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大分県 別府市

平成17年第2回定例会(第1号 6月10日)




平成17年第2回定例会(第1号 6月10日)





平成17年第2回定例会会議録(第1号)





平成17年6月10日





 
〇出席議員(29名)


    1番  長 野 恭 紘 君     2番  嶋   幸 一 君


    3番  市 原 隆 生 君     4番  国 実 久 夫 君


    5番  麻 生   健 君     6番  萩 野 忠 好 君


    7番  猿 渡 久 子 君     8番  吉 冨 英三郎 君


    9番  黒 木 愛一郎 君    10番  平 野 文 活 君


   12番  池 田 康 雄 君    13番  野 口 哲 男 君


   14番  野 田 紀 子 君    15番  堀 本 博 行 君


   16番  田 中 祐 二 君    17番  高 橋 美智子 君


   19番  山 本 一 成 君    20番  清 成 宣 明 君


   21番  永 井   正 君    22番  三ヶ尻 正 友 君


   23番  佐 藤 岩 男 君    24番  泉   武 弘 君


   25番  岩 男 三 男 君    26番  原   克 実 君


   27番  内 田 有 彦 君    28番  浜 野   弘 君


   29番  首 藤   正 君    30番  朝 倉   斉 君


   31番  村 田 政 弘 君





〇欠席議員(1 名)


   11番  松 川 峰 生 君





〇説明のための出席者


   市長       浜 田   博 君   助役       大 塚 利 男 君


   収入役      林   慎 一 君   教育長      山 田 俊 秀 君


   水道企業管理者  宮 ? 眞 行 君   監査委員     櫻 井 美也子 君


   総務部長     友 永 哲 男 君   企画部長     亀 山   勇 君


   観光経済部長   山 川 浩 平 君   建設部長     金 澤   晋 君


                        福祉保健部長兼福祉事務所長


   生活環境部長   高 橋   徹 君            岡 部 光 瑞 君


   建設部参事    松 岡 真 一 君   消防長      加 藤 隆 久 君


                        教育委員会次長兼教育総務課長


   政策推進課長   徳 部 正 憲 君            中 野 義 幸 君


                        消防本部次長兼消防署長


   水道局管理課長  甲 斐 敬 造 君            安 部   明 君


   選挙管理委員会事務局長


            羽 田 照 実 君   監査事務局長   石 川 弦太朗 君





〇議会事務局出席者


   局長       杉 田   浩     参事       加 藤 陽 三


   次長兼調査係長  是 永 敏 明     議事係長     本 田 明 彦


   主査       渡 辺 敏 之     主査       濱 崎 憲 幸


   主査       永 野 修 子     主査       柏 木 正 義


   主査       村 上 正 人     速記者      桐 生 能 成





〇議事日程(第1号)


      平成17年6月10日(金曜日)午前10時開議


   第1 会議録署名議員の指名


   第2 会期の決定


   第3 議第 47号 平成17年度別府市一般会計補正予算(第1号)


      議第 48号 平成17年度別府市公共下水道事業特別会計補正予算


             (第2号)


      議第 49号 平成17年度別府市老人保健特別会計補正予算(第2号)


      議第 50号 平成17年度別府市水道事業会計補正予算(第1号)


      議第 51号 別府市個人情報保護条例の一部改正について


      議第 52号 別府市情報公開条例の一部改正について


      議第 53号 地域産業の高度化に寄与する特定事業の集積の促進に関する


             法律に基づく固定資産税の不均一課税に関する条例の廃止に


             ついて


      議第 54号 別府市手数料条例の一部改正について


      議第 55号 別府市コミュニティーセンターの設置及び管理に関する条例


             等の一部改正について


      議第 56号 別府市競輪市民広場の設置及び管理に関する条例等の一部改


             正について


      議第 57号 別府市都市景観条例の一部改正について


      議第 58号 別府市都市公園の設置及び管理に関する条例の一部改正につ


             いて


      議第 59号 別府市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部


             改正について


      議第 60号 工事請負契約の締結について


      議第 61号 工事請負契約の締結について


      議第 62号 工事請負契約の締結について


      議第 63号 工事請負契約の締結について


      議第 64号 議決事項の変更について


      議第 65号 別杵速見地域広域市町村圏事務組合規約の一部変更について


      議第 66号 大分県市町村会館管理組合を組織する地方公共団体の数の増


             減について


      議第 67号 大分県市町村会館管理組合規約の一部変更について


      議第 68号 公有水面埋立てに関する意見について


      議第 69号 市長専決処分について


      議第 70号 市長専決処分について


      議第 71号 市長専決処分について


      議第 72号 市長専決処分について


      議第 73号 市長専決処分について


      議第 74号 市長専決処分について


      議第 75号 市長専決処分について





〇本日の会議に付した事件


   日程第1〜日程第3(議事日程に同じ)





     午前10時00分 開会


○議長(清成宣明君) 平成17年第2回別府市議会定例会は、成立をいたしました。ただいまから、開会いたします。


 地方自治法第121条の規定により、説明のため市長ほか関係者の出席を求めましたので、御了承願います。


 開議に先立ち、報告事項がございます。


 去る4月21日、鹿児島市において開催されました第80回九州市議会議長会定期総会外3件に、私及び副議長が出席いたしましたが、その概要につきましては、別紙報告書をお手元に配付いたしておりますので、これにより御了承願います。


 これより、会議を開きます。


 本日の議事は、お手元に配付いたしております議事日程第1号により行います。


 日程第1により、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長において指名いたします。


    1番  長 野 恭 紘 君


   10番  平 野 文 活 君


   31番  村 田 政 弘 君


以上の3名の方々にお願いいたします。


 次に、日程第2により会期決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、お手元に配付いたしております会期日程のとおり、本日から6月23日までの14日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。


      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(清成宣明君) 御異議なしと認めます。


 よって、今期定例会の会期は、本日から6月23日までの14日間と決定いたしました。


 次に日程第3により、議第47号平成17年度別府市一般会計補正予算(第1号)から、議第75号市長専決処分についてまで、以上29件を一括上程議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


    (市長・浜田 博君登壇)


○市長(浜田 博君) 平成17年第2回市議会定例会の開会に当たり、市政諸般の御報告を申し上げ、あわせて今回提出した諸議案の概要について御説明申し上げます。


 4月1日には、今後急激な変化が予想される地方自治体運営に備えることを目的に、組織・機構の再編を行いました。


 具体的には、これまでの総務部、企画財政部、市長公室の2部1室を2部に再編し、総務部内に財産管理関係の業務を統合した「財産活用課」と、企画部内に企画部門と財政部門を統合し、施策の総合調整及び政策形成機能の強化と行財政改革などの行政課題に対応するための「政策推進課」を新設いたしました。観光経済部内には「ONSENツーリズム局」を設置し、ONSENツーリズムの核となる部署として、まちづくり・観光・温泉・国際交流の業務を集中することにより、別府観光の再生を目指す組織といたしました。教育委員会では、教育センターと青少年センターを統合し、「総合教育センター」を新設し、学校教育及び青少年の健全育成の機能の効率化を図りました。


 次に、べっぷ子育て支援拠点施設「ほっぺパーク」が4月1日にオープンいたしました。市立鶴見保育所・西部児童館・西部子育て支援センターの三つの施設から成る多機能施設で、子供たちが楽しく過ごし、親子が触れ合える開放的な空間として、利用者や地域の皆様から愛される施設を目指しております。


 5月29日には、恒例の別府市児童まつりを開催し、たくさんの親子連れでにぎわいました。5月31日現在での児童館及び子育て支援センターの延べ利用者数は、児童が4,637人で、保護者を含めますと多くの方々に御来館をいただいております。


 同じく4月1日から3日間、別府八湯温泉まつりが開催されました。期間中、各会場では趣向を凝らしたイベントが催され、2日目の「ハートほっとフェスタ」では、別府公園と青山通りにおいて温泉への感謝をこめた「千灯明」を飾りました。昨年は約2,000本でございましたが、ことしは約9,000本の灯明が幻想的な世界を演出し、観光客や市民が家族ぐるみで心をいやす催しとして好評を博しました。御協力いただきました約150名のボランティア及びまつり運営に携わった皆様方に感謝を申し上げ、今後とも、観光客や市民の皆様に楽しんでいただけるまつりとして、発展していただくことを期待いたしております。


 4月23日には、昨年に引き続き「音泉タウンづくり」の一環として「大塚博堂記念音楽祭2005」が行われました。大塚博堂氏の短くも鮮烈な音楽活動をしのび、後世に語り続けていきたいというコンセプトのもと、氏とゆかりのある、また思いを寄せる多彩な出演者が集い、臨時席を用意するほど多くのお客様にお集まりをいただきました。


 さらに、5月14日から22日までの間、「第7回別府アルゲリッチ音楽祭」が開催されました。平成10年から始まった本音楽祭は、世界の最高峰のアーティストが一堂に会し、音楽界では歴史上に残る個性あふれた音楽祭として、また私たちにとりましては、地域に息づいたかけがえのない宝として定着をいたしました。これからも多くの人々に夢と感動を与え、情緒豊かな社会づくりに寄与していくものと確信しております。今後も、別府のまちが音楽であふれる「音泉タウンづくり」を推進していきます。


 5月17日から19日までの3日間の日程で、別府市で開催されました第96回九州市長会は、九州各地より91名の市長と関係者の方々、総勢301名の参加により盛会のうちに終了いたしました。本市での開催は9年ぶり8回目の開催となりましたが、全国市長会へ提出する重要案件を初めとする20議案の取りまとめを行うなど、実りある九州市長会となりましたことを御報告いたします。


 5月18日には、篤志家の寄附により2月から着工しました「旧浜田温泉建物復元事業」の上棟式が行われました。7月中旬には完成し、8月には資料室とコミュニティーの場をあわせ持った「浜田温泉資料館」としてオープンする予定です。


 5月29日から31日の3日間、ビーコンプラザで「部落解放第25回全九州研究集会」が開催され、九州各地から約5,000名の方々が参加し、人権・同和問題の解決に向けた研修会が行われました。運営にかかわった関係者の皆様方に感謝申し上げますともに、今後も積極的に大会や研究会等の誘致活動を行ってまいります。


 6月2日から5日にかけて、韓国ソウル特別市において「別府市韓国観光ミッション」が開催され、清成市議会議長及び観光関係者とともに訪韓し、関係機関への送客要請、国際観光展・出展による観光PR、別府観光の夕べを行いました。さらに、6月4日には、ビジット・ジャパン・キャンペーンの一環である、国土交通省主催の「日韓観光の夕べ」にも参加し、別府と韓国の交流促進及び別府観光の宣伝を行ってまいりました。今後も、国とともに韓国とのさらなる交流促進を図ってまいりたいと考えております。


 次に、3月議会以降に決まった主な行事について報告いたします。


 8月28日に、平成17年度大分県総合防災訓練が行われることになりました。先月15日に、化学物質等による事故発生を想定した「大分県特殊災害対策訓練」が境川小学校で実施されましたが、今回の訓練では、東南海・南海地震における津波対策のため、地域住民と防災関係職員の防災意識の高揚と、災害発生時における連携を目的に、約4,000名規模で取り組みます。このような訓練を通じて、地域と関係機関及び行政の連携強化を図り、住民の生命と財産を守る防災対策に努めてまいりたいと考えております。


 平成17年度「大分県農林水産祭」が、昨年に引き続き別府市で開催されることが決定いたしました。農業・林業部門が10月29日、30日の両日に別府公園で、水産部門が11月5日、6日の両日に亀川漁港で開催されます。多くのお客様に訪れていただくため、大分県及び関係諸団体とともに、準備に万全を期してまいりたいと考えております。


 また、11月8日から15日の間、立命館アジア太平洋大学と大分県との3者主催による「世界観光学生サミット」が開催される運びとなりました。「ツーリズムの未来へ〜その原動力、持続可能な発展、既存の枠を越えて」をテーマに、世界の国・地域を代表する学生たちの自由な議論を通じ、新しい観光推進の姿を別府から世界の観光産業と行政、大学にアピールしていきたいと考えております。


 続きまして、ただいま上程された各議案の主なものについて、その概要を御説明いたします。


 今回の補正予算は、事業補助の決定を受けたものを中心に必要最小限の予算編成をしております。


 まず、一般会計予算でありますが、今回補正します額は、540万円でありまして、これを既決予算に加えますと、総額378億1,540万円となります。


 民生費では、別府市養護老人ホーム扇山の民設民営化に向けた「養護老人ホーム選定委員会」の運営経費を計上しております。


 観光費では、財団法人地域社会振興財団から別府公園で開催される「Be−Beppu Jazz inn」について交付金の交付決定がありましたので、その補助金を計上しております。


 教育費では、県教育委員会の事業決定を受け、小学校の英語教育など、小学校教育の活性化に資する3事業の実施及び財団法人自治総合センターのコミュニティー助成事業の決定を受け、浜脇地区連合子供会の太鼓購入助成に伴う予算を計上しております。


 次に、特別会計予算でありますが、今回補正します額は、6,265万3,000円でありまして、これを既決予算に加えますと、総額546億6,531万5,000円となります。


 公共下水道事業特別会計では、平成17年度の臨時特例措置により、一定条件のもと低利率の公営企業借換債への借り換えによる財政負担の軽減が可能となりましたので、所要の経費を計上しております。


 次に、予算外議案については、条例関係9件、その他16件を提案しておりますので、その主なものについて御説明申し上げます。


 まず、議第51号は、「公の施設」の管理を通じて取得した個人情報の保護方策について定めるとともに、個人情報の漏えい等に対する罰則を定めることに伴い、条例を定めようとするものであります。


 議第52号は、指定管理者が「公の施設」の管理に関する情報の公開に努めることを定めることに伴い、条例を改めるものであります。


 議第55号は、地方自治法の一部を改正する法律により、「公の施設」の管理を指定管理者に行わせようとするもの、及び議第56号は、「公の施設」の管理を現行の委託から移行し、本市において管理を行おうとすることに伴い、条例を改めようとするものであります。


 議第60号から議第63号までの4件は、別府競輪場メインスタンド等改修にかかる工事及び春木川小学校教室棟耐震補強・大規模改造工事の工事請負契約の締結について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。


 議第65号は、杵築市・山香町及び大田村の合併に伴い、別杵速見地域広域市町村圏事務組合を組織する地方公共団体の数が減少するため、同組合規約を変更することについて、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。


 議第69号から議第75号までの市長専決処分については、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、これを議会に報告し、その承認を求めるものであります。


 以上をもちまして、提出いたしました諸議案の説明を終わります。何とぞ、慎重審議の上、よろしくお願いを申し上げます。


○議長(清成宣明君) 以上で、各議案に対する提案理由の説明は終わりました。


 お諮りいたします。


 会期日程により全議案を考案に付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。


      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(清成宣明君) 御異議なしと認めます。


 よって、全議案を考案に付すことに決定いたしました。


 以上で、本日の議事は終了いたしました。


 次に、去る5月25日、東京都において開催されました全国市議会議長会第81回定期総会におきまして、30年にわたる永年勤続市政振興功労者として、


   村 田 政 弘 君


   朝 倉   斉 君


の両名がはえある特別表彰を、また10年にわたる同功労者として、


   高 橋 美智子 君


   田 中 祐 二 君


   堀 本 博 行 君


以上3名の方々が表彰を受けられ、私が代表して受理をしてまいりましたので、ただいまから表彰状並びに記念品の伝達を行います。


○議会事務局長(杉田 浩君) それでは、ただいまから伝達式を行います。


 まず、30年の特別表彰を受けられました村田政弘議員と朝倉斉議員は、恐れ入りますが、議場中央のフロアまでお越し願います。


 それでは、議長より、表彰状並びに記念品の伝達をお願いいたします。


○議長(清成宣明君) 表彰状


     別府市 村田政弘殿


 あなたは、市議会議員として30年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第81回定期総会に当たり、本会表彰規程によって特別表彰をいたします。


 平成17年5月25日


          全国市議会議長会会長 国松 誠(代読)


    (表彰状及び記念品授与)(拍手)


○議長(清成宣明君) 表彰状


     別府市 朝倉 斉殿


 以下同文であります。おめでとうございます。


    (表彰状及び記念品授与)(拍手)


○議会事務局長(杉田 浩君) 続きまして、10年表彰を受けられました、高橋美智子議員、田中祐二議員、堀本博行議員、恐れ入れますが、フロアまでお越し願います。


それでは、議長より表彰状並びに記念品の伝達をお願いいたします。


○議長(清成宣明君) 表彰状


     別府市 高橋美智子殿


 あなたは、市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第81回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。


 平成17年5月25日


          全国市議会議長会会長 国松 誠(代読)


 おめでとうございます。


    (表彰状及び記念品授与)(拍手)


○議長(清成宣明君) 表彰状


     別府市 田中祐二殿


 以下同文であります。おめでとうございます。


    (表彰状及び記念品授与)(拍手)


○議長(清成宣明君) 表彰状


     別府市 堀本博行殿


 以下同文であります。おめでとうございます。


    (表彰状及び記念品授与)(拍手)


○議会事務局長(杉田 浩君) ここで、市より記念品の贈呈がございます。


 それでは市長、よろしくお願いいたします。


    (記念品授与)(拍手)


○議会事務局長(杉田 浩君) 続いて、市長にお祝いのお言葉をお願いいたします。


      〔市長あいさつ〕


○市長(浜田 博君) 別府市を代表いたしまして、一言お祝いを申し上げます。


 さきの5月25日に開催されました全国市議会議長会第81回定期総会におきまして、永年勤続30年以上の特別表彰を受けられました村田議員、朝倉議員、そして永年勤続10年以上の表彰を受けられました高橋議員、田中議員、堀本議員、まことにおめでとうございます。心からお喜びを申し上げます。


 皆様方は、長きにわたり別府市民の代表として、別府市政発展と市民の福祉向上、さらには市議会運営等に対し御尽力された御功績はまことに顕著であり、ここに敬意を表しますとともに、市民を代表いたしまして、衷心より感謝とお礼を申し上げます。


 皆様方におかれましては、今後とも市民の声の代弁者として、今日まで積み重ねてこられました豊富な御経験と知識を十分に発揮され、別府市政のさらなる飛躍・発展のためになお一層の御尽力を賜りますよう、お願い申し上げる次第でございます。


 終わりに当たりまして、皆様方の今後ますますの御健勝と御多幸、さらなる御活躍を心から御祈念申し上げまして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。


 本日は、まことにおめでとうございました。(拍手)


○議会事務局長(杉田 浩君) それでは、ここで被表彰者5名の方々を代表いたしまして、村田政弘議員よりごあいさつをお願いいたします。


      〔被表彰者謝辞〕


○31番(村田政弘君) 大変恐縮ですが、表彰の栄誉を浴しました我々5名の代表として、一言お礼と過去のもろもろの件について若干報告させていただきたいと思います。


 私は、荒金市長、脇屋市長、中村市長、井上市長そして浜田市長、5代の市長に仕えた最後の議員でございます。


 何といっても初回の46年の選挙が最も印象に残っておりますが、おかげをもちまして多数の支援者のおかげで第4位という栄誉を得たわけでございます。せめて1期でも出たからには当選したいという気持ちでやりました。それが長々と30年にわたって続こうとは夢にも思っていませんでしたが、おかげで各種の要職を歴任させていただきましたし、先輩議員、同輩議員、後輩議員あるいは市の方々のおかげをもちまして今日までつつがなく過ごすことができました。まことに光栄であり、ありがたく思っております。


 そこで、若い議員さんの知らないことを幾つか報告したいと思います。


 46年といえば、高度成長の終末近くの華やかなころです。後にドルショック、オイルショック等もありましたが、何せ高度成長、所得倍増論の後を受けた華やかな時代、いうならば「よき時代」であったと思います。当選したら月額9万2,000円の報酬をいただきました。二、三カ月して直ちに報酬値上げがありまして、たしか12万6,000円に上がったと思います。


 それから議員36名中、自民党議員が26名、あらゆる役職は他の会派に渡さず自民党が独占という大変心強い時代でありました。ただ、一般質問が時間制限がありませんので、共産党の美口議員、社会党の永野議員、それぞれ3時間20分、2時間40分という延々たる演説を振るいましたので、これは大変だということで、後に今の制限時間1時間が決定したわけです。


 それから、委員会の4年交代、これも我々が1期のときにいろいろ知恵を絞って決定したのが、全国で珍しいぐらいの制度ですが、これほど円満な運営はなかろうと思って自負しておりますが……。


 それから、古きよき時代ですから、いろんな意味で悠長な面もありました。餅ケ浜海岸埋め立て、たしか8億円だったと思うのですが、大阪開発に売る。これが売れたら議員さんを海外旅行への制度をつくりますというようなふれ込みで大阪開発に売る議案が通った経緯もございます。


 いろいろ申しますと大変長くなりますが、古きよき時代であったのは間違いありません。


 ここで御披露しますと、私が1期生のときに北海道の委員会視察に家内を連れて行った。先輩の井口議員、安部政雄議員もいずれも奥さんを連れて行きました。新聞に大きく書かれました。賛否両論ありましたが、考え方によっては是々非々でどちらともつかない結論になりましたが、外国の総理が外遊するときに奥さんを連れて行く、もう今どきはそんなことぐらいあってもいいのではないか、いわゆる市に迷惑をかけたことはないはずですね。家内の旅費は自弁です。ただし、先方の議会に若干の迷惑はかけたかもしれません。そういうエピソードもありました。


 それから昭和47年。皆さんは覚えておると思いますが、浅間山荘事件がありまして、議会の最中にどんぱちが始まりまして、議会を中断してテレビ鑑賞した経緯がございます。今どきだったらどうかなと思いますけれども、これまた古きよき時代かなと。


 それから、大分交通の店舎撤去問題が、大分県と大分市、別府市の三者の補助金5億数千万ではなかったかと思いますが、国道10号線の拡幅工事をするために店舎の撤去議案を決議したのが、これまた47年の12月議会だったと思います。


 いろいろありますが、なぜ私が1期のことを話すかといいますと、私の親戚が市役所の高位に2人おった。同級生四、五人が、課長クラスにずらっと並んでいる。今の議員よりも、私は1年生のときの方がやりやすかった。どっち向いても「よいよい」という以心伝心で政治ができたし、これまた古きよき時代かなと思います。


 1期が終わって、御承知のように市長選がありました。6名の市長候補が出て、結局脇屋市長が誕生したわけですが、これまた荒金市長に打って変わって積極的な方でありましたし、後世に残る仕事をたくさんしております。この庁舎も60年に竣工したのですが、事実上の初代の議長が私です。首藤節生議員の議長中に建設して、1回だけ首藤議長を議長席に座らせた、そういう経緯もございます。大変恵まれました境遇にありました。


 そして、脇屋市長3期続いた後、中村市政が誕生し、御承知のようなリコールもありました。いろいろ多難な市政運営がありまして、議会も混乱するし、御承知のように大新東進出、イエスかノーか。進出反対を唱えてきたわけですけれども、結果として大新東が観光事業から手を引くという結果になりましたから、我々のやったことがむだではなかったのかなと。大新東に売っておれば、あの土地は恐らく民間に渡っているだろう。大新東が維持できなくても不動産業者に渡る可能性が強い。後にアジア太平洋大学が進出する。これもあそこの十文字原以外に適地はないので、あのとき売っておらなかったのが正解ではなかったかなと。そして、中村市長のリコールが起こりまして、最後の羽目は私が立候補せざるを得なくなって、御承知のように負けました。しかし、このときの選挙の熱意だけはいまだに忘れることができません。


 そして、続く井上市政の誕生に尽力して、中村打倒に成功しました。井上市長もよくやってくれたが、井上市長も交代、浜田市政となりました。


 私は、連続当選、連続10位以内であったのが、最後の浜田市長と同じ選挙で、おととし初めて14位という真ん中で当選させていただきましたが、人間が勝負をかけるときは、自分を捨てて人のために働くぐらいの勇気が欲しいなと思います。


 申し上げたいことは山ほどありますが、最後に、若い議員さんに参考になればと思います。それは、議員は市民の模範であるから、悪いことはしてはいけないということです。私は、戦後、農業委員から市会議員に出て、同志の中で事件に連座した方が数名ありますけれども、私はそういうことをしてはいけないという信念で通しました。先年、某県会議員が贈収賄で逮捕されましたが、数日先に「次は村田だ」という声が町内に流れたそうです。だから、私は「いいぞ。おれは一銭ももらってないから、絶対安心だ。だれが何と言おうとも、警察が調べてくれればわかる」。そして、10カ所ぐらいふれ回したら、さっと消えてしまって、村田のうわさも飛んでしまいました。だから、絶対議員は汚いことには手を出してはいけないということ。


 それから、議員はいろんなことを頼まれます。頼まれますから、当然「嫌」とは言えません。そこで、お世話して、絶対に中間報告……、「市にお願いしたけれども、非常に難しい」とか、「できそうにない」とか、中間報告を絶対してあげないと、頼んだ方は非常に不安です。ほかの議員に頼んだ話を私に裏から探ってくれと頼まれたことがありますが、中間人がおればおるほど、中間人は両方から責められるのですね。ですから、絶対に中間報告をしてあげるという親切さが欲しいと思います。


 それから2番目に、議員は、機を見るのに敏でなければならん。柴石のトンネルが改装されたのは御承知だと思いますが、これは県道ですから、県会議員の仕事ですけれども、一向に改良されない。そこで私が、立木知事が古い庁舎のときに選挙を頼みに来た。そのときに私が立木知事に、「選挙を頼みに来ることはない。仕事さえすれば応援しますよ。例えば、柴石のトンネルは危険ということで、バスが一方通行になっている。観光都市の幹線道路が一方通行なんかあるか。あれは絶対トンネルを改良してくれ」と言って、選挙に頼みに来た立木さんに頼んで、選挙が済んで初年度調査費、次年度用地買収、3年目に完成ということがあった。


 それからもう一つ。エコーラインといって、由布山と鶴見山の間の道路が非常に荒れている。時あたかもサファリ景気で明礬道路が大渋滞。これのかえ道として脇屋市長にお願いして、道路の舗装をした。ところが、湯布院の岩男町長が県に頼んで、あれは自然道だから舗装しないという決定をしたわけです。そこで岩男頴一さんが参議院選挙に出る。これまた選挙を頼みに来た。「あなた、舗装反対なら選挙は応援せんで。どうするか」。そうしたら「後の清水町長に頼んで早速舗装させます」。いいことは自分の責任外でもどんどんやってほしいな。ただし、チャンスがあるかないかが大きな問題ですから、機を見ること敏であってほしいということです。


 いずれにしても、議員は市民の模範として立派な政治をしていただきたい。先輩いわく、「老兵は去るのみ」。これが私の最後のお願いです。ありがとうございました。(拍手)


○議会事務局長(杉田 浩君) 以上をもちまして、伝達式を終わります。


○議長(清成宣明君) 明日11日及び12日の2日間は、考案及び休日のため本会議を休会とし、次の本会議は13日定刻から再開いたします。


 本日は、これをもって散会いたします。


      午前10時42分 散会