのかなという思いがいたしております。ですから、そういう意味でそごが少しあったのかなと思いますが、私どもとすれば、市とすればそういう計画で隈の観光再生を図っていきたいと、そういう思いで取り組んでいきたいと思っておりますので、これから観光協会も含めてもっと密にこの話については詰めていかなければいけないことだと思っております。

 それ以外の部分につきましては、部長が御答弁申し上げましたように、それぞれ両者で協議をやっております。またこれからは旅館組合も入れて三者でやっていくようにいたしておりますので、市の観光行政と観光協会、また関係者の方とそごがあってはならないと私も十分認識しておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(杉野義光君) 16番 溝口議員。



◆16番(溝口千壽君) 私もやっぱりそういうように思うんですが、やっぱりこの三者が意見を持って戦略的に一致した意見で持っていけば、やっぱり日田の観光も大きく変わってくるというふうに理解をしておりますので、ぜひそういった確認の方も臨んでいただきたいというふうに思います。

 農業の問題で、ひとつ部長の答弁で少しちょっと答えてほしかったという、いわゆる循環型の農法で製品化して、それを農法とか、農業のやり方とか、いわゆる環境との対応とか、それを生産品をつくって消費するまでを一貫して、部長も一緒に高島市に行かれたからお聞きしたいと思うんですけど、やっぱり一定の力を持ったコンサル会社を国の補助金を利用して活用してやってたわけです。最初はやっぱり一法人で10ヘクタールでやったというような話ですから、私は日田市にもこういった実験的とは言いませんけど、こういった手法を使って製品のブランド化をやっていくという方法もあってもいいんやないかというふうに考えるんです。その点についてちょっと答弁がなかったように思いますので、お願いしたいと思います。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 高島さんにつきましては、いい取り組みをしております。議員から御指摘ありましたように、やはり生産、流通、販売まで一体的に取り組まないと、なかなか農家の収入は上がらないわけでございますので、こういった手法は大変有効だと思っております。今年度からその前段階といいますか、農家の方、それから堆肥をつくってる方、農協さん等々も入っていただく中で、そういった仕組みづくりといいますか、そういったものを今までの循環型農業も検証しながら取り組んでまいりたいと。第2のステップといたしまして、そういった事業を取り入れてやったほうがいいとなれば、そういったものも検討していきたいなと思っております。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 16番 溝口議員。



◆16番(溝口千壽君) わかりましたので、ちょっといきなりすぐすぐというのはなかなかあれと思いますけど、十分検討して前向きに進めていただきたいというふうに考えております。

 もう1点、有害鳥獣の関係です。事業仕分けとの関係でちょっと若干問題があって、予算について若干減らされるということは存じてます。

 しかし、県の主な施策を見ると、いわゆる有害鳥獣の指導員を含めて活用していくのは当然ですけど、その中で戦う集落づくりをやっていくと、15カ所、三十何キロを防護さくをやったという話ですけども、その中に幾つかあったと思うんですけど、いわゆる防護さくをつけるだけじゃなくて、防護さくと同時に複数の施策をやることによって効果が上がっていくという、そういうふうにあったと思うんですよ。ただ、今お聞きしたとこによると、日田市でも15カ所ぐらいやってるというお話でございますけど、そういった単に防護さくをしておるだけの防護さくなのか、それとも複合的なものを混合したものかについては、どのようになってるかちょっとお伺いしたいんですけど。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 防護さく、先ほど御答弁申し上げましたけど、集落を囲む防護さくといいますか、農地全体を囲んでおりますけど、ただ集落を囲んで整備しただけではなかなか有害鳥獣を防止できないということであります。ですから、農家の方への指導といいますか、草刈りでありますとか、その防護さくが有効に利活用できるための農家さんへの勉強会等々もやる中で効果を上げているところでございます。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 16番 溝口議員。



◆16番(溝口千壽君) この有害鳥獣の問題は額そのものよりも被害に遭うことによって、農業に対する意欲を失われるということが一番問題で、やっぱそれをどうしても防がなければいけないと思います。今個体数を半減するというのが目標でやられてますので、できるだけ有効な手段を、いろんな施策をとりながら考えていただきたいというふうに思ってますけど、捕獲後の私が前、箱わなを箱なわと言うたと言われましたけど、箱わなですけど、捕獲した後、やっぱりなかなか処理ができないという問題を抱えてるんですね。猟友会の人に来てもらって、そこで箱の中に入ったのをなおかつ鉄砲で撃ったんですね。やりではなかなか突けないという話を聞きます。やっぱりこのことについて、以前あった屠場を全体をもう使えという話はもう絶対あり得ないというふうに思うんですけど、その一部を活用して、そんなに1日何十頭もとれるということはないと思うんですけど、せめてやっぱり屠殺できる体制だけでもつくっておく必要はあるのかなというふうに考えるのです。今お聞きしたら3回いろんな検討をされてるというふうに今答弁されましたけど、その内容の中にそういったことは含まれてなかったのかちょっとお聞きしたいんですけど。



○議長(杉野義光君) 農林振興部長。



◎農林振興部長(樋口虎喜君) 今まで3回協議会を開きました。その中に視察もしております。屠場の件につきましては、皆様方からは特にそういったお話は上がっておりません。といいますのも、視察する中で、大体10坪とかですね、建物が、そのぐらいの大きさで処理しておりますので、屠場の場合、農協さんが持っておりましたけど、規模が大規模過ぎますので、そのあたりの御提案等がなかったのかなと思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(杉野義光君) 16番 溝口議員。



◆16番(溝口千壽君) 長期間、ゴールデンウイークとかについて、中間だけ開けるという先ほど答弁でしたので、反対にしていただけるとありがたいと思いますので、中間だけ閉館にして、あとを開けるというふうに検討ができんかどうか、お願いしたいんですけども。もう時間がなければいいです。後でいいです。



○議長(杉野義光君) 教育次長。



◎教育次長(佐藤功君) その点については、やっぱり定員管理等の関係もございますので、慎重に検討したいと思っております。

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○議長(杉野義光君) 以上で本日の一般質問を終結いたします。

 なお、明15日の一般質問は午前10時から再開いたします。

 本日はこれで散会いたします。お疲れさまでした。

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午後4時52分散会